アンソロジー(ANTHOLOGIE)デザイナーの小川圭司がセレクトしたアイテムを取り揃えるセレクトショップ「ART(アート)」が、2017年8月26日(土)に渋谷にオープンする。ファッションアイテムを中心に、強いこだわりを持って表現された作品を小川圭司が厳選し、「作る人、着る人の感性を表現する場」として発信。渋谷2丁目にファッションの新たな空気感を生み出すセレクトショップとして営業する。biscuithead、UNSLACKSなど、独自の世界観を表現するブランドをセレクトして取り扱う。小川圭司がコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)での経験を経て設立したブランドであるアンソロジーも販売。アンソロジーは取扱店舗を絞り、「ART」が都内唯一の展開店舗となる。店舗にはアーティストの木村浩一郎によるアート作品を内装に取り入れ、ショップ空間そのものが表現を発信する場になるように演出されている。オープンに際して、特別商品や一点ものの販売を行う。また、シーズンに捉われず、不定期で新しいブランドやアート作品を展開していく。【詳細】セレクトショップ「ART」オープン日:2017年8月26日(土)住所:渋谷区渋谷2-8-2 2F営業時間:12:00-20:00
2017年08月28日京都・岡崎のロームシアター京都および岡崎エリアにて6月10日、11日に「京都岡崎音楽祭2017 OKAZAKI LOOPS」が開催される。3月25日午前10時より、チケット一般販売が開始する。劇場のロームシアター京都を中心に、平安神宮、劇場、美術館、公園、動物園、琵琶湖疏水等を有する京都の文化ゾーンのひとつである岡崎エリアで、2016年に続いて2回目の開催となる同音楽祭。今回も、音楽に加えて文学やメディア、アート、演劇といった多様なジャンルが融合し、ライブやトークイベント、作品展示などが行われる。6月10日は、第1回で存在感を発揮した京都出身の音楽家である高木正勝が手がけた映画作品の楽曲を、ピアノ(高木)とオーケストラ演奏(指揮・広上淳一、管弦楽・京都市交響楽団)で披露する「高木正勝オーケストラコンサート with 広上淳一 × 京都市交響楽団」(一般6,500円/当日7,000円、25歳以下4,000円)がロームシアター京都 メインホールで14時30分から開催される。また、同日17時30分からサウスホールでは、渋さ知らズと、ミュージシャンやダンサー約30名のメンバーで結成させた「渋さ知らズオーケストラ」(一般4,000円/当日4,500円、25歳以下3,000円)が演奏を披露する。6月11日14時30分には、ロームシアター京都 メインホールにて、気鋭のクリエイター集団アゲハスプリングス(agehasprings)プロデュースによる、J-POPアーティスト・エメ(Aimer)とOKAZAKI LOOPSストリングスが、文化と音楽の交点「node」をテーマにライブステージを繰り広げる「agehasprings produce <node_vol.1> featuring Aimer×LOOPS strings」(一般6,500円/当日7,000円、25歳以下4,000円)が、18時30分からは、小説家・平野啓一郎が毎日新聞朝刊で連載し、2016年4月に単行本化されベストセラーとなった『マチネの終わりに』の名シーンを朗読、さらに各場面に登場するギター曲をギタリストの福田進一が演奏する「『マチネの終わりに』を聴く -朗読会 × ギターコンサート-」が行われる。その他にも、野外ライブや、アーティスト・トーク、DJイベント、音にまつわる展示、回遊朗読劇、さらにはフードコートの設置なども予定されている。チケットの販売やイベントの詳細に関しては、公式サイト()にてチェック!【イベント情報】「京都岡崎音楽祭2017 OKAZAKI LOOPS」会期:6月10日~11日会場:ロームシアター京都および岡崎地域内の施設とそれらをつなぐエリア(ロームシアター京都、平安神宮、岡崎公園など)住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13およびその周辺
2017年03月25日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『画と機 山本耀司・朝倉優佳』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『画と機 山本耀司・朝倉優佳』本書は日本のファッションデザイン界を牽引する山本耀司の魅力と本質に迫る、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の展覧会の公式図録である。若手画家の朝倉優佳の作品を交えて、二次元から三次元へ自在に表現が巡らされる展覧会会場は、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)を知るファッション好きはもちろん、アート好きも引き込まれる刺激的な展示空間となっている。一方、図録は山本・朝倉の絵画作品を中心に構成されているため、ページを走る山本の筆使いに新鮮な驚きを覚える人もいるだろう。こちらでは空間演出から離れて一枚一枚の作品にじっくり向かい合うことができる。作品の他には、両名のインタビュー、展覧会タイトルの「画と機」(「画」は絵画を、「機」は「はずみ」や「機会」「機織(服)」を意味する)の名付け親である編集工学者の松岡正剛、そして『GQ JAPAN』編集長の鈴木正文による解説も収録されている。ページごとに、さまざまな異なる種類・判型の紙が使用されており、製本形式も従来の展覧会図録にはないファイル綴じ。一見、黒くすっきりとしたシンプルなファイルだが、その中には、山本耀司の40年という円熟したキャリアを経てもなお尽きることのない創作へのエネルギーが閉じ込められている。なお、展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」は3月12日まで東京オペラシティアートギャラリーで開催されている。【書籍情報】『画と機 山本耀司・朝倉優佳』出版社:東京オペラシティアートギャラリー言語:日本語・英語ファイル綴じ仕様/72ページ/320×250mm発刊:2016年12月価格:2,593円【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー 3Fギャラリー1、2住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月12日
2017年01月26日東京オペラシティ アートギャラリーで「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が12月10日からスタート。来年3月12日まで開催されている。開幕前日の9日には内覧会が行われ、山本耀司も来場。本展覧会への想いをこう語った。「異常気象、イギリスのEU離脱、アメリカの新しい大統領など、世界がヤバい状況の中でファッションだけをやっていては駄目だ。世界をつなぐにはアートしかない、と思った。世界が、特に日本がヤバい状態を何とか出来るのは指先の力でありセンス、技術、そしてソフトパワーつまりアートしかない。40年以上服を作って、疲れているはずの男が頑張っていることを若い人に見てほしいし、お前たちも立てよと言いたかった」本展では、山本がキャンバスや紙に描いた絵画、ガラスに描いた作品、屏風(びょうぶ)形式の作品、彫刻など未発表の作品と共に、彫刻作品と女子美術大学大学院博士課程在学中の画家で、数シーズン前からヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のウィメンズとメンズのパリコレクションでコラボレーションを行っている朝倉が単独で制作した作品、2人が共同制作した作品、2人のコラボレーションによる服などが展示されている。会場入り口の幅16メートル縦6メートルの窓ガラスと会場奥の窓ガラスも山本と朝倉が内覧会直前に一気に描き上げたという。配置や構成まですべて山本と朝倉が2人で決め、会場に流れる音楽にも山本の声を加え、非常灯のマークも山本自身を連想させるものにするなど細部にまでこだわった今回。それまでも準備はしていたものの、10月の春夏コレクション終了後、自宅やアトリエなど、様々な場所に置き、朝から制作したという絵画や彫刻、ガラスや屏風に描いた作品など山本の20数点の作品と朝倉が制作した作品の中から選んだ70数点の絵画、そして共同制作した作品が入り交じるような構成で展示している。軍服姿の絵は戦争で亡くなった父を描いたもので、会期中に会場内の様々な場所に移動する予定だという。また、パリコレクションの直前にショー会場で、朝倉がシャツの上にペイントしたものや2016年春夏の赤いドレスなど、パリコレクションで発表したコラボレーション作品は、山本を思わせるボディや流木に着せている。服を中心とした回顧展ではないという意外性も今回の展覧会の狙いを強調しているよう。デッサンや山本本人写真の上に絵を乗せた作品、それらの作品を使ったヨウジヤマモト プリュス ノアール(YOHJI YAMAMOTO +NOIR)の服なども展示している。朝倉とのコラボレーションについて「最初にメンズを手伝ったもらったときからデッサンがすごかった。骸骨が風呂に入っているのを描いた服はすごく売れたし、専門の訓練を受けたメッセージ力の凄さは僕にはない。ただ、これだけは出会い。一緒にやりたいという若い人はたくさんいるが、面接で選んでいるわけではないので」と説明した上で「大変でした。ファッションはチームでする仕事だからデザイナーは好きなことを言えば良い。でも、アートは筆を洗うことまで自分でやらなければいけないし、描きながら、たかがファッションで成功した人間が絵?ふざけんなと言われると思っていたから真剣勝負だった。世界はヤバいという想いを伝えるためにも、これからも絵だけではなく様々なアートや演劇、映像にも関わりたいし、生きている限り変わっていきたい。来年はシークレットライブもやりたい」と明かした山本。これからの活動やコレクション、コラボレーションなども注目を集めそうだ。【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料
2016年12月11日12月31日に放送されるTBS系スポーツバラエティ特番『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2016』に、世界のサッカー界を席巻する通称"MSN"ことFCバルセロナのメッシ、スアレス、ネイマールが参戦することが2日、明らかになった。この3人が同一テレビ番組にそろって出演するのは世界初となる。番組では、"MSN"の3人が日本サッカー界のスターたちと対決。メッシ&スアレスは、中村俊輔&遠藤保仁とチーム戦を繰り広げる。競技内容は、2人の選手がパス&トラップを繰り返しながら、ボールを地面に落とすことなくどこまで2人の距離を広げられるかというもの。挑戦回数5回の中で、最高記録の距離が長いチームの勝利となる。同番組はこれまで個人戦のみだったが、今年は初めてチーム戦を導入した。メッシ&スアレスは、チャレンジ前に「俺たちならいい記録が出せるよ!」と自信満々。対する中村俊輔・遠藤保仁も「相手はとんでもない2人だけど、この競技だったら勝てるチャンスはある! 今日は、すごい画を撮らせてあげるよ」と大番狂わせを宣言した。ネイマールは、岡崎慎司と勝負。2人が挑むのは、ボレーシュートの技術を試されるチャンレンジで、4つの箱からランダムにボールが発射され、そのボールを地面に落とさずにゴール内に設置された7個のターゲットを打ち抜いていく。持ち球10球の中、打ち抜いたターゲットが多い選手の勝利となる。なお、許されるトラップは1回だけだ。ネイマールは「楽しそうなゲームだな!」とノリノリでオーバーヘッドシュートを披露するなどスーパープレイを連発。対する岡崎は、日本代表ユニフォームで登場し、「自分らしく泥臭く狙っていきます!」と気合十分に語っていた。このサッカー対決のほか、元K-1世界王者・魔裟斗と元PRIDE世界王者・五味隆典のメガマッチや、名門ヤンキースとドジャースから同い年の田中将大投手と前田健太投手の対決なども放送する。(C)TBS
2016年12月04日雑誌「Ray」の専属モデルとして活躍する岡崎紗絵が、中川大志×平祐奈W主演映画『ReLIFE リライフ』に出演することが決定した。海崎新太27歳、現在ニート。大学院を卒業後、入社した会社はたったの3か月で自主退職。その後、再就職できないまま、コンビニバイトを続ける日々。そんな彼の前に突然現れたのは、“リライフ研究所”の所員と名乗る謎の男・夜明了。提案されたのは、薬で見た目だけ若返り、1年間高校生活を送るという実験の被験者。なかば自棄っぱちでつい薬を飲んでしまい、まさかの27歳男子の青春学園生活が幕を開ける。2度目の学園生活で出会うのは、成績はトップだが極度のコミュニケーション音痴の女子高生・日代千鶴。頭と顔はいいがほかはいろいろと残念な大神和臣。負けん気の強い毒舌女子・狩生玲奈…など個性豊かな面々。そんな彼らだが、やがて打ち解けてゆき、気づけばかけがえのない仲間となってゆく。一方、一生懸命な日代に恋心を抱くようになるが、相手は10歳も年下の女子高生。実験が終われば記憶も消える。切ないラブストーリーの結末とは…。原作は、人気マンガアプリ「comico」にて連載中の、夜宵草による人気No.1作品「ReLIFE」。現在はアプリだけでなく、6巻まで発売されている単行本は累計140万部を突破。さらにアニメ放映や舞台化にもされ、幅広いファンを増やし続けている。キャストには、中川さんと平さんが海崎新太と日代千鶴を演じるほか、優等生・大神和臣役の高杉真宙、文武両道で上昇志向が強く努力家な狩生玲奈役に池田エライザと続々と発表され、原作ファンからも、さらなる次のキャスト発表に期待が寄せられている。そんな中、今回新たに決定したのは、今年から「Ray」専属モデルとして活躍し、また「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「仰げば尊し」などに出演し女優業としても活動の幅を広げる岡崎さん。本作で岡崎さんが演じるのは、海崎新太のクラスメイト小野屋杏。成績は悲惨で、海崎と並びクラス最低レベルで追試仲間。眼鏡を掛け、髪は三つ編みがトレードマークな大人しめな外見だが、かなりのお喋り好き。楽観的で人なつっこく、能天気な性格の持ち主だが、何を考えているのか、むしろ何も考えていないのか、分からないちょっとミステリアスなところがあるという役どころだ。今回の出演決定に岡崎さんは「自分も高校生に戻って全力で青春したい」と気合十分。また小野屋杏を演じるにあたって「ムードメーカーで盛り上げ役のようなところがあるので、いつもの自分から倍ぐらいのテンションを上げています(笑)。男子からも女子からも好かれるようなキャラクターなので、それに合わせて行動や声のトーンも考えています」と役作りについても明かした。これから佳境に入るという撮影。岡崎さんは「変わらず楽しみながら、集中してこのまま駆け抜けたいです!」と意気込みも寄せていた。『ReLIFE リライフ』は2017年4月15日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月24日モデルで女優の大友花恋が、日本テレビ系で放送される『第95回全国高校サッカー選手権大会』(12月30日開幕)の12代目応援マネージャーに就任。このほど、東京・汐留の同局本社で取材に応じ、「今まで練習してきた成果を120%出しきれるように、一生懸命応援します!」と意気込みを語った。大友は、1999年生まれの17歳。高校サッカーの応援マネージャーは、堀北真希(初代)、新垣結衣(2代目)、広瀬すず(10代目)など、そうそうたる面々が務めてきており、若手女優の登竜門的な位置づけだ。就任を聞いて「すごく、すごくすごくびっくりしました!」と驚いたそうだが、「歴代のマネージャーの皆さんが本当にすごい方々だったので、私にできるかなって不安もあります」と心境を吐露。それでも、「一生懸命サッカーについて調べて知識を得たり、実際にプレーされている選手の皆さんとたくさんとお話させていただいたりしながら、先輩たちのように、このマネージャーというお仕事を務めたいと思います」と抱負を語った。憧れの女優は、事務所の先輩でもある志田未来だそうで、「志田さんが出演されている作品を拝見したときに、その演技に圧倒されて、こんな演技ができる女優さんになりたいと、心から思いました」と目標を明かした。サッカーは弟がやっていて、一緒に練習することもあるほど親しみがあるスポーツだそう。自身は2歳から11歳まで水泳を習い、母親から受けた応援の力を実感しただけに、今回の選手たちにも「たくさん練習してきたと思うので、緊張しないで楽しんでプレーしてくださいって伝えたいです」と思いを述べた。今回の高校サッカー選手権は、12月30日に開幕し、来年1月9日に埼玉スタジアム2002で決勝戦。主題歌は家入レオの「それぞれの明日へ」で、応援リーダーを日本代表の岡崎慎司選手が務める。
2016年11月10日デザイナー・山本耀司の魅力と本質に迫る展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が、12月10日から17年3月12日まで東京・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。近頃、絵画とのコラボレーション作品を積極的に展開している山本耀司。今回開催される展覧会のタイトル「画と機」は、そんな山本の希望により、編集工学者の松岡正剛が考えた。「画」は絵画を、「機」は「はずみ」や「機会」、「機織(服)」を意味しており、この二文字は関係性を表し、絵画とファッション、二次元と三次元、男と女など、反発しながらも惹かれ合い、互いに逃れられないような、創造の根源に触れる危険な関係を暴き出す。同展では、40年以上のキャリアを経て今なお斬新なクリエーションを展開する山本の魅力と本質に迫る。会場には、同展のために山本が制作した絵画や彫刻などを展示。通常とは異なる異形ボディのマネキンが、思い思いの着方で服をまとって並ぶ空間は、ファッション展のイメージを持って来た人の期待をものの見事に裏切る。また、16SSメンズ&ウィメンズコレクションから数シーズンに渡り、ヨウジヤマモトとのコラボレーションピースを発表してきた若手画家の朝倉優佳の作品も展示。「画と機」の衝突、融合、失望、対立、刹那、交替、憧憬、永遠の現場を体感できる機会となっている。【展覧会情報】「画と機 山本耀司・朝倉優佳」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:12月10日~17年3月12日時間:11:00~19:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料
2016年10月30日なにこのふざけた名前に、ふざけた音楽!さらっと彼の作品に触れた人は、もしかしたらそう思うかもしれません。でもそれ、大間違い!岡崎体育、27歳。地元の京都でバイトをしながらメジャーデビューを掴んだ、今最も注目されている新人ミュージシャンの一人。オリジナリティ溢れる音楽を作る彼は、意外と消費者意識の高い、“ちょけてる”男子でした。***――デビューアルバムは、メンバーがいると取り分が減るからソロがいいと歌う「FRIENDS」など、思わず笑ってしまうコミカルな曲が話題になりました。一方で、切ないメロディと歌詞の、聴かせる曲も入っていました。その幅広さに驚いたのですが、どっちが本当の岡崎体育なんですか?岡崎:もともとインディーズで活動していたときから、ライブではみんなで歌うような楽しいネタ曲をやって、一方CDには宅録のマジメな曲を入れるというスタイルでした。だからどっちも岡崎体育ではあるんですけれども、メジャー1枚目は名刺代わりの一枚になるわけだから、両方入れたいと思ったんですよね。僕を知らない人に、まずはネタ曲で面白がってもらい、そこからマジメな曲に行き着いてもらえたらいいなって思って。でも、今までの曲を並べただけじゃ目立たないし、いくら大きなレコード会社から出してもらえるとしても、僕自身に話題性がないと、発注つかないですよね。それで、“強く打ち出せる曲を作るから、リリースを少し遅らせてほしい”とお願いをして、「MUSIC VIDEO」を書き下ろしました。――音楽のPVの“あるある”を解説する歌詞の曲ですね。あるあるを映像化したビデオで、岡崎さんを知った人も多かったのでは。岡崎:今の時代、動画投稿サイトとか、自分を表現する場所ってたくさんあるわけで、昔はメジャーデビューできたら「やった!」って感じだったと思いますが、今はそこからが大事。何かパンチを打たないと、そのまま流されちゃう。「MUSIC VIDEO」みたいな曲は、ネタ曲だし、狙って作った曲でもある。そういう意味で、バッシングや批判が出やすいリスクの高い作品ですが、それでもやっぱり話題にならなきゃ、ものを作る意味はない。あの、媚びてることがかっこ悪いって風潮、あるじゃないですか。「MUSIC VIDEO」は、媚びへつらってる曲に聞こえる人もいると思う。でも、それも振り切って極めれば、逆にカッコいいと思うんですよ。もちろん僕は、信念を持って自分の音楽を発信している人も、カッコいいと思いますし。いずれにしても、思い切りやりきることが大事。――それはこういう取材や撮影、ライブにも言えること?岡崎:はい。自分がイケメンじゃないことは理解してますが、それをわかってる上でカッコつけまくれば、それもそれでカッコいいと思うし、ライブでちょけてるのも…ちょけてるってわかります?――標準語だとなんでしょう?岡崎:調子に乗る、とかが近いかなぁ。で、ちょけてるときも、照れてたらお客さんに伝わるんですよ。だからどんなことでも、やる以上は恥を捨てて、全力でやる。――なんだか、ご自身の存在や売り出し方に対して、非常に客観的なスタンスですね?岡崎:一人っ子だから、ですかね。家に同年代の子がいないから、僕は逆に、自分に対して客観的になりがちだったのかも。一方で一人っ子は一人遊びが多いから、必然的に何かを作る時間が増えますよね。で、親は作ったものを全面的に褒めてくれるんで、その快感を覚えちゃうんです。結果、“もっと褒めて!褒められたい~!”って強く思うようになる。それが僕の活動の根源ですね、今も。◇おかざき・たいいく1989年生まれ、京都府在住。中学時代に作曲に目覚め、大学でバンド活動を。半年のサラリーマン生活を経て、'12年より“岡崎体育”名義で音楽活動を始動。'16年5月にアルバム『BASIN TECHNO』(ソニー・ミュージック)でメジャーデビュー。◇焼酎「JINRO」のCMに出演中。CMで流れているオリジナルソング「割る!」が、iTunesなどで配信限定発売中。現在フジテレビほかで深夜に放送中のアニメ『舟を編む』のオープニングテーマに抜擢された『潮風』が、12/7に期間生産限定シングルとして発売予定。ライブなど、その他情報はオフィシャルサイトで。www.okazakitaiiku.com/※『anan』2016年10月12日号より。写真・下屋敷和文
2016年10月07日ワイスリー(Y-3)がクリエイティブディレクターの山本耀司と、ワイスリーのシニアデザインディレクターのローレンス・ミッドウッドにそれぞれフォーカスしたふたつのムービーを公開した。山本耀司に焦点を当てたモノクロのフィルム「山本耀司 マスターオブシャドウ(Master of shadow)」は、ワイスリー16-17AWパリメンズコレクションウィークの期間中の山本耀司を捉えたもの。モデルキャスティング会場の様子から、山本耀司の車中での会話、チームとの綿密なミーティングの様子までが収められた。一方、ローレンス・ミッドウッドにフォーカスした「In conversation with Lawrence Midwood(ローレンス・ミッドウッドとの対話)」は、ワイスリーパリメンズファッションウィークのバックステージを独自の視点で捉えたムービー。ブランドを内部から映し出し、コレクションが生み出されている過程を知ることもできる。ムービーの中でローレンス・ミッドウッドは、“黒”という色の本質や、未来へのデザイン、山本耀司との親交などについて触れている。動画引用元: (Y-3オフィシャルYouTube:)動画引用元: (Y-3オフィシャルYouTube:)
2016年09月03日京都岡崎音楽祭「OKAZAKI LOOPS」が9月3日、4日(2日は前夜祭)に、京都・岡崎内の施設と周辺エリアにて開催される。「OKAZAKI LOOPS」は、今年1月にリニューアルオープンしたロームシアター京都を中心にした岡崎エリアを舞台に開催される新しい形の音楽祭。バレエダンサーの首藤康之、音楽家の高木正勝、現代美術家の名和晃平、京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一、西陣織の老舗・細尾の細尾真孝という5名のディレクターを中心に、音楽ライブやダンス公演、トークショー、ワークショップ、作品展示、フードコートなどの多彩なプログラムが展開される。今回は、プログラムのひとつである特別展示「『音』をとらえる」の詳細内容が発表された。同展ではロームシアター京都のプロムナードにて、“音”という形のないものを様々なマテリアルや現象としてとらえる7組のアーティストたちによる作品が展示される。ラインアップは、闇の中で音の粒と粒が飛び跳ねたりうねったりし、音の現象がまるで生き物のように感じられる新しい聴覚体験ができるサウンドインスタレーションの他、レコードのシリコン型に水を入れて凍らせた氷のレコード、楽譜の印刷された紙を用いたミュージックインタフェース、音楽と同期して歌詞が表示される次世代型スピーカーなど。その他、9月4日に公演される「OKAZAKI ANBIENT」には、みやこめっせで公演が決定した「『ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律』コンサートwith京都市交響楽団」に出演する蓮沼執太、澤井妙治、クリスチャン・フェネスらがスペシャルゲストとして参加する予定だ。また、2日には前夜祭が行われる。ロームシアター京都 メインホールを会場に、一夜限りで「―SYMPHONIC EVOLUTION SPECIAL―YEN TOWN BAND ORCHESTRA」が結成。京都市交響楽団と小林武史プロデュースのバンド、YEN TOWN BANDや、Salyu、藤巻亮太らがコラボレーションした贅沢なステージが堪能できる。
2016年08月12日「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」が、7月30日から9月11日まで、伊丹市立美術館(兵庫)で開催される。『pink』『東京ガールズブラボー』『リバーズ・エッジ』などで知られる漫画家、岡崎京子。下北沢の理髪店に生まれ育ち、短大在学中にデビュー。1985年に初めての単行本『バージン』を刊行した。以後、漫画雑誌をはじめ、週刊誌やファッション誌、音楽雑誌を舞台に次々と作品を発表してきたが、1996年に不慮の事故によって活動を休止。それ以後も、未完作品の出版や復刊が相次ぎ、2012年には、蜷川実花がメガホンをとり『ヘルタースケルター』が映画化されるなど、現在も新たな読者を獲得し続けている。昨年、東京・芦花公園の世田谷文学館でも開催されて話題を集めた本展は、女の子たちの夢や憧れを紡ぐ少女漫画とは対照的な、都市に生きる少女の日常、変容する家族像、高度資本主義下における女性の欲望や不安といった、時代の現実を果敢に描き続けた岡崎京子の、これまでの仕事を取り上げる大規模な展覧会。会場では、幻の単行本未収録作品も含む300点以上の原稿や原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、1980年から1990年代の作品掲載誌などが展示される。また、祖父江慎とコズフィッシュがデザインを手掛け、多数の原画や単行本未収録の作品、よしもとばなな、小沢健二らによるエッセイなどを掲載した約400ページにおよぶ展覧会公式カタログも販売される。なお、本展は12月3日から2017年の1月22日まで、福岡の三菱地所アルティアムに巡回する。【イベント情報】「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」会場:伊丹市立美術館住所:兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20会期:7月30日~9月11日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般800円、大高生450円、中小生150円休館日:月曜日
2016年07月10日毎週木曜日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気企画「新・食わず嫌い王決定戦」にて、新火曜ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」で主演を務める女優・波瑠が初出演を果たす。波瑠さんは石橋貴明とタッグを組み、そして気になる対戦ゲストには、サッカー・イングランドプレミアリーグで奇跡の優勝を成し遂げた岡崎慎司が出演し、木梨憲武とタッグを組む。石橋さんが「今日のゲストは良いです。豪華です!」と言う通り、プレミアムな対決が今宵実現! 念願の“食わず嫌い”初登場となった波瑠さんは、「休日の過ごし方」「デートするなら…」といったテーマでトークをするなど、彼女の素を見せたかと思えば、勝負となるとさすがは女優! 全4品を隙なく笑顔で食べて見せ、相手チームは困惑。そして相対する岡崎さんは、いつもと違うピッチでの戦いだからなのか緊張気味。さらに追い打ちをかけるように相手チームからの“口撃”にあい、タジタジになる場面も。そんな中「優勝した感想、当時のチーム状況」「海外と日本の違い」「苦労話」などサッカーの話を語ると冷静さを取り戻す。しかし、波瑠さんに対して岡崎さんは「余裕がある」「大きな瞳で見られると照れちゃう」と語るなど、次第にこの戦いを楽しんでいたようだ。果たして演技派女優vsエースストライカーの超豪華対決はどちらに軍配が上がったのか!?結果はぜひ本放送で確かめてみて。波瑠さんが出演する新ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は、警視庁刑事部捜査第一課に配属された新人刑事・藤堂比奈子(波瑠)は、事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れないという驚異的な記憶力を持つ人物。敏腕先輩刑事 やオタク鑑識官 、さらには死神と呼ばれる女性監察医 など個性豊かなメンバーたちに支えられながら、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査にあたっていく様子を描く。「とんねるずのみなさんのおかげでした」は7月7日(木)21時~フジテレビにて放送。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は7月12日(火)より毎週火曜日22時~フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年07月07日サッカーの試合をテレビ中継などで見た人は、「アディショナルタイム、目安は4分です」なんて発言に聞きおぼえがあるのではないでしょうか。Jリーグがスタートしたころは「ロスタイム」と呼ばれていましたが、この呼び方は日本独自のものでした。野球の「ナイター」等と同じように、和製英語だったからです。2010年以降、世界基準に合わせて「アディショナルタイム」という言葉を使うようにと、日本でも統一されました。Jリーグのラジオ中継でピッチレポーターを12年にわたって務めている私は、ロスタイムからアディショナルタイムに切り替えられたころはよく、慣れずにこの言葉を噛みまくっていたものでした。■第8節までに15試合がアディショナルタイムに得点前半45分、後半45分、トータルで90分を試合時間として戦うサッカーですが、けが人が出るなど何らかの事情で試合の流れが止まってしまうことがあります。サッカーではその時間を試合時間として考えていませんので、中断した時間をトータルした分だけ、試合後に追加として加えるのです。それが「アディショナル(=追加)タイム(=時間)」。この時間を図るのはゲームを担当する主審で、主審からの合図をうけて第4の審判が時間を表示し、場内アナウンスなどでスタジアム全体に通知されます。このアディショナルタイムにゴールが決まるドラマチックな展開は、意外に多いものです。スタジアムの電光掲示板などに表示される時計は、キックオフから45分たつと表示が消えることが多いのですが、「まだあと○分ある!」と思うと最後の力を振り絞ることができるせいでしょうか、JリーグJ1の第8節(4月24日開催)までに前後半あわせて15試合で、このアディショナルタイムに得点が決まっています。また、2015年シーズンに向けてのJ1昇格プレーオフ準決勝では、4位のジュビロ磐田と対戦した6位のモンテディオ山形が、後半のアディショナルタイムにコーナーキックからゴールキーパーの山岸選手がヘディングでゴール。まさに劇的な勝利を収めました。■同じ「アディショナルタイム3分」でも長さが違う?ところで「アディショナルタイム」は冒頭の言葉のように、「目安」と表現されるのですが、それには理由があります。たとえば、「アディショナルタイムの目安は3分」、と表示された場合、逃げ切りたいチームは時計が3分を刻んだらすぐに試合が終わってほしいと思ってしまいます。しかし、実はアディショナルタイムの「3分」というのは、3分台が対象。つまり、3分00秒に試合が終わることもあれば、3分59秒まで続くこともあるのです。決して、負けているチームを贔屓しているわけではありません。また、アディショナルタイムに入ってからもけが人が出るなどしてさらに追加の時間が必要になることもあります。その場合は再追加の表示はされませんが、目安の時間を過ぎても試合が続けられます。どれだけの時間が新たに追加されるか、裁定するのはやはり主審です。この場合、多くは主審がちょっと大げさなジェスチャーで腕に着けている時計を止め、追加タイムが必要になることを周囲に知らせます。よく見ると、主審は腕時計を二つ着用しています。片方の時計はキックオフから止めずに時間を計り、もう片方の時計は、試合が止まるたびに操作して実質的なプレイタイムを計測しているようです。このように、「3分になったから即終了!」ときっちり決められているわけではないために、アディショナルタイムは「目安」で表現されるというわけです。■アクシデントで「12分」のアディショナルタイムも2010年に行われたJリーグJ1の清水エスパルスvs.湘南ベルマーレの試合では、前半のアディショナルタイムが12分と表示されました。これは試合中にゴールマウスが壊れるというアクシデントがあって試合が中断したため。このような長い中断では、選手も集中力を保つのが大変だったことでしょう。この試合は、現在イングランドのプレミアリーグでトップを走るレスターで活躍中の岡崎慎司選手の2ゴールなどで清水が5―0と圧勝しました。Jリーグの試合では、前半のアディショナルタイムが1分前後、後半のアディショナルタイムが3分前後というのが一般的です。後半のほうが長いことが多いのですが、これは、前半よりも後半に選手交代が行われることが多いため。選手交代には1回あたり約20秒ほどかかるので、後半に両チームとも3人ずつ交代したら、単純計算でもそれだけでトータル2分のアディショナルタイムが必要になりますね。*前半をリードしていても、あるいは90分近く互角の勝負を続けていても、最後の数分で試合がガラリと変わることがあり得るのがサッカーという競技。熱い戦いから最後まで目が離せません。(文/宮本ゆみ子)
2016年04月30日女子高生を中心に大ブームの“斎藤さんゲーム”。某携帯会社のCMでご存じの方も多いはず。その“斎藤さん”とは、トレンディエンジェルの斎藤司さん。いま最も熱い彼に、相方のたかしさんについて聞きました。やはり、“薄毛”で意気投合したのでしょうか?***斎藤:それが違うんです。僕は正直、誰と組んでも売れると思っていたんで、相方は誰でもよかったんです。当時、たかしと仲が良くて、ふたりでよく遊んでたんで、その流れでです。まあ、たかし、ラッキーでしたよね。――ベストな相方だと思います。斎藤:でもじつは、本当に運を持ってるのはあいつの方。基本的に、たかしってポンコツなんです。僕も僕で、負けじとポンコツな部分があるんですけれど、収録で、あいつのポンコツな部分が奇跡的にハマりだすことがあって、僕がそれに助けられることもあったり。それに、その場の瞬発力で勝負している僕とは違って、意外に笑いを方程式で考えられる人なんで、そこの部分の信頼もありますし。賞レースでも、僕はうまくいかないとイラついたりするんですが、たかしは全然気にせずニコニコしていて、おかげですぐに切り替えて次に臨めましたから。――確かに、ここぞという場面では意外と斎藤さんの方が緊張してますよね。たかしさんのあの動じない無邪気さはすごいです。斎藤:そうなんです。ゆとり教育が生んだモンスターと言われていますから。ここフザケちゃダメってところではフザケたり。そういう意味でも怪童です。年齢的には僕が上なんで、時どきキツいダメ出しをすることもあるんですが、一切気にしないですしね。それに、たかしとは面白いと思うものが一緒なんです。意地悪な視点が似ているんで、ふたりでいると悪口ばっかりしゃべってますけど(笑)。――女性の話をすることは?斎藤:僕は彼女事情も話しますが、たかしは一切話さない。あと、お風呂に行っても絶対に局部を見せないんですよね。けっして見たいわけじゃないんですけど、隠してる感じがなんか腹立つというか。普段は動じないくせに、なぜそこだけ気にしてるんだ、と。でもまあ心の奥で尊敬はしていますけどね。――ちなみに斎藤さん、恋人の存在を公表されていますよね。斎藤:それはねぇ…正直、ミスです。イベントに取材に来られる記者の方って、ほんと興味なさそうな表情をしているんです。そういう顔を見ると、つい喜ばせたくなっちゃって、盛り上がりそうな話題を提供しちゃうんです。彼女の話もそれでうっかりしゃべってしまって。芸能人との恋に憧れてたんですけれど、自らそのチャンスをふいにしてしまいました(笑)。◇今年、トレンディエンジェル初となる単独ライブ全国ツアーが開催。「TRENDY ANGELWORLD TOUR“JAPeeeeeN!!”」と銘打たれたツアーは、4/29の福岡を皮切りに、岡山、仙台、名古屋、静岡、札幌、東京、大阪の全国8か所。詳細はブログにて。また不定期に、新宿ルミネ、よしもと幕張イオンモール劇場などのライブにも出演中。◇さいとう・つかさ1979年2月15日生まれ、神奈川県出身。'05年にNSCで同期だったたかしとコンビを結成。ボケ担当。'13年にオンバト+第3代チャンピオン、'14年にTHEMANZAIで準優勝、昨年のM‐1グランプリで優勝。ソロで歌マネ番組などにも多数出演し注目を集める。※『anan』2016年4月6日号より。写真・内田紘倫インタビュー、文・望月リサ
2016年03月30日3月17日、『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選』アフガニスタン戦、シリア戦に臨む日本代表メンバーが発表された。ハリルホジッチ監督は「この2試合は我々にとって重要。目的は2勝。チャレンジしたいことは失点しないこと。そしてたくさんゴールを取りたい」と意気込みを語った。W杯2次予選 チケット情報日本代表メンバーは以下の通り。【GK】川島永嗣(ダンディー)、東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、酒井宏樹(ハノーファー)、酒井高徳(ハンブルガー)、昌子源(鹿島)【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(ハノーファー)、原口元気(ベルリン)【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、ハーフナー・マイク(デン・ハーグ)、小林悠(川崎F)、金崎夢生(鹿島)、宇佐美貴史(G大阪)指揮官は9か月ぶりに招集した川島について「GKはなぜ4人か? 永嗣がどんな状態か見てみたいからだ。彼がプレーするかは別問題。彼には経験とクオリティがある。ただ今までは先発だったが、彼は先発を奪う立場になった」と語り、1年5か月ぶりに代表復帰したハーフナーについては「(オランダで)13得点取っている。身長が高いFWは我々のチームにはいない。彼のヘディングを生かしたサッカーをしなければいけない。この2試合で違うオーガナイズを使う可能性がある」と言及した。また、国内組には「(先週の)ミニ合宿でメッセージを送った。今回は半分、国内組を選んだ。努力してスタメンを取ってほしい」と奮起を促した。さらに「柏木は我々に足りなかった左利き。運動量も多い。守備と中盤をつなぐ彼の役割は重要になる。攻守にいいものをもたらす。いいボールを送り、攻撃のスピードを上げるためにも彼は必要。彼のFKも重要だ。小林は偶然ここにいるわけではない。ミニ合宿でクオリティを見せた。彼はA代表で得点できる稀な選手。彼にはゴールゲッターの素質がある。宇佐美は能力がある選手。でも能力だけでは足りない。彼に関しては、私も我慢して、励ましながら使っていきたい」と主な国内組を評した。ハリルホジッチ監督はスピードアップを求める。「我々は速くボールを動かす。ワンタッチ、ツータッチで回し、ギャップを作り、フィジカルコンタクトを避ける。我々の攻撃は速くボールを走らせることが大事。選手たちには毎試合やってほしい」とキッパリ。埼玉スタジアム2002でキックオフを迎える『W杯2次予選』3月24日(木)・アフガニスタン戦、29日(火)・シリア戦はチケット発売中。
2016年03月17日東京都・日比谷の千代田区立日比谷図書文化館は、フィジカルな「本」の魅力を探る特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」の後編「ish編」を開催している。会期は3月23日まで(3月21日休館)。開場時間は10:00~20:00(土曜日は19:00まで、日・祝日は17:00まで、入室は閉室の30分前まで)。一般300円、大学・高校生200円、千代田区民・中学生以下無料。同展は、祖父江氏と同氏が主宰するコズフィッシュのブックデザインを通して、フィジカルな「本」の魅力を探るもの。前期の「cozf編」に続き、後期「ish編」では、"21世紀の書庫"として、祖父江慎+コズフィッシュによる2,000冊を超える全装丁本のうち、2001年以降に出版された本が展示されている。金属活字から写真植字、そしてDTPへと、1980年代以降印刷技術がどんどん変化する中で、技術の発展に伴い変化するデザイン、変わらないデザインと、さまざまな顔を見ることができるということだ。中でも、コズフィッシュが数多く手がける楳図作品からは「恐怖」「漂流教室」などが展示されている。また、「心」新装版の創作過程を漱石自筆原画などを基に紹介する漱石部屋では、後期では現在制作途中にある「吾輩ハ猫デアル」の新装版に関連した展示が行われてる。祖父江氏による新装版は、橋口五葉による斬新で心ときめく装丁の初版本・袖珍本の意をくんだものになり、五葉のデザインと、これまでに出版された数々の「吾輩は猫である」を研究しつくした結果が反映されたユニークな展示になっている。また、カナモジカイ(仮名文字専用論を唱える日本の民間団体)の金属活字「ツル5号」を基に、祖父江氏によりフォント化されたかな書体「ツルコズ」の部屋も登場するということだ。
2016年02月19日東京都・日比谷の千代田区立日比谷図書文化館にて、フィジカルな「本」の魅力を探る特別展「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」を開催している。会期は3月23日まで(2月15日、3月21日休館)。開場時間は10:00~20:00(土曜日は19:00まで、日・祝日は17:00まで)。一般300円、大学・高校生200円、千代田区民・中学生以下無料。同展は、祖父江氏と同氏が主宰するコズフィッシュのブックデザインを通して、フィジカルな「本」の魅力を探るもの。館内改装のため閉館中のギンザ・グラフィック・ギャラリーにより開催される。ブックデザインの第一人者である祖父江慎は、その独特な感性と鍛え抜かれたデザイン力により、常に意表を突く作品を世に送り出してきた。本の中身・内容をいかに伝え、読者に訴え得るか、あるいはそこに意図的なデザインを感じさせることなく自然に読み進めることができるかが装丁やブックデザインの基本だが、創造力あふれるデザインがその本の世界をより魅力的に語ることがある。同展では、アイデア・プラン出しから始まってそれらを実現するための試行錯誤を、本に使われる紙や本の構造、印刷方法から製本まで、実際にデザインした本を例に紹介されるということだ。また、夏目漱石の「心」、「吾輩ハ猫デアル」新装版の制作プロセスを細かく紹介。「心」装丁のために漱石自身が描いた装画や初版本のゲラなど、貴重な漱石自筆作品も展示される。なお、期間中展示替が行われる。前期「cozf編」は2月14日まで、後期「ish編」は2月16日~3月23日。漱石「心」の自筆装画は前期公開、「吾輩ハ猫デアル」の制作プロセスは後期公開となっている。そのほか、関連企画として対談「漱石本制作の舞台裏」が開催される。出演は祖父江慎、渡部朝香(岩波書店単行本編集部)、前田耕作(同製作部)。開催日時は3月10日18:30~20:00。会場は日比谷図書文化館地下1階コンベンションホール(大ホール)。参加費は500円、要予約。申込など詳細はギンザ・グラフィック・ギャラリーWebページにて。
2016年01月26日本がつくられるまでの過程が学べる「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」が、16年1月23日から3月23日まで東京の日比谷図書文化館1階の特別展示室にて開催される。同展では、松本大洋の『GOGOモンスター』、吉田戦車の『伝染るんです。』などで知られる日本が誇るグラフィックデザイナー・祖父江慎がデザインした本を用いて、本に使われる紙や本の構造、印刷方法、製本など、アイデア・プラン出しから本が完成するまでの過程を紹介。全3部構成となっており「コズフィッシュの書庫」では、祖父江慎+コズフィッシュによる2,000冊以上に及ぶ全装丁本を展開。20世紀の書籍を展開する前期「cozf編」と、21世紀の書籍を集めた後期「ish編」に分けて展示される。「漱石室」では、多くの日本人に馴染みのある夏目漱石の『こゝろ』や『吾輩ハ猫デアル』の新装版の制作プロセスを紹介。初版本の装丁のために漱石自身が描いた装画や、漱石が手を入れたゲラなども展示される予定だ。「本の実験室」では、アイデア、紙、書体、本の構造、色と網点、加工、本の寿命などのコーナーに分けて本づくりの様々な工程を紹介していく。また、2月18日の18時30分から20時には祖父江慎と、グラフィックデザイナーで武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授の白井敬尚による対談「造本あれこれそれ話」を開催。3月10日の18時30分から20時までは祖父江に加え、岩波書店単行本編集部の渡辺朝香と岩波書店製作部の前田耕作を交えた3人によるトークセッション「漱石本制作の舞台裏」が行われる。【イベント情報】「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」会場:日比谷図書文化館1階の特別展示室住所:東京都千代田区日比谷公園1-4会期:16年1月23日~3月23日(前期「cozf編」1月23日~2月14日、後期「 ish編」2月16日~3月23日)時間:10:00~20:00(土曜日は19:00まで、日曜日・祝日は17:00まで)料金:一般300円、高大学生200円、千代田区民・中学生以下・障碍手帳所持者と付き添い1名は無料休館日:2月15日、3月21日
2016年01月07日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Eraが16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のデザイナーである山本耀司とニューエラ(NEW ERA)のコラボレーションブランド、山本耀司 for New Era(R)が16年1月にCotton Tee(7,000円)をNEW ERA(R) STORE限定で発売する。これまでヨウジヤマモトと様々なコラボレーションを行ってきたニューエラ。今回はヨウジヤマモトブランドとしてではなく、山本耀司個人とコラボレーションを行った。Tシャツには、山本耀司が自身の思うニューエラのブランドイメージを墨と筆で具現化したアートワークと「Ten miles more to go y.y.」という直筆メッセージがプリントされている。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
2015年12月25日11月5日、11月12日(木)・『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選』・シンガポール代表戦、17日(火)・カンボジア代表戦に臨む、サッカー日本代表メンバー発表が行われた。日本代表23名は以下の通り。【GK】東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、林彰洋(鳥栖)【DF】長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン)、藤春廣輝(G大阪)、丸山祐市(FC東京)、酒井宏樹(ハノーファー)【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(C大阪)、遠藤航(湘南)【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、金崎夢生(鹿島)、原口元気(ヘルタ・ベルリン)、宇佐美貴史(G大阪)、武藤嘉紀(マインツ)、南野拓実(ザルツブルク)ハリルジャパン初召集となったGK・林、DF・丸山、FW・金崎らの選出理由について、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は次のように語った。「林は膝に怪我を抱えていて今まで選んでなかったが、ここ最近は良いパフォーマンスを見せている」「(丸山の選出については)丹羽(大輝/G大阪)も昌子(源/鹿島)も水本(裕貴/広島)も候補に入っていたが、彼らはA代表を経験している。丸山は経験していない。CBには少ない左利きであることも大きい」「(ハリルジャパンは)中央に少しパワーが足りない。金崎はセンタリングを有効に利用できる選手。ここ数ヶ月のパフォーマンスを見ていて、たくさんの場所に動く。フィジカルはないが、仕掛けるときの動き、戦う意識、ヘディングも上手い。『ナビスコカップ』決勝戦でも決定的な仕事をした」「1年目はできるだけたくさんの選手を代表に呼びたい」と語るハリルホジッチ監督は、今のところ35名程度が代表候補に名を連ねていると言う。この35名を、時間の経過とともに振るいにかけていくつもりだ。指揮官は今回選出しなかった選手に向けて「誰のことも忘れていない。もっともっと向上してほしい。レベルとパフォーマンスが良くなければA代表には入れない」とメッセージを送った。また、「何人かの選手には“A代表に入ったと思うなよ”と言いたい」と続け、来春の召集時には違う選手が選ばれる可能性を示唆した。前回23本ものシュートを浴びせながら0-0と引き分けに終わったシンガポール戦について、ハリルホジッチ監督は、「まだ飲み込めていない」としつつ、「我々自身のリベンジ」と位置づけた。また、15日(火)・カンボジア戦は人工芝が戦場となることを想定し、「環境を言い訳にはしない」と必勝を期す。2戦とも確実に勝利し、グループリーグ1位をキープしたい。
2015年11月05日10月1日、10月8日(木)・『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019 予選』シリア代表戦、13日(火)・『国際親善試合』イラン戦に臨む日本代表メンバーが発表された。ハリルホジッチ監督はシリア戦を今年最大のターゲットとし、イラン戦を文字通りテストマッチとして位置付けた。「(シリア戦は)今年で一番難しい試合になるだろう。シリアは我々のグループで1位だ。イラン戦では戦い方は変えないが、選手は替える。かなり強い相手なので、いいテストになるだろう」と語った。日本代表23名のメンバーは以下の通り。【GK】東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、六反勇治(仙台)【DF】丹羽大輝(G大阪)、長友佑都(インテル)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)、米倉恒貴(G大阪)、吉田麻也(サウサンプトン)、塩谷司(広島)、酒井高徳(ハンブルガー)【MF】長谷部誠(フランクフルト)、柏木陽介(浦和)、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(ハノーファー)、山口蛍(C大阪)、柴崎岳(鹿島)【FW】岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ミラン)、原口元気(ベルリン)、宇佐美貴史(G大阪)、武藤嘉紀(マインツ)、南野拓実(ザルツブルク)初選出となった20歳の南野、6月の合宿で負傷離脱した清武、『東アジアカップ』で選出するも負傷で合流が叶わなかった柏木、5月の合宿以来の召集となった塩谷について、ハリルホジッチ監督は次のように語った。「(南野は)若い選手だが、非常に面白い選手。現代フットボールのアタッカーに適した選手だ。オフザボールの動きに優れていて、常にゴールを奪う、ゴールを取らせるポジションにいる。数年後、彼は日本代表の重要な選手になるだろう」「清武はまだトップパフォーマンスではない。ただ、ディスカッションするなかで呼ぶことを決断した。彼はビルドアップのクオリティが高く、前節にはゴールを決めている。パフォーマンスを戻すためにはまだ数試合が必要だが、一緒に来てもらう」「(柏木は)ボールを奪ってほしいが、特に後ろから攻撃を組み立てることに期待している。日本の中盤は左利きが少ない。彼のクオリティを代表で見せてほしい」「塩谷はケガをしていて『東アジア杯』に呼べなかった。今回は彼が存在感を発揮するチャンスでもある。クラブではCBとして出場しているが、代表では右SBとして競争してほしい」シリア戦、イラン戦を通して、ハリルホジッチ監督はチームのアイデンティティを植え付けようとしている。「我々はグラウンダーのパスで攻撃を組み立てている。相手DFの背後を狙う、サイドチェンジをする。それをスピーディにやろうとしている」。内容だけではない。指揮官は結果も求める。「まず集中しているのはシリア戦だ。シリア戦は一番難しく、一番重要な試合だ。ここでまずい結果が出れば、我々は『2次予選』の1位がなくなる」と警戒する。オマーンでのシリア戦、敵地に乗り込むイラン戦で、ハリルホジッチ監督は内容と結果の両立を目指す。
2015年10月01日東京糸井重里事務所は、9月1日に発売される「ほぼ日手帳2016」の「WEEKS」シリーズとして、マンガ家・岡崎京子氏の絵をモチーフにした「岡崎京子 リバーズ・エッジ」を発売する。販売店は、Webショップ「ほぼ日ストア」およびロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなど、ほぼ日手帳 WEEKS 取り扱い書店。価格は3,240円(手帳本体+クリアカバー+下敷き)。今回発売される「岡崎京子 リバーズ・エッジ」は、漫画家・岡崎京子氏の代表作「リバーズ・エッジ」の鉛筆画が表紙になった、ほぼ日手帳「WEEKS」シリーズの新ラインナップ。デザインは、2015年はじめに開催された「岡崎京子展」を手がけたコズフィッシュのブックデザイナー・祖父江慎氏と鯉沼恵一氏が担当。表紙に描かれている鉛筆画は、「リバーズ・エッジ」初版本のカバーに使われていたもので、 原画の汚れやノイズが積極的に活かされている。真っ白な布地の裏表紙には男の子も印刷され、しおりや見返しの模様にも、通常のWEEKSとは異なる白を際立たせる仕様が施されている。また、特典として、岡崎京子氏の物語集 「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」からの一文が印刷されたクリアカバーと、「ヘルタースケルター」のイラストが入った特製の下敷きがもれなく付属する。なお、WEEKSシリーズは、1週間分のスケジュールを見開きに収めた週間タイプの手帳。スーツの内ポケットやズボンの後ろポケット、女性用かばんのポケットにも収まる、携帯しやすいウォレットサイズで、全240ページのボリュームがありながら厚みは約10ミリ、重さは130~140グラムとスマートフォンと同程度となっている。一週間にひとつずつ「ほぼ日」のコンテンツから厳選した「週の言葉」を掲載されるほか、全国主要都市のJR、地下鉄、私鉄の路線図が1枚にまとまった「ほぼ日の路線図 2015」のミニサイズ版が標準装備されている。
2015年08月21日「選手たちにはブラボーと言いたい。素晴らしい声援を送ってくれた観客にはメルシーと言いたい」。イラク戦後を終えた、ハリルホジッチ監督は満足気にコメントを発した。6月11日、日本代表はイラク代表に4-0と完勝した。5分に柴崎岳のスルーパスに抜け出した本田圭佑が先制弾を決めると、4分後にはファー(遠いサイド)に流れたコーナーキックを槙野智章が詰めた。32分には本田、香川真司、柴崎のパス交換からボールを受けた宇佐美貴史がドリブル突破からのラストパスで岡崎慎司の3試合連続ゴールをお膳立て。84分には原口元気が代表初ゴールで締めくくった。特に20分まではスピーディなパス回しに縦を意識した攻撃、積極的なゴールへの姿勢と、出色の出来栄えだった。指揮官が「スペクタクルなサッカーをしてくれた。選手たちは高いパフォーマンスと速さを見せてくれた」と胸を張ったのも頷ける内容である。確かにイラク代表のコンディションは悪かった。主力も数人欠いていた。日本が8強止まりに終わった1月の『AFCアジアカップ』で4強入りした同じチームとは思えない低調なパフォーマンスだったため、この完勝劇で「日本は強くなった」と評価するのは早計だ。ただ、確かな歩みを進めているのも確か。「この数年間、日本がやっていた攻撃の組み立てを抜本的に変えている。ワンタッチや3人目、4人目の動きを要求してきたが、選手たちはよくやってくれた。まだ3か月しかトレーニングしていないが、それでもかなり向上した」とハリルホジッチ監督は選手たちを称えた。もちろん、課題を挙げることも忘れない。「フィニッシュで慌ててしまうシーンがあった。全員がゴールを意識し過ぎたり、クロスに対するポジショニングが適切でなかったり、まだまだ修正すべき点はたくさんある。それでも私はこのチームに満足しているし、彼らと仕事をするのは本当に楽しい。日本はもっとできると思うので、もっと厳しくトレーニングしたい」。もっと厳しいトレーニングを課すのには理由がある。日本が2018年『W杯』予選を突破し、本大会で強豪国と渡り合うためだ。格下との対戦となる『W杯アジア2次予選』では勝敗がクローズアップされることはないだろう。では、次のシンガポール戦は意味がないのか? 答えは否。監督は選手たちに競争を強いる。常に高いパフォーマンスを見せることができるか、目を光らせている。ハリルホジッチ監督は『W杯』予選とともに、本大会を見据えているのだ。6月16日(火)・『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選』兼『AFCアジアカップUAE2019予選』日本代表×シンガポール代表・埼玉スタジアム2002のチケットは発売中。
2015年06月12日6月1日、『キリンチャレンジカップ』イラク戦、『W杯2次予選』シンガポール戦に臨む日本代表メンバー25名が発表された。ハリルホジッチ監督は、今回のメンバー発表に際し、「これまで私とスタッフはJ1・2・3で116試合、ナビスコ杯28試合、ACL24試合、欧州で3試合とライブで171試合見た。ビデオでの351試合を含め、522試合見た。代表監督、テクニカルスタッフがこういう厳しい仕事だと皆さんに知ってほしい」と語った。サッカー日本代表対シンガポール代表 チケット情報チームハリルの御眼鏡に適った日本代表は以下の通り。【GK】川島永嗣(スタンダール・リエージュ)/西川周作(浦和)/権田修一(F東京)/東口順昭(G大阪)【DF】酒井宏樹(ハノーファー)/酒井高徳(シュツットガルト)/長友佑都(インテル)/太田宏介(F東京)/吉田麻也(サウサンプトン)/丹羽大輝(G大阪)/槙野智章(浦和)/森重真人(F東京)【MF】長谷部誠(フランクフルト)/柴崎岳(鹿島)/山口蛍(C大阪)/谷口彰悟(川崎F)/香川真司(ドルトムント)/清武弘嗣(ハノーファー)【FW】本田圭佑(ミラン)/原口元気(ヘルタ・ベルリン)/宇佐美貴史(G大阪)/武藤嘉紀(F東京)/岡崎慎司(マインツ)/大迫勇也(ケルン)/川又堅碁(名古屋)指揮官は「長谷部はチームリーダーのひとり。チームに力強さを与えてくれる」、「本田は能力があるし、チームに違いを見せることができる」、「岡崎はエネルギッシュで本当に良く走る。ピッチ上で戦える選手」などと、各選手の寸評を明らかにした。ただ、こうも言った。「日本代表のポジションは誰にも保証されるものではない。試合でいいパフォーマンスを見せ続けることが大事」と。ハリルホジッチ監督は、ロシアへの第一歩を踏み出す日本代表について、「まず勝つ文化を育みたい」と意気込む。さらに「勝ち続けなくてはいけない。メンタルの強さを量ることができるのはアウェイ。アウェイで勝たないといけない。最初の試合で日本は『W杯』へ行くという野心があると見せたい」と続けた。イラク戦、シンガポール戦に向けた合宿は早速6月1日にスタート。欧州組が順次参加し、6月8日(月)には国内組が合流する。「個人的なスペシャルメニューを組むし、フィジカルテストもする。選手とコミュニケーションを取り、各試合に向けたタクティクスも準備する」合宿、イラク戦を経て、25名のメンバーは23名に絞られる。貪欲なまでに勝利を渇望する監督は、選手たちに高いハードルを要求し続ける。6月11日(木)・『キリンチャレンジカップ2015』日本代表×イラク代表・日産スタジアム、6月16日(火)・『2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選』兼『AFCアジアカップUAE2019予選』日本代表×シンガポール代表・埼玉スタジアム2002のチケットは発売中。
2015年06月01日8月23日に東京・夢の島公園陸上競技場で開催される夏フェス「WORLD HAPPINESS 2015」のメインビジュアルが公開。今年はデザイナーの山本耀司が担当したことが明らかになった。2008年より開催されている「WORLD HAPPINESS」は、高橋幸宏がキュレーターをつとめる音楽フェス。そのメインビジュアルにはこれまでイラストレーションが採用されてきたが、今回は初めて写真作品がメインビジュアルとなることがわかった。手がけたのは、ファッションデザイナー・山本耀司。世界中に多くのファンを持つファッション界の重鎮にして、今だに挑戦的な姿勢を崩さない彼が選んだのはなんと“愛犬”の写真。正面を見据える愛犬の凛とした姿に、「WORLD HAPPINESS」「音楽」という世界観を写した、愛らしくもスタイリッシュな作品となっている。山本耀司はまた、ソロ・アルバムもリリースするほどの音楽好きとして知られる。キュレーターの高橋幸宏は40年来の友人とのことで、高橋のたっての願いに快諾、実現したという。なお、これまでMETAFIVE、TRICERATOPS、Controversial Spark、野宮真貴 with カジヒデキ、筋肉少女帯、スチャダラパー、坂本真綾、SCANDALの8組が同フェスの出演者として発表されており、出演アーティストは今後も追加される予定。
2015年04月14日2戦2勝と最高のスタートを切った新生日本代表。新体制における第1号ゴールを含めた2得点をあげ、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から厚い信頼を勝ち取ったFW岡崎慎司(マインツ)は、ゴールに対する独特の美学を貫きながらさらなる成長を誓う。○いまも岡崎の心に色濃く残る通算7ゴール目日本代表として初めてキャップを獲得してから6年半あまり。その間に出場した91試合で積み重ねてきた日本歴代3位の「43」ゴールすべてに重みがあり、それぞれにドラマが凝縮されている。そのなかから、あえてベストゴールを選ぶとすれば――。岡崎は迷うことなく、2009年6月6日にあげた通算7ゴール目をあげる。敵地タシケントで行われた、ウズベキスタン代表とのワールドカップ・アジア最終予選。その前半9分に岡崎をいま現在に至るまで支え、未来永劫(えいごう)に心のなかで神聖化されていくゴールが生まれている。MF中村憲剛(川崎フロンターレ)が放った縦パスに、右サイドからゴール前へ飛び込む。左足によるボレーは相手GKにセーブされたが、直後に岡崎の真骨頂が発揮される。こぼれ球に誰よりも素早く反応し、体勢を崩しながら低空飛行のダイビングヘッドを見舞う。ピッチすれすれで首を必死に伸ばした、お世辞にも美しいとは形容できない姿勢から放たれた一撃はゴールネットを揺らし、岡田ジャパンを南アフリカ大会出場に導く決勝弾となった。○座右の銘「一生、ダイビングヘッド」の起源岡崎はワールドカップの大舞台でもゴールを決めている。それでも、ピッチが荒れ放題で、照明も薄暗かったタシケントのスタジアムでマークした一撃を大事にしている理由は何なのか。「自分に対して自信をもつことができたゴールだったんです」。兵庫県の強豪・滝川第二高校から清水エスパルスに入団した2005年。岡崎は中学時代に所属した宝塚ジュニアFCの山村俊一コーチから、いまも座右の銘としている言葉を贈られている。「一生、ダイビングヘッド」。山村コーチは基本を徹底的に反復させ、そのなかでもシュート練習に大半の時間を割いた。コーチが放つクロスに対してヘディングを見舞い続けた日々を、岡崎は苦笑いしながら振り返ったことがある。「カッコつけてボレーなんてしようものなら、ホントに怒鳴られましたからね」。当時は砂利混じりの土のグラウンドで練習することも少なくなかった。それでもダイビングヘッド中心のメニューは変わらない。地面にこすりつけた額に血をにじませながら、無我夢中で空中遊泳を繰り返した。○ストライカーの矜持を貫かせた絶対的な武器プロ入りに際しては母校の黒田和生監督(当時)から反対され、実際にエスパルスの1年目は8人いたFWで8番目にランクされた。長谷川健太監督(現ガンバ大阪監督)から右サイドバック転向を打診されたこともある。それでも「自分には絶対的な武器がある」という自負が、岡崎にストライカーとしての矜持(きょうじ)を貫かせた。中学時代から磨きあげてきたダイビングヘッドで日本代表を勝利に導き、ワールドカップ切符を手繰り寄せたという点で、通算7点目は原点にもなっているのだろう。ブンデスリーガに戦いの場を移して5シーズン目。不断の努力を積み重ねながらマインツのエースストライカーとして2シーズン連続で2桁ゴールをマークし、プレミアリーグのレスターからオファーが届くまでの存在に成長しても、間もなく29歳になる岡崎のプレースタイルの根本的な部分は変わらない。174cm、76kgと小柄なストライカーが生き残っていくためには、屈強な大男たちが壁を築くゴール前へ怯(ひる)むことなく飛び込んでいく勇気が何よりも求められる。岡崎からはこんな言葉を聞いたこともある。「恐怖を感じる前に飛び込んでいくんです」。○柴崎のゴールを体を張って“アシスト”した理由3月31日に味の素スタジアムで行われたウズベキスタン代表との国際親善試合。後半9分に十八番のダイビングヘッドで2点目を決めた岡崎は、同35分には体を張って味方のゴールを“アシスト”している。相手のFKが壁に当たり、こぼれ球がピッチ中央に弾む。飛び出した22歳のMF柴崎岳(鹿島アントラーズ)が、前に出てきた相手GKの頭越しにループシュートを放つ。距離にして約40m。3回バウンドしてゴールに吸い込まれるまで、岡崎は追走してくる相手DFを抑え、それでいてボールには触れずに、最後は笑いながらボールとともにゴール内へ転がり込んだ。「ゴールというものは、一人の選手にとって大きなものになる。自分はそれを知っているから、ああいうプレーができたんだと思う」。自己犠牲を厭(いと)わない岡崎の献身的な姿に、就任2戦目を5対1の大勝で飾ったヴァイッド・ハリルホジッチ監督も賛辞を惜しまなかった。「素晴らしいことだし、珍しいことだし、(世界中の)どこにも存在しないことだ。(5つのゴールのなかで)実は一番スペクタクルなのかもしれない」。○2戦2発で射止めた新生日本代表のエースの座ボールをかき出そうとした相手DFの足につまずくなど、件(くだん)のシーンではけがに見舞われる恐れもあった。サッカーを愛する子どもたちにはまねをしてほしくないという願いを込めて、岡崎は4月2日に更新したブログにこう綴(つづ)っている。「あの場面で迷わずガムシャラにボールをゴールへ押し込んで欲しいなって思います。まずはガムシャラにサッカーをすることが、みんなには大事だと思うから」。自分自身にリスクを生じさせた点は反省しているが、柴崎のゴールを優先させた選択は後悔していない。2戦2発でハリルジャパンでもエースを拝命し、日本歴代2位の三浦知良(横浜FC)の「55」得点を視界にとらえた岡崎はさらなるレベルアップを誓う。「奪った後に縦への速いボールが自分に入ってくるので、それをどうやってさばけるか。そういうプレーの質を高めてもっとゴールを奪いたいし、チャンスメークもできるようにしたい。まだまだ気が抜けないし、もっと上を目指したい」。原点を貫き通すいい意味での頑固さと、際限なく湧きあがってくる貪欲な向上心。そして、前線で放つ大きな存在感とフォア・ザ・チームの精神。ハリルホジッチ氏を含めた歴代の日本代表監督が、岡崎に魅せられてきた理由がここにある。写真と本文は関係ありません○筆者プロフィール: 藤江直人(ふじえ なおと)日本代表やJリーグなどのサッカーをメインとして、各種スポーツを鋭意取材中のフリーランスのノンフィクションライター。1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。スポーツ新聞記者時代は日本リーグ時代からカバーしたサッカーをはじめ、バルセロナ、アトランタの両夏季五輪、米ニューヨーク駐在員としてMLBを中心とするアメリカスポーツを幅広く取材。スポーツ雑誌編集などを経て2007年に独立し、現在に至る。Twitterのアカウントは「@GammoGooGoo」。
2015年04月04日国際Aマッチのピッチで、これほどJリーガーたちが躍動したのはいつ以来のことだろうか。日本代表がウズベキスタンを5-1で粉砕した3月31日『JALチャレンジカップ』の話である。Jリーグ 開催情報素晴らしいゴールラッシュだった。試合後、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「ブラボー!」「スペクタクル」と何度も口にしたのも頷ける内容だ。前半6分に青山敏弘(サンフレッチェ広島)のスーパーボレーで先制すれば、後半9分に岡崎慎司(マインツ)が代名詞のダイビングヘッドをズバリ。ウズベキスタンの足が止まった後半35分からは途中出場のJ1戦士たちが立て続けにゴールを奪う。柴崎岳(鹿島アントラーズ)が岡崎の“アシスト”を受け、42mの超ロングシュートで追加点を奪えば、38分に宇佐美貴史(ガンバ大阪)がファーストタッチでDFの間を抜けるテクニカルな代表初ゴールを決め、試合終了間際に川又堅碁(名古屋グランパス)が泥臭い代表初ゴールで締めた。ゴールシーンだけではない。DF・森重真人(FC東京)は川又へのアシストだけではなく、タテを意識したパスを連発し、同じくFC東京のSB・太田宏介は高精度なクロスを披露、本来のセンターバックではなくボランチに入った水本裕貴(広島)も中盤の底でブロックを築いた。2-0で初陣を飾った3月27日・チュニジア戦を含めた2試合で、25名のフィールドプレイヤー全員をピッチに送り出した上での結果である。それでも、ハリルホジッチ監督は「私のやり方ではメンバーを固めることはない」と断言した。さらに「今後も現地で試合を見て、誰が調子がいいか見極めていく。日本のすべての選手を見たいし、これからの代表合宿でチャンスを与えたい」と続けた。事実今回の代表メンバー発表前日に視察した、『ナビスコカップ』川崎フロンターレ×名古屋で、2得点を決めた川又と1ゴールの永井謙佑(名古屋)、好調を維持する小林悠(川崎F/ケガで離脱)を招集し、タレントを感じさせる車屋紳太郎(川崎F)をバックアップに選出した。そう、新指揮官は常にJリーグ、欧州各国のリーグに目を光らせているのだ。今回、日本代表でアピールした選手たちは各クラブへ戻って、日常の戦いに臨む。『明治安田生命J1リーグ』は4月3日(金)・4日(土)に迫っている。4月3日(金)・鹿島×サガン鳥栖、G大阪×名古屋、4月4日(土)・FC東京×ヴァンフォーレ甲府、広島×ヴィッセル神戸でウズベキスタン戦で存在感を見せたJリーガーたちが引き続きアピールする。そして、すべてのJリーガーが次の代表を睨み、熱戦を繰り広げる。日本代表の強化は、日々のJリーグが担う。チケット発売中。
2015年04月01日ザディグ エ ヴォルテール(Zadig et Voltaire)が3月24日、青山店でアーティストの大竹司によるウインドーライブペインティングを開催した。大竹司は現代美術ギャラリー「山本現代」に所属するアーティスト。金沢美術工芸大学などで伝統的な日本画を学び、近年では妖怪や招き猫といった日本独特のモチーフを、カラフルな色彩と軽妙なタッチで描いている。ザディグ エ ヴォルテールでは、創始者ティエリー・ジリエ(Thierry Gillier)が大竹の作品に感銘を受けたことから、14SSコレクションでコラボレーションを展開。今シーズンにも、大竹の作品をテキスタイルに取り込んだコレクションを発表している。今回のライブペインティングは、そんな両者の関係によって実現したプロジェクト。ライブペインティングでウインドーに描かれた作品は4月19日まで展示される。
2015年03月31日