女優の小松菜奈と俳優の松田龍平がW主演を務める、映画『わたくしどもは。』(5月31日公開)の場面写真が18日、公開された。○■映画『わたくしどもは。』、新場面写真を一挙公開今回公開されたのは、同作の各キャラクターの姿を収めた場面写真。佐渡島の地に眠る“無宿人”の墓からインスピレーションを得た同作は、あの世とこの世の狭間の世界で名前も記憶もない一組の恋人たちの別れと再会を描いており、小松と松田はお互いの存在を意識し、不思議な繋がりを感じ合う男女を演じている。佐渡島の静謐な景観を生かすために画面サイズはスタンダードを採用。こだわりの多い構図の中、登場人物の表情のフォーカスが多いことに関して、富名哲也監督は「今回出ていただいた俳優の顔から滲み出てくるパワーに引き寄せられたのかと。小松さんにしろ、松田さんにしろ、おのずとカメラが寄っていきました」と語った。また、今作には個性豊かなキャスト陣が集結。ミドリ(小松)を温かく迎え入れる清掃員・キイ役の大竹しのぶ、『ブルー・ウインド・ブローズ』に続き、富名監督作品への出演となる内田也哉子、森山開次のほか、田中泯、片岡千之助、石橋静河、森山開次、辰巳満次郎と踊りに長けているキャストが多く出演する。【編集部MEMO】映画『わたくしどもは。』は、ベネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」において、インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画として映画化。長編映画2作目となる富名哲也監督がメガホンをとり、小松と松田をW主演に迎えて、叶わぬ恋をした悲運の男女のその後を描いている。舞台は佐渡島の金山跡地。目覚めるも過去の記憶がない女(小松奈菜)は、清掃員の女性キイに助けられアカとクロという名の女の子が暮らす家に運ばれる。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。そこで警備員の男(松田龍平)と出会うも、男もまた名前と過去の記憶がなく、ミドリと男は互いに惹かれ合っていく。
2024年04月18日小松菜奈と松田龍平をW主演に迎え、佐渡島に眠る“無宿人”の墓からインスピレーションを得て富名哲也監督がオリジナル脚本を手がけた『わたくしどもは。』が5月31日(金)より公開決定。この度、佐渡島を舞台に現世と来世の狭間で再び出会う男女の行方を描いた本予告、ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」インターナショナル部門で日本から唯一選出され、第36回東京国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された富名監督の長編2作目。本予告は、「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」という、男と女が寺の舞台に並ぶ姿と印象的な台詞から始まる。名前も、過去も覚えていない女(小松菜奈)の目が覚めると清掃員のキイ(大竹しのぶ)に声をかけられ、家へ運ばれる。そこにはアカ、クロと名乗る少女が暮らしており、名前のない女に少女たちは「ミドリ」と名づける。ある日、構内で暮らす男(松田龍平)と出会うと、彼もまた、名前も、過去の記憶がないという。しかし、男は「あなたの声に聞き覚えがあるんです」と打ち明け、2人は言葉を重ねながら、なにかに導かれるように時を過ごすようになる。そしてミドリは、彼を「アオ」と名づけるーー。さらに石橋静河、田中泯、片岡千之助ら、さまざまな分野の表現者たちが、野田洋次郎による劇中音楽と共に観客を神秘の世界へと導いていく。また、解禁されたポスタービジュアルでは、ミドリとアオがトンネルに横たわりどこか遠くを見つめており、現世と来世の狭間で生きるふたりの象徴的な表情を映し出している。彷徨える魂は「何処から来て、何処へ行くのか」。2人の行方が気になる印象的な1枚となっている。『わたくしどもは。』は5月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたくしどもは。 2024年公開予定©️TETSUYA to MINA film
2024年03月19日第36回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された小松菜奈・松田龍平W主演、富名哲也監督による『わたくしどもは。』の追加キャストが決定。また、野田洋次郎(RADWIMPS)が劇中の音楽を手掛けることが分かった。本作は、ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト、Biennale College Cinema 2018-2019においてインターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画。香港国際映画祭、昨年の東京国際映画祭など多くの国際映画祭でも映画化の期待と注目を浴びていた。企画から5年の月日を経て、10月23日(月)に開幕を迎える東京国際映画祭のコンペティション部門公式出品作品として念願のワールドプレミアを迎える。佐渡島の金山跡地を舞台に、不思議な世界観で送る本作。記憶を失った女(小松菜奈)を助ける金山跡地の掃除員キイ役に、日本映画界で唯一無二の存在感を放つ大竹しのぶ、ジェンダーに悩む高校生の透役に歌舞伎界ホープの片岡千之助、謎のバスガイドのムラサキ役に映画・ドラマ・舞台と多岐にわたって表現の幅を広げている石橋静河。あの世とこの世の狭間の番人をする館長役に舞踊家・俳優として幅広く活躍する田中泯、透の母親役にエッセイ本などの執筆や海外作家の絵本などの翻訳を手掛ける内田也哉子、爛れた男に国内外でジャンルを横断した活動が目立つダンサー・演出家の森山開次、そして能楽師役に重要無形文化財保持シテ方宝生流能楽師の辰巳満次郎。実に様々な分野から珠玉の表現者たちが集結し、観客を神秘の世界へと導く。そして劇中音楽は、日本を代表するバンド「RADWIMPS」のフロントマンとして活躍する野田洋次郎が手掛けている。野田洋次郎『わたくしどもは。』は2024年、公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたくしどもは。 2024年公開予定©️TETSUYA to MINA film
2023年10月18日映画『わたくしどもは。』が、2024年5月31日(金)に劇場公開される。小松菜奈・松田龍平がダブル主演。佐渡島・金山跡地の“無宿人の墓”から着想を得た物語富名哲也が監督・脚本を務める映画『わたくしどもは。』は、佐渡島の金山跡地の片隅にひっそりと佇む墓地、“無宿人の墓”に着想を得た作品。江戸時代、戸籍を剥奪された無宿人と呼ばれる人々が佐渡島に連れてこられ、金山で過酷な労働を強いられた末に、多くの人が命を落としたという出来事の痕跡が色濃く残る場所だ。戸籍の無い“無国籍者”は、遠い過去にとどまらず、現代日本、そして現代の世界にも存在している。社会の記録上存在を認められない、無宿人や無国籍者の彷徨える魂を“忘れないため”に、テーマとして描きたかったという。叶わぬ恋をした、記憶と名前のない男女の“その後”『わたくしどもは。』で描かれるのは、叶わぬ恋をした悲運の男女のその後。佐渡島を舞台に、現世と来世の狭間で再び出会う記憶と名前のない男と女を、松田龍平、小松菜奈がダブル主演で演じる。主人公・女(ミドリ)…小松菜奈佐渡島の金山跡地に倒れていたところ、目を覚ますも過去の記憶がない。清掃員の女性・キイに助けられる。キイとともに暮らすアカ、クロと名乗る少⼥たちに“ミドリ”と名付けられてキイとともに働き始める。猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオと出会う。何かに導かれるように、寺の⼭⾨で待ち合わせてはアオと時を過ごすようになる。主人公・男…松田龍平警備員。名前と過去の記憶がない。キイ…大竹しのぶ記憶を失った女を助ける金山跡地の掃除婦。透…片岡千之助ジェンダーの悩みを抱える高校生。ムラサキ…石橋静河謎のバスガイド。アオとの親密さを漂わせる。館長…田中泯あの世とこの世の狭間の番人。透の母親…内田也哉子爛れた男…森山開次能楽師…辰巳満次郎富名哲也監督の長編第2作目監督を務める富名哲也は、2013年に、岸井ゆきの主演の短編作品『終点、お化け煙突まえ。』で監督・脚本を務め、第18回釜山国際映画祭の短編コンペ部門など、世界10カ国以上の国際映画祭に招待され、上映を果たした。長編初監督作品『Blue Wind Blows』では、内田也哉子・内田裕也が父娘で初共演し、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション・コンペティション部門に正式招待されたのを皮切りにサンパウロ国際映画祭や、台湾、インドネシア、スペイン、ポーランド、オーストラリアの映画祭などで上映。『わたくしどもは。』が待望の長編監督第2作目となる。劇中音楽は野田洋次郎劇中音楽を手掛けているのは、RADWIMPSのフロントマンとして活躍する野田洋次郎だ。映画『わたくしどもは。』あらすじ舞台は佐渡島の金山跡地。倒れている女が目覚める。女には過去の記憶がない。女は、清掃員の女性キイに助けれ、家に運ばれる。そこにはアカとクロという名の女の子も暮らしている。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。ミドリはそこで警備員の男と出会う。男もまた名前と過去の記憶がないという。そんなミドリと男は互いに惹かれ合っていく。【詳細】映画『わたくしどもは。』公開日:2024年5月31日(金)出演:小松菜奈、松田龍平、大竹しのぶ、片岡千之助、石橋静河、田中泯、内田也哉子、森山開次、辰巳満次郎、田中椿、三島天瑠監督・脚本:富名哲也プロデューサー:畠中美奈
2023年09月30日女優の小松菜奈と俳優の松田龍平が、映画『わたくしどもは。』(2024年公開)でW主演を務めることが27日に明らかになり、場面写真とティザーポスター、特報映像が公開された。○■小松菜奈×松田龍平『わたくしどもは。』でW主演同作は、ベネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」において、インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画として映画化された。長編映画2作目となる富名哲也監督がメガホンをとり、小松と松田をW主演に迎えて、叶わぬ恋をした悲運の男女のその後を描いた。舞台は佐渡島の金山跡地。目覚めるも過去の記憶がない女(小松)は、清掃員の女性キイに助けられアカとクロという名の女の子が暮らす家に運ばれる。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。そこで警備員の男(松田)と出会うも、男もまた名前と過去の記憶がなく、ミドリと男は互いに惹かれ合っていく。江戸時代、無宿人と呼ばれる戸籍を剥奪された人々が金山で過酷な労働を強いられ、多くの方が命を落としたという佐渡島。富名監督は佐渡島を訪れ、金山跡地にある“無宿人の墓”の存在から本作の着想を得たという。企画から5年の月日を経て、23日に開幕を迎える「東京国際映画祭」コンペティション部門に公式作品として出品され、念願のワールドプレミアを迎えることが決定した。○■富名哲也監督 コメント『わたくしどもは。』は、叶わぬ恋をした悲運の男女のその後を描いています。2人は“彷徨える魂”として、生きているのか死んでいるのかわからないままこの世を漂い続けているのです。そんな現実離れした物語の難しい人物像を、主演の2人である小松菜奈さんと松田龍平さんが圧倒的な存在感でこの映画に説得性をもたらしてくれました。おふたり無くしては作品は完成し得ませんでした。私のプロデューサーでもある妻と製作した本映画の独特で不思議な世界観を、劇場で多くの人に体感して頂けたらと思っています。(C)TETSUYA to MINA film
2023年09月27日小松菜奈と松田龍平がW主演、ベルリンやヴェネチアなどで認められた富名哲也監督・脚本の映画『わたくしどもは。』が第36回東京国際映画祭コンペティション部門に公式出品決定。2024年に劇場公開されることも決定し、場面写真・ティザーポスター・特報が一挙解禁された。本作は、ヴェネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」において、インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画。香港国際映画祭、昨年の東京国際映画祭など多くの国際映画祭でも映画化の期待と注目を浴びており、企画から5年の月日を経て、10月23日(月)に開幕を迎える東京国際映画祭のコンペティション部門公式出品作品として念願のワールドプレミアを迎える。江戸時代、無宿人と呼ばれる戸籍を剥奪された人々が内地から佐渡島に連れてこられ、金山で過酷な労働を強いられた結果、多くの方が命を落とした。佐渡島を訪れた富名監督は、この金山跡地の片隅にひっそり佇む墓地、“無宿人の墓”の存在から本作の着想を得たという。戸籍のない“無国籍者"は、遠い過去の出来事ではなく、日本そして世界的にも増加し現在の問題となっている。「この社会に記録上存在していない、無宿人と無国籍者は、亡くなってもその存在は永遠に認められることがないまま、その魂は“彷徨える魂”としてこの世を漂っている。忘れ去られないためにもこれをテーマに映画を作りたかった」と監督。さらに続けて、「この映画の物語を支えるプロットとし、佐渡金山を象徴する二つに割れた山、道遊の割戸と呼ばれる金山が大切な役割を担っている。じっと眺めていると、その割れた裂け目はあの世とこの世を繋ぐ出入口に思えたことが映画の強いインスピレーションになった」と作品への強い思いと着想を得た瞬間について語った。富名監督は、英国ロンドンフィルムスクールで映画を学んだ後、2013年、短編『終点、お化け煙突まえ。』(主演:岸井ゆきの)を監督・脚本し、第18回釜山国際映画祭の短編コンペ部門を始め、第8回JOGJA-NETPAC Asian Film Festivalの短編部門ではグランプリを受賞、世界10か国以上の国際映画祭に招待され上映された。2018年、続く長編初監督作品『Blue Wind Blows』(内田也哉子・内田裕也 父娘初共演)は、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション・コンペティション部門正式招待されたのを皮切りにサンパウロ国際映画祭ほか、台湾、インドネシア、スペイン、ポーランド、オーストラリアの映画祭などで上映。主演に小松さんと松田さんを迎えた本作が待望の長編監督第2作となる。監督・脚本の富名哲也は、「叶わぬ恋をした悲運の男女のその後を描いています。二人は“彷徨える魂”として、生きているのか死んでいるのかわからないままこの世を漂い続けているのです。そんな現実離れした物語の難しい人物像を、主演の二人である小松菜奈さんと松田龍平さんが圧倒的な存在感でこの映画に説得性をもたらしてくれました」とコメント。「私のプロデューサーでもある妻(畠中美奈)と製作した本映画の独特で不思議な世界観を、劇場で多くの人に体感して頂けたらと思っています」と寄せている。【あらすじ】舞台は佐渡島の金山跡地。倒れている女(小松菜奈)が目覚める。女には過去の記憶がない。女は、清掃員の女性キイに助けられ、家に運ばれる。そこにはアカとクロという名の女の子も暮らしている。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。ミドリはそこで警備員の男(松田龍平)と出会う。男もまた名前と過去の記憶がないという。そんなミドリと男は互いに惹かれ合っていく…。『わたくしどもは。』は2024年、公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月27日待望の小顔トリック下地は8月21日発売資生堂の「マキアージュ」ブランドが、「小顔メイクをしてみたいけど、難しそう」というメイクの悩みに応え、下地で小顔を叶える新商品「ドラマティックフォルミンググロウベース」を開発した。発売は2023年8月21日(月)。つやと陰影で立体感を演出新商品は、透けるような血色感を生み出しつつ、つやと陰影による立体効果で小顔印象に仕上がる新発想の化粧下地。光と影を操る特殊な板状のパールと、つや感たっぷりの「高つや油分」による瞬間コントゥアリング処方によって、顔立ちに合わせて立体感とつや感を演出する。下地を塗布した後は、つや部分の面積が素顔のときの約5倍となり、つやによって立体小顔印象を与えるのだという。テカリ・カサつき防止やスキンケア効果もこのほか新商品では、「うるさらセンサーパウダー」・「うるさらセンサーコート」によって過剰な皮脂や水分が吸収され、テカリとカサつきを同時に防ぐ効果がある。さらに、肌ひきしめ成分「グリシルグリシン」と保湿成分「カフェイン・グリセリン」配合によるスキンケア効果や、 美肌パウダー配合による毛穴カバーと透明感を与える効果もあるという。「マキアージュ ドラマティックフォルミンググロウベース」は、色数1色、参考小売り価格は、30g 3,300円(税込)。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂 ニュースリリース
2023年07月13日人間のみっともない部分を愛情込めて描き続ける足立紳監督が、20年がかりで念願の企画を実現させた映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』より、昭和を彩る場面写真が公開された。足立監督自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作に、「プライドを獲得しようと必死にもがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす本作は、昭和末期のいまを過ごす個性豊かな7人の小学生男子を主人公にした物語。Z世代を中心にトレンドになっている昭和レトロだが、本作にも昭和を感じるものが登場。正太郎(松藤史恩)の家には、家庭用ゲーム機・PCエンジンがあり、皆が羨ましがる一幕が。任天堂のファミコンの発売から数年が経過した頃に発売され、日本国内で590万台を売り上げたが、ファミコンには遠く及ばなかった。また、皆が通う駄菓子屋や、瞬(池川侑希弥)がサモ・ハン・キンポー監督×ジャッキー・チェン主演の『サイクロンZ』(’88)を観に行く映画館にも昭和を感じる。映画館には、『あぶない刑事』(’87)、『またまたあぶない刑事』(’88)や、古村比呂と「BARBEE BOYS」近藤敦が出演した『ふたりぼっち』(’88)のポスターが。瞬と隆造(田代輝)が初めて西野家を訪ねたシーンでは、8ミリビデオや1,000本のVHSビデオが本棚に並び、西野(岩田奏)は瞬と隆造から羨望の眼差しを向けられている。ほかにも、瞬が熱を出せば水銀式体温計で計測、昭和の定番であるヤンキー中学生“政ちゃん”も登場。昭和末期を舞台にした本作では、全編に渡って昭和が貫かれている。そこに一役買ったのは、ロケ地となった飛騨市。古い建物、街並みが残っていることに加え、足立監督が少年時代を過ごした町にも似ていたことから決定したそう。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は3月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雑魚どもよ、大志を抱け! 2023年3月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
2023年02月27日来秋放送予定の朝ドラ「ブギウギ」を手掛ける足立紳が、“少年時代の葛藤と前進”を描く運身の感動作『雑魚どもよ、大志を抱け!』のポスタービジュアルが完成した。常に欠点だらけでそれでいて愛すべき者たちの織り成す人間賛歌を描き、観客の熱い支持を受けて数々の賞を総なめにしてきた足立監督が、自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作に、「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす本作。今回到着したポスターは、大自然の山々をバックに、主人公の高崎瞬(池川侑希弥Boys be/関西ジャニーズJr.)と親友・隆造(田代輝)が肩を組み、カメラやモデルガンを持つ少年や、緊張した表情の少年など、7人の表情豊かな少年たちが集結。それぞれのキャラクターが際立つ一枚となっている。さらに、10月24日(月)に行われる「東京国際映画祭」のレッドカーペットに池川さん、田代さん、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登の少年たち7人と、足立監督の登壇が決定。撮影から約半年、映画祭での再会を果たす。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は2023年3月24日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雑魚どもよ、大志を抱け! 2023年3月24日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
2022年10月20日4ピースロックバンド・インナージャーニーの新曲「少年」が、2023年春公開予定映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』の主題歌に決定した。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は、『喜劇愛妻物語』(脚本・監督)、『百円の恋』や来秋のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本を手掛ける足立紳監督による最新作で、地方の町で育つ少年たちの“葛藤と前進”“出会いと旅立ち”を描く感動の物語。主演は、関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」の池川侑希弥が務める。『雑魚どもよ、大志を抱け!』(C)2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会「少年」は本映画のために書き下ろされた楽曲で、疾走感溢れるメロディーに乗せて思春期の少年たちを勇気づける力強いナンバーとなっている。ボーカルをつとめるカモシタサラは本作の撮影現場を訪れ監督やキャストたちとも交流し、物語のキーとなるトンネルでの緊迫したシーンを見て楽曲の構想を膨らませた。インナージャーニーは、10月1日(土) に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで行われるワンマンライブ『インナージャーニーといっしょ vol.3 -内旅編-』にて「少年」を初披露する予定だ。■カモシタサラ コメントこの度『雑魚どもよ、大志を抱け!』の主題歌を担当させていただくことになりました。お話をいただいたときから、嬉しさとプレッシャーが混ざり合い、ずっとワクワクしています。映画で描かれている時代は私が生まれるよりも前の話ですが、なぜだか懐かしくなったり、きっと誰もが一度は持ち合わせたことのある苦いような酸っぱいような感情が入り混じっていて、何度も心がぎゅっとなりました。自分もこういうことあったなあなんて思い出したり。実際に撮影地まで行かせてもらって、それぞれいろいろなものを抱えた子どもたちの心の揺れ動きや、ハッとさせられる演技に引き込まれながら、空気や匂いから感じたことを全部歌に詰め込みました。映画の中の瞬くんたちと、私たちを繋ぐ架け橋のような歌になればいいなと思っています。とても良いシーンで曲が流れるので緊張していますが、最後まで聴いていただけたら嬉しいです。<作品情報>『雑魚どもよ、大志を抱け!』2023年春 新宿武蔵野館ほか全国順次公開原作:足立紳『弱虫日記』(講談社文庫)監督:足立紳(『喜劇愛妻物語』『14の夜』)脚本:松本稔 / 足立紳(『百円の恋』『アンダードッグ』)音楽:海田庄吾(『百円の恋』『喜劇愛妻物語』)主題歌:インナージャーニー「少年」(鶴見 river records)【出演】池川侑希弥(Boys be / 関西ジャニーズ Jr.)/ 田代輝 / 白石葵一 / 松藤史恩 / 岩田奏 / 蒼井旬 / 坂元愛登 / 臼田あさ美 / 浜野謙太 / 新津ちせ / 河井青葉 /永瀬正敏【ワールドプレミア】『第35回東京国際映画祭』10月26日(水) 16:00会場:丸の内ピカデリー登壇:足立紳公式サイト:<リリース情報>インナージャーニー 1stアルバム『インナージャーニー』Now On Sale価格:3,000円(税込)インナージャーニー『インナージャーニー』ジャケット<ライブ情報>結成3周年記念ワンマンライブ 『インナージャーニーといっしょ vol.3 -内旅編-』2022年10月1日(土) 東京・duo MUSIC EXCHANGE開場 17:00 / 開演 18:00チケット代:4,000円(+ドリンク代)チケットはこちら:関連リンク公式HP::::
2022年09月28日映画作家・足立紳が執筆した小説「弱虫日記」(講談社文庫)を、自身で監督し映画化した『雑魚どもよ、大志を抱け!』の公開が来春に決定。少年時代の葛藤と前進を描く運身の感動作となっている。高崎瞬は、癌の手術で片方の乳房を無くした口うるさい母親・佳子と、多くを語らない父親・作郎の下で育つ、仲間たちとのバカな遊びやいたずらに夢中なやんちゃな男子。その瞬の親友たちには、犯罪歴のある父を持つ隆造や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちがいる。子ども同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るために、そして大嫌いな自分と訣別するためにも、瞬は勇気を振り絞る…。『百円の恋』では、引きこもりがちだった30代ニート女性が、恋とボクシングに出会い変わっていく姿を、『アンダードッグ』では、咬ませ犬に成り下がった中年ボクサーがどん底から這い上がろうとする姿を、『喜劇愛妻物語』では、売れない脚本家と鬼嫁の絶妙なやり取りで笑いをさらいつつ、根底に流れる夫婦愛を…と、欠点だらけで愛すべき者たちの織り成す人間賛歌を描き、観客の熱い支持を受けてきた足立監督。自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作とし、「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす作品が、この最新作。主役は、昭和の終わりごろにとある地方の町に住む小学6年生男子たち。映画初主演を務める、オーディションで高崎瞬役に抜擢されたのは、2019年に事務所へ入所したばかりの関西ジャニーズJr.(Boys be)の池川侑希弥。同級生たちには、田代輝、白石葵一、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏ら。瞬の両親役には臼田あさ美と浜野謙太、妹を新津ちせ、瞬の親友・隆造の両親役を永瀬正敏と河井青葉が演じる。・池川侑希弥コメント高崎瞬を演じました池川侑希弥です。「オーディションで選ばれました」と聞いた時は嬉しかったんですが、初めての映画で主人公の瞬役に決まったと知ったあと、プレッシャーが押し寄せて来たのを覚えています。約1ヶ月間飛騨市での撮影で共演者の皆さんやスタッフさんと共に過ごす中で徐々に不安もなくなって楽しく撮影することが出来ました。この映画は、友達に弱い部分を見せられず強がっている主人公の瞬が友達と色々な経験をして成長していくお話です。どこか自分にもそういう所があるなと思いながら撮影していましたが、主人公の瞬を演じる事で自分自身も成長出来たと思っています。1歩を踏み出す勇気をくれるお話ですので、瞬が自分の殻を破る瞬間をぜひスクリーンで見届けてください!・足立紳監督コメントこの作品のシナリオを初めて書いたのはもう20年以上も前だ。なんとか映像化したいと思い、いろいろと動き回ったが実現には至らなかった。ぼんやりしている間にものすごいスピードで時代が変わり、いろいろなものの価値観も大きく変化した。価値観をアップデートできない人間はそれだけでもうダメだという空気も感じる。人間は不完全だからこそ魅力的だと思い、そういう人間ばかり描いてきたつもりだが、それが通用しなくなってきていることもひしひしと感じる。不完全な人間を安易に魅力的だと言ってはいけない時代なのだと思う。それでも手元にあった、そういう人間ばかり出てくるこのシナリオを映像化したいとまだ思っていた。エゴでもあろうが、でもこのシナリオの中には、やっぱり人の大切な部分が描かれていると思えた。僕がとうの昔になくしてしまったプライドというものを、シナリオの中の子供たちは、必死に獲得しようとうともがいていた。そういう子供たちの姿を、今の世の中に問うてみたいと思った。そして、そんな登場人物たちに真摯に向き合って演じてくれた池川君、田代君、白石君、松藤君、岩田君、蒼井君、坂元君たち小学5年生から中学2年生の彼らの姿がとても眩しくて、撮影中、何度も目がくらんだ。『雑魚どもよ、大志を抱け!』は2023年春、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:雑魚どもよ、大志を抱け! 2023年春、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開予定©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会
2022年07月20日関西ジャニーズJr.のグループ「Boys be」で活躍中の池川侑希弥が映画初主演を務める『雑魚どもよ、大志を抱け!』が2023年春に公開されることが決定した。監督は『喜劇 愛妻物語』などで知られる足立紳が務める。本作は、昭和の終わりごろに、とある地方の町で育つ小学6年生の男子たちの物語。様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちは、子供同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るために、そして大嫌いな自分と訣別するために、勇気を振り絞る。少年時代の“葛藤と前進”、“出会いと旅立ち”が描かれた感動作だ。監督は、常に、欠点だらけで、それでいて愛すべき者たちの織り成す人間賛歌を描き、観客の熱い支持を受けて数々の賞を総なめにしてきた映画作家・足立紳。『百円の恋』では、引きこもりがちだった30代ニート女性が恋とボクシングに出会い変わっていく姿を、『アンダードッグ』では、「咬ませ犬」に成り下がった中年ボクサーがどん底から這い上がろうとする姿を、『喜劇愛妻物語』では、売れない脚本家と鬼嫁の絶妙なやり取りで爆笑をさらいつつ根底に流れる夫婦愛を描いてきた。そんな彼が、自身が執筆した小説『弱虫日記』(講談社文庫)を原作とし、「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」と意欲を燃やす作品が本作である。この足立紳監督の最新作で、オーディションで抜擢されて映画初主演を務めるのが、Boys be / 関西ジャニーズJr.で活躍する池川侑希弥。映画初主演とは思えない堂々とした存在感と瑞々しい演技でありながら、子供同士の争いや家族の事情に翻弄されながら育つ、主人公・高崎瞬の揺れる心情を、繊細に演じ切った。同級生たちには『CUBE 一度入ったら、最後』の田代輝、『二月の勝者-絶対合格の教室-』の白石葵一ほか、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏ら、同じくオーディションで選ばれた少年たちが揃い、昭和の地方都市に住む、それぞれ複雑な家庭環境で必死に生きる個性豊かな子供たちを熱演した。そのほかにも豪華キャスト陣が集結。瞬の母親・佳子を臼田あさ美、父親・作朗を浜野謙太、妹・ワコを新津ちせ、瞬の親友・隆造(田代輝)の父親・真樹夫を、永瀬正敏、母親・美奈を河井青葉が演じる。この度、少年たちが集合したイメージカットと、主演の池川の場面写真が公開。あわせて、池川と足立監督からメッセージも公開された。池川は、映画初主演が決まった時の気持ちを「聞いた時は嬉しかったんですが、初めての映画で主人公の瞬役に決まったと知ったあと、プレッシャーが押し寄せて来たのを覚えています」と語り、不安もあったようだが、「主人公の瞬を演じる事で自分自身も成長出来たと思っています」とコメントしている。コメント全文高崎瞬役:池川侑希弥高崎瞬を演じました池川侑希弥です。「オーディションで選ばれました」と聞いた時は嬉しかったんですが、初めての映画で主人公の瞬役に決まったと知ったあと、プレッシャーが押し寄せて来たのを覚えています。約1ヶ月間飛騨市での撮影で共演者の皆さんやスタッフさんと共に過ごす中で徐々に不安もなくなって楽しく撮影することが出来ました。この映画は、友達に弱い部分を見せられず強がっている主人公の瞬が友達と色々な経験をして成長をしていくお話です。どこか自分にもそういう所があるなと思いながら撮影していましたが、主人公の瞬を演じる事で自分自身も成長出来たと思っています。1歩を踏み出す勇気をくれるお話ですので、瞬が自分の殻を破る瞬間をぜひスクリーンで見届けてください!足立紳監督この作品のシナリオを初めて書いたのはもう20年以上も前だ。なんとか映像化したいと思い、いろいろと動き回ったが実現には至らなかった。ぼんやりしている間にものすごいスピードで時代が変わり、いろいろなものの価値観も大きく変化した。価値観をアップデートできない人間はそれだけでもうダメだという空気も感じる。人間は不完全だからこそ魅力的だと思い、そういう人間ばかり描いてきたつもりだが、それが通用しなくなってきていることもひしひしと感じる。不完全な人間を安易に魅力的だと言ってはいけない時代なのだと思う。それでも手元にあった、そういう人間ばかり出てくるこのシナリオを映像化したいとまだ思っていた。エゴでもあろうが、でもこのシナリオの中には、やっぱり人の大切な部分が描かれていると思えた。僕がとうの昔になくしてしまったプライドというものを、シナリオの中の子供たちは、必死に獲得しようともがいていた。そういう子供たちの姿を、今の世の中に問うてみたいと思った。そして、そんな登場人物たちに真摯に向き合って演じてくれた池川君、田代君、白石君、松藤君、岩田君、蒼井君、坂元君たち小学5年生から中学2年生の彼らの姿がとても眩しくて、撮影中、何度も目がくらんだ。『雑魚どもよ、大志を抱け!』2023年春公開
2022年07月20日怒髪天の全国ツアー『古今東西、時をかける野郎ども』が6月2日、3日、東京・恵比寿LIQUIDROOMにてファイナルを迎えた。今年3月より始まった本ツアーは故郷・北海道から上京して30年、“東京30年生”を記念し、これまであまり演奏されてこなかったレアな楽曲を中心としたセットリストで怒髪天のロックバンドとしての生き様を見せつけた。そして、この情勢の中で集まったオーディエンス、俺達界隈(怒髪天ファンの呼称)との絆を深めた2日間でもあった。「マスクしててもわかるよ、いつも来てる顔」“痛快!ビッグハート維新’21 ~遅すぎたレコ発ツアー~”と銘打たれた1日目。「よく来たぁ!」若き日を思い出すよう肩まで伸ばした長髪を振り乱す増子直純(Vo)の威勢よい掛け声から、「江戸をKILL」でライブの口火が切られた。巧みなアンサンブルとグルーヴに圧倒された「ソウル東京」、続けざまに「酒燃料爆進曲」でダミ声を高らかに恵比寿の夜に響かせる。増子直純「今日はレア曲祭りですから。今後10年20年単位でやらないだろうという曲もいっぱいありますから」この日は昨年12月にリリースした、廃盤となったインディーズ時代の再録アルバム『痛快!ビッグハート維新’21』収録曲を軸にレア曲を次々と投下。タイトル通りの坂詰克彦(Ds)による屈強なリズムで始まった「マテリアのリズム」、上原子友康(Gt)は「チャレンジボーイ」で小気味良いカッティングギターを聴かせ、「己DANCE」ではシュレッドなギターソロをキメていく。「何があっても俺のせいじゃない、逆恨みこそ青春」と、若かりし時のスタンスを増子が振り返る。昔の曲をあらためて披露することは、“恥ずかしい若い頃の写真を見せて笑ってもらうような感覚”だといい、この状況下でもライブに来てくれるのは近しい人であり、安心できる場所であると集まってくれたオーディエンスに感謝の意を述べた。上原子友康「人前で何を言ってるんだ。3、4人しかいないのに」と当時を振り返りながら、若すぎた2人を歌ったミディアムテンポのラブソング「夕立ちと二人」を丁寧に歌い上げ、降りしきる雨は清水泰次(Ba)の魅惑のベースフレーズで始まる「優しい雨」となり、《耐えて咲かせる 花もある》《今日という日を生き抜いて 僅かながらも笑えたら》と、「明日の唄」へ繋げた。「ロックコンサート中だった、忘れてました」というほど、少々勘違いしてた若気のファッション談義に花を咲かせ、古い曲だけど楽しい曲だと「新宿公園から宇宙」へ。本編ラストは「星になったア・イ・ツ」。最後のキメフレーズ《お前は輝く星となれ》を「俺がやりたい(清水)」「俺も(上原子)」「最後だから俺が(増子)」「じゃあ俺が(坂詰)」「どうぞどうぞ」の流れで請け負った坂詰が、華麗なフィルを叩きながら「コ・マ・オ・ク・リ・モ・デ・キ・マ・ス・ヨ」と想像の斜め上を行く昭和懐かしCMネタで締めた。アンコールは札幌時代の秘蔵曲だという「遠くの君から」、最後は働く人に送るほろ酔いソング「赤ら月」で締めくくった。「つたなかった時代の(曲)を見せたから、もう親友ですよ。マスクしててもわかるよ、いつも来てる顔。コンビニであだ名つけられるタイプだから(笑)」フロアいっぱいの俺達界隈(怒髪天ファンの総称)の顔を1人ひとりゆっくり見渡しながら、増子の優しい言葉で1日目は終了した。50代なんてひよっこで、まだまだ怒髪天はぶっ飛ばしていきます関ジャニ∞への提供曲「あおっぱな」でスタートした2日目は“タイムリープ’22 ~あなたのド髪きっと生えてくる~”。ハードコアな「天誅コア」、暗い世界情勢へ向けた「セイノワ」でピースサイン掲げると、「それではお手を拝借!」と増子の言葉を合図にフロアいっぱい高く上がった両手が右へ左へ大きく舞う「オトナノススメ」へとなだれ込む。坂詰克彦「昨日で呪縛は解かれた部分があるので、今日は楽しくやりたいと思います」レア曲オンパレードの昨日とは打って変わって、と思いきや、怒髪天最古の曲「YOUNG DAYS」や「青嵐」「うたごえはいまも…」と再録アルバムからの選曲を立て続けに披露。再来年40周年を迎えるロックバンドは増子の例えを借りれば、“老舗和菓子屋”級だという熟練の引き出しの多さで魅せていく。上原子の力強いストロークに合わせて歌い始めた「はじまりのブーツ」。《どんな日もコイツといれば 少しだけ心強かった》それはバンドのことであり、応援してくれる俺達界隈のことでもあると。歌は作ったときの意図とは変わった形で育っていくと増子がしみじみと口開く。「コロナ禍前の状況に戻るとは思ってないんだ——」他に楽しみを見つけた人、家にいることを選んだ人もいる。だから一からやり直す覚悟でいたけど、今日これだけ集まってくれたら一ではないと感謝した。メンバー同士でもあり、バンドと界隈とのことでもある「欠けたパーツの唄」、己を奮い立たせる「孤独のエール」、硬派にキメた男の歌「ハナオコシ」、飾り気なしの怒髪天節が炸裂する「ド真ん中節」と、男らしいナンバーをビシッとキメていく。清水泰次「永ちゃんなんて70歳過ぎて50周年で全国ツアー、海外ではローリングストーンズが80歳近いのにバリバリロックンロールをやってる。50代なんてひよっこで、まだまだ怒髪天はぶっ飛ばしていきますんで。もっともっといい曲作って、もっとカッコいいバンドになります!」そう語った上原子の意気込みを表すようにロックバンドの本懐を歌い上げた「HONKAI」、そして最後は怒髪天というバンドをこんな端的に表した言葉があっただろうかと思うほど、時世に捧げた新しいアンセム「ジャカジャーン!ブンブン!ドンドコ!イエー!」を派手にぶちかました。アンコールは寺嶋由芙に提供した「夏’n ON-DO」を茶目っ気たっぷりにセルフカバー。ラストのラストは「俺様バカ一代」で大団円。「バンド最高!怒髪天最高!(俺達)界隈最高!」増子が強く口にすると、最後はいつものセリフ「生きてまた会おうぜー!」が高らかに響いた。声援もシンガロングもないが、ライブを取り巻く状況は徐々に良くなっている。それを象徴するような笑顔に包まれたピースフルな2日間であった。Text by 冬将軍Photo by 菊池茂夫(DYNASTY)<リリース情報>怒髪天 LIVE DVD『怒髪天 古今東西、時をかける野郎ども』2022年8月10日(水) リリース※レーベルオンラインサイト限定盤商品形態:DVD3枚組価格:8,800円(税込)※3種類のセットリストが存在するツアー『古今東西、時をかける野郎ども』のライブ3本分をパッケージしたDVD3枚組<ライブ情報>怒髪天 presents 湯ナイテッド・アワーヅ 20226月11日(土) 石川県・粟津演舞場 “愛ラブ湯”6月12日(日) 石川県・粟津演舞場 “湯ラブMe”B.M. I LOVE YOU※the pillowsとのツーマンライブ7月15日(金) 名古屋 DIAMOND HALL7月17日(日) なんば Hatch ※なんばHatch 20 th Anniversary ~Hey Music! Let’s Change the World!!~7月21日(木) 渋谷 Spotify O-EAST怒髪天 presents YOKOHAMA オトコまえ 20228月20日(土) ・8月21日(日) 横浜F.A.D怒髪天 presents 中京イズバーニング 20228月27日(土) ・8月28日(日) 名古屋CLUB UPSET<イベント情報>6月19日(日) YATSUI FESTIVAL! 20228月12日(金)・13日(土) RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZO9月10日(土)・11日(日) 風とロック芋煮会 2022 風とロック イモニー号関連リンクオフィシャルサイト::::
2022年06月08日子供の成長を祝う行事、七五三。子供が3歳、5歳、7歳の時に、多くの家庭が、家族で神社に参拝に行ったり、記念撮影をしたりします。ミニチュアシュナウザーのジジちゃんとトトちゃんと暮らす、飼い主(@jijitoto_unit)さんも、娘さんの七五三を祝い、家族で記念写真を撮ることにしました。ジジちゃんが7歳、トトちゃんが5歳、そして娘さんが3歳という、まさに七五三にピッタリな年齢!もちろん愛犬たちも家族として、一緒に写ります。いざ撮影という時…ジジちゃんとトトちゃんは、見る人を驚かせる行動を取りました。ポジションについてくれる賢い犬 pic.twitter.com/1MI5tmPtKL — jiji&toto | シュナウザージジトト (@jijitoto_unit) May 6, 2022 家族で写真を撮ることを、愛犬たちは理解していたのでしょうか。ジジちゃんとトトちゃんは、娘さんを挟む位置に自然とついたのです!見事な連携に、称賛の声が相次ぎました。・天才すぎでは?・素敵な家族写真だなぁ。・最後にカメラ目線でキメ顔まで…すごいです!・お利口さんで100点満点。カメラを見つめる表情は、凛々しくて記念写真にふさわしいもの。きっと、素敵な写真になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年05月12日『百万円と苦虫女』や『ロマンスドール』など、多くの話題作を手がけるタナダユキ監督による映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。福島県・南相馬を舞台に、主人公の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師である田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館“朝日座”再建のために奮闘する姿を描いた本作で、あさひを演じる高畑充希と茉莉子先生を演じる大久保佳代子は初の共演となった。撮影から1年近く経っていたものの、取材時のふたりはあさひと茉莉子先生そのもの。押しつけがましい親しさではなく、適度な距離を保ちつつ、あたたかみを含んだ親しさが心地良い。そんなふたりに互いの印象をはじめ、映画館での思い出についてなど、たっぷりと語ってもらった。“ベストオブ大久保佳代子”が詰まった茉莉子先生というキャラクター──あさひと茉莉子先生の関係性をはじめ、あたたかい視点で人とのつながりが描かれていた本作。おふたりともタナダユキ監督とのお仕事は初めてとのことですが、現場で感じた監督の印象は?高畑俳優陣を安心させてくださる方なので、私たちもゆったりと、自由に演じることができました。私はこれまで女性の監督とのお仕事ってほとんどなかったので、「女性が監督ってこんな感じなんだ」と思いましたし……タナダさんがとても美人なので、毎日撮影現場を仕切っている姿を見るのが眼福というか(笑)。大久保(頷きながら)たしかに。高畑「可愛いな」と思いながら見ていました(笑)。一方で、監督業に関してはとてもカッコイイんですよね。「一応これも撮っておこう」っていうのが全然なくて、判断がとにかく早い。もう「先輩、ついて行きます!」って感じでした。大久保本当に決断が早かったですね。自転車に乗った茉莉子先生が振り返って笑顔を見せるシーンは何回も撮った記憶がありますが……監督が特にこだわっていたシーンだったんでしょうね。それ以外はテンポよく撮ってくださいました。「今の良かったです」って言ってもらえると「嬉しい!監督に良いと思ってもらえるように、次も頑張ろう」と自然と思えるような、モチベーションを上げてくださる監督でした。高畑充希──高畑さんが演じるあさひを、大久保さんはどのように感じましたか?大久保茉莉子先生はダメな男の面倒も見ちゃうような人なので、最初はたぶん、行き場所がなくなって自分のもとを訪ねてきた昔の教え子(=あさひ)のことを「この子、なんだか危うげで放っておけないな」と思ったんでしょうね。そうして一緒の時間を過ごすうちに、“教え子と先生”だけじゃなく、友達でもあり、一緒にいてほしい大切な存在になっていったんだなあと……演じながら思っていました。──あさひを演じる高畑さんについては、どう感じましたか?大久保初対面で最初に撮ったのが(本編映像として公開もされた)ドライブのシーンだったので、最初は「うわ、高畑充希が後部座席に座ってる!」と思いましたが……(笑)。高畑ははは!そうだったんだ(笑)。大久保何度もそのシーンを撮っているうちに、「あ、この子はあさひちゃんだ」と思えるような瞬間がありました。その後、他のシーンも一緒に撮っていく中で、充希さんの佇まいが……役者さんではなくて、心が不安定に揺れているあさひちゃんそのものだったんですよね。だからこそ、私も茉莉子先生として気持ちを自然と乗せることができた感じがします。大久保佳代子──大久保さんが演じる茉莉子先生を、高畑さんはどのように感じましたか?高畑あさひと茉莉子先生の関係性で面白いなと思うのが、居候していた茉莉子先生の家から出た後、あさひは茉莉子先生とほとんど会っていなかったと思うんです。それから何年も経って、先生の病気を知って戻ってきましたが……空白の時間があっても、その空白を感じない空気なんですよね。そういう距離感ってすごく心地良くて。私も仲の良い親友とはそんな距離感だなと思うと、最初に出会ったときは教師でしかなかった茉莉子先生が、どんどん親友みたいな距離感になっていったんだろうなと想像できました。あさひの人生において、とても大事な部分を占める人だったんだろうなと思います。──そういった茉莉子先生を演じる大久保さんについて、感じることはありましたか?高畑最初から、茉莉子先生と大久保さんの持つ魅力がとても近いところにある感じがしていて……配役を聞いたときも「ピッタリだろうな」と思っていました。大久保あ~、嬉しい。高畑普段から俳優業をたくさんされているわけではないので、俳優とは違ったベクトルで“役を演じる”ことに向き合っていらっしゃったんじゃないかなと思います。俳優はいろんな役を演じますから、“役に寄っていく・役に歩み寄る”こともあるかと思うんですが、今回は役を大久保さんにぎゅっと寄せて、茉莉子先生をより鮮やかにしていらしたような印象だったので……“ベストオブ大久保さん”だと私は思っています(笑)。大久保ふふ(笑)。大久保のベストが出たみたいです。高畑そうですね(笑)。大久保さんの可愛さが、茉莉子先生というフィルターを通して爆発していると思います。──大久保さんご自身としては、役を引き寄せたのか、役に寄っていったのか、自覚はありますか?大久保ん~……どうでしょう?セリフを覚えて、そこに感情をなんとか乗っけるだけで精一杯な日々でしたから、正直なところ、引き寄せるとか歩み寄るとかって意識する余裕はなくて。でも、充希さんがそう感じてくださったのはきっと、本当に良い役をいただいて、良い環境と、充希さんのような良い相手役がいたからなんじゃないかなと思います。でも、自分としては……いまだに自分の芝居を観て「スカしてないか?」って思っちゃうんですよね(笑)。高畑スカしてないですよ!(笑)大久保もっと分かりやすく芝居すればいいのに、なんかツンとしちゃって、「スカしてんな、コイツ」と思ったりもするんですが(笑)、とにかく「みなさんに迷惑をかけないように」といっぱいいっぱいだったので、そうやって言っていただけるのはひとえに周りのみなさんのおかげだと思います。「今作るべき映画」にこれからも出会っていきたい──あさひが高校時代に茉莉子先生と会って人生が大きく動いていったように、10代の頃に大きな影響を受けた出会いはありますか?高畑私は15歳から21歳まで、毎年ミュージカル『ピーターパン』に主演して……そのときは必死でやっていましたが、あらためて振り返ると、いろんなものを得た大きな出会いだったと思います。かなりハードな現場でしたが、学ぶことも多く、いろんな大人にも出会えて、舞台やエンタメって楽しいなとも思えました。今も自分の基盤には『ピーターパン』がずっとあって、「あの時代があったから、今があるんだな」と実感します。大久保私はやっぱり、相方の光浦(靖子)さんとの出会いかなあ。同じ地域に生まれ、小学校から高校まで同じ学校に通って、光浦さんに誘われてお笑いサークルに入り、今の事務所のオーディションを受けに行き……気づいたら私はこうなっていて、光浦さんはカナダにいるという(笑)。高畑え!?今カナダにいるんですか!?大久保うん。カナダに語学留学してるの。高畑羨ましい~!大久保羨ましいよねえ(笑)。だから、光浦さんともし同じ時期に同じ地域に生まれていなかったら、こんなことには……「こんなことには」って言っちゃうとアレですけど(笑)。高畑ははは!マイナスみたいですよね(笑)。大久保ふふ(笑)。この世界に入るときも、どちらかというと「光浦さんに誘われたから」みたいな感じだったので、やっぱり私の人生の中で一番大きな出会いだったと思います。──作中に出てくる朝日座は、今も地元の方たちに大切にされているとのこと。おふたりは、映画館の原風景として思い浮かべるものはありますか?大久保私は渥美半島(愛知県)のちっちゃい街で生まれ育っているので、近くに映画館がなかったんです。だから、映画を観るとなったら必ず親がひとりついて、友達4、5人で隣の豊橋市にある映画館まで観に行ってたんですね。映画を観た後に甘味処であんみつを食べて……私たちにとって、映画を観に行くことって本当に“一大イベント”だったんです。だから、いまだにちょっと映画館って特別な感じがするんですよね。──どんな作品を観ていたのでしょうか?大久保『生徒諸君!』や『ビー・バップ・ハイスクール』を観ていましたね。強烈に覚えているのが、伊丹十三監督の『お葬式』。これはね、とんでもない濡れ場があって(笑)。高畑気まずいですね(笑)。大久保大スクリーンであんな濡れ場を子供が見るのはダメだろうって(笑)。でも、私の中でその思い出がすごく残っていて……いい感じのエロスをいただきました(笑)。高畑私は隣町の商店街に映画館があったので、たまに行ってましたね。『名探偵コナン』とか『デスノート』を観た覚えがあります。大久保子供らしい(笑)。高畑エロスはいただかなかったですねえ、さすがに(笑)。そもそも、映画よりも舞台をよく観に行く家庭だったので、映画館って特別な存在だったような気がします。だから今、小学生のときに行っていた映画館で自分が出演している映画が上映されるようになったのは感慨深いですよね。──最近では、どんなときに「映画館で映画を観たいな」と思うことが多いですか?大久保周りが話題にしたときについていけるように、「面白い」と評判のものや、話題作はできる範囲で観ておこうと思っています。あとは、時間が空いて「やることがひとつもないな」と思ったとき。「当たりだったらいいな」ぐらいの気持ちで観に行きます。先日も午前中に仕事が終わって「このまま帰るのはちょっと寂しいな」と思って、『孤狼の血 LEVEL2』を観ました。これがまた、かなりエグい映画で(笑)。高畑観たいなあ~!(鈴木)亮平さんが怖いんですよね?大久保(大きな声で)怖い!「この人マジか!?」って感じでしたが、それはそれで刺激をいただきました(笑)。高畑私は気持ちに余裕があるときに観に行くかなあ?あと、ちょっとナルシスティックな気持ちのとき(笑)。映画はひとりで観に行くタイプなんですが、他のことを何も考えられないくらい映画の世界にどっぷり浸かって、歩いて帰るのがすごく好きなんです。「今日は自分の感性に触れることをしたな~」って。そう思いたい日に観に行きます(笑)。大久保分かる!高畑分かります?「映画を観た私って……」みたいな(笑)、ナルシストっぽい感じ。大久保文化的な価値をいただいて、自分がちょっとレベルアップしたような感じね。高畑そう!心に余裕があって、カルチャー感が芽生える日に観ます(笑)。──あらためて、本作を通して得たものとは何だったでしょうか?高畑これまでは勘というか、自分のセンサーに従って「面白そう!」と思った作品に参加することが多かったんですが……今回ももちろん「面白そう」と思いましたが、それと同時に「コロナ禍の今だからこそ、作るべき映画なんだろうな」と強く思ったんです。そういった感覚で作品に参加したことがなかったので、新しい視点を持てたような気がします。自分が「やりたい」と思うことだけじゃなく、「観てくださった方たちが、どう受け取ってくれるだろう?」という気持ちが加わって、目線が広がったような感じがしていて。今後も「今作ることに意味があるんだよね」っていう映画に参加できたらいいなと思いました。大久保今回は私史上、最も大きな比重で参加させてもらった映画でした。これまでは数シーンのみ出演することが多かったので、現場にそこまで長くいた感じではなかったんですが、今回は最初から最後までストーリーに関わる役として、かなりの時間を現場で過ごして……当たり前のことですが、監督や充希さんをはじめ、プロの方たちが一生懸命真面目に取り組んでいらっしゃるんだなと知れたのは大きかったと思います。撮るのに時間がかかって大変ですが、すごく面白いし、そうやって作られている映画をより多くの人たちに観ていただけたらいいなと思いますね。そして、これを機に年に一度くらいは、茉莉子先生みたいな良い感じの役ができたら最高だなって……企んでいます。あわよくば(笑)。高畑ははは!あわよくば(笑)。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌『浜の朝日の嘘つきどもと』上映中(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月15日高畑充希を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』。高畑さん演じる浜野あさひと、大久保佳代子演じる茉莉子先生の共演初日となる本編映像シーンが解禁された。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である“「朝日座」再建”のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。今回解禁された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑さんがふり返るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは、見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっている。実は、高畑さんと大久保さん2人の共演シーンとしては、このシーンが撮影初日。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、すでに関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保さん。だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高のお天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に長年の関係を想像させる安定感抜群のシーンが完成した。そして映像は自宅のシーンに切り替わり、茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた…」とひと言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保さんが演じている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※福島県先行公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月07日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』より、主人公・浜野あさひを演じる高畑充希と、あさひの恩師・田中茉莉子を演じる大久保佳代子の共演初日の本編映像シーンが公開された。『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ本作。福島県・南相馬を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、高校時代の恩師・田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館「朝日座」再建のために奮闘する姿を描く。「朝日座」の支配人・森田保造役には今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。さらに、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、竹原ピストル、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結した。今回公開された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…カットが切り替わり自宅のシーンになると茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた」と一言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保は演じている。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑が語るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっていた。実は、高畑と大久保の共演は、このシーンが初めて。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、既に関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高の天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に安定感抜群のシーンが完成した。映画『浜の朝日の噓つきどもと』本編映像映画『浜の朝日の噓つきどもと』9月10日(金)より公開
2021年09月07日『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督による映画『浜の朝日の噓つきどもと』(9月10日全国公開)の公開直前イベントが9月1日(水)、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われ、主演の高畑充希、大久保佳代子、そして主題歌を担当したスリーピーバンド“Hakubi”が登壇した。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師・田中茉莉子(大久保佳代子)との約束である「朝日座」再建のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語だ。映画のアフターストーリーを描いたドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』は福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送されたが、映画と同じく監督・脚本にはタナダユキ。ドラマでは竹原ピストルと高畑充希がW主演を務め、現在各配信サイトで配信中となっている。9月10日(金)の公開を目前に控えたイベントの前には、映画の役柄である朝日座のもぎり嬢「茂木莉子」にちなみ、劇場で観客をお出迎えした高畑。その感想を聞かれ高畑は「普段は映画を観てくれる方と直接お会いできないので、すごく新鮮でした。撮影時の朝日座のもぎり席を思い出して懐かしかったです。まさに“もぎり子”でした」と話し、チケットをもぎってもらい入場する際のワクワクや高揚感については「この空間に入れる特別な券、持ってるぜ!という感じがあります。ただ、お手洗いに行った際に半券をなくすとすごく焦ります」と映画館に行くことへの楽しみが感じられるエピソードを披露した。続いて先日、撮影から1年ぶりに福島を訪れた高畑、大久保に思い出を聞くと、高畑は「去年も今年も変わらず、時間がゆっくりと流れていると感じ、とても癒されました。あと、死んでも桃は食べて帰ると決めていたのですが、桃のスープを飲めてすごく嬉しかった」と思い出を振り返り、大久保は「朝日座、すごくかっこよかったです。たたずまい、雰囲気など、1年前を思い出し、ソファが破れているのですらかっこいい」と笑いを誘う。次にHakubiに主題歌を担当することが決まった時の気持ちを伺うと、ボーカルの片桐は「驚きや不安もありましたが、映画館のエンドロールに流れると思うとワクワクして取り組めた」と吐露し、主題歌「栞」について「実際に本作の茉莉子先生のように、苦しくなった時に支えてくれた人がいて、その人を思い浮かべて作った」という曲に込められた想いも語った。以前実施した本作のイベントで「長セリフが大変だった」と撮影を振り返った大久保だが、バラエティとお芝居の違いについて聞かれると、「役者すごい。って、出演するたびに思う。特に主役を張っている人は、瞬発力もあるし。バラエティも大変ですけど、ある程度適当にやっても時間が流れていくから。そんな感じで仕事しているのは反省しないとですけど」と語り、またも会場から笑いが。同様の質問を高畑にも聞くと「例えばスタジオで芸人さんがたくさんいる撮影なんかは、始まった瞬間にみなさん、“パーン!”と、テンションが上がるので、驚くとこから始まります。みなさん本当に明るいので、自分的には楽しくいたのに、映っている自分を見返すと暗くて楽しくなさそうで、自分のテンションが行方不明になります」と告白し、こちらも笑いを誘った。また、本作は先週より福島県で先行公開中。その演技が世間でも好評な大久保の印象を高畑に聞くと「役の魅力と大久保さんの魅力がパズルみたいにハマった、私的には“ベストオブ大久保さん”が出たと思いました。めちゃくちゃチャーミングだし、見た人全員が大久保さんと付き合いたくなると思います」と話し、それに対して大久保は「それを聞いてDVDを見直したけど、やっぱり横顔なんてゴリラでした。」と話し、会場は笑いに包まれた。さらに、コロナ禍で感じたそれぞれのエンタテインメントへの思いについて聞くと、Hakubiの片桐は「コロナ禍を通して、エンターテインメントはとても大切なものだと感じました。自分の心の拠り所だったと思うことが多くありました」と話し、大久保は「ステイホームが続き、『アルマゲドン』『アナコンダ』などを見返しました。非現実的で違う世界に連れて行ってくれる大切なものです」と語る。同様の質問に高畑は「酸素という感じです。去年まであるのが当たり前だったので、無くなった時に苦しいと思った。エンタメが無くなっても死なないというけれど、私は死ぬのではないかと思います。こんな状況の中でもなんとかやれてますけど、良い流れになっていけばいいなと思うので、が私たちは火が消えないように頑張らないとなと思っています」と打ち明けた。そして、Hakubiによる主題歌「栞」スペシャルバージョンの演奏も行われ、力強いステージに会場のボルテージは急上昇。それを聴いた高畑は感動した様子で「改めて歌詞もじっくり聴かせていただきましたが、あさひを思い出して、ウルッときました」と語り、大久保も「すごく素敵でした。この曲が最後に待っている映画なんだから素敵に決まっている、みなさん大丈夫ですからね」と今から鑑賞する方々へメッセージを送った。最後に高畑から「1年前の夏に撮影をし、自粛空け最初の仕事で不安定な部分もあったので、映画の中に散りばめられているタナダ監督のセリフは自分に刺さるものが多かったです。いいタイミングでいい映画に携われたと思います。映画愛に溢れていて、メッセージ性もあるけど、気軽に観られたり、あとは大久保さんの可愛さに浸ったり……とてもほっこりする素敵な映画になりましたので、できれば映画館でみていただけたらなと思います」とメッセージを送り、イベントが終了した。【イベント概要】映画『浜の朝日の噓つきどもと』公開直前イベント日程:9月1日(水)会場:ヒューマントラストシネマ渋谷スクリーン1(東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル)登壇者(予定):高畑充希、大久保佳代子、Hakubi(片桐、ヤスカワアル、マツイユウキ)映画『浜の朝日の噓つきどもと』9月10日(金)より公開
2021年09月02日高畑充希と『ロマンスドール』『百万円と苦虫女』などのタナダユキ監督がタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。8月11日(水)、本作の舞台となった福島県・南相馬の映画館「朝日座」にて凱旋イベントが行われ、主演の高畑さんと、大久保佳代子、佐野弘樹、そしてタナダ監督が登壇した。昨年夏の撮影以来、1年ぶりに「朝日座」へ凱旋したキャスト・監督一同。高畑さんは、「一年前、夏の暑い時期に朝日座で撮影して以来、久々に来ましたが、変わらず朝日座がどっしり存在していて、自分が1年前に戻った気がしてノスタルジックな感覚です。朝日座は少し【母校】みたいな感覚があって、入った瞬間に(撮影中のことを)思い出すところがあるので、今日戻って来れて嬉しいです」と回想。タナダ監督は「映画を作り終えた後に、ここでイベントがやれたらいいな、と思っていました。変わらずに朝日座が存在してくれているということは、朝日座を守っている人がいる、ということ。それが嬉しいです」と話した。一方、柳家喬太郎師匠演じる「朝日座」館主・森田保造と言い合うシーンで朝日座を訪れた大久保さんは、朝日座について「夕暮れが差し掛かってきた頃、外の待合室にいた時に、そこから見る朝日座の外観が『わー頑張って立ってるな、がんばれ!』と(応援したくなる)感覚がありました。建物と雰囲気の印象が強く残っています」と懐かしみ、喬太郎師匠との共演については「お互いまあまあな年なので集中力が続かなく、お互いミスしてしまったので、やり取りが長かったです。最後の方はお互いちゃんとやれよ、と思いながら撮りました」と冗談交じりにこぼす。さらに、大久保さん演じる茉莉子先生のパートナーで、ベトナム人の技能実習生チャン・グオック・バオ役を演じた佐野さんは、朝日座での撮影について「2日間くらいしか朝日座にはいなかったけど、もぎり席がある映画館は初めてだったのでプライベートでもまた来たいな、と思いました」と話した。大久保佳代子、“教え子”高畑充希が「本当に可愛く見えてきて」そして、同じシーンの撮影が多かった高畑さん、大久保さん、佐野さん。劇中で「朝日座」館主・森田保造と軽快なやり取りを見せた高畑さんは、喬太郎師匠について「喬太郎師匠とは出会ってすぐに(台詞で)結構な暴言を吐いてしまったのですが、本当に優しい方だったので、『ひどいこと言うけど、すみません!』と一回言って、あとは自由にやりました。喬太郎師匠のリアクションがかわいかったので、後半とても楽しくなっちゃいました」と話すと会場からは笑いが。大久保さんについては「茉莉子先生とは長回しのシーンがあったんですけど、大久保さんと普通になんてことない会話をしている気持ちになっていった」と話すと、すかさず「口が悪いレベルが同じなんだと思う」と大久保さんが突っ込み、イベントでも息の合った掛け合いを見せる。そんな大久保さんに高畑さんが「大久保さんめっちゃかわいかった!」と話すと、会場からは大きな拍手。さらに大久保さんの恋人役を演じた佐野さんからも「本当に魅力的で、かわいくて、胸がときめきました」と恥ずかしそうに告白。大久保さんが「嘘臭い!」と戻すと、タナダ監督は「さっきも言ってたよ!好きになっちゃったって」とフォロー、そのチームワークに会場が温かな空気に包まれた。また、共演した高畑さんの印象について大久保さんは「莉子という役柄が、わがままな時と、犬が震えてるみたいな不安そうな表情を見せるときがあるので、本当に可愛く見えてきて、ほっといたらどんどん小さくなるんじゃないかな、可愛いな、犬みたいだな、という感覚になり、気持ちをのっけてもらえたので、いい関係性ができた」とアピール。そして本作のクランクアップ時に、「これだけしっかりセリフのある役は初めてだった」と話していた大久保さんだが、長セリフのシーンについて高畑さんから「最悪カンペを見ればいい!」というアドバイスをもらった、と笑いながら明かした。高畑充希「エンターテインメントが明日の元気につながれば」さらに、「朝日座」が100年もの間、多くの人の憩いの場として愛され続けていることにちなみ、“憩いの場”について問われると、高畑さんは「実家。小さいテラスがあって夏になるとバーベキューをするんですが、両親も人に会うのが好きなので実家にたくさん人を呼ぶ。私がいなくても、友人が来ていたりする」と話す。司会からコロナが落ち着いたら本作の共演者も実家に呼ぶか、と聞かれると、「お酒が飲めて、犬と猫アレルギーがなければ、是非!」と誘うと大久保さんは「すぐ行きます!」と予約、仲睦まじいやり取りを見せた。そして大久保さんは「昔夜型だったけど、最近犬を飼い始めてから6時に起こされるので、散歩でちょっとした広場に行く」と話し「朝って臭くない、朝の空気ってこんなにすがすがしいんだと感じます。早起きってやっぱりいいな」と健康的な一面を明かす。佐野さんは「家の近くの喫茶店」、タナダ監督は「こういう映画だから、映画館って言った方がいいかもしれないけど…」と前置きしつつ、「東京宝塚劇場と、兵庫の宝塚大劇場。そして猫の腹です!」と思い思いの“憩いの場”を明かした。最後にタナダ監督から公開を待ち望むファンに向け、「南相馬で沢山撮影した作品なので、是非ロケ地にも足を運んでほしいです。ちょっと嘘をついてもいいので、面白かったよと広めてください」とメッセージ。主演の高畑さんからは「1年前に撮影し、やっと皆さんに見て頂けて嬉しい。(撮影中は)1年後もっと良くなってると思っていたので少し寂しいですが、エンターテインメントが明日の元気につながればいいです」と期待を込めていた。『浜の朝日の嘘つきどもと』は8月27日(金)より福島県先行公開、9月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年08月12日リメイク版『野郎どもと女たち』の監督を、ビル・コンドンが務めることになりそうだ。リメイク権を持つトライスター・ピクチャーズがコンドンにオファーし、コンドンも自分の次の作品に今作を検討しているとのことである。コンドンは『ドリームガールズ』『美女と野獣』を監督、『グレイテスト・ショーマン』では脚本も務めたミュージカル映画のヒットメーカー。リメイクの企画は何年も前からありながらなかなか先に進まなかったこのプロジェクトに、一気に勢いがつきそうだ。『野郎どもと女たち』は1950年にブロードウェイでデビューし、トニー賞を受賞。1955年の映画化版にはマーロン・ブランド、フランク・シナトラ、ジーン・シモンズ、ヴィヴィアン・ブレインが出演した。文=猿渡由紀
2021年07月08日実在する映画館「朝日座」を舞台に、主人公が小さな“嘘”をついてでも閉館寸前の映画館を守ろうと奮闘する、タナダユキ監督映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。この度、高畑充希、大久保佳代子らが演じる、映画愛に溢れた登場人物たちの場面写真が一挙公開された。到着した場面写真では、高畑さん扮する「朝日座」再建に奔走する、東京の映画配給会社に勤めていた茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、映画フィルムを愛おしそうに見つめる姿をはじめ、解体工事が始まった「朝日座」を名残惜しそうに見つめる支配人・森田保造(柳家喬太郎)と莉子の後ろ姿。ラインアップについて森田に抗議をする、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子(大久保さん)。あさひと茉莉子、彼氏のバオ君(佐野弘樹)がゲームを楽しむカット、高校の屋上でタバコを吸う茉莉子など、ドラマを予感させる写真も到着。ほかにも、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬、それを見つめる莉子と、クスっと笑える世界観を感じさせるカットも公開された。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※8月27日(金)福島県先行(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年06月23日女優の高畑充希が主演を務める映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(9月10日公開)の場面写真が23日、公開された。同作は福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台にしたタナダユキ監督のオリジナル作。東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ/高畑)が恩師との約束である「朝日座」再建のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する。この度公開されたのは、閉館寸前の映画館・朝日座にまつわる、映画愛に溢れた登場人物たちの場面写真。主人公・茂木莉子が映画のフィルムを愛おしそうに見つめる様子や、解体工事が始まった朝日座を名残惜しそうに見つめる支配人の森田保造(柳家喬太郎)と茂木莉子、さらに朝日座の2本立てのラインナップについて森田保造に抗議をする田中茉莉子(大久保佳代子)など、本作の舞台である閉館寸前の映画館・朝日座にまつわる映画愛に溢れた登場人物たちの姿が写し出されている。また、浜野あさひと田中茉莉子、茉莉子の彼氏・バオ君(佐野弘樹)が和気あいあいと3人でゲームをする様子、さらに高校の屋上にて物憂げな表情でタバコを吸う田中茉莉子などドラマを予感させるカットや、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬と、それを見つめる茂木莉子という、本作のクスっと笑える世界観を感じさせるユニークな写真も解禁された。(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年06月23日タナダユキ監督と高畑充希がタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の公開日が9月10日(金)に決定。併せて本予告映像とポスタービジュアルが到着した。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、恩師との約束である朝日座再建のため、小さな“嘘”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語。公開された予告編では、恩師・田中茉莉子(大久保佳代子)と病室で交わした約束を守るため、朝日座を訪れるところからスタート。しかし、閉館を決意した支配人・森田保造(柳家喬太郎)は、映画のフィルムを焼いており、それを目にした浜野あさひ(高畑さん)は、とっさに偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない、と宣言する。「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田も、次第に莉子の熱意に徐々に心を動かされていき、2人のコミカルな掛け合いや、『キッズ・リターン』(北野武監督)を彷彿とさせる「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」というセリフ、相馬野馬追の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスな予告編となっている。また、あさひ、森田、茉莉子が朝日座の前に揃うポスタービジュアルも到着。朝日座が繋いだ人々の縁や、映画への愛を感じさせるようだ。福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送されたドラマの前日譚となる本作。ドラマで高畑さんと共にW主演を務めた竹原ピストルが、本作にも出演していることも明らかになった。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※8月27日(金)福島県先行(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年05月12日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の全国公開日が9月10日(金)に決定。あわせて本予告とポスター、追加キャストとして竹原ピストルの出演も発表されている。本作は映画『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ意欲作。福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である「朝日座」の再建のため、小さな“嘘”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語だ。主演を務める高畑充希とタナダ監督は今作が初タッグ。そして「朝日座」の支配人・森田保造は今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役には女優としても多くの作品に出演している大久保佳代子。さらに甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結している。解禁された本予告は、高畑充希演じる浜野あさひが、高校時代の恩師である田中茉莉子(大久保佳代子)と病室で交わした「朝日座を立て直してほしい」という約束を守るため、福島県・南相馬の朝日座を訪れるところからスタート。しかし、閉館を決意し映画のフィルムを焼いている朝日座の支配人・森田保造(柳家喬太郎)を目にした浜野あさひは、とっさに「茂木莉子」と偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない、と宣言するのだった。はじめは莉子に半信半疑で「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田だが、クラウドファンディングに取り組んだり、ビラ配りに奔走する莉子の熱意に徐々に心を動かされていく。そして、その熱意のきっかけとなる茉莉子の微笑む表情と「ひとりの迷える女の子をここまでの映画好きにできたんだから、上出来かな」というセリフが、先生と生徒の関係を越えたあさひと茉莉子の物語っている。その他にも、莉子と森田のコミカルな掛け合い、『キッズ・リターン』(1996年 / 北野武監督)を彷彿とさせる「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」というセリフや、相馬野馬追(そうまのまおい)の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスで魅力的なシーンが詰まった内容に仕上がった。併せて発表となったポスターは朝日座の前で自転車にまたがり、強い表情でこちらを見つめる浜野あさひと遠くを見つめ佇む森田保造、田中茉莉子の姿が。「いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ」という言葉の通り、朝日座がつないだ人々の縁や、映画への愛を感じさせる。さらに福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送された、ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』で高畑充希と共にW主演を務めた竹原ピストルが、本作にも出演。ドラマの前日譚となる本作だが、彼がどういった形で出演をしているのかにも注目したい。『浜の朝日の嘘つきどもと』9月10日(金)全国公開(福島県では8月27日(金)先行公開)
2021年05月12日自宅でエステ気分【小顔ローラー】で顔の疲れをほぐそう!出典:byBirth顔のむくみやコリが気になっている方に、ぜひ使って欲しい物が小顔ローラーです。顔にコロコロするだけでマッサージ効果があります。小顔ローラーの種類形状で選ぶY字型出典:byBirthY字型は、ヘッド部分がボール状かローラー状になっています。リンパの流れを促進させるにはこの形がおすすめです。微弱電流などの電流によって刺激を与えてくれる物も多くあります。大きいタイプだと、顔だけでなく身体にも使えます!T字型出典:byBirthT字型は、目の周りや口周りにも使いやすい小回りが効くタイプです。Y字型ではカバーしきれないところもケアできます。コンパクトなので持ち運びにも便利です。出先でも手軽に使えます。シリコン製のイボイボ型出典:byBirthこの形は、一番お手頃価格で購入できる種類です。シリコンなので柔らかくて、肌に優しい使い心地です。お風呂の中でも使えるのも嬉しいポイント!かっさ出典:byBirthローラー状ではないですが、かっさも顔を擦ることで、血行が良くなったり小顔効果が期待できるアイテムなのでおすすめです。機能で選ぶ微弱電流出典:byBirth持ち手部分にあるソーラーパネルから光を取り込み、微弱電流を発生させます。肌や筋肉を刺激します。ストーンのローラー出典:byBirthひんやりして気持ちが良いです。電流が流れたりはしないため、比較的低価格で手に入れやすいです。小顔ローラーが初めてで使いこなせるか不安な方は、こちらがおすすめ。小顔ローラーの使い方出典:byBirthあごの先端から耳の下に向かって転がします。その後、耳の下から首にかけても転がしていきます。次に顔にコロコロしていくのですが、この時に顔の皮膚がたるまないように、必ず上に向かってコロコロしましょう。また、パソコンやスマホの使い過ぎで目が痛い方は、こめかみもコロコロするとスッキリして気持ちが良いです。マッサージが終わったら、耳の付け根にある耳下腺のリンパに向かって流して終了です。小顔ローラーの注意点力の入れすぎに注意!力の入れ過ぎは、肌の真皮にあるコラーゲン繊維・エラスチン繊維などを壊してしまう恐れがあります。ハリや弾力がなくなり、たるみの原因になってしまいますので、力を入れすぎずに転がすように心がけましょう。長時間の使用は注意!長時間のマッサージも上記と同じ理由で避けた方が良いです。ついコロコロと長時間やってしまいがちですが、タイマーをかけるなどして時間を決めてやりましょう。ローラーは清潔に保ちましょう!肌をコロコロするので、使用後は必ず清潔な状態を保つように心がけましょう!素材によって洗浄方法が異なるので、説明書を読んで正しい方法で洗浄しましょう。清潔な布で拭くだけでも充分な物もあります。おすすめの小顔ローラーを紹介!ヤーマンWAVY この投稿をInstagramで見る ヤーマン株式会社【公式】(@yaman.official)がシェアした投稿 トルネード形状ローラーが、お肌の縦・横・高さに対して立体的に刺激を与えてくれる美顔器です。当てるだけでEMSが筋肉を刺激してくれるので、力を入れなくても良いので続けやすいです。防水仕様になっているのでお風呂でも使えます。また、ボディモード・フェイスモード搭載で全身のケアができます。ReFaCARAT RAY この投稿をInstagramで見る ReFa【公式】(@refa_mtg)がシェアした投稿 ダブルドレナージュローラーのつまみ流す動きで、引き締まった肌へ導きます。ハンドル部分にあるソーラーパネルから光を取り込み、微弱電流を発生させる美顔ローラーです。顔以外にも首やデコルテなど、リンパが滞りそうな箇所に使用すると痛気持ち良い感覚です!こちらのローラーも防水仕様なのでお風呂でも使えます。普段は時間がない方でも、週に1~2回程お風呂でマッサージをしながらリラックスするのがおすすめです!フランフランビューティーストーンフェイスローラー ピンク この投稿をInstagramで見る Francfranc(フランフラン)(@francfranc_official)がシェアした投稿 ローラー部分に天然石のローズクォーツを使用しているので、ひんやり気持ち良いです。お風呂上がりの火照った顔におすすめです!大きいローラーは顔全体に、小さいローラーは目の周りに使いやすいので、部位ごとに使い分けましょう。お手頃価格のローラーなので、初めての方も購入しやすいですよね。ピンクで可愛いので、持っているだけでテンション上がります!まとめこの記事では、小顔ローラーの種類・小顔ローラーの使い方・小顔ローラーの注意点・おすすめの小顔ローラーを紹介しました。様々な種類があって、価格も幅広いので選ぶのに迷ってしまうと思います。ぜひこの記事を参考にして、ご自身に合った小顔ローラーを探してみてくださいね!
2021年05月10日高畑充希主演、タナダユキ監督が震災後の福島・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台にしたオリジナル映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。この度、本作の新キャストとして、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子の出演が明らかになった。本作は、実在する映画館「朝日座」を舞台に、高畑さん演じる莉子が、経営が傾く朝日座を立て直すべく、地元住民と共に奮闘していくさまを描く、映画愛に溢れたハートフルドラマ。今回出演が明らかになった甲本さんが演じるのは、「朝日座」の支配人・森田保造(柳家喬太郎)と共に莉子(高畑さん)の「朝日座」再建に協力する岡本不動産の岡本貞雄。また、技能実習生で茉莉子(大久保佳代子)のボーイフレンド役を、『町田くんの世界』『FUNNY BUNNY』に出演する若手俳優の佐野さん。「朝日座」存続を巡り森田らと対峙するオフィスI社員・市川和雄役を、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「24 JAPAN」などに出演する神尾さん。そして、莉子の父でタクシー会社社長の浜野巳喜男役を、「バイプレイヤーズ」シリーズや現在放送中の「にじいろカルテ」にも出演する光石さん。そして、「朝日座」の常連で資産家の未亡人・松山秀子役を日本を代表する名女優・吉行さんが演じ、作品にさらなる深みとユーモアを加える。キャストコメント甲本雅裕この作品を一言で言うとあったかい、です。脚本、撮影現場、福島の人達、全てがあったかかった。ロケ現場の映画館ではノスタルジーな気持ちになり、馬に乗って久々に遠くを見て、路地裏で相馬の人達の会話を聞き、身近を感じたとてもいい時間でした。この映画は、人が忘れかけている何かを思い出させてくれ、改めて今を生きてるんだって事を実感できる作品だと思います。あったかい気持ちになれるこの作品に参加できた事に感謝します。佐野弘樹タナダ監督とは今回が初めましてでした。僕はバオ君というベトナム人の技能実習生という役どころでカタコトの日本語でお芝居をしています。今までにない挑戦にワクワクしながら毎日の撮影をしていました。一人一人と真摯に向き合い続けているタナダ監督の心意気を間近で感じられた宝物のような時間でした。震災、原発、コロナ禍、僕たちが生きていく上で目を逸らしてはいけないものを扱っている今作品は、最初に脚本を読んだとき書き手の、タナダ監督の、覚悟を感じました。強度がある上に、しっかりと笑いあり涙あり、最後には今日も一日頑張ろう。って思わせてくれる可笑しみみたいなものもちゃんと詰まっているそんな素敵な作品です。神尾佑東日本大震災で福島は大きく変わってしまいました。それは町によって人によって家庭によって様々で、一概に悲しみ苦しみと表現できるものではないでしょう。この脚本はそんな福島のとある人々の断片ですが、福島への情愛とそこに暮らす人々への思いをとても感じました。タナダユキ監督の人間に対する洞察力と愛情が観た人の心を温めてくれるでしょう。そして映画の舞台になった映画館が素晴らしい。もしかしたら私も子供の頃行ったかもしれない映画館。この作品の礎になっていてそれがまた見どころです。福島出身としてこの作品に少しでも参加できて本当によかったです。光石研今作は、まだまだ先の見えないコロナ禍での撮影でした。しかし、スタッフの皆さんの手厚いケアで、何一つ心配する事なく、撮影しました。タナダ監督とは、確か同郷の北九州での、小さな映画祭でお会いした事がありましたが、タナダ組の現場は初めてでした。キャメラの横にスッと座り、しっかりと俳優の佇まい、一挙手一投足を観察し、的確な指示を頂き、安心してやれました。何ともハンサムな監督デス!ストーリーも小さな映画館のお話だし、映画愛を感じます。しかし、監督の別の作品を拝見すると、ちゃんとエッジが効いてます。羊の皮を被ったなんとかですかね。めちゃくちゃ楽しかったです。吉行和子タナダユキ監督の、映画愛が、ぎっしり詰まっています。そして、震災、家族と、福島での撮影で、より強く感じた日々を思い出しました。映画とテレビドラマが同時進行で撮影されたので、両方に出ていた私は、一度に二本、タナダ監督の作品に出る機会を頂き、嬉しかったです。監督は、とてもチャーミングでした『浜の朝日の嘘つきどもと』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年公開予定©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年03月17日高畑充希主演、映画『浜の朝日の嘘つきどもと』が2021年9月10日(金)に公開。福島では、8 月27日(金)より先行公開される。映画は、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』のタナダユキが監督・脚本を務める、オリジナルストーリーとなる。福島に実在する映画館「朝日座」を舞台に映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の舞台となったのは、福島・南相馬に実在する「朝日座」。1923年に創業した、その歴史深い映画館は、様々な災禍も免れ、戦後の映画全盛時代を迎えたのちは、地域に根付いた映画館として多くの人々に愛されてきた場所だ。とはいえ、時代が大きく変わった現代では、そんな「朝日座」もかつての勢いを失ってしまった。監督・脚本を務めたタナダユキは、そんな風前の灯となった映画館を<一人の女性が存続を守ろうとするストーリー>を通して、エンタメ文化へのエールともなる作品を制作した。キャスト主演に高畑充希主演に抜擢されたのは、タナダユキ監督と初タッグを組む高畑充希。『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』『ヲタクに恋は難しい』など、話題作への出演が絶えない彼女が、経営が傾いている「朝日座」を立て直すべく東京からやってきた主人公・茂木莉子を演じる。地元住民と共に東へ西へ奔走し、くじけそうになりながらも奮闘していく。大久保佳代子や柳家喬太郎が共演またそんな主人公・茂木莉子のもとに集う登場人物は以下の通り。バラエティから実力派俳優まで、個性豊かなキャストにも注目だ。・莉子の高校時代の恩師である田中茉莉子役…大久保佳代子・「朝日座」の支配人の森田保造役…落語家・柳家喬太郎・「朝日座」再建に協力する岡本不動産の岡本貞雄役…甲本雅裕、・技能実習生で茉莉子(大久保佳代子)のボーイフレンド役…佐野弘樹・「朝日座」存続を巡り森田らと対峙するオフィス I 社員の市川和雄役…神尾佑・莉子の父でタクシー会社社長の浜野巳喜男役…光石研・「朝日座」の常連で資産家の未亡人・松山秀子役…吉行和子映画に続くドラマも放映なお2020年10月30日(金)には、福島中央テレビ開局50周年記念作品として、ドラマ「浜の朝日の嘘つきどもと」が放送された。映画と同じくタナダユキが監督・脚本を務めたこの作品は、映画の物語に続くストーリーであり、今後配信放送を予定しているとのことだ。『浜の朝日の嘘つきどもと』あらすじ100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンと呼ばれる複数のスクリーンを持つ複合映画館が活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として、地元住民の思い出を数多く育んできた。時代の流れには逆らえず、支配人の森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ 35mm フィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、「朝日座」はすでに閉館が決まり、森田も打つ手がないと決意を変えるつもりもない。地域に密接した映画館を守ろうとする都会の人間と、積年の思いを断ち切り閉館を決めた支配人。果たして「朝日座」の運命やいかに・・・。【詳細】映画『浜の朝日の嘘つきどもと』公開時期:2021年9月10日(金)※8月27日(金)より福島県先行公開脚本・監督:タナダユキ出演:高畑充希 大久保佳代子 柳家喬太郎 他製作プロダクション:ホリプロ配給:ポニーキャニオン
2020年11月03日高畑充希主演、タナダユキ監督とタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の公開が決定。震災後の福島・南相馬に実在する映画館を舞台にした物語を描く。100年近くの歴史を持つ映画館「朝日座」。シネコンが活況を見せる中、主に旧作映画を上映する名画座として地元住民の思い出を数多く育んできた。しかし、時代の流れには逆らえず、支配人・森田保造はサイレント映画『東への道』をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。ほどなく、一斗缶に放り込んだ35mmフィルムに火を着けた瞬間、森田の背後からその火に水をかける若い女性が現れた。茂木莉子と名乗るその女性は、経営が傾いた「朝日座」を立て直すため、東京からやってきたという。しかしすでに閉館が決まり、森田も決意を変えるつもりもないが…。タナダ監督オリジナル脚本となる本作は、福島県南相馬市に実在する映画館「朝日座」が舞台の物語。主演の高畑さんが演じる茂木莉子が、経営が傾いている朝日座を立て直すべく、地元住民と共に東へ西へ奔走し、くじけそうになりながらも奮闘していくさまを描く。タナダ監督は「何があっても前を向かなければいけないというのなら、せめてほんの少しだけの優しさのある映画が作れないものだろうか。そう思ってこの映画を作りました。映画の灯が消えないこと、そして自分を育ててくれた小さな映画館たちがなくならないことを願って止みません」と製作経緯を明かす。本作が自身にとって自粛明け一つ目の仕事だったと話す高畑さんは「明るくポップではありながら、タナダさんの伝えたいメッセージがぎゅっと詰まった絶妙なバランス感覚の台本の中の世界にお邪魔できて、毎日ストレスなく、心地よい時間が流れていたように思います」と撮影の日々をふり返り、「震災から10年ということや、コロナも踏まえたストーリーではありますが、どのキャラクターも愛おしく、観ていて明るく前向きな気持ちになれる作品になっていますので、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです」とメッセージを寄せている。共演には、「オアシズ」大久保佳代子が、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役を、いま最もチケットが取れないと言われる落語家・柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田保造役で出演している。さらに同名ドラマが福島中央テレビ開局50周年記念作品として本日放送された。映画と同じく、タナダ監督が手掛け、竹原ピストルと高畑さんがW主演。ドラマは、映画の物語の続きが描かれており、今後、配信などを行っていく予定だという。ちなみに、どちらから観ても楽しめる仕掛けになっている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年10月30日岡田麿里原作の漫画をアニメ化に続いてドラマ化する山田杏奈&玉城ティナW主演「荒ぶる季節の乙女どもよ。」。この度、本作の追加キャストが発表された。“性”の悩みに揺れ動く女子高生の物語を描く本作。山田さんが、ザ・普通の女子高生で奥手で地味な文芸部の1年生・小野寺和紗役、玉城さんがミステリアスなクール美少女・菅原新菜役を演じるほか、文芸部の面々に横田真悠、畑芽育、田中珠里が出演。そんな“性”の悩みに揺れ動く乙女たちを取り巻く男性キャスト5人が今回発表。和紗の幼なじみで彼女にに“とある行為”を目撃されてしまう典元泉役に、ジャニーズ Jr.のユニット「HiHi Jets」のメンバー・井上瑞稀。曾根崎り香(横田さん)と同じクラスでムードメーカーの天城駿役に前田旺志郎。須藤百々子(畑さん)に好意を抱き始める杉本悟役に田川隼嗣。新菜(玉城さん)が所属していた劇団の演出家で、幼少期の新菜を特別気にかけていた三枝久役に鶴見辰吾。そして、和紗たちの通う高校の国語教師で、常に気だるいオーラを纏う地味で冴えない山岸知明役を古川雄輝が演じる。また、ドラマのポスタービジュアルも完成。“性”に翻弄されていく5人の乙女たちがこちらを見つめる、ただの青春群像劇では終わらないことを彷彿とさせる一枚となっている。なおエンディングテーマは、秋元康プロデュースによるガールズバンド「ザ・コインロッカーズ」が担当することも決定した。追加キャストコメント井上瑞稀典元泉役の井上瑞稀です。この大役に緊張で固まっております。元々原作を読んでいたので、お話をいただいてすぐに読み直しました。同年代の実力がある方々と共に、この作品を 作れることが本当に嬉しいです。泉くんの真っ直ぐなところや、天然で可愛らしい部分など、荒ぶる乙女たちに振り回される泉くんを自分のできる全てをぶつけ、全力で演じたいと思います!前田旺志郎天城駿役をやらせていただきます前田旺志郎です! 天城は真っ直ぐで明るくてとても愛おしい、大好きなキャラクターです。そして荒乙のキャラクターの中で唯一「好き」という気持ちを素直に伝える事のできるカッコいいやつなんです。撮影ではそんな天城をリスペクトしながら、第二の青春を楽しみたいと思います! 天城の恋、皆さん応援お願いします。田川隼嗣今回、杉本悟役を演じさせていただくことになりました、田川隼嗣です。杉本自身は気が付いていないかもしれないですが、この役は『愛すべきチャラさ』を持つ可愛らしいキャラクターだと思っています。演じながらひしひしと感じました(笑) 今までになかった新しい形の青春作品なので、僕も放送を心待ちにしながら杉本悟を演じます!頑張ります!鶴見辰吾台本を読んでたら、可愛くて可笑しくて思わず吹き出してしまった。青春の只中で、誰かを好きになってしまうっていうのは、こんなにも狂おしいのか。何十年も前に感じたあの甘酸っぱさや、ほろ苦さを思い出す。自分の出てないシーンを見るのが楽しみ。古川雄輝今回は若いキャストの方が多く、高校生を演じる皆さんと対照的に、私が演じる山岸先生は、大人としての魅力や余裕を出せるようにしたいと思います。また、原作がありますので、作品のイメージを大切にしながら演じたいと思っています。先生役も初めてなので皆さんと楽しみながら、良い作品が作れるようこれからの撮影頑張りたいと思います。ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」は9月8日より毎週火曜日24時59分~MBS、毎週火曜日25時28分~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2020年08月08日原作・岡田麿里、漫画・絵本奈央の大ヒット漫画「荒ぶる季節の乙女どもよ。」が、昨年7月から放送されていたアニメ化に続き、9月よりMBS/TBS ドラマイズム枠でドラマ化されることが決定。山田杏奈と玉城ティナがW主演を務める。「別冊少年マガジン」(講談社)にて連載されていた本作は、文芸部に所属する女子高校生5人の物語。変わり者の多い文芸部は他の生徒からは“掃き溜め”と揶揄され、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていたとき、部員の一人が投じた「セックスです」という発言をする。その瞬間から彼女たちは、これまで目を逸らしてきた自らを取り巻く“性”に向き合い、“性”に振り回される日々が始まるのだった...。主人公の小野寺和紗を演じるのは、初主演映画『ミスミソウ』が話題となり、『小さな恋のうた』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、今後も主演映画が待機する期待の女優・山田杏奈。そして、菅原新菜役には映画『Diner ダイナー』『惡の華』でヒロインを演じ、第44回報知映画賞新人賞に輝くなど、モデル、女優と幅広く活躍する玉城ティナ。山田さんが演じる小野寺和紗は、幼なじみの典元泉との“とある事件”をきっかけに、ますます性に思い悩み始める文芸部の高校1年生。そして、和紗と同級生ながらも大人びており、ミステリアスな雰囲気の菅原新菜は、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていたときに「セックスです」という一言を投じた張本人で、学内でうわさの美少女。さらに、この2人が所属する文芸部の部長、曾根崎り香役に、「Seventeen」専属モデルで女優としての活躍も期待される横田真悠。和紗の大親友の文芸部員・須藤百々子に、1歳から子役として芸能活動をスタートしており、確かな演技力に定評のある畑芽育。そして、自身で小説も執筆しており謎の作家オーラを醸し出す文芸部2年・本郷ひと葉役に、ドラマ「だから私は推しました」の出演で一躍話題となった田中珠里が出演。新進気鋭の注目女優5人が“荒ぶる”女子高生の世界を創り出す。そして、メガホンをとるのは、きゃりーぱみゅぱみゅや「ジェニーハイ」など個性的でスタイリッシュなアーティストのミュージックビデオも数多く手掛け、「映像作家100人 2020」にも選ばれた若手映画監督・酒井麻衣。セカンド監督には、学生時代に製作した『溶ける』が第70回カンヌ国際映画祭に日本史上最年少で正式出品を果たした井樫彩。この若き女性監督2人が“馬鹿げていて、滑稽で、愛おしい”少女たちの繊細な性の世界を赤裸々に描く。また、脚本は本作の原作者でもある岡田氏が自ら執筆。自身の原作の漫画作品を、昨年放送されたアニメの脚本に加え、実写ドラマの脚本も手掛けるのは岡田氏も初の試み。原作・アニメとは異なった、実写ドラマにマッチした「荒ぶる季節 の乙女どもよ。」の世界を再構成する。「キャストの皆さんが役柄にぴったりすぎて...思わず変な声が出てしまいました! 皆さまにもぜひ、テレビの前で変な声をだしていただきたいです」とコメント。さらに、各界の著名人からコメントも到着。性と自意識の衝突というテーマを「岡田さん&絵本さんが女の子の側から描くとなるほどこうなるのか!と思いました」という押見修造は、「セックスや性欲や愛、といった言葉に収まりきらない、名前をつけたくないような剥き出しの情動を、物語の中で再現し肯定する試みのように感じました。それを生身の役者さん達が演じるとき、よりムズムズとゾクゾクと、そしてキラキラと伝わってくるものがある予感がします」と期待を寄せている。山田杏奈/小野寺和紗役和紗は、戸惑いながらも真っ直ぐ進んでいく様がとても魅力的な子だと思いました。十代の一瞬のゆらぎを、勢いを大切に、かつ柔軟に表現していきたいです。今までにないようなドラマになるのではないかと思います。個性豊かで愛らしい文芸部員たちの「荒ぶる」様を是非楽しみにしていてください!玉城ティナ/菅原新菜役脚本を読んだ時に一番新菜に共感しました。彼女の突拍子のなさ、かわいらしさ、冷静さ、奥底に抱える矛盾を、ひとつひとつ取り出していきながら、しかし異質な存在ではなくあくまでも一女子高生として描ければと思っています。文芸部、私も学生だったら入りたかったな。横田真悠/曾根崎り香役オーディションに受かったと報告を受けたときは、とても嬉しく、ワクワクしたことを覚えています。原作の漫画やアニメを見て、曾根崎はいろんな面を持っている女の子だと感じました。一瞬で何十個もの言葉やフレーズが頭の中で動いているような、強がりで、正義感や真面目さも持ちつつ、高校生ならではの新鮮な姿を大切に演じたいと思っています。荒ぶる私達の純粋な気持ちを、青春を、一緒に感じていただけたら嬉しいです。畑芽育/須藤百々子役愛おしいこの文芸部の一員として今回実写ドラマに出演させていただけること、とても嬉しく光栄に思います。思春期ならではのもどかしくて甘酸っぱい大切な瞬間を、もーちんの切ないながらも美しい感情を全力で表現していきます。「荒ぶる季節の乙女どもよ。」9月の放送を楽しみに待っていてください。田中珠里/本郷ひと葉役出逢いや言葉で少しずつ少女から大人へと変わっていく姿や、其々の個性の豊かさに、きっと登場人物の中の誰かに共感して応援したくなる様な作品です。この作品に対するスタッフさんの計り知れない想いを感じています。その想いに応えられるよう、まだまだ未熟な自分に対する悔しさと弱さを乗り越えて本郷ひと葉を全身全霊で演じます。沢山ぶつかって忘れられない存在になるように荒ぶっていきたいと思います酒井麻衣監督私は、思春期にグリム童話を読んで、性に目覚めました。その頃の私は、性に向き合う事に後ろめたさがあり、友達に「赤ちゃんてどうやってできるか知ってる?(ニヤニヤ)」と聞かれて「コウノトリさんが運んでくるの」と義務的に言わなければいけない気がしていたのです。あの荒ぶっていた季節の記憶が、漫画を読んだ時に一気に弾けました。タイムカプセルを開けたかの様に、性に振り回されていた酸っぱさが蘇ってきました。誰もが通ってきた(今通ってる方もいるであろう)性を知る瞬間の戸惑いと、大人の階段を登っていくドキドキを、愛をもって届けたいと思います。ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」は9月8日より毎週火曜、MBS:24時59分~、TBS:25時28分~にて放送。TBSでの放送終了後から、TSUTAYAプレミアムにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年07月30日