10月29日(土)放送の「チョイ住み」は、「チョイ住み in リスボン」と題し、プロレスラー・小川直也と、俳優・竹内涼真が出演する。NHK・BSプレミアムにて放送中の「チョイ住み」は、その街にまるで引っ越したような、全く新しい旅番組。ガイドブック片手に、忙しい旅をしがちな現代の日本人に、新しい旅のスタイルを提案していく。コンセプトは「その国にちょっとだけ住んでみる」。アパートを借りて、近所の市場に出かけ、食事を作っては、その日ふと思い立った場所で気ままに過ごす。現地の人と同じ目線に立つことで、ガイドブックには載っていないその国の素顔を浮き彫りにするのだ。今回「チョイ住み」するのは、バルセロナオリンピック柔道銀メダリスト、プロの格闘家に転向後は「暴走王」の異名で人気を博す小川さんと、土屋太鳳と共演した『青空エール』や、7月期放送のドラマ「時をかける少女」の出演が記憶に新しい、いま旬の若手俳優竹内さん。第8弾を迎える今回の旅先は、ユーラシア大陸の西の果て、大航海時代の歴史と文化を残すレトロで不思議な街「ポルトガル」。テージョ川の河口に開けた首都リスボンを舞台に、初対面の2人がハプニング続出!おかしなチョイ住みを繰り広げるようだ。迷路のような路地、郷愁を駆り立てる音楽“ファド”がこぼれる下町で、2人が見い出した楽しみとは?どんな旅になるのかお楽しみに。「チョイ住み in リスボン」は10月29日(土)19時30分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月20日俳優・温水洋一が10日、若手俳優応援アプリ「CHEERZ for MEN」に登場し、ユーザーから話題となっている。同アプリは、フォッグ・マーベラス・テレビ朝日ミュージックの3社共同事業として開発・運営されており、2.5次元作品を中心に活躍する若手イケメン俳優が100名以上参加している。若手俳優が投稿する写真に"CHEER(応援)"ボタンを押すことで、気持ちを伝えることができる無料アプリ。10日17時に、ベテラン俳優・温水が姿を表すと、ユーザーは「CHEERZに温水さん参戦で思わず笑ったんだけど。なんだろう、すごい和む」「これは応援せざるをえない」「温水さんがチアーズやってて大草原。めちゃくちゃ応援するわ」と反応し、温水への"CHEER"数は1時間で1万超えを記録した。現在、温水が投稿した2枚の写真には3万を超える"CHEER"が集まっている。温水は、同アプリが企画した、人気若手俳優・北村諒主演のオリジナルショートフィルム『居酒屋ウォーズ』(GYAO!配信 5月10日~22日)に出演中。アプリには5月31日までの期間限定登場となる。
2016年05月12日映画やドラマ化された『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』などで知られる、小説家の小川糸さん。<前篇>では、シンプルな暮らしに目覚めたきっかけや、ものを手放すコツについて伺いました。今回は、もの、人との付き合い方や環境づくりについてです。小川さんが考える、もの、人との付き合い方小説の中でも「食」へのこだわりが垣間見られる小川さんが、食との「付き合い」で心がけていることは?「作り手がちゃんと見えて、その人が真っ当な仕事をしていることが大事。例えば醤油を買うということは、その人の生活を支えることでもあるので、1対1の関係で付き合っていきたいと思うし、これと決めたものに関しては浮気をしないで、責任を持って付き合う。私が買っているところは一人で作っていたり、小規模のところが多く、続けていってほしいから、責任を持って買い続けることも大切かなと思います」「食に関わらず、私は気に入ったものをずっと着たり、履いたり、食べたりする方が安心できて好きです。不注意で壊してしまった器も金継ぎで直して使っていますが、愛着が湧いて唯一無二のものになってくるんです。だから直して使えるような、いいものを使い続けたい。1年で手放すより、いいものを長く使ったほうが最終的に経済的だと思うし、使い続けると味が出て、それは時間が作ってくれたものだから貴重だと思います」ものを減らした結果、身軽になっただけでなく、心にもゆとりができたのだそう。40歳からは引き算 必要かどうかを吟味していく「あまり抱え込みすぎると動けなくなってしまいますよね。物理的なものも、荷物も、目に見えない人間関係も。ひとつずつ必要なのかどうかを吟味して、これはなくても生きていけると思ったら手放していく。人間関係も『狭く、深く』。ストレスを溜めるのは自分にとっても、相手にとってもよくないことだと思うので、見晴らしよく、無駄なことはしないでいいかなと思うようになりました」「もっとものを減らして、最後はものも人も、本当に大好きなものだけに囲まれて人生を終わりたい(笑)。台所も、最後は鍋一個だけあるのが理想です。自分が人生を終えたときに、なるべく周りの人が迷惑をしないで済むように、いいものがあればまた次に使ってくれる人も見つかってゴミにならずに済むと思うので、そういうことはもう考える時期かなと思います。40歳になるまでは足し算で、欲しいものを手に入れていたと思うんですけど、人生の折り返し地点を過ぎ、ここからは引き算でどんどん手放して、その分余白をいっぱい作りたいなって思うようになりましたね」自分の “五感” を大切にする強い意志を持って、規則正しい生活も心がけているという小川さん。なかなか同じようにするのは難しいかもしれませんが、最後に、もう少しシンプルに生活するためのアドバイスをいただきました。「週末はインターネットを見ない、夜中は返事を出さない、など自分の中で決めては? 自分でルールを作っても、そんなに大きな迷惑はかからないと思うんですよね。もしかしたら、誰か少しは返事を待つかもしれないけど、体調を崩す方がもっと大きな迷惑をかけるし、起き上がれなくなってしまうことの方が損失です。だから、メリハリは大事だと思いますね。ものも情報も溢れているので、自分でガードしないと溺れてしまいます。それから、自分が「これが好き、嫌い」という、すごく野生的な感情を大事にすること。頭だけで考えると、どうしてもいろいろなことを考えてしまいますが、五感だけで判断してもいいくらい。心地いい、この肌触りが好き、これに包まれていると安心する、という感性を大事にしていくと、少し楽になると思います。みんなそれぞれ感覚が違うので、人がいいと言っているからではなく、自分が感じることを大事にすると、ちょっとシンプルになるのかなと思いますね」 ▼五作家・小川糸さんに聞く、シンプルな暮らしをするヒント <前編> 小川糸(おがわ・いと) プロフィール2008年に発表した小説『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)が映画化され、ベストセラーに。同書は、2011年イタリアのバンカレッラ賞、2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。そのほかおもな著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(以上、ポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)などがあり、最新の長編小説では、『サーカスの夜に』(新潮社)がある。新刊は『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヶ条』(講談社)。
2016年01月01日映画やドラマ化された『食堂かたつむり』や『つるかめ助産院』などで知られる、小説家の小川糸さん。最新刊のエッセイ『これだけで、幸せ』(講談社)では、自身の驚くほどシンプルな暮らしと、それを実践するための29のルールを紹介し、そのライフスタイルも注目されています。そんな小川さんに、ものを手放すコツやシンプルに暮らすための方法について伺いました。シンプルな暮らしに目覚めた、モンゴルとドイツへの旅小川さんが現在のような暮らしを始めるようになったのは、6年ほど前に旅したモンゴルで、移動式の住居(ゲル)に滞在したことが大きかったのだといいます。「同じ時代なのに、全然違う生き方をしている人たちがいることは、本当に衝撃的でした。夏になると必要な荷物だけ持って移動するので、モンゴルの人たちはものを増やさないという意識が高く、鍋ひとつでお湯を沸かして、炒め物や煮物、何でも作るんです。そのやり方がシンプルで賢くて、それで十分という気がすごくしたんですよね」「自分がこれまで、いかに『お湯はやかんで沸かすもの、ごはんは炊飯器で炊くもの』という、決められた価値観に縛られていたかに気づきました。いつでも行きたいところに行けて、いろんなことができる、ものを持たない暮らしの方が本当は自由なんだって。気持ちの上では遊牧民のように、ものを持たずに身軽に生きていくというのが、自分の中のテーマになりました。もし災害にあったとき、生き残っていけるのはモンゴルの人たちの方だなと思うんです。何でも自分で直せたり、空模様で明日の天気がわかったり、ナビなしで地形を見て行きたい方向に行けたりと、知恵が豊富なんですよね。そういう人間力みたいなものを身につけたいと思いました」勇気を出して減らす。いいものは、長く使う。モンゴルの人たちは、“ものが持てないからではなく、自分の意思で持っていない”ことに気付かされ、ものを増やさないためには、自分で意識をしていかなくてはいけないと思ったのだそう。「“いらないものはいらない”と意識しないと増えてきてしまうんです。だから、断るのにはエネルギーはいりますが、自分が使わないと思ったらその時点で「結構です」とできるだけ言うように努力しています」同じように小川さんが大きな影響を受けたのが、毎年夏に過ごすようになったドイツ・ベルリン。そこでは、「いいものを長く使う」ことを学んだのだとか。「日本では、ものを安く買って壊れたら買い換える、といのうが主流。でもドイツでは最初にいいものを買って長く使い、壊れたら修理に出してまた使うというのが定着しています。いいものはそれなりにいいお値段がするので、買うときに考えるのですが、それもいいことだなと思います。自分のところに来たものに関しては、責任を持って大事に使うのがいいと思います」迷ったら保留箱へ。ものを手放すヒントそうしてものを厳選し、携帯電話すら持たなくなったという小川さん。ものを手放す秘訣は?「使わないで持っていることが、そのものにとっても、それを作った人にとっても一番悲しいことだし、失礼な気がします。やっぱり使われてこそだと思うんですね。私は相手が喜んでくれることが好き。だから値段などは考えないようにして、自分よりもっと上手く使ってくれる人がいるなら渡して、そのものがより気持ち良く使ってもらえたら幸せです。もちろん、すごく気に入って手に入れたけど使っていないもの、手放すことはできないものも結構あります。そういうものは保留にしておいて、時間をかけて別の使い方を探していくのも楽しいんです」「見立て」を待つ保留中の箱には、ここまで入れたらもう入れないというラインを決め、常にいっぱいにはせず、余白を設けるようにしているそう。そうして、小川さんが日々使う道具や生活用品は、「一生付き合いたい」ものばかりになりました。「一生付き合いたい」ものだけで、暮らすヒント「ものを選ぶときに、ゴールを決めることは必要だと思います。これでもういい、と思ったら、とことん繰り返し使うのが好き。たどり着いたものに関しては、あまり浮気はしないですね。引越をしたことも、いかに自分が無駄なものを溜め込んでいたかがわかる、いい機会でした」「来客が多く、以前は同じティーセットを6客欲しいと考えていましたが、ベルリンのカフェに行くと、ティーセットだけでなく、椅子や家具も古くてバラバラ。でもお店の人のセンスでバランスが取れていて。6人のお客さまに同じもので出さなくてもいいんだなって。年に数回のためだけに、スペースを取ることがすごく無駄だと気付くと、逆に同じもので揃えていることの方が変な感じがするようになりました」収納スペースの半分は空けるようにして、たっぷり隙間を作るという小川さん。1年に1回は見直し、全然使っていないものは場所を取るだけ、と考えて手放すのだといいます。「毎年夏は、ベルリンで普通の家を借りるのですが、すごくスッキリしているんですね。もちろん住環境がいいというのもありますが、それにしても必要なものしか置いていなくて。自分の家も、誰にでも貸せるような空間にしたいなと思います。それにはわかりやすくしておかなきゃいけないし、そうできたら理想ですね」モンゴルとドイツで目覚めた小川糸さんのシンプルな暮らし。<後編>は、もの、人との付き合い方、五感が喜ぶ環境づくりについて伺います。 ▼五感を大切に、必要なものを選ぶ作家・小川糸さんに聞く、シンプルな暮らしをするヒント<後編> 小川糸(おがわ・いと) プロフィール2008年に発表した小説『食堂かたつむり』(ポプラ文庫)が映画化され、ベストセラーに。同書は、2011年イタリアのバンカレッラ賞、2013年フランスのウジェニー・ブラジエ小説賞をそれぞれ受賞。そのほかおもな著書に、『喋々喃々』『ファミリーツリー』『リボン』(以上、ポプラ文庫)、『にじいろガーデン』(集英社)、ドラマ化された『つるかめ助産院』(集英社文庫)などがあり、最新の長編小説では、『サーカスの夜に』(新潮社)がある。新刊は『これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヶ条』(講談社)。
2016年01月01日京都府・中京区の京都文化博物館は、縦横無尽に生きた画家・小川千甕の特別展「小川千甕展 縦横無尽に生きる~彼は、仏画師・洋画家・漫画家・日本画家だった。」を開催する。会期は12月8日~2016年1月31日(12月28日~1月4日・月曜休館、ただし祝日の場合は開館し翌日休館)。開館時間は10:00~18:00(金曜は19:30まで)。入場料は一般1,000円、高校・大学生700円、小・中学生400円。同展は、個人コレクションを中心に、初期から晩年に至る千甕の代表作約140点、仏画、スケッチ、書簡などの資料類を展示、その芸術を紹介する回顧展。小川千甕(1882-1971 本名・多三郎)は、京都の書店「柳枝軒」の家に生まれ、15歳で仏画師に師事するかたわら、浅井忠に洋画を学び、同じ浅井門下の千種掃雲、芝千秋らと丙午画会に参加、新傾向の日本画を描いた。同時期に京都市立陶磁器試験場の絵付け技手となったことをきっかけに「千甕」(せんよう・ちかめ)と号している。その後「ホトトギス」、「太陽」誌等に挿絵や漫画を発表し、大正4年には日本画家として平福百穂、小川芋銭、森田恒友らと珊瑚会に参加、大正10年からは院展日本画部にも続けて入選を果たした。昭和期には個展も多く開催し、昭和46年に90歳で没するまで、精力的な活動を続けたという。千甕は、浅井塾での平明な鉛筆画・水彩画にはじまり、大正期には各地を旅しながら、柔らかな色調で田園風俗を日本画にした画家で、昭和期には、墨を生かした独自の風景画へと展開、戦後には自讃を配したダイナミックな文人画で知られている。これらの作品は、近代における洋画と日本画、美術と文芸などの問題を考える上で重要な位置にあるという。力みのない朗らかな作風は、個性重視の近代にあって異色であり、画壇にとらわれずに自由な立場を貫いた、千甕の独自の哲学を示すものだということだ。そのほか、関連イベントとして、レクチャー「よくわかる小川千甕入門」(12月12日10:30~12:00)、特別講演会「小川千甕の魅力」(2016年1月9日10:30~12:00)が開催される。いずれも申し込み不要、先着順となる。また、学芸員によるギャラリー・トークが開催される。開催日は12月18日、12月19日、2016年1月16日、1月22日、1月23日。金曜日は18:00から、土曜日は14:00から30分程度行われる。
2015年10月21日10月10日に公開される3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』の完成披露舞台あいさつが30日、都内で行われた。この日の舞台あいさつには、主人公・ガンバ役の梶裕貴、潮路役の神田沙也加、小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督らが登壇。梶と神田はドレスアップしての登場だったが、小川総監督、河村監督、小森監督ら3人はネズミの耳と尻尾をつけた格好に。この衣装について小川総監督は、「僕たちもガンバの仲間にちょっとだけでも近づきたいと思って、こういうコスチュームになりました」とはにかんでいた。思い入れの強いシーンについて小川総監督は「ガンバが最初にイタチと遭遇して、やっつけるシーンですね」を紹介。パイロットフィルムからずっと削られず残った重要な一場面であり、「どうやったらネズミがイタチを倒せるかということを無理なく表現したアクションを描いていて、強く印象に残っています」と作品の見どころを説明した。梶と神田の演技について小森監督は「神田さんの演じる潮路の言葉に、テストであるにも関わらず聞き入ってしまいました」と神田を絶賛。一方の梶について河村監督は「ガンバの声って少年から大人になる微妙なところの声。梶さんには、それを本当にさわやかに演じていただいて、改めてガンバ役は梶さんしかいないなと思いました」と讃えた。さらに河村監督は「ガンバが初めて海を見る大事なシーンで、我々は最初のテイクで十分だったのですが、梶さんが何度も何度も納得がいくまで演じていらっしゃったのがすごく印象的で、本当にプロだなと思いました」と話すと、梶は照れつつも「素敵なシーンだったので、納得いくまで素敵なものにできればと思い、やらせていただきました」と制作陣の熱意に演技で応えようとしていたことを明かした。最後の集合撮影では、梶がガンバの演技で「大冒険へ出発だ!」と会場に呼びかけ、映画の船出を祝った。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、ノロイ役を狂言師・野村萬斎、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫らが名を連ねている。
2015年08月30日女優、声優、歌手として活躍する神田沙也加が30日、都内で行われた3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登場した。オファー時から「すごくびっくりしました。私でいいのかな……」と思っていたという神田。「以前の『ガンバ』もそうそうたる出演者の方々だったので、その中に私が入れるんだろうかという気持ちがありました」と不安もあったようで、「潮路ちゃんのキャラクタービジュアルが出来上がってきた時に、本当に出で立ちからかわいらしくって……。この子の声をやれるんだと思ったら、すごく誇りであるとともにうれしく感じました」と演じるキャラクター・潮路に励まされた模様。「すごく楽しいアフレコで、とても素敵な夏になりました」と収録を振り返った。演じる上で意識した点については「キャラクターの表情、動く時の毛のなびき方、涙などがすごくリアルなんです。だから、キャラクターの生きている姿をどう表現しようか監督と相談しながらやらせていただきました」とコメント。「潮路はメインキャラクターの中で唯一の女の子なので、芯の強さの中にも母性のようなものを持っていて、男子たちを引っ張っていくようなしっかりした面も見せたいなと思いました」とこだわりを明かしていた。キャラクターの中で好みのタイプを聞かれた神田は、「原作を読んだ時はガクシャがかっこいいなと思いました。いつも冷静沈着で、最後まであきらめない。ガンバと違うかっこよさがありますよね」としながらも、「映像を見たら、画面から飛び出してきちゃいそうな躍動感のガンバの頑張りとアクションがかっこいいなと……。なので、今はガンバでお願いします(笑)」と回答。するとガンバ役の梶裕貴が「お情けをいただけて、感謝しております(笑)」と返し、会場の笑いを誘っていた。この日はほかにも、小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督らが出席した。本作は、作家・斎藤惇夫氏が手がけた小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、ノロイ役を狂言師・野村萬斎、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫らが名を連ねている。
2015年08月30日声優の梶裕貴が30日、都内で行われた3DCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』(10月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。夏休み最後の日曜日ということもあり、多くの親子連れで埋め尽くされた会場で、客席後方から現れた梶たちは、ガンバが冒険を繰り広げる海をイメージした舞台に登壇。「映画はいかがでしたでしょうか?」と梶があいさつすると、客席からは大きな拍手が送られた。作家・斎藤惇夫氏の『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とするアニメとしては、『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶりの映像化となる本作。梶は「『ガンバ』という作品は歴史ある、誰からも愛されている作品。そこに、ガンバ役で名前を挙げていただけたのはうれしい」とオファー時を振り返った。さらに梶によると、「後からうかがったのですが、実は7年前から僕の名前を挙げていただいていたのだそうです」と、今回のオファーがずっと温められていたというエピソードを紹介。「まだデビューして数年の新人だった僕を、そうして名前を挙げていただいていたことを知ってうれしかった」と、梶自身も作品に並々ならぬ思いを持つきっかけになったという。多くの先輩声優とともに参加した本作では、「横で芝居をしていたはずなんですけど、映像を見ると、驚くほどキャラクターに溶け込んでいて、先輩たちの力と存在感を感じた」という梶。完成した作品を見て、「改めて素敵な作品なんだなと思いましたし、それに関われたことが光栄でした」と万感の思いを込めた。この日はほかにも、潮路を演じた神田沙也加、小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督らが出席した。本作は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を、『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』などのヒット作を世に送り出してきた映像製作会社・白組が3DCG映画化。企画構想から15年、総製作費20億にも及ぶ巨大プロジェクトとして始動し、製作期間10年を経て完成した。映画の脚本を担当するのはドラマ『相棒』シリーズや『リーガル・ハイ』で知られる人気脚本家・古沢良太氏。さらにエグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』、『アイアンマン』を手がけたマーベル・スタジオズの創設者であるアヴィ・アラッド、劇中曲には第86回アカデミー賞作品賞を受けた『それでも夜は明ける』の楽曲を担当したベンジャミン・ウォルフィッシュを迎えるなど、トップクリエイターたちが集結して製作されている。キャストには、ノロイ役を狂言師・野村萬斎、マンプク役を高木渉、忠太役を矢島晶子、ボーボ役を高戸靖広、イカサマ役を藤原啓治、ガクシャ役を池田秀一、ヨイショ役を大塚明夫らが名を連ねている。
2015年08月30日小川珈琲は9月1日、「小川珈琲店 有機珈琲」5品を全国で発売する。「小川珈琲店 有機珈琲 カフェインレス モカ 粉 170G」(税別980円)は、水を用いてカフェインを97%以上カットしたコーヒー豆を使用。エチオピア モカの甘い香りを生かし、調和のとれた味わいに仕上げたとのこと。「小川珈琲店 有機珈琲 オリジナルブレンド 豆 170G」(税込820円)は、ペルー、メキシコ、ブラジル、ホンジュラス、インドネシアの豆をブレンドしたコーヒー。酸味と苦味のバランスがとれた味わいになっている。1杯ずつ手軽に楽しめるドリップバッグ「小川珈琲店 有機珈琲 オリジナルブレンド ドリップコーヒー 7杯分」(税別500円)も同時発売。「小川珈琲店 有機珈琲 フェアトレードモカブレンド ドリップコーヒー 7杯分」(税別500円)は、モカのフルーティーな香りを生かして、すっきりとした味わいに仕上げている。ドリップバッグのアソートセット「小川珈琲店 有機珈琲 コレクション ドリップコーヒー 10杯分」(税別720円)には、「オリジナルブレンド」「フェアトレードモカブレンド」「バードフレンドリーブレンド」を詰め合わせた。
2015年08月27日『ALWAYS 三丁目の夕日』『STAND BY ME ドラえもん』を手がけた白組が製作期間10年、総製作費20億をかけて映像化する3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』のティザービジュアルと特報映像が解禁された。『GAMBA ガンバと仲間たち』特報映像映画は、1972年に刊行された児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(斎藤惇夫著、岩波書店)が原作で、映像作品としては1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来、24年ぶりの新作となる。本作の製作総指揮には『スパイダーマン』のプロデューサーであるアヴィ・アラッドが就任。白組代表取締役副社長である小川洋一氏が総監督を務めるほか、白組の河村友宏と小森啓裕がメガホンを執り、人気脚本家の古沢良太が参加するビッグプロジェクト。このほど解禁された特報映像には、3DCGでデザインされたガンバと仲間たちの姿が生き生きと描かれており、“小さな勇者”たちが大都会や大自然の中で繰り広げる大冒険の様子が映し出されている。原作者の斎藤は「半世紀近く前に書いた物語が、どんな映像で、どんな言葉と音楽で、今に甦るのか、子どものように胸踊らせながら公開の日を待っています」とコメントを寄せており、原作本のイラストを基に、新たにデザインされたティザーポスターが6月13日(土)より劇場に掲出される。『GAMBA ガンバと仲間たち』10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショー
2015年06月12日『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』で知られるクリエイター集団・白組が5月7日に、東京・渋谷区の同社で会見を行い、児童文学の名作『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化する『GAMBA ガンバと仲間たち』の製作を発表した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円を投じた大型企画で、10月10日(土)に2D/3D全国超拡大ロードショーされる。『ガンバ』といえば、1975年に放送されたアニメシリーズが有名だが、本作ではキャラクターデザインを一新。企画が本格始動したのは、今から15年前の2000年だといい、原作者サイドから「3DCG映画に限定して」映画化の許諾を得た。会見に出席した島村達雄氏(株式会社白組代表取締役社長)は「当時から3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまうと感じていた」と本作の強い思いを語った。2008年のリーマンショックを機に、製作委員会の組成が中断され、白組の単独事業として製作を続行。2013年末にハリウッドの敏腕プロデューサーで、マーベル・スタジオのCEOであるアヴィ・アラッドの目に留まり、海外配給を視野にした作品のブラッシュアップも行われたという。現在は、完成に向けた大詰めの作業が進められており、声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」(関係者談)だ。企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)をはじめ、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人がメガホンをとった。ドラマ『リーガル・ハイ』、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる人気脚本家の古沢良太氏が脚本を手がけ、アニメ作品に初挑戦。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。3DCGで生まれ変わったガンバたちの、新たなる冒険と躍動に期待したい。なお『ガンバ』が映画化されるのは、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』(大賀俊二監督)以来24年ぶりとなる。『GAMBA ガンバと仲間たち』10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショー取材・文:内田 涼
2015年05月08日斎藤惇夫氏の児童小説が原作で1975年に放送されたTVアニメ『ガンバの冒険』が、3DCGアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』として復活を果たし、2015年10月10日に公開されることが明らかになった。制作は、VFXで知られる映像制作会社・白組が担当する。1972年に刊行された児童小説『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を原作とし、その後にTVアニメ、アニメ映画、劇団四季のミュージカルなど、さまざまなメディア展開が行われた『ガンバの冒険』は、小さなネズミたちが力を合わせて巨大な敵に立ち向かう壮大な冒険物語。今回、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』のVFX、『STAND BY ME ドラえもん』の3DCGアニメなども記憶に新しい、白組のトップクリエイターたちが3DCGアニメーション映画として、ガンバたちの縦横無尽な大冒険活劇の創造に挑む。同シリーズのアニメ映画は、1991年に公開された『ガンバとカワウソの冒険』以来24年ぶり。構想15年、製作期間10年、総製作費20億円をかけたビッグプロジェクトになった本作だが、白組の島村達雄社長は「3DCG映画で、日本がこれ以上遅れを取ったらアメリカの背中が見えなくなる」と企画の経緯を説明。特にピクサーによる『トイ・ストーリー』シリーズでその危機感がさらに強くなり、シリーズ2作目が発表された翌年の2000年から本格的に企画がスタートしたという。脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『寄生獣』、TVドラマ『相棒』や『リーガルハイ』などで知られる古沢良太氏がアニメ作品の脚本に初挑戦。企画・総監督に白組の副社長・小川洋一氏、監督は3DCGアニメーション『うっかりペネロペ』の河村友宏氏、PS2用ソフト『Rule of Rose』の小森啓裕氏が共同監督として起用される。小川総監督は兼ねてから「今の技術を使って『ガンバ』を3DCGにしたらすごいのでは」と感じており、ビックプロジェクトの作品に『ガンバの冒険』を選んだ理由として「3DCGアニメは製作に時間がかかるため、完全オリジナルよりもブレない軸があって面白いストーリー」「いろいろなタイプの動物キャラクターが出てくる作品」を挙げ、原作でのリアルな動物の挿絵も意識して製作したと語っている。共同監督として名を連ねる河村氏と小森氏は「原作の良さを残しつつ、当時のアニメとは違う作品としてどう作り替えていくか」という点に苦労し、ピクサー作品に対抗できるレベルを目標としつつも、同じことをするのではなく日本人なりのアニメーション表現にしたいと考えたという。具体的には「日本人に受け入れやすい人間的な感情表現と、動物的なアクションをわけてキャラクターを作った」と説明した。また、エグゼクティブ・プロデューサーには『スパイダーマン』『アイアンマン』『X-MEN』のプロデューサーとして知られ、日本のアニメやマンガにも精通しているアヴィ・アラッド氏が就任し、世界展開も視野に。島村社長によれば、アヴィ氏が来日した際にたまたま本作を観せたところ「このアニメなら北米でも通じるかもしれないよ」と語ったことが発端だという。劇伴を手がけたのは、映画『それでも夜はあける』(2013年)で高い評価を得たベンジャミン・ウォルフィッシュ氏。同氏の指揮のもと、ビートルズが録音を行ったことでも有名なロンドンのアビー・ロード・スタジオにて、フルオーケストラ演奏の収録が実現している。あまりの展開に、ロンドンのスタジオへ行った小川氏や河村氏は「ドッキリじゃないか」と思ったという。このように世界的な豪華製作陣が勢ぞろいしたが、ハリウッド色になっているのではなく、あくまで白組が作り上げた作品としてブラッシュアップしたという本作。島村社長は、世界を視野に入れ、クオリティやテンポがアップしたという完成度に自信をのぞかせていた。また『ガンバの冒険』といえば、アニメで野沢雅子(ガンバ)、大塚周夫(ノロイ)、ヨイショ(内海賢二)といった大御所声優陣が務めていたが、本作のキャストは未定。TVアニメのキャストが出演するのかどうかも含め、現在キャスティングの真っ最中だという。『GAMBA ガンバと仲間たち』は、2015年10月10日全国公開。(C)SHIROGUMI INC., GAMBA
2015年05月08日『永遠の0』『寄生獣』で知られるクリエイター集団「白組」が、児童文学の名作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(斎藤惇夫著)を3DCGで長編アニメ化することがわかった。「ガンバ」の映画化は24年ぶり。キャラデザインは一新され、海外配給も検討されている。ガンバをはじめ、ボーボやヨイショらおなじみの面々が、小さな力を合わせて巨大な敵に立ち向かう冒険活劇が、装いも新たにスクリーンに帰ってくる。タイトルは『GAMBA ガンバと仲間たち』。東映配給で、10月10日(土)から2D/3D全国超拡大ロードショーされることが決定した。構想15年、製作に10年。総製作費は20億円というビッグプロジェクトは、現在、完成に向けた大詰めの作業が進められている。「3DCG映画で、これ以上の遅れをとったら、アメリカの背中が見えなくなってしまう」。そんな決意を胸に、日本屈指のクリエイター集団である白組が「ガンバ映画化」の企画を本格始動させたのは、2000年のこと。すでに1975年から放送されたテレビシリーズが存在するため、3DCG映画に限定して、原作者から映画化の許諾を得たそうだ。ガンバたちの冒険同様、本作の製作も山あり谷ありだったと言い、2008年のリーマンショックを機に、製作に携わっていたテレビ局が撤退。リスクを冒しながら、白組の単独事業として製作を続行した裏には「必ず3DCGの時代が来る」という確信があった。さらに本企画が、マーベル・スタジオのCEOで、ハリウッドきっての敏腕プロデューサーであるアヴィ・アラッドの目に留まると、海外配給を視野に「世界に挑む」巨大プロジェクトとして、歩みを加速させていった。メガホンをとるのは企画立案者であり総監督の小川洋一氏(白組代表取締役副社長)に加えて、白組の精鋭である河村友宏氏、小森啓裕氏の3人。脚本をドラマ「リーガル・ハイ」、映画『探偵はBARにいる』『エイプリルフールズ』などで知られる売れっ子ライターの古沢良太氏が手がけ、アニメ作品に初挑戦した。また、アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』の追加楽曲を作曲したベンジャミン・ウォルフィッシュが、音楽を担当している。現時点で、上映時間は90分前後になる予定で、気になる声優陣に関しては「キャスティングの真っ最中」だと言う。果たして、誰もが知るガンバたちがどんな姿で生まれ変わるのか?続報を待ちたい。『GAMBA ガンバと仲間たち』は10月10日(土)から2D/3Dにて全国公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日小川珈琲はこのほど、「小川珈琲 有機リキッド」を全国で発売した。○厳選された原料をもとに仕上げた、リキッドコーヒー&ティー同社ではこれまで、コーヒーのおいしさを追求し、原料を厳選してきた。どのような環境で、どのように育てられて、どんな味わいを持っているのか、さまざまな原料を試飲しながら、素材を厳選。それら原料を栽培した農園は、日よけなどの役割を持つシェードツリーの活用や、動植物など自然の力を活用した持続可能な運用を行っているという。今回発売となった「小川珈琲 有機リキッド」はこれら厳選された原料をもとに、手軽に味わえるおいしさを持つリキッドコーヒー、リキッドティーに仕上げている。「小川珈琲 有機バードフレンドリー コーヒー 無糖/微糖500ml」は、森林の木陰で栽培され、ゆっくりと甘みとうまみが熟成されたコーヒー。スミソニアン渡り鳥センターが自然環境に配慮して栽培されたコーヒーに与える認証である、「バードフレンドリー 認証コーヒー」となる。商品の収益の一部は世界中の渡り鳥保護活動の運営資金として活用される。「微糖」は、香ばしく爽やかな香りとすっきりとした苦味、まろやかなコクとほんのりとした甘さ。「無糖」は、香ばしく爽やかな香りとすっきりとした苦味、まろやかなコクとクリアな後味が特徴だという。希望小売価格は、各450円(税別)。「小川珈琲 オーガニック紅茶 無糖 500ml」は、肥料づくりやハーブの活用など自然の力を活かした環境で栽培された紅茶。原料となる茶葉を収穫するバングラデシュ北西部に位置するカジカジ茶園では、園内での有機肥料づくりや、日よけと虫よけになるハーブ類や樹木の植栽など、自然の力を活かしながら環境に配慮した栽培を行っている。同商品は、透明感のある甘さと心地よい渋み、爽やかな苦味としっかりとしたコクが特徴となる。希望小売価格は、450円(税別)。パッケージは、京都に生まれ、鍛え育てられた伝統の味と、本物を追求し続ける同社の、その堅実さを表したデザインに仕上げた。日本の伝統文様である七宝をもとにしたオリジナルの「珈琲文様」と「紅茶文様」で、京都の伝統や品質を表現している。
2015年03月12日温水洋一と江波杏子が劇団「はえぎわ」のノゾエ征爾の演出の下、カナダの劇作家モーリス・パニッチによる皮肉に満ちたふたり芝居に挑む『ご臨終』。初日まで10日ほどに迫った10月下旬、静かな熱気に包まれた稽古場に足を運んだ。何十年も音信不通だった叔母からの「もうじき死ぬ」との手紙を受け取り、中年の甥は仕事をやめてまで彼女の元に駆けつけ、共同生活を送ることにするが、彼女は寝たきりながら一向に死ぬ気配がない。やがて、ある驚愕の事実が判明し…。叔母の寝室というワンシチュエーションで物語は展開するが、生活感に満ちたふたりのやりとりをよそに、セットは「人物をより浮き立たせたい」というノゾエの狙いもあって抽象的な作りとなっている。本作が“異色の”と表現される最大の要因は、ふたり芝居でありながら、ほとんどのセリフを甥が話し、叔母はほとんど言葉を発しないという点。膨大なセリフを抱える温水はもちろんだが、「病気のため寝たきり」という設定の中で甥の言葉を受け止め、時にスルーし、わずかな動きや表情、視線、そして沈黙でもって感情や寝室の空気を伝えなくてはならない江波の苦労もかなりのものである。ノゾエは演出席でふたりの芝居を見つめるが、シーンが終わるごとにふたりの元に駆け付け、壇上で3人が細かくディスカッションし、試行錯誤を繰り返しながら作り上げていくという光景が繰り広げられた。仲が良いとは言えない叔母と甥が、死や老い、孤独といった人生で避けられない現実と向き合うさまを描くが、全体に漂うのはシニカルで辛口のユーモアに満ちた空気。温水は、親から愛されずに育ち、“生きづらい”人生を送る甥を体現しており、明るい口調で葬儀の段取りや棺桶のサイズを決めたかと思えば、急に泣き出したり、というひねくれた情けない中年を文字通り感情豊かに演じる。そんな彼の姿をも通じて、謎の叔母の姿が浮かび上がってくるが、ふたりの関係性や空気感を伝えるためにノゾエ、温水、江波が徹底的に話し合い、細部にわたって詰めていたのがセリフの間や動作のタイミング。食事に塩を振る動作、ふと顔を上げる瞬間、ちょっとした視線など小さな動きの積み重ねが、独特の空間を作り上げていることが分かる。やがて判明する衝撃の事実――。人生の終盤を迎えた者たちの哀愁と人間臭さに満ちた静かな空間をじっくりと味わえる舞台になりそうだ。新国立劇場にて11月5日(水)開幕。取材・原稿・撮影:黒豆直樹
2014年10月31日小川珈琲は10月1日にコトチカ京都にて、「吉川バリスタ世界大会優勝記念イベント」を開催する。ラテアートは、エスプレッソにスチームミルクを注ぎ入れ、ハートやリーフなどの模様を描いたもの。同イベントは、6月に行われたラテアートの技術を競う世界大会「ワールドラテアートチャンピオンシップ」で、「Ogawa Coffee The Cafe 河原町三条店」に勤務する吉川寿子バリスタが優勝したことを記念して開催する。イベントでは、吉川バリスタによる「世界一のラテアートセミナー」も開催。「ワールドラテアートチャンピオンシップ2010」で優勝した村山バリスタも登場し、本格エスプレッソマシンを用いて世界レベルのラテアートを間近で見ることができる。参加費は2,000円。また、「農園王に学ぶコーヒー教室」も開催。エルサルバドルのコーヒー農園主・アイダ・バトルさんが来日し、世界のコーヒー事情など、様々なコーヒーについてのレクチャーを受けることができる。参加費は1,500円。さらに、ヨーロッパを中心に活躍するジャズスイングバンド「Spirit of Gypsy」によるライブも開催。同志社大学JAZZ部の「JAZZ girls」も、吉川バリスタの世界一を祝い演奏を行う。時間は17時~19時30分。「世界一のラテアートセミナー」「農園王に学ぶコーヒー教室」は事前予約が必要で、予約は店舗で受け付ける。また、10月1日は「OGAWA COFFEE京都駅店」に吉川バリスタと村山バリスタが登場。店舗で両バリスタによるラテアートが楽しめる。なお、コトチカ京都で行うセミナーやイベントにも出演するため、不在となる場合もある。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月27日イラストレーターの小川恵子とサイトウケイスケのインスタレーション「メルティングドリームス(Melting Dreams)」が伊勢丹新宿店2階イセタンガールギャラリーで8月26日まで開催されている。今回のテーマ「Melting Dreams」は“夏の暑さに溶けるようなドリーミーな世界”をイメージした。ピンク、オレンジ、黄色などハッピーな色合いの波打つ模様は、「イメージはテレパシー。自分の頭の中で考えていることが直接相手に伝えられたらいいな、という思いを込めて」と小川さんは話す。メインとなるピンクの3枚絵は今年3月に出版された小説『ブランコ乗りのサン=テグジュペリ』(紅玉いづき著、角川書店)の表紙となった作品。「I LIKE」というタイトルのキャンバス地でできた冊子状の作品は、敢えて人物メインではなく、波打つ模様のみの絵にチャレンジした作品だという。今回、コラボレーションしている作家のサイトウケイスケとは大学時代にSNSを通して知り合い、ウェブ上でお互いの作品をリスペクトし合っていた。その後、東京―山形間でお互いの絵を梱包して送り合って制作する“遠距離コラボ”を続けながら、2011年2月に2人展「キス(KKIS)展」を東京・高円寺AMP cafeで開催。今回は2年ぶりの2人展となる。「サイトウくんは全国各地のミュージシャンに自ら絵を渡してコラボしたり、海外のアーティストが来日したらウェルカムボードを作ってアプローチしたり、自分でイベントを企画したり、とてもアグレッシブな人。お互い地方出身というところで気が合うんです」展示スペースでは小川がデザインを手掛ける「スキスキダイスキ(SUKISUKIDAISUKI)」のタイツ、レギンス、キャップ、ピアス、バレッタ、ヘアゴム、ブローチなどのグッズも販売。すべて「自分が高校生のときに欲しいと思っていたものを作っている。だから高校生でも買える価格設定にしています」と説明。ブランドのネーミングについて、「響きがいいな、と思って。ポジティブなイメージのものを出したくてつけました」。舞城王太郎の小説『好き好き大好き超愛してる』は名付けた後に本を読んでファンになったとのこと。今後は、「もっと柄を増やしてテキスタイルのグッズ展開をしていきたい」と語った。熊本県出身の小川は、2006年に東京造形大学映像科を卒業。学生時代は手描きのコマ撮りアニメを制作していた。2007年よりイラストレーターとして活動を開始し、通常はアクリル絵の具でのペインティングとデジタルの制作が中心。2011年頃からテキスタイルデザインを、2012年から「スキスキダイスキ」名でタイツなどのグッズも作り始めた。
2013年08月09日京都府京都市の小川珈琲本店は12日、「ラテアート&ビュッフェイベント」を開催する。同イベントでは、同店のバリスタ、村山春奈氏(ジャパンラテアートチャンピオンシップ2010&ワールドラテアートチャンピオンシップ2010優勝)、大澤直子氏(ジャパンラテアートチャンピオンシップ2011&2012優勝)の2人がラテアートを披露、その技を間近で見ることができる。また参加者は、本格的なエスプレッソマシンで、自分好みのラテアートを体験できる。ビュッフェでは、直江和宏シェフによるイタリアンが提供される。開催日時は、12月12日18時30分~20時30分。会場は小川珈琲本店(京都府京都市右京区西京極北庄境町75番地)。料金は一人3,000円。定員は26名で、要予約となる。その他、詳細は同店Webページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日トヨタ自動車はこのほど、「実写版ドラえもん CM」シリーズの第8弾の内容を発表した。7日より放送され、小川直也さん演じるジャイアンと、前田敦子さん演じるジャイアンの妹・ジャイ子が初共演する。このCMは「ジャイアンジャイ子の芸術の秋」編として、秋を先取りした内容に。ジャイ子が「クリスティーネ剛田」として個展を開催するほか、ジャイアンがリサイタルで「ヘビーローテーション」(AKB48)を披露するという必見(?)のシーンもある。CMのストーリーは、妻夫木聡さん扮するのび太とジャン・レノさん扮するドラえもんが、ジャイ子の個展やジャイアンの勤めるスーパーを訪れ、奇妙な絵や歌に逃げ出すという内容。のび太の「自分の好きなところに行きたいな」に、ドラえもんの「行けるじゃん、免許取れば」のセリフが入り、「免許を、取ろう。」のロゴで締めくくられる。ジャイ子役の前田敦子さんは、小川直也さんが歌って踊るヘビーローテーションについて、「AKB48とは違った迫力があっておもしろかったです」とコメント。一方、ジャイアン役の小川直也さんは、「初めてジャイアンとジャイ子の兄妹が共演しました。ドラえもん好きなら誰もが知っているジャイアンリサイタルやジャイ子の絵も出てきます。皆様楽しみにしてください」と語っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日小川雅代が母、小川真由美から受けた壮絶な精神的虐待とは?大女優、小川真由美(72)を母に持つ小川雅代さん(42)が母との壮絶な愛憎40年間を明かした告白本『ポイズン・ママ 母・小川真由美との40年戦争』が話題になっている。雅代さんは名優・細川俊之と大女優・小川真由美との間に生まれ、離婚により父とは2歳で離れて暮らしている。少女時代から霊能者などが出入りする雅代さんは宗教や霊能者にのめり込む母から「精神的虐待」を受け続け、鬱病、パニック障害、自殺未遂にまで追い込まれたという。また、思春期には家に入り込んだ宗教家の男にレイプされる危険も感じていたという。今も続く母の霊能者依存小川は、ここ10年間にも霊能者とのペットビジネスに多額な資金をつぎ込み裁判沙汰になり、現在も別の霊能者に入れ込んでいるという。告白本出版の理由10年前から書こうとしたがつらかった時を思い出し、書けなかった。しかし、思いつめた自分が現実に母を殺してしまう恐ろしい妄想までするようになり告白する決心をしたという。著書には「それでも母が好きです」などの言葉は一切なく、きれい事は書けなかったとし、母と娘と関係を取り戻す最後のチャンスとして告白本を出版したという。元の記事を読む
2012年05月10日パンとお菓子のレシピ投稿サイト「キッチン」では、「nomimonoya (ノミモノヤ)」小川純一さんの特集がスタート。独自の感性で見た目にもおいしいオリジナルドリンクをケータリング中心に作ってきた、「ノミモノヤ」の小川純一さん。今年の震災以降、葉山に拠点を移し、自然の中で生活を見直し食に対する意識も大きく変わってきたという。そんな小川さんにノミモノヤを始めた経緯や食に対する思い、これからのことなど、たっぷりお話を伺っている。 今回、小川さんが提案してくれたのは「りんごの甘いスープ」と「ドライフルーツのヴァン・ショー」のレシピ。寒い冬、こんな優しいホットドリンクで身も心も温めてみてはいかがだろうか。「りんごの甘いスープ」「ドライフルーツのヴァン・ショー」 「nomimonoya (ノミモノヤ)」小川純一さんのオリジナルレシピはこちら!「キッチン」小川純一さんインタビューへ ≫ 取材/キッチン編集部
2011年12月30日国民的作家・藤沢周平の短編小説を、東山紀之を主演に迎え映画化した『小川の辺』で、菊地凛子がヒロインを演じることが明らかになった。菊地さんが演じるのは、主人公・戌井朔之助の妹、田鶴。藩から上意討ちの命を受けた朔之助は、狙う相手・佐久間森衛の妻が、実の妹・田鶴であることにより、肉親の情愛と武士としての宿命の間で苦悩することになる。実は時代劇初挑戦の菊地さん。トレードマークの金髪を黒髪に変えて、9月19日(日)の千葉県で行われた撮影に挑んだ。作品について「この作品は、脚本がすごくいい。日本人に生まれたからには、ずっと時代劇に出演したいと思っていた。自分のキャリアの中に、この作品が刻まれることは、とてもうれしい」と意欲的な一面を見せつつ喜びを語った。キャスティングの理由について製作側からは「菊地凛子さんをキャスティングしたのは、目の力、ハリウッドも認めるその演技力はもちろんですが、一番の理由は、彼女ならば、本当に実の兄を討ちそうだ、ということにつきます。役を超えてリアリティが出せる人、そんな人は菊地凛子さんしかいません」と期待を寄せる声が。本格時代劇という新たな新境地に挑む菊地さん。掟を破ってまでも愛する人を守ろうとする役どころをどう演じるのか?『小川の辺』は2011年、初夏公開。■関連作品:小川の辺 2011年、初夏公開
2010年09月29日先日公開を迎え、若い層を中心に話題を集めている映画『ソラニン』。本作で俳優デビューを飾ったサンボマスターの近藤洋一が、サンボマスターのメンバー、山口隆と木内泰史、人気ラジオ番組「風とロック」(TOKYO FM)のディレクター箭内道彦のための“マル秘”試写会で、3人のためだけに舞台挨拶を行った。また、サンボマスターの5thアルバム「きみのためのつよくなりたい」のオリジナルジャケットを映画の原作者・浅野いにおが担当することも発表され、その画像もいち早く到着した。「祝!近藤洋一俳優デビュー」と称し、記念企画として開催されたこちらの“マル秘”試写会。開始前から山口さんは「普段から一緒にいる近ちゃん(近藤さん)が映画に出ているから、こっちが緊張して観られない」とドキドキ、木内さんも「演技するということは、いままでと全く知らない近ちゃんがいるわけだから、どういう感情になるのか分からない。」と2人とも、花嫁を見守る父親のような心境?…と、思いきや、舞台挨拶が始まるとそんな緊張もどこへやら、山口さんと木内さんは突如、記者に扮して壇上の近藤さんに質問!近藤さんは「僕が演じた加藤は大学6年生のベーシストですが、僕自身、10年前に大学6年生までいくという経験をし、人生を賭けた役づくりをしました(笑)」とおどけつつ「俳優の方でも一生に何度かハマり役があると思うのですが、僕には加藤以上のハマリ役はないと思いました」と力強く語った。その後、いよいよ上映がスタート!鑑賞を終えての山口さんと木内さんの第一声は「最初のセリフを聞いたときから、近藤洋一だと思わなかった!」。その後、箭内さんを交えたトークでも、山口さんは近藤さんの存在感を絶賛しつつ「観ていて、色々な答えがあっていいんだなと思ったし、悲しいシーンはたくさんあるけど力をもらえました」と映画への共感も語ってくれた。木内さんからも「この映画は、10年後でも10代〜20代前半の人たちが観ていく、語り継がれる作品だと思うので、そこに近ちゃんが出ていると思うと誇らしいですね。実は、映画を観る前は恐くて、それはどうしてだろうと思っていたのですが、近ちゃんを見るのを、自分をTVで見るような感じで考えているからだなと思いました。それだけバンドの絆が深いってことなんだなと思いましたね」と近藤さんにとっては仲間からの何よりも嬉しい言葉が!近藤さんはこの日、本作を半年ぶりに観たそうだが「最後のライヴのシーンはすごいリアルで、昔を思い出しました」と感慨深げに語った。なお、こちらの試写会の様子は4月24日(土)の「風とロック」(25:30〜)にて放送され、月刊「風とロック」にも掲載される予定。加えて、サンボマスターにとって5枚目となる4月21日(水)発売のアルバム「きみのためにつよくなりたい」のジャケットのイラストを、『ソラニン』の原作漫画の作者・浅野いにおが描き下ろすことに。女性がサンボマスターの3人を優しく見つめるというこちらのジャケットも大いに話題を呼びそうだ。『ソラニン』は全国にて公開中。「風とロック」公式サイトシネマカフェSweet「『ソラニン』 素晴らしきマンガワールド特集」■関連作品:ソラニン 2010年4月3日より全国にて公開© 2010浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会写真:太田好治■関連記事:映画化を望む漫画ランキング!1位に「スラムダンク」&「天使なんかじゃない」あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開宮崎あおい、桐谷健太の細かいネタに“グッときた!”『ソラニン』三木孝浩監督動画インタビュー!宮崎あおいが監督に漏らした思いとは?芽衣子は理想の恋人?あなたの青春恋愛ソングは?『ソラニン』アンケート結果発表
2010年04月15日忍者の掟を破り、抜忍という過酷な運命を自ら選んだ男、カムイ。白土三平による傑作漫画「カムイ外伝」で描かれたこの伝説のヒーローが、名匠・崔洋一といまをときめくヒットメイカー・宮藤官九郎のタッグにより、遂に実写映画化された。9月の公開に先駆けて、7月22日(水)、本作の完成披露試写会が開催され、上映前に主演の松山ケンイチ、宮藤さん、そして崔監督の3人が登壇、トークを繰り広げた。一昨年の11月にクランクインしてから約1年、紆余曲折の撮影を経て、先月ようやく完成を遂げた本作。崔監督は、長い制作期間を「『カムイ外伝』という映画の宿命から、天は我々に時間というものを与えてくれた」とふり返る。今回、宮藤さんを脚本に起用した理由を尋ねると「宮藤官九郎の持つ異端のエッジが好きで、それを掛け合わせることによる化学反応が力になると確信。それで強烈にお願いしました」と語った。さらに、カムイ役をやれるのは「松山ケンイチしかいない」と断言する監督。「松山ケンイチがこの作品に参加してくれなかったら『カムイ外伝』はやめるつもりだった」と、惚れこみようを明かした。これに対し、松山さんは「崔監督は、僕の周りではすごく怖がられてた存在でビビッてたんですが、最初の衣裳合わせのときに『じゃ、ケンちゃんこれ着てみて』と言われて(笑)。そのときから安心して、一番心を預けられる存在になりました」と巨匠との仕事をふり返った。宮藤さんは脚本化にあたり、「カムイ外伝」だけでなく前作の「カムイ伝」まで、膨大の量の原作を読むところからスタートしたとのこと。これまでの作風とは一線を画す超大作に挑んだことについて、「いままでやってきた作品の流れとは明らかに違うので、最初はなかなか掴めなくて苦労しましたが、それは自分でも望んでた部分でもあって、とにかくいろいろ(脚本を)書き直しました」と苦労も滲ませた。本作りをふり返り、「生きるために殺るという、カムイの生きることに対する執着が新鮮で、その答えを探すための本作りでした」と語った。松山さんも初の本格アクションに向けて、約1年かけてトレーニングを行ったが、その完成度は崔監督曰く「助走つければ、壁を横走りできますよ。全然忍者じゃん、役者辞めてもいけるくらいにかっこいいです」とのこと。宮藤さんからも「“あ、カムイだ”と。子供から大人に変わったときのカムイのゴツゴツした感じに近くて、(出演に)大賛成でした」と絶賛を受け、照れくさそうな表情を浮かべた。さらに、原作者の白土さん本人にも「本物だ」と言わしめたという松山さん。「出来上がったキャラクターと向き合っていくのに、気持ち的に不安定になることもありましたが、最後に白土先生にそう言ってもらえて、やらせてもらって良かったと心から思った」と当時の感動を明かした。そして、崔監督から「ケンイチの完全無欠なスーパーマンでない、これからのヒーローとしてのカムイ像をしっかりと見届けていただきたい。本当に、松山ケンイチはカムイです、カムイが松山ケンイチです」とダメ押しのメッセージが贈られ、最後には、達成感に満ちた笑顔で3人そろって万歳ポーズでイベントを締めくくった。『カムイ外伝』は9月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:カムイ外伝 2009年9月19日より丸の内ピカデリー2ほか全国にて公開© 2009「カムイ外伝」製作委員会■関連記事:松ケン×クドカン登場!『カムイ外伝』完成披露試写会に50組100名様ご招待倖田來未「新しい自分に挑戦したい」『カムイ外伝』で日本語オペラを歌う!松ケン、小雪の支えも得て過酷な忍者アクションを克服「自身で最高の演技が出来た」
2009年07月23日