デザイナー・山縣良和のファッションレーベル「writtenafterwards (リトゥンアフターワーズ)」の展覧会『ここに いても いいリトゥンアフターワーズ山縣良和と綴るファッション表現のかすかな糸口』が、4月27日(土)〜6月16日(日)、アーツ前橋で開かれる。山縣良和は1980年鳥取県生まれ。2005年にロンドン芸術大学のカレッジのひとつ、セントラル・セント・マーチンズを卒業後、2007年に「装うことの愛おしさを伝える」をコンセプトとして「リトゥンアフターワーズ」を設立。既成概念を超えたファッション表現を試み、2015年に日本人としては初のLVMH Prize に ノミネートされ、2021 年には「第 39 回毎日ファッション大賞」で鯨岡阿美子賞を受賞するなど、注目を集め続けている。そのファッション自体の革新性もさることながら、ファッションを通じて私たちを取り巻く資本主義社会や歴史観への問題提起も行ってきた。例えば、3.11からの再生を祈った《The seven gods》、ファッション業界へのアイロニーを込めた《Graduate Fashion Show》、戦後と日本人の集団性をテーマにした《After Wars》、コロナ禍の都市を離れ無人島で描いた新しい人間像《Isolated Memories》など、多様な表現が見られる。リトゥンアフターワーズ《After Wars》2017山縣は同時にファッションの私塾〈coconogacco(ここのがっこう)〉を主宰し、教育面からも、一人ひとりが生きる場所や社会を見つめ、「ここ」から独自の表現を立ち上げていく学びと実験の場を創出してもいる。そんな山縣にとってこの展覧会は、美術館で初の個展となる。同展では、リトゥンアフターワーズのこれまでの歩みを紹介するとともに、山縣が考える日本社会とファッション表現の〈いま/ここ〉を新作インスタレーションで浮かび上がらせる。日々ニュースを通じて知るウクライナやガザでの戦争による悲劇、能登半島地震など、個人では消化しきれない歴史の大きなうねりを感じながら、いま自分が表現できるとてもパーソナルなことに立ち返り、今回の展覧会に挑むという。もと商業施設をミュージアムに改装したアーツ前橋の空間でどんな展示が繰り広げられるのか楽しみだ。⼭縣良和《Field Patch Work》2023 撮影:⽥附勝<開催概要>『ここに いても いい リトゥンアフターワーズ:⼭縣良和と綴るファッション表現のかすかな⽷⼝』会期:2024年4⽉27⽇(⼟)~6⽉16⽇(⽇)会場:アーツ前橋時間:10:00~18:00(⼊場は17:30まで)休館日:⽔曜料金:⼀般800 円、大学・65 歳以上600 円※5⽉5⽇(⽇・祝)は無料公式サイト:
2024年04月10日巨大室内遊園地の運営を行うユーエスマート株式会社(所在地:三重県伊勢市、代表取締役社長:小山 毅志)は、室内遊び場『キッズランドUS 大分由布挾間店』(所在地:大分県由布市挾間町北方77 イオン挾間店2F)を2023年10月5日(木)にリニューアルオープンいたします。キッズランドUS 大分由布挾間店リニューアルオープン!キッズランドUS公式サイト: ■キッズランドUSスーパージャングルジムやサイバーホイールなどの人気遊具に加え、セルフ写真館・キャンプコーナー・公園コーナーを新たに設置。なんと、入場後は設置ゲーム機もフリープレイで何度でも遊べる!親子で夢中になるユニークでスペシャルな遊び場キッズランドUSは、家族で楽しく遊び、くつろぎ、そしてかけがえのない家族の思い出を残せる室内遊び場です。遊び放題プランや短時間プラン等、おトクに気軽にご利用いただけます。受付後の出入り自由、飲食物持ち込み自由、保護者様(お父さんお母さん)の交代も自由です。近くの室内遊び場!だから暑い日も寒い日も雨の日も花粉が辛い時期でも天気を気にせずゆっくり遊べる全天候型屋内遊園地。幼児、小学生のお子様もパパもママも家族みんなで楽しいキッズパークです。受付後の出入り自由!保護者交代OK!※画像はイメージです。設置遊具は店舗により異なる場合がございます。■『キッズランドUS』のユニークでスペシャルな3大新遊具【セルフ写真館】スマホひとつで気軽に写真撮影!キッズランドUSで遊んだ思い出を記念に残せるセルフ写真館では、本格的な照明や撮影セットに、お子様用の華やかなドレスやフォーマルスーツ等の様々な衣装や小物を取り揃えております。追加料金無し!スマホひとつで気軽にご家族で記念撮影をお楽しみいただけます。おめかし衣装で記念撮影【公園コーナー】室内でもアクティブに遊べる!お子様が大好きなブランコや滑り台等の、公園でお馴染みの遊具を取り揃えた公園コーナーでは、雨の日でも雪の日でも天候を気にせず、室内で思いっきり体を動かしてアクティブに遊べます。お子様に大人気のブランコ【キャンプコーナー】アウトドア気分でまったり♪キャンプコーナーでは、テントやハンモックを設置しております。親子でキャンプ用品を使ったごっこ遊びを楽しんだり、アウトドアチェアに座ってゆったりキャンプ気分を満喫したり、様々な過ごし方をお楽しみいただけるエリアです。まったりキャンプ気分を満喫■『キッズランドUS』名物の人気遊具【スーパージャングルジム】二階建てのとっても大きいジャングルジムの中に、カラフルなボールプール、すべり台、トンネルなど、ワクワクする遊具が詰め込まれたキッズランドUS名物の大人気アスレチックです。スーパージャングルジム【ふわふわドーム】クッション性バツグンで、大人も一緒に楽しめるふわふわドーム。色とりどりのボールの海に白いふわふわのお山がクジラみたいで可愛いらしい、ぴょんぴょん飛び跳ねてもボールプールで泳いでも楽しい遊具です。ふわふわドーム【くつろぎコーナー】たくさん遊んだあとは、くつろぎスペースでひと休みしていただけます。キッズランドUSでは飲食物持ち込み自由ですので、おひるごはんやおやつタイム等、憩いのひとときをお過ごしください。マッサージチェアで大人もリラックス【ベビーコーナー】3歳までのお子様と、ご家族様が安心して遊べるベビーコーナーを完備。小さなお子様が安心して遊べる遊具を取り揃えておりますので、初めての遊び場デビューにもおすすめのコーナーです。ベビーコーナー【ままごとコーナー】ピンク色で彩られた可愛らしいままごとコーナーでは、おままごとに使うおもちゃ、ぬいぐるみ等の豊富なアイテムを取り揃えておりますので、思う存分おままごとをお楽しみいただけます。ままごとコーナー■会員価格でおトクにご入場いただける『デジタル会員証』キッズランドUSでは、LINEにて無料会員登録をしていただくことで、一般価格より大変おトクな会員価格でご入場いただける【デジタル会員証】システムを実施しております。※デジタル会員証は1家族1アカウント(無料、LINE登録が必要)となります。デジタル会員証でおトク!【「キッズランドUS」公式サイト・公式SNS】公式サイト : 公式Instagram : 公式X(旧Twitter): ■施設概要施設名: キッズランドUS 大分由布挾間店所在地: 〒879-5518 大分県由布市挾間町北方77 イオン挾間店2FURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月04日すっかり夏ですね。夏休みは何をしようかな?と迷っていたりしませんか?家で過ごす予定の人も多いと思いますが、部屋の掃除をして映画鑑賞やゲームをして……以上!じゃ、ちょっと寂しい気が。ふと時間が空いたり、これからのことをいろいろ考えてしまったりするなら、占いサイトを覗いてはいかがでしょうか。現在や未来の運気、自身の恋の行方がわかるかもしれません。■おすすめは『横浜中華街◆鳳占やかた』占いサイトにもいろいろあるけれど、せっかくなら、リアルではなかなか予約が取れない占い師さんや、行列のできる占い処のサイトを試してみるといいでしょう。例えば、年間20万人もの人が相談に来るという「鳳占やかた」の占いサイト『横浜中華街◆鳳占やかた』なんてどうですか?鳳占やかたは、中華街だけで5店舗ある話題のスポットで、占術は手相、算命学、相性鑑定、気学、相性占い、タロット、西洋占星術など。『マツコ会議』(日テレ系)でマツコ・デラックスさんが、絶賛していたことでも知られています。この鳳占やかたで鑑定を受けると誰もが幸せな気持ちで家路につけるそう。全国各地からリピーターが訪れるから、2時間待ちは当たり前という人気ぶり!なかなか外に出られないことも多いかもしれないこの夏、まずは占いサイトで楽しむのがおすすめです。■「人体星図」で運命、宿命を占う『横浜中華街◆鳳占やかた』は算命学をメインとした占術で構成された占いサイトです。算命学とは、古代中国で生まれた占星術を元に「自分を知る」ために確立された占術で、生年月日からその人の星を導き出し、性格や運勢、相性などを占います。算命学というと「天中殺」が有名ですが、他にもいろいろな種類があるそう。その一つが「人体星図」と呼ばれる占いです。宿命と運命を表す星を体の各部分に当てはめ、星の組み合わせや占い方によって、運命や未来、宿命などを知ることができると言います。「人体星図」の8ヵ所に表示されるのは「大主星」と「十二大従星」。「十大主星」は本質、恋愛、仕事、才能など本人の性格や適正を見るとき、「十大主星」は幼年、中年、晩年など、その時々の運勢を見るときに使うそうです。■渡部建の宿命…中年以降に浮気?ここで、気になる著名人の宿命をチェックしてみましょう。不倫スキャンダルで現在、活動自粛中の渡部建さんの宿命は?◎渡部建の宿命・会話術に優れ、相手に合わせながら、居心地のよい雰囲気をつくっていく・異性から注目されることが少なくない・人に構ってもらえないと落ち込んでしまう・まじめな印象が強い反面、中年以降に浮気の可能性が高まる人当たりがよく、魅力的だけれど、幸せな家庭がありながらも奥さんを裏切るという特徴がバッチリ出ていました。人気者から一転、全女性の敵のような扱いを受けている今は、恐らくかなりヘコんでいることでしょう。■渡部建の恋愛・人生の分岐点占いサイト『横浜中華街◆鳳占やかた』では、その人の、向こう10年間の「恋愛」「人生」の運勢もわかります。渡部建さんの「恋愛の分岐点」をチェックしてみたら、2020年のところにはこんなメッセージが!◎2020年(恋愛の分岐点)変化が多く出会いや別離が多いとき。何があっても冷静に対応、次のチャンスを待ちましょう。気持ちの切り替えが大事。いろいろあって、冷静ではいられないかもしれないけれど、ここはグッと堪えてクールダウンするのが重要なようです。なお「人生の分岐点」の2020年は?◎2020年(人生の分岐点)気分の上下が激しく、周囲の人に対して気まぐれな態度をとりがち。状況に左右されず、本当のあなたを理解してもらう努力を。何も言わずに自粛に入ってしまった印象があったので、一度、世間に向けて、自分の口でしっかり説明する必要があるのかもしれません。そこを乗り越えれば、2021年には状況が良くなるみたいですね。◎2021年(人生の分岐点)人に何かを期待、要求することがなく、無心で人とつきあえる時期。それでも、周囲の人が何かと手助けしてくれます。みんなに「手助けしたい」「どうにかしてあげたい」と思ってもらうためにも、来年に向けて足固めをするとよさそうです。■渡部建は2020年、天中殺順風満帆だった渡部さんが、なぜ今年に限って不倫がバレ、ピンチに陥ったのか?それは、彼にとって2020年が天中殺の年に当たるからかもしれません。「天中殺」は算命学の理論の一つで、必ず誰にでも訪れる、運気が低迷する時期を指します。この期間はトラブルに見舞われやすい、いわゆる「天が味方してくれない時期」。天中殺に入ると、運勢の特徴が顕著に現れたりもするそうなので、注意が必要です。渡部さんの場合は「中年以降に浮気の可能性が高まる」という特徴が出てしまったという……。こういうのは予め知っておいて予防したいものですよね。みなさんも『横浜中華街◆鳳占やかた』で、自身の宿命や今後の運勢をチェックしてみてはいかがですか?自分にはどんな特徴があり、いつ頃どのようなことが起こりやすいのか?そこを把握していれば、トラブルを避けることができ、きっと恋愛や人間関係もスムーズになりますよ。(文=ココロニプロロ編集部)鳳占やかた監修:伊藤行斎前監修者である山縣由布、鈴木善斎とともに算命学を学ぶ。山縣由布が設立した「鳳占やかた」を現在まで支えて来た立役者であり、同じく山縣由布設立の「みかど学院」では学校長を務める。その後、「鳳占やかた」に籍を置き、山縣、善斎に次ぐ「鳳占やかた」の看板となって3万人以上を超える人々を幸せへと導いてきた。現在も全国から数多くの人が彼の占いを求めに「鳳占やかた」を訪れる。
2020年08月04日SAGA305セイコーウオッチ株式会社は、グローバル志向の高いビジネスマンに向けたブランド<セイコー ブライツ>から、セイコーの社員アスリートである山縣亮太とコラボレートしたスペシャル限定モデルを7月17日より全国で発売いたします。希望小売価格は14万3,000円(税込)(税抜13万円)、販売数量は限定610本です。<セイコー ブライツ>は、グローバル志向が一層高まっていた2000年にビジネスマンへ向けたブランドとして誕生しました。ブランド誕生当時から商品開発のテーマに一貫して掲げてきたのは、「セイコーが誇る先端技術による、腕時計としての確かな基本性能と快適な使い心地」です。誕生以来、多くのモデルを展開してきたブライツは、世界で戦うビジネスマンの腕元をサポートし続けてまいりました。そして今回、世界を舞台に駆けまわるグローバルビジネスマンに向けて、セイコーの社員であり、世界で戦うアスリートの山縣亮太選手をイメージしたスペシャル限定モデルを発売いたします。《商品特徴》■レーンに立ち、スターティングブロックにスタンバイした山縣選手をモチーフにしたスペシャルデザイン・山縣選手が得意とするスタートダッシュ、その姿から、ダイヤルには“集中力を高める色”と言われるネイビー色を採用しました。また、ダイヤル中央には山縣選手の種目である短距離のストレートトラックをイメージしたストライプパターンを施し、ゴールまで一直線に続く戦いのフィールドを表現しています。・スポーツ大会におけるセイコーの象徴である「スポーツタイミングイエロー」をモチーフに、クロノグラフに関連する秒針、分針のサブダイヤル12時位置略字に金の差し色を施しています。また、「10秒より先の世界しか見ていない」という山縣選手の思いから、クロノグラフの目盛りは0秒~9.99秒までを黄色でハイライトしています。・山縣選手の所属する「TEAM SEIKO」の本拠地である「東京」の都市コード「TYO」をセイコーのスポーツタイミングのイエローでハイライトしました。・陸上競技はタイム計測が必須であることから、最適なクロノグラフキャリバー8B92を採用しました。・直筆サイン入りのメッセージカードを同梱したスペシャルパッケージで、山縣選手の誕生日である6月10日に合わせた610個の数量限定で、裏ぶたには限定モデルの証である「LIMITED EDITION」の文字と本人のサインが表記されており、特別感をより一層醸成しています。<セイコー ブライツ>は、本質を見極める感覚を持つグローバル志向の高いビジネスマンに向けたブランドです。セイコーが誇る先進技術と匠の技により、使うほどに満足感の高まる確かな性能、快適な使い心地、さらに、シンプルで洗練されたデザインが、自分らしいスタイルを大切にする方の個性を引き出します。ブランド名“BRIGHTZ”は、BRIGHT(聡明で輝いている)と、Z(追求、ありつづけいている)を組み合わせた造語です。山縣亮太2015年セイコー入社2016年には4×100mリレーの第1走者として当時のアジア記録の樹立に貢献。個人では2018年の日本選手権100mで優勝を果たし、2017年、2018年には日本歴代4位タイとなる10.00をマークした。《商品仕様》<セイコー ブライツ> 山縣亮太 スペシャル限定モデル品番 SAGA305 希望小売価格 14万3,000円(税込)(税抜13万円) ケース・ブレスレット チタン(ブラック硬質コーティング) ダイヤルカラー ネイビー 販売数量 610本 発売予定日 7月17日(金)【商品仕様】ガラス素材:サファイアガラス(スーパークリア コーティング(※1))防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)ケースサイズ:[外径]43.2mm(ボタン・りゅうず含まず)[厚さ]11.3mmその他:ねじロック式りゅうずアフターサービス:メーカー保証 保証期間1年間【ムーブメント仕様】電波修正機能つきクオーツムーブメント キャリバー 8B92時間精度:平均月差±15秒(5℃~35℃において腕につけた場合)受信機能:電波修正機能(日本(2局)・中国・アメリカ・ドイツから発信される標準電波を受信)自動受信機能強制受信機能受信結果表示機能受信レベル表示機能その他機能:ソーラー充電機能パワーセーブ機能(フル充電時より約2年間駆動)フルオートカレンダー機能(2099年12月31日まで)ワールドタイム機能(25タイムゾーン、26都市)ストップウオッチ機能(1/5秒計測、60分計)針位置自動修正機能(※1)スーパークリア コーティング光の反射を99%以上抑制する透明被膜を、ガラスの表裏両面に施したセイコー独自の無反射コーティング処理です。太陽光や照明がまぶしい環境下でも、ガラスの存在を意識させません。また、表面の防汚膜により汚れがついても簡単に拭き取ることができます。セイコーウオッチ(株)の公式Webサイトアドレス<セイコー ブライツ>の公式Webサイトアドレス企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月06日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)のデザイナー・山縣良和による初の絵本「ぼくは0てん」が、全国書店にて発売される。常にサプライズの絶えない手法で、数々の作品を世に送り出しているリトゥンアフターワーズのファッションデザイナーの山縣良和。鳥取で生まれ、ロンドンのセントマーチンズ在学中からアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)やジョン ガリアーノ(John Galliano)で経験を積み、2005年に卒業。そして、2年後の2007年にはリトゥンアフターワーズを立ち上げた。妖怪の世界や戦時中の女性などをテーマに、これまで10年強にわたってユーモアあふれるコレクションを発表し続けている。「ぼくは0てん」は、そんな山縣良和が、故郷の鳥取へと帰る深夜バスの中でふと思いついた物語。2009年秋冬コレクション「graduate fashion show」のイメージソースにもなったストーリーだ。勉強もできず自信の持てなかった子供時代を過ごし、やがてイギリスへと飛び立っていった自身の半生を重ね、“レッテル貼り”や“他人の評価”から自由になって、自分の得意なことを見つけ出していくストーリーを、愛らしい「てんすう」たちのキャラクターで描いた。【詳細】ぼくは0てん発売日:2019年12月5日(木)より順次取り扱い:全国書店※取り扱い・発売日は書店によって異なる。価格:1,600円+税
2019年12月09日ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?どこかに行きたかったけど、この時期は旅行代金が高いし、引きこもってテレビでも見てる…という人もいるかもしれませんね。でも、ぼんやりしていると、あっと言う間に連休が終わっちゃいますよ。ここは半ば無理やりでもいいから、どこかにお出かけしなければ!■GWどこに行く?せっかく出かけるのなら、普段はなかなか行かれない所がいいですよね。例えば沖縄!とか、台湾!とか。「今からじゃ飛行機もホテルも取れないでしょ」と思うなかれ。例えば6日(土)に出発して、8日(月)の早朝に戻ってくる、みたいなイメージだったら、意外と空きがあったりする可能性大。(事実、筆者も年末の12月28日に飛行機とホテルを確保して、1月2日から上海に旅行したことがあります!)沖縄や海外は遠すぎる、というのなら、ハイブランドショップが建ち並ぶ東京・銀座でお買い物三昧、なんて休日もステキです。銀座の街並みってちょっとヨーロッパみたいだし、世界各国の味を楽しめる飲食店もあるから、外国人観光客に混ざってショッピングすれば海外旅行気分を味わえるかも。もしくは横浜中華街で食い倒れの旅をするのも魅力的ですよね。レストランで北京ダックなどを食べるのもいいけど、肉まんや焼き小龍包をハフハフしながら街歩き、とか最高!合間に占い館に行って、恋愛や仕事、お金etc.について鑑定してもらえば、お腹も心も満たされそうです。■ご当地占いを試してみよう!占いの話が出たところで、占いについて少しだけ。これまで名前を挙げた地域の人気「ご当地占い」をご紹介しましょう。【沖縄】的中率の高さに涙!CAさんも足しげく通う「沖縄の父」【台湾】占いの本場・台湾で大ブームを巻き起こした「紫微斗数」【銀座(東京)】芸能人の信頼も厚い!テレビでお馴染み辛口占い「銀座の母」【横浜中華街】手相が人気!2時間待ちは当たり前?混雑必至「鳳占やかた」一つずつ解説していきますね。どの占いも魅力的ですが、遠方で気軽には行かれなかったり、近くても混んでいてなかなか観てもらえなかったり、ということもあるかと思うので、それぞれのモバイルサイトもお伝えします!■どんな占いなの?◎沖縄「沖縄の父」鑑定歴20年以上、年間7000人が鑑定を受けるという「沖縄の父」。沖縄発着便のキャビンアテンダントの間で「当たる」と噂が広がり、口コミで評判になりました。沖縄にいながら『金曜日のキセキ』(フジテレビ系)にレギュラー出演を果たしたことから全国的に有名になり、現在もメディア露出多数。最も注目されている占い師の1人と言えるでしょう。まるで父親のように親身になってアドバイスしてくれる鑑定が大人気。何より、男心がわかる「父論」に定評があり、恋愛相談を持ちかける女性が後を絶ちません。「沖縄の父」の鑑定を体験するなら!『沖縄の父◆奇跡鑑定』◎台湾「紫微斗数」占いの本場・台湾で大ブームを巻き起こした本格占星術「紫微斗数(しびとすう)」。中国の唐の時代に仙人によって創始された千年もの歴史を持つ占いで、相談者の生年月日時をもとに運勢を判断します。12の宮が配された「命盤(めいばん)」に、紫微星をはじめとする紫微斗数独特の14の星のうち、どの星が入ったかによって占うもので、12の宮は自分を表す「命宮」、恋愛や結婚を表す「夫妻宮」などを意味しています。的中率の高さはもちろんのこと、個人の運命を細かく占えるところも人気の秘密。「紫微斗数」の鑑定を体験するなら!『十二宮の予言』◎銀座「銀座の母」強烈なキャラクターと占い師としての確かな実績により、お茶の間で人気の「銀座の母」。口コミで銀座に大行列を作り、これまで何万人もの相談者の人生を救ってきました。今の明るさからは考えられないほど、波瀾万丈な半生を送ってきた“母”は、その経験をもとに独特の辛口アドバイスで迷える人々をズバッと斬り、元気づけます。手相・顔相・四柱推命などを組み合わせた占いの的中ぶりには、大物芸能人たちも驚愕・感涙の嵐!「銀座の母」の鑑定を体験するなら!『不幸撃退!銀座の母』◎横浜中華街「鳳占やかた」年間20万人もの人が相談に来るという話題のスポットで、中華街だけで5店舗あります(は新宿、池袋にも)。占術は一番人気の手相のほか、算命学、相性鑑定、気学、相性占い、タロット、西洋占星術…と様々。『マツコ会議』(日テレ系)であのマツコ・デラックスさんに絶賛された鳳占やかたにて鑑定を受けると、誰もが幸せな気持ちで家路につけるとか。口コミで話題を呼び、全国各地からリピーターが訪れています。「鳳占やかた」の鑑定を体験するなら!『横浜中華街◆鳳占やかた』気になる占いはありましたか?■楽しみ方はあなた次第できれば占い師さんに直接占ってもらいたけれど、時間とか距離とかいろいろな制約がある人も多いはず。そんな場合は、現地に行くのはまた楽しみに取っておいて、今はモバイルサイトで試してみるのもいいかも。自宅で、カフェで、公園で…好きな場所で気軽に占えるのも魅力的ですね。ちなみに『横浜中華街◆鳳占やかた』というのは、「鳳占やかた」の看板占い師・伊藤行斎氏監修のモバイルサイト。中華街っぽさ溢れるデザインのサイトなので、実際に占い館を訪れているような気分を味わえそうです。ゴールデンウィークは、肉まんやマンゴープリンを用意して、横浜中華街の占いにハマってみてはいかがでしょうか。監修者紹介伊藤行斎(いとうぎょうさい)前監修者である山縣由布、鈴木善斎とともに算命学を学ぶ。山縣由布が設立した「鳳占やかた」を現在まで支えて来た立役者であり、同じく山縣由布設立の「みかど学院」では学校長を務める。その後、「鳳占いやかた」に籍を置き、山縣、善斎に次ぐ「鳳占やかた」の看板となって3万人以上を超える人々を幸せへと導いてきた。現在も全国から数多くの人が彼の占いを求めに「鳳占やかた」を訪れている。
2017年05月03日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)、リトゥン バイ(written by)のデザイナー山縣良和が、初の絵画展「Fashion Illustrations by Yoshikazu Yamagata」を12月16日から25日、表参道ROCKETにて開催する。山縣良和は2005年、セントラルセントマーチンズ美術学校を卒業し、ジョンガリアーノのデザインアシスタントを務めたのち帰国。2007年にリトゥンアフターワーズを設立して、2014年にベーシックラインであるリトゥン バイを発表。昨年はファッションコンテスト「LVMHプライズ」に日本人初のノミネートを果たした。絵画展では、山縣良和が学生時代から現在までに描いたデザイン画、ラフ画、イラストレーション作品、ファブリックデザインに用いた原画等を展示・販売。コレクション発表時に使用されたビジュアルの原画も見ることが出来る。【イベント情報】「Fashion Illustrations by Yoshikazu Yamagata」 会場:表参道ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3F 会期:12月16日~25日時間:11:00~21:00 (12月18日は20:00まで、22日~24日は22:00まで)入場無料会期中無休
2016年12月04日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)やリトゥン バイ(written by)のデザイナー山縣良和による初の絵画展「Fashion Illustrations by Yoshikazu Yamagata」が表参道ヒルズにある、表参道ROCKETで開催される。期間は、2016年12月16日(金)から12月25日(日)まで。山縣が、学生時代から現代に至るまでに描いたデザインがやラフ画、イラストレーション作品、ファブリックデザインに用いられた原画等を展示・販売する本展。コレクション発表時などに使用されたビジュアルの原画を実際に見ることができる貴重な機会となる。ファッションやアートが好きな人はもちろん、これからのクリスマスシーズンに向けて、アーティスティックなプレゼントを探している人にもおすすめ。入場も無料となっているので、表参道の美しいイルミネーションを楽しみつつ、日本のデザイナーによるアートの世界にも触れてみてはいかがだろう。【概要】Fashion Illustrations by Yoshikazu Yamagata会期:2016年12月16日(金)〜12月25日(日)時間:11:00〜21:00(12月18日(日)〜20:00、12月22日(水)〜24日(土) 〜22:00)場所:表参道ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3FTEL:03-6434-9059※一部展示・販売されない作品有り。
2016年12月03日片岡愛之助さんと藤原紀香さんの結婚披露宴に、中村橋之助さん改め八代目・中村芝翫さんの襲名披露、そして例の不倫騒動など、何かと話題の尽きない歌舞伎界。芝翫さんの奥さま・三田寛子さんは、夫の不倫についてマスコミの前で謝罪し、「神対応」とも言われる“梨園の妻”ぶりで絶賛されましたが、一方の紀香さんは何かと批判の対象になっている様子。その差はいったい何なの?ということで、先日の『マツコ会議』であのマツコ・デラックスさんも夢中になった「鳳占やかた」の看板占い師・伊藤行斎氏監修のモバイルサイトを用い、それぞれの夫婦の相性や結婚生活について占ってみました。片岡愛之助×藤原紀香の宿命相性まずはこちら!片岡愛之助さん(1972年3月4日)と藤原紀香さん(1971年6月28日)の相性は?◆基本相性・二人が一緒にいると社交性や活動的な面が引き出される・愛之助さんは我が強く独断的なタイプ。紀香さんがいかに合わせ、乗りこなすかが重要なポイント・嫌なことは嫌と言える、はっきりした意思表示を心がけることが大事・初めのうちは言い争いが予想されるが、その時期を乗り越えてしまえば良い関係を築けるはず相性は悪くないけど、ぶつかるべき時にぶつからず、なあなあにやり過ごしてしまうと、お互いに理解し合えないまま時間が経ってしまう可能性大。要は最初が肝心ってことみたいですね。愛之助さんが今後、どのように変わっていくかもチェックしました。◆あの人は結婚後どう変わりますか?・愛之助さんは「一人の時間が欲しい」など、相手が寂しくなるような発言をしそう・それは紀香さんのことが嫌になったという意味ではなく、二人の関係に甘えているため・甘えが目立つと紀香さんもイライラするので、互いに自分の時間を増やして楽しんで・無理して二人でいるより、一緒の時間も個人の時間も楽しめることが円満の秘訣スター同士の結婚…楽しいことも多そうですが、今から既に波乱の予感?ちなみに、愛之助さんの「浮気心が高まる時期」は意外とすぐに来るかもしれません。◆浮気心が高まる時期「2016年12月」・この時期の愛之助さんは不安定になっていて、些細なことで不安を感じる・紀香さんが自分の予定を優先すると不安から仲間に相談し、それぞれの意見に落ち込む・一人になりたくない気持ちが高まっているので、好意的な態度を見せる女性にふらっとなるこれはちょっと危険かも。ただし、こまめに連絡を取り合うようにすると、愛之助さんに安心感を与えられ、浮気心に歯止めをかけることができるそうです。紀香さん、頑張って!中村芝翫×三田寛子の宿命相性一方、中村芝翫さん(1965年8月31日)と三田寛子さん(1966年1月27日)の相性は?◆基本相性・お互いにストレートに気持ちをぶつけ合うが、不思議なほどうまく噛み合う・似た感性を持ち、共感できる部分がたくさんある・一緒に行動しながらも常に冷静さを失わず、周りの状況を把握しておくことがポイント・お互いにとって大満足のお付き合いができる、理想的な相性相性抜群の夫婦なんですね。そして「常に冷静さを失わず、周りの状況を把握する」って、まさに三田さんのことを言ってるみたい!二人のこれまでとこれからはどんな感じかと言うと…◆現実の結婚生活・お互いに積極的で行動力が抜群。どちらかが何かを提案をすれば、即実行に移せる・二人とも妥協できないのでケンカすると修復が難しい。三田さんが先に折れたほうが得策・対抗心や反発心など持たず、共通の目標に向かっていくのが一番・二人が力を合わせれば達成できないことなどない、最強のパワーを発揮できるもし二人が争う日が来たら泥沼化してしまう可能性大ですが、そこは賢明な三田さんのこと。あの謝罪会見のように、芝翫さんを立てつつも厳しい目で見守り続け、このままずっと良い関係を保ちそうな気がします。今後も上手に手綱を引いて、共に白髪になるまで“おしどり夫婦”でい続けてほしいものですね。終わりに二組のカップルを比較した時、総合的に相性が良いのは芝翫さんご夫婦。でも、愛之助さんご夫婦の相性も決して悪くはないので、占いを参考にすれば夫婦円満を持続できるかもしれません。愛之助ご夫婦へのアドバイスには「はっきりした意思表示を心がけることが大事」という一行がありましたが…確かに、夫婦とはいえ他人ですから、黙っていても気持ちが通じると思うのは誤り。自分の我を押し通すのではなく、言うべきことははっきり伝えたほうが良さそうです。例えば「ウチには“芸の肥やし”とかありませんから」と明言した三田さんみたいに。必要なことは冷静に話し合い、信頼・尊敬・笑顔・愛情表現を忘れないようにして…それこそが“おしどり夫婦”に近づく秘訣と言えるのではないでしょうか。何はともあれ愛之助さん、紀香さん、おめでとうございます。末永くお幸せにお過ごしください!監修者紹介伊藤行斎(いとうぎょうさい)前監修者である山縣由布、鈴木善斎とともに算命学を学ぶ。山縣由布が設立した「鳳占やかた」を現在まで支えて来た立役者であり、同じく山縣由布設立の「みかど学院」では学校長を務める。その後、「鳳占いやかた」に籍を置き、山縣、善斎に次ぐ「鳳占やかた」の看板となって3万人以上を超える人々を幸せへと導いてきた。現在も全国から数多くの人が彼の占いを求めに「鳳占やかた」を訪れている。
2016年10月05日3月16日に表参道ヒルズでリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)、リトゥンバイ(written by)が行ったコレクション「gege」でフロントローに砂にまみれた骸骨が座っていた。この骸骨をはじめ、ラストルックで小松菜奈をモデルに披露された砂のドレスの制作を行ったのが鳥取市にあるモルタルマジック株式会社。FASHION HEADLINEでは、まだ寒さも残る2月下旬にデザイナーの山縣良和さんと共にモルタルマジックを訪ねた。鳥取と聞いて、まず思い浮かべる光景は“砂丘”という人もいることだろう。鳥取市にあるモルタルマジックでは、鳥取砂丘の砂(国立公園外)を使ったモアイ像や鬼太郎フィギュア等を数多く商品化している。このモルタルとは、セメントに水を入れて練ったもので、煉瓦を積み上げる際のパテのように左官に使われることも多い素材。実際にモルタルマジックに足を運ぶと、砂で出来たモアイがずらりと並んで迎えてくれた。鳥取砂丘の砂で骸骨に加工を施したモルタルマジックを訪ねる山縣良和さんショーのフロントローに座るだけでなく、3月30日まで同潤館ROCKETで開催されたインスタレーション「gege」でも壁面に生々しい野菜や花々と共に飾られていた砂丘の砂に覆われた骸骨模型。究極の陰ともいえる死を象徴する骸骨を、どこかユーモラスに表現していたのが印象的。と同時に、我々の世界がいつも生と死が隣り合わせにあることを束の間思い出させてくれるようでもあった。この骸骨は1体約15キロの砂丘の砂を使い、約20時間かけて制作された■鳥取を愛し、愛された漫画家・水木しげる先月行われたファッションショーのタイトル「gege」とは、鳥取の言葉で“下の下”つまり、最下位や、鳥取の方言で驚く様を表現する言葉。また、今回山縣さんがオマージュを捧げた鳥取育ちの漫画家・水木しげるさんの幼いころのあだ名でもあるという。「gege」では水木しげるさんが生涯に渡って描き続けていた“妖怪”がテーマになっている。地元鳥取の人々にとって「水木先生は鳥取の宝だと思う」とモルタルマジックの代表取締役・池原正樹さん。確かに、水木さんが子供時代を送った鳥取県境港市には「水木ロード」という道がある。ここでは、軒を連ねる店々に留まらず、橋の欄干、街灯、マンホールなども、すべて水木さんの描いたキャラクターという水木ファンの聖地のような場所がある。どれほど地元の人々に水木さんが愛され、慕われているかを感じる光景の一つだろう。水木ロードでは鬼太郎に登場するキャラクターたちが、橋の欄干など随所に現れる■鳥取砂丘の砂を一面につかったドレスを作るショーのラストを飾った砂かけばばぁを連想させる砂のドレス。のそりのそり砂のドレスを纏ってラストルックを歩いたのは小松菜奈さん。エレガントなシルエットとは裏腹に、湿った重みを感じさせるこのドレスを作るにあたっては、鳥取砂丘の砂を被覆した生地を全体に採用している。このドレスをはじめ、ショーに際し、鳥取の砂を用いたブローチ、下駄などの制作にあたったモルタルマジックの代表取締役・池原正樹さんに話を聞いた。上京して間近にショーを見ていた池原さんは、小松さんが砂のドレスを着用して歩く姿に「これまで、土産物という視点で砂の商品を開発してきたけれど、砂という素材は、まだまだいろんなジャンルに可能性があると感じた」と語ってくれた。gegeのラストルックは、小松菜奈さんが纏った砂のドレス今回、砂をテキスタイルに付着させることで、これまで目にしたことのない新鮮なファッションを制作したモルタルマジック。今後は砂丘の砂を使ったモアイ像や鬼太郎などのユニークな造形の砂フィギュアに留まらず、JAXAの資金援助を受け、宇宙の惑星の砂を使った物づくりにもチャレンジしようとしている。砂の可能性はここまであるのかと感じると共に、素材が引き出すファッションの可能性を目の当たりにさせてくれたコラボレーションだった。
2016年04月12日ギャラリー・ロケット(ROCKET)の移転オープニング企画として3月18日から30日まで、インスタレーション展「山縣良和『gege』」が開催されている。同展は、3月18日に表参道ヒルズの同潤館3階に移転オープンしたギャラリー・ロケットのオープニング企画として開催されるもの。リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)とリトゥンバイ(written by)が、16年AWコレクションに引き続き「妖怪」をテーマに掲げたインスターレーションとなっている。会場では、山縣の故郷である鳥取の砂丘の砂を使用した骸骨に、生の野菜や果物を配し「生」と「死」を表現した。また、16日に発表されたばかりのコレクションピースも展示され、直接手に取る事が可能となっている。ロケット20周年を記念して、両ブランドのデザイナーである山縣良和と、音楽プロデューサーの藤原ヒロシによるコラボレーションTシャツも発売。表参道の町並みをモチーフとした「town」(1万円)と、並木モチーフの「trees」(全5色/各1万円)の2種類が用意された。また、リトゥンバイの最新コレクションより、砂のブローチ(小/3,200円、中/3,500円、大/3,800円)が数量限定で販売中。【イベント情報】「山縣良和『gege』」会場:表参道 ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:3月18日~30日時間:11:00~21:00(日曜日は20:00まで、30日は18:00まで)入場料無料会期中無休
2016年03月20日この日、鳥取出身のデザイナー山縣良和さんと共に訪ねたのは鳥取県東部の特産品である「因州和紙」を4代に渡り生業とする中原商店。16-17AWコレクションで鳥取の素材を使ったクリエーションを披露した山縣さんは、中原商店にショーで使うあるアイテムの制作を依頼していた。鳥取駅から東に約25キロの場所にある因州和紙の里・青谷町。鳥取の物づくりを語る上で欠かせない、因州和紙の里で和紙を作り続けている中原商店は、伝統工芸士である中原剛さんと息子の寛治さん親子で営まれている。この土地で作られる因州和紙は、その筆運びの良さから、全国で使われる書画・水彩画に使われる画仙紙の約6割から7割を占めているというから、その品質もお墨付き。山縣さんと共に訪ねた中原商店で、奥から中原さんが取り出してきたのは和紙で出来たハット。その出来映えを見た山縣さんも「すばらしい」と一言。どうやら、山縣さんから届いたフェルト素材のハットを見本に、中原さんが発泡スチロールで型を作り、その上に手漉き和紙を重ねては乾かし、という作業を繰り返して和紙のハットを制作していったのだという。中原さんは和紙のハットを作るごとに改良を重ね、幾つかのプロトタイプがこの日完成していた。そのハットを手にした山縣さんと中原さんで、ツバの広さが広げられるか、また帽子のシルエットについてアイデアを出しあって、この日の打ち合わせは終了。山縣さんから送られたフェルトの帽子を見本に、和紙を張り合わせて中原さんが作った因州和紙のハット寛治さんに今回のプロジェクトの意気込みを訊ねると「生業とは違う形で和紙の創作が出来るのは我々にとっても楽しいこと」と語ってくれた。また、新しい試みに柔軟に対応していくことが、職人としての喜びにもつながるとした上で、「伝統と伝承は違います。伝承は、昔ながらのやり方をそのままに伝えていくこと。そして、伝統は新しさを加えることで受け継いでいくことです」と話してくれた。そして、ショーで披露された因州和紙のハットがこちら山縣さんも1617AWのコレクションテーマでもある妖怪について「日本の自然と妖怪は切っても切り離せないもの。古くから日本人は自然と妖怪と共存した世界観を持っており、コレクションでもそれが共存する世界を表現した」とコメントしている。中原商店では、工房の裏手から和紙の原料となる木を育て、刈り取るところから自分たちで手掛けている。良質な原料を入手するため、木の芽を丁寧に摘み取ることで、まっすぐで加工しやすい状態の楮(こうぞ)の木を手にすることが出来る。原料となる木の表皮から、ゆっくりと時間をかけ不純物をアルカリで煮出し、さらに清流にさらし白さを際立たせていく。晒の作業を数日間経て、さらに手作業で繊維の中からチリを取り除いていく。その後、やっと和紙を漉く工程にうつるというから、まさに根気と体力勝負の作業ばかり。手で芽を摘み取ることで、加工しやすい状態になる楮(こうぞ)ゆっくりと時間をかけて不純物をアルカリで煮出す生命力のある素材に理由があるとすれば、そのルーツが確かであることが理由として挙げられるだろう。今回、山縣さんが自身のルーツである“鳥取”という場所で、時代を越えて受け継がれてきた日本の自然、日本の暮らしと共にある和紙をコレクションに取り入れたことは、ファッションを通じてルーツを辿ることと同義に思えてきた。――緑、白、黒が織りなす凛とした器をつくる「因州・中井窯」を訪ねます。00
2016年03月19日ファッションデザイナーの山縣良和が手掛けるリトゥンバイ(written by)とリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)が「メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京」開催期間中の3月16日、2016秋冬コレクションを表参道ヒルズにて発表する。山縣良和が2016秋冬コレクションに掲げたテーマは「gege(ゲゲ)」。彼の故郷である鳥取県の方言で「下の下」または「びっくり」を意味する同コレクションは、“妖怪”をテーマに制作された。同コレクションは、80年代後半にアナ・ウィンターが雑誌『Vogue』の編集長となった際に初めて担当した表紙からインスピレーションを受け、クチュール、ストリート、妖怪といった様々な要素をミックスしたコレクションとなっている。なお、16日19時から表参道ヒルズで披露されるコレクションショーは一般の人へも開放されるため、誰でもコレクションを自由に観覧することができる。3月18日から30日までは、表参道ヒルズの同潤館に移転するギャラリー・ロケット(ROCKET)のオープニング企画を山縣良和が担当し、今回のコレクションに関連したインスタレーションを行う。また、同企画に際し、山縣と藤原ヒロシのコラボレーションアイテムも限定販売される。FASHION HEADLINEでは、山縣が同コレクションの制作にあたり訪ねた、鳥取県の伝統工芸品「因州和紙」や鳥取砂丘の砂を使ったモルタルで玩具を作る企業「モルタルマジック」へ同行。そのレポートをコレクション後に公開予定。鳥取砂丘因州和紙の工房を訪ねる山縣鳥取砂丘の砂を使ったモルタルを作るモルタルマジックで
2016年03月14日セントラルセントマーチンズ美術学校を卒業後、ジョン・ガリアーノのデザインアシスタントを経て帰国した山縣良和さん。昨年からはパリでも定期的に展示会を行っており、最近ではパリのコレットなど、海外のショップのウィンドーで作品を披露する機会も増えてきている。一方、Tex. Boxの澤利一さんはルイ・ヴィトン(Luis Vuitton)、ランバン(Lanvin)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)など、国内外のブランドのランウェイを飾るファッションのニードルパンチを手掛けている。ファッションにおいて、まさに国境を越えて活躍する2人に、それぞれの視点から見る日本のファッションと世界のファッションについて訊いた。13年春夏のコレクション「七福神」では、前年の東日本大震災以後、山縣さんの心に沸き上がった「日本の古くから使われている素材で造形的なものを作りたい」という思いを日本の素材や文化を咀嚼し大胆にファッションで表現した山縣さん。時が経ち、彼は15年秋冬では、マイケル・ジャクソンの「Heal The World」をバッグに、マイケルやベネトンの広告を手掛けたオリビエロ・トスカーニにオマージュを捧げるようなユニバーサルなコレクションを発表している。どんな心境の変化があったのだろうかと訪ねると…。「ちょうどパリで展示会をはじめたタイミングで泊まったホテルが、その1週間前におきたシャルリー・エブド襲撃事件の目の前だったんです。世界的な事件が、自分にとって身近な存在だと感じたら、ファッションにおいても世界的な視点で表現出来たらという心境の変化に繋がりました」と返ってきた。そして、ファッションの都、パリについてこう語る。「パリ衰退といわれていますが、やはりパリは文化的総合力が高くて強い街だなと思います。ヨーロッパの文化的中心地であり、食、建築、アート、ファッション、音楽、哲学…となんでもある街です。そういった文化に慣れ親しんだ人が住む街は”粋”があると思う」と続ける。「自分たちが日本のいい生地を使って、それを世界に発信出来たらいいなという思いがあります」と山縣さんそして、ここ数年、自身のクリエーションを通じて国内の産地に足を運ぶことが増えたという山縣さんには、一つの目標があるという。伝統的な技法の布地に触れ「この生地を使いたい」と思うことがあっても「値段にたまげてしまうこともある」と山縣さん。訊けば、そういった技術的に優れた生地は着物業界や、シャネルやディオールなどのラグジュアリーメゾンの元に渡るのだという。「せっかく日本にいい生地があるのに、それを自分たちが使えない状況は歯がゆい。自分たちが日本のいい生地を使って、それを世界に発信出来たらいいなという思いがあります。そういう流れを作りたい」とその思いを語る。ニードルパンチを終えた生地明治の文明開化以降、海外からの文化が染み込んでいった現代の日本。この急激な変化というのは、ここ100年余のことだろう。「かつての日本には、文化的な素養があったのだと思います。ただ、この100年でそれを失ってしまった。海外の人たちは憧れだけで作ったフェイクは求めていないし、自分たちにない文化を求めています。だからこそ、洋装やヨーロッパの文化を学ぶのは、その歴史と文化を理解するため。決して、真似をするための勉強ではないはずです。そのために私たちは、自国の先祖代々の真相を知らなくてはいけないし、それがないとクリエーションは世界に通用するものにならないのでは」と山縣さんは続ける。ここまで、頷きながら山縣さんの話を訊いていた澤さんがこう続けた。「日本でも、世界でも各産地で素晴らしいテキスタイルが作られていて、それが本流でありテキスタイルの一番いい形だなと思います。ただ、そこにもっと面白みを加えてもいいんじゃないかという思いがあります。それを可能にしてくれるのが、私にとってはニードルパンチです」と澤さん。「面白い仕事をずっとし続けたいんです」と澤さん「私は、面白い仕事をずっとし続けたいんです。だから、はじめましてのブランドさんからの、なんじゃこりゃっていうリクエストが嬉しい」と澤さん。「僕に出来るとしたら、きっと完成度じゃない。各地で作られる完成度の高い生地を、私が崩してはいけないと思っています。ただ、各地で織ったけれども、そのままでは製品にならないようなものからニードルパンチを使ってアレンジしていくことが出来る」と語る。Tex. Boxに飾られた様々な表情を見せるニードルパンチの作品が物語るように、彼は素材を手にすると、次々のクリエーションのイメージが広がっていくようだ。この日、山縣さんと澤さんの対話を通じて感じたのは、可能性を信じる力の大切さ。そして、ベストを尽くした後のアクシデントを楽しむ心のような気がした。のこぎり屋根から陽射しが差し込むこの場所で、確かにファッションが生まれていた。あなたが手にする洋服が、一体どんな旅路を経てやってきたのか。ほんの一時でも思いを馳せてから纏うことが出来れば、その1着の持つ意味が変わるのかもしれない。リトゥン山縣良和×桐生でニードルパンチを手がける澤利一「ニードルパンチはフリーペインティングと同じ」前編【ファッションが生まれる場所】に戻る
2016年03月05日表参道ヒルズの同潤館3階に移転オープンするギャラリー・ロケット(ROCKET)ではオープニング企画として3月18日から30日まで、デザイナーの山縣良和を迎えたエキシビション「山縣良和『gege』」が開催される。同エキシビションでは、山縣良和によるブランド・リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)とリトゥンバイ(written by)にフォーカス。アーティストのToshiyuki Konishiによる作品を用いて、メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京(Mercedes-Benz FashionWeek TOKYO=MBFWT)で発表されたばかりの両ブランドの16AWコレクションに関連したインスタレーションを実施する。3月26日から30日までは、リトゥンバイの16AWコレクションの受注会も開催。また、ロケットの20周年を記念して、山縣良和と音楽プロデューサーでデザイナーの藤原ヒロシによるコラボレーションアイテムも限定販売する。【イベント情報】「山縣良和『gege』」会場:表参道 ロケット住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:3月18日~30日(会期中無休)時間:11:00~21:00(日曜日は20:00まで、最終日は18:00まで)入場料無料
2016年02月28日