北川景子と永山瑛太が結婚早々離婚しようとする夫婦を演じる「リコカツ」。その6話が5月21日オンエア。咲に寄り添おうとするも身長差がありすぎて頭をぶつけてしまう紘一に絶賛の声が上がるとともに、ラストの“ロボット化”にも注目が集まっている。遭難したところを救助してくれた相手と“交際ゼロ日婚”した水口咲に北川さんが、咲を救出した航空救難団隊員で、自衛官一家の家庭に育ったため古い価値観に染まっていた緒原紘一を永山さんがそれぞれ演じ、価値観が合わず結婚即離婚を決意、“リコカツ”をはじめた2人と周囲の人々を描いてきた本作。共演には、咲の元カレで偶然にも紘一のジム仲間でもある弁護士の青山貴也に高橋光臣。紘一のことが好きな航空救難団副パイロットの一ノ瀬純に田辺桃子。咲が編集担当となる小説家の水無月連に白洲迅。離婚を決意した紘一の母親の薫に宮崎美子。妻を見下し続けてきた紘一の父の正に酒向芳。こちらも離婚を決意した咲の母・美土里に三石琴乃。浮気がバレた咲の父・武史に平田満といった顔ぶれ。もう1度やり直すことにした咲と紘一だが、咲は水無月に振り回され、連日徹夜で電話の相手をさせられており、紘一はその状況に不満を感じる。さらに紘一に異動の話が持ち上がり、救難団の仕事に誇りを持っている紘一は実家に引っ越したいと提案。仕事が大事な時だと反論する咲とケンカになり、再び2人は離婚を決め、咲は離婚届に署名、捺印する…という展開だった前回。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。美土里と武史の離婚が決まり、咲は家を出て行った美土里を追いかけるが、彼女には新たな男性の姿が…。落ち込んで帰宅した咲に後ろから上着をかける紘一。紘一もまた薫と正の別れに立ち会った帰りだった。落ち込む咲に対し「こういう時、なんと言えばいいのか…」とかける言葉が見つからない紘一だが、咲は「いいの、そばにいてくれるだけで」と紘一の腕にもたれかかる。紘一も咲に寄り添おうとするのだが、身長差がありすぎて咲の頭に自分の頭をぶつけてしまう…。このシーンに「首!首!」「頭コツンと身長差に萌え」「咲さんと紘一さんは身長差、体格差が素晴らしいな」「身長差によるあのものすごく角度のある首のもたれかけ、めちゃくちゃいいよな」などの声が上がる。その後、咲と紘一の2人にも別れの時が訪れる。離婚届を持って家を去る紘一を追う咲。区役所の前で紘一に追いつくも、紘一は離婚届を出した後で、その指に結婚指輪もない。「今までありがとう」と無表情に言葉を発し、手を差し出す紘一。咲はその手を握る…長い握手のあと、「幸せになってくれ」と伝える去っていく紘一を見ながら、咲は号泣する。2人の“離婚”に「手の描写が素晴らしい…」「もう指輪無くて泣いた」「ドラマ中盤でこんなに泣かせてこないでよ」など悲しみの声が溢れるとともに、「こういちロボットになった!」「絋一、実はロボット?」「最後の紘一AIみたいで笑った」など“離婚後”の紘一の口調が気になる視聴者が続出している模様。「なんか隠そうとしてロボっぽくなってたんかしら」と、今後の伏線ではないかと予想する投稿も上がっている。(笠緒)
2021年05月22日2021年5月現在、テレビドラマ『リコカツ』(TBS系)に出演している、俳優の北川景子さん。同ドラマのInstagramが、フォロワー数10万人を突破したことを記念して公開した写真が反響を呼んでいます。北川景子のウエディングドレス姿に「美しい」の声同月12日に、ドラマのInstagramで公開されたのは、ウエディングドレスに身を包んだ北川さんの写真。北川さんといえば、タレントで歌手のDAIGOさんと2016年に結婚式を挙げ、その際のウエディングドレス姿が「グレース・ケリーのよう」と注目を集めました。総レースの長袖にハイネックのエレガントなデザインは、桂由美さんによるもの。優雅な雰囲気が、北川さんの上品さをより一層引き立てていました。一方、『リコカツ』のInstagramで公開されたのは、腕を露出したデザインで、ヘアスタイルもカジュアルなもの。2016年の結婚式の時とはまた違う雰囲気に、「美しい」と絶賛の声が寄せられています。 この投稿をInstagramで見る 【公式】リコカツ -TBS金曜ドラマ- & リコハイ(@rikokatsu_tbs)がシェアした投稿 ドラマスタッフいわく「世に出ないのは、もったいなさすぎる」とのことで、今回、Instagramで初めて公開されたというこちらの写真。北川さんの美しい花嫁姿は反響を呼び、多くの人を夢中にさせています。・この姿が産後だなんて信じられない…!・きれいすぎる!うっとりしてしまいます。・感動で言葉を失う。2020年には、DAIGOさんとの間に第1子も誕生し、公私ともに順調そうな北川さん。ドラマの行方はもちろん、今後の北川さんの活躍からも目が離せません![文・構成/grape編集部]
2021年05月13日ボリューミーなメニューを安く食べられるとして人気な、喫茶店チェーン『珈琲所コメダ珈琲店(以下、コメダ珈琲)』中でも温かいデニッシュにソフトクリームなどが乗った『シロノワール』は、コメダ珈琲の定番メニューとして、多くの人に愛されています。そんなシロノワールが、なんと家でも気軽に味わえるかもしれません!もんた(@buuuuuuuuchan__)さんは、コンビニエンスストアで買える商品を使って『即席シロノワール』を作りました。Twitterに写真を投稿したところ、反響が寄せられています。もんたさんが作ったシロノワールをご覧ください!本物にそっくり!コメダ珈琲のシロノワールは、大きなデニッシュパンが特徴ですが、『即席シロノワール』ではネット上でも話題になったある商品で代用しています。それが、こちら。ロッテのパイの実とコラボした商品『パイの実みたいなデニッシュ』。この商品は、コンビニのファミリーマートで限定発売されているもので、本家『パイの実』の17倍もの重量があるデニッシュパンです。『パイの実』を17倍にすると?ファミマの新商品に反響「夢のよう」「絶対買う」確かにこのデニッシュパンなら、見た目もボリューミーさもコメダ珈琲のシロノワールに近いかもしれませんね!しかも、『パイの実みたいなデニッシュ』は温めたら中のチョコレートがとろっと溶けて、さらにおいしくなりそうです。GW最終日⛅️ファミマのパイの実デニッシュで作った即席シロノワールでおうちコメダ最高☕️ pic.twitter.com/PUaqPci6Eb — もんた (@buuuuuuuuchan__) May 5, 2021 投稿を見た人たちからは「これは天才の発想」「コメダに行ったのかと思ったら、自家製でびっくり!」「最高の組み合わせ。おいしそうです!」などの声が相次ぎました。『パイの実みたいなデニッシュ』とソフトクリームで、手軽に『おうちコメダ』を楽しんでみてはいかがでしょうか![文・構成/grape編集部]
2021年05月12日北川景子と永山瑛太が離婚を目指す夫婦を演じている金曜ドラマ「リコカツ」。北川さん演じる咲の父・水口武史役として出演していた佐野史郎の体調不良を受けてキャストが交代、第4話(5月7日放送)より平田満が演じることになった。北川さん演じるファッション雑誌の優秀な編集者で、現代的で自由な家庭で育った咲と、永山さん演じる航空自衛隊・航空救難団のエース隊員で、厳格な自衛官一家で育ってきた緒原紘一。自由奔放と生真面目。まるで正反対な2人は、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚。幸せな新婚生活が始まると思われたが、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い、離婚に向けた活動=リコカツをスタート。だが、2人の家族もまた離婚の危機を迎えている、という物語。咲の父・武史も咲の母・美土里(三石琴乃)に浮気がばれ、美土里が咲と紘一の新居に転がり込んでくる…というところまで描かれていた。この度、体調不良により降板となった佐野さん本人からも視聴者や、出演者、スタッフに向けたメッセージが到着している。佐野史郎からのメッセージ金曜ドラマ「リコカツ」、第3話までご視聴いただき、本当にありがとうございました。 このたび、思いもよらぬ腎臓機能障害の発見により、急遽、入院せざるをえない状況となり、水口武史役を 続投することができなくなってしまいました。プロの俳優として恥ずかしい限りです。ですがその中で、愛する水口武史役を平田満さんが快くお引き受けくださるとうかがい、大変ありがたく、うれしく、心より感謝いたしております。この先のみなさまとの現場でのやりとりを、心底楽しみにしておりましたが、これからの平田満さんに宿る武史は、きっと、もっと、愚直で、切なくなるんだろうな~なんて想像しています。美土里、咲、楓、梓、紘一くん、正さん、薫さん、そして、里奈ちゃん、咲の元カレの貴也くん、自衛隊員のみなさま、出版社のみなさま、連先生…出演者のみなさま、植田博樹プロデューサー、坪井敏雄監督はじめスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!「リコカツ」が、視聴者のみなさまはもちろんのこと、ドラマに関わるすべてのみなさまの幸せにつながるよう、心より願っております。ワタクシも、少しでも関わらせていただいた者として、快復に向けてご利益にあやかりたいと思っておりま す。「リコカツ」に参加させていただけて、本当にうれしかったです!! 「リコカツ」、最後までお楽しみいただけますよう!!このたびは、大変申し訳ございませんでした!!金曜ドラマ「リコカツ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年05月04日北川景子、永山瑛太が共演する「リコカツ」の3話が4月30日放送。三石琴乃演じる美土里の“着信音”に注目した視聴者からの投稿が殺到するなか、北川さん演じる咲のセリフと永山さん演じる紘一の“バックハグ”に感動の声も続出している。自由な家庭で育った自分に正直なファッション誌編集者の女性が、厳格な自衛官一家で育ち古風な価値観に染まった航空自衛隊航空救難団のエース隊員と交際ゼロ日婚するも、新婚早々、離婚活動“リコカツ”を始める…というストーリーの本作。元カレに結婚の意思がないと知り別れ、雪山で遭難した際に救出された救難員からプロポーズされ結婚した水口咲を北川さんが、航空自衛隊航空救難団メディック(救難員)で、咲を救出しその後夫となった緒原紘一を永山さんが演じるほか、咲の元カレで優秀な弁護士、紘一と同じジムに通う青山貴也に高橋光臣。、咲を山中に置き去りにするほどに、紘一に想いを寄せている副パイロットの一ノ瀬純に田辺桃子。夫の浮気に嫌気がさし咲と紘一の新居に転がり込んでくる咲の母、美土里に三石さん。美土里の夫で咲の父、武史に佐野史郎。自分の人生を歩みたいと離婚届を置いて家を出た紘一の母、薫に宮崎美子。堅物すぎる紘一の父、正に酒向芳。咲の姉で小学2年生の娘を持つ主婦でもある鹿浜楓に平岩紙。咲の後輩で良き相談相手でもある三本木なつみに大野いと。ネットで小説を発表して有名になった人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。薫が箱根の温泉旅館で働いていることがわかり、迎えに行くことを拒否した正にかわり、紘一と咲が休暇を取って会いに行くことに。そんななか美土里が咲と紘一の新居にやってきて「ここに住む」と言い出す。武史と離婚すると言い出す。周囲から新婚旅行と冷やかされながら旅行が楽しみな2人。箱根の旅館に到着した紘一と咲は、これまでになく生き生きした表情で働く薫の姿を見る…というのが今回のおはなし。咲と紘一の新居で同居をはじめた美土里のスマホが鳴る…その着信音に「着信音エヴァww」「お母さんのBGMがエヴァ(笑)」「ママの着信音、エヴァかよwwww」といったツッコミが殺到。美土里役の三石さんが“エヴァ声優”であることにちなんだ“ネタ”に多くの視聴者が沸き上がる。また今回は終盤で咲が「私、まだあなたの妻だから」と言い、それを聞いた紘一が咲を抱きしめるという、前回までとは逆パターンの展開に。咲が思わず息苦しくなるほど強く抱きしめてしまう紘一の“不慣れバックハグ”に「最後のハグ 、慣れてなさすぎてかわいかった」「慣れてない感じ可愛すぎ(笑)腕の中にすっぽりおさまりすぎてさらにきゅんきゅん」などの声が上がっている。(笠緒)
2021年05月01日潔癖症&不器用な彼と、潔癖症&窃盗症の彼女が繰り広げる予測不能な恋のドンデン返しを描いた台湾映画『恋の病 ~潔癖なふたりのビフォーアフター~』(原題:怪胎)の日本公開が決定した。本作は、『あの頃、君を追いかけた』で執行監督(主に撮影現場で指導・指揮をする人)を務めてきたリャオ・ミンイーの監督デビュー作。外出時には、防塵服に手袋とマスクで完全武装する重度の潔癖症の青年ボーチン。ある日電車に乗っていると、同じ車両に同じような完全武装をした潔癖症の女性ジンを発見。運命的な出会いを果たし、清らかな恋愛がスタートする。だが、あることからふたりは次第にすれ違っていく…というのが本作のあらすじ。「恋は盲目」をテーマのひとつに、「恋の約束と固執」を描いた本作は高い評価を受け、世界中の映画祭で数々の賞を受賞。潔癖症な青年ボーチン役は、『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』や「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」にも出演していたリン・ボーホン、潔癖症である上、スーパーで万引きを重ねてしまう窃盗症のジンをニッキー・シエが演じ、第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で最優秀主演男優賞・女優賞にカップルでのノミネートとなった。日本公開決定と併せて、ポスタービジュアルも到着。ジンが万引きを重ねてしまうスーパーを背景に、完全武装のふたりが写し出されている。『恋の病 ~潔癖なふたりのビフォーアフター~』は8月20日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2021年04月29日カラー(kolor)から、初のステーショナリーが登場。カラーのブランドロゴを手掛けたグラフ(GRAPH)・北川一成とのコラボレーションボールペンセットが、2021年4月27日(火)より、カラー直営店舗、伊勢丹新宿店メンズ館などで限定発売される。高機能ボールペンにブランドロゴをオンカラーが、ブランドロゴ制作を依頼した北川一成と17年ぶりにコラボレーション。ベースとなるボールペンは、北川自身がブランディングに参加する三菱鉛筆のライフスタイルブランド「スリーアンドビーシー(3&bC)」のボールペン「ピーティーセブン(Pt7)」だ。無重力空間の宇宙や水中、氷点下のエベレスト、熱砂漠など、あらゆる場所で使うことができる高機能ボールペンとなっている。ボディの色は、蛍光オレンジ&ホワイトをベースとした2色展開。側面にカラーのブランドロゴをプリントした。ボールペンには、カラーのロゴをあしらったペンケースも付属。ファッションの一部として楽しむボールペン蛍光オレンジは、カラーがウェア裏側のテープ部分などに使用するアクセントカラー。そんな色を纏ったボールペンは、ステーショナリーとしてだけでなく、ポケットに差し込むなどして、ファッションの一部として楽しむのも良いかもしれない。【詳細】GRAPH × kolor Ballpoint Pen(Pt7) 各1,800円(税込)発売日:2021年4月27日(火)販売店舗:カラー直営5店舗(南青山/ドーバーストリートマーケットギンザ/表参道ヒルズ/渋谷パルコ/心斎橋パルコ)、カラー公式オンラインストア、伊勢丹新宿店メンズ館カラー:ホワイトベース、オレンジベースインク:ブラック※ペンケース付き【問い合わせ先】カラーTEL:03-6427-6226
2021年04月26日2021年4月23日に放送されたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に、俳優の北川景子さんが出演。番組では、街ゆく人から北川さんに対する疑問を募集したところ、プライベートにまつわる質問が、数多く寄せられました。その中で「夫との家事分担はどうしているか?」という質問が上がった時のこと。北川さんの夫といえば、明るい人柄が人気なミュージシャンのDAIGOさんです。北川さんは、夫婦間での家事分担について、次のように語っています。結婚当初は「全部私がやりたい」と思って気負っていたんですが、今は気付いたほうが気付いたことをやる。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用1児の母親として、子育てに奮闘している北川さん。出産した当初は、1時間おきに夜泣きする子供をあやすため、まったく睡眠時間がとれない日々が続いたこともあったそうです。慣れない子育てと仕事の両立は、想像以上に大変でしょう。そこで、番組のMCを務めるタレントの中居正広さんに「夫と家事の分担はどうしているの?」と、改めて聞かれた北川さんは…。そうですね。「やっといて」とかいわなくても、私のほうが帰るのが遅い時とか、洗濯物をたたんでくれてたりとか。「ありがたい」と思って…。帰って、もうお風呂がためてあったとか。お風呂を洗っておいてくれていたとか、そういうのはすごい嬉しいですね。その気持ちもすごい嬉しい。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用北川さんが仕事で帰宅時間が遅い時などは、いわずともDAIGOさんが積極的に家事をしているのだとか。DAIGOさんの行動に対し、感謝の気持ちを述べた北川さんは「その分、自分が家にいる時は、全力で家事をするようにしている」と考えを述べました。北川さんが明かした、夫婦でのやり取りについて、ネット上ではさまざまなコメントが上がっています。・うらやましい…。DAIGOさん、完璧かよ。・夫婦円満な様子が伝わってくるエピソードだなあ。・家事は気付いた方がやる方式で、片方に負担が寄らないのは、お互いのスキルが一致してるからだね。・素敵すぎる。「して当たり前」ではなく、お互いに感謝の気持ちを伝え合うって大事だなと思った。家庭を切り盛りする中で、日々こなさなくてはならない家事はたくさんあります。中には『名もなき家事』と呼ばれるような、細かい作業も発生するため、誰か1人に負担が寄ってしまうと、ストレスをためこむ場合も…。一緒に生活する相手のことを思いやり、支え合えるような関係が理想ですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月24日繊細な色使いと卓越した画力で人気を博した日本画家、渡辺省亭。明治時代から大正時代にかけて活躍した省亭の作品は、その色使いや繊細な表現などに注目が集まり、再評価の機運が高まっている。現在、東京芸術大学大学美術館で開催されている『渡辺省亭―欧米を魅了した花鳥画―』も、その動きの一つ。展覧会は5月23日(日)まで開催されている。幕末の江戸に生まれ、生涯を浅草で過ごした渡辺省亭は、16歳で歴史画家・菊池容斎に入門。明治に入りパリ万博に日本画家として派遣され、当地で高い評価を受ける。その卓越した筆さばきは、現地で評判を呼び、印象派の画家たちに感嘆を与えたと言われている。ドガもその一人で、省亭に目の前で描いてもらっていたという。第一会場 展示風景よりしかし、省亭はある時期から中央画壇とは距離を置くようになった。そのため、1918年に彼が亡くなった後は、次第にその活動や名前は忘れられていったという。本展は、没後約100年の間に、知る人ぞ知る作家となってしまった渡辺省亭の業績を改めて振り返る回顧展。これまで知られてこなかった個人コレクションや、アメリカのメトロポリタン美術館などからの作品を元に構成されていく。第一会場で渡辺省亭の生涯についての映像を鑑賞した後、作品のある第二会場へ。まず目に入るのは、迎賓館赤坂離宮の「花鳥の間」のために描かれた七宝額の原画。羽の細部まで描きこまれたカワセミやカモ、色鮮やかなロブスターが会場を飾る。無線七宝の技術を開発した濤川惣助の手によって七宝額絵化され、現在も迎賓館赤坂離宮に欠かせない装飾となっているという。迎賓館赤坂離宮 七宝額原画そして、彼の得意とした花鳥画が展示される。メトロポリタン美術館所蔵の《花鳥魚鰕画冊》は省亭が得意としていた花鳥だけでなく、たゆたう金魚や跳ねるカレイなども描かれており、その表現力の幅広さに驚かされる。《花鳥魚鰕画冊》よりまた、師匠である菊池容斎から学んだ歴史画や風俗画なども、省亭は数多く描いていた。あらゆるものを省亭は巧みに描くことができたのだ。《寿老松竹梅鶴亀図》1908年続いて、会場全体が華やかな雰囲気に満ちた第三会場へ。展覧会のポスターやチラシにも採用されている《牡丹に蝶の図》のほか、繊細な描写を一点ずつじっくりと鑑賞できる、工夫をこらした空間構成となっている。《牡丹に蝶の図》1893年《群猿》展示風景ちなみに、省亭は自ら編集した多色摺木版による雑誌「美術世界」を発行もしていた。江戸時代からの多色摺木版の技術を蘇らせ、北斎などの作品を翻刻掲載していた。その美しさは日本のみならず、海外でも評判を呼び、数多く輸出されていたという。「美術世界」春陽堂刊1890~94年花鳥画はもちろんのこと、あらゆる分野で卓越した技術力、表現力を発揮していた渡辺省亭。この展覧会をきっかけに、多くの人々に注目される存在になることは確実だ。この機会に、彼の名前と作品をしっかりと覚えておこう。取材・文:浦島茂世『渡辺省亭―欧米を魅了した花鳥画―』3月27日(土)~5月27日(日)、東京藝術大学大学美術館にて開催※会期中展示替えあり
2021年04月23日北川景子、永山瑛太が共演する金曜ドラマ枠「リコカツ」が4月16日スタート。永山さん演じる紘一の“カタブツ”ぶりに「面白すぎる」などの声が殺到。北川さん演じる咲の母親役で出演した三石琴乃にも注目が集まっている。現代的で自由な家庭で育った自分に正直なファッション誌編集者の女性と、厳格な自衛官一家で育ち古い価値観が当然だと思っている航空自衛隊航空救難団のエース隊員が、運命的に出会い交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動“リコカツ”を始める…という本作。マジメで頑張り屋だが幼少の頃から容姿ばかり褒められ、地道な努力をあまり認められたことがないファッション誌編集者の水口咲に北川さん。航空自衛隊航空救難団メディック(救難員)で、絵に描いたようなカタブツ人間の緒原紘一に永山さん。有能な弁護士で咲の元カレの青山貴也に高橋光臣。咲の後輩で良き相談相手でもある三本木なつみに大野いと。密かに紘一に憧れている航空自衛隊航空救難団副パイロットの一ノ瀬純に田辺桃子。咲に不満を持っている後輩の編集部員、中谷ユミに武田玲奈。美に関するエッセイでベストセラー作家となり、インフルエンサーとなる咲の母、美土里に三石さん。その夫で咲の父、武史に佐野史郎。紘一の母、薫に宮崎美子。父の正に酒向芳といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。雪山で遭難した咲を紘一が救助したのがきっかけで運命的に出会い“交際ゼロ日婚”した2人だが、結婚式の翌日。咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされ、紘一から緒原家の家訓を唱和させられる。さらに休日、紘一の提案で外食することになったが、ファッションから店選びまで何もかもセンスが違う紘一に咲の不満は爆発。紘一も「思っていた結婚生活と違う」と大喧嘩になり離婚しようということに。離婚を考えていることを緒原家の食事会で紘一の両親に話そうとする2人だが、薫の口から正と「離婚する」と言われてしまい、自分たちの離婚話を切り出せなくなってしまう…というのが1話のストーリー。紘一の“カタブツ”ぶりに「瑛太さん、ゴルゴ13出来そう」「瑛太の圧が強いwww」「瑛太が凄すぎて面白い」「瑛太がおもしろすぎて、内容が入ってこない」などの声が殺到。永山さんのコミカルな演技に賞賛の声が集まる。また先の母、美土里役で出演した三石さんに「「リコカツ」からミサトさんの声が聴こえた‥?と思ったらやっぱり三石琴乃さん!」「三石琴乃さんが北川景子の母親で全く違和感ない美貌なのがすごい」などの声も多数。「セーラームーン三石琴乃さんがお母さん セーラーマーズ北川景子さんが娘 なんというエモ設定」「なんという神すぎる組み合わせ」と、アニメ版セーラームーン役の三石さんと、実写版でセーラーマーズを演じた北川さんの共演に沸く視聴者の反応も投稿されている。(笠緒)
2021年04月17日堤幸彦監督が、島本理生の小説を北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』。この度、本作のBlu-ray&DVDリリースが決定し、これを記念して北川さんと共演の中村倫也からコメント映像も公開された。「動機はそちらで見つけてください」アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる小説「ファーストラヴ」は、第159回直木賞を受賞し、累計発行部数41万部を超えるベストセラーとなり、“稀代の問題作”とも称された傑作サスペンスミステリー。北川さんが、女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る主人公の公認心理師・真壁由紀を、父親殺しの容疑者・聖山環菜を芳根京子が演じるほか、中村倫也、窪塚洋介、高岡早紀、木村佳乃らが出演している。今回本作は、豪華版を含めた4形態でリリース。豪華版は、三方背ケース&フォトブックレット・特典ディスク付きとなっており、特典ディスクには撮影現場の裏側に密着したメイキングをはじめ、公開直前イベントや舞台挨拶の様子を収録したイベント映像集、WEB特番集、ミュージックビデオ集など盛りだくさんな内容。また音声特典として、劇場公開時も副音声として上映された、キャスト・監督によるオーディオコメンタリーも収録。そして、北川さんと中村さんが本作を説明するコメント映像も公開。2人が「是非ご自宅でご覧ください!」とメッセージを送っている。『ファーストラヴ』Blu-ray&DVDは8月13日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年04月16日海外で高い評価を得ている日本画家、渡辺省亭(せいてい)の初の大規模な回顧展が東京藝術大学大学美術館で開かれています。明治から大正にかけて活躍した省亭は、パリでドガや印象派の画家たちとも交流。彼の美しすぎる日本画は、外国の画家たちを驚嘆させました。日本ではほとんど知られていなかった画家の作品と生涯をご紹介します。海外で高評価!【女子的アートナビ】vol. 200『渡辺省亭 ―欧米を魅了した花鳥画―』では、日本画家、渡辺省亭(1852-1918)の知られざる全画業を紹介。近年公開されたことのない個人コレクションを中心に、アメリカのメトロポリタン美術館など海外からの里帰り作品も含めた100件以上が公開されています。省亭は没後国内でほぼ無名であったため、これまで展覧会で紹介される機会が少なかったのですが、1878年のパリ万博への出品などにより海外では高く評価。欧米の名だたる美術館に多数作品が所蔵されています。では、なぜ日本では知られていなかったのでしょう?彼の画業とともに、その疑問を解き明かしていきます。絵を教えてもらえず…省亭が生まれたのは江戸の神田。画才に目覚め、16歳のとき歴史画家の菊池容斎に入門します。住み込みで修業をはじめますが、3年間の修業期間は具体的な絵の描き方を教えてもらえず、ひたすら文字の練習ばかり。筆の扱いに慣れるための習練だったそうです。それでも師匠の作品を模写しながら絵画表現を習得。明治になってまもない1869年、19歳でイギリスのエディンバラ公への献上品制作に参加し、その後独立して画家として活動をはじめます。パリで印象派たちを魅了!1875年、25歳で起立工商(きりゅうこうしょう)会社に入社。輸出工芸品の図案制作などに従事します。1878年、省亭の描いた図案がパリ万博に出品されることになり、社員として渡仏。そのまま2~3年パリに滞在し、当時ジャポニズムが流行していたパリで印象派の画家たちとも交流します。省亭は画家の集まるサロンに行き、その場で絵を描く「席画」もしていました。早業で美しい花鳥画を描いたので、パリの画家たちは驚き魅了されたそうです。そんな実演の場で、元祖印象派の巨匠、エドガー・ドガのために描いた大変貴重な作品《鳥図(枝にとまる鳥)》も今回の展示で見ることができます。ドガは生涯この作品を手元に残しておいたそうです。多方面で活躍!フランスから帰国後、省亭は花鳥画だけでなく雑誌の挿絵や口絵など多方面で活動。さらに、七宝作家の濤川惣助(なみかわそうすけ)とともに「無線七宝」(金属線を使用しない技法)を開発し、以後、濤川の七宝作品に多くの原画を提供します。ちなみに、現在の迎賓館赤坂離宮に飾られている濤川による七宝額絵の原画も省亭が描いたもの。展覧会では、その原画を見ることができます。競争が嫌い?1892年にはロンドンのギャラリーでイギリスの水彩画家と二人展を開き、その後も同ギャラリーで個展を開くなど、海外で高く評価されていた省亭ですが、画業の後半は日本の展覧会にはほとんど出品しなくなりました。美術団体に所属もせず、画壇とは距離を置いていたとのこと。性格的に、画壇政治や競争に巻き込まれるのが好きではなかったようです。また、制作依頼は常に舞い込んでいたので、展覧会に出さなくても暮らしに困ることはありませんでした。省亭の作品は、著名な政治家や歌舞伎役者も買っていたのです。ブームが来るかも!省亭画伯の私生活も少しご紹介。パリから帰国後31歳で結婚し、浅草で新婚生活をスタート。その後は海外に行かず、国内旅行もせず、ほとんど浅草周辺で暮らしたそうです。また、本妻のほかに近くの別宅にはお妾さんもいて、どちらにも子どもがいたそうです。自宅と別宅を行き来しながら注文に応じて絵を描くという生活をし、68歳で亡くなるまで制作を続けていました。その後、画壇とつながりのなかった省亭は日本で忘れ去られてしまいますが、欧米での高い評価は続き、彼の作品が多くのコレクターや美術館にコレクションされていきます。先述したドガのために描いた作品も、現在はアメリカの美術館が所蔵。本展では、そんな海外からの貴重な作品も見ることができます。近年再評価が進み、これからブームがきそうな渡辺省亭の作品、まとまって見られるこの機会をどうぞお見逃しなく!参考文献:展覧会公式ガイドブック『渡辺省亭 ―欧米を魅了した花鳥画―』Information会期: ~5月23日(日)※会期中展示替えあり(前期:~4/25、後期:4/27~5/23)会場: 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室1、2、3開館時間: 10:00-17:00(展示室入場は閉館の30分前まで)休館日: 月曜日(5月3日は開館)観覧料: 一般¥1,700、大学生・高校生¥1,200、 中学生以下無料※ 本展は事前予約制ではありませんが、今後の状況により変更及び入場制限等を実施する可能性がございます。最新情報は、ホームページでご確認ください。
2021年04月12日2021年4月16日から始まるテレビドラマ『リコカツ』(TBS系)で主演を務める、俳優の北川景子さん。ドラマでは、交際0日で結婚した北川さん演じるヒロインと、相手役を演じる俳優の永山瑛太さんが、離婚に向けて活動する異色のラブストーリーです。同月9日に放送された、バラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系)では、北川さんと永山さんの2人がドラマの宣伝を兼ねて、ゲスト出演。永山さん演じる役柄が、航空自衛隊員であることから、茨城県にある百里基地を訪れ、実際に活動する自衛隊員たちと触れ合う様子を放送しました。番組内で、北川さんのファンである自衛隊員から、次のような質問が寄せられた時のこと。「上司の隊員は、怒ると鬼のように怖いのですが、北川さんは怒るとどうなりますか?」北川さんは、質問に対して「怒る時はある」とうなずき、こう語りました。本当の怒りって、1年に1回か2回しか出ない。そうなるともう、鬼じゃ済まない。ぴったんこカン・カンーより引用「鬼どころか魔物になる」といい、周囲の笑いを誘った北川さん。「それは仕事で?もしくはプライベートですか?」と聞かれると…。結構不器用みたいで。家庭のことも完璧にやりたいし、仕事も完璧にやりたいし…っていうことがあって。自分が最初は「いいよ、やるよやるよ」「全部私がやる」っていってるのに、それがいっぱいいっぱいになった時に、バーンって爆発してる。ぴったんこカン・カンーより引用北川さんは、やることが多くて怒りが頂点に達すると、自宅で無言になってしまうのだとか。それを聞いた俳優の石原良純さんが「普段の結婚生活では、夫とどんな感じなの?」と尋ねます。北川さんの夫といえば、明るいキャラクターで人気を博している、ミュージシャンのDAIGOさんです。北川さんは、夫であるDAIGOさんのことを、こう表現しました。ああいう人なので、もう家でもあのまんまです。見てくださっている方に、面白いものを提供したいっていうことで、結構ストイックにやってるのかなという風に思うし。尊敬できるところはたくさんある。今のところ『リコカツ』はしていない。ぴったんこカン・カンーより引用北川さんは、自身の出演するテレビドラマのタイトルに触れて、結婚生活が順調であることをアピール!番組の視聴者からは、次のような反響が上がりました。・北川景子さまに無言で怒られるのは、むしろご褒美では。・DAIGOさんが大好きな気持ちが伝わってきた。尊敬できる関係は理想だよね。・夫婦のこういうエピソードを、気さくに語る北川さんのキャラが好き。相手の長所を見つけて、尊敬の気持ちを持つことは、夫婦に限らずどんな人間関係でも大切なことかもしれませんね。北川さん夫婦の仲のよさが伝わってくるエピソードでした![文・構成/grape編集部]
2021年04月11日妊娠中の姿を記念に写真を撮る、マタニティフォト。お腹の大きい限られた時間でしか撮ることができないとして、近年人気を集めています。Twitterユーザーの、千紘(@chihironobu)さんもマタニティフォトを撮影しました。「口元が緩んだ」「天才」などの声が相次いだ写真がこちらです。マタニティフォト(笑) pic.twitter.com/hhYI2oXvKl — 千紘 (@chihironobu) April 4, 2021 スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』のコスプレをして撮影!娘さんは、主人公であるキキの衣装を着てポージングを決めています。足元には猫のジジも座っていますね。夫は、キキが住むことになる店のパン職人に。妻の千紘さんは、お腹の大きさを活かして、店のおかみにコスプレをしました。出典:スタジオジブリ実は、劇中でもおかみさんは妊婦という設定。まさに、妊娠中にしか撮れないマタニティフォトですね!【ネットの声】・最高すぎる!めちゃくちゃ素敵です。発想がすごい!・口元が緩んだ。子供を授かったら、こういう写真を撮りたいな。・こんなアイディアを思いつくなんて天才!夫の衣装は、サスペンダーがなくてガムテープで作ったものなのだとか。アイディアを結集させた素敵な写真は、いい思い出となりそうですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月08日東京・丸の内の三菱一号館美術館で、イギリスを代表する画家、コンスタブルの大回顧展が開かれています。日本では35年ぶりとなる本展では、イギリスのテート美術館から多くの貴重な作品が来日。見逃せない傑作と会場の様子をご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 196『テート美術館所蔵コンスタブル展』では、19世紀のイギリスで活躍した画家ジョン・コンスタブル(1776-1837)の風景画や肖像画などの油彩画や水彩画、素描が集結。さらに同世代のライバル画家J.M.W.ターナー(1775-1851)や他の画家たちの作品も含め、全85点の作品が紹介されています。これらの展示作品のうち、60点がテート美術館から来日。コロナ禍の影響で、最近は海外から貸し出された作品を見る機会が少なくなっているので、本展はとっても貴重。コンスタブルとターナーが対決したといわれる展示会を再現した部屋もあり、見どころ満載の内容です。コンスタブルって?コンスタブルは、イギリス南東部にあるサフォーク州で製粉所を経営する家の第4子として誕生。16歳で家業の手伝いをはじめ、1799年、23歳のときに両親の許しを得てロンドンのロイヤル・アカデミー美術学校に見習い生として入学します。ちなみに、のちにライバルとなるターナーはすでに14歳で同美術学校に入り、26歳のときにロイヤル・アカデミーの正会員になっています。コンスタブルもロイヤル・アカデミー展に出品し、正会員になることを目指しますが、なかなか高い評価を得られません。彼は故郷など自分の愛する土地を描いていたのですが、当時、絵画の格付けは歴史画や肖像画が上位レベルで、風景画は格下扱いされていました。コンスタブルは肖像画を描いて収入を得ながら、風景画の制作にこだわり続け、1829年、53歳でようやくロイヤル・アカデミーの正会員に選出されました。12歳の少女と出会い…恋に落ちる!会場に入って最初の部屋に展示されているのは、コンスタブルの自画像や家族の肖像画。ひときわ目立つのが、女性の肖像画です。小さな作品ですが、斜め45度のお顔がとにかく美しい!少しうるんだ大きな瞳とかわいらしい巻き毛、お肌はハリがあってツヤツヤしています。モデルはコンスタブルの妻、マライア。この絵は結婚する3か月前に描かれたとのこと。作品から、妻への愛情がビシビシ伝わってきます。ふたりは1800年、コンスタブル24歳、マライアが12歳のときに出会い、その後恋に落ちますが、彼女の家族に反対され、なかなか結婚できませんでした。1816年、コンスタブルが40歳のときに彼の父親が亡くなり遺産を相続。経済的に自立したことで、この年、ようやくふたりは結婚しました。ターナーと対決!本展で見逃せないのは、コンスタブルとターナーの対決を再現した展示室です。1832年に開かれたロイヤル・アカデミー展で、彼らの作品は並んで展示されました。コンスタブルの作品は、ナポレオンに勝利した「ワーテルローの戦い」を記念する橋の開通式を描いたもので、サイズも大きく、色彩も鮮やかです。いっぽうターナーの作品は、シンプルな海景画でサイズもそれほど大きくなく、寒色系ですっきりとまとめられています。このふたりの対決には、おもしろい逸話が残されています。負けず嫌いの性格で知られるターナーは、華やかなコンスタブル作品のほうが注目されるのではないかと心配し、自作をより目立たせようと画策。開幕前の最終手直し期間に、鮮やかな赤色の塊(ブイ)を絵の前景に描き加えました。後日、コンスタブルは「ターナーはここにやってきて、銃をぶっ放していったよ」とこぼしたそうです。二作品が並んで展示されるのはロンドン以外では初めてとのこと。ぜひ、この空間でふたりの作品を見比べてみてください。神々しい…! 最晩年の人気作最後にご紹介するのは、《虹が立つハムステッド・ヒース》。中央に風車が描かれ、コンスタブルが得意とした表情豊かな空に美しい虹がかかっています。この絵の主題は収集家の間でかなり人気が高かったとのこと。神々しい光が差し込む描写も美しく、作品の前に立つと心が洗われていくような感じがします。本作品は、コンスタブルが亡くなる前年に描かれました。イングランドの美しい風景を描き続け、イギリス人に最も愛された画家が最晩年に描いたこの傑作は、最後の展示室にあります。ぜひ、ゆっくりとご覧になってみてください。会期は5月30日まで。Information会期 : ~5月30日(日) 時間 : 10:00〜18:00※入館は閉館の30分前まで※緊急事態宣言発令中の夜間開館は中止休館日 : 月曜日(※ただし、祝日・振替休日の場合、会期最終週と3月29日、4月26日は開館)入館料(税込): 一般¥1,900、大学・高校生 ¥1,000、中学生以下無料会場:三菱一号館美術館
2021年03月17日関ジャニ∞ 安田章大主演舞台、パルコ・プロデュース『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』が、7月より東京・PARCO 劇場、8 月より大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて、上演されることが決定した。本作は、2020年2月から2021年2月まで『小説幻冬』(幻冬舎)で連載された原田マハ著『リボルバー』を舞台化した作品。本作の舞台化に当たり、原田自らが筆を執り、小説版とは異なる新たな物語として立ち上げる。舞台版は、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。演出を手掛けるのは、映画監督として数々の名作を生みだしてきた行定勲。舞台演出としても、2015年に演出を手掛けた『タンゴ・冬の終わりに』以来、6年ぶりの舞台演出を手掛ける。主演を務めるのは、約1年半ぶりの舞台出演となる関ジャニ∞の安田章大。オランダに生まれ、ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホを演じる。●安田章大 コメント実在する人物を演じるのは初めてで、しかもゴッホというすごく著名な人。でも、現時点でこの世に生きている人は、誰も彼の実際の姿を知らないし、正解の人物像もない。本当の正解を知らないからこそ、人それぞれのゴッホ像があり、可能性が無限にあると感じています。なので、ご覧いただいた方皆さんに納得してもらえるように演じる自信がありますし、そういう覚悟を持ってステージに立ちます。PARCO劇場で上演された三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」が大好きで何度もDVDを見ていました。ついに、その場所に立てるなんて、不思議な感じです。関ジャニ∞のメンバーは、まだ誰も立っていない舞台なので、ほかのメンバーにもきちんと、バトンを繋げることができたらうれしいです。昨年はグループでの活動をメインに集中しようと自分の中で決めていたので、今作が1年半ぶりの舞台となります。ライブということをとても大切に感じている僕としては、この状況下で、ファンの方と直接会える環境を作れて幸せですし、観に来てくださる方々の心を動かす作品にしたいです。作品に触れることで、心の機微を感じることができ人生を動かすこともある、それがアートだと思っています。無名の画家だったゴッホは、死後その名を世界中に轟かせ、いまや作品は億を超える価値となっているので、この「リボルバー」の1公演も、お客様にとってそのくらいの価値と感じていただけるような舞台にしたいです。●行定勲 コメントゴッホとゴーギャンという誰もが知っているスターであるふたりの愛憎関係とゴッホの死への境地。卓越した視点で美術史に深く切り込んできた小説家の原田マハさんが革新的な解釈でふたりを照射する。安田章大さんは、どことなく風貌がゴッホに似ているじゃないか。彼がゴッホと同化する姿を想像するだけで楽しみです。私にとって6年ぶりの舞台演出になりますが、これまでにない時空を超えたスケールに緊張するとともに胸が高鳴っています。●原田マハ コメントゴッホは自殺したと言われているが真相は定かではない。本作は、ゴッホが自殺に使ったとされる拳銃がパリのオークションに登場した事実に取材し、ゴッホがいかにして“ゴッホ”になったかを読み解く物語である。ゴッホ役の安田章大さんはまっすぐアートに向き合う等身大の“ゴッホ”を演じて下さるだろう。演出の行定勲監督は芸術家たちの心情をあぶり出すに違いない。この舞台で、誰も見たことがない“ゴッホ”が誕生するはずだ。パルコ・プロデュース『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』東京公演:2021年7月 PARCO劇場京都公演:2021年8月 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール作:原田マハ演出:行定勲主演:安田章大※詳細は随時発表:
2021年03月15日アイドルグループ・関ジャニ∞の安田章大が、パルコ・プロデュース『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』の主演を務めることが14日、明らかになった。小説家・原田マハが5月26日に発売する自身の作品を自ら戯曲化した同作。フィンセント・ファン・ゴッホと彼にまつわる物語を、現代に生きるオークショニストの目線で描く。舞台版では、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。演出を手掛けるのは、映画監督として数々の名作を生みだしてきた行定勲。15年に演出を手掛けた『タンゴ・冬の終わりに』で第18回千田是也賞を受賞するなど高い評価を受けており、6年ぶりの舞台演出を手掛ける。主演の安田は、オランダに生まれ、ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホ役に挑む。共同アトリエ「黄色い家」でゴーギャンと切磋琢磨して創作活動に挑むも、生前は決して評価されずに37年の生涯を閉じたゴッホを演じていく。舞台としては2019年の『忘れてもらえないの歌』より約1年半ぶりの出演となる。東京公演はPARCO劇場にて2021年7月、大阪公演は東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて2021年8月を予定している。○原田マハ コメントゴッホは自殺したと言われているが真相は定かではない。本作は、ゴッホが自殺に使ったとされる拳銃がパリのオークションに登場した事実に取材し、ゴッホがいかにして【ゴッホ】になったかを読み解く物語である。ゴッホ役の安田章大さんはまっすぐアートに向き合う等身大の【ゴッホ】を演じて下さるだろう。演出の行定勲監督は芸術家たちの心情をあぶり出すに違いない。この舞台で、誰も見たことがない【ゴッホ】が誕生するはずだ。○行定勲 コメントゴッホとゴーギャンという誰もが知っているスターであるふたりの愛憎関係とゴッホの死への境地。卓越した視点で美術史に深く切り込んできた小説家の原田マハさんが革新的な解釈でふたりを照射する。安田章大さんは、どことなく風貌がゴッホに似ているじゃないか。彼がゴッホと同化する姿を想像するだけで楽しみです。私にとって6年ぶりの舞台演出になりますが、これまでにない時空を超えたスケールに緊張するとともに胸が高鳴っています。○安田章大 コメント実在する人物を演じるのは初めてで、しかもゴッホというすごく著名な人。でも、現時点でこの世に生きている人は、誰も彼の実際の姿を知らないし、正解の人物像もない。本当の正解を知らないからこそ、人それぞれのゴッホ像があり、可能性が無限にあると感じています。なので、ご覧いただいた方皆さんに納得してもらえるように演じる自信がありますし、そういう覚悟を持ってステージに立ちます。PARCO劇場で上演された三谷幸喜さんの『12人の優しい日本人』が大好きで何度もDVDを見ていました。ついに、その場所に立てるなんて、不思議な感じです。関ジャニ∞のメンバーは、まだ誰も立っていない舞台なので、ほかのメンバーにもきちんと、バトンを繋げることができたらうれしいです。昨年はグループでの活動をメインに集中しようと自分の中で決めていたので、今作が1年半ぶりの舞台となります。ライブということをとても大切に感じている僕としては、この状況下で、ファンの方と直接会える環境を作れて幸せですし、観に来てくださる方々の心を動かす作品にしたいです。作品に触れることで、心の機微を感じることができ人生を動かすこともある、それがアートだと思っています。無名の画家だったゴッホは、死後その名を世界中に轟かせ、いまや作品は億を超える価値となっているので、この『リボルバー』の1公演も、お客様にとってそのくらいの価値と感じていただけるような舞台にしたいです。
2021年03月14日北川景子主演のTBS新金曜ドラマ「リコカツ」の新キャストとして、高橋光臣、白洲迅、大野いと、田辺桃子、中田クルミの出演が決定した。本作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を“リコカツ”というキーワードを通じて描き出すオリジナルストーリー。「ノーサイド・ゲーム」への出演も話題となった高橋光臣が今作で演じるのは、主人公・水口咲(北川さん)の元カレ・青山貴也。紘一(永山瑛太)とは正反対なタイプで、弁護士という仕事柄、いくつもの離婚案件を扱ってきたことで、“結婚はコストがかかるし、リスクが高い”と結婚に対してネガティブなイメージを持つ独身主義者。咲とは5年間良好な恋人関係が続いていたが、咲が結婚願望を口にしたことで破局。しかし、SNSで咲の結婚を知り、切ない気持ちを抱くことに。高橋さんは「台本の段階でこれだけ面白いと、役者としてはかなりプレッシャー」と不安を口にしつつ、「以前、『せいせいするほど、愛してる』(2016年、TBS)で私が演じた【元カレ】は、愛情が変な方向に行ってストーカーになったりしましたが、今回の【元カレ】はどのようになるのか・・・ご期待ください!」と呼びかけ、「とにかく楽しみにしていることは、美しく聡明で心から敬愛している北川景子さんとお芝居ができること、俳優としても一人の男としても本当に格好いいなと思う永山瑛太さんと芝居ができること。年齢も近いですし、何かと縁のあるお二人。本当に楽しみです」と撮影前の期待を語る。また白洲迅は、若者に大人気の恋愛小説家・水無月連役を務める。 “恋愛のカリスマ”と称されている連だが、実は愛なんてこの世にないと言い放つほどドライな恋愛観を持ち、さらに毒舌かつわがまま放題。咲が働く泉潮社で本を出しており、咲とも大きく関わっていくことになる。「僕はまだ結婚は未経験ですが、『リコカツ』から学べることも多いだろうなぁと思いつつ・・・男目線から考えると少しギョッとするようなシーンも出てきたり。このテーマ自体にとても興味が湧きました(笑)」と話す白洲さんは、「温かくもピリッとするこのホームドラマに、また違った角度から刺激を与える存在になれたらと思います」と意気込む。ほかにも、大野いとが咲が働くファッション雑誌編集部の後輩で、年下ながら咲の良き相談相手となっている三本木なつみ。田辺桃子が、紘一に憧れ思いを寄せる救難ヘリコプター(UH-60J)の副パイロット・一ノ瀬純。中田クルミが、咲の父(佐野史郎)と怪しい関係を持つ女性・城木里奈を演じる。大野さんは「咲を明るく励ましたりと、ポジティブな女性です。しっかりしているようで可愛い一面もあり楽しく演じています。ファッション誌の編集部という事で、衣裳がとても可愛いので注目していただきたいです」と見どころをアピールし、田辺さんは「緒原一曹に対する直球な想いがありますが、普段のかっこいい人柄とのギャップがもはや可愛らしくて、台本を読んでいる時点で楽しいです(笑)。そんな素敵な彼女を演じることが非常に楽しみですし、全力で一ノ瀬純を生きたいなと思っています」と意気込んだ。そして「“この子は一体何者?”という怪しい女性を演じます。観ている方がもやもやする言動も多いと思いますが、里奈には彼女なりに筋の通った人生観があります」と役柄について自ら説明した中田さんは、「俳優陣の皆さまは初めてご一緒させていただく方ばかりです。たくさん学ばせていただきながらも自分の新しい面にとことん挑戦し、会話劇を存分に楽しみたいです」とコメントしている。金曜ドラマ「リコカツ」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月10日横浜の結婚式場に、ウエディングドレスに身を包んだ北川景子(34)の姿が。隣には“新郎”の永山瑛太(38)が寄り添っていた。本誌が彼女らを目撃したのは2月下旬。4月から放送予定の連続ドラマ『リコカツ』(TBS系)の撮影現場である。「今回のドラマは北川さんと、瑛太さん演じる交際0日で結婚した夫婦が、結婚してすぐに“離婚活動”を始めるという物語です。劇中ではけんかする2人ですが、撮影の待機中は控室にも戻らず、仲よく話しています」(ドラマ関係者)’20年9月に第1子を出産し、同作で連ドラ復帰を果たす北川。テレビ誌記者によると、「“ママ女優”生活についてバラエティ番組でよく語っています。以前は家に帰宅したら、“休める”と思っていたのに、いまでは“本業が始まる”と思うそうです」“本業”である帰宅後の子育てはかなりの負担のようだ。「『お風呂にゆっくりつかる時間すらない』と言っていた時期も。そこにハードな連ドラ撮影ですからね。『久々の連ドラで、家庭との両立に心が折れそう』とまで漏らしています」(芸能関係者)そんな彼女の癒しは、“女友達”との交流だという。「芳根京子さん(24)や、平手友梨奈さん(19)から連絡が来ると“後輩も頑張っているんだから、自分も”と思うそうです。同世代の親友はイモトアヤコさん(35)。2人はドラマでの共演がきっかけで、仲よくなりました。忙しいなかでも誕生日を祝いあったり、ディズニーランドに行ったりするほどですよ。産後にもイモトさんが北川さんの家へ赤ちゃんの顔を見に訪れたと聞いています。イモトさんがあやしてくれたりして、北川さんも気分転換できたようです」(前出・芸能関係者)最近、北川はインタビューでこんなことを語っていた。《子どもにとって母は私だけなのに、全部背負い込んで倒れちゃったら本末転倒。人を頼ってもいいと肩の力を抜けるようになったのも、子どもを授かったおかげなのです》(『steady.』’21年3月号)イモトをはじめ周囲の助けで、“地獄のママ女優”生活も乗り越えていきそうだ♪「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月10日子育てしながら、ドラマや映画にひっぱりだこ!そんななかで美貌を保つのも仕事のひとつ。ママ女優たちがすき間を縫って取り組む美容法って?「もともと美容には熱心だった北川さんですが、“出産してからは育児に時間をとられて美容に使う時間がなくなって……”とこぼしていました。それでも産後と思えないほどほっそりしていて美しく、見とれてしまいます」(映画関係者)昨年9月に第1子を出産し、3カ月後には出産前と変わらぬ外見で映画の公開イベントに姿を見せていた北川景子(34)。その後も出演映画が立て続けに公開され、来る4月には久々の主演ドラマ『リコカツ』も控えるなど、美貌とともに仕事も絶好調。ただ、“やっぱり女優さんって何もしなくてもキレイなのね!”なんて思ったら大間違いで……。「妊娠中に13キロほど増えて、出産しても2キロしか減らなかったそう。初めての子育てで、十分に眠ることも、お風呂にゆっくりつかることもできない慌ただしさのなか、それでも仕事復帰の予定が決まっていたので、痩せるしかない。“本当に泣きながらダイエットに励んでいたんです”と話していましたよ。そのかいあって最近では、出産前より体が引き締まっているそうです」(前出・映画関係者)「子どもの面倒を見る合間に、“いかに効率よく体が鍛えられるか”を考えるようになったそうです。たとえば、1~2分しかないシャワータイムで頭を洗うときには、腹筋に力を入れて腹式呼吸を意識し、体幹を鍛えていると聞きました。あとは、子どもを夫のDAIGOさん(42)に“30分だけ見て!”とお願いをして、その間に早足でひたすらウオーキングをしたり。“子どものお世話をするたびに腹筋を10回する”というルールも決めていたそう。“腹筋は何百回もやりましたよ~”と話していましたね。テレビを見るときや寝る前など少しの時間を見つけては、専用ローラーを使って“筋膜はがし”もしていたとか」(前出・映画関係者)雑誌『美ST』で活躍する美容ライターの吉田瑞穂さんによると。「筋膜はがしは、血流を改善してむくみをとる効果などがあります。筋膜(筋肉や骨を包む組織)のねじれやこわばりを押し伸ばして解消する方法ですが、ストレッチと違い、面で圧迫するので、効果的です」北川と同じく、“ママになったとは思えない美貌”が最近話題になったのが武井咲(27)。彼女も“すき間”時間を有効活用中。「『黒革の手帖』の新春スペシャルで3年ぶりにドラマ復帰をしましたが、“大人っぽくなって色気も増した”と評判です。3年前の出産以来、仕事よりも子育てを優先していますが、体のメンテナンスは怠っていないよう。娘さんが昼寝中に、ダンベルを使ったエクササイズをやるようにしているのだと、以前話していましたよ」(芸能関係者)ドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日系)に出演中の仲間由紀恵(41)も2歳の双子の育児中。「最近では双子ちゃんが2人で遊ぶようになってくれて、一時期よりは手がかからなくなってきているとか。でもさすがにベビーシッターをお願いしてはいるようですが」とは、テレビ局関係者。仲間の美しさの秘密は食生活にあるという。「夫と子どもたちの健康を守る意味でも、野菜中心の自炊生活を心がけているそう。何を作るか迷ったら、余った野菜を全部投入してスープを作る、と話していました」「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月04日人気声優の三石琴乃が、北川景子主演のホームドラマ「リコカツ」に出演することが分かった。本作は、現代ならではの価値観と時代が変わっても普遍的な男女のもめ事を、“リコカツ”というキーワードを通じて描き出す、離婚するかもエンターテインメント。三石さんは、「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ/セーラームーン役や、「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役、「ドラえもん」ののび太のママ役などでお馴染みのベテラン声優。初の連続テレビドラマレギュラー出演となる今作では、咲(北川さん)の母・美土里を演じる。彼女は、美に関するエッセイ本がベストセラーとなり、世間から美魔女モデルと呼ばれ、インフルエンサーとして人気を博している人物だ。「熟考の末お受けさせていただいたのですが、台本を読んでまさかの大役だと初めて知ったんです! それからはずっとプチパニックで、名だたる名優の方々と一緒にお仕事できる現実に興奮しっぱなしです」と心境を明かした三石さんは、「実生活では避けたい『離婚』がこのドラマの表テーマですが、どの世代にも誰にでもある自分の人生を悔いなく生きたいという気持ちを、繊細に、時に大胆に描くドラマだと思います。主人公・咲や周りの人物に共感して巻き込まれて、一緒に未来を見つけて欲しいと思います」とメッセージを寄せている。ほかにも、咲や紘一(永山瑛太)の家族を演じるキャストを発表。咲の父・水口武史役には佐野史郎。大手広告代理店勤務だった武史はちょっと前に定年退職したが、いまも現役時代の名刺を使う見栄っ張りな一面も。咲の姉・鹿浜楓役には平岩紙。小学生の生意気な娘を持つ母で、とある秘密を抱えている役どころ。また、厳格な自衛官一家で育った絵に描いたようなカタブツ人間である紘一の父・緒原正役には酒向芳。元自衛官で頑固者で昭和的な古い価値観を未だに持ち続け体現しており、紘一にも厳しくあたる人物。そんな封建的な夫を支える妻・薫役には宮崎美子。優しく明るい笑顔のしっかり者で、正とは一度もケンカをしたことがないが、ずっと秘密にしていることがあるというキャラクターとなっている。キャストコメント佐野史郎金曜ドラマという枠は、自分にとってドラマの原点というか、特別な思いがあります。『ずっとあなたが好きだった』『誰にも言えない』『ダブル・キッチン』など90年代を緑山スタジオで共に過ごしたプロデューサーの植田さんたちと、またご一緒させていただけることになり、歳を重ねて実家に帰ってきた思いです。時の流れが実人生とも重なります。広告代理店を定年したのに、まだそこにしがみついて自立できていない弱い男を演じるのですが、組織に依存して働いてきた男が、それがなくなった時にどう生きていくのか? 他者に依存していたら大変な目に遭うぞ、ちゃんと自分で考えなさい、というメッセージを感じました。さらに、離婚問題を通して、家族とは何だろう? 夫婦、恋人、親子、自分にとって何が大切なのか? と考えることになるのですが・・・。年齢に関係なく、会話やコミュニケーションを大切にすることを忘れてはいけないとドラマを通じて感じています。人生において、抗えないことが起きてしまったとき、それをどう受け止めるか。時代を超えても変わらぬメッセージが込められている、大切なホームドラマとなりそうです。酒向芳昔、ドラマで見ていたような父親をこの時代に体現できることに魅力を感じています。このお父さんが鶴田浩二さんだったら素敵だろうな? とか、今日は藤岡琢也さんかな? とか。時代、時代で見てきた日本のお父さん、いろんなお父さんが、たくさん僕の中にはいるので。そういう方の力を借りてやらせていただけるのは楽しいですね。僕は僕なりのお父さんしかできませんけど、父が戦争に行った軍人だったので、厳格さという意味では昭和の男の面影は自分の中に残っているのかもしれません。「自分の何が悪かったんだ」という台詞が出てくるのですが、すごく親身に感じました。うちの親は大丈夫かな? 兄弟の夫婦はうまくいっているのかな? 同世代の人にも伝わるものがあればすごくうれしいですし、若い世代にとってはこの先、体験することですからね。順風満帆に結婚して、そのまま一度もケンカをしないで終わるという事はなかなかないと思いますから。このドラマは、夫婦になった時の何かこう・・・資料みたいな(笑)。人に優しくなることを考えられるのではないかと思います。宮崎美子「リコカツ」は初めて聞いた言葉でしたが「婚活」があるのだから、あってもおかしくないなと。お互いのより良き再スタートのために準備するのは良いことですよね。離婚を考える夫婦の言い出した方も言われた方も、どちらかが一方的に悪いわけではないと思います。そういう状況になるのは、お互いに原因があるはず。夫婦の問題点を改善しようとしたのか? そうしてきたら、こうならなかったのではないか? なんて、考えてたら大変なので、何も考えずに一歩踏み出すのも良いのかも。瑛太さんと酒向さんとは初めての共演で、どんな方なのか楽しみです。酒向さんは一見強面ですが、実は笑顔が可愛い方。そんな笑顔をこのドラマの中で見られることがあるのか、無いのか。それぞれの年代の夫婦のリアリティをお見せして共感を得られたら良いなと思います。平岩紙初めにお話をいただいた時は北川景子さんのお姉さん役!? と驚きましたが、久々に共演させていただくことがうれしいです。そして、素敵で面白い両親! この一家は、フランクでありドライであり、自我も強い。各々がこの先どのような選択をしていくのかは、まだ分かりませんが、未来のために明るい選択をして、どんな形になろうとも結局ずっと仲良しな、風通しの良い家族なんだと思います。楓の一人娘とは親友のような関係。娘とバディで楽しく演じていけたらと思います。素晴らしい皆様に囲まれ、撮影させていただける事に感謝しております。三石琴乃植田プロデューサーからテレビドラマ出演のオファーをいただき、主人公の母親役と伺っていました。熟考の末お受けさせていただいたのですが、台本を読んでまさかの大役だと初めて知ったんです! それからはずっとプチパニックで、名だたる名優の方々と一緒にお仕事できる現実に興奮しっぱなしです。『リコカツ』に出てくる各家族のみんな個性的で、それぞれがそれぞれの、迷いながらも本気で明るい未来を探している、とっても素敵なホームドラマです。笑いやあたたかさの中にも、日本では“妻たるもの慎み深く、家族のために尽くすこと”が美徳とされていますが、それに正面から勝負を挑んでいる潔さを感じました。実生活では避けたい「離婚」がこのドラマの表テーマですが、どの世代にも誰にでもある自分の人生を悔いなく生きたいという気持ちを、繊細に、時に大胆に描くドラマだと思います。主人公・咲や周りの人物に共感して巻き込まれて、一緒に未来を見つけて欲しいと思います。金曜ドラマ「リコカツ」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月03日映画『ファーストラヴ』(2月11日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が28日に都内で行われ、北川景子、芳根京子、堤幸彦監督が登場した。同作は第159回直木賞を受賞した、島本理生による同名小説の実写化作品。「動機はそちらで見つけてください」 アナウンサー志望の美人女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まり、事件のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀(北川)が、うら若き容疑者・聖山環菜(芳根京子)と面談を重ね、二転三転する供述に翻弄されながらも彼女の心理へ迫っていくが、やがて由紀自身の過去の記憶にも結び付く、意外な真相が浮かび上がる。撮影を通して仲良くなったという2人。芳根は「本当に毎日連絡を取らせてもらってるんですけど、北川さんも連ドラ撮影中でスケジュールが大変な中『きょんちゃんが頑張ってると思ったら頑張れる』と言っていただいて、すごく嬉しい。好きな人と一緒に頑張るのって素敵だなと日々感じています」と感謝する。北川も「自分も久々の連ドラでこんなに大変だったけなとか、家庭との両立とかに心が折れそうな時に連絡をくれたりして『私も頑張ってます』と言われると、『こんなかわいいきょんちゃんが頑張ってるんだから私も頑張ろう』って、一緒に頑張ってるような気がして勇気をもらってます」と互いに励まし合う様子を見せ、堤監督も「なんていい話なんだ」と感動していた。またこの日は芳根の24歳の誕生日で、北川からサプライズで花束のプレゼントも。「初めて出会ったときはデビューして2年目とかで右も左もわからないという感じだったのに、本当に会わない間にたくさんの大変なお仕事を乗り越えられて立派な女優さんになって、私は逆にお芝居のことだったり学ばせてもらってるなと思いました」とメッセージを送る。さらに「プライベートでも仲良くさせていただいて、これからも本当に楽しみ。がんばりすぎないでやってください」という北川の言葉に芳根は涙。「こんなはずじゃなかった。どうしよう、泣いちゃった」と気遣う北川ももらい泣きしそうになっており、芳根は改めて「すごく幸せな誕生日だなあと思って」と心境を吐露する。「こういうご時世でなかなか人とも会えなくて、友達とも会えないなと思ってたところを舞台挨拶が入って。素敵な24歳の始まりだなと思ってたんですけど、まさかこのように北川さんから嬉しい言葉をいただけるなんて、本当にありがとうございました」と喜んでいた。
2021年02月28日大正から昭和初期にかけて活躍した画家・デザイナー、小村雪岱(こむら せったい)の展覧会が三井記念美術館で開かれています。日本画の制作から舞台芸術まで手がけた雪岱は、今ならマルチアーティストと呼ばれるような人。彼の作品はセンス抜群で、令和の時代に見てもしびれます。どれほどステキなのか、作品と会場の様子をご紹介!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 195三井記念美術館で開かれている『特別展 小村雪岱スタイル』では、画家や装幀家、舞台美術家としても活躍した小村雪岱(1887-1940)のクールな作品が集結。肉筆画から、木版画、挿画、装幀本まで100点以上が紹介されています。さらに、彼の作品に影響を受けた現代のデザイナーやクリエイターたちの新作も展示。木彫りやガラス作品などの工芸品も見ることができます。小村雪岱って?小村雪岱は商業美術の世界で活躍した天才デザイナー。出身は埼玉県の川越で、東京美術学校(現・東京藝術大学)で日本画を学び、卒業後は美術系の出版社に入社。2年後に退職して泉鏡花の小説で装幀を担当し、評判となります。その後、資生堂意匠部に入社してデザインを担当。今でも使われている「資生堂書体」の基礎を築きました。36歳で退職したあとは装幀や新聞連載の挿絵、歌舞伎や映画などの舞台装置の原画制作など、多方面で活躍しました。センスよすぎ!会場にはたくさんの作品が並んでいますが、特にステキなのが木版画の数々。必見作品のひとつ目は木版画の《おせん雨》。1933年に東京朝日新聞で連載された邦枝完二の小説『おせん』の挿絵として描かれたものです。小説の舞台は江戸時代の明和期。三美人のひとりとして有名な茶屋の看板娘おせんをめぐる悲恋のストーリーで、この挿絵では、しつこく言い寄る若旦那から逃げる場面が描かれています。(画面右下で黒頭巾をかぶっているのがおせん)絵の半分以上が傘で埋めつくされ、その上をシャープな雨の線が走り、円と直線の配置が秀逸。モノクロームのシンプルな作品ですが、今の時代に見てもとってもおしゃれ。連載当時も雪岱の挿絵が人気となり、新聞の発行部数も増えたそうです。ちなみに、展覧会図録の裏表紙にも本作品がデザインされていて超クールです!想像力をかきたてられる!必見作ふたつ目は、雪岱が装幀を手がけた泉鏡花の小説『日本橋』の見返し絵をもとにした連作原画の版画3点。作品テーマは日本橋界隈の風景です。《青柳》では人物のいない室内の様子が高い視点から描かれ、畳の上に三味線と鼓が並んでいます。柳の葉と畳の緑がさわやかなのですが、ぽつんと置かれた和楽器がちょっと意味深。いろいろと想像力をかきたてられます。《雪の朝》も美しい作品です。降り積もった新雪と家の明かりが描かれ、凛とした空気感が伝わります。必見作三つ目は、『サンデー毎日』に連載された吉川英治の小説『遊戯菩薩』の挿絵原画。黒く塗りつぶされた背景に繊細な線で男女が描写されています。小説のストーリーを知らなくても、この登場人物たちのいる世界に引き込まれていきそうです。会場には、雪岱が装幀を手がけた本もたくさん並んでいます。どれもおしゃれなデザインで、ジャケ買いしたくなるものばかり。センスの良さが光っています。商業美術の分野で活躍した人の作品は、散逸しているケースもあり、展覧会でまとめて見られる機会はあまりありません。ぜひこの貴重なチャンスに、雪岱の多彩なアートワークをご覧になってみてください。Information会期 : ~4月18(日) ※会期中、一部展示替えあり※事前予約制時間 : 11:00~16:00 (入館は15:30まで)休館日 : 月曜日(※2月22日は開館)、2月28日入館料(税込): 一般¥1,300、大学・高校生 ¥800、中学生以下無料※70歳以上¥1,000会場:三井記念美術館
2021年02月25日北川景子が主演した映画『ファーストラヴ』が公開中だ。この度、本作の感動をキャストと一緒に体感できる副音声(コメンタリー版)の上映が2月26日(金)より始まることが発表された。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の真壁由紀を演じるのが北川だ。原作のキャラクター設定に合わせ自らの発案で大胆にも髪の毛を30cm以上カットしたことでも話題となっている。さらに由紀の義理の弟で、由紀とともに、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉に中村倫也。父親殺しの容疑者・聖山環菜には芳根京子。そして由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞に窪塚洋介。その他、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀などの演技派から、石田法嗣、清原翔といった気鋭の若手まで豪華な顔ぶれが集う。監督は『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦。北川と初タッグを組む。さらに脚本は、『八日目の蝉』(NHK)や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子が手がける。発表されたコメンタリーには北川景子、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、そして堤幸彦監督が参加。映画の本編に合わせ、各シーンの解説や裏話、現場でのエピソードなどこの場限りのトークが次々と飛び出す。さらには、出演キャストの素顔や堤組ならではのアットホームな雰囲気が垣間見える一幕や、本編を見ながら思わず涙が止まらなくなってしまう場面も……。「ぎゅっとできる誰かと観たい」との反響も多数寄せられている中、まるでキャストと一緒に映画を見ているような気分になれる臨場感あふれるコメンタリーに仕上がっている。また「すごく考えさせられる事が多かった。もう一度みたいと思いました」との声もあがっているなか、この作品の描く多面的なテーマについて、1度観た方もキャストや監督の想いを知りながらもう1度違う形で味わうことができる。このオーディオコメンタリーは、主に視覚障害者向けに音声ガイドを提供している副音声付き上映の仕組みを利用して、2月26日(金)以降、本作を上映するすべての劇場、上映回で利用可能。スマートフォンなどの端末を使い、無料の専用アプリ「HELLO! MOVIE」( )から副音声データを事前にダウンロードすると、上映中はネットの接続なしで利用できる。あらかじめ準備したアプリを劇場で起動し、イヤホンを装着することで映画の音声を認識。映像に合わせて副音声を再生することができる仕組みとなっている。「HELLO! MOVIE」の使用方法は、公式YouTubeのチュートリアル映像( )で確認できる。『ファーストラヴ』副音声(コメンタリー版)上映2月26日(金)より利用方法:(1)事前に、アプリ「HELLO! MOVIE」をダウンロードしておく(2)音声ガイドより「【コメンタリー版】ファーストラヴ」のデータをダウンロードしておく(3)映画館内で上映直前にアプリを起動(4)アプリが本編音声と同期し、イヤホンを通じて副音声が再生開始※本編と同期した際、スマートフォンの画面が自動的に暗くなる仕組みとなっております。
2021年02月24日赤ちゃんが机や椅子を掴んでつかまり立ちをするようになると、歩けるまでもうあとひと息です。今回は赤ちゃんが歩き始める目安、歩くためには練習が必要なのか、歩き始める時期に注意したいことなどについて解説します。 赤ちゃんが歩き始めるのはいつごろ?赤ちゃんは、1歳6カ月で90%が歩行可能となります。歩くのに必要なのは、十分な足の筋力と、直立姿勢のコントロールができることで、それらの条件が揃うのが1歳ごろとなります。 ただ、同じ1歳でも、ハイハイしている子もいれば、つかまり立ちができる子、ひとり歩きしている子もいます。個人差が大きいので、自分の子とほかの子を比べることはせず、昨日やそれ以前と現在の発達を比べるようにしましょう。 あお向けでばたばたするだけだったときから考えれば、短時間で素晴らしい進化を遂げていることに気付けるはずです。また、早産で生まれた赤ちゃんは生まれる予定だった日から月齢を数える修正月齢で考えます。つまり、1カ月早く生まれた場合は1歳1カ月で1歳となります。 赤ちゃんが歩くための練習は必要?歩行器を使って歩く練習を……と思われている方もいらっしゃることでしょう。歩行器は、歩行に必要な足の筋力をつけることや、直立姿勢のコントロールができることにはあまり繋がらないため、必須な育児アイテムではありません。足を地面に付けて歩くというよりは、つま先で蹴る動作で移動できるため、ふくらはぎの筋肉がパンパンに硬くなってしまう場合があります。 移動を楽しんだり、移動を経験するために使用するのには適していますが、乗せっぱなしにならないようにしましょう。歩行器の乗せっぱなしは、ふれあいの減少から母子の愛着形成に影響を及ぼしたり、おすわりやハイハイ、つかまり立ちといった成長発達を妨げる恐れがあるほか、ケガの原因になる場合もあります。 歩行の練習には、発達段階を一つひとつ踏んでいくことが一番大切です。あお向けから腹ばい、おすわり、四つん這い、膝立ち、ひとり立ちと各段階を踏んでいくごとに、歩くのに必要な筋肉やバランスが養われていきます。 あお向けで足をばたばたさせる運動は、腹筋の働きを強化しています。寝返りや腹ばいは、背筋と腹筋を鍛え、バランス感覚や体重移動を覚えるのに必要です。自分で他の姿勢からおすわりをできるようになれば、姿勢の変化に体が対応できるようになっていることがわかります。ハイハイをすることによって、腕で支える能力、体幹の安定性、骨盤周りの筋力強化、手足の協調性が養われ、膝立ちによって立つための体重移動をする感覚が身につきます。つかまり立ちをすることで体重を足で支えることができるようになり、だんだん手の支えがいらなくなるまでに筋力やバランス力が発達し、つたい歩きからひとり歩きが可能になっていきます。 このように1歳になったから歩けるというわけではなく、ハイハイやひとり立ちなどの毎日の運動で、筋力やバランス力が十分に備わって初めて歩けるようになります。無理やり立たせたり、歩かせたりするのは赤ちゃんの体に負担をかけてしまうので、焦らずにその子のペースを見守っていくようにしましょう。 赤ちゃんが歩き出したら注意したいこと国民生活センターによると、0~2歳児のなかで最も事故が多いのが1歳児です。約42%を占めており、ひとりで歩けるようになって行動範囲が広がることで事故の割合が多くなっています。1歳児の事故原因の1位が階段や椅子などのからの転落、2位が転倒となっています。 実際にあった転落・転倒の事故の例としては、下記が挙げられます。 ・ひとり歩きで開いていた浴室に入り、お湯が残っていた浴槽内に転落・2階の階段に設置されたベビーゲートをガチャガチャしてるうちに、はずれて転落・マンション2階の部屋からベランダにひとり歩きで移動し、室外機に上って転落・ソファをつかんで、つたい歩き中に転倒・歯ブラシを咥えたまま歩いて転倒・ドラム式洗濯機に入り、フタを閉めて出られなくなる 軽症な場合がほとんどですが、死亡事故や後遺症の残る事故も発生しています。子どもが歩けるようになれば、それだけ危険が増すことを覚えておきましょう。子どもは思わぬタイミングや場所でケガをします。転倒・転落の危険がある場所へは入れないように扉を閉める、ベビーゲートを設置するなどの対策を取るようにしましょう。 赤ちゃんがなかなか歩かない…何か問題があるの?なかなか歩く兆しが見えない子に焦るママ・パパもいらっしゃることでしょう。1歳6カ月が歩行の目安となりますので、1歳6カ月健診までは様子を見ましょう。健診時に、医師の診察や保健師さんとの面談がありますので、歩行ができないようであれば、必要に応じて医療機関の受診や療育相談などをすすめられます。 歩行ができない原因はさまざまで、歩行などの運動面以外の発達状態などを総合的に診察・検査してもらう必要があります。異常が見つからずに、遅いながらも歩けるようになる場合もあります。ただ、1歳6カ月過ぎで歩行を始めたお子さんは一度小児科を受診して、運動発達など、全身を診てもらうと安心です。 まとめ赤ちゃんの発達は、目覚ましい変化の連続です。昨日できなかったことが急に今日できるようになることも多々あります。発達段階は一定のスピードで進むわけではなく、停滞するときもあればスピードアップするときもあります。いつどうなるかは誰にもわかりませんので、日々、赤ちゃんと楽しく過ごすことが一番の成長へのアプローチになることでしょう。 ※参考:国民生活センター「発達をみながら注意したい0・1・2 歳児の事故」 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2021年02月19日北川景子がMV初出演したUruの「ファーストラヴ」MVに、窪塚洋介の息子・窪塚愛流が参加していたことが分かった。「ファーストラヴ」は、Uruさん渾身の書き下ろし楽曲で、現在公開中の映画『ファーストラヴ』の主題歌となっている楽曲。先日公開されたMVは、北川さん出演×堤幸彦原案・監督による完全撮り下ろし。由紀(北川さん)がひとり思い悩んでいた中学生の頃を回想するという、映画の後日談ともいえるアザーストーリーとなっている。本編同様、菊地麻衣演じる中学生時代の由紀がふと顔を上げると、通りすがりの男の子がこちらを振り返り見つめる。若き日の我聞を彷彿とさせる彼の笑顔に、硬くこわばっていた由紀の表情も思わずほころぶ。思春期の淡い記憶と現在が交錯する、エモーショナルな映像だ。本映像に登場するこの男の子こそが、映画では由紀の夫・我聞を演じている窪塚洋介さんの息子で、俳優・モデルの窪塚愛流さん。MV初出演という窪塚愛流さんは「初めてこの曲を聴いたときに気持ちが揺さぶられ、心を何かにつかまれるようで感動しました。ミュージックビデオに出たいという夢が実現できてとても嬉しいです」と参加を喜び、「(堤監督からは)ひとつひとつ丁寧に指導していただき、父とは真壁我聞という役がどんな人生を送ってきたのかを話して、『楽しんで』と言って送り出してもらい撮影に臨みました」と充実した撮影だったようだ。『ファーストラヴ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月15日北川景子がTBS4月期の金曜ドラマ枠「リコカツ」に主演。永山瑛太と、“交際ゼロ日婚”したものの離婚を決意する夫婦役を演じることになった。北川さんが同枠に出演するのは10年ぶり。本作で演じるのは、ファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲。現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。そんな咲と運命的な出会いをしたのが永山さん演じる緒原紘一。紘一は航空自衛隊に編成されている航空救難団のエース隊員で、厳格な自衛官一家で育ってきた。自由奔放と生真面目。まるで正反対な2人は、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚。華やかな結婚式を終え、幸せな新婚生活が始まると思われたのだが…。同じ家で暮らし始めた2人は、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い、大喧嘩に。売り言葉に買い言葉で新婚早々、離婚を決意する。ところが、職場や家族・友人から盛大に結婚を祝福され、将来を期待される新婚夫婦は、周囲になかなか離婚の決意を切り出せず…。水面下で離婚に向けた活動、2人は“リコカツ”を始めることに。日本でも年間20万件を超える離婚が成立しているという昨今(※厚生労働省「人口動態統計」)。離婚自体が珍しくなくなった現代ならではの価値観、そして時代が変わっても普遍的な夫婦関係、人間関係のもめごとを「リコカツ」というキーワードを通じて描き出す、オリジナルストーリーの“離婚するかもエンターテインメント”となる。北川さんは、永山さんについて「若い頃にCMでご一緒したり、イベントで豆まきをしたこともあるんですけど、こうしてお芝居でガッツリご一緒するのは初めて」と明かし、「いつかお芝居でご一緒させていただきたいなと思っていた」と語る。すると永山さんが「私生活も女優さんとしても安定感のある方という印象があって。主演が北川さんというのは、チャレンジしたいことを受け止めてもらえるんじゃないかという甘えがあり…」と語ると、すかさず「甘えてください、受け止めます!(笑)」と北川さん。「よろしくお願いします!」と永山さんも返し、早くも息ぴったり。また、撮影で楽しみにしていることについて、「『リコカツ』という言葉を私は初めて聞いたのですが、離婚から始まるラブストーリーがどんな物語になるのか、脚本が出来るのを楽しみにしていました。今は私達の恋の行方がどうなるのかとても楽しみです」と北川さんが語ると、「(本当に)離婚するかどうかですよね」と永山さん。「私たちもまだ分からないんです。するのかもしれないし、しないかもしれない」(北川さん)、「何話か台本を読ませていただいて、毎話ラストシーンで『え!?』『どんな展開になっていくんだろう』となるので、この先どうなるのかすごく楽しみです。リアリティがありつつ、のめり込めるようなドラマチックなストーリー展開もあるので、夫婦のやり取りなども含めて皆さまにも楽しんでいただければ」(永山さん)と、それぞれ見どころについてもコメント。さらに、「笑えて時々泣けるような、コメディ要素もあるラブストーリー」、「まずはポップな気持ちで見てほしい」と視聴者にメッセージを贈っている。金曜ドラマ「リコカツ」は4月、毎週金曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年02月15日現在公開中の北川景子主演映画『ファーストラヴ』より、北川さんと中村倫也が激しく口論をする本編映像の一部が到着した。膨大なカットを撮り切るための“カット割り”が毎回用意される堤幸彦監督の現場。しかし、「これは(カットを)割れない」と、ほぼワンカットのいわゆる長回しでいくことを決断したシーンが本作には3つあるという。その内のひとつのシーンが、今回到着した映像に登場する、法律事務所で主人公・由紀(北川さん)と敏腕弁護士・迦葉(中村さん)が激しく口論をするシーン。裁判での主張を巡り、意見の食い違いからヒートアップし、互いの感情が絡み合っていく、緊迫した場面だ。当初、本シーンも細かくカットを割る予定で準備が行われていたそうだが、堤監督は「自分の思い描いていたカットワークではどんなに手練手管を尽くしても勝てない!と。数十分のリハーサルでそれを目の当たりにしたんです」と語り、オフィスクレッシェンドの小林誠一郎プロデューサーは「監督の現場で最初に段取りをやってから、あのような決断をするのは本当に珍しいことでした」と証言。役者たちの気迫が監督に長回しを決断させたという。また、同い年の北川さんと中村さんは、本作が初共演。共に事件の真相を追うバディとも言える役柄であり、義理の姉弟であり、2人だけが共有する過去も持つという複雑な関係性。北川さんは「中村さんとは同い年なのですが、お芝居面ではとても引っ張ってくださいました」と明かし、中村さんは「北川さんと向き合ってセリフを交わしていく中での”気付き”、そこで芽生えた感情などは役にそのまま投影しようと、いろんなものを拾い集めていく作業でした」とお互いについて語っている。『ファーストラヴ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月13日19世紀初頭、当時は歴史画の背景と見なされていた風景画を刷新し、その評価を引き上げたことで知られるイギリスの画家、コンスタブル。日本では実に35年ぶりとなる大回顧展『テート美術館所蔵コンスタブル展』が2月20日より三菱一号館美術館にて開催される。同じ時代にイギリスで活躍した風景画家として、日本ではターナーが知られているが、ターナーが絶えず各地を旅し、国内外の景観を膨大な数の素描に収めたのに対し、コンスタブルは、ひたすら自身の生活や家庭環境と密接に結びつく場所を描いた。故郷サフォーク州の田園風景を、太陽の下で描いた瑞々しい作品の数々からは、画家がいかに故郷の自然や人々を愛し、慈しんでいたかを伺い知ることができる。《ザ・グローヴの屋敷、ハムステッド》1821-22年頃、油彩/カンヴァス、35.6×30.2cm、テート美術館蔵 (C)Tate《マライア・ビックネル、ジョン・コンスタブル夫人》1816年、油彩/カンヴァス、30.5×25.1cm、テート美術館蔵 (C)Tate同展では、世界有数の良質なコンスタブルの作品群を収蔵するテート美術館から大型の風景画や再評価の進む肖像画などの油彩画、水彩画、素描およそ40点、同時代の画家の作品約20点、さらに国内で所蔵される秀作を含む全85点を紹介。また、ライバルでもあったターナーの作品と並んで展示された、1832年のロイヤル・アカデミー夏季展での展示が再現されるコーナーも登場する。ジョン・コンスタブル《ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)》1832年発表、油彩/カンヴァス、130.8×218.0cm、テート美術館蔵 (C)Tate1832年のロイヤル・アカデミー夏季展にて、ターナーの《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ 64 号》の隣に展示された作品J.M.W.ターナー《ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ 64 号》1832 年、油彩/カンヴァス、91.4×122.0cm、東京富士美術館蔵(C)東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom1832年のロイヤル・アカデミー夏季展にて、コンスタブルの《ウォータールー橋の開通式(ホワイトホールの階段、1817年6月18日)》の隣に展示された作品イギリスの田舎の新鮮な空気をも感じさせるコンスタブルの作品。生気あふれる風景画に包まれ、心癒される展示空間となりそうだ。【プレゼント】『テート美術館所蔵 コンスタブル展』の招待券を5組10名様にプレゼント!◆応募方法ぴあアート編集部Twitterをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、ぴあアート編集部アカウントよりDMをお送りします。ぴあアート編集部Twitter対象ツイート※当選後、お届け先ご住所のご連絡ができる方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※当選発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。【応募締め切り】2021年3月5日(金) 23:59まで【『テート美術館所蔵 コンスタブル展』開催概要】会期:2月20日(土)~5月30日(日)会場:三菱一号館美術館開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで、入場は30分前まで)※緊急事態宣言中の夜間開館は中止。詳しくはWEBサイトまたはハローダイヤルでご確認ください休館日:月曜日 ※但し、祝日・振替休日の場合、会期最終週と、トークフリーデーの2月22日、3月29日、4月26日は開館ハローダイヤル:050-5541-8600◆公式サイト( )
2021年02月12日北川景子主演、堤幸彦監督の映画『ファーストラヴ』公開を記念した初日舞台挨拶に、北川さんをはじめ、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、さらに“容疑者・環菜”の人生にもっとも深い影響を与えている両親という重要な役どころを演じた木村佳乃、板尾創路、そして堤監督が登壇。全国314劇場へライブビューイングの同時生中継も行われ、カメラに大きく手を振りながら中村さんが「全国ー!」とざっくり呼びかけて笑いを誘うなど、観客とこの作品とようやく共有できる喜びに一同が笑顔を見せた。初めての観客前での舞台挨拶とあって、北川さんは「久しぶりにお客様の前で、そしてこの映画で舞台挨拶ができて、本当に嬉しいです。今日幕が開いて、皆さまの感じたいように受け取っていただけたら、それ以上嬉しいことはない」と感慨深げ。「いろんな”愛”の物語なのですが、皆さんとこの作品を作ることが出来て、主演をやらせていただけたことで本当にたくさんの愛をいただきました。たくさんの人に届いたら良いなと思います」と語ると、中村さんも「久しぶりにお客様に会えましたし、幕が開いたんだなと実感しています」と感無量の様子でコメントした。中村倫也、木村佳乃&板尾創路のネタバレを全力阻止!?なかでも木村さんは、「本当は優しい普通のお母さんを演じたいんですが、鬼のような母を演じて…(笑)」と話し始める。「監督とご一緒したかったのでなんとか食らいついて…演じてる間、本当に心が痛くて苦しかったんです。(娘役の芳根さんが)かわいそうで、本当だったら『ウチの子はやってません!』ってやりたかったんですけど…」と、上映後の舞台挨拶とはいえ勢い余った様子に、同じ所属事務所の中村さんから「先輩、ネタバレ気を付けてください!(笑)」と鋭い静止が入る一幕も。また、「元気ですかっ!」との窪塚さんの呼びかけに、板尾さんは「元気ですね」と応じつつ「2019年に撮った作品で、寝かしてちょうど見ごろになってます。あのトイレが××××××…なぜ裁判で××××…」とこちらもネタバレ全開の勢いに、またも中村さんが「全部言いますね!(笑)」としっかり止めに入って会場を沸かせた。芳根京子「環菜も北川さん演じる由紀から愛をいただいた」「ファーストラヴ」のタイトルに秘められた真実をめぐり、“愛”の意味を問いかける作品とあって、北川さんは「つい最近、(木村)佳乃さんから『景子ちゃん大丈夫?疲れてない?』とお電話をいただいて、その声が凄く優しくて少し泣いてしまった。その電話のあと頑張ろうと思えました」と明かす。すると木村さんは「どうしよう内緒にしてた話が…恥ずかしい…汗かいちゃいました…」と動揺していると、なんと突如、窪塚さんのポケットで携帯電話が鳴りだすハプニングが発生し、会場が盛り上がった。続けて中村さんはエンドロールの背景で流れる映像について、「ある日、台本にない十数行のセリフをポンと渡されて…ゾっとしたんですけど、迦葉の普段働いている姿、本編で描かれていない姿を救い上げてくれるところに監督の愛を感じました」と撮影中のエピソードを明かす。さらに芳根さんが「私自身北川さんから愛をいただいて、環菜も北川さん演じる由紀から愛をいただいた。あの時期ちょっと悩んでいたりもしていて、私の心を“景さん”が癒してくれた」と語ると、隣にいた中村さんから熱視線が…。芳根さんが「中村さんが北川さんのこと“景ちゃん”って呼んでるのがうらやましくて、私も“景さん”って呼ばせてもらってます!」と対抗心を燃やすと、中村さんは「(芳根さんは北川さんのことが)好きすぎるんですよ!」と、芳根さんの“北川愛”の大きさにあらためて驚いた様子。そして窪塚さんは「堤監督と12年ぶりに一緒に仕事をさせていただいて、当時あった情熱、現場に向かう心意気みたいなものがより燃え盛ってて、北川さんや中村さんのお芝居も愛が無かったらやっていけないことだと思う。それを支えてくれる製作や現場のスタッフ、配給のために動いてくれているスタッフの皆さんの愛もあってこうして呼んでもらって話させてもらえるのが本当にありがたい。今この場所で愛を感じてます」と、照れながらも熱いコメントを表した。最後に改めて、堤監督が「この作品は心の奥にある闇や影のその先にほっこり明るいものがあると信じて作っていた。仕上げは大変な時期と重なりましたが、たくさんの皆さんのご意見、スタッフの力、この素晴らしいキャストの皆さんの力で、自信をもってお届けできる作品だと信じております。全身全霊という言葉がぴったりの作品」と力を込めてコメント。北川さんも「長い間宣伝活動もしてきて、ここが見所です、といろいろお話もしてきたんですけど、今日幕が開いて、皆さまの感じたいように感じて受け取っていただけたらそれ以上嬉しいことはないと思っています。届かなかった、受け取れるはずだった、すれ違った、いろんな”愛”の物語なのですが、私は皆さんとこの作品を作ることが出来て、主演をやらせていただけたことで本当にたくさんの愛をいただき感謝の気持ちでいっぱい」と締めくくり、タイトルに相応しい“愛”にあふれた初日舞台挨拶となった。『ファーストラヴ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月12日