8月8日に入籍した小泉進次郎議員(38)と滝川クリステル(41)。2人の交際は昨年の’18年1月からスタートしたという。首相官邸や横須賀市での会見では、そろって外出したことがないと強調していた。「発表にいたるまでは、一度も2人で外に出たことがないし、いっしょに移動することもありませんでした」(進次郎)「外で食事したことがないので、いっしょに行きたいし、いっしょに散歩したい」(滝川)だが全国紙の政治部記者は次のように証言する。「昨年12月4日、西麻布にある隠れ家的レストランで、進次郎さんと滝川さんの姿が目撃されていたのです」昨年12月といえば、交際スタートから1年ほどたったころ。「レストランの個室にいたのは、進次郎さんを含めた男性3人ほどと、滝川さんを含めた女性3人ほど。一般でいうところの“合コン”だったようです」2人は自分たちが交際していることを隠して食事会を企画したのか?それとも厳重に口止めをしていたのだろうか?「それは定かではありませんが、合コンはかなり盛り上がり、深夜1時まで続いていたようです。実は隣の個室に某テレビ局の報道チームがいて、進次郎さんと滝川さんのグループを偶然目撃したそうです。彼らは官邸会見で2人の交際を知り、“スクープを逃した!”と、悔しがっています」
2019年08月20日自民党の小泉進次郎衆院議員(38)がフリーアナウンサーの滝川クリステル(41)が8月7日に首相官邸を訪れ、安倍晋三首相(64)に結婚を報告した。その後、2ショットで記者へ対応。滝川アナが妊娠しており、すでに安定期に入っていることを明かした。同日に小泉議員は自身のブログを更新し、滝川との結婚を報告。昨年から交際中だったことを明かし、《幸いなことに子どもも授かりました。愛する人と時を重ねる中で、自然と妊娠し結婚という流れになったことを本当に嬉しく思っています》とつづった。滝川も自身のインスタグラムで結婚を報告。《これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが(中略)明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています》と心境をつづった。「この日、首相番の記者たちに『進次郎氏が首相に会いに来ること』『その後にぶら下がりの取材を受けること』が告げられていました。すると、なんと滝川アナも一緒に登場。記者たちが色めき立つなか、突然の結婚発表が行われたのです」(政治部記者)小泉氏といえば、父が言わずと知れた小泉純一郎元首相(77)。初当選時から「未来の首相候補」と言われていた。そして滝川もまた、高い人気を誇るアナウンサー。心強い伴侶を得たことで、周囲の期待はさらに高まっているという。「歴代首相での史上最年少は、初代の伊藤博文で44歳。近年では第1次内閣の時の安倍首相が52歳と若くして総理になりました。最年少記録まで進次郎氏はあと6年。もともと求心力のある政治家だったのに、滝川アナが妻となれば“鬼に金棒”。最年少記録更新が実現するかもしれません」(前出・政治部記者)滝川が“ファースレディー”となる日も、そう遠くないかも!?
2019年08月07日自民党の小泉進次郎衆院議員(38)が7日、自身のブログを更新し、フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)との結婚を報告した。小泉氏は「横須賀・三浦のみなさんをはじめ、日頃から応援してくださっているみなさんへ」と書き出し、「『いつ結婚するんだ』『はやく嫁もらえ』『いい歳なんだから…』などと地元でも、国会でも、全国でも言われてきた私ですが、この度、結婚することをご報告致します。お相手は、滝川クリステルさんです」と報告。「私たちは昨年からお付き合いを始め、お互いに結婚を意識するようになり、彼女が福島県から引き取った保護犬のアリス(ラブラドールレトリーバー)と一緒に2人+1匹の時間を過ごしてきました。彼女に対する理解が深まっていくにつれ、彼女は肩書きや職業では説明できない、『滝川クリステル』という生き方を選択していると思うようになりました」と馴れ初めを明かし、「それは、自分勝手な考え方かもしれませんが、政治家を職業ではなく、生き方として捉えている私にとって『この感覚を話さなくてもわかってくれる人がいたんだ』という、同志を見つけたような気持ちでした」と打ち明けた。そして、「彼女といる時は、政治という戦場から離れ、鎧を脱いで、戦うことから解放され、ふっと力を抜いて、無防備な自分でいることができ、救われる思いがします」と告白。「参院選が終わってから、横須賀の実家にクリステルさんとアリスを連れて行きました。それまで一度も恋愛中に外で会ったり、一緒に移動したこともなかった私たちにとって、一緒に移動できるだけでも本当に嬉しく、幸せな気持ちになりました」とつづった。また、「そんな日常の中の、当たり前に思える一つ一つがいかに幸せなことか、これからもその気持ちを大切にしていければ、良い時も、そうではない時も乗り越えていけると思います」とし、「これからは二人で助け合い、支え合い、時には周りにも頼りながら、私たちらしい結婚生活を送っていきたいと思います」と意気込みを記した。さらに、「幸いなことに子どもも授かりました。愛する人と時を重ねる中で、自然と妊娠し結婚という流れになったことを本当に嬉しく思っています。クリステルさんは、年明けに初産を42歳で迎えることになります。高齢出産になるので、心身両面の負担が重くなることなく、無事に出産の日を迎えることができるよう、全力で守る決意です。静かに、温かく見守って頂けますよう、心よりお願い致します」と滝川の妊娠も報告。「日頃より応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。これからも、より一層政治家として努力と精進を重ねて参りますので、どうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。
2019年08月07日フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)が7日、自身のインスタグラムを更新。自民党の小泉進次郎衆院議員(38)との結婚と妊娠を報告した。滝川は「この度、私、滝川クリステルは、小泉進次郎さんと結婚することになりました」と報告し、「進次郎さんとは、数年ほど前に友人として知り合うご縁があり、良き友人として過ごしていました。しかし、昨年から徐々に友人としてではなく、人生において大事なパートナーという存在に自然と変わっていきました」と経緯を説明。また、「私が今までイメージしてきた『政治家の妻はこうあるべき』という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました」と打ち明け、「私はこれからも仕事を続けながら、滝川クリステル、小泉進次郎という個人を同志のような気持ちで高め合えるような夫婦関係を築いていきたいと思っています」とつづった。さらに、「今年42歳を迎える私ですが、幸いにも新しい命が舞い降りてきてくれました。おかげさまで無事に安定期に入り、年明けの新しい命との対面を二人でいまかいまかと心待ちにしている毎日です」と妊娠も報告。「これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが、願わくばこのご縁がたくさんの笑顔や絆に繋がり、私たちも周りの多くの方々の笑顔に支えられながら明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています」と決意を記した。■滝川クリステル コメント全文いつも応援してくださっている皆様へこの度、私、滝川クリステルは小泉進次郎さんと結婚することになりました。進次郎さんとは、数年ほど前に友人として知り合うご縁があり、良き友人として過ごしていました。しかし、昨年から徐々に友人としてではなく、人生において大事なパートナーという存在に自然と変わっていきました。そして、共に時間を過ごしていくうちに、恋人でもあり、同志、そして親友のような存在になっていきました。私自身も立場上、生活をする上でプライベートが制限された環境に身を置いていますが、私以上に制限された環境の中で、政治家小泉進次郎として息つく暇もなく日々の責任ある仕事に向き合う彼の姿に尊敬の念をもつ一方で、せめて一緒にいる空間、時間の中では心から解放されるように、パートナーとしてできることはないか、日々考えるようになりました。それは、肩の力を抜いた自然体の彼を見出していくことでした。そんな彼を見出していくたびに、フワッと優しく包み込んでくれるとても穏やかで優しく、無邪気でチャーミングな人柄をより感じる機会が増え、どんどん惹かれていく自分がいました。また、私が今までイメージしてきた「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました。私はこれからも仕事を続けながら、滝川クリステル、小泉進次郎という個人を同志のような気持ちで高め合えるような夫婦関係を築いていきたいと思っています。最後に、今年42歳を迎える私ですが、幸いにも新しい命が舞い降りてきてくれました。おかげさまで無事に安定期に入り、年明けの新しい命との対面を二人でいまかいまかと心待ちにしている毎日です。これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが、願わくばこのご縁がたくさんの笑顔や絆に繋がり、私たちも周りの多くの方々の笑顔に支えられながら明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています。突然のご報告となりましたが、変わらず温かくみなさまに見守っていただけましたら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いします。滝川クリステル
2019年08月07日テレビ朝日系『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の明神つかさ/パトレン3号役でブレイクを博した女優・奥山かずさ(25)が29日、地元・青森のはるか夢球場で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対埼玉西武ライオンズで自身初の始球式に臨み、自慢の速球で観戦に来ていたプロ野球ファンを驚かせた。奥山は、甲子園に出場した経験を持つ実父の影響で、小学校の頃から男子にまじって少年野球をし、中学・高校とソフトボール部に所属。球速100kmを超えるボールを投げるピッチャーだったという。グラビアにも挑戦し、「日本で一番美しいカラダ」と評されている奥山はこの日、背番号10のユニフォームに白のショートパンツというスラリとした美脚が目立つスタイルで登場。西武の一番バッター秋山翔吾選手に対し、綺麗なピッチングフォームで83kmの速球をアウトローへストライクピッチを投げ込み、観客から驚きの声と拍手が上がった。初の始球式を終えた奥山は「すごく緊張しました! 自己採点は・・・70点ですね! 大好きな地元の青森で行われるプロ野球の試合で初めての始球式を務めさせていただいたのは大変光栄に思っています。今日は父も球場に観に来てくれていて、父に教えてもらった野球をする姿を見せられたことで少しは親孝行できたかな」と話した。
2019年05月29日女優の奥山かずさが12日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で1st写真集『かずさ』(講談社/A4判/120ページ/2,600円税別)の発売記念イベントを行い、イベント前の囲み取材に応じた。テレビ朝日系『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の明神つかさ・パトレン3号役で人気を博した奥山。昨年7月の『ヤングマガジン』初登場から約半年というスピードで発売した初写真集は、オーストラリア・ケアンズをロケ地に、「正統派美形ルックスと健康的なスタイル」を凝縮した1冊に仕上がっている。初めて訪れたという同所には憧れを抱いていたそうで、「フィッツロイ島でマリンスポーツや自然の中での撮影をして。島がすごくきれいで、味わったことのないようなリゾート感でした」と撮影を楽しげに回顧。グラビアの仕事については、「はじめは水着を着るということも雪国出身なのであまり機会がなくて恥ずかしかったんですけど、やっていくうちに自分が着たことのない水着を着ることができたり、海にもたくさん行ったり、すごくきれいに撮っていただけたり、その楽しさもあります」と捉えている。今回の写真集では露出度の高い衣装もあったが、「意外と抵抗はなかった」「自然体で撮っていただいたので、エロいものを撮っているという感覚はなくて」と正直な感想を述べ、「ランジェリーを初めてグラビアとして着ることができて、下着はいつもつけていても撮影してもらったことはなくて」「きれいに見えるように作られているんだなというか。すごく着ていてテンションが上がりました」と貴重な機会になったようだ。「重ねていくうちにいろんな自分を知れる」とも受けとめ、「『もっとこうなりたい』みたいに自分と向き合える。自分の姿を客観視して『こうしたい』と思えるのでやりがいをすごく感じます」と成長にもつながっている様子。20歳前後の頃はスタイルキープをストイックに追い求めていたが、最近では「ストレスをためない」「自然体で自分らしく」を心掛けているという。また、パトレン3号とグラビアの自分を比較し、「パトレン3号は職業も堅いですし、色気がないといったらあれなんですけど……」「性格が自分と真逆だったので、素でいられたのはグラビアかなと思います。パトレン3号を演じていて、つかさが結構自分の中に入って来ているのを、実は日々感じていて。1年間演じた分、つかさらしい考え方もするようになりました」と分析する奥山。同作の共演者にオフショットを見せたところ、背景や動物の方に注目が集まったらしく、「全然興味ないのかなという感じでした」と苦笑する。素をさらけ出した今作を「90点」と採点し、残りの10点を「毎回グラビアを撮っていてもそうなんですけど、やっぱり満足しないというか」と厳しく自己評価。「今回のマイナス10点は自分の努力ということで。次回があれば、100点目指してまたがんばりたいです」と意欲を燃やしていた。
2019年03月12日写真家・映像作家の奥山由之の写真展「白い光」が、東京・品川のキヤノンギャラリー Sで3月7日から4月15日まで開催される。本展では、奥山由之の新たな試みによる“写真を見る”という行為についてを再認識できるような空間構成で、キヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントした作品を展示する。白い光どこまでも深い海の水面を撫でるようにして、漆黒の闇を進む。聞こえるのは、波の呼吸と、エンジン音。夜の茂みに目が慣れるころ、遠くにちらほらと見える、白い光。そろそろだろうか。揺られ続けて小一時間。目を凝らして探したあの景色と肌寒さを、よく思い出す。白い光は、夜明けを待たずして、1隻、また1隻と集まる。やがて聞こえる演歌の合図と共に、網を投げ入れ、仕事が始まる。時折視界を晴らすカメラの閃光…。ふと、目を凝らして認識しようとする行為に、懐かしさを感じた。僕らはいま、空間のみならず自己を取りまく全ての情報や環境を照らし出し、にも関わらず、受け身の姿勢で、時折現れる「分からない」という感情から目を背けている。やがて加速する周辺視野への散漫とした意識は、局所への注力を緩ませ、深度の浅いカラフルな大地を眼下に広げるのだろう。未だ視覚や知覚は、”視ること”と”見ること”の境界を認識出来ているだろうか。詩的に言えば、視えることで見えなくなったものがあるのではないか。果たして、写真はいま、認識の対象にあるのか。目を凝らし、光を照らす。その光の先には、何がある。(奥山由之)【イベント情報】奥山由之写真展「白い光」会期:3月7日~4月15日会場:キヤノンギャラリー S住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階時間:10:00~17:30休館日:日曜日、祝日入場料:無料
2019年02月12日写真家・映像作家の奥山由之の新刊写真集『Los Angeles/ San Francisco』が12月13日に発売される。奥山由之は、1991年東京生まれの写真家。2011年『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞、2016年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞を受賞した。今回の写真集は、ファッションマガジン『Union Magazine』を出版するUnion Publishing Limitedの初の写真集プロジェクト第1弾として刊行される。ロサンゼルスとサンフランシスコの旅での様々な日常の一瞬をスクリーンショットした一つひとつの小さくて何気ない感動のレイヤード。それらが見事にぎゅっと詰まった珠玉の一冊となっている。アートディレクターはHIROYUKI KUBOが担当した。12月16日の12時からは、スタンダードブックストア心斎橋にて発売記念のトークイベントも開催。イベントの詳細は公式サイト(www.standardbookstore.com)にて。【書籍情報】『Los Angeles/ San Francisco』奥山由之出版社:Union Publishing Limited128ページ/H288×W226×H17mm/上製布装発刊:12月13日価格:4,500円
2018年11月28日「こんなこと、聞いたことありますか?卒園式の様子を家族が見れないって?」 奥山佳恵(44)が3月25日、自身のブログを更新。次男・美良生(みらい)くんが通う支援型幼稚園の卒園式に、兄弟が参加できなかったことを綴っている。 「楽しみにしていた、3年間通った、お世話になった園の卒園式。けれど直前で暗雲たちこめた」 奥山によると前日に幼稚園から連絡があり、「卒園児の兄弟は年齢を問わず一切、式に参加できません」と言われたという。「スペースが確保できない」という理由で、園長が判断を下したもの。担任の先生から電話でそう告げられると、園長に直談判を決意した奥山。卒園式の当日を振り返る。 「きっと泣けちゃうと思っていた卒園式は私が初めから、そんな風にイキまいていたので当然、何にも胸に響いてはきませんでした」 式の後で奥山が気持ちを訴えたところら園長は「不適切で…」と謝罪をしたそうだが――。奥山は、こう思いを続ける。 「もしも兄弟児を排除することで『卒園式』を滞りなく成立させたいということが理由にあるならそれが支援型幼稚園が実行することですか?真逆なんじゃないですか?」 さらに「それは誰が望むことなんですか、学園側だけなんじゃないですか、これいったい、誰のための卒園式なんですか?!」と続け「楽しみにしていた卒園式でした、けれど怒りで泣きそーだった」と回想した。 Twitterでは園の対応が「突然すぎる」といった声が上がっている。 《園から告げられたのが前日と言うのは酷いと思います》《前夜の連絡はNGでしょう。乳児とかどうすんの、預けるとこ探すの無理だよ》《前日に急に連絡があったら、それは非常識だと思います。卒園式は園児もの。もしかするとパニックになりやすい子への配慮が遅くなったのかも?》 いっぽうで「取り乱し過ぎでは?」といった見方をする人もいるようだ。 《園の式典関係は参加者2名とかしばりあるのは常識だし、理由の説明なくとも推察できる》《前日連絡も急だけど、それ以前に誰の卒園式なの?普通、両親が出席で十分だよね。場所の都合もあるし、お祝いは家でできるでしょ?》 奥山は反響を受け、翌日26日深夜にブログを更新した。 「私の小さすぎるキャパ問題でもあるのに、ご賛同してくださった、あたたかなお言葉に感謝です」 奥山は「性格が“まっすぐだね”」とブログの読者からのコメントがあったことを明かし、「いやーありがとう、性格なんだよ」と吐露。「もしかしたら正しくないかもしれないけれど、ただ我慢ができない」と語っていた。
2018年03月28日ポカリスエットの広告写真123点が掲載された、奥山由之によるドキュメントタッチな写真作品集『POCARI SWEAT』が青幻舎から4月6日に発売される。2017年、約300人の高校生が一糸乱れず踊るCMや、その白熱する様子を捉えた駅貼りポスターが話題となった、ポカリスエットの春、夏のキャンペーン広告。舞台裏では約1ヶ月に及ぶダンスレッスンが行われていた。当時、300人の若者と時を共に過ごしたのは、発表する多くの作品が常に高い評価を得ている写真家・奥山由之。被写体の隅々にまで入り込んだ眼差しは、微かな息づかいや胸の高鳴り、みなぎる熱量など、そこに確かにあったものを逃さずとらえ、永遠の価値を加えて昇華させている。“たった一枚で受け手の感情に強く残る”という、広告写真の本質に挑み、広告業界内でも高い評価を得た。アートディレクター・町口覚の手により、本作品群が写真集となって登場。1万枚を超えるカット数のなかから選び抜かれた、現場の熱量や迫力が漲る力強い作品からは、みずみずしい情熱の大海に飛び込んだ、奥山由之の眼差しを感じられる。【書籍情報】『POCARI SWEAT』著者:奥山由之アートディレクター:町口覚出版社:青幻舎128ページ/220mm×141mm発売日:4月6日価格:2,300円
2018年03月19日犬や猫と暮らしながら、子育てをしているママをご紹介する「いぬねこ うちのこ。」。第3回目は、2歳の娘さんと0歳の息子さん、4歳の柴犬と一緒に暮らす、つのだももかさんです。柴犬の銀次郎くんが、娘のもあちゃんと息子のかいくんを子守する様子が微笑ましい、つのださんのインスタグラム。3人が並んでお昼寝するなど、まるで兄弟のように仲が良い様子は、見ていてとても癒されます。そんなつのださんにうちのこのベストショット、犬と暮らしながらする子育てについて、お話を伺いました。つのだももか さん プロフィールインスタフォロワー数4.4万人、PRESSブログのオフィシャルブロガー。2歳の娘と0歳の息子、4歳の柴犬の、5人(4人と1匹)家族のママ。カメラが趣味で、毎日の子どもたちの成長を写真に収めている。今は子どもたちの写真を撮る事がストレス発散であり、日々の楽しみ。Instagram: @mm.mmk114 Blog: PRESSオフィシャルブロガー Youtube: 子守犬銀兄ちゃん チャンネル LINEスタンプ: 柴犬 銀兄ちゃん スタンプ vol.1 ■愛すべき「うちのこ」たちをご紹介!・もあちゃん 2歳・かいくん 8ヶ月・銀次郎くん 4歳 柴犬もあちゃんは歌とダンスが好き。お世話好きな、しっかり者のお姉ちゃん。写真を撮られるのも大好きで、最近は写真チェックも。かいくんは、銀兄ちゃんともあちゃんのことが大好きな末っ子。カメラを向けると、しっかりカメラ目線をするようになりました。銀次郎(銀兄ちゃん)は、13キロと少し大きめの柴犬。ママのひと目惚れで家族として迎え入れることに。性格はとにかく穏やか。もあちゃんからの重たい愛情も「やれやれ」と受け止め、かいくんの子守をしっかりしてくれる。まさに“子守犬 銀兄ちゃん”です。【ママに質問!】 1:犬とは、いつから一緒に暮らしていますか?もあちゃんにとって銀次郎は、お兄ちゃんであり、遊び相手。「銀ちゃん、眠いのかなあ?」と感情を想像する力が長けている気がします。子どもが産まれる前から、一緒に暮らしている銀次郎。もあちゃんと初対面のときは、「興味はあるけど何かわからない」といった感じで、とても不思議そう。最初は周りをウロウロしながら、クンクン匂いを嗅いでいました。2週間くらい経つと、とても大切な存在ということがわかったのか、寄り添って眠るようになりました。1歳までは近くで見守っていて、次第に一緒に遊ぶようになり、今ではもあちゃんのワガママに付き合って遊んでくれています。かいくんとの初対面の時は、もう慣れていたのか、初日から寄り添って眠っていました。それからずっと近くで見守ってくれています。【ママに質問!】2:赤ちゃんと犬が一緒に暮らす上で、気をつけていることは?いつも寄り添っている、銀次郎とかいくん。2人のところだけ狭そうです。子どもたちと銀次郎が一緒に暮らす上で心配していたことは、やはり衛生面の問題です。抵抗力がなくとてもデリケートな赤ちゃんと、犬が同じ空間で生活しても良いものだろうか、と悩んだ時期もありました。特に柴犬の場合、年に数回の換毛期は抜け毛がすごい量になるので、1日に何回も掃除しました。また、赤ちゃんの口を銀次郎が舐めないよう、常に気を付けて見ていました。小さなことですが、毎日気を付け続けているので、2歳の娘は何のトラブルなく成長しています。【ママに質問!】3:犬に「寂しい思いをさせている」と感じたことはありますか?なぜかいつも近くにいる3人。このときもみんなで何かお話していました。子どもが生まれる前と後では、家で銀次郎と遊ぶ時間が減ってしまいました。もあちゃんとかいくんが寝た後、「やっと僕の時間だ」と銀次郎が甘えてくるので、そのときに、思いっきり撫でて甘えさせて遊びます。また、心がけたことのひとつとして、子どもが生まれても銀次郎の生活は変えないように、ケージに入れたりはしていません。子どもが生まれたからといって銀次郎の生活を変えてしまうと、子どもたちにマイナスの感情が生まれてしまうと思ったからです。もちろんその分、親の手間はかかりますが、銀次郎と子どもを隔離しないということは、子どもが生まれてから守り続けてきたことのひとつです。銀次郎は1番先輩。銀次郎の生活は変えずに、上手く過ごしてきました。【ママに質問!】4:犬と暮らすなかで、導入したアイテムは?銀次郎ともあちゃん、お揃いのマフラー。もあちゃんは、このマフラーをする時は必ず「銀ちゃんとお揃いっ♪」と嬉しそうに言っています。水を入れる容器を変えました。子どもがいると走り回ったり、水が入っている容器が倒れて床が水浸し……なんてことがあったのですが、今は倒れない容器を使っています。また、銀次郎ともあちゃんのお揃いのマフラーも買いました。本来銀次郎にマフラーなんていらないのですが、お揃いはすごくかわいいです。【ママに質問!】5:犬と一緒に暮らしながら子育てをしていて、幸せを感じるのはどんなときですか?お昼寝タイムは、みんな並んで。銀次郎がかいくんの子守をし、もあちゃんの遊び相手になり、時にはもあちゃんが銀次郎の子守をする。兄弟2人では絶対に見ることのできない、関わり合いがとっても微笑ましくて、見ていると幸せを感じます。また最近は、もあちゃんとかいくんがお昼寝をしていると、銀次郎も横に来て眠っています。3人(?)が川の字でお昼寝している姿は、何回みても幸せを感じます。また、もあちゃんが銀次郎にご飯をあげているとき、「ちゃんとお水も飲んでね」「お肉だよ。美味しい?」「全部食べなきゃダメよ」と、普段自分が私に言われていることをそのまま銀次郎に言っているのは、笑ってしまいました。【ママに質問!】犬と暮らしたい! と考えているママさんに伝えたいこともあちゃんは銀次郎のごはん係。散歩の準備も率先してやってくれます。子ども2人&1匹を育ててきて、子どもたちが犬と共に生活するのは、とても良いことだと思います。でも、犬を家族として迎え入れることは簡単ではありません。子どもがいながら毎日2回のお散歩、しつけ、食事、お手入れ、時には体調を崩して病院に連れて行かなきゃいけないかもしれない。それを覚悟の上であれば、子どもと犬が一緒に暮らしていくことは、最強で最高の友達ができるということなので、子どもにとっても良いことだと思います。そして、命の大切さを学び、心が優しい子になってくれると思います。そして何より、子育てで思い通りにいかなかった時、愛犬が癒してくれます。▼愛すべき「うちのこ」たちに伝えたい! ママからのメッセージ「かわいいが毎日更新されていくよ!癒し&笑いを毎日ありがとう!!」つのだももかつのださん、ありがとうございました!Information肉球サイン入りの「撮り下ろし銀兄ちゃんブロマイド」が当たる!『子守り柴犬 銀兄ちゃん』フォトブック発売記念犬の日プレゼントキャンペーン!柴犬・銀次郎と子どもたちの写真を“銀次郎ひとりっ子時代”から時系列で掲載したフォトブックが発売されました! これを記念してプレゼントキャンペーンを実施中。ご応募いただいた方の中から3名様に、なんと肉球サイン入りの「撮り下ろし銀兄ちゃんブロマイド」をプレゼント!【キャンペーン応募要項】キャンペーン期間:2018年11月1日(木)~11月19日(月)1)まず、 Shi-Ba【シーバ】+犬びより( @shiba2929 )のインスタグラムをフォロー。2)書籍『子守り柴犬銀兄ちゃん』と銀兄ちゃんにちなんで「もふもふなモノ」が一緒に写った写真を投稿してください。愛犬やぬいぐるみ、ファー小物などなんでもOK。インスタグラム @mm.mmk114 」でも銀兄ちゃんが参考例を投稿するよ♪3)写真は「#雑誌シーバ」「#銀兄ちゃんプレゼントキャンペーン」の2つのハッシュタグをつけて投稿してね。
2018年02月02日(写真:アフロ) 「まさに政界のプリンスっていう感じ。安倍さんを通り越して、進次郎くんを見ちゃうわね」(50代主婦) 「一度、街頭演説で見たことがあるんです。あの鋭い目に、キッと見つめられているような気がして……。でも、話は面白い!あの目とトークはもやは罪!」(40代主婦) 今、主婦の心をわしづかみにしている国会議員といえば、小泉進次郎衆議院議員(36)。本誌読者にも、“進次郎にクギヅケ”という人が多いのではないだろうか。 「進次郎議員は、街頭演説でのトークスキルに定評があります。『あれ、カップルで来てるの!?』『ねえおばあちゃん、聞いてます?』といった“聴衆イジリ”でつかみは、彼のお家芸。その瞬間、どっと笑いが生まれ、聴衆はみんな彼の話に耳を傾けるんです」(政治部記者) 昨年10月の衆院選で、与党・自民党が圧勝したことは記憶に新しい。が、高い政党支持率に比べ、トップに君臨する安倍晋三総理大臣(63)の支持率は高いとは言えない。代わって、自民党の「顔」となったのが小泉進次郎衆議院議員だった。 「進次郎さんが衆議院議員に初当選したのは、’09年8月の総裁選でした。当時といえば、自民党が大敗し、野党になった歴史的な選挙。彼はくしくもそのような選挙でデビューを果たしたんです。私がお会いしたのはその翌年9月、自民党機関紙での対談でした。そのとき、『並の政治家ではない』と感じました。当時彼はまだ20代でしたが、とにかく礼儀正しく、話の内容もとてもしっかりしていたんです」 こう話すのは、『小泉進次郎と福田達夫』(文春新書)などの著書がある時事通信社特別解説委員の田﨑史郎さん(67)。田﨑さんは進次郎議員の初当選からおよそ10年、彼の働きを目の当たりにしてきた。 「進次郎議員はとにかくとっさの判断力に優れている。昨年10月の衆院選、千葉県松戸市で彼が演説するというとき、野党で新勢力となった立憲民主党代表の枝野幸男さんの演説とバッティングした。そのとき進次郎さんは、集まった聴衆を前に、『枝野さんの話を聞いたほうがいい』と、数分間、無言だったんです」(田﨑さん) 後に「なぜ話さなかったのですか?」と聞いた田﨑さんに対して、進次郎議員からはこんな言葉が返ってきた。 「『あそこは言葉ではないと。対応が問われると思ったので、演説しませんでした』と。演説に来て演説しない、そんな人を私は初めて見ましたが、それが“神対応”として、かなりの注目を集めました」(田﨑さん) だが、進次郎議員といえば、やはり街頭演説でのパフォーマンス。女性たちが黄色い歓声を上げてしまうほどの「演説力」はどこから得ているのだろうか。こう聞くと、田﨑さんは意外なキーワードを持ち出した。 「じつは、ひとつには『落語』があるんです。進次郎さんは、柳家さん喬師匠の高座に足しげく通っていたんです--」(田﨑さん) 柳家さん喬師匠(69)は、人間国宝である故・五代目柳家小さんさんの門下で、’17年には紫綬褒章も受章している人気落語家だ。人情噺を得意とするさん喬師匠と進次郎議員の関係は、進次郎議員のFacebookの投稿を見てもうかがえる。 《柳家さん喬師匠の落語「中村仲蔵」「雪の瀬川」を聴きました。最高でした…(中略)…終演後、さん喬師匠と一杯ご一緒し、記念撮影…(中略)…改めて落語の魅力、奥深さを再認識出来て、楽しく学びのある時間になりました。落語って素晴らしい!》(’17年8月21日の投稿) そこでさっそく、年末年始のビッシリ詰まった高座の合間、さん喬師匠に話を聞いた。 「小泉進次郎さんは、8年前に知人の方の紹介で寄席にお越しいただいて以来、落語をお気に入りいただきましてね。つい最近もお仲間と何人かでいらっしゃったり、ときにはおひとりでお見えになることもあるんですよ」(さん喬師匠) 69歳と、ベテランの域に入るさん喬師匠の語り口はおだやかで、実直そうな声には温かみも感じる。さん喬師匠は、進次郎議員との出会いをこう振り返る。 「最初にお食事をさせていただいたとき、こうお聞きになったんです。『師匠、落語とは、自分を語るんですか、それとも登場人物がお客さんに伝わるように語るべきなのでしょうか?』と。これには驚かされました。落語は自分を語らず、登場人物の“心”を伝えなければいけない。それを進次郎さんは見抜いていたんですね」(さん喬師匠) 進次郎議員の演説のキモは、最初の“つかみ”。それはまさに、落語でいう“枕”だ。彼の演説には、「落語の技」が随所に見られる、とさん喬師匠は説く。 「噺家に必要なのは、聴衆に細かく目配りすること。さらに、最初は時節柄の話などをして聴衆の心をひきつけながら、徐々に本題に入る。進次郎議員は、それを街頭演説という場で実践している。たとえばね、《今日は暑いですねえ、でも昨日よりはいいかもしれない》。ここまでが時節の話です。そして、《どうしたの、おかあさん、そんな重い荷物を持って。いいですよ、手前に置いちゃっても。私、見ていますから……》と、そうしてつなげることで、政策の話に耳を傾けさせているんです」(さん喬師匠) 紫綬褒章も受章した“大ベテラン”のさん喬師匠も、かなり“ベタ褒め”のご様子だが……。 「進次郎議員が弟子だったらどうだったかって?いや、脅威ですよ。『こいつ、俺よりうまくなる!』って(笑)」(さん喬師匠) 前出の田﨑さんは、今後の進次郎議員の注目すべき点をこう語る。 「どういうポストにつくか、ということだけが問題ではありません。彼がどんな仕事をするか、利害が錯綜する政治の世界をどううまくまとめ挙げていくか。それが彼の政治家としての“大成”の決め手になると思うんです」(田﨑さん) 進次郎議員がお気に入りの落語演目『中村仲蔵』は、しがない役者・中村仲蔵が劇舞踊の世界で大成する人情噺。彼の議員人生の“オチ”はいかに……。
2018年01月12日和菓子屋「口福堂」と「柿次郎」からクリスマスの新作「ホワイトチョコどら焼」が登場。2017年12月19日(火)から25日(月)の7日間限定で販売される。"和菓子で楽しむクリスマス"をテーマに作られた「ホワイトチョコどら焼」は、ココア香るふわふわの皮に、ホワイト生チョコレートを練り込んだ白あんがサンドされた洋風どら焼。白あんとホワイトチョコレートの濃厚なハーモニーを、甘さ控えめの皮でふんわりと包み込んだ一品。コーヒーや紅茶にもよく合う上品な甘みとなっている。また、発売中の「生チョコいちご大福」は、雪だるまとサンタクロースの可愛らしいピックがついたクリスマス限定バージョンとなって登場。真っ赤ないちごと白い粉砂糖が、クリスマスケーキを連想させる見た目でクリスマスパーティーのデザートやプレゼントなどにも最適だ。【詳細】「口福堂」「柿次郎」クリスマス限定「ホワイトチョコどら焼」販売期間:2017年12月19日(火)~25日(月)販売店舗:「口福堂」「柿次郎」各店舗価格:・ホワイトチョコどら焼 1個162円(税込)・生チョコいちご大福 1個270円(税込)※店舗によって取り扱いがない場合や、販売期間、商品内容、価格が異なる場合あり。【問い合わせ先】柿安本店フリーダイヤルTEL:0120-554-410(平日・土曜日 9:00~17:00)
2017年12月21日和菓子屋「口福堂」と「柿次郎」から新作「いちご入りわらび餅」が登場。2017年11月24日(金)より全国の「口福堂」及び「柿次郎」で発売される。「いちご入りわらび餅」は、黒蜜ときな粉で食べるのとは少し違った味わいの「フルーツわらび餅」。カットしたいちごコンポートが練りこまれた、もっちりとした弾力のあるわらび餅では、華やかないちごの香りと甘酸っぱさを楽しむことが出来る。また、きな粉には、北海道大豆を使用。大豆の香りを感じられるようにしっかりと焙煎されたきな粉は、わらび餅の滑らかな食感を引き立たせるためにきめ細やかに仕上げられた。店頭でカットされるわらび餅は、グラム数だけでなく、1個からの購入も可能。気軽に食べられるおやつとしてだけでなく、手土産としても最適だ。さらに「口福堂」と「柿次郎」では季節限定で「いちごどら焼」や、いちごミルク風味の「よくばり団子」も発売。なお、初冬から春にかけて豊富な種類を展開する人気シリーズ「いちご大福」もこれらと併せて販売されるのでチェックしてみて。【詳細】「口福堂」「柿次郎」新作「いちご入りわらび餅」発売日:2017年11月24日(金)販売店舗:「口福堂」「柿次郎」各店舗価格:1個 64円(税込)、100グラム 324円(税込)※店舗によって取り扱いがない場合や、販売期間、商品内容、価格が異なる場合あり。【問い合わせ先】TEL:0120-554-410(平日・土曜日 9時~17時)
2017年11月25日写真家として歩みだして6年となる奥山由之が、写真展「As the Call, So the Echo」を11月18日から12月24日までGallery 916で開催する。©Yoshiyuki Okuyama本展では、ある時から止まってしまった“写真の持つ気配”をもう一度再生させるきっかけとなった村の日常──命が宿り、球体を描くようにして人の輪が創り上げられていく様子──を具象と抽象で表現した最新作約70点を展示する。4つの章によって構成される今回の作品について奥山は、「友人である哲朗さん一家が住む長野の村と、彼が作り上げたプールでの出来事、そして吉祥寺キチムでの小さな舞台を記録した写真で構成されている。僕が初めて哲朗さんに会ったとき、彼は大雨でぐちゃぐちゃになった沼のような道を裸足で歩いてきては、笑顔で挨拶をしてくれた。あの時に感じた彼の気配は、他の誰にもみたことのない澄んだ色をしていて、やはり周囲にはその音に引き寄せられるようにして集まる人々がいた。僕にはそんな環境が、とても柔らかな球体に見えた。ある時から止まってしまった写真の気配をもう一度再生してくれたのは、紛れもなく彼らの生活だと思う」とコメント。本展覧会に併せて赤々舎より出版する写真集『As the Call, So the Echo』の先行販売や、11月25日16時から17時半には上田義彦、12月10日15時から16時半には写真評論家、飯沢耕太郎とのトークセッション&ブックサイニングが行われる。併設の展示室Gallery 916 smallでは、映像作品も特別上映。【展覧会情報】Yoshiyuki Okuyama 「As the Call, So the Echo」会期:11月18日〜12月24日会場:Gallery 916住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F時間:11:00~20:00/土日祝日 11:00~18:30料金:一般800円 大学生・60歳以上500円 高校生300円 中学生以下無料休館日:月曜日(祝日を除く)
2017年11月08日西田敏行が主演を務め、直木賞作家・浅田次郎の原作をNHK朝ドラ「ひよっこ」の岡田惠和の脚本によりドラマ化する浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」。このほど、実力派女優・鈴木京香が殺人逃亡犯に想いを寄せる人妻役、工藤阿須加と川島海荷が初共演で恋人役を演じることが分かった。本作は、蜃気楼の町・魚津を舞台に不器用な大人たちが織りなすヒューマンドラマ。西田さん演じる東京から来た定年間近の刑事・米田勝己と、西田さんと同年齢である寺尾聰演じる殺人逃亡犯・荒井敏男を中心に、サスペンスフルな展開が時に切なく迫る。この刑事・米田と無口な喫茶店店主 ・荒井を繋ぐキーパーソンとなるのが、鈴木さん演じる平井幸子。店の唯一の常連客であり、荒井に想いを寄せる人妻・幸子は、荒井の前では明るく饒舌で楽しそうに笑いながらありとあらゆる話をするが、実は表に出せない秘密が…。この3人が出会ったことで、止まっていた時間が静かに動き出す。そして、小さな町で堂々と会えるのはここだけと、喫茶店「琥珀」と店主の荒井を敬愛してやまないカップル、警官・依田悟志役を工藤さん、町の洋品店店員・敦美を川島さんが演じる。西田さん、寺尾さん、鈴木さんの熟年の世界とは対照的な、実は珈琲が苦手という無邪気な2人の存在がドラマに初々しいアクセントをもたらしていく。いずれも、原作小説には登場しない、脚本家の岡田氏が生み出したドラマオリジナルのキャラクターだ。鈴木さんは「強がりで健気で、不幸な女性の役を演らせていただきました。難しい役で心情を理解するまで時間がかかりましたが、西田さん寺尾さんの自然なやり取りを間近で見て、学ぶことが沢山ありました」と撮影をふり返る。歌を口ずさむ場面があるそうで、「歌が得意ではない私はかなり緊張しました。いまもそれを思い出すと、手のひらが汗ばんできます」と言いながら、今回の撮影では「初めて蜃気楼を見ることができました」とも。「それぞれが重い過去や暗い日常を抱えているからこそ、お互いを慮る…。心の交流が温かいほど、思いは交錯していく…。切ない大人の物語になったと思います」と自信を込めて語っている。そんな鈴木さんに対し、西田さんからは「決して幸せではなく心が辛い毎日を過ごしている中で、人にすがることをせず、ひそかな光として愛する人を見つけた幸子。その幸子を全力で演じてらっしゃる京香さん、とても素敵な女優さんだと思います」とコメントが到着。寺尾さんも「京香さんは、ほかの人にはない“存在感”を持つ素敵な女優さんです。仕事で何度かすれ違ったことがあるだけでしたので、今回、一緒に仕事ができて大変嬉しく思っています」と共演の喜びを語る。工藤さんは、「西田さんを始め、尊敬する先輩方と同じ空間で芝居をさせていただいいたことは貴重な時間でした」と恐縮しきり。「もっと一緒に先輩方の芝居を同じ空間で感じたかったです」とコメント。そして、川島さんは「西田さんと久しぶりの共演でとても嬉しかったです。優しく話しかけてくださって、空き時間にはところてんを工藤さんと3人で一緒に食べながら談笑したりしました」と現場での思い出をコメント。工藤さんについては「常に自然体な方だなと思いました」といい、「なんだか初めてお会いした感じがせず、すごく馴れ馴れしく喋ってしまった気がします」と初共演について語ってくれた。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は9月15日(金)21時~テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日西田敏行と寺尾聰という同年齢の大物演技派が、直木賞作家・浅田次郎原作のドラマスペシャル「琥珀」に出演。“追う刑事”と“逃げる犯人”として、初めての本格タッグが実現した。米田勝己(西田敏行)は服も表情も冴えない、存在感も極めて薄い巡査部長。定年を目前に控えているが、年下の上司・萩尾に、退職日まで「来ても来なくてもいい」と言われてしまうほどだ。ところが、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、“琥珀”という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせる。急きょ有休を取り、新幹線で富山県魚津にある“琥珀”に向かう米田。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。そのマスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男(寺尾聰)。さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店“白馬”と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう…。それぞれが抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていく。彼らを待ち受ける運命とは――。原作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている直木賞作家・浅田氏の同名小説。「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる過去作品は、1999年のドラマスペシャル「角筈にて」から、2001年の「天国までの百マイル」、2003年「ラブ・レター」、そして2010年「シューシャインボーイ」と、これまでも高い評価を得てきたものばかり。数々の賞を受賞した「シューシャインボーイ」から7年、今回は脚本家にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がけている岡田惠和、初タッグ共演に寺尾さんを迎え、待望の5作目のドラマスペシャルとなる。西田さん演じる、定年間近のさえない刑事・米田勝己は、役職には就かず現場一筋。頑固な正義感を持ち、仕事は真面目だがおもしろみがなく、妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り北陸・魚津に。止まっていた20数年前の事件が再び動き出すことになる。一方、魚津の寂れた田舎町でひっそりと喫茶店を営む店主・荒井敏男役の寺尾さんは、自分の罪を背負いながら、他人との接触を避けるように休日も家から外出することもなく静かにただ時の流れをじっと待つ日々。だが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始めていく。実際に同年齢である西田さんと寺尾さんは、『半落ち』や『釣りバカ』シリーズなど、これまで何度も同じ作品に出演してきたが、芝居で絡む“シーン共演”は意外にも初めて。“蜃気楼”で有名な北陸・魚津を舞台に、刑事と逃亡犯、不器用な大人たちが織りなすサスペンスフルな展開が時に切なく、心に迫るヒューマンドラマを誕生させた。西田さんは、浅田作品の短編のドラマ化で主演を務めるのは実に5作目。「今回、岡田惠和さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました」とふり返ってコメント。自身が演じる米田という男を「職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事」というが「相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事」とも評する。「今回、コーヒーがポイントポイントで出てきます。寺尾さんが淹れてくれるのが“ネルドリップ”という昔風の淹れ方なんですが、フィルターの中に豆を入れてお湯が沁み渡るまで少しずつ入れると『ひた…、ひた…』と落ちる、これがまた『いいな~』って。ドラマに一味添えてます」と見どころを語り、寺尾さんとの初めてのがっつり芝居には、「『念願叶った!』って感じですね。喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて…。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、いい役者と一緒にやってると楽しいですね!」と気持ちも入った様子。また、寺尾さんも「同い年でもある西田さんとは一度はちゃんと共演したいと思っていました」と明かし、「僕の中で非常に興味深い俳優だったので、どこかで一度! と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました」という。「ただ、役が、捕まえる側と捕まえられる側というあまり近くなりすぎてはいけない感じの役なので、くすぐったいというか、何とも困惑している自分がいる、という面もありました」とふり返った。「荒井という男は、背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね。いい感じに出ていればと、期待しています」と、西田さんと初対峙に自信をのぞかせている。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は今秋、テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日近年の写真界を牽引する写真家・奥山由之が、広瀬すず&二階堂ふみ&杉咲花らいま旬な女優陣35人を撮り下ろした写真集「君の住む街」が、5月2日(火)より発売されることが決定した。若干25歳で講談社出版文化賞写真賞を受賞し、雑誌をはじめ、広告、CDジャケット、映像といった多くの分野で活躍している写真家・奥山氏。今回の写真集は、彼が約3年間にわたり雑誌「EYESCREAM」で連載していた「君の住む街」。ポラロイドカメラのみで撮影し、被写体の魅力にさらなる彩り、奥山氏の視点を加えることで、通常の写真とは異なった趣きを与え、多くのメディアで活躍する女優たちの新たな一面を引き出した一冊となっている。出演しているキャストには、いずれもいま注目の女優陣ばかり。『ちはやふる』『四月は君の嘘』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など主演作が続き、今後も『三度目の殺人』『先生!』『ラプラスの魔女』とメインキャストでの出演が控えている広瀬すず。モデルとしても活躍しながらマーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』にも出演し女優としても活躍する小松菜奈。4月放送の新ドラマ「フランケンシュタインの恋」で主演の綾野剛を初共演を果たす二階堂ふみ。『関ヶ原』『ナラタージュ』と出演作の公開が控える有村架純。豪華キャストが出演する『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』で主演を務め、近年歌手活動も注目を集める高畑充希。『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞助演女優賞をはじめ数々の映画賞を席巻した杉咲花。そのほか、久保田紗友(連続テレビ小説「べっぴんさん」)、成海璃子(山田涼介主演『ナミヤ雑貨店の奇蹟』)、ヤオ・アイニン(『恋愛奇譚集』)、門脇麦(TBS4月期ドラマ「リバース」)、黒崎レイナ(『黒崎くんの言いなりになんてならない』)、松井愛莉(TBS4月期ドラマ「3人のパパ」)、山本舞香(『暗殺教室』シリーズ)、清野菜名(『暗黒女子』)、新木優子(フジテレビ4月期ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」)、夏帆(『22年目の告白 -私が殺人犯です-』)、木村文乃(日本テレビ4月期ドラマ「ボク、運命の人です。」ヒロイン)、本田翼(『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』)、飯豊まりえ(『暗黒女子』)、水谷果穂(日本テレビ「夢の通り道」ナビゲーター)、中村ゆりか(連続テレビ小説「まれ」)、平祐奈(『忍びの国』)、早見あかり(『銀魂』)、岡本夏美(『咲-Saki-』)、橋本愛(『美しい星』)、多部未華子(NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」)、吉岡里帆(ドラマ「カルテット」)、森川葵(『恋と嘘』)、中条あやみ(『覆面系ノイズ』主演)、忽那汐里(『ねこあつめの家』)、小芝風花(『魔女の宅急便』主演)、川口春奈(『一週間フレンズ。』)、田辺桃子、駒井蓮、佐久間由衣ら合わせて35人の旬な女優たちが登場している。なお、表参道ヒルズでは写真集とリンクした写真展の開催が決定。4月27日(木)~5月7日(日)の期間で、表参道ヒルズ本館B3Fスペース オーにて展開される。写真集「君の住む街」は5月2日(火)より発売。(cinemacafe.net)
2017年04月04日写真家・小浪次郎の写真展「foot prints」が、ヴァイナルアーカイブ(VAINL ARCHIVE)の主宰により、代官山蔦屋書店にて開催される。会期は、2017年2月8日(水)から2月28日(火)まで。写真集「父をみる」を始めとし、数々のファッションブランドや雑誌、広告などを手がけてきた小浪次郎。2013年より、デザイナー・大北幸平が設立したブランド、ヴァイナルアーカイブのコレクションルックブックを撮影してきた。本展示ではニューヨークでの最新撮りおろし写真を含む小浪次郎の数々の作品が展示されるほか、ヴァイナルアーカイブとの軌跡を記録した写真集「footprints」も登場する。開催に合わせ、代官山蔦屋書店にて先行発売される写真集「footprints」では、小浪次郎が撮影したヴァイナルアーカイブの2013年春夏コレクションから2017年春夏コレクションまでの、9シーズンを記録。デザイナー・大北幸平と、小浪次郎の2人の作り手が共に表現してきたものを、160ページを超える1冊に丁寧に綴込んだ実録的作品集となっている。また、初日の2月8日(水)20:30から21:00には会場で小浪次郎によるサインイベントも開催。『footprints』を購入してサイン会に参加した人に、L版プリントがプレゼントされる。さらに、ヴァイナルアーカイブより、フルーツオブザルーム(FRUIT OF THE ROOM)に別注したスウェットシャツや、ポーター(PORTER)との別注コサッシュも特別販売される。■小浪次郎について1986年生まれ。写真家。活動初期より8年間、自身の父親を撮影し続け、絶妙な親子の距離感を記録した作品で2009年に富士フォトサロン新人賞を獲得するなど高い評価を得る。これまでに『父をみる』、『personal memory』、『PARADISE TOKYO』、『GIMATAI』などの写真集を刊行。数々のファッションブランドや雑誌、カタログ、広告、アーティスト写真などを手がける。2016年より活動拠点をニューヨークに移す。『The New York Times』、『Interview Magazine』などで作品を発表。2013年よりヴァイナルアーカイブのコレクションルックブックを撮影し続けている。■ヴァイナルアーカイブとは東京のセレクトショップにてデザイン、企画、ディレクションを手がけてきたデザイナー大北幸平(おおきたこうへい)が、2009年より本格始動させた日本のクロージングブランド。ポーターとのコラボレーションやアーティストとの共同プロジェクトなども続け、独自の世界観を築く。2013年よりコレクションのイメージヴィジュアルを、写真家・小浪次郎とともに制作している。【開催概要】「foot prints」会期:2017年02月08日(水)~02月28日(火)会場:代官山蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース住所:東京都渋谷区猿楽町17-5時間:7:00~深夜2:00(営業時間)問い合わせ先:03-3770-2525【写真集詳細】「footprints」 164ページ価格:8,000円+税発行部数:500
2017年02月09日写真家の小浪次郎による写真展が、2月28日まで代官山 蔦屋書店にて開催されている。同展に合わせて、デザイナー大北幸平によるクロージングブランド、ヴァイナル アーカイブ(VAINL ARCHIVE)のコレクションを写したアーカイブ作品をまとめた新作写真集『footprints』も先行発売された。限定500部で刊行された『footprints』は、大北とともに小浪がイメージヴィジュアルを手掛けたヴァイナル アーカイブ(VAINL ARCHIVE)の2013年春夏コレクションから2017年春夏コレクションまでの9シーズンの記録をまとめたもの。今回開催される写真展ではこの写真集の他、小浪がニューヨークで撮りおろした最新作などが展示される。また、ヴァイナル アーカイブより、アメリカのアンダーウエア&プリント用Tシャツブランド、フルーツオブザルームジャパン(Fruit of the Loom)に別注したスウェットシャツや、ポーター(PORTER)との別注サコッシュも販売される。【書籍情報】『footprints』写真:小浪次郎コデックス装/164ページ/限定500部価格:8,000円
2017年02月09日WOWOWで2月13日からスタートする連続ドラマ『きんぴか』の原作者・浅田次郎が撮影現場を訪れ、主演の中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧を激励した。ストーリーは、昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口(中井)、最強の肉体を持つ自衛官・大河原(ピエール)、収賄容疑を被って逮捕された政治家秘書・広橋(ユースケ)の3人が老刑事・向井(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりの方法で"筋"を通すべく大暴れする人間ドラマ。浅田は「この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいた時は、正直『ええ?』って驚きました。ただ、その当時、社会の話題になっていたことが、時代が巡り巡って、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました」とドラマ化についてコメント。「この小説は、あまり動きで笑わせるものではなく、平文の叙述で笑わせており、ストーリーの中で笑うものではない。その辺りをどのようにキャストのみなさんが演じて下さるのか興味があります」と、演技力に定評のあるキャストたちに期待を寄せた。出演はほかに村井國夫、岩松了、飯島直子。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート。
2016年01月21日中井貴一がWOWOW連続ドラマ初主演を務め、直木賞作家・浅田次郎のおよそ25年前の同名原作をドラマ化する「きんぴか」。このほど、その撮影現場を浅田さんが訪問。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎのヤクザを演じる中井さんと、元政治家秘書役のユースケ・サンタマリア、元自衛官役のピエール瀧と対面し、本作に大きな期待を寄せるコメントと貴重な4ショット写真が到着した。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井さん)は、組のためを思って、たったひとりで敵対する銀鷲会組長を射殺した。だが、それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)のみ。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方、最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また、同じころ、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも、向井刑事が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして、“3人の悪党”の快進撃が始まる――。金や出世よりも、“筋”を通した生き方を貫いたゆえ、組織に裏切られた3人の悪党たちが、彼らなりの方法で反撃を開始する姿を痛快に描く本作。これまで、高倉健主演の『鉄道員(ぽっぽや)』や中井さん主演の『壬生義士伝』『柘榴坂の仇討ち』など、数々の原作が映像化されてきた浅田さんだが、WOWOWでのドラマ化は今回が初めて。中井さんを筆頭にキャスト陣に信頼を寄せ、ドラマの出来上がりを楽しみにしている様子だ。<原作・浅田次郎コメント>この小説は25年前くらいに書いたものなので、映像化したいというお話をいただいたときは、正直、「ええ?」って驚きました。ただ、その当時、社会の問題になっていたことが、時代がめぐりめぐって、また同じようなことが出てきている。不思議な感じがしました。映像化していただけるということなんですが、難しいだろうな、とは思っています。この小説は、あまり動きで笑わせるものではなくて、平文の叙述で笑わせているはずなんです。だから、平文の文章のところで笑うものであって、ストーリーの中で笑うのではない。さて、その辺りをどのようにキャストの皆さんが演じてくださるのか興味があります。連続ドラマW 「きんぴか」は2月13日(土)22時~WOWOWにて放送開始(1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日大学在学中の2011年、第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、若くして写真家としてデビューした奥山由之による初の大型写真展「BACON ICE CREAM」が、1月22日から2月7日まで渋谷パルコ パート1の3階にあるパルコミュージアムにて開催される。同展は、奥山由之が直近5年間で撮影した写真作品を収めた新作写真集『ベーコン・アイスクリーム(BACON ICE CREAM)』に合わせて開催されるもの。同写真集の掲載写真を中心に、デビューから現在に至るまでのアーカイブ作品の中から厳選した約100点が展示される。タイトルの“BACON ICE CREAM”は相反する味覚のベーコンとアイスクリームを合わせた実験的な料理のこと。イギリスのバラエティ番組でジョークとして登場したものの面白がった料理人により普及し、いまではエイプリルフールに作られるデザートのひとつとして定着している。この料理を、奥山由之の冗談のような発想を出発点にした作風と常に新たな表現を求め試行錯誤する実験的なスタイルに例えている。会場では写真集『BACON ICE CREAM』が先行販売されるほか、オリジナルプリント、アンリアレイジ(ANREALAGE)のカメラストラップ、アーティストユニット・マグマ(magma)のキーホルダーなどのグッズも販売される。会期中にはトークイベントも開催される予定だ。【イベント情報】「BACON ICE CREAM」会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ PART1 3階会期:1月22日~2月7日時間:10:00~21:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)料金:一般 税込500円、学生 税込400円、小学生以下無料【書籍情報】『BACON ICE CREAM』著者:奥山由之出版社:PARCO240ページ/257mm×190mm価格:2,800円
2016年01月09日東京都・渋谷のパルコミュージアム(渋谷パルコPART1・3階)では、写真家・奥山由之氏の個展「BACON ICE CREAM」を開催する。開催期間は1月22日~2月7日。開場時間は10:00~21:00(入場は閉場の30分前まで/最終日は18:00閉場)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下無料。同展は、大学在学中の2011年に第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、近年の写真界を牽引する存在として注目を集める若手写真家・奥山由之氏の初めての大型写真展。同氏は、常識にとらわれず、 冗談のような発想を出発点にする作風など、常に新たな表現を求め試行錯誤するその実験的なスタイルを表現した写真集「BACON ICE CREAM(ベーコン・アイスクリーム)」 を発表。同展では、写真集の掲載写真を中心に、デビューから現在に至るまでの作品から厳選したおよそ100点が展示されるという。会場では、同写真集の先行販売が行われるほか、オリジナルプリントやファッションブランド「ANREALAGE」によるカメラストラップ、アーティストユニット「magma」によるキーホルダーなどのオリジナルグッズが販売されるということだ。また、会期中はトークイベントが開催予定となっている。参加方法などの詳細は、パルコアート.comに掲載されるとのこと。なお、奥山由之氏は1991年生まれ。著書に「Girl」、「march」、「THE NEW STORY」など。第34回写真新世紀優秀賞受賞。(c)Yoshiyuki Okuyama
2015年12月15日写真家・奥山由之が特集ページ「そもそもファッション写真ってなんだ?」を撮り下ろした雑誌『GINZA』の2016年1月号発売を記念した写真展「NEW FASHION PHOTOGRAPHY」が12月22日より、東京・渋谷区のギャラリー・VACANTで開催される。同特集では「2015年のファッション」をテーマに、24歳の写真家・奥山由之が82枚の写真をすべて異なる洋服、場所、人で撮影。「そもそもファッション写真ってなんだ?」「ファッションを伝えるとはなんだろうか?」と問いかける内容となっている。同展では特集に掲載された写真を中心に、本誌未掲載の写真を含めた計40点を展示する。さらに期間中には奥山とゲストを招いての有料トークイベントを開催。特集掲載写真を振り返りながら、撮影の舞台裏やファッション写真に対する思いが語られる。さらに、会場では特集内の写真をデザインしたTシャツ(全2種 4,000円)等のオリジナルグッズや、「写ルンです奥山由之×GINZA 限定モデル」(全4種 1,500円)が販売される。【イベント情報】「『NEW FASHION PHOTOGRAPHY』展」会場:VACANT 2階住所:東京都渋谷区神宮前3-20-13会期:12月22日~24日(※22日は19:00~20:30にオープニングレセプションが開催される)時間:12:00~17:30(23日、24日は19:00からトークイベントを開催)料金:無料(トークイベントは1,000円+1ドリンク500円)
2015年12月15日奥山メリヤスは、山形県寒河江市に拠点を構えるニットメーカー。創業は1951年で、様々なブランドにニットのOEM生産を長く請け負ってきた。そんな“縁の下の力持ち”だった同社が、自社ニットブランド「バトナー(BATONER)」を立ち上げたのは2013年のこと。ブランドをけん引するのは、同社の三代目の奥山幸平氏である。バトナーというブランド名は「バトンを継ぐ者」という意味で、先人たちが築いてきたニットの技術を未来に引き継いでいくという思いが込められている。もともと家業を継ぐつもりはまったくなかったという同氏。「周りのニット会社がどんどん廃業していくし、いつも大変そうにしている親父の背中も見ていた。とても将来があるとは思えなかった」と当時を振り返る。しかし、東京でファッション関連のOEM会社に就職し、洋服作りの楽しさに夢中になっていた頃、「帰ってきて手伝ってほしい」というSOSが実家から送られてきた。「それから10年、ニット作りの奥深さにハマり、気づいたらニット生産におけるすべての工程をマスターしていた」その確かな技術と生産背景をもとに、スタートしたバトナーは、地方発信の産地ブランドにありがちな不完全さとは無縁である。奥山氏は幼少時から洋服が大好きであり、東京での修業時代にブランド設立のノウハウやセンスを学んでいた。だから、最初から製品はもちろん、ブランドロゴ、ルックブックなどのすべてが洗練されていたのである。当然、工場直結だから、商品のツラにたいする価格は驚くほど安くなる。結果として、立ち上げからわずか6シーズンで、三越伊勢丹、ユナイテッドアローズ、阪急、シップスなどの大手百貨店、セレクトショップの口座を開拓。最近はショールームなどに営業代行を委託するケースも多いが、コネクションゼロの状態から奥山氏と営業の岩田氏の二人でコツコツ開拓してきたのだという。バトナーのニットは、シンプルだけど奥が深い。毎シーズン欠かさずにラインナップしている片畦編みのニットは、胸元の富士山のような切り替えと立体的な編み目が特徴。ざっくりしたノルディックセーターは、毎日足を運ぶ染工場とのやりとりで素材の持つ特徴を最大限に引き出したものである。伊勢丹でも取り扱いのあるカシミヤ100%のミドルゲージのケーブルセーターは、ケーブルの編み目がより立体的に出るように機械を調整して製作している。デザインに合わせて原料から仕込んでいるから、デザインと糸とのマッチングも完璧に近い。各ショップでリピーターが続出しているというのにも頷ける完成度の高さだ。今後は海外進出も視野に入れている。「まずはパリでメンズを見せることから始めたみたい」と話す奥山氏。洋服を良く知る玄人であればあるほど驚く、かれのクリエーション、工場の技術は、きっと世界を静かに驚かせてくれるに違いない。■取材・文/増田海治郎(ファッションジャーナリスト)
2015年10月13日展覧会「写真家 小浪次郎PHOTO EXHIBITION」が6月28日まで、東京・白金台のビオトープ(BIOTOP)で開催されている。小浪次郎は、東京工芸大学在学中に写真集『ディム・ザ・ライト(Dim the light)』を出版、卒業後は写真展やグループ展などで作品を発表し、「アートアワードトーキョー(ART AWARD TOKYO)2010」のシュウウエムラ賞などを受賞した経歴を持つ気鋭の若手フォトグラファー。また、雑誌『ギンザ(GINZA)』や『スイッチ(SWITCH)』などの他、「ビームス(BEAMS)」や「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」、伊勢丹などのカタログや広告も手掛けてきた。同展では、小浪次郎がオーストラリアで同展のために撮り下ろした作品を厳選して展示。特別額装作品(2万円から10万円)を始め、小浪次郎の作品がプリントされたポスター(3,000円)やTシャツ(5,800円)も数量限定で発売される。なお、販売作品は残りわずかとなっている。【イベント情報】「写真家 小浪次郎PHOTO EXHIBITION」会場:ビオトープ住所:東京都港区白金台4-6-44会期:6月12日~28日時間:11:00~20:00
2015年06月15日ミロク情報サービス(MJS)は、日通システムが開発したWeb型労務・就業ソリューション「勤次郎」を5月25日から本格的に販売を開始すると発表した。同ソリューションは、多様化する企業の雇用・勤務・賃金形態などに対応させた、就業情報の集計だけでなく、適正な労務管理から生産性分析・人員の適正配置など、人事戦略にも活用できるWeb型労務・就業ソリューションだ。価格は、180万円(税別)~となっている(別途、システム導入支援料、データベース料、保守サービス料が必要)。同ソリューションは、労務・就業管理をWeb化したパッケージで、直感的に操作が行える画面構成により、スムーズなシステム導入と運用が可能だという。これにより、雇用契約の遵守や労働時間管理、36協定遵守など、さまざまな労務リスクに対して段階的なアラーム通知を行える。また、タイムレコーダーによる打刻にて、出退勤時刻を自動収集・集計できる。打刻データはWeb画面から参照でき、打刻忘れなどのエラーデータを抽出することも可能。誤った打刻を行った場合でも、Web画面から修正できる。さらに、医療・介護業界特有の専用帳票(様式9、常勤換算表)について、同ソリューションが保持するシフト情報から自動計算を行い、集計・照合作業にかかる工数を大幅に削減でき、人為的な計算で発生しやすい計算間違いをなくすことができるという。今回、同ソリューションとMJSのERPシステム「Galileopt NX-Ⅰ」と「MJSLINK NX-Ⅰ」へデータ連携させ、より付加価値の高いソリューションとして、提供していくという。
2015年05月22日本坊酒造は11月末より、自社梅園「津貫 源次郎梅園」の梅実を使用して、じっくりと三年間熟成させた「源次郎(げじろ) 梅酒」を限定7,000本で発売する。同商品は、同社発祥の地である南さつま市の加世田津貫で造った本格芋焼酎に、自社梅園「津貫 源次郎梅園」で収穫した梅実と氷砂糖を漬け込み、3年間熟成させた梅酒。梅本来の上品な香りと酸味、芋焼酎の持つ旨味をそのまま味わえるよう、一切割り水をせず、ろ過も軽微にとどめている。長期熟成した原酒ならではの濃厚かつ熟成感のある味わいが楽しめる。価格は3,240円(税込)。11月27日より出荷開始する。
2014年11月20日ヤンマーは19日、大阪府・梅田の同社本社ビルにて発表会を行い、フェラーリを手がけた工業デザイナーであり、同社取締役である奥山清行氏がデザインした大型トラクター「ヤンマートラクター YTシリーズ」を発表した。販売開始は2015年5月を予定。価格は813万7,800円~1,244万7,000円。「ヤンマートラクター YTシリーズ」は、同社によれば「新しい農をクリエイトする」をスローガンとした、斬新かつ独創的な"プレミアムデザイン"を採用した同社のフラッグシップモデルとなる大型トラクター。奥山氏は会見の中で、昨年発表したコンセプトモデル「YT01」よりも、今回発表した「YTシリーズ」のフラッグシップ機の方が馬力や車体が大きいタイプだと説明した上で、今後同シリーズのラインナップとして、コンセプトモデルに近い新機種も登場するとコメントした。また、同機種の車体カラーには、同社のコーポレートカラーである赤色を際立たせる「プレミアムレッド」を採用。力強さを感じさせるボディラインと「農家の方々が毎日の作業が楽しくなると同時に乗ることに誇りが持てる」洗練されたフォルムとなっているという。エンジンはクリーンで高出力な同社製コモンレールエンジンを搭載(国内特殊自動車3次規制に適合)し、エンジン回転と車速を自動調整できる「e-CONTROL」によって従来比最大20%もの燃料消費低減が可能となっている。そのほか、キャビンにラウンド形状のガラスを採用し、オペレーターからは330度もの視界が確保されたほか、振動を大幅に吸収する独グラマー社製のエアサスシートを採用。昇降ステップに高級感のあるアルミステップを用いるなど、ティテールにもこだわっている。使用頻度の高いレバーやスイッチをアームレスト上に配置することで今までにない操作感を実現。各種の機能設定や状況確認は、オペレーター右側に配置されたカラーモニターで瞬時にチェック可能となっているなど、乗り心地と操作性が両立した快適なものに仕上がっているとのこと。こうしたキャビン内のさまざまな配慮について、奥山氏は、農業に従事する人々からのヒアリングを通じて、トラクターのキャビン内を「仕事場」と捉えたことで生まれたものだという。長時間トラクターに乗車することを前提に、座席の快適さやエアコンの送風口の位置を決定し、電話や飲み物の置き場所などを設置するなど、作業者の快適さを非常に重視したデザインを行ったとも語った。なお、同機をデザインした奥山清行氏、「フェラーリ・エンツォ」を筆頭とした自動車やドゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパークなど、数多くのデザインを手がけ、世界的に活躍している工業デザイナー。奥山は同社の取締役に就任し、彼のデザイン事務所である「KEN OKUYAMA DESIGN」が全商品のデザインを手がけている。
2014年11月19日