年末年始のおやすみに入ると、ママとパパの夜寝る時間がついつい遅くなってしまい、子どもも一緒に夜更かししてしまいがちですよね。「年末年始は特別だから…」と生活サイクルを崩したまま過ごしてしまうと、年明けに保育園や幼稚園が始まってもなかなか元に戻せず、体調を崩してしまうことも。できるだけ子どもの生活サイクルはキープしたいところです。そこで、夜更かししがちな年末年始に、子どもの生活サイクルを崩さないようにするコツをご紹介します!■朝起きる時間を同じにしておくことが大切夜更かしをしても、朝起きるのはいつもと同じ時間にしましょう。せっかく寝坊できる日に平日通りの時間に起きるのは、ママとパパにとってつらいところではあるのですが、朝起きる時間を一定にしていれば多少夜更かしをしてしまっても生活サイクルが大きく乱れることはありません。また、朝いつも通りに起きると、子どもは自然と夜寝るようになります。夜が遅くなったから、と朝遅くまで寝かせてしまうと余計に夜寝なくなってしまうので、いつもの時間より遅くとも1時間以内に起きるようにして、生活サイクルを保つようにしましょう。 ■「今日だけはOK」という日をあらかじめ決めておくなるべく夜更かしさせないように寝かせていても、年末年始はおもしろいテレビ番組もたくさんありますし、親戚が集まっていて楽しげな雰囲気のなかでは、子どもも寝るのを嫌がります。そんな日は「今日だけはOK」としてしまっても大丈夫です。1日夜更かししたからといって、子どもの成長が止まってしまうわけではありません。ただ、気をつけておきたいのが「今日だけはOK」という特別な日が何日も続いてしまうこと。ついつい年末年始の空気に押されて連日「今日も、まぁいっか」としてしまえば生活サイクルが乱れてしまい、年明けの日常が戻ってきた時に苦労します。その場その場で判断すると、毎日が特別になってしまうので事前に「大みそかだからこの日はOK」「親戚がみんな来る日だから◯日だけは夜更かししても目をつぶろう」と決めておくのがおすすめです。わが家でも大みそかと、親族が集まる元旦か2日のどちらか、この2日間だけは寝る時間をうるさく言わないようにしています。大みそかに限っては「年が明けるまで(0時まで)起きていてもいいよ」と言っていますが、昼寝までして迎えた大みそかの夜、頑張っても23時ころには子どもたちは寝てしまっています。そんな姿も可愛いものですよ。■できれば体力回復日を設けてあげよう年末年始に楽しく過ごした子どもはとても疲れています。できれば、日常が始まる前の1日を体力回復日として、生活サイクルを元に戻す日にしてあげましょう。朝はいつも通りに起きて、疲れているなら昼寝をさせてあげて夜もいつもの時間に寝る。この1日を設けると、年明けすぐから体調を崩すことも少なくなるはずです。年明けに体調を崩すのは、遊びすぎて疲れていて体力が落ちているところに、ウイルスが入ってきてしまうことが原因のひとつとされています。万全の体調で保育園・幼稚園に向かうためにも、体力回復日を取れるように予定を調整してみてくださいね。楽しいことがたくさんある年末年始。夜更かしも気になりますが、特別な日を設けてあげながら、朝はしっかり起きて生活サイクルが大きく乱れないよう注意して過ごしましょう!
2017年12月30日ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは! おませな5歳娘と、イヤイヤ期真最中の2歳息子と、単身赴任中の夫を持つマイペース母のぺぷりです。5歳の娘は現在幼稚園の年中さんです。幼稚園での生活はとても刺激的で楽しいようで、毎日幼稚園から帰るとその日にしたことを報告してくれます。普段の家では見られない幼稚園での娘が垣間見えて、母としてもとても楽しい時間です。そして、それは息子にとっては楽しくもありうらやましくもあるようで、いつも興味深く聞いています。なんでも真似したいお年頃なのもあるのかもしれませんが、特に幼稚園関係の物事に対して顕著に感じます。体格も大きめで年少さんとも同じくらいなのに(言葉は年相応で拙いですが)、自分だけ幼稚園に行けないのが納得いかないようで…。確かにいつものお見送り時の息子を見ていると心苦しくて、プレ幼稚園に入れようとも考えたこともありました。息子は「皆と同じ幼稚園がいい」と言い張るのですが、その幼稚園のプレは定員オーバーで途中入園ができず。こうなることを予期して、早めからプレ入園に向けて手続きをしていたらよかったのですが…先を見越せず息子にはかわいそうなことをしてしまいました。その分、毎日いろいろな所に出かけていろいろな刺激を与えて、物足りなさを感じないように心がけています。■入園までにできるようにさせたい6つのことそんな息子も来年の4月から晴れて入園予定です。今からすごく楽しみにしているようで、ことあるごとに「息子たんも来年からおーちえん(幼稚園)いくもんね~!」と張り切って言い回っています。ただ、生まれてから二人の母(世話好きの娘と、私)に甘やかされてきて、まだまだいろんなことができない息子。さらに二人目の余裕(というか、母の怠惰)によりあまりお勉強をしてこなかったため、入園までに準備しておかないといけないこともたくさんありそうです。入園を心待ちにしながら、春までにいまから挙げる6つのことを頑張っていきたいと思っています。1.トイレを自主的にいくようにするトイレで用を足すのはスムーズにできるようになったのですが、最近余裕を持ちすぎて、遊びに夢中になっていたりするとずっと我慢し続けたりして、トイレに走るも間に合わない、ということがたまにあるので、ちゃんと自主的に早めに行けるようにしないとと思っています。また、幼稚園では座るタイプでなく立ってするタイプなので、男の子の場合はこちらの練習も必要です。2.お箸を使って自分で食事できようにするまだお箸練習用のくっついたお箸を使っているのですが、幼稚園では通常の離れているお箸なので、そろそろ練習始めたいです。また、食べさせてもらいだがりで、自分で食べるとものすごく時間がかかるので、自分で手早く食べる練習も必要。3.服の着脱をできるようにする脱いで裏返った服を表に返すのが苦手で、いつも「できないーやってー!」と発狂しているのでその練習も必要です。4.人の話を集中して聞けるようにする落ち着きがなくて、話している最中もすぐに他のことに気を取られる息子。じっと座ってお話を聞けるように訓練をしないといけません。のこりの2つは、幼稚園でも教えてくれるかもしれないけれど、理解しているほうが園生活がスムーズにいきそうなお勉強系。5.数字を読めるようにする第一子の娘は、今の息子と同じくらいの年には100まで数えたり読み書きができたのですが、二人目の余裕(という名の私の怠惰)により息子には教えてこなかったので、10まで数えるのも怪しいです。読み書きなんてもってのほか。でも10までくらいは数えたり読んだりできないと園生活で困りそうなので、これから少しずつ頑張ります。6.時計を読めるようにするこちらも娘には入園前にしっかり教えていましたが、息子はまだ全く(そもそも数字が読めないという、それ以前の問題も有り)。先生に「〇時□分まで△△しましょう」といわれたときにわかるように、こちらもそろそろやっていかないとと思っています。春が待ち遠しい息子とともに、今日(娘のお弁当の日)も秋風吹きすさぶ公園でお弁当を食べてきます。急に冷え込んだので、皆さまもお風邪に気を付けてお過ごしくださいね。
2017年11月03日こんにちは、ママライターのましゅままです。子どもにとって初めての集団生活となる園。同じ園でも、保育園と幼稚園が存在していますが、教育面以外での違いがよくわからない箇所が多いですよね。筆者も保育園=遊び、幼稚園=お勉強という教育面で方針の違うイメージがありましたが、そのほかは殆ど同じと思っていました。ですが、実は教育面ではさほど差はなく他にも意外と知られていない違いがいくつかあるのです。今回は、意外と知らない幼稚園・保育園の違いについてご紹介します。●保育園と幼稚園のちがい●<保育園>厚生労働省の管轄の元運営されている福祉施設です。**********保育園(保育所)”日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育することを目的とする施設(児童福祉法第39条第1項)。(1)「公営保育所」経営主体が都道府県、市区町村及び一部事務組合(都道府県・市町村・特別区の事務の一部を共同処理するための地方公共団体の組合)の保育所。(2)「私営保育所」公営保育所以外の保育所”**********保育に欠ける、というのは母親が働いていて、子供を保育できる状態にない ことを指します。預けられる子供の年齢:0~6歳児給食(自園調理施設):義務あり自園調理施設を持つ園が9割ほどで残りは外部委託の給食保育時間:原則8時間延長保育11時間先生:保育士子供と先生の割合:3歳児は3歳児で子供20人に対し保育士1人、3歳以上で30人に対し1人、という配置お昼寝:~年少さんまではありの園が多く、年中さん以降もお昼寝の時間をとっている園も。年中さん以降はプールの季節のみお昼寝させる園もあるようです。●<幼稚園>文部科学省の管轄の幼児の通うはじめての「学校」です。母親が「保育にかけている」状態でなくとも、年齢を満たせば入園を希望することができます。**********”「学校」というと小学校からと思っていませんか。幼稚園も学校教育法に基づく「学校」です。3歳から小学校入学前までの子どもは,全国どこでも共通の教育課程(「幼稚園教育要領)に基づく教育が受けられます。”**********自由保育と認定保育の2系列に別れ、私立の幼稚園では各園によって教育方針を定めて、それに基づいたカリキュラム が組まれています。預けられる子供の年齢:3~6歳児給食:義務なし外部業者のフル給食の園もあれば、オールお弁当、月に数回お弁当の日を設けている園もあります。保育時間:4時間メインの養育は保護者が行う、というスタンスですが16~17時ごろまで「預かり保育」として延長保育してくれる園も増えています。先生:幼稚園教諭子供と先生の割合:子供35人以下に対し先生1人お昼寝:なしまれに年少さんのみお昼寝させる園もあるようです。●幼稚園と保育園、教育面は大差はない幼稚園では、小学校に上がるための準備として、独自の園風にこだわったカリキュラムが目立ちますが、保育園は自由な遊びや食育を通し、幼児期に形成される心や体づくりを促しているところがおおいようです。幼稚園は、文部科学省の定めたカリキュラムに基づき、お勉強をさせる園と、一切お勉強をしない園、遊びと勉強バランスよく取り入れる園など分かれています。工作に力を入れる園、英会話や音楽に力を入れる園、自園調理で食育を重んじる園、少人数、マンモス園など特色は様々 です。しかし最近は、保育園でも保育のみでなく独自に幼稚園と大差ないお勉強を取り入れている園もみられますので、教育に関する差や違いはほとんど無いものといえます。保育園・幼稚園、どちらを選んだとしても子供を育てる役割はあくまで親。親との過ごし方が一番大切だということは変わらなのです。監修川本あずさ(保育士)参考URL●ライター/ましゅまま
2017年10月16日子どもを地域にある私立幼稚園に通わせようと考えているお家にとって、9月は幼稚園で開かれる説明会に行かなければならない大事な時期。上の子と同じ園に行かせるなら説明会への出席も不要なケースも多いですが、第一子を通わせるときやはじめて通わせる予定の園へ行くときには、ママとパパもドキドキしますよね。地域に私立幼稚園がいくつもあって、どこにするか悩んでいるときに、“我が家に合った幼稚園”を見つけるコツをご紹介します!通園しているママたちを見ると園の雰囲気がわかるA園とB園で迷っているとき、「どちらもいいところがあるけれど、より我が家に合った幼稚園はどちらなのだろう」と悩んだら、通園しているママたちをチェックしてみましょう。チェックしたいポイントは「服装」と「挨拶の様子」の2つです。ママたちの服装から我が家に合っているかがわかる我が家に合った幼稚園=ママに合った幼稚園とも言うことができるほど、ママにとって居心地がいいかどうかは幼稚園選びのカギとなっています。(送迎やイベントへの参加はパパが中心になる場合には、パパの参加率を見るようにしましょう)“ナチュラルな服装のママが多く自分に合っている”“通園時はみんなキレイめの服装をしているから、園の指定があるのかもしれない”“部屋着っぽい服でも通園できるくらいラフな園なんだな”“働いているママも多いのかスーツっぽい服装をしている人もチラホラ見られる”など、服装をチェックするだけで、園の様子が把握できるのです。できれば数日、時間を少しズラしてチェックすると、いろいろなママの様子が見られるのでおすすめです。挨拶の様子ママ同士や先生との挨拶の様子も見てみましょう。ママ同士で元気に「おはよう!」「どうも~」と挨拶を盛んにしていたり、仲間同士で集まっておしゃべりしていたり、先生とのご挨拶はあってもママ同士はペコリと頭を下げるだけであまり絡んでいなかったりとさまざまなパターンが見られるはずです。挨拶が盛んだからいい幼稚園、ママ同士の挨拶がないから悪い幼稚園、というわけではありません。あくまで、我が家に合っているかどうかの相性を確認する目的で、様子をチェックするようにしましょう。幼稚園の始業時間である9時前後に幼稚園の前を通りかかってみると、今通園している子どもたちやママたちの様子が見られるので、お散歩がてら行ってみましょう!行事の内容をチェックしてみよう幼稚園を選ぶときには、その園がどんな幼稚園なのかをチェックする必要がありますが、教育目標や園の方針などを見ても「本当にどんなことをして過ごしている園なのか」まではわかりにくいところがあります。そこで、説明会などで「どんな行事があるのか」を質問したり、もらった資料に書かれていたりしないかをチェックしてみるのがおすすめです。運動会・お遊戯会・展覧会・おもちつき・クリスマス会などは多くの園でもあるため、できるだけ“その園ならでは”の行事に注目するようにしましょう。たとえば、お泊り保育があるなら「どこでお泊りするのか、どんなことをするのか」を聞いたり、どんな行事なのかイメージがわかない行事名があれば「どんな行事なのか」質問したりしてみます。一歩踏み込んだ質問をすると具体的にイメージが湧き、どんなことをする園なのかがわかってくるはずです。通園している(いた)ママやパパの話を聞いてみよう我が家に合った幼稚園を選ぶときに、もっとも頼りになるのは通園している(いた)ママやパパの話です。もし、身近に通園している(いた)ママやパパがいるときには、実際の様子を聞いてみるようにしましょう。また、近所に知り合いがいなくても、公園などで下の子を遊ばせている現役通園ママに出会える可能性もありますよ。「実は幼稚園選びで悩んでいて…」と勇気を出して話かけてみましょう。幼稚園選びは悩むことも多いですが、過ぎてしまえば幼稚園に通う3年間はあっという間ですし、子どもは環境に馴染むのも早いため、「一生が決まってしまう…」と思い詰めすぎる必要はありません。「できるだけ、我が家に合った幼稚園を選べるといいな」くらいに考えつつ、9月の説明会ラッシュを乗り切り、幼稚園を選んでいきましょう!
2017年09月07日こんにちは、ママライターのましゅままです。幼稚園選びは、一度迷いだしてしまうとなかなか決められませんよね。子どもにとって初めての集団生活で、小学校に入るための準備期間である幼稚園は、妥協したくないもの。しかし、完璧な幼稚園はなかなかなく、どこも一長一短あり、入園させてから「失敗したなあ……」と嘆いているママもチラホラ。今回は、幼稚園選びの失敗談と良い幼稚園の特徴をご紹介します。●幼稚園選びの失敗談『のびのび系の幼稚園、とだけ聞いて自由に遊ばせてくれるのをイメージして、あとは近いからという理由だけで選びました。しかし、実際はのびのび系というよりただの放任保育で、先生の人数も少なくて全く目が行き届いていない。そのくせお金ばかりかかる園でした』(20代/男の子ママ)自由保育を中心とした幼稚園でのびのび遊ばせたい!と願うママも少なくないですが、まれに“のびのび系”とうたっておいて実際は事務の片手間に保育をし、子どもたちに全く寄り添わず、目も行き届いていないという状況の園もありますので、見学では十分保育の様子を見ておきましょう。また、大した教育もないのにお金ばかりかかる園は、子どもたちの為ではなく私利私欲のための運営をしていることがある ので要注意。『園の方針やかわいい制服にひかれて入園を決めましたが、親御さんの雰囲気がお上品な綺麗なママばかりで、自分には合わなくて浮いてしまいます。全く馴染めず、バスの待ち時間が本当に苦痛です。また、園長が宗教者で、その宗教に親も誘われるシステムになっていて、それを断るのがほんとに大変です……』(30代/女の子ママ)通わせている園児やママの雰囲気が自分たちに合っているかどうかも見極めポイント。幼稚園の説明会の際は、園はもちろんまわりの保護者の様子 を見ておきましょう。モラルのある保護者が揃っているか、過剰なセレブママばかりでないか、がチェックポイント。幼稚園はカトリックや仏教など信仰がある園が多いですが、その宗教を親にまで押し付けている様子がないかも要確認。『充実したカリキュラムがいいなあと思って選んだ幼稚園でしたが、逆に充実し過ぎてなんだかゆとりがなく、のんびりした性格のうちの子どもに負担をかけているようです。また、距離よりも教育を優先させて遠い幼稚園を選んだのですが、今年から下の子も通っておりバス代が2人分だと結構費用がかさむので、送り迎えをしています。片道20〜30分はかかります。毎日のことなので、この送り迎えが負担になっています。2人通わせるときのことを考えたら、近くて通いやすい園にしておけば良かったかなと後悔してます』(30代/女の子2児のママ)カリキュラムが充実した園は魅力的ですが、充実し過ぎて負担に感じるお子さんもいるので、子どもの特性に合っている園を選ぶようにしましょう。また、きょうだいがいて、2歳差や年子の場合、同時に通わせるときのことや上の子が小学校に上がってからの生活 も想定して園を選ぶようにしましょう。園によってきょうだい割引があるところとないところがあるので、要チェックです。●良い幼稚園とは●(1)経営重視ではなく子ども重視で運営しているマンモス幼稚園で先生の数が少ない園や、親に対する宣伝文句が多い園は要注意。子ども視点で運営されている園は、保護者の機嫌を取るようなことはせず、一貫して子どもに適した教育 をさせようとしてくれます。●(2)先生と園児両方が、生き生きとした表情で過ごしている園児と先生が生き生きとした表情で遊んでいるかどうか、見てみましょう。園児と先生が見学者と会い、あいさつできるかどうかも要チェックです。また、先生同士の人間関係が悪いと先生の表情も冴えません。特に若い先生の表情 を見てみてください。●(3)園長自らも子どもたちと接しているか余裕があれば、園長の様子も見てみてください。園長室でくつろいでいるばかりでなく、園庭や園舎に出て子どもたちの様子をきちんと見ているか、子どもたちが園長にも懐いているか 、がチェックポイントです。●大前提として、子どもの性格や特性に合っているかどうか大前提として、子どもの性格や特性に合っている幼稚園かどうかが大切です。とはいえ、まだまだ子ども自身で幼稚園を選ぶことは難しいので、さまざまな要因を踏まえて、最後はママの第六感で縁のある幼稚園を選びましょう。そして、今回は失敗談をご紹介しましたが、入園させたらこの幼稚園が一番!とし、後ろは振り返らないようにしましょう。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年08月14日GWが明けるといよいよ幼稚園生活も本格化!毎日のお弁当作りも始まります。私も子どもが小さい頃は慣れないお弁当作りに苦戦しました。今回は、日々実践しながら徐々に身につけた時短・簡単なお弁当作りのコツを紹介します。年少さんにぴったりのお弁当箱の大きさは?まず悩んでしまうのがお弁当箱の大きさ。お弁当の時間を見学していると容量300〜400ミリリットルのお弁当箱を使っているお子さんが多かったです。幼稚園の先生からは、「おうちでたくさん食べるお子さんでも、幼稚園では勝手が違うし、お弁当の時間も決っています。まずは確実に完食できる量のお弁当を用意し、“時間内に全部食べられた!”という自信をつけさせてあげましょう」というアドバイスをもらいました。私の場合は、子どもが時間内に食べられるようになってから、デザートやごはんを別容器で持たせるなど工夫して徐々に量を増やしていきました。今は汁がこぼれにくいロック式のものが主流ですが、初めてのお子さんには開けにくいようです。必死で開けようと横にして、フタがはずれた途端に中身がこぼれてしまう…、ということも。私は自宅でフタの開閉の練習をさせてみました。(上:開けるのにコツがいるロック式のお弁当箱、下:温飯器に入れるのに適しているアルミのお弁当箱)お弁当のおかずは基本の3色「赤・黄・緑」でカラフルにカラフルでかわいいお弁当は目にも楽しく、食欲もわきます。とはいえ朝は大忙し!朝食の支度、子どもの世話、送っていくために自分の着替えやメイクもしなきゃいけない…。お弁当作りにばかり時間をかけてはいられません。よく「カラフルなお弁当の基本は“赤・黃・緑”の3色を入れること」と言われますが、毎日のことなので、私は「赤はミニトマト、緑はブロッコリーか枝豆、黄色は卵料理」と決めていました。幼稚園児のお弁当箱は小さいので、この他に2品程度のおかずを入れるとすぐにいっぱいになります。特に、断面が星型のオクラ、ブロッコリースプラウト、片側だけサヤをむいたスナップエンドウなど見た目がかわいい食材を入れるとうちの子は喜んで食べてくれました。(赤・黃・緑のおかず一例)調理方法と手順を工夫して、少ない調理器具で洗い物を少なく!お弁当を作った後は子どもを幼稚園に送っていかなければなりません。その足で役員会や係りの仕事に行き、そのままお迎え、すぐに習い事に行き帰宅は夕方…、という日もよくありました。朝家を出る前に洗い物まで済ませておかないと後が大変!お弁当作りはなるべく手早く、少ない調理器具で終えられるよう工夫していました。私が実践していたのは…☆時短のため、電子レンジ、トースター、フライパンと調理方法を分ける☆いちいちフライパンを洗わない。卵焼き→ナポリタン→煮込みハンバーグ、など1つのフライパンで順に仕上げる☆野菜や卵を茹でる時も1つのお鍋で色の薄い野菜から茹でていく。卵は最後。☆前日の夕飯の支度の時に材料を取り分けておき、翌朝炒めるだけの状態にしておく☆彩りに使うニンジンなどはお米を炊く時に一緒に炊飯器に入れておく(ごはんと一緒に炊き上がります)園児に人気のかわいいおかずと100均グッズ幼稚園生活に慣れてくると、子ども同士お互いのお弁当をのぞくようになるようです。一緒にスーパーで買い物をしながらお弁当のおかずのリクエストを聞いたとき、冷凍食品のコーナーで、「◯◯ちゃんのお弁当に入っていたこれが食べてみたい」と目をキラキラさせながら言われてショックを受けたことも。手作りにこだわっていたのは私だけでした。(子どもたちの幼稚園で人気だったおかず。キャラポテト、占いカップに入ったグラタン、キャラクターのイラスト入りウインナーなど)毎日のお弁当作り、冷凍食品や便利アイテムを使用しつつ、ムリなく楽しく続けられますように!<文・写真:フリーランス記者森藤理絵>
2017年05月02日よく聞く、「小学校は別世界」という言葉出典 : 発達障害のある子どもを育てている親にとって、小学校入学というステージはとても不安なものだと思います。それまで楽しく遊んでいれば良かった幼稚園・保育園の頃と違い、学習という活動がメインとなるのが大きな理由でしょう。また、幼稚園や保育園では手厚い支援をしてもらい、とにかく褒めて育ててもらえていた状態だったお子さんにとって、集団のルールを守ることに重きが置かれている小学校では、息苦しさを感じることが多いのです。幼稚園・保育園ではのびのび楽しくやっていたのに、小学校に入ってから急に自信を失うようになって…というようなお話を、私は幾度となく発達障害児の保護者から聞いてきました。ですから、発達障害のある息子の小学校入学は私にとって緊張感が漂うものでもあったのです。今のところ、息子は小学校の先生たちに手厚く支援していただいているおかげで、毎日楽しく通っています。けれどもやはり、小学校生活のさまざまなことで混乱をしている様子。それは、幼稚園時代にはなかったことでした。トイレに行ってはいけない!?息子の混乱例えば、小学校から帰ってきた息子が、こんな相談をしてきたことがあります。「今日ね、授業中におしっこもらしそうになって。先生にトイレ行きたいです!って言ったんだ。そしたらね…」Upload By モビゾウ「『小学校ではトイレは休み時間に済ませましょう』って先生に言われたの。それなのにね…」Upload By モビゾウ「先生は休み時間に済ませましょうって言ったのに、『はい、じゃあ行ってらっしゃい』って言われたんだよ。意味が分からないでしょう?」なるほど、先生は「本当は休み時間に済ませるのがルールだけど、今日は特別に行ってもいいよ」ということを言いたかったのでしょう。けれども息子は、この「今日は特別に」という部分が先生の言葉から読み取れないのです。先生の言葉をそのまま理解するため、「行ってはいけない」「はい、行ってらっしゃい」という言葉を同時に言われたことに混乱してしまったのでした。Upload By モビゾウさらに息子は、「小学校ではトイレは休憩時間に済ませるってことは、授業中にお腹痛くなったり気持ち悪くなったりしてもトイレに行っちゃいけないのかあ。どうしようどうしよう。お腹痛くなったらどうしよう」と悩み始めたのです。息子の発達障害の特性の一つなのですが、言外の意味を読み取るのが苦手なだけではなく、思考が0か100の両極端に偏りやすいのです。息子は「トイレは休み時間に済ませましょう」という先生の一言を、「具合が悪くても、何があっても、授業中のトイレは我慢しなければならない」という風に、極端な形で解釈してしまうのでした。無数にある集団生活のルール。それを把握することの困難さ出典 : このように、小学校には集団生活を円滑に送るための無数のルールが散らばっています。さらに、そのルールには例外や変更が沢山あるのですが、発達障害児にはそれを把握することがなかなか難しいのですのびのび遊ぶこと、褒められることがメインだった幼稚園時代に比べて、小学校に入ると「こういうルールがあるからダメ」ということが増えていきます。発達障害児は、なんとなく周りとうまくやれる程度にルールを把握するということが苦手です。小学校が別世界というのはこういうことだったんだな、と毎日混乱する息子を見ながら、私もなんとなく理解できたのでした。
2017年04月20日【ママからのご相談】2017年春の幼稚園入園に向けて、願書の提出も終えました。今まで、家で娘と2人べったりの生活をしてきたので、初めての集団生活への期待と不安が入り混じっています。毎日元気に通ってくれるかな? お友達となかよくできるかな?などの心配もありますが、一番気がかりなのは現在の娘の生活リズムが整っていないことです。お昼寝したりしなかったりで、就寝時間も起床時間もまちまち。とても規則正しいとは言えません。このまま春を迎えて、幼稚園へ行く生活が始まることが不安で仕方ありません。●A. 今から準備すれば十分に間に合う! 早寝早起きを身に着けようご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。幼稚園の入園準備の段階で、このご心配をなさっているママさんはとても素晴らしいなと思ってしまいました。このコラムを書くにあたり、私の1人目の子どもが幼稚園に入園する前のことを思い返してみました。すると、昼間たくさん遊んで疲れてしまうと夕方遅くまで昼寝してしまうことはしょっちゅう、悪いときは夕食を食べず、お風呂にも入らずそのまま朝まで眠ってしまうこともあったと分かりました。その生活を、入園直前から急に“幼稚園仕様”に変えていくのはとても困難なことですよね。私自身はもう少し早くそのことに気がつくべきだったと思います。実際、入園後にとても苦労をした記憶があります。生活リズムを整えることは、お子さんの健康な生活を支える上でも極めて重要。早めの準備で確実に入園に間に合いますよ!●早寝早起きがなぜいいのか・理由1:睡眠を十分にとることができると、朝スッキリと起きられるから・理由2:起床時間が早いと、朝ごはんをゆっくりと食べられ、身支度をしたりトイレに行ったりする時間もゆっくりとれるから小学館発行『めばえ』の編集部が行ったアンケート調査において、「お子さんが起きる時間は?」という質問に対して、最も多かった回答が「7時」で44%、次いで「6時」が25%という結果に。つまり全体の約70%が7時までに起床している ことが分かりました。この結果を見て、こんなに早起きを実践できているご家庭が多いのかと驚きました。しかし、朝はお弁当作りや身支度に思った以上に時間がかかるものですから、この結果にも十分説得力がありますね。わたしは分かっていてもなかなか自分が早起きできずに大変苦労しましたが、こんな体験談を聞かせてくれたママさんがいますのでご紹介します。『息子はバス通園しています。バスの時間が8時前のため朝の支度が本当に大変です。朝ごはんと身支度にどうしても1時間以上かかってしまうので、バスの時間の1時間半前に起こすようにしたところ、少し余裕が出てきました。慣れるまでは大変でしたが、習慣化できたらとても楽ですよ』(年少の男の子のママ)全てできるギリギリの時間で起きるのではなく、余裕を持った時間配分ができるというのがポイントですね。●寝る時間にも注意しましょう前出のアンケート調査において、「お子さんが寝る時間は」という質問に対し、最も多い回答が「21時」の47%で、次いで「22時」が19%、「20時」が18%という結果でした。こちらの結果にはややばらつきを感じますが、やはり幼児は“お昼寝”をしてしまうと就寝時間が遅くなりがち ということなのでしょうか。わが家の娘は、赤ちゃんのころから“全然寝ない子ども”だったので、お昼寝云々とは別の理由で夜寝てくれず、困り果てていましたが……。お子さんの寝かしつけについてリサーチしたママさんの体験談で、とても参考になる話を聞くことができましたのでご紹介します。『主人が仕事から帰ってくると、目が冴えて元気になってしまう息子。なかなか寝てくれなくて困っていました。そこで、夫から“電気を消す係”に任命してもらうことに。息子は寝る時間になると、部屋中の電気を消してまわる係になり、自然とその後寝る体勢に入ってくれるようになりました』(5歳の男の子のママ)お子さんに寝ることを強要していないところが素晴らしいですね。●お昼寝は時間を決めて同調査において、「お昼寝の平均睡眠時間は?」という質問に対し、最も多い回答が「2時間」で52%、次いで「1時間」が30%という結果でした。1位の回答の「2時間」という結果の年齢別の内訳は、1歳が59%、2歳が49%、3歳が21%と年齢が大きくなるほど減少傾向 にありました。ただし、夜の就寝時間に影響が出ないよう15時くらいまでにお昼寝を終わりにできると良いようです。『公園で午前中にたくさん遊んだら軽くお昼を食べて、1時間だけお昼寝しています。1時間たったら寝ていても起こしてしまうのです。初めはもっと寝かせてあげたほうがいいかなと思いましたが、起きたあとも元気いっぱい遊んでいる様子に安心しています。夜もしっかり寝てくれるし、このリズムがちょうどいいかも。私も時々一緒にお昼寝してしまいますよ』(3歳の女の子のママ)子どもがお昼寝しているあいだに済ませてしまいたいあれこれは、一旦置いておく。そして一緒に疲れをとるというのはいいアイデアです。----------いかがでしたか?ご参考になる体験談がありましたでしょうか。お子さんとの生活を幼稚園モードにしていく準備を早めにしておこうという素晴らしい心配りに感心しきりの筆者ですが、ぜひとも肩の力を抜いて楽しんでみてくださいね。【参考文献】・『AERA with Baby(2016年2月号)』朝日新聞出版●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年11月14日働くママの多くが、子どもの預け先として保育園を選びます。でも、最近では預かり保育などの充実もあり、あえて幼稚園を選ぶ働くママも増えてきました。共働き家庭がほとんどの保育園とは違い、幼稚園に子どもを通わせながら仕事をするには、選ぶ際に大切なポイントがあります。働くママが幼稚園を選ぶとき、チェックすべきポイントを知っておきましょう。■幼稚園の預かり保育 費用はどうなっているの?保育時間が9時から14時くらいまで、というイメージのある幼稚園ですが、最近では預かり保育を行っている園も増えています。中には早朝の預かり保育に対応してくれたり、夜も19時頃までOK、という幼稚園も。ただし、このとき気をつけなければいけないのが、預かり保育にかかる費用です。一般的に3歳以降は保育料が安くなる保育園と比べ、幼稚園では通常の保育料に加えて預かり保育の費用がかかります。たとえばフルタイムで、平日全て預かり保育を利用するとなると、かなり費用がかさんでしまうことも。保育園よりも割高になるケースもあるため、トータルでの費用を事前にシミュレーションしておきましょう。■平日開催の行事をチェック幼稚園は平日開催の行事が多いもの。問題は、その行事に、保護者の参加や手伝いが必要かどうかです。バザーへの出品や運動会の準備などのお手伝い、親子遠足、保育参観といった保護者参加行事。そのような平日のイベントがあまりに多いと、仕事に支障をきたしてしまうことにもなりかねません。行事への保護者の参加の頻度は、園によってバラつきがあります。できるだけ事前にリサーチしておくとよいでしょう。■習い事をさせたい場合は課外教室に注目働くママの悩みのひとつが、子どもの習い事問題です。仕事のある平日に習い事の送迎をするのは難しく、かといって休日に習い事を集中させると、家族で過ごす時間が少なくなってしまいます。そんなときに注目したいのが、幼稚園の課外教室です。園によっては外部の講師を招くなどして、通常の保育時間後に課外教室を開催しているところがあります。その内容は、体操、絵画、英語、バレエ、ピアノ、サッカー、習字などさまざま。保育時間終了後にそのまま参加できるので、子どもを送る手間も省けます。子どもの習い事を考えるなら、幼稚園にどんな教室があるのかに注目して、上手に活用してみてはいかがでしょうか。■幼保一体型の認定こども園とは?幼稚園と保育園、両方の機能をあわせもつのが認定こども園です。入園にあたっては3つの認定区分があり、「保護者の就労などにより保育を必要とする子ども」の場合は、2号(3歳以上)または3号認定(3歳未満)という保育認定になります。保育認定の場合は入園手続きも保育園と同じく市役所等の自治体で行い、就労証明書などの書類も必要になります。ただし園によっては直接入園申込みを行うケースもあるため、事前にお住まいの自治体に問合せをしておきましょう。また、「認定こども園は働くママが利用しやすいはず」と安心してしまいがちですが、保育園に比べれば、やはり行事やイベントが平日に行われることは多いようです。園のカラーはさまざまなので、幼稚園を選ぶとき同様、できるだけ事前にリサーチしておきたいですね。
2016年09月23日わが子が初めて集団生活をする幼稚園。ママは不安でいっぱいかもしれません。そこで、現役の幼稚園の先生に聞いた、入園してからのママたちの悩みと、その対処法を紹介します。友だちと遊べている?これまでなら、わが子がひとりぼっちになっていたら、ママが声をかけてあげることができました。しかし、ママの目は幼稚園までは届きません。「子どもが困っていないか? 寂しい思いをしていないか?」と心配でたまらないという思いから、帰宅後の子どもにあれこれと聞き過ぎてしまうママがいるようです。また、入園当初は一日中、子どものことばかりが気になって、外出もままならないことのあるママもいると聞きます。でも、ママがあまり心配し過ぎると、かえって子どもが不安になってしまうことがあります。ママは子どもが幼稚園に行っている間は心配せず、自分のことをするのがよいそうです。どうしても皆の輪に入れない子どもがいたとしても、先生はそんな子どもと一緒に本を読むなどして、過ごしてくれるのだとか。入園シーズンはたくさんの先生が子どもたちを見守ってくれて、1日でも早く幼稚園に慣れるようにと工夫してくれています。ですから、安心しておまかせしましょう。それでも心配なときは、子どもにあれこれと聞くのではなく、先生に直接聞いてみましょう。お弁当が残っているのはなぜ?子どもの好きなものを詰めて、一生懸命につくったママのお弁当。そのお弁当に残りものがあると、「どうしたのだろう?」と心配になるかもしれません。体調不良で残すときもありますが、元気なのに残っているときの一番の理由は、友だちとのおしゃべりに夢中になってしまい、食べきる時間がなくなってしまったとき。だけどその理由を、ママの「どうして残っているの?」という質問に対して答えることは、この年齢の子どもには難しいことです。お弁当が残っていても元気そうであればあまり気にせず、それでも食べ残しが続くようならば、先生に相談してみてください。ほかのママたちと、どうつき合えばいい?子どもの初めての集団生活は、ママにとっても初めての幼稚園ママ友とのおつき合いが始まります。子ども同士の遊びの約束や、情報交換などのためにも、話せる友人をつくることは大切です。けれど、ママ同士が必要以上に仲良くしなければいけないことはありません。小学校に通うようになると、子どもは子ども同士で遊ぶ約束をし始めます。また、学校であったこともある程度は伝えることができるようになります。ママ同士のおつき合いもそれほど必要ではなくなります。したがってこの時期は、子どもがスムーズに幼稚園生活を送れるようにすることが一番大切です。変に意識することなく、ママ同士がほどよい距離感が保てるよう、最初から自分のスタイルをつくっておくこともひとつの方法です。幼稚園ママ友とのつきあい方は難しいという話も耳にしますが、先入観をもたずに、同じ幼稚園に通う子どものママとして、気持ちよくおつき合いができたらよいですね。<のりこ(フォークラス)>
2016年03月23日この春、幼稚園への入園を控えているご家庭では新しい生活が始まる4月に向けて、いまは期待と不安がいっぱいかもしれません。心も体も大きくなる大切な幼児期だからこそ、早く園に慣れて充実した毎日を送って欲しい。そう思っているママのために、幼稚園の入園式前に知っておきたいことを紹介します。入園に向けて、ママ自身の準備も忘れずに通園バックやランチセット、上履き、お着替えなど、入園にあたり用意するものはたくさんあります。必要なグッズのリストを作り、しっかりとチェックをしたいものですね。もちろん、入園式に着ていくママのセレモニースーツも忘れずに用意を。明るめカラーのスーツやワンピースを着用する人が多い印象ですが、使いまわしがしやすいダーク系の色でもOKです。ただし、その場合はインナーやコサージュで華やかさの演出を忘れずに。めでたいイベントですから、明るさを意識してくださいね。素材はシワになりにくいものを選ぶのがベスト。くたびれ感が出ないように気をつけたいものです。型崩れしにくく肌触りにこだわりたい方は、ウールを選ぶとよいでしょう。また、背を高く見せたい人は、ベルトやリボンなどの装飾でウエストマークされているタイプを。ぽっちゃりさんは、コサージュをやや上につけるか、縦長のイメージをつけるため長めのネックレスで、コンプレックスをカバーしましょう。ちなみにネックレスはパールが基本です。幼稚園の役員は負担がある分、メリットも大きい幼稚園では、遠足や運動会、バザーなどさまざまなイベントが待っています。子どもたちにとっては大きな楽しみですが、それをサポートする側のママたちは、役員になると多少なりとも負担がかかるのは事実です。「できれば避けて通りたい」と敬遠する人も少なくないでしょう。しかし、役員を引き受けることで、人の輪は確実に広がります。幼稚園内に知り合いがいないママは、役員の仕事をキッカケに気の合う友だちを見つけてみては? 同じクラスのママはもちろんのこと、違う学年のママとも知り合うチャンスです。園の特徴や雰囲気、この先の行事などもいろいろと教えてもらえて、知識も深まることでしょう。役員の用事で園を訪れたときには、園で過ごす子どもたちの様子を垣間見ることができたり、先生との意思疎通が図れたりするというメリットもあります。実際、役員をしたことで、子どもの頑張りや成長をより間近で感じられるという声を多く耳にします。ただ、同時にママ友とのつき合い方に頭を悩まされるケースもないとは言えません。価値観が似ている人であればつき合いもラクですが、なかには苦手なタイプもいることでしょう。その人とは1対1の付き合いを避けるのがベター。グループで会うことを心掛けてください。幼稚園に通うのが嫌で、泣いてしまう子どもへの対処法入園直後には、毎朝行きたくないと大泣きをする子の姿もチラホラと見かけます。慣れない集団生活や急激な環境の変化についていけなかったり、大好きなママと離れなくてはいけなかったりというのは、子どもにとってストレスなのでしょう。けれど、そこで休ませてしまっては、逆効果になることも。とにかくママは朗らかに送り出すこと、そして帰宅時は笑顔迎えることを意識してください。家で過ごす時間が愛で満たされれば、子どもは帰ってくる場所があることを理解し、安心して園に通えるようになるはずです。それでも長引く場合は担任の先生と相談し、密に情報を交換しあって、嫌がる原因は何かを模索してください。成長のペースは、子どもによって違います。親としては心配する気持ちもあるでしょうが、子どもは案外とたくましいものです。子どもにとって有意義な園生活になるよう温かく見守ってあげましょう。(EKKO <フォークラス>)
2016年03月12日子どもが幼稚園に入園する前は、さまざまな疑問や心配を抱えている人も多いはず。「何をどこまでできていればいいの?」と不安を感じているママもいるでしょう。今回は、幼稚園の入園までになるべくできるようにしておきたいポイントを4つピックアップしてみました!■幼稚園入園までにやっておきたいこと(1)挨拶ができる子どもにとっても大人にとって、大切な挨拶。「おはようございます」「いただきます」「ごちそうさま」「さようなら」など、基本的な挨拶は入園前にしっかりとマスターしておくことが大切です。しかるべき時にしっかり挨拶することは、生活にメリハリを持たせることにも繋がるので、今のうちからママ自身が丁寧に挨拶をすることを心掛けておきましょう。■幼稚園入園までにやっておきたいこと(2)はさみが使えるはさみは入園してすぐに使用するものではありませんが、はさみやのりを使って工作をする場面は必ず出てきます。入園前にマスターしておいたほうがよいでしょう。はさみの正しい使い方を教えるのと同時に、「はさみの刃は人に向けない」「人に貸す時ははさみの刃を持って渡す」「絶対に立って使わない」などのルールも伝えておきましょう。■幼稚園入園までにやっておきたいこと(3)トイレでおしっこ、うんちができるほとんどの子どもが幼稚園入園までにトイレで排泄できるようになっています。しかし、だからと言って「うちの子、まだできない!」と慌てる必要はありません。子どもは1人ひとり、個性や発達スピードが異なるので、我が子のペースを受け入れてあげることが大切です。それに、絶対に入園前にオムツがはずれていないといけないという決まりはありません。もしもオムツが外れていない場合でも、先生の協力を受けると、自然とトイレで排泄ができるようになるので、まずは落ち着いて、子どもを温かく見守ってあげましょう。■幼稚園入園までにやっておきたいこと(4)好き嫌いをできるだけなくしておく幼稚園というと、ママの手作り弁当というイメージがありますが、給食や業者のお弁当という園も意外とたくさんあります。給食の場合、必ずしも大好きなメニューだけが並ぶというわけではありません。できる限り好き嫌いをなくして、何でもまんべんなく食べられるようにしておきましょう。とはいえ、無理強いをしてまで食べさせる必要はありません。入園前までは好き嫌いばかりしていたのに、お友だちと一緒に食事をすると影響され、嫌いな食べ物でも「食べてみようかな」という気持ちになって、そこから何でも食べられるようになったというケースも多々あります。「食べられないなら仕方ない」というくらいの、大きな心で接するように意識しておいてくださいね。ちなみに、「入園までに文字の読み書きができないとダメかしら?」と思うママは多いようですが、基本的に文字の読み書きは入園後で大丈夫! 年少児のクラスでは、まだ文字の読めない子どもでもわかるように、さまざまなところにイラストで目印が貼られています。靴箱やお道具箱など、個人で使用するものにも各自の決まったマークをつけているので、自分の名前が読めなくても心配はいりません。次第に子どもも文字に関心を持つようになるので、文字の読み書きは入園してからでも遅くないですよ!入園までまだ時間はあります。今のうちにできるだけ取り組み、安心して入園を迎えられるように頑張りましょう。
2014年11月05日お子さんが2歳ぐらいになると頭をよぎる…「幼稚園選び」。働くママ需要から4年保育の幼稚園も増えてきていますが、多くのママは3年保育を選ぶようです。お受験しよう! という明確な目標があるなら別ですが、幼稚園の特長が際立ち、多様化しているので「どんな幼稚園を選んだらいいのか?」「いつから、どんな準備をすればよいの?」と悩むママたちはとても多いです。■プレ幼稚園が鍵! のところも増加2歳~満3歳までの3歳児対象に行われるプレ幼稚園。プレ幼稚園は、実際に幼稚園がどんなところか? どんなことをするのか? 雰囲気や教育方針を感じることができる機会で、週1回、月に2~3回など幼稚園によって実施スパンは様々です。特に人気の幼稚園は、プレ幼稚園に通学しているお子さんを優先する、という実態も増えているようです。このプレ幼稚園の募集は、11月末~というところが多く、夏ぐらいから情報収集をして興味ある幼稚園をピックアップし、見学に行くスケジュールを立てることが望ましいようです。■先ずは、情報を集めよう!プレ幼稚園でも幼稚園でも、情報収集が要。先ずは、近所や通える範囲にどんな幼稚園があるのか、調べましょう。行政が発行している幼稚園ガイドなど役所や関連事務所で手に入れることや市区町村別にある私立幼稚園協会のホームページをチェックするのが手っ取り早いでしょう。そこで、園の教育方針、ママが重視するところを確認し、見学に行くところをリストアップしましょう。■百聞は一見に如かず! どんどん見学に見学に行きたい幼稚園をリストアップしたら園に見学したい旨の連絡をし、見学方法を確認しましょう。実際通っている園の先輩ママがいたら話を聞いてみるのもよいでしょう。ただし、すべての話を鵜呑みにすることはおススメできません。他のお子さんには合っているところでも自分の子どもはどうなんだろう? という視点を忘れずに、あくまでママ自身が判断するひとつの材料として参考にしてくださいね。実際に、先輩ママに聞いてみると「近所のお子さんが通っていて勉強にとても力を入れていて、幼稚園児で漢字が書けるなどの成長に感銘を受けたが、実際に見学に行くとやんちゃな息子には、向いてないなぁ~と実感。結局、今は遊んで学ぶことが大切! と思って、遊びの経験重視の幼稚園にしました」という経験も。こういう時のママの直感はとても大切です。■結局は、こんな理由で選びました! 先輩ママ談「お弁当づくりが苦手だったので、自営の給食があるところを第一優先に決めました!(年中・男の子)」「2人目を考えていたのですぐに迎えに行ける近いところを…(年少・男の子)」「お寺系の幼稚園なのですが、イマドキ体験できない和の行事を経験できることに惹かれた(年少・女の子)」「私が働いているので、夏季保育や延長保育の料金がリーズナブルなところ!(年中・女の子)」「幼稚園ながら学力に力を入れていて、論語を学んだり、少人数制で目の届く保育に魅力を感じた(年長・男の子)」「パパも幼稚園のことに積極的に参加したい! 願望があったのでパパ会が盛んなところがポイント?!(年中・女の子)」「父母会の活発さ。あまり活発でない方が良かったので!(年長・女の子)」など。お子さまの性格やママがお子さまの成長で重視する点などと照らし合わせて、多角的に判断できるとよいと思います。
2014年07月25日