Goose houseでの活動からソロデビューし、洋楽とJ-POPのハイブリッド的なセンスを感じる音楽を発信してきた竹渕慶。1年3カ月ぶりの新作「The Rose」などスタンダードナンバーのカバー4曲にオリジナル曲を加えたEP『Songs for You』を12月8日(金) に配信リリースする。12月23日(土) にはクリスマスライブも開催。幸せな記憶の箱を開ける、温かい夜が届けられそうだ。――慶さんというお名前には、どんな由来があるんですか?竹渕みんながハッピーで“よろこばしい”という意味で、父が付けました。実は母が竹内まりやさんの大ファンで、せっかく名字が似ているからと“竹渕まりや”と名付けたがったのを、父が必死に止めたそうです(笑)。――小3から小6までロスで暮らしたそうですが、お父さんは最初からインターナショナルな観点もお持ちだったり?竹渕KEIって海外でも呼びやすい名前というのは、若干意識したみたいです。――EPの先行で配信された「The Rose」が1年3カ月ぶりの新作となりました。このタイミングでこの曲というのは、どういう想いからだったんですか?竹渕「The Rose」は高校生の頃、母とDVDで観た映画の主題歌ですけど、32歳の大人の女性として、体制も新しくなったところで、今後は何を歌っていくか。自分のバックグラウンドから今に至る経緯を改めて見返したとき、小さい頃にアメリカに住んでいた、英語に馴染みがある、Goose houseでカバー中心に活動して知っていただいた……ということと全部合致して、洋楽のスタンダードを今の声で歌うのがいいかなと思いました。――その中で「The Rose」が真っ先に浮かんだわけですか。竹渕映画の『The Rose』が女性シンガーのジャニス・ジョプリンをモデルにしていたのと、今年亡くなった祖父の告別式で、ワンフレーズを歌ったんですね。母が祖父に毎年バラを送っていて、群馬の生家の庭で今も咲いている。「The Rose」を告別式で歌ったのも母の提案でした。そんな今年のエピソードと愛にまつわる思い入れがある曲です。――高校生で観た『The Rose』は衝撃的だったのでは?竹渕大きかったです。芸能界やアーティストはキラキラしたイメージで、えげつない部分は知らなかったので。でも、とてつもないプレッシャーの下でボロボロになりながらも歌い続けて、最後は孤独だったけど愛を探し求めたシンガーの生き様にも、ドーンという衝撃がありました。――ベッド・ミドラーが演じた主人公がステージで倒れて、エンディングで流れた「The Rose」をどんな気持ちで聴いていたかは、覚えていますか?竹渕号泣していた記憶があります。そのときは歌詞をちゃんと聴いていたわけではなくて、ベッド・ミドラーの声に胸を打たれていた感じです。大人になってから歌詞を読み返して、こんなに深いことを歌っていたのかと思いました。あれから15年以上経って、私もいろいろな経験をして、これまでの出来事が浮かんだり。32歳になった今だから歌えると思いました。――たくさんのシンガーがカバーしてきた曲ですが、自分なりのアプローチも考えました?竹渕この曲に限らず、カバーをさせていただくときにずっと意識してきたのが、考えすぎない、作り込みすぎないことです。オリジナルのアーティストさんへのリスペクトはありつつ、特に今回のEPはありのままの自分を飾らず出すのがコンセプトだったので。――それもあって、鶴谷崇さんのピアノとの一発録りに?竹渕そうですね。確か2~3テイクをツルッと録って、結局は(サウンドチェックを兼ねた)テイク0を収録しました。毎回決まった歌い方はしてなくて、細かいところが違っていましたけど、逆に言えば、そんな形で歌うことを意識したかもしれません。――キャリアのあるシンガーさんだと、レコーディング前の練習はするものですか?竹渕することはしますけど、個人的にはしすぎると変化がなくて、つまらなくなってしまう気がします。何回もスタジオに入って声出しをするのでなく、どう感情を持っていくか、どこでダイナミクスを作るか、頭の中でイメージすることに割く時間が多いです。――「The Rose」について、32歳の今だから感じたのは、どんなことですか?竹渕中高生の頃は「愛って何だろう?」と考えたとき、明るくポジティブなイメージでした。今になると、陰があっての光ということもわかってきて、死があって初めて知る愛もあると思います。「The Rose」の歌詞ではloveを陰のものに例えながら、最後には温かい希望だと歌っていて。そこが深いなと感じました。――EPの他のカバー曲にも、それぞれ思い入れがあるわけですか?竹渕サイモン&ガーファンクルは小さい頃からずっと聴いてましたし、「Hallelujah」も両親がクリスマス時期に流す洋楽クラシック集に入っていました。今回のEPでは誰かに向けて歌っている曲を集めて、タイトルも『Songs for You』にしましたけど、好きだなと思っていた曲ばかりです。――愛や希望を語り掛ける歌が揃いました。竹渕時代を考えて選曲したわけではないですけど、70年代、80年代のアメリカはベトナム戦争の影響がまだあって、オイルショックで景気もすごく悪くて。みんなが辛かった時代に、作者がどこまで加味したかはともかく、そんな背景から生まれたメッセージは少なからずあるのかなと。今も世界で戦争が起こっていて、日本でも若い人たちが経済的に苦しんでいる。この時代に歌うことに意味がある曲だと思ったところもあります。――「The Rose」以外の曲もピアノとの一発録りで?竹渕「The Rose」は頭から最後まで歌ったテイクをそのまま使っていて、他の曲は部分的に入れ替えたりもしていますけど、全部ピアノと歌を同時に録りました。――「A Song for You」では低音が耳を引きます。竹渕私は高い声をトレードマークにしてきましたけど、だんだん自分の声も変わってきて。大人のシンガーソングライターになっていく中で、今まで出してこなかった低音も聴かせていこうという想いもあります。――技術的に難しさもありました?竹渕確かに今回のEPで、テクニック的には「A Song for You」が一番難しかったです。高低差がすごくあって、メロディが動いて、低音がしっかり出ていないと説得力がない。一発録りということもあって、緊張感がありました。――「Hallelujah」は歌詞が難解ですよね。ダビデが出てきたり。竹渕歌詞にちゃんと着目したことは正直なくて、旧約聖書からの引用もあって、クリスチャンでない私が賛美歌を歌っていいものかと、ちょっとよぎりました。でも、調べたらレナード・コーエンさんも「賛美歌ではない」と明言されていて。大きな愛の歌として作ったということだったので、自分なりに歌えたらと思いました。――オリジナル曲の「Voice of an Angel」はリリース直前に出来上がったとか。竹渕ギリギリで完成しました(笑)。カバー曲を選ぼうと自分のバックグラウンドを辿っていた中で、小さい頃に教会で歌ったときの、トラウマに近い悔しい思い出があったんですね。自分が今も歌い続けている原点のエピソードなので、それを曲にしようとテーマから決まった感じです。――小さい頃というのは、何歳のときですか?竹渕9歳から12歳までロスに住んでいて、帰国の3カ月前になって「やり残しことはないか?」と親に聞かれたんです。近所にゴスペル教室があって、大柄な黒人のおじさんが教えていて、そこに行ってみたくて連れていってもらいました。2回くらいレッスンを受けて、声の出し方とかを学んだら、先生に「クリスマスイブに教会でミサがあるから、「Silent Night」を独唱しないか」と言われたんです。――ひとりで歌ったんですか。竹渕聖歌隊とかも歌ってましたけど、独唱を任されました。でも、めちゃくちゃ練習して挑んだのに、もうボロボロ。知らない人たちの前で歌うのが初めてで、声を出そうとしているのに、ノドでつっかえて出ない。2番はまるまる歌えませんでした。――うまく歌う以前に、声が出なかったと。竹渕2番は頭の1行目だけ。それも声が震えて音に全然当てられない。動揺して声が出なくなって、オルガンの音だけで曲が終わって。本当にトラウマになりました。――でも、乗り越えたんですよね?竹渕トラウマのままで終わっていたら、「もう歌うのはイヤだ」となっていたと思います。けど、歌い終わったら、ミサに来ていた十何人かの方たちが寄ってきて、「素晴らしかった。きれいな声だった。天使の歌声だった」と言ってくれたんです。――まさに「Voice of an Angel」だったと。竹渕そうなんです。励ましてくれたんだと思いますけど、ウソの言葉ではない感じがして。その経験があって、うまい・ヘタとは別のところで伝わるものがあるんだと、子供ながらに知りました。幸せな経験になって、以後も歌うことができました。――竹渕さんはインディーズでのソロデビューからだと10年になりますが、作品を量産するタイプではないようですね。竹渕そうですね。ソロではフルアルバム1枚、ミニアルバム1枚。グループを抜けてからは5年で、スモールチームで探り探り、今できることをコツコツやる方針でした。――発表してなくても、曲は日頃から作っているんですか?竹渕ちょこちょこやっています。ムラはあるんですけど(笑)。――「作るぞ」という感じで籠るわけではなく?竹渕作ろうと思ってピアノに向かうと、出てこないことが多くて。身の周りで起きたこと、人が話していたことから想いが巡って、自分の感情が溢れたら作る、みたいなパターンが多いです。今回の「Voice of an Angel」はEPのために作りましたけど、ずっと自分の根っこにあった想いだったので、わりとスッと出てきました。――曲と詞が一緒に出るんですか?竹渕そうなんです。1行目のメロと詞がポンと出てきて、そこから組み立てることが多いです。――カフェとかで詞を書いたりはしませんか?竹渕グループ時代はずっと、そういう作り方をしていました。いろいろなパターンがありますけど、やっぱりメロと詞が同時に出たときのほうが相性が良くて。型にハメず、字数をあまり考えなくても、できたときにしっくりきます。――曲を作っていて煮詰まることもありますか?竹渕めちゃめちゃあります(笑)。途中で「私は何を言おうとしていたんだっけ?」となったり、どんなメロをハメてもしっくりこなかったり。――そういうときは、どうするんですか?竹渕寝ます(笑)。「もう、やーめた」って。あるいは全然違うことをやったり、一回記憶を飛ばします。無理に続けるより、寝るのが一番ですね。――12月23日にクリスマスライブがありますが、竹渕さんのオリジナル曲「クリスマスの話」は、意表を突くお母さんの歌でした。竹渕母目線で書きました。クリスマスは毎年、家族と過ごしています。――大人になってからも?竹渕そうです。実家に帰って。たいしたことをするわけでなく、ケーキを食べるくらいですけど。――「クリスマスの話」のように、お寿司も出たり?竹渕お寿司は最近は出ないかな(笑)。母の実家にクリスマスに行くと、お寿司とイチゴのケーキがありました。母にとってのクリスマスごはんのイメージですね。――特に印象的なクリスマスの思い出はありますか?竹渕アメリカにいたときのクリスマスが一番思い出深いかな。広い一軒家で暖炉があって、火をくべてクリスマスソングが掛かって、ツリーもあって。25日の朝はプレゼントも楽しみ。あのワクワク感、多幸感は忘れられません。――クリスマスにディズニーランドに行ったり、オシャレなホテルでパーティーを開いたりはしませんか?竹渕ないですね。クリスマスは街に出るより、大切な人たちと過ごす時間というイメージが強いです。アメリカ的かもしれません。――今回のライブで歌うかは別にして、好きなクリスマスソングもありますか?竹渕あります。小さいときにずっと流れていたナット・キング・コールの「ザ・クリスマス・ソング」とか、フランク・シナトラのクリスマスアルバムの歌とか、スタンダードな曲が好きです。好きというか馴染みすぎていて、幼少の頃の記憶が蘇ったり、聴いているだけで温かくなる感じがします。――今回のクリスマスライブの選曲は悩みどころですか?竹渕はい。クリスマスソングがメインになりますけど、自分の思い出だけでなく、来てくれる方の記憶の箱を開けるセットリストにしたくて。その場にいるみんなで共有できる時間になるように、曲を選びたいと思っています。――さっきの「クリスマスの話」の「お寿司」とか、竹渕さんの曲は洋楽っぽかったり洗練されたメロディに、率直なフレーズが出てきますよね。「あなたへ」は全編そうだったり。竹渕誰かの視点に乗り移った感じで書いた曲なんです。「クリスマスの話」は母、「あなたへ」はおばあちゃん。生活を想像しながら書いていくと、日常の中にある言葉が出てきます。――「Torch」では「ふざけんな」とも歌っています(笑)。竹渕あれはソロになって半年後くらいに作った曲で、わりとメラメラしていて(笑)、そのまま書きました。――詞に関しては、スタイリッシュにしようとかは考えないですか?竹渕意識したことはないかな。英語で書くとまた別ですけど、日本語では率直な言葉、泥くさい言葉が多くなります。――まだEPの配信やクリスマスライブの前ではありますが、今年は前の事務所を離れて、転機の年になりました?竹渕自分の想いや軸は変わっていません。環境も変えようとしたというより、必然という感覚です。出会うべき人たちと出会うべきときに巡り合って、同じ志で「じゃあ、やろうか」という自然な流れでした。今までもそう。ありがたいことに、常に周りに私の可能性を信じてくださる人たちがいて、支えてもらって。穏やかな波がずっと続いている感じですね。――穏やかという体感ですか。竹渕自分の中では、あの年はキツかったとか激動だったとか、振り返って思うことはないです。周りからは大変に見えるようですけど。自分の精神面やモチベーションにアップダウンはあまりありません。違う世界への扉を開くのでなく、新しい窓をひとつ開けるというか。年齢は重ねていて、その時々で歌うべきことは違うので、窓から見える景色は全然変わります。でも、自分にとって荒波ではないですね。――メンタルも安定しているんですね。竹渕コロナ禍のときは不安でしたし、大学3年で就活をするかとか、大きな決断に悩んだりはしました。でも、「もうダメだ」みたいなことはなくて。頭のネジが1コ飛んでいるのかもしれません(笑)。自分でも楽天的だなと思います。――『The Rose』みたいな波乱はないと。竹渕全然掛け離れた感じですね(笑)。――少し早いですが、来年に向けて考えていることもありますか?竹渕わりとローペースで作品をポツポツとリリースしてきたので、待ってくれている人たちのために、今までよりはハイペースで届けたい想いはあります。――2枚目のフルアルバムも出そうですか?竹渕出るかな?出るんじゃないかな?出したいです(笑)。来年はライブで皆さんの前に立つ機会も、多くなると予想しています。――売れたいとか、野心的なものはないですか?竹渕そういうモチベーションより、自分の歌が誰かの命を救うことが、大げさでなくあるかもしれない。実際にDMでそういうコメントは少なからずいただくので、歌うことで貢献できている感覚は、ありがたいことに持っています。だから、やめたくない。自分に授かったものがあるなら存分に使って、役割を担いたい。それが広まって、より多くの人に触れられたら、私にも幸せなこと。このサイクルを大きくしていきたい気持ちです。――海外進出は考えていませんか?竹渕したいです!インドネシアやマレーシアで歌ったことはあって、日本語の詞の意味は絶対わかってないのに、目をキラキラ輝かせて聴いてくれて、声を出して一緒に歌ってくれたのが忘れられません。歌で言葉の壁を越えた感覚がありました。コミュニケーションツールとしての音楽の可能性をすごく感じて、私は英語も使えるので、海外にはとても行きたいです。――それも「世界のタケブチケイになる」という野心からではなくて。竹渕そういうことより、もっと繋がれる人が世界中にいるなら、リーチしたいと思っています。Text:斉藤貴志Photo:吉田圭子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★竹渕慶のサイン入り色紙を1名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<ライブ情報>竹渕慶ワンマンライブ “Kei’s Attic 2023 Christmas” 〜屋根裏部屋からメリークリスマス〜■追加公演2023年12月23日(土) 14:30開場/15:00開演会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE※12月9日(土)からチケット一般発売スタート■本公演2023年12月23日(土) 18:30開場/19:00開演会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGEチケットは予定枚数終了<リリース情報>Digital EP『Songs for You』2023年12月8日(金) 配信リリース配信リンク:【収録曲】1. The Rose(ローズ)2. A Song for You(ア ソング フォー ユー)3. Bridge Over Troubled Water(ブリッジ オーバー トラブルド ウォーター)4. Hallelujah(ハレルヤ)5. Voice of an Angel(ボイス オブ アン エンジェル)関連リンク:
2023年12月08日一級建築士事務所わびすき(本社:兵庫県明石市、代表:奥田 智恵子)では、建築業界の余剰建材が廃材となる問題を受けて廃材リユースショップRE:MATERIAL(リマテリアル)を2023年10月31日(火)にオープンしました。また、2023年12月1日(金)から「廃材クスマス」企画を実施します。RE:MATERIALホームページ 店舗全景【未使用なのに捨てられる、工事現場で余った建築資材】建築にはどうしても余剰建材が出てしまうという宿命的な問題があります。余剰建材とは建物を建てた後に余る建材のことで、再利用できないものは新品のまま廃材となります。国土交通省によると建築資材の廃棄量は年間7,440万トンで東京ドーム約1,454個分、最終処分量にしても212万トンで東京ドーム約41.6個分になります。これは全産業中ワースト1位となっています。ちょうど今年の環境白書では循環経済の重要性が説かれました。循環経済とは資源を無駄にせず効率的に利用する経済システムのことで、廃材などもリユース・リサイクルなど有効利用することを奨励しています。※国土交通白書2022 ※環境白書2023 廃材となった木材【施工で出た廃材をリユースして格安に提供】わびすきはこの余剰建材問題の解消を目的として、廃材リユースショップRE:MATERIALを2023年10月31日(火)にオープンしました。余剰建材は提携している工務店などから提供されるもので、基本的にはホームセンターの市販価格より30~50%ほどの安価で販売しています。内訳は、各種木材、石材、タイル、ガラス材、マット材、壁紙、照明器具など様々で、これら廃材となった余剰建材をDIYやリフォームに利用したいという一般消費者でも手に入れることができます。廃材タイルの使用例廃材タイルを洗面に使った例また、RE:MATERIALでは廃材のクリエイティブリユース商品も販売しています。たとえば、廃材を使った一輪挿しや壁紙で作った現代アート作品などがあります。RE:MATERIALは空き家になっていた古民家を買い取り全面改装したお店で、場所も兵庫県加古郡稲美町という田舎町ながらここから地域の新しいコミュニティの場としての活性化を想定しています。廃材を使った一輪挿し廃材壁紙を使った現代アート作品2023年10月27日(金)~29(日)のオープニングイベントに来場したお客様からは、「廃材でわくわくするのに驚いた!DIYが大好きなのでこんなお店が欲しかった!(50代女性)」「あの空き家がこんなお店になるなんて信じられない。私も近くの空き家を手に入れてこんな素敵なお店をやってみたい(40代女性)」という声をいただいています。【廃材だけで聖なる夜を!廃材クリスマスを2023年12月1日(金)から実施】RE:MATERIALでは2023年12月1日(金)~24日(日)まで「廃材クリスマス」と題した企画を実施します。具体的には誰でも一つ100円で買える廃材オーナメントをみんなでクリスマスツリーに飾り、集まった売上金でこども食堂にクリスマスケーキを贈る企画や、2023年12月9日(土)・10日(日)には廃材で作るクリエイティブリユースのワークショップも開催されます。ワークショップで作成するもの■代表 奥田 智恵子のコメントわびすきは、環境にも人にも優しい暮らしのアイデアをご提案している一級建築士事務所です。大切にしているのは自然の循環を邪魔しない家づくりで、廃棄物問題は社のコンセプトにもそぐわず、今回のRE:MATERIAL開店の運びとなりました。売上げはスタッフの人件費を除いてすべて今後の新店舗開店経費に充当されます。全国でこういうお店が当たり前になる日本であって欲しいと願っています。【RE:MATERIAL店舗概要】所在地 : 〒675-1102 兵庫県加古郡稲美町草谷1056-29アクセス: JR東海道・山陽本線「土山駅」より神姫バス母里行き 野谷下車 徒歩16分電話 : 090-2902-3292URL : 営業時間: 10:30~17:00休業日 : 毎週月曜日(年末年始・臨時休業日を除く)【会社概要】会社名 : 一級建築士事務所わびすき代表 : 奥田 智恵子本社 : 〒673-0002 兵庫県明石市旭が丘13-2事業内容: 一級建築士事務所URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日小池栄子が主演を務める「コタツがない家」の第2話が、10月25日(水)の22時から日テレ系列で放送される。「コタツがない家」は、大黒柱の女性とその家族が繰り広げる笑って泣けるホームコメディ。凄腕のウエディングプランナーで社長の万里江を小池栄子、漫画家で万里江の夫の悠作を吉岡秀隆、息子の順基を「HiHi Jets」の作間龍斗、父親の達男を小林薫、悠作の編集担当・土門を北村一輝が演じている。主題歌は石川さゆりの「ダメ男数え唄」で、歌詞は脚本を担当している金子茂樹が執筆。ドラマの内容を端的に表す歌詞に、思わずクスッとさせられる。第2話あらすじ深堀家に達男(小林薫)が来てから5日。娘の万里江(小池栄子)は、機嫌よく家事を手伝う達男に安堵しつつも、以前は泊まることを嫌がり、ホテルを取っていた父がなぜ家に居続けているのか、疑念を抱く。そんな中、息子の順基(作間龍斗)が、大学の推薦を断ると言い始める。浪人して上の大学を目指すというが、結局何をしたいのか?は伝わってこず、万里江はやきもき。一方、達男はあまりに自堕落な生活を送っている悠作(吉岡秀隆)に呆れ、万里江を「いつまで甘やかすつもりだ?」と非難する。さらに夕食の席で、ふたりの結婚には反対だったと言い出し、深堀家の食卓は再び修羅場に。そして達男の抱えている事情が、ついに本人から明かされて――。「コタツがない家」は毎週水曜日22時~日テレ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年10月25日女性の食事代を男性が支払うことに対して、異論を唱えた料理研究家のリュウジ氏(37)。そのことについて、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(50)が自身の意見を述べた。リュウジ氏は10月1日、自身のX(旧Twitter)で《今からめちゃくちゃ好感度下がる話するけど友人と食事行こうとしたら「友達呼びますね!」って言われて知らん女子が何人も来た》と切り出し、こう明かした。《普通にバーベキューしたんだけど何故か会計が全員男持ちで「…?」って思いつつ払ったんだけどどうしても納得いかなくて「なんで男ってだけで知らん女子の飯代払わなきゃいけないの?つかこいつら本当に友達か?」って言ったら「有名人なのにケチすぎ、今の会話録音したからな、拡散してやる」って女子に言われた》《俺は自分が会いたくて呼んだなら出すけどさ、ご飯会で当然のように男が出すっておかしい》すると30万件の“いいね”がつくほどの反響を呼んだいっぽうで、当事者の女性を名乗るアカウントが突如現れ、《お前が突然キレ始めて一髪触発の雰囲気になったから友人を庇いたい女子が録画しただけだろ》(原文ママ・アカウントは現在削除済み)などと反論。対するリュウジ氏は、キレていないことや録音を拡散すると脅されたことを強調するポストを行った。そんななか、“男性奢り論争”に堀江氏も参戦することに。堀江氏は6日、自身のYouTubeチャンネルに動画をアップし、“奢り奢られ論争”について「世知辛い世の中になっちまったなぁっていう風に僕はちょっと思っちゃったんですよね」と言い、こう語った。「女子だろうがオッサンだろうが、男だろうが、何ていうのかな。金に余裕がねえやつ。今後伸びるかもしれないわけじゃん、若いから。そういう奴に別に一回くらい飯を奢るのは、僕は別にやってもいいなって思うよ。そいつが横柄で、『飯奢ってくんなかったから晒してやるわ動画を』みたいに言う馬鹿みたいな女だったとしても、それはもうなんか授業料だと思って。『しょうがねえな!』みたいな」■「リュウジさんも払ってあげたほうが良い」の後は格差社会について持論を展開堀江氏は「正直キャバクラとか行くよりかは全然安いでしょ」と述べ、こう続けた。「若い奴ら、有象無象でどうなるかわかんねえんだけど。たまたま知り合ったんで、これもご縁なので、一回飯奢って、お酒飲ましてやって、その後ね、そいつらが後輩たちに同じようなことをしてくれればですね、ギブアンドギブの連鎖でよくなるんじゃないかなって僕は思っています。そうやって言われてね、腹立って、『なんでお前こんなん連れてくんだよ』みたいな。変な奴を連れてきたら紹介した人も後で反省もするし。『次からはちゃんと人選考えて紹介しようかな』っていう風に思うと思うんで、まぁ大した授業料じゃないんで。次からはリュウジさんも払ってあげたほうが良いんじゃないかなって、僕なんかは思っちゃったりとかします」いっぽう堀江氏は「それはそうと、それほどなんか今、格差が拡大……。格差が拡大っていうのもちょっと変な話で、今の世の中の構造として、ごく一部の人たちがスーパー金持ちになっちゃう。これはSNS時代、止められないよね」「フォロワー1億人とか、そういうモンスターみたいな人たちが生まれてくるわけですよ。それはグローバル化の時代なので、しょうがないよね」と語り、持論を展開した。「そこを見て、『俺の年収300万なんだけど200万なんだけど』って。インスタとか見えちゃうから。格差の可視化みたいな感じになっちゃって、イラッとすんのもわかんだけどさ。だけど、ぶっちゃけさ、じゃあ年収300万の暮らしがめちゃくちゃ不幸かっていうと、100年前の人たちと比べると全然幸せなわけですよ。ウォシュレット付きの水洗トイレ、使えるし。コンビニ行きゃあさ、何でも美味しいもの手に入るしさ。インターネット使えばスマホでさ、どんなコンテンツにもアクセスできるわけじゃない?ほとんどサブスクで、ムービーとかさゲームとかさ、タダで遊べるわけじゃん」そして「そんないい時代にさ、生まれてんのにさ、一部の金持ちを羨んだってしょうがねえしさ、港区女子ディスったってしょうがねえんだよ」と述べ、「もっと楽しく生きましょう。僕も、楽しんでます人生!」と結んだ。
2023年10月07日帝国ホテルや自由学園明日館などの建築を手がけたことで、日本でもよく知られるアメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。1923年に落成した「帝国ホテル二代目本館」の100周年を記念する展覧会が、2023年10月21日(土)から12月24日(日)まで、愛知県の豊田市美術館で開催される。大都市化の進むシカゴで建築家としてのキャリアをスタートさせたライトは、明治政府が出展したシカゴ万博で高まった日本美術愛好熱にふれ、日本の文化に惹かれたという。1905年に初来日した際には大量の浮世絵コレクションを持ち帰り、1910年代には帝国ホテル二代目本館の設計を受注。構想から10年の歳月をかけて実現した帝国ホテルは、奇しくも関東大震災の発生当日に落成するが、災禍を生き延びた堅牢さもまた、ライトに名声をもたらした。関東大震災から100年の節目の年に開催される同展は、ライトのキャリアの中心軸にこの帝国ホテルを据え、その魅力に多方面から迫るものだ。アメリカ、ヨーロッパ、日本など、様々な風土と文化から取り入れた要素を凝縮したこの建築に見られる様々な着想は、のちのライトの建築や都市計画にも展開されていくことになる。帝国ホテルは、ライトにとって「結節点」に位置づけられる建物なのだ。同展は、コロンビア大学エイヴリー建築美術図書館の全面的な協力を得て実現された。ニューヨーク近代美術館とともに、2012年にフランク・ロイド・ライト財団から5万点を超える資料の移管を受けた同図書館から、日本初公開となるライト自筆の建築ドローイングや図面の数々が出品されるほか、最新の調査研究成果も紹介される。多様な文化と交流し、常に先駆的な活動を展開したライトのグローバルな視点は、21世紀の今日的な課題とも共鳴するという。来るべき未来への提言として、作品群を見ることもできるだろう。なお、ライトの帝国ホテルは改築のために取り壊しとなったが、その一部である中央玄関部分が豊田市美術館の所在する愛知県の博物館明治村に移築保存されており、今もその華やかな空間を体感することができる。<開催情報>『帝国ホテル二代目本館100周年フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築』会期:2023年10月21日(土)~12月24日(日)※会期中展示替えあり会場:豊田市美術館時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)休館日:月曜料金:一般1,400円、大高1,000円※2024年1月11日(木)~3月10 日(日)パナソニック汐留美術館、3月20日(水・祝)~5月12日(日)青森県立美術館へ巡回予定※同時開催:コレクション展 歿後20年 若林奮公式サイト:
2023年10月06日バズレシピで知られる人気料理研究家のリュウジ氏(37)。10月1日、自身のXで“男がおごるべき論”で思わぬ被害を受けたと明かし、ネットで波紋を呼んでいる。同日、Xで《今からめちゃくちゃ好感度下がる話するけど友人と食事行こうとしたら「友達呼びますね!」って言われて知らん女子が何人も来た》と切り出したリュウジ氏。そして、こう明かした。《普通にバーベキューしたんだけど何故か会計が全員男持ちで「…?」って思いつつ払ったんだけどどうしても納得いかなくて「なんで男ってだけで知らん女子の飯代払わなきゃいけないの?つかこいつら本当に友達か?」って言ったら「有名人なのにケチすぎ、今の会話録音したからな、拡散してやる」って女子に言われた是非今からでも拡散してほしい、俺間違ってねえと思うから》続けて、《俺は自分が会いたくて呼んだなら出すけどさ、ご飯会で当然のように男が出すっておかしい》と述べたリュウジ氏。さらに、「会話を録音したから拡散する」と言われたことについて怒りが収まらないようで、こう語った。《これ友人が一番やべえだろという意見めちゃくちゃ来てるけどどうかんがえても女子が悪いと思う。ジェンダーがどうとかじゃなくてまず録音して晒そうという腐った根性が無理、男女というか人間として無理》さらにリュウジ氏は、自身に向けて「モテない男はお金を出すことに不満を持つ。小さい男だ」などと持論を展開したリプライに対して、《くそちいせえモテない男でいいです 俺はお爺ちゃんに「活きた金を使え」と教わってきた 知らない人に使うほど器の大きい人間ではないです》と啖呵を切った。そんなリュウジ氏の一連の投稿は大きな注目を集めることに。ネットでは《初対面なのに全額奢りだと思うのは、ずうずうしいですね》《男性だろうが有名人だろうがお金持ちだろうが「払って当然」なんて事はない》《有名人なのにケチすぎ!っていうのも的外れですね》とリュウジ氏を擁護する声が。さらにリュウジ氏が「録音した会話を晒す」と脅迫めいた被害にあったことについて、ネットでは驚きの声がこう上がっている。《「『有名人なのにケチすぎ、今の会話録音したからな、拡散してやる』って女子に言われた」と脅迫するようなことを自分が連れて来た女の子たちが言ったら、彼女らを呼んだ友人が「失礼な真似はするな」と注意するべきなんじゃないの?》《録音したからさらすとか、立派な脅迫ですよ》《「晒す」等の発言は場合によっては脅しに聞こえるのでその女性を擁護する言葉はない》
2023年10月02日テーマ「建築×コンディショニング~全世代が交流する健康と調和する美しい建築、あなたの生活の拠点」北海道東川町では、10月11日(水)10:15より、東川町共生プラザそらいろにて、「東川町共生プラザそらいろ」の開館を記念して当施設のデザインを監修した世界的建築家・隈研吾氏と東川町オフィシャルパートナーとして町民の健康づくりをサポートしている、R-body鈴木岳.氏による特別対談を開催します。開催概要◆演題「建築×コンディショニング~全世代が交流する健康と調和する美しい建築、あなたの生活の拠点」◆日時10月11日(水)10:15~11:30(9:30開場)◆入場無料◆場所東川町共生プラザそらいろ(東町2丁目12番10号)1F 交流ルーム◆申し込みは以下申込フォームより【問い合わせ】東川町役場保健福祉課TEL 0166-82-2111(内線502)特別対談隈研吾×鈴木岳.「建築×コンディショニング」 : ※当日は会場に来られない方へ向けて対談の様子をYoutubeにて配信します。Bevor Sie zu YouTube weitergehen : 【確定】健康×コンディショニング.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月29日韓国ドラマのリメイク作品、篠原涼子&山崎育三郎W主演ドラマ「ハイエナ」に、瀧本美織、中尾明慶、久保田悠来、マキタスポーツ、大友花恋、高橋克典が出演することが分かった。型破りなアウトロー弁護士と、法曹一家に生まれたエリート弁護士が、生き馬の目を抜くような生存競争、そして大人のラブストーリーを繰り広げていく本作。篠原さんが勝利のためにはどんな手段でも使うハイエナのような弁護士・結希凛子、山崎さんが代々裁判官の法曹界のエリート一家に生まれ、自身も国内最大手法律事務所の若きエースであるエリート弁護士・一条怜を演じる。凛子の優秀な秘書かつ事件調査にも長けている右腕・川鵜壮子(通称:かわうそ)役の瀧本さんは、「凛子先生との波瀾万丈な仕事も日常も表情豊かに楽しんでいる人です。豪快なやり方も難なくこなし、お金が好きだったり先生といっぱい稼ぐぞ~という人間らしい一面も好きなところです。とてもチャーミングに描いていただいているので、私も遊び心を持って演じたいなと思っています」と意気込む。怜の同期で親友でもある弁護士・橋本俊介役の中尾さんは、「キャストの皆さんと本読みをさせて頂いたのですが、もうすごく画が浮かぶというか。本当に素敵な役者さん達に囲まれてお芝居もできますし、皆さんの期待以上のものが必ずできると思うので、楽しみにして頂けたらなと思います」とコメント。凛子の幼なじみ榎本雄弥役の久保田さんは、「日本版ならではの展開もありますので是非ご覧ください」と明かし、弁護士・岩澤謙吉役のマキタスポーツさんは「同じ弁護士という職業でも凛子と怜の仕事への向き合い方の違い、手法の違いがあり、そこにはバックボーンの違いがあるのは比較して見て欲しいです」と呼びかける。怜の後輩・三浦遙役の大友さんは「元々作品をご存知の方も、これから『ハイエナ』に出会う方もドキドキハラハラ楽しんでいただけると思います!」と話し、怜を我が子の様に可愛がる法律事務所の代表・新海健一役の高橋さんは「優しくもどこか危険な匂いもする魅力的な大人のキャラクターにできたらと思います」と語っている。あらすじ国内最大手弁護士事務所「S&J 法律事務所」の弁護士・一条怜(山崎育三郎)は若きエースとして活躍。知名度も高く、学歴・収入・ルックス全て完璧。なのに恋愛が苦手で全く女性と縁がない。大きな難事件で立て続けに勝訴している怜に対して、「S&J」代表の新海健一(高橋克典)は、新たに意外なミッションを提示する。大企業グループのドラ息子の離婚訴訟だ。不服そうな怜に対して新海は、「クリーン過ぎるのが、お前の弱点。弁護士として成長する為には、もっとグレーな経験を積め」と課題を出したのだ。数週間後。午前4時のコインランドリーに入った怜は妖艶な女性(篠原涼子)と出会う。それは完全なる一目惚れだった。その後再会を重ね、偶然にもお互いの趣味が合い意気投合。ついには恋人関係となるが…。「ハイエナ」は10月20日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送(※初回10分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月27日10月1日から始まるインボイス制度をめぐって、実業家の田端信太郎氏(48)がX(旧Twitter)で持論を展開したが、その内容が波紋を呼んでいる。売り手が買い手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるインボイス。インボイスの発行には税務署への登録が必要だが、売上高が年1千万円以下の免税事業者が登録する場合には新たな税負担が生じることから反対の声も強く上がっており、9月25日には首相官邸前で反対集会が行われた。クリエイティブディレクターの辻愛沙子(27)も9月22日、Xで《改めて言いますが、#インボイス制度に反対します》と表明。すると25日、田端氏はそれを引用する形でこう投稿したのだ。《たかが、インボイス導入ぐらいで、未来を失われるような才能なんか、クソ二流三流だわ。》26日にも田端氏は《イラストレーターとか、夢を追うのも自由だが、そもそもインボイス導入で困る人って作品に需要がない。つまり才能がない。介護・外食など人手不足な業界は幾らでもある。イラストは趣味でやれ。プロ辞めろ》と投稿。《インボイス程度で、廃業になってしまうクリエイターの皆さん。牛丼屋で働け!それが嫌なら、生活保護を受けながら、ネットで成果物を発表してたらいいんじゃね?》とも綴った。辻は、制度開始直前に反対派の集会が行われていることについて《これまでもずっと反対署名や活動は行われてきていますよ》《ただ、ここに至るまで、政府が市民の声を無視し続けているだけです》と投稿。すると田端氏は、インボイス制度の導入が16年に決定されていたことを引き合いに出し、《もう7年前にインボイス導入が決まってから、何回も国政選挙あったけど、自民党が負けてない時点で、民意は示されてますよ》と反論。《インボイス導入は、とっくの昔!7年前から決まってたし、そのことも公開済!それから選挙も何回もあったの!反対はいいけど、間際の今ごろになって騒いでさwお前ら、どんだけ計画性と戦略性ないんだよwどうみても仕事できねえ奴らだ夏休みの宿題を8/31に急にやり出すようなガキの駄々こねだわ》とも投稿した。このように“インボイス反対派”を厳しく批判した田端氏の主張が物議を醸している。《あなたのいう才能の定義は売れるか売れないかなのだろうけど、今売れてる人でも売れてない時期があったり、売れてる人が今迄参考にした作品の中にはまだ売れてない人の作品があったり、世界はそこまで単純ではないのです。》《今有名になっている才能ある漫画家、クリエイター、声優、役者、アーティストなどなど…みんな最初は年収1000万以下の事業者だったわけだからこれは才能の有無とは関係ない。 インボイスはこれから出てくる才能ある人達の可能性を奪う制度だということは事実。》《インボイス制度で夢を諦める人の気持ちわからんのか。。。。》
2023年09月26日芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)建築学部は、世界的な建築家である伊東豊雄氏の初期の作品を展示する「伊東豊雄の挑戦1971-1986」を豊洲キャンパスで開催します。伊東氏が30歳で事務所を開設された時期の作品、「中野本町の家」や「東京遊牧少女の包」の一次資料(アトリエで制作した設計図面やスケッチ)を中心に展示します。その時代の多くのスケッチや図面・模型等は今後カナダのCCAA(Canadian Centre for Architecture)に寄贈されることになっており、寄贈の前に日本で観られる貴重な機会となります。展示期間中には、芝浦工業大学学生を対象とした伊東氏の講演会やトークイベントを予定しています。※CCAA:モントリオールを拠点とする世界でも有数の建築ミュージアム及びリサーチセンター■「伊東豊雄の挑戦 1971-1986」展日時:2023年9月28日(木)~10月29日(日) 10:00~17:00場所:芝浦工業大学 豊洲キャンパス 有元史郎記念校友会館交流プラザ入場無料 主催:芝浦工業大学建築学部共催:伊東豊雄建築設計事務所協力:株式会社YAMAGIWA後援:江東区、一般社団法人日本建築学会、一般社団法人東京建築士会、公益社団法人日本建築家協会、株式会社日刊工業新聞社、株式会社日刊建設通信新聞社、株式会社日刊建設工業新聞社、株式会社新建築社、日経クロステック/日経アーキテクチュア、芝浦工業大学校友会中野本町の家((C)多木浩二)■芝浦工業大学とは工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科 理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行し、従来の教育の在り方を根本から変えていきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月20日バズレシピで知られる人気料理研究家のリュウジ氏(37)。味の素などうま味調味料を使用したレシピは、手軽で美味しいと人気を集めている。しかし、一部からは“うま味調味料を使用する”ことについて過剰な批判が寄せられているようだ。9月19日、リュウジ氏が自身のX(旧Twitter)を更新。《僕が味の素を使うことで悪魔崇拝者だというデマが広がっていますが、僕はただレシピを発信しているだけです僕のどこが悪魔崇拝者だっていうんですか?誹謗中傷はやめてください》と投稿した。リュウジ氏は9月2日にも【悲報】と題し、《料理研究家、味の素を嫌う陰謀論者さんから悪魔崇拝者認定されてしまう頭がおかしいのは認めますが断じて悪魔崇拝者ではありません薬物もキメてそうですが残念ながらやってません》と投稿している。添えられた画像には、リュウジ氏を人殺しとなじる投稿やリュウジ氏の動画を悪質にコラージュし「悪魔アピール」といったタイトルをつけるものなどがあった。以前よりリュウジ氏のレシピにはうま味調味料が頻繁に登場しており、“うま味調味料は体に悪い”と考える人から誹謗中傷まじりの批判が展開されていた。今回、リュウジ氏は《んじゃコルナサイン出して舌出してるポーズしたり、卵黄をプロビデンスの目に見立てた丼トップに持ってくる事を悪魔崇拝者じゃなきゃ避けますよね?タイトルに悪魔って付けるの避けますよね?言われたくなきゃ味の素からのスポンサー断りゃ良いじゃん。金に目が眩んで、悪魔の所業に加担しておきながら、今更悪魔崇拝者じゃないって虫がよ過ぎるでしょ。なめてんしゃねーぞコラ》という自身への批判投稿を引用し、こう反論。《違います。決してこの丼の卵黄はプロビデンスの目を意識しているわけではありません美味しいから乗せてるんです》「タイトルに悪魔って付けるの避けますよね」とユーザーが指しているのは、リュウジ氏が’19年に発売した『ひと口で人間をダメにするウマさ! リュウジ式 悪魔のレシピ』のこと。リュウジ氏のレシピのなかでも人気が高い「悪魔シリーズ」を一冊にまとめたもので、2020年の料理レシピ本も大賞している。「とても美味しくやみつきになる」という意味で悪魔という言葉を使っているのは明白だが、このあまりに”的外れ”な指摘にはさすがのリュウジ氏も辟易した様子だった。
2023年09月19日サマーキャンプで「楽しいのもあったけどつまらないのもあった」と感じた本当の理由は?俳優の中尾明慶さんは女優の仲里依紗さんと2013年に結婚し、小学4年生の息子・トカゲくん(愛称)を育てています。トカゲくんはこの夏休みに、9歳にしてアメリカでサマーキャンプを経験したそう。トカゲくんの帰国後、中尾さんは5週間ぶりに再会した際の動画 をYouTubeにアップしました。トカゲくんのサマーキャンプ中、「泣いてたらどうしようかと思った」という中尾さん。実は、サマーキャンプに出かけてから1週間後の早朝、非通知で着信があり、イタズラ電話かと思いすぐに切ったという出来事があったそう。しかし、再度非通知から着信があり、出てみると「僕だよ、僕!」。実は電話の主はトカゲくんで、中尾さんはその声を聞いて「不安そうだった」と感じたといいます。しかし、その後トカゲくんからの電話がなかったこともあり、現地で楽しく過ごしていると思っていた中尾さん。実際どうだったのかトカゲくんに聞いてみたところ、「楽しいのもあったけどつまらないのもあった」とか。本当のところ、つまらないというよりも「ママとパパに会えなくて悲しい」という部分が大きかったようです。トカゲくんの本音に「俺だって悲しいよ、だから頑張ったなって言ってんじゃん」と答えた中尾さん。その後、「サマーキャンプで嫌だったこと」を聞いても「パパとママに会えないこと」と答えるトカゲくんに、「120点の回答だけど、それはそうだよな」としみじみ。サマーキャンプ中のトカゲくんは「スーパーアウェイに1人」だったとして、「すごいよ、小学4年生で」と感心していました。ちなみに、仲さんはトカゲくんをサマーキャンプに送り出す際の様子をYouTubeで公開 しており、別れ際に「日本から応援してるからがんばってね、ママがんばるから」と号泣するシーンも。実はトカゲくんも、「バイバイの時は泣きそうになった」といい、現地に到着したその夜は泣いてしまったそうです。パパやママに会えない寂しさを感じながらも、無事にサマーキャンプを終えたトカゲくんに、中尾さんは「本当お前すごいな、よく頑張ったな」と感動しきり。離れ離れで生活したことで、親子の絆がより深まったようです。✅仲里依紗さん号泣「日本から応援してるから」息子がアメリカへ5週間のサマーキャンプ
2023年09月11日人気料理研究家のリュウジ氏(37)が美味しい魚の焼き方を紹介。しかし、予想外の角度からの“ツッコミ”がーー。9月4日、リュウジ氏はTwitter(現・X)に、鮭を美味しく焼く方法を紹介した動画を投稿。その内容としては、鮭に大量の砂糖をまぶし15分ほどおいた後に、一度水で洗い流してからから魚焼きグリルで焼くというもの。これはYouTubeに22年9月にアップした「○○が決め手。スーパーの鮭が料亭レベルになる本当に美味しい焼鮭の作り方」という動画のダイジェストで、Twitterではこうコメントも添えられていた。《マジでこの方法で焼鮭焼いてみてください、スーパーの鮭が料亭レベルで美味しくなる魔法のレシピです ポイントは大量の砂糖です 意味わかんないと思いますが動画見て実践していただくと絶対言ってる意味がわかりますので是非》手軽に焼鮭を美味しくできる方法に、多くのユーザーからは感嘆の声が。しかし、「ポイントは大量の砂糖」という言葉に反応したあるユーザーが「砂糖を使用するのは危ない。健康を無視したレシピを投稿するのか」という趣旨の指摘をTwitterでリュウジ氏にリプライ。動画には鮭を焼く直前に水で洗い流している様子が映っていることから、リュウジ氏は5日にこのリプライを引用した上で、こう苦言を呈した。《ていうか最低でも動画全部見てからレスつけてほしいんだよな…この料理、そもそも砂糖全部洗い流してんすけど…》しかし、その後も指摘したユーザーは、リュウジ氏がこれまでレシピ動画内で味の素を使用していることについて指摘。それに対してもリュウジ氏は丁寧に反論していた。これまで味の素否定派から批判されることも多かったリュウジ氏だが、次は砂糖否定派だったようだ。
2023年09月05日フィンランドを代表する建築家の人生とデザインに迫るドキュメンタリー『アアルト』より本予告が解禁。さらに公開に併せ、“映画で旅するフィンランド”特集上映の開催が決定した。“フィンランドのアカデミー賞”と称されるユッシ賞にて音楽賞、編集賞を受賞した本作は、アルヴァ・アアルト(1898-1976)が2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開されるドキュメンタリー。優れたデザインと数々の名建築を生み出した彼のデザイナーとしての人生を突き動かした妻アイノとの濃密な愛の物語として、アアルト夫妻が世界中を股にかけながら物を創造していく過程をまるで観客が映像ツアーに参加しているかのように映し出す。本作の監督を務めたフィンランドの新鋭女性監督ヴィルピ・スータリは、長年アルヴァ・アアルトの映画を撮りたいと考えていたという。「幼い頃、アアルトが設計した図書館で過ごし、彼の建築の虜になった」。そんな彼女が、アルヴァの最初の妻、アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や、友人たちなどの証言を盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔を躍動感あふれるタッチで描き出す。この度解禁された予告編は、アイノとアルヴァ、2人で交わした親密な手紙のやりとりとともに、彼らがともに過ごした空間や、生み出された数々の傑作群を映し出したもの。アアルトが世界的に名をあげるきっかけになったフィンランドのヴィープリの図書館、客員教授としてアアルトも教鞭を取っていたMIT(マサチューセッツ工科大学)の“波打つ外観”が特徴的な学生寮のほか、2人で多くの時間を過ごしたアトリエの様子など、未だ多くの人々を魅了し続ける美しいデザインとともに、夫婦がやりとりしたそれぞれへの想い、過ごした濃密な時間が切り取られている。また、本作の公開を記念し、ヒューマントラストシネマ有楽町にて9月22日(金)から9月28日(木)までの期間 “映画で旅するフィンランド特集”の開催が決定。世界中で愛されるムーミンを生み出したアーティスト、トーベ・ヤンソンの人生を映し出した『TOVE/トーベ』(2021)、世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと優しさを持って描いたアキ・カウリスマキ監督による『希望のかなた』(2017)の2作品が上映される。『アアルト』は10月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アアルト 10月13日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)東京都写真美術館ホールほか全国順次公開(C)Aalto Family (C)FI 2020 - Euphoria Film
2023年08月22日合気道家 白川竜次氏が初めての書籍を出版2023年8月3日(木)、KADOKAWAから、合気道家 白川竜次氏の新刊『美しい合気道』が発売されました。同書では、白川竜次氏が合気道の曖昧な概念を分かりやすく解説。全ての技に分かりやすい動画が見られるQRコードが付いていて、子どもも大人も誰でも楽しく、美しい合気道を学ぶことができます。販売価格は1,650円です。KADOKAWA公式オンラインショップ カドカワストアや、Amazonなどで販売されています。読み応えのあるコラムにも注目です。SNS総フォロワー数は60万人を突破白川竜次(しらかわりゅうじ)氏は、合気道神武錬成塾の塾長であり、父でもある白川勝敏から合気道を学び、2003年に小林保雄師範指導の下、合気道小林道場の内弟子になりました。その後、カナダでの海外修行や、合気道の専門指導員などを経て、現在は合気道神武錬成塾の道場長として活躍。宮城県内にある10ヵ所以上の道場・教室で指導にあたっています。YouTubeチャンネル「Aikido Shinburenseijuku - 合気道神武錬成塾」の登録者数は36万人以上。チャンネル登録者数が世界一の「合気道」チャンネルとなっています。※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。(画像は公益財団法人合気会公認 合気道神武錬成塾より)【参考】※KADOKAWA※Amazon※YouTubeチャンネル「Aikido Shinburenseijuku - 合気道神武錬成塾」※公益財団法人合気会公認 合気道神武錬成塾
2023年08月16日東京国立近代美術館で、「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開かれています。本展では、スペインの建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)が建設に携わったサグラダ・ファミリア聖堂にフォーカス。日本人が愛するガウディ建築の魅力に迫る展覧会です。日本人彫刻家も活躍!サグラダ・ファミリア聖堂外尾悦郎さん【女子的アートナビ】vol. 307「ガウディとサグラダ・ファミリア展」では、完成の時期が視野におさまってきたスペイン・バルセロナのサグラダ・ファミリア聖堂に焦点をあて、建築家ガウディの創造の源泉や、進行中の建設プロジェクトについても紹介。図面や模型、彫刻、写真など多彩な作品や資料に加え、最新映像も見ながら、サグラダ・ファミリア聖堂の魅力にたっぷりと触れられる展覧会です。本展の開幕前日に開かれたプレス内覧会では、彫刻家の外尾悦郎さんが登壇。外尾さんは、サグラダ・ファミリア聖堂の彫刻家として現地で長年活躍され、ミケランジェロ賞や文化庁長官表彰など国内外で多くの賞を受賞されている方です。外尾さんは、次のようにコメントされました。外尾さん私は1978年にヨーロッパに渡り、3か月で日本に帰る予定でしたが、サグラダ・ファミリアに出合い、45年、仕事をさせていただくことになりました。なぜ、45年間もいたのか。サグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ作品に魅力があるからです。魅力どころではない、いま我々人類が必要としている大切なヒントが、ガウディにはありました。それが私を惹きつけているのです。その一端を、今回の展覧会で見ていただければ、明るいヒントが見つかるのではないかと期待しています。サグラダ・ファミリア聖堂とは?「ガウディとサグラダ・ファミリア展」展示風景まず、本展の主役であるサグラダ・ファミリア聖堂について、ざっくりとご紹介。サグラダ・ファミリア聖堂は、1882年に起工式が開かれ、ガウディは1883年に二代目の建築家として就任。聖堂は献金で建設資金を得ていたため、彼は設計や建設に携わるだけでなく、資金集めなどにも奔走しました。聖堂は未完のまま、ガウディは73歳のとき路面電車にはねられて亡くなってしまいます。その後、スペイン内戦時にはガウディの模型などが破壊され、またフランコ独裁政権時代には建設資金も集まらず、聖堂は何度も建設中止の危機に陥ります。スペイン王政復古後には経済も上向き、2005年には聖堂が世界遺産に登録されて観光客も増加。その入場料などで資金も増えて工事が進み、コロナ禍で中断しながらも少しずつ完成に近づいています。サグラダ・ファミリアは総合芸術!「ガウディとサグラダ・ファミリア展」展示風景では、展覧会の見どころについて、ピックアップしてご紹介していきます。1章「ガウディとその時代」では、図版やガウディの愛読書などを展示。学生時代のガウディがどのようにして建築家になっていったのか、その形跡をたどれるようになっています。東京国立近代美術館 企画課長の鈴木勝雄さんは、ガウディについて次のように教えてくれました。鈴木さんいかに天才ガウディといえども、彼独自の世界を築くにあたり、古今東西さまざまな建築やイメージソースを吸収し、そこから理論や造形をつくりだしていきました。前半の章では、ガウディの頭の中をのぞくことができます。そこで見えてきたガウディの独創性が、サグラダ・ファミリアへとつながります。ガウディが生きた時代は万国博覧会の時代で、世界各地の文化や技術、さまざまな様式の建築が見られました。そこから異文化を吸収しつつ、彼は自分の世界をつくっていきました。サグラダ・ファミリアは、まさに総合芸術なのです。自然や植物も好きだった「ガウディとサグラダ・ファミリア展」展示風景2章「ガウディの創造の源泉」では、歴史・自然・幾何学に注目。ガウディのスケッチや模型、彼がデザインした椅子などが展示されています。ガウディは、スペインのイスラム建築の歴史に関心もち、くだいたタイルで建物を彩る多彩色建築に取り組み、独自のスタイルを生み出しました。鈴木さんガウディは、自然や植物を丁寧に研究し、自分の装飾パターンに入れていきました。また、当時は洞窟や浸食された大地の奇妙な形に人々が関心を持ちロマンを抱く時代で、ガウディも洞窟にロマンを感じていました。洞窟を思わせるものが、彼の建築の随所に出てきます。さらに、彼は造形を自由に展開するだけでなく、幾何学にも長けており、建築構造に深い知識を持っていました。放物線の形をした超高層ビルの模型もつくり、その形が後のサグラダ・ファミリアの構造にもつながっていきます。聖堂を飾っていた石膏が登場!外尾悦郎《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面に1990-2000年に設置作家蔵3章「サグラダ・ファミリアの軌跡」では、ガウディ独自の制作方法などを紹介。彼は、図面だけでなく多くの模型をつくって自分の構想を練り上げていきました。会場では、大小さまざまな模型や、聖堂を飾った彫刻も展示されています。鈴木さんガウディは、彫刻をつくる際、実際のモデルから型を取っていました。モデルは、バルセロナの市民たちでした。彼が亡くなったあとは後世の人たちに受け継がれていき、外尾悦郎さんは聖堂の「降誕の正面」に設置されている「歌う天使たち」の石膏像をつくられました。会場にある作品は、10年間、聖堂に設置されていたものです。ぜひ、天使の表情や所作などをじっくりご覧ください。4K画像で空中散歩も!《サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型》2001-02年制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室西武文理大学3章の最後では、NHKが最新技術を使って撮影したサグラダ・ファミリア聖堂の美しい映像を楽しむことができます。また、4章「ガウディの遺伝子」では、ガウディ建築が現代に与えている影響や意義を探り、インタビュー映像なども紹介。最後は、ガウディの言葉が映像で映し出されて展示が終わります。なお、この展覧会は連日大盛況で、会場内は混雑しています。公式サイトに混雑状況も載っていますので、チェックしてからお出かけください。Information会期:~9月10日(日)休館日:月曜日(8月28日、9月4日は開館)会場:東京国立近代美術館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)※入館は閉館の30分前まで観覧料:一般¥2,200大学生¥1,200高校生¥700中学生以下無料※熱中症対策及び混雑緩和のため8月3日以降は日時予約推奨(8月25日以降は休まず夜間開館を実施)。詳細は展覧会公式サイトへ。巡回情報:滋賀会場:2023年9月30日(土)~12月3日(日)佐川美術館愛知会場:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)名古屋市美術館
2023年08月06日世界中の高層建築に登り、屋上からの景色やセルフィーをInstagramに投稿していたフランス人パルクールランナーで写真家のレミ・ルシディさん(30)が、香港の超高層タワーマンションの68階から転落して死亡した。Daily Mailが伝えている。27日の夜、高級住宅街「半山区」にある高さ約220メートルのトレガンター・タワーにやってきたルシディさんは、警備員に「40階に住む友人を訪ねる」と虚偽の申告をして建物内部に侵入。49階でエレベーターを降りた後、68階の最上階まで階段で上がる様子が防犯カメラに映っていたという。屋上へ続く扉はロックされていたが、ルシディさんは無理矢理こじ開けて外へ。彼のこれまでの投稿から推測するに、ハーネスなどの安全装置は一切着けず、動画や写真を撮影したものと見られる。その後、ドアが開かなくなってしまったためだろうか。建物内に戻ろうとペントハウスの窓をノックしているところをメイドに目撃されている。救助が到着する前に、ルシディさんは220メートルの高さから転落してしまったという。地元紙The Standardによると同日21時ころ、マンションの敷地内に倒れているルシディさんを見つけた人が救急に通報。駆けつけた救急隊員によってその場で死亡が確認されたという。
2023年07月31日寝室の壁は、強めのピンク色中尾明慶さんと仲里依紗さんは2013年に結婚、同年10月に長男・トカゲくん(愛称)が誕生しています。現在は夫婦それぞれのYouTubeチャンネルも大人気。今年は結婚10周年を記念し、中尾さんがサプライズ結婚式を行ったといいます。10年前、家族だけで結婚式をおこなった二人。10周年を迎えた今年、中尾さんは仲さんにバレないようにサプライズ結婚式を計画しました。「家族写真を撮りに行こう」と仲さんを誘ってホテルのパーティールームへ行くと……そこには、会場は大切な友人たちや家族が勢揃い! サプライズは見事成功し、仲さんはとても喜んでくれたようです。そんな仲良し夫婦ではありますが、夫婦喧嘩もしょっちゅうだそう。喧嘩の発端は、中尾さんが休日にカーテンを開けていないとか、靴下が脱ぎっぱなしなど、些細なことですが、積み重なると大きな喧嘩に発展することも。たとえば、仲さんは「お風呂を出たらすぐに換気扇のスイッチを入れてほしい」と再三言っているのに、中尾さんは「ドライヤーをかけ終わってからスイッチ入れるから」とのんびり。そうこうしている間に、仲さんが換気扇のスイッチをオンして、険悪なムードに……。中尾さんはそういうときも「いいやと思って謝らない」「イラつくんでしょうね、その態度に」と開き直り、スタジオの女性陣からも集中砲火を浴びていました。また、今は洗濯物を夫婦別々で洗っているという二人。きっかけは、仲さんが洗濯した際に中尾さんの買ったばかりのTシャツが縮んでしまったことで、中尾さんが文句を言うと「だったら自分で洗濯すれば」と突き返され、翌日には中尾さん専用の洗濯かごが届いたのだそうです。中尾さんは本心では一緒にしてほしいと思っているそうですが、自分のことは自分でやるスタイルのほうが、喧嘩に発展しづらいのかも?中尾さんの愚痴は止まらず、自宅のインテリアにも不満があるようで……。YouTubeでは鮮やかでカラフルな雰囲気の自宅がたびたび登場しますが、おうちのインテリアに関して中尾さんの意見が採用されることはゼロ。寝室の壁がピンクで、トイレが紫、リビングが黄色なのですが、中尾さんの本音は「俺、白がいいですもん、家の壁」。ピンクの寝室は落ち着かず、紫のラメがかかった壁紙のトイレではずっと目をつむっているそう。唯一、お風呂の壁だけは白なので、セリフはお風呂で覚えるようにしているそうです。なんだかんだ愚痴を言いつつも、結婚生活は10周年。お互い思うところはあれど、折り合いをつけながら協力して家族を続けているのでしょうね。
2023年07月26日7月20日放送の『トークィーンズ』(フジテレビ系)に出演した中尾明慶(35)が明かした、ラーメン店での“ある言動”が注目を集めている。今年で妻の仲里依紗(33)と結婚10周年を迎えた中尾は妻には面と向かって言えないことが多い一方で、“他人にはすぐに口出ししてしまう”素顔を明かした。ドラマや映画では優しい性格の役柄が多いため、「いい人ですよね、笑ってて」とよく言われるという。しかし実は「結構すぐ思ったことを言っちゃう」タイプで、「飲食店とか行って、店員さんがお疲れなのか、ちょっと愛想無いなと思った時とかすぐ言っちゃうんですよ。『機嫌悪くないですか?』って」と打ち明けた。“初対面でも全然指摘してしまう”という中尾は事前取材VTRで、初めて訪れたラーメン店で店員と口論になったエピソードをこう明かしたのだった。「油多め、麵硬めとか言うじゃないですか。言うタイミングとかって、僕初めて行ったラーメン屋さんでわからなくて。食券出したと同時に『すみません、麵硬めでお願いします』って言ったら、『あっ、今じゃないんで』って言われたの。『そんなの知らねぇよ』って」続けて、「いや、『今じゃないんで』って言われてもそのルールを知らないから、先に言ってくれないとわかんないですよ。(店員が)『そこに書いてあるでしょ』とか言うから、『なんかめちゃくちゃ機嫌悪くないですか』って言っちゃうんですよ」と指摘したという。その際、店員からは「別に機嫌悪くないですけど」とさらに言い返されてしまったようだ。スタジオでVTRを見ていた指原莉乃(30)は中尾の言動を「絶対イヤです」と力強く批判し、その理由をこう力説した。「人にどう思われるかとか気にしてほしいんですよ。芸能とかじゃなくて、『いま言われたら絶対変な感じになるじゃん』みたいな。『その後のパスタが全然美味しくなくなっちゃうじゃん』って。どんなに店員さんが変でも、絶対言わないでほしいんですよ」■「これは中尾さんの肩持ちますね」「そこはぐっと抑えて」とネットでは議論勃発中尾のエピソードがネットニュースで取り上げられると、ネットユーザー同士で議論が交わされることに。なかでも、店員の中尾に対する態度を批判する声が目立った。《これはラーメン屋さんが不親切だね。言うタイミングが違うなら「今じゃないんで」じゃなくて、「あとで確認するので、その時にお願いできますか」ぐらい言ってもいいと思う》《どのタイミングなのかわかりませんが、中尾さんから「麺硬めで」と言われた際に「少々お待ちください後ほどお伺いいたしますので」でなんの問題もないと思うのですが》《これは中尾さんの肩持ちますね。一般的な飲食店における常識や作法から予測できない独自ルールを設けるなら、分かりやすいとこに書くか、事前に周知すべきと思う。 仮に注意されたとしても、特殊な独自ルールなんだったら言い方も柔らかく注意すべき》一方で中尾の気持ちを汲みつつも、すぐに店員に指摘することは控えるべきとの意見も。《そこはぐっと抑えて大人の対応でいきましょう》《中尾さんの気持ちもよくわかります。でも、自分の気が済まないから言いたい事は言うが結局もやもやして、スッキリしないという。。自分もたまにやりますが。大切なその日一日が台無しにならないようにはしたいですね》《そういうときは、まだラーメンは注文してないし、食券買っただけだから、「そんなの知らない」と反論せず、「じゃあいいです。キャンセルするんで返金してください」と言えばいい。 そんなところで口論になって“中尾明慶”の評判が下がるのももったいない》最終的には、「食に対して失礼」との考えからラーメンは食べて帰ったという中尾。店側も客側も互いに思いやりを持って伝えることが大切だろう。
2023年07月22日2023年7月2日、俳優の仲里依紗さんが自身のInstagramを更新。夫で俳優の中尾明慶さんの誕生日をお祝いしていました。仲里依紗「35歳も楽しく生きようぜ」2023年4月18日に結婚10周年を迎えた、中尾さんと仲さん。テレビ番組やインタビュー記事などでお互いについて話すなど、『おしどり夫婦』としても知られています。仲さんは、同年6月30日の誕生日をもって35歳になった中尾さんをお祝いするため、Instagramに8枚の写真を投稿。仲さんと中尾さんのツーショットをはじめ、家族3人での集合写真などが載っていました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 仲里依紗 RIISA NAKA(@riisa1018naka)がシェアした投稿 仲さんは「happy birthday 35」というコメントとともに、それぞれの写真への解説もつづっています。1.最近なすちゃんから教えてもらった自撮りの仕方を教えてるやつ2.トカゲくんに笑ってって言ってるやつ3.連写してやっと笑ってくれた奇跡のツーショのやつ4.そんなに暑くないのに腕まくりしちゃってちょいダサになったうえに手で自然と35歳の3と5しちゃっててさらにダサさに加速かかってるやつ5.袖まくりに気づいて下ろしたけど3と5のは継続しちゃってるやつ6.ジュノンボーイグランプリのカレンダー!!って急に言われて写真撮られ待ちしてて撮らされたやつ7.誕生日で温泉宿に泊まってて朝起きて山バックにバルコニーで台本読んでスカしてる風だけど髪がヤバすぎてそっちにしか目がいかないやつ8.台本読んでるのか寝てるのかわからないくらい目があいてないやつriisa1018nakaーより引用仲さんの投稿を見たファンからは、多くの祝福コメントが寄せられていました。・まじでこういうベストフレンドみたいな夫婦になりてぇ~。・里依紗ちゃんの愛が伝わる写真たち!・いつまでも仲よしな夫婦でいてね!投稿の最後で「35歳も楽しく生きようぜ」と、中尾さんへエールを送った仲さん。これからも素敵な家族関係が続いてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年07月05日「禅坊 靖寧」禅リトリートと現代アートのコラボレーションイベント兵庫県淡路島でツーリズムにおける新しい価値の創造を目指す株式会社All Japan Tourism Allianceは、アート事業に取り組むArtill株式会社と連携し、建築家・陶芸家として活躍する奈良祐希氏の個展『samādhi』を禅リトリート施設「禅坊 靖寧」にて、7月23日(日)~ 8月6日(日)の期間限定で開催いたします。▲「禅坊 靖寧」外観▲奈良祐希氏の作品を展示本イベントでは、奈良祐希氏の代表作「Bone Flower」と新作「Bone Flower_Nest」に加え、淡路島の神秘的な大自然からインスピレーションを受けた新作「Synapse」を、360度大自然に囲まれた特別な 空間である「禅坊 靖寧」に展示いたします。参加者には奈良氏の作品鑑賞と、自身と向き合い心身ともにリフレッシュする禅体験「ZEN Wellness」ができる特別プログラムを提供。7月23日(日)に実施する一部のプログラムでは、女優として活躍する柴田美保子氏をお招きし、太鼓と琴の演奏と共に古事記の朗読を行うスペシャルセッションを予定しています。是非、この機会に禅体験と現代アートが融合した特別な体験をしてみてはいかがでしょうか?■奈良祐希 個展『samādhi』 概要場所:禅坊 靖寧(兵庫県淡路市楠本字場中2594-5)日時・内容:・7月23日(日)第一回 10:00 ~ 11:20/11,000円(税込)/作品鑑賞、ZEN Wellness(30分)、ZEN喫茶第二回 11:30 ~ 12:50/11,000円(税込)/作品鑑賞、ZEN Wellness(30分)、ZEN喫茶第三回 13:00 ~ 14:50/13,000円(税込)/作品鑑賞、ZEN Wellness(30分)、特別パフォーマンス、ZEN喫茶第四回 15:00 ~ 16:20/11,000円(税込)/作品鑑賞、ZEN Wellness(30分)、ZEN喫茶第五回 16:30 ~ 17:50/11,000円(税込)/作品鑑賞、ZEN Wellness(30分)、ZEN喫茶・7月24日(月)~ 8月6日(日)※7月27日(木)及び8月1日(火)は定休日上記期間中も奈良祐希氏の作品を展示しており、プログラムにご参加される方は作品をご覧いただけます。詳しいスケジュールは禅坊 靖寧のHPをご確認ください。定員:40名備考:・7月23日(日)の第三弾のみ、女優の柴田美保子氏が太鼓と琴が奏でる音楽と共に古事記の朗読を行う特別プログラムを行う予定です。・本プログラムは、中学生以上が対象です。予約ページ: URL: 問合わせ:株式会社All Japan Tourism AllianceTel 050-3821-8811奈良祐希氏1989年石川県金沢市生まれ。2013年東京藝術大学美術学部建築科卒業、2016年多治見市陶磁器意匠研究所修了。2017年東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻首席卒業。2021年より建築デザイン事務所EARTHEN主宰。陶芸分野では、Art Basel / Design Miami(スイス)、TEFAF(オランダ)、SOFA(アメリカ)などに招待出品。主な受賞歴として金沢世界工芸トリエンナーレ審査員特別賞(2017)、Pen クリエイターアワード(2021)、第79回金沢市工芸展世界工芸都市宣言記念賞。建築と陶芸の融合を目指した代表作は金沢21世紀美術館に史上最年少で永久収蔵されている。建築分野では主な作品として(2018/金沢21世紀美術館、台南市美術館)(2023/企業新社屋)、 (2023/リノベーション)。 2021年には若手建築家の登竜門のファイナリスト7組に選出される。柴田美保子氏大阪市出身。高校在学中の1965年4月からNHKで1年間放送された『チコちゃんの日記』の主役でデビュー。その後、テレビドラマや映画、舞台で活躍。1972年、脚本家の市川森一と結婚。1980年から6年半にわたりテレビ朝日の『モーニングショー』で司会を務める。2013年11月の宮崎公演から始まる市川森一原作『ドラマティック古事記』シリーズは宮崎、京都、福岡、東京 新国立劇場オペラパレス、東京 大手町ホールでも上演され、語り部を務める。また、一人語りの『古事記天語りの活動も各地で実施。2018年NHK「ラジオ深夜便・明日への言葉」で、『古事記天語り』を披露。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月05日Netflixは29日、脚本家・坂元裕二氏との5年契約の締結を発表。今後は坂元氏が手掛ける脚本の新作シリーズや映画を複数制作し、独占配信していく。世界各国でリメイクされ、世界的ヒットとなった『Mother』(10)、『最高の離婚』(13)、『カルテット』(17)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(21)など、数々の名作を生み出してきた坂元氏。是枝裕和監督がメガホンを取った映画『怪物』の脚本を担当し、第76回カンヌ国際映画祭にて日本映画では史上2度目となる脚本賞を受賞したことも記憶に新しい。Netflixで、坂元裕二脚本の第1弾となる映画『クレイジークルーズ』の配信も控えている中での今回の発表。Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏は、「私を含め多くの方が、坂元さんの描く物語に心を動かされ、登場人物とともにその世界に深く没入していったことと思います。何よりも坂元さんの作品を待つ人は、日本のみならずグローバルにも多く存在します。そして、未だ語られていないストーリーを見つけ、全世界に届けていくことはNetflixのミッションです。坂元さんが生み出すオリジナリティあふれるストーリーテリングを、最高の制作環境で具現化し、世界中の視聴者にお届けできることを楽しみにしております。Netflixは国内実写制作でのさらなる魅力的で充実したラインナップを目指してまいります」とコメントを寄せている。
2023年06月29日建築家アルヴァ・アアルトの人生と作品に迫るドキュメンタリー『アアルト』より本ポスタービジュアルとシーン写真が解禁された。フィンランドが生んだ世界的建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト(1898-1976)が今年2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開される本作。アルヴァと同じ建築家であった最初の妻アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や、友人たちなどの証言を盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔に迫っていく。この度解禁された本ポスタービジュアルは、フィンランドのアトリエでリラックスするアルヴァ・アアルトの姿を捉えたもの。「人に寄り添うデザインは、いかにして生まれたか?」と添えられたコピーをまさに表現するような、普及の名作として名高い「スツール60」「アアルトベース」「41アームチェアパイミオ」の印象的なカットも合わせて切り取られたデザインとなっている。併せて解禁されたシーン写真は4点。アルヴァ・アアルトが妻・アイノとレストランで仲睦まじく食事を楽しむ日常の姿を切り取った風景のほか、本ポスターにも採用されたアイコニックなプロダクトが切り取られている。アアルトベース『アアルト』は10月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK吉祥寺、10月28日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アアルト 10月13日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)東京都写真美術館ホールほか全国順次公開(C)Aalto Family (C)FI 2020 - Euphoria Film
2023年06月25日イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、職人たちのための革新的なハブとして、トスカーナ(Tuscany)のカパヌッチア(Capannuccia)丘陵に誕生した新しいフェンディ ファクトリー(FENDI Factory)にて、シルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)によるフェンディ2024年春夏メンズコレクションのショーを開催し、日本の建築家 隈研吾氏とともにデザインした特別なアクセサリーを発表しました。Courtesy of FENDI「隈研吾氏は、自然主義建築の巨匠であるといつも考えていました。彼は、建築の内部にも外部にも自然を組み込むことの大切さを、初めて認識した建築家の一人です」と、アクセサリーおよびメンズウェアのアーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディは語ります。Courtesy of FENDI環境を構築し、隈氏の厳密なデザインにおける原理“ネガティブアーキテクチャー”のムーブメントに対する自然主義的なアプローチは世界的にも高く評価され、自然素材に対する実験的な取り組みや、クラフツマンシップへのひたむきさは、素材革新と研究開発に対するフェンディのアプローチと一致しています。 「彼の作品は、未来と彼のルーツが非常に本質的な方法で調和しています。彼のサヴォアフェールに対する日本的なアプローチには類似性を感じますし、私はそれを日本とイタリアを結ぶ強固な共通の価値であると考えています」と、シルヴィア・フェンディは続けます。Courtesy of FENDI「ピーカブー(Peekaboo)」と「バゲット ソフト トランク(Baguette Soft Trunk)」バッグ、「フェンディ フロー(Flow)」スニーカーにフォーカスし、隈研吾氏は古の日本のクラフツマンシップと天然原料を用い、フェンディのアイコンにわずかに革新的な新しいバージョンを生み出しました。隈氏は、昔の手すきの紙を思わせる、コットンと樹皮繊維から作られる和紙のハイブリッドスタイルである「和蘭紙」を、主な介入要素として各デザインに用いました。伝統的に折り紙や提灯、また着物のディテールに用いられるこのドライでソフトな質感のファブリックは「ピーカブー」、「バゲット ソフト トランク」、「フェンディ フロー」スニーカーの不均一で不完全なファサードとともに強力な構造的基礎を形成し、人工物を自然に一体化させるという隈氏の哲学に共鳴しています。ふたつめの「ピーカブー」のデザインは、トスカーナのオリーブの木を彫り出した内側のフレームとともに、フェンディのアイコニックな「ペカン(Pequin)」ストライプに控えめに敬意を表した、淡いシラカバ樹皮の良質なかせで構成されています。Courtesy of FENDI隈氏は他にも、細い竹をイレギュラーに編み上げる「やたら編み」を思わせる手法で、強固な格子を編み上げました。この日本の伝統が「和蘭紙ピーカブー」の内側のフレームに用いられ、またアッパーにリサイクルされたポリコットンニットまたは和蘭紙を用いた「フェンディ フロー」スニーカーの3Dプリントによるソールにインスピレーションをもたらしています。「フェンディ フロー」はシューレースまたはファスナーがあしらわれたアッパー、コルクのインソール、未染色のバイオベースEVAを用いた「FF」ロゴソールに再解釈されています。Courtesy of FENDICourtesy of FENDI革新、また人間と自然の調和した対話を目指し、「フェンディ ケンゴ・クマ(FENDI KENGO KUMA)」は、素材が持つ可能性のオーセンティックな表現を通じて、過去と現在を融合し、クリエイティブな分野における刺激的な文化交流を果たします。Courtesy of FENDICourtesy of FENDI「隈研吾氏との私たちのパートナーシップは、フェンディと建築との対話だけでなく、他のデザイナーとの会話、そしてその職人と素材の選択を生み出しました。規模を拡大したクリエイティビティは、決してひとりの作品では あり得ません。フェンディのアーティスティックなプロジェクトがイタリア国外でも成長を続けることは重要なことです。それは手と心、そして世界中のさまざまな才能とリソースの協力の賜物なのです」―シルヴィア・フェンディ「自然とクラフトは、建築家そしてデザイナーとして私が生み出す作品の中心であり続けています。フェンディからフェンディのバッグやシューズについて考えてほしいと依頼があったとき、それらがヒューマンスケールにおける 小さなアーキテクチュラルプロジェクトであると考えました。シルヴィア・フェンディが手がけるメンズデザインの シグネチャーを、自然と軽やかさ、革新的なデザインに対する私たちの共通の情熱を表現しながら、伝統的な日本の技法と素材で変化させました」―隈研吾
2023年06月21日バルセロナを中心に活動した建築家、アントニ・ガウディ(1852〜1926)。彼が手掛けた建築の数々は人々を魅了し、その多くが世界遺産に登録されている。6月13日(火) よりスタートした『ガウディとサグラダ・ファミリア展』は、彼が生涯をかけて取り組んだ未完の聖堂「サグラダ・ファミリア」に焦点を絞ったものだ。9月10日(日) まで東京国立近代美術館で開催されている。ガウディはスペインのカタルーニャ地方、レウス市生まれ。バルセロナで建築を学んだ彼は、大学卒業直後から頭角を表し、カサ・ビセンスやグエル館、グエル公園など、有機的な曲線と装飾を特長とする建築を手掛けていく。その一方で、ガウディは1882年から建設が続けられているサグラダ・ファミリア聖堂の二代目建築家にも就任。晩年はすべての仕事を断り、サグラダ・ファミリア竣工に向けて心血を注いでいた。同展は、いよいよ2026年に完成予定のサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と造形原理に4章構成で迫っていく。展覧会エントランス第1章「ガウディとその時代」では、若き日のガウディの活動と時代背景をたどる。バルセロナで建築を学んだガウディは図書館にこもり、ギリシャ・ローマやラテン、ビザンティン芸術の写真集などを読み漁る日々を続けていた。そして1878年のパリ万博でバルセロナの人気革手袋店のショーケースのデザインを手掛けたことにより、注目を集めるようになる。《クメーリャ皮手袋店ショーケース、パリ万国博覧会のためのスケッチ》は、そのときに名刺の裏に描かれたデザイン画。このショーケースのデザインがバルセロナの実業家、グエルの目にとまり、グエルはガウディの大パトロンとる。そしてグエル館やグエル公園などが生まれることとなったのだ。アントニ・ガウディ《クメーリャ皮手袋店ショーケース、パリ万国博覧会のためのスケッチ》1878年 レウス市博物館蔵《ガウディ・ノート》1873〜79年 レウス市博物館蔵《ガウディ・ノート》は、若き日のガウディが残した建築論を書き留めたノート。ガウディが建築や装飾になにを求めるかを詳細に記している。筆圧や筆跡からも、彼がどのような人物だったかを伺い知ることができる。第2章「ガウディの創造の源泉」では、ガウディの独創的な建築がどこから生まれてきたのかを、「歴史」、「自然」、「幾何学」の3つのポイントから紐解いていく。まずは「歴史」を見ていこう。ガウディはイスラムの文化が通過したスペイン歴史、そして地元カタルーニャの文化を学び、アイデンティティを探っていく。彼の代名詞とも言える、破砕タイル手法や、独特の装飾技法は土地の歴史をたどり、作り出したものだ。アントニ・ガウディ/制作:ジャウマ・プジョールの息子《グエル公園、破砕タイル被覆ピース》1904年頃ガウディ記念講座、ETSAB(バルセロナ・デザイン美術館寄託)またガウディは「自然」を観察し、有機的な形の源泉としていく。彼のデザインした椅子などもまた、自然由来の曲線をモチーフにしたものだ。アントニ・ガウディ《カサ・ビセンス、鉄柵の棕櫚の模型》1886年頃サグラダ・ファミリア聖堂蔵3点ともアントニ・ガウディ 左《カサ・バッリョ、椅子》(複製)1984〜85年中《カサ・バッリョ、ベンチ》(複製)1984〜85年右《カサ・バッリョ、スツール》(複製)1984〜85年いずれも西武文理大学蔵そして、彼の建築において欠かすことができない「幾何学」。ガウディが多用する曲線は、独自の理論に基づいた形だ。ガウディは糸と重りを使った「逆さ吊り実験」で、建物の合理的な形を探し出し、上下反転させた建物を創り上げた。実現には至らなかったが、1908年に設計を依頼されたとされる、ニューヨークに建設される予定だった巨大ホテルも、逆さ吊り実験で導き出されたフォルムであったという。右《コローニア・グエル教会堂、逆さ吊り実験(部分)》1984〜85年西武文理大学蔵群馬県左官組合制作《ニューヨーク大ホテル計画案(ジュアン・マタラのドローイングに基づく》、1985年伊豆の長八美術館蔵同展のメインとなる第3章「サグラダ・ファミリアの軌跡」では、サグラダ・ファミリアについて、着工に入る前の構想段階かから紹介していく。サグラダ・ファミリアは、宗教関連の出版と書店を経営していたジュゼップ・マリア・ブカベーリャが「貧しい人々のための大聖堂」として提案、8年かけて資金集めを行い、1882年に着工した。ガウディは初代設計者のビリャールから地下聖堂のみ完成した状態のサグラダ・ファミリアを1883年に引き継ぎ、その設計に大規模な変更を加え、現在まで完成に至っていない。展示室には、サグラダ・ファミリアの模型図や細部の模型、ガウディ本人が取り組んだ塑像の断片などが配置され、多方面から巨大な建造物の全貌をたどることができる。アントニ・ガウディによる塑像断片1898〜1900年サグラダ・ファミリア蔵展示風景より外尾悦郎《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面に1990〜2000年に設置作家蔵《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》は、1978年からサグラダ・ファミリアの彫刻制作に携わった、外尾悦郎による石膏像。2000年に現在の石造に置き換えるまで実際に設置されていたものだ。サグラダ・ファミリア聖堂模型室制作《サグラダ・ファミリア聖堂、マルコの塔模型》2020年サグラダ・ファミリア蔵そして、エピローグにあたる第4章「ガウディの遺伝子」では、ガウディが後世の建築家に与えた影響を紹介。ガウディの思想や造形が、伊東豊雄や磯崎新など日本人建築家にも大きな影響について映像や資料などで紹介されている。展示風景より前々世紀に着工されたサグラダ・ファミリアは2026年にはようやく竣工予定だ。ガウディの哲学をあらためて知り、サグラダ・ファミリアの完成を心待ちにしておこう。取材・文:浦島茂世<開催情報>『ガウディとサグラダ・ファミリア展』6月13日(火)~9月10日(日)、東京国立近代美術館にて開催
2023年06月16日こども向けカルチャースクール企画運営を手掛ける、株式会社ティンカリングタウン(所在地:東京都新宿区西落合2-9-7、代表取締役:さかたともえ)は、建築士講師と共にこどものためのまちづくり・建築を考えるこども向けの建築講座「こねくりケンチク研究所」を、2023年9月10日(日)より開始します。また、講座スタートに先駆け、プレイベント(全4回)を7月16日より開催いたします。こねくりケンチク研究所講座詳細: ■『こねくりケンチク研究所』とは「もっと自由に遊べる場所がほしい」「大人がいない場所はないの?」当社が活動開始当初に工具の音やこどもの声に対する近隣住民からのクレームに直面した際のこども達の声を受けて2015年にスタートした「おとな立入禁止!こどものまちをつくろう」。2019年には、豊島区の公園の一部を借りて、こどもたちが自由に遊べるまちを建設しました。その後2021年にはこどもたちの声を拾い上げ、よりまちづくりに活かすため、建築家と子どもたちによる「こねくりケンチク研究所」をスタート。こどもたちがどんなまちを作りたいのか、まちにはどんな機能が必要なのかを話し合いながら、実現に向けて進化を続けています。私たちは2024年春の開催を目指して、こどもたちの「やりたいこと」を実現できるよう、一緒に考えてくれるメンバーを募集します。モニュメント建設こどものまち建設風景■『こねくりケンチク研究所』はこのような学び場を目指しています1. こどもたちが自身のアイデアを具現化し、実際の作業を通じて学び成長できる場を提供しています。マインクラフトや工作、実験などの活動を通じて、こどもたちは自ら手を動かし、創造する楽しさを実感することができます。2. こどもたちから広く集めた意見をまとめ、まちづくりの目標を自ら決定するプロセスを体験することができます。彼らの意見を尊重し、協力して目標に向かって取り組むことで、リーダーシップやチームワークの重要性を学ぶことができます。3. 私たちのプログラムでは、建築構造力学や環境工学などの知識に触れることもできます。こどもたちは建物の構造や環境への配慮など、実際の専門知識を学びながら、自分たちの作品を作り上げることができます。4. 私たちはこどもたちが自ら考え、自ら行動する力を育むことを大切にしています。2023年には「強盗用銀行」のアイデアが生まれ、朝日新聞やYahoo!ニュースに取り上げられました。 彼らが創造的なアイデアを発揮し、自己表現や問題解決能力を養うことを支援しています。『こねくりケンチク研究所』は、こどもたちが自由に発想し、自らの可能性を広げる場です。私たちは2024年春に向けてさらなる進化を遂げ、こどもたちが夢中になり、成長できる体験を提供してまいります。Yahoo!ニュースにも取り上げられた強盗用銀行の模型■講座概要タイトル : 2024こねくりケンチク研究所開催日時 : 2023年9月10日(日)~2024年3月24日(日) 全15回会場 : こどもDIY部アトリエ(〒161-0031 東京都新宿区西落合2-9-7-102)アクセス : 都営大江戸線線「落合南長崎」駅 徒歩約10分西武新宿線「新井薬師前」駅 徒歩約12分参加費 : 入会金5,500円 月額8,900円(材料費・税込)参加条件 : 小学3年生から中学2年生定員 : 8名主催 : 株式会社ティンカリングタウン詳細はウェブサイトへ ■プレイベントを開催します9月からの活動スタートに向けて、7月にプレイベントを行います。このプレイベントでは、こどものまちに参加したことのあるこどもたちや、これから参加してみたいこどもたちを集め、彼らがどんなこどものまちを作りたいか聞く場を設けます。さらに、みんなの希望を叶えるためにどのようなしかけが必要かを一緒に考える機会となります。こどものまちに関する要望や願い、そして理想のまちのイメージなど、こどもたちの創造力を最大限に引き出す場となるでしょう。<プレイベント概要>1回目 2023年7月16日(日) 10:00~11:00「こんなこどものまちを作りたいオンライン会議」マインクラフトサーバーにて先着8名 参加費無料2回目 2023年7月17日(月・祝) 10:00~12:00こどもDIY部アトリエにて、アイデアのまとめ工作 参加費1,980円(材料費込み)先着8名3回目 2023年7月22日(土) 18:30~19:30「こどものまち最終日にやりたいことオンライン会議」マインクラフトサーバーにて先着8名 参加費無料4回目 2023年7月30日(日) 10:00~12:00こどもDIY部アトリエにて、アイデアのまとめ工作 参加費1,980円(材料費込み)先着8名<お申込み方法>公式サイト : ■会社概要商号 : 株式会社ティンカリングタウン代表者 : 代表取締役 さかたともえ所在地 : 〒161-0031 東京都新宿区西落合2-9-7-102設立 : 2019年10月事業内容: こどもむけカルチャースクールの運営資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社ティンカリングタウンEmail: info@tinkeringtown.jp TEL : 090-1273-1774 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日スペインのカタルーニャ地方に生まれ、バルセロナを中心に活動した建築家アントニ・ガウディ(1852−1926)。バルセロナ市内に点在する建築群は世界遺産に登録され、独特のユニークな造形が世界中の人々を魅了し続けている。その作品のなかでも着工から140年が経過し、今も建設が続くサグラダ・ファミリア聖堂に焦点を絞った展覧会が、6月13日(火)から 9月10日(日)まで、竹橋の東京国立近代美術館で開催される。長らく「未完の聖堂」と言われてきたが、2021年にマリアの塔が完成し、いよいよイエスの塔の建設という最終段階に向かう聖堂は、ついに完成の時期が視野に収まってきたところだという。そのタイミングで開催される同展は、100点を超える図面、模型、写真、資料に最新の映像を交えながら、聖堂に即してガウディの建築思想と造形原理を読み解くものだ。ガウディの独創性は、西欧のゴシック建築やスペインならではのイスラム建築、さらにカタルーニャ地方の歴史や自然が生み出した造形などを吸収して、独自の形と法則を生み出したところにあるという。同展では、その発想の源泉を丁寧に探ると同時に、膨大な数の模型を制作・修正しながら聖堂の形と構造を探ったガウディ独自の制作方法にも注目して、聖堂の建設プロセスを明らかにしていく。また、諸芸術を総合する場として聖堂を構想したガウディは、聖書の内容を表現する彫刻を自ら制作し、外観と内観の光と色の効果や、建物の音響効果にも工夫を凝らしていた。そうした「総合芸術」としてのサグラダ・ファミリア聖堂の豊かな世界を紐解くのも、同展の魅力のひとつとなっている。また今回は、NHKが撮影した高精細映像やドローン映像を駆使して、その総合芸術としての聖堂の現在の姿を伝える展示もある。ステンドグラスから差し込む光を楽しみつつ、肉眼ではとらえられない視点から聖堂の壮麗な空間を散策する気分を味わえるのが楽しみだ。<開催情報>『ガウディとサグラダ・ファミリア展』会期:2023年6月13日(火)~9月10日(日)※会期中一部展示替えあり会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般2,200円、大学1,200円、高校700円展覧会公式サイト:※2023年9月30日(土)~12月3日(日) 滋賀・佐川美術館、2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)愛知・名古屋市美術館に巡回予定
2023年05月29日2023年6月16日(金)明治大学リバティタワーにて19時開演立川流の落語家にして、20冊以上の著作がある作家でもある立川談慶さんと、明治大学法学部教授で法と言語の専門家、堀田秀吾さんのクロストークも楽しめる落語会を6月16日に明治大学で開催します。罪と罰の概念は国や時代により異なります。落語でおなじみの八っあん、熊さんがいた江戸時代では、どういう罪と罰の概念だったのでしょうか?立川談慶師匠による「紙入れ」、「五貫裁き」の落語2席を堪能いただき、「江戸時代と現代日本の罪と罰」をテーマに談慶師匠と堀田教授の対談をお楽しみいただけます。お二人の談話をナビゲートするのは作家のエージェント会社、アップルシード・エージェンシー代表で、自らも小説を書く鬼塚忠。明治大学には地下に拷問博物館があり、江戸時代の拷問道具や方法に関する展示が行われています。お時間があれば、落語会の前にお立ちよりいただくと、より楽しめるかもしれません。立川談慶落語会概要■開催日時:2023年6月16日(金)19時開演(18:45分開場)20:45終演(予定)■会場:明治大学リバティタワー9階1095教室101-8301東京都千代田区神田駿河台1-1 ■落語演目:紙入れ・五貫裁き■トーク:テーマ「江戸時代と現代日本の罪と罰」立川談慶(落語家)、堀田秀吾(明治大学法学部教授)、鬼塚忠(小説家「花戦さ」)■料金:事前申込2,500円、当日3,000円■予約方法:下記URLにて申込 ■主催:アップルシード・エージェンシー■協力:堀田秀吾(明治大学法学部教授)■問合せ先: info@appleseed.co.jp 立川談慶師匠プロフィール落語立川流真打で著述家。「本格派(本書く派)落語家」。1965年11月16日生長野県上田市出身慶應義塾大学卒業。1988年(株)ワコール入社も芸人の夢を諦めきれず1990年吉本興行福岡1期生オーデションに合格し所属となる。1991年(株)ワコールを退社、吉本興業も退所。立川流Aコースに入門「立川ワコール」を名乗る。2000年二つ目に昇進、師匠七代目立川談志による命名で「立川談慶」に改名、2005年真打昇進(慶應義塾大学卒初の真打)。趣味の筋トレは50歳を超える今でもベンチプレス100㎏以上を上げる。著述業は落語家として異色の20冊を超える。堀田秀吾氏プロフィール明治大学法学部教授。法と言語科学研究所代表。専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。アイドルのプロデュースから全国放送のワイドショーのレギュラー・コメンテーターなど、研究以外においても多岐に渡る活動を見せている。立川談慶落語会演目:五貫裁き・紙入れ・トーク in東京 : 立川談慶 公式ホームページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月25日遊んでいた場所は、子どもの思い出のカケラになる。いつか「昔ここで遊んだな」と懐かしんだり、建築家や建物の仕掛けに興味を持てたら、とても素敵なこと。子どもと遊びに行きたい楽しい名建築を、建築好きの画家・岡美里さんに教えてもらいました。魅力たっぷりの全国10施設、家族で訪ねてみてはいかが?イサム・ノグチが大地を彫刻したらこうなった!モエレ沼公園 @札幌「プレイマウンテン」や「モエレ山」はただの築山に見えて、絶妙な角度が素晴らしい。ただ登ったり降りたり転がったり……。それだけで気分が高揚し、子どもも大人も心が全開放! カラフルな遊具までイサム設計。公園内のどこで写真を撮ってもキマるのは、イサムの綿密な計算があったから? また、25mまで噴き上がる水の彫刻は必見、園内にアナウンスが流れたらぜひ駆けつけて!CHECKモエレ沼公園北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1☎011-790-1231moerenumapark.jpオノマトペと一緒に遊ぶ唯一無二の屋上庭園富山県美術館オノマトペの屋上 @富山「人が居ることが許される空間や場所をつくっていくのが僕の使命」と言ったのは、この美術館を設計した内藤廣氏。だから富山県美術館の屋上庭園は子どもも大人も楽しめるようになっています。グラフィックデザイナー佐藤卓氏が手がけた“ぐるぐる”“ひそひそ”などのオノマトペから考えられた遊具がずらり。ふわふわドームでは、いつも子どもたちが夢中で飛んで跳ねて遊んでいます。CHECK富山県美術館オノマトペの屋上富山県富山市木場町3-20☎076-431-2711tad-toyama.jp橋だって建築です!東京が誇る、橋の博覧会隅田川にかかる橋 @東京デザインや色がすべて異なり、それぞれが競い合うように堂々と建っている橋たち。実際に、山田守氏などの大建築家らが手掛けています。これら橋の博覧会をひと息に鑑賞するには、水上バスに乗って鉄骨の下をくぐるのが一番。とりわけ吊橋のカーブが見事な清洲橋はお見逃しなく。松本零士氏デザインの観光汽船「ホタルナ」は宇宙船みたいで子どもも大好き。これもまた移動する建築。小さな頃から触れたい!自然とアートの調和原美術館ARC @群馬牧場や遊園地があり、家族連れに人気のエリアに位置する磯崎新設計の美術館。建築界の重鎮にしてプリツカー賞作家の建築だからといって緊張する必要は一切なし。ピラミッド型屋根の建物は親しみやすく、自然の風景に溶け込んでいます。館内は、暗くなったり明るくなったり緩急があって楽しい。庭にあるウォーホルの「キャンベルズトマトスープ」の大きさにも毎回胸がときめきます。CHECK原美術館ARC群馬県渋川市金井2855-1☎0279-24-6585www.haramuseum.or.jp個性溢れる建築でしゅわしゅわ温泉を堪能ラムネ温泉館 @大分藤森照信氏の建築は、子どもが大好きな仕掛けがいっぱい。美術館は裸足でOKだし、茶室の入り口まで木のハシゴを登ったりする。素材も銅板や焼杉など、昔からある素材で、子どもも直感的に自分が歓迎される建築だと分かるよう。中でもラムネ温泉館はユニークなデザイン。まるで子どもが粘土と積み木で造ったような人懐っこい造形が魅力的です。屋根の上の松の木もお見逃しなく。CHECKラムネ温泉館大分県竹田市直入町大字長湯7676-2☎0974-75-2620www.lamune-onsen.co.jpまるでうなる大地!緑いっぱいの都心の公園アイランドシティ中央公園ぐりんぐりん @福岡伊東豊雄建築の特徴は、局面を大胆に取り入れて、また周囲の環境に溶け込んでいること。「体験学習施設ぐりんぐりん」は施設の半分が地面に埋まっているように見えますが、実際は屋上に木々を植えて育てています。うねうねの館内は、3つのテーマで構成されていて、温室では亜熱帯の植物が生い茂っていたり、珍しい蘭を育てていたり。緑に囲まれたフリースペースも子どもに大人気。CHECKアイランドシティ中央公園ぐりんぐりん福岡県福岡市東区香椎照葉四丁目☎092-661-5980ic-centralpark.jp水田にふわりと浮かぶ木造建築のホテルショウナイホテルスイデンテラス @山形仮設住宅や難民シェルターを紙でつくるなど、建築の概念を軽やかな方法で更新し続ける坂茂氏の設計。水田に浮かぶ木造のホテルは、ライブラリの本が子どもの届きやすい位置にあったり、共用棟は掃き出し窓になっている場所が多くて景色が見やすいなど子どもにもやさしい。5月以降の田植えで、稲の成長を観察できるのも楽しそう。近所の「キッズドームソライ」も合わせてどうぞ。CHECKショウナイホテルスイデンテラス山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1☎0235-25-7424suiden-terrasse.yamagata-design.comモダンアートに没入!摩訶不思議すぎる庭園養老天命反転地 @岐阜こんなへんてこな建物、見たことありません! 芸術家・荒川修作氏&マドリン・ギンズ氏により設計された大自然の中の公園施設。平衡感覚がおかしくなっていくのを面白がるのに、子どもも大人も関係なし! まるで、ダリの絵の中を散歩しているかのような不思議な気分になれます。床を歩いていたのに、いつのまにか壁になったり……。世界の見え方に新しい発見があるかもしれません。CHECK養老天命反転地岐阜県養老郡養老町高林1298-2☎0584-32-0501yoro-park.com/facility-map/hantenchi瀬戸内の青い海際に建つ新オープンの水族館四国水族館 @香川2020年、香川にオープンしたばかり。それほど大規模ではありませんが、瀬戸内の青い海を引き立てる真っ白い建屋が印象的。出港を待つ船のような生き生きとしたファサードや、海へつながって見えるインフィニティタイプのイルカプール。カーブのきれいな水槽は世界最大級の渦潮を再現。館内は文字情報も少なめで、スタイリッシュなデザインが貫かれているので居心地良しです。CHECK四国水族館香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4☎0877-49-4590shikoku-aquarium.jp黒川紀章が手がけた美しいモダニズム建築愛媛県総合科学博物館 @愛媛丸、三角、四角……。まるで積み木を組み合わせたようなダイナミックなシルエットに興奮します。館内も、リアルに動く恐竜やサイコロ万華鏡、無重力ミラーなど楽しくて不思議な仕掛けがいっぱい。遊び疲れたら外に出て深呼吸。緑豊かな自然の中で改めて眺める銀色のモダニズム建築は、現実離れした美しさです。地球も宇宙の一部なのだなぁ、とそんな後味が残る博物館。CHECK愛媛県総合科学博物館愛媛県新居浜市大生院2133-2☎0897-40-4100i-kahaku.jp教えてくれた人岡美里さん横顔のポートレートをライフワークとする美術作家。その他にも、散歩や建築巡り、アート好きとも知られ、さまざまな企画で活躍中。子連れで美しい銭湯巡りをすることがマイブーム。常盤湯(江東区)が最近のヒット。Instagram:@misato_oka※各施設の営業状況は公式HPをご確認ください
2023年05月03日「KYOTOGRAPHIE 2023」が5月14日まで開催中です。本写真祭において、ディオールは独自の視点からファッションや人体を通して「人の存在」を追い求めてきた、写真家・高木由利子展に特別協力しています。©WATARU FUKAYA京都・二条城 二の丸御殿台所・御清所にて開催されている、高木由利子氏の個展「PARALLEL WORLD」は、建築家の田根剛のセノグラフィーにより完成に導かれました。本展の名称は、共時的に存在する「2つの世界」を意味し、日常的に民族衣装を纏う人々を12カ国で撮影した”Threads of Beauty”そして「ファッション」の世界が交錯します。ファッションのテーマにおいては80年代から現代までのファッション界をけん引してきたデザイナーたちのクリエイションが写真に収められており、その中には高木由利子がディオールのために撮り下ろしたオートクチュールの特別なアーカイブピースも含まれています。印画紙、和紙、コットン紙、漆喰など異なる素材にプリントされた作品や自身がプリントに着色した作品など、多彩な写真表現の中で2つの世界が交錯する本展の舞台裏を写真家の高木由利子、建築家の田根剛による特別インタビュー映像とともにお楽しみください。 CreditProducer: Satoshi TakahashiCinematographer: Senzo UenoCamera assistant: Tomoyuki KujiraiEditor: Yuki InomataColorist: Sho SuzukiProduction manager: Yusuke TamuraProduction: NION@DIOR#KYOTOGRAPHIEお問い合わせ:クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年05月02日