川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)のメイキング写真が、公開された。○■映画『バジーノイズ』メイキング写真公開今回公開されたのは、清澄を演じた川西、潮を演じた桜田、陸を演じた柳俊太郎の撮影中の姿を捉えたメイキング写真。撮影の合間、カメラにピースサインをおくる川西と桜田や、インスタントカメラで撮影し合う姿、海辺での撮影で笑い合う様子など撮影ですっかり打ち解けた姿が映し出されている。そして撮影の合間もベース演奏にはげむ柳の姿も見ることができる。最初は撮影現場でも人見知りをしていた川西だったが、桜田考案の“ドキドキクイズ”を通し、徐々に緊張が解けていったそうで、撮影が進むにつれて共演者とのコミュニケーションも活発に。撮影を共にすることも多かった柳も川西を「弟のよう」とかわいがっていた様子で、最終的には「川西さんはカメラの外では、むしろ突っ込み役でムードメイカーでした」という声もスタッフからあがっていた。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年05月07日ダンス&ボーカルグループ・超特急の草川拓弥のフォトブック『辻褄』(幻冬舎)が、週間0.7万部を売り上げ、4月22日付「オリコン週間BOOKランキング」ジャンル別「写真集」で2位にランクインした。超特急のメンバーとして活躍する一方、俳優としてさまざまな作品に出演し、2022年に『みなと商事コインランドリー』(テレビ東京系)で初主演を務めた草川。2023年には『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)、『天使の耳~交通警察の夜』(NHK総合ほか)、『サブスク不倫』(MBSほか)、『SHUT UP』『みなと商事コインランドリー2』(ともにテレビ東京系)などの話題作に出演。映画では『チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』、オムニバス長編映画『みーんな、宇宙人。』への出演も決定している。本作は、そんな草川が30歳を目前に「僕ってなんだろう」と考えたことをきっかけに生まれた初のフォトブック。20代最後となる29歳の誕生日を迎えた日から撮影が始まり、東京、山梨、静岡などで撮影を敢行。これまでにないほどナチュラルな草川の姿が収録されている。『オリコン週間“本”ランキング」は2008年4月7日付よりスタート『オリコン週間”本”ランキング」ジャンル別『写真集」は2010年5月24日付よりスタート<クレジット:オリコン調べ2024年4月22日付:集計期間:2024年4月8日~14日>
2024年04月21日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新映像と場面写真が20日、公開された。○■主題歌「surge」の歌詞とリンクする新規映像「[In the Room edition]」他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田)が、マンションの管理人の仕事をする清澄(川西)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄はマンションの部屋を追い出されてしまい、そこからふたりの奇妙な共同生活がはじまる。今回公開された新規映像「[In the Room edition]」には、その共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンを収録。自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は「何弾けばいい?」と戸惑うが、潮が「なんでもええよ」と答えると、心地よさそうに音を鳴らす。主題歌「surge」の「不器用な視線が不自然に混ざるぼんやりと溶け合って感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。また、清澄と潮が真っ直ぐに見つめ合う姿が映し出されたカット、2人で同じ“海”を見つめる姿を捉えた場面写真も公開された。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会【編集部MEMO】映画『バジーノイズ』は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西拓実)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田ひより)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。
2024年04月20日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する、青春音楽コミックの実写映画化『バジーノイズ』より、新規映像[In the Room edition]と場面写真が公開された。他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田さん)が、マンションの管理人・清澄(川西さん)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄がマンションを追い出され、ふたりの奇妙な共同生活が始まる本作。今回公開された[In the Room edition]では、共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンが切り取られている。ひとり自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は戸惑うも、「なんでもええよ」と潮が答えると、心地よさそうに音を鳴らし、主題歌「surge」の「不器用な視線が 不自然に混ざる ぼんやりと溶け合って 感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。場面写真でも、2人が真っ直ぐに見つめ合う姿や、同じ海を見つめる姿が公開。監督が最新の注意を払いながらこだわったという、いまっぽさを感じさせる2人の距離感の描き方にも注目だ。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月20日映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の新入生向け特別講義イベントが1日に都内で行われ、川西拓実(JO1)、桜田ひより、風間太樹監督が登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、映画『バジーノイズ』特別講義イベントに登場MCと風間監督の呼び込みで、今春デジタルハリウッド大学に入学する新入生約320名の前にサプライス登場した川西と桜田。2人が会場後方の扉から姿を現すと、学生からは驚きの声とともに大きな歓声が上がっていた。歓声に包まれながら登壇した川西は「緊張しちゃいました~」と話し、MCから「歓声も上がってましたよ」と声をかけられると、「もうちょっと欲しかったですね(笑)」と笑いを誘う。桜田も「まさか私たちが出てくるとは思ってなかったと思う。よかったよかった!」とサプライズ成功に喜びの表情を見せた。イベントでは、新入生も参加する形で仲間や友達との交流の深め⽅を実践するクイズコーナーを実施。川西と桜田を中心に盛り上がりを見せ、終始和やかな雰囲気で進む。最後に川西は「この『バジーノイズ』という映画では、仲間との絆や出会いというものが描かれているんですが、皆さんも今隣にいる方と出会っていて、この出会いというのは本当に素晴らしいものだと僕は思います。その繋がりを大切にしながら生活してほしいなと思いますし、あとは後悔しないように自分のやりたいことを好きなだけやっていただきたいなと思います」とコメント。さらに「その鍵はこの映画に全部詰まっていると思います! ぜひ観てください!」と初主演映画もしっかりとアピールし、挨拶を締めくくった。桜田も「春は出会いの季節で、きっとこれからいろんな大変なことだったり、楽しいことだったりあると思うんですけど、絶対それは自分の人生につながると思います。周りの人を大切にして自分らしく生き生きと過ごしていただきたいなという風に思います」と新入生にメッセージを送った。
2024年04月01日俳優の櫻井海音とダンス&ボーカルグループ・超特急の草川拓弥がバンドメンバーとして歌唱・演奏する謎のミュージックビデオ(MV)が、2月下旬から都内で放映され、話題となっている。このMVは、渋谷のタワーレコードや、その向かいにあるMODIの屋外ビジョン、さらにはタクシー内動画などでの放映が目撃されている。楽曲のタイトルは「Story」で、櫻井がギター、草川がボーカル&ギター、そしてバックでandropnのメンバーが演奏していることが確認できる。X(Twitter)では、草川の公式スタッフアカウントが「MV解禁!?」というコメントとともにMVのYouTube動画をポストしたことで、一気に拡散。「タクヤさん歌ってる!」「え、どゆこと!?!全然理解出来てないんだけど?!」「映画のワンシーンとか???」など続々と反応が寄せられ、3月1日時点で9.6万再生を記録している。YouTubeチャンネルの名称は「coming soon…」となっており、MV動画の最後には「2024.03.07」という日付を表示。この日に、詳細が発表されることが予告されている。
2024年03月02日川西拓実(JO1)と桜田ひよりがW主演を務める、映画『バジーノイズ』(2024年5月公開)の特報映像とティザービジュアルが22日、公開された。今回公開されたのは「Type:清澄」「Type:潮」という2種の特報映像。「Type:清澄」では、「何もいらない。頭の中の音を形にできれば、それでいい。」と、孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄(川西)の部屋に、「君は笑って、ぶっ壊したんだ」と潮(桜田)が窓ガラスを割って入り込む。しかし、その出会いによって初めて知る“感情”が溢れてしまう清澄の様子も描かれる。「Type:潮」では、「ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」という潮が、「心の奥がギュッとなる」清澄の奏でる音楽に出会ってしまい、心が突き動かされる様子が描かれる。2人が出会い、そして航太郎(井之脇海)や陸(柳俊太郎 ※柳は真ん中が夕)との出会いも連鎖し、180度変わりはじめる清澄と潮の世界を描き、風間太樹監督ならではの、エモーショナルで切ない質感の映像を垣間見ることができる。今回、藤井風やiri、adieu(上白石萌歌)をはじめとしたアーティストのプロデュースを務めるYaffleが「music concept design」として参加していることも明らかに。劇中で流れる清澄が作る楽曲をすべて手掛けている。(C)むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年01月22日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演を務める映画『バジーノイズ』より、特報映像とティザービジュアルが到着した。今回公開された映像は2種類。<Type:清澄>では、孤独で静かな世界でひとり音楽を奏でる清澄(川西さん)の部屋に、「君は笑って、ぶっ壊したんだ」という言葉通りに、窓ガラスを割って入り込む潮(桜田さん)のシーンが印象的。その出会いによって初めて知る感情が溢れてしまう清澄の様子も。一方の<Type:潮>では、「ずっと誰かにお薦めされた物だけで生きてきた」という潮が、「心の奥がギュッとなる」清澄の奏でる音楽に出会い、心が突き動かされる様子が映し出される。ふたりが出会い、そして航太郎(井之脇海)や陸(柳俊太郎)との出会いが連鎖し、清澄と潮の世界は180度変わりはじめる。合わせて公開されたティザービジュアルは、「音楽」によって変わり出す清澄と潮を表すように、ヘッドホンをつけたふたりの姿が写し出された。なお、藤井風やadieuらのプロデュースを務めるYaffleがmusic concept designとして本作に参加。劇中で流れる清澄が作る楽曲を全て手掛ける。『バジーノイズ』は5月、全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月、公開予定©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年01月22日ジャーナリストの須賀川拓監督最新作『BORDER 戦場記者 × イスラム国』が、2024年3月15日(金) より開催される「TBSドキュメンタリー映画祭」にて「ソーシャル・セレクション」作品として上映されることが決定した。須賀川監督は、2019年から2023年までJNN外信部中東支局長として、レバノン、イラン、イスラエル、アフガニスタンといった中東各国を取材。また、ウクライナへの取材など紛争地に生きる一般市民の声を積極的に発信し続ける日本人ジャーナリストだ。2022年には、国際報道で優れた業績をあげたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。そして同年には、初の全国公開となったドキュメンタリー映画『戦場記者』を発表した。最新作では、シリア奥深くの砂漠にある難民キャンプを取材。壊滅したと思われている過激派組織イスラム国、その極めて危険な思想にいまだ共鳴する人々がいる現実を映し出す。須賀川は「戦争は、長引けば長引くほど悲惨だ。多くの人が死ぬのに、その悲惨な現実への関心は薄れていく。『私たちのことを忘れないでください』これが戦地からの悲痛なメッセージだ。戦争の負の遺産を先進国に住む私達が知ることで、未来の誰かが救われるかもしれない」と本作に込めた思いをコメントしている。<開催情報>「TBSドキュメンタリー映画祭」2024年3月15日(金)〜28日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 愛知・名古屋・センチュリーシネマ2024年3月22日(金)〜4月4日(木) 京都・アップリンク京都2024年3月29日(金)〜4月11日(木) 福岡・キノシネマ天神日程調整中 札幌・シアターキノ<作品ラインナップ >【ソーシャル・セレクション】人種や戦争、社会問題など、現代を取り巻く重要なテーマを考える今だから見るべき作品『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』『坂本龍一 WAR AND PEACE 教授が遺した言葉たち』(C)TBS音楽家はなぜ、社会発信を強めていったのか。坂本龍一が遺したもの……監督:金富隆出演:坂本龍一『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』『サステナ・フォレスト ~森の国の守り人(もりびと)たち~』(C)TBS“森の国”日本放置された末に今、「守り人」たちは……監督:川上敬二郎出演:橋本光治、橋本延子、橋本忠久、柴田君也、小林正秀、蔵治光一郎、佐藤宣子、齋藤暖生『家さえあれば ~貧困と居住支援~』※大阪・京都 限定上映作品『家さえあれば ~貧困と居住支援~』(C)MBSたとえ何度裏切られても──居住支援を続ける理由とは?監督:海老桂介出演:坂本慎治ナレーター:田村裕(麒麟)『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』※北海道 限定上映作品『102歳のことば~生活図画事件 最後の生き証人~』(C)HBC絵を描くことすらも許されない時代がかつて日本にあった監督:長沢祐出演:菱谷良一朗読:古舘寛治ナレーション:世永聖奈『リリアンの揺りかご』※福岡 限定上映作品『リリアンの揺りかご』(C)RKB「歴史の女神」は見つめているいつも愚かで不寛容な私たちを監督:神戸金史出演:リリアン・ギッシュ、植松聖、神戸金佑【ライフ・セレクション】家族の形や身体的な障害など、多様な生き方や新たな価値観を見出せる作品『私の家族』『私の家族』(C)TBSママが2人いる……丁寧に話したい、もう後悔したくないから監督:久保田智子『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』(C)TBS鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?監督:佐井大紀出演:千石まさ子、千石恵、千石美砂紀、井上安子、土田尚美、小串恵子、千石朋子、千石成美、鳥越俊太郎、千石剛賢『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』※福岡 限定上映作品『魚鱗癬と生きる ー遼くんが歩んだ28年ー』(C)RKB難病「魚鱗癬」を知っていますか?RKB報道部が伴走した軌跡監督:大村由紀子出演:梅本遼ナレーション:橋本由紀『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』※名古屋 限定上映作品『劇場版 僕と時々もう1人の僕~トゥレット症と生きる~』(C)CBC制御不能な“もう1人の僕“「ヘルプマークあっても変わらない」監督・撮影・ナレーション:柳瀬晴貴出演:棈松怜音、酒井隆成、ののか【カルチャー・セレクション】視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など、感覚を司る表現者たちやテーマを通して新たな感性に出会える『映画 情熱大陸 土井善晴』※東京・大阪・京都 限定上映作品『映画 情熱大陸 土井善晴』(C)MBSありがとう先生!ご飯作って食べるのがメッチャ楽しくなりました監督:沖倫太朗出演:土井善晴ナレーション:窪田等音楽:葉加瀬太郎『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』『最後のMR.BIG~日本への愛と伝承』(C)TBS日本を愛し、日本に愛されたバンドによる最後の別れ──監督:川西全出演:MR.BIG[エリック・マーティン(Vo)、ポール・ギルバート(G)、ビリー・シーン(B)、パット・トーピー(Ds) ]『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』『ダメな奴~ラッパー紅桜 刑務所からの再起~』(C)TBS「カッコ悪くていい」刑務所からの再起を賭けた男の物語監督:嵯峨祥平出演:紅桜ナレーション:大塚芳忠『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』『旅する身体~ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi~』(C)TBS身体的特徴も個性もバラバラ。Mi-Mi-Biの身体を巡る旅監督:渡辺匠、志子田勇出演:内田結花、KAZUKI、武内美津子、福角幸子、福角宣弘、三田宏美、森田かずよ、大谷燠、文、橋本実弥公式サイト:
2023年12月25日広瀬アリスが建築学生を演じる「マイ・セカンド・アオハル」の第9話が12月12日放送。次回の最終話に向けSNSには「拓とさや姉の2人でハッピーエンドになって欲しい」「最後は拓とハッピーエンドであってくれ」などハッピーエンドを望む声が溢れている。本作で広瀬さんが演じる主人公・白玉佐弥子は、大学受験直前にケガをして進学をあきらめ、派遣社員として30歳を迎えたところで学び直しを決意。建築の仕事をする夢を叶えるため大学生となり“人生の第二章”をスタートさせる。本作はそんな佐弥子と彼女の同級生たちを描くセカンド・アオハル・ラブコメディ。広瀬さんのほか、スイス行きを断って佐弥子と「家族になりたい」と告げた潮海大学建築学科の小笠原拓に道枝駿佑。佐弥子が以前好きだった建築家の日向祥吾に安藤政信。拓に慕われていた潮海大学卒業生の桂山キイナに伊原六花。日向の娘で、シェアハウス・サグラダファミリ家に暮らす沢島真凛に飯沼愛。ファミリ家の住人でジェンダーレス男子の峯川龍之介に水沢林太郎。ギャル系建築大生・浅田澄香に箭内夢菜。田上寛太に濱尾ノリタカ。佐弥子の社会人時代の友人・根村眞子にイモトアヤコといった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。拓が自分のためにスイス行きを断ったと知った佐弥子は、拓に別れようと告げる。「私のために将来をあきらめて欲しくない」と話す佐弥子に対し、自分を子ども扱いしていると怒る拓は、結局スイス行きを決断したうえで佐弥子と遠距離恋愛する道を選ぶ。そんな拓の選択を喜ぶ佐弥子は、拓がスイスに旅立つ前に食事に行こうと提案。拓は佐弥子のために密かに指輪を購入する。その指輪を見つけたキイナは拓に「ちゃんとプロポーズしなよ」と語りかけ「2年で戻ってきなよ」と告げる。2年後、佐弥子は35歳になる。拓を待ってる間に佐弥子が様々なことを諦めなければいけなくなるかもしれない、と話すキイナ。その言葉を受けた拓は、今度は自分から佐弥子に「別れよう」と告げるのだった…というのが今回のストーリー。この展開に「お互いを想い合っての気持ちのすれ違い...もどかしい...切ない...」「お互い好きなのに相手のことを考えて別れを告げる。切ない」などの声が上がる。そして拓が旅立ち時が流れ、物語は2026年へ。大学4年生となった佐弥子は日向から「付き合って欲しい」と告白される。海外出張する日向に佐弥子は「帰ってきたらお返事させてください」と伝えるが、日向は「抱きしめていいかな」と佐弥子をハグ。その後佐弥子が振り返ると、そこには呆然とした表情の拓がいた。このラストシーンに「絶対さ日向さん拓がいるの分かってて「抱きしめてもいい?」とか言ったでしょ」「日向さん。拓がいたから急に「抱きしめてもいい?」って言ったんだ」などの声多数。「拓が離れて日向さん急接近してきてるけど、やっぱり拓とさや姉の2人でハッピーエンドになって欲しいなぁ」「最後は拓とハッピーエンドであってくれ頼むから」「最終回はさや拓がハッピーエンドで終わってほしいな」など、SNSには佐弥子と拓が結ばれるハッピーエンドを望む声が溢れている。【最終回あらすじ】佐弥子は日向に抱きしめられる姿を拓に見られ困惑する。一時帰国で戻るところだという拓と短い会話を交わし、拓は出国ゲートの方へと去って行く。さらに卒業が目前に迫るなか、内定をもらった大手設計事務所の内定者懇親会に出席し、自分がその会社で働くイメージが持てないと落ち込む…。「マイ・セカンド・アオハル」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2023年12月13日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【前編】の今回はアーティスト同士の影響を受けたところ、交流秘話などを中心におおいに語ってもらった。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「ピーズにはずっと運命を感じていた」(峯田)――峯田さん、大森さんにとってピーズは大先輩にあたりますよね。峯田和伸(以下、峯田)そう。はるさん(大木温之)の前ではこんな話はしたことないんだけど、実は僕、ピーズに運命のようなものを感じてたの。まず、僕ははるさんの12個下で干支が一緒で、さらに誕生月も一緒なの。さらに、僕が初めて組んだバンド、GOING STEADYを始めた1997年に、ピーズが『リハビリ中断』というアルバムを出して活動停止になっちゃった。「うわ、ずっと聴いていたピーズと一緒にライブハウスで共演できるかもしれないって夢を描いていたんだけどな」と思って。マジで「ピーズと対バンする」っていうのはこの頃の目標だったからね。だから、超悔しかったけど、でもさGOING STEADYが解散することになった翌月に、今度はピーズが復活したの。峯田和伸(銀杏BOYZ)大木温之(以下、はる)俺は峯田の生まれ変わりだね(笑)。峯田そんなことがあったから勝手にはるさん、ピーズには運命を感じてるんだ。またさ、運命的な話で言うと、靖子ちゃん(大森靖子)もそうなんだ。僕はGOING STEADY解散後に、銀杏BOYZを始めたわけだけど、そのときにさ、毎晩僕にメールをくれていたのが靖子ちゃん。当時はSNSなんかなかったし、手紙以外ではメールが主流だったの。そのメールのタイトルは必ず「大森 靖子」。「峯田さんへ」とかじゃなくて、自分の名前なんだ。しかも、ちゃんと苗字と名前の間に、絶対半角開けてるっていう(笑)。そのメールが毎回超長いの。大森靖子(以下、大森)でも当時のメールって500文字しか送れんかったから、そんなに長くないよ。大森靖子峯田いや、原稿用紙1枚分と思えばやっぱり長いよ(笑)。たださ、このメールがすごく面白いんだ。当時の靖子ちゃんは高校生だったけど、書いてあることがすごく面白かった。はるそれはファンレターみたいなものなの?ライブの感想とか?峯田いや、「今日学校でこんなことがあって」「親とこんな話をして」みたいな。大森今思うと怖すぎる。恥ずかしい……。峯田いや、でも面白かったの。その頃、銀杏BOYZのお客さんからいっぱいメールをもらったけど、靖子ちゃんとか他の面白いメールはちゃんと保存してた。面白いことを考える人だなと思って。それから数年後に、あるライブをライブハウスに観に行ったの。ライブハウスって、壁にいろんなバンドとかアーティストのチラシがベタベタ貼ってあるじゃん。その中にさ、「大森 靖子」っていう名前を見つけて。「あれ、この名前どこかで見たことあるな……あ、あのメールをくれていた人かも」って。でも、そのときに思ったのは「あの人なら、バンドとかもやりかねんな」っていう。そして、やっぱりチラシの「大森 靖子」は、あの頃僕に毎日メールをくれていた靖子ちゃんだったっていう。その後もぴあのイベントで一緒にツーマンをやらせてもらったりしたけど、これも運命みたいな感じがしてすごくうれしかった記憶がある。「ピーズの音楽の中には自分がいると思った」(大森)――もちろん、大森さん、銀杏BOYZ、ピーズでは表現面での共通点もありますよね。はる「全然オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」とかそういうところは共通点なのかもね。普通、ロックって言ったら、もっとみんなカッチョ良いじゃないですか。大木温之(ピーズ)峯田でも、そういうピーズの表現みたいなところにはメチャクチャ影響を受けていますよ。歌詞とかね。長くなるから具体的には言わないけど、とにかくピーズは憧れのバンドだった。でもさ、初めてはるさんに会ったときの印象が最悪で。イノマーさん(オナニーマシーン)と一緒に本を出すことになり、その取材ではるさんに会いに行ったの。そしたらさ、指定されたのが赤羽のゲロ臭い居酒屋でさ。顔も見えないくらい真っ暗な電球の店で、闇鍋みたいなのが出てきて。「なんでこの鍋、こんなに酸っぱいんだ」と。しかも、はるさんまだ酒を飲んでた時期だから、勝手に飲んで取材になんないの。最終的にはベロベロになっちゃって、彼女が迎えに来てさ。最後は「バーカ、バーカ。お前らバーカ」って言いながら帰っていった。「なんなんだ、この人は」と。一同(爆笑)――その点、大森さんは峯田さんとアーティスト同士として出会ったときはどうでしたか?大森最初に峯田さんと話したのはいつだったかはもうわかんないんです。ずっと銀杏BOYZのライブを観に行って、追っかけ続けていて、ライブの後に話をしてもらったりもしていたので。ただ、メールを送っておきながらしばらくは名前は言わないようにしようと思っていました。自分が音楽を始めたときに「銀杏BOYZが好き」っていうことが事前にあると、「そういう人の音楽なんだ」ってことになるから、それがイヤで。でも、さっき峯田さんが言ってくれたみたいに、たまたま私の名前と活動を知ってくれて。それが自然ですごく嬉しかったです。わーいっていう感じでした。ただ、以降、峯田さんと話をするようになっても、峯田さんって日によって違うんですよね。「今日は後輩扱いだな」っていう日と、「今日はすごい距離があるな」っていう日と。峯田そんなことはないよ。――いや、大森さんが言う感じはよくわかります。峯田さんがピリピリしているときはちょっと距離があるというか。大森そう。ただ、優しいのは優しい。後輩とかを大事にしてくれる。それが私にとっての銀杏BOYZなんですけど、ピーズももちろんすごく好きで。私、自称進学校みたいな高校に通っていたんですけど、ピーズには「進学校ヤンキー」の曲とかがあって「あ、ピーズの音楽の中に、自分がいるかもしれない」と思いながら聴いていました。なんか一般に流行っている少年漫画とか少女漫画とかを読んでも、「このストーリーの中には、自分がいない」「なんか違うな」と思いながら見ることが多かったんです。でも、ピーズの音楽の中には「いる」と思って好きになりました。「ふたりとも田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じ」(はる)――ただ、はるさん、峯田さんって似ているところももちろんありますけど、性格も表現もやっぱり違いますよね。大森全然違いますね。峯田さんが歌詞で描く「女性」みたいなイメージは、自分の中に絶対いないんです。いないからこそ「私もこんなふうに歌ってくれたら良いのにな」って思いながら夢を見ることができるんですけど、ピーズの歌詞で描かれている「女性」にはなれそうな気がする。峯田なるほど。それはなんかわかる。大森だから、ピーズを聴きながらずっと土手を歩いたりとかはできると思うんですけど、銀杏BOYZの歌詞の世界には私がいないんです(笑)。ピーズと銀杏BOYZはどっちも大好きですけど、受け取り方が全然違うんです。――こういう話を大先輩のはるさんはどう思いますか。はる大先輩でもないし、どんなに若いバンドでも後輩とかも思ったことないけどね。だいたい峯田にしても大森さんにしても、田舎から出てきたアンちゃん、姉ちゃんって感じでしょ。峯田……うるさいなー、成田(はるの出身地)だって田舎じゃん。一同(爆笑)はるいや、そんなに気取った人たちじゃないっていう意味で(笑)。たとえば子供の頃から音楽の勉強をずっとやってきて、「音楽家になりました」っていう感じじゃないじゃん。それよりは田舎で過ごして酔っ払った勢いで田舎から出てきたっていう。しかも、大森さんも銀杏BOYZも対バンやったことがあるけど、同じステージに立てば先輩も後輩もないじゃないっすか。むしろ俺はズーズーしく「同い年」くらいの気分でやらせてもらっていますよ。峯田でも、すごいからね、ピーズは。はるさんがポロッと言ってくれた言葉とかをずっと覚えているし。大森ピーズは私の人生とまったく同じ年齢でもあるし。はる俺は何もすごくないよ。むしろサボってるほうだよ。全然がんばっていないし、「がんばっていないほうの先輩」という意味ではすごいかもしれない(笑)。だってさ、もっと世の中でがんばっている人たちの音楽に触れたりすると、「ああ俺はやっぱりダメだな。明らかに違う世界だ」って思うし。俺ができるのはワイルドサイドっちゅうか、土手をテクテク歩くしかできないからね。( 後編() に続く)Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日来る12月13日(水)、大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズのスリーマンでのライブが開催される。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』というイベントのもので東京・TACHIKAWA STAGE GARDENでのステージになる。各アーティストの詳細を知っている人ならわかる通り、大森靖子は銀杏BOYZとピーズに影響を受けて育った世代で、銀杏BOYZの峯田和伸はピーズに影響を受けて育った世代だ。いわば3世代の夢の共演と言っても良いものだが、その長兄と言っても良いピーズの大木温之は「まぁ『全然オシャレじゃない日本語の歌』でがんばるという意味では共通点かもしれないね」と照れくさそうに笑う。ここでは、その言葉通り「全然オシャレじゃない日本語アーティスト鼎談」と題し、彼らの共通点とライブにかける思いを、大森靖子、峯田和伸、大木温之の三者に語ってもらい、【前編】【後編】でお届けする。【後編】の今回は3アーティストにとってのライブとは何かと、12月13日のステージにかける思いを聞いた。ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』チケット情報はこちら()「今度のライブはちょっとやりづらそうです(笑)」(大森)―― 【前編】() では「俺はサボってる」と言っていたはるさんですが、ライブはサボらないですよね。大木温之(以下、はる)本当はさ、「電気を使って音を出す」っていうことを人を集めてやっていいのかなって思ってる。もっと完成度の高い音が出せれば良いけど、なかなか上がらないし。もう40年近くやっていても、「すごい良かった」っていうライブなんてせいぜい7〜8回くらいじゃないかなって思うよ。それは自分の精進不足、技術不足だから。そういう意味でのライブの完成度は高めていきたいとは思ってる。でもさ、その点、大森さんとか峯田とかはすごいなと思う。全力でちゃんとやるんだけど、終演後にはちゃんと「お疲れさまでした」って帰れるじゃん。それで周りにいる事務所の人たちもご飯を食べられるわけで。俺なんか、「うわ、ちょっと今ヤバい。悪いけど、周りの人を食べさせられないわ」って思うと、自分から逃げちゃう。「俺もうヤメるから」って、これまで何度も逃げてきたからね。根っこはやっぱり変わりませんよ。中途半端。そう考えるとさ、曲作りとかは一生懸命作るけど、ライブはそこまでがんばっていない気がする。だって、俺はまだステージでチンチン出したりしていないじゃん。やっぱり最終的にはチンチン出さないとライブじゃないでしょ。大木温之(ピーズ)峯田和伸(以下、峯田)かつてはそんなこともありました。はるチンチンは出したから、今度はケツ穴を見せてみたら?でもそうなるとケツ穴の周りにあるケツ毛をどう処理するとかの問題が出てくるから難しいかもしれないね。峯田なんなんだよ、マジでよー(笑)。ただ、ケツ毛ってよく考えてみたら、ケアとかしたことないですね。最近爪が伸びるのが早いのが悩みなんだけど。大森靖子(以下、大森)汗をかくと爪が伸びるのが早くなるみたいですよ。だから、夏場は爪が伸びやすい峯田そうなんだ。今度カレンダーに爪切った日を書いておこうかな。――ライブからケツ毛や爪に飛躍しましたけど、12月13日のライブは何か考えていることはありますか?セッションとかもあるんですよね?大森それが難しそうだなって。はるさんの前の自分と、峯田さんの前の自分を変えてきているんで、そこがちょっとやりづらそうです。「お客さんのことを気にするところがはるさんらしい」(峯田)――どういうことですか?大森いや、はるさんの前では普通に可愛い女の子できるけど、峯田さんの前ではちょっと無理です。峯田化けの皮をかぶってるの?猫かぶってるみたいな?大森うーん、峯田さんの前だと「ちゃんとミュージシャンにならなくちゃ」「すごい面白いことを言わなくちゃ」みたいな感じで、結局無駄なことをいっぱい喋って終わるみたいな感じが多いですね。「なんであんな無駄な話をしちゃったんだろう」って思いながら、いつも帰っていきます。大森靖子――その意味では、大森さんのステージとセッションは特に面白そうですね。はるライブじゃなくて、みんなの座談会だったら面白かったかもしれないよね。一同(爆笑)はるただ、今度のライブは、お客さん同士が仲良く過ごせてくれたら良いなと思う。だって大森さんのお客さん、銀杏BOYZのお客さん、ピーズのお客さんってことで言うと年齢の幅が広いし、男子と女子でリズムも違うだろうし。みんな仲良くしてほしいなと思う。峯田そういうことを気にするのもはるさんらしいな。この前さ、山形のイベントでピーズと一緒になったの。出演者が泊まる旅館がみんな一緒だったんだけど、僕は誰よりも先に風呂に入りたかったからすぐに旅館に行って、風呂場に行ったら、はるさんがひとりで先に入ってて。峯田和伸(銀杏BOYZ)はるへっへっへ。一番風呂は私だ!峯田すごい気まずくてさ(笑)。フルチン同士で何喋ったらいいかわかんねぇし。そのときもお客さんの話ばっかりしてた。「お客さんの年齢層が上がって、おとなしくなっちゃってる」とか言って。はるあの日は最前列あたりでグッタリしているオバサンとかがいたからね。峯田いや、あの日は弾き語りだから大人しく聴くのが正解なんですよ。何を言っているんですか(笑)。でも、今度のライブでは靖子ちゃんもピーズも初期の頃の曲から最新の曲までまんべんなく演奏してくれたら個人的にはすごくうれしい。すごく楽しみだもんな、靖子ちゃんのセットリストもピーズのセットリストも。ちょっと前の靖子ちゃんのライブでは初期の頃の曲をやっててさ、これがすごくうれしかった。「うわーやるんだー」と思って。大森たぶん今度のライブは初期のも最近のもまんべんなくやると思います。峯田だとしたらすごくうれしい。古いのも最近のも好きな曲がいっぱいあるからね。銀杏BOYZもたぶんそうなると思うけど、まんべんなくやってくれるほうがお客さんもより楽しめると思うし。はる曲は子供のようなものだからね。どの時期に生まれた子供でも差別なく全員かわいいでしょ。だから、ピーズもどの曲も等しくかわいがっていますよ。いつかこの曲たちでオペラができるといいなと思っていますよ。「みんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う」(はる)――最後に改めて12月13日のライブへの思いをお聞かせください。大森日が暮れて終わっちゃわないようにしたいですね。ずっと楽しい時間になれば良いなと思っています。あと、私、東京に初めて出てきて住んだのが小平で、立川駅をよく使ってたんですよ。そういう意味でもすごく楽しみです。はる今度のライブにどれだけのお客さんが集まるかわからないけど、集まったらたいしたもんだなと思って、こっちも楽しみに出かけますよ。南武線を使って。でも、12月13日は普通に平日だからね。大森さん、峯田、俺の3人でがんばってステージでゴロゴロしないと。「こんなのもう観られない」「なかなかないのが観られたからもういいや」ってみんなに諦めてもらえるくらいの時間になったら良いなと思う。でも、TACHIKAWA STAGE GARDENってメチャクチャ綺麗な場所らしいね。美術館みたいな会場らしいから、俺は観光気分で行きますよ。楽しみ楽しみ。峯田絶対面白いと思う。確かにはるさん、俺、靖子ちゃんで10個ずつ離れてるから「3世代」ってことも言えるけど、どのバンドのお客さんも全部楽しめるんじゃないかと思う。「オシャレじゃない日本語の歌でがんばる」っていうのはピーズから始まってるけど、そこにもある価値観がある。たぶん、俺も靖子ちゃんもそこに影響を受けているので、面白がってもらえると思います。はる今回のタイミングは本当に良かったよね。みんなが元気なときに一緒にやれて。そろそろ俺なんかヤバいからね。良かった良かった。……ただ、立川だからね。熊とか出ないか心配ではあるけどね。峯田出ねぇよ(笑)!Text:松田義人(deco)Photo:石原敦志<公演情報>ぴあpresents『dabadabada vol.2 -Re:Re:Re:Live-』12月13日(水) 東京・TACHIKAWA STAGE GARDENOPEN17:30 / START18:30出演:大森靖子、銀杏BOYZ、ピーズ【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場):6,900円(税込)2-3F指定席(階層指定不可):6,900円(税込)()関連リンク大森靖子 公式サイト:銀杏BOYZ 公式サイト:ピーズ 公式サイト:
2023年12月07日広瀬アリス主演「マイ・セカンド・アオハル」の7話が11月28日放送。佐弥子に対し素直に謝罪する拓の姿に「すぐに謝れるようになったの成長」など、視聴者から賞賛の声が続々と送られている。本作は大学受験当日にケガをして進学を断念、OL生活を続けていた主人公が30歳を迎え学び直しを決意。建築の夢を掴むため大学生となって恋に、勉強に、夢に奮闘する姿を、笑いあり、涙あり、胸キュンありのオリジナルストーリーで描くセカンド・アオハル・ラブコメディ。キャストは主人公の白玉佐弥子に広瀬さん。建築の才能に溢れる潮海大学建築学科の小笠原拓に道枝駿佑。佐弥子と拓が同居するシェアハウス・サグラダファミリ家の住人、沢島真凛に飯沼愛。同じくサグラダファミリ家に暮らすジェンダーレス男子の峯川龍之介に水沢林太郎。寛太が気になるギャル系の浅田澄香に箭内夢菜。ファミリ家のムードメーカー・田上寛太に濱尾ノリタカ。サグラダファミリ家で暮らしていた桂山キイナに伊原六花。佐弥子のOL時代の親友・根村眞子にイモトアヤコ。佐弥子の初恋相手で真凛の父の建築家・日向祥吾に安藤政信といった顔ぶれ。6話は佐弥子と拓は結ばれるが、そのことはファミリ家の住人たちの知るところとなり、恋愛禁止のルールに従い拓は新たな家を探すことに。拓からはっきり付き合って欲しいと言われてなかった佐弥子だが、キイナの力添えもあり正式に交際を始める。そんな折、佐弥子はバイト先の家で不審な男性と遭遇。なんとその男性は建築界の世界的巨匠・真保誠(石丸幹二)だった…という物語で、「俺の彼女になってよ」と告白する拓の姿に「こんな告白されてみたいわ~」「道枝くんの告白が…ま、まぶ、まぶしい」などの反応が送られた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。続く今回の7話では、自分がリノベした物件を真保に褒められた佐弥子が、その事を嬉しそうに拓に話すが拓は「あんな奴の言うことを鵜呑みにするなんて」と複雑な表情を浮かべる。それに対し佐弥子は「拓は特別な人間だから、自分みたいな凡人の気持ちがわからない」と怒り、拓の部屋から出ていく…という展開に。その後ファミリ家に帰った佐弥子の前に拓が現れ、佐弥子の夢を否定するような発言をしたことを謝罪。真保が自分の父であることを明かして、「佐弥子さんがあいつと会って嬉しそうだったのが嫌で、いじわるを言ってしまいました。ごめんなさい」と謝る…。「拓、すぐに謝れるようになったの成長すぎて泣ける」「拓、すぐにちゃんと謝れて偉いぞ。好き!」など、この謝罪に視聴者からは賞賛の声が送られる。一方で「拓の気持ちわかるなー。好きな人に自分の嫌いな奴褒められるのめちゃめちゃ気分悪いからな」と拓の想いに共感する声も。その後、佐弥子の元に真保からレセプションパーティーの招待状が届き、佐弥子は真保がいることを知らせず拓を誘う。現地で対面した真保と拓は、周囲の人々などお構いなしに口論を始めるのだが、2人を止めようとしつつも発言に心の中でツッコミを入れまくる佐弥子にも「修羅場なのに漫才してて草 こういうとこ本当に好きwwww」「さや姉のツッコミが面白すぎて、2人のケンカ内容入って来んwww」「シリアスな空気ピリピリになるはずやのにツッコミがおもろすぎてフフフッてなったww」などといった感想が続出している。【第8話あらすじ】サグラダファミリ家では佐弥子の学内コンテスト入賞の祝賀会が開かれていた。大いに盛り上がるなか話題は結婚や将来のことに。拓が年下ということもあり、デリケートな話題にヒヤヒヤする佐弥子だったが、拓は心ここに在らずといった様子。拓はスイスの有名建築家からのオファーに答えを出せずにおり、佐弥子と遠距離になるのが不安でひとり悩む拓だったがついにある決断をし…!?「マイ・セカンド・アオハル」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2023年11月29日門脇麦が主演を務め、永瀬廉(King & Prince)、大森南朋の共演による日本テレビ系日曜ドラマ「厨房のありす」が、2024年1月にスタートすることが決定。キャストからコメントが到着した。主演は、2023年1月期の水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」でも主演を務め、確かな演技力で映画・舞台でも幅広く活躍中の門脇麦。彼女が演じる主人公は、「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の料理人、八重森(やえもり)ありす。「自閉スペクトラム症」(ASD)とは、社会的なコミュニケーションに困難がある、空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがあるなど、多種多様な特性のみられる発達障がいのひとつ。主人公のありすは、自閉スペクトラム症の特性からこだわりが強く、人とのコミュニケーションは苦手。しかし、驚異的な記憶力の持ち主で、特に大好きな化学においては膨大な知識を持ちあわせている。食材の栄養素や調理工程の化学変化の知識から、それぞれの客に合った、おいしくて癒やされる“やさしいごはん”を作り出す天才料理人。そんなありすの料理店「ありすのお勝手」にバイトとして転がり込む謎の青年、酒江倖生(さかえ こうせい)役には、数々の映画・ドラマで主演を務め、俳優としても活躍する永瀬廉(King & Prince)。一見、すれていて無愛想な倖生だが、根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添っていく。そして、ありすの父親で、有機化学を教える大学教授、八重森心護(やえもりしんご)役を演じるのは、2002年1月期放送の「続・平成夫婦茶碗」以来、22年ぶりの日本テレビ出演となる大森南朋。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた“ゲイのお父さん”心護の想いとは…?今作は、映画『そばかす』や、ドラマ「スイートモラトリアム」監督・脚本、「かしましめし」脚本などを手がけた舞台演出家、映画監督でもある玉田真也脚本のオリジナル作品。それぞれの登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もあり、その事件とは、ありすの家族、出生の秘密と深く関わっている。25年前、なぜ心護は、ありすを一人で育てることになったのか?そして、突然店に現れた倖生にも、ある目的があった。複雑に絡み合った人間関係にも注目となっている。門脇麦&永瀬廉&大森南朋よりコメント到着門脇さんは「私自身も大好きなお料理がたくさん出てくるドラマです。私が演じるありすは自閉スペクトラム症でコミュニケーションを取るのは苦手だけど料理で人と繋がりたいと、不器用ながらに一生懸命な女の子です」と役柄を説明。「脚本家の玉田さんが紡ぐ、どうしたってほっとしてしまうセリフや、胸が温かくなるストーリーが冬にぴったりの、心がほっこりするドラマになるのではないかと今からワクワクが止まりません」と期待を込めて語る。また、永瀬さんは「初めてご一緒する門脇さん、一度共演させて頂いている大森さんとのお芝居を、そして美味しい料理を、精いっぱい楽しみたいと思います!」とコメント。演じる倖生について、「人との距離の取り方が不器用で、不愛想に見られがちな感じですね。僕も結構、人見知りですが本当は寄り添いたいタイプ(笑)。でも、寄り添いたい気持ちが相手にうまく伝わらなかったりするところが、倖生と似ているかもしれないです」と明かした。大森さんは「ドラマに出てくる料理も楽しみにしていてください! 」と語り、「素晴らしい面白いキャストが集まっています。このメンバーでどんな化学反応を起こせるか、とてもワクワクしています。色々な謎が途中で明かされていくところも大きな見どころになりますので、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントした。プロデューサー・鈴間広枝は、「制作にあたり、たくさんの当事者の方々、ご家族、医療・福祉関係の皆さまが取材にご協力下さいました。本当にありがとうございます。共通する想いは『ちゃんと知ってほしい』ということ。その想いを大切に、脚本の玉田真也さんと、素晴らしいキャストの皆さまと共に、スタッフ一同、1シーン1シーン丁寧に制作して参ります」と語っている。新日曜ドラマ「厨房のありす」は2024年1月、毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月20日短時間で達成感と効果を実感できるスタジオコナミスポーツ株式会社は2023年12月8日(金)に、マシンピラティススタジオ『Pilates Mirror 大森』にオープンします。『Pilates Mirror』は天井に鏡を設置したスタジオで、専用マシン「リフォーマー」を使いながら効果的に身体を鍛えていきます。1レッスンは30分です。少人数制のため、インストラクターから細やかなサポートが受けることができます。『Pilates Mirror 大森』の住所は東京都品川区南大井6-28-12ヒューリック大森ビル1階です。営業時間は平日が7:00から21:00まで、土日祝が8:00から18:00までとなっています。オープン前キャンペーンは10月23日(月)から12月7日(木)まで、無料体験会は11月22日(水)から12月7日(木)まで実施します。成城学園前には2024年1月にオープン『Pilates Mirror 成城学園前』は2024年1月6日(土)にオープンします。所在地は東京都世田谷区成城6-16-18カサド成城1階、営業時間は平日が7:00から21:00まで、土日祝が8:00から18:00までとなっています。10月23日(月)から1月5日(金)まで、オープン前キャンペーンを実施。無料体験会は12月13日(水)から1月5日(金)までを予定しています。(画像はプレスリリースより)【参考】※コナミスポーツ株式会社 ニュースリリース※Pilates Mirrorオフィシャルサイト
2023年11月04日気になるあの人の美容話。今回は、超特急の草川拓弥さんです。荒れてしまった時期もあるけれど、今では肌に自信が持てるように。メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーとしての活動に加え、俳優としても活躍している草川拓弥さん。多忙な中でも輝く美肌をキープしている彼の、美容に対するこだわりは?「中学生の頃からドラッグストアが好きだったんです。ただ、当時興味があったのはシャンプーやトリートメント。買ってはすぐ飽きて…を繰り返して、母親によく怒られていました(笑)。スキンケアを意識したのは、グループの活動を始めた高校生の時から。メイクをした状態で汗をかいたりもするので、肌がビックリして荒れてしまって…。メイクさんに教えてもらいながらいろいろなスキンケアを試す中で、少しずつ肌の状態が落ち着いてきました」努力の結果、“グループ内で美肌なのは?”の問いに「僕かな(笑)」と答えるほど自慢のパーツに。「もちろんみんな綺麗だけど、僕も負けてない気が(笑)。ファンの方に『スキンケアは何を使ってる?』と聞かれることもあるんですよ。今は朝と夜で使うものを若干変えていて、夜はイプサの導入液化粧水美容液化粧液クリームでしっかりと。朝は時間がないので化粧水化粧液クリームですませることが多いですが、最近シミが気になり始めたので日焼け止めも必ず塗るようにしています」現在28歳の草川さん。今後強化したい美容は?「メイクさんが持っているブラシ型の美顔器がすごく気持ちが良くて。毎日使ったらどのぐらい効果があるんだろう…と気になっています」Favorite ItemsA 右・「バシャバシャ使えるのに、保湿&肌荒れ対策ができて優秀」。イプサ ザ・タイムR アクア[医薬部外品]200ml¥4,400左・「肌状態に合わせて1~8まで揃う化粧液」。イプサ ME 4[医薬部外品]175ml¥7,150(共にイプサ TEL:0120・523・543)B「サラッとした使用感がお気に入り」。ニベアUV ディープ プロテクト&ケア ジェル SPF50+・PA++++ 80g¥1,078*編集部調べ(ニベア花王 TEL:0120・165・699)C「サッパリ感があるので、夏場は特に大活躍」。クナイプ バスソルト ローズマリー&タイムの香り 850g¥2,640(クナイプ TEL:0120・428・030)Takuya’s Beauty Rules1、週1ペースでスクラブを使ったボディ磨きを実践。「週に1回、イソップのスクラブで体の古い角質を取り除いています。肌がすごくツルツルになるし、清涼感がある香りで気持ち的にもスッキリ!ボディがリセットされる感覚になります。お風呂上がりに塗るボディクリームもイソップを愛用」2、歯は一生モノ!だから歯磨きは毎回10分以上。「歯の重要性に気づいて以来、毎回10分以上かけて歯磨きをするのがルール。朝はその時間を逆算して起きます。毎日のマウスウォッシュや歯間ブラシはもちろん、歯の着色を避けるために大好きなコーヒーもストローで飲んでいます」3、ディフューザーや香水など香りものにはこだわりあり。「ヒノキ系の落ち着く香りが好きなんです。香水はイソップのヒュイル、ホームフレグランスだと無印良品のウッディもよく使います。普段メンバーと美容の話はあまりしないけれど、香水に関しては“何使ってる?”とお互いに聞き合うことも」くさかわ・たくや1994年11月24日生まれ、東京都出身。2008年に俳優デビューし、多数の作品に出演。メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーとしても活動中。12月には神奈川・大阪にてアリーナツアーを予定している。ハーフスリーブシャツ¥38,500中に着たロングスリーブトップス¥33,000(共にランディ/ダフ TEL:03・6303・2591)パンツ¥24,200(カイコーcontact@kaiko-official.com)イヤカフ¥14,300(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777)イヤリング 各¥11,000(ライオンハート/シアン PR TEL:03・6662・5525)※『anan』2023年10月25日号より。写真・Nae.Jayスタイリスト・番場直美ヘア&メイク・向井大輔取材、文・真島絵麻里
2023年10月22日林翔太、寺西拓人W主演によるブロードウェイ・ミュージカル「ロジャース / ハート」。9月30日(土)の幕開けを控えた9月下旬、稽古場の模様が公開された。1997年にアメリカで初演された本作。ニューヨークのブロードウェイで1920年代から40年代にかけて活躍した作詞家ロレンツ・ハートと作曲家リチャード・ロジャースのコンビの栄光の軌跡を描く。この日の稽古で行われていたのは第一幕の三場で1929年、2人が司会を務めるラジオ番組「ロジャース&ハート・アワー」の収録の模様を描いた場面。予定にはないゲストが飛び入りで歌ったかと思えば、来るはずの大物ゲストが到着せず、慌てて本人になりすました代役を立てて乗り切ろうとするなど、生収録のラジオ番組ならではのドタバタ模様がコミカルに描き出される。全編を通して実に39曲(!)もの楽曲が歌われるが、このラジオ収録の場面でも次々とヒットナンバーが登場。独身最後の夜を高らかに歌い上げる「This Is My Night To Howl」や彼らの人気と評価を決定づけた名曲「Manhattan」などが披露され、彼らの売れっ子ぶりがわかるシーンとなっている。続く四場は1932年。2人はハリウッド進出を控えており、ニューヨーク・ハーレムにあるハートの自宅で、ミュージカルの仲間たちを呼んでパーティを開いている。今年7月に亡くなったトニー・ベネットとレディ・ガガが2011年にデュエットで歌ったことでも話題を呼び、日本でも椎名林檎などがカバーしている、気まぐれな、強く生きる女性像を歌い上げる名曲「The Lady Is A Tramp」をはじめ、ここでも次々とヒットナンバーが登場し、男たち、女たちが入れ替わり立ち替わり、歌とダンスで魅せる。2018年に本作でロジャースを演じ、舞台初主演を務めた林が今回はハート役で、ロジャースとはまた違った、自由奔放に見えて、どこか心に陰を持つ天才作詞家を演じており、この三場では想いを寄せる女優のペギー(凰稀かなめ)に気持ちを伝えるのだが…。一方、寺西が演じるロジャースも、女優のドロシー(壮一帆)への恋心を自覚するが、ドロシーのほうは自らの胸の内にわき上がる思いを「恋のはずがない!」と打ち消そうとする。そんな2人が正反対の歌詞で歌うのが「This Can’t Be Love」。続く五場で、ロジャースとハートがしっとりと歌い上げる「My Romance」と共に前半の見せ場となっている。林、寺西をはじめ、今回から出演となる凰稀、壮ら、実力派のキャストによる名曲ぞろいの上質のミュージカルとなっており、幕開けが待ち遠しい。「ロジャース/ハート」は9月30日(土)より有楽町よみうりホールにて上演中。その後、金沢・大阪公演あり。
2023年10月06日俳優の大森南朋と女優の広瀬アリスが出演する、キリンビール・スプリングバレーの新CM「クラフト入門 赤白」編が、4日より放送される。新CMでは、大森と広瀬が夫婦役でCM初共演。妻・広瀬がクラフトビール未体験の夫・大森に、2種類のビールの色が異なることや、味の違い、相性の良い料理との食べ合わせなどを紹介する。大森と広瀬は現在放送中のドラマで共演中ということもあり、撮影は終始和やかな雰囲気で進行。休憩中には互いの出演作品や、海外ロケなどの話で盛り上がり、2人とも元々プライベートで今回の商品を飲んでいた事実が明らかになると「まさかそのCMに出られるとは」「嬉しいですよね」とトークに花を咲かせていた。■大森南朋&広瀬アリスインタビュー――キリンのクラフトビール「スプリングバレー」の新CMに出演した感想をお聞かせください。大森:別のドラマで共演している流れもあったので、割と安心して現場に入ることができました。広瀬:私も安心して入りましたが、現代の格好をしているのが、ちょっと気恥ずかしいというか。大森:たしかに。ずいぶん古い時代の衣装でしかお会いしていないので、目が合って笑顔で、みたいな感じは、シーズン4ぐらいにならないと。さすがに、今はまだちょっと照れくさいですね。広瀬:ポイントの時だけ、パッと目を合わせて、すぐそらしちゃうという(笑)。大森:お互いにまだそういうところがあります。――「豊潤<496>」と「シルクエール<白>」2種類のクラフトビールを飲んでみて、いかがでしたか?広瀬:全然印象が違って、日常がちょっとした贅沢な時間になりますよね。大森:コクがあるのと、スッキリしているのと飲み分けられるので、これからの季節にピッタリじゃないですか。実は二人とも普段から飲んでいたんですよ。広瀬:はい。私も普通に買って、飲んでいました。大森:だから、まさかこうしてCMに出演させていただけるなんて、ありがたいというか。広瀬:最高です!大森:ありがたき幸せです(笑)。――「豊潤<496>」「シルクエール<白>」をどんな方に飲んでほしいですか?広瀬:料理される方にはすごく良いと思います。大森:仕事後の1杯に飲むのが一番良いんじゃないですか。今日は赤にするか、白にするかという楽しみ方もできるので。広瀬:選ぶのも楽しい。――クラフトビールでの新しいビールの楽しみ方を伝えるCMにちなんで、新しく挑戦したいことは?広瀬:仕事でしか海外に行ったことがないので、プライベートでも行ってみたいと思います。海外でオススメの場所はありますか?大森:一回ハワイに行った方がいいんじゃないですか。楽しいと思いますよ。広瀬:いいですね。いつか。大森:いつかじゃなくて、すぐに行きましょう(笑)。広瀬:行ってみたいです、ハワイ。両親、家族と。大森:僕は少しだけ料理を作ることがあるんですけど、そろそろガッツリ取り掛かりたいと思います。「スプリングバレー」を飲みながら、というのは、どうでしょうか?広瀬:あははは。いいですね!――赤の「豊潤<496>」、白の「シルクエール<白>」と合わせて、一緒に食べたいものは?大森:僕は今回のCMでスペアリブを食べさせていただいたんですけど、やっぱり赤には赤身系のお肉が合いますよね。焼肉やステーキを食べながら、「豊潤<496>」を飲みたいと思います。広瀬:私はCMでアクアパッツァに白をいただいたのですが、スッキリしているので、夏の食事に合うと思いました。お口の中がサッパリするので、素麺とかも意外と合うのかなと思います。大森:お刺し身とかもいいですね。広瀬:絶対合いますね。――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。大森:僕自身、クラフトビールってこんなに楽しいビールなんだと驚きながら撮影しました。多くの方にその魅力が伝わればいいなと思っています。広瀬:今回、スプリングバレーの新しいCMに出演させていただき、クラフトビールの色とか、味とか、食べ合わせとか、たくさんの魅力を夫の大森さんと一緒に伝えています。ぜひ皆さんも、一度お試しください。
2023年08月03日陶芸家・金継ぎ師・ガラス工芸師などの肩書をもつ「セラミックアーティスト」中野拓のアトリエで体験できる「簡易金継ぎ体験」のチケットが、前日・当日のチケット販売を行う「TKTS」4店舗(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)で発売中です。TKTSにてチケット発売中 流行の最先端エリア表参道で世界が注目する伝統工芸のニューウェーブ中野拓が創発する「コンテンポラリーセラミックアーツ」簡易金継ぎ体験<江戸小紋の豆皿コース>時間:約90分受講料、材料費、全て込み:¥7,350(一人)※2名以上でご予約お願いします。※1名様でご予約の場合は、明治大正骨董品コースをお申込みください。金継ぎを施した豆皿は、観賞用持ち帰りケースに入れてその日にお持ち帰りできます。<明治大正の骨董品(日本酒器)コース>時間:約90分受講料、材料費、全て込み:¥12,250※1名様よりご予約いただけます。公演ホームページ 期間:2023年6月23日 (金) 〜2024年3月31日 (日)場所:中野拓アトリエ(東京都港区南青山3丁目8-2)【取扱店舗】TKTS 東急歌舞伎町タワー(東京都新宿区歌舞伎町1丁目29-1東急歌舞伎町タワー1階エントランス前)TKTS 渋谷(東京都渋谷区道玄坂2丁目1-1SHIBU HACHI BOX内)TKTS 浅草文化観光センター(東京都台東区雷門2-18-9浅草文化観光センター1階)TKTS 丸の内東京シティアイ(東京都千代田区丸の内2丁目7-2KITTE地下1階)中野拓プロフィール流行の最先端、表参道(東京)にスタジオを構える異色の陶芸家。独自の世界観を器づくりに置き換えることにより、「誰も見たことが無い器」を生み出し続けている。陶芸家だけでなく、金継ぎ師、ガラス工芸師としての一面も持つ。類い稀な「セラミックアーティスト」。日本をはじめ世界でも類を見ない流行の最先端エリア表参道の空気と呼応し、日々新たな創作を生み出している。日本経済新聞「NIKKEI The STYLE」「世界が注目する、伝統工芸のニューウェーブ」と紹介。【中野拓経歴・実績など】 TKTSについて1973 年に NY タイムズスクエアにオープンした、ミュージカルや演劇の公演チケットを当日・翌日分限定で割引販売するチケット販売ブースです。当社はニューヨークで「TKTS」を運営する「Theatre Development Fund」から 2019 年に公認を受け、同年 8月29日(木)に日本版「TKTS」の運営を開始しました。現在は渋谷駅ハチ公前広場など全国に8店舗(東京7店舗・福岡1店舗)を展開しています。当社はこの「開演直前までの販売」「割引価格」という特長を通して、どんな方にもライブエンタテインメントをもっと気軽に楽しんでいただける世の中を作り、「今日観劇しよう」を当たり前にすることをミッションとしています。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月19日永瀬廉(King & Prince)、杉咲花、北村匠海が共演するノンストップ・トライアングル・ミステリー映画『法廷遊戯』に、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋が出演することが分かった。今回発表された4名が演じるのは、主人公の「セイギ」こと久我清義(永瀬さん)、織本美鈴(杉咲さん)、結城馨(北村さん)と共に前代未聞の謎を展開していく人物たち。柄本さんが、セイギらが通うロースクールの教授奈倉哲。生瀬さんが、セイギの過去を知る弁護士・釘宮昌治。筒井さんが、警察官で馨の父親・佐久間悟。大森さんが、物語の重要な鍵を握る何でも屋・沼田大悟を演じ、4名が作品にさらなる深みを与える。場面写真からも、不可解や怪訝な面持ちでただならぬ雰囲気が漂っている。<キャストコメント>・柄本明この作品は法律、法廷を舞台にあっち行ったりこっち行ったりと二転三転していき、永瀬さんはじめ若手俳優の方々がどったんばったん暴れまくるスリルサスペンス劇であります。安心のない不安のままに真っ当に進んでいくお話しです。どうか楽しんでください。・生瀬勝久今回は出演がワンポイントでしたのでできる限りリアルに、演じすぎることのない様に、集中して演じました。観てください。・筒井道隆素晴らしい作品に参加させていただきありがとうございます。現場は穏やかで居心地が良かったです。人とは何だろうと考えさせられる作品でした。・大森南朋脚本を読ませて頂いた時からまるで掴み所のない役だと感じてまして現場に向けて準備をしながら掴み所を一生懸命、探してみたのですが上手く見つからず。結局、何も掴めないまま現場に入ってみたところ。深川監督からまた掴み所のないような演出を頂きながら、何とか完成した掴み所のない役でした。これがまた何故だか楽しかったのです。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年06月07日主に木と金属を素材とし、実在するものから架空のものまで命あるものをテーマに、神秘的かつリアルな作品を制作する彫刻家・大森暁生(おおもりあきお/1971年〜)。関東の美術館では初となる大規模個展が、横浜のそごう美術館で、6月3日(土)から7月9日(日)まで開催される。1996年に愛知県立芸術大学を卒業後、籔内佐斗司(やぶうちさとし)工房で修業を積んだ大森は、独立後は国内外のギャラリー、百貨店、アートフェア、美術館などで作品を発表すると同時に、ファッションやテレビなど異分野とのコラボレーションにも積極的に取り組んできた。同展は、初期作から最新作まで約100点の作品で、多彩な活動を展開する大森の創造の軌跡を紹介するものだ。大学の卒業制作《カラスの舟は昇華する》といった初期作や、《ぬけない棘のエレファント》といった代表作に加え、ファッションブランドとのコラボレーション作品が並ぶのも興味深い。また、ドラマや映画への作品提供も多い大森は、今年の1月クールの日曜劇場「Get Ready!」(TBS)に代表作《死に生ける獣―Babirusa―》を提供したことでも話題を呼んだ。同展では、そのほか、「ルパンの娘」(ドラマ版・フジテレビ/劇場版・東映)への提供作も見ることができる。大きな見どころのひとつは、大森が10年をかけて取り組んだ「完全版大日如来坐像制作プロジェクト」の成果が公開されること。この大日如来坐像は、約1200年前に空海が東寺のために造像し、15世紀に焼失したもの。空海の定義をもとに自身の解釈を加えた大森は、10年をかけて、その幻の大日如来坐像を完全な姿で蘇らせ、この10月に香川県の讃岐國分寺に奉納を予定している。今回は、奉納前の大日如来坐像の本尊仏頭とともに、本尊を支える8体の獅子像のうちの4体が特別に公開される貴重な機会となる。また同展では、作品や彫刻家という仕事に対する大森の思いが、言葉として作品とともに紹介されるという。今にも動き出しそうなリアルな生き物たちが、神秘的な霊気を帯びて感じられるのが大森の作品の魅力のひとつだ。その作品の数々を間近で見ながら、作家の言葉にも耳を傾けたい。<開催情報>『霊気を彫り出す彫刻家大森暁生展』会期:2023年6月3日(土)〜7月9日(日) ※会期中無休会場:そごう美術館時間:10:00~20:00(入館19:30まで)料金:一般1,000円、大高800円公式サイト:
2023年05月25日草川拓弥(超特急)と西垣匠の年の差胸キュンラブストーリー「みなと商事コインランドリー」が、この夏、実写ドラマのシーズン2を放送することが決定した。古びたコインランドリー「みなと商事」を祖父から引き継いだ湊晃(草川拓弥)は、相変わらずのんびりと店を営んでいた。そんな中、10年越しの想いを叶え、晴れて湊と両想いになった恋人・香月慎太郎(西垣匠)が訪れる。付き合い始めて3か月近く経つが、湊は慎太郎のペースに乗せられっぱなし。とはいえ、甘やかな日々を過ごしていた2人だったが、新たな試練が訪れる――。「ジーンピクシブ」で連載中の漫画を原作とし、昨年放送された「みなと商事コインランドリー」は、草川さん演じる古びたコインランドリー管理人のアラサー男子と、西垣さん演じるまっすぐでピュア過ぎる高校生の物語。みなと商事コインランドリー 1 (ジーンピクシブシリーズ)画像:amazon.co.jp今回放送が決定した続編では、まっすぐでピュアなやりとりはそのままに、大人の恋に踏み込んだ2人のその後を描いていく。これからの撮影について草川さんは「台本を読ませていただいて今からワクワクしております」と心境を明かし、「みなしょーファンの皆さんが大好きな湊を精一杯できればと思います」と意気込む。西垣さんは「続編は湊さんとの交際がスタートしてからのお話になります。現実でもそうですが、付き合う前よりも付き合った後に気がつくこと、悩むことがたくさんあると思います。シンも初めてそういう悩みに直面しますが、そこを乗り越えていく彼の成長をうまく表現できたらいいなと思っています」と語り、「キュンキュンも、モヤモヤも、何もかもパワーアップしてみんなが帰ってきます!ぜひ、お楽しみに!」とメッセージを寄せている。「みなと商事コインランドリー2」は7月、テレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年04月24日日本都市ファンド投資法人が保有する東京都大田区の商業施設「マチノマ大森」の2階に、株式会社ゲオホールディングスが運営する『セカンドストリート』を誘致、2023年4月28日にオープンいたします。セカンドストリート ロゴ■大田区で初めての出店『セカンドストリート』は、衣料品やバッグ・靴・アクセサリーなどの服飾雑貨、生活雑貨・趣味用品・スポーツ用品・キッズ用品など、生活に関わるあらゆる商品の買取・販売を行う総合リユースショップです。現在では全国に約800店舗を展開しており、マチノマ大森店は大田区で初めての出店となります。■「マチノマ大森」への誘致の背景、水平展開今回オープンする『セカンドストリート』は、コロナ禍を経て人々のライフスタイルが変化し、買取やリユースショップの需要が高まる中、「マチノマ大森」が住宅地域近接の商業施設として認知が高まっていることを受け、当施設に対するお客様のニーズに合致すると考え誘致いたしました。『セカンドストリート』が入居することで、本物件の不動産価値の向上やエリアの活性化に繋がる事が期待されます。本出店は、日本都市ファンド投資法人が保有する他物件でのリレーションを活かし、大田区での出店ニーズを取り込んでおります。今後についても京都府京都市右京区の商業施設「京都ファミリー」1階に『セカンドストリート』をオープン予定と更なる水平展開を行って参ります。■「マチノマ大森」が提供する空間・価値「マチノマ大森」は、地域に住む方々にとってますます魅力のある施設にしたいという想いを持って運営しています。今回『セカンドストリート』を迎えることで、お客様に対して新しい価値をご提供出来ると考えています。開業後はイベントやキャンペーンを連携して実施していく予定です。■ESGへの取り組み日本都市ファンド投資法人は、資産運用会社である株式会社KJRマネジメントとともに、SDGsへの取り組みを積極的に推進しています。また、ゲオグループでは、事業活動を通じたCO2排出量についての数値実績を開示しております。企業活動が環境に与える影響を考慮し、事業活動とCO2排出量の削減の両立を目指します。「マチノマ大森」での活動を通じて、様々なモノの循環を生みだすことにより廃棄物を削減し、循環型社会の構築をけん引することで環境負荷や気候変動への対応を推進していきます。持続可能な社会の実現に向け、日本都市ファンド投資法人とゲオグループはこれからも貢献を続けていきます。ESGへの取り組み今後も、「マチノマ大森」はますます皆さまに愛され親しまれるオンリーワンモールを目指して邁進いたします。どうぞご期待ください。マチノマ大森<セカンドストリート概要>事業業態 : 総合リユースショップ営業時間 : マチノマ大森の営業時間に準ずるセカンドストリートHP: その他 : 株式会社ゲオホールディングスグループ<マチノマ大森 施設概要>所在地 : 東京都大田区大森西三丁目1番38号事業者 : 日本都市ファンド投資法人運営会社: 株式会社ザイマックス延床面積: 21,707.89m2店舗数 : 34店舗駐車台数: 237台開業日 : 2018年11月1日HP : マチノマ大森 アクセス<マチノマ大森 事業者概要>事業者 :日本都市ファンド投資法人( )保有資産 :保有資産は日本全国に127件、約1兆2,067億円(2023年1月31日時点)主要施設:GYRE、mozoワンダーシティ、川崎ルフロン、ツイン21、京都ファミリー 等資産運用会社名:株式会社KJRマネジメント( )概要 :日本都市ファンド投資法人より資産運用業務を受託する資産運用会社として2000年に設立。現在、2つのJ-REITを運用しており、運用資産残高はJ-REIT運用会社の中で最大級。親会社は、世界有数の投資運用会社であるKKR(KKR & Co. Inc.(同社子会社を含む))。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月27日Keishi Tanakaの5th Album『Chase After』に収録されている、村松拓 (Nothing’s Carved In Stone / ABSTRACT MASH) が作詞作曲をした楽曲『青のサーカス』のMusic Videoが、オフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。Keishi Tanaka チケット情報映像にはKeishi Tanakaと村松拓の2人が出演しており、ドライブや焚き火のシーンをはじめ、普段から仲の良い自然体の2人が垣間見れる作品となっている。映像ディレクターは、the band apartの作品なども手掛けるChiaki Machidaが担当した。また、3月25日(土)大阪・服部緑地野外音楽堂で行われる野外イベント『NEW KICKS GREENSPIA 2023』ではお互いバンドセットでは初共演。村松拓はなんとこの日がバンド編成での初ライブとなる。さらに、3月29日(水)東京・duo MUSIC EXCHANGEではKeishi Tanakaの7人バンド編成ワンマンライブ「Chase After Release Tour」に、スペシャルゲストとして村松拓が出演するので、是非会場で目撃しよう!チケットは発売中。
2023年03月16日JNN中東支局長という肩書ながら、中東のみならず、世界各地を飛び回って、戦場や紛争地の現実をニュースで発信しているTBSテレビ特派員、須賀川拓。映画『戦場記者』は、今やYouTubeでもよく知られる存在となった彼の取材記録であるとともに、記者、須賀川拓にも焦点を当てたドキュメンタリーだ。世界の戦地を周り、取材し続ける彼は現地で何を感じ、厳しい現実を前に何を思うのか?この日はJNN中東支局長のデスクのあるロンドンにいた須賀川本人にリモートで話を聞いた。映画ならば、現地で見聞きしたことをそのまま伝えることができるはじめに作品の裏側に少し触れると、本作『戦場記者』の監督は、須賀川本人。つまり、クレジットだけで判断すると、戦場記者としての自分を自分で描いたことになる。ただ、作品を観れば分かることだが、実際の作品のニュアンスは少々異なる。このような形になった経緯をまず聞いた。「自分で自分を描くなんて“どれだけ自己愛が強いんだ”とかの意見があるのはごもっとも。さすがに僕も自分を全編にわたって編集して描くとなるとかなり“痛い人”になってしまうことは認識していました(笑)。まず、今回の『戦場記者』は、前段として今年のTBSドキュメンタリー映画祭で発表した『戦争の狂気 中東特派員が見たガザ紛争の現実』があります。その後、この作品を基軸に新たな作品ができないかとなったときに、もっと僕自身が前に出たらいいのではないかという意見が出たんです。戦場記者として僕が考えていることや感じていることをもっと前面に出してもいいのではと。そういう意見をいただいたことは素直にありがたい。そう思う一方でこう思いました。“自分がディレクターで自分をフィーチャーすることはありえない”と。ですから、今回の場合、第三者として協力ディレクターの方に入っていただいています。実際に戦地で取材してリポートしている様子は自分で編集しているんですけど、それ以外のところ、たとえば僕が戦地で感じていることをインタビューに答えているところなどは、協力ディレクターに主体になってまとめてもらっています。ただ、そう振り分けてもやっぱり気持ち悪いというか。編集時も自分のインタビューのところに来ると聞いてられない(苦笑)。あまり僕自身が立ちすぎるのはよくないんじゃないか、もっと協力ディレクターが存在していることを前面に出した方がいいんじゃないかと、最後までこの問題に関しては修正を重ねていました。いまだに監督としてクレジットされていることがむずかゆくて心が落ち着きません(笑)」このような経緯で完成した作品で、メインに置かれるのは須賀川の取材日誌ともいうべき現地からのリポート。2021年5月、イスラエルとハマスの戦闘が激化したガザ、2022年2月、ロシア軍の軍事侵攻直後のウクライナおよびチョルノービリ原発、2022年8月、タリバン最高幹部へのインタビューを実現させたアフガニスタンなど、危険の伴う紛争地、戦場での取材が収められている。「作品を作る上では、戦地で起きていることをちゃんと伝えたいと考えました。そう言うと語弊があるんですけど、テレビのニュースでのリポートというのは、尺の制限があって伝えられることは一部に限られてしまう。たとえば、爆撃を受けて家族を失った方がいらっしゃるとする。その場合、爆撃された家のショットがあって、遺族と周囲の人々のコメントぐらいで終わってしまうことがほとんど。その出来事のメインの要素だけしか伝えられない。でも、実際は遺族にはそれまでの歩みがあって、亡くなった人にも人生のストーリーがある。当然ですけど、一部分だけでは語り尽くせないことがいっぱいある。今回は映画ですから、テレビの宿命である瞬間、瞬間を切り取ることにとらわれる必要はない。現地で僕が目の当たりにしたこと、人々から聞いたことをそのまま描くことで、戦場のリアルを、戦地の現実をそのまま伝えられればと思いました」見て見ぬふりすらもされないアフガニスタンの“橋の下”の惨状須賀川の言葉どおり、通常のニュース報道ではこぼれ落ちてしまいそうな名もなき人々の生の声や、地上波ではちょっと流すのが難しい悲惨な映像も収められている。とりわけ強烈な印象を残すのが、いまだ混乱の続くアフガニスタンからのレポート。貧困と薬物が蔓延する今のアフガニスタン社会の縮図と言っていい、どこにも行き場のないドラッグ中毒者たちが数千人集まった橋の下の光景は、衝撃を受けるに違いない。須賀川はそこにも臆することなく足を踏み入れる。「ショッキングな映像ですけど、こういうことをちゃんと見せないとアフガニスタンの現実は伝わらない。だから、この話を聞いたときに、行こうと決めていました。あの橋の下は、もうこの世の終わりというか、人々はカメラに撮られようともうどうでもよくなっていて、目の前で薬物を吸い始める。“人間はここまで自暴自棄になってしまうのか”と思ったし、リポートでいろいろとしゃべってますけど、気持ちとしてはもう言葉を失いました。なによりショックだったのは、周りにいる人たちが完全に無関心なんです。映像を見てもらえれば分かるように、あの橋はかなり人や車の往来がある。でも、誰も気にかけていない。誰もいない僻地や離島ではない、街のど真ん中にあるのに、完全に社会から断絶されている。見て見ぬふりならまだ分かるんです。たとえば、日本ならば公園にホームレスの方がいたら、どんな印象にしても、いずれにしてもその存在に気づくじゃないですか。なにかしら関心を寄せると思うんです。でも、アフガニスタンのあの場所とあそこにいる人々は、見て見ぬふりもされない。完全にシャットアウトされていて目隠しされたような状態になっている。だから、社会問題にすらならない。本当に暗澹たる気持ちになりました」感情に訴えかけるだけではないファクトを重視する理由今回の作品では、戦地の現地取材のみならず、その場所に落とされた爆弾の威力や使用された兵器などの調査取材も記録されている。「そこまで調べる必要はないのでは?」とこちらが思うことも調べあげていることに驚かされる。「これは僕の性格で、いろいろなところに興味がいって、知りたくなってしまうんですね(笑)。でも、記者のほとんどはそうだと思います。現場に行って現状を撮って、被害者の話を聞いて、“はい終わり”という人はいないと思います。みなさん、そこから裏にどんなことがあるのかとか調べ尽くしていく。ただ、僕自身はかなり意識して力を入れているところはあります。というのも、戦争報道であれば、現場に行って被害者に話を聞き、亡くなった方の写真を見せるみたい流れで報じられるのがパターンとしてある。実際に被害を受けた方々の言葉には重みがありますから、これはこれからも伝えていかなくてはならない。でも、一方で、このパターンでの報じ方は限界というか。遺族の話で感情に訴えるだけでは視聴者のみなさんにもう伝わらなくなってきているのではないかという、危惧があるんです。もっと訴求力を高めることが必要ではないかと。そうなると、たとえばどのような爆弾が落とされたのかといったファクトが重要で。今回、爆弾処理の現場を取材してますけど、ああいう形で現地に落ちた爆弾がどのような威力をもっていたのかが想像できると、よりその出来事が身近に感じられると思うんです。そのような想像ができると遺族の悲しみや苦しみ、悔しさといったこともより伝わってくるのではないかと。なので、僕自身、確かに意識はしているんですけど、これまでの記者さんもこうした細かい取材をしてきていると思います。ただ、それを発表する場というのがテレビの限られた報道の枠ではなかなかなかった。それが今ネットやこの映画のように発表できる場ができたので、こういう細かいところまで調べ尽くして、重層的に起きたことを伝えるような報道はこれからどんどん増えていくと思います」戦地からの報道を続けることがいったい何になるのか世界各地の戦地を巡っているわけだが、権力者の思惑や意向によって、無関係の人々の命や生活が踏みにじられる現実がある。戦地での取材はやりきれないことの連続と想像するが、どのように気持ちを処理しているのだろうか?「処理できていないと思います。たとえば今回の映画では、イスラエルの攻撃によりガザで奥さんと子ども4人を亡くした男性が登場します。彼を哀しみから救うことは僕にはできない。無力だと思います。そして、残酷な言い方になってしまいますけど、彼を忘れるわけではないけれども、心の片隅ぐらいに置いておかないと、僕自身も前には進んでいけない。僕も人間なので、そうしないと前を向けない。もちろん、過去に取材で知り合った人たちとは、常時連絡を取り合ってはいます。だけど、一個人で抱えられるキャパシティは限りがある。だから、忘れるわけではないですけど、心の片隅に置いておかないと、次の取材へ向かうことができなくなってしまう。そこは割り切るしかない。悲しいことですけど、僕らが報道を続けても世界で起きている紛争や戦争の問題が解決することはおそらくない。あまり言いたくないですけど、人間がいる以上、争いごとは未来永劫やまない。でも、僕は将来的に起きる戦争を踏みとどまらせたり、ガザで家族を失った彼のような人や国を、逃れるしかなくなった難民を、なるべく出さないようにすることはできると思っている。それを信じて報じていくしかない。すべてを受けとめて、己のすべてをかけてこういった問題に取り組める人というのが世の中にはいます。中村哲さん(※パキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事した医師。2019年にアフガニスタンで銃撃を受け命を落とした)などはそうだと思います。でも、僕はそうはなれない。だから、自分のキャパを分かった上でやれることをやるしかないと思っています」ひと昔前だったらきっとポンコツ記者YouTubeや映画の場があることに感謝テレビでは伝えきれない紛争地や戦場の中にいる人々の生の声をTBS公式YouTubeで積極的に配信。そうした功績が認められ、今年(2022年)、国際報道で優れた業績をあげたジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した。傍から見ると、この特派員という仕事が天職に映るが本人はどう感じているのだろうか?「スポーツ局から始まって、報道局社会部原発担当、警視庁担当などを経てきたのですが、国内の報道の記者もやりがいはありました。今も昔もニュースの現場が好きです。そこはおそらく一生変わらないと思います。ただ、現職(JNN中東支局長、TBSテレビ特派員)になって、ニュースの伝え方であったり、取材の手法であったりと、より自分の持ち味を生かせるようになったところはあると思います。あと、誉められたことではないのですが、僕はある出来事を簡潔にまとめる能力がかなり怪しい。これはテレビの記者としては致命的なんです。たとえば現地の取材報告などは“1分でまとめて”とかが当たり前にできないといけない。でも、僕はいまだに苦手で(苦笑)。おそらくひと昔前だったら、リアルなポンコツ記者で配属を変えられていてもおかしくない(笑)。YouTubeや今回の映画のような場があるから、記者としてなんとかやれているところがある。だから、今という時代のタイミングに救われている。いい時代に記者になれて感謝しています」来年は40歳を迎えるが、今後をどう考えているのだろうか?「今言われて気づきました。いや、最近も、サバを読んでいたわけではなく、普通に自分の年齢を間違えて周囲に言ってたんですよね(苦笑)。それぐらいあまり気にしていない。体力が続く限りこの仕事をしたいだけで40歳だから何かということは特にないです。強いて目標を挙げるとすれば、今までやり続けてきたことをこれからもやり続けていきたい。このひとつひとつの積み重ねが後につながっていく。ひとつひとつの取材報告がもしかしたら少し世界を、社会を、いい方向へ変えるかもしれない。だから、これからも現地に行って取材して、それを伝える。このことをずっと続けていきたいんです」取材・文:水上賢治<作品情報>『戦場記者』上映中公式サイト:テレビ
2022年12月21日TBSテレビ特派員にして、現在はYouTubeでも注目を集める須賀川拓が、世界の紛争地を取材するドキュメンタリー『戦場記者』の初日舞台挨拶が12月16日、東京・角川シネマ有楽町で行われ、拠点のロンドンから一時帰国した須賀川監督が登壇。ジャーナリストの青木理、須賀川監督と同じく2019年に「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した村山祐介の二人も駆けつけ、新時代のジャーナリズムをテーマに意見を交わした。2022年3月開催の「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映された『戦争の狂気 中東特派員が見たガザ紛争の現実』をベースに、さらなる取材を重ね、劇場映画として公開。ついに作品の封切りを迎え、須賀川監督は「まずは、紛争地で取材に応じてくれた皆さんに『しっかり伝えて、観てもらえていますよ』と伝えたい」と感無量の面持ちを浮かべ、「多くの皆さんに観ていただき、建設的な批判も含め、いろんな声をいただき、次の取材に活かせれば」と抱負を語った。須賀川拓監督青木は「メディア環境が激変するなか、外報はテレビの視聴率がとれず、新聞でも一番読まれないので、予算も人も減らす傾向が顕著になっている」と指摘し、「世界の情報が分からないと、人々も内向きになってしまう。それを防ぐためにも、この映画を通して、メディアが現地で直接取材することの大切さに触れる機会になれば」と本作の意義を訴えた。青木理また、印象的なシーンとして「須賀川監督が“意地”という言葉を使っていた」と語ると、須賀川監督は「そう言ってもらえると、うれしい。意地の裏に何があるか、説明しようがないが、意地で伝え続けなければ、絶対に伝わることのない物語ばかり」と力説。紛争地の取材経験も豊富な村山は、「取材のプロセスをさらけ出し、距離感のない語りで(観客を)戦場に連れていく。その持っていき方に悔しい気持ちで映画を観た」と“同業者”として、須賀川監督の取材姿勢をたたえた。村山祐介舞台挨拶の締めくくりとして、須賀川監督は「この映画を通して、現状を知ってもらい、議論が広がることで、支援の懸け橋や次のムーブメントにつながるきっかけになれば。今は変えられないかもしれないが、未来の戦争や難民を減らす力にはなるはず」と期待をこめて、アピールしていた。取材・文・撮影=内田涼<作品情報>『戦場記者』公開中監督:須賀川拓撮影:寺島尚彦 / 宮田雄斗 / 渡辺琢也 / 市川正峻映画『戦場記者』予告編公式サイト:
2022年12月16日TBSテレビの中東支局長として、パレスチナ、アフガニスタン、ウクライナなど様々な紛争地域を取材する須賀川拓が手がけたドキュメンタリー映画『戦場記者』の公開直前イベントが12月14日(水) 、都内で行われ、戦場カメラマンの渡部陽一氏とテレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が出席。須賀川監督もロンドンからリモート参加し、戦争報道のあり方について議論を交わした。2022年3月開催の「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映された『戦争の狂気中東特派員が見たガザ紛争の現実』をベースに、さらなる取材を重ね、劇場映画として公開。長年の取材が“映画化”されることに、須賀川監督は「あくまで取材を受けてくださる側が主役なので、タイトルも含めて自分が主役のようにフィーチャーされることには、いまだ違和感も覚えますが、私が軸になることで、紛争地の現状を皆さんにお届けできるなら、結果的に良かった」と戸惑いとともに、喜びを示していた。須賀川拓監督自身も戦場での取材経験が豊富な渡部氏は「その場にいて、カメラを回す。これぞ国際報道の力であり、真骨頂」と唸り、「取材の柱となるのは、コーディネーターや通訳といった現地とのつながり。その地域で生まれ育った人だからこそ、危機の動きや情勢の変化を引き寄せることができる。チームの力が映像に激しく映り込んでいる」と取材に対する姿勢を称賛した。渡部陽一国内外のメディア事情にも精通するスペクター氏は、「今はテレビを見ないという人も増えているが、この映画を見てもらえれば、大手メディアだからこそ、充実した取材ができると伝わるはず。時代が変わったとは言いたくないし、テレビの重要な役割をこの映画で改めて実感しました」と熱弁。このコメントに、須賀川監督は「安全はお金で買える部分もあるので、大手メディアはもっと現地に行くべき。個人ではできることに限界があるので、(テレビ局員として)謙虚に続けていきたい」と決意を新たにしていた。デーブ・スペクターその上で「視聴者に届けるのはスタートに過ぎず、常にその先を考えている」と語り、「テレビ報道、YouTube、そしてこの映画を見ていただき、賛否含めた議論が巻き起こることで、結果的に紛争地域に暮らす人々への支援につながれば。それが明確な最終ゴール」だと話していた。取材・文・撮影:内田涼<作品情報>『戦場記者』12月16日(金) 角川シネマ有楽町ほか全国順次公開監督:須賀川拓撮影:寺島尚彦 / 宮田雄斗 / 渡辺琢也 / 市川正峻公式サイト:
2022年12月14日自主制作映画出身で、『オレンジロード急行』『恋する女たち』など、多くの作品を遺した大森一樹監督が、11月12日に逝去された。ことし44年を迎えたぴあフィルムフェスティバルにとってはゆかりの監督であり、恩人のおひとりだった。大森監督とデビュー当時から公私ともにお付き合いのあった、林和男元ぴあ編集長に監督への追悼文を依頼した。享年70歳、早すぎた死を悼み、謹んでご冥福をお祈りいたします。(ぴあ編集部)1976年4月5日、日仏会館で開催された第2回PCB(ぴあシネマブティック)に、関西から3本の映画を携えた一人の若者が上京した。これが、今の日本映画界を支える潮流の始まりだったとは、その時は誰も予想だにしなかった。24歳になったばかりの彼の名は大森一樹。『暗くなるまで待てない!』『明日に向かって走れない!』『死ぬにはまにあわない!』の、他に類を見ない面白さは新鮮な驚きだった。中でも『暗く…』は自主映画でありながらキネ旬ベストテンの21位にランクされるほど注目された。関西にこんな優れた才能がいるなら、我々が知らないだけで、日本全国探せばもっと多くの若くて新しい才能が隠れているに違いないと思い立ち、1977年に後にPFF(ぴあフィルムフェスティバル)と名称を変える「‘77自主製作映画展」という映画祭を始め、全国から77本の作品を集めた。この年には、8ミリのムービーカメラの生産台数が161万台と過去最大を記録して、誰もが手軽に映画が撮れる時代が到来しつつあった。大森監督との出会いから、今なお続き、今年44回目を迎えたPFFが始まったのである。『オレンジロード急行』撮影中のスナップ翌1978年4月29日、大森監督は前年受賞した城戸賞のシナリオ『オレンジロード急行』を映画化、商業映画デビューを果たすという、これまた快挙を成し遂げた。この動きこそが、撮影所が映画監督を輩出しなくなったこれからの日本映画界に、自主映画出身の監督が次々に登場して来る原動力になったと言えよう。奇しくも石井岳龍(總互)監督が8ミリ作品『高校大パニック』を日活でリメイクしたのもこの年だった。3月5日には駒沢公園の撮影現場に陣中見舞いを兼ねて訪問し、歴史が変わるであろうシーンを自分の眼にしかと焼き付けた。『暗くなるまで待てない!』サウンドトラック盤レコード大森監督の一連の動きを成功させることこそが、日本映画の未来につながると信じたぴあは、『暗くなるまで待てない!』では、大して売れるはずもないサウンドトラック盤のレコードを発売し、『オレンジロード急行』では、これまた大して売れるはずもない映画の制作過程を描いた書籍『MAKING OFオレンジロード急行』を緊急出版した。当時千代田区猿楽町にあったぴあから歩いて5分ほどの場所にあった「山の上ホテル」に、筆がなかなか進まない大森監督を作家先生よろしくカンヅメ状態にして、編集者の私と二人三脚の突貫工事で執筆・編集をしたことが昨日のことのように思い出される。『MAKING OFオレンジロード急行』(ぴあ刊)表紙イラストは及川正通さん大森監督との出会いから始まったPFF(ぴあフィルムフェスティバル)1980年、第4回から名称をPFFと変えた映画祭の公募部門「オフシアター‘80」(88年からPFFアワード)で、大森監督に最終審査員に加わってもらった。大島渚、大林宣彦、長谷川和彦といった面々に、若き大森一樹と原将人が参画したのである。この年の応募数は490本、入選には黒沢清、松岡錠司、利重剛、緒方明監督らが名を連ねた。以後、彼は現在の審査員システム(毎年5名の交代制)に変わる1988年まで最終審査を担当してくれた。1981年12月 PFF2次審査会場でのスナップ。奥に大森監督。大島渚、大林宣彦、長谷川和彦監督の顔も見える大森監督と最後にあったのは、数年前に文化庁芸術祭テレビ部門の審査員をやっていた時だった。休憩時間やランチタイムの時に、昔話に花を咲かせ、お互い歳はとったが同時代を走り抜いて来た同志としての友情は褪せることなく続いていた。共に苦労して仕上げた書籍『MAKING OF オレンジロード急行』の最後を彼はこう締めくくっている。「シナリオの構想をねり出してから1年半。その間、さまざまな人たちを相手にして来た。大会社、大プロデューサー、大俳優、そして大ベテランのスタッフたち──、そんな人たちに囲まれながら、「自分の映画」を創ろうとした僕のブツブツが映画のどこかに出てくれていればと思う。WE ARE NOT DEFEATED――ぼくらはやられない!」。今頃、大森監督は大島渚監督や大林宣彦監督らと再会し、昔のPFFの審査の時のように日本映画の現状を口角泡を飛ばして議論しているに違いない。大森監督と出会ってから46年、今やPFFから180名を超える新しい才能が日本映画界に跳び立った。その端緒を創ってくれた大森監督の魂はいつまでも永遠に我々の傍にいて、これからもずっと見守ってくれることだろう。今も耳の奥からあの『オレンジロード急行』の撮影の合図が聞こえて来る。「イヨオーーイスタァァァト!!」文=林和男(ぴあ元編集長)<プロフィール>大森一樹(おおもり かずき)1952年、兵庫県芦屋市生まれ。京都府立医科大学医学部卒業大学在学中の1973年から映画自主上映グループを結成し、自身も映画の自主制作活動を行った。映画脚本の公募企画「城戸賞」を『オレンジロード急行』で受賞し、78年同作で、一般映画監督デビュー。村上春樹原作の『風の歌を聴け』(81年)、『恋する女たち』(86年)、『ゴジラvsキングギドラ』(91年) など、文芸映画からSF映画まで多彩な作品を遺した。2005年から大阪芸術大学芸術学部映像学科・同大学院教授、学科長を歴任。映画人の育成にも力をそそいだ。林和男(はやし かずお)1950年、兵庫県芦屋市生まれ。中央大学在学中に、サークルやアルバイトで知り合った仲間と一緒に情報誌『ぴあ』を創刊。1978年〜1983年『ぴあ』編集長。その後、ぴあ株式会社取締役副会長、ぴあ総合研究所(株)社長などを経て、現在ぴあ(株)相談役・Co-founder。近著『ハヤシくん 団塊のぴあニスト』(講談社エディトリアル刊)。『ハヤシくん 団塊のぴあニスト』
2022年11月19日9月9日(金)明日、いよいよ公開となる大森立嗣監督映画『グッバイ・クルエル・ワールド』より、事件に深く巻き込まれるラブホ従業員役で出演している宮沢氷魚のインタビュー映像が到着した。西島秀俊、斎藤工、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和が、互いに素性を明かさない一夜限りの強盗団を演じる本作。彼らはラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功、それぞれの生活に戻るも、警察やヤクザ組織に追われる日々が始まる。そんな彼らの事件に大きく巻き込まれていくのが、宮沢さん演じるラブホテルの従業員・矢野大輝。インタビューでは、「初めて挑戦するタイプだったので、毎回新鮮な気持ちで現場に行けて、新しいことに挑戦できたのですごく楽しかったし、もう少しこの役を演じていたかったです」と言い、充実した撮影だった様子。役柄については「儚さがある生きる意味を見出せない、派手なんだけどどこか心優しいところがあって、(玉城ティナさん演じる)美流に出会って生きる意味というか、この人のために自分を捧げたいと思える存在ができて、その人のためにすべてを犠牲にしてでも生きていきたいと思えるピュアさを持っていると思うので、そこを注意しながら演じました」と語る。また、ドラマデビュー作「コウノドリ」で共演し、本作ではヤクザと黒い繋がりを持つ刑事を演じている大森南朋について「大森さんにいろいろ助けてもらいました。僕も少しは成長しましたよってことを見てもらえる機会になったので、すごく嬉しかったですし、また共演できるくらい頑張ってこれたんだという自信にも繋がるので嬉しかったです」と共演をふり返っている。そして、本作のテーマについて「何のために生きるんだろうとか、何のために死ぬんだろうとか、ちゃんと考えるきっかけになる作品だと思っています。一筋の光というか、何らかの希望を持って生きていけたらいいなって。(本作は)一見たくさんの人が死んで希望がないように見えますが、その裏にはとてつもない希望があって。それを感じ取っていただけたらと思っています」と呼びかけた。『グッバイ・クルエル・ワールド』は9月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年9月9日より全国にて公開(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年09月08日映画『グッバイ・クルエル・ワールド』(9月9日公開)の大ヒット祈願イベントが1日に東京・花園神社で行われ、西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、大森南朋が登場した。同作は大森立嗣監督によるオリジナル作。互いに素性を明かさない強盗組織のメンバーたち(西島秀俊、斎藤工、玉城ティナ、宮川大輔、三浦友和)。ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙った大金強奪の大仕事に成功し、それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が始まる。ラブホテル従業員(宮沢氷魚)、刑事(大森南朋)たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。御祈祷を終えた西島は「映画はハードな内容ですが、御祈祷は厳粛な空気で僕も静かな気持ちになって、とってもいい大ヒット祈念になりました」と神聖な心境に。元ヤクザで、家族と平穏な暮らしを送るために再び強盗という裏仕事に手を染めてしまう男・安西を演じたが「全員で殺し合うけれど、安西はほかのキャラクターに共感していて、悲しみを持って戦いに向かっている姿が魅力的です」と自身の役柄を分析した。斉藤は「見た目も含めて社会と距離をとらざるを得ない決意表明を自分に落とし込んでいる役柄。色々な意味で一貫して悪にブレていないところが魅力的かもしれない」と演じたキャラクターを紹介。デストロイなアクション場面にも挑戦したが「環境作りも含めてホンモノを用意していただいたので、ホンモノのガラスを割ったり、ホンモノのチェーンソーで壁をくり抜いたりする一発本番のシーンもありました。防犯ガラスもなかなか割れず、その強度に感銘を受けました」とリアル志向の撮影環境に感激していた。宮沢は「見た目からしてインパクトのある人間で、生まれて初めて髪の毛をピンクに染めました」と熱の入った役作りを報告。狂ったように絶叫する場面もあるが「全体のクランクアップの場面でもあったので、朝日とともにみんなの気持ちを叫びに乗せて気持ち良く終わろうと思いました。ただ朝一で、大声を出し過ぎると近所迷惑になるので本番一発で自由に思い切り叫びました」と貴重な舞台裏を明かした。一方、宮沢や玉城ティナと狂ったようにダンスするシーンに臨んだ大森は「脚本には狂ったように踊ると書かれていたので、とりあえず踊ってみるかという気持ちでやった次第です」と照れながら「玉城さんという綺麗で若い方と踊ることができて…おじさん冥利に尽きました」とジョーク。すると宮沢は「大森さんのダンス、素晴らしかったです! 僕もそう踊りたいと思うくらい、勉強をさせていただきました!」と絶賛で、大森をさらに恥ずかしくさせていた。同年代である西島と大森の演技合戦も本作の見どころ。大森との久々の共演に西島は「凄く楽しくて、もっと共演がしたかった。同世代でしっかりと共演する機会はだんだんなくなってくるので、同年代を集めた作品を作っていただきたい」と期待すると、大森は「いいですね! おじさんたちを集めた青春映画を作って、一緒に走りましょう!」と具体的なジャンルを挙げて再会を誓っていた。ホンモノ志向も本作のセールスポイントで、ガソリンスタンド大爆発もCGなしで映し出されている。西島は「CGではなくて本当に燃やしている。迫力は凄くて、炎を背景にした宮沢さんと玉城さんのシルエットが美しくて、天使ってこんな感じなのかなと思った。恐ろしいけれど美しく神々しかった」と見どころに。天使と評された宮沢は「天使って初めて言われた! 嬉しい!」と喜びながら「爆発シーンは背後からの熱風が凄くて、自然と気持ちも乗ってくる」とホンモノゆえに演技のリミッターも限界を超えることができたようだ。また、出演者の宮川大輔が考案した本作応援キャラクターの“グッくる君”が登場。目の代わりに本作の公開日「9.9」が記された被り物を被っているが、体は赤と黄色の縞模様全身タイツという謎のヴィジュアルに「夢に出そう…」などといじられながらも、仲良くフォトセッションに参加した。最後に主演の西島は「この映画には生々しい銃撃戦や殺し合いが描かれているけれど、そこにはそれぞれの役の感情が乗っており、各々が自分の居場所を作るため、そして生きるために戦わざるを得ないという思いが入ったアクションになっている。是非そこに注目してほしいです」とアピールしていた。
2022年09月02日