新潟のプロバスケットボールチーム 新潟アルビレックスBBと、石油ファンヒーター大手のダイニチ工業は、12月19日よりコラボレーション商品「ハイブリッド式加湿器HD-FC500B」を、ダイニチWEBサイトおよび試合会場にて限定販売を開始した。販売価格は17,800円。同製品は、ダイニチ工業が2012年8月より販売を開始したハイブリッド式加湿器「HD-FC500」を、チームカラーのオレンジに、またユニホームを意識したデザインに仕上げたもの。付属のシールを貼り、自分だけのオリジナル加湿器にカスタマイズする事もできる。スペックは、適用床面積が木造和室で8.5畳まで、プレハブ洋室で14畳まで。加湿量は500ミリリットル、タンク容量は4.0リットル。ダイニチ工業では、スポーツを通じて、地元新潟がより元気になってほしいとの思いを込め、2009年より新潟アルビレックスBBをチームスポンサーとして応援している。同商品の売り上げの一部は、同チーム強化のための支援金に充てられるとのこと。商品の詳細はダイニチ工業ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日新潟県上越市の日本スキー発祥102周年を祝う「レルヒ祭」PRのため、地元に本社をおく頸城自動車が、楽しげなラッピングバスを運行する。運行期間は2013年2月10日(日)まで。運行路線は、平日ダイヤ・上越大通り線、謙信公大通り線、山麓線。土日祝日ダイヤ・上越大通り線となる。レルヒ祭は、1911年(明治44年)にオーストリア・ハンガリー帝国の「テオドール・エードラー・フォン・レルヒ」陸軍少佐が来日し、日本にスキーを伝えたことをたたえて実施されるもの。開催日は2013年2月9日(土)、10日(日)の2日間。レルヒ少佐は、日露戦争で勝利した日本を研究することが来日目的だったが、日本陸軍の要請で上越市の金谷山でスキーの指導を行った。それが日本でスキーが行われた最初だと言われている。各路線の時刻等詳細は頸城自動車で確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日トップカルチャーは8日、新潟県新潟市に、県内最大店舗となる「蔦屋書店新潟万代」をオープンした。同社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブが全国展開するTSUTAYAのFC加盟企業中、最多の店舗数を展開。また新潟県は人口100万人当たり約25店舗と、「TSUTAYA」「蔦屋書店」を全国で人口1人あたりの店舗数が最も多い都道府県となるという。同店は、同社が展開する蔦屋書店のフラッグシップ店舗としてオープン。コンセプトに「希望の羅針盤」を掲げ、人生の希望や豊かなライフスタイルを見つけるための「情報・知識・感動」がつまった、さまざまな本、雑誌、映画、音楽などを県内最大級規模で取りそろえたという。専門スタッフが来店者の”本選び””映画・音楽選び”などをサポート。また、本を片手にコーヒーを飲んだり、語り合ったりすることもできるBOOK&CAFÉスペースは150席を用意した。さらに今回、新たな試みとして、「デジタルハリウッドSTUDIO 新潟」を店内に併設。「好きなことを、好きな時間に、好きな場所で、自分らしく学ぶ」今までにない”ラーニングスタジオ”をコンセプトにした、目的や地域に特化した学習スタイルを提供するプラットフォームとなっている。ウェブやアプリ製作の技術習得など、クリエイティブな刺激を提供していくという。「蔦屋書店 新潟万代」 (新潟県新潟市中央区幸西3-1-6)は、店舗面積1,200坪。営業時間は8時~24時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日11月27日、ネスパス表参道・新潟館で高品質なアイテムを生み出す新潟・燕三条の名品と出会えるイベント「厳選!ものづくり Made in 新潟」が開催された。イベント会場にはそれぞれのブースで、新潟・燕三条の技術を活かした逸品がずらりと勢ぞろい。ブースを見渡すと、デザイン性の高い製品が多いことに驚く。思わず手にとってその品質を確かめたくなるものばかりだ。出展した多彩な企業の商品の中から、おうちスタイル編集部が気になったアイテムをピックアップしてご紹介。こちらは新潟県三条市「 株式会社坂源 」の生花用ハサミ。丸く可愛らしいデザイン性の高さだけでなく、手に取ると軽く優しい使い心地が実感できる。こちらの商品は、現在、渋谷ヒカリエで開催中の47都道府県のグッドデザイン賞受賞品を展示しているイベント「 47 GOOD DESIGN 」のメインビジュアルに起用されているので、目に留まった方も多いのでは。そして、こちらは「 株式会社タカヒロ 」のコーヒードリップポット。プロ仕様として手に届きにくかった専用コーヒードリップポットも、こちらはミニサイズの展開もあり、一般家庭でもこだわりの一杯を求める方に好評とのこと。綿密に計算された注ぎ口の広さ・角度によって、湯を注いだ際にコーヒー粉をふんわりと包み込み、初心者でも簡単にハンドドリップで美味しいコーヒーを楽しめるそう。角度によって様々な表情をみせる多様なカラーリングも美しい。ちょっと毛色の違う、こんな品も。新潟県三条市「 株式会社明間印刷所 」のレーザー加工技術を使用したペーパーアイテム。繊細かつ丁寧なカットで、美しく細工された招待状や席次表は、手に取ると思わず感動の声が出るほど。その製作技術は日本刀作りからルーツを持つという「 株式会社山村製作所 」の理容バサミ。研ぎ澄まされた刃と刃をピアノの調律のごとく重ねを調整した、プロが手放せない品だそう。古くからの確かな技術を大事に育み、新たなものづくりに活かしていく姿勢が伝わる逸品だ。そしてこちらは、近年はヨーロッパやアジアなど世界中に販路を拡大しているという「 株式会社 角利製作所 」の製品。木目とフォルムが美しいこちらは鰹節削り器、その名も「鰹音(かつお)」。台座の下に直接受け皿を置き鰹節を滑らせると、丹念に磨がれた刃で細やかで匂いたつ鰹節ができあがる。この「鰹音(かつお)」を製作・販売している角利製作所の取締役・加藤氏からは、ヨーロッパでの販売で垣間見えた“モノ選び”の本質をうかがうことができた。「本当に良いモノは、ブランドや流行で、値段や売れ行きが振り回されることはない。“人”が実際に手にとって使用し、その価格に値すると真に理解されたモノは、必ず売れ続け、生き残るんです」その言葉通り、どの商品を手にとっても、「ものづくり」への情熱とこだわりが伝わる品がずらり。地方産業の職人たちの情熱と技術から産まれる逸品を、ぜひその手で確かめてみてはいかが。-------------------------------------------------「厳選!ものづくり Made in 新潟」参加企業リスト ・磨き屋シンジケート (燕商工会議所) ・オークス 株式会社 ・杉山金属株式会社 ・株式会社 タカヒロ ・下村企販 株式会社 ・大岩彫金 ・株式会社マルト長谷川工作所 ・株式会社山村製作所 ・株式会社坂源 ・吉金刃物製作所 ・有限会社 石田製作所(ISHIDA FACTORY) ・株式会社 MGNET ・雑貨創造 ・株式会社 角利製作所 ・SHIKIEN 株式会社 ・株式会社 明間印刷所
2012年12月05日新潟県観光協会が運営する新潟県公式観光情報サイト「新潟観光ナビ」で、現在「スキー場2012-2013オープン情報&ゲレンデ情報」を公開中だ新潟県スキー場オープン情報では約60のスキー場の情報を掲載。オープン情報のほか、各スキー場の特徴などが紹介されている。また、新潟県スキー場ゲレンデ情報では、スノーボードパーク、スノーボード滑走、キッズゲレンデ、託児所、ナイター、滑走状況などがチェックできる。情報の更新は全施設ともクローズ日まで行われる予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月04日2012年7月14日(土)から新潟県新潟市内で開催中の「開港都市にいがた水と土の芸術祭2012」。当芸術祭の「アートプロジェクト」は閉幕日の12月24日(月・休)までメイン会場「万代島旧水揚場」の入場料が半額になる。「アートプロジェクト」は芸術専門家などから高い評価を得ている。この来場者数が10月末時点で前回の約40万人を超えたことから、閉幕日の12月24日(月・休)まで「水と土の芸術祭感謝月間」とすることになった。これにより、当日入場料通常一般1,000円が500円、学生・65歳以上800円を400円、高校生300円を100円に割引する。中学生以下は無料。ただし、チケットはメイン会場の窓口のみでの販売となる。同会場は、2年前まで魚のせりや水揚げが行われていた施設。漁業や港町の記憶の残る4つの施設全体に、全66作品のうち、20作品を展示している。約5カ月半にわたり開催されている同芸術祭は、2009年に続き2回目の開催。今回は「転換点」をテーマに、メイン会場をはじめ市内48カ所にアート作品を制作・展示する「アートプロジェクト」と、市民の企画実施による「市民プロジェクト」、自然との共生を考える「シンポジウム」を3本柱に、ライブ・パフォーマンス、食のイベントなども数多く開催している。メイン会場での今後のイベントとしては、12月2日(日)に当芸術祭ディレクターでありダンサーの堀川久子によるパフォーマンスや、12月13日(木)には映画『阿賀に生きる』の上映なども控えている。最終日の12月24日(月・休日)には、「大友良英オーケストラNIIGATA」が同市内にあるNEXT21市民プラザホールで開催される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日米どころ新潟県には非常に多くの酒蔵が存在し、それぞれに何種類ものお酒の銘柄を取り扱っています。では、そんな数多くあるお酒の中で地元の人がオススメする銘柄はどんなものなのでしょうか?今回は、新潟県在住の地酒通・大島健さんにご協力いただき、地元の方にオススメの銘柄を聞いてみました。●河忠酒造株式会社『想天坊大辛口』日本酒度が10もある辛口のお酒です。常温でもふわっとしたうまみがあっておいしいのですが、冷やして飲んだ方がすっきりしていてグイグイ飲めます。夕涼みをしながら塩を多めにふったゆでたての枝豆をつまみにグイっと飲むにはうってつけのお酒。散々飲んでいると思うのに飽きのこないお酒です。●中川酒造株式会社『越乃白雁 純米吟醸 越淡麗 無濾過生原酒』越淡麗という酒米を使ったすっきりとした後味と原種ならではのどっしりとした味わいがあるお酒です。また香りが柔らかいので日本酒の香りが苦手な人でも大変飲みやすくなっています。新潟の有名どころのお酒しか飲んだことのない方には特におすすめします。●柏露酒造株式会社『純米にごり(JunmaiNigori)』見た目も飲み方も珍しい変わり種のお酒です。中身はすっきりとした味わいの飲みやすいにごり酒ですが、酒蔵さんはサイダーやリキュールで割って酒カクテルとして飲むことをおすすめしています。こういうお酒を嫌がる人もいるでしょうが、色んな可能性を探すことは大事だと思います。個人的にはピーチネクターで割るのがお気に入りです。●美の川酒造株式会社『純米越の雄町』新潟の主流である淡麗辛口と少し違った酒蔵さんのぬる燗できゅっといきたくなるお酒です。お米の味が強く感じるお酒なので味が濃くてコッテリとした料理にも全然負けません。心と体を温めたいときに、お鍋を囲んで一杯やるのに最高です。●越銘醸株式会社『純米酒越の鶴壱醸』油揚げで有名な栃尾の棚田を守ることを目的として作り始めたお酒です。越淡麗という酒米を使っていて昔ながらの新潟のお酒よりもうまみが強く、口当たりと香りのよいので冷で飲むのがおすすめなお酒です。新潟の淡麗辛口はちょっと苦手だなという人には一度これを飲んでもらいたいです。今回紹介した銘柄以外にも各酒蔵さんでおいしいお酒はたくさんありますので、ぜひ新潟にお越しの際は、新潟が誇る地酒の数々を堪能してください。大島さんによると、新潟だけで酒蔵は全部で92蔵あり、それぞれ何種類も銘柄を持ってるそうです。今回紹介したお酒以外にも、米作りと酒造りを手伝った人へ頒布される河忠酒造さんの『和創良酒』や地元の酒屋すみよし屋酒店さん一店舗のために作っている中川酒造さんの『いんごこき』、ほかにも各酒蔵の初しぼりや夏季限定の生酒などおすすめの地酒は数多くあるとのこと。毎年新潟では『にいがた酒の陣』という新潟のほぼすべての酒蔵さんのお酒を試飲できるイベントがあるので、日本酒好きな人は参加して、いろいろなお酒を味わってみるのもいいですね。(貫井康徳@dcp)河忠酒造株式会社中川酒造株式会社美の川酒造株式会社越銘醸株式会社にいがた酒の陣HP大島健さんが実行委員をしている『全日本丸太早切選手権大会』のHP。賞品に地酒が多数。
2012年11月30日新潟県糸魚川市の観光大使である「ヒスイレディ」のコスチュームが新調された。冬服の新調は実に8年ぶりとなる。「ヒスイレディ」とは、糸魚川市の観光キャンペーンレディのことで、任期は2年間。毎年3名の市内在住の18歳以上の女性から選ばれ、6人体制で活動する。制服は当初ヒスイをイメージした緑色であったが、後に白とピンクの制服に変更され、今回糸魚川ジオパークのマスコットキャラクター「ぬーな」に合わせて明るいピンク色となった。詳細は糸魚川市観光協会ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月26日新潟県十日町市松代(まつだい)地区で行われている「わらアートin越後妻有」が好評のため11月4日までのところ、30日(金)まで延長される。展示されるのは「大仏」、「巨大な笑顔のアーチ」、「捕らわれた宇宙人」をモチーフとした作品。「わらの大仏」は高さ5mという大きさもさることながら、大仏の髪型である螺髪(らほつ)も一つ一つしっかりと作りこんであり、制作者の意気込みとこだわりを感じさせる仕上がりとなっている。松代地区は9月17日に閉幕した「大地の芸術祭アートトリエンナーレ」で、「農舞台」や「脱皮する家」などをはじめとする展示が開催された場所だ。今回作品の材料に使用したわらは、「まつだい棚田バンク」の4反歩(40アール)分を利用したもの。制作は、大地の芸術祭のサポーターである「こへび隊」と地元住民の協力によって構想6カ月、制作17日で完成させたという。詳細はわらアート越後妻有ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日インターネット通販サイトを運営するネットプライスは13日、洋食器・金物有数の地、新潟県燕市と三条市で製造された『MADE IN 燕三条FURUSAWA 鍛冶屋の爪切り』をネットプライスにて初回限定120個の販売を開始した。ネットプライスが販売を開始した「MADE IN 燕三条FURUSAWA 鍛冶屋の爪切り」(セット内容:本体、甲丸(こうまる)爪ヤスリ、本革ケース)の価格は1万円(税込)。世界で3社のみ保有する江戸時代からの伝統技術を駆使し、職人が手作りすることで生まれた鋭く美しい切れ味2枚爪や切り口がガタガタになることもなく、巻き爪、硬い爪、厚い爪でも細かくきれいに切ることができる。オリジナルの金型や微妙な角度の調整といった伝統技術で生み出され、ネイリストからも高い評価を受け、海外からも指名があるなど、専門家や世界にも認められた一品「硬度60の鋼S60C」で切れ味が長持ち硬度55のステンレスでも充分な硬さだが、より切れ味を保つために硬度60の鋼S60Cを使用爪切りの元祖「ニッパー型」で、掴みやすく、足爪も簡単、どちらの手でも切れる形状掴みやすい湾曲の持ち手、さらに軽くするために穴を開けた”古沢デザイン”は意匠権を獲得しており、少しの力でスムーズにカットできるネットプライスは、日常生活により上質な日本製アイテムの活用を提案できるよう、全国にある良品を発掘し、顧客の声を反映した商品を提供するとともに、日本発、グローバルな商品に焦点をあてて、日本が誇る産業を応援していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日新潟県新潟市で「第3回にいがたアニメ・マンガフェスティバル」、略して「がたふぇすvol.3」が開催される。開催日時は11月10日(土)の10:00~20:00、11日(日)は10:00~18:00。会場は新潟市中心部の万代エリア、古町エリア、白山・西大畑エリアの3カ所。各エリア間の移動には、無料シャトルバスの利用が便利。入場は無料だが、一部有料のイベントもある。万代エリアのイベントは、「がたふぇすvol.3オープニングセレモニー」に始まり、「天空の城ラピュタ」のシータ役、「ドラえもん」ドラミ役(初代)をつとめた、よこざわけい子さんによる「トークショー」のほか、「けいおん!」の中野梓役、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」高坂桐乃役の竹達彩奈さんのトークショーなどが行われる。そのほか、「パタリロ!」などの作品で知られる漫画家、魔夜峰央先生によるサイン会や、コスプレ体験ブースなども開催される。古町エリアでは、FMPORT「RADIOMANIART(WED.)あなたと星空の下で」公開収録&トークライブのほか、さまざまなテレビアニメの主題歌を歌っている石田燿子さんのミニライブが特別開催される。さらに「ホビージャパン」による展示、物販ブースの出店や、「第4.5弾痛車フェス」、「新潟アニソンLoversカラオケライブ」なども開催予定。白山・西大畑エリアでは「コスプレパレード」を開催。そのほか、「コスプレガタケットスペシャル」では国重要文化財や、大正時代の風情あふれる和風邸宅を舞台にコスプレが楽しめる。イベント詳細はがたふぇすvol.3ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日新潟県十日町市で、「とおかまちSLまつり」が開催される。開催日時は11月10日(土)、11日(日)の10:00~15:30まで。開催場所はSLロマンひろば(十日町市駅通り歩行者天国)。イベント内容はSLの運行のほか、ステージイベント、ご当地キャラクター大集合、ゲーム大会、ミニコンサート、ミニSLの運行、SLとの記念撮影、SL関連写真展などが行われる。注目されるイベントは、飯山線十日町駅~長岡駅の区間を40年ぶりに走る「SL信濃川ロマン」号の運行だ。編成はC11形機関車と旧型客車3両。10日(土)、11日(日)の両日運行される。上りの運行時間は、08:51に長岡駅を出発、小千谷駅、越後川口駅、越後岩沢駅、下条駅、魚沼中条駅に停車して十日町駅に11:18到着。下りは十日町駅を14:41に出発、越後川口駅、小千谷駅に停車して長岡駅に16:42に到着する予定。上りと下りでは停車駅が異なるので注意。ステージイベントでは、10日(土)に女子レスリングのロンドンオリンピック金メダリスト、小原日登美選手や伊調馨選手、木名瀬コーチが出演する「トーク&じゃんけんゲーム大会」のほか、J-POPアイドルユニット「Negicco」がオリジナル曲「圧倒的なスタイル」を披露する予定。11日(日)には蘭燃(らんねん)によるミニコンサート、県内のご当地キャラクター大集合、十日町中学校吹奏楽部によるステージも用意されている。さらに、「屋台村」や、直売トラックが新鮮な農産物を販売する「軽トラ市」を開催。十日町商工会議所では映画「北国の街」の無料上映会が催される。十日町駅以外では、SLが停車する時刻に合わせ、下条駅で10:46~10:54まで新保広大寺節披露や振る舞い酒、甘酒振る舞い、グッズ販売などを実施。魚沼中条駅でも11:03~11:11に縄文ファッションの披露、ワンカップの振る舞い、国宝火焔型土器レプリカ展示が行われる。イベント詳細は十日町市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日新潟県の米どころ、村上市で岩船産のコシヒカリの美味しさを一段と引き立てる「村上どんぶり合戦2012秋冬編」が開催中だ。開催期間は2012年10月1日(月)~2013年3月31日(日)までの半年間。「村上どんぶり合戦2012秋冬編」に参加する店舗は、村上市市街地周辺、朝日三面IC・朝日まほろばIC周辺、笹川流れ周辺、荒川胎内IC周辺、神林岩船港周辺、瀬波温泉周辺に分かれており、合計30店舗におよぶ店が岩船産コシヒカリと地元食材を使ったオリジナルの「どんぶり」を提供する。メニューの一部を紹介すると、岩船港で水揚げされた新鮮な魚を使った「海鮮丼」や、岩船産黄金豚のひき肉を使用し、山北産の放し飼い鶏の自然卵を入れてモッツァレラチーズをかけ焼き上げた「石焼きキーマカレー丼」。30センチもの大皿に塩引鮭・地鶏・近海の海鮮を約15種類乗せ、地鶏卵とはらこを乗せた「だーまた丼」、村上牛を使った「村上牛すき煮飯」など。さらに、スタンプラリーも行われ、異なる3つのお店でスタンプを押してもらい応募すると、村上どんぶり合戦参加30店舗共通の食事券1,000円分が抽選で当たる。イベント詳細は村上どんぶり合戦ホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日新潟県糸魚川市の平成27年開業予定の北陸新幹線高架橋で「北陸新幹線レールウォークin糸魚川」と題したウォーキングイベントが開催される。高架橋を歩けるチャンスは今年が最後だ。開催日時は10月28日(日)。高架橋の他、工事中の新幹線の駅もコースに入っており、富山や長野の山々の自然風景と英知の結晶である新幹線工事を同時に見ることが出来る。悪天候などの理由により中止となる可能性もある。参加費は無料。申し込みは往復ハガキで、糸魚川市北陸新幹線対策協議会事務局:都市整備課・新幹線推進係まで。コースは、寺島工事用昇降階段(糸魚川警察署裏付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る約1.5kmの「標準コース」と、須沢工事用昇降階段(国道8号と青海通り線交差点付近)から北陸新幹線糸魚川駅に至る3.2kmの「健脚コース」に分かれる。参加対象は「標準コース」は小学生以上、「健脚コース」は小学校4年生以上。ただし、健脚コースは距離が長いので体力に自信のない人は「標準コース」が無難。いずれのコースも小学生は保護者の同伴が必要。「標準コース」のウォーキングは3回実施される。スタート時間は1回目8:30受付、9:00出発、2回目12:00受付、12:30出発、3回目13:00受付、13:30出発。「健脚コース」は2回実施され、1回目9:30受付、10:00出発、2回目は10:30受付、11:00出発となる。おのおの市役所前で受付を行い、バスでウォーキング開始位置まで移動する。参加定員は各コース1回につき50名。「標準コース」は3回で150名、「健脚コース」は2回で100名となる。北陸新幹線は、現在営業している長野駅から、上越、富山、金沢、福井を経由して大阪に至る構想で、東京からの総延長距離700キロになる。平成27年に開業を予定しているのは、長野から金沢までの区間だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月17日新潟県内の美味しいものが大集合する「新潟うまさぎっしり博2012」が9月16日(日)、17日(月・祝)の両日、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターで開催される。「新潟うまさぎっしり博2012」は、県内有名店のラーメンをはじめ、県内各地で人気を博している焼きそばのゾーン、「うま博」限定のスイーツ、日本酒などなど、定番のうまいものからご当地B級グルメまで、新潟県の味を一堂に楽しめる食のイベント。昨年は2日間で37,880人が来場した。今回は同日開催の「にいがた総おどり」「水と土の芸術際」とも連携し、新潟はフード、アート、パフォーマンスが盛り沢山。さらには県内のゆるキャラも登場し、会場をさらににぎやかにしてくれる。注目の「新潟グルメ」では、16の店が新潟の新しい郷土料理をめざして、地場の食材を使って創作。「県産野菜を使ったヘルシー冷製パスタ」「にいがた地鶏コロッケ」「新潟ぎっしりかき揚げ天茶」「新潟かつバーガー」「長岡野菜のタコライス」「佐渡天然ブリカツ丼」「みどりのピリ辛鶏ぶっかけそば」などが並ぶ。新潟の焼きそばは「イタリアン」というB級グルメがあるが、ほかにも赤、黒、白の3色の焼きそばが名物だ。赤は妙高赤倉温泉の「レッド焼きそば」、黒は糸魚川の「ブラック焼そば」、そして、上越市の「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」。それぞれの地産食材を生かしているのが特徴だ。そして、ラーメン。”新潟ラーメン”という括りはないが、県内には有名人気店がひしめいている。そんな中から、今回新潟市からは「究極あさっぱラーメン」、「NEO中華そば」が出店。長岡市からは「メキシカン豆乳坦々麺」、新潟市、小千谷市「スリーピースのみそラーメンみそ焙煎おまけ付き」、新潟市、柏崎市、弥彦村で人気の「下町煮干し中華の佐渡産甘海老油ちゃーしゅうめん」、上越市「醤喰ジャージャー麺~上越(麺)トリビュート」の6つの”新潟ラーメン”が味わえる。食後のスイーツは、16日と17日にそれぞれ5つが出展される。16日は、三条市「お月見モーモー」、新潟市「あんぽんたん」、新潟市「うまさぎっしりクレープ~安田ヨーグルトと県産フルーツの米粉クレープ包み~」、新潟市「和栗スフレロール」、糸魚川市「糸魚川産コシヒカリ使用ながーいもっちりプリンロール」。17日は、新潟市から「ごきげん卵の米粉和栗ロール」、村上市の「村恭のクレープ」、柏崎市「和栗の生クリーム大福」、長岡市から「バナナカボチャの米っ娘ロール」と「いちごミルクロール」と、県内の名店の自信の逸品を味わえる。さらに、日本酒コーナーには酒どころ新潟県の酒造会社から20社が参加。まさに「新潟うまさぎっしり博」だ。しかし、これだけは終わらない。協賛団体、企業のブースやPRブースも多数並びステージイベントも盛りだくさんだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日越後交通は10月1日より、高速バスの上越~池袋線と新潟~池袋線の夜行便を新宿駅西口まで延伸する。対象となるのは、上越~池袋線の上り6便(新宿駅西口4:55着)と下り5便(同23:10発)、新潟~池袋線の上り30便 / 32便(新宿駅西口5:00着)と下り29便 / 31便(同23:00発)。延伸による運賃の変更はない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日新潟県の糸魚川市近辺では、真っ黒な麺を使った焼きそばが評判だとか。果たしてその正体はいかに。今回、そのうわさの出どころである糸魚川市で、ブラック焼きそばの正体を探ってみた。この糸魚川市、場所は新潟県最西端の海に面したところに位置している。早速、街を散策するとそこらじゅうに「ブラック焼きそば」の旗ざしものがある。なるほど、街をあげてブラック焼きそばなるものを広めようとしているようだ。早速、持参のiPadで評判を検索。すると「糸魚川うまいもん会」公式HPなるものを発見した。恐る恐るのぞいてみると、そこには「めざせ!全黒制歯」という秀逸なキャッチコピー。糸魚川ブラック焼きそばのゆるキャラ「ブラック番長」なるものも存在するようだ。なんと、その姿は学ランを着ているイカ。きっと学ランはイカスミを表現しているのだろう。何はともあれ、まずはHPで紹介されていた「月徳飯店」というお店に行ってみることにした。この店は日本海に面した場所にあり、「日本海のよこはま」をキャッチコピーにするくらいの本格的な中華料理店。厳かな装飾の店内に落ち着きなく入店したせいか、店員からはいぶかしんだような視線を浴びてしまう。高ぶる気持ちを何とか抑え込み、かすれた声で「ぶ、ブラック焼きそばをひとつ!」と注文する。厨房(ちゅうぼう)からは、フライパンで炒める音とともに香ばしいにおいが漂ってくる。さすが本格的な中華料理店、たとえB級メニューでも手抜かりはないらしい。やがて、香ばしいにおいとはミスマッチなB級グルメ臭たっぷりの焼きそばが運ばれてきた。予想通り、真っ黒な麺の焼きそばが、皿からあふれんばかりに盛られている。トッピングは薄焼きたまごにマヨネーズ、ケチャップ、青のり、紅ショウガ。赤と黒のコントラストが、この地にはせた上杉謙信とそのライバル、武田信玄の映画をほうふつさせる。早速食べてみると、卵のプルプル感と腰のある黒い麺が絡まることでとてもマイルドだ。見た目のインパクトのある色味からは想像できない、優しい味という意外な展開となった。また、イカスミ特有の生臭さは、炒めることによって軽減されているのだろうか。ちなみに月徳飯店系列のお店には、黒酢をかけたものや目玉焼きをのせたものもあり、同じブラックでも大きく差別化を図っている。もう一軒、注目したのは「食べ処なかしま」だ。ここはいわゆるラーメン屋さん。この店のラーメンも非常においしいとのことだが、今回はブラック焼きそばの調査。ラーメンは次の機会に探るとする。店の雰囲気はと言うと、月徳飯店とは一転して厳かさはない。いかにもB級グルメを出す店という雰囲気すら漂っている。早速ブラック焼きそばを注文する。すると、驚くことに皿の上は黒一色。薄焼きたまごは乗ってなく、真っ黒な焼きそばがどんとさらに盛られているのだ。どこを見てもブラック、ブラック。皿の端に、申し訳なさそう程度の紅ショウガ。たしかにニンジンやキャベツをふんだんに使ってこそいるのだが、言うなれば「男のブラック!」。飛雄馬の後ろ姿をそっと見守る姉の明子のように添えられている紅ショウガが、どこか物悲しい。ただし、味は保証付き。どぎついブラックとは対照的に、マイルドで優しい味付けだった。一度ゆでた麺を炒めて出す手法で、絶妙な歯触りを再現する。●information「食べ処なかしま」新潟県糸魚川市中央2-16-10営業時間:11:00~21:00(火曜日定休日)聞くところによると「糸魚川ブラック焼きそば」は、食による地域活性化に取り組む飲食店の有志「糸魚川うまいもん会」が発起。「糸魚川名物になるものを!」という強い思いで創作した、新B級ご当地グルメだそうだ。現在、B-1グランプリ参加をめざして絶賛活動中とのこと。去年の9月はブラック焼きそば生誕一周年だったそうで、「イカげさまで1周年」キャンペーンが実施されたらしい。これまたステキなネーミングである。イカばかりがフィーチャーされている気がしてならない。肝心の「焼きそば」という単語があまり出てこないのは、同じB級グルメの雄「富士宮焼きそば」と差別化を図っているということだろうか。糸魚川ブラック焼きそばを提供している店舗は、2012年7月時点で27店舗。ひとつとして同じものはなく、それぞれの店のオリジナリティー溢(あふ)れるブラック焼きそばに仕上がっている。焼きそばの上に載せる具も様々だ。例えば卵。卵焼きで黄色と黒のリゲインもしくは阪神タイガースのような色味を出したり、温泉卵でとろ味を出してみたり。また、トマトソースを乗せてイタリア風のもあれば、イカスミの黒の上にさらに黒酢をかける、またはカレー風味にアレンジしているお店もある。ブラック焼きそばの世界は拡張し続けているのだ。しかも提供する店もラーメン屋であったり、レストランであったり、カフェであったりと様々。街全体がブラック焼きそばを中心に盛り上がりを見せている。決して有名人をスポークスマンに起用したわけでもなく、おそらく告知予算を多く持っているということもないだろう。でもこのムーブメントには勢いがある。地域の人々の心が一つになっているのが、外部の人間にも確実に伝わっていることだろう。ひとつのB級グルメとしても魅力的だが、町おこしとしても、広告としても、そのキャッチコピーにしても全てが魅力的なブラック焼きそばであった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日新潟県十日町市で織物の町にちなんだ「きものの街のキルト展」が開催される。「きものの街のキルト展」の開催日は9月15日(土)~30日(日)まで。時間は10:00~17:00となる。会場は、十日町市民体育館のほか、市街地の各商店街など街中に展示されるのが特色だ。展示されるキルトは会期前に募集された作品。応募者全員のキルトが展示される。また、高田デザイン企画ルームの「美しい日本の四季キルト展」と題した特設展示も催される。ヴィクトリアンキルトで知られる園部美知子氏の講習会もあり、リボン刺しゅうのテクニックで作るヴィクトリアンのきんちゃく型ポーチ作りを体験できる。日時は15日(土)14:00~16:00、場所は十日町市民体育館だ。定員は11名、講習料は材料費込みで6,000円。十日町市の着物文化の歴史は古く、1,500年以上前の遺跡から織物の痕跡がついた土器が出土している。中世から江戸時代にかけて「越後布」と呼ばれる麻織物産業で栄え、その後絹織物に転換した。現在、十日町明石ちぢみ、十日町がすりは伝統工芸品に指定されており、十日町市の織物を代表するブランドとなっている。十日町市は、歴史の教科書などでおなじみの「火炎型土器」で有名な笹山遺跡があることでも知られる。笹山遺跡は縄文時代中期・後期(約5,300年~4,500年前)の遺跡で、十日町市指定史跡だ。1999年に「火炎型土器」、「王冠型土器」などがほぼ完全な姿で出土し、その原始的造形の美しさから、新潟県初の国宝に指定された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日新潟県十日町市では、毎年恒例で好評の「へぎそば・生そば食べ歩き周遊チケット」を発売中だ。へぎそばとは、「布海苔(ふのり)」という海草をつなぎに使ったコシが強くのど越しの良さが特徴のそばで、越後地方で”へぎ”と呼ばれる杉の器に入って出されることから、へぎそばと呼ばれている。器の中で小分けされたそばは、海の波を表していると言われ、涼の趣がたっぷりだ。十日町市内には「へぎそば」の店がいくつもあり、それぞれの店で違うおいしさが楽しめる。しかし、いろいろなお店で食べてみたいとは思っても、1枚食べればおなかいっぱいになってしまう。その悩みを解決してくれるのが「へぎそば・生そば食べ歩き周遊チケット」だ。価格は1,000円で500円のチケット2枚で1セット。市内の参加店なら500円のチケット1枚で特製小盛りそば1杯を提供してくれる。2店の食べ比べはもちろん、同じお店でお2人で1枚ずつ使ってもOKだ。さらに、地元の特産品が抽選で当たるスタンプラリー応募ハガキ(異なる2店舗分を集めて応募)と、博物館や日帰り入浴施設、そしてレンタサイクルの割引券が特典として付いている。「へぎそば」の食べ比べといっしょに、周辺の施設に立ち寄りながら十日町を満喫することができる。チケットの販売場所はほくほく線十日町駅西口案内所と各参加そば店。期間は9月30日まで。割引対象施設とサービスは次の通り。越後妻有交流館キナーレ「明石の湯」の入浴料100円引き、十日町市博物館の入館料50円引き、レンタサイクル利用料300円引き、里チャリ(電動アシスト付自転車)の利用料300円引き。だだし、ほかのサービス券との併用は不可。また、市内の参加そば屋は、「あぜ道」「菊野屋」「だいさ」「越後十日町・小嶋屋本店」「そば処・田麦そば」「蕎麦&だいにんぐ・にし乃」「そばや清兵衛」「まるにし」「直志庵・さがの」「春日屋」「由屋」「Soba処あてま」「越後十日町・小嶋屋和亭」「生蔵」「小嶋屋総本店」「そば処・割烹松苧」の16店舗。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日新潟っ子なら誰もが知っているB級グルメといえば何が思いつくだろうか。老いも若きも好んで食べているというその名も「イタリアン」。イタリア風の食べ物なのか、何なのか。早速調査してみた。「イタリアン」といえば一般的にはイタリアの郷土料理のことだと思うもの。しかし、ここ新潟ではそれが通用しない。この地でイタリアンといえば県民の誰もが知っているB級グルメを意味する。新潟ではどのくらい、このB級グルメが浸透しているのか、早速調査のために燕三条駅に降り立った。改札を出てすぐ、目の前を歩く30代くらいの人たち数人に声をかけてみる。すると返ってきた返事は口を揃えたように「小さい頃おやつとして食べた」「学校帰りによく食べた」という声。どうやら、非常に親しまれている味のようだ。おやつとして食べていたとするなら、イタリアンはお菓子なのだろうか。あるいはイタリアンと呼ばれるくらいだけに、パスタのような主食なのかもしれない。いつごろ食べていたのかといった内容からは、この食べ物がまったく想像ができない。道を歩くカップルに「イタリアンって何?」とたずねると、「紅ショウガが白い!」という答えが返ってきた。まったく本題に対する答えではない!ところが、その後も同様の回答が続くのだ。白い紅ショウガとおやつ。このふたつのキーワードを結びつけるものは果たして何なのだろうか。疑問は深まるばかりだ。ショウガが添えてあると答えればいいところを、なぜ「白い」紅ショウガという必要があるのだろうか。そうした疑問を持ちながらも調査を続行。やがて、ぼんやりとした概要が見えてきた。どうやらその正体は、めん類のようだということ。地域によって人気がふたつにわかれており、グルメファンたちの間では熱い論争を巻き起こしているようなのだ。さて、この謎のめん類であるイタリアンだが、どうやら大きく2種類あるらしい。上越と中越でわかれるこのふたつは同じイタリアンでも味が微妙に違う。聞き込みを続けた結果、これは「みかづき」と「Friend」というふたつのお店の違いによるものであることが分かった。上越で人気があるのはFreindで中越は「みかづき」。この両派閥が存在するだけに、新潟県民と会話する際は要注意なのだそうだ。この2大勢力を融和した、いわゆる国境ラインというものも新潟県には存在する。それが燕三条だ。新幹線の駅がある側で、ワシントンホテルの入っている燕側のイオンには「みかづき」が城を構えその勢力を保持している。そこから車で約10分。三条側のイオンには「Friend」があり、晩ご飯のデザートに新潟名産の洋梨「ルレクチェ」を買った主婦が、おやつとして「イタリアン」を食べている。このエリアに行けば、30分ほどの時間で両方の店にあるイタリアンをお持ち帰りして、国境の誰も手出しができない新幹線の高架下あたりで、両派閥を気にすることなくイタリアンの味を堪能できる。長くなってしまったが、そもそも「イタリアン」って何だろう?という疑問の答えを述べていなかった。ずばり、見た目は焼きそば、かかっているソースはミートソース。ただ、新潟県民に言わせると「焼きそばじゃないよね、あのめんは」「あれってミートソースなのかな」などとあいまいな答えしか返ってこない。途方に暮れて、ふと「みかづき」の看板をよく見てみるとそこには、こう書いてあった。「What kind of foods [italian]?Is it spagetti?or yakisoba? [Italian] is neither.[Italian] is [Italian]!!」 直訳すると 「イタリアン」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「イタリアン」はどちらでもない。「イタリアン」は「イタリアン」!! ということだそうだ。「『イタリアン』は『イタリアン』」と言いつつも、スパゲティや焼きそばっぽいと自分で分かっているところがなんともかわいいではないか。この文面の「イタリアン」の部分を「おれ」に置き換えると非常に分かりやすい。「おれ」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「おれ」はどちらでもない。おれは「おれ」!! 早速、それぞれの店で食べ比べてみることにする。まずは「みかづき」。自家製角太の中華めんの上にたっぷりとトマトソースがかかり、約40年もの間、同じスタイルで出し続けている定番メニューだ。注文をすると、厨房(ちゅうぼう)からは鉄板の上でめんともやし、キャベツをいためる音が聞こえてくる。そこに特製ソースを絡めて、まずは焼きそばを作る。その上に、トマトペーストをベースに作ったソースがかかって出来上がり。何ともミスマッチな様相なのだが、口にするとあら不思議。強い酸味を想像していたのだが、ソースにたっぷりと使った玉ねぎがほどよい甘さを醸し出す。濃厚なトマトソースにからんだ、コシのある焼きそばの歯触りが、口いっぱいに不思議なハーモニーを生み出すのだ。これで値段は320円。道行く人たちが、なぜ「おやつ」と呼んでいたのかうなずける。また、フォークで食べるのもここの特徴だろう。そして、その脇には「白い」紅ショウガがこっそりとたたずんでいたのだった……。2大勢力の片方ばかりを食べても比較にならない。ゆっくり味わいたい気分に後ろ髪をひかれつつ、もうひとつの「Friend」へと向かうことにした。こちらも「みかづき」同様、「イタリアン」のスタイルに違いはない。しかし、決定的な違いはそのソース。トマトベースの「みかづき」に対して、こちらはミートソース。「イタリアン」の濃厚さと比べると、味の深みで勝負している感がある。はしで食べるスタイルなのだが、中細めんなのでつかみやすく、また見た目よりもスッと腹におさまっていく。ひき肉たっぷりのソースとの絡みもバツグンだ。さらに、中華めんとの相性からなのかもしれないが、ギョーザとのセットが人気商品となっていた。どちらの店も、焼きそばとパスタの風味を同時に味わえるお得なグルメ、というのが調査後の感想だ。リーズナブルかつボリューム感もたっぷりで、「おやつ」ならぬ主食としても十分いけそうなメニューだった。今後、この2大勢力はますますデットヒートを繰り広げるに違いない。しかしそれは、切磋琢磨にお互いの味を高める至高の戦いであるに違いないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日新潟っ子なら誰もが知っているB級グルメといえば何が思いつくだろうか。老いも若きも好んで食べているというその名も「イタリアン」。イタリア風の食べ物なのか、何なのか。早速調査してみた。「イタリアン」といえば一般的にはイタリアの郷土料理のことだと思うもの。しかし、ここ新潟ではそれが通用しない。この地でイタリアンといえば県民の誰もが知っているB級グルメを意味する。新潟ではどのくらい、このB級グルメが浸透しているのか、早速調査のために燕三条駅に降り立った。改札を出てすぐ、目の前を歩く30代くらいの人たち数人に声をかけてみる。すると返ってきた返事は口を揃えたように「小さい頃おやつとして食べた」「学校帰りによく食べた」という声。どうやら、非常に親しまれている味のようだ。おやつとして食べていたとするなら、イタリアンはお菓子なのだろうか。あるいはイタリアンと呼ばれるくらいだけに、パスタのような主食なのかもしれない。いつごろ食べていたのかといった内容からは、この食べ物がまったく想像ができない。道を歩くカップルに「イタリアンって何?」とたずねると、「紅ショウガが白い!」という答えが返ってきた。まったく本題に対する答えではない!ところが、その後も同様の回答が続くのだ。白い紅ショウガとおやつ。このふたつのキーワードを結びつけるものは果たして何なのだろうか。疑問は深まるばかりだ。ショウガが添えてあると答えればいいところを、なぜ「白い」紅ショウガという必要があるのだろうか。そうした疑問を持ちながらも調査を続行。やがて、ぼんやりとした概要が見えてきた。どうやらその正体は、めん類のようだということ。地域によって人気がふたつにわかれており、グルメファンたちの間では熱い論争を巻き起こしているようなのだ。さて、この謎のめん類であるイタリアンだが、どうやら大きく2種類あるらしい。上越と中越でわかれるこのふたつは同じイタリアンでも味が微妙に違う。聞き込みを続けた結果、これは「みかづき」と「Friend」というふたつのお店の違いによるものであることが分かった。上越で人気があるのはFreindで中越は「みかづき」。この両派閥が存在するだけに、新潟県民と会話する際は要注意なのだそうだ。この2大勢力を融和した、いわゆる国境ラインというものも新潟県には存在する。それが燕三条だ。新幹線の駅がある側で、ワシントンホテルの入っている燕側のイオンには「みかづき」が城を構えその勢力を保持している。そこから車で約10分。三条側のイオンには「Friend」があり、晩ご飯のデザートに新潟名産の洋梨「ルレクチェ」を買った主婦が、おやつとして「イタリアン」を食べている。このエリアに行けば、30分ほどの時間で両方の店にあるイタリアンをお持ち帰りして、国境の誰も手出しができない新幹線の高架下あたりで、両派閥を気にすることなくイタリアンの味を堪能できる。長くなってしまったが、そもそも「イタリアン」って何だろう?という疑問の答えを述べていなかった。ずばり、見た目は焼きそば、かかっているソースはミートソース。ただ、新潟県民に言わせると「焼きそばじゃないよね、あのめんは」「あれってミートソースなのかな」などとあいまいな答えしか返ってこない。途方に暮れて、ふと「みかづき」の看板をよく見てみるとそこには、こう書いてあった。「What kind of foods [italian]?Is it spagetti?or yakisoba? [Italian] is neither.[Italian] is [Italian]!!」 直訳すると 「イタリアン」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「イタリアン」はどちらでもない。「イタリアン」は「イタリアン」!! ということだそうだ。「『イタリアン』は『イタリアン』」と言いつつも、スパゲティや焼きそばっぽいと自分で分かっているところがなんともかわいいではないか。この文面の「イタリアン」の部分を「おれ」に置き換えると非常に分かりやすい。「おれ」ってどんな食べ物?スパゲティ?それとも焼きそば? 「おれ」はどちらでもない。おれは「おれ」!! 早速、それぞれの店で食べ比べてみることにする。まずは「みかづき」。自家製角太の中華めんの上にたっぷりとトマトソースがかかり、約40年もの間、同じスタイルで出し続けている定番メニューだ。注文をすると、厨房(ちゅうぼう)からは鉄板の上でめんともやし、キャベツをいためる音が聞こえてくる。そこに特製ソースを絡めて、まずは焼きそばを作る。その上に、トマトペーストをベースに作ったソースがかかって出来上がり。何ともミスマッチな様相なのだが、口にするとあら不思議。強い酸味を想像していたのだが、ソースにたっぷりと使った玉ねぎがほどよい甘さを醸し出す。濃厚なトマトソースにからんだ、コシのある焼きそばの歯触りが、口いっぱいに不思議なハーモニーを生み出すのだ。これで値段は320円。道行く人たちが、なぜ「おやつ」と呼んでいたのかうなずける。また、フォークで食べるのもここの特徴だろう。そして、その脇には「白い」紅ショウガがこっそりとたたずんでいたのだった……。2大勢力の片方ばかりを食べても比較にならない。ゆっくり味わいたい気分に後ろ髪をひかれつつ、もうひとつの「Friend」へと向かうことにした。こちらも「みかづき」同様、「イタリアン」のスタイルに違いはない。しかし、決定的な違いはそのソース。トマトベースの「みかづき」に対して、こちらはミートソース。「イタリアン」の濃厚さと比べると、味の深みで勝負している感がある。はしで食べるスタイルなのだが、中細めんなのでつかみやすく、また見た目よりもスッと腹におさまっていく。ひき肉たっぷりのソースとの絡みもバツグンだ。さらに、中華めんとの相性からなのかもしれないが、ギョーザとのセットが人気商品となっていた。どちらの店も、焼きそばとパスタの風味を同時に味わえるお得なグルメ、というのが調査後の感想だ。リーズナブルかつボリューム感もたっぷりで、「おやつ」ならぬ主食としても十分いけそうなメニューだった。今後、この2大勢力はますますデットヒートを繰り広げるに違いない。しかしそれは、切磋琢磨にお互いの味を高める至高の戦いであるに違いないのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日JR東日本新潟支社は、上越新幹線大宮~新潟間が今年の11月15日で開業30周年を迎えるにあたり、開業30周年を記念したイベントを、越後湯沢駅、長岡駅、新潟駅周辺および新潟県佐渡市などで開催する。この記念企画の第1弾として、7日より長岡駅の駅ビル「CoCoLo長岡」にて、「SLばんえつ物語」と上越新幹線のパネル展がスタート。14日からは越後湯沢駅にて、「レルヒさんを探せ!!」謎解きイベントが、さらに28日からは長岡駅近くの新潟県立歴史博物館にて、「上越新幹線開業30周年記念展『奇跡の新幹線』」がそれぞれ開催される。このほか、新潟駅では毎週土曜日に駅南口広場にて産直市を開催。佐渡の「ファミリーオ佐渡相川」では、7月中の毎週土曜日に「浜焼き」を1人につき1品サービスするほか、7月14日から8月31日まではこどもを対象に花火をプレゼントするなど、各エリアにて独自の企画を実施する。今後、第2弾の企画も順次発表される予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日「河川蒸気」って知ってる?これは、お中元ギフトとして年間70万個以上売れている、黒糖風味の蒸しカステラに独自の小豆クリームをやさしく包んだ、新潟を代表する和スイーツだ。変わった名前の由来は、昭和初期に信濃川や阿賀野川水系で活躍した「蒸気船」が新潟の近代交通のうぶ声であり、経済・文化の一大革命であったこと。新潟県の下越地方には、お盆やお彼岸などには必ずと言っていいほど、この「河川蒸気」を花と一緒に手向ける風習があり、お盆やお彼岸の時期に実家の仏壇にお供えするため、嫁いだ娘さんがちょっとした手土産をもって帰るそう。ふわふわボリューミーなこの“隠れたご当地銘菓”、贈り物にぜひいかが?お問い合わせ:菜菓亭 公式サイト
2012年07月07日廣済堂は、求人情報サービスWorkin(ワーキン)新潟版において、イメージキャラクター「Negicco(ねぎっこ)」を起用したプロモーション企画の第2弾を、7月2日から開始した。Negiccoは2003年の結成以来、人気のご当地アイドルとして活躍を続ける。今回の企画では、フリーマガジンWorkinFree(ワーキンフリー)新潟版の表紙に、新たなNegiccoのポートレートがお目見えするほか、新しいテレビCM、ラジオミニ番組の放送がはじまる。CMソングには6月20日リリースの新曲「あなたとPop With You!」を起用。テレビCMの映像はYouTubeの公式チャンネルでも配信中だ。あわせて、求職者向けの懸賞キャンペーン「全力応援!仕事探しサマーキャンペーン」も実施。Workinウェブサイトで、アンケートに回答した人の中から抽選で、Negiccoのサイン入り新曲CDやライブチケット、オリジナルデザインQUOカードなどがプレゼントされる。期間は7月2日から7月31日まで。詳細はWorkinウェブサイトのキャンペーンページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日グランセナフットボールクラブ(新潟)は5月3日、ゴールデンウィークイベントとして親子を対象とした「親子deサッカー教室」を開催する。同時に5月3日から6日に「個人スキルアップ」「試合したい子集まれ!」「ブラジルテクニック」の3イベントも行う。同フットボールクラブの「親子deサッカー教室」は毎年恒例のイベントで、2012年は5月3日に開催。年中・年長・小1の親子2人1組で行う。この親子サッカーをきっかけにサッカーを始める人もいるという。当日は、親子でのボール遊びや親子サッカーゲームを行い、20~25組(総勢50名程度)のサッカー教室になる予定とのこと。屋根付フットサルコート(人工芝)で行うため、雨天でも開催となる。参加費は500円(1組)。教室終了後、希望の人にはクラブハウスでランチが用意される(お子様ランチ500円、大人日替りランチ700円)。また、同イベントのほか、5月3日から6日まで、小学1~4年を対象とした「個人スキルアップ」、当日集まった小学1~4年生までのメンバーでチームを作り、ゲームを行う「試合したい子集まれ!」、ブラジルのサッカーテクニックが学べる「ブラジルテクニック」の3つのイベントも同時開催する。申し込みは、グランセナフットボールクラブまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日「着物で古町」実行委員会は、かつて新潟に当たり前のようにあった「笑顔のある賑やかさ」「人と人の心のふれあい」をいま一度、地域に呼び戻すきっかけとすることを目的に、新潟の文化情報を発信するイベント「着物で古町」を、4月14日及び5月12日・13日に開催する。新潟市古町では街並み保全や地域の活性化・地域住民の交流を目的に、「古町どんどん」などさまざまなイベントが官公民を問わず実施されている。「着物で古町」は、今まで着物に親しみのない若い世代の地域参画のきっかけとして、また着物は持っているけど披露する場が少なかった年配の人にも、小さな子どもの晴れ姿を見る機会を増やし、その子どもにも親しみを得てもらうためにも、交流の場を提供する。実行委員会では当イベントが、新潟県を代表する催しとして認知度を上げていけるよう、また長く継続できるように取り組んでいくという。古町の活性化から新潟県全体の活性化へ、さらに、新潟県から全国・全世界へと発信していく新潟の象徴として、着実に成長させていきたいと語る。来場数は4万人以上を想定。当日は着物を所持しない人のために、着物のレンタルも行う。着物及び着付けを含めて3,000円で提供。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日8月27日(土)に新潟県長岡市で開催される音楽フェス「音楽と髭達 2011 -Message-」の追加出演者が発表された。「音楽と髭達 2011 -Message-」のチケット情報2008年まで新潟テレビ21で放送されていた音楽番組『音楽と髭』との連動で1998年より開催さている本イベント。今回出演が発表されたのは、韓国の4人組人気アイドルバンド、CNBLUE。これまでに発表されたT.M.Revolution、FUNKY MONKEY BABYS、三代目J Soul Brothers、NICO Touches the Walls、miwa、氣志團と合わせて計7組の出演者が決定した。また昨年の矢沢永吉に続いて、今年もシークレットアーティストの出演も予定。イベント当日の発表に注目が集まる。「音楽と髭達 2011 -Message-」は、8月27日(土)に新潟県長岡市・国営越後丘陵公園 野外特設ステージにて開催。チケットは発売中。タイムテーブルなど公演の詳細はオフィシャルサイトにて公開。
2011年08月16日厚労省の決定から厚生労働省が1月27日に、大雪に見舞われている新潟県の長岡市、小千谷市、十日町市、魚沼市に対して災害救助法を適用したことをうけ、保険各社による特別措置の発表が相次いでいる。まず第一生命では、災害による影響で保険料の払込みに困難が生じた場合、最長6か月の猶予期間を設けるほか、保険金や契約者貸付金についても、一部手続きを省略して迅速に取り扱うことを決定した。※画像はイメージひまわり生命の明確な基準また損保ジャパンひまわり生命では、第一生命と同様の処置を行うことを発表し、その基準を下記のように示した。特別措置適用の対象となる場合1.ご契約者様が災害救助法適用地域に居住し、被災された場合2.ご契約者様の勤務先が災害救助法適用地域にあり、給与の支払いが遅延または滞っている場合3.ご契約者様である会社が災害救助法適用地域にあり、事業の運営に支障をきたしている場合4.被保険者様が当該災害で死亡された場合保険各社とも素早い対応に終始し、28日までに判明している時点で、東京海上、損保ジャパン、朝日生命、マスミーチュアル生命、あいおい生命、オリックス生命などおよそ20社にも及ぶ生命保険会社が特別措置の発表をしている。
2011年02月01日