宮脇咲良プロデュースのコスメブランド「クランバイモラク(CRAN BY MOLAK)」は、リップティント「ブルームジェリーティント」の新色を2022年2月15日(火)から全国のロフト・プラザ(PLAZA)ほかで順次発売を開始する。宮脇咲良プロデュース「クランバイモラク」クランバイモラクは、日本出身の女性アイドル・宮脇咲良がイメージモデルを務める、カラーコンタクトレンズ「モラク(MOLAK)」のコスメラインとして誕生。内容からパッケージまで宮脇咲良がプロデュースしているのが特徴で、触り心地やパッケージのサイズ感などの細部まで、宮脇のこだわりがぎゅっと詰まっている。そんなクランバイモラクの「ブルームジェリーティント」は、しっとりツヤめく唇をキープしてくれるリップティント。唇にのせた瞬間からおしゃれに決まる絶妙なカラーリングで、美しい仕上がりを長時間楽しむことができる。新作は“ヘルシーテラコッタ”のリップティント新たに加わる新色は、ヘルシーなテラコッタオレンジ。塗った瞬間から血色感をプラスして、旬な表情を叶えてくれる。【詳細】クランバイモラク「ブルームジェリーティント」新1色 1,680円発売日:2022年2月15日(火)順次発売取り扱い店舗:全国のロフト・プラザほか※2月1日(火)12:00からクランバイモラク公式サイトにて先行発売。
2022年01月20日全国のロフト・PLAZAでも株式会社mano manoから、宮脇咲良さんプロデュースする新コスメブランド『CRAN BY MOLAK(クランバイモラク)』が、12月8日(水)12時より公式オンラインショップにて発売を開始する。全国のロフト・PLAZAでは、12月22日(水)から順次販売開始予定だ。同ブランドは、宮脇咲良さんがイメージモデルを務めるカラコンブランド『MOLAK』のコスメラインとして、本人が一つ一つの製品内容やパッケージを全プロデュースしたコスメをリリースしていく。第1弾はリップティント3色第1弾商品として発表された商品は、「ブルームジェリーティント〈リップティント〉」。塗った瞬間垢抜ける絶妙カラーは、ピンクにほんのり赤みをプラスした「01 PURE CORAL」、ぱっと顔色を明るくし透明感をアップするピンク系の「02 PINL PETAL」、モーヴに大人っぽさを演出する「03 NOIR ROSE」の3色で、価格は各1,680円(税込)だ。みずみずしく軽い使用感ながら、ツヤと色味を長時間キープするティントタイプ。唇に溶け込むテクスチャーで、4つの保湿成分がしっとりツヤめく唇に仕上げてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※『CRAN BY MOLAK(クランバイモラク)』公式ブランドサイト
2021年12月05日宮脇咲良プロデュースのコスメブランド「クランバイモラク(CRAN BY MOLAK)」がデビュー。2021年12月22日(水)より全国のロフト・プラザ(PLAZA)にて順次発売される。宮脇咲良プロデュース「クランバイモラク」誕生クランバイモラクは、日本出身の女性アイドル・宮脇咲良がプロデュースするコスメブランドとして誕生。自身がイメージモデルを務める、カラーコンタクトレンズ「モラク(MOLAK)」のコスメラインとしてスタートさせた。製品は、内容からパッケージまで、宮脇咲良がプロデュース。触り心地やサイズ感、ブラシまでこだわってデザインしたキュートなパッケージや、何回もサンプルチェックをしたというカラーなど、宮脇咲良のこだわりがぎゅっと詰まっているのが特徴だ。唇をおしゃれに魅せる「ティントリップ」デビューコレクションでは、リップティント「ブルームジェリーティント」を発売。みずみずしく軽い使用感でありながら、チェリーブロッサムオイル、アーモンドオイル、マカデミア種子油、スクワランと4つの保湿成分配合でしっとりツヤめく唇をキープしてくれる。唇にのせた瞬間からおしゃれに決まる絶妙なカラーリングは、ティントタイプで長時間色味を持続しているのがうれしい。カラーは全3色展開。どの色もパーソナルカラーにとらわれず、トレンドメイクを楽しめるこだわりのカラーとなっている。01 ピュア コーラル:ピンクにほんのり赤みをプラスした、デイリーメイクに馴染む、絶妙カラー。02 ピンク ペタル:ぱっと顔色を明るくしてくれる、華やかなのに浮かないフューシャピンク。03 ノアール ローズ:グッと大人っぽくみせてくれる、センシュアルなモーヴリップ。【詳細】クランバイモラク「ブルームジェリーティント」全3色 各1,680円発売日:2021年12月22日(水)※公式オンラインショップでは12月8日(水)より先行発売。取り扱い店舗:全国のロフト・プラザ、公式オンラインショップ※一部店舗を除く
2021年12月02日2021年6月19日マリンメッセ福岡にて開催された『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~』の模様を収めたDVD&Blu-rayが、12月22日にリリースされることが決定した。今作は同公演で披露された全31曲の本編映像を収録するほか、初回生産限定盤のSpecial Editionにはコンサートのメイキング映像やステージ上の宮脇咲良をあますことなく収めた“宮脇咲良推しカメラ”によるコンサート映像、そしてHKT48に合流した宮脇咲良の密着ドキュメンタリー映像や単独インタビューを収録。さらに、当日のコンサート写真をおさめたコンサートブックレットも付属し、宮脇咲良の軌跡とHKT48にとってのメモリアルな1日を完全収録したアイテムとなっている。また、HKT48オンラインショップでは今回のリリースを記念したキャンペーンを実施。11月21日18時までに今作を予約をした方に抽選で、卒業コンサート当日のステージで舞台セットとして飾られた装飾花がプレゼントされる。<リリース情報>『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~』2021年12月22日(水) リリース●初回生産限定盤 Special EditionBlu-ray 3枚組:17,390円(税込)DVD 4枚組:15,390円(税込)・コンサートブックレット(80P / サイズ:190mm×135mm)・LIVEランダム生写真1枚付き(全5種)※LIVEランダム生写真は各形態共通絵柄・三方背スリーブケース(H194×W136×D23mm)※DVDとBlu-rayのスリーブケースのジャケットビジュアルは同一となります。【収録内容】・宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~ 2021.6.19 マリンメッセ福岡(約2時間40分)・特典映像・宮脇咲良 推しカメラ(約1時間35分)・SAKURA MIYAWAKI Documentary(約60分)・Making of 宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~(約1時間25分)●通常盤【DVD2枚組】5,390円(税込)・LIVEランダム生写真1枚付き(全5種)※LIVEランダム生写真は各形態共通絵柄※通常盤はDVDのみの発売となります。『宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~』通常盤ジャケット ©Mercury【収録内容】・宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート ~Bouquet~ 2021.6.19 マリンメッセ福岡(約2時間40分)【予約キャンペーン】上記期間中に「HKT48オンラインショップ」で予約・購入いただいた方から抽選で、卒業コンサートで使用した舞台セットの装飾花をプレゼント。※当選結果は予約商品と同梱の発送をもって発表とかえさせていただきます。※内容はお選びいただけません。【予約期間】11月9日(火) 12:00〜11月21日(日) 18:00HKT48オンラインショップ: オフィシャルサイト:
2021年11月09日映像配信サービス・dTVが今年5月に新ジャンル「ライブ」を開設し、オンラインライブの有料配信をスタートした。有料ライブはdTV契約の有無にかかわらず個別決済での視聴が可能となり、リアルタイム視聴以外にも、配信期間中は何度でも視聴することができる。ローンチ時に発表された配信ラインナップの中でも、特に注目を集めたのが、6月19日にマリンメッセ福岡で開催された「宮脇咲良 HKT48 卒業コンサート~Bouquet~」の独占配信。宮脇咲良のHKT48卒業を彩るメモリアルライブで、見届けるファンにとっても忘れられない一日となった。コロナ禍によって、人々に浸透しつつあるオンラインライブ。その舞台裏では、スタッフがどのような思いで臨んでいたのか。同ライブに携わったNTTドコモ コンテンツビジネス部担当部長・山下智正氏、主査・藤島善太郎氏に話を聞いた。――宮脇さんの卒業、さらに独占配信ということで、注目度の高いオンラインライブとなりました。アクセスが集中すると通信障害が発生するケースも耳にしますが、どのように備えていたのでしょうか?山下:楽しみに待ってくださっていたファンの方々のためにも、そこは万全の態勢で臨みました。dTVではa-nationのライブ配信をしていたこともあるので、シミュレーションはできています。そのほかにも、5Gに向けてマルチアングル機能などを導入した「新体感ライブ CONNECT」でユーザーさんの動きによってシステムにどのような負荷がかかるのかなど、そのあたりのノウハウは今回にも生かされています。――コロナ禍によって、オンラインライブも音楽の楽しみ方の1つになりました。山下:そうですね。ライブは、チケットを購入した瞬間からストーリーが始まっています。1カ月後にどのような服を着て誰と行くのか。事前に物販をチェックしたり、前回のライブを観て気持ちを盛り上げたり、PVを観ながらセットリストを考えてみたり。そうやって余韻に浸りながら当日を迎えることも、ライブの醍醐味の1つです。その体験をデジタル上でユーザーさんに届けることは、常に意識しています。今回は、タワーレコードさんでパッケージ商品も販売しました。クリアファイルに視聴コードが入っていて、それを登録するとデジタルで購入するのと同じようにコンテンツを観ることができます。特典には生写真を付けました。卒業前の最後の生写真を手にすることも、ファンの方々にとっては貴重な疑似体験になるのではないかと。そのほか、ライブ会場には宮脇咲良さん専用のカメラを設置しました。宮脇さんだけを追った「宮脇咲良さん推しカメラ」の映像を見逃し配信で流したところ、そちらもファンの方々に喜んで頂けました。藤島:K-POPでは、カムバックのときにファンカムといってメンバー各々を追った“推しカメラ”が通例となっています。宮脇さんは当然その流れを受けていらっしゃいますので、もともとのファンに加えて、IZ*ONEから好きになった人にも喜んでもらうにはどうすべきかという着想で、事務所さんにご相談しました。この見逃し配信は、ユーザー一人当たりの平均で、だいたい5回~10回ぐらい観ている方がほとんどです。視聴スタイルは様々で、通して何度も観る方もいれば、曲ごとやもう一度観たいシーンを何度も観て楽しむ方もいらっしゃるようです。私個人としては、トータルで30回ぐらい観ていると思います。――30回!? そんな藤島さんのお気に入りシーンは?藤島:宮脇さんは一期生なんですよね。その中でも仲の良い村重杏奈さんと歌った「思い出のほとんど」という曲があるんですが、2018年12月のTDCホール のお別れのときにその曲を歌って、再会の印として6月19日にも歌った……というシーンです。これ以上は記事にならないと思うので控えます(笑)。僕らにとっては「配信」ですが、ファンの方々にとっては「卒業」という大きなイベントでもあります。メンバーをはじめ、ファンも含めて彼女を送り出すためには何をすべきなのかをすごく考えて、6月10日からTwitterでのカウトダウンで、メンバーから宮脇さんへのメッセージを入れさせて頂きました。メンバーのみなさんのメッセージを添えることで、単純に配信を楽しみにするだけじゃなく、卒業コンサートという事象そのものの気運を高めたい。そんな思いを込めました。事務所さんとも密に連携し、HKT48さんのライブは100本以上頭に入っているので、「あのときのあのライブ」という具体的な事例を挙げながら様々なご提案をさせて頂きました。――藤島さんは以前からHKT48を担当されていたのですか?藤島:2019年に「新体感ライブ」が立ち上がってから携わったことがきっかけで、アイドルの仕事を多くやらせて頂くようになりました。「自分が一番のファンであること」は事務所さんと折衝する上でも大切なことの1つという思いで、これまで2年間取り組んできました。コロナ禍によって様々な有料ライブが行わるようになったので、それらをアーカイブで観続けています。あるときは、1日中ずっと誰かのライブを観るような生活も……(笑)。でも、そうやって向き合うことは、自分にとっては礼儀なんです。そして何よりも、事前に調べてアーティストさんの魅力に触れて、ファンの方々と同じような気持ちになることがすさまじく楽しい。女性のアイドルさんだけじゃなく、ロックやヒップホップ、男性のアイドルさんについてもこの熱量で語れます。――これだけ熱量高いスタッフが運営していると、ファンの方々もきっとうれしいですよね。山下:そう思って頂けるとありがたいです。単純なライブではなく、「卒業」という重要なイベントと捉えるのは大前提で、そのような目線で取り組むことは、われわれとしても常に心がけています。今後は、ファンの方々に喜んで頂けるような有料配信ライブを増やしていくことはもちろんなのですが、過去の作品やオリジナル番組にも力を入れています。今は1,200本ほど長尺のライブを配信しているので、リアルライブ、ミュージックビデオ、オリジナル番組、ライブレポートなどでも、引き続きアーティストさんを盛り上げていきます。そしてその奥に、これだけ熱量の高いスタッフがいることも、頭の片隅に留めて楽しんで頂けるとうれしいです。
2021年10月22日2016年に誕生した中国の人気コスメ「フラワーノーズ」は2019年に日本に上陸。SNSを中心にジワジワと人気を集め、今シーズンからはアジアブランド大使に宮脇咲良さんが就任し、自身のインスタグラムでアイテムを取り上げるなど、さらなる注目を集めています。そんなフラワーノーズの発売したばかりの新製品のティントリップ、マスカラ、アイシャドウパレット、リキッドアイシャドウの全4アイテムをレビューします!ベーシックカラー4色+ラメ2色の計6色がIN「チェリーラブレトロマグネティック アイシャドウパレット」チェリーラブレトロマグネティック アイシャドウパレット 全5色(01 チェリーガール、02 スプリング&サマーアイスキューブ、03 ロックベイビー、04 チーズボックス、05 バイナルレコード)※画像は04 チーズボックス¥1,980(税込) 現在発売中「チェリーラブレトロマグネティック アイシャドウパレット」は、全6色。どのカラーにも、マットな質感のベーシックカラーが4色、ポイントになるラメカラーの2色がセット。プチプラ価格で、異なる質感が1つのパレットに入っている満足度の高い内容です。赤みブラウンの「04 チーズボックス」の下段左は、ピンクラメ+青みラメのトレンドカラー。04 チーズボックス「04 チーズボックス」は、赤みを帯びたブラウンカラー。下段の一番左は、ピンクラメに青みラメを含んだトレンドカラー。角度を変えると、キラっと青みラメが光って可愛いらしい印象に。落ちついたブラウンの「05 バイナルレコード」は、シーンを選ばない万能の6色がセット。05 バイナルレコード「05 バイナルレコード」は、04 チーズボックスに比べて落ちついたトーンのブラウン。マットな発色のベーシックカラーは、仕事にもプライベートにもシーン問わず使える万能ベージュ&ブラウン。2色のラメは、ブラウンベースなので肌なじみもよく、ベーシックな印象から垢抜け顔になれる程よいポイントになります。マスクメイクにも使える、崩れにくいティントリップは全12色展開チェリーラブグリスニングウォーターティント 全12色 ※画像は上からG02 ピーチソーダ、G05 ロックキャンディー、G09 グレープラバーG12 ピーチジェリー 各1,760(税込) 現在発売中「チェリーラブグリスニングウォーターティント」ツヤ感のあるグロスのようなティントリップ。発色が持続するティントリップは、崩れやすいマスクメイクの強い味方。ツヤ感があるので、マスクをする前に一度ティッシュで抑えるとマスクにつきにくく発色が楽しめます。宮脇咲良さん使用色は、G02 ピーチソーダブランドPRアンバサダーである宮脇咲良さんがこの広告で使用しているのは、G02 ピーチソーダ。プルっとした唇がかわいい目元を印象をハッキリさせる、ロングラスティングマスカラ左 チェリーラブグリッターリキッドアイシャドウ 全5色 ※画像は、P03 ギャラクシーエンカウンター 各¥1,430(税込) 現在発売中、右 チェリーラブレングス二ング マスカラ 全5色 ※画像はM01 クールブラックシュガー 各¥1,760(税込) 現在発売中「チェリーラブレングス二ング マスカラ」のM01 クールブラックシュガーは、ブラシにたっぷりと繊維がつまっていて、まつ毛の長さとボリュームUPが簡単にできます。「チェリーラブグリッターリキッドアイシャドウ」P03 ギャラクシーエンカウンターは、先が細い筆ペンのような形をしていてアイドルメイクには欠かせない涙袋を強調したメイクができます。どちらも暗くなりがちなマスク時のメイクのポイントとなり、顔を華やかにみせてくれるアイテム。チェリーラブシリーズの新製品は全4アイテム。あなたのお気に入りは?以上が、チェリーラブシリーズの新作全4アイテム。日常使いとしても使いやすいラインナップで、カメラ越しのオンライン交流の時はラメやリップを重ねていつもより発色を強くすると、華やかになるのでおすすめです。チェリーラブシリーズで、宮脇咲良さん級のキュートさと強さをゲットしちゃいましょ文・玉絵ゆきの
2021年09月04日漫画雑誌『モーニング』にて連載された同名コミックを、ヒロインをドラマ『義母と娘のブルース』の上白石萌歌、相手役にドラマ『ドラゴン桜』の細田佳央太を迎えて、『横道世之介』の沖田修一監督が映画化した青春ムービー『子供はわかってあげない』が公開となった。細田演じる書道部男子・もじくんの、探偵業をしている(?)兄の明ちゃんを演じたのは、近年では音楽番組のMCも務めるなど、活躍の場を広げる俳優・千葉雄大。沖田監督とは『モヒカン故郷に帰る』(16年)でも組んだ仲だ。沖田監督、千葉のふたりに、本作を振り返ってもらった。再タッグについて話すうち、かつて沖田監督が酔っぱらって千葉に「オレの作品に出ろ!」と言い放ったというエピソードも登場した。○■『モヒカン故郷に帰る』以来のタッグ――沖田監督と千葉さんは『モヒカン故郷に帰る』以来のお仕事ですが、今回、もじくんのお兄ちゃんである明ちゃんをなぜ千葉さんにお願いしたのですか?沖田:『モヒカン~』に出てもらって、一緒に仕事をしてとても楽しかったこともあり、また一緒に仕事をしたいと思っていたところ、明ちゃんを千葉くんがやったら面白いんじゃないかと浮かびまして。迷いなく声をかけました。外見ですとか、すごく女性に寄せているわけでもないのに、「お兄ちゃんなんだけど見た目は女の人」という結構難しい役なのですが、千葉くんのもともと持っている柔らかさがうまく出たお兄ちゃんになってくれたと思います。――千葉さんは今回の出演に際して何を思いましたか?千葉:『モヒカン~』に出させていただく前から沖田監督の作品はすごく好きで拝見していました。それが『モヒカン~』に出させていただいて、また今回、呼んでいただけた。すごく嬉しかったです。明ちゃんのような役は結構デフォルメされることもありますが、脚本を読んで、自然な感じで描かれていていいなと思いましたし、作品の世界観に溶け込めればいいなと思いました。実際に演じるとなると難しかったですが、自分でバランスを考えつつ、やりすぎると監督がおっしゃってくださるので、安心してできましたし、最初のシーンで、監督が「ぽい」とおっしゃってくださったので嬉しかったです。――また新たな作品でも呼んでください! という感じですか?千葉:そんなおこがましい。ただ、何かこの役を僕にやってもらいたいと思ってもらえるなら、それはすごく嬉しいです。沖田:昔、酔っぱらって「オレの作品に出ろ!」みたいなことを言っちゃったことがあるよね。千葉:『モヒカン~』のときですね。沖田:いまだかつて、そんなことをしたことはないのですが、舞台挨拶で地方に行ったときに、酔っぱらって「オレの作品に出ろ。オレに任せとけ!」みたいなことを言ったみたいで……。実は全く記憶がなくて。あとで聞いて千葉くんにもう会えないと思うくらい恥ずかしくて、後ろめたい気持ちでいたんです。それで今回久しぶりに会ったときに「あのときのこと、覚えてる?」と聞いたら、「もちろん。それで呼んでいただいたのかと思ってました」って(苦笑)千葉:結構、忘れないタイプなので(笑)○■兄弟役を演じた細田佳央太のことは、好きになれたことが大きかった――本作は2019年の撮影ですから、ドラマ『小さな神たちの祭り』とあわせて、千葉さんは細田さんと、同年に2作で兄弟役を演じられたことになりますね。千葉:そうなんです。こちらの撮影が先で、そのあと夏の終わりくらいに『小さな神たちの祭り』を撮りました。世に出る順番は逆になりましたが。――細田さんとはどんなコミュニケーションを?千葉:別に先輩としてふるまうなんてこともできないので、撮影の合間とかに、たとえばプールサイドのシーンなどで、「普段は何してるの?」「暑いねぇ」「こういう風に撮影するんだねぇ」とか、普通に話してました。沖田:あはは。優しい。千葉:言い方が難しいですけど、細田くんくらいの年代の子って、ギラギラしてる人も多いと思うのですが、そういうのがあまりなくて、すごく自然な子だなと、「好きだな」と思いました。兄弟役を演じるうえで何かあえてしたというより、好きになれたのが一番大きかったです。○■上白石へのヒントにと、監督自ら泣いている姿を自撮り――序盤のシーンで、美波が、劇中アニメの『魔法左官少女バッファローKOTEKO』を観て感動して泣いています。そこの演出として、監督自身が映画を観て号泣している姿を自分で撮った動画を、上白石さんに渡したと聞きました。「感動して泣いているというのはこういうことだ」と。千葉:えー! 観たい。沖田:まだ残ってますよ(笑)。たまたま『ブリグズビー・ベア』という映画を観ていて、まさか泣くとは思っていなかったんですけど、最後めちゃくちゃ感動しちゃって、久しぶりにボロ泣きしまして。「あ、これ今、撮らなきゃ!」と。――ええ!沖田:すごく感動してるんですけど、感動している自分と意識が分断している自分もいて、片手でスマホを持ってRECを押してました。上白石さんへのヒントとして「何かを観て泣いている姿のリアルが撮れる!」と思って撮影したんです。それで上白石さんに最初に会ったときに、「これ」と見せたら、爆笑してました。千葉:あはは! すごいけど面白いです。――千葉さんが演じた明ちゃんも涙もろい役ですが、千葉さんが、自分でも引くくらいに泣いた映画などはありますか?千葉:僕、『レ・ミゼラブル』が大好きなんです。映画も好きですが、舞台が特に好きで、毎回泣きます。今年も行ってマスクびちょびちょにしながら号泣しました。何年も観ていると感動するところが変わってきて、ファンテーヌに思いを馳せて泣いているときもあったんですが、今回はジャベールになって泣きました。○■千葉が「ゆう」から「オレ」に変わった瞬間――千葉さんに質問です。本編でもじくんが「僕からオレに変わる瞬間」があります。千葉さんが僕からオレに変わった瞬間、大人になったと感じたときを覚えていますか?千葉:僕、子どものころ自分のことを「ゆう」って呼んでたんです。あるとき、友達と公園で遊んでいたら、弟が「お兄ちゃん、ママが呼んでるよ」と呼びに来たんです。そのとき「え、お前のとこ、ママって呼んでるの?」と言われまして、「なんで言うんだよ!」と弟と大喧嘩になりました。そこからお母さんと呼ぶようになったし、「ゆう」からオレになりました。――それってまだ小さい頃のときのお話ですよね?千葉:小学校高学年のときですかね。他者を気にし始めてたんですかねぇ。あ、でもそういうことじゃないですよね。実際にオレと言い始めた瞬間じゃなくて、大人になったと感じたという、マインド的な問題ですよね(苦笑)。ひとりの人間として変わってきたのは……、一人暮らしを始めてからですかね。沖田:まとまりかけてたから、最初のでいいよ(笑)○■1年の延期を経ての公開に――美波やもじくんの成長が爽やかな作品ですが、出来上がった作品を観て、千葉さんが惹かれたところは?千葉:自分のところはどうしても、落ち着いて観られませんね。――完成から時間が経ってもですか?千葉:今回また観たんですが、「うちの兄ちゃん、探偵だよ」ともじくんが言った瞬間から、「あ、このあとから出てくる」と思ってお腹が痛くなりました(苦笑)。でも作品としては最初に観たときから本当に好きだと思えたので、自分でもびっくりするくらい「この作品、絶対観て!」と言いふらしてます。沖田:言って、言って!(笑)千葉:萌歌ちゃんと細田くんはもともとご活躍されていますが、自分もイチ観客として観たときに、この作品でさらにファンになって、応援したくなりました。そのこともすごく良かったです。――新型コロナウイルスの影響から、1年の延期を経ての公開になりました。監督、最後にひと言お願いします。沖田:すごく楽しい作品ができたなと思って、早く観てもらいたかったのですが、延期になって正直ちょっと悔しい思いもありました。でも一番いい時期に公開してくれると信じていました。夏に観るべき映画だと思うので、これで良かったと思っています。きっと誰かが好きになってくれるんじゃないかと、期待しながらドキドキしています。よろしくお願いします。沖田修一1977年、愛知県生まれ、埼玉県出身。2001年、日本大学芸術学部映画学科卒業。翌年、短編『鍋と友達』が第7回水戸短編映像祭にてグランプリを受賞し、2006年、初の長編映画『このすばらしきせかい』を手掛ける。商業映画デビューとなった『南極料理人』(09年)が大ヒットし、同時に高い評価も受ける。『キツツキと雨』(12年)、『横道世之介』(13年)をはじめ、国内のみならず、海外でも評価されている日本映画をけん引する監督のひとり。その他監督作に『滝を見にいく』(14年)、『モヒカン故郷に帰る』(16年)、『モリのいる場所』(18年)、『おらおらでひとりいぐも』(20年)。千葉雄大1989年3月9日生まれ。宮城県出身。2010年『天装戦隊ゴセイジャー』のアラタ / ゴセイレッド役にて俳優デビューを果たす。主な出演作に『モヒカン故郷に帰る』『殿、利息でござる!』(16年)、『帝一の國』(17年)、『スマホを落としただけなのに』シリーズ(18年、20年)など。『ピーターラビット』シリーズ(18年、21年)では日本語吹き替え版のボイスキャストを担当。また高い人気を獲得した『いいね! 光源氏くん』(20年)や舞台『ポーの一族』(21年)など、幅広いジャンルと役柄を演じられる実力派としてドラマ、映画、舞台で活躍。近年はバラエティ番組や音楽番組のMCでも存在感を示している。
2021年08月22日先月HKT48を卒業した宮脇咲良が6日、都内で行われた「KDDI×OPENREC.tv 業務提携に関する発表会」に出席し、七夕の願いごとを発表した。新たなゲーム視聴・配信体験の提供に向け、KDDIと動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を提供するCyberZが業務提携することを発表。これを記念し、ゲーム好きで知られている宮脇咲良、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの海沼流星、そして、プロゲーマーのナウマン、ミリンケーキが登壇した。宮脇は、ゲーム好きになったきっかけについて、「小学1年生のときにDSが出て、そのときからです」と説明。「すごいするときは(夜から)朝の7時くらいまでやるときがあります」と明かした。イベントでは、4人で『ボンバーマン』をプレイして勝負。宮脇は「やばい!」などと声を上げながらゲームを楽しみ、ナウマンが2連勝すると「すごい!」と驚いていた。また、翌日が七夕ということで、短冊型のフリップに願いごとに書き入れ、笹に飾り付け。宮脇は「エイム力向上」(ゲームなどに必要な正確に当てる能力)と書き入れ、「どのゲームをするにもエイム力って必要かなと思うので。私は好きなんですけど下手なほうなので、ゲームが少しでも上手になればと思ってこの願い事にしました」と説明した。ちなみに、アイドル時代は毎年、「世界平和」をお願いしていたという。「13歳からアイドルしていて毎年アイドルのイベントで書かされるのでそこで『世界平和』を書くようにしていました」と述べ、願いごと変更をツッコまれると「卒業したので」と笑った。
2021年07月06日HKT48が、宮脇咲良の卒業ソング「思い出にするにはまだ早すぎる」のMusic Videoのショートバージョンを公開した。6月19日にマリンメッセ福岡で行われる卒業コンサート『宮脇咲良 HKT48卒業コンサート 〜Bouquet〜』を持ってHKT48での約10年の活動に終止符が打たれる宮脇咲良。今回のMVでは回想シーンとして過去のコンサートや劇場公演やオフショット映像なども盛り込まれており、宮脇がバスに乗りこみ車窓から見える博多の街を眺め、那珂川通りや福博であい橋、Pay Payドームといったゆかりの地をひとり歩くシーンでは、これまでの日々に想いを馳せるような心情が描かれている。(C)Mercury(C)MercuryMVショートバージョンでは宮脇が西日本シティ銀行 HKT48劇場の扉を開けるところで映像は終わっているが、他にもHKT48の結成当初から共に支えあってきた現在の1期生メンバー8名による最後のMV共演シーンなど、彼女の活動を見守ってきたファンにとって様々な想いが溢れる作品に仕上がっている。(C)Mercury合わせて、同曲の初披露も期待されるマリンメッセ福岡での卒業コンサートが、dTVおよびZAIKOで生配信されることが決定。さらに「思い出にするにはまだ早すぎる」が、卒業コンサート終演後の6月20日に配信リリースされることも発表となった。HKT48「思い出にするにはまだ早すぎる」MV Short ver.<ライブ情報>宮脇咲良 HKT48卒業コンサート 〜Bouquet〜6月19日(土) マリンメッセ福岡 A館OPEN 16:00 / START 18:00■dTV 配信視聴チケット:■ZAIKO 配信視聴チケット:『宮脇咲良HKT48卒業コンサート 〜Bouquet〜』特設サイト: オフィシャルサイト:
2021年06月14日アイドルグループ・HKT48の宮脇咲良が25日、ケラスターゼのハイトーンヘアケア用シリーズ「ブロンドアブソリュ」のジャパンミューズに就任したことを発表。あわせて、ハイトーンヘアのキャンペーンビジュアルを公開した。同商品と宮脇のコラボレーションは日本市場向けで、6月9日発売の同シリーズ新ライン「シカエクストリーム」、8月4日発売の同シリーズ新製品「セラムシカニュイ」の発売プロモーションを通じて公開される。頻繁にハイトーンヘアを披露し、その度に抜群のビジュアルで話題になる宮脇は「髪は、自分らしさや作品の世界観を表現する大切な部分です。特にハイトーンヘアは私にとって特別なヘアカラーです。何かに挑戦するときにハイトーンカラーにすると決意が湧いて新しい自分を見つけた気持ちになります」とコメント。今回のジャパンミューズ就任について聞かれると、「以前から、ケラスターゼをプライベートで愛用してきたので、ミューズに就任できたことを光栄に思います」と、同ブランドのユーザーであることを明かした。また、「ハイトーンカラーヘアのビジュアルは特にファンの皆様からたくさん関心を寄せていただいているのも知っているので、ヘアケアには特に気を付けていて、最近は新しい『シカエクストリーム』ラインを使っています」とも。そして最後に「個人的には、シャンプーがお気に入りで、髪が芯から潤う気がします。コラボレーションを皆さんに見ていただけるのがとても楽しみです!」とメッセージを送った。
2021年05月25日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)に対して、原作者の吉田修一がコメントを寄せた。同作は吉田修一による同名小説の実写映画化作。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。原作シリーズの人気を支える大きな魅力の一つが、吉田が紡ぎだす繊細な心情描写。羽住英一郎監督も「自分自身が惚れ込んだ小説の映画化だったので、プレッシャーよりも幸福感の方が勝っていました」と、喜びを語っている。1997年に『最後の息子』でデビューし、同作で第84回文學界新人賞を受賞すると、2002年には『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川龍之介賞を同時期に受賞し大きな話題となった吉田は、『悪人』『怒り』など映画化された作品でも多くの観客の心を惹きつけ、現在は世界各国で作品が翻訳出版されるなど、日本を代表する小説家となっている。これまで繊細な心情描写を描く作品が多かった中、今回アクション要素を大きく加えた本作を執筆するにあたっては「言葉ではなく、身体で何をどこまで語れるのかを意識して書きました」と振り返る。完成された映画については「とにかく贅沢で豪華でスケールの大きな映画だと思いました。若い頃に心を躍らせて、ハリウッドの超大作映画を見に行っていた時の気分が蘇りました」と絶賛。藤原&竹内によるバディについても「とにかくカッコいい。まるでダンスシーンを見ているようなアクションなど、見ていて惚れ惚れしましたし、藤原さん自身が持っている運の強さのようなものと、竹内さんが持っている時代性が見事にスクリーンに映し出されていると思います」と魅力を表す。撮影現場の見学にも行ったというが「とにかく苛酷なアクションシーンの連続でしたので、自分が書いたばっかりに……と、少し申し訳ない気持ちになりました(笑)」と原作者ならではの感想も。「執筆中には、まさかこんな激しいアクションをスタントなしで演じてくれる俳優さんがいるとは思ってもいませんでしたし、まさかここまで壮大な世界観を再現して頂けるとも思っていませんでした。とにかくスタッフキャストの皆さんに心から敬意を表したいです」と語る。さらに映画公開を待ち望んでいる人々に向けては「残念ながらこういう時世でもありますので、ほんのひと時だけでも窮屈な日常を忘れて、多くの方に華やかな映画の世界を楽しんでいただければと思います」とエールを送った。
2021年02月17日ほろ苦くも温かい人間ドラマや独特の笑いのセンスが光る世界観で、多くの映画ファンの心を鷲掴みにしてきた沖田修一監督。今回、常に新作が待ち望まれる沖田監督が初めて人気漫画原作の実写化に挑んだ最新作『子供はわかってあげない』に合わせ、南極基地内の隊員たちの生活をコミカルに描いた『南極料理人』や、お人好しすぎる青年の愛おしい日々を描いた青春群像劇『横道世之介』、無骨な木こりと気弱な映画監督の交流を描いた『キツツキと雨』と、“おうち時間”を満喫できる<沖田ワールド>の作品をピックアップした。個性豊かな隊員のコミカルな日常と“おいしいご飯”『南極料理人』(Huluほかで配信中)実際に南極観測隊に参加した西村淳によるエッセイ「面白南極料理人」を実写映画化した本作。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地、南極ドームふじ基地に派遣された観測隊員8名。そのうちのひとり、料理人の西村(堺雅人)は食事以外楽しみがない彼らのために、日々腕をふるい、ときに贅沢な食材を使い、娯楽の少ない彼らをもてなしていく。過酷な状況下で繰り広げられる、ひと癖もふた癖もある個性派隊員たちのコミカルなやり取りにクスッとさせられることはもちろん、喧嘩をしながらもゆっくりと絆を深めていく彼らの“隔離生活”は、沈んだ心もおのずと明るくしてくれるはず。また、伊勢エビフライや夜食のラーメン、いくらのおにぎり、具だくさんの豚汁など、劇中で次々に登場する豪華なご飯も必見!60歳の木こり×25歳の新人監督が意気投合?2人のふれあいに心癒される『キツツキと雨』(Netflixで配信中)舞台は、人里離れた山あいの村。地元の木こり・克彦(役所広司)は、ゾンビ映画の撮影にやってきた新人監督・幸一(小栗旬)と出会い、ひょんなことから映画のことなど何も知らないまま、映画作りの手伝いをすることに。最初は距離を感じていたふたりが、次第に良い影響を与え合い、心を通わせていくさまを映し出した本作。劇中では、あれよあれよという間に克彦が幸一の映画に出演することになり、愛らしい“ゾンビ演技”を披露。演じる役所さんの怪演(!?)はもちろん、絶妙なユーモアを交えながら描かれる、異色のふたりのふれあいや、緩やかに流れる山村の優しい空気には、思わず心が癒されてしまうこと間違いなし!どこまでもお人好しな世之介が愛おしい!切なくも温かい“大切な思い出”に涙があふれる『横道世之介』(Netflixほかで配信中)吉田修一による同名青春小説を映画化した本作。頼みごとは断れないお人好し・横道世之介(高良健吾)は、大学進学のために上京したばかりの18歳。お調子者の倉持(池松壮亮)を始め、女性に興味を持てずにいる加藤(綾野剛)、大人の魅力を漂わせる千春(伊藤歩)、一方的に世之介へ想いを寄せるお嬢様の祥子(吉高由里子)など、様々な人々と出会いながら、持ち前の明るさで周囲を幸せにしていく――。どこまでも純粋でまっすぐで、ちょっぴり図々しいけど憎めない不思議な魅力を持ち合せる世之介。そんな彼を取り巻く人々との、切ないけれど温かく、かけがえのない大切な思い出に、きっとラストは涙があふれてしまうはず。どこか懐かしくも新しい“宝箱のような夏休み”。いっぱい笑って、ほろりと泣ける青春映画『子供はわかってあげない』(6月26日公開)「マンガ大賞2015」や数々の漫画賞を受賞し、「モーニング」連載時から話題沸騰だった田島列島の傑作コミックが実写映画化。主演を務めるのは、「義母と娘のブルース」「いだてん~東京オリムピック噺~」で注目を集め、瑞々しい魅力と確かな演技力で引っぱりだこの上白石萌歌。相手役には、超新人ながら石井裕也監督作『町田くんの世界』主演に大抜擢された細田佳央太。さらに人間模様を鮮やかに彩るキャストには、豊川悦司、千葉雄大、斉藤由貴、古舘寛治など、実力派の名優陣が大集結し、物語をカラフルに広げる。高校2年の水泳部女子・美波(上白石さん)は、書道部男子のもじくん(細田さん)との運命的な出会いをきっかけに、幼い頃に別れた父親の居場所を探しあてる。何やら怪しげな父・友充(豊川さん)にとまどいながらも、海辺の町でいっしょに過ごすが…。心地よい海風。爽やかに鳴る風鈴に、超能力!?お気楽だけど、けっこう怒濤の展開が待ち受ける。本作で描かれるのは、主人公・美波とシャイで素朴な青年・もじくんとの甘酸っぱすぎ初恋や、“元教祖(?)”の実の父・友充、ジェンダーレスな雰囲気を漂わせるもじくんの兄・明大など、ちょっぴり“ワケあり”でステキな人々との“普通じゃない”夏休み。初めて漫画原作の実写化に挑んだ沖田監督は、原作・田島列島の甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガールを見事に表現しつつも、子どもと大人の狭間で揺れ動く高校生、そして大人たちの気持ちをゆるやかにやさしく描く。美波の感情が高まった告白シーンは、監督の新境地シーンとしても必見。いっぱい笑って“ほろり”とする、懐かしくも新しい青春映画の傑作が誕生した。『子供はわかってあげない』は6月26日(金)よりテアトル新宿・イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:南極料理人 2009年8月8日よりテアトル新宿にて先行公開、22日より全国にて公開キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会子供はわかってあげない 2020年6月26日よりテアトル新宿・イオンシネマほか全国にて公開©2020「子供はわかってあげない」製作委員会©田島列島/講談社
2020年04月25日タレントの指原莉乃(27)が自身のTwitterを更新し、若者を中心に人気を博しているゲーム『あつまれ どうぶつの森』で、韓国に滞在するIZ*ONEの宮脇咲良(22)とオンライン上で再会したことを明かした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で高まる“巣ごもり需要”と、生産遅延により、世界的に品薄がつづくゲーム機・Nintendo Switch。オンライン上では、先月20日に発売されたNintendo Switch用ソフト『あつまれどうぶつの森』も大ブームになっており、“あつ森”の略称で話題を呼んでいる。指原は2日の夕方に「あつ森でオンラインで咲良に会ってきたオンラインなのに面白すぎてめちゃわろた」とTwitterを更新。現在、韓国で活動している宮脇とゲームの中で再会を果たしたと報告した。つづけて「咲良の島すごすぎて笑った」とゲーム好きで知られる宮脇の腕前を称賛。「果物もお金もくれて(タクシー代感覚なのか?)お金持ちの先輩の家に行ったときの『自分もこうなりたいっす!』っていう気持ちに何回もなったまぢオンニ」と茶目っ気たっぷりにつづった。(※オンニは韓国語で“お姉さん”の意)指原は翌日3日にもTwitterで「咲良からもらったベルで家増築した情けないょ…」と報告。ゲーム内でお金として扱われる“ベル”を宮脇からプレゼントしてもらったようだ。国境を越えてつづく2人の親交にファンたちは《超激アツ!この絡みはうれしい!》《あつ森で会うなんて現代的》《奇跡の師弟再会》と歓喜。さらに《いままでの恩返しかな》《あつ森ではさくちゃんが先輩だから大丈夫だよ》と後輩に“融資”を受けた指原をなぐさめるようなコメントも寄せられている。このほかにも、みちょぱことモデルの池田美優(21)も、自身のTwitterでたびたび“あつ森”に言及。タレントの丸山桂里奈(37)が「あたしもやりたくなったから買お」とリプライを送り、みちょぱが「始めたら遊びに行きます!!」と反応するなど、芸能人の間でもブームになっているようだ。
2020年04月03日1month発売と同時に、1dayの店頭販売もスタートPIA株式会社は、IZ*ONE宮脇咲良がイメージモデルを務めるカラーコンタクトレンズ「MOLAK(モラク)」1monthシリーズを2020年2月27日より販売開始したと発表した。また、これまでウェブサイトと一部の店頭でのみ販売していた1dayシリーズも併せて、店頭販売を開始している。1month限定カラー2色が加わった、8色展開「MOLAK」は、2019年11月に1dayを先行して発売。店頭販売はほぼなかったにもかかわらず、わずか2ヶ月で100万枚を売り上げている。UVカットや55%という高含水、色素がまぶたと瞳に触れないサンドイッチ構造といった特徴に加えて、Sakura Petalなどのオシャレなカラー展開が人気の秘密だ。今回発売した1monthシリーズは、1dayシリーズと同じ6色に、1month限定色をプラス。みずみずしいピーチピンクでキュートな印象に見せる「Peach Crush」、オレンジカラーにフチをプラスしてフレッシュな演出をする「Tangerine Tea」が加わり、全8色展開だ。どれも1箱2枚入りで、税抜き1,500円。度なしから8.00まで展開しており、「MOLAK」のウェブサイトをはじめ、1dayと併せて店頭でも購入できる。ノベルティがもらえるキャンペーンを実施同時に、店頭発売を記念したキャンペーンも実施される。ドン・キホーテ店舗にて2箱以上購入すると、オリジナルの「MOLAKノート」を1冊プレゼント。前回、取り扱い後すぐになくなってしまったオリジナルノベルティが、これを機に復活する形だ。既存の3色に加え、1month限定色の2種が加わっている。また、ウェブストアではオリジナル三角ファーポーチ、実店舗ではオリジナルブランケットをプレゼントする。こちらも2箱以上の購入で入手できるが、ノベルティがなくなり次第終了だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※MOLAK公式サイト
2020年03月01日活動を再開した日韓グローバルガールズグループ・IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良(21)が2月19日、パーソナリティを務めるラジオ『今夜、咲良の木の下で』(bayfm)に約3カ月ぶりに出演。休止中の心境や、ファンからのメッセージを読み、涙で声を詰まらせる場面があった。グループを誕生させたオーディション番組の制作陣による“視聴者投票の不正操作疑惑”により、昨年11月から活動を休止していたIZ*ONE。宮脇は同ラジオへの出演も控えており、その間はAKBグループのメンバーたちが代役を務めていた。今月17日に韓国で初のフルアルバム『BLOOM*IZ』をリリースし、晴れて活動を再開。この日、約3カ月ぶりにラジオ復帰した宮脇は「ただいま帰りました!お元気でしたか?」と挨拶。やや緊張した様子で「いちばんは会いたかったです。本当に会いたかったですね…」と本音を吐露した。つづけて「アイドルをやって9年目ですが、3ヶ月間ステージに立てなかったことが初めてなんです。アイドルってなんだろうとか、ステージってなんだろうとか、ファンの皆さんってどんな存在なんだろうかと改めてゆっくり考えられる期間になったし、私にとってはまたひとつ成長できた期間だったと思います」と休止期間中を振り返った。「アイドルは笑顔とか幸せを届ける職業だと思っていますが、3ヶ月間はそれができず、WIZ*ONE(ファンの呼称)でいることが辛いのではないかと心配になったのですが、それでもIZ*ONEは皆さんが心待ちにしていてくれたことをずっと感じていたんです。そして活動を再開して肌でより感じることができて、本当に感謝しかないです」と、ファンから寄せられたメッセージを読みながら、涙で声を詰まらせる一幕も。「これからの日常はもっと輝きたいと思いますので、応援してもらえたらうれしいです」と意気込んだ。宮脇は以前からファンの間で「プロアイドル」の呼び声が高く、昨年7月24日の放送では「ハイタッチ会でも何回も来てくれたらもちろん覚えますし、メールもたくさん読みますし、“福利厚生”がしっかりしているので」と自身の魅力をアピール。HKT48時代も’14年の総選挙で「私にとってファンの皆さんは太陽です。ファンの皆さんはいつも温かく私を照らしてくれる。私はその光を受けて輝くことが出来ている月です。太陽がいないと月は輝けない」とアイドルとしての信念を語っていた。ファンからは《ラジオを何度も聴いて、何度も号泣》《言いたかったことや思ってたこと全て分かっててくれててさくちゃんもずっと同じ気持ちだったことに涙溢れました》と反響が寄せられており、再開後の活躍に期待の目が向けられているようだ。
2020年02月20日日韓合同ガールズグループ・IZ*ONEの宮脇咲良が7日、さいたまスーパーアリーナで開催中の「マイナビ presents 第29回 東京ガールズコレクション 2019 AUTUMN/WINTER」に出演し、ランウェイデビューを果たした。宮脇は、TGC初出展となる韓国ブランド「17kg」のステージのトリを務め、ミニスカートにジャケットを組み合わせたコーディネートを披露。大歓声が沸き起こる中、美脚をあらわにしながら堂々とランウェイを歩き、笑顔も見せて観客の視線を釘付けにした。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されている国内最大規模のファッションイベント。29回目となる今回は、「世界から注目を集める東京のガールズ文化が永遠に輝き続けるように」という思いを込めた“レイワガールズレボリューション”をテーマに、ファッションショーをはじめ、アーティストライブやスペシャルステージなどを展開する。
2019年09月07日映画『太陽は動かない』が、2021年3月5日(金)より公開。藤原竜也×竹内涼真が初タッグを組む。“映像化は不可能”といわれた、吉田修一の小説が実写化『怒り』『悪人』など、ヒット作を生み出し続ける人気小説家・吉田修一。映画『太陽は動かない』は、そんな吉田が描く通称“鷹野一彦”シリーズ3部作の中の「太陽は動かない」「森は知っている」2編をベースに構築。世界を股にかけた壮大なスケールと、様々なシチュエーションでのアクションシーンなどから映像化は不可能と言われた巨編が、『海猿』や『MOZU』シリーズを手掛けた羽住英一郎監督によって実写化される。東欧ブルガリアで、壮絶なアクションシーン&冒頭映像も撮影は、日本国内に加え、東欧ブルガリアにて約1ヶ月にも及ぶ海外ロケを実施。市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、超異例づくしの大規模な撮影が行われた。解禁された映画冒頭映像は、、東欧ブルガリアの古いアパートに監禁されている同僚エージェント・⼭下(市原隼⼈)を救出するシーンから幕開け。監督の強い希望により、キャスト自らがスタントマンなしで、壮絶なアクションシーンを繰り広げる、息付く間もない圧倒的スケールを伺うことができる。ストーリー心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野と相棒の田岡。24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦が始まる。誰が敵か味方が分からない極限の状況の中、2人の心臓爆破のリミットは迫っていた―。24時間ごとにリセットされる、極限のタイムリミット・エンターテイメントが幕を開ける!藤原竜也×竹内涼真の豪華タッグ主演は、『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』『Diner ダイナー』でも主演を演じた藤原竜也。これまで数々の難役をこなしてきた彼が、本作では心臓に小型爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた男・鷹野一彦を演じる。また、藤原演じる鷹野一彦の後輩であり相棒にあたる田岡亮一役は、『センセイ君主』の竹内涼真が担当。本格的なアクションは初めてだという竹内だが、現場では陸橋から飛び降りるワイヤーアクションや、激しい肉弾戦にも体当たりで挑戦する。鷹野一彦(藤原竜也)藤原竜也演じる鷹野一彦は、謎の組織・AN通信のエージェントであり、心臓に爆弾を埋め込まれている。24時間ごとの定期連絡を怠ると爆死する。田岡亮一(竹内涼真)竹内涼真演じる田岡亮一も鷹野と同じく謎の組織・AN通信のエージェント。心臓に爆弾を埋め込まれており、24時間ごとの定期連絡を怠ると爆死する。佐藤浩市、市原隼人など豪華キャストもまた、佐藤浩市をはじめ、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾といったキャストも集結。風間武(佐藤浩市)佐藤浩市演じる風間武は、鷹野と田岡の上司。日本から2人に指令を出す。その素性は謎に包まれている。AYAKO(ハン・ヒョジュ)ハリウッド進出も果たした女優・ハン・ヒョジュが演じるAYAKOは、アンディ・黄と手を組んでいる謎の女。鷹野と田岡に何かと絡んでくる。デイビッド・キム(ピョン・ヨハン)ピョン・ヨハン演じるデイビッド・キムは、鷹野に敵対するフリーのエージェント。次世代エネルギーの情報を掴んでいる。山下竜二(市原隼人)市原隼人演じる山下竜二は、謎の組織・AN通信のエージェントで、鷹野と田岡の同僚。2人と同様に心臓に爆弾を埋め込まれており、ブルガリアで監禁される。その他の登場人物菊池詩織(南沙良)…高校時代の鷹野の同級生。鷹野一彦・高校時代(日向亘)…高校時代の鷹野。天涯孤独の身となり風間に拾われ、エージェントの訓練を受ける。柳勇次(加藤清史郎)…高校時代の鷹野の同級生。鷹野と同様、エージェントの訓練を受ける。ジミー・オハラ(横田栄司)…アンディ・黄の裏の実行部隊。アンディ・黄(翁華栄)…中国の巨大エネルギー企業・CNOXの会長であり裏組織のボス小田部菜々(八木アリサ)…小田部教授の娘。小田部教授(勝野洋)…次世代エネルギー研究の第一人者で、ブルガリア・ソフィア大学教授。河上麻子(宮崎美子)…河上の妻。河上満太郎(鶴見辰吾)…日本の大手電機メーカーMETの取締役。King Gnu 新曲『泡』が主題歌に『太陽は動かない』の主題歌は人気バンドKing Gnuの新曲『泡』(あぶく)に決定。音源はKing Gnuの前身であるSrv.Vinciの時代に誕生していたが、それをベースにして完成。常に死と隣り合わせの鷹野と田岡の心情に寄り添うものとなっている。WOWOWでのドラマ版放送もまた映画と同時進行で、連続ドラマ版「連続ドラマW 太陽は動かない-THE ECLIPSE-」もWOWOWで2020年5月24日(日)夜22:00より放送スタート。原作者の吉田修一が監修を務める、オリジナルストーリーとなっている。【詳細】映画『太陽は動かない』公開日:2021年3月5日(金)※2020年5月15日(金)公開予定だったが延期となった。ドラマ版は5月24日(日)より予定通りスタート。監督:羽住英一郎脚本:林民夫出演:藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市 ほか原作:吉田修一・著『太陽は動かない』『森は知っている』(幻冬舎文庫)
2019年05月24日日韓合同ガールズグループ・IZ*ONEのメンバーとして活動しているHKT48の宮脇咲良が、28日に神奈川・横浜スタジアムで開催された指原莉乃の卒業コンサートに映像で登場し、指原に思いを伝えた。18曲目の「夕陽を見ているか?」で、HKT48の1期生や、姉妹グループに移籍した中西智代梨・谷真理佳、そして同じくAKB48から移籍しHKT48で活動を共にした卒業生の多田愛佳たちが指原を取り囲み、ともに歌唱。また、現在、IZ*ONEとして活動をしている宮脇咲良も映像で共演した。そして、宮脇は「さっしー卒業おめでとうございます。さっしーと過ごした7年間はすべてが大切な宝物です。私にとってさっしーは一番の先輩です」と涙声で語りかけ、「これからさっしーがいなくなるのはすごく不安だけど、もしさっしーだったらどうしていたかなって考えて、さっしーの意志を引き継いでいきたいと思います」と決意表明。「さっしー、あんまり言ったことなかったけど、大好きです! 卒業しても心の中ではずっと仲間でいてください」と思いを伝え、指原は「咲良ありがとう。うれしいです」と涙を流した。
2019年04月29日まさかこの作品の続編が読めるとは。吉田修一さんによる『続 横道世之介』は、青春小説『横道世之介』の数年後の話。1987年を舞台にした前作では、大学進学で上京した世之介の一年が描かれ、今作では卒業から数年後、1994年の1年間が綴られる。「自分でも続編を書くつもりはありませんでした。でも、文芸誌『小説BOC』が創刊される際に連載を依頼され、考えていたら世之介が浮かんできてしまったんですよね(笑)」24歳の世之介は、バイトとパチンコに通う日々を送っている。「人生がうまくいかなかった時期を書こうと思いました。自分も、全然やることがなく、アルバイトをしながらあてもなく小説を書いていたのがこの頃だったんです」確か著者も20代前半、世之介のように湾岸の倉庫街で働いていたはず。「そうです。基本的にこの小説は自分の体験や、実際に見聞きしたエピソードを集めて書いているんです」当時の風俗をよく憶えているなと感心もするが、「当時つけていた日記を見ながら書き進めました。その日観た映画とか、会った人について1~2行書いただけですけれど。年表には残らないようなあの時代の雰囲気が書けたかなと思いますね」世之介は2人の女性と出会う。鮨職人を目指す丸刈りの浜本と、シングルマザーの日吉桜子だ。「浜ちゃんは、10代の頃に女友達が突然角刈りにした記憶が強烈に残っていたので(笑)。桜子は、以前書いた短編集『女たちは二度遊ぶ』に収録された〈殺したい女〉に出てくる、小岩の整備工場の娘をもう一回書きたかったんです。単純にキャラクターとして好きだったので」お気楽で勝手なのに、なぜか周囲に人が集まってくる世之介。「彼は友達が辛い時期に、助けに行こうと思いながらも行かない人。友達にしてみたら、実際に来られても迷惑ですよね。でも辛い時に会いに行くといつでも会えるのが世之介なんです。結果的に、そういう人のほうが、スランプの時に必要じゃないかと思う」前作同様、世之介と関わった人たちのその後が書かれる本作。今回描かれる「その後」は、少し未来、東京オリンピックの年だ。「マラソン競技中のコースの何地点かで同時多発的に何かが起きる小説の構想もあったので、それがこの話と重なっていきました」彼らの中でも「この人が書けたことに達成感をおぼえた」というのが、桜子の兄の隼人だという。中学生の時にケンカ相手が意識障害で寝たきりとなり、ずっと彼の家にお見舞いに通い続けていた青年だ。「隼人のように、その場所から動けなくなっている人に興味があるんですよね。世之介と関わった時間を経て、隼人が自分から動いたことを書けて本当によかったです」世之介がその後どうなったのかは、前作の読者なら知っているはず。知らない人は…とにかく読んで!よしだ・しゅういち1968年、長崎県生まれ。’97年、「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。’02年に『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞。ほか受賞多数。『続 横道世之介』アルバイト生活を送る世之介、24歳。現在、人生のスランプ期。それでものんきな彼の周囲はいつも明るくて…。映画化もされた青春小説、奇跡的な続編。中央公論新社1600円※『anan』2019年3月20日号より。写真・土佐麻理子(吉田さん)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2019年03月14日HKT48の宮脇咲良、矢吹奈子、AKB48の本田仁美が参加する日韓12人組ガールズグループ「IZ*ONE」 (アイズワン)が29日、1stミニアルバム『COLOR*IZ』を発売。同日、韓国・オリンピックホールにてデビューコンサート「IZ*ONE COLOR*IZ SHOW-CON」を開催した。「IZ*ONE」は、韓国の人気オーディション番組『PRODUCE101』と AKB48グループのシステムを統合したグローバルアイドル育成プロジェクト「PRODUCE48」から今年8月31日に誕生。「IZ*ONE」というグループ名は“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれ「12色それぞれの星が1つになるよう、12人の少女が1つになる瞬間」という意味が込められている。メンバー12人の紹介映像からデビューコンサートは幕を開ける。「PRODUCE48」デビュー評価楽曲でミニアルバム『COLOR*IZ』にも収録されている「We together」、と「好きになっちゃうだろう?」からコンサートはスタート。白い衣装に身を包んだ12人が登場すると会場からは大きな歓声が起こった。MCではメンバーそれぞれのパーソナルカラーも紹介され、宮脇はピンク、矢吹は空色、本田はベージュと公開された。続いて、デビューアルバムに収録されている「秘密の時間」が初披露され、感動のステージに。その後、公募していたファンクラブの名前が「WIZ*ONE」に決定したと発表。 そして「O’ My!」を披露し、ポップな衣装と演出にはつらつとした12人のパフォーマンスで魅了した。そして、PRODUCE48の振り返り映像のあと、宮脇咲良がセンターで「1000%」、キムミンジュがセンターで「Rumor」を披露。「La Vie en Rose」の披露前には MV も公開され、赤い衣装で息の合った情熱的なパフォーマンスで会場を盛り上げた。披露後、本田は「みなさんのおかげで素敵な一日でした」と感想を述べた。さらに、IZ*ONEの原点である「ネッコヤ」も披露され、コンサートは熱気に包まれながら終演。ファンからの「アンコール」がかかり、「夢をみている間」の披露も行われた。すべてが終了し、メンバーがひと言ずつ、目に涙を浮かべながら感謝の気持ちを述べた。最後に、日本メンバーを代表して宮脇が「日本から応援してくれている方、私たちに関わってくださっているすべての人に感謝しています。これからも応援よろしくお願いします」と日本語でメッセージを伝えた。■宮脇咲良コメントアイドルとして二度もデビューするという、奇跡のような事を経験できて光栄です。また新たな気持ちで、アイドル人生をスタートしたいと思います。毎日の練習を重ねて、少しずつダンスが揃うにつれ、絆も深まっていくような気持ちになり、楽しかったです。日本のファンの皆さんにはすこし寂しい思いをさせてしまうかもしれませんが、ファンの方はどこにいても応援してくれているので、これからはIZ*ONEとしての新しい姿をみせていければと思っています。IZ*ONEとしての活動は2年6カ月と限られていますが、どの瞬間も全力で輝きたいと思います。■矢吹奈子コメント私は「PROCDUCE48」の最初の評価では1番下のクラスで、その時はデビューするなんて想像もできなかったです。応援してくださるファンの皆さんのおかげで、IZ*ONEとしてデビューできることが本当にうれしいです。練習が続く日々で辛いこともありましたが、デビューの日が近づくにつれて、練習も楽しかったです。言語の違いに苦労しましたが、みんなに助けてもらって少しずつ覚えてきています。デビュー曲には「あなたと私、私たち全てを“バラ色の人生”にしてみせる」というメッセージが込められていて、情熱的なIZ*ONEのメンバーのこれからの意気込みが入ってる曲だと思います! 今は未熟だけど、たくさん努力して成長したいです! IZ*ONEが韓国、日本、そして世界で有名になれるように、12人で力を合わせて頑張りたいと思います! 応援よろしくお願いします。■本田仁美コメントデビューできて、今はとにかくうれしい気持ちでいっぱいです。練習量が多くて大変なときもありましたが、メンバーのみんなが支えてくれたのでここまで頑張って来れたと思います。大変なときもみんなでワイワイご飯を食べる時間は息抜きになりました。デビュー曲では、特にダンスに注目してほしいです! みんなで本当にたくさんの練習をして合わせました。一体感のあるダンスを見ていただけたらいいなと思います! グローバルアイドルとして世界の皆さんに12人それぞれの魅力を発信していくとともに、私個人としての実力だったり個性というものも磨いていけたらいいなと思います。1年前の自分には想像もできなかったような出来事が起きているので、2年半後の自分もどうなっているのかが今からすごく楽しみです。2年半の活動期間で自分を試してみたいので、成長した姿を皆さんにお見せできるようにがんばります!(C)OFF THE RECORD
2018年10月30日映画『楽園』が2019年10月18日(金)に全国ロードショー。ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」を主演・綾野剛、杉咲花、佐藤浩市ほか出演で映画化する。監督は『64-ロクヨン-』の瀬々敬久。ベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が原作原作は、『悪人』『怒り』と映画化が続く吉田修一の「犯罪小説集」。吉田自身「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて。」と表現した5つの短編集の中から「青田Y字路」と「万屋善次郎」の2作品を組み合わせ脚色。映画『楽園』では、原作とはひと味違ったオリジナルのストーリーが展開される。Y字路で起こった少女失踪事件物語の舞台は、青田が広がるとある地方都市。屋台や骨董市が溢れ、祭客でごった返したある夏の日、Y字路で少女疾走事件が起こった。必至の捜索活動が行われるもの、少女の行方は知れぬまま。空しくも事件は未解決のままとなり、疾走した少女・愛華と直前まで一緒だった、親友・湯川紡(つむぎ)は、この事件を機に心に傷を抱え、罪悪感を感じながら成長していく。そして12年後のある夜、後方から迫る自動車に動揺して転倒した紡。そんな彼女を助けたのが、青年・中村豪士(たけし)だった。幼き頃、母に連れられ日本へとやって来た豪士もまた、孤独な日々を過ごしていた。紡と豪士はそれぞれ互いの不遇に共感し合い、心を開いていく。しかし、そんな矢先、再び悲劇が。あのY字路で一人の少女の消息が途絶えた。容疑者として名が上がったのは豪士。住民の懸念が一気に豪士へと浴びせられ、追い詰められた彼は街へと逃れるが…。綾野剛×杉咲花主演・豪士を演じるのは、吉田修一原作『横道世之介』『怒り』に続き三作品目の出演となる俳優・綾野剛。そして、Y字路での少女失踪事件をきっかけに心に深い傷を抱えながらもがき生きる少女・湯川紡役は、杉咲花が担当する。杉咲花が演じる紡は、原作「青田Y字路」の登場キャラクターとは一味違った形で描かれる。杉咲花から綾野剛へ、リレーインタビュー映画『楽園』を公開前に、「ずっと共演したいと思っていた」と話す綾野剛、杉咲花にインタビューを実施。後輩俳優から先輩俳優へバトンを繋ぐリレーインタビューを通して、互いの印象や映画『楽園』にまつわるエピソードにフォーカスを当てる。杉咲花「こんな形で現場に行ったのは初めてでした」Q.杉咲さんが演じた紡(つむぎ)は、原作に登場するキャラクターではありますが、映画『楽園』では全く異なる形で描かれていますね。杉咲: はい。台本をいただいた際に、原作を知って、半分くらい読み進めたのですが、台本から感じた紡の印象と、原作の紡をうまくリンクさせることができなくて。台本から受ける印象を大事にしたいなと思い、作品に入る前、敢えて原作を読まずに臨むことにしました。Q.台本を読んだ時に受けた紡のイメージとは?杉咲:正直今回は、紡がわかりそうでわからなかったです。Y字路の写真をいただいてその写真を見るようにしたり、失踪事件でいなくなった愛華ちゃんのことを考えたりとかはもちろんしましたが、理解できそうで紡がすごく遠いところにいる感じがしました。今まで演じる役の気持ちがわからないまま、現場に入ってはいけないと思っていましたし、それは失礼ではないかという考えが自分の中にありました。抽象的なシーンや台詞も多いので、考えれば考えるほど、紡の気持ちや役作りの方法がわからなくなっていきました。そんな時、ふと紡の台詞「わからなくたっていい」という言葉を思い出しました。わからないまま一回やってみようと、こんな形で現場に行ったのは初めてでした。Q.現場に行って気持ちの変化はありましたか?杉咲:こういう考え方、お芝居の入り方もあるんだなと思いました。台本を読んだ時には不安だったシーンも、いざ現場に入ってみると、自分では想像がつかなかった気持ちになって演じることができましたし、不思議な体験をしました。Q.新しいお芝居の仕方を見つけられたのですね。杉咲:はい、今回は現場の過ごし方も新しい方法を試してみました。これまでは、カメラが回っていないときも、役としての感情をずっと持ち続けている方が楽だと思っていたんです。でも、そうじゃないやり方を試してみよう、カメラが回っていないときは、普通でいようと。そうしたら、綾野さんはカメラが回っていないとき、まさに理想の形で過ごしていらっしゃっていて。ものすごく役に入り込まれる方かなと勝手に思っていたので、全然違ってびっくりしました。Q.ずっと願っていた綾野さんとの共演はいかがでしたか。杉咲:こんなに早いタイミングで、一緒にお仕事させていただくことができて、とても嬉しかったです。私自身色々と作品を見させていただき、憧れの人でもありました。ただ、今回綾野さんが演じた豪士は難しい役柄でしたし、どんな感じで現場にいられるかわからないので、話とかはきっとできないだろうなと思いながら、ドキドキして現場入りしました。でも、クランクインの日から一緒に話そうよと声をかけてくださり、色々と話をすることができました。私は、役として気持ちを保ち続けないことでしんどい場面もあったのですが、自然とそれをやられている綾野さんを見て、改めてすごいなと思いましたし、勉強になりました。綾野剛へバトンタッチQ.杉咲さんの印象を教えてください。綾野:初めて会ったのは、日本テレビ系列のテレビドラマ「妖怪人間ベム」。ワンシーンだけですが共演しました。その時から持っているエンジンはすごかったですよ。その後、授賞式などで再会しました。改めてご挨拶して、「何か一緒にやりたいね」って話したら、「はい、やりたいです」って。「共演するならどんな役がいい?」って尋ねたら、「誘拐される話がいいです」って(笑)。「僕が杉咲さんを誘拐するの?」って聞いたら「はい」って答えたんですよ。今でも忘れられないですね。そのときから、着眼点が違う、自分と人の能力を活かそうという考えがズバ抜けて長けていました。元から杉咲さんに対して、敬意を持っていましたが、実際に現場に入ってみると、すごく繊細に時に大胆に、自分の紡という役をちゃんと見つめている杉咲さんの姿を見て、改めて魅力的な女優さんだと確信しました。Q.杉咲さんは綾野さんの現場での姿に感銘を受けたようですが。綾野:杉咲さんは潜在的にちゃんと自分のスイッチを持っている人ですよ。コントロールするっていうあざとさではなくて、その場の空気をちゃんと大切にできる人。ずっと役に入り続けることもできますが、何でもないときは話をしたりコミュニケーションもとれる。今回、僕と杉咲さんは、ちゃんと心を通わせないといけなかった。杉咲花という人と、時に鏡のように照らし合わせて、ちゃんと向き合って作品を作っていけたと感じています。Q.ところで、原作・吉田修一さんの「犯罪小説集」は読まれましたか。綾野:小説が原作の場合、元々読んでしまっている場合は仕方ないのですが、基本的には撮影前には読まないです。台本は設計図のような形で、おおまかなことしか書かれていないのですが、小説は、おおまかだとストーリーが伝わらないので、事細かに書いている。どんな服を着ているか、どんな表情をしているかはわからないのに、感情がたくさん描かれている。なので、良くも悪くも引っ張られてしまうんです。ある種の演出なんですよ、小説って。原作を読んでも引っ張られない人もいるとは思うのですが、僕は単純というか、引っ張られちゃうこともあるんです。豪士(たけし)がどう生きなきゃいけないかっていうのは、ある意味その場の判断でいい。何の恥じらいもなく、感覚で読み取ったニュアンスとディテール。特にこの作品にはこれが重要だと思ったので、なるべく書かれてあることに自分がコントロールされないためにも触れない方がいいなと思っていました。Q.役作りにあたって原作は必要ないということでしょうか。綾野:場合によりますね。漫画原作だとキャラクターが明確なので、原作をしっかりと読んで、そのキャラクターの癖みたいなものだったり、ある程度ルールが決まっている中で、キャラクターに寄せていきながら、心情みたいなものを人物化していくことがとても大切だと思うんです。けれど小説原作の場合、先にも話したように僕は登場人物の感情に惑わされてしまうので。僕が原作を手に取るときは“役柄の取扱説明書”としてですかね。Q.取扱説明書?綾野:今回の場合だと、杉咲さんとのシーンも経て、撮影中盤くらい「もう大丈夫だな」と思ったときに、実は原作を手にしたんです。それは僕が豪士という役柄を生きていて、主観を貫こうとしたときに、これは正しいのかっていう、合っているか合っていないかの確認できる取扱説明書、いわば“精神安定剤”として捉えているからです。Q.実際に新しい発見はありましたか?綾野:読んでみて驚かされたのは、(豪士のシーンで表現されていた)「内股」っていうワード。僕は、脚本の段階で豪士が内省の強い人物なのではかと思い自然と内股で演じていたので、自然と吉田さんが見たい豪士の姿を感じていたんだろうなって、少し安心しました。杉咲さんが演じた紡に関しては、全然違った描かれ方をしていたので、原作の中にある紡のモチーフを自分が捉えてしまっていたら、臆病になってしまったと思います。原作に触れなかったからこそ、杉咲さんが目指す紡を、真正面から受け止められた。Q.小説原作の映画の面白さとは?綾野:いま映画作品の多くは、見る方々にダイレクトに伝わる表現方法が選ばれがち。それでいい作品もたくさんありますが、この作品のように、ダイレクトに語らずとも匂いで醸し出てくる作品も重要だと思います。Q.役作りにおいて大切にしていることはありますか?綾野:土地。土地(=撮影現場)を共演者と捉えていて、最終共演者である土地がどういった存在をしているのか、それをきちんと受け止めるためにも、なるべく真っ新な状態で撮影現場に入っていきたいという感覚を持っています。本作では、土地が持っている魔力や不安定さ、歪みが豪士(たけし)のあの状況を引き起こしている。彼がもっと違う環境で育っていれば、違った未来があった。今の豪士を生み出した土地は、いかほど歪んでいるのか。どれほど閉塞感があるのか。行ってみたら強烈で、どこにも自分の所在がない、何もないっていう感覚に襲われて。自発的に役作りを行ったというよりは、土地や環境から吸収し土地から吸い上げて役作りを行ったっていう感覚に等しいですね。インタービューの最後、綾野剛、杉咲花に同じ質問を聞いた。不遇な運命をたどる青年と少女を描きながらも作品のタイトルは「楽園」。原作タイトルとも異なる、映画タイトル「楽園」をどう思いますか?杉咲:なぜ「楽園」かはわからなかったのですが、瀬々敬久監督の「人はみんな生きていれば、楽園を探している気がする。」というコメントを読んで、なるほどなと思いました。たしかに紡もきっと楽園を探していたと思いますし、(登場人物)みんな楽園がないからどうしていいかわからなくて。でも、紡はきっと自分の力で楽園を作っていくんだと思います。綾野:豪士にとっての楽園は明日が来ること。僕達は生活をしていて、明日が来ることって当たり前になっていますが、彼は「今日も生かされた」と朝日を見て感じていた。愛華ちゃんには明日がこない。あの日から環境が全く変わっていない、そんな中でも豪士には残酷なほど明日が向かって来る。それでも、自分が明日を迎えられたという証明は、明日が来てくれることでしか生まれない。彼にとっての楽園は、朝日が昇るということだったのではないか?と思うんです。それくらい豪士はギリギリだったと思いますよ。映画『楽園』を観て、豪士のような人たちが世の中にはたくさんいることに気付いてもらいたい。気付いていても何もできないことが多く、もっと言ったら、気付かれることないまま終わってしまことがたくさんある。豪士を含めて登場人物に共通しているのは、誰も抱きしめられていないこと、誰にも見つめられていないこと。やっぱり本質的に大事なのは、人と人が見つめ合う、認知し合うということだと思います。人は人に見つめられ初めて人になりますから。こういう人達を見かけたら、その人たちの存在に気付いて欲しい。あまりに近くにいるのであれば、抱きしめて欲しいし寄り添ってあげてほしいと思います。未来はそこからです。村八分になった孤独な男が登場し、衝撃のラストへまた、映画『楽園』では、綾野剛演じる豪士、杉咲花演じる紡に加えて、Y字路につづく集落で暮らす養蜂家・田中善次郎にもフォーカス。亡き妻を想いながら、愛犬レオと穏やかな日々を送っていた善次郎だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり村八分に。村人から拒絶され、孤立を深めた善次郎は、次第に正気を失い、想像もしなかった事件へと発展する。そして、Y字路で起こった2つの事件、容疑者となった青年、傷ついた少女、追い込まれる男、3人の運命が繋がるとき、物語は衝撃のラストへと導かれる。「楽園」を求めるものたちに突き付けられる、衝撃の事実とは…。田中善次郎を演じるのは、瀬々敬久監督作品『64-ロクヨン-』で圧巻の演技力を見せつけた佐藤浩市だ。映画『楽園』そのほか登場人物藤木五郎:柄本明幼女誘拐事件の被害少女の祖父。野上広呂(ひろ):村上虹郎紡に想いを寄せる幼馴染。久子:片岡礼子善次郎の身を案じる女性。そのほか、豪士の母・中村洋子役に黒沢あすか、五郎の妻・藤木朝子役に根岸季衣、善次郎の亡き妻・田中紀子役に石橋静河と、豪華かつ個性溢れるキャスト陣が集結する。原作者・吉田修一吉田修一は、1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞し作家デビューを果たし、その後も「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、「悪人」で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞を受賞するなど多数の受賞歴を持つ、ベストセラー作家だ。彼の作品は今までも多数映像化されており、2007年には妻夫木聡と深津絵里主演で『悪人』、2014年には渡辺謙主演で『怒り』が映画化。いずれも大ヒットを記録した。上白石萌音が主題歌を担当、RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲主題歌「一縷(いちる)」を歌い上げるのは、上白石萌音。また作詞・作曲は、RADWIMPSの野田洋次郎が手掛けた。映画『君の名は。』でRADWIMPSによる主題歌「なんでもないや」を上白石がカバーして以来親交のある2人だが、野田が上白石の為に楽曲を提供するのは初となる出来事。そのタイトル通り、登場人物たちが探し求める“ひとすじの光”をイメージした「一縷」は、美しい旋律で作品の世界観を盛り上げていく。『楽園』あらすじある地方都市で起きた少女失踪事件。家族と周辺住民に深い影を落とした出来事をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と、失踪した少女の親友だった紡。不幸な生い立ち、過去に受けた心の傷、それぞれの不遇に共感しあうふたり。だが、事件から12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して事態は急変する。一方、そ の場所にほど近い集落で暮らす善次郎は、亡き妻の忘れ形見である愛犬と穏やかな日々を過ごしていた。だが、ある行き違いから周辺住民といさかいとなり、孤独を深める 次第に正気は失われ、誰もが想像つかなかった事件に発展する。2つの事件、3つの運命、粗衣の陰に隠される真実とはー。“楽園”を求め、戻ることができない道を進んだもの の運命とはー。【作品情報】映画『楽園』公開日:2019年10月18日(金)原作:吉田修一「犯罪小説集」(KADOKAWA刊)監督・脚本:瀬々敬久出演:綾野剛、杉咲花、佐藤浩市、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、根岸季衣、柄本明主題歌:上白石萌音「一縷」(ユニバーサル J) /作詞・作曲・プロデュース:野田洋次郎配給:KADOKAWA
2018年08月24日「悪人」「怒り」など、多数の著書が映像化されるベストセラー作家・吉田修一の「犯罪小説集」が、『64-ロクヨン-』『友罪』の瀬々敬久監督により『楽園』のタイトルで映画化されることが決定。綾野剛、杉咲花、佐藤浩市という豪華俳優陣が出演する。■あらすじ青田に囲まれたY字路。ある夏の日、幼女誘拐事件が起こった。未解決のまま、住民の胸には罪悪感だけがしこりのように残り、事件直前まで被害者と一緒にいた仲良しの紡は心に深い傷を負う。12年後、高校を卒業した紡(杉咲花)は、街のホームセンターで働いていた。祭りの前日、準備で集まった公民館で紡は豪士(綾野剛)と出会い、孤独な豪士に対して感情が芽生える。そして祭りの日、12年前と同じY字路で再び、2つの悲劇が起こる。少女が行方不明となり、町営住宅で暮らす豪士が容疑者として疑われた。追い詰められ、街へと逃れるが、そこで豪士は驚愕の行動に出る。そしてY字路に続く集落、愛犬と暮らす養蜂家の善次郎(佐藤浩市)は、村おこしの事業を進めていたが、話のこじれから非難を受け、村八分状態に。善次郎は狂気に陥り、恐るべき事件へと発展する――。被害者の親友だった少女、容疑者の青年、そして限界集落で暮らす男。なぜ、人は罪を犯すのか?なぜ自分だけ生き残ってしまったのか?それぞれの人生が交錯するとき、物語は衝撃のラストへと導かれることに。■綾野剛×杉咲花×佐藤浩市、犯罪者と彼らを取り巻く人々の業と哀しみとは――原作者の吉田氏自身、「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて」と明かす、新たな最高傑作といわれる短篇集「犯罪小説集」を映画化。母親と共にリサイクル品販売をする主人公・中村豪士役には、演じる役柄の幅広さとその演技力が高く評価される人気実力派俳優・綾野剛。『怒り』でも好演を見せた綾野さんが、本作では容疑者の孤独な青年という難しい役どころに挑戦する。12年前の未解決幼女誘拐事件の被害者と事件直前まで一緒にいた湯川紡(つむぎ)には、TV・映画で幅広く活躍し、急成長を遂げている杉咲花。心に負った深い傷を抱えながら、もがき生きる少女を熱演。そして、父親の介護のため村へと戻り、愛犬レオと暮らす養蜂家・善次郎には、その存在感で作品世界を支える日本を代表する俳優・佐藤浩市。狂気へと転落していく男の心情を安定の演技力で表現する。■キャスト&原作者&監督コメント綾野剛「愛おしく抱きしめながら過ごしたい」ただただ、そこに存在すること。映るのではなく、居る。それだけです。杉咲さん、浩市さん、お2人との大切な時間を、愛おしく抱きしめながら過ごしたいと思います。杉咲花「映画の中の一筋の光になりますように」綾野さんとは、これまで何度か映画の授賞式などでお会いする機会があり、その度に「いつか一緒にやろうね」と声を掛けてくださっていたので、今回ついにご一緒させていただけることをとても嬉しく思います。そして4年前、映画の世界にほぼ初めて足を踏み入れたあの頃の私に、格好良くて優しいお人柄で、その背中で、色々なことを教えてくださった尊敬する佐藤さんとまたご一緒させていただけること、心から幸せに思います。紡は難しい役ですが、どうか彼女がこの映画の中の一筋の光になりますように。初めての瀬々組、心して臨みたいと思います!佐藤浩市「人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい」人種、宗教、個人で心の折れ方バランスの崩れ方は多様です、人の数だけある。他人がそれを解りたいと思うのは日常の生活に余計な不安を取り除きたい、安心に暮らしていきたいという当然の思いです。しかし最後のスイッチが何処に在るのか?それは壊れていくその人自身にも分からない。作者の吉田さんも監督の瀬々さんも、そして僕自身も、最後に背中を押されるその瞬間の人間の脆さ、怖さに目を向けていきたい。『楽園』はそれを体現する作品です。原作:吉田修一「どのような『人間』のドラマを見せてくれるのか」私が描いた「犯罪」と、瀬々監督が思い描く「楽園」が、スクリーンの中でどのように響き合い、どのような「人間」のドラマを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。原作となる2つの短編から飛躍した大きな物語が、そこに生まれることを信じております。監督・脚本:瀬々敬久「今までにない犯罪と人生の映画になる」人はどこかに楽園を探して生きているような気がする。一方で、日常は犯罪事件で覆われ、人々はそれを見聞きし、生活している。罪を犯す人も、それをワイドショーで追う自分らも、実はどこかで楽園を探しているのではないか。吉田さんの「犯罪小説集」を初めて読んだ時、そんな印象を与えられた。長年のファンである吉田さんの小説は、今回も犯罪を通して、生きる意味を問うていたのだ。何とか映画にしたいと思った。短編集を1本の長編映画の脚本にするには様々な格闘があったが、何とか形に出来たと思う。さらに俳優たちの参加。綾野剛さんの持つ繊細さと危うさ、杉咲花さんの凛とした純粋さ、映画に生々しい力を与えてくれると思う。そして今回は佐藤浩市さんに静謐な狂気を。そんな震える魂を共に描き、今までにない犯罪と人生の映画になることを目指し、現場に臨もうと思っています。罪を犯した人間と、取り巻く人々の業と哀しみを真っ向から描く本作。犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描く慟哭のヒューマン・サスペンスに、期待していて。『楽園』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月21日映像化不可能と言われた吉田修一のスパイアクションエンターテイメント小説「太陽は動かない」が、藤原竜也主演で映画&連続ドラマ化されることが決定。『海猿』『MOZU』シリーズの羽住英一郎が監督を務めることもわかった。■ストーリー世界を股にかけながら国政や企業の裏で暗躍し、そこで得た重要機密事項や情報から対価を得ることを生業としている産業スパイ組織、AN通信。諜報員・鷹野一彦(藤原さん)と相棒の田岡亮一は、世界各国が奪い合う革新的な太陽光エネルギー開発技術に関する情報争奪戦の中にいた。そこには日本政財界を揺るがす巨大な陰謀が隠されており、鷹野らは商売敵の韓国人スパイ・デビッドキムや謎の女・AYAKO、そして各国の権力者らと対峙していく。一方で垣間見える鷹野らの壮絶な過去。そして、彼らの胸に埋め込まれているチップの謎とは…。■原作に加え、オリジナルストーリーも描かれる原作は、「怒り」「悪人」などの著者・吉田氏が描く、通称“鷹野一彦”シリーズ三部作の「太陽は動かない」「森は知っている」「ウォーターゲーム」。映画では「太陽は動かない」「森は知っている」の2編、そして連続ドラマでは原作者監修のもとオリジナルストーリーを構築する。羽住監督と藤原さんはこれが初タッグ。映画とドラマを同時製作し、完全映像化に挑むという。海外ロケも予定しており、けた外れのスケールで描かれることになりそうだ。■主演の藤原竜也と羽住英一郎監督のコメントが到着!諜報員・鷹野一彦役を務める藤原さんは、現在の心境について「今から身の引き締まる思い」と明かし、「激しいアクションシーンを要する“スパイ”の役どころになりますので、来年の撮影に向け体の状態を万全に整えて、心して臨みたいと思います。映画・ドラマ共に、皆様の心を揺さぶる作品になるように、頑張ります!」と意気込み。また、「前回出演させていただいた『パレード』は、比較的ゆっくりと静かに物語が進行していく作品でしたが、今作は正反対。終始ハードなテイストですし、物語の舞台は海外にまで広がっていくので…また新たな吉田ワールドを体感できることが、今から非常に楽しみです」とコメントしている。メガホンを取る羽住監督は、原作を読んで「頁を捲る手を休ませないノンストップアクションエンターテイメントにただただ圧倒され、鷹野一彦という男の過去を知れば知るほど、その姿をスクリーンで観てみたい衝動を抑えきれなくなっていく自分がそこにいました」と語り、 今回初タッグとなる藤原さんについては、「大胆さと繊細さを兼ね備え、男から見ても色気を感じる藤原竜也さんが創り出す鷹野一彦という男に会うのが今から楽しみです 」と期待のコメントを寄せている。「太陽は動かない」映画は2020年公開、ドラマはWOWOWにて放送。(cinemacafe.net)
2018年07月31日扇子の老舗「宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)」の"シミ竹 京扇子"を販売する「Kyo sensu/ Folding paper fan ─シミ竹 京扇子─」が、「パスザバトン(PASS THE BATON)」全店及びオンラインショップにて開催。2018年7月14日(土)より展開される。1823年に創業して以来、その伝統的な技術を継承しながら、洗練された扇子を作り続けている「宮脇賣扇庵」。「Kyo sensu/ Folding paper fan ─シミ竹 京扇子─」では、そんな「宮脇賣扇庵」の取り組みにより、製造過程で本来はじかれてしまう"シミあり"の竹を骨子に使用した京扇子を販売する。デザインには、キギが手掛けた「パスザバトン」のオリジナルイラストレーションを採用。赤や若草色、淡いブルーなどを使用した、涼し気な4タイプを用意している。また職人によって製造された京扇子には、和紙の絵柄を引き立てるタッセルをひとつひとつあしらった。白い皮ケースもセットとなっているので、デイリーでの持ち運びにも安心だ。【詳細】「Kyo sensu/ Folding paper fan ─シミ竹 京扇子─」発売日:2018年7月14日(土)~販売店舗:パスザバトン 丸の内店・表参道店・京都祇園店・オンラインショップ価格帯:全4種 6,400円+税
2018年07月14日アイドルグループ・HKT48の宮脇咲良が、27日深夜に放送されたニッポン放送『AKB48のオールナイトニッポン』(25:00~27:00)に生出演。「第10回AKB48世界選抜総選挙」を振り返り、総選挙引退の思いも明かした。宮脇咲良今回、今月16日に行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」で選抜入りした4人が生出演。3位の宮脇、5位の岡田奈々、6位の横山由依、12位の高橋朱里が、選挙結果を受けての心境などを語った。昨年3連覇を果たした指原莉乃に続いてHKT48の4連覇は目指していた宮脇は、3位という結果に悔し涙を流し、また、「今年で最後の総選挙」と総選挙からの引退を表明していたが、その気持ちは変わってないか聞かれると、「変わってないし、私はやりきったなと思います」と答えた。そして、「総選挙に7回出て、順位を一度も落とさなかったのが誇りですし、総選挙苦手だったんですけど、今年の総選挙が一番愛をたくさんもらえて。総選挙って愛にあふれてるイベントなんだなって気付けたんです。今までは『順位をつけるなんて』とか『残酷だ』ってずっと思っていて、ポジティブな気持ちになれたのが初めての総選挙だった」と総選挙への思いが変わったことを打ち明け、「この気持ちのまま最後終わりたいなと思って、最後に」と話した。また、「第3位をいただき本当にありがとうございます」と改めてファンに感謝。「私が3位で呼ばれた時に、自分のことのように泣いてくれるメンバーだったり、裏で支えてくれるたくさんのスタッフさんだったりメンバーだったり、ファンの人からのたくさんの愛だったり、本当にたくさんの人に支えられた総選挙」と今年の総選挙を振り返り、「最後のいい総選挙になったなと思うので、これから48グループに恩返ししていきたいなと思います。頑張ります」と決意を語った。
2018年06月28日HKT48の宮脇咲良が16日、愛知・ナゴヤドームで行われた「第10回AKB48世界選抜総選挙」開票イベントで14万1,106票を獲得し、3位にランクイン。昨年3連覇を果たし、今年は出馬しなかった指原莉乃に続いてのHKT48の4連覇はならず、「さっしー、ごめんなさい」と涙を流した。昨年の4位から1つ順位を上げたが目標には届かず、「応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます」と感謝の言葉を述べてから、「さっしー、ごめんなさい」と指原に謝罪。「私はずっとさっしーの1位の背中を見て、ああなりたいと思って、さっしーが出ない総選挙で私が、さっしーが守ってきてくれた1位を守りたいと思ったんですけど、ごめんなさい」と悔しい胸中を語った。「今まで一番投票数が多くて本当に本当にうれしかったです。ありがとうございます」と喜びも口にし、そして、「今年で最後の総選挙にしようと思って立候補しました」と来年以降の不出馬を示唆。さらに、指原への言葉を求められると、「ごめんなさい」と再び謝り、「でも、まだまださっしーと一緒に頑張りたいので、私もアラサーになるまで頑張るので、これからもずっと一緒に走っていってください」とメッセージを送った。
2018年06月16日アイドルグループ・HKT48の兒玉遥、松岡はな、宮脇咲良、矢吹奈子が14日、東京・羽田空港第2ビル駅で行われた東京モノレール「ご乗車20億人達成記念」感謝セレモニーに出席した。左から矢吹奈子、宮脇咲良、兒玉遥、松岡はな東京・浜松町から羽田空港を繋ぐ東京モノレールは、東京オリンピックが開催された1964年の開業から53年目を迎えた今年の11月24日に、乗客数の累計が20億人を達成。それを記念したセレモニーがこの日行われた。4人の中でも東京モノレールの使用頻度が多いという矢吹は「奈子は東京出身なのでよく乗っています。福岡から帰ってきても乗りますし、もしかしたら50回以上は乗っているかもしれませんよ」と明かし、鹿児島県出身の宮脇は「電車が一本ぐらいしかないところで過ごしてきたので、東京に来ると電車の多さにビックリします。でも東京モノレールは田舎生まれの私でも分かりやすい作りで便利です」と安堵した表情。また、自分を「せっかち」な性格だという兒玉は「東京モノレールは4分間隔で来るので、待たずに乗れるんです。私は待つのが苦手なので、すぐ来てくれてありがたいですね」と話した。師走の恒例行事でもある「今年の漢字」が12日に、京都の清水寺で発表されたが、それにからめて「今年の漢字は?」という質問に「挑」と答えた宮脇は「今年は上半期のほとんどをプロレスに力を入れ、今までできないことに挑戦できた1年でした。納得してない部分もありますが、挑戦したことで得られたこともあったので、挑戦して良かったと思います」と前向き。その宮脇は、先日放送されたバラエティー番組に出演した際に来年の総選挙で「1位行けそう!」と発言。「今のところ実は自信がないというか、バラエティーなので頑張ったという感じです(笑)」と苦笑いも「ファンの皆さんと頑張るしかないですよ。1位は目指しているので、来年は絶対に1位になりたいと思っています」と語っていた。
2017年12月15日妻夫木聡や深津絵里出演で映画化され、国内外問わず高い評価を得た『悪人』。この度、原作者・吉田修一のデビュー20周年の年に舞台化されることが決定。中村蒼と美波のふたり芝居で、2018年3月29日(木)より上演されることが分かった。佐賀の紳士服量販店に勤める女・光代は、携帯サイトで知り合った、長崎の港町に住む解体業の男・祐一と恋におちる。ふたりは、つかの間、孤独な魂を寄せ合う。ところが、祐一から殺人を打ち明けられ、ふたりの逃避行が始まる。逃亡の果て、逮捕された祐一は、「逃亡の為に光代を利用しただけ」と語るのだが…。 果たして、ふたりの愛は偽りだったのか?祐一は悪人だったのか?原作は、芥川賞作家・吉田氏の代表作にして、250万部を記録した同名ベストセラー小説。2010年には李相日監督がメガホンをとり、祐一役を妻夫木さん、光代役を深津さんが演じ映画化された。今回台本・演出を担当するのは、昨年「乳房」(出演:内野聖陽、波瑠)、「檀」(出演:中井貴一、宮本信子)と2作のふたり芝居を手掛け、高い評価を得た合津直枝。「光代をもう少しだけ救ってやりたい」という思いで書き上げた上演台本に吉田氏が共感し、舞台化が実現したのだという。舞台化では、“哀しき殺人者”祐一役に「せいせいするほど、愛してる」『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』の中村さんが決定。舞台「OTHER DESERT CITIES」での好演も記憶に新しい中村さんは、「初めてのふたり芝居は未知の世界ですが、いまはその不安と期待が入り混じっている感覚です」と心境を語り、「小説、映画共に多くの人に愛された作品で今回の舞台もそれに並ぶ、もしくはそれ以上のものになったらいいなと思っています。美波さんと演出の合津さんとコツコツ作り上げていきます」と意気込みを見せている。なお、本公演のチケットは2018年1月14日(日)より一般発売がスタートする。ふたり芝居「悪人」は2018年3月29日(木)~4月8日(日)シアタートラムにて上演。(cinemacafe.net)
2017年11月09日アプリケ作家・宮脇綾子の作品を集めた展覧会「宮脇綾子 美しいアプリケ-布がつむぐ暮らしの装い」が、10月18日から12月26日まで神戸ファッション美術館にて開催される。明治38年、東京に生まれた宮脇綾子は、戦争が終わった40歳の頃から身近にある魚や野菜、草花をモデルに詩情あふれるアプリケ作品を創り続けた宮脇。古裂(ふるぎれ)の素材を生かし、一枚の静止画のような立体感、ユーモアと温かさ、時代を越えたデザイン性と躍動感にあふれる作品を生み出してきた。同展では、「日常の美」「自然への愛」「人間・家族への愛」をテーマに、初期から晩年までの代表作や特別出品の作品約220点が登場。加えて、宮脇の人柄を感じる愛用品や、洋画家の夫・晴による宮脇の肖像画などが展示される。また、10月21日、11月12日、12月9日には同館学芸員による「ギャラリートーク」(要入館料/申込不要)が、10月28日、11月11日、12月23日には「バックヤードツアー(美術館探検編)」(参加無料/要申込)が、11月26日には講演会「『戦後』から生まれた手芸-手芸の近代史から宮脇綾子の作品をみる-」(参加無料/要申込)が開催される。【展覧会情報】「宮脇綾子 美しいアプリケ-布がつむぐ暮らしの装い」会期:10月18日~12月26日会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般500円、小中高生・65歳以上250円
2017年10月11日HKT48兼AKB48の宮脇咲良(19)が17日、沖縄県内で行われた「第9回AKB48選抜総選挙」開票イベントで8万2,803票を獲得、自己最高となる4位にランクインした。登壇した宮脇は、「応援してくださったみなさん、ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしながら、「去年は6位をいただいて初めて総選挙で泣いたので、今年は泣きません」と涙をこらえ、「今年もやっぱり壁は越えられなくて悔しい気持ちがありますが、今年は選抜総選挙を通して、結果ではなく過程が自分の自信につながるのをすごく感じます」と思いを語る。宮脇が伝えたかったのは、「きっと人は結果しか見ないと思うけど、自分がいちばん見ているのは過程」。良い結果が出ないメンバーに向けて、「選抜総選挙は呼ばれないメンバーが多いけど、結果だけじゃなく自分はがんばったんだという自信があれば、来年には絶対にチャンスがあるし、あきらめずにみんなでこれからがんばっていきたいと思います」と激励のメッセージを送る。そして、「私は優等生とか真面目とか、世間の人から見ると普通で無難な子だなと思う人も多いと思うんですけど、私は失敗せずに成功し続けることがいちばん怖いことだと思っています。失敗して転んで痛みを知って人は成長できると思います」と熱く語り、「だから、これからもいろんなことにチャレンジして絶対に無理だと誰もが思うようなこともチャレンジして、失敗しながらも、成長していきたいです。平均点を取るぐらいなら0点でもいいと私は思います」と力強い言葉。最後は、「予言をさせてください。来年の総選挙1位は宮脇咲良です!」と締めくくり、会場を沸かせた。
2017年06月17日