子どものための映画祭「キネコ国際映画祭」が明日から開幕する。本映画祭では国内外の24か国・54作品が集まり、作品の審査も子どもたちが行う。キネコ国際映画祭は子どもたちがスクリーンで映画を楽しめる恒例行事で、今年で27回目を迎える。プログラムは年齢別に組まれているため、言葉をまだ完全におぼえていない小さな子どもが楽しめる作品もあれば、観たあとに親と一緒に内容について話し合ったり、考えさせられるような作品も。4日(月)には字幕ナシで『スーパーパワー・ドッグス』をIMAX上映するプログラムも予定されている。また野外映画上映やミュージックライブ、気球体験、クイズ大会など、家族そろって、友達と一緒に参加できる催しも多数用意されている。毎年、会場は子どもたちでにぎわっており、小さな子どもが思わず泣きだしたり、大声をあげてしまっても周囲がそれを受け入れて、会場がより楽しいムードになることも。日ごろはあまり映画館に足を運べない、まだ一度も映画館に行ったことのない子どもが“映画館デビュー”を果たすのにも適したイベントになっている。なお、スマートフォンアプリ「ぴあ」をダウンロードして、アプリ内で表示できる“マルぴ“マークを映画祭期間中に子玉川ライズ中央広場インフォメーション&チケットカウンターに提示すると、先着100人に「キネコ国際映画祭」特製クリアファイルがプレゼントされる。27th キネコ国際映画祭11月1日(金)から11月5日(火)まで公式ホームページ:会場:109 シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、二子玉川公園、二子玉川ライズ ガレリア・二子玉川ライズ 中央広場
2019年10月31日毎年秋に池袋周辺で開催されること4年目、今年は「出会う。変わる。世界。」をテーマに国内外の多彩な舞台芸術作品を上演中の東京芸術祭。本日10月29日より東京芸術劇場で開催される、東京芸術祭ワールドコンペティション2019は、そんな今年のテーマを象徴する新たな取り組みだ。芸術祭総合ディレクターの宮城聰とコンペティションディレクターの横山義志曰く、「“優れた作品”って、どういうことなのか」を「観客のみなさんと一緒に考え」、「舞台芸術を評価する“尺度”を新たに生み出して」いく試みとのこと。次代を担う世界の表現者たちの作品を、審査員長のジュリエット・ビノシュ、副審査員長の夏木マリをはじめとする審査員が公開で審査する。対象となるのは、中国の戴陳連による影絵芝居『紫気東来ービッグ・ナッシング』、オーストラリアのシドニー・チェンバー・オペラによる言葉のないオペラ『ハウリング・ガールズ』、スペインのエル・コンデ・デ・トリフィエルによる演劇『可能性は風景の前で姿を消す』、ブルキナファソのシャルル・ノムウェンデ・ティアンドルベオゴによるフィジカル・シアター『たびたび罪を犯しました』、チリのボノボによる演劇『汝、愛せよ』、そして日本のdracomによる演劇『ソコナイ図』の6作品。各公演は有料だが、それぞれの推薦人によるプレゼンテーション及びトーク、そして審査会と授賞式には無料かつ予約なしで入場できる。新たな“尺度”が生まれる瞬間に立ち会ってみるのも一興だ。文:町田麻子
2019年10月29日来年11月、沖縄・石垣島から世界に向けて映画を発信し、地域の文化・芸術にふれる機会を創出する映画祭「石垣島ゆがふ国際映画祭」が開設決定。本祭に先立ち「2019年プレイベント」の開催も明らかになった。本映画祭のテーマは“Cinema at Sea”。作品選定委員が選りすぐった50以上の作品を揃え、「フサキビーチリゾートホテル&ヴィラズ」内のフサキビーチをメイン会場に、野外上映用の大型スクリーンを設置し、太平洋の島々にフォーカスした作品や実験的な映像、アニメーションなどを揃え、音楽パフォーマンスなどの地域の文化・芸術と共に鑑賞できる。ドキュメンタリー映画のコンペティション、海外講師を招いてのVRワークショップ、地域交流も視野に入れた世界標準の国際映画祭を目指していくという。今回この映画祭に先駆け、プレイベントを石垣市で3日間開催。音楽ドキュメンタリー映画『島々の歌~スモールアイランド・ビッグソング~』の上映や監督夫妻によるトークイベント、出演するミュージシャンのライブパフォーマンス。さらに、エイミー・アダムスやジェレミー・レナーらが出演する、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作SF感動ドラマ『メッセージ』や、自然保護区「オーストファールテルスプラッセン」で生を謳歌し死と対峙する生き物たちの1年を綴る『あたらしい野生の地―リワイルディング』。アジアの優れた映像クリエイターを発掘するイベント「Digicon6 Asia」のコンペティション歴代受賞作の中から、子どもも楽しめるアニメーション作品を選定した「Digicon6 Asia 受賞作品セレクション」と、4作品の上映が行われる。「石垣島ゆがふ国際映画祭」は2020年11月14日(土)~11月23日(月・祝)10日間開催予定。石垣島ゆがふ国際映画祭「2019年プレイベント」は2019年11月22日(金)~24日(日)開催。(cinemacafe.net)
2019年10月24日本日10月2日に東京・歌舞伎座で初日を迎える『芸術祭十月大歌舞伎』は、昼の部が『廓三番叟(くるわさんばそう)』『御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)』『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』『江戸育お祭佐七(えどそだちおまつりさしち)』の4本立て。夜の部は、通し狂言『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』に加え、歌舞伎舞踊『二人静』が上演される。歌舞伎座の十月公演は毎年文化庁芸術祭に参加しているが、令和最初となる今回の昼の部で注目したいのは、久しぶりの上演となる『江戸育お祭佐七』だ。神田祭の祭礼を背景に、いなせな鳶・佐七(尾上菊五郎)と小粋な芸者・小糸(中村時蔵)が織りなす恋模様。キップのよい江戸っ子をやらせたら右に出る者のいない菊五郎と、その一門のアンサンブルを楽しめる。『蜘蛛絲梓弦』は、ひとりの俳優の早替りが楽しめる変化舞踊。今回は片岡愛之助が小姓・太鼓持・座頭・傾城・蜘蛛の精の5役を演じ分ける。クライマックスでは千筋の糸を繰り出しての迫力ある立廻りが豪快かつ美しい。『廓三番叟』は、天下泰平や五穀豊穣を祈念する厳かな『三番叟』の変形バージョンのひとつで、遊郭の吉原の座敷を舞台に傾城、新造、太鼓持が踊る趣向だ。一方『御摂勧進帳』は別名“芋洗い勧進帳”とも言われる大らかな荒事。弁慶が番卒の首を豪快に斬りまくって天水桶に投げ込み、金剛杖で芋を洗うような動きを見せる。ひとつひとつは短いがさまざまなジャンルの4作品が見られるので、昼の部は歌舞伎初観劇の人にもうってつけだ。対する夜の部は、通し狂言『三人吉三巴白浪』。3人の泥棒が出会う〈大川端庚申塚の場〉から、大詰〈本郷火の見櫓の場〉まで長編の物語をじっくり堪能できる。和尚吉三が尾上松緑、お坊吉三が片岡愛之助、お嬢吉三は尾上松也と中村梅枝のWキャストという若い顔合わせ。偶数日出演の松也と奇数日出演の梅枝がそれぞれどんなお嬢吉三を演じるか、比べてみたくなる。『二人静』は同名の能を題材とした舞踊で、吉野の神社で神事に仕える若い娘(中村児太郎)に静御前の霊(坂東玉三郎)が乗り移り、現し世と常世が交わってふたりの静御前が寄り添って舞を舞う作品。能に造詣が深く、これまでも能を題材の舞台をいくつも手がけてきた玉三郎が繰り広げる幻想的な世界を楽しみたい。文:仲野マリ
2019年10月02日歴史をテーマにした世界で唯一の国際映画祭「第11回京都ヒストリカ国際映画祭」の全上映作品が発表になった。本映画祭は今年で11回を迎える関西の映画ファンにはおなじみの存在。今年も京都文化博物館を会場に、京都だから可能な企画、京都で観たいプログラムが揃った。オープニングを飾るのは、周防正行監督最新作『カツベン!』。タイトルの通り、サイレント映画に合わせて巧みな話術で作品を伝える“活弁士”の姿を描いた作品で、当日は上映だけでなく、本作を手がけた桝井省志プロデューサーと活動弁士の片岡一郎氏がトークショーを行う。日本のアニメーションの歴史を紹介する特別企画では日本初の長編カラーアニメーション『白蛇伝』4Kデジタル復元版が上映され、小田部羊一氏、勝間田具治氏、清水慎治氏が来場するほか、人気作や映画史を語る上で欠かせない貴重な作品が上映される。また、先ごろ放送が終了した連続テレビ小説『なつぞら』で描かれた時代の傑作アニメーションが集結。『太陽の王子 ホルスの大冒険』や『長靴をはいた猫』などの作品をスクリーンで堪能できる。さらに日本だけでなく海外にも熱狂的なファンを多くもつ『子連れ狼』シリーズ4作品を上映。京都は海外からの観客も多く、盛り上がりが期待できる。他にも世界中から集めた最新歴史映画の日本初上映や、映画の可能性を探るVR上映など多岐に渡るプログラムが決定。会場になっている京都文化博物館は丁寧な映写で映画ファンから愛されている場所だけに、今年も映画を愛する、歴史を愛する人々が連日、足を運ぶことになりそうだ。第11回京都ヒストリカ国際映画祭10月26日(土)から11月4日(月・祝)まで京都文化博物館で開催チケット発売日:10月5日(土)
2019年10月02日ヴァイオリ二ストの諏訪内晶子が芸術監督を務め、来年で6回目を迎える「国際音楽祭NIPPON 2020」の記者会見が9月13日に都内で行われ、来年、生誕250周年を迎えるベートーヴェンにちなんだプログラムや室内楽プロジェクト、さらに後進の育成として諏訪内が力を入れてきたマスタークラスなどの概要が発表された。【チケット情報はこちら】来年の音楽祭は2月から3月にかけて東京、名古屋、そして東日本大震災の被災地である岩手県釜石市で開催され、7つのプログラムが行われる。オーケストラとの共演ではジャナンドレア・ノセダの指揮により、ワシントン・ナショナル交響楽団を招いてチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」などが演奏される。デュオ・リサイタルでは、10年来の付き合いがあり、レコーディングも一緒に行なったこともあるピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュとの共演で【オール・ベートーヴェン・プログラム】と銘打ち、ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」、第7番、第9番「クロイツェル」 が演奏される。アンゲリッシュとの共演について諏訪内は「昨年、久しぶりに共演して、お互いに『また共演してみよう』という気持ちになり、ぜひ来てもらえないかとお願いしました。10年前とはまた違う表現ができるのではと今から楽しみです」と期待を口にする。さらに今回、過去にない新たな試みとして行われるのが室内楽プロジェクト。3名のプログラミング・アドバイザーを交えて「室内楽の中でも普通のプログラム、それとは相反するプログラムをどう見せ、聴かせ、表現していくか? 相談しながら決めていきました」と明かした。このほか釜石市民ホールでは、東日本大震災復興応援コンサートを開催。これまでも被災地を巡ってコンサートを開いてきた諏訪内は「音楽は、いろんな意味でエネルギーが言葉ではなく伝わる素晴らしい芸術だと思っています。エネルギーを届けることができればと思って活動を続けています」と震災復興支援への思いを語った。来年は、1990年に諏訪内が当時19歳、史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール1位を獲得してから節目の30年目の年となる。「当時はまだソビエト連邦で、高校を卒業したばかりで留学経験もない私が、なぜか国際コンクールで優勝し世界が一変してしまう経験をしました」と当時を振り返りつつ「長く活動して来て、どこかの時点で恩返しをしたいと思って始めたのがこの音楽祭。30年は短いようで非常に長かったです。いま40代の後半ですが、いろんなことを経験させていただき非常に充実しています。こうした企画を続けることができていることに感謝しています」と音楽祭へ強い思いと感謝の念を口にした。「国際音楽祭NIPPON 2020」は2020年2月14日(金)より3月15日(日)まで開催。チケットは9月21日(土)より一般発売。取材・文:黒豆直樹
2019年09月19日2018年はJリーグのベストイレブンにも選ばれた、タイ出身の北海道コンサドーレ札幌MF・チャナティップ選手。キュートな笑顔とチームを牽引する攻撃力でサポーターを虜にする彼の魅力に迫ります!写真・黒川ひろみ 文・薮内加奈「将来はサッカーの神さま・マラドーナのように」。父からはサッカー英才教育を。ーー現在25歳。4歳からサッカーを始められたそうですが、きっかけは?物心ついた時から、サッカー経験者の父にサッカーを教えてもらっていました。元アルゼンチン代表・マラドーナの大ファンでもあった父は、「将来はディエゴ・マラドーナのような選手になってほしい」と、独自で練習メニューを考えて教えてくれていたのを覚えています。ーーお父さまがあっての今のチャナティップ選手があるんですね。チャナティップ選手が考えるサッカーの魅力とは何ですか?サッカーは世界中で人気のスポーツなので、Jリーグも、代表戦も、海外リーグもあり、選手もたくさんいるから、自分の好きな選手を見つけて観戦を楽しめると思います。プレーする側からすると、チームスポーツなので、人間関係の構築に適していると思います。僕も小さい頃からサッカーで協調性を学びました。チャナティップ選手の天才的ドリブルが引き出すのは…?ーーなるほど。そんなチャナティップ選手のプレーで注目すべきは、小柄な体格ながら対戦相手を翻弄する素早いドリブルと圧倒的なボールキープ力だと思います。女性に自分の「こんなプレーを見てほしい!」というウリはありますか?(少し考えた後照れながら)自分のドリブルは女性の心を引き出せると思います。(笑)ーー!!! Jリーグを代表する名ドリブラーとして意味深発言! 恋愛もプレースタイルと同じく積極的に攻め込むタイプですか?好きな女性ができたらストレートに伝えます(笑)。ちゃんと言います、「好きだよ」「付き合ってくれませんか?」って。そういうところはもしかするとプレースタイルと似ているのかな。恋愛の駆け引きとかは基本得意ではないですね、というか方法がわかりません、誰か教えてほしい(終始照れながら)!ーーズバリ好きな女性のタイプは?明るい女性が好きですね。あ、僕、ひと目惚れしやすいです(笑)。美人で、歯並びがよくて、足がキレイな人。この3つが揃っていればもう完璧です(笑)。ーーちなみに日本の有名人で好きな人はいますか?女優の新木優子さん! 笑顔がかわいいですね! 日本人の女性と知り合う機会はあまりないのですが、シャイな人が多いイメージですね。タイの女性は喜怒哀楽がしっかり顔に表れる人が多いですが、日本の女性はそこまで強くなさそうと思っています。温かく受け入れてくれたサポーターとチームメイトに感謝。ーー慣れない恋愛質問に真摯に答えてくれたチャナティップ選手。タイから移籍し、3年目となる日本での生活。印象を聞くと……。実は日本に来るまでは、日本人は気難しくシリアスなイメージを持っていました。もちろん練習や試合中は厳しいムードの時もあるけれど、クラブ内の選手もサポーターもとてもフレンドリーで本当にうれしい。それはもしかすると、僕は基本相手には笑顔で接するから、相手も笑顔になってくれるのかもしれないですね。ーーチャナティップ選手の笑顔は周りを幸せにする力がありますよね。練習を拝見させていただきましたが、とても雰囲気がよく、練習を観に来ていたサポーターのみなさんとも距離が近いように感じました。札幌のサポーターは本当に温かく、いつも応援してくださることに感謝しかありません。クラブのメンバーも僕が加入した直後、慣れない練習の中で仲良くしてくれました。みんな仲が良いけれど、特にいいのは深井一希選手。彼はかっこいい。見た目がタイの女性に人気がありそうだし。(笑)好みのタイプを探しにスタジアムへ行くのがオススメ!ーー北海道コンサドーレ札幌に加入して3シーズン目に入るチャナティップ選手。あまりサッカーを観たことがない女性がJリーグを観戦するポイントを聞いてみました。サッカー選手は体格もしっかりしているし、何より見た目がかっこいい。女性にモテそうなおしゃれもしているしね(笑)。あまりサッカーを観たことがないという女性も、一度スタジアムに足を運んでみて、見た目が好みの選手を探してみたら楽しめるはず! もちろんコンサドーレの試合の時は、僕の「サイコー!」ポーズも期待していて!時折、「勉強している真っ最中」という日本語の単語を入れながら、こちらの目を見て真面目にインタビューに答えてくれたチャナティップ選手。周りを幸せにするタイの笑顔の英雄にこれからも目が離せません!Information現在、チャナティップ選手は、2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選を戦うタイ代表としてタイへ遠征中!チャナティップ選手Instagramチャナティップ選手のドリブルを実際に見に行こう!次のホームゲームは……?9月14日(土)ベガルタ仙台戦 ※札幌厚別公園競技場/14:00キックオフ食欲の秋!スタジアムグルメが充実!北海道コンサドーレ札幌公式ホームページリーグスタジアムへ行くのが難しい!という方はこちらで試合が観れます!
2019年09月07日今週末に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!「あいちトリエンナーレ2019」と「リボーンアート・フェスティバル 2019」が開幕、ズッカとイラストレーターNoritakeのコラボ展第3弾、表参道ヒルズで楽しむ「旨辛刺激MENU」etc...週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け! ◆「あいちトリエンナーレ2019」がついに開幕。サカナクションなど国内外80組以上のアーティストが参加(〜10/14)前回に引き続き芸術監督に津田大介を迎え、4回目の開催となる本年は、“情の時代 Taming Y/Our Passion”をテーマに、様々な表現を横断する最先端のアートを紹介。◆石巻でアートや音楽を楽しむ芸術祭「リボーンアート・フェスティバル 2019」が開催! (8/3〜9/29)豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた「アート」「音楽」「食」が楽しめる新しい総合芸術祭が、宮城県石巻・牡鹿地区を中心に58日間に渡り開催。レストラン「Reborn-Art Dining」の様子(2017年)◆京都・清水寺で陶芸アーティスト桑田卓郎の作品展「日々(にちにち)」(8/3〜25)清水寺で2012年にスタートした「FEELKIYOMIZUDERA」プロジェクトの一環として、アーティスト桑田卓郎の作品を展示。Tea Bowl, 2017© Takuro Kuwata, Photo by Kazuya Sudo◆ズッカ、イラストレーターNoritakeとのコラボ展第3弾! シャツワンピやリュックなどのコラボ商品が登場(〜9/10)ズッカとNoritakeによる共同企画展示の第3弾。「ねむくなる」をテーマにした多彩なコラボレーションアイテムがラインアップ。◆石田製帽が手掛ける、ヴィンテージ素材のストローハットの販売会がパスザバトンで開催(8/3〜終了日未定)パスザバトン(PASS THE BATON)丸の内店と表参道店にて、「石田製帽(ISHIDASEIBOU)」が手掛ける麦わら帽子の販売会を開催。◆表参道ヒルズに旨辛メニューが期間限定の登場! シビレ系担々麺から生姜カクテルまで(〜9/30)表参道ヒルズのレストラン10店舗にて、山椒や花椒、カレー、ハラペーニョ、生姜など多様な辛さがやみつきになる「旨辛刺激MENU」を提供。
2019年08月02日展覧会「奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月)までの期間、札幌芸術の森美術館にて開催される。古代に遡る豊かな歴史と、19世紀に産業革命を経験したことによる経済的・文化的な先進性をあわせ持つスペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、グルメ、スポーツなど、今もなお、あらゆる面で人々を魅了する世界有数の国際都市だ。「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」では、そんなバルセロナという都市の近代化が進んだ19世紀後半、イルダフォンス・サルダーの都市計画から、1888年のバルセロナ万国博覧会開催、1936年から1939年にかけてのスペイン内戦に至るまでの約80年間にフォーカスを当てる。会場では、現在のバルセロナの景観を形作った建築家アントニ・ガウディをはじめ、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリらによる絵画、彫刻、家具、宝飾品、図面、映像資料、写真などの作品約150点を展示。当時のカタルーニャに花開いた芸術の精華を紹介していく。また、チケットでは、2020年冬に札幌芸術の森美術館で開催される、アルフォンス・ミュシャの展覧会「みんなのミュシャ」とのセット券も用意。是非この貴重な機会に、世界的な芸術家たちの作品をまとめて楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月)開館時間:9:45~17:00(最終入館16:30)会場:札幌芸術の森美術館住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75<観覧料>・当日券一般 1,300円/高校・大学生 800円/小・中学生 500円・前売り券一般 1,200円/高校・大学生 700円/小・中学生 400円・図録付きチケット 4,440円販売期間:6月15日(土)10:00~8月20日(火)23:59販売場所:※ローソンチケットのみ(Lコード:92484)・「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」×「みんなのミュシャ」セット券 2,200円販売期間:6月15日(土)10:00~9月13日(金)23:59販売場所:ローソンチケットのみ(Lコード:11514)※価格は全て税込み。※小学生未満無料。※前売り券はローソンチケット(Lコード:11514)、チケットぴあ(Pコード:769-797)、セブンチケット、道新プレイガイド、札幌市民交流プラザチケットセンター、教文プレイガイド、札幌芸術の森美術館で購入可能。※図録は9月1日(日)以降、ローソン購入店店頭にて受け取り可能。【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090
2019年06月20日「札幌蚤の市」と「札幌もみじ市」が、2019年6月15日(土)と16日(日)の2日間、JRA 札幌競馬場にて開催される。「蚤の市」が北海道で初開催古いものと新しい持ち主との出会いが生まれるイベントとして、2012年にスタートした「蚤の市」。2019年5月には、第15回が過去最大規模で東京にて開催されたほか、東海や関西にも進出しており、現在では2日間で35,000人を超える来場者が訪れる人気イベントとなっている。そんな「蚤の市」が北海道に初上陸。時代や国を超えてやってきた古道具や、毎日の生活をもっと豊かにしてくれる古着や雑貨を扱う出店者70組以上が集結。物販以外にも、子供も一緒に楽しめるライブパフォーマンスやものづくり体験のワークショップなどのコンテンツを用意する。また、北欧の雑貨を集めた「北欧市」や、作家の個性が光る「豆皿市&箸置き市」など人気エリアも同時に展開される予定だ。「もみじ市」も同時開催もの作り人が集まるイベント「もみじ市」も「蚤の市」と同時開催。陶芸家、木工家、金工家、イラストレーターら40組以上が自らのブースを構えて作品を提供する。【詳細】札幌蚤の市&札幌もみじ市開催日:2019年6月15日(土)・16日(日)開催時間:9:15~16:00会場:JRA 札幌競馬場住所:北海道札幌市中央区北16条西16丁目1-1※入場無料【問い合わせ先】手紙社TEL:042-444-5367
2019年06月09日宮城県の石巻・牡鹿地区を中心に、アート・音楽・食を楽しむ総合芸術祭「Reborn-Art Festival(リボーンアート・フェスティバル) 2019」が開催されます。期間は2019年8月3日(土)~9月29日(日)まで。2019年のメインテーマは“いのちのてざわり”。各エリアに展示されるアート作品やここでしか味わえない地元食材を使った料理を堪能してみませんか。「Reborn-Art Festival」とは?宮城県の牡鹿半島と石巻市街地を主な舞台に、豊かな自然と地元の方々と作り上げた“アート”、“音楽”、“食”を楽しめる、新しい総合芸術のお祭りです。東日本大震災で大きな被害を受けた地域のひとつである石巻・牡鹿地区で、国内外の現代アーティストがアート作品の展示や、さまざまなスタイルの音楽イベントを開催。また、各地より集まった有名シェフたちが地元の食材を使った、ここでしか味わえない食の提供などが実施されます。そうして生まれるたくさんの“出合い”をきっかけに、地域復興や振興につながるさまざまな循環を生み出すことを目指したイベントです。オープンニングライブ「転がる、詩」「Reborn-Art Festival 2019」のオープニングを飾るのは、石巻市総合体育館で開催される音楽イベント「転がる、詩(シ)」。櫻井和寿さんや宮本浩次さんをはじめとする豪華出演アーティストが、日本の音楽のオリジナリティである“詩”に注目し、さまざまな時代の名曲を披露します。開催日時2019年8月3日(土)開場 16:00/開演 17:00/終演19:00(予定)2019年8月4日(日)開場 15:00/開演 16:00/終演18:00(予定)会場石巻市総合体育館(宮城県石巻市泉町3-1-63)出演アーティスト櫻井和寿/宮本浩次/Salyu/青葉市子小林武史(キーボード)/名越由貴夫(ギター)/TOKIE(ベース)/椎野恭一(ドラム)/四家卯大(チェロ)/沖祥子(バイオリン)チケット指定席+リボーンアート・パスポート:9,000円(税込)【一般発売】2019年7月6日(土)~各プレイガイドにて販売舞台『四次元の賢治 -完結編-』宮沢賢治の諸作をベースに、思想家・中沢新一さんが脚本を手掛け、小林武史さんがオペラに仕上げた異色の舞台が、いよいよ完結を迎えます。2017年の第1幕上演から約2年。新たなキャストに、満島真之介やコムアイなどが登場します。ほかに類を見ない瞑目のオペラをお見逃しなく。脚本/音楽中沢新一/小林武史原案宮沢賢治出演キャスト満島真之介/Salyu/コムアイ(水曜日のカンパネラ)/ヤマグチヒロコ ほか岩手公演概要日程:2019年7月13日(土)開場 16:00/開演 16:30/終演 18:30(予定)会場:釜石市民ホール TETTO(岩手県釜石市大町1-1-9)チケット(指定席):一般:4,000円(税込)宮城公演概要日程:2019年9月22日(日)・23日(月・祝)会場:塩竈市杉村惇美術館(宮城県塩竈市本町8番1号)チケット:後日発表アート作品展示エリアのテーマと参加アーティスト紹介鮎川エリアテーマ:“目をこらす 耳をすます”(Gazing and Listening)キュレーター:島袋道浩参加アーティスト:島袋道浩/青葉市子/石川竜一/野口里佳/吉増剛造荻浜エリアテーマ:“プライマル エナジー –原始の力”(Primal Energy)キュレーター:名和晃平参加アーティスト: 今村源/名和晃平/村瀬恭子/WOW小積エリアテーマ:“鹿に導かれ、私たちを見るとき”(With Deer as Our Guides, We Look at Ourselves)キュレーター:豊嶋秀樹参加アーティスト:淺井裕介/在本彌生+小野寺望/坂本大三郎+大久保裕子/志賀理江子/堀場由美子市街地エリアテーマ:“街のマンガロードとアートロード”(Manga Road and Art Road of the city)キュレーター:有馬かおる参加アーティスト:【アートロード】Ammy/有馬かおる/大槌秀樹/工藤玲那/後藤拓朗/是恒さくら/渋谷剛史/シマワキユウ/白丸たくト/SoftRib/ちばふみ枝/富松篤/根本裕子/halken LLP/久松知子/古里裕美/ミシオ/守章【マンガロード】青木俊直/石巻劇場芸術協会/オザワミカ/たなか亜希夫/八重樫蓮/ヤグチユヅキ網地島エリアテーマ:“ネクスト・ユートピア”(Next Utopia)キュレーター:和多利恵津子/和多利浩一参加アーティスト:浅野忠信/伊藤存+青木陵子/梅田哲也/小宮麻吏奈/ジョン・ルーリー/バリー・マッギー/真鍋大度/持田敦子/ロイス・ワインバーガー石巻駅前エリアテーマ:“海へのアート=リチュアル”(Art-Ritual for Sea)キュレーター:中沢新一参加アーティスト:ザイ・クーニン桃浦エリアテーマ:“リビングスペース”(Living Space)キュレーター:小林武史参加アーティスト:アニッシュ・カプーア/草間彌生/久住有生/SIDE CORE/中崎透/パルコキノシタ/深澤孝史/増田セバスチャン/村田朋泰食を体験するツアー「石巻フードアドベンチャー」フードディレクターのジェローム・ワーグと原川慎一郎がプロデュースする参加型イベント開催。コンセプトは“Before We Cook –the nature of food”。石巻・牡鹿半島の食材や自然を巡るツアーで、自らの体を通して発見を学びを得られる食の冒険を楽しんで。精鋭の料理人たちが贈るシンプルな絶品料理を堪能レストラン「Reborn-Art DINING」では、地元の旬食材をふんだんに使用した、素材をダイレクトに堪能できるシンプルな料理をご提供。全国から集まった精鋭の料理人たちが贈る、それぞれの個性を活かしたここでしか味わえない逸品を堪能してください。「Reborn-Art Festival 2019」概要開催期間2019年8月3日(土)~9月29日(日)58日間※水曜休祭予定※網地島エリアは8月20日(火)より開催会場牡鹿半島/網地島/石巻市街地/松島湾(宮城県石巻市・塩竈市・東松島市・松島町・女川町)リボーンアート・パスポート(作品鑑賞パスポート)【前売り】一般:2,500円(税込)/高・専・大学生:2,000円(税込)/中学生以下:無料【当日(8月3日以降)】一般:3,000円(税込)/高・専・大学生:2,500円(税込)/中学生以下:無料イベント情報イベント名:Reborn-Art Festival 2019催行期間:2019年08月03日 〜 2019年09月29日住所:宮城県牡鹿半島・網地島・石巻市街地・松島湾(宮城県石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)
2019年06月06日「あいちトリエンナーレ2019」が、2019年8月1日(木)から10月14日(月・祝)まで、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館をはじめ、名古屋市内、豊田市内を中心に開催される。国内最大規模の国際芸術祭、津田大介が芸術監督「あいちトリエンナーレ2019」は、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭。4回目となる2019年は、津田大介が芸術監督を務め、「情の時代」をテーマに国内外からアーティスト80組以上を迎える。国際現代美術展をはじめ、映像プログラム、パフォーミングアーツ、音楽プログラムなどを開催する。様々な表現を横断する、最先端のアートを楽しめるイベントとなっている。〈国際現代美術展〉田中功起、ミリアム・カーンなど国内外アーティスト集結国内外の60組程度のアーティスト・団体の作品を展示し、最先端の現代美術を紹介する国際現代美術展は、広域にわたって展開。愛知県美術館を含む愛知芸術文化センターをメインに、名古屋市美術館、名古屋市内の四間道・円頓寺、豊田市美術館、豊田市駅周辺などで作品を展示する。「複数の人間が、過去、現在、未来において、ある出来事や経験を共有することは可能か」という問いを、記録映像やインスタレーション、テキスト、トークなどで探求する田中功起や、古典的な名画やSNSで公開された写真などを引き延ばして重ねた下図から作品制作を行う今津景、近代から現代に至る歴史を紐解き、女性の立ち位置を鑑賞者に問う作品を制作する碓井ゆいなど、個性豊かなアーティストが集結。また、ピエロたちが、夢を見る/おならをする/お願いする/嘘をつくなどの、一人の人間が24時間のうちに行う45のふるまいを表現した《Vocabulary of Solitude》(直訳:孤独のボキャブラリー)を制作したウーゴ・ロンディノーネや、原爆をめぐる「美」と「倫理」の葛藤を主題にした水彩、個の存在を曖昧にする抽象的な油彩を制作するミリアム・カーンや、メキシコのフェミニスト・アートのパイオニア的存在であるモニカ・メイヤーも注目したいアーティスト。さらに、先端科学技術に関心を寄せるアーティストであり、科学技術者のジェームズ・ブライドル、取材結果をアニメ、演劇、ヒップホップ、アプリなど、多様な表現をもちいて展開する米国の非営利報道機関「CIR(調査報道センター)」など、アートとその他の社会的な領域を越境するアーティストも多く参加。現代の時代性を反映した、バラエティに富んだ芸術作品の魅力を堪能できそうだ。〈音楽プログラム〉サカナクション、純烈のライブパフォーマンスロックやポップスなどのポピュラーミュージックを新たなプログラムとして加え、ライブ形式でパフォーマンスを実施。愛知芸術文化センターでは、美術と音楽の垣根を越えた音楽プログラム「あいちトリエンナーレ2019 MUSIC & ARTS FESTIVAL」が開催される。サカナクションは、“空間インスタレーション”とも呼べる独自のライブパフォーマンス「暗闇 -KURAYAMI-」を、8月7日(水)から11日(日)までの4日間連続で、愛知県芸術劇場大ホールにて展開する。通常公演とは趣向の異なる実験的な内容になっており、豊かな音楽体験を提供する。また、歌謡グループ・純烈プロデュースの「純烈 Presents『1969年の前川清と藤圭子~昭和を彩るロックとブルース~』」も9月15日(日)・16日(月・祝)に開催される。四間道・円頓寺でのライブや音楽祭四間道と円頓寺では、「円頓寺デイリーライブ」と「なごの音楽祭」の2つの音楽プログラムを展開。「円頓寺デイリーライブ」は、長久山 円頓寺の駐車場に特設ステージを設置し、毎週木曜日から日曜日の19時から1時間、日替わりの音楽ライブを実施。若手からベテランまで様々なアーティストが出演し、アコースティックの弾き語りをはじめとする様々なジャンルの音楽を演奏する。一方の「なごの音楽祭」は、円頓寺の駐車場以外にもステージを拡大し、10月12日(土)の1日限りで開催する音楽フェスティバル。多彩なアーティストが「あいちトリエンナーレ2019」のフィナーレに向けて音楽で会場を盛り上げる。〈映像プログラム〉間接的に震災の被害を表現した映像作品など国内外の10組程度のアーティスト・団体の映像作品を、愛知芸術文化センターを中心に上映。人に寄り添い、その話に耳を傾けることで東日本大震災の被害を浮き彫りにする小森はるかや、職業俳優ではないキャスティングでリアリティを表現する富田克也などの作品を楽しめる。8月9日(金)には、ミッドランドスクエア シネマを会場に特別オールナイト上映を開催。“情の時代”のテーマから特別に選定された映画作品を中心に『グレイテスト・ショーマン』や『メッセージ』など5作品を上映する。〈パフォーミングアーツ〉演劇など舞台芸術会期中、8月1日(木)から4日(日)まで、9月6日(金)から8日(日)まで、10月11日(金)から14日(月・祝)までの期間を「パフォーミングアーツ・フォーカス期間」とし、演劇など複数演目を集中的に上演する。“きも可愛い”動物キャラクターたちが生息する遊戯空間を描き出すサエボーグや、劇団うりんこ+三浦基+クワクボリョウタ、ベルリンを拠点にするアーティスト・ミロ・ラウ(IIPM) + CAMPOなどの舞台芸術が展開される。また、国際現代美術展の参加アーティストによるレクチャー形式のパフォーマンス、オーディションやワークショップを経て創作される参加型プロジェクトも実施される。豊田市美術館では「クリムト展」同時開催豊田市美術館や豊田市駅周辺でもアート展示を展開。豊田市美術館では、「あいちトリエンナーレ2019」会期中、「クリムト展 ウィーンと日本1900」を同時開催。グスタフ・クリムトの貴重な油彩画などが集結する。また、「あいちトリエンナーレ2019」参加アーティストのうち20組程度がメイン会場での展示作品とは異なる作品40点程度を愛知県内4か所で巡回展示する「モバイル・トリエンナーレ」も開催。設楽町、津島市、小牧市、東海市を巡回する。詳細あいちトリエンナーレ2019 情の時代会期:2019年8月1日(木)~10月14日(月・祝)会場:愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)、豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺) 他国際現代美術展チケット:・1DAYパス 一般 1,600(1,400)円、大学生1,200(900)円、高校生600(500)円・フリーパス 一般 3,000(2,800)円、大学生 2,300(2,000)円、高校生 1,100(1,000)円・クリムト展セット券(豊田会場限定) 大学生以上 2,000(1,800)円※( )内は7月31日(水)まで発売の前売り券。※中学生以下無料。※高校生は、行事や部活動での観覧の場合、観覧日当日に限り無料(要事前申込)。※障害者手帳持参者と付き添い1名までは観覧無料。当日、会場チケット売り場で手帳の提示が必要。※映像プログラム、パフォーミングアーツ及び音楽プログラムについては、別途入場料が必要となる場合あり。※音楽プログラム(サカナクション及び純烈の公演)/パフォーミングアーツについては、4月1日から発売の国際現代美術展のチケットでは観覧不可。※大学生・高校生区分のチケット持参者は、身分証明書の提示が必要な場合あり。※クリムト展とのセット券では、「あいちトリエンナーレ2019」豊田会場及び豊田市美術館開催の「クリムト展」のみ観覧可能。■サカナクション「暗闇 -KURAYAMI-」公演日:2019年8月7日(水)・8日(木)・10日(土)・11日(日)時間:昼公演 14:30開場、15:00開演/夜公演 18:30開場、19:00開演※8月7日(水)については、夜公演のみ会場:愛知県芸術劇場大ホール住所:名古屋市東区東桜1-13-2料金:S席 5,800円、A席 4,800円、B席 3,800円チケット先行抽選販売期間:2019年年6月11日(火)正午~6月17日(月)23:59までチケット一般発売日(先着順):2019年6月30日(日)10:00チケット販売場所:イープラス※1人1公演のみ4枚までの販売。※未就学児入場不可。チケットに関する問い合わせ先:ライブマスターズ株式会社 03-6379-4744(平日正午~17:00)■純烈 Presents『1969年の前川清と藤圭子〜昭和を彩るロックとブルース〜』公演日時:2019年9月15日(日) 開場 15:00、開演 16:00・16日(月・祝) 開場 14:00、開演 15:00会場:愛知県芸術劇場大ホール料金:S席 6,500円、A席 4,000円、B席 2,500円出演者:純烈、マルシア、紘毅、西田あい、朝倉さや※前川清本人の出演はなし。チケット先行先着販売日:2019年6月11日(火)AM7:00~6月12日(水)23:59先行受付TEL:0570-02-9979 ※電話のみ受付。申し込む際は「発信者番号通知」が必要。※公衆電話、発信者番号通知のない電話および一部携帯電話・IP電話は受付不可。チケット一般発売日:2019年6月29日(土) 正午一般受付場所:サンデーチケット(052-320-9000)、チケットぴあ(0570-02-9999)(Pコード 150-576)、ローソンチケット(0570-084-004)(コード 43938)、イープラス、LINEチケット、名鉄チケットセンター、芸文プレイガイド※未就学児入場不可。チケットに関する問い合わせ先:株式会社サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(平日・土日 10:00~18:00)■円頓寺デイリーライブ開催日:8月1日(木)~10月11日(金)までの期間の木・金・土・日開催時間:19:00~20:00会場:円頓寺駐車場住所:愛知県名古屋市西区那古野1-11-7料金:無料■なごの音楽祭開催日時:10月12日(土) 12:00~20:00(予定)会場:円頓寺駐車場およびまちなか農園えんどうじ料金:無料■映像プログラム上映期間:9月15日(日)~9月29日(日)会場:愛知芸術文化センター アートスペースA住所:愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 12階上映作品:『ウロボロス』(2017)、『デトロイト』(2017)、『共犯者たち』(2017)、『A Day in the Aichi(仮)』(2019)、『ハイ・ライフ』(2018)、『夜明け』(2019) 、『ホドロフスキーのサイコマジック』(2019) 、『空に聞く』(2018) 、『コンゴ裁判』(2017) 『民族の祭典』(「オリンピア」第1部)(1938) 、『美の祭典』(「オリンピア」第2部)(1938)、『愛と法』(2017) 、『さよならテレビ』(2018)、『典座-TENZO-』(2019)、『Grand Bouquet』(2019)※上映スケジュールなどの詳細は後日発表。■ミッドランドスクエア シネマ 特別オールナイト上映開催日:8月9日(金)開催時間:21:00~6:00(予定)会場:ミッドランドスクエア シネマ スクリーン9番住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-11-27 シンフォニー豊田ビル2階料金:2,000円上映作品:『グレイテスト・ショーマン』(2017)、『search/サーチ』(2018) 、『メッセージ』(2016)、『典座-TENZO-』(2019)、『Grand Bouquet』(2019)※国際現代美術館展のチケットでは入場不可。※チケットは7月8日(月)より、チケットぴあにて販売。■パフォーミングアーツチケットウェブ先行発売時期:2019年6月1日(土) 0:00~7日(金) 17:00※上記期間中は通常料金より10%オフ一般発売時期:2019年6月8日(土) 10:00~※各演目により料金が異なる。詳細は公式ウェブサイトに記載。■モバイル・トリエンナーレ会期/場所:・8月23日(金)~ 8月25日(日) 設楽町田口特産物振興センター・8月30日(金)~ 9月1日(日) 津島市文化会館・9月6日(金)~ 9月8日(日) 小牧市市民会館・公民館・9月20日(金)~ 9月23日(月・祝) 東海市芸術劇場
2019年06月02日宮城県石巻・牡鹿地区を中心に開催されるアート・音楽・食の総合芸術祭「リボーンアート・フェスティバル(Reborn-Art Festival)2019」が、8月3日から9月29日までの58日間にわたって開催される。「リボーンアート・フェスティバル」は、音楽プロデューサー小林武史が実行委員長を務める、豊かな自然を舞台に地元の人々と作りあげた「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しい総合芸術祭。2017年7月22日から石巻・牡鹿地区を中心に51日間にわたって初めて開催し、延べ26万人が来場した。石巻・牡鹿地区は、東日本大震災で大きな被害を受けた地域の一つ。ここに、国内外の現代アーティストが訪れ、地域と触れ合いながらアート作品をつくり、さまざまなスタイルの音楽イベントや、日本各地から集まった有名シェフたちが地元の人・食材と出会い、ここでしか味わえない食を提供したりとなど、たくさんの「出会い」を生み出す場となる。その「出会い」がきっかけとなり、地域復興や振興につながる様々な循環を生み出すことを目指している。レストラン「Reborn-Art Dining」の様子(2017年)2回目となる今回は、宮城県の牡鹿半島と石巻市街地、松島湾に加えて、網地島での開催が決定。アート作品展示エリアのキュレーションは、島袋道浩、豊嶋秀樹、有馬かおる、ワタリウム美術館の和多利恵津子・浩一、中沢新一が担当。またフードディレクターは、ジェローム・ワーグ、原川慎一郎が担当する。参加アーティストは、吉増剛造、青葉市⼦、島袋道浩、今村源、村瀬恭子、名和晃平、坂本⼤三郎+大久保裕子、津⽥直、堀場由美子、オザワミカ、青⽊俊直、たなか亜希夫、山形芸術界隈、石巻のキワマリ荘、ART DRUG CENTER、浅野忠信、伊藤存+⻘⽊陵子、小宮麻吏奈、ロイス・ワインバーガー、ザイ・クーニン、草間彌⽣、増⽥セバスチャン、パルコキノシタら。8⽉3⽇と4⽇には、58⽇間のオープニングを飾る音楽イベントが⽯巻市総合体育館にて開催される他、2017年に第1幕を上演したポストロックオペラ「四次元の賢治」の完結版が上演されるなど、見逃せない音楽イベントも多数行われる。四次元の賢治(2017年)実行委員長の小林武史氏は、「自然の猛威による未曾有の震災が残した爪痕はいまもまだ東北のあちこちで散見できる。それを単純に<ネガティヴ>と形容することには躊躇いがあるにせよ、そこから転じた<ポジティヴ>が『Reborn-Art=人が生きる術』をキーワードとするこの芸術祭を形作ってきたのは確かだ。2017年の第1回ではアートを媒介にして人の想いや繋がりが新たにさまざまに生まれていった。来たる2019年の第2回は『いのちのてざわり』をテーマに掲げようと思う。暴走する経済をはじめとした現代社会の状況は、人が生きることの本質からどんどん遠ざかりつつあるように見える。石巻でしか生まれ得ない『いのち』という我々の根源に深く触れることのできる作品を、そこで新たな<ポジティブ>をみつける未来に向けたダイナミズムを、ぜひ体感していただきたい」とコメント。新たな展⽰エリアの網地島をはじめ、初年度に参加した現代アーティストたちによるキュレーションによって⽯巻市街地と牡⿅半島の各エリアが豊かな⾃然とともに彩られ、複数の展覧会が半島を連ねるように開催される今年の「Reborn-Art Festival 2019」に、ぜひ足を運んでみては。なお、会期中すべてのアート作品を鑑賞することができる作品鑑賞パスポート前売り引換券は販売中。詳細は販売サイト()にて。【イベント情報】Reborn-Art Festival 2019会期:8月3日~9月29日※網地島エリアは8月20日~会場:牡鹿半島、網地島、石巻市街地、松島湾(石巻市、塩竈市、東松島市、松島町、女川町)水曜日は休祭予定(8月14日およびイベント開催日は除く。詳細は後日発表)
2019年03月27日演出家・劇作家・俳優の長塚圭史が4月1日よりKAAT神奈川芸術劇場の芸術参与に就任する。その記者懇談会が開かれ、同劇場の芸術監督・白井晃と共に取材に応じた。今回の就任について白井は「神奈川芸術文化財団には今まで“芸術参与”という役職はなかったのですが、この度、制度を整備していただきました」と説明し、その理由を「ひとつは、私の芸術監督の任期が2020年度までになっているので、それまで芸術面で私の仕事のサポートをしていただくことが目的です。もうひとつは、2021年度からの新監督就任を見据えての準備期間です」と話した。長塚は「(これから着手する)2021年度からのプログラムを一緒に作っていくという大きな狙いもあるのですが、それと同時に劇場にとってのインフラを整えていく力になれたらと考えています」と意気込む。それに向けてまずやるべきは「散歩かな」と笑い、「この街がどういう場所なのかよくよく見つめる時間が持てたらと改めて思っています。そしてこの場所にちなんだことを、長期的な展望の中でつくりたい」を語った。白井は長塚を「数少ないよく話す演劇人。私にとってよきパートナーでもありますし、相談相手でもあります」と話し、この抜擢の理由を「1番大きいのは、彼が僕より18歳も若いことです。私が経験してきた演劇的な経験と、長塚さん世代が経験されてきたことは違う。演劇観というものが徐々に変化していることを肌で感じており、そういう意味で長塚さんの若い視点が必要になると思いました。僕はこの劇場に“事件を起こしていきたい”と思ってやってきましたが、その事件を起こすためには馬力が必要です。今までが芸術監督ひとりでの1輪駆動だったとするならば、2輪駆動にして2年間走って、その状態で長塚さんに(芸術監督を)お渡ししたいという思いがあります」と述べた。自身が演劇で積んできた経験がこの新しい任務にどう活かされるかの問いに長塚は「僕は、習慣的になって慣れ親しんで忘れてしまうことに対していつも危機感を抱いていて、“このままじゃダメだ”と思ったら、それは時に乱暴なやり方でも、つくっては壊し、壊してはつくって、どうにかやってきました。そういう思い切りの良さを携えながら、まずは参与をまっとうし、その先に繋げていきたいと思います」と答えた。長塚はこれから2年間、芸術参与の任務を遂行する。また、同劇場で12月に上演される「常陸坊海尊」の演出を手掛ける。取材・文:中川 實穗
2019年03月27日「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」が、北海道の 札幌芸術の森美術館にて2022年4月19日(火)から6月28日(火)まで開催される。ピクサーを支える"科学"に迫る「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」は、ピクサー・アニメーション・スタジオの作品を生みだす技法と科学に迫る人気の展覧会。「The Science Behind PIXAR」の名称で、2015年にボストンサイエンスミュージアムにて初開催されてから、アメリカ、カナダ、日本、香港を巡回し、計250万人以上を動員した。日本国内では東京、新潟、大阪、福岡、名古屋にて開催され、広島でも2022年2月11日(金)から3月27日(日)まで開催される。アニメーション制作の裏側を"体験"『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、世界中の人々を魅了する作品を生み出してきたピクサー・アニメーション・スタジオ。近年では『2分の1の魔法』や『ソウルフル・ワールド』といった映画も公開されている。「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」では、そんな魅力的なアニメーションを生み出す制作のひみつを、実際のアニメーションに触れながら解き明かしていく。体験できる8つの工程来場者が展覧会で体験できるアニメーション制作の工程は、以下の8つだ。各エリアでは、一部作品を除いてキャラクターと写真撮影することもできる。1.モデリング(Modeling) - キャラクターの形をつくるアーティストが描いたスケッチをベースに、コンセプト・アートに沿ってデジタルモデラーがキャラクターのバーチャル3Dモデルを制作する。2.リギング(Rigging) - キャラクターの動きをつくるモデリングによって生み出されたキャラクターをリアルに動かすために仮想の骨や関節、筋肉をつくり、キャラクターの動きを設計する。3.サーフェイス(Surfaces) - 髪や服などの外見を決めるキャラクターの髪や服装などの質感を決める。たとえば洋服の素材は何か、新品か、古びているかなどをオブジェクトの表面を加工して表現していく。4.セット & カメラ(Sets & Cameras) - 物語の世界をつくるセットデザイナーがバーチャルの世界を構築。カメラアーティストが構成・カメラアングル・レンズタイプなどを決め、バーチャルの世界を撮影する。5.アニメーション(Animation) - キャラクターを動かしてみるアニメーターがキャラクターに演技をつけ、ストーリーに命を吹き込み、キャラクターの感情を表現していく。6.シミュレーション(Simulation) - キャラクターの髪や服を動かすシミュレーションプログラマーにより、キャラクターの髪の毛や衣服をリアルに動かす設定をする。7.ライティング(Lighting) - 昼や夜などの明かりを調節する照明デザイナーが照明効果でシーンに強弱をつけ、ストーリーの感情を引き出していく。観客の視線を誘導し、情感溢れるシーンに仕上げる。8.レンダリング(Rendering) - 映画館などで楽しめる状態にするすべての制作工程を最終的な2Dイメージへと仕上げ、アニメーションを作り上げる。【詳細】「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」会期:2022年4月19日(火)~2022年6月28日(火) ※4月25日(月)休館会場:札幌芸術の森美術館(北海道札幌市南区芸術の森2-75)時間:4月、 5月 9:45~17:00/6月 9:45~17:30(最終入館は閉館の30分前)観覧料金:一般・大学生 1,500円(1,400円)、中高生 1,300円(1,200円)、小学生 900円(800円)※( )内は前売料金、 または20人以上の団体料金※小学生未満は無料※65歳以上は当日料金1,400円。 年齢のわかるものの提示が必要※障がい者手帳・療育手帳等を当日窓口に提示すると、本人と付き添い1名が無料となるチケット発売開始日:2022年1月22日(土) 10:00※状況により、内容や入場時間などの変更、中止となる場合あり※最新情報は札幌芸術の森美術館、STVイベントホームページにて告知※画像は東京展開催時の様子。内容は会場によって異なる場合あり【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090「PIXARのひみつ展」はボストンサイエンスミュージアムがPIXARとの協力により開発したものです。© Disney/Pixar. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
2019年03月17日「瀬戸内国際芸術祭 2019」の開幕まで52日となる3月5日から、渋谷ヒカリエの8階にある8/ CUBE1・2・3にて、「瀬戸内国際芸術祭 2019開幕直前展」が始まる。本展では、約2週間に渡ってさまざまなイベントや展示を通して、瀬戸内国際芸術祭 2019の魅力や最新情報を発信していく。また期間中は会場にて、作品鑑賞パスポートや公式グッズの購入も可能。初日の3月5日には、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムより、参加作家や作品・プロジェクトの全貌が紹介されるプレゼンテーションや、平井卓也クールジャパン戦略担当大臣と北川フラム総合ディレクターとのトークセッションを開催予定。>>「瀬戸内国際芸術祭 2019」詳細についてはここからチェックしよう!Photo Osamu Nakamura【イベント情報】瀬戸内国際芸術祭2019開幕直前展会期:3月5日~17日場所:渋谷ヒカリエ 8階 8/ CUBE1,2,3住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1時間:11:00~20:00入場無料
2019年03月01日2018年に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで初開催され、大盛況に終えた「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭」。今回は4月27日(土)、28日(日)の2日間、びわ湖ホールとその周辺で開催される。開催に向けて2月20日、プログラム発表の記者会見が行われ、びわ湖ホール館長の山中隆、芸術監督・沼尻竜典らが見どころを語った。「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2019」チケット情報「お祭りのような賑わいの中で、本格的なクラシックコンサートを」と、沼尻がプロデュースするこの音楽祭。厳選した一流アーティストやオーケストラの競演を気軽に楽しめるのが魅力のひとつだ。「とにかく私が腐心したのは“質”です。お祭りとはいえ、普段びわ湖ホールで行われている公演に勝るとも劣らない内容のものを低料金でお届けできるようにと考えました。ファン感謝デーのような趣もありますので、いつもびわ湖ホールに来ていただいているお客様に、演奏家たちのいつもと違う面をお見せしたいとも思っております」(沼尻)今年はヴェルディの歌劇『運命の力』第4幕のアリアのタイトル「神よ、平和を与えたまえ」がテーマ。そこには「いろんなところで紛争が起きたり、人の心の荒みによるさまざまな問題が生じている。みんなで音楽を奏で、歌うことで世の中が少しでも良い方向に向かえば」という思いが込められ、27日(土)のオープニングコンサートで演奏される。また、2010年ミュンヘン国際音楽コンクールで1位を獲得、現代を代表するチェリストのユリアン・シュテッケルや、幼少期から「神童」と呼ばれ、名だたる指揮者と競演しているピアノのコンスタンチン・リフシッツなど、海外からも豪華アーティストが参加。圧巻の演奏を見逃す手はない。2日間で約62公演が行われ、夜の湖畔広場で行われる幻想的な「かがり火コンサート」、「0歳児からのコンサート」なども開催。湖畔では滋賀県の特産近江牛や湖魚も味わえる屋台がずらりと並び、音楽祭限定メニューも展開される。メインロビーでは、滋賀県内の老舗による和菓子や日本酒の販売も。クラシック好きの人はもちろん、クラシックに敷居の高さを感じていた人にも「気軽にクラシックに触れられる」と大好評の本公演。ゴールデンウィークの始まりは、家族や友人と共に極上の音楽をぜひ。人気公演のチケットは早めの入手がオススメだ。「近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2019」は4月27日(土)、28日(日)、びわ湖ホールとその周辺にて。チケットは2月24日(日)一般発売。取材・文:黒石悦子
2019年02月22日「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」が、2019年10月5日(土)から27日(日)まで、ロームシアター京都などで開催される。国内外の気鋭アーティストが参加「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」は京都市内の劇場を中心に、国内外の先鋭的な舞台芸術を紹介する芸術祭。第10回目を迎える2019年は「世界の響き〜エコロジカルな時代へ」をテーマに、日本をはじめ、欧米以外の国・地域から先駆的な活動を行うおよそ10組のアーティストを招いた公式プログラムを展開する。ウィリアム・ケントリッジによるシューベルト『冬の旅』南アフリカからは、ドローイング・映像・オペラの舞台監督・美術家であるウィリアム・ケントリッジが選出された。植民地政策やアパルトヘイトなど母国である南アフリカの社会政治的状況を視覚的に表現した作風や、コマ撮りアニメーションで注目を集めているアーティストだ。今回は、世界的に有名なバリトン歌手のマティアス・ゲルネ、ピアニストのマルクス・ヒンターホイザーを迎え、シューベルトの『冬の旅』を上演する。神里雄大による外来魚から着想した舞台日本からは、岡崎藝術座を立ち上げた作家・舞台演出家の神里雄大が参加。政治や社会情勢への態度を積極的に作品に反映させながら、わかりあえない他者との共時性をテーマとした作品を発表しており、海外公演も多数行っている。今回はある釣り人の話を出発点に、外来魚のリリースが禁止されている琵琶湖で「外来魚回収ボックス」について調査した作品「ニオノウミにて」(仮)を上演。生態系を守ることと、「人間が持ち込んだ」生き物の命が天秤にかけられているという点に着目し、ナショナリズムと移民の問題について考察する。ブシュラ・ウィーズゲンによるダンスパフォーマンス16歳から独学でダンスを学び、映画、文学、音楽などを題材に実験的な作品を発表し続けているモロッコ出身のダンサー・振付家、ブシュラ・ウィーズゲンによる作品も注目。数々の国際フェスティバルで上演されている『Corbeaux(鴉)』を、7月に京都で開催するオーディションで選ばれたダンサーとモロッコのダンサーで再制作し、京都市内の屋外を舞台に披露する。また公式プログラムの他にも、オープンエントリー制のプログラムや、作品と連動したシンポジウム、ワークショップを実施。観劇後に観客が集うミーティングポイントなども設置される。【詳細】KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019開催期間:2019年10月5日(土)~27日(日)会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール “アルティ”、Theatre E9 Kyotoほか公式プログラム参加アーティスト:ウィリアム・ケントリッジ[南アフリカ]、神里雄大/岡崎藝術座[日本]、チェルフィッチュ×金氏徹平[日本]、ブシュラ・ウィーズゲン[モロッコ]ほか※プログラム全容の発表は7月11日(木)に発表予定。
2019年02月08日バレンシアガ(BALENCIAGA)の新店舗が、丸井今井札幌店にオープン。丸井今井札幌店では、北海道で初めてバッグやシューズを含むウィメンズとメンズの両コレクションを展開する。幅広い品揃えと、ブランドのイメージを体現した洗練された店内空間でショッピングが楽しめる。内装は、アーティスティック・ディレクターのデムナ・ヴァザリアが手がけたパリの旗艦店のインダストリアルな雰囲気とラグジュアリーさが融合した世界観はそのままに、バレンシアガのロゴがプリントされたピンクのカーペットを加えた。なお、オープン当初は19年スプリング コレクションを展開。メンズブルゾンやスラックス、ウィメンズのカーディガンやデニムアウターなどのほか、18年ウィンターで発表したトレーナー「トラック」も店内を彩る。なお、「トラック」はメンズ・ウィメンズともに展開している。【詳細】バレンシアガ 丸井今井札幌店オープン日:2019年2月1日(金)場所:丸井今井札幌店 一条館 1F住所:北海道札幌市中央区南1条西2丁目11番地【問い合わせ先】バレンシアガ ジャパンTEL:0570-000-601
2019年02月07日1.寿司【鮨九】2.海鮮料理【双子山しょうじ】3.海鮮居酒屋【煮魚・刺身・旬菜海乃四季】4.あんこう料理専門店【鮟鱇料理 安古】5.居酒屋【三海の華】1.寿司【鮨九】和のなごみとモダンさを感じさせる店。全国から取り寄せた鮮魚によるネタは絶品!!熟練の腕で握る、旬の魚を使った寿司地元・北海道はもちろん、全国各地の契約漁師直送の鮮魚を使用した料理が自慢のお店。羽幌産の数の子、羅臼のキンキや鮭、礼文の雲丹やアワビ、釧路の秋刀魚、真鱈の白子と、一年を通して北海道産の高級食材を常備。また、九州玄界灘の荒波で育ったアラや関サバ、めずらしい魚介類も豊富に取り扱っています。和とモダンさが調和した空間はデートにおすすめ。4名用と6名用の個室もあり、ビジネスシーンでも活用できます見た目も美しく、鮮度抜群の「にぎり」が自慢の一品。使う食材はその時期おすすめの魚貝類で、ゲストの好みに合わせた味や具材で供されます。また、誕生日の方がいるなら『寿司ケーキ』もおすすめ。和食店での予想もつかないサプライズ演出は、お祝いする人の大切な思い出になるはずです。鮨九【エリア】すすきの【ジャンル】寿司【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】すすきの駅 徒歩3分2.海鮮料理【双子山しょうじ】北海道ならではの食材を提供。季節感あふれる料理の数々は食通も太鼓判!料理長イチ押しの『毛がに』。価格は時価釣りが趣味の料理長による海鮮料理のお店。店内にある生簀には、毛がにや牡蠣、真イカなどの新鮮な魚介が揃っています。海の幸をたっぷり味わえるコース料理の種類も豊富で、くえ鍋やあんこう、ふぐなどの珍しい海鮮料理をリーズナブルに楽しめるのが魅力です。カウンターは6席、最大12名まで対応可能な半個室もあり、堀ごたつの席もあるのでご年配の方や足腰に不安のある方も安心です海鮮料理はどれも鮮度が高く、中でもおすすめなのが、オーダー後に生簀から上げてすぐに茹でる『毛がに』。旨味がぎっしりと詰まった身は甘く、新鮮なカニ味噌も味わえます。ほかにも『焼きタラバ』や『花咲がに』も楽しめます。初来店なら料理長に「おまかせ」とオーダーすれば旬の食材をもっともおいしい状態で提供してくれます。双子山しょうじ【エリア】すすきの【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6000円【アクセス】すすきの駅 徒歩5分3.海鮮居酒屋【煮魚・刺身・旬菜海乃四季】この道30年の料理長の勘が冴え渡る、ふっくら柔らかな煮魚が美味旬の魚介を豪勢に盛り込んだ『カニ出汁の茶碗蒸し』鮮魚を使った海鮮料理は数あれど、こだわり抜いているのが煮魚。この道30年の料理長が極めた熟練の技でふっくら柔らかに仕上げます。最高級魚「釣りきんき」は雑味がなく、宮内庁御用達の「関が原たまり醤油」が香る逸品です。店内はすべて個室。個室掘りごたつ 12名×1室、6名×3室、8名様×2室 7名×1室、半個室掘りごたつ8名×1室もう一つおすすめなのが、ウニやキンキなどの旬の魚介を贅沢に使った「茶碗蒸し」。糖度の高い札幌黄のタマネギが甘みを添え、根室のカニ味噌の出汁が香る逸品です。ほかにも、根室産の毛ガニを使った洗いや、5種類の刺身を盛り合わせたお造りなど、どれも各地から取り寄せた旬の魚介料理が揃います。煮魚・刺身・旬菜海乃四季【エリア】すすきの【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7560円【アクセス】すすきの駅 徒歩3分4.あんこう料理専門店【鮟鱇料理 安古】昭和45年創業、北海道産にこだわるあんこう料理専門店『あんこう鍋』2,500円(写真はコース)。あんこうが旬ではない夏季は休業しているのでご注意を日本料理で培った技を駆使し、あんこう一筋で取り組んできた職人の技が光る店。北海道では珍しいあんこう料理専門店で、北海道産にこだわり、羽幌、留萌、苫前のその日もっとも状態の良いあんこうを仕入れています。あんこう料理を極めた店主の手さばきを見ようと、カウンター席は大人気。ほかにも最大20名まで対応可能な個室もあります店主自慢の料理はもちろん『あんこう鍋』。あんこうの旨味がスープに溶け込み、その旨味がしみ込んだ野菜も絶品で、〆の雑炊まで堪能できます。また、春はあん肝入りのあんこう鍋が供されるのもうれしいところ。初めての訪問なら、『あんこうの唐揚げ(肝入り)』や『あんこう肝の刺身』などが一緒に楽しめるコース料理をぜひ。鮟鱇料理安古【エリア】すすきの【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】豊水すすきの駅5.居酒屋【札幌すすきの居酒屋 活魚・海鮮・鮨処 三海の華】地元民からアツイ支持を受ける、北海道の海の幸を気軽に味わえる人気店甘く透き通った身とコリコリとした食感が魅力の『活いか踊り刺し』2,100円(税抜)すすきの駅から徒歩2分、北海道ならではの海の幸が堪能できるお店です。魚介を新鮮な状態で保つ生簀を店内に設置し、注文を受けてから捌くため鮮度は抜群!トロ・活アワビ・ウニ・イクラ・サーモン・活など豪華なネタが10貫揃った『三海鮨』が好評です。店内は和の風情あふれる落ち着いた雰囲気。仕切りのあるテーブル席やカウンター席、個室8室といった多彩な席構成です料理長おすすめの逸品は、注文を受けてから生簀に泳いでいるいかを捌く『活いか踊り刺し』。函館から通年で仕入れており、1月~5月頃はヤリイカ、6月~12月頃はマイカを提供しています。また、2軒目・3軒目に使える「〆のお鮨」も好評。毎日22時からスタートし、24時ラストオーダーで、選べるネタ5貫と特製あら汁が堪能できます。札幌すすきの居酒屋活魚・海鮮・鮨処三海の華【エリア】すすきの【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5000円【アクセス】すすきの駅 徒歩2分
2019年02月06日LINEスタンプの人気キャラクター「自分ツッコミくま」のコラボレーションカフェが、札幌・仙台にオープン。2019年3月1日(金)から4月15日(月)まで札幌パルコで、3月7日(木)から4月2日(火)まで仙台ロフトに限定オープンする。LINEクリエイターズ殿堂入りするほど人気のLINEスタンプのキャラクター「自分ツッコミくま」。これまで様々な企業ともタッグを組み、作者ナガノのイラストエッセイは発売前に重版がかかるほどの注目ぶりだ。2018年に東京・大阪・名古屋にオープンした「自分ツッコミくま」初のコラボレーションカフェには、3万人が来場。「自分ツッコミくま」の世界観が楽しめる空間でポップなカフェメニューが展開された。そんな人気コラボレーションカフェが、札幌・仙台についに上陸。「自分ツッコミくま」でデコレーションされた店内で、書き下ろしイラストを使用したカフェメニューを味わうことができる。自分ツッコミくまともぐらコロッケが仲良く並んだ「なかよしカレー」や、野菜マシマシも選べる「ボリュームたっぷり マシマシラーメン」など、お腹も満足なキュートなメニューを用意。甘すぎないマスカルポーネソースをたっぷりかけたパンケーキ「自分ツッコミくまパンケーキ~パシャッと撮影、バウっとチョコソースホイップクリーム~」や、わたあめで自分ツッコミくまを表現した「憧れていた わたあめソーダ」など、スイーツ、ドリンクメニューも充実だ。仙台・札幌の限定メニューも展開を予定している。会場では、カフェのためだけに描き下ろされたイラストオリジナルグッズも販売など、食事だけでなくショッピングも楽しめるイベントとなっている。【詳細】「自分ツッコミくま」コラボレーションカフェ■札幌会場期間:2019年3月1日(金)~4月15日(月)会場:札幌パルコ 4F THE GUEST cafe&diner住所:北海道札幌市中央区南1条西3丁目3営業時間:10:00~20:00※土曜のみ20:30まで。■仙台会場期間:2019年3月7日(木)~4月2日(火)会場:仙台ロフト8F BOX CAFE&SPACE住所:宮城県仙台市青葉区中央1丁目10-10営業時間:10:00~21:00 <メニュー例>・なかよしカレー マグカップ付き 1,590円+税、マグカップなし 1,340円+税・ボリュームたっぷり マシマシラーメン 1,390円+税・自分ツッコミくまパンケーキ~パシャッと撮影、バウっとチョコソースホイップクリーム~ マグカップ付き 1,590円+税、マグカップなし 1,340円+税・憧れていた わたあめソーダ 890円+税 ※カフェ入店で、ペーパーランチョンマット1枚プレゼント。(会期により配布デザインが異なる)※オリジナルドリンクを1杯注文でコースターをプレゼント※ランダムで1枚
2019年02月04日今回ご紹介するのはこれ!どん!スープカレーで有名な札幌の名店『木多郎』さんの『札幌スープカリー 木多郎』のチキンカレーです!■圧倒的なチキンのボリュームが胃袋を襲う!チキンカレー、よくあります!レトルトカレーでも何個食べてきたことか。しかし過去、これほどまでチキンの量が多かったカレーがあっただろうか!?いや、ないでしょう。(※ 個人の感想です)しかも、ごっつりニンジン入り。こんなに大きいニンジンが入ったレトルトカレーが他にあっただろうか!?いや、こちらもないでしょうねえ……。(※ 個人の感想)さあ、具材の見た目ががっちり心をつかんでくれました。肝心の味のほうはどうでしょうか……?■スッと染み渡るスープカレーするると飲める!本当にスープみたいな食感ですね!ただ、某レビューサイトで実店舗の木多郎さん対するコメントを見る限り、もう少し脂分が多く、とろみがあるスープらしいので、レトルト用にアレンジされているのかもしれませんね。さて、総評です。■総評味★★★★☆具材たっぷりで満足感があります。スープカレーなので、ご飯と一緒に食べるとリゾットぽくなり、味が染み込んでおいしいです。辛さ★☆☆☆☆まったくと言っていいほど辛さはないです。ココナッツミルクやはちみつも含まれているので、すごくマイルドでどなたでも美味しく食べられるはず!ニンジンの大きさ★★★★★こんなに大きいニンジンがカレーのなかに入っていることを見たことがありません。むしろこのサイズのニンジンが、カットされずに料理にはいっているのを見たことがありません。このサイズのニンジンに火を通し、美味しく食べられるようにするまで、レトルトカレー工場の人はどれくらいの試行錯誤をおこなったのか……その苦労を思うだけで、あと3杯は食べられますね。製造元のタンゼンテクニカルプロダクトさんは、地元北海道でスープやたれ造りを手掛けられているようです。スープの具材の煮込み方などにも、並外れたこだわりがあるのではないでしょうか!いつかは札幌のお店で本場の味を食べてみたいですね~。札幌スープカリー、いい響きだ。【参考】※ 木多郎※ タンゼンテクニカルプロダクト【筆者略歴】ビビり
2018年12月20日三遊亭円楽がプロデュースをつとめる落語の祭典「さっぽろ落語まつり」が5月24日(金)・25日(土)・26日(日)の3日間、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruほか3会場で開催される事が決定した。【チケット情報はこちら】出演は三遊亭円楽のほか、林家木久扇、桂文枝、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、桂文珍、笑福亭鶴瓶、立川志の輔など東西の人気落語家28名。会場は、札幌文化芸術劇場 hitaru、道新ホール、共済ホールの3会場で、合計13公演を予定している。12月5日に行われた制作記者発表にて、プロデューサーを務める三遊亭円楽は「札幌に大きな落語の花火をあげるべく、東西を代表する腕のある噺家が一堂に集結します。3会場同時に様々な公演が開催されるので、お客様のお好きなように会場を巡り、新たな落語の楽しみを発見をして頂きたい。札幌に落語のファンを増やせたら」と意気込みを語った。チケットの一般発売は12月22日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、プリセールを実施。受付は12月12日(水)午前10時より。■三遊亭円楽プロデュース さっぽろ 落語まつり日時:5月24日(金)・25日(土)・26(日)会場:札幌文化芸術劇場hitaru / 道新ホール / 共済ホール
2018年12月11日瀬戸内海の島々を舞台に、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2019」が、2019年4月26日から5月26日、7月19日から8月25日、9月28日から11月4日の総計107日間に渡り開催される。本年11月7日にはその企画概要が発表された。第1回の開催当初から掲げてきた目的である「海の復権」をテーマに、次回で4度目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭。有史以来、瀬戸内海の島々には、様々な人々が行き交い、常に新しい文化や様式を伝えてきた。しかしながら近年は、人口減少や高齢化など地域の活力低下により島の固有性は失われつつある。そんな状況にあるなかでも、瀬戸内の美しい景観と自然の恵みは在り続けてている。かつて、この美しい自然と人々が交錯してきたように、活力を取り戻したこの瀬戸内の島々と瀬戸内海が地球上のすべての地域の“希望”となることを目指している。Photo:Osamu Nakamura会期は、前回に引き続き春・夏・秋の3期で構成される。春期が2019年4月26日から5月26日まで、夏期が7月19日から8月25日まで、秋期が9月28日から11月4日までの総計107日間。直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺を会場に行われる。草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地 / Photo:Daisuke Aochi注目されるのが、建築家の田根剛と、2010年から参加をする現代アーティストの塩田千春のコラボレーション。現在、豊島にある木製のトンネル状の塩田の作品「遠い記憶」が撤去され、そこへ新たに田根剛との作品が生み出される。女木島では、レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)や宮永愛子、KOURYOUなどが参加する「小さなお店プロジェクト(仮称)」を計画。2010年にこの島で「不在の存在」を制作したエルリッヒは、コインランドリーの開店を予定するなど島民にとって便利で、他所からの来訪者にとってはユニークなスポットとなるような“小さなお店”の作品が集結する。宮永愛子は、瀬戸内国際芸術祭の会期中に高松市美術館で企画展の開催を予定している。そのほかにも重点プロジェクトとして、瀬戸内の特産品や農水産物等に焦点を当てた「瀬戸内の資源 × アーティスト」、アジアの国々のアーティストと瀬戸内の島々が連携するプロジェクト「アジアの各地域 × 瀬戸内の島々」、瀬戸内の島々に残る伝統的な食をアーティストが掘り起こしアップデートする「島の『食』 × アーティスト」を実施。また、芝居や舞踏といったイベント・パフォーマンスも多く企画されている。オランダのアーティスト、クリスティアン・バスティアンス(Christiaan Bastiaans)が、大島のハンセン病をテーマにした「貴重な荷物」をインスタレーション化するとともに、世界的大女優リブ・ウルマン(Liv Ullmann)や笈田ヨシ、大野慶人、石橋静河が出演する公演が大島、高松港周辺で行われる予定。淀川テクニック「宇野のチヌ」 / Photo:Osamu Nakamura【イベント情報】瀬戸内国際芸術祭 2019会期:春(ふれあう春)2019年4月26日〜5月26日、夏(あつまる夏)7月19日〜8月25日、秋(ひろがる秋)9月28日〜11月4日会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺料金:3シーズンパスポート 4,800円(前売り特別価格 3,800円)※16歳〜18歳は身分証の提示により3,000円(当日現地販売のみ)、前売り期間は2018年11月8日~2019年4月25日会期限定パスポート(春用・夏用・秋用)各4,000円※各16歳〜18歳は身分証の提示により2,500円(当日現地販売のみ)。春用は2019年4月26日から、夏・秋用は直前の会期の終了後に販売を開始。
2018年11月30日札幌グランドホテルと札幌パークホテルは、世界的美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ(Gault & Millau)」と初のコラボレーションを実施。アジアのベストパティシエ賞を受賞した成田一世と共同開発した限定スイーツ「Best Pastry 2018 世界にひとつだけのスイーツfrom北海道」を2018年11月1日(木)より提供する。「ゴ・エ・ミヨ」とは「ゴ・エ・ミヨ」は、1962年にアンリ・ゴとクリスチャン・ミヨの2人の食ジャーナリストが手掛けた、パリのレストランガイド。ジョエル・ロブション、ギィ・サヴォワ、ヤニック・アレノ、ジャン・シュルピスなど、その時代のスターシェフを、誰よりも先駆けて評価・紹介し続けており、フランス料理の一大ムーヴメントの起点ともなった、「料理をめぐる新しい才能の発見におけるパイオニア」だ。現在ではフランス、ドイツ、オーストラリア、カナダ、モロッコなどすでに22カ国で展開中。日本では「ゴ・エ・ミヨ 東京・北陸2017」が創刊されており、これまでの選定基準に加え、日本ならではの“おもてなし”を評価の対象に加えている。名シェフ成田一世と、各ホテルの総料理長が総力を挙げて絶品スイーツを「ゴ・エ・ミヨ」とのコラボレーションでは、2017年「ゴ・エ・ミヨ ジャポン ベストパティシエ賞」を受賞した成田一世と、札幌グランドホテル、札幌パークホテルの総料理長が共同でスイーツを開発した。各ホテルで北海道の食材を用いた絶品料理を繰り広げる。札幌グランドホテルの提供メニューシュクル フリュイ ルージュ札幌グランドホテル限定で、2つのスイーツを提供。「シュクル フリュイ ルージュ」は、幾層にも重ねた様々なベリーの食感、香り、酸味を楽しみながら、濃厚なミルクとの相性を感じられるスイーツ。光り輝くアイスと、泡に姿を変えたミルクの異なる風味もともに楽しむことができる、五感で味わう一皿だ。札幌パークホテルの提供メニューシュクル トリュフスイーツにトリュフという意外性のある組み合わせを実現した「シュクル トリュフ」は、シャンパンと共に味わいたい。トリュフの芳醇な香りによって、ミルクの新たな魅力が一層際立ち、さらに、塩、赤ワイン、りんごが加わることで、食べ進めるごとに変化するミルクの魅力を感じられる。札幌グランドホテル&札幌パークホテルの提供メニューパピヨット ムースマスカルポーネ カフェ&パピヨット フリュイ ルージュ雪景色となる冬の北海道のイメージを投影したのは、「パピヨット ムースマスカルポーネ カフェ」と「パピヨット フリュイ ルージュ」だ。たっぷりのミルクと、同じミルクから作られたマスカルポーネを使い、ティラミスとベリーの2種を完成させた。プレゼントにも喜ばれそうな、とっておきのテイクアウト用スイーツ。【詳細】「Best Pastry 2018世界にひとつだけのスイーツfrom北海道」販売期間: 2018年11月1日(木)〜11月30日(金)提供場所:■札幌グランドホテル住所:北海道札幌市中央区北1条西4丁目)予約・問い合わせ:011-261-3376店内での提供:西洋料理「ノーザンテラスダイナー」(東館1F)提供時間:14:00〜17:00(L.O.)内容:シュクル フリュイ ルージュ 2,000円(税・サ込)テイクアウト(お土産)販売店舗:ショップ「ザ・ベーカリー&ペイストリー」(東館1F)販売時間: 8:30〜20:00内容:パピヨット ムースマスカルポーネ カフェ) 800円(税込)■札幌パークホテル住所:北海道札幌市中央区南10条西3丁目予約・問い合わせ:011-511-3136店内での提供:西洋料理「テラスレストラン ピアレ」(1F)提供時間:11:30〜20:30(L.O.)内容:シュクル トリュフ 3,000円 ※シャンパン1杯付き(税・サ込)テイクアウト(お土産)販売店舗:スイーツ「テラスレストラン ピアレ ケーキコーナー」(1F)販売時間: 10:00〜20:00内奥:パピヨット フリュイ ルージュ 800円(税込)
2018年10月08日9月17日(月・祝) 、東京都と東京都交響楽団が新たなワンデー・フェスティバル「サラダ音楽祭」を立ち上げる。東京芸術劇場を中心に、池袋エリアのさまざまな会場で、コンサートや楽器体験、ダンスのワークショップなど多岐にわたるイベントが一日中繰り広げられる、街を挙げての「祭」だ。「音楽を通してワクワク・ドキドキを!」を合言葉に、コンサートを聴いて楽しむのはもちろんのこと、どんどん参加して一緒に盛り上がろうというのが狙いで、キャッチフレーズの「歌う!聴く!踊る!(Sing and Listen and Dance!!)」の頭文字をとったネーミングが「SaLaD=サラダ」というわけ。普段不足しがちな心の栄養素を補って活力を取り戻すフレッシュ・サラダにもなるだろう。【チケット情報はこちら】フェスティバルの中心は、東京芸術劇場コンサートホールで行なわれる大野和士指揮・東京都交響楽団のふたつのオーケストラ・コンサート。まず午後1時からは、0歳児から入場OKの、その名も「OK!オーケストラ」。TV番組でも活躍中、子どもたちにも人気の小林顕作を司会に迎え、指揮者体験コーナーや、話題の学ラン姿のコンテンポラリー・ダンス・カンパニー「コンドルズ」によるグリンカの歌劇『ルスランとリュドミラ』を用いたダンスコラボも。《ドラゴンクエスト》やディズニー・メドレーとストラヴィンスキーの《火の鳥》が並んでいるのがふるってる。マエストロ大野さすが!チケットは完売していたが、9月8日(土)より追加販売がはじまる。そして熱心なクラシック・ファンも大満足なのが夜7時からの音楽祭メインコンサート「プルミエ・ガラ」。ニーノ・ロータのハープ協奏曲を聴かせる吉野直子の登場や、藤木大地が喜歌劇「こうもり」からオルロフスキー公爵のアリアを唱う前半に続いて、後半は、荒々しいエネルギーが炸裂するオルフの《カルミナ・ブラーナ》が演奏される。ここでもコンドルズが、主宰の近藤良平とともに登場。《カルミナ・ブラーナ》はもともとバレエを伴っての上演が想定された作品なので、この形がいわば完全版だ。いったいどんな演出でどんなダンスが?もちろん声楽曲なので、合唱・独唱には活躍どころ・聴きどころが満載。新国立劇場合唱団、光岡暁恵(ソプラノ)、藤木大地(カウンターテナー)、小林大祐(バリトン)という実力派が揃った顔ぶれが頼もしい。1990年の東京芸術劇場開館でクラシック音楽ファンにも一気に身近になった池袋が、2020年を目前に新たな音楽の街として生まれ変わりつつある。今年はGWの大型音楽祭ラ・フォル・ジュルネも開催されたし、来年には、池袋西口公園の広場が本格的な野外劇場にリニューアル。大型商業施設から、緑豊かな公園、横丁の焼鳥屋まで、多彩な顔を持つ魅惑的な池袋。初秋の1日、池袋を音楽で満喫し尽くそう!取材・文:宮本明
2018年09月07日「さっぽろオータムフェスト2018」が、2018年9月7日(金)から9月30日(日)にまで、北海道・札幌の大通公園で開催される。札幌市の中心部で開催される「さっぽろオータムフェスト」は、国内最大級のグルメイベント。記念すべき10回目の開催となった2017年には、200万人という来場者数を記録した食の祭典だ。2018年も、大通公園1丁目、4丁目~8丁目、10丁目、11丁目と幅広いエリアを会場に、北海道の各地から集まる旬の食材や、各地のご当地グルメの数々が楽しめる。イベント期間中は、肉好きにはたまらない“ミートラインナップ”が揃う「Oh!ドーリファーム”お肉じゅっ丁目“」や、道産小麦麺、道産食材を活かした北海道の人気ラーメン店が出店する「HOKKAIDOラーメン祭り2018」、道内市町村の名産品が集結する「さっぽろ大通ほっかいどう市場」、本場ドイツビールと道内のクラフトビールが楽しめる「さっぽろオクトーバーフェスト2018」、札幌スイーツをコンセプトにした「オータムスイーツガーデンSAPPORO」など、会場毎に様々なイベントが実施される。【開催概要】「さっぽろオータムフェスト2018」開催期間:2018年9月7日(金)〜9月30日(日)※特別会場(アカプラ会場)、コラボ企画は会期が異なる。・さっぽろオータムフェスト特別会場(アカプラ会場):9月14日(金)~9月24日(月・振)・さっぽろオータムフェスト×porocoコラボ企画:9月1日(土)~9月30日(日)会場:札幌市中央区 大通公園・1丁目会場「さっぽろオクトーバーフェスト2018」・4丁目会場「さっぽろウェルカムパーク」・5丁目会場「HOKKAIDOラーメン祭り2018&喰い倒れ広場」・6丁目会場「あおぞら×ほしぞら収穫祭 6丁目はーべすとバザール」・7丁目会場「大通公園7丁目BAR」・8丁目会場「さっぽろ大通ほっかいどう市場」・10丁目会場「Oh!ドーリファーム“お肉じゅっ丁目”」・11丁目会場「THE Autumn -食のクリエイトステージ-」■さっぽろオータムフェスト特別会場・創成川公園 狸二条広場「創成川会場」(中央区南3条東1丁目)道産食材ぞっくぞく!北海道鍋広場・札幌市北3条広場「アカプラ」(中央区北2条西4丁目及び北3条西4丁目)オータムスイーツガーデンSAPPORO
2018年09月04日札幌グランドホテルは、ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)のアイスクリームを使ったスイーツフェア「ハーゲンダッツフェア」を2018年8月1日(水)から9月30日(日)まで開催する。2回目の開催となる「ハーゲンダッツフェア」では、8月と9月それぞれに「Late Summer(夏の終わり)」と「Early Autumn(秋のはじまり)」をテーマとし、季節を感じるフルーツなどを使ったスイーツを提供する。まず、8月には輝くようなオレンジの新篠津産ルピアレッドメロンと、ハーゲンダッツの「バニラ」を用いたパフェや濃く深い味わいの「グリーンティー」を用いたフルーツグラタンを用意。一方、秋が近づく9月には「チョコレート」をトリュフ入りのマロンクリームで仕上げた大人のモンブランに添えて提供。葡萄やりんごなど秋の果実を用いた絶品スイーツも登場する。【詳細】ハーゲンダッツフェア期間:2018年8月1日(水)~9月30日(日)開催場所:ノーザンテラスダイナー(東館1階)時間:14:00~17:00(ラストオーダー)■Late Summer(夏の終わり)期間:2018年8月1日(水)~8月31日(金)・新篠津産ルピアレッドメロンのパフェ 1,800円+税・トロピカルフルーツとかき氷のフルーツグラタン 1,200円+税■Early Autumn(秋のはじまり)期間:2018年9月1日(土)~9月30日(日)・黒トリュフのモンブラン 1,800円+税・あかねりんごのタルトタタン 1,200円+税・秋ぶどうのAutumn パフェ 1,200円+税
2018年08月04日「水と土の芸術祭2018」が、2018年10月8日(月・祝)まで、新潟の万代島多目的広場ほか市内全18会場にて開催される。「水と土の芸術祭2018」では、信濃川、阿賀野川の両大河、日本最大級の砂丘列、潟湖に恵まれ、日本最大級の穀倉地帯である新潟の“水”や“土”をフィーチャー。国内外で活躍するアーティストを迎え、アート作品を新潟市内の様々な場所に展示する。今回のアートプロジェクトでは、地・水・火・風を指す「四元素」をテーマに、生命感あふれる表現や人間がいかに暮らしてきたかの歴史などを表現した作品が集結。メイン会場となる万代島多目的広場には、森北伸、ナウィン・ラワンチャイクン、大西康明、松井紫朗、伊藤公象、塩田千春、遠藤利克、岩崎貴宏らによる大規模な作品が展示される。また、サテライト会場である「ゆいぽーと」近くに位置するNSG美術館では、「対岸を想う」をテーマに中国、韓国、ロシア、日本の作家5名が海の波や水景を表現した作品を展示。作家ごとに異なる、様々な海の表現を一度にみることができる。会期中は、作品展示の他、ワークショップやアーティストトークなどのイベント、市民が主体となって開催するプロジェクトなども登場。新潟という土地に根差した、様々なコンテンツを楽しめる。【詳細】水と土の芸術祭2018会期:2018年7月14日(土)~10月8日(月・祝)休館日:毎週水曜(8月15日を除く)※メイン会場・サテライト会場※その他会場により休館日が異なる。会場:万代島多目的広場(メイン会場)、ゆいぽーと(サテライト会場)ほか市内全18会場観覧料:〈パスポート〉一般 1,500円、学生・65歳以上(利用日時点) 1,000円※中学生以下無料。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれか持参者及びその介助者1名は無料。〈単館チケット〉・大かま 万代島多目的広場(屋内) 一般 1,000円、学生・65歳以上 700円・NSG美術館 一般 700円、学生・65歳以上 500円・天寿園(屋内会場) 一般 300円、学生・65歳以上 200円
2018年08月04日3年に1度の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018」が、新潟県越後妻有地域にて2018年7月29日(日)から9月17日(月)まで開催される。「大地の芸術祭」とは「大地の芸術祭」は「人間は自然に内包される」をテーマに、2000年にスタートした世界最大級の国際芸術祭。2018年の開催で7回目を迎える。農業を通して大地と関わってきた“里山”の暮らしが残る新潟県越後妻有地域に、アート作品を散在。世界のアーティストが制作した約200の常設作品に加え、会期中には新作のアート作品が登場する。地域に住む人々とアーティストが協働しながら作った作品や、豪雪、棚田といった地域ならではの環境、空家・廃校などを生かした作品が展開されるなど、地域性と密接に結びついたアート作品を楽しめる点が特徴だ。中には、トイレや宿泊施設など、公共施設をアートプロジェクト化した作品も登場する。2018年注目アート「方丈記」をイメージしたプロジェクト「大地の芸術祭」拠点となる、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]では、企画展「2018年の〈方丈記私記〉~建築家とアーティストによる四畳半の宇宙」を開催。“四畳半”という小さな庵に移り住み、動乱の世を見つめた「方丈記」の鴨長明にならい、2.73メートル四方の小さな空間から、旧来の価値観にとらわれない新たな生き方の可能性を提示するプロジェクトだ。会場には、飲食店、アトリエ、家など、約30組のアーティストがさまざまな形で表現した小さなスペースがまるで1つ1つの村であるかのように集結。バーカウンターを表現したKIGIの《スタンディング酒BAR 酔独楽・よいごま》や、会期中実際にメイクアップやヘアセットなどが行われる、美しい光に包まれた《羊の美容室》、サウナを表現したカサグランデ・ラボラトリーの《Echigo-Tsumari Public Sauna》など、個性的な空間が登場する。池やトンネルをアート作品にレアンドロ・エルリッヒの《Palimpsest: 空の池》は、美術館の回廊に張った池の水面が光を反射して、映し出す像に着目した作品。見る地点によって浮かぶ像が異なり不可思議な感覚を味わえる。全長750メートルのトンネルを改修した、マ・ヤンソン/MAD Architectsによる《ペリスコープ/ライトケーブ》は、トンネルを外界から遮断された潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として表現した「ペリスコープ」と絶景を望む見晴らし所と、終点のパノラマステーションで作品を展開する「ライトケーブ」で構成。終点には、清津峡の景観を反転して映す「水盤鏡」が幻想的な空間を演出する。パフォーマンス&コンサート小林武史は、「2018年の〈方丈記私記〉~建築家とアーティストによる四畳半の宇宙」に連動したコンサートを7月28日(土)、29日(日)に開催。『方丈記』をテキストに作曲家・柴田南雄が作った交響曲をベースに、小林武史が八楽章の交響詩としてプロデュースした作品を、オリジナルのオーケストラ編成にシンガーを迎え演奏する。その他、日比野克彦による演劇公演《あざみひら演劇祭》や、日本の原風景の中でアクロバティックなパフォーマンスを行う瀬戸内サーカスファクトリーの《Fil de Cocon ~フィル・ド・ココン~ 夏の夜をつむぐ糸》やダンスなど、多彩なパフォーマンスイベントも開催される。フード&オフィシャルツアー食プロジェクト地域に暮らす人々が創意工夫を凝らして作るフードにも注目。日本有数の豪雪地である越後妻有の「食」には生きていくための知恵が詰まっている。地元で採れた野菜など、旬の食材を使った料理を提供する「うぶすなの家」や、演劇仕立てで料理を提供する越後妻有「上郷クローブ座レストラン」 、ビュッフェ形式で食事を楽しめる「越後まつだい里山食堂 」など、多彩なカフェやレストランが、越後妻有ならではのフードを提供する。日帰りや半日ツアートリエンナーレ開催に際し、ガイド付きの日帰りオフィシャルツアーも用意。1日かけて、色々な場所に点在する様々なアート作品を作品解説とともに楽しむことができ、豊かな食材を使った昼食も味わえるお得なツアーとなっている。また、行きたい場所を柔軟に選択できる半日コースのセレクトツアーも実施される。詳細大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2018会期:2018年7月29日(日)~9月17日(月)開催地:新潟県越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町) 760k㎡アート作品数:378点(うち過去に制作された恒久作品206点)参加アーティスト:44の国と地域、335組(うち29の国と地域、165組が新規)■作品鑑賞パスポート料金:一般 3,500(3,000)円、高校・専門・大学生 3,000(2,500)円※中学生以下無料※温泉や宿泊施設、イベント割引など各種優待あり取扱場所:asoview!サイト、各種プレイガイド、現地拠点施設など■オフィシャルツアー実施期間:芸術祭会期中、各コース(全2種)毎日1回料金:大人/小人9,800円(昼食・案内ガイド付き)最小催行人数:2名※定員40名予約申し込み・問い合わせ:越後交通株式会社 TEL:0258-29-1515、大地の芸術祭公式サイト■セレクトツアー料金:大人 3,000円、小・中学生 2,000円※3歳から小学生未満は、大人1人につき1人まで無料※別途作品鑑賞パスポートが必要。※乗車券は1コース、1回乗車のみ有効。※一部の停留所を除き途中下車不可。
2018年07月27日