お笑い芸人・森三中の大島美幸と、メイプル超合金の安藤なつが、テレビ東京系ドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』(10月14日スタート 毎週金曜24:52~)にW主演することが6日、わかった。同作は、『いつかティファニーで朝食を』などのヒット作で知られる漫画家・マキヒロチの同名コミック。様々なランキングで住みたい街No.1となっている街・吉祥寺で「重田不動産」を営む巨漢の双子姉妹”重田ツインズ”が、来店する客たちを翻弄しながら東京の街を紹介し、悩んだ心をほぐしていく。ドラマ内では実在の家を内見し、店や触れ合う人々もすべて実際にその街を訪れてロケを行う。重田富子を演じる大島は「前から安藤なつちゃんを見て、他人とは思えませんでした」と告白。「まさか双子の役をいただけるとは!」と驚きつつ、「秋の夜長にみなさまにホッとしていただけるようなドラマになるよう、なつちゃん、スタッフさんと力を合わせて頑張りたいと思います!」と意気込んだ。重田都子役の安藤は、「どうも、双子の妹”富子”と正反対で陰担当の姉”都子”です。自分の感情をうまく表に出せませんが情に熱いタイプではあります」と、作中のキャラクターになりきってコメント。郁子になりきった安藤は「メイプル超合金の安藤なつさんというかたが私の役をやられるそうです。見た目、性格が似ているそうなのできっちり頑張っていただきたいです」と”安藤”に期待を寄せた。そして「それでは安藤なつさん、一言どうぞ」と振ると、安藤に戻り「大先輩の森三中大島さんの胸を借り、一生懸命頑張ります」と応えた。また、テレビ東京 五箇公貴プロデューサーは「この番組をご覧になったすべての女性が、『フッと気持ちが軽くなった』、『自分も知らない街に行ってみようかな…』と思っていただける作品にしたいと思っています」と作品のポイントについて語った。(C)「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」製作委員会
2016年09月06日5月12日、東京・本多劇場にて『美幸-アンコンディショナルラブ-』の初日が幕を開けた。同作は多くのバラエティ番組で放送作家として活躍する鈴木おさむが作・演出を手がけた舞台。題材は妻である森三中・大島美幸の子どもの頃のいじめ体験をもとにしており、タイトルも大島の名前からとっている。【チケット情報はこちら】美幸(大島優子)は新聞社主催の書道コンテストで優勝し、メディアに取り上げられて目立ってしまう。それをきっかけに学校で執拗ないじめにあい、不幸な学生生活を過ごすことに。やがて大人になった美幸は就職先の会社で元役者・雄星(鈴木浩介)と出会う。彼に自分と同じ境遇を感じ、無償の愛を捧げることを決意した彼女は、雄星を悲しませるものすべてを排除しようと企てる……。舞台上に円形のステージが設置され、物語はその中で繰り広げられる。転換作業もすべてキャストが行うため、幕が開いてからの90分間、舞台上にはふたり以外一切誰もいないという状況だ。大島は狂気さえはらんだ美幸を演じきり、一方の鈴木は5役を演じ分ける。演じる側にとってはかなり負担の大きな作品だが、開幕前の囲み取材に登場した大島、鈴木は晴れやかな表情。昨年『No.9-不滅の旋律―』で初舞台を経験し、2作めにして二人芝居に挑戦する大島は「落ち着いています。昨晩も12時半に寝て今朝は7時に起きた。のどのケアもばっちり」と笑顔。対する鈴木は「僕も12時半に布団に入ったけどなかなか寝付けず……。人生初くらいの緊張です」と話すが、こちらも笑みを絶やさない。舞台経験では大先輩の鈴木だが、「僕が稽古中あたふたしても、しっかり受け止めて物語を進めてくれる。とにかく大島さんの落ち着きがすごいんですよ。大島優子最強伝説の幕開けだと思います」と大島を絶賛。それに対して「幕が開く寸前はもちろん緊張するけれど、やらなきゃいけないことを整理した上で舞台に立つことができるのはAKB48での経験が役に立っているのかもしれない」と大島は冷静に自分を分析していた。見どころを問われ、「とくに後半の、大島さんの覚醒ぶりを見てほしい。大島さんの新たな姿が見られる作品です」と語る鈴木。「正直、セリフを追うのでいっぱいいっぱいでまだ読み解けていないかもしれない。舞台というのは悩みながらやるものなんだと知りました」とあくまでも謙虚な姿勢の大島が舞台上で“覚醒”するさまを、中田ヤスタカの音楽が盛り上げる。『美幸-アンコンディショナルラブ-』は5月24日(火)まで東京・本多劇場、5月27日(金) から30日(月)まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演。取材・文:釣木文恵
2016年05月13日フリーアナウンサーの宮本隆治、歌手の八代亜紀、吉幾三、川中美幸が13日、都内スタジオで行われた、BSスカパー!の特別番組『宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星コンサート』の公開収録に参加した。同番組は、音楽情報バラエティー番組『宮本隆治の歌謡ポップス☆一番星~演歌・歌謡曲情報バラエティ~』の特別番組。ゲストの八代、吉、川中によるトークコーナーのほか、生バンドの歌唱ステージを披露する内容で、番組は、3月29日18時からBSスカパー!で先行放送、5月上旬に歌謡ポップスチャンネルで90分の完全版を放送する。番組収録前、報道陣の取材に応じた八代は、「人生の贈りもの」、「心をつなぐ10円玉」を披露するにあたり、「今、どうしても歌いたい曲。言葉が素敵なので、じっくり見て聞いてくれればうれしい」とアピール。一方、コラボレーションを含む7曲を歌唱する吉は、「3曲がギリギリ……」とこぼしながらも、「カラオケじゃなく生バンドという音楽番組はなかなか無い。こういう番組は続けて欲しいし、この3人で毎週出てもいい」と番組初のコンサート形式が楽しみな様子だった。また、番組司会を約2年半務めている宮本アナは、「司会生命をかけて、誰も知らない素顔を引き出したい」と意欲満々。フリー転身前のNHK時代には、『紅白歌合戦』や『のど自慢』など歌番組の司会を担当してきた宮本アナだが、八代は以前からの印象を、「表も裏も面白い人」と称してにっこり。「生放送が終わると面白いって言われてましたけど(笑)。私は額縁ですから、中の絵を引き立たせることに徹します」と照れ笑いする宮本アナに、川中は、「額縁の方が高い時もある」と突っ込んで笑いを誘っていた。
2015年02月14日森三中の大島美幸が丸刈りのおっさんになった!コントの中の話ではない。『全然大丈夫』の藤田容介監督による『福福荘の福ちゃん』で、彼女いない歴=実年齢のおっさん福ちゃんを演じているのだ。しかも本作でカナダのモントリオール・ファンタジア国際映画祭最優秀主演“女優賞”を受賞!笑いの中に人生の切なさを滲ませる本作で、おっさんを演じきった大島と、福ちゃんの想い人・千穂を演じた水川あさみが再会に話を弾ませた。その他の写真「初めて監督とお会いしたとき、監督の手が緊張で震えてたんです。断られたら終わりだと思っていたようですが、おっさんを主演にした映画で、そのおっさん役にオファーしてもらえる機会なんてないですからね。ノリノリで出演をOKしました」と振り返る大島。真面目で働き者、面倒見もいい福ちゃんは、周囲から慕われる好人物。でも女性にはオクテで32年間彼女ナシ。そんな福ちゃんの住むアパート福福荘に、トラウマの元凶というべき初恋の人・千穂が訪ねてくる。「企画書に丸刈り“おっさん”姿の大島さんの絵が描いてあったんです。単純にすごい企画だなって。でも正直、大島さんの福ちゃんはイメージできなくなかったんです。あ、ごめんなさい(笑)」。思わず出た水川の本音に「ううん、嬉しい」と大島はニコニコと答える。おっさんになりきった大島が、なかでも福ちゃんと一体になれた特別な“泣き”の瞬間があった。「私の過去を知っていて、監督が敢えてストーリーに組み込んだんだと思うんですけど、福ちゃんがいじめを受けていた当時を思い出して感情を吐き出すシーンがあったんです。心から泣けました。本当に悔しいという気持ちになれて」。そんな大島を水川は「今、手をつないでとか言われるとすごく恥ずかしいですけど、撮影中は見つめ合ったりしても全く平気でした。大島さんが完璧に福ちゃんだったから」と称賛した。大島と水川からのメッセージは「近くに福福荘があったらいいなと思ってもらえたら」。実際、そう感じられる愛おしい作品だ。『福福荘の福ちゃん』11月8日(土)新宿ピカデリーほか全国公開取材・文・写真:望月ふみ
2014年11月06日現在“妊活中”で芸能活動を休業している女性お笑いトリオ「森三中」の大島美幸が10月20日(月)、主演作『福福荘の福ちゃん』の完成披露試写会に出席し「こういう(公の)場に立つのは久々で緊張しております」と元気な姿を見せた。映画初主演にして、丸刈りで「年齢=カノジョいない歴」という女性恐怖症の塗装職人・福田辰男(通称:福ちゃん)を熱演した大島さん。そのオッサンぶりはすでに海を渡り、カナダ・モントリオールで開催された第18回ファンタジア国際映画祭で見事、「最優秀女優賞」を受賞したばかりだ。この日、初めて賞状を手にした大島さんは「オッサンなのに女優賞?って(笑)。嬉しさと同時に『ウソだろ!』って気持ちで思わず笑ってしまった」。撮影が行われたのは約1年前。昨年夏には「24時間テレビ」のチャリティーランナーを務め、体がシェイプアップされた状態だったため「あの後で、10キロ太ってくれと言われて…。普段ならなんてことないが、筋肉がついていたので、太るのが大変だった」とオッサン役の役作りに苦労したのだとか。東京・新宿ピカデリーで行われた完成披露試写会には大島さんを始め、共演する水川あさみ、荒川良々、徳永ゆうき、藤田容介監督が出席。水川さんは福ちゃんの中学時代の初恋の人で、女性恐怖症の原因でもあるヒロイン・千穂を演じており、「現場の大島さんは…、もう完全にオッサンでしたね。もう同じ女性という感覚もなくて、手を繋いだり、寄り添ったりするのも恥ずかしくなかった。それはそれで失礼なんですけどね(笑)」と太鼓判!「大島さんに断られたら、この映画は終わりだった」とふり返るほど、キャスティングに強いこだわりがあった藤田監督は「紆余曲折あって完成した作品なので、こうしてお披露目できて、こんな嬉しいことはない」と安堵の表情。すでにイギリス、ドイツ、イタリア、台湾など海外での公開が決定しており、「海外の映画祭で何度か上映しているが、まったく壁を感じない」と手応えを示していた。『福福荘の福ちゃん』は11月8日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:福福荘の福ちゃん(C) 『福福荘の福ちゃん』製作委員会
2014年10月21日