映画『バイオハザード』シリーズの最新作『バイオハザードV リトリビューション』が9月14日に公開され、ヒロイン・アリスを演じるミラ・ジョヴォヴィッチの華麗なアクションとクール・ビューティな姿に期待しているファンも多いはず。ということで最新作公開を記念して、『バイオハザード』のアリスを任せたい日本人女優を男性372名に聞いてみた。>>女性編も見るQ. 『バイオハザード』のアリスを任せたい日本人女優は?(複数回答)1位黒木メイサ32.5%2位米倉涼子14.8%3位真木よう子12.4%4位栗山千明11.3%5位篠原涼子7.5%6位天海祐希6.1%6位仲間由紀恵6.1%※敬称略約32%もの断トツ支持を受け、黒木メイサが1位に輝いた。「力強い役がこなせそうな女優」(44歳/情報・IT/事務系専門職)、「顔立ちからいって彼女ぐらいしか思い浮かばない。他の日本人が演じると優しすぎる」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)など、外見の雰囲気で選んだ読者が多く、『任侠ヘルパー』の極道や『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』の特殊急襲部隊(SAT)隊員などを演じてきた彼女のキャリアを見ても、アリスはハマリ役かもしれない。2位の米倉涼子には「クールな雰囲気だし演技もうまい」(24歳/自動車関連/技術職)、「きりっとした感じの女優が向いていると思う」(44歳/医薬品・化粧品/技術職)といった意見が寄せられている。クールな役柄が多い彼は、実際の性格は自信なしの弱気タイプという噂もあるがはたして。続く3位の真木よう子には「戦う女性像としてぴったり」(25歳/アパレル・繊維/技術職)、4位の栗山千明には「ミラと性格が似ていそう」(46歳/情報・IT/技術職)、5位の篠原涼子には「戦うミステリアス・ヒロインが似合う」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)などの声が寄せられている。■総評年齢も経歴もバラバラな女優が選ばれたが、彼女たちの共通点は全員刑事的な役柄を経験しているということ。仲間由紀恵や天海祐希などを挙げる人も多く、やはり次々にゾンビをなぎ倒していくアクション・ヒロインは、クール・ビューティな雰囲気を持つ女性がよく似合う。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月4日~7月16日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性372名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】映画『バイオハザード』最新作公開! ゾンビのありがちな設定ランキング【レビュー】あの男の血を受け継ぐ者と追われる恐怖 -『バイオハザード6 体験版』最終回・ジェイク編ミラ・ジョヴォヴィッチ、中島美嘉は「天使の歌声を持つ戦士ね」『バイオV』完全版(画像などあり)を見る
2012年09月16日「コンニチハ!」と満面の笑みをたたえてミラ・ジョヴォヴィッチがインタビュールームに入ってきた。8人ものインタビュアーが半径1.5メートルほどの距離で彼女を取り囲むように腰かける。この人数、この間合いなら得意の鋭いキックで全員をなぎ倒すことなど彼女にとっては朝飯前なのだろうか?長く美しい脚を見つめながらそんな想像をしてしまう。“美しい”ということに加えて彼女の持つ“強い”というイメージを確立させることになった『バイオハザード』シリーズの第5作となる『バイオハザードV:リトリビューション』が公開を迎える。これまでと何が違うのか?あの激しいアクションの秘密は?彼女の女優人生そのものとも言える本シリーズへの強い思いをミラが語ってくれた。女優から一つ先へ第1作目の『バイオハザード』公開から節目の10年目、5作目となる本作で何よりミラと彼女の最愛の夫でメガホンを握るポール・W・S・アンダーソンが重視したのは、「ノンストップであること」だったという。「前作では刑務所に入っていたこともあって落ち着いたシーンが多かったけど、今回は常に動き回ってることを意識したわ。喋って、走って、銃をぶっ放して、また動いての繰り返しね(笑)。ポールはジェームズ・キャメロンの『エイリアン2』を意識し、参考にしたらしいわ。シリーズ5作の中でも、物語が1本の線上にないという点では群を抜いてるわよ。東京、モスクワと物語の舞台も世界中のあちこちを飛び回るの。主婦のアリスもいれば、戦うアリスもいて、どれが本物なのかも分からない。朝食を作るアリスまでいてごく普通の情景に見えるけど当然、普通であるわけがないでしょ?アブノーマルな世界なの。そこを常に飛び回っている面白さがあると思う」。夫のポールとは常に映画のアイディアについて話し合っているそうで、彼女の突飛なアイディアを彼が優しく受け止めてくれるのだとか。劇中の平穏な家庭シーンさながら、幼い娘の世話をしながら「ポール、あのシーンなんだけど…」と凄惨なアクションシーンについて夫に相談する彼女の姿を思い浮かべると、何だか笑ってしまいそうだが…。実際、本作に関して彼女は“主演女優”という枠組みを大きく飛び越え、シーンの構成から衣裳や小道具に至るまで様々なアイディアを提案し、それらが数多く取り入れられている。「今回モスクワを舞台にすることが決まったとき、モスクワの地下鉄の駅に長いエスカレーターがあるんだけど、そこをアクションシーンに入れられたらいいねということは彼に伝えたわ。子供の頃からエンターテイメントの世界で生きてきたけど、ファッションや音楽、デザインや映画についてリサーチしていくのが大好きなのよ。いろんなものを見たり、読んだりして、どうやってフレームの中に収まるのか?ということを学んできたの。例えば『フィフス・エレメント』の頃はそんなことはほとんど理解してなかったから、リュック(・ベッソン監督)のことを信頼して全て彼の言う通りにやっていたわ。でも大人になっていろんなことを勉強して照明やカメラのアングル、3Dのことまで分かるようになって、自分がフレームの中にどう映り、どんな役割をしないといけないのか?カメラの存在を常に意識して考えるようになったの」。歳を重ね、より激しく、より鋭く今年の12月に誕生日を迎えると、37歳。普通に考えれば肉体的なピークはすでに超えているはずだが、シリーズを重ねるごとに彼女のアクションはより激しく、そして鋭くなっている。どのようなトレーニングを積めばあんな動きが可能になるのだろう?「今回は9月に撮影が始まるということが決まって、2月からトレーニングを開始したの。最初は1日16時間もの長丁場の撮影に耐えうる体を作るところから始めたわ。食事制限もして白米やパン、砂糖といった白い食品は全く摂らないようにしたの。撮影が近づくと武術の先生について格闘の練習をするんだけど、キックをするにも抵抗力のあるゴムをつけて練習したわ。第3ステージはスタジオに入ってからのコレオグラフィー(振り付け)ね。小さな1シーンでも100を超える振り付けがあったりしたの。3か月の撮影の間も、私だけでなくミシェル(・ロドリゲス)やシエンナ(・ギロリー)、リー(・ビンビン)も一切オフはなしで、週末も次の撮影に臨む準備をするという本当に厳しい現場だったわ」。アクションと言えば現在、アクションを得意とする女優陣を集めて“女性版”『エクスペンダブルズ』の製作が実現するのでは?というウワサがまことしやかに囁かれている。キャストとしてインターネット上などでは、ミラやミシェルといった『バイオハザード』メンバーの名が候補として挙がっているそうだが…。そんな話題を振ってみると、ミラからは驚きの答えが!「そういう話をミシェルともしたの!アクションができる女優を集めて何かやろうって。ただ『エクスペンダブルズ』は80年代のスターを集めたコンセプトムービーでもあるし、もし女性版をやるならもっとスマートで知的な感じでやりたいと思ってるわ。実は、ポールが私やほかの女優のために『エクスペンダブルズ』に近いプロジェクトとして考えているものがあるようなの。とってもクールだけど、これ以上は言えないわ(笑)」。そんなプロジェクトが『バイオハザード』の裏で進行していたとは驚きだが、肝心の本シリーズにおける最終決戦のときが刻一刻と迫っていることをこの最新作は示している。ミラ自身、10年にわたって演じてきたアリスという役との別れの瞬間が近づいていることを感じているのだろうか?「この『バイオハザード』シリーズで新しい作品に臨むたびに、いつも『これが最後』という気持ちでいるので、あまりその“次”について話すことはないの。常に最後という意識だから、この役柄から離れることには毎回、少しの寂しさを感じるわ。ただ、ポールはスタジオに請われてではなく、常に自分でインスピレーションが沸いたときに作品を作るの。そうやって情熱と愛情が注がれているから、この作品は1本1本が特別なのね。『VI』のアイディアはもうポールの頭の中にあるはずよ。でもいまはまだこれから公開になる『V』に気持ちを集中していたいの。でもファンが望むならきっと次はあるはずよ」。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:バイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年09月12日ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務める人気シリーズの最新作『バイオハザードV:リトリビューション』が、写真を取り込むと『バイオハザード』のポスターに登場できる機能や、ゾンビに変身できるというオフィシャルアプリを無料で展開している。その他の写真本アプリで展開されている“ポスターメーカー”の機能は、スナップショットなど、好きな画像をアプリに取り込むと、本作のポスターに登場できるというもの。あたかも自分が『バイオハザード』の世界に入り込んだかのような、オリジナルのポスターを作ることができる。また今後は、自分や友だちなどの好きな写真を加工すると、アンデッドに変身できる“アンデッド・ペイント”も展開される予定。血が滴り落ちる切り傷ペイントやパックリと広がる傷口、恐ろしい目などのサイズ変更が可能なスタンプが14個、写真フレームが4種類用意され、自分好みのアンデッドになりきることができるという。なお、対応機種はiOS4以降のiPhone、iPad、iPodtouchで、アプリで作った画像は保存や送信も可能。『バイオハザード』シリーズやゾンビファンにはたまらない企画と言えるだろう。本作は、アンブレラ社が開発した、アンデッド(ゾンビ)へと姿を変えてしまうT-ウイルスが蔓延した世界を舞台に、アリス(ジョヴォヴィッチ)が新しい仲間とともに戦いに挑む姿を3Dで描いたアクション作。中島美嘉をはじめ、ミシェル・ロドリゲス、シエンナ・ギロリーら過去作に登場したメンバーが再集結する。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月12日ミラ・ジョヴォヴィッチが人気シリーズの最新作『バイオハザードV:リトリビューション』を引っさげ来日し、取材に応じた。親日家として知られ、昨年に続き日本の地を踏んだミラは、終始にこやかに作品の見どころや撮影の舞台裏を披露し「あら、答えが長すぎちゃったかしら。でももう少し聞いて」と語り足りない様子。終了予定時間を過ぎてもなかなか席を立たず、配給会社のスタッフをやきもきさせる場面も。シリーズは5作目を数えるが「毎回、新鮮なものにしたいと思っているし、今回も“ネクストレベル”に挑んだわ」と語る表情には、自信がみなぎっていた。その他の写真アンブレラ社が開発したT-ウイルスが蔓延した世界を舞台に、ミラ演じる主人公アリスが新たな仲間とともに再び戦いを挑む姿を3Dで描き出す。「『世界』を壊せ。地球を救うために。」というキャッチコピーが示すとおり、シリーズ完結を控えた最終決戦への“覚悟”が感じ取れるノンストップアクションに仕上がった。撮影中の合言葉は「立ち止まらない」だったといい、「常に走りながら、何かをしていたという記憶ね。アリス本人も次の展開が分からないほどで、まるでゲームをやっている感覚だったわ」。東京、モスクワ、ニューヨークと世界中をまたにかけたような展開も「立ち止まらない」という本作の魅力を際立たせる。夫でメガホンをとるポール・W・S・アンダーソン監督とは、自宅でもアイデアを出し合うそうで「今回、モスクワが登場すると聞いて『モスクワの地下鉄にある長いエスカレーターでアクションをしたら、絶対カッコ良いシーンになるわ』って提案したの。それを聞いたポールが私のアイデアをうまく活かしてくれたわ」と夫婦の“共同作業”を述懐。ちなみにミラは、本作でアンダーソン監督が『エイリアン2』(ジェームズ・キャメロン監督)を意識していたとこっそり教えてくれた。ちなみにハリウッドでは最近、女性版『エクスペンダブルズ』の始動が報じられたばかり。シルベスター・スタローンやジェイソン・ステイサムら新旧スターが集結したアクション大作の女性版だけに、アクション経験が豊富なミラの参戦にも期待が寄せられている。興味があるかと質問すると「実は報じられた企画とは別に、ポールが女性を主役にした『エクスペンダブルズ』的なアクション映画の企画を考えているの。今、お話できるのはここまでで、これ以上は何も言えないけど……」と映画ファンにとっては興味深い情報が飛び出した。『バイオハザード』シリーズで鍛え上げられたミラの身体能力が、“ネクストレベル”の活躍を見せる日も近いかもしれない。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月07日来日中の米女優ミラ・ジョヴォヴィッチが3日、都内で開催された人気シリーズ最新作『バイオハザードV:リトリビューション』のワールドプレミアに出席。夫でメガホンを執るポール・W・S・アンダーソン監督と前作に続きアンデッド役で出演する中島美嘉とともに、六本木ヒルズアリーナに登場し、「来日するたび、故郷に帰ってきたような感覚になるの」と会場に駆けつけたファン1000人に感謝しきりだった。その他の写真アンダーソン監督とジョヴォヴィッチの夫妻が日本の地を踏むのは、昨年の第25回東京国際映画祭以来、約1年ぶり。原案となっているゲームは日本生まれとあって「この作品がワールドプレミアという形で、世界で初めて日本の皆さんに観てもらえるのはとても光栄。映画自体も日本のカルチャーやグラフィックデザインに強く影響を受けているんだ」(アンダーソン監督)と感慨深げだった。アンブレラ社が開発した、アンデッド(ゾンビ)へと姿を変えてしまうT-ウイルスが蔓延した世界を舞台に、アリス(ジョヴォヴィッチ)が新しい仲間とともに再び戦いを挑む姿を3Dで描いたアクション作。ミシェル・ロドリゲス、シエンナ・ギロリーら過去作に登場したメンバーが再集結するほか、謎に包まれた女スパイ、エイダ・ウォン役には中国の女優リー・ビンビンが起用されており、バラエティ豊かな女優陣が顔を揃える。“日本代表”の中島については、「強いから倒すのが大変。普段は小鳥のようなのに、現場でアクションの声がかかると戦士に変身するのよ」(ジョヴォヴィッチ)、「前作のアンデッドぶりが素晴らしかったから、今回も出演をお願いした。期待通り、ミラと互角に戦ってくれた」(アンダーソン監督)と賛辞を惜しまない。当の中島は「うれしいような、恥ずかしいような…」と戸惑った表情だったが、アンダーソン監督から「ぜひ次回も」とラブコールを受けると「楽しみにしています」と意欲を見せていた。『バイオハザードV:リトリビューション』9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月03日ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ケイシー・アフレックの3人が『クラッシュ』のポール・ハギス監督が手がける恋愛群像劇『Third Person』(原題)に出演することが決定した。既にオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンの共演も決まっている同作は3都市を舞台に3組のカップルを描く群像劇で、メガホンを取るハギス監督は本作について「3つの異なったストーリーラインで、それぞれ恋人関係の始まり、真ん中、そして終わりに焦点を当てます。イタリアのカップルは付き合いたてで、パリのカップルはしばらく付き合っている中堅カップル、そしてニューヨークのカップルは破局寸前、とそれぞれ異なるカップルを描き出します」と語っている。ジェームズとミラが演じるのは、ニューヨークのカップル。さらに、イタリアのカップルをケイシー・アフレックとモラン・アティアス、パリのカップルをオリヴィア・ワイルドとリーアム・ニーソンが演じる。ジェームズとミラは2013年に公開となる『オズ はじまりの戦い』でも共演している。本作は10月からローマでクランクインする予定で、製作陣は来月に開催されるトロント国際映画祭で同作の配給先を探す予定だという。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月24日芸能界における幼なじみ。こちらのそんな指摘に神木隆之介はチラリと隣りの大後寿々花を見やり「そうなんです。珍しいでしょ?」とニッコリと笑う。共に1993年生まれで役者としてのデビューの時期もわずか1年違い。ドラマ「あいくるしい」や映画『遠くの空に消えた』など、これまでもたびたび共演してきた2人がまもなく公開される『桐島、部活やめるってよ』で高校のクラスメイトという間柄を演じている。この春、高校を卒業した2人だが、撮影が行われたのは在学時。彼らの生の息吹が映画に焼きつけられていると言える。高校生活ならではの葛藤、気持ちの変化原作は朝井リョウが大学在学中に著した同名処女小説。バレー部のキャプテンで人気者の桐島がバレー部を退部したといううわさが校内を駆け巡る。彼の周囲の人間がこのうわさに翻弄されていく過程で若者たちの心の内が鮮やかに浮かび上がっていく。「脚本を読んで、高校生活独特の複雑な気持ちや葛藤、心の些細な動きが文面からだけでもひしひしと伝わってきた」と神木さん。大後さんも「本当に何気ない高校生活を描いているんですが、学生にとっては本当に共感できる物語だなと思いました」と頷く。多くの若い俳優陣が出演しているが、吉田大八監督の下で撮影の1か月ほど前からワークショップを実施。劇中のクラス内のグループや所属する部活ごとに分かれて行動し、さらに監督からは自分の役柄の生い立ちや性格といった“裏設定”をレポートとして提出するように指示されたという。原作小説をヒントに自分の役を作り上げていく者もいれば、神木さんのように「全くゼロから前田涼也という役の歩んできた道をオリジナルから考えて作った」という者もいた。「前田はヘタレで臆病者なのですが、実はすごく我慢強くて熱いものを内に秘めていて意志も人一倍強い子だと思います。それは脚本を読んだときやレポートを書いたとき、それから演じているときも強く感じていました」。大後さんが演じた沢島亜矢は吹奏楽部の部長。決して目立つ存在ではないが、前田同様に芯の強さを持った女の子であり、自らに重なる部分もあったようだ。「女子がまとまって騒いでてもそれを遠目に見てるタイプです。でも、すごく純粋で好きな男の子の方を思わず見ちゃうところなんかはかわいいですよね。心の中で思っていることはたくさんあるけど、勇気がなくて言えないところは私と似てます(笑)。沢島が感情を高ぶらせるシーンは、まさに私自身と重ねて言葉にならない思いを感じながら演じました。それから吹奏楽のシーンは音楽の力にすごく助けられましたね」。2人の間で役作りは必要なかった?冒頭で2人の劇中での関係をクラスメイトと書いたが、前田と沢島は決して仲が良いわけではない。そんな2人がそれぞれの“事情”を抱えて少しずつ交差していく。幼い頃から互いを知り尽くしている神木さんと大後さんが、恋愛感情も友情もない何とも微妙な前田と沢島の関係性を作り上げているところがおもしろい。神木さんは「あのシーンについて、2人で事前に演技について話をすることは全くなかったんですよ。ね?」とイタズラっぽい笑みを浮かべる。「噛み合わない前田と沢島だけど、どこかで互いに分かり合える部分を持っていると思うんです。だからこそ前田の沢島に対する最後の言葉が出てきたんだろうな、と。大後さんとは何度も共演して、互いにお芝居の仕方だけでなくひとりの人間としての中身もよく知っている。それがあったからこそ、あのどこかで繋がっている2人の関係性をきちんと表現することができたんじゃないかなと思うんです。逆に、例えば橋本(愛)さんのことは僕はほとんど知らなくて、一緒のシーンがある最終日まで『おはよう』しか会話を交わしたことがなかった。実際にぎこちなくて、映画の中の前田とかすみ(橋本)の関係そのままなんです(苦笑)。芝居をしていても互いに距離感が掴めずにズレをすごく感じる。撮影後にようやく喋れるようになったのですが、そういう意味でこの映画はキャスト同士の距離感が絶妙だったと思います」。安心感がある。心地よい幼なじみの関係幼なじみにして、同じ俳優としての道を歩んできた同志でもある2人。この機会に改めて互いの性格や魅力についてマジメに語ってもらおう。神木さん、ずばり大後さんはどんな人?「すごく頭がいいです。とにかく回転が速い!周りに気を遣えるし、しっかりしています、近寄りがたいくらいに(笑)。それが、芝居となるとフワーっと優しく包み込んでくれるんです。僕のイメージでは、黄緑色の薄いカーテンに包まれるような心地いい感じ(笑)。あの感じはいつも共演しながら『すごいな』と思って尊敬してます」。そんな神木さんの言葉に大後さんは頬を赤らめながら、神木さんが共演者にもたらす「安心感」を語ってくれた。「神木さんとは本当に小っちゃい頃から一緒なので、私もリラックスして気負いなく現場にいられます。どんな芝居をしても受け止めてくれる安心感があるんです。普段の神木さんは…すごく優しいですよ(笑)。本当にそのひと言に尽きます。お芝居のことでもそれ以外のことでも、私が考え込んでいるときにその空気を察してフッと温かいひと言をかけてくれる。それがすごく嬉しくて、悩んでたことも『そんなに悩まなくていいんだな』って思えたり。ひと言で私を変えてしまうくらいすごく影響を与えてくれます」。これからも幾度となく共演することになるであろう2人だが、この作品に閉じ込められている感情は間違いなくあのとき、あの場所でしか表現することができなかったものである。懐かしさを感じるもよし、胸の痛みにのた打ち回るもよし、モヤモヤとした何とも言葉にできない、だが限りなく美しい感情を2人の姿を通じて感じてほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月08日兼ねてから恋のうわさが流れているアシュトン・カッチャーとミラ・クニスが同居を始めたようだ。ミラとアシュトンはTVシリーズ「ザット’70sショー」で共演して以来の知り合いで、数カ月前から交際が始まったが、公表していない。アシュトンは昨年11月、6年間連れ添った妻・デミ・ムーアとの破局が明らかになった。アシュトンとミラを知る関係者はイギリスの「The Sun」紙に「2人は半同棲状態です。どこにでもいる、つきあい始めたカップルと同じでように一時も離れたくないんです。毎晩どちらかの家で過ごしていますよ。特にミラはハリウッドにあるアシュトンの家に住んでいるようなものです」と語る。2人は21日(現地時間)にアシュトンが主演するスティーヴン・ジョブズの電気映画の打ち上げパーティ会場でキスしている姿を目撃されている。一方、デミはアシュトンが新しい恋を見つけたことに衝撃を受けているという。昨年、破局を発表した前後から激やせしたり、依存症のリハビリ施設に入所するなど、不安定な状態が続き、2月にアシュトンとリアーナの交際がうわさになった際も大きなショックを隠せない様子だったデミ。元夫のブルース・ウィリスとの間にもうけた最愛の娘たちとも口論が絶えず、距離を置かれるなど、孤独を募らせている。(text:Yuki Tominaga)© /AFLO
2012年07月25日3D超大作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を引っさげ来日したミラ・ジョヴォヴィッチが10月23日(日)、東京・六本木のライブスペース「ニコファーレ」で来日記者会見を行った。会見には夫でメガホンをとるポール・W.S・アンダーソン監督、主人公・ダルタニアンを演じるローガン・ラーマン、共演のガブリエラ・ワイルドが出席。親日家で知られるミラは「日本に来ていつも感じるのは“もてなし”の心の素晴らしさ。常に私のイマジネーションを駆り立ててくれる」と“3.11”以後初となる来日に感慨ひとしおだった。古典活劇としてこれまで幾度となく映像化された「三銃士」に、新たな現代的解釈を加えて、スタイリッシュなアクション・アドベンチャーに仕上げた本作。ミラは欲望のままに行動し、男たちを翻弄する女二重スパイ・ミレディを演じ「悪女かもしれないけど、やりたいことを見据えて、ベストの自分でいようと願う気持ちはきっと共感できるはず。確かに、ミレディは物を盗んだり、人をだましたり、ときには誰かを殺すこともあるけどね」と不敵な笑み。その小悪魔的な空気は、バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)がだまされてしまうのも納得!?それでも「美の秘けつは?」との質問が飛ぶと、「撮影前はとにかくストイックに、体力作りとトレーニングに明け暮れる。特に今回のアクションは、いままでで一番チャレンジングだったわ。オフはその分、リラックスしているし。やっぱり努力あるのみ、ってことね」と日本女子に伝授してくれた。ミラとは公私ともに良きパートナーシップを発揮するアンダーソン監督は、「3Dに関しては『バイオハザードIV アフターライフ』で経験済みだったから、今回は効率よくスピーディな撮影ができた。役者たちには3Dのことは気にせず、思いっきり演じてほしかったしね」。見どころは飛行船同士が空中で繰り広げるバトルシーンだと言い、「日本のアニメが大好きなんだ。今回は『宇宙戦艦ヤマト』が宇宙を航行するシーンに大いにインスパイアされているんだ」とマニアックな素顔も披露。するとミラも「私も日本のアニメは好きよ。お姫様のような衣裳でアクションしてるけど、少なからず影響を受けているはず」と息ぴったりだ。会見には日本語吹き替え版でダルタニアン役を務める溝端淳平がスペシャルゲストとして登場し、「一度見たら忘れない顔ね」(ミラ)、「続編のダルタニアン役は君にしようか」(アンダーソン監督)と2人からハリウッド進出の“お墨付き”をもらっていた。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:【TIFFレポート】映画祭開幕!ミラジョヴォら美しき女優陣のファッションに釘づけ結婚報道直後の安めぐみ、幸せふりまきバロック・スタイルのドレスに大興奮!ロンドンオリンピックに先駆け、この秋の映画は英国男子がアツイ?最強の敵、最高のバトル『三銃士』Tシャツ&キーホルダーセットを5名様にプレゼントチャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?
2011年10月23日映画『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のワールド・プレミアがロンドンにて10月4日(現地時間)に開催され、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルームを始め、ローガン・ラーマン、ルーク・エヴァンス、マシュー・マクファディン、レイ・スティーヴンソン、ガブリエラ・ワイルドらキャスト陣に、ミラの夫でもあるポール・W・S・アンダーソン監督が勢揃い!さらに日本からは日本語吹替え版でミラ演じるミレディの声を担当している檀れいが華麗な着物姿で参加し、レッドカーペットでミラとの初対面を果たした。これまでに幾度となく映像化やアニメ化がなされてきた「三銃士」の物語を『バイオハザード』シリーズのミラ&アンダーソン監督のコンビで新たに映画化。この日のプレミアのために世界各国から数十台のムービーと100台以上のカメラ、そして2,000人以上のファンが詰めかけた。キャスト陣が颯爽と姿を現すと会場はヒートアップ!ミラは監督とのツーショットで登場。胸元を大胆に開き、セクシーな美脚が見え隠れするフェラガモのドレス姿で最愛の夫とレッドカーペットを闊歩する姿に思わずため息が…。続いてカジュアルなジャケットスタイルでオーリー(※オーランド)が現れると、女性ファンからの悲鳴のような歓声がわき起こり、たちまちオーリーは握手&サイン攻勢を受けた。そんな中、日本代表で参加した檀さんは、たのめの白い着物姿で登場。カーペット上でミラと対面し、親しげに言葉を交わす姿が見られた。檀さんの印象を尋ねられたミラは日本からの取材陣に対し「彼女は日本のミレディよ。私たちは結構、違うタイプの人だと思うわ。彼女は素晴らしい女優さんだから、私が演じた役をきっと彼女の方が素敵に演じてくれると思うわ。日本語版を観たら『彼女のようにやればよかったわ!』ってきっと思うわね」とコメント。本作は今月22日(土)より東京で開幕する「東京国際映画祭」のオープニングを飾ることになっており、ミラの来日も決定している。ミラは「日本に行けるのをとても楽しみにしているわ」と日本のファンに向けて語りかけた。同じく来日予定のダルタニアン役のローガンも「誰にでも楽しんでもらえる映画になってるから、どの年齢層の人にも楽しく観てもらえると思うよ。日本で会えるのを楽しみにしてるよ」とスマイル。今回、初の悪役に挑戦し注目を集めるオーリーは「素晴らしい原作を基に、家族で観られるような面白い映画になるように作ったから、新しいスタイルの映画になっていると思うよ。3D映画だしね!」とこちらも甘い笑顔で作品をアピールした。アンダーソン監督は本作について「日本のアニメから刺激を受けて作った映画」と明かし、「日本が大好きだから、東京国際映画祭で会えるのを本当に楽しみにしてるよ」と親日ぶりを強調した。洋画作品の海外プレミアに初めて参加した檀さん。ミラとの対面を終え「素敵な方なので、お会いできて本当に嬉しいです」と満面の笑み。「この映画に対する期待度がすごく高いなというのを肌で感じました」と現地の熱気を伝えてくれた。日本でのミラと檀さんのツーショット実現も楽しみなところ。『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.■関連記事:第24回東京国際映画祭公式オープニング作品『三銃士』プレミア上映に3組6名様ご招待ミラの“闘う”セクシー・ファッションに釘づけ!『三銃士』特別映像が到着いまなお色褪せない伊丹十三監督作『スーパーの女』上映会に10組20名様ご招待決戦は空へ…イケメンバトルを見逃すな!『三銃士』試写会に30組60名様ご招待伝説より派手に暴れる!『三銃士』ブロガー限定試写会に30組60名様ご招待
2011年10月06日『ブラック・スワン』でナタリー・ポートマンと濃厚なラブシーンを演じ話題を呼んだ女優ミラ・クニスと、『ソーシャル・ネットワーク』など俳優としての活動が著しいジャスティン・ティンバーレイク。ふたりが共演した映画『ステイ・フレンズ』(10月1日(土)公開)の劇中ベッドシーン動画が公開された。ベッドシーン動画はこちらから本作は、多くの失敗を経験したことで恋愛に対して諦めを感じている男女が、恋愛感情はナシ、カラダの関係はアリの“セックスフレンド”になるという物語。そんな内容だけにセックスに関する赤裸々な描写やセリフが満載で、今年7月の全米公開時にも注目を浴びた作品だ。この友人以上恋人未満のカップルに扮するのがミラ・クニスとジャスティン・ティンバーレイクで、本作での共演後、“ふたりは劇中同様のセフレ関係なのではないか”という疑惑が浮上。MTV MOVIE AWARDSの壇上でお互いの胸や下半身を触りあったり、ミラの携帯電話内からふたりの卑猥なメールや画像が流出したとの噂が立ったせいなのだが、真相は藪の中だ。今回公開されたのは、そんな彼らが裸体を密着させているベッドシーン。裸の女が上にいると男はどんな気分か、などと行為の最中にセックス談義をしているのだが、まるで彼らの私生活をのぞいているかのよう。疑惑どおり息がぴったりと合ったふたりの様子をチェックしてほしい。『ステイ・フレンズ』10月1日(土)よりシネクイントほかロードショー
2011年09月29日『ブラック・スワン』のミラ・クニスが、自分と同世代のアメリカの若者が政治に関心を持っていないことにフラストレーションを感じると語った。オバマ米合衆国大統領の熱烈な支持者として知られるミラはイギリスの「Stylist」誌のインタビューで、政治に無関心な若者たちについて「あれだけたくさんの情報に接する機会に恵まれているのに、どうして誰もそれを活用しないの?FoxニュースやCNNを見なくてもいい。政党に参加しなくてもいい。ただ、読書するだけでいいのに。私と同世代の人たちは本も新聞も読んでいないように思えるんだけど」と焦燥感をあらわに語った。「ニュースを知ろうとしなければ、とんでもなく情報弱者になるのも当然」と手厳しい発言を続けるミラは「私だったら、オバマに投票した理由について何時間でも話せるわ。彼の政策で賛成する点と反対する点についてもね」と語り、次のように結んだ。「世界で何が起きているのか学ぼうとしないなんて、信じられない。自分の子供たちの世代がそのために苦しむことになるのに」。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ステイ・フレンズ 2011年10月1日よりシネクイントほか全国にて公開© 2011 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.ブラック・スワン 2011年5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.■関連記事:ミラ・クニス、得意のロシア語でジャスティン・ティンバーレイクの窮地を救う『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位にナタリー・ポートマンの婚約者、イヴ・サンローランの男性フレグランスの新しい顔に【ハリウッドより愛をこめて】公開直前、期待と混乱?ゆれる『ハリポタ』ファンアカデミー協会が新会員候補に招待状を発送B・クーパー、『おくりびと』監督の名も
2011年09月07日『ブラック・スワン』のミラ・クニスが、新作『ステイ・フレンズ』のプロモーションで訪れたロシアでの記者会見で、リポーターから意地悪な質問を受けた共演のジャスティン・ティンバーレイクを流ちょうなロシア語で援護し、周囲を驚かせた。ジャスティンに対して地元のリポーターがロシア語で「音楽活動より映画出演を重視するようになったのはなぜか?」と質問が投げかけられたときだった。ミラは「なぜ映画を、ですって?なんで?いいじゃない?一体どういう質問なの?あなたは何のためにここにいるわけ?」とロシア語で一気にまくしたてた。『ステイ・フレンズ』を宣伝するための記者会見なのだから、映画について質問してほしいということなのだろう。実はミラは旧ソビエト連邦ウクライナに生まれ、8歳のときに家族でロサンゼルスに移住した経歴の持ち主。渡米から20年経っても母国語を忘れることなく、共演者の窮地を救ったのだ。もっとも、ロシア語が分からないジャスティンは何が起きているのかまったく分からず、きょとんとした表情を浮かべていたが、イヤホンで通訳を聞いて事態を把握すると、笑いながら「ミラは僕のボディガードなんだ」とジョークを飛ばした。(text:Yuki Tominaga)© Rex Features/AFLO■関連作品:ステイ・フレンズ 2011年10月1日よりシネクイントほか全国にて公開■関連記事:『ハリポタ』V2でシリーズ1,000億超えか?全米ではあのアメコミ映画が1位に
2011年08月04日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の人気シリーズ第4弾として昨年劇場公開され、47億円を超える興行収入で見事に年間興行ランキングでもトップ10入りを果たした『バイオハザードIV アフターライフ』。年末には早くもブルーレイ&DVDがリリースされたが、これに伴い主演のミラやポール・W・S・アンダーソン監督のインタビューを含む特別映像が到着した。世界的人気のTVゲームの映画化作品としてシリーズを通じ、大ヒットを記録している本シリーズ。ウィルス感染により、荒廃した世界で、安全な土地を目指して旅をし、戦い続けるヒロインや仲間たちの姿が描かれる。シリーズ第1作から製作に携わり、本作のメガホンを握ったアンダーソン監督は、ミラのプライベートにおける伴侶としても知られるが、彼のミラへの信頼は絶大。「ミラは(主人公の)アリスそのものだ。彼女なくして『バイオハザード』は成り立たない」と言い切る。今回到着した特別映像には、特撮用のグリーンバックに覆われたスタジオでの撮影の様子も収められている。スタッフに紹介され、ミラがノリノリで登場したり、カメラに向かっておどける様子を見ることができる。クレア役のアリ・ラーターやクリス役のウェントワース・ミラーら名だたる共演陣もミラの演技力や身体能力の高さ、そして強靭な精神力を絶賛。ミラ自身も4作目とあって役柄に完全になじんでいるようで、アリをはじめとする共演陣との相性も抜群の様子。ここではさらに、アリ扮するクレアの存在の大きさについても言及されている。役柄とは違ったミラの素顔も垣間見える特別映像をまずはチェック!『バイオハザードIV アフターライフ』ブルーレイ&DVDは発売中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「バイオハザードIV アフターライフ IN 3D」[ブルーレイ]価格:5,980円(税込)「バイオハザードIV アフターライフコレクターズ BOX」[ブルーレイ]価格:9,800円(税込)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売中(同時レンタル中)© 2010 Constantin Film International GmbH and Davis Films/Impact Pictures Inc. All Rights Reserved.■関連作品:バイオハザードIV アフターライフ 2010年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:J・ロバーツ初来日にトム&キャメロン揃い踏み!来日スターでふり返る1年後編『GAMER』劇中に渋谷&新宿の雑踏映画のワンシーン?それとも近い将来の姿?『バイオハザードIV』ミラ&ウェントワースのインタビュー動画到着!ミラ・ジョヴォヴィッチ、『バイオハザード』シリーズは「『12』まで続けるわ!」ミラ・ジョヴォヴィッチ、共演のウェントワース・ミラーを「ボコボコにした(笑)」
2011年01月05日キャスト陣の揃っての来日に続いて、先週末よりついに劇場公開された『バイオハザードIV アフターライフ』。主演のミラ・ジョヴォヴィッチと共演のウェントワース・ミラーの撮影現場での貴重なインタビュー映像が到着した。大人気ゲームを原作に世界的なヒットを記録し、ついに4作を数えるまでに至った本シリーズ。この最新作では、原作ゲームの生まれた地である日本が物語の舞台に!冒頭、渋谷のスクランブル交差点が映し出され、アンデッドと呼ばれるゾンビたちが街を破壊し、人々を襲う。ミラ演じるアリスは、刑務所に隠れて暮らす人々を救うべく、再び壮絶な戦いに身を投じる。今回到着した動画インタビューでミラは「アリスにもストーリーにも愛着を感じる」、「脚本を読むたびに毎度ワクワクする」と本シリーズへの強い思い入れを明かし、「アリスはある意味、私の家族の一員」とまで言い切っている。さらに、激しいアクションシーンやそのためのトレーニングにも言及。その過酷さの一方で、ミラの話しぶりから、いかに彼女がこの役を演じることを楽しんでいるかが伝わってくる。「プリズン・ブレイク」でおなじみのウェントワースは本作でシリーズ初参戦!アリ・ラーター演じるクレアの兄・クリスを演じている。インタビューでウェントワースは8年にわたってシリーズを重ねてきたことの凄さを改めて強調。「いまでこそハリウッド中で真似されているけど、このの世界観は昔からこの作品がずっと描き続けてきたこと」とその魅力を語っている。ミラのアクションがどのように進化し、3Dによってそのような衝撃を与えてくれるのか?ウェントワースという“スパイス”が果たしてどのように作用しているのか?『バイオハザードIV アフターライフ』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:バイオハザードIV アフターライフ 2010年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:ミラ・ジョヴォヴィッチ、『バイオハザード』シリーズは「『12』まで続けるわ!」ミラ・ジョヴォヴィッチ、共演のウェントワース・ミラーを「ボコボコにした(笑)」小森純、恐怖のメイクで渋谷に登場もゾンビ姿のスタッフを見て「マジ無理!」と絶叫
2010年09月13日『バイオハザードIV アフターライフ』の来日記者会見が9月3日(金)、都内ホテルで行われ、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウェントワース・ミラー、アリ・ラーターの3人が出席した。公式の来日は6度目、プライベートも含め「14歳の頃から何度も日本を訪れていて、日本が大好き!」というミラ。本作は渋谷のスクランブル交差点が物語の始まりの場所となるが「日本を破壊してるわよ!」といたずらっぽく笑う。監督のポール・アンダーソンとの挙式後初めてタッグを組んだ作品となったが「この映画の撮影は本当に楽しいの。まるで遊園地に来た子供のような気持ちで、モンスターから逃げ回ったり爆発があったり、ワイヤーで吊るされたり。ドラマ作品ではなく、こんなに楽しい作品で一緒の時間を過ごせるのは楽しいことだし、良い関係だと思う」とニッコリ。共演のウェントワースは、劇中、代表作の「プリズン・ブレイク」同様に牢獄に閉じ込められるシーンがあるが「あのシーンは脚本に最初からあったんだけど、僕も最初に読んだときは笑ってしまったよ。でも、こういう作品だからこそ、ユーモラスな部分や軽いシーンが必要だと思う。『プリズン・ブレイク』を見てくれている人は、きっとあのシーンでクスリとほくそ笑んでくれるだろうね」と語った。役柄と自身の似ている部分は?という質問にミラは「朝起きて、ときどき機嫌の悪いときがあるけど、そんなときはこのポスターのアリスみたいな顔をしてるわよ」と茶目っ気たっぷりに答え「私自身、小さいときからSFやカンフーが大好きで、強い女性に憧れていたわ。このシリーズに出ることで夢がかなったわね」と嬉しそうに語った。同じ質問にアリは「19歳でハリウッドの扉を叩いたとき、気持ちは“サバイバルモード”で、『タフに生きなきゃ!』という思いだった。それはこの役柄に活かされてるかもしれないわね」とふり返った。「あなたのように強く、美しい女性になる秘訣は?」という質問にミラは「『バイオハザード』シリーズでアリスを演じることね(笑)。でも、それが以外には…私自身、このシリーズを通じてトレーニングを積み重ねて、努力すればするほど自分が良くなっていく、ということを実感してる。そして自信を持つことができればきっと美しくなるわ」と自らの経験を踏まえて語ってくれた。続編に今後も出演する?という問いにミラは「『12』、『13』までだって続けるわ!」と力強く宣言!また新作を携えて、来日してくれそうだ。『バイオハザードIV』は9月10日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードIV アフターライフ 2010年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:ミラ・ジョヴォヴィッチ、共演のウェントワース・ミラーを「ボコボコにした(笑)」小森純、恐怖のメイクで渋谷に登場もゾンビ姿のスタッフを見て「マジ無理!」と絶叫
2010年09月03日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で人気ゲームを映画化したシリーズ最新作『バイオハザードIVアフターライフ』の予告編が解禁された。3Dでの公開が決定した今作は、人間をゾンビ化するTウイルスを製造した大企業アンブレラ社に立ち向かう、女戦士アリスの活躍を描いた人気アクションシリーズの4作目。物語は東京から始まる。ウイルス感染によって荒廃した世界を舞台に、生き残った人間を探す旅に出たアリスが、ロサンゼルスの刑務所に隠れて生き残った人間たちを脱出させようと、危険なワナに足を踏み入れていく。解禁された予告編に登場するアリスは、これまでのシリーズとはイメージを一新。黒髪を引っ詰め、体にぴたりとフィットした黒革のボディースーツに身を包み、背中には 2本の刀を差している。走りながら手裏剣を投げ、二刀流で敵を次々と斬り倒す姿は、まるで忍者のようだ。映像のラストでは、姿形がまったく同じアリスが2人現れ、ビルの窓を突き破り降下していく。前作『バイオハザードIII』のラストで何百体ものアリスのクローンの存在が明らかとなっており、今回はアリスとそのクローンたちが共に敵と戦うのでは、と予想される衝撃的なシーンが印象に残る。ほか、米ドラマ『HEROS/ヒーローズ』シリーズに出演しているアリ・ラーターが前作に続き登場。アリ演じるクレアと対決する巨大な斧を持った大男や食虫植物のように口が裂ける男は、ゲーム版『バイオハザード5』に登場するキャラクターと思われる。ゲーム版『バイオハザード』の大ファンというポール・ W・S・アンダーソン監督は、「今回の映画は、ゲームの“バイオ5”から多くのインスピレーションを得た」と語っており、映画ファンもゲームファンもたまらないものとなるだろう。『バイオハザードIVアフターライフ』9月10日(金)より、丸の内ピカデリーほか全世界同時公開
2010年04月19日ミラ・ジョヴォヴィッチが帰ってきた!『バイオハザード III』の日本での公開と時を同じくして、同作の監督、ポール・W・S・アンダーソンとの間に授かった第一子を出産。その後、いくつかの作品に参加しているが、まもなく公開される『THE 4TH KINDフォース・カインド』が復帰後初めて日本で公開される作品となる。彼女が演じるのは一児の母であり、夫を何者かに殺された未亡人であり、不眠症が蔓延する街の心理学者。催眠療法によって人々の不眠の理由を解明しようとした結果、世にも恐ろしい映像を目撃することになり、街を覆う恐るべき秘密に直面することに――。この実話を基に、実際に残された記録映像をも使用して製作されたこの衝撃作について、彼女が口を開いた。実際の記録映像を観て「頭を殴られたような感じ」「まず、脚本を受け取って読んでみて、この題材に惹かれたの」と本作に携わる最初の経緯について語るミラ。それが彼女自身、本作の製作を通じて体験する“衝撃”の始まりだった。「それで当然、本物の記録映像を見せてもらったんだけど、頭を殴られたような感じだった。圧倒され、ショックを受け、怖くなったわ。私は動揺して泣きながら『まさか嘘でしょ?』って繰り返してた。その後で、『このストーリーを伝えなきゃダメよ。とても大事なことだもの』って言ったわ。それまで経験したことのないものだったし、自分に理解できない物事に対する見方が完全に変わったわ。人生において、ふと立ち止まり『もしかすると、世の中には自分が全く理解できない何かが存在するのかもしれない』と考えるいいきっかけになったと言えるかもしれない」。ミラが演じる心理学者のアビゲイル・タイラー博士は実在しており、実際にこの事件に直面した人物。この役にミラはどのようにアプローチしたのだろうか?「残念ながら、タイラー博士に直接お会いすることは出来なかったの。彼女は、私たちがこの物語を映画で伝えることを望んでいたけれど、誰にも会いたがらなかったから。私だけでなく、ほかの出演者たちも、自分が演じた人物には会えなかった。だから、私たちは記録映像からできるだけのことを感じとり、彼らになりきろうとしたの。彼らの体験、彼らの声をじっくり聴くことで、彼らの本質を捉えようとしたのよ。私は女優として、あんな目に遭ったこの女性に対する思いやりと共感を自分の中に見いだそうとした。私も母親であり、気持ちはよく分かるわ。そうやって本質を捉えることで知らない部分を埋めていき、私は全力を尽くして彼女という人物を描こうとしたの」。“母”として役を作る上で避けて通ることが出来なかったある想像実際に劇中では、“母”として誰よりも娘を愛し、守ろうとする彼女の姿を見ることができる。やはり、母親になったことで「もしも、自分の娘の身にこのようなことが起きたら――」と考えずにはいられなかったようだ。彼女はそれを「この映画の中で最もつらい作業のひとつだった」と語り、こう続ける。「そういう境遇の役を演じたことはなかったし、もちろん、自分が行きたくない場所に踏む込むという意味で、この役に惹かれたとも言えるわ。恐ろしいからこそ、やってみなければ、という気持ちだったの。どんな親にとっても考えるだけで最も恐ろしいことよ。正直、私も自分が演じたタイラーのように気持ちを強く持てるかどうかは分からないし、(こういう役を)もう一度やりたいかどうかも分からないわね」。最後に彼女は「世の中には理解不能な現象が実際はたくさんあり、それをアタマから否定してはいけない場合もある、ということをみなさんに理解してほしい。実際に、否定できない目に見える形で人生を変えるような出来事が人々に起こっているのだから。私たちはフィルムメーカーとして、そういうことが起こり得るという事例のいくつかをこの映画で見せているの」とこの映画の“意味”を語ったミラ。“覚悟”を決めて映画館に足を運ぶことをお薦めしたい。© Mayumi Nashida■関連作品:THE 4TH KINDフォース・カインド 2009年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 GOLD CIRCLE FILMS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:ミラ・ジョヴォヴィッチ、映画でしっかり“母”の顔に!主演2作品が立て続けに公開あなたは信じる?『THE 4TH KINDフォース・カインド』試写会に15組30名様ご招待
2009年12月03日2007年の11月に娘のエヴァーを出産、そしてこの夏にはそのエヴァーも出席して、幸せいっぱいのウェディングを挙げたミラ・ジョヴォヴィッチがまもなくスクリーンに復帰!12月18日(金)に公開を迎える『THE 4TH KINDフォース・カインド』で、ミラは出産後初めてとなる母親役を演じているが、ミラ自身のプライベートでの画像かと見まがうような愛情あふれる“母”の顔を見せる彼女の姿を捉えた場面写真が到着した。映画の舞台は300人以上の不眠症患者を抱えるアラスカ州の街・ノーム。ミラは、夫を何者かに殺害された、この街在住の心理学者アビゲイル・タイラーに扮している。彼女が街の不眠症の人々に催眠療法を施し、彼らが眠れない理由を解明していくプロセスで、夫の殺害にも関わる恐るべき“謎”が解き明かされていくというサスペンス。実際の事件に基づいており、タイラー博士も実在。映画は博士の手による記録ビデオと記録音声および、ミラを始めとする俳優による再現映像で構成されている。決して笑みがこぼれるような明るい映画とは言えない本作だが、だからこそと言うべきか、ミラ扮するアビゲイルは何より大切な娘に対し、心からの愛情を示す。こちらの写真はまさに、そんな彼女の“母性”を感じさせるが、この表情はいまのミラだからこそ出せる表情と言えるのかも!それくらい自然で、母としての喜び、娘への愛情に満ちあふれている。また、日本のファンには嬉しい限りだが、ミラの主演作が『THE 4TH KIND』に続いて、年明け1月23日(土)より公開される。撮影は『THE 4TH KIND』よりも前で、実質的な出産後の初主演作品と言えるその作品の名は『パーフェクト・ゲッタウェイ』。こちらは極寒のアラスカの対極とも言うべき楽園・ハワイが舞台。ここで発生したある一組の夫婦の殺人事件を軸に、6人の“容疑者”の中から真犯人とその目的が少しずつあぶり出されていく。慢性的に人々が不眠を抱える街の精神科医に、美しいリゾート地で起きた殺人事件に巻き込まれる新妻――。出産後の復帰作としてはどうにも刺激が強過ぎるようにも思えるが、「母は強し!」といったところか。『THE 4TH KINDフォース・カインド』は12月18日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。『パーフェクト・ゲッタウェイ』は2010年1月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。なお、こちらは予告編も到着!予告編は『パーフェクト・ゲッタウェイ』作品情報ページおよびMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:THE 4TH KINDフォース・カインド 2009年12月18日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2009 GOLD CIRCLE FILMS LLC. ALL RIGHTS RESERVED. パーフェクト・ゲッタウェイ 2010年1月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 A Perfect Getaway, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:あなたは信じる?『THE 4TH KINDフォース・カインド』試写会に15組30名様ご招待
2009年11月28日「人のために優しくなれる女優になりたい」──大人顔負けのセリフをさらりと語るのは、弱冠16歳にして数多くの映画やドラマに出演する大後寿々花。今年だけでも『おっぱいバレー』や『カムイ外伝』など、話題作への出演が続く売れっ子女優だ。本作『女の子ものがたり』は「毎日かあさん」のテレビアニメ化、「いけちゃんとぼく」の実写映画化が記憶に新しい漫画家・西原理恵子の自叙伝的漫画が原作。西原の分身とも言えるヒロインの菜都美(なつみ)を深津絵里、その高校時代を大後寿々花が演じている。「その場で自分が感じ取ったまま動いてみよう、と」子役として多くの役を演じてきた彼女だが「子供から大人に変わる瞬間を演じるのは初めてだった」と、これまでとは一味違う挑戦があったと話す。「小学生、高校生、現在──なつみは3世代に分かれていて、私はその真ん中の時代を演じました。大人になっていく変化を演じるのは初めてでしたが、原作のなつみと、映画のなつみの両方を大切にすることで、その繋がりをうまく演じられるのかなと思いました」。11歳のときに出演した『SAYURI』でハリウッドデビューを果たしているだけあって、役に対するアプローチも子役の域を優に超えている。そんな彼女があえて深く考えずに演じたシーンがあると言う。それはずっと仲良くしてきた3人に訪れる、別れの瞬間。女の子の喧嘩とは思えない取っ組み合いの大喧嘩が描かれる、何とも印象的な一幕だ。3人それぞれの感情も高まる緊張感あるシーンで、きみこ役の波瑠はあまりにも感情移入し過ぎて撮影が終わるまでほかの2人と距離を置いたというほど。だが、大後さんはその逆。考えずに挑んだその理由は?「なつみはきいちゃんから“この街から出て行け”なんて言われるとは想像していなかった。だから、その場で自分が感じ取ったまま動いてみようと思ったんです。最初は男の子の喧嘩みたいにお腹を蹴ったりするシーンが多くて、前日にはスタントの人を交えてリハーサルをしたりしました。でも、女の子の喧嘩はもっとこうなんじゃない?ああなんじゃない?と、現場で意見を出し合ってシーンが変わっていきました」。脚本を読んだときから、とても大切なシーンになると思ったと言う。また、3人の感情を高めるために監督は、現場でそのシーンに合った音楽を流すことがあり「音楽でイメージをつかむという演出は初めてだったけれど、音楽を聴いていると自然に涙が出てきたりして…言葉に表せないものを感じることができました」。新しい感覚を手にしたと語る。「大抵は“大丈夫”と言って隠してしまう性格」楽しいことも、辛いことも、情けないことも、全てを受け入れてくれる友達の存在は何にも代え難い宝物。大後寿々花もなつみを演じながら「この3人の、自分をさらけ出せる関係が羨ましい!」と思ったそう。「なつみが泣きながら“何も知らないことは恥ずかしいことなんだよ…”って自分のことを話すシーンがとても印象的で。というのは私自身、友達に相談をしたり、友だちの前で泣いたりしたことはあるけれど、大抵は“大丈夫”と言って隠してしまう性格なんです。だから、なつみを通じて感情をさらけ出したことが思い出深いんです」。ちょっぴり遠慮がちなその性格も彼女の個性のひとつ。けれど、今回の現場では「撮影をしていくうちにどんどん仲良くなっていくのが嬉しくて。私が一番年下なので、しばらくは敬語でしたけど(笑)」。やはり彼女らしい。新しい友情を得た16歳の女優が今後どんな一面を見せてくれるのか楽しみで仕方ないが、まずはいくつもの変化をもたらしたという『女の子ものがたり』の大後寿々花を見てほしい。(text:Rie Shintani/photo:Yoshio Kumagai)「シネマカフェsweet」『女の子ものがたり』特集 interviewvol.1 波瑠vol.2 高山侑子vol.3 大後寿々花■関連作品:女の子ものがたり 2009年8月29日よりシネクイントほか全国にて公開© 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会■関連記事:「明るくて変な子なんですよ、みさも私も(笑)」『女の子ものがたり』高山侑子の素顔持田香織が熱唱も、だんだん足が開いてしまう?“女子力”の低さに苦笑波瑠、大後寿々花と本気で取っ組み合い!?「あんなに感情的になったのは初めて」女子の友情は最強!『女の子ものがたり』ノベライズ版を3名様にプレゼント大後寿々花ら女友達3人、浴衣姿で『女の子ものがたり』×「毎日かあさん」コラボ
2009年08月25日ミラ・ジョヴォヴィッチが22日、彼女の主演作『バイオハザード』シリーズの監督であるポール・W・S・アンダーソン監督とビバリーヒルズの自宅で挙式した。2002年のシリーズ第1作の監督と主演女優として出会い、交際がスタートした2人はその後婚約し、2007年11月には娘のエヴァーが誕生している。土曜の夕暮れ時にスタートした結婚式には50人ほどが招待され、エヴァーは可愛らしいバレエのチュチュ姿で出席。People誌の報道によれば、パトリック・デンプシー夫妻の姿もあった。ミラは自らデザインした60年代風の白のノースリーブのミニのウェディング・ドレス姿。スペイン風建築の夫妻の自宅は赤と白のフラワーアレンジメントで飾られ、プールサイドでは式の前にカクテル・パーティが開かれ、ギターと女声による伝統的なスペイン音楽が奏でられ、雰囲気を盛り上げていた。バージンロードに見立てた裏庭の通路を歩いてきたミラと、アンダーソン監督が誓いの言葉を交わし、指輪を交換してキスをすると、招待客たちは歓声を上げて祝福。その後の披露宴では、キューバ音楽のミュージシャンたちによる演奏が披露された。ひとりっ子として育ったミラは「私にとって一番大切なのは我が子と家族。子供も絶対にもっと欲しい!」と語っているが、エヴァーの弟妹より先に夫妻が生み出す予定なのは『バイオハザード』シリーズ最新作の『Resident Evil: Afterlife』(原題)。ミラがもちろんヒロイン、アリスを演じ、当初メガホンはとらない予定だったアンダーソンが、やはり監督を務めることになりそうな本作は、今秋よりトロントで撮影開始予定だ。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:バイオハザード III 2007年11月3日よりスカラ座ほか全国にて公開© Motion Picture Photography 2006 Constantin Film International GmbH. All Rights Reserved.■関連記事:サンドウィッチマン&優木まおみ『バイオハザードIII』大ヒット祈願式に登場!ついに明かされる!『バイオハザード III』DVDを3名様にプレゼントシネマカフェ的海外ドラマvol.53年末に「ヒーローズ」一気見のススメその2「3作目が一番いいわ!」『バイオハザードIII』ミラ・ジョヴォヴィッチ“クローン・アリス”が倖田來未を包囲!『バイオハザードIII』ジャパンプレミア
2009年08月24日