「歩く」ことから健康づくりを応援する協会けんぽ愛媛支部が、ウォーキング応援サイト「てくてく四国へんろ道」を11月8日よりオープンするという。歩いた歩数登録で”へんろ巡り”を体感、加入者は無料四国へんろ道とは、四国八十八ヶ所の霊場間をつなぐ巡礼者が歩く道のこと。しかし実際に四国八十八ヶ所巡礼を行うのは、いろいろな準備や体力作りなどがあって大変なため、このWebサイトでは、歩いた歩数を登録するだけで簡単に四国八十八ヶ所を体感できるようになっている。四国1周約1,300キロの完歩を目指す内容で、全国の協会けんぽ加入者(中小企業従業員とその家族:約3,500万人)が無料で利用できる。下記のように、歩数に応じてポイントがたまりクイズに正解するとボーナスが加算されたり、グループ参加での趣向があるなど、楽しめる形が用意されているが、同支部では体調や天候に合わせ、無理せずウォーキングを楽しんで欲しいとしている。Webサイトの特色•ウォーキングのプロが監修。ウォーキングに関することを質問できる!(監修者)忠政啓文氏;健康運動指導士•歩数登録で到達点や目標が一目でわかる!•あなたのBMIに応じたキャラクターが出現!•グループ作りやポイントランキング形式で楽しく参加!•健康クイズに挑戦してポイントUP!•カロリーチェックやグラフで健康管理ができる!•運動療法や食事レシピの紹介あり!なおWebサイトへの参加方法は、「てくてく四国へんろ道」サイトから会員登録(無料)して行う形となっており、詳細は同支部のサイトに記載されているので、参照を。
2010年11月10日がん検診啓発を保険会社と愛媛県は、保険会社8社と提携し、がん検診に対する意識啓発などの取り組みを行う。県民の死因第1位は約30年間「がん」であるにも関わらず、受診率が全国平均を下回っているという現状を改善することが期待される。県がん対策推進計画を策定県の健康増進課によると、1981年以来がんは県民の死因の首位を譲らず、死者数は年々増えている。ついに、08年には25%を超える4232人となった。こうした状況に、県は、「県がん対策推進計画」を策定し、市町が実施するがん検診の受診率向上を掲げて呼びかけをおこなってきたが、未だ受診率は伸び悩んでいるという。部位ごとでは、胃がん検診が10.2%、肺がん検診が11.3%、大腸がん検診が13.5%、子宮がん検診が15.1%、乳がん検診が17.7%といずれも低い水準だ。啓発冊子や対策セミナーを実施予定今回県は、保険会社と連携し、啓発冊子の配布や、がん対策セミナーの実施、ボランティアで受診を呼び掛ける「がん対策推進員」の養成研修を行うという。県民に接する機会の多い企業に協力してもらい、受診意識を高めるのが狙いで、2012年度までに50%以上の受診率を目標としている。
2010年11月07日