「岡村透子」について知りたいことや今話題の「岡村透子」についての記事をチェック! (1/7)
市川実日子主演ドラマ「ホットスポット」の最終話が先日放送され、山本耕史、三浦透子、井之脇海がサプライズ登場した。バカリズム脚本で贈る本作は、富士山麓のとある町のビジネスホテルに勤めるシングルマザー・遠藤清美(市川)と宇宙人・高橋(角田晃広)の交流を描いた地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。山本が演じたのは、第9話で突如現れた、Fのキーホルダーを付けた謎の男。彼が清美たちを遠くから見ていた理由が明かされた。また、三浦、井之脇は、フロントスタッフとして登場。さらに、第4話の301号室角部屋の幽霊としてうらじぬの。地元の同級生の中に登場した謎の山田真歩の役柄も明らかになるなど、ラストまで視聴者を驚かせる仕掛けとなっていた。なお「Hulu」では、市川、角田、鈴木杏、平岩紙に加え、バカリズムと監督の水野格による座談会コンテンツを23日(日)0時から独占配信する。(シネマカフェ編集部)
2025年03月17日俳優の市川実日子が主演を務め、バカリズムが脚本を担当する日本テレビ系日曜ドラマ『ホットスポット』(毎週日曜後10:30)の最終話が、16日に放送された。三浦透子と井之脇海がサプライズ出演し、反響が寄せられている。今作は、富士山麓のとある町のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(市川)と宇宙人の交友を描いた地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。清美は職場や地元で起きる小さな事件を宇宙人である高橋孝介(東京03・角田晃広)の能力を借りて解決する。※以下、ネタバレあり同話の最後では、30年後が描かれた。宇宙人である高橋のみ現役のフロントスタッフとして、三浦と井之脇とともに働いていた。視聴者からは「最後の井之脇海くんと三浦透子ちゃんまじで一瞬すぎるんだけど」「最終回、贅沢」「嬉しいサプライズばかり」「贅沢な無駄遣い」「贅沢すぎるんよ最終回!」といった声が寄せられている。
2025年03月17日ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループ「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」のメンバー・岡村美波が27日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「ギャップが素敵すぎる」ハラミちゃんのラジオに岡村美波がゲスト出演!ひとりカラオケを楽しむ自撮り動画を公開し、ファンを魅了した。「♡ ひとりカラオケ」とシンプルなコメントを添えつつ、Joysoundのキャンペーンに関連した動画をアップ。ピンクの衣装に身を包み、楽しそうに歌う姿が印象的だ。BGMにはBuono!の「キラキラ」が流れ、ハロプロファンにはたまらない演出となっている。 この投稿をInstagramで見る 岡村美波(@minami_okamura.official)がシェアした投稿 ファンからは「みいみ可愛すぎる!幸せすぎる!」「歌って踊る姿が最高!」「ああああ神!!!みいみ神!!」と興奮気味のコメントが殺到。「インライしてください土下座」とライブ配信を熱望する声まで上がるなど、反響を呼んでいる。
2025年02月28日モーニング娘。’25の岡村ほまれが8日、自身のインスタグラムを更新。【画像】石田亜佑美、岡村ほまれとの絆深めたステージに感動の声続々!「WE CAN DANCE!」振り返る!BEYOOOOONDSの江口紗耶との2ショットを公開し、「でいじー姉妹♡✨」と仲の良さをアピールした。投稿には「#ほまたん優勝 #たいせつꕤ︎︎」といったハッシュタグが添えられ、2人の特別な絆が伝わる内容となっている。 この投稿をInstagramで見る 岡村ほまれ/モーニング娘。'25(@homare__okamura.official)がシェアした投稿 この投稿には「最高に可愛い」「ありがとうかわいい」「Las quiero mucho(大好き!)」といった国内外のファンからの絶賛コメントが寄せられている。
2025年02月08日BEYOOOOONDS・雨ノ森 川海の岡村美波が7日、自身のインスタグラムを更新。【画像】岡村美波、「串かつでんがな」とのコラボ店舗を訪問「美味しすぎたよ〜!」ハンバーガーを片手にしたオフショットを公開し、「( ’༥’ )ŧ‹”ŧ‹”」と可愛らしい食事中の絵文字を添えた。ハッシュタグには「#腹が減っては戦はできぬ」と綴り、しっかり食べて元気をチャージしている様子が伝わってくる。 この投稿をInstagramで見る 岡村美波(@minami_okamura.official)がシェアした投稿 ファンからは「もぐもぐみいみちゃん可愛すぎ」「いっぱい食べる君が好き」「あーーーー可愛い…………浄化……………」といったコメントが殺到し、岡村の愛らしい姿に多くの人が癒されているようだ。
2025年02月07日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が2日、LAPONEアーティスト合同ライブ「LAPOSTA 2025 Supported by docomo」東京ドーム公演のファイナルにサプライズ登場し、JO1とキレキレのダンスを披露した。LAPONEグループ所属アーティストのJO1、INI、DXTEEN、ME:I、IS:SUEが集結した同ライブ。5グループそれぞれのパフォーマンスはもちろん、「LAPOSTA」のテーマソング「LOVE ALL STAR」や各グループの楽曲を全員でパフォーマンスしたり、他グループの楽曲をカバーしたり、メンバーをシャッフルしたパフォーマンスなど、合同ライブならではのステージが展開された。アンコール1曲目でJO1が「無限大」を披露した場面で、JO1とINIが誕生したオーディション『PRODUCE 101 JAPAN』で国民プロデューサー代表を務めたナインティナインの岡村隆史がサプライズ登場。鶴房汐恩が考案したキャラクター「シャチョー」の被り物を脱いで岡村が姿を現すと、会場から歓声が起こった。そして、JO1とともにキレキレのパフォーマンスを披露した岡村。マイクを手にして「『LAPOSTA 2025』お越しの皆様、元気ですか!? 元国民プロデューサー代表、岡村隆史です!」と挨拶した。川尻蓮が「カラコンしてる!?」と気づくと、メンバーは「ほんまや」「JO1にいそう」「かっこいい」と注目。岡村は「みんなのいいところを取ろうと思ったらこうなった。カラコン入れるのに30分かかっちゃう。カラコンが怖くて」と話した。矢部浩之も中継出演し、「勝手に踊ったらあかん」と言うと、岡村は「まさか矢部氏に見られているとは」と驚いた表情。矢部は「ブルーのカラコンが一番腹立った。調子乗るなって」と指摘し、岡村が「調子乗ってません。かっこよくしようと思ったら」と返すと、「かっこよくしてもらっても小さい。みんなと違う」とツッコんで笑いを誘った。岡村は「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~(JO1 ver.)」もJO1と一緒にパフォーマンス。他グループも登場し、一体感あふれるステージとなった。そしてスクリーンに「ナインティナイン新配信番組制作中! 詳細後日発表」と映し出され、今回のサプライズ出演も新番組の企画とのこと。岡村は「皆さん楽しみにしていてください」と呼びかけた。「LAPOSTA」は2023年よりスタート。3度目の開催となる今回は、ME:I、IS:SUEが新たに加わり、1月27日~2月2日に東京ドームとその他周辺施設を舞台に開催した。3日間の東京ドーム公演のほか、JO1とINIのメンバー22人のソロステージやDXTEEN、ME:I、IS:SUEのファンミーティングを実施。アトラクションやフードメニューのコラボ、イルミネーションツリースペシャルコラボレーション演出なども行われた。(C)LAPONE ENTERTAINMENT(C)LAPONE GIRLS
2025年02月02日お笑い芸人としてはもとより、これまでに日本アカデミー賞優秀助演男優賞(『決算! 忠臣蔵』に輝くなど、俳優としても多くの作品に出演し、評価も得ている岡村隆史(ナインティナイン)。だがアニメ声優の経験はほとんどなく、公開中の映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』でアニメ映画の声優に初挑戦した。オファー快諾への後押しになったのは、自身の家族の存在だった。現在、54歳。50代で父になった岡村から、本作で映画館デビューしたというお子さんへの愛情がダダ漏れてきた。○初めて行ったアンパンマンこどもミュージアムが出演の決め手に――絵本の世界でばいきんまんとルルンの前に立ちはだかる「すいとるゾウ」の声を演じました。アニメ映画の声優が初とは意外です。やっぱりプロの方がやったほうがいいと思ってたんですよ。専門職だし。そう思ってたんですけど、今回は『アンパンマン』やったからね。結婚して子どもができて、タイミングとしてもアンパンマンこどもミュージアムに初めて行ったあとに、このお話をいただいたんです。――初アンパンマンこどもミュージアムを体験したあとに。そうなんです。人生でアンパンマンこどもミュージアムに行くことも、もうないだろうと思ってたんです。50歳超えて、同級生と「ちょっとアンパンマンこどもミュージアムに行こうぜ!」とかって、ならないじゃないですか。いや、もちろんいいんですけど、なかなか僕が足を運ぶのは難しいなと思ってたんですが、家族が出来て行ってみて、こういう世界があるんだと。そこかしこにアンパンマンの絵とかいろいろあるんで、子どもが「アンパンマ~ン!」って叫ぶんですよ。その時に自分も一緒に「アンパンマ~ン!」って言ってまうんです。そういう空間なんやなって。僕、普段はおとなしいって言われる人間なんですけど、いい意味でどさくさに紛れて(笑)。普通に「アンパンマ~ン!」って。楽しくて。こういう世界があるんだなと思っていたら、お仕事をいただいたんです。「やらせてください!」と即答でした。――お子さんは今回の映画で映画館デビューしたとか。森の妖精・ルルン役の上戸彩さんは、子育てでは先輩ですね。彩ちゃんからは、いろいろアドバイスをもらってます。「歯磨きがなかなかできなくて」と相談したら、「このスタイルで磨いてください」って、プロレスの技じゃないですけど、自分の足で子どもをホールドして、「ガッガッガッ」と素早く歯磨きするんです。それを彩ちゃんが「こんな感じで」とやってみせてくれて、「これが1番磨きやすいですよ」って。――動ける余裕があると逆に危なそうですから、ホールドが一番いいんでしょうね。歯は大切ですからね。「後で痛くなるよ」と言っても、子どもは分かりませんから。うちの子、前に歯の間にチキンがつまったことがあって、それから何かが挟まると口を指して、「チキン、チキン」って言うんです。何かつまってて気持ち悪いってことだなと。「じゃあ歯ブラシしてクチュクチュしないとね」と言うんですけど、いざ歯磨きとなると嫌がってカーテンの裏に隠れたりするので、めくって捕まえてホールドして歯磨きです。いま、逃げて隠れるのも楽しいみたいです。○“ホンモノの”アンパンマンに会った子どもの反応は?――すっかりお父さんの顔ですが、ご自身が親になったり、『アンパンマン』と出会ったりしたことで価値観が変わったなと感じることはありますか?昔は楽屋に犬を連れてくるタレントさんとか、苦手だったんです。お子さんはしょうがないけど、犬とかは……と思ってて。それが、僕も現場に子どもを連れてきちゃったし、子どもだけじゃなくて、「犬も全然連れて来てください!」と思えるようになりました。――現場に、というのはちなみに?この映画の公開前に、PRでアンパンマンこどもミュージアムに行かせていただく機会があったんです。ホンモノのアンパンマンがいて、でも子どもはホンモノのアンパンマンが目の前にいるという現実が処理できなかったみたいで。喜んではいたんですけど、「アンパンマン……」って小さな声で最初ひと言、言っただけで、あとはじ~っと見てるだけだったんです。「アンパンマンだよ」と話しかけても、自分で持ってるアンパンマンのグッズを指して「アンパンマン」と。自分の手元にアンパンマンがいるのに、目の前にもアンパンマンがいることが処理できなくて。――なるほど。帰りにだんだん興奮してきて「アンパンマンいたね。アンパンマンいたね」と言い始めて、夜になって嬉しさがMAXでパニックになっちゃったんです。いつも興奮すると「お茶!」と言ってお茶を飲むんですけど、その時も「お茶、お茶」と騒ぎだしたので、お茶を渡そうとしたら「いらない!」となって、1時間半くらい頭をゴンゴン打ちながら床で転がり倒してました。――それはよほどの興奮状態ですね。アンパンマンに会えたことが嬉しいんだけど、自分のなかで整理できなかったんですよね。「ねんねしようか」と言っても、「ねんねしない、アンパンマンいた」ってずっと言ってました。すごいですよ、アンパンマン。――最後に、そのすごい『アンパンマン』に登場するキャラクターの声を演じられた喜びを改めてお願いします。お声がけいただいて非常に嬉しかったです。親になってみて、子どもが泣いている時とか、アンパンマンを見せるとすぐに泣き止んだりして、アンパンマンには本当に助けられています。いろんなメッセージの詰まった作品なので、まだ映画デビューされていない小さなお子さんがいらっしゃる方も、ぜひ一緒に観に来てもらいたいなと思います。僕個人としては、今はまだ子どもに理解してもらえるか分からないんですけど、「パパ、こういうお仕事してますよ」と言える仕事ができてよかったです。■岡村隆史1970年7月3日生まれ、大阪府出身。お笑いコンビ、ナインティナインとして第一線で活動を続けているだけでなく、司会や俳優業などでも活躍。俳優としての主な作品に『岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS』(96年)、『無問題』(99年)、『無問題2』(01年)、『踊る大捜査線』シリーズ(03年〜)、『妖怪大戦争』(05年)、『いけちゃんとぼく』(09年)、『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』『シュアリー・サムデイ』(10年)、『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』(14年)、『決算! 忠臣蔵』(19年)など。映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』で劇場アニメの初声優を務めた。(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (C)やなせたかし/アンパンマン製作委員会 2024
2024年07月17日映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(公開中)の公開記念舞台挨拶が30日に都内で行われ、戸田恵子、中尾隆聖、上戸彩、岡村隆史が登場した。同作は、映画『それいけ! アンパンマン』最新作。森の妖精・ルルンがアンパンマン、ばいきんまんと力を合わせて、“絵本の世界”を守る大冒険にでかける姿を描いている。○54歳の誕生日を迎える岡村隆史に、サプライズでお祝い7月3日に54歳の誕生日を迎える岡村に対し、サプライズで誕生日祝いを実施。会場に集まった子供たちからも「おめでとう〜!」と祝われ、Tシャツ、川越(淳)監督描き下ろしの『すいとるゾウ』イラスト、花束が贈られた。岡村は「こんなことしてもらえると思ってなかったもんですから、非常に嬉しいです。ありがとうございました」と感謝。「池乃めだかさんも同じ7月3日誕生日、あとは、トムクルーズさんも同じ誕生日。はい。少し小柄な人が生まれる7月3日というような感じかなという風に思います」と紹介した。上戸が「岡村さんって普段全然台本読まないんですよ。今日は珍しく隣で読んでたので、『うわ、これはサプライズバレちゃうんじゃないか』と思ったんですけど、知らなかったですか?」と尋ねると、岡村は「全然。読んでるフリしてるだけ」と苦笑。「上戸彩さんに怒られまして。『全然読んでないよね』言われたんで、今日は読んでるフリをしっかりしました」と告白していた。
2024年06月30日井浦新、水原希子、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が出演する日仏合作映画『徒花 -ADABANA-』が10月18日(金)に公開決定。永瀬さんが撮影したキャラクタービジュアルが解禁となった。監督は、長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』(19)が第14回JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival)最優秀作品賞を受賞するなど、繊細かつ圧倒的に作りこまれた世界観が国内外問わず高く評価されている甲斐さやか。甲斐監督が20年以上をかけ構想し書き上げ、満を持して映画化されたオリジナル作品。タイトルの『徒花』(あだばな)とは、咲いても実を結ばずに散る花、「無駄な花」を意味する。国家により、ある“最新技術”を用いて【延命治療】が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に侵されたとき、全く同じ見た目の自分である“それ”が提供されたら? そして、病の身代わりになってくれたら?そんな作品を甲斐監督が現代に解き放つ。主演は『ワンダフルライフ』(99)でスクリーンデビュー以来、近年も『こちらあみ子』『福田村事件』『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』など日本映画にも、ドラマにも欠かせない俳優・井浦新。井浦さんはプロットが出来上がる前から本作の出演を熱望。「甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています」とコメントを寄せる。また、同じく本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、『ノルウェイの森』でスクリーンデビューを果たし、2021年には『あのこは貴族』で第35回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞、唯一無二の存在感を放つ俳優としても目が離せない水原希子。水原さんは「徒花は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります」と語る。さらに『ドライブ・マイ・カー』での演技が国内外に高く評価され、新作が常に期待されている三浦透子。『三度目の殺人』でブルーリボン賞助演女優賞、『最初の晩餐』で第34回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞した斉藤由貴。国内外の映画監督に愛され、日本アカデミー賞を4度受賞した経歴を持つ永瀬正敏。錚々たる確かな実力派俳優陣が、甲斐監督最新作に出演を熱望し、集結した。併せて本作の編集は、『落下の解剖学』で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルと『ドライブ・マイ・カー』編集担当の山崎梓が担当。甲斐監督と第一線のスタッフがタッグを組んだ化学反応が解き放たれる。また今回、永瀬さん撮影のキャラクタービジュアルも解禁。「自分」と、すべてを身代わりになってくれる、もう一人の自分の「それ」をデカルコマニー(転写)で演出したデザイン。自分と「それ」は一見同じのようで、全く同じではなく、生き写し、完璧なコピーではない「それ」のビジュアルは、美しさ、かつ不穏さが解き放たれているビジュアルに仕上がっている。最新作『徒花-ADABANA-』公開にあたり、甲斐監督は「『徒花―ADABANA-』は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです」とコメントを寄せている。コメント全文<井浦 新>甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています。前作【赤い雪】に続き甲斐監督の描く新たなこの物語も、やはり無自覚に否応なく心に爪痕を残し、深いところまで沁み入ってくる。言語化し難い超オリジナルな世界観が広がっていて、台本の時点で既に唯一無二の素晴らしい作品でした。だから主人公の新次を演じるならば、今まで培ってきた経験もフルで活かし、自分がまだ開いていない扉も全開にして挑む必要がある。全ての感覚をギラリと研ぎ澄ませながら、監督スタッフキャストの皆んなと摩訶不思議で無茶苦茶で奇怪な日々を過ごしました。撮影期間は苦しくて楽しくて最高に幸せでした。私にとって甲斐組は至高の表現の遊び場です。皆さん【徒花】の香りに酔いしれて下さい。公開される日が待ち遠しいです。<水原希子>この度、まほろ役を演じさせて頂き、井浦新さんをはじめとする俳優の皆様とお芝居を通じて、自分の未熟さを痛感しながら、たくさんの宝物を頂いた素晴らしい経験をさせて頂きました。甲斐さやか監督が描く世界観は唯一無二で、『徒花-ADABANA-』は今の時代だからこそ、恐ろしくリアリティがあります。井浦さんのシンジは本当に圧巻です。『徒花-ADABANA-』を楽しみにしていてください。<三浦透子>演出の際に選んでくださる甲斐監督の言葉がとても好きでした。観終わったあと、自分の心臓の音がより強く大きく聴こえたような気がします。今まで意識の外にあったものに、自然と目を向けたくなる、そんな感覚が残ります。必ず映画館で観ていただきたい作品です。<斉藤由貴>母という、この切なくも美しきもの母という、この切なくも恐ろしきもの愛という業を腕(かいな)に抱きしめ、ひっ抱え、弱さも狡さも鬼の残酷も身体の奥にひっ抱えただひたすらに、子のために、ただひたすらに、己の思いを遂げるために。甲斐さやか監督のディレクターズステイトメントを拝読した時、監督の深き思いに胸打たれました。と共に、その透徹(とうてつ)した眼差しの向こうにある「この映画の完成形」に想いを馳せるというより、私はただ、追憶の物語の中に、母として無垢に存在していようと感じました。今回、甲斐監督の世界に参加でき、心より光栄に思います。<永瀬正敏>甲斐さやか監督の独自で深いメッセージとビジョン、明確なビジュアルイメージと人物設計、細部までこだわり抜かれた映像と音、、、短い時間でしたが、再びその世界の中に身を置けた事、幸せでした。そして今回は更に、演じ手と撮影(写真)二刀流で現場に呼んでいただいた事も感謝しかありません。<甲斐さやか監督>スピードが早すぎて、自分のことも見失いがちな現代。恐れずに自分と向き合い、どう生きるべきかを改めて考えたい……そのような思いで書いた脚本に、同じ思いを持つ最高の俳優と最高のスタッフが集結してくれました。「徒花―ADABANA-」は、忙しい日々の中で、“私が失ったものは何なのか”という現代人の疑問に共鳴するものと信じています。是非、劇場でご覧いただきたいです。『徒花-ADABANA-』は10月18日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月13日映画『それいけ!アンパンマンばいきんまんとえほんのルルン』(6月28日公開)の公開アフレコが都内で行われ、上戸彩、アンパンマン、ばいきんまん、岡村隆史が登場した。今回の出演について、絵本の世界で森を守る妖精・ルルンを演じた上戸は「すごく嬉しかったです! 実は何回かお話をいただいていて、その時はタイミングが合わずだったので、今回やっとできる!という思いでした。子供に報告するのを忘れていたんですが、ゲスト声優決定のPR映像を携帯に保存していて、それを携帯から勝手に見つけて、『ママ、凄いねー!』と大騒ぎになり、そこから毎日のように繰り返して見てくれました」と、家族も大喜びだったことを語った。アニメ映画での声優は初挑戦となった岡村も、出演が決まった際に「声優さんに囲まれてのお仕事は初めてだったので、本当に僕で良いのかな? と思いました。恐らくなのですが、このお話をいただく少し前に『アンパンマンこどもミュージアム』に行ったのが仕事につながったのかな?」と明かし、会場の笑いを誘う。絵本の世界でルルンたちが守っている森をめちゃくちゃにしようと大暴れする、すいとるゾウを演じることとなり、子供の反応を聞かれると「決まってからは、毎日出かける前に、子供が『ゾウさんの仕事ね』と、聞いてくるんです。大半は違うんですけど(笑)、今日はやっと『そうだよ。ゾウさんの仕事だよ』って言えました。家でセリフを言うと、『逃げろ~~』と言って走り回って逃げてます(笑)」と、かわいらしいエピソードも披露する。そんな2人はプライベートでも親交があり、共演については感慨深かったそう。岡村は「あやっぺ(上戸)から『すいとるゾウに決まったんだって?』と連絡が来て『期待してるよ』と、軽いプレッシャーをかけられました」と苦笑し、上戸は「『おかむー(岡村)もやるんだ? やったー!』と、すごく嬉しかった」と、振り返った。今作は、ばいきんまんが愛と勇気の戦士になるというストーリー。改めてばいきんまんの魅力を聞かれると、上戸は「かっこいい事をしておいて、かっこいい事をした自分に恥ずかしくなってどこかに逃げちゃう。そんな照れ屋なところ! 一見悪役なんだけれど、どこか憎めない。可愛らしさもあるところ!」と熱弁し、ばいきんまんも大照れ。また、岡村も「台本を読んで、ばいきんまんが主役なのか、と思ったが、妻も『これって神回じゃない?』と言っていた。うちの子供はよくばいきんまんのぬいぐるみを放り投げちゃっているが、この映画を見たらそんな事できなくなるかも(笑)」と、会場を笑わせた。最近、自身の子供と力を合わせて挑戦したことを聞かれると、上戸は「GWにいただいたスイカで、スイカ割りをしました! 大きなスイカだったのですが、みんなで力を合わせて綺麗に割れました」、岡村は「歯磨きが苦手な子供のために、妻とみんなで一生懸命頑張ってます!」とエピソードを披露。うがいもまだうまくできずパジャマを濡らしてしまうという岡村の子供のために、上戸が“おやこでシャカシャカ♪アンパンマンピカピカはみがきミラー”を勧めるなど、会場はほっこりした雰囲気となった。
2024年05月07日岡村靖幸と斉藤和義によるユニット・岡村和義の新曲「サメと人魚」が、4月17日(水) に配信リリースされることが決定した。5カ月連続リリース第4弾となる「サメと人魚」は、彼らにとって初のバラード曲で、これでもかとふたりの“らしさ”が詰まった楽曲となっている。4月12日(金) より各ラジオ局でオンエア解禁されるほか、Music Videoは配信日の0時に公開となる。<リリース情報>岡村和義「サメと人魚」4月17日(水) 配信リリース<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024 “OKAZ TIME”5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)チケット情報:()オフィシャルサイト:
2024年04月10日フジテレビは、米・スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ『HEART ATTACK』の主演に寛一郎さん、三浦透子さんが決定したことを発表しました。■スカイバウンド×フジテレビ共同制作ドラマ第1弾フジテレビは2023年9月、スカイバウンドエンターテインメント(以下、スカイバウンド)とパートナーシップを構築し、その第1弾として、スカイバウンドオリジナルのグラフィックノベルシリーズ『HEART ATTACK』を共同制作でドラマ化することを発表しました。スカイバウンドは、ドラマが120ヶ国以上で視聴されるなど世界的に画期的で魅力的なコンテンツを生み出し、コミック、ゲーム、テレビ、映画、デジタルメディアなどあらゆる分野のコンテンツを多角的に制作しているマルチプラットフォームエンターテインメント企業です。■近未来の日本を舞台に、迫害される超能力者たちをスリリングに描く同作は、『インビンシブル』や『ウォーキング・デッド』などの大ヒット・フランチャイズを手がけるクリエイター主導の米国マルチプラットフォーム・エンターテインメント企業のスカイバウンドと共同で制作するドラマ。原作となる『Heart Attack』は、政府が人権を否定するほどの特殊な力を持つ“ヴァリアント”と呼ばれる人々が存在するパンデミック後の世界が舞台のSF作品です。異なる背景を持つ若い男女二人の出会い、不条理な世界の中で自由を求める戦い、そこで育まれる愛情を描く原作『Heart Attack』。『インジャスティス2』や『モータルコンバット』などのゲームで知られるスカイバウンドのクリエイター、ショーン・キッテルセンと、『ハウス・オブ・エル』の画家として高い評価を得るイラストレーター、エリック・ザヴァツキが共同執筆した作品で、世界的に大ヒットしています。今回制作するドラマでは、近未来の日本を舞台としてヴァリアントが抑圧、権力と闘い、運命的な愛情をスリリングな展開と刺激的な映像演出で描きます。超常的な能力を持ち世間から迫害されているヴァリアントの人々は、“奈落”の集落に隔離され、その奈落をVCU(ヴァリアント犯罪課)という組織が常に監視しています。寛一郎さんが演じる主人公・ウミン(21歳)はヴァリアントですが、VCUのスパイとして活動しています。もう一人の主人公・三浦透子さん演じるエマ(23歳)は、インフルエンサーユニット“L”のメンバーとして、日々Makumaという動画配信プラットフォームでヴァリアントに自由と権利を求め動画を配信しています。二人は共に少し物が動かせる、手が温かくなるといった微々たる特殊能力しかありませんが、あるチャリティーイベントで出会い、偶然二人の手が触れると……。同ドラマは、フジテレビが制作を主導し、スカイバウンドが全世界に配給します。■主演・寛一郎×三浦透子、監督・丸山健志ウミン役を務める寛一郎さんは、2017年に俳優デビュー。以来、第27回日本映画批評家大賞の新人男優賞、第33回高崎映画祭の最優秀新進俳優賞など数多くのを受賞歴があり、2024年夏に公開される映画『プロミスト・ランド』での主演が決定しています。エマ役を演じるのは、三浦透子さん。2002年6歳で子役デビューし、第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞などの授賞歴があり、俳優業だけではなく歌手としても活躍中です。演技派の2人の主演が、真に迫る演技とアクションでドラマをより一層盛り上げます。◇【コメント】<寛一郎さん>「この作品は僕含め、色々な方々のチャレンジや、新しいことが詰まった作品となっています。そしてその全てを合わせて、素晴らしい映像を作り出しています。この作品が世界に飛び立ってくれることに心を躍らせています」<三浦透子さん>「アメリカンコミックスの実写化を日本で、という、とても挑戦的な作品です。頭も身体もいっぱい使って、新しい世界観に必死で食らいついたつもりです。はじめて現場に立った時のような、ひりひりする感覚や、ドキドキする瞬間を沢山味わえた、そんな新鮮な現場でした。自由を奪われた生活の中でも、自分らしく生きる方法を模索し、声を上げ続ける登場人物たちのエネルギーを、皆様にも是非体験していただきたいです」<丸山健志監督>「アメコミ原作を日本が舞台でドラマ化しグローバル展開する!そんな新しい座組にワクワクしました。最高のスタッフとキャストが集い、現在撮影中です。寛一郎/三浦透子と共に、強くて新しいものが撮れています。ご期待ください!」■ドラマ概要●タイトル:『HEART ATTACK』●出演:寛一郎、三浦透子他●原作:Skybound Comic Book 『Heart Attack』 by Shawn Kittelson and Eric Zawadski●スタッフ:<監督>丸山健志、八神隆治<脚本>大浦光太、高徳宥介<エグゼクティブプロデューサー>石井浩二、下川猛<プロデューサー>加藤裕将、鹿内植、ビョン ハジョン、梶原富治(ロボット)<SKYBOUND>・Executive Producer Robert Kirkman, Chairman – Skybound Entertainment・Executive Producer David Alpert, CEO – Skybound Entertainment・Executive Producer Rick Jacobs, Managing Partner, Linear – Skybound Entertainment・Executive Producer Glenn Geller, President, TV – Skybound Entertainment・Executive Producer Ash Nukui, COO – Skybound Japan・Co-Producer Wes Mazda, Sr. Manager, TV – Skybound Entertainment●制作プロダクション:ロボット●制作著作:フジテレビSKYBOUND(エボル)
2024年03月25日岡村靖幸と斉藤和義によるユニット岡村和義が、初のアナログ作品『I miss your fire / 春、白濁』を4月17日(水) に数量限定でリリースすることを発表した。SIDE Aには、配信にてリリースしてきた楽曲「I miss your fire」「春、白濁」を収録。岡村和義のデビュー曲となる「I miss your fire」は岡村と斉藤のルーツとなっているロックンロールを十分に感じられる楽曲で、「春、白濁」はユニット結成初期の制作エネルギーが楽曲にそのまま反映されているような勢いのある楽曲となっている。SIDE Bには、それぞれの楽曲のインストゥルメンタルが収録される。<リリース情報>12インチ アナログ盤『I miss your fire / 春、白濁』4月17日(水) リリース価格:2,500円(税込)『I miss your fire / 春、白濁』ジャケット【収録曲】■SIDE A1. I miss your fire2. 春、白濁■SIDE B1. I miss your fire -Instrumental-2. 春、白濁 -Instrumental-オフィシャルHP:
2024年03月17日岡村靖幸と斉藤和義によるユニット・岡村和義が、新曲「春、白濁」を2月14日(水) に配信リリースすることが決定した。5カ月連続配信リリースの第2弾となる「春、白濁」は、2020年にNHK-FMで放送された『岡村靖幸のカモンエブリバディ』の番組内で制作された楽曲。ユニットの結成前夜に制作された1曲だが、今回リリースされるのは当時制作された楽曲をベースにしつつも、新たに録り直した2024年バージョンとなっており、岡村と斉藤がこのユニットのテーマとしている「バンド感」が全面に出たサウンドに仕上がっている。また同曲のMusic Videoが、配信日の0時にプレミア公開されることが発表された。岡村和義「春、白濁」MV※2月14日(水) 0:00 プレミア公開<リリース情報>岡村和義「春、白濁」2月14日(水) 配信リリース岡村和義「春、白濁」ジャケット配信リンク:<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024 “OKAZ TIME”5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)チケット情報:()関連リンクオフィシャルサイト::::
2024年02月13日岡村靖幸と斉藤和義による新ユニット「岡村和義」の新曲「I miss your fire」が、本日1月17日(水) に配信リリースされた。「I miss your fire」は、ストーンズライクなご機嫌なロックナンバーに少し頼りない男の恋心を感じさせる岡村&斉藤節全開な歌詞の世界観が展開される楽曲。まさにロックアンセム然としていて、新たなユニットの門出を飾るのにふさわしい1曲に仕上がっている。MVは1月18日(木) 21時にプレミア公開される予定だ。また、初の全国ツアーがスタートする5月まで5カ月連続で楽曲が配信リリースされることが決定した。岡村和義「I miss your fire」MV※1月18日(木) 21:00~プレミア公開<リリース情報>岡村和義「I miss your fire」配信中岡村和義「I miss your fire」ジャケット<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024(仮)5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)関連リンクオフィシャルサイト:::
2024年01月17日岡村靖幸と斉藤和義が新ユニット「岡村和義」の結成を発表。併せて2024年5月から6月にかけて全国ツアーを開催することが決定した。2003年に電気グルーヴの石野卓球と結成したユニット「岡村と卓球」以来2度目のユニット結成となる岡村。近年は坂本龍一、小出祐介(Base Ball Bear)、DAOKO、KICK THE CAN CREW、RHYMESTER、椎名林檎、松任谷由実などとコラボ、リミックス、フィーチャリングなどのかたちで、他者との交流を積極的に進めてきた。一方、斉藤は中村達也とのユニット「MANNISH BOYS」を2011年に結成したほか、2018年には寺岡呼人、奥田民生、浜崎貴司、YO-KING、トータス松本とともに「カーリングシトーンズ」を結成するなど、近年では自身の活動に加えて他ミュージシャンとの活動も精力的に行っている。今回の新ユニット結成は、2020年1月に放送された岡村のラジオ番組内にて即興セッションで制作された「春、白濁」がきっかけのひとつになっているとのこと。ツアーは全国8都市12公演が予定されており、ツアーを彩る新曲も現在制作中だという。併せてオフィシャルサイトとX、Instagramアカウントが開設された。<ツアー情報>岡村和義 LIVE TOUR 2024(仮)2024年5月16日(木) 宮城・SENDAI GIGS2024年5月18日(土) 北海道・Zepp Sapporo2024年5月23日(木) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年5月24日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama2024年5月30日(木) 福岡・Zepp Fukuoka2024年6月1日(土) 広島・広島クラブクアトロ2024年6月2日(日) 広島・広島クラブクアトロ2024年6月6日(木) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)2024年6月7日(金) 東京・Zepp DiverCity(Tokyo)2024年6月12日(水) 愛知・Zepp Nagoya2024年6月14日(金) 大阪・Zepp Namba(Osaka)2024年6月15日(土) 大阪・Zepp Namba(Osaka)関連リンクオフィシャルサイト:::
2023年12月25日岡村靖幸が、11月から2024年2月にかけて行う全国ツアー『岡村靖幸 2023→2024 WINTER TOUR「元気です」』の追加公演が発表された。追加公演は、2024年1月28日(日) に神奈川・KT Zepp Yokohamaで行われる。なおKT Zepp Yokohama公演は、全国ツアー『岡村靖幸 2023 SUMMER TOUR「テクニカルサポート」』の一環として2023年7月22日に開催予定だったが、本人の体調不良で公演中止となっていた。チケット等の詳細はオフィシャルサイトでチェックを。<ライブ情報>岡村靖幸 2023→2024 WINTER TOUR『元気です』追加公演2024年1月28日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama開場16:30 / 開演17:30公式サイト:
2023年10月17日書籍『岡村靖幸のカモンエブリバディ』(双葉社)が6月9日(金)発売2019年から2021年に13回にわたって、NHK-FMとNHKラジオ第一で不定期に放送された音楽家の岡村靖幸がパーソナリティを務めるラジオ番組『岡村靖幸のカモンエブリバディ』の書籍化が決定!6月9日(金)、双葉社より刊行します。放送された内容をもとに再構成、著者のコメントを加えて編集しました。ゲストを迎えて何かを学んだり、一緒にセッションしたり、リスナーからの質問に答えたり、さまざまな「岡村ちゃん」の学びが楽しめる1冊です。また、“ボーナストラック”として書籍のみのゲストとしてDJ(ディスクジョッキー)の小林克也さんをお迎えしております。「ラジオ番組を一緒にやりませんかと声をかけていただいた時に、お!楽しみができたと思いました。(中略)どういう内容にするかという打ち合わせがあり、僕がいろんなことに挑戦していく模様をドキュメンタリー調に記録できたら面白いんじゃないか、という方向に決まっていきました。(中略)繰り返し番組を聴いてもらえる方法はないかと考えていたので、この番組を書籍として残すことができることをとても嬉しく思います」――岡村靖幸「はじめに」より書誌情報書名:岡村靖幸のカモンエブリバディ著者:岡村靖幸発売予定日:2023年6月9日(金)予定価格:2090円(税込)仕様:A5判288ページISBNコード:978-4-575-31805-0詳しくは… ※発売日は、地域、書店によっては前後する場合がございますラジオ放送時出演のゲスト大貫妙子(ミュージシャン)神野紗希(俳人)ライムスター・宇多丸(ラッパー)斉藤和義(ミュージシャン)ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家)犬山イヌコ(俳優、声優)加賀美幸子(アナウンサー)河合敦(歴史研究家)満島ひかり(俳優)書籍のみ出演のゲスト小林克也(DJ)著者プロフィール岡村靖幸(おかむら・やすゆき)1965年生まれ、兵庫県出身。音楽家。愛称は「岡村ちゃん」。19歳で作曲家として活動をスタートさせ、86年にシングル「Out of Blue」でデビュー。最新アルバムは「操』(2020)。熱心なNHKウォッチャー。現在、ファンクラブサイトでは俵万智先生と短歌教室で勉強中。--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------また、「岡村靖幸 2023 SUMMER TOUR『テクニカルサポート』がすでに発表されており、夏本番を前に「ベイベ」のみなさまには、あわせて楽しみにしていただけるはず。岡村靖幸2023 SUMMER TOUR「テクニカルサポート」6月18日(日)Zepp DiverCity TOKYO6月25日(日)Zepp Nagoya7月1日(土)Zepp Namba7月8日(土)J:COMホール八王子7月22日(土)KT Zepp Yokohama 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月09日本日3月17日より開催中の『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』より、三浦透子ら著名人のコメントが到着した。今年で3回目となる本イベントは、ドキュメンタリー番組を放送し続けてきたTBSが実施する映画祭で、東京を皮切りに大阪、名古屋と場所を移した後、初となる札幌でも開催。アンバサダーは映画コメンテーターのLiLiCoが務める。併せて、ぴあではTBSが良質のドキュメンタリー映画の発信地となるべく立ち上げた新ブランド「TBS DOCS」(TBSドキュメンタリーフィルムズの略称)を特集。社会派からエンタメ色が濃いものまでバラエティ豊かな15作品を紹介している。<著名人 コメント>『通信簿の少女を探して 〜小さな引き揚げ者 戦後77年あなたは今〜』■三浦透子(俳優)一枚の通信簿との偶然の出会いの先に何が在るのか。何も無いかもしれない、何の確信もない中、そこにある物語を信じて追い続けたディレクターの匂坂さんの思いに強く感銘を受けました。改めて、この作品に参加させていただけたことをとても嬉しく思います。TBSドキュメンタリー映画祭を通して、より多くの方に観ていただきたいです。■角田光代(小説家)通信簿の持ち主をさがす旅は、悲惨な戦争の疵痕へとたどり着く。しかし何より私が胸張り裂ける思いになったのは、満州からの引き揚げ者が差別されていたという事実だ。こんなにも困難な時代にも、人は差別をするのかと衝撃を受けた。そして同時に、そんなことには負けず、破天荒なほど自分自身であり続けた通信簿の持ち主に、人の持ち得る強さを見せてもらった気がした。『魂の殺人 〜家庭内・父からの性虐待〜』■東小雪(公認心理師 / LGBTアクティビスト)これまでタブーとされてきた実父からの性虐待を、顔と名前を出して語り出した当事者たち。「恥」を加害者に返す。その当事者の力。自らの生きる力を取り戻そうとする人たちの力強い姿が、映像でやっと見られた。『ダリエン・ルート “死のジャングル”に向かう子どもたち』■前嶋和弘(上智大学教授)こんな渾身のドキュメンタリー、みたことがない。陸路でアメリカを目指すハイチの家族に記者とカメラが命がけで密着。ともに川を超え、ジャングルを突き進む。その行路を牛耳るギャングのボスにも丁寧に話を聞く。汗、泥、ほこり、湿気まみれの空気。それが混ざり合った匂い――。観るものが現場を追体験できるのは、徹底した移民目線だからだ。その視線の奥にあるのは、日本人という第三者の優しいまなざしだ。苦難を乗り越える原動力である夢(アメリカンドリーム)は、子どもたちの笑顔と重なる。■長有紀枝(立教大学教授、難民を助ける会(AAR)会長)統計や数字でしかなかった遠い国の難民問題が、大切な友人や家族のものがたりになる。数字の羅列がヒューマンストーリーとして立ち上がる。なぜ、命をかけるのか。なぜ危険な旅にでるのか。その答えがここにある。同時に命をかけた大脱出ができるのは体力のある若者・健康な家族というのも現実。お年寄りや障害者は動くこともできない裏の現実を考えさせる映画でもある。※順不同、敬称略<イベント情報>『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』3月17日(金)〜30日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷3月24日(金)〜4月6日(木) 大阪・シネ・リーブル梅田3月24日(金)〜4月6日(木) 愛知・伏見ミリオン座4月15日(土)〜21日(金) 北海道・シアターキノ■「TBSドキュメンタリー映画祭2023」LiLiCoインタビュー映画祭公式HP::
2023年03月17日ドラマ10「大奥」第9話が3月7日放送。吉宗が家重を抱きしめるラストに号泣する視聴者が続出。家重を演じた三浦透子にも「家重の解像度に言葉を失った」「期待を軽々飛び越えてもうひたすら凄まじかった」など賞賛の声が上がっている。よしながふみの男女逆転パラレル江戸時代を舞台にした同名原作をドラマ化する本作。3代将軍・徳川家光の時代に“若い男子にのみ”感染し“数日で死に至る”「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が蔓延、男子の人口が女子の1/4まで激減したことで、それまで男子が担っていた労働を女子が担い、希少な種馬として育てられるようになった江戸時代を舞台にした物語が展開する。国が滅ぶのを防ごうと赤面疱瘡対策に本腰を入れる8代将軍・徳川吉宗を冨永愛が演じ、吉宗の命を受け赤面疱瘡に効く薬を探す水野祐之進に中島裕翔。吉宗の幼馴染で共に同じ道を歩んできた加納久通に貫地谷しほり。吉宗の側近として経済政策などでその有能さを発揮する大岡忠相にMEGUMI。赤面疱瘡の治療のため全力を尽くす医者の小川笙船に片桐はいり。水野が打ち首になったと思っている杉下には風間俊介。吉宗の娘・徳川家重には三浦透子。家重の小姓・龍に當真あみ。7代将軍・家継の代から大奥総取締を務める藤波に片岡愛之助といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。吉宗は水野から猿の肝が赤面疱瘡に効くのではないかという報告を受ける。そして江戸で再び赤面疱瘡が発生、早速猿の肝が試されるが、最初は効いているかのように見えたものの、結局効果はなかった。責任を感じた水野は自分を手打ちにしてくれと吉宗に頼むが、「今さらそなたを手打ちになどしたくない」と断られる。そんな吉宗に笙船は赤面疱瘡に罹った患者の遺体を解剖したいと願い出、水野も外国の薬を研究したいと願い出る。この要望を受け吉宗は異国の書物の受け入れを解禁、男に限り蘭学を学ぶことを許す。一方、吉宗は世継ぎを誰にするかにも悩んでいた。長女の家重は身体や言葉が不自由ゆえの苛立ちから周囲を困らせることが多かった。家重の小姓となった龍はある日、家重の将棋の相手をして彼女が非常に聡明であることを見抜く…というのが今回のおはなし。家重が非常に優秀であることが吉宗の耳に入るが、粗相をしたことでひどく落ち込んだ家重は“自分は死んだほうがいい”とまで漏らすように。龍は吉宗に「上様から一言、お言葉をおかけください」と直訴する。吉宗は家重のもとを訪ね「己の無力と向き合わされ、投げ出すことも許されず、時として世の恨みまでかう」と将軍職の辛さを語った上で「耐えられるか? 家重。それでも人の役に立ちたいと思えるか」と問いかける。その言葉に自分はいくじなしだが「そんな私にもできますか? 誰かの役に立つことが…」と涙を浮かべる家重。吉宗は家重を優しく抱きしめ「後を頼めるか、家重」と将軍職を託す…。このラストに「もらい泣きなのかなんなのかわかんないけどダバダバに泣いてる」「家重の思いにもグッときて、母娘の抱擁にもグッときて。何か今日はずっとグッときてたわ」「今日の大奥は泣いてしまった...親子、中でも母と子の繋がりに弱いのよ...」「なんか今までも名シーン沢山あったけど1番感動してしまった……」などの声が殺到。また家重を演じた三浦さんにも「三浦透子ちゃんすごい人だ…難役でしたが見事に演じてましたね」「家重の解像度に言葉を失った」「家重、すごくない?三浦透子、すごくない?」「期待を軽々飛び越えてもうひたすら凄まじかった」などの感想が続出している。【第10話あらすじ】吉宗は大岡忠相からの手紙と村瀬の死と同時に行方の分からなくなっていた没日録を受け取る。戻ってきた没日録を読んだ吉宗は、これまで隠されていた衝撃の事実を知る。その後、吉宗は将軍の座を家重に引き継ぎ、後世へと希望を託すのであった…。ドラマ10「大奥」は毎週火曜22時~NHK総合ほかで放送中。(笠緒)
2023年03月08日現在放送中のよしながふみ原作ドラマ「大奥」に、三浦透子、MEGUMI、片桐はいり、岡本玲、當真あみが出演することが分かった。今回発表された5名が出演するのは、2月28日(火)の第8回よりスタートする「8代・徳川吉宗編」。冨永愛が、姉2人が急死したことで藩主に就任し、財政再建に努める徳川吉宗を演じる。『ドライブ・マイ・カー』でヒロインを好演した三浦透子が、吉宗の長女で9代将軍の家重。放送中の「インフォーマ」に出演するMEGUMIが、吉宗の側近・大岡忠相。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」「ちむどんどん」に出演した片桐はいりが、赤面疱瘡解決へ尽力する医者・小川笙船。主演映画『茶飲友達』が公開中の岡本玲が家重の小姓頭・大岡忠光。「妻、小学生になる。」『かがみの孤城』の當真あみが、家重を献身的に支える小姓・龍(後の田沼意次)を演じる。ドラマ10「大奥」は毎週火曜日22時~NHK総合にて放送中。(cinemacafe.net)
2023年02月15日安藤サクラが主演、バカリズム脚本の初タッグで贈る新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」に、市川由衣、野呂佳代、三浦透子の出演が決定した。本作は、地元の市役所で働く実家住まいの平凡な独身女性の近藤麻美(安藤サクラ)が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。ごくごく平凡な人生を送ってきた麻美が、ある日突然、赤ちゃんから2周目の人生をはじめる、奇想天外な“バカリズムワールド”全開の作品となっている。この度、主人公・近藤麻美の同級生“しーちゃん”こと田上静香役を市川由衣、同じく同級生“ごんちゃん”こと丸山美佐役を野呂佳代、さらに、麻美が働く地元の市役所の後輩・河口美奈子役を三浦透子が演じることが決定。本作への出演が決まり、撮影も進んでいる市川さんは「安藤さんとは初めてご一緒させていただくのですが、初日の撮影から“サクラワールド”に引き込まれお喋りが止まらず…ますます好きになりました。バカリズムさんの脚本は日常の切り取り方が天才的で…発見や気付きが毎回あり本当に面白いです」とコメント。バラエティー番組でバカリズムと共演経験がある野呂さんは「バカリズムさんの作品にいつか参加してみたいと思っていたので、台本を頂いて細やかな視点やシーンの中のちょっとしたポイントがとても面白い脚本だと思いました」と語り、「サクラちゃんのとても素敵な雰囲気と笑顔と無邪気なところが好きなので、一緒にお仕事できるのが嬉しいです」と語る。さらに、三浦さんも「台詞がずっと面白くてあっという間に読み終えました。演者の皆さんの声で聞くのが今からとても楽しみです」と本作の魅力に言及、「自分の役は…不思議な役だ、ということはわかっているのですが、それ以外何もわかりません。そこを楽しんで演じられたら」と期待を寄せた。新日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」は2023年1月8日(日)より毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月18日名は体を表すというが、俳優・三浦透子はそのことわざをまさに地でいくようだった。落ち着きを払いながらも、朗らかに受け答えする表情は透明感にあふれており、その思考はクリアで潔く深い。2002年、5歳でデビューを飾ってから芸能生活は今年で20年となる。2021年に公開され、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』で、三浦さんの名前は全国ばかりか世界に知れ渡り、さらに注目を集めるようになった。現在、出演中のドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」では物語のキーとなる大山さくらを演じており、かと思えば、ドラマ「すべて忘れてしまうから」ではエンディング曲を歌うアーティストのひとりとして参加したりと、我々は気付けば三浦さんを目にしている。12月16日には初主演映画『そばかす』も公開され、彼女のキャリアは、ひとつのピークとなるであろうフェーズを迎えている。この2022年は、三浦さんにとってどんな1年だったのか。躍進を続ける今の心境、気になる現在地を聞いた。「まず、1回はやってみよう」新しいことに触れた1年――これまでたくさんの作品に出演されていますが、2022年はさらに様々なところで三浦さんを目にする機会が多かった印象です。ご自身にとって、2022年はどんな年でしたか?本当に「よく見るね」と言っていただく機会が増えた年、という感覚です。自分としてはお休みもありましたし、特別ぐんとお仕事が増えたとか、忙しくなったという感じでもなかったんです。ただ、新しいことに触れる機会のあった年だったな、とは思います。――新しいこととは、どのような内容ですか?これまでは割と映画メインにやってきていて、『ドライブ・マイ・カー』以降、今年はドラマを続けてやらせてもらったり、ミュージカルに挑戦してみたりということをしました。違うフィールドとの人との出会いを含めて、新しいことに触れた1年だったように思います。――今後ますますその幅を広げていきたいのか、もしくはその中から突き詰めていきたいのか、どのような気持ちでいますか?幅を広げたい欲はそんなにないんですが、「まず、1回はやってみよう」と思っているんですよね、やったことがないことは。そういう機会の多かった1年だとは思うんですけど、その上で自分がやりたいことはなんなのか、できないなと諦められることなのか、できるようになろうと頑張りたいことなのか…みたいなことも含めて、この1年を振り返って整理して次の年を始められたらいいのかなと思っています。――「1回はやってみよう」的なことは何に置いてもそうですか?そうですね、はい。「1回は食べてみよう」というのはあります(笑)。――毎日スケジュールもびっしりだと思うのですが、どのように気分転換をしていますか?気分転換しなきゃいけないような瞬間を、なるべく仕事の中に作らないようにしようと思っているんです。こちら(現場)がオン・家に帰るとオフ、みたいな感覚を持たなくて済むようにしたいな、という考え方でやっています。もちろん完璧にできるわけではないですし、難しいんですけど…。どこかでちゃんと他人の評価と距離を取ろうとしているんです。周りの価値基準とは別にちゃんと自分で自分の価値を決めることは、こういう仕事をしているとどこか難しさもあると思うんですね。やっぱり見られる人がいる仕事ですし、誰かに求められて生まれる需要なので。だからこそ、より強く自分が何者か、自分の幸せは何かを考えることは意識しないといけないな、と。そうしたら、人前に出る自分、その価値基準の中で生きる自分のオンみたいな部分を作ることからちょっと開放されるのかな、とは思いますね。――キャリアも長いですが、デビューしてどれくらいのタイミングから今のような考えになったんでしょうか?徐々に、徐々に、だと思います。子供の頃は役者としての自意識みたいなものはそんなになかったですし、とにかく行った現場で相手の方に求められることに応えることを頑張ってきました。でも、あるときそれに矛盾が生じてくるわけですよね。この前の現場では「いいね」と言われたことを次の現場でもやってみると、「いや、今回はそれじゃない」と言われる。それに応えていくのも当然この仕事のひとつではあると思うんですけど、それを繰り返しているときに、自分というものがなくなっていくような感覚も同時にあって…。自分は誰に求められたいのか、自分はどういうものを提示したいのかも、同時に考える必要があるんだなということは、やりながら徐々に感じていたところです。――自分がなくなっていくような、わからなくなっていくような感覚は、俳優業でない仕事でも、どんな仕事をしている人でも共通してわかる気持ちかもしれません。もちろん求められることに応えるということだって、ひとつのプロフェッショナルなあり方だと思いますし、誰にでもできることではないので、それが間違いだということではないんです。ただ、私はそれだと自分がなくなっていっちゃうんじゃないかと葛藤したので、やっぱりそこは何か考えなくちゃいけないなと思ったんですよね。――お話を伺っていて、三浦さんは感覚と言語がきちんと結びついていて驚いています。考えを整理してお話することが上手なんですね。いえいえ、全然!まだまだですが、それも日々こうやって言語化する機会をいただいているから鍛えられてきたことだと思うんです。本当に自分と向き合う時間になります、こうやってしゃべるときって。「彼女の一番の理解者になりたい」作品に出会えた喜び――2022年のフィナーレを飾る映画『そばかす』は、恋愛をしたことがなく、恋愛感情を持ったことがない蘇畑佳純の物語です。主人公の佳純を演じる三浦さんは、どんなところに惹かれてお引き受けになったんですか?『そばかす』の成り立ちとして、作品を作る際「アロマンティック・アセクシャル(※)を主人公にしよう」ということで制作は始まりました。今、多様化が進んでいったり、そういうことに対していろいろな扉を開こうとしている人たちがいる中で、こうして“映画”という芸術を通しても、アロマンティック・アセクシャルというセクシャリティを知ってもらうきっかけにもなると思いました。でも、そうしたセクシャリティの人ということだけじゃない、いろいろと「マイノリティなんじゃないか」と感じたことのある人の心の葛藤を受け入れてくれる温かさや、そういうものに触れるような機会になる作品なんです。今作ることにすごく意味があることなんじゃないかなと純粋に思ったところが、一番大きいですかね。――本作は佳純の妹が「レズビアン」という言い方をしたり、佳純の同僚が「ゲイ」という言葉を口にしたりしますが、「アセクシャル」という言葉自体は出てこないですよね。そうですよね、はい。――明言しないが、だからこそ分かったり感じられるところがあり、そうした良さみたいなものがにじみ出ている気がしました。そのワードを映画の中で使うかどうかは、原案のアサダさん含め、玉田さん(監督)もすごく考えたと思うんです。難しいものなんですよね、自認するということも。明言しないリアリティというか、佳純自身も自分がそうなのかどうかが断定できなかったり、葛藤の中にいることも含めて、リアルに表現できますし。おっしゃっていただいた妹が「レズビアンなんでしょ」と佳純に言うシーン、それは「言ってくれたら、私たちはちゃんとあなたのことをわかってあげられるのに」という、ある種、妹からの優しさゆえの言葉なんですよね。けど、それ自体、相手がわかる形で自分の何かを提示しなくちゃいけないのか、という問題も含んでいるといいますか。複雑で自分の中でもやもやしているものを、相手のために明確にしてやる必要は別にないんじゃないかなとも思うんですよね。説明しなくてはいけないものではないし、定まらないものはそのままにしておいてもいいんじゃないかな、ということも同時にすごく感じていて。明言しないというところには、そういう意味もあると思います。――『そばかす』が三浦さんにとっての初主演作になります。どのような思いを持ちましたか?自分自身も今まで世間の常識や、当たり前とのギャップというかズレを感じたこと、悩んだことがあったりしたんです。「何でみんなができることが、自分はできないんだろう?」と、自分ではそういうことを感じてきた側の人間だと思っています。この脚本を読んだとき、ありのままの自分を自分自身で大切にできて、そういう自分のことをわかってくれる人が当たり前のようにいるんだって信じられる、そういう社会みたいなものを求めている自分がいたと気づいたんです。自分自身が、すごくこの脚本を読んで救われる部分があったというか…。こういう物語を求めている人は、きっといるんじゃないかと自分も思ったし、それを伝える側になれることも、私としては「ああ、私のもとにこの脚本が届いてくれてありがとう」という気持ちにすごくなったんです。不思議な感覚なんですけど、私が彼女の一番の理解者になりたいとすごく思ったというか。そういう気持ちで臨める、向き合える役に出会える、そういう作品に出会えること自体がとても幸せなことですし、それが皆さんの目に触れる最初の私の主演作として残ることがすごく恵まれているなと思います。――本当に、そうですね。ありがとうございました。最後に、佳純はタバコを一服する海岸沿いというお気に入りの場所がありましたが、三浦さんにとっても心安らげるお気に入り場所はありますか?えっと…家、ですね(笑)。ひとりでベッドにいるときが一番幸せです。(※)アロマンティック…恋愛的指向の一つで他者に恋愛感情を抱かないこと/アセクシャル…性的指向の一つで他者に性的に惹かれないこと(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月16日三浦透子を主演に迎え、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた映画『そばかす』。今回、三浦さんと前田敦子、伊藤万理華の3人の鼎談インタビュー映像が解禁となった。映像では、「この3人が集まったことが奇跡で、とても楽しかった」と口々に語る3人の様子が収められ、同じ価値観を共有できた撮影だったことがうかがえる。“恋をしない”女性・佳純演じる三浦さんと、そんな彼女の人生に大きな影響を及ぼす同級生を演じていたのが、元AV女優という役どころの前田さん。さらに、佳純の妹役を演じる伊藤さんはそれぞれとの共演を「楽しかったしかでてこない」と現場での朗らかな様子を伝えている。家族の設定だった三浦さんと伊藤さん、そして友人同士役の三浦さんと前田さん、各々の演技の息はぴったりあったようだ。前田さんが、「透子ちゃんがスタッフみんなをまとめていた」と褒め称えると、三浦さんは「なんかすみません笑」と照れ笑いを見せる姿も収められている。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月14日『ドライブ・マイ・カー』に出演し、目覚ましい活躍をみせている三浦透子が、恋愛至上主義がまん延する世界で他人に恋愛感情を抱かない主人公を演じる『そばかす』。この度、状況の異なる2つ喧嘩シーンの本編映像が解禁となった。今回解禁となったのは、主人公・蘇畑佳純(三浦透子)の妹・篠原睦美(伊藤万理華)が蘇畑家の食卓で姉の佳純に対し、怒鳴り、言い合いが始まるシーンと、もう1つは、佳純の友達・世永真帆(前田敦子)が自身の親に公衆の面前で思いをぶちまけるシーン。「お姉ちゃんは、悔しくないわけ?」と、佳純に対する睦美の怒鳴り声からケンカは始まる。続いて佳純が友達の真帆と暮らすことに対して、「お姉ちゃんってレズビアンなんでしょ」と言い、佳純が男性と恋愛をしないことを紐付け、睦美の中で勝手に納得しようとしていた。しかし、佳純はそんなことはないと否定し、怒鳴り合いの末、なぜか睦美の夫・篠原健人が佳純にビンタされ、巻き込まれるという修羅場のようでありつつも、つい笑ってしまうシーンである。もう1つの映像は、真帆(前田敦子)が公衆の面前で父にブチギレるシーン。「何も知らないし知ろうとしない」と、父に怒っているようであるが、一体どんなことがあってこのような事態となったのか。また、その姿に驚く佳純が映し出されており、前後に何があったのか気になるシーンともなっている。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年12月05日三浦透子が単独初主演を務める映画『そばかす』完成披露舞台挨拶が11月16日(水)に都内劇場にて行われ、三浦さんらキャストが登壇した。さらに、本作に友情出演する北村匠海がサプライズ登場し、三浦さんと観客を沸かせた。北村さんが花束を持って現れると、三浦さんは思わず笑みをこぼした。三浦さんが14歳、北村さんが13歳の頃からの俳優仲間というふたり。北村さんは「(三浦さんが)こういうのは嫌だろうなと思いながら、来ました」と照れ笑いすると、三浦さんはすぐさま「めちゃめちゃうれしいです」と満面の笑みで返していた。北村さんの撮影期間は短くシーン数も少ないが、非常に重要な役どころとなっている。北村さんは出演を決めた経緯について、「まずは透子さんの初主演、お声がけいただいて脚本を読んで、シンプルに物語に惹かれたのが一番大きかったかなと思います。三浦さん演じる佳純と表裏一体のような役どころだったので、ちょっとばかし緊張して現場入ったのを覚えています」と明かした。三浦さんは「共演自体がすごく久々で、次共演できるときはどんな役だろうとお互い思っていて。こういう関係性の役なんだって思った」と、うれしさをかみしめていた。『そばかす』は、物心ついたころから恋愛が何かわからず、その感情を持たない30歳・蘇畑佳純(三浦さん)の物語。恋愛感情のない自分に不安を抱きながらもマイペースで生きてきた佳純だが、妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる。無断でお見合いをセッティングされた佳純は、そこで結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会うが…。本作において、佳純の中学時代の同級生・真帆を前田敦子が演じる。前田さんは「透子ちゃんと聞いて“ぜひとも”と。スタッフさんたちもご褒美のような作品だなと思いました」と言い、三浦さんについて「あっという間にすごい大好きになりました」と三浦さんに微笑みかける。三浦さんは「こちらこそです!真帆ちゃんの持っている格好よさを前田さん自身が素で持っていて救われました。何か努力することなく自然と関係性を作ることができたのは前田さんだったからだなと思います」と、相思相愛の三浦さん&前田さんコンビだった。そのほか、舞台挨拶には共演する伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督が出席した。『そばかす』は12月16日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:そばかす 2022年12月16日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2022「そばかす」製作委員会
2022年11月16日美しい島々が連なる“多島美”を有する瀬戸内海を舞台にした東出昌大主演、共演に、三浦透子、小林薫、浅田美代子が名を連ねる映画『とべない風船』から、人間ドラマを感じさせる予告編が解禁となった。2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げたのが本作。この度公開した予告編には、数年前に起こった豪雨で家族を失い心に傷を抱えたまま、瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二(東出昌大)や、過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た元教師の凛子(三浦透子)の姿が捉えられている。2人は、多島美を有する瀬戸内海の島で出会うが…。映像には、豪雨のなかで泣き叫ぶ主人公、その姿を見つめる凛子の姿がみられる。ポスターのコピーにもなっている主人公の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」、また、凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」の言葉も映像と共に添えられている。そして、主人公が黄色い風船をあげ続けるのはなぜなのか――。宮川監督だからこそ描くことができた「豪雨災害後」の物語に、期待を高める映像となっている。また、本作は広島地元発映画として広島のクラウドファンディングにてサポーター募集も実施。バンクーバー・アジアン映画祭(11月3-13日開催)、広島国際映画祭2022「OFFICIAL SELECTION部門・ヒロシマEYE」(11月18-20日開催)に選出が決まっている。『とべない風船』は12月1日(木)より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次)、2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:とべない風船 2023年1月6日新宿ピカデリーほか全国にて順次公開予定※広島先行あり©buzzCrow Inc.
2022年11月10日Amazon オーディブル(以下、Audible)では、本日10日20日(木)より9人の若手作家によるアンソロジー「絶縁」を配信。三浦透子、蒔田彩珠、古川琴音らが朗読する。「絶縁」は、「オーディオファースト作品」と呼ばれる、Audible発のオリジナル作品第2弾。9作中7作が書き下ろし、2作が世界初翻訳で、現在Audibleでしか楽しめない特別な短編小説集。今回、韓国のチョン・セラン(「保健室のアン・ウニョン先生」)の発案によるこの企画に、「コンビニ人間」の村田沙耶香、「折りたたみ北京」の郝景芳(中国)をはじめ、シンガポール、タイ、香港、チベット、ベトナム、台湾の作家たちが参加。そして、『ドライブ・マイ・カー』で注目を集めた三浦さん、『朝が来る』「妻、小学生になる。」の蒔田さん、「この恋あたためますか」「コントが始まる」『偶然と想像』など話題作に出演する古川さんをはじめ、山田真歩、内田淳子、北浦愛が各作品を朗読する。「絶縁」あらすじ&コメント▼「無」著者:村田沙耶香/朗読:三浦透子突如、若者たちに舞い降りた「無」ブーム。世界各地に「無街」が建設され――。<三浦透子コメント>自分は普通でないと感じている人も、別の誰かからみれば、その誰かにとって、自分よりは普通の側に属している人のようにうつることがある。一見共有できることの多いように感じる3人の女性が、対等にそれぞれをそれぞれの視点から冷静にみつめている、そこが興味深い作品だなと感じました。Audibleは音の作品だから聴くタイミングを探しやすいと思うのですが、あえて、音に集中するという時間の中で作品を聴いてもらえたら嬉しいです。▼「絶縁」著者:チョン・セラン/朗読:古川琴音6人の放送作家に手を出した男への処罰は、不当か否か。激しき議論は親友たちを分かち…。<古川琴音コメント>誰しもが日々感じている他人との違和感はいつどこで掛け違い大きな溝になってしまったのか。そもそもその違和感とは、いつどこで生まれてどう根付いてしまったのか。この作品を読んで深く考えるきっかけになりました。今回アジアの異なる国々の作者による短編集を、異なる6人の役者が朗読しました。聴いてくださる方々にこの物語がきちんと届くことを願っております。▼「妻」著者:アルフィアン・サアット/朗読:内田淳子夫がさりげなく口にした同級生の名前、妻は何かを感じとった。▼「ポジティブレンガ」著者:郝景芳/朗読:北浦愛ポジティブシティでは、人間の感情とともに家具や建物が色を変える。▼「燃える」著者:ウィワット・ルートウィワットウォンサー/朗読:内田淳子先鋭化する民主化運動のかたわらで生きる「あなた」たちの物語。▼「秘密警察」著者:韓麗珠/朗読:山田真歩都市に走った亀裂、浸透する秘密警察、押し黙る人びと、そして猫。▼「穴の中には雪蓮花が咲いている」著者:ラシャムジャ/朗読:蒔田彩珠ブラック職場を去ることにした僕。頭を過るのは死んだ幼なじみの言葉だった。<蒔田彩珠コメント>この物語は、主人公が父から言われた言葉をそれとなく幼なじみに伝え、それを幼なじみが返してくれた時に本当の意味を理解する、とても素敵な温かい作品だと思いました。声だけで気持ちや情景を伝えるのがすごく難しかったのですが、この作品が持つ温かさが聴いている方々にも届くと嬉しいです。▼「逃避」著者:グエン・ゴック・トゥ/朗読:山田真歩家族の「縁」から逃れることを望んできた母が、死を目前にして思うこと──。▼「シェリスおばさんのアフタヌーンティー」著者:連明偉/朗読:北浦愛カリブの島国セントルシア。少年たちには、卓球の練習後に集う秘密の場所がある…。「絶縁」は配信中。(cinemacafe.net)
2022年10月20日長澤まさみ主演ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」が日本放送を前にフランス・カンヌで世界初上映され、ドラマのキーパーソンを演じる三浦透子がレッドカーペットに登場した。現在、フランス・カンヌで開催されている世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM(ミップコム)」において、10月18日午後6時30分、Asian World Premiere TV Screening(アジアン・ワールド・プレミア・ティーヴィー・スクリーニング)として、今作が日本の放送に先駆けて世界で初めて上映。さらに、キャストの三浦透子が佐野亜裕美プロデューサーとともに登壇した。前日には、三浦さんがレッドカーペットに登場。三浦さんがカンヌを訪れるのは、昨年7月に出演した『ドライブ・マイ・カー』でカンヌ国際映画祭の授賞式に参加して以来、約1年3か月ぶり。自身にとって2回目のカンヌとなった。世界各国の人気俳優陣やコンテンツ業界のVIP陣が続々とレッドカーペットに登場する中、三浦さんは淡いブルーのセットアップを纏(まと)い、レッドカーペットに降り立った。昨年7月以来のカンヌ訪問となったことについて「こんなに短期間でまた来られるというのも、すごく恵まれているなと感じます。“縁を感じていいのかな~”なんて、少し思いながら歩かせてもらいました。(前回は昼のレッドカーペットだったので)夜のレッドカーペットというのは、すごく新鮮でいい経験になりました」と、2度目のカンヌに喜びを感じている様子だった。そして、翌日10月18日現地時間午後6時30分、カンヌ国際映画祭の会場と同じPalais des Festivals et des Congres(パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ)のメインホール、Grand Auditorium(グランド・オーディトリウム)で、ドラマの公式上映が行われた。60年近い歴史を持つMIPマーケットにおいて、日本ドラマの世界初公開がメインホールで行われるのは、今回が初めてとなる。会場には、世界中から業界関係者や記者が集まり、世界初上映となる本作を鑑賞。上映会後、舞台に登壇した三浦さんは「海外で上映していただけるということ、とてもうれしく思います。テレビドラマって家で観るものという印象が自分の中であったので、こんなに大きなスクリーンで上映していただくというのは、どんな体験になるのだろうと自分も想像できていなかった部分がありました。今日、初めて完成した第1話を観て、純粋に物語に集中して楽しめました。それは本当に、このドラマの力強さなのだと実感しました」と話し、感慨深く上映会の感想を述べた。さらに、司会者から「5歳の時からこの仕事を始め、テレビCMやドラマに出演し、今、女優として成功していることについてどう思いますか」と聞かれると、「自分ではそう思わないです(笑)。成功していると言っていただけることはすごくうれしいですけど、全然そんな風に自分ではまだ思えていなくて…まだまだ勉強中です」と、照れた表情を見せた。会場を訪れた人からは「とても良いストーリーで、俳優たちも完璧でした。素晴らしかったです。とても好きな作品でした!」(フランス)、「とても楽しんで観ることができました。南アフリカ共和国でも観ることができればいいなと思いますし、友達にもこの作品を勧めたいです」(南アフリカ共和国)など、ドラマに対して好意的な感想が寄せられた。最後に、10月24日(月)の初回放送に向けて「報道の現場で働く主人公の女性の姿というのと、えん罪事件を追う社会派サスペンス、どちらの面も持ち合わせたドラマだと思います。ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいです。観てください!」と、日本のファンにメッセージを送った。今回、三浦さんが演じるのは、長澤まさみ演じるアナウンサー・浅川恵那がコーナーMCを務める深夜の情報バラエティー番組「フライデーボンボン」のヘアメイク・大山さくら(チェリー)。番組ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)に、何やら脅迫めいた相談を持ち掛けるなど、物語のキーパーソンとなる。さらに、カンテレ公式YouTubeでは、MIPCOMで上映されたドラマトレーラー映像も公開中だ。「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日より毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月19日映画『そばかす』が、2022年12月16日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開される。主演は、『ドライブ・マイ・カー』でヒロインを務めた三浦透子。他人に恋愛感情を描かない主人公の姿を描く映画『そばかす』は、“恋愛至上主義”がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いた物語だ。主人公・蘇畑佳純(そばた・かすみ)は「恋愛もしたくないし、そういう感情もない。だから一人でも生きていける」30歳。結婚を急かす母や、バツ3の祖母、もの静かな父、妊娠中の妹など家族や周りの人たちからの“恋とか愛に”振り回され、家族から責められるも「これが私だから」と伝える日々を送る。そんな折に元AV女優の同級生や、地元の友達、母から無理やりセッティングされたお見合い相手らと出会い、彼らと交わる中で、佳純は自分の性や心と向き合い、悩み、前に進んでいく。三浦透子が「恋をしない」主人公に■主人公・蘇畑佳純…三浦透子物心ついたときから「恋をしたこともない」「この先もしない」30歳。チェリストになる夢を諦め、東京から地元に戻り家族と暮らす。演じるのは、『ドライブ・マイ・カー』に出演し第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した三浦透子。・佳純の母…坂井真紀佳純に結婚を急かす母。頻繁にプレッシャーをかけ、無断でお見合いまでセッティングしてしまう。・佳純の祖母…田島令子バツ3の佳純の祖母。・佳純の父…三宅弘城物静かな性格。・佳純の妹…伊藤万理華結婚し、妊娠中の佳純の妹。夫の浮気に気づいている。・佳純の夫...前原瑞樹・佳純の同級生…前田敦子元AV女優。『his』のアサダアツシら制作陣&監督・玉田真也がタッグ映画『そばかす』は、ゲイカップルが今の日本社会でどう生きていくかを真摯に描いた映画『his』の企画・脚本を手がけたアサダアツシをはじめとする制作チームが、監督に玉田真也を迎えて制作された作品。『勝手にふるえてろ』『寝ても覚めても』『愛がなんだ』『本気のしるし』を手掛けてきたメ~テレと、制作会社ダブがタッグを組んだシリーズ「ノット・ヒロイン・ムービーズ((not) HEROINE movies)」から、『よだかの片想い』に次ぐ第3弾の新作として登場。新進女優と次世代監督によって「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」を描くシリーズとなっている。主題歌は三浦透子が歌う「風になれ」主題歌は、歌手としても高い評価を受けている三浦透子が歌う「風になれ」。羊文学の塩塚モエカが楽曲提供した、みずみずしく独自の世界観を描きだす楽曲となっている。楽曲のアレンジは、音楽プロデューサーのESME MORI(エズミ・モリ)が手がけた。三浦透子はレコーディングに際し、「私にとってチャレンジな曲だけど風がふくように歌いたい」と思いを語った。〈映画『そばかす』あらすじ〉物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…。【詳細】映画『そばかす』公開日:2022年12月16日(金)出演:三浦透子、前田敦子、伊藤万理華、伊島空、前原滉、前原瑞樹、浅野千鶴、北村匠海、田島令子、坂井真紀、三宅弘城監督:玉田真也企画・原作・脚本:アサダアツシ主題歌:「風になれ」三浦透子(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)音楽・録音・音響効果:松野泉配給:ラビットハウス
2022年09月17日