子どもにとって、親から向けられる言葉の影響力は計り知れません。わが子にはできるだけ、傷つけるような言葉をぶつけないようにしよう、と心がけてはいても、思い通りにいかずにイライラしたりカッとなったり……。今回は、「子どもに絶対言ってはいけない言葉」について解説し、子どもの自己肯定感を育むだけではなく、親のストレスも軽減される「効果的な声かけとほめ方」を紹介していきます。親の言葉が「子どもの人生の土台」をつくる「いつも穏やかな気持ちで子どもに接したいのに、カッとなるとつい厳しい言葉をぶつけてしまう」「自分の言葉が子どもの人生に悪影響を与えているのではないかと不安になる……」このような悩みを抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。真剣にわが子と向き合っているからこそ、親はいつも悩み、不安を感じてしまうもの。「いまの親は思い込みに縛られていて、せっかく愛情があるのに空回りしていることが多い」と述べるのは、教育評論家の親野智可等先生です。みなさんも、ネットの情報やSNSなどを見ては、他人と比較して落ち込むこともあるはず。自分の育児法に自信がもてなくなると、子どもとの向き合い方までもわからなくなってしまいます。親もひとりの人間なので、思い通りにいかない子どもにイライラしたり、感情的になって怒鳴ったりすることもあるでしょう。しかし、親から言われ続けた言葉は、知らず知らずのうちに子どもの心に深く刻み込まれることも事実です。一般社団法人日本キッズコーチング協会理事長の竹内エリカさんによると「親の言葉は子どもにとって一種の暗示のようなもの」であり、「『あなたはできる』と言われて育った子は恐れずに挑戦する子になるなど、親の言葉が価値観の基礎になる」と指摘しています。逆に、親から「あなたって本当にダメな子ね」と言われ続けると、子どもの自己肯定感は育まれません。それどころか、チャレンジ精神が失われ、ちょっとした壁にぶつかるとすぐに諦めるような無気力さばかりが目立つようになるでしょう。このように、親からかけられた言葉が子どもの人格形成や、生きていくうえで身につけておきたい「自己肯定感」に強い影響を及ぼすことはよく知られています。親が子どもに “絶対に言ってはいけない” 言葉続いて、親が子どもに言ってはいけない言葉について、具体的に解説していきます。■子どもの存在そのものを否定する言葉「あんたなんて産まれてこなければよかったのに」「お前なんていないほうがいい」「捨ててしまいたい」これらの言葉は、どんな場合であっても決して言ってはいけません。もちろんほとんどの親は、このような言葉を発したことはないでしょう。しかし、ときに冗談や過剰な謙遜、周囲への照れなどから軽い気持ちで言ってしまうケースも。たとえ冗談でも、言われた子どもは心に深い傷を負うかもしれません。大人になって何かにチャレンジしようとしたとき、幼いころに親から存在を否定されたことを思い出し、「どうせ自分なんか」と一歩も踏み出せなくなってしまうこともあるので注意が必要です。■子どもの人格を否定する言葉「あなたって意地悪な子ね」「どうしていつも迷惑ばかりかけるの!」たとえばお友だちを叩いてしまったとき、「お友だちを叩くなんて乱暴な子ね!」と子どもの人格を責めるか、「お友だちを叩くのは悪いことだよ」と行動そのものに対して注意をするかで、受け取り方は大きく変わります。『子どもが一週間で変わる親の「この一言」』(三笠書房)の著者の波多野ミキさんは、「人格を否定されるようなことを言われ続けると、だんだんとネガティブになり、『自分はダメな子なんだ』と思うようになります」と警鐘を鳴らしています。あくまでも「子どもの行動そのもの」に目を向けて、人格を否定しないように気をつけて。■子どもの能力を否定する言葉「何度やってもできないなんてダメな子ね」「お前には無理だ」自分の能力を否定される言葉で叱られ続ける弊害について、前出の親野先生は次のように述べています。よく見られるのは、「ダメな自分は親から愛されないのではないか」という不安から、わざと心配させるような行動をとり、「こんなに心配してくれているから自分は愛されているんだ」という確認作業を行なうこと。また、子どもは自分が叱られながらも、親の口調や態度をよく観察しています。その結果、親の叱り方をまねするようになることも。弟や妹、友だちに対して、できないことをとがめるような口調で責めるようになる前に、親自身の叱り方を見直す必要があるでしょう。■兄弟・姉妹や他の子と比べる言葉「お兄ちゃんはできるのに……」「お友だちに負けないように頑張りなさい!」『叱りゼロ!「自分で動ける子」が育つ魔法の言いかえ』(青春出版社)の著者でプロコーチの田嶋英子さんは、「わが子とほかの子どもを比べてしまうのは、ちゃんと成長しているかどうか確かめて安心したいから」と説明しています。しかしたいていは “できている子” と比べてしまうため、結果的に不安が増してしまうことが多いそう。比べられて育った子は、劣等感が強くなり、自分に対してマイナスのイメージを抱くようになります。比べるなら過去のその子自身、つまり半年前や一年前の姿を思い出して、「ずいぶん成長したね」と前向きに考えるようにしましょう。伝えたいことは間違っていなくても、選ぶ言葉によって子どもの心を深く傷つけることがあります。親が発する言葉の重みや責任について、一度立ち止まって考えてみる必要がありそうですね。カッとなる前に押さえておきたい!叱り方のポイント2つ子どもの性格や家庭の方針によって叱り方はさまざまですが、状況に応じて即座に正しい声かけをするのは容易ではありません。カッとなってとっさに人格を否定するような言葉が出てしまうこともあるはずです。自分の言葉に後悔して落ち込まないように、「これだけは押さえておきたい叱り方のポイント」を覚えておきましょう。■子どもが自分から動けるような「具体的な提案」をするNG:「こんなに散らかして!なんで片づけないの!?」OK:「まだ遊びたいのかな?遊び終わったならおもちゃを箱にしまって、おやつにしようか」毎日毎日同じことを注意しているのに、いつまでたっても自分から動こうとしない、と悩んでいませんか?だからといって、ついイライラして感情のままに叱っても、状況は改善されません。前出の田嶋さんは、「子どものよい部分に目を向け、自己肯定感を高めながら、できていないところも直すことを心がけて」とアドバイスしています。「小さいおもちゃはこの箱に、大きいものはこの箱に入れようか」など、具体的に指示を出しながら促すとスムーズに行動できるようになるでしょう。■「私」を主語にすれば、子どもを責める口調になりにくいNG:「(あなたは)何回言ったらわかるの!」OK:「(私は)○○してくれると嬉しいな」子どもを叱るとき、無意識のうちに相手を責めるような口調になっていたら要注意。親業訓練協会の瀬川文子さんは、「子どもを叱るのは、たいてい子どもの行動に対して親が気に入らないとき。だから『どうしてそんなことをするの!』という表現になってしまう」と説明しています。これは「あなた」を主語にした叱り方であり、相手を責めるニュアンスが強く、責められたほうは言い訳や反発をしてしまうという悪循環を生むことも。子どもに注意するときは、「(私は)こうしてほしい」「(私は)こんな気持ちになった」と、「私」を主語にするようにするといいでしょう。「叱る回数」よりも「ほめる回数」を増やしてみませんか?子どもを叱りつけるたびに後悔し、自分を責めてしまいがちな親御さんは、「子どもをほめること」を意識して過ごすように心がけましょう。親御さんのストレスが軽減されるのはもちろん、お子さんの自己肯定感もぐんぐん上がりますよ。■子どもが失敗したときこそ、ほめるチャンスです!たとえば、お片づけを「していない」ことばかりに目が向いてしまうケースでは、お片づけを「してくれた」ときにしっかりとほめるようにします。その際には「きれいになって気持ちがいいね」「片づけてくれて助かるよ」と、感謝の気持ちもプラスしましょう。また、お子さんが何かに挑戦して失敗してしまったときも、ほめ言葉を伝えるチャンスです。結果だけに着目するのではなく、そのプロセスやがんばった姿を認めてあげることで、子どもの自信につながります。「親は子どもの『できる』『できない』に目を向けがちです」と苦言を呈するのは、東京都市大学人間科学部教授の井戸ゆかり先生。がんばってもできなかったときは、「つらかったね」「次はきっとできるよ」「一緒にやってみようか」と励ましながらも、がんばったことをしっかりとほめてあげるといいでしょう。■ニコニコして子どもを見守るだけでも効果ありなかには「ほめるのが苦手」「どうやってほめればいいの?」と悩んでいる親御さんもいるのではないでしょうか。発達心理学が専門で恵泉女学園大学学長の大日向雅美先生は、「ほめることにテクニックはない」ときっぱり。ただし、「『何かができるから、いい子』というほめ方はしない方がいい」とアドバイスしています。「これができたからいい子だね」と条件つきでほめてしまうと、子どもは「次も親の期待に応えなければならない」とプレッシャーを感じてしまうそう。また、乳幼児教育学が専門で玉川大学大学院教授の大豆生田啓友先生は、「ほめ方には、『見守る』ことも含まれる」と述べています。子どもの様子を見て、「がんばっているんだな」とニコニコしながら見守ってあげることも、子ども自身が「自分は認められている」と感じることにつながるので、十分効果的だといえるでしょう。もっと具体的に「子どもをほめる基準」や「子どものほめ方」を知りたい方は、ヒューマンアカデミーの通信講座「ほめ育子どもコーチング講座」をおすすめします。子どもの長所を伸ばすだけでなく、親自身の成長も感じることができると注目されている「ほめ育」。しっかりと基礎から学ぶことで親子の絆が深まり、子どもの自己肯定感アップにもつながりますよ。***普段あまり意識していなくても、子どもにとって親の言葉は強い影響を及ぼします。今回ご紹介した「叱るときに注意したいこと」と「ほめるときのポイント」を覚えておけば、親子のコミュニケーションはより豊かになるでしょう。(参考)PHPファミリー|子どもの「性格の土台」は親の言葉がつくる東洋経済オンライン|親が子どもにうっかり授ける「裏の教育」PHPのびのび子育て 2021年3月特別増刊号,PHP研究所.STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「私メッセージ」の叱り方で子どもが変わる!親は怒りではなく“第一次感情”に注目してNHK すくすく子育て情報|“ほめて育てる”とはいうけれど…ヒューマンアカデミーの通信講座 たのまな|ほめ育子どもコーチング講座(Basic)
2021年03月04日メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラーのカトウ ヒロコさんが、子どもに言ってはいけないことについてお話ししてくれました! できれば避けたほうがいい言葉や言ってしまったあとにできることなどまとめて解説! 今では、ネットや情報誌などでは“子どもに言ってはいけなこと”があふれています。あまりにたくさんありすぎて、親にとっては覚えるのも大変ですし、言ってしまったあとで「これは言ってはいけなかったのか」と後悔することも多々あるでしょう。 親だって人間ですから、余裕がないとついつい子どもを傷つけるようなことを言ってしまうこともあると思います。では、本当に子どもに言ってはいけないこととはどのようなことなのでしょうか。 できれば避けたいこと実は絶対的に子どもに言ってはいけないことはありません。ご自身を考えてみていただいてもわかるように、今“子どもに言ってはいけなこと”とされている言葉を親から言われた経験がある方はたくさんいると思います。 たとえば、・きょうだいやお友だちと比較するようなことEx.○○はできるのに、なぜあなたはできないの?・存在を否定することEx.あなたなんていなければいいのに・容姿を否定することEx.〇〇ちゃんはかわいくないわね・理不尽な言葉Ex.あなたはお姉ちゃん/お兄ちゃんなんだから・何かをだしにして子どもにしてほしいことをさせるEx.△△したら、ご褒美に□□を買ってあげる・過程ではなく結果を褒めるEx.100点とってえらいね!などなど。 これらは、できれば言わないほうがいい言葉には違いありません。けれど、子どもによって受け取り方はさまざまで、非常に気にする子もいれば、まったく気にしない子もいます。 またこの先、成長していくなかで、他人から嫌なことを言われることもあるでしょう。わざわざ傷つけるようなことを言う必要はまったくありませんが、親があまり神経質になる必要もないのです。 やってはいけないこと絶対的に言ってはいけないことはありませんが、やってはいけないことはあります。 ・子どもが傷つくとわかっていながら、言ってはいけないとされるようなことばを繰り返し言うこと・自分が言われて嫌だと思うことをあえて子どもに何度も言うこと これらは、子どもをたしなめるという理由をつけて、親の気分をスッキリさせることに子ども利用している場合が多いからです。言っている内容よりも、子どもに対して悪意があることのほうが問題です。なぜなら、悪意は少なからずとも確実に伝わります。 一度ひどいことを子どもに言ってしまったとしても、親から愛されていると感じられれば、子どもはこの先も前向きに生きていく糧をもつことができます。ただそこに、「もしかして本当にそう思っているのかな……」「ママは私が嫌いなのかな」という疑問が生じたとき、トラウマになりかねない暴力的な言葉に変わってしまうのです。 実はトラウマはない!?『嫌われる勇気』でもおなじみの心理学者アルフレッド・アドラーの説によれば、トラウマはないとされています。 たとえば、親からかわいくないと何度も言われ続け、自信をすっかり失って閉じこもってしまった人がいるとします。親からかわいくないと言われたことが原因=トラウマと考えられる場合が多くありますが、アドラーは、閉じこもるのがその人にとって都合が良いため、親からかわいくないと何度も言われたという原因を後付けしたと考えます。 この説には賛否がありますのでここでは深く掘り下げませんが、少なくとも、子どもが親から言われて傷ついたことが、結果的に子ども自身がトラウマであると感じてしまう可能性はあるわけです。言ってしまって、“しまったな”と思ったら、お子さんにしっかり謝りましょう。 まったく悪気なく言ったひと言にお子さんが傷ついてしまうこともありえます。これは言ってはいけない、あれは言ってはいけないと神経質になるより、お子さんが何に傷つくのか、反対にパパやママはどのようなことを言われたら嫌なのか、お子さんとざっくばらんに話せる環境こそが一番大切ではないでしょうか。著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年03月02日昨年のはじめ、祖父が亡くなった時のこと…その頃はまだ新型コロナも出始めで、葬儀にもまだ制限はありませんでしたが、私たちは近親者のみで小さなお葬式を開きました。この時、6歳だった娘と2歳だった息子にとっては、初めて向き合う“死”であり、初めてのお葬式。このお葬式が、子どもたちによって、“笑ってはいけないお葬式”になるのでした―――葬儀前、母の実家で静かに横たわる祖父の亡骸に、子どもたちはまだ何が起こったのかわからない様子でした。入院していた病院で静かに息を引き取った祖父。眠っているだけと思っても、仕方がありません。■安らかに眠るおじいちゃん…でも、そんなの関係ない!早速、祖父の亡骸に添い寝しようとする息子。ちょっと泣けるけど…! 今はやめとこうな!!そして翌日、出棺の時。ひつぎにお花を手向ける花入れの儀。キレイなお花を気に入ってしまった息子は、お花を手放しません。必死に『おじいちゃんにあげようね』と説得しても、「NO!」の一点張り。そのお花も入れてあげてーーー!!そんなこんなで、大人はみんな笑いをこらえた状態で、混沌としたまま式は進み…火葬場でも、娘と息子はきゃっきゃと笑顔で二人遊びしていました。ですが、祖父を亡くした祖母たちにはその明るさが救いだったようで、穏やかに笑顔も交えつつ、式は静かに幕を閉じました。 ■ひいおじいちゃん孝行だった娘6歳になる娘は、寝たきりの祖父に会いに行くたびに、食事介助を仕切っていた、ひいおじいちゃん孝行の娘でした。その指示の的確さは、祖母をハッとさせるほど。祖父も、孫である私の名前は忘れても、ひ孫である娘の名前は笑顔で何度も呼んでくれたものです。そんな娘は、そろそろ“死”というものも理解できる年になったようで、少し寂しそうな顔を見せる瞬間もありました。しかし、“死”を知ったことで、当たり前のように流れていく“生”の日々がかけがえのないものであることを幼い娘なりに感じることができたのかな…と、母は思うのでした。こうして、子どもたちのおかげで笑いあり、ホロリありだったお別れは終わり、帰り際……突然、歩みを止めたのかと思ったら、真顔で一言。「おじいちゃん、誰に殺されたの?」さすが、医療ドラマやサスペンスものが好きな娘…そうきたか…!!思わず吹き出してしまう大人たちでしたが、娘の顔は真剣そのもの。まるで女刑事のようでした。近親者のみで、よかった…(涙)
2021年02月27日■前回のあらすじ結婚後、無職になった夫を支える生活がはじまった…。※この話は「ひとり親世帯」の経済的支援と心の支援に取り組んでいるサービスwaccaに投稿された実話を元に漫画化しています。結婚後、働かなくなった雅人に不安を感じつつも、私の姉に子どもが生まれたので、お祝いに行ったところ…。姉には雅人が仕事を辞めたことを話していませんでした。すぐに次の仕事を見つけてくれると思っていたので、実家の家族に余計な心配をかけたくなかったのです。 私は今のこの状況で子どもを産むなんて、考えられませんでした。まずは生活を安定させないと…雅人もそれは理解しているだろうと思っていたのですが…。私の姉の子どもをみて自分も欲しくなったのでしょうか…雅人は子どもができれば変われるから、どうしても子どもが欲しいと言い出したのです。しかし雅人は「子どもができれば自分は変われる」の一点張りで、夜の生活も無理やりされるようになりました…。どこのクリニックに電話しても中絶手術には夫の同意書が必要でした。悩んでいるうちにだんだんと人の形をしてくる我が子。命の実感をひしひしと感じました。不安でいっぱいの私に母は「いざとなったら私も一緒に面倒見てあげるから」と言ってくれました。そして、私は産む決心をしたのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションですウーマンエキサイトのTwitter( @WomanExcite )をフォローすると、このマンガの更新を最速でお知らせ!記事協力:waccaのご紹介▼ひとり親のみなさまへ〜無料でお金や心の支援が受けられますwaccaとは、ひとり親のみなさまが「万が一(失業、入院、癌)の時やお子様の入学の際のお金の支援」や「生活に関する質問相談」を、会員登録するだけで”無料”で受けられるサービスです。 詳しくはこちら ▼社会問題解決に興味がある方へ〜温かい社会作りチャレンジwaccaに参加すると、生活に困難を困難を抱える方々をお金や心の面で直接支援し、社会に感謝の輪を広げることができます。 詳しくはこちら 原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・高尾/イラスト・ タキノユキ
2021年02月25日こんにちは!姉妹を育児中の雨と申します!産後クライシス…私は長女のとき産前産後ともに夫のことが大嫌いになってしまいました。私は妊娠中から辛いのに、なんで夫は分かってくれないの?出産後、私は変わったのに、なんで夫は変わらないの?長女を妊娠中だったあの時から、現在に至るまでのことを綴ります。■子どもをもつことに不安な私と、早く子どもが欲しい夫夫婦の意見が食い違い、子どもをもつ決心がつくまでたくさん話し合いを重ねました。「俺も育児する、2人で頑張ろう」という夫の言葉を信じていたのに…。現実は違いました。次回に続きます。 【同じテーマの連載はこちら】 私の産後クライシス この連載の全話を見る >> 夫婦の危機 この連載の全話を見る >> 旦那も、地獄の新生児編 この連載の全話を見る >>
2021年02月20日「君がいないと生きていけない!」好きな人からそう言われたら、最高に嬉しいですよね。史上最高と思ってもらえる彼女になれたら、大切にされることも間違いなしですし、自信を持って彼とお付き合いしていけるはず。そこで今回は、手放したくなくなる男性の「理想の彼女」について考えてみました。■ ダメなところをさりげなくカバー男性にとって、苦手な炊事洗濯をやってくれたりスケジュール管理をサポートしてくれたり。ダメなところや苦手なことをカバーしてくれる女性は、男性にとってもありがたい存在です。自身の生活を支えてくれる彼女がいれば、きっと、彼も手放せないと思うようになるでしょう。生活面において、かゆいところに手が届くような秘書になることをイメージするといいかもしれません。■ なにがあってもついてきてくれるケンカをしたり不満があったりしても、なんだかんだそばにいてくれる「自分についてきてくれる彼女」も、簡単には手放せない存在です。とくに、過去の恋愛で愛想を尽かされた経験がある男性は、少なからずトラウマや劣等感を抱えているもの。だからこそ、自分に忠実でいてくれる女性に対して、「ほかの女性はついてきてくれなかったのについてきてくれる」=「この子じゃないとダメ」と思いやすいもの。どんなときも、彼を肯定してあげるイメージでいるのがよさそうです。■ 相性がいいやっぱり一緒にいて居心地がいい、楽しいと思える相性の良い女性は、特別な存在に感じるもの。価値観はもちろんですが、趣味や生活リズム、体の相性に重きを置く男性もいます。好きな人がどんな相性を重視しているのか考えれば、どんなことを合わせるべきか、歩み寄るべきか見えてくるはずです。■ 穏やかで可愛げがある見た目の可愛さを重視する男性もいますが、長い目で見て「理想の彼女」になるには、愛嬌や性格面で可愛げがあることがなによりも大切です。可愛げがあることで、愛情も湧きやすくなりますし、一緒にいて楽しく優しい気持ちになりやすいもの。そのうえで、感情的にならず穏やかな性格の女性なら、まさに男性の理想の彼女といえるのではないでしょうか?可愛げは、モテるうえでも重要なポイントですが、「理想の彼女」となるうえでも重要な要素となるはずです。■ 唯一無二の彼女になるにはこの世のどこを探してもいないような唯一無二の存在になることができれば、彼はずっとあなたと大切にしてくれるはず。特別な存在になるためには、「目に見えるメリット」と「形のないメリット」両方を感じてもらう必要があります。料理がおいしい、共通の趣味があるなどのわかりやすいメリットだけではなく、心が満たされる目に見えないメリットを実感してもらえるよう、意識してみてください!(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年01月14日義母にひどいことを言われて傷付いたというママはあとを絶ちません。義母も同じ立場だった時期があるのだから、嫁の気持ちを察してくれそうなものだけど……。 どうして義母はひどいことを言うのでしょうか? 言ってしまう義母の心理について考えてみます。 義母がひどいことを言うのは止められる?そもそも、義母がひどいことを言うのは止められるのでしょうか? 残念ながら、止めるのは難しいと言わざるを得ません。なぜなら、義母はそれを正しいと思って言っているからです。たとえそれが意地悪な気持ちから出ていたとしても、「息子のためを思って」「孫のためを思って」など義母にはなんらかの自身の発言を肯定する理由があります。義母にとってはそれは“正論”なのです。良好な関係の嫁と姑であれば、遠回しにでも「傷付きました」と伝えることで改善される可能性はあります。しかし、伝えることが難しい関係だと、相手は嫁に自分の意見を言った正義感で満たされているので、悪く思っていたとしても「ちょっとキツく言い過ぎたかしら」程度であることが多いでしょう。 義母がひどいことを言いがちな理由義母はなぜそんなことをわざわざ言うのでしょうか?ママがひどいと感じることは大きくわけて4つに分けられます。 1.自分自身について悪く言われる「うちの味噌汁はだしからちゃんととるのよ」「もう少しきちんと掃除できないのかしら」「私は夫に対してそんな態度をとらなかったわ」など嫌味のように言われる。 2.親や友人について悪く言われる「そんなことも親御さんに習っていないの?」「これだから片親は……」「お友だちの質があまり良くないのね」など自分の周囲の人を責められる。 3.子どもについて悪く言われる「男の子がよかったのに……。次は男の子だといいわね」「誰に似たのかしら」「うちの息子はこんな騒がしくなかったのに……」など暗に子どもを非難される。 4.自分の側に立ってくれない夫の自分勝手さについて「あなたが我慢すればいいの」と言われる、育児で寝られていないなか「こんなことでへこたれてどうするの! 今だけだから頑張りなさい」と言われるなど義母の価値観を押し付けてくる。 義母にとって嫁は絶好の標的になりやすい多くの場合、年を取れば取るほど自分について言及されなくなります。自分についての指摘がなくなることは自分の間違いを正してくれる機会が減るとともに、自分の存在価値も薄れると感じる場合があります。自分も人の役に立ちたい、存在意義を見出したいという方は少なくありません。自分の経験をフルに伝えられる嫁という存在は、絶好の標的の1つなんです。義母にとって嫁にひとこと言うことは、自分の経験を最大限に生かして状況をよくできるかもしれないことであると同時に、自尊心をくすぐることでもあるわけです。しかし、自分自身について言われるのは辛うじて我慢できたとしても、親や友人、ましてや子どもについてまで悪く言われるのは我慢ならないでしょう。悪気がなく冗談で言っている場合もありますが、嫁側からすれば、産後などで心身ともに疲れていると、冗談を冗談とも捉えられないことも多くあるに違いありません。義母にしてみれば自分も経験してきたことという自負があり、自分が大丈夫だったのだから大丈夫、自分だって耐えてきたのだから嫁も耐えて当然だという気持ちがあるので、ここで嫁・姑の感覚のズレができてしまっています。 義母にひどいことを言われたときにやってはいけないこと義母にとっては正しいと思っていることを言っているのであって、義母の理屈上では間違ったことは言っていません。理屈上正しいことがすべてではないのですが、“正論”の壁を壊そうとすると、さらに義母の正論で返される可能性があります。 よほどの信頼関係がないかぎり、正論に正論で返すと、うまくやっていた仲でさえ壊れてしまう場合があります。正論に正論で返すのは、グッと我慢です。相手の言い分は聞き流すようにしましょう。聞き流すのも痛みを伴いますが、受け止めるとさらに打撃を受ける可能性があります。また、夫に義母の悪口を言うのもNGです。男性は、解決策がない事案を非常に面倒に思う傾向にあります。多くの場合、面倒くさそうに流されるか、自分の親の悪口を言われたと思って機嫌を損ねてしまうかのどちらかです。理不尽な状況ではありますが、ここは流すスキルを身につけましょう。 もちろん、ここに書いことがすべてではなく、夫との関係性、義母との関係性、義母の性格やご自身の性格により感じ方も変わりますし、対応も変わってきます。義母のつらい口撃に耐えられない場合は、自分の中で抱え込まず、友人や専門家に相談してストレスをためないようにしましょう。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年12月02日こんにちは、ユウコトリトリです。 保育園児から中学生まで、3人の子どもを子育て中です。 今回は「子どもの言い間違い」について。子どもの言い間違いって、癒されますよね。本人は真剣だし、きちんと言えていると思っているから、笑うのも失礼だし……。とは言うものの、かわいくてついつい何度も聞き返してしまいます。 今回は、間違えるだけでなく別のものになってしまった、ミラクルな言い間違いをまとめました。 「たまごだけごはん(卵かけご飯)」は、ある意味正解かもしれません。他にも「うんこころがし(フンコロガシ)」など、間違っているけど妙に納得してしまうものもあったり……。 わが家の末っ子は、だいぶ言葉が達者になりましたが、「たたたかぎ」は未だ現役です。言い間違いのかわいさは、今だけのご褒美ですね。 皆さま、堪能いたしましょう! 著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagramにて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!
2020年10月11日気づくと彼氏が不機嫌になっていることはありませんか?もしかしたら男性の嫌がるセリフを、知らず知らずのうちに言ってしまっているのかも。今回は、実際に男性が言われて嫌だったセリフについて聞いてみました。言ったことのある言葉があったら、要注意ですよ!■ 「○○くんは~~なのに……。」「前の彼女は、『○○くんはもう試験合格したんだって!』『○○ちゃんの彼氏は年収800万らしい』など、周りの男性と比較する発言を繰り返す人でした。次第に『じゃあそういう人と付き合えば?』と思うように……。人と比較されるのは気分が悪い」(25歳/金融)男性は、周囲の男性と比較されるのが、はっきりいって好きではありません。「自分のことを頼りにしてほしい」と思っている男性も多いので、他人と比べて自分の方が劣っていると思うと、深くプライドが傷つけられてしまうのです。知らず知らずのうちに男性を傷つけることのないよう、周囲の人と比較する発言は避けた方が良いでしょう。■ 「細くてうらやましい」「僕は昔から華奢な体格がコンプレックスでした。筋トレしても筋肉がつかず、マッチョな男性に憧れていました。でも、好きだった子に、『細くてうらやましい!』と、遠回しに“男らしくない”といわれているようで落ち込みました」(22歳/大学生)「細い」という言葉は、女性なら誉め言葉になることが多いですよね。しかし、男性にとっては細さ=コンプレックスであることも少なくありません。すでに多くの人から言われ、嫌気がさしている言葉であるかもしれないのです。その人ならではのコンプレックスを持っていることもあるので、容姿や体形についてはあまり触れないようにしましょう。■ 「なんでもいいよ!」「元カノは、『今日どこ行く?』『お昼ごはんは何がいい?』と聞いても、『なんでもいいよ』と答える子でした。いつも僕が考えなきゃならず面倒でした。デートは、『ここはどう?』『そこ行きたい!』と話し合って決めるのが楽しいのに……。」(28歳/IT企業)相手のことを気遣うあまり、女子が言ってしまいがちなのが「なんでもいいよ!」というセリフ。“相手に合わせる”スタイルも、場合によっては“相手任せ”と捉えられてしまうことも。相手に任せすぎず、ある程度は自分の意見を伝えられるようにすると、男性から好印象のようです。■ 恋を冷めさせるNGセリフには要注意!良かれと思っての発言も、男性を嫌な気分にさせてしまうケースがあるようです。せっかく芽生えた恋心をつぶしてしまうことのないよう、発言には十分気を付けたいですね。今回紹介したようなセリフは、不快に思う男性も多いので避けましょう。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2020年10月09日子どもの言い間違いは、無意識にほかの音に変換していたり、前後の言葉を自由に入れ替えていたりと、いろいろなパターンがあります。SNSでもたびたび「かわい過ぎる!」と話題になっており、子どもの言い間違いに関する投稿も多いです。 今回は、独特過ぎるけどおもしろかわいい言い間違いをセレクトしてみました☆ それでは紹介していきます♪ おもかげを残しているオリジナル言葉も! (2歳3カ月) この投稿をInstagramで見る わさび(@wasabi_2910)がシェアした投稿 - 2020年 1月月30日午後3時53分PST「ブビべビ」「あーぱがしゅ」「ペトテットットッテーパー」などは、おもかげを残しているので、わかりやすいですね♪ 謎の言葉「はしてっと」の正体とは!? (2歳9カ月) この投稿をInstagramで見る のぶえ@育児絵日記(@sanmanobue)がシェアした投稿 - 2020年 5月月26日午前5時27分PDTこれは全然わかりませんでした! 「はしてっと」=「ハッピーセット」とは何とも難しいです! 難易度の高さに完敗しました(笑)。 なかなか新しい言い間違いですね(笑)! (3歳) この投稿をInstagramで見る もこぞー(@mocozo52)がシェアした投稿 - 2020年 1月月6日午後7時10分PST「くちびる」と「くじびき」は結構かけ離れているのですが(笑)。予想外の言い間違いにほっこりしました☆ 走るときのかけ声がちょっとおかしいです! (3歳) この投稿をInstagramで見る ツマ子(@tumakonofamily)がシェアした投稿 - 2019年 4月月29日午後7時49分PDT「スタート」をまさかの「スカート」と言い間違えています(笑)。ほのぼのする言い間違いですね☆ えっ!猫じゃなくて豚なんですか!? (2歳2カ月) この投稿をInstagramで見る しまこ(@shimak03)がシェアした投稿 - 2020年 8月月22日午後3時10分PDT「じゃらし」が言えなくて「じゃじゃち」になっているのがかわいいです♪ 猫じゃなくて豚なんですね(笑)! 以上、独特過ぎるけどおもしろかわいい言い間違いをご紹介しました! どの言い間違いも独特でおもしさ全開でした♪ 成長とともに子どもはどんどんおしゃべりがじょうずになっていくので、言い間違いをするかわいい時期も大切に過ごしていきたいですね♡ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年09月27日子どもは成長とともに少しずつおしゃべりがじょうずになっていきますが、子どもならではの言い間違いは大人をほっこりさせますよね♪ SNSでも度々「かわい過ぎる!」と話題になっており、子どもの言い間違いに関する投稿も多いです。 今回は、子どものひっくり返った言い間違えの投稿を5つピックアップしました! クスッと笑えるものから、「え? そこ間違えちゃう!?」と思わず突っ込みたくなるものまでご紹介します☆ だんだん「トウモロコシ」に近づいてきた!? (3歳) 去年は「トウモコロシ」で、今年は「トウロモコシ」。ちょっとだけ惜しかったですね! きっと来年の夏はちゃんと言えていますね♡ 気づかいができる男の子ってすてきです! (2歳) 薬を持ってきてくれるなんてとっても気が利きますね! 言い間違いもかわいいです♪ 文字数が少ないけど、間違えちゃった☆ (5歳) 「ほんぞ」のほうが言いにくい気がしますが(笑)。さり気なく間違えているところにほっこりしますね☆ 最後の最後でひっくり返りました! (2歳) 「おかいもの」と「おかいのも」。ひらがなでパッと見るとわかりづらいですが、こちらもさり気なく間違えています(笑)。 子どもだけど、オシャレなグラスでパンカイ!? (3歳8カ月) 「カンパイ」が言えなくて「パンカイ」になっちゃうところ、かわいいですね! ナチュラルに間違っているのが伝わってきます(笑)。 以上子どものひっくり返った言い間違いをご紹介しました! どれもさり気なく間違えていましたが、かわいいかったですね! 成長とともに子どもはどんどんおしゃべりがじょうずになっていきます。言い間違いをするかわいい時期も大切に過ごしていきたいですね♪ 監修/助産師REIKO ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年09月17日子どもが「幼稚園キライ」「幼稚園に行きたくない」と言い出したら、どんな声かけをしていますか?「先生や友達も待っているよ」「〇〇が楽しみだね」と親が一生懸命に励ましても子どもには響かず、ますます嫌がるばかり…。幼稚園教諭をしていた私は、このような場面を何度も見てきました。今回は、登園を嫌がる子に言ってはいけないこと、嫌がった時の対処法をお伝えします。脅しの言葉はかけないで!必要なのはスキンシップの時間子どもが「幼稚園に行きたくない」と言うのはどんな時でしょうか。それはなんとなく「不安」な気持ちを抱えている時です。不安な気持ちがあるとその気持ちを埋めるためにママから離れたくなくなります。そして、満たされていると「楽しい事をしたい」という意欲が出て、幼稚園に行くことに対して前向きになります。そのため、子どもが登園を嫌がる時に、「先生や友達が待っているよ」「〇〇があるんだって!」と園での楽しいことを伝えても、不安な気持ちは消えていないため、子どもには響かないのです。ましてや「行かないと恥ずかしいよ」「みんな行ってるのに」などの脅しの言葉は、不安をあおってしまうので絶対にNGです。まずは、「なんとなく不安」な気持ちを「安心感」に変えるためのスキンシップの時間をもつことが、一番の近道です。帰ってきたらホッとできるようにわがままOKどうしても登園を嫌がる場合は、無理に行かずに家でゆっくり過ごす日があってもいいと思います。ただ、子どもが「行きたくない」と言うたびに、幼稚園をお休みをするワケにはいきませんよね。なので、嫌がりながらも登園できた日は、帰ってきたらたくさん甘えさせてあげてください。抱っこやおんぶといったスキンシップ以外にも、楽しくできる触れ合い遊びもおすすめです。くすぐり合いや、向かい合ってにらめっこ、じゃんけんをして負けたら肩もみなど、触れ合いながら親子で大笑いできるといいですね。少しの時間スマホを手放し、テレビを消して、子どもの話に耳を傾け、好きな遊びにつきあう時間をとりましょう。それを続けていると、子どもは心に余裕ができ、幼稚園を嫌がることが少なくなっていくと思います。赤ちゃん返り状態になっても叱らないでしかし、ママがゆったり楽しく関わろうとしても、子どもがワガママを言って、赤ちゃん返りのような状態になり困らせることもあります。それは園生活を頑張っている証拠。ワガママな性格になってしまったわけではなく、家では素直な気持ちを出して発散しているだけなので、叱らず受け止めるのが◎。ママに甘える時間が幼稚園に行く力に!わが家の年中の娘も、疲れがたまったり、園でいろいろなことを我慢して頑張りすぎたりした時は、家で爆発することがあります。自分でできることを「ママやって」と言ったり、思い通りにならないと理由も話さずグズグズしたり…。娘がワガママになった時、幼稚園児と思って関わるとついイライラしてしまうので、赤ちゃんに戻ったつもりで関わっています。「まだ赤ちゃんだから、なんでもしてあげるよ~」という感じで。しかし、プライドは高い娘。それを口にだすと怒ってさらに大変なことになるので、心の中で密かに思って対応しています(笑)。ほんの少しだけの時間で満足する日もあれば、帰ってから寝るまでワガママを続ける日も。かと思えば友達の誘いを断って「ママと遊ぶ」と言ったり、「抱っこして~」と、素直に甘える日もあります。それでも翌日は「いってきまーす!」と、はりきって園に行く姿を見ると、家で過ごしながら自分を取り戻す時間の大切さを感じます。パワーを充電できればがんばれる子どもにとってママやパパとの時間はとても大切なもの。「幼稚園に行きたくない」と言う時は、ママやパパに甘えられる時間をいつもより多くとって、パワーを充電させてあげてくださいね。そのパワーがあるからこそ、子どもたちは幼稚園でさまざまなことに挑戦できるのです。<文・写真:ライターnicoai>
2020年09月08日今回は、解読が難しい子どもの言い間違いを5つピックアップしました! また、編集部がどれくらい難しいと思ったのか、難易度を星で表しています。 (※最高は星5つになります) 難易度★★★★ だいぶ意味が変わっちゃう! (2歳) 「クレーン車」と「高齢者」を言い間違えるとは……! なかなかわかりにくい言い間違いです(笑)。 難易度★★★★ プラレールが言えない男の子(2歳) 「ぷっぱいよー」と「プラレール」……「ぷ」しか合っていない(笑)! もはや別ワードですが、かわいい言い間違いですね♪ 難易度★★★★★ 謎過ぎて解読不能でした! (3歳) 「ぺっとっちゅ」=「ポケット」とは、誰が想像できるでしょう?! かなりクセがありますが、かわいいです☆ 難易度★★★★ 車の名前…パンチが強過ぎる! (2歳) 大好きな消防車のことを暴走車と言い間違えてしまったという投稿です。ちなみに、ゴミ収集車はちゃんと言えるそうですよ(笑)。 難易度★★★★★ 「あーちゃん」て誰ですか? (2歳) もはや一文字もかぶってないとは、解読困難です! なぜカエルをあーちゃんと呼んでいるのか理由が気になりました(笑)。 以上、難易度の高い子どもの言い間違いをご紹介しました! どれもおもしろくてパンチが強い言い間違いでした☆ 成長とともに子どもはどんどんおしゃべりがじょうずになっていくので、言い間違いをするかわいい時期も大切に過ごしていきたいですね♪ 監修/助産師REIKO ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年08月27日子どもは成長とともに少しずつおしゃべりがじょうずになっていきますが、子どもならではの言い間違いは大人をほっこりさせますよね♪ 無意識にほかの音に変換していたり、前後の言葉を自由に入れ替えていたりと、いろんなパターンがあります。 今回はSNS上で見つけたほのぼの&爆笑必至な食べ物にまつわる言い間違いをご紹介していきます。 「ポップコーン」が言えなくて…… (5歳) 「コップポーン」になっちゃうところ、かわいいですね♪ 惜しい! 「ぱ」が1つ多かった…! (5歳) 「ぱ」がたくさんあるように見えます(笑)。「ぱぱぱいや」……かわいいですね☆ 一人称が「オデ」なのもかわいすぎます!(2歳) 「いしごジャム」に「ヨーグゥト」……! かわいさの破壊力が凄いです(笑)。 姉妹のかわいい言い間違いにほっこり♪ (5歳と3歳) わりと難しいブロッコリーは言えたのですね! すごいです♪ とっても惜しい~! 一文字間違い!(3歳) 「はじき」ではなく「ひじき」が正解でした☆ 最後のドヤ顔がかわいいです(笑)。 以上子どもの言い間違い食べ物編をご紹介しました! どれもかわいくて思わずニヤッとしてしまいます。成長とともに子どもはどんどんおしゃべりがじょうずになっていくので、言い間違いをするかわいい時期も大切に過ごしていきたいですね♪ ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~5歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年08月22日子どもの言い間違いは、言葉が前後逆になってしまったり、無意識にほかの音に変換されてしまったりするなど、バリエーションはいろいろあります。ちゃんと言えていないにもかかわらず、真面目な顔でさらりと話す姿がとてもかわいいですよね。 今回はSNS上で見つけた子どもらしさがギュッと詰まったユーモアあふれる言い間違いをセレクト! 「食べ物編」と「虫編」に分けて紹介していきます。 思わず「もう1回言って! 」と言いたくなる食べ物編子ども自身はちゃんと大人のまねをして言っているつもりが、実は言えていなかったということも多いです。今回は、身近な食べ物の言い間違いの投稿をご紹介! 何回言っても「マヨネーズ」と言えなくて…(3歳)何回言っても間違えている姿……微笑ましいです! これは何度もリピートしてほしくなりますね♪ 続・マヨネーズと言えなくて…(3歳) 前後逆になってしまいましたね! さらに最後の一文字も間違っています(笑)。 その名前、商品名にありそう…!(4歳) とっても惜しいけど、一文字だけ間違っています(笑)。アーモンドカレーもおいしそうです! 勘違いから生まれたクスッと笑える言い間違い! 虫編今の季節、蚊に刺されるとかゆくてつい気になってしまいますよね。今回は、そんな蚊のかわいい言い間違いをご紹介します。 かわいいからそのままでOK♡(3歳) 訂正したくないママの気持ち……わかります♪ かわいいです! 「蚊」だけじゃない! 言い間違い2連発!(3歳) 思わずクスッとしてしまいました♪ まさか「血」まで間違えているとは……! (笑) 子どもの言い間違いはおもしろくてかわいいですね。SNS上では「子どもの言い間違いがかわい過ぎる! そのままでいい!」というママたちの声が続出していました♪ 成長とともに子どもはどんどんおしゃべりがじょうずになっていくので、言い間違いをするかわいい時期も大切に過ごしていきたいですね☆ 監修/助産師REIKO ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように!
2020年08月13日「それに触っちゃダメ!」と言うと逆に触ってしまうのは、好奇心旺盛な子どもあるあるですよね。普段なら「触らないでって言ったでしょう!」と叱るところですが、今回ご紹介するのは、そんな子どもの習性を生かしたとっても楽しい絵本です。 気になる表紙に惹かれて絵本を購入本屋で子どもと絵本を見ていると、赤いボタンと『ぜったいに おしちゃダメ!』(サンクチュアリ出版、税抜き980円)というタイトルだけが書かれた絵本が目に入りました。表紙にはビル・コッター作と書かれていて、海外の絵本を読んだことがなかった私は少しためらったのですが、5歳と6歳の子どもたちの目はそのボタンに釘付け! 裏返してみると、ボタンの裏側が書かれているだけでお話の内容はうかがい知れません。となると、大人の私も内容が気になります。子どもたちの直感を信じて絵本を購入してみることに。 表紙の質感がおもしろい♪絵本に巻かれていた透明のセロファンを剥がしてみると、ザラザラとした質感がありました。赤いボタンの土台として描かれている灰色の部分の質感が変わっているのです。そうすることで真ん中の赤いボタンがのツヤツヤがより際立って魅力的……! ドキドキしながら絵本を開いてみると、なにやら紫色の体に2本の角が生えたモンスターのような生き物が、絵本のルールを説明してくれていました。そのルールは「このボタンをおしちゃダメ」というもの。すでに押したくて仕方ない子どもたちですが、「このボタンをおしたら何がおこるかわからない」と言われて、グッと我慢していました。 この絵本の読み聞かせポイント!紫色の生き物はラリーという名前なのですが、翻訳絵本ということもあり、とても語り口調が軽快! 子どもが表紙にも描かれているボタンを押したくなるように誘います。 海外ドラマの吹き替えのように、ちょっとオーバーに抑揚を付けて読むと、聞いている子どもも読んでいる私も楽しくなりました。ラストは怖いものではないので、子どもたちと一緒にイタズラをするような気持ちで読み終えることができます! 「おしちゃダメ!」と言われたとき、子どもたちはすぐさま押してしまうだろうなと予想していたのですが、意外なことに幼稚園年長の長男と年少の次男が顔を見合わせて「どうする?」と相談していました。普段のイタズラもこうやって相談しあっているのかなと思うと、笑ってしまいました。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。 著者:田丸あかね現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年08月13日イヤイヤ期の子どもに手を焼いているママは多いことでしょう。ついイライラして言いたくはない言葉を吐いてしまったり、子どもを否定してしまったりすることもあるのではないでしょうか。このままでは自己肯定感が低い子になってしまうのでは……と不安を抱いている方もいるかもしれません。自己肯定感の高い子を育てるために、言ってはいけないこととは? 一番大事なことは、そのままを受け入れること“自己肯定感が高い子”を育てましょう、という情報をよく目にするようになりました。まず、ひとつ重要なのは、自己肯定感を高く感じることが簡単にできる子もいれば、低く感じやすい子もいるということです。最近、非常に物事に対して気にしやすい性質のHSP(ハイパーセンセシティブパーソン)というのも話題になっています。これも、親の育て方云々だけでは語りきれないものです。 大人だけでなく、子どもにとっての社会も親との関係だけで成り立っているものではなく、子どもの成長にも様々な環境が影響します。そのため、親が子どもに言う言葉を気を付けたからといって自己肯定感が高い子が育つとは限りません。 まずは神経質だったり大雑把だったりという、その子それぞれの性質や性格を否定することなく、ありのままの子どもを受け入れることが大切です。 言わないほうがいい言葉とは自己肯定感が高い子に育てたいと考えても、その子の性質や環境によって左右される部分も非常に大きいので、言葉の選択のみで自己肯定感が高い子を育て上げるのは難しいでしょう。しかし、それでも言わないほうがいい言葉はあります。それは子どもの存在を否定してしまう言葉です。「あなたなんて産まなきゃよかった」「いなくなってしまえばいいのに」というような存在を否定する言葉は避けてください。逆に、「あなたが生まれてくれて本当によかった」「いてくれて本当に幸せ」という言葉は、自己肯定感を高める言葉のひとつになり得ます。 自分が言われたくないことは言わない嫌い、かわいくないなど、自分が言われたくない言葉も避けましょう。自分が言われたくないことを相手に言っているということは、そこに“悪意”が存在します。悪意は子どもの存在を否定しかねません。イライラして、意地悪い気持ちでつい言ってしまったら、きちんと子どもに謝るようにしましょう。 子どもがイヤイヤ言っていてイラッときてしまったら、「我が強くてかわいくない」というような外見や性格など、その子自身の性質について言うのではなく、「そんなに着る洋服を全部イヤというなら、着るのをやめましょう」など事象について焦点を当てるようにすると、存在を否定する言葉を放つことを避けることができるでしょう。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年08月01日■あらすじ徹底的に怒りを吐き出し、夫を追い込んでしまうように次々と責めてしまい…こんな言い方は良くないと思いつつも、怒りに我を忘れ、言ってはいけない一言まで言ってしまいました。次に続きます。\いくたはなさんのブログはこちらから↓/ いくたの前向記後向記 \人気作家の動画もぜひご覧ください!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月21日長ーい休校休園が終わりましたが、外出はなるべく控えようという段階の今。やりたいことはめっちゃあります。※この記事は、6月前半の体験談を基にしています。■今の気分を一新するためにしたいことまずは自粛をしている今やりたいこと!いやなんかもうハッピーな色に囲まれたいんやろな、私。どうしても感染症の蔓延でできないことが多くて鬱々としてしまうので、色の力でテンション上げたいんですよね。■子どもと外出を思いっきり楽しみたい!次は今後していきたいこと!(感染症が落ち着いたら…)子どもたちが行きたがってるテーマパークや映画館、その他諸々レジャー施設に行きたい!行きたがってるテーマパークは、京都の我が家からだいーぶ東の方にあるんですが、予算的にちょい西の映画のテーマパークでお願いしたい。なんてったって無料券があるのよ。コロナのコの字もない時期にもらったやつ。ね、西の方にしよ?そして観たい映画はイチコも二太郎も大好きなプリ○ュア。最新作が延期になった上、休園休校中に家で過去の映画を観まくってプリ○ュアに大ハマりだった2人(と私)…。歴代のメインキャラもほぼ覚えちゃったんじゃないかな。そうしたらもう親子で行くしかないよね!!あとは水族館に動物園に牧場に博物館に…とにかくレジャーがしたい。家族でちょっと遠出したい。そしてしたいことの最後…何よりコレ!マスクせず、密集してワアワア遊びたいよォ〜!!!幼稚園も小学校も、行事がなくなったり給食が1品減ったり、楽しみが減ってて親は悲しい!(子どもらには黙ってるけど)少しでも早く元の生活に戻るために、引き続き気を引き締めつつ、でも緩めていいところは緩めつつ、ウィズコロナの日々を過ごしていこうと思います。\モチコさんの人気記事が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年07月06日子どもが言うことを聞かずにイライラ、夫の言動にイライラ。毎日イライラしている自分にイライラ……。多くのママが経験していることだと思います。イライラしたくない、心に余裕を持ちたいと思っていても、そう簡単にはできないものです。どうしたらできるだけイライラしない状態をつくれるのでしょうか。 そもそもイライラはなぜ起こる?イライラしているときとは、相手の行動に対して怒りを覚えているときだと思います。その怒りについて少し紐解いてみると、「相手が自分の思う通りに行動してくれていない」ことにイライラしていることがわかります。 さらになぜ「相手が自分の思う通りに行動してくれていない」ことにイライラしてしまうのか考えてみましょう。 それが悪いことだから?それが気に食わないことだから? いろいろと理由はあるかと思いますが、突き詰めると、「その状況において自分が自分の理想通りに行動できない」ことに苛立っていることがわかります。 たとえば、家事が非常に忙しいのに夫がスマホばかり見て手伝ってくれないことに腹が立ったとします。もし、家事がスムーズに自分のペースでおこなえていたら、夫がスマホばかり見ていてもそれほど気にならないはずです。一方で、夫が手伝ってくれたとしても、やり方が雑だったりすると、それはそれで腹が立ってしまうこともあります。いずれにしても自分が理想としている状態が叶えられていないことによってイライラ度は高まってしまうのです。 イライラの原因はまさかのアレ!?きっかけは夫や子どもだったとしても、イライラの原因は実は「自分」なのです。同じことを夫や子どもがやってもイライラしないことがあるのは、自分の心の余裕に関係しています。心に余裕があれば、マイナス面も想定した上で考えていた通りに行動できるので、イライラも少なくできるというわけです。 イライラしたときにやってはいけないことイライラしたときに、苛立ちのきっかけとなった夫や子どもに焦点を当てたままにしてしまうと、さらに苛立ってしまいます。相手はママが何にイライラしているのかを正確にはわかりませんし、わかったからといって瞬時に理想通りに振る舞ってくれることはほぼありません。 イライラしたら「自分が今一番叶えたい状態はなに?」と自分に問いかけてみましょう。夫や子どもにイライラしている状態をぶつけたいのか、とりあえず今の家事を片付けたいのか。いったん立ち止まることで、イライラして後悔することは少なくなるはずです。 人はイライラするものです。イライラすることが悪いのではありません。イライラして、無駄に相手を攻撃したり傷つけたり、さらには自分がそれによって疲弊してしまうことが避けるべきことです。そのためにも、イライラしたら、深呼吸して立ち止まってみてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年07月05日彼氏とケンカになってしまった際は、ついついカッとなって、やってはいけない行動を取ってしまうこともあるでしょう。しかし、それが原因で別れにつながってしまう可能性だってあるので、最低限のルールは守るべきです。そこで今回は、彼氏とケンカした際にやってはいけない「禁じ手」を紹介します。■1.「絶対に言ってはいけないこと」を言う「『黙ってろよ、ハゲ!』って彼女に面と向かって言われたときは、さすがに許せない気持ちになりました。いくら腹が立っていても言ってはいけないことってありますよね」(32歳/男性/公務員)感情的になりすぎてしまうと、勢いに任せて言ってはいけないことを口にしてしまいがち。でも、そもそも男性はプライドが高い人が多いので、いくら勢いで言ってしまったとはいえ、大きな溝を生んでしまう可能性もあります。「安月給」、「ハゲ」、「チビ」、「ダメ人間」など、本気で傷つけるようなことを言ってしまうと、彼氏もさすがに怒りが爆発してしまうでしょう。■2.徹底的に「言い負かす」「もうぐうの音も出ないほどに、徹底的に責められてしまうと、なんだか何もかもが嫌になっちゃいますね。『俺のこと本当に好きなのかな?』とかも考えちゃうかも」(26歳/男性/マスコミ)彼氏とのケンカは、勝ち負けを決めるために行うわけではありません。なので、自分の意見を主張したり、相手の間違っている部分や許せない部分を指摘するのはいいですが、徹底的に言い負かしてしまうのはNG行為。それでは彼氏のプライドはズタボロ状態になり、あなたに対しても憎しみを抱くようになってしまうだけですよ。■3.「LINE」で怒りをぶつける「ケンカの後で、彼女から長文の怒りのLINEが来て、本気でうんざりした経験があります。打ち返すのも面倒だし、せめて面と向かって言ってほしいです」(31歳/男性/不動産)ケンカした後、一旦落ち着いてもまだ怒りがおさまらないこともあるでしょう。でも、そんなときに怒りにまかせて、長文のLINEを送ってしまったりすると、彼氏からするとかなりうっとうしいもの。文字で目にするとかなり重く感じられますし、受け取り方の違いで誤解も生じてしまいやすいかも。謝罪の言葉をLINEするのであればいいですが、怒りをLINEでぶつけてしまうのはやめておくべきですよ。■4.「過去の話」を持ち出す「ケンカをする度に、過去のミスなどを持ち出されて責められると、もう言い返す気力もなくなります。しつこい性格だなって、ちょっと嫌いにもなっちゃいますね」(29歳/男性/保険会社)ケンカして言い争いをしているときに、過去の彼氏のミスや過去に彼氏が言った失言などを蒸し返す。これをやられると、男性は本当にげんなりしてしまいますし、「またかよ」という気持ちにもなってしまいます。過去のことはもう終わったことなので、後からまた持ち出すのは厳禁。この先もずっと言われ続けるかと思うと、彼氏は逃げ出したい気持ちにもなってしまいかねませんよ。■おわりにケンカの際に行きすぎた行動を取ってしまうと、別れの引き金になってしまうかもしれません。怒りに任せて動いてしまわないように、まずは心を落ち着けることも大事ですよ。(山田周平/ライター)(ハウコレ編集部)
2020年06月18日■自分がときめくものは、着こなせるまでもがき続ける私は、自分がときめくものは絶対に手放さないという強い意志を持っている。ジャンルであれアイテムであれ、似合わないけれど好きなものがあったとして、それが本当にときめくものでも手放すべきなのだろうか?私はいつも似合うような努力をする。たとえば、どうしても身につけたいけれど自分の肌や骨格に似合わない色があったとして、私はそれを身につけることを諦めない。自分で探し出したものでも、パーソナルカラーなどに基づいて診断されたものでもいいが、自分が圧倒的に似合うと知っている色やベーシックな色と組み合わせる、顔から離す、バッグの中の道具や小物、部屋着やインテリアなどで取り入れてみるという方法をとることもあるし、思いっきり全身にその色をまとって、気力で着こなすこともある。とにかく、似合わないとされる色でも好きでどうしても身につけたいなら、着こなそうともがき続ける。その努力をしないでいつしかその色が“苦手な色”になってしまうことが、私にとってはとても寂しいし悲しいのだ。■ファッションモデルをファッションモデルたらしめる絶対条件ファッションモデルという仕事で一番大切なことは何かと言われれば、それは圧倒的なプロポーションでも背の高さでも美しい骨格でもなめらかな肌でもない。持って生まれた身長や骨格はモデルという職業において“あるといいもの”のひとつであるだけだと思うし、なめらかで均一な肌やプロポーションも、あくまで自分の表現や持って生まれたものをよく見せるために磨くものに過ぎない。今はたとえば、これまでの社会的な美の基準に照らしたときに“よい”とされてきたプロポーションや肌の質や色ではない、プラスサイズのモデルや、私もそうであるようにそばかすのたくさんあるモデルだっている。つまりそういったものは必要条件というよりは、求められるひとつの指針のようなものというだけである。では、ファッションモデルをファッションモデルたらしめる絶対条件は何かと言えば、“着る”ことについてどこまで真摯に向き合っているかだと私は考えている。ファッションモデルは服を表現することこそが仕事であり、着る対象とどこまで向き合うことができるか、それが表現において如実に現れると実感しているからだ。もしもファッションショーで急にサイズが大きすぎるものを着なければならないことになったら(実際はフィッティングを経て本番に至るのでそのようなことはあまりないが)、脇を締めポケットに手を入れて少し布をキュッと押さえてみようとか、逆に空気をはらんで布が動き、服と体がお互いにより美しく見えるよう動いてみようなどと、自分に合わせて着こなすためにとっさに考えて実践することができる。それは毎日毎日、似合う服もそうでない服もたくさん着て、着るたびごとに向き合い工夫し続けてきた集積がそうさせるのであって、それをし続けてこなければとっさにできることではないのである。これがファッションモデルをする上で一番に大切なことで、ファッションモデルがどんな服を着ていても、それを見た人が「着こなせている」と感じる理由のひとつなのだ。よく服に“着られる”というが、それは服が体型に合っていないことに気づいていなかったり、立ち居振る舞いが合っていなかったり、とにかくその服と向き合っていないことが原因だと思う。いつでもそのとき着ているものとよく向き合っていれば、体型に合わない服であれば工夫ができるし、服に合う体の動かし方がわかってくる。また逆に、普段の自分の体型や動きにどんな服が合うのかも理解している。これが私の理想とするファッションモデルなのである。■身につけてはいけないほど似合わないものなどないファッションモデルの場合、好むと好まざるとに関わらず、着る服に向き合い続けることが大事だ。けれどファッションモデルでなくても、自分が好きなものは何なのかを探し、似合う色や形、雰囲気を見つけること、そして、兎にも角にも自分自身と服の関係を考えること。あるいは、自分自身の心の中にある美しいと思うものと、現実に自分自身が持っているものにとことん向き合ってきた集積が、今の"自分らしい装い"を形作っている。それらに向き合い続けるのは、とても大切なことだと私は思う。その過程で、自分に似合うものを見つけられたり、自分でこれは似合わないと思ったり、人に似合うと言われて身につけるようになったり、もしかしたら人に似合わないと言われて、本当に好きだったものを身につけなくなることもあるかもしれない。身につけなくなったものも無理に着てみたほうがいい、と言うつもりはもちろんない。けれど少しでも後ろ髪引かれるものがあるのなら、私はぜひにもう一度向き合ってみることを勧める。モデルとして私なりに服と向き合って着てきた経験から考えてみると、身につけない選択を取らなければいけないほど似合わないものなどなく、好きだと思うもの、素敵だなと思うものなら誰でも、どんなものでも似合うと思うからである。そしてそれを続けていくうちに、自分らしい装いを見つけられると信じているのだ。なぜなら他でもない私自身が、好きなものと向き合い続けていった結果を今の“自分らしさ”だと感じているからである。■装いは、人の心を生かしも殺しもする幼稚園の頃の記憶で今でも覚えているものがある。当時セーラームーンに憧れていた私は、友達とセーラームーンごっこをすることになり、保護者がボランティアで作ってくれていた衣装を着て遊んでいた。しかし「さぁ、火星に代わって折檻よ!」と庭に出ようとしたときに先生に止められ、「スカートは脱ぎなさい」と言われたのだ。そのときはどうして友達はいいのに自分だけだめなのか理解できず、とにかく先生の言いつけだからと脱いだ。体と心の性別が一致しない、いわゆるトランスジェンダーの私には、体の性別を理由に自分の好きな装いを制限されてきた記憶が、今までに覚えていられないほどある。でもそこで「だめだ」と言われたものほとんどすべて、アクセサリーも、マニキュアも口紅も、長い髪もパフスリーブもピンク色もパンプスも、もちろんスカートも、今の私が私らしくある装いになくてはならないものだ。それはかつて身につけることを許されなかったり、自分から諦めてしまったりしたものだったけれど、やはり諦めきれずに周囲の声や、ときには自分の羞恥心に逆らって身につけ続けてきた結果なのである。これは性別によって親や学校などから身につけることを許されなかったものに限らず言えることで、肩幅があって身長が高いから似合わないと言われたことがある和服も、胸がなくてかっこ悪い気がしていたキャミソールも、ずっと諦めずに着続けてきたことでどんどんしっくりくるようになってきた。目が慣れたというだけではなく、自分の体でそれを着るときに一番いい丈や組み合わせ、歩き方や手の動かし方、気持ちの持ち方にいたるまでを体感で得てきたのである。不本意な装いをし続けることは、自分の意見を表現しにくくなったり、心を閉ざしてしまったりすることにつながるとさえ思う。実際に私は中学に入ってしばらくの間学ランを着ていたのだが、それが本当に辛く、心を閉ざしてフラフラしながら学校に通っていたのを覚えている。登下校中、何度も車に轢かれそうになったりしたが、そんなときでも他人事のように何もせずボーっと立っていることしかできなかった。そんな日々が続き、中学2年生のときには、ついに心が折れきって家から出られなくなってしまったのだ。しかし、そこから自分の好きなものを着られるようになって、少しずつ自分を表現できるようになっていった。装いはただ見た目を飾るだけのものとされがちだが、それしだいで人の心を殺すことも生かすこともできてしまうのだと、そのとき身をもって知ったのである。だから私は今、ファッションモデルという仕事をしているのだろうし、不本意な装いをし続けることの苦しさを知っているからこそ、誰でも好きなものを身につけていてほしいと強く思う。向き合って身につけ続ければ、似合わないものでも必ず似合っていく。そして何より好きなものを身につけていることは、たとえそのときはまだしっくりきていなくても、どんなにかその人らしく、好きではないものを身につけるよりも絶対に心と体を美しく健康にしてくれると確信している。Text/イシヅカユウ(@ishizukayu)
2020年06月15日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは!8歳と5歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。子どもの成長とともに育児って楽になるんだろうな~って思ってたことってありませんか?私は思っていました!「今を乗り越えたら楽になるんだ」と…。そこで、実際どうだったのかを検証してみました!■子どもが成長したら楽になる? 現時点で振り返ってみた道行くマダムにも「今が一番大変な時期よね~! もう少ししたら楽になるわよ!」と何度言われたことか…(笑)特に子どもが2~3歳くらいまではよく言われました。さすがに今は言われませんが。では実際に、楽になったのかというと…、確かに楽になりました!子どもが大きくなるにつれ1人できることが増え、私がついていなくても大丈夫な事も多くなりました。体力面的には楽になったな~と思うことはかなり増えたんですが…、成長するにつれて今度は精神面の悩みが増えたなと思います。●幼児期の大変さ幼児期は、日常のお世話やトイトレ、好き嫌い多すぎ問題、イヤイヤ期や自我が強くなってワガママ言いたい放題だったり、と人として独り立ちする手助けをするのが結構大変だったりしました。次男は今5歳ですが、まだまだワガママを言ったり、好きな事を優先させたがったりします。●小学生の大変さそして長男が小学生になってからの悩みと言えば、以前も書きましたが中間反抗期や学習的な事、学校のPTA(全員参加制度)、長男の性格的な事などに日々悩んでおります。日常的には兄弟喧嘩や決めたルールを守らない時があったりすると精神的にもどっと疲れます…!■「子どもが成長したら楽になる?」 私の結論は…育児って一つ楽になったら、また一つ悩むことがやってくるんだなぁと悟りました(笑) 「楽な育児なんてないんだ!」 と思い、これからも育児をしていこうと思っています。意気込みすぎるのも良くないですが、私は基本的に楽をしたい性格なので、手を抜けるところは抜いてなるべくストレスを溜め込まないように子どもの成長に付き合っていけたらな~と思います。きっとたくさん悩んで試行錯誤しているうちにあっという間に成人しているのかもですね。
2020年06月04日「早く!」「だめ!」――親が子どもについ言ってしまう言葉です。でも、いくらそう声をかけても、子どもは親の思い通りに早く行動してくれませんし、だめなことだと理解してくれたのかもわかりません。いったい、どうすれば子どもに「早く!」「だめ!」と言わずにすむのでしょうか。幼稚園の園長を務めた経験もある、東京家政大学子ども学部教授の岩立京子先生にアドバイスをもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/山本未紗子(インタビューカット)大人と子どもはそれぞれ違う世界に住んでいる「早く!」「だめ!」という言葉を一度も言わないまま子育てをすることは不可能でしょう。なぜなら、大人には大人のリズムがあり、子どもには子どものリズムがあるからです。大人は、社会を中心にして生きていて、子どもは自分の好きなことを中心に生きています。そもそも住んでいる世界が違うために、どうしても両者のリズムがずれてくる。そうして、子どものリズムが自分に合わないと感じると、親はつい「早く!」「だめ!」と言ってしまうのです。もちろん、イライラして子どもをたたくなんてことはご法度です。かつては、そういう子育てがすすめられていたときもありました。子どもがなにかしてはいけないことをした場合、0歳台の子どもなら足の裏を、1歳台の子どもならお尻をぽんとたたくという教育メソッドが存在したのです。でも、たとえ0歳台の子どもでも、親の表情などから言わんとしていることが理解できることがわかってきたため、いまはきちんとコミュニケーションを取ることが重要だと考えられています。そのコミュニケーションとは、ただ「早く!」「だめ!」と言うだけのことではありません。大切なのは、なぜ早くしてほしいのか、なぜだめなのか、その理由を必ず伝えること。なぜなら、子ども自身が納得して「じゃあ、そうしよう」と思えなければ、しつけは成功しないからです(インタビュー第1回参照)。「ニンジン作戦」で子どもを楽しい方向にいざなうしかし、子どもに早くしてほしい理由をどんなにきちんと伝えたところで、時間感覚や価値観が違う世界に住んでいる子どもは、なかなかそうできません。子どもの住む世界は大人とは違うということをしっかり認識したうえで、子どもが早くできるような、だめなことをだめだと理解できるような工夫やお膳立てを、親の側がする必要があります。そのコツは、早くしてほしい理由やだめな理由を子どもに伝える際に、「楽しい方向」に導いてあげるということ。「誰かに怒られるよ」といった内容ではなく、たとえば幼稚園に遅れそうになっている場合なら、「幼稚園に早く行けたらお友だちとたくさん遊べるよ」というふうに、子どもが「じゃあ、早くしよう」と思えるような声かけをするのです。基本的に、ただ「早く!」「だめ!」と言ってもコントロールしにくいのが子どもなのです。でも、「早くしたら楽しいことがある」とか「これをやめたら次にいいことがある」などと思えたら、子どもはきちんと気持ちを切り替えることができます。これは、いわゆるニンジン作戦です。心理学における「強化」の理論をベースに、「子どもに対してニンジンを使うと、その後はずっとニンジンを増やし続けていかなければならない」という考え方も前にはありましたが、いまはそうは考えられていませんし、わたし自身もうまくニンジンを使うことには賛成です。その理由は、子どもの世界を広げるきっかけになるからです。ニンジンをうまく使って子どもを楽しい世界にいざなってあげる。そうすることが、結果的に子どもにとってはプラスに働くはずです。わかりやすいニンジンの例として、甘いジュースやお菓子があります。それらを完全に禁止している家庭もあるでしょう。でも、お菓子を食べたい子どもと食べさせたくない親のあいだでバトルが繰り広げられたら、それこそ親子関係自体が悪くなってしまう。そう考えると、適度にニンジンを使うことはなにも悪いことではないと思うのです。お膳立てで、子どもに「早くしよう!」と思わせる忙しい朝に早く子どもに起きてほしいのなら、朝食だって立派なニンジンになりますよ。ただ「早く起きて!」という言葉をいくらかけても、子どもは大人とは違う世界に住んでいますから、なかなか起きてくれない。そんなことに悩んでいる人も多いでしょう。でも、まだ寝ていたい子どもに対して、「早く!」と言うばかりか、まして「まったくもう!」なんて怒ったところで、子どもが素直に起きてくれるでしょうか?人間には、心理学における反発理論という行動原理が働きます。怒られると、ますます反発しようとするのです。大人だって同じですよね?自分に対して攻撃的な人に対しては反発したくなるでしょう。そこで、子どもの好物をニンジンに使ってみましょう。トーストのにおいを漂わせたり、「今日はあなたが大好きな卵焼きだよ」「焼きたてを食べたほうがおいしいよ」と言ったりして、子どもが「早く起きよう!」と思えるような方向にいざなってあげるのです。そのようにお膳立てをして、「早く!」「だめ!」と言わないですむように考えてみてください。『遊びの中で試行錯誤する子どもと保育者 子どもの「考える力」を育む保育実践』岩立京子 監修/明石書店(2019)■ 東京家政大学子ども学部教授・岩立京子先生 インタビュー記事一覧第1回:イヤイヤ期には“気そらし方略”がうまくいく。3歳の子育てを楽にする、2歳までの「しつけ」のコツ第2回:もう「早く!」なんて言わなくていい。“ニンジン作戦”で子どもを楽しい世界にいざなってあげて第3回:子どもの失敗の機会を奪う「悪い先回り」を今すぐやめて、「いい先回り」をするための工夫とは?(※近日公開)第4回:「しつけもしっかりしたいけど、自主性も育てたい」親のこの考えが“完全に間違っている”理由(※近日公開)【プロフィール】岩立京子(いわたて・きょうこ)1954年生まれ、東京都出身。東京家政大学子ども学部教授。東京学芸大学名誉教授。東京学芸大学教育学部卒業後、同大学大学院教育学研究科修士課程を経て、筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学心理学系技官を経て、1986に東京学芸大学講師となり、1991年に筑波大学で博士(心理学)を取得。その後、東京学芸大学で34年間にわたり保育・幼児教育の専門家養成に関わった後、現職に就く。2014年から2017年まで、東京学芸大学附属幼稚園長を兼任。主な著書に『幼児理解の理論と方法』(光生館)、『保育内容 人間関係』(光生館)、『たのしく学べる乳幼児の心理』(福村出版)、『乳幼児心理学』(北大路書房)、『新幼稚園教育要領の展開』(明治図書出版)、『子どものしつけがわかる本 がまんできる子、やる気のある子を育てる!』(主婦の友社)がある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年05月29日こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。子どもが人に迷惑をかけたら絶対に謝らせるべきでしょうか。「ごめんなさい」を言わない子どもを許してしまったら、大人になっても謝れない人になってしまうでしょうか? 今日は「子どもにごめんなさいを言わせること」についてお話しします。 無理強いして謝る子どもの気持ち力づくで子どもの頭を押さえつけ、謝らせた経験のあるママは多いと思いますが、「謝りなさい!」と強要されているときの子どもの気持ちを考えてみたことがあるでしょうか。 4歳ぐらいまでは「怖い」「この場から逃げたい」「助けて」など、そこにあるのは恐怖のみかもしれません。 5歳以降になると、「自分は悪くないのになぜ謝らないといけないの?」もしくは 「自分がダメな子だからママはこんなに怒るんだ」という恐怖に加え、反発感情、自己否定の気持ちが渦巻きます。 10歳ぐらいになると「まただ、めんどくさい」と、適当に聞き流す術を覚え、 ママがひとりでカッカしたところで、どの年代の子も反省などほとんどしない状況に陥りがちです。 反撃は思春期になってから彼らが思春期を迎えるころ、反撃する体力と知識を備えた子どもは、昔ママにやられたことと同じ方法で攻撃してくるようになります。「謝れ!」「親は全部正しいの!?」「大人なんか偉そうなだけ!」。 子どもに「謝れ」と言われても頭を下げることは本当に難しく、そのときのママの感情は、恐怖と怒りと自己否定と現実逃避。各年代の子どもたちとまったく同じ気持ちが働きます。 ママが子どものお手本に小さな子どもに「ごめんなさい」の強要はいりません。無理に頭を下げさせることにパワーを使うより、 心の中で反省する、心の中でごめんなさいを言う。それで十分です。 ママが「ごめんなさい」と言ったら周りの空気が明るくなってみんなが笑顔になった。子どもは、そんな変化を敏感に観察して「ごめんなさい」は気持ちのいいことだと学んでいくのです。 子どもはママの行動を見ています。イラっときたらまずは深呼吸をして、子どもに「ごめんなさい」のお手本を示してあげましょう。さらりと笑顔で「ごめんなさい」が言える、そんな大きな器のママを目指したいですね。 監修者・著者:助産師 助産院ばぶばぶ院長 HISAKO総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門助産院を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2020年に12人目を出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。
2020年05月17日登場人物ほにゅ:2018年2月生まれ。泣くのが得意。薄毛。飽き性。笑顔で母をノックアウトできる。つぶみ:ほにゅの母。すぐムリっていう。一応一生懸命取り組む。ぺー:ほにゅの父。効率的に動きまくる。優しい。声がでかい。子どもの言い間違いあるある…?編集後記子どもの言い間違いってとてもかわいらしいですよね。「トウモロコシ」を「とうもころし」、「おくすり」を「おしゅくり」、「おとこのこ」を「おとのここ」なんていう言い間違いも子どものかわいらしい一面です。ほにゅくんは「消防車」を「ぼーそーしゃ」と言っているのですね。なんとも強そうな消防車です。さらに、救急車と消防車のサイレンの区別もまだ難しいといったシーンもほにゅくんの年齢ならではのかわいらしさではないでしょうか。言い間違いは子どものころの思い出としても、ぜひ記録しておきたい成長のひとつですね。(ままのて編集部)ままのて公式SNSアカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!つぶみさんが描くほにゅくん漫画が動画になりました!ままのてで大人気の育児漫画が動画でも楽しめるようになりました。今後もつぶみさんの漫画動画を随時更新していく予定です。その他の育児漫画や育児に関するお役立ち情報、生活の知恵がたくさん配信されていますよ。どの動画にも字幕が付いているので、赤ちゃんや子どもが寝ているときでも音声なしで楽しんでいただけます。ぜひチャンネル登録してみてくださいね。過去のエピソード著者情報
2020年05月13日子どもにとって、親の言葉は良くも悪くも強力です。たった一言が、子どもに確固たる自信を与えたり、一生の傷を残したりすることもあります。なかには、特別な言葉ではなく、何気なく発したちょっとした言葉が、知らぬ間に子どもに悪影響を与えてしまう場合も……。今回は、そんなつい言ってしまいがちなNGワードをご紹介します。「親の言葉でやる気を失う」51%個別指導塾「スクールIE」を運営する、やる気スイッチグループホールディングスが実施した調査によれば、中高生の51%が、親の言葉により「やる気スイッチ」がオフになった経験があると言います。彼らが言われた言葉で最も多かったのが、「勉強しなさい・早くしなさい」。そのほとんどは、彼らが「やろうと思っている」、もしくは「やらなくてはいけないことはわかっている」という状況のなかで言われたそうです。たしかに、自分がやろうとしているところに、他人から追い打ちをかけるような言葉を言われるといい気はしないでしょう。しかし、ほとんどの場合、この言葉を発する側に悪気はありません。口癖のようになっていて、言ったことすら覚えていないということも少なくないのではないでしょうか。つまり、自覚なく発している親の言葉が、繰り返し子どものやる気を奪っている可能性があると考えられるのです。こうした現象は、残念ながら決して珍しいことではありません。じつは、子どもの教育に悪影響を及ぼしてしまう、親がつい言ってしまいがちな言葉というのは、「勉強しなさい・早くしなさい」のほかにもたくさんあるのです。親から子へのNGワード7選つい言ってしまいがちなNGワードを7つご紹介しましょう。NGワード1:「なんで○○するの!?」子どもが意にそぐわない行動を取ったとき、「なんでこういうことをするの!?」と語気を荒げて言いたくなることもあるでしょう。しかし、「コミュニケーションのプロ」としてメディアに多数出演する作家・カウンセラーの五百田達成さんは、それを「親としてイマイチな対応」と指摘します。たとえば、子どもがレストランで水をこぼしてしまったとき。「なんでこぼすの!」と叱るのは、親としてイマイチな対応といえます。とても純粋な人間である子どもは、どうしてこぼしたのかと親に問い詰められたら、怖くて黙ってしまうか、もしくは原因をあれこれ言うでしょう。でも、親は言い訳を聞きたいわけではなく、反省の弁を聞きたいわけで、子どものウジウジした態度にますます腹が立ってしまうのです。つまりこの質問は不毛なわけです。(引用元:ウーマンエキサイト|子どもに言ってはいけない「なんで○○するの?」声がけは“愛情より戦略”【あなたは大丈夫?話し方で得する人・損する人 第3回】)五百田さんが提案するのは、子どもが何かしでかしたときでも、「これからはどうすればいいと思う?」などの前向きな言葉がけをすること。親が親身になって話を聞けば、ガミガミ叱らなくても子どもは十分反省するのだそうです。NGワード2:「ちょっと待って」同様に、五百田さんは、親が忙しいときによく言ってしまう「ちょっと待って」という言葉もNGとしています。その理由は、「ちょっと」という表現が曖昧で、どの程度の時間を示すのか子どもにはわからないからだそう。たとえて言うならば、職場で上司から「なる早でお願い」と仕事を頼まれたときと同じです。“なる早”の感覚は今日だったり、1週間後だったり、人それぞれ違います。こんなあいまいな会話ではコミュニケーションとしては成立しませんよね。(引用元:ウーマンエキサイト|子どもに言ってはいけない「なんで○○するの?」声がけは“愛情より戦略”【あなたは大丈夫?話し方で得する人・損する人 第3回】)では、どうすればいいのでしょうか。五百田さんが提案するのは、「ちょっと」がどれくらいなのか具体的に示すこと。「洗い物が終わるまで待って」 「あと10分待って」と、子どもにもわかるように伝えればいいのです。NGワード3:「そんなこともできないの?」教育関係のベストセラーを多数持つ教育評論家の親野智可等さんは、子どもの能力を否定するような言葉を発する親に警鐘を鳴らします。その言葉のひとつが、「そんなこともできないの?」。たとえば、算数の計算問題でミスをした子どもが、「3年生にもなって、足し算もできないの?」と親から言われたとしましょう。すると、その子は「自分は算数ができない」という思い込みにとらわれ、何十年も抜け出せなくなる可能性があるのだそうです。悪気がなくとも、「絵が苦手なんだね」「運動音痴だね」などの言葉を発してしまう方も要注意。大切なのは、能力を肯定して信じてあげること。「次はきっとできるよ!」など、前向きな言葉がけを心がけてみましょう。NGワード4:「そんな子はうちの子じゃありません!」親野さんは、存在否定の言葉も子どもに言ってはいけないと言います。たとえば、「そんな子はうちの子じゃありません!」という言葉。これを本心から言う人はいないと思いますが……子どもが反抗したときなどについ感情的になって、もしくは冗談半分で言ってしまったことのある人は少なくないはず。親野さんいわく、存在否定の言葉を言われた子どもは、「自分はいてはいけないのではないか?」と自己否定感にとらわれ続けることになってしまうのだそう。我が子が自己否定感にとらわれ続けるなんて、親としても不本意でしょう。であれば、存在否定の言葉は能力否定の言葉と同様、今すぐやめなければなりません。そして、正反対の言葉がけを心がけましょう。「あなたのことが大好き」「生まれてきてくれてありがとう」など、子どもの存在を無条件に肯定する言葉を日頃から伝えることで、子どもの自己肯定感も高められると言います。NGワード5:「だから言ったでしょう」子どもが親の注意を無視した結果、トラブルを招いたとき――たとえば、子どもが走り回って、親の「危ないからやめなさい」という注意を無視して転んだときは、「だから言ったでしょう」とため息混じりに言いたくもなるでしょう。しかし、心理カウンセラーの佐藤栄子さんは、子どもにとっては、このやり取りのなかで「何が “だから” なのか」がわからないと指摘します。このようなやり取りを繰り返していると、子どもは理由がわからないまま謝り続けることになり、積極性や自信を失ってしまうのだそう。その結果、何かに取り組む際に自身にブレーキをかけてしまうようになることがあるのだとか。佐藤さんによれば、この言葉を使うときの注意点は、「何が “だから” なのか」を説明すること。「ここで走り回ったら、人やモノにぶつかって転ぶことがあるってわかったよね。今度からは気をつけよう」など、わかりやすく伝えましょう。NGワード6:「○○ちゃんってすごいんだね」佐藤さんは、親が子どもの友人の名前を挙げてほめることもNGとしています。理由は、子どもが「ママは自分より○○ちゃんをすごいと思っているんだ」と思い込み、「親の期待に応えられない自分」に自信が持てなくなってしまうからだそう。なかには、親の注目を集めようと悪さをするようになることもあるのだとか。そんなときは、必ず自分の子どもの良いところも挙げるようにすると良いそうです。「○○ちゃんは絵が上手だね。あなたは工作がすごく上手。ふたりともすごいね!」というように、一緒にほめてみてはいかがでしょう。子どもに「自分もママに認めてもらえている」と認識させることができ、安心感を与えることができるはずです。NGワード7:「いい子だね」「いい子だね」は、おそらく多くの方が頻繁に口にしているでしょう。しかし、保育歴60年のベテラン保育士である大川繁子さんの著書『92歳の現役保育士が伝えたい 親子で幸せになる子育て』(実務教育出版)では、この言葉は親が子どもに言うにふさわしい言葉とされていません。同書によれば、「いい子だね」は人を評価する言葉であり、上の人間が下の人間を判定する際に使うもの。また、「いい子だね」とほめられた子どもは、次もほめられることを目的に行動するなど、評価ばかり気にするようになってしまうのだそうです。そのため、子どもが良い行動をしたとき、大川さんは別の言葉で子どもを喜ばせることをすすめています。ですから子どもに対しても評価の言葉は使わず、自分の気持ちを軸に接します。たとえばお友だちにおもちゃを譲ってあげていたら、「友だちに優しくできたね。先生、とってもうれしいよ」って。(中略)「だれかによろこんでもらったり、人のためになったりすることって、うれしいな」――褒めずに感謝の気持ちを伝えることで、そんな貢献のよろこびを感じてほしいと思うのです。(引用元:YAHOO!JAPAN ニュース|子どもに「いい子だね」「すごいね」と言ってはいけない理由)「いい子だね」といった言葉の代わりに、「○○ができたね。ママ嬉しいな」と感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。***こうして見ていくと、親が子どもについ言ってしまうNGワードは、大人どうしでもNGであることが多いことがわかります。それをつい言ってしまうのは、良く言えば親子間の親密度の高さ、悪く言えば緊張感のなさの現れと言えるのかもしれませんね。子どももひとりの人間。相手の気持ちを考えながら接することで、子どもに悪影響を与える発言を控えられるとともに、親子関係もより良くなっていくのではないでしょうか。(参考)やる気スイッチグループ|親に言われてやる気スイッチがオフになる言葉 第1位「勉強しなさい!」東洋経済ONLINE|子どもに絶対言ってはいけない「全否定3要素」YAHOO!JAPAN ニュース|子どもに「いい子だね」「すごいね」と言ってはいけない理由ウーマンエキサイト|子どもに言ってはいけない「なんで○○するの?」声がけは“愛情より戦略”【あなたは大丈夫?話し方で得する人・損する人 第3回】ウーマンエキサイト|親が直すべき口癖3つ! 子供の性格にも影響が出るリスクも
2020年05月01日公園や児童館などの子どもが集まる場所に行くと、起こりがちな子ども同士のケンカ。その時によく見かけるのは、すぐにママが仲裁に入り、自分の子どもに「ごめんなさい」と言わせて解決する姿。元保育士の私としては、「ああ~!もったいない!」と思ってしまいます。ケンカは子どもにとって成長のチャンスなのです。そこで今回は、保育の現場でやっている、子ども同士のケンカの時、「ごめんなさい」を言わせるより大切なことをお伝えします。ケンカは成長のチャンスケンカは、人に思いを伝えた結果、ぶつかってしまうから起こります。思いを伝えることは、人と関わっていく中で必要なことですよね。たくさんケンカをすることで、ぶつかった時どのように解決するか、引き出しがどんどん増えていくのです。また、どんな伝え方をすればケンカにならないかということも、少しずつ学んでいきます。ケンカをして仲直りする経験を積み重ねていくと、コミュニケーションが上手になり、人と関わることが好きになります。そのため保育の現場で先生は、ケンカは成長の機会ととらえて対応しています。子どもの気持ちを代弁しようまだ言葉の話せない年齢の子どもは相手を叩いたり、大声をあげたりしてケンカになることが多々あります。物の取り合い、自分の行きたい所にいたからなど、大人にとっては些細なことでも、子どもにとっては大きなこと。うまく言葉にできないためケンカに発展します。その時になにより大切なのは、大人が子どもの気持ちを代弁することなのです。オモチャの取り合いでケンカになり叩いてしまった場合、「これが欲しかったのね」「ひっぱられて嫌だったね」など、まずは子どもの気持ちを汲み取り代弁します。子どもは、気持ちを理解してもらえて落ち着くとともに、自分の気持ちを伝える言葉を知ることができます。その上で「次は、貸してって言ってみよう」など方法を伝えるとよいです。代弁することをせず、「叩いてはダメ」と教えたり、「ごめんね」を言うことだけを教えても、子どもは解決方法を学べず、同じことを繰り返してしまいます。自分たちで仲直りできるようにしよう言葉が話せる年齢になったら、ケンカになった時、なるべく自分たちで仲直りするようにサポートしてあげましょう。言葉で相手に気持ちが伝えられるようになっても、やりたい事が一緒で「これぼくの!」「わたしが先!」とケンカになることがあります。このようなケンカは、ケガに繋がらないように気をつけながら見守りましょう。ケンカをしながら、言葉で相手を説得したり、お互いに納得する方法を考えたりと、たくさんのことを学びます。子どもだけでは解決方法が見つからない時は、大人の出番。「順番にするのはどう?」「〇分になったら交代は?」など提案してあげましょう。ケンカがヒートアップして泣いたり暴れたりしてしまう時には、「いやだったね」と共感して、気持ちを整理してあげると落ち着きます。平等だけが解決策じゃない子どもたちが話し合ってお互い納得した方法は、大人から見ると平等でないことは多々あります。例えば、2人の子どもが10個のカラーボールのオモチャを取り合ってケンカをして、最終的に1人の子は8個。もう1人は2個になったとします。大人は半分の5個ずつ分けたくなってしまいますが、子どもが納得しているならば、口出しは不要です。カラーボールの数が少なくても「赤いボールさえもらえれば、2つでもいい」と取り引きをしていたりします。今回は相手に多くゆずると自分で決めた場合もあるでしょう。自分の欲求と相手の欲求の折り合いをつけて納得しているのです。またお互いすごく怒っていたのに、いつのまにかその内容を忘れて、ケロっと仲直りしていることもありますよね。特に問題解決しているように見えなくても、ケンカした相手とまた笑いあえるのも、とてもよい経験。ケンカの際大切なのは、「ごめんなさい」を言って終わりにしたり、平等に解決することではなく、お互いが納得することです。子どものケンカ、前向きに見守ろう子ども同士のケンカの時に大人がすべきことは、子どもの気持ちを代弁すること、また子ども同士で仲直りできるよう見守りサポートすること。私は、保育士として勤務をしている時もそうでしたが、今はわが子が友達とケンカを始めると、「がんばれ、がんばれ」と思いながら見守っています。相手の子にケガをさせないか神経をつかうこともありますが、ママの出番は最小限に。そして仲直りのあとには「よく言えたね」「いい考えだね」と、どちらの子も誉めることも。「ごめんなさい」の言葉は、悪かったと思った時には、自分から心を込めて言えると理想だなと思っています。ケンカはお互いにとって成長につながる経験になるので、すぐに止めてしまうのはもったいない!これからも前向きに柔軟に見守っていきたいと思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年04月20日はじめに、ママ友と絶対仲良くならなくてはいけないわけではありません。ママ友は必要ないと割り切れる人であれば、ママ友の顔色を伺いながら、面倒だなぁと思いながら付き合う必要もありません。 でもそうはいっても、保育園や幼稚園に子どもを通わせたら自然と出てきてしまう付き合いというのもあるでしょうし、ママ友とうまくいかなかったがために、自分はまだしも、子どもがいじめられてしまうようなことがあっては困ります。そんな不安を抱えるママたちに、初対面のママ友にできれば避けたいことをお伝えします。 聞かれたこと以外の自分の話はしないよほどの話上手でないかぎり、聞き上手のほうが好かれると言われています。興味のない話をずっとする人より、興味深げに自分の話を聞いてくれたり、親身に話を聞いてくれたり、自分の話を楽しそうに聞いてくれた人に対してのほうが好感を持つのではないでしょうか。聞いてもらえると、自分を受け入れてもらえたと感じることができ、承認欲求を満たせることが大きく関わっています。そのため、初対面のママには基本は聞き手にまわることを意識すると良いでしょう。質問されたら、質問された内容に対してだけ答えるようにすることもポイントです。自分を知ってもらおうと、相手が知りたいと思っていないことも自ら進んで言うのは控えたほうが良いでしょう。多くの場合、自分を知ってもらおうとすると、自分や家族の良いところを伝えるか、夫の悪口など、話題として引きがありそうなことを選択してしまいがちです。下手をすると、「この人、自慢ばかりしている」、または「なんだか悪口ばかり言っている」と思われてしまいかねません。 黙りすぎはNG。話すことがなければ質問を!聞き上手とは、ただ聞いているだけの人のことではありません。話を盛り上げることができる人でもあります。話を盛り上げるというのは、決しておもしろい話をするということではなく、相手が話やすい雰囲気をつくってあげること。そのために有効なのは、“質問”です。しかしながら、初対面ですから、個人的なことを深堀りするような質問はNGです。外堀から埋める感じで質問していきましょう。 無関心や無表情は避けるこの人の話つまらないな、ちょっと苦手かも、と思うこともあるでしょう。その場合でも、無関心や無表情はできれば避けましょう。無表情だとなんだか何を考えているのかわからず、怖い印象を与えてしまいます。また、明らかに無関心だと思われる態度は良い印象を与えません。そうはいっても、どうしてもそうなってしまうこともあるかと思います。その場合は、同じ話題で他の人に質問をしてみるか、早々にその場を切り上げることを考えるほうが良いかもしれません。 初対面ではお互いに、どんな人かこれからどんな付き合いになるかはまったくわからない状態です。その点はお互い様なので、あまり肩に力を入れずにスタートしてみてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年04月18日子どもをしかっているとき、いつの間にか怒りに変わってしまい、いつ許してよいか迷ってしまうことはありませんか? すでに子どもには何度も注意しているし、ここで簡単に許してしまったら子どもはまた同じことを繰り返しそう……など、さまざまなことが頭をよぎり、ついついしかるのを止めるタイミングを逸してしまう。そしてしかっているうちに、なんだか怒っている状態になってしまい、自分で引き際がわからなくなってしまった……。そんなとき、どうすればいいのでしょうか。 早く許すとママはすぐに許してくれると思ってしまう?口に物を入れたままお話ししない、電車の中ではおとなしくするなど、何度注意しても同じことをしてしまう子ども。一度や二度ならまだしも、もう何度言ったかわからないくらい言い続けているのに、一向に直る気配がない。「前もママ言ったよね?」最初は冷静にしかっていたつもりが、グチグチと小言に変わり子どもの態度も気に入らず、いつのまにか怒っている状況になってしまうことはよくあることです。 ここで再度冷静になって「今度は気を付けようね」と言って、おしまいにしたいところですが、この前もそう言ったしな……、ここで「うん」と言っておけば、ママは絶対許してくれると思っているのではないだろうか……、もう少ししかっている状況を続けたほうがいいのではないだろうか……。そんな思いが頭をよぎるママも多いのではないでしょうか。 では、早く許すと子どもは「ママはすぐに許してくれる」と思ってしまうのでしょうか?実は、早く許しても遅く許しても、多くの場合子どもは許してもらえると思っています。そして、許してもらえると思っている状態は悪いことではありません。人を信じる素地ができているとも言えますし、子ども自身が人を許すことを学んでいるとも言えるからです。 しかり続けることはマイナスしかり続けようがすぐにしかるのをやめようが、同じことをする子は同じことをまたするし、しない子はしないものです。 しかり続けられている子どもが思っていることは「ママの機嫌、早くなおらないかな」(と明確に思っているかは別として)がほとんどで、「なんていけないことをしてしまったんだ! 次は悪いことをしないようにしよう」と反省するのははじめのうちだけか、反省することもなく「またママ怒らせてしまった!」と思っていることがほとんどでしょう。ママとして望んでいるのは、子どもに萎縮してほしいのではなく、注意したことを次はやめてほしい、ということだと思います。あまりしかり続けると、子どもが萎縮してしまいかねませんし、子ども自身がそれを手本にして友人などを許さないという行為に出てしてしまう可能性も出てきてしまいます。しかるのは一瞬にして、次やったらまたしかる、それを繰り返すほうが効果的と心得ましょう。 自分の気持ちを抑えられないときに試したいことしかっているうちに「なんで何度言っても直らないのよ!」と怒りに変わり、子どもを許そうと思っても、なんだか気持ちが収まらず、うまくしかるのをやめられないときもあるかと思います。そんなときは、子どもの年齢ごとの心の成長について調べてみると気持ちが収まるかもしれません。たとえば、2歳のイヤイヤ期や6歳くらいに訪れる中間反抗期など、注意しても反抗してくる子どもについつい怒ってしまうこともあるかと思いますが、反抗こそが成長の印だと思えば、寛大な心で受け止められるようになるのではないでしょうか。また、子どもがなぜしかられているのか理解しているか尋ねてみるのもおすすめです。 「この前もママは○○してはダメって言ったよね? どうしてダメだと思う?」など、どうしてママがしかるのかについて尋ねてみましょう。そうすることで、子どもがしかられている理由を理解しているかママも知ることができます。子どもが理解しているようであれば、それでOKとしましょう。 ついついタガが外れてやってはいけなことを何度もしてしまうのが子どもです。長い目でできるようになるのを待ちましょう。 イラスト/sawawa著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2020年04月09日