この春公開のシリーズ最新作『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』より、しんちゃんとぶりぶりざえもんをはじめ、山田裕貴やきゃりーぱみゅぱみゅが声を担当するキャラクターも姿を現す最新予告映像が到着した。今回到着した映像では、特別声優を務める山田さんが担当する王国・ラクガキングダムの防衛大臣、りんごちゃんが一人三役を務める王国の指導官リンゴ・イチゴ・メロン、そして先日発表されたばかりのきゃりーさんが演じる王国の姫といったキャラクターたちがお目見え。【動画】しんちゃんが大胆にラクガキし、それが実体化していくシーンから始まる今回の予告編。描いたラクガキが実現するという“ミラクルクレヨン”を手にした勇者・しんのすけと、そのクレヨンで描かれた最強(?)のラクガキ、ぶりぶりざえもんやニセななこ、そしてブリーフ…といった“ほぼ四人の勇者”たちが、強制的にラクガキをさせる「ウキウキカキカキ作戦」によって危機に直面している春日部を救うため奮闘!しかし、実はミラクルクレヨンで描き出したラクガキは、水に濡れると消えてしまう…。笑いの中に涙あり、感動作になりそうな予感がする映像となっている。そして、本作の主題歌をレキシが担当することも今回明らかに。予告映像の後半では、本作のテーマである“ラクガキ”と歴史上もっとも代表的な“ラクガキ”「鳥獣戯画」を組み合わせるというレキシさんらしいユニークな書き下ろし新曲「ギガアイシテル」が使用されている。なお、2月29日(土)に放送される「クレヨンしんちゃん」の放送で最新予告映像と共に使用され、翌週以降、映画の公開に合わせて同番組のエンディングテーマに。レキシさんは「日本史の曲しか歌っていないあたくしにまさかのオファーでしたが、ちょー嬉しい!ちょー恐悦至極に存じます!大好きなしんちゃんと仲良くなれるようにきゃんばります♪」と今回の機会に喜び、「今回の映画のテーマが落書きという事で、浮かんだのが『鳥獣戯画』そして監督さんから頂いた『新しく一歩を踏み出す勇気』『走り出せば想いは叶う』というメッセージからイメージを膨らませました」とコメントしている。『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は4月24日(金)より全国東宝系にて公開。レキシ4thシングル「ギガアイシテル」は4月22日(水)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020
2020年02月25日俳優の中川大志が、山田孝之主演の映画『ステップ』(4月3日公開)にカメオ出演することが6日、明らかになった。同作は、累計発行部数8.5万部を突破した重松清の同名小説を原作に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、周囲の人々との交流を通して成長していく物語。亡き妻を思い続けて歩んでいく10年間の足跡を描く。余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈など豪華俳優陣が結集した。亀お出演する中川は、健一が上司に誘われランチに出かけた際、必ず店から出てくる謎のサラリーマン役として登場する。実際に鰻屋から出てくるシーンのカットも解禁されたが、表情は凛々しいながらも、口元にはつまようじを加えている…という、アンバランスな1枚となっている。中川は同作でメガホンをとった飯塚監督の『虹色デイズ』(18年)、オムニバス映画『全員、片想い』の一篇『MY NICKNAME is BUTATCHI』(16年)、ドラマ『REPLAY&DESTROY』(11年)に出演してきた経緯があり、本人が「飯塚監督の作品にまた参加したい」と熱烈オファーを行ったという。劇中で度々登場するため、何回登場するかは作品で確認できる。○中川大志 コメントまた飯塚組に出たい、山田孝之さんと同じ現場に立ちたいという想いで、勝手に現場に押しかけました。帰り際に監督に、作品の邪魔をしていたらカットして下さいと伝えました。僕が出てるか、劇場で確かめてください。
2020年02月06日現在公開中の『嘘八百 京町ロワイヤル』で山田裕貴演じる「陶芸王子」に鑑賞者から熱い声が続々。この度、そんな「陶芸王子」の作陶姿や“1st写真集”の場面写真が解禁となった。今回解禁されたのは、山田さんが演じている「陶芸王子」としてお茶の間で人気の若手陶芸家・牧野慶太の姿を捉えたもの。陶芸王子は佐々木蔵之介演じる野田佐輔を陶芸家として尊敬しつつも、加藤雅也演じる有名古美術店「嵐山堂」の主人・嵐山直矢の陰謀に巻き込まれてしまう、本作より加わった新キャラクターだ。場面写真では、山田さん演じる牧野が陶芸に熱心に取り組む姿に加え、陶芸王子の1st写真集「君、僕。そして陶芸」の表紙。牧野の作陶展のポスターに、牧野が大御所鑑定家の億野万蔵(竜雷太)や嵐山と一緒に出演しているテレビ番組「あなたのお宝見せてぇな」のポスター。そして牧野のビジュアルがプリントされたファンTシャツといった、「陶芸王子」牧野の細部にわたる設定を確認することができる。本作を観た人の中からは「陶芸王子が忘れられない。」「陶芸王子の良さ、言い出したらきりがない!」など、劇中さながらの人気を博しており、写真集やTシャツはホントに出てもおかしくない、かも!?『嘘八百 京町ロワイヤル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:嘘八百 京町ロワイヤル 2020年1月31日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020「嘘八百京町ロワイヤル」製作委員会
2020年02月05日山田孝之がシングルファザー役に初挑戦する映画『ステップ』。幅広い作品で挑戦を続ける実力派として知られる山田さんは、妻に先立たれ、残された幼い娘の育児を通して少しずつ成長していく姿をリアルに体現する。そんな山田さんをはじめ、かつて“若手イケメン”ともてはやされた俳優たちも、いまやその多くが30代。培ってきたキャリアで役者としてもいっそう円熟味を増し、日々ファン層を広げている。今回は、そんな30代俳優が活躍する2020年上半期の注目作品を一挙にご紹介!綾野剛、40歳を目前にさらなる挑戦へ!思わず息を飲む、迫真の演技が話題若手俳優の登竜門とされる平成仮面ライダーシリーズ「仮面ライダー555」で俳優デビューを飾った綾野剛(38歳)は、その後『クローズZERO II』で普段は物静かだが、実は“バトルジャンキー”というギャップのあるキャラクターを演じて話題に。2012年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」でも大きく注目され、「目がエロイ」「色気ありすぎ。存在がエロイ」と、独特な雰囲気と色気、切れ長の目で日本の女性を虜にしてきた。40歳を目前に、さらに大人の男性としての色気が増してきたといわれる綾野さんの最新作が、2月14日(金)に公開となる『影裏』だ。2017年に「芥川賞」を受賞した同名小説を映画化した本作は、岩手県盛岡市を舞台に、友との出会いと別れや人間の“心の裏側”を繊細に描き出す。メガホンをとった大友啓史監督のラブコールで出演が決まった綾野さんは、盛岡に転勤してきた主人公・今野を演じている。見知らぬ土地で唯一信頼を置いていた友人・日浅(松田龍平)が突然いなくなり、行方を捜すにつれ周囲の人間から徐々に明かされる彼の“裏の顔”に戸惑いつつも、真実と向き合い続ける綾野さんの迫真の演技は必見。千葉雄大、“かわいい”&“かっこいい”のいいとこ取り!トラウマ持ちの刑事役再び中性的なルックスと可愛らしい仕草で“あざとかわいい”と女性を中心に大人気の千葉雄大(30歳)も、いよいよ三十路に突入。スーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」で俳優デビューを飾り、当時から「かわいい!」とお茶の間を騒がせていた千葉さん。20代後半になると“奇跡のアラサー”とも呼ばれることに。昨年は「おっさんずラブ-in the sky-」も好評を博したばかりだ。そんな中、2018年公開『スマホを落としただけなのに』では、“過去にトラウマを持つ”刑事・加賀谷役を熱演。「千葉くんかっこよすぎ」「可愛いしかっこいいとか、最強では?」と新たな一面でさらに人気が急上昇。待望の続編となる『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2月21日公開)では、千葉さん演じる加賀谷が主人公となり、前作で逮捕した獄中の殺人鬼・浦和(成田凌)と対峙、再びネット社会の闇と、事件の真相に翻弄されることに。大人の男性としての魅力が光る、“あざとかわいい”だけじゃない千葉さんの姿を劇場で堪能してほしい。窪田正孝、どんな逆境も覆す!ストイックな演技と鍛え抜かれた肉体で魅せるアクション昨年では結婚も話題となり、2020年4月から放送されるNHK連続テレビ小説「エール」の主演に抜擢されるなど、ノリに乗っている窪田正孝(31歳)。映画『東京喰種 トーキョーグール』では、人を喰らわないと生きられない「喰種(グール)」と人間のハーフになってしまった主人公の金木研を熱演する一方、ドラマ「アンナチュラル」では仲間に嘘をつきスパイ行動をする自分に葛藤する迫真の演技が話題となるなど、“幸薄い系”のキャラクターを憂いたっぷりに演じてきた。そんな窪田さんが、三池崇史監督最新作『初恋』(2月28日公開)で再び窮地へと追い込まれる。カンヌ国際映画祭やトロント国際映画祭などで上映され、早くも世界的な注目を集めている本作は、余命宣告を受けたボクサーが、アンダーグラウンドな世界で欲望剥きだしの抗争に巻き込まれ、人生で最高に濃密な一晩を過ごす様子を描く。窪田さんは主人公のボクサー・葛城レオを演じ、ストイックに鍛え抜かれた肉体を活かして劇中では俊敏なアクションを披露!彼がどんな過酷な状況に追い込まれ、そして、どんな“恋”をするのか、いまから期待せずにはいられない。山田孝之、久々の“普通の男”しかも初のシングルファザー役で大注目!名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之(36歳)も、デビュー当時は「WATER BOYS(ウォーターボーイズ)」など青春ドラマの主人公を演じ、“正統派イケメン”として女性から熱い視線を送られていた。年齢を重ねるに連れ、“電車男”や鼻フェチの大学生、闇金業者、“星”など個性が強すぎるキャラクターを演じることも多くなり、直近では伝説的なAV監督にも。まさしく同世代の俳優とは一線を画する山田さんが、最新作『ステップ』(4月3日公開)では久々に“普通の男性”に。作家・重松清の同名小説を映画化した本作は、飯塚健監督の強い想いから映画化が実現。山田さんが演じる、妻に先立たれた主人公・健一が、幼い娘・美紀と再び前に進んでいく10年間の日々を優しく描き出している。山田さんにとっては、久々の実年齢に近い等身大の男性であり、シングルファザー役は初挑戦。仕事と育児の両立の厳しさに悩みながらも、周囲の人々との関わりの中、少しずつ成長していく健一の姿をリアルに体現している。そんな山田さんにSNSでは「パパ之はやく観たい」「パパ之とか新鮮。泣けちゃう」と“パパっぷり”を期待する声が後を絶たない。亡き妻への想いを抱えながら少しずつ前へ進みだす健一と、父娘を中心に繋がっていく絆は、観る者の心に刺さり、温かい気持ちになること間違いなし。劇場に行く際はハンカチ必須となりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:影裏 2020年2月14日より全国にて公開©2020「影裏」製作委員会スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 2020年2月21日より全国東宝系にて公開©2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会ステップ 2020年4月3日より全国にて公開©2020映画『ステップ』製作委員会
2020年02月02日若手俳優の山田裕貴が1月27日(月)、自身のInstagramやブログを更新。先日放送された「情熱大陸」の反響を受け、いまの気持ちを語った。現在山田さんは、「SEDAI WARS」と「ホームルーム」、2作のドラマに主演中。これまで、『闇金ドッグス』『HiGH&LOW』シリーズや連続テレビ小説「なつぞら」など人気作に出演。今後も『嘘八百 京町ロワイヤル』や『燃えよ剣』など注目作の公開が控える。そんな山田さんが、様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー番組「情熱大陸」の1月26日放送回に出演。多忙な日々の間隙を縫って友人と出かける様子や、俳優業に対する想いなどが映し出された。今回この放送翌日、山田さんのオフィシャルブログ「Trust yourself.」では「『#情熱大陸』皆様の反響のおかげで初めて自分のこといいのかなと思えました(笑)...」というタイトルで更新。Instagramの投稿が貼り付けられており、「TVガイド」の連載「山田裕貴の怪人百面相」の企画で披露した“ジョーカーメイク”中の写真と共に、「皆様の反響のおかげで初めて自分のこといいのかなと思えました(笑)自信が持てました皆様のおかげです本当にありがとうございます」と心境と感謝を綴る。また、「ちゃんと"新時代の怪優"と呼んで頂けるよう化けて生きたい」と気持ちを新たにした。今回の投稿には多くのファンのコメントも寄せられており、「山田くんの真摯に真っ直ぐな人柄が素敵でしたよ!」「とっっってもステキな回でした」「見ました!素敵な方だなぁと改めて思いました」「ますます好きになりました☆」と放送の感想で溢れている。ドラマイズム「SEDAI WARS」はMBSにて毎週日曜24時50分~、TBSにて毎週火曜25時28分~放送。ドラマ特区「ホームルーム」はMBSにて毎週木曜24時59分~ほか放送。※放送日時は変更の可能性あり(cinemacafe.net)
2020年01月28日様々な分野の第一線で活躍する人物に迫るドキュメンタリー「情熱大陸」の1月26日(日)オンエア回に、俳優の山田裕貴が登場する。1990年9月18日、愛知県に生まれた山田さん。プロ野球選手だった父の影響で野球をはじめるも「父を超えられないと思ったから」と、その道を断念し俳優を目指す。2011年、オーディションに合格して「海賊戦隊ゴーカイジャー」でデビュー。数多くの人気俳優を生み出してきた戦隊シリーズに出演したことで若手俳優ファンから注目を集めると、「スターマン・この星の恋」や超ヒットシリーズとなった「HiGH&LOW」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、映画『あゝ、荒野』などに出演。『虹色デイズ』『センセイ君主』『あの頃、君を追いかけた』などの映画から連続テレビ小説「なつぞら」などのドラマ、文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞も受賞した舞台「終わりのない」に出演し活躍する山田さん。幅広い役柄を演じ分ける山田さんだが、本人は「俳優ならば当たり前」と意に介さない。どんな役でも「現実に存在するように演じること」がモットーだという。番組ではドラマ、舞台、CM、雑誌モデルと多忙な日々の間隙を縫って、友人と大好きな神社仏閣へ出かける山田さんに同行、俳優業に対する想いに迫る。撮影中には上京してデビューするまで悶々と孤独の日々を送っていた時期に路上で出会い聴いたシンガーソングライターと再会する場面も。さらにこの1月には主演ドラマが2本立て続けにスタート。体当たりで演技に挑む山田さんの姿にも密着する。山田さんが主演するドラマイズム「SEDAI WARS」は、世代間の軋轢によって様々な問題が深刻化する近未来の日本を舞台に、総理大臣に代わって日本を治める大統領を決めるという「SEDAI WARS」の開催が発表され、各世代がVR空間内でバトルロイヤルを行うという物語。MBSでは毎週日曜深夜0時50分~、TBSでは毎週火曜深夜1時28分~放送中。同じく主演を務めるドラマ特区「ホームルーム」は、山田さん演じる爽やかイケメン教師・愛田凛太郎には裏の顔があった…好きな生徒を自分でイジメて自分で救うという衝撃の学園サイコ・ラブストーリー。MBSで毎週木曜深夜0時59分~放送中。そのほかテレビ神奈川、チバテレ、テレ玉で放送される。また中井貴一と佐々木蔵之介のW主演による『嘘八百 京町ロワイヤル』にも出演。こちらは1月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開となる。「情熱大陸」は1月26日(日)23時15分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2020年01月26日松竹映画100周年のメモリアルイヤーを記念した、山田洋次監督作品『キネマの神様』の製作が決定した。原作は、原田マハによる同名小説。ダブル主演を務めるのは、初共演となる志村けんと菅田将暉。世代を超え、二人一役で主人公を演じる。公開は12月となる。1999年の『鉄道員』以来、21年振りの映画出演で、さらに初主演となる志村は、「山田洋次監督の作品もたくさん観ていましたので、緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています」と、山田組の撮影への期待を寄せた。一方、山田組初参加となる菅田は、「脚本を読みながら、体が熱くなりました。この世界に入って良かった」とコメントし、作品への高揚感を滲ませた。また、本作には宮本信子と永野芽郁の出演も決定している。無類のギャンブル好きなゴウ(志村)は、妻・淑子(宮本)や家族に見放されたダメ親父。 そんな彼にも、たったひとつだけ愛してやまないものがあった。それは“映画”。行きつけの名画座の館主・ テラシンとゴウは、かつて映画の撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウ(菅田)たちは、時代を代表する名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウとテラシンがともに食堂の娘(永野)へ恋心を抱き、運命の歯車は狂い始める……。出演者による映画化へのコメント全文は下記の通り。●志村けん僕が映画に出演させていただくのは人生で2度目で、 前回から約20年ぶりになります。松竹映画100周年という節目の作品に選んでもらい光栄な事だと思っております。 ありがとうございます。山田洋次監督の作品もたくさん見ていましたので、 緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています。●菅田将暉今回このような素敵な座組に呼んで頂けたこと心から感謝しています。山田洋次監督のもと、キネマの神様が微笑んでくれるよう丁寧に紡いでいきたいと思います。脚本を読みながら、体が熱くなりました。この世界に入って良かった。そんな風に思いました。 撮影所と映画と映画館とそこにいる人たち。この優しい情熱がどうか届きますように。宜しくお願いします。●永野芽郁松竹映画100周年記念作品である本作に山田組の一員として出演できる事、 とても光栄に思います。 山田洋次監督が生みだす温かい世界に自分が存在できる喜びと、 緊張感で今から撮影が待ち遠しいです。 菅田さんは3回目の共演ですが、今までとは違う関係性の役どころなので どんな空気が生まれるのか、とても楽しみです。大先輩方とご一緒して沢山のことを吸収できるように精一杯頑張りたいと思います。●宮本信子約50年ぶりの山田組となります。山田洋次監督が手がける“キネマの神様”という、この上なく素晴らしいタイトルを持った作品に参加出来ることを嬉しく思っています。志村けんさんとご一緒するのは初めてなので、とても楽しみにしております。 映画を愛するお客様に届けられるよう撮影に臨んでまいります。『キネマの神様』12月全国ロードショー
2020年01月25日志村けんと菅田将暉が初共演でW主演を務める、松竹映画100周年のメモリアルイヤーを記念した映画『キネマの神様』の製作が決定。日本映画界を代表する山田洋次監督がメガホンをとる。無類のギャンブル好きなゴウは、妻・淑子や家族に見放されたダメ親父。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは【映画】。行きつけの名画座の館主・テラシンとゴウは、かつて映画の撮影所で働く仲間だった。若き日のゴウたちは、時代を代表する名監督やスター俳優に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていた。しかしゴウとテラシンがともに食堂の娘へ恋心を抱き、運命の歯車は狂い始める…。本作は、人気小説家・原田マハの同名小説が原作。自身の家族、経験をもとに書きあげた思い入れ深い小説を、山田監督が家族をテーマにした映画作品へと昇華させる。今回W主演となる志村さんと菅田さんが演じるのは、主人公ゴウ。二人一役で演じる。『鉄道員』(’99)以来、21年ぶりの映画出演、そして初主演となる志村さんは「松竹映画100周年という節目の作品に選んでもらい光栄な事だと思っております。ありがとうございます。山田洋次監督の作品もたくさん見ていましたので、緊張感と不安を感じつつも撮影に入るのをとても楽しみにしています」とこれからの撮影に期待。一方、菅田さんは「今回このような素敵な座組に呼んで頂けたこと心から感謝しています。山田洋次監督のもと、キネマの神様が微笑んでくれるよう丁寧に紡いでいきたいと思います」と山田組初参加となる意気込みを語り、「脚本を読みながら、体が熱くなりました。この世界に入って良かった。そんな風に思いました」と物語の印象を明かしている。さらにゴウの妻・淑子は、日本を代表する名女優・宮本信子。食堂の娘役として、菅田さんとは「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」での共演が記憶に新しい永野芽郁も参加。約50年ぶりの山田組だと語る宮本さんは「山田洋次監督が手がける『キネマの神様』という、この上なく素晴らしいタイトルを持った作品に参加出来ることを嬉しく思っています。志村けんさんとご一緒するのは初めてなので、とても楽しみにしております」とコメント。永野さんは「山田洋次監督が生みだす温かい世界に自分が存在できる喜びと、緊張感で今から撮影が待ち遠しいです」と現在の心境を明かしつつ、「菅田さんは3回目の共演ですが、今までとは違う関係性の役どころなのでどんな空気が生まれるのか、とても楽しみです。大先輩方とご一緒して沢山のことを吸収できるように精一杯頑張りたいと思います」と意気込んでいる。『キネマの神様』は12月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月25日俳優の吉沢亮(25)が1月24日放送のNHK総合『あさイチ』にVTR出演。この日、ゲストでスタジオに生出演していた俳優・山田裕貴(29)とのエピソードを披露した。2人は’19年放送のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で共演し、プライベートでも親交が深いという。VTRの中で吉沢は、山田から連絡が来る時について「(山田に)明日何やってるの?って言われて、ヒマだよ~と言ったら、誰々と誰々と誰々と誰々と誰々と誰々といるけど亮も来る?」と7番目くらいに呼ばれるといい、「えっ、その順番なんなの」と不満を告白。つづけて「中川大志は確実にいますね」と、その集まりには同じく『なつぞら』で共演した俳優の中川大志(21)もいると明かした。「たぶん大志が好きなんでしょうね。大志は逆に1番か2番目に呼ばれているんでしょうけども……僕7番目くらい」と中川に嫉妬するような素振りも。さらに「本当に俺のこと好きでいてくれているのかな?僕だったら1番に誘うけどな。ちょっと寂しいっていうね」と悲し気な表情で本音を明かした。VTRが終わると山田は「その『誰々と誰々と…』っていうのも、『なつぞら』の皆なんですよ」と釈明。「亮誘ってなかったんだ。じゃあ呼ぼうよって僕が1番に亮に連絡してるから、1番です!逆に言うと」と付け加え、仲の良さをうかがわせた。視聴者からは《7番目くらいに誘われることに不満あらわな吉沢亮くん…何なんこww》《亮くん……やっぱり一番に選んで欲しいんだね笑笑》《私たちは何を見せられているんだ……(もっとください)》《中川大志にヤキモチやく吉沢亮かわいい》といった声が上がっており、イケメン俳優たちの仲良しエピソードに癒されたようだ。
2020年01月24日「博多華丸・大吉」とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を務める「あさイチ」。その1月24日放送回に、俳優の山田裕貴がゲスト出演。“親友”吉沢亮からのVTRコメントや「俳優王になりたい」など個性的な発言にネットが沸いている。連続テレビ小説「なつぞら」で演じた小畑雪次郎役も記憶に新しい山田さん。同作で共演した吉沢さんがVTRで登場、大人数で食事していて誰かがボケとツッコミを繰り広げ笑いが起きた際、1人だけ真剣な顔でその笑いを“分析”、さらに話を掘り下げようとして周囲を戸惑わせることや、一緒に飲んでいるとき「俺は亮になりたいんだ!」と言われたことなどを告白。事務所の先輩で親しくしているという安井順平もVTR出演。酔ってベッドの上で安井さんのお腹に頭を押し当て“中に入ろう”とする様子を撮影した動画が紹介されると、山田さんは好きという気持ちを表現するために言葉だけでは足りず「(相手に)溶けたくなる。(相手の中に)入りたくなる」とコメント。その“不思議”ぶりが明かされていく。そんな山田さんだが安井さんからも「カワイイんですよ」と言われるように周囲からは“愛されキャラ”となっている模様で、「なつぞら」のオールアップ時、普通ならヒロインのために用意されるくす玉が山田さんのために用意され、主演の広瀬すずらも駆けつけサプライズ祝福された際の映像も公開。視聴者からは「脇役にくす玉用意とは異例」「朝ドラでいつもはヒロインのために用意されるくす玉を裕貴くんに用意されてるのほんと愛されっぷりがわかる」「山田くん、愛されキャラだなぁ」などの声が上がる。さらに“たまには実家にも帰って欲しいという”という妹からのコメントに、「孤独を知らないと人は強くなれないんじゃないか」という考えから気合いを入れるため、正月も1人で過ごし「ゆく年くる年」を見て新年を迎えたら「俳優王に…俺はなる!」って自分に言い聞かせると告白。「俳優王」というワードに「山田裕貴さんの破壊力がすごくてなんもできない」「基本的に可愛すぎでしょ」などの反応が続々と寄せられる。一方「ストイックなのかな」「俳優業にとても真面目」「お芝居に対して真摯に向き合ってる」と、不思議ぶりの裏に隠された“真面目”ぶりに感心する声も多数上がっており、山田さんの人柄に惹かれる視聴者が続出している模様だ。(笠緒)
2020年01月24日俳優・山田裕貴が、シリーズ28作目となる最新作『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のゲスト声優として参加することが決定。ラクガキングダムの防衛大臣役として、しんちゃんと対決するという。地上のラクガキをエネルギーに浮かぶ王国・ラクガキングダムだが、地上では時代の流れかめっきりラクガキが減り、王国は崩壊の危機に直面。「ラクガキングダム」の王国軍は、国の命運をかけて無理やり人間にラクガキをさせる作戦「ウキウキカキカキ作戦」を決行し、地上へ進撃。その下には春日部があって…というのが最新作のあらすじ。そのラクガキングダムの王国軍を率いて「ウキウキカキカキ作戦」の実行に踏み切るキーパーソン、防衛大臣の声を担当するのが、今回アニメ作品の声優初挑戦となる山田さんだ。連続テレビ小説「なつぞら」の好演や、「HiGH&LOW」シリーズへの出演も話題の山田さんは、幼少期から本作のアニメシリーズを見ていたそうで、「よくしんちゃんの真似をしておシリを出して怒られていましたし(笑)、こうやって大人になってからしんちゃんと“おシリあい”になれて、すごく嬉しいしドキがムネムネ~です!」と心境を語る。また、「僕の演じる防衛大臣は、最初は『すごく悪いやつなんだ』と思っていましたが、実は素直さや心の純粋さも持っていてすごく魅力的なキャラクターです」と今回のキャラクターの魅力を明かし、「以前からやりたかった声優のお仕事なので、記憶に残るキャラクターを作りたいな、と強く思います。挑戦だけで終わらず、しっかり演技を声で出来たらいいですね。声の演技で僕の俳優業を“防衛”します!!」と意気込みをみせた。一方、しんちゃんは「お初にお目にかかります~。オラに負けず劣らず人気者のイケメン!ゆうきおにいさん!イケメン共演が実現してオラうれしいゾ」と山田さんの参加を喜んでいる。『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は4月24日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 2020年4月24日より全国東宝系にて公開©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020
2020年01月24日1月31日公開の映画『嘘八百 京町ロワイヤル』の完成披露試写会が20日、都内で行われ、中井貴一、佐々木蔵之介、広末涼子、友近、森川葵、山田裕貴、竜雷太、加藤雅也が出席した。2018年に公開された映画『嘘八百』の続編となる本作。中井貴一演じる空振りばかりの古物商・小池則夫と佐々木蔵之介扮する陶芸家・野田佐輔の骨董コンビが、京都を舞台に騙し騙されの珍騒動を描く。前作に続いて佐々木とコンビを組んだ中井は「1作目が終わった時に2作目ができるとは考えもしませんでした。何せ、16日で1本を作りましたし、ものすごく寒かったんです。日々苦しい思いしかなかったので、2作目になるとは思ってもいませんでした」と話し、「2作目が出来てとてもうれしいんですが、またあの苦しい思いをするのかと(笑)。撮影はやっぱり苦しい思いをしました。完成して皆さんの前に立てることが出来て良かったと痛感しています」と今回の撮影も過酷だったという。一方の佐々木も中井の発言に同調して「今回はちょっと豪華にしますよと言われ、撮影日数が4日増えました(笑)。変わらずまた大変だったんです。これは喜劇で面白いんですけど、僕たちはギリギリの緊張感で作りました」と振り返った。シリーズ初登場となる広末涼子は、劇中で中井と佐々木を振り回す謎の京美人というキャラクターを演じている。「人生で初めて茶道とタバコを吸う役にチャレンジしました。タバコは昔吸っていたママ友に教えてもらおうとしましたが、どこでやるかとなって、近所でママが2人でタバコ吸ってたら最悪だよね、週刊誌に撮られたら最悪だよねということで、こっそり練習しました(笑)」と苦労を語った。広末と恋敵の役を演じた友近は「いなり寿司を口から吐いて涼子ちゃんの顔にぶちまけるシーンがあったんですが、本当に顔にかけていいのかと躊躇してしまって、あまり顔にかからかなったんです。そしたら涼子ちゃんが『友近さんにぶちまけられることを楽しみに待っていたのに』と仰っていて、結構変態なんだなと思いました」と話すと、広末は「すごく楽しみにしていたんです。どんな風に来るのかって。変態ではないですけど」と答えた。これに友近は「すごく生き生きとしていたんです。もっと顔にかけて欲しかったっていう感じで」とたたみかけて笑いを誘っていた。映画『嘘八百 京町ロワイヤル』は、1月31日より全国公開。
2020年01月21日映画『記憶屋 あなたを忘れない』(1月17公開)の公開記念舞台挨拶が18日に都内で行われ、山田涼介、芳根京子、佐々木蔵之介、蓮佛美沙子、平川雄一朗監督が登場した。同作は第22回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞し、35万部を売り上げた織守きょうやの同名小説を実写化。大学生の遼一(山田)は、年上の恋人・杏子(蓮佛)にプロポーズをした翌日から連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した杏子は、遼一の記憶だけがなくなっていた。幼馴染の真希(芳根)とともに都市伝説的な"記憶屋"のことを知り調べていくと、遼一は人々の中にある「忘れたい記憶」やその奥にある想いなどに触れていくことになる。会場のファンの様子に、山田は「この距離で双眼鏡で見ている人もいるので、何を見てるのかなって気になります」と苦笑。芳根が「毛穴?」と指摘すると、佐々木もじっと山田の毛穴を見ていた。作品にちなみ「記憶に残る一言」を聞かれると、山田は「僕はジャニーさん。結構言ってるんですけど、Jr.時代に急に電話がかかってきて出たら『Youのこと、もう嫌いだよ!』って急に言われて。理由を聞いたら僕が関係ないことだったんですけど、『もうこれはきっと残れないだろうな』と思ったんですよ」と振り返る。「数年経って、滝沢(秀明)くんの舞台に出させてもらった時に、ソロで踊らせてもらう機会があったんです。その公演後にジャニーさんが楽屋にばーって来て僕を抱きしめて『You、最高だよ!』って言ったんですよ。『この人、わけわかんねえな』と思ったけど、これがジャニーさんなんですよね。その時を生きてる人なんです。その記憶が僕は忘れられないです」としみじみ。平川監督が「嫌いというのは好きがあるからですよ」とフォローすると、山田は天を仰いで「ジャニーさん、どうよ? ……そうか。好きだったみたいです」と会話していた。舞台挨拶では、平川監督からサプライズでキャスト陣への手紙も。平川監督は「山田くん、初めて会ったとき、あなたの顔の美しさに『きれいだね』と思わず言ってしまうほど、アイドルとして第一線で活躍するあなたに圧倒されたのを今でも覚えています。でも、それは外見の美しさだけではなく内面の美しさだったということを、ここに来て知った気がします」と読み上げる。「完成した映画を見た山田くんは『平川ワールドですね』と言ってくれましたが、山田ワールドにもなった作品だと思います」と表した監督は、「クランクインするまで、木村拓哉さん、岡田准一さん、二宮和也さんに通ずる系譜だと勝手に思っていましたが、撮影が進むにつれて、山田くんは先輩方とはまた違ったオリジナリティを持ってる唯一無二の存在だと感じました。この先、山田くんが持っているいろんな色を大切にいろいろな作品に挑戦していって欲しいと思います」とエールを贈った。山田は「僕ももちろんそうなんですけど、芳根さんが。 監督が何度もテイクを重ねていく中でも、芳根さんが負けじと前回よりも良いお芝居をと繰り返して、負けない姿勢を見てて感動しました」と気遣う。「そこに対する監督の愛を感じました。そう思いながらもキャストが納得いかない部分もたくさんあって」と苦笑しつつ、「でも本当に 平川監督だからこそ取れた作品なんだなと、キャスト全員が思っています」 と感謝。芳根もまた山田について「本当に、中心に立つべき方なんだなと、何度も思いました」と称賛した。
2020年01月18日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、秦基博の主題歌とともに、山田演じるシングルファザーの葛藤と成長を映し出した予告編と、ポスタービジュアルが公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩んでいる。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。描かれるのは、働きながら子育てをするシングルファザーの健一と一人娘の美紀、彼らを取り巻く人々の10年間のドラマだ。この度公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が切り取られている。忙しい毎日を過ごしながらも、「ギブアップしたくないんですよ、男手一つの子育て」と語る健一を優しく見守るのは、豪華キャストが演じる周囲の人々。伊藤沙莉演じる保育士の“ケロ先生”は、美紀を抱き上げる健一を見て「お母さんもきっと、抱っこしたかったんだろうなって……」と目頭を熱くさせ、川栄李奈演じる亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員・舞は、「がんばってほしい」とまっすぐな笑顔を向ける。広末涼子演じる同僚の奈々恵は、「寂しさはゼロにできない、それを知っているから強がる」と優しく寄り添うも、一方で涙する様子も見られる。そんな俳優たちの演技を際立たせるのは、秦基博が書き下ろして歌う、主題歌『在る』。秦が「誰か“が”いたこと。誰か“と”いたこと。その人が、自分が、存在するということ。その意味を考えながら作った曲です」と想いを形にした楽曲だという。さらに、予告編とあわせて本作のポスタービジュアルも公開された。笑顔の美紀を優しく見守る健一という、ほほえましい2ショットと、“僕と娘の10年間、天国の君との10年間。”という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが記されている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月17日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演する『記憶屋 あなたを忘れない』。主人公の遼一を演じた山田さんは、佐々木蔵之介との共演が悲願であったことを明かした。山田さんは、“記憶屋を共に探す”弁護士・高原を演じた佐々木さんについて「佐々木さんは、実は一番共演したかった俳優の方なんです。僕は『ぼくたちと駐在さんの 700日戦争』(’08)が大好きで、家族で何十回も見ていたんです」と言う。「そのうち、『Hey! Say! JUMP』メンバーの知念(侑李)や、他のメンバーが共演させてもらうようになって、『いいな~って』思ってたんです。そうしたら今回高原役が佐々木さんだと聞いて、思わず『よっしゃ!』と叫んでしまいました。テンション上がりましたね」と語り、『ぼくたちと~』を観てからの佐々木さんのファンであり、共演が悲願であったことを明かした。山田さんが演じる遼一と、佐々木さんが演じる高原は、遼一が通う大学の講義で偶然出会う。それがきっかけとなり、2人は“記憶屋”の謎を追うバディのような関係に。どんな困難があろうとも正面からぶつかっていく、真っすぐな好青年の遼一と、弁護士というお堅い職業にも関わらず、どこかおちゃらけた雰囲気がある高原との掛け合いは、ユーモラスで微笑ましい。どうやら佐々木さんには、撮影の前から山田さんとの相性の良さに確信があったようで、「ある番組に出演した時、楽屋が近くだったんです。そうしたら山田さんとすれ違うことがあって。お互い『(撮影では)宜しくお願い致します』と手を取り合った時に『あーもうこのコンビは大丈夫だな!』と確信したんです」と出会いの秘話を告白。そんな山田さんや佐々木さんをはじめとする、日本映画界に欠かせない唯一無二のキャスト陣と人間ドラマを描き続けてきた最高のスタッフで贈る本作。“記憶”と“絆”という普遍のテーマが、世代間の垣根を超えて共感と感動を呼ぶことになるだろう。『記憶屋 あなたを忘れない』は1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:記憶屋 あなたを忘れない 2020年1月17日より全国にて公開ⓒ2020「記憶屋」製作委員会
2020年01月16日竹中直人、山田孝之、齊藤工という日本を代表する3人の俳優が、“監督”として長編映画を共同製作することが決定した。映画監督としては8作目となる竹中さん、『COMPLY+-ANCE』に続き劇場公開長編3作目の齊藤さん、そして映画作品初監督となる山田さん。この3人が今回映画にするのは、漫画家・大橋裕之の「ゾッキ」。2018年、竹中さんが「ゾッキ」に惚れ込み、「絶対、実写映画化したい!」と強く熱望し今回の製作が始まった。公開中のアニメーション映画『音楽』の原作や、俳優デビューも果たしている大橋氏は、そのタッチやストーリーの唯一無二性から、“孤高の天才”と称されているいま注目の漫画家。「ゾッキ」の語源は、“寄せ集め”や“ひとまとめにした”という古本用語。古本市場で使われる特殊用語で、安い価格で売られるひとまとめで束ねられた「ゾッキ本」からきている。映画化では、本作が生まれた原点である大橋氏の生まれ故郷・愛知県蒲郡市での全編オールロケを敢行し、多彩なキャストや音楽など、それぞれのこだわりや人脈を集結させて、2月に撮影がスタート。また山田さんは、先行単独で蒲郡市入り。ロケ地の視察や現地の人たちと交流し、準備をしてきたという。脚本は、舞台演出家で劇作家、『十二人の死にたい子どもたち』も手掛けた倉持裕。監督たちの感性や原作の作品性を大切にまとめ、書き上げた。<監督コメント>竹中直人まさかこんなときがくるなんて…大ファンだった大橋裕之さんの作品を映画にすることが出来るなんて…まるで夢のようなできごと…夢のまたゆめのようなできごと…ぼくが感じた大橋さんの世界をどこまで映像化出来るのか…この思いに集まって来てくれた方々と夢中になって作ります!山田孝之初めてゾッキを読んだ時の衝撃、感動、恐怖、希望。それらを自分なりの表現で伝える。怖くもあるけどゲボが出るほど楽しみです。監督のイメージはあるものの監督をしたことがない僕ですが、竹中監督、齊藤監督と協力して心を刺激する作品に仕上げたいと思います。齊藤工監督陣がやや派手な門構えに見えるかも知れませんが、作品至上主義の映画人が集まっていて、大橋裕之さんの最高過ぎる原作に忠実に、かつ実写ならではの裏切りを行いたいと思っております。このプロジェクトの発起人である竹中直人さん、そして、この作品に関わるきっかけをくださった前野朋哉さんに心から感謝致します。『ゾッキ』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月16日1月17日に公開される映画『記憶屋 あなたを忘れない』。依頼を受けて相手の記憶を消す「記憶屋」は、ネット上でまことしやかにささやかれている都市伝説だ。主人公の遼一(山田涼介)は、プロポーズしたばかりの恋人・杏子(蓮佛美沙子)が、ある日突然「遼一の記憶」だけ失ってしまったことから、弁護士・高原(佐々木蔵之介)と共に「記憶屋」の存在を追いかけるようになる。幼馴染の真希(芳根京子)は、そんな遼一に複雑な想いを抱えているのだが……。織守きょうやの原作小説をベースにして、『ツナグ』(12)、『義母と娘のブルース』(18・TBS系)などで知られる平川雄一朗監督ならではの、切なくも温かい作品に仕上がっている。主人公・遼一を演じた山田涼介に話を訊いた。人生の半分以上をアイドルとして生きてきた彼は、「広島県出身の素朴な大学生」をどう表現したのだろうか?○■コンビニのレジ打ちのバイトをしてたら浮く――本作の話が来たときの第一印象を聞かせてください。『記憶屋』というタイトルを聞いて、「すごく興味をひかれるタイトルだな」と感じました。すごくパワーワードじゃないですか。シンプルなタイトルだけど、だからこそ気になるというか「どんな話なんだろう?」と。それでまず、原作小説を手に取ったんですが、すごく面白くて一気に引き込まれました。その後、台本にも目を通しながら、「原作の良さを伝えることができるか?」と考えました。――たしかに、映画版はサスペンスの要素がある原作とは雰囲気が違いますし、設定も変わっている部分もありますね。そもそも、小説を2時間にまとめるのはすごく難しいことですし、だからこそ何度も読み返して、「これは難しいかもしれない」と感じたんです。なので、平川監督とは現場で何度も話し合って遼一という役を作っていきました。――では、率直に完成試写を観た感想は?自分が出演していると、最初から客観的に見ることは少ないのですが、この作品はとても感動しました。撮影しているときに想像していた何倍もいい作品ができたと思いました。もちろん、悪い作品を作っているつもりはなかったけど、予想以上の仕上がりで、撮影中に色々話し合ったり意見が違う部分もあったけれど、監督の中では、映像化されたときの絵が見えていたんだなと。――主人公の遼一は、広島県出身の平凡な大学生。普段の山田さんとは全く違う役どころです。なんか、自分で言うのもなんですけど、俺がコンビニのレジ打ちのバイトをしていたら、浮くと思うんですよ(笑)。――それはおっしゃるとおりです(笑)。遼一は、等身大の青年というか、アイドルの山田さんを封印するような役ですよね。そうなんです。だから、遼一を演じているときは、(アイドルの)キラキラ感みたいなものは、できる限り出さないように心がけていました。――その「キラキラ感」は出し入れできるものなんでしょうか。ええ!(ここでキラッとした笑顔) 意外とできるんですよ(笑)。ステージって、アイドルしやすい場所というか、「スターにさせてくれる場所」だと思うんです。それはスタッフさんの力もあるし、自分自身の経験もあるんですけど、自分の見せ方をわかっていなければ、お客さんに伝わらないんですよね。だからこそ、そのへんの出し入れは瞬時に出来たりするものなんです(笑)。――なるほど。遼一という役を作っていくにあたって、自分でも知らなかった、「普通の青年」の山田涼介という引き出しを探っていったというか。僕は10歳からアイドルをやっているので、人前に出る場合は、ちょっとした仕草でも「アイドル感」って出ちゃうんです。それを一切出さない、プライベートの「だらけた山田」のモードもあって、遼一という役は、そのモードでずっといる感じですね。――もしも、山田さんがアイドルではなく、普通の大学生だったら……というイメージでしょうか。まさにそうですね。髪型ひとつとっても「ちょっとダサくしてください」って、スタッフの方に頼んでみたり。服装は「大学生といえばチェックシャツでしょう!」という勝手なイメージがあったので(笑)、「そこにニットを合わせたりすれば、学生臭さが出るんじゃないですか」みたいに提案して。そういう細やかなところを気にしていましたね。○■ダサい自分も気にしない――先程、監督とは意見が違う部分もあったとおっしゃっていましたが。正直、監督の言っていることが、理解できるまで時間がかかったというか、「どうしてこの演出なんだろう?」と思うシーンもあって。おそらくは脚本のまんまやると、トーンが重くなるから、そこで主人公の遼一の言動で少し雰囲気を軽めにしたら、映画全体のトーンが明るくなるという意図があったのかなとか、後から気づくようなことはありましたね。やっぱり、出る側の人間、作る側の人間の考え方の違いが出てきますし、だけど最終決定権は監督にあるので、そこで僕らはどう立ち回れるか、それが役者だと思っています。もちろん譲れない部分はお互いにありましたが、でも最終的には監督に任せます!――そして、この映画の魅力として、山田さんや芳根さんの話す広島弁もあると思うんです。広島弁をマスターするためにどのような努力をされましたか?努力というか、セリフのデモ音源というか、広島弁のセリフを話している音声を聴いて、ひたすら耳で覚えていました。広島弁は馴染みがないので、イントネーションはとくに難しかったので、芳根ちゃんと一緒に頑張りました。――ちなみに、広島弁のセリフの中で、お気に入りのフレーズはありますか?フレーズというか、女の子の話す広島弁はかわいいですよね。語尾が「じゃ」になるところが特に(笑)。――この作品は、タイトルの通り「記憶」が重要なテーマになっています。忘れたいほど辛い記憶を消す記憶屋を追う遼一は、「どんな記憶でも忘れてほしくない」という立場ですが、山田さんご自身はどうお考えですか?僕も遼一と同じく、忘れてはいけないと考えます。遼一のセリフにもありましたが、「誰かがまた思い出させてくれる」はずです。現実では記憶を消すことはできませんし、楽しい思い出は、別の楽しい思い出で上書きされていくこともあるけど、辛い思い出は楽しい思い出でもかき消すことはできませんし。それなら、辛い記憶を、きちんと見つめて生きていったほうが、強くなれるんじゃないか。僕自身、過去を振り返るのはあまり好きなタイプではないけど、過去の自分が今の自分を構築しているのは確かなので、そこは大切にしたほうがいいと思っています。――恋人・杏子の消された記憶を取り戻そうと遼一は奔走するわけですが、当の杏子からは警戒されてしまいますし、幼馴染の真希も非協力的です。そんな逆境の中、もしご自身が同じ立場だったら、遼一のように負けずに頑張ることができると考えますか?僕は……そこまで出来ないかもしれないですね。途中で諦めるというか、最後まで探ろうとはしないかもしれない。だったら自分の力でもう一度振り向かせて、新しい思い出を増やしていこうと考えるかもしれない。――ちなみに、山田さんが「あの人の記憶を消したい」と考えたことは?あんまりないですね。――ではきっと皆の記憶の中では、常にかっこいい山田さんなんですね。そんなことはないと思いますよ。ものすごいダサい自分もいますけど、そこは気にしないタイプ。失態もたくさんあるんでしょうけど、「人の中にある自分」についての記憶に関しては、あんまり執着してないかもしれないですね。「どうぞご自由に」というか(笑)。覚えてるならそれでいいし、覚えていないならそれで。――山田さん自身、これまで10年以上アイドルとして、俳優として一線で活躍してきました。それは努力なしでは成し得ないことだと思います。どのようなモチベーションで活動をされているのでしょうか。自分のためといえば、自分のためです。けれど、僕はここ(芸能界)でしか生きていくことができないだろうなという確信があるので。この仕事がダメになったら、生きていけないくらいの感覚でいるんです。もしかしたら実際そうなれば、なんとかなるのかもしれないけど、でも人生の半分以上ここにいるわけだから、何していいかわからなくなるだろうし、10歳からここにいるわけで、自分の人生の一部になっているからこそ、僕は腹をくくってやっています。それに、求められたら応えたくなる性分で、僕らの仕事は「求められること」が多いじゃないですか。そうやって応援してくれるファンの人がいるので、頑張ろうと思えます。――最後に、この『記憶屋 あなたを忘れない』について、コメントをお願いします。ひとりひとりのキャラクターが立っているので、どの人物にフォーカスを当てるかで、かなり印象が変わってくるというか。お子さんがいらっしゃる方なら、佐々木蔵之介さん演じる高原にすごく共感されるかもしれないですし、恋人のいる方なら、遼一や真希にフォーカスを合わせてみたりとか。普段、自分や周りの人の過去をじっくりと考える機会って少ないと思うんですが、この映画を通して考えて、その時間を大切にしてほしいですね。世代、年齢問わず楽しんでいただける作品だと思います。この作品には「あなたを忘れない」というサブタイトルがついているじゃないですか。鑑賞後にこの言葉の意味が分かるはずです。そんな、ラブストーリー、ヒューマンストーリーというか、人と人とのつながりの大切さが色濃く出ている作品ですね。■山田涼介1993年5月9日生まれ、東京都出身。2007年、Hey! Say! JUMPのメンバーとして「Ultra Music Power」でメジャーデビュー。以降、TVドラマへの出演や歌手活動などを精力的にこなす。映画では15年『映画暗殺教室』で初出演にして初主演を果たし、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。他に、『グラスホッパー』(15)、『暗殺教室-卒業編-』(16)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(17)、『鋼の錬金術師』(18)に出演。公開待機作に『燃えよ剣』がある。(C)2020「記憶屋」製作委員会
2020年01月16日1/15(水)発売のanan2184号「チョコレートの誘惑。」特集の表紙にご登場いただいた、山田涼介さんと中島裕翔さんの撮影エピソードを紹介します。anan編集部チョコを介した、誰も立ち入れない濃密な時間!?主演映画『記憶屋 あなたを忘れない』の公開を控える山田涼介さん、主演ドラマ『僕はどこから』の撮影真っただ中の中島裕翔さん。どちらもグループ活動もある中、ソロ活動も、と超多忙の合間を縫って、登場してくれたふたり。実はふたりが会うのはその日は久々だったようで、撮影現場で顔を合わせるなり、どちらからともなく近づき、衣装をいじり合ったり、中島さんのボケに山田さんが突っ込んだり、のっけからワチャワチャモード全開。割り入って撮影の説明をするのをためらうほどの仲の良さに内心キュンキュンしながら撮影はスタート。それが、ひとたび撮影に入ると、テーマに合わせて纏う空気も、距離感もガラッと一変! クールにお互いのチョコを奪い合ったり、甘く官能的に食べさせ合ったり、お互いのポーズをシンクロさせたり…どのシチュエーションも、ふたりにしか表現できない絶対的で濃密な距離感に。その空気は、長年グループで切磋琢磨してきたふたりならでは。板チョコはスーツでクール&スタイリッシュに、チョコレートパフェは暖かな光の中で甘く官能的に、チョコレートケーキはおどけ顔でポップ&キュートに…。チョコレートのもつ特性とリンクさせた、息の合ったふたりの甘く魅惑的な競演グラビアのほか、ふたりの密な関係性が垣間見られるインタビューも必見です。(YN)
2020年01月14日日本のコンテンポラリーダンス・シーンをリードする振付家・ダンサーの山田うん。オペラや演劇の振付、そして世界各国のプロダンサー育成でも活躍する彼女が、初めて手がける演劇演出作品『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』が1月10日(金)から19日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオにて上演される。物語の舞台は、高度経済成長期に入る少し前の日本。倒産寸前の小さな靴工場、天下一運動靴店では、社長をはじめ、娘のハナコ、職人たちが倒産を逃れようと試行錯誤している。そんな靴工場に、両親を飛行機事故で亡くしたヨシダ・カズオが姉のアキコに連れられ救世主の如く現れる。足の速いカズオは、靴工場や町の人々の期待を一身に背負い、天下一運動靴店の靴を履いて走り続ける。そして、カズオはついにオリンピック選手候補に。しかし、大事な大会を前に怪我をしてしまい……。本作は、1980~90年代に野田秀樹や渡辺えり、永井愛らに並び、日本の小劇場ブームを牽引し、2000年に44歳の若さで亡くなった如月小春の戯曲。詩情あふれる独自の言語感覚や身体性を重んじるスタイル、音楽の生演奏を取り入れるなど、多くの実験的舞台を生み出してきた如月が、テーマとして多く扱ったのが全体性としての“都市”とその中で孤立する“個”。今回は、繊細かつダイナミックなダンス作品を生み出す山田の特性を活かした演出で、高度経済成長期直前の日本で熱狂する群集と、周囲の期待に応えようとするばかりに孤独を深めていく主人公・カズオの姿が描かれる。さらに、この物語から着想を得て山田が創作する新作ダンスも同時上演。没後20年となる如月の作品世界が、より奥深く堪能できる構成になっている。主人公・カズオを演じるのは、お笑いコンビ・まえだまえだとして幼少期から活動する前田旺志郎。近年は是枝裕和監督作品や大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』などへの出演で俳優としても活躍の場を広げる彼が、本作の演劇版、ダンス版でどんな表現を見せてくれるのかにも注目したい。文:伊藤由紀子
2020年01月10日俳優の山田裕貴が、田中圭主演の映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(2020年6月19日公開)に出演することが9日、明らかになった。同作は1998年長野五輪、スキージャンプ団体の金メダルを陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化する。腰の故障により代表落選となったスキージャンパーの西方仁也(田中)が、競技前にジャンプ台に危険がないかを確かめ、競技中に雪が降った際には何度も飛んでジャンプ台の雪を踏み固めるテストジャンパーとなり、裏方から日本選手団を支えていく。山田が演じるのは、25人のテストジャンパーの一員で聴覚障害のあるテストジャンパー・高橋竜二。主演の田中とは2018年ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』以来の共演となり、飯塚健監督とは映画『虹色デイズ』(18年)以来のタッグとなる。山田が演じる高橋竜二は、北海道札幌市出身で、聴覚障害がありながらも、1998年のSTVカップ国際スキージャンプ競技大会ラージヒルにおいて岡部孝信、宮平秀治らを破り優勝した後、長野五輪にテストジャンパーとして参加したスキージャンパーだ。また、札幌市大倉山ジャンプ競技場にて開催される13日放送の『2020HBCカップジャンプ』(14:55~15:49 JNN28局のフルネット放送 ※ただし、MRT宮崎放送のみ1時間50分のディレイ放送)に山田がゲスト出演することも決定。今回で62回目を迎える「HBCカップジャンプ競技会」はこれまで数多くの名ジャンパーを輩出してきた大会で、特に髙梨沙羅選手、小林陵侑選手は記憶に残る大ジャンプを見せ、この大会から世界に羽ばたいた。また、国内唯一となる1対1の対決「ノックアウト方式」で争う、失敗の許されない緊張感漂うトーナメント戦となっている。番組には、解説で原田雅彦、ゲストに西方仁也も出演する。○山田裕貴 コメント小学校の頃に見た長野オリンピック、スキージャンプの映像が今でも頭の中に浮かびます。初めてのスキーに挑戦ですが、とにかく練習します(笑)。このお話は中継にも載っていない裏側のお話。"目に見えていない部分も見ようとする"これを大事にしているのですが、表舞台に立つ人の裏側にはたくさんの人が関わり、悩み、支えてくれています。チーム一丸!! 生きてるすべての人が主人公であることを伝えたい。○監督:飯塚健 コメント聴覚に障害のあるジャンパー。もう難役であることがお分かり頂けると思います。だとしたら、と考えた時、浮かんだのがやや熱めの男、山田裕貴くんの顔でした。先日も「スキー練習、頼むね」というようなやり取りをしたのですが、「御意」と返信が来たので、全幅の信頼を寄せています。二度目のセッションが楽しみです。
2020年01月09日悲願の金メダルを獲得した長野五輪スキージャンプ団体のその栄光を影で支えた25人の英雄<テストジャンパー>たちを描く『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』。この度、主演・田中圭と同じくテストジャンパー役を務めるキャストとして、山田裕貴の出演が明らかになった。1994年のリレハンメル五輪スキージャンプ団体戦で“日の丸飛行隊”のメンバーとして日本代表を牽引するも金メダルを逃し、長野五輪での雪辱を誓うも落選。しかし、テストジャンパーとなって日本代表選手たちを裏方として支えた本作の主人公・西方仁也を田中さんが演じる本作。西方の金メダルへの強い想い、それを打ち砕く挫折、原田との友情、そして怒りと嫉妬。それでも仲間のために、日本のために、命の危険を顧みずテストジャンプに挑む深い人間ドラマを映し出す本作で山田さんが演じるのは、25人のテストジャンパーの一員で、聴覚障がいのあるテストジャンパー・高橋竜二。北海道札幌市出身、聴覚障がいがありながらも、1998年のSTVカップ国際スキージャンプ競技大会ラージヒルにおいて岡部孝信、宮平秀治らを破り優勝した後、長野五輪にテストジャンパーとして参加したスキージャンパーだ。近年では、連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインの幼なじみ役を演じ大きな注目を集め、1月期は「SEDAI WARS」と「ホームルーム」とドラマ2作で主演に抜擢された山田さん。「初めてのスキーに挑戦ですが、とにかく練習します(笑)」とスキーは初挑戦だと明かし、「このお話は中継にも載っていない裏側のお話。"目に見えていない部分も見ようとする"これを大事にしているのですが、表舞台に立つ人の裏側にはたくさんの人が関わり、悩み、支えてくれています。チーム一丸!!生きてるすべての人が主人公であることを伝えたい」と熱い思いを語っている。そんな山田さんについて、飯塚健監督は「聴覚に障害のあるジャンパー。もう難役であることがお分かり頂けると思います。だとしたら、と考えた時、浮かんだのがやや熱めの男、山田裕貴くんの顔でした」とキャスティング経緯を明かし、「先日も『スキー練習、頼むね』というようなやり取りをしたのですが、『御意』と返信が来たので、全幅の信頼を寄せています。二度目のセッションが楽しみです」とコメントしている。『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月09日山田孝之を主演に迎えた、重松清原作の実写映画『ステップ』が、4月3日(金)より全国公開される。この度、本作の場面写真が公開された。本作の主人公は、妻に先立たれてから1年、娘の美紀と再出発を決意した健一(山田)。彼は、思い通りにならない仕事と育児の両立に悩みながらも、忙しい現代社会の中で、自分自身の大切なものを見失わないように、ゆっくりと成長していく。近年はエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透している山田だが、今回は実年齢と重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役だ。健一や美紀を見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などの俳優陣が結集し、物語を彩る。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健。そして主題歌は、秦基博が本作のために書き下ろした新曲『在る』だ。この度公開された場面写真では、健一と美紀の姿を中心に、彼らを取り巻く人々との日常のワンシーンが写し出されている。健一と美紀との2ショットでは、2歳半の美紀をベビーカーに乗せて保育園を訪れる姿や、小学校低学年の美紀と笑顔で寄り添う姿、そして小学校高学年の美紀とキッチンでハンバーグをこねる姿など、父娘の10年間を切り取った、微笑ましいシーンが。一方で、同僚の奈々恵(広末)と残業に勤しむ場面や、保育士の“ケロ先生”(伊藤)の元にベビーカーで娘を送る場面など、シングルファザーとして仕事と育児の両立に奮闘する健一の姿も確認できる。そのほか、亡き妻の面影を持つ行きつけのカフェ店員(川栄)や、浴衣姿の美紀をいとおしそうに見つめる健一の義父(國村)と義母(余)のカットも見られる。原作者の重松は完成した映画を観て、「エンドロールの後も、出てきた人たちが生きていると感じられて、その先をまた書きたいと思った」と語っている。『ステップ』4月3日(金)より全国公開
2020年01月09日山田涼介(「Hey! Say! JUMP」)、芳根京子、濱田龍臣、蓮佛美沙子、佐々木蔵之介らが出演する、人の<記憶>を巡る感動のヒューマンラブストーリー『記憶屋 あなたを忘れない』が1月17日(金)より公開。魅力的な俳優陣が集結し、公開前から話題となっている本作。中でも監督の平川雄一朗は、山田さんのコミカルな演技に惹かれ、本作でもコミカル要素を取り入れたという。シリーズ累計50万部を突破した織守きょうやの「記憶屋」を映画化した本作で山田さんが演じているのは、恋人の記憶を取り戻すため記憶屋探しに奔走する大学生・遼一。年上の恋人・杏子にプロポーズするものの、数日後に再会した杏子は遼一の記憶だけを失っており、彼女の記憶を取り戻そうと、都市伝説だと思われていた記憶屋の足取りをたどるが…というストーリー。彼女の記憶を取り戻そうと奮闘する中、どんな困難があろうとも正面からぶつかっていく真っ直ぐな好青年という役どころの今回。監督は「映画はやっぱりパッと出てきた時、“あ、楽しそうだな”とか“なんか面白そうだな”と思えるキャラクターがいい。『もみ消して冬~』の山田くんの役を見ていると面白くて和むんですよ。だから肩の力が抜けて入っていきやすくなるんですね」と、ドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」で魅せたコミカルなキャラクターに魅了されたと明かす。そして、『一週間フレンズ。』などを手掛ける本作のプロデューサー・石塚慶生も「監督はもみ消して冬の山田くんをすごく絶賛していて、あのふり幅こそやっぱり山田くんは天才的で素晴らしいと一視聴者としてずっと言っていました。山田くんが決まった時すごく喜んでいました」と裏付ける。今作は“記憶”や“絆”を描く感動作だが、本作の中にも山田さんのコミカルな演技を加えたという。コメディ要素を求められた山田さんは「監督に遼一は明るい男の子であってほしいと言われて、一瞬驚きましたね。(笑)」と最初は戸惑いもあったそう。そんな演出について平川監督は「物語は彼女に記憶をなくされた男の子という一番落ちている所からスタートしますが、それで負けてしまう子じゃないという所に少しでも希望が見えていればいいなと思いました」と狙いを明かす。そして山田さんも「この物語をまじめに演じてしまうと、きっと凄く重いものになってしまうから、随所にお客さんがほっこりと笑えるような要素を入れていこうと思いました」と監督の意図を汲み、役柄に明るさを加えたと語っている。山田さんのユーモアを散りばめた演技によって、愛する人に忘れ去られるという悲しい状況に陥った遼一に温かみと希望が生まれ、切ないながらもどこか温もりを感じる感動的な映画に仕上がったのだ。『記憶屋 あなたを忘れない』は1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:記憶屋 あなたを忘れない 2020年1月17日より全国にて公開ⓒ2020「記憶屋」製作委員会
2020年01月08日2020年、新しい時代の到来を象徴するような“次に来る”俳優・女優はいったい誰か?これまで山崎賢人、横浜流星、中村倫也、山田裕貴、杉咲花、永野芽郁、桜井日奈子、清原果耶らのブレイクをいち早く予見してきたシネマカフェが、フレッシュなネクストブレイク候補たちを厳選。特に、あの「3年A組」の“卒業生”が大きな飛躍を遂げそうだ。森七菜、朝ドラ&岩井俊二監督作まで誰もが認める2020年のトップランナー新海誠監督の観客動員1,000万人超えの大ヒット作『天気の子』でヒロイン・天野陽菜の声優に起用され、社会現象となった「3年A組―今から皆さんは、人質です―」ではフェイク動画の解析を行った電脳部所属の堀部瑠奈役で注目を集めた森七菜(もり なな)は、現在公開中および待機している作品が話題作ばかり。窪田正孝主演の今年前期NHK連続テレビ小説「エール」では、窪田さんの妻・音(二階堂ふみ)の妹で、小説家を夢見る・関内梅役というブレイクポジションに抜擢。若手女優の登竜門といわれる「全国高等学校サッカー選手権大会」応援マネージャーもつとめている。2001年8月31日、大阪生まれの大分育ち。2016年に大分でスカウトされ、行定勲監督が手掛けたWebCMでデビューする。園子温監督のAmazon Prime Videoオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」(’17)ほか、櫻井翔主演「先に生まれただけの僕」(’17)や、神木隆之介主演「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(ともに’18)で生徒役を演じ、熊澤尚人監督の実写映画『心が叫びたがってるんだ。』(’17)にも出演した。新垣結衣主演、野木亜紀子脚本の「獣になれない私たち」の回想シーンで、田中美佐子演じる花井千春(田中圭の母役)の少女時代を透明感たっぷりに演じたことで知った人もいるかもしれない。2019年には、『東京喰種 トーキョーグール【S】 』でトーカ(山本舞香)のクラスメイト・小坂依子を演じ、玉城ティナの再現度が話題の『地獄少女』では親友・遥(仁村紗和)のために禁断の決断をする市川美保というキーパーソンに。オーディションから起用された『最初の晩餐』では、戸田恵梨香の少女時代、なんと小学生から高校生までを違和感を感じさせずに演じていた。一転、「ティファニー(TIFFANY)」と「ゼクシィ」のコラボによるショートフィルム「TIFFANY BLUE」では仲野太賀と共演し、学生役を卒業してちょっぴり大人っぽく、カフェで働く女性に。本動画は脚本を川村元気、監督を米津玄師「Lemon」MVでも知られる山田智和が担当している。そして、岩井俊二監督の4年ぶりの新作『ラストレター』では、松たか子の娘と少女時代との二役、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役としてスクリーンで躍動する。同作では、主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューも決定。岩井監督が演出したMVが公開され、そのアートワークは『最初の晩餐』の“父”永瀬正敏が手掛けていることでも話題に。「森七菜さんはもう既に“表現者の女神”に愛されているんだと思う。少しの期間だったけれど、僕はもう何度も彼女に驚かされた」と永瀬さんも大絶賛だ。「エール」では、連続テレビ小説初出演に、「夢だった連続テレビ小説に出演させていただけること、憧れの二階堂ふみさんとお芝居させていただけること、本当に嬉しい気持ちでいっぱい」とコメントしている森さん。親友ポジションや文学少女から、心に影を持つ少女まで演じられる演技力とナチュラルな存在感は、まさしく“2020年の顔”となりそうな予感。なお、そんな森さんと『最初の晩餐』『地獄少女』と共演が続いた新星・楽駆(らいく)も、独特の飄々とした存在感を持っており、彼もまた注目を集めそうだ。神尾楓珠「左ききのエレン」でも好演!作品ごとに成長が加速する「3年A組」の生徒役には子役から活躍していたり、すでに人気のある若手俳優たちも出演していたが、グンと知名度を上げたのが神尾楓珠(かみお ふうじゅ)だろう。ヒットドラマ「アンナチュラル」随一の神回といわれる、第7話「殺人遊戯」の男子生徒役でも知られている。1999年1月21日生まれ、東京都出身。2015年、24時間テレビ内のドラマ「母さん、俺は大丈夫」で俳優デビュー。2017年に映画『兄に愛されすぎて困ってます』で剣道部の鈴木くんを演じ、「シグナル 長期未解決事件捜査班」や深夜ドラマ「恋のツキ」(ともに’18)、映画『うちの執事が言うことには』(’19)などに出演してきた。講談社「ViVi」による「国宝級NEXTイケメンランキング2019下半期」では「なにわ男子」道枝駿佑に続く第2位にランクイン、ブレイク候補として注目されている。上白石萌歌演じる景山澪奈に関係する水泳部のマネージャー・真壁翔役を演じた「3年A組」の後は、「都立水商!~令和~」で初めてともいえるクラス一のお調子者役に挑戦。「HiGH&LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした『HiGH&LOW THE WORST』の「鬼邪高校・全日制」の中越大役では、かつてないワイルドな一面も披露した。「3A」仲間の鈴木仁、若林時英とはユニバーサルスタジオジャパンの“青春”動画「青春は一瞬で、無限大だ。」でも共演しており、素のような弾けた笑顔も印象的。先日、佐野勇斗主演の「里見八犬伝」にて初めての舞台出演を終えたばかりで、1月21日(火)には多忙な1年となった20歳の神尾さんをとらえたファースト写真集「Continue」が発売される。MBS/TBS系ドラマイズム「左ききのエレン」では、池田エライザとW主演を果たした。池田さんが演じたのが、ザ・サウスポーと呼ばれる天才のエレン。神尾さんが演じたのは、広告代理店に勤務するデザイナー・朝倉光一。エレンとは違い、“天才”になれなかった人代表であり、苛立ちや葛藤を抱え、あるきっかけから“闇落ち”して氷のようなハートの持ち主になってしまう光一を神尾さんは好演。制服姿の高校時代や大学時代のフラッシュバックを挟みながら、いまの若い働き世代を見事に演じ切った。作品ごとに成長を感じさせる神尾さんは、『サラバ静寂』『黒い暴動』の宇賀那健一監督の『転がるビー玉』など話題作が待機する。吉川愛、演技力は実証済み!今年はさらなる飛躍へ映画『転がるビー玉』は、女性ファッション誌「NYLON JAPAN」創刊15周年プロジェクト。今作で、『カメラを止めるな!』と同じワークショップから生まれた『お嬢ちゃん』で主演をつとめ、ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞を受賞した『37セカンズ』にも出演する萩原みのり、「左ききのエレン」にも出演し、女優活動を邁進する元「欅坂46」の今泉佑唯とともに、主演の一角を担うのが吉川愛(よしかわ あい)だ。先の月9「シャーロック」や、「ボイス 110緊急指令室」「緊急取調室」第3シーズン、山下智久と『映画クロサギ』(’08)以来の共演となった「インハンド」など、記憶に残るゲスト出演ほか、横浜流星が大ブレイクするきっかけとなった「初めて恋をした日に読む話」の“エトミカ”江藤美香役でもお馴染み。1999年10月28日生まれ、東京都出身。5歳のころから子役(別名義)として活動し、映画『さくらん』(’07)、「メイちゃんの執事」「ハガネの女」(’10)、「リーガル・ハイ」(’12)、「あまちゃん」(’13)、映画『ルームメイト』「夜行観覧車」(’13)などに出演。『映画ひみつのアッコちゃん』(’12)では綾瀬はるか演じるアッコちゃんの少女時代を演じた。その後、一時俳優業から退いていたが、2017年のドラマ「愛してたって、秘密はある」で復帰。佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜さんの主演作『虹色デイズ』(’18)で恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower)とヒロインを演じ、若手俳優がしのぎを削った『十二人の死にたい子どもたち』(’19)の金髪ギャル役でも異彩を放った。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の終盤にも登場したほか、「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」に新キャストで出演。上白石萌音と佐藤健が共演する新火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」にて、上白石さん演じる新人ナースの同期でライバルとなる役柄を演じる。さらに、オーディションになかなか受からないモデル・愛を演じる『転がるビー玉』は、新しくなった「渋谷パルコ」の「ホワイトシネクイント」にて1月31日より先行公開、2月7日より全国順次公開がスタート、映画初主演・工藤遥や伊藤健太郎、鈴木仁らと共演する『のぼる小寺さん』も控えている。初めての「ファンイベント」も2月に開催されることが決まっており、ついに彼女の時代が来た、のかもしれない。「4マリ」関水渚、『カイジ』完結編&『コンフィデンスマンJP』に大抜擢『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石井裕也監督が安藤ゆきの人気少女漫画を映画化した『町田くんの世界』で、細田佳央太と共に1,000人を超えるオーディションから選ばれたのが関水渚(せきみず なぎさ)。「4分間のマリーゴールド」で、主人公みこと(福士蒼汰)の同僚の消防士で救急救命士を目指して勉強中の阿部志乃役を演じたばかりだ。1998年6月5日生まれ、神奈川県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストとなり、2017年に「アクエリアス」のCMでデビュー。『町田くんの世界』が初めて参加した映画のオーディションであり、もちろん初めてのお芝居に初めての映画となった。初々しくも、スクリーンで観る者をとらえて離さない華やかな存在感があり、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、仲野太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市ら日本映画界を引っ張る先輩たちとの共演によって、確かな“何か”を掴んだことは間違いない。吉高由里子主演の水曜ドラマ「知らなくていいコト」に後輩役でレギュラー出演が決定。原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーで描かれる藤原竜也主演『カイジ ファイナルゲーム』(1月10日公開)ではヒロインを務め、福士さんや新田真剣佑、山崎育三郎、瀬戸利樹、吉田鋼太郎らと大暴れしてくれそう。さらに、マレーシアにある“伝説の島”ランカウイ島を舞台にした『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(5月1日公開)では、ダー子(長澤まさみ)の“子猫”としてチームに新加入するらしいが、解禁画像では“プリンセス風”!?こちらも期待が高まる。また、大抜擢といえば、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」により、第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットにて「アジアコンテンツアワード」最優秀新人賞に選ばれた森田望智(もりた みさと)にも注目。下積みが長かった彼女だが、天海祐希主演の日本テレビ系土曜ドラマ「トップナイフ」で脳外科の看護師に、4月にはNHK BSプレミアムのスペシャルドラマ「柳生一族の陰謀」で時代劇に初挑戦するなど、次々と作品が決まっている。鈴鹿央士、鮮烈なデビューで新人賞総ナメか!?デビューのきっかけが、広瀬すずのスカウトだったというシンデレラボーイが鈴鹿央士(すずか おうじ)だ。映像化困難といわれた恩田陸の小説を『愚行録』の石川慶が監督・脚本を手掛けて映画化した『蜜蜂と遠雷』で、突如として現れた天才少年・風間塵は、まさにそんな鈴鹿さんそのもの。100人以上のオーディションから選ばれた新星は、役柄同様、圧倒的ピュアネスと神秘性を放っている。2000年1月11日生まれ、岡山県出身。広瀬さんが『先生!、、、好きになってもいいですか?』(’17)の撮影中、エキストラとして参加していた当時高校2年生の彼に目をとめたのが始まり。その後、「メンズノンノモデルオーディション」で優勝し、2019年にモデル活動をスタート。合わせて、『蜜蜂と遠雷』『決算!忠臣蔵』、広瀬さんがヒロイン・なつを演じたNHK連続テレビ小説「なつぞら」にも「マコプロ」の制作進行・町田役でドラマ初出演を果たし、「おっさんずラブ -in the sky-」の整備士・“ミッチー”道端寛太役を演じるという、新人離れした活躍ぶり。岡村隆史演じる勘定方・矢頭長助の息子役にオーディションから起用された『決算!忠臣蔵』が最も撮影が早かったそうで、中村義洋監督のもと、堤真一や濱田岳、妻夫木聡ら錚々たる面々もそろった初映画は「現場にいるだけで幸せで、本当に参加できてよかった」(シネマカフェインタビューより)と語るほど大きな糧になったようだ。そして『蜜蜂と遠雷』では第44回報知映画賞作品賞とともに新人賞、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞も受賞している。「なつぞら」や「おっさんずラブ」では新人役でワタワタしていたが、実際の彼は腰が据わったマイペースなところがあるらしい。次はどんな役柄を演じてくれるのか、楽しみだ。寛 一 郎、「グランメゾン東京」で注目度上昇中木村拓哉主演の日曜劇場「グランメゾン東京」の芹田公一役で「存在感ある」と話題を呼んだばかりの寛 一 郎(かんいちろう)。ゴールデンタイムの連続ドラマにレギュラー出演したのは同作が初めてとなり、幅広い層から注目を集めた。1998年8月16日生まれ、東京都出身。名優・佐藤浩市を父に、故・三國連太郎を祖父に持つ三世俳優なのは、もはや説明不要か。2017年、アニメも大ヒットした『心が叫びたがってるんだ。』で野球部の元エース・大樹役、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では主人公の幼なじみ・幸平役に抜擢されてスクリーンデビュー。翌年、第27回日本映画批評家大賞新人賞に選ばれている。実際の初演技の場となったのは、クラウドファンディングにより配給・宣伝費が集められ、2018年に公開された『菊とギロチン』だ。『楽園』『64―ロクヨン―』の瀬々敬久監督が構想30年、関東大震災直後の“女相撲”の力士たちと実在したアナーキスト集団「ギロチン社」の交流を描いた意欲作で、新人ながらアナーキストの青年役を演じて存在感を発揮し、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に選出、第28回日本映画批評家大賞にて助演男優賞を受賞するなど、映画通や批評家から支持された。さらに2019年は、門脇麦、成田凌、玉城ティナ、村上虹郎らと新進気鋭の二宮健監督『チワワちゃん』に出演して青春群像劇の中でも輝きを見せ、『下忍 赤い影』『下忍 青い影』では「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の結木滉星とそれぞれ主人公を演じ、時代劇とアクションにも初挑戦したばかり。『雪子さんの足音』では父・佐藤さんが友情出演も果たしていた。「グランメゾン東京」での先輩に影響を受けながら着実に成長していく、真っ直ぐでハートの熱い青年の姿は、発展途上の寛 一 郎さんとも重なり、今後の活躍にますます期待がかかる。なお、先クールのドラマでは、「俺の話は長い」で生田斗真演じる満を何度も唸らせていた高平陸役の水沢林太郎(みずさわ りんたろう)も、真逆のキャラを演じた「ブラック校則」と掛け持ちしながら両作品で光っていた。11月に「メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリを獲得し、新メンノンモデルとなったばかりの、2003年生まれの16歳。彼もまた新世代の旗手となり得るかもしれない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会転がるビー玉 2020年1月31日より渋谷パルコ ホワイトシネクイントにて先行公開、2020年2月7日より全国にて順次公開カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会下忍 赤い影 2019年10月4日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開(C)2019「下忍」製作委員会下忍 青い影 2019年11月15日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開(C)2019「下忍」製作委員会
2020年01月01日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、2020年1月14日(25:00~27:00)に放送されるニッポン放送『山田涼介のオールナイトニッポン』のパーソナリティを務める。山田が『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めるのは、今回が初となる。また、同番組は、映画『記憶屋 あなたを忘れない』が1月17日に公開することを記念し、放送される。映画の主演を務める山田がパーソナリティを務め、共演者の女優・芳根京子がゲスト出演する予定となっている。番組では、パーソナリティの山田とゲスト出演者の芳根らが、撮影中の裏話を交えながら、作品の魅力をたっぷりと紹介。さらには、人の記憶を消すことのできる“記憶屋”の設定にちなみ、「消し去りたい恥ずかしい記憶」と題してメールを募集し、リスナーからの様々な問いに、山田と芳根が直接回答していく。
2019年12月27日山田涼介主演で、シリーズ累計50万部を超える織守きょうやの小説を映画化した『記憶屋 あなたを忘れない』。この度、山田さんが俳優人生で最も過酷だったと語る雨の中での号泣シーンを含む、貴重なメイキング特別映像が到着した。今回公開された映像には、恋人の記憶を取り戻すため記憶屋探しに奔走する大学生・遼一を演じた山田さんや、遼一と一緒に記憶屋を探す弁護士・高原を演じた佐々木蔵之介らの姿が映し出される。注目は、降りしきる雨の中、街行く人々の中で一人うずくまり、激しく地面を叩く遼一の号泣シーン。怒りとも悲しみともつかない彼の慟哭が寒空に響き渡る…。大人気グループ「Hey! Say! JUMP」のセンターを務め、TVのバラエティなどでも活躍している山田さんが、その全てをかなぐり捨てて挑む迫真の演技に、観ているこちらまで胸を鷲掴みにされてしまうほどの衝撃。実はこのシーンが撮影されたのは1月。極寒の中、雨に打たれながら感情を爆発させなければいけないこのシーンは、山田さんにとって俳優人生をふり返っても1、2を争うほどに辛いシーンだったという。山田さんは「雨に打たれるシーンは本当に大変でした。湖で寒中水泳をした経験もありますが、それ以上に寒かった!」とその壮絶さを語りながら、「役者経験の中で、エキストラの方に『大丈夫ですか!?』と本気で声をかけられたのは初めてでした(笑)」と話し、周りのエキストラにまで心配をされていたことを明かした。山田さんが役者魂を見せつけたこのシーンは、劇中でも重要なシーンとして描かれる。普段は明るい遼一が、ここまで感情を露わにして泣き崩れてしまうほどの理由とは一体何なのか?その答えはスクリーンで明らかになるが、まずは山田さんの迫真の演技を本メイキング映像で確認してみてほしい。そして、もう1つの注目は、高原を演じた佐々木さんの存在だ。佐々木さんの軽妙な演技は、高原に弁護士というお堅い肩書に憎めない軽さと人間味を与え、唯一無二のキャラクターに仕上げた。真っすぐで一本気な性格の大学生と、どこか砕けた雰囲気を持つ弁護士との凸凹バディは、作品に温かいユーモアを与えている。山田さんは、バディを組んだ佐々木さんに関して「一番共演をしたかった俳優さんだったんです!」と念願の共演であったとを告白。「これまでお会いしたことはなかったのですが、“絶対にいい方だろう”と思っていたら、やっぱりそうで(笑)年の差を感じさせないように、あえてフランクに接してくれたのもありがたかったです」と初共演の感動を語っている。山田さんが過酷な撮影を乗り越えて、渾身の演技を魅せた本作。遼一の成長と大切な人への想いを繊細に描いたヒューマンドラマにますます期待が高まる。『記憶屋 あなたを忘れない』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:記憶屋 あなたを忘れない 2020年1月17日より全国にて公開ⓒ2020「記憶屋」製作委員会
2019年12月24日明石家さんまがMCを務めるフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」のSP「超ホンマでっか!?TV」が12月18日(水)今夜オンエア。俳優の成田凌が料理の腕前を披露し、山田裕貴は“いま怒っていること”を相談。そのほか豪華ゲストを迎え約2時間にわたり放送される。『チワワちゃん』『翔んで埼玉』『愛がなんだ』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女たち』と今年だけで5本の映画が公開、先日放送された「さんまが泣いた日」では本番組MCであるさんまさん役を演じたことも話題となった成田さん。成田さんは「ホンマでっか!?レストラン」に登場。今回成田さんが振る舞うのはトマトパスタとミネストローネ、そして自家製ドレッシングのサラダという洋食メニュー。いま人気急上昇中の成田さんが作る料理の腕前に注目。連続テレビ小説「なつぞら」や「特捜9」への出演に、『HiGH&LOW THE WORST』の公開と今年も大活躍の1年だった山田さんは「私たちは怒ってます!先生に聞きたいことSP」パートにゲスト出演。「オードリー」春日俊彰、木嶋真優、陣内智則、高嶋政宏、古田新太、ホラン千秋、ゆきぽよらとともにいま怒っていることを打ち明け、悩みを相談する。また“ホンマでっか!? 集団人生相談「粉ふき女子」”パートでは那須川天心、「北陽」虻川美穂子、「オアシズ」大久保佳代子、ダレノガレ明美、藤井サチらが、この季節に陥りがちな粉ふき女子の悩みを打ち明ける。成田さんは映画初主演作『カツベン!』が現在全国公開中。同作はおよそ100年前、映画がまだ「活動写真」と呼ばれ、サイレントでモノクロだった時代、楽士の奏でる音楽とともに独自のしゃべりで物語をつくりあげた活動弁士“カツベン”の姿を描くもので、成田さんが活動弁士を夢見る青年・俊太郎を演じ、黒島結菜、高良健吾、井上真央、竹中直人、小日向文世らも出演する。「私たちは怒ってます!」パートに出演した山田さんは、中井貴一と佐々木蔵之介がW主演する映画『嘘八百 京町ロワイヤル』に“陶芸王子”牧野慶太役で出演。同作は1月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開となる。「超ホンマでっか!?TV」は12月18日(水)今夜21時30分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年12月18日俳優の横浜流星と声優の梶裕貴が12日、都内で行われたに「森永製菓12月12日『ダースの日』PRイベント」に登場。10月8日から放送されているテレビCM「横浜流星×梶裕貴」篇で行っている「くちどけ実況」を生披露した。CM撮影以来の再会を果たした2人。「ダース」のイメージキャラクターとして先に登場していた横浜は「ちょっと緊張していたのですごく心強いです」とほっとした表情を見せ、梶は「さっきたまたまトイレで会ったんです」と明かし、「撮影のときも気さくで好青年だなというのが伝わってきたんですけど、今日も話しかけてくれてうれしかったです」と話した。CMは、横浜が「ダース」を頬張る間、その表情やリアクションに合わせて梶が実況するという内容。横浜は「表情だけでダースの魅力を伝えないといけないので難しかったです」と振り返り、梶は「あまり失敗して、流星くんに糖質をとらせすぎたらどうしようっていう恐怖感があったので、なるべく一発で決めようという思いでやらせていただきました」と打ち明けた。そして、CMとは違ったセリフで“くちどけ実況”を生披露。横浜がおいしそうに食べる姿にあわせて梶は「恋よりも濃いかもしれない。くちどけと共に夢の世界のようなゆっくりとした時が過ぎていく…」と美しい声で実況した。梶は「すごいおいしそうに食べていただいて僕も気持ちがこもりました。表情だけで表現するのは難しいと思うんですけど、おいしさが伝わるような形で僕もとてもやりやすかったです」と横浜の表現力を称賛。横浜も「梶さんの声が素敵すぎる。すごく聞き入っちゃいました」と美しい声を絶賛し、梶は「うれしい! そう言っていただけて」と喜んでいた。
2019年12月13日織守きょうやの小説を実写化する映画『記憶屋 あなたを忘れない』の完成披露メモリアルイベントが行われ、「Hey! Say! JUMP」山田涼介をはじめとするキャスト陣が登壇した。山田涼介×佐々木蔵之介がバディ本作で恋人の記憶を取り戻すため、“記憶屋探し”に奔走する大学生・遼一を演じた山田さんは「約1年前に撮影をした本作をようやく皆様のもとに届けることができたことを素直に嬉しく思っております」と安堵し、「いろいろな受け取り方ができる感動作だと思いますので、皆さんの反応がとても楽しみです」とコメント。また「現場で“ああじゃないか、こうじゃないか”と監督と何度も話し合いました。僕だけじゃなくキャスト皆さんもそうだと思うんです。みんなで作り上げていきました」とチーム一丸となっていたとふり返った。そんな遼一と共に記憶屋探しをする弁護士・高原を演じた佐々木蔵之介は、今回バディのような関係になる山田さんとの初共演について「山田君と1日だけ広島でロケしたのですが、まるで一緒に旅行をしたような“記憶”が残っています」と明かし、「実はその後、山田君のコンサートに一人で応援しに行ったんですよ(笑)この作品で山田さん座長として立派に勤め上げていて、本当に尊敬していました」とエピソードを明かし会場を沸かせた。一方、念願の佐々木さんとの共演を果たした山田さんは「蔵之介さんの作品や演技が本当に大好きだったんです。本作でやっと共演できて本当に嬉しかったです」と熱い思いを語った。山田さんから“とんでもない女優”だと称賛されたのは、遼一の幼なじみ・真希役の芳根京子。本作の撮影裏について「本当に戦ったなと思っています」とふり返りながら、「監督はこれでいいと妥協して撮影する方じゃないので、大変な撮影でしたが、山田さんに最後まで見守って頂きました」と山田さんに感謝の意を表した。2019年の思い出披露!イベントでは、本作のテーマにちなんで<記憶屋に消されたくない2019年の思い出>をそれぞれ発表する場面も。劇中では大事な記憶を失ってしまう遼一の恋人・杏子役の蓮佛美沙子は「山田君との撮影の合間で、彼が『はとぽっぽ』を歌っていると思ったら、今度は『およげたいやきくん』を鼻歌で歌いだして、なんてメルヘンな26歳なんだと感慨深くなりました。絶対忘れたくないです!」と撮影のエピソードを披露。一方、山田さんは「蔵之介さんがクランクアップの時に、頂いた日本酒がとても美味しくてあの味が忘れられません。美味しすぎてたくさん飲んで酔っぱらっちゃったんですけど、あの味を忘れたくないです」と明かしつつ、「芳根さんからクッキーを差し入れに頂いたのですが、美味しすぎてこっそりたくさん持って帰ったんです。そのところをスタッフさんに見られて注意されました(笑)」と“消したい”記憶も。そんな山田さんと似たようなエピソードを佐々木さんも披露。「撮影の合間に頂いた洋酒ケーキが美味しすぎて、ポッケに隠して持って帰りました(笑)」と明かすと、まるで劇中の遼一と高原のように仲の良い2人に、会場から暖かい拍手が送られた。主題歌発表!中島みゆき「時代」本作の主題歌として、中島みゆきの不朽の名曲「時代」が起用されることが発表。併せて、本邦初公開の主題歌付き予告編も上映された。映像を初めて見た山田さんは「『時代』は本作の主題歌にぴったりだと思いました」と感想を述べ、「温かい歌詞と物語が本当にリンクしているんです。中島さんの“時代”が本作と共に新たなページをめくるんだなと、大変嬉しい気持ちでいっぱいです」と本作との深い親和性を語っていた。『記憶屋 あなたを忘れない』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:記憶屋 あなたを忘れない 2020年1月17日より全国にて公開ⓒ2020「記憶屋」製作委員会
2019年12月11日シリーズ累計50万部を超える織守きょうやの小説を映画化した『記憶屋 あなたを忘れない』の完成披露イベントが12月10日、都内で行われ、主演の山田涼介(Hey! Say! JUMP)をはじめ、共演する芳根京子、佐々木蔵之介、蓮佛美沙子、泉里香、濱田龍臣、平川雄一朗監督が出席した。大学生の遼一(山田)は、プロポーズした年上の恋人・杏子の記憶から自分が消えていることを知り、都市伝説だと思われていた記憶屋の足取りを探す。果たして、記憶屋と出会い、恋人の記憶を取り戻すことはできるのか。難役に挑んだ山田は「どの登場人物にフォーカスするかで、受け取り方が全然変わってくる作品。こうして作品を皆さんにお届けし、どう受け取っていただけるか、そこが一番楽しみです」と期待を寄せ、“忘れられない”出来事として、台場で撮影したデートシーンを挙げ「まったくバレず、自分はまだまだだなと(笑)。でも、帽子もマスクもなしで歩けるなんて、楽しいものですね」と笑顔を見せていた。「監督は『これでいい』でOKを出す人じゃないので。すごく戦ったなという印象が強い現場」と振り返る芳根に対して、共演シーンが多かった山田は「悪く捉えないでね。いい意味で」と前置きし、「バケモノの類い。演技に引っ張っていただいた」と芳根の女優魂を称えていた。また、山田は佐々木との初共演に「とある映画のお芝居が大好きで、それ以来ずっと共演したかった」と感無量の面持ち。「蔵之介さんがクランクアップの日に、日本酒をくださって。とてつもなくおいしいお酒で、あの味は“忘れたくない”」と振り返ると、佐々木は「この冬もいい酒ができている」とニンマリ。その佐々木は、広島で山田との共演シーンを撮影した後、「福岡まで行ってライブを見た」とHey! Say! JUMP公演に参戦したことを告白。「マネージャーがインフルエンザになって、ひとりでヤフオクドームに行ったんですよ」と話していた。同日、中島みゆきの『時代』が映画の主題歌に起用されたことが発表された。時代を超えて人々の“記憶”に残る名曲として、中島本人が歌うバージョンが初めて映画の主題歌に選ばれた。取材・文・写真:内田 涼『記憶屋 あなたを忘れない』2020年1月17日(金)全国ロードショー
2019年12月10日