夫に家事や育児をしてほしいと思っても、なかなか気持ちをわかってくれないことがありますよね。なかには「夫は仕事、妻は家事育児」と役割分担をきっちり分けたがる男性もいるでしょう。今回は「愛カツ漫画」のなかから、そんな夫婦を描いた漫画を紹介します!家事は一切しない夫主人公のユウリと夫のマモルは結婚して1年です。娘の名前はメイ。子どもにも恵まれ、幸せに暮らしています。しかし夫は「男は仕事、女は家事育児」などと役割をきっちり分けたいタイプ。自分が暇で、ユウリが忙しそうにしていたとしても一切手伝いません。子どもが泣いていても無関心!「ほら、メイが泣いているよ」たとえ自分の子どもが泣いていても、様子を見に行くことすらしません。すべてユウリさんに押し付けるのが、夫のいつもの行動パターンです。こんな夫に不満を抱えているユウリさん。特に離婚などは切り出さず、穏便に過ごしていました。そしてある時、夫の実家に家族で訪れることになります。理由は「孫の顔が見たい」と言っているためです。夫の実家に帰省することに、不安を覚えるユウリさんなのでした……。子どもは夫婦で育てるもの今は共働きも珍しくない時代です。「男は仕事、女は家事育児」などと役割を分けてしまうと、お互いにとってストレスになることもあるでしょう。また、子どもは夫婦で育てるものです。妻に押し付けず、夫もしっかり子どもに向き合ってほしいものですね。作画:しのささむつ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年04月03日夫・ゆうきと再婚して、前の夫との娘と3人で暮らしはじめ1年が経つえりさんは、夫のモラハラ行動に悩んでいました。ゆうきが毎月えりさんに渡す生活費は3万円。生活が厳しくなり、ゆうきに相談しますが、やりくりできないえりさんを責めるだけです。ゆうきと結婚する前、他の男性と結婚していたえりさん。結婚後すぐに娘のひまりを授かりました。慣れない育児に毎日悩みが絶えなかったえりさんに対して、元夫は……?育児も家事もまったくしてくれなかった元夫 元夫は、育児の悩みを相談しようにも、毎晩朝帰り。顔を合わせてもケンカばかりで、えりさんは精神的に不安定になっていきました。そんなある日、夫から「離婚しよう」とつげられたえりさん。結婚生活は2年と持たずに幕を閉じてしまったのです。あとから聞いた情報によれば、実は元夫は同僚の女性と不倫していたよう。しかし、えりさんは娘を守っていくため、前を向いて生きていくことを決意します。その後、友人の紹介で出会ったのが今の夫・ゆうき。えりさんにもひまりにもやさしく、趣味や金銭感覚なども似ているゆうきに、次第にえりさんは惹かれたのでした。 えりさんにとって元夫との生活は、つらく苦しいことばかりだったのかもしれません。傷ついていたえりさんを、やさしく受け入れてくれたのがゆうき。前の夫とは違い、自分と共通する一面を持つゆうきに、えりさんも安心して心を開いていけたのではないでしょうか。 パートナーとの価値観が違うことですれ違いやケンカになってしまう可能性もあるので、付き合いを進めていくうえでは、お互いの価値観をよく理解しておくことも大切なポイントかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター 3chaフリーのデザイナーとして活動する傍ら、応募者からの体験談にインスピレーションを得た恋愛や家族にまつわる漫画をSNSに投稿し、話題に。ライブドア公式ブロガー。愛猫のシャンプーと暮らす。これまでの著書に『夫の浮気相手は中学の同級生でした』(KADOKAWA)がある。
2023年04月02日育児の方針を決める際は、パートナーにも真剣になってほしいと思う人が多いはず。しかし世の中には、育児に当事者意識のない親もいるようで……?今回はサレ妻さくらこさん(@o_usootto)の【パクリママ友を成敗せよ!】より、話の展開を予想して頂く「漫画クイズ」をお届けします。・漫画家名:サレ妻さくらこ・原作:よしえさん(さくらこのInstagramから応募)・漫画:喫茶ゴリラ新しいママ友との出会い……長女の通う保育園を探すため、下見に来ていたよしえ。彼女は保育園で出会ったママ友のさえこと意気投合し、下見した保育園に決めようと夫に相談しますが……?帰宅後も連絡を取り合い……ここでクイズです!この後よしえは、夫の発言に対して返答をします。それは一体どんな内容でしょうか?ヒントとして、よしえは夫の当事者意識の低い言葉にムッとしているようです……。よしえの返答とは……?正解は「私が勝手に決める」その後、夫の言葉に不満を抱きつつも、今回見学した保育園に娘を通わせることにしたよしえ。その考えをママ友に伝えると『じゃあ私もそうしようかしら』と言われ、2人の娘は同じ保育園へ通うことになるのでした……!こんなときどうする?育児は夫婦2人で行うものなのに、興味がなさそうな発言をされると、モヤモヤしてしまいますよね……。今回のお話でよしえは、当事者意識の低い夫の発言に苛立ってしまいました。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@喫茶ゴリラ)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年03月28日今は多様性の時代。様々な働き方について模索し、ある日突然、会社を退職する人も珍しくなくなりました。次の転職先が決まっていれば退職した後もすぐ働けるものですが、そうはいかない人もいます。もしも自分以外の家族がいた場合、しかも相手がばりばりと働いている場合、関係はどうなるのでしょう?今回紹介する「愛カツ漫画」は、転職活動中の夫とフルタイムで働いている妻のお話です。就職活動中の夫は暇があればごろごろしている。主人公のミナミさんは夫と2人暮らし。数ヶ月前に夫は退職し転職活動中のため、現在はフルタイム勤務のミナミさんが家計を支えている状態です。「ずっと家にいるなら、夕飯の支度もしてほしいな…」暇ができればスマホ片手にソファでごろごろとしている夫に、少々不満を抱くミナミさんでしたが、気を使って本音を飲みこみます。しかし夫はもうすぐ向かえる結婚記念日を忘れて、予定をいれようとしていました。「そうだっけ?」慌てて結婚記念日だよと訴えるミナミさんに、夫はばつが悪そうに予定を変更してくれましたが…結婚記念日のプレゼントはス―パーのお惣菜?向かえた結婚記念日当日、ミナミさんはちょっとしたサプライズなんてあるかもしれないと、淡い期待を抱きます。しかし何ごともなく夜を向かえ、さすがに黙っていられなくなったミナミさんは、特別な日に何もないのかと訴えました。「…だから昨日…スーパーでお惣菜買ってきたじゃん」夫の発言に、絶句するミナミさん。結婚記念日のプレゼントは、スーパーのお惣菜だったのです。当たり前と思わないでほしい。今回のお話、救いがあるとすれば一応、主人公の好きなお惣菜を選んで買ってきてくれていたところでしょうか?主人公のことを全く考えていないわけではないからセーフ…?いや、アウトでしょう!無職だからどうこうと言うより、圧倒的に思いやりが足りていません……転職活動中以外に何をしているかは自由ですが、大事な人が毎日そこにいて当たり前と思わず、しっかり気持ちを向けてほしいものです。作画:CHIHIRO原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年03月27日30歳を目前に次々と友人が結婚していき、次は自分かも!?と期待してしまう彼女。結婚式の話をしてもそっけない返事ばかりで結婚に無関心すぎる彼。つれない彼のパソコンの検索ワードを目にしては「浮気サイン?」と勘繰りしてしまったり…温度差のある二人の行方は!?友達の結婚式が素敵!次は…私たちももうすぐ30歳 まさか浮気してない!?マイペースすぎる彼サプライズ!プロポーズマイペースな彼は、M子にしっかりとプロポーズの準備をしていました。普段はポーカーフェイスな彼もプロポーズする時はさすがにドキドキしていたようです。彼のサプライズプロポーズにM子は胸の高まりが止まりませんでした。原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年03月21日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。睡眠中、無呼吸になる瞬間があるというへそさんの夫。職場の人間ドックのオプションで睡眠時無呼吸症候群の検査が受けられると知り、検査キットを借りることに。早速検査キットを試してみるも、へそさんの夫は……。★前の話へそさんは、夫の呼吸が止まっていることに気付いたら体を揺すったり、手を叩いて音を出して夫の呼吸を促すようにしていました。そんなとき、夫の職場の人間ドックで睡眠時無呼吸症候群の検査が受けられることがわかりました。早速検査を申し込んだへそさんの夫。検査キットを装着したへそさんの夫が見た夢とは。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。夫は睡眠時に無呼吸になることがあり、私は「病院に行け」と思いながら生活していました。そんなある日、夫の職場の人間ドックのオプションに睡眠時無呼吸症候群の検査があることを発見! 有料だったものの、検査してみようとのことで検査キットを借りることに。検査は1日8時間の装着が必要な上に3日かかるということで、金土日の3日間でおこなうことにしました。検査キットは鼻にチューブを付け、そのチューブを手首にセンサーをつなぎ、指先で血中の酸素飽和度を計測するというものでした。チューブがずれないようにテープを貼って、ひとまず就寝。翌朝、夫に感想を聞いてみると……鼻のチューブを外す夢を見て2回も起きたのだとか(笑)。意外と繊細な部分があるんだな、と夫の新たな一面を見ることができました。--------------睡眠時無呼吸症候群の検査を受けることにし、検査キットを借りたへそさんの夫。早速検査キットを装着して寝てみたところ、夜中に2回も起きてしまったのだとか! その理由は鼻のチューブを外す夢を見たからなのだそう。へそさんはそんな夫に繊細さを感じたのだとか。たしかに夢の中での行動を寝ているうちに、再現して起きてしまうことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月28日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。睡眠中、無呼吸になる瞬間があるというへそさんの夫。へそさんは自分が起きているときに夫が無呼吸になっていることに気付いたら、呼吸するように体を揺すったりするのだとか。ある日、また夫が無呼吸になっていることに気付いたへそさんでしたが……。★前の話へそさんの夫は、睡眠中に呼吸が止まってしまうことがたびたびあるのだそう。へそさんは自分が気付いたときには夫を呼吸するように刺激しているそうです。ある日、へそさんが近くにいないときに夫の呼吸が止まってしまいました。そんなときへそさんが思いついたこととは一体?こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。夫は普段から睡眠時に無呼吸になりやすいのですが、特に仕事などで疲れているときには呼吸が止まりがちになる傾向がありました。夫の顔に手が届くときは頬をつっついてみたり、体を揺らしたり、枕を爪でカリカリと擦って不快指数を上げさせて起こすようにしています。この日はスマホをいじりながらひとりの時間を満喫しているときに、夫の呼吸が怪しくなり……。わざわざ夫に近付くのも面倒だったのですが、無呼吸のまま放置するわけにもいかず。ふと思い立って、手を叩いて大きな音を出してみました。すると、夫の呼吸は元通りに戻りひと安心。先日、夫の職場に人間ドックの通知が来てオプションに「睡眠時無呼吸症候群の検査キット」なるものを発見したので、夫には検査を受けてもらおうと思いました!--------------寝ているとき、たびたび無呼吸になることがあるというへそさんの夫。へそさんは夫の呼吸が止まっていることに気付いたら、あの手この手で呼吸を促すようにしているのだとか。たしかに隣で寝ている夫の呼吸が急に止まるとびっくりしてしまいますし、不安になりますよね。皆さんはパートナーが寝ているときにどんな様子なのか観察したりしますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:書き込みの犯人とついに対面する日が。しかし、やって来たのはなぜか社長? #ヤバイ職場を辞めた話 31★関連記事:「パワー不足かも」コレステロール値が下がっていた! それなのに #夫とともに四半世紀 24★関連記事:「なんか臭い!」夫の背中から異臭が!? その正体は… #アラフィフ主婦ちゃんねる 1著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月26日夫・こめと小さな娘・めいと3人で暮らす、妻・さつき。こめのある行動がきっかけで、不倫疑惑が浮上……。こめは、ゲーム三昧で家事も育児も一切せず、家のことには無関心。「父親なら、少しは手伝え!」と、表に出さないもののさつきはこめに不満を持っていました。そんなとき、こめが離れた隙にロックを解除して、不倫を疑うさつきがスマホを見てみると、衝撃のメッセージ内容が書かれていました。「早くメイに会っていっぱいチュッてしたい♡」「俺も同じ気持ちだから抑えられない……」衝撃的すぎてツッコミが追いつかないさつき。それもそのはず。夫が名乗っているのは、さつきとこめの娘“めい”と同じ名前なのです!そして実は、さつきがこめの不倫を疑い始めたのは、理由があったのです……。 娘が発熱!そのとき夫は… ある金曜日。夫・こめは会社の懇親会の参加費としてお金を要求してきました。「絶対に参加しないといけないやつなんだってさ」了承したものの、今まで懇親会なんて一回もなかったのに……と疑い始める妻・さつき。 さらにこめは続けて、急に髪がうっとうしいというアピールをしてきました。 前回美容院へ行ってからそんなに経ってないのに……とさつきが言っても、「暑くてムリ!」と言ってききません。 そこでさつきはピンときました。さては……明後日の日曜日、身綺麗にして誰かに会おうとしてるな!? ところが、その日の夜。娘・めいが発熱してしまいました。さつきはめいに寄り添って看病しながら夜を明かしましたが……朝になってもめいの熱は下がっていません。 病院へ行こうとするさつきに、美容院代を要求するこめ。 「えっ!? めいがこんな状態なのに行く気なの!? 別の日に出来ない?」さつきがこめにそう訴えても……「なかなか予約取れないから、やっぱ今日行くよ」まさかの返事にさつきも心の中ではドン引き……。 そしてこめが会社の懇親会で出かける日曜日。この日もめいの熱はまだ下がっていません。 「早めに出るから、ICカード貸して。懇親会、A山でやるんだ」A山はさつきの会社がある駅で、こめの会社と逆方向。普通そんな場所で懇親会やる?怪しいと思い始めたさつきは……? 娘が発熱しているにもかかわらず、妻に看病を任せっきりなところも頼りにならない夫……と言う感じがします。さらに、病院へ娘を連れて行くときに、美容院へ行くという自分の予定を変えずにお金を請求するのは、さすがにドン引きしてしまいますよね。体調を崩していても食べられるものを買い出しに行ったり、家事をしたり……父親として、夫として、できることはいっぱいあるはず。皆さんはこんなとき、パートナーにどういったサポートを求めますか? 作画:乙葉 一華著者:ライター Satsuki
2023年02月08日妻の気持ちを思いやることができず、身勝手な行動をとる最低な夫っていますよね…。 ときには反撃に出ることが必要かも!?今回は実際に募集した、「ダメ夫に制裁を下したエピソード」をお届けします。家庭に無関心な夫私の夫は家庭に無関心です。そんな彼が、社内の若い女性と浮気していたことが判明しました。出典:lamire怒りに震える私は会社の総務に電話して事の顛末を伝えました。その結果、相手の女性は退職。夫はボーナスカットという制裁を受けました。浮気していたことは社内でも噂になってしまい、夫は肩身の狭い思いをすることに…。その後、相手の女性には慰謝料を払わせました。夫の実家でもそのことを話したので、男としてのプライドが粉々になり、かなり反省したよう。今では家事を手伝うようになりました。(女性/主婦)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?自分勝手な夫とは、一緒に暮らしていけませんよね。夫婦は一生をともに過ごす間柄ですから、確かな信頼関係を築いていきたいものですね。以上、ダメ夫に制裁を下したエピソードでした。次回の「ダメ夫エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年12月18日今回は娘さんの発達に関して無関心だった夫の行動に変化が見られたときのお話です。娘さんが発達障害であるという診断を受けてから、しばらく経ったある日のこと―。夫がある物を買っていて、さやこさんにそれを見せてきました。今までの夫からは考えられない行動にさやこさんは少し驚いてしまって……!?夫の行動に少しずつ変化が見られるようになって… そして後日……。 夫が買ったのは発達障害の電子書籍。 普段は育児本なんてせいぜい買ってもエッセイ漫画だった夫が、初めて専門職を買って読んでいたのです! その姿に思わず驚いてしまいます。 (子どもの成長にやっと向き合う気になったのかな……?) そんな風に心の中で思っていました。 そして、また後日には夫が娘さんの対応をどうしたらいいのか質問してきたのです。 以前は考えられなかった育児に向き合おうとする夫の姿勢に少し戸惑いを感じるさやこさん。 (娘の様子を見て違和感に気付いて質問できるようになったのか……) 思わず目を丸くしてしまうのでした。 予想外な夫の行動に一瞬戸惑ってしまったさやこさんですが、育児書を買ったり、娘さんの対応に関する質問をしてきたりと、今回の夫の行動はすごく娘さんの育児に対して前向きな印書を受けました。ママにばかり育児を任せるのではなく、一緒に取り組もうとする姿勢はうれしいですよね。皆さんはどう思いましたか?著者:マンガ家・イラストレーター さやこ娘と夫の3人暮らし。自閉症スペクトラムの娘との日常を中心にいろいろと過去の出来事などエッセイマンガを描いてます。
2022年12月03日妻が離婚を決意し実家へ娘を連れて帰ってしまった。その後地震が発生し、妻子と義両親は夫の伯父の家で生活。改心した夫は娘と向き合うようになり、離婚すべきかどうか、今後のことを決めかねていた。自分にも非があったと後悔の言葉をこぼす妻の手をそっと握り、「雪穂は自分を責めないで。全部俺が悪いんだ! ごめん!」と頭を下げて謝罪する夫。 「どんなに俺が変わっても、過去のことが許されるわけじゃない。雪穂たちを傷つけ事実は変わらないから、許そうとせずに、疑ったままでいいよ」 確かに変わった、昔理想を描いていた父親像に近い今の彼を信じていいのか……。妻は「今、結のこと、どういう風に見えてる?」と質問をする。 夫は、「かわいいよ! だけど、時々疲れるし、苛つくこともある」と答えた。 毎日娘と長い時間を過ごすようになって初めて知った「かわいいだけ」じゃない、育児の大変さ。素直な自分の気持ちをありのままに伝えて……。 「あと何回……」娘との残り時間を思い切なくなる夫 「あとどれだけ一緒に過ごせるんだろう」と考えて、切なくなる。 あと何回、抱っこできるのかな。あと何回、手を握ってくれるのかな。 今は大変だけど、どんどん大人になってしまうんだなって考えると、胸がキュッとなる。 さらに、夫は娘と向き合うようになって「できなくなったこと」が増えたという。それは一体? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年11月21日田舎の八百屋に嫁いだユメさん。田舎の生活には慣れたものの、ユメさんがどんなに大変そうにしていても、夫も義母も無関心な様子につらさを感じます。食事でも、息子の世話には全くタッチしようとせず、ユメさんへの気遣いもない夫に「その前にごはんあげるの代わって……!」とモヤモヤしてしまい……。 夫に言いたいことがあっても義母が… 夫・ダイに、子どもと妻であるユメさんのことをもっと気にかけてほしいと思っても、義母に文句を言われることがわかっているため、なかなか口には出せません。 言えない私が悪いのかな……。 そう思いながら家事をしていると、息子のいっくんがおっぱいを欲しがってきました。 ユメさんは家事を中断し、授乳をすることを義母に伝えるのですが……。 「いっくんもう1歳でしょ? そろそろ断乳しないとね〜」「私が若いときなんか7カ月で断乳してバリバリ働いてたわよ〜」 義母は泣き叫ぶいっくんを無理やり連れて行ってしまいます。 この家では、母親なのに授乳も好きにできないと、ユメさんは思ったのです。 ユメさんと息子の気持ちを尊重せずに、断乳させようとする義母。もし皆さんが同じような状況になったら、義母に対してどう対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター イルカウミ君(1歳)のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!
2022年10月24日妻が離婚を決意し実家へ戻ってしまった。夫はこれまで妻子にしてきた言動を後悔し、関係修復を図るため、育休を取ると決意。しかし、義実家へ向かう途中、妻子の住む場所で大地震が発生! 準備を整えて避難所へ向かい、ようやく妻と娘と再会できた。夫と妻、娘の3人で、避難場所として借りられることになった叔父さんの家へ向かった。「結の好きなご飯、いくつか買ってきてあるんだ!」 「わかるの? 結が好きなものなんか」 「わからなかったよ。ノートを読んで、罪悪感で押しつぶされそうになったよ。雪穂はこれをどんな気持ちで書き続けていたんだろうって……」 娘と1年間も一緒にいたのに、好きなものさえ知らなかった。せっかく育児に参加できるように書いてくれていたのに、こんな非常事態が訪れるまでノートを開こうともしなかった。 そのノートには、自分が知らないことがたくさん書かれていた。娘のちょっとした成長やかわいさを見逃していたことを知った夫は……。 開くことすらしなかったノートには知られざる事実が…… 「ノートを読んで、初めて知ることが山ほどあったんだ。前からずっと読んでねって言われてたのに……」 「ページをめくるたびに、雪穂の気持ちを踏みにじってきたんだって痛感させられた。それと同時に、こんなにも結の成長を見過ごしてきたのかと衝撃を受けた……」 自分が家庭を顧みず、仕事に没頭していたあのとき、娘は毎日成長し、少しずつできることが増えていった。すぐそばにいたはずなのに、そのすべてを見逃してしまっていた。娘に向き合う妻に、何もしてあげられなかった。 「本当にかけがえのない時間を捨ててきたんだ」 自らの過ちに気づき、深く反省した夫。さらに自分の思いを妻に伝えて……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年10月12日妻が離婚を決意し実家へ戻ってしまった。夫はこれまで妻子にしてきた言動を後悔し、関係修復を図るため、育休を取ると決意。しかし、義実家へ向かう途中、妻子の住む場所で大地震が発生! 準備を整えて避難所へ向かい、ようやく妻と娘と再会できた。夫と妻、娘の3人で、避難場所として借りられることになった叔父さんの家へ向かう。 離婚を切り出されてから、まだしっかりと話し合えていない……重い空気のなか車を走らせているとき、妻から厳しい質問が……! 「結の好きなやつなんか、わかるの?」 無表情で元気がない娘に「結ちゃん、喉乾いた? おせんべい食べられる?」と声をかける夫。次のサービスエリアは広いベビールームがあるから、そこへ寄ろうと妻へ提案する。 「結の好きなご飯、いくつか買ってきてあるんだ!」 笑顔で話す夫に妻は、 「わかるの? 結が好きなものなんか」 と、手厳しい言葉を投げかけた。これまで散々娘と向き合うことなく逃げ続けて、お世話をしなかったのに何を今さら……妻の心の声が聞こえるようだ。 夫の答えは? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年10月10日■前回のあらすじ知り合いのママ友が、通院中の不妊治療の先生と不倫中だという衝撃の話を聞いてしまった佳純。そのママ友は、誰にも話せずにいた秘密を打ち明けたくなったのか、さらに詳しい経緯を佳純を話し始めて…。 >>1話目を見る 2人目不妊で病院に通っている真由子さん。ある日、浮気の現場を目撃してしまったことから、秘密の共有をしてしまった私に、真由子さんは先生との経緯を嬉しそうに話し始めたのです。真由子さんと旦那さんの関係は沙也加ちゃんが産まれてからほぼレス状態に突入したそうです。元々二人目が欲しいと思っていた真由子さん。でも旦那さんとの冷え切った関係の修復の目途が立ちそうになく、「もうこのままでもいい」と考えていました。しかし旦那さんのお義母さんからの執拗なまでの「2人目」要求に根負けし、妊活を開始。最初は協力してくれていた旦那さんもだんだんと仕事を理由に帰りも遅くなり、再びレス状態に。妊活を意識すればするほど、旦那さんの心は真由子さんから離れていきました。そしてついに業を煮やしたお義母さんが不妊治療を勧めてきて…。もしお義母さんも自分の言葉で嫁が不倫に走ったなんて言われたらショックだろう…と私は少しだけ同情してしまいました。でも「夫婦の間に勝手に他人が口を出してはいけない」という生きた教訓だと、しかと胸に刻み込ませていただきました。そして真由子さんにとって運命の出会いとなった相手とのその後は…。次回に続く(全11話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ 鈴木し乃
2022年09月18日仕事と自分にしか興味がない夫。娘のことに無関心な夫に、妻は不満が募らせ、夫が娘の1歳の誕生日を忘れて飲み会へ行ったその日、妻は家を出て離婚を決意した。妻の実家へ行って話し合ったものの家には泊めてもらえず、マンガ喫茶でこれまで自分が妻と娘にしてきたことを思い返した夫。 「離婚」という現実を突きつけられ、ようやくこれまでの自分の過ちに気づいた。今度こそ二人に向き合いたい。きちんと時間をかけてでも、信頼を取り戻したい。 「いやだ……終わらせたくない!」 翌朝、仕事仲間から「午後から出勤できないかな?」と連絡が。夫は今、妻と話すために、わざわざ義実家近くまで新幹線で来ている。 そんな夫が返信した答えは、「承知しました。午後から出勤します」 妻との話し合いが途中であるにもかかわらず、新幹線の距離である会社へ出社すると答えた夫。その驚きの理由とは? 「育休を取らせていただけませんか!?」 翌日の午後、会社へ休日出勤し、代休を取ることにした夫。雪穂と結と……二人とちゃんと向き合って、やり直したい! そして、よく相談に乗ってもらっていたやさしい上司、温田さんと廊下で会い、夫はすぐに声をかけた。 「育休を取らせていただけませんか!?」 夫が語った「育休をとりたい理由」とは? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月10日仕事と自分にしか興味がない夫。娘のことに無関心な夫に、妻は不満が募らせ、夫が娘の1歳の誕生日を忘れて飲み会へ行ったその日、妻は家を出て離婚を決意した。妻の実家へ行って話し合ったものの家には泊めてもらえず、マンガ喫茶でこれまで自分が妻と娘にしてきたことを思い返した夫。 「離婚」という現実を突きつけられ、ようやくこれまでの自分の過ちに気づいた。 翌朝、仕事仲間から「午後から出勤できないかな?」と連絡が。夫は今、妻と話すために、わざわざ義実家近くまで新幹線で来ている。 しかしその夫が返信した、驚きの答えとは?! 「信頼を取り戻したい」夫の決断は? 「いやだ……終わらせたくない!」 自業自得だってわかってはいるけれど、どんなに謝ったって二人の傷は癒えないだろうけど、今度こそ二人に向き合いたい……! きちんと時間をかけてでも、信頼を取り戻したい。ずっと、家族でいたい……! そう心に決めた夫が返信した答えは、「承知しました。午後から出勤します」 妻との話し合いが途中であるにもかかわらず、新幹線の距離である会社へ出社すると答えた夫。その驚きの理由とは? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月09日仕事と自分にしか興味がない夫。日頃から娘のことに無関心な夫に、妻は不満が募っていた。そして夫が娘の1歳の誕生日を忘れて飲み会へ行ったその日、妻は家を出て離婚を決意した。妻の実家へ行って話し合ったものの、家には泊めてもらえず、マンガ喫茶へ。狭い個室で、夫はこれまで自分が妻と娘にしてきたことを思い返し、後悔の涙を流した。 これまで結のことを気にかけたことがなかった。雪穂の顔色をうかがって、機嫌をとるために絵本を読んだり、お世話をしているつもりになったり。 「俺はずっと、雪穂の気持ちも、結の気持ちも裏切ってきたんだ……」 妻は別々の道を歩むことを考えているようだ。でも、今度こそ、二人に向き合いたい……! 「離婚」が現実味を帯びてきた…… 「離婚」 今まで二人にしてきたことが、返ってきた。 突きつけられた現実…… 雪穂は「カズ君の話を聞いても気持ちは揺らがなかった」と言っていた。それって、離婚の意思は固い、ということ……?これまでの自分の言動を後悔しても、時は戻らない。 翌朝、仕事仲間から「午後から出勤できないかな?」と連絡が。夫は今、妻と話すために、わざわざ義実家近くまで新幹線で来ている。しかしその夫が返信した驚きの答えとは?! 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月08日夜の営み以外には無関心の夫にうんざりしていた佳奈さん。義実家のアクシデントによって、さらに夫への嫌悪感が増す事態へと発展しました。そのあと、佳奈さんが下した決断とは?メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。夜の営みがゼロになり「無気力」になった夫「私が夫からの夜の生活の誘いを断るようになってから、だんだんと夫は生活そのものに対して無気力になっていきました。それまでは“無関心”だったのですが、夜の営みがなくなってからは“無気力”という状態で、仕事も休みがちに。当然、職場での信頼も下がって、夫は役職を外され減給になっていました。そんな夫との結婚生活をいつまで続けるべきか…。私はこのころから離婚を考えるようになっていました」週に1~2日は仕事を休むようになった夫は、家にいるときにも布団でゴロゴロしているだけで家事は一切しなかったとのこと。話しかけても無視または「ふーん」という無気力な返事が返ってくるだけで、夫婦のコミュニケーションもとれない状況だったと佳奈さんは振り返ります。そして、義母が骨折をしたことで、義理の両親からは入院費と治療費の負担の件でお金を貸してくれないかと相談を受け、数日に1回は佳奈さんが義実家に行って家事を手伝うという負担の大きな生活を続けていたそうです。回復した義母が離婚へとサポートしてくれた「義母のことは嫌いじゃなかったのと、骨折すればやっぱり色々大変だろうと思ったので、夫とのことは考えずにやれることはやりました。でもお金のことだけは、夫が減給されたこともあってどうにもならなかったですね。夫は日が経つにつれて無気力になっていき、でも病院に連れて行っても診断がつかず、特に悪いところはありませんでした。これはもう性格なんだなと思って離婚をすると決めたんです。しばらくして義母が仕事に復帰できるくらいまで回復してくれたので、そのタイミングを待って私から夫に離婚を切り出しました」佳奈さんが離婚を切り出すと、最初のうちは「絶対に嫌だ!」と言っていた夫。しかし、佳奈さんが義母にこれまでのことを打ち明けると、義母は「ごめんなさい」と謝ったのちに「私が息子に離婚を了承するよう説得する」と言ってくれたのだそう。義母は「本音では離婚してほしくないけれど、息子が迷惑をかけ過ぎているので佳奈さんは自由になるべき」と言ってくれたそうです。義母が介入したこともあって、そのあと、佳奈さんの離婚は成立。現在は東京都内で一人暮らしをしながら、自由な生活を満喫しているそうです。「あのとき義母が泣きながら謝ってくれたことが、今でも忘れられません。義母が夫と話をしたときに『あなたがしっかりとすれば、まだ佳奈さんとやり直せるかもしれない』と諭してくれたそうですが、夫には響かなかったらしいです。いい人だと思って結婚したので、まさか結婚後にあんな夫になるとは想像もしていなかったですね。くよくよしていても仕方ないので、今は独身生活を謳歌すべく、趣味や仕事に没頭する日々を送っています。夫と暮らしていたときと比べたらストレスがかなり減って、体調も良くなった気がします」義実家など周囲が手を差し伸べても夫婦仲が改善しない場合には、離婚を決断する人も少なくないのでしょう。結婚相手をしっかりと見極めたつもりでも、実際に結婚してみたら想像とは違ったということはあります。佳奈さんのようなケースでは夫が何にでも無関心である以上、夫婦仲を改善することが難しかったのでしょう。©Kayoko Hayashi/maruco/gettyimages文・並木まき
2022年09月07日結婚後に「こんな夫だとは思わなかった…」と、絶望的な気持ちになる妻もいるようです。今回は、夜の営み以外にはまったく関心を示さない夫との結婚生活に悩んだ30代妻のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。結婚してから豹変した夫にうんざり佳奈さん(仮名)は、3歳年上の夫と交際1年で結婚。交際中には「思いやりのある男性」だと思っていたものの、結婚してから夫の態度が豹変し、想像とはまったく異なる結婚生活を送ることになったそうです。「付き合っているときは私の話もよく聞いてくれたし仕事の相談にも乗ってくれていました。それが結婚してからというもの、私が何かを話しかけても無視または『ふーん』とつまらなそうに言うだけ。帰宅を知らせるLINEも毎日『今から帰る』という定型文を送ってくるだけで、その他のメッセージは一切なし。なんだかロボットと結婚したような気持ちになりました。それなのに夜の生活にだけはとても熱心で、週に3~5回は求められて…。夫婦としてのコミュニケーションが夜の生活だけで、そのほかのコミュニケーションはゼロというおかしな夫婦関係でしたね」家庭内の問題にも無関心な夫… 妻が限界に達した出来事とはあるとき、義母が骨折をしてしまい看病が必要になったことから佳奈さんが仕事を減らして義実家に通うようになったのだそう。義母が仕事を休まなくてはならなくなったこともあって入院費や治療費のことで義実家が苦労していて、佳奈さん夫婦にお金を貸して欲しいという話が出たといいます。しかしそのときも夫は想像を超えるほど無関心だったそうで…。「うちだって裕福ではないし、毎月生活はカツカツ。でも“義実家が困っているならなんとかしないと…”という思いがありました。それなのに、夫にその話をしても『ふーん』という返事が返ってくるだけ。自分の親の話なのに、無関心なんです。意見も言わないし、とにかく『ふーん』の一言だけ。そのときに私のなかで何かが壊れ『この夫とは、もうやっていけないかもしれない』と思いました」その日の夜も、夫は熱心に夜の生活に誘ってきたそうですが、佳奈さんは断固として拒否したのだそう。その日を境に、佳奈さんは夫の求めに応じたくない気持ちが強くなり、その日以降は夫から誘われても拒否することが増えたと言います。すると、夫の様子がだんだんとおかしくなり、夫婦仲はとんでもない方向へと進んでいくことになりました。結婚する前には想像もできなかった本性が結婚後に発覚する人もいるようです。そんな人を結婚相手に選んでしまったら、自分の力だけではどうしようもできず途方に暮れることになるかもしれません。結婚前に相手を見極めるとしても限界があるので、佳奈さんのように予想外の事態に見舞われると苦労が耐えない結婚生活となるのでしょう。©prpicturesproduction/Five/gettyimages文・並木まき
2022年09月07日仕事と自分にしか興味がない夫。日頃から娘のことに無関心な夫に、妻は不満が募っていた。そして夫が娘の1歳の誕生日を忘れて飲み会へ行ったその日、妻は家を出て離婚を決意した。妻の実家へ行って話し合おうとしたけれど、家には泊めてもらえず、マンガ喫茶に入った。狭い部屋で夫はゴロンと寝ころんで、これまでのことを思い返す。 妻から「娘に関心がない」と言われるまで気づかなかった。知り合いのママさんに「結ちゃんの話が全然出てこない」と指摘された時もスルーした。 でも久しぶりに会った娘が、思っていたよりも小さくて、足もまだおぼつかない姿を見て、自分がいかに娘を見ていなかったかを思い知り、ショックを受けた。 妻の顔色や体裁……自分への評価だけを気にして、結のことを何も見ていなかった。結のお世話をするときはいつも「自分のため」だった。 これまで仕事終わりに結の様子を聞いたことも、発達を気にかけたことも、全部なかった。自分の行いに後悔し、涙を流して……。 「ずっと裏切ってきたんだ」これまでの過ちに気づき… これまで結のことを気にかけたことがなかった。雪穂の顔色をうかがって、機嫌をとるために絵本を読んだり、お世話をしているつもりになったり。 それなのに、そんな気持ちにも気づかず、結は自分を見てうれしそうに笑って、駆け寄ってきてくれた。 「俺はずっと、雪穂の気持ちも、結の気持ちも裏切ってきたんだ……」 これまでしてきたことを思い返し、自分の過ちにようやく気づいた夫。 「今度こそ、二人に向き合いたい」 妻が「別々の道を歩む」ことを考えていると告げられたけれど、妻と娘と向き合って一緒に暮らしていきたい……! 夫は驚きの行動に出る。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月07日仕事と自分にしか興味がない夫。日頃から娘のことに無関心な夫に、妻は不満が募っていた。そして夫が娘の1歳の誕生日を忘れて飲み会へ行ったその日、妻は家を出て離婚を決意した。妻の実家へ行って話し合おうとしたけれど、夜遅くに突然訪問したのもあって、家には泊めてもらえなかった。マンガ喫茶に入り、狭い部屋の中、夫はゴロンと寝ころんで、これまでのことを思い返した。 妻から「娘に関心がない」と言われるまで、自分が娘を見ていないなんて、考えてもみなかった。知り合いのママさんに「結ちゃんの話が全然出てこない」と指摘された時も、そんなはずはないとスルーしていた。 でも実際、久しぶりに会った娘は思っていたよりもずっと小さくて、足もまだおぼつかない。 「俺、本当に結のこと、何も見てなかったんだ……!」 想像していた娘の姿と、実際に会った娘があまりにも違っていて、自分がいかに娘を見ていなかったかを思い知り、ショックを受けた。 結と向き合えていた?夫の答えは…… 「雪穂に嫌われたくない」「俺はちゃんとやっている」 そんな風に自分への評価を気にして、結のことを何も見ていなかった。結のお世話をしていたのは、「自分のため」だった。雪穂の顔色や体裁ばかり気にして、機嫌をとるための道具にしていたんだ……! 「せめて誕生日くらい、結に関心を向けてほしかった……!」「結の成長を一緒に噛みしめたかった……」 妻の言葉を思い出し、胸が苦しくなる。 結が生まれてから1年間、俺は今まで仕事終わりに結の様子を聞いたことも、発達を気にかけたことも……全部なかったんだ。 大切なはずの家族。なのに、自分のことしか考えていなくて、今までずっと向き合っていなかった。自分は「育児もやっている」と思い込んでいた。でも、結のこと、全然わかってない……。 自分自身にショックを受け、一人涙を流す夫。後悔のあと、夫が思うこととは? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月06日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫。妻は夫が娘の1歳の誕生日さえ忘れるほど、娘に関心がないことが許せず、ついに離婚を決意した。夫が娘の1歳の誕生日だということを忘れ、飲みに行ったその日に、実家へ戻った妻。そこへ夫が突然やってきて、これまでのことを謝罪した。しかしそれはどれも妻への謝罪で、的外れな話ばかり。妻が許せなかったのは、娘への態度や言動だった。 しっかり話し合うことができないまま、駅前で泊まれるホテルを探すも空室がなく、マンガ喫茶に入った。狭い部屋の中、夫はゴロンと寝ころんで、思い返す。 妻から「娘に関心がない」と離婚を切り出されるまで、自分が娘を見ていなかったなんて、考えてもみなかった。でも実際、久しぶりに会った娘は、思っていたよりもずっと小さかった……。 自分がどれだけ娘を見ていなかったのか思い知り、夫は後悔する……。 「俺は何も見てなかった」娘の小ささに驚き、ショックを受けて 久しぶりに会った娘の姿に驚いた夫。 「小さい……こんなに足がおぼつかなかったっけ?」 思っていた娘の姿と、実際に会った娘はあまりにも違っていた。 「俺、本当に結のこと、何も見てなかったんだ……!」 自分がこれまで娘のことを見ていなかったことを自分の目で見て思い知り、ショックを受けた。そして、妻に言われた言葉を反芻する。 「せめて誕生日くらい、結に関心を向けてほしかった……!」 なんてことを言わせてしまったんだ……! どうして娘と向き合ってこなかった? 娘が生まれて1年の間、どう関わってきた? 夫はこれまでの自分を思い返す……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月05日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫。妻は夫が娘の1歳の誕生日さえ忘れるほど、娘への関心がないことが許せず、ついに離婚を決意した。娘の1歳の誕生日に、実家へ戻った妻。そこへ夫が突然やってきて、これまでのことを謝罪した。しかしそれはどれも妻への謝罪で、的外れな話ばかり。妻が許せなかったのは、娘への態度や言動だった。 いま、夫とは一緒にいたくない。車で駅前まで送る。その車中、妻は「正直、カズ君の話を聞いても"気持ち"は揺らがなかった」「お互い、別の道を歩んだ方がいいんじゃないかってこと」と本心を告げた。 妻が離婚を考えていたことを知り、これまでの自分の言動に涙を流しながら後悔した夫。その後、駅前で今夜泊まるところを懸命に探して……。 「結ちゃんの話が全然出てこない」ママ友に指摘されたのに… 駅前で数軒ホテルをあたったけれど、どこも満室だった。仕方なくマンガ喫茶に入る。 狭い部屋の中、夫はゴロンと寝ころんで、妻と娘、近所のママ・美田さんのことを思い返す。 「話の中に結ちゃんのこと、全然出てこないよね」 「きっと他にもいろいろあるんだよ」 妻の機嫌が悪くて、その原因がわからないと相談したとき、美田さんはそう言っていた。彼女の言う通りだった。美田さんは、「偽善のイクメンパパ」だったこと、見抜いてたんだ。 当時の夫は「自分は妻のために頑張っている」「家事も育児も手伝っているし、妻をリフレッシュさせてあげたし、他のパパよりできている」と思っていた。 でも、妻の機嫌が悪かった本当の理由はそこじゃなかったんだ……。 妻に「娘に関心がない」と離婚を切り出されるまで、自分が娘を見ていなかったなんて、考えてもみなかった。でも、実際久しぶりに会った娘は、思っていたよりもずっと小さかった……。 自分がどれだけ娘を見ていなかったのか思い知り、夫は後悔する……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年09月04日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫を見限り、娘を連れて実家へ戻った妻。すると夫が突然実家へやってきて、「一番大事な人を傷つけてた。本当にごめんなさい!」とこれまでのことを涙ながらに謝罪した。しかし妻が許せなかったのは、自分への態度ではなく、娘への関心がなかったこと。外では体裁よくイクメンぶって、家では家事も育児もしないし、隣で泣く娘を放置してスマホをいじる……信じられなかった。 「結が成長する喜びを、ずっと一人で噛みしめてきた。でも、本当はカズ君と分かち合いたかった……」 妻はさらに思いを告げる。 ずっと期待してた……でも夫は変わらなかった。 カズ君が結に関心がないこと、受け入れたくなかった。 親なのに、こんなに可愛い結に関心がないなんて、信じられなかった。 「仕事が忙しいから仕方ない」「もう少ししたら変わるはず」 ずっと待ち続けてた。でも…… カズ君は変わらなかった。 さらに妻は不満を吐露しつづけて…… 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年08月25日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫を見限り、娘を連れて実家へ戻った妻。すると夫が突然実家へやってきて、これまでの自分の心情を涙ながらに伝えた。妻を見下し、自分が優位に立ったつもりになっていたと、涙を流しながら謝罪した夫。 しかし妻が許せなかったのは、自分への態度ではなく、娘への関心がなかったこと。 夫は妻が妊娠中、テレビを観ながら「自分の子ども育ててるのに"イクメン"っておかしいだろ。なに当たり前のこと言ってんの」と言っていた。 しかし、娘が生まれたあとの夫は、お世話をしないばかりか関心すら持たなかった。 気まぐれに手を出しては「俺イクメンになるぞ!」と言いながら、家事も育児もやったつもりになっていた。 「カズ君にとって結は、私の機嫌をとるためのツールだったんでしょ?!」 「あなたはずっと結を"自己肯定感を高める道具"にしてたの!」 これまでの悲しかった胸の内を打ち明けた妻は、さらに本音をこぼした。 「ずっと寂しかった……」 「結が成長する喜びを、ずっと一人で噛みしめてきた……」 「でも、本当はカズ君と分かち合いたかった……」 「カズ君はいつか変わってくれる」ずっと期待していた。妊娠中も、生まれたあとも。 でも、その思いが叶うことは一度もなかった。 小さな期待は、いつも裏切られてばかり。 悲しさが積み重なって、もう我慢の限界……! 妻はさらに思いを告げる。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年08月24日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫を見限り、ついに妻は娘を連れて実家へ戻った。家出したあと一度も返信しないままでいると、夫が突然実家へやってきた! そして、これまでの自分の心情を話し始めた。仕事が楽しくなっていき、褒められて自尊心を満たすことが一番大事で、家庭のことを顧みず自分のことしか考えられなくなっていた夫。 しかし、上司から怒られることが増えていき、「会社だけでなく、家でも頭を下げたら、自尊心が地の底に落ちてしまいそうな恐怖があった」と、当時妻へ謝れなかった理由を告げた。 妻から「小さい頃、世間体や他人の目を気にして、自分を下げられるのが嫌だった」と聞いていたのに、そんな妻を見下して自分が優位に立ったつもりになっていたことに気づき、涙を流しながら謝罪した夫。 しかし妻は「違う! そんなことじゃない!」と否定した。妻が怒った本当のワケとは? 妻が耐えられなかった、夫を許せないワケは? 「妻を見下すことで夫の仕事のモチベーションが上がるなら仕方がない」 そう思って、見下されているとわかっていても、我慢していた。でも…… 「結のことだけは耐えられなかった! 結はカズ君の視界に入ってた?!」 娘への態度が許せなかったとしっかり思いを伝えた妻。夫の反応は……!? 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年08月21日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫に日々不満を抱えて生活していた。妻は「自分が我慢する生活」を選択し、家事を完ぺきにこなして、育児も一人で全部頑張っていた。しかし、夫が娘の1歳の誕生日よりも飲み会を優先したことで蓄積した我慢が限界に達し、娘を連れて家を出た。「いつかあの時のやさしい彼に戻るかもしれない」 そう信じて我慢しつづけていたけれど、夫はおなかの娘が生まれたあとも、ずっと無関心のまま。 「娘さえいてくれたらそれでいい」そう思っていたけれど 夫は娘がすぐそばで泣いていようが、隣でスマホをいじっているような人になってしまった。 「夫が娘を可愛がらなくったって、私がその分可愛がって、愛情を注げばいい」 「私への愛情がなくなっても、娘がいればそれでいい」 そう思っていた。 だけど、仲良くお出かけしたりする家族や、パパが子どもを可愛がったり、お世話しているところを目の当たりにするたび、羨ましかった。 ずっと「いいな」と思っていた。 休日には家族で公園に行って遊ばせたり、お出かけしたり……そんな思い描いていた「普通の家族」が、羨ましかった。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年08月04日仕事と自分にしか興味がなく、家でも家事や育児は妻任せの夫。「夫にストレスが溜まると娘に危害がある」と考えた妻は、夫のストレスが溜まらないよう「自分が我慢する生活」を選択し、家事を完ぺきにこなして、育児も一人で全部頑張っていた。しかし、夫が娘の1歳の誕生日よりも飲み会を優先したことで、日々積み重なっていた我慢も限界に! 妻は娘を連れ、実家へ戻った。 家を出てから3週間、夫は毎日LINEを送ってくる。でも、どうして妻が家を出たのか、全然わかっていないようで、明らかに苛立った様子でメッセージを送ってくることもあった。 怒りのメッセージを見るたび、返信する気が失せた。妊娠してからずっと、毎日我慢とストレスを積み重ねる日々。ずっと悲しかった。 だんだん表情が怖くなり、娘に無関心になっていった夫 子どもができたときは、大喜びしてくれた。 でも、妊娠してからは、おなかの娘に関心を示さなくなってしまった。 「きっと一緒に住んだら変わってくれるはず」 「きっと育児に慣れたら変わるはず」 そう信じて、我慢をし続けていたけれど、結局夫が変わることはなかった。 ずっと、妻と娘を見ないまま。 昔のやさしい彼とは違うということが、すごく悲しかった……。 著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2022年08月02日結婚後、家でモラハラをするようになった夫にウンザリしていた香奈恵さん(仮名)。しかし離婚も視野に入れ始めた矢先に、第一子の妊娠が発覚。妊娠を機に夫が変わることを期待したそうですが、なかなか一筋縄にはいかなかったとのこと。メンタル心理カウンセラーの並木まきがそんな女性のエピソードをご紹介します。子育てにも無関心すぎる夫に苛立つ日々「無事に第一子が生まれるも、子育てに無関心な夫に私の苛立ちは募るばかり。それどころか、産後かつ育児で疲れている私に『産休中は暇だからいいよね』『仕事してないんだから、掃除も洗濯もやって当たり前でしょ』と言い放ち、私への負担を強いるばかりでした。そんな夫のせいで心も体もボロボロで、今のまま夫と子育てをしていくのは無理なんじゃないかと考えるようになっていきました」そんなある日、遠くに住んでいる義父母が家を訪ねてきました。その際に、夫が香奈恵さんの料理に文句を言う姿や育児を手伝わない様子を見て、義母が夫にブチ切れ!この件をきっかけに、生活は大きく変化したのだそう。ブチ切れた義母にタジタジの夫「その日の義母は、私が見たこともないような怖い口調で息子である夫を叱ってくれました。産後の女性がどれだけ大変なのか、家事と育児を両立することがどれだけ負担なのかも説明してくれて、本当に頼もしいと思いましたね。夫は私が同じようなことを言ってもまったく聞き入れてくれなかったのですが、義母のすごい剣幕に圧倒されたのか、言い返すこともなくタジタジで。それ以来、夫は徐々に生活態度を改めるようになったんです」義母から叱られたことがこたえたのか、夫はその日を境にだんだんと子育てにも協力するようになり、香奈恵さんの家事に文句を言うことも減っていったそうです。以前の夫のまま改善が見込めなければ、もう離婚しかないと思い悩んでいた香奈恵さんにとって義母が味方してくれたことはとても大きかったと言います。「義母がいなかったら、そしてあの日に義母が家に遊びにきていなかったら、もしかしたら既に離婚をしていたかもしれません。それ以来、私は何かあれば義母を頼るようにしているので、義母との距離もグッと近づきましたし、今では結婚生活になんの不満もありません。いい義母がいてくれて恵まれていると感謝しています」義実家との問題に悩む女性も少なくないなか、義母が妻の味方をしてくれる人だと夫婦関係の問題が改善にむかうこともあるようです。義母との距離感が遠いと、なかなか頼りづらいこともあるかもしれませんが、思い切って相談してみると、夫婦問題を解決する1つの方法となるかもしれませんね。©monzenmachi/Makiko Tanigawa/gettyimages文・並木まき
2022年07月28日