アンジェリーナ・ジョリーが20日(現地時間)、ワシントンDCのアメリカ国務省を訪問、ケリー国務長官と記者会見した。6月20日は国連が定める「世界難民の日」。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使を務めるアンジェリーナは、現在起きている難民の危機的状況について、ケリー国務長官と語り合った。グレーのスーツで会見に臨んだアンジェリーナは「6,500万人もの人々が紛争によって、退去を余儀なくさせられています。私たちは戦争が起きている世界と直面し、無視したり、背を向けたりすることはできません。そんな行動は世間知らずで無責任、そして危険です」と報道陣に語りかけた。アンジェリーナは「私たちが直面している選択肢は、とてもはっきりしています。このまま、難民と不安が増えていくのを静観するのか、ほかの国々と力を合わせて新たなアプローチを見つけるのか、です。支援や再定住だけではなく、問題の解決と安定、帰還についてのアプローチです」と訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月22日女優のアンジェリーナ・ジョリー(40)は、毎日のように難民たちのため尽力しているのだという。15年前に国連の親善大使に任命され、現在は国連難民高等弁務事務所の特使であるアンジェリーナは、さまざまな会議やディベートに出席するだけでなく、その裏でもさまざまな活動を行っているようだ。アンジェリーナは「ほとんど毎日のある部分で、国際的な問題に尽力しているの。同僚とニュース、その要因、どのように言及される必要があるか、今携わっている問題の今後について話したり、現地訪問やスピーチの準備なんかでね」「興味深く、私とは反対の視点を持っている人たちに会おうと試みるのよ。そうすることで、私は学べるからね」と話す。また、夫ブラッド・ピットとの間に6人の子供を持つアンジェリーナは、子供たちが難民に関わる仕事をしている自身に興味を持ってくれていることに誇りを持っており、長男のマドックス君(14)の出身国カンボジアのポル・ポト派の政権下を描いたアンジェリーナの監督作『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー』の制作には、マドックス君も参加してくれたようだ。アンジェリーナは、英版ハロー!誌に「マドックスがこの映画を作るきっかけになったの。マドックスは脚本から編集まですべての過程に彼は携わったのよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月05日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は3月15日、「Microsoft Dynamics CRM Online 導入サービス」を開始することを発表した。「Dynamics CRM Online(Dynamics CRM)」は、顧客関係管理と営業プロセス・案件管理を可能にするサービス。クラウドサービスのため、時間や場所の制約がなく、各種デバイスから情報のアップデートや閲覧が可能となっている。同社は2011年から4年以上、「Dynamics CRM」を運用してきたという。この経験をもとに、マイクロソフト製品とSBTのソリューションを組み合わせることによって、新サービスを提供していくという。「Dynamics CRM」は、Microsoft Azure上で稼働させているSBT自社ソリューションのOSG(Online Service Gate)やAoC(ADFS on Cloud)を併用することによって、スマートフォンやタブレットなどを社外利用するシーンにおいても、ユーザーIDやモバイルデバイスを一元管理し、システムへのアクセス管理・制御をユーザに意識させることなく、高いセキュリティレベルを維持できるとしている。また、そのほかにもOffice 365やEMSとの連携も可能だ。新サービスの価格は個別見積もり。同社は、2018年3月末までに150社への導入を目標に掲げている。
2016年03月15日IDC Japanは3月14日、国内オフィスプリント環境の導入判断者に対して、プリント管理およびドキュメント管理の実態、MPS(Managed Print Services)の導入状況、モバイル/クラウドプリントの導入状況に関する調査結果を発表した。同調査は、2015年11月にオフィスプリント環境の導入判断に関係する800人に対してWebアンケートによって実施されたもの。同調査結果を総合して国内のプリント/ドキュメント管理の成熟度を、同社独自の評価指標「IDC MaturiyScape」に基づいて分析している。これにより、特定のIT環境について、まったく導入していない場合を「レベル0(未導入)」とし、導入後のユーザー企業の成熟度を、「レベル1(個人依存)」、「レベル2(限定的導入)」、「レベル3(標準基盤化)」、「レベル4(定量的管理)」、「レベル5(継続的革新)」までの5段階で評価した。調査結果によると、国内ユーザ企業の約半数が、5段階中下から2番目のレベル2(限定的導入)の成熟度にあることがわかったという。多くの企業において、プリント/ドキュメント管理に関する技術導入は進めたものの、その技術を活用するための社内教育や管理プロセス構築への対応が遅れていると、同社は述べている。「IDC プリント/ドキュメント管理 MaturityScape」では、ユーザ企業の成熟度を、意思統一、技術、人員、プロセスの4つの視点から総合的に評価しているという。その結果、国内ユーザ企業においては、レベル1の成熟度を持つ企業が24.5%、レベル2が48.0%、レベル3が20.6%、レベル4が6.5%、レベル5が0.4%であるとした。この結果は、2014年10月に実施した調査とほぼ同じ(2014年の調査ではレベル2が48.2%)であり、この1年で国内市場におけるプリント/ドキュメント管理の成熟度には大きな変化がなかったという結果に。また、プリント/ドキュメント管理において財務的成果を出している企業(リーダー企業)と、そうでない企業(フォロワー企業)の成熟度の比較も実施したところ、これらの企業の差は、人員およびプロセスの尺度において特に顕著だったという。プリント/ドキュメント管理において具体的な成果を上げるためには、人員/プロセスの分野において全社的な具体的目標を設定し、統一ルールに基づいて活動することが重要であると、同社は分析している。
2016年03月14日初夏にオープンするTOHOシネマズ 仙台に、IMAXシアターが導入されることが発表になった。東北最大の都市・仙台に初めてIMAXが登場する。その他の情報IMAXは映像、音響ともにクオリティが観客から高く評価され、好調な動員を記録している。TOHOシネマズ 仙台は、JR仙台駅西口の新商業施設「仙台パルコ新館(仮称)」にオープンする新劇場で、全9スクリーン、約1700席になる予定だ。IMAXシアターだけでなく、TOHOシネマズ独自規格の大スクリーン“TCX”や、3次元音響を楽しめるドルビーアトモスも導入される。
2016年02月22日NECは1月15日、仮想化基盤の導入を検討している企業を対象とした「仮想化簡易導入ソリューション」の販売を開始した。同ソリューションは、IAサーバ「Express5800/R120f-1M」とユニファイドストレージ「iStorage M110」、ヴイエムウェアの仮想化基盤ソフトウェア「VMware vSphere 6」、構築支援サービスをセットにしたもの。事前にサーバとストレージを組み合わせて「VMware vSphere 6」の動作検証、評価を実施しているため、ユーザーは検討やサイジングが不要。また、ハードウェアやソフトウェアのセットアップを支援する「構築支援サービス」が提供されるので、簡単かつ短期間で仮想化基盤を導入できる。従来の仮想化環境では、サーバは仮想マシン単位で、ストレージは論理ディスク単位でリソースを管理するため、バックアップや復旧、QoSなどのストレージ機能を仮想マシン単位で利用したい場合も論理ディスク単位で利用する必要があった。しかし、「VMware vSphere 6」の仮想ボリューム機能「VVOL」を利用すれば、ストレージ機能を仮想マシン単位で利用可能になる。仮想化簡易導入ソリューションの価格は、Express5800/R120f-1M(仮想マシン数3台)、iStorage M110、VMware vSphere 6、構築支援サービスの構成で税別999万8000円。
2016年01月15日チェックポイントシステムズは1月6日、イオンリテールへの商品管理システムの導入およびRFIDと棚卸用ロボットの試験導入を発表した。イオンリテールでは、旗艦店にRFIDソリューションの試験導入を開始しており、OATエンタープライズソフトウェアでの在庫管理をベースとし、精算業務と店舗出入り口の管理でRFIDの活用を開始する。タグはRFとRFIDに対応したチェックポイントの最新製品「UNO RF/RFID」ラベルを使用していく予定で、このテクノロジーにより、理論上の在庫と精算済みの商品をリアルタイムで照合し、瞬時に店内在庫を把握することができるという。また旗艦店ではチェックポイントで初となるロボットによる在庫カウントソリューションも導入。ロボットがサイクルカウント業務を自動で行う。イオンリテールでは、これらの導入により、同社のEAS(電子商品管理)システムは、既存のAM方式から、RFIDに拡張可能なRF方式に順次入れ替えを実施するほか、RFIDロボット(プロトタイプ)の試験導入により、在庫の精度向上と顧客満足の向上を目指すという。また、イオンリテールとチェックポイントは、アパレルサプライヤーおよび一般消費財メーカーと連携し、製造・流通段階でタグを貼付する「ソースタギング」についても取り組みを開始する。このプログラムでは、タグがあらかじめ取付けられた状態で店舗に商品が納品されるため、すぐに商品を陳列することができるという。これにより、店舗では在庫の可視化による業務効率向上、作業改善による接客応対への人時配分、および、接客応対向上を目指していく。
2016年01月06日意外と知らない社会的なテーマについて、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは、「難民」です。* **今年はシリア難民のニュースが連日報道されましたね。難民とは、人種や宗教、政治的な理由などで迫害されて母国の保護を受けられない人。正当な理由により母国では命の危険があり、やむを得ず国を離れなければいけない人をさします。たとえば、自然災害や紛争によって国を追われるケース、独裁国で民主化運動を行い自国に居られなくなるケース、同性愛禁止国の同性愛者など様々なケースがあります。内部告発サイト「ウィキリークス」を立ち上げたジュリアン・アサンジは、命の危険にさらされて他国に亡命しました。そんな亡命者も難民に含まれます。国連が定めた「難民条約」により、難民は保護され基本的人権を守られる権利があります。人道的な立場からも、いきなり自国へ追い返したり拒絶することは禁止されているんですね。シリアでは2011年に紛争が起こり、国民2200万人の半数以上が難民になってしまいました。多くはヨーロッパに向かい、ドイツが積極的に受け入れをしていたのですが、あまりの数の多さに制限をかけなければいけなくなってしまいました。では日本の難民受け入れは?というと、’70~’80年代にアジアの難民を多く受け入れていたこともあるんですが、現在は残念ながら積極的とは言えません。実は日本の難民認定の審査はとても厳しくて、審査が終了するまで5年以上かかることもあるんです。昨年、難民認定申請をした5000人のうち、認定が下りたのは11人のみ。公式に難民と認められるかどうかで待遇に雲泥の差が出てしまうんですね。難民と認められれば住居の支援が受けられ、日本語を教えてもらい、職を探してもらえます。難民パスポートで海外に出ることも可能。ところが、審査待機中の人はパスポートがないので国外に出られないし、アパートの入居も家主に断られることが多い。言葉の問題もあって職を得るのは困難で、生活は苦しく、宙ぶらりんな状態に。元国連難民弁務官の緒方貞子さんは「難民受け入れは積極的平和主義の一部」とおっしゃっています。ユニセフや赤十字、難民支援のNPOに寄付をするなど、私たちにもできる援助をしたいですね。◇ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2015年12月16日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2015年12月14日一年をふり返ってみると、日本でも難民に関するニュースが衝撃と共に大きく伝えられることがたびたびあった。そんな中、今年も難民支援として数百万ユーロの支援金を募るために、「イケア(IKEA)」の「難民キャンプに明かりを届けよう」という取り組みが、40か国以上で開催中だ。11月29日~12月19日まで、イケアストアですべての照明製品1つにつき1ユーロが、IKEA Foundationを通して国連の難民支援機関である「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」に寄付される。この寄付金は、「UNHCR」が難民キャンプに明かりと再生エネルギーを届け、そこで多くの家族がより安全に、より快適に暮らせるための活動を支援するもので、これまで計1,850万ユーロが難民キャンプに寄付されてきた。2014年度にスタートした「イケア」の「難民キャンプに明かりを届けよう」は、今年で最後になるが、これまでに数多くの成果を残してきた。その例を挙げると、「エチオピアとヨルダンの28万4,000人を超える難民と受け入れコミュニティーの人々は、5万6,000個以上のソーラーランタンの提供と720本以上の太陽電池式街灯の設置のおかげで、以前よりも夜間に安全に暮らせるようになった」「バングラデシュとチャド、エチオピアでは、3万7,000人以上の子どもたちが小学校へ入学し、学習を継続できるようになり、さらに、これらの国では740名以上の教師に対してトレーニングが行われた」「バングラデシュでは、22のバイオガスプラントが建設され、し尿の15%を処理して、調理用のグリーン燃料を生成している」などがある。「IKEA Foundation」は、2010年から「UNHCR」のパートナーとしてアジアやアフリカ、中東において、難民キャンプとその周辺コミュニティーで暮らす家族と子どもたちにシェルター(仮設住宅)や、さまざまなケア、教育を提供するための支援を行っている。今後も、子どもの生活の基本となる4つの分野(家と呼べる場所、健康な人生のスタート、質のよい教育、継続的な家族の収入)において大きな成果を達成するために、革新的なアプローチに力を注いでいく。島国である日本の人々にとっては、難民問題は差し迫った問題として捉えることがなかなか難しい分野であるかもしれないが、まずは正しい情報を得ることから、自分にもできることを見つけたり、次なるアクションへとつなげていけるはずだ。(text:Miwa Ogata)
2015年12月09日日立コンサルティングと日立システムズは11月26日、企業のIoT導入を支援するサービス「IoT導入支援パック」を販売開始したと発表した。同サービスは、日立コンサルティングが提供してきたIoT構想策定支援を行うコンサルティングサービスと日立システムズが提供するクラウド型のデータ収集/管理/分析環境をトライアルパックとして提供するもの。同サービスの活用により、IoTのビジネス活用に向けたテーマ設定、計画立案、検証、検証結果に基づく計画見直しといった一連のプロセスを短期間・低コストで行うことができる。また、データ収集/管理/分析環境は、日立システムズの「ファシリティ・モニタリングサービス」を活用し、セキュリティの確保された日立システムズのデータセンターから管理対象数、利用期間に応じたクラウド型で提供するため、大きな初期投資を行うことなく計画策定から効果検証までを実施できるという。同サービスの利用後には、IoT本格導入にあたってのM2Mネットワークの構築や制御系システムセキュリティ、大規模データの保管といったニーズに日立システムズが対応する。両社は主に工場やプラント設備を持つ製造業向けに同サービスを拡販し、2018年度末までに累計50社への販売を目指すとしている。
2015年11月26日日立コンサルティングと日立システムズは11月26日、企業のIoT導入を支援するサービスの「IoT導入支援パック」を販売開始した。同サービスは、日立コンサルティングのビジネス計画の策定を支援するコンサルティングサービスである「IoTビジネス構想策定コンサルティング」と、日立システムズの設備の稼働状況やエネルギー利用状況を集中管理する「ファシリティ・モニタリングサービス」のトライアルパックとして提供する。価格は個別見積。同サービスはIoTのビジネス活用に向けたテーマ設定、計画立案、検証、検証結果に基づく計画見直しといった一連のプロセスを短期間・低コストで行うことができる。また、データ収集/管理/分析環境は、日立システムズのファシリティ・モニタリングサービスを活用し、セキュリティの確保された同社のデータセンターから管理対象数、利用期間に応じたクラウド型で提供するため初期投資の抑制につなげ、計画策定から効果検証までを実施することが可能だという。さらに、同サービスの利用後はIoT本格導入にあたってのM2Mネットワークの構築や制御系システムセキュリティ、大規模データの保管といったニーズにも日立システムズが対応し、顧客のIoT活用全体をサポート。今後、両社は連携し、IoTへの取り組みを強化するとともに、IoTを活用した顧客の新たな利益を生み出すビジネスモデル創出を支援していく。両社は主に工場やプラント設備を保有する製造業向けに新サービスを拡販し、2018年度末までに累計50社への販売を目指す。
2015年11月26日日本でも、テレビなどで、欧州の難民危機が報道されるようになった。内戦状態で、米国とロシアが空爆を続けてきたシリアから400万人もの難民がトルコなど隣国に流入。しかも、国内に残る国民の半分は戦闘で住む家を失っている。その難民が、トルコ→ギリシャ→東欧諸国を経て、ドイツを目指し、「民族の大移動」中だ。海を渡る途中で溺死した少年の写真は、世界中にショックを与えた。メディアでも、様々なエピソードが書かれているが、9月25日の毎日新聞の「金言」というコラムに、編集委員氏が書いた話には、心を打たれた。パリ駐在中にインタビューした、アルメニア人の著名映画監督が、難民出身だったという話だ。トルコ内のアルメニア人弾圧で多くの犠牲者が出るに及び、4歳のとき、父が亡命を決意したという。「困窮からではなく、生命が脅かされての亡命だった」と語る。いまのシリアと同様だ。以下、抜粋。出国時、トルコ政府は身の回り品の携帯しか認めず、母はお金を小さな金塊に換え、一つひとつ布に巻いて服に縫いつけ、ボタンに見せた。これがフランスのマルセイユ港についた時の一家の全財産だった。「入国事務所での光景は今も鮮明に覚えている」と言った。一家の書類を精査する係官の持ったゴム印が宙で止まっている。それを不安げに見守る両親。印が押されると入国可。そうでないとトルコに戻される。「ゴム印が押されたとき、両親の安堵のため息が聞こえたと思った」とも。後に字が読めるようになって分かったが、印は「無国籍」とあった。引用終わり○スイスにおける「金塊」とは布に巻かれてボタンに見せた金塊。金は「無国籍通貨」といわれる。おカネなのだが、紙幣と異なり発行国がない。だから、発行国がギリシャみたいに破綻しても、価値は保たれる。その価値は国境を越え、世界的に認知されている。中東のエピソードだが、砂漠で水がなくなり、通りかかったキャラバンの商人に水を求めたところ、代金を金で払ってくれれば、売ると言ったという話だ。私はスイス銀行で長く勤務したが、スイスという国は、まさに難民の国だ。宗教迫害などで隣国を追われた多くの人たちが、着のみ着のまま、金貨だけを持ってスイスに逃げてきたという。チューリッヒでスイス銀行の同僚の家庭に夕食に招待されると、食後、おじいちゃんやおばあちゃんが、「これが、ご先祖がスイスに来たとき持っていた金貨だよ」と見せてくれることが、しばしばあった。今では「家宝」として、代々受け継がれ、もし万が一、家が傾くような「家庭内有事」が起こったときには、この金貨を換金して、当座を凌ぎなさい。それ以外に、この金貨を売り払うことはあいならぬ、という先祖の言い伝えがしっかり守られてきたという。こういうエピソードが、日本の数十年後まで考えると、決して他人事とはいえない。アジアの中の日本という厳然たる事実を、私もヒシヒシと噛みしめている。まずは、日本が国際協力の一環として、難民受け入れをすることになろう。そうなると、来日した難民から、今回紹介したようなエピソードがいろいろ流れてくると思う。○読者アンケートにご協力ください「25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座」では、より充実した記事作りのために、内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています!→アンケートに答える←○著者プロフィール●豊島逸夫豊島逸夫事務所(2011年10月3日設立)代表。2011年9月末までワールド ゴールド カウンシル(WGC)日本代表を務めた。1948年東京生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行後、スイス銀行にて国際金融業務に配属され外国為替貴金属ディーラーとなる。豊富な相場体験をもとに金の第一人者として素人にも分かりやすく独立系の立場からポジショントーク無しで金市場に限らず国際金融、マクロ経済動向についても説く。またツイッターでも情報発信している。○【連載】25歳のあなたへ。これからの貯”金”講座25歳。仕事や私生活それぞれに悩み不安を抱える年齢ではないだろうか。そんな25歳のあなたへ、日本を代表するアナリスト・豊島逸夫とウーマノミクスの旗手・治部れんげがタッグを組んだ。経済と金融の最新動向をはじめ、キャリア・育児といった幅広い情報をお届けする特別連載。こちらから。
2015年11月11日Peach Aviationは23日より、新たな自動チェックイン機を導入することを発表した。同機は本日より関西空港第2ターミナル国際線に5台導入を開始し、今後就航する各国内空港にも順次導入していく。新チェックイン機は、関西空港のお膝元である大阪を拠点とする「屋根裏設計」のデザイン・ディレクションのもと開発された。外装の素材には段ボールを用いた仕様で、従来比2倍となる大型モニターを搭載した。段ボールを素材とした理由として、第一にコスト削減効果が挙げられている。建築家と共同開発することで機材としての性能や強度を保ちつつ、コストを抑えてチェックイン機を大型化。同サイズのチェックイン機を製造する際に発生するコストと比較すると、約5分の1のコストで製造することが可能という。また、段ボール素材である利点として、外装の着せ替えが容易に行えることも挙げた。ブランドのロゴや新商品のアイコンを掲載するなど広告媒体としての利用や、就航先の催しにちなんだ絵柄を当地の機体にのみ採用するなどの活用を想定しているとのことだ。
2015年10月23日IDC Japanは14日、国内の企業における、企業向けモビリティソリューション導入/検討状況を調査し、その問題点および導入ポイントについて分析した結果を発表した。これによると、タブレットの導入率が高い企業で「高い導入効果が出た」と回答する企業が多いことが判明した。モビリティソリューションに対する投資を主導する部署は、本社部門や経営者管理部門が35.0%と最も多く、次いでIT部門が25.1%となった。この結果に対し、同社はPCなどの一般的な機器導入は、IT部門が主導することが多いが、モビリティソリューションは企業内における新たな市場分野であり、本社部門や経営/管理部門を中心に運用ルールを定めながら導入することが求められるためと分析している。モビリティソリューションの導入目的としては、50.1%の企業が「生産性の向上」と回答。しかしながら、「販売や売上額の増加」は約23%、「カスタマーサービスの改善」は約12%と低い回答率となり、「工数/業務効率改善」を細分化した目標の項目も同様に低い回答率にとどまっており、導入にあたっての具体的な目標設定がされている企業が少ないことが明らかになった。モビリティソリューション導入した企業の同ソリューション投資に対する評価は、約57%の企業が「会社上層部の期待に添っている」と回答。また、タブレットとスマートフォンの社内導入率と評価を分析すると、それぞれの機器の導入率が40%を超える企業では、タブレット導入企業の「上層部の期待に添っている」とする回答率がスマートフォンよりも高い傾向となった。この結果については、モバイル機器の社内導入率が上昇することで、業務アプリケーションなどへの展開が進み、より大画面のタブレットで導入効果が出やすくなっているためとしている。IDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの浅野浩寿氏は、「モビリティソリューションでは効果測定が十分にされないために、継続的な導入が進みにくい傾向が見られる。効果測定が十分にされていない1つの理由は、導入段階で導入目的を十分に細分化できていないことにあると考えられる」と分析結果を述べている。
2015年10月16日今、各メディアで頻繁に取り上げられる「難民」問題。最近では難民の子どもを蹴った女性カメラマンや、シリアの幼い男の子が浜辺にうちあげられたニュースも記憶に新しいところ。これらのニュースを目にするたびに心が傷みます。けれど島国である日本に住む私たちにとっては、なかなか身近に感じづらいのも、正直なところではないでしょうか。自らアクションを起こすのは難しくても、少しだけ関心を持つことなら誰にでもできそうです。その関心の入り口として、UNHCR(国連難民問題弁務官事務所)が催しているイベントをご紹介します。入場無料の映画祭で、肩の力を抜いて難民問題に触れてみよう今回で10回目を迎える「UNHCR難民映画祭」は、映画というメディアを通じて、世界中で移動を強いられた人々がいること、そしてその理解を深める目的で行われているイベントです。上映される映画は、ドキュメンタリーからドラマまで「故郷を奪われる過酷な状況のなか、それでも力強く生きていく人々」を描いた10作品。ほとんどが日本未上映です。その中のひとつを、少しだけご紹介します。「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~」スーダンの内戦で孤児となった、3人の子どもたち。難民キャンプで過ごし成長した3人に、あるときアメリカ定住の話が舞い込みます。3人が新天地アメリカで出会ったのが、職業紹介所に勤めるキャリー。最初はビジネスライクだったキャリーも、3人の純粋さに触れるたび、放っておけなくなります。そんなときに起きた事件。キャリーがとった思いがけない行動とは…? 『理解したい、けれど全部はきっと理解できないだろう。彼らにとってできることもわからない』そんなキャリーの気持ちに、思わずうなずいてしまう女性もいるかもしれません。このほかに、内戦が続くシリア、アレッポのありのままの日常を、編集を施さずに「主観ショット」でおさめたドキュメンタリー作品も。またセクシャルマイノリティゆえに、祖国を離れるか、それともとどまるかの選択を迫られるジャマイカの2人の物語など、今、現実に起きている問題と向き合える作品がそろっています。身構えずに「未上映の映画を楽しむ」くらいの心持ちで、ショッピングや散策がてら、足を運んでみてはいかがでしょう。【開催期間・会場】東京:2015年10月2日(金)、3日(土)、10日(土)、12日(月・祝) スパイラルホール・イタリア文化会館札幌:2015年10月24日(土)、25日(日) 札幌市時計台ホール・札幌プラザ2・5仙台:2015年10月31日(土)、11月1日(日) せんだいメディアテーク上映スケジュールなど、詳細は こちら をご覧ください。※いずれも入場無料。各会場では寄付をつのっています。・ 第10回 UNHCR難民映画祭
2015年09月26日アンジェリーナ・ジョリーが、国連の定めた世界難民の日(6月20日)に合わせて、トルコの難民キャンプを訪問、娘のシャイロも同行した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使であるアンジェリーナは19日(現地時間)、9歳の娘・シャイロを連れてレバノンに降り立ち、アンジェリーナが昨年の訪問時に知り合った12歳の孤児の少女と対面した。シャイロは数年前から、母親が行なっている難民支援活動に関心を寄せていて、現場に同行したいと言い続けていたそうだ。シャイロから難民について質問攻めにされたアンジェリーナは、戦争や難民の厳しい現実について説明するのは大変なことだったとしながらも、訪問後にシャイロが「悲しい気持ちになったけど、行くことが出来てよかった。また訪ねたい」と話していたと「People.com」に語った。20日、母娘はトルコ南東部で隣国のシリアやイラクから避難してきた難民が生活しているキャンプを訪れた。UNHCRによると、トルコ国内にはシリアからの難民が177万人余りいると見られている。アンジェリーナは世界中で「6,000万人近い人々が難民になっています。地球上に暮らす人類の122人に1人が難民という計算になります。私たちの世界はかつてないほど豊かで健康的で、進歩しています。同時に、これほど多くの人々が難民になり、基本的な人権を奪われたこともありません」と語り、国際社会に向けて、さらなる支援を訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月22日ネットワールドは6月16日、ヴイエムウェア製品の導入支援サービスを拡充したことを発表した。今回、VMwareNSXの導入支援サービス、VMwareのテクノロジを基盤にした検証済みのクラウドサービスを提供する企業(VMware vCloud Air Network)向けにのみ提供されるvCloud Director for Service Providerの導入支援サービスを追加した。また、VMwarevSphere、vSOM、VSANなどの製品を対象とする既存の導入支援サービスは、各製品のバージョンアップを受けて、サービス内容を最新版に対応させて提供する。VMwareNSX導入支援サービスでは、「マイクロセグメンテーション」のほか、「NSXによるデータセンター間の接続」、「データセンター内のネットワーク運用の自動化」などにも対応し、ネットワールドが取り扱うVMware社のNSXエコシステムパートナー社製品とのインテグレーションもサポートする。そのほか、VMware vCloud Airの導入支援サービスとして、vCloud AirおよびvCloud Air Networkパートナーが提供するVMwareクラウドをエンドユーザへ提案する販売パートナーを支援し、エンドユーザのワークロードのクラウド移行やオンプレミス環境との接続、BCP/DR先としての構成など、ハイブリッドクラウド環境の構築を支援する。
2015年06月16日仏Criteoの日本法人となるCRITEOは6月2日、リブセンスの運営する転職サイト「ジョブセンスリンク」にクロスデバイスソリューションを導入したことを発表した。同広告ソリューションは、広告主から提供されるユニークな匿名識別子を用いることにより、ユーザーがCriteoネットワーク全体で複数のデバイスにまたがっていても正確に識別することが可能。これにより広告主は、自社で保有する豊富なデータを複数のデバイスにわたり活用し、広告のパーソナライゼーションとレコメンデーション精度を向上させることができる。○デバイスターゲティングに課題を抱えていたジョブセンスリンク今回導入に至ったジョブセンスリンクは、2008年にサービスを開始した正社員・契約社員の求人を専門とする成功報酬型転職サイト。2014年9月よりCriteoのパフォーマンスディスプレイ広告を採用しており、コンバージョン数の大幅な増加や、3倍から4倍となるCTR(クリック率)の向上など実現したほか、運用面においても、自動で配信をチューニングするCriteoの最適化エンジンを評価しているという。一方で、ラストクリックのデバイスを偏重するデバイスターゲティングに課題を抱えており、各ユーザーのネット上における一連の行動を包括し、デバイスに拠らない人に紐付いた広告配信を行うことで、コンバージョンの増加が期待できると考え、クロスデバイスソリューションを採用した。
2015年06月02日美容成分が大量浸透株式会社ドクターシーラボは5月20日、導入美容液「アクアインダーム導入エッセンス」を発売した。同製品はアクシダーム(ノーニードルメソセラピー)のエレクトロポレーション(電子穿孔)技術に着目し、高い導入効果を持ちながら、肌本来の美しい状態に導くエイジングケア効果を併せもっている。洗顔後、スキンケアの最初のステップとして使用することで、導入効果を高めるブースター美容液であり、美容成分の大量浸透を可能にし、肌本来の美しい状態へ整えてくれる。独自成分でエイジングケアさらに、美肌の鍵となる幹細胞エキスと細胞の不要なものを取り除く独自成分「オートセルフクリア」をSCナノカプセルに閉じ込め、肌深くで効果を発揮させ、正常な状態へ整える。現在使用しているスキンケアの効果を高める目的で使用も可能で、美容成分の浸透を実感することができる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ドクターシーラボアクアインダーム導入エッセンス
2015年05月29日あなたのお母さんは、ファッションへのこだわりがありますか? なんと40代、50代のバブル世代の女性の多くは、今やファッション難民と言える状況に陥っているのだとか。■アンチエイジングよりも実年齢で輝きたい! 株式会社DoCLASSEが40代~60代(ミドルエイジ)の女性523名に、ネットで「体型の悩みと洋服に関する意識調査」を行ったところ、とても興味深い結果が見えてきました。まず、若作りをするよりも、年相応で若々しく見られたいという女性が約8割いるということがわかりました。 ■ミドルエイジ世代は体型の変化に戸惑っている髪の質や量、お肌の衰えなど、加齢とともに女性には気になる変化が。なかでも、一番気になる変化として62%が「体型の変化」と回答しています。「自分が何歳のときに、体型の変化を感じましたか」という質問に対しては、なんと70%以上の人が40代~50代に体型の変化を感じているのだとか。 ■約85%がファッション難民に…そして今回の調査で特に注目してもらいたいのが、「自分の体型に合う服がないと思う」という回答。なんと約85%のバブル世代女性が服選びで困惑しているということがわかったのです。 バブル世代女性が、服選びで重要視しているのがデザイン性で、次いで価格や素材、着心地も大事にしたいと思っている様子。大人女性はデザインや価格、素材、着心地というすべてのポイントを追い求めているということですね。本調査を実施したDoCLASSEは、40代、50代がサイズを変えずにおしゃれを楽しめる婦人服の製造ブランド。コンセプトはズバリ「日本の40代、50代を元気に輝かせる」。上質な素材と顔色をきれいに映す色、大人世代のボディをきれいに見せる工夫が施されたトレンド感のあるデザインで、40代、50代女性を中心に好評だそうです。実年齢で輝くためには、自分に合ったおしゃれを見つけることが必要です。若づくりし過ぎず、かと言って老けて見られない、ちょうどいいカッコよさやキレイを追求しましょう。・DoCLASSE 公式サイト
2015年05月27日ビズリーチは4月1日から、エンジニア職やデザイナー職といったクリエイターがより業務に集中し、パフォーマンスを発揮するための「クリエイターズタイム」制度を導入した。同社では、社員の約4割がエンジニア職やクリエイター職が占めている。これまでも、作業に集中するために、基本的に会話を禁止にする「クワイエットルーム」などを設置してきたが、今回、さらに業務効率を向上させるため、まとまった作業時間を確保できる同制度を導入した。同制度を利用すると、連続して最大4時間まで業務に集中する時間をオフィス内で確保できる。時間内では、緊急かつ重要な以外は、他の社員も話しかけることはせず、本人の了解なしに社内外のミーティングも入れないことにしたという。取締役CTOの竹内 真氏も、エンジニアとして活動するなかで、「クリエイティブな作業は隙間時間にできるものではない」感じていたという。世の中に新しい価値を創造するにはエンジニアやクリエイターが業務に集中できる環境と時間は必要であるとし、今後もより作業しやすい環境向上に努めていくとコメントした。
2015年04月07日前職でGoogle Appsを使っていながら、創業時には一旦別のソリューションを導入したというシンクランド。改めてGoogle Appsを導入したのはどういう経緯なのか、Google Appsの何に価値を感じているのかについて聞いてみた。中小企業やスタートアップ段階の企業に特にGoogle Appsを勧めたいと語ってくれたのは、シンクランド代表取締役社長の宮地邦男氏だ。○わかりづらく遅いシステムからGoogle Appsへ転換シンクランドは2014年2月に設立された、光学・電気技術を用いた医療機器や測定機器の製造販売を行う会社だ。神奈川県の創造的新技術研究開発事業計画に認定されており、現在は横浜企業経営支援財団が新技術開発や新事業展開を目指す中小企業向けに提供する横浜新技術創造館 リーディングベンチャープラザで業務を行っている。同施設に入居している新技術開発に熱心な企業とのコラボレーションや、全国の主要大学との産学連携などにも積極的に取り組んでいる企業だ。「創業メンバーは全員、前職も同じ顔ぶれです。そのため、創業にあたってシステムを導入するときには前職で利用していたシステムとの比較になりました。前職でもGoogle Appsを使っていたのですが、創業にあたって、もしかしたら違うものも合うかもしれないと考えて一旦別のソリューションを導入したのです」と語るのは代表取締役社長である、宮地邦男氏だ。導入したのは、クラウド型のグループウェアだった。外部との打ち合わせ等には別途クラウド型の会議システムを利用していたが、あまり好感触ではなかったという。「メジャーな製品ばかりでしたが、使っていると遅いと感じることがよくありました。また、GUIがあまりよくなく、マニュアルもわかりづらいので不慣れなスタッフに教えるのが大変でした。サポートにも不満があったので、これは失敗したと思いました。そこで契約期限が切れるのを待ってGoogle Appsに戻った形です」と宮地氏は語る。○導入が容易で必要な機能がしっかり揃うのが魅力前職で利用していただけに、導入決定に対するとまどいはなかった。実際の導入作業はKDDIを通して行われた。「GUIがよく、感覚的に利用できるのがいいですね。初期設定に少々手間取りましたが、KDDIがサポートしてくれたので特に問題なく導入できました」と宮地氏。利用の中心はスケジュールとメールだ。現在従業員が5名と少ないため、標準的な機能でそれほど不自由は感じていないという。「私ともう1人は外出が多いのですが、移動中にメールチェックを済ませられるのはとてもいいですね。非常に簡単に使えますから、ITの知識が少ない女性スタッフも全く問題なく利用できています」と宮地氏は語る。実際、営業や技術開発を担当していない、チーフデザイナーの鈴木美奈子氏も「全く困らずに、快適に利用できています」とGoogle Appsの快適さを語った。また、標準機能に加えて利用しているのは、KDDIを通してサテライトオフィスが提供する「KDDI サテライトオフィスツール」の中に含まれるワークフローと「サテライト・タイムカード&勤怠管理アプリ」だ。「Google Appsベースで簡単に利用できるのが便利です。サテライトオフィスは疑問があったときに電話サポートを受けられるというのがいいですね。わかることならすぐに電話口で教えてくれますし、その場でわからないこともしっかりと調べてすぐに対応してくれるのがありがたいです」と宮地氏。創業時に利用していたソリューションの大きな不満点であったわかりづらさと、サポートの不足が十分に解決された実感があるという。○外出先での仕事や他社との協業にスプレッドシート&ドキュメントを活用今後利用を強化したいものとして挙げられたのが、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントといったアプリの活用だ。「まずは社内にあるExcelのデータをすべてスプレッドシートに移行させたいですね。Excel用に作ったプログラムなどはカスタマイズが必要でしょうが、移行すれば外出中を含めてどこでもいつでも利用できるというのは魅力です。今後、拠点を増やすことなども考えているなかでとても重要なものになると考えています」と宮地氏は語った。また、GoogleスプレッドシートやGoogleドキュメントの利用を強化することには、別の目的もある。それは他社や大学と共同でビジネスを行ううえでの、協業用ツールとしての活用だ。「協業時には相手先が何を使っているかということも大切なのですが、Google Appsの場合はすでに利用しているという方も多く、双方で使いやすいのがいいですね」と宮地氏。シンクランドは光学系の技術を活かしたビジネスをベースに展開しているが、今後はさまざまな分野へとビジネスを拡大する予定だ。「光学をベースに医療や環境、ITといった分野で社会に貢献することを基本としていて、現在は水濾過フィルタの目詰まり監視装置などが特に目立っています。しかし基本的には、自分のやりたいことをやれる会社、なんでもやれる会社でありたいと考えています。そのため今後は技術を持っている光学系だけでなく、医学系の開発も行いたいですし、B2Cの物販ビジネスなども考えています。いろいろなことをやりたいと考えているのでGoogle Appsは大きな武器になるはずです」と宮地氏は語った。○中小企業こそGoogle Appsを活用して本業に集中すべき前職ですでに十分Google Appsを活用していたため、シンクランドでは導入にあたってのとまどいはほとんどなかった。「別のツールにしてみようとしたのは、気の迷いのようなものですね。今ではGoogle Apps以外のものは考えられません」と宮地氏は強く語る。そして、十分にGoogle Appsを活用しているシンクランドの現状から、宮地氏は中小企業こそGoogle Appsを利用するべきだと指摘する。「中小企業やスタートアップ段階の企業こそ、Google Appsを利用することをお勧めしたいですね。簡単に誰でも利用でき、ビジネスに必要な機能が揃っているGoogle Appsを利用することで本業に集中できるようになります」と社内でシステムの管理をする余裕がなく、他に注力したい分野がある企業には、Google Appsが効果的であることが語られた。
2015年03月23日TOHOシネマズ株式会社が“MediaMation MX4D TM(メディアメーション エムエックスフォーディー)”システムを、TOHOシネマズの各シアターに導入することを発表した。MediaMation MX4D(TM)とは、映画を“観賞”から“体感”に変える最新のシステムで、国内初導入になる。その他の情報最初のMediaMation MX4D(TM)システムは、4月にオープンするTOHOシネマズ ららぽーと富士見に導入され、6月下旬にはTOHOシネマズ 新宿とTOHOシネマズ 六本木ヒルズに導入される。同システムは、映画のシーンに合わせて、客席のシートが動き、風、ミスト、香り、ストロボ、煙や振動など11種の特殊効果によって“アトラクション型”の映画鑑賞スタイルを提供する。また、今回の導入に合わせてTOHOシネマズは“TOHO 4D PROJECT”を発足し、4D映画を単なる3D映画の発展形ではなく、劇場でしか体験できない、まったく新しいエンタテインメントと位置付け、その醍醐味を日本全国に広めるべく4D映画プログラムや4D映画キャンペーンなど、様々な活動を通じて4D映画の魅力を広く伝えていくという。
2015年02月26日Tooは、Adobe Creative Cloudを導入するユーザー向けに、専任のスタッフが専用回線で電話サポートするサービス「Too CARE for Adobe Creative Cloud」を開始する。サービス開始日は2月25日より。同サービスは、Adobeの提供する最新のクリエイティブツールやサービスを使用できる「Adobe Creative Cloud」の導入を支援し、ユーザーがAdobeソフトウェアをすぐに使えるように手助けをする電話サポートサービス。デザイン制作会社だけでなく、一般企業も含む多くのクリエイティブ部門でも導入が進んでいる「Adobe Creative Cloud グループ版」の導入時に、VIP登録・使用者割り当てなどの導入時の不明点を、専任スタッフが電話やリモートでサポートする。また、Creative Cloudに含まれる主要ソフトウェアについて、操作方法を質問することも可能。期間中は利用回数の制限は無く、何度でも質問することができる。導入時のサポートとあわせてこのサービスを利用することで、業務で使えるようになるまでの期間を短縮し、より効率的に有効にCreative Cloudを活用することができるということだ。なお、電話のサポート受付時間は月~金の9:30~17:30(土・日・祝日・年末年始等除く)。利用料金は2名の登録で年額6,000円、追加登録は1名あたり2,400円(いずれも税別)となっている。
2015年02月20日NTTドコモは2月19日から、Amazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドの導入を検討する企業が安全なクラウド環境を短期間で導入できる「ドコモ・クラウドパッケージ」を提供開始する。利用料金は初年度が年額19万円、2年目以降が同10万円(いずれも税別)。新サービスは、ドコモがエージェントサービス「しゃべってコンシェル」などのクラウドサービスにより蓄積したノウハウを提供することで、ユーザー企業がAWSなどのパブリッククラウドを短期間で導入し、安全に利用できるサービス。クラウド利用に必要なセキュリティ関連ツールなどのノウハウ提供に加え、クラウド利用に関するコンサルティングの実施により、クラウド導入における事前検討からシステム設計・構築までの時間を短縮できるという。さらに、ドコモが蓄積したノウハウをパッケージ提供するため、従来と比べて安価にクラウド環境を導入できるとしている。併せて、経済産業省が定める「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン2013年度版」に準拠するクラウド利用が可能となり、より安全にクラウド環境を利用できるとのことだ。なお、利用可能なパブリッククラウドサービスは、当面AWSのみの予定。
2015年02月19日大塚商会は、Adobe Creative Cloudの導入ポイントや最新機能の活用秘訣などを紹介するセミナー「お客様から聞いた Adobe CC導入決定のポイントとは?」を開催する。会場は愛知県・名古屋市のヒルトン名古屋。日時は3月4日 14:50~15:50。参加無料(事前申込制)。同セミナーは、最新のIT製品と各種サービス・サポートを組み合わせた、同社のソリューションを紹介するイベント「実践ソリューションフェア2015」の一部として開催されるもの。アドビ システムズ マーケティング本部 宮本哲也氏と、大塚商会 共通基盤ハード・ソフトプロモーション部 山田一典氏が登壇し、企業がAdobe Creative Cloudの導入に踏み切ったポイントや導入経験者の本音、Microsoft Surfaceとの連携、CC2014新機能の活用秘訣などが紹介される。また、アドビの展示ブースが設置され、法人導入・管理の相談コーナーやロゴ入りの会場限定ノベルティプレゼント(先着)に加えて、大塚商会限定キャッシュバックキャンペーン、会場限定 Creative Cloud導入お得クーポンの配布、「Adobe Ink & Slide」の体験コーナーなどが用意されるということだ。なお、同セミナーに参加するには、こちらの申込みページから申し込む。申込みの締め切りは2月20日。
2015年02月17日美容成分を贅沢に配合BOTOCOLLAX(ボトコラックス)のブースター導入剤「ハイアクアブースタージェリー」は、EGFや植物性プラセンタ、幹細胞エキスなどを贅沢に配合、肌トラブルの多い冬を乗り切るためにオススメのスキンケアアイテムだ。株式会社ウニエ貿易より販売されているBOTOCOLLAXシリーズは累計8万本を突破している。ブースター導入液とはブースター導入液には、肌の奥へ美容成分をしっかりと浸透させる効果がある。いつものお手入れの前に使用する事で、手持ちのスキンケアアイテムが高いパフォーマンスを発揮出来るように導いてくれる。誤った使い方により効果が半減している場合があるシートマスクも、ブースター導入液を使用する事で、いつもよりモチモチとした柔らかい肌質を実感する事が出来る。加えて肌のキメを整える効果もあり、毛穴を目立たなく、肌の弾力やハリもアップさせる事が出来る。オールインワン美容液としていつものスキンケアに一手間加えるのが面倒な人は、使用する量を調整し、オールインワン美容液として使う事も可能。黄金比で配合された3つのヒアルロン酸が、浸透、保護、修復というトライアングルを形成してるためで、これ1本で時短エイジングケアが出来る。(画像はプレスリリースより)【参考】・口コミレビュー300件以上の ブースター導入液
2014年12月09日数滴なじませるだけの導入オイル11月21日株式会社ドクターシーラボは、老化を遺伝子レベルから研究したエイジングケアコスメ「ジェノマー」より、新発想の導入オイル『ジェノマー エッセンスオイル』を発売した。希少なオイルで贅沢な艶肌“モロッコの黄金”といわれる希少なアルガンオイルをじっくり発酵・熟成させた「発酵アルガンオイル」をはじめ、8種の植物美容オイルを贅沢に配合。20代半ばから皮脂が減少することで感じやすくなる乾燥やごわつきを柔らかく整え、ふっくらとした艶肌を叶える。洗顔後すぐ、3滴ほどを顔になじませるだけの“導入オイル”として使用できる他、スキンケアの仕上げやマッサージオイル、ボディケア、爪や髪のお手入れなどマルチに使用可能だ。オールシーズン使用できるのもうれしい。専門家お墨付きのスキンケアブランドジェノマーは、加齢による肌の変化を科学的に捉え、皮膚の専門家が研究・開発した結果を重視するエイジングケアブランド。睡眠時にダメージや疲れを回復させる「ヒト成長ホルモン」の分泌をサポートしつつ、シワやたるみなどのエイジングサインを引き起こすタンパク質「プロジェリン」の蓄積をコントロールする働きに着目した成分「PROGELINE(プロジェライン)」を新たに配合。(画像はジェノマー公式サイトより)【参考】ジェノマー美容経済新聞
2014年11月28日トッパン・フォームズは11月25日、独EYE SQUAREとの協業により、最新型ウェアラブル・アイトラッカー(装着型視線計測装置)を、日本で初めて導入すると発表した。新型アイトラッカーは、従来品と比べ、フレームレスのため被験者の視野が拡大されることや、可動式シーンカメラの搭載により、作業をしている被験者の手元を自然な形で撮影しながらの計測が可能。これにより、生活者が注視している点、興味を示している点などを把握する視線計測調査を、より精緻な分析軸で行うことができる。今後は、調査の対象を帳票や紙面だけでなく、スマートフォンやタブレットの画面ユーザビリティー調査など、さまざまな手元操作の調査に視線計測を活用していく。さらに、移動中の生活者の視線行動、導線行動を3次元で捉えて分析を行うとのこと。同社は、対象を施設の空間デザインや店舗の棚割りなどへも拡大し、2016年に制度化される施設のバリアフリー化義務付けに向け、施設のユニバーサルデザインについての調査にも着手していく、としている。
2014年11月25日ユニットコムは20日、「iiyama PC」ブランドの各種PCに関して、ビジネスユースにおける導入やリプレースなどの導入事例サイトを公開した。公開時点では、一般企業、病院、学校といった事例が紹介されている。ニーズに合わせた製品導入、データ共有に関する問題解決、ペーパーレス化への取り組み、サポート面の評価といった具体的な事例を知ることができる。
2014年11月21日