旧来の山登りのイメージを覆し、昨今の登山ブームにも拍車をかけているのが“山ガール”の存在。オシャレなファッションで山を楽しむという女性たちのグループが増えているそうだが、そこに男性、すなわち“恋”が入り込む余地はあるのか――?つい先ごろ、人気漫画を原作とした『岳 -ガク-』が公開を迎えてヒットを記録し、多くの女性が劇場に足を運んだが、小栗旬演じる主人公・三歩は山をとことん愛する男。が、それゆえに女性がごく普通にお付き合いするのは難しいかも、なんていう意見も聞かれたり…。そして登山にまつわる映画がもう1本!ジェームズ・フランコが実在のアウトドアマンを演じ、見事本年度アカデミー賞主演男優賞候補になった『127時間』がまもなく公開となる。これにあわせてシネマカフェでは本作の試写会で、超アウトドア派の主人公にまつわるアンケートを実施!冒険に飛び出さずにいられないやんちゃな男は恋人向き?それとも友人向き?ジェームズが演じた主人公アーロンは、アウトドアをこよなく愛し、思い立ったら誰にも言わずにふらりと冒険に出かける自由人。身体能力はもちろん、経験値なども含め高いアウトドア能力をほこるイケメンである。映画では誰にも告げずに出かけた先で、岩場で引っかかった彼の執念のサバイバルが描かれる。女性よりも仕事よりも、まず何よりアウトドアといった感じがあるが、そんなアーロンのような男性に惹かれるか?という質問では約6割の女性が「YES」と回答。バリバリのアウトドア派男性を好ましく思う女性が多いことが明らかに。実際、自身がアウトドア派かインドア派かを尋ねるとこちらも6割超が「アウトドア派」で山を好むか海を好むかの差こそあれ、多くの女性が外で活動的に過ごしたいと思っているようだ。だが、“問題”はここから!多くの人が「惹かれる」と回答したものの、アーロンとの理想の関係を尋ねてみると大多数が「遊び友達」で、その次が「兄弟」。「恋人」や「夫」という答えはごく少数という結果に。あろうことか「周りにはいてほしくない」という回答もちらほらと見受けられた。一緒に遊ぶ分には楽しそうだが、あまりに近い存在となると危なっかしくて見てられないし、付き合った日にはいろいろ大変そう、というのが本音といったところか。実際、アーロンの魅力に関して「苦を乗り越えようとするパワーに惹かれる」(20代・女性)、「あきらめない勇気」(30代・女性)など何としても生き抜こうとする力に感銘を覚えたという人が多数いる一方で「近すぎる存在だと心配が絶えないのでちょっと…」(20代・女性)、「危なっかしくて怖い」(30代・女性)、「友人だったら勇気をもらえるけど…」(30代・女性)という声も…。まあ「自然が最愛の恋人」ということでこういうタイプの男性自身、あまり恋人を作ることに積極的ではないかも。ちなみにアーロンの人間性はともかく、演じたジェームズに関しては多くの観客から絶賛の声が多数寄せられており「素晴らしすぎて、文句のつけようがない。体当たりが本当に伝わる!」(20代・女性)、「すごく人間味のある感じ。馬鹿っぽいのとシリアスなのと、両方とも本物らしい」(20代・女性)など、自然を相手にしつつも“人間ドラマ”である本作において、見事にひとりでその役割を担っているとの称賛が多数!今回、オスカー受賞はならなかったが、近いうちに別作品でオスカーを掲げる彼の姿を見ることになっても何ら不思議はなさそうだ。作品に関しても「大切な人にいますぐ会いたくなった」(20代・女性)、「あきらめなければ光が差す」(30代・女性)などなど、ひとりの男が自然の中で命を賭ける姿に多くの人が感動した様子。恋心は置いといて…アーロンの姿を通じて自然に向き合い、生きる勇気をもらってみては?『127時間』は6月18日(土)よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開。■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:岡本夏生、結婚はあきらめても「芸能界にはしがみつく!」と引退を否定ジェームズ・フランコ インタビューオスカー監督に引き出された新たな魅力窮地に立たされた男の究極の決断『127時間』試写会に20組40名様ご招待『127時間』伝説の本人も登場!世界各地から“運命を変えた瞬間”が到着あなたの運命を変えた瞬間は?『127時間』独占試写会に25組50名様をご招待
2011年06月14日映画『127時間』の公開を記念して6月14日(火)、タレントの岡本夏生と安めぐみが、東京・高田馬場にあるクライミングのジム「GRAVITY高田馬場」にてボルダリング(岩登り)に挑戦!つい先日、芸能活動の縮小を発表した岡本さんだが、この日は白いハイレグで果敢に岩場に挑み「還暦になってもハイレグ、ボディコン!」を宣言した。実在の登山家の体験を基に、岩場に挟まれて絶体絶命のピンチに陥った男性の127時間の孤独な戦いと衝撃の決断を描く。生きることをあきらめない男を描いた作品とあって“あきらめない人代表”として岡本さんと安さんが登場。安さんはキュートな“山ガール”でキメたが、岡本さんは岩登りには似つかわしくない真っ白のハイレグで登場し会場をわかせた。本人曰く「スポーツということでレースクィーン、水着かなと思いまして」とノリノリ。映画については2人とも絶賛。特に岡本さんは、「自分の人生とオーバーラップしながら観た」、「連絡先を周りに教えておくのが大切だと気づいた」など独自の視点による感想を語ってくれた。ただ、周囲に何も告げずにあちこちに飛び回る主人公について岡本さんは「自分の命を切り拓いたと言える。生命力がある男性はかっこいい。ギブアップしない、芸能界を生き残りたいという気持ちは私にもあります」と同意しつつも「迷惑極まりない」とバッサリ。安さんも「傍から見てると刺激的で楽しそうだけど、付き合ったら大変そう」とやや及び腰だった。ちなみに岡本さんは「芸能界引退」が報じられたことについては「引退はしない。ずっとしがみ続けます。ただ、このまま忙しいと体力が続かないので、ちょっと仕事を減らします。被災地へのボランティアにも月1回行くので、その時間も作りたい」と引退を否定し、まさに“あきらめない女”を地で行くことを改めて強調。ただ、仕事以外の点については「結婚、出産、恋愛は200%あきらめた。ほかのことでエネルギーを使いたい」とも。2人は実際にボルダリングに挑戦。壁面を登って「あきらめたくない思い」を絶叫。安さんは「いくつになっても女性らしくいることをあきらめません!」と宣言。一方の岡本さんは「還暦になってもハイレグ、ボディコンをあきらめないわ」と力強く誓った。『127時間』は6月18日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開。■関連作品:127時間 2011年6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:自然を愛するアウトドア野郎は恋人としてあり?なし?『127時間』アンケート発表ジェームズ・フランコ インタビューオスカー監督に引き出された新たな魅力窮地に立たされた男の究極の決断『127時間』試写会に20組40名様ご招待『127時間』伝説の本人も登場!世界各地から“運命を変えた瞬間”が到着あなたの運命を変えた瞬間は?『127時間』独占試写会に25組50名様をご招待
2011年06月14日直木賞作家・桐野夏生のベストセラー「東京島」(新潮社刊)が、木村多江を主演に迎えて映画化されることが分かった。無人島に漂着した22人の男とたった1人の女の織りなすドラマを描いた本作。谷崎潤一郎賞を受賞した原作の発行時には、極限状態であぶりだされる人間の本質を描いた物語が、30代の女性を中心に大いに話題を呼んだ。男たちがいつしか“東京島”と呼ぶようになるこの無人島で唯一の女性であり、この特殊な状況の中でどこにでもいる主婦から新たな自分へと変貌を遂げていく清子を、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した木村多江が演じる。本能をむき出しにし、直感と行動力で困難に立ち向かっていく清子の姿は閉塞した現代社会に、これまでにないヒロイン像として映るに違いない。メガホンを握るのは『おかえり』でベルリン国際映画祭の最優秀新人監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し、その後も『0093 女王陛下の草刈正雄』など異色の作品を世に送り出している篠崎誠。共演には福士誠治、柄本佑、木村了、鶴見辰吾など実力派の俳優陣が顔を揃える。映画はつい先日クランクインしたばかり。鹿児島県沖永良部島、および徳之島にてスタッフ、キャスト総勢120名、40日間にわたる撮影が現在も進行中。人間の“生”を露わにした、これまでに類を見ないエンターテイメントがまもなく誕生する!『東京島』の公開は2010年、全国の劇場にて。■関連作品:東京島 2010年、全国にて公開
2009年10月14日