亀梨和也主演、松下奈緒、趣里、松村北斗らが共演する「レッドアイズ 監視捜査班」の4話が2月13日放送。伏見たちを狙う“青いコートの男”は高嶋政伸だった…忍成修吾も再登場し“名悪役”の共演に視聴者たちが沸いている。国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使した科学捜査を行う「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」が設立され、愛する人の命を奪われ警察からも身を引いた敏腕刑事が、天才的な頭脳を持った元犯罪者たちを引き連れ“復帰”。凶悪な連続殺人鬼に迫っていく本作。元刑事で探偵を経て「KSBC」特別捜査官となる伏見響介を亀梨さんが演じ、前回夫を亡くしてしまったKSBCセンター長・島原由梨に松下さん、サイバー犯罪対策課出身の長篠文香に趣里さん、過去に伏見に逮捕された元自衛官の湊川由美子にシシド・カフカ、防衛省のサーバーに侵入し逮捕されたことがある天才ハッカーの小牧要に松村さん、元犯罪心理学者でプロファイラーの山崎辰二郎に木村祐一、前回拉致された島原の妹・大塩はるかに高橋ひかるといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。蠣崎(忍成修吾)が美保(小野ゆり子)の事件に関係があるのではないかと疑う伏見。そんななか優希(冨手麻妙)という女性が行方不明になり、彼女の部屋から木留という男の遺体が発見される。現場付近の映像から怪しい男を見つけた伏見は男を確保するが、その男は山崎の息子、克巳(塩野瑛久)だった。克巳は木留から運搬を依頼された覚醒剤を盗み、恋人の優希とともに海外に逃げようと画策していたが、半グレ集団の元締め・神流川一馬(今井朋彦)と羊介(真壁刀義)の兄弟が木留を殺害、優希を連れ去ってしまったという。山崎は優希が覚醒剤を隠すために袋ごと飲み込んだと推理、小牧は袋が腸に到達したら命が危ないと指摘する…というのが今回の物語。今回、物語の鍵を握るであろう“青コートの男”の顔が明らかに。高嶋政伸が演じていることを知った視聴者からは「うわあああああ高嶋さん」「高嶋さんだったのか」など驚きの声が上がる。さらに終盤では夫を亡くし過労で倒れた島原に、上司である刑事部長の奥州寛治(矢島健一)がカウンセリングを受けるよう命じるのだが、そのカウンセラー・鳥羽和樹が高嶋さん演じる“青コートの男”で「どんな狂った演技をするのか楽しみ」「レクター博士的サイコパス精神科医か それとも復讐か何か個人的な目的のためにさらなる黒幕に手を貸してる系か」など、彼の今後の行動にも様々な憶測が。一方、蠣崎が神奈川兄弟とつながっていたことが判り、伏見は蠣崎と面会する。「待ってたよ、伏見刑事」と伏見を見上げる蠣崎に「忍成修吾さん、引き続き見れるの嬉しい。怖いけど」「ちょっとやそっとでいなくなる悪役だとは思ってなかった」など再登場を喜ぶ声も。「悪役とサイコパス役の二大巨頭、忍成修吾と高嶋政伸が出演」「犯人役の上手い役者さんが次々と出てきて見応えある」など、忍成さんに高嶋さんと“名悪役”の共演に視聴者が沸いている。(笠緒)
2021年02月14日亀梨和也主演の土曜ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」3話が2月6日放送。忍成修吾演じる蠣崎の真の目的が判明、そして訪れる“最悪の結末”…蠣崎に同情の声も上がるなか、事件の黒幕と思われる青コートの男についての考察も盛り上がりをみせている。国内に500万台あるといわれる監視カメラを駆使して犯罪捜査を行う「KSBC(神奈川県警捜査分析センター)」で、婚約者を殺された元捜査一課の敏腕刑事と元犯罪者による最強チームが連続殺人鬼を追うクライム・サスペンス作品となる本作。神奈川県警捜査一課の敏腕刑事だったがその座を追われ、探偵生活を経てKSBCの特別捜査官となる伏見響介を亀梨さんが演じ、元々伏見と同じ捜査一課の刑事だったKSBCセンター長・島原由梨に松下奈緒。サイバー犯罪対策課からKSBCにやってきた長篠文香に趣里。元自衛官の湊川由美子にシシド・カフカ。天才ハッカーの小牧要に松村北斗。元犯罪心理学者で優秀なプロファイラーの山崎辰二郎に木村祐一。島原の妹・大塩はるかに高橋ひかるといったキャスト。。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。“ゾディアック事件”を模倣したと思われる殺人事件が発生、被害者かと思われた蠣崎(忍成さん)が湊川を拉致する。湊川は蠣崎が自分の過去の犯罪や家族について詳細に知っていることに驚く。その頃女性を殺害し、蠣崎のことも刺したとして逮捕された漆川(般若)は、蠣崎が女性を殺し自分で自らの腹を刺したと証言する。山崎は蠣崎の「原点に戻れ」というヒントから湊川の居場所を探り当て、伏見が廃工場で漆川を発見、救出する。一方で蠣崎がバスに爆弾を仕掛けており、そのバスに湊川の息子が乗車していることが判明。長久手(川瀬陽太)、姉川(長田成哉)らが救出するが、爆弾は偽物だった。さらに伏見が湊川の拉致されていたアジトを探ると、蠣崎の真の狙いが島原の家族であることがわかる。8年前、島原が追っていた犯人を確保する際、巻き込まれた蠣崎の恋人が階段から落ちて死亡。その恨みから蠣崎は今回の犯行に及んでいた。伏見が現場に向かうが、すでに蠣崎によって島原の夫は撃たれていた。蠣崎は「俺たちは同類だ」と捨て台詞を吐いて連行されていく…というラストだった。忍成さん演じる蠣崎の“犯行理由”を知った視聴者からは「まさか蠣崎にあんな悲しい過去が…伏見と重なる消えない悲しみ憎しみの過去があったなんて…」「蠣崎の理由を知った瞬間涙止まらなかった」など同情の声も上がるなか、蠣崎が湊川の家族や、伏見の婚約者・美保の妊娠を知っていることに「サプライズだったのどこで知ったの?!青コートが忍成さんの役に情報流した可能性高いとみてる」「SNSのやりとりを盗み見られていたから? だとしたら、これは現実でも起こり得るからこわい」など、蠣崎の“情報源”に言及する声も。また事件の“黒幕”と思われる青コートの男だが「伏見への復讐心はやっぱ過去に伏見が逮捕した事件に関係あるのかなぁ…」「伏見に復讐したい様にも見えるけど、実験してる様にも見える」など、一連の行動の理由について考える声をはじめ、「北斗のパーカーが青コートの中のパーカーと同じ説...」「伏線をまとめていくと…やっぱり松村北斗説」「最後、湊川出てこなかったし湊川が最後まで現場にいた青コート?」など、青コートがKSBCメンバーではないかという説も登場。SNSでは“考察合戦”も盛り上がりをみせている。(笠緒)
2021年02月06日成河の一人芝居『フリー・コミティッド』が、11月13日に東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで開幕した。ベッキー・モードが脚本を手がけた本作は、米・オフブロードウェイで1999年に初演されたコメディ。マンハッタンの人気レストランで予約受付係として働く売れない俳優のサムが、次々にかかってくる電話に翻弄される様子を描く。2018年に千葉哲也の演出、成河のキャスティングで上演された本作が、Withコロナにおいて“究極のソーシャルディスタンス”を実現した一人芝居として蘇る。クリスマスを控えたある日、出勤したサムは同僚の遅刻によって業務のすべてを一人で背負う羽目に。オーバーブッキングな上に「このテーブルでないとイヤ」と一方的に指定するセレブからの無茶なオーダーをはじめ、パワハラ気味のシェフ、事なかれ主義のスタッフによる内線で、サムはタイトル通り“Fully Committed(全力投球)”の大忙し。なかなか来ない最終オーディションの連絡を待ちわびながら、帰省を待つ故郷の父や予約トラブルの対応を目まぐるしくこなし、彼の苛立ちはピークに達して──。ステージ中央にはレストランの予約端末2台、上手に厨房・ホール、下手にシェフのオフィスと繋がる内線3台が設置されている。地下の予約オフィスにベルが鳴り響く中、成河は終始電話の間を汗だくで全力疾走。サムに扮する一方で、同時に電話の話し相手である社交界の夫人、日本人観光客、ボーイ長の女性ストーカー、そして猫にいたるまで30以上もの役を、声色や口調を変幻自在に操りながら演じ分ける。ストーリーは、サムと電話相手の掛け合いを軸に進む。取材日だった初日に客席から大きな笑い声があがったのは、VIPのダブルブッキングをシェフとホールスタッフから非難された彼が己に非のないことを証明した瞬間。成河は、開き直ったようにガッツポーズを取り、ふんぞり返って予約電話に応じるサムを体現し、観客を沸かせた。サムの心情を吐露するモノローグは登場しない。しかし、父や兄、マウントを取ってくる役者仲間との会話を通じて、予約係の仕事に忙殺され、うまくいかない俳優業に対する苦しみが覗く。成河は多彩な表情と仕草で、サムの内面までも舞台上に立ち上げた。上演時間は約110分(休憩なし)。公演は11月30日(月)まで。なお、アフタートークが16日(月)14時、21日(土)18時開演回で実施されるほか、16日(月)14時と千秋楽の30日(月)14時開演回にはPIA LIVE STREAMでライブ配信が実施される。アーカイブ配信は、各回の開演時間から24時間後まで視聴できる。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年11月16日その高い身体能力で縦横無尽に駆け回り、ストレートプレイからミュージカルまで幅広い演技で魅了する俳優・成河。野田秀樹やジョン・ケアード、サイモン・マクバーニーら国内外の著名演出家からも絶大な信頼と高い評価を受ける彼が38役を演じ分ける一人芝居『フリー・コミティッド』が11月13日(金)より東京・DDD青山クロスシアターにて開幕する。本作は、劇作家・女優・TVプロデューサーとマルチに活躍するベッキー・モードが、劇作家で俳優のマーク・セトロックの協力を得て創り上げた傑作コメディ。1999年にニューヨークのチェリー・レーン・シアターで初演されて以降、アメリカやイギリスで役者を変えて何度も上演されており、日本では2018年に成河が初演。38役を次から次へと演じる姿に客席は圧倒されながらも抱腹絶倒。大いに沸かせた話題作の待望の再演だ。主人公は、売れない俳優で、マンハッタンの超人気レストランの予約電話受付係をしているサム。その仕事内容は、人気店だけにすでに満席だが、なんとか予約を取ろうと電話をしてくる客たちに応対するというもの。オーディションの結果を待ちながらも仕事に勤しむサムだが、予約とは関係のない人物、ひとり暮らしの父まで電話をかけてきて……。成河はサムを演じながら、電話をかけてくる金持ちの社交界夫人、レストラン支配人、日本人観光客、カリスマ・シェフ、サムの父親、変わり者のボーイ長、ドミニカ共和国出身のコック、大柄でタフなフランス女、医者、優しい性格のウェイトレス、下っ端のマフィアなどなど、国籍も性別も違う様々なキャラクターを演じ分ける。演出を手掛けるのは初演に続き千葉哲也。近年は俳優のみならず演出家としても活躍する千葉と成河は、昨年再演された舞台『BLUE/ORANGE』でも息の合ったステージを見せている。ふたりのタッグにも期待が高まるステージだ。なお11月16日(月)、11月30日(月)にライブ動画配信も予定している。詳細は「PIA LIVE STREAM」 文:伊藤由紀子『フリー・コミティッド』作:ベッキー・モード翻訳:常田景子演出:千葉哲也出演:成河2020年11月13日(金)~ 11月30日(月)会場:DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京)【ライブ配信】対象公演:2020年11月16日(月)14:00 ※アフタートーク付2020年11月30日(月)14:00※各公演開演時間より24時間後までアーカイブあり(チケット販売は各公演開演時間より22時間後まで)視聴方法詳細→PIA LIVE STREAM
2020年11月13日浜田省吾のYouTubeスペシャル番組「Shogo Hamada “In the Fairlife” Release Special!」が11月6日(金)20時より配信されることが決定した。この特番は9月25日(金)に公開された企画の第2弾。前回はシングル『MIRROR/DANCE』の発売に合わせて、ミュージックビデオや懐かしのライブ映像などを配信し、同時視聴者数1.2万人、4日間足らずの期間限定公開で総再生数約20万回を記録するなど、大好評を得た。今回は、11月11日(水)にミニアルバム『In the Fairlife』が発売されることを記念して、リードトラック『みちくさ』のミュージックビデオを公開。また、同時発売となる関連アイテムからのMV紹介、12月にリリースされる映像作品『ON THE AVENUE 2013』の予告映像初出しも予定している。そして今回は、浜田自身が番組ナビゲーターとしてナレーションを担当。浜田がメディアに登場するのは非常に稀なため、肉声を聞くことができる貴重な番組となっている。期間限定のプレミア公開となるので、ぜひ忘れずにリアルタイムで楽しんでほしい。◆YouTubeプレミア公開スペシャル番組「Shogo Hamada “In the Fairlife” Release Special!」公開日時:11月6日(金)20:00~ ※11/11(水)正午までの期間限定公開YouTubeプレミア公開とは:映画やテレビ番組のプレミア上映のように視聴者が動画を同時に見て楽しむことができます。リアルタイムでコメント投稿やチャットをしながら映像を観ることができ、どなたでも無料で参加できます。【リリース情報】◆Mini Album『In the Fairlife』11月11日(水)リリース2200円+税初回仕様限定盤:デジパック仕様◆Vinyl 12” Single『MIRROR/DANCE』11月11日(水)リリース1800円+税完全生産限定アナログ盤<Side A>1. MIRROR2. DANCE<Side B>1. 夜はこれから(2020 Kimio Mizutani Remix)
2020年11月04日2020年9月24日に放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で、ペットの飼育放棄が急増している問題が取り上げられました。番組内では、タレントの坂上忍さんが飼い主の身勝手な行動に対してコメントし、反響を呼んでいます。坂上忍「悪魔はあなたのほうだ」外出自粛やテレワークの影響で家にいる時間が増え、ペットブームが到来。一方で、身勝手な理由からペットを飼育放棄してしまうケースが急増しています。番組では、飼育放棄の理由として「出勤することが多くなったため」や「ペットショップでは天使だと思ったが、吠えるしトイレを覚えず悪魔だと思った」などを紹介。番組MCで愛犬家の坂上さんは、飼育放棄をする飼い主に対しこう言及しました。悪魔はあなたでしょう。本人にとってはいろいろいい訳があるかもしれない。でも、そこには命があるわけで。命の扱い方を、なぜここまで雑にできるんだろうと。結局、全部人間の都合じゃないですか。バイキングーより引用坂上さんは、ペットの命を軽んじているような飼い主の行動に対し、「命をなぜこんなに雑に扱えるのか」と憤りを隠せない様子で語りました。ネット上では、坂上さんのコメントに対し共感の声が寄せられています。・坂上さんの発言に納得です。身勝手すぎる。・命をお迎えするなら、最期まで責任を持たなければいけませんね。・ペットはもちろん天使だけど、そうじゃない時もある。生き物だからそれは当たり前で、それもまた愛おしいものだと思う。動物保護団体によると、飼い始めて間もないペットの持ち込みが増えているそうです。保護施設へ入る犬や猫たちにとって、環境の変化は相当なストレスでしょう。ペットを飼う時は、「最期まで大切に世話をする」という責任感を持ち、家族として迎えてあげたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月25日東京・上野の観光スポットの1つ、不忍池。春は桜が、夏場の朝方には蓮の花が池を飾り、池の周囲は街の喧騒がウソかのような、穏やかな時間が流れています。そんな不忍池で、夢のような光景が目撃され話題に。ミサンザイ(@katsunomisanzai)さんは「ほぼ極楽浄土だった」というコメントともに、その時の写真を公開しました。こないだの霧雨の夜に不忍池いったらほぼほぼ極楽浄土だった pic.twitter.com/nIxCbS6Hkg — 同人誌 「天皇を旅する本」 「まんが東京ご縁起めぐり」 ミサンザイ (@katsunomisanzai) July 17, 2020 黄金色に光り輝く弁天堂と、周囲の蓮の葉が相まって、まさにそこは極楽浄土…!いつのまにか三途の川を渡ってきたのかと勘違いしてしまいそうになるほど、普段の弁天堂よりありがたみが増しています。【ネットの声】・爆発寸前のようにも見える。・蓮が花盛りで、極楽感が極まってますね。・神々しい…!撮影当日は霧雨だったこともあり、そうした気象現象も相まって今回の奇跡のような光景が見られたのでしょう。上野の夜に突如現れた極楽浄土…この日、実際にその目で黄金色に輝く弁天堂を見ることができた人がうらやましいですね![文・構成/grape編集部]
2020年07月20日俳優の岡江久美子さんが、新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなったことを受け、ある動画がネット上で物議をかもしています。それは、岡江さんの息子を名乗る人物が投稿している動画。岡江さんが亡くなった2020年4月23日以降、動画投稿サイトには『岡江久美子の息子です』というタイトルで数多くの動画が公開されていました。なお、動画の説明文にはフィクションであることや、「エンタメとして観てほしい」との記述があるものの、再生しなければその説明は確認できません。ネット上では、こうした動画に「不謹慎」「再生回数を稼ぐ方法として、間違っている」といった批判の声も目立ちます。同月27日放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、岡江さんの息子を名乗る動画投稿に触れ、番組MCを務める俳優の坂上忍さんは強い不快感をあらわにしました。『バイキング』やり始めて、だんとつで頭にきているかも、これ。バイキングーより引用また番組では、公開されている動画にモザイク処理をかけた上で放送しており、坂上さんは続けてこうも語ります。いつも思うんですけど、なんでこんな連中のためにスタッフさんが手間暇かけてモザイクを施してやんないといけないのか、さっぱり分かんないんだけど。バイキングーより引用強い口調で苦言を呈した坂上さんに、ネット上では共感の声も。・坂上さんの意見に同意。・岡江さんとご家族の心中を察するに、あまりにも不謹慎すぎる。・あんな動画を配信して、お金が稼げるっていうシステムが問題。一方で、番組で取り上げたことにより、さらに動画の注目度が増すことを危惧し「そもそも番組で紹介すべきではない」「こうやって紹介する時点で、投稿者の思うつぼ」といった指摘も。さまざまな意見が寄せられているものの、再生回数を増やすために、人の死を利用するという姿勢には、多くの人が疑問を抱かずにはいられない様子。岡江さんだけでなく、大和田獏さんをはじめ遺族のためにも、同様の動画がこれ以上増えないことを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月27日演劇集団・劇団番町ボーイズ☆の織部典成が、映画『僕が君の耳になる』(2021年夏公開)で初主演を務めることが19日、明らかになった。同作は、ボーカル&手話パフォーマンスグループ・HANDSIGNが2017年にリリースした同名の楽曲を原案とした、大学生・純平(織部)とろう者の女性・美咲(梶本瑞希)のラブストーリー。街角で弾き語りをしている純平は、初めて足を止めてくれる女性・美咲と出会う。後日、同じ大学に通う生徒同士だとわかった純平は、美咲を通じて障がい者の世界を初めて知ることになり、自ら手話を勉強し真っ直ぐにぶつかっていく純平に美咲も心惹かれていくが、2人の間にはさまざまなハードルが待ち受けていた。ヒロインの美咲役にはろう者の梶本瑞希(新人)を抜擢。耳の不自由な女性と、聞こえる男性の実話を基にしたラブソングを基に、いくつものハードルを乗り越えながら愛を深め、成長していく2人の姿を描くピュアなラブストーリーとなっている。また、本作品のクラウドファンディングも予定されている。出演者は他、岡田結実、忍足亜希子、三浦剛、松井健太、三浦大輝、小松みゆき、岡元あつこ、善知鳥いお、ミセスヒロコ、悠綺、阿部祐二、濱田英里、森口瑤子。○織部典成 コメント今回、映画『僕が君の耳になる』で主演をさせて頂くことになりました。映画初主演ということで凄くドキドキしていますが、本当に嬉しく光栄に思います。初めて台本を読んだ時、純平が美咲という女性に惹かれ「僕の知らないもう一つの世界」を知ったのと同じように、僕自身も知らない世界の中でも、「好きな人のために何かしてあげたい」という純平の思いに共感し、胸に突き刺さるものがありました。この作品をやらせて頂くにあたり、僕自身少しでも、ろう者の方の気持ちを理解したいと思い、小説を読んだり実際に教室に行ってお話を聞いたり、手話を勉強しています。手話には日本手話や日本語対応手話があり、これが違うだけで手話をする順番が変わったり、一人称を入れなくてはいけなかったりと色々と苦戦している所ではありますが、僕なりに必死に勉強中です。また、作中に弾き語りをするシーンがあるので、興味はあったものの触ったことがなかったギターにも初挑戦しています。まだまだ納得いくように弾けませんが、こちらも日々特訓中です。この作品を通して、見終わった後に皆様の中に何か1つでも心に響くものがあったらなと思います。多くの方にこの作品が届くように僕も頑張ります。楽しみにしてください。
2020年04月19日2月28日公開の映画『野性の呼び声』の公開記念イベントが27日、都内で行われ、坂上忍、IMALUが出席した。アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンの冒険小説をもとに、地図にない地を目指して旅する男ソーントンと奇跡の名犬バックが出会い、言葉を超えた絆と冒険を描いた本作。ハリソン・フォードが、主人公のソーントンを熱演している。公開初日を前日に控えたこの日は、人と犬の物語ということで愛犬家の坂上忍とIMALUがそれぞれ飼っている犬とともに登場。ステージから逃げようとするパグゾウ(坂上が飼っている犬)に坂上は「もう仕事したくない感じですね(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、落ち着いているIMALUの愛犬・バルーに「すごくしっかりしていますよ」と絶賛。一足先に鑑賞したという本作について坂上が「全編自分と重なりました。始まってから10分ぐらいで泣いてしまいましたよ。僕は今14匹のワンちゃんと3匹のネコちゃんと暮らしていますが、躾で悩んだり中々懐いてくれないワンちゃんもいたりして、ハリソン・フォードさんみたいに接すれば信頼を得られるのかと思いました」と刺激を受けた様子。一方のIMALUも「犬って表情がいっぱいあるんですが、それをすごく細かく描かれていました。そこは犬好きとしては可愛いポイントだし、見ていて共感できる映画でしたね」とアピールした。人間と犬の絆を描いた本作にちなみ、「犬と日々生活している中で自身に変化は?」という質問に、坂上は「僕は性格的にせっかちで穏やかな性格でもないんですが、犬と生活することで我慢を覚えました。僕を知っている人はまだまだと言うかもしれませんが、ここまで犬と家族になると我慢しかないので、ワンちゃんに大人にさせていただいたかもしれないです」自己分析。IMALUは「犬ってすごく前向きなんですよ。人を恨んだりネチネチ人のことを言ったりしません。以前にも同じコーギーを飼っていたんですが、脚が悪くなって後ろ足が動かなくなっても元気に引きずりながら走っていました。その姿勢を見ると人間にはない前向きさがあって、勉強になります」と回答していた。映画『野性の呼び声』は、2月28日より全国公開。
2020年02月28日華道家の假屋崎省吾(61)が2月26日に、「もうマスクが無い、手作りで!!」と題してブログを更新。新型コロナウイルスの影響でマスクの品切れが続くなか、假屋崎のガーゼハンカチを使った“手作りマスク”が反響を呼んでいる。《もうマスクが無い出張続きだしね》と切り出した假屋崎。バラ柄のガーゼハンカチを《三つ折りにして右左折ってヒモつけて出来上がりこれでなんと24層にもなるからね》と、4枚の写真を添えて作り方を解説した。このアイデアに、フォロワーから称賛の声が上がった。《花柄のガーゼマスク、素敵ですガーゼやと、呼吸もしやすそうで、お肌にも優しい感じがします》《お手製マスク浸透するといいですね。マスク不足の不安、解消したいです!》《とても素敵です!!薔薇の花模様がが、仮屋崎さんにとても似合ってますね!マスクなくて不安でしたが久しぶりに明るい気持ちになりました!》またタレントの辻希美(32)も、18日にYouTube『辻ちゃんネル』で手作りマスクを公開した。「ウイルス防止をお約束するものではありません」「リユースアイテムになりますので各自で十分に確認の上ご使用下さい」と前置き。その上で使用済みになった使い捨てマスクのパーツに、布・ガーゼを組み合わせた作り方を紹介した。「国内衛生用品メーカーは、工場を24時間稼働させてマスクを増産しています。ですが、供給が追いついていない状況です。マスク不足の対策として、栃木県鹿沼市や奈良県葛城市といった各自治体もガーゼマスクの作り方を紹介しています」(社会部記者)そんななか、26日に経済産業省はマスク着用についてこう呼びかけた。「使い捨てマスクがない時は、代用品を使いましょう。ガーゼマスクやタオルなど、口を塞げるものでも飛沫(くしゃみなどの飛び散り)を防ぐ効果があります」同時に同省は、国外からガーゼマスクの輸入開始をこう発表した。「東証一部上場のアパレル縫製企業がミャンマーの工場において、ガーゼマスクの生産を開始しました。来週にはガーゼマスク4000枚の輸入を開始します。3月第二週には10万枚、3月中には、100万枚の輸入を目指します。その後は需給の状況を見ながら、順次400万枚まで拡大していきます」ガーゼマスク導入で世間の不安が緩和されるだろうか――。
2020年02月27日俳優の坂上忍が31日、都内で行われた映画『アングリーバード2』初日舞台挨拶に、声優の竹達彩奈とともに登壇した。怒りんぼうで仲間のバードたちと打ち解けられないレッドが、ピッグたちに奪われた仲間のタマゴを取り戻すために大奮闘した前作。第2弾となる本作では、バード・アイランドとピギー・アイランドの2つの島を揺るがす大ピンチに、トリとブタがついにタッグを組む。前作に引き続き、主人公レッドの日本語吹替を担当する坂上は「いち観客として見てもパート2はかなりパワーアップしていると思いました。(収録も)さすがに2回目なので、1回目よりは順調に進んだと思います」と胸を張り、早朝からアフレコの自主練を行う努力も行ったそうで「犬の散歩に出るのが5時くらいなので、だいたい4時頃に起きて1時間くらい練習していました」と告白。加えて坂上は「本当に早口なので練習しないとできないんですよ。細かいし、ディレクターの人がしつこいし…。何回も録るんです」とぼやいて会場を沸かせた。新キャラクター・シルヴァー役の日本語吹替を担当する竹達は、本作が初の洋画吹替だったそうで「実際にやられている役者さんの息づかいに合わせてお芝居をしなきゃいけないので、普通にお芝居をしていたら自分のやりやすい息づかいでやりたくなっちゃうんですけど、もともとある音に合わせてお芝居をしないといけないので、その難しさは感じましたね」と苦労を明かした。また、作品の内容にちなみ、昔は敵と感じていたが、今は最高の仲間になった人はいるか質問された坂上は「ヤックン(薬丸裕英)です」とためらいもなく実名を挙げて笑いを誘い、「お互いに若いときはイケイケというか、盛りですよ。そういうときに"なんで俺、いつもメンチ切られなきゃいけないのかな"っていうくらいバチバチだったんですが、今や毎週お世話になって、再来週にはご飯に連れて行ってもらいます。おじさんになると過去はなくなってくるんです」と語った。さらに、イベント後の囲み取材に応じた2人は、最近怒ったことを尋ねられると、坂上は「基本的に怒っていないときがあるのかって思うんですけど(笑)、何がパワハラになるかわかりませんので、異常に気をつけています。逆にいうと、それが生放送や収録のときに反動で出ちゃってます(笑)」と笑い、竹達は「納豆に付いているタレが全然開かなくてすごくイラってするくらいですかね。開かなくないですか、あれ。ものによってはちょっとベタベタして"んんっ!!"ってなりながら毎朝、納豆を食べていますね」とコメント。これに坂上は「平和な生活を送っていらっしゃるということですよ」と笑顔で語った。
2020年02月01日村上春樹の同名小説を原作にした舞台『ねじまき鳥クロニクル』が2020年2月に上演される。事前ワークショップに参加したばかりの成河と渡辺大知に話を聞いた。【チケット情報はこちら】インバル・ピント(演出・美術・振付)とアミール・クリガー(脚本・演出)が来日し、藤田貴大(脚本・演出)も加わって1週間に渡り行われたワークショップ(以下、WS)。成河は「(2015年上演の『100万回生きたねこ』ぶりのタッグとなる)インバルの素晴らしさは相変わらずで。さらにアミールと藤田さんがいて。演出家が3人…思っていた以上の楽しいカオスでした。あとは僕たちがどれだけ彼らの発想を広げていけるかだと思っています」。成河の思う「インバルの素晴らしさ」とは「言葉にすると陳腐ですが、忘れていたものを思い出させてくれる存在なんです。なんで自分はこれに蓋してたんだろう、とかね。表現をする、人と喋る、何かを発見するということに対して、本当に好奇心だけで突き進む方ですし、人の痛みを誰より知っている方でもあります。失敗を一緒に笑ってくれるんですよ。というよりインバル自身が“思いついたわ!”ってやってみて“ダメだった(笑)”って笑うような人。“失敗していいんだ”と思わせてくれます」。渡辺も「WSに参加して、ここには実験を楽しめるメンバーが集まっている、と感じてワクワクしました。インバルさんもアミールさんも藤田さんも、“人と何か作ること”や“人間の可能性”を楽しみにできるし、それを信じている感じがした。そこに乗っかって遊んでいるような時間でした」と笑顔。共演者たちと共にWSに参加し、成河は「大風呂敷を広げるようですが、神キャスト!(笑)」と絶賛。「好奇心と意欲に溢れた仲間たち、先輩方で嬉しかったです」成河と渡辺はふたりで主人公・岡田トオルを演じる。初共演で見た目も雰囲気も全く違うふたりがひとつの役を演じることについて渡辺は「全然違うから面白いんだってことが今回のWSでようやく確かめられました。僕らが違うから、交わったときに面白いんです」と明かす。実はふたりは5か月も前から事前稽古を重ねていたそうで、成河は「重ねた時間に価値を感じています。これだけ時間をかければ、人はこれほど寄りかかることができるようになるんだと実感しましたから」渡辺が「新しい可能性に挑戦している作品になると思います。“もっと面白いもの、ないのかよ”って飢えてる人は、絶対に観に来た方がいい。僕自身も期待が膨らんでいます」と語る本作は、2020年2月11日(火・祝)から3月1日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。取材・文:中川實穂
2019年12月02日小説家・乙一として知られる安達寛高の完全オリジナルホラー『シライサン』の追加キャストとして、忍成修吾、谷村美月、江野沢愛美、染谷将太の4名が出演することが決定。併せて、場面写真とキャストコメントが解禁となった。「痛快TV スカッとジャパン」の再現ドラマや「絶対正義」などで演じた、悪役キャラのイメージが強い俳優・忍成修吾さんが演じるのは、雑誌記者の間宮幸太。乙一(安達寛高)原作の『手を握る泥棒の物語』にも出演しており、本作では間宮の陰影深い人物像に惹かれ参加を決意。シライサンの呪いと連続不審死の関係性を追う記者を好演する。NHK連続テレビ小説「まんてん」で女優デビューし、『テラフォーマーズ』や『深夜食堂』シリーズなど映画にも多数出演する実力派女優・谷村美月さんが演じるのは間宮の妻・冬美。乙一(安達寛高)原作の『死にぞこないの青』へも出演しており、本作ではある事故によってつらい記憶を抱えるミステリアスな役どころに挑む。雑誌「non-no」の専属モデルで、タレントとしても活躍する江野沢愛美さんが演じるのは、飯豊まりえさん演じる主人公・瑞紀の友人であり、あるきっかけでシライサンに運命を狂わされていく加藤香奈。同じくモデルとして活躍する飯豊さんとは今回が初の映像共演であり、本作への出演や役作りに対して大いに意気込みを見せている。『ヒミズ』『寄生獣』など話題作で主演を務め、5月31日(金)に公開された『パラレルワールド・ラブストーリー』にも出演中の演技派俳優・染谷将太さんが演じるのは、山奥の旅館に出入りする酒屋店員の渡辺秀明。安達監督の初監督作品『一周忌物語』に出演していたことから本作への出演を決意。2度目のタッグにも注目が集まる。■キャストコメント忍成修吾(間宮幸太役)久しぶりのホラー映画への出演でした。最初は事件を調べていたはずだったのに、徐々に人外の存在に気づき始めて巻き込まれていく男の役です。大事な人を守りたくて暴走してしまうのが、いけないものと思いつつ。。。とても共感出来ました。自分の出演しているシーンは昼間が多かった印象です。それがまた不気味なのかなと思いつつ、どの様に仕上がってくるのか楽しみにしています。谷村美月(間宮冬美役)物語を読んで、出来るだけ自分の中で想像を膨らませて作品に取り組んでいたものの、 実際に撮影をして、少しばかりの映像を見させて頂いたとき、自分の想像を遥かに上回り、 そこには不気味さが際立っていました。早く多くの皆さんに見て頂き、この恐怖の連鎖を味わって頂きたいです。江野沢愛美(加藤香奈役)最初は全く経験のない役柄だったのでとっても難しくて不安でした。ただ本読みの時に自分が用意していった香奈を相談したところ監督がすごく褒めてくださったのでとても安心して撮影に臨めました。特殊メイクのクオリティも素晴らしいので、そちらにも注目していただきたいです。この映画は1シーン目の私がきっかけでストーリーが進んでいくため、本当に私にとって1番難しいシーンで、撮影日もとっても悩みました。そのくらいそのシーンは特に大切に演じました。なのでしっかり見ていただけたら嬉しいです。あと私の撮影初日が旅館で怖い話をするシーンだったんですが、染谷さんが素晴らしすぎて全員が本当にビビってたところをぜひ見て欲しいです。笑染谷将太(渡辺秀明役)およそ10年前に安達組の短編に出演させて頂きました、そして初長編映画に呼んでいただき、自分を忘れないでくれた!と感謝感激でございます。すごい濃厚な後味の残る「シライサン」、映画館に異様な寒けと空気が流れるこの映画を、是非劇場で感じて欲しいです。出演者たちも“不気味”と語り、観る者を恐怖のどん底へと陥れる本作。彼らがどのように“シライサン”と関わっていくのか想像を巡らせながら、映画公開を待ちたい。『シライサン』は2020年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シライサン 2020年1月、全国にて公開予定
2019年06月12日俳優の坂上忍(51)が20日、都内で行われたBS10 スターチャンネル『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』最終回特別上映「GOTファイナルナイト」にスペシャルゲストとして登壇。イベント後の囲み取材で、近いうちに交際中の彼女にもう一度プロポーズすると宣言した。令和での目標を聞かれた坂上は、「お付き合いしている人もいる。なんやかんやで10年近くになるようなんですよね。だから、どうしたらいいのかなっていう感じですかね」と彼女との今後について自ら切り出した。昨年10月に明石家さんまがMCを務める『ホンマでっか!?TVスペシャル』(フジテレビ)に出演した際、「『もういい加減、籍入れる?』って言ったんですよ」とプロポーズしたことを明かし、「そしたら『なんで?』って言われたんですよ。俺はどうすればいいんですか?」と相談していた坂上。「さんまさんに相談させていただいて、本心は違うんじゃないかっておっしゃるので、そんなもんなのかなって思いながらそのままになっている」と言い、報道陣からも彼女の真意を聞かないとダメだと言われると「マジか! 本当!?」と驚いた表情を見せた。そして、「近いうちに」と再度プロポーズを宣言し、6月1日に坂上が52歳の誕生日を迎えることから「誕生日婚」を提案されると、「誕生日婚!? 誕生日は早いにしても、年内とか、オリンピックまでとか…」と坂上。あらためて「令和の目標は結婚ということで?」と言われると、「わかりました。頑張ります」と気合いを入れた。『ゲーム・オブ・スローンズ』ファンであり、作品で象徴的な意味をもつ玉座に座って取材に応じた坂上。「1回失敗しているので、次もしも結婚することがあるならば奥さんに玉座に座っていただいて、僕は隣で控えるみたいな。ちゃんと尻に敷かれるっていうのは、僕の失敗した経験から得たことです。次はひれ伏します」と話した。イベントには、同じく同作のファンであるお笑いコンビ・セブンbyセブンの玉城泰拙と宮平享奈緒も登壇した。
2019年05月20日2月22日、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(44)が自身のブログを更新。番組で共演している俳優の坂上忍(51)について言及した。伊達は、『坂上どうぶつ王国』と『バイキング』(ともにフジテレビ系)で坂上と共演。この日は『坂上どうぶつ王国』の収録だったと報告し、坂上の愛犬であるパグゾウとの2ショットを公開した。伊達はブログで、「パグゾウくん、めっちゃくちゃ可愛い!!!収録中も、吠える事もなくずーっとおりこうさんにしてる最近、収録が終わると10分くらいパグゾウくんを抱っこしてから楽屋に戻る」と坂上の愛犬であるパクゾウとのエピソードを披露。続いて「動物と接してる坂上さんは、バイキングの時とは別人の顔。(笑)こっちの坂上さんが本当の坂上さん」と明かし、「ただ、バイキングで動物虐待のニュースとかを扱った時の怒りモードも本当の坂上さん」と伝えた。また、「『坂上どうぶつ王国』の収録は、たまに『バイキング』の生放送終了15分後から、違うスタジオで収録が始まる場合もある」と明かし、「ついさっきまで、世間のニュースや意見に対してプンプンしてたばっかりなのに…15分後の『坂上どうぶつ王国』の収録になると、パグゾウくんを抱っこしてニコニコしている」と坂上の豹変ぶりを暴露した。コメント欄には「どうぶつ王国の坂上さんが本当の坂上さんなんですよね」「色々な顔を持つ坂上さんいつも温厚なパグゾウさんいつもカロリーゼロな伊達さんみんな大好き!」などのコメントが寄せられている。
2019年02月22日福岡出身の役者陣が地元の言葉で演じる舞台『帰郷』が開幕した。【チケット情報はこちら】本作は、入江雅人が企画・作・演出を手掛け、福岡出身の池田成志、田口浩正、坂田聡、尾方宣久、岡本麗、入江が出演するゾンビと青春の終わりの物語。入江が「福岡の人だけで舞台をやったら面白い」と約20年もの間温めてきた企画で、出演者に加え、ビジュアルやグッズのイラストは大人計画・松尾スズキ、応援コメントは劇団☆新感線・いのうえひでのりと、福岡出身の演劇人が集結して実現した。開幕に際し入江は「これまで10本近く作ってきたゾンビモノの作品の集大成でもあり、一人芝居(ベースとなった自身の一人芝居『帰郷』)でやってきたこともちりばめていて、僕が作ってきた芝居の集大成でもあると思います」とコメント。高校生男子5人組の無邪気で笑える青春のワンシーンから始まり、まさかのゾンビパニック勃発、さらに思わぬ方向へと進んでいく物語は、脚本そのものの面白さに、豪華キャスト陣による豊かな芝居、福岡弁特有のテンポやイントネーションがかけ合わさり、この作品でしか味わえない独特の魅力を放っていた。本作について出演者の池田は「見てどう感じてくれるのか?益々わからなくなってきました(笑)。我々福岡人がこんなセンシティブに描かれるなんて!少々の照れくささと、引っ張りだすおじさんおばさんの元気をどうぞ優しい目でご覧くださいませ」、田口は「とにかく、みんなとのグルーヴを楽しみ、頑張る所存でございます。気楽に、観てください」、坂田は「これだけ濃い福岡弁をしゃべる機会もあまりないと思うので、楽しんで、丁寧にやろうと思います。今年1発目、一生懸命やりますんでよろしくお願いします」、尾方は「他では観ることのできない、唯一無二の芝居になったと思います。全力で挑みます」、岡本は「とにかく、おもしろいと思います。脚本も役者もおもしろいので、十分に楽しんで頂けると思います。楽しんで、観て頂きたいです」とそれぞれコメントを寄せている。入江が「福岡の人にももちろん観てもらいたいし、東京にいる、福岡や他の地方から出てきている人にも観てもらえたら。ちょっと悲しい話ではありますが、絶対に、故郷やかつての友人のことを思い出したりできる、温かい想いが胸に燈るような芝居です」と言うように、幅広い人の心に響く作品。ここでしか味わえないものを体感しに、ぜひ劇場に足を運んで!『帰郷』は2月3日(日)まで東京・俳優座劇場にて、2月8日(金)から10日(日)まで福岡・イムズホールにて上演。取材・文:中川實穗
2019年01月29日テレビアニメ「忍たま乱太郎」とコラボレーションした期間限定カフェ「忍たま乱太郎茶屋(かふぇ)」が東京・大阪にオープン。東京は2018年10月25日(木)から12月2日(日)まで表参道ボックス カフェ アンド スペースにて、大阪は10月12日(金)から11月25日(日)まで北堀江・コンタクトにて。料理対決がコンセプトコンセプトは乱太郎、きり丸、しんべヱの料理対決。「一人前の忍者たるもの、料理の腕もあげるべし!」との学園長先生の突然の思いつきで、それぞれ異なるお茶屋さんで料理修行をすることとなった3人。乱太郎は「ヘルシー茶屋」、きり丸は「パワフル茶屋」、しんべヱは「モダン茶屋」で修業を積むことに。1年生のためならと、4・5・6年生の先輩と先生たちも助っ人として加わった。さらに、「店が繁盛したらとっておきのご褒美をやろう!」という学園長先生の一言で、白熱した料理対決が始まる。サラダうどんや豆腐ハンバーグドリアフードには、伊作と食満特製の野菜たっぷり「同室で協力!グリーンサラダうどん」や、出汁をかけてひつまぶし風にも楽しめる長次、小平太、文次郎のスタミナ丼「いけドンスタミナ丼~ひつまぶし風~」、久々知のバジル香る豆腐ハンバーグドリアと竹谷のフレッシュなサラダをセットにした「竹谷と久々知の友情豆腐ハンバーグドリア」を用意。くずきりやパンケーキスイーツには、たまごをイメージした牛乳&マンゴーゼリーが印象的な鉢屋と尾浜の「黒蜜で変装!?ヘルシーくずきり」、滝夜叉丸と三木ヱ門が競演する「スターとアイドル夢の競演♪学園の人気者はどっちだパンケーキ★」、タカ丸の結ったヘアスタイルを表現したオレンジカスタード風味の「落とし穴に気を付けて!おしゃれに髪結いデザートパスタ」などを揃える。乱太郎・きり丸・しんべヱの抹茶ラテその他、乱太郎、きり丸、しんべヱが登場する「ホッと一息抹茶ラテ~乱太郎のポン菓子おにぎり付き~」「ホッと一息抹茶ラテ~きり丸のミニパフェ付き~」「ホッと一息抹茶ラテ~しんべヱのミニ肉まん付き~」といったドリンクも登場。パフェや肉まんなど、ミニサイズの個性あふれるサイドメニューが楽しい。カフェ限定オリジナルグッズこのカフェでしか手に入らないオリジナルグッズにも注目。クリアファイルやたまご型アクリルキーホルダー、購入特典付きポストカードが展開される。カフェは事前予約制。予約特典として、オリジナル千社札ステッカー、来店特典としてランチョンマット、メニュー注文特典としてコースターが用意される。【詳細】「忍たま乱太郎茶屋(かふぇ)」■東京会期・営業時間:2018年10月25日(木)~12月2日(日) 10:00~21:00場所:表参道ボックス カフェ アンド スペース住所:東京都渋谷区神宮前5-13-2 パインアンダーフラットB1F■大阪会期・営業時間:10月12日(金)~11月25日(日) 11:00~21:20場所:コンタクト住所:大阪府大阪市西区北堀江1-6-24事前予約制:公式WEBサイト(にて受付(650円+税)予約特典:オリジナル千社札ステッカー(全3種ランダム)来店特典:ランチョンマット(全4種ランダム)メニュー注文特典:コースター(全22種ランダム)
2018年09月30日日本ジャズ界の大御所・菊地成孔の作品に数多く参加してきた実力派シンガーソングライター・市川愛が、今年4月に、彼のプロデュースで初のメジャーアルバムを発表した。8つの収録曲には、アーバンとカントリー、大人と子供、恋ともうひとつの恋、愛と演技といった相反する要素が美しく同居。菊地もライナーの中で「ポップスの救世主たり得る」と絶賛するみごとな仕上がりだ。【チケット情報はこちら】「30代に入った頃から、ジャズではなく、私自身の歌を歌いたいと思うようになって。今回の収録曲でもある『あこがれ』『青い涙』『水で薄めた恋』のデモを菊地さんに送ったところ「是非プロデュースさせてください」と言っていただきデビューに繋がりました。私のジャンル?そうですね、正直よくわかりませんが、アーバン・ポップス?ちょっとジャジーみたいな(笑)。自分が女子から女性に変化していると感じる今だからこそ、同世代や少し年上の女性に向けて歌いたい、そんな願いを込めたアルバムです」タイトルの『My Love,with My Short Hair』は、菊地が作詞作曲した収録曲にちなんだものだという。「それまでの私は腰まであるロング・ヘアがトレードマークだったのですが、今回のアルバム制作では、菊地さんからまずは髪をショートにしてくださいと言われて(笑)。今までやってきたキャリアを一新する、それが髪を切る演出にも、歌自体にも、いい形で作用したと思います」ほかにも、全編英語歌詞の『Play for keeps』、ギリシャ留学中に歌詞を書いたという『青い涙』、市川が得意のヴァイオリンの腕も披露している『水で薄めた恋』など、聴きどころが満載の当盤。だが、今回1番の聴きどころは、彼女が長年敬愛する浜田真理子から贈られた『あこがれ』だろう。「私は小さな頃から歌手になることを心に決めていたのですが、大学生の時デビュー前に大きな壁にぶち当たって。ちょうどその頃、TBSの『情熱大陸』で、島根でOLをしながら歌手活動をする彼女が特集されていて、“音楽は自分の最も大切なものだから、自分のペースで育てたい”と語っていた。その言葉と歌に心から感動した私は翌週、彼女のライヴを聴きに松江へ飛んで行ったんです。以来、ずっと浜田真理子教の信者で、初めてお会いしたのが約3年前。そんな“あこがれ”の方にいただいたこの曲は、終世宝物のように歌い続けていくつもりです」7月20日(金)には、duo MUSIC EXCHANGE渋谷で当盤の発売記念ライヴを開催。アルバムの制作に大きく関わった“あの人”もスペシャルゲストで出演予定なので、これは聴き逃せない!!取材・文:渡辺謙太郎(音楽ジャーナリスト)
2018年07月17日成河のひとり芝居『フリー・コミティッド』が開幕し、7月22日(日)まで上演中。開幕に先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、オフブロードウェイで1999年に初演されたベッキー・モードによるコメディ作品。超人気レストランで予約電話受付係をする俳優サムが、お客から父親まで次々とかかってくる電話の対応に追われるストーリーで、今作では千葉哲也が演出を手掛け、成河ひとりで全38役を演じる。ゲネプロ前の囲み取材で成河は「運動量と肺活量を駆使してやっていきたい」と体力的にも大変な芝居であることを明かしつつも、「でもね、僕は見どころは皆さんそれぞれであってほしいです。どんな観方をしてもいいと思う。“くだらないコメディだった”でもいいし、プライベートな記憶につながる人がいたらそれはそれで素敵ですし、38役というものに圧倒されるのもいいですし。いろんな角度から楽しんでいただけたら」と語る。「ひとり芝居ですけど、どこかからはひとり芝居であることを忘れて観てもらえたら1番嬉しい」と成河。「この変な作品と何度も取っ組み合って、ひっくり返してきて。またひっくり返すかもしれないけど、とても楽しくやらせていただいてます。ものすごく鍛えられますね」。初めて鍛えられた部分は「肺活量だったり、役の切り替えだったり。自分で喋りながら、自分の言葉を聞くというのはなかなかしない体験です。だけど自分がノッてくると、ひとり芝居をしている感覚がなくなっていく。自分で自分と会話できるようになってる瞬間がたまにあります」「あくまでも主人公のサムを演じる、38人を使ってサムを表現する」という本作。モノローグ(独白)がなく、会話だけで登場人物のキャラを浮き立たせる脚本を、ひとり芝居でやるのは「無茶ですよ」と笑いながらも「この歳(37歳)で自分ができる無茶を散々詰め込んでいただいたので。無茶苦茶やります!」2台の電話と3台の内線(+携帯電話)にひとりで応対するサムのドタバタ劇。電話の向こうとこちら、テンションが全く違う濃厚なキャラのやりとりを当然成河ひとりで演じる。ゲネプロ中もアドリブがあったが、ひとりの人間が即興でふたりの人間のやりとりを演じるのは驚き。しかし観ている間はその驚きに気付かないほど、芝居そのものの面白さが味わえる作品となっている。この劇場でしか味わえない熱量や勢いをぜひ体験してほしい。約1か月というひとり芝居には長い上演期間を「フラッと観に来てくれる人を増やしたい。そのためには長期間やる以外に選択肢はないと思う。ひとりでもふたりでもそういう人がいたらいいなと。燃えています!」と語る本作は、7月22日(日)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて。取材・文:中川實穂
2018年06月28日成河がひとり芝居で全38役を演じる『フリー・コミティッド』が6月28日(木)に開幕する。その稽古場にて成河に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、マンハッタンの超人気レストランで予約電話受付係をする売れない俳優・サムが、その応対でてんてこ舞いになるという、アメリカで1999年に初演された傑作コメディ。サムと電話の相手計38役を成河が演じ、演出は千葉哲也が手掛ける。どう見ても大変そうな作品だが、実際に稽古に入っての感想を聞いてみると「ふふふ」と笑い、「やってみなきゃわからない苦労がたくさんありました」と明かす。「この作品、モノローグ(独白)がないんです…。国内外を見てもそんなひとり芝居はほとんどないでしょ。つまり、スタンダップコメディ(アメリカの漫談のようなスタイルの芸)なんだと思う」。だからと言って「スタンダップコメディ的にはできない」と成河。「だから本国とはまた違うものになっています。ちゃんと演劇として成立させられたらなって。千葉さんもずっと言ってくださっていることですが、“すごい芸だったね”を忘れてもらえたらいい。落語家さんもそうでしょうけど、観ているうちにそういうのを忘れて、演劇にみえるようにしたい。でもそこまではまだ全然…!」。経験豊富な成河が「声を大にして言いますよ。前例、ないんじゃないですか!?」と断言する本作。「“役を生きる”などいろんな言い方はありますが、(通常は)芝居ってある“型”に押し込まれていくものでしょ。でもこの作品を成立させる“型”はどこにもないんです。やっぱり落語とも全然違いますし」。それを稽古場で「何度もちゃぶ台をひっくり返すことを、千葉さんはずっと一緒にやってくださるので、体当たりし続けています」。結果、今見えているのは「とにかく僕は“38人”ではなく“サム”を演じるだけだということ。他の人たちを使ってサムを表現することができたらいいのかなと思っています」。取材後の通し稽古では、とにかく笑った約2時間。俳優から煙が出そうな芝居ではあるが、成河の言った通り、気付けばその苦労は透過し、サムの行方に夢中になっていた。「都会で生きる僕たち自身の話としてすごくリアリティがある。なんでそんなにしてまで電話に出なきゃいけないの?ということなのですが、それって僕たちの生活そのものですから。ただ、そこを感じていただくためには、僕が苦しんで“見てられない”と思われないと。願わくば、“僕が”じゃなくて“サムが”ですけどね!」「オペラグラスで覗くのではなく、全身で感じ取ってほしい!」(成河)という本作は、6月28日(木)から7月22日(日)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演。取材・文:中川實穂
2018年06月26日平日昼の帯番組「バイキング」など民放で7本のレギュラーを抱えるタレントの坂上忍(50)だが、4月からさらに忙しくなる。 まずTBS系で昨年2回にわたり放送されたHKT48の指原莉乃(25)とMCをつとめる「坂上&指原のつぶれない店」、そのレギュラー放送がスタートする。そしてフジでは、3月で終了する「とんねるずのみなさんのおかげでした」の後番組を任されることになったのだ。 「TBSは、何をやっても外れる激戦の日曜午後8時枠の立て直しを坂上さんに託しました。またフジは女性向けの番組で、こちらも坂上さんの手腕にかかっています」(放送担当記者) 今でこそ売れっ子の坂上だが、00年代は本業だった俳優業とキッズプロダクションの運営をしていた。子役の発掘・育成に力を入れていた。 だが、12年に状況は一変。当時放送されていた昼の帯番組「笑っていいとも!」内のコーナーに出演した際、「ブスは嫌い」と毒舌を吐いたことがきっかけでバラエティー番組で引っ張りだこに。その後もバラエティーで顔が売れると、今度はMCの仕事が舞い込んだのだ。 「坂上さんの毒舌を吐くようになったのは、実は01年に映画監督の相米慎二さんの影響なんです。役者を辞めることも考えた時期に相米さんから『お前は宇宙人だ、何を考えているのかわからない』などと言われ、『じゃあ、言いたいこと言えばいいんだ』と吹っ切れたといいます。相米さんはいわば、坂上さんの“恩人”。今では『坂上さんぐらい毒舌を吐ける芸能人はなかなかいない』と重宝されていますよ」(テレビ局関係者) 天国の相米監督も、坂上の大ブレーク喜んでいるはずだ。
2018年03月02日3月で終了するフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」(木曜午後9時)の後番組として、4月から坂上忍(50)がMCを務める新番組がスタートすると一部スポーツ紙で報じられた。 坂上といえば同局で昼の帯番組「バイキング」のMCをつとめているが、記事によると新番組は女性がターゲット。同番組のスタッフが制作に加わり、芸能人の知られざる姿などをリポートする企画が検討されているというのだ。 「とんねるずの後任については、まったくノープランでした。そこで他局に押されっぱなしだった昼の時間帯で“実績”を残した坂上に、視聴率低迷打開の“起爆剤”となることを期待して抜てきしたようです」(テレビ局関係者) 14年4月1日にスタートした「バイキング」だが、当初は生中継のロケ企画を中心に放送されるもかなり不評。その後リニューアルを重ね、現在はスタジオでゲストと論客が生放送でトークを繰り広げるスタイルに定着した。 「番組の売りはなんといっても、坂上の歯に衣着せぬ物言い。話題の人物や事件をめった斬りにするところです。それが昼の視聴者層である主婦層にウケ、視聴率も格段にアップしました。しかしそのスタイルがゴールデン帯の女性にウケるかどうかは未知数ですが…」(フジ関係者) 高視聴率ゲットのためにも、番組開始まで坂上とスタッフは熟考を重ねることになりそうだ。
2018年01月28日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アラサーコンプレックス」。白馬の王子様を待ち続ける「シンデレラコンプレックス」、理想ばかり高い「モテない美女」「友達どまり」、恋愛と向き合えない「恋愛ニート」、本命になれない恋ばかりの「セカンド」など。そんな「アラサーコンプレックス」に対する坂上さんの意見は?年相応の自分を好きになる。かっこいい熟女を目指して白馬の王子様を信じる「シンデレラコンプレックス」や、理想が高すぎて残念だと思われてしまう「モテない美女」や「友達どまり」は、もったいないなぁとも思うけど、自業自得でもあると思うんです。理想を追いかけている時って“自分のことはさておき”で、いくらでも自由に想像することができる。もちろん理想を持つことはダメではないけど、「願わくは…」という謙虚さも大事だと思うんですよね。年を取るほど固定観念から抜け出せなくなるもの。自分よがりのフィルターをかけてしまうと、それなりにチャンスも逃しているんじゃないかな、と思うんですよね。男性に比べて、女性の方が“老化”に対して敏感だと思いますが、ひたすら隠す作業はあまりかっこいいものではないと思います。コンプレックスを受け入れる=年相応に老いることで、また違った“美”の価値観も生まれる。男性の見方も変わってくると思うんですよ。より自分に近い自分を好きになった方がラクじゃないですか。30 代は、もう“熟女”です。かっこいい熟女を目指してください!さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『好きか嫌いか言う時間』(TBS月曜19:56~)、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。※『anan』2017年10月18日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年10月14日PARCO&CUBE 20th present『人間風車』が9月28日に開幕。それに先駆け公開ゲネプロと会見が行われ、会見には出演者の成河、ミムラ、加藤諒、矢崎広、松田凌、良知真次が登壇した。舞台『人間風車』チケット情報本作は、後藤ひろひとによって1997年に劇団「遊気舎」に書き下ろされ、2000年にパルコ版初演、2003年に再演された童話ホラー演劇。今回が14年ぶりの新版上演となり、後藤が脚本を改訂、演出を河原雅彦が手掛ける。会見で、主演の成河は「普遍的なテーマを持つ作品ですが、“現代劇”として14年のブランクをどう埋めるか、ということをずっと後藤ひろひとさんも含めて、改訂し、稽古してきました。そのうえで僕たちが思うのは、今の僕たちにとって嘘がないことが、今生きているお客さんにとって嘘がないということで。そうすればこの作品の普遍的な本質の部分に近付いていけるんじゃないかと思います」と今回の上演について語る。舞台は2作目となるミムラは「舞台は同じことを何回もできる楽しさがあります」と笑顔。稽古によって「体脂肪が5パーセント落ちて、5キロ体重が増えました!身体を使っていろいろできるのが非常に楽しいです」と全身で作品に挑んでいる様子。物語のキーとなるサムを演じる加藤は「僕は(成河演じる)平川さんが話す童話を聞くと、その主人公になるという役なんです。なので6役くらいあるのですが、それをどう演じ分けるか、どうやったらできるのか、ということを成河さんにも相談に乗っていただきました」と振り返った。矢崎が「この作品では僕も松田くんも良知くんも“若手”になるんですけど、河原さんの演出も先輩方の芝居も本当に勉強になって。若手にとってはこんな幸せな現場はない」と話すと、松田や良知も同じように感じていた様子。松田は「僕にとって刺激的な現場でした」、良知も「成河さんにずっと支えてもらいました。舞台上でお返しできるようにがんばります」と語った。売れない童話作家(成河)が公園で子供たちに聞かせる童話が軸となる本作。大きな回り舞台や童話の衣装など華やかな見所がありつつも、それ以上に印象的だったのは“想像の世界”。作家の語り口調、それに対する子供たちやサムの反応により、童話の描く世界が目に見えている以上の鮮やかさで飛び込んでくるのだ。その一方で、現実世界でみせる登場人物たちのリアルな感情や表情も強く心に残るもので、だからこそ、そのふたつの世界がみせる結末は強烈だ。成河が「演劇的な仕掛けが豊かで、劇場でこそ味わってほしい演劇の醍醐味が詰まってる作品です」と語る本作は、10月9日(月・祝)まで東京芸術劇場プレイハウスで上演後、高知、福岡、大阪、新潟、長野、仙台を巡演。撮影・取材・文:中川實穗
2017年09月29日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「マッチングアプリ」。本人確認がマストの出会い系アプリで、“恋活アプリ”とも呼ばれるマッチングアプリ。顔写真でのマッチングがメインだが、交際相手探し以外にも、共通の趣味で繋がるサービスなど、目的や特徴もさまざま。そんな「マッチングアプリ」に対する坂上さんの意見は?抜け落ちた部分に大事な何かが詰まっている出会い、つまり“人と人”の関係性って、肌感覚が大事だと僕は思っているんです。こういったアプリを使って誰かと出会うことはできるかもしれないけど、肌感覚はないですよね。趣味が一緒と言っておきながら、いくらでもウソだってつけますから。当然、リスクは生じますよね。ジジイと言われようが、やっぱり何かが足りないような気がしてしまうんです。ネット上で出会い、実際に会ってみて何の問題もなく付き合い始める…。本来なら、実際に出会ったり、付き合い始める段階に行くまでが大変なわけだけど、ネットでの出会いは、その過程がすっぽりと抜け落ちていますよね。僕は、この抜け落ちた部分こそが、男女が付き合う上で一番大事だと思うんですよね。恋愛で手っ取り早い出会い方を覚えると、仕事の方でも効率化ばかりを求めてしまうような気がします。仕事はまだしも、恋愛は、やっぱりアナログじゃなくちゃ。生身の人間には、ことば力、人間力、説得力がある。最終的には、“人と人”だと思いたいんですけどね。さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『好きか嫌いか言う時間』(TBS月曜19:56~)、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。※『anan』2017年9月27日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月24日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「ニンフォマニアック」。自分から積極的にセックスする女性のこと。女性が主体的に“自分で、セックスしたい自分好みの男を選ぶ”姿勢を貫く。誰とでもやるんでしょ?という偏見やセクハラとも闘う。そんな「ニンフォマニアック」に対する坂上さんの意見は?リスクを負うのは女性、を忘れてはいませんよね性に対する積極性は、いわゆる“ヤリマン”とは違う。先日テレビ番組で会った、「ニンフォマニアック」的な考え方の女性たちは、そこの線引きをしたがっている印象でした。自分でセックスしたい男を選ぶので、受け身であるヤリマンとは違うのだと。もちろん、こういう考え方を否定はしませんよ。今のご時世、性欲旺盛で、自分本位でやりたい時にやるという、男のような思考を持った女性がいても不思議じゃない。ただ、男の場合は、気が小さくてかわいい部分があるんですよ。頭の片隅で、悪いことをしているというジレンマを持っているものなんです。その点、女性は悪びれた様子はまったくない。そこが怖いな、と思っちゃうんです。“セックスする相手を主体的に選ぶ女性はかっこいい”とアピールするのは、ちょっと待って。セックスにおいてリスクがあるのは女性のほう、ということを忘れてはいませんよね。声高に訴えて世の女性を巻き込んでいくと、女性が傷つく機会が増える懸念もあるということを、念頭においたほうがいいと思いますよ。さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『好きか嫌いか言う時間』(TBS月曜19:56~)、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。※『anan』2017年9月20日号より。写真・中島慶子イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月17日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アラサーの生き方」。仕事や人間関係、将来への不安などの比重が増し、まさに人生の岐路に立っているアラサー女子の生き方について、坂上さんのご意見は?自分への執着を減らせば大人の魅力が足される僕の世代は「30歳でようやく大人」と言われてきましたけど、今はもっと進化していて、すでに選択肢がたくさんある。人生で一番いい時期なんじゃないかなって思います。また、アラサーといえば、ちょうど人生の岐路でもある。年齢的にも衰えを感じ始める頃ですよね。最初は見て見ぬふりをしてしまうでしょうけど、衰えをどう受け止めていくかって、じつはとても大事だと思うんです。アラサーは、「まだ若い」。でも、「もう若くない」ともいえるんですよ。“まだ”に固執して年齢に抗っている姿って、ある程度の年齢になると、ちょっとカッコ悪く見えたりするものですからね。「私」が中心だった価値観を少し減らしてみる。他人のせいにしてしまっていたことを、半分は自分の責任だと思ってみる。相手を受け入れる、という作業です。自分への執着を減らす=引き算を覚えることで、むしろ本当の自分を知ることができると思うんです。もちろん減っていくばかりじゃない、20代とはまた違う、大人の女性としての魅力が足されていくはずですから。さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『好きか嫌いか言う時間』(TBS月曜19:56~)、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。※『anan』2017年9月6日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年09月03日20世紀後半のイギリスを代表する劇作家、ハロルド・ピンター。彼の代表作『管理人』を溝端淳平、忍成修吾、温水洋一の3人が演じる。職をなくしたばかりの老人と、たまたま老人と知り合いになったある兄弟。3人の関係が緊張感をもって描かれる今作。演出の森新太郎とキャストの初顔合わせの場で、話を聞いた。舞台『管理人』チケット情報「不条理演劇の旗手」とも呼ばれ、難解な印象もあるピンターの作品だが、演出の森は「笑えなくては意味がない」と意外な言葉を口にする。「初めてピンターを読んだときは、正直何が面白いんだかわからなかった。でも、たまたま気分が塞がっているときにこの『管理人』を読んだら、3人の無力な登場人物が身近に思えた。物語がとても自分に寄り添ってくれる感覚があったんです」。ピンターで“笑える”作品を目指す森だが、キャスティングに希望したのが今回の3人。「ピンターを演じるなんて、ふつうの俳優さんなら断りそうなもの。お三方が受けてくれただけでありがたい。しかも今3人が並んでいるところを見たら本当にイメージ通りで、テンションが上がっています」と嬉しそうに話す森。1959年に発表された戯曲は、今回の上演のために翻訳も新しくした。「現代の人の会話調になっていて実にスピーディです」と徐賀世子の新訳にも手ごたえを感じているようだ。人間同士のかけひきや争いをユーモアを交えて描く本作だが、演じる側はどう感じているのか?溝端は「演じるときにはどうしても過去の経験から役を考えて、形作ろうとしてしまう。でも今回はそれがまったく通じない作品という予感がして、大きな挑戦になると思います」と語ると、3人の中で唯一森演出を経験したことのある忍成が「森さんの演出は、大変だけれどくせになる。今回も稽古場で苦労するんだろうけれど、楽しみです」と話す。最年長の温水は「あまり哲学的に考えず、かといって無理に笑わせようとせずに、ふわふわとその場にいられたら。そこで笑いが生まれたらいちばんいいと思います」と自然体だ。森の話した“笑える”というキーワードに反応した溝端が「最初に読んだ時は難しいと思っていたけど、そういえばこの気まずい空気、アンガールズさんの『ジャンガジャンガ』がずっと続いているようなもんですね」と言うと全員から納得の笑いがもれた。「こんな優れた作品があまり日本で上演されていなくてラッキーだった」という森。「そもそも『管理人』という全く劇的な匂いのしないこのタイトルからして大好き(笑)。この地味なタイトルに少しでも惹かれる人は見にきてほしい。そして笑っていただいて、その奥にある切なさを感じてもらえたらいちばんいいなと思います」と締めくくった。ピンターを敬遠しがちな人も知らない人も、純粋に3人の関係を面白く見られる作品になりそうだ。公演は11月26日(日)から12月17日(日)まで東京・シアタートラムにて、その後兵庫で上演。取材・文:釣木文恵
2017年08月29日現役AV女優として人気の紗倉まなの文芸小説を原作に、“ピンク四天王”の1人とも称された瀬々敬久が監督を務め映画化する『最低。』の公開日が、11月25日(土)に決定。また、森口彩乃ら3人の女優陣に続き、新たに追加キャストも発表された。今回発表されたのは、高岡早紀、渡辺真起子、根岸季衣、忍成修吾ら実力派俳優陣。まず『モンスター』『深夜食堂』などに出演する高岡さんが演じるのは、山田愛奈演じる孤独を抱える女子高生・あやこの自由奔放でミステリアスな母・孝子。そして佐々木心音演じる上京してAV女優として働く彩乃の母・泉美を、『ヒミズ』『ほとりの朔子』の渡辺さん。あやこの祖母・知恵を『百円の恋』『まなざし』の根岸さん。平凡な日常から新しい世界へ足を踏み入れる森口さん演じる主婦・美穂の夫・健太を『ヘブンズ ストーリー』『さよなら歌舞伎町』の忍成さんが演じる。そのほか、俳優であり映画監督も務める森岡龍、『亡国のイージス』『ディアーディアー』の斉藤陽一郎、現在放送中のドラマ「ウチの夫は仕事ができない」や連続テレビ小説「マッサン」などに出演し、毎回印象的な役を演じている江口のりこといった邦画界を代表する役者陣も脇を固める。またキャスト発表とあわせて、「私は生きる。全てがいま壊れても。」と書かれた本作のメインビジュアルが到着した。『最低。』は11月25日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月24日