累計販売部数146万部を超える大ヒット漫画となった渡辺ペコ氏の『1122』。その実写化作となるドラマ『1122 いいふうふ』が、6月14日よりPrime Videoにて世界独占配信されている。そんな同作でW主演を務めた高畑充希と岡田将生にインタビュー。セックスレスや婚外恋愛許可制など問題を抱えながらも、友達のようになんでも話せる仲の良い一子・二也夫婦を演じた2人に、同居生活で譲れないこだわりや理想の夫婦像について語ってもらった。○岡田将生のインスタグラムの師匠は高畑充希――今回は夫婦役ということもあり、撮影ではお二人のシーンが多かったそうですが、撮影中に印象的だったエピソードはありますか?高畑:私が印象的だったのは、ちょうど撮影がスタートするタイミングで岡田さんがインスタグラムを始めたんです。岡田さんが「やり方が全くわからない」と言っていたので、私はすごく長くインスタグラムをやっているから、基本的なことだけ教えたらメキメキと腕を上げていって、今はもう私の追いつかないところまで……(笑)。もうインスタグラマーですよね?(笑)岡田:ハマりにハマってます(笑)。そのときに質問ボックスを教えてもらいました!高畑:教えたっけ(笑)? 私がやったことないことも、とりあえず基本知識は伝授しとかなきゃなと。フォロワーの皆さんとコミュニケーションを取るものとかも、「私はやってないけど、こうしたらできるらしいよ」と教えたら、今はもう質問ボックスマスターですよ。――師匠超えですね。岡田:いやいやいやいや(笑)高畑:あっという間に! 撮影期間中に超えられました。岡田:1フロア1部屋のマンションで撮影していたので、スタッフもキャストもみんな同じところにいて、いい距離感だったんです。待ち時間もずっと同じ空間にいるので、キャラクターから離れないまま、インスタグラムを教えてもらったり、一緒にお茶したり。そういう時間が作品にいい影響を与えていたなと、今になって思います。高畑:支度部さんとかとも仲良かったよね! メイクさんや衣装さんとみんなでいつも同じ部屋でおやつを食べながら、やいのやいのやっていたので(撮影が終わってからは)結構ロスでした。岡田:本当にいいチームで仲が良かった。あとは、とにかく出てくる料理がおいしかったんですよ! 多分、この作品を観ているとお腹が減るんじゃないかなと思うぐらい!高畑:おいしかったですね。岡田:お昼ごはんを食べないで、それをずっと食べていたいぐらいおいしかった。○同居するときに譲れないこと――登場する料理にも注目ですね。今回、夫婦役を演じられたお二人ですが、誰かと一緒に暮らすときの譲れないこだわりはありますか?高畑:う~ん、ありますか……?岡田:僕は1人の時間があれば……(笑)。家族・夫婦・同居人としての時間は大切にしますけど、その中でも1人の時間はどうしても欲しいなとは思います。映画の時間とかでもいいですし、読書の時間とかでも。高畑:私は家の外で起こったおもしろかったことを共有したいタイプなので、おもしろいと感じる観点と、「こんなムカつくことがあって……」と話したときに「わかる! それムカつくよね」と同意してくれる観点が大事。別に話さないことがあっても全然いいと思いますし、知らないことがあっても全然いいんですけど、「うわ、これ、ちょっと帰ってしゃべりたいな」みたいなことがあるのが、人と一緒にいるということなのかなとも思うので、そういうことを共に楽しめるといいですね。あと、私は物の見方が若干斜めなので(笑)、その傾き具合が近いといいなと思います。あまりに相手の心がきれいだと、自分がゴミみたいに見えてくるというか……(笑)。そうならないくらい適度にダークなギャグも伝わるといいなと……。――高畑さんは一人の時間はいらないタイプですか?高畑: 1人の時間が欲しいはめちゃくちゃ理解できます。私も一人っ子ですし、1人で全部完結できるっちゃできるんです。相手のことをいい意味で空気みたいに視界からパッて消せたり、自分のことに没頭できたりという楽さを持っていられる関係性だったらいいですね!岡田:(僕は共有の仕方が)「聞いて! 聞いて! 聞いて! 聞いて!」みたいなすごく前のめりなタイプだと、「聞いた! 聞いた! 聞いた! 聞いた!」とか言っちゃいそう(笑)。でも楽しいと思います。一緒に住むということは会話がないとですから。1日に起きた出来事を話し合えることはいいことだと思います。食卓を挟みながら楽しく会話をして、おいしいものを食べるというのはいいですね。○理想の夫婦像は「自分と違う面」「手をつないで散歩」――それでいうと一子と二也は岡田さんの理想の夫婦像に近い部分もあるかもしれませんね。高畑さんは理想の夫婦像はありますか?高畑: 一子と二也は互いが自分自身みたいになってしまって、異性として見ることができなくなってしまいますが、私は親友にしてもパートナーにしても、自分と違う観点を持っていてほしい。私自身いろんなことを思いついたらとパッといってしまうタイプなので、そうじゃない観点を持った人が周りにいると「あっ、そういう考えもあったのか」と選択肢が広がるなと、いつも思うのでパートナーにしても性格がそっくりな人よりは違う面を持っている人の方が、異性としても見続けられるし、単純に自分自身の選択の広がりも感じられるかなと思います。――改めて岡田さんの理想の夫婦像があればお伺いしたいです。岡田:僕は今とかではなくて60歳・70歳のおじいちゃん、おばあちゃんになったときに手をつないで散歩ができる夫婦が理想。たまに町を散歩していて、おじいちゃんとおばあちゃんが2人で手をつないでいる姿を見ると、素敵な光景を見たなと思うんです。あんな夫婦になれたらいいなと常々思っています。高畑:私も見ると得した気持ちになります。岡田:海外とかに行くと見かけますが、日本は特に少ない印象なんですよね。恥ずかしさがあるのかなと思うんですけど、見ている方はすごくいいものを見ている感覚になります。■高畑充希1991年12月14日生まれ。大阪府出身。近年の出演作に、映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(21)、『怪物』(23)、『ゴールデンカムイ』(24)、『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ)、『unknown』(テレビ朝日)、舞台『宝飾時計』など。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』にも出演中。■岡田将生1989年8月15日生まれ。東京都出身。近年の出演作に、映画『1秒先の彼』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』(23)、『ゴールド・ボーイ』(24)など。8月23日には映画『ラストマイル』、11月には『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の公開も控えている。また、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』にも出演中。
2024年07月20日高畑充希と岡田将生がW主演を務めるドラマ『1122 いいふうふ』が、Prime Videoで世界独占配信中。今作で初共演となる高畑と岡田は、結婚7年目でセックスレスになり、夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択した夫・相原二也(岡田)、妻・相原一子(高畑)を演じている。脚本を読み、「演じたい」と感じたという2人。今回のインタビューでは、作品の魅力やアプローチについてのほか、共通の知人が多いながらも、これまで会ったことがなかった互いの印象を語り合った。○初共演で夫婦を演じた互いの印象――今回お二人は初共演となりましたが、共演前の互いの印象をお聞かせください。高畑:実は共通の知り合いが多いんですが、これまでお会いしたことはなかったんです。印象はおじさま方にすごく愛されている人(笑)。みなさん「かわいいいやつだよ」みたいな感じだったので、私も仲良くなれたらいいなと思っていました。あと、岡田くんをよく知るスタッフさんが、私も昔お世話になっていた方なんです。その繋がりもあって話を聞くことが多くて、「いい方なんだろうな」という印象でした。岡田:高畑さんは多種多様なジャンル問わずいろんな作品にチャレンジをしている方という印象があって、いつか共演してみたいなと思っていました。そうしたら、今回まさかの夫婦役で2人のシーンばかりだったので、いい関係性になれたらなと思っていました。高畑さんも話されていたようにお互い知っている方がいて、僕もすごくいい方だというお話を聞いていたので、安心して現場に入れました。――共通のお知り合いからお話しを聞いている分、初対面だからと構えることもなかったですか?高畑:でも最初は緊張しました。撮影に入る直前に共通の知り合いを含めて会ったんですが、結構人見知りしちゃってほぼ会話してないですね……(笑)岡田:そうですね……(笑)――お二人とも人見知りするタイプなんですね!高畑:そうですね! 私の方がちょっとマシ……?岡田:僕は本当に極度の人見知り……(笑)。プライベートはあまり人に会いたくないと思っているくらいの人見知りですね。○演技へのアプローチの違い「たどり着きたい到達点は同じ」――撮影を通して無事に仲良くなられてよかったです。今回共演してみて、お互いに印象の変化や意外な一面などはありますか?岡田:僕は「このシーンどうしようかな? こうやってやろうかな?」と考えるタイプなんですけど、高畑さんはその日のその空気を察して、さらにそこに一子の感情を乗せてお芝居をされる。だからすごくリアルで本当にこの部屋に住んでいる人に見えるんです。でも、それは体も脳もフル回転で現場にいらっしゃるからだと思いますし、それを二也として受け止めることができたのはすごく楽しかったです。日々「すごいなぁ」と思って一緒にお芝居をさせてもらいました。高畑:褒められて嬉しいです……(笑)。私は感情だったり、その場の空気だったりに左右されるタイプなのですが、逆に岡田くんはちゃんとプランニングして、いろんなことを考えて準備して現場に持ってくる。もちろん私も準備はしていくんですけど、準備の仕方も違えば、芝居の仕方も違って、たどり着きたい到達点はお互い同じなんですが、経路が全然違っていて、それが私はすごくおもしろかったです。あと、岡田くんがすごいなと思ったのはセリフの正確さ。語尾まで一言一句がいつも完璧なんです。私はその辺がものすごく苦手なんです……なので電話のシーンとかは、私のセリフがざっくりしているのがバレるからやりたくない!(笑)岡田:そう! 電話のシーンは、僕は基本的にスクリプトを見ながらやっているんですけど、「結構違うなぁ……あれ? この文章飛ばしたなぁ」と思うことも。それでも今泉監督がOKを出すので、「OKなんだ!?」と(笑) でも、それは悪いことではなくて、そのセリフがなくても成立しているということなので、監督の判断も、監督と高畑さんの関係性もすごくいいなと感じていました。――お芝居のアプローチの仕方が違うお二人が一子・二也夫婦を演じることは、作品にも良い影響がありそうですよね。岡田:少なからずあると思います!高畑:どんな作品に出ていても皆さん全然やり方が違うし、その現場によっても違うと思います。自分と違うアプローチをする方と組むほうがより広がる気がしていて、足りないものを補い合う感覚。今作だと、(岡田くんとの)2人芝居が多かったですが、監督も含めて3人でお互いが足りないものを補い合って、相談し合って作ったという印象が強いです。そして、それをものすごく温かい目で、絶対撮り逃さないように見つめてくれるスタッフ陣がいて、ものすごく安心感がありました。センシティブなシーンや感情面で白黒つかないような難しいシーンも多かったのですが、心を預けてお芝居ができていました。○互いに「意味がある」と感じたテーマ――今作はセックスレスや婚外恋愛許可制などをテーマにした作品ですが、脚本を読んだときにはどのような印象でしたか?高畑:きれい事で収まってないところが多すぎて、いろんな世代の方がとても共感できるだろうなと思いました。結婚をしていても、してなくても、実はみんな相談したくても、できないこともあると思います。私自身は自分のことを相談できる人ですが、それが得意じゃない人も没入できる題材ですし、今、やる意味があるなと。自分自身も年齢的に結婚観など日々目まぐるしく変わってますけど、とても影響を受けた内容でした。岡田:今の時代に合っていて、配信という形でこのテーマをやれるということはすごく意味があることだと思いました。でも、それが重たく描かれていたら嫌だなと思ってたんですけど、たまにクスッと笑えるシーンがあって、一子と二也の関係性や会話劇も含めてバランスがいいと思ったんです。みんなで話し合うことができて、考えられるテーマと脚本が素晴らしくて、よりたくさんの人に観てもらいたい! と思いました。――テーマだけみると重たいのかと思いますが、一子と二也の会話や一子のモノローグなど笑ってしまうような軽いタッチで描かれているシーンもたくさんありますよね。高畑:言葉選びが絶妙なんですよね(笑)。一子と友人たちの女子会のワードセンスとかも、「何? 見てたの!?」みたいな(笑)。原作からそのまま持ってきた部分もあれば、台本になるにあたって、ブラッシュアップされているものもあって、おもしろい言葉がたくさんありました。■高畑充希1991年12月14日生まれ。大阪府出身。近年の出演作に、映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(21)、『怪物』(23)、『ゴールデンカムイ』(24)、『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ)、『unknown』(テレビ朝日)、舞台『宝飾時計』など。現在放送中のNHK大河ドラマ『光る君へ』にも出演中。■岡田将生1989年8月15日生まれ。東京都出身。近年の出演作に、映画『1秒先の彼』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』(23)、『ゴールド・ボーイ』(24)など。8月23日には映画『ラストマイル』、11月には『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の公開も控えている。また、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』にも出演中。
2024年07月20日「『虎に翼』は折り返しに入り、初代最高裁長官の長男・航一役を演じる岡田将生さん(34)が初登場。さっそくSNSも大きな盛り上がりを見せています」(制作関係者)今作のNHK連続テレビ小説は日本初の女性弁護士・裁判所所長となった三淵嘉子氏がモデル。ヒロイン・猪爪寅子を伊藤沙莉(30)が演じて視聴率も上々だ。「1日放送の『あさイチ』では恒例の“朝ドラ受け”を。鈴木奈穂子アナが本番前“寅子と航一が結婚する”と話していたと博多大吉さんが明かしていました。史実では嘉子氏は初代最高裁長官・三淵忠彦の長男・乾太郎と結婚。お互い再婚でした。『虎に翼』でも航一の妻は病死と描かれ、ネットで《再婚匂わせ》と話題になりました」(テレビ誌ライター)『なつぞら』でヒロインの兄役を演じて以来、2度目の朝ドラ出演となる岡田は、こうコメント。《みなさんが紡いだものをしっかりと受け取り、さらに新しい風を吹き込めるように頑張りたい》前出の制作関係者は言う。「佐藤健さんや賀来賢人さんなど、30代半ばの人気役者の中でも岡田さんは“カメレオン俳優”として希有の存在感があります。特に『ドライブ・マイ・カー』(’21年)で演じた性格に難のある若手俳優役がハマっていて、伊藤さんとも共演経験があることから航一役での起用が決まりました」岡田自身も同世代で切磋琢磨してきた俳優仲間たちとの絆をいまも大切にしているという。「なかでも松坂桃李さんとは長らく親友だそうです。『会話が弾まなくても空間が満たされる。馬が合う』と話していました。また、『虎に翼』出演にあたり、『なつぞら』放送翌年に急逝した三浦春馬さんを思い出し、役者として成長を見せられるよう励んでいるそうです」(前出・制作関係者)春馬さんが亡くなって4年、7月18日で4回目の命日を迎える。「かつて春馬さんはテレビ番組で親友の名前に岡田さんを挙げていました。一緒にフットサルをしたり、お互いの自宅に泊まったり、伊勢神宮まで参拝に訪れることもあったといいます」(映像関係者)春馬さんの逝去から約半年後の’21年1月、『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した岡田はこう語っていた。「年々ね、本当にお芝居するのが怖くなってきたんだよね。本当に怖い。それに耐えられなくなったら、辞めちゃうのかもしれないけど。30歳になってから、なおさら感じるんだよね。年々震えが止まらなくなってる」前出の映像関係者は言う。「コロナの時期ということもあり、当時、岡田さんは役者業を続けるか悩んでいたようです。実家に一時戻り“母親の支えに救われた”と話していました。今ではまた、仕事が楽しくなったそうです」永別した盟友との絆を翼にして、岡田は“新しい風”を吹き込む。
2024年07月15日俳優の賀来賢人、柄本時生、落合モトキ、岡田将生が共演するテレビ東京ドラマ24『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』(毎週金曜0:12)が12日からスタートする。柄本が初プロデュースと俳優を兼ね、かねてから親交の深い役者4人が集結。このほど、賀来、柄本、落合が取材会に参加し、岡田を含め10年来の友人という関係性が活かされた今作への思いを語った。今作は過去の「汚れ」を掃除する掃除屋『整理整頓』の大助(賀来)、裕ちゃん(柄本)、一平(落合)の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターの蒼(岡田)が、東京・墨田区錦糸町を舞台にさまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく…総勢50人以上の人生模様を映し出す人間ドラマ群像劇だ。総監督を務めるのは、柄本が20年前に初めて出演した映像作品『4TEEN』、映画『余命1ヶ月の花嫁』『月の満ち欠け』『母性』、直近ではテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』で監督を務めた廣木隆一氏が務める。■俳優兼プロデューサーの苦労と楽しさ――今作は今井隆文さんと柄本さんの初プロデュース作となりました。俳優さんがプロデューサーをやるやりがいや意味を柄本さん自身はどう捉えていらっしゃいますか。柄本:やりがいはすごくある。普段なら衣小合わせ一つとっても自分の衣装や小道具を着終わったら帰るんですけど、一人ずつの衣装や小道具を見て、セットを見て、こうやってひとつの役になるんだとクリエイティブ面を初めてちゃんと知ることができたので、感動とやりがいを感じました。その上で、根っこの部分はずれないように。僕一人のものではないと念頭に置いて『ここだけは逃したくない』ということを譲らずやらせてもらいました。もっと大きい部分、世界観を壊れないようにと必死で考えました。――賀来さん自身もすでにプロデュース業を経験されています。賀来:時生くんも感じていると思いますが、もう“柄本時生プロデュース”となると、もう柄本時生の感性が全面に出る。だからこそめちゃくちゃ恥ずかしいし、もう、言い逃れできない。その感性を、やりたいことをぶちこんだ分、貫かないといけない。それが世間に伝わったときの作品は俳優部だけで参加する時とは違った感覚になる。全体をみるというか、作品が(自分の)子どものようになるだろうし…。柄本:そう!なる!本当に大切。賀来:俳優って基本は受け身なんですよ。受け身な分、今までと脳みそは変えないといけないけど、表現っていう意味では変わらないし、俳優とプロデュースは延長線上にある。結局現場で『こうしたい』と話し合うので立ち位置は延長線上にあるのではないかな。――プロデューサーの柄本さんを現場で見てどのような印象を抱きましたか。賀来:めちゃくちゃ楽しそうにやっている。1秒でいいから現場にいたいみたい(笑)――落合さんはいかがですね。落合:そうですね。僕が初めてプロデュースしたのは…。賀来・柄本:してない、してない(笑)落合:初めて時生ちゃんから話を聞いたときはすごく面白いなと思いました。衣装合わせや読み合わせで時生ちゃんと会って、撮影はこの3人で一緒に始まった。メイクしている時、かっくん(賀来)が時生に『本当に良かったよ、ここまで準備して撮影中止になる現場もあるから本当におめでとう』と言っていて…良かったな、時生って思いました(笑)賀来:撮影するまでが大変っていうからね。――コロナ禍の2020年には「劇団年一」(読み:げきだんねんいち)を結成。同年5月上旬に第1回作品「肌の記録」を配信し、反響を呼びました。すでに、3人のなかで絶妙な空気感が出来上がっていますが、この3人で作品をやる強みはなんでしょうか。柄本:強みはまだわかっていない、というのが本音。(岡田を含め)この3人はもう1人の俳優さんとしてリスペクトしていて親友だと思っている。夢のように語っていたことを実現させるところまできたことが僕にとってはうれしいこと。現場に入り、脚本について『これだとどうなの?』みたいな会話をした時に、“あ、俺らって大人になったんだな”と感じました。『これがやりたかった』という感覚になれた。映像で廣木監督が撮っていただいてそこが見えたら強みになってくれるのかな。――意思疎通のしやすさみたいなものは感じますか。柄本:あるような気はしつつ、緊張をしてます。賀来:緊張しているよね(笑)時生ともっくん(落合)はもう14歳の時から廣木監督とご一緒されていて、まーくん(岡田将生)もやってるし、僕だけ初めてなんですよ。柄本:自然と現場にいて、自然とセリフを言うんですよ。もう感動しちゃって(笑)賀来:僕もこのメンバーである意味っていうは考えたわけですよ。僕たちの関係性を、出さないともったいない。初日に廣木さんが『じゃあ、自由にやってみて』って言ってくれて本当に自由にやってみたら、本当に楽しかった。普段の関係性のまま、それが画面に出る。19歳くらいから知っているみんなとの会話を、お芝居に昇華して垂れ流される。それが幸せだった。作り込んでできるものでもないから、本当に楽しそうに映っていると思う。それがこの3人は幼なじみという設定で、元々の関係性が画面に反映されたドラマってあまりないから面白いんでじゃないかな。落合:10代の時から知っていて、20代前半はプライベートでもほぼ毎週会っていたような4人。各々は各々で仕事したことありましたが、初めて4人で映像で切り取ってもらえるっていうところは夢でもあったし、一緒にいつか4人で仕事したい、芝居したいねと、話をしていたので、夢が1つかなっているのかな。――他の作品を含め、俳優とプロデューサーを兼ねることも増えていますが手を上げやすくなったような、ハードルの高さに変化を感じますか。柄本:環境の変化はすごく感じます。僕らより1つ上の世代だと山田孝之さんが始めていたり、本当に賀来さんがやっていたことが僕のなかでは大きかった。ここまで身近な人間で、やりきった人が1人いるっていうだけで、自分の中で勇気が持てた。『やってみよう』『やっていいんだ』という勇気を与えてくれた。我々の業界内でも、(プロデューサーとして)認めていただける環境になってきたのはすごくいいこと。僕自身も今楽しみながらやらせていただいていますし、これから出てくるものもすごく楽しみにしています。――賀来さんに背中を押されたわけですが…。賀来:押してはいないです(笑)――でも、勇気をもらったという話ではありましたけど、なんか具体的にプロデューサーとしてアドバイスみたいなものはありましたか。賀来:全然、全然ないです。ただ、たまに時生から電話が東京からかかってきて『大変だね。よくやったね』って(笑)。でも別に僕は何も言ってないですし、本当にここまで すばらしいキャストで、チームで。今こうして現場で撮影していることはすごいことだと感じています。――柄本さんはどこに大変さを感じましたか。柄本:全部です(笑)。キャスティング、本打ち、音楽打ち合わせとかも初めてだし、 知らない単語ばっかりなので。うん、衣小打ち合わせの前に衣小イメージ打ち合わせっていうのがあるとか…。“イメージ打ち合わせ”?現場でも僕は真っ白で一言もしゃべらない時間があったり。全部大変で、でも自分のなかですごく必要だなと。でも知ることですごく興味が湧きました。■柄本時生は「守りたい存在」“長男”賀来賢人&“次男”落合モトキが語る――お互いにとってお互いはそれぞれどういった存在ですか。賀来:モトキくんは、彼がいると僕もスイッチが入るんですよ。昔を思い出させてくれる。いろんなとこに僕は言っているんですけど、 多分芸能界で1番面白いんですよ。落合:やめてくれよ(笑)賀来:普段はすごく静かですが、笑わせていただきますし、僕も10代の頃を思い出させてくれる。時生は本当に優しい。なんか利用されたら嫌だなって詐欺とかに遭わないように守ってあげたい存在(笑)柄本:かっちゃんは守ってくれるよね~(笑)落合:かっくんはなんか昔から知っているし、でも昔から知っている分、人生の先輩として 色々積み上げているものがある。2人で路上で(撮影を)待っている時に『こんな時間ないよね』と話していて、ただただベンチに座って路上で待っているだけの時間は、多分後にも先にも、今しかないんだろうな。20代の前半よりも頻繁に会わなくなっていたので、その埋め合わせをするように話ができました。時生ちゃんも昔から知っているし時生ちゃんの家にも2週間ぐらい住んでたこともあったり…現場でもプロデューサーという肩書きだけど、変わらない面影がある。時生ちゃんが『うーん』っていう思ってる時を感じたりすると『どうした?大丈夫?』みたいな感じでケアに回ったりすることがたまにあるかな?僕もかっくんと一緒で、ちょっと後ろを立てたい、守ってあげたい人かもしれないです。柄本:なんなんそれ。みんなそうなんだ…ありがた(笑)落合:なんかね、気にかけちゃう。柄本:僕は4兄弟で考えてた。三男が自分。長男(賀来)、次男(落合)。三男(自分)。まーくんは四男。――この作品を経てなにか関係性に変化は起きそうですか。柄本:俺、ちょっと起きるかなって思ったけど、なんらないよね。賀来:なんらないね(笑)落合:うん(笑)――この企画が実現したのって、やっぱこれだけ長い付き合いを皆さん第一線にやられたからこそだと思うのですが、そこに感慨はありますか。柄本:感慨はすごく深いです。で、撮影始まったら意外とフラットになってきて…一番やばかったのは情報解禁の日で、そこまではずっと蕁麻疹出てるみたいな(笑)でもネットの記事にしてもらったときに、感慨深かった。感動してうれしかった。本当だったんだ、『あ、やれるんだ』っていうのがうれしかった。落合:毎日感慨深いです。毎朝メイクをしてたら、時生ちゃんが入ってきて『おはよう』ってね。かっくんが入ってきたり…きょうも始まるんだな、と思う。台本を読んでカメラの前でちゃんとお芝居する役者の1人としている。ただ自分に近い役で、3人の空気で、ただただ楽しいだけの作品には終わらせたくないなっていうのはある。ちゃんとスタッフさんも巻き込んで、愛される“劇団年一”でありたいなとも思う。その空気を皆さんに届け、より愛されたらいいな。賀来:もっくんの言ってることに完全に同意プラスまったく真逆のことを言うんですけど、本当に…ただ楽しい(笑)。こんな時間ってないんですよ。もう僕も大人で、子どもも2人いるし、みんな、仕事忙しいし…。そんななかでこんなに毎日、みんなとお芝居もできて、おしゃべりもできて。いかにこの時間を育むか。それが画面を通じて伝わればいいな。
2024年07月12日夫婦としてのあり方に一石を投じ、「妻に読ませたくない」「夫に読ませたい」とさまざまな反響を巻き起こした渡辺ペコさんの漫画「1122」。実写化されたドラマ『1122 いいふうふ』がPrime Videoで配信され、大きな話題となっています。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。岡田将生さん【映画、ときどき私】 vol. 650本作で高畑充希さんと夫婦役を演じ、ダブル主演を務めている岡田将生さん。劇中では妻の一子(いちこ)との夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選んだ夫の二也(おとや)を演じています。今回は、役を通して感じたことや理想の夫婦像、そしてご自身がパートナーと向き合ううえで大事にしていることなどについて語っていただきました。―演じられた二也については、ネットでリサーチした際に「クズだ」といった声を多数目にされたそうですが、岡田さんはどのような人物としてとらえましたか?岡田さんまずは、原作ファンの方々からどういうふうに見られているのかが気になって調べました。もちろん、僕も二也がしている行為については共感できません。でも、世間とは違う“夫婦のルール”にそってしていることなので、「夫婦のあり方としてこれはこれでありなのかな?」という気もしています。「クズ」と2文字だけで言うのはどうなのかなと…。本当にクズの人はおそらく自分では気が付かないと思うので、自分をクズだと思う人は意外とクズではないのではないかなと。―劇中で「俺ってクズなのでは?」と二也が言う場面があり、チャーミングさを持って演じていらっしゃるように見えましたが、意識されていたこともあったのでしょうか。岡田さんまさにそのバランスについては、考えていました。というのも、演じ方によってはただのクズになってしまう可能性があったので…。でも、ここでは「コイツだったらちょっと許せちゃうかな」というギリギリのラインを狙ったキャラ作りをしたかったので、本読みの段階でその路線で行こうというのは自分で決めていました。撮影が楽しかったのは、ケンカのシーン―二也はいろいろと言われていますが、優しい部分も多いですよね?岡田さんただ、夫婦というのは、優しさだけではやっていけないということですよね…。そこはすごく考えさせられました。おそらく二也は人一倍優しいと思うんですけど、優しいからこそ人を傷つけてしまうところもあるのかなと。一子ちゃんのことは本当に好きなのに、それと体の関係性が違うというのも面白いポイントだと感じました。―「二也があんなに涙もろいキャラクターになったのは、岡田さんが本番で自然と泣いてしまったから」と監督がコメントされていますが、そのあたりも計算されていたのですか?岡田さん共感性を求めたいというのも少しあったので、二也の生理的な現象に関しては欠かせないと考えていました。どれだけ二也がしている行為が悪だったとしても、お芝居をしていて僕自身が傷つくこともあったくらいで。現場では監督にも「泣くなと言われても泣いちゃうかもしれない。ごめんなさい」という話はしていました。―お気に入りのシーンなどがあれば、教えてください。岡田さん僕がけっこう好きだったのは、ケンカをしているシーン。お互い生身になって、相手を傷つけるとかつけないとかを考える間もなく言葉が出てしまう感じがいいなと。撮影していてもすごく楽しかったですね。2人の言い分がわかるからこそ、夫婦で観てもらえたら「自分たちはどうなんだろう?」と客観的に考えられる気がするので、みなさんがどういうふうにとらえるのかなとワクワクしています。高畑さんと事前に話すことで腑に落ちる感覚があった―高畑充希さんとは初共演でありながら、結婚7年目の雰囲気がよく出ているように感じました。事前に共通の知人を介して会われたこともあったそうですが、いつもそのようにされるのか、この作品に関してはそれが必要だと思われたのですか?岡田さんこの役を演じるうえで必要だと思いました。一子と二也の空気感を現場ですぐに出すためには、事前に会って話をする機会を持ちたいなと思ったんです。長く仕事をしているので、知っている方は多いほうですが、高畑さんは一度もお会いしたことがありませんでした。撮影の前に作品の話を中心にいろいろと話せたことが、プラスに働いたように感じています。―事前に会われたときは、どのような感じでしたか?岡田さん監督の今泉(力哉)さんと3人でご飯に行ったんですけど、おそらく3時間くらいは今泉さんが一人でずっと話してくださっていて(笑)。だから、高畑さんとは全然話せなかったんですよ!なので、会が終ったあとに、「申し訳ないですが、高畑さんと話せなかったのでもう一度お時間作ってもらえますか?」とお願いしたほどです。高畑さんも同じことを考えていたようなので、それは僕たちにとっての笑い話になりましたが、その感じも一子と二也っぽさに繋がったのではないかなと。自分のなかでは、すごく腑に落ちる感覚でした。今泉さんの人間性も知ることができて、高畑さんと2人で「ついていこう!」とはなりましたが、正直に言うと「今泉さんがしゃべる時間はもう少し短い時間でもよかったかな」と思っています(笑)。理想の夫婦像は、老夫婦になっても手を繋いで歩くこと―この作品では新しい夫婦の形を経験されましたが、ご自身が思い描く理想の夫婦像とは?岡田さん以前は、「知らなくてもいいことは知らなくてもいい」と思っていたんですけど、いらない情報も含めて相手を理解する大切さについて深く考えるようになりました。僕は「老夫婦になっても手を繋いで歩きたい」と昔から思っていて、それもなかなか難しいということを今回の作品を通して痛感しました。でも、だからこそ人間同士って面白いんでしょうね。現場でも結局、「いい夫婦ってなんだかわからないよね」となって。おそらく100組夫婦がいたら夫婦の形は100通りあるので、それを話し合いによって見つけていくことが大事なんだと思います。二也の行動は理解できないですが、目の前にいるパートナーを大切にしているからこそすべて話すというのもあるのかなと。でも、この問題については難しいので、言葉をちゃんと選んで言わないと怖いですよね(笑)。―確かに、そうですね。ちなみに、ご自身がパートナーと向き合ううえで意識されていることなどがあれば、教えてください。岡田さんやっぱり「寄り添う」というのは、大事だなと思います。そこは気を付けているつもりですが、それはあくまでも自分のなかでのことなので、相手がどう感じているかはわからないですよね。だからこそ、いいパートナーでいるということは、つまり“いい人間”であるということでもあるのかなと。そこは自分と向き合って生きていくしかなんだろうなと考えるようになりました。夫婦でお互いを理解し合える姿には憧れる―職業柄、さまざまなカップルを疑似体験してきたと思いますが、それがご自身の恋愛観に影響を与えることもありますか?岡田さんそれはまったくないんですよね。ただ、観てくださる方々には楽しんでもらいたいなというのはあります。僕自身で言うと、恋愛ものからしばらく離れていたこともあって、久しぶりにこんなに向き合うことになったので、夫婦のあり方については勉強になりました。―本作で衝撃的なシーンのひとつに局部を剣山で刺される場面がありますが、男性からするとトラウマになるのではないかなと。岡田さんあれは一種の“呪いの行為”ですよね。でも、二也の言い方がダメなので、「刺されて当然」とうなずいているスタッフさんが何人もいたほどです(笑)。二也が変わっていくポイントにもなるので、大事なシーンだと思っています。撮影では僕よりも、剣山を刺す西野(七瀬)さんのほうがドキドキしていたのではないかなと。事前にみんなでいろいろと話し合いながら、西野さんには思いっきりやってくださいと話していました。―今回は実生活でご夫婦である今泉監督と脚本の今泉かおりさんとご一緒されましたが、おふたりを見てどう思われましたか?岡田さんご夫婦でこの作品を描かれてケンカにならないか心配になりましたが、いろんな話し合いを重ねてくださったからこそ面白くなったんだろうなと思いました。一度だけ、現場でおふたりが話している様子を目にしましたが、真摯に向き合っている姿がすごく素敵でカッコよかったです。同じ業界にいて、お互いを理解し合えるというのは憧れますよね。おふたりが一緒にブラッシュアップしてくださったおかげで、今回はドラマとして強度が高い作品になったと思います。悩むことは大切なことだと伝えたい―夫婦でも好きなものが似ているカップルと、真逆だから惹かれ合うカップルとさまざまですが、岡田さん自身の理想に近いのは?岡田さん僕は共感し合えたり、同じ趣味を楽しめたりするほうがいいですね。たとえば、映画を観終わったら、感想を言い合うとか。それぞれ視点や捉え方が違うので、そういう話をしながら相手のことをもっと知りたいです。あと、僕は料理をするのがすごく好きなので、一緒に作ったり、家で晩酌したりとかできるといいなとは思います。―それでは最後に、悩みを抱えるananweb読者に向けてメッセージをお願いします。岡田さん取材でよくアドバイスとかを求められることがあるんですけど、基本的に僕は悩んでいる側の人間なんです(笑)。だから、「悩んでいるのはあなただけではなくて、隣にいる知らない人も同じように悩んでいるから大丈夫」というのは言いたいですね。それに悩むことはすごく大切だとも思っています。僕の場合は、友達に「聞いて!」みたいな感じで周りに話して発散するタイプですが、自分のなかに負のエネルギーを溜め込むのはよくないので、みなさんも循環してもらうといいかなと思います。インタビューを終えてみて…。読者へのひと言を求めた際には、頭を抱えながら一生懸命考えてくれた真面目で優しい岡田さん。そんな岡田さんだからこそ、本作では二也が愛すべきキャラクターとなったのもうなずけます。高畑さんとの絶妙なやりとりや岡田さんがこだわったシーンなどにも、ぜひ注目してください。繊細で赤裸々な夫婦の姿に揺さぶられる!パートナーとの向き合い方や自分にとっての幸せとは何かについて、誰もが考えさせられる本作。男女それぞれが抱くリアルな感情に触れることで、あなたも心の奥にしまいこんでいた想いが溢れ出してしまうかも。スタイリスト・大石裕介ヘアメイク・小林麗子写真・園山友基(岡田将生)取材、文・志村昌美ストーリーウェブデザイナーの相原一子と文具メーカー勤務の相原二也は、友達のように何でも話せる仲の良い夫婦。セックスレスで子供がいなくても、ふたりの仲は問題なかったが、そこには“秘密”がある。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすことだった。そして結婚7年目の2人が選択したのは、「婚外恋愛許可制」。一子も公認の“恋人”が二也にいることは、夫婦仲を円満に保つためにしたはずだったが…。続きが気になる予告編はこちら!作品情報『1122 いいふうふ』Prime Videoにて世界独占配信中!*全7話順次配信! 6/14:1~3話、6/21:4~5話、6/28:6~7話*写真・園山友基(岡田将生)
2024年07月11日俳優の岡田准一と生田斗真が出演する『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』の新テレビCM「泡ごといくぞ、缶パカパーン!岡田准一&生田斗真」篇が11日から放送される。同CMでは仕事終わりの岡田と休日を満喫する生田がそれぞれ「スーパードライ 生ジョッキ缶」を楽しむ様子を描いている。日本を代表する音楽で、すぎやまこういち氏が作曲した『ロトのテーマ』に合わせて、岡田と生田が「缶パカパーン!」と開栓するシーンを通じて解放感ある瞬間を表現。WEB限定の特別動画も配信する。撮影では岡田が、ビールの泡でできた“泡のひげ”が消えないうちに演技する早業を披露。生田は、椅子を華麗にまたぐなど、休日の解放感を表したアドリブも。2人とも「生ジョッキ缶」のふたの開け方が上手く「さすがベテラン」といった声が現場で上がっていた。
2024年07月11日現在配信中のドラマ「1122 いいふうふ」に出演する高畑充希、岡田将生、西野七瀬、高良健吾、そして監督の今泉力哉が参加した、撮影の裏側を語るスペシャルトーク映像が公開された。本作は、婚外恋愛許可制、つまり公認不倫で関係を維持する夫婦の形を描くラブストーリー。今泉監督の妻である今泉かおりが脚本を担当しており、初の夫婦合作となっている。今回映像では、W主演にして初共演で、夫婦を演じた高畑さんと岡田さんが、「運命だわ」「ぜひやりたいなっていう風に思って」とオファー時をふり返ったり、監督からみたキャストの印象から、それぞれのキャラクターについて語ったり。また、二也派か志朗派かという話題で大爆笑の盛り上がりを見せ、さらに、撮影現場での様子も差し込まれており、どのように撮影されていたのかも楽しめる。「1122 いいふうふ」はPrime Videoにて世界独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年07月06日伊藤沙莉が主演をつとめるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の「裁判官編」第14週から、岡田将生演じる星航一が初登場。だが、「なるほど」という口ぐせや含みのある物の言い方に「また面倒そうな人が出て来た」「何かビミョーなやり取り」「クセ強めですね笑」といった声が視聴者から寄せられている。連続テレビ小説第110作目となる本作は、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとした、極上のリーガルエンターテインメント。日本初の女性弁護士となり、日本初の家庭裁判所設立に尽力した佐田寅子を伊藤さん、弟の猪爪直明を三山凌輝、親友で義理の姉・猪爪花江を森田望智が演じ、最高裁家庭局局長・多岐川役で滝藤賢一、秘書課長・久藤役で沢村一樹、人事課長・桂場役で松山ケンイチらが出演。また、尾野真千子が“語り”を担当している。「愛のコンサート」以来、すっかり有名人になった寅子(伊藤沙莉)はますます仕事に追われるようになるが、最高裁判所長官・星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いを引き受けることに。改稿作業初日、長官室を訪ねた寅子が出会うのが、星の息子・航一(岡田将生)だ。横浜地裁で判事を務めている。温和な性格だが、笑顔の奥の本心は誰にも分からない。「あの佐田寅子さん」と気になる言い方をしながら、「なるほど」と会話を終わらせる航一に、「この人、なんだか…とっても…すんごく…やりづらいっ!」と、尾野さんの語りで寅子の心の声が示されていた。これには視聴者から「何かビミョーなやり取り」「気まず…」「クセ強めですね笑」「航一さん、二癖も三癖もありそう」「また面倒そうな人が出て来た」など、そのキャラクターが気になるという声が続出。「寅ちゃんに興味津々なのか?じっと見定めてる?探ってるから、なるほど...って言葉が出るような気がする」「今後どうなっていくのか」「恋の予感しかしません!!」など、2人の関係性に期待する声も上がっている。【あらすじ】第14週「女房百日馬二十日?」ひょんなことから有名人になった寅子はますます仕事に追われるように。家庭を花江(森田望智)に任せきりになっていることが気になるが、星朋彦の本の改稿作業の手伝いを引き受けてしまう。長官室を訪ねた寅子は星の息子・航一と出会う。一方、家裁では日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。息子・栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに栄二の親権を手放したがっていた。栄二の心を開くことができない中、寅子は穂高(小林薫)の退任記念の祝賀会に出席する。連続テレビ小説「虎に翼」は毎週月曜~土曜8時~、[再]12時45分~NHK 総合にて(※土曜日は1週間のふりかえり)、毎週月曜~金曜7時30分~BS BSP4Kにて放送中。(上原礼子)
2024年07月01日俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土前8:00NHK総合※土曜日は1週間の振り返り/月~金前 7:30NHKBS、BSプレミアム4K)の第66話が、7月1日に放送される。第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。■第66話のあらすじひょんなことから有名人になった寅子(伊藤沙莉)はますます仕事に追われるように。家庭のことを花江(森田望智)に任せきりになっていることが気になるが、最高裁長官・星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いを依頼され、休日返上で引き受けてしまう。長官室を訪ねた寅子は星の息子で横浜地裁の判事である航一(岡田将生)と出会う。
2024年06月29日高畑充希と岡田将生がW主演を務める、Prime Video『1122 いいふうふ』の場面写真が27日、公開された。今回公開されたのは、28日に配信される6話・最終話のストーリーと各話からセレクトされた場面写真。ダイニングテーブルに揃って座る一子(高畑)と二也(岡田)の表情の異なる2枚のほか、一子の手を握り真剣な眼差しで見つめる礼(吉野北人)の姿や、二也と美月(西野七瀬)が公園のベンチに腰掛けて見つめあう姿、実家で二也に連絡している一子、生け花教室で楽しそうに花を生ける二也などが切り取られている。各話ストーリーは下記の通り。○第6話二也が一子と暮らす家を出て数週間。2人はメッセージアプリで連絡を取りながらも、それぞれ一人になって考える時間を過ごしていた。そんな中、美月の妊娠が判明。美月は朗(高良健吾)の子だから産みたいと断言する。美月が産科に通院中、志朗は初めて一人で息子・ひろの世話に取り組むことに。家事と育児がいかに大変なことかを知った志朗に、美月は育児のままならなさから息子に八つ当たりしていたことを打ち明ける。二也と離れた一子は、パートナーを失ったロスが堪え、風邪でダウンしてしまう。心配して駆けつけた二也と再会し、2人は気持ちを確かめ合うが、そうとは知らない礼は一子に真剣交際を申し込む。○最終話子供を作ろうと決め、不妊治療を始めることにした一子と二也。不妊治療に成功した先輩である五代(成田凌)は、前のめりな一子の様子に不安を隠せない。一子はウェブデザイナーの仕事をセーブして治療に励むも、体外受精の結果が思うように出ず、余裕がなくなっていく。「子供ができなくても一子ちゃんといられたら幸せ」と伝える二也だったが、一子にはこの先、二也と2人だけで生きていく未来が見えなくなっていた。お互いに本音をさらけ出して話し合った結果、2人は「離婚」を選択する。独身に戻ったことを母の奈々(風吹ジュン)に報告できずにいた一子。母からのメールの返信がないことを案じて実家へと向かった一子は、1人で冷たくなっている奈々を発見し、二也に連絡する。思いがけない再会を果たした一子と二也。二也は“元夫”として一子のそばに寄り添う。(C)渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co., Ltd【編集部MEMO】ドラマ『1122 いいふうふ』は、渡辺ペコ氏の大ヒットマンガ『1122』の実写化作。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と、文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、二也には一子も公認の“恋人”がおり、結婚7年目でセックスレス、子供がいない2人は夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択していた。
2024年06月27日高畑充希と岡田将生がW主演を務める、Prime Video『1122 いいふうふ』のスペシャル予告が26日、公開された。○■『1122 いいふうふ』主題歌 スピッツ「i-O(修理のうた)」が彩るスペシャル予告今回公開されたのは、今作の主題歌・スピッツ「i-O(修理のうた)」の優しい歌詞が彩る愛おしい日常の本編映像が映し出されたスペシャル予告。映像は、一子(高畑)が、夫・二也(岡田)に「私、おとやんの顔が好きだなぁって思って」と夫の推しポイントを何気なくさらっと言ったのに対し、「え、本当!? どういうとこが?」とさらに詳しく聞こうとしている二也の、何気ない食卓での会話のシーンから始まる。「一子ちゃんはマイペースで率直でたくましいところ、いろんなところをおもしろがれるところが好きだと思った」という二也のナレーションにのせて2人が出会ったころの回想シーンが映し出されつつ、「毎月第3木曜日の夜は夫が恋人と会う日」と物思いにふける一子の様子も描かれる。また、一子と二也の夫婦間だけではなく、二也の恋人・美月(西野七瀬)と夫・志朗(高良健吾)の姿も。「育児は美月の担当でしょ。美月はいい母親なんだから」と育児を美月に押し付けるような物言いをする志朗に、美月が「変わらないといけない。あなたも、私も」と真剣な表情で問いかける。(C)渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co., Ltd【編集部MEMO】ドラマ『1122 いいふうふ』は、渡辺ペコ氏の大ヒットマンガ『1122』の実写化作。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と、文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、二也には一子も公認の“恋人”がおり、結婚7年目でセックスレス、子供がいない2人は夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択していた。
2024年06月26日高畑充希と岡田将生が初共演、脚本・今泉かおり、監督・今泉力哉で、新しいマリッジストーリーとして高い評価を得た渡辺ペコの大ヒット漫画をドラマ化した「1122 いいふうふ」。この度、ドラマ本編の映像で綴られた、「スピッツ」による主題歌「i-O(修理のうた)」のスペシャル予告が解禁となった。いままで穏やかな生活を維持してきて、ケンカというケンカもなく暮らしてきた一子と二也に夫婦になって初めての大ピンチが訪れる。お互いの心に抱えていることをちゃんと話さなかったことが原因で公認不倫を始めた夫婦の混沌。それを乗り越えて見えてきた2人の夫婦の未来にあるものとは――。スペシャル予告は、高畑さん演じる一子(いちこ)が、岡田さん演じる夫・二也(おとや)に「私、おとやんの顔が好きだなぁって思って」と夫の押しポイントを何気なくさらっと言ったのに対し、「え、本当!? どうゆうとこが?」とさらに詳しく聞こうとしている二也の、愛おしくも何気ない食卓での会話のシーンから始まる。「一子ちゃんはマイペースで率直でたくましいところ、いろんなところを面白がれるところが好きだと思った」という二也のナレーションにのせ、2人が出会ったころの回想シーンが映し出されていく。だが、毎月第3木曜日の夜は「夫が恋人と会う日」と、物思いにふける一子の様子もうかがえ、これほど仲が良い関係でも何か“ほころび”を感じさせる展開に。一子と二也の夫婦間だけではなく、二也の恋人・美月(西野七瀬)と夫・志朗(高良健吾)との関係も映し出され、「育児は美月の担当でしょ。美月はいい母親なんだから」と育児を美月に全て押しつけるような物言いをする志朗に、美月が「変わらないといけない。あなたも、私も」と真剣な表情で問いかける場面も。両夫婦が選ぶ選択も物語が進むにつれてより気になるばかり。「相手を想う事って、いったいなんなんだろうね」「こういう夫婦の満たされない時期ってあるあるだけど、どうやって乗り切るのかそれとも乗り切れないのか」「それぞれの家庭の事情は中に入ってみないと分からない。心がチクッとしたりザワっとしたりします」。「ものすごく入り込んで見てしまった。完璧な人などいない。そして他人事ではない」「ようやく修復、築き直していくということに誠実な作品が出てきた気がする」と、これまでの配信回を観た視聴者からSNSに多くの感想や意見が投稿されており、「自分が選んだ家族がおとやんでよかった」という一子のセリフのように、自分にとっての幸せのカタチを考えるきっかけにもなりそうな本作。一子&二也夫婦の関係だけではなく、この2人に関係する人々のバックグラウンドも垣間見えることで、登場人物たちに惹かれ、物語にどっぷりと沼っている人が続出している様子だ。「1122 いいふうふ」は1~5話がPrime Videoにて配信中、6月28日(金)より6~7話が配信開始(全7話)。(シネマカフェ編集部)
2024年06月26日陸上・海上・航空自衛隊を通じ、女性で初めてトップの階級である“将”になった近藤奈津枝さん(58)。まさにガラスの天井を突き破った近藤さんだが、防衛大学校の卒業生ではなく、中学校の国語の臨時教員からという異色の経歴の持ち主だ。「自衛隊に対する知識もなかった」という女性が、いかにして異例の昇進を成し遂げたのか──。ホーヒーホー、昨晩の雨が嘘のように晴れ渡った青空に、まるで海鳥の鳴いているような笛の音が響き渡った。輝く金色の階級章が施された海上自衛隊の制服に身を包んだ女性が、接岸された護衛艦「ちくま」に乗船すると、乗員4名が敬礼で迎えた。乗船時に笛が鳴らされるのは指揮官クラスだけだ。甲板に立つ近藤奈津枝さんは、’23年12月22日付で海上自衛隊の海将となった。“将”は自衛官幹部のなかでもトップの階級であり、女性が将となったのは、陸上・海上・航空自衛隊を通じ、初めてだ。近藤さんは現在、宗谷海峡や津軽海峡などの警備・防衛にあたる大湊地方総監部(青森県)で総監を務めている。《海将は海上自衛隊に20名もいない。海上幕僚長の意図取りをしつつ、海上自衛隊の将来、例えば、体制、備えるべき機能や能力、人材の育成等のあり方に対して、責任を担っている階級であると思う》今回のインタビューに先立ち、予備取材のための質問をいくつか送ったところ、激務のなかA4用紙17枚にも及ぶ詳細な文書回答を寄せてくれたのだ。「通常、部下に草案を書いてもらったりするものですが、この回答はほぼすべて私が書いたものです」(近藤さん)取材場所はいわゆる“基地”、そして文書回答が“である調”だったため、記者はインタビューに臨むにあたって、極度に緊張していたのだが……。「この前、女友達とゴルフに行ったのですが、(クラブハウスの)オムライスが3千円ですよ!」「若い人についていくため、最新の曲を覚えています。最近は、あいみょんが好きで、昨日もカラオケに行ってきました」実際に会ってみると、庶民的で気さくな女性だったのだ。近藤さんは大学卒業後に中学校の臨時教員を経て、海上自衛官に転身、という異色の経歴を持つ。長い自衛隊生活のなかでは、女性ならではの苦労もあったはずだ。だが近藤さんはそんな苦労を感じさせない笑みを浮かべ、甲板から、眼前に広がる海や、背後にそびえる釜臥山を見やった。陸奥湾内に位置する大湊地方隊は、砂が嘴状に堆積した砂嘴という地形に恵まれ、防衛上有利な立地であり、日本海軍時代を含め120年以上もの歴史がある。「むつ市に勤務していて感じるのは、町の方々が自衛隊に理解を示し、支えてくれる温かい気持ちを持っていることです。こうした温かい環境で勤務をしていると、自然と“この町の人たち、伝統文化、子供たちを守りたい”という気持ちが芽生えてくるんです」■「中学校の子供たちは本当に純粋で素直でかわいらしかった」近藤奈津枝さんは、’66年1月13日、山口県岩国市に生まれた。会社員の父と、パート勤めの母、そして3姉妹の5人家族。「両親はほかの家庭と比べて厳しかったと思います。特に田舎特有の第1子に対する厳格な教育を受けたという記憶があります。そのせいか、小さいころから弱きを守るといった正義感、自分を追い込むといったストイックさ、仁義、人に対する敬意や礼を尊ぶといった気持ちが強かったです。体育会系というか、侍みたいな子だったと思います」“侍少女・奈津枝”は、とにかく一本気だった。「高校、大学とハンドボール部のキャプテンを務めましたが、いま思うと、絶対に後輩にはなりたくない先輩でした。キャプテンを務めていたときに『あんな厳しい人にはついていけない。頭がどうかしている』と、高校、大学時に2度も後輩たちに部活をボイコットされてしまったのです」進学した山口大学のハンドボール部は無名だったが、近藤さん入部後、中四国学生ハンドボール選手権では最強のチームと呼ばれるまでに成長した。「まずまずの結果を出しました。だから将来は教師になってハンドボール部の顧問になり、全国制覇したかったのです」そのために大学卒業後は中学校の国語の臨時教員となった。「小さな島にある、小中学校が同じ校舎の小規模な学校だったので、専門の国語以外に数学や家庭科も教えていました。子供たちは本当に純粋で素直でかわいらしかったです」しかし教員採用試験に合格することはできなかった。「一般的にも2度、3度と挑戦することが普通だったので挫折感はありませんでしたが、“自分には向いていないのかな”という思いが湧いてきたのです」ちょうどそんなとき、市役所で自衛官募集のパンフレットを目にし、応募したことから人生が大きく変わる。「正直、自衛隊に対する知識もありませんでしたし“国防を強く意識して入隊した”ということではないのです。ただ、こんな私でも採用してくれたという喜びがありました」だが30年以上前の自衛隊は、国民からの認知度、関心が低いばかりか、蔑まれているような空気感に包まれていたという。「災害派遣で警察、消防、自衛隊の3つの組織が活動していても、メディアが取り上げるのは消防隊員、警察官の姿。自衛官がニュースになるのは、不祥事を起こしたときぐらいだったのです」さらに有事の際には前線に立たなければいけないため、娘の命の危険を案じたこともあったのだろう、母は入隊に大反対した。「『私はあなたを自衛官にするために大学に行かせたわけじゃない!』と激怒されました。娘が苦労するだろうと心配する、親心もあったのでしょうね……」■「これからの時代は、性別によりチャンスを摘み取ってはならないと強く思います」自衛隊といえば厳しい訓練を思い浮かべる人も多いだろう。「陸上自衛隊の中でも、特に厳しいと称される空挺レンジャーの養成訓練がメディアで報じられる機会が多いため、そのようなイメージを持たれるのでしょう。しかし海上自衛隊で厳しい訓練があるのは、入隊時に入校した(広島県)江田島市の幹部候補生学校の最初の1年間くらいです」約16キロの遠泳や、オールでボートを漕ぐ、とう漕訓練も男性と同じように課される。「廿日市市の弥山は歩いて登ってもきつい山ですが、これも走って登るのです。昨年まで幹部候補生学校の校長をしていて、学生と一緒に走って登ったのですけど、まだまだ行けますね(笑)」近藤さんが幹部候補生学校に在籍していた期間、体力面でついていけないことはなかったが、女性であるために、挑戦すらできなかった訓練があった。「艦艇内に女性が宿泊する施設が整っていなかったり、規則や基準が整備されていなかったりしたことから、女性は艦艇勤務や、長期間海外に展開する遠洋練習航海に参加できなかったですね。それが本当に残念で悔しかったです」遠洋練習航海に出立する際、舟艇と呼ばれる小船に乗って桟橋を出発する。同期の男性自衛官たちがそれぞれ練習艦に移乗していくなか、近藤さんを含めた女性自衛官は舟艇に乗ったまま見送り、再び桟橋に戻ることになる。「みんな、舟艇の中で泣いていました。実習幹部として海外を訪れて得るものは、その後の海上自衛隊勤務に大きく影響します。しかし私たちにはその財産がないのです。これからの時代は、性別によりチャンスを摘み取ってはならないと強く思います」女性であるために大きなビハインドはあったが、配属された経理や補給の仕事の現場で、着実に活躍の場を広げていこうと決意していたという。「現在の海自はワークライフバランスを重視していますが、私が若いころは、予算編成時期や演習期間は、何日も連続で泊まり込んで仕事をしたり、徹夜に近い状態が続いたりしたこともありました。そんなとき私は分隊長として、業務が一段落するのを待って、若い隊員たちに『みんな、そのくらいにして、一度中断して飲みに行くよ』と誘っていました。振り返ってみると“気分転換になるどころか、逆にキツいんですけど”と、彼らからすれば不評だったかもしれませんね」当時から休日でも夜の酒席でも、部下とのコミュニケーションを絶やさなかった。現在、近藤さんを補佐する青木邦夫幕僚長はこう語る。「幹部候補生学校では私は97期で、近藤総監は89期。8期先輩にあたりますが、私が入隊したころにはすでに有名な方で、お名前は存じ上げていました。笑顔が絶えず、明朗な方という印象です。10年ほど前、佐世保地区で私が護衛艦の艦長をしていた時代に、近藤総監(当時、佐世保地方総監部・経理部長)と同じ地区での勤務地になりました。会議などでもお話しする機会があったのですが、私が抱いていた第一印象そのままの方でした。その後、ワークライフバランス推進企画班長をしていたとき、女性活躍の先駆者として、近藤さんのお話を聞いたりアドバイスをいただいたりという機会にも恵まれたのです」そんな近藤さんの声などが生かされ、女性が活躍できる職場へと改善が重ねられていったのだろう。近藤さん自身はこう語る。「自衛隊員は何か不測の事態が起こった際は、例外なく部隊に戻ります。小さい子供がいる隊員でも例外ではありません。そうした隊員も憂いなく即応できるように、緊急登庁時の子供一時預かりという制度もあります。これは自衛隊特有の制度ではないかと思います」また女性がどのような訓練にも参加できるようにするために、設備面にも目を配っているという。「女性が勤務するうえで、とにかく我慢することのないよう、要望や改善提案をどんどん上げてくるように指示しています。それでもみんな遠慮するので、私を直接補佐するスタッフ自らが女性用トイレや更衣室などの設備を見回りするよう指示しています。いまだに和式トイレが多いのも課題なのです」(取材・文/小野建史)【後編】口癖は「国を守る、国民を守る」の海上自衛隊海将・近藤奈津枝さん持ち歌は振り付けも完璧な『女々しくて』へ続く
2024年06月16日取材・文:ミクニシオリ撮影:渡会春加編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部「公認不倫」……最近よく目にすることも増えたワード。永遠を誓いあった相手がいながら、セカンドパートナーの存在を認め、それでもなお夫婦として、一緒にいたいと思える理由とは、なんなのでしょう。そんなセンシティブなテーマを扱い、2019年にはマンガ大賞にもノミネートされた渡辺ペコさんの漫画『1122 いいふうふ』が、Prime Videoにてドラマ化。公認不倫中のセックスレス夫婦、一子(いちこ)と二也(おとや)を演じるのは、高畑充希さんと岡田将生さんです。主演のお二人に聞いたのは、作品を演じたからこそありありと感じたという「結婚する意味」や「いい夫婦とはなんなのか」について。絶対的な答えのない問いに、真剣に向き合ってもらいました。初共演とは思えない、高畑さんと岡田さんの息のあったダブルトークにも注目です。■公認不倫する夫はクズ?演じた2人の意見は……ーー『1122 いいふうふ』はこれまでにない題材を扱ったドラマ作品ですが、原作や台本を読んでどう感じましたか?高畑充希さん(以下、高畑)原作をもともと読んでいたのですが、台本になった時もやっぱり面白いなと思いました。登場人物たちはみんな一生懸命で、みんな間違ってないようで、間違っている部分もあって……。ただ、何が正義で悪なのかをジャッジする作品ではないんですよ。人間って時に正しくないって分かっていても、止められない時があるなって。だからこそ共感できたし、どの人物もとても愛することができました。岡田将生さん(以下、岡田)僕は今回の話をいただいた後に初めて原作を読んで、みんなの感想なんかも色々調べてみたんですけど、公認不倫する夫に対して「クズ」と考える人が多いんだなあと。ただ、誰だって間違いを犯すことはあるし、僕が演じた二也は「クズ」ではないと思っています。原作を読んでそう思った人にも、改めてドラマを観てほしいですね。ーー扱っているテーマがテーマだけに、男女で見た印象が変わりそうな作品でもありますよね。高畑私は、原作を読んだ時も(二也のことを)クズだとは思わなかったです。ただ、実際ドラマ化したらどうなるんだろうとは思っていました。でも実際岡田さんが演じられて、役に人間が宿ることで、とてもチャーミングなおとやんだ!と思いました。岡田やっぱりそうだよね?僕、妙にクズ男っぽい役を演じることが多いんですけど、今回はそうじゃないんです!そのことが皆さんに伝わるといいんだけど。二也はすごく人間らしくて、優しい人なんですよ。ーー作中の演技もそうでしたけど、お二人はすごく息が合っていますね。岡田初共演ということもあって、クランクイン前から共通の友人を介して食事会をしていたんです。それがプラスに働いた気がしますね。高畑やっぱり夫婦だから、目を見ないでお芝居できるくらいの空気感は最初に作りたかったです。お互い人見知りなので、初対面で演じるのは難しい役柄でしたが、幸いなことに共通の友人が多かったので、周囲にも助けられました。■特殊な関係の夫婦を演じ、結婚観に変化がーー作品は、公認不倫を通して「夫婦のあり方を模索する」ことがひとつのテーマになっていたかと思います。一子と二也を演じてみて、結婚について学べたことなどはありましたか?岡田僕は結局、“結婚は恋愛の延長線上”なんじゃないかなって思った。婚姻届で家族になるんだけど、元は他人……だけど歩み寄っていかなきゃいけないから。難しいですよね。高畑私は一人っ子だから、結婚して家族が増えることを、すごくポジティブに考えています。家族仲はいいんですけど、今まで何でも1人でやらなくちゃいけなかったし、今後ずっと1人で抱えていかなきゃいけないと思っていました。恋人にはなかなか家族のことは頼れないけど、夫婦になったら頼れるのかもしれないなと。そういう意味では、理解あるパートナーがいる一子が羨ましかったです。岡田僕たちまだ結婚もしてないので、なんとも言えないですけど……ただ、作中で一子が夫の携帯を覗いちゃうシーンがあるんですけど、あれは僕にはできないなあ。絶対に修羅場になるじゃないですか。夫婦だからって、なんでもシェアし合うのが正解とは限らないのかなと。高畑私も、携帯は怖くて見れないなあ(笑)。ーー今回のお仕事を通して「いい夫婦像」に変化はありましたか?岡田今までは、理想の結婚像みたいなのがあったんですよ。でも逆に、一子と二也のことを見ていると、現実を思い知ったというか……。僕が描いてた理想なんて、結局理想でしかなかったんだと気づかされたかも。やっぱり、生きていれば何かしら問題は起こるし、笑顔でいられない日もあると思うんですよ。だけどそれでも、2人の正解を探していけるのが「いい夫婦」なんじゃないかと思いました。高畑すごく分かります(笑)。結婚しても歩み寄る努力は辞めちゃいけないんだなと。楽しいからとか、好きだからってだけじゃ解決できないこともあるかもしれないけど、難しい問題にもちゃんと向き合って、一緒に解決できることが大切なのかなと。夫婦って、チームなのかなと思いました。岡田まだ分からないですけどね。もし結婚する時が来たら、その答え合わせができるのかなと思います。■結婚、夫婦……「なんとなく」だった価値観を見直すきっかけにもーー最後に、どんな人に作品を楽しんでほしいですか?高畑これから結婚したい人も、そうでない人も、結婚して幸せな生活を送っている人も、とにかく面白く観れる作品だと思います。ただ、エンタメ性があるだけじゃなくて、リアルで人間臭い話ではあるんですが……とにかく、まずは1話だけでも見てほしいですね。岡田まずは1話だけ、って思っていても、気づいたら引き込まれて4話くらいまで観てるんじゃないかな(笑)。このドラマはPrime Videoさんだからこそ配信できるものだと思います。そのくらい尖ったテーマを取り扱っているんだけど、議論するにも面白い作品だと思うので、恋人やパートナーと一緒に観てみるのも面白そう。一子と二也の関係性は少し特殊だけど、僕は応援したくなったし、ずっと一緒にいてほしいなと思いました。結婚への理想とか、ずっと一緒にいられるパートナーってどんな人だろうとか、自分の今後についても、イメージが変わる部分なんかもあると思います。『1122 いいふうふ』妻・ウェブデザイナーの相原一子(高畑充希)。夫・文具メーカー勤務の相原二也。友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦。セックスレスで子どもがいなくても、ふたりの仲は問題ない……だけど。私たちには“秘密”がある――。それは、毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。結婚7年目の二人が選択したのは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだった。「ふたりでいること」をあきらめないすべての人に届けたい——、30代夫婦のリアル・ライフ。一見いびつで特殊な夫婦の関係に見えるふたり。だけど、結ばれて“めでたしめでたし”で終わる物語のその先は……?6月14日(金)、Prime Videoにて世界独占配信開始!Ⓒ渡辺ペコ/講談社 Ⓒmurmur Co., Ltd.
2024年06月14日満島ひかり、岡田将生、石原さとみ、綾野剛、星野源らが出演する映画『ラストマイル』の予告編が公開。米津玄師が主題歌として書き下ろした新曲「がらくた」の一部が初公開された。本作は、TVドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で物語が展開するシェアード・ユニバース映画。「アンナチュラル」よりUDIラボメンバー、「MIU404」より4機捜メンバーらも出演。これまでベールに包まれていた、満島さん演じる主人公のエレナや、岡田さん演じるチームマネージャーの孔をはじめとする、登場人物の関係性が徐々に明らかになり、ストーリーも垣間見える今回の映像。事件解決に奔走する人たちの背中を支えるように、主題歌の切なくも力強い歌詞と心を揺さぶる歌が印象的に登場している。「壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました」と楽曲について語った米津さんは、「映画に当てはめて考えてみると、ちょっと自分の実体験が込み入っているので、一見すると共通点が分かりづらいかもしれないですけど、映画に向けて大事な感覚を詰め込んだらこういう曲になったという感じがしています」とコメントしている。なお、「がらくた」のリリース日は未発表となっている。『ラストマイル』は8月23日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ラストマイル 2024年8月23日より全国東宝系にて公開©2024「ラストマイル」製作委員会
2024年06月13日女優の満島ひかりが主演を務める、映画『ラストマイル』(8月23日公開)の最新予告映像が13日、公開された。○■米津玄師が歌う主題歌「がらくた」を使用した90秒の最新予告映像今回公開されたのは、米津玄師が歌う同作の主題歌「がらくた」を使用した90秒の最新予告映像。これまでベールに包まれていた、エレナ(満島)・孔(岡田将生)をはじめとする登場人物の関係性が徐々に明らかになり、ストーリーも垣間見える映像となっている。『アンナチュラル』の主題歌「Lemon」、『MIU404』の主題歌「感電」とそれぞれの作品の世界観と見事にリンクする楽曲を世に届けてきた米津が新たに贈る、今作の主題歌「がらくた」は、『アンナチュラル』『MIU404』と繋がるシェアード・ユニバース・ムービーである今作の世界観にどっぷりと浸れる楽曲に仕上がっている。また、予告映像解禁とあわせて米津から新たにコメントも到着した。○■米津玄師今回、映画『ラストマイル』の主題歌ということで、「がらくた」という曲を作らせてもらいました。塚原さん、野木さん、新井さんの作品に参加させていただくのは、『アンナチュラル』『MIU404』に続いて三作目ということで、非常に光栄に思っております。今回の「がらくた」という曲は、壊れていても構わないんじゃないかという、そういう意味合いを込めて作りました。映画に当てはめて考えてみると、ちょっと自分の実体験が込み入っているので、一見すると共通点が分かりづらいかもしれないですけど、映画に向けて大事な感覚を詰め込んだらこういう曲になったという感じがしています。『ラストマイル』も劇場版映画として、息吐く暇もない、スピーディーでハラハラドキドキする、すごくかっこいい。ちょっと簡単な言葉になってしまいますが、かっこよく面白い映画になってると思います。『MIU404』も『アンナチュラル』も掛け値なしに素晴らしい作品ですが、『ラストマイル』もそれに並ぶような素晴らしい作品だと感じました。この三作に関わることが出来て、本当に光栄に思っております。(C)2024「ラストマイル」製作委員会【編集部MEMO】映画『ラストマイル』はドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』を手掛けた塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子による完全オリジナル映画作品。『アンナチュラル』・『MIU404』と同じ世界線で起こる爆破事件を描いている。主演は満島ひかり、共演には岡田将生の出演が決定している。
2024年06月13日Prime Video『1122 いいふうふ』(6月14日配信スタート)のドラマ完成披露宴が12日に都内で行われ、高畑充希、岡田将生、西野七瀬、高良健吾、吉野北人、今泉力哉監督が登壇した。同作は、渡辺ペコ氏の大ヒットマンガ『1122』の実写化作。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と、文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、二也には一子も公認の“恋人”がおり、結婚7年目でセックスレス、子供がいない2人は夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択していた。○■岡田将生、ドラマ『1122 いいふうふ』完成披露宴に登場岡田のキャスティングについて今泉監督は「二也という役はすごく憎まれる可能性がある役なんですが、岡田さんの柔らかさや天然さでちょっとかわいらしくなると思った。天然さが増すことでより憎まれるんじゃないかという話も出ていた」と話す。これを聞いた岡田は“天然”という部分に引っかかったようで「僕は天然じゃないですけどね! ずっと引っかかってた! 天然じゃないから!」と猛反発。これに今泉監督が「天然じゃなかったみたいです。天然というかちょっと残念な部分が……」と返すと、「残念でもない! もう立派な大人になってます!」とさらに声を大きくしながら、不満そうな表情を見せ、笑いを誘っていた。
2024年06月12日女優の西野七瀬が、12日に都内で行われたPrime Video『1122 いいふうふ』(6月14日配信スタート)のドラマ完成披露宴に高畑充希、岡田将生、高良健吾、吉野北人、今泉力哉監督とともに登壇した。同作は、渡辺ペコ氏の大ヒットマンガ『1122』の実写化作。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と、文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、二也には一子も公認の“恋人”がいる。結婚7年目でセックスレス、子供がいない2人は夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択していた。○■今泉力哉監督が感じた西野七瀬の変化「すごく穏やかに見えた」イベントでは、応援MCとして登場したLiLiCoから作品の内容にちなみ、キャスト陣に「ドラマに参加して結婚に対する考えに変化はありました?」と質問が寄せられる。3月31日に俳優の山田裕貴との結婚を発表した西野は「そんなに大きく結婚というものに対して変わったわけでないと思います」と回答。「自分もそんなに結婚願望がめっちゃ強かったわけではないんですけど、結婚できたので……(笑)」と口ごもりながら話すと、観客から大きな拍手が。これに西野は「ありがとうございます……」と照れた表情を見せ、「きっと周りからしたら大きな変化なんですけど、自分的にはそんなに実は変わっていないなという感じではあります」と語った。この話を聞いた今泉監督は「撮影とアフレコの間でご結婚されていて、アフレコに来たときにすごく穏やかに見えた。結婚が作用しているのかなと勝手に思っていました」と西野の変化を明かしていた。
2024年06月12日高畑充希と岡田将生が夫婦役を演じ、渡辺ペコの大ヒット漫画をドラマ化した「1122 いいふうふ」が6月14日(金)よりPrime Videoにて世界独占配信。この度、第3話までのストーリーと各話の見どころをセレクトした場面写真が解禁された。婚外恋愛許可制つまり公認不倫で関係を維持するちょっと変わった“夫婦のカタチ”を描いたラブストーリーとなる本作。解禁となった場面写真は、公認不倫を導入しているが仲睦まじい一子(高畑さん)と二也(岡田さん)の食事中の様子。「1122 いいふうふ」1話恋にるんるん中の夫・二也と美月(西野七瀬)が趣味のお花教室で生け花を活けているシーン。「1122 いいふうふ」2話不倫経験者の五代(成田凌)を誘って不倫を持ち掛けようとしている一子や、二也の恋人・美月と夫の志朗(高良健吾)の夫婦になる前の出会いのシーン。「1122 いいふうふ」3話一子と礼(吉野北人)の見つめあうシーンと初解禁の写真も含む、ドラマ全体の予告編からだけでは伝わらない、物語の導入ともいえる第1話から3話までストーリーをより深掘りした写真が公開。「1122 いいふうふ」2話いままで穏やかな生活を維持してきて喧嘩というケンカもなく暮らしてきた一子と二也に夫婦になって初めての大ピンチが訪れる。お互いの心に抱えていることをちゃんと話さなかったことが原因で公認不倫を始めた夫婦の混沌。それを乗り越えて見えてきた2人の夫婦の未来にあるものとは?全7話の物語の行方が気になるばかりだ。第1話~第3話ストーリーをチェック【第1話】7年目の結婚記念日をむかえ、箱根のオーベルジュにやって来た相原一子と二也の夫婦。その夜のベッドで一子は久しぶりに二也を誘うが拒まれてしまう。ショックを隠しきれない一子に「俺に好きな人がいるの、知ってるよね?」となだめる二也。一子の性欲は長らく「凪」状態で、二也を拒んだことからふたりはセックスレスになり、一子から二也に家の外に恋人を作ることを定言し、一子もそれを公認している……はずだったのに。一子から事情を聞いた友達の恵(中田クルミ)は、一子にも婚外恋愛をする権利があるとほのめかす。「1122 いいふうふ」1話性生活がなくてもふたりの夫婦仲は悪くない。旅行から帰った後もこれまでと変わらずキッチンで一緒に夕食を作って食べている。だったらこのモヤモヤは何?一子が大学時代からの友人の五代にその気持ちをぶつけると、「俺は不倫してて去年終わった」と告白する五代。気心知れた仲で不倫経験者でもある五代を一子はホテルに誘うが…。「1122 いいふうふ」1話【第2話】実家に帰省した一子。ケガをした母の奈々(風吹ジュン)を二也と見舞うためだ。折り合いの悪い一子と奈々の間に入って場を取り成す二也に、一子は父親のDVに脅かされた子ども時代の思い出を語る。「1122 いいふうふ」2話別の日、二也は“恋人”の美月と公園で落ち合っていた。美月の息子のひろを交えて会うのは初めてだ。発達の遅れがうかがえるひろの育て方に悩む美月は、二也の優しさに触れて弱音を吐く。そんな3人の姿を美月の夫の志朗が目撃していた。毎週木曜日の生花教室の後、いつものようにホテルへやって来た美月と二也。この関係を続けるためにも外で会うのは気をつけようと提案する美月に、二也は自分が公認不倫であることを明かすが、二也との秘密を大切に守ってきた美月は怒ってしまう。一方、恵たちとの女子会で話題になった、女性向け風俗コースがあると噂のエステサロンを訪れた一子は、目の前に現れたセラピストの礼のスイートな振る舞いに心を奪われる。【第3話】ぎっくり腰になってしまった二也。一子がそばにいてくれる心強さを噛み締める二也の隣で、一子は礼のことを思い出していた。まさにその日、一子は礼を指名して一線を越えようとしていたのだから。思わぬハプニングで中断されたものの、一子はどこか二也への罪悪感が拭いきれないでいた。「1122 いいふうふ」3話腰を痛めた二也は、美月とホテルへ行く代わりにカフェでお茶を楽しむが、美月から突然「私と息子と二也さんと、3人で暮らすっていうのはありえない?」と言い出されてうろたえる。結局、美月への気持ちはトキメキと肉欲だけだったのか?自分はクズなのではと気づき愕然とする二也。そんなとき、志朗のシンガポール転勤が決まり、美月は二也との関係にピリオドを打たざるを得なくなる。最後の夜を美月と過ごすために「外の恋愛を家庭に持ち込まない」という一子とのルールを破った二也。それを知った一子は再び礼の予約を取りつける――。「1122 いいふうふ」は6月14日(金)よりPrime Videoにて配信開始(全7話)。6月14日:1~3話、6月21日:4~5話、6月28日:6~7話(シネマカフェ編集部)
2024年06月09日高畑充希と岡田将生がW主演を務める、Prime Video『1122 いいふうふ』(6月14日より世界独占配信スタート)の場面写真が9日、公開された。同作は6月14日に1話から3話、21日に4話・5話、28日に6話・7話と3回に分けて配信。今回公開されたのは、14日に配信される第3話までのストーリーと各話からセレクトされた場面写真。“婚外恋愛許可制つまり公認不倫”を導入しているが仲睦まじい一子(高畑)と二也(岡田)の食事中の様子、恋にるんるん中の夫・二也と美月(西野七瀬)が趣味のお花教室で生け花を活けているシーン、不倫経験者の五代(成田凌)を誘って不倫を持ち掛けようとしている一子や、二也の恋人・美月と夫の志朗(高良健吾)の夫婦になる前の出会いのシーン、一子と礼(吉野北人)の見つめあうシーンと、初解禁カットも含んだ第1話から第3話までのストーリーを深堀りした写真となっている。各話ストーリーは下記の通り。○■第1話7年目の結婚記念日をむかえ、箱根のオーベルジュにやって来た相原一子と二也の夫婦。その夜のベッドで一子は久しぶりに二也を誘うが拒まれてしまう。ショックを隠しきれない一子に「俺に好きな人がいるの、知ってるよね?」となだめる二也。一子の性欲は長らく“凪”状態で、二也を拒んだことからふたりはセックスレスになり、一子から二也に家の外に恋人を作ることを定言し、一子もそれを公認していた。一子から事情を聞いた友達の恵(中田クルミ)は、一子にも婚外恋愛をする権利があると仄めかす。性生活がなくてもふたりの夫婦仲は悪くない。旅行から帰った後もこれまでと変わらずキッチンで一緒に夕食を作って食べている。一子が大学時代からの友人の五代(成田凌)にモヤモヤをぶつけると、五代は「俺は不倫してて去年終わった」と告白。一子は気心知れた仲で不倫経験者でもある五代をホテルに誘う。○■第2話実家に帰省した一子。ケガをした母の奈々(風吹ジュン)を二也と見舞うためだ。折り合いの悪い一子と奈々の間に入って場を取り成す二也に、一子は父親のDVに脅かされた子供時代の思い出を語る。別の日、二也は“恋人”の美月とその息子・ひろを交えて初めて会うことに。発達の遅れがうかがえるひろの育て方に悩む美月は、二也の優しさに触れて弱音を吐く。そんな三人の姿を美月の夫・志朗(高良健吾)が目撃してしまう。毎週木曜日の生花教室の後、いつものようにホテルへやって来た美月と二也。この関係を続けるためにも外で会うのは気をつけようと提案する美月に、二也は自分が公認不倫であることを明かすが、二也との秘密を大切に守ってきた美月は怒ってしまう。一方、恵たちとの女子会で話題になった、女性向け風俗コースがあると噂のエステサロンに恐る恐る訪れた一子は、目の前に現れたセラピストの礼のスイートな振る舞いに心を奪われる。○■第3話ぎっくり腰になってしまった二也。一子がそばにいてくれる心強さを噛み締める二也の隣で、一子は礼のことを思い出していた。まさにその日、一子は礼を指名して一線を越えようとしており、思わぬハプニングで中断されたものの、一子はどこか二也への罪悪感が拭いきれないでいた。腰を痛めた二也は、美月とホテルへ行く代わりにカフェでお茶を楽しむが、美月から突然「私と息子と二也さんと、3人で暮らすっていうのはありえない?」と言い出されてうろたえてしまう。結局、美月への気持ちはトキメキと肉欲だけだったのか? 自分はクズなのではと気づき愕然とする二也。そんなとき、志朗のシンガポール転勤が決まり、美月は二也との関係にピリオドを打たざるを得なくなる。最後の夜を美月と過ごすために「外の恋愛を家庭に持ち込まない」という一子とのルールを破った二也。それを知った一子は再び礼の予約を取りつける。(C)渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co., Ltd【編集部MEMO】ドラマ『1122 いいふうふ』は、渡辺ペコ氏の大ヒットマンガ『1122』の実写化作。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と、文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、二也には一子も公認の“恋人”がおり、結婚7年目でセックスレス、子供がいない2人は夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択していた。
2024年06月09日俳優・岡田将生が、クリエイティブブランド「IN MY DEN」(インマイデン)を立ち上げた。2006年に俳優デビューし、「ゆとりですがなにか」『銀魂』シリーズや『ドライブ・マイ・カー』などに出演し、今後は「1122 いいふうふ」や『ラストマイル』、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』などの配信・公開を控えている岡田さん。中学生時代の同級生であるアーティスト・よねもとよねと共に立ち上げた「IN MY DEN」は、DENには巣や洞穴という意味があるが、もう一方で書斎や趣味を楽しむ部屋という意味もあり、つい遊びにきてしまう場所、なんだか戻ってしまう場所――秘密基地のような空間を表現していきたい、そんな思いから名づけられた。同じバスケットボール部で共に汗を流し、お互いの進路が変わっても、学生時代を共に過ごしてきた仲である2人は、大人になり、いつか2人で何かを一緒にやりたいと思い描いていたところ、岡田さんが自宅に飾る絵をよねもとさんに依頼し、届いた虎の絵をきっかけに、「IN MY DEN」誕生へと繋がったという。先ほどオープンしたブランドサイトでは、岡田さんのビジュアルカットに、よねもとさんがイラストを描き下ろしたアートな写真を鑑賞しながら、買い物を楽しむことができる。Tシャツ(Tiger)第1弾は、ブランド誕生のきっかけともなった虎のアートと、DENのDマークを使用したブランドの世界観が伝わるデザインがあしらわれたグッズが登場している。受注期間は、6月13日(木)23:59まで。今回は完全受注販売となる。クッションコメント岡田将生よねもとよねくんと一緒にグッズを作りました。コロナ禍に彼に絵を描いて欲しいとお願いしたところ、素晴らしい絵が届き、先の見えない時間の中で絵に助けられたことから、この企画が始まっていたのかもしれません。よねもとよねくんとは中学の同級生です。彼の絵が本当に好きです。とても才能豊かで一緒に話しながら作る作業はとても貴重な時間でした。僕たち同級生ならではのこのグッズがたくさんの方の元に届いたら嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。よねもとよね中学の同級生が瞬く間に有名になっていく姿を近くから見てきました。俳優として活躍する一方、友達としては何も変わらず、楽しいと思うことにピュアな人間でした。そんな彼と何か一緒にものを作れたらいいねと話していたことがこのような形で実現できてとても嬉しいです。この話が決まってから、アイデアやデザインのことなど、2人でああでもない、こうでもないと話し合い、徐々に形にしてきました。ふざけ合いながら面白いものをつくる、当時の放課後のような感覚を思い出させてくれました。カラフルかつポップなデザインで日常に彩りを添え、楽しみが増えると嬉しいです。(シネマカフェ編集部)
2024年06月06日映画『アングリースクワッド 公務員と7⼈の詐欺師』が、2024年11月に公開される。監督は上⽥慎⼀郎。内野聖陽、岡⽥将⽣が出演。公務員×詐欺師の異色コンビが詐欺ミッションに!痛快クライムエンタメ映画『アングリースクワッド 公務員と7⼈の詐欺師』は、真面目な公務員と天才詐欺師が異色のタッグを組み、クセ者揃いの詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成して壮大な“税金徴収ミッション”に挑むクライムエンターテインメント作品。詐欺ミッションを通じて、税⾦問題に対するアングリーな国民感情を発散していく痛快なストーリー展開が魅力だ。原作は韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師〜38師機動隊〜」映画『アングリースクワッド 公務員と7⼈の詐欺師』は、ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクが競演した韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師〜38師機動隊〜」が原作。監督の上⽥慎⼀郎がオリジナリティを加えてスケールの大きなエンタメ作品に仕上げた。上⽥慎⼀郎が自身の代表作『カメラを⽌めるな︕』の公開前から制作に向け動いていたという、渾身のプロジェクトだ。主演は内野聖陽、天才詐欺師役の岡田将生とタッグ主演を務めるのは、『きのう何食べた?』シリーズや映画『⼋⽝伝』など話題作への出演が続く内野聖陽。マジメで気弱な公務員の主人公・熊沢⼆郎を演じる。映画『ゴールド・ボーイ』『ラストマイル』にも出演する岡⽥将⽣が、熊沢と組む天才詐欺師役として共演を果たす。主人公・熊沢⼆郎…内野聖陽税務署に勤めるマジメで気弱な中間管理職の公務員。氷室の巧妙な詐欺に引っかかり大金をだまし取られてしまうものの、氷室の居場所を突き止める。観念した氷室から詐欺のミッションを持ちかけられ、葛藤しながらも自らが抱える”ある復讐”のために氷室と手を組むことに。氷室マコト…岡田将生天才詐欺師。詐欺にかけた熊沢に追い詰められるも、税金徴収の詐欺ミッションを熊沢に持ち掛けタッグを組む。氷室役を演じた岡田将生は、劇中での熊沢と氷室の異色タッグについて「お互いの利益の為に⼿を組みながらも徐々に距離が縮まっていく関係性に僕は惹かれたんだと思います」とコメントを寄せている。望⽉さくら…川栄李奈熊沢の部下。正義感に溢れた性格で、どんな⼤物にでも⾷ってかかる⾎気盛んな税務署職員。⽩⽯美来…森川葵元⼥優。どんな役にもなり切れる。村井⻯也…後藤剛範当たり屋。わざと⾞に接触しスマホ等を落とし、弁償を要求する。丸健太郎…上川周作偽造のプロ。メカニック。五⼗嵐ルリ⼦…真⽮ミキ闇⾦業者。五⼗嵐薫…鈴⽊聖奈常に債権者の指詰め⽤トンカチを持ち歩くクレイジーな⼥。ルリ子の娘。映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』あらすじ公務員の熊沢二郎はある日、天才詐欺師・氷室マコトが企てた巧妙な詐欺に引っかかり、大金をだまし取られてしまう。親友の刑事の助けで氷室を突きとめた熊沢だったが、観念した氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、自らが抱える”ある復讐”のためにも氷室と手を組むことを決意。2人はクセ者ぞろいのアウトロー達を集め、詐欺師集団《アングリースクワッド》を結成。壮大な税金徴収ミッションに挑む。【詳細】映画『アングリースクワッド 公務員と7⼈の詐欺師』公開時期:2024年11月監督︓上⽥慎⼀郎出演︓内野聖陽、岡⽥将⽣、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、真矢ミキ
2024年05月25日高畑充希&岡田将生が夫婦役を演じる「1122 いいふうふ」が6月14日(金)よりPrime Videoにて配信。この度、劇中に登場する夫婦やカップルのビジュアルと、「スピッツ」が手掛ける主題歌「i-O(修理のうた)」が織りなす本予告が解禁となった。実生活でも夫婦である今泉力哉監督、今泉かおり脚本で渡辺ペコの原作コミックをドラマ化した本作。予告編は「自分でもいうのもあれだけど、私たちはたぶん結構いい夫婦」という、一子(高畑充希)のセリフから始まる。が、実はその日は「今日は夫が恋人と過ごす夜」という衝撃的なひと言で雰囲気が一転。結婚して7年目の一子と二也(岡田将生)はセックスレスに。2人の関係を維持するために導入されたのが、“婚外恋愛許可制”つまり公認不倫。趣味で始めた生け花教室で出会った美月(西野七瀬)とお付き合いするようになり、二也の恋する気持ちは隠しているつもりでもダダ漏れ中。美月と絶賛恋愛モードの二也とは正反対に、一子は「外の恋愛、ウチに持ち込まない約束でしょ」「るんるんオーラダダ漏れの自覚ある?」と恋煩いのような、嫉妬のようなモヤモヤな気持ちをぶつけてしまう。一方、二也の恋人・美月は、息子のひろと二也と3人で一緒に遊んでいるところを夫の志朗(高良健吾)に見られてしまい、「あの一緒にいた人誰?」と聞かれるが、「お花教室の人にたまたま会ったの」とはぐらかす。しかし志朗の疑念は晴れてない様子で、両方の家族間で問題勃発しそうな予感。そして大学時代の友人・五代(成田凌)に「五代君不倫したことある?」とストレートに聞いて五代を動揺させる一子。さらに「“婚外恋愛許可制”って一子にも権利あるんだよね?」という友人たちとの会話の中に出てきた女性用風俗へ足を運ぶことに。歪んで矛盾した夫婦関係がさらにエスカレートしていきそうな気配が漂うなか、セラピストの礼(吉野北人)と会うようになった一子にも変化が現れ、「洗濯物の中に初登場したレーシーなブラがやけに引っかかる…」となんとなく二也もモヤモヤした気持ちが沸き起こってくる。お互いのいまの境遇に、「何がどうしてこうなった?」と2人はそれぞれ疑問を抱き始めるのだった。いままで穏やかな生活を維持してきて喧嘩というケンカもなく暮らしてきた一子と二也に夫婦になって初めての大ピンチが訪れる。お互いの心に抱えていることをちゃんと話さなかったことが原因で公認不倫を始めた夫婦の混沌。それを乗り越えて見えてきた2人の夫婦の未来にあるものとは――。解禁となったビジュアルでは、一子&二也夫婦、美月&志朗夫婦に加え、一子公認(!?)の恋人・美月&二也、女性向け風俗店で出会った礼&一子、大学の同級生・五代&一子、という5種が完成。いい夫婦のように見られていても、実際の内情はその夫婦にしか分からない。セックスレスだけど夫婦関係を保つために夫の不倫を公認する方法を選んだ一子夫婦、ワンオペに疲れて夫から心が離れ、二也に癒しを求める美月。それぞれのビジュアルには劇中のセリフが散りばめられている。さらに本予告編には、国民的人気を誇る4人組ロックバンド「スピッツ」の「i-O(修理のうた)」が主題歌に起用された。1987年結成、1991年メジャーデビュー。1995年リリースの11thシングル「ロビンソン」、6thアルバム「ハチミツ」のヒットを機に、彼らが生み出す歌詞と楽曲に共感する人々が続出、多くのファンを獲得する。昨年4月にリリースされた46thシングル「美しい鰭」が2億回再生を超えるストリーミングヒット。デビュー33年目のいまも、全世代から絶大な人気を誇る。そして、昨年5月にリリースされた17作目の最新アルバム「ひみつスタジオ」に収録されている本楽曲が、本ドラマの主題歌として提供されることになった。その起用理由をプロデューサーである佐藤順子氏は、「実生活でもご夫婦である今泉かおりさんと今泉力哉さんと2年かけて脚本を作りながら、いつも頭の中には『スピッツ』の音楽が流れていました。今泉ご夫妻が『スピッツ』の大ファンであることはもちろんのこと、個人的にも20年近く『スピッツ』を愛聴していて、人それぞれ聴き手によってどのようにでも解釈できるミステリアスな歌詞とノスタルジックなメロディのファンだったからです。ふだん誰もが考えているけど言語化できない夫婦の絆を描いた『1122』にぴったりだと思いました。素晴らしい主題歌とともに、このドラマを皆様にお届けできるのを楽しみにしています」と答えており、楽曲がこのドラマの世界観をより引き立たせるものとなっている。「1122 いいふうふ」は6月14日(金)よりPrime Videoにて配信開始(全7話)。6月14日:1~3話、6月21日:4~5話、6月28日:6~7話(シネマカフェ編集部)
2024年05月22日高畑充希と岡田将生がW主演を務める、Prime Video『1122 いいふうふ』(6月14日より世界独占配信スタート)の新ビジュアルと本予告映像が22日、公開された。○■『1122 いいふうふ』新ビジュアル5種&スピッツが歌う主題歌が織りなす本予告今回公開されたのは、一子(高畑)と二也(岡田)を取り巻く人間関係を表した全5種の新ビジュアルと同作の主題歌・スピッツ「i-O(修理のうた)」が織りなす本予告映像。新ビジュアルには、一子&二也夫婦、美月(西野七瀬)&志朗(高良健吾)夫婦に加え、一子公認の恋人・美月&二也、女性向け風俗店で出会った礼(吉野北人)&一子、大学の同級生・五代(成田凌)&一子という5組の姿が写し出され、それぞれ劇中のセリフが散りばめられている。今作の主題歌・スピッツ「i-O(修理のうた)」と本編映像で構成された本予告も完成。「自分でもいうのもあれだけど、私たちはたぶん結構いい夫婦」という一子のセリフから始まる映像は、「今日は夫が恋人と過ごす夜」という衝撃的な一言で一転する。結婚して7年目の一子と二也はセックスレスに。2人の関係を維持するために導入された”婚外恋愛許可制”だったが、恋愛モードな気持ちがダダ漏れ中の二也に、一子は「外の恋愛、ウチに持ち込まない約束でしょ」「るんるんオーラダダ漏れの自覚ある?」と恋煩いのような嫉妬のようなモヤモヤした気持ちをぶつけてしまう。一方、二也の恋人・美月は、息子・ひろと二也と3人で一緒に遊んでいるところを夫の志朗に見られてしまい、「あの一緒にいた人誰?」と聞かれるが、「お花教室の人にたまたま会ったの」とはぐらかす。そして、大学時代の友人・五代に「五代君、不倫したことある?」とストレートに聞いて動揺させる一子は、「”婚外恋愛許可制”って一子にも権利あるんだよね?」という友人たちとの会話の中に出てきた女性用風俗へ足を運んでしまう。そこで出会った礼と会うようになった一子にも変化が現れると、二也にもモヤモヤした気持ちが沸き起こり、互いに今の境遇に「なにがどうしてこうなった?」と疑問を抱き始める。(C)渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co., Ltd【編集部MEMO】ドラマ『1122 いいふうふ』は、渡辺ペコ氏の大ヒットマンガ『1122』の実写化作。ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と、文具メーカー勤務の夫・相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、二也には一子も公認の“恋人”がおり、結婚7年目でセックスレス、子供がいない2人は夫婦仲を円満に保つために「婚外恋愛許可制」を選択していた。
2024年05月22日俳優の内野聖陽が、上田慎一郎監督最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(2024年11月公開)の主演を務めることが21日、明らかになった。岡田将生が共演する。同作は上田慎一郎監督が『カメラを止めるな!』公開前から動いていたプロジェクトで、ソ・イングク、 スヨン、 マ・ドンソクの共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、上田監督がオリジナリティを加えた企画となる。主演の内野は、税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎を演じる。そんな公務員・熊沢と異色のタッグを組む、頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師・氷室マコトを岡田が演じる。マジメな公務員×天才詐欺師の異色のタッグが、クセ者ぞろいの詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成して挑む、壮大な税金徴収ミッションに。税金問題に対する国民感情(アングリー)を発散させる痛快クライム・エンターテイメントが誕生した。○■内野聖陽 コメント上田慎一郎さんから一緒に映画を造りたいと言われて、どれ程の時間をかけてここまで来たか。韓国ドラマを下敷きに自分の作家性を詰め込んだ映画を撮りたいんだという情熱がすごかった。「『ここまで大きな商業映画』は初めてです!」という言葉がかなり印象に残っています。ショーギョーとかゲージツとかそんな区分けはどーでもいいからおもろい映画を作ろうということで走り出しました。台本打ち合わせをやるたびにシナリオの精度を上げてくる気迫に感心したのを覚えています。撮影は8月のうだるような暑さの中で始まりました。途中監督がコロナに罹患し、事務所からリモート演出というのも新鮮でした。スタッフプロデューサー陣も初めてのことだらけで、現場の混乱も少なからずありましたが、元気な娯楽映画が出来上がったのではないかと思っております。お客様の皆さんが、どう見てくださるのかとても楽しみです!○■岡田将生 コメント公務員と詐欺師の組み合わせにまずはびっくりしたのを覚えています。面白い組み合わせだなと。内野さんとのお芝居をとても楽しみにしていたので間近で役を構築していく様はとても勉強になりました。そして、お互いの利益の為に手を組みながらも徐々に距離が縮まっていく関係性に僕は惹かれたんだと思います。掴みどころがなく、ふわふわと舞いながらも一点を見つめているこの役は面白かったです。監督、キャスト、スタッフの皆さんと意見を出し合い作った作品です。是非観ていただけたら嬉しいです。○■監督:上田慎一郎 コメント2018年、まだ『カメラを止めるな!』の公開前でした。試写でカメ止めを観てくださった伊藤主税プロデューサーから「一緒に映画を創りませんか?」と声をかけて頂いたのが始まりです。それから6年。映画が完成するまで、本当に色んなことがありました。度重なる脚本直しを経た頃にやってきたコロナ。世界の空気は一変し、脚本も大幅な修正を迫られました。主演の内野さんとは撮影前から何度も脚本打ちを重ねました。毎回、内野さんは付箋のぎっしり貼られた脚本を抱えてきました。コロナ再拡大による1年の撮影延期を経て、迎えた2023年夏、ついにクランクイン。撮影は、内野さん、岡田さんを始め、映画界の猛者たちと共に本音で意見をぶつけあわせる日々でした。とてもハードで、そして、とても幸せな時間でした。ついに皆さまにお届けできる日が近づいてきました。ドキドキしています。でもそれ以上にワクワクしています。胸を張ってお届けできる最高のエンターテイメント映画に仕上がったと思っています。今年11月の公開を楽しみにお待ちください!【編集部MEMO】『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』あらすじ税務署に務めるマジメな公務員・熊沢二郎(内野聖陽)。ある日、熊沢は天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が企てた巧妙な詐欺に引っかかり、大金をだまし取られてしまう。親友の刑事の助けで氷室を突きとめた熊沢だったが、観念した氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、自らが抱える”ある復讐”のためにも氷室と手を組むことを決意。タッグを組んだ2人はクセ者ぞろいのアウトロー達を集め、詐欺師集団《アングリースクワッド》を結成。壮大な税金徴収ミッションに挑む―。(C)2024アングリースクワッド製作委員会
2024年05月21日『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督の最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』が11月より全国公開されることが決定。主演は内野聖陽、共演は岡田将生。2人が演じるキャラクターの場面写真も解禁された。税務署に務める公務員・熊沢二郎(内野聖陽)。ある日、熊沢は天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が企てた巧妙な詐欺に引っかかり、大金をだまし取られてしまう。親友の刑事の助けで氷室を突きとめた熊沢だったが、観念した氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、自らが抱える“ある復讐”のためにも氷室と手を組むことを決意。タッグを組んだ2人はクセ者ぞろいのアウトロー達を集め、詐欺師集団《アングリースクワッド》を結成。壮大な税金徴収ミッションに挑む!本作は、ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの豪華共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」を原作に上田監督が存分にオリジナリティを加えた、『カメラを止めるな!』公開前から動いていた渾身のプロジェクト。主演の内野聖陽が演じるのは、税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎。そんな公務員、熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師・氷室マコトを演じるのは、岡田将生。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる。また、公開決定情報と併せて解禁されたのは、内野さんと岡田さんが演じる真面目な公務員と天才詐欺師の場面写真。異色のタッグを組む2人のキャラクターの対比がうかがえる。内野聖陽(熊沢二郎役)コメント上田慎一郎さんから一緒に映画を造りたいと言われて、どれ程の時間をかけてここまで来たか。韓国ドラマを下敷きに自分の作家性を詰め込んだ映画を撮りたいんだという情熱がすごかった。「『ここまで大きな商業映画』は初めてです!」という言葉がかなり印象に残っています。ショーギョーとかゲージツとかそんな区分けはどーでもいいからおもろい映画を作ろうということで走り出しました。台本打ち合わせをやるたびにシナリオの精度を上げてくる気迫に感心したのを覚えています。撮影は8月のうだるような暑さの中で始まりました。途中監督がコロナに罹患し、事務所からリモート演出というのも新鮮でした。スタッフプロデューサー陣も初めてのことだらけで、現場の混乱も少なからずありましたが、元気な娯楽映画が出来上がったのではないかと思っております。お客様の皆さんが、どう見てくださるのかとても楽しみです!岡田将生(氷室マコト役)コメント公務員と詐欺師の組み合わせにまずはびっくりしたのを覚えています。面白い組み合わせだなと。内野さんとのお芝居をとても楽しみにしていたので間近で役を構築していく様はとても勉強になりました。そして、お互いの利益の為に手を組みながらも徐々に距離が縮まっていく関係性に僕は惹かれたんだと思います。掴みどころがなく、ふわふわと舞いながらも一点を見つめているこの役は面白かったです。監督、キャスト、スタッフの皆さんと意見を出し合い作った作品です。是非観ていただけたら嬉しいです。監督:上田慎一郎コメント2018年、まだ「カメラを止めるな!」の公開前でした。試写でカメ止めを観てくださった伊藤主税プロデューサーから「一緒に映画を創りませんか?」と声をかけて頂いたのが始まりです。それから6年。映画が完成するまで、本当に色んなことがありました。度重なる脚本直しを経た頃にやってきたコロナ。世界の空気は一変し、脚本も大幅な修正を迫られました。主演の内野さんとは撮影前から何度も脚本打ちを重ねました。毎回、内野さんは付箋のぎっしり貼られた脚本を抱えてきました。コロナ再拡大による1年の撮影延期を経て、迎えた2023年夏、ついにクランクイン。撮影は、内野さん、岡田さんを始め、映画界の猛者たちと共に本音で意見をぶつけあわせる日々でした。とてもハードで、そして、とても幸せな時間でした。ついに皆さまにお届けできる日が近づいてきました。ドキドキしています。でもそれ以上にワクワクしています。胸を張ってお届けできる最高のエンターテイメント映画に仕上がったと思っています。今年11月の公開を楽しみにお待ちください!『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』は11月、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月21日柄本時生と今井隆文がドラマ初プロデュース、柄本さんとともに賀来賢人・落合モトキ・岡田将生が出演するテレビ東京系ドラマ24「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」が、7月12日よりスタートする。過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターの蒼が、東京・墨田区錦糸町を舞台に様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく…。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で映像化。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマ群像劇が幕を開ける。メインキャストは、劇団も結成している俳優仲間4人掃除屋「整理整頓」の社長・大助役を演じるのは、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」にて原案・主演・プロデューサーを務めたほか、映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』では声優を務めるなど、俳優の枠を超えて存在感がますます増している賀来賢人。賀来賢人掃除屋「整理整頓」の社員で大助の幼馴染・裕ちゃん役を演じるのは、本作のプロデュースも務め、ドラマ「消せない「私」―復讐の連鎖―」ではクセのある役柄を演じきったほか、松田翔太企画のドラマ「THE TRUTH」では本人役でレギュラー出演するなど、映画・舞台・ドラマで多彩な活躍を見せる柄本時生。柄本時生掃除屋「整理整頓」の社員で大助と裕ちゃんの後輩・一平役を演じるのは、ドラマ「やわ男とカタ子」、映画『鯨の骨』など人気ドラマ、映画に多数出演、現在公開中の映画『不死身ラヴァーズ』にも出演するなど、圧巻の演技力で多くの視聴者を魅了する落合モトキ。落合モトキ錦糸町で暗躍するルポライター・蒼役を演じるのは、第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』や、主演を務め反響を呼んだドラマ「ザ・トラベルナース」、そして連続テレビ小説「虎に翼」が控えるなど、数々の話題作へ出演する岡田将生。この4人はプライベートでも親交があり、コロナ禍の2020年には「劇団年一」(読み:げきだんねんいち)を結成。同年5月上旬に第1回作品「肌の記録」を配信し、反響を呼んだ。十年来の友人である4人が芝居を通して作り上げる空気感は期待ができそうだ。総監督を、柄本さんが20年前に初めて出演した映像作品「4TEEN」の監督を務め、映画『月の満ち欠け』『母性』ほか、直近ではテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」でも監督を務めた廣木隆一が担当する。プロデューサー・出演者よりコメント到着■柄本時生/今井裕樹(裕ちゃん)役掃除屋「整理整頓」の社員。大助の幼馴染。子どもの頃から運動が得意でなく、大助についていく形でバスケをしていた。明らかに不向きなバスケを無理に続けることで周囲のメンバーから浮く分、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるが、自分の中に不自由となった生活への抵抗がないことを内心不思議に思っている。<コメント>元々二十代前半に飲み屋で「なんかやれたらいいよねぇ!」「面白いことやりたいよな!」こんな事を夢みたいに語っていました。三十代になって実現出来るまで来れたんだなと、、、スゴく感慨深い思いです。笑一緒にやろうと言ってくれた監督、プロデューサー、スタッフ、そして何より今日まで友達でいてくれて「こんな企画出してもいいかな?」と聞いた時に「いいよ!」と言ってくれた3人。。本当に感謝です!一生懸命働いて頑張りたいと思います!!「大人」になるというのが今回のテーマの一つです。ゆっくり話は進んで、ゆっくり終わっていきます。この機会に「大人」になる事って悪くないかもと思っていただければなと思います。■賀来賢人/木ノ本大助役掃除屋「整理整頓」の社長。一見明るい人物。かつては、海外でのプロバスケ選手の夢を持つも実際の自分の実力への不安や、家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感で、大学の周囲の選手たちに密かに劣等感を持っていた。親や周囲はバスケに協力的でそれもプレッシャーとなっていたが、裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。<コメント>柄本時生がプロデュースする作品のオファーが来ました。断る理由も、断る権利もありません。もう恥ずかしさを通り越して何が起きるか想像もつかない楽しい現場になりそうです。皆様、時生くんの頭の中を、ぜひ深夜にご堪能ください。■落合モトキ/奥田一平 役掃除屋「整理整頓」の社員。大助と裕ちゃんの後輩で、2人をもっとも良く知る人物。事故の後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。関係性が一番近いにも関わらず事故の当事者でない人物として、2人に昔とは違う距離を感じつつ自分が何とかしなければと思い込んで離れることが出来ない。<コメント>「やっと劇団年一の4人で芝居ができる!」この一言につきます!廣木監督とも久し振りにご一緒出来るのも嬉しい限りです。このキャストさん、スタッフさんで仕事出来る機会はこの先ないと思うので、日々の撮影の中で新しいものを見つけていきたいです。人との繋がり、居場所を再確認できる。そんな事を感じられるドラマになっていると思います。毎週この時間を楽しみにして観ていただけたら幸いです。■岡田将生/坂田蒼 役一匹狼のルポライター。表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。<コメント>まず、この4人でまた集まり作品をやれることが嬉しいです。そして時生さんが軸となり素晴らしいスタッフと連続ドラマをやれることに興奮しています。わたくしが演じさせもらう蒼という役。とても謎です。しかし回を追うごとに少しずつ人物の背景が浮かび上がっていきます。是非、楽しみながら観ていただけたら嬉しいです。あと、個人的に僕の地元に近い錦糸町。子供の頃から行っていました。このドラマを見たら錦糸町を歩きたくなると思われます。■プロデューサー・脚本・出演今井隆文<コメント>2023年1月。とある作品で地方撮影中、ホテルのラウンジで暇を持て余した柄本時生君から「お茶しませんか?」と誘われ、話しているうちに、とあるノートが出てきました。そこには、時生君が、「劇団年一」でやれたらと思っている企画の数々が、汚い字で殴り書きのようにたくさん書いてありました。(笑)時生君の熱い思いに心を打たれた僕は、ノートをお借りして、時生君が持ち運びやすいように、企画をまとめたものをお渡ししました。そこで僕の役割は終了!と思っていたら、「一緒にやってもらえませんか?」ということで、撮影が終了してからも頻繁に連絡を取りながら、この作品を形にしようと動いていました。なので、実際にこの作品がスタートでき、発表のコメントを書いていることが不思議でなりません。いよいよ始まるということで、自分自身もがっつりプロデュースする初陣になりますので、ドキドキしています!日本映画界を支えてきてくださった、廣木組のスーパースタッフの皆様が集結してくださり、そしてキャストの皆様も時生君への想いに賛同し、すごい方々が集まってくださいました。おそらく、多くの関係者の皆様が、「色々大丈夫?!!!!」と口を揃えて言うと思います!果たして大丈夫なんでしょうか?本当に大丈夫なんでしょうか?テレビ東京さん!クランクインを迎えられたということは、きっと大丈夫でしょう!(笑)これから、乗り越えるべき山はたくさんありますが、皆様と一緒に準備した「錦糸町パラダイス」という土台が、スタッフの皆様と俳優部が入ることによって、どう変化し、監督の編集によって、どんな魔法がかかるのか?いまから楽しみで仕方がありません!企画・プロデューサー・脚本・出演とおそらく、あまり前例がないことをやらせてもらえているので、携わってくださっている皆様、観てくださるであろう皆様への感謝を忘れずに、撮影を頑張っていきたいと思います!金曜日の夜のお時間、僕たちに少しください!「錦糸町パラダイス」楽しみに待っていてください!!ドラマ24「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」は7月12日より毎週金曜深夜24時12分~テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年05月18日菅田将暉の新作アルバム『SPIN』が、2024年7月3日(水)にりリースされる。菅田将暉の新作アルバム『SPIN』菅田将暉の新作アルバム『SPIN』は、2022年3月にリリースされた『COLLAGE』に続く、3枚目のオリジナルフルアルバム。ドラマタイアップから自身プロデュース曲まで13曲を収録Vaundy(バウンディ)が提供した日本テレビ「news zero」の2022年テーマソング「惑う糸」や、東京スカパラダイスオーケストラとのコラボ曲でTVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」第二クールのオープニング・テーマ「るろうの形代」、日本テレビ系土曜ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」主題歌「ユアーズ」など、全13曲を収録。TVドラマやアニメーションとのタイアップシングルのほか、様々なアーティストによる提供、または共作、そして自身によるプロデュース楽曲も多く収録した、音楽アーティストとしてのさらなる深みを感じさせる1枚となっている。作品情報菅田将暉 3rdアルバム『SPIN』リリース日:2024年7月3日(水)価格:・初回生産限定盤(CD+グッズ) 9,000円・通常盤(CDのみ) 3,500円<収録曲>1.「二つの彗星」作詞・作曲:甫木元空 (Bialystocks Vo./Gt.)編曲:西田修大2.「くじら」作詞・作曲:牧達弥 (go!go!vanillas Vo./Gt.)編曲:牧達弥, 井上惇志, タイヘイ3.「るろうの形代 (菅田将暉×東京スカパラダイスオーケストラ)」作詞:谷中敦作曲:川上つよし編曲:東京スカパラダイスオーケストラ<TVアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』第二クールオープニング・テーマ>4.「化かし愛」作詞・作曲:佐藤千亜妃編曲:河野圭5.「惑う糸」作詞・作曲・編曲:Vaundy<日本テレビ『news zero』2022年テーマソング>6.「谺する」作詞・作曲:菅田将暉, タイヘイ編曲:タイヘイ<『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』主題歌>7.「ユアーズ」作詞・作曲:菅田将暉, Kohei Shimizu編曲:トオミヨウ<日本テレビ系土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』主題歌>8.「サディステックに生きなくちゃ」作詞・作曲:菅田将暉, 石崎ひゅーい編曲:西田修大, タイヘイ9.「エメラルド」作詞・作曲:菅田将暉編曲:タイヘイ, 越智俊介10.「Magic Hour」作詞:菅田将暉, タイヘイ作曲:タイヘイ編曲:Shin Sakiura11.「スモア」作詞:菅田将暉, 小野雄大作曲:小野雄大編曲:小野雄大, タイヘイ12.「美しい生き物」作詞・作曲:菅田将暉, Sundayカミデ編曲:Sundayカミデ13.「もののあはれ」作詞:菅田将暉作曲:越智俊介編曲:越智俊介, 西田修大, タイヘイ全13曲収録
2024年05月10日俳優の岡田将生が21日、自身のInstagramを更新。顔田顔彦のマジックを撮影した動画を公開した。○岡田将生「すごいので是非観て」岡田は「阿部サダヲさんと顔田顔彦さんと過ごした夜です」の書き出しから、俳優仲間との飲み会の動画を投稿。「舞台で共演して以来ご飯に行かせてもらってますが、その度に顔田さんがマジックをしてくださいます。すごいので是非観てください」「少しだけ長いですが、最後まで観て頂けたら嬉しいです」とアピールし、顔田のマジックの様子を公開した。まず、岡田がジョーカーのカードを選ぶと顔田はそれを全てのカードとシャッフル。2つの束に分け、その内の1つの束をトランプの空箱に入れて岡田に持たせた。そして、もう1つの束を扇子状に広げて阿部に持たせ、「胸元からフェロモンいっぱい出てますから。(岡田の持ってる)箱に当たるようにあおいでください」と指示。顔田が「男性フェロモンには人のこわばった体をほぐす力があると言われてるんです。今ぎゅーっと持ってる指先からゆっくりちょっとずつ力が抜けてきますよ……」と語りかけると、岡田が手にしている箱から先程選んだジョーカーのカードだけが飛び出し、阿部は呆然。岡田も「えー!? これすごくないですか!」と目の前で起きた現象に目を丸くしていた。今回の投稿を見たファンからも、「驚いてる将生くんめちゃめちゃ可愛いです」「なんて素敵なメンバー!」「顔田さんすごすぎます!」「サダヲさんのフェロモンの力でしょうか?」「こんな食事会、羨ましいです」「さては将生くん魔法使いですね!?」「サダヲさんかわちい」「不思議~! 面白―い!」「すごっプロじゃないですか」「阿部さんのフェロモンすごぉぉい!」「岡田くんのリアクションが最高です」「私服もかっこよさ爆発」など続々とコメントが寄せられている。
2024年04月29日俳優の岡田将生が、21日までに自身のInstagramのストーリーズで、ファンからの質問に回答。プライベートで交流のある人気俳優も登場するなど、盛り上がりを見せた。○志尊淳から「いつゴルフ一緒に行きますか?」岡田はストーリーズで「質問はありますか?」と投稿し、質問箱機能を利用してファンからの質問を募集。「好きな家事はなんですか? 洗濯回し終わったけど干すのがめんどくさい~」には「わたくしは畳むのがめんどくさい~」、「バナナフィッシュっていう漫画しってますか? 命をかけておすすめします」には「えぇ。知ってますよ。僕も好きですよ」、「最近プライベートで涙を流したことありますか? 私はライブで号泣しました」には「わたくしはハイキューで泣いてるのです」と一つひとつ丁寧に回答。一方、「質問何回もしてるのに読んでもらえないのはなぜでしょう ランダムですか?」という切実な声には、「ごめんなさい。えぇ、ランダムで選んでます」と正直に返す場面も。骨折した経験を問われると「ないんですよ。しかし、、左手だけ20針縫ってます」、「頭痛が酷いです。まーくんは頭痛持ちですか?」には「えぇ。とても。頭痛持ちは辛いですよね。お気持ちすごくわかります」と答えた。また、「俺にはある?」という質問には「次はいつご飯食べに行きますか?」と俳優の柄本時生をメンションしてファンの前で公開質問返しを披露。その後、「ランドセル何色でしたか」という質問には「黒でしたよ。サクラさん」と返し、質問者である安藤サクラをメンションした。質問返しが盛り上がる中で、「趣味はなんですか?」には「今ゴルフが趣味です」と返答。すると「いつゴルフ一緒に行きますか?」と志尊淳からメッセージが届き、岡田は「じゅんちゃん。今月行く?」とファンの前で仲睦まじいやりとりを見せた。こうした投稿を受けファンからは、「岡田将生と志尊淳のゴルフのキャディさんしたい」「顔面偏差値高すぎだろ!岡田将生志尊淳が一緒にゴルフするのは」「しんどいむりすき」「岡田将生のインスタ最高すぎるんだよな!!」「質問箱ほっこりしますわ」「岡田将生のインスタやばい、、ファンサすごい!!」「じゅんじゅんとまぁくんのゴルフ、もう想像しただけで癒しでしかない」「こういうやりとり見れるの嬉しいなぁ」「ゴルフ一緒に行けるといいね」などSNS上で反響を呼んでいる。
2024年04月24日