美術家であり彫刻家の金氏徹平の展覧会『Fluorescent Green Boxと未発表、 未完成作品』が4月7日(木)から5月8日(日)までブックショップNADiff a/p/a/r/tで開催される。金氏は、身の周りのものを素材にして、 部分を切り抜き繋ぎ合わせ、 既存の文脈から離れ、 新しいイメージを作り出すコラージュ的手法で作品を制作。活動初期より国内のみならず海外でも数多くの展覧会やコラボレーションを行ってきた。異なる用途の日用品やおもちゃなどを接続し、 白色の石膏や樹脂を流し固めることで再構築してひとつの集合体となる《White Discharge》、 液体化粧品のイメージの切り抜きを別のスケール感を持つ写真と組み合わせることでズレが発生しながらつながる《海と膿》、 建物や箱状のものに、 球体や煙などの様々な大きさの正体不明のものが出たり入ったりする様子を描いた《tower》シリーズなど、 表現方法は彫刻、 インスタレーション、 絵画、 写真、 映像など多岐に渡ってきた。特に《tower》シリーズでは、 ドローイングからアニメーション、 演劇、 そして店へと展開するなど、 モノやイメージの繋ぎ合わせにとどまらず様々なジャンルの人々、 事物との掛け合わせなどのコラボレーションを積極的に行い、 彫刻の概念の拡張に挑戦した。Sea and Pus (Green Moomin/Murano) 2015 ヴェネチアングラス 14x8x8cm本展では、 金氏が活動初期から手を加え続ける《White Discharge》のプロトタイプや未発表作品を展示。作家のこれまでの活動を改めて組み合わせ、 今現在の視点で再構成すると共にこれまでの作品を捉えなおすことで、 20年間様々な展開を遂げてきた金氏の、 未来への起点にもつながる節目の展覧会となる。また、 展覧会開催に合わせて「Fluorescent Green Box」の販売も実施。このボックスには、 広報物、 作品が掲載された雑誌、 制作過程で生まれた破片など、 金氏の活動を取り巻くあらゆるものが一つの箱に収集される予定となっている。<アーティストステートメント>不安で不確かな時代」というような言い方がありますが、 少なくとも僕が作品を発表するようになった20年前からそうでない時代はありませんでしたし、 安心で安定的な状態が想像できません。 それでも、 いつも不確かな世界を不確かなまま捉えようとすること、 さらに他の可能性を想像すること、 もしくは20年間を素材にして20000年を想像するようなことにチャレンジしている気もします。作品を発表するようになってからの20年間で出版してきた作品集やカタログ、 掲載誌、 広報物、 印刷物、 作品の断片、 素材、 試作品、 または未発表作品や何年も手を加え続けている未完成作品を捉え直すことで、 僕の20年間の20%くらいは見えてくるのではないかと思いますが、 むしろその周りにあった何か、 周りにいた人、 もしくはまったく語られていないこと、 が残りの80%であり、 重要なことで、 見えてくると良いなと期待していることです。金氏徹平<マルチプル作品「Fluorescent Green Box」>エディション50、 素材や中身の種類・数が違う3タイプを店頭にて4月7日(木)13時より販売。「Fluorescent Green Box」【ed.2~10/50】【ed.2~10/50】中身イメージ一部の作品は2022年4月8日(金) 13:00より「OIL by 美術手帖」でも販売開始URL: ※ご購入は先着順にて承ります。 ボックスの内容はすべて異なります。※ダンボール箱(ed.11-50)のエディションはお選びいただけません。※全ての内容物は作家個人が所有、 保管していたものを詰め込んだもので、 多少の傷や汚れがある場合がございます。 作家所有の資料を集めてボックスにした作品であるとご理解ください。<展示概要>金氏徹平『Fluorescent Green Boxと未発表、 未完成作品』期間:2022年4月7日(木)~2022年5月8日(日)会場:1階NADiff a/p/a/r/t & 地下1階 NADiff Gallery営業日:木、 金、 土、 日、 祝営業時間:13~19時入場費:無料
2022年03月25日株式会社DIC学園慶林館(所在地:大分市末広町、代表取締役社長:赤嶺 一夫)は、慶林館×AOI総合型選抜入試合格オンライン授業を4月に開始いたします。総合型選抜入試合格授業コーススタート私の受験って大丈夫?一発勝負の入試で失敗したらどうしよう・・・。うちの子、勉強ができないんです・・・。そのような心配を軽減してくれる入試方式に総合型選抜入試があることはご存知でしょうか。親世代では一部の人だけが受ける特殊な受験方式だと思っている人が多いようですが、1990年から始まった総合型選抜入試(旧:AO入試)は30年で7倍以上となり全国6万人もの受験生が受けています。子ども世代は普通にみんなが受ける当たり前の受験方式になってきているのです。しかし、総合型選抜入試の認知度がまだ低いのが現状・・・だからこそ今がチャンスです。総合型選抜入試は一般選抜入試より倍率が半分になっているため志望校合格への可能性が上がります。また、一般入試と時期がずれているため早期に受験戦略を立てることでチャンスが2倍になります。総合型選抜入試に取り組むことで言語能力が向上し、一般選抜の教科の理解促進につながります。「なぜその大学へ行きたいのか」大学進学の目的を明確化することで一般入試へのモチベーション、成績も上がっていきます。ですが、今後拡大が予想される総合型選抜入試では「受験対策の機会不平等」が問題視されています。正解のない総合型選抜入試は、一般選抜のように合格基準や対策方法が明確でないため地域や学習環境による情報差が大きく「地域・経済格差」の問題で諦める受験生も多くいます。しかし、実はきちんとした戦略をたてて取り組めば、他の入試との併願もできるし、合格の可能性もアップします。志望校合格率が倍になる総合型選抜入試を知らずに受験しないのはもったいないのです。そこで九州、そして大分県の「受験生を諦めさせない!」そんな想いで今回慶林館では、2022年合格率94%、そして豊富な合格実績をもつ「総合型選抜専門塾AOI」と一緒にこの機会不平等へアプローチし教育格差是正への貢献を目指すべく、「総合型選抜入試合格 オンライン授業コース」を4月よりスタートさせることとなりました。【総合型選抜入試専門塾AOIについて】総合型選抜入試専門塾AOIは、その名前の通り総合型選抜入試の対策を専門とした学習塾です。関わる全ての高校生を“想像以上のあなたにする”をミッションに掲げ、5年で全国No1の合格実績を持っています。関西・関東・オンラインを合わせて5校舎展開、累計生徒数1,600名以上。2022年度最新合格実績94.1%、京阪神、早慶上智、GMARCH、医学部の合格実績多数。関関同立累計合格者400名以上の総合型選抜入試のエキスパートです。総合型選抜専門塾AOIとは?合格大学数は172校を超えましたが「難関大学に行こう!」だけでなく「自分にあった大学に行こう!」という教育方針のもと指導を行なっています。取材実績も多く、「7日間で合格する小論文ー読み方&書き方を完全マスター」は異例の半年で1万部突破の書籍となりAOIの指導力の高さが証明されました。そんな総合型選抜入試専門塾AOIと慶林館が協力して「総合型選抜入試合格オンライン授業コース」を4月より開講することとりました。この授業コース「AOI HUB」はこの総合型選抜入試専門塾AOIがLIVE授業を配信する授業です。週1回ペースで授業を配信する「オンライン授業」授業ごとに不明点や質問の回答などを行う「情報サポート」、提出書類までサポートする「オンライン添削」で構成されており、総合型選抜入試に必要な要素は網羅できるように授業設計されています。AOI HUBの授業について1AOI HUBの授業について2毎週火曜日または木曜日、月4回の授業を慶林館で行う6ヶ月(24回)コースが準備されています。欠席してもフォローがあるから安心です。また、この授業は、総合型選抜入試と一般選抜の両立を目的としているコースです。慶林館で一般選抜の対策をしながらAOI HUBの授業で総合型選抜入試対策を週1回で始めることができるのでチャンスを広げたい生徒には理想的なコースです。総合型選抜入試の勉強は「なぜ自分が大学に行くのか」を知る機会でもあります。学んで受験しない!でも大丈夫。推薦入試にも役立ちますし、自分の選択肢を広げてみてください。「総合型選抜入試にチャレンジしてみたい」と「総合型選抜入試でチャンスをつかもう!」と思った方、ぜひ1度慶林館にご相談ください。総合型選抜入試、学校型選抜入試、一般入試などしっかりとした計画を立て慶林館が大学合格をサポートします。「慶林館×AOIの総合型選抜入試合格オンライン授業」で一緒に合格の可能性を増やすための一歩を踏み出しましょう。参考【総合型選抜入試とは】今までは勉強といった画一化されてきたものが社会では求められてきましたが、国際化、情報化の急速な進展によって「正解があるものを覚える」のではなく「正解がない中で正解をどうやって生み出すのか」ということが必要だと考えられるようになりました。文部科学省が掲げる高大接続改革の中で、社会で自律的に「学力の3要素」をバランスよく育むことが求められるようになりました。「知識・技能」を習得し、「個人の最低限の労働者として必要となる生活能力」を身につけていた世界観から、今後は「思考力・判断力・表現力」を身につけて目まぐるしく変化する「時代への対応力」、より多くの価値を生み出せる能力を身につけ「主体性・多様性・協働性」を持って社会と積極的に関わり、個人として良い人生を送り社会に良い影響を与え、より多くの新しい価値を生み出す「社会への貢献力」が重要視されるようになりました。総合型選抜入試とは?1総合型選抜入試とは?2総合型選抜入試とは?3総合型選抜入試とは?4しかし、一般選抜ではこの3要素を評価できず、この学力の3要素を評価できるのは「総合型選抜入試(旧:AO入試)」が注目を集めています。一般入試は苦手を克服することが必要ですが、そう総合型選抜入試は得意なことに磨きをかけていきます。勉強が苦手だと思っている生徒も挑戦することができます。総合型選抜入試や推薦入試の入学者数の割合も大きくなってきているものの、依然として、学力試験による一発勝負で点数の高い人から合格するシステム「一般選抜(旧:一般入試)」がスタンダードであり、「総合型選抜入試(旧:AO入試)」はまだまだ全国へ普及していないのが現状です。総合型選抜入試にチャレンジしよう! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日自然豊かなリゾートホテル「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」では、2022年3月6日に「神の雫」原作者樹林(きばやし) ゆう子氏、樹林 伸(しん)氏とワイン醸造家池野 美映(いけのみえ)氏を迎えて「Domaine Mie Ikeno メーカーズディナー in リゾナーレ八ヶ岳 OTTO SETTE(オットセッテ)」を開催しました。当日は、「神の雫」原作者である樹林氏の声がけで集まったワイン愛好家をはじめとする23名が参加。ドメーヌ ミエ・イケノのワインに合わせて、当ホテルのメインダイニング「OTTO SETTE」の料理長が創り上げた一夜限りの特別なコースを提供しました。また、通常は一般公開されていないワイナリーを訪れる特別プログラムを実施し、ワインが育つ土地や環境を知り、その場所でアペリティフを楽しんでいただきました。当日の様子・ワイナリーを訪れる特別プログラム参加者は当ホテルにご到着後、池野氏のワイナリーを訪れました。2006年に葡萄畑を開墾した時のエピソードや葡萄の成長の様子、こだわりの製法などを池野氏が紹介しながらワイナリーを案内。また八ヶ岳や南アルプスを望む絶景が広がる葡萄畑で、ワインが育つ土地に吹く風や差し込む光を感じながら、市場には出回っていない希少なワイン「Chardonnay Party Party 2013 」を味わっていただきました。<ワイン>・「Chardonnay Party Party 2013」2013年のミレジムのみで造られた、炭酸ガスを含んだ微発泡のシャルドネ。果実の凝縮感とバニラやバタースコッチのような甘い香りが特徴です。・アペリティフディナーの前には、山梨県の春の象徴である桃の花が彩られた会場で、アペリティフを楽しむプログラムを開催。食前酒として、「神の雫」シリーズ内で紹介された「グレイス セレナ・エクストラ・ブリュット2017」をはじめとしたワイン5種を揃えました。料理は、若桃の葡萄酢漬けをプロシュートと組み合わせた塩味と香りのバランスが良い「プロシュートとブルスケッタ」、ふきのとうの爽やかな苦味と香りで、早春の味わいを楽しめる「ふき味噌とゼッポリーニ」など、地域ならではの素材を活かしたこだわりの5品を用意。ワインと料理のマリアージュを共に体験しながら、参加者は思い思いに語り合いました。・ホテルのメインダイニング「OTTO SETTE」でこの日限りの特別なコースを用意OTTO SETTEでは、ワインに合わせて創り上げたこの日限りの特別なコースを用意。参加者は、それぞれ味わいに特徴があるドメーヌ ミエ・イケノのワインと、ワインをより楽しめるよう考案された、シェフこだわりの料理を堪能しました。例えば、トロピカルな果物やバニラ、バタースコッチのような甘い香りが特徴の「Chardonnay 2016」には、ローストしたマカダミアナッツで風味豊かに仕上げた「岩魚のヴァポーレ」を合わせました。ワインの甘い香りと、繊細なナッツの香りをまとった岩魚が一体感を生み出しています。また、シルキーな口当たりで程よいタンニンと酸味のバランスが良い「Merlot 2012」には、ローストした鹿肉に煮貝(にがい)を盛り付け、全体を赤ワインのソースでまとめた「鹿肉のロースト 煮貝」を。鹿肉の風味、コクのある赤ワインソースと、ワインの果実味、ほのかなスパイスの相性が良い一品です。参加者は、ドメーヌ ミエ・イケノの洗練されたワインを軸に構成されたディナーとワインとのマリアージュを楽しみました。・樹林氏と池野氏によるトークセッションOTTO SETTEでのディナー中には、樹林氏と池野氏によるトークセッションが行われました。「神の雫」でドメーヌ ミエ・イケノが紹介された際のエピソードや、ワインと料理についての話に、会場が盛り上がりました。また、ドメーヌ ミエ・イケノの誕生秘話が画像と共に紹介され、参加者はディナーで提供されたワインの背景を知ることができました。ワインショップ「八ヶ岳ワインハウス」では「神の雫」の掲載ワインを紹介施設内のワインショップ「八ヶ岳ワインハウス」では、本イベント期間限定で、「神の雫」に掲載された山梨県、長野県のワインを取り揃えました。店内では、「神の雫」に紹介されたワインを漫画で表現されたテイスティングコメントとともに紹介。また、ワインの横には、そのワインが登場した該当巻も用意したので、その場で見ることができました。八ヶ岳ワインハウスでは、25mlからのテイスティングができるため、漫画を手に取りながら、ワインの味わいを楽しんでいただきました。「神の雫」原作者樹林 ゆう子氏、樹林 伸氏「神の雫」の原作者である樹林 ゆう子氏、樹林 伸氏ご姉弟。「神の雫」はご姉弟の共通ペンネームである「亜樹直(あぎただし)」名義の作品で、漫画とワインという新しい組み合わせを生み出し、世界でシリーズ累計1500万部以上を発行する大人気漫画です。人気は国内にとどまらず、韓国やフランスでも人気を博しています。2009年には、「神の雫」がグルマン世界料理本大賞の最高位の賞「殿堂」を日本の作品として初めて受賞しました。ドメーヌ ミエ・イケノ代表池野美映氏ドメーヌ ミエ・イケノは標高750mの広陵地に広がる葡萄畑で、「シャルドネ」「メルロー」「ピノ・ノワール」の3種のワイン用葡萄を栽培しています。醸造家・池野美映氏の「自社畑100%の葡萄で高品質なワインを造りたい」というこだわりを体現し、葡萄の栽培からワインの醸造まで一貫して手掛けるワイナリーです。八ヶ岳の自然をそのままボトルに詰め込んだようなワインを目指し、除草剤を一切使用せず減農薬で葡萄を栽培しています。OTTO SETTEとはOTTO SETTEは山梨県と長野県の県境にある標高約1,000メートルの高原の避暑地、アカマツの森の中に建つリゾナーレ八ヶ岳のメインダイニングです。「OTTO」は数字の「8」つまり八ヶ岳。「SETTE」は数字の「7」つまり食材を提供する7人の達人を意味しています。イタリアの世界的な建築家マリオ・ベリーニの手がけた高い吹き抜けの下、光の降り注ぐ大きな窓越しに八ヶ岳の森を望む空間です。創意溢れるシェフ自身が産地に赴き吟味した、大地の恵みを享受した秀逸な素材を独創的に活用したイタリア料理と、経験豊かなソムリエがワインセラーから選ぶ約2,000本のワインとの思いがけない発見に出会えます。<最高水準のコロナ対策宣言>[ ]{ }【1】衛生管理星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。・チェックイン時の検温実施・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ・館内各所に除菌用アルコールを設置・全客室に手指消毒用アルコールを設置・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置・館内での接客業務の際にマスクを着用・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)【2】3密回避密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底関連資料:[【星野リゾート】コロナ対策まとめ]{ }星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳建築界の巨匠マリオ・ベリーニが手掛けたデザインホテルです。ホテルのメインストリートには、19店舗のセレクトショップが立ち並び、波の出る屋内プールや、本格的イタリア料理のメインダイニングなどを備えています。〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町129-1/客室 172室[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月15日月を愛でる舞台装置八王子市の野猿峠突端の崖地に建つ建築家の落合俊也さんの家は、主に週末を過ごす実験住宅だ。「夕焼けの山並みと三日月が浮かぶ眺望が素晴らしいので、ここを『月舞台』と名付けました」。季節や時間に応じて大きなデッキを囲う建具を全解放し、様々な催しを楽しんでいる。崖に沿って地面をくり抜くように建てられた家は、床や壁が地面に接している安心感がある。洞窟に暮らしていた人類の太鼓の記憶が蘇るかのようだ。「地球の体温は15度あります。夏は涼しく冬は暖かい、15度という体温を活かすために崖地に住まいを作りました」落合邸でふんだんに使われている木材は、新月伐採し、葉枯らし天然乾燥させたものを使っている。「“柱を闇斬せよ”という言葉が伝えるように、冬の新月、木が眠っている時に伐採した木は狂いにくく、燃えづらく、素性のよい木となります。名器と言われるストラディバリウスのバイオリンも新月伐採の木で造られます。木のバイオリズムに叶っているのです」崖地に沿って建つ家は玄関のあるフロアが最も高い。玄関ドアを開けたらこの大空間が広がる。大きなデッキは夏の日差しを調節する機能を持つ。正面上部右側が玄関口。奥の階段は地階のベッドルームへ続く。ペンダントライトは春雨紙で作られている。キッチンも木材で作ることにより、家に関わる職人の数を減らしている。釘を使わず、一人の職人が伝統工法で作り上げた家。「大工のスターを育てたいと思いました」。木材は丁寧に面取りされていて、優しく心休まる空間となっている。玄関を入り、伝統構法の木組みの階段を降りていくと、それぞれのフロアに居場所がある。崖地の地盤に寄り添うようにスキップフロアで居室が連なる。伝統工法の木組みの階段。大地の安定した熱を利用するアースハウジング丁寧に伐採された木を使い、土間床式の地熱を利用した落合邸は、カビや新建材によるシックハウス症候群にも無縁だ。日本で2軒しか使われていないという真空断熱材を使って超高断熱高気密化し、屋根などから降りてくる暖気や冷気をしっかり断熱。窓にも結露が起きない。湿気がたまりやすい洗面やバスルームもいつもカラリとしている。「体感温度に影響するのは、床や壁が発する輻射熱です。壁や床が20度なら中の気温を20度に調整することはすぐにできますが、躯体が10度であれば、体感温度を20度にするために気温を30度にしなければなりません。温度の低い壁面の近くでは体から熱がどんどん取られます。多くの現代住宅はこうしたアンバランスな熱環境にあり、その温度差は人の健康を害し、壁内結露を生み出し、無駄な化石エネルギーの消費を生みだすという諸悪の根源ともなっています」「家の中に火を見る場所を作りたかったので、ペレットストーブを導入しました。炭や燃えカスがほとんど残らない優れものです」右側は扉の代わりに布を下げた物入れ。左側に水回り。正面は周囲の樹々を切り取ったピクチャーウィンドウ。端材を丁寧に継いだ天井は色を合わせるために柿渋を塗っている。空気の層を遮断するブラインドは断熱効果に優れる。窓は外側がアルミで劣化が少なく、内側は木製。結露を防ぐ工夫が施されている。ガラス面は紫外線で汚れを分解。地面に直に敷設したRCの床は地盤の温度が反映される。冬暖かく、夏は涼しい。炭を混ぜてグレーにしている。湿気のたまりやすい水回りも、常にカラリとしていて心地よい。「水回りは家の中の暖かい場所に作ったほうが結露しにくいです」“究極の木の家”を目指す森林の環境には人を健康にする力がある。「森林医学のエビデンスに基づき、“究極の木の家”を研究しています。均質で機械工業的な都市のストレスから開放され、生命が持つ本来のリズムを取り戻すことができます。良く眠ることができて、気持ちよく起きることができる。呼吸が深くなり、疲れを溜めにくくなり、免疫力が高まり、病気をしにくくなるのです」取材の最後に落合氏がクイズを出題。「この家は何階建てかわかりますか?」玄関〜テラス〜リビング〜ベッドルームの4層のスキップフロアだから2階建て、くらいかな??「答えは平屋です。RC+木造の平屋なのですが、確認申請がなかなか下りず、役所と戦いました(笑)」ダイニングとテラスを結ぶ横一列の大階段、設えを替えるためにはしごを登らなければ行けない和室、指を入れる穴の開いたイス……。落合邸には笑顔になってしまうしかけがそこここにある。究極の木の家、地熱利用、崖地────人生を大いに楽しむ家がここにある。木組みで造られたテーブル。木のスツールは一見重そうだが、中がくり抜かれていてとても軽い。持ち運びがしやすいよう指を入れる穴を空けている。はしごを登らなければたどり着けない和室。畳の縁が美しい。ブラインドの素材は杉。外壁はガルバリウム鋼板。内部の豊かな木の空間との対比がおもしろい。落合邸 /SILK-HUT「月舞台」設計 落合俊也(森林・環境建築研究所)規模 地階付き平屋建延床面積 133.76㎡
2022年03月14日吉阪隆正(1917~1980)は、戦後復興期から1980年まで建築家として、また、建築を中心とした教育者、登山家、冒険家、文明批評家など横断的に活躍した。東京都現代美術館で3月19日(土)から開催される『吉阪隆正展ひげから地球へ、パノラみる』では、そんな幅広い顔を持った吉阪の活動を紹介する。1917年に東京で生まれた吉阪は、「考現学」の創始者として知られる今和次郎、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事。戦後の住宅難解消のため、住むためにすべてが準備されている大地を人工の力でつくる「人工土地」を提唱した。そんな人工土地の上に住む住宅《吉阪自邸》や、《ヴェネチア・ビエンナーレ日本館》、《アテネ・フランセ》などを手掛け、コンクリートによる彫塑的な造形を持った独特の建築で知られている。世界各国の大学や会議に招聘されるなど国際的に活躍する一方、吉阪は新しい社会や環境、未来へ向けた集住とすがたを提言した。自身の著作執筆だけでなく、師のコルビュジエの著作も数多く翻訳して、日本での普及に努めた。さらに住宅建築、公共建築、山岳建築や地域計画を手掛けたり、アラスカやアフリカなどへ探検する冒険家・アルピニストの活動も行った。同展では吉阪の生涯と領域横断的な活動を、7章に構成して紹介する。主宰した設計アトリエの「U研究室」、教鞭を執った大学院の学生らと共に、ディスカッションをしながら、集団で建築を作り上げていった30の建築とプロジェクトを、スケッチ、原稿、ノート、書類、写真といった創造の源泉となる資料とともに紹介。吉阪が建築によって目指したものとは何か、社会へのメッセージを紐解いていく。その中でも、地域計画のプロジェクト展示は初めてとなる。同展を、地域や時代を超えて見渡すことなどを意味する、吉阪自身の造語“パノラみる”ことで、個から地球規模への活動の広がりを知り、現代における吉阪隆正の仕事を再評価する絶好の機会となるだろう。《サイコロ世界地図》1942年(C)吉阪隆正《吉阪自邸》1955年 (撮影:北田英治、1982年)《ヴェネチア・ビエンナーレ日本館》1956年 (撮影:北田英治、1997年)自画像《一筆描きのタカ》1979年(C)吉阪隆正【開催概要】『吉阪隆正展ひげから地球へ、パノラみる』会期:2022年3月19日(土)~6月19日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F時間:10:00~18:00(展示室入場は17:30まで)休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日(火)料金:一般1,400円、大学・65歳以上1,000円、高中500円■公式サイト:
2022年03月07日楽しくてワクワクする家設計はある程度自由にしてほしかったので、建築家に対して具体的なリクエストはあまり出さなかったという齋藤さん。とはいえ「楽しくてワクワクするような家をつくってほしい」、さらに「光や風など自然を感じることができるような家にしてほしい」とは伝えたという。建築が好きでインテリアコーディネーターの資格ももつ齋藤さんは、設計を依頼した篠原明理さんに、学生の頃からつくってきたスクラップブックを見てもらったという。好みのインテリア写真などを貼り付けたこのスクラップブックについて篠原さんは「お話をうかがうだけでなく、齋藤さんの好きなものをある程度共有することができたので、大まかなイメージのすり合わせはできていたと思います」と話す。それはRC造の無機質でミニマルなデザインとは方向的には真逆ともいえる、内部に多様な居場所があって、かつまた、植物などがところどころに置かれているような家、といったイメージだったようだ。ロフトレベルからリビングを見下ろす。ダイニング側から見る。大きく開けた南東側の開口からは隣のお兄さんの家の庭が見える。基礎が生活の場まで立ち上がる篠原さんが最初に提出したのはRCの基礎がそのまま立ち上がって生活空間の一部となることを表す模型だった。コンセプチャルな印象も与えるこの模型を見て驚いたという齋藤さん。しかし「とてもワクワクした」という。「料理をする場所やロフトなどへ上る場所、植物が植えられる場所などがつくられていて、設計をお願いしたかいがあったなと思いました。ただ同時にどうなるんだろうという不安もあって、ワクワクと不安がちょうど半々くらいの感じではありました」篠原さんはこの模型案について「基礎からそのまま立ち上げて居場所をつくるというイメージははじめからもっていた」という。そしてその上に載る木造の部分をどうつくりこんでいくかについては、「実際の生活の場面を考えながらここにはこういう場所があったほうがいいだろう」など、齋藤夫妻と打ち合わせを重ねていったという。基礎からそのまま立ち上げたRCの階段。「象徴的なオブジェのようなものにもなっている」と齋藤さんは話す。建築家の篠原さんは左のアーチについて、装飾というよりも「ひとつの強い建築の言語として」とらえているという。打ち合わせ時にはイタリア・ルネサンス期の画家、アントネッロ・ダ・メッシーナの絵画とも関連させて説明を行ったという。洗面所のコーナー部分も基礎からそのまま立ち上げてつくられたもの。このアーチのトンネルは手前側にくぐるとすぐ目の前に吹き抜け空間が現れ、場面を切り替える役割もになっている。スタディコーナーとよばれる場所から奥に洗面所を見る。浴室はその右側につくられている。寝室のコーナー部分にもRCでつくられた場所がある。この梯子からロフトに上がることができる。右がスタディコーナー。「コンセントを上につけてもらったのでわたしはパソコンを持って行って仕事をしたりします。上の子はあそこで宿題もしますが、よくあのコンクリートの上に乗ったりしていますね」(齋藤さん)コントラストのある空間RCの基礎をそのまま生活空間にまで立ち上げるというコンセプトはこの家を大きく特徴づけるものだが、実際にこの空間を体験してみると、南東側に大きな開口が多く取られて、それとは対照的に逆の北西側に濃色の壁がつくられていることが目を引く。南東側の開口部は採光に関するリクエストに応えるほかに、隣に立つ齋藤さんのお兄さんの家の庭を借景として取り込むという役割もになうものだ。篠原さんは逆サイドの壁に濃い目の色を採用する際に、明るい南東側とのコントラストも考慮したという。さらに「木のテクスチャーを使いたいこともあって、ラワン合板にオイルステイン仕上げにすることにした」(篠原さん)とも。壁の色については「色のパターンを7、8ぐらい出していただいて、実際に現場で色見本を見ながら相談しながら決めました」と齋藤さんは話す。ロフト下のキッチンスペースのコーナーも基礎からそのまま立ち上がったRCでつくられている。左の窓ではお隣のお兄さんの家族とカウンター越しに気軽にコミュニケーションを取ることができる。階段側からロフトとリビングを見る。ふだんは大きなハンモックをかけているというロフトスペース。いずれ子ども部屋にすることも考えているという。階段前からリビング、キッチン、ロフトを見る。子どもたちも大いに満喫もう少しでこの家での生活が1年になるという齋藤さん一家。齋藤さんは「やはり家のそこここに居場所ができていますね」と話す。そしてこの「多様な居場所」を大きく享受しているのはお子さんたちだという。「下の子はあのRCの階段のところが好きでよく遊ばせたりしていますし、上の子はテレビのある窓際の台のところに座ってのんびりしたりしていることもあります。奥の部屋に行く途中のスタディルームでは2人で遊んだり本を読んだりもしていますね。あと、上の子は暖かい日にはスタディルームの真上にあるバルコニーで長い時間過ごしています」階段の踊り場は下のお子さんのお気に入りの場所だという。奥さんもRCでつくられた居場所が大いに活用されているという。「寝室の上にあるロフトからバルコニーに出られて、階段を上がったところにあるドアから室内に入ってこられるんです。回遊できるつくりになっているので上の子はぐるぐると走り回ったりもしていて、大人だけではなくて子どももけっこうワクワクしたつくりになっていて、この家を大いに満喫しているのではと思います」と話す。そしてさらに最後にこんなことも話してくれた。「子どもは新しい遊び場所を見つけるのがほんとに上手で大人が思っても見なかった遊びを勝手に開発する。その楽しそうな姿を見るのがとてもうれしいし楽しくて。こういうのも“ワクワクする”ということなんだなと思っています」寝室の上のロフトからバルコニーに出ることができる。階段を上って右側にあるドアからバルコニーに出られるので、バルコニーを介してロフトに行くこともできる。道路側につくられた階段からバルコニーを見る。奥に見えるのが階段を上がった場所にあるドア。バルコニーから道路側を見る。手前左が倉庫のドアで奥がロフトスペースへと通じるドア。「篠原さんには外観はそんなに気にしなくていいですとお伝えしました。外よりも中のほうに重きを置いてもらって、それに付随して外の形がつくられていくというかたちでいいんじゃないですかと」(齋藤さん)「長いスパンで考えると、この土地の扱い方が大きく変わるかもしれない。そのときに今とはまったく異なる様相の空間をコンクリートの部分をベースにしてまた新たに創り出すこともできるのではないかと思います」(篠原さん)齋藤邸設計篠原明理建築設計事務所/office m-sa所在地東京都昭島市構造RC造+木造規模地上1階+ロフト延床面積110.05㎡
2022年03月07日初めての1人暮らし。新生活を気持ちよくスタートするためにも、部屋選びは後悔したくないですよね。そこで、編集部に寄せられたお悩みや失敗談をもとに、一級建築士のリクドウさんが「おすすめしない1人暮らしの部屋」をお伝えします。今回のテーマは、おしゃれだけど寒くて暑い物件、です。一級建築士がおすすめしない! 1人暮らしの部屋ーーさっそく、寄せられた失敗談をご紹介しましょう。「部屋の壁がコンクリートでオシャレだからと、メゾネットタイプのデザイナーズマンションに住んだことがあるのですが、寒くて死にそうでした」(31歳・無職)リクドウさん(以下略)コンクリ打ちっぱなしの壁(以下、コンクリ壁)は、今も昔もおしゃれなイメージがありますよね。モノトーンの家具を合わせれば洗練されたスタイリッシュな空間に、木目のインテリアを置けばモダンかつ温かみのある雰囲気に仕上がります。男女問わず、誰かを招きたくなるような自慢の部屋作りのベースとなる役割をしてくれるんですね。ですが、けっこうタチが悪いコンクリ壁もあるんです。そうしたコンクリ壁のいくつかあるデメリットのなかでも、最大なのは断熱性の低さ。外気にかなり左右されやすいんですよね。ですから、冬は寒く夏は暑い。しかも、コンクリは一度熱を持つとなかなか冷えないという特性があり、夏は灼熱地獄に近い状態になり得ます。この方は、運悪くこのタイプだったのではないでしょうか。ーーイケメンと付き合ったら、性格が超悪かった!みたいな感じですね。言い得て妙ですね~。さらに言いますと、冬も悲惨なんですよ。ヒーターでようやく部屋が暖まったとしても、外気との差で結露が発生しやすく、つまるところカビが好む環境になりやすいです。カビは研究者の方など一部の方々を除けば、多くの人にとって不快極まりないイヤな存在ですよね。健康を害する恐れも出てきます。とまぁ、光熱費はかかるし、快適性もかなり低い。ここまで書けば、デメリットだらけじゃん!って思いますよね。私も自分で言いながら、ホントいいところがないなぁと改めて思っています。でも、それは先述した、タチが悪いコンクリ壁に限って言えることなんです。ある条件をクリアしているものであれば、話は別なんですよ。ーーさんざんこき下ろしといて、一気に持ち上げる作戦ですか。デメリットだらけだったら、コンクリ壁の部屋なんてとっくに消滅していますよ。でも、いまなお根強い人気を維持している。それはですね、断熱施工の有無にかかっているんです。しっかり施工してあるものは、先述したデメリットを心配する必要はありません。しかも、コンクリには防音性が高いというメリットがあるんです。集合住宅の悩みのひとつに、騒音がありますよね。それも難なくクリアです。但し…!ーー再び急降下?コンクリ壁の断熱施工はおもに外壁側で行うことが多いですが、見た目ではわかりにくい。ですから、必ず不動産屋さんに聞いて、絶対にきちんとした回答をもらってください。ここをうやむやにしてしまい、もし外断熱されていない物件に住んでしまったら…その先の未来は暗いですよ、絶望しかありません。部屋に誰かを呼ぶどころか、自分が帰りたくない空間になってしまいます。また、外断熱は年月が経つと効果も低くなるので、メンテナンスの確認もしましょう。それが面倒なら、築浅物件がベターでしょうね。ーーなるほど、コンクリ壁とひと口に言っても、住んではいけないものが存在しているんですね。最後に、デザイナーズマンションについても教えてください。デザイナーズって何ですか?定義は決められていませんが、建築家がデザインしたものでそれをウリにしている物件、ということですね。デザインを重視して、機能性や安全性はさほどなのでは?という声も聞きますが、一般的なマンションと同じように定められた基準に則って建てられていますので大丈夫です。ただ、例えば“巾木(はばき)”がない場合もありますけどね。巾木とは、床に接する壁の下部につける帯のような横板のことです。壁の汚れ防止や、壁と床の隙間をカバーするために設置しますが、1人暮らしの賃貸であれば、部屋はそこまで汚れないでしょうし、一生住むというわけでもない方が多いでしょう。あまり重要視しなくてもいいと思います。それくらいなので、予算内で気に入ったデザイナーズがあれば、それは運命の出会いとして受け入れていいと思いますよ。では、コンクリ壁の部屋に戻りましょう。まとめますとズバリ、「コンクリ壁の部屋でも、外断熱されていないものは絶対におすすめできません!」ーー以上、一級建築士がおすすめしない! 「1人暮らしの部屋」でした。参考にしてくださいね。「コンクリ壁の部屋」注意点をおさらい教えてくれた人リクドウさん一級建築士。設計事務所の管理建築士。普段の仕事は、公共、商業施設の設計がメイン。住まいに対するモットーは「自分らしくいられる、憩いの空間であるべき」。©Carlina Teteris/Getty Images文・伊藤順子
2022年03月05日新建新聞社(東京都千代田区・長野市)は、信州・長野県で活躍する建築家の家づくりを紹介する『信州の建築家とつくる家』のシリーズ最新刊を2022年3月31日に発売します。[特集]敷地を読み解くすっかり定着してしまった「巣ごもり生活」。あらためて住まいの大切さを実感するとともに、住環境に求めるものも以前とは変わってきたのではないでしょうか。そこで新刊『信州の建築家とつくる家17』では、「敷地を読み解く」というテーマを通して、豊かな住まいの環境を考えます。住宅の敷地は千差万別。本誌では3つのキーワードから、敷地の形や立地条件だけでなく、周辺の環境、街並み、住まい手の歴史といった背景も含めて「敷地」を読み解いていきます。[特集]敷地を読み解く1|田園・里山の環境を楽しむ2|眺望を生かす傾斜地の工夫3|街なか敷地の快適な住空間自然豊かな信州の田園・里山での暮らし。農業とともにある家、移住者のための住まい、緑豊かな別荘など、そこには環境を最大限に享受し楽しむ、さまざまなかたちがあります。特集1では、眺望豊かな田園や、山なみの風景に溶け込む自然豊かな暮らしのほか、里山の定住促進住宅や、古民家をリノベーションした酒蔵ホテルなど、興味をひく事例がたくさん。特集2は、山々に近く傾斜地の敷地が多く見られる信州での高低差を生かした立体的な空間や、雄大な眺望を室内に取り込む設計、平地が少ない敷地でも建築を成立させる構造の工夫などを紹介します。特集3は、市街地で周囲に気兼ねなく快適に暮らす多様な住まいとして、敷地の中だけでなく、伝統的な街並みに馴染む外観の提案など重要なポイントが見られます。これから家づくりを検討している方、地方への移住や二拠点生活を考えている方、ぜひ信州での家づくり・暮らしについて本を通して体験してみませんか?Amazonでのご予約はこちらから。ぜひご覧ください!Amazon予約承り中! : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月22日症状や状態に合わせてアロマミストを使い分けよう2022年2月16日、ダイエット美容家の本島彩帆里氏は、自身のインスタグラムを通じて愛用しているアロマミストを公開。ナイトルーティンの1つに取り入れていることを明かした。本島彩帆里氏が使っているのは『kukka 眠れるオイル』で、「FIRE」「metal」「wood」「earth」「water」の5種類の香りを展開。いずれも中医学の五行(火、水、金、木、土)をベースに中医アロマテラピストが香りを監修しており、不眠の悩みにアプローチする。販売価格は各4,980円。eumeオンラインショップやkukka公式サイトなどで購入することができる。人気ダイエット美容家 本島彩帆里氏本島彩帆里氏は思春期からダイエットとリバウンドを繰り返し、産後、体質改善によって20kgのダイエットに成功。自身の経験や元セラピストとしての経験を生かして、現在はダイエット美容家として活躍している。SNSではダイエットや美容、メンタルヘルスなどの情報を発信。インスタグラムのフォロワー数は25万人を超えている。著書には『しぼり棒 スポーティーグレー 筋肉と脂肪の攻め方10通り』『もんでヤセない身体はない 燃焼系 「美圧」マッサージ』などがある。(画像は本島彩帆里オフィシャルサイトより)【参考】※本島彩帆里オフィシャルインスタグラム※本島彩帆里オフィシャルサイト※eumeオンラインショップ※kukka公式サイト
2022年02月21日4兄妹が均等に土地を利用束野由佳さんが生まれ育った目白の家を建て替えし、親世帯と4兄妹の5世帯住宅を作ることになった。「父は次世代に土地を譲る際、小さく分割したくないと考えていました。そして4兄妹で平等に住んで欲しいとよく話をしていました。その願いを叶えながら建て替えを進めたのですが、4世帯で住宅ローンを作るしくみはどの銀行にもありませんでした。そこで4兄妹で法人を設立し、事業ローンを組むことにしました。このローンの話がまとまるまでに2〜3年かかりました。ハードな船出でした(笑)」設計は建築家の夫、木下昌大さん(『キノアーキテクツ』)。「たとえばコーポラティブハウスの設計の場合、ライフスタイルや予算が近しい方が集まりますが、4兄妹は家族構成、家の使い方や趣味、予算などが様々です。長兄+妻を含む3姉妹+それぞれの家族+両親、総勢10数名の希望を叶えながらひとつの形にしていくのが大変でした」4兄妹平等にというお父様の考えを尊重し、4世帯を南北の短冊状に均等に配置。2世帯が地下+1階・2階+ロフト、もう2世帯は1階・2階+ロフトにした。地下と1階をRC造にし、耐震性を確保。上階は木造に。「土地が旗竿地だったこと、南側が中学校のグラウンドに面して開けていたこと、残したいアカマツの位置などの条件から、今の形に決まりました」木下家は4世帯のうちの1戸に、一家4人が暮らす住まいと、階下に設計事務所を構えた。ここ東京オフィスと、京都ラボを行き来して仕事をしている。大きなアカマツを残して住居を設計。向かって左側が親世帯の住居。右側に子世帯が並ぶ。従姉妹どうし仲良く遊んで育つ素晴らしい環境。1階がRC、2階がガルバリウムの外観。子世帯4住戸は平等に同じ広さ。深い庇の下、濡れずにお互いの家を行き来できる。ヴォールト天井が印象的なリビングアーチ状の凹凸が連なる天井が印象的なリビング。「梁の高さに合わせて平面の天井を作ると全体が低く感じるので、アーチ状にして天井高にゆとりを持たせました」アーチの低い部分にライン状の照明器具を仕込んでいる。照明器具の直線とアーチの曲線が美しいハーモニーを奏でる。天井はシルバーにペイントされていて、天井が輝きながら外からの光を奥に届ける。床のシャビーなグリーンのリノリウムに合わせ、キッチンの扉、ダイニングテーブルのスチール脚や天板の小口もグリーンにまとめている。手前のイスはジャン・プルーヴェのスタンダードチェア、黒のパイプチェアはジャスパー・モリソン。楕円形のダイニングテーブルはオリジナルで製作。パイプチェアの脚に合わせ、テーブルの脚のパイプの太さを決めた。テラスの庇と天井の角度が連続している。屋根の傾斜に合わせて段を刻んだ天井はシルバーに塗装。南側の大きな窓から入った光を反射し、部屋の奥まで光を届ける。窓枠を本棚兼ベンチに。様々な役目をこなす楕円のオリジナルテーブル。食事はもちろん、仕事や子どもたちが宿題をする机にも。ロフトから2階リビングを見下ろす。窓の外は隣の中学校のグラウンド。天窓から光が落ちるバスルームモルタルの壁に陰影を作りながら天窓からバスタブに光が落ちる。天然石のような趣のある大判タイルの腰壁。そしてレインシャワー……。トイレはグレーをチョイスすることでインテリアの一部になっている。「スリランカのコロンボで泊まったホテルのバスルームに天窓があり、とてもドラマティックな空間でした」。その宿泊体験から生まれたバスルームだ。天窓から光が差し込むロマンチックなバスルーム。グレーの洗面ボウルはチエロ。タオルウォーマーには浴室を乾燥させる効果も。天窓からバスタブに光が落ちる。トイレはLIXILのグレーをチョイス。キッチンの奥のランドリースペース。奥はガス乾燥機の乾太くん。「分厚いバスタオルも30分でふわふわに乾きます」キッチンの天板はシーザーストーン。天然石のような美しい質感を持ちながら、熱にも水濡れにも強い。IHコンロはAEGの4口。換気扇は上につけず、下から吸い込むすっきりとしたスタイル。オーブンと食洗機はASKO。ショールームの役割も「キノアーキテクツは京都と東京に設計事務所があります。生活のベースは京都で、子どもたちは京都の学校に通っています。 この東京の家にはショールームのような役割を持たせたいという意図もありました。お客様との打ち合わせに2階リビングのテーブルを使っていただくこともあります。私たちがいない間も気兼ねなく使ってもらうために、鍵付きの収納を作りプライベートな荷物はそこにしまうようにしています」親世帯の建物に住む束野さんのお母様が事務所のスタッフに食事をふるまうこともあるそう。それぞれの家族がお互いのライフスタイルを尊重しつつ、雨に濡れずに行き来できる5世帯住宅。相続の際に土地が切り刻まれることが多い中、新しい世代に土地を受け継ぐしくみを建築の力で作ることに成功した。1階と地下がキノアーキテクツの事務所スペース。階段はRCの壁に作ることで、昇り降りの音が隣に伝わりにくくなる。コンパクトな子ども部屋はそれぞれ好みのカラーに。大好きなパープルの部屋に。星が見える天窓がお気に入り。木下邸設計キノアーキテクツ構造RC+木造 規模地下1階 地上2階延床面積 119.97㎡
2022年02月14日お家で過ごす時間が増えた今、わが家がいちばん好きな場所であり、いちばんリラックスできる場所であってほしい。どんな家が自分たちにとって“最高”なのかは人それぞれ。愛する雑貨や植物で彩ったり、インテリアで好きな世界観を表現したり。自分たちで部屋をつくったり、改造したり。そこに住む家族の個性が詰まった、魅力的な10軒のお家をご紹介。さて、わが家はどんな家にしよう? vol.6は、吹き抜けの空間が心地いい、建築家・中村俊哉さん、藤井 愛さん邸をご紹介。( 中村さん、藤井さん邸 DATA )FAMILY:4人家族(パパ・ママ・長男4歳・長女0歳)HOUSE TYPE:一軒家/注文BUILDING AGE:築5年半HOUSE SIZE:112㎡/3LDKAREA:東京都大田区吹き抜け空間がもたらす心地いい家族の時間お互い建築家同士という中村俊哉さんと藤井愛さん夫婦。ダイニングもリビングも2階のワークスペースも、空間を仕切るものが何もないという開放的な住まいは、5年半前に夫婦ふたりで手がけたもの。「とはいえ、自分たちのために建てた家ではないんです。もともとは夫の友人のために設計した家で、その家族が海外に赴任することになり、私たちが移り住みました」と、愛さん。その施主からのオーダーはというと実はほとんどなく、夫の俊哉さんが相手の好みを熟知していたことから、ほぼお任せ状態でつくることができたそう。約5mの吹き抜け空間には、中央に階段を走らせ、2階と3階へ一直線に登れる仕様。壁がない分、2階で仕事をしていても下の様子がわかる。また、土間から小上がりに設計されたリビングの壁には一面の大きな窓が。隣にはマンションが建つものの、間に小さな庭を配することで、自然光のなかで緑を楽しめる半屋外的なリビングに仕上がった。他にも、砂入りの漆喰壁、玄関からキッチンに広がる土間、段差のない玄関など、どこかあいまいで完成されていない空気感が、リラックスできる住まいへ導くポイントかもしれない。約5mの天高に合わせてカーテンをつくったという愛さん。コットンオーガンジーを二重にすることで適度な採光を取り入れつつ、リビングの様子は外から見えないように上手く遮ってくれる。2階からは1階のリビングの様子が一目瞭然。「生まれたばかりの娘が寝ている姿もすぐ確認できるため、安心して家事や仕事を進められます」キッチンはダイニングを見渡せるアイランドキッチンに。その上の階には夫婦のデスクスペースを設け、壁の代わりに本棚を配することで、巧みな目隠しになっている。玄関脇には果実酒の瓶や外出時の小物を並べるシェルフを置き、パーテーションとして活用。壁やドアなどの仕切りをつくらない分、玄関も開放的な空間に。「2階は将来的に子ども部屋にする計画ですが、現在は夫婦のワークスペースとして活躍しています」。明るい自然光が常に降り注ぎ、快適な環境のなかで仕事も進む。屋上ではたくさんの季節の野菜や果物を育て、収穫するのはもっぱら息子くんの役目。すくすく育った野菜をパパに見せては、楽しい家族団らんの時間が続く。両親に似て絵を描くのが大好きな息子くん。リビングの目立つ場所には大作が飾られ、インテリアとしても大切な存在に。(PROFILE)なかむらとしや/東京都生まれ。大学院修了後、芦沢啓治建築設計事務所に勤務したのち、独立。2014年に夫婦で「ship architecture 一級建築事務所」を設立。ふじいあい/京都府生まれ。大学院修了後、畝森泰行建築設計事務所に勤務したのち、夫婦で建築事務所を設立。住居、店舗、ギャラリーなど、さまざまな物件を手がける。photography/Aya Sunaharatext/Tokiko Nitta
2022年02月13日必要最低限の面積で建てる「最初の想定ではとりあえずの仮の住まいでした」と話すのは建築家の加藤さん。1000㎡ほどもある広い敷地は不確定な要素が多かったため、敷地のどの場所にどの程度の規模の自邸を建てるかを決めるのが難しかったという。そこで、加藤さんは必要最低限のスペースのある家を、10年間程度住むぐらいのつもりでつくってみたらどうかと考えた。「面積は約32㎡で、住宅ローンを組みたくなかったので、必要最低限の予算でキャッシュで建てました」。外構や工務店経費なども含めた総工費は約720万だったという。奥さんの実家の敷地に建てられた加藤邸。隣には祖母の家が立つ。工費を抑えるために天井はサッシと同じ高さに抑えたが、これが床と同レベルのテラスの存在と相まって外との連続性、さらには開放感を創り出している。最低寸法からつくる建てた当時は夫婦と子ども2人の4人家族。まさに必要最低限の広さといっていいが、一般的な家づくりのように、確定している面積から間取りを決めていくのではなく、空間を使うときの最低寸法からつくっていったら32㎡ほどの面積になったということらしい。「キッチンはこのように使うからこのくらいの面積でいいよねとか、ダイニングだったらこれくらいだねという具合にきめていきました。そうしてつくっていった結果、32㎡という大きさになったんです」浴室やトイレ、洗濯スペースなどもぎりぎりの寸法を割り出していった。こうしたことは一般の人にできることではないが、さらにまた建築家ならではの工夫も。「可動の収納棚はすべて奥行き60cmで設定しているんですが、これを中途半端に45cmとかにするとふつうに1段としてしか使えない。15cm延ばすことによって倍の収納量を確保しています」テラス側から見る。加藤邸はこの空間のほかに、奥に寝室と浴室、トイレなどがあるのみ。可変性のある家必要最低限の大きさを決めるほかに、設計時の基本コンセプトはさらに2つあった。ひとつは可変性で、これは基本的に決められないことは決めないでおくという方針ともなった。「建てる前に机上でぜんぶ決めないといけないのは理不尽ではないかと思っていて、むしろ住んでからわかることのほうがたくさんある。キッチンの位置とか決めないといけないことは決めるけれどもそうではないものは住みながら自然にここにほしいと思った時に付け加えたりできるようにしています」奥行き60cmの棚を使った見せる収納。右のクローゼットには今の季節に着るものだけが収まっている。それ以外の服は奥さんの祖母の家の2階に置かれている。そのためにとりあえず間仕切りの壁は必要最低限のものを設けるにとどめているが、さらにまたこれとは別種の可変性も仕込まれている。壁・天井には構造用の合板が張られているが、これが仕上げ材としても優れものなのだ。「石膏ボードとビニールクロスという一般的な組み合わせは住宅には実は向いていないのではないかと思っていいます。石膏ボードはビスがきかないし付けるとボロボロになってしまうので何かを付けたりはずしたりができないんですね。でもこの合板だとそれができるし、さらに穴が開いたり傷が付いても気にならないんです」。つまりこの合板が、生活に伴う変化にも耐えうるものにしているのだ。構造用のラーチ合板が張られた室内。木目や節がはっきりとしているため、傷などがついても目立たない。また、ある程度室内が散らかっていてもそれがストレスに感じられることはないという。モノの強度と見た目の強度穴が開いたり傷がついても気にならないのは、木目の模様や節が目立って、この合板が材料としての強度だけでなく見た目の強度も併せ持っているからだが、このあたりが加藤さんが「ダサかっこいい」と表現するもうひとつのコンセプトを可能にしている。「予算が限られていて水栓ひとつとっても高価なものは使えないので、安価なものであっても空間がかっこよくなるようにベースを整えていく」という加藤さんの考え方は、この構造用合板など素材感や色味のある仕上げを使うことで可能になっているのだ。キッチンに限らず設備類はすべて安価なものを使っているというが、この空間ではそれがチープな印象を与えずまたトータルな印象も乱すことがない。加藤さんが以前仕事スペースとして使っていた場所にはソファが置かれている。サイズに合うものを購入したという。いちばん上の棚にあるのは模型ではなく、レゴでつくったサヴォワ邸やファーンズワース邸など。玄関ドアを開けるとその先に見えるのは奥さんの祖母の家。玄関のドアを閉めた状態。洗濯スペース、左に浴室とトイレがある。寝室には長男用にロフトベッドを増設。また、寝ながら映画が見られるように天井を白く塗ってスクリーンにした。室内で竹馬をしたりもするが、そうしたことで付いた傷は生活の痕跡としてこの住宅への愛着を生むと考えている。子どもたちの成長の記録が棚の側板に刻まれているが、この空間では変に浮くこともなく逆にしっくりとおさまって見える。増築という選択肢とりあえず仮の住まいとして建築したが、「隣の敷地がまだ空いているのでそこに増築するのもいいね」という話を建てて2年ほど経ってから奥さんとするようになったという。「ローンを組んだつもりで定期を積み立てていって、満期になったタイミングでその金額の範囲内でそのとき決まったこと――子ども部屋をつくるとか仕事部屋をつくるとか――をしていくというのを5年単位くらいで繰り返したら面白いんじゃなか」と考えるようになったのだそうだ。このアイデアはこれからの時代にフィットしているのではとも考えているという。「終身雇用制が崩れてしまいまた今はコロナ禍もあったりといった状況で借金をして住む場所を固定してしまうことがリスキーだと感じている人はたくさんいると思うんです。増築を続けていくというのは都心だと難しいですが、住宅ローンを組まないでも建てられるひとつの例としてまずやっていこうかなと思っています」必要最低限の広さとはいえ、人の動きや身体感覚などを計算して空間をつくっているため、家族5人が揃っても窮屈な感じはまったく受けない。テラスの上にかかるタープは夏の強い日差しを避けるために付けたが、見た目の心地よさにも大いに貢献している。夏にはテラスの上にテントを張ってキャンプをすることも。祖母の家側から見た加藤邸。手前側に増築してもいいかなと考えている。住みはじめて3年ほど。住み心地はいいが「広いとはまったく思わないですよ。やっぱり狭いです」と加藤さん。でも「窮屈でどうしようもないとはまったく思っていない。期間限定で考えているから何かあれば増築すればいい」と話す。「設計者なのでいつでも図面は描けるので、狭さが今よりも気になったら広げればいいと思っています。フックとかを必要なったら付けるのと同じように、ほしくなったら建てればいいじゃないかという気持ちでいるんです」。この気軽ともいえる構えがこの家を「窮屈」と感じさせないひとつの秘訣にもなっているのだろう。加藤邸設計N.A.O|ナオ所在地神奈川県秦野市構造木造規模地上1階延床面積約32㎡
2022年02月07日スターツファシリティーサービス株式会社(東京都新宿区)主催、プラッツ習志野2022年3月公演『出版記念 立川談慶 プラッツ習志野独演会』が022年3月11日 (金)に習志野市民ホール(千葉県習志野市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ あの立川談志の愛弟子にあたります。落語立川流真打の立川談慶がプラッツ習志野独演会を開催します。どうぞお楽しみに!<立川談慶>落語立川流真打で著述家。「本格派(本書く派)落語家」。1965 年 11 月16 日生長野県上田市出身慶應義塾大学卒業。立川流Aコースに入門「立川ワコール」を名乗る。2000 年二つ目に昇進、師匠七代目立川談志による命名で「立川談慶」に改名、2005 年真打昇進(慶應義塾大学卒初の真打)。Twitter(@dankeitatekawa) 公演概要プラッツ習志野2022年3月公演『出版記念 立川談慶 プラッツ習志野独演会』開催日時:2022年3月11日 (金)開場18時30分/開演19時00分会場:習志野市民ホール(千葉県習志野市本大久保3-8-19)■出演者立川談慶■チケット料金全席自由:2,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日「食べる米ぬか」を手掛けるKOMENUKA LIFE(運営会社:株式会社ライヴス、東京都渋谷区)と、“ラク速レシピ”で知られる人気料理家の五十嵐ゆかり氏(所属会社:株式会社フードクリエイティブファクトリー、東京都中野区)は、市販品に「食べる米ぬか」を加えて、手軽に美味しく体を整える「簡単米ぬかレシピ」をTwitterで公開しています。2022年1月28日には第3回として「ダイエットも栄養も!スープパスタにチーズと米ぬか」を公開しました。年末年始の食べすぎや、コロナ禍で急増した在宅勤務により、急な体重増加や運動不足による便秘、栄養の偏りなど様々な悩みや健康課題を抱えられている方々に、特におすすめです。【食べる米ぬか公式Twitter】 メインビジュアル五十嵐ゆかり氏KOMENUKA LIFEは日々の食生活で不足しがちな栄要素をより手軽に取り入れていただきたいという思いから、“ラク速レシピ”で知られる人気料理家の五十嵐ゆかり氏とコラボし、「簡単米ぬかレシピ」を2021年11月から実施してきました。「天然のサプリ」ともいわれる米ぬかは、医療機関でも便秘改善によるダイエットや血糖値の改善効果が発表されているほぼ万能なスーパーフードです。市販品にかけたり混ぜたりするだけで簡単に栄養や食物繊維が摂れる「食べる米ぬか」を加えて、手軽に美味しく体を整えます。五十嵐氏からのコメント第3弾となる今回は、ダイエットにぴったりな「完熟トマトのスープパスタに米ぬかを加えるレシピ」です。栄養バランスもよくなるので、寒さが厳しいこの時期の風邪予防にもおすすめです。◆五十嵐ゆかり氏考案 簡単アレンジレシピ2022年1月28日公開:ダイエットも栄養も!スープパスタにチーズと米ぬかスープパスタにチーズと米ぬか(1)トマト味のスープパスタを用意し、表示通りに作る(2)「食べる米ぬか」を大さじ1杯分入れる(3)きなこの様な形状をしている「食べる米ぬか」を混ぜる(4)ピザ用チーズ15gをのせて余熱で溶かせば完成2021年12月27日公開:スープが美味しくなる、栄養満点のきつねうどん栄養満点のきつねうどん(1)日清のどん兵衛 きつねうどんを用意し、表示通りに作る(2)「食べる米ぬか」を大さじ1.5杯分入れる(3)「食べる米ぬか」を混ぜ、揚げを乗せる(4)一番上に卵を1個割り入れる食べる米ぬか公式Twitterでは、五十嵐氏考案のおいしいレシピを公開している他、米ぬかと合う食材のご紹介もしています。ぜひ簡単に出来る、栄養のある美味しいレシピをお試しください。◆「食べる米ぬか」概要公式HP : 原材料名 : 米ぬか(国内製造)内容量 : 60g賞味期限 : 1年6か月小売価格 : 388円(税込)販売店 : 全国のスーパーマーケット、調剤薬局、食のセレクトショップ、オンラインショップ等で発売中公式Twitter: 食べる米ぬか◆「米ぬか」の特徴「米ぬか」は、玄米を白米にするときに出る粉で、玄米の栄養成分のうち約95%は「米ぬか」にあるといわれています。「米ぬか」は約25%が食物繊維で構成され、腸内環境を整える効果はもちろん、アンチエイジング効果や、心身の不調を改善する効果なども期待できる、これから注目されるスーパーフードです。特徴(1) 食物繊維によるデトックス&満腹効果米ぬかには、デトックスで一番重要なのは腸内環境を整えることができる加熱に強い不溶性食物繊維が多く含まれています。この不溶性食物繊維は水分を吸って膨らむため食欲を抑える効果も期待されます。特徴(2) 豊富なビタミンとミネラル米ぬかには、ビタミンB1やB2、ナイアシン、ビタミンEといったビタミン類から、肌荒れに効果的な亜鉛、女性は積極的に摂取したい葉酸、鉄分やマグネシウム、リン、カルシウム、カリウムといったミネラルが豊富に含まれています。精白米の数十倍以上の差がつくほどの成分も存在します。特徴(3) 多種多様な有効成分を有するスーパーフード上記のビタミン・ミネラル・食物繊維に加え、カルシウムの吸収を促す効果などが期待できるイノシトール、コレステロール値を下げるγ-オリザノールや植物ステロール、ストレスを緩和させるGABA、認知症を予防するフェルラ酸など、生活習慣病の予防ができる有効成分も多数含まれています。◆かけるだけ簡単 粉サラダ、KOMENUKA LIFE「食べる米ぬか」の特徴特徴(1) かけるだけで毎回の食事にプラスサラダの手軽さきな粉のような親しみやすい味で、毎回の料理に5g(大さじ1杯弱)かけるだけ・まぜるだけで、茶碗1杯分の玄米と同等の栄養価(※1)を摂取することができます。甘味、香ばしさが特徴で、魚・肉の臭みをとり、米油が料理の味に深みをだしてくれます。常温長期保存可能、簡単に持ち運べる手軽さがありながら、コンビニエンスストアのサラダ1個分の栄養素を、約50円≒大さじ1杯分で摂取可能(※2)なので、外食や総菜、インスタントフード中心の生活を送っている多忙な方の生活にも取り入れることが可能です。画像1(※1) 炊飯した玄米の栄養価から換算(七訂 食品成分表2017)(※2) コンビニエンスストア各社で2021年販売中のサラダ商品4つ(平均単価187円)との、ビタミン・ミネラル・食物繊維についての比較で成分検証済。約50円分=7.5g=計量スプーン1杯分特徴(2) 特許技術と安全性一般的に米ぬかは、精米からの時間の経過とともに、雑菌が増えたり、油脂が酵素によって分解され、臭みがでたりしてしまいますが、KOMENUKA LIFE「食べる米ぬか」は精米後から独自の鮮度管理を行い、素早く工場で加熱処理(特許技術)することでこの課題をクリアしています。余計な加工を施さず、栄養価・風味を損なわずに処理されているため、米油、胚芽に含まれる栄養素もそのまま保存されています。原材料は減農薬の特別栽培米を使用し、米ぬか100%で添加物は一切不使用です。画像2◆五十嵐ゆかり氏 プロフィール管理栄養士・料理研究家。フォロワー数39万人超の日本一Twitterフォロワー数の多い管理栄養士。身近な食材で簡単に時短でおいしく作れるレシピを得意とし、Twitterでは#ラク速レシピが人気。( )クリエイティブディレクターを務めるスイーツブランドtoroaではMakuake10時間1000%で完売のとろ生ガトーショコラや、2021年Hanako9月号「ときめく!スイーツ大賞 2021後半」お取り寄せスイーツ部門受賞のとろ生チーズケーキの商品開発を手がける。五十嵐ゆかり氏■KOMENUKA LIFE 運営会社 会社概要商号 : 株式会社ライヴス代表者 : 代表取締役 清家 貴所在地 : 東京都渋谷区広尾1-13-1 フジキカイ広尾ビル5F設立 : 2003年事業内容: 地域資源開発・地域資源マーケティング事業、ヘルス&ビューティ事業、ライフソリューション事業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月31日理想の家を求めて、設計を依頼東京都と千葉県の境界を流れる江戸川にほど近い千葉県・市川市の閑静な住宅街。この一角に暮らしているのは、デナリやK2などの海外登山を経験している登山家であり、WEB・動画ディレクター、プロモーターとしても活動する佐々木理人さんと妻・喜久子さん、そして、1歳の娘さんの3人家族だ。「以前は賃貸マンションの3LDKに夫婦二人で暮らしていました。3年ほど前から将来設計を考えて、家づくりを検討するようになりました」という理人さん。喜久子さんの実家がある市川市にエリアを絞り土地探しからスタート。条件に合う土地を見つけた佐々木夫妻は、設計をディンプル建築設計事務所の主宰・堀泰彰さんに依頼した。「もともとは別の建築事務所に依頼していたのですが、私たちの要望があまりフィードバックされずに不満がありました。そんなときにたまたまネットで見つけて、素敵だなと思ったのが、堀さんの手がけた住宅でした。夫に話したところ、偶然にも堀さんと夫が知り合いだったため、早速堀さんに相談させていただきました」と喜久子さん。理人さんも「急遽相談することになったのですが、空間を余すことなく活用して、私たちの要望に合うようなデザインを提案していただきました」と振り返る。理人さんが特にこだわった使い勝手のよい広い玄関。土間のスペースに棚を設置したことで、土足のまま道具の出し入れができる。たっぷりと収納ができる造作棚に山道具が並ぶ。手前は理人さんのワークスペース。理人さんの仕事場でもある土間には、来客用のテーブルを設置。右手の植物には吹き抜けからの光が降り注ぐ。正面奥の小上がりの畳スペースの下にも収納用の空間を確保している。畳スペースを区切られるようにスクリーンを設置。プロジェクターから投影し、大画面の映像を観ることができる。水回りは1階にまとめて配置。洗面を二つ設置したことで、忙しい朝の時間帯も混雑することなくスムーズに。広い玄関スペースと開放的なLDK佐々木邸は1階に理人さんの仕事場を兼ねた玄関スペースと収納、水回りを配置。2階にLDK、3階に寝室と子ども部屋を設えている。娘さんが生まれる前は夫婦でもよく山登りをしていたという佐々木さん夫妻。家づくりにあたって特にこだわったのは、山道具の収納と運びやすさを重視した広々とした玄関スペースだ。「以前の住まいでは3階まで重い荷物を持って昇り降りしなければならなかったので、山道具を1階でまとめて収納し、土足でも持ち運びできるような広い土間空間にしたいということを最初のプラン作成時に堀さんにお伝えしました。また、土地が11坪と比較的小さい敷地なので、収納スペースはできるだけ確保してもらいました」(理人さん)。メインの生活空間である2階LDKには、吹き抜けとバルコニーにつながる大きな窓からたっぷりと光が差し込み、明るく開放感あふれる空間が広がる。「全体的なテイストは、堀さんが過去に手がけられた事例の雰囲気をそのまま取り入れてもらいました。家の中にいても開放感があって、とても明るいので、窮屈さを感じることはありません。窓が多いので寒くなるのかな、と少し心配もしていたのですが、気密性が高いため、冬でも快適に過ごすことができています」(喜久子さん)。白い壁や家具と木材を基調にした温かみのある2階LDK。「採光を考慮して、リビングは南東側に開けるようにしました」と堀さん。明るく開放感あふれる空間となった。夫妻ともに料理をする佐々木さん夫妻。大型の食洗機が入るシステムキッチンと動きやすい通路幅にこだわった。吹き抜けからもたっぷりの光が差し込む。娘さんがまだ小さいため、吹き抜け側には落下防止を兼ねた収納棚を設置している。難易度も追求したクライミングウォール佐々木邸の大きな特徴であり、理人さんが強く要望したのが、外壁に設えた高さ約9mのクライミングウォールだ。「南東方向に開けるように角度をつけたりして難易度にもこだわっています。単純な直角ではなく登るにつれてオーバーハングするように計画しています。外部でここまでのクライミングウォールを設置するのは珍しいのではないかと思います」と堀さん。何度も現地に足を運んで検討を重ね、プライバシー面も考慮して設計を進めた。佐々木さん一家がこの家で暮らし始めてから、もうすぐ2年が経とうしている。「コロナ禍により在宅も増えたので、家づくりのタイミングとしても良かったかもしれないですね」と夫妻は声を揃える。最後にこれからの楽しみについて伺うと、「子育てもあるので、山登りはできていないのですが、子どもが成長したら家族で山登りやキャンプもできればいいなと思っています。さらに今は使っていない子ども部屋をこれから作り込むのが楽しみです」と理人さん。家族の成長とともに、たくさんの思い出がこの家に刻まれていくことだろう。3階寝室。かわいらしい木製サッシの窓から心地よい光が差し込む。家づくりにおいて外せないポイントの一つだったというのが、この眺めのいい屋上。「子どもが大きくなったら、ここでBBQなどをやりたいなと思っています」(喜久子さん)。佐々木邸外観。洗練されたシンプルモダンなデザインが印象的。理人さん要望の約9mのクライミングウォール。「夏には何度も登りました」と理人さん。
2022年01月31日瀬戸麻実氏が熊本で初めてセミナーを実施美容家の瀬戸麻実氏は、2022年2月20日、TKP熊本カンファレンスセンターにおいて、『マミ様セミナー 2022 in熊本』を開催する。同セミナーは2部構成で、午前の部は「春カラーセミナーセミナー」を実施。春カラーや、クール/ウォーム2パターンのメイクについて学ぶことができる。開催時間は10:00から11:30まで。午後の部は「ビューティマインドアップセミナー」を開催。マインドアップのワークに取り組み、運気を呼び込み表情作りのメイクについて学んでいく。開催時間は13:00から14:30まで。参加費は各部8,800円。午前、午後の両方に参加する場合は、各回について申し込み手続きを済ませる必要がある。申し込みは、一般社団法人日本ビューティインダストリー協会のホームページにて受け付けている。生き方やライフスタイルも支持されている瀬戸麻実氏瀬戸麻実(せとまみ)氏は1982年4月23日生まれ。大阪府出身。美容部員として8年間勤務した経験をもち、丁寧な接客と的確なアドバイスが人気を集める。現在は、STARDUSTに所属し、美容家として活躍。美容職歴18年の経験と実績を活かして、コラムの執筆やメイクイベント出演などを行っている。一般社団法人日本ビューティインダストリー協会の代表理事を務め、著書には『「色×形×質感」で最上級の私を叶える #マミ様メイク』がある。(画像は美容家 瀬戸麻実オフィシャルブログより)【参考】※美容家 瀬戸麻実オフィシャルブログ※一般社団法人日本ビューティインダストリー協会※STARDUST
2022年01月22日大人気ボディワーカーの脚やせ本わずかな時間のエクササイズにより、股関節を整えて脚を細く、O脚やX脚などを解消しようという森拓郎氏の新刊『脚やせ本 一日2分で細くなる!』が講談社から発売された。同氏は株式会社rinato代表取締役で、株式会社ルポルテ代表取締役、運動指導者、人気のボディワーカーである。A5判、128ページ、定価は1,540円となっている。全てのエクササイズを動画で森拓郎氏はボディワーカー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師であり、モデルや女優なども指導。オンラインレッスンやYouTubeも人気となっており、『ダイエットは運動1割、食事9割』『30日でスキニーデニムの似合う私になる』などの著作も発表している。脚の悩みについて相談されることが多いという森氏。女性は男性よりも骨盤が大きく、ホルモンの影響により下半身に脂肪がつきやすい。やせるのは上半身ばかりで下半身はやせないという悩みをよく聞くが、体脂肪を落とすだけでは状況が悪化するだけだという。同氏は、脚のラインが崩れてしまう原因は股関節にあると語る。新刊では股関節のねじれとズレ、そこからつながる膝や足首、上半身の改善方法を解説。2分でできる“ぷり尻ランジ”などを紹介し、著者によるわかりやすい解説に加え、全てのエクササイズの実演動画も見られるようになっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『脚やせ本 一日2分で細くなる!』(森 拓郎) - 講談社BOOK倶楽部
2021年12月31日「金持ちの道楽見せられてもなぁって感じですけどね。正直言うと」こう語ったのは、テレビ朝日の玉川徹氏(58)だ。玉川氏は12月9日、コメンテーターを務める『羽鳥慎一モーニングショー』で実業家である前澤友作氏(46)の宇宙旅行を“金持ちの道楽”と表現。その発言がネットで波紋を呼んでいる。日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在することとなった前澤氏。7日の記者会見では「昔から星空が好きでした。改めて宇宙に行けることをうれしく思いますし、ついに夢が叶うという気持ちでいっぱいです」といい、「人類にとって宇宙は、まだまだ未知の世界。そこに僕のような一般の人間でも行けるという夢や希望を、皆さんに見てもらえると思う」と語っていた。しかし、玉川氏は『モーニングショー』で「水を差して申し訳ないですけど、わたし閉所恐怖症なんで全く興味ないです」とコメント。さらに冒頭のように“金持ちの道楽”と揶揄し、「宇宙旅行は資質を持った人でしかなし得なかった偉業」「時代は変わったなぁ」と持論を展開した。「金持ちの道楽発言」は反響を呼び、ネットでは《現状は「金持ちの道楽」でしかないのは事実》《最初は「金持ちの道楽」ってことになるのはしょうがない。誰でも安くいつでも簡単に宇宙に行けるようになるまではね》といった声が。いっぽう、玉川氏の発言に対して「ただの嫉妬では?」と疑う声もこう相次いでいる。《前澤さんの宇宙進出が金持ちの道楽って言われてんの どう考えても知的好奇心の塊だし、長い期間のトレーニングが必要なんだから批判は嫉妬にしか見えん》《前澤さんの宇宙旅行が「金持ちの道楽」って批判されたらしいけど、自分で稼いで夢を叶えてるんだから文句言われる筋合いないよね。他人に嫉妬や批判を向ける暇があったら、自分の理想を追う努力をすべき》《金持ちの道楽を嫉妬するのでなく、憧れれば良いのよ。僕だって、行けるものなら宇宙へ行きたい》さらに立憲民主党の蓮舫議員(54)もTwitterでこの話題を報じたニュースを引用した上で、《「金持ちの道楽」かもしれません。でも、夢を叶えることができる力を否定するのは残念》と指摘していた。前澤氏の「夢や希望を与えたい」という真意は、玉川氏には伝わらなかった様子。しかし、その朝一番の持論はあまり賛同されていないようだ。
2021年12月10日心と体を整えてきれいになるスープスパイス料理研究家として知られる印度カリー子氏による初のスープ本『印度カリー子のスパイススープ』が発売された。A5判、128ページ、出版社は世界文化社。定価は1,540円(税込)である。同氏は3月に東京大学大学院を卒業。在学中、食品科学の観点から香辛料の研究を行い、「ヒルナンデス!」「あさイチ」、「マツコ会議」などのテレビ番組にも出演。初心者向けのスパイス専門店・香林館株式会社の代表取締役でもある。調味料は塩だけ・出汁も不要同じ食材でも、少し加えるだけで見違えるように華やかになるスパイス。スパイス自体に味はあまりなく、その魅力の多くは香りが主体となる。また、スパイスは楽しむだけでなく、インドや中国などで古くから薬として扱われ、現在もその研究が続いている。新刊では、基本的な味付けは塩だけのスパイススープを掲載。出汁もコンソメも不要で、素材の良さとスパイスの香りを活かす簡単なスープレシピである。「心身を整えるスープ15」「きれいになるスープ12」「もぐもぐ食べるごちそうスープ11」「デザート代わりのフルーツスープ」「スープにマッチする主食レシピ6」を掲載。寒くなる今の季節におすすめのレシピ本となっている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※印度カリー子のスパイススープ・印度カリー子 (著) - 世界文化社グループ - 書籍・ムック
2021年12月08日終の住み処は手入れが楽なほうがいい鎌倉の自然豊かな小高い丘の上に建つ平屋の家。リビングの大きな窓を開けると、広々とした明るい庭が広がる。この家はパパスホームを設立し、現在はAtelier23.を主宰する建築デザイナーの井手しのぶさんの7軒目の住まい。「子どもも独立し、暮らしをコンパクトにしたかったので、終の住処のつもりで小さな平屋を造りました」土地はネットで見つけた。「熱海や軽井沢もいいなと思ったのですが、家族や友人が居る鎌倉で土地を見つけることができました。傾斜地と書いてあったのですが、気になるほどではなく、却って少しの傾斜は水はけが良かったです。ただ雑草が生い茂っていたので、家を建て、庭を作るためには、かなり手を入れなければなりませんでした。犬と猫がいるのですが、クルマが往来する道路も近くにないですし、この環境ならのびのびと飼うことができると思いました」床はモルタル。愛犬が足を滑らせないよう、ところどころに大きなラグを敷いてある。ダイニングキッチンとリビングの間に段差をつけ、ゆるやかにスペースを分けている。暖房は薪ストーブが活躍。「火を見ていると落ち着きます。薪ストーブは煮炊きにも使えて重宝しています」幅3mの引き込み窓を全開にすると、庭と一体感を楽しめる大開口となる。高さのある天井には杉材を使用。センスのよいアンティークの家具が素敵に配置されている。「引っ越しのタイミングでこの家に収まる数に絞りました」「古い馬の置物は神事に使われたものだそうです」横長の窓の下に、アイアンの飾り棚を設けた。井手家の家族は、猫2匹と犬一匹。この子はトラちゃん。奥がブチャちゃん。「立て続けに2匹の猫を拾いました」自然素材の居心地の良い住まい家造りのテーマは、ローコスト、そして住まいの手入れが簡単なこと。「DIYで壁に珪藻土を塗ったのですが、計算するとプロに頼んだほうが安かったという失敗もありました(笑)。動物がいるので、床は手入れが楽なモルタルにしました。箒でさっと掃けば掃除が終わります。海辺に建てた前の家は窓掃除に苦労したので、この家は庭に面した窓以外は小さくしました」井手さんの住まいのほっこり安らげる居心地の良さは、珪藻土の壁、モルタルの床、杉材の天井と、自然素材で作られているからかもしれない。経年変化が楽しめるアイアンの飾り棚や薪ストーブ、アンティークの家具が自然素材の家にしっくりと馴染む。色数を絞り、玄関扉とモロッコタイルのブルーをアクセントカラーにしている。寝室は敢えて窓を小さくして明るすぎない部屋に。「朝までぐっすり眠れます」。アーチ状の開口の奥はクローゼット。寝室の壁面は、机を囲むように全面棚に。「机は大工さんに天板を切ってもらってなんとか収めました」玄関ドアはアイアンの支柱を中心に回転するように開く。「なぜか猫は狭いほうから出入りします(笑)」眺めの良い庭。ちょうど芙蓉が花を咲かせていた。庭の一角に作った畑ではレモンやイチジクなどの果樹や野菜を育てている。玄関の回転ドアを開けるとすぐにテーブルという自由なレイアウト。井手さんのセンスの賜物だ。キッチンの横に作った勝手口は、洗濯物を干したり、ゴミ出しする際に、家事がしやすい動線になっている。大谷石を使ったキッチンの引き出しは着物タンスを模して作った。「大谷石は自分で張りました」少しつづ暮らしを整える楽しみ今年に入って、動線の確保のため、I型のシステムキッチンから、コンロとシンクを独立させたスタイルにチェンジ。「I型のシステムキッチンはアウトレットで安かったので買ったのですが大きすぎました。買ってきた食料を冷蔵庫に仕舞うために、キッチンをグルリと周らなければいけないのが不便で。コンロとシンクのアイランドに変更したら、無駄な動線が減りました。使わなくなったI型キッチンは友人の家に嫁に出しました(笑)」キッチンの他にも、住みながら少しづつ暮らしを整えていった場所は多い。「リビングの家具の配置をちょっとづつ変えてみて、ようやく落ち着いたところです。今、庭の小屋を手直し中です。それが終わったらデッキも広げたいし、玄関タイルの張り替えも思案中です」「バスタブの上に読書灯を作ってもらいました。水をかけないでねと念を押されました」。バスルームの入り口のドアはインドで買ったアンティーク。「タイルは映画で見たバスルームを真似て自分で張りました」洗面台は宙に浮いたクローゼットの上に置かれたようなスタイル。八角形の鏡も素敵。片流れの平屋。ブルーの玄関扉が印象的だ。窓に腰を掛けて縁側のように楽しむ。「外観は予算重視でモルタルのまま仕上げました」「門扉は友人のアイアンワークのクリエイターに作ってもらいました」。愛猫は門扉をジャンプで出入り。
2021年11月08日オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)の「タクミシリーズ(TAKUMI SERIES)」より、建築やデザイン界に大きな影響を持つジイタリアの建築家、ジオ・ポンティとのコラボレーションアイウェアが登場。2021年11月4日(木)よりオリバーピープルズ正規店などで発売される。「タクミシリーズ」から建築家ジオ・ポンティとのコラボアイウェアが登場日本の洗練されためがねづくりとオリバーピープルズの歴史をミックスしたチタンコレクション「タクミシリーズ」。2020年7月に続く「タクミシリーズ」第2弾となる今回は、ジオ・ポンティ・アーカイブスとタッグを組み、無駄のないライン、シャープなアングル、建築的なフォルムなど、ジオ・ポンティの代表的な要素をアイウェアで表現した。ラインナップは、サングラスクリップが付属するオプティカルフレームの「G.PONTI-1」「G.PONTI-2」と、ラウンドレンズシェイプ「G.PONTI-3」といった3種類。それぞれのテンプル部分には、美しいファセットカットが施されている。また、角度が付けられた長さのあるブリッジや、ダイヤモンド型に仕上げたチップなど、細かなディテールに至るまで、ジオ・ポンティのデザインの原則と美学を尊重し仕上げられている。アイウェアのカラーは、ジオ・ポンティのインテリアや家具のデザインから着想。例えば、アイウェア「G.PONTI-1」で展開されるレンズのセージとマスタードのカラーは、ジオ・ポンティの作品に見られる組み合わせを参考に配色している。【詳細】オリバーピープルズ タクミシリーズ 2発売日:2021年11月4日(木)販売店舗:オリバーピープルズ正規店、公式オンラインストア価格:・G.PONTI-1(OV5460T) 72,600円・G.PONTI-2(OV1292T) 72,600円・G.PONTI-3(OV1293ST) 54,900~59,900円
2021年11月05日2012年に公開され、韓国国内での観客動員数が400万人超え、韓国の恋愛映画として歴代1位の興行記録を樹立した『建築学概論』。この度、山下智久を主演に迎え、Netflix映画『恋に落ちた家』として日韓最高峰キャスト・スタッフで日本リメイクされることになった。2002年、建築家を目指して都内の大学に通う18歳の伊吹は、美しくチャーミングな女性・李由梛と出会う。2人は日本の繊細な建築を辿りながら、忘れられないひとときを過ごす。「将来、私の家を建ててね」そんな他愛ない約束だけを残して砕け散った2人の恋。それから19年、長い空白の時間を経て、離婚・父の病気など人生の苦悩を背負った由梛が、突然伊吹の前に現れる。そして、夕陽の街とも言われ、南アルプスと富士山を眺める絶景の西伊豆町に家を建てて欲しいと依頼する。あの頃秘めていた想いを答え合わせするように、2人の距離は縮まっていくーー。山下さんが全世界190以上の国や地域に配信されるNetflix作品に参加するのは初めて、また、ラブストーリーの主演は6年ぶりとなる。「韓国で大ヒットした恋愛映画のリメイクという事で大きなプレッシャーを感じているのと同時にこの作品に携われる大きな喜びを感じています。建築家が家を設計するのと同じように、敬意を込めて、丁寧にストーリーを理解し、そして気持ちを込めてこの作品を作り上げて行けたらと思います」と意気込みをコメント。「オリジナルの作品をリスペクトしながら、新しくこのチームで作る愛の形を表現できるよう努めていきたい」と語る。さらに、「若かりし頃の不器用さ、大人になると失われがちな柔軟さ、素直さ。19年という時をまたぐ、繊細でいて、大きな心の変化をゆっくりと描いていきます。あの頃、今、そして未来。見てくださる皆さんが僕達の役に、気持ちを投影できるような優しく温かい作品になるよう願いを込めて撮影をしていきます」と強い意欲をのぞかせた。プロデューサーの李鳳宇もまた、「近年、日本ではテレビ、映画で韓国オリジナルの作品をリメイクする動きが活発ですが、オリジナルを超えるのは至難の業のようです」と吐露し、「今回、我々が挑むのは韓国人なら誰もが知る名作『建築学概論』。大いなるチャレンジを前に怯むことなく素晴らしいコラボレーションが奏でれるよう、万全の準備で臨むつもりです」と語っている。Netflix映画『恋に落ちた家』はNetflixにて全世界配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年11月04日株式会社イケダコーポレーション(本社:大阪府、代表取締役:池田 佐知)は、2021年11月25日(木)オンライン配信にて「脱炭素」スイスに学ぶ木造建築の未来 オンラインエコバウ建築ツアー2021を開催いたします。オンラインエコバウツアー2021撮影風景(スイス)これまで20年以上にわたり開催されてきた、最新のエコロジー建築を現地を訪れ学ぶ建築ツアーを初めてオンラインにて開催いたします。初開催の今年はスイスより中継でジャーナリスト滝川 薫さん、建築家ヴェルナー・シュミット氏が参加いたします。スイスの木造建築の最新情報を動画で視聴いただき、環境ジャーナリスト滝川 薫さんによる解説プレゼンを予定しております。持続可能な建築にチャレンジし続ける、建築家のヴェルナー・シュミット氏も質疑応答に参加し、エコロジー先進国スイスの木造建築の最新を知り、質問できる、またとない機会です。イベント申し込み詳細 ■オンラインエコバウツアー2021概要日時 :2021年11月25日(木) 16:00~1:30形式 :オンライン配信(Zoom)費用 :3,000円視聴動画の詳細 :・環境エネルギー局オフィスビル(建設現場)・シェアーホルツバウ(中大規模木造会社)・ネーニコン村の集合住宅ゲストスピーカー:ジャーナリスト滝川 薫、建築家ヴェルナー・シュミット滝川 薫■滝川 薫(たきがわかおり)北スイスシャフハウゼン州在住のジャーナリスト、著者、ガーデンデザイナー。千葉県出身。東京外国語大学イタリア語学科卒業後、渡欧。スイスのオーシュベルク造園学校にて植栽デザイン課程修了。欧州ドイツ語圏をフィールドに、持続可能なエネルギー・建築・地域発展・環境をテーマとした視察セミナー、執筆、講演、調査、通訳・翻訳の活動を20年続け、日本への情報発信につとめる。エコバウツアーとの接点は2002年から。スイスではAtelier fur Oekologie und Gartenkulturにて庭園設計・コンサルタントに携わる。著書に『欧州のビオホテル~エコツーリズムから地域創造へ』(ブックエンド、2021)、『サステイナブル・スイス:未来志向のエネルギー、建築、交通』(学芸出版社、2009)、『エネルギー自立と持続可能な地域づくり~環境先進国オーストリアに学ぶ』(共著、昭和堂、2021年)、『100%再生可能へ!進化するエネルギービジネス』(共著、新農林社、2018年)などがある。 ヴェルナー・シュミット■ヴェルナー・シュミット1953年生まれ、スイスの建築家。アルプス山間のグラウビュンデン州トゥルン村にアトリエ・シュミット有限責任会社を構える。レンガ積み職人の職業教育を修了後、1978年にチューリッヒ州専門大学で建築家のディプロム。1982~89年にオーストリア応用芸術大学のハンス・ホライン教授の下で建築修士を取得。同年にデザイン・建築事務所であるアトリエ・シュミットを設立。1994~95 年、グラウビュンデン州立技術・経済専門大学にて設計立案の講師。実験精神が旺盛で、90年代にはカツィス村の教会増築を代表とする有機的なフォルムの建築に携わる。当初より持続可能性を追求し、伝統建築に学んだローテクおよびパッシブハウス建築の実践の後、20年前よりストローベイル建築、そしてストローベイル断熱の木造建築に行きつく。2002年に大型ストローベイルだけで構造と屋根を支える2階建て住宅を山間豪雪地帯に建設して注目を浴びる。その後、数多くのストローベイル建築をスイスや周辺国で実現。大学機関と協働研究を行い、独自構法の開発・改良を重ね、ヨーロッパでは同分野のパイオニアとして著名。ストローベイルを用いて、住宅やオフィスの新築だけでなく、省エネ改修も行う。本セミナーで登場する集合住宅はストローベイル断熱の木造建築ではスイスで最大規模のもの。製造エネルギーが小さく、再利用ができる地域の自然建材を用いて、エネルギーと上水・下水を完全に自給し、シンプル・ローテク・自律的で、快適で美しい建築を、市場価格で実現することを目指している。建築活動の他、家具デザインやグラフィックデザインまで幅広い活動を手掛ける。2016年に息子の建築家パウル・シュミットが経営を引継ぎ、親子で藁建築の普及に取り組む。■エコバウツアーという取り組みエコバウ建築ツアーは、エコロジー建築の先進国であるドイツなど諸外国へ行き、建築家の方々に会い、実際にエコロジー建築を見てもらうことで、エコロジーについて理解してもらうツアーです。20年以上続くこの建築ツアーで、これからの建築になぜエコロジーとバウビオロギーが必要なのかを知る場として、累計600人以上の建築家に参加いただきました。私たちは、このツアーを通して日本の住宅のエコ推進を目指しています。これまでのエコバウツアーレポート更新中 イケダコーポレーション 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月29日京都で生まれ、京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)図案科卒業後、ドイツで哲学を学ぶなど異色の経歴をもつ建築家・白井晟一(しらいせいいち/1905~1983)。その多彩な活動を紹介する、いわば白井晟一の入門編ともいえる展覧会が晩年の代表作である渋谷区立松濤美術館にて10月23日(土)より開催される。ドイツ留学から帰国後、義兄の画家・近藤浩一路の自邸の設計を手掛け、独学で建築家への道に進んだ白井。その後「歓帰荘」「秋ノ宮村役場」といった初期の木造の個人住宅、公共建築から、後期の記念碑的建築である「親和銀行本店」「ノアビル」「渋谷区立松濤美術館」など、記憶に残る作品を残し、そのユニークなスタイルから哲学的な建築家と評されてきた。一方で、建築以外の分野でも才能を発揮。多くの装丁デザインを手がけ、そのなかには「中公新書」の書籍装丁など、現在も使用されているものもある。また著作や書家としても活動し、50歳を過ぎたあたりからは「書」を一日何十枚と書き、建築の枠組みを超え、形や空間に対する思索をしつづけた。同展では、白井の多彩な活動を第1部と第2部にわけ紹介。第1部「白井晟一クロニクル」(12月12日(日)まで)では、白井の設計した展示室にて、オリジナル図面、建築模型、装丁デザイン画、書などを、白井晟一研究所のアーカイヴを中心に展示し、その活動をたどる。第2部「Back to 1981 建物公開」(1月4日(火)から)では、晩年の代表作のひとつである松濤美術館そのものに焦点をあて、長年、展示向けに壁面等が設置されている展示室を、白井がイメージした当初の姿に近づけ公開。また、建築の最も重要な要素のひとつ、としていた白井が蒐集し愛用した調度品や美術品を会場に配置し、インスタレーションとして再構成する。《白井晟一 ポートレイト》 白井晟一研究所《河村邸(旧近藤浩一路邸)》1935-36年白井晟一研究所《中央公論社中公文庫装丁デザイン画》 白井晟一建築研究所(アトリエNo.5)《渋谷区立松濤美術館》外観写真:(C)村井修【開催概要】『渋谷区立松濤美術館 開館40周年記念 白井晟一 入門』会場:渋谷区立松濤美術館会期:2021年10月23日(土)~2022年1月30日(日)第1部/白井晟一クロニクル 2021年10月23日(土)~12月12日(日)第2部/Back to 1981 建物公開 2022年1月4日(火)~1月30日(日)時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)休館日:月曜日(1月10日は開館)、11月4日(木)、 12月13日(月)〜1月3日(月)、1月11日(火)料金:一般1,000円、大学生800円、 高校生・60 歳以上500円、小中学生100円※会期中展示替えあり※土日祝日・第1部、第2部の最終週は日時指定制
2021年10月15日Voice Goes on(運営:株式会社ごぶごぶ)は、2021年10月1日(金)より、モダン建築をめぐる、まち歩き音声ガイドアプリ『モダン建築クロニクル』の配信を開始いたしました。第一弾では、京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」と連動し、京都市内に現存するモダン建築を紹介します。【まち歩き音声ガイドアプリ サイト】(サンプルボイスあり)■モダン建築クロニクル ~キャラクターバージョン~ ■モダン建築クロニクル ~ラーニングバージョン~ ※ラーニングバージョンには以下を含む▼京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」展示解説音声ガイド▼京都市京セラ美術館の館内をめぐる「建物探訪ツアー」【開設の背景】大都市では経済を優先した開発により、美しく年齢を重ねてきた数多くの名建築が次々と解体されています。しかし本来は、子どもから大人まで多くの人々がその価値を共有していれば、保存は当然のこととなり、どう活かしてゆくかを皆で考えることで、街の魅力はより深まることでしょう。「モダン建築クロニクル」は、建築をキャラクター化することで、より多くの人々に美しく歴史ある建築に目を向けてもらいたい、という想いから生まれました。キャラクターの人格に建築主や建築家の想いを映し、身に纏う衣装やアクセサリーは、建物の内外観や設計思想から着想しています。この音声ガイドアプリに導かれて街を歩くと、何気なく通り過ぎていた街や建築が今までとは異なる視点で見えてくることでしょう。本企画をきっかけとして、大人から子供までより多くの人々の間で建築や景観に注目が集まり、歴史的・ 文化的に価値ある建築がひとつでも多く保存活用されることを願っています。【アプリの特徴】1. 現存するモダン建築を擬人化・豪華声優陣がキャストを務める多くの方、特に若い世代の方がモダン建築を識るきっかけとするため、人気声優をキャストとして起用。アプリを《キャラクターバージョン》と《ラーニングバージョン》で作成。《キャラクターバージョン》擬人化したリンクキャラが楽しい会話形式で初心者にもわかりやすく解説《ラーニングバージョン》豪華声優陣がモダン建築の知られざる歴史や秘話をじっくり解説<リンクキャラクター&声優陣のご紹介>声優陣とリンクキャラ紹介<キャラクターバージョン・アプリ画面>キャラバージョンアプリ画面2. 企画・監修/京都市京セラ美術館企画推進ディレクター 前田 尚武(まえだ なおたけ)建築のプロがおよそ1年をかけて細部までこだわりシナリオを監修。楽しみながら本格的なモダン建築を識ることができるよう何度も調整をして、難しい専門知識もわかりやすく解説。<経歴>一級建築士/学芸員。同館開館一周年企画展「モダン建築の京都」を企画。2003年より森美術館に在籍し「建築の日本展」など数々の建築展を企画。2019年度 日本建築学会文化賞ほか受賞。3. 京都を代表するテーマ別のコース×ボリューム満点の収録時間約430分京都市内を舞台にした全12コース(6コース×キャラ・ラーニングの2バージョン)をご用意。合計収録時間約430分。さらに京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」《モダン建築の京都展 展示解説音声ガイド》(ナレーション:岡本 信彦)もご用意。<コース案内>●京都が誇るモダン建築を巡る、テーマ別の5つの《まち歩きツアー》(キャラ・ラーニング)※1コース所要時間60分~90分程度●京都市京セラ美術館の館内を案内する《建物探訪ツアー》(キャラ・ラーニング)※所要時間約55分■ご案内コース一覧はこちらから 建築クイズやスタンプラリーなど、コンプリートすると限定ボイスドラマや限定イラストが手に入るミニコンテンツもご用意。4. すべてのコースが、豊富な資料と写真のブラウザアプリでいつでもどこでも楽しめるアプリ内では豊富な資料や写真を用いて音声ガイドとともに解説。現地に足を運べなくても楽しむことができる。またブラウザアプリなのでダウンロードの煩わしさがなく、ネット環境があればいつでも何度でも楽しめる。<ラーニングバージョン・アプリ画面>ラーニングバージョンアプリ画面2ラーニングバージョンアプリ画面1【「モダン建築クロニクル」の概要】アプリ名 : モダン建築クロニクル公式サイト : ~キャラクターバージョン~ ~ラーニングバージョン~ 提供開始日時 : 2021年10月1日(金)対応OS : スマートフォンブラウザでお楽しみください。iOS : iOS11 以上(Apple A8 以上/iPhone 7 以降の端末)ブラウザ : mobile SafariAndroid : Android5 以降ブラウザ : モバイル版 Google Chrome(Chrome 42.0.2311.111 以降)利用料金 : 各コース 600円(税込)(「モダン建築の京都」会期中特別セット販売あり)運営・企画 : Voice Goes on(運営:株式会社ごぶごぶ)ブラウザアプリ: (アプリ内でラーニング・キャラと切り替え可能)モダン建築クロニクルイメージ▼モダクロはじめかたガイド(新規登録~ガイドを聞くまでの流れ) <SNS>■公式ツイッター : ■公式インスタグラム: 【会社概要】商号 :株式会社ごぶごぶ(株式会社TTホールディングスグループ)代表者 :代表取締役 堀 智久所在地 :〒604-8206 京都府京都市中京区町頭町110【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】お客様相談窓口お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日建坪7.5坪の変形敷地夫婦そろって一級建築士の青柳創さんと綾夏さん。2019年に竣工した自邸は、高低差4m以上の変形敷地に建ち、建坪はわずか7.5坪。土地を探し始めて2年が経過した頃この土地に出会い、「即決でした」と話す。「予算が限られていたので、相場より安くなる特殊な土地を探していました。道路側と奥に2m強の擁壁があり、さらに斜線規制などの厳しい条件もありましたが、前面道路を挟んだ向かい側が学校の校庭で視界が開けていることが魅力でした。建築家の自分たちなら、この難しい土地も何とかなるのではないかと思ったのです」(創さん)。土地を購入後、近くに住み、さまざまな時間帯に訪れてはいろいろな高さから眺め、太陽の動きや周辺環境、場所の空気感をつかんでいったという。設計に要した期間は2年半。限られたスペースならではの工夫やアイデアが詰まった心地の良い家が完成した。地下2階、地上2階の浮遊感のある外観。突き出たテラスが1階に位置する。テラスからダイニングを見る。ダイニングの床は、ホワイトオーク材を白く塗装してふき取り、白っぽく仕上げた。天井や壁とともに光の陰影が楽しめる。ダイニングからテラスを見る。大きな引き込み窓で全開可能。1階とはいえ、地上3mの高さで開放感があり、道路からの視線も気にならない。光と影のコントラストを意識「床面積が欲しかったので地下2階を掘ることを決断しました」と話すお2人。敷地の高低差を逆手に取り、地下2階、地上2階の4層のボリュームを確保した。建蔽率や容積率、斜線規制などの条件に合わせて、ミリ単位で考えていったという。「階段の高さは、自分たちサイズで決めているので、背の高い人が来ると頭をぶつけます(笑)」(創さん)。「限られた開口をいかに活用するかということも大きなテーマでした」とは綾夏さん。各フロアはまわり階段や部屋の隅に設けた吹き抜けにより、ゆるやかにつながっている。光や空気を通し、人の気配をも感じられる空間となっている。「時間帯によって光の射し方が変わるように設計しています。明るいところと暗いところのコントラストをつけることで、狭いながらも空間に奥行をもたせています」(創さん)。道路から見ると、宙に浮いたように見えるせり出したテラスは1階に位置する。テラスから大きな開口を通して奥のダイニングキッチンへと光が導かれる。ダイニング奥の南西の隅に設けた吹き抜けからは、カーブを描いた天井に沿って、美しい光が拡散される。テラスや吹き抜けから入る光の動きや、交差して生まれる光と影のグラデーションを意識したという。「壁や天井はすべて珪藻土にし、光が優しくまわるようにしました。もとは白っぽい壁ですが、日中や夕方で色味が違って見えるんですよ」(綾夏さん)。1階のダイニングキッチンは16畳ほど。テラスまで一続きでさらに広く感じられる。天井と壁はすべて珪藻土を採用。南西(右側)の隅に設けた吹き抜けは、曲線を描く天井により幻想的な雰囲気。『カール・ハンセン&サン』の丸いダイニングテーブルとYチェアがシンプルな空間を引き立てる。生活感やスケール感の出るテレビは引き戸を閉めて隠して収納。幻想的な空間を盛り上げているのが現代アーティスト・永原トミヒロ氏の絵画で、創さんのお気に入り。青柳邸のインテリアには欠かせない存在。地下2階から地下1階へと続く吹き抜けと本棚。地下1階の高窓から光を取り込んでいる。地下1階のシアタールーム。東側(左)が吹き抜けで、地上に出ている高窓から光が降り注ぐ。壁面の本棚に加え、テレビの裏側も収納になっている。大きなキッチンをあえて造作コンパクトな家の中であえて大きく造作したというのが、5.5mに及ぶ壁付けのキッチン。継ぎ目のない一枚板のステンレスのワークトップが美しい。「狭い家で小さなキッチンではこじんまりしてしまうので、この空間にこの大きさのキッチンをあえてもってくることで、空間の狭さを感じさせないのではないかという狙いです。ギャップを楽しんでいますね」(綾夏さん)。キッチンはまわり階段の上まで続く。キッチン下の収納は、階段途中から取り出すというアイデアだ。「階段にあたる部分にオーブンも収納していますが、腰をかがめることなく使用できて、むしろ便利ですよ(笑)」と綾夏さん。壁一面を使用した5.5mのキッチン。料理好きの綾夏さんが使い勝手を考えて図面を描き、家具屋にオーダー。「『GAGGENAU』の食洗器は絶対に入れたかった」と綾夏さん。コンロはIHを採用し、レンジフードを壁付けにしたためすっきり。コンロ下の収納内にスイッチ等を隠し、表に出さない工夫も。一石二鳥の“兼ねる”アイデア青柳邸では、1か所で2つの用途として利用する“兼ねる”アイデアが随所に採用されている。まず、玄関の扉を開けると、そこは階段の踊り場でもある。地下1階に位置する玄関ホールと地下2階のアトリエへ向かう階段の踊り場と玄関を兼ねているのだ。また、広々とした玄関ホールの奥に見える手洗い場は、扉内にあるトイレの手洗い場であり、玄関の明かり取りの役割も持たせている。ほかにも、2階のバスルームは、屋上へと続く階段を洗い場として使用するなど、至る所にスペースの有効活用が施されている。「冷蔵庫やテレビなどスケール感が出るものは隠し、相対的なバランスで部屋が狭く感じないようにしています。また、窓や吹き抜け、カーブで視線の先に行き止まりをつくらないことも大事ですね。壁になる場合は絵を飾ったり、動きのあるものを置いたりして、流れるように続くことを意識し、奥へと期待が高まるように工夫しています」(創さん)。立地の難点を見事にクリアし、建築家夫妻が生み出した創意工夫により、7.5坪とは感じさせない空間の広がりを実現した。「狭いながらも、家族3人、思い思いに過ごせる場所が作れたことがよかったですね。ひととおりの断捨離を終えたので、住まいながらまた変化を楽しんでいきたいです」(創さん)。地下1階に位置する玄関ホール。キッチンと同様に、コンパクトな家に対してあえて広々とした玄関スペースに。くもりガラスの玄関の扉からやわらかな光が射す。玄関を入ると階段の踊り場に。玄関ホールの奥の扉内は、靴のまま使用できるトイレ。右側の手洗い場は明り取りの役目も。玄関から階段を下りると、綾夏さんが主宰する設計事務所のアトリエへ。コンクリート打ちっぱなしの無機質な空間は、「仕事に集中できます」と綾夏さん。2階の寝室。奥の吹き抜けから光が入る。布団等を入れた収納の上には、古道具屋で出会った“糸巻き機”をディスプレイ。「動きのあるものを置き、空間の流動感を演出しています」と創さん。各階をつなぐまわり階段は、光のまわり込みとカーブによる奥行き感を演出。階段上には無駄なく収納を設置。1階から続く吹き抜けを介して、2階のトイレと左奥の寝室へと光が届く。隣家が迫っているため、窓はくもりガラスを採用。2階トイレの洗面所の鏡は、スライド式で出し入れ自在。開けると、奥の吹き抜けから光が射し込む。FRPを使用したバスルームは階段まで防水になっていて、洗い場として使用可能。階段を上がると屋上へ。屋上では綾夏さんと娘の未詠(みよ)ちゃん(6歳)が野菜を栽培中。植木鉢には、軽量のルーツポーチ(不織布製)を使用。青柳邸設計aoyagi design所在地東京都杉並区構造木造、RC造規模地上2階、地下2階延床面積92.99㎡
2021年09月20日写真文化首都 北海道「写真の町」東川町は、9月20日(月・祝)、建築家 隈研吾氏とともに実施する『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』の表彰式及び、隈研吾審査委員長をはじめとする審査員によるパネルディスカッションを東川町複合交流施設せんとぴゅあにて開催いたします。『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』は、建築家 隈研吾氏と東川町が連携し、KAGUのある豊かな(丁寧な)暮らしを育み、建築と家具が育む新たなライフスタイルの発信を目指し、今回初めて開催しました。「KAGU」とは人間と世界の間をつなぐものの総称で、従来の家具という概念を拡張したものと定義し、①未来に羽ばたく若者を育む、②豊かな(丁寧な)暮らしを育む、③地域を育む の3つの視点のもと、世界中の30歳以下の学生を対象に、「木の椅子のデザイン」をテーマに作品を募集した結果、41の国地域から1,876件のエントリーをいただき、最終的には36の国地域から提出のあった834件の作品より、6月28日に各賞を発表したところです。表彰式は、国内受賞者と隈研吾審査委員長をはじめとする審査員をお招きし、9月20(月・祝)に北海道東川町にて開催いたします。また併せて隈研吾審査委員長をはじめとする審査員によるパネルディスカッションを開催いたします。なお、開催にあたっては、受賞者、審査員のほか、事前に案内する関係者に限定し、感染防止対策を徹底のうえ、実施いたします。ぜひご報道賜りたくお願いいたします。「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ表彰式の開催概要日時2021年9月20日(月・祝)13時30分~15時00分場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)参加者受賞者隈研吾賞(最優秀賞)杉原有香様優秀賞柳澤星良様佳作柏木航様、廣瀬萌音様佳作黒瀬光彦様佳作坂口葉月様審査員審査委員長隈研吾様(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)審査員太刀川英輔様(デザインステラジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄様(美術家)中村拓志様(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏様(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦様(アーチスト、東京芸術大学教授)織田憲嗣様(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※その他北海道上川総合振興局長様、東川町長様、東川町議会議長様、東川町議会議員様、東川町内家具クラフト事業者の皆さま、「隈研吾 & 東川町」KAGUデザインコンペ実行委員会委員の参加を予定(最大70名程度を予定)※事前に案内する関係者のみによる実施となります(一般参加は予定していません)※海外の受賞者は次回大会にゲストとして招へいを予定しています。取材申し込み(事前お申し込みをお願いいたします)ご取材を希望される報道機関等の方は、9月16日(木)までに別添取材連絡票により下記まで事前連絡を頂戴したくお願い申し上げます。また、感染防止対策のため、緊急事態宣言又は、まん延防止法対象地域からご来町の場合は、事前のPCR検査等の実施についてご協力をお願い申し上げます。[取材連絡票送付先]メール official@kagu-higashikawa.jp FAX0166-82-5111パネルディスカッション「KAGUが創る未来」の開催概要『「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ』開催を記念し、審査委員長を務める隈研吾氏と審査員の皆様により『KAGUが創る未来』をテーマに、これからの世界の中でのKAGUや建築が果たす役割・可能性について皆様とともに考えていきます。日時2021年9月20日(月・祝)15時30分~17時30分場所東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂(北海道上川郡東川町北町1丁目1番1号)テーマ「KAGUが創る未来」モデレーター隈研吾様(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)パネリスト太刀川英輔様(デザインステラジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)野老朝雄様(美術家)中村拓志様(建築家、NAP建築設計事務所)原田真宏様(建築家、芝浦工業大学教授)日比野克彦様(アーチスト、東京芸術大学教授)織田憲嗣様(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)※本パネルディスカッションは事前に案内する関係者のみによる開催となります(一般参加は予定していません)取材申し込み(事前お申し込みをお願いいたします)ご取材を希望される報道機関等の方は、9月16日(木)までに別添取材連絡票により下記まで事前連絡を頂戴したくお願い申し上げます。また、感染防止対策のため、緊急事態宣言又は、まん延防止法対象地域からご来町の場合は、事前のPCR検査等の実施についてご協力をお願い申し上げます。[取材連絡票送付先]メール official@kagu-higashikawa.jp FAX0166-82-5111取材連絡票(取材のお申込みはこちらの内容をご確認ください)210907_03_取材連絡票2190902.pdf : 「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペの概要・詳細(過去リリースより)【北海道 東川町】「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ、36の国地域・834件からついに隈研吾賞(最優秀賞)を決定 : 210907_02_プレスリリース別添(受賞作品).pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月07日建築を通して京都を知る大規模展覧会株式会社長楽館が、京都市京セラ美術館で開催中の「モダン建築の京都」展との連携企画として2021年9月25日より「長楽館モダンタイルタルト」(税込み1800円・ドリンク付き)を「デザートカフェ長楽館」で販売します(2021年12月26日までの期間限定)。京都市京セラ美術館開館1周年を記念して2021年9月25日より開催される「モダン建築の京都」展は、近代建築の宝庫でもある京都のモダン建築を多彩な資料(原図面や模型、写真、映像など)とともに紹介する大規模建築展です。京都のモダン建築の1つである長楽館(旧村井吉兵衛京都別邸)からも「螺鈿細工の椅子」「花台」をはじめとした、1909年竣工当時からの調度品が複数出展されます。展覧会チケット提示でおトクに!今回発売される「長楽館モダンタイルタルト」は、1909年の建築当初より残る長楽館旧温室(現・長楽館BOUTIQUE)のタイルの柄をイメージした商品です。長楽館のパティシエによる自家製クリームと国産小麦を使ったサクサクのクッキー生地でシンプルな美味しさが際立つスイーツとなっています。セットドリンクは「長楽館オリジナルブレンドコーヒー」と「長楽館オリジナルブレンドティー」の2種類から選択可能。会計時に「モダン建築の京都」展の入場券を提示すると、200円引きのサービスが受けられます。※別途サービス料10パーセントが発生します。(画像は株式会社長楽館のプレスリリースより)(画像は株式会社長楽館より)(画像は京都市京セラ美術館より)【参考】※株式会社長楽館のプレスリリース/@Press※株式会社長楽館※京都市京セラ美術館
2021年09月05日2021年7月30日付にて、YouTubeチャンネル『中尾明慶のきつねさーん』では、中尾家の夏休みの動画を配信中です。中尾さんは、2013年に女優の仲里依紗さんと結婚し、同年に長男が誕生。YouTubeには2020年3月に登録し、愛車や息子さんに関する動画を不定期で投稿しています。中尾さんと仲さんのYouTube公式チャンネル内で息子さんは『トカゲくん』として親しまれており、本動画は『トカゲくん』が夏休み初日のもの。仲さんの留守中に、中尾さん親子とディレクターのよしきさんで『タコ焼きパーティー』を開いた時の様子が撮影されています。この『トカゲくん』、「タコパって何」と中尾さんにたずね、『タコ焼きパーティー』の略称であることが分かると、クールに「でいうなら『タ』でいいじゃん」とひと言。サングラス姿も、なかなか『サマ』になっています。そんな『トカゲくん』との『タコ焼きパーティー』は、タコのほかにも具材がいろいろと用意されているようです。果たしてどんなパーティーになったか、早速、動画をご覧ください。どうやら『トカゲくん』のテンションは、仲さんのYouTubeチャンネルに登場する時よりやや低めのようですが、中尾さんがニコニコしながらタコ焼きを作っている姿が印象的でした。息子さんのために、できあがったタコ焼きを皿に取って冷ましている中尾さんは、まさに父親そのもの。その一方で、よしきさんが食べるはずのタコ焼きと、キュウリの浅漬けが入ったタコ焼きをすり替えるという『いたずらっ子』のような一面も見せていました。いずれにせよ、中尾さんが『トカゲくん』を溺愛していることが、とてもよく伝わってくる動画でしたね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月28日インターネット掲示板「2ちゃんねる」創設者の“ひろゆき”こと西村博之氏(44)と実業家・前澤友作氏(45)の“バトル”が勃発。しかし、ネットでは2人に冷ややかな視線が送られている。ことの発端は、25日にTwitter上で前澤氏が発表したマイホームを建てる人を対象にした10万円配布キャンペーン。前澤氏がそれまで行ってきた “お金贈り”は困っている人や挑戦している人を対象としたものだった。しかし、今回の企画の対象者は”マイホームを建てようとする人“。コロナ禍の今、家を建てられる人は”困っている人”ではないのでは?と、過去の企画と大きく異なる方向性に対し、疑問の声が集まっていた。それらの声に対し、前澤氏は《最近こういうの多いからはっきり言っておく。誰に配ろうが俺の好き。国の社会保障と一緒にしないでもらいたい。あくまでも個人からの寄付や、企業のキャンペーンなので悪しからず。こういうこと言ってくる人はブロックします》(現在はツイートを削除)と反論。この主張に疑義を唱えたのがひろゆき氏。同日、彼はTwitterにこう呟いた。《「困ってる人や挑戦してる人を助けたい」と言ってたので、「フォロワー増えないから児童養護施設への寄付しません」とか「寄付の抽選に謎のアプリのインストール必須」とかの矛盾が指摘されてた前澤さん。お金配りは営利企業のキャンペーンです!って、最初から認めておけばよかったのにね。》その後、この投稿によって前澤氏にブロックされたことを報告したひろゆき氏。《企業のキャンペーンとして、「寄付の抽選に謎のアプリのインストール必須」ってのは、前澤さんが書いたことや事実だと思うのですが、、何がお気に召さなかったんですかねぇ。。。?》と、皮肉交じりに呟いていた。すると前澤氏もひろゆき氏からの攻撃に“応戦”する素振りを見せる。翌26日夕方、前澤氏はインスタグラムのストーリーズを更新し、黒い背景に、白い文字で、《人の良いところを褒めて讃えるより人の悪いところをイチャモン付けて馬鹿にしたり揚げ足取ったりする方がお手軽で簡単だとは思うけどそんなことして気持ちいいのかな?健康的ではないなー平和的でもないなー》と、ひろゆき氏に対する”愚痴”と思われるメッセージを投稿したのだ。5月にも、寄付への考え方の相違からもめていた二人。ネット上で何度も繰り返される彼等のやりとりに対し、SNSでは呆れの声が相次いでいる。《高校生みたい》《いい歳した大人達が何を子供の様な喧嘩をしているの》《勝手にやってください》《どっちもどっちかなぁ》《裏でやり取りすればいいのに…》《何でいちいち晒すかな?》
2021年08月27日