島根県出雲市の「しまね花の郷」で観月の演奏会、お茶会が催される。日時は9月1日(土)、2日(日)の18:00~21:00。参加にはお月見券が必要。料金は前売り500円、当日700円、各日400枚の販売。雨天の場合は隣接の「朱鷺(とき)」会館での開催となる。お茶会では月明かりの下、三斎流さくら会によるお点前とお茶を楽しむことができる。三斎流は千利休の高弟の一人、豊前小倉藩主細川忠興を祖とする伝統的な茶道の一派だ。1日(土)には世界最古のオーケストラと言われる雅楽の演奏会が行われる。雅楽は、貴族の間で伝えられてきた1,300年以上の歴史をもつ日本の伝統音楽だ。演奏は「こころ音」雅楽会によるもので、19:00~と20:00~の2回行われる。曲は「越殿楽」など。2日(日)は「さだ須佐太鼓」の演奏会がある。これも1回目19:00~、2回目20:00~の2回演奏。さだ須佐太鼓は日本神話で有名なスサノオノミコトが鬼を退治した伝承に由来した演奏方法をとり、鬼の能面をつけて和太鼓をたたく。そのスタイルから「鬼面太鼓」と言われている。出雲に伝わる神話は多い。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治して櫛名田比売を救った物語や、大国主命が国作りをした神話でも知られている。まさに神話の舞台となった場所でのスサノオノミコトにちなんだ演奏だ。一般的に10月の事を神無月というが、10月になると全国の神様が出雲に集まることからそう言われているという説がある。逆に出雲は、旧暦の10月には出雲大社などで「神在月」の神事が行われるほど、古くから人々の信仰を集める場所でもある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日静岡県磐田市で地元の名物、豚足をカレーの具にした「おもろカレー」を味わうスタンプラリーが開催されている。「おもろ」とは静岡県西部地方で豚足を指す言葉。おもろはコラーゲンを多く含み、肌の美容に良いとされており、女性の人気も高まりつつある食材だ。開催日は8月17日(金)~10月31日(水)。スタンプカードは取扱店のほかに、磐田市商工観光課、磐田市観光案内所、磐田市情報館でも入手できる。景品は、スタンプ3個で全国共通食事券5,000円分が3名に、スタンプ2個で3,000円分が3名に抽選で当たる。なお、応募の締め切りは10月31日まで。磐田市のおもろカレー取扱店は富岡のR食堂、駒場のしおさい、上野部のなかや(要予約)、池田のよねやま、新島のアンジェロ(要予約)、中泉の昭和製氷株式会社(持ち帰りのみ)、ふじまさ、大原の肉のむらかみ(持ち帰りのみ)、二之宮のラ・カンティーナ、グルッぺちぐさ(要予約)、見付の天広、中和泉西新町のイワタライスランド本店および見付店の計13店舗だ。いずれも主要道路や磐田駅からのアクセスも良い。メニューは欧風のおもろカレーや三色おもろカレー、おもろカレー春巻き、自家野菜のおもろカレー、磐田カレー鍋など、店舗により具や味付けもバラエティに富んでいる。磐田市とカレーをつなぐ歴史は幕末にさかのぼる。日本で初めてカレーを食べた人と言われている赤松則良。1860年、勝海舟の指揮の元、咸臨丸で渡米したほか、倒幕後は明治新政府の海軍で活躍。横須賀造船所長、佐世保鎮守府の初代長官などを歴任し、後に日本造船の父と呼ばれたことでも知られる。晩年、磐田市に移り住んだ事が磐田市とカレーを結びつけた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日鳥取県境港市で、さかなと妖怪の町ならではの味と文化を楽しみながらウォーキングコースをめぐる「境港さかな・妖怪ウォーク」が開催される。その行程は6.6km、12.8kmの2コース用意がされている。開催日は9月30日(日)。参加コースごとに集合時間が異なり、12.8kmコースの参加者は9:30、6.6kmコース参加者は10:30に境港駅前広場に集合。参加料は高校生以上の一般1,000円、当日現地申し込みの場合は1,500円、小中学生の小人は500円、当日現地申し込みは1,000円となる。12.8kmコースはJR境港駅前広場~境港市民会館~正福寺~夢みなとタワー~大漁市場なかうら~境漁港~境台場公園~海とくらしの史料館~水木しげる記念館~水木しげるロード~JR境港駅前広場。6.6kmコースはJR境港駅前広場~境港市民会館~境漁港~境台場公園~海とくらしの史料館~水木しげる記念館~水木しげるロード~JR境港駅前広場。イベントにはとっとり健康づくり大使の佐々木えるざさん、吉本芸人のユウトさんも参加する。ユウトさんは、「よしもと鳥取県住みます芸人」で地域の情報や笑いを全国に発信する活動をしている。みどころは水木しげるロードを始め、承久の乱に敗れた後鳥羽天皇が隠岐に流罪にされる途中で立ち寄ったとされる「皇の松」、漫画家水木しげる氏の原点とされる「六道絵」がある「正福寺」、美保湾の景観が美しい「海浜公園」、日本有数の水揚げ量を誇る「境漁港」、白い灯台が美しい「境台場公園」、日本一のはく製水族館「海とくらしの史料館」などがある。水木しげるロードは鬼太郎やネズミ男、目玉のおやじをはじめとするお馴染みのキャラクターに加え、猫娘、一反もめん、ぬりかべなど「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフとした139もの妖怪ブロンズ像が設置されており、独特の空間を演出している。「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれている人気の観光スポットだ。イベント参加者には「海とくらしの史料館」のプレゼントを始め、「カニ汁」がふるまわれる。完歩者には「完歩証」が渡される。イベント詳細・申し込み方法など 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日新潟県十日町市で織物の町にちなんだ「きものの街のキルト展」が開催される。「きものの街のキルト展」の開催日は9月15日(土)~30日(日)まで。時間は10:00~17:00となる。会場は、十日町市民体育館のほか、市街地の各商店街など街中に展示されるのが特色だ。展示されるキルトは会期前に募集された作品。応募者全員のキルトが展示される。また、高田デザイン企画ルームの「美しい日本の四季キルト展」と題した特設展示も催される。ヴィクトリアンキルトで知られる園部美知子氏の講習会もあり、リボン刺しゅうのテクニックで作るヴィクトリアンのきんちゃく型ポーチ作りを体験できる。日時は15日(土)14:00~16:00、場所は十日町市民体育館だ。定員は11名、講習料は材料費込みで6,000円。十日町市の着物文化の歴史は古く、1,500年以上前の遺跡から織物の痕跡がついた土器が出土している。中世から江戸時代にかけて「越後布」と呼ばれる麻織物産業で栄え、その後絹織物に転換した。現在、十日町明石ちぢみ、十日町がすりは伝統工芸品に指定されており、十日町市の織物を代表するブランドとなっている。十日町市は、歴史の教科書などでおなじみの「火炎型土器」で有名な笹山遺跡があることでも知られる。笹山遺跡は縄文時代中期・後期(約5,300年~4,500年前)の遺跡で、十日町市指定史跡だ。1999年に「火炎型土器」、「王冠型土器」などがほぼ完全な姿で出土し、その原始的造形の美しさから、新潟県初の国宝に指定された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日千葉県鴨川市郷土資料館では、収蔵資料展「万祝(まいわい)~海の男の晴れ着~」を開催中。期間は9月9日(日)まで。鴨川市郷土資料館で展示中の「万祝」は、江戸時代の房総半島の漁村が発祥と言われる漁師の晴れ着で、和服の一種。大漁の祝いに網主や船主が網子や船子たちに反物を配り、それをおそろいの着物に仕立てて着て、神社仏閣にお参りに行ったのが始まりとされている。そもそも大漁時の祝宴を「まんいわい」と言い、次第に祝着そのものを「まいわい」と呼ぶようになったと言われている。この房総半島の風習が、青森県から静岡県にかけての太平洋沿岸地域に広がった。その呼び名は「まいわい」が一般的だが、東北地方の一部では「長バンテン」、「大漁バンテン」、「カンバン」とも呼ばれていた。また、「万祝」の大漁祝いは、普通の大漁とけた外れの大漁をさす。普通の大漁の場合は手ぬぐいを出し、けた外れの大漁の時だけに作ったのが「万祝」だ。「万祝」の絵柄は、背型と腰型に分けられ、背型には多くの場合鶴を背景にして、注文した家や船印、船名が描かれる。すそ模様に当たる腰型には、松竹梅・鶴亀・七福神などの縁起物や、浦島太郎・桃太郎などの昔話を題材にしたもの、マグロ・カツオ・クジラなど漁獲物をあらわすものなど、バラエティーに富んでいるのが特徴だ。その鮮やかさは「漁民民芸の結晶」と呼ぶ人もいるほどで、生地は、通常は木綿が使われるが、まれに絹が使われた事例もみられる。この染色技法は、現在でも各地に継承されて、民芸品などに活かされている。「万祝」の注文が1回に20~100反くらいあったというほどの大ブームもあった。房総地方では、一般的に紺屋は生活着からあつらえ品の「万祝」まであらゆる品の製造販売を行う「万(よろず)染物店」が普通だったが、「万祝」の需要が高まったころは、「万祝」中心の生産体制をとる店が現れたほど。しかし、その後、需要がなくなり、多くが「万染物店」に戻るか、廃業・商売替えをするようになり、現在では鴨川市内にわずか2軒を残すだけとなっている。和服の常として、古くなったものはほどいて仕立て直したり、ぼろとして消費されたため、古い「万祝」はほとんど現存していない。今回の展示では、郷土資料館に収蔵されている「万祝」9点、「型紙」8セット、万祝を着た当時の写真5点が紹介されている。海の男の粋な晴れ姿を鑑賞できる貴重なチャンスだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日カラリと揚げた鶏肉を甘酢ダレに漬け、タルタルソースをたっぷりかけて食す。チキン南蛮は今や全国の食卓でもおなじみの料理だ。その発祥の地がは宮崎県であることは知られているが、当然ながらある時を境に県下全域で一斉に食べられ始めたのではない。そのふるさとを探っていく内に分かったのは、意外にも日本有数の企業城下町の生まれということだった。チキン南蛮といえばココ!といわれるほど、よく知られているレストラン「おぐら」。その本店が宮崎市にあるため、チキン南蛮のルーツはてっきり宮崎市だと思っていた。ところが、「チキン南蛮発祥のまち」としてPR活動をしている街が他にあるという。宮崎市から北に向かって車で走ること2時間余りのところに位置する、宮崎県北部の中心的な街・延岡市である。早速まちおこしグループ「延岡発祥チキン南蛮党」を訪ねてみた。このグループは2009年に発足。「延岡を元気にしたい」とチキン南蛮を愛する市民が市や観光協会の支援のもと、チキン南蛮を出すお店のマップ作成やキャラクター作り、チキン南蛮食べ歩きとまち歩きをセットにした「チキなんウォーク」の開催などを行っているという。また、「B-1グランプリ」を主催する愛Bリーグにも加盟するなど、活発に活動をしている。話を聞いてみると、チキン南蛮は昭和30年代にこの街で人気を誇っていた「洋食屋ロンドン」のまかないが原型だと分かった。さらに面白いことに、これをもとに甘酢ダレで食べるタイプと、おなじみのタルタルソースで食べるタイプとの2系統の味が生まれたという。甘酢ダレは今も延岡市内で看板をあげる「お食事の店直ちゃん」がルーツ。先代の故・後藤直さんが試行錯誤の末に作り上げ、2代目がその味をかたくなに守っている。かたやタルタルソースで食べるのは「おぐら」の創始者である故・甲斐義光さんによるアイデアだ。マヨネーズ作りから始まるタルタルソースはオリジナルの味で、おぐらではサラダなどを盛り合わせた典型的な洋食スタイルで提供していた。では、なぜチキン南蛮が全国区になったのか。その鍵はおそらくおぐらが握っているようだ。おぐらは昭和40年代の宮崎観光ブームもあって店をチェーン展開した。支店が増えるとともに、タルタルソース味は宮崎県民に支持されて県下に浸透。それがいつしか観光客の口コミにのって全国に広まったと考えられる。2大ルーツの味とはどんなものか。まずは直ちゃんを訪ねてみた。店内に入ると、カウンターが目に飛び込んできた。その前に並ぶ緑色の丸イスがレトロな雰囲気を醸している。オーダーして待つことしばし。出てきたチキン南蛮はお皿にデンとのり、かなりの迫力。タルタルソースがかかっていない分、とてもシンプルな印象だ。揚げものでありながらさっぱりした味わいで、ギトギトした油っぽさは感じられない。お店の方によると、宮崎県産の鶏のムネ肉をサックリ揚げ、秘伝のタレにくぐらせているという。かんきつ系の香り漂うタレが食欲をそそる。あと口もさわやかなだけに酒の肴にもぴったりで、左党に好まれているそうだ。一方、おぐらはどうだろうか。昭和46年開店の大瀬店にうかがう。こちらは明るい雰囲気のファミリーレストランといった造りだ。こちらのチキン南蛮も洋食スタイルで提供。キャベツに寄り添うようにチキンが盛りつけられ、その前面にタルタルソースが広がる。背筋を伸ばしていただきたくなるような、洗練された装いだ。ムネ肉は食べやすいように数ピースに分けて揚げてある。彩りを添えるタルタルソースはやや甘めでまろやかな味。ピクルスを使わないのが特徴で、子どもにも好評だという。延岡発祥チキン南蛮党によると、市内ではこの2店を筆頭に50店ほどがチキン南蛮を提供しているとか。どの店も高いレベルで味を競っており、南蛮にする際のタレとタルタルソースに店の個性が表れるという。これは泊まりがけで店巡りをしてみる価値がありそうだ。●informationお食事の店直ちゃん住所:宮崎県延岡市栄町7-12交通:JR延岡駅前を左折、徒歩約3分営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00定休日:火曜日(月曜日は昼のみ)席数:16席駐車場:2台【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日カラリと揚げた鶏肉を甘酢ダレに漬け、タルタルソースをたっぷりかけて食す。チキン南蛮は今や全国の食卓でもおなじみの料理だ。その発祥の地がは宮崎県であることは知られているが、当然ながらある時を境に県下全域で一斉に食べられ始めたのではない。そのふるさとを探っていく内に分かったのは、意外にも日本有数の企業城下町の生まれということだった。チキン南蛮といえばココ!といわれるほど、よく知られているレストラン「おぐら」。その本店が宮崎市にあるため、チキン南蛮のルーツはてっきり宮崎市だと思っていた。ところが、「チキン南蛮発祥のまち」としてPR活動をしている街が他にあるという。宮崎市から北に向かって車で走ること2時間余りのところに位置する、宮崎県北部の中心的な街・延岡市である。早速まちおこしグループ「延岡発祥チキン南蛮党」を訪ねてみた。このグループは2009年に発足。「延岡を元気にしたい」とチキン南蛮を愛する市民が市や観光協会の支援のもと、チキン南蛮を出すお店のマップ作成やキャラクター作り、チキン南蛮食べ歩きとまち歩きをセットにした「チキなんウォーク」の開催などを行っているという。また、「B-1グランプリ」を主催する愛Bリーグにも加盟するなど、活発に活動をしている。話を聞いてみると、チキン南蛮は昭和30年代にこの街で人気を誇っていた「洋食屋ロンドン」のまかないが原型だと分かった。さらに面白いことに、これをもとに甘酢ダレで食べるタイプと、おなじみのタルタルソースで食べるタイプとの2系統の味が生まれたという。甘酢ダレは今も延岡市内で看板をあげる「お食事の店直ちゃん」がルーツ。先代の故・後藤直さんが試行錯誤の末に作り上げ、2代目がその味をかたくなに守っている。かたやタルタルソースで食べるのは「おぐら」の創始者である故・甲斐義光さんによるアイデアだ。マヨネーズ作りから始まるタルタルソースはオリジナルの味で、おぐらではサラダなどを盛り合わせた典型的な洋食スタイルで提供していた。では、なぜチキン南蛮が全国区になったのか。その鍵はおそらくおぐらが握っているようだ。おぐらは昭和40年代の宮崎観光ブームもあって店をチェーン展開した。支店が増えるとともに、タルタルソース味は宮崎県民に支持されて県下に浸透。それがいつしか観光客の口コミにのって全国に広まったと考えられる。2大ルーツの味とはどんなものか。まずは直ちゃんを訪ねてみた。店内に入ると、カウンターが目に飛び込んできた。その前に並ぶ緑色の丸イスがレトロな雰囲気を醸している。オーダーして待つことしばし。出てきたチキン南蛮はお皿にデンとのり、かなりの迫力。タルタルソースがかかっていない分、とてもシンプルな印象だ。揚げものでありながらさっぱりした味わいで、ギトギトした油っぽさは感じられない。お店の方によると、宮崎県産の鶏のムネ肉をサックリ揚げ、秘伝のタレにくぐらせているという。かんきつ系の香り漂うタレが食欲をそそる。あと口もさわやかなだけに酒の肴にもぴったりで、左党に好まれているそうだ。一方、おぐらはどうだろうか。昭和46年開店の大瀬店にうかがう。こちらは明るい雰囲気のファミリーレストランといった造りだ。こちらのチキン南蛮も洋食スタイルで提供。キャベツに寄り添うようにチキンが盛りつけられ、その前面にタルタルソースが広がる。背筋を伸ばしていただきたくなるような、洗練された装いだ。ムネ肉は食べやすいように数ピースに分けて揚げてある。彩りを添えるタルタルソースはやや甘めでまろやかな味。ピクルスを使わないのが特徴で、子どもにも好評だという。延岡発祥チキン南蛮党によると、市内ではこの2店を筆頭に50店ほどがチキン南蛮を提供しているとか。どの店も高いレベルで味を競っており、南蛮にする際のタレとタルタルソースに店の個性が表れるという。これは泊まりがけで店巡りをしてみる価値がありそうだ。●informationお食事の店直ちゃん住所:宮崎県延岡市栄町7-12交通:JR延岡駅前を左折、徒歩約3分営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00定休日:火曜日(月曜日は昼のみ)席数:16席駐車場:2台【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日福島県いわき市の石炭・化石館「ほるる」で18日、19日の2日間、体験型イベント「ミステリーナイト」が開催される。両日とも18時~21時。イベントでは、「ナイトミュージアム」と「星空映画鑑賞会」、「エコキャンドルナイト」(18日のみ)、「ほるる縁日」が実施される。「ナイトミュージアム」は、照明の消された「ほるる」館内を懐中電灯の灯りを頼りに探検する。「ほるる」の1階には化石展示室があり、古生代の化石、中生代の化石、新生代、第三紀の化石、先生代、第四紀の化石と年代ごとに展示されている。みどころは、トリケラトプス、エレモテリウム、ティラノサウルスなど陸の恐竜の化石や、マッコウクジラ、アンモナイト、プリオサウルスなど海の生物の化石、恐竜の卵の化石、マメンチサウルスをはじめとする8千年前のクビナガリュウの化石など迫力ある展示物だ。18日のみ開催される「エコキャンドルナイト」では石炭を燃やし、蒸気でプロペラを動かしたり、照明を点灯させたりする体験ができる。「ほるる縁日」ではポップコーンや綿あめなどの出店がある。さらに「星空映画鑑賞会」では「アイスエイジ3」が無料で上映される。上映開始は19時から。いわき市石炭・化石館「ほるる」は、戦前、戦後を通じて日本のエネルギーを支えた、いわき市の石炭産業を後世に伝えることと、いわき市や諸外国で発掘された学術的に貴重な化石資料を展示することを目的とした複合施設で、化石の他、坑内の様子を再現した「模擬坑道」や炭鉱で働く人々の生活を展示している「生活館」などがある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日宇部興産は10月7日、日本フィルハーモニー交響楽団(日本フィル)を山口県宇部市に招き、「VIVA!クラシック-渡辺翁記念会館開館75周年記念第5回宇部興産グループチャリティーコンサート」と「ふれあいコンサート」を開催する。これは同社が企業理念「共存同栄」に基づく地域との共生をめざし、「音楽を通じた地域文化振興への貢献」を目的に毎年行っているもの。今年の「宇部興産グループチャリティーコンサート」は、新進気鋭の若手女性指揮者である三ツ橋敬子さんを招く。人気・実力ともに日本を代表するピアニストである小山実稚恵さんの演奏を交え、昨年の来場者アンケートで多くの希望が寄せられたモーツァルトの曲を演奏する予定だ。また、今回は特別に一般的に非公開で行われる本番前のゲネプロ(最終リハーサル)に、市内の小・中学生約500名(保護者・引率者含む)と、宇部総合支援学校等に在籍する障がい児約50名(保護者・引率者含む)を、それぞれ無料招待するという。さらに、日本フィルと三ツ橋敬子さん、小山実稚恵さんの協力のもと、コンサート当日、地元FM局(FMきらら)でライブ放送が行われる。コンサート前日の10月6日には、入院患者に日本フィル団員が奏でる生の音楽に触れてもらおうと、昨年に引き続きアクトビレッジおのと宇部興産中央病院、山口大学医学部附属病院で「ふれあいコンサート」を開催する予定だ。今回のコンサートには「VIVA!クラシック渡辺翁記念会館開館75周年記念」の冠がついているが、これは会場となる渡辺翁記念会館が開館してから今年で75周年を迎えるためだ。渡辺翁とは宇部興産の創業の祖である渡辺祐策のこと。生前の業績をたたえる事業の1つとして、1937年7月に渡辺翁記念会館が開館した。そこで、宇部市がこの秋企画する「VIVA!クラシック」と銘打ったクラシック音楽イベントに協賛するかたちとなった。開場13時20分、開演14時、終演予定16時。入場料は全席3,000円で、料金のうち2,000円はこれまで同様に地域の音楽文化向上のために音楽関係諸団体へ、残り1,000円は昨年の東日本大震災の被災地域へ宇部市民の復興支援金としてそれぞれ寄付される予定という。入場券の発売は9月9日から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日約5万4,000年前の御嶽山の噴火の際に流れ出た溶岩で形成された大岩壁「巌立(がんだて)」。その巌立を目の前で見ることができる”がんだて公園”(岐阜県下呂市小坂町落合)で18日、「がんだてライブ」が開催される。「がんだてライブ」は、高さ72メートル、幅120メートルの「巌立峡」をバックに下呂市内外のミュージシャンが9時間にわたって熱演する、夏恒例の音楽イベント。ライブ中盤の日没後には「巌立」がライトアップされ、演奏とともに雄大で幻想的なスペクタクルも楽しめる。音楽と大自然との競演も見どころの一つだ。会場となる下呂市小坂町は、落差5メートル以上の滝が200以上もある滝のメッカ。その大小さまざまな滝を組み合わせて散策コースを設定し、「小坂の滝めぐり」として環境に配慮したガイド付きツアーを行ってきたところ、岐阜県から「岐阜の宝もの」第1号に認定。がんだて公園は滝めぐりの拠点施設となるため、これをさまざまな面で盛り上げようと地元の有志が集まり、2008年(平成20年)から音楽イベントを行ってきた。今回の出演者は地元のアマチュアバンドだけではなく、高田簾多良、ヨウヘイ、Risa、NINESTATESが登場し、今までにないクオリティーで会場を盛り上げてくれる。また、当日は会場において「がんだてビアガーデン」も同時開催しており、溶岩で焼くジンギスカンやアマゴのてんぷらなど小坂町ならではの味も楽しめる。入場無料、開演時間は14時~23時。雨天中止。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日知多半島と渥美半島に挟まれ、三河湾に面した愛知県西尾市一色町の諏訪神社で8月26日・27日、「三河一色大提灯まつり(みかわいっしきおおぢょうちんまつり)」が開催される。「三河一色大提灯まつり」は、約450年もの長い歴史を持つ由緒ある祭りだ。会場となる諏訪神社は、愛知県指定民俗資料(有形民俗)文化財である。永禄(えいろく)年間(1558~69年)に、長野県の諏訪大社から御分霊を勧請(かんじょう)し、一色の諏訪大明神として祭ったことが起源と伝えられている。当時、毎年夏から秋にかけて海魔(かいま)が現れ、田畑を荒らし、人畜に危害を加えていた。そこで村人たちは神前に魔鎮(ましずめ)の剣を供え、大篝火(かがりび)をたき、海魔退散の祈祷大祭を行い、それ以降被害がなくなった。これが大提灯まつりの起源だ。この神事は100年ほど続いたが、江戸時代初期の寛文年間(1661~72年)に、篝火をたくことが不便だということで、提灯を献灯するようになった。当初は普通の提灯を立てていたが、やがて各組がその大きさを競うようになった。現在「三河一色大提灯まつり」で使われる大提灯は、一番大きいもので長さ約10メートル、直径5、6メートル、ローソクの長さは1.2メートル、重さ80キログラムにも及ぶビッグサイズだ。ひとつ一つの大提灯には神話や歴史の場面が描かれている。こうした大提灯6組12張りが諏訪神社境内に掲げられる。26日、8時から各組の提灯が順次つり上げられていくことから祭りは始まる。そして、19時、いよいよ祭りのクライマックスである献灯祭だ。拝殿にて神火を頂き、大提灯に火をともす。大提灯に灯がともった後の神社の境内は、淡いオレンジ色に包まれ、幻想的な雰囲気となる。夜通し献灯され、翌日午後5時のあげ神楽終了後に降納され、2日間の神事は終わる。なお、26日には神楽や太鼓の奉納、27日には相撲や弓道の奉納などの神賑行事もある。会場までの行き方は、車の場合、知多半島道路半田ICを降りて約30分、衣浦海底(きぬうらかいてい)トンネルを利用し、国道247号を一色方面へ行くと諏訪神社がある。当日は、周辺道路に交通規制がかかるため、案内表示に従い、臨時駐車場に駐車を。電車の場合は、名鉄名古屋駅より吉良吉田行き急行で西尾駅まで約50分、西尾駅バス停から名鉄東部交通バスに乗車し、三河一色のバス停からすぐ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日広島県竹原市高崎町のJPOWERグラウンド沖で花火大会が開催される。3,201発の花火を30分の間に一気に打ち上げる。日時は8月25日、20:00~20:30だ。竹原の花火大会は「夢花火」と題され、花火にメッセージを託して打ち上げようというものだ。結婚、出産、起業、新築、またプロポーズなど大切な人へ伝える内容を40文字以内で花火に貼り付ける。また、メッセージは打ち上げ前にアナウンスされるので来場した人へのPRにもなる。「夢花火」の種類は、7号玉(21cm)、8号玉(24cm)、10号玉(30cm)の3種類。7号玉は打ちあがった花火の大きさは直径170m、価格は25,000円。8号玉は直径200m、47,000円、10号玉は直径300m、62,000円だ。また、スターマイン(連発花火)も打ち上げることができる。希望する場合は事務局に連絡が必要だ。参考価格は50連発で174,000円となる。「夢花火」のメッセージ申し込み締め切りは8月15日(水)だ。竹原は「安芸の小京都」言われ、重要文化財「春風館」や県史跡である頼惟清旧宅などの文化財が多く、町並地区が「都市景観100選」に選定されている。歴史は古く、室町時代から瀬戸内海の要港として栄え、江戸時代には酒造、塩田により発展した。今でも当時の町並みを色濃く残しており、国指定伝統的建造物保存地区にも指定されている。また、平清盛ともかかわりが深く、清盛の父、平忠盛が海賊を退治したのがこのあたりの海だと言われ、忠海という地名で今に伝わる。さらに平清盛が娘徳子の安産を祈念して作ったと言われる地蔵も残っている。アクセス 山陽自動車道河内ICから国道432号・185号経由で三原方面へ約18km JR呉線大乗駅から徒歩10分(臨時電車増発予定) 前回開催時より駐車場が縮小されているので公共の交通機関の利用が勧められている 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日カレー倶楽部ルウは、エブリワン・ココストア・RICマートとコラボレートし、宮崎で話題のチキン南蛮カレーとばくだんおにぎりを組み合わせた「チキン南蛮カレーばくだんおにぎり」を、8月8日~28日までの期間限定で、エブリワン・ココストア・RICマートで販売する。「チキン南蛮カレー」は、宮崎で大ブレイク中の新ご当地グルメ。宮崎で創業35年の老舗のカレー店・カレー倶楽部ルウのカレーと、宮崎の代表的な食べ物のチキン南蛮とを組み合わせ人気を博している。「タルタル」+「甘酢たれ」+「カレー」の味が組み合わさった、今までにない新しい味わいとなっている。「チキン南蛮カレー」とコラボレートしたばくだんおにぎりは、宮崎のご当地グルメヒーロー「チキン南蛮カレー王子」が監修。特製カレー、チキン南蛮、甘酢とタルタルソースが奏でる絶妙なハーモニーが絶品のおにぎりとなっている。内容量約240gで、販売価格は230円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日茨城県神栖市で七夕祭りが開催される。七夕飾りで彩られた街を山車や神輿が練り歩く。茨城県神栖市で港南通り、すずらん通りを歩行者天国にして「かみす七夕祭り」が開催される。日時は8月4日(土)から8月5日(日)。雨天の場合は一部順延になる可能性もある。かみす七夕祭りは毎年8月の第1土曜と日曜に行われている夏の恒例行事だ。内容は子供神輿パレードや山車、かみすよさこい連合会による「よさこい演舞」、そのほかの団体によるパフォーマンスなどで、歩行者天国となった沿道は例年多くの市民で賑わう。神栖市は東は太平洋、西は利根川に挟まれた歴史のある水郷地域で、海水浴場や散策を楽しめる場所が点在する地域だ。代表的な観光スポットとしては、鹿島港に隣接した港公園、波崎海水浴場に隣接している休憩施設サンサンパーク、神栖市谷田部の海岸沿いに並ぶ風力発電設備、波崎ウィンドファーム、春には3,000本もの桜を楽しめる神之池公園などがある。また、神栖市息栖にある息栖神社は、鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社と呼ばれ、二千年以上の歴史を持つ。境内の井戸には「男瓶」と「女瓶」があり、わき出る清水は忍潮井(おしおい)と呼ばれ、千年以上も前から枯れることなくこんこんとわき出していると言われている。伊勢の明星井、山城の直井と並んで日本三霊泉の一つだ。「女瓶」の水を男性が飲み、「男瓶」を女性が飲むと二人は結ばれるというご利益も言い伝えられている。息栖神社は神之池とともに「神栖」という地名の由来の一つでもある。8月の神栖市は「かみす七夕祭り」を始め、豊漁を祈る「大潮祭」、神輿や6,500発の花火が見どころの「きらっせ祭り」などイベント盛りだくさんだ。アクセス 東関東自動車道潮来ICから約30分 JR鹿島線、鹿島神宮駅からタクシーで約30分 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日岩手県宮古市で浄土ヶ浜サマーフェルティバルが開催される。震災で中断されていたが、がれきの撤去も終えて再スタートだ。岩手県宮古市の浄土ヶ浜サマーフェスティバルの開催日時は8月5日(日)10:00から。昨年は東日本大震災の影響で中断したが、今年は7月21日の浄土ヶ浜海開きに伴い復活を遂げ、2年ぶりに開催される。イベントのメイン会場となる浄土ヶ浜レストハウスは震災により被害を受けていたが改修工事を経て完成、営業を再開した。イベント内容は10:00から子ども浴衣コンテスト、11:15からみやさと奏ステージ、12:00からMDSダンスステージ、12:30から金澤未咲ステージと続き、12:30からビーチサンダル飛ばし大会、13:00から餅まき、13:15から小田代直子ステージ、14:00から爆笑ジャンボ竹竿スイカ割大会が行われる。また、シーカヤックの試乗会もあり、無料で体験できる。時間は10:00から12:00、13:00から15:00の2回。さらに10:00から15:00までレストハウス芝生前で「浮き輪を投げて商品をゲット」が開催。体験型イベントも盛りだくさんだ。浄土ヶ浜の入江を利用した海水浴場は、陸中海岸国立公園に含まれており、環境庁認定の「日本快水浴場100選」、岩手県指定名勝の第一号、今年1月には国指定名勝にも指定されている有数の景勝地だ。東日本大震災の被害も、現在はがれきの撤去も終わり、景観を取り戻している。また、浄土ヶ浜の前に広がる宮古湾は幕末における「宮古湾海戦」の舞台となった場所としても知られる。明治2年3月、宮古湾に停泊していた新政府軍の艦隊に、新選組で知られる土方歳三らに率いられた旧幕府軍の艦隊が接舷、乗り移って攻撃をしかけるが失敗に終わった場所である。失敗だったとはいえ、その時攻撃を受けた新政府軍の若手砲術士官だった東郷平八郎は、土方らの戦いを後年まで忘れず、日本海海戦の指揮に生かしたと言われている。アクセス JR宮古駅から奥浄土ヶ浜行バスで20分、バス停奥浄土ヶ浜下車すぐ JR宮古駅から車で約10分、浄土ヶ浜第1~3駐車場から徒歩10~15分 東北自動車道盛岡南ICから車で120分、浄土ヶ浜第1~3駐車場から徒歩10~15分 当日は浄土ヶ浜第一駐車場から無料のシャトルバスが15分間隔で運行される 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日宮城県仙台市の「ずんだ餅」宮城県仙台市の郷土料理として古くから伝わる「ずんだ餅」。枝豆(青大豆)を塩ゆでしてすりつぶし、砂糖を加えて混ぜたペースト状のものを餅にからめている。鮮やかな緑色が特徴。「ずんだ」の語源とされているものには、枝豆を打って作ることからきている豆打(ずだ)、伊達正宗が出陣の時に用いたという陣太刀(じんだとう)などがある。ずんだの原料である青大豆は夏に収穫されるため、ずんだ餅はお盆のお供えとしても親しまれている。function addEvent(elm,listener,fn){try{elm.addEventListener(listener,fn,false);}catch(e){elm.attachEvent(”on”+listener,fn);}}addEvent(window,”load”,function(){ var ymap = new Y.Map(”map”); ymap.addControl(new Y.CenterMarkControl({ visibleButton: true , visible : true})); ymap.addControl(new Y.SliderZoomControl()); ymap.drawMap(new Y.LatLng(38.268215, 140.869356), 8,Y.LayerSetId.NORMAL);}); 「枝豆をすりつぶした餡(ずんだ)をかけたもち」(kさん・宮城県・24歳男性)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日音楽活動が盛んに行われている熊本県玉名市で、花火と音楽の融合「音楽火」開催。10,001発の花火が打ち上げられる。花火と音楽の融合「音楽火」が開催されるのは、熊本県玉名市の菊池川高瀬大橋の上流一帯だ。日時は8月3日(金)18:00から21:00まで。花火の打ち上げは20:00からとなっている。玉名市はロビーコンサートや玉名市民音楽祭など音楽活動が盛んに行われており、音楽を通じて感性豊かな人間形成とまちづくり、芸術文化の向上を目指す。「音楽の都玉名」にふさわしい花火大会は「音楽火(おんらくか)」と題され、まさに花火と音楽が融合した幻想的なイベントだ。鑑賞場所は菊池川河川敷駐車場および高瀬大橋左岸下流(グリーンベルト)となる。前面に菊池川を挟んだビューは、上空に打ち上げられる光の輪が菊池川の水面に反射し、美しさを際立たせる。菊池川の高瀬大橋の周辺は1877年の西南戦争の折、薩摩軍と新政府軍との激戦の舞台であったことでも知られる。日露戦争の旅順攻略で有名な乃木希典は当時少佐でこの戦いに参戦し薩摩軍を打ち破り、有名な田原坂の戦いへと駒を進める。玉名市には装飾古墳で有名な大坊古墳に代表されるような古代の遺跡も残っており、歴史の深い街であることがうかがわれる。また高瀬大橋からほど近い場所に位置する玉名温泉は、1,300年前に発見されたという歴史を持つ温泉だ。神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、慢性皮ふ病などに効能があると言われ、11軒の宿泊施設と5軒の日帰り入浴施設がある。「音楽火」が開催される8月3日が雨天の場合は、8月9日(木)に延期となるので注意が必要だ。また、会場周辺は19:00(一部18:00)~22:00の間交通規制が行われる。駐車場は18:00から利用できるが台数に限りがあるので公共の交通機関を利用するのが無難。アクセス・九州自動車道菊水インターチェンジを出て、右折。菊池川沿い県道16号線を南へ約15分・JR新玉名駅(九州新幹線駅)下車、徒歩約35分(距離:約2キロメートル)・JR玉名駅下車、徒歩約25分(距離:約1.5キロメートル)・当日はJR熊本駅、玉名駅間の臨時列車が運行される【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日7月28日(土)、兵庫県南あわじ市の慶野松原海水浴場周辺で、「34回慶野松原花火大会」が開催される。なお、荒天時は7月29日(日)に延期とのこと。「慶野松原花火大会」の会場となる慶野松原は、播磨灘に面して約2.5キロメートルに延びる白い砂浜。約5万本の淡路黒松が生い茂る、瀬戸内海でも随一の白砂青松の海岸だ。1928年(昭和3年)に国の名勝に、1955年(昭和30年)には瀬戸内海国立公園(指定区域)に指定されている。「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」、「日本の夕陽百選」に選ばれ、さらに歴史をさかのぼれば、古くは柿本人麻呂に「飼飯(けひ)の海の庭よくあらし刈薦(かりごも)の乱れ出づ見ゆ海人(あま)の釣船 」と、「万葉集」に詠まれたほど風光明媚で知られた景勝地。いまもなお、季節を問わず多くの観光客で賑わう、人気スポットだ。特に播磨灘に沈む夕陽や遥か沖合に浮かぶ小豆島の姿は絶景。花火がはじまる前には、美しい光景を堪能することができる。花火の打ち上げは午後8時に始まる。3,400発が打ち上げられ、最大では6号玉が、あわじの夜空に大輪の花を色鮮やかに開かせる。白い慶野松原の砂浜でも、醍醐味あふれる打ち上げ花火を鑑賞できる。この日の慶野松原は、南あわじの市民まつりの会場でもある。花火大会の前にもお楽しみは盛りだくさん。午後2時からは小学生を対象とした「水鉄砲バトルロワイヤル」、午後6時からはオープニングイベントとして、盆踊りやトロンポ・ロビックス、フラダンスなどが行われる。そして、夜店も数多く出店し、お祭り気分を盛り上げてくれる。花火大会は、そんな市民まつりのクライマックスだ。美しい景色と楽しいイベント、醍醐味あふれる花火で、7月28日は慶野松原を目一杯楽しめる一日となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日2012年7月22日(日)~8月26日(日)、山梨県北杜市明野町で、あふれる自然と60万本に及ぶひまわりが楽しめる「北杜市明野サンフラワーフェス」が開催される。「北杜市明野サンフラワーフェス」が開催されるのは、山梨県北西部に位置し、日本一日照時間が長く、ひまわりの名所として知られている旧明野村エリア。2004年に近隣の町村と合併して、北杜市明野町となっており、東宝映画『いま、会いにゆきます』(2004年土井裕泰監督)のロケ地ともなったこともある。遊休農地の活用と都市住民との交流を目的に、「日照時間日本一」のイメージにふさわしいものということで、ひまわり栽培が始まり、「明野サンフラワーフェス」として公開されるようなったイベントだ。今年は7月22日から、富士山、南アルプス、八ケ岳、茅ヶ岳を背景に、明野温泉太陽館北側のメイン会場(ひまわり開花時期 7月22日~8月26日)、農村公園会場(ひまわり開花時期 8月14日~8月25日)、浅尾新田会場(ひまわり開花時期 7月24日~8月2日)の3カ所、総面積50,000平方メートルの畑で開花時期をずらして、咲き誇る60本株のひまわりを満喫できる。さらに、7月下旬からはメイン会場でもコスモスの早咲きが見られ、9月下旬ごろまで楽しめるという。なお、期間中の開花状況は、北杜市のホームページでチェックできるので、ぜひ参考にしていただきたい。期間中は、地元の特産物などが販売される青空市場、クラフト市、ひまわりウォーク、フォトコンテストなどが開催されるほか、7月28日にオープニングセレモニーとして、ご当地ヒーローの「甲州戦記サクライザー」ショーや、8月12日~14日には気球に乗って大空から一面のひまわり畑を一望できる「気球体験搭乗」[午前7時~10時、大人:1,000円・子ども:500円(小中学生)・小学生未満無料※小学生以下保護者同伴]が明野温泉太陽館芝生広場で開催されるなどのイベントも多彩に用意されている。北には八ヶ岳、西には南アルプスが見渡せ、ひまわりとアルプスのコラボレーションも楽しめる「北杜市明野サンフラワーフェス」で、この夏、鮮やかな「黄色い」体験をしてみてはどうだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日2007年(平成19年)に地方自治法が施行60周年を迎え、47都道府県ごとに順次記念貨幣が発行されており、今回、宮崎県の貨幣が発行されることになった。1947年(昭和22年)に施行された地方自治法が2007年(平成19年)に60周年を迎えた。これを記念して2008年(平成20年)度から8年間にわたって順次、47都道府県ごとの図柄による1,000円と500円の記念貨幣が独立行政法人造幣局によって発行されてきたが、2012年(平成24年)7月、宮崎県版の記念貨幣が発行されることになった。1,000円の銀貨が宮崎県を代表する建造物である「宮崎県庁本館」と、天孫降臨神話で知られる「高千穂町の夜神楽」がデザインされたカラーコインとなっており、古事記編さん1300年を迎えた「神話のふるさと宮崎県」にふさわしいものになっている。また、7月18日から金融機関で引き換えが開始される500円貨幣は、「宮崎県庁本館」がデザインされた2色コインになっている。1,000円貨幣については、記念貨幣とその説明等を記載した説明紙をプラスチックケースに収納したAセットが6,000円、BセットがAセットとともに郵便事業株式会社から発行される「ふるさと切手『地方自治法施行60周年記念シリーズ 宮崎県』」(80円×5枚)を特製ケースに収納したもので、7,800円。さらにCセットはAセットを特製の記念ケースに収納したもので7,400円となっている。1,000円貨幣の申し込みは7月19日までに(消印有効)、はがきで申し込みとなっており、はがき1枚につき一人1セットを申し込むことができる。なお、2枚以上の申し込みも可能となっている。申し込み方法は、はがきに〒539-0020郵便事業株式会社大阪支店造幣局宮崎千円係で、セット種類AまたはBまたはC、郵便番号、住所、氏名、電話番号、造幣局に登録のある場合はお客さまコードを記入の上、郵送すること。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日岐阜県羽島市の大賀ハス園で7/22まで「大賀ハスまつり」が開催されている。大賀ハスは、植物学者でハスに詳しい大賀一郎博士が、昭和26年に千葉県千葉市検見川(現千葉市花見川区)の縄文時代の遺跡「落合遺跡」から発掘したハスの種子を発芽させたもの。発掘された世界最古のハスの種子はたった3粒だった。大賀博士はそれらを発芽育成させようとしたが2粒は失敗。しかし1粒からは無事に発芽し、翌年に見事な大輪の花を咲かせた。同じ落合遺跡でハスの実より上の層で発掘された丸木舟の破片を年代測定したところ、発掘されたハスの実は弥生時代以前のものと推定された。古代ハスは大賀博士の名前から「大賀ハス」と命名され、1954年に「検見川の大賀ハス」として千葉県の天然記念物に指定された。木曽川が市の東を流れる羽島市は古くからレンコンの産地であり、ハスの育成に適している。1979年に市制25周年と新幹線岐阜羽島駅開設15周年を迎えたのを機に、千葉市から大賀ハスを譲りうけて栽培をはじめた。現在の大賀ハス園の栽培面積は約5,100平方メートル。全長300メートルにもなる足場が回廊のように設置されており、2,000年前のハスの可憐な花を間近で見ることができる。週末には、地元特産品の販売コーナーが設けられるほか、期間中はフォト、俳句、絵手紙、子ども絵画の各コンテストが催されたり、ハスの葉に酒など飲み物を注ぎ、途中で切った茎から飲む象鼻杯の体験もできる。なお、羽島市によると、ハスの花は午後になると閉じるものが多いため、午前中の鑑賞したほうが良いという。羽島市では大賀ハスまつりのほかに「つばき・桜まつり」や樹齢300年といわれる竹鼻別院のフジを愛でる「美濃竹鼻ふじまつり」「羽島美濃菊展」など花にまつわるイベントが多く企画されている。四季折々の花を楽しみに羽島市を訪れてみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日3日の記録的な大雨により大分県日田市と中津市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は、被災地域において、各種損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があることを発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)では台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、大分県日田市と中津市が災害救助法適用地域に認定された(7月3日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震等によって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない(注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日WILLER TRAVEL株式会社は、宮崎県内のさまざまな事業者(計45)と協働して交流型の観光事業を盛り上げる「観光ドキドキ交流県」構想をを企画している。このほど第一弾の取り組みとして「ドキドキ宮崎」を企画。特集サイトをウィラーサイトにて6月13日より開始している。「観光ドキドキ交流県」構想は、宮崎県の魅力である地元の人々と観光客が交流することにより、交流型の観光事業を盛り上げていくというもの。「宮崎県で旅行すると女性がドキドキする観光ブームを起こし、宮崎県が日本一の観光ドキドキ交流県になることを目指す」という。同構想には宮崎県の観光協会やカーフェリー、ホテル、飲食店など計45の企業が参画。第一弾となる「ドキドキ宮崎」は、大阪南港から宮崎県宮崎港までの往復フェリーチケット、宮崎市内のホテル1泊、宮崎県内の路線バスが乗り放題になる宮崎交通1日乗り放題乗車券のセットに、各地で40個の特典が利用できる「ドキドキパス」が付いている。また、同プランには若い女性同士の旅行や女性の一人旅でも参加しやすい特典として、海でのマリン体験メニューが付いた『海でもっとドキドキ』や、恋に効くメニューが豊富な『恋でもっとドキドキ』をプラス500円で追加することができる。「ドキドキ宮崎」は7月12日~9月28日(名古屋出発のみ7月12日~7月29日)に催行。移動手段は往復フェリー(宮崎カーフェリー2等室)で宮崎交通1日乗り放題乗車券付。対象ホテル1泊付(スタンダードシングル2名1室利用・素泊)。対象施設に泊まると、「宮崎恋旅」とのタイアップによる「恋旅キャンペーンブック」「恋旅ステッカー」「恋のオマモリ」をプレゼント。料金は1万3,800円から。詳細はドキドキ宮崎特集サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日フリーマーケット楽市楽座は、5月19日に青森県八戸市の夢屋新井田店にて、出店無料のチャリティーイベント「★無料フリマ★夢屋新井田店」を開催する。フリーマーケット楽市楽座は、循環型社会の形成、リサイクル運動の推進、老若男女のふれあいの場の創出を活動理念とした団体で、2004年から700回を超えるフリーマーケットを開催。そのうち約300回が、出店無料のチャリティーフリーマーケットや各種タイアップイベントだという。会場では募金活動なども行われ、集まった募金は地域の社会福祉活動や環境貢献活動団体に寄付されている。5月19日開催の「★無料フリマ★夢屋新井田店」(青森県八戸市新井田西一丁目4番3号)は、現在「車出店者のみ」最大60店まで募集中。出店料は無料で、出店時間は9時~14時(出店受付8時~9時)。原則として出店者の途中退出はできない。なお、出店の申請はフリーマーケット楽市楽座のホームページから申し込み可能。当日が雨天の場合は中止とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月15日宮崎あおい・高岡蒼佑・岡田准一の三角関係女優の宮崎あおいと俳優の高岡蒼佑が離婚を発表したのは、昨年12月の28日。離婚の原因は、宮崎とジャニーズの「V6」岡田准一との不倫だと報道された。(画像:高岡蒼佑Twitterアカウントより)この発表の翌日、元夫の高岡はTwitterで、「test2011test/空大地いつまで待っても来ないわけだ もう吹っ切れた君らにはいつか天罰が下るさ俺は人に罰は与えられない それでいいし それがいい自分はもう振り返らない 新しい一歩を踏み出す幸せになって長いことありがとう新しい朝だよ」とつぶやいている。おさまらぬ高岡の怒り月日も流れ、ほとぼりも過ぎたように思われていたが、ここ最近高岡がこの件についてツイートを再開し、話題をよんでいる。以下が、一連のつぶやきだ。「Sousuke Takaoka/truedoor2012舞台を必ず成功させたかいがために、我慢してきた。自分も彼も毎日毎日、無意味な気まずさを感じさせられて、意識して、我慢して。だけど、問題児扱いされるのは自分で。 本当は誰が社会的に問題がある人間なのか、問題ある事務所なのか。ここまでされて何であんな阿呆共を庇わなきゃいけない?」「Sousuke Takaoka/truedoor2012平気な顔して使われる側も使われる側。 都合よく見ないふりをして使う側も使う側。何処の事務所だとか遠慮しないで公平にやってみればいい。手を引っ張っただけで不倫男と何年も言われ続けてた男もいる。かたや旦那が海外に行ってる最中に人妻に手を出す不倫男もいる。 闇。これが芸能界。」「truedoor2012/Sousuke Takaoka2012/03/25(日) 21:23:20 via ついっぷる Pro for iPhone芸能界の人間は鼻くそみたいな連中ばかり。暴排条例でもわかるように。自分達は関係ありませんとばかりに一斉にサーッと逃げていく。散々利用するだけ利用しといて、立場がヤバくなったら自分達は知りません。いざとなったら簡単に裏切る情けなさ。 愛など存在しないのが芸能界。 昭和を見習え。」「truedoor2012/Sousuke Takaoka2012/03/25(日) 23:01:48 via ついっぷる Pro for iPhone今自分は幸せでも、あるフレーズを言われたりしたら思い出したくなくても、一生忘れないと思う。筋を通したり、決着してたら別。 悪者になる覚悟もあったけど、その後の対応がお粗末過ぎた。芸能界の汚さと、取り巻きの汚さのど真ん中だった。 自分はこのまま終わらすつもりもない。だから戦う。」「このまま終わらすつもりもない」としめくくられているように、今後もまだまだ高岡の「つぶやき」は続きそうである。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月27日オリエントコーポレーションは宮崎大学と提携し、同大学に在学する保護者を対象にした、授業料の分割払いサービス「学費サポートプラン」の取り扱いを開始した。「学費サポートプラン」とは、入学金や授業料などの学納金をオリコが保護者にかわり学校に立て替え、保護者よりオリコに毎月分割で返済するというもので、宮崎大学独自の奨学生制度として導入された。リボルビング方式を採用しているため、必要な際の追加借入も一つの契約の中で簡単に行える仕組みとなっていて、負担感を軽減した無理のない返済計画での契約を可能にしている。契約者は学費を負担している保護者。対象となる費用は入学金や授業料などの学納金。利用可能金額は10万円以上500万円以内(利用累計額)。返済方法は(1)通常返済、(2)ステップ返済、(3)親子リレー返済。「利用申込書」「合格通知書の写し」「納付額記載書類写し」を添えて申し込む。申し込みを受け付けてから、半日程度で採否結果がわかる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日2011年3月11日から、もうすぐ1年が経とうとしている。宮城県石巻市の北に位置する雄勝半島にある船越の女性達「船越レディース」と建築家の長坂常氏、パリのセレクトショップ「merci」が協力して生まれた「WA」から、「WA × merci A medal of solidarity」が3月11日発売される。「WA」は、(輪)円形、(輪)人とのつながり、(和)互いを大切にし、協力し合うこと、(和)日本とさまざまな想いが込められたアイテムだ。流されて壊れてしまった家の瓦に使われていた黒い石を再利用して作られた、希望のシンボル。この石は、600 年以上の間、硯の材料として雄勝の産業を支えてきた。この石とパリのセレクトショップ「merci」のジャン= リュック・コロナ氏の協力を得て、赤い糸を通したmerci の小さな金のメダルと和紙のこよりがついた丸く磨いた雄勝石をひとつにまとめ、おしゃれでかわいいアクセサリーが完成した。また、発売に合わせ、中目黒「HAPPA」でチャリティーバザーや子どもも参加できる「ヤギさんワークショップ×HAPPA船越応援」が開催される。東京のアートシーンを担う人々が一同に集まるイベントだ。日時:3月11日(日)13:00 - 19:00場所:HAPPA住所:目黒区上目黒2-30-6電話:03-5936-6773(スキーマ建築計画)主催:長坂常、竹形尚子■協力&出品予定柳原照弘(デザイナー)/E&Y/山田遊/中山ダイスケ(アーティスト)/木寺紀雄(写真家)/山田泰巨(編集者)/小町渉(アーティスト)/アラキミドリ(アーティスト)/柴田隆寛(編集者)/作原文子(スタイリスト)/小林幹也(デザイナー)/中村竜治(建築家)/野老朝雄(アーティスト)/寺田尚樹(建築家)/遠藤幹子(建築家)/ima/山嵜陽子/青山|目黒/サクモット/パピエラボ/猪飼尚司(編集者)/谷田宏江/尾原史和(デザイナー)/横川正紀/成瀬友梨(建築家)猪熊純(建築家)/高橋理子(アーティスト)/NEWPORT/なかむらしゅうへい(ペインター)/KAIT/山本祐布子(イラストレーター)/中山英之(建築家)/スキーマ建築計画/デイリープレス など当日参加:可■ヤギさんワークショップ×HAPPA船越応援建築家・遠藤幹子が行うアフリカの妊産婦・HIV支援『ヤギさんワークショップ』が、被災地の船越を支援するワークショップを開く。古新聞を使って可愛いヤギの人形を作り、その参加費は全額、スキーマ建築計画を通じて船越の方々を応援するために呼ばれる。関連グッズの販売もある。大人から子どもまでみんなで楽しめる内容だ。制作時間:約1時間参加費:¥700予約:会場にて受付。※未就学児の方は大人と一緒に参加下さい。古新聞を持参頂けると幸いです。
2012年03月09日スタジオジブリの『コクリコ坂から』のDVD&ブルーレイが6月20日(水)に発売されることが発表され、これを記念して3月7日(水)に都内で宮崎吾朗監督とボイスキャストを務めた長澤まさみがトークショーを行なった。同名少女漫画を原作に、東京オリンピック開催を控えた1963年の横浜を舞台に、一人で下宿を切り盛りする女子高生・海の初恋を描き出す。昨年7月に劇場公開され、興行収入44億円超で昨年度の邦画No.1ヒット作となり、先日発表された日本アカデミー賞で最優秀長編アニメーション賞にも輝いた。この日本アカデミー賞の発表では前年度の受賞者、つまり吾朗監督と同じスタジオジブリの“麻呂”こと米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』)がプレゼンターを務めたが、吾朗監督は「麻呂に(発表の紙に)『コクリコ坂から』って書いてなくてもそう言えって言っときました(笑)。麻呂は、もし『コクリコ坂から』じゃなかったらどうしよう?って困ってたそうです」と明かし、会場の笑いを誘った。本作の監督就任については「鈴木(敏夫プロデューサー)さんから『やらないとクビだ』って言われまして。子供もいるので」とその理由を説明。父親の宮崎駿監督が脚本を担当したが「プレッシャーはありましたね。奥歯をいつも食いしばってて、寝るときもいつも歯ぎしりしてたみたいで割れちゃいました。髪もだいぶ薄くなっちゃって…(苦笑)」と苦労をふり返った。なお、本作の製作現場における宮崎親子の“戦い”を追いかけたドキュメンタリー「NHK ふたり/コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗~」のDVD&ブルーレイも5月16日(水)に発売となる。吾朗監督は「これは売らなくていいと思うんですが…」とちょっぴり渋い表情。激しい言葉で父と口論する様子なども収められているが「労わろうとは思ってるんですけどね…もう71歳ですから」とばつが悪そうに語り、隣りの長澤さんを爆笑させていた。長澤さんは自身が生まれる20年以上前の1963年という時代背景、自身が演じた主人公の海を始めこの時代を生きる人々について「毎日、同じことを繰り返すことで新たに芽生える感情や成長ってあるんだなと思いますし、お手本にしたい人たちでした」と語る。海の甘酸っぱい初恋が描かれるが、長澤さんは「私自身は自分の気持ちを言えないタイプなので、ああやって(海のように)勇気出して告白するのはカッコいいなと思いました。私は言えずに終わる方なので」と苦笑い。自身の初恋について突っ込まれると「中学のとき。静岡出身なのでやはりサッカー部の人でした」と恥ずかしそうに明かした。吾朗監督は本作が2本目の監督作となったが「映画ってこうやって作るのかとやっと分かりました。1本目は素人で何も知らず、その分、怖いもの知らずでやれて、どこか分かったような気になってたけど、そうじゃないって気づきました」と述懐。今回のDVD&ブルーレイ発売決定については「ジブリも実はそんなに余裕がなくて、経理担当の役員に引っ張られて『次はどうするの?』って言われるんです。だから1枚でも多く…」と弱気なアピールで会場は笑いに包まれた。『コクリコ坂から』DVD&ブルーレイは3月16日(金)より予約開始。6月20日(水)より発売。■関連作品:コクリコ坂から 2011年7月16日より全国東宝系にて公開© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・GNDHDDT■関連記事:『八日目の蝉』、日本アカデミー賞10部門獲得!主演男優賞は故・原田芳雄にヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位にレトロ調からポップカラーまで!日本女優陣を彩るサマーワンピースに注目ジブリの胸キュンキャラクター1位はトトロ!ナウシカ、キキ、パズーなどが続く
2012年03月07日JR東日本仙台支社は5日、東日本大震災で大きな被害を受けた路線のうち、石巻線渡波~浦宿間と常磐線相馬~亘理間について、復旧に向けた具体的な諸手続きに着手すると発表した。石巻線は現在、小牛田~石巻間で列車が運行され、一部区間で代行バス輸送となる仙石線に代わり、仙台~石巻間を往復する直通快速も運転されている。3月17日には石巻~渡波(わたのは)間も運転再開する。残る区間のうち、渡波~浦宿間に関して、護岸工事などを行った上で、現在の位置で復旧することに。宮城県と石巻市、女川町と調整の上、現場測量調査や設計などの諸手続きに着手する。運転再開までに要する期間は、鉄道工事着手から1年強を見込んでおり、2013年度初め頃の再開をめざす。浦宿~女川間については、女川駅周辺の被害が非常に大きく、運転再開の見込みは立っていない。駅の位置なども含め、協議を続けていくとのこと。常磐線の原ノ町駅以北では、現在、原ノ町~相馬間と亘理~岩沼間で列車が運転されている。震災の被害を受けた相馬~亘理間に関して、駒ヶ嶺駅(相馬駅の隣駅)と浜吉田駅(亘理駅の隣駅)は現在の位置で復旧し、新地駅、坂元駅、山下駅の3駅を含む区間は、「まちづくりと一体となった復旧」を進めるという。そのため、現場調査測量や設計、環境影響評価、線路移設部分の用地確保などの諸手続きのほか、移設部分の造成工事など、まちづくりのための工事も必要に。相馬~亘理間の再開までに要する期間は、鉄道工事着手から3年程度を見込んでいる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日