中井貴一主演、松山ケンイチと北川景子の豪華共演で贈る映画『大河への道』の公開が決定した。千葉県香取市役所では、観光促進として地元を盛り上げるために、大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。主人公は伊能忠敬。しかし、その脚本作りの最中、伊能忠敬は地図完成の3年前に亡くなっていた、という事実を発見してしまう。舞台は江戸の下町へ。弟子たちに見守られ、伊能忠敬は日本地図の完成を見ることなく亡くなった。そんな中、ある人物が意を決し発言する。「では、今しばらく先生には、生きていていただきましょうか…」。忠敬の志を継いで地図を完成させるために、弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出す。そこには、歴史に埋もれた感動のドラマがあった――。本作は、前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマで構成。その2つの時代の登場人物は、中井さん、松山さん、北川さんの一人二役によって演じられる。中井さんは「この数年、数少なくなった時代劇を、日本の文化、伝統として残したいと思って参りました。容易ではないことは百も承知。交通の発達により、海外が近くなり、より海外の影響を受けやすくなった今だからこそ、日本の真の美しさ、日本人としての心の在り方を、もう一度考え直したい。そんな思いでいた時、出会ったのが志の輔さんの落語でした」と思いを述べ、「気楽に観れる、時代劇。でも、その中には、我々が教科書で習わなかった、驚くべき真実が…。必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。是非、お楽しみになさってください」とメッセージ。松山さんは「貴一さんとは久しぶりにご一緒させて頂きましたが、前の現場でも待ち時間に話をさせて頂いてる間いつも笑っていたのを覚えていました。今回はその普段笑いながら話していた雰囲気のまま出来たような気がします。景子さんも久しぶりでしたが、貴一さんの演技で笑いを堪えている表情を見ていて幸せな現場だなと思いました。僕自身楽しんで遊びつくしたような現場でした」と撮影をふり返っている。また、中井さんとは今回が初共演となる北川さんは「撮影では中井貴一さんと松山ケンイチさんの掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!中井さんとは初めて共演させて頂きましたが、中井さんの懐の広さや温かさを間近で感じ、言葉の選び方や人との接し方、現場での佇まいなど、人間として多くのことを学ばせて頂きました」と話し、「時代劇だからとあまり敷居の高さを感じず、是非お気軽に楽しんで頂ければ幸いです」とコメントを寄せている。公開された3種類のティザービジュアルでは、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性が表現されている。原作は、立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語―大河への道―」。“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目のひとつ。中井さんが、原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら志の輔さんに映画化の直談判をしたことから、本作が始まったという。当時をふり返り、志の輔さんは「中井貴一さんから『この落語、映画化したら面白いと思うんです。是非やらせてもらえませんか』とずいぶん熱いお電話を頂いて、『いやそんな、落語だから適当にやってますけど、映画だったら本当にいろんな事が厳密になって大変ですよ!』と言ったら、『勿論、適当過ぎるところは、埋めて参ります!(笑) 別に私が主演という事でなくても、プロデューサーでもスタッフでもいいから作りたい!というくらいの気持ちでおります』とおっしゃっていただいて。どんな形であれ中井さんが関わってくださるなんて最高の喜びです」と思いを明かしている。なお監督は、『青い鳥』『花のあと』の中西健二が務めた。『大河への道』は2022年5月20日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年11月09日女優・北川景子が、来年のオフィシャルカレンダーを12月22日(水)に発売することを発表。併せて、表紙&特典カット、全6点が初公開された。今年2月には、主演を務めた映画『ファーストラヴ』が公開され、同じく主演を務めた春ドラマ「リコカツ」は広く評価され、同時間帯の恋愛ドラマの中で世帯視聴率(ビデオリサーチ関東地区)トップとなった。そんな様々な作品に出演し、男女問わず幅広い層から絶大な支持を集める実力派女優・北川さんのカレンダーが発売。例年同様、今年もポスターカレンダーとデスクカレンダーの2タイプ仕様。撮影は伊藤彰紀が手掛け、収録カットはいずれもナチュラル&シンプルでありながら、モードな雰囲気の衣装やスマートでシック、マニッシュ、爽やかでクリーンな印象のスタイリングのほか、どこかレトロやノスタルジックなムード感漂うスタイリングに身を包み、多彩で奥深い魅力が凝縮された、卓越的な美しさが引き立つビジュアルとなっている。デスク特典/STARDUST SHOPPERS表紙+12か月分と、全13ページで構成されており、毎月違った表情を楽しむことができる。この度到着したビジュアルは、それぞれの表紙に加え、「STARDUST SHOPPERS」「楽天ブックス」の特典カットとなっている。ポスター特典/楽天ブックス「北川景子オフィシャルカレンダー2022」は12月22日(水)発売。(cinemacafe.net)
2021年10月29日1歳を過ぎても、なかなかひとりで歩き始めない息子。別にそんなに早く子どもが歩き始める必要はないとのんびり構えていた私は、義母に会うたびに息子が歩き出さないことを指摘され、悩み始めました。「歩き出さないのは私のせい?」と心配した私の体験をご紹介します。※外反足や外反扁平足のお子さんは、歩行が遅いという特徴があります。その原因として、低緊張が挙げられます。低緊張は、いざというときには力が出せるのに、持続する力がないことが特徴です。低緊張になる原因の1つに知的な面が関与していることもあります。 歩けないのは選ぶ靴のせい?息子が1歳を過ぎるころ、義母からよく「○○はまだ歩いてないの?」と会うたび聞かれるようになりました。歩き始める子が増えるなか、私自身も外反扁平足(土踏まずがなくべた足)気味で、1歳4カ月になってもひとりで歩けない息子を心配するように。 義母は「あら、足の形が変ね。こんな靴じゃダメじゃない! 歩けないのは靴のせいよ」と言われ、言われるがまま足首までサポートがあるハイカットの良品な靴を購入し、息子によく履かせたりしました。 息子はそんなに歩き出すのが遅い?甥や姪を見ていた私は「子どもって歩き始めは外反足気味の子が多いのにな……。たしかに靴選びは大切だけど、歩けないのは足首や靴の問題なの?」と思っていたのですが、義母から何度も息子の足や歩かないことについて言われることにストレスを感じ、悩み始めました。 「歩けないのは私のせい? 病気なの?」と不安になり定期健診のときに医師に相談したところ、「子どもが歩き出す時期はそれぞれ。外反足は成長過程で治る子がほとんどなので様子を見ましょう」との診断。私は医師からの診断を聞いてすごく安心しました。 はっきり伝えることも大切!定期健診後、義母に会った際に直接医師から言われたことをそのまま伝えました。すると、義母は「そうなの? 今は昔と違うのね。昔は子どもが歩けないのは靴のせいだってよく言っていたのに」と。今まで、育児のことについて自信満々に私に指摘していた義母が、「医師の診断ではそうだった」と伝えるとあっけなく引き下がったのです。 息子の成長過程や育児の仕方でいろいろ悩んだら、直接専門家に聞いて私自身が学ぶことも必要だと思いました。また、義母に言われるままではなく、はっきり正確な情報を伝えることでお互いスッキリすることもわかりました。 1歳4カ月になる息子は今でも片手サポートがないと歩けませんが、外反足は徐々に治ってきています。義母も孫を心配するあまり助言をしてくれていると思うので、意見を尊重しながら良い情報は受け入れて試し、必要時は専門家に相談しながら一緒に子育てしていけたらと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこフリーランスイラストレーター。女性向け媒体をメインに、「大人かわいい」テイストのガールズイラストを描いています。夏とワインが好き。
2021年10月28日戦死した将校の姿をリアリスティックに描いた異色の戦争画《國之楯》で近年注目されている日本画家、小早川秋聲(こばやかわしゅうせい、1885〜1974)。彼の初となる大規模回顧展『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』が東京ステーションギャラリーにて11月28日(日)まで開催されている。戦争画だけにとどまらず、彼の叙情あふれる作品が並ぶ展覧会だ。小早川秋聲は鳥取県生まれ。寺の長男として生まれ、9歳で東本願寺の宗徒として僧籍に入る。その後、画家となることを決心した秋聲は、京都で日本画を学び、緻密な描写を体得していく。4章構成となる本展、第1章「はじまり 京都での修業時代」では、秋聲の京都での修行時代の作品を紹介していく。いずれも小早川秋聲(左)《誉之的》明治末期〜大正期 個人蔵 (右)《楠公父子》(二編)明治末期〜大正期 個人蔵いずれも小早川秋聲(左)《回廊》1914年頃鳥取県立博物館(中央)《清夢》 個人蔵(右)《長江所見》(上部 扇面は橋本関雪)1916年 個人蔵秋聲は無類の旅行好きであった。国内はもちろん、その時代は珍しく複数回、中国に渡航し、1922〜23年にかけてはアジアからインド、エジプト経由でヨーロッパに遊学。また、1926年には北米大陸へわたり、日本美術を紹介してまわった。第2章「旅する画家 異文化との出会い」は、小早川秋聲が旅先で刺激を受け、より明るく華やかな画風に変化を遂げていく作品が並ぶ。いずれも小早川秋聲(奥)《絲綢之路》大正期鳥取県立博物館(手前)《玩具絵巻》1916年鳥取県立博物館第2章展示風景より小早川秋聲による海外の風景いずれも小早川秋聲(左)《五月晴》1931年頃個人蔵(右)《長崎へ航く》1931年個人蔵しかし、時代が進み満州事変が勃発してからは、秋聲も否が応でも戦争に巻き込まれていく。従軍画家として戦地に赴いた秋聲は、自身の従軍経験もあったためか他の画家とは一線を画す叙情的な戦争画を描く。第3章「従軍画家として《國之楯》へと至る道」では代表作ともされる《國之楯》を下絵と並んで紹介する。いずれも小早川秋聲(左)《護国》1934年 個人蔵(右)《御旗》1936年京都霊山護国神社(日南町美術館寄託)いずれも小早川秋聲(左)《國之盾》1944年、1968年改作京都霊山護国神社(日南町美術館寄託)(右)《國之盾(下絵)》 1944年頃 個人蔵《國之楯》は陸軍省の依頼で描かれたものだが、受け取りを拒まれたもの。制作当初は体の上に桜の花が積もるように描かれていたものの、後に黒く塗りつぶされている。戦後は体調を崩したこともあり、大作は制作せず、仏画や小品などを描くようになった。第4章「戦後を生きる静寂の日々」では、戦後から1974年に亡くなるまでの秋聲の作品を紹介する。いずれも小早川秋聲左から《春寒賜浴》1960年頃 個人蔵、《吉羊黄初平》1945〜74年 園重寺、《延年益寿》1945〜74年 個人蔵、《山を出でます聖》1946年個人蔵秋聲の死後、彼の存在や画業はしばらくの間忘れられていた。彼がふたたび注目を浴びるようになったのは、没後約20年後の1995年のこと。美術雑誌『芸術新潮』で《國之盾》が紹介されたことがきっかけとなり、再評価の機運が高まっていった。いずれも小早川秋聲(左)《聖火は走る》1963年 個人蔵(右)《聖母子像》1945〜74年園重寺このような経緯があるため、小早川秋聲は《國之盾》など戦争画のイメージが非常に強い。けれども、日本中、世界中を旅し、叙情に富んだ作品を描き続けた側面も見逃してはならない。さまざまな魅力を見せてくれる小早川秋聲の画業を、この機会に見渡してみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌』10月9日(土) ~ 11月28日(日)、東京ステーションギャラリーにて開催
2021年10月26日本日10月23日より公開されているベリーグッドマンの新曲「必ず何かの天才」のMusic Videoに、芸人のロバート・秋山竜次が出演していることが発表された。「必ず何かの天才」は、10月6日にリリースされたアルバムのタイトルナンバーで、人はみな“必ず何かの天才”で、誰かにとって大切な存在、ありのままで輝ける、というフレーズが聴く人にそっと寄り添う人生の応援歌となっている。MVのテーマは「天才の授賞式」で、今回メンバーたっての希望により架空の人物の才能にフォーカスを当ていくつもの人物を演じ分ける秋山に“天才”役をオファー。台本一切なし・現場にて役のイメージを伝えただけにも関わらず、天才というワードだけで役になりきり表情・動きを変えていく秋山に、メンバーは常に爆笑し天才と絶賛していた。「必ず何かの天才」MV 撮影オフショット撮影を終えた後のメンバーとのトークで秋山は「いろんな役をやってきたけど天才としてのオファーは初めてだったので嬉しいです(笑)。初めて演じてみたけど、天才だと思ってカメラに映り込みました。」と自身の演技を振り返った。さらに秋山はメンバー含め4人が派手な衣装を着ていることに触れ「衣装を着てみたらこれは本当に天才なのかわからないけど、歌詞が天才といってくれているか大丈夫ですかね」と現場を笑わせた。メンバーは「秋山さんの演技力、秋山さんにしか出せない映像の破壊力を是非見てほしいです。」と語った。ベリーグッドマン「必ず何かの天才」MV<リリース情報>ベリーグッドマン『必ず何かの天才』発売中配信リンク:●初回限定盤:3,850円(税込)『必ず何かの天才』初回限定盤ジャケット●通常盤:2,800円(税込)『必ず何かの天才』通常盤ジャケット【CD】※全形態共通01. Intro ~必ず何かの天才~02. 必ず何かの天才03. new era※eオールスター2021最終決戦テーマソング04. それ以外の人生なんてありえないや05. baby you06. ナツノオモイデ07. GroovyでDancingなParty08. Alarm09. 散々10. Distance【DVD】※初回限定盤のみBGMドキュメンタリー 〜天才とは何か?〜詳細ページ:<ライブ情報>『ベリーグッドマン “必ず何かの天才” TOUR 2021-2022』【2021年】10月29日(金) 静岡・三島文化会館10月30日(土) 千葉・君津市民文化ホール11月13日(土) 岡山・岡山市民会館11月14日(日) 広島・広島上野学園ホール11月21日(日) 長野・カノラホール岡谷市文化会館11月23日(火・祝) 北海道・札幌教育文化会館12月3日(金) 岐阜・バロー文化ホール(多治見市文化会館)12月5日(日) 福岡・福岡サンパレス12月11日(土) 滋賀・大津市民会館12月12日(日) 奈良・なら100年会館12月25日(土) 宮城・仙台市民会館(大ホール)【2022年】1月8日(土) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール1月10日(月・祝) 大阪・大阪国際会議場 メインホール ※追加公演1月16日(日) 東京・中野サンプラザホール開場 17:00 / 開演 18:00【チケット料金】6,800円チケット発売中※追加公演のみ11月27日(土) 11時発売スタート特設ページ:ベリーグッドマンオフィシャルHPベリーグッドYouTube Channel
2021年10月23日京都市中京区にある新風館 POP UP SPACE“SPOT”で11月3日(水)~8日(月)の6日間、日本画家・高橋文子氏の個展「鴨川の王」(後援・京都府)を開催します。本個展では、第39回上野の森美術館大賞展入選作品『3000万年の歩み』をはじめ、動物たちの強く生きる姿とその魅力がつまった日本画20点を展示します。一般社団法人ジャパンプロモーション(所在地:東京都渋谷区 代表理事:生島 儀尊)では、日本の芸術文化界の「今」を担う人々のグローバルな活動をサポートすることを目的とし、国内外のイベントや展覧会運営などを行っています。その一環として、高橋文子氏の個展「鴨川の王」をバックアップします。高橋文子個展『鴨川の王』高橋文子(たかはし・あやこ)氏は、東京都在住の日本画家。オオサンショウウオや古代ザメ、シーラカンスなど、地球上の動物たち、とりわけ水棲生物をモチーフにした作品を発表してきました。「鴨川の王」と題する本個展は、京都府の後援をうけ、オオサンショウウオが生息する鴨川からほど近い「新風館」で開催します。■京都市のランドマーク的存在「新風館」新風館( )の前身は大正15年(1926年)に完成した旧京都中央電話局。外観をそのままに2001年にオープン。設計は近代モダニズムの先駆者と呼ばれた吉田鉄郎氏。1983年には京都市指定・登録文化財一号に登録されています。2020年のリニューアルの際には建築家・隈研吾氏も一部監修。館内では地元FM局による公開録音やライブイベント、展示会が開催されるなど、街のランドマーク的な存在となっています。■開催概要企画展名:鴨川の王出展作家:高橋文子会期 :11月3日(水)~8日(月)の6日間時間 :午前11時~午後8時(最終日のみ午後6時まで)会場 :新風館 POP UP SPACE“SPOT”( )作品点数:『3000万年の歩み』をはじめ20点後援 :京都府※高橋文子氏の「高」の表記機種依存文字に該当するため、通常の「高」で代用しておりますが、「はしご高」が正式になります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日ハリウッドで大活躍中のヘンリー・ゴールディングを主演に迎え、30年ぶりにサイゴンへ帰郷した“ボート難民”の旅路を描く『MONSOON(原題)』を邦題『MONSOON/モンスーン』として、来年1月に公開することが決定。併せてキービジュアルが解禁された。キット(ヘンリー・ゴールディング)は両親の遺灰を埋葬すべく、30年ぶりに祖国であるベトナムのサイゴン(現ホーチミン)に足を踏み入れる。サイゴンはすっかり経済成長を遂げ、かつての姿は見る影もなく、両親の遺灰の埋葬場所探しを開始するが、思うようには進まない。彼は、6歳のときに家族とともにベトナム戦争後の混乱を逃れてイギリスへ渡った“ボート難民”だった。30年ぶりにサイゴン(現ホーチミン)へ帰郷した主人公がアイデンティティを探す旅路を圧倒的な映像美で綴った本作。変わり果てた街に馴染めず、どこか旅行者のような主人公・キットを演じたのは『クレイジー・リッチ!』で注目を浴び、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』の主演に大抜擢されたヘンリー・ゴールディング。自身もイギリス人の父とマレーシア人の母を持つことから、キットの持つ複雑なアイデンティティに強い共感を抱いたという。監督を務めたホン・カウ(『追憶と、踊りながら』)もまたカンボジアから逃れてベトナムに渡ったのち8歳まで同国で過ごし、“ボート難民”として渡英していた過去を持つ。今回解禁されたキービジュアルは、ベランダから故郷・サイゴンの街を眺めるキットの後ろ姿が写し出されたもの。過去の傷を抱えながら生きてきたキットの、郷愁の想いや未来への希望を感じさせる表情が印象的なビジュアルとなっている。『MONSOON/モンスーン』は、2022年1月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MONSOON/モンスーン 2022年1月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019
2021年10月15日東京都美術館で『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が開かれています。本展では、オランダのクレラー=ミュラー美術館のコレクションから選りすぐりの作品が来日。さらにファン・ゴッホ美術館からの特別出品作もあり、あわせて52点のゴッホ作品が展示されています。16年ぶりの来日となる糸杉の傑作や、日本美術から影響を受けた美しい作品《草地》もご紹介!ゴッホをメジャーにした女性、ヘレーネ【女子的アートナビ】vol. 223本展のタイトル『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』にあるフィンセントとは、画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)のこと。では、ヘレーネとはいったい誰でしょう?ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は、ゴッホ作品における世界最大の個人収集家で、クレラー=ミュラー美術館の初代館長をつとめた女性です。まだ世の中であまり知られていなかったゴッホの作品を1908年から集めはじめ、90点以上の油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。東京都美術館学芸員の大橋菜都子さんによると、ゴッホの作品に高い精神性を感じたヘレーネは、自ら楽しむためではなく、同時代の人々や後世の人にも芸術を伝えていくというビジョンをもって作品を購入。収集するだけでなく、公開・継承することでゴッホの評価形成に大きな役割を果たしたそうです。日本の芸術家に憧れて…では、いくつか展示作品をピックアップしてご紹介していきます。まずは、日本が大好きだったゴッホが、日本美術などからインスピレーションを受けた作品《草地》。春の花が咲く草地を描いた明るく美しい油彩画です。ゴッホは、「ただ一本の草の芽を研究する」日本の芸術家たちに憧れていました。シンプルなものに本質を見いだす日本美術に触れたことで、自身も素朴な草地の魅力を見つけ、作品に昇華させました。研究熱心だったゴッホは、印象派やパリの前衛芸術なども調べていたそうです。結婚25周年のプレゼント《悲しむ老人(「永遠の門にて」)》は、ゴッホが昔描いた自身の版画をもとにした油彩画です。両拳で顔を覆い悲しみに暮れる人の姿は、胸に迫るものがあります。この作品は、ヘレーネの夫アントンが妻に内緒で購入。結婚25周年のとき、サプライズでプレゼントしました。ヘレーネの喜びの手紙には「驚いて気を失いそうになった」と書いてあったそうです。糸杉の傑作!最後にご紹介するのは、糸杉の傑作《夜のプロヴァンスの田舎道》。ゴッホは糸杉をモチーフにした絵をいくつか描いていますが、本作品はそのなかでも傑作のひとつです。死を象徴するともいわれる糸杉ですが、まっすぐ天に伸びる木の姿から強いエネルギーも感じられます。現実の風景だけでなく、記憶と想像力を駆使して描かれたもので、南仏滞在のおそらく最後に描かれた集大成です。この作品を描いた約2か月後、ゴッホはピストル自殺をはかり亡くなりました。生前はほとんど作品が売れなかったゴッホですが、死後に弟のテオや、その妻ヨー、さらにヘレーネのような収集家たちが大事に管理し、公開してくれたおかげで遠く離れた日本でも彼の作品を楽しむことができます。ゴッホが現代まで愛される基盤をつくった立役者のひとり、ヘレーネにも思いをはせながら、ゴッホ作品を楽しんでみてはいかがでしょう。Information会期: ~12月12日(日)※休室日月曜日、ただし、9月27日(月)、11月8日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)は開室会場:東京都美術館企画展示室開室時間: 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)観覧料:一般¥2,000 / 大学生・専門学校生 ¥1,300 / 65歳以上 ¥1,200※日時指定予約制です。詳細は公式サイトをご覧ください。※高校生以下無料(日時指定予約が必要)問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)※最新情報は、展覧会公式サイトをご確認ください。
2021年09月29日世界最大のゴッホコレクターとして知られているヘレーネ・クレラー=ミュラー。彼女が収集したゴッホ作品を軸に、近代絵画も展示する展覧会『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が、東京都美術館で9月18日(土)に開幕した。色に溢れたゴッホの作品が生まれるまでの課程をつぶさにたどる展覧会だ。実業家の家に生まれたヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は鉄鋼業と海運業で財を成した夫、アントンの支えのもと、1907年より近代絵画の収集を開始。生涯に11000点を超える作品を収集した。その過程で彼女はゴッホの作品に出会う。当時、ゴッホの作品は評価の途上であったものの、作品のなかに深い精神性や人間性を感じとり、強く心を惹かれたヘレーネは積極的に収集を開始。世界最大のゴッホコレクターとなっていった。そして1938年には自身の名を冠したクレラー=ミュラー美術館を開館。初代館長に就任する。彼女の熱心な収集と展示によって、多くの人たちがゴッホに関心を寄せることとなり、現在まで続くゴッホ人気が作り上げられた。ヘレーネはゴッホの評価を引き上げた立役者でもあるのだ。展示風景本展は、ヘレーネが収集したコレクションよりゴッホの絵画28点と素描20点、そしてヘレーネが収集したほかの画家による作品20点を展示する。加えて世界最大のゴッホコレクションを持つアムステルダムのファン・ゴッホ美術館の4点も紹介。4部構成の展示を見ていくことで、ヘレーネの審美眼や当時の美術の流れも俯瞰できるようになっている。第1章「芸術に魅せられて」は、ヘレーネの肖像と、彼女のブレーンとなった美術批評家で美術教師のヘンク・ブレマーの肖像を展示する。ブレマーは、作品を近くで鑑賞する機会をできるだけ作るため、生徒たちに美術作品の収集を推奨、ヘレーネが絵画収集を始めるきっかけを作った。フローリス・フェルステル《ヘレーネ・クレラー=ミュラーの肖像》(1910)クレラー・ミュラー美術館蔵第2章「ヘレーネの愛した芸術家たち」は、彼女が収集した絵画作品を展示する。《それは遠くからやって来る》は、ヘレーネが初めて収集した作品の一つ。この作品の購入をきっかけに、ヘレーネはミレーやルノワール、スーラにルドン、トーロップにアンソール、ブラックにモンドリアンなど、ジャンルの枠を越え、幅広く画家の作品を精力的に収集していった。パウル・ヨセフ・コンスタンティン・ハブリエル《それは遠くからやって来る》(1886頃)クレラー・ミュラー美術館蔵オディロン・ルドン《キュクロプス》(1914頃) クレラー・ミュラー美術館蔵そして、第3章「ファン・ゴッホを収集する」では、27歳で画家になることを志したゴッホのスタイルを時系列でたどっていく。対象を真摯に描いたオランダ時代の素描や油彩は、ひたむきに描く農民や街の人々をモデルに描いている。第3章 展示風景よりオランダ時代のゴッホの素描クレラー・ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《じゃがいもを食べる人々》(1885)クレラー・ミュラー美術館蔵第3章「ファン・ゴッホを収集する」の途中、ゴッホのオランダ時代とパリ時代の合間に挟まれるように第4章の「ファン・ゴッホ美術館のファン・ゴッホ家コレクション」の作品4点が展示されている。コンパクトな章ながら《黄色い家(通り)》など鮮やかな色彩の作品は、それまでの色彩に抑制をきかせていたゴッホの作品とは明らかに異なっている。これらはゴッホが弟のテオのすすめでパリにやってきて以降に描かれたもの。印象派や新印象派の画家たちや浮世絵版画と出会い、あたらしい表現を模索し始めたゴッホは、またたく間に独自の色彩表現を身につけたのだ。フィンセント・ファン・ゴッホ《黄色い家(通り)》(1888) ファン・ゴッホ美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《サント=マリ=ドラ=メールの海景》(1888) ファン・ゴッホ美術館蔵展覧会の順路は再び第3章に戻り、だれもが思い浮かべる色鮮やかで激しい筆致の作品が並ぶフィナーレへ到達する。フィンセント・ファン・ゴッホ《サン=レミの療養院の庭》(1889)クレラー=ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《種まく人》(1888)クレラー=ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のプロヴァンスの田舎道》(1890)クレラー=ミュラー美術館蔵《夜のプロヴァンスの田舎道》は、サン=レミ時代のゴッホの代表作。南仏滞在の最後に描かれたものと考えられている本作は、日本では16年ぶりの公開となる。合計52点のゴッホ作品を一堂に鑑賞でき、ヘレーネ・クレラー=ミュラーの足跡にも触れられる貴重な展覧会。この機会にしっかりと鑑賞しておこう。【開催情報】『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』9月18日(土)~12月12日(日)、東京都美術館にて開催
2021年09月22日大正から昭和にかけて、京都を中心に活躍した日本画家・小早川秋聲(こばやかわ・しゅうせい、1885~1974年) の画業を通観する初の大規模回顧展が東京ステーションギャラリーにて開催される。鳥取のお寺の住職の長男として生まれ、9歳で京都の東本願寺の衆徒として僧籍入りした秋聲は、その後、画家になることを志し、日本画家の谷口香嶠(こうきょう)や山元春挙(しゅんきょ)に師事、文展や帝展を中心に出品と入選を重ね、画技を磨いた。旅好きでもあった秋聲は、北海道、山陰、紀州など日本各地を絵に描き、国外では複数回の中国渡航に加え、1922年から23年にかけてアジア、インド、エジプトを経てヨーロッパ十数カ国へ遊学。1926年には北米大陸を横断し、日本美術の紹介にも努めた。1931年以降は従軍画家として満州、中国へ何度も赴き、数多くの戦争画を描いたことでも知られている。なかでも終戦の1年半前の作である《國之楯(くにのたて)》は代表作に挙げられる1点だ。戦後は、罪を問われる覚悟で日々を過ごし、大規模な展覧会への出品も減っていったという。美術史上でも長らく忘れられた存在だったが、近年、従軍画家による戦争画が注目されるなかで、再評価の機運が高まっている。同展では、初期の歴史画から、初公開の戦争画、晩年の仏画まで、100点あまりを紹介。激動の時代のなかで描き続け、多様な作品をのこした知られざる画家の生涯に迫っていく。《長崎へ航く》1931年、個人蔵《回廊》1914年頃、鳥取県立博物館《御旗》1934年、京都霊山護国神社(日南町美術館寄託)《天下和順》1956年、鳥取県立博物館【開催概要】『小早川秋聲旅する画家の鎮魂歌』会期:2021年10月09日(土)〜2021年11月28日(日)会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00~18:00、金曜日は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜日(11月22日は開館)入館料:一般1,100円、高校・大学生900円東京ステーションギャラリー公式サイト:
2021年09月21日フィンセント・ファン・ゴッホの世界最大の個人収集家であったヘレーネ・クレラー=ミュラーの収蔵品を中心に、ゴッホを軸とした近代絵画の流れを紹介する『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が9月18日(土)より東京都美術館にて開催される。同展のアンバサダーに就任したのは、数多くの映画やドラマで活躍する女優・浜辺美波。音声ガイドにも初挑戦を果たした彼女に、ゴッホ作品の魅力と展覧会の見どころを語ってもらった。同世代の人たちにもぜひ見に来てほしい−−先程、収録を終えたとお伺いしました。音声ガイドのナレーターを務めるのは初めてとのことでしたが、やってみていかがでしたか?まずは鑑賞の邪魔しないようにしながら、感情をこめてゆっくりと話すことを念頭に置き、鑑賞される方が展覧会をより楽しめるといいなと思いながら取り組みました。今回の音声ガイドでは、ゴッホが作品を描いていた当時はどのような人生を送っていたのか、また、個人としては世界最大級のゴッホ作品のコレクターであったヘレーネ・クレラー=ミュラーの考え方などについて主に朗読しています。展覧会の展示作品は彼女が熱心に収集したコレクションが中心になっているんです。収録の前は台本だけでなく、作品や美術館に関する資料もたっぷり送ってもらいました。事前に資料を読んでいると、この作品を生で見てみたいとか、この画家はこんな体験をしていたなんて! など驚くこともたくさんありました。−−普段から美術展などにはよく行かれるんですか?職業柄、いろいろなものに触れて感性を磨いていきたいと思っていて、ここ数年は意識して美術館に足を運ぶようにしています。とはいうものの、そこまで美術に詳しいわけではないので、このお話をいただいてからは、より意識的に本を読んだり資料を見たりしていました。アンバサダーを務めるということで、展覧会の素晴らしさを伝えるだけではなく、自分でもなにかを掴みたいと考えています。同世代の人たちにもぜひ来てもらいたいですね。感情を揺さぶられるゴッホやルドンの作品−−具体的に楽しみにしている作品はありますか?フィンセント・ファン・ゴッホ 《夜のプロヴァンスの田舎道》 1890年5月12-15日頃油彩、カンヴァス90.6×72cmクレラー=ミュラー美術館蔵(c)Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlandsやっぱり16年ぶりに来日する《夜のプロヴァンスの田舎道》ですね。ゴッホが亡くなる2か月前に描いた作品で、ゴッホの代表的なモチーフである「糸杉」シリーズのなかでも傑作とされているものです。もうひとつ、強く心に残った作品は《祈り》です。この作品は、ゴッホが当時お付き合いしていた女性がモデルになっている作品です。それまで私が抱いていたゴッホの作品とは色調が異なることも印象に残ったのですが、画面の女性がなにかを思って、願って、祈っていることが伝わってきて、感情が揺さぶられました。実際の作品を見たら、自分はどういう気持になるんだろうと今から見るのを楽しみにしている作品です。みなさんにも会場で見てみてもらいたい作品のひとつです。フィンセント・ファン・ゴッホ 《祈り》 1882年12月/1883年4月鉛筆・リトクレヨン・淡彩・版画用インク・油彩・不透明水彩、紙62.4×39.8cmクレラー=ミュラー美術館©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands−−今回は、ゴッホの才能をブレイク前に見抜き、さまざまな作品を収集したヘレーネ・クレラー=ミュラーの審美眼も見どころのひとつですね。オディロン・ルドン 《キュクロプス》 1914年頃油彩、板に貼った厚紙65.8×52.7cmクレラー=ミュラー美術館蔵©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlandsヘレーネは、ゴッホ以外の作品も収集していたんですよ。そのなかでオディロン・ルドン の《キュクロプス》は実際の絵を見てみたい作品の一つです。ギリシャ神話に出てくる一つ目の巨人を描いた絵です。巨人が片想いをしている女性を見つめている絵なのですけれど、この作品について勉強していたのが深夜だったこともあって非常に印象に残りました。ぞわぞわしましたし、巨人に心の奥底まで見透かされてるような感じがして。この巨人にはかなわないなあって軽く敗北感も感じました。この作品を実際に生で見たらどんな感情になるのだろう? と、いまから楽しみにしています。――ゴッホ、そして同時代の画家たちの作品も楽しめる充実した内容ですね。この展覧会は作品に加えて、私がナレーションを務める音声ガイドのほか、説明文や、展示順番など、だれもが予備知識なく楽しめる構成になっていると思います。ゴッホ作品だけでも52点も展示されていますし、そのほかの作品も充実しています。この貴重な機会を逃さずに、ぜひ気軽に見に来ていただけるといいなと思っています。取材・文:浦島茂世撮影:源賀津己【開催情報】『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』9月18日(土)~12月12日(日)、東京都美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式サイトへ。
2021年09月15日日本古典の名作を“朗読×日本舞踊”で届ける新感覚エンターテインメント、朗読舞踊劇Tales of Love「お七-最初で最後の恋-」が9月10日(金)に開幕、9月12日(日)まで東京・よみうり大手町ホールにて上演された。『朗読舞踊劇Tales of Love』とは、日本の古典芸能の中で生まれ育まれてきた数々の恋の物語を解きほぐし、“朗読×日本舞踊”という異色のコラボレーションで伝えるエンターテインメント・シリーズ。今回はその第1弾として、実在したといわれる“八百屋お七”(井原西鶴『好色五人女』巻四「恋草からげし八百屋物語」より)を題材に、少女・お七の命を賭した激しく切ない初恋を描く。主演のお七を演じたのは女優の大空ゆうひ、お七の心情を舞い踊った舞踊家・花柳幸舞音、日替わりで吉三郎を演じたのは声優の、中島ヨシキ〈9月10日(金)出演〉、福山潤〈9月11日(土)出演〉、神尾晋一郎〈9月12日(日)出演〉。さらにギタリスト・KOHKIと尺八奏者・大河内淳矢が生演奏で参加した。上演台本は与田想。演出は中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」)。艶やかな振袖姿の花柳が膝をついてうなだれ、頭にはすっぽりと白い手拭いがかけられているという、ショッキングな姿から始まった本作。そのすぐ近くで朗読が始まり、声優が演じる奉行が、大空演じるお七に対し、火付け(放火)の罪を確かめている。舞台セットは、KOHKIと大河内が演奏するための台と、段がひとつだけあるシンプルなカタチで、演者はそこに立って朗読したり、段に座って朗読したりする。衣装もシンプルで、声で物語を届けることを際立たせていることがわかる。冒頭の朗読で、お七の16歳という年齢を知り、大空の朗読をどこか大人っぽくも感じた。けれどそれが、この物語でこれからお七が体験する“最初で最後の恋”を経て辿り着いた姿であることは、そこからの朗読でじっくりと感じることになる。お七を表現する花柳の舞は実に表情豊か。朗読と舞が説明のしあいにならず、「掛け算」や「化学変化」とはまさにこれなのだと納得させるほどに、朗読が広げる世界に舞が色彩を乗せ、舞が表すカタチのないものを朗読が鮮やかにし、これまでに観たことのないコラボレーションが生まれていた。そして中島、福山、神尾は、吉三郎役をはじめ、お七の家に仕える下女・お杉、お七を裁く奉行と、演じ分けが見事。それぞれの姿がありありと浮かんでくるような朗読は、一人ひとり違う温かさや慈しみを感じさせ、それがこの物語をより切なく繊細なものにしていた。朗読と舞と音楽が三位一体となり、お七の恋が劇場を満たす作品となった。取材・文:中川實穗
2021年09月15日土地いっぱいの建物に広がる開放的な作り透明水彩画家のかとうくみさんが家族4人で茅ヶ崎に越してきたのは19年前。「繁華街の近くに住んでいたのですが、2人目の子どもがお腹にできた時に、子育てにいい環境への引っ越しを考えました。それで縁あって茅ヶ崎に越してきたんです」とかとうさん。およそ250㎡の土地に延床面積175㎡の2階建ての新築を建てたが、当初は土地の大半は庭に使う予定だった。「上物はしっかりしたものを建てたほうがいいと図面を見た父が言いまして。そのあと父が他界して遺言のようになったので、土地いっぱいに建物を建てました」。“アメリカかぶれ”を自称するかとうさんが目指したのは、アメリカ風の住宅だったが、施工を依頼したのは和風建築を得意とする企業。「夫が野球好きで、好きな選手がCMに起用されているという理由で決めました。アメリカ風にしたいと言ったら、わざわざ外部から設計士を連れてきてくれたんですよ」。何冊もの洋書を設計士に見せ、すり合わせをし、理想に近づけていった。玄関から視界を遮る仕切りがなく開放感ある1階スペース。元々カウンターキッチンがあった西側の空間。キッチンがなくなり本来ある広さが活きる。西側から見たリビング。ご夫婦は大がつくほどのアメリカ好きで、アメリカ国旗が飾られている。風と光を遮らない空間設計玄関を入ってすぐ、1階のリビングとキッチンには仕切りがなく開放的な空間が広がる。天井は吹き抜けで南側にははめ殺しの窓を設置した。「私も夫も天井が高い家が大好きだったのでリクエストしました。窓のお陰で雨の日でも明るいですし、夕方まで電気はつけません。暖房の効きが悪くなるのが心配でしたが、床暖房をいれたら問題ないですね」。リビングの南側に設置された庭に繋がる観音開きの窓はアメリカを意識したもの。「最初は引き戸を考えていたんですが、設計士さんがアメリカ風にするならということで勧めてくれました。とても気に入っています」。東西南3面に窓があり、壁がないため心地よい風が室内を抜ける。冬は、ほぼ全面に敷かれた床暖房で足りなければ、吹き抜けに設置されたファンを使って暖気を回す。風も光も充分に入るリビング。家族4人ほとんどの時間をここで過ごす。庭は元々芝生だったが、当時飼っていた愛犬が土を掘って虫を捕まえてきてしまうのが嫌で、オールデッキに。玄関とリビングの間に両開きの引き戸を設置し断熱効果を高めた。リノベーションで理想により近づける19年前、ほぼ理想の家が出来上がったが想定外のことがあった。夫の母親が泊まる部屋として、東側に設けた和室に地窓しかなかったことだ。「図面上は窓があると思っていたので、地窓で驚きました。お話はしてもらっていたんですが、理解不足だったんです。座った時に、当時あった庭を窓から見られるのは良かったのですが、陽が昇る東から光を取り込めないのが難点でしたね」。転機は8年前。西側に設置していたキッチンの電気系統の故障で床と壁を全面張り替えすることになった。「これを機に、よりアメリカンにしたいと思い、一番陽の当たる東側にある和室を無くして、キッチンにすることにしました。お母さんも床布団よりベッドの方が楽ということだったので」。空間を仕切っていた襖、押入れを無くしたことで、広い空間と東側からの光を室内に取り込めるようになった。さらに真っ白だった壁は、濃い色が好みというご夫婦の希望でブルーとイエローの2色をベースカラーに。床は複合材から無垢材に張り替え、より理想的なアメリカンな空間にしていった。「いちからキッチンを作るならアメリカンなものにしたかった」とかとうさん。和室だった場所を、2面たっぷり使った贅沢なキッチン空間に。窓を設置したことによって、東側からも採光できるようになった。1階は端から端まで視界が届き、のびやかさがある。右に見える壁はコルクボードにしてメモなどを貼れるようにした。外壁をサイディングにすることは夫婦で一致。建てた際はブルーだったが、リノベーションの際にえんじ色に塗り替えた。自宅にある自分だけの創作空間2階南側にはかとうさんのアトリエがある。2階の廊下から1段下がって入るという入室経路と、雲のイラスト入りの壁紙を採用し差別化することで、日常空間との切り替えを演出。「家を建てる時に、私が一番家にいるから一番いい場所にアトリエを作って欲しいとお願いをしました。子どもが小さい時は、ご飯作らなきゃなど考えましたが、今は手がかからないので一日中いることもありますね。ここにいると時間を忘れます」。頻繁にニューヨークに行き、絵の素材探しをするほどアメリカ好きだが、絵を始めたきっかけもアメリカが関係している。「アメリカ西海岸を舞台にした漫画を読んだのがキッカケでアメリカと絵に興味を持ちました」。19年目を迎えた自宅は、壁紙や床など変化してきたが、アトリエは変わることがなかった。それは13歳から変わらず絵が好きで、アメリカが好きだというかとうさんのブレない想いの現れかも知れない。1階の床はキッチンを除き無垢材に統一。ほぼ全面に床暖房が敷かれている。2階廊下。はめ殺しの窓から室内に光が入る。左奥がかとうさんのアトリエ。2階廊下の天井には、屋根裏部屋に続く階段が収納されている。物置として使っていた屋根裏だが、愛犬の死をきっかけに次女が3週間かけ模様替えをした。今はお子さんの友人が泊まりに来るなど交流スペースになっている。アトリエ。左側にある天井いっぱいの造作棚には資料が並ぶ。壁紙はアメリカの有名なアニメ作品をイメージして選んだ。透明水彩の絵具には白がない。そのため白で表現する所は、何も塗らず画材の色を活かす。9月には兵庫県で、来年8月には東京での個展開催が決まっている。詳細はかとうさんのホームページで確認できる。
2021年08月30日10代の頃から「天才役者」の名をほしいままにしてきた藤原竜也が、今度は「天才作家」を演じる。それが、8月27日(金)公開の映画『鳩の撃退法』だ。直木賞作家の肩書きも過去の栄光。今はドライバー業で生計を立てている津田伸一(藤原)の前に次々と奇妙な事件が巻き起こる。突然消えた幸せそうな一家。転がり込んできた謎の大金。そして津田を狙う裏社会のドン。はたしてこれは嘘か、本当かーー。第六回山田風太郎賞を受賞した佐藤正午の傑作エンターテインメントに、藤原竜也、土屋太鳳ら実力派キャストが息吹を吹き込む。時にトラジックに、時にトリッキーにその表情を変える天才役者・藤原竜也とははたして何者だろうか。作家はちょっとズルくて、何か欠落しているところがある――映画を観終わった瞬間、自分が観ていたものは現実だったのか、それとも嘘だったのか、わからなくなりました。やっている側も本当に難しかったです。正直、現場で戸惑うこともあったんですよ。これは小説の中の出来事なのか、それとも現実なのかに混乱してしまって。でもそこがタカハタ(秀太)監督の優れたところですよね。ファンタジーというか、『ピーターパン』のような童話の世界に瞬間的に観客を引き込んでくれた。ちょっとキツい暴力描写もありますけど、どこか心温まる空気があって、観終わったあとは穏やかな気持ちになる。とても面白い作品でした。――藤原さんが演じたのは、天才作家・津田です。今回、監督が自由にやらせてくださったので、僕の中では台詞をまくし立てるというか、言葉のリズムやテンポを大事に芝居をさせてもらったんですね。――言葉のリズムにこだわったのはなぜなんでしょうか。簡単に言うと実験というか。特に後半になるにつれて、どんどん津田の中での想像が膨らんでいくじゃないですか。そして、それを太鳳ちゃんや坂井(真紀)さんに向かって結構な台詞量で話す。そのときに、句読点も全部飛ばして、頭からケツまで一気に喋ったら、どんなリズムになるんだろうということを試したかった。そこに関しては出来上がった作品を観ても、間違ったアプローチではなかったのかなと思います。――津田は不思議な男です。頭の回転が速く、果敢なところもあるようで、女にだらしなかったり、ボコボコにされたり、わりとポンコツなところもある。一言で性格を言い表しづらい人間ですよね。なんだか親しみの湧く、僕としては非常に好きなキャラクターでしたね。もう一度売れたいという想いは抱きつつ、現状に若干満足しているところもあって。そこは現代の若者に通じるところがあるなと思ったり。作家というのはいろんな方がいらっしゃるけど、基本的に僕は作家=ズルいと思っているんですね。作家は、自分の中で答えを持っているから。作家が書いたものが、答え。それを提示されて、僕たち俳優は演じてみてくださいとテストを受けているようなところがある。そのたびにちょっとこしょばいような感じが僕はするんですけど。良し悪しは抜きにして、作家はちょっとズルくて、他者と比べても何かが欠落している。そういうイメージは僕にはあって、そのイメージが津田という男と合っていたのかなという気はします。1週間でトヨエツさんに全部持っていかれました(笑)――直木賞を獲ってから、この物語に至るまでの津田の描かれていない空白期間を埋める作業はしましたか。いや、まったく。今回はもう現場に行って、台本に書かれている通りのことをやっていたという感覚です。それだけ台本が良かったということなんでしょうね。何か僕の方で足したりしなくても、その通りにやれば成立できた。あとは共演者の人たちがうまい人たちばっかりだったから。準備せず、現場に入って、そのまま感じた通りにやった方が新鮮で良かった。それがハマったんだと思います。――おっしゃる通り、一筋縄ではいかない面白い顔ぶれが揃いました。もう僕は完全にいちファンみたいな感覚でした。今回、僕らはロケで富山にひと月いましたけど、トヨエツ(豊川悦司)さんは1週間も来ていないと思います。でも、最後に全部持っていかれた(笑)。1週間で全部持っていけるトヨエツさんのパワーはすごいし、僕もそうなりたいなと(笑)。太鳳ちゃんは面白い子です。撮影終わりに、ご飯に誘ったんですよ。そしたら待ち合わせ場所に太鳳ちゃんが一人で来て。思わず「マネージャーさん来ないの?」って聞いたら、「一人です」って言うから、さすがに二人きりはまずいんじゃないかと思って、すぐに柿澤(勇人)を呼びました(笑)。風間(俊介)くんもさっぱりしてて、いいお芝居をするし、リリー(・フランキー)さんとかミッキー(・カーチス)さんとかお会いしたかった人たちばっかり。しかも一人ひとりの方と対峙するシーンが多かったから、大変な部分もありましたけど、気持ち的には他に考えることがないくらい集中してやらせてもらいました。僕の嘘は周りは100%わかると思う――本作のキャッチコピーは「この男が書いた小説(ウソ)を見破れるか」です。藤原さんは嘘は得意ですか。時と場合と状況によります。――めちゃめちゃうまそうですけど…。得意じゃないですよ(笑)。間違いなく顔に出ますね。周りの人は100%わかるんじゃないですか。――ちょっと、ついたことがある嘘を教えてください。つかないですよ、僕は。……あ、以前、撮影終わりに(中村)勘九郎さんとホテルで飲んでいたことがあって。4時半くらいまで飲んでいたんですけど、嫁には2時半くらいまで飲んでいたって言いました。それくらいです(笑)。――津田は天才作家という役どころ。藤原さんも天才と書かれることは多いですよね。若いときはよく書かれていました。それが気づいたらいつの日か消えていたんですよ(笑)。最近はそう呼ばれた記憶が全然ない。何をもって天才というのかわからないですけど、僕のイメージでは、本当に才に長けていて、他者より重いものを背負っていて、瞬間的に空間を支配する表現ができるような人が天才。それは、本を書くにしても、芝居をするにしても、そうじゃないのかなと思いますけど。――ご自身は天才と呼ばれることは重石ではなかったですか。若いときは悪い気はしなかったですね。でも実際のところ、天才でもなんでもないから。今はなんとも思っていないです。――俳優の世界に天才っていると思いますか。これは、僕らの都市伝説的な話でですね、大竹しのぶさんは台本を1回読んだら全部入るという噂を聞いたことがありまして。そんな人はいねえだろと思いつつ。以前、しのぶさんと芝居したときに、「1回読んだら入るらしいじゃないですか」って聞いてみたんですよ。そしたら、ご本人は「そんなことないわよ」とおっしゃって。そのすぐあと、今日はこのシーンやりますって話になったんですけど、しのぶさんはさっと台本に目を通して、そこから一切台本を見ずにずっと稽古してました(笑)。――すごい(笑)。1回で入ってるじゃんって(笑)。俳優の天才は、大竹しのぶさんですね。あの人に勝てる人はいないんじゃないかな。大金が手に入ったら、鉄板焼きを食べて、いいワイン飲んで、あとは貯金します――藤原さんのエネルギーある芝居もいつもすごいと思って拝見しています。あの気迫はどこから生まれるんだろうと。稽古場ですね。舞台では1ヶ月稽古をする。そこで多方向からアプローチしていってという感じですね。逆に映画はその時間がない。1回2回のリハーサルで本番を撮る。すごい世界だと思いますね。――舞台と映画だと何か積んでいるエンジンが違う感じですか。違うエネルギーを使っているときはあります。ただ、今回のタカハタさんに関して言うと、演出方法がわりと演劇寄りだったんですよ。細かくカットを割らずに一連で撮ったり。あんまりテストやリハーサルを入れず、本番一発勝負で撮ったり。そこでいい緊張感が生まれて、僕としてはやりやすい演出でしたね。――藤原さんのホームというと演劇のイメージです。映画は藤原さんにとってどんなものですか。楽しいですし、好きですよ。映画のいいところは、スタッフのみなさんのチームワーク。大変な作業を嫌な顔ひとつ見せずにさらっとやり遂げる。そういうプロの仕事を見ているのが好きなんです。――今回は1ヶ月間の富山ロケだったので座組みの一体感も格別だったと思います。覚えているのが、撮ったのが約1年半前なんで、まだ子どもが小さかったんですよ。だからなるべく顔が見たいなと思って、帰れるようだったら帰ってたんですけど。東京行きの最終が21時くらいなんですね。いつもそれに間に合うか間に合わないかのせめぎ合いで。20時30分くらいになると、よくソワソワしていました(笑)。――ちなみに、映画の中で津田のもとに突然、謎の大金が転がり込んできますが、もし藤原さんが今この瞬間に大金を手に入れたらどうしますか。今ですか?今からだと、鉄板焼き食べて、ちょっといいワイン飲んで、帰ります(笑)。――まだだいぶ余ってます(笑)。あとは次の日貯金します。ね?嘘がないでしょ?(笑)――もっと豪快に使わないんですか。今、ほしいものとかやりたいものがないからなあ。あ、この映画の初日が8月27日なんで、チケット100枚買います。で、行く店行く店に配ります(笑)。『鳩の撃退法』は8月27日(金)より全国公開撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年08月25日Creepy Nutsが、ニューアルバム『Case』のライブBlu-ray盤に収録される日本武道館公演『Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演』のドキュメンタリー映像のダイジェストを公開した。本公演はCreepy Nutsにとって初の日本武道館での単独公演で、9月1日にリリースされるアルバムには今回公開されたドキュメンタリーの全編に加え、当日のライブ映像も収録される。また『Case』に収録される新曲「風来」が、今夜27時より放送のニッポン放送『Creepy Nuts のオールナイトニッポン 0(ZERO)』にて初オンエアされることが発表された。なおアルバム収録曲「のびしろ」の先行配信は明日8月25日よりスタートする。『Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演』ドキュメンタリーダイジェスト映像<リリース情報>Creepy Nuts ニューアルバム『Case』2021年9月1日(水) リリース●ライブBlu-ray盤(CD+BD):5,500円(税込)Creepy Nuts『Case』ライブBlu-ray盤ジャケット●Tシャツ盤(CD+Tシャツ):5,500円(税込)Creepy Nuts『Case』Tシャツ盤ジャケット※完全生産限定盤※Tシャツは1サイズ(L) / オリジナルタグ付き●ラジオ盤(CD):3,300円(税込)Creepy Nuts『Case』ラジオ盤ジャケット【CD収録内容】※ライブBlu-ray盤、Tシャツ盤共通1. Lazy Boy2. バレる!3. 顔役4. 俺より偉い奴5. 風来6. のびしろ7. デジタルタトゥー8. 15才9. Bad Orangez10. Who am I11. 土産話【Blu-ray収録内容】※ライブBlu-ray盤のみ■Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演(約95分)スポットライト生業耳無し芳一Styleヘルレイザー助演男優賞よふかしのうた紙様阿婆擦れオトナ日曜日よりの使者サントラトレンチコートマフィア使えない奴ら朝焼けDr.フランケンシュタインかつて天才だった俺たちへBad Orangezグレートジャーニー+Documentary of Creepy Nuts in 日本武道館(約65分)【ラジオ盤収録内容】1. OPトーク2. Lazy Boy3. トーク4. バレる!5. トーク6. 顔役7. 俺より偉い奴8. 風来9. トーク10. のびしろ11. デジタルタトゥー12. トーク13. 15才14. トーク15. Bad Orangez16. トーク17. Who am I18. トーク19. 土産話20. EDトーク『Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演』ダイジェスト映像【初回封入特典】Creepy Nuts ONE MAN TOUR『Case』チケット先行申込用シリアルナンバーチラシ【予約URL】・ライブBlu-ray盤:・Tシャツ盤:・ラジオ盤:『Case』特設サイト:<ツアー情報>Creepy Nuts ONE MAN TOUR『Case』9月20日(月・祝) 大阪府 大阪城ホール9月25日(土) 千葉県 森のホール21 大ホール10月7日(木) 兵庫県 神戸国際会館こくさいホール10月9日(土) 福岡県 福岡市民会館 大ホール10月17日(日) 愛知県 名古屋国際会議場 センチュリーホール10月28日(木) 宮城県 仙台サンプラザホール10月31日(日) 新潟県 長岡市立劇場11月14日(日) 神奈川県 横浜アリーナCreepy Nuts ONE MAN TOUR『Case』特設サイト:関連リンクCreepy Nutsオフィシャルサイト Nuts YouTube公式チャンネル■TwitterCreepy Nuts松永■Instagram IDCreepy Nuts@creepynuts_officialDJ松永@dj_matsunagaLINE ID@creepynutsTikTok
2021年08月24日Creepy Nutsが、昨年11月に開催した日本武道館公演『Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演』のダイジェスト映像を本日8月17日22時にプレミア公開する。本公演はCreepy Nutsにとって初の日本武道館での単独公演で、ライブ映像の全編は9月1日にリリースされるニューアルバム『Case』のライブBlu-ray盤に未公開ドキュメンタリー映像も含めて収録される。また『Case』に収録される新曲「Bad Orangez」が、今夜27時より放送のニッポン放送『Creepy Nuts のオールナイトニッポン 0(ZERO)』にて初オンエアされることが決定した。『Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演』ダイジェスト映像<リリース情報>Creepy Nuts ニューアルバム『Case』2021年9月1日(水) リリース●ライブBlu-ray盤(CD+BD):5,500円(税込)Creepy Nuts『Case』ライブBlu-ray盤ジャケット●Tシャツ盤(CD+Tシャツ):5,500円(税込)Creepy Nuts『Case』Tシャツ盤ジャケット※完全生産限定盤※Tシャツは1サイズ(L) / オリジナルタグ付き●ラジオ盤(CD):3,300円(税込)Creepy Nuts『Case』ラジオ盤ジャケット【CD収録内容】※ライブBlu-ray盤、Tシャツ盤共通1. Lazy Boy2. バレる!3. 顔役4. 俺より偉い奴5. 風来6. のびしろ7. デジタルタトゥー8. 15才9. Bad Orangez10. Who am I11. 土産話【Blu-ray収録内容】※ライブBlu-ray盤のみ■Creepy Nuts One Man Live『かつて天才だった俺たちへ』日本武道館公演(約95分)スポットライト生業耳無し芳一Styleヘルレイザー助演男優賞よふかしのうた紙様阿婆擦れオトナ日曜日よりの使者サントラトレンチコートマフィア使えない奴ら朝焼けDr.フランケンシュタインかつて天才だった俺たちへBad Orangezグレートジャーニー+Documentary of Creepy Nuts in 日本武道館(約65分)【ラジオ盤収録内容】1. OPトーク2. Lazy Boy3. トーク4. バレる!5. トーク6. 顔役7. 俺より偉い奴8. 風来9. トーク10. のびしろ11. デジタルタトゥー12. トーク13. 15才14. トーク15. Bad Orangez16. トーク17. Who am I18. トーク19. 土産話20. EDトーク【初回封入特典】Creepy Nuts ONE MAN TOUR『Case』チケット先行申込用シリアルナンバーチラシ【予約URL】・ライブBlu-ray盤:・Tシャツ盤:・ラジオ盤:『Case』特設サイト:<ツアー情報>Creepy Nuts ONE MAN TOUR『Case』9月20日(月・祝) 大阪府 大阪城ホール9月25日(土) 千葉県 森のホール21 大ホール10月7日(木) 兵庫県 神戸国際会館こくさいホール10月9日(土) 福岡県 福岡市民会館 大ホール10月17日(日) 愛知県 名古屋国際会議場 センチュリーホール10月28日(木) 宮城県 仙台サンプラザホール10月31日(日) 新潟県 長岡市立劇場11月14日(日) 神奈川県 横浜アリーナCreepy Nuts ONE MAN TOUR『Case』特設サイト:関連リンクCreepy Nutsオフィシャルサイト Nuts YouTube公式チャンネル■TwitterCreepy Nuts松永■Instagram IDCreepy Nuts@creepynuts_officialDJ松永@dj_matsunagaLINE ID@creepynutsTikTok
2021年08月17日絵画の見方が変わる!クローン文化財で創作の秘密に迫る、「東京藝術大学スーパークローン文化財謎解き『ゴッホと文化財』展つくる文化∞つなぐ文化」が開催!会場にずらりと並ぶゴッホの傑作、オルセー美術館が誇るセザンヌやゴーギャンの名画の数々……実はこれらはすべて複製品。東京藝術大学のチームが最新テクノロジーを使って作品を分析、色の配合からテクニックまで再現した「スーパークローン文化財」と呼ばれるもの。とはいえ、なぜ、こうした高精細複製品が作られることになったのだろう?そもそも世界中の文化遺産、芸術作品のうち、博物館や美術館に収蔵、保護されているのはごく一部。古代遺跡や石仏などの中には、自然災害や盗難、最近では紛争による破壊などで失われたものも少なくない。一方、収蔵されている作品でも、展示による劣化を防ぐため、保存を優先し一般公開されない例もあるとか。こうした実際に目にすることが困難な文化財も含めて、その価値を広くシェアするためにスーパークローン文化財が注目されているのだという。本展の見どころは、なんといっても複製技術の高さ。ゴッホを中心にしたオリジナルのDNAを受け継いだ“クローン”を見比べる面白さに加え、ゴッホ独自の波打つような筆のタッチ、厚塗りの技法を3Dで再現した展示を見れば、作品の秘密により迫ることができる。そのほか歌川広重らの浮世絵をCGでアニメーション化したり、マネの《笛を吹く少年》を立体的に再現したり。浮世絵の世界が動き出し、絵画から登場人物が原寸大で飛び出してくるのは新鮮な驚き。作品鑑賞に新しい体験を吹き込んでくれるクローン文化財の数々と、ぜひリアルに向き合ってみて。作者の試行錯誤が浮かび上がる!?左・ゴッホは色を混ぜず並べて描くことで、網膜上で色彩が混じり、鮮やかに見える「視覚混合」を狙っていた!右・歌川広重の《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》をトレース。完全に重なり合うゴッホの模写。左・フィンセント・ファン・ゴッホ《自画像》(再現)原本所蔵オルセー美術館原本年代1889年右・フィンセント・ファン・ゴッホ《ジャポネズリー梅の開花》(再現)原本所蔵ファン・ゴッホ美術館原本年代1887年名画の登場人物が三次元に。左・印象派の先駆者といわれるマネの油彩画《笛を吹く少年》を、平面で複製。右・オリジナルの絵画を計測してデータ化、三次元で再現。等身大の少年が飛び出してきたかのよう。左・エドゥアール・マネ《笛を吹く少年》(再現)原本所蔵オルセー美術館原本年代1866年右・エドゥアール・マネ《笛を吹く少年》(立体再現)原本所蔵オルセー美術館原本年代1866年「スーパークローン文化財」とは。伝統的な模写・模造技術と最先端のデジタルテクノロジーを組み合わせ、高精度に複製された文化財のこと。例えば壁画を再現する場合は同じ素材を用い、質感の表現はもとより、技法も元の様式に則って再現。時代背景やスピリットまで反映させるという。芸術家の専門知識と感性が必要とされるプロセスである。大正時代に実業家が購入。1945年、神戸空襲で焼失したゴッホの幻の作品、通称“芦屋のひまわり”がスーパークローン文化財として甦る!東京藝術大学スーパークローン文化財謎解き「ゴッホと文化財」展つくる文化∞つなぐ文化そごう美術館神奈川県横浜市西区高島2‐18‐1そごう横浜店6F開催中~8月31日(火)10時~20時(入館は閉館の30分前まで。8/18は19時閉館。※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合あり)会期中無休一般1100円ほかTEL:045・465・5515※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。文・松本あかね(by anan編集部)
2021年08月14日8月7日、YouTubeにアップした動画で生活保護受給者やホームレスへの人命軽視発言をしていたとして批判が殺到していたメンタリストのDaiGo(34)。そんななか、ネット上では思わぬ余波が起こっている。「ハフポスト」によると、DaiGoは動画内で「生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救ってほしいと僕は思うんで。生活保護の人が生きてても僕は別に得しないけどさ、猫はさ生きてれば僕得なんで」とコメント。続けて「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい」とも語っていたという。人命を軽視するような発言に、ネットでは「優生思想だ」といった批判が集中。また実の弟であるクリエイターの松丸亮吾氏(25)はTwitterで《人の命を軽く見る発言だけはさすがにダメです。それだけは絶対に許されない》とつづり、《今回ばかりは兄がおかしい。ごめんね》と謝罪している。そんななか、ネットではこんな声が相次いでいる。《つい先程まで、DaiGoとDAIGOを同一人物だと勘違いしておりました》《ああ滅茶苦茶混乱してた、DAIGOはそういう事言う人じゃなかったような……?!て思ってた》《ウィッシュのDAIGOとは全然別人なんだね》上記のように、ミュージシャンのDAIGO(43)と区別のついていない人が少なからずいたようだ。さらにTwitterでは一時、DAIGOの妻である女優・北川景子(34)の名前もトレンド入りする事態に。そのためネットでは、DAIGOへの風評被害を指摘する声がこう上がっている。《メンタリストDaiGoの発言に関する色んな意見を読んでいるとDAIGOさんと混同している人が結構いて、これって風評被害だなぁ……と思っている》《DaiGoのことDAIGOって書く人が多くて、うぃっしゅのほうに風評被害が出てるのがよくわかる》《ウィッシュのDAIGOさんは風評被害というか流れ弾当たらんようにDAIGO☆STARDUSTに戻しといた方が良いかもしれん》《ただただ「うぃっしゅ!」のDAIGOさんに風評被害が及ばないことを祈るのみです》
2021年08月13日長編アニメーション映画『ジュゼップ 戦場の画家』が、新宿武蔵野館ほかにて2021年8月13日(金)より順次全国公開される。“描くことで戦い続けた”実在の難民画家がモチーフ『ジュゼップ 戦場の画家』は、1939年スペイン内戦により、避難先のフランスの強制収容所で難民となった実在の画家ジュゼップ・バルトリをモチーフにした長編アニメーション映画。愛する人との再会を胸に、描くことで戦い続けた男の“感動の実話”を、スクリーンに映し出す。イラストレーター・オーレルの長編アニメ監督デビュー作メガホンをとったのは、フランスの全国紙「ル・モンド」などのイラストレーターとして活躍してきたオーレル。ジュゼップが収容所で記した鮮烈なスケッチに触発され、10年の歳月を費やして映画『ジュゼップ 戦場の画家』を完成させた。脚本は、ロベール・ゲディギャン監督の『マルセイユの恋』 、『キリマンジャロの雪』で知られるジャン=ルイ・ミレシ、製作は『戦場でワルツを』のセルジュ・ラルーらが務めている。ヨーロッパの映画賞を総なめ&東京アニメアワードフェスティバルグランプリ映画『ジュゼップ 戦場の画家』は、オーレルの長編アニメーション監督デビュー作品にして、2020年カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品に選出されたほか、2021年のセザール賞やリュミエール賞などヨーロッパの映画賞を総なめに。「東京アニメアワードフェスティバル2021」では、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の監督としても知られる審査員の片渕須直が絶賛し、コンペティション部門長編アニメーショングランプリを獲得した。映画『ジュゼップ 戦場の画家』あらすじ1939年2月。スペイン内戦の戦火から逃れた大勢の難民が南フランスに押し寄せる。フランス政府によって強制収容所に入れられた難民たちは、劣悪な環境のもとで飢えや病気に苦しみ、監視役のフランス人憲兵たちはことあるごとに虐待を加えていった。そんな中、粗末な小屋の壁や地面に黙々と絵を描いているジュゼップ・バルトリという画家がいた。新米の憲兵セルジュは先輩の憲兵たちの目を盗み、ジュゼップに紙と鉛筆を与え、ふたりの間にはいつしか有刺鉄線を越えた友情が芽生える。セルジュはジュゼップがスペイン脱出の際に離ればなれになった婚約者がいたことを知り、再会を夢見る切なる思いに触れ、彼女を探すのを手伝うが…。フリーダ・カーロが登場解禁された本編映像には、ジュゼップ・バルトリが愛した、メキシコを代表する画家のフリーダ・カーロが登場。浜辺に座り、広い海を眺めていたジュゼップと新米憲兵セルジュに向かって、海の中から突如現れたフリーダが歩いてくる。これは夢か現実か……、ロマンティックさに加え、語り手である老人の記憶の曖昧さも絶妙に描き出したシーンとなっている。【詳細】映画『ジュゼップ 戦場の画家』公開日:2021年8月13日(金)新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開監督:オーレル脚本:ジャン=ルイ・ミレシ配給:ロングライド2020年/フランス・スペイン・ベルギー/仏語・カタロニア語・スペイン語・英語/74分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:JOSEP/日本語字幕:橋本裕充
2021年08月07日映画『キネマの神様』(8月6日公開)の公開記念舞台挨拶が5日に都内で行われ、菅田将暉、野田洋次郎、北川景子、宮本信子、山田洋次監督が登場した。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。銀幕スターを演じた北川は、小津安二郎監督の『東京物語』オマージュのシーンもあり、感想を聞かれると「冷や汗」と苦笑。「世界中にファンがいる映画の有名なシーンのオマージュを自分がやるということで、原節子さんを越えることは絶対にできないですけど、なるべくお芝居とかも近づけてやりたいと思いましたし、真似するだけではなく、自分がキャスティングしていただいたのだから、自分らしい部分もどこかに残せたらいいなと思ったり」と振り返る。「いろいろ頭では考えるんですけど、パニックになりながら終わりました」と明かした。山田監督は「カメラポジションもエキストラの配置も北川さんの着てる服も、原節子さんそのままのを再現して、本当に小津安二郎の映画そっくり真似して作ろうとして、実際にカメラを覗いてみたら、なんだかね、不思議な感じがしましたね。ゾクゾクっとしましたね」と語る。「『うわ、小津安二郎が近くにいる』というのか。カメラを覗いた僕にしかわからない感じじゃないかなあと思って、話をしたこともないけど、小津さんに会えたような気持ちがしました」と喜んだ。また監督は、北川と原さんの共通点について「笠智衆さんに聞いたら、『あんまりおしゃべりをする人じゃありませんでした。ただ原さんは私は造作が大きくて身体も大きくて、俳優には向いてないんですと、真面目におっしゃってましたよ』とおっしゃってた。そういう原さんの謙虚な気持ちがそのまんま彼女(北川)の演技に出てるんだろうなと想像していました」と思いを馳せていた。
2021年08月05日あいみょんの全国ツアー「AIMYON 弾き語り TOUR 2021“傷と悪魔と恋をした!”」追加公演が、2021年11月30日(火)に、日本武道館で開催される。弾き語りツアー追加公演が日本武道館でABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『恋とオオカミには騙されない』の主題歌「桜が降る夜は」や、菅田将暉主演ドラマ『コントが始まる』の主題歌「愛を知るまでは」など、2021年も新曲リリースが絶えないあいみょん。2022年3月には「あいみょん18祭」を開催することも発表し、ますます注目を集めている。そんなあいみょんの「AIMYON 弾き語り TOUR 2021“傷と悪魔と恋をした!”」は、2021年5月から7月にかけて開催してきた弾き語りの全国ツアー。全国17会場でライブを行う予定だったが初日の東京公演が中止に。今回は追加公演という形で、11月30日(火)に日本武道館でのライブ開催が決まった。なお、開催日の“11月30日”は、あいみょんにとってメジャーデビュー5周年を迎える特別な日。チケット発売などの詳細は追って発表される。【詳細】あいみょん全国ツアー「AIMYON 弾き語り TOUR 2021 “傷と悪魔と恋をした!”」追加公演開催日:2021年11月30日(火)日本武道館公演 OPEN17:00/START18:00料金:全席指定 7,000円※未就学児童入場不可※チケット発売の詳細は後日発表。
2021年07月30日メディコム・トイ(MEDICOM TOY)とMoMAデザインストアがコラボレーション。フィンセント・ファン・ゴッホの絵画デザインの限定ベアブリック(BE@RBRICK)を、2021年8月7日(土)よりMoMAデザインストア 表参道などで発売する。ゴッホの名画「星月夜」デザインの限定ベアブリックメディコム・トイとMoMAデザインストアのコラボレーションによって誕生したベアブリックは、ゴッホの代表作の一つとして知られる絵画「The Starry Night(星月夜、1889年)」がモチーフ。頭や胴体、手足などベアブリックを構成する9つのパーツそれぞれに、繊細なタッチで描かれた鮮やかな絵画が落とし込まれている。また、個体によってグラフィックの出方が異なるのもポイント。1点1点見た目が異なる、スペシャルなベアブリックとなっている。サイズは、全高約70mmの100%と約280mmの400%の2体セットに加え、約700mmの1000%の2種類をラインナップする。【詳細】MoMA Starry Night ベアブリック発売日:2021年8月7日(土)販売店舗:MoMAデザインストア(表参道・京都・心斎橋)、MoMAデザインストア at ロフト(池袋・渋谷・銀座・札幌・仙台)、MoMAデザインストア オンラインストア価格:100%&400% 16,500円、1000% 66,000円※店頭発売分は事前抽選により当選者のみへの販売。(URL:※池袋店、仙台店、札幌店は100%&400%2体セットのみ取り扱い。
2021年07月29日女優の北川景子が、15日より放送される大正製薬「アルフェ ビューティシリーズ」の新CM「わたしはALFEを選ぶ」編に出演する。新CMでは、水滴がゆったりと浮かぶ幻想的な世界観のなか、北川が美しい仕草や表情で商品の魅力を表現。視聴者をポジティブにさせるような仕上がりとなっている。今回のCM撮影に臨むにあたって、「皆さんが“ポジティブになれるように”ということを自分の中のテーマとして、セリフや動きのないカットでも、見ていてパッと笑顔になっていただけるCMにしたいと思って取り組みました」と北川。「映像の美しさに加え、見ていて笑顔になっていただけるよう、いろいろな表情にチャレンジしていますので、表情にも注目していただけたらいいなと思っています」と、見どころを伝える。また、自身が考える「美」について聞かれると、「生き方や考え方というものが、だんだんとその人のたたずまいや、表情にも表れてくると思っていますので、“内からにじみ出るもの”なのかなと思っています」と回答した。
2021年07月15日2021年7月12日に放送されたバラエティ番組『~禁断の嫉妬調査~ ジェラシーなアイツ』(TBS系)。MCを務めるミュージシャンのDAIGOさんが、嫉妬に関するエピソードを披露しました。嫉妬深いタイプだったDAIGO妻であり俳優の北川景子さんと、仲睦まじい夫婦仲がたびたび話題になるDAIGOさん。番組中に、北川さんと結婚する前は嫉妬深いタイプだったことを語ります。俺は結構、本当に嫉妬めちゃくちゃするタイプだったから。『ジェラる民』と書いて『ジェラルミン』っていう曲も書いたぐらいで。~禁断の嫉妬調査~ ジェラシーなアイツーより引用嫉妬深さが高じて、『ジェラルミン』という曲を創作したというDAIGOさんに、スタジオの人々は爆笑。出演者である、お笑いタレントのいとうあさこさんは「センスあるなあ」とツッコみます。DAIGOさんは、自身が嫉妬していたシチュエーションとして、次のような例を挙げました。例えば美容師さんが男ってだけで、ちょっとなんか…。美容師さんって、関係性的に髪触っちゃってるから。髪触る関係ってないじゃないですか。基本的に。~禁断の嫉妬調査~ ジェラシーなアイツーより引用DAIGOさんの発言に、同じくMCを務めるお笑いタレントの田中卓志さんは「分かる」とうなずきます。いとうさんが「今はどうなの?」とDAIGOさんに尋ねると…。うちの妻と付き合った時に、美容師さんめっちゃ気になってたんですけど、女性だったんですよ。だんだんジェラることが減っていって…ってなりましたね。~禁断の嫉妬調査~ ジェラシーなアイツーより引用DAIGOさんは、北川さんと交際するようになって、だんだん嫉妬する機会が減ったのだとか。最後に、出演者であるお笑いタレントのサーヤさんに「北川さんが出演するラブストーリーの作品を見たら、ウッとならない?」と聞かれたDAIGOさんは、こう答えました。役として見ちゃってて。逆に女優さんと結婚したから、それはね。「ちょっと今近くない?」とかいってたらヤバいやつじゃないですか。普通に(見られる)。基本的に全部見てますね。いちファンとして見てる感じです。~禁断の嫉妬調査~ ジェラシーなアイツーより引用北川さんが出演する作品は、すべて見るようにしているというDAIGOさんからは、妻のことが大好きな様子が伝わってきます。視聴者からは、DAIGOさんのコメントに対し、さまざまな感想が寄せられました。・DAIGOさんが嫉妬深かったのは意外。かわいくてニヤけた。・笑った!ジェラシーをキッカケに曲を生み出すのは、さすがすぎる。・美容師の話、めっちゃ共感する。自分だけじゃなかったんだ。DAIGOさんのトークからは、夫婦がお互いを想い合い、穏やかな信頼関係を築いていることがうかがえますね。相手への嫉妬心よりも、妻の仕事ぶりを応援しようとするDAIGOさんの姿を、多くの人がほほ笑ましく感じたようです。[文・構成/grape編集部]
2021年07月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の安田章大が主演を務めるパルコ・プロデュース『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』が10日、初日を迎えた。小説家・原田マハが5月26日に発売する自身の作品を自ら戯曲化した同作。フィンセント・ファン・ゴッホと彼にまつわる物語を、現代に生きるオークショニストの目線で描く。舞台版では、ゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。ポスト印象派の画家としてフランスで活動し、20世紀の美術に大きな影響をもたらしたフィンセント・ファン・ゴッホに安田章大、ゴッホのライバルであり一時期は共に創作活動をしていたポール・ゴーギャンに池内博之、画商としてゴッホを献身的に支える弟のテオに大鶴佐助、ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニスト・冴に北乃きい、共に謎を解き明かす社長・ギローに相島一之、同僚・JPに細田善彦、医師・レイほかに金子岳憲、謎の少女クロエとゴーギャンの妻ヴァエホの二役に東野絢香と実力派俳優が集結。今でこそオークションに登場すれば100億円を超える高値で取引され、誰もが知る有名な画家ゴッホ。が、生前はたった一枚しか絵が売れなかったともいわれている。では誰が、何が【ゴッホ】=アートの価値を決めるのか。今回の舞台「リボルバー」では、かつて現実の世界で生きていた生身の人間・ゴッホを描くことで、価値のあるなしにかかわらず、画家が作品に込めた思いは普遍的なのだというテーマをあぶり出す。奇しくもゴッホの享年と同じく今年37歳となる安田が、孤高のアーティスト・ゴッホの謎に満ちた生涯を、等身大の人物として演じていく姿に注目となっている。○原田マハ コメント文字の世界で生まれた登場人物たちが、舞台上で立ち上がり、動き出す。まるで夢を見ているよう。ゴッホとゴーギャンの間に何が起こったのか、歴史の目撃者になる気分です。ゴッホの圧倒的な魂の叫び、ゴーギャンのゴッホに対する嫉妬と賛美、テオと冴のゴッホの絵を巡るデュエット、ギローのオークションさばき、JPのオタク炸裂の長セリフ、医師レイと警官が放つ真逆のゴッホ評、ヴァエホの切ない涙。いずれのシーンもそれぞれに圧巻です。稽古場を見学した際に、ゴッホとゴーギャンが反発し合いながらも最終的には心を通わせ、パラレルに進む現代のゴッホ研究者・冴と仲間たちが次第に彼らに心を寄り添わせていく。微妙な心情の変化が演技によって醸し出されるのには引きつけられました。演劇ならではの臨場感と、稽古を重ねていくほどに進化する様子には心が躍りました。ゴッホとゴーギャンとともに濃厚な時間を共有し、彼らの情熱を受け止めて下されば嬉しく思います。○行定勲 コメント稽古期間は、ゴッホとゴーギャンを歴史に残る偉人として描くのではなく、俳優たちと共に彼らの心情を探りながら意見を交わし、ひとりの人間として純粋に芸術に向き合う姿を追い求める貴重な時間でした。この作品は、芸術家や表現者なら誰しもが共感するような苦悩が描かれています。そして、人間は何をみて価値を決めるのか、その尊さや愚かさを感じて頂けたら嬉しいです。この状況下で大変なときに、足を運んでくださる観客の皆様に感謝します。この一年は、芸術は本当に必要なのか?何のためにあるのか?と真剣に、考えてきました。奇しくもこの作品が、今上演されることに大きな意味を感じます。芸術の価値はどうやってつけられるのか、観たあとに考えてみて欲しいです。出来れば画集を開いて劇中に登場するゴッホやゴーギャンの残した絵画を改めて観て欲しいです。きっと、今までにない感情が湧き起こるはずだと信じています。○安田章大 コメント作品を通して、これまでの過去にない、みなの創造を越えた人間らしい19世紀の人達が生き還りました。「19世紀と21世紀が織り混ざりいつの間にか観てる自分も引き込まれている」というのが印象的です。僕自身の役柄的見どころといえば、神格化されていない人間・ゴッホが、現代口語を使って会話している所かもしれませんね。作品全体の魅力は19世紀の人々、21世紀の人々を演じる役者8人が絶妙に絡み合う事で物語が加速していき、気がつけば知らない時空に、誰もが当事者としてタイムトリップしていくと思います。皆さんはどの真実を信じますか?あなたが"視て、聴いて、感じた確かなモノ"を"人生の糧の種を"を手に入れるチャンスかもしれません。リボルバーに翻弄され過ぎませんように。○池内博之 コメント日々の稽古で色々な発見があり、常に進化しているのではないかと思っています。お恥ずかしい話、ゴッホやゴーギャン、ひまわりの絵や名前は知っていましたが、詳しくは知らなかったので、原田マハさんの小説は非常に面白く、勉強になりました。稽古期間中に皆さんで、美術館へ「ひまわり」を見に行ったのですが、まさかこんな近い所にあるなんて!と、びっくりしました。確かに、当時の他の作品と全く違う、なんとも言えない強さと怖さ、そしてキャンバスから今にも飛び出しているかのような不思議さを感じました。私が演じるゴーギャンはもう完全にゴッホとは真逆のタイプですよね。僕が好きなのは2人の共同生活の場面。たった2ヶ月だけど、これが歴史に残る程にまでなった期間です。もう凄すぎます。最終的にはバラバラになってしまうタイプの違う2人がここで色々と刺激し合うわけです。確かに、2人の作品を見るとそれがよく分かるし、そんなドラマがあったのかと知りながら実物を見たらたまりませんね。是非とも公演を観た後、美術館へ足を運んで、本物のゴッホ、ゴーギャンの作品に触れてみてください。あの絵の前に立つとほんと引き込まれていきそうです。アートになじみがない方にも、よくご存知な方にも楽しめる作品になっていると思います。是非楽しんでいってもらえると嬉しいです。○大鶴佐助 コメントまずは無事幕が開けられる事に感謝の気持ちでいっぱいです。稽古場では、安田さん池内さんと毎日沢山ディスカッションし、21世紀メンバーの皆さんとも意見交換をし、マハさんの地図を頼りに行定さんの舵取りを信じ、みんなで初日に漕ぎ着けたと思います。でもここからが本当の船出で、公演ごとに皆さんと一緒にどんな旅ができるのか楽しみです。世界で初めてゴッホの作品を目撃し、魅了され、愛し、苦悩したテオの兄への愛憎。ゴーギャンに「星月夜」を情念の炎を燃やし冴と共に語りかけるシーン、ゴッホの生き様、ゴーギャンの後悔、ギローJPの心の変化、絵では無くリボルバーを通して21世紀の人達が彼等と繋がっていくのがとても儚くも美しく感じました。たった1つのリボルバーが時空を超え人々を翻弄する。皆さんもその翻弄される人の1人にする事ができれば嬉しいです。劇場でお会いしましょう。○北乃きい コメントこの状況下でのお稽古だからこそ絆や結束力がより深まったと思います。美術館でキャストの皆様とゴッホのひまわりを鑑賞したり、ゴーギャンの作品を観に行った時に、マハさんに解説をして頂いたのですが、そのお姿を観察して冴の役作りとして、ゴッホとゴーギャンに対する情熱や純度を上げていく上でとても良い経験になりました。そして、繊細で迫力があり、いつまでも心に残り続ける作品を作られる行定さんの演出によって、毎日少しずつ冴ができあがっていくのがとても嬉しいですし、そこにしがみついていくのに必死ですが、そんな時間が幸せです。作品だけではなく、登場人物一人一人のキャラクターも心に残ると思います。彼ら全員が夢に向かって生きています。そうやって、人が何かを追い求めて一生懸命生きている姿は、観ている人に何かを伝える力になると思います。彼らの姿、そしてゴッホの生き様を観て頂きたいです。キャスト、スタッフ全員、全身全霊で取り組み、作り上げたこの作品を皆様に届けられる事をとても嬉しく思います。お客様の心にどう届くのか。それがとても楽しみです。撮影:宮川舞子
2021年07月10日6月上旬、良く晴れた昼下がりの東京・表参道。ハイブランドがズラリと並ぶメインストリートに停車した送迎車から降りてきたのはDAIGO(43)だ。黒のロングシャツをなびかせるように小走りで駆け込んだ先はフランスの高級ブランド「サンローラン」だった。「メンズフロアーに直行されていたので、自分のものを買いに来ていたようです。椅子に座って1足10万円近い靴を嬉しそうに試着していました。この日着ていたオールシルクのロングシャツとTシャツもサンローランのものだったのでお気に入りのブランドなんでしょうね」(居合わせた女性客)確かに’16年の結婚会見でもDAIGOはサンローランのジャケットを着用。北川景子(34)もおそろいでサンローランのワンピースを着ていた。店内で30分以上迷っていたDAIGOだったが結局、何も買わずに店を後に。次に向かったのは、「セリーヌ」。30分ほどすると店員に付き添われながら、靴が入っていると思われる紙袋を手に店から出てきた。この日から数日後、妻・北川の主演ドラマ『リコカツ』(TBS系)はクランクアップしている。北川は産休中に落ちた体力を取り戻すため、今回の撮影期間中は早朝ジョギングに励んでいたという。「キャストの体力もそろそろ限界になってくる最終話ロケでは、スタッフから体調を気遣われた北川さんが“大丈夫です!今朝もジョギングしてから来ました”と答えていました。周囲に疲れた顔を見せたくないという北川さんのプロ根性なのでしょう」(テレビ局関係者)昨年9月7日に出産した女児はまだ生後9カ月。早朝から家を空けていた北川に代わって、自宅ではDAIGOが育児に奮闘していたのだ。4月に発売された育児雑誌で表紙を飾ったDAIGOは愛娘の育児についてこう語っている。「最初のころは、娘が夜に全然寝てくれなくて、大変でした。娘があまりに寝ないから、1時間くらいバランスボールの上でゆらゆらしながら、抱っこし続けたこともありました」(『ひよこクラブ』5月号)そんなDAIGOのイクメンぶりには、北川もWEBのインタビューで感謝を伝えていた。「4カ月間、家を空ける時間が長く、子供もいるので、自分の親にもすごく協力してもらったし、相手の親も、もちろん夫も、全家族でなんとか育児と家庭を回していったというか、それこそ総出でやった感じだった。(中略)『負担かけてるな』とか『我慢させてるよな』という4カ月でもあったので、そういう意味でもすごく感謝でいっぱい」(『毎日キレイ』6月17日付)DAIGOの表参道でのショッピングは、家庭で奮闘している自分へのご褒美だったのだろうか。この夫婦にリコカツの心配は当分なさそうだ。
2021年07月01日映画『キネマの神様』(8月6日公開)の完成披露試写会舞台挨拶が28日に都内で行われ、菅田将暉、永野芽郁、 野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、宮本信子、前田旺志郎、山田洋次監督が登場した。本作は、小説家・原田マハの同名小説を原作に、「松竹映画100周年記念作品」として山田洋次監督がメガホンを握る。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩にも見放されたダメ親父だが、たった一つ「映画」を愛していた。 若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として撮影に明け暮れる傍ら、食堂の娘・淑子(永野芽郁)に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、『キネマの神様』の脚本が出てきたことで、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。様々な困難に直面した完成までの日々を振り返りながら、山田監督は「一時はどうしようかと思い呆然としていましたが、沢田研二さんがピンチヒッターとして志村さんとは全く違うゴウを演じてくれました。大変な出来事を経て完成した作品となりますので、亡き志村さんを思い出しながら観ていただきたいです」と語る。菅田は「志村さんとの本読みを見学してから撮影に入り順調に進んでいたなかで撮影が中止となったのでどうなるかと思いましたが、山田監督が新しく書き直した脚本を読んだ時、新しいパワーを感じました。沢田研二さんの演技はどこか志村さんを連想させましたし、確実にいろんなものが残っ ていてほかの作品にはない映画になっていると思います」と、自身にとっても特別な作品となったことを明かす。また北川は「実は本作の撮影中に子供を授かっていまして、1番に監督にご報告をさせていただいた時に『いいお母さんになってくださいね』と声をかけてくださって、嬉しくて涙が出てしまいました」と、エピソードを披露。寺島も同じく監督との絆に背中押されたと言い 「役作りで悩んでいた時に山田監督が『僕は歩があなたでよかった』と背中を押してくれて、涙が止まらなくなってしまいました。この 出来事はこれからの女優人生で大切な宝物になりました」と振り返ると、前田も「山田監督が自分のためにアドバイスをしてくださって、時間を割いてくれたことが奇跡」とキャスト陣から続々と山田監督とのエピソードが飛び出した。永野は山田監督からの意外な挨拶があったといい、「撮影の日の朝に『How are you?』と聞いてくださったことです(笑)。山田監督の英語を聞けた! という嬉しさと驚きがありました。私は、英語の敬語が分からなく...『I‘m Fine です』と返しました」と和気藹々とした空気を表していた。
2021年06月28日《ずっと…ずっと…恋をしていた2人の結末、いかがでしたか?》《3ヵ月間皆様からの応援があり無事に最終回迎えることができました!》こうつづったのは、北川景子(34)が主演するドラマ『リコカツ』(TBS系)の公式Twitterアカウントだ。『リコカツ』は、北川演じる水口咲が永山瑛太(38)扮する緒原紘一とスピード婚したものの、新婚早々、離婚を決意するというラブコメディ。放送当初からネットを中心に反響を呼んだ同ドラマが6月18日、ついに最終回を迎えた。Twitterを覗くと《終わっちゃうのがさびしすぎる》《スペシャルでまた二人に会いたいです》とロスを訴える声が相次いでいる。さらに北川について《北川景子さんはリコカツでキャリアアップ出来たな》《このドラマで一皮剥けた感が凄くて、演技に磨きかかりまくり》《演技上手くなった》との声もあがるなど、彼女の新たな代表作といえそうだ。『リコカツ』で大躍進した北川だが、昨年9月に女児を出産したばかり。それから1年も経たないスピード復帰だったが、これには北川の強い意志があったという。「北川さんは女優の仕事が本当に大好きなんです。コロナで自粛となった当初は『働けない……』と落ち込んでいたほど。それでもすぐに『停滞期でなく、自分を磨くために必要な時間にする!』と捉え直すことに。いつ呼ばれてもいいように映画を見て演技について考えたり、英語の勉強をしたり、常に女優としてのスキルアップに励んでいたそうです。また女優の世界は移り変わりが激しく、次々と新しい才能が現れます。そのため妊娠で休むことになった際、焦りもあったようです」(テレビ局関係者)■「お風呂にゆっくりつかる時間すらない」「今から心が折れそう」しかし、彼女は仕事と子育ての両立への苦悩も抱えていた。1月2日放送の『さんまのまんま』(フジテレビ系)で北川は、泣きながら産後の体形戻しに励んだと明かしている。そして、こう吐露していた。「初めての子育て疲れでメンタルが追い込まれていて、ちょっとした冗談でもイラッとするんです」思わず不安を漏らすこともあったようだ。「以前は帰宅したら“休める”と思っていたのに、いまでは“本業が始まる”と北川さんは思うそうです。“本業”である帰宅後の子育てはかなり大変だといい、『お風呂にゆっくりつかる時間すらない』と話していたことも。また『リコカツ』の撮影前には『久々の連ドラと家庭。今から心が折れそう』と漏らしていました」(前出・テレビ局関係者)ハードな状況で撮影に臨んだ北川。そんな彼女を支えたのが、夫のDAIGO(43)だという。「DAIGOさんはもともと北川さんの大ファンで、結婚の際には『女優・北川景子をもっと見ていたい』と伝えたほど。彼女が出産早々、仕事をすることにももちろん賛成でした。育児にも積極的で、主におむつ替えや入浴などを担当しているといいます」(芸能関係者)■強力布陣で、最善の環境が整った!さらに“北川ファミリー”もサポート役を買って出ることに。「北川さんとDAIGOさんはこの春、都内の高級マンションに引っ越しました。さらに別の階には、彼女のご両親も『仕事と育児を支えるために』といって移ってきたそうです。ご両親とDAIGOさんとの関係も良好だそうで、北川さんが本格復帰する上で最善の環境が整っていたといえるでしょう」(事務所関係者)『リコカツ』のため、強力布陣を仕上げていた北川。最終回にちなんだインタビューで、こう語っている。「それこそ家族総出で、なんとか育児と家庭を回していった感じでした。『負担かけてるな』とか『我慢させてるよな』という(撮影期間の)4ヵ月でもあったので、家族には感謝でいっぱいです」(『毎日キレイ』’21.06.17)その感謝の気持ちを、家族みんなが喜んでいることだろう。
2021年06月20日2021年6月18日に、俳優の北川景子さんが主演を務めたテレビドラマ『リコカツ』(TBS系)が、最終回を迎えました。同ドラマで北川さんは、俳優の永山瑛太さんと夫婦役を好演。離婚をテーマにした、笑いあり涙ありのラブコメディは反響を呼び、最終回の放送後、ネット上では「リコカツロスになった」というコメントが多数寄せられています。『リコカツロス』を嘆いているのは、一般視聴者だけではありません。あの人も、同ドラマの最終回に反応していました。北川景子の夫・DAIGOの『リコカツ』推しが、ほほ笑ましいあの人とは、北川さんの夫である、ミュージシャンのDAIGOさんです。DAIGOさんは、妻が主演を務める『リコカツ』の第1話が放送されると、早々にドラマの感想をTwitterに投稿していました。妻が出るドラマを見たDAIGO『正直すぎる感想』をもらし、ネットが沸くその後も、DAIGOさんはドラマが放送されるたびに「ネタバレになるから詳しくは書けない」と前置きした上で、1人のドラマファンとして感想を投稿し続けます。そして迎えた最終回。DAIGOさんは『リコカツ』の最終回が放送される前に、次のようなツイートを更新しました。夜なのに最高の虹がかかったあとは22時からリコカツ泣いても笑っても最終回さあ見ようふたふたまるまる!!! #リコカツ — DAIGO (@Daigo19780408) June 18, 2021 22時からの放送をアピールしたDAIGOさん。テレビの前で放送を心待ちにしている様子が伝わってきますね。最終回の放送後、DAIGOさんはドラマを「とにかく最高だった」と評し、すでに『リコカツロス』に陥っていることをつづりました。リコカツ最終回おわってしまった。ネタバレだから言いませんがとにかく最高だった。本当の妻が、ドラマでは咲にしか見えなくて、全力で紘一さんと咲を応援してる自分がいました☺️素敵なドラマでした!ただもうリコカツロスがはじまった。同じ気持ちの人リツイート! #リコカツ — DAIGO (@Daigo19780408) June 18, 2021 DAIGOさんは「本当の妻が、ドラマでは咲にしか見えなくて、全力で応援している自分がいました」と、北川さんがドラマで演じた咲という役名を用いて、妻の演技を絶賛。DAIGOさんは北川さんの夫としてはもちろん、何よりも1人のドラマファンとして、作品を深く愛し、楽しんだようです。【ネットの声】・DAIGOさんのコメントが、仕事を頑張る妻への愛にあふれていて素敵。・妻がほかの俳優さんと夫婦役を演じる姿に、嫉妬するどころか誰よりも楽しむなんて…DAIGOさんはさすがすぎる!・ドラマ放送後にある、DAIGOさんのコメントが毎回の楽しみでした。自分もすでにリコカツロスです。妻の仕事を応援し、率先して作品を盛り上げようとするDAIGOさんの姿に、多くの人が心をつかまれました。ちなみに北川さんは、『リコカツ』が夫婦の在り方を描いたドラマということで、クランクアップ時に、DAIGOさんについて「ドラマ撮影時はいろいろと協力してもらい、支えてくれた」ともコメントしています。北川景子、『リコカツ』クランクアップ「夫婦の数と同じだけ夫婦の形がある」DAIGOさんたちが、お互いに助け合いながら、家事や育児、仕事を両立していることが伝わってきますね。夫婦関係を築く上で欠かせないのは、相手を思いやる気持ちだと改めて実感させられます。[文・構成/grape編集部]
2021年06月19日北川景子、永山瑛太共演による「リコカツ」の最終回が6月18日放送。フランス語を勉強する紘一が覚えようとする単語に「咲ちゃんへの愛情が見えて最高」などの反応が集まるとともに、ラストの“足元だけのキスシーン”も多くの反響が寄せられている。ファッション誌編集者の女性と古い価値観が当然だと思っている航空自衛隊航空救難団のエース隊員が、運命的に出会い交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚早々に離婚活動“リコカツ”を開始、一旦は離婚したものの…というストーリーが展開してきた本作。キャストは、ファッション誌編集者から人気作家の担当になった水口咲に北川さん、咲を救出したことがきっかけでプロポーズした緒原紘一に永山さん。咲の元カレで弁護士をしている青山貴也に高橋光臣。紘一の上官、一ノ瀬純に田辺桃子。咲が担当になった人気恋愛小説家の水無月連に白洲迅。咲の母で乳がんが発覚した美土里に三石琴乃。美土里に離婚される咲の父・武史に平田満。夫と離婚し旅館で働くようになった紘一の母・薫に宮崎美子。元自衛官で超堅物だったが、離婚されてから薫と同じ旅館で働き始める紘一の父・正に酒向芳。咲の姉・鹿浜楓に平岩紙といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。改めて交際をスタートさせた咲と紘一は、いったん売りに出したマンションを買い戻そうとするが、事情を聞きたいと自らマンションにやってきた買い主はなんと水無月。嫌がらせで買ったという水無月は、自分に家賃を払って住み続けたらと提案する。そんななか咲は3年間のパリ研修の話を受けるかどうか悩んでいた。紘一にパリ研修のことを隠していた咲だが、紘一は水無月からパリ研修のことを聞いてしまい、咲に相談せず自衛隊に退職願を出す…というのが今回のストーリー。咲と一緒にパリに行こうと決めフランス語の勉強を始める紘一だが、覚えようとする単語が“生焼けだ”“半ライス”だったり、フランスパンの真ん中をいきなりかじるなど、どこかずれていて…そんな紘一に「紘一さんのフランス語練習かわいすぎる」「フランス語で生焼けwww単語のチョイスがwww」「フランス語で半ライス練習しとるの、面白すぎると同時に咲ちゃんへの愛情が見えて最高」などの反応とともに「お互い話し合いという形や時間を作りましょ??紘一さん咲さん」「お互いのこと思ってお互い勝手に先走っちゃうからダメなんよ」といった反応も。結局、大事なことは話し合おうということになり、紘一は自衛隊に残り、咲はフランスに行くことを決める。そして3年後、帰国した咲と紘一は改めて共に暮らし始める…というラストだった。再会し見つめ合う咲と紘一、キスしそうな雰囲気になるもなかなか踏み切れない紘一に、咲が背伸びして顔を近づける…足元だけが映された“キスシーン”にも「背伸びから…の咲さんも足元しか写さないところも全部良かった」「そこでキッスを映さないのもらしくて最高」「あえてキスシーンを映さずに婚姻届アップにしたの個人的に好き」など好感の声が多数寄せられている。(笠緒)
2021年06月19日