舞台美術家として知られる一方、日本画家でもあり、挿絵画家でもあった朝倉摂(1922-2014)の創作活動を展観する『生誕100 年 朝倉摂展』が6月26日(日)より練馬区立美術館にて開催される。彫刻家・朝倉文夫(1883-1964)の長女として東京・谷中に生まれた朝倉摂は、17歳から伊東深水に学び、日本画家として早くからその才能を認められていた。戦後、創造美術を経て新制作協会日本画部に所属するなかで、キュビスム的な作風へと展開。また日本画の在り方に対する問題意識にとどまらず、社会問題にも視野は広がっていくが、60年安保闘争の挫折感により絵画から遠ざかっていった。その後、舞台美術の世界に新しい可能性を見出し、演劇の現場に参加するようになる。日本画の枠組みに疑問を持ち、社会的なテーマで制作を行なってきた摂にとって、並行して演劇に参加することは、ジャンルにとらわれない創作姿勢を貫く必然的なものであったといえるだろう。同展では、モダンな女性像を清新な表現で描き出した初期の代表作《更紗の部屋》、《歓び》を含む、今まで公開されることの少なかった日本画作品44点が展示されるほか、制作過程を知るスケッチブック、舞台美術の代表作である全体が階段で構成された蜷川幸雄演出の『ハムレット』『にごり江』の模型、記録写真などの資料、松本清張『砂の器』、大佛次郎『スイッチョねこ』といった代表的な挿絵など約 200 点を紹介。没後、アトリエに残された作品によりみえてきた、戦 前・戦中・戦後をつなぐ朝倉摂の足跡を展観する。朝倉摂《歓び》1943年神奈川県立近代美術館朝倉摂《働く人》1952年山口県立美術館蔵朝倉摂「ハムレット」舞台模型1978/2021年朝倉アトリエ蔵朝倉摂松本清張「砂の器」挿絵原画1960-61年連載神奈川近代文学館蔵【開催概要】『生誕100年 朝倉摂展』会期:2022年6月26日(日)~ 8月14日(日)会場:練馬区立美術館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※会期中一部展示替えあり休館:月曜(7月18日は開館)、7月19 日(火)料金:一般1,000 円、大高・65~74 歳800 円美術館公式サイト:
2022年05月20日映画『大河への道』(5月20日公開)の先行プレミア上映イベントが9日に行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、溝口琢矢、平田満、橋爪功が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。北川は肩出しの真っ赤なドレスで登場し、会場を魅了する。伊能忠敬が55歳から日本地図のプロジェクトを始めたことにちなみ「55歳から始めたいこと」を聞かれると、「肉体改造したい。私の両親も55歳より上なんですが、だんだん体が衰えていくじゃないですか。そこで私は逆行したい。55歳からさらに若返るみたいな」と意欲を見せる。なぜか笑ってしまっている岸井を訝しがりながらも、北川は「山登りとかしたいです。足腰を鍛えて……」と続けたが、そこで「見た目がムキムキとかじゃなくて、中から!」と、笑いの理由に気づいた様子。岸井は「ムキムキになるのかと思いました」と弁解していた。
2022年05月09日カフェなどで注文できる、クリームソーダ。メロンソーダなどのジュースに、アイスクリームやサクランボがトッピングされたクリームソーダは、味だけでなく、かわいらしい見た目で幅広い世代に愛され続けています。※写真はイメージその発想はなかった!クリームソーダを模した…お茶漬け!?磁・場(@jiba_no_jiba)さんがTwitterに投稿した、2枚の写真が話題となっています。磁・場さんは、この日、冷たいお茶漬けを作りました。お茶漬けといえば、茶碗に盛られたご飯に、お茶や出汁をかけたものが一般的。しかし、磁・場さんは、お茶漬けをかわいらしく盛り付けたのです!その写真がコチラ!クリームソーダみたいなお茶漬作った pic.twitter.com/aOSjcdwebe — 磁・場 (@jiba_no_jiba) April 22, 2022 透明なグラスにお茶を注ぎ、丸めたご飯と梅干をトッピング。まるで、クリームソーダのような仕上がりです!一般的なお茶漬けと違い、お茶の上にご飯をトッピングするという発想に驚きですね。この投稿には「笑った」「すごい」などの声が寄せられました。・すごい!こんなこと思い付かないよ~!暑い日に、これを真似して作ろうと思いました。・バーや飲食店で、シメのメニューとして提供したら人気が出そう!・食べづらそうだけど、発想がいいね。・味覚と視覚の不一致が起きて、食べたら混乱しそう!この投稿には、18万件以上の『いいね』が寄せられています。これまでにない、お茶漬けの涼しげな盛り付けに多くの人が驚いたようです。特別な道具は必要ないので、自宅で真似してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年04月23日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子らが共演し一人二役をつとめる『大河への道』より新場面写真が解禁された。本作は、豪華キャスト共演、落語家・立川志の輔原作の<歴史発見>エンターテインメント。大河ドラマ開発と日本地図完成を描き、知られざる歴史を紐解きながら<令和の現代劇>と<江戸の時代劇>の2つの世界の登場人物が俳優陣の一人二役によって演じられていることも見どころの1つとなっている。今回解禁となった場面写真では、観光課の小林永美(北川景子)と大河ドラマ開発プロジェクトのリーダーに据えられた総務課の池本保治(中井貴一)がプロジェクトの成功に意気込む姿を捉えている。また、池本が部下の木下浩章(松山ケンイチ)と伊能忠敬が日本地図を製作する際に用いた一定の歩幅で歩く測量方法を試す様子、大物脚本家・加藤浩造(橋爪功)と脚本開発会議に臨む場面を切り取ったもの。そして安野富海(岸井ゆきの)、各務修(和田正人)ら総務課の同僚たちの姿を切り取っている。また、“時代劇パート”からは、日本地図の完成を目前に亡くなってしまった伊能の志を継いだ者たちの活動を支援することに決めた天文学者・高橋景保(中井さん)と助手の又吉(松山さん)の姿や、2人が測量体験をしている場面、さらには伊能隊の面々が測量結果を地図に起こす様子を写している。そして、かつての伊能の妻・エイ(北川さん)が首元に刀を突き付けられた緊迫感を感じさせる1枚も…。日本地図完成の裏側では一体何が起こっていたのか?その後の展開が気になる場面写真となっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年04月20日フランス・サロンドートンヌ入選画家 五島アサミが創案した、『幾何学刺繍+墨アート』作品が国立新美術館に於いて、2022年8月11日(木)~21日(日)に国内初展覧する事が決定致しました。浮遊する金魚五島は、フランスでテキスタイルアートを学んだ後、日本のエンターテイメント界や商業スペースにテキスタイル作品を提供してきました。近年ではより自由に表現するために、幾何学刺繍と墨を用いた独自のスタイルを確立し、日本と西洋の文化を融合した『幾何学刺繍+墨アート』作品を発表しています。(主にフランス)「幾何学的図形には、宇宙や生命の神秘を紐解くカギが隠されている。自然界を深く観察すると、目に見えない隠された知恵を度々発見することがある。そこにはいつも数字による規則的なリズムがあり、生命的神秘としか例えようのない調和がある。その様な世界観を表現すべく試行錯誤を重ねた結果、たどり着いたのが『幾何学刺繍+墨アート』の境地です。(五島)」制作に用いている素材は、出来るだけ自然界に近いものを使用。布や糸は主にコットンやシルク(アクセントには金糸・銀糸を)、そして日本画制作から着想を得て、墨や顔彩を使用。■五島アサミ/テキスタイル作家・日本画家会期:8月11日(木・祝)~21日(日)会場:国立新美術館3A・B室第23回日本・フランス現代美術世界展 ~サロンドートンヌ特別協賛~ 個展部門Website : Website : レッスン・インフォメーション: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月20日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんは居ませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソード「良いことだと思ってたのに…」「大変アピールされて…」をご紹介します!良いことだと思ってたのに…うちの子はとにかく歩くのが大好きで、2歳になる頃には2時間ほど散歩するのが日課になるほどでした。そのことについてママ友に話したところ、「そんなに歩かせるなんてかわいそう、疲れさせるのは成長によくない」「体力がついても困るのはママでしょ」「歩かせるのをやめたほうがいい」と言われました。個人的には本人が好んで歩いて体力がつくのは良いことだと思っていたので、とてもモヤモヤしました。(専業主婦)大変アピールされて…私は実家に住んで家事育児をしているのですが、家事は一緒に住んでいる祖母が半分してくれています。ですが、その代わりに免許を持っていない祖母を乗せて週5位で買い物や病院、祖母の用事で出掛けて自分の好きなように行動はできません。育児に関しては子どもがママっ子というのもあり、同居している夫以外の家族はほぼノータッチ。それで毎日忙しく疲れていても「自分の子どもだからイライラしててもとても可愛い」と話してたら、「それは家事をしてもらって、同居の家族が子どもを見てくれるから、自分の子どもをそんなにも可愛く見えるんだよ。それが夫婦と子どもだけで暮らしてたら、そんなに可愛く思えないよ」とママ友に言われ…。話をきちんと聞いていなかったこと、そして自分の方が大変アピールをされた気がして、とてもモヤっとしました。いかがでしたか?こんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月14日スヌーピーでおなじみの人気コミック『ピーナッツ(PEANUTS)』のキャラクターを唯一アート表現できる画家、トム・エバハートの特別展示販売会が、2022年4月22日(金)より順次、岡山・東京・名古屋・大阪の4会場にて開催される。『ピーナッツ』スヌーピーの新作版画など展示販売トム・エバハートは、『ピーナッツ』原作者のチャールズ・M・シュルツから、『ピーナッツ』のキャラクターをアートとして自由に表現することを唯一許可されたアーティスト。「トム・エバハート2022年G.W.特別展示販売会」では、トム・エバハートによる、スヌーピーや『ピーナッツ』のキャラクター達をモチーフにしたアート原画や版画作品を展示販売する。注目は、日本では公開されていない原画作品「The Dream Woke Black B Wang Color」シリーズから初めて版画化された新作2点。まるでスヌーピーが夜の犬小屋の上で寝ているかのような、愛らしい佇まいが魅力だ。加えて、約2年ぶりの版画作品の新作「Snooze Alarm Boogie AM6:30」も登場する。トム・エバハートの画材や大型原画の再現ポスターも展示さらに、トム・エバハートが実際に使用した筆や画材、大型原画作品を原寸で再現したポスターも展示。トム・エバハートのアトリエの雰囲気も感じられる空間となっている。【詳細】トム・エバハート2022年G.W.特別展示販売会<岡山会場>開催期間:2022年4月22日(金)~24日(日)会場:ルネスギャラリー住所:岡山県岡山市北区内山下1-6-20受付時間:11:00~18:30(初日13:00~、最終日17:00まで)<東京会場>開催期間:4月28日(木)~5月1日(日)会場:ヒルトン東京B1F ヒルトピア アートスクエア住所:東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトピアショッピングセンター内(ヒルトン東京B1)受付時間:11:00~19:00(最終日17:00まで)<名古屋会場>開催期間:5月3日(火祝)~5日(木祝)会場:ウインクあいち 8F 802号室住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38受付時間:11:00~19:00(初日14:00~、最終日18:00まで)<大阪会場>開催期間:5月7日(土)~9日(月)会場:ブリーゼプラザ 8F 805号室住所:大阪府大阪市北区梅田2-4-9受付時間:11:00~19:00(最終日17:00まで)※各会場でアンケートに回答すると、オリジナル大判ポストカードをプレゼント。※プレゼントはなくなり次第終了。※展示作品はすべて購入可能。売約済の場合は会場内で観覧できない作品もあり。
2022年04月07日特別展「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」が、大分市美術館にて2022年4月15日(金)から5月29日(日)まで開催される。マリー・アントワネットに仕えた宮廷画家・ルドゥーテ特別展「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」は、フランス王妃マリー・アントワネットとナポレオン皇妃ジョゼフィーヌに仕えた宮廷画家・ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテの植物画を紹介する展覧会。ルドゥーテの植物画は、銅板に点を刻む多色刷銅版画に、さらに手彩色を施すことで植物の姿を細部まで正確に描き出しているのが特徴。繊細に描き込まれたバラやパンジーなどの色彩豊かな花々は、いずれも柔和な雰囲気をまとっている。“花のラファエロ/バラのレンブラント”との呼び声もそのエレガントで緻密な表現から、ルドゥーテは当時の上流階級の人々から「花のラファエロ」「バラのレンブラント」と称賛されていた。また、現在においてもルドゥーテの描くバラなどの絵画は室内装飾品や食器などのデザインに取り入れられ、多くの人から愛され続けている。特別展「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」の会場には、ルドゥーテの代表作『バラ図譜』全点と肉筆画が集結。植物学的正確さと芸術的完成度の高さを併せ持つ、ルドゥーテの植物画の魅力を隅々まで堪能することができる。【詳細】特別展「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」開催期間:2022年4月15日(金)~5月29日(日)会場:大分市美術館 企画展示室住所:大分県大分市大字上野865番地開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:4月18日(月)、25日(月)、5月9日(月)、16日(月)、23日(月)観覧料:一般 1,000円(800円)、高大生 700円(500円)、中学生以下 無料※( )は前売り、20名以上の団体料金。※特別展観覧料でコレクション展もあわせて観覧可能。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料。※「大分市美術館年間パスポート」が利用可。※前売券は、2022年4月14日(木)までローソン(ローソンチケット Lコード:84504)、セブン・イレブン(チケットぴあ Pコード:685-967)、大分市美術館、大分合同新聞社本社受付・同プレスセンター、大分放送事業部、トキハ会館にて販売。【問い合わせ先】教育委員会事務局教育部美術館 美術振興課TEL:097-554-5800
2022年04月02日息子さんを育てている、晴(@akaaokiiro_)さんがTwitterに投稿した、『マクドナルド』のセットメニューの食べ方が話題となっています。この日、晴さんが息子さんのために購入したのは、『チキンマックナゲットハッピーセット』。ナゲットとドリンクのほか、サイドメニューにはポテトを選びました。息子さんに、車内で食べさせたかった、晴さん。3品もあると、テーブルのない車内で食べるのは難しいものです。しかし、晴さんは、画期的な方法を編み出しました。こうやって息子に渡せば、車内でもハッピーセットを食べてもらえる!19万件もの『いいね』が寄せられている、食べ方がコチラです!こうやって息子に渡せば、車内でもハッピーセットを食べてもらえる✨ナゲットの箱の穴ってこのためにあるんかな!? pic.twitter.com/Kyib3yrmzi — 晴 (@akaaokiiro_) March 29, 2022 『マクドナルド』のナゲットの箱には、フタと本体のつなぎ目に、穴があります。grape編集部でも試してみました。ポテトSサイズなら、フタの部分に収まります。晴さんは、ナゲットの容器をドリンクのストローにセットし、フタの部分にポテトを投入したのです!晴さんの息子さんは、車内ではドリンクの部分を足で挟み、上手に食べていたとのこと。注意点として、完全に固定されているわけではないので、ナゲットの容器がくるくると回る可能性があります。また、子供にとっては重いため、落とさないよう気を付ける必要がありそうです。注意しながら食べなければなりませんが、車内で食べる時には便利な食べ方ですよね。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・これは目からウロコだわ!今度やってみよー!・天才現る!ナゲットの箱に穴が開いていたなんて知らなかった。いいことを知ったわ。・僕はこの方法で食べていましたよ!家で映画を見ながら食べる時など、おすすめ!・親がいちいち袋から取り出して渡さなくていいし、子供も楽しんでくれそう。素敵な方法だ!『マクドナルド』でセットメニューを頼んだ時に、試してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年03月31日美人画の大家として、近代日本画の巨匠として、そして人気の挿絵画家として、没後半世紀を経過してもその名を轟かせる画家、鏑木清方。彼の没後50年を記念した回顧展「没後50年 鏑木清方展」が、東京国立近代美術館で3月18日(金)に開幕した。途中、展示替えを挟み5月8日(日)まで開催されている。1878年(明治11年)、東京は神田に生まれた鏑木清方。13歳で水野年方(としかた)に入門し、10代の頃より挿絵画家として頭角を表し、売れっ子画家となっていた。一方で、1907年(明治40年)の文部省美術展覧会の開設を契機に、日本画の制作にも注力。1927年(昭和2年)には第8回帝展に出品し《築地明石町》が帝国美術院賞を受賞する。1972年(昭和47年)に93歳で亡くなるまで、精力的に暮らしや文学、芸能など人を主題にした絵を描き続けた。展覧会エントランスこの展覧会は、清方の日本画のみ110点を紹介。東京展では、人々の生活を生き生きと描いた「生活をえがく」、物語の世界を描いた「物語をえがく」、そして、卓上で鑑賞できるよう作品サイズをあえて小さくした「小さくえがく」の三部で構成されている。展示風景よりそのなかでも第一章「生活をえがく」で紹介される《築地明石町》と、《新富町》、《浜町河岸》の三部作は見どころの一つ。帝国美術院賞を受賞し、記念切手になったものの、44年もの間所在が不明とされていた《築地明石町》と、《新富町》、《浜町河岸》の三部作は、2018年に再発見され、翌年に3点とも東京国立近代美術館のコレクションに加わった。同展では会期の全期間を通して公開される。鏑木清方《築地明石町》1927年 東京国立近代美術館蔵鏑木清方《浜町河岸》1930年東京国立近代美術館蔵鏑木清方《新富町》 1930年東京国立近代美術館蔵《築地明石町》は清方が49歳のときの作品。浅葱色の小紋から、ほんのわずかに赤い羽裏が覗いており、エレガンスな雰囲気をより一層強めている。背景には船が並び、海沿いの街の一場面であることがわかる。絵のなかにわずかに描かれたものから、さまざまな想像を掻き立てられる非常に魅力的な作品だ。「生活をえがく」の章では、このほかにも、庶民の生活や生きる喜びが描かれた作品が紹介される。《明治風俗十二ヶ月》は、昭和の時代に「古き良き時代」であった明治時代の風俗を、清方が振り返って描いた連作だ。鏑木清方《明治風俗十二ヶ月》(部分)1935年東京国立近代美術館蔵《弥生の節句》と《端午の節句》は、描表装(通常であれば裂で表装される部分が絵になっている、江戸琳派でよく使われていた表装)の豪華な節句画だ。鏑木清方 左:《弥生の節句》1934年右:《端午の節句》1936年東京国立近代美術館蔵ちなみに、清方は、1918年〜25年のうちに描いた約500点の作品を自己採点していた。この展覧会では、採点されていた作品のうち23点を展示。清方自身が自信作につけた3つ星の《遊女》、《ためさるゝ日》(左幅)などを展示する。《ためさるゝ日》(左幅)が一般公開されるのは30年ぶり、左右合わせての展示は40年振りのこととなる。この、清方の自己評価の星の数もあわせて見ていくと、清方が絵の中でなにを大切にしていたが見えてくるはずだ。鏑木清方《遊女》1918年 横浜美術館蔵鏑木清方《ためさるゝ日》1918年左幅:個人蔵右幅:鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵第2章の「物語をえがく」では、さまざまな物語や芝居を主題とした作品を紹介している。歌舞伎の演目に着想を得た《道成寺 鷺娘》や、泉鏡花の短文に触発されて訪ねた樋口一葉の墓の写生をもとに描いた《一葉女史の墓》、一葉の随筆にインスパイアされて描いた《一葉》など、清方の着想源は幅広い。鏑木清方《道成寺 鷺娘》1929年大谷コレクション鏑木清方左:《一葉女史の墓》1902年鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵右:《一葉》1940年東京藝術大学蔵重要文化財に指定されている《三遊亭円朝像》は、新聞社を営む清方の父親のもとを訪れ、新聞連載のために創作人情噺を書き取らせていた円朝の姿を描いたものだ。清方は肖像画に姿や形だけでなく人柄も描きこもうとしていたのかもしれない。重要文化財 鏑木清方《三遊亭円朝像》1930年東京国立近代美術館蔵そして、第3章「ちいさく描く」へ。清方は、大正時代後半から、展覧会場でも床の間でもなく、机の上に広げて、手元でじっくりと鑑賞する「卓上芸術」を提唱し、少画面の画巻や画帖などを描いていた。サイズが小さいため、スピーディに描け、なおかつ複製するのにも適していたため、庶民に芸術を届けたいと考えていた清方は重視していたようだ。鏑木清方《築地川》部分(組立灯篭)1941年上原美術館蔵鏑木清方《『苦楽』表紙原画》左:紅梅屋敷1949年右:王子詣1948年ともに東京国立近代美術館蔵美人画のみならず、さまざまな人々の営みを温かい眼差しで描いていた鏑木清方。彼の作品は、淡い色合いや繊細な筆使いなど、実際に目にしないと実感できない魅力に富んでいる。ぜひ一度、美術館で実際の清方の作品に耽溺しよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『没後50年 鏑木清方展』3月18日(金)~5月8日(日)、東京国立近代美術館にて開催※会期中展示替えあり公式 HP :
2022年03月25日ミュージシャンでタレントのDAIGOさん(43)は、かねてよりお付き合いしていた女優の北川景子さん(35)と2016年に結婚。2人は2011年に放送されたドラマ『LADY~最後の犯罪プロファイル~』で共演したのが初対面。その3年後にバラエティー番組『火曜サプライズ』にて再共演し、ここで2人は一気に親密になり見事結婚へとゴールイン!2020年には第1子女児も誕生しパパになったDAIGOさん。先日、娘さんが作ったおひなさまを投稿し注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!2度目のひな祭りを迎えたDAIGO家 この投稿をInstagramで見る DAIGO(@daigo_breakerz_)がシェアした投稿 「#娘作#まだ一人じゃ無理だけど#よく走る#元気すぎ#たくましく育ってほしい#イヤイヤ期かも」と娘さんが作ったおひなさまと共に近況報告をするDAIGOさん。元気いっぱいな娘さんの様子が伺えますね。1歳6カ月の娘さんが頑張って描いたお顔がとっても可愛くてほっこりした方も多かったのでは。コメント欄には「お雛様が笑顔ってことは普段から笑顔のDAIGOさんを見てるからだよね」「イヤイヤ期はやーい(笑)」「幸せ家族ステキです」「DAIGO画伯の血を受け継いでいる!! 才能あり!!上手ですね」とDAIGOさんファミリーを想像する声も多く見られました。美男美女夫婦で人気のお2人ということもあり、娘さんがどんなお子さんなのか興味津々のフォロワーが多いようです。今後もお子さん絡みの投稿に注目していきたいと思います!あわせて読みたい🌈板野友美さんがヌードで美しい背中を披露「セクシー」「何してんねん!」ファン悶絶
2022年03月14日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、3月21日(月・祝)から6月12日(日)まで、展覧会「歩々清風ー日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩みー」を開催します。「歩々清風」とは、上村松篁が画家として歩んできた自らの道に思い悩んだ際に、その道が正しい道であったと確信することができた、ある禅の老師の言葉です。明治から令和まで続く、上村松園・松篁・淳之と三代にわたる日本画家の画業を辿ると、激動の時代の中であっても、一人の作家として貫いた絵画世界からは、時代を超えて今なお強いメッセージが感じられます。時代に流されることなく普遍の美を追求し、独自に歩々清風の道を歩み続けた三代の画業を展覧します。上村松篁「春」上村松園「花見」上村松篁(1902~2001)は少年時代に「道というものは生命より尊いものだ」という言葉から、自分にとっての一筋の道は絵の道だと心に決め花鳥画家を志し、制作を続けてきました。一方で自分の歩いてきた道は正しい道だったのか、思い悩みます。しかし八十をすぎた頃、ある禅の老師から「道を歩くときは 歩々清風 の歩き方でなくてはならない」という言葉に、自分の道は少なくとも濁風は吹いていなかった、と初めて自信がわいてきたと語っています。本展では、当館では約2年ぶりの展示となる上村松園の「花見」をはじめ、松篁、淳之の作品を通じて上村家三代の画業の歩みを紹介します1. 名 称 「歩々清風―日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩み―」2. 開催期間 2022年3月21日(月・祝)から2022年6月12日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円(730円)小・中学生410円(360円)※( )内は前売り料金。前売り券は近鉄駅営業所、JTB ホームページで販売。・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点9. 展示作品●上村松園「花見」明治43(1910)年「娘」大正15(1926)年「新蛍」昭和7(1932)年●上村松篁「春」昭和12(1937)年「蓮」昭和56(1981)年「春輝」昭和59(1984)年●上村淳之「春宵」平成10(1998)年「月汀」平成10(1998)年「四季花鳥図(春・秋)」平成10(1998)年 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月11日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子ら豪華共演の『大河への道』より、玉置浩二書き下ろし主題歌入り本予告と本ポスターが解禁された。本作は、市役所に勤める池本保治(中井貴一)が伊能忠敬を主人公とする大河ドラマを実現させようとするも、意外な史実が明らかになるという〈歴史発見〉エンターテインメント。大河ドラマ実現を描く現代パートと、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代劇パートの2つのドラマで構成され、主要キャストはそれぞれの時代のキャラクターを一人二役で演じている。今回解禁となった本予告映像は、舞台を令和から江戸へと移し、亡くなった伊能忠敬を囲む測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)たちを前に天文学者・高橋景保(中井貴一)の「今しばらく伊能先生には、生きていていただきましょうか」という一言から、驚愕の隠密作戦が実行されていく様子が描かれている。測量隊の面々、高橋の助手・又吉(松山ケンイチ)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、伊能のかつての妻・エイ(北川景子)らは亡くなってしまった伊能の志を引き継ぎ、地図の完成に向けて尽力する。【初の日本地図完成の裏側】では一体何が起きていたのか?そして、映像の最後に映された景保の涙の理由とは…。初の日本地図完成への壮大なドラマを感じさせる予告映像となっている。本予告で解禁となった書き下ろし主題歌「星路」(みち)を手掛けた玉置浩二は「コメント等はあまり得意ではないので、 上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と語っている。「星路」(みち)は日本地図の完成目前で亡くなった伊能忠敬の志を引き継いだ者たちの物語に寄り添い、明るく照らし出すような楽曲となっている。また、今回の本予告映像解禁と併せて解禁となった本ポスタービジュアルでは、伊能忠敬の志を継いだ面々が唇に指を当て何かを隠すしぐさをしながら、大河ドラマ開発プロジェクト成功に向け奔走する池本の周りを取り囲んでいる。伊能忠敬が完成させたと思われている初の日本地図の裏側に隠された驚くべき秘密とは?物語の全貌が気になるデザインとなっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年03月11日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催します。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスしています。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できます。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられます。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができます。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能できます。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月09日猫のうめちゃんと犬のからくんの日常を、Twitterに投稿している飼い主(@umeshigu_kara)さん。うめちゃんがからくんに見せた姿に、飼い主さんは「気付かないと思ってるの?」と突っ込んだといいます。どんな行動だったのかというと…。ゆっくり歩けば犬気付かないと思うなのー #ウメ #猫動画 #猫 #猫がいる幸せ #猫好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/pS6GTgw3n4 — うめしぐ&から umeshigu&kara (@umeshigu_kara) March 4, 2022 ベッドの上に立つからくんを警戒しながら、慎重に遠ざかっていくうめちゃん。物音を立てないように、一歩ずつ、足取りに細心の注意を払っているのが分かります。からくんがベッドから飛び出ると、うめちゃんは驚き急いで逃げていきました!飼い主さんによると、からくんはうめちゃんを怖がらせようとしているのではなく、じゃれつきたいのだとか。その行動に勢いがありすぎるがゆえ、こうしてうめちゃんが慎重になっているのかもしれませんね。2匹の行動に、さまざまなコメントが寄せられました。・激しい心理戦が繰り広げられている…。お互いに何を考えているのかを、知りたくなった!・スロー再生でもしていたのかと思うくらい、ゆったりと歩いてるなぁ。・何度も様子をうかがいながら、歩いているのがかわいすぎる!飼い主さんによると、普段は、うめちゃんのほうがからくんよりも強気なのだとか。たまにはこうした姿も見せるのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2022年03月06日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催する。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスした。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できる。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられる。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができる。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能してみてはいかがだろう。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月05日日本画家・黒木美都子は、中国国内で初の個展「至善至美―KALOKAGATHIA」を2022年3月4日(金)から3月27日(日)まで、北京の人気ギャラリーにて開催します。プロデュースとキュレーションは中国のアート市場に強みを持つHRD ART株式会社(本社:東京都中央区)が担当。伝統的かつ革新的な黒木作品の魅力を中国のコレクターに伝えてまいります。至善至美会場風景(1)会場風景(2)■「至善至美―KALOKAGATHIA」開催概要展覧会名:「至善至美―KALOKAGATHIA」開催日時:2022年3月4日(金)から3月27日(日)まで、10:00から19:00まで会場名 :北京当代潮流芸術画廊 42 Art Space主催 :HRD Artist Label■出品作品(一部)純然たるドグマ-混沌-プロセルピナの夜虚ろを焼き尽くして《純然たるドグマ-混沌-》182×86.4cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペースト、2021年《プロセルピナの夜》116.7×91cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペース、2022年《虚ろを焼き尽くして》91×72.7cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペースト、2022年■「至善至美―KALOKAGATHIA」KALOKAGATHIA(カロカガティア)は、「美にして善なるもの」という言葉で、古代ギリシア哲学において、善と美は原理的に同一のものの2相ととらえられ、心身の調和的発達による善美の実現こそが人間完成の理想とする考えです。黒木の制作理念における「善く生きる」を示唆させるうえで、「美しさ」が人々の心の深い部分に響くものだということを再認識できる個展を目指し、人物像と色彩・絵肌の調和した美しい世界を描きます。■黒木美都子 制作理念古来より伝わる“神話・逸話・伝承”を発想の起点とし、自身の世界観を人類の“共同幻想”の新しいアイコンとして表現しています。文化や言語を超えた共感性により、人々に「より善く生きる」ことを示唆できるよう描いています。描かれる人物像は皆、太陽や月などの自然物からカオスのような目に見えない概念までを擬人化し、神的な存在として昇華させたもので、これは万物を八百万の神々として信仰する神道の精神に基づいています。また作品を構成する鮮やかな色彩、マチエール、フラットな黒色の背景は、日本美術における「余白の美」の感性を独自に解釈し、「粗密の美」を意識して描いたものです。絵具の粒子の粗密や色彩の明暗の粗密は、構図的に絵画をより美しくするものと考えています。■黒木美都子 プロフィール1991年東京都生まれ。2014年多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業。2016年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域修了黒木美都子【受賞歴】2015 FACE展2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展審査員特別賞【個展】2021 「黒木美都子 日本画展 -純然たるドグマ-」Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京2020 「夜明け」清アートスペース、東京2020 「夜半の国」あべのハルカス近鉄本店、大阪2019 「幻想の青海原を越えて」Artglorieux GALLERY OF TOKYO、東京2019 「誰そ彼」COPER AOYAMA ARTSPACE、東京2018 「よわのつき」アートスペース羅針盤、東京2018 「昼と夜のあわい」あべのハルカス、大阪2017 「しゆい」ぎゃらりぃ朋、東京2016 「うつつのふち」ぎゃらりぃ朋、東京その他 グループ展多数■HRD ART株式会社について中国や日本をはじめとした世界でのアーティストの活動を支援する会社「HRD Artist Label」の日本国内法人です。所属アーティストは20代前半から30代と若いアーティストが中心で、アーティスト、コレクターと「ともに成長する」を理念にしています。有名な美術館やギャラリーでの展示を通して、アーティストの作品発表を行い、また、中国のSNSによる発信や中国の著名人、ブランドとのコラボレーションといった、様々な方法によりアーティストの認知促進および価値向上に取り組んでいます。特に中国のメッセージアプリ「WeChat」での発信の平均閲覧数は10,000回以上を数えます。また、中国のTikTokといわれる「抖音」では、所属アーティストのアカウントの動画総再生回数は158.2万回を超えています。こうしたSNS等のオンラインメディアを活用したファンとのコミュニケーションに強みがあります。会社名 : HRD ART株式会社所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目13番16号 銀座wallビル UCF5階設立 : 2021年9月E-mail : info@hrdart.co.jp URL : Instagram: 事業内容 : アーティスト関連業務の代理運営、プロモーション、作品展の開催、その他関連業務 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月03日抽象的絵画の先駆者でありながら、長らくその存在を知られていなかったスウェーデンの女性画家ヒルマ・アフ・クリント(1862~1944)のドキュメンタリー映画『見えるもの、その先にヒルマ・アフ・クリントの世界』の公開日が4月9日(土)に決定、予告編が解禁となった。2019年、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催されたヒルマ・アフ・クリントの回顧展は同館史上最高の動員を記録、スウェーデンのラッセ・ハルストレム監督が最新作『Hilma』(原題)で彼女の生涯を描くなど、いまや欧米で大きな注目を集める存在となっている。自身の死後20年は作品を公表しないよう言い残し世を去り、その驚異的な先進性や創造性にも関わらず、死後20年を経た後も長らく美術史から拒絶されていたヒルマ。本作は、謎に包まれたその生涯、そして彼女を拒んだ美術史の裏側にも迫る。そんな本作から、神秘性と現代性を併せ持つヒルマのカラフルな作品群と、彼女と美術史の関係にフォーカスした予告編が解禁。「美術史は書き換えられるのか」という挑発的な言葉を投げかける映像となっている。『見えるもの、その先にヒルマ・アフ・クリントの世界』は4月9日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年02月28日黒塗りの画面に亡霊のような顔が浮かびあがる絵など、心に深く突き刺さる作品を数多く残した画家、香月泰男(1911-1974)。彼の生誕110年を記念した展覧会『香月泰男展』が、練馬区立美術館で開催中です。画家から兵隊になり、戦後はシベリアに送られ、帰国後再び画家に戻った香月は、自身のつらい体験を20年以上も描き続けました。展覧会の様子と彼の人生をあわせてご紹介します。画家として認められたが…【女子的アートナビ】vol. 236香月泰男は、代々医業を営む家の長男として山口県に生まれます。幼いころから絵を描くのが好きで、20歳のとき東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学。学生時代は、ピカソやゴッホの作品などから影響を受けます。卒業後は、美術教師として北海道に赴任。その後、故郷の山口県にある女学校に転任し、教師をしながら公募展に絵を出品していきます。27歳で結婚し、1939年には第一子が誕生。また、文部省美術展覧会で特選を受賞するなど、画家としても認められはじめましたが、そのころ第二次世界大戦が勃発していました。中国からシベリアへ…1942年に召集令状を受け、翌年、32歳のとき満州国(現・中国東北部)に配属されます。絵具箱を持っていった香月は、軍務の間にも絵を描き、また家族あてにスケッチ入りの郵便を数百通も出していました。終戦後の1945年11月、香月はシベリアの収容所に送られます。極寒のなか、森林伐採や運搬作業など過酷な重労働に従事。食糧事情もかなり悪く、多くの収容者たちが亡くなります。2年間の抑留後、1947年に帰国。香月は山口の学校に復職し、油彩画も描きはじめます。戦争体験のほか、草花や食材など、さまざまなテーマで描きながら、技法の研究にも取り組みました。しだいに作品に使われる色彩が限られるようになり、モノトーン系の画風になっていきます。悪夢のような体験をアートに…1959年から、香月は兵役とシベリアの経験を本格的に描きはじめます。現地で見た景色や強制労働の様子を描いたもののほか、私刑にされた日本人の姿、収容所で亡くなった仲間の顔など、苛烈な作品も制作。悪夢のような体験をした香月にとって、この重いテーマをアートにするまでには長い時間が必要でしたが、1960年代以降、シベリアの作品が一気に増えていきます。例えば、黒い塊に足が生えたような作品《運ぶ人》(1960年)は、60キログラムもある麻袋を運んでいる抑留者の姿を描いたものです。近くで見ると、黒い部分に亡霊のような顔が浮かんでいます。「シベリアの画家」に香月が描いた戦争・抑留体験の絵は注目されはじめ、1967年には画集『シベリヤ』を刊行。それらの作品は「シベリア・シリーズ」と呼ばれるようになり、香月は「シベリアの画家」として評価を確立していきます。晩年になると、黒や茶色のモノトーン系の作品に少しずつ色が戻りはじめます。特に、鮮やかな青を使った作品は印象的。《青の太陽》(1969年)は、戦争中、匍匐(ほふく)前進の演習をしていたときに見た地面のアリの巣から着想した作品で、地中から空を見上げる構図になっています。新たな画風が表れはじめた1974年、心筋梗塞により急逝。62歳でした。心が震え続ける…この展覧会では、香月の作品が制作順に展示されています。情感豊かな戦前の作品から、どのように画風やテーマが変わっていったのか、その流れを画家の人生と重ね合わせながら見ることができます。テーマも画面も重々しいものが多いのですが、目をそむけたくなるような残酷さは感じられません。恐怖や苦痛、鎮魂、祈りなど画家のさまざまな思いがアートに昇華され、作品の前に立つと、静かな感動が押し寄せてきます。美術館を出てからもその余韻は残り、ずっと心が震え続けました。会場には、香月が残した言葉もところどころに記されています。ぜひ足を運んで、作品を通して画家の思いを感じてみてください。Information会期:~3月27日(日)※途中展示替えあり前期:~3月6日、後期:3月8日~3月27日※休館日は月曜日。ただし3月21日(月・祝)は開館、3月22日(火)は休館会場:練馬区立美術館開室時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)観覧料:一般¥1,000、大学生・高校生、65歳~74歳¥¥800、中学生以下、75歳以上は無料その他割引制度あり
2022年02月27日氷の上で行われるウィンタースポーツ、カーリング。2022年2月に開催された世界的なスポーツの大会では、日本を含め各国の代表選手が熱い戦いを繰り広げました。バケツを使ってカーリング?その大会中、イギリスのエイボン・サマーセット警察がカーリングのイギリス女子チームを応援しようと、Twitterに動画を投稿しました。すると、5千件近くリツイートされるほど反響が上がったのです。その動画をご覧ください。Good luck to @TeamGB in the curling today and tomorrow @evemuirhead pic.twitter.com/E6DJolqXxN — ASPoliceHorses (@ASPoliceHorses) February 18, 2022 真剣な表情で、ストーンならぬバケツを滑らせる人。続いて2人がデッキブラシで床をゴシゴシしています。実際のカーリングさながらのかけ声も上がり、緊張感はマックス。ところが最後は…標的となるハウスではなくウマが登場!予想外のオチに、見た人たちは大笑いしています。・オチが最高!声を出して笑ったわ。・天才かよ。この競技を考えた人に金メダルをあげたい。・最後でコーヒー吹き出した!エイボン・サマーセット警察は騎馬隊があり、Twitterにはしばしばウマたちの写真が投稿されています。ほっこりする結末で、多くの人を笑顔にした『バケツカーリング』。もし得点をつけるなら、間違いなく10点満点をあげたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月25日一歩踏み出す勇気の大切さを描く、心温まるワクワク大冒険物語『それいけ!アンパンマンドロリンとバケ~るカーニバル』のゲスト声優に北川景子が決定。変身が苦手なオバケの男の子・ドロリンの声を担当する。劇場映画シリーズ33作目となる本作は、どんなものにも変身できる、かわいくて愉快なオバケたちの街・オバケタウンで開催される楽しいお祭り<バケールカーニバル>が舞台。子どもたちはバケールカーニバルを楽しんでいるが、変身が苦手なオバケの男の子・ドロリンだけは、楽しむことができず、ひとりぼっちに。そんなドロリンは、クリームパンダと出会い、絆を深めていく。そして彼らは、世界一の変身パワーを秘めたマント<まっくろマント>を探しにおぞましの森へと向かうが――。そんな物語のカギとなる新たなキャラクター・ドロリンを演じるのが、『マジック・ツリーハウス』で初声優を務めて以来、2度目のアニメーション声優挑戦となる北川さん。「幼い頃に大好きだったアンパンマン、今では娘が大好きなアンパンマン。お声がけいただけたことはとても光栄ですし、娘にも全国の子どもたちにも喜んでもらえるのなら自分にできることをやりたいと思いお引き受けしました」とオファー時の心境を明かし、「脚本を読ませていただき、努力し続けることの大切さ、一歩踏み出す勇気の尊さを感じました。人間誰しもコンプレックスや弱点を抱えているものですが、辛くても自分と向き合い、自分の弱点を克服しようとするドロリンの姿に私も勇気をもらいました。また、どんな状況でも諦めないことも大切だと感じました。昨日まで出来なくても今日できるようになるかもしれない。希望を持つこと、前向きになることがいかに大切かを感じられるお話でした」と物語の印象を語る。そして、これからの収録について「全国の子どもたちが楽しみに見にきてくれると思うので、良い作品にしたいです。伝統あるアンパンマンファミリーに参加させていただけた喜びを胸に、楽しんで演じたいと思います」と意気込みを見せている。映画『それいけ!アンパンマンドロリンとバケ~るカーニバル』は6月24日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ〜るカーニバル 2022年6月24日より全国にて公開
2022年02月23日野良猫にビビる猫。そんなコメントとともに、飼い猫の様子をTikTokに投稿した、sakusaku0517さん。「野良猫にビビる猫」と聞くと、屋外でお互いが向かい合っているように思わされますが、実際は…。@sakusaku0517 #ネコ#cat ♬ オリジナル楽曲 - むぎお - スコティッシュ兄弟窓1枚を挟んで、外にいる野良猫におびえる飼い猫。野良猫に見られているにもかかわらず、音を立てないようにか、ゆっくりと歩いています。その様子を、じっと見つめる野良猫からは、敵意は感じられません。飼い猫は、「知らない猫が自分を見ている」と、人見知り、もとい『猫見知り』な性格なのかもしれませんね。【ネットの声】・自分が住んでいる家なのに、めっちゃ肩身が狭そう。・絶対に気付かれているけど、見ないようにしているのがかわいい。・スローモーションの動きに笑った。「外は見ちゃいけない!」と思っていそう。おびえる雰囲気を出している飼い猫。ですが、投稿者さんによると、野良猫は「飼い猫にかまってほしいのではないか」と推察しています。お互いに歩み寄る日は、来るのでしょうか…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月17日神戸のショコラトリー「ゴンチャロフ(Goncharoff)」から、ゴッホやフェルメールの名画をパッケージにしたバレンタインチョコレート「ガルニエ」が登場。全国のゴンチャロフ店舗ほかにて販売される。“世界の名画と楽しむ”ゴンチャロフのバレンタインチョコレート神戸・北野町で創業したショコラトリー「ゴンチャロフ」が提案する「ガルニエ」は、“世界の名画とチョコレートを楽しむ”がコンセプトのブランド。展開されるチョコレートのアソートは、世界中で愛されるアートにオリジナルのアレンジを加えたパッケージで包まれる。デザインに採用されているのは、ゴッホの《ひまわり》やルノワールの《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》、フェルメールの《牛乳を注ぐ女》、ボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》といった誰もが知る名画。思わずパケ買いしてしまう、アート好き&芸術好きにはたまらないバレンタインチョコレートだ。葛飾北斎や円山応挙らの日本画パッケージもまた、同じく「ゴンチャロフ」が展開する、“見て・食べて感じる日本”がコンセプトのブランド「甘味画廊」もおすすめだ。栗、小豆、紫芋など和の素材を使い、和菓子をミニチュアサイズで表現したチョコレートや、縁起物とされる羽子板をイメージしたチョコレートなど“和”をモチーフにした華やかなお菓子を、葛飾北斎や円山応挙らの日本画のパッケージに詰め込んでいる。【詳細】ゴンチャロフ「ガルニエ」「甘味画廊」販売期間:2022年1月12日(水)より順次取扱店舗:全国のゴンチャロフ店舗 / ゴンチャロフ公式オンラインストア※オンラインストアは2月9日(水)10:00までの取り扱い※店舗により取扱いのない場合あり。※取扱商品や展開期間は変更になる場合あり。価格例:<ガルニエ>ガルニエ K(21個入り) 2,700円<甘味画廊>和菓子セット C(4個入り) 756円
2022年01月22日株式会社カンゼンは、新刊「天才の習慣 成功の秘訣と考え方を学ぶ」(ライブ編著)を2022年1月17日に発売いたしました。「天才の習慣 成功の秘訣と考え方を学ぶ」詳細URL: 「天才の習慣 成功の秘訣と考え方を学ぶ」内容紹介世界の天才80人日々の行動と考え方=習慣(ルーティン)を紹介!偉大な功績を残した科学者、文学者、音楽家から今、現在活躍している実業家、アーティスト、作家などなど天才たちの知る人ぞ知る「習慣」の数々を、なぜその習慣を行っているのかという理由や効果をエピソードを織り交ぜながら紹介します。本書を通して成功の秘訣と考え方が学べて、身につけることができます!天才たちの習慣にチャレンジしてみよう!■スティーブン・スピルバーグ 「ほしい情報は自分で直接手に入れる」 大胆な行動で現場に入り込む!■ブルース・リー 「トレーニングと勉強の両方を欠かさずに行う」 体と頭脳の両方を鍛え上げる!■レディー・ガガ 「毎日15分自分を褒める」 自分自身と向き合う時間目次●1章 アカデミックヒーロー編アイザック・ニュートン、スティーブン・ホーキング、津田梅子…など●2章 カリスマリーダー編二コラ・テスラ、ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、松下幸之助…など●3章 トップクリエイター編ウォルト・ディズニー、アーネスト・ヘミングウェイ、スティーブン・スピルバーグ…など●4章 スーパースター編ベーブ・ルース、モハメド・アリ、ウサイン・ボルト、リオネル・メッシ…など本書「はじめに」より「天才」とはどんな人なのでしょう。元々何かしらの才能がある人、能力を得るために努力できる人、運が良かった人、色々な考え方ができると思います。ただ、忘れてはいけないのは、どんな天才であっても、それを世の中にしらしめ、成功を収めるために、多くの時間を要したということです。そして、そのために彼らが行っていたのが、「習慣」です。「習慣」とは、同じ子ことを何度も繰り返すことです。毎日、毎週、毎月、それを続けることで、才能は花開き、「天才」と呼ばれるにいたるのです。この本では、そんな天才たちが、日常行っていたことや、考え方などを80人分紹介しています。簡単に真似できることもあれば、なかなか難しいものもあるでしょう。少しでも気になるものがあれば、同じことをしてみたり、自分なりにアレンジを加えてみたりして、実践してみましょう。毎日続けることで、それは必ずあなたの力になり、未来への希望となるはずです。解説ページでは、その人の経歴や、エピソード、残した名言なども掲載しています。生きた時代や職業はバラバラですが、その生涯に触れることによって、共感したり、意外性に驚いたりすることがあるはずです。それこそが彼ら天才の人生の意味であり、世代を超えて伝わる知識なのです。ぜひこの本を通して、あなた自身の生き方や習慣を考えてみてください。それを続けることによって、あなたの中に眠っている「才能」が目を覚ますかもしれません。あなたが素敵な習慣と、そして素晴らしい未来に出会うことを祈って。書籍概要書籍名 :天才の習慣 成功の秘訣と考え方を学ぶ編著 :ライブ定価 :1,540円(税込)体裁 :A5判/176ページジャンル:児童書ISBN :URL : 購入はコチラ「天才の習慣」Amazon : 「天才の習慣」楽天ブックス : 会社概要商号 : 株式会社カンゼン所在地 : 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-7-1開花ビル設立 : 2001年10月事業内容 :書籍、雑誌の出版資本金 : 1,000万円URL : お客様からのお問い合わせ先株式会社カンゼン営業企画部担当:宇佐美Tel:03-5295-7723Mail: k-usami@kanzen.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月17日「この1年はバタバタで、自分に時間を使えなかった。美容に自信のない1年だった」こう語ったのは北川景子(35)。これは美容雑誌「美的」の読者によって「美的ベストビューティウーマン」に選出された北川が12月15日に行なわれた贈賞式で語ったもの。2021年を“バタバタ”と振り返った北川だが、18年にわたる彼女の芸能生活のなかでも過去最高レベルにハードな年であったようだ。「北川さんは16年1月にDAIGOさん(43)と結婚し、昨年9月に長女を出産。しばらくは育児休暇を取ると見られていましたが、産後2カ月には出演映画の記者会見に出席し、今年4月クールの連ドラ『リコカツ』(TBS系)にも主演しています。これほどのスピード復帰は芸能界でも珍しいです。北川さんはもともと女優の仕事が大好きで、早期の産後復帰には“働きながら子供を育てる女性の励みになりたい”という思いがあったといいます。しかし、仕事と育児の両立は相当しんどかったそうです。お風呂にゆっくり入る時間も取れず、『家庭と仕事の両立に心が折れそう……』とこぼしていたこともあったと聞いています」(芸能関係者)今年1月放送の『新春大売り出し!さんまのまんま』(フジテレビ系)で、北川は産後に増えた体重を撮影のために減量したことについてこう語っている。「必死に戻しました。戻さなくてなら、戻したくなかったです。泣きながらトレーニングしてました」時には涙を見せながら女優と育児の両立に奮闘した北川。そんな北川をそばでずっと支えてきたのが夫のDAIGOだ。「DAIGOさんは、結婚の際に『女優・北川景子をもっと見ていたい』と伝えたほど北川さんのファン。北川さんの早期産後復帰も応援し、手こずりながらも育児に積極的に関わり、おむつ替えや入浴を担当していたといいます」(前出・芸能関係者)本誌も北川をサポートするDAIGOの姿を目撃している。今年1月11日、この日は5回目の結婚記念日だったが、2人がいたのはおしゃれなレストランではなく、多数の雛人形が並べられたデパートの催事場。記念すべき娘の初節句を祝うべく、店員の説明を真剣に聞いて雛人形を吟味する北川。DAIGOはそんな妻に代わってベビーカーに乗る愛娘を優しくあやしていた。いっぽうで、北川がDAIGOの背中を押したことも。結婚5カ月前の15年8月下旬の夜、高級すき焼き店で夕食をともにした2人。店から出てきた北川はDAIGOと固く手をつなぐなど、仲睦まじい様子だ。実はこの日は、DAIGOがランナーを務める『24時間テレビ』(日本テレビ系)の放送3日前だった。「当時、DAIGOさんは24時間テレビのランナーという大役のプレッシャーに押しつぶされそうになることもあったそうです。そんなとき、北川さんはDAIGOさんのために料理を作り、“一緒に頑張ろう”と励ましたそうです」(テレビ局関係者)互いの苦難を支えながら乗り越える北川とDAIGO。百恵さん&三浦友和の跡を継ぐ“理想の夫婦”はこの2人かも?
2021年12月25日フィンランドの女性画家ヘレン・シャルフベックの半生を描いた『魂のまなざし』が生誕160年記念となる2022年の夏に公開されることが決定し、併せてティーザービジュアルが解禁となった。1915年、ヘレン・シャルフベックは、高齢の母親とともに田舎で暮らしていた。いわば忘れられた画家だった彼女は、それでも湧き出してくる情熱のためだけに絵を描き続けていた。全てが変わったのは、ある画商が訪ねてきて彼女が描き溜めていた159点のすばらしい作品を発見、大きな個展開催に向けて動き出した時。しかし、ヘレンの人生で最も重要な転機は、画商が紹介した15歳年下の青年エイナル・ロイターとの出会いによってもたらされる…。モダニズムを代表する画家のひとりとして、近年世界的に注目を浴びるフィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベック(1862~1946)。その生誕160年を記念し、彼女の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた本作。シャルフベックは、ロシア帝国の支配下にあったフィンランドに生まれ、祖国の独立と内戦を経て封建的な世界が崩壊していく過程と歩調を合わせるように、画家として、女性として、一人の人間として自律的に生きていく。狂おしい愛に打ちのめされ生涯の友情を得る中で、自身と身の回りの存在を凝視しその本質を描きだす手法をひたすら追求した。抑圧的な母親や男性社会に臆せず、名誉よりも内から湧き出る情熱に従ったシャルフベック。どん底にあってもやがて立ち上がって背筋を伸ばし歩んでいく、その凛とした生き様が、北欧の透明な光に輝く自然や街並みとともに全編美しい映像で描かれる。解禁されたティーザービジュアルは、映画と同時代1915年にシャルフベックが描いた代表的な自画像「黒い背景の自画像」を模し、シャルフベックを演じた主演女優ラウラ・ビルンの姿に置き換えて描き下ろされた、映画のためのオリジナル作品を使用している。『魂のまなざし』は2022年夏、Bunkamuraル・シネマほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:魂のまなざし 2022年夏、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©Finland Cinematic
2021年12月21日子供を育てている親は、家事や育児、仕事などで目まぐるしい日々を送っています。たまには、甘いデザートを食べて、ほっと一息つきたいときもありますよね。ある日、すーこ(@sunmi192)さんは、息子さんを連れて実家に帰っていました。実家で息子さんをいとこたちと遊ばせていると、母親からこのような提案をもちかけられたといいます。「1個しかないケーキを2人で食べちゃおうぜ」しかし、同じ部屋では、3人の幼い子供たちが遊んでいます。ケーキが見つかってしまえば、きっと子供たちも食べたがるでしょう。そこで、すーこさんの母親が編み出した、大人たちだけでこっそりケーキを食べる方法がコチラです。同じ部屋で子ども3人(5.4.3歳)が遊んでるんだけど、お母さんが「1個しかないケーキ2人で食べちゃおうぜ」って出してくれたのがこれ。_人人人_> 内釜 <  ̄Y^Y^Y ̄ pic.twitter.com/yGWVTmHcXW — すーこ (@sunmi192) December 19, 2021 ケーキを周囲の目から隠す、鉄壁の守り…!これなら何を食べているのか、パッと見では分かりません。子供たちにバレることなく食べられそうです!母親の素晴らしいアイディアに、「笑った」などの声が寄せられています。・これはバレないですね!お母さん、ナイスアイディア!・天才すぎますね!経験値のなせる技だわ。・目隠し機能付きの、素敵なケーキ皿。たまには、大人たちだけで至福のひと時を過ごしてもいいでしょう。毎日子育てに追われ、忙しい日々を過ごしている人は、この方法をまねしてみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2021年12月21日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子が、一人二役を演じる、歴史発見エンタテインメント映画『大河への道』。この度、本作の特報映像が初お披露目となった。立川志の輔の創作落語を映画化した本作。市役所職員たちと大物脚本家が「伊能忠敬の大河ドラマ」実現を目指して四苦八苦する様をコミカルに観せる〈令和の現代劇〉、伊能忠敬の日本地図完成に隠された驚くべき感動秘話を描く〈江戸の時代劇〉と、2つの時代を映し出す。今回到着した特報映像では、市役所の観光事業として、初めて日本地図を作った郷土の偉人・伊能忠敬を描く大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がるも、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないということが明らかになる。そして、舞台は200年前へ。伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井さん)と助手の又吉(松山さん)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川さん)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた…。中井さんと松山さんは、大河ドラマ「平清盛」以来の共演となった今回。本作では、市役所総務課の上司と部下を演じている。松山さんは、中井さんとの共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」と語っており、2人の演技の掛け合いを存分に楽しめる本作の一部分が、今回の映像ラストで垣間見ることができる。『大河への道』特報映像『大河への道』は2022年5月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年12月20日2018年からモスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、LA、そして日本各都市を巡回し、累計300万人以上を動員してきた展覧会『バンクシー展天才か反逆者か』が、満を持して東京にて開幕。原宿駅前のWITH HARAJUKUにて2022年3月8日(火)まで開催されている。国内では2020年、横浜を皮切りに大阪、名古屋、福岡の主要都市を巡回してきた『バンクシー展』。社会風刺を凝らしたグラフィティアートやストリートアートで強いメッセージを発信し続ける覆面アーティスト・バンクシーの貴重なオリジナル作品を含む、版画、立体オブジェなど70点以上をはじめ、映像やポスターなど計100点以上が紹介されている。バンクシーのスタジオを再現したインスタレーション同展では、作品を「消費」「政治」「抗議」「ラット(ネズミ)」「監視カメラ」などのテーマに分け、それぞれの作品の背景にある社会性やバンクシーの制作意図をあぶりだしていく。《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》日本でも多くの人に知られるバンクシーの代表的モチーフ《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》は、パレスチナ・ヨルダン川西岸地区にあるベツレヘムの建物に描かれた作品。描かれた男性は火炎瓶ではなく花束を手にしており、平和的な抵抗を表現している。《スロウアー》同展ではさらに、《ラブ・イズ・イン・ジ・エア》の貴重な三部作版《スロウアー》も紹介。これは、2017年にバンクシーがイスラエルとパレスチナ地区を防壁の前に開業した「ザ・ウォールド・オフ・ホテル」のロビーに展示されているもの。バンクシー曰く「世界一眺めが悪い」ホテルのプロジェクトについても紹介されている。「ザ・ウォールド・オフ・ホテル」の紹介コーナー今回、東京展から初お目見えとなるのが、バンクシー作品のルーツを探る「バンクシーと世界の芸術文化」というコーナーだ。こちらで紹介されているのは、バンクシーがアンディ・ウォーホルの代表作《マリリン・モンロー》を引用した《ケイト・モス》。当時、時代のアイコンだったスーパー・モデルを起用したこの作品を通して、バンクシーはウォーホルの時代から変わらずアート・マーケットが消費市場主義であるということを指摘している。会場では両者が合わせて展示されているほか、同じくウォーホルの《キャンベルのスープ缶》にインスピレーションを得た作品《スープ・カンズ》、さらにもうひとり、バンクシーが大きな影響を受けたというジャン=ミシェル・バスキアの作品《ジョウボーン・オブ・アン・アス》(1982~2004年)も展示されている。(左)バンクシー《ケイト・モス》、(右)アンディ・ウォーホル《マリリン・モンロー》左からアンディ・ウォーホル《キャンベルのスープ缶/トマト・スープ》、バンクシー《スープ・カンズ》、ジャン=ミシェル・バスキア《ジョウボーン・オブ・アン・アス》ほかにも、社会的弱者をドブネズミに重ねた「ラット」シリーズを始め、ロンドンの湖水泳場に設置された標識の作品《ノー・スイミング》など、コレクター所有作を中心とした貴重な作品を多数紹介。展示の最後は希望を願う代表作《ガール・ウィズ・バルーン》で締めくくられる。「ラット」シリーズ展示風景《ノー・スイミング》《ガール・ウィズ・バルーン》世界中からその一挙一動が注目されるアーティスト、バンクシー。ゲリラ的な活動で世の中を騒がせているようにも見える彼が、それぞれの作品に込めた痛烈なメッセージを感じとってほしい。【開催情報】『バンクシー展天才か反逆者か』2021年12月12日(日)~2022年3月8日(火)、WITH HARAJUKUにて開催。
2021年12月16日女優の北川景子が15日、都内で行われた「2021 美的ベストコスメ大賞」発表・贈賞式に出席した。同賞は2001年の雑誌『美的』創刊以来続く、読者投票によりその年に最もよかったコスメに贈られるもの。今年は21,961人もの投票があり、この日は各賞の発表が行われ、「美的ベストビューティーウーマン」に北川景子が選ばれた。読者がなりたい有名人を選ぶ同賞を受賞した北川は「素直にうれしいという気持ちでいっぱいです。個人的なお話ですが、昨年子どもを産んで、この1年は結構バタバタであまり自分に時間が取れずケアもできなかったので、読者の方からの賞をいただけてうれしかったですし頑張ってきて良かったなと励みになりました」と喜んだ。続けて「身近で一緒にやってくれているヘアメイクさんやスタイリストさん、カメラマンさんも寄り添って力になってくださるので、その方々への賞でもあると思いますので周りの方々に感謝したいです」と語った。美を保つ秘けつについては「乾燥肌なので、夏はクーラーで乾燥、冬は当たり前に乾燥するので、保湿は神経質なぐらいやっていると思います」と保湿は常にしているといい、「最近はアイクリームが大事だと思っていて、アイクリームを首にも塗っています(笑)。あらゆるところに塗り始めました」と回答した。体型維持についても「さすがに代謝も落ちてきたし歳を重ねているので、最近は食べる物をバランスよくと気をつけています。大事なのは重さじゃなくライン。理想は週3~4回走りに行きたいんですが、現実的には週1~2回はやっています」と話すなど、食生活と適度な運動を大切にしているという。また、年末ということで今年を振り返り、「今年は前半連ドラに出演してお仕事が充実し、その分家族にサポートしてもらいました。後半は仕事が緩くて家庭に向き合えました。自分の中では両方頑張って良い歳だったと思います」と充実したようで、来る2022年も「公私バランスよくやっていけたらと思いますし、30代後半に来年からなってくるので、健康にも気をつけて抗わずなるべく老いずにキレイでいたいと思います」と抱負を語っていた。
2021年12月16日