篠原涼子主演の人気ドラマの劇場版第2弾となる『アンフェア the answer』のキャストが発表され佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに本作から出演することが明らかになった。検挙率No.1を誇る敏腕の美人刑事・雪平(篠原さん)が、「アンフェアなのは誰か」というメッセージと共に連続して起こる予告型殺人事件の犯人を追うという展開で、多くの視聴者を惹きつけたドラマ「アンフェア」。これまでに三浦春馬に瑛太、江口洋介、椎名桔平ら人気の俳優陣が演じる個性的なキャラクターが予測不可能な騙し合いを繰り広げてきたが、謎を残した前作『アンフェア the movie』から4年を経ての劇場第2弾は“雪平、最後の事件”と銘打たれ、ついに“アンフェアなるもの”の答えが明かされる――?本作では、北の大地・紋別(北海道)で、雪平に連続殺人の容疑がかけられる。警察の内部機密が隠されていると言われるUSBの存在を巡り、元夫、同僚、上司、検察、凶悪犯罪者らが雪平に迫る。雪平役の篠原さんはもちろん、現実主義かつ日和見主義の野心的な警視庁捜査一課長・小久保を演じる阿部サダヲ、推理大好きの鑑識員で様々な技術を駆使して雪平に協力する三上を演じる加藤雅也、現在は所轄の刑事となっている情に厚い山路役の寺島進、そして雪平の元夫でフリーのジャーナリストである佐藤役の香川照之など、おなじみの面々はもちろん、今回の映画でも続投する。加えて、新たに登場する男たちも強力!佐藤浩市が演じるのは、現在の雪平の上司で、北海道西紋別署のたたき上げの刑事にして捜査一課長・一条。また、山田孝之は、東京地検の若き検察官で、正義感と強い上昇志向を持つ村上を、そして大森南朋は雪平を付け狙う謎の男・結城に扮する。北海道で2月に開始された撮影は、4月に都内でクランクアップ。現在は完成に向けての編集作業が続けられている。冬の北海道に始まり、様々な思惑が絡み合う緊迫の逃避行の中で、雪平夏見は誰を信じ、誰に裏切られ、そして誰を裏切るのか――?『アンフェア the answer』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンフェア the movie 2007年3月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国東宝系にて公開© 2006 Kansai Telecasting Corporation.All Rights Reserved.アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?ヤバイ役者にヤバイスタッフが作ったヤバイ映画がついに完成!篠原涼子、江口洋介、キャスト勢揃い『アンフェアthe movie』完成披露試写会あの雪平刑事がスクリーンに『アンフェア the movie』試写会に20組40名様をご招待
2011年05月18日映画『まほろ駅前多田便利軒』が4月23日(土)に公開を迎え、主演の瑛太と松田龍平が大森立嗣監督と共に舞台挨拶に登壇した。三浦しをんの直木賞受賞小説を映画化した本作。バツイチ30代の高校の同級生である多田(瑛太さん)と行天(松田さん)が、便利屋として様々な依頼をこなす中で、失ってきたものや自らの人生に向き合う姿を描く。実年齢より上の30代の男を演じたことに関して「そこは特に意識しないで行こうと監督と話しまして、自分で多田を捉えて、いまの自分で演じようと思いました」と瑛太さん。松田さんも「台本が面白くて、あとは現場で多田とキャッチボールをしながら作っていけたらと思ってました」と明かす。監督の父親の麿赤兒と実弟の大森南朋も出演しているが、瑛太さんは共演シーンを「麿さんがいて、その後ろに立さん(=大森監督)がいて、親子に見られながら芝居することってなかなかない経験でした」とふり返り、さらに監督と大森南朋さんのやり取りについて「南朋さんは『はい』って敬語でしたね」と暴露。監督は「メイキングを見たら、俺が結構、南朋に演出してるんだよね。恥ずかしいからああいうのやめてほしいよね」と照れくさそうな表情を見せた。また、“幸せの再生”を謳う本作に因んで、幸せを感じる瞬間は?を尋ねられると、瑛太さんは「いま、大変な状況の中で映画を公開できて、舞台挨拶が行える。そこでみなさんの満足した表情が見られるのが幸せ」と語り、松田さんは「日常が当たり前に過ぎていくのが幸せだし、もっとそれに気づかなくてはいけないと思いました」としみじみと語った。原作となった小説はすでに続編にあたる外伝「まほろ駅前番外地」(文藝春秋刊)が刊行されており、さらに現在も週刊文春で連載が続いている。瑛太さんが「試写などで映画を観た方から、『続編を観たい』という声をいただいてます」と語ると会場からは期待の拍手が!監督も「週刊文春の連載で、多田が情事の真っ最中でして、どう撮ろうかと勝手に考えています」とやる気満々の様子だった。『まほろ駅前多田便利軒』は新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開中。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会■関連記事:瑛太×松田龍平インタビュー沈黙さえも心地いい空間に変える2人瑛太、松田龍平との共同生活はアリ?「龍平は皿洗いや掃除もやるって聞いてます」直木賞受賞作を映画化!『まほろ駅前多田便利軒』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント瑛太、龍平の顔をプリント!!『まほろ駅前多田便利軒』ふろしきを5名様にプレゼント町田に“まほろ横丁”出現!瑛太&松田龍平らが訪れた場所も記したMAPも制作
2011年04月25日三浦しをんの人気小説を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』の完成披露試写会が4月7日(木)に開催され、瑛太、松田龍平、横山幸汰、大森立嗣監督が舞台挨拶に立った。共に30代、バツイチの多田(瑛太さん)と行天(松田さん)が、便利屋として犬の飼い主探しから、塾の送り迎えなど様々な依頼を受け、他人の人生に巻き込まれていくさまを描いた本作。劇中の横山くん演じる由良を、多田と行天が“強制連行”するシーンになぞらえて、瑛太さんと松田さんは2人で横山くんを抱えて登場した。瑛太さんと松田さんは4度目の共演。瑛太さんは「友達だけど、最後まで緊張感があって楽しめた」と語り、松田さんは「瑛太とだからこそ生まれた雰囲気が映画になっています」とふり返った。大森監督も「2人の空気感が最大の見どころ」と太鼓判を押す。劇中、多田と行天は共同生活を送っている。プライベートでも共同生活は?と尋ねられると瑛太さんが「龍平は皿洗いや掃除もやるって聞いてますので、意外と大丈夫そう」と言えば、松田さんも「瑛太はしっかり者なので分担とかうまくいくんじゃないかと」とまんざらでもなさそう。そんな2人について横山くんは「撮影中にサッカーやゲームをしてくれて優しかった」と楽しそうに語っていた。また、2人は東日本大震災にも触れ、松田さんは「こういうときに映画が公開できる、その意味を感じています」と感慨深げに語り、瑛太さんは「エンターテイメントが暗くならないようにみなさんで盛り上げていきましょう」と呼びかけた。『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日(土)より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会■関連記事:直木賞受賞作を映画化!『まほろ駅前多田便利軒』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼント瑛太、龍平の顔をプリント!!『まほろ駅前多田便利軒』ふろしきを5名様にプレゼント町田に“まほろ横丁”出現!瑛太&松田龍平らが訪れた場所も記したMAPも制作キャスト登壇予定『まほろ駅前多田便利軒』完成披露試写会に10組20名様ご招待バツイチで三十路の瑛太&松田龍平!『まほろ駅前多田便利軒』画像が解禁
2011年04月07日2月17日(木)、映画『世界のどこにでもある、場所』の試写会に監督の大森一樹と音楽のかしぶち哲郎(ムーンライダーズ)、そして、数々の大森作品でヒロインを演じてきた斉藤由貴が出席し、上映前にトークイベントが行われた。動物園と遊園地が併設されたテーマパークで、詐欺の容疑者に警察にマーチバンドの楽団に…と様々な人々が入り乱れる群像劇で、現代の社会が抱える“心の病”が描かれる本作。10年ほど前の、監督の地元の遊園地が閉園したことをきっかけに、脚本を書き始めたという大森監督。「その閉園した遊園地で撮ろうと思ってたら、そこが使えなくなりまして…。10年ずっと温めてきた…というか棚の隅に置いといたんです。それが2年前にたまたま、何かできないかという話になって、こうして製作にいたりました」と完成までの奇妙な経緯を説明。かしぶちさんは完成した映画を「80年代からずっと一緒に仕事してきましたが、一番いいんじゃないですか」と絶賛。音楽については「僕も作曲に10年かけたかったけど、10日で作りました」と明かしたが、監督は「撮影も10日間。構想10年で撮影10日です」と豪快に笑った。そして、斉藤さんが登場!『恋する女たち』をはじめ、数々の大森作品に出演してきた斉藤さんだが、大森監督、斉藤さん、かしぶちさんの3人で揃って仕事をしたのは1987年公開の『「さよなら」の女たち』が最後ということで実に24年ぶりの揃い踏み!監督は撮影の思い出として「カメラの横から芝居を見ていたら、カットの後に由貴ちゃんが近づいてきて『カメラの横で私と同じ顔しないでください!』って言われたことがあった」と苦笑い。これに斉藤さんは「私と全く同じタイミングで表情が変わるんです。うっとうしくてしょうがない」と鋭く畳みかけ、客席からは笑いがわき起こった。かしぶちさんは斉藤さんについて「歌声もかわいいけど、作詞が素晴らしい。詞を書いてもらおうと思ってたけど、時機を逃しちゃった」と残念そう。3人が久々に揃うということで用意された『トットチャンネル』で挿入歌として使用された、かしぶちさんの作曲で斉藤さんが歌う「Angel Kiss」が流されたが斉藤さんは「懐かしい!」と少し恥ずかしそうに自身の歌声に耳を傾けていた。大森監督が最後にまもなく公開となる本作について「公開規模は少ないですが、久々に好きなようにやった映画ですのでぜひ観てください」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。『世界のどこにでもある、場所』は2月26日(土)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。■関連作品:世界のどこにでもある、場所 2011年2月26日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマスコーレほか全国にて順次公開© 2011ADKアーツ■関連記事:新タイプ医療エンタ!『世界のどこにでもある、場所』試写会に10組20名様ご招待
2011年02月17日犬と人間の心温まる交流を描いた『いぬのえいが』(2005)の第2弾『犬とあなたの物語 いぬのえいが』が1月22日(土)、全国で公開初日を迎え、大森南朋、松嶋菜々子、北乃きい、芦田愛菜が東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。幼い頃に愛犬を亡くした翻訳家の男(大森さん)が、妻(松嶋さん)の連れてきたラブラドールレトリバーとの生活を通して気持ちを通わせる長崎俊一監督の「犬の名前」、愛犬のジャック・ラッセル・テリアを失った悲しみを抱える女性(北乃さん)が、愛犬とそっくりな犬を連れた少女(芦田さん)と出会う江藤尚志監督の「バニラのかけら」など6つの感動エピソードから構成されたアンサンブル作品。大森さんは「本当に楽しい現場でしたよ。犬がいらっしゃって(笑)、松嶋さんもいらっしゃって。たまに(犬が)言うことを聞かないこともありましたが、不思議と苦労とは思わず、それさえ楽しい時間でした」と犬との共演に役柄同様、癒された様子。また「俳優は監督の言うことをハイハイとよく聞くので、僕自身も犬っぽいなと(笑)」と自身を評したが、子供の頃は犬が苦手だったそうで「悲しい過去があるんで、あまり掘り起こさないでもらえますか…」と意味深発言。さらに「猫にはいい思い出があるんですけど」と本音を漏らし、これには松嶋さんもビックリ!?その松嶋さんは大の犬好きで知られ、プライベートでも犬を飼っているといい「現場にワンちゃんがいるだけで、気持ちがほぐれました。演技に関しても助けられましたね」とニッコリ。「犬は人間に比べると寿命も短い。その分、中身が濃い生き方をしていると思うし、この作品を通して犬への愛情を見つめ直してもらえれば」と愛犬家の素顔を披露した。ちなみに「みなさんは犬っぽいですか?」の質問に、松嶋さんは「ノー」。その理由は「意外と顔で笑っていても、心の中では緊張していることが多くって。あまり(犬のように)人懐っこいとは言えない」のだとか。実家で犬を飼う北乃さんは「ワンちゃん中心の現場。おかげでみんなが早くひとつになれました」。現在はペットとの死別を境に発症する“ペットロス”も増えており、「悩んでいる人にとって、この映画が新しい一歩を踏み出すきっかけになれば」と語った。また、愛菜ちゃんは「可愛いワンちゃんがいっぱい出てくる、泣いたり笑ったりできる楽しい映画です。私も(出演を機に)犬が大好きになって、いまは触れるようになりました」と子犬顔負けの癒しオーラで、会場を包み込んだ。これに負けじと(?)大森さんも「猫派の僕が言うのも何ですが…笑いあり泣きありの映画に仕上がりました」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。『犬とあなたの物語いぬのえいが』は新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開中。■関連作品:犬とあなたの物語 いぬのえいが 2011年1月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©2010「犬とあなたの物語」製作委員会■関連記事:大森南朋×松嶋菜々子インタビュー思わずふたりがキュンとした犬の仕草は…?ペットを飼いたくなる!?『犬とあなたの物語』で検証、“犬”と“人”の関係写真と手紙を投稿!あなたの愛犬が『犬とあなたの物語』公式サイトトップを飾る!?犬と人の絆を描く『犬とあなたの物語』特製ストラップ&プレスを5名様プレゼント大森南朋松嶋菜々子との初共演の感想は「あ、松嶋菜々子だ!」
2011年01月22日直木賞を受賞した三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『まほろ駅前多田便利軒』のビジュアルが解禁。共にバツイチで三十路という設定の役柄に挑む瑛太と松田龍平の姿がお目見えとなった。原作の同名小説は「別冊文藝春秋」への連載ののち、2006年に単行本として発売され、その後、続編となる「まほろ駅前番外地」も刊行。さらに昨年秋より週刊文春で「まほろ駅前狂騒曲」が連載されている。瑛太さんが演じるのは、まほろ市で便利屋を営む多田啓介。どこか暗い影を感じさせながらも、持ち込まれた依頼は可能な限り引き受けるという方針で淡々と仕事をしている。そんな彼の元に突如、転がり込んでくるのが松田さん扮する行天春彦。多田とは中学時代の同級生なのだが、昔はひと言も口を利かない変わり者だった行天。しかし、いまではよく喋る変な奴になっていた…。2人は共にバツイチ。頑固なほど真面目でしっかり者の多田と、飄々としてつかみどころのない行天の元にはペットの世話、庭の掃除、塾の送り迎え代行などなど様々な依頼が届く。次から次へと訪れる、くせ者たちのワケあり依頼、行き過ぎたアフターケアを通して他人の人生に巻き込まれ、やがて自らの人生と向き合うことに――。監督を務めるのは『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の大森立嗣。「くるり」の岸田繁が自身7年ぶりとなるサウンドトラックを担当する。さらに、共演陣も豪華!高良健吾に鈴木杏、柄本佑、松尾スズキに岸部一徳、そして大森監督の実弟・大森南朋に父親の麿赤兒も出演している。今回、解禁となったメインビジュアルでは、瑛太さん、松田さん共に無精ひげを蓄え、ちょっぴりやさぐれた感も?2人の共演は『青い春』、『ナイン・ソウルズ』、『アヒルと鴨のコインロッカー』に続き4度目だが、共に主演という形での共演は初めて。プライベートでは松田さんが一昨年、そして瑛太さんは昨年入籍し、子供も授かっているが、そんな彼らがバツイチ男をどのように演じているのか?『まほろ駅前多田便利軒』は4月23日(土)より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会アヒルと鴨のコインロッカー 2007年6月23日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開©2006『アヒルと鴨のコインロッカー』製作委員会 ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!松田翔太現役青学生らとディスカッション「ナメていた、衝撃受けた」松田翔太×高良健吾インタビュー 若き2人がをぶち破った“壁”きっかけは学生からの1通の手紙…松田翔太と高良健吾が学生による試写会に登場高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」
2011年01月05日映画『犬とあなたの物語いぬの映画』のプレミア試写会が12月16日(木)、東京・新宿区の新宿ピカデリーで行われ、W主演の大森南朋、松嶋菜々子と長崎俊一監督らが出席した。犬と人が織りなす物語を描いた『いぬのえいが』(2005年公開)に続く第2弾で、6監督が6つのエピソードを撮った。大森さんと松嶋さんは、長崎監督がメガホンを取ったエピソード「犬の名前」に主演している。2人は夫婦役で今回が初共演。司会のTBS青木裕子アナウンサーから感想を求められた大森さんは「あっ、松嶋菜々子だ!って感じで…呼び捨てにしちゃってすみません」と前置きし、「ナチュラルですごく柔らかい空気をまとっていらっしゃる方だなと。その柔らかさがね、ハハハ…眺めていたいなと」と照れまじり。松嶋さんは「一度ぜひ共演したいと思っていた方で、イメージでは無口なのかな?と思っていたんですけど、現場に入ったら大人の男の人という感じでした。夫婦としてお互いの時間を尊重する空気感を出せたらと思っていたので、うまくいったかなと」と信頼を寄せていた。後半、2人が共演したラブラドールレトリバーのラッキーが登場。季節柄、サンタクロースの帽子を被って現れたが、カメラマンのフラッシュ放射に怯えた様子で後ずさり。大森さんは「こんなに写真に撮られて大丈夫?」と心配し、写真撮影時も何度もラッキーの様子をうかがい、頭をナデナデしていた。一方、私生活でも犬を飼っているという松嶋さんは、青木アナから「ラッキーのように賢い?」とぶしつけな質問をされ、一瞬きょとんとしつつ「そうですね、賢くなってほしいと思ってしつけをしました。でもラッキーの方が演技ができるので賢いと思います」と冷静に答え、会場の笑いを誘っていた。『犬とあなたの物語いぬのえいが』は2011年1月22日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:犬とあなたの物語 いぬのえいが 2011年1月22日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開©2010「犬とあなたの物語」製作委員会■関連記事:笑って、泣いて、怒って…『犬とあなたの物語』独占試写会に35組70名様ご招待AKB篠田が愛犬家役で映画初出演!意外な(?)コメディエンヌぶりを発揮犬好き感涙必至!『いぬのえいが』続編で大森南朋&松嶋菜々子が夫婦に
2010年12月16日実際にかつて夫婦関係にあった小泉今日子と永瀬正敏が夫婦役を演じることで話題の映画『毎日かあさん』の共演者が新たに発表され、古田新太、大森南朋らが出演することが明らかになった。併せて劇中の写真も公開され、小泉さんの母親ぶりをうかがわせるビジュアルも解禁となった。漫画家・西原理恵子が実人生を反映させる形で毎日新聞に週1回のペースで連載している漫画が原作で、単行本はシリーズ累計で150万部を突破している。主人公の漫画家・サイバラとその夫・カモシダ、そして6歳の息子と4歳の娘の物語が綴られる。今回、新たに本作への出演が明らかになったのは子役の2人(矢部光祐、小西舞優)を含め総勢12人。古田さんと大森さん以外に、“かしまし娘”の正司照枝に田畑智子、光石研、鈴木砂羽、柴田理恵、安藤玉恵、遠山景織子、さらに元女子プロレスラーの北斗晶の名も!また、到着した写真では小泉さん演じるサイバラが、ペンを手に机に向かう姿や、ベッドで子供たちと話をしている様子が写し出されている。一方、永瀬さん演じる夫のカモシダは短髪で口の周りに薄くひげを残しており、渋い表情を浮かべて枡でお酒を呑む姿が…。対照的な雰囲気を感じさせる妻と夫だが、“元夫婦”の小泉さん、永瀬さんが、どのような掛け合いを見せてくれるのか?また古田さんや大森さんといった実力派の俳優陣とどのように絡むのか楽しみなところ。『毎日かあさん』は2011年2月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:毎日かあさん 2011年2月5日より全国にて公開© 2011映画「毎日かあさん」製作委員会■関連記事:小泉今日子&永瀬正敏が西原理恵子原作『毎日かあさん』で夫婦役!
2010年10月07日2005年に公開されてスマッシュヒットを飛ばした『いぬのえいが』の続編『犬とあなたの物語 いぬのえいが』で大森南朋と松嶋菜々子が初共演で夫婦役を演じることが発表された。前作は複数のクリエイターによるオムニバス作品で、犬と人間の関わりを笑いと涙で描き、犬好きの人はもちろん、多くの人々の感動を呼んだ。今回の第2弾でも、愛する犬との思い出や悲しい別れ、飼い犬を愛し過ぎて暴走してしまう飼い主の姿などなど、犬と人との間の愛情あふれるエピソードが6編にわたって展開される。キャスト陣も前作に引けを取らない豪華俳優たちが続々と参戦!放送中のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の武市半平太役をはじめ、もはや日本の映画、ドラマに欠かせない存在となった演技派・大森南朋と、アジア版『ゴースト ニューヨークの幻』として製作が発表された『ゴースト』に主演する松嶋菜々子が、初共演にして夫婦を演じることに。2人からは自身と犬にまつわるエピソードを明かすコメントも到着!大森さんは「子供のとき、近所に秋田犬がいたんですが、その犬に追いかけられて…。3〜4歳の頃だったので、すごく大きい犬に食べられちゃうんじゃないかと思った。しばらく犬が怖かったです。でも大人になったら大丈夫でしたね。おばあちゃんの家に黒い犬がいて、彼と遊んだりしていたのでなじんでいったと思うんですよ。真っ黒の犬で“クロ”って名前でした。死んだときにおばあちゃんが寂しそうだったのを覚えています」と幼い頃の恐怖体験と犬との思い出を披露。自身もいま、大型犬を飼っており、(映画に出演している)マムちゃんとは自然にリラックスしてお芝居ができた」と語る松嶋さんは、犬にまつわる思い出を尋ねられ「いま、飼っている犬は、以前、飼っていた犬の子供なので二代目なんです。その子が産まれるとき、私が取り上げたんですが、幼い頃から、日々大きくなっていく成長過程をずっと見てきたので本当にかわいいです。犬のお産に立ち会えたことは貴重な体験ですね」と明かしてくれた。2人のほかには中尾彬、内野聖陽、高畑淳子、北乃きいと多彩な顔ぶれが出演。監督を務めるのは『西の魔女が死んだ』の長崎俊一のほか、印象的なコマーシャルを手がけてきたCM界のトップクリエイターたち。すでに4月にクランクインしており、8月中旬には全ての作品がクランクアップする予定だという。未曾有の不況が叫ばれる中でも、実はペットを飼う人々の数は、年々増えているのだとか。こんな時代だからこそ、人間の言葉をしゃべることはできなくとも、しっかりと愛情や温かさを伝え、人間を支えてくれる犬たちと人間のエピソードに目を向けてみては?『犬とあなたの物語 いぬのえいが』は2011年、全国にて公開。「いぬのえいがプレミアム・エディション」[DVD]発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント価格:3.990円(税込)発売中■関連作品:犬とあなたの物語 いぬのえいが 2011年、全国にて公開
2010年06月22日映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が6月12日(土)、初日を迎え、東京・新宿ピカデリーで主演の松田翔太、共演の高良健吾、大森立嗣監督らが舞台挨拶を行った。施設で育った幼なじみのケンタ(松田さん)とジュン(高良さん)と2人がナンパした少女・カヨちゃん(安藤サクラ)の3人の刹那的な旅を描く青春ロードムービー。初日を祝い、先ごろ同作の試写会を主催したという青山学院大学総合政策学部の学生たちが、感想など思い思いのメッセージを綴ったフラッグを携えて来場し、キャスト陣にプレゼントした。先日の試写会に松田さん、高良さんは飛び入り参加し、映画鑑賞後の学生らと意見交換をしており、松田さんは「ナメていたって言ったらヘンだけど、学生のみなさんが俺たちと同じ感覚で、映画のことや映画界をどうしよう?ということを考えていることに、衝撃を受けました」と刺激を受けた様子。「学校っていいな、こういう題材で話し合えるってうらやましいなって思ったし、僕たち作る側と観る側が同じ気持ちになったことが嬉しかった」と満足げ。高良さんも「年下なのに、全員、自分より大人に見えた。楽しかったけど、パワーがすごくて、僕らも真剣に言葉を選んで話さないといけないから…すごい疲れた…ドッと疲れました」とふり返った。一方、共演の新井浩文は「個人的な話なんですけど」と前置きし「舞台挨拶は好きなので今日はテンションが上がっていたんですけど、さっきポスターにサインを書いていたらインクがだだ漏れして服について、テンションが下がりました」と不運なエピソードを吐露。会場の笑いを誘っていた。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾インタビュー 若き2人がをぶち破った“壁”きっかけは学生からの1通の手紙…松田翔太と高良健吾が学生による試写会に登場高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」“ここだけ”の松田翔太が満載!主演映画フォトブック発売19歳の約束とは?松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待
2010年06月12日決して明るく、笑いに満ちた作品ではない。だが、松田翔太はこの『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』に惚れ込んだ。高良健吾もまた、強く共鳴し「(脚本を)読んですぐ、絶対にやりたいと思った」という。孤児院で育ち、どうにも抜け出せない過酷な環境、自らの周りに張り巡らされた壁を“ぶち壊す”ためにハンマーを振り下ろし、足を一歩前に進めた若者たち。旅路の果てに彼らの魂はどこに向かうのか?同世代の俳優陣の中でも群を抜く活躍を見せ、確固たる地位を築いている2人がなぜ、この作品にここまで惹かれたのか?「脚本を読んで、懐かしい香りがした」と言うのは松田さん。「環境は違えど、彼らが考えていることと僕自身が思っていることは同じ部分が多かった。自分の中の思い出とシンクロする部分があって。その“懐かしさ”が何なのかは判らないけれど、その感覚的な部分を信じて演じようって思いましたね。余計な情報を入れるのではなく、深呼吸して、リラックスして臨めばいい、と。実際、演じているときは無意識で、それは例えるなら25メートルのプールをクロールで泳いでいるときのようであり、サッカーの試合の途中のようで、車を運転しているのと同じような感覚。意図的にどうしようってのはなかったので、よく覚えてすらいないんです」。高良さんも松田さんの言葉に頷き「役柄に入るオンとオフの“スイッチ”のようなものがあるわけではなくて…」と前置きした上で、現場の空気をこう説明する。「今回に関して言うと、家に帰らずにずっとみんなで一緒にいたというのは大きかった。僕は、いつも、ジュンがケンタに付いていくように翔太くんの後ろを付いていって…でもそれは役作りのためとかそういうものではなく、ただ付いていってたんです。現場には、ケンタくんがいて、カヨちゃん(安藤サクラ)がいて、僕がいた…。ただそれだけでした」。自然体の演技と語る一方で、シーンごとのケンタ、ジュンの心情に話がおよぶと、2人の言葉に熱がこもる。“脱け出した”ケンタとジュンは北へ――。刑務所に収監されているケンタの兄の元を目指すのだが…。旅路と兄との再会について、松田さんはこう語る。「ふと、自分にも家族(兄)がいることが頭をよぎった瞬間に、そこに何かを求めてしまうんですね。何を求めているのか彼にもきっと分かってなくて。兄が(犯罪を経て)“自由”を手に入れたんじゃないかって想像して、自分も自由を手に入れて、その感覚を共有しに行ったんだと思います。だから、何がほしかったわけでもなくて、『来たんだ?元気?』みたいな反応を求めていたんじゃないかな」。だが、面会室で防護ガラスを挟んでの兄(宮崎将)との対面で、ケンタは思いもよらない“現実”を突きつけられる。「いや、でもそれは決して、考えていたものと真逆の反応なのではなく、もしかしたら心の奥底で思っていたことなのかもしれない。『やっぱりそうなのか…』という絶望感。正直、このシーンも考えてではなく、そのままの気持ちでやりました。将くんとも事前に何も話さず。気軽に『自由だよね?』って聞いたら、本当に想像すらしていなかったテンションの返事を向けられて、そのままのリアクションを返すしかなかった。(セリフの)間も含めて本当に全て、僕のそのままの気持ちで、一切カットもなしでした」。高良さんは「演じている僕らですら理解できない感覚、純粋にケンタとジュンの2人の間でしか分からない部分もあると思う」と語り、大森立嗣監督の演出について、こう明かしてくれた。「とにかく、(監督の)言うことが飛んでるんです。それは時に、僕自身、理解も共感もできないし、きっと観ている人にも伝わらない。けれど、(監督が考える)ケンタとジュンだけが分かってて、それでいいんだ、と。だから、監督を信じて演じて、そこでOK出されるっていうのはすごく役者として幸せを感じました。あるシーンで、テストで何度も『違う』って言われ続けて、監督から言われたのは『ケンタを乗り越えろ』ということ。いまだに、僕の中でもなぜああいう言い方をしたのか?と違和感があるんですが、でも、涙が止まらなくて…。それこそが、ケンタとジュンの2人にしか分からないことなんです」。では、松田さんと高良さん、これまでにケンタやジュンのように閉塞感を感じ、壁をぶち壊したり、乗り越えた経験は?松田さんはそれを「意識の転換」と説明する。「イギリスに留学したとき、俺は一生英語を話せるようにはなれないって思ってたんです。アイディア、きっかけも何もつかめなかったんですが、あるとき自分の考え方を変えただけで、その瞬間に脱け出せたんです。それは友人関係でも何でも同じで、自分の意識を変えるだけで世界が変わるんです。それまで、“物理的に”何かを壊すことで開放されるんじゃないかって思ってたところがあった。でも、映画に出てくる『壊しても、壊しても変わらない』っていうのは本当にそのとおりで、そうじゃなくて意識を変えるだけで道は明るくなるんだというのは感じました」。では、映画の中の2人は、そこまで至らなかったということなのだろうか?「いや、きっと辿りついてるんだよね、最後に。何が幸せか分からないまま飛び出して、北に向かっても、兄ちゃんに会っても自由じゃないし、愛情もない。何度もジュンに『お前、俺と来たいの?』って聞くけどそれが答えでもない。それは周りのものに対して自由を求めているから。でもある瞬間にジュンがドンと体当たりしてきて、このとき、きっと痛みと嬉しさを感じてる。なぜかって言うと、そこで初めて意思の疎通ができたって感じることができて、それを理解した瞬間にきっと幸せを感じてるんです」。高良さんも、自身が熊本から上京してきたときの気持ちを例に、同じく意識の転換について語る。「上京してずっと閉塞した空気を感じていて。自分で(熊本を)出てきたのに、なぜか『閉じ込められてる』って気持ちで、全てを東京のせいにしてたんです。でも、それはやっぱり自分の意識の問題。悪いのは東京ではなく、自分なんだと気づけたからこそそこから脱け出せた。それでも、仕事でも生活でも、“壁”を感じることはいまでもあります。それをぶち破りたくて、きっとこの仕事をしてるんだと思う」。現場に絶対的な安心感を抱きつつ、撮影のさなかに「ケンタだからこその“寂しさ”に僕自身も襲われて、ひとりでレンタカーを借りて、青森の海岸まで行ったこともあった」と明かしてくれた松田さん。そしてしみじみとこうつぶやいた。「人間として、俳優として本当に良い経験ができたと思います」――。この旅路が松田翔太と高良健吾にもたらしたものは?きっと答えは2人がこれから歩む道の先にある。(photo:Yoshio Kumagai)■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:きっかけは学生からの1通の手紙…松田翔太と高良健吾が学生による試写会に登場高良健吾の凡ミスに松田翔太苦笑い「健吾が忘れちゃった」“ここだけ”の松田翔太が満載!主演映画フォトブック発売19歳の約束とは?松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開
2010年06月11日松田翔太主演の青春映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のオリジナルフォトストーリーブック「『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』VISUAL BOOK featuring松田翔太」が発売された。映画は、孤児院で兄弟のように育ち、人生を選べずに生きてきたケンタとジュンの青年2人の旅の物語。現代社会を生きる若者の不安や苛立ち、そして希望を鮮烈に描き出す。今回発売されたフォトブックでは、松田さんが「この映画だからこそ」と語り尽くした、本作のプロデューサー・孫家邦によるスペシャルインタビューに撮り下ろし写真、映画からの全61カット&未公開シーン、メガホンを握った大森立嗣監督から松田さんに宛てた手紙など盛りだくさん。ここでしか知ることのできない、役者・松田翔太の魅力がつまった一冊になっている。松田さんと孫プロデューサーとの間には、5年前、松田さんが19歳のときに交わしたある約束が。兄の松田龍平が出演した『青い春』(’02)の打ち上げの席で2人は出会い、その後、役者になると決めた松田さんは「遠回りになるかもしれないけど、TVできちんと頑張ります。人気者になることを目指し、帰ってきて、自分がいることで映画が盛り上がるような俳優になります」と孫プロデューサーに誓った。その言葉通り、5年の時を経て完成したのがこの『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』なのである。松田さんは言う。「(自身が演じた)ケンタは愛情が足りなくて心がスカスカしているんだけど、細かいところから幸せを見つけて生きていて、自分の世界がある男」。“現場に身を任せる”ことでケンタになりきったそうで「ケンタについて、監督と言葉で確認し合ってはないですね。映画が完成したときも、握手しただけ。言葉で埋めなくても、達成感があったんです」と自信のほどをうかがわせる。映画を観る前に松田さんの熱い思いをこちらのフォトブックで感じてみては?『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』VISUAL BOOK featuring松田翔太発売元:角川書店定価:1,890円(税込)発売中■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』試写会に10組20名様ご招待あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開阿部芙蓉美がフォークの神様を歌う!『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』主題歌決定松田翔太、黒のスーツで颯爽とベルリンデビュー!亡き父・優作への思いも吐露若手実力派女優、安藤サクラがアジアのアカデミー賞に助演女優賞にノミネート!
2010年05月26日「そろそろしっとりとした恋愛ものをやりたいと思って…」。目を細めながらそんなふうに『スイートリトルライズ』との出会いを語る大森南朋。たしかに、『ハゲタカ』、『笑う警官』、『ゴールデンスランバー』など、近年出演した作品は社会派ものが目立つ。殻を破りたいと思うのは役者として当然のことだ。そこで、今現在“色気のある格好いい大人の男”として女性を魅了し続けている大森南朋の魅力に、さらには恋愛観に迫ってみた。近づけないのか、それとも近づかないのか本人曰く、今回演じる聡という男は「甘えん坊で優柔不断な軽い男」。穏やかな妻・瑠璃子(中谷美紀)と積極的な後輩・しほ(池脇千鶴)の間で揺れ動く役どころで、そんな「男の心の揺れを表現したいと思った」のだと言う。「現場でも瑠璃子としほ、どっちがタイプか?という話題はよく出ていましたけど、生意気承知で言うならば、瑠璃子としほの両方を持ち合わせている女性が理想です。ただ、しほのような元気のある女性もいいけれど、僕自身は瑠璃子のようなちょっと面倒に思われがちな女性も嫌いじゃないかもしれないです(笑)」と、照れながら本音をちらつかせる。聡と瑠璃子の夫婦については「夫婦なんだけれどギリギリ夫婦に見えるか見えないか、近づけないのかそれとも近づかないのか、という距離感。それが監督の狙いでもあったと思うんです」。常に“距離”を意識し、タイプの異なる2人の女性それぞれが与えてくれる空間も楽しんだそう。「池脇さんとのシーンを前半に、中谷さんとのシーンを後半に撮っていたので、違う映画を撮っている感覚だったことも面白かった。特に朝食のシーンでの聡と瑠璃子の間合の取り方は、演じていて楽しかったです。ただ、理解し難かったのは、部屋に鍵をかけてゲームをしている聡の心理。たとえ倦怠期でもそれは失礼なんじゃないかな、と。もしも大好きな女性が聡のように鍵をかける女性だったら、やめた方がいいって注意します、きっと(笑)」と言うように、聡は同じ家に住みながらも自分の部屋にこもり、鍵をかけ、携帯でやりとりするような男。その姿から観客は孤独を感じ、孤独について考えるだろう。ちなみに、大森さん自身は「誰からもメールが来ない日が2日間続いたら孤独を感じる」と、意外な一面も明るみに!愛はずっと続いていくものであってほしいそして、最後にこんな質問を投げかけてみた。聡と瑠璃子はお互いの愛を確かめるために恋をし、それぞれが恋と愛の答えを出しているようにも捉えられる──大森さん、愛と恋の違いって何ですか?「難しい質問ですね…」と悩みながらも「恋は一過性のものだけれど、愛はずっと続いていくものであってほしい。なんて、上手いこと言っちゃったかな(笑)」。こんなコメントをさらりと口にしてしまうなんて、やはり格好良すぎる。(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)特集『スイートリトルライズ』FEATURE INTERVIEW 中谷美紀×大森南朋■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月13日よりシネマライズほか全国にて公開© 2009 「スイートリトルライズ」製作委員会笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会ハゲタカ 2009年6月6日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ハゲタカ」製作委員会■関連記事:『スイートリトルライズ』中谷美紀インタビュー夫以外の人に心奪われていく気持ち…恋愛脚本家が見せる、乙女な素顔狗飼恭子×大森美香“大人の恋愛”トークショー『スイートリトルライズ』矢崎監督インタビュー「映画は理解するのではなく感じる物」中尾彬夫妻、30年前の結婚3年目をふり返り「仕事してた記憶しかない…」【読者レビューをウォッチ】『アバター』旋風に負けず、邦画勢に高ポイント続々
2010年03月09日江國香織の人気恋愛小説を原作に、中谷美紀&大森南朋扮する夫婦の心の揺れを描いたラブストーリー『スイートリトルライズ』。公開に先駆けて、3月1日(月)、女性限定の試写会を開催、映画のテーマに因んで「大人の恋愛トークショー」と題して、本作の脚本を務めた狗飼恭子さんと、以前から狗飼さんの友人であり、数々のヒット作の脚本を務める大森美香さんを迎えてのトークショーが行われた。本作のメガホンを取った矢崎仁司監督とは『ストロベリーショートケイクス』(’06)でもタッグを組んでいる狗飼さん。大森さんは前作の大ファンだということで、本作を誰よりも楽しみにしてたそうだが、「『ストロベリーショートケイクス』よりも一段階“大人”な映画になっていて、とても興味深かったです」と大絶賛。「観た後に良かったかと思うかどうかはそれぞれの恋愛観によると思いますが、すごく充実した気持ちになれます」と評した。これを受け狗飼さんも、前作と本作を比べて「この映画は、恋愛を維持することについて描いてます。前作は1人で生きていく女性たちの映画で、今回描くのは“2人”で生きていくことについて。1人で生きていくか、2人で生きていくか、どちらを気に入っていただけるかすごく楽しみです」と観客に問いかけた。本作は、結婚3年目、予期せぬ“スキ”によって生まれる、夫と妻、それぞれの恋愛を描くが、実は未婚というおふたりはこの物語を通じて結婚に対して多少の絶望感も味わったようで、狗飼さん自身も「脚本を書いている間も、結婚してこうなるんだったらどこに幸せがあるんだとずっと考えてましたね」とのこと。大森さんも「本当に結婚が怖くなりましたね」と頷きつつ、「でもすごく恋愛がしたくなりました」と笑顔を見せた。劇中の瑠璃子(中谷さん)のように2人の男性を同時に愛することについては「才能が要ること」と共に瑠璃子を仰ぎ見る(?)ふたりだが、男性のタイプは少々異なるようで、大森さんは「(聡役の)大森南朋さんが本当に素敵で、男性の弱い部分を垣間見せるところに弱いんです」と照れれば、狗飼さんは「俗に言うダメ男の春夫が大好き。だからダメなんだと言われ…」と自嘲気味。さて、本作のテーマにある、夫婦の間に生まれる小さな“ウソ”。ずばり、愛する者同士にはウソは必要?との質問には、「ウソをつけるくらいならとっくに結婚してます」と即答の狗飼さん。一方、大森さんも「私は好きでもない人にウソをつくのは罪を感じないけど、好きな人には上手にウソをつけないんです。だから私の恋愛はダメなんだな…」と思わずため息?数々の恋愛作品を手がけてきたふたりが見せる乙女な素顔に、女性で満たされた会場はすっかり和やかなムードに。最後に、狗飼さんは“大人の恋愛”について「“やっぱり”と思える恋愛」と表し、観客に「この映画で何かを感じてください」と呼びかけた。『スイートリトルライズ』は3月13日(土)よりシネマライズほか全国にて公開。シネマカフェSweet「大人な恋愛映画ガイド特集」■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月13日よりシネマライズほか全国にて公開© 2009 「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:『スイートリトルライズ』中谷美紀インタビュー夫以外の人に心奪われていく気持ち…『スイートリトルライズ』矢崎監督インタビュー「映画は理解するのではなく感じる物」中尾彬夫妻、30年前の結婚3年目をふり返り「仕事してた記憶しかない…」狗飼恭子×大森美香トークショー付き『スイートリトルライズ』女性限定試写会に30組60名様ご招待『ニューヨーク,アイラブユー』公開記念恋愛力アップグッズを合計8名様プレゼント
2010年03月02日先日開催された第60回ベルリン国際映画祭に正式出品され話題を集めている青春ムービー『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』。このほど本作の主題歌が、阿部芙蓉美の「私たちの望むものは」に決定した。女子フィギュアスケート選手・浅田真央出演の花王アジエンスCMソング「Birthday」を始め、CMで流れている阿部さんの楽曲は問い合わせが殺到するほど話題に。今回手がけた主題歌は“フォークの神様”と呼ばれる岡林信康の名曲をカバーしたものとあって、期待も高い。メッセージ性の強い同曲は、現代に生きる若者たちの不安や苛立ち、希望を代弁する本作品の世界観と一致しており、ウィスパーボイスを持つ阿部さんが歌い上げることによって、新たな物語が吹き込まれた。これと同時にPV映像もYouTubeにて解禁された。このPVの全編で使用されている画像は、本作の監督である大森立嗣が1,500枚ものメイキング画像の中から、このPVのために自らチョイスした本編の画像。楽曲と共に流れてくる日々の喜び、怒り、迷いを抱えながら生きる主人公たちの日常を切り取った映像は、まるで何かを訴えてくるかのよう。予告編とはまた異なる、見応えのある映像となっている。そして新たな画像も到着!3人が寄り添うのは寂しさからなのか、安堵からなのか…何かを漂わせる雰囲気が感じられる。この画像が果たして3人の旅にどう影響するのか…?PV映像でも雰囲気を掴むことができるので、まずはチェックしてみよう!『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開阿部芙蓉美「私たちの望むものは」■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太、黒のスーツで颯爽とベルリンデビュー!亡き父・優作への思いも吐露若手実力派女優、安藤サクラがアジアのアカデミー賞に助演女優賞にノミネート!松田翔太×高良健吾、国境の“壁”壊す!最新主演作がベルリン国際映画祭に出品松田翔太&高良健吾の真剣ムードに、安藤サクラ「お通夜みたい(笑)」松田翔太×高良健吾タッグ作の特報解禁!東京フィルメックスにも出品決定
2010年03月01日先日開幕した第60回ベルリン国際映画祭で2月13日(現地時間)の夜、松田翔太主演の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が上映され、松田さんは大森立嗣監督と共に舞台挨拶、および上映後のQ&Aに参加。上映終了後にコメントを求められ、亡き父・松田優作への思いも口にした。本作が出品されたのはフォーラム部門。映画祭の規約により招待枠で現地に赴くのは監督のみということで、松田さんは自費で現地入りしており、この一件からだけでも本作への並々ならぬ思いがうかがえる。この日のベルリンはマイナス6℃で雪もちらついたが、会場は約800席がほぼ満席状態。黒のスーツで決めた松田さんを観客は温かい拍手で迎えた。監督の演出について尋ねられた松田さんは「いまはこんな(話しやすい感じ)ですが、現場では近付けない感じで、自分の心の中を見られているようだった。だから、なるべく自分が台本に近づけるように頑張った」とふり返った。イベント終了後には、本作にまつわる様々な思いを吐露。「この映画の撮影をしていた去年頃から、不思議なタイミングで、僕の周りや僕の中でいろんなことが始まったり、なくなったりしています。僕の気持ちの中で、ある種“父親像”がなくなって、“形”を追いかけていたことが経験と知識を含めた別のものへと始まりかけた年なんです。ベルリンの壁の崩壊と父親の死(共に1989年)から、たまたま20年という年が、自分にとってのそういう“始まりのタイミング”の年であったことの偶然に驚いています」と自身の中での父親・松田優作の存在の変化に言及。さらに今回の映画祭への参加について「芸術的なことと商業的なこととか、自分が俳優としてやっていくこと、演技とは?俳優とは?ということなどと向かい合い始める良いスタートだと思っています。でも、この始まりの感じをあまり意識し過ぎないようにしたいとも思います。これまでの自然な流れがあって、あるべくしてある“現在”だと思っています」と俳優として自身の進むべき道と重ねつつ、思いを語った。現地の観客からは「とても好きになった。俳優も良かった」という声も聞かれた『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』。日本での公開は6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:若手実力派女優、安藤サクラがアジアのアカデミー賞に助演女優賞にノミネート!松田翔太×高良健吾、国境の“壁”壊す!最新主演作がベルリン国際映画祭に出品松田翔太&高良健吾の真剣ムードに、安藤サクラ「お通夜みたい(笑)」松田翔太×高良健吾タッグ作の特報解禁!東京フィルメックスにも出品決定松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2010年02月15日毎年2月に開催される世界三大映画祭の一つ、ベルリン国際映画祭。記念すべき60回目を迎える来年の同映画祭フォーラム部門に大森立嗣監督、松田翔太×高良健吾主演による『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が正式出品されることがこのほど決定した。今回出品されるフォーラム部門とは、若手監督の作品が多く上映されることで知られており、昨年は園子温監督の『愛のむきだし』がカリガリ賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞したことで話題となった。大森監督は、4年前の長編デビュー作『ゲルマニウムの夜』がロカルノ国際映画祭やサンパウロ国際映画祭など多くの映画祭に正式出品されたが、2作目となる本作で三大映画祭デビュー。同映画祭での上映の際には、ティーチインに登壇する予定とのこと。今年11月にベルリンの壁崩壊から20年という節目を迎え、さらに注目が高まる同映画祭。本作で松田さんと高良さん扮する、工事現場で壁を壊す“はつり”の仕事をする二人の若者が、自分のいる世界を“ぶっ壊して抜け出す”姿が、国境を超えてどれだけの共鳴を呼ぶことができるのか、注目される。第60回ベルリン国際映画祭は、来年2月11日から21日(現地時間)まで開催。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は来年6月12日(土)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年6月12日より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会パレード 2010年2月、渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010 映画『パレード』製作委員会第60回ベルリン国際映画祭 [映画祭]■関連記事:林遣都がイカ天ソバをおごって藤原竜也を“イカ”呼ばわり?『パレード』Xmas試写松田翔太&高良健吾の真剣ムードに、安藤サクラ「お通夜みたい(笑)」松田翔太×高良健吾タッグ作の特報解禁!東京フィルメックスにも出品決定藤原竜也、大酒での歓迎に笑顔“抑制”効かせた『パレード』を釜山にて披露!松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2009年12月25日女性から絶大な人気を誇る江國香織の同名小説を中谷美紀×大森南朋という組み合わせで映画化し注目を集める『スイートリトルライズ』の予告編がこのほど初めて公開された。一見、理想的な家庭を築いているかのようで、心のすれ違いを感じている一組の夫婦。それぞれに家の外に心惹かれる相手を持ち、家の中では嘘と秘密を重ねつつも、互いへの愛の深さを確認し合う姿が生々しく描かれる。映画の製作が決定した当初から、江國作品独特の言葉遣いが、生身の俳優によってどのようなトーンでどのように表現されるのか?と注目を集めていたが、今回解禁となった予告編では、妻・瑠璃子(中谷さん)の「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに」、「この部屋には、恋が足りないと思うの」などのセリフが登場している。小林十市が演じる不思議な青年、池脇千鶴扮する大学の後輩に、瑠璃子と聡(大森さん)がそれぞれ惹かれていく様子もしっかりと描かれているので、こちらもぜひチェック!ちなみに原作者の江國さんは、映像化された本作について「書いたことではなく書きたかったことを、視覚化されて愕然とした、というのが正直なところです。一体どうしてこんなことができたのかわかりません。小さな、美しい映画」と独特の表現で称賛している。原作者を“愕然と”させるとは、一体どのような作品に仕上がっているのか?『スイートリトルライズ』は2010年3月、シネマライズほかにて公開。こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月、シネマライズにて公開© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:中谷美紀、官能&ドッキリ表現「肌の上をなめくじが這うような作品」「変態監督?」大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つスガシカオが江國香織×中谷美紀×大森南朋『スイートリトルライズ』の主題歌を担当!『スイートリトルライズ』クランクアップ!中谷美紀×大森南朋の自宅写真を独占初公開中谷美紀×大森南朋が夫婦役に!江國香織原作『スイートリトルライズ』が映画化
2009年12月19日『ゲルマニウムの夜』の大森立嗣監督がオリジナル脚本で完成させた青春映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が、11月24日(火)、都内にて開催中の第10回東京フィルメックスの特別招待作品として上映された。上映後には、大森監督を始め、主演を務めた松田翔太に高良健吾、安藤サクラという、いま旬の3人が登壇し、観客からの質問に答えた。施設で兄弟のように育った少年、ケンタ(松田)とジュン(高良)が過酷な現実にもがきながら旅に出る姿を描いた本作。すっかり打ち解けた様子の松田さんと高良さん。演技について聞かれると、「いろんな情報が頭に入ってたので、旅の理由とか考えるのをやめて何もやらないというのが大変でしたが、何もやらずに、健吾とのお芝居を楽しんでました」と松田さん。高良さんも「不安なところはたくさんありましたが、(松田さんと)寝食を共にしてましたし、翔太くんのことを本当の兄貴だと思って慕ってました。台詞というよりも、相手がしてきたことに素直に反応する、その場にちゃんと“いる”ことを意識しました」と互いへの信頼をアピール。自然な演技ができたことへの自負を感じさせた。また、演じた役柄への共感を尋ねると、答えを渋りながらも松田さんは「“抜け出したい”、でもそのやり方がわかんない。方法は違うけど、同じかもしれない」と思いを語った。一方、どこか控えめで真剣なムードの松田さんと高良さんに対して、「お通夜みたい」と笑い飛ばすカヨ役の安藤さん。撮影で大変だったことを聞かれると、「役作りで6、7キロ太って腰が痛かったのが大変でした。あと健吾くんのバイクの後ろに乗るのはとても怖かったし、ダンスの経験があるので『下手くそなダンスを踊る』というのが恥ずかしくて難しかったです」とはっきりした口調で端的に述べ、会場の笑いを誘った。紅一点ながら、男性陣2人を従えるような貫禄を見せ付けた。『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は2010年初夏、新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年初夏、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太×高良健吾タッグ作の特報解禁!東京フィルメックスにも出品決定松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2009年11月25日数々の映画へ出演が相次ぎ、それぞれで印象的な演技を見せている大森南朋。兼ねてから実力派俳優として、多くの監督たちに信頼されてきた彼が、一躍世間に名を広めたのは連続TVドラマ「ハゲタカ」の主演。最新作『笑う警官』では再び主演に抜擢され、社会派ドラマに挑戦している。出演の決め手は“タイミング”これまでの出演作を改めてふり返ってみると、その数と幅広さに驚かされる。「基本的に『タイミング』が大きいんです。スケジュールのタイミングがまずありますし、イメージが固定されてしまうのもなるべく避けたいので、(同じタイプの作品が)続くと外したくなる、というのもあります。『ハゲタカ』、『笑う警官』と社会派が続いたので、ちょうど違うテイストの作品がやりたいな、と思っていたところに(恋愛映画の)『スイートリトルライズ』のお話をいただいて…というように。あとは、昔からお世話になっている監督やプロデューサー、共演者…そういう方からお話をいただけるなら、時間さえ合えば出来るだけ参加したいと思っています」。『笑う警官』の原作は、実際に起こった北海道警察による組織ぐるみの汚職事件をヒントにしたベストセラー警察小説。監督は12年ぶりにメガホンを取る巨匠・角川春樹だ。「道警の話は以前、ノンフィクション小説で読んだことがあったんです。こんな事実があるということに衝撃を受けて、『誰か映画化しないのかな?』と思っていました。それから数か月後に角川春樹さんに映画出演のお話をいただきまして。僕は子供のときから角川映画を観て育っていて、その角川さんからお話をいただいたので、すぐに『やらさせていただきます』とお返事しました」。実際、角川監督と仕事をしてみて、「監督は自分が取りたい世界観をしっかり持っている人」と印象を語る。特に記憶に残っている撮影シーンは…「11分間の長回しのシーン(メインキャストたちがバーに集まり、事件について話しあうシーン)があったんですが、そこは前半の肝の部分だと意識していて、前半戦はその日が来るのを待ち望んでいた、という気持ちもありました。あの人数で11分に及ぶ芝居をする、というのはもちろん緊張もしましたが、妙な興奮も感じました」。先のことはあえてイメージしないように『笑う警官』は映画ならではの緊迫感や重厚感を持つ、まさに映画の醍醐味が詰まった作品と言えるが、テレビ、舞台…と俳優として広く活躍している大森さんにも「映画」に対しては特別な思いがある、と話してくれた。「やはり若いときから、映画の現場でプロ意識の高い大人たちに囲まれて、怒られながらいろんなことを教えてもらってきたと思っています。最初の頃は映画の現場に行くのが嫌でしょうがなかったんですが、いつしか映画の現場が一番ホッとするようになっていた。映画のスタッフ、監督、共演者の方…みなさんに育てていただいた。映画の現場というのは、僕にとっては“真ん中”なんです。舞台やドラマにも出演させてもらっていますが、そこでの仕事を終えた後には『次は映画がやりたいな』そう思ったりしています」。知れば知るほど、もっと見たくなる俳優…そんな不思議な、人々惹きつける力を持つ大森さん。この先の俳優活動について、「あまり何年も先のことをイメージしないようにしているんです」と話すが、その自然体なところこそが、大森南朋の魅力なのかもしれない。(photo:HIRAROCK)大森南朋ロングインタビューをシネマカフェにて掲載中特集 美しき男の佇まい■関連作品:笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会■関連記事:大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つ角川春樹、『笑う警官』宣伝のために自ら時計に変身して時をかける…というか刻む【TIFFレポート】大森南朋、原作者の「かっこよすぎる」という称賛に複雑な気分大森南朋「監督と一緒に、人間ドラマをしっかり作った」『笑う警官』舞台挨拶恋したい“大人”な俳優は誰?MTVオリジナルiTunesダウンロードカードを10名様プレゼント
2009年11月13日江國香織の人気小説を中谷美紀×大森南朋という、この世代を代表する実力派俳優2人を主演に迎えて映画化した『スイートリトルライズ』の主題歌が、スガシカオの書き下ろし曲「雨上がりの朝に」に決定した。原作小説は、2004年に刊行され、透明感あふれる文体の中に強烈な“孤独”と“恐怖”を散りばめた名作として江國ファンの間でも人気の高い作品。結婚生活3年目を迎えた夫婦が、それぞれに家庭以外の場で恋をし、小さな嘘を積み重ねつつも寄り添って共に生きていくさまが綴られる。スガシカオさんにとっては、『DEATH NOTE デスノート』に挿入歌として提供した「真夏の夜のユメ」以来、3年ぶりとなる映画とのタイアップ。今回の「雨あがりの朝に」は、スガシカオさん自身が映画を観た上で書き下ろした。映画化に際し、原作の中の「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに」、「この部屋には、恋が足りないと思うの」といった女性の心に強く響く、江國さん独特のセリフが映画でどのように再現されるのか?といった声が多数聞かれたが、スガシカオさんによる、軽やかさの中にもどこか切なさを含んだ詞とメロディは、江國作品に通じるものが。スガシカオさんはこの主題歌について「大人になってもうまくいかないことは多くて、自分が思っていた“大人”とはずい分違うなぁ…なんて思ったりして…。そんなことを映画を見ながら感じて出来上がった曲です」と説明。中谷さんは「横断歩道で信号待ちをしながら『君に会いにいくよ』と、思わず口ずさみたくなるような素敵な曲ですね」と曲を聴いての感想を寄せている。美しく切ない大人の恋愛映画のラストにスガシカオさんの艶やかな歌声が響き渡る!『スイートリトルライズ』は2010年春、シネマライズほか全国にて公開。■関連作品:スイートリトルライズ 2010年公開予定© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:大人な秘密の恋をしてみたい俳優、第1位は大森南朋! デップ&ブラピに競り勝つ『スイートリトルライズ』クランクアップ!中谷美紀×大森南朋の自宅写真を独占初公開中谷美紀×大森南朋が夫婦役に!江國香織原作『スイートリトルライズ』が映画化
2009年11月13日松田翔太の最新主演作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の特報映像が解禁となり、同時に今月21日(土)より開催される「第10回東京フィルメックス」に本作が特別招待作品として出品されることも明らかになった。松田翔太、高良健吾、安藤サクラという、次世代の日本映画界を担うフレッシュな俳優陣が顔を揃え、希望と自由を求めて疾走する若者たちの姿から現代を鮮やかに切り取った本作。孤児院で兄弟のように育ち、いまは解体現場で働くケンタ(松田さん)とジュン(高良さん)は、自分たちを取り巻く環境、どうにもならない人生への行き場のない苛立ちを抱え、その現状を突き破るべく2人で旅に出る。それは、戻る場所のない旅路。その途中で、彼らはカヨちゃん(安藤さん)と出会い、行動を共にすることに。今回、解禁となった特報は、彼らの現状そのままの悲しい独白から始まる。「世の中には二種類の人がいる。一つは人生を自分で選べる人、もう一つは選べない人――」。彼らは旅路の果てに、“答え”を探し当てることができるのか?また、東京フィルメックスへの出品にあわせて、11月24日(火)の本作上映後、大森立嗣監督、松田翔太、高良健吾、安藤サクラによるQ&Aが行われることも決定!本作は2010年初夏に公開されることが発表されているが、これだけ早い段階でこうしたプロモーションが実施されるのは、松田さんを始めとする出演陣の並々ならぬ意気込みの現われとも言える。ちなみに本作の予告編は、今週末の6日(土)より公開される、松田さんの父、故・松田優作のドキュメンタリー映画『SOUL RED 松田優作』の上映前でかけられ、観客の目に触れる最初の機会となる。まずはこちらの特報で、旬のキャスト陣の迫真の演技をチェック!『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は2010年初夏、全国にて公開。こちらの特報は、シネマカフェ内の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』作品情報ページにてご覧いただけます。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年初夏、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会■関連記事:松田翔太&高良健吾が競演!孤児院育ちの荒削りな若者演じる青春ムービーが来春公開
2009年11月06日映画『笑う警官』が23日(金)、開催中の東京国際映画祭にて特別招待作品として上映され、これに先立ち角川春樹監督および大森南朋、松雪泰子、宮迫博之(雨上がり決死隊)らキャスト陣、そして原作者の佐々木譲が出席しての記者会見が行われた。北海道警で実際に起きた事件を基に書かれた佐々木さんの同名小説を映画化した本作。12年ぶりにメガホンを握った角川監督は「全世界のどこでも通用する映画になった」と自信満々。主演を務めた大森さんは「僕は子供の頃、角川映画で育った世代。(角川監督と会って)憧れの人と出会えた気分でした」と挨拶した。警察をテーマにした作品とあって、報道陣からは角川監督の演出方法について、大森さんに「直接、(監督の)実体験を基にした演出や指導はあったか?」というきわどい質問も。大森さんは「現場でこまごまとありましたが、どういうものだったかは僕の口からは差し控えます」と慎重なコメント。では、角川監督の第一印象は?という質問には「恐怖!」(大森さん)、「左に同じ」(宮迫さん)、「恐怖(笑)」(松雪さん)と口を揃えた。だが、話をしてみると最初の印象と全く違ったようで、松雪さんは「純粋な情熱を持った方で少年のように目が輝いていた」と笑顔で語った。一方で「監督には常に『いままでにない表現を見せておれを感動させてくれ』と求められた」と妥協のない演出を明かした。宮迫さんは、海外の報道陣も詰め掛ける国際映画祭の場で、おなじみの身振り手振りを付けて「宮迫です!」を決め「いちコメディアンなもので」とご満悦。「僕はこのキャストの中で唯一、実体験で怖い人に追われたり、逃亡したり、すごく隠れたりしたことがあるので、やりやすかったです」と笑顔を見せた。原作者の佐々木さんは完成した映画について「あの原作をここまで深い映画にするとは…原作者として悔しいです。もっと野暮ったい道警の刑事たちを描いたつもりが『こんなにかっこよくていいのか?こんなかっこいい刑事いないだろう』と思った」と称賛を贈ったが、大森さんはこのコメントに「嬉しいですが…ちょっと複雑な気持ちです」と苦笑していた。『笑う警官』は11月14日(土)より全国にて公開。東京国際映画祭2009特集■関連作品:第22回東京国際映画祭 [映画祭] 2009年10月17日から25日まで六本木ヒルズ、Bunkamuraをメイン会場に、都内の各劇場及び施設にて開催笑う警官 2009年11月14日より全国にて公開© 2009『笑う警官』製作委員会■関連記事:【TIFFレポート】これぞ影の最高賞?観客賞が発表 『少年トロツキー』に栄誉!辻仁成インタビュー「アントニオ猪木さんをもう一度、リングに上げたかった」【TIFFレポート】辻仁成が率いるバンドZAMZA登場!往年の名曲「ZOO」熱唱【TIFFレポート】辻仁成、不在のアントニオ猪木と支えになった家族への感謝を吐露【TIFFレポート】中谷美紀、貧血で挨拶を降板広末は「任せきり」と中谷を絶賛
2009年10月24日いま最も勢いに乗る、若手注目俳優、松田翔太と高良健吾が、血よりも濃い絆で繋がった“兄弟”役で競演!初監督作品『ゲルマニウムの夜』(’05)が第59回ロカルノ国際映画祭のコンペ部門に出品され、鮮烈なデビューを飾った大森立嗣の最新作『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』が2010年に公開される。現代日本社会を生きる等身大の若者役に挑戦するふたりのタッグに注目が集まる。松田さんが演じるのは、孤児院で育ち解体現場で働きながらも、安い賃金や過酷な労働に行き場のない苛立ちを抱えている青年、ケンタ。また、ケンタと兄弟のように育ったジュンを、『蛇にピアス』や『南極料理人』、『ソラニン』など出演作が相次ぐ注目俳優の高良さんが熱演。好転の兆しの見えない生活に耐えかねたケンタとジュンはある日、一つの決断をするに至る。かすかな希望を携えて、ふたりの旅が始まる――。松田さんは、「自分を意識せずに作品の中に生きられたことをスタッフに感謝してます。俳優になる前からずっと、このスタッフと仕事がしたかったので、夢が叶って嬉しいです。有言実行のスタッフだったので、僕も勝負が必要でした」とコメント。ほかにも、カヨちゃん役に、奥田瑛二の次女で資生堂「TSUBAKI」のCM出演や『愛のむきだし』など多くの個性的な作品に出演して注目を集める新人・安藤サクラが演じるほか、柄本明、小林薫などベテラン俳優陣が脇を固める。本作は、大森監督のオリジナル脚本によって誕生した、本格派青春映画。11月21日(土)より開催される第10回東京フィルメックスにて特別招待作品で上映されたのち、2010年初夏、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開される。■関連作品:ケンタとジュンとカヨちゃんの国 2010年初春、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国にて公開© 2009「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」製作委員会
2009年09月14日中谷美紀と大森南朋を主演に迎え、江國香織の人気小説を映画化した『スイートリトルライズ』が無事、クランクアップを迎えた。先日のクランクアップ直前に、撮影現場に潜入!さらにこのほど、映画の新たな場面写真も到着。嘘と秘密を積み重ねつつ、共に歩む夫婦を演じた中谷さん、大森さんの姿が初めて公開された。撮影も佳境に差し掛かった6月中旬、訪れたのは主人公の瑠璃子(中谷さん)と聡(大森さん)が住むマンション。東京・五反田にある6階建てのマンションをビルごと借り切って撮影は行われていた。2人が住む岩本家の一室は、外観の古ぼけた感じからは全く想像つかないほど見事なセットが組まれていた。瑠璃子のテディベア作業机のあるリビングとキッチンがつながるダイニング。十数体のテディベアが並べられた2人の寝室に1人閉じこもりゲームを楽しむ聡の部屋。淡いブルーやグリーンを配色した部屋にはアンティーク調の家具が並べられ、テディベア作家の瑠璃子らしいハンドメイドの趣あるセットが美術・装飾の手によってゼロから作り上げられていた。この日、撮影が行われていたのは瑠璃子と聡の朝食のシーン。瑠璃子が食卓に差し出したポーチドエッグを見て「これが食べたいとずっと思ってたんだ」と言う聡に対して「私たち、気持ちがちゃんとつながっているのね」と返す瑠璃子。一見、何気ない会話のように見えて、静かな朝の風景に2人の間の微妙な緊張感が感じとれるシーンだ。中でも鍵となるのは「一緒に眠って一緒に起きて、どこかに出かけてもまた同じ場所に帰るってこと。大切なのはそのことだと思う」という瑠璃子の孤独が見え隠れする意味深なセリフ。ちなみに本作にはこれ以外にも、「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに」、「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに」など、原作そのままのセリフが度々登場し、江國香織の繊細で美しい世界観が映画で表現されている。監督を務めるのは『ストロベリーショートケイクス』の独特な空気感が印象的だった矢崎仁司。本作でもまた、夫婦の間の距離感をどう映像として表現するのかに期待と注目が集まる。監督の細部に至るまでのただならぬこだわりは、撮影現場を見れば容易に見てとれる。そして、中谷美紀と大森南朋こそが、そんな彼の要求に応えうる役者なのである。監督は2人について、こう語ってくれた。「中谷さんは、初めて会ったときに『瑠璃子だ』と直感しました。中谷さんが醸し出す“品”のようなものが『瑠璃子に会えた』と思わせたのだと思います。大森さんについては、彼の持つ静けさ、他人と一線を画す距離感みたいなものが、聡の孤独と重なると感じました。孤独をまとっているこの2人の夫婦を見てみたいと思いました」。『スイートリトルライズ』は今秋の完成を目指しており、公開は2010年を予定。まさに現在編集中という段階にあり、これまで、ほとんど写真も明かされていなかったが、このたび、シネマカフェが写真を独占入手。岩本家のベランダで瑠璃子が遠くを見つめ、聡がその姿を優しく見つめるシーン(写真上)のほか、2人の朝食シーンなど、合わせて4枚の写真が到着、シネマカフェ内の『スイートリトルライズ』特集にて公開中。特集『スイートリトルライズ』撮影現場フォトアルバム■関連作品:スイートリトルライズ 2010年公開予定© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:中谷美紀×大森南朋が夫婦役に!江國香織原作『スイートリトルライズ』が映画化
2009年07月17日