くらし情報『三浦透子「自分と少し距離を取ったから書けた詞」 ミニアルバム制作で得た気づき』

2022年12月3日 21:00

三浦透子「自分と少し距離を取ったから書けた詞」 ミニアルバム制作で得た気づき

映画『ドライブ・マイ・カー』で、物静かなドライバー役を好演した俳優の三浦透子さん。現在放送中のドラマ『エルピス ―希望、あるいは災い―』では「こういうメイクさんいそう!」と思わずにはいられない佇まいを完璧に体現している。そんな唯一無二の雰囲気と多才さで注目を集める三浦さんの初の長編単独主演映画『そばかす』が公開されます。
三浦透子「自分と少し距離を取ったから書けた詞」 ミニアルバム制作で得た気づき


――『そばかす』の主人公である佳純は、恋愛感情も性欲もないアセクシュアルの女性です。最初に脚本を読んだとき、どんな感想を抱きましたか?

三浦透子:アセクシュアルというものを、この映画を通して知る人も多いかと思います。だから、責任の大きさも感じましたし、主人公の感覚がどうしても理解できないなら、やらない方がいいなと思いながら読みました。でも、わかると思ったことが圧倒的に多くて。幸せのあり方や、何を大切にして生きていくかというのは人それぞれでいいはずです。
それなのに、世間的には20代の女性は当たり前に恋愛をしていて、していなくても本当はしたいはずという価値観がまだまだ多数であると感じます。そういうことに私自身、違和感を覚えることが多かった。だから、脚本を読んでいて、私が演じることで何かできるんじゃないかと思いましたね。

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