有機JAS認証のオーガニック野菜お届け10月23日、楽天株式会社の農業サービス「Rakuten Ragri(ラグリ)」が有機JAS認証のオーガニック野菜だけを使用したサラダや野菜セットを定期でお届けする宅配サービス「100%オーガニック定期便」をスタートさせた。手に入りにくいオーガニック野菜簡単注文「100%オーガニック定期便」では、原則として農薬・化学肥料不使用、遺伝子組み換え技術不使用で生産された美容や健康に良いとされる「オーガニック野菜のサラダ」と「オーガニック野菜」のみを取り扱い、パソコンやスマートフォンから簡単に注文できるシステムとなっている。また、少量の野菜サラダから大容量の野菜セットまで商品ラインナップが豊富となっており、生活環境に合わせた商品・分量の選択ができる。「100%オーガニック定期便」では、手に入りにくいオーガニック野菜やカットサラダをスマートフォン・PCから手軽に注文することができ、生産地から直接、定期的に全国各地へ新鮮な状態でお届けします。多忙な家庭や食の安全・安心、健康、オーガニックライフスタイルに関心が高い方など、多様化するユーザーニーズに対応し、13種類の豊富な商品ラインナップから生活環境や家族構成などに合わせて好みの商品や分量を選択し、毎週、隔週、毎月1回の3種類のお届け頻度と希望の曜日を選択することができます。(プレスリリースより)生産者がこだわりをもって生産した「オーガニック野菜」が届く「100%オーガニック定期便」を始めてみてはいかがろうか。なお、初めて「100%オーガニック定期便」を利用する場合は、初回特別価格にて購入することができるスタートキャンペーンを実施している。要チェックだ。(画像は100%オーガニック定期便公式HPより)【参考】※100%オーガニック定期便公式HP
2018年10月28日8月11日、土曜日。東京生まれ、無農薬育ちの有機野菜を作る「Ome Farm(以下、青梅ファーム)」と、ほかにないデザインでファッション業界の一角に位置する「minä perhonen(以下、ミナ ペルホネン)」が共同で、親子向けに野菜をテーマにしたワークショップを開催した。イベントの会場になった、ミナ ペルホネンが提案する心地よい暮らしのアイテムを揃えた「call(コール)」のテラスに、ミナ ペルホネンを愛用する親御さんに連れられた子どもたちが、「一体ここで何が始まるんだっけ?」という面持ちで現れては席に着いていく。そんな子どもたちの前に立ったのが、青梅ファームの代表である太田太(おおた ふとし)さんと、同じく青梅ファームの種のスペシャリストである島田雅也(しまだ まさや)さん。島田雅也さん太田太さんワークショップは、種のスペシャリストである島田さんが、いつも目にする野菜はどのようにして育っているのか、米粒のような小さな種にどれほどの生命力が凝縮されているのかなど、学校では学べない特別授業を開講し、その後太田さんが、青梅ファームの野菜を使ってのサラダ作りを子どもたちにレクチャーするという流れで行われた。ちなみにこの日会場には、ミナ ペルホネンの創業者でありデザイナーを務める皆川明(みながわ あきら)さんも駆けつけた。皆川明さんさて、ファッションの分野に身を置くミナ ペルホネンが、なぜ農家である青梅ファームとタッグを組んでこのイベントを開いたのか。そのあたりの思うところも皆川さんに聞きつつ、駆け足気味ではあるが、イベントのレポートを掲載する。消えゆく自家採種と種の話青梅ファームと自身の自己紹介を終え、農業に欠かせないミツバチの働きや、野菜の種の基本要素を説明し、授業がひと段落した段階で島田さんが言った言葉に、子どもたちが「それってやったことないかも」という顔をした問いがある。それが、「皆さんは野菜の種を採取したことがありますか?」というものだ。そんな自家採種を「ぜひやってみてください!」と呼びかける島田さん。それには、絶滅の危機に瀕している固定種野菜の存続を願う気持ちと、子どもたちの未来に種の多様性を確保したいと願う一人の親としての思いが合わさっていた。「固定種がいいもので、F1種が悪いものなんて僕はまったく思いません。ただただ、子どもたちの未来に種の選択肢を残してあげたいだけなんです」。子どもたちは太田さんが教える手順を真似て、手で野菜をちぎり、水を切る特大の野菜スピナーを懸命に回し、オリーブオイルとワインビネガーで味付け、と順次工程をこなしていく。実際に食べる段になると、「酸っぱい!」や「おいしい!」など、いろんな声が聞こえてきて、机の上は賑やかなムードに包まれた。そんな明るい喧噪の隣で、ミナ ペルホネンの皆川さんに、今回のワークショップを開いた経緯と、ファッションブランドが食に携わる理由を聞いた。「生活は切り離せないし、そもそも切り離すべきではありません」今回ミナ ペルホネンが「call」で、青梅ファームとともに、野菜をテーマにワークショップを行ったのはなぜか。創業から数年とまだ間もない頃に、独自の家具のデザインや、ファッションブランドでありながらインテリアファブリックの販売を始めた。また、オリジナルファブリックから始まる服づくりの背景を伝える個展『粒子ーーparticle of minä perhonen』を開いたこともあるミナ ペルホネン。その歴史から鑑みても、分野を横断する試みの数々は、皆川さんにとっては自然な思考の先にある、自然な選択だったのだろう。周囲の皆様からは、確固たるスタイルがミナ ペルホネンにはあるとおっしゃっていただけることもありますが、まだまだ改善点があると僕たちは感じています。トライアルの隙間はいつもあるんです。だから僕たちは、こんな食材や、こんな服や、こんな素材があるよということを、分野を問わず発信していく。それをお客様にご判断いただき、選んでいただければいいかなと思っています。“100年続くブランド”を標榜するミナ ペルホネンと、“本当に安心できるものを都心近郊でつくる”ことを目標に掲げる青梅ファーム。どちらのブランドも、ものを作るという共通点があるのだが、それ以上に、「自分たちが作りたいものを作っている」というある種のプライドが見受けられる。「作り手が楽しんでいなければ、どんなに『サステイナビリティ』という言葉が世の中に普及しても、本当の循環が生まれることはないんじゃないかなあと考えています」という皆川さんの言葉は示唆に富む。分野を問わず、ものを作り提案するあらゆるブランドは、ときに自分たち本位で物作りを考えるという、一種のわがままさを持っていてもいいのかもしれない。Akira Minagawa(皆川 明)1967年東京生まれ。1995年に自身のファッションブランド「minä(2003年よりminä perhonen)」を設立。時の経過により色あせることのないデザインを目指し、想像を込めたオリジナルデザインの生地による服作りを進めながら、インテリアファブリックや家具、陶磁器など暮らしに寄り添うデザインへと活動を広げている。また、デンマークKvadrat、スウェーデンKLIPPANなどのテキスタイルブランドへのデザイン提供や、新聞や雑誌の挿画なども手掛ける。call(コール)Website|Instagram聞こえますか?今は世界のどこかに在るものたち海の向こうから日々の手の中から遠い記憶の中からたった今の想いから生まれてきたものたちを呼びよせてそこに息づく物語に耳を澄ませて暮らしの中で寄り添ってみる「callより」
2018年09月06日この夏に開催有機野菜を扱う「ビオ・マルシェの宅配」を展開する、株式会社ビオ・マーケットは、大阪府枚方市の「KUZUHA MALL」において、「Organic & Natural Marche」を開催します。有機夏野菜のカレーも楽しめる同イベントでは、収穫最盛期を迎えるナス、トマト、ズッキーニなどの有機夏野菜を豊富に取りそろえ、展示販売を行います。さらに、それらを利用して特別なカレーを作ってもらおうと、動物性原料やグルテンを含まないカレールーも用意。手軽にぬか漬け同時に販売される加工食品の中での注目は、ぬか床キット「わたしのぬか床」。国産有機米の米ぬかを使い、手軽にぬか漬けを楽しめることが特徴です。有機夏野菜と一緒にどうぞ。なお、2018年8月3日(金)から7日(火)まで、大阪府枚方市の「KUZUHA MALL」本館ミドリノモール2F ローリーズファーム横にて、開催予定です。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年07月28日2018年7月1日より新発売兵庫県神戸市の富永貿易株式会社は、ガルシア社とともに日本人向けに開発した有機オリーブオイル、「ガルシア 有機エクストラバージンオリーブオイルペット 500ml」の販売を開始します。高品質でリーズナブル食に対する安全性を求めるにつれて、オーガニック食品への関心が高まり、その市場規模も増加傾向にあります。そのような中、同社はスペインのガルシア社との協同で、オーガニック志向の日本人に合うオリーブオイルを開発しました。複数品種の有機栽培オリーブから、苦みなどを抑えた風味を引き出し、高品質でありながら、普段気兼ねなく使えるリーズナブルな商品に仕上げています。商品の特徴有機JAS認証を受けたエクストラバージンオリーブオイルは、トランス脂肪酸を含まないため身体に安心。扱いやすいペットボトルなので、毎日たっぷりと使ってください。(画像はホームページより)【参考】※富永貿易株式会社 ホームページ※オンラインショップ※プレスリリース
2018年07月05日築40年の古民家をリノベーションしたくつろぎカフェ「農民カフェ」は、下北沢で人気の古民家カフェ。築40年以上の趣溢れる古民家を改装し、実家さながらの落ち着く不思議な雰囲気。和の味わいが感じられる粋な空間に仕上がっています。室内ながら自然を感じられる中庭があり、テラス席が特に人気。ビニールテントで外と仕切られているため開放感は抜群です。冬はこたつやストーブが設置され、居心地よくくつろぎながらまったりとした穏やかな時間を過ごせます。さらに、農作業を手掛けるミュージシャン&音楽プロデューサーのオーナーが仕入れた有機野菜は、どれも生産者が手塩にかけた良質なものばかり。お米はスタッフ自ら田植えから稲刈りまで行ったもので、素朴ながら甘みのある自然なおいしさです。体にやさしいごちそうメニュー「農民惣菜プレート」おすすめメニューは旬の野菜が一皿にたっぷり盛られた「農民惣菜プレート」。カラフルで目にも鮮やかな野菜は栄養たっぷりで、体にもやさしい味わいです。当日に仕入れたばかりの新鮮な食材を使い、日替わりで5種類のお惣菜とスープをセットで提供しています。たくさんのお惣菜があると、最初から最後まで飽きることなく食事を楽しめます。また、どれも味付けが控えめで、体を思いやった素朴な味わいがじんわりおいしいのが魅力。農家が丁寧に育てた素材の風味が引き立ちます。農業のおもしろさと、有機野菜の豊かな味わいをとことん味わい尽くせる「農民カフェ」。くつろぎの古民家で、ゆったりと体を労わった食事を堪能してはいかがでしょうか。文/萩原かおりスポット情報スポット名:農民カフェ下北沢住所:東京都世田谷区北沢2-27-8電話番号:03-6416-8176
2018年06月20日サーファーでありファーマーである“サーファーマー”が集まるマーケットイベント「サーフ アンド ファーム マーケット(surf ‘n farm market)」が、6月2日と3日、代官山のガーデンハウス クラフツ(Garden House Crafts)にて開催。「サーフ アンド ファーム マーケット」は、“畑から生まれる美味しい恵み”を伝えるべく、Farmers、Makers、Chefs、Shopsなど、そこに集まるさまざまな人たちと一緒に農業とサーフィンをベースに食のあり方を考えるプロジェクト。同イベントは、中野区で3代77年続くフルーツショップ「フタバフルーツ」と、高知の旬の食材と魅力を伝える「コウチ グッド フーズ(KOCHI GOOD FOODS)」、日本の豊かな四季の食材を使い手作りにこだわったベーカリー&カフェ「ガーデンハウス クラフツ」の共同主催で開催される。第1回目となる今回は、主催3者の他、生姜に全てを捧げ、有機栽培にこだわった「刈谷農園」、生米麹を使用した米麹甘酒の「スカルペクツ(scarpekutsu)」、メルボルン発、砂糖や化学製品を使用しないチャイの「プラナチャイ ジャパン(PRANA CHAI JAPAN)」、国内外のアーティストが着るライブ衣装のクリーニングするオリジナリティ溢れるクリーニング店「リブレ ヨコハマ」、西海岸・メキシコから、選りすぐりの個性を集めたプロダクトコレクションを紹介する「クラフツ トウキョウ(CRAFTS TOKYO)」などが出店。高知や日本各地の美味しい季節のお野菜・フルーツの販売はもちろん、オーガニックにこだわったチャイ、甘酒や洗濯洗剤まで、同じ思いで集まった作り手が集まる。その日のフレッシュな野菜やフルーツを使用した限定メニューも販売予定。出店者の詳細は、ガーデンハウス クラフツのフェイスブックイベントページ()でチェック。【イベント情報】≪surf ‘n farm market≫ at Garden House Crafts Vol.1会期:6月2日、3日会場:Garden House Crafts住所:東京都渋谷区代官山町13-1 LOG ROAD DAIKANYAMA5号棟時間:11:00〜
2018年05月28日島やさいをふんだんに取り入れたベジタリアンの聖地沖縄・那覇市の住宅街の一角にある、古民家を改装した可愛らしいお店が「浮島ガーデン」です。このお店は無農薬、有機農法で育てられた島の野菜をふんだんに使用した、マクロビオティックのメニューが有名なカフェ。体も心も元気になれるベジタリアンメニューは、安心、安全で美味しい野菜を求める地元の人々はもちろん、遠く海外からもリピーターが訪れるという、知る人ぞ知る名店です。古民家を改装した落ち着いた店内店内に足を踏み入れると、柔らかでナチュラルな色調の空間が出迎えてくれる浮島ガーデン。古材を利用したテーブルや、アジアンテイストのクッションなどが、訪れるものの心を和ませつつ、料理への期待を高めます。お座敷のエリアもあるため、お子様連れやグループの方なども安心です。沖縄ならではのゆっくりと流れる時間の中、仲間との楽しい会話とともに、じっくりとメニューを選びましょう。旬の野菜をワンプレートで楽しめる「ベジタコライス」沖縄のソウルフード、タコライスをベジタリアンメニューに進化させたのが、こちらの「ベジタコライス」です。お肉の代わりに島豆腐を使ったタコライスは、挽肉そっくりの味わいに驚くこと必至!ライスの上にたっぷり添えられた野菜だけでなく、サルサソースにも季節の新鮮な野菜がたっぷり入っているので、ワンプレートでバランスよく島やさいの魅力を楽しむことができます。ボリュームもたっぷりで、ベジタリアンならずとも満足の一品です。味わい豊かな雑穀ハンバーグ「浮島特製 雑穀のハンバーグ デミグラスソースと共に」は、その名の通りお肉を使わないハンバーグ。畑の挽肉と呼ばれる高きびと蕎麦の実を使って、お肉の食感を演出しています。他にも島豆腐やおから、野菜もたっぷり入っており、タンパク質などの栄養バランスも抜群。香味野菜をじっくり煮て丁寧に作られたデミグラスソースが一層美味しさを引き立てます。言われなければベジタリアンメニューと気づかないほどの味わい深さと食感を楽しんでください。世界中に沖縄野菜の魅力を伝える発信拠点に!「沖縄の太陽と大地の恵みを感じる幸せな味」をコンセプトに作られているこちらのお店。旬の沖縄県産野菜を、一番搾りの油、本醸造の調味料、粟国の塩などを使用して丁寧に料理しています。卵、乳製品、白砂糖を使わない体にやさしいスイーツなどもあり、多くの人々をひきつけて止みません。島やさいの魅力を、日本はもちろん、世界中に発信する拠点として日々進化しているお店です。「浮島ガーデン」はゆいレール「牧志駅」から徒歩15分の住宅街の中にあります。契約駐車場があり、ディナータイムは1時間無料のサービスも。木曜日が不定休となっているので、訪問される予定がある場合はご注意ください。スポット情報スポット名:浮島ガーデン住所:沖縄県松尾 2-12-3 浮島ガーデン電話番号:098-943-2100
2018年03月29日天然エッセンシャルオイルが誕生山田オリーブ園から、国産有機農産物100%から成るオーガニック化粧品が届きました。天然オリーブをベースとしたスキンケアオイルに注目です。オリーブ、バラ、ネロリを素材に素材に用いた有機農産物は、いずれも有機栽培が困難とされる、小豆島産有機オリーブ、蓼科高原産有機バラ、熊本県産有機甘夏ネロリの3つ。保存料などを一切使わず、加熱処理も行っていないため、天然由来のポリフェノールが生きています。オーガニックオリーブスキンケアオイルの特徴発売された商品は、「小豆島産オーガニックオリーブスキンケアオイル」、「国産オーガニックオリーブ&ローズスキンケアオイル」、「国産オーガニックオリーブ&ネロリスキンケアオイル」。皮脂成分に近いといわれるオリーブオイル成分は、肌に浸透し乾燥などから長時間守ってくれます。顔全体に馴染ませれば、肌の潤いに変化が。安心のオーガニックオイルなので、ベビーオイルとしても最適です。(画像はプレスリリースより)【参考】※山田オリーブ園 公式Shop
2018年03月10日インターネットやSNSなどのコミュニケーションツールの発達で、外国がより近いものになってきましたが、子どもには実際に肌で感じてグローバルな感覚を身に着けてもらいたい。しかし、頻繁に外国に行くことはなかなか難しいものです。日本にいながらにして子どもが異国の文化に触れられる機会を与えてあげることはできないでしょうか。外国人留学生を受け入れるホストファミリーはよく知られていますが、今回は少し違った受け入れ方をご紹介しましょう。有機農家が働き手として外国人を受け入れるシステム「WWOOF(ウーフ)」を通じ、海外のボランティアワーカー「WWOOFer(ウーファー)」を受け入れているファミリーに体験談を聞きました。■海外ボランティアワーカー「WWOOF」って何?「World Wide Opportunities on Organic Farms(世界に広がる有機農場での機会)」の頭文字を取ったWWOOF=ウーフ。有機農家などが働きたい人を受け入れ、作業を手伝ってもらう代わりに、食事と宿泊を提供するシステムです。京都府綾部市で農業と農家民泊を営む水田裕之さんは、2009年からウーフのホストをスタートし、奥様と8歳になるお嬢さんと一緒にウーファーを迎えています。ホストを始めた理由は、「小さくとも世界に開かれた農場でありたい」という思いでした。「私が農業を始めたいと思った頃はウーフのことを知らず、あまり研修などをせずに経験不足、技術不足のまま就農したので、ウーフのように気軽に体験や研修ができる仕組みは素晴らしいと思います」と、手伝いながら農業を知る機会をウーファーに提供しています。「ウーファーの手伝う内容は、季節によって異なりますが、わが家は田植えや稲刈りなどが中心。特に人手が必要な時に来てもらっています。田んぼや畑の仕事以外では、イベントなどの出店準備なども手伝ってもらっています」■受け入れ人数延べ100人! 日本にいながら世界を感じるウーフ・ホスト今まで水田さんが受け入れたウーファーは、年間5~10人、延べ人数は100人ほど。出身国は、台湾、香港、シンガポール、タイ、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスなどアジアや欧米が多く、日本人のウーファーもいるそうです。「アジアの方は旅行がてら日本を体験、楽しみたいという方。欧米の方は環境や食事、農業に関心のある方が多い気がします。日本の方はこれからの生き方を探している人が多いようです」と、ウーファーにより目的や思いはさまざま。初めて会う人と、いきなり生活を共にする。ハードルが高いことのように思えますが、水田さんに不安はなかったそう。むしろ「家族の一員のように食事を共にして、話したり作業したりすることはいつも新鮮な喜びです」と返ってきました。「うちでは、日常の暮らしと仕事がはっきりと分かれていない部分があるので、公私はあまり意識はしていないです。もちろん、日が暮れてその日の作業が終われば部屋で話したり、食事をしたりします。海外の方であれば、お互いの国のことをいろいろたずねあったり。日本の方だと、人生の話をすることも多いですね」1週間から10日程度、寝食を共にするウーファー。帰国後もSNSで連絡を取り合ったり、年賀状を出したりして交流を続けています。なかには、水田さんのところが気に入って再びやってくる人もいるそう。「いつか、来てくれたウーファーの国々を周りたいです」と水田さんの夢は広がります。 ■中学英語で大丈夫! 「認める・受け入れる」子どもの変化ウーファーとの会話は基本的に英語。「私は、中学校で学んだ程度の英語をなんとか駆使して、意思疎通ができている感じです。家内は英語がまったくだめ、娘はまだ英語は話しません」と言いながらも、ウーファーと楽しい時間を過ごしている水田さんご家族。お子さんにとっては、小さな頃から外国人が身近にいるという生活環境。すぐにウーファーと仲良くなり、遊んでもらえることを楽しみにしているそうです。「もともとの性格なのか人見知りはあまりせず、来てくれたウーファーにはすぐになつきます。自分が子どもの時の性格とは違うなと感じますね(笑)」ホストを始めてよかったことは、「広く世界の方々と交流できることです。草の根の国際交流で、人と人の相互理解につながると思います」と水田さん。それは、水田さんのお子さんにとっても同じ。さまざまな国のさまざまな人が訪れる環境で、「小さな頃から個々の違いを認めることができる」ように育っているそうです。「娘は、髪の色や肌の色など違ういろいろな方とも意識することなく接して、仲良く過ごしています。日本はまだまだ海外の人と交流する機会が少ないので、普段、外国人と出会った時に、違和感をもってしまうことがあるかもしれません。小さな頃から、人は皆違うということに慣れておくのは良いと思います。先日、日本の方ですが、耳の不自由なウーファーがいらっしゃったんです。娘は知っている手話を使い、楽しそうにコミュニケーションを取っていました」そんなお子さんの成長する姿を水田さんは「どんな人とも分け隔てなく優しく接することができる人、そして、多くの人に喜びを与えられるような人になってくれるとうれしいですね」と優しく見守っています。さらに、「お米や野菜をなるべく自給できるようにしているため、季節ごとの新鮮な食材があり、日々、安心安全な食事を心がけられること。良い自然環境に触れる機会が多いこと」と、有機農家で子育てをするメリットはたくさんあると語ります。「就農前にウーフの存在を知っていれば、きっとしていたと思います」と水田さん。ウーフのホストになるには、水田さんのように、まず有機農業を始めなければいけないのでハードルが高いですが、ウーファーなら簡単に体験できます。中には、親子で数日間からと、家族で短期間の受け入れをしてくれるホストもいるので、長期休暇を利用し、国内や海外でお子さんと一緒に農業と異文化を体験してはいかがですか? きっとお子さんの見ている世界がぐんと広がることでしょう。プロフィール 『水田家の食卓』 毎日食べるお米や野菜をできるだけ自分たちで作ってみたいと京都府綾部市で農業をスタート。農薬や化学肥料を使わない栽培を心がける。収穫した農作物は無農薬野菜の宅配や農産加工品としてオーガニックマーケットで販売。農家の暮らしをまるごと体験できる農家民泊も運営している。 ・WWOOF ・WWOOF ジャパン 取材・文/河部紀子写真提供/水田家の食卓
2018年02月26日北海道産の新鮮なオーガニック野菜がメインのカフェ札幌にある「Organic diner N(オーガニックダイナーエヌ)」は北海道内のオーガニック食材にこだわっているカフェです。黒のシックな壁に装飾された「N」の文字が目印です。店内へ入るとそこは白を基調とした明るく開放的な空間が広がります。有機無農薬の野菜をメインにしたこだわりのメニューを取り揃えているお店です。安心・安全な有機野菜でお客さんに満足感を!このお店では生産者の顔が分かるオーガニック食材を厳選しており、安心・安全な食材にこだわっています。店名の「N」にはNecessary(必要な)Natural(自然の)Neutral(中性の)という意味が込められています。地元北海道でとれた新鮮な野菜を中心に、お客さんにたっぷりの野菜で満足してもらうことをコンセプトにしているお店です。ソースはテイクアウトOK! 人気のパスタランチ「パスタランチ」はシェフ渾身の8~10種類もの前菜と、サラダブッフェがついたセットです。厳選された有機野菜をたっぷりと味わえるのが魅力!オーガニック野菜の素材の味を活かしたトマトソースは、野菜本来の深みが感じられます。パスタに使用されているソースはテイクアウトもできるので、お店の味を自宅でも味わうことができます。野菜の旨みがたっぷり入った優しい味のラザニアランチ「ラザニアランチ」は旬の野菜を閉じ込めた季節を感じるメニュー。じっくりとオーブンで焼かれたラザニアは優しい味わいなのでしつこくなく、野菜の旨みや甘みを味わうことができます。「パスタランチ」と同様に8~10種類の前菜とサラダブッフェもついているので、コストパフォーマンスにも長けています。オーガニックの野菜を直接買うことができるのも魅力お店の1階では雑貨をはじめ北海道産のオーガニックの野菜を販売。2階の「Organic diner N」では1階で購入した野菜を食べることができるので、見て手に取って良いと感じたものを実際にすぐ味わえるのが魅力です。料理を食べて気に入ったら、1階で食材を買って帰るのもいいでしょう。野菜を見て味わってその魅力を存分に知ることができるのも、このお店ならではの特徴です。札幌市営地下鉄東西線「円山公園駅」からタクシーで10分ほど、旭ヶ丘の山麓通り沿いにお店はあります。オーガニックの新鮮野菜をたっぷり食べて、身体の内側から美しくなりましょう!スポット情報スポット名:Organic Diner N住所:北海道札幌市中央区旭ヶ丘5-1-1電話番号:011-520-1133
2017年12月05日みんなの想いが満たされる場所を目指して南青山にある「Bistro plein(ビストロ プラン)」は、産地直送の有機野菜にこだわったフレンチのお店。若干25歳の若手オーナーをはじめ、”若い力”で飲食業界を盛り上げていこうという理念のもと、オープン。店内は、大人の隠れ家的な雰囲気が漂う、落ち着いた空間。カウンター席もあるので、1人の時間を楽しむことも出来ます。店名になっている「plein」はフランス語で、いっぱい、溢れる、充実した、などの意味を持つ形容詞。お客さんを含む、このお店に関わる全ての人の想いが満たされる場所になりたいという願いがこめられています。見た目にも色鮮やかなフードメニューは、新鮮野菜をふんだんに楽しめるサラダ、トマトとアサリの出汁で煮込んで海の香りを楽しめるアクアパッツァ、厳選肉の盛り合わせ、若手パティシエが腕を振るうデザートなど。気分や予算に応じて選ぶことが出来るのは嬉しいですね。ソムリエがセレクトしたワインと一緒に、極上の味を楽しみましょう。とっておきのオヤサイ(1,300円)長野県と茨城県の農園から直送された有機野菜の盛り合わせ。野菜が不足しがちになる現代人にピッタリです。ヴィネガードレッシングはジョウロに入っており、土に見立てたほうじ茶とオリーブのマヨネーズも相まって、見た目にも楽しいメニューです。フランス産の塩もあわせて、3種類の味を楽しむことが出来ますよ。厳選肉三種盛り合わせ(200g/2,900円)和牛やブランド豚、鶏肉など、その日に仕入れた再考のお肉を盛り合わせています。量は200gより多くすることも可能ですので、たっぷり食べたい人にもオススメです。季節のヴェリーヌ(900円)若手対象のコンクールでグランプリに輝いたパティシエによる本格的なデザートは、その完成度の高さに圧倒されます。インスタ映えするのは勿論ですが、その味も抜群。見た目、香り、味など、五感で楽しめるデザートです。「Bistro plein」の最寄り駅は東京メトロ各線「表参道駅」です。B3出口から骨董通りを直進して南青山6丁目の交差点の左、サーラ南青山の地下1階。予約をしてから行くと安心です。思わず「ただいま」と言いたくなるほどアットホームな「Bistro plein」は、お気に入りの場所になるはず。1人の時間も、大切な人との時間も「ちょっといい日」にしたい時にピッタリのお店です。スポット情報スポット名:Bistro plein住所:東京都港区 南青山6丁目3番13号 サーラ南青山B1電話番号:03-6452-0077
2017年11月10日NECライティングから、光源に有機ELパネルを搭載したインテリア照明「LIFEELCuel(ライフィールキュエル)」が7月21日に発売されます。有機EL照明の優しいひかりLIFEELCuelは、面発光で薄型軽量、眩しさのない優しいひかりを特長とする有機ELインテリア照明です。電球および蛍光ランプなどの従来光源やLED光源とは異なる特長を有する、有機ELパネルが光源に採用されています。名前の「Cuel」には、有機ELの眩しさのない優しいひかりに触れる“きっかけ”「Cue(キュー)」の存在になる、という意味が込められています。<有機ELパネルの特長>●面発光:パネル全面が均一に発光するため、LEDや電球のような眩しさがありません。●高演色性:有機材料特有の幅広い発光スペクトルで、色の見え方も自然です。●紫外線レス:紫外線を含まない光で、被照射物の劣化を抑制します。●環境負荷低減:水銀や鉛などの有害物質を使用していません。●薄型軽量:厚さ1.2mm、質量18gと薄さと軽さを兼ね備えた光源です。軽く触れるだけのタッチスイッチ、本体カラーは2色展開【タッチスイッチ】スイッチ部に軽く触れるだけで、有機ELパネルが点灯/消灯できます。触れるたびに「全灯(両面)→調光1(正面点灯)→調光2(背面点灯)→消灯」と点灯状態を変えることができます。調光2(背面パネルのみ点灯)時は、間接照明として利用できます。【上質なあかり空間を生むLIFEELCuel】有機ELのひかりが、洗練された立方体の透明シェードをすり抜け、空間に優しいあかりを届けます。器具本体カラーは、落ち着いた雰囲気の「ダークブラウン」と「ホワイト」の2通りが用意されています。【有機ELパネルと電源は3年保証(※1)】有機ELパネルは、寿命40,000時間(光束維持率70%)(※2)を実現しています。さらに安心して使用できるよう、有機ELパネルと電源の保証は3年保証(※1)になっています。※1製品の保証期間は1年間です。(有機ELパネルと電源を除く)※2有機ELパネルおよび製品の寿命を保証するものではありません。製品仕様品名:ELS2801DBL-D24(本体カラー:ダークブラウン)品名:ELS2801WL-D24(本体カラー:ホワイト)<共通仕様>有機ELパネル2枚(光色:電球色3,000K)パネル寿命:40,000時間(光束維持率70%)定格消費電力:4.5W(両面点灯時)器具光束:100lm(両面点灯時)点灯切替:タッチスイッチ両面点灯→調光1(正面点灯)→調光2(背面点灯)→消灯電源:AC100V(ACアダプター付属)器具本体質量:0.6kg国内専用問い合わせ先NECライティングお客さま相談室電話:(0120)52-3205
2017年07月20日成城石井が、オリジナル商品シリーズ「desica(デシカ)」から「有機キヌアのマクロビクッキー」と「有機イチジクと有機アプリコットのマクロビクッキー」を5月27日(土)より、全国151の成城石井店舗およびオンラインショップ「成城石井.com」にて販売しました。「desica」新商品は、食感が楽しいマクロビクッキー2種今回登場したのは、自社輸入の原材料をふんだんに使ったマクロビクッキー2種類。「マクロビ」というコンセプトの下、マーガリンや動物性原料、白砂糖は使わずに小麦全粒粉や有機原料などの素材を生かして作られています。以前から自家製商品として販売しているマクロビクッキーのレシピを元に新たに開発され、自社輸入したバイヤーこだわりの原材料を惜しみなく使われていることで、罪悪感を感じることなく味も食感もしっかりと満足できるクッキーが完成しました。「成城石井 desica 有機キヌアのマクロビクッキー」(90g/450円)一番のポイントは、スーパーフードの中でも注目を集めたキヌアを全体量の10%以上も配合していること。南米ペルーから自社で輸入した有機栽培のキヌアを生地にたっぷりと練り込むことで、胡麻やケシの実のような香ばしさを際立たせています。ひと口噛むとキヌアのザクザク・プチプチとした食感が楽しめ、ついつい手が伸びてしまうおいしさです。また、小麦をまるごと粉にした全粒粉は北海道産。ビタミン類をはじめ、ミネラル・タンパク質・食物繊維などの豊富な栄養が一般の小麦粉よりも多く含まれています。白砂糖の代わりに有機ココナッツシュガーと自社輸入したアカシア蜂蜜が使われていることで、白砂糖に比べてコクのある優しい味わいに仕上がっています。「成城石井 desica 有機イチジクと有機アプリコットのマクロビクッキー」(90g/450円)美容や健康に気遣うユーザーに根強い支持を集めるドライフルーツの中でも、特に人気が高いイチジクとアプリコットが全体量の25%以上も練り込まれています。有機栽培のイチジクとアプリコットを自社で輸入することで、これだけの配合量を実現。ドライフルーツの自然な甘さとねっとりとした食感を楽しむことができ、全粒粉とココナッツシュガーの香ばしさとも相性ぴったり。食べ応えがあり満足感が高いので、小腹が空いたときにおすすめです。「成城石井 desica リコッタとマスカルポーネのブルーベリーチーズケーキ」(1 個/699円)5月25日(木)からは、ふわふわのチーズケーキも発売されています。リコッタチーズやマスカルポーネチーズが使われ、ムースのように軽い口当たりのチーズケーキの下には、ブルーベリーフリィリングが層になっています。ブルーベリーにはオレゴン産のデューク種を使用。酸味が少ない品種で果肉の色合いが美しいのが特長です。チーズケーキのまっさらな白と、ブルーベリーフィリングの青紫のコントラストが見た目にも美しいスクエア形のケーキです。爽やかな甘酸っぱさと軽やかな口当たりが楽しめる、これからの季節におすすめの一品です。※価格は全て税抜きです。成城石井.com
2017年05月31日有機野菜が良いのは知ってるけど、手軽に買えるスーパーが近くにない…っこと、よくありますよね。そこで、旬の野菜・フルーツを宅配してくれるサービス『らでぃっしゅぼーや』を利用して、有機野菜などを使った料理を作ってみました♪旬の食材を宅配してくれる、らでぃっしゅぼーや♡4月限定で、4,756円相当のこだわりの食材、計11品を1,980円で家まで届けてもらえるという『らでぃっしゅぼーや』のお試しサービス。家族がいる方はもちろん、一人暮らしでも、"農薬"や"添加物"を使っていない、できるだけオーガニックな食材を使うようにしたいですよね。有機野菜の宅配サービスは多くありますが、その中でも1988年創業の老舗で有名な『らでぃっしゅぼーや』。お試しセットを見てみると、旬の果物が魅力的&価格がとってもおトクだったので、使ってみることにしました♪3月限定のお試しセットを注文!早速注文して、配達指定時間に届いたものがこちら。お試しセットのラインアップは下記の通り♡【お試しセットの内容】・宝石いちご180g・はるか400g(2~4個)・ポップコーン用とうもろこし150g・7種の有機野菜スティックミニ野菜7種類・ミニトマト150g・こだわりアボカド1個・ほうれん草200g・人参270g・平飼いたまご6個・お試しまるゆき信州味噌300g・らでぃっしゅのミニとうふ120g×2(3月限定のお試しセットの内容物です。4月限定のものとは内容が少し異なります。)普段よく使う食材に加えて、とんでもなくフレッシュでおいしいフルーツが付いてくるので、それだけでも1回は頼んでみる価値アリ!だと思いました。らでぃっしゅぼーや 1,980円の限定セットを見てみる♡子どもと食べられる、"有機野菜の食卓""イタリアンシェフのオリジナルレシピ"という、非常にオシャレなおまけも付いてきました♪我が家には子どもがいるので、"子どもが喜ぶ献立"を作ってみましたよ。【有機野菜を使った献立】・野菜たっぷりスパニッシュオムレツ・有機野菜とアボガドのディップ・ヘルシーな豆腐のチキンナゲット・イチゴのカップケーキ・キャラメルポップコーン・カットフルーツはるか・パン屋さんのクロワッサン「子どもと一緒に美味しく食べる!」というテーマで考えた献立がこちら。中でも、特においしかった3品をご紹介します♡子どもも喜ぶ♡おすすめメニュー3選!■栄養満点の"スパニッシュオムレツ"フォトジェニックに仕上がるスパニッシュオムレツ♪そのうえ、野菜たっぷりで栄養満点でおいしい!と良いこと尽くしでした♡子どももお代わりしていた、大人気メニューです!■甘さたっぷりの"はるか"個人的に1番おいしかったのは、日向夏から生まれた品種の"はるか"。レモンのような見た目ながら、想像されるような酸っぱさは一切無し。甘さたっぷりで、子どもたちも「おいしい!」と食べていました♪■有機野菜のスティック有機野菜をカットして、そのまま食べるスティック。シャキシャキとした食感と新鮮な野菜本来の甘みが感じられ、とっても絶品でした♪今回はアボカドに味噌とこしょうを混ぜ合わせた、アボカドのディップを手作り♡野菜にたっぷりつけて食べ始めたら、止まらないおいしさでした。ちなみに豆腐を使ったヘルシーナゲットも子どもに大人気だったので、オススメですよ♡らでぃっしゅぼーやで届いた食材に、追加で使った食材がこちら。【追加で使用した食材】・バター50g・ホットケーキミックス100g・牛乳100cc・にんにく2かけ程度・キャベツ6分の1・玉ねぎ2分の1・じゃがいも小2個・ウィンナー小6~8本・鶏ひき肉70gご紹介したメニューは、1時間半くらいでカンタンに全部作れます♪ちょっとしたお祝いの日や、おもてなし料理として、是非作ってみてくださいね♡限定お試しセットは4月26日(水) 朝8時までらでぃっしゅぼーやのフレッシュ食材お試し11品セットは、初回限定で4月末まで。有機野菜や旬の果物4,756円相当が1,980円で手に入るなんて、ここでしか見たことありません。是非この機会に、良い食材を使う生活を始めてみてはいかがですか♡?1,980円!フレッシュでおいしい食材をゲットしちゃおう♡
2017年04月13日成城石井が、ドイツ農業協会(DeutscheLandwirtschafts-Gesellschaft、以下DLG)が行う品質協議会(以下、DLGコンテスト)において、自家製のソーセージ8品を出品し、金賞を5品、銀賞を3品受賞しました。また、これを記念して1月11日(水)より、「DLG金賞受賞セット」(3,500円)等のセット商品がオンラインショップ「成城石井.com」にて販売されます。コンテストに出品の8品全てで金賞・銀賞を受賞!30年以上前から、ドイツの伝統製法にこだわって作り続けてきた成城石井セントラルキッチンの自家製ソーセージ。そのおいしさと品質の高さが、ソーセージづくりの本場・ドイツで行われた、世界最高レベルの品質評価基準を持つドイツ農業協会(DLG)コンテストのハム・ソーセージ部門において、金賞を5品、銀賞を3品と、出品した8品全ての商品で受賞するという快挙を成し遂げました。金賞受賞商品のオススメはこの2品♪【成城石井自家製ペッパーボロニア1本物】グリーンペッパーとホワイトペッパーがピリッと効いてアクセントになっています。きめ細かくさっぱりした口当たり。薄くスライスしてサンドイッチの具や、ワインのおつまみとしておすすめです。●内容量:400g●価格:899円【成城石井自家製2種ハーブとトマトのイタリアンウィンナー】トマト、パプリカ、バジル、オレガノなどのスパイスやハーブが入ったイタリアンウィンナーです。スープやサラダ、お酒のおつまみにも最適です。●内容量:180g●価格:380円銀賞受賞商品の一押しはコレ!【成城石井自家製ポークウィンナー徳用】年間60万個以上販売しており、トップ10にも入る人気商品。ジューシーでパリッとした食感がロングセラーの秘訣です。ボイルがおすすめ、ポトフにも。●内容量:180g●価格:380円金賞の評価基準は…今回のDLGコンテストは、2016年10月8日〜10日の3日間にわたり日本で開催。審査は各分野の専門能力と深い製品知識を持つDLGの審査官によって、「外観」「内観」「食感」「香り」「味」の5つの審査項目に対し、0点〜5点の6段階に分けて格付けされます。その全ての項目において1つの減点も無く満点を獲得した食品のみに、最高水準の品質の証である金賞が授与されます。こだわりの製造工程をチラッとご紹介!成城石井のハム・ソーセージ類は自社セントラルキッチンで作られており、約30種類を製造・販売しています。これらは冷凍された肉ではなく、新鮮な国産肉を100%使用。保存料、着色料を極力使用することなく、素材本来の味を最大限に活かした味わいを追求しています。また、本場ドイツの伝統製法を大切にしながらも、イタリアンアレンジや日本の食材を使ったウィンナーなど、新しいおいしさを求めて商品を開発しているところもポイントです。受賞商品の詰め合わせをオンラインショップにて販売開始DLGコンテスト受賞を記念して、1月11日(水)より「DLG金賞受賞セット」(3,500円、冷蔵便・送料込み)がオンラインショップ「成城石井.com」にて販売されます。その他、詰め合わせ内容が異なるセットも2種販売されます。詳しくは、オンラインショップをチェックしてみて下さい。成城石井.com
2017年01月20日農業専門紙・日本農業新聞の編集局長・田宮和史郎氏が、10日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)に出演。アイドルグループ・TOKIOの城島茂が定期購読していることが判明し、同紙に注目が集まっていることについて「大感謝です」と話した。6日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』で城島が定期購読していることが明らかになり、その後、「日本農業新聞」がツイッターのトレンドワードに入るなど注目度が急上昇。この日の『ビビット』ではその話題を取り上げ、日本農業新聞の本社を取材した模様が放送された。編集局長は、城島が定期購読していたことは「知らなかった」と言い、「びっくりです」とコメント。「インターネットで話題になって農業新聞が世の中にあると知っていただけてありがたい」と話し、「大感謝です」とTOKIOへの感謝の思いを伝えた。また番組では、城島の定期購読判明後、新規購読の申し込みが2日間で20件あったことも紹介。吉田明世アナが「いつも1日に1件あるかないかくらいなので、編集長によると20件増えたのはものすごいことなんだと」と影響の大きさを伝えた。MCを務めるTOKIOの国分太一は「僕らもうアイドルじゃないですけどね。リーダーは転職も考えているのかなとも思ってるんですけど」と冗談交じりに話し、定期購読については「いつも新聞を持っていたので何の新聞かなと思っていましたけど、まったく知らなかったです。驚きですね」と語った。さらに国分は、新規の申し込みが増えてことについて、「ツイッターのアクセスランキングが上位になったということは、若い人が増えたっていうことですかね?」と推測し、「これが農業改革の第一歩だったりするんですかね」と発言。南美希子が「TOKIOの方が持ち回りで連載したら?」と提案すると、「連載させてもらえるならうれしい」とやる気を見せ、「いつかリーダーが農業のリーダーになる可能性ありますからね」と加えた。
2016年11月10日ブラウンシュガーファーストが、栄養価・抗酸化力の高いドライフルーツやナッツを相性よく詰め合わせた、有機トレイルミックスシリーズ(全6種)を全国のナチュラルローソン全店で11月15日(火)より限定先行発売開始します。アメリカではおやつの定番でおなじみ「トレイルミックス(★)」をブラウンシュガーファーストオリジナルの日本人好みのおいしい&カラダに嬉しい組み合わせで作りました。近年、美と健康を意識する人の定番おやつとして注目の高いフルーツ・ナッツをバランスよくミックスしています。●(★)トレイルミックスとは?アメリカで親しまれている、ナッツやドライフルーツを組み合わせたおやつのこと。近年、日本でもヘルスコンシャスな海外セレブやモデル等の影響もありナッツやドライフルーツをおやつ習慣に食べることが人気です。そんな中、おいしい組み合わせで手軽に小腹を満たすヘルシーおやつナッツ・ドライフルーツが摂れる「トレイルミックス」は今若いOLなどを中心に“美人が食べるオシャレな間食=美人おやつ”として注目が集まっています。◆オーガニックゴールデンベリー&アーモンド◆ 40g480円ゴールデンベリーの豊富なビタミン。生アーモンドのオレイン酸でアンチエイジングにも期待!食塩・オイルコーティング不使用の甘酸っぱいゴールデンベリーと食感が楽しい生アーモンドです。◆オーガニックサルタナレーズン&カシューナッツ◆50g390円レーズンの鉄分はプルーンの2倍。カシューナッツの亜鉛・鉄分でパワーチャージ。食塩・オイルコーティング不使用のほどよい甘さのサルタナレーズンと柔らかさとコクがおいしい生カシューナッツ。◆オーガニックバナナチップ&チョコドロップ◆ 40g390円いつもはがまんしがちな甘いものもオーガニックチョコとバナナでガマン不要。有機ココナッツオイルでフライした塩・砂糖不使用の大きなバナナチップと甘さがアクセントになる有機チョコレート。◆オーガニックホワイトチアシード◆ 45g390円ペットボトルにスプーン1杯。デスクに潜ませるお腹のおともに。食物繊維を手軽に!お好きな飲み物・ヨーグルトに混ぜるだけ。小腹対策にもオススメです。◆オーガニッククランベリー&タイガーナッツ◆ 40g480円タイガーナッツの食物繊維とクランベリーのポリフェノールでスッキリ美人。佐藤不使用の有機クランベリーを有機りんご果汁で程よい甘さに凝縮!食物繊維豊富なタイガーナッツと一緒に。◆オーガニックジンジャー&ゴジベリー◆ 40g480円生姜でポカポカジンジャー&ゴジベリー。ボイルした有機生姜を有機砂糖に漬け込み甘さと爽やかな辛味を凝縮。ゴジベリーと一緒に紅茶のお供にもピッタリ。食べ方はいろいろ!・バッグやデスクに入れて“そのまま”でも・ヨーグルトやシリアルに“混ぜて”・“お菓子づくりの材料”としても・“サラダのトッピング”としても・同社の“ココナッツオイルやアップルソースとも相性抜群!公式HP
2016年11月08日「ZAO(ザオ)」フランスで誕生した、竹に含まれる「有機シリカ」をベースにしたオーガニックスキンケアコスメ「ZAO(ザオ)」がオンラインストアにて先行発売される。2016AW新商品の販売となっており、2016年10月24日より販売開始だ。すべての人に安全をザオのコンセプトは“すべての人にとって安全であること“。「有機シリカ」を使用することでトラブル肌を持つ人にもメイクを楽しむことができる商品を作り上げている。定期的にクリニカルテストを実施、パラベン・フェノキシエタノール・ミネラルオイル・パラフィン・ポリソルベートなどは使用していない。新発売となる商品今回、新発売となる2016AW新商品は、「コンパクトファンデーション」「ペンシル」「シャインアップパウダー」「アイプライマー」「アイシャドー」「コンパクトパウダー」など、10アイテム32カラーだ。「ZAOコンパクトファンデーション」は、全6色。ZAO製品の中でカバー力が一番高いファンデーションで、汗や水にも強い。「ZAOペンシル」は全14色。アイラインや、アイブロウ、リップラインなどマルチに使うことができる発色が美しいペンシルだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※全ての製品に有機シリカを配合したオーガニックスキンケアコスメ「ZAO」 2016AW新商品 10月24日オンラインストア先行発売開始
2016年10月22日楽天トラベルはこのほど、「オーガニック(有機)にこだわったプランがある宿ランキング」を発表した。同調査は2015年7月1日~2016年6月30日の期間、「オーガニック」「有機」のキーワードの入っている宿泊プラン(商品名やブランド名を除く)の販売実績(50人泊以上)のある宿を対象に、宿泊者の声の総合評価点数をもとに算出したもの。1位は、新鮮な野菜を使ったオーガニック朝食が人気の「由布院温泉 オーベルゼ レ・ボー」(大分県)だった。朝食は和食か洋食を選択することができ、部屋のコタツか屋外のテラスで食べることができるという。宿泊者からは「オーガニックな野菜たっぷりの食事もとってもおいしかったし、温泉もとても気持ち良かった」などのコメントが寄せられた。2位は、「浪漫の館 月下美人」(長野県)がランクインした。夕食時には、手摘みで収穫したぶどうを使用した宿オリジナルのオーガニックワインを提供する。ワインは、赤・白・ロゼの3種を用意するとのこと。3位は、部屋から中禅湖のレイクビューが楽しめる「中禅寺ペンション」(栃木県)だった。有機栽培ワインを1組に1本提供するプランでは、ワインとともに食材にこだわった創作フルコースディナーが楽しめるという。4位は「テラスガーデン美浜リゾート」(沖縄県)、5位は「美食と癒しの宿 湖畔荘<千葉県>」(千葉県)、6位は「ガストホフリュミエール」(山梨県)、7位は「宮ノ下温泉 真奈邸 箱根」(神奈川県)だった。8位の「HOTEL&RESIDENCE 南洲館」(鹿児島県)の部屋には、オーガニックの材木を使用。9位の「アクアイグニス 片岡温泉」(三重県)では、自然乾燥国産木材を使用した離れの部屋(4棟)に宿泊できるという。10位には「スーパーホテル南彦根駅前」(滋賀県)がランクインしている。
2016年08月09日ビーンズは6月下旬、スーパーフードを使用したグルテンフリー生パスタ「soico・SOY PASTA 有機マカ&ビーツ スパゲティ」「soico・SOY PASTA 有機マカ&ビーツ フェットチーネ」(各500円・税別)を発売する。「soico」シリーズは、大豆粉にこだわった小麦抜きのグルテンフリー食品ブランド。大豆粉は小麦粉と比べると低糖質で、食物繊維も豊富だという。血糖値の上昇値(GI値)も低いため、身体への負担も少ないとのこと。このほど発売する両商品は、スーパーフードの「マカ」と「ビーツ」を使用した生パスタ。マカは「冷え性・生理不順・不眠症(睡眠障害)・不妊症」の改善や疲労回復の効果が期待できるという。スパゲティ・フェットチーネとも、有機マカを1日分(2,000mg)配合した。ビーツは熊本県産のものを使用。ビーツには「葉酸」と「NO(エヌオー)」が豊富に含まれており、アンチエイジングや美肌効果、腸内環境を整えることが期待できるとされている。麺には、北海道産大豆(品種=ゆきほまれ)の大豆粉を使用。美容成分イソフラボン・食物繊維が豊富に入っており、1食で食物繊維はレタスの約6倍、イソフラボンはとうふ約2丁分を摂取可能となっている。
2016年06月01日山形県・鶴岡市の鶴岡アートフォーラムは、エネルギー産業などを担うようになった「次世代農業」を体験する「Agricultural Revolution 3.0(邦訳:農業革命3.0) 展覧会」を実施している。会期は3月29日まで(3月28日は休館)。開館時間は10:00~18:30。入場無料。同展は、食料生産産業であった農業が、スマートアグリとバイオテクノロジー産業の導入によって、エネルギー産業や製造産業といった多様な産業分野も担うようになる「次世代農業」を体験する試み。同展のタイトルにある「Agricultural Revolution 3.0(邦訳:農業革命3.0) 」とは、人類が古来から持つ"食料生産産業としての農業"という考え方が、"食料生産産業のみならず、エネルギー産業や製造産業なども担う農業"という考え方に変化することを示しているという。会場となっている山形県・鶴岡市は、古くから農業を基幹産業にし、2014年12月にユネスコから日本で唯一「食文化創造都市」の認定を受けており、最先端のスマートアグリとバイオテクノロジーの技術を集めて再現した「次世代型農業」が体験できるということだ。また、同市では、地方都市の衰退を改善する都市モデルの先駆けとなるべく、次世代農業の先端的な開発や事業を展開しているバイオテクノロジー産業を中心とした企業を同市に招聘しているという。近年では、同市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所から、世界で初めて構造タンパク質素材の量産化を成功させたSpiber株式会社が誕生している。会場は、アーティストと様々な協力者とのリサーチに基づいて構成された、まるで映画の舞台のような空間になっており、スマートアグリカルチャーとバイオテクノロジーが生活の中で繋がり循環する未来の情景が広がるインスタレーションとなっている。また、同展のグラフィックデザインはKIGIの植原亮輔氏が担当しており、同展ポスターなどを手がけている。また、関連企画として、インスタレーション会場内にてカンファレンスが実施される。開催日時は3月27日11:00~16:00。農業、建築、バイオテクノロジーなど多種多様な分野のゲストを招き、それぞれの分野の視点から考える理想の農業の未来について、プレゼンテーションや対談型のトークショーが行われる。カンファレンスゲストの中には、鶴岡市で実際に専業農家を営む農家の方も含まれているということだ。カンファレンスの詳細は、同展Webサイトにて。
2016年03月23日日立システムズと群馬県みなかみ町は2月29日、農業ICTによる地方創生モデルを共同推進することで合意した。今後、同社はICT活用により同町の農業の大規模化・集約化を促進し、周辺産業の活性、雇用創出を支援するため、内部環境の現状や事業モデルの実現性を多面的に調査するほか、ビジネスパートナーであるアグリコンパスのノウハウ、同社の親会社である三井物産が有する食品マーケット情報などを活用し、具体的な計画を立案する。みなかみ町の人口は1955年の3万6000人をピークに下降を続け、現在は約2万人まで減少し、過疎化・高齢化が進む中で、持続可能な地域づくり推進のため具体的な振興策づくりが急務となっている。農業分野においては、農業従事者の高齢化、耕作放棄地や鳥獣被害の増加など農業振興を図るうえで問題を抱えているが、持続可能な地域づくりにおいて担い手となる次世代の育成は喫緊の課題となっている。課題解決に向けては、農業を魅力ある産業に転換していく必要があるが、個々の農家による取り組みだけでは十分であるとは言い難いことから、法人化や農業ベンチャーの育成・誘致を進め、農業を大規模・集約化したうえで、生産性の向上や就労環境の改善、マーケットニーズへのタイムリーな対応などを実現する新たな仕組みが求められている。こうした背景を踏まえ、同町は民間企業の事業・経営ノウハウを活用することで、効果的で具体的な振興策を立案、実施したいと考え、農業ICT分野に知見を有し、自治体業務にも精通している日立システムズと農業ICTによる地方創生モデルを共同推進することで合意。同社は、日立グループの情報・通信システム事業における中核企業であり、農業ICTなどの社会インフラ分野にも事業進出しており、昨年11月には農業ICTベンダーのアグリコンパスと資本・業務提携契約を締結するなど、事業体制強化を図っている。今後、同社はビジネスパートナーの知見なども活用し、中長期視点による持続的な発展に向けて、ICT活用による高付加価値いちごの通年栽培、温泉熱を活用したハウス栽培、栽培施設や直売所のショールーム化による観光業の活性化などを中核に多角的な事業モデルの調査を行う。一方、同町は同社の調査結果を踏まえて、具体的な施策の立案とその実現に向けて取り組む方針だ。
2016年02月29日●ある農家の現状就農人口の減少と高齢化。それに伴う耕作放棄地の増加。これが日本の農業を巡る大きな課題となっている。ITの力を活用した農業ICTは、耕作放棄地の受け入れ農家にとって圃場管理の有効な手段ともなるが、現場はどう捉えているのか。ある農家に聞いた。○ある農家の転機千葉県の横芝光町は、千葉県北東部に位置する人口約24000人程度の小さな町だ。ここに、高齢化の波に揉まれ、離農していく農家も多い中、海外からの研修生を含めて15人以上を雇用し、成長を続けている農家がある。この成長を支える秘密のひとつが、農業ICTを駆使することだった。「グリーンギフト」は横芝光町の鈴木敏弘・紗依子夫妻が運営する農業法人だ。敏弘氏は今年30歳。20歳から家業を継いで農業を始め、当初は普通の農家と同じように農業を営んでいたが、今は特産の米とネギを中心に、ウェブ経由で農作物の直販を行っている。既存の流通を使わず、インターネット経由で消費者と直接取引きをするスタイルは、いかにもICTを駆使する先進的な若い農家の典型例といった感じだ。さぞや昔からパソコンなどのITに慣れ親しんでいたのかと思いきや、「パソコンは苦手」という。以前は家のパソコンでウェブサーフィンする程度で、農業に活用することは考えていなかったのだという。しかし転機が訪れるのは数年前、農業ショーにおいて「アグリノート」のデモンストレーションを見てからだ。「5~6年前から人を雇って、高齢化や離農などの理由で耕作放棄された田んぼを借りて、耕作面積を広げてはじめたんです。でもあちこちに田んぼが点在していて、しかもどの田んぼが誰の家のものか、看板が出ているわけでもなくわかりづらいんです」(鈴木敏弘氏、以下発言同)。グリーンギフトでは現在、約200もの圃場を管理している。しかも、管理する圃場は、自動車を走らせ、たどり着けるような場所も少なくない。これをすぐ覚えろというのは到底無理な話だ。グリーンギフトの本社から自動車で15分ほど走った先にある、実際に耕作している畑を見せてもらった。「ここいら一帯がうちのネギ畑なんですよ。あそこから向こうは別の農家の畑。こっち側も違う」。そういって敏広氏が指差す先は、一面のネギ畑。地元民であれば見分けもつくのだろうが、素人眼にはどこも同じ畑にしか見えない。「うちはパートさんや海外からの農業研修生も受け入れていますから、経験の少ない人でもわかるような手段が欲しかったんです」。間違って他人の圃場を耕作してしまうのは論外。自分の圃場でも行程を飛ばしてしまう、あるいは繰り返すのはロスが大きいので、絶対に避けたい。そこで、当初は経験のある人とない人でグループを組ませるなどしていたという。それが、今では一人で目的の圃場までいって、必要な作業を済ませられるように変わった。その秘密はどこにあるのだろうか。●ツールの導入で農作業に変化○アグリノートで作業効率が大幅にアップ前述した「アグリノート」は、東京大学発の農業ベンチャー、ベジタリアのグループ会社のウォーターセルが開発・販売している農作業記録用のクラウドシステムだ。NTTドコモも販売に協力している。同システムはGoogleマップやYahoo!地図の航空写真の上に圃場をマーキングし、マップ上に直接情報を書き込める。GPS情報があれば、現在位置と地図上の圃場を見比べられるので、圃場数が多い生産者でも視覚的に確認できる。また、入力フォームがシンプルで、作業記録を記入するのも容易だ。ウェブブラウザからの入力に加え、Android用アプリがあるので、PCのほかにAndroidタブレットが利用できる(今後iOSにも対応予定)。導入コストについても「月々の利用料金がほかのシステムと比べて安いのも魅力的でした。当時はお試しで無料期間があったというのもありますが、このくらいの額であれば、失敗しても飲みに行ったと思えば諦められますから」。それまでは紙のノートに作業手順などを手書きをしていた敏弘氏だが、その頃は指示のニュアンスが農業経験者に対するものになっていたという。アグリノートの導入により、事前にタブレットに指示を入力しておいて渡すことができるようになり、文面も初心者へのわかりやすさを念頭に入れたものに変わってきた。アグリノートへのデータ入力は、先代である敏弘氏の父親が行うこともあるという。「現場ではAndroidタブレットを使うことにしました。最初は社員の中にも不安な声はありましたが、興味のある人から使ってもらおうと」。システムの導入と同時にソニーのXperia Z Tabletを購入し、入力用端末として社員に貸し出した。ちなみに防水防塵端末なので、泥などで汚れても水洗いできる点がお気に入りだとのこと。タブレットを持っていくことで、現在位置を見ながら圃場にたどり着けるようになったため、これまで2人で向かっていたところが1人で済むようになった。また、不明な場合などはタブレットのカメラを使って写真付きでメールを送ってきて確認するようになったため、作業効率が大幅に向上した。さらに、これまでは各自の実際の作業内容をおおまかにしか把握できていなかったものが、誰が何時間でどのくらい作業をしたのか、きちんと記録できるようになった。このため、給与計算の際に一人一人の頑張りを反映することができ、社員のモチベーション維持にも繋がっているという。ほかにも次のようなメリットが見出せたという。「副作用的なものですが、うちが出荷した米が袋ごとに、誰がいつどこでどんな作業をしたのか、10分もあれば全部洗い出せます。いわゆるトレーサビリティというやつですね。また、農作物を輸出するための『GLOBAL G.A.P』や安全な農作物を作るための管理基準を示した『JGAP』といった認証制度があるのですが、これを取得するための記録やデータを日々の入力から自動的に生成してくれる機能があります。海外への輸出を考えている人はもちろんですが、自分の生産物に責任を持つという意味でもGAP対応は重要だと思います」。●農業ICTの普及には課題も?○ICTの効果は見えにくい農業ICTのメリットを感じるグリーンギフト。その一方で農業ICTがキーワードになったのは近年のことであり、本格普及はこれからといったところだろう。普及に向けた課題として、アグリノートのような圃場管理ツールは直接生産性に影響するものではないため、外からはそのメリットがなかなか感じ取りにくいことがありそうだ。また、グリーンギフトのような農業法人はともかく、家族経営の農家では、情報のやり取りはわざわざデータ化せずとも口頭で済んでしまうし、記録を取っておく必要も感じにくい。既存の農家は、なまじこれまでのノウハウがあるだけに、未知のICTに投資して失敗するリスクを恐れてしまうこともありうる。だがデータ化すれば、それだけ分析もしやすくなるだけでなく、農業経験の浅い人にノウハウを伝える際に客観的な説得力が増す。きちんと管理するならICTを導入したほうがトータルで見てお得になるが、そこまで農家側のマインドセットが辿りついていないのが現状なのかもしれない。農家側の意識改革も、今後の農業ICTが成功するうえでの重要なポイントだろう。アグリノートの販売に関わっているNTTドコモでは、この他にもべジタリアと連携し、田んぼの水位センサーなどの農業向けICT製品を展開している。こうしたものに興味はあるかとの質問には「興味はあるけど、コスト面でのメリットがまだ小さいことと、盗難にあう恐れがあるのでなかなか手が出せない」とのこと。水位管理は稲作の中でも非常に重要なポイントだけに効率化はしたいが、例えば通信費ひとつをとっても、まだインフラ側が整備されきっていない。ICTだからといって何でも導入するのではなく、必要性を見極めて導入する冷静さが求められているようだ。また提供する側も、インフラとして適切な価格設定などをしっかり定めておく必要がありそうだ。
2016年02月25日AppleがiPhoneでの有機ELディスプレイ(OLED)採用に向けた動きを強めるなか、関連各社の奔走が続いている。Reutersによれば、ジャパンディスプレイ(JDI)は2018年春を目標にOLEDパネルの大量生産をスタートさせる意向で、同年中にリリースと噂されるiPhoneのOLED搭載モデルへのパネル供給に向けた体制を整えつつある。同件は、もともと日刊工業新聞が昨年2015年11月30日に報じていたもので、2016年春に石川工場内に試作ラインを整備し、国内での量産計画を推し進めていく計画とされている。複数の情報筋によれば、実際にJDI関係者が12月中にApple本社まで出向いて量産計画を伝えたとのことで、先行する2社に急ピッチで追いつこうとしているようだ。今回は、1月後半のタイミングでJDIの滝本昭雄センター長が報道陣に対してOLEDパネル製造への参入を表明したもので、2018年に向けた動きが活発化してきた印象を受ける。以前にもレポートしたように、AppleがiPhoneでのOLED採用に興味を示している一方で、現状ではiPhoneの年間2億台を超える製品ラインを満たすだけのOLEDパネル供給力が存在しておらず、さらに小型向けではSamsungのAMOLED方式がシェアのほとんどを握っている独占供給状態にあり、サプライヤのマルチソース化を推進するAppleにとっては大きな問題だったといえる。供給が1社に偏るのは価格決定面で不利なだけでなく、過去にAppleが何度も経験した「部品供給トラブルにより生産ラインそのものが停止する」というボトルネック状態を生み出す。現状で2018年に確実に供給可能なのはSamsungのみだが、LG Displayも急遽、需要に応じられるよう対策を進めているといわれ、すでにAppleに液晶パネルを提供しているサプライヤである日本国内勢の動向に注目が集まっていた。AppleのOLED採用決定とSamsungの動向を伝えた日本経済新聞の報道は2015年の11月26日だったが、日刊工業新聞が報じるようにJDIの動きは素早く、このトレンドの変化にいち早く対応すべくAppleへのアピールを行ったことになる。現状でパネル・サプライヤの1社であるシャープの動向は不明だが、当面はこのSamsung、LG、JDIの3社体制でのOLED供給になるとみられる。この状況について、各社では引き続き情報収集に追われているものの、2018年のタイミングで確実にパネルを供給できると確約できるのはSamsungのみで、LG DisplayとJDIについてはまだ未知数の部分が大きい。またSamsung自身も、今後2年でどれだけOLEDの供給キャパシティを上げられるかは不明な部分があり、最悪のケースでは3社合わせてもiPhoneの年間販売台数の1~2割程度、場合によっては2018年中の出荷分はSamsungのみに頼り切りといった状況が生まれる可能性もある。このため、2018年のタイミングではiPhone製品ライン全体にOLEDが展開される可能性は低いと筆者は分析しており、各社の動向を見極めつつAppleが2018年春のタイミングまでに最終判断を行うことになるだろう。
2016年01月27日産業技術総合研究所(産総研)は1月26日、有機デバイスに特有のばらつきを利用して偽造を困難にするセキュリティタグ回路を開発したと発表した。同成果は産総研フレキシブルエレクトロニクス研究センター印刷デバイスチームの吉田学 研究チーム長、栗原一徳 研究員、ナノエレクトロニクス研究部門エレクトロインフォマティクスグループの堀洋平 主任研究員、小笠原泰弘 研究員、片下敏宏 主任研究員によるもの。特許庁の報告によれば、2013年度の模倣品による国内総被害額は1100億円にも上る。一部の製品では、個々の製品に固有の番号を付加して、トレーサービリティーを向上させ真贋判定に役立てているが、バーコードやQRコードなどの印刷された情報や、集積回路に電気的に記録された情報は複製が可能であるため、偽造品や海賊版が正規品として流通してしまうリスクがある。そのため、偽造困難なIDタグなどを利用した、真贋を区別できる製品の需要増加が予想されている。研究グループが開発したセキュリティタグは、作製時に有機デバイスに生じるわずかな素子間のばらつきを利用して、同じ設計の回路それぞれが異なった固有の番号を生成する。今回、大気中での安定性が高い有機半導体と、有機材料と無機材料を用いたハイブリット絶縁膜を用いて、わずか2Vで動作するエラー率の低い回路の開発に成功した。この回路はフレキシブル基板上に作成でき、商品パッケージなどにIDタグとして張り付けることで偽造品などの流通防止や回路自体の改ざん困難性の向上への貢献が期待される。なお、同技術の詳細は1月27日~29日に東京ビッグサイトで開催される「プリンタブルエレクトロニクス2016」で発表される。
2016年01月27日新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は1月25日、印刷で製造可能な有機半導体デジタル回路の高速化に成功し、商用ICカード規格で動作する温度センシングデジタル回路の開発に成功したと発表した。同成果は、NEDOプロジェクトとして、トッパン・フォームズ、富士フイルム、大阪府産業技術総合研究所、JNC、デンソー、田中貴金属工業、日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース、パイクリスタルなどの研究グループによるもの。同プロジェクトチームはこれまでにも塗布により半導体回路を形成できる有機半導体製造技術を開発して、13.56MHzの商用周波数による電波でのデジタル信号の伝送を実現していたが、今回は新たに商用ICカード規格に対応し、かつNFCの処理が可能な26.5kHzの動作周波数で駆動するフィルム上の温度センシング電子回路を開発することに成功したという。具体的には、従来、ガラス基板上でしかできなかった塗布結晶化法をフイルム上で実現したほか、プロセスの最適化を図ることで、チャネル長5μmの有機CMOS回路を集積することに成功。これによりこれまでのキャリア移動度10cm2/Vsよりも高速な16cm2/Vsを実現。これにより、26.5kHzの3ビットDFF(D-Flip-Flap)回路を構成することを可能とし、NFCへの対応を果たしたという。また、同DFFを3段構成とすることで8ビットの演算処理を実現したほか、温度センサの回路構成を見直し、2ビットの逐次型A/Dコンバータ(ADC)も開発し、高分子伝導体の抵抗温度センサと組み合わせることで、1℃刻みでの温度測定を実現した。開発を進めてきた東京大学 新領域創成科学研究所の竹谷純一 教授は、「トッパン・フォームズの事業家の目標が物流の温度管理ということで、薄いフィルム上に製造された温度センサは応答性が早いことから、そうしたニーズへの適用が可能」とし、HF帯の読み取り機を用いて、表示機にその情報を転送するデモを実現してみせた。なおトッパン・フォームズでは、今後、事業化に向けた取り組みを進めていくとしており、現状、シリコンベースの半導体を用いたトレースタグの生産コスト100円の半分となる50円での量産を2018年2月ころまでには実現したいとしており、引き続き、大面積プラスチック基盤プロセスの構築、めっき配線や低コスト化技術の開発などを進めていくとしている。
2016年01月25日住友化学は12月28日、情報電子化学部門の韓国拠点である東友ファインケムで有機ELパネル向けタッチセンサーパネルの生産能力を現行の1.4倍に増強すると発表した。同社にとって有機ELパネル向け製品の能力増強は今回で3度目で、新ラインによる量産開始は2016年10月の予定。有機ELパネルは液晶パネルと比べ、バックライトが不要なため、省電力で薄くて軽い上に、画像の明暗において高コントラストで応答速度にも優れることから、スマートフォンに有機ELパネルを採用しているセットメーカーが増加している。また、パネルメーカーは次世代のフレキシブルディスプレイの開発を進めており、住友化学は、今回のタッチセンサーパネルの生産能力増強に加えて、同製品のフレキシブル化など高機能化と製品ラインアップ拡充に取り組むとしている。
2015年12月28日京都大学は12月11日、独自に設計した座布団型構造をもつ有機半導体材料を開発し、これをp型バッファ層に用いることでペロブスカイト太陽電池の光電変換効率を向上させることに成功したと発表した。同成果は、同大学 化学研究所 若宮淳志 准教授、工学研究科博士後期課程 西村秀隆 氏、化学研究所 嶋崎愛 研究員、村田靖次郎 教授、佐伯昭紀 大阪大学准教授らおよび米ボストンカレッジ ローレンス・スコット 名誉教授の研究グループによるもので、12月10日付けの米科学誌「Journal of the American Chemical Society」オンライン速報版に掲載された。ペロブスカイト太陽電池は、材料を基板やフィルムに塗る印刷技術により作製でき、従来の太陽電池に比べて製造コストを大幅に下げることが可能な太陽電池として注目を集めている。これまでは、主に光吸収材料であるペロブスカイト層の作製法の改良により光電変換効率が向上してきたが、光により生成した電荷をペロブスカイト層から取り出すためのバッファ層材料については、優れた特性を示す材料は限られており、製造コストが極めて高い有機半導体材料が用いられている状況だった。今回の研究では、二次元のシート状に骨格を拡張して「座布団型構造」をもたせるという独自の分子設計に基づいて、塗布型の有機半導体材料を新たに開発。これをペロブスカイト太陽電池のp型バッファ層に用いることで、従来の球状の分子である標準材料を用いた場合に比べて、最大で1.2倍の光電変換効率の向上を実現し、16.5%の光電変換効率を得ることに成功した。同材料は、独自の合成ルートにより、簡便かつ安価に製造することが可能で、すでに製造・販売について国内企業との共同研究を開始しており、1年以内に販売を開始する予定だという。若宮准教授は、「本研究で、ペロブスカイト太陽電池の高効率化につなげるための、有機半導体材料の分子設計指針を明確に示すことができました。これに基づいて、今後、安価で優れた特性を示す材料の開発が国内外で活発化し、ペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた研究が加速するものと期待されます」とコメントしている。
2015年12月11日Blue-Skyはこのほど、新鮮な有機野菜とフレンチごはんのお店「gina」を東京都・西麻布にオープンした。同店は、深夜27時(土曜日は23時)まで営業しているフレンチレストラン。ホテル「ミラコスタ」でフレンチとイタリアンの経験を積んだ末棟孝シェフが腕をふるう。「午前0時のフレンチごはん」をコンセプトに、夕食をとれず深夜になってしまった人にも、健康を気遣った料理を提供するとしている。21時からは「オーダーメイドタイム」となっていて、有機野菜を使ったサラダなど、季節ごとの食材を希望の調理法で楽しめる。12月はかに、ふぐ、白子、キャビア、うになどの食材が用意されているという。「ディナータイム」とされる18~21時は、和の食材をベースにしたフレンチを月替わりのコースを提供。料金は6,800円(税・サービス料別)となっている。
2015年12月08日科学技術振興機構(JST)と理化学研究所(理研)および京都大学(京大)は12月2日、新たに開発した半導体ポリマーを用いることで、有機薄膜太陽電池の光エネルギー損失を無機太陽電池並みまで低減することに成功したと発表した。同成果は、理化学研究所 創発物性科学研究センター 尾坂格 上級研究員、瀧宮和男 グループディレクターと京都大学大学院 工学研究科 大北英生准教授らの研究チームによるもので、12月2日付けの英科学誌「Nature Communications」オンライン版に掲載される。半導体ポリマーをp型半導体材料注として用いる有機薄膜太陽電池(OPV)は、次世代の太陽電池として注目されている。しかし、吸収した太陽光エネルギーを電力に変換する際に失うエネルギー(光エネルギー損失)が0.7~1.0eVと、市販のシリコン太陽電池などの無機太陽電池が0.5eV以下であるのに対して非常に大きい値を示すため、高効率化に向けて課題があった。今回、同研究チームは「PNOz4T」という半導体ポリマーを新たに開発。PNOz4Tを用いて作製したOPVは1.0Vの電圧を出力し、従来のものよりもはるかに高い値となった。この結果、PNOz4T素子の光エネルギー損失は約0.5eVと無機太陽電池並みに小さい値となり、またエネルギー変換効率は約9%と、光エネルギー損失が小さい系においては最高レベルのエネルギー変換効率を示した。PNOz4Tの性質を最大限に引き出すことができれば、実用化レベルのエネルギー変換効率15%も実現可能なため、同研究チームは2016年度中での12%達成を目指すという。
2015年12月03日