タレントの松本明子(58)が16日、自身のインスタグラムを更新。夫で俳優・本宮泰風(52)が主演を務める映画『氷室蓮司』(公開中)を鑑賞したことを報告し、でかでかと夫が写るポスターを背景にした自撮りショットを公開した。松本は、東京・新宿バルト9を訪れたことを伝え、2枚の写真をアップ。本作は、大人気任侠シリーズ『日本統一』の10周年記念作。台湾を舞台に、作中では迫力満点の闘争シーンも描かれており、松本は「ドキドキした!怖かった!」と興奮気味に感想をつづった。この投稿に対し「本当にカッコイイ旦那さま これは明子さんがいるからこそ」「2人とも超一流」などのコメントが届けられたほか、レアな“2ショット”には「お、夫婦共演してる!!」といった反応も寄せられた。
2024年04月16日お笑いトリオ・ハナコの岡部大が16日、都内で行われた山下智久主演フジテレビ系水10ドラマ『ブルーモーメント』(毎週水曜後10:00、24日スタート)制作発表に登壇した。『COMIC BRIDGE』(KADOKAWA)で連載中の同名コミックを実写化。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。岡部が演じるのは、ドラマのオリジナルキャラクターで、国土地理院官僚であり、SDMの情報班・山形広暉(やまがた・ひろき)で、「はじめての、制作発表です」とフラッシュを浴びてドキドキ。いまや俳優として大河ドラマや日曜劇場などにも出演歴を持つが「『めざましてテレビ』で見たやつだ、と緊張しています」と姿勢を正した。タイトルの“ブルーモーメント”とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ、その街全体が濃い青色に染まる時間のこと=いつもと変わらない日常にちなみ、日々のルーティンを聞かれた岡部は「お風呂場でバリカンで頭を刈っている時間」と回答。「坊主のイメージがあると思うのでなるべく細かく、伸びすぎないようにして時間があいたら刈るようにしています」と紹介すると同席した水上恒司も「誰よりもつながりが大事」と納得する。岡部は「ちょっと長いぞとならないように。きょうもやってきて現場前はしてるようにしています」とすると、共演の水上恒司は「下手したらヒゲと一緒で変わりますよね。“坊主あるある”」と共感し、「ちゃんと変わるんですよね。この現場の前に良いバリカンを買ってやりやすくなりました」とうれしげに報告していた。
2024年04月16日ドラマ『エルピス』での暴言セクハラプロデューサー、朝ドラ『ブギウギ』での「アホのおっちゃん」、そして『虎に翼』でのヒロインの父・猪爪直言。数々の個性的な役を演じてきた岡部たかし(51)の俳優人生がアラフィフで大きな花を咲かせたのには、人生の節目節目で応援してくれる、かけがえのない女性の影響があった――。就職した会社を辞め、地元・和歌山に戻った彼は、トラックの運転手や喫茶店などフリーターとして「自由な自分」を取り戻した。「運送業は、働いている先輩後輩も仲よくて職場が楽しくて。喫茶店は、母親が雇われ店長している店で、僕は名前を変えて、母と一緒に働いてました(笑)」良好な人間関係のもとでのフリーター生活は、楽しかったと同時に「これでいいんか?」と、思い始めた時代でもあったという。「やっぱり、和歌山から出たい気持ちはあったんです。ふんわりと“華やかな芸能界に行きたい”という感じやったんです」そんなとき、一人の女性が彼の背中を押してくれた。23歳のころから付き合い始めた5歳年上の美容師の彼女だった。「厳しい母とは真逆の女性で、僕を信じて受け入れてくれました。『和歌山、出たい』と、夢を語るだけで満足しちゃって、何も行動をしない、いちばんしょうもないパターンだった僕に、『そんなに東京行きたいなら、私も一緒に行く。やりたいこと、やったほうがええよ』と言ってくれたんですね。当時の僕にとって上京は、もう外国に旅立つ感覚でした。それでも『絶対、いけるよ』って背中を押してくれたんです」彼女の後押しにより、岡部は24歳で上京する。のちに妻となるこの女性は、まだ何者でもなかった彼の未来を「面白いから、絶対大丈夫!」と唯一信じてくれたのだ。’96年、上京した岡部は、柄本明が座長を務める「劇団東京乾電池」の研究生オーディションを受け、真っ白なスーツ姿で尾崎豊の『I LOVE YOU』を熱唱して合格。「芸能人にはなりたいけれど、どうしたらいいかわからない。ここは研究生の月謝が1万円ほどと安かったのが決め手でした」1年後、研究所の卒業公演。脚本・演出・主演を務めたが、筆が進まず、十二指腸潰瘍も患った。その舞台を見た彼女からは「やめたら?向いてないで」と厳しい言葉をかけられた。「僕、自分が書いたものが恥ずかしくて。舞台上で前をよう向かんかったうえ、どんどん自分から舞台の後ろに下がっていったんです」それでも正式に劇団員として認められ、うどん店・すし店の出前や居酒屋のバイトをしながら、芝居の道へ本格的に歩み出した。そして東京に一緒に来てくれた彼女と結婚。’00年、28歳で息子が誕生。同年、劇団を退団した。■「自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願の人生」だが、当時の岡部はバイトが楽しくなりその仲間と遊んでばかり。「ホンマに東京に何しに来たん?」と、母親になった妻からそう言われても、「当時は『やってるよ!』と答えてはいたけれど、でもそれは“やってなかった”と今は思いますね。“何か”が見つかってへん感覚はありました。標準語もでけへんし、芝居も下手くそでした」厳しい母の庇護の下から外れた反動で、優しい妻に甘えすぎていたのかもしれないと振り返る。「おかんも奥さんも、僕のためになんでもしてくれて。自分で道を切り開くのではなく、結局は他人任せの他力本願。僕の人生、出会った人らに助けられてるんです」元ワハハ本舗の岩谷健司さんや、俳優・演出家の村松利史さん、またCMディレクター山内ケンジさん主宰の「城山羊の会」(’04年結成)と、現在にも続く芝居の仲間たちと出会ったのもこの時期だ。「面白いとは何か?」に取りつかれるように、岡部は脚本作り・芝居に没頭していった。「それまでの芝居は楽しい・軽い=面白いだけでしたが、このときは自分を突き詰めないといけなかった。それまで自分は、ずっと苦しみから逃げていただけやったと気づきました。芝居をやっていても誰にも褒められない。でもバイト先でなら『面白い!』と言ってもらえる。楽なほうへと逃げていたんです」岡部が大切にしている、作家・町田康の言葉がある。《面白いことはただ面白さだけでそこにあるのではなく、悲しみや苦しみとともにそこにある》自らの家族との日常を脚本のネタにしたこともある。芝居へ精魂を注ぐ彼の舞台を観た妻は「むちゃくちゃ面白い!」と爆笑していたという。「自分のこともネタにされても『こんなに面白いのは世に出るべきやで!』と言ってくれた。それ以降は、ずっと『面白い』と言ってくれています」役者としての修業時代、着実に力をつけていくのと反比例するかのように、夫・父としての役割は遠く、薄くなっていった。「正月に『サイゼリヤ』にこもってネタを作っていたこともあります。それまでは途中でいろいろとやめてきた僕が、それでも芝居をやめなかったのは、苦しいけれど“面白い”からでした」幼子を抱え、美容師の仕事も休んでいた妻は和歌山の岡部の実家で暮らし、別居する時期もあった。妻は東京に戻っても、生活費を稼ぐためパートの日々。時給のよいラブホテルで勤務したことも。その間も夫は家に帰ってこない。岡部はこのころ「子供と過ごす時間はほとんどなかった」と呟く。やがて、息子が6歳になるとき、妻は一つの決断を下す。《離婚してください。子供の養育費はちゃんと払ってください》「33歳で息子を産み、当時は高齢出産といわれた時代でした。美容師の職もあるし、将来のことを考えて決めたんだと思います」妻と息子は、地元・和歌山へと帰っていった。30代半ばを迎えた岡部にも変化が訪れていた。警備員、テレホンアポインター、デリバリー業とバイトは続いていたが、芝居での新たな出会いを求め、小劇場のオーディションを受け続けるようになった。「落ちてもいいから以前と違うことをやりたい衝動にかられました」離婚したことで他力から自力へと“自立”したのかもしれない。芝居ではさらに“面白い”を追求するようになっていた。「喋るのが下手なので、飲みに行って相手に向かい『お前、おもろない!』と言いすぎて、ケンカになることもありました。30代は尖ってたんです(苦笑)」悩んでいた岡部は、城山羊の会で出会い名脇役として活躍していた女優の深浦加奈子さんの言葉に助けられることになる。あるとき、岡部は深浦さんに「自分は普通で、おもろないんです」と嘆くと「そんなことで悩んでいるの?」と一笑され、こう答えてくれたという。「『普通をちゃんとやりなさい。とがっているだけじゃ駄目だし、作ってやるもんでもない。あなたのままをちゃんとしたら面白い。普通をちゃんとできる人って、あまりいないんだから』と。作らんでいいということを言われましたね」彼女の助言によって岡部の旧来の考え方に風穴が開き、ようやく壁を乗り越えられるように──。深浦さんは’03年に結腸がんを患っており、’08年天国へと旅立った。■東日本大震災を機に元妻と会話。「ちゃんとやらなあかんねんな」その3年後、2011年3月11日、東日本大震災が発生した。彼の人生も新たな局面を迎えることになる。「気になって息子に電話したら元奥さんが電話に出たんです」岡部は離婚後、息子とは時折会ってはいたが、元妻との交流は一切途絶えていた。「だから、間違い電話をかけてしまったと思ったくらいです」受話器の向こうから元妻は「大丈夫?」とまず彼を気遣ってこう続けた。「離婚をして、養育費を払わなくなる人が多いのに、ずっと払ってくれてありがとう。感謝してる」役者だけでは食えずバイトを掛け持ちしながらも、岡部は離婚時の約束を守り、毎月、養育費を払い続けていた。元妻とは、久々の会話だった。「そんなん言うなら、ちょっと甘えて『来月から安くしてくれとか言うぞ!』と冗談言えて(笑)。それからまた、元奥さんにも会うようになったんです。だから、ふざけたような生活をしてても『誠意』は大事で、ちゃんとやらなあかんねんなって思いました」当時、月収20万円を稼げればいいほうだったという彼に失礼ながら養育費の額を聞くと……。「毎月7万~8万円払ってましたよ(苦笑)。借金もしてましたし、みんなに助けてもらいました」離婚した母子家庭で、養育費を受給している世帯は、28.1%しかない(「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」)。“面白い”を追求してバイトで稼ぎながら、岡部が守った誠意とおとこ気を、元妻はしっかり感じ取っていたのだろう。「それからは定期連絡をするし、和歌山に戻ったときに元奥さんに許されて、家にも入れるようになりました。息子は息子で戸惑ったみたいです。説明せんままで、元奥さんの家に突然行くようになってるから(笑)」6歳で父と離れた息子は、中学時代、やんちゃな時期があった。当時の息子の言動について「それ、本当におもろいんか?おもろかったら、ええんちゃうん」と諭したこともあったという。大震災の翌年、40歳を迎え事務所も移籍すると、大きな劇場の芝居にも出演するようになった。「縁がつながっていったんです。前の事務所の社長が今の事務所を紹介してくれて。また僕がこれまでやってきたことが合致したタイミングがありましたね」’04年から続けている城山羊の会が、ドラマや映画の製作陣、役者たちの間で「面白い」と評判になり、劇場に足を運ぶ人が増えた。そこから岡部に声がかかる機会が増えていった。「売れることはもう諦めてました。だから売れるより誰が見ても『あの人面白いね』と言われる人になりたいと意識していました」不思議なことに“売れる”“目立つ”ことを諦めたことで、仕事が増えていった。人との縁を大事にして、深浦さんに教わった“普通にちゃんと生きて”声がかかった作品一つ一つを地道に真摯に誠実に積み上げて、俳優一本で生活できるようになったのだ。人生って“面白い”──。ちなみに、一部ネット情報では岡部が《元妻と再婚》と書かれているが「それは違う」と断言する。「彼女は美容室を経営して、夢をかなえてるし、僕は僕の道を歩んでいます。いい関係ですが、再婚はしていないと、太字で書いてください(笑)」別々の道を歩みながらも父母として絆を結び直し、私生活では新たな“家族の再生”を果たした。一方、俳優業では『エルピス』など、アラフィフで個性派俳優としての地位を確立。“翼”を得た今、まさに『虎に翼』でヒロイン寅子の父として、お茶の間の朝の顔になったのだ。■「役者の息子とは父子というより、先輩と後輩みたいな感じなんです」「(伊藤)沙莉ちゃんも仲野太賀くんも、僕のアドリブを受けて返してくれるし、猪爪家のみんなで盛り上がっている仲のよさは、きっと画面にも出ていると思います」『虎に翼』は、嫁入りするのが当然とされた昭和初期に、結婚だけが幸せではないと自らの道を切り開くヒロイン・寅子を描いている。岡部はその寅子について、「やりたいことがあるのは幸せだよね」と思いを募らせる。実は岡部の息子は高校3年に上がる前に城山羊の会で出演する彼の舞台を観ていた。「親父って、こんな面白いことをやってるんや」と衝撃を受け、俳優を志すようになっていた。「自分が18歳で就職して、やりたいことが見つからずに辛かったので、寅子にしても、息子にしても、誰しもやりたいことがあるのは本当に幸せだと思う。苦労をしても、悩みながらキラキラしているほうが絶対いいと思うんです」元妻から事前に「俳優になりたいみたい」と聞かされていた岡部は、息子から直接相談を受けると「おもろかったら、ええんちゃう」と即答。息子の名前は岡部ひろき(23)。’20年には父子で同じ舞台に立った。「離婚後も会ってはいましたけど、一緒に長いこと住んでなかったので、父と息子というより、先輩と後輩みたいな感じなんですよね」と、岡部はうれしそうに笑った。「これまで出会った人たちへの感謝しかない。やはり人間はやりたいことをやらなあかん。後悔だけはしてもらいたくない」“夢追い人”だった20代の岡部に「あなたは絶対面白い」と、背中を押してくれた元妻の存在は、とても大きかったようだ。「もう、彼女には『ありがとう』しかありませんね。実は僕と息子は高校も一緒なんです。先生にも『岡部の息子か?』と言われたらしい。芝居をやっているのも一緒で。なんかちょっと年上の女性に恋してるらしい。年上の女性と結婚して離婚して……って、そこまで親子で一緒やったら“面白い”と思いません?」このほほ笑みは、元妻への照れ隠しなのか─―。ようやく翼を得た岡部の半生にこそ、朝ドラに匹敵する人間ドラマがあった。(取材・文:川村一代)
2024年04月14日アイドルグループ・AKB48を卒業した岡部麟の1st写真集『Escargot(エスカルゴ)』(集英社)が、週間0.4万部を売り上げ、4/8付「オリコン週間BOOKランキング」ジャンル別「写真集」で2位にランクインした。岡部は2014年にAKB48 チーム8のメンバーとして活動を開始。17年に50thシングル「11月のアンクレット」で表題曲選抜メンバーに初選出され、同年にはチームAキャプテンに就任。また、舞台『鋼の錬金術師』、ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』に出演するなど、ソロとしても活躍している。そんな岡部の卒業記念となる本作は、「リセットとリスタートの旅」をテーマに、「いばらき大使」を務める彼女の地元で「思い入れのある場所」として選んだJR 常磐線・日立駅前から撮影をスタート。「これまでほとんど経験がない」と語った水着姿やランジェリーシーンなど、本格的なグラビアにも初挑戦した。10年にわたるアイドル活動で見せてきた可憐な姿はもちろん、これまでのイメージを覆す魅惑的なカットも収録。岡部の魅力を多面的に感じられる1冊に仕上がっている。■岡部麟コメント今まで自分が写真集を出せる、出そう、と考えたことがなかったので、最初にお話をいただいたときには躊躇する気持ちもあったのですが、かねて憧れていて、私が大好きな写真や写真集をたくさん撮られているカメラマンの中村和孝さんが撮影を担当してくださると聞いたときに、一気にスイッチが入りました。その日から毎朝 2時間歩くことを皮切りに、やれることはすべてやって撮影に臨みました。ロケから帰ってきて“ロス”に陥ったくらい思い入れたっぷりの、最高の一冊になると思うので、絶対にたくさんの方々に手に取っていただきたいです!「オリコン週間“本”ランキング」は「2008/4/7付」よりスタート「オリコン週間”本”ランキング」ジャンル別「写真集」は「2010/5/24付」よりスタート<クレジット:オリコン調べ2024/4/8付:集計期間:2024年3月25日~31日>
2024年04月06日歌手でタレントの森口博子が2日に自身のアメブロを更新。タレントの松本明子との制服姿の2ショットを公開した。この日、森口は「2019年 大好きなももクロちゃんたちにお声をかけていただきました『ももいろ歌合戦』にて」と切り出し、2019年の大晦日に開催されたアイドルグループ・ももいろクローバーZの年越しライブイベント『【大晦日恒例!年越し歌合戦】第3回 ももいろ歌合戦 10時間ぶっ通し生中継』(AbemaTV)に出演したことについて言及した。続けて、松本とのアイドルメドレーではアイドルグループ・AKB48の『ヘビーローテーション』を歌唱したことを明かし、制服姿の松本との2ショットを公開。「毎年、オリジナルソングはもちろん、カバーコーナーも楽しくて」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「似合いますね」「ナウい」「素敵です」「2人とも若い」などのコメントが寄せられている。
2024年04月04日ドラマ『エルピス』で軽薄なようで内に熱いものを秘めたテレビプロデューサーを演じ、注目された岡部たかしさん。今さまざまなドラマでお見かけする“あの人”の正体とは?自分の普通の生活も、突き詰めて演じれば、人には面白く見えるんだなと。――もともと俳優を目指されたのは、どういう理由からですか?僕はバブル最後の頃に高校生だったんで、卒業後はわりといい会社に就職できたんですよ。でも、つまらなくて1年くらいで辞めちゃったんです。当時は会社に入ったら一生勤めるのが当たり前みたいな時代だから母親は大激怒。そこからバイトはしてたけど、23~24歳くらいになると周りと話が合わなくなって、田舎にいたくなくなるんですよ。そんなときに、芸能人になったらオモロいかなって…ただの現実逃避ですけどね。――でも芸能人になろうと思って、なれるものでもないですよね。だからまず劇団に入ろうと思うわけですよ。松田優作は文学座出身やったな、とか思って。でもそういう有名な劇団の研究所は授業料も高い。そんななか、非常に安かったのが柄本明さんの東京乾電池でした。でも当時は柄本さんのこともようわかってなかったです。ジャッキー・チェンは好きだったけど、映画をたくさん観てたわけでもないし、小津安二郎も黒澤明も観たのは東京に出てきてから。それも、観たら柄本さんと喋れるようになるのかなっていうくらいの理由でしたから。――東京乾電池というと、チェーホフなどの翻訳劇や、別役実の不条理劇などをやりますが、当時はそれも面白かったですか?僕は3年くらいしかいなかったんですけどね。別役さんも初めて知ったし、劇団内の作家が書いたホンもやってましたけど、あんまり意味はわかってなかったです。――でもお芝居は面白かった?城山羊の会(※山内ケンジさんが主宰、作・演出)の最初の頃と同じですけど、言葉も難しいし、苦しみしかなかったです。ただ、その頃所属していた事務所がホテルなどでミステリーイベントを製作していて、そこでお芝居するのは楽しかったんですよね。結構自由にやらせてもらえて。でも、“演劇”ってなると苦しみの方が大きくてどう楽しんでいいかって感じで。――でも辞めなかったわけで…。少しずつわかってきてはいたんでしょうね。でも、30代半ばぐらいになって、山内さんとやってきたこととかそれまでやってきたいろんなことと、自分の中の面白いと思えることとが、ようやく一致してきたというか。それまでもふざけてはいたんですけどね。――先ほどの話でいうと、フィットしない服をどうしたら面白がって着られるかをずっと模索し続けてきたのかなと思いました。本当に、面白くなかったらあかんっていうのはつねに思っていますね。何をするにも。――その頃には、演劇も面白くなってきたわけですか?城山羊の会で共演している岩谷(いわや)(健司)さんから、「あの瞬間から岡部がすべてわかった感じがした」と言われる舞台はあります。自覚はないんで「そうなんや」くらいですが。でも僕は感覚でやるタイプで、結局今でもノリなんですけど、岩谷さんは面白さを論理立ててやれる人なんですよね。――そんな岡部さんが、ご自身ですすんで出たいと思うような作品とか役はありますか?これはあまり言いたくない、というか恥ずかしいですけど、やっぱり城山羊の会にずっと出続けたいというのはあります。山内さんは、おもんなくなったら絶対呼んでくれへんやろなって思うんで。それは本人にもよう言わないですけど、山内さんが舞台をやるって聞いたら、声をかけられる前から勝手にスケジュールを空けて待ってます。でも少し前に、山内さんが長塚(圭史)さんと僕とで鼎談したときに「岡部さんとずっと一緒にやっているのは、やっぱり面白いからですよね」って長塚さんに聞かれて、「まあ、ずっといるからね」って答えたんですよ。少なくとも“いる”才能があってよかったと思ってます(笑)。でもそれ、なんかいい言葉やなと思ったんです。面白いですよね。――じつは昨年、出演者が自分の身に起きたことを演劇にして演じる『ワレワレのモロモロ』という舞台で、息子さんである俳優の岡部ひろきさんの回を拝見しまして。観ましたよ。――あれ(両親が離婚。久しぶりに会った父親の舞台を観て俳優を目指すお話)はどうご覧になりました?岩谷さんと村松(利史/としふみ)さんと午後の男優室というユニットで舞台をやっていたときも、自虐ものばかり作ってたんです。「自分のことじゃないと面白くない」というのは村松さんによく言われていて、それを書くのもどっか好きだったんですよね。自分の普通のあまり面白くない生活も、突き詰めて書いて自分で演じると、人には面白く見えるんだな、と。――そこは知らせないでよ、とかは思われなかったんですね。そうですね。本当のことですし、面白かったんでいいかなと(笑)。城山羊の会『萎れた花の弁明』は、12月8日(金)~17日(日)まで三鷹市芸術文化センター 星のホールにて上演。作・演出は、映画監督として『At the terraceテラスにて』なども発表している山内ケンジさん。本作では山内作品の常連である岩谷健司さん、岡部たかしさんのほか、岡部さんの息子である岡部ひろきさんも出演。おかべ・たかし1972年6月22日生まれ、和歌山県出身。劇団東京乾電池を経て、城山羊の会のほか、岩谷健司と共に、自身が演出も担当する演劇ユニット・切実を結成し活動。映像作品では、ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』のほか、『リバーサルオーケストラ』『ハヤブサ消防団』、現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)などに出演。ジャケット¥81,400(カズキ ナガヤマ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥24,200(ユハinfo@juha.tokyo.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年11月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・浜田あゆみインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年11月25日近頃、頻繁にドラマでお見かけするようになった岡部たかしさん。でもご本人ときたら「気づかれても、たぶん名前は出てこないと思う」と自嘲する。でも間違いなくその存在が気になっている人、増えてます。役とノリが合わないときに助けてくれるのが、自分の体やったりするんですね。――連続テレビ小説『ブギウギ』をはじめ、近年ドラマでの存在感が光っています。ご自身ではその活躍をどう感じていますか?舞台でも映像でも、お仕事をいただけるのは光栄なことだと思っています。でもそんなに変化はないんです。店で隣り合わせて気づかれても、たぶん名前は出てこないし、呼ばれたと思ったら検索したスマホ画面が見えてたり(笑)。――仕事を引き受ける、引き受けない、の線引きはありますか?いや全然ないですね。こういう役をやりたいとか、やりたくないとか全くないんですよ。――そうなんですね。少しトボけた風味の笑える作品に出られている印象が強いので…。それは城山羊の会によく出ているからじゃないですか。――それはあるかもしれません。山内ケンジさんが主宰、作・演出する城山羊の会は、隠しきれない人間の本能や本性があぶり出される瞬間を笑いに包んで描く作風で人気の演劇ユニットです。城山羊の会には長いこと出してもらってるんで、山内さん、もう書くことなくなるんちゃうかって不安になったりすることはありますけど。どんな作品でも、声をかけてもらえるのは、嬉しいです。――山内作品を初めて観たとき、あまりにシュールで笑っていいのか迷ったんですが、岡部さんは当初から面白いと確信してました?面白いとは思っていましたけど、最初の頃は全然芝居ができないし、和歌山出身で標準語も慣れてなくて、苦労した覚えがあります。山内さんが求めるのは…今も一貫しているんですが、声のトーンと大きさ。とにかく役を作らないでくれ、と。でもやっぱり初めの頃は作っちゃう。それで「やりすぎ。そんなでっかい声でやるんだったら聞こえない方がマシ」って言われてました(笑)。当時、山内さんの舞台には亡くなった深浦加奈子さんが毎回出ていらして、深浦さんに相談したりしてたんですけど、「世界一面白い人と芝居やってるんだから、それを自覚しなさい」と言われたのは覚えています。――今やレギュラーメンバーです。稽古初日の台本の読み合わせから、やっぱり笑えるんですよ。山内さんは結構当て書きされる人で、その人が言うだけで面白かったりするんで、すごいんですよ。僕が面白くなってるかはわからないんですけど、その人にフィットしているセリフやから、無理にいじったり作ったり無理矢理着こなさない方がいいんかなって思います。――でもつい、面白く見せたいって気持ちになってしまいそうです。僕はむちゃくちゃなるんです。でも一回、本番でめちゃくちゃウケて終わった後に、「狙ってやってるのがムカつく」と言われました。バレないようにやってたつもりだったのに。だから最近はバレないように(笑)。そこはちょっとうまくなってきている気がします。――次回作『萎れた花の弁明』は、どんな作品になるんでしょうか。まだわからないんですが、前作がわりと王道だったので、次はめちゃくちゃなことをしたいと言ってましたから、楽しみにしています。ただ、過去には途中でお客さんが帰るくらい激しいものもありましたからね。まあ、山内さんはそれすらも喜んでましたけど(笑)。――出ている側としては?まあ面白いですよね(笑)。山内さんが喜んでるんやったらええか、みたいな感じです。――ちなみに岡部さんご自身は、どんなものを面白がるんですか?この間の『キングオブコント2023』のサルゴリラさんとか、ニッポンの社長さんとか好きでしたよ。ただ、単にネタだけじゃなく、やっぱり演技のうまさがきいてて、やってるその人自身が滲み出るような方が好きなんかなと思います。山内さんの言葉じゃないですけど、やっぱりその人に似合ってないことをやってると笑えなかったりするんですよ。――でも、自分にフィットする役がくるとは限りませんよね。役をもらって困ることがあるんですよ。自分と役のノリが全く合わなくて。いくら面白くしようとしても全然楽しくならない。でもそういうときに助けてくれるのが、自分の体やったりするんですね。じつはそういうことを考えたのはわりと最近なんですけど。たとえば、銀行員っていうとちゃんとせなあかんイメージありますけど、姿勢が崩れた人もいるわけじゃないですか。必ずしも感情から入らなくても、体から役のノリを作っていくのもありかなって。――なにかそこに気づいたタイミングがあるんでしょうか。いろいろなタイミングがあるんですけど、近いところだとドラマ『リバーサルオーケストラ』ですね。主人公を追いかけた後に、すごく長いセリフを喋るんですけど、どうも面白くない。それで追いかけるシーンで、必死になって本気で走ったんです。そしたらすごく滑稽な体になって、それがノリになって、セリフも喋れたってことがあって。体が変わったら感情が追いつくんやって、この歳になって発見するっていう(笑)。城山羊の会『萎れた花の弁明』は、12月8日(金)~17日(日)まで三鷹市芸術文化センター 星のホールにて上演。作・演出は、映画監督として『At the terraceテラスにて』なども発表している山内ケンジさん。本作では山内作品の常連である岩谷健司さん、岡部たかしさんのほか、岡部さんの息子である岡部ひろきさんも出演。おかべ・たかし1972年6月22日生まれ、和歌山県出身。劇団東京乾電池を経て、城山羊の会のほか、岩谷健司と共に、自身が演出も担当する演劇ユニット・切実を結成し活動。映像作品では、ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』のほか、『リバーサルオーケストラ』『ハヤブサ消防団』、現在放送中の連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)などに出演。ジャケット¥81,400(カズキ ナガヤマ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥24,200(ユハinfo@juha.tokyo.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年11月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・浜田あゆみインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年11月25日注目俳優・河合優実が連続ドラマ初主演、『勝手にふるえてろ』の大九明子監督が演出と脚本を務める作家・岸田奈美によるエッセー原作のドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」。この度、新たな出演者が発表された。主人公の岸本ファミリーを、遠からず近からず見守るのは個性的なメンバーたち。河合さん演じる主人公・岸本七実の友人・天ヶ瀬環役に、大河ドラマでの好演も記憶に新しい福地桃子。そして、七実たち岸本家に荷物を届ける配送業者として一家と交流する陶山克哉役に、数々の映画やドラマで活躍する奥野瑛太。さらに七実が後に出会い、作家を目指していくのを応援するのは、これまで本作を演出する大九監督作品で印象的な役を演じてきた俳優たち。七実の才能を見出し作家への道を勧める小野寺柊司役に、林遣都。テレビプロデューサー・二階堂錠役には古舘寛治、そして編集者・末永繭役は山田真歩が演じる。【福地桃子 コメント(七実の友人・天ヶ瀬環役)】天ヶ瀬環役を務めさせていただくことになりました。クランクインしてからは少し時間が経っているのですが、はじめて撮影に参加した日に河合優実さんから「大九監督の表現がとても豊かで愉しい」というお話を聞いてこれから作品に参加することへの興味を更に貰えたようなやりとりを二人でしたのを覚えています。オリジナルキャラクターということで愛に溢れた、このドラマに環として少しでも温もりを添えることが出来たらとても幸せなことだなあと思います。もうすぐ沢山の方に観ていただけるのが嬉しい気持ちです!【奥野瑛太 コメント(配送業者・陶山克哉役)】岸本さんの区域を担当させてもらってますミナト運輸の配達員・陶山です。日々たくさんのお荷物の受け渡しをしておりますと、ふと自分は「誰から何を受け取って、誰に何を渡せているのか」とそこはかとなく思う時があります。きっと僕自身、岸本家の玄関先で、目には見えない“明るさと元気”を受け取ってまた次の配達に向かっているのだと。岸田さんのご家族のお話を通して、たくさんの感情と明日へ向かうエネルギーを受け取りました。今度はそれらをドラマでお届けに伺います。【林遣都 コメント(小野寺柊司役)】また大九組への参加が決まりウキウキしています。脚本は涙なしでは読めませんでした。自分の家族に思いを馳せながら、沢山笑って沢山泣きました。大九さんをはじめ素敵なキャストスタッフの方々の手によって、どれほど愛らしく豊かな作品になるんだろうと完成が楽しみで仕方ありません。今回僕は「小野寺柊司」というかっこいい名前の男を演じさせていただきます。きっとかっこいい役になると思います。ご期待ください。【古舘寛治 コメント(テレビプロデューサー・二階堂錠役)】いや脚本が面白い!俳優としてはそこが最重要なので、そこでまずガシッと掴まれました。いわゆる浪花節な御涙頂戴ではないのに泣ける。笑えて、泣ける。それは岸田さんの原作を丁寧に脚本にしたからなんだろうな~。これはもう期待大です。僕も自分の期待に応えられるような仕事をしなければ…自分に返ってきた…よし!地道に頑張ります!【山田真歩 コメント(編集者・末永繭役)】岸田奈美さんコラムを読んでいたら、彼女のお父さんの言葉が出てきた。「世の中がおもろくないなら、世の中をおもしろくすることは諦めろ。自分がおもろいと思うことを、世の中に送り続けろ。」と父は娘に語ったという。自分が「面白い」と思うことをちゃんと信じて発信し続けるのは、実はとても勇気のいることだと思う。でも、そういう人の背中に勇気をもらう人も沢山いる。私もその一人だ。<あらすじ>岸本七実(河合優実)は高校生。学校では、きらきらした一軍女子たちの輪に入れずに、今日も天ヶ瀬環(福地桃子)と授業でペアを組まされていた。いささか自意識をこじらせながら暮らしていたある日、母のひとみ(坂井真紀)から連絡が入る。ダウン症の弟・草太(吉田葵)が万引きをしたかもしれないというのだ。七実の、ありえないことが次々と起こるてんやわんやな日々が続いていく…。大好きだった父・耕助(錦戸亮)の死、あまりにマイペースな祖母・芳子(美保純)との生活など、様々な出来事と向き合い、必死で笑い飛ばし、時々涙しながら、七実は「作家」としてブレイク…する予定で――。プレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」は5月14日(日)毎週日曜22時~NHK BSプレミアム・BS4Kにて放送(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月24日株式会社ぶどう社(所在地:東京都世田谷区、代表者:市毛 未知子)は、新刊『境を越えてPart1 このまま死ねるか!?』(著者:岡部宏生)を2023年4月5日に発売いたします。定価1,870円(本体1,700円)四六判・208ページ●内容私は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気の当事者です。ALSは、運動神経だけが選択的に侵されて、二年から五年で随意筋(自己意識下で動かすことのできる筋肉)のほとんどがまったく動かせなくなる病です。全身不随になって生きるか、生きることを諦めるかを、自分で決断しなければならない極めて過酷な病です。この本のタイトル、「このまま死ねるか!?」という問いは、まさに自分への問いかけです。発病してからいったいどれほどこのことについて考えたでしょうか。この本を通して、私は自分にまた問い続けています。「このまま死ねるか!?」と。(まえがきより)現在の私の「境遇」は、身体的な最重度の障害者。「日本で一番外出の多いALS患者」と言われる著者。全身不随の体で、睡眠時間を削って仕事や活動に追われる毎日を送っている。そんな著者が、発病からの17年間を綴る。どう生きているのか?何ができるのか?社会的価値とはなんだろうか?人間の尊厳とはなんだろうか?あんななら死なせてあげたほうがよいのか?安楽死・尊厳死が論じられる社会で、人間が生きていることそのもの、存在そのものの意味を、社会へ、そして自分へ、「生きたい」と「死にたい」をくり返しながら問い続ける。「生きる意味は?」という答えなき問いの一つの解答が、ここにある。ALS当事者が3年半をかけて、一文字一文字を文字盤で書き下ろした、渾身の1冊。解釈は無限であること、事実は一つであること。「文字盤という道具で耳だけを頼りにして原稿を書くことは、私にとって大変な苦労でした。それでも、本の執筆は幸せな時間でした」(あとがきより)●もくじ1部 死にたくなる時は誰しもあるけど本当に死んでよいのだろうか?1章 生きることも死ぬことも自由だというのは大きな勘違いだった2章 生きる決意と生きていけることは別だった3章 無限にある生き方をどう生きるか2部 生物は生きることを前提として存在している4章 人は価値観に縛られる5章 境を越えて終章 明日死んでも生きていても●著者岡部 宏生(おかべ ひろき)1958年東京都生まれ。東京都育ち。2006年春にALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。2007年、在宅療養を開始。2009年、胃ろう造設、気管切開・人工呼吸器を装着。2010年、自身が代表を務める訪問介護事業所「ALサポート生成」を設立。2011年、一般社団法人「日本ALS協会」理事・副会長に就任。2016年、一般社団法人「日本難病・疾病団体協議会(JPA)」理事に就任。一般社団法人「日本ALS協会」会長に就任(2018年まで)。2018年、DPI日本会議特別常任委員に就任(2020年より常任委員)。2019年、特定非営利活動法人「境を越えて」を設立。著者 岡部宏生●書籍概要発行 :株式会社ぶどう社著者 :岡部宏生版形 :四六判頁数 :208ページISBN :978-4-89240-255-5Cコード:0036定価 :1,870円(税込)<販売サイト>Amazon: ●出版記念オンラインイベント開催日時 : 4月24日(月)18:30~記念トークセッション: 岡部宏生+濱口竜介監督+山本晃久プロデューサー申し込み : ※当日、取材にお越しいただけます場合は、事前に【お問い合わせ先】までご連絡ください。※会場の都合上、お断りする場合がございます。【お問い合わせ先】特定非営利活動法人 境を越えてHP&SNS: Email : info@sakaiwokoete.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月22日今回、ご紹介するのは、『しろめし修行僧』。人気芸人トリオ・ハナコの岡部大さんが修行僧・たくあん役でドラマ初主演を果たした、グルメドラマです。岡部大さんと、たくあんの弟・つぶあんを演じた中山翔貴さんにお話をうかがいました。「食べっぷりと惚れっぷりを楽しんでいただきたいです」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 109『しろめし修行僧』は、“白飯に合う最高のおかずとは何か”という究極の問いに迫る新たなグルメドラマです。主人公は、ラッパーを目指しているものの、ほぼニートのような生活を送っている寺の息子・米田たくあん(岡部大さん)。見かねた寺の住職である父・こしあん(松平健さん)から命じられたのは、“托鉢”の全国行脚修行!行く先々で登場するしろめしに合うおかずやその土地で出会うマドンナとの恋模様。同じく修行中の親友・ぶりあん(犬飼貴丈さん)との友情など、心がほっとあたたまる見どころが大盛りのドラマです。ーーオファーをいただいたときのお気持ちを教えてください。岡部さん最初は嬉しさよりも驚きのほうが大きかったです。まさか自分がドラマで主演をさせていただくなんて思ってもみませんでしたから。実は、『考えすぎちゃん ON TV 〜ワンクールだけの大冒険』(2021年/テレビ東京)という番組で、祖父江さん(『しろめし修行僧』のチーフプロデューサー)、濱谷さん(『しろめし修行僧』とファーストサマーウイカさん主演ドラマ『私(あたい)のエレガンス』のプロデューサー)とご一緒させていただいたことがあって。そのとき、ファーストサマーウイカさんと僕が、「ぜひお願いします」と売り込みをしたんです。まさか、4月クールのドラマに、ウイカさんと僕をそれぞれ主演に起用していただけるとは。ーープロデューサーの方々、その場の社交辞令ではなく、有言実行なところがかっこいいですね!岡部さん本当にそう思います。『考えすぎちゃん』さまさまです(笑)。いただいた台本を読ませていただき、“僕が演じるしかない”と、さらに、やる気満々になりました。中山さん僕はバイトの休憩中に、マネージャーさんから出演のお電話をいただいて。その瞬間、嬉しさと緊張する気持ちでいっぱいになりました。ーー中山翔貴さんのお父さまは、岡部さんの事務所の大先輩でもある、人気タレントの中山秀征さんです。超がつくセレブリティなのに、バイトをされているんですね。岡部さんお坊ちゃまお坊ちゃまされている方かなと思ったら、すごく自立した良い子なんです。僕は秀さんに大変お世話になっていて。秀さん、翔ちゃん、次男さんと3人で、僕の単独ライブを見に来てくださったこともあるんです。中山さん岡部さんの単独ライブ、本当に面白かったです!岡部さん今回、共演が決まったときに、秀さんからLINEをいただき、“しごいてやってくれ”と言われ、“一緒に頑張ります”とお伝えしました(笑)。翔ちゃんとご一緒できて良かったです。秀さんという共通のお話ができますから、撮影の合間に、“お父さんはおうちではどんな感じなの?”と聞いたこともありました。ーー中山さん、中山秀征さんは、おうちではどのような方ですか?(笑)。中山さんテレビで観る印象と同じだと思いますが、家の中のことはぜんぶ母が主導で決めています。ーー岡部さんは新婚さんですから、参考になりますね。岡部さん僕も妻に決めていただくのが、夫婦円満の秘訣なのかなと思っています(笑)。ーー出演が決まって、中山秀征さんはどのようなアドバイスを?中山さん「素晴らしいキャストの方々が揃っているので、その方々から吸収しながら、全力で頑張るしかない」とアドバイスいただきました。岡部さんはリアクションが素晴らしくて、表情だけでも面白いんです。笑いをこらえるのに必死でした。松平健さんは、ドラマの小道具のお茶碗を指して「これくらい食べれるの?」や、「このドラマのために坊主にしたの?」など、やわらかい声で話しかけてくださいました。ーー今回、中山さんを坊主頭にしたのは、中山秀征さんだとお聞きしました。中山さん撮影の前日に、必ず剃ってもらっていました。岡部さん野球部時代はどうだったの?中山さん高校時代から、ずっと家で剃ってもらっていました。ーー頭を剃るのが、とてもお上手ですね。中山さん慣れているからだと思います。ーー岡部さんの食べ方は、豪快なのにとても美しいです。意識して演技されているのでしょうか?岡部さんもともと食事のマナーには、厳しい家庭に育ちました。それと、食レポや大食いのお仕事で、ギャル曽根さんとご一緒する機会が多くて。ギャル曽根さんはどうしてこんなにおいしそうに、そしてキレイに食べることができるんだろうと、いろんなところを見て学ばせていただきました。ギャル曽根さんは、大きいけれどギリギリ口の中からはみ出さない、絶妙な一口の取り方がとても上手なんです。まだほかの方がコメントをしていて、自分が食べる順番が来る前に、キレイな一口を作って準備をされているんです。ーー美しく食べるには、テクニックが必要だったんですね。この後、中山さんが食べるシーンはありますか?中山さんぶりあんとつぶあんのスピンオフで、食べるシーンがあるのでぜひそちらも観てもらいたいです。ーーイケメンなおふたりのスピンオフが放送されたら、さらに『しろめし修行僧』のファンが増えそうですね。岡部さん僕は撮影現場に行くことができなかったのですが、本編とはガラリと違った雰囲気で、良い意味でぶっ飛んでいて面白いらしいですよ。ーー役作りで工夫されたことはありますか?中山さん僕は長男で、弟が3人いるんです。そのなかに、生意気だけど憎めない弟がいて。つぶあんの絶妙な弟感は、自分の弟をお手本にしました。ーー印象に残ったハプニングがあれば、教えてください。岡部さん修行僧の衣装を着てスタンバイしていたら、通りすがりのお年寄りの方に、手を合わせられました(笑)。ーーまるで第1話の冒頭シーンのようですね(笑)。中山さんは本作が俳優デビュー作となります。思い出のシーンはありますか?中山さん初めて撮影を行う日に、段ボールを置くシーンがあったのですが、なかなか決められた位置に置けなくて。NGを出してしまい、汗だくになったことを覚えています。岡部さんに「イケる、イケる」と励ましていただき、乗り切ることができました。ーーちなみに、ご家族の方々は、本作をご覧になりましたか?中山さん家族全員で第1話を鑑賞しました。みんな、面白かったと言ってくれました。ーーそれは何よりも嬉しい言葉ですね!最後に、ドラマの見どころをお願いいたします。中山さんなんと言ってもおいしそうに食べる岡部さん。そして、松平健さん演じるこしあんと僕が呪詛をかけるシーンです。毎回のお約束で、酸っぱかったり辛かったりといろんな呪詛で岡部さんを苦しめるので、楽しみにしていただきたいです。岡部さん食べっぷりと、マドンナへの惚れっぷりを楽しんでいただきたいです。惚れて食べて振られて帰るという流れとともに、エピソードごとに描かれるマドンナとの人情話を観ていただきたいです。それと、話が進むにつれて、たくあんとぶりあんの過去が明らかになるんです。次第にふたりの絆が強くなる様も楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話おふたりにとって、思い出のご飯は?「僕のせいで野球の試合に負けたとき、先輩が“飯食うぞ”と言ってラーメン屋に連れて行ってくれたんです。そのとき、先輩にごちそうしていただいたラーメンが心に残っています」(中山さん)。「僕はキングオブコントで優勝するまで、築地のお寿司屋さんでバイトをしていて。お店の大将や職人さんたちがみんな良い方で、入荷したばかりのマグロの貴重な部位をたくさん食べさせてくれました。そのときのまかないのご飯が思い出のご飯です」(岡部さん)。Information『しろめし修行僧』テレビ東京系にて毎週金曜深夜0時12分より放送中動画配信サービス、ひかりTV、Paraviにて配信中出演:岡部大(ハナコ)、犬飼貴丈、中山翔貴、松平健ほか©「しろめし修行僧」製作委員会『ひかりTV』にて6/1(水)より、スピンオフ『食パン修行僧』を配信予定。中山翔貴さん衣装協力:ジャケット ¥51,700(CULLNI/Sian PR03-6662-5525)パンツ ¥30,800(CULLNI/Sian PR03-6662-5525)シャツ ¥22,000(LIBERE/Sian PR03-6662-5525)、そのほかのアイテムは、スタイリスト私物写真・山本嵩文・田嶋真理 スタイリスト・あべひろみ (岡部大さん)小林洋治郎(Yolken/中山翔貴さん)ヘアメイク・染川知美(岡部大さん&中山翔貴さん)写真・山本嵩 文・田嶋真理 スタイリスト・あべひろみ (岡部大さん) 小林洋治郎(Yolken/中山翔貴さん) ヘアメイク・染川知美(岡部大さん&中山翔貴さん)
2022年05月19日値上がりラッシュで、ますます重要になる節約。芸能界屈指の倹約家・松本明子さんが日々行っているという、明るく楽しい節約ワザを聞きましたーー!「財布には、衝動買い対策のために5,000円ほどしか現金を入れません。それを超える値段のときは、まず一晩、二晩、“本当に必要なのか?”って、じっくり考えるんです。あ、それじゃあ、もはや“衝動買い”とは言いませんよね。ギャハハハハ。そうそう、感熱紙のレシートは、文字が印刷された面で爪を磨くとツルツルになるので、ネイルサロンいらずなんですよ!」カバンから取り出した長財布の中身を見せながら、節約トークが止まらないのは、タレントの松本明子さん(56)。節約が楽しくてたまらないという松本さんには「日々もったいないと、モノを大切にして、小さな得を喜ぶ」節約スピリッツが、親子3代で脈々と受け継がれているという。「祖母から、代々ですね。もはや家風。小学校、中学校のときもお小遣いは月々まとまった額をもらうのではなくて、必要に応じて支払われるシステムでした。ノートを買いたいと申告して100円、百恵ちゃんのレコードが買いたいと申告して600円をもらって、領収書を書かされましたね」モノの価値を実感するための、英才教育が施されていたのだ。そんな松本さんを、さらなる節約道に邁まい進しんさせたのは、デビュー当時のある出来事がきっかけ。「83年デビューなんですが、1年先輩に明菜ちゃんやキョンキョンなど“花の82年組”がいて、全然ヒットが出せなかったんです。どうやって売り出していったらいいのか試行錯誤していたとき、(笑福亭)鶴光さんと(片岡)鶴太郎さんの生放送番組で、2人に乗せられるように4文字の放送禁止用語を言ってしまったんです」その瞬間からスケジュールが真っ白になり、約2年、芸能界から干されてしまった。■先輩アイドルの海パンをフリマみたいに販売!当時、所属事務所の寮に住んでいた松本さん。ほとんどのタレントが売れて退寮するのに、21歳になって寮が取り壊されるまで、雑種犬のロンと居座っていたという。「ようやく家賃5万円の中野のアパートに引っ越すとき、寮長さんが不憫に思ったのか『プレハブの物置に、先輩たちが置いていった私物があるから、必要なものを持っていきなさい』とプレゼントしてくれたんです」そこには、ザ・リリーズが撮影などで使用したテニスウエアやラケット、あいざき進也がはいた海水パンツまであったとか。「アイドルグッズは売れるんじゃないかと思って、それを全部いただき、フリーマーケットみたいにして売ったんですね。結局そんなに高くは売れませんでした(笑)」芸能界の浮き沈みの激しさを実感することで、モノを無駄にしない精神はさらに磨かれることに。その後の人生では、まるで呼吸をするように節約しているという。「水を出しっぱなしにする感覚がないので、お風呂では湯船のお湯で体を洗います。夫、息子に続いて入ると、水深20センチほどに減ってしまうので、寝転ぶようにしてつかってるんですよ(笑)」■アクリルセーターは台所スポンジに転用!消耗品をしっかり使い切るのは大前提。そうでないものも、使い古したら、別の用途に転用する。どうしたら再利用できるのかを考えるのも、楽しいという。「伝線したストッキングは拭き掃除に使うばかりではありません。クシャクシャにした古新聞を筒状にして先っぽをL字になるように折り曲げ、仕上げに伝線したストッキングをかぶせれば、とてもいい具合いのブーツキーパーになります。しかも新聞紙が湿気を吸い取ってくれるんです。着なくなった、アクリル糸が入った手編みのセーターは、一回全部ほどいてからざっくり編み直して、台所用スポンジに。油汚れを取ってくれるので、もうバッチグーですね!」一度の買い物で、二度楽しむ節約術は、野菜でも実践。「かいわれ大根とか豆苗は、1回使っても、根元のスポンジに水を浸しておくと、1週間とか10日くらいでニョキニョキ伸びてきます。まあ、おいしく食べられるのは2回くらい。3回目はもう弱くなってなかなか伸びないですけど」日々、1円単位の節約を積み重ねているが、必要な出費は躊躇しない。「共演者の方の誕生日のプレゼントとか、スタッフの皆さんに差し入れするお菓子とかには心を込めたいので、出し惜しみしないっていうのがモットーですね」カネは天下の回りものとばかりに、それが次の仕事につながり、好循環を生み出しているのだ。「だから自分の身の回りのことにおいては、身の丈に合ったことで十分だと感じられるんです。毎日健康で、毎日笑顔で、毎日楽しく仕事していられるから、ストレス買いとは無縁なんでしょうね」
2022年04月23日「2月中旬の週末、豊洲にあるベビー用品専門店に、ハナコの岡部さんが奥様と手をつないで一緒に買い物に来ていました。帽子を深く被りマスク姿の岡部さんは、同じくマスク姿でお腹の大きくなった奥様を気遣いながら、2人笑顔でチャイルドシートを選んでいました」(目撃客)菊田竜大(34)、秋山寛貴(30)、岡部大(32)からなる人気トリオ・ハナコは『キングオブコント2018』王者で、バラエティ番組で活躍中。なかでも岡部は、20年に連続テレビ小説『エール』(NHK)に出演するなど、俳優としても評価が高い。4月からはグルメドラマ『しろめし修行僧』(テレビ東京系)で連ドラ初主演も発表された。「同局の深夜グルメドラマの金字塔といえば『孤独のグルメ』。岡部さんは『松重豊さん演じる主役・井之頭五郎さんを目標に、とにかく精一杯食べまくります!』と高らかに宣言していました。撮影でも気合が入っており、彼の食べっぷりは見どころだと思います」(制作関係者)プライベートでは昨年3月に、約10年の交際を経て一般女性との結婚を発表した。《笑いのたえない家庭を目指しながら、より一層皆さまにも笑いをお届けできるように精進致します!》とコメントを出している。「ハナコは19年に菊田さん、20年に秋山さん、昨年は岡部さんと3年連続でメンバーが結婚した珍しいコンビです(笑)。岡部くんの新妻は早大時代のお笑いサークルの後輩なんです。奥さんの作るしょうが焼きと親子丼は絶品で、毎晩いっしょにお風呂に入っているとノロけていました。奥さんは3月中旬に出産予定だそうです」(芸能プロダクション関係者)岡部にとって、この春はパパ&連ドラ初主演、まさに笑顔の絶えない“公私の春”を迎えそうだ。
2022年02月26日1年の延期を経て、ついに「松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ 〜うれしなつかし胸キュンコンサート〜」が開催された。(出演/松本明子、布川敏和、森尾由美、浅香唯、西村知美)日本各地から「映像でこのコンサートを見たい」という熱い期待に応えて、配信が開始された。このコンサートは、松本明子が発起人となり、同時代に活躍したスーパーアイドルたちと華々しい時代の名曲の数々をトークとともにお届けするスペシャルなコンサート。バラエティタレントのイメージが強い松本だが、83年デビューのアイドル。その前年デビューの「花の82年組」に隠れ、不遇の時代を過ごしたといい、「アイドル時代、コンサートをしたことなかったので40年目の初のコンサート」と大喜びだった。デビュー当時の衣装で登場し、デビュー曲『×♀×Kiss』をはじめ往年の名曲を披露した松本は「ワクワクして眠れなかった。アイドル時代は一度もコンサートをしたことがなかったので、うれしい」と喜びを語った。MCで当時の裏話を織り交ぜた布川はシブがき隊の『100%・・・SOかもね!』『スシ食いねェ!』の他、『ジュリアに傷心』(チェッカーズ)などを披露し、「80年代にタイムスリップしたみたいで楽しい。」と会場を沸かせた。森尾由美は『お・ね・が・い』、浅香唯は『セシル』と『C-Girl』をメドレーで歌い、西村知美は『サクラが咲いた』『眠り姫』とそれぞれ自身のヒット曲をはじめ、黄金の80年代の曲で盛り上げた。最後は全員で『なんてったってアイドル』(小泉今日子)を歌い、惜しまれつつも幕を閉じた。懐かしくもあり、当時のパワーをそのまま凝縮したようなコンサートの模様は2月3日(木)までの期間限定なので、会場で楽しんだ方も、会場にいけなかった方も、自宅やお好きな場所でぜひお楽しみいただきたい。【視聴チケット】イープラスにて販売中 【視聴料金】3,000円(税込)【視聴時間】今すぐ〜2月3日(木)23:59まで【公演概要】公演名:松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ ~うれしなつかし胸キュンコンサート~出演者:松本明子(‘83年)、布川敏和(‘82年)、森尾由美(‘83年)、浅香唯(‘85年)、西村知美(‘86年)※括弧内はデビュー年 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日2022年1月23日(日)、「松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ 〜うれしなつかし胸キュンコンサート〜」(出演/松本明子、布川敏和、森尾由美、浅香唯、西村知美)が東京・かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールで開催される。昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となったコンサートが約1年後に開催される!さらに、アーカイブ配信も決定した。公演は1983年にアイドルとしてデビューした松本明子が発起人となり、同時代に活躍したスーパーアイドルたちと華々しい時代の名曲たちをトークとともにお届けするスペシャルなコンサート企画。 発端となったのは、松本明子がTwitterにアップした動画だった。 松本は昨年の緊急事態宣言が発表された際に『これからどうなっちゃうんだろう?』と不安になり、自分と同じ気持ちの人が元気になれる何かができないかな?と考え、『気分を晴らすには歌しかない!』とデビュー曲のサビをアカペラで歌った。これをSNS上でバトンリレーのように繋げたいと、 “不作の83年組”と言われている同期と森口博子に連絡し、同じようにデビュー曲で『#アイドルうたつなぎ』を付けてどんどん繋いでいった。そして、スタートして半年後には、そのバトンは昭和のアイドルだけでなく、平成・令和の現役アイドルへと繋がっていった。松本明子の様々な想いの詰まったコンサート企画は、いよいよ開催される。様々な制限が強いられる世の中、そんな時だからこそ、パワー溢れる「80年代」アイドルの歌声をぜひ聴いてほしい。そして、今回、日本全国どこからでもコンサートに参加できるように、アーカイブ配信が決定!会場で楽しんだ方も、会場にいけない方も、自宅やお好きな場所でぜひお楽しみいただきたい。アーカイブ配信について【視聴チケット】イープラスにて販売中 【視聴料金】3,000円(税込)【視聴時間】2022年1月28日(金)17:00〜2月3日(木)23:59【公演概要】公演名:松本明子 presents 黄金の80年代アイドルうたつなぎ ~うれしなつかし胸キュンコンサート~出演者:松本明子(‘83年)、布川敏和(‘82年)、森尾由美(‘83年)、浅香唯(‘85年)、西村知美(‘86年)※括弧内はデビュー年公演日時:2022年1月23日(日)【昼公演】13:30開演【夜公演】18:00開演会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール東京都葛飾区立石6-33-1チケット料金:全席指定8,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月14日俳優の仲野太賀、女優の山本舞香、お笑いトリオ・ハナコの岡部大が出演する、マイナビ・マイナビ転職の新CM「やめるの、やめた」編が、12日より放送される。仲野、山本、岡部の3人が、大学時代から仲良しのサークルの先輩、後輩を演じる同CM。仕事も性格もバラバラな3人がそれぞれの転職の悩みと向き合い、相談しながら自分なりの答えを出していく様子を描いている。いつものように部屋で談笑する3人。仲野が「俺さ、今の会社やっぱやめるわ」と打ち明けると、岡部は「俺は、やめるのをやっぱやめるわ」と決心し、これに山本が「私は、やめようとしたのをやめるのをやっぱやめたわ」と紛らわしい一言で返す。それを聞いた岡部は困惑した表情を浮かべ、仲野は思わず「どっちだよ!」とツッコんでしまう。仲野演じる役の自室は「友達が集まりたくなる部屋」という設定で作られたこともあり、合間には仲野と岡部が好きな飲食店で盛り上がるなど、終始リラックスした雰囲気で撮影は進行。一方の山本は難解なセリフを入念に確認し、練習を重ねる姿も見られた。本番では仲野を中心にアドリブが続々と飛び出し、3人では初共演ながらも、本当の仲良し3人組のような自然の掛け合いを披露していた。■仲野太賀、山本舞香、岡部大インタビュー――撮影を終えての感想をお願いします。仲野:楽しくてあっという間に感じましたね。当日アドリブパートが多いことに気づいて、びっくりしました(笑)。山本:セリフがめちゃくちゃ難しくて大変でした(笑)。でも楽しくて、ずっと笑いっぱなしでしたね。岡部:3回留年しているという設定の役柄でしたが、僕自身2回留年していたので、すっと馴染めました。――共演されてみて、お互いの印象はいかがでしたか?仲野:山本さんとはもう 4 回ぐらい共演していて、安心感が出てきました。岡部さんはずっとコントを見ていたので、共演できてとても嬉しかったです。コント番組でも共演してみたいです。山本:和やかな雰囲気が求められる現場に仲野さんがいると、不思議と安心します。岡部さんはその場にいるだけで面白い方なので、自然と笑顔が作れるメンバーだなと思います。岡部:仲野さんはずっとドラマや映画で見ていたので、会ってすぐ大ファンだとお伝えしました。おいしいもの好きな趣味が共通していたので、休憩時間にお話しできたのも楽しかったです。山本さんは学年に一人はいた、可愛いけど目の前にすると緊張しちゃう女子を思い出しましたね(笑)。――もし今と違う仕事につくなら、どんな仕事をしてみたいですか?仲野:スポーツ選手には憧れますね。格闘技が好きなので、体を動かして多くの人を感動させる仕事がしたいです。山本:動物が大好きなので、動物と触れ合う職業につきたいです。飼育員さんとか獣医さんとか。岡部:スポーツの学部だったので、体育の先生をやってみたいです。ポロシャツを着てバスケ部の監督とかしたいですね。――CMのキャッチコピー「自分を向いて歩こう。」にちなんで、2022年、自分のためにやってみたいことを教えてください。仲野:やっぱり最近遠出できていないので、北海道とか行きたいですね。自然に触れたいです。山本:コロナで行けなくなったからこそ、海外に行きたくなりましたね。まだ仕事でしか行ったことがないので、プライベートで行ってみたいです。岡部:馬に乗ってみたいですね。最近大型バイクを買ったんですけど、乗りたい欲が湧いてきちゃって。上半身裸で布とロープだけで乗りこなしたいです(笑)。――転職をはじめ、今悩みを抱えている・頑張っている方へ、メッセージをお願いします。仲野:悩んでいる時は一人で抱え込んでしまうこともあるかと思いますが、今回のCMみたいに、仲間内で悩みを共有するのも一つの策だよって伝えてあげたいですね。山本:自分がやりたいことを迷わずにやって欲しいです。私自身、やらずに後悔するよりはやって後悔した方がいいと思って生きてきました。岡部:悩むということは真剣に物事に取り組んでいる証拠なので、悩んでいる方には「偉いよ!」って言ってあげたいです。
2022年01月12日お得なクーポンコードもチェックしよう2021年11月26日、岡部友氏は、毎日出汁を飲んでいることをSNSを通じて公開。最近は、株式会社ビーバンの『カラダを気づかう出汁』を飲んでいることを明かした。岡部氏は同商品の栄養面を高く評価。カラダに吸収されやすい天然GABAが配合されている点が安心だとしている。岡部友氏は1985年12月6日生まれ。神奈川県横浜市出身。SPICE UP FITNESSの代表取締役を務め、女性専門ジム「SPICE UP FITNESS」を全国に5店舗経営している。インスタグラムのフォロワー数は10万人以上。著書には『美尻トレ 究極のヒップメイク』などがある。飲みやすいから続けられる岡部友氏が愛飲している『カラダを気づかう出汁』はGABAを配合。継続的に摂取することで、日常生活で生じる一時的な活気・活力感の低下をやわらげる効果や、血圧が高めの人の血圧を下げる効果が期待される。1日当たりの目安量は1スティック(5g)。コップ1杯以上の水やお茶などと一緒にそのまま飲むのがオススメだ。1個(5g×20本)の販売価格は2,376円(税込み)。7個セットの場合はまとめ割が適用され10%OFFの価格で購入することができる。株式会社ビーバンでは、その他にもアミノ酸20種が摂取できる『カラダをつくる出汁』や、あらゆる料理のベースになる『カラダがよろこぶ出汁』などの商品を展開。いずれも公式オンラインショップにて販売している。(画像は岡部友オフィシャルブログより)【参考】※岡部友オフィシャルブログ※岡部友オフィシャルインスタグラム※株式会社ビーバン※Amazon.co.jp
2021年12月04日広瀬アリス主演、『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などの大九明子監督が演出を手掛けたドラマ「失恋めし」が、Amazonプライム・ビデオにて2022年1月14日(金)から全10話一挙独占配信スタート。この度、ポスタービジュアルと各話ゲスト出演となる“失恋人”キャストが一挙に解禁された。木丸みさきのコミックエッセイ「失恋めし」(KADOKAWA刊)を原案にした本作。主人公でイラストレーター・キミマルミキを演じるのは広瀬アリス。地元紙に“失恋めし”というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探している。その本作に、各話ゲストとして出演するのは、<第一話>彼氏からプロポーズされると勘違いしてしまった“サバ子”に門脇麦。門脇麦<第二話>結婚式でスピーチをお願いしていた上司に婚約解消を告げる部下に前野朋哉。<第三話>失恋を少しの間だけでも忘れられるようにと会社の先輩にランチに誘われる後輩に小西桜子。<第四話>高校時代失恋したミキが、路上ライブで元気をもらった歌手HARUに三浦透子、<第五話>失恋して元気がないことを気遣う父親と二人でごはんを食べにきている娘に大友花恋、<第六話>長い間想い人だった男性の結婚発表に肩を落とし、女子同士で慰め合うヒトミに紺野ぶるま、<第八話>高校時代の秘めた想いを打ち明けるミキの同級生エイコに深川麻衣。深川麻衣そして、物語の展開のキーを握る、ある人物に林遣都という豪華なキャストが顔を揃える。「ある重要な役を演じています。どんな役かは秘密です」とコメントする林さんの役どころも楽しみだ。林遣都門脇さんが「悲しいことがあっても失恋しても、美味しいものに救われる、そんな瞬間が誰の人生にもある」とコメントするように、失恋とそのときに元気をくれた美味しい食べ物を思い出しながら自分とも重ね合わせることになりそう。そして、レギュラーキャストは、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を井之脇海、ミキが連載する地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという苗字の社員ばかりが集う)の面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが個性豊かでチャーミングなキャラクターとなって集結、近所のお弁当屋の佐藤さんを若林拓也が演じ、本作のスパイスに。第七話、第九話、第十話では、この面々の失恋エピソードが織り込まれていく。各話キャストコメントサバ子/門脇麦(第一話)私自身食べることが大好きなのですが、やっぱり美味しいものにはパワーがあると思います。悲しいことがあっても失恋しても、美味しいものに救われる、そんな瞬間が誰の人生にもある。日常のかけがえのない時間が詰まった作品になっていると思います。こんなご時世だからこそ美味しいもの食べて元気を出しましょう!部下/前野朋哉(第二話)第二話で少し気の弱いサラリーマン役で出演しております。あるお店の、ある食べ物とある人物(お楽しみに!)が彼の失恋ハートを楽にしてくれます。大九組特有のなごみある現場の雰囲気は『失恋めし』というほのぼのとした、でも確実に背中を押してくれる作品と相性抜群です。ぜひご覧ください!後輩/小西桜子(第三話)失恋した後輩女子を演じさせていただきました。大九監督の作品が好きで拝見していたので、今回参加させていただきとても嬉しかったです。失恋した役どころでしたが、撮影では美味しいものを食べて、先輩に素敵な励ましをいただいて、とにかく心がほっこりゆるんだ思い出が強く残っています。失恋した方もしてない方も、美味しいもの食べたい!という前向きな気持ちになっていただけると嬉しいです。HARU/三浦透子(第四話)ハルというシンガーの役を演じました。キャラクターもストーリーも、歌詞もメロディも、愛らしくてあったかくて、のびのびと演じることができました。ミキとハルの思い出の味、とっても美味しかったです!是非お楽しみに!娘/大友花恋(第五話)美味しいものを食べることで、お腹だけではなく心も満たされ温まる経験は、多くの方が持っていると思います。私が演じた“娘”も、失恋の空洞を、食と父からの愛情で満たしていきます。素敵なスタッフ・キャストの皆様との撮影。それだけでも心地よいのに、美味しいご飯をたくさん食べることができて幸せでした(笑)。あの幸せな時間を、完成した映像を見ることで再び味わえるのが、私自身も楽しみです。ヒトミ/紺野ぶるま(第六話)めちゃくちゃ楽しい撮影でした!少しセオリーとは違う失恋の形でしたが、誰しも共感する所があるんではないかと思いました。失恋とは時におっぱいを見られるより恥ずかしいですが、それを話す友達と美味しいご飯とお酒があるだけでいつか絶対いい思い出になる!恋って素晴らしいです!エイコ/深川麻衣(第八話)今回、ミキの高校時代の親友、エイコ役を演じさせていただきました。生きることと食べることは切っても切り離せないもので、人の数だけいろいろな「思い出の味」の記憶があると思います。それはどこで、誰と、どんな気持ちで食べるかによってきっと全然味が変わってくるのだろうと思います。8話は過去と現在を、思い出の味がつないでくれる少し切なくあたたかいお話です。ぜひお楽しみにしていてください!???/林遣都また大九組に参加できたことが本当に嬉しかったです。今回も前回同様、大九監督のワクワクする演出を体感し、楽しい時間を過ごさせていただきました。僕は物語のある重要な役を演じています。どんな役かは秘密です。ぜひ楽しんで観ていただきたいです。「失恋めし」は2022年1月14日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて一挙独占配信(全10話)。2022年7月、読売テレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年12月04日テレビ東京系ドラマ24枠では、来年1月より山口紗弥加主演、大九明子監督がタッグを組んだ「シジュウカラ」を放送することが決定した。本作は、「JOUR すてきな主婦たち」(双葉社)で連載中の坂井恵理による同名漫画。結婚15年目の夫と中学生の息子がおり、幸せな家庭のはずなのにどこか満足できない日々を送る、売れない漫画家・綿貫忍は、引っ越しを機に筆を折る決意を固めた。しかし、ずいぶん前に描いて人気薄だった自作が、知らないうちに電子書籍で大ヒットとなり、新作を描くことに。そこでアシスタントを募集し、22歳の青年・橘千秋に出会う。次第に千秋に心惹かれていく中で、自分自身の虚ろで不確かな人生観と向き合うことに…というあらすじ。山口さんが演じるのは、そんな恋と仕事、同時に訪れたセカンドチャンスに向き合う主人公・忍。「不倫 × サスペンスと聞き、まずはタイトルの『シジュウカラ』を漢字と平仮名に変換しました。『四十からの不倫は、サスペンス』。いただいたお話を有難いなと思いながら、一方で、血に塗れたドロドロの愛憎劇を想像し後退りする自分がいたのも事実です(笑)」とオファーを受けた心境を明かした山口さんは、「若くはなくとも気力・体力ともに充実した40代で不意に訪れた”人生のセカンドチャンス”に戸惑い、悦び、悩みながら、結局は現実的な選択をしてしまう主人公には共感する部分が多くあります。だからこそ、原作キャラクターを追いすぎず、私自身のリアリティで演じたい」と意気込む。そして「『ある属性からの、自立』私はこの作品をこのように捉えています。もしかしたら、描かれることの大半が拒絶されるかもしれません。それでも挑戦したいと思うのは、この作品が、どこかの誰かの”突破口”になればと願うから。そしてそれは、私自身かもしれないからです。この作品が、ひとりでも多くの方に届きますように……願いを込めて演じます」とコメントした。さらに、これまで『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで多種多様な女性を描いてきた大九監督は、山口さんについて「初めてお会いした日は雨でしたが、山口さんはいつも太陽があたってるみたいに眩しそうな目で、ずっとニコニコしていました。40歳から人生を獲得し直す、忍という主人公を一緒に作ってゆくのが楽しみです」と印象を話し、「結婚している人の恋愛をはじめて描きます。忍とどこまで突っ走れるのか。お見届けいただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。▼「シジュウカラ」第1話あらすじ結婚15年目。夫・洋平からの夜の営みの誘いを冗談めかして断ると、洋平はため息と共に背を向けて寝始めた。倦怠感、というよりも嫌悪感を覚えてからどれくらいになるだろう。だがこの“幸福な人生”こそが何者かになりたかった私の最終地点…そのはずだった。アシスタント歴20年を超えて夢を諦めた売れない漫画家・綿貫忍は、たくさんの思いを東京に残し地元に戻って筆を置いた。だが皮肉にもその直後、昔描いた人気薄だった自作が電子書籍でバカ売れする。そして「これが最後」だと、再度本気で漫画と向き合うことに。そんな中出会ったアシスタント・橘千秋は、自分を一人の女性として、何より漫画家として敬意を持って接してくれ、忘れていたときめきを感じ始める。ところが“不自然にも”、千秋も忍へ妙なアプローチをかけてくる…。ドラマ24「シジュウカラ」は2022年1月、毎週金曜深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年10月25日振付家・北村明子演出によるダンス公演『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』が、KAATキッズ・プログラムとして、KAAT神奈川芸術劇場で7月12日に開幕。この度、北村の開幕コメントとゲネプロ舞台写真が公開された。本公演は、「夏休み」をテーマに、コンテンポラリーダンスの新たな表現に挑戦し続ける北村と、現代美術家の大小島真木がタッグを組んだダンス作品。北村は2018年に、KAAT DANCE SERIES『土の脈』を上演。インドの作曲家や、カンボジア・インドネシアのダンサーなど文化の異なるアーティストとの作品創作を通じ、人間の根底にある言語以前の記憶を呼び起こす表現に挑戦した。本公演では、子どもたちに向けて言語を超えた身体表現を披露する。また大小島は、自然と生き物をモチーフに、身体や生命について訴えかける作品を数多く手がけてきた若手の美術家。子どもたちに様々なイメージを沸き起こさせる舞台美術を作り上げている。ゲネプロ舞台写真では、そんな個性的なステージの上で、ダンサーたちが躍動する瞬間が切り取られた。北村のコメントは、以下の通り。北村明子(振付・演出)コメント私にとっては初めてのキッズプログラムへの挑戦。今日までのクリエーションは、自分の中にあるキッズスピリットを手繰りながら、毎日、大小島さんの美術と横山さんの音楽という地図を片手に、ダンサーの身体とともにイマジネーションの冒険をしているような感覚でした。懐かしいというよりは、今現在の自分が新しいものの楽しみ方を、いつもとは異なる回路で発見していくような感覚でした。今回は、ご来場いただく皆さんと一緒に踊る時間も私にとっては最大の楽しみとなっています。ダンスは日常でもあり冒険でもあることを、(ご参加いただく皆様にも)体感していただけたらと思います!ぜひ私たちと一緒に踊りに来てください!」KAATキッズ・プログラム 2021『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』2021年7月12日(月)~19日(月)KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>振付・演出:北村明子美術:大小島真木音楽:横山裕章照明:高田政義音響:星野大輔衣裳:池田木綿子演出助手:福岡聡舞台監督:川口眞人出演:柴一平清家悠圭岡村樹黒須育海井田亜彩実永井直也企画製作・主催:KAAT 神奈川芸術劇場チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード: 506-128)
2021年07月14日昨年上演された『PEACE HILL 天狗と呼ばれた男~岡部平太物語~』に続く第2弾『PEACE HILL2~東京オリンピック奮闘記~岡部平太物語』。上演を前に、岡部平太が「平和台(ピースヒル)」と名付けた平和台陸上競技で制作発表が行なわれた。岡部は、明治24年糸島生まれ。幼いころからスポーツ万能で、上京して加納治五郎に師事。その後アメリカに留学し、日本スポーツ界に初めて「理論的なトレーニング」を紹介するなど活躍した。戦争で愛息・平一を失った彼は、戦後、GHQに掛け合い現・平和台陸上競技場を建造。名前には息子の名前の一文字を使い、平和への思いも込めた。脚本・演出はギンギラ太陽’sの主宰・大塚ムネト。劇中では加納治五郎役を演じる。「前作は、戦争の恐怖にただ耐えるしかない人々が、最後に手を取り合って進むこと決意をする物語。今回は、少しずつ前に進み始める人々の姿を描きます。その辺りが現状とも少し重なる感じがしますね」。演出並びに主人公・岡部平太を演じるのは、大塚が「劇団を率いるその姿と岡部が重なった」と言う劇団ショーマンシップの座長・仲谷一志。「『東京2020オリンピック』の動向も見据えながら」作っていくと言うエンディングにも注目だ。前回は3部構成の大作だったが、今回は見どころをぎゅっと凝縮。戦争で開催されなかった1940年の東京オリンピック。強化コーチに就任するも病気で参加できなかった1964年の東京オリンピック。そして「東京2020オリンピック」という3つのオリンピックを柱に描く。「東京オリンピックという新たな切り口を入れつつ、人見絹江ら女性選手の指導にもいち早く力を入れた彼の人生が一から分かる物語になっています。新エピソードも満載なので、自分としてはほぼ新作。前作をご覧になっていない方でも楽しんで頂ける内容となっています」と大塚。一方、仲谷は「岡部の桁外れな人生は、36年の役者人生くらいでは全然追いつけない。演じるというより岡部そのものに触れたい」と抱負を語った。この日は、大塚が岡部の存在を知ったという原作本「PEACE HILL」の著者・橘京平氏や、キャラクターデザインを担当した谷口亮氏(東京2020オリンピック・パラリンピックの公式マスコットデザイナー)、岡部剛二氏(岡部平太氏の甥)、重松森雄氏(岡部平太の薫陶を受け1965年ボストンマラソンで優勝)ほか豪華ゲストが続々登場。重松氏がスターターを務め、大塚、仲谷両名がアンカーを走った “決意の対抗リレー”でも盛り上がった。出演者を代表して落語家・立川生志は「僕のアドリブ次第で上演時間が1時間50分とか1時間35分になるかも(笑)。岡部平太という人が福岡にいた、そして平和台を作った。その物語をみんなのパワーで伝える舞台です。ぜひ観てください」と笑顔で締めくくった。公演は6月3日(木)~6日(日) 西鉄ホールで上演。チケットは発売中。
2021年04月21日東京国際映画祭で観客賞に輝き、ロングランを記録した『勝手にふるえてろ』の原作・綿矢りさと監督&脚本・大九明子のゴールデンコンビが、今度はのんを主演に迎えて贈る映画『私をくいとめて』。大九監督といえば、大抵どこかこじらせている女性を主人公にした共感度の高い作品を次々と発表し、いま映画ファンから熱い視線が注がれる監督のひとり。先日閉幕した第33回東京国際映画祭「TOKYOプレミア2020」にて観客賞に選ばれた最新作『私をくいとめて』の公開を控え、ますます注目度が高まる大九監督のオススメ作品をピックアップ。新垣結衣『恋するマドリ』新しい部屋、新しいわたし、新しい恋…大九監督にとって劇場長編デビューとなる本作。生まれて初めての一人暮らしをする美大生のユイ(新垣結衣)は、引っ越しをきっかけに大人のカッコイイ女性・アツコ(菊地凛子)と運命的な出会いを果たす。一方バイト先では、自分の部屋の真上の階に住む男性・タカシ(松田龍平)と出会い、ぶっきらぼうだけれど真面目なタカシの人柄に次第に惹かれていく。しかし、あることがきっかけでアツコとタカシが元恋人同士だったことを知り…。好きな人と憧れの女性の間で揺れ動き、出会いと別れの中で成長していくユイの姿を描く。切なくも温かいラブストーリーに、見終えたあとはきっと“初恋”を思い出してしまうかも。松岡茉優『勝手にふるえてろ』“脳内彼氏”と“リアル彼氏”…2つの恋に揺れる、こじらせ妄想女子第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞を受賞した『勝手にふるえてろ』。主人公・ヨシカ(松岡茉優)は、趣味である絶滅した動物について徹夜で調べたり、博物館からアンモナイトの化石を手配したりと毎日あわただしい24歳のOL。そんなヨシカは中学の同級生“イチ”(北村匠海)に10年間片思い中。昔のイチとの思い出を召喚し、日々妄想を楽しんでいたヨシカだったが、ある日会社の同期の“二”(渡辺大知)から告白をされる。「人生初告られた!」と大喜びするも、いまいち“二”との恋に乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに“イチ”にもう一度会おう!と同窓会を計画し…。ヨシカのこじらせ思考や妄想癖、恋愛や人間関係に不器用なさまが描かれる本作は、共感の声が続出!コミカルに描かれたヨシカの暴走を、最新作『私をくいとめて』を見る前の予習としてもぴったり。黒川芽以『美人が婚活してみたら』婚活の現実を突きつけられた、“婚活女子”のリアルと本音婚活女子たちのリアルなエピソードをもとに曝け出し、大ヒットを記録した同名コミックを実写映画化した本作。気づけば不倫ばかりの恋愛をしてきた30代の美人デザイナーの主人公・タカコ(黒川芽以)。不毛な恋に疲れ果てたタカコは、自分を変えるべく婚活を決意!やがてマッチングアプリで出会った真剣に婚活に励む非モテの商社マン・園木(中村倫也)と、結婚願望ゼロのバツイチ歯科医・矢田部(田中圭)とデートを重ねる間柄に。ふたりの男性の間で揺れ動くタカコの悩みや愚痴を聞いていた親友・ケイコ(臼田あさ美)だったが、中途半端なタカコの姿に怒りをつのらせ、ついには大喧嘩に発展してしまい…。“婚活の現実”を描いた本作は、誰しも共感せざるを得ない“恋愛事情あるある”のオンパレード。毒っ気の中にもシュールな笑いが散りばめられた本作は、女友達同士で自由に感想を言い合いながら観ても楽しめること間違いなし。松雪泰子『甘いお酒でうがい』40代独身OL・川嶋佳子が織りなす、ほのぼのとした日常と恋に癒されるお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうによる小説を映画化した『甘いお酒でうがい』(現在公開中)。主人公は、とある会社でベテラン派遣社員として働く、40代独身OLの川嶋佳子(松雪泰子)。日常に転がっている“ちいさな幸せ”を見つけては日記につづる佳子。そんな彼女の幸せは、会社の同僚・若林ちゃん(黒木華)と過ごす時間が一番の幸せだったが、ある日ふた回り年下の岡本くん(清水尋也)と出会い、佳子の日常に少しずつ変化が訪れる…。佳子の何気ない日常の中を通して、ちいさな喜びや悲哀を時には切なく、ときにはユーモアたっぷりに描く本作。不思議な心地よさを味わえる“佳子ワールド”を堪能して、心癒されてみては?のん『私をくいとめて』崖っぷちの恋に挑む…みつ子&脳内相談役“A”を愛せずにはいられない『勝手にふるえてろ』ファン待望の“最強コンビ”が再タッグ。綿矢りさの同名小説を実写映画化した『私をくいとめて』が12月18日(金)より公開される。脳内に相談役=「A」を持ち、充実した“おひとりさまライフ”を楽しむ、31歳・みつ子(のん)。Aと一緒に過ごす、快適なおひとりさま生活に慣れ切っていたみつ子だったが、たまに会社へ営業にやって来る年下男子・多田くん(林遣都)に“予期せず”恋に落ちる。実は家がご近所さんと判明してからは、サシ飯に行くわけでもなく、ときどき多田くんに手料理を作っておすそわけするだけ、という奇妙な間柄に。失恋すれば巨大なダメージをくらう31歳“崖っぷちの恋”に、なかなか前に進めなかったみつ子。きっと両思いだと信じ、「A」と共に勇気を出して一歩踏み出していくが…。みつ子に扮するのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』で主人公・すず役の声優を演じ、活動の幅を広げる女優・創作あーちすと・のん。みつ子が想いを寄せる腹ペコ年下男子・多田くん役を演じるのは、現在放送中の「姉ちゃんの恋人」で好演を見せるほか、映画も公開待機作を多数控え、熱視線が注がれる実力派俳優・林遣都。結婚しイタリアで暮らすみつ子の親友=皐月には、のんとは朝ドラ「あまちゃん」以来の待望の共演となる橋本愛。さらに臼田あさ美、片桐はいりといった実力派役者陣や、本作で映画初出演となる若林拓也も存在感を発揮。女性たちに容赦なく突き刺さる、わかりみが深すぎる崖っぷちのロマンスを彩る。そんな本作の最大の魅力といえるのは、のんさん独特の空気感がハマる主人公・みつ子のどこか憎めないキュートなキャラクターと、年下男子・多田くんとのもどかしい恋模様。すでに本作を観たファンのSNSでは「く、くるしい…。感情が忙しく、心えぐられました(笑)」「こういう感情めっちゃ分かるよ、とみつ子に声をかけたくなった…」「表には出せない感情をAに必死に訴えるみつ子に共感しかなかった!」「登場人物みんなキャラが立っていて、大九監督作品の真骨頂ですね!」など早くも絶賛の声が続出。新たな“愛されヒロイン”を誕生させている。『私をくいとめて』が12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋するマドリ 2007年8月18日より渋谷シネクイントほか全国にて公開©『恋するマドリ』パートナーズ勝手にふるえてろ 2017年12月23日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会美人が婚活してみたら 2019年3月23日より全国にて公開Ⓒ2018吉本興業甘いお酒でうがい 2020年9月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開©2019 吉本興業私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年11月16日のん主演、綿矢りさの小説を大九明子監督が映画化した『私をくいとめて』が、「第33回東京国際映画祭」TOKYOプレミア2020部門にて観客賞を受賞したことが分かった。従来の「日本映画スプラッシュ」、「アジアの未来」、「コンペティション部門」が統合された今年限定の部門となる「TOKYOプレミア2020」。32作品(欧米10、アジア12本、日本10本)が上映され、同部門の全作品を対象とした観客賞が設けられている。授賞式には、今回が史上初の2度目の受賞を果たした大九監督とのんさんが登壇。大九監督は「素晴らしい賞を頂戴させていただき、本当にありがとうございます。観客賞を頂戴するのは嬉しいことに、私とスタッフは(『勝手にふるえてろ』に続き)2度目になりますが、その三年前と世界はまったく違っていて、映画祭もそのころとはまったく違う形となりました。さまざまな映画祭がリモート配信だけで行う中、東京国際映画祭は実際にお客さまをお入れして、一緒にスクリーンで見るという体験を実現させたことは、本当に素晴らしいことだと思います」と特別な思いを述べる。また、劇中で脳内に相談役を持つみつ子を演じたのんさんも「観客の皆さんに応援いただいた作品ということで、嬉しく思っています。私ごとではありますが、この作品で何年振りかに主役として大九監督に呼んでいただき、この映画に参加させていただけたことに心から喜びでいっぱいです」と思いを明かす。本作は12月公開予定と、観られるのはまだ少し先。のんさんは「観ていただいた皆さんと一緒にこの映画を一緒に盛り上げていけたらと思いますので、面白いと思っていただいた方には、ぜひ、SNSでの口コミや周りのお友達にオススメしていただけたら嬉しいなと思います。たくさんの方に観ていただけるよう、一緒に頑張りましょう!ありがとうございました」と呼びかけた。さらに今回の受賞を受けて、本作に出演している林遣都と橋本愛からもコメントが到着。みつ子が恋する腹ペコ年下男子・多田くん役の林さんは「この度は観客賞受賞の連絡を聞きとても驚いております。劇場に足を運んで投票してくださった皆様、この度は心より感謝申し上げます。ありがとうございます。そして大九監督おめでとうございます!この作品の細部に散りばめられた監督やスタッフの皆さんの強いこだわり、そして情熱が多くの人に届いたんだなと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです」と心境を語る。みつ子の親友・皐月を演じた橋本さんは「見てくださった皆様のお力添えに感謝します。この映画も、自分にとっても、映画界全体も、良き未来を作り上げていくために、大きな一歩になったと思っています。何より楽しんでいただけたことが、心から嬉しいです」と感謝と喜びのコメントを寄せている。『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年11月10日大九明子監督が綿矢りさの小説を映画化した『私をくいとめて』が、「第33回東京国際映画祭」に出品されることが決定した。来月10月31日(土)より開催される今年の東京国際映画祭は、コロナ禍でありつつも、映画作品を劇場の視聴環境で体験してもらうことにこだわり、コロナ感染症対策を徹底しながらリアルな場での実施が決定。本作が招待された部門は、「TOKYOプレミア2020」と銘打たれたショーケースの部門。従来の「日本映画スプラッシュ」「アジアの未来」「コンペティション部門」が統合された今年限定の部門だ。同部門では、32作品(欧米10、アジア12本、日本10本)の上映を予定しており、同部門の全作品を対象とした「観客賞」が設けられている。なお、同じく大九監督×綿矢さんによる『勝手にふるえてろ』では、第30回東京国際映画祭の「コンペティション部門」で一般観客の投票で選ばれる観客賞を受賞しており、本作での2度目の受賞に期待がかかっている。今回観客賞は、11月9日(月)に行われるクロージングセレモニーにて発表予定となっている。大九監督は、今回の映画祭参加に関して「特別な一年の特別な映画祭に選んでいただき、大変光栄です。『私をくいとめて』は、撮影中断を経てようやく生み出されました。私は、人に怯え、人との距離感を計りながら生きる人間を好んで描いて来たけれど、ウィルスに距離を取らされるのは不本意です。ステイだのゴーだの指図を受けるのも。映画作りや、劇場で映画を観る体験が、命を脅かすことになるなんて辛い。私の人生にはそれらが欠かせないのです。部屋から一歩踏み出して、東京国際映画祭に参加することが、心底楽しみです!」と喜ぶ。また、本作で31歳のおひとりさま、みつ子を演じたのんは「東京国際映画祭への出品、とても嬉しく思います。そして、今年も映画祭が開催されるんだという喜びを大きく感じています」と語り、「この作品でみつ子を演じたのは、私の中でとても大切なものとなりました。みつ子さんや多田君やAが、ちょっとでも観てくださる方の人生に関われたら嬉しいなと、今から楽しみにしています」とコメントを寄せている。そして今回、2人が撮影中にコミュニケーションを取っている場面を収めたメイキング写真も到着した。「第33回東京国際映画祭」は10月31日(土)~11月9日(月)六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)ほかにて開催。『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会
2020年09月29日フォトグラファー・角田明子の写真展「サンタさんが いっぱい」が、2019年12月13日(金)から12月27日(金)まで、東京・六本木のフジフイルム スクエア(FUJIFILM SQUARE)にて開催される。世界中のサンタクロースの撮影を続けているフォトグラファー、角田明子。写真展「サンタさんが いっぱい」では、そうした角田が8年にわたり撮影してきた写真から選りすぐった、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの“サンタクロース”作品に加え、2019年夏にデンマークで撮影した「世界サンタクロース会議(World Santa Claus Congress) 2019」最新作まで、約60点を展示する。角田がその作品で見せるのは、「赤と白の服に三角帽子の姿」というイメージだけでなく、緑の衣服や妖精の姿といったさまざまな恰好のサンタクロースたち、呼び方も過ごし方も多様なサンタクロースたち。1年を通して人びとに夢と喜びを与え続ける“サンタファミリー”の魅力に、ぜひ触れてみては。【詳細】フジフイルム スクエア 企画写真展角田明子写真展「サンタさんが いっぱい」Merry Many Santa Clauses!会期:2019年12月13日(金)〜12月27日(金)時間:10:00〜19:00(最終日は14:00まで・入場は閉館10分前まで) ※会期中無休会場:フジフイルム スクエア スペース2住所:東京都港区赤坂9-7-3TEL:03-6271-3350入場料:無料
2019年11月21日寺⽥倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムでは、企画展「- Green, Green and Tropical - 木質時代の東南アジア建築展」を2019年2月6日から5月6日まで開催する。Eleena Jamil「Bamboo Playhouse」2015年 © Eleena Jamil Architect同企画展は、東南アジア諸国で注目を集める新世代の建築家やデザイナーによる木質デザインおよび建築空間の新潮流に焦点を当て、建築や家具デザイン、さらには調査研究を通して俯瞰するもの。紫檀、黒檀、チーク、マホガニーといった高品質の木材だけでなく、竹や籐などの植物材料も揃う東南アジア圏。古くから地元住民の間で共有されてきたノウハウの蓄積によって、多種多様な木質建築に富んでいる。同展では、伝統的あるいは慣習的に展開されてきたスローテクノロジーとも分類されるような建築群を紹介すると共に、「科学的に再現できない素材と技術」に注目し、隠されたシステムを明らかにしていく。坂茂「Paper Temporary Shelter - Philippines」2014年 ©Voluntary Architects Network素材は、時間と環境の流れの中でそれ自体が少しずつ変化していく。本来、自然由来の生の素材は、加工されて“地域の土着材料”による製品として日々の生活に取り入れられていく。また、たとえ製品として完成されたものでも“再生材料”として再構築され活かされ続ける可能性を持ち、そして予期せぬ災害が発生した場合、人々は従来の材料や技術による“緊急対応”によって、自身の知恵を活かそうとする。会場では、東南アジア圏におけるこれらの素材活用方法に関する3つのテーマセクション「<Vernacular / Conventional>地域性と土着材料」、「<Recycled Materials>再生材料の可能性」、「<Emergency Response>緊急対応の建築」に加え、同地域で実施されてきた調査研究やフィールドサーベイの成果、未来を見据えたレジリエントな建築技術の展望が紹介される。Adi Purnomo「Tanah Teduh #4」2013年 ©Adi Purnomo,Riichi Miyake参加作家は、建築家のAhmad Djuhara、Adi Purnomo、Andry Widyowijatnoko、Eleena Jamil、Ling Hao、Eriksson Furunes&Leandro V. Locsin Partners+Boase、坂茂、芦澤竜一、柄沢祐輔、デザイナーのAlvin Tjitrowirjo、Kenneth Cobonpue、研究者の岡部明子、畑聰一+清水郁郎、Joseph Yumi Espina+サンカルロス大学など。2019年2月23日の14時からは、Eleena Jamilを始めとしたゲストによる記念対談も開催。参加費は無料、事前申し込みが必要となる。【展覧会情報】- Green, Green and Tropical – 木質時代の東南アジア建築展会期:2019年2月6日〜5月6日会場:建築倉庫ミュージアム 展示室B住所:東京都品川区東品川2-6-10時間:11:00〜19:00(最終入館18:00)入場料:一般3,000円、大学生・専門学校生2,000円、高校生以下1,000円(展示室Aの企画展示「新素材研究所」の観覧料含む)※障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名無料休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、2019年3月4日~3月26日の期間
2018年12月21日「キングオブコント2018」(TBS系)で優勝したお笑いトリオのハナコ。メンバーの秋山寛貴(27)と岡部大(29)は築地市場内の大和寿司と細谷商店で働いていた。秋山の職場である細谷商店に優勝報告をすませた3人がめざすのは、岡部が働いていた大和寿司。道中、「水産仲卸売場棟」のコースに展示してある小型運搬車ターレーを見つけ大はしゃぎ。“豊洲市場コント”がいまにもはじまりそうだったが、時間がないので断念。岡部が働いていた「青果棟」にある大和寿司。ご挨拶と優勝報告に来たハナコが店内に入ると馴染みの店員さんから「お帰り!」「スター登場です!」と喝采を浴びる岡部。「スターはやめてください」と照れながらも満面の笑みを浮かべ嬉しそうだった。大和寿司の大将の入野さんは、ハナコが優勝した瞬間を自宅のテレビで見ていた。「本人は、『自信あります』と言っていましたが、まさか本当に優勝するとは…正直ビビりましたね。『もうバイトは入れないのかな?』と思いました。移転後も働けるように大ちゃん(岡部)の新しいユニホームも作ったのに(笑)」ホールの接客をやっていたという岡部。「働きぶりは真面目だった」と大将は話す。「出勤時間は午前6時でしたが遅刻は絶対ないし、こっちが声を掛けると大きな声でいい返事が返ってくるんですよ。」バイトをしていると思わぬ有名人とも出くわした。「元イングランド代表のベッカムが食べに来て握手してもらいました。有名人の方もよく来られますが、ベッカムが来たときは大騒ぎでしたね。ベッカムはめちゃくちゃ寿司食います!(笑)店にある全種類の寿司を食べてました。最後記念写真も撮ってもらいましたよ」築地時代からお客さんとしては来たことがなかったが、今回は豊洲の新店舗で客席に座る岡部。バイトの賄いでは海鮮丼を食べていたが、今日は大将がにぎってくれた寿司を特別な思いでほおばった。「う~ま~い。最高ですね!バリバリ売れて、どんどん食べに来て売り上げに貢献したいです。秋田にいる両親も連れてきたいし、事務所の先輩のサンシャイン池崎さんに普段ご飯をご馳走になってばかりなので、ここに連れてきてお寿司をご馳走したいです」写真の細巻は両端が鉄火巻で真ん中はイクラ。岡部さんのバイト時代の思い出のお寿司。「バイト中に大将が余った細巻をくれるんです。1個1個味わって食う時間はないので3つ一緒に食うんですけど、それが美味しいんですよ。ゆっくり食べてると他のバイトに食われちゃうんです。(笑)」賄いで出していた寿司を美味しそうにほおばる岡部を見て大将は「ここまでよく立派になったね。たいしたもんだよ。」と嬉しそうに目を細めていた。(取材:インタビューマン山下)【ハナコ PROFILE】キングオブコント2018の王者。2014年結成。左から秋山竜大、秋山寛貴、岡部大。
2018年11月29日小泉今日子や中森明菜など“花の82年組”に対し、“アイドル不毛の年”といわれた83年組。でも、「今が最高!」と話す彼女たちは今年、桑田靖子(50)、松本明子(52)、森尾由美(52)、大沢逸美(52)、小林千絵(54)、木元ゆうこ(51)、徳丸純子(52)の7人で、ユニット「お神セブン」を結成。自虐を笑いに変えて輝く。そんなメンバーに話を聞いた。■森尾由美(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「レモンチックな17歳」「デビュー時に作られたキャラクターと、実際の私が融合したのは、結婚がきっかけかなあ。わりと冷静な性格というか(笑)」そう話す森尾さんは、26歳で結婚、母となり、10年におよぶ日米遠距離通勤で35年間、メディアに出続けてきた。「月イチの撮りだめに対応いただくなど、まわりの理解に感謝するばかり。私自身も、段取りやスケジュールを調整するのが上手になった歳月でしたね。お神セブンのみんなにはその調整力を買われて、“由美P(プロデューサー)”と呼ばれています(笑)」■松本明子(52)/デビュー当時のキャッチフレーズは「アッコ、とんがってるね」「デビューして1年後に謹慎騒動を起こしてしまって、どうしようもなくて母にSOSの電話をしたら、『よかったわねぇ、名前が売れて。これからは何でもできるじゃない』って。その言葉でスコーンと吹っ切れたんです。それからは、芸人さんに混じってコントでも、レポートでも、求められることは何でもやりました」こうして、バラドル松本明子が確立されていった。私生活でも……。「突撃精神で息子の学校行事にズンズン参加するから、同級生の女の子まで“アッコさん”と声をかけてくれて。うれしいですよ」
2018年10月14日プロフィギュアスケーターの鈴木明子選手(33)が10月12日の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」に生出演。昨年2月に結婚したAさんと先月離婚していたことを明かした。昨年2月、小学校の同級生であるAさんと結婚した鈴木選手。しかしサンケイスポーツによると鈴木選手の父・和則さんは「娘から9月に離婚したと聞きました」とコメント。Aさんは鈴木選手に専業主婦になるよう求めることもあったというが、和則さんは多忙な鈴木選手を慮り「仕事人間の娘だからなぁ。もう少し理解してくれたら」と語ったという。鈴木選手の結婚が報じられた16年6月、本誌は和則さんに取材している。和則さんは鈴木選手について「小学校のころからずっとスケート漬けだったので、掃除も洗濯も料理もできません」と明かし、「引退後もアイスショーで忙しいですし、結婚したからといって家事を急にやるというのは無理でしょう」と分析。“婿の条件”について、こう語っていた。「だから掃除して洗濯して料理を作って、妻が帰ると『お帰りなさい』と言うぐらいの男性でないと続きません。そんな娘を理解してくれるのか、事前に聞こうと思っています」そうした厳しい“条件”にAさんは当初たじろいだようだが、記事がキッカケで結婚を決意したという。昨年2月本誌が再び和則さんを訪ねると、「結婚は女性自身のおかげ」と出迎えてくれた。当時条件を出したことについて「『結婚したら家事もしてもらえる』なんて希望がちょっとはあったでしょう。けど『そんなこと期待してもらっては困りますよ』と、私は釘を刺したかったんです」と語った和則さん。さらに「男を試すという意味もあった」と告白。そこには、一人娘を送り出す父ゆえの素直な心情があったようだ。前出の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」では、「至らない点は本当にたくさんあったと思います」とも語っていた鈴木。それでも「これからは人のために何かできるお仕事をやっていきたいと思っています」と語っていた。ネットでも《スポーツや競技とはまた違う経験を通して、鈴木さんの過去の実績を含めてこれからの人生を考えるいい機会になったのでは》《彼女は振付師としての夢を持っていたし、お互いの今後をお祈りしています》といったエールが上がっている。これからの活躍に期待したい!
2018年10月12日『美尻バンド全国行脚』の第2弾2018年8月23日に発売された、「美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き」に掲載されているトレーニングを実演するため、岡部友が全国のゴールドジムを回っている。『美尻バンド全国行脚』の第2弾として、10月は九州、近畿、四国、東海エリアで全8回のセミナーを実施する。10月20日(土)は新居浜愛媛店と別府杉乃井ホテル店に登場。10月21日(日)は唐津佐賀店、コマーシャルモール博多店、10月28日(日)は宝塚兵庫店、高槻大阪店、10月29日(月)は安城コロナワールド店、御殿場静岡店において、美尻セミナーを開催する。参加費は5,000円(税込み)。持ち物は室内シューズとトレーニングウェア。参加特典として、岡部友のサインが入った「美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き」が用意されている。自宅でできる美尻トレーニング「美尻バンドトレーニング 特製ゴムバンド付き」は、座っていることが多い現代人のお尻をしっかり目覚めさせてくれる一冊。同書に付いている特製ゴムバンドを使ったトレーニングは、お尻に多様な刺激を与え、継続することによって、お尻にギューッと効いてくる。販売価格は1,620円。Amazon.co.jpなどで購入することができる。(画像は岡部友 Instagramより)【参考】※岡部友 Instagram※Amazon.co.jp
2018年09月24日絵本作家・林明子の絵本原画が一堂に会する“はじめての展覧会”「絵本のひきだし 林明子原画展」が、松屋銀座にて7月19日から29日まで開催。昨年より開始した全国巡回のラストを飾る展覧会となる。『はじめてのおつかい』(1976年) 筒井頼子・作、林明子・絵、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵林明子は、1976年の『はじめてのおつかい』を始め、『こんとあき』『あさえとちいさいいもうと』など、時代を超えて愛される名作を生み出してきた。同展は、昨年より全国を巡回している、林の初めての大規模な原画展。絵本の中の子どもたちがみせるほんのわずかな心の揺らぎや、葉っぱ一枚一枚のみずみずしさまで優しく繊細に描き出した、林作品の美しい原画約200点が並ぶ。展覧会は6つの章に分かれており、各章で設定されたテーマから、絵本作家としての林を様々な角度から感じることが出来る。『かみひこうき』(1973年) 小林実・文、林明子・絵、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵第1章「若きイラストレーターとして」では、『かみひこうき』や『しゃぼんだま』などといった初期作品の原画や、デビュー以前にイラストレーターとして活動していたころの初々しい作品を展示。絵本作家としての林の“はじめの一歩”が感じられる。第2章「はじめてのおつかい」では、林にとって初めての物語絵本『はじめてのおつかい』の文を担当した筒井頼子とのエピソードなど、作品の背景に触れつつ、懐かしい場面が原画で展示される。林と筒井は同作以降にも、数々の名作をコンビで生み出してきた。2人が作品にこめた思いや、絵本のモデルになった子どもたちとの制作秘話も紹介する。第3章「ふくらむ作品世界」では、瀬田貞二による『きょうはなんのひ?』や角田栄子による『魔女の宅急便』など、様々な作家との共作によって生み出された作品を紹介。内容や趣はそれぞれ異なるが、林が物語に合った技法や表現を用い、鮮やかに世界を描き出してきたことが感じられる。『こんとあき』(1989年) 林明子・作、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵第4章「林明子のものがたり」では、文・絵ともに林自作の絵本を紹介。1984年の『はじめてのキャンプ』を始め、『はっぱのおうち』『こんとあき』『まほうのえのぐ』など、愛らしい女の子を主人公に、何気ない日常に訪れるファンタジーが魅力の物語を描き出した。林作品の真骨頂ともいえる繊細な描写を原画で楽しむことが出来る。第5章「様々な技法で」では、様々な技術を駆使し、作品に寄り添う表現を模索してきた、林の技術の高さと多様さを紹介。1986年の『おつきさまこんばんは』では、印刷の色版ごとに原画を描き分ける「描き分け」の手法、『でてこい でてこい』では切り絵の手法を用いるなど、繊細な水彩画の他、様々な手法で絵本制作に取り組んだ。第6章「そして、ひよこさん」では、夫で児童文学者の征矢清との共作で、林の最新作となる『ひよこさん』を紹介。ふわふわとしたひよこの羽毛や、ページごとに刻々と色を変える空の色の鮮やかさなど、林の繊細な技術が光る。【展覧会情報】絵本のひきだし 林明子原画展会期:7月19日~7月29日会場:松屋銀座8階イベントスクエア時間:10:00~20:00(7月22日は19:30まで、7月27日は20:30まで、最終日は17:00まで)※入場は閉場の30分前まで料金:一般1,000円(700円) 高校生700円(500円) 中学生500円(400円) 小学生300円 ※( )内は前売り料金、前売り券は6月末よりローソンチケット他で7月18日まで販売予定
2018年07月04日