うわの空・藤志郎一座『終わらないアイデンティティ』が2023年5月3日 (水・祝) ~2023年5月7日 (日)に赤坂チャンスシアター(東京都港区赤坂2丁目6-22デュオ・スカーラII B1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ うわの空・藤志郎一座 6年ぶりの完全新作!うわの空の作品のテーマは一貫して「愛と死」とにかく笑いは多く、でもテーマは深く、そして後味は良くギネス級の伏線回収と大どんでん返し一見ゆるく、実は鋭く「人類の存在理由(アイデンティティ)」に切り込みます劇団の代表作を目指す「終わらないアイデンティティ」その初演をどうぞ劇場で見届けてくださいうわの空・藤志郎一座1998年8月、シアターグリーンにて上演『水の中のホームベース』で旗揚げ。劇団名の名付け親は、放送作家の高田文夫氏。1998年 第一回リプトン演劇祭 最優秀賞受賞/2001年 グリーンフェスティバル グリーン大賞受賞。「東京のコメディ」を意識した、座長・村木藤志郎作によるオリジナル作品を上演し続けています。台本をつくらずエチュード(即興芝居)から組み立てる『口立て』による作品作りが大きな特徴。結果、リアルでナチュラルでハイテンポな会話が生まれ、他では見られない “うわの空”の 「活きた空間」が出来上がりました。落語家の弟子を主役に寄席の楽屋を描いた『悲しみにてやんでい』が映画化(原案:春風亭昇太・作:村木藤志郎)『TOKYOてやんでぃ』というタイトルで劇場公開。ぴあ初日満足度ランキング1位受賞。2021年9月、村木藤志郎初監督作品『面白半分』完成。10月、映画『第3のセルベッサ』完成。【Twitter】@UWANOSORAichiza 【公式YouTube】 公演概要うわの空・藤志郎一座『終わらないアイデンティティ』公演期間:2023年5月3日 (水・祝) ~2023年5月7日 (日)会場:赤坂チャンスシアター(東京都港区赤坂2丁目6-22デュオ・スカーラII B1F)■出演者染木彩花/南琴里/すずきまさえ/高橋奈緒美/沼瞭那/川上未遊/林フクシモ俊行/村木藤志郎 他■スタッフ製作: 島優子 / 林俊行 / 高橋奈緒美■公演スケジュール5月3日(水祝)18:005月4日(木祝)14:00/18:005月5日(金祝)14:00/18:005月6日(土)14:00/18:005月7日(日)14:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月10日うわの空・藤志郎一座(座長:村木藤志郎)主催、『ONE DAY』が2023年2月23日 (木・祝) ~2023年2月26日 (日)にメルシアーク神楽坂(東京都新宿区矢来町 112番地第二松下ビルB1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 再演希望が最も多い演目、4年ぶりの再演!“わたし大人になったらなりたいものいっぱいあったの。でもね、いちばんなりたかったのは…”何度も再演を重ねているうわの空・藤志郎一座の人気作品うわの空・藤志郎一座について1998年8月、シアターグリーンにて上演『水の中のホームベース』で旗揚げ。劇団名の名付け親は、放送作家の高田文夫氏。1998年 第一回リプトン演劇祭 最優秀賞受賞/ 2001年 グリーンフェスティバル グリーン大賞受賞「東京のコメディ」を意識した、座長・村木藤志郎作によるオリジナル作品を上演し続けています。台本をつくらずエチュード(即興芝居)から組み立てる『口立て』による作品作りが大きな特徴。結果、リアルでナチュラルでハイテンポな会話が生まれ、他では見られない “うわの空”の 「活きた空間」が出来上がりました。落語家の弟子を主役に寄席の楽屋を描いた『悲しみにてやんでい』が映画化(原案:春風亭昇太・作:村木藤志郎)『TOKYOてやんでぃ』というタイトルで劇場公開。ぴあ初日満足度ランキング1位受賞。2021年9月、村木藤志郎初監督作品『面白半分』完成。10月、映画『第3のセルベッサ』完成公演概要うわの空・藤志郎一座『ONE DAY』公演期間:2023年2月23日 (木・祝) ~2023年2月26日 (日)会場:メルシアーク神楽坂(東京都新宿区矢来町 112番地第二松下ビルB1F)■出演者染木彩花/佐々野愛美/すずきまさえ/南琴里/高橋奈緒美/鈴木絢賀/籠田博美/武藤悠代/久保宏貴/林俊行/村木藤志郎 / 他■スタッフ製作: 島優子 / 林俊行 / 高橋奈緒美■公演スケジュール2月23日(木祝)14:00/18:002月24日(金)14:00/18:002月25日(土)14:00/18:002月26日(日)14:00/18:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月08日俳優でお笑いコンビ・まえだまえだの前田旺志郎が出演するWEBドラマ『サラリーマントーマス』(全3話)が、17日から『きかんしゃトーマス公式YouTubeチャンネル』で配信される。『きかんしゃトーマス』が12年ぶりにフルリニューアルされることを記念し、話の内容やトーマスたちの声はそのままのアテレコならぬ“アテフリ”ドラマを制作。トーマスたちをサラリーマンとして再構成し、主人公・新入社員サラリーマン十升(前田)が、後藤(板倉武志)ら仲間たちは互いに協力し合ったり、時にはいがみ合ったりしながら仕事に勤しむ姿を描いている。スーツ姿で現場入りしたトーマス役の前田。初共演のゴードン役・板倉、パーシー役の峰平朔良ともすぐに打ち解け、序盤から楽しそうな表情を見せた。一方で、自身初挑戦となる“アテフリ”での撮影では苦戦する姿も見られたが、監督からのアドバイスを真剣に聞き、練習を重ねて無事に2日間の撮影を終えた。■前田旺志郎インタビュー――撮影を終えての感想を教えてください。国民的アニメ『きかんしゃトーマス』のトーマス役をまさか自分がやらせてもらえるなんて夢にも思わなかったので、とても光栄なことですし、本当に嬉しいなと思いました。また、人生で初めてアテフリ(元々ある声に自分の口を合わせる)を経験したこともすごく楽しかったですし、自分の中では意外とうまくできた気がしていて。新たな才能というか、意外とセンスあるのかもと思いながらやっていました。――好きなキャラクターは何でしたか?ハロルドは、(トーマスをよく⾒ていた)当時からちょっと覚えています。1人だけ空を⾶ぶヘリコプターですし、色も白に赤っていうのがかっこいいので、いちばん好きだった記憶があります。(空を⾶びたいという願望もあったのかもしれませんね、という問いに対し)まあ今でもあります。空は飛びたいですね、やっぱり。いつになっても夢です!――今回“大人のためのサラリーマントーマス”というテーマで実写化しますが、演じている中で、共感するポイントや気をつけたいことはありましたか?今回3つの作品をやらせてもらったのですが、どれもすごい教訓になるというか。悪口を⾔ったり人のことを傷つけたり。でも自分が助けてもらった時にその人の優しさとかありがたさに気づく、というお話で共感でしかないですし、普段から自分が使っている言葉とか相手にかける言葉っていうのが、自分が無意識のうちに⼈を傷つけているということもわかった上で会話をしておかないと、こういうことって本当に起こりうるなと思いました。あとは仕事の⼤きい⼩さいでやらないっていうのも、この仕事をしていて色んな仕事をすることがありますけど、「この役は⼩さいから別にいいや」って思うようになったら最悪だなって思いますし、そんな風にならないようにひとつ1ついただいた役とか、いただいた仕事に一生懸命真っ当に向き合っていかないとなと、すごく学びましたね。――ドラマの⾒どころを教えてください。僕はこの企画自体がすごく面白いなと思っていて。元々あるアニメーションに役者さんたちがそれと同じ芝居をしてその(アニメの)声を使ってドラマを撮るって、僕自身初めての経験だったので、それがもう既に見どころというか、すごく攻めた素敵な企画だなと思います。――ドラマで⼯夫した点、撮影する中で難しかった点はどんなところですか?最初は特にアニメーションの音を流して、そのセリフと同じタイミングで僕もセリフを言う、というやり方でやらせてもらったんですけど、普段セリフを言う時は自分の気持ちとか自分の体の状態が整ったタイミングで言葉を発するのに対して、今回は再生をしてから言葉を発するまでの時間が元々決まっているので、そこに自分の気持ちを合わせにいく、というのがすごく難しかったですね。
2022年11月17日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、4月20日(水)より大阪市生野区の「ライフ巽(たつみ)店」で「ライフネットスーパー」のサービスを開始いたしました。これまで近隣のライフから配送していたエリアに加えて、大阪市内・東大阪市内の配達エリアの拡大が実現いたしました。「ライフネットスーパー」は、店舗で販売している商品をパソコンやスマートフォンからご注文いただき、お住まいの近隣店舗から商品を配送し、自宅でお受け取りいただけるサービスです。重たい商品、天候の悪い日や、仕事・育児・介護などで店舗に立ち寄る時間がない方にも便利で、大変ご好評をいただいております。巽店のサービス開始で当社のネットスーパー導入店舗は、67店舗(近畿圏38店舗・首都圏29店舗)となります。新しい生活様式によって、ますますニーズが高まっている「ライフネットスーパー」をぜひこの機会にご利用いただき、ご自宅で”ライフのお買い物”をお楽しみください。「ライフネットスーパー巽店」サービス概要■利用方法ご利用いただくには、お客様の会員登録が必要です。ライフネットスーパーのページをご覧いただき、お届け先が配達エリア内であれば、ご登録完了後すぐにご注文いただけます。「ライフネットスーパー」サイト( )※Chrome・Edge・Firefoxの最新版に対応しています。(Internet Explorer では表示できません。)■取扱商品食料品、惣菜、日用品等■配達エリア<大阪市生野区>小路、小路東、新今里、田島、巽北、巽中、巽西、巽東、巽南、中川、中川西、中川東<大阪市東住吉区>今林<大阪市平野区>加美北、加美正覚寺、加美東、平野北、平野馬場、平野元町<東大阪市>足代、足代南、荒川、大蓮北、大蓮東、大蓮南、柏田西、柏田東町、柏田本町、金岡、岸田堂北町、岸田堂西、岸田堂南町、衣摺、源氏ケ丘、寿町、三ノ瀬、渋川町、俊徳町、太平寺、寺前町、長瀬町、吉松※詳しくは店頭ポスターもしくはライフネットスーパーのホームページをご確認ください。■お届け時間※()内は注文の締切時間です※2022年4月現在①11:00~14:00(当日9:00まで) ②14:00~16:00(当日11:00まで)③16:00~18:00(当日13:00まで)④18:00~20:00(当日15:00まで)■注文金額1,500~49,999円(税抜)■決済方法代引き、クレジット払い■配送料金お買上本体価格が、・税抜8,000円以上:無料・税抜5,500円以上:220円(税込)・税抜3,500円以上:330円(税込)・税抜1,500円以上:440円(税込)便利な「ライフネットスーパーアプリ」!さらに快適にネットスーパーをご利用いただけるよう、2021年3月に「ライフネットスーパーアプリ」のご提供を開始いたしました。ご注文の際は、ぜひ「ライフネットスーパーアプリ」をご使用ください。<「ライフネットスーパーアプリ」概要>正式名称:ライフネットスーパーアプリ開発元:10X, Inc.対応OS:iOS、Android利⽤料:無料ダウンロードURL: 「ライフネットスーパー巽店」新規会員様募集中!ご登録手続き・入会金・年会費は無料!「ライフネットスーパー」サイト( )からご登録ください。【ご登録に関するお問い合わせ先】「ライフネットスーパー巽店」住所:大阪府大阪市生野区巽中1-22-2電話番号:06-6753-6161(受付時間9:00~21:00)「LC JCBカード」決済限定!ライフネットスーパーのお買い物でライフのポイントが毎日2倍!「ライフネットスーパー」サイトで「LC JCBカード」のポイント番号を登録すると、ライフの店舗でのご利用と同様に、基本ポイント(税抜200円ごとに1ポイント)、口座引き落としポイント(税込200円ごとに1ポイント/毎月の口座引き落とし時に進呈されるポイント)が進呈されます。さらに、2022年3月1日より、「LC JCBカード」決済限定で税抜200円ごとにさらに1ポイントを進呈し、ポイント倍率が毎日2倍になりました。”ライフネットスーパーでのお買い物はライフのポイントが一番貯まる「LC JCBカード」で決まり!”最大で3,000ポイントをプレゼントする新規入会キャンペーンも実施しておりますので、ぜひこの機会にご入会・ご利用ください。※ディズニー・デザインもございます(キャンペーンの詳細は をご確認ください)『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月20日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションは、1993年にオープンして以来、多くのお客様にご愛顧いただいております「ライフ巽店」を、2022年1月29日(土)に改装オープンいたします。当店が所在する「巽」エリアは、住宅街を中心に昔ながらの街並みが広がり、70代以上のシニア層の方が多い地域です。都心部へのアクセスの良さから、大阪メトロ千日前線「北巽」駅周辺には、近年20~30代の少人数世帯が増加しています。今回の改装では、水産・惣菜売り場に対面調理場を設置するなど、お買い物の“ワクワク感”をより感じることができる売り場に生まれ変わり、ライフ自慢の新商品が続々登場いたします。また、生活関連売り場を2階に移設し、2月下旬には4階に100円ショップ「ダイソー」が新しくオープンいたします。装いを新たに、生まれ変わった売り場と豊富な品ぞろえでお客様をお迎えし、地域一番店を目指します。【店舗概要】<店名>「ライフ巽(たつみ)店」<住所>〒544-0013大阪府大阪市生野区巽中1-22-2TEL 06-6753-6161<改装オープン日>2022年1月29日(土)<建物構造>鉄骨造り地上4階建て売り場1~4階駐車場 平面<売 り 場 面 積>6,200㎡<店長>門屋大介(かどやだいすけ)<従業員数>149人(社員29人、パートナー120人)<駐車台数>127台<営業時間>9:00~24:00(2階は22:00、3・4階は21:00まで)※営業時間は状況により変更になる場合がございます※店舗詳細は をご覧ください【商圏】・店舗から1㎞圏内は、単身世帯が44.1%、2人世帯が24.7%と全体の7割が少人数世帯です。・大阪府平均と比較すると20~30代と70代以上の構成比が高いエリアです。【特徴】■水産・惣菜売り場に対面調理場を導入し、最新の売り場にリニューアル!対面調理場を新たに設置し、お買い物のワクワク感を演出いたします。<惣菜売り場から新商品が登場!>■“人にやさしく、地球にやさしく”ビオラルコーナーなど体に優しい商品が豊富に!プライベートブランド“BIO-RAL(ビオラル)”の商品やドライフルーツなど、“体に優しい”商品を品ぞろえいたします。■ライフで人気の商品やコーナーが巽店初登場&リニューアル!お肉売り場と手作りパンの「小麦の郷」は商品棚を増設し、新商品が登場いたします。また、農産売り場と日配食品売り場はさらにお買い物しやすく売り場をリニューアルいたします。■設備も充実し、毎日のお買い物にぴったりの全館魅力あふれるお店へ生活関連売り場を2階へ移設し、よりお買い物しやすい売り場にリニューアルいたします。2月下旬には、4階に100円ショップ「ダイソー」が新しく入店し、一度のお買い物で欲しいものがそろう「ワンストップショッピング」を実現いたします。※画像はすべてイメージです※取り扱い商品が異なる可能性がございます【店内配置図】ライフでのお買い物は「LC JCBカード」がおすすめ!さらに今ならお得なキャンペーンがどどーんと3連発!「LC JCBカード」は、ライフの各店舗をご利用のお客様にとって、一番お得にポイントが貯まるカードです。200円(税抜)につき1ポイントの通常ポイントに加え、LC JCBカードでお支払いいただくと、口座引き落とし時に200円(税込)につき、さらに1ポイントが貯まります。今なら、2022年2月28日(月)まで、ライフの創業60周年と発行5周年を記念して、「LC JCBカード」は新規入会で最大5,000ポイントのプレゼントや、ライフでのお買い物で毎日ポイント5倍などお得なキャンペーンを実施中です。(キャンペーンの詳細は をご確認ください)”「LC JCBカード」を使ってお得にお買い物しないともったいない!”ぜひこの機会にご入会・ご利用ください。『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!として明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月28日いまや“まえだまえだの…”なんて前置きなど必要ないくらい、ドラマに映画にと活躍を見せ、俳優として高い評価を集める前田旺志郎さん。現役大学生でもある彼の、いま思うこと。連続テレビ小説『おちょやん』をはじめ、『夢中さ、きみに。』『DIVE!!』『珈琲いかがでしょう』…。今年出演したドラマを挙げるだけでも、その活躍ぶりが見て取れる。そんな状況に言及すると、少しはにかみつつ「ありがたいです」との言葉を何度も口にした。精悍さと愛らしさの両方を持ち、聡明さの中に無邪気さと謙虚さを漂わせる、前田旺志郎さんという人とは。――目前に舞台『愛するとき 死するとき』が控えていますが、公演が発表になったとき、これまであまりやったことのないような作品でドキドキしてます、というコメントを出されていました。そこから心境の変化はありました?前田旺志郎さん(以下、前田):最初脚本を読んだとき、悪い意味じゃないんですけど、すごく読みづらかったんです。3幕あるんですが、どれもテイストが違うし、モノローグと会話が混在していたりもして。でも実際稽古が始まってみると、いろいろ演劇的な演出があってすごく楽しいです。自分が出てない場面も舞台上にいて、着替えもそこでしたり、着替えながら歌を歌ったり。道具を役者が運んできたり、舞台にメインで立っている人に僕らが服を渡したり。出演者全員で舞台を作っている感じが、すごく演劇っぽい。題材的に重たい作品なるかなと思っていたけれど、今は面白い作品になると確信しています。――前田さんは舞台という場所を、どうとらえています?前田:自分が生き生きできる場所というか、幸せな空間って印象が強いですね。舞台は今回で3回目ですが、毎回毎回すごい楽しみで。――なにが魅力なんでしょう。前田:お客さんがいる生の空間というのもそうですし、やっぱりみんなで稽古しながら少しずつ作り上げていく過程がすごく面白いし、幸せだなって感じるところですね。――本番もお好きなんですね。前田:お客さんが入ると、やっぱり稽古のときとは全然お芝居が違うんですよ。みんなのモチベーションも変わりますし、変えようとしなくてもお客さんとの無言の対話の中で自然と変わっていく。今までなかった感情が出る日もあります。――お芝居が楽しいなって思ったのは、どんなときですか?前田:直近で言うと、去年の夏頃コロナで最初の緊急事態宣言が解除されたときです。撮影が全部止まって家にいる生活になって…撮影が再開したときに、「うわっ、こんなに芝居をするってことが幸せだったんだ」って実感したんです。今までもちろん感じてはいたけれど、そのときにもう一つギアが上がったというか、頑張ろうって思いました。――その後くらいの撮影だったと思うのですが、『おちょやん』で注目度がグッと上がりましたよね。前田:『おちょやん』は、周りのキャストさんとか監督さん、スタッフさんも含めた座組み自体が本当に恵まれていて、天国みたいでした。その中で4か月近く作品に携われたのは、すごく貴重な経験でしたし、(杉咲)花ちゃんや成田(凌)さんから、お芝居の中だけでなくプライベートでも本当にたくさんのことを学べた現場でした。――得たものの中で、とくに印象的なことというと。前田:なんですかね…言葉とかより、3人で一緒にシーンを作っていく過程の中でのことですかね。なかなか言語化するのは難しいんですけど、おふたりと芝居のキャッチボールしていると…うわぁーって瞬間があるんです。おふたりとも、僕にすごく優しい球を投げてくれて、それをキャッチするだけで、僕の感情が一つずつ上がっていくような。そういう…人に何かを与えられる芝居をつねにされていたので、そこからもらうものも学ぶことも多かったです。――『おちょやん』でもありましたし、ドラマ『猫』でも、前田さんが感情をうわーっと出すシーンがとてもリアルでした。計算のないまっすぐな感情があふれ出してきている感じがして…。前田:確かに、あんまり計算はしてなかったかもしれないです。映像作品の場合、撮ろうと思えば何回でも撮り直しができる。だから駄目なら駄目で監督から言われるだろうという気持ちで、こうしたほうがいいかなということはあまり考えず、まず自分の感じたストレートな気持ちでとりあえずやってみるっていうことが多いです。――演じるときは、役に入り込んでいる感覚ですか?それとも少しずつ役に歩み寄っていく?前田:今の言葉を借りるならば、少しずつ役に歩み寄っていくほうが近いです。脚本をもらったら、自分の役の特徴的な部分が描かれてるシーンをヒントにしながら作り上げていく感じです。何も考えずにスッて役に入れたらいいんですけど、それこそ泣かないといけないシーンで、そこまで感情を持っていくには、それなりに積み上げていくものが必要で。ただ、ある段階までいけたら、そこから先はもう…感情に任せています。――今回の舞台は、舞台がドイツですしヒントが少なそうですね。前田:もう想像力です。脚本に書いてない役の空白の部分を自分で埋めていく作業。少ないセリフの中や、シーンへの関わり方、作品の中でのポジションなどから、どういうバックグラウンドなら成り立つかを考えます。それが合っているかはわからないんですけどね。言い方とか口調、感情の操り方とかから生まれ育ちを想像して、それを紙に書いたりしています。前田旺志郎さん出演の舞台『愛するとき 死するとき』は、ベルリンの壁崩壊前後のドイツを舞台に、3部構成で愛すること、生きることを描いた人間ドラマ。翻訳・演出は小山ゆうなさんが手がける。11月14日(日)~12月5日(日)三軒茶屋・シアタートラムほか、愛知、兵庫で公演あり。世田谷パブリックシアター TEL:03・5432・1515まえだ・おうしろう2000年12月7日生まれ、大阪府出身。子役の傍ら、兄・航基と共にお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。’15年の映画『海街diary』などさまざまなドラマや映画で活躍。’17年には『レミングスの夏』で映画単独初主演。近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『彼女が好きなものは』は12月3日に公開予定。オーダーデニムスーツ¥53,900納期約1か月(IKSTILE TEL:080・3472・7868)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年11月17日号より。写真・成田英敏スタイリスト・九(Yolken)ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’s.)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年11月13日NHK連続テレビ小説『おちょやん』での活躍も記憶に新しい前田旺志郎さん。少年のようなあどけない笑顔で、明るい人柄で親しみやすい雰囲気ながら、ふいに覗かせる憂いには知的さも漂い、その存在感に惹きつけられる。しかし、本人曰く「基本的にありのままというか、見たまんまの普通の大学生だと思います」とのこと。そんな前田さんが憧れるのも、自分を飾らない人。「少し前、阿部サダヲさんと共演させていただいたんですが、あれだけお芝居がすごくて大河ドラマに主演されるような方なのにまったく驕らないんです。すごくピュアで、いい意味で普通の感覚を持っていて素敵だなと」今回、撮影用に私物の漫画をお借りしたけれど、持参してくれたのは『SLAM DUNK』を筆頭に“ザ・少年マンガ”なラインナップ。恋愛ものはあまり見ないとか。「映画とかを観て、自分事としてとらえるってことはなくて。役に恋するみたいな瞬間はあるんですけど」それでも、「羨ましいと思うことはある」らしい。「告白されるなら、めちゃめちゃベタですけど、校舎裏に呼び出されて…とか(笑)。淡々と会話する落ち着いたカップルより、ふざけて笑ったりするような和気藹々とした関係が理想です。僕、しゃべるのが好きなんで、話を聞いてめっちゃ笑ってくれる人はいいですね。あと、どんな人に対しても、ちゃんと心で接することができる人。たとえば、お店で料理が運ばれてきた時に、ありがとうございますって言えるとか。そういう場面での人に対する態度は気になるかもしれない。それから不意の笑顔には弱い気がします。以前、醍醐虎汰朗くんとごはんに行った時に、何気ない場面で『ありがとう』って笑顔を向けられて、かわいいなぁと思っちゃいました」現在20歳。自身も恋愛を描いた作品に出演する機会も増え、「演じる恥ずかしさはもうないです」と話す。「自分が好きになる側だとしたら、恋愛スイッチというか、役として相手の役を好きになるようにはします。その女優さんのインスタをフォローすることもあるし。すでに好きになっている設定だとしたら、どんな出会いで、どこで好きになったのか自分で考えることもあります」恋愛すれば、相手のことを想像したり深く考えたりしてしまうもの、時に感情が大きくゆさぶられることも。「人として成長できるなって思います。他人の価値観に触れて、合わせていこうとするって、恋愛以外ではなかなか経験できないこと。自分以外の人を理解しようとするのはどんな場においても大切だと思いますし、役者としては芝居にも影響すると思います。『おちょやん』で共演した方とも、大恋愛したら人間力が上がって芝居がうまくなると思うって話をしてました。あと、単純に好きな人がいたら頑張れるっていうのはありますよね」結婚にも憧れるけれど、今は仕事が何より大事。「中学までは大阪にいて、高校進学の時に、仕事を辞めて地元の友達と一緒に進学するか東京に出るかっていうところで、初めて自分が今までやってきたことって何だったんだろうって考えたんです。それまで受け身でやってきたけれど、好きだからやってきたんだなって自覚して、そこから現場での取り組み方や姿勢が変わりました。今までは単に現場が楽しくて行っていたけれど、仕事として意識するようになって、徐々にお芝居がすごく楽しいなって思うようになって。たまに、人との掛け合いの中で、自分でも予想しなかったお芝居になる時があるんです。その本番中に起きる化学反応が面白くて仕方ない。とくに『おちょやん』はそれの連続。後半は(杉咲)花ちゃんの顔を見ただけで泣けてくるくらい。そこまでいけたのが、本当に楽しかったしありがたかったです」ここからますます活躍の場が増えるのは間違いない。やってみたいのは「仕事に就いている役」だそう。「学生役やニートが多いので、刑事ものや弁護士に憧れています。今、自分の中にないキャラクターを演じる演技レッスンを受けているんですけど、根本から自分とは違う人をやるってどういう感じなのか興味ありますね」俳優/前田旺志郎(まえだ・おうしろう)2000年12月7日生まれ、大阪府出身。お笑いコンビ・まえだまえだとして活動。近年は俳優として活躍し、近作に映画『キネマの神様』など。出演映画『うみべの女の子』は8月20日公開、『彼女が好きなものは』は秋公開を予定。Tシャツ¥9,900フルジップパーカ¥28,600(共にFilMelange TEL:03・3473・8611)羽織シャツ¥5,280(CORD TEL:03・3313・5744)パンツ¥17,600(HOLLYWOOD RANCH MARKET TEL:03・3463・5668)写真家/持田 薫(もちだ・かおる)1991年生まれ、東京都出身。雑誌の他、CDジャケットや「私が撮りたかった女優展 Vol.3」等で活躍。「撮影前、『写真は慣れなくて、苦手です…』と前田さんがおっしゃっていて。でも撮影が始まると勘が鋭いというか、表情も動きも場所に応じて求められることをくみ取ってくださるのが印象的でした」※『anan』2021年8月25日号より。写真・持田 薫スタイリスト・小宮山芽以ヘア&メイク・佐藤健行(HAPP’S)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年08月22日沢田研二と菅田将暉がW主演を務める、映画『キネマの神様』が現在公開されている。小説家・原田マハ氏の同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握った同作は、映画監督を目指し夢を追っていた若き日のゴウ(菅田将暉)と、ギャンブル漬けで借金まみれとなった現在のゴウ(沢田研二)に起こった奇跡を描き、映画愛溢れる作品となっている。現代パートで、沢田演じるゴウこと円山郷直の孫・勇太を演じたのが、俳優の前田旺志郎だ。小学生の時には兄・前田航基とお笑いコンビ・まえだまえだとしても活躍、現在は20歳となり現役大学生として勉学に励みながら俳優として精力的な活動を行っている。今回は前田にインタビューし、同作への思いや、俳優として思うことなどについて話を聞いた。○■今の時代にはいない「トップスター」との共演――今回松竹映画100周年記念映画で、主演の沢田さん演じるゴウの孫としてキーになる役でしたが、お話を聞いた時にはどのような気持ちでしたか?もう、「うおお! 頑張るしかないな」という感じでした(笑)――沢田さんについては、どのような印象だったんでしょうか?ゴウは勇太の前ではとても自然体ですし、沢田さんが役の内側の部分で会話してくださっているのを感じました。この役は2人とも少し変わったところがありますが、互いに周りの情報にあんまり左右されず、偏見なく人として向き合えるところがあって、相性が良かったんじゃないかと思います。沢田さんも大先輩で大スターで、緊張もしましたが、お芝居の中ではゴウとして向き合っていましたし、おじいちゃんとしての優しさも、常に感じていました。撮影現場にいる時は僕も「ゴウおじいちゃん」という気持ちで接していました。――前田さんの世代だと、沢田さんについてはどのようなイメージを持たれていたんですか?父親がよく車で沢田さんの曲を流していました。共演が決まってから若い頃の動画も見させてもらって、すごくかっこよかったですし、今の時代にはいないトップスターだと思いました。現代は自分を表現する媒体が良くも悪くも多いので、色々なフィールドの中でのスターはいますけど、誰もが共通認識として知っているスターは生まれづらいと思うんです。みんながスターだと思える存在というのは、やっぱりすごいなと。――そういう存在って、改めて欲しいと思いますか?それぞれが自分の得意なことで自分を表現できる媒体が増えるのは、めちゃくちゃいいことだと思っています。多様性はすごく大事なので、いろんな人がメディアに出ることによって、見る方の認識も自然と養われていくでしょうし、そういう意味では現代の情報社会になって良かったです。でもそれはそれとして、やっぱりみんなが共有できるものがあった時代への憧れみたいなものもあります。どちらがいい、という話ではないんですけど、メディアはその時代に合ったものが流れるのでしょうし、社会全体として見たときに、今はこれがベストなんだろうと思ったりはします。○■同世代に「負けてられへんな」――前田さんは現代パートに出演されていますが、過去パートを観て何か感じたことはありましたか?ゴウがまっすぐに進んでいるのが、すごくいいなと思いました。今は情報が入りすぎて、夢を抱く前に諦めてしまうこともあるけど、実際にやってみないとわからないこともありますし、ゴウのように夢を持てるのはすごくいいな、と。――前田さんはもちろん子役の時から活躍されていますけど、もし今から役者を目指そうとしていたら無邪気に夢を抱くのは難しい、と思うところもあるのでしょうか?大変だろうなあ、と思います。だからこそ、今、同世代で役者を始めた人、夢を追いかけてる人たちの熱量はすごいですし、その熱量に対して「負けてられへんな」という気持ちもあります。――今は大学で演劇教育をテーマに学ばれてるんですよね。はい。でも舞台の演出やお芝居自体を学んでいるというよりも、演劇を教育に導入することの可能性を探っていて、教育の色の方が濃いかな、という感覚です。演劇を通して学べることはたくさんあって、多様性や行動力、創造力、主体性もそうです。演劇に触れることで、他人の普段見られない部分に触れたり、その場でコミュニケーションが取れたり、それから演劇を完成させた時の成功体験が自己肯定感を上げてくれたりと、色々なことにつながるんじゃないかと、僕は思っています。2020年に学習指導要領が変わって、今までは詰め込み型教育だったところへ、問題解決力の重要性が提唱されだしていて、色々なアクティブラーニングも導入されているので、PBL(Project Based Learning)の1つとして、演劇の可能性もあるんじゃないかと思っています。――お話を聞いていると地に足がついているというか、本当にしっかりされているんですが、長く芸能活動をされていて、そういったことは意識されているんでしょうか?「真面目に生きよう」「地に足をつけよう」と考えているわけではないんですけど、僕に唯一あるのは「調子に乗らない」です(笑)。調子に乗るなんて、絶対にありえないことなんですけど、自分がそうありたいという理想ではあります。――では最後に改めて、作品について感じたところを教えてください。僕はこの作品を観ると「いろんな愛に溢れた作品だな」と思うんです。山田監督がずっと描かれてきた家族の愛情はもちろん、恋愛もあれば友達への愛もあり、映画への愛情もある。誰が観てもどこかで共感できたりとか、何か励みになったり学べたりすると思うので、あまり映画を観ない人、よく観る人、色んな方に観ていただけたら嬉しいです。■前田旺志郎2000年12月7日生まれ。大阪府出身。子役としてデビューし、2007年からは兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動。俳優として活躍の幅を広げ、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(11年)では主演を務める。 近年の出演作に映画『キネマの神様』(21年/山田洋次監督)、『彼女が好きなものは』(21年/草野翔吾監督)、『うみべの女の子』(21年/ウエダアツシ監督)、ドラマ『猫』(20年/TX)、連続テレビ小説『おちょやん』(20-21年/NHK)など。
2021年08月16日タレントの山口もえ(43)、俳優の前田旺志郎(20)が18日、都内で行われた「分子マスク」プレス発表会に出席した。前田は、兄弟漫才コンビ・まえだまえだの弟で、現在俳優として活動中。前田が6~7歳の頃に山口とバラエティ番組で共演したことがあったという。山口が「かれこれ20年くらい前?」と言うと、前田は「そんな前ではないですね」と笑い、山口が「お会いした時、こんなちっちゃくて!」と手で身長を表現すると、「そんなちっちゃかったですか!? 今の半分くらい」と笑った。そして山口は「お兄ちゃんとすごい上手な漫才をされていましたよね。素晴らしい俳優さんになっちゃって。ご活躍はテレビの上から見ていますよ。すごいですよね」と目を細め、前田は「ありがとうございます」と喜んだ。さらに山口は「漫才する小学生が出たって衝撃でした。でも、小学校で漫才でこの世界を知ってしまったら、大人になったらどうしようもない子になるのかなと心配していたんですけど」と当時心配していたことを明かし、「こんないい子に育って本当によかったです。すごくまっすぐで好青年に育ったのはよほど素敵な親御さんなんだろうな」としみじみ。自身の子供も前田のように育ってほしいと言い、「どうやったらこんないい子になるんだろう」と好青年ぶりに感心しきりだった。「分子マスク」は、100ナノメートルの微粒子を99.9%以上キャッチし、不織布の2倍呼吸がしやすいマスクとして昨年12月に話題となり、総支援額1億8413万970円と、マスクジャンルにおいて「クラウドファンディング史上最も売れたマスク」。山口も前田も「付け心地がいい」「スポーツのときにつけていても呼吸もしやすい」などと気に入っていた。
2021年03月18日山田洋次監督最新作『キネマの神様』の新たな出演者、リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎の3名が発表された。揃って山田監督作品初出演となる。リリーさんが演じるのは、1950~60年代の日本映画黄金期に活躍した、助監督のゴウ(菅田将暉)が師匠とする映画監督・出水宏。多くは語らないが、映画撮影において確固たるこだわりを持ち、ゴウに監督としての在り方を背中で教える。先日最終回を迎えた「極主夫道」への出演も話題となった志尊さんは、テラシン(小林稔侍)が経営する映画館「テアトル銀幕」でアルバイトをするイマドキの青年・水川を演じる。「テアトル銀幕」を通して、現代のテラシンや淑子(宮本信子)、そしてゴウ(沢田研二)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころだ。また、落ちぶれたゴウが持っていた才能を再び見出す、孫・勇太役で、先日放送終了した「猫」で連続ドラマ初主演を務めた前田さんが出演。現代のゴウにとってのキーパーソンと言える勇太。内気で部屋にこもりがちの繊細な彼だが、ゴウとはほかの誰よりも信頼関係を築いていく。過去のゴウ、現代のゴウ、とそれぞれ人生を共にする3人。リリーさんは「山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です」と参加を喜ぶ。志尊さんは「自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。全てにおいて貴重な時間でした」と撮影をふり返り、前田さんも「正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います」とコメントしている。『キネマの神様』は2021年4月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:キネマの神様 2021年4月16日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会
2020年12月22日長谷川京子、木村多江、貫地谷しほりが出演する秋の特別番組「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」に片岡愛之助、前田旺志郎、醍醐虎汰朗の出演が決定。「半沢直樹」も記憶に新しい片岡さんは自身の余命を知りながら、最期の瞬間まで妻と子どもへの愛を貫く父親を熱演する。木村さん演じる水川早苗が主人公となる「東大とグリーンカレー」は、2人の息子を東京大学合格へと導いたシングルマザーの物語。早苗の最愛の夫、水川幸太(みずかわ・こうた)を愛之助さんが演じ、木村さんとは初共演。自身の余命を知りながら、残していく妻と子どものために準備をして気丈に振る舞う父親役だ。「半沢直樹」で自分の仕事への信念を貫く男性を演じた愛之助さんが、最期の瞬間まで家族への愛を貫く男性を演じる姿は、今作でも視聴者の心を揺さぶるだろう。そして幸太の死後から9年後、一念発起して東大を目指す長男・水川亮太(みずかわ・りょうた)を、幼少の頃より兄弟漫才コンビ「まえだまえだ」としてお茶の間の人気を集め、現在は俳優として幅広く活動、今年は舞台「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」で初主演を務めた前田さんが演じる。そんな兄に影響を受けて東大を目指す次男・水川翔太(みずかわ・しょうた)役には、映画『天気の子』で主人公・森嶋帆高の声を演じて注目を浴び、連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」や映画『宇宙でいちばんあかるい屋根』など話題作への出演が続く醍醐さんが起用された。愛之助さんは、「妻と、これからの成長が楽しみな二人の息子たちを置いて逝ってしまう父親というのはどんな心境だったろうと、考えても想像つかない境地でした。きっと悔しいだろうし、とても悲しいだろうと。それでも幸太は家族の未来を考えて最期まで生きたと思いますし、それを意識して演じました」と役作りについてコメント。木村さんとの初共演を「リビングでグリーンカレーを食べながら一家団欒というシーンが最初の撮影でしたが、初共演とは思えないくらい打ち解けてすぐに夫婦になることができた」と語り、「僕のアドリブにもお付き合いいただいたり、多江さんは現場を明るくしてくれるすてきな早苗でした」とふり返っている。「東大とグリーンカレー」あらすじ水川早苗は、最愛の夫・幸太を病気で亡くした後、女手ひとつで2人の息子を育てている。最期まで家族に尽くしてくれた幸太を思い、「子供がやりたいことは全部かなえたい」とコンビニエンスストアでパート勤務をしながら多忙な毎日を過ごす早苗。そんなある日、高校1年生の長男・亮太の三者面談で「欠席が多く、志望する大学合格は厳しい」と担任から告げられてしまう。早朝から夜まで働きづめの早苗は知らなかったのだ。落ち込む早苗を気遣う次男・翔太。一方で、母を失望させた自分自身にいら立ちを募らせた亮太は家の壁を殴り、穴を開けてしまう。夫を亡くした時に、自分が息子たちを守ると誓ったのに…と打ちのめされる早苗。険悪な水川家だが、亮太が母・早苗に宛てた1通の手紙によって大きく変わろうとしていた――。「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」は10月1日(木)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年09月28日前田旺志郎が舞台初主演を務める『NIPPON・CHA!CHA!CHA!』が、1月10日(金)KAAT 神奈川芸術劇場大スタジオにて開幕した。「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」の公演チケット情報日本のコンテンポラリーダンスをリードし、世界で活躍し続ける振付家・ダンサー山田うんが演劇の演出に初挑戦となる本作。マラソンでオリンピックを目指し、日本中の期待を一身に背負い必死に生きていく若者の孤独と挫折を描いた、如月小春の傑作戯曲「NIPPON・CHA!CHA!CHA!」を、【演劇版】と山田が作品から着想を得て創作された【ダンス版】で同時上演する。主人公カズオを演じるのは、幼少期より兄の前田航基とお笑いコンビ「まえだまえだ」として活動し、現在では俳優として活躍の場を広げる前田旺志郎。今年、宮崎駿作品の国内初舞台化作品となる「最貧前線」で初舞台を踏み、今回は記憶にも新しい大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で演じた水泳選手・小池禮三役に続き、再びアスリートを演じる。舞台は、高度経済成長期に入る少し前の日本。倒産寸前の小さな靴工場、天下一運動靴店では、社長をはじめ、娘のハナコ、職人達が倒産を逃れようと試行錯誤。そんな靴工場に、両親を飛行機事故で亡くしたヨシダ・カズオが姉のアキコに連れられて、救世主の如く現れる。足の早いカズオは、靴工場、町の人々の期待を一身に背負い、天下一運動靴店の靴を履き走り続ける。少しずつ生活が豊かになり浮き足立ってきた日本。周囲の熱い応援を受け、走り続けるカズオは、ついにはオリンピック選手候補に選ばれる。しかし、大事な大会を前に怪我をしてしまい、その事を周囲に話せないカズオ。カズオは自らがみんなの夢、日本の夢となることで挫折を乗り越えようとするが...。上演時間は2時間45分(演劇・ダンス連続上演、途中休憩含む)を予定。1月19日(日)まで上演。チケットぴあにてチケット発売中。
2020年01月15日テレビ朝日では、来年1月期放送の新木曜ドラマとして「就活家族~きっと、うまくいく~」を放送することが決定。キャストには、三浦友和、黒木瞳、前田敦子、工藤阿須加といった豪華キャストが出演することも分かった。父は大手企業の人事部長、母は私立中学の国語教師、宝飾メーカーに就職した娘と就職活動中の息子。平穏に見えていた家族がふとしたきっかけで崩壊し始める――いったん狂い始めた歯車は歯止めが効くことなく、次第にあらぬ方向へと向かっていく。高齢化社会の到来とともに、雇用継続年齢が引き上げられていく一方で、終身雇用制の崩壊や非正規雇用の増加など雇用形態の多様化が進み、学生や若者たちの間では仕事に対する意識にも変化が。しかし未だ肩書がモノを言う風潮にある日本においては、所属する会社名や立場で人を判断しがち。これまでの固定概念と、現実とのギャップに苦しむことも少なくない。そんな時代に一石を投じるドラマが今回誕生!「人にとって仕事とは何なのか?」「人はなぜ働くのか?」、ひいては「生きることとはどういうことか?」をユーモラスに、ときにミステリアスに問いかけていく。テーマは就職活動=“就活”。家族全員がそろって就職活動をすることになる、というかつてない展開に陥った家族によるジェットコースター・ホームドラマとなるようだ。主人公・富川洋輔を演じるのは三浦さん。テレビ朝日系では、土曜ワイド劇場「はみだし弁護士・巽志郎シリーズ」や2夜連続ドラマスペシャル「最も遠い銀河」など数々の作品で主演を務めてきたが、連続ドラマとしては本作が初主演となる。洋輔は大手鉄鋼メーカーで新卒採用とリストラを担当する人事部長。信念を持って会社のために尽くし、ついに役員昇進も目前。しかしある出来事がきっかけで、それまで築き上げてきたものすべてが崩れ去ってしまう…。そして、洋輔の妻・水希役には黒木さん。水希はおっとりとした性格でありながら、「家族のため」となれば頼りになる一面も持ち合わせる私立中学の国語教師。念願だったマイホームの購入を夢見ていた矢先に衝撃的な出来事に直面してしまうという役どころ。映画『Mr.インクレディブル』の日本語吹替版で夫婦役を演じた2人が、テレビドラマで初の夫婦役に挑戦!一体今回はどんな夫婦像を見せてくれるのか…注目せざるを得ない。これまで、テレビドラマでは真面目で堅物な役が多かったと語る三浦さんは、「今回の洋輔という役はみなさんが抱くわたしのイメージから少しかけ離れたものになるかもしれません。いい意味でみなさんを裏切るような主人公を演じたい、と思っています」と意気込み、「“家族みんなで就職活動”という設定は奇抜ではありますが、富川家の家族自体はどこにでもいそうな普通の家族でありたいと思っています。普通の夫婦、普通の親子に降りかかるとんでもない出来事、というのがこのドラマの見どころ。我々家族を身近に感じて、そしてくすっと笑ってもらえるようなドラマにしたいです」とコメント。また“おっとり”という設定の役柄に、これまでに演じたことのないような女性なのではないかと予感していると話した黒木さんは、三浦さんについて「はじめまして、ではないので“長年連れ添った夫婦感”を出せれば、と思います」と語り、「水希も含め、富川家の4人がどんな“就活”をして、どんな風に着地するのか…ハラハラしつつ、そしてじれったくもあるような、そんなホームドラマになるのではないでしょうか」と期待を抱いているようだ。さらに、“三浦×黒木夫婦”の娘・栞には前田さん、息子・光には工藤さんが決定!栞は宝飾メーカーでセクハラに悩む女子社員。念願だった部署に異動した矢先、さらなる試練が。そして、光は就職活動に悩む大学3年生。思うように内定が取れず、焦燥感ばかりが募る日々を送っているという役どころ。今回の役柄に共感できる部分がたくさんあったと語る前田さんは、「いまのこの年齢の時期に自分が何をしたいのか、栞と一緒に考えられたらいいな」とコメント。工藤さんも「この作品を通して、人と人のつながりの大切さ、家族の大切さをみなさんと一緒に考えるきっかけになれたらいいなと思います」と語った。木曜ドラマ「就活家族~きっと、うまくいく~」は2017年1月より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年11月10日映画『おかえり、はやぶさ』の完成披露試写会が1月23日(月)に開催され、主演の藤原竜也を始め、杏、前田旺志郎(まえだまえだ)、三浦友和と本木克英監督が舞台挨拶に登壇した。小惑星・イトカワのサンプル採取という偉業を達成し、奇跡の帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトに携わった研究者たちのドラマを描き出す本作。藤原さんは、イオンエンジンを専門とするエンジニアを演じたが「去年の夏に2か月かけて撮影しました。三浦さんと親子をやらせてもらえるということで興奮しました」と笑顔で述懐。杏さんは「3Dですが、ヒューマンドラマも“立体的”に描かれています」とアピールした。旺志郎くんは藤原さん、杏さんとの共演について「藤原さんは普段は優しいけど、たまにムチャぶりしたり、悪さをして来てイケズなところがあります。杏さんは会った瞬間『足長っ!』ってびっくりしました」と語り、会場を笑いに包んだ。本作は、昨年より次々と公開されている「はやぶさ」関連の映画のトリを飾ることになるが、三浦さんは「竹内結子さん(『はやぶさ/HAYABUSA』)、渡辺謙さん(『はやぶさ 遥かなる帰還』)とありますが、そちらもぜひ観てください」とライバル作品をおススメする余裕を見せる一方で、「こちらは3Dですから!」としっかり自身の出演作もアピールした。キャスト陣はもしも宇宙旅行に行ったら何をしたいか?と尋ねられたが、実際に来年から始まる個人の宇宙旅行の値段が1,500万円で、無重力の空間にいられるのはわずか4分間と聞かされると、「だったら行かないな…」(藤原さん)、「もう少し格安パックになったら…」(杏さん)、「無理やん」(旺志郎くん)と一気にトーンダウン。三浦さんは「日本の俳優のスケールなんてこんなものですよ…」と寂しそうに語り会場の笑いを誘っていた。この日はJAXAではやぶさプロジェクトにも携わった的川泰宣名誉教授も来場。はやぶさなどの宇宙プロジェクトについて「家族の強い支えがないと続けられない仕事」と説明し、「この映画はその点を念入りに描いてくれて嬉しかったです」と称賛を贈った。『おかえり、はやぶさ』は3月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:おかえり、はやぶさ 2012年3月10日より全国にて公開© 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会■関連記事:亀梨&杏&鈴木福で「妖怪人間ベム」実写化!「怪物くん」に続く異色のドラマ化決定竹内結子×堤幸彦監督のタッグで「はやぶさ」映画化!今年は、はやぶさ作品目白押し?
2012年01月23日