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国内外100人の写真作家による展覧会『東京好奇心 2020 渋谷』が、Bunkamuraザ・ミュージアム(東京・渋谷)にて明日から開幕します。「写真という表現媒体を通じて社会のために何かできることはないか?」という思いから組織された活動体<NPO 東京画>が2018年に立ち上げたプロジェクト『東京好奇心 2018-2020』。2018年秋に「ジャポニスム2018」特別企画としてパリで展覧会を、2019年春に「東京ベルリン友好都市関係締結25周年」記念事業としてベルリンで展覧会とシンポジウムを開催し、いよいよその集大成が渋谷で幕を開けます。開幕に先立ち、10月19日にはプレス内覧会が開催されました。本展キュレーターの<NPO 東京画>のファウンダー・太田菜穂子氏は次のように展覧会への思いを熱く語りました。「16の国と地域から参加する写真家100名は、国籍のみならず、年齢、ジェンダー、そして写真家としてのキャリアも異なります。しかしながら、彼らの視線が捉えた世界の姿は、今こそ私たちが改めて見つめるべき過去、現在、そして未来の姿をも捉えています。目の前の現実と向き合うことで気付かされる多くの真実を4つのキーワード『IDENTITY(自分を語る)』、『DIVERSITY(他者を読み解く)』、『HERE AND NOW(ここで、今、生きるということ)』、『TIMELESSNESS(時間を超える価値)』で紐解く今回の作品は、ご覧いただく方々の心に“確かな記憶”として響くメッセージをそれぞれに秘めています。耳を澄まし、心を全開にして、写真の前に立ってください。写真たちは、あなたの好奇心を呼び覚まし、未来への希望の予感を与えてくれるはずです 」ジョン・カビラ、クリス智子、ハリー杉山、マリエが音声ナビゲートを担当!!ラジオ局J-WAVE(81.3FM)でナビゲーターを務めるジョン・カビラ(毎週金曜6:00~11:30「~JK RADIO~TOKYO UNITED」担当)、クリス智子(毎週月~木曜13:00~16:30「GOOD NEIGHBORS」担当)、ハリー杉山(毎週土曜6:00~8:00「POP OF THE WORLD」担当)、マリエ(毎週土曜12:00~15:00「SEASONS」担当)の4人が、展覧会の音声ナビゲートを担当します。この音声ナビゲートは、従来の展覧会の音声ガイドとは一味違い、J-WAVEのナビゲーター4名が、展示作品の中からそれぞれの視点で作品を選び、その作品の何に惹かれ、どのような想いをめぐらせたのかを自らの言葉で語ります。ぜひご期待ください。音声ナビゲートは日本語と英語に対応しています。ご利用いただくには、スマートフォンアプリ「33tab(=みみたぶ)」をダウンロードし、スマートフォンとイヤホンをご持参いただければ、無料でお楽しみいただけます。●音声ナビゲート by ジョン・カビラの試聴はこちら本展開催記念写真集ほか、BEAMS JAPANとのコラボグッズやオリジナルチャリティグッズを会場にて販売・浅葉克己デザインの本展開催記念写真集数々の名作ポスター・CMを世に送り出してきたアートディレクター浅葉克己デザインによる本展開催記念写真集は、100人の写真家の眼差しを1冊にまとめた全232ページの永久保存版です(税込7700円)。・本展×BEAMS JAPANのコラボグッズBEAMS JAPANとのコラボグッズを本展会場とトーキョー カルチャート by ビームスにて販売します。本展ならではのグッズ(カメラストラップ)もご用意しました(税込3740円、数量限定)。・オリジナルチャリティグッズ今、急速に求められている医療の研究・発展のために、本展オリジナルチャリティグッズを販売、売り上げの一部を国立国際医療研究センターに寄付いたします(税込5500円)。【『東京好奇心 2020 渋谷』開催概要】会期:2020月10月20日(⽕)~11月12日(木) ※会期中無休開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)※金・土曜日の夜間開館はなし会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F)主催:Bunkamura、NPO東京画入館料(消費税込):当日一般1000円、大学・高校生500円、中学生以下無料※前売券の販売なし※旧会期(5/23-6/14)が記載されたチケットは使用不可(払戻期間は終了)※新型コロナウイルス感染拡大防止のため団体鑑賞の受け入れは中止問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)公式サイト:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月20日家族や友人などの、身近な人に新しい命が誕生したら。 何をプレゼントしたらよいか分からないけれど、ひとつ「絵本」というレパートリーを持っておくと良いでしょう。絵本には独特の魅力があります。わたしたち大人でもハッとさせられる物語性や、味のあるイラスト。そして小さな子でも触って直感で愉しめるデザイン性。最近では「絵本カフェ」というジャンルのお店も増えていて、子どものころによく読んだ懐かしい作品に触れたり、子どもが生まれたお母さんが読み聞かせをしたりして人気となっています。 そんな、子どもだけでなく大人の心もつかんで離さない、絵本の世界。今回ご紹介するのは、zuccaやコムデギャルソンシャツなどのブランドロゴを手掛ける、デザイナー、駒形克己さんの展覧会「小さなデザイン駒形克己展」です。 音楽、ファッションを通じて作り上げられた作品や、絵本の制作のプロセスがわかるスケッチまで、駒形さんの初期から現在までの足跡を約 300点の作品でたどる初めての展覧会です。ユニークな絵本の魅力を立体的にご覧いただけるコーナーも見所のひとつです。 『Little Tree』ワンストローク2008年 『Little Eyes3いろ・いろ・いろ』偕成社1990年 「The Animals in the Forest」(未刊絵本)試作2012-13年頃 駒形さんは1989年に長女が誕生。子どもの成長に向き合うことから絵本を作り始め、新しいタイプの絵本として注目を集めました。現在は絵本に加え、ワークショップ活動で国際的に活躍しています。デザイナーならではの独創性と感性、発想力が混ざり合った絵本の数々は、駒形さんならでは。他では見たことのない作品ばかりが並び、きっとどの作品も気になって、足を止めてしまうでしょう。 会期中は展覧会図録や駒形克己の絵本などを取り扱うミュージアムショップもオープンします。 *駒形さんが大切にしてきたコンセプトは「小さなこと」。手に収まる小さなサイズ、少数の人々とささやくような関係性から生まれた作品の数々に、ぜひご注目ください。 小さなデザイン駒形克己展会期:2019年11月23日(土・祝)~2020年1月13日(月・祝)観覧料:一般650円、高校・大学生450円、小・中学生200円会場:板橋区立美術館(東京都板橋区赤塚5-34-27)板橋区の賃貸をgoodroomで探す *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年01月04日自宅の玄関や、リビング、寝室やトイレ……。ちょっと壁が空いていて「さみしいな」と思うとき、大き目のポスターを額に入れて飾っていたら、それだけで思い描くおしゃれな生活に少し近づけそう。でもなかなかポスターをわざわざ探しに行く、ということはしていない方がほとんどではないでしょうか。 そんなあなたに紹介したいのが、「POSTERS」です。 「POSTERS」は、グラフィックデザイナーやアーティストのポスターを展示、販売する展覧会。多くの著名な作家の方々がこれまでに制作、発表した数々のポスターの中から、本展のために特別に出品した作品が並びます。作品を出展している作家たちは、浅葉克己や葛西薫など。一度は名前を聞いたことがあるような著名な方がずらり。普段の展覧会では、来場者は作品を「見る」ものですが、今回の展覧会では「買う」こともできます。「買う」という行為も加わって作品を鑑賞したら、見え方や距離感がいつもと少し違ってくるかもしれません。 会場で販売するポスターは、一部をのぞいて現品限りの希少な作品ばかりです。会場でお気に入りのポスターと出会い、1枚持ち帰る、ということを体験してみませんか。アートにお金をかける、ということが身近になることで、生活がぐっと豊かなものになるはずです。 作品紹介菊地敦己「Hunter」2006 菊地敦己「Night」2006 中村至男「7:14」2012 フィリップ・ワイズベッカー「ELEMENTAIRE」2018 仲條正義「フジのヤマイ」2002 POSTERS会期:2019年6月28日(金)ー2019年8月18日(日)会場:東京都港区白金 5-12-21定休:月・火(7/15は営業)開館時間:12:00−19:00 (最終日は17:00まで)出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年07月03日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!ルイ・ヴィトンの3日間限りのポップアップ、カレーと音楽を堪能できるイベント、100周年のバウハウスをフィーチャーした展示etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け!◆ルイ・ヴィトンが3日間のポップアップ、アーティーな6つの「カプシーヌ」が登場(〜6/30)アイコンバッグ「カプシーヌ」を、6人の現代アーティストが再解釈した「アーティーカプシーヌ コレクション」のポップアップが、代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催。© Studio Lenthal◆横浜赤レンガ倉庫に15店舗のこだわりカレーが大集結! カレー×音楽のイベント初開催(6/29・30)カレーと音楽が融合したイベント「CURRY&MUSIC JAPAN 2019」では、多種多様なこだわりカレーと、カレーをこよなく愛するアーティストによるライブが楽しめる。◆バウハウス100周年、アーカイブ展が無印良品銀座で開催(〜9/23)総合芸術学校バウハウス(Bauhaus)100周年を記念し、バウハウスをフィーチャーした展示「Archives: Bauhaus 展」を開催。トークやワークショップなどのイベントも行われる。◆ディプティックの限定フレグランス発売! 表参道ヒルズでポップアップも(〜7/16)ディプティック(diptyque)の新コレクション発売を記念し、パーソナルフレグランスに特化した「フレグランス ポップアップストア」を、表参道ヒルズにオープン。◆仲條正義や浅葉克己などが参加、“買える”ポスター展がOFS galleryで開催(〜8/18)グラフィックデザイナーやアーティストが、これまで制作、発表してきた数々のポスターの展示と販売を、東京・白金のOUR FAVOURITE SHOP内にあるOFS galleryにて行う。◆リプトンの「フルーツインティー」専門店がオープン! 今年はティーベースのアイスキャンディーも登場(〜9/6)紅茶ブランドのリプトン(Lipton)が、フルーツをたっぷり入れて楽しむアイスティー「フルーツインティー(Fruits in Tea)」の専門店が、Zero Base 表参道にオープン。
2019年06月28日東京・白金のOUR FAVOURITE SHOP内にあるOFS galleryで、“買える”ポスター展「POSTERS」が、6月28日から8月18日まで開催される。本展は、グラフィックデザイナーやアーティストがこれまで制作、発表してきた数々のポスターから選りすぐりを展示、販売する展覧会。参加クリエイターは、仲條正義や浅葉克己、キギ(KIGI)の植原亮輔と渡邉良重、服部一成、フィリップ・ワイズベッカーといった豪華面々かつ、販売されるポスターは現品限りの希少な作品ばかりだそうだ。メインビジュアルをデザインしたのは仲條正義。ギャラリーでは、この特別なロゴを施したグッズの販売も予定している。普段の展覧会は鑑賞するものであるが、買って持ち帰ることのできる本展では、作品との距離や見え方がいつもと違って見えてくるかもしれない。お気に入りの一枚に出会ったなら、今日からコレクターになるのも良いだろう。また、7月11日の18:30から20:00にはレセプションが開催される(ドリンクと軽食のおもてなし)。【イベント情報】POSTERS会期:6月28日〜8月18日場所:OFS gallery(OUR FAVOURITE SHOP内)住所:東京都港区白金5-12-21時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)休館日:月・火(祝日を除く)
2019年06月18日アートディレクター・浅葉克己による企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」が、2019年3月15日(金)から6月30日(日)まで、東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2にて開催される。浅葉克己は、長野オリンピック公式ポスターやサントリー「夢街道」、武田薬品「アリナミンA」といった数多くの名作ポスター、コマーシャルを制作しているアートディレクターだ。世界各地で様々な人やモノに出会ってきた浅葉克己にとって、「ユーモア」はコミュニケーションの最も大切な感性のひとつである。「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」では、浅葉克己が国内外から集め、インスピレーションを得てきた資料やファウンド・オブジェとともに、「ユーモア」のシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を紹介。時代や国を超えた、心和むユーモアからブラックユーモアまで、様々な「ユーモア」のかたちと表現を一望できる。国内からは、福田繁雄の立体作品《アンダーグランドピアノ》、90歳でもなお精力的に活動するクリヨウジ(久里洋二)の挑戦的なアニメーション《LOVE》、和田誠の似顔絵などを展示する。また、海外からの出品作品には、ニュージーランドのディーン・プールの《Fingers》や、イギリスのジョン・ウッド&ポール・ハリソンによる映像作品《The Only Other Point》など世界で活躍するアーティストが名を連ねる。さらに、浅葉克己本人からは、年賀状10年分や、50年分のブチューン(ワイドラックス)カメラで撮影したモノなどを展示する。【詳細】企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」開催期間:2019年3月15日(金)~6月30日(日)開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)※5月25日(土)は、六本木アートナイト2019開催にあわせて23:30まで開館延長(入場は23:00まで)休館日:火曜日 ※4月30日(火)は開館会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン入館料:一般 1,100円/大学生 800円/高校生 500円/中学生以下無料■オープニングトーク開催日:2019年3月23日(土)会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2出演:浅葉克己、他
2019年01月27日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)の新形態ショップ「グッド グッズ イッセイ ミヤケ(GOOD GOODS ISSEY MIYAKE)」が、東京・代官山に2018年9月1日(土)オープンする。選りすぐりの“いいもの”が詰まったイッセイ ミヤケの新ショップ「グッド グッズ イッセイ ミヤケ」は、選りすぐりの“いいもの”が詰まったショップ。薄いグリーンで染められたアルミニウムで表現される空間には、メインブランドのイッセイ ミヤケはもちろん、ミー イッセイ ミヤケ、バオ バオ イッセイ ミヤケ、そして132 5. イッセイ ミヤケなどのアイテムが並ぶ。店頭に置かれるアイテムは、どれをとってもイッセイ ミヤケが展開するブランドならではのデザインで、平面から立体への変化や滑らかなプリーツの動きがあり、ユーモアにあふれている。ミー イッセイ ミヤケ色やプリントのバリエーションが豊富に揃う「ミー イッセイ ミヤケ」からは、オープン時に並ぶメインアイテムとして、特殊なニット素材を用いた「SOLID BAG」とプリーツとユニークな持ち手が特徴の「STRIPE TRUNK PLEATS BAG」が登場する。「SOLID BAG」は、お洒落を楽しみたくなる10色の別注カラーを揃えており、一方で「STRIPE TRUNK PLEATS BAG」は、ストライプ柄を同店限定デザインで展開する。さらに、まるで折り紙のように折り畳める「BIG PYRAMID PLEATS BAG」と「TRIANGLE PLEATS BAG」もまた、店内にユーモアを添えている。イッセイ ミヤケイッセイ ミヤケから展開するのは、2018年秋冬シーズンより登場した、平面から立体に組み立てられるユニークなバッグ「PHANTOM」。ブランドのアイデンティティである“一枚の布”を体現するこのバッグは、ハンドルとショルダーストラップを外すことで、フラットに収納できる。また、「GUSTON」は、カジュアルなキャンバス地をベースとした店舗限定アイテムが登場。2型のバッグとウォレットを用意する。132 5. イッセイ ミヤケ三宅一生とリアリティ・ラボ(REALITY LAB.)チームが手掛ける「132 5. イッセイ ミヤケ」からは、使い勝手抜群のシンプルなバッグ「WRAP SUEDE BAG」をラインナップ。店頭では、既存デザインはもちろんのこと、11月より発売予定の特殊なニット素材を用いた新型のバッグをどこよりも先に目にすることができる。バオ バオ イッセイ ミヤケイッセイ ミヤケ唯一のバッグブランドである「バオ バオ イッセイ ミヤケ」からは、心がワクワクするような色とりどりのファッション雑貨を揃えた。トートバッグをはじめ、バックパック、クラッチバッグ、そしてウォレットまで。2018年6月より登場したばかりのバイカラーの新作「LUCENT W COLOR」シリーズと「CARD CASE W COLOR」シリーズも揃っている。オム プリッセ イッセイ ミヤケ本店舗の隣に店舗を構える「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」からも別注品が登場。“GOOD GOODS ISSEY MIYAKE”のロゴを配したTシャツを、ホワイト、ブラック、グレーの全3色で取り揃える。女性でも着られるよう、サイズは2種類用意した。吉岡徳仁が空間デザイン店内デザインを手掛けたのは吉岡徳仁。これまでも幾度となくイッセイ ミヤケのプロダクトや建築に関わってきた人物だ。今回は、斜めスリットが入った壁が特徴の、近未来的な空間を生み出した。店内はいたってシンプルな作りだが、スリットは棚やハンガーシステムにも変化可能の可動式機能を兼ね備えることで、プロダクトと同じくミニマルな中に革新性を取り入れている。浅葉克己によるロゴにも注目ブランドの象徴となるロゴは、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」の際にもロゴデザインを担当した浅葉克己によるものだ。ものを創造する上での人の繋がり、そしてイッセイ ミヤケの商品を介すことで生まれる繋がりを、無限マークを想起させるような“O”の重なりで表現している。【詳細】グッド グッズ イッセイ ミヤケ(GOOD GOODS ISSEY MIYAKE)オープン日:2018年9月1日(土)住所:東京都渋谷区猿楽町19-8 T2ビルTEL:03-5457-3017営業時間:11:00~20:00■アイテム価格SOLID BAG 2型10色 (大) 20,000円+税、(小) 16,000円+税BIG STRIPE TRUNK PLEATS BAG 1型3色 10,000円+税STRIPE TRUNK PLEATS BAG 1型5色 10,000円+税BIG PYRAMID PLEATS BAG 2型4色 (大) 10,000円+税、(小) 6,500円+税TRIANGLE PLEATS BAG 1型4色 10,000円+税PHANTOM 1型3色 98,000円+税GUSTON CANVAS 2型1色 (大) 60,000円+税、(小) 36,000円+税GUSTON WALLET 1型1色 60,000円+税WRAP SUEDE BAG 1型2色 45,000円+税
2018年09月02日イッセイ ミヤケは9月1日、東京・代官山に「GOOD GOODS ISSEY MIYAKE」をオープンする。1階と2階の2フロアで、店舗面積約94平方メートル。イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)、132 5. イッセイ ミヤケ(132 5. ISSEY MIYAKE)、バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)、ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)など、イッセイ ミヤケブランドの垣根を越え、バッグなど小物を中心にシャツなど、よりすぐりの“いいもの”や限定商品がそろう。8月30日にプレスデーを行い、店内を公開した。オム プリッセ イッセイ ミヤケ 代官山(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE / DAIKANYAMA) の隣に新しくオープンするGOOD GOODS ISSEY MIYAKE。吉岡徳仁が空間デザインを手がけた同店は、斜めストライプの壁が特徴。布地のように、薄いグリーンで染められたアルミニウムで表現された空間は、コンクリートのテクスチャーとアルミニウムの未来的なコントラストによってデザインされている。ロゴデザインは浅葉克己によるもの。空間全体を張り巡らす斜めのスリットで、近未来的な表情だけでなく、棚やハンガーシステムにも変化可能な可動式機能も兼ね備え、イッセイ ミヤケの革新的なもの作りをミニマルな空間に映し出した店内。オープン時にはイッセイ ミヤケ、132 5. イッセイ ミヤケ、バオ バオ イッセイ ミヤケ、ミー イッセイ ミヤケを展開。また、ミー イッセイ ミヤケのソリッド バッグやビッグ ストライプ トランク プリーツ バッグ、ストライプ トランク プリーツ バッグ、132 5. ISSEY MIYAKEのベージュのメンズシャツなど、同店だけで取り扱うアイテムや別注カラーも販売する。
2018年08月31日日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)と、六本木の21_21 DESIGN SIGHTによる「ヒロシマ・アピールズ展」が、8月4日から21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で始まった。開幕に先駆けて前日の8月3日にプレス内覧会を行い、内容を公開した。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)とヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団が原爆の記憶を絶やすことなく、平和を希求する想いを広く伝えるために行っている「ヒロシマ・アピールズ」。毎年、1人のグラフィックデザイナーが「ヒロシマの心」を訴えるポスターを制作し、国内外に頒布する活動を続けている。今回の展覧会は、第1回となる1983年に制作された亀倉雄策の「燃え落ちる蝶」から今年度の服部一成「疑問符、2018」まで、全21作品を展示するもの。また、13歳のときに被爆し、65歳で他界するまで、平和への願いを込めた72点のポスターを制作した片岡脩の作品も特別展示している。内覧会で日本グラフィックデザイナー協会の大迫修三事務局長は「ヒロシマ・アピールズは日本グラフィックデザイナーの大きな財産。ポスターを見て、心に何かを残してもらえれば」と挨拶。JAGDA前会長であり、展覧会のアートディレクターを勤めた浅葉克己氏は「日本は世界初の被爆国であると自覚して、戦争はしないということや、世界平和について考えてもらいたいし、この展覧会を世界に持って行きたい」などと語った。【イベント情報】ヒロシマ・アピールズ展会期:8月4日〜9月9日(会期延長)会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)休館日:火曜日
2018年08月06日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナー・三宅一生の仕事と人物像に迫る書籍 『イッセイさんはどこから来たの? ̶ 三宅一生の人と仕事』(3,200円/発行 HeHe)が発売となる。同書は、ドイツのアート系出版社タッシェン(TASCHEN)から2016年に刊行された、三宅の“全仕事の集大成”ともいえる大型本『Issey Miyake 三宅一生』に収録されている小池一子による8章のエッセイに、書き下ろしの第9章を加え、新たな書籍としてまとめたもの。展覧会の企画やディレクションを始め、「無印良品」の創設に携わるなど、日本のクリエイティブ界を支え続ける著者の小池一子は、学生時代からの三宅を知る人物の1人。三宅の目覚ましい活躍とものづくりだけに留まらない多岐にわたる活動を特別な距離で見守り、密接に関わってきた著者だからこそ知り得る三宅の仕事と人と成りを、独特の視点から含蓄に富む文章で表現。その内容は、三宅を中心に、その時代感覚をも巧妙に描き出したドキュメンタリー作品のように読みごたえのあるものだ。企画を担当したのは、40年以上にわたり三宅のクリエーションを支えてきた北村みどり。装幀はアートディレクターの浅場克己、扉絵はグラフィックデザイナーの横尾忠則が担当した。各章に、横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケのパリコレクションの招待状から厳選した約30点をカラー図版で掲載するなど、ファンのみならず楽しめるユニークな構成となっている。モノクロ箔押しの表紙や、活版印刷の重厚感ある縦組みの日本語テキストと洗練された横組みの英語テキストが対を成す、浅葉克己の手腕が光るデザインに仕上がっている。なお、同書は全国の一般書店とイッセイ ミヤケ 青山やプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ 六本木を始めとする一部の直営店にて、12月上旬に発売予定。
2017年11月19日イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)のデザイナー、三宅一生の仕事と人と成りを記した『イッセイさんはどこから来たの? - 三宅一生の人と仕事』がヒヒ(HeHe)から刊行。2017年12月上旬にイッセイ ミヤケの一部店舗、全国の一般書店で販売される。今回の書籍は、三宅の全仕事を対象とした"辞書"とも呼べる集大成の本『Issey Miyake 三宅一生』に収録された小池一子のエッセイ8章に、書き下ろしの9章を新たに加えた、特別な一冊。横尾忠則が手掛けたイッセイ ミヤケ パリ・コレクションの招待状から約30点をカラーで掲載するなど、新たな読み物として楽しめる。学生時代から三宅一生を知る著者が描く、ドキュメンタリーのような一冊著者は「無印良品」の創設に携わるなど、日本のクリエイティブな世界を支え続ける小池一子。学生時代から三宅を知る彼女は、三宅の目覚ましい活躍を特別な距離で見守り、関わってきた。彼がまだ学生だった頃に始まった服づくりはもちろん、コレクション、展覧会、出版等多岐にわたる仕事を紹介する。小池ならではの表現と視点は、三宅を中心にその時代感覚も巧妙に描き出し、ドキュメンタリー作品のような趣だ。彼女だからこそ知り得る彼の人と成りも交えながら、含蓄に富むテキストで仕上げた。表紙は両面異なるデザインにし、活版印刷の重厚な日本語テキストと洗練された英語テキストが対になっている。【詳細】『イッセイさんはどこから来たの? - 三宅一生の人と仕事』価格:3,200円+税発売日:2017年12月上旬著者:小池一子判型:B5判/ハードカバー表紙:紙クロス貼り(箔押し)和英・両面表紙ページ数:206ぺージテキスト:和英完全バイリンガル(和文:活版印刷)扉絵点数:21点(表裏合計:29図版)販売店舗:全国一般書店・下記の株式会社イッセイ ミヤケ店舗ISSEY MIYAKE / AOYAMA、ISSEY MIYAKE MEN / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA、PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / ROPPONGI、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE / DAIKANYAMA、HaaT / AOYAMA、me ISSEY MIYAKE / AOYAMA、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTE、ISSEY MIYAKE GINZA / URA、ISSEY MIYAKE MARUNOUCHI、REALITY LAB. ISSEY MIYAKE、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA■発売記念トークイベント 小池一子 × 浅葉克己 × 北村みどり開催日時:12月13日(水) 19:00~20:30(開場 18:30)会場:青山ブックセンター本店住所:東京都渋谷区神宮前5丁目53−67 コスモス青山ガーデンフロア料金:1,350円(税込)予約・問い合わせ:03-5485-5511(青山ブックセンター本店)
2017年11月16日石川県珠洲市にて第1回の「奥能登国際芸術祭」が開催される。会期は2017年9月3日(日)から10月22日(土)まで。北陸・能登半島の先端に位置する珠洲市。かつて寄港地として栄えたこの街は、数十年前から過疎化が進んでおり、日本列島のさいはての土地と思われることもしばしば。その一方で珠洲には、独特の地勢から豊かな自然が根付き、古来から伝わる祭りや風習といった日本の伝統文化が今もなお生き続けている。奥能登国際芸術祭では、この神秘的な魅力に溢れた珠洲に、世界各地からアーティストが集結。約50点の作品やプロジェクトを通し、土地・生活・人々の魅力を再発見する。日本の現代アーティスト、鴻池朋子も参加。人間の人体や、おとぎ話、神話などに興味を持つ彼女は、絵画や彫刻を使い空間全体を作品としたトータルインスタレーションを行っている。天井からカーテンのように垂れ下がる、人間の臓器を思わせるモチーフが鮮やかな色彩で描かれた巨大な絵画。ミラーボールのように輝く赤ん坊の頭と部屋全体に張り巡らせれた樹木の根。彼女の作り出す空間に一歩足を踏み入れると、私たちは日常的な知覚や常識から解放され、その独特な世界観に引き込まれてしまう。フランス出身のアーティスト、アデル・アブデスメッドは、現代社会をテーマにした彫刻作品を手がける。ベトナム戦争で撮影された写真を思わせる、泣き叫ぶ裸の少女や、爆弾を背負う鳩。さらに、ワールドカップでの事件をもとにした彫刻も。現代アートと言えば難解で分かりにくいものと思われがちだが、彼の作品は、誰もが知っている身近な事実を非常に分かりやすく、直接的に観る者に訴えかける。四国・豊島で開催された瀬戸内国際芸術祭にも参加したトビアス・レーベルガーも参加。デザインの立場をアートに取り入れる彼は、視覚効果を意識した作品を多く発表している。瀬戸内国際芸術祭で彼が手がけたレストラン「あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする」では、迷彩柄やストライプ、水玉などの模様が天井や床、壁、テーブルまで、空間を隙間なく埋め尽くすことで、観る者の視覚を揺さぶり、日常的なオブジェを変質させた。作家、建築家、数学博士として多くの分野で活躍するアレクサンドル・コンスタンチーノフ。第2アヴァンギャルド世代、ソ連アンダーグラウンド世代として、1990年以降、オーストリア、ドイツ、アメリカなどで50以上の個展を開催してきた。彼の作品は、古い家屋や作品のために新しく建てた家屋を様々な素材で「包みこみ」、その場所に新しい意味を与え、再生することをテーマとしている。なお、2017年9月の開催に向けて、今後も参加アーティストが増えていく予定だ。【詳細】奥能登国際芸術祭 2017会期:2017年9月3日(日)〜10月22日(土)開催場所:石川県珠洲市全域作品・プロジェクト数:約50点参加アーティスト例:アレクサンドル・コンスタンチーノフ / アデル・アブデスメッド / 浅葉克己 / アローラ&カルサディージャ / EAT&ART TARO / 石川直樹 / 岩崎貴宏 / エコ・ヌグロホ / Ongoing Collective / 河口龍夫 / キジマ真紀 / 角文平 / 金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム[スズプロ] / ギム・ホンソック / 鴻池朋子 / 小山真徳 / さわひらき / 塩田千春 / 田中信行 / トビアス・レーベルガー / 中瀬康志 / 眞壁陸二 / ひびのこづえ / 深澤孝史 / ラックス・メディア・コレクティブ / リュウ・ジャンファ / 吉野央子 / 力五山 他【作品鑑賞パスポート詳細】前売券:一般 2000円、高校生800円、小中学生 300円当日券:一般 2500円、高校生 1000円、小中学生 500円(全て税込)※作品鑑賞チケットは、2017年5月下旬より前売券を発売。(取り扱い場所:各種プレイガイドほか)。チケットの提示により、飲食店、宿泊施設、イベント割引など各種優待有り。
2016年12月10日石川県珠洲市を舞台に17年9月3日から10月22日まで開催される第1回「奥能登国際芸術祭2017」の参加アーティスト第2弾が発表された。能登半島の先端に位置する周囲を日本海に囲まれた農山漁村、石川県珠洲市を舞台に開催される「奥能登国際芸術祭2017」は、アーティストや地元の人、地域外からのサポーターなどが今までにない新しい芸術祭を目指して作り上げる芸術祭。アートを媒介とした多ジャンルのネットワークによって、土地に眠るポテンシャルを掘り起し、“さいはて”から“最先端”の文化を創造する。この度は、新たに8名の参加アーティストが決定した。今回発表されたのは、アルジェリア出身のアデル・アブデスメッド、韓国出身のギム・ホンソック、ドイツ出身のトビアス・レーベルガー、インドを拠点に活動するラックス・メディア・コレクティブなど。日本からは岩崎貴宏、河口龍夫、鴻池朋子、さわひらきの4名の参加も発表された。なお、第1弾では、浅葉克己、EAT & ART TARO、石川直樹、エコ・ヌグロホ、塩田千春、中瀬康志、ひびのこづえ、深澤孝史、リュウ・ジャンファらの参加が発表されていた。【イベント情報】「奥能登国際芸術祭2017」会場:石川県珠洲市会期:17年9月3日~10月22日
2016年10月25日能登半島の先端に位置する石川県珠洲市を舞台に17年9月3日から10月22日まで、第1回「奥能登国際芸術祭」が開催される。周囲を日本海に囲まれた石川県珠洲市は、北からの黒潮と親潮がぶつかる豊かな漁場。里山里海の中で育まれた固有の文化も多く、揚げ浜式製塩や炭焼き、珠洲焼、珪藻土を使った七輪などの伝統産業は平成23年に世界農業遺産に認定されている。また、春・夏・秋のシーズンごとに各集落において五穀豊穣を願って開催される「村祭り」は、平成27年度日本遺産にも認定。特に秋シーズンである9月上旬から10月下旬の約50日間は、連日市内のどこかの集落でこの秋祭りが行われている。今回開催される「奥能登国際芸術祭」は、珠洲市の自然や祭り、食などの生活文化に根ざしながら国内外のアーティストが作品や空間をつくり展開するというもの。珠洲市内全域を舞台とし、珠洲市民や地域外からのサポーターを含めた大勢でつくりあげるこれまでにない新しい芸術祭となっている。また、同イベントの開催にむけて、奥能登珠洲の魅力を再発見する参加型公式プロジェクト「おくノート」も始動。地元住民と奥能登珠洲を旅する人々による「わるないわ~奥能登珠洲 写真と言葉の投稿コンテスト」や、地域の魅力を深く掘り下げるフリーペーパー「おくノート」の発行など、芸術祭に先駆けて様々なイベントが予定されている。総合ディレクターを務めるのはアートディレクターの北川フラム。参加アーティストは、日本写真協会新人賞や講談社出版文化賞などの賞を受賞している写真家の石川直樹の他、アートディレクターの浅葉克己、コスチュームアーティストのひびのこづえ、アーティストのエコ・ヌグロホなど。公式ウェブサイト()もオープンしている。
2016年04月11日東京都・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)は、琳派400年を記念して、グラフィックデザイナー10人による新作ポスターを展示する「21世紀琳派ポスターズ10人のグラフィックデザイナーによる競演」を開催する。会期は10月5日~10月27日(日曜・祝日休館)。開場時間は11:00~19:00(土曜は18:00まで)。入場無料。同展は、琳派400年を記念して今年8月に開催される京都dddギャラリー「20世紀 琳派 田中一光」展と呼応する形で、日本を代表するグラフィックデザイナーが製作した「琳派」をテーマにした新作ポスター(B倍4連)を展示するもの。2015年は本阿弥光悦が京都に「光悦村」を拓いてから400年となり、琳派発祥の地京都では、琳派が注目を集めている。本阿弥光悦、俵屋宗達らが創出した琳派の美の系譜は、尾形光琳、酒井抱一へと継承され、グラフィックデザイナーの田中一光も、20世紀琳派の代表として呼ばれるようになった。田中一光は、琳派を「あくまでも典雅に、自由闊達に、絢爛と、しかもその美を少しも誇示することがない温和な、まるで早春の日だまりのような世界」と敬愛を込めて語っており、現代のグラフィックデザインの先駆けであり、平面性や単純化された色面、リズム感のある空間構成や装飾性などは現代に息づく琳派とも言えるということだ。同展では、浅葉克己、奥村靫正、葛西薫、勝井三雄、佐藤晃一 永井一正、仲條正義、服部一成、原研哉、松永真の10人の作品により、現代作家のDNAに刷り込まれ、継承されてきた琳派の美の様式を展覧する。また、関連企画としてギャラリートークが開催される。開催日時は10月5日16:00~17:30(佐藤晃一+永井一正+原研哉+山下裕二)、10月15日18:30~20:00(浅葉克己+仲條正義+山下裕二)、10月23日18:30~20:00(奥村靫正+服部一成+山下裕二)。参加に際しては予約が必要となる。
2015年10月14日家族の絆を紹介するドコモの広告シリーズ「イエ・ラブ・ゾク」が伊勢丹とコラボレーションを実施。ポップアップイベント「PRODUCT FAMILY ~作り手がつなぐ家族の絆~」を、8月4日まで伊勢丹新宿店本館5階のセンターパーク/ザ・ステージ#5で開催する。注目は、「marimekko(マリメッコ)」のデザインも手掛けるテキスタイルデザイナー・鈴木マサルを始め、アートディレクターの渡邉良重、クリエイティブ プラットフォーム「SANDWICH」、切り絵アーティストの福井利佐、アートディレクターの浅葉克己ら第一線で活躍するクリエイター5名が、てぬぐいメーカー「かまわぬ」とのコラボレーションで、伝統の“注染”技術を使った新作てぬぐい「イエ・ラブ・ゾク KAZOKU no TENUGUI」(全10柄)の先行発売。ラインアップは、エッジの効いたグラフィカルなアート柄から、漢字をモチーフにしたシックな柄まで様々。鈴木マサルは、家族で集団生活を送るという“ライオン”がモチーフのてぬぐいを製作。のんびりとくつろいでいるライオンの家族と、大人になったら集団を出なければいけないという雄ライオンが旅立つ様子が描かれている。その他、アートディレクターの渡邉良重がいつも忙しい母に向けてデザインしたてぬぐいや、「SANDWICH」による父を勇気づけるてぬぐい、福井利佐による祖母へのてぬぐい、浅葉克己による祖父へのてぬぐいなど。また、これまでに「イエ・ラブ・ゾク」がメーカー各社とタッグを組み、“家族”をテーマに生み出してきたオリジナルアイテムの数々も販売。野菜スイーツ専門店パティスリー ポタジエや酒井産業とコラボレートした「イエ・ラブ・ゾク KAZOKU no OHASHI」5膳セット(3,000円)や、玉の肌石鹸や西海陶器と製作した「イエ・ラブ・ゾク SOAPSET」(3,000円)、岳南木工商会や浦工とコラボレートした「イエ・ラブ・ゾク FIRST AID BOX」(5,800円)などが取り揃えられている。
2015年07月23日東京都・新宿の伊勢丹新宿店本館は、著名なグラフィックデザイナーによって新しくデザインされ、パリのトップギャラリーにて展示された日本各地の伝統工芸品を紹介・販売する「DENTO×GRAPHIC ~デザインが繋ぐ、日本の伝統」を開催する。開催期間は6月17日~6月30日。開場時間は10:30~20:00。同催事は、2015年2月にパリのトップギャラリー「GALERIE DUTKO」で開催した「DENTO-HOUSE PARIS -2015」展の凱旋ショップ。グラフィックデザイナーの浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、服部一成、中村至男の5人によって新しくデザインされた、こけしや漆器などの身近なアイテムや、モダンに生まれ変わった浮世絵版画から桐製のチェストまで、パリ展で紹介したバリエーション豊かな作品が展示される。また、会期中には浅葉克己による、漆蒔絵を施した涼しげなガラスのテーブルウェアの先行販売と、パリ展で人気だった漆塗りサイドテーブル「猫」(仲條正義デザイン)の受注会を行うとのこと。なお、DENTO-HOUSEは、伝統工芸に関心を注いで創作活動をする、日本のトップグラフィックデザイナーのグループ。技術の継承が難しい状態にある多くの伝統工芸品に対し、デザイナーと職人のコラボレーションで新たな伝統工芸の魅力を再発見し、歴史・技術・文化をこれからの時代へ伝えて行く事を目指している。新しい素材の掛け合わせ、新たな技法の実験など、試行錯誤を重ねて独創的で遊び心あふれるアートピースを作り出し、世界的に見て美術市場が成熟しているパリをメインに発表を行っている。
2015年06月09日M/M(Paris)は1992年に活動をスタートして以来、実にさまざまなブランドとの仕事をしている。アー・ペー・セー(A.P.C.)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)などのファッションブランドをはじめ、マドンナのアルバムジャケットやビョークのミュージックビデオを手がけるなど、ここでは書ききれないほどの幅広い活動を続けている。なぜ彼らはパリを拠点にしているのか。 「パリを拠点しているのは、すごくクリエイティブに向いている場所だからだと思うから。大きすぎないし、小さすぎない。視覚的にもおもしろい街なので、すごくいいインスピレーションをくれる場所なんだ。あとは単純にフランス人だから自分の国の方が落ち着くのかも」と話すマティアスは、元々、生物学を学んでおり、小さい頃からアーティストになろうとは特に思っていなかったという。ただ、絵を描くことは好きだったようで、自分の部屋で小さな展覧会を開き、彼の両親を招待したという微笑ましいエピソードも教えてくれた。その後、「流れに身を任せた(笑)」と名門、パリ国立高等美術学校に入学し、後のビジネスパートナーとなるミカエル・アムザラグと運命の出会いを果たす。そしてマティアスとミカエルはグラフィックスタジオとして「M/M(Paris)」を立ち上げた。アート、ファッション、エンターテイメントと縦横無尽に活動するからこそ、彼らの肩書きをひと言でまとめるのは難しいが、マティアスに今ならどんな肩書きがふさわしいか、尋ねてみた。「いつもぴったりと合う肩書きを見つけるのが難しいかな。特にグラフィックデザイナーとしてやってきているわけでもないし。だから、ユニット名も名前の頭文字をとって『M/M(Paris)』にしている。私たちは、物(作品)を作るのではなく、アイディアをプロデュースしているからね」とマティアス。また、ジャンルの垣根を超えた様々なプロジェクトに対するアプローチ方法も、特に振り分けておらず、同じ姿勢で挑むようにしているという。ヨウジヤマモトやのほか、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』のロゴ、パルコの広告キャンペーンなど、日本に関わる多くの仕事もこれまでに携わってきた2人。約10年前に初めて来日してから何度も日本に訪れているというが、そんな日本からも多くのインスピレーションを毎回得ているという。「日本で好きなものはたくさんあるけど、私たちを初めて日本に招待してくれたアート・ディレクターの浅葉克己さんのことは尊敬しているし、感謝している。彼はバランスのとれた素晴らしい方だと思うよ」。M/M(Paris)がロゴを手がけたという『X MAGAINE』は、福島出身の八木沢俊樹が、東日本大震災に対する文化支援的な意味合いで、2013年に立ち上げたプロジェクト。M/M(Paris)をかねてから敬愛していた八木沢がメールを通じて直接オファーしたことで、コラボレーションすることになったという。「どんな困難な状況であっても生きることに対する信念が感じられるのは、世界中を見ても日本しかないと思う。東日本大震災や原発の問題からも、復興に向けて力を合わせる姿は本当に素晴らしい。だからこそ、福島発のアートマガジン『X MAGAZINE』でロゴを手がけたことは、微力ながら協力できたと思っているよ」。グラフィックデザイン全盛期ともいえる1990年代に、視覚的に理解し合える“タイポグラフィ”を用い、そのミステリアスで暗号性のあるデザインでクリエイティブな表現方法を生み出したM/M(Paris)。そんな彼らがこれまでの20年にどのような道を歩んできたのか?その答えは、展覧会で見つけ出してほしい。【展覧会場法】M/M(PARIS)SUGOROKU DE L’OIE会期:4月20日18:00まで会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ・パート1・3FTEL:03-3477-5873--【前編】「過去20年間のポスター作品からゲームのように紐解く、M/M(Paris)の軌跡」を読む。
2015年04月17日ABLE & PARTNERS TOKYO DESIGN WEEKとデザインアソシエーションは、イタリア・ミラノで行われる国際家具見本市「ミラノサローネ」に参加し、イベント「ABLE&PARTNERS TOKYO DESIGN WEEK in MILANO 2015」を開催すると発表した。出展日程は4月14日~4月19日 10:00~20:00。会場はイタリア ミラノ トルトーナ地区 Padiglione Visconti (Via Tortona 5)。同社のミラノサローネ参加は、2014年に続き2度目。昨年は9万人以上の来場者を記録したという。今年のメインテーマは、TOKYO「江戸と原宿」で、「KawaiiからCool、江戸から東京までCreativeとTechnologyとさまざまな要素が融合し、混沌と秩序が入り乱れる"いま"の東京を表現」するという意味あいが込められている。キービジュアルはフォトグラファーにレスリー・キー、アートディレクターに増田セバスチャン、ヘアメイクに冨田ノボルといった有名クリエイター同士のコラボレーションによって制作された。また、Kawaiiの伝道師・増田セバスチャンによるアートインスタレーション「TOKYO GIRL’S ROOM by CHINTAI」、中田英寿氏がプロデュースする日本酒バー、ロス・ラブグローブら世界のトップクリエイターが浮世絵に挑戦した「Homage to UKIYOE by そごう西武」、グエナエル・ニコラ、浅葉克己らが参加する北斎漫画にインスパイアされたアート展「北斎漫画インスパイア展 in Milano by そごう西武」、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」をはじめとした日本の最先端メディアアートの展示などのコンテンツを展開する。
2015年03月25日東京都・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて、日本を代表するアートディレクター・浅葉克己のタイポグラフィ展「ASABA’S TYPOGRAPHY.」を開催している。開催期間は1月31日まで、開場時間は11:00~19:00(土曜は18:00まで)、入場無料。同展は、日本の広告デザインの歴史に残る数多くの作品を制作している浅葉克己の、幅広い活動の根幹を支えるタイポグラフィを主軸に、コラージュや掛け軸などの新作を展示。また、2008年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された「祈りの痕跡。」展で発表した日記のその後も紹介している。なお、浅葉克己は1940年神奈川県生まれのアートディレクター。桑沢デザイン研究所、佐藤敬之輔タイポグラフィ研究所、ライトパブリシティを経て、1975年に浅葉克己デザイン室を設立。さまざまな事物や人物に対する並々ならぬ好奇心と、一度決めたらとことんやり続けるしつこさで、多領域にわたる表現活動を繰り広げている。中国に伝わる生きている象形文字「トンパ文字」に造詣が深いことでも知られている。
2015年01月14日ギンザ・グラフィック・ギャラリーは、アートディレクター浅葉克己の個展「ASABA’S TYPOGRAPHY」を開催する。期間は1月9日から31日まで。浅葉克己は広告デザインを得意としており、西武百貨店の「おいしい生活」や、サントリーの「夢街道」など数々の作品を手掛けている。これらの活動が評価され、過去には日宣美特選や日本アカデミー賞最優秀美術賞など、数々の芸術賞を受賞した。会場ではタイポグラフィーを中心に、コラージュや掛け軸などの新作も幅広く展開。08年に開催された展示会「祈りの痕跡。」で発表された日記については、その後の展開も明らかにされる予定だ。【イベント情報】ASABA’S TYPOGRAPHY会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー住所:東京都中央区銀座7-7-2DNP銀座ビル会期:1月9日から31日時間:11:00から19:00(土曜日は18:00まで)休館日:日曜日、祝日入場無料
2014年12月10日1930年に竣工された銀座4丁目の名古屋商工会館で、10月16日より『THEMIRROR』展がスタートした。11月9日までの開催期間中、1日400人限定、完全前売り予約入れ替えという斬新なスタイルを起用した同展は、80余年の歴史あるレトロ感満載の建物ならではの試みといえる。「Hold the Mirror up to nature. いまアートの鏡が真実を映す」のキャッチコピーと共に、かつてイギリスの劇作家・シェイクスピアが「芝居すなわち芸術とはこの世のありようを鏡に映し出すことだ」とハムレットに語らせたように、銀座に出現するスペース『THE MIRROR』も、次の時代の真実を映す鏡となることを主旨としている。建物は6階建て、展示面積は900平方メートル、18部屋。大御所から新進気鋭のアーティストまで、本展のコンセプトに基づき、1ヶ所に集結した様々な作品の展示は、各階ごとに異なる趣を醸し、観る者に異国を訪れたような驚きの連続を与えてくれる。展覧会タイトルのデザインは浅葉克己。1階エントランスの受付周辺のデザインは内田繁。足を踏み入れると、そこにはしなやかに動くガラスの生き物、イルカのように呼吸するガラスの物体が展示されている。生命体ではないのに、空気の働きによってあたかも生きているように動く作品は、小松宏誠と三好賢聖によって作られた。2階では、“自然の偉大さ”を空間いっぱいに表現したフランシス真悟の「枯山水サラウンディング」が出迎えてくれる。「視覚的、聴覚的に作った」という同作は、様々な色彩、動き、感情の詰まった水平線・地平線と、地上の現実音と人工音を組み合わせた独自のサウンドから成るもの。眺めれば眺めるほど、絵の中に包まれていくような心地良いスリルが体感できる。ロンドン在住のアーティスト・さわひらきによる映像作品は、本人の幽体離脱の体験を元にして作られたという。映像の映しだされるスクリーンの両脇にある鏡はスピーカー。暗闇の中、視覚と聴覚をじかに刺激され、幻想的な世界へと誘う。「ミュージアムショップ」は、小池一子のキュレーションのもと、トラフ建築設計事務所がデザインした小さなミュージアム。「ヨーロッパでルネッサンス期にはじまった博物館の原型“Cabinet de curiosite”でも、ワニは人気のアイテムでした。この空間にもワニがいることは面白い一致」と総合ディレクターの清水敏夫氏。タムラサトルの回転するワニの集合体「スピンクロコダイル・ガーデン・ミ二」他、ここに展示された作品は購入可能だ。同階に展示されている内田繁の茶室では、期間中、茶がもてなされる。銀座の喧騒の中におりたった静謐の空間はひときわ雅。THE MIRRORの建築に触発された作品を映像でみせるフロリアン・クラールの部屋も必見。建物の中にもう一つの建物をつくるという作家の発想を体感できるだろう。3階は見どころ満載。まずは、小池一子のキュレーションによる建築家・藤森輝信と写真家・ローランド・ハーゲンバーグの部屋。これまでにも木・草・土・炭など素材を単なる材料としてではなく、建築の意味そのものとして取り入れてきた藤森が掲げた今回のテーマは「コウノトリ」。スケッチ・ミニチュアの模型から実際の「鸛庵(こうのとりあん)」の制作映像を一挙公開。記憶を可視化する作家・土屋公雄や本展のためにフランスより来日し、現場での作品制作を行ったニコラ・ビュフ、タムラサトルの作品も展示。同階で最も印象深かったのは、名和晃平の部屋だ。記者内覧会の最中、「モーメント」と題された完成作品に囲まれる中、アーティスト本人は、本展のための壁画「カタリスト」の制作真っ最中だった。構図など計画的なものは何ひとつなく、「今この場で思いつくままに創っています」と同氏。4階は、「人間と自然の関わりをさまざまな作家の作品を通じて考えるフロア」。自然を撮る写真家、韓国のベー・ビヨンウや刺繍による美的世界を生み出す宮田彩加他、森万里子、神馬啓佑、尾関幹人、渡辺元佳、流麻二果、畠山直哉、堂本右美など錚々たるアーティストの作品がずらりと並ぶ。中でも、山上渡による天変地異の前と後に描かれた二幅対の作品、「セカイノセカイ」と「通過儀礼」は際立っていた。「2011年3月11日に起きた大地震の前と後では、人々の現実をみつめる目は大きく変わりましたよね。僕自身も、それを表現するべく、動物と植物の中間にある粘菌をモチーフに、地震前のファンタスティックな世界から、より現実を見る視線を表現したいと思いました」(山上氏)。展覧会はいよいよクライマックスへ。5階の中央には、ブルガリとのコラボレーションで知られる世界的彫刻家、アニッシュ・カプーアによる逸品が展示されている。全宇宙を写し出し、飲み込むような、無駄を削ぎ落した銀一色の崇高な一作。その向かいには、四川省の山奥にあるチベットの画僧が描いたタンカが飾られている。「この作品には過去、現在、未来の仏が描かれており、同展に時間軸的広がりを与えている」と総合ディレクターの清水氏。わずか15歳で1917年に岸田劉生の絵画展に参加した宮脇晴による自画像の他、中西夏之の貴重な作品も。同フロアには、松岡正剛の屋根裏部屋こと「松岡正剛のブックウェア」が出現。「本を着るくらい、本にかこまれる」ことを主旨とした“ライブラリー”の空間には、松岡がセレクトした2000冊の本と共に、赤字ゲラ、ドローイングなど本にまつわる未公開資料を展示。屋根裏部屋なのに屋根はなく“五色の雲”で演出した隅研吾のデザインは実に粋。頂上の6階には、西野達による“ありえない空間”が実現されている。来たる11月2日、日比谷界隈にて“ミラーボールカー”なる作品と共に、街そのものをクラブに変えるイベントも行われる予定だ。同展の開催にあたり、「銀座グランドホテル」と「デミルクスビームス銀座」で特別展示も同時開催される。ベー・ビヨンウ、山上渡、渡辺元佳などのアーティストが参加予定。また「THE MIRRORレクチャーシリーズ」と題して、浅葉克己、隅研吾、高橋純、小池一子、松岡正剛などの講師を招き、アート&デザイン、銀座、松岡正剛、学習院女子大学アートマネジメント国際セミナーシリーズなど、多岐にわたるプログラムも満載。“鏡”を思わせるシルバー箔を施したヘソ(heso)によるスタッフのユニフォームにも、徹底したこだわりが見られる。期間中、1階では博物館明治村開村50周年記念『デザインの黎明』も開催される。今回は日比谷にあった『鹿鳴館』の家具、宮廷家具を展示し、黎明期のインテリアデザインを紹介する。【イベント情報】Hold the Mirror up to nature THE MIRROR会場:名古屋商工会館住所:東京都中央区銀座4-3-6会期:10月16日から11月9日時間:13:00から21:00休館日:月曜日前売り券:チケットA(13:00から17:00)1,000円チケットB(17:00から21:00)1,000円※各回限定200枚。完全前売り予約入れ替え制。会場での当日券の販売は行っていない
2014年10月16日ゼルスが立ち上げた企業コラボアート東京実行委員会は10月10日、原宿、青山、渋谷、代官山の街をアート・ストリートにする企業とアートのコラボレーション企画「企業コラボアート東京2014」を開催する。実施期間は11月3日まで。同企画は、"アートビジネスの新しいインフラを創る"というコンセプトのもと、"企業の力"と"アートの力"を結んだアートの祭典として2013年に開始した。「企業・アート・人・街」が一体となり、従来にない切り口で日本のアート業界を活性化させ、さらに世界に発信する機会を広げていくための画期的なアートの祭典となっている。また、企業がアート作品を購入して、アーティストの創作活動を支援する「企業コレクター」というカテゴリーを啓発すると同時に、アーティストを育成していくことも開催目的の一つとしている。第2回となる今回は、40周年を迎える「ハローキティ」とコラボレーション。「with ハローキティ」展と題した、30名以上の個性的なアーティストたちのハローキティ作品を東京都目黒区の「MDP GALLERY」と「SPACE M」で展示する。出展作家は、青木裕氏、浅葉克己氏、伊東明日香氏、稲葉怜氏、大串ゆうじ氏、岡村透子氏、小澤英氏、加藤正臣氏、木野下円氏、空山基氏、ほか。開催時間は11:00~19:00。
2014年09月30日東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」の大会エンブレムのデザイン募集に関して、同委員会の公式Webサイト上にてエントリー受付を開始した。エントリー受付の期日は10月10日 12:00まで。審査対象となる制作物の受付期間は11月4日~11日 12:00正午(必着)。このたびの募集は、最初にWebサイト上にてエントリー手続きを行った後、審査に必要な制作物を指定された期間内に提出するフローとなっている。応募資格は、「東京ADC賞」、「TDC賞」、「JAGDA新人賞」、「亀倉雄策賞」、「ニューヨークADC賞」、「D&AD賞」、「ONE SHOW DESIGN」といったデザインアワードのうち、過去にふたつ以上を受賞しているデザイナー・グラフィックデザイナー・アートディレクター。ただし、佳作・ショートリスト・インブックの場合は応募対象外。一方、同一の賞を2回以上受賞している人は対象内となる。加えて、デザイナー個人としての応募が必須で、事務所・会社名義での応募は不可。そのほか、日本語でのコミュニケーションが可能な人(通訳によるコミュニケーションも可)、日本国内での行事・打ち合わせなどに参加可能な人とされている。審査員は、グラフィックデザイン領域からは永井一正、浅葉克己、細谷巖、平野敬子、長嶋りかこといった面々が名を連ね、CMを中心に広告分野で活躍する高崎卓馬、インテリアデザイン領域で国際的に活動を続ける片山正通、インタラクティブ/デジタルアート領域からはライゾマティクスの真鍋大度らが参加している。また、エンブレムが採用されたデザイナーに対する賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価は100万円(税込)。副賞として、2020年東京オリンピック競技大会・パラリンピック競技大会開会式へ招待される。そのほかの入選作品(8名程度)には、賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価として10万円(税込)が支払われるということだ。エンブレムデザインに際する条件や提出物の内容といった詳細については、デザイン募集の要項ページを参照してほしい。
2014年09月19日「イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE INC.)」は、三宅一生とリアリティ・ラボ(Reality Lab.)チームによる、現代男性のための日常着を提案する新ブランド「オム・プリッセ・イッセイ・ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」を今秋冬から展開する。オム・プリッセ・イッセイ・ミヤケでは、イッセイミヤケが20年以上に渡り発展させてきた、ストレッチ性などの機能性をもたらす”プリーツ加工=PLEATS”、デザインとエンジニアリングによるものづくりによる”プロダクトとしての服=PRODUCT”、様々なライフシーンに溶け込む”柔軟な現代性・現代的日常着(”プレゼント=PRESENT”)の3つがコンセプト。肌に密着しないように一定間隔でプリーツが配置された生地には、縫製後に加工を施す”製品プリーツ”の手法を採用。吸汗速乾性に優れたナイロンやポリプロピレンを素材とし、男性が着用することを考えて厚みのあるテキスタイルが用いられている。トップス7型とボトムス3型、色はライトグレー、ダークグレー、ブルー、ブラックの4色展開でスタートし、カーキとネイビーも追加予定。デザインはジップアップブルゾンやハーフパンツなどベーシックで、デニムなどのカジュアルスタイルやジャケットなどのオフィススタイルにも組み合わせることが可能。全体的にプリーツが施されたこのベーシックシリーズの他にも、Gジャン型ジャケットやアコーディオンプリーツのコートなど布帛のシリーズ、インナーシャツやソックスなどのアンダーウエア、ストール、バッグなども展開する。ブランドスタートを記念して、「青森大学男子新体操部」の公演で登場した中村勇吾のモーショングラフィックスで使われていた「がんば」「いくぞ」「ふぁいと」などの掛け声がモチーフのTシャツも発売された。11月11日に東京・青山のフロムファースト(東京都港区南青山5-3-10)にオープンした、新ショップ「リアリティ・ラボ・イッセイ・ミヤケ(REALITY LAB. ISSEY MIYAKE)」地下1階を旗艦店とし、11月14日からは渋谷パルコパート1の1階、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA(東京都中央区銀座4-4-5)、ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA(大阪府大阪市中央区南船場4-11-28)の3店舗でも取り扱う。三宅のプリーツの服は、1988年に「イッセイ・ミヤケ」のパリコレクションで初披露され、1993年にはウィメンズラインの「プリーツ・プリーズ・イッセイ・ミヤケ」がスタート。メンズの「イッセイ・ミヤケ・メン」でもプリーツを使ったデザインが提案されていたが、メンズのプリーツ服の研究開発を進め、更に強化するため新ブランドとしての展開が決まったという。今年7月に開催された三宅一生企画による特別公演「青森大学男子新体操部」では、同ブランドの服を選手やスタッフ達が一足先に着用していた。尚、ブランドロゴのデザインはアートディレクターの浅葉克己、イメージビジュアルの写真は写真家のフランシス・ジャコベッティ(Francis Giacobetti)が手掛けている。
2013年11月11日