俳優・和田正人(39)の妻でタレントの吉木りさ(31)が3日、自身のブログを更新し、第1子を妊娠していることを報告した。吉木は「私事で恐縮ではございますが、この度、新たな命を授かりました。無事安定期に入りましたので、このタイミングで皆様にご報告させていただく事にしました。出産予定日は、今年の秋を予定しております」と報告。「今後は体調と相談しながらお仕事も励んでいければと思います」と伝えた。そして、「日々大きくなる赤ちゃんの成長に、驚きと楽しみが増すばかりです」とつづり、「授かりました新たな命を大切に、新しい家族に出逢えるまでの時間を大事に過ごしたいと思いますので、どうかあたたかく見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。夫の和田もブログで報告し、「現在は、安定期を迎え、母子ともに健康で、心豊かに笑顔あふれる日々を過ごしております」と説明。「これから先にある、楽しみな事も、不安な事も、家族づくりという夫婦の夢の一つとして、全力の愛で受け止めていきたいと思います」と決意を記し、「これまでと変わらず、懸命に努めて参りますので、引き続き、宜しくお願い致します。今後も、暖かくお見守りいただければ幸いです」と締めくくった。和田と吉木は2016年6月に双方のブログを通じて交際中であることを報告。2017年11月22日に結婚した。
2019年06月03日ドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系・土曜23時15分~)は、高橋一生(38)×斎藤工(37)×滝藤賢一(42)が演じる3人の独身アラフォー、“あえて結婚しない”男子=AK男子が巻き起こす、結婚をめぐるラブコメディ。斎藤が演じる三好は、バツイチの歯科医。モテ男ながらある切実な悩みが。さらに、滝藤扮する弁護士と恋のライバル関係に発展し……。そんな役柄と同じく、自身も“独身アラフォー”の斎藤に『東京独身男子』のこと、そして気になる結婚のことを、聞いてみた!■恋愛事情を報告し合う“男子会”が新鮮です「『東京独身男子』では3人のアラフォー男が夜な夜な集まって、仕事や恋愛・結婚事情を報告し合い、切実な悩みや自己肯定感をシェアし合う。それぞれの人生を同時進行で体験しているような感じは新鮮です。彼らがSNSを駆使しつつ、じかに会って交流を図っているところは健全だと思います。共有することで得られる“救われる感覚”というか、女子会に遅ればせながら、“男子会”もこれからの時代の一つのツールだと、提示できたらいいですね」(斎藤・以下同)■高橋一生さんはできないこと、知らないことがない!「高橋一生さんと滝藤賢一さん、お2人とも僕がいままで誰にも話せなかったような会話ができる、特異な存在です。“この業界でこんな話ができる人たちがいるんだ!”といま、すごく心が救われています。こうして共演できることは、必然だったのかな、と。一生さんはできないことがないし、知らないことがない。滝藤さんは4人の子を持つお父さんですから、自分より優先するものが見えている人ならではの強靭さを持っていてカッコいいです」■結婚は“ちょっと待てよ”という意識が……(笑)「結婚願望が全くないわけではないですし、“あえてしない”という余裕のある状況だと思ったことはありません。ただ、周りで結婚生活が破綻している人たちを見て、“ちょっと待てよ”という意識が強まってしまう(笑)。僕自身は、“結婚=子ども”と思っていて、子どもを育てていくうえでの役割をお互いに果たす。つながりを続けていく、それが結婚生活だと思っています。子どもができる前だったら事実婚でいいのかな、と」
2019年05月19日斎藤工や金子ノブアキが参加する映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」による最新ショートフィルムが、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」(以下:SSFF & ASIA 2019)で世界初公開されることが分かった。米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「SSFF & ASIA」。今年は“Cinematic Attitude”をテーマに、5月29日(水)より開催される。今回ここで最新ショートフィルムを公開する「チーム万力」は、俳優だけでなく監督や写真家とマルチに活躍する斎藤さん、ピン芸人の永野、ミュージシャンであり俳優としても活躍する金子さん、そして映像ディレクター・清水康彦を加えた映像制作プロジェクトチームだ。「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol.2」と題して、6月8日(土)の一般向け上映会とトークイベントには、斎藤さん、永野さん、SWAY(「DOBERMAN INFINITY」)、清水監督が登壇。今秋公開の長編映画『MANRIKI』を今回のために1つの短編作品として再編集した特別作品、最新自主制作ショートフィルム『DEATH BIKE』を上映。さらに、各作品の製作・撮影エピソードや、『MANRIKI』についてのトークショーも行われる。本イベントのチケットは本日より発売中だ。なお「SSFF & ASIA 2019」オンライン会場にて、昨年上映した「チーム万力」第1弾ショートフィルム3本を期間限定で無料公開。永野さんのコント「イカになった先生」を原案に製作した『LOHAS』、同じく永野さんのコント「焼きそばしかないキャバクラ」を原案に製作した『ZERO-焼きそばしかないキャバクラ』、そして宮本諒が出演する『宮本』。こちらもお見逃しなく。<「チーム万力」コメント>斎藤工構想4年にして『MANRIKI』と言う美しくもバケモノみたいな作品が生まれてしまいました。本当に未知の領域の作品です。勿論良い意味です。そんな『MANRIKI』の成分をショートフィルムバージョンとして、皆様に世界最速でお裾分け出来たらと思います。金子ノブアキ2年連続!嬉しい!しつこくてすみません…!永野最初はMANRIKIをショートverにする事に正直抵抗があったんですが、実際に完成した作品を観たら全く別物の面白さでした。ショートって深い!!!!SWAY映画『MANRIKI』凄くワクワクして待ってました!今まで見た事ない映画です!映画館で“MANRIKI WORLD”にやられてください!清水康彦喜劇の鬼才・永野が眺める世の風景、新時代の映画人・斎藤工の気高き野望、孤高の音楽監督・金子ノブアキによる美しくも混沌とした音像表現、その他様々な才能が集結しました。これで良いものができなかったら自分の凡才のせいだと言い聞かせ、毎日毎日がんばりましたので、ぜひ笑って楽しんでいただきたいです 。「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol.2」は6月8日(土)17時50分~表参道ヒルズ スペースオーにて開催。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」は5月29日(水)~6月16日(日)東京計5会場およびオンライン会場にて開催。※開催期間は各会場によって異なる(cinemacafe.net)
2019年05月08日「放っておくと、がん化する恐れがあります」「抜かないと、取り返しのつかないことになります」いま歯科治療の現場で、患者がむやみに脅かされるケースが横行している――と嘆息するのは、歯科医師の斎藤正人氏。斎藤氏はできる限り抜かずに治療して歯を守る、保存歯科のエキスパートだ。院長として治療にあたるサイトウ歯科医院は、冒頭のような宣言をうけた患者さんの“駆け込み寺”的な存在となっている。「私の見立てでは、丁寧に治療をすれば十分歯を残せるケースがほとんどでした。なかには『この歯を抜くなんて?』と目を疑うケースも増えています」このような“悪徳歯科医”を生む背景を、斎藤氏が解説する。「歯科医院は、いまや都市部ではコンビニよりも乱立しているのが実情です。数が多すぎると、その分不勉強で技術の不確かな歯医者も多くなります。悪質な治療を受けて症状が改善されず、もっといい歯科医はいないかと、歯科医をハシゴし続け、ひどいことになった患者さんを診ることもあります」漫然と治療を委ねていると、取り返しのつかない結果になる「通ってはいけない」歯科医院は、ちまたに多く存在するというのだ。では、どう見分ければいいのか。斎藤氏が解説してくれた。クリニックの診療体制を見れば、一目瞭然で良しあしを判断できるチェックポイントがあるという。「担当医がそのつどコロコロ替わったり、アルバイトの医師が診ることもあるクリニックは問題です」アルバイトらしき歯科医に、代わる代わる担当されることは、クリニックが利益を過剰に重視している可能性がある。「アルバイトの医師は、歩合制で働いているケースがほとんどですから、削ってなんぼ、義歯を作ってなんぼの世界です。さらに、夜間診療などもアルバイトが担うことが多い。それで患者さんの利益になる治療を提供できるのかどうかは疑問です」主に歯科衛生士が診て、最後に歯科医が数分ほど点検だけをするような丸投げスタイルであったり、逆に、1人の歯科医が治療からエックス線受付けまでワンオペというクリニックも要注意だ。「ワンオペで忙しいと衛生的にも管理しきれず、感染症のリスクも出てきます。医師も人間なので、疲労した状態で、夜遅くまで質の高い治療を提供できるとは思えません」また不勉強な歯科医に、大切な歯を任せたい患者は皆無だろう。「正直、5段階評価にすると1、2のスキルしかない歯科医がかなり存在します」と斎藤氏は憤る。「そういう歯科医師は何より痛いです。麻酔も打ち所があって、それを心得ていない歯科医が打つと、強い痛みを伴います」また治療しっぱなしというのも不誠実な証しだという。「治療が終わったあと、何も言わず『終わりです』というのは、自分の治療に責任を持つ気概もないということです。歯科医なら、ひと通りの治療が終わると『経過を診たいので後日また来院してください』と、ひと声かけるべきだと私は思います。半年か1年に1度は、点検や予防歯科の説明をして、フォローをする姿勢も大切です」アフターフォローのない治療は、たいてい数カ月でまた痛みだしたりするはずだと斎藤氏は言う。一方、別の意味で“患者離れの悪い”歯科医も要注意だそう。「たとえば口腔がんの疑いがあったり、顎関節症など自分の手に余る不慣れな疾患の患者さんを前に、大学病院を紹介するでもなくだらだらと治療をして、悪化させることもあります。自分がかかっている医師の専門やプロフィールを調べることが肝心です」まずこれはおかしいと思ったら、セカンドオピニオンを取る勇気も必要と斎藤氏は言う。「それで嫌な顔をするなら、もうそこで見切りをつけたほうがいい。治療に自信のある歯科医なら喜んで送り出してくれるはずです」歯の1本は臓器と同じくらい大切。一生付き合っていくために、本当に信頼できるかかりつけの歯科医を探してみてほしい。
2019年04月25日「放っておくと、がん化する恐れがあります」「抜かないと、取り返しのつかないことになります」いま歯科治療の現場で、患者がむやみに脅かされるケースが横行している――と嘆息するのは、歯科医師の斎藤正人氏。斎藤氏はできる限り抜かずに治療して歯を守る、保存歯科のエキスパートだ。院長として治療にあたるサイトウ歯科医院は、冒頭のような宣言をうけた患者さんの“駆け込み寺”的な存在となっている。「私の見立てでは、丁寧に治療をすれば十分歯を残せるケースがほとんどでした。なかには『この歯を抜くなんて?』と目を疑うケースも増えています」このような“悪徳歯科医”を生む背景を、斎藤氏が解説する。「歯科医院は、いまや都市部ではコンビニよりも乱立しているのが実情です。数が多すぎると、その分不勉強で技術の不確かな歯医者も多くなります。悪質な治療を受けて症状が改善されず、もっといい歯科医はいないかと、歯科医をハシゴし続け、ひどいことになった患者さんを診ることもあります」漫然と治療を委ねていると、取り返しのつかない結果になる「通ってはいけない」歯科医院は、ちまたに多く存在するというのだ。では、どう見分ければいいのか。斎藤氏が解説してくれた。冒頭のとおり、まず斎藤氏が憤るのは「がん化する」などと言い、むやみに脅かすケース。「常識ではありえない話ですが、患者さんの口の中をマイクロスコープなどで鮮明に見せ、『こんなに汚い!』と脅かし、怖がらせる医師は1人や2人ではありません。北海道や九州から私のところに駆け込んできた患者さんが、まさにこうした脅かしを受けていました」その意図は、抜歯をすすめるため。では、なぜ歯科医は抜きたがるのか。「第1に、現在の歯科の医療保険制度に問題があります。歯を温存する治療より、抜歯という外科的処置を施すほうが、診療報酬点数がより高く設定されており、歯科医の利益につながるのです」また同様の理由で、問題なくかめている親知らずも「抜くのが常識」と、頭ごなしに抜歯をすすめるケースもあるという。「親知らずだからといって、イコール不要な歯ではありません。使える歯をむやみに抜きたがる歯科医は、患者さんより自分の利益を優先しているのです」保険で「よい義歯は作れません」と言い切る歯科医も要注意だ。「保険診療で作るプラスチックの義歯は、腕のよい技工士であれば良質なモノができます。歯科医師自身に義歯を作る腕前があれば、利益は出ますが、保険内で技工士に義歯を依頼すると、患者から払われる代金は右から左に動くだけ。歯科医の手元には利益が残らないのです。よって、『保険内ではよい義歯は作れません!』と切り捨てる歯科医は少なくありません」そうした意味では、自由診療で、歯科医にとって大きな利益が見込めることから、近年もてはやされるのが「インプラント」である。インプラントとは、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯をかぶせる治療だ。本物と見まがう外見を取り戻すことができ、硬い肉もしっかりかめるようになることから、夢の治療ともてはやされた時期もあった。だが、昨今は高額すぎることや、格安をうたった粗悪な治療、治療後の後遺症など各地でトラブル続きだと、斎藤氏は警告する。「インプラントはよいことばかりではありません。まず抜歯ありきの治療です。頭蓋骨にドリルで穴を開け、金属棒を打ち込み固定するようなことが長い目でみて、体に影響が出ないとは思えません。また、かめすぎることで、頭痛や顎関節症など、後遺症を訴えるようになった患者さんを診察することはよくあります」一方、歯科医の治療姿勢をチェックすることも大事だ。「口の中を一瞥するだけで、ろくすっぽ説明せず、次々と“大きく削ってはかぶせて”を繰り返し、長く通院させる歯科医がいます。しかし、ちょっと研磨するだけで、治る初期虫歯など、削る必要のない歯を大きく削ってしまうと取り返しがつきません。患者さんに説明と同意をとらず、やみくもに治療するのは言語道断です」初診時に「どんなことでお困りですか」と、患者さんの声に耳を傾けるのは歯科医の基本。現在飲んでいる服用薬や持病、生活習慣についても、聞き取りを怠るようではいけません。さらには、予防や歯磨きなどセルフケアの指導をしてくれるかどうかも、良心的な歯科医であるかどうかを見極めるポイントだという。
2019年04月25日「放っておくと、がん化する恐れがあります」「抜かないと、取り返しのつかないことになります」いま歯科治療の現場で、患者がむやみに脅かされるケースが横行している――と嘆息するのは、歯科医師の斎藤正人氏。斎藤氏はできる限り抜かずに治療して歯を守る、保存歯科のエキスパートだ。院長として治療にあたるサイトウ歯科医院は、冒頭のような宣言をうけた患者さんの“駆け込み寺”的な存在となっている。「私の見立てでは、丁寧に治療をすれば十分歯を残せるケースがほとんどでした。なかには『この歯を抜くなんて?』と目を疑うケースも増えています」このような“悪徳歯科医”を生む背景を、斎藤氏が解説する。「歯科医院は、いまや都市部ではコンビニよりも乱立しているのが実情です。数が多すぎると、その分不勉強で技術の不確かな歯医者も多くなります。悪質な治療を受けて症状が改善されず、もっといい歯科医はいないかと、歯科医をハシゴし続け、ひどいことになった患者さんを診ることもあります」では、昨今の雑誌などの「歯科医特集」にあるように、院内が奇麗で清潔、最新機器を備えていて、優しく話しやすい歯科医であればいいのだろうか?斎藤氏は即座に否定し、続ける。「清潔なのは当然のことで、物腰柔らかでサービス精神旺盛な歯科医が、不必要な治療をすすめるケースもありえます。さらに、腕が必ずしも確かであるとは限りません。都心に豪華なクリニックを開業して最新鋭の機器を導入し、資金繰りのため、不必要な高い治療をすすめなくては立ちゆかない歯科医もいるのです」(斎藤氏)“口内炎が治らない”と、長らく受診していて、結局はステージ4の舌がんと診断された、堀ちえみさん(52)の例は記憶に新しい。「マスコミ報道では『がんと口内炎は見分けがつきにくい』などと歯科医を擁護する向きもありますが、白くなっていたらまず前がん病変を疑うべきでしょう。口内炎にステロイド軟こうを処方して、2週間痛みが引かなければ、専門病院へ紹介しなければなりません」漫然と治療を委ねていると、取り返しのつかない結果になる「通ってはいけない」歯科医院は、ちまたに多く存在するそうだ。
2019年04月25日俳優の斎藤工が19日、都内で行われた斎藤工×LESLIE KEE SUPERフォトマガジン『JOURNEY』(発売中 3,000円税抜 発売元: 東京ニュース通信社)の発売記念会見に、写真家のレスリー・キー氏とともに出席した。同書は、1999年当時、モデルとしてもまだ無名だった斎藤に注目したレスリー氏が、その後20年間にわたり撮影してきた斎藤の写真の数々を1冊にまとめたもので、今回のために特別に撮り下ろした最新ショットも掲載。さらに、斎藤と縁のある上戸彩、エリック・クー、河瀬直美、北川悦吏子、ケイタ・マルヤマ、福山雅治といった、各ジャンルにおいて第一線で活躍する面々との対談も収録している。そんな同書を手にし、「被写体として写真集というものとは縁がないと思っていましたし、写真集を発売するという響きは自分に訪れないものだという意識がありました」と吐露した斎藤は、「この1冊に関しては、レスリー・キーが20年という月日をともに過ごして、僕の変化を撮り続けてくれた1冊なので、フォトブック・写真集というカテゴリーなんですけどちょっと意味合いが違って、僕にとっては生前葬じゃないですけど、自分のすべてがつまったと言っても過言ではない1冊になりました」と感慨深げに語り、「最後の撮影のころは、役作りで体重がほぼ100kgありまして(笑)、流れで見るとだんだん体重が増えていくおじさんのドラマにもなっています。その辺も見どころだと思います」と珍アピールをして笑いを誘った。お気に入りには、ヌーディーな表紙のカットを挙げ「最初は1番今に近いシリーズの中からがいいんじゃないかということだったんですけど、最後の最後になって僕が思い出したのが表紙の1枚です」と明かし、「ちょうど10年前の写真で、(20年の)折り返しでもあるのがこれかなと思って提案させてもらって、レスリーが膨大な資料の中から探し出してくれました」とレスリーに感謝。続けて、「穿いているのか、穿いていないのかってみんなに言われるんですけど、想像にお任せしますという答えをしています」と笑顔で語った。また、今後2人でどんな撮影をしてみたいか尋ねられると、斎藤は「僕がレスリーを撮りたいですね」と目を輝かせ、「彼は実際に海を渡って日本に来てくれたんですけど、さらに日本から世界に羽ばたいて世界のスーパースターを撮って、その合間に日本に帰って来てくれて、何者でもない僕を被写体として撮ってくれて、そういう彼の背中を見て、エネルギーを僕なりに受けて、多大なる影響を受けてきた人なので、そういうレスリーの持っているパッションを僕が切り取る側になってみたいなって単純に思っています」と熱く語った。
2019年04月22日俳優のみならず、最近は本名の「齊藤工」名義で映画監督に挑戦するなどマルチに活動する斎藤工さん。そんな彼が5年前からライフワークとしているのが、移動映画館「cinema bird(シネマバード)」のプロジェクトだ。「移動映画館のおじちゃん」と、いつか言われたい。「もともとは個人的な趣味で、全国の劇場の情報をネットでよく検索していたんです。でも東日本大震災が起こったあとに調べたら、東北の海岸沿いを中心に、サイトにアクセスできない状態になっていたり、流されてしまった劇場がたくさんあることを知りました。苦しい目に遭っている人たちに対して映画ができることを個人的に考えた時、最初に思いついたのが、避難所になっている学校の視聴覚室を利用して、映画専門チャンネルと連動した映画空間をつくることでした。1年ほど各方面に働きかけたのですが、契約などの問題もあり、実現には至らず。『企業と組むのが難しいなら、個人でやってはどうだろう』と、たどり着いたのが移動映画館でした」生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている現場に、映画という非日常を持ちこむことに対して、はじめは葛藤もあったという。「実は福島に住んでいた僕の幼馴染みも被災して、その時に必要な物資の優先順位を随時報告してもらっていたのですが、水や生理用品といった必需品の次に挙がってきたのが“女性誌”だったんです。悲惨な現実の中で、ある種の疑似体験ができる娯楽というものが、意外にも必要とされていることがわかって。それこそ映画の果たせる役割なのかなと感じました」記念すべき第一回の移動映画館は石巻の小さなカフェにて行われた。その後、福島、大分、熊本と少しずつ規模を大きくしていき、被災地と、そして劇場のない街に映画を届けている。「いま日本では、どんどん劇場が町の中から姿を消していて、僕らの世代では考えられないことですが、映画を一度も観たことのない子どもがたくさん存在しています。そんな子どもたちに向けて、かつて当たり前のようにあった“劇場”を1日だけ再現できたら、それはとても価値のあることだなと思いました」シネマバードの活動は、斎藤さん自身が直接運営に携わっているそう。自ら足を運んで場所を決め、自治体と話し合いながら、常に地元の人たちの心に寄り添った開催を目指している。「地元の方にボランティアをお願いしたり、その土地に縁のある歌手や芸人さんに声をかけてライブをしてもらったり、ただ映画を上映するだけでなく、みんなが一体となってイベント自体に心を寄り添わせることが大事だと思っていて。僕自身も、仲間が各地に増えていくような気持ちなんです。この活動は自分のライフワークだと思っているので、いつか『移動映画館のおじちゃんだ!』と言われるまで続けていきたいですね」プロジェクトの第4弾は2016年11月に福島県で開催。寒さを和らげるためにあたたかい鍋を振るまうなど、来場者と身近に交流した。2016年5月の第3弾の開催地は、大分県豊後大野市の明尊寺。お寺は全国どこにでもあるので、移動映画館にちょうどいいのだとか。さいとう・たくみ1981年8月22日生まれ。東京都出身。主演映画『家族のレシピ』が3/9(土)より公開。他にも『麻雀放浪記2020』など公開待機作多数。ジャケット¥48,000シャツ¥26,000パンツ¥30,000(以上オーラリー TEL:03・6427・7141)靴¥63,000(アミ アレクサンドル マテュッシ/アミ オモテサンドウ TEL:03・5778・4472)※『anan』2019年3月13日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・井嶋一雄(Balance)ヘア&メイク・赤塚修二(メーキャップルーム)取材、文・瀬尾麻美構成・保手濱奈美(by anan編集部)
2019年03月07日「EXILE/GENERATIONS」関口メンディー、本田翼、斎藤工らが、この春から放送がスタートする女児向け特撮シリーズ「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」(テレビ東京系)に出演することが分かった。本作は、三池崇史が総監督を務める特撮番組「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」に続く“ガールズ×戦士シリーズ”の第3弾。正義の怪盗、ひみつ×戦士 ファントミラージュが、逆逆警察によって“イケナイヤー”にされてしまった人から、「イケない心」をちょーだいして平和を取り戻す…という物語。最新VFXを駆使したダイナミックな映像と、ダンス監修expgによるハイテクニックなダンスが見どころの次世代の特撮番組だ。今回、そんな本作に出演する豪華なレギュラーキャストが決定。ファントミラージュたちのボス・ファンディー役に、「EXILE/GENERATIONS」の関口メンディー。ファントミラージュと敵対する悪の組織“逆逆警察”のリーダー・ギャンヌ署長役に、モデルの石田ニコル。主人公・ココミのパパでスイーツカフェでパティシエをしている桜衣慎一役に、『ソローキンの見た桜』『麻雀放浪記2020』などが今年公開を控える斎藤工。また、ココミといつも一緒、シルクハットがキュートなくまの妖精“くまちぃ”の声を、春の月9ドラマ「ラジエーションハウス」でヒロイン役に決定したことでも話題の本田翼。そして番組のナレーターは、「デュラララ!!」竜ヶ峰帝人役、「ユーリ!!! on ICE」勝生勇利役で知られ、俳優・声優・歌手など幅広く活躍する豊永利行が務める。そのほか、元格闘家の黒石高大、タレント・ぺえの出演も決定した。■キャストコメントファンディー役/関口メンディーファンディー役の関口メンディーです。ひみつ戦士ファントミラージュのボスとして逆逆警察とたたかっていく役ということで、自分の中でも、監督さんとも話しながら色々なファンディーをイメージして撮影に臨んでいます。このようなファンタジーな世界でお芝居するのは初めてなのですごく新鮮ですし、CGなどもイメージしながら考えて演じることがすごく面白いですね。ファンディーは、コミカルな性格で、ホログラムでポッと登場する場所もとにかく毎回面白いので、そういったところもぜひ注目していただきたいです。くまちぃ役/本田翼(声の出演)女の子向け特撮シリーズに参加させていただくことが初めてで更にマスコットキャラクターの声を担当するのも初めてなのでお話をいただいた時は正直びっくりしました。くまちぃを演じる時は裏声をつかったり自分なりに工夫や苦労もあるのですが楽しくて良い経験になっています。くまちぃはファントミラージュの女の子達を見守る役割で、きちんとこの子達に教えてあげなきゃ、伝えてあげなきゃと一生懸命だと思うので、ドラマを観ている女の子達にもそれが届くように心がけて演じています。ギャンヌ署長役/石田ニコル署長なのでアベコベ刑事とマギャク巡査をまとめるために、リーダーシップをとろうとするんですが、どこか空回りしてたり、抜けたところがある愛されるキャラクターを演じています。衣装の半分が警察の制服、もう半分がドレスになっているところや、メイクも半分半分違うところもポイントです。逆逆警察のシーンは、大人が「これが面白いんじゃないか」と本気で面白いものを探り、毎回作り上げているので、みなさんで好きな回を見つけて「くすっ」と笑っていただければ嬉しいです。桜衣慎一役/斎藤工桜衣慎一は、主人公ココミのお父さんであり、優しいスイーツ男子です。経営しているスイーツカフェだったり、遊園地での撮影は、その世界に自分がいることがとても新鮮で、見たことのない自分に出会えている気がしています。第一話で演じた「イケナイヤー」は、別のキャラクターになるというより、普段優しい慎一の中にある実は外に出ていない部分、人間が同時に持っている両極端の心理をついているんじゃいかと、台本を読んだときはドキッとしました。お子さんも、その保護者の方がみてもドキっとするし、ドラマ自体がカラフルで楽しいファンタジーになってますので、ぜひ、ご家族で楽しんでもらえたら嬉しいです。「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」は4月7日(日)9時~テレビ東京系にて放送開始。※3月31日(日)9時~直前特番を放送(cinemacafe.net)
2019年02月26日斎藤工主演映画『麻雀放浪記2020』で、ベッキーが一人二役に挑戦していることが判明した。すでにベッキーさんは、1945年の戦後で坊や哲(斎藤さん)が通っていた麻雀クラブのママ・八代ゆき役で出演が決定していたが、今回新たに2020年の新たな戦後で、哲の前に現れる謎のAI搭載アンドロイド・ユキとしても出演していることが明らかに。なんと“ヒト&アンドロイド”の2つ役に挑戦しているという。技術が発展し、科学と時代の進歩と共にあらゆる欲望を容易に手に入れることができるようになった人類。国家は、東京オリンピックの中止を清算するため、新たな国策利用のために「セクサロイド」としてユキを創造する…。今回2つの役どころに果敢に挑んだベッキーさん。劇中では、これからの人類が対峙するであろう「シンギュラリティ」(人工知能が人類の知能を超える転換点)の行く末という強烈なテーマを、大胆不敵に体現している。「二役もやらせていただけて嬉しかった」と話すベッキーさんは、「かなりやりがいがありました。AIに心はないけれど、AIなりの心の動きがほんの少し伝わったらいいなぁと思っています」とコメント。また、ベッキーさんの出演に関して斎藤さんは「ベッキーさんは演じるを超えて、ほぼ“憑依”されていました。麻雀も体得されていて、特にAIユキのハマり具合は衝撃的。ベッキーさんにしか務まらない役柄でした」とアンドロイド役を絶賛している。『麻雀放浪記2020』は4月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:麻雀放浪記2020 2019年4月5日より全国にて公開
2019年02月20日WOWOWで放送されるドキュメンタリー番組「ノンフィクションWWHY MEXICO?~アカデミー賞に輝く越境者たち~」に、菊地凛子と斎藤工が出演することが明らかになった。WOWOWでは世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」を今年も独占生中継。この5年間、アカデミー賞では『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント:蘇えりし者』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督と、3人のメキシコ人監督が4度も栄冠に輝いている。また、今回アカデミー賞でもキュアロン監督は、『ROMA/ローマ』で作品賞・監督賞など10部門にノミネートされており大注目を集めている。もうすぐ行われる授賞式に先駆け、そんなアカデミー賞を席巻するメキシコの映画人たちを追ったドキュメンタリー番組を放送。イニャリトゥ監督の『バベル』やデル・トロ監督の『パシフィック・リム』に出演した菊地さんがナレーションを務め、移民として国境を越え、アカデミー賞の栄誉に輝いた“スリーアミーゴス”たちの躍進の原点に迫る。また、アカデミー賞で撮影賞を3度受賞しているエマニュエル・ルベツキがまだ学生時代に撮った映画を日本初公開するほか、「W座からの招待状」の信濃八太郎のイラストで若き日の監督たちをアニメーションで紹介。その声を斎藤さんが担当する。ナレーションを担当する菊地さんは「一緒に仕事をさせていただいてきた監督たちが、この時代に生きて苦労してもがいてアメリカに進出していった事を改めて感じることができました」と番組の感想を語り、「この3人の監督は、15年くらい前からお会いする機会が多く、アレハンドロ監督の作品に出演させていただき、その後ギレルモ監督に出会って彼の作品にも出演させていただきました。その時にアルフォンソ監督に再会しました。今度は、彼と作品を一緒にやれたらいいなというのが夢です」とふり返っている。一方、斎藤さんは「メキシコとアメリカの情勢もガソリンにして、何か反動のようなエネルギーが宿っていることがわかりました。日本やアジアが今後どうやって映画を作っていこうかという指針になるのが、この3人です」と言い、「この番組は、観覧で終わらない、映画人の養分になります」とアピールしている。「ノンフィクションWWHY MEXICO?~アカデミー賞に輝く越境者たち~」は2月17日(日)13時30分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月15日声優の宮野真守が、15日(22:00~)に放送されるニッポン放送『斎藤工のオールナイトニッポンGOLD~映画「家族のレシピ」スペシャル~』に出演することが決定した。斎藤と宮野は、10年以上前にミュージカル『テニスの王子様』で共演して以来、「また仕事をしてみたい」と思っていた仲であり、斎藤の熱烈なオファーにより今回共演が実現した。企画「WORD CUP2019~最強ワード決定戦~」では、「深夜ラジオということで、コンプライアンスのギリギリを攻める!」と宣言した斎藤と宮野による「美声」を生かした2人の対決も。宮野は「ミュージカル『テニスの王子様』以降、なかなかご一緒出来ず、僕もこの様な機会を切望しておりました。なので、今回お声がけいただけて、本当に本当にうれしかったです」と明かす。そして「『おもしろ』に対して貪欲な僕らの、ギリギリセーフ…なのか、アウトなのかわからないトークを(笑)、どうぞお楽しみください!」と話した。
2019年02月15日俳優の斎藤工が2月15日(22:00~)に放送されるニッポン放送『斎藤工のオールナイトニッポンGOLD~映画「家族のレシピ」スペシャル~』で、パーソナリティを務めることが決定した。3月9日公開の映画『家族のレシピ』の公開を記念し、同作の主演を務める斎藤がパーソナリティに。斎藤がニッポン放送の番組でメインパーソナリティを務めるのは今回が初となる。番組では、映画にちなみ、リスナーから‟思い出のソウルフード”をテーマにメール募集する。また、笑いへのこだわりと、言葉選びのセンスに定評のある斎藤ならではの着眼点で、「最強ワード決定戦」を決めるコーナーを展開していく。さらに、映画で父親役として共演した伊原剛志ほか、スペシャルゲストも登場する予定となっている。斎藤は「『オールナイトニッポン』で育った」と明かし、「『オールナイトニッポン』は思春期の私をムンムンムラムラさせ続けた元凶でもあるので、コンプライアンスの淵を彷徨いながら敬意を込めた復讐したいと思います」と話した。
2019年01月31日お笑い芸人・永野が25日、自身のブログで“声”を投稿。俳優の斎藤工も“声”出演し、ファンから歓喜の声が上がった。永野は、「1/25のこえ 斎藤工とMANRIKIについて語る」と題して更新し、声で手軽にブログ投稿ができるアメブロの新機能「こえのブログ」を使って“声”を投稿。「こんにちは」「永野です」と自己紹介すると、「そして、お隣にいるのは」と続け、「あ、斎藤工です」と斎藤も登場した。斎藤は「こんにちはって夜の可能性もありますよね おはようかもしれないじゃないですか。なんで決めつけるんですか」と永野にツッコミ。永野も「理屈くせーよ! お前!」と返し、仲の良さをうかがわせた。永野と斎藤は、金子ノブアキ、映像ディレクター・清水康彦と4人で、映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」を結成。彼らの初長編作品となる映画『MANRIKI(万力)』(2019年公開予定)では、主演を斎藤、監督を清水が務め、永野が原案・脚本、金子が音楽監督を担当している。斎藤は映画の公開時期について「年末になるかな」「まだ先なんですが」と言いつつ、「本当にヤバい映画ができましたね」と自信。永野は構想に3~4年の時を費やしたことを明かし、斎藤について「製作でずっと話したんですけど芝居もものすごい」「やばい」と絶賛した。最後に、斎藤は同映画のInstagramアカウントなども紹介し、「ティザーというか予告編みたいなものも見れますんで 「雰囲気だけでもだまされたと思って味わってください」と呼びかけた。斉藤の“声”出演に、ファンは「まさかの斎藤工さん!!」「素敵な声」「また是非聴きたいです、永野さんお願します笑」「耳が喜んでるw」「声もホントイケメン!」「テレビより声が近く聞こえる気がしてなんかドキドキします」「キャー!ダンディな声がヤバイ…!」「めっちゃいい声」と興奮。「永野さんとの掛け合いが面白い」「最高の1日になりました」「永野さんのつっこみ激しすぎ!!」といったコメントも寄せられている。
2019年01月26日主演・斎藤工、共演に松田聖子を迎え“家族愛”を描いたシンガポール・日本・フランス合作映画『家族のレシピ』。この度、シシド・カフカによる主題歌「Hold my Hand」が初披露される予告編が到着した。本作は日本とシンガポール、両国のソウルフードがつなぐ家族愛を描いた感動作。斎藤さん演じる主人公・真人が、父親の死をきっかけに、幼いときに亡くした母の地元・シンガポールに旅立ち、一度はバラバラになってしまった家族の絆を取り戻すために奔走する。日本とシンガポールの食文化の架け橋となる主人公・真人役の斎藤さんのほか、真人にシンガポールを案内する現地在住のフードブロガー・美樹役を松田さん。そのほか、伊原剛志、別所哲也ら日本人キャストに加え、シンガポールから人気コメディアンのマーク・リーや国民的女優のジネット・アウらが出演した。また昨年、ベルリン国際映画祭とサン・セバスチャン国際映画祭の両方のキュリナリー・シネマ(美食と映画)部門に正式招待され、料理がテーマの美食映画として世界から注目を受けている本作。今回到着した予告編でも、美味しそうな料理が登場している。両親のルーツを求めて、真人が母の故郷でもあるシンガポールへ旅立つところから始まる映像には、美樹の助けを借りてシンガポールのローカルフードのお店を訪ね、真人の思い出の味を頼りに、母の家族探しを始める様子が映し出されている。なお、1月19日(土)より特典(海外ポスターアートのポストカードセット)付き鑑賞券が、前売り券ネット通販(メイジャー)にて発売される。『家族のレシピ』は3月9日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:家族のレシピ 2019年3月、シネマート新宿ほか全国にて順次公開(C)Zhao Wei Films/Wild Orange Artists
2019年01月18日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、大の映画好きで知られる俳優・斎藤工が、監督・斎藤工としてメガホンをとった『blank13』が、ついにDVD&Blu-rayが発売!ということで、さっそく見てみました。■『blank13』DVD&Blu-ray10月31日発売。価格/DVD5,184円、Blu-ray BOX6,264円(ともに税込み)。発売元/「blank13」製作委員会、販売元/TCエンタテインメント高橋一生に松岡茉優、リリー・フランキーなど豪華キャストを迎え描かれたのは、実話を基にしたいびつな家族の物語です。リリー・フランキー演じる父はギャンブルが好きなお人よし風。ある日、借金を残したまま蒸発。母と息子2人の苦労の生活が始まりました。13年後、父が見つかるも余命3カ月で、まもなくこの世を去ります。ガラガラの葬儀場で数人の口から語られたのは、家族の知らない父親の姿でした。記憶の底にある父親の優しさよりも、その後の苦労が断然に勝る家族。わずかな人に熱量高く思われる人生を送った父に抱く念は複雑です。家族や親に対してなんのためらいもなく愛の言葉を口にする人もいれば、そうできない人もいます。好きでいたいのに現実はそうもいかなくて、という居心地の悪さ、アンビバレントな思いを家族や親に持つ人は少なくないと思います。この映画に登場する母や息子たちもそう。それを静と動と、抑揚のきいたテンポで監督は描きます。今をときめく人気俳優の監督作品だけに、バイアスがかかるのは避けられないことかもしれません。しかし、国内外の映画祭で7冠を得るなど、評価は本物のよう。斎藤監督の世界を一度体感してみて。
2018年11月05日斎藤工(37)が11月1日に行った、ハロウィンにより散乱したゴミを拾う活動「たくみひろい」に称賛の声が集まっている。「たくみひろい」は求人検索エンジン「Indeed」で集まった80名とともに東京・六本木周辺で行われた。各スポーツ紙によると斎藤は参加者と気さくにコミュニケーションをとるだけでなく、サプライズで握手会も開催。さらに「僕らのアクションが届いていると願う」と語ったという。そんな斎藤の行動力にTwitterも沸いている。《斎藤工さんは、内面もカッコいいよねー。ポーズとしてやってる感がないのが素晴らしい》《斎藤工さんの行動力 好きなんだよなぁ 映画の活動もそう 何を言われようが言われまいが 我が道をきちんと歩んでいて凄い》《斎藤工のゴミ拾いは好感が持てる。やっぱり芸能人がアクションを起こすというのも一つの手としてありなのかな》また斎藤は今年7月、西日本豪雨の傷跡残る広島県へ。あくまでプライベートでボランティア活動に従事し、その行動力が讃えられていた。「斎藤さんは信念をもち、行動へと移す俳優です。来年公開予定の映画『麻雀放浪記2020』も構想から10年、原作者サイドに長らくラブコールを送っていたといいます。自分を信じて行動に移す姿は、後輩俳優たちの憧れの的。これからも斎藤さんに共鳴する、頼もしい俳優たちが増えそうです」(芸能関係者)その行動力をこれからも見せてほしい!
2018年11月01日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司が10日、都内で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』新キャストお披露目会見に登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,172回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。宿屋の主人・テナルディエ役で同作に出演する斎藤。「お笑いコンビ、トレンディエンジェル、そしてアイドルグループ・吉本坂46としても活躍する……」と紹介されると、うつむいて苦笑する。「コゼット役の斎藤司です」と一ボケを挟みつつ、同作への思いを語った。斎藤は改めて「いつかやってみたいな」という気持ちは持っていたと振り返り、「自分に見合っていないのはわかっているんですけど、ダメ元で受けさせていただいて」経緯を説明。「本当はコゼット役が良かったんですけど、絶対ダメだと言われて、1番近しいもの、自分の中での"ひょうきんさ"と"闇"ですよね。テナルディエだなという感じ」と、同役のオーディションを受けた理由を明かした。さらにオーディションの内容に話が及ぶと「歌を歌うときには目の前に秋元康さんがいたので……」とボケを挟み、アンジョルラス役の小野田龍之介につっこまれると、「すいません、吉本坂のオーディションかと思って」と訂正。「『あらびき団』のオーディションの10倍くらい人がいまして。厳しい目で見てるんですけど、その方々を巻き込んでやっていかなきゃいけない」と当時の心境を語る。「どうしても歌を歌っちゃう。演技に魂を乗せられない」と苦労しつつ、「先人の動画を拝見したけど、見ないほうがいいと言われて、オリジナルで感情を乗せてやってみたら『フリースタイルダンジョン』みたいになっちゃって。まだこれが正解だと確固たるものはないんですけど、毎日勉強でやらせてもらってます」と状況を表した。また、芸人仲間からは「『すごいじゃん』と言っていただいて、逆に(芸人仲間を)舐めてた。『レミゼ知ってたんだ』と思って。僕は博学な方だから、『レミゼ知ってんだ、あなたも』と、レミゼのすごさを実感した」と会場を笑わせる。6月に第一子が誕生したが、芸人仲間内では「子供が生まれると運気が上がる」というジンクスがあるために、「娘が持ってきてくれたプレゼントだと思って、毎日、宿屋の主人の歌を歌ってるんです」とプライベートでも「レミゼ」漬けの様子。「みなさん『絶対に観に行く』とか言うんですけど、お笑いライブとかは招待で全然入れるけど、『レミゼ』はどうやらそうはいかないようなんで」と苦笑しつつ、「とにかくあとは頑張んなきゃ」と意気込んだ。会見には他、佐藤隆紀(ジャン・バルジャン役)、 上原理生(ジャベール役)、伊礼彼方(ジャベール役)、濱田めぐみ(ファンテーヌ役)、屋比久知奈(エポニーヌ役)、三浦宏規(マリウス役)、熊谷彩春(コゼット役)、朴璐美(マダム・テナルディエ役)、小野田龍之介(アンジョルラス役)が登場。東京公演は帝国劇場にて2019年4月19日〜5月28日(プレビュー公演 4月15日〜4月18日)。他、名古屋公演、大阪公演、福岡公演、北海道公演と全国ツアーを予定している。
2018年10月10日映画『麻雀放浪記2020』が、2019年4月5日(金)全国の劇場で公開される。主演は斎藤工、監督は白石和彌。小説『麻雀放浪記』を斎藤工×白石和彌で映画化原案となったのは、阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説『麻雀放浪記』。映画化は、イラストレーターの和田誠が初監督した『麻雀放浪記』から35年振りとなる。『麻雀放浪記2020』の制作は、『去年の冬、きみと別れ』や『のみとり侍』などで俳優として活躍するのみならず、『blank13』で監督にも挑戦する主演・斎藤工が発起人となりスタート。斎藤は「麻雀放浪記」の再映画化を、10年間熱望し続けていたという。監督として白羽の矢が立ったのは、『彼女がその名を知らない鳥たち』や続編も決定している『孤狼の血』でヒットを飛ばし、香取慎吾主演映画『凪待ち』の公開も控える白石和彌だ。斎藤と白石がタッグを組むことにより誕生する『麻雀放浪記2020』では、原案の『麻雀放浪記』の設定を大胆に変更した。『麻雀放浪記』を愛する2人が、大胆かつ驚きの世界を繰り広げていく。竹中直人やベッキーも出演主演・斎藤工の他には、主人公・坊や哲を拾って面倒を見ることにした地下アイドル・ドテ子を姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のボーカル・ももが、その地下アイドルたちを抱える芸能プロダクションの社長で、ドテ子の部屋に転がり混むクソ丸を『翔んで埼玉』『カツベン!(仮)』にも出演する竹中直人が演じる。原作では強運の持ち主の娼婦だったドテ子を、地下アイドルとして現代風にアレンジした。また、坊や哲がいた元の時代で、哲に麻雀を教えたアパートの大家であり、麻雀クラブ「オックス」のママ・ゆき役には、タレントでモデルのベッキーが抜擢。原作では加賀まりこが演じた妖艶なゆきに扮し、見事な牌さばきを披露する。そしてベッキーは、哲の前に現れる謎のAI搭載アンドロイド・ユキ役も兼任することが明らかに。ハードな2つの役どころを演じることに対しては「二役もやらせていただけて嬉しかったです。二役と言っても、“人間と人間”ではなく“人間とAI”なので、かなりやりがいがありました。」とコメントしている。麻雀クラブ「オックス」で坊や哲と激戦を共にしてきた、ドサ健、出目徳、女衒の達役には実力派俳優が集結。原案小説でも不動の人気を誇る名キャラクターであるドサ健を演じるのは的場浩司、冷静に麻雀を打ち続け、勝つためには手段を選ばず完膚なきまで相手を叩き潰す出目徳役には小松政夫、女衒の達には堀内正美が出演する。さらに、ドテ子の熱烈なファンであるドクを、NHK連続テレビ小説「まんぷく」での演技が話題となった、シンガーソングライターの岡崎体育が担当。2020年の近未来、電磁パルスを仕掛けるオタクテロリストとして、坊や哲を翻弄する。なお、岡崎が商業映画で本格的な演技に挑戦するのは初となる。全編をiPhoneで撮影なお『麻雀放浪記2020』では、邦画では初の試みとなる常時20台のiPhoneを駆使し、全編を撮影。プロデューサーが全編iPhoneで撮影された『タンジェリン』に感銘を受け、監督の白石和彌もiPhoneでの映画制作を切望したことにより、実行に移された。あらすじ主人公・坊や哲がいるのは、2020年の“未来”。なぜ?人口が減少し、労働はAI(人工知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれている…そしてそこは“東京オリンピック”が中止となった未来だった…嘘か?真か!?1945年の“戦後”からやってきたという坊や哲が見る、驚愕の世界。その時、思わぬ状況で立ちはだかるゲーム“麻雀”での死闘とは!?【詳細】映画『麻雀放浪記2020』公開日:2019年4月5日(金)原案:阿佐田哲也『麻雀放浪記』(文春文庫・刊)キャスト:斎藤工、もも、ベッキー、的場浩司、岡崎体育、堀内正美、小松政夫 / 竹中直人ほか監督:白石和彌
2018年10月07日1984年にも映画化された阿佐田哲也の不朽の名作「麻雀放浪記」が、斎藤工主演&白石和彌監督によって、再び映画化されることが分かった。■斎藤工と白石監督が不朽の名作に挑む!映画ファンとして名高い斎藤さん自身が、名作の一つとして讃える「麻雀放浪記」は、250万部を超える大人気作で、過去にイラストレーターの和田誠が1984年に初めて監督した『麻雀放浪記』も大きな話題となり、今回は実に35年ぶりの映画化となる。斎藤さんは10年間、本作の再度映画化を熱望し、ついに企画が動き出したときに監督として声をかけたのが『彼女がその名を知らない鳥たち』『孤狼の血』の白石監督だったという。白石監督は最初「率直に無理だと思いました。どんなに努力したところで和田誠監督の名作を超えることなんて不可能だからです」と語る。■舞台はなんと2020年?近未来に来た坊や哲は…そんな本作の舞台は、東京オリンピックが中止となった2020年の世界。1945年の“戦後”からやってきたという坊や哲が見るのは、人口が減少し、労働はAIによって奪われ、町は失業者に溢れているというもの。白石監督は「プロデューサーからポロっと出たアイデアが坊や哲が2020年に来たら…。最初は半笑いでしたが、これはもしや今誰もが感じている現代社会のひずみや、今の社会が忘れてしまったものを警鐘として描けるかな、と思い至りました。時代に生きられないアウトローたちを描いてきましたが、坊や哲はその最たるもので、彼が2020年の近未来に来たらと考えると堪らなくなり作品に邁進することにしました」と本作の展開を語った。■斎藤さんも度肝を抜かれたストーリーで新たな「麻雀放浪記」が誕生!「麻雀放浪記」の世界をこよなく愛する斎藤さんは「頂いた佐藤佐吉さんの脚本をめくって行くと、これは本当に麻雀放浪記?と思うほどの鋭角的で奇天烈な世界観に唖然・呆然としながらも、気がつくと喉が渇き切る様に最後のページまでめくっていました」とコメント。白石監督についても「私は邦画ファンとして、この台本での白石和彌×麻雀放浪記が無性に観たくて仕方なくなっていました。とんでもない作品が生まれる瞬間に立ち会えるのではなかろうか」と語った。斎藤さんは本作の原作者・阿佐田氏の半生を『明日、泣く』という作品で演じていることもあり、思い入れは人一倍の様子だ。白石監督は、「麻雀を好きな人が見ても当然楽しめるけど、全く知らない人が見ても、楽しめるものになっていると思います」と本作に期待が高まるコメントも残している。『麻雀放浪記2020』は2019年4月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年10月04日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司とたかしが4日、北海道・札幌市内で開催中の「みんわらウィーク2018」(8月1日~8日)で行われた「法務省ステージ」に登場。斎藤は、ネットの書き込みについての悩みを打ち明けた。同ステージは、人権を尊重することの大切さを理解してもらうため、さまざまな人権擁護活動を行っている人権擁護委員の人と一緒に、人権について学ぶという内容。司会をモリマンが務め、ゲストとして、トレンディエンジェル、フースーヤが参加した。モリマンのホルスタイン・モリ夫は、“ハゲ”ネタでおなじみのトレンディエンジェルを見ながら「このステージではハゲはいじっちゃいけないっていうことだよね? しゃべることないじゃん」とぼやき、「初めて見たとき衝撃だったもん。絶対売れないと思ったら、(M-1グランプリで)優勝して。見た目って関係ないんだなと」とトレンディエンジェルの若手時代を振りながら話した。そして、友達との関係などに悩む子供たちが相談できる「子どもの人権110番」(無料)が設けられていることが紹介されると、斎藤は「子供だけじゃなくて大人も人間関係に悩んでいると思うんですけど」と言い、大人向けの窓口もあると教えてもらうと「電話しよう」とつぶやいた。続けて、「こういう時代だから、僕もネットの炎上とかにすごい悩んでいて…。こんなことでも書き込んでくるかっていうのがすごく多くて…。相談してみたかったので相談してみます」と悩みを告白。さらに、「会ったときは『斎藤さん!』って写真撮ってくれたのに、あとでインスタ見たら『すっげーハゲてた』って書かれていて、そういうのに悩んでいた」と冗談交じりに嘆くと、モリ夫が「それはしょうがない」と突っ込んで笑いを誘った。
2018年08月04日「斎藤工さんの出演は脚本家の北川悦吏子さんの意向が大きかったと聞いています。間宮祥太朗さんとのボーイズラブ的な絡みなど、斎藤さんの艶やかなシーンが盛り込まれ、女性視聴者をくぎ付けにしています」(NHK関係者)視聴率20%台をキープし好調な朝の連続テレビ小説『半分、青い。』。朝から濃厚フェロモンを放出しているのが斎藤工(36)だ。斎藤が演じるのは映画監督の元住吉。先週は自殺未遂という衝撃的な展開に悲鳴を上げる視聴者も多かった。撮影現場では、元住吉を師匠と慕う助監督役の間宮祥太朗(25)とよく談笑しているという。「2人は自宅が近く、この前は斎藤さんが『この台湾料理屋さん、行ったことある?』とかスマホを見せながら間宮さんに質問。『あります~。すごい細麺で旨いっすよね』といった“地元トーク”をしていましたね」(番組スタッフ)そんな斎藤のプライベートは、どれだけ艶やかかと思えば……。「斎藤さんは芸人さんなど幅広い友人が多い反面、1人で過ごすリラックスタイムを非常に大切にしています。“一人焼き肉”に行ったり、エステ店に通ったり。休日は単独行動することが多いみたいですよ」(芸能プロ関係者)“お一人さま”好きの斎藤の趣味は銭湯通い。特に最近は都内の老舗銭湯がお気に入りだという。「月1のペースで見ますよ。友人の芸人・サンシャイン池崎さんに教えてもらったと聞きました。ボサボサ頭に短パンとTシャツというラフな格好で来ていて、最初は一見、あの斎藤さんだと気付かなかったなあ。筋肉がビシッとついて無駄な贅肉のない、男も惚れ惚れする肉体美なんだよ!」(常連客)この銭湯の目玉は、演歌やムード歌謡が流れ続けるサウナ室。昭和のレトロ感が銭湯通にウケているのだとか。「演歌サウナ」が斎藤のフェロモンの“源泉”だった!
2018年08月02日俳優の斎藤工、ドラマーで俳優の金子ノブアキ、お笑いタレントの永野、映像作家の清水康彦が21日、都内で行われたトークイベント「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図」に出席した。トークイベント「チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図」に出席した斎藤工、永野、金子ノブアキ、清水康彦同イベントは、24日まで開催されている「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア2018」の一貫として行われたもので、この日登壇した斎藤工、金子ノブアキ、永野、清水康彦監督が、映像制作プロジェクトチーム「チーム万力」を結成し、彼らのオリジナルショートフィルム『LOHAS』、『ZERO-焼きそばしかないキャバクラ』、『ドラマ・手から光の出る魚屋さん』、『宮本』の4本が同イベントで上映された。チーム万力の結成について斎藤が「永野さんのネタは、テレビで皆さんが見ているもの含めて、とてもかっこいいと思っているメンバーが集まりました。それを映像に展開していこうという共通認識を持って必然的に集まった人たちだと思います」と明かし、永野とは清水の結婚式で出会ったという金子は「永野さんが余興で出てきてクソヤバイなと、すごいやつだなと思ってそれから大好きになりました」と説明。この日公開された4本の作品は、すべて永野の原案を短編映画にしているが、その魅力を金子が「鬱屈しているところで生まれる爆発みたいなエネルギーというか、マイノリティーが持っているエネルギーを感じました」と語り、イベント中に頻繁に「衝動的」「感覚的」という言葉を口にした永野は「こういう映像って、クイズじゃないんですよ。答え合わせの確認ではないので、皆さんが勝手に思えばいいんです。僕はずっとそういう感じで映画や音楽を観たり聴いたりしてきましたから」と持論を展開した。そんな4人が結成したチーム万力が、オリジナル長編映画『万力』を製作すると発表。本作は斎藤と永野による企画で、プロデュース・主演を斎藤、脚本を永野が書き下ろし、音楽を金子が担当、来年の公開を予定している。2016年の春に出演した『東京ガールズコレクション』で体験したことが原案だという永野は「自分の劣等感もそうですけど、生きていて感じる違和感や衝動といったもの全部積んで作るなら万力しかないと言ったら皆さん共感してくれました。軽いテーマではないです。美醜を究極までエグッてやろうというのがこの映画です」と解説した。そのアイデアを絶賛した斎藤は「日本で普通の映画を立ち上げようとするとコンプライアンスが立ちはだかります。この映画は多分通らない企画ですが、逆に通らない時がチャンスで、なぜ通らないんだということを映像に踏襲し、先に日本より外に放つという新しい法則を打ち出せるんじゃないかと思っています。イチ映画ファンとして重要なプロジェクトになっていくと思いますよ。見たことがない世界で普遍的なテーマにしたいですね」と意欲を見せていた。
2018年06月22日お笑いコンビ・トレンディエンジェルの斎藤司(39)が6日、自身のインスタグラムを更新し、第1子となる長女が誕生したことを報告した。トレンディエンジェルの斎藤司斎藤は「私事ですが本日6月6日無事にお子が生まれました。元気な元気な玉のような女の子です」と報告。ハッシュタグで「本当に神さまありが頭皮。」「親の仇か、というくらい毛がフサフサです!」「感謝」「最初の僕のセリフはぺでした。」「ご報告までに。」「もう今日からは滑れない」「頑張る!」「頑張ってくれた奥さんと娘ちゃんに超感謝」「超愛してる」と感謝の思いなどをつづった。斎藤は昨年12月24日、福岡県出身の一般女性と交際7カ月でゴールイン。その際に、妻の妊娠も明かしていた。
2018年06月07日阿部寛(以下・阿部)「斎藤くんのやることは注目していました。深夜のね、お笑い芸人としてステージに立つとか、『うわ~!攻めるなあ!』と(笑)」 斎藤工(以下・斎藤)「ありがとうございます。僕は、『新・地獄変』(’00年)という舞台を拝見したことがあって。あのときの阿部さんのインパクトが強すぎて、ずっと消えないんですよ。すっごく小さいサイズの阿部さんが(笑)」 映画『のみとり侍』(5月18日全国東映系にてロードショー)で初共演した、阿部寛(53)と斎藤工(36)。物語は、失言をきっかけに左遷された侍・小林寛之進(阿部)が「猫の蚤とり業」に就くことに。しかし、その実態は女性に愛のご奉仕をする裏稼業だった。貧しい寺子屋の先生・佐伯友之介(斎藤)などの隣人も巻き込んで、寛之進の運命は思わぬ方向へと進んでいく――。 阿部が189cm、斎藤が184cmと高身長でセクシーという共通点を持つ2人が、撮影現場の裏側や、その高身長についてなど語ってくれた。 撮影現場ではどんなお話をされていたんですか? 阿部「斎藤くんの映画の話とかね」 斎藤「『長編撮ったんだって?』と話しかけてくださって。思い切って、完パケ(完成パッケージ)をお送りしたんです。さらに阿部さん、映画推薦コメントの依頼にも応じてくださって。本当に素晴らしいメッセージで作品をサポートしてくださいました」 阿部「完璧だったでしょ?(笑)」 斎藤「完璧でした。『なんていうことだ!』と興奮して(笑)。本当に幸せでした」 阿部さんは、モデル出身で苦労したことはありますか? 阿部「モデルから俳優の世界にポンと入って、2~3年したら仕事がなくなったんです。当時は人気頼みだったし、下積みがないから、どんなふうに仕事をしていったらいいのか、その方法がわからなくて。斎藤くんは何歳から役者?」 斎藤「僕は20歳くらいからです」 阿部「うお、早いなあ。僕が20代のころは、“モデル上がり”といわれた時代で。高身長は、俳優には不利だと思った時期もありました。でも、身長を役に生かすときもあるし、逆に殺すのがいいときもあると考えるようになって。モデル出身というイメージからもらえる役の幅が狭かったけれども、『この体形でもこんなことができるんだ』というのを見せていこうといろいろやってきたのが30代です」 斎藤「僕自身は、モデルといっても、隅っこのほうで関わっていただけなんですが、阿部さんが作ってきた轍みたいなものの影響は大いに受けています。映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』などの海外展開もですが、どんどん“阿部ロード”というものが世界に広がっているのを僕は神々しく拝見していました」 阿部「滅相もございません(笑)」 斎藤「実は僕、10年以上“ネクスト・ブレーク”という枠で、『女性自身』さんの取材を受けていたんです。『今年こそ売れるかもしれない』と(笑)」 阿部「ネクスト・ブレークで?」 斎藤「年々、一緒のくくりに出る俳優がどんどん若くなっていくので、僕、ベテランになっちゃったんですよ、ネクスト・ブレーク枠で(笑)」 阿部「面白いなあ、苦労してきたんだね」 発想の転換や努力次第で、苦境を好転させるという点は、お2人とも阿部さん演じる寛之進に重なりますね。 阿部「義理人情を描いた人間喜劇であり、一種の成長劇でもありますから。とにかく、身長の高い役者が勢ぞろいする珍しい現場でした(笑)。松重豊さんもいらっしゃいますし。豊川(悦司)さんは186cmだったかな」 斎藤「時代劇なのに(笑)。僕、184cmなので、実は、その方たちのなかでいちばん小さいんです。映像でこんなに人を見上げる自分を見たのは、初めてかもしれません(笑)」 阿部「斎藤くんはちょうど昨日、完成した映画を見たんだよね」 斎藤「はい、だからまだ興奮状態で。日本の時代劇って、男性の着物は極端に色味がないと思っていたんです。ところがこの映画は、男性がまとう着物では珍しく色の美しさを追求しているなあ、という印象を受けました」 阿部「“のみとり業”を始めてからの寛之進の着物が派手だったでしょう?(笑)最初はあの衣装は抵抗があったんですよ。鶴橋(康夫)監督に『どうだ、大丈夫か?』って聞かれたときは、『はい、気に入りました』と答えましたが、内心は、『すげえ派手だな。着づらいなあ』と思っていたんです(笑)」 斎藤「阿部さん、めちゃくちゃお似合いでした。時代劇のイメージを覆す一作になったんじゃないかと思います」
2018年05月19日斎藤工さんが監督(「齊藤工」名義)、高橋一生さんが主演を務めた映画『blank13』が、先週ついに公開しましたね。みなさんはもうご覧になりました?超モテ男の2人は今回の作品で初対面したとか。にも関わらず、必要以上にコミュニケーションを取らなくても通じ合う仲だそう。キャラクターや映画に向かう姿勢など、共通点も多いのでしょうけど、2人がアイコンタクトで通じ合い、微笑み合う場面を想像するだけで…ヨダレ(失礼)!■斎藤工と高橋一生の魅力を検証もちろん、今作が実話を基とした映画であることも要注目。斎藤さんはこの作品で、第20回上海国際映画祭(アジア新人賞部門)における、日本人俳優として初の最優秀監督賞を受賞したそうです。今回は斎藤さん、高橋さん、それぞれの魅力や恋愛傾向を星占いで分析。そこから、12星座別に「言葉に出さなくても通じ合う関係」を見つける方法をお届けします。■斎藤工はこだわりの強い自信家タイプ◎斎藤工(1981年8月22日生まれ)太陽:獅子座/月:牡牛座/金星:天秤座/火星:蟹座斎藤さんは、自分らしさに自信とプライドを持つタイプ。太陽は仕事、月はプライベートを表しますが、太陽獅子座も月牡牛座も不動宮のグループに属すので、どうしてもこだわりが強くなります。例えば「それ変えたら?」と提案されても変えたくないし、「動いて!」と言われても梃子でも動きません。流行よりも自分好みか、自分らしいかを大切にします。そもそも太陽獅子座の人は人気者が多く、堂々とした男っぽい風貌が魅力です。男女問わず派手好きが多く、まるで太陽や王様のように、世界の中心にいるにふさわしい振る舞いで周囲の注目を集めます。とても情熱的ですが、口数は少なく、行動はマイペースでチャラチャラしていません。内側からあふれ出るエネルギーで魅力を発します。別名「オレ様」と呼ばれる獅子座は、ただただ好きなことをひたすら愛して身を焦がし続けます。■高橋一生は本能に従い夢を追うタイプ◎高橋一生(1980年12月9日生まれ)太陽:射手座/月:山羊座/金星:蠍座/火星:山羊座高橋さんは、本能に従って行動するアクティブなタイプ。月はおそらく山羊座で、自分を肯定するまでに時間を要し、下積みを重ねることも…。時に自己嫌悪に陥ることもあれど、あらゆる可能性を見出して夢に向かうパワフルさが。例えば「それ止めとけば?」と言われるほどメラメラ燃えてくるし、「動いて!」と言われる前に、次の夢に向かっています。そもそも太陽射手座の人は、常にパワフルで、顔にも態度にも出やすい正直さと無邪気さが魅力です。男女問わず大胆で好奇心旺盛、まるでケンタウロスの弓のごとく、狙った獲物は捕らえて逃がしません。とても情熱的ですが、飽きるのも早いので興味がないと不愛想に。行動パターンは常に変化します。理想を抱き、研究する姿勢がキラキラして魅力的。別名「プレイボーイ」と呼ばれる射手座は世界を股にかけ、たくさんの異性を虜にして憧れの世界に身を投じます。■斎藤工、高橋一生の恋愛傾向は?◎斎藤工の場合斎藤さんの恋愛は、仕事とは印象が変わりそう。太陽獅子座のカッコよさ、月牡牛座の一途で誠実なところ、金星天秤座のセンスのよさ、火星蟹座の優しさで確実にモテる男の部類に。プライドが高いわりに好きな女性にはとても誠実で、なおかつ甘いところも。好みの女性は上位クラス。美意識が高く自分に磨きをかける、スタイル抜群で洗練された美人でしょう。彼のプライドを傷つけず、愛してくれる女性とは上手くいきます。離れた相手を追いかけられない受け身な面も。◎高橋一生の場合高橋一生さんの恋愛も仕事とは印象が変わります。太陽射手座の無邪気さ、月山羊座の真面目さ、金星蠍座の愛情深さとシャイなところ、火星山羊座の負けず嫌いでやはりモテ男の部類に。オープンで屈託のないイメージをよそに、好きな女性には恥じらいを見せて気持ちを心にしまう感じも。以前、某インタビューで「自分にはこの人だけだと思っていたのに終わってしまって、けれどどこかに忘れる機能があるから、人はまた恋をするんだと思います。性懲りもなく(笑)」と語っていたこともありました。好みのタイプは、内に秘める情熱がキラキラした魔性の女性でしょう。これは金星蠍座のムードですが、斎藤さんの放つ魅力とどこか似ていますよね。■12星座別・目と目で通じ合うお相手必要以上にコミュニケーションを取らなくても、通じ合える仲間を12星座で探すのは簡単!あなたの太陽星座と月星座を調べて、以下の表からお目当てやパターンが共通する相手を探してください。【火・土・風・水とは?】12星座には、それぞれの性質のどの部分に着目するかにより、分類する方法が複数あります。その一つが「エレメント」。自然界にある“火・地・風・水”の4つの元素に区分けしています。あなたとアイコンタクトで気持ちが伝わる相手が誰か、わかりましたか?仕事でもプライベートでも相性抜群上記を参考に、斎藤さんと高橋一生さんの関係を見ていくと、太陽は仕事、月はプライベートを表すので、この2人は仕事で楽しさを見出したいと思っていることがわかります。当然、盛り上がりますよね。こだわりが強く、梃子でも動かない斎藤さんを高橋さんがフォローしたり、あれもこれもと変化を望む高橋さんに、斎藤さんが一つの方向を示したり。プライベートでも、斎藤さんの家の近くに「飲もうぜ」って通う高橋一生さんがいたりするかもしれませんね。つまり、仕事もプライベートも息がピッタリ。必要以上に言葉を費やさなくても通じ合う仲なのは、間違いなさそうです。■2人は一緒にいるだけで満たされる?仮の話ですが、斎藤さんと高橋さんは、お互いを恋愛対象としても相性は抜群です。高橋さんの好みの女性(金星)と斎藤さんの傾向は一部似ていて、斎藤さんの好みの女性(金星)と、高橋さんの傾向は一部で似ているので、一緒にいると満たされることが多いでしょうね。共通のグループに属している星座の人は、息がピッタリです。ただし、息が合うからといって、言葉を交わさなくても良い関係になれるかは、環境や立場も大いに関係するもの。お互いに努力は必要だと思います。みなさんも斎藤さんと高橋さんのような、自然とわかり合える相手と出会えますように!
2018年02月11日インパクトのある“ハゲコント”でブレイク中のお笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さん(38)が、7カ月付き合った彼女とクリスマス・イブに入籍。現在妊娠7カ月であることを生放送番組中に告白しました。 プロポーズを東京ディズニーランドのシンデレラ城の前でおこなったという、ロマンチストの斎藤さん。過去には浮気報道が出たり4年以上つきあった看護師の彼女と“結婚するする詐欺”を働いたりしていたこともあり、早くも人気急落を危惧する人や今後の浮気を心配する声もちらほら聞こえてきます。また元カノとの別れた直後のデキ婚ということで「ゲスい!」という声もちらほら。 たしかに元カノと今の奥様の交際期間がかぶっているなら、「ゲスいな~」とも思います。でも筆者はこのニュースを聞いた時「反省を行動に生かしたんだな」と、密かに好感を持ってしまったのです。その理由は何か。また彼は本当に「ゲスいのか」を、考えたいと思います。 ■次の彼女と短期間で結婚は実はいいことだと思う件 斎藤さんは4年付き合った彼女「ちゃんまさん」との結婚を“するする”と引っ張りつつも、今年3月にお別れしたことが大々的に報じられていました。16年の8月に人妻との不倫報道が出てしまったこともあったのでしょう。 しかし2カ月後の今年5月、現在の奥様である女性と交際報道が報じられた斎藤さん。その際も「ゲスい!」「早すぎる」など、批判が噴出していました。今回のデキ婚報道は、そんな批判の声もなんのそので妊娠・結婚にこぎつけたわけです。ただ正直お別れの仕方は美しくないとは思うものの、破局から即相手を見つけて結婚を決断したのは男性として非常に責任感あると思えたのでした。 なぜなら多くの結婚が決断できない男性は結局どんな人ともズルズル付き合い続け、関係も長期化する傾向があるからです。斎藤さんもその辺の自覚があったからこそのスピードデキ婚だったのではないか。そう思うと批判する気持ちよりも、決断したことへの大きな一歩に拍手を贈りたい気持ちになるのです。■“捨てられた元カノ”が不憫かは本人が決めること また今回のデキ婚報道により「元カノがかわいそう!」という話も多く聞こえてきますが、ちょっと気になることがあります。それは「元カノが可哀想かは、元カノ自身が決めること」だということです。 もちろん元カノにも驚きがあるとは思います。ですがそれを「かわいそう」と声高に周囲から言われることこそ、本当の意味でかわいそうではないでしょうか。もしかしたら元カノは、別の恋人とラブラブかもしれません。もしくは芸人の彼女の苦労から開放され、清々しい気持ちでいるのかもしれないのです。 「かわいそう」「みじめ」と外野が勝手に決めつけ、勝手になぐさめる。これこそ今話題の“ハラスメント”な気がします。 ■これからが正念場の“ハゲイケメンキャラ” 来年早々にはパパになる斎藤さん。優柔不断なモテ男は子を持つといいパパになるタイプが多いので、斎藤さんも子煩悩になるのかなと勝手に予想しています。しかし、お笑い芸人としてはこれからが正念場。“モテ”を原動力に人気を集めていた人には、子を持つことで落ち着きすぎるリスクもつきまといます。 また結婚すると“ハゲだけど実はイケメン”というカードが効きにくくなることも、不安要素の1つです。10代女子に人気が高い斎藤さんの芸風は、今後どうなっていくのか。子を持った後が正念場になることは間違いないでしょう。 今の彼女にも浮気が何回かバレている斎藤さんですが、パパになったら浮気報道は致命的です。今後また女性問題でつまずかないようにまずは元気なお子さんを迎え、18年も世の中にいっぱい笑いを届けてほしいものです。
2017年12月30日11月下旬の正午前、1台の高級ベンツが、東京・世田谷区内の通りに停車した。運転していたのは、ドラマ『陸王』(TBS系)にも出演する俳優の和田正人(38)。助手席には、妻でタレントの吉木りさ(30)が座っていた。 2人は、11月22日の“いい夫婦の日”に入籍したと発表したばかり。吉木が1人でコンビニに行くと、和田は彼女が帰って来るまで車中で待機。2人とも普段着なのを見ると、新妻のちょっとした買い物をわざわざ高級外車で送迎してあげたようだ。約5分後、彼女が帰ってくると、笑顔で出迎え、車を発進させた。 「和田さんは先輩にも後輩にも気づかいができる人。とにかく横のつながりを大事にする人で、一度しか共演していない、そんなに知名度のない俳優さんの結婚式にも顔を出すような律儀な人です」(テレビ局関係者) 吉木が惹かれたのも、そんな和田の“マメさ”だという。 「彼女が和田さんと結婚すると聞いて“どこに接点が……”とびっくりしました。じつは、ちょうど“結婚を考えられる人と本気で恋愛がしたい”と思っていたところに、和田さんと出会ったそうです。誠実でやさしい和田さんは、彼女にうってつけだったんでしょうね」(広告代理店関係者) 2人に入籍を決意させたのは、懇意にしているレイザーラモンHG(41)・住谷杏奈(34)夫妻だった。 「夫妻とは入籍前から親交が深いんです。杏奈さんも元グラドルですから、吉木さんは彼女に仕事や結婚、子どものことについて相談していました。そうしたら『彼氏も連れてきなよ』となって、手巻き寿司パーティーに和田さんを連れてきたそう。2人から『早く結婚しなよ!』と急かされたのが入籍の決めてだったと聞きました(前出・広告代理店関係者)」 新妻の助けを得て、来年はますますビッグになりそうだ。
2017年12月10日全世界328億円越えの大ヒットを記録した映画第2弾『パディントン2』の斎藤工 声優発表&マーマレードタワー点灯式が11月16日(木)、都内にて行われ、斎藤さんとパディントンが仲良く初対面を果たした。パディントンを初めて触った斎藤さんは、「暖かい!」とモフモフの毛並みについて述べ、さらに「冬にはもってこいだな」とニヤリとしていた。クリクリした目とフワフワの毛並みで、映画史上一番紳士的なクマの初めての都会暮らしを描き、日本でも笑いと感動の旋風を巻き起こした『パディントン』の続編『パディントン2』では、愛らしいパディントンが、またまたバタバタを繰り広げる。ウィンザーガーデンでブラウン一家と幸せに暮らしているパディントン(松坂桃李)は、大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日に、世界に一冊しかない特別な絵本をプレゼントしようと人生初のアルバイトに励むのだが…。日本に先駆け11月10日よりイギリスで公開された本作は、週末3日間で興行収入は826万ポンド(約12億円)を記録し、評判も上々だという。斎藤さんは、絵本に隠された秘密を知る落ち目の俳優ブギャナン(ヒュー・グラント)の声の出演を務めるが、「落ち目の俳優役ということで、とても共感しております」と、自虐気味の挨拶をかました。原作生誕の地となったイギリスに先日映画祭で訪れたという斎藤さんは、「劇場も空港も『パディントン』一色でした。しかも、僕の作品の会場の近くがヒュー・グラントさんのご自宅だったらしくて。自宅を皆に知られているという(笑)」と地元での人気ぶりにも驚いたそうで、「ヒューさん、すごいな!と思いました」と語った。名優に声を入れるという仕事について、「すごく光栄なことです。ラブコメイメージのヒューさんからは、全く想像できないような側面を見せてくれているので、声を入れながら楽しかったです」と、充実ぶりもほのめかせた斎藤さんだった。年明けにはヒューならびにポール・キング監督の来日も予定されている。斎藤さんは「お会いしたいです。自分でも作品を作ったりしているので、ぜひ監督に作品を観ていただきたいなと思いますね」と、製作者としての顔を見せ、気合いを入れていた。『パディントン2』は2018年1月19日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年11月16日斎藤工、板谷由夏が出演するWOWOWの映画紹介番組「映画工房」が放送300回を迎え、10月28日(土)に開催中の東京国際映画祭にてトークイベントを開催。斎藤さん原案のクレイアニメのプレミア上映、オールナイト上映される新海誠監督作品の魅力について語った。まず、放送300回を記念して、クラウドファンデングを募って製作され、今後、世界中の映画を観られない子どもたちに届ける取り組みも予定されている約8分のクレイアニメ「フィルとムー」がお披露目された。斎藤さんも板谷さんもこのプレミア上映に「しみじみしちゃいました」と感慨深げ。このプロジェクトに参加している、カンボジアなどで移動映画館を開催しているNPO法人「World Theater Project」の代表理事・教来石織氏も「胸がいっぱいです」と感激。秦俊子監督は「斎藤さんの原案が素晴らしく。クレイアニメとして、ひとりだと絶対に挑戦しないことも意見をいただいてできたし、これまでにない素敵な作品に仕上げることできました」とうなずいた。本作は映画の歴史をなぞり、名作へのオマージュを捧げるような構成になっており『タイタニック』や『雨に唄えば』、『鳥』など、多くの人が知る名作を思わせるシーンも登場。原案の斎藤さんは「自分にとって映画は、いろんな景色が広がる魔法の窓。それがこの作品に宿ったらいいなという希望を込めて、こうなりました」と説明する。本作は今後、完全に権利フリーというこれまでにない形で、上映を望む世界中の国々の団体などと協力しながら、子どもたちに届けられることになるという。板谷さんは「“工房”というからには何か作りたいねと言ってきて、こうして形にできてしみじみ感慨深いです。映画を観たことのない子どもたちに届けようという、斎藤くんと教来石さんの気持ちがちゃんと一致して、すごいことが起きたなって思います。人の力、みんなの力ってすごいなって思います」と喜びを口にしていた。トーク第2部では、この後のオールナイトでの新海誠監督作品の一気上映を前に、新海組の美術を担当する渡邉承、「新海誠展」の総監修を務める落合千春氏を迎えて新海作品についてのトークが展開。キャラクターの後ろの背景を制作するのが渡辺さんの仕事だが、新海作品に携わることになったのは大学時代。「講師から『アニメの背景を描くバイトやらない?』と言われて、それから14年、お世話になっています。最初に描いたのは『雲のむこう、約束の場所』の大宮駅でした」という告白に会場は驚きに包まれる。斎藤さんは「『君の名は。』は世界でも評価されてますが、美術の評価が非常に高い。『秒速5センチメートル』を劇場で観て、美術面でここまで遠くの、細かい背景を美しく追及するのか!と思った。“場所”がすごく重要な作品だなと思いました」と語り、板谷さんも「空の美しさに引きこまれました」と渡邉さんの美術の美しさを称える。渡邉さんは新海作品の美術の特徴として「(イメージする場所の)写真のレイアウトはあるけど、あくまでアニメが舞台なのでリアリティを追求し過ぎると新海監督から『そうではない』と言われます」と語り、落合さんも「ロケハンをして写真は撮るけどそのままは描かない。『秒速5センチメートル』のあの場所で桜の季節に写真を撮りたいという声がよく寄せられるんですが、実際にあの場所に桜はないんです。あの住宅街に桜を加えたら素敵になるとイメージして、加えられているんです」と明かした。最後にこれからオールナイトで新海作品を観る観客に渡邉さんは「まだネットでも気づいていない人が多いようなので」と前置きし、『君の名は。』のある秘密に言及! 「瀧くんの部屋の机の上にあるものを注意深く観察すると、ある方が出演してるのが分かります。実在の人物です」とニヤリ。斎藤さんも板谷さんも知らないそうで「え?誰だろう?」と興味津々だった。(text:cinemacafe.net)
2017年10月29日