「誠実に」というワードがインタビュー中、何回か杉野遥亮から発せられた。俳優という職業においても、プライベートでも、彼が大切にしている“誠実”。杉野さんの映画デビューは2017年に公開された『キセキ -あの日のソビト-』だった。GReeeeN結成と、その後デビューし名曲「キセキ」が作られるまでの実話をベースにした同作において、杉野さんは菅田将暉、横浜流星、成田凌とともにGReeeeNのメンバーとして演じ切った。あれから5年、年を追うごとに人気も知名度も実力も、もしかして本人が予想だにしないほどジャンプアップしている。引っ張りだこの人気者は、今、何を思うのか。「自分的に、この1年は濃かったなと思っています。目の前のことに精一杯だった感じがして。充実なのかな、振り返ったときに“あ、あの1年頑張ったな”と思える1年ではあったと思います。けれど100%楽しめていたかと言われると、判らなくて。なんか必死だったんです」それは「自分探しをしている感覚」と杉野さんは言う。「自分探しは自分自身もだけれど、役者として(の自分)も探しているんです。“どうあるのがいいんだろう”、“どこにどうやって向かっていくんだろう”ってずっと模索しながら、毎日目の前のことに一生懸命向かっていた感じがしていて。しんどかったといえばしんどかったから、この1年は」そう言い切ると、一息ついた。忙しさ=作品のオファーが多く、充実の俳優人生と変換できるようにも捉えられる。杉野さんも本音は、「本当の理想は、やっぱり真剣に楽しくものづくりを続けていけたらいいな、と思ったりします。そういうことを常に考えてしまうというよりも、結構ちゃんと誠実に、真剣に生きているだけなのかもしれないです。どうやったら目の前のことを楽しめるようになるかなって、常に模索していった1年でした」。悩みながらも着実に歩みを進めた1年。では、遠い未来の10年後だったら?杉野さんはどんな自分になっていたい?「35歳とか36歳か…!もうだいぶ大人ですね。正直“未来は絶対こうなっていたい!”とかはありません。願望とかはなくて、なるようにしかならないしな、と思っていて。ただ、なんか…誠実に生きていてくれればいいかな、とは思います。俳優の仕事をやらせてもらっているんだから、自分に嘘をついたり、何かに執着して自分に無理をするような10年後ではいたくないなと思います」颯爽とした雰囲気を持つ彼だが、伝える言葉は非常に明快で、かつ気持ちがこもっていた。ふたりの関係値をふたりで探している感じに、僕はとても共感をするTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中の『やがて海へと届く』は、岸井ゆきの主演、浜辺美波が共演する物哀しくも美しい感動の映画だ。ある日、ひとり旅に出て行ったきり突然いなくなってしまったすみれ(浜辺さん)。その不在をずっと受け入れられない親友の真奈(岸井さん)と、すみれの恋人だった遠野敦(杉野さん)たちの物語。真奈とすみれの出会いから蜜月、敦が関わり様々なことが変わっていく様子が描かれていく。敦はすみれの恋人でいながら、真奈からはあまりよく思われていないポジション。すみれは達観したような雰囲気を持つ女性だが、敦は彼女の全貌を掴んでいるようで、いない、しかしどうなのか…と演じ方次第で印象が変わる存在だ。敦と向き合った杉野さんは、「自分がひとつ思っていたのは、この人はわかったようなふりをして弱いところがあるな、と。その表現ができればいいなと思っていたのと、すみれに対する気持ちがどの程度なのか、いなくなってから数年経ってからの真奈と遠野の関係値はどこまでなのかを探りました。監督に調整してもらいながらやっていたんです」と撮影時を振り返る。作品において真奈とすみれはいわゆる親友関係だが、中川龍太郎監督は「この物語が岸井さん演じる真奈と、浜辺さん演じるすみれの時間や空間を超えた“ラブストーリー”だと思っています」としている。ふたりの関係性は観客の想像に委ねられているが、杉野さんから見ると、単純に「とてもいいふたりだなって思う」という。当てはめることはせずに。「どういった関係値なんて(決めないで)よくないですか、と思うんです。最近、友達とか恋愛とか親友とか、その括りがよくわからないなと思っています。女性同士とか男性同士とかも別に何だっていいよねという価値観は、自分も理解できるんです。本人たち次第だし、僕からしたら、このふたりはみずみずしくていいなとただただ思うから。僕は何よりも、人として心があることが大事かなと思っていて。相手を思いやれることや、相手を大切に思う気持ちが大事だから、僕自身もあまり区分けとかをしたことがないんです。自然と今、自分の周りにいる人は大事にしている人なんです。だから枠組みから決めるのって違うよな、と思う。“彼女を作る”“親友を作る”というのもおかしな話で、気づいたらもういた、気づいたら大切だった、みたいなことのほうが自然だと思います。外側で決め込むことがおかしいから、このふたりの関係値をふたりで探している感じに、僕はとても共感をするんです」。杉野さんの仕事とプライベートの切り替え方法とは?最近編み出したことは…映画には、様々な楽しみ方がある。例えば、『やがて海へと届く』は尊い人と二度と会えなくなってしまった経験をした人には、心が抱えた鈍い痛みに寄り添ってくれるような、どこか救いになるような感慨を抱く。一方で、非現実的なアドベンチャー的面白さを味わえるような作品、恐ろしさにハラハラする作品など、多彩なジャンルを我々は普段、映画から享受している。出演者側の杉野さんは、普段どのような楽しみ方、映画との向き合い方をしているのだろうか。「演じる側としては、エンタメとして届けたいという思いと、メッセージ性を伝えていけたらというどちらもあります。でも、僕個人にとって映画は…今はエネルギーをもらうものなのかな。エネルギーをもらいたいし、明日の活力になることを、今自分自身は求めているかもしれないです」。「例えば」と前置きし、杉野さんは「『グレイテスト・ショーマン』みたいな作品は、本当にザ・エンタメで、エネルギーをもらえますよね!」とうれしそうに話す。俳優という立場を思うと、観ているうちに「自分も興行師のバーナム(ヒュー・ジャックマン扮する)を演じたい」などの思いも湧いてきそうだが?「あ、僕はエンタメとして楽しむためにしか観ないので、そういう考えには行かないかも。観ていて“こういう役をやりたい”とかも、あまりないんです。スイッチを切って観ているからかな…?逆にオファーをいただいたりして、“あ、やりたい!”と心が動くことが多いです」。「スイッチを切る」とは、実に俳優らしい言葉だ。どんな作品や役をやっていても、自分に戻る瞬間が一番ホッとできるとき。杉野さんは、「実は切り替え、下手です」とはにかんだ。「切っているようで切れていないな、とか、切っているように思っていたけど切れていなかったな、と思うことが結構あるんです」。だからこそ、あえて切り替えられるように最近は作戦を立てている。「家に帰ったら本来の自分に戻れるように、自分の好きなもので囲まれたらいいのかもと思ったので、家具もいいと思ったものをこだわって置いたりしています。オシャレかは…わからないです。あとは、まだ叶っていないけれど、ちょっと郊外に行ってゆっくりしたいなと思ったりもしています。仕事や自分に負担にならない感じで、ぼーっとしたいです」。誠実に俳優業を邁進する、杉野さんの進化がますます楽しみだ。(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:やがて海へと届く 2022年4月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2022年04月06日俳優の杉野遥亮が1日、都内で行われた「2022年Samantha Thavasa Japan Limited入社式」にサプライズ登場した。同社のプロモーショナルモデルを務める杉野は、同社新入社員にはサプライズで会場に登場し、驚きと拍手で迎え入れられると「めちゃくちゃ希望に満ちているんじゃないかなと思いますし、毎日を一生懸命生きていたらいいものが見られるんじゃないかなと思って一緒にワクワクしています。頑張ってください」とエールを送った。また、新入社員からの質問に答える企画も行われ、リフレッシュ法を尋ねられた杉野は「お風呂に入る(笑)」といい、「最近はお風呂に塩を入れて塩風呂に入ったり、水を浴びたりしています。こういう時期なのでサウナに行くのもあれなので、僕は家で楽しんでいたりしています。(家で)リラックスできる時間を過ごすようにしています」と回答。続けて、“仕事でやりがいを感じる瞬間は?”との問いには「自分が楽しめているとき、自分が楽しいなって思っているときで、その瞬間にやりがいを感じるというよりは、その瞬間のために頑張っているときかなと思います。自分が今、演技をして満足することってないけど、ある程度、自分的にいいものができたかなというときはやりがいを感じますけどね」と笑顔で語った。さらにMCから、初仕事をした際の思い出を聞かれると「めちゃくちゃ緊張しました。まだ大学在学中だったので、社会人になるということがあまり理解できていなかったんですよね。だからそのときは“仕事をする”というスイッチよりも、そこにいる人たちとどう関わっていくかとか、その関わりをどう楽しんでいくかということにフォーカスしていたので、どう見られるかということばかり気にして、仕事を楽しむという余裕はなかったですね」と振り返り、「でも、新しい経験ができたことに対するうれしさみたいなものはとてもありました」とコメント。この春に新たに挑戦しようと思っていることを尋ねられると「家のインテリアを整えようかなと思っています。こういう時期というのもありますし、できるだけ自分がホッとする空間だったり、安心する空間、自分自身に戻れる時間というのは、自分が年齢を重ねるごとに“大事だな”って思っています」と吐露し、「“それがあるから頑張れる”だったり、仕事で自分のパワーを発揮できるってことはあるなって日々実感しているので、自分が好きなものばかりを集めて、こだわってやっていきたいと思いますけどね。まあ、春は関係ないですけどね(笑)」と自分にツッコミを入れて笑わせた。そして、一緒に仕事をしたいと思う人を聞かれ「真面目な人」と答えた杉野は、「自分はけっこう真面目なんですよ(笑)。仕事をやっているときはそこに集中しちゃうし、それをやりに来ているというスタンスでいるので、その意識を持って一緒にやっている人は、僕からすると“いいものが作れるな”って実感があるし、同じ方向を向いていることにうれしく思って、それだけでも仕事をやっている意味はあるなと思います」と語り、「やっぱり何事も一生懸命だったり、毎日必死に生きている人と一緒に何かを作り上げていきたいなというのは、日々思いますけどね」としみじみと語った。
2022年04月01日杉野遥亮は、人と壁をつくらない。ふらっと取材場所に入ってきて、まるで教室の雑談に加わるみたいな気軽さで話しはじめる。選ぶ言葉も変にかしこまったりせず、正直で、飾りがない。その素直さは、彼のお芝居にもよく表れている。杉野遥亮が演じる役は、もちろんどの役もそれぞれ違う人物なのだけど、どこかで杉野遥亮という器がうまく役に機能しているようなところがある。杉野遥亮が演じるから、すっと観る人の心に入ってくるのだ。『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の熱狂から約4ヶ月。ブレイクのさなかにいる彼は、今、何を考えているのだろうか。何かを選択するとき、あんまりジャンルにとらわれたくない大ヒットとなった『東京リベンジャーズ』以来、少し久しぶりに杉野遥亮がスクリーンに帰ってくる。4月1日公開(金)の映画『やがて海へと届く』は喪失をテーマに、人のささやかな心の動きを丁寧に描いたヒューマンドラマだ。これまでのフィルモグラフィーを振り返ると、どちらかと言えばエンタメ色の強い作品に出演することの多かった杉野遥亮にとっては、今までにない手ざわりの作品だとも言える。「何かを選択するとき、あんまりジャンルにとらわれたくなくて。だから、そこはなるべく意識しないようにしています。ただおっしゃる通り、この作品の持つトーンや手ざわりが今まで自分が参加してきたものと違うなっていうのは理解できます。でも、この作品に入ることにまぎれもなくワクワクしている自分がいたのも事実で。初めて台本を読んだとき、清々しいなって思ったんです。台本を開いたときからぱっと情景が浮かんで、この世界に自分も入りたいなと思った。それが決め手です」©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会説明的な台詞が入ったり、扇情的な音楽が流れたりしない。ただ目の前で描かれたものを観客1人ひとりが読み取って、咀嚼していく。本作には、そんな豊かさが静かな海のように波打っている。「お芝居をしながら、これだけ間をあけていいんだろうかとか、そういう迷いはありました。けれどそこで思ったのが、自分にとってナチュラルかどうかより、作品の世界観を自分の中に取り込むことがまず必要なんだなと。これが違う作品だったら、こんなに間をとっていたら長いよって詰められただろうけれど。この作品に流れている空気感に自分を染み込ませていくと、これくらいの間がちょうど良かったりする。まだ全然自分でも正解を導き出せていないけれど、そういう発見がちょっとずつあった現場でした」『やがて海へと届く』は、引っ込み思案で人と打ち解けるのが苦手な真奈(岸井ゆきの)と、自由奔放で世渡り上手なすみれ(浜辺美波)という、対照的な2人の女性の物語だ。真奈とすみれは、友情とも憧れとも言えるような、けれど少しずつ違うような、名前のない感情で結ばれている。「確かに名前のない関係だから不思議です。僕からすると友達に憧れを抱くことがないので、それって恋じゃないの?と思ったりしたけれど。2人の関係が恋愛であろうと友情であろうと、2人のことを理解する立場でいたいなと思いながら演じていました」杉野が演じたのは、すみれの恋人・遠野。仲の良い女同士に、男性の恋人が加わると、微妙にバランスが危うくなる。心から通じ合えている同性の友達と、恋愛感情で結ばれた異性の恋人。秤にかけたとき、皿はどちらに傾くのか。3人を見ていると、ついそんなことを考えてしまう。「でも僕から見ると、遠野とすみれがつながっているようにはあまり感じられなくて。たぶん遠野の一方通行だったんだろうなって。そして遠野も一方通行だとわかった上で、それでもすみれとつながろうとしていたのかな、と。たぶん僕が遠野だったら、すみれとは付き合っていないと思います。明らかに自分じゃない人の方を向いているって感じてしまうので。でも、遠野はすみれと一緒にいたいという選択をした。そこが僕との違いです」ひとり旅が大好きだったすみれは、ある日旅に出て、そのままいなくなってしまう。それから5年、すみれの不在を抱きしめたままの真奈と、ひとつの区切りをつけようとする遠野。5年という月日が、2人の選択の違いをあらわにしていく。「本当は遠野もまだちゃんと消化できていないんだと思います。真奈にあれこれ言ったりするのも、まだ自分自身が乗り越えられていないから。真奈に言うことによって、自分の気持ちに整理をつけていたところはあると思います」亡くなった祖父とは流れている空気感が一緒だった作品全体に漂うのは、大切な人を失った喪失感。杉野自身も、その痛みにふれて思い出した人がいた。「祖父が亡くなったときはとても泣きました。忘れもしない高3のときです。ちょうど大学受験の直前で、もう無理無理ってなったのを覚えています。まさに絶望でした」決して湿っぽくならないように、努めて明るい口調で杉野は大切な人のことを振り返った。「たぶん自分の中でいちばんほっとする人だったなと思う。一緒にいると安心できた。それはおじいちゃんが優しいというのもそうだけれど、たぶん自分と流れている空気感が一緒だったのだと思います」いなくなった人には、もう会えない。でも、もう会えないけど、いなくなったわけじゃない。「今でもリアルに思います、見ててくれるかなって。なんか見てくれている気がするって感じる瞬間もあるし。でもだからと言って、いつまでもずっと引きずったりはしないです。おじいちゃんのこともその瞬間は泣いたけれど、時が経って、今こうして前を向いて話せているので。悲しみに引きずられない自分でいたいんです。暗い自分になると、周りが大変だから」そう自分の気持ちよりも先に、周りの人のことを考えるのが杉野遥亮らしい。「暗くなると、とめどなく暗くなってしまいます。でも、そういう自分をプライドが許さないというのはあるかな。暗くなると、精神的に人に寄りかかってしまうので、それが嫌なんです。常に自分の足で立っていたい。だから、悲しいことがあってもなるべくひとつずつ解消しながら生きています」杉野遥亮は決して悲観しない。『やがて海へと届く』に通底する、時が過ぎゆくことへの儚さにもまた杉野は自らのスタンスで向き合っている。「僕は変わっていくことをポジティブに変換するようにしています。だってしょうがないから。時間が止まらない以上、人は進むしかない。だから過去の自分にフォーカスを当てること自体、あんまりしないかもしれない。悲しいことがあっても、その場では思い切り悲しむけれど、次の瞬間には今に照準を向けるようにしている。それは幼い頃からずっとそう。たまに冷たいって言われることもあるけれど、仕方ない、それが自分だから」今の方が気兼ねなくデパートに行っていますそう語る杉野自身が、今まさに変化のときにある。2017年の俳優デビュー以降、着々と耕してきた土が、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の黒川森生という当たり役を得て見事に開花。今の杉野遥亮は水をあげればあげた分だけ伸びる、瑞々しい草花のようだ。「僕はエゴサーチをしなくなって。『恋です!』も撮影中は作品のことで精一杯でしたけれど、それでもすごく反響がいいということは伝わってきていて。特にいちばん実感したのは終わったあとかな。周りのスタッフさんとか家族とか友達とかが『知り合いが森生がすごくいいって言っていて、自分まで嬉しくなった』というようなことをすごい言ってくれて。そういうのってお世辞もあると思うけれど、そう言ってくれているんだっていうのが実感できて、うれしかったです」若い俳優にとって代表作を掴むということは、1枚のチャンスカードを得たようなものだ。そのカードを切っていくことで、さらに次の道が開けていく。今まで以上に、その名も、その顔も、広く知られるようになった。だけど、知名度が上がれば上がるほど、むしろどんどん自然体になっていると杉野は言う。「それこそもうちょっと前はSNSを気にして、プライベートで外に出るときも誰かに見られていないかいつもヒヤヒヤしていました。けれど、今は逆。普通に気兼ねなくデパートとか行っています。以前より周りを気にしなくなりました。それが森生役をやったおかげかなんなのかはわからないけれど、とっても生きやすくなりました」きっとそれは、もっと若い頃は評価や名声を求めて、周りの目ばかり意識していたからだろう。でも今、そんなところに杉野遥亮はいない。「そうかもしれないです。意識が周りに行っていたのが、自分にフォーカスできるようになった。だからあんまり今の状況を特別に感じていないのかな。作品を認めてもらえたうれしさだけはもらって、不安なものは一切もらっていないという感じです」それでも変わらないのは「正直でいたい」という気持ち伸びざかりの今、杉野遥亮は刻一刻と変化し続けている。変わることを恐れない彼は、前に進んでいくだけ。だから、成長も止まらない。「もう今、『恋です!』とか見られないです。もちろんそのときは良かったなあと思っていました。でも時間が経つと、『あそこはもっとああすれば良かった…』って気になってしまう。でもそれでいいんです。その瞬間にいいと思えるものをできるだけ多く残せたら、それでいいと思う、この仕事は」そういう意味では、ちょうど1年前に撮影したこの『やがて海へと届く』は、2021年の春を生きた杉野遥亮のタイムカプセルみたいな作品かもしれない。「たぶん演技の面で満足することはないと思う。でも今は、自分が目指すべき方向性だったり、こうやっていきたいっていうものがちょっと見えてきて、ここから自分がどう挑んでいくのか楽しみな時期ではあります。今言えるのは、映画というものに以前よりすごく欲が出てきました。2時間の中でその人の人生を生きる経験をもっともっとやっていきたい」そうやって変わり続ける杉野遥亮を定点観測できることが、応援する人たちの喜びでもあるのだ。「この1年、舞台もやって、『恋です!』もやって、役者としても、人間としても、大きくなれたなとは感じています。でも根本の考え方はあんまり変わっていないかな。自分の大事にしたいものは変わっていない気がする」杉野遥亮が変わらず大事にしたいものとは何か。そう尋ねると、彼がいつも決まって口にする言葉が返ってきた。「自分にも相手にも正直でいること。嘘をつかないってことかな」その答えに、なんだか胸がじんわりと温かくなる。変わり続けるところも、変わらないところも、すべて含めて杉野遥亮の魅力なのだ。「でも1年前に自分が同じように『正直でいたい』と言っていたときより、ちょっと理解は変わっている気がします。もちろんそのときも全力で『正直でいたい』と思っていたけれど、当時思っていた正直はまだまだ外側で。今、自分が口にしている正直はもう少し深い意味があるなって思う。その深さもちゃんと受け止めた上で、これからも『正直でいたい』。そう思います」そう笑ってインタビューを終えた彼の笑顔はヤンチャな小学生のようで、いつまでもこのままでいてほしいと願いたくなる無垢な輝きがあった。杉野遥亮、26歳。過去を振り返らない彼の現在地は、常に未来に向かって更新されていく。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント杉野遥亮のサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!『やがて海へと届く』4月1日(金)より、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー!©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、ヘアメイク/後藤泰(OLTA)、スタイリング/Lim Lean Lee、衣装協力/トップス:UJOH / ウジョー/\39,600 ボトムス:UJOH / ウジョー/\47,300[問い合わせ先]・UJOHM / エム150-0001渋谷区神宮前3-18-2503-6721-0406
2022年03月30日堤真一主演「妻、小学生になる。」の最終回が3月25日スタート。杉野遥亮演じる蓮司の“プロポーズ”に「キュンからのジーン」など感動の声が上がるとともに、「しばらくつましょーロスが続く」など“ロス”に陥る視聴者も続出している模様だ。「週刊漫画TIMES」(芳文社)連載中の村田椰融による同名漫画を原作に、愛する妻を失ってから生きる意味を失った夫とその娘が、妻の記憶を持った小学生の女の子と出会い、生きることに再び向き合おうとしていく。だが生まれ変わった妻だと思っていた女の子は、生まれ変わりなどではなく妻の魂が“憑依”していた状態で、妻の魂は女の子の身体から去っていき…というストーリーが展開してきた。主人公の新島圭介を堤さんが演じるほか、万理華の身体から抜け“成仏”しようとしていたが、万理華の魂に説得される妻の貴恵に石田ゆり子。圭介と貴恵の一人娘の麻衣に蒔田彩珠。貴恵に憑依されていた白石万理華に毎田暖乃。万理華の母・白石千嘉に吉田羊。漫画家を目指す貴恵の弟・古賀友利に神木隆之介。圭介に想いを抱く同僚で上司の守屋好美に森田望智。麻衣の彼氏・愛川蓮司に杉野さん。憑依されている間にベストセラー作家になっていた出雲凜音に當真あみ。魂が“見える”寺カフェのマスターに柳家喬太郎らが共演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。万理華に説得され再び彼女の身体に入り込んだ貴恵は、圭介、麻衣のもとに現れる。その日は圭介と貴恵の結婚記念日で、万理華(貴恵)は圭介と麻衣に“最後の1日”を過ごそうと話す。麻衣の「ママのしたいことしよう」という言葉で万理華(貴恵)は蓮司のもとへ。万理華(貴恵)は自分をママ役にして「実家にご挨拶ごっこ」をしたいと言い出し、応じた蓮司は圭介に「麻衣さんと結婚させてください」と本気“プロポーズ”する…というのが最終回のおはなし。「まっすぐな蓮司くんが良かったです」「『ごっこ』じゃなくて真剣に気持ちを伝えちゃうシーンはキュンからのジーン」「最終回は杉野遥亮のプロポーズがカッコ良すぎ」といった声とともに「個人的には蓮司役の杉野遥亮くんと麻衣ちゃんの続編見たい」「スピンオフ的なので蓮司&麻衣編やりません?」など、杉野さん演じる蓮司と蒔田さん演じる麻衣の“その後”を観たいという視聴者の声も。その後圭介は自宅を急遽レストラン風に模様替え。守屋やマスターらを呼んで、万理華(貴恵)にシェフをしてもらう。そして最後に2人で野菜を育てた農園に再び苗を植え、貴恵は万理華のもとを去る…というラストだった。最終回を見終えた視聴者からは「このドラマ、新島家に出会えてよかったです」「新島家の未来に幸あれと願う」「毎週温かい涙が流れる作品でした。新島家の皆さんが大好きだー!!」など、新島家への感謝の言葉が続々送られる。また「あんな人になりたい あんな家庭を築きたい こりゃしばらくつましょーロスが続くな」「ロスすぎる~~!!ずっと温かい新島家のみんなを見ていたかった…」などの“つましょーロス”になりそうだという投稿も多数アップされている。(笠緒)
2022年03月26日アクアレーベルの昨年誕生した新ライン「アクアウエルネス」の新CM発表会が開催。新CMには杏さん、杉野遥亮さん、井桁弘恵さんが初共演し、「手のひらを太陽に」をワンフレーズごと歌いつないでいく場面も。製品に込められたメッセージにまつわり、三人三様の「ごきげん」な状態で過ごすコツ&製品の魅力を発表会現場よりお届けします!忙しいと立ったまま食事を……そんな自分だから「休むのも仕事のうち」と意識する杏さん新CMは、リラックスした三人の表情と歌うシーンが印象的。MCから「CMのようにリラックスした自然体な自分でいられるように意識していていることはありますか?」と聞かれると、杏さんは「休むのも仕事のうちだと思うこと」と回答。改めて自分で意識しないと、立ったまま食事をするほどやることに追われてしまう日もあるという杏さん。「よし、寝るぞ!」と、自分をきちんと解放するタイミングをつくることを意識して日々過ごしていると話していました。井桁さん「毎日のスキンケアって実験みたい。がんばったらどうなるか?」という楽しみがある。井桁弘恵さんアクアウエルネスは「肌はいきもの」と捉え、“肌も自分と同じように調子の良い日も悪い日もある。だから、肌も自分もなるべくごきげんな日を増やしていこう”というメッセージが製品に込められています。ーーこのメッセージにちなみMCから「ごきげんな肌をキープするコツは?」という質問には、杏さん湯船に浸かった翌日はやはり肌の調子が良いのでなるべく湯船に入るようにしています。井桁さん食べ物で肌の調子が変わるタイプ。ストレスがあると暴飲暴食したくなるけどそうならないように気を付けています(笑)。杉野さん仕事とプライベートどちらもうまくいくとごきげんな状態が続きます。なるべくその状態が続くように心がけています。ーーまた「日頃どんなスキンケアをしていますか?」という質問には次のような回答をいただきました。杏さんスキンケアアイテムで体の外側を潤して、水分を多くとることで内側からも体を潤すことを意識しています。井桁さん毎日のスキンケアタイムを自分を見つめなおす時間にしています。顔をよく見て、調子が悪い日も『ここでちゃんとスキンケアするとどう変わるかな?』って。実験するように続けています。杉野さんお風呂に入って、汗をかいて、そのあとスキンケアしています。汗をかいた後にスキンケアすると良いと聞いたので実践しています。杉野さん「このCMで少しでも癒されてくれたらうれしい」杉野遥亮さん最後に3人初共演の感想を聞かれると、杏さん「3人で同じものを感じられるのが心地よかった」、杉野さん「スキンケア時の指で顔をくるくるさせる動作が自分的にぎこちなかったです(笑)。とても良い映像になっているので少しでも癒されてくれたらうれしい」、井桁さん「歌うシーンは、私が一番最後なので『私が失敗したら台無しになる!』って緊張しました」と回答。井桁さん「好みドンぴしゃ」と絶賛!新製品「セルフバリア UVミルク」左から、アクアローション(さっぱり・しっとり) 各220mL¥1,496(税込)、アクアミルク 145mL ¥1,683(税込)、マルチアクアバーム 100g ¥1,078(税込)※現在発売中、セルフバリア UVミルク SPF50+・PA++++ ¥1,683(税込)2022年3月21日発売3月21日発売の「セルフバリア UVミルク」をいち早く試した井桁さん。感想を聞かれると「好みドンぴしゃの使い心地!」と絶賛。「保湿と紫外線カットが同時にできるタイプだから、お家にいてわざわざ日焼け止めを塗りたくない日にも使えて便利です」と笑顔で話している様子が印象的でした。アクアレーベル アクアウエルネス透明感あふれる3人のように、毎日を健やかにごきげんに過ごすため「アクアレーベル アクアウエルネス」を相棒としていかが?文・玉絵ゆきの
2022年03月17日女優の杏、俳優の杉野遥亮、女優の井桁弘恵が10日、都内で行われた「アクアレーベル新TVCM発表会」に出席した。資生堂のセルフスキンケアブランド「アクアレーベル」は、昨年8月に発売した新ライン「アクアウエルネス」の新TVCMに杏・杉野遥亮・井桁弘恵を起用。3人が歌唱も披露している『ぼくらはみんな生きている』篇が3月27日より公開される。なお、3人は今回が初共演。杏は「撮影した場所がすごく気持ちの良い素敵な場所で、“気持ちがいい”という顔は本当の顔に。3人で笑い合っているのも、自然体の笑顔が出た撮影でした。撮影終わってもそのままいたくなるような気持ちの良い場所でした」と撮影を回顧。井桁も「楽しかったです。CMの中で歌うってすごく緊張していたんですけど、開放的な空間の中で素敵なバトンをいただいたのでリラックスして自然体で楽しく歌えました。柔らかい優しい空間でした」と振り返った。杉野は、事務所の先輩・杏と今回が初対面だったようで「杏さんと事務所一緒で、なかなかお会いしたことがちゃんとなかったので、挨拶ちゃんとしないとなってめちゃくちゃ緊張しました」と告白。また、「井桁さんも初共演だったし、短い時間の中でどういう風にやっていけるのかなって緊張しました」と打ち明けた。
2022年03月10日女優の杏、俳優の杉野遥亮、女優の井桁弘恵が出演する資生堂「アクアレーベル」新テレビCMが、3月27日より公開される。資生堂のセルフスキンケアブランド「アクアレーベル」は、昨年8月に発売した新ライン「アクアウエルネス」の新テレビCMに杏、杉野遥亮、井桁弘恵を起用。『ぼくらはみんな生きている』篇では、3人が自然に囲まれた心地よい縁側のある古民家で、ゆったりとした時間が流れる夕暮れの中、お風呂上がりにスキンケアをしながら心も体も解放されていく様子を描いている。「アクアウエルネス」ラインの新メッセージは「肌はいきもの。」。この言葉には、“みんなも、自分も、そして自分の肌も生きている。調子がいい日ばかりではないけれど、ならば自分も肌も、だんだんとごきげんな日を増やしていこう”という思いが込められている。そんなメッセージを「ぼくらはみんな生きている」から歌い出しが始まる童謡「手のひらを太陽に」で表現。3人で歌のリレーをつなげていく微笑ましい様子も見どころとなっている。3人は今回初共演だったが、リラックスした空気感から、温かい雰囲気で撮影がスタート。冒頭、杏の透き通った歌声が2人の緊張を和ませ、コンビネーション抜群の歌唱パートが完成した。
2022年03月10日公開を控えている映画『やがて海へと届く』では、主人公の真奈(岸井ゆきの)とすみれ(浜辺美波)の、大学時代からの友人・遠野を演じている杉野遥亮さん。真奈が、ある日突然姿を消した親友のすみれの秘密を探りながら進むこの物語。原作の幻想的な世界観を、一部アニメーションで表現し、映像とコラボレーションさせる手法も話題になっている。「完成作を観て、切なくて儚い、そんな感情に胸が締め付けられましたが、アニメと実写を組み合わせた表現は、すごく新しくて、映像もとても美しかったです。中川(龍太郎)監督とは、人の本質を探る話をしたことが印象的で、感情の奥深くにあることの方が、表面にあることよりも現実だったりするという、監督の哲学的な考えにもすごく共感できました。僕にとってとても有意義な現場だったし、新たな経験がまたひとつ増えた気がします」遠野のような、ごく“普通”の青年役から、恋に一途な“ヤンキー君”、時には小学3年生男子まで、幅広い役を柔軟に受け入れて演じるという、役者としてのスキルの高さに注目が集まっている杉野さん。この日の撮影でも、カメラの前に立つと、黙々と、そして軽やかにポーズを変えながら応じていた。時折カメラに送る目線には、クールな色気を含んでいる。杉野さんの考える“色気”とは、どんなものか。「色気とは他人が感じるもので、自分で認識するものではないと思っているし、僕が色気について話すなんておこがましいというか…。ただ、色気とは何かを考えると、見た目の作り込みではなく、懐の深さや視野の広さ、誰かを愛し続ける強さを持つような、精神的部分から生まれるものなのかな。そして日々、相手にも自分にも、嘘をつかずに正直に生きること、そんな積み重ねもいつしか色気になるのかもしれないです。ちなみに僕が色気を感じるのは、漫画『ONE PIECE』に登場する“白ひげ”。自分の身をもって経験してきたことから生まれる包容力は、主人公のルフィをも超える色気となって表れていると思います。たくさん傷つきながらも、怯むことなく新たなチャレンジを続ける者だけが、手にした強さには憧れます。だから僕も、先回りして結論を知るより、経験して失敗したことを自らに刻み込みながら、辛くても人生に立ち向かいたいと思っています」一方で、華やかな色気に心を奪われることも。「映画『マイ・フェア・レディ』の、オードリー・ヘップバーンの美しいオーラにはハッとしました。見た目だけではない美しさを感じ、不思議と気持ちが晴れました。並大抵の精神力では保てないであろう、美しい心から放たれる色気は、最強です」役に色気を求められた時は、どのように演じるのだろう。「まず、監督が求めるものと、自分が考えるものを擦り合わせて、どの類の色気なのかを明確にすることから。精神から生まれる色気や、肉体的な色気など、色気の解釈は人それぞれだし、いろいろな種類がありますから」色気の源は、あくまでも自分の内側にあるとしながら、仕上げに身に纏うなら“香水”だという杉野さん。「一つだけ愛用している香水がありますが、でも色気のためにというよりは、お守り代わり。昔の人は香りを、身を守るものとして使っていたと聞き、すごく納得できて。僕も、心の強さを保てなくなった時や、自分に戻るという意味でその香りを大切にしています」すぎの・ようすけ1995年9月18日生まれ、千葉県出身。出演映画『やがて海へと届く』は4月1日より公開。現在放送中のドラマ『妻、小学生になる。』に出演中。ジャケット¥123,420シャツ¥82,060パンツ¥73,700(以上ナヌーシュカ/ヒラオインク TEL:03・5771・8809)パール×シルバーネックレス¥121,000(シンゴクズノ/シアンPR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年3月9日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・Lim Lean Leeヘア&メイク・後藤 泰(OLTA)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2022年03月03日俳優の中村倫也、桐谷美玲、杉野遥亮が、15日より放送されるブルボンの新CM「ブルボンビスケット王朝」編、「サクサク家ティザー」編、「しっとり家ティザー」編、「チョコビス家ティザー」編に出演。あわせてメイキングやインタビュー映像も公開される。本CMでは、ビスケットたちが暮らす架空の世界「ブルボンビスケット王朝〜BOURBON WONDERLAND〜」を舞台に、「サクサク家」「しっとり家」「チョコビス家」の戦いを描く。3人はブルボンビスケット王朝の研究者として各王家の魅力を解説。中村は茶色ベースのジャケットスーツスタイル、桐谷は光沢感のあるペールベージュのワンピース、杉野はブルーグレーのジャケットで研究者役を演じている。3人のインタビュー抜粋は以下の通り。――3人でのCM共演は初となりますが、撮影はいかがでしたか。中村:楽しくやっていました。気付いたら自分だけがしゃべってるときもあって(笑)。杉野はもともと事務所も同じで、入った頃から知っているんですが、仕事で一緒になるのは初めてだもんね。杉野:そうですね、僕、倫也さんとお仕事で一緒になるのは初めてです。中村:年末ぐらいからもう「年が明けたらお願いします」って言われていて。思ったより(杉野が)今日緊張してたので、ちょっと面白かったです。桐谷さんは、去年に引き続きですね。首が細いなと思って。桐谷:すごいそれ言ってくださいますよね。中村:僕のこぶしぐらいしかないですもんね。桐谷:もうちょっとあります(笑)。桐谷:今のように中村さんが盛り上げて、3人の空気を温めてくれていたので、ありがたかったです。杉野:新年あけまして、初めての仕事だったんですけど、緊張しました。カチコチになっちゃった(笑)。中村・桐谷:(笑)。杉野:桐谷さんは初めましてでもちろん緊張したし、倫也さんも初めましてで、仕事場では。緊張しました。中村:なんか、先輩の前だといつもの調子が出ないって。杉野:そうっすね。調子狂っちゃいますね。中村:うん。共演NGみたい。杉野:そうですね(笑)。中村:そうですねじゃない(笑)。杉野:すみません(笑)。――今回はそれぞれの王家で研究者という役でしたが、みなさんが研究したい、または最近没頭しているものは何ですか。中村:年末年始、わりと休みもあったので料理をしていました。ブロッコリーをよく食べるので、ブロッコリーの保存方法、何がベストなのかなっていうのを。今のところ、ちょっとチンしたのを、まだちょっと軽く芯が残ってるぐらいの小分けにして、冷凍して使うときに、またもう1回ちょっと火を通すみたいな感じで帳尻を合わせているんですけど、それ以外にベストな保存方法がブロッコリー王朝さんにはあるんじゃないかと。カリフラワー王家もいますし。そこをちょっとね、ぜひブルボンさんに調べてもらいたい。ブロッコリーブラウニーを作ってもらって(笑)。桐谷:私はこれから研究したいことは、料理です。子供が離乳食を卒業して、普通にいろんなものを食べられるようになったんですよ。大人と子供とが一緒に食べられるようなメニューをまだそんなに知らないので、そこを研究したいなと思ってます。塩分を調整して味が薄いものをあげたりとか、具材がそんなに大きくないもの、という風にして、今は大人と別々で作っているんですけど、だんだん色々食べられるようになってきているので、取り分けレシピとかを研究したいです。杉野:研究したいこととは違うんですけど、最近動物の動画を見るのにハマっていて。特におすすめが、和歌山パンダのフウヒンくんって知っていますか? 僕今ラジオやってるんですけど、番組にお便りがきて「和歌山のフウヒンくんが可愛いから見てください」って言われて、見てみたら、めっちゃ可愛いんですよ! パンダって。パンダがその飼育員さんに抱きついたりしてるのとかを見て、癒されています。……没頭? しています。
2022年02月08日話題のドラマや舞台などで活躍中の俳優、杉野遥亮さんが、『ミロ展―日本を夢みて』の展覧会ナビゲーターに就任!今回、音声ガイドの収録を終えた杉野さんに、アート体験やご自身の活動などについて語っていただきました。杉野遥亮さんが展覧会ナビゲーター!【女子的アートナビ】vol. 235東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開かれる『ミロ展―日本を夢みて』では、スペインが生んだ巨匠、ジュアン・ミロ(1893-1983)の初期作品や代表作を展示。さらに、日本好きのミロが所有していた民芸品や、日本と深いつながりを示す資料なども含め、約130点の作品と資料が紹介されます。ミロが生まれたのは、スペイン・カタルーニャ地方にある都市バルセロナ。1888年に当地で開かれた万国博覧会の影響で、ミロの幼少期にもジャポニスム・ブームが続いており、生家近くには日本美術の輸入販売店もありました。日本にあこがれて育ったミロは、美術学校で学んだあと、画家として創作活動を開始。浮世絵をコラージュした作品を制作するなど日本への興味は尽きず、また、第二次世界大戦後は日本でもミロの展覧会が開かれるようになり、彼は二度も来日しています。本展では、相思相愛となったミロと日本の関係を、作品や資料を通して楽しむことができます。杉野遥亮さんにインタビュー!――まず、『ミロ展―日本を夢みて』のナビゲーターに就任されたご感想をお聞かせください。杉野さん光栄です。とってもうれしいし、このような経験ができたことは自分にとって、とてもよかったなと思っています。その“就任”という言葉、なんだかいいですね。――音声ガイドの収録もされたのですよね。いかがでしたか?杉野さん音声ガイドの収録は、はじめての経験でした。良いものをつくりたいという意識で臨みましたが、結果的に、それがどうなっているのか、自分でも気になります。この仕事でインプットできるものがとても多くありましたし、良い経験となりました。――展覧会がはじまったら、ご自身で音声ガイドを聞いてみたいですか?杉野さんそうですね、聞きながら作品を見てみたいです。でも、内容は知っているので、自分の仕事を確認する感じになっちゃいますね。どうして日本を愛してくれたのか…――特に見てみたい作品はありますか?杉野さん全部見てみたいです。(展覧会チラシを見ながら)この絵(《ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子》)とか、あと新聞など切り貼りしたコラージュ作品も気になります。でも、資料だけではわからないので、ちゃんと展覧会で実物を見てみたいなと思いました。――この展覧会には、誰と行きたいですか?杉野さんひとりがいいです。展覧会で、自分が何かを感じたり思ったりするときに、誰かに対して意識がいくと集中できないので……。じっくり、ひとりで見てみたいです。――ミロは日本好きとのことですが、ミロの作品を通して、日本を感じられそうでしょうか?杉野さん日本を感じる、というところまでいくのかどうかはわからないけど、ミロがなんで日本をリスペクトしてくれたのか、どうしてこんなにも日本を愛してくれていたのか、という点は、自分で調べたり感じたりしてみたいです。それが、改めて日本の文化に目を向けて見る、ということになるかもしれません。相思相愛のお相手とは…――ミロは書道風の絵も描いています。杉野さんも、書がとてもお上手ですよね。杉野さん書道は、今はやっていないです。昔も、特に習っていたわけではありません。――以前ラジオ(『杉野遥亮の今夜もオフトーク』『杉野遥亮の「今度は長ズボン」』)で、小学生のころ何度か書道で金賞をとったと話されていたのを聞きました。ほかにも、英語のコンテストにも選ばれたとか。杉野さんあれっ、僕、ラジオで話しましたか!その話は、僕の「あるある」なのです。不思議なのですが、いつも“やっつけ仕事”みたいに「はい!」と提出したものが、たまたま評価されてしまうんです。英語も、スピーチコンテストに出るということを口実にして、みんなで部活をサボろうとしたのですけど、なぜか僕だけ受かってしまって。結果的に、夏休みは部活のあと、英語の練習もしなければならないという超ハードスケジュールになりました。サボろうとしたので、バチがあたったんです(笑)。――いやいや、書道でも英語でも、賞をもらえるというのは本当にすごいことだと思います。ところで、この展覧会には「ミロと日本は相思相愛」というキャッチフレーズがあるのですが、杉野さんの相思相愛体験について、教えていただけますか?杉野さんえーっ、相思相愛ですか……。人、ですよね?誰かなぁ。あ、でも以前、テレビの仕事でバルセロナに短期滞在していたときに、僕は相思相愛だと思っていましたよ、蝶野正洋さんと(笑)。――なるほど、蝶野さん!お二人で共同生活をするという番組ですよね。確かに、楽しそうでした。バルセロナでは、アート体験もしましたか?杉野さんバルセロナは、芸術のなかに住まわせていただいた感じだったので、それが当たり前になっていました。今となれば、とても貴重な経験だったし、ちゃんと目に焼き付けるべき場所だったと思います。本当に贅沢な環境でしたよ。だって、歩いていたら世界遺産があるのですから。サグラダ・ファミリアをはじめ、いろいろなガウディの建築物が見られますし、町中にアートがあふれていました。『恋です!』出演で味わったこと――2021年は、さまざまなドラマや舞台でご活躍でしたが、印象に残った出来事を教えていただけますか?杉野さん2021年は、全体通して、すごく駆け足でした。いろいろなことを経験させてもらい、どの仕事にも愛着があります。初めて舞台に立つ経験もしましたし、そのあとは『恋です!』に出て、いろいろな人に自分のことを知ってもらえました。初めて小さい子どもに声をかけられたり、おじいちゃんに「見てるよ」といってもらえたり。温かい気持ちになりました。――2022年になったばかりですので(取材時は1月初旬)、今年の抱負も聞かせていただけますか?杉野さん自分のペースで、自分の軸をぶらさずにやっていけたらいいなと思います。忙しかったり、疲れたりしているときは、どうしても自分自身に戻れない時間、自分がわからなくなる瞬間があるので、そういったときに、どうやって自分を保てるのか、というのが目標かなと思っています。――社会貢献にご興味がある、というお話も以前されていましたが、今年やってみたいことはありますか?杉野さん興味はあるのですけど、実際にそれができるのは、まだ自分的にはもう少し先かなと。まだ、自分のなかでも人間的に確立されていない部分があったりとか、ちゃんと整っていないことがあったりするなかで、人のために何か、というのはまだ自分には早い気がしています。時機がきたら、ですね。――杉野さんの言葉には、誠実さがあふれていますね。ラジオを聞いていてもステキな言葉が多いです。実は、心に響いた杉野さんの言葉をリストアップしているのです。杉野さん(リストを見て)へぇ、これ、すごい!でも、こういうのは、自分から出た言葉でも、自分だけでつくった言葉ではないですからね。誰か、例えば番組にメッセージをくれるリスナーさんと心を通わせてわかったこととか、例えば父親からもらった言葉とか、そういうものなので。――今のお話も、とてもステキです。最後に、展覧会を見る読者のみなさんにメッセージをいただけますか?杉野さん『ミロ展』は、展覧会に足を運ぶことが好きな方も、そうでない方も楽しめるようになっていますし、魅力がつまっています。何か気持ちをもらえたり、感じるものがあったり、人それぞれかもしれないけれど、受けとめられるものが何かあると思います。こんな時期だからこそ、芸術に触れることをしていただきたいなと思います。――ありがとうございました!インタビューを終えて…小顔で背が高く、信じられないほどスタイルの良い杉野さん。話し方に誠実なお人柄が表れ、どんな質問にも丁寧に答えてくれました。インタビュー中はクールで落ち着いた雰囲気でしたが、雑談になると表情が少年のような雰囲気に変化。そのギャップがまたステキでした。『ミロ展』では、声も「イケボ」な杉野さんが収録した音声ガイドを聞きながら、ぜひ作品を楽しんでみてください!※展覧会の最新情報など詳細は、公式サイトをご覧ください。Information会期:2月11日(金・祝)~4月17日(日)※2/15(火)、3/22(火)は休館会場:Bunkamura ザ・ミュージアム開室時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)観覧料:一般¥1,800(¥1,600)、大学生・高校生¥1,000(¥800)、中学生・小学生¥700(¥500)※カッコ内は前売り券の価格です。※会期中すべての土日祝および4月11日(月)~4月17日(日)は事前に【オンラインによる入場日時予約】が必要です。※状況により、会期、開館時間、日時指定予約対象日等が変更となる可能性があります。ご来場の際は最新情報を公式サイトにてご確認ください。
2022年02月02日TBS新金曜ドラマ「妻、小学生になる。」にて、愛川蓮司役で出演予定だった萩原利久が、急性穿孔性虫垂炎のため撮影への参加が困難となり、代わって同役を杉野遥亮が務めることが決定した。本作は、10年前に愛する妻を亡くし、生きる気力を失った夫とその娘が、生まれ変わって小学生になった姿の妻(母)と再会するところから始まる、ちょっと変わったホームドラマ。堤真一が主人公・新島圭介役、石田ゆり子が他界した妻・貴恵役、蒔田彩珠が娘・麻衣役で出演。近年では、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」の黒川森生役が話題となり、弟役で出演する「僕の姉ちゃん」が配信中の杉野さん。今回演じる愛川は、父が経営する工務店に勤務しており、麻衣と出会い、深く関わっていく存在だ。今回のキャスト交代に杉野さんは「先日、監督とお会いした際、蒔田彩珠さん演じる麻衣ちゃんが幸せになってほしいと話されていたことが印象的でした。愛が伝わるものがどこかある、そんな愛川蓮司を現場で築き上げていきたいです」と意気込む。そして「台本を読んでいると、涙ぐんじゃうんですよ。いままでにはない夫婦・親子の関係性ですが、とても温かく、しっかりと軸のあるお話に共感ができるし、僕は好きだと思いました。こんな毎日だからこそ、ドラマを見て癒される。その一つのピースになれるように一生懸命、頑張りたいと思っています」とコメントしている。「妻、小学生になる。」は1月21日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2022年01月20日無料で読める電子雑誌を発行する株式会社ブランジスタメディアは、杉野遥亮さんが表紙・巻頭グラビアを飾る、ライフスタイルマガジン「GOODA(グーダ)」Vol.63を公開いたしました。■ ■杉野遥亮さんが登場GOODAVol.63 手にするだけで毎日ちょっとハッピーな気持ちになれる。そんな、とっておきを紹介しているライフスタイルWEBマガジン「GOODA」。冬キャンプを特集した今号の表紙には、話題作への出演が続き、競争の激しい若手俳優陣のなかでも、ひと際存在感を示している俳優・杉野遥亮さんが登場。ひとつのトレンドになっている機能性の高いアウトドアウェアをミックスさせたコーディネイトで、タウンユースを意識したアーバンアウトドアなスタイリングを披露。インタビューでは、興味津々だというソロキャンプへの思いに加え、もしソロキャンプデビューが叶ったら、焚き火をしながらゆっくりオフを満喫したいことなどを話してくれた。また、キャンプでの新しいアクティビティとして人気が高まっているサウナテントにも心惹かれるものがあるといい、“ととのう”も体験済みだとか。「みんなと同じ感覚かどうかはわかりませんが、自分なりの“ととのう”を経験したことがありますよ。一緒に行く友だちがサウナを熟知していて、それに倣って入っていたら、あるとき、ボーッとするような快感が襲ってきて、これが“ととのう”なのかなと思いました」と話してくれた。そのほか、冬キャンプ特集では、寒空のもと体が冷え切る前に素早く設営ができることなど、冬のキャンプに適したテント選び、とにかく寒い夜に備えたシュラフ選びなど、ちょっとした快眠のコツを掲載し、冬キャンプを快適に楽しむための情報盛りだくさんでお届け。ぜひご覧あれ。■ 俳優・杉野遥亮が着こなす アーバンアウトドアな最旬コーデ 管理の行き届いたキャンプ場は、もはや日常の延長だ。しかも、機能性の高いアウトドアウェアをミックスさせたコーディネイトは、ひとつのトレンドになっている。そこで提案したいのがタウンユースを意識したアーバンアウトドアなスタイリング。そんな最旬コーデを杉野遥亮が着こなす。■ スペシャルインタビュー新しいことを始めるなら今でしょ杉野遥亮と語る キャンプとサウナ、そしてアート 静寂のなか、時折、薪が弾ける音が響く。その音をバックに揺れる炎を眺めて、チルアウトする。冬のキャンプは都会や夏のアウトドアでは、経験できない静かな時間が堪能できるのだ。今回は慌ただしいドラマ撮影の日々がひと段落し、ソロキャンプに思いを馳せる杉野遥亮さんを迎えて話を聞いた。杉野遥亮さんのスペシャルムービー: 動画1: ■ 静寂のなか、焚き火を眺めながらチルアウトする贅沢な時間冬だよ!キャンプに行こう!! 日の入りが早い、この季節。足早に去っていく太陽と入れ替わるように星が輝きはじめると、あたりは静寂に包まれる。暖をとるために起こした火が愛おしくてたまらない。揺れる炎を眺めていると、仕事の悩みや煩わしい人間関係がリセットされ、リラックスした気分になれるのだ。いざ、冬キャンプに行こうではないか!!■ ライフスタイルを刺激する厳選アイテム 「ファッション」「インテリア」「ライフ」「アウトドア」「グルメ」「家電」「健康・美容」「ギフト」「キッズ」の9のジャンルに分けて、こだわりアイテムをオススメしています。<電子雑誌「GOODA(グーダ)」 概要>好きなモノに囲まれて暮らしたい。そんなモノにこだわる男のためのライフスタイルマガジン。著名人のこだわりに迫るインタビューをはじめ、インテリア、ファッションなどのさまざまなアイテムのほか、ハウツーなども紹介。楽天市場から読者向きのアイテムをセレクトしているのも魅力のひとつ。パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも最適な形で閲覧可能です。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月17日無料で読める電子雑誌を発行する株式会社ブランジスタメディアは、杉野遥亮さんが表紙・巻頭グラビアを飾る、ライフスタイルマガジン「GOODA(グーダ)」Vol.63を公開いたしました。■ 杉野遥亮さんが登場GOODA Vol.63 手にするだけで毎日ちょっとハッピーな気持ちになれる。そんな、とっておきを紹介しているライフスタイルWEBマガジン「GOODA」。冬キャンプを特集した今号の表紙には、話題作への出演が続き、競争の激しい若手俳優陣のなかでも、ひと際存在感を示している俳優・杉野遥亮さんが登場。ひとつのトレンドになっている機能性の高いアウトドアウェアをミックスさせたコーディネイトで、タウンユースを意識したアーバンアウトドアなスタイリングを披露。インタビューでは、興味津々だというソロキャンプへの思いに加え、もしソロキャンプデビューが叶ったら、焚き火をしながらゆっくりオフを満喫したいことなどを話してくれた。また、キャンプでの新しいアクティビティとして人気が高まっているサウナテントにも心惹かれるものがあるといい、“ととのう”も体験済みだとか。「みんなと同じ感覚かどうかはわかりませんが、自分なりの“ととのう”を経験したことがありますよ。一緒に行く友だちがサウナを熟知していて、それに倣って入っていたら、あるとき、ボーッとするような快感が襲ってきて、これが“ととのう”なのかなと思いました」と話してくれた。そのほか、冬キャンプ特集では、寒空のもと体が冷え切る前に素早く設営ができることなど、冬のキャンプに適したテント選び、とにかく寒い夜に備えたシュラフ選びなど、ちょっとした快眠のコツを掲載し、冬キャンプを快適に楽しむための情報盛りだくさんでお届け。ぜひご覧あれ。GOODA Vol.63表紙:杉野遥亮■ 俳優・杉野遥亮が着こなすアーバンアウトドアな最旬コーデ 管理の行き届いたキャンプ場は、もはや日常の延長だ。しかも、機能性の高いアウトドアウェアをミックスさせたコーディネイトは、ひとつのトレンドになっている。そこで提案したいのがタウンユースを意識したアーバンアウトドアなスタイリング。そんな最旬コーデを杉野遥亮が着こなす。GOODA Vol.63巻頭:杉野遥亮GOODA Vol.63グラビア:杉野遥亮■ スペシャルインタビュー:新しいことを始めるなら今でしょ 杉野遥亮と語るキャンプとサウナ、そしてアート 静寂のなか、時折、薪が弾ける音が響く。その音をバックに揺れる炎を眺めて、チルアウトする。冬のキャンプは都会や夏のアウトドアでは、経験できない静かな時間が堪能できるのだ。今回は慌ただしいドラマ撮影の日々がひと段落し、ソロキャンプに思いを馳せる杉野遥亮さんを迎えて話を聞いた。GOODA Vol.63インタビュー:杉野遥亮杉野遥亮さんのスペシャルムービー: ■ 静寂のなか、焚き火を眺めながらチルアウトする贅沢な時間冬だよ!キャンプに行こう!! 日の入りが早い、この季節。足早に去っていく太陽と入れ替わるように星が輝きはじめると、あたりは静寂に包まれる。暖をとるために起こした火が愛おしくてたまらない。揺れる炎を眺めていると、仕事の悩みや煩わしい人間関係がリセットされ、リラックスした気分になれるのだ。いざ、冬キャンプに行こうではないか!!GOODA Vol.63冬キャンプ特集GOODA Vol.63冬キャンプ特集テントサウナ■ ライフスタイルを刺激する厳選アイテム 「ファッション」「インテリア」「ライフ」「アウトドア」「グルメ」「家電」「健康・美容」「ギフト」「キッズ」の9のジャンルに分けて、こだわりアイテムをオススメしています。<電子雑誌「GOODA(グーダ)」 概要>好きなモノに囲まれて暮らしたい。そんなモノにこだわる男のためのライフスタイルマガジン。著名人のこだわりに迫るインタビューをはじめ、インテリア、ファッションなどのさまざまなアイテムのほか、ハウツーなども紹介。楽天市場から読者向きのアイテムをセレクトしているのも魅力のひとつ。パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも最適な形で閲覧可能です。<株式会社ブランジスタメディア会社概要>URL: 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者:代表取締役社長井上秀嗣事業内容:電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月17日岸井ゆきの主演、浜辺美波が共演する『やがて海へと届く』が2022年春に公開。現在ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」に出演中の杉野遥亮ら追加キャストが明らかとなり、場面写真が解禁となった。この度解禁となったのは、岸井さん演じる主人公・真奈が大学時代から12年間で出会う様々なキャスト6名。浜辺さん演じるすみれの恋人・遠野を演じるのは、「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」やAmazon Prime Video先行配信中「僕の姉ちゃん」などに出演し、テレビ・CMで大ブレイク中の杉野遥亮。真奈の同僚・国木田を演じるのは、『ワンダーウォール 劇場版』(20/前田悠希監督)、『花束みたいな恋をした』(21/土井裕泰監督)など話題作への出演が続く中崎敏。また、すみれの母親・志都香を鶴田真由、東北で民宿を営む幸栄を中嶋朋子が演じるなど、実力派キャストが脇を固めた。さらに、幸栄の娘を演じるのは、アイドルグループ「さくら学院」を卒業し、来年1月29日よりユーロスペースにて公開予定『麻希のいる世界』で映画初主演を務める新谷ゆづみ。そして、真奈の上司・楢原を『わたしは光をにぎっている』など中川監督作常連の光石研が演じる。併せて今回解禁された場面写真も、真奈やすみれを囲む人々の姿が見て取れるものとなっている。『やがて海へと届く』は2022年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:やがて海へと届く 2022年春公開予定©️2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会
2021年12月13日黒木華と杉野遥亮が姉弟役で出演するドラマ「僕の姉ちゃん」が、本日9月24日(金)より「Amazon Prime Video」にて先行配信スタート。これに併せて、姉弟の家の中と外の様子を切り取った場面写真が一挙公開された。本作は、年の離れた姉弟が束の間の二人暮らしをする日々を描いた、益田ミリの同名漫画が原作。姉・ちはるを黒木さん、弟・順平を杉野さんが演じるほか、久保田紗友、若林拓也、平岩紙、渡辺大知、遊屋慎太郎、片桐仁、湯川ひな、春原愛良、藤間爽子が出演している。家の中と家の外でのギャップも見どころのひとつとなっている本作。今回到着した場面写真では、外での“かっちりモード”な姉弟それぞれのカットや、家で食べたり寝転んだりとくつろぐ“ゆったりモード”な姉弟が写し出されている。「僕の姉ちゃん」は9月24日(金)よりAmazon Prime Videoにて全話一挙先行配信。2022年、テレビ東京にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年09月24日映画『東京リベンジャーズ』大ヒット御礼! 東リベの夏は終わらない! 舞台挨拶が29日に都内で行われ、北村匠海、杉野遥亮、磯村勇斗が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。この日は「仲間と一緒に『東京リベンジャーズ』を観に行く」というテーマで服をコーディネートしてきた3人。北村は「男は黙ってデニム履け、というマイルールと言いますか。僕はTシャツをズボンにインするっていうのを17歳ぐらいからやってて、ずっとダサいと言われてきたんですけど、やっぱ最近レトロブームが来て、こういうスタイルが少しずつ広まってきてるんではないかと思っています」と、時代が追いついてきた様子。「夏は特に楽したいっていうのが1番大きくて、Tシャツにデニムだと選ばなくていい。デニムも履けば履くほど育つし、毎日同じのでもいいぐらい」とポイントを明かした。一方、テーマを聞いて「そっかあ……」と若干落ち込んでいた杉野は、「スタイリストさんが用意してくれた衣装見てちょっと違うかなと思ったんですけど、デートに行く設定なのかなって、勝手に考えちゃったんだよね」と苦笑する。「皆さんの前に出るし、爽やかな格好をしようかなと思って今日選んだんですけど、ちょっとミスっちゃった。本当は白Tにチノパンとかそういう格好なんですけど、仲間と行くときも今度はそうしようかなあ」と、シャツスタイルは少しよそ行きのイメージで選んでしまったようで、北村から「しっくりは来てるから」とフォローされていた。また黒のスタイルで決めた磯村は「『東京リベンジャーズ』って、黒のイメージもなんかあって……」とスクリーンに映し出されたロゴを見遣り、「うん、そうでもなかった」とこちらも苦笑する。「男たちと行く時ってなんかあんまり服とか気にしないんですけど、黒で落ち着きたい」という磯村に、北村は「いっそん(磯村)は黒のイメージあるけどね、1年通して」と納得。磯村が「ポイントでピンクを入れてるから、わいわい感を出したいな。『東京リベンジャーズ』を見て熱くなって『良かった〜!!』みたいなのをやるスタイル」と説明すると、北村が「仲間と映画みて『うお〜!』となったことあんまない」とつっこみ、磯村は「俺もないけど、やりたいのよ」と主張していた。
2021年07月29日三浦透子、戸塚純貴、杉野遥亮らが出演する特集ドラマ「いないかもしれない」の放送が決定した。高校の同窓会の二次会。同級生の明美と涼子、吉岡、小田島は、その場に見ず知らずの女が平然と同席していることに内心ざわついていた。会話を続けながらもSNS上のグループトークで女の正体について会議をするが、謎は深まるばかり。やがて女は、高校時代の明美と涼子の黒歴史を話はじめる。明美と涼子はスクールカーストの下位に位置し、クラスのアイドル“由美ちゃん”を疎んでいた。2人は由美ちゃんの個人アカウントのなりすましを行い、ありもしない誹謗中傷を繰り返す。そして由美ちゃんは心を病み、姿を消した。果たして謎の女の正体は?疑心暗鬼が蔓延する中、親友だったはずの明美と涼子が互いを罵り始める…。カフェバーというリアルな空間で繰り広げられるやりとりと、複数同時に繰り広げられるSNS上の仮想世界でのやりとりを映像化する本作。ワンシチュエーションで、ワンシチュエーションでない新感覚のオリジナルドラマとなっている。物語を執筆した大池容子は、本作について「高校の同窓会に謎の女が現れ、忘れたいと思っていた苦い記憶がデジタルの世界を通して日常に侵食してくるお話」と説明し、「過去に翻弄される登場人物たちの滑稽さが、愛おしく見える瞬間があればいいなと思っています」とコメント。キャストには、同窓会に参加する涼子を歌手・女優の三浦透子、明美を『orange -オレンジ-』『青の帰り道』の清水くるみ、小田島を「親バカ青春白書」への出演も話題となった戸塚純貴、吉岡を『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』『羊とオオカミの恋と殺人』の杉野遥亮、涼子たちには正体が分からない女役をモデル・あやかんぬが演じる。特集ドラマ「いないかもしれない」は3月20日(土)23時30分~総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年02月11日杉野遥亮主演、渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルらの共演で“小学3年生の日常”を描く「直ちゃんは小学三年生」の3話が1月22日深夜放送。杉野さん演じる直ちゃんの“不器用な優しさ”に「染みました」「考えさせられる」など感動の声が集まっている。杉野さんをはじめ出演する俳優たちがリアルな小学三年生役を演じ話題の本作は、見慣れないものを拾って大騒ぎしたり、些細なことで喧嘩したりと「今」を一生懸命生きる小学生たちの日常を描く、少しブラック味のあるヒューマンコメディドラマ。杉野さんが純粋で真っ直ぐな直ちゃんを、渡邊さんがお金持ちで頭のいい少年のきんべを、前原さんが貧乏でガサツな少年のてつちんを、竹原さんが心優しい泣き虫な少年の山ちょを演じ、直ちゃんたちが恐れるクラスのいじめっ子のタケモンに平埜生成、タケモンの子分的存在のジュンヤにやついいちろう(エレキコミック)。男子たちに嫌われているしっかり者で気が強い女子の鎌田に堀田茜、その親友の塩山に水嶋凜といったキャストも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は掃除中に直ちゃんたちが鎌田とケンカ。花壇に水やりをしていた山ちょは、鎌田が塩山に学級委員長選挙に立候補するよう勧めるのを聞く。その話を聞いた直ちゃんたちは女子に都合のいいルールができることを警戒するが、クラスで男子の人数が多いことから選挙になっても塩山が当選することはないと安心。しかし帰り道、きんべとてつちんは山ちょが鎌田と塩山からお菓子をもらっているのを見かけ、山ちょが買収されたと思い込む。公園でキャッチボールをしていた直ちゃんは塩山が野球チームに入っていることを知り、キャッチボールに誘う。ミットと防具姿で現れた塩山は将来プロ野球選手になるのが夢だと明かす…というのが今回のおはなし。山ちょが女だったら気持ち悪いというてつちんに「山ちょが男だから友達になったわけじゃない」と答えたり、プロ野球選手になりたいと話す塩山に「女なのに?」と返答。「そう思うよね…」と悲し気な表情をみせた塩山に「別に関係ねえか、女でも」と答えたり…。そんな直ちゃんの優しさに「男とか女とか関係なく、きちんと一人の人間と向き合ってる直ちゃんが素敵」「直ちゃんみたいな子と友だちになりたかったなー」「直ちゃんの優しさ染みました」などの反応が。「敢えてデリケートな部分をテーマに、直ちゃん達を通して考えさせられる深い話」「小三という男女で大きく変わってくる微妙な年齢を大人が演じることで、大人が考えなくちゃいけないことが沢山あるというのがよく見える」など本作に“考えさせられた”という視聴者の声も寄せられている。(笠緒)
2021年01月23日杉野遥亮が「AuDee(オーディー)」で配信中のラジオ番組「杉野遥亮の『今度は長ズボン』」に磯村勇斗がゲスト出演。プライベートでのエピソードをたっぷりと語る。「AuDee」は、TOKYO FMとJFNが運営する音声サービス。ラジオ初挑戦の杉野さんが、ここで番組を期間限定配信している。1月21日(木)の配信回では、共演をきっかけにプライベートでも親交の深い磯村さんをゲストに、お互いの第一印象、仲良くなったきっかけ、普段話していることなどを語っていく。さらに番組では、お互いの好きなところを紙に書き、それぞれが何と書いたのかを当て合うクイズも実施。磯村さんをゲストに迎える際、「収録は数回目で慣れてきたのに、今日は過去イチ緊張してる…!友だちにちゃんと仕事しているのを見られている気分」と心境を語る杉野さん。そして、ゲスト出演した磯村さんは「まるで、朝までお酒を飲んで語り合ったような気分」と感想を明かしている。「杉野遥亮の『今度は長ズボン』」は毎週木曜日20時~AuDeeにて配信中。(cinemacafe.net)
2021年01月21日COCOON PRODUCTION 2021 DISCOVER WORLD THEATRE vol.10『夜への長い旅路』の上演が決定し、大竹しのぶ、大倉忠義、杉野遥亮、池田成志が出演することが18日、明らかになった。同作はノーベル文学賞受賞、ピュリッツァー賞4回受賞などの輝かしい足跡を誇り、“アメリカ近代劇の父”と称される劇作家、ユージン・オニールが凄惨な家族の姿を描いた自伝劇。彼の死後、妻によって発表され、4度目のピュリッツァー賞を獲得し、アメリカ最高の作家とされるオニールの評価を決定付けた。戯曲冒頭に付けられた妻への献辞の中で、オニールは本作を「血と涙で綴られた、古い悲しみの劇」と記す。悲劇的な家族の歴史を人間の真実を突く普遍のドラマに昇華させ、自らの人生に“赦し”を与えたオニールの代表作で、世界中で繰り返し上演されている。シアターコクーンでの舞台作りは5作目となるイギリス演劇界のトップランナー、フィリップ・ブリーンが演出を手掛ける。モルヒネ中毒に冒されて常に精神が不安定な母メアリーに大竹しのぶ、アルコールに溺れ父親の脛をかじって放蕩を繰り返す長男ジェイミーに大倉忠義、結核を患っている次男エドマンドに舞台初挑戦の杉野遥亮、アイルランド系移民で、金銭に対して異常な執着を持つ俳優の父ジェイムズ・タイロンに池田成志と豪華キャストが揃った。6月に東京・Bunkamuraシアターコクーン、7月に京都・京都劇場の上演を予定している。○大竹しのぶ コメントユージン・オニールの作品は『喪服の似合うエレクトラ』(04年上演)以来、二度目の挑戦です。今回も精神を病みそうな作品で(笑)、“頬に手を触れる”とか“肩にかける”といった繊細なト書きの一つ一つに、孤独と愛があふれていると感じます。演出のフィリップがその意味を全部わかるように説明してくれると思うので、とても寂しいお話だけど、すごく幸せな舞台になると思います。フィリップの稽古場は、他の方へのノートを聞くだけでも鳥肌が立つくらい、本当に発見が多くて楽しいです。どんな道を通ってもいつかは到達点に辿り着ける、そう信じて皆で旅をしているような感覚。今回も役者4人とフィリップで、濃密な旅に出かけることになるだろうと楽しみにしています。家族のスリリングな会話劇から、今、その場で起こっている現実、愛や人生を目の当たりにしていただきたい。何か大きなものをズシッと受け止めた…、そんな感触を与えられる舞台を目指したいと思います。○大倉忠義 コメント以前から、大竹しのぶさんに「一緒に舞台をやりたいね」とお声をかけていただいていたんです。今回やっと実現する! と思って、詳しい話を聞く前に「やります!」と即答し、後になって作品の内容や演出の方についての情報を知って、これはものすごいハードルだぞ…と若干ひるみました(笑)。でも映像にはなかなかない、演劇だからこそ出来る内容だと思うし、この作品にどっぷり浸かることで、自身のレベルアップにつなげていかなくてはと。しのぶさんと同じ舞台に立ちたい人は山ほどいると思うので、こんな素敵な場所に誘っていただけて、本当にありがたいなと思います。今、多くの方が辛い状況にいると思います。芝居のテーマは重いかもしれないけれど、始まりから終わりまで、辛い現実をちょっとでも忘れて没入できる…、そんな体験をしていただけたら嬉しいですね。皆さんに豊かな時間を提供できるよう、頑張りたいと思います。○杉野遥亮 コメントいつかは舞台をやりたいと思っていたので、今回の機会に感謝し、すごくワクワクしています。同世代の俳優仲間に初舞台をシアターコクーンで…と話したら「え〜!」、しかも大竹しのぶさんと…「ええ〜!」さらに演出の方がイギリス人で…「えええ〜!」というもっともな反応が(笑)。とにかくコトが大きすぎて、一周回って逆にフラットな気持ちになってきました。何も出来ないんだから怖がることもない、頑張るしかない。わからないことは「わからない」と言って、迷わずに聞いていこうと思っています。作品は難しいけれど、このコロナ禍で僕も家族について見つめ直すところがありました。自分たちが楽しくいられる空間って何だろう、自分らしく生きるには…と考えた時にこのお話を読んで、けっしてかけ離れた物語じゃない、共感できるものは確かにあるなと感じて。今はとにかく、嘘や後悔なく一生懸命生きることをこの作品への準備と考えて、日々を過ごしていこうと思っています。○池田成志 コメント大竹しのぶさんと舞台を…と声をかけていただき、嬉しさと同時に怖いなという気持ちがありました。本当に豹変してしまう、スゴい役者さんですからね。で、どんな作品?と思ったら、これまた非常に深い、それぞれが鬱屈を抱える家族のお話で。コロナ禍の今、こんな重い話を〜と思うかもしれませんが、僕は、演劇は多様であるべきだと思っています。僕自身、昨年末はとっても下品な明るい芝居をしていたけれど(笑)、今度は180度違う舞台に参加できる。その幸せを噛み締めて挑みたいですね。演出のフィリップさんについては、彼の作品に2度出演している三浦春馬君とお仕事でご一緒した時に「どんな人?」と聞いたことがあって。「メチャいい人ですよ!」ってすごく信頼していましたね。きっと舞台に対して誠実な人だろうからとても楽しみです。6月に社会がどうなっているかはわからないけれど、僕らはしっかり準備をしてお客様をお待ちします。劇場にいるあいだだけはコロナのことは忘れていただきたい。そんな時間をお届けできればと思っています。○あらすじ1912年、夏のある日の朝。俳優ジェイムズ・タイロンの別荘の居間で、家族が朝食後の団欒を楽しんでいる。しかしその会話から徐々に明らかになるのは、彼らの実像、家族を覆う暗い陰である。父ジェイムズは異常な吝嗇家であり、母メアリーは麻薬の常習者、長男ジェイミーは酒と女にだらしない放蕩息子で、次男エドマンドは肺を病んでいる。メアリーは昔、幼い息子ユージンを亡くしたことで罪の意識にさいなまれていた。その後にエドマンドを出産し、産後の病気をきっかけにモルヒネ中毒に陥ってしまったのだ。家族の確執が次第にあぶり出されていく中、再びモルヒネに手を出したメアリーが幻覚に襲われ始めて……。
2021年01月18日ドラマ『直ちゃんは小学三年生』のタイトルそのものズバリ、小学3年生の“直ちゃん”を演じる杉野遥亮さん。衣装合わせで自身の小学生姿を見て「かわいかったです」と微笑む。ちなみに写真で手に持つキャップも、衣装のひとつ。純粋だった子供時代を思い出すほんわかヒューマンドラマ。「小学生姿には全然抵抗はなかったです。むしろ着てみたことで、早く台詞を言いたくなりました。台本を初めて読んだ時は、ピュアな心がたくさん詰まっていると感じたんです。もし僕に子供がいたら読み聞かせしたい!そんな温かさのあるお話です。台本の時点では『ここの台詞はこんなふうに肉付けしたらいいかな』とかも考えました。だけど、監督とお話をして、衣装も着てみて、大人が小学生を演じる意味も踏まえ、役を構築するというより、心から台詞を言えるように、自分の心をきれいにしておかなきゃなと思いましたね。秘密基地を作ったり、鬼ごっこしたことも思い出したなあ。“チヨコレイト”って大人になってもやりたいのに、やろうとすると『今さら?』みたいな空気が流れるじゃないですか。絶対に楽しいのに~!」“大人が小学生を演じる意味”を、どんなふうに捉えているのだろう。「たとえば、日常的に見て見ぬふりをしていることってたくさんあると思うんです。僕、そういうことに対して日頃から『なんでだろう?』ってすごく考えるんですよね。このドラマでは、子供らしい『なんでだろう?』が、人や物事の本質に迫る問いとして投げかけられている。そこに、100%大人の見た目の僕らが子供を演じる意味があるんじゃないかと思います」演じる直ちゃんは、純粋で真っすぐな性格。この役にキャスティングされた心境は?「プロデューサーさんに、あて書きしたつもりとおっしゃってもらい、そう思われていることが嬉しかったです。わりとまっとうに生きてきたつもりではありますけど(笑)」ユニークな良作が次々に生まれているテレビ東京の深夜ドラマ枠。「やっぱり視点が尖ってますよね。見る側としても心から『コレ、すっごい好き!』って思える発想の作品が多いし、演じる側としてもワクワクします。『バイプレイヤーズ』の新作にも出演させていただいたことも含めて、学びがちりばめられたテレ東ドラマに出合えて幸せです」実は『直ちゃん~』は6話で完結し、同じ枠で新ドラマが始まる。1クール内2作品連続で主演を務めるのは、杉野さんが初めて。続けて見ると面白さが増すこと間違いなし!ドラマ25『直ちゃんは小学三年生』直ちゃんと、金持ちで賢いきんべ(渡邊圭祐)、貧乏でガサツなてつちん(前原滉)、心優しく泣き虫な山ちょ(竹原ピストル)の4人を、ブラックさを交えて描く。1/8より、テレビ東京ほかで毎週金曜深夜0時52分~放送。©「直ちゃんは小学三年生」製作委員会すぎの・ようすけ1995年9月18日生まれ。千葉県出身。2017年、映画『キセキ-あの日のソビト-』で俳優デビュー。現在、『FINEBOYS』にて「主演・杉野遥亮。」を連載中。公開待機作に『東京リベンジャーズ』。パーカ¥48,000(ファッチーズ)シャツ¥33,000(ダイリク) 共にシック TEL:03・5464・9321ブーツ¥45,000(ニードルズ/ネペンテス TEL:03・3400・7227)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年1月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・速水昭仁インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年01月12日本田翼主演でマッチングアプリから始まる出会いと恋愛を描く新春スペシャルドラマ「アプリで恋する20の条件」が1月10日(日)オンエア。杉野遥亮、山本舞香、鷲見玲奈、濱津隆之、野村周平らが共演し、Huluでは放送後“その後”の物語も配信される。合コンもなければ飲み会もなく、とにかくどこにも出会いがない…そんな現代の男女がリモートでつながる新たな出会いの場である“マッチングアプリ”。もともと何の関係もない男女が出会う“アプリ”の世界にはプロフィールの“盛りテク”や駆け引き、時に驚きの出会いもある。アプリで恋する条件とは?みんなの「知りたい」が詰まった笑って、キュンして、ホロリとくる、6人の男女が織りなすリッチなラブコメディとなる本作。キャストには「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」や「チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~」などの作品で知られるほか、最近ではゲーム配信で新たなファン層を広げている本田さん。また先日放送の「教場II」での鮮烈な印象も冷めやらぬ中、主演作「直ちゃんは小学三年生」の放送も開始された杉野遥亮。昨年は「ハケンの品格」『とんかつDJアゲ太郎』などの作品に出演、その魅力をさらに加速させる山本舞香。テレビ東京アナウンサーからフリーに転身、活躍の場を広げている鷲見玲奈。『カメラを止めるな!』が大きな話題となり今年『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の公開も控える濱津隆之。『ちはやふる』シリーズなどで人気俳優へと飛躍、昨年放送の「DIVER-特殊潜入班-」では新たな表情もみせた野村周平も共演する。イベント会社に勤める28歳の加瀬妙子(本田さん)が、知り合いのカフェ店員・遥斗(野村さん)の勧めで“マッチングアプリ”を始める。最初はなかなか「いいね」が付かない妙子だが、アプリの達人を自称する遥斗の教えで、遂に好条件の男・長谷川誠(杉野さん)とマッチング。万全の準備で初デートに挑むもイケメンなのに不愛想で、口が悪い誠への印象は最悪。一方、「ヤリモク(=性行為を目的とすること)」を公言する遥斗は、アプリで出会った美しい女性・咲子(鷲見さん)の思わせぶりな態度に振り回され、毎度ギリギリではぐらかされていた。妙子の上司・糸川(濱津さん)も妻に逃げられた寂しさからアプリで女子大生・実日子(山本さん)とマッチングするが、実日子の目的は「メシモク(=食事を奢らせることを目的とすること)」。アプリを通して、それぞれの想いが交錯する中、遂に決戦の日が訪れる。3組の男女の恋の行方は…というストーリー。地上波放送直後からはHuluオリジナルストーリーとして、アプリで“マッチング”した妙子と誠のその後を描く「アプリの向こう側編」も独占配信されるので、こちらもお楽しみに。スペシャルドラマ 「アプリで恋する20の条件」は1月10日(日)22時30分~日本テレビにて放送。(笠緒)
2021年01月10日清野とおるの漫画「東京怪奇酒」が、杉野遥亮主演でドラマ化されることが決定。杉野さんは本人役で出演する。原作は、「その『おこだわり』、俺にもくれよ!!」「東京都北区赤羽」など、奇天烈かつ強烈な体験を漫画にした実話系漫画家・清野さんの漫画。清野さんが知人から心霊話を聞き、そのスポットにわざわざ出向き、飲酒するという実体験を描いている。ドラマでは、ホラーが大の苦手な杉野さんが、原作と同じように、毎話様々なゲストから心霊話を聞き、夜な夜な怪奇酒を体験。回を追うごとに杉野さんの心の動きが変化していく。テレビ東京と清野さんがタッグを組むのは、今回が3度目。本作の連載を開始したころから「自宅内で『何か』が激しく崩れ落ちる音が聞こえるようになった」と明かす清野さんは、「連載終了が近づくにつれ、『崩れる音』が聞こえる頻度は増え、音量も大きくなってきた。『これは死の足音かもしれない。連載終わったと同時に死ぬのかも・・・』そう覚悟したタイミングでの、まさかのドラマ化決定。あの音は、ただの『福音』だったのかもしれませんね♪」と不思議な体験を披露。また、同じく杉野さん主演の「直ちゃんは小学三年生」のオープニングテーマを担当する「OKAMOTO’S」が、本作ではエンディングテーマを担当することも決定。新曲「Complication」を書き下ろし、2月24日配信がスタートする。「OKAMOTO’S」オカモトコウキは「怪しさ、凶悪さ、演奏、全てが今までのOKAMOTO’Sの楽曲の中でも最高到達点を記録したと自負する一曲。ドラマを彩る一要素になることでしょう。どうぞ、お楽しみに」とコメントしている。<あらすじ>俳優・杉野遥亮はホラーが大の苦手だが、海外ホラー映画の主演オファーがきてしまう。そしてある日、自身のラジオ番組「杉野遥亮の今度は長ズボン」にゲスト出演した漫画家・清野とおるから「怪奇酒」の話を聞く。怖がりな人ほど「怪奇酒」は向いていると言われ、勧められるままに杉野は「怪奇酒」を体験することに。ドラマ25「東京怪奇酒」は2月19日より毎週金曜日深夜0時52分~テレビ東京・テレビ大阪ほかにて放送(全6話)。毎週地上波放送に先駆けてひかりTV・Paraviで先行配信(初回配信日:2月12日(金)23時~ ※毎放送1週間前から先行配信)。(cinemacafe.net)
2021年01月08日本田翼が主演、杉野遥亮、山本舞香、鷲見玲奈、濱津隆之、野村周平と “マッチングアプリ”による出会いと新しい恋愛のカタチを描く新春スペシャルドラマ「アプリで恋する20の条件」の放送が決定。地上波放送に先立ち、Huluではドラマを先行配信、さらに地上波放送直後からHuluオリジナルストーリーとして、アプリで“マッチング”した妙子と誠のその後を描く「アプリの向こう側編」を独占配信する。ストーリーイベント会社に勤める28歳の加瀬妙子(本田翼)は、いつも“選ばれない”人生にうんざりしていた。この日も会社でミスをして社長の糸川(濱津隆之)から叱責を受け、家に帰ると彼氏から別れを告げられてしまう。そんな妙子は知り合いのカフェ店員・遥斗(野村周平)の勧めで“マッチングアプリ”を始めることに。なかなか「いいね」が付かずアプリの中でも“選ばれない”妙子だが、アプリの達人を自称する遥斗の教えで、ついに好条件の男・長谷川誠(杉野遥亮)とマッチング。万全の準備で初デートに挑むが、不愛想で口が悪い誠への印象は最悪。この“マッチング”は妙子にとって、吉とでるか、凶と出るか?一方、遥斗はアプリで出会った美しい女性・咲子(鷲見玲奈)の思わせぶりな態度に振り回され、毎度ギリギリではぐらかされてしまう。妙子の上司・糸川も妻に逃げられた寂しさからアプリで女子大生・実日子(山本舞香)とマッチングするが…。アプリを通して、それぞれの想いが交錯する中、遂に決戦の日が訪れる。3組の男女の恋の行方は?監督は、『午前0時、キスしに来てよ』『ひるなかの流星』と恋愛映画を手がけてきた新城毅彦監督。合コンもなければ飲み会もなく、とにかくどこにも出会いがない。そんな現代の男女がリモートでつながる新たな出会いの場“マッチングアプリ”を通して、6人の男女が織りなすリッチなラブコメディを描く。本田翼/加瀬妙子現代的なラブストーリーです脚本を読ませて頂いて最初に感じたことはリアリティ感です。人との出会いは様々だと思いますが、今の時代、職場や友人の紹介だけではなく、マッチングアプリを通して共通の趣味などをきっかけに出会う、このドラマはそうした今の“出会い方”を描いた現代的なラブストーリーです。そして今回、初共演の方も沢山いらっしゃいますが、個性が強い皆さんなので撮影がとても楽しみです。2021年“キュン初め”は、是非この『アプ恋』で!地上波でもHuluでも、何度も見て頂けたら嬉しいです。宜しくお願いします。杉野遥亮/長谷川誠恋愛作品は久しぶり恋愛作品に出演するのが、久しぶりなので緊張します。長谷川誠という人は、ある意味正直でとても不器用な魅力的な人だなと思います。僕には恋愛テクニックがあまりないので、監督と長谷川誠という役について一緒に考えることができたら嬉しいです。初めて共演する方もいらっしゃるので短い期間ですが、コミュニケーションをとれたらいいなと思ってます。「アプリで恋する。」というワードが僕にとってはパワーワードだったのですが、そこにある純粋なストーリーや心の通い方を面白く大切に演じたいです。山本舞香/島田実日子どんな現場になるか楽しみ前回、新城監督の作品に出演した際、楽しくて色々とお話しできたので、また新城監督とご一緒できて嬉しいです!(台本を読んで)それぞれの関係性や展開がリアルで面白そうだなと思いました。私が演じる実日子は、強気だけど実はピュアな所がある子なので考えながら演じたいなと思います。共演者の方とも、どんな現場になるかすごく楽しみです。「マッチングアプリ」をやっている人が周りには居ないので、色々と知れるいい機会だなと思います。しっかりと島田実日子を演じつつ、撮影も楽しめたらと思います!鷲見玲奈/三上咲子ドラマ初出演!初めてのドラマ出演で、こんな豪華なキャストの皆さんと、こんな素敵な役どころで出演させて頂いていいものなのかと、最初は驚きと感激と……、そして“ちゃんと出来るのか”という不安な気持ちが押し寄せてきました。でも、こんな機会なかなか無いので、とにかく撮影現場を楽しみたいと思います。私の演じる「咲子」は、色気と余裕がある女性で、私の憧れの女性像でもあります。アナウンサー役以外を演じるのは初めてですが、自分なりに考えながら、少しでも近づけるように頑張りたいです。新城毅彦監督の恋愛作品は、学生のときから見てきたので、携われることがとても嬉しいです。共演者の皆さんも、ドラマや映画で見てきた皆さんなので、この貴重な経験を大切に頑張りたいと思います。フリーになって色々な経験をさせて頂いてますが、今年の最後にこんな素敵な作品に参加できるということで、残っている力を全部注ぎ込みたいと思います!濱津隆之/糸川弘樹アプリは何度かやったことはあるのですが…アプリは一つでも、そこに集まってくる人達の思惑は色々で、その行き違いの先のぶつかり合いみたいなものは正しく人間だなと思いました。糸川はすぐ泣いたり、実日子に上手に使われたりと、いわゆる社長と言うよりはどこかちょっと軟弱というか、可愛げがあるように感じました。新城監督とは、初めましても初めましてなのでどうなるか分からないですが、そこを楽しんでいけたらいいなと思います。共演する皆さんも初めましてなので、楽しんでやれたらいいなと思います。マッチングアプリは、何度かやったことはあるのですが、全くでした。未だに一人です。見てくれた方が楽しい気持ちになる作品になるように、頑張ります!野村周平/高木遥斗面白いキャラクターになればいいな(台本を読んで)「マッチングアプリ」という今どきの出会い方を題材にしているのが面白いなと思いました。高木遥斗という役が、ドラマ全体として面白いキャラクターになればいいなと思います。本田さんと山本さん以外のみなさんとは初共演なので、一緒にお芝居できるのが楽しみです。自分は自分なりに全力で、みなさんに負けないように頑張ります!!僕自身も僕の周りも「マッチングアプリ」をやっている人はいないのですが、こういう職業をしていなかったら一度やってみたいなとは思います(笑)ドラマを見て頂いてみなさんに笑って頂き、こういう世界を知って頂けるような作品にしっかり作り上げたいと思います。頑張ります!新城毅彦 監督スタッフの体験談がもとになっているマッチングアプリという非常に現代的な題材を扱っていますが、そこで描かれる人間関係や恋愛はどこかリアルで、普遍的だったりします。実際にエピソードのいくつかは、マッチングアプリを使っていたスタッフの体験談をもとにしているんです。本田翼さんはじめ個性豊かな出演者の皆様と一緒に、新春にふさわしい、上質なラブコメディをお届けできれば幸いです。スペシャルドラマ 「アプリで恋する20の条件」は2021年1月10日(日)22時30分~日本テレビにて放送。Huluにて1月7日(木)18時より先行配信。地上波放送終了後から、オリジナルストーリー「アプリの向こう側編」を配信予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月21日中条あやみが主演をつとめる、実話から着想を得た物語『水上のフライト』からメイキング映像が到着。主人公・遥を演じる中条さんと、エンジニアの颯太を演じる杉野遥亮のセリフ合わせの1シーンが収められている。主演の中条さん自身、本作の脚本に感銘し、「どんな人にも前を向くチャンスは平等に与えられている!」と大変な熱量で挑んだという本作。今回解禁となったのは、そんな中条さんと杉野さんが、兼重淳監督の演出のもとセリフ合わせをする一幕で、2人がカヌー教室に到着したシーン。遥が心を閉ざす中、特別扱いせず自然体に接する颯太が遥の車椅子を押そうとするが、遥がそれを拒絶。劇中ではシリアスなシーンだが、リハーサルの中では終始笑顔がこぼれ、ふたりの信頼関係の深さがうかがえる。その後もカヌー教室の子どもたちとの楽し気なやりとりや、カットがかかると瞬時に晴れやかな笑顔に2人の姿など、明るい撮影現場の空気が収められている。カヌーに打ち込む遥を演じるため猛特訓をこなした中条さんだが、そんな苦労を感じさせない爽やかな笑顔や明るい言動は、杉野さんや子どもたちをはじめ、現場スタッフをも明るく盛り上げる太陽的な存在となった。終始和やかな様子の映像は、ポジティブなエネルギーで溢れている。『水上のフライト』は11月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水上のフライト 2020年11月13日より全国にて公開©2020映画『水上のフライト』製作委員会
2020年11月03日映画『水上のフライト』(11月13日公開)の完成報告会見が21日に都内で行われ、中条あやみ、杉野遥亮、小澤征悦、兼重淳監督が登場した。同作は実話から着想を得たオリジナル作。自分の実力に絶対の自信を持つ高慢な遥(中条)は、走高跳で世界を目指し、有望スポーツ選手として活躍していた。だがある日、不慮の事故に合い、命は助かったものの2度と歩くことができなくなってしまう。将来の夢を絶たれた遥は、心を閉ざし自暴自棄になるが、周囲の人々に支えられカヌーという新たな夢を見つける。勝負の話ということで、「験を担ぐ時にしていることは?」という質問に、監督は「髭を整える」と回答する。続く杉野が「早く寝る、とかですかね。お風呂とかもお湯に入ったり……」と答えると、周囲は不思議そうな空気に。MCの笠井信輔アナが「験担ぎの意味は、いいことがあるようにということで、祈るみたいな……」と丁寧に説明すると、杉野は「ああ〜そうなんですね! じゃあ特にないかもしれないです」と答え、耳まで真っ赤に照れると会場は大爆笑。天然を炸裂させる杉野に、小澤は「もうやめてよ、お前の後しゃべりたくないんだよ!」と苦笑していた。また中条は「頑張りたい時はお米を食べるようにしてます。そっちの方がパワー出る気がする」と語り、小澤は「大事な撮影の時は赤パンを履いています」と意外な答え。小澤は「ルーティーンで赤パンを履くんですけど、その中でも特に『このパンツを履いた時はいい芝居ができた』というパンツがあって、今日もそのパンツを履いてます」と告白する。「杉野を超えるにはこれくらいしかないんですよ!」ととっておきのネタを披露した小澤は、「赤パンは20枚以上持ってます。赤いものを体につけると元気が出るらしい。もう10年以上前から赤パン1本です。いろんな赤があるけど。干すと壮観です」と明かした。
2020年10月21日端正なルックスに、常に自然体な雰囲気。周囲を包み込むような、穏やかさを纏う杉野遥亮さんは、自らをよく知る人でした。素直に、真正面から人と向き合ってきた彼が考える、愛される人の秘訣とは…?“いま、愛される男たち”という今号『anan』の特集テーマを伝えると、思わずはにかむような笑顔を浮かべた杉野さん。「僕、愛されているのかな?(笑)自分ではそんなにわからないですが…もしそうだとしたら、僕自身が“人好き”だからかもしれません。男女や年齢の上下も関係なく、好きな人にはすぐ『好き』と言ってしまうから」ほぼ直感的に人を好きになるという杉野さん。では、相手に対して好意のスイッチが入る基準はありますか?「自分に正直に生きている人はすごく好きです。たとえば最近の若手芸人さんでも、自分の意見をはっきり言える方が多いと思うんです。それは相手の考えを否定しているわけじゃなくて、きちんと本音でぶつかっている証拠というか。そんなふうに、自分という軸をしっかり持って発信していける人が、今の時代に愛される人なのかなと思います」かく言う杉野さん自身はというと、「今までは他人に影響を受けやすいタイプでした」と振り返る。「“スポンジ体質”って言うんですかね。よくも悪くも、何でも人の考えを吸収してしまうから、軸がブレやすかったんです。それが変わってきたのは、ごく最近のこと。きっかけは、断捨離です(笑)。自分の中の余計なものをいろいろとそぎ落としていくうちに、いま取り組むべきことや、本当に大切にすべきことが見えてきた気がしました。考え方の転換期かもしれません」モノを手放すことで、気持ちも整理できたという。見つけたのは、“自分は自分”という答え。「みんなどこか自分が“普通”でいたいから、『はみ出さないように』『溢れ出さないように』と思っているけれど、本当ははみ出たっていいし、溢れ出たっていいし、足りなくたっていい。『全部まるっとそれが自分なんだ』と考えられたらいいなと思うんです」言葉で取り繕うのではなく、本質と本質でぶつかりたい。そんな杉野さんが出演する映画『水上のフライト』は、パラリンピックの正式種目でもあるパラカヌーをテーマにした人間ドラマ。事故をきっかけに二度と歩けなくなった主人公の遥(中条あやみ)が、パラカヌーとの出合いを通して希望を取り戻していく姿を描く。「自分自身に嘘がない人って魅力的ですし、そういう人を見ると周りは応援したくなると思うんです。主人公の遥がまさにそう。ただ、事故に遭う前の遥は、人に支えられて生きていることをきちんと理解できていなかった。でも最終的には自分の弱さをすべてさらけ出して、本音でぶつかっていくことができたから、僕が演じた颯太をはじめ、たくさんの人の愛を感じることができたんだと思います」相手の顔色を見て適当な言葉を取り繕うのではなく、この映画の登場人物たちのように、本質と本質でぶつかり合うこと。それが理想のコミュニケーションのあり方だと杉野さんは言う。「自分の個人的な感情を度外視して、相手のことを100%考えられる人の言葉にはやっぱり説得力があると思います。実は僕自身にも最近、僕のことを本気で叱ったり、心配してくれる存在が何人か現れて。そういう人に恩返ししていきたいなと思いました。究極の理想を言うと、余計な気づかいすらせずに、テレパシーみたいに自分の気持ちをそのまま相手に伝えることができればいいのになって思うんですけど(笑)」ストレートな言葉で思いを語ってくれた杉野さん。この飾らない人柄こそが、多くのファンや周りの人に愛されている理由なのかも。「まずは自分のことを徹底的に好きになろうと思います。今の自分を最強に愛することができてからじゃないと、他人を愛することはできないと思うから。自分のダメな部分はどんどん改善して、もっと高めていきたいです」映画『水上のフライト』不慮の事故で脊髄を損傷してしまった走り高跳びの選手・藤堂遥が主人公。杉野さんは遥を陰で支えるエンジニアの加賀颯太を演じる。実在するパラカヌー選手に着想を得た奇跡の物語。11月13日(金)公開予定。©2020 映画「水上のフライト」製作委員会すぎの・ようすけ1995年生まれ、千葉県出身。2015年に第12回FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得。『キセキ ―あの日のソビト―』で映画デビュー。出演映画『東京リベンジャーズ』が近日公開予定。ジャケット¥196,900ニット¥92,000シャツ¥97,900(以上マルニ/マルニ 表参道 TEL:03・3403・8660)※『anan』2020年10月14日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・櫻井賢之ヘア&メイク・速水昭仁取材、文・瀬尾麻美プロップ協力・AWABEESバックグラウンズファクトリー(by anan編集部)
2020年10月11日仲村トオル、杉野希妃、斎藤工、中村ゆりが共演する映画『愛のまなざしを』が来年公開されることが決定。場面写真も到着した。貴志は、患者の話に耳を傾けてくれると評判の精神科医だが、6年前に亡くした妻・薫のことを想ってはむせび泣き、薬で精神を安定させる日々を過ごしていた。患者としてやってきた女・綾子は、治療関係を超えて貴志と気持ちが通じ合い、やがて貴志に寄り添うようになる。しかし綾子は、貴志の亡き薫への断ち切れない思いや薫との子ども・祐樹の存在を知るや猛烈な嫉妬心にさいなまれ、独占欲がふくらむ。そして、前妻の弟・茂に近づき…。本作は、亡き妻への思いを捨てきれない男と、その男に恋をする女、嫉妬と復讐と救済の劇を描く物語。これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた万田邦敏監督が、『UNLOVED』『接吻』に続き、共同脚本・万田珠実と3度目のタッグを組んだ。キャストには、『UNLOVED』『接吻』でキーパーソンを演じた仲村さんが、現実と幻想の区別がつかなくなる精神科医・貴志役。貴志からの愛を切望する綾子役は、監督としても活動する杉野さんが演じ、本作の発案・プロデュースも務めている。また、亡くなった姉に恋焦がれる内山茂役を斎藤さん。6年前に亡くなった貴志の妻の亡霊を、中村さんが強く儚く演じる。ほかにも、貴志の息子・祐樹役は、オーディションで選ばれた藤原大祐が演じ、映画デビュー。片桐はいり、ベンガル、森口瑤子らベテランが脇を固める。仲村さんは「『愛のまなざしを』の撮影現場は過去の自分が出演した万田邦敏監督の作品と比べると『答えなど最初からないのです』と言われ、『迷宮を駆け抜けたような』日々でした。過去の万田組の現場の雰囲気と共通していたのは涼しさより少し冷たさに近いような、ひんやりとした緊張感、でしょうか。ただそれも、過去の現場にあった張りつめていたものが、時に歪んだり捻じれたりするような新鮮な瞬間が何度もありました」と今回の撮影をふり返っている。『愛のまなざしを』は2021年公開予定。(cinemacafe.net)
2020年09月19日どこをとっても非の打ちどころのないルックス。それなのに内面は人懐っこく、飾らない言葉で何でもストレートに語ってくれる杉野遥亮さん。SNSとの付き合い方や結婚願望についても伺いました!――杉野さんといえば、ツイッターをほぼ毎日更新されていますよね。ついにフォロワーも50万人を超えましたが、SNSとの付き合い方についてはどう考えていますか?最初は、ぶっちゃけ義務的でしたね。自分にとっても勉強になると思ってはじめたのですが、だんだんフォロワーが増えていくうちに、「ファンの方のためにもちゃんとしなきゃ」と思うようになって。でも、毎日ツイートしていると、どうしても“やっつけ”みたいになってしまう日もあるんですよ。「それでもいいよ」と仰ってくれる方もいるかもしれないですけど、自分がそれは嫌だから、これからもうちょっと真剣に考えないといけないなと思っています。――とはいえ、タイムラプスで自分の寝姿をアップしたり、直筆でリプライを返したりと、見ている側はだいぶ楽しませてもらっていると思いますよ。あれは、自分が楽しんじゃっているので全然いいんです(笑)。もちろん、SNSの情報が僕のすべてを表しているわけではないですが、そこにアップする文字や写真をどう解釈するかは受け手の自由だと思っているので。これからも「これを提供したら面白いんじゃないか」と自分が思うものを発信していきたいです。――お話を聞いていると、杉野さんがファンの方や周りの人に愛される理由がわかる気がします。どうなんでしょう?特別に愛されているという感覚はないですけどね。でも僕自身のことで言えば、すぐに人のことを好きになっちゃうんです。たとえば友達に対しても、「この人好き!」と思ったら、頭で考えるよりも先に「好き」という言葉が出てしまったり。――それは、女性に対しても?そうですね。好きになったら、だだ漏れだと思います(笑)。でも別に相手に同じ熱量を求めているわけではなくて、僕が「好き!」と言ったら、恥ずかしそうに「ありがとう」って言ってくれるだけでもいい。――ちなみに、結婚願望はありますか?ありますあります!30代前半までにしたいし、子どもも3人くらい欲しいなと。それで、「オレの父ちゃん最強だぜ!」って子どもたちに言われるのが密かな夢なんです。――いいパパになる自信がある?う~ん…なってみないとわからないですけど、全身全霊でぶつかるしかないんじゃないかと今のところは思っています(笑)。すぎの・ようすけ1995年生まれ、千葉県出身。2015年に「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」でグランプリを獲得し、芸能界入り。数々の映画やドラマに出演し注目を集めるほか、最近は松坂桃李さんや菅田将暉さんらと共演する洗濯用洗剤のCMでも話題に。出演映画『水上のフライト』『東京リベンジャーズ』が公開待機中。シャツ¥23,000パンツ¥34,000(共にスロウ/ファブフォー TEL:078・327・8285)サンダル¥35,000(セモー TEL:03・6451・0705)杉野さんが出演する『ハケンの品格』は日本テレビ系で毎週水曜22:00~放送中。篠原涼子さん演じる一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が13年ぶりに大活躍。大泉洋さんや小泉孝太郎さんなどオリジナルキャストに加え、今回は新たに山本舞香さん、吉谷彩子さんらが仲間入り。スピンオフドラマ『ハケンの珍客』もHuluにて配信中。※『anan』2020年7月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・二宮ちえヘア&メイク・松田 陵(Y’s C)インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2020年07月19日放送中のドラマ『ハケンの品格』では、仕事に無気力な新入社員を演じる杉野遥亮さん。今年は出演映画の公開も控え、まさに“2020年の顔”ともいうべき若手俳優の一人だ。そんな彼に会いに行ったのは、緊急事態宣言による自粛期間が明けて少し時間が経った頃。どこか晴れやかな表情で語ってくれたのは、仕事に対する意外な葛藤と、自身に起こった最近の心の変化でした。――いきなりですが、本当に背が高いですね…。身長はどのくらいですか?185cmです。母親が170cmくらいあるので、遺伝なのかな…。小学校を卒業する時にはすでに165cmくらいだったので、昔から順調にデカかったですね(笑)。――手足が長いから、何を着ても本当によく似合いますよね。出演されている『ハケンの品格』でのスーツ姿も素敵です。ありがとうございます。――自粛期間を挟んでの撮影再開とのことですが、現場の様子はいかがですか?やっぱり自粛中は人と会えない期間でもあったので、撮影初日はみんなが誰かとしゃべりたがっている感じでしたね。僕自身も久しぶりに人と会って話せる喜びを感じましたし、「この仕事が好きだな」と改めて思いました。――念のために説明すると、『ハケンの品格』は2007年放送の連続ドラマ。この時の杉野さんは、なんと11歳でした!13年ぶりに復活する人気作の続編に新キャストとして参加するお気持ちは?もともと母がこの作品のファンだったので、僕も小さい頃によくテレビで見ていたんです。なので、「まさか」という気持ちもありますが、プレッシャーは不思議と感じていません。あの頃とは時代も働き方も変わっていますし、今の自分と同世代の社会人が感じていることを、僕なりに伝えられたらなと思っています。――杉野さんの演じる井手裕太郎は、親戚のコネを使って入社してきた新入社員という設定。仕事への意欲や目標があるわけでもなく、上司からの誘いにも後ろ向きな姿はまさに「イマドキの若者」という印象ですが…。いわゆる「ゆとり」とか「さとり」と言われる世代ですよね。確かにこういう新入社員が実際にいたら嫌かもしれませんが、一方で、僕自身は井手の素直な生き方に共感する部分も多いんです。――というと?やっぱり自分の気持ちが追いつかなければいい仕事もできないし、「それは仕方ないよな」って。そういうストレートな本音がつい表に出てしまう人なんでしょうね、井手は。第3話で彼が「はあ、会社ってなんで毎日やるんだろう…」とつぶやくシーンがあるんですけど、僕はもう「愛おしいな、この人」と思って(笑)。――愛おしい、ですか。本当は面白い人ですよ、たぶん。意図せず他人のことを傷つけてしまうこともあるけれど、自分に正直に生きているし、嘘がないし、だからこそ人に愛されるというか。――そういう生き方を羨ましいと思いますか?羨ましいし、似通っている部分もあると思います。僕の場合は、本音を隠そうとしても顔にすぐ出てしまうところがあって。良くも悪くもですけど(笑)。いろんな人がいていいし、みんなが自分の気持ちに正直に生きられたらもっといい世界になるのにな、と思うことも。難しいですけど、この作品を通じてそんなメッセージも伝えられたら嬉しいですね。――そもそも、芸能界に入ろうと思ったきっかけは?変な話、小さい頃にテレビドラマを見ていて、「あ、オレ俳優やるかも」と、漠然と思ったことがあったんですよ(笑)。でもその時は全然本気じゃなくて、建築家とかプロバスケットボール選手になりたいと思ったこともありました。そうしてフラフラしているうちに、大学受験で自分の第一志望の学部に入れなかったことで、何を目標に進めばいいかもわからなくなってしまった。そんな時にふと思い浮かんだのが俳優で。そもそも僕、時間に縛られるのがとにかく苦手なんですけど、この仕事はそういうイメージがあまりなかったので、そこも魅力的だと思いました。――なるほど、働き方に魅力を感じて(笑)。人前に出るのは、昔から好きだったんですか?子どもの頃から目立つのは好きなほうでした。ただ、どこか人目を気にするようになってからは、自分でもよくわからなくなってしまって。正直、芸能界に入ってからも、「なんでこの仕事をやってるんだろう…」と思ってしまった時期がありました。――えっ、それはいつ頃ですか?意外と最近です(笑)。「演技が上手くなりたい」とか「この作品で知名度を上げて…」とか、目の前の目標に向かって進むことは必要だと思うんですけど、僕の場合、“自分自身のために”というよりも“誰かのために”頑張ったほうが、より幸せを感じられると思って。でも、そのことをいつの間にか見失っていたんです。自分が「こうしたい」という思いと裏腹に動いている感じがして、自分自身に腹が立っていたのかもしれません。――“誰かのために”というのは、自分の周りの人だったり、ファンの方だったり?そうですね。自分の「楽しい」の根底にあるのは、誰かが喜んでくれることであり、人に何かを与えること。それに気づけたのは、本当にこの1~2か月の話です。――まさに自粛中の気づきですね。ほとんどの人がそうだったと思うんですけど、この期間は自分自身について考えざるを得なかったというか。おかげで、ようやく整ってきたような気がしています。――他にも気づいたことが?僕、昔から自分のことを“一人が耐えられない寂しがり屋の人間”だと思っていたんですけど、「意外と一人でもいられるかも」と(笑)。今思うと、自分という存在がちゃんと定まっていなかったから、誰かに会って確認したかっただけなのかもしれません。でも今は自分の中に一本の軸が通った気がしているので、これからは僕なりの主観を大事にして、少しわがままに見えても自分自身の気持ちで動くことを優先してみようと思っています。こういう考え方になってまだピヨピヨなので、正解はわからないですけど…でも今、とにかくワクワクしています。すぎの・ようすけ1995年生まれ、千葉県出身。2015年に「第12回FINEBOYS専属モデルオーディション」でグランプリを獲得し、芸能界入り。数々の映画やドラマに出演し注目を集めるほか、最近は松坂桃李さんや菅田将暉さんらと共演する洗濯用洗剤のCMでも話題に。出演映画『水上のフライト』『東京リベンジャーズ』が公開待機中。シャツ¥23,000パンツ¥34,000(共にスロウ/ファブフォー TEL:078・327・8285)サンダル¥35,000(セモー TEL:03・6451・0705)杉野さんが出演する『ハケンの品格』は日本テレビ系で毎週水曜22:00~放送中。篠原涼子さん演じる一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が13年ぶりに大活躍。大泉洋さんや小泉孝太郎さんなどオリジナルキャストに加え、今回は新たに山本舞香さん、吉谷彩子さんらが仲間入り。スピンオフドラマ『ハケンの珍客』もHuluにて配信中。※『anan』2020年7月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・二宮ちえヘア&メイク・松田 陵(Y’s C)インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
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