2023年4月に、『京都大学が超深海域で、新種の寄生性甲殻類を発見した』と各メディアで報じられました。新種とは、新たに発見された生物の種のこと。京都大学のケースは水深約7千200mという超深海域での新種発見でしたが、実は山林など身近な場所で新種が見つかることも少なくありません。では、もし「これって新種かも?」という動物や昆虫、植物を見つけた場合、どうすればいいのかをご存じでしょうか。新種発見までは連絡、確認、発表の3ステップ徳島県立博物館の学芸員である小川誠さんによると、新種を発見してから登録されるまでには大きく以下のステップがあるとのこと。ステップ1新種を発見したら専門機関に連絡するまずは、発見した対象物が本当に今まで知られていない種かどうかを確かめないといけません。調べた結果、既知の生物であれば、当然ですが新種発見とはなりません。もし新種らしきものを発見した場合は、専門的な知識が必要となるので、博物館や大学などの専門機関に問い合わせましょう。もしそこで対応できなかったら専門家を紹介してもらい、新種の可能性があるのか、生物もしくは生物の標本の送付方法などを打ち合わせします。ステップ2専門家が新種か否かを調べる次に、専門家によって新種かどうかの研究が行われます。血縁度の高い種と思われる近縁種の標本や、文献などをひも解きつつ、「同じでないか、どこがどう違うのか」などを、最近ではDNAを比較して入念に調べているとのこと。場合によっては結果が出るまで長い時間を要するケースもあります。ここで新種と認められれば次のステップへ。残念ながら既知の生物であれば「〇〇という虫でした」などと報告があり、そこで調査は終了です。ステップ3新種であることを発表する新種だと分かった場合は、ルールに基づいて新種の学名を付け、基準標本を指定します。基準標本とは『新種の学名は〇〇で、どのような特徴がある』といった、その生物を判別する元になるための基本となる標本で、博物館や大学の標本庫で大切に保管されます。※写真はイメージただし、この3ステップだけでは新種として認められません。学術論文を書き、分類学の雑誌で発表するという、いわゆる有効出版を行う必要があります。「これは新種です」と学会で認められ発表されて、初めて新種だと認定されるのです。ちなみに、基準標本や論文の作成にも時間がかかります。実際に新種として認められるまでは、早くても数か月、長いと数十年ということも…。無事に論文が完成にいたったら、発見した人は『発見者』という形で発表されたり、学名に名前が使われたりする場合もあります。社会・学術・文化の発展に貢献する偉大な発見となるそもそも、新種はそんなに頻繁に見つかるものなのでしょうか。小川さんによると「すでに研究が進んでいる分野や地域では難しいが、反対に研究が進んでいない分野では新発見は多い」とのこと。未知の分野なので「新しい発見に遭遇する可能性は高い」といいます。※写真はイメージ新種の発見者に対して「よく新種を見つけた!偉い!」と報奨金などが出るのかも伺ったところ、「残念ながら出ない」とのこと。一方で、新種登録などの費用も発生しないそうです。新種の発見は、社会、学術、文化の発展に貢献するもの。例えば、発見した新しい植物から、従来よりも有効な薬効成分が発見されるといった可能性もあるでしょう。時々、「地元の小学生が新種を大発見!」と報じられることがあるように、身近なところで新種が見つかるケースもあります。あまり見たことがない生物や植物を見かけたら、採取した上で、専門機関に問い合わせてみてくださいね。[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
2023年06月27日・めっちゃ笑いました。新種のコアラみたいで好き!・悪い顔をしている…!・落ち込んでいた時に見て、めちゃくちゃ元気が出た。犬のぽんたくんと暮らす、飼い主(@p_190224)さんの投稿に、そんなコメントが寄せられています。飼い主さんいわく、ぽんたくんはカプセルトイのカプセルの半分を、アイスホッケーのように床に滑らせる遊びが好きなのだとか。ぽんたくんは遊びの最中、カプセルをくわえて、飼い主さんのもとに運ぼうとしたのでしょう。そう、自分の顔がどうなっているかも知らずに…!wwwwwwwwwwww pic.twitter.com/KeJIiEHpfQ — ぽんた (@p_190224) December 29, 2022 端をくわえた結果、カプセルが口や鼻をおおってしまった様子。見れば見るほど、犬だとは分からないコミカルな見た目になっています!ちなみに、カプセルの遊びは、割れたり破片を誤飲したりしないよう、飼い主さんがぽんたくんを見守っている時にしかできない遊びです。だからこそ、ぽんたくんはテンションが上がり、自分がどんな姿になっているかなんて気にもとめなかったのでしょう。飼い主さんがぽんたくんと楽しく遊んでいる最中に撮影された『奇跡の1枚』は、多くの人に笑顔を届けました![文・構成/grape編集部]
2022年12月30日ペットの清潔を保つため、飼い主は自分でシャンプーを行ったり、ペット用の美容院に連れて行ったりします。ある日、サイベリアンの勘吉ちゃんの飼い主(@KUwdn)さんは、出張トリマーに依頼し、自宅の浴室で勘吉ちゃんをキレイにしてもらいました。サイベリアンは極寒のロシアが原産国のため、寒さから身を守るモフモフな体毛が特徴的。トリマーは、勘吉ちゃんの毛を丁寧に洗ってくれました。その結果、なんと勘吉ちゃんが違う生物に変異をしてしまったのだとか。飼い主さんが『海洋生物』と例えた、勘吉ちゃんのシャンプー中の姿をご覧ください!先日のシャンプー風景です海洋生物が誕生しました☺️ pic.twitter.com/c8Slj2CuGx — もも(勘吉のママ) (@KUwdn) July 13, 2022 フワフワの毛が濡れた結果、脚が見えなくなり、海洋生物のような姿に!このままの見た目でモゾモゾと移動していきそうな勘吉ちゃんの姿は、じわじわと笑いを誘います…!地球上に爆誕した新種の海洋生物『勘吉ちゃん』に、多くの人が笑ってしまった様子。投稿に対し、「かわいすぎる新種の生き物だ…!」「神話に出てきそうなビジュアルで吹いた」といった声が上がっています。その後、しっかりとドライヤーをしてもらい、自慢のモフモフに包まれた姿に戻った勘吉ちゃん。きっと、浴室に生息する『新種の海洋生物』は、またお風呂の時間になったら姿を現すのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2022年07月15日・なんて強固なセキュリティなんだ!悪いことをしようという気持ちがなくなる。・新しい生き物!?・もしかして、雪だるまの妖精かな?@bichonpunさんがTwitterに投稿した、1枚の写真にこのようなコメントが寄せられています。どうやら、投稿主さんの自宅では、新種とも思える生き物が、警備を行っていたようです。かわいすぎる、自宅警備員の姿がこちら!ワクチン副反応で撃沈した母の代わりに自宅警備にあたるプ pic.twitter.com/aRHE5OHcJZ — プン | ビションフリーゼ (@bichonpun) June 26, 2022 自宅の警備を行っていたのは、2足歩行の新種生物…ではなく、愛犬のプンちゃんでした!プンちゃんは、ビションフリーゼという犬種で、フワフワの毛が特徴。もこもこした体毛から2本の前脚だけが生えているように見える姿は、まるで新種の生物のようですね。体調を崩した飼い主さんに代わって、しっかりと自宅の警備を行っていたプンちゃん。プンちゃんが警備してくれていたため、飼い主さんは、安心して休むことができたでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月30日法政大学自然科学センター・国際文化学部の島野 智之教授(動物分類学)がTwitterに“新種のダニ”に関しての投稿をしたところ、それを見た一般の大学院生が投稿し、その投稿をきっかけに、再び別の“新種のダニ”の発見に繋がりました。イワドハマベダニの画像。オス(上段)メス(下段)。【発表のポイント】(1)Twitterで偶然見つかり、『2021年の注目すべき海洋生物の新種トップ10』のひとつにも選ばれた、千葉県銚子市の「日本のツイッターダニ」Ameronothrus twitterについてSNSに投稿したところ、「今話題のハマベダニってこれのことだろうか?鳥取県で撮影。」という投稿があり、すぐにこのダニの研究を開始したところ新種であることが判明しました。(2)学名をリツイートとしてAmeronothrus retweet(和名 イワドハマベダニ)という鳥取県岩戸からの新種として発表されました。本種はハマベダニの中でも珍しくオスメスが若干異なる形態をもっており、本ササラダニ類は人体には全く影響は与えず、岩に生える海藻や地衣類などの有機物を餌とします。(3)ソーシャルメディア(SNS)の利用と、一般ユーザからの投稿によって、「二匹目のドジョウ」ならぬ、2種目の新種ダニが発見されたことによって、誰でも新種の発見や生物多様性の解明に協力・参加できる事が示されました。ITを利用して発見された種はまだほんの一握りで、市民科学の観点からも今後多くの応用が期待できます。Twitterへの一般の会社員の投稿によって、島野教授が偶然見つけた千葉県銚子市の「日本のツイッターダニ」Ameronothrus twitterだが、この論文発表のニュースを島野教授がSNSに投稿したところ、「今話題のハマベダニってこれのことだろうか?鳥取県で撮影。」という投稿が鳥取県在住の大生 唯統(おおばえ ゆいと)さん(鳥取大学大学院)からありました。このダニも新種ではないかと判断して、法政大学島野教授はすぐにこのダニを採集して欲しいと大生さんに依頼しました。大生さんは、すぐにこのダニを採集し同教授に送付し、共同研究チームのトビアス=プフィングスティル博士(グラーツ大学 [オーストリア]・動物学研究施設・講師)、蛭田眞平博士(昭和大学富士山麓自然・生物研究所)と研究を行い、新種であることを確認しました。まもなく遺伝子解析の結果から新種であることが確実となりました。さらに形態学的研究から、メスの方で体が小さく、体表の構造も雌雄で異なった形態を持ち、このハマベダニ属では珍しい性的二型のダニであることが判明しました。ハマベダニ属は、本来、北極圏に生息していることが知られており、北海道余市の海岸岸壁から2019年に日本初として1種目のヨイチハマベダニを、同教授の研究チームが当時の南限として発表しました。次に2021年にSNSによって、国内2種目として千葉県銚子漁港からチョウシハマベダニ(通称ツイッターダニ)を同チームが発表しました。鳥取県岩戸の岸壁から得られた本種は3種目となり、日本海側初のハマベダニ属の記録となるだけでなく、ハマベダニ属の新たな南限となりました。本ササラダニ類は人体には全く影響は与えず、岩に生える海藻や地衣類などの有機物を餌とします。実は、今年1月に日本・オーストリア研究チームが発表した論文によって、海水温や気温から鳥取県が、ハマベダニ属の南限であることが予想されており、この予想を今回のSNSからの新種発見によって的中させたことになります。体長が1mmにも満たない、小さく目立たないダニが、SNSの利用と、一般ユーザからの投稿で、「二匹目のドジョウ」ならぬ、2種目の新種ダニが発見されたことによって、誰でも新種の発見や生物多様性の解明に協力・参加できる事が再び示されました。86%の地球上の生物種は未だに学名がついていないと推定されており、市民科学の観点からも今後より多くの市民と専門家の協力が望まれます。発表雑誌 :International Journal of Acarology(インターナショナル・ジャーナル・オブ・アカロロジー)誌2022年5月19日(木)に公開論文タイトル:Another mite species discovered via social media-Ameronothrus retweet sp. nov.(Acari, Oribatida)from Japanese coasts,exhibiting an interesting sexual dimorphism(英文)著者 :Tobias Pfingstl, Shimpei F. Hiruta,Iris Bardel-Kahr, Yuito Obae&Satoshi Shimano 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月03日田中雅功と髙田彪我からなるフォークデュオ・さくらしめじが隔月でワンマンライブを開催するプロジェクト『新種しめじの定期便』が、5月2日よりスタートすることが決定した。同プロジェクトは東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREを舞台に2023年3月まで行われる予定で、毎公演未解禁曲が披露されるほか、隔月毎に違ったさくらしめじが見られるワンマンライブとなる。5月2日に開催される『新種しめじの定期便〜5月の味覚〜』の無料メルマガ会員先行チケットは、4月2日16時より受付がスタートする。■田中雅功 コメント最近まで、定期的にライブをすることも難しくて、たまにやるライブとの予定もなかなか合わない人がいたと思います。隔月でライブをやれるということがこんなに嬉しいんだと噛み締めて、たくさんの人に感謝して、歌います。隔月で会えるなんて。新しいことにも挑戦しがいがあるな。こりゃ。みんなで楽しいことしましょ。■髙田彪我 コメント初の試みの隔月ライブ!さくらしめじはフォークデュオでありながら、時にフォークデュオらしからぬ事もするユニットです。今回のこのライブプロジェクトでは、とにかくさくらしめじの可能性を皆さんに感じていただきたいと思っております。さくらしめじを知らないあなたも、そうでないあなたもより楽しめると思います!「え!こんなしめじもあるんだ」という発見を、是非あなたと共に。ぜひ、新種のしめじを採取しにお越しください。<ライブ情報>さくらしめじ隔月ワンマンライブ『新種しめじの定期便〜5月の味覚〜』5月2日(月) 東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE開場17:45 / 開演18:30さくらしめじ隔月ワンマンライブ『新種しめじの定期便〜5月の味覚〜』キービジュアルチケット料金:全席指定6,600円(税込)※3歳以上チケット必要。※3歳未満のお子様は大人1名につき1名まで膝上に限り無料。ただしお席が必要な場合はチケットが必要です。※ご入場の際、別途ドリンク代600円をいただきます。公演に関するお問い合わせ:SOGO TOKYOTEL:03-3405-9999(月~土 12:00~13:00 / 16:00~19:00)詳細はこちら:関連リンクオフィシャルサイト:::
2022年03月30日「なんか、家に妖怪がいるんですけど…」そんな一文とともにTwitterに衝撃的な写真を投稿したのは、ちゃねこ(@cyane_photo)さん。なんと、家でこの世の物とは思えない新種の生き物を目撃したのだとか。ちゃねこさんの手によって激写された1枚が、こちらです。なんか妖怪が居るんですけど pic.twitter.com/YoH43em9Jc — ちゃねこ (@cyane_photo) August 20, 2021 お分かりいただけたでしょうか。自宅に現れた『妖怪』の正体は…愛猫のピアノスくん!本来の猫の形状と比べると、飼い主さんですら「これはどうなってるの!?」と目を疑ってしまう姿です。こちらが、ちゃねこさんが写真の上から形状を表した画像。猫というより、ヘビのように見えてきますね…。突如姿を現した新種の生き物に、ネットからは「猫とヘビの合体形ですか?」「やはり猫は液体だ…」といった声が相次ぎました。中には「ツチノコならぬ、ツチネコだ!」という声も。伝説の生き物である『ツチネコ』は、全国の猫を飼ってる人の家に現れるかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2021年08月23日宮内庁は6月24日、上皇陛下がオキナワハゼ属の新種ハゼを2種類発見し、日本魚類学会の英文誌オンライン版に論文が掲載されたことを発表した。今回の新種は、上皇陛下とともに研究に携わる生物学研究所職員が’01年~’08年にかけて、沖縄県の座間味島や西表島などで採集したもの。上皇陛下が頭部にある感覚器の配列などを調べ、新種と突き止められた。上皇陛下は2種類のハゼを、それぞれ「セボシフタスジハゼ」「アワユキフタスジハゼ」と命名された。皇太子だった1960年代から、ハゼの分類学の研究を始められた上皇陛下。新種のハゼを発見されるのは’03年以来で、その数は合計10種類となった。また上皇陛下が論文を発表するのは、退位後初となる。コロナ禍でもライフワークの魚類研究は継続され、週2回のペースで皇居にある生物学研究所に通われている。しかし、その陰では体調面での不安もあった。上皇陛下は昨年1月29日、お住まいの皇居・吹上仙洞御所内で一時的に意識を失い、お倒れになった。翌日に宮内庁病院で頭部MRI検査と専門医による診察を受けたところ、原因となる所見はみられなかった。「上皇陛下は’18年7月にも脳貧血のため、めまいや吐き気を伴う症状がありました。’19年7月にも同じく脳貧血の症状で、吹上仙洞御所の食堂でしゃがみ込まれたことがありました。いずれも、美智子さまがすぐに侍医を呼ばれ、大事には至りませんでした」(皇室担当記者)昨年12月、上皇陛下の87歳の誕生日に際して、宮内庁は《ご体調については、幸いなことに特段の問題はありません》と上皇陛下が健やかに過ごされている様子を伝えた。体調面での不安があった一方で、上皇陛下の研究熱心な様子は変わらないという。「皇太子時代から公務の合間をぬって、早朝から魚の採取をされるなど研究熱心でした。即位されてからは研究から遠ざかってしまいましたが、それでもハゼに関する論文を7本も発表されています。上皇陛下をよく知る研究者からは、『少しでも疑問があれば、標本に立ち戻って調べられるなど妥協をしない方』と高く評価されています」(前出・皇室担当記者)上皇さまがハゼ類の分類の研究を始めたばかりの1964年。31歳の誕生日を前にした会見では、《何歳という区切りをいうのは私の趣味に合いません。一日一日が大事だと思います》と述べられていた。そのお言葉通り、上皇陛下の研究者としての真摯な姿勢は変わらない。
2021年06月28日特別展「昆虫」の開催に向けて「新種昆虫ネーミングキャンペーン」が実施されることを受け、俳優で同展の"昆活マイスター"(オフィシャルサポーター)を務める香川照之(52)がコメントを寄せた。7月13日から10月8日まで東京・上野公園の国立科学博物館で開催される特別展「昆虫」。主催者側は展覧会に向けて、新種の昆虫を見つけるべくマダガスカルを訪れたところ、セイボウの新種(未記載種)を狙い通り発見する。そこで同展では「新種昆虫ネーミングキャンペーン」と銘打ち、応募した来場者1名の名前をこの昆虫の名前に採用し、論文で発表することに。主催者側は、「ご自分の名前でなく、誰か大切な人のお名前をつけて、感謝の気持ちを込めてプレゼントしてもOK」としている。当選者は、後日開催予定のネーミングセレモニーに招待される。セレモニーに出席予定の香川は、「新種を探して見つけだしてしまったのはすごいけど、言い換えると、それだけ昆虫の世界はまだまだ可能性に満ち溢れているということだと思います。また、自分の名前を昆虫の名前として永遠に残せるなんて、ロマンがありますよね!」と興奮。「昆活マイスターとして、そのロマンをこのキャンペーンで皆さんにお伝えしたいと思います」と呼び掛けている。
2018年06月04日チョコ好きが大注目している新種のチョコ、“ルビーチョコレート” を使った「キットカット」が世界で初めて商品化されました。そのお披露目イベントに潜入、女優の堀田茜さんによる新チョコの “食レポ” も聞いてきました!世界初! 新種の “ルビーチョコ”「キットカット」登場!1月18日、都内のホテルで「キットカット」新商品発表会が開かれました。まず司会の方が “ルビーチョコレート” について解説。ビター、ミルク、ホワイトと3種類あるチョコレートの世界で、新しいタイプのチョコとして開発されたのが “ルビーチョコレート”。新種のルビーカカオ豆から生まれた世界初の素材です。ベリーのようなフルーティーな酸味が特徴で、きれいなピンク色をしていますが、香料・着色料をいっさい使っていないそうです。この “ルビーチョコレート” をネスレが世界ではじめて「キットカット」ブランドで商品化。新商品「サブリム ルビー」は、「キットカットショコラトリー」の店舗と通販、期間限定のポップアップショップでのみ販売されるそうです。堀田茜さんが世界初試食!かわいいピンクのチョコレート、いったいどんなお味なのでしょう?気になりますよね。ということで、世界ではじめて「サブリム ルビー」を試食する特別ゲスト、女優の堀田茜さんが登場しました!昔からキットカットが大好きだったという堀田さん、さっそく試食して “食レポ” にチャレンジしてくれました。堀田さんう~~ん、おいしいです!すっごいナチュラルで、甘酸っぱくて、さわやかな酸味があって、今までなかった味。すごく新しい味ですね。さっぱりしていて食べやすいです!イチゴチョコレートのようにも見えますが、でもイチゴの酸味とは違う新感覚の味がするそうで、「初恋の味みたいな感じ」とコメント。かなりおいしいみたいで、堀田さんの表情がとっても幸せそうでした。手作り「キットカット」にチャレンジ!続いて、堀田さんは手作り「キットカット」にチャレンジ。指導されるのは、「サブリム ルビー」の監修を手がけた「ル パティシエ タカギ」のオーナーシェフ、高木康政さんです。まず湯煎したチョコレートを「テンパリング(温度調整)」。冷たい台の上でチョコを薄く広げて冷ましていきます。お菓子作りは「学生のとき以来」という堀田さん。でも慣れた手つきでチョコを扱われています。冷ましたチョコレートを再びボールに入れて混ぜてから再度少し温め、チョコレートをキットカットの型に流し込んでいきます。ここでキットカットに使われているウエハースの登場。「すごい! この状態で見られるのってレアですよね!」と興奮気味の堀田さん。ウエハースを入れて、その上にチョコレートを流し込んでから冷蔵庫で30分ほど冷やせば完成です。キットカットを大皿に盛り付け、チョコレートで文字入れをして堀田さんオリジナルプレートができました!堀田さんのバレンタインは??イベントの最後に行われた囲み取材では、バレンタインが話題に。本命チョコをあげる相手はいるの? との記者の質問に、「本命は……いない。あげたいですけどね」と残念そう。続けて「好きな人のために時間をかけてお菓子作ってあげるのが夢」といい、「今年25歳になったので、そろそろ甘酸っぱい思いをしなければ……ちょっとヤバいかな」と女子のホンネを語ってくれました。現在は、話題の連続ドラマ『トドメの接吻(キス)』に出演中の堀田さん。「今年のバレンタインには、家族やドラマでお世話になっている現場の人にチョコをあげたい」と話していました。プレミアム感がたっぷりで、ブレイク必至の「サブリム ルビー」。今年のバレンタインに使ってみたいですね。以上、「キットカット」新商品発表イベントレポートでした!Information
2018年01月23日九州大学は3月8日、沖縄島北部においてハチに擬態した新種のガを発見したと発表した。同成果は同大大学院生物資源環境科学府の屋宜禎央氏、同大大学院農学研究院の広渡俊哉 教授、名城大学の有田豊 名誉教授らの研究グループによるもので、3月7日付けの「ZooKeys」に掲載された。今回発見されたガは、屋宜氏が2015年5月30日に採取したもので、羽を広げた幅が約30mmと比較的大型。その後の研究で新種であることが判明し「Teinotarsina aurantiaca」と命名された。「Teinotarsina aurantiaca」を含むTeinotarsina属は日本ではこれまで発見されていなかった。また、近縁種が台湾や中国に分布しているものの、外見は大きく異なっており、沖縄県におけるハチ類の多くがほかの地域に比べ赤色化が著しいことが影響していると考えられるという。同研究グループは今回の発見について、沖縄島を含む琉球列島が中国大陸と関連があることや、そこに分布する昆虫類の種多様性が十分に調査されていないことを示す点で重要な意義があるとしている。
2016年03月09日パロアルトネットワークスは7月15日、同社のリサーチセンターブログで、新種のAndroidマルウェア群を発見したことに関する記事を公開した。同社の脅威調査チーム「Unit 42」は、「VirusTotal」が提供するすべてのアンチウイルス製品を回避できる新種のAndroidマルウェア群を発見。49件のサンプルから、「Gunpoder」と名付けられたこのマルウェア群の3種類の亜種マルウェアを検出した。アンチウイルス製品では防御されなかった「アドウェア」と、被害をもたらす「マルウェア」の間には微妙な差しかないということがこれによって明らかになったという。Gunpoderのサンプルは、2014年11月よりVirusTotalにアップロードされているが、すべてのアンチウイルスエンジン(ソフトウェア)で「無害」または「アドウェア」として判定されているため、従来型の防御対策ではこのマルウェアのインストールを防げない。このサンプルには、実際によく使われるアドウェアライブラリが埋め込まれている一方、「ユーザーから機密情報を収集する」「詐欺的な広告を配信する可能性がある」「追加の有料課金を実行する」などのマルウェアとして判定されるような悪質な振る舞いが多く発見された。Gunpoderは少なくとも13か国のAndroidユーザーを標的にしているが、リバース・エンジニアリング(解析調査)により、このAndroid向けマルウェアは、中国国外のユーザーだけに拡散することが確認されている。また、サンプル内で確認されたデバッグコードから「Wang Chunlei(中国語)」という名前が発見され、これはマルウェア作成者の名前である可能性が非常に高いと考えられている。Gunpoderのサンプルは、オープンソースのゲームフレームワークに基づき、ニンテンドーエンターテインメントシステム(NES)のエミュレータゲーム内に悪質なコードを埋めこみ、NESゲームを装う。アプリを起動すると、このゲームの「永久」ライセンスの支払いをユーザーに要求するダイアログがポップアップ表示され、ユーザーが「Great! Certainly!」ボタンをクリックすると、PayPalなどの決済ダイアログがポップアップ表示される。ユーザーがアプリ内の 「Cheats」 オプションをクリックした場合も、この決済ダイアログがポップアップ表示される。また、このマルウェアは、選択された連絡先宛にGunpoderダウンロード用リンクをSMSで送信することで広がるが、拡散されるSMSメッセージの送信方法は2つある。ひとつはメイン操作がユーザーにより一時停止された時。ふたつめの方法は、不正モードを有効にする決済をユーザーが拒否した時、つまり「サービス購入画面」の「Next Time」 ボタンをクリックした時に、同マルウェアグループの亜種である「fun game (楽しいゲーム)」を共有するようユーザーに要求する。Gunpoderマルウェア群が正規の広告ライブラリを介して配信している詐欺広告ページはFacebookページをまねたもので、被害者にアンケートに答えさせ、プレゼントを受け取るためさまざまなアプリケーションをインストールするよう要求する。Gunpoderが、被害者のブラウザ履歴とブックマークの情報、また、被害者のデバイスにインストールされているすべてのパッケージに関する情報も収集していることも判明している。このマルウェア群によってユーザーがだまされた場合、偽の決済ではわずか0.29米ドルまたは0.49米ドルの課金だが、SMS送信に起因する請求総額は、ユーザーのデバイスにどれだけの連絡先が存在するかによって、偽の決済よりはるかに高額なものとなる。
2015年07月17日米クリーブランド自然史博物館は5月27日、エチオピアのアファール地方で人類の祖先である可能性がある新種のヒト科の化石を発見したと発表した。人類の祖先とされる化石では1974年に同じくエチオピアで発見されたアウストラロピテクス・アファレンシスの「ルーシー」が知られている。今回発見された化石は約330万年~350万年前のもので、ルーシーの推定年代と重なるものの、歯の大きさや形、下顎の構造が異なっていた。また、前歯が比較的小さかったことから、ルーシーとは異なる食生活を送っていたと考えられている。研究グループは「現在発見されている化石証拠は、同時代に少なくともヒト科の祖先が2~3種類は地理的に近いエリアに生息していたことを示している」とコメントしている。
2015年05月29日○新種の「義務チョコ」とは今年もバレンタインデーが近づいてきたわけだが、なにやら新しいバレンタイン系ワードがさらに登場した。その名も「義務チョコ」。その名前からして女性側は仕方なく渡している感が半端なく、もらった男性も事務的な対応になってしまいそうなのだが、果たしてこの義務チョコ、どのようなものなのだろうか。恋愛作家の片瀬萩乃さんによると、「義理チョコが『親しき仲にも礼儀あり』の気持ちで渡すものに対して、義務チョコとは『究極の社交辞令』、もしくは『どんなに嫌でも用意しなければいけないチョコ』のことを言います」とのこと。今年、急上昇ワードとして登場した「義務チョコ」。その特徴はというと、「究極の社交辞令のため、自分の気持ちや意思を無視して用意したチョコです。そのため、気持ちの面はもちろんのこと、予算の面でも一番低いものになります。また、よく義理チョコで本命か義理かわからないと悩む男性もいますが、義務チョコの場合はあまりその心配はないです。バレンタインの予算の残りという形になりますので、バレンタインコーナーの一番チープな部類のものや、もっといえばお菓子コーナーにあるようなものを渡されたときは、間違いなく義務チョコになります」と片瀬さん。渡す際の女性の態度にも特徴があり、「まるでライン作業をしているような状態で渡してくるものは、義務チョコと理解しましょう」とのこと。ただし、義務チョコの登場について片瀬さんは、「どんなイベントでも、贈り物をするのであれば"気持ち"を忘れないことが大切です。義務にしてしまうのではなく、義理でも日頃の気持ちを込めて贈ることが大切ではないでしょうか」と苦言を呈する。何のためのバレンタインデーか、ということを考え、単なるチョコレートのばら撒きイベントにならないようにしたいものだ。
2015年02月12日岡山大学は1月15日、岡山県南部と香川県島嶼部に固有なカタツムリの新種を認識し「アキラマイマイ」と命名したと発表した。同成果は同大学大学院環境生命科学研究科(農)の福田宏 准教授、国立科学博物館の亀田勇一 支援研究員の共同研究グループによるもので、同日付で日本貝類学会が発行する「Venus」に掲載される。「アキラマイマイ」は市街地周辺に多産するにも関わらず、西日本に広く分布する「シメクチマイマイ」と混同されていたため、これまで見過ごされてきた。「シメクチマイマイ」には多くの地理的変異が存在し、分類の混乱が以前から指摘されていた。そこで、同研究グループが"本物の"「シメクチマイマイ」を定義するために岡山県周辺の個体を調査したところ、予想外に2つの種の混在が判明した。「シメクチマイマイ」と「アキラマイマイ」はともに殻系13~22mm程度で、形・色・大きさなどで明確に識別することは難しく、生殖器の解剖とDNAの塩基配列を用いた系統解析によって識別することができた。「アキラマイマイ」という名前は、その存在を最初に指摘した香川県在住のアマチュア研究家 多田昭氏に由来する。同氏は長年各地でカタツムリの採集と解剖を地道に続けて、早くから「シメクチマイマイ」に複数種が混在していることを独自に突き止めており、福田准教授らによって多田氏の見解が正しかったことが証明されたかたちとなった。また、「アキラマイマイ」がヒトによる干拓以前は離島であった場所、「シメクチマイマイ」がもともと陸地であった場所に主に分布していることも判明。その分布様式からこの地方の自然環境の特性とその歴史的変遷を知ることができるという。近年、両種とも棲息地が狭められており、特に「アキラマイマイ」は狭い範囲の固有種であるため、環境省レッドデータブック2014に掲載された他のカタツムリとのバランスを考慮すると「絶滅危惧II類(VU)」に相当すると考えられ、福田准教授らは保全措置の必要性を訴えている。
2015年01月15日ハワイ大学は12月23日、西太平洋・グアム付近のマリアナ海溝で、新種の魚を発見したと発表した。マリアナ海溝は最深部が水深1万m以上あるとされ、世界で最も深い海溝としてさまざまな研究の対象となっている。今回、ハワイ大などの研究チームが同海溝で水深5000~1万600mの深海の環境調査を実施ところ、水深8143m地点でクサウオ科とみられる新種の魚を撮影した。この魚は白い半透明の体で、羽のように広がったヒレ、うなぎのような尾をもち、海底をゆったりと泳いでいた。また、水深8143mという深さは、これまで魚が撮影された最深記録になるとのこと。同研究グループのAlan Jamieson博士は「1回の調査でこのような結果を得られたことは、我々が海洋科学の最先端にたっているということを実感させる」とコメントしている。
2014年12月25日サラヴィオ化粧品は、信州大学農学部 応用生命科学科プロジェクト研究推進拠点の伊原正喜助教との共同研究で、別府温泉から新種の微生物群(藻類、発酵細菌など)を発見した。発見した新型藻類(RG92と命名)は美容効果も確認されたことから、研究成果を第28回日本微生物生態学会大会において発表した。同社は抗炎症作用に富み、天然由来成分による医療への応用が期待される「藻類」に注目。特に泉種の多さと肌への効果で有名な「別府温泉」の藻類に注目して研究を行ってきた。まず、温泉水から単離(分離して取り出す)培養した微生物の遺伝子解析、および、Basic LocalAlignment Search Tool(BLAST)により既知の微生物との相同性解析を実施。そこで新種の藻類4種(特許出願中)を含む45種類の微生物を単離・同定した(種名を調べた)。その後、発見した微生物の栄養従属特性や、生態特徴などを明確にしたという。続いて、発見した藻類から糖脂質を抽出して分析。有効成分のモノガラクトシルジアシルグリセロール(MGDG)、ジガラクトシルジアシルグリセロール(DGDG)を同定することに成功した。その新型藻類RG92から抽出したエキスを用いてスキンケアローションを開発。被験調査を実施し、高い評価を得た。同社では、このほど発見した藻類群の有効成分の化学分析を進めると共に、大学・医療機関と共同でスキンケア、医学的応用に向けた研究を展開していくとのこと。藻類以外の発酵細菌などについても、産業的応用の可能性を探って行く予定だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月26日