犬と暮らしている場合、特定の部屋に入らせないようにしていることはあるでしょう。貴重品の保管や、愛犬の安全を守るためなど、理由はさまざまなようです。「2階に上がってはいけない」といわれている犬が?イギリスでジャーナリストして活動している、ダン・ウォーカー(mrdanwalker)さんがInstagramに投稿した動画が話題になりました。ダンさんが紹介したのは、彼の友人の愛犬であるハンターくんの動画です。飼い主さんはハンターくんが自宅の2階に上がることを許可していないのだとか。そのことを理解しているハンターくんは、あるアイディアを思い付きます。果たしてハンターくんの秘策とは…!こちらをご覧ください。@mrdanwalker Dogs are the best ❤️ #dogs #dogsoftiktok #dogsvideo #dog ♬ original sound - Dan Walker「ハンターの頭の中では、後戻りをすれば2階にいたことにはならない」なぜかハンターくんは階段を後退すれば、2階に上がったことにはならず、飼い主さんに怒られないと思ったようです!これが秘策といえるのかどうかは分かりませんが、2階にたどりついたハンターくんを飼い主さんらしき男性がなでていますね。ダンさんが「犬は最高だよね」とつづったこの動画には、ハンターくんを擁護する声が上がりました。・この犬は天才だ!・ハンターは2階に上がっているのではなく、1階から下がっているだけです。・「怪しまれないように、怪しまれないように…」・爆笑した!なんて賢くてかわいい犬だ。ハンターくんは、立ち入り禁止といわれている2階にどうしても行ってみたかったのかもしれません。「後ろ向きなら大丈夫なはず」という愛犬の斬新な発想に、きっと飼い主さんも笑って許してあげたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年07月01日M・ナイト・シャマランがプロデューサーを、実の娘であるイシャナ・ナイト・シャマランが長編初監督を務めた映画『ザ・ウォッチャーズ』が、週末興行成績で初登場TOP10入りを果たした。本作は、地図にない森に迷い込んだ28歳の孤独なアーティスト・ミナ(ダコタ・ファニング)が、見知らぬ3人とともにガラス張りの部屋に閉じ込められ、“謎の何か”に毎晩監視される恐怖を描いた“覗き見”リアリティーホラーだ。イシャナ監督に対しては、「ストーリーのテンポがよくて、ずっとドキドキしてた」「少しずつ謎が明かされていくに連れて加速度的に面白くなっていく」「初監督でこれができることが資質の豊かさを物語っている」「シャマランの血筋を感じる面白い作品」「父親譲りのどんでん返しは健在」「父の持つ世界観を継承しつつまた別の道をゆくメッセージ性の強い作品」と、初長編とは思えぬ演出力を讃える声が続出。マンガ『GANTZ』で知られる漫画家の奥浩哉も、「原作が小説らしいけど、奇抜な設定とかはなんとなくシャマランの遺伝子を受け継いでるチョイス。所々、画面的にいい感じのシーンもあった。今後が楽しみ」とこれからの活躍に期待するコメントを寄せている。また、「ダコタ・ファニングが最高」「ダコタ・ファニングの代表作になったのではないか」など、主演のダコタ・ファニングの演技を絶賛する声も多数発信されている。併せて、イシャナ監督とダコタ・ファニングのメイキングカットも公開された。『ザ・ウォッチャーズ』メイキングカット<作品情報>『ザ・ウォッチャーズ』公開中公式サイト: WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年06月24日■これまでのあらすじ中学受験のため進学塾に通い、合格を目指している小6のツム子は、最近入ることができた成績上位のクラスでオイカリ先生からいじめの加害者と勘違いされていしまう。いじめの被害者は塾で1番成績が良い良子で、この先生が最もかわいがっていた生徒。良子が受け取った嫌がらせのメモと同じメモ帳を持っていただけで加害者とされてしまったツム子は、先生にしつこく罪を認めるよう言われるが身に覚えはなく…。そこでツム子の母が先生と面談し、先生のやり方を非難。怒りが収まらず、ツム子に塾を辞めるよう提案する。しかし、父はそんな母を逆に否定し、これ以上言うなら「塾を辞めさせる」と言い出すのだった。そこでツム子は先生から自分へのいじめが始まったのにも関わらず、母に言わないと決心。先生からの嫌がらせに苦しむが、別の先生に誘われたことから自習室に行き、勉強を教わるうちに楽しくなってきて…。■塾長がベタ褒め!■手柄を取ろうとする先生…コワモテ先生のおかげで成績があがったツム子。すると、塾長がコワモテ先生を評価して、褒めちぎります。それを聞いていた、プライドのかけらもないオイカリ先生は「僕のクラスの自慢の生徒で」と塾長にアピールし出して…!?散々ツム子をいじめといて、どの口が言うのでしょうか?手柄をコワモテ先生から横取りしようとしますが、バッサリと塾長に否定されてしまい…。次回に続く「あの日、私はいじめの加害者にされた」(全64話)は12時更新!
2024年05月13日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。【LINE】営業成績がよかったのに…主人公はとある企業で働くサラリーマンです。営業成績も社内2位にのぼり、順風満帆な生活を送っていました。ある日突然、上司から営業成績について褒められ…。さらには上司から休みの提案を受け、主人公は2週間の休みを申し出ます。すると上司は快諾し「一生休暇でもいい」と言い放ちました。クビを言い渡され…出典:Youtube「スカッとドラマ」そして上司は「あなたは、今日でクビね」と言い…。まさかの発言に主人公は「はい!?」と驚愕します。問題さあ、ここで問題です。主人公はなぜクビになったでしょう?ヒント上司は主人公の売上が伸びた本当の理由を知っていました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:Youtube「スカッとドラマ」正解は「契約社員の営業成績を奪ったから」でした。「なんでそうなるんですか!?」と上司を問い詰める主人公。その後、上司に不正がばれていたことを知り、絶望する主人公でした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年04月07日皆さんは、上司の言動に悩んだ経験はありますか? 今回は「他人の売り上げを奪う上司」にまつわる物語とその感想を紹介します。仕事を頑張っていて…家具を販売する会社で、派遣社員として働いている主人公。営業成績を伸ばすため、販売員の勉強をして努力していました。そして実際売り上げは伸びるのですが、なぜか営業成績は低く…。不思議に思っていると、上司が主人公の売り上げを横取りしていたことが判明します。上司の不自然に伸びる営業成績の原因が分かり、主人公は激怒。「私、知ってるんですよ」と上司を問い詰めます。そして「今までも同じ手口で売り上げを奪ってきたんじゃないですか?」と尋ねると…。開き直る上司出典:Youtube「スカッとドラマ」「それのなにが悪いんですか?」と開き直った上司。あまりにひどい上司の態度に、主人公は絶望しました。その後、上司はマネージャーに売り上げを褒められます。そして「頑張ったから今月休んでいい」と言われたのでした。読者の感想努力している主人公の売り上げを奪うなんて、上司の行動を許せないと感じました。問い詰めてもまったく反省せず開き直る上司に、イライラしますね…。(50代/女性)人の売り上げを横取りする上司はとても悪質ですね。勉強していた主人公の努力が報われないことを残念に思いました。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月29日皆さんは、職場関係の悩みはありますか? 今回は「突然クビを言い渡された男性」にまつわる物語とその感想を紹介します。好調な営業成績家具店で営業の仕事をしている主人公。今月は営業成績が好調で、先月の2倍売り上げていました。成績を見た上司は、主人公に「今月は少し休んでいいよ」と提案します。それを聞いた主人公が上機嫌で「2週間休みとっていいですか?」と答えると…。上司は「もちろん」と伝えた後…。クビを告げられる出典:Youtube「スカッとドラマ」上司から「一生休暇でいいわ」と言われ「はい!?」と驚く主人公。実は主人公はほかの社員の売り上げを自分の売り上げにして成績を上げていて、上司もそのことに気づいていたのです。突然クビを告げられた主人公は「なんでそうなるんですか」と反論するのでした。読者の感想人の売り上げを自分のものにしていたなんてひどいですね。上司がそのことに気づいて処罰してくれてよかったです。(20代/女性)人の売り上げを自分のものにして評価を得ても嬉しくないと思います。クビになるのは当然のことなのにもかかわらず、反論する主人公の気が知れません。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月21日今回は【お父さん、これ浮気でしょ?】を紹介します。夫の提案で、娘に家庭教師をつけることにした主人公。すると、娘の成績はアップし、家庭教師をつけたことを正解だとおもった主人公。しかし…ある日から娘の様子がおかしくなります。「先生に教わるのをやめたい」そう伝えてきたわけとは…成績が上がったのに…なにか隠してることあるでしょ?娘から伝えられた真実お父さんの目普通じゃない娘の発言で、衝撃の事実が発覚…。いつもと違う父親の姿を見てしまうと、なにかを感じ取ってしまうでしょう。涙の告白に、主人公もつられて泣いてしまいます。さらに、娘の告白は続いて…。作画:あざれあ原案、編集:愛カツ編集部
2024年02月21日皆さんは、成績が上がらず悩んだ経験はありますか? 今回は「塾のテストでまさかの疑惑をかけられた主人公」にまつわる物語とその感想を紹介します。志望校を諦められず高校受験を控えた主人公は、成績が下がり続けていることに悩んでいました。主人公の成績を見た母親と兄からも、志望校を変えるように言われてしまいます。しかし、主人公はどうしても志望校を諦められず…。次の塾のテストで8割を取ったら志望校を受けると宣言し、勉強に励みます。努力の甲斐あって、塾のテストでは高得点を取ることができました。しかしその日の夜、母親に「点数かなり上がったでしょ?」と報告すると…。母親から「カンニングしたかもしれない、って言われたのよね」とまさかの疑惑をかけられてしまったのです。実力だと伝えると…出典:Youtube「スカッとドラマ」必死に自分の実力だと説明する主人公ですが、母親はカンニングしたところを見た人がいると言ってきて…。主人公はすぐに「は?誰?そいつ」と聞き返します。そして「俺のことをはめようとしてるに決まってる!」と伝え、無実を証明しようとするのでした。読者の感想必死に勉強を頑張ったのに、カンニングを疑われてしまうのは悲しいですね…。主人公への疑いが晴れることを祈っています。(30代/女性)努力を認めてもらえず、カンニングを疑われてしまう主人公がかわいそうでした。主人公をはめようとした犯人が早く見つかるといいですね。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月14日皆さんは、仕事で上司に褒められた経験はありますか? 今回は「突然クビになった理由」にまつわる物語とその感想を紹介します。営業成績が伸びて…営業の仕事をしている主人公。今月、営業成績が先月の2倍になりました。すると上司から連絡がきて…。上司に褒められ…出典:Youtube「スカッとドラマ」「よく頑張ったわね」と褒められ、喜んだ主人公。そして「今月は少し休んでいいわよ」と休みを許可してもらえました。しかし直後「あなたのポジションもうないから。一生休暇でもいいぐらいよ」と言われ、クビを告げられます。まさかの展開に、主人公が「はい…?」と唖然としていると…。上司に「あなた同僚から営業成績をもらったわね?」と言われてしまいます。実は同僚の売り上げを、自分の売り上げにカウントしていた主人公。上司には、その悪事がすべてバレていたのでした。読者の感想他人の努力を自分の手柄にするなんて、主人公の卑怯な手口に呆れますね。上司がきちんと把握してくれていたことで、同僚の努力が報われてよかったと感じました。(40代/女性)突然「一生休暇でもいい」とクビ同然のことを言われたらびっくりしてしまいますよね。しかし原因が主人公の悪事だと分かり納得しました。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月05日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:あざれあ成績が上がったのに元気がない娘主人公は夫の提案で娘に家庭教師をつけることにしました。すると、家庭教師のおかげで娘の成績が上がります。しかし娘はあまり元気がありません。心配する主人公出典:愛カツ夫に相談すると…出典:愛カツここでクイズこの後、一体どうなったでしょうか?ヒント!主人公にとって予想外の展開になりました。それから数日後出典:愛カツ正解は…正解は「娘が『先生に教わるのをやめたい』と言ってきた」でした。娘のただならぬ様子に違和感を抱いた主人公。何があったのかを娘に聞くことにしたのでした。(愛カツ編集部)
2024年01月13日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。成績が下がった娘にイライラエリートサラリーマンの夫と結婚した主人公。娘も優秀で、自分の家族を誇りに思っていました。しかし中学生になった娘は成績が下がってしまいます。そんな娘を他の成績優秀な娘の友人と比べるようになり、次第にイライラしてしまう主人公。ここから主人公の異常行動が始まるのでした…。娘のスマホを…出典:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜友人と連絡を取っていたというだけで娘を怒鳴りつける主人公。さらに、目の前で娘のスマホを叩き割るという暴挙に出ました。ここでクイズ娘のスマホを壊した主人公は、この後どうなったでしょうか?ヒント!このときの様子を見ていた人物がいました。夫が現れて…出典:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜正解は…正解は「様子を見ていた夫と夫婦喧嘩になった」でした。主人公の異常行動を見ていた夫は「子どもにだって人権はある!」と娘をかばいます。そして主人公と夫の言い合いは夫婦喧嘩に発展してしまうのでした。イラスト:あしたのLaw〜スカッとする漫画動画〜※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年01月13日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られました。さらに、手紙を書いた理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことにあったのでした。 良子ちゃんは捨て台詞を吐くと、一方的に電話を切ってしまったのでした。 オイカリ先生がいなくなると、良子ちゃんは塾に戻ってきて… オイカリ先生が塾からいなくなると、すぐに戻ってきた良子ちゃん。 「すげー休んでたのに」 「良子ちゃんまた1位じゃん」 塾をずっと休んでいたにもかかわらず、成績は変わらず1番なことにザワザワするクラスメイトたち。 良子ちゃんはつむ田さんを見つけると、「ちょっといいかな?」と声を掛けました。 「……ごめんね」 2人きりになると、真っ先に謝ってきた良子ちゃん。 しかし、つむ田さんの本音は"許せない"といものだったのです。 その日の夜、つむ田さんは家に帰ると、お母さんに塾をやめていいか相談をしたのでした。 良子ちゃんから謝罪を受けたものの、"許せない"という気持ちが強かったつむ田さん。良子ちゃんも、まさかつむ田さんにこんなに迷惑をかけることになるなんて思っていなかったと思うのですが、現実はオイカリ先生から目の敵されて頻繫に嫌がらせを受けるなど、かなり迷惑がかかってしまっていましたよね。つむ田さんが「許せない」と思うのも無理はないと思うので、塾を辞めるという選択に両親が理解を示してくれることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月09日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず、その日からつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、つむ田さんを下のクラスに落とすためだけに、テスト直前にテスト範囲を変えるなどの不正をしたオイカリ先生。後日たまたまオイカリ先生の不正について、生徒たちが話しているのを別の講師が聞いたことで事態は急変。塾内でこの事実が明らかになると、塾長は大激怒。オイカリ先生はしばらく自宅謹慎を言い渡されたのでした。「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。 最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られたのです。さらに、その手紙を書こうと思ったのか、理由も話し始めて……? 「怖かった」女子生徒の本音を聞いた先生は…? 「先生が私を褒める度に、頭をなでる度にすごく怖かった」 「成績が落ちたら私なんか価値がない……だから自分で手紙を書くしかないと思ったんです」 良子ちゃん言葉にうろたえるオイカリ先生。 「価値がない?自分で書いた?ちょっと待てよ……。なぁ、本当のことを教えてくれ。あれはつむ田が書いたんだろ?」 「あの日俺がそう聞いたとき、否定しなかった……よな?」 「つむちゃんが書くわけないじゃないですか。だって私たち友だちですよ?」 「お前たちそんな仲良くなかっただろ!」 その言葉を聞いた良子ちゃんは、オイカリ先生は自分の成績だけしか見ていなかったことを指摘。 「先生のこと、もう……好きじゃないです」 そう言うと、電話を切られてしまいました。 (俺は夢でも見てたのか?) オイカリ先生の受話器からは、虚しくツーッ、ツーッという音だけが響いていたのでした。 良子ちゃんの塾へ行くのが嫌だった原因は、生徒の成績しか見ていなかったオイカリ先生にありました。良子ちゃんも塾の担任が変わり、オイカリ先生と話すのもこれが最後ということで、意を決して真実を話してくれたのだと思います。無意識にそこまで生徒を追い込ませてしまっていたオイカリ先生。さらに、自分の思い込みにより、もうひとりの生徒も深く深く傷つけてしまいました。このことを深く反省し、心を入れ替えてほしいです。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年08月08日■前回のあらすじ受験に対して母と反対の意見を持っていた父は、私を不憫に思っていたのか受験勉強の合間に遊びに連れ出してくれました。しかし、いざ父に助けを求めようとしたら、父も私の味方ではないと発覚!完全に精神面で崩れてしまった私の成績は落ちていくばかりでした。時期的にも成績を落としている場合ではない、本番へのカウントダウンが始まるタイミングです。■どんどん落ちていく成績春先の模試でA女子中を狙えていたような高い成績は見る影もなく、第一志望のA女子中はおろか、第二・第三志望の学校もほとんど合格が見込めないような状態まで落ち込んでいました。もちろん母はこのボロボロの結果に激怒し…。優秀な友だちが目指す学校を引き合いに出しては、怒鳴りました。友だちが受験する予定の名門校や御三家レベルの学校に匹敵するA女子中に合格しなければ、「恥ずかしくて学校に行かれない」とまで言われたことも。レベルの高い学校の名前は、見栄を張るためのブランド品ではないのに…。 ■ハードスケジュールとプレッシャーでついに!?「もっと上の成績を出せるようにしないと」と怖い顔で言う母を前に、もう間違っても「受験を辞めたいだなんて言えない」状況でした。この悲惨な結果が出た後、これまで以上のハードスケジュールに加えて、重すぎるプレッシャーとともに受験生活を続けていると…。学校に行く前、身支度を整えようと洗面所の鏡の前に立ったとき、体に異変が起こっていることに気づきました。次回に続く(全16話)毎日10時更新!
2023年07月13日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず……。そして、先生はつむ田さんに対して嫌がらせをするようになったのでした。以前お母さんに塾の先生のことを相談したつむ田さん。しかしお母さんがお父さんに相談すると、夫婦ゲンカに発展してしまうという事態に……。そのため、「もう誰にも言わない」と心に決めたつむ田さんは、先生の嫌がらせにも必死に耐え、つらい日々を送っていました。そんなある日、塾の廊下の貼り紙で自習室があることを知ったつむ田さん。廊下で会ったコワモテ先生に、声をかけられたことがキッカケで、自習室に足を運んでみることに……。 すると、そこでコワモテ先生に勉強を教えてもらうことになったのですが、次第に成績が上がっていったのでした。そして後日、塾長がコワモテ先生を褒めている所を目撃したオイカリ先生。塾長にすり寄ると、自分も褒めてほしいと言わんばかりに、猛烈なアピールを始めて……? 「俺のことも褒めろ!」塾長にアピールするも、冷たくにあしらわれ… 塾長にすり寄ったものの、バッサリとあしらわれたオイカリ先生。 「やだなー……そんなことないですよぉ」 「つむ田くん頑張って上のクラス上がったから、期待してたのに、最近調子悪そうで心配してましてね」 実はつむ田さんの成績を心配していたという塾長。 「だからコワモテ先生が自習室でフォローしてくれて私の期待通り成績が伸びてホッとしましたよ!」 さらに、塾長は「コワモテ先生の時代を作りましょう!」と言いながらコワモテ先生の手を取ったのです。 しかし、コワモテ先生は、クールに「あの……。私が好きで自習室に行ってるんで」と返答。 コワモテ先生の返答を聞いた塾長は、「今期の評価は期待しておいて!」と目を輝かせながら口にしたのでした。 そんな2人のやり取りを目の前で見ていたオイカリ先生。 (そのポジションは俺だったのに、どうして……こうなった?) 内なる怒りが、ふつふつと沸き上がって行ったのでした。 塾長に媚びを売るオイカリ先生に対して、塾長にクールに対応するコワモテ先生。オイカリ先生は、評価にこだわっているのが目につきますが、コワモテ先生はあまり評価などは気にしていない印象を受けました。さらに、「自分の好きで自習室に行っている」と言っていましたが、"やる気のある生徒に向き合いたい"と、生徒に教える熱意を感じ、オイカリ先生にないものを感じました。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年06月02日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず……。そして、先生はつむ田さんに対して嫌がらせをするようになったのでした。以前お母さんに塾の先生のことを相談したつむ田さん。しかしお母さんがお父さんに相談すると、夫婦ゲンカに発展してしまうという事態に……。そのため、「もう誰にも言わない」と心に決めたつむ田さんは、先生の嫌がらせにも必死に耐え、つらい日々を送っていました。そんなある日、塾の廊下の貼り紙で自習室があることを知ったつむ田さん。廊下で会った知らない先生に、「勉強が好きなら、頑張ってみてもいいんじゃない?」と声をかけられたことが後押しとなり、自習室に足を運んでみることに……。 すると、そこで先生に勉強を教えてもらうことになったのですが、分からない所の理解が深まると、「勉強がすごく楽しい!」と思うようになって……? 勉強を教えるのがじょうずな先生のお陰で、勉強が楽しくなって… 「先生すごい! 魔法みたい!」 先生の教え方のうまさに感動するつむ田さん。 「別に先生ならこれくらいできて普通だよ。受け持ちの生徒からはそんなこと言われたことないし……」 「先生……すごいのにね」 先生のことを褒めながらも、つむ田さんは次の問題を解き始めることに。 そしてこの日以降も自習室で勉強するという習慣は続き、いつの間にかつむ田さんの頑張りは成績にも反映されるようになったのです。 「いやーコワモテ先生が自習室で教えている生徒のつむ田! 最近本当にすごいですね!」 「ここまで結果が出るなんて私も鼻が高い!」 すると、隠れながらも2人の会話を盗み聞きするオイカリ先生の姿が……! (くそぉーコワモテの野郎、塾長からベタ褒めだと?1人で得点稼ぎやがって……) 塾長に褒められているコワモテ先生に対して、オイカリ先生は心の中で怒りを爆発させるのでした。 自習室での頑張りが、成績にも反映されるようになったつむ田さん。勉強は本人のやる気はもちろん大事ですが、教え方がうまい先生に教わるというのも1つの成績アップの秘訣なのかもしれませんね。コワモテ先生と自習室で勉強をする機会に恵まれ、本当によかったです。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2023年05月08日自己肯定感が上がるきっかけはいろいろあります。なかには、素敵なお金の使い方で自己肯定感が上がる方も……。今回は、実際に募集した「自己肯定感が上がったお金の使い方エピソード」をご紹介します。お金の使いどころを決めて……「普段は節約していますが、知人のお祝いなどでは妥協せず相手が喜ぶものを選び、相手を思うことができる自分に自己肯定感が上がります」(30歳/フリーランス)「本を買うなど自己投資に使うと自己肯定感が上がる気がします。研究会の参加費用なども同様に、今後に生きるお金の使い方だと思います」(52歳/会社員)「スマホゲームへの課金をやめて倹約するように。浮いたお金を簿記や漢検の書籍購入に充ててスキルアップを試み始めました。勉強が順調に進んでいるときは、「いいぞ、自分!」と自分に言い聞かせることができ、自己肯定感が上がります」(30代/塾講師)「仕事終わりにスイーツや飲み物を買って自宅で一息ついているときに自己肯定感が上がります。疲れも取れますし、カロリーとおやつ代を計算しつつ購入しています」(32歳/パート)「推し活のために貯金しています。地方住みなので交通費が大変ですが、推し活が日々のモチベーションを上げてくれます。私にとっては価値のあるお金の使い方です」(42歳/自営業)うまく使って前向きに……人のために使う人、自己投資に使う人などさまざまなお金の使い方がありました。皆さんは、どのようなお金の使い方をすれば自己肯定感が上がると思いますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年02月15日■前回のあらすじ受験と向き合えば向き合うほど、自分が娘を追い込んでいるのではないかと自己嫌悪に陥る薫。そんなある日、テスト前になると凛が腹痛を起こすようになったと塾から呼び出されて…。 >>1話目を見る 「宿題は?」「テストの間違い見直しした?」「工業地帯の名前覚えようか」…そんな声がけに対して、娘は「わかってる! 後でやるから!」と返事するのですが…全然やってくれない。「子どもは『勉強しなければいけないこと』をわかっている」と先生が言っていましたが…わかっているだけじゃ意味ない…どうしたら実行に移せるのでしょうか。でもプレッシャーで体調にまで異変が出ている娘。私はどうしてあげればいいのか。私は暗闇の中でひとりもがいているような気持でした。次回に続く(全11話)毎日更新!▼ 『ママ友の塾マウント・櫻島家の場合』 ※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2023年01月28日「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さん。ある日テスト中に成績トップの女の子が突然泣き出すという事件が発生!このことがキッカケとなり、つむ田さんはその女の子をいじめた犯人だと疑われてしまうことになって……!?Instagramで人気のツムママさんの実体験をマンガ化! 成績優秀でキラキラしていた良子ちゃんが、なぜ…? クラスで1番成績が優秀社だった良子ちゃん。 最近このクラスに上がったばかりでみんなについていくのがやっとなつむ田さんからすると、良子ちゃんはキラキラしているように見えました。 そんなる日、事件が……! なんとテスト中、良子ちゃんが突然泣き出してしまったのです。 「良子っ、大丈夫か?立てるか?」 先生が声をかける、2人は場所を移すことに。 教室のみんなは引き続きテストを続けていました。 しかし、この出来事が近い将来、つむ田さん自身に影響を与えるなんて、このときは微塵も思っていなかったのです。 つむ田さんの目にはキラキラしているように映っていた良子ちゃんですが、テスト中に泣き出してしまうなんて、よほど悲しい出来事があったのでしょうか? もしかしたら良子ちゃんは、自分がクラスの成績トップであるということが重荷、あるいはプレッシャーに感じるなど、何か思い悩んでいたことがあったのかもしれないですね。著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ息子とパパと家族3人で暮らしているお絵かきママ。インスタグラム、ブログ【ツムママは静かに暮らしたい】で漫画を投稿しています。
2022年12月15日多くの学校は、成績表を使って生徒の学業面を評価しています。よくできているところ、もう少し頑張ってもらいたいところなど、多数の項目があるものです。生徒からもらった、先生の成績は?小学校の先生として働く、あみたろう(amitaro_t)さんの学校では学期末を迎えると、生徒から先生に対する成績が付けられるといいます。成績表には、「相談に乗ってくれて嬉しかった」「授業が楽しい!」など、先生に対するメッセージも。1つの学期が終わる時のこと。先生へのメッセージの中で、よく書かれていたものがあったそうです。あみたろうさんのもとに多く寄せられたメッセージは、「ドッジボールの時、本気で投げるのが大人げない」というもの。体育の授業や休み時間などで、多くの生徒たちはスポーツの1種である『ドッジボール』を行っています。生徒たちに混ざり、ドッジボールに参加しているというあみたろうさんは、いつも全力でプレーしているのです!「大人げない」といいつつも、「自分には本気で投げてもらいたい」といった反応もあったようで、あみたろうさんは「どっちだよ!」と心の中でツッコミを入れたのでした…。生徒たちとあみたろうさんのほほ笑ましいやり取りは、大きな反響を呼んでいます。・生徒から成績を付けてもらうなんて、楽しそうですね!日々の仕事を頑張れそうです。・手を抜いていることを、小学生たちは案外見抜いていますからね~!油断できません。・自分も子供の頃、先生が楽しそうにしていたことを思い出しました!生徒は、先生が教えたことを自分の中に吸収していくものです。一方で先生も、生徒から多くのことを学んでいそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年10月06日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。今回は実際に募集した「ママ友からのモヤッとした発言エピソード」を漫画にしてご紹介します!「中学受験に燃えるママ友」出典:lamire息子さんの成績がふるわず…出典:lamireついには嫌味まで言うように…出典:lamire何度も繰り返してきて…出典:lamire面倒なので疎遠に…!出典:lamireいかがでしたか?自分のお子さんの受験がうまくいっていないからと言って、ママ友に八つ当たりのような態度を取るのはよくないですよね。こんなママ友なら疎遠になって正解かもしれません…。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2022年05月30日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介! 「高校生で親の介護を体験した話」第38話です。母が余命を過ぎても、体調が良くて安心していたのじさん。そして、学校に内緒でバイトを始めましたが…?バイトを始めてから…出典:instagram数学の点数は?出典:instagram流石にヤバい出典:instagramついに先生から言われたのは…!?出典:instagram留年!?出典:instagramどんどん成績が落ちてしまう、のじさん。進級も危ないようですが…!?次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年02月24日■有馬家のこれまでの話発達に偏りがある娘・優は、公立中学校に進学した場合の内申が気がかりだったことをきっかけに、私立中学の受験を決めたのですが…。個別指導塾に通うようになると、伸び悩む成績や塾との関係に悩まされることもありながら、少しずつ娘のやる気もアップ。それに伴い、成績も徐々に伸びてきました。でも、小5の娘は思春期を迎えていて…。計算問題を解いたら、丸付けをして、間違えたところはすぐにやり直すこと。これは、前々から娘に言い続けてきたことでした。これまでは、ぶつぶつ言いながらもその約束を守っていた娘ですが、この日は私に強い言葉を投げかけたまま自分の部屋にこもってしまい…。気にはなりましたが、この時は「学校や個別教室で嫌なことがあったのかな」くらいにしか考えていませんでした。しかし、その日から娘の態度が少しずつ変わり始めていったのです。塾のテスト直前だというのに、まったくやる気のない娘にこちらもストレスが溜まるばかり。それにしても、ついこの前まで「ママ大好き」と言ってくれていたのに、この変わりようって…?次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月10日■前回のあらすじ「子どもの人生は子どものもの」と話す見ず知らずの女性。不安を漏らす私に「好きなものに熱中できる息子を育てたから自信もっていい」と言ってくれて…。 >>1話目を見る 中学受験塾に通っても成績が上がらないどころか、勉強にまったく興味を示さない息子。そんな状況にずっとイライラしていた私。でも偶然公園で立ち話をした初対面の先輩ママと話をしたことで、気持ちが落ち着き、私が考えなければいけないことが見えてきました。樹を傷つける発言をしてしまった私。何度も塾の宿題やテスト勉強をさせようと、衝突を繰り返してきました。その度に、うまく樹を導けない自分に落ち込み、そしてまったく勉強にやる気をもってくれない息子にガッカリしていました。自分が息子の教育に失敗したかのような気持ちになっていて夫にも相談できなかったのですが、ようやくこの抱えきれない問題を夫と話し合おうと決意しました。もともとは私から「樹を私立中学に行かせたい」と言って始めた中学受験でした。その時も夫は反対はせずに、「ムリするな」と言いました。しかし私は、「大丈夫!絶対、樹を合格させてみせるし、樹にも受験してよかったと思えるように頑張る」と宣言してしまっていました。その後も夫は「『勉強って楽しい』と思えれば伸びていくから」と、樹があまり宿題しないことも気にしている風はなく、そんな姿に私はどちらかというと「あなたが協力的じゃないから樹がやる気を出さない!」と憤慨してしました。私たち、家族が出す結論は…!?次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月04日■前回のあらすじケンカして家を飛び出した息子を追いかけて行った公園で見ず知らずの女性と話すことに。彼女から「公立中学もいいですよ」と言われたのですが…。 >>1話目を見る 私立中学に入れたいけれど、現段階では塾には身が入らず、宿題もほとんど手をつけられない息子。そんな息子に対して、勉強をさせようと四苦八苦するけれど、成績を上げるどころか、ヤル気すら引き出すことができない私。本当は夫に相談すべきと思いつつ、自分の能力の低さを暴露するようで、何もできずにいました。そんなときに公園で出会っただけの見知らぬ女性との会話で、これまで誰にも相談できなかったことがどうしてか口をついて出てきました。公立中学の魅力というと、思い浮かぶのは、「多様性がある」、「通学が楽」、「学費があまりかからない」などがあります。ただ我が家のように進学を重視して考えた場合、どうしても私立中学が優位に思えてしまう。周りの子が私立中学という良い大学に入るためのルートを確保したときに、うちの子どもだけがそのルートを確保できなかったとしたら、それはすごく損をしたことになると思っていました。少しでも確率が高いルートを親としては用意してあげなければいけない…そう考えてきた私に、彼女からの言葉は思ってもみなかったことでした。勉強ができない息子のことを考えると、つい「これ以上失敗しないで」と思ってしまうときがあります。しかし何より、そんな息子の勉強を見てあげられない、やる気も出してあげられない私自身が「失敗」しているのだということを感じていました。そんな風に自虐的になる私に対して、公園で知り合った彼女は、「子どもを想う親は失敗ばかり」と言ってくれて…。私立中学に行けば、子どもの将来が約束されるわけではない。いつの間に私は、希望の私立中学に入れれば「成功」で、公立中学に行くことは「失敗」と決めつけてしまっていたのだろう。子どもがどんなルートを通っても失敗なんてことはないのに…。樹が塾の勉強ができないことも、宿題をやらないことも全部私のせい。そうずっと思っていた私。でも、私に話しかけれくれた女性は、最後まで私のことを何一つ否定せず、ずっと寄り添ってくれました。その心地よさに公園に着いたときに感じていた焦燥感はすっかりと消えていました。暑い日も毎日水筒を持って公園に行った日々、ズボンのなかいっぱいにダンゴムシを詰め込んで帰って悲鳴を上げた日、誕生日に買ってあげた図鑑を抱きしめながら眠った樹の寝顔…。そんな小さな頃の樹を思い浮かべながら、樹を見つめていました。中学受験は誰のために、どうしてするんだろう?次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月03日■前回のあらすじ塾の宿題をやらない息子・樹に「これ以上落ちこぼれてもいいの!?」と言ってしまった母。すると樹からは「どうせ僕は落ちこぼれだよ、中学受験なんてしたくない!」と言われてしまい…。 >>1話目を見る 樹に言ってはいけない言葉を浴びせてしまった私。出て行ってしまった樹を探しに外に出たのですが…。小さい頃から昆虫が大好きで、この公園には毎日のように散歩に来ていました。そしていつも私がそばにいるのも忘れるぐらい昆虫に魅入られて、何時間でもみている樹。そんな幼い頃を思い出しながら、樹のそばにあるベンチに座っていると…。これまで誰にも相談したことがなかった中学受験。塾とのかかわり方、家庭学習の方法、何より子どもたちを親はどうフォローすればいいのか…書籍やネットからの情報収集を日々行っていました。役に立つ情報もあったし、自分の行動に反省する面もありました。でも、だからといって樹に「これぞ!」という有効なものがなく、私もまたイライラして怒ってしまうの繰り返し…。まったく見も知らぬ人に声をかけられた瞬間、私は不安や弱音を吐露する相手がいなかったのだと気がつきました。誰でもいいから話を聞いてほしいと私はずっと渇望していたのだと…。そして思わず本音がこぼれていき…。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月02日■前回のあらすじ息子の成績は今ひとつ。塾でも最下位クラスになってしまう。でも親が勉強を教えるには、中学受験の内容が難しすぎてサポートもできず…。 >>1話目を見る 義母は、孫の樹が塾に通いはじめたことで、ますます期待するように…。そんな義母には、樹の成績が良くないことは、とても言えませんでした。義母の樹への期待と私に対するプレッシャー。小学生にどこまで無理をさせて勉強させていいものかわからず、かといって教える能力もない私。本当は夫に勉強をみてもらうべきだと思いつつ、夫は仕事が忙しそう。また息子の教育は母親がするべきと思っていた私は、夫にも塾にも頼ることができませんでした。いつしか私は塾の宿題すらきちんとやらない樹にイライラするように。そんな私の気持ちを知りもせず公園に行こうとする樹。毎回、出て行こうとする樹の腕を掴んで引き留めるといった喧嘩する日々が続きました。成績が上がらない不安と焦りを息子にぶつけてしまった私。樹は、自分で中学受験を望んでいるわけではなく、私自身も何が正しいのかまったくわからない日々。息子の可能性を広げてあげたいし、個性を伸ばしてあげたい。夫のように自分の能力を生かせる職業に就くために、可能性が広がる中学受験にチャレンジしてほしい。そして周囲からの期待にも応えてほしいという勝手な私の望みがあることも自覚していました…。しかし学力アップのためには、塾のカリキュラムの把握と進行管理、家庭での学習計画など、親がやるべきこともたくさん。何よりも学ぶ内容が普段の小学校とはかけ離れて難しい…。こんなにも親子で消耗するものだとは思っていませんでした。なにより、息子に自分勝手な望みを託し、結果的に言ってはいけない言葉を投げつけてしまった自分自身に一番辟易してしまいました。中学受験を始めてから、自分の度量の狭さを「これでもか!」と自覚させられ、どんどん私自身うんざりしていったのです。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月01日■前回のあらすじ大手の集団塾の体験に通うも向いていないようで、疲労困憊となる娘。個人指導に変更したところ楽しそうに勉強するようになったのですが、成績がまったく伸びなくて…!>> 1話を読む 楽しく個別指導塾に通い始めたものの、まったく成績が伸びない優。しばらくして、その理由に気づく出来事が起こりました。個別指導塾での授業の様子や宿題などをきちんと確認したところ、さまざまな問題が見えてきました。娘の成績をあげるためにはどうすればいいんだろう…。優が通い始めた個別指導塾はアルバイトの先生が多く、先生が頻繁に変わり、さらには引継ぎがうまくいっていないことがわかりました。塾の指導レベルには少しガッカリしましたが、こだわりが強い娘だけに、今から別の塾に変えるというのも難しく…。そこで、塾の室長に相談することにしたのです。先生の固定、塾で問題を解くだけで時間が終わるのではなくわからないところをきっちり教えてくれる内容に、さらに宿題のレベルも娘の成績に合わせて対応いただくなど、かなり細かい要望を出しました。正直、「うるさい親だな…」と思われる心配はあったのですが、私たちのゴールは「娘が希望の学校に入学できること」、だったらそのためには塾をきっちり利用させてもらおうと思い直しました。こちらの思いをすべて伝えると、室長も真摯に受け止めてくれました。今後も、アルバイトの先生が指導してくれることに変わりありませんが、まずはこのまま個別指導塾に通わせることにしました。先生と年齢が近く、私立中学のリアルな話が聞けるのは、優にとって大きなメリットでした。そして、そんな学校生活への憧れから、優のモチベーションも次第にアップし、成績は少しずつ上がり始めました。しかし…この後も学校をどう選んだらいいか、娘が反抗的な態度を取りはじめる…など、次々に問題が起こっていったのです。次回は新たな家族が登場します。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月19日■前回のあらすじ子どもの成績自慢ばかりする秀子が実名で成績表をSNSにアップしているのを目にした春子は…。「子どもの成績表をSNSにアップしているママがいるらしい」「ありえないよね」と、ヒソヒソ話が聞こえてくる保護者会。そんな空気を、担任教師の言葉が一変させました。どうしてバレたんだろう…。そう思っていると、いつも仲良くしていたママ友たちが駆け寄ってきたのです。たしかに秀子さんのアカウントは実名だったし、投稿写真には、学校名と名前が書かれた部分も写っていました。それだけでなく、塾名や小学四年生などとハッシュタグを付けていたため、すぐにバレてしまったようです。それ以来、秀子さんは子どもの写真や成績などをSNSにアップすることはなくなりました。とはいえ実際に会うと、相変わらず秀子さんのプチ自慢に付き合わされる日々。そこで私は…。実はこの頃、息子から「もう自分のことを話題にしないで」と言われていました。その事実に秀子さんはハッとしたようで、これを機にプチ自慢も減り、少しずつ子どもの話題以外も増えていっていったのです。秀子さんにとってはちょっぴり厳しい“子どもの本音”だったかもしれませんが、「また自慢…?」とモヤモヤすることが減ったことにホッとしています。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ タキノユキ 【同じテーマの連載はこちら】 その人って本当にママ友ですか? この連載の全話を見る >>
2021年01月06日■前回のあらすじ問い合わせのあった保護者の悪口を教室でぶちまける先生。先生の一言で、次第にクラスのパワーバランスが崩れていきます…。成績の良い子、普通の子、…成績の悪い子には給食当番をやらせるなど生徒たちを順位付けすることで、クラス内に階級意識のようなものが生まれ始めました…次回へ続く※あくまで個人の体験談です。先生にまつわるお話になりますが、「すべての教師がそうだ」と誤解のないようお願いします。※実話をベースとしたフィクションです。登場人物はゆっぺさん含めすべてフェイクです。コミックライター: ゆっぺ 【同じテーマの連載はこちら】 4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 この連載の全話を見る >> わが子のために親が知っておくべきこと 2017 この連載の全話を見る >>
2020年12月28日