TBSでは、6日午後9時から『THEMC3』を2時間にわたって放送する。芸能界で長く人気を誇り数々の番組でMCを務めている中居正広、東野幸治、ヒロミが初タッグを組み、MCとしての適性を見極める「令和の国民的関心事テスト」に挑戦する。誰が一番国民の関心事に詳しいのか?令和の国民的MCに相応しいのは誰なのか?MCとしてのプライドをかけて、笑いを狙った大喜利解答なしのガチンコで臨む。さらにゲストパネラーとして、池田美優、神田愛花、ジェシー(SixTONES)、ニューヨーク、村重杏奈が出演。中居、東野、ヒロミの“MC3”のうち、誰が一番正解するかを予想し、ダービー形式でBETする。“MC3”それぞれの実力を値踏みして一攫千金を狙う新感覚カジノバラエティーとなっている。事前に行ったペーパーテストの答え合わせや、スタジオで出題され、早押しやフリップで解答するなど、出題形式はさまざま。どのジャンルで誰が1番になるか、スタジオの観客100人が予想した事前オッズを元に、ゲストパネラーは誰か1人にそれぞれBETする。しかし、テストがスタートすると3人の予想外なズッコケぶりがあらわに。普段は進行役のため、クイズの早押しや書き問題はほぼ初体験で慣れておらず、緊張や不安・恐怖から珍解答や不適切発言を連発。さらに「帰りたい」発言が飛び出すなど、普段は見せない意外な一面が露呈し、MCとしてのプライドは崩壊寸前に。そんな“MC3”の言動にスタジオは大爆笑の連続だが、ゲストパネラーはそんな中でも一攫千金を狙い、おじさまたちの予測不能な珍解答に惑わされず、誰が正解するのかジャッジする。<中居正広コメント>MCが3人だと、2人のときとまた違って、鮮度のある絵面になっていると思います!出題者側に立つことは多いですが、解答者の立場になるのは最近ではないので、クイズの幅がどれくらいあるのかもわからないし、新しい情報は思い出そうとしても出てこないし、そのアタフタした感じが面白いと思います!(笑)<東野幸治コメント>ヒロミさんとはよくご一緒することがありますけど、中居くんとは久々で、実は会いたいと思っていましたし、オープニングトークでも色々話したかったので楽しみにしていました!(笑)子どもはみんなわかるのに、親世代が全然わからないジャンルもあると思うので、家族とか親子で見るとぜんぜん違う感じになると思います!ぜひご覧ください!<ヒロミコメント>(グループではない)MCが3人ってなかなかないですね!クイズに答えるということが新鮮で、どんな問題が出てくるのかもわからなかったので、解答することの難しさを知りました。でもわからなくても書かなきゃとか、ちょうどいい答えを書かなきゃと思うほどうまくできなくて、収録の途中からもう嫌でした!(笑)
2024年05月02日お笑い芸人・東野幸治、フリーアナウンサー・山本浩之、メッセンジャー・黒田有が、世の中のあらゆるものに関西目線で“ちゃちゃ”を入れまくる、カンテレのトークバラエティー『ちゃちゃ入れマンデー』(毎週火曜後7:00)が、きょう4月30日の放送で10周年を迎える。同番組は、2014年4月28日に放送スタート。兵庫出身の東野、大阪出身の山本と黒田が、関西のおでかけスポットやグルメ、理解しがたい関西人の生態など、ありとあらゆる角度から“関西”を深掘りし、MCトリオのコテコテのしゃべりとともに、楽しませてきた。東野にとっては“実家”感覚で「ヤマヒロ(山本)さんがやってる畑のじゃがいもはどうなった?とか、黒田くんの漁師の友だちの話とか(笑)。本番以外も近況で盛り上がっているので、仕事という感じがしないですね」と満喫。山本も「僕個人で言うと、東野さんと黒田くんの“プロレス”を、いつも一番いい特等席で見せてもらえるのが得した気分です」とニッコリ。対して、黒田は「最初に『ちゃちゃ入れマンデー』というタイトルを聞いたとき、あまり長くは続かんのちゃう?って思ったんです(笑)」と告白する。「なんかもっちゃりしてるタイトルやし、そもそも“ちゃちゃ入れ”なんて言葉、今どき誰も使わんでって思ったんです。始まってしばらく経って、番組のかたちが固まってくると、えらいもんで“ちゃちゃ入れ”という言葉がこの番組を指すようになってきましたからね」と感慨深げ。10年の印象深い出来事を聞くと、東野は「黒田くんがいきなりインフルエンザで欠席したこと」と即答。レギュラースタート前の特番収録時に黒田が不在となり、「そのおかげで、僕とヤマヒロ(山本)さんの距離がグッと縮まりましたね(笑)。今振り返ると、それも良かったのかなと思いますね」とニヤニヤ。黒田は「これは幸先悪いな〜と思ったんですよ(笑)。最初の収録の時、これまでなったこともないインフルエンザになったんやもん(笑)。あれはびっくりしましたね」と懐かしんだ。番組は、ついに11年目に突入。東野は「健康に気をつけて、いつまでも元気でやんちゃな2人でいてほしいですね。これからもまだまだ15年、20年と『ちゃちゃ入れ』らしく楽しく続けていきたいです」と、山本・黒田との変わらぬかけあいに期待。山本は「何よりも毎回の収録が楽しいので、1回でもたくさん放送できたら」と張り切り、黒田は「オンエアを見るとVTRが8割でスタジオが映ってるところは2割。僕らがめちゃめちゃしゃべってるのに、ほとんどカットされてるんです。なので“カットされている”という気持ちを持ちながら見ていただきたいです(笑)。そうすれば一生懸命しゃべった僕らも報われるし、番組を見る楽しさも倍増すると思います!」とアピールした。4月30日放送の『ちゃちゃ入れマンデー』は、特別企画「正解して当たり前!関西人の心を忘れた裏切り者を探せ!10周年記念クイズSP」で盛り上げる。ゲストは、ますだおかだ・岡田圭右、ケンドーコバヤシ、はるな愛。
2024年04月30日9人組グループ・Snow Manの渡辺翔太とタレントの東野幸治が、5月3日に放送されるフジテレビ系バラエティー『この世界は1ダフル』(後11:00)でMCを務めることが決定した。さまざまな世界で活躍する一流たちが選ぶ“人生で1番スゴい、ワンダフルな話”、すなわち“1ダフルなエピソード”を紹介する同番組で渡辺は、バラエティー番組のMCに初挑戦する。番組では日曜劇場『99.9-刑事専門弁護士-』第2シリーズ(TBS系/2018年1月期)を監修した弁護士が明かす“人生で1番の逆転裁判”や、スポーツ名試合を追い続ける雑誌「Number」のトップに聞いた“人生で1番手に汗握った名試合”などのエピソードを紹介。さらに、アジア・テレビジョン・アワード2023で最優秀脚本賞を受賞したバカリズムに聞いた“今までで1番やられた!と思った作品”や、超人気ウエディングプランナーが明かす今までで1番忘れられない結婚式、芸能界イチのグルメ・寺門ジモンが教える“今まで1番衝撃的だったタン”など、さまざまな世界で活躍する一流たちが選ぶ人生で1番スゴいワンダフルな出来事が続々と登場する。緊張の面持ちでスタジオ入りした渡辺は、入念にリハーサル。その姿を見た東野は「渡辺くんのやりたいようにやったらいいよ。でもオンエアは見ない方がいいかもね(笑)」と笑いを交えながらアドバイス。ゲストの辻希美、ホラン千秋からも「すごい期待しています!」「ちょっとかんだくらいじゃ大丈夫!」と、それぞれからプレッシャーをかけられつつも、無事に収録を終えた。渡辺は、「僕的には、東野さんがいてくださって安心感がすごかった。助けられてばかりの収録だった」と振り返り、東野も「何度か共演したことがありましたけど、改めて、渡辺くんのキャラクターが面白いなって思いましたね。僕らでは浮かばない話をしたりしていて。彼のよさもかわいらしさもダメなところも出ていてよかったんじゃないですかね」と初めてのMCぶりをたたえていた。番組の詳細は後日解禁する。■出演者コメント▼東野幸治(渡辺くんとは)何度も共演していて、初めてじゃなかったのでそういう意味での安心感はありましたね。MCやるのも最初やから、出ているカンペに気づいてすぐ言ったりとかされてましたけど、これは何回もやりゃね、なんてことない話になってくると思いますので。また、ぜひともチャレンジしてほしいですよね。あとは、渡辺くんは人となりが面白い!タンの話のVTR後にいきなり寿司の話をしたり…。その返し浮かばんなあと(笑)。僕は、Snow Manだと向井康二くんとは番組一緒にやらせてもらってますけど、向井と渡辺…、めちゃくちゃキャラクターが強くて面白いなと思いました。▼渡辺翔太(Snow Man)初めてのMCは、めちゃくちゃ緊張しました。でも、収録前に東野さんが“自由にやっていいよ”と言ってくださったので、少しのびのびとできたかなと思います。僕的には、東野さんが隣にいてくださったことで安心感がすごかったです。VTRの合間とかもゲストの人に話しかけてくださったり、話を広げてくださったり…とにかく助けられてばかりの収録でした。
2024年04月24日俳優の横浜流星が主演を務める、2025年に放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第2弾追加キャストとして東野絢香の出演が発表された。今作で大河ドラマデビューを飾る。放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦屋”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦屋は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。東野絢香が演じる志津山は、「一目千本」は蔦重が初めて作った本で、吉原の店や遊女から協賛金を集めて、吉原名うての遊女たちを花に“見立てて”紹介する“限定本”。市中の本屋では売られずに、なじみの客への贈答品として「吉原に行かないと手に入らない」特別な本。玉屋の座敷持ちの志津山は「一目千本」の中で「葛の花」として見立てられる。■コメント私が演じる志津山は、勝気でとても負けん気が強く、生命力の強い花魁です。時代や環境に適応して、自分が幸せになるためにはなんだって出来る女性だと感じました。「べらぼう」の世界で、吉原の街を生きる1人の人間を、愛らしく艶やかに、ちょっぴりガラが悪く、演じられたらなと思います。横浜流星さんを始め、とてもすてきな方々ばかりで、一緒に作品へ携わらせて頂き光栄です。女性キャストの皆さまも、溌剌とした魅力あふれる方々で、たくさん学ばせて頂きたいです。とても活気のある江戸の街になるんだろうなと、胸が躍ります。今回、念願の大河ドラマに初めて出演させて頂きます。時代劇の経験はまだまだ少なく、花魁の役も初めてで、日々図書館で勉強中です。江戸の壮大なエンターテインメントが、令和の時代の皆さまにも楽しんで頂けるよう、精一杯頑張ります。
2024年04月17日「最後の共同作業せえへんか?」東野幸治(56)が3月末で解散する人気お笑いコンビ・和牛(水田信二、川西賢志郎)と共演するロケバラエティ番組『東野・和牛の全国街ぶらチーキーズ』(BSよしもと)が2月25日に放送される。舞台は新潟で、南魚沼しおざわ産のコシヒカリを使った「ばくだんおにぎり」を試食する場面では、期間限定メニューの「新潟和牛 牛しぐれ」の文字を発見した東野は2人に冒頭のように話しかけて苦笑いを誘ったという。テレビ局関係者は言う。「もともと東野さんは“言いにくいことをズバリと聞く”キャラで、テレビ局内では安定した人気を誇っています。松本人志さんの一件により、今田耕司さんや千原ジュニアさんら“ダウンタウンファミリー”の起用が減っているなか、東野さんは安泰です。それは彼が20代前半で結婚し、早くに家庭を築いていたことが大きい。松本さんや仲間の芸人たちが頻繁に行っていた合コンなどには、東野さんは一定の距離を置いていましたから…」東野人気はテレビ局内だけではない。なんと吉本内の株も急上昇しているという。「実は、吉本内でも東野さんを再評価する動きがあります。というのも、基本的に彼は冷めた男なので、先輩であろうと、自分の意に添わなければ“人のために何かやる”という発想がほとんどない。ましてや女性のアテンドといったことに加わるタイプではない、という共通認識があるんです。会社に大きな仕事が来たら、以前より東野さんに回す頻度が増えると思います」(制作関係者)「人の心がない」「白い悪魔」と共演者からよく揶揄される東野だが、WEBのインタビューでこう語っている。《極端に言うと、人なんて好きになれないって思ってるほうがいいんじゃないですか。マイナスから入るほうが》《僕、日常生活がものすごい楽なんですよ。テレビで「心がない」とか「毒舌」とか言われてるから、ご飯食べに行って「ありがとうございます」とか言うだけで「めちゃめちゃいい人じゃないですか!!」って思われる。イチコロなんですよ》(『新R25』 20年3月13日配信)東野が極めたこのキャラが、今まさに功を奏している!?
2024年02月22日連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」の主人公を「KAT-TUN」の亀梨和也が演じることが決定した。原作となる小説「ゲームの名は誘拐」は、2002年に刊行され、一度実写映画化、原案としたドラマが中国で制作されるなど、世界中のファンを魅了してきた。物語は、主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如、降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリーとなっている。東野圭吾原作作品への出演は、ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」以来、約5年半ぶり2度目となる亀梨さんが演じる主人公・佐久間は、画期的なアイデアとどんな手を使ってでも必ず勝負に勝つ、という行動力を武器に、数々のクライアントを担当する敏腕広告プランナー。女性にもよくモテ、頭脳明晰で計算高く、仕事も恋愛も“ゲーム感覚”でクリアすることに快感を覚える人物。佐久間と、娘を取り戻したい大企業の副社長の一進一退の攻防戦、そして誘拐犯である佐久間と共犯関係の娘との間で育まれる、いびつで危険な恋愛模様が見どころだ。キャラクターについて亀梨さんは、「僕が受け取った印象として佐久間自身、美意識やプライドが高く、それ故の思考であり行動が存在しているのではないか?と。キャラクターを作り上げていく上で、ファッションや仕草、目から捉えられるような情報というものに関しては特に細かく意識しな がら演じさせていただきました」とコメント。そしてファンへ「魅力溢れるストーリー、登場人物たちに身を委ねていただきながら、騙し、騙されさまざまな思考を持って楽しんでいただけたらうれしく思います。是非、受け取って下さい」とメッセージを寄せている。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は6月、WOWOWプライム・WOWOW4Kにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月21日1月31日、松本人志(60)が不在となった初めての『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が放送された。松本の席に座り、そつなく代役をこなしたのが、東野幸治(56)だ。いま、東野の評価がメディア関係者の間でうなぎ登りなのだという。もともと、関西地方で放送されていた、ダウンタウンの番組『4時ですよ~だ』(毎日放送)に出演したことで、世間に知られるようになった東野。東京進出後も、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)など、複数のダウンタウンの番組で活躍しブレイクを果たした。テレビにおける関係性だけでは、“ダウンタウン軍団”や“松本軍団”といってもいい芸人だ。「しかし、今田耕司さんなど、プライベートでも松本さんと親しかった芸人と違うのは、20代前半に結婚し、早くに家庭を築いたことです。松本さんや周囲の芸人が行っていた合コンや女遊びなどと、東野さんは一定の距離を置いていました」(テレビ関係者)2001年に妻と離婚するものの、2011年に離婚した妻と復縁して再婚。2020年には長女に女児が生まれ、“おじいちゃん”になっている。娘が海外に住んでいることやコロナ禍の影響もあって、長らく孫に会うことはできなかったが、昨年、3歳になった孫に初対面。ラジオでは「本当に私だけがこんな幸せでいいんでしょうか。日々、ニコニコ笑いながら生活しております」と語り、“孫煩悩”ぶりを見せつけた。「松本人志さんだけではなく、“松本軍団”のメンバーといわれる芸人たちも過去に女性スキャンダルが報じられています。今後、新事実が報じられる懸念も。一方、東野さんにはそういう心配が薄い。そして、トークの実力は十分ですから、テレビ局も安心してキャスティングできるのです」(同前・テレビ関係者)芸人仲間からの信頼も厚い。「不倫スキャンダルで謹慎中だったアンジャッシュの渡部建さんと小まめに連絡をとって励まし、自身のユーチューブチャンネルで活躍の場を与えたのも東野さんです。またM-1優勝前からウエストランドをおもしろいと言って井口浩之さんをいじり続け、新しい魅力を発揮させたのも東野さんでした。いずれも他事務所の芸人さん。“感情がない”といじられることも多いですが、情に厚い人といっていいでしょう」(同前・テレビ関係者)松本人志が不在となったお笑い界で、新たな帝王になるのはこの男かも……。
2024年02月02日2002年刊行の東野圭吾ミステリー小説「ゲームの名は誘拐」が連続ドラマ化。初夏、WOWOWにて全4話で放送・配信されることが決定した。これまでに100冊以上の作品を発表し、その国内累計発行部数は1億部以上に及ぶ日本ミステリー小説界の巨匠・東野圭吾。主人公である広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社長に一矢報いるため、その娘と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー作品。2003年に実写映画化(『g@me.』)され、2020年には本作を原案としたドラマが中国で制作された本作。今回の連続ドラマ化では、原作のキャラクターや物語の軸はそのまま、平成初期の時代背景を令和の時代感に変え、新たな魅力を携える。見どころは、佐久間と娘を取り戻したい副社長との一進一退の攻防戦と、共に誘拐事件を遂行するうちに佐久間と娘の間で育まれるいびつで危険な恋愛模様。憎き敵の愛娘を味方につけ、順調に滑り出したかに思われた佐久間の誘拐ゲームは、やがて想定外の展開を見せていく。原作ファンの期待を裏切らない、ドラマ独自のラストに注目だ。なお脚本は、「SUITS/スーツ」「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の小峯裕之、監督は「連続ドラマW シャイロックの子供たち」「連続ドラマW 空飛ぶタイヤ」ほか数々のWOWOWドラマを手掛ける鈴木浩介が務める。連続ドラマW 東野圭吾「ゲームの名は誘拐」は初夏、WOWOWにて放送・配信予定(全4話)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日●トラウマや傷を抱えた大学生役に挑戦2020年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』で主人公・千代(杉咲花)の親友・みつえ役を演じ注目を集め、その後、数々のドラマに出演している女優・東野絢香。10日に公開を迎えた映画初出演作『正欲』では主要キャラクターの一人である神戸八重子を演じている。東野にインタビューし、演じていて初めての感覚を味わったという『正欲』の撮影を振り返るとともに、『おちょやん』を機に変化したという女優としての意識など話を聞いた。朝井リョウ氏による同名小説を、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え映画化した『正欲』は、家庭環境、性的指向、容姿――異なる背景を持つ人たちを描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく物語。東野は、あることから男性がずっと苦手だったのに、同じ大学に通う諸橋大也(佐藤)だけはなぜか平気で、ダンスの練習に励む大也から目が離せなくなる神戸八重子を演じた。○■「思っていることを歪曲せずに伝えられる言葉を日々考えている」――オファー受けた時の心境からお聞かせください。原作と脚本を読み込み、自分の表現でどこまでできるんだろうという不安がありましたが、ものすごくうれしいという気持ちが一番でした。――難しい役どころだったと思いますが、八重子をどのように捉えていましたか?八重子はトラウマや傷を抱えていますが、私が女性として生きてきた中で、不安や恐怖心は少なからず感じたことがあるので、八重子が抱えているものとは違いますが、大筋は経験したことがあるのではないかと思いました。傷や怖さ、トラウマを抱えた中でも、人と関わることを諦めていない大学生だなと感じました。――ご自身と重なる感情を引き出しながら演じられたのでしょうか。そうですね。八重子が取った選択肢をもしかしたら自分も取っていたかもしれないので、彼女の選択肢や進んだ分岐点を想像し、彼女にもし違う未来があったらどうなっているのかなということも考えました。――東野さんは人と関わる際にどういう意識で接していますか?いいことばかりを言う訳ではないですが、丁寧に人と関わるように意識していて、自分が思っていることを歪曲せずに伝えられる言葉を日々考えています。それでも不意に思ったことをストレートに言ってしまう時があり、傷つけてしまったのではないかなと反省しています。――八重子の傷やトラウマに近しいものは感じたことがあるとのことですが、ほかに共通する点がありましたら教えてください。私もお菓子が大好きなので、何かに没頭している時にお菓子を食べているのは似ているなと思いました(笑)。あと人と関わる時に私も諦めないタイプで、関係性が悪くなっているかもと思った時に、一歩踏み出すことは日常でしているなと思いました。――そこで一歩踏み出せるというのはすごい勇気ですよね。一歩踏み出す怖さよりも、踏み出さない怖さのほうが強くて、例えば、誤解を与えたまま関係性が離れていくほうが怖いなと。あとで後悔しそうなので踏み込むようにしています。○■初めての感覚を味わい“プレゼント”をもらったような気持ちに――この映画はいろいろと考えさせられる映画だと思いますが、ご自身は何か学んだことや影響を受けたことはありますか?いろんな指向や価値観の方がいるというのはわかっているつもりでしたが、想像の範囲を出ていなくて、人と関わる時に適切な関わり方を考えねばと思いました。その反面、適切な関わり方を考えすぎて関わらなくなるのも健康的ではない気がするし、人の愛し方や社会との関わり方、日々の生活の仕方など、より自分の意志を持って選択して進んでいかなきゃと改めて感じました。――女優として新たな気づきや学びがありましたらお聞かせください。岸(善幸)監督や相手役の佐藤寛太さん、スタッフの皆さんと撮影を進めていき、緊張しているなとか、汗をかいているなとか、自分の身体の状態を全部忘れられる瞬間……相手の目だけ見えるようになった瞬間があり、深いところまで潜り込むというのはこういうことなのか! と感じました。初めての体験で、ほかの作品でもこれぐらい深く表現を掘ることができたらすごくいい作品ができるのではないかなと、何かつかめたような感覚でした。――どうやってその感覚をつかんだのでしょうか。私も含めてみんなが作品を良くすることだけを考えて、それがぴったりハマったのかなと。明確にはどうしてそんなに集中できたのかわかりませんが、誰1人違う方向を向いてなかったからもらえたプレゼントみたいな気持ちで、味わったことのない身体の感覚になれてすごくありがい経験でした。――本作が映画初出演となりましたが、その感想もお聞かせください。試写で見たときは「スクリーンに私がいる!」と不思議な気持ちになりました。でもまだ実感は湧いていなくて、お客さんから感想をいただいた時に初めて、映画に出られたんだと実感が湧くのかなと思います。●女優としての転機や大切にしていること――そもそもの話になりますが、女優になりたいと思ったきっかけを教えてください。一人っ子で、小さい時から映画やテレビドラマが自分のすべてのようでした。学校から帰って「寝なさい」と怒られるまでずっとドラマを見ていて、休日には映画館に行って。家には録画機器が無く、CMごとにチャンネルを変えて全部のドラマを見ようとするぐらい大好きだったので、物心ついた時には女優さんになりたいと思っていました。――そこからトライストーン・エンタテイメントの俳優養成所に入られましたが、その経緯も教えてください。大阪で専門学校に通っていたのですが、そこへトライストーンの養成所の方がいらしてオーディションみたいなものをしてくださり、お芝居をより本格的にやりたいと思って、まずは養成所へ入りました。○■『おちょやん』で大切な気づき「作品を良くすることだけ考えようと」――そこから舞台中心に活動され、映像作品にもいろいろ出演されるようになりましたが、やはり『おちょやん』への出演は大きな経験になりましたか?そうですね。その前もゲストで出させていただくことはありましたが、長い間レギュラーでというのは本当に初めてでした。地元の大阪で撮っていたので安心感もありながら、皆さん家族みたいな存在で1年間ずっと一緒にいてくれて、いまだに演出の方が舞台を見に来てくれると「お父さんが来ている」みたいな気持ちに(笑)。今でもご飯を食べたりしますし、ずっと見守ってくださっています。――私も楽しく見させていただいていたので、いまだに「みつえちゃんだ!」という思いになります。ありがとうございます! 本当に「みつえちゃん」って呼んでくださる方が多く、みつえちゃんを覚えてくれているだけで本当にうれしいなと思います。――『おちょやん』出演後、ドラマ出演も増えていますし、やはり大きな転機になったと感じていますか?その時は全然実感はなく、大好きなお芝居をやらせてもらえるということで、そこだけに集中していました。そのうち感想をいただいたりファンレターをいただいたりして、「朝ドラに出たんだ」という実感が湧いてきて、ますます頑張っていかなきゃいけないなと、そこがスタートだったなという感覚があります。改めて自分はお芝居が好きだと気づき、この世界でやっていくんだという覚悟が芽生えました。――『おちょやん』撮影時に経験したことで、今でも大事にしていることがありましたら教えてください。それ以前は、自分のやりたい芝居、見せたい表現が強くて、それが先行しすぎていましたが、『おちょやん』のときに初めて、作品を良くすることだけ考えようと思い、そこから意識が変わりました。自分のやりたい表現も頭の中にありますが、一番は作品が良くなるように動くことだなと思い、それはいまだに大切にしています。――ほかにも女優として大切にしていることがありましたら教えてください。自分が演じる役は誰よりも好きになりたいと思っています。今回の神戸八重子も、原作者の朝井リョウさんには負けるかもしれませんが、私なりに精一杯愛して、人生を演じたつもりなので、それがいい方向に作用していたらうれしいです。○■ファンからの手紙やコメントに「元気をもらっている」――今後についてはどのように思い描いていますか?いろんな人や作品と出会って、きっといろんな気付きや反省などたくさんあると思いますが、『正欲』も25歳の時の私にしかできなかったことですし、30代や40代の時でも、その時その瞬間にしかできないものがあると思います。それを舞台でも映像でもしっかりと残せて、誰かの価値になるものであればすごく幸せだなと思います。――映画公開の前日、11月9日に26歳に。25歳と26歳ではあまり意識の変化はないですか?そうですね。あまり変わらないかなと。25歳になった時に節目感がありました。――最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。東京国際映画祭のレッドカーペットの時に「絢香ちゃん」と言ってくださった方がいて、本当にうれしくて。ファンレターも『おちょやん』を見たお子さんなどからいただくことがあり、手作りの手裏剣が入っていてめちゃくちゃかわいくて。応援してくださる方から元気をもらっています。日々SNSでコメントくださる方もそうですが、自分事のように応援してくださる方もいて、特にしみじみうれしく感じています。お芝居でしか恩返しできないと思いますが、皆さんに“東野を応援してよかった!”と思ってもらえるぐらい、頑張っていきたいと思います。■東野絢香1997年11月9日生まれ、大阪府出身。俳優養成・演技研究所のトライストーン・アクティングラボで学び、2018年に映像産業振興機構(VIPO)主催のアクターズセミナー賞優秀賞を受賞。NHK連続テレビ小説『おちょやん』(20-21)で芝居茶屋「岡安」の一人娘みつえ役を演じ注目を浴びる。主な出演作は、ドラマ『じゃない方の彼女』(21)、『メンタル強め美女白川さん』(22)、『六本木クラス』(22)、『CODE-願いの代償-』(23)、舞台『獣の柱』(19)、『掬う』(19)、『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』(21)、『温暖化の秋-hot autumn-』(22)、『メルセデス・アイス MERCEDES ICE』(23)など。『正欲』(11月10日公開)で長編映画初出演。
2023年11月12日映画『正欲』の主要キャストである稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香の新たな場面写真が公開された。原作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的なストーリーとなっている。稲垣が演じるのは、検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人で暮らす寺井啓喜。息子が不登校になり、教育方針を巡って妻とは度々衝突している。このたび公開された場面写真では、戸惑いの表情で誰かをまっすぐ見つめる寺井のほかに、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月(新垣)と、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道(磯村)が無言で前後に並び、バスに揺られる姿も。さらに、ダンスサークルで活動し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也(佐藤)と、学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画し、諸橋が所属するダンスサークルに出演依頼をする神戸八重子(東野)の姿も映し出されている。また、本作の前売り特典付きムビチケが9月15日(金) より発売されることが決定。ムビチケカードは、稲垣演じる寺井と新垣演じる夏月が交錯するかのようなデザインとなっている。さらに、ムビチケを購入すると前売り特典として「クリアしおり」がプレゼントされる。<作品情報>映画『正欲』11月10日(金) 公開(C)2021 朝井リョウ/新潮社(C)2023「正欲」製作委員会関連リンク公式サイト::
2023年09月05日2023年8月27日、第1子である男児の出産を発表した、フジテレビの山夕貴アナウンサー。夫でありお笑いタレントの、おばたのお兄さんは、出産に立ち会うことができたことと、幸い母子ともに元気であることを報告しています。不妊治療と流産を乗り越え、元気な第1子と出会うことができた2人に、多くの人から祝福の声が上がりました。東野幸治、出産終えた山夕貴アナへの質問に謝罪同年9月3日に放送された、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、出産を終えた山アナが電話出演。喜びと安心が伝わってくる声色で、祝福の声に感謝するとともに、「幸い安産だったので、体調もよくなってきているけど、考えられないくらいに寝不足です」と苦労も明かしました。出産の苦労や喜びについて盛り上がる中、MCである、お笑いタレントの東野幸治さんは「母乳ですか?」と質問。赤ちゃんに与えているのが母乳なのか、ミルクなのかが気になったのでしょう。突然の質問に、山アナは「母乳とミルク…なんでそんなことを聞くんですか?」と苦笑しました。出産経験者の女性タレントは、「何がなんでも母乳第一という考えは、母親にとってプレッシャーなんですよ」と優しく諭し、フォロー。共演者たちから笑いながらも発言を注意され、東野さんは戸惑った様子でこういいました。いや、ちょっと待ってください!あの、お言葉返すようですけど、ちょっと黙っててくださいね。俺、別に母乳第一じゃなくて「母乳なんですか?」って聞いただけで。これでも炎上するんですか!?ワイドナショーーより引用「母乳を与えなさい」と推奨したわけではなく、「母乳を与えているのか」と質問しただけで責められることに、東野さんは納得がいかない様子。しかし、共演者から諭され続け、最終的には「じゃあもう、ハッキリいいます。すみませんでした!」と頭を深く下げて謝罪しました。予想外の質問に、山アナは「『なんで聞くんだろう』ってビックリしました」とコメント。今回の出来事で、東野さんは新たな学びがあったようです。母親にプレッシャーを与えがちな『母乳の質問』幼い子供を育てる母親の中には、他者からの母乳に関する干渉で、嫌な思いをした人も少なくありません。さまざまな粉ミルクや液体ミルクが販売されている現代ですが、ミルクを使った子育てに否定的な、『完全母乳育児』の信条を持つ人も存在するようです。母親の中には、母乳の出が悪く困っている人や、子育ての負担を少しでも減らすべく、あえてミルクを活用している人もいます。どちらが正しいかの問題ではなく、個人の自由といえるでしょう。番組を見た人たちからは、さまざまな意見が上がっています。・東野さんに悪気がなかったのは、よく分かる。でも、やっぱり無神経な発言だと思うな。・産後の女性にその質問は、本当にやめてほしい。フォローしていた出産経験者の言葉に共感しました。・そもそも、そんなことを知ってどうするんだろう?山アナ、きっと身構えちゃっただろうな。質問すること自体に問題はありませんが、その問いによって相手を不快にさせてしまう可能性はあります。また、相手との関係性も重要でしょう。人によっては、東野さんのように悪意なく母乳について触れてしまうこともあるかもしれません。一連の流れに、多くの人が考えさせられたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年09月03日株式会社福島中央テレビ(日本テレビ系列/福島県)は、2023年9月18日(月・祝)に「東野幸治の福島移住計画」を関東・福島県内にて放送することを決定いたしました。東野幸治の福島移住計画 場面写真1「数年したら東京から離れて、地方に拠点を置きたい…」他県への移住を考える東野幸治の目を通して、福島県のグルメ、自然、人情などの魅力を紹介していきます。福島県いわき市出身のTVプロデューサー・佐久間宣行が、福島移住の良さを全力プレゼン。果たして東野幸治は福島移住を決断するのか…!?いわき市の惣菜日本一のスーパー、南相馬市の移住者が醸す酒に、相馬市の鮮魚&相馬牛…いわき市出身の芸人ゴー☆ジャスが案内する、移住にぴったりのいわき市・南相馬市の不動産情報も。番組を観終わったあなたもきっと、福島県に行きたくなる!住みたくなる!東野幸治の福島移住計画 場面写真2東野幸治の福島移住計画 場面写真5東野幸治の福島移住計画 場面写真8■番組概要番組名 : 東野幸治の福島移住計画放送日時 : 2023年9月18日(月・祝)午後3時50分~午後4時50分放送地域 : 関東・福島県内出演者 : 東野幸治 佐久間宣行 ゴー☆ジャス提供 : 復興庁制作協力 : 日本テレビ放送網制作著作 : 福島中央テレビ番組WEBサイト: 東野幸治の福島移住計画 場面写真11■出演者コメント【東野幸治】「スーパー、不動産物件、おいしいものなど1時間番組で収まりきらないくらいのボリューム!いわき、南相馬、相馬と巡ったけど、福島はまだまだ広いんでしょ?今度は会津にも行ってみたい。今度は企画会議から参加させてください(笑)」【佐久間宣行】「相馬のヒラメと相馬牛、ほんとにおいしいものが近くにあることに驚き!そして福島の人たちはほんとにやさしい!東野さんにそんな福島の魅力を伝えられてよかったです」【ゴー☆ジャス】「お笑いの先輩と高校の先輩に優しくしていただき地上波初MCコーナー!?をやり遂げることができました。ロケ中に出会った福島の人々の方言や温かさに癒され、復興の様子も肌で感じられました。福島には住みやすい物件がまだまだたくさんアルジェリアー!!」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月23日東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が、WEST.(ウエスト)の重岡大毅主演で実写映画化。2024年1月12日(金)に公開される。東野圭吾の長編小説を実写映画化『ある閉ざされた雪の山荘で』は、数々のヒット作を世に送り出してきた国民的作家の東野圭吾が1992年に発表した長編小説だ。物語に登場するのは、新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考に挑む役者たち。“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間でオーディションが行われるというユニークな設定で、書籍発売当時大きな話題を集めた。“映像化は不可能”と思われていた作品を初めて映像化ところがトリックや人物描写の複雑さから“映像化は不可能”と長年思われており、これまで一度も映像化されてこなかった。そんな『ある閉ざされた雪の山荘で』が初めて映像化されることに。新作舞台の最終オーディションのため、とある山荘に集められた劇団「水滸」の団員たちと、他の劇団から来た唯一の部外者である久我は、“「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる殺人事件”を描くシナリオのもと、主演の座をかけてぶつかり合う。だが、出口のない密室で1人、また1人と消えていくメンバーたち。演技だったはずの殺人事件が、本当に起きているのだろうか?「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、疑心暗鬼になっていく姿に注目だ。WEST. 重岡大毅が映画単独初主演主演を務めるのは、WEST.のメンバーとして活動しながら、『禁じられた遊び』など数多くの映画やドラマに出演している重岡大毅。映画単独初主演となる『ある閉ざされた雪の山荘で』では、原作からはキャラクター性の異なる主人公を演じる。また、劇団水滸のメンバーとして中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが出演する。久我和幸…重岡大毅オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”の男。中西貴子…中条あやみ役を奪われた女優。田所義雄…岡山天音こじらせ怪優。元村由梨江…西野七瀬世間知らずのお嬢様女優。笠原温子…堀田真由勝気なワガママ女優。雨宮恭介…戸塚純貴優しい劇団リーダー。麻倉雅美…森川葵圧倒的天才女優。本多雄一…間宮祥太朗劇団のトップ俳優。監督は『荒川アンダーザブリッジ』の飯塚健監督は、『荒川アンダーザブリッジ』『ステップ』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開など、“映像化は不可能”と思われていた『ある閉ざされた雪の山荘で』を、原作者の東野圭吾も「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめるほど高いクオリティで描き切った。WEST.の楽曲「FICTION」が主題歌に映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の主題歌は、重岡大毅が所属するWEST.の楽曲「FICTION」。本作のために書き下ろされた楽曲だ。重岡は主題歌「FICTION」のイメージについて、「何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。」とコメントを寄せた。映画『ある閉ざされた雪の山荘で』あらすじ劇団に所属する役者7人に、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状が届く。新作舞台の主演をかけた最終選考でメンバーが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で一人、また一人とメンバーたちが消えていく……。果たしてこれは、フィクションか?それとも本当の連続殺人か?演技と嘘、そして隠された過去が交錯する“謎解き”の枠を超えた物語。衝撃の結末が訪れるサスペンス・エンターテインメントの幕が上がる。【作品詳細】映画『ある閉ざされた雪の山荘で』公開日:2024年1月12日(金)出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗原作:東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)監督:飯塚健脚本:加藤良太、飯塚健音楽:海田庄吾
2023年08月12日モデル・女優の若月佑美が2日、都内で行われた1stフォトエッセイ『履きなれない靴を履き潰すまで』発売直前記念イベントに出席し、「すべての思いを詰めた」というエッセイについて「誰に何と言われても100点でいいかな」と笑顔で語った。本書は、2019年8月より『週刊SPA!』で約3年半連載してきたエッセイに、連載時未掲載カットに加え、若月自身がコンセプトを考えた撮り下ろし写真、さらに新作エッセイも収録されている。発売から1週間が経過し、いろいろな反響をもらっているという若月。「昔から応援してくださっているファンの方には『若月の言葉がずっと好きだったから、こうして一冊の本にまとまるのがうれしい』という声をいただきました。また最近好きになったと言ってくださったファンの方からは『女優として役柄としてしか見ていなかったので、内面まで知ることができてうれしい』という言葉をいただきました」と報告した。本の帯には、ドラマ『アンラッキーガール!』で共演した福原遥から「苦しんでいる時ほど自分を好きになってあげる事の大切さ。難しい事だけど若ちゃんの言葉で心が軽くなる優しさが詰まった素敵な一冊!」と言葉が寄せられた。若月は「はるちゃんは、私のこと若ちゃんって呼んでくれるのですが、はるちゃんの言葉をそのまま載せてくださったことがとてもありがたいですし、関係性をファンの方にも伝えられたことも、すごくうれしいです」とにっこり。さらに若月は、福原と同じくドラマで共演した高梨臨と3人でグループLINEを作り、交流が続いていることを明かすと、高梨の自宅で、3人でご飯を食べた時のエピソードなどを披露していた。43の言葉が詰まった本作。若月は「1番を目指さないで下さい」と綴られたページを開くと、「どんな時でも1番を目指して努力するというのは、スポーツの世界でも学問の世界でも言われがちで、私もずっとそうあるべきだと思っていたんです。でもある方に『1番を目指さないでください』と言われ……。なぜかと聞いたら『あなたは1番を目指して1番になれなかったことに対して、負の感情がそれまでの努力を上回ってしまうから。自分を許せなくなるのはもったいない。あなたは1番じゃなくても、1番ぐらい輝ける2番になれるから』という言葉をいただいて。それが心に来たんです」と印象に残っている言葉を明かす。珠玉の言葉と自身のありのままを綴った本書。若月は「3年半、自分の個人としての思いのすべての思いを詰め込んだ一冊。誰に何と言われようとも100点をつけてあげたいです」と胸を張ってアピールしていた。
2023年07月02日お笑いタレントの東野幸治とお笑いコンビ・和牛(水田信二、川西賢志郎)がこのほど、都内で行われた「BSよしもと7月新番組取材会」に出席した。7月30日にスタートする新番組『東野・和牛の全国街ぶらチーキーズ』(毎月最終日曜22:00~23:00)に出演する東野と和牛。これまで『Cheeky’s channel アワード』のMCを務め、日本各地のスポットやグルメの魅力に触れてきた3人が全国各地を街ぶらし、これからは自らの足で地域の魅力を体感する。東野は「和牛と3人でBSよしもとの前から、日本全国の地域の皆さん、住みます芸人と触れ合う番組があって、BSよしもとが開局して『Cheeky’s channel アワード』を月1でやっていて、次はロケに行く」と説明し、「1回ロケに行ったんです。広島に行きまして、とても楽しくて。夜に着いていきなりオネエ系バーに行きました。スタッフちゃんと会議しているのかなと思いましたが、結果面白いし、3人で日本中いろんなところに行けるのが楽しみ。前向きにやりたい」と語った。水田は「いろんな地方に行けるということで、3回に2回は愛媛に行きたい。愛媛は何回行っても語り尽くせない魅力がある」と地元愛を爆発。川西は「BSよしもと自体も、吉本が大きな舵を切ったところで、大きなプロジェクトだと思いますが、最近になって番組もどんどん新しくなった。大崎(洋)社長が万博のほうに行かれたので、このタイミングでリニューアル失敗すると、大崎社長がいないと、という感じになってしまう。こっちも万博ぐらい盛り上げたい」と意気込み、東野も「年内には大阪に行って、万博の会議に行きたい。2025年は大阪でロケをやりたい」と希望した。これまで何度も共演している東野と和牛だが、関係性の変化を聞かれると東野は「1回目会ったときの距離感と、まんまの距離感です」と笑い、「離れてないし、めちゃめちゃ近い感じもない。コンビの人と話すときって、どうしゃべったらいいのかわからない。コンビの関係性もあるし、ええ感覚の三角形な感じで常にいるようにしています」と話した。だが、新番組で距離が縮まることを期待しているようで、東野は「ロケに毎回行くようになって、人の生活の匂いがわかるかもしれない。エンディングでお風呂に入る。お風呂に入ると距離も縮まりますから楽しみにしたいと思います」と話していた。取材会には、BSよしもとアナウンサーの赤間有華も参加した。
2023年06月16日「日本で一番上手いスノーボーダー」を決める東野圭吾氏が発起人の賞金総額日本一のスノーボード大会『SNOWBOARD MASTERS』( )が3月31日~4月2日の3日間、野沢温泉スキー場で開催されました。第4回となる今年も東野氏がゲレンデにかけつけ、大盛況のうちに無事終了いたしました。大会直前の3月に記念すべき100冊目となる新作を刊行した東野氏が、本日、さらなる記録を打ち立てたことをお知らせします。それは……全著作の国内累計発行部数、1億7万7,380部!(4月3日時点)。これは電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数で、一冊平均100万部発行されている計算です。さらに東野作品は海外でも幅広く翻訳されており、現在37の国と地域で出版中。その推定累計発行部数は、約6800万部。国内と国外を合わせると全作品の推定累計発行部数は1億6800万部を超えます。東アジア地域では、10年以上前から注目され数多くの熱心なファンに支持される人気作家であり、映像・舞台化などのメディアミックスもコロナ禍を経てなお、積極的に行われております。さらに近年では東南アジアでの部数も伸長中。そして日本人で初めて米国エドガー賞、英国ダガー賞、両賞にノミネートされた作家として欧米圏での評価も高まっています。本日の発表にあたり、公式TwitterとInstagramでは記念動画と日本のトップスノーボーダーたちによるお祝い動画をアップ。今後は、各版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、そして書店店頭での出版社の垣根を越えた「ありがとう! 東野圭吾1億部」フェアも実施予定。1億部達成を記念した楽しい企画を続々予定しています。詳細は、公式Twitter(東野圭吾公式/ @higashinokeigo_ )公式Instagram( @higashinokeigo_official )で順次発表します。東野圭吾氏の益々の活躍にご注目ください!1億部突破バナー<東野圭吾氏 コメント>日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。<「チーム東野」各出版社より一言コメント>【東野圭吾の感動エンターテインメント作品、『クスノキの番人』が待望の文庫化!】『秘密』『時生』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く、東野圭吾の感動エンターテインメント作品。単行本刊行時には東野作品としては初めて多言語翻訳版が世界同時期刊行された話題作、『クスノキの番人』が待望の文庫化!2023年4月7日に実業之日本社文庫より発売予定です。『クスノキの番人』書影(通常版)さらにTSUTAYAでは、TSUTAYA限定カバー版の発売も決定しました!幻想的なスペシャルビジュアルバージョンです。『クスノキの番人』書影(TSUTAYA限定版)先着順・なくなり次第終了となりますので、TSUTAYA店頭にてご予約をお待ちしております。※通常版のカバー+TSUTAYA限定カバーのWカバー仕様となっております。 どうぞご期待ください!(作品について)その木に祈れば、願いが叶うと言われるのはなぜか恩人の命令は、思いがけないものだった。不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。そこへ弁護士が現れ、依頼人に従うなら釈放すると提案があった。心当たりはないが話に乗り、依頼人の待つ場所へ向かうと伯母だという女性が待っていて玲斗に命令する。「あなたにしてもらいたいこと、それはクスノキの番人です」と……。そのクスノキには不思議な言伝えがあった。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ページ:A6(文庫)判/496ページ発売日 :2023年4月7日定価 :990円(税込)ISBN :978-4-408-55803-5【実業之日本社といえば、雪山シリーズ!】シリーズ4作品好評発売中です!「雪山シリーズ」書影『白銀ジャック』ゲレンデの下に爆弾が埋まっている――「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス!出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判416ページ発売日 :2010年10月05日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55004-6『疾風ロンド』東野圭吾が贈る、この冬最大の興奮! ラスト1頁まで気が抜けない長編ミステリー!拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。しかも犯人との交渉が突如不可能に! 圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ!出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6判400ページ発売日 :2013年11月15日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55148-7『雪煙チェイス』書き下ろし文庫!殺人の容疑をかけられた大学生の竜実。彼のアリバイを証明できるのはスキー場で出会った美人スノーボーダーただ一人。竜実は彼女を見つけ出し、無実を証明できるのか?『白銀ジャック』『疾風ロンド』の“あの人”も登場! この冬必読・ノンストップミステリー。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判416ページ発売日 :2016年11月29日定価 :713円(税込)ISBN :978-4-408-55323-8『恋のゴンドラ』衝撃の結末にあなたは驚愕する!都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ。ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。文庫特別編「ニアミス」を収録。出版社 :実業之日本社文庫サイズ/ぺージ:A6(文庫)判336ページ発売日 :2019年10月04日定価 :734円(税込)ISBN :978-4-408-55545-4(実業之日本社)<東野圭吾氏 プロフィール>1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。<東野圭吾著作一覧>1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞、デビュー。1986年『卒業』『白馬山荘殺人事件』1987年『学生街の殺人』『11文字の殺人』1988年『魔球』『ウインクで乾杯』(『香子の夢―コンパニオン殺人事件』より改題)『浪花少年探偵団』1989年『十字屋敷のピエロ』『眠りの森』『鳥人計画』『殺人現場は雲の上』『ブルータスの心臓』1990年『探偵倶楽部』(『依頼人の娘』より改題)『宿命』『犯人のいない殺人の夜』『仮面山荘殺人事件』1991年『変身』『回廊亭殺人事件』(『回廊亭の殺人』より改題)『天使の耳』(『交通警察の夜』より改題)1992年『ある閉ざされた雪の山荘で』『美しき凶器』1993年『同級生』『分身』『しのぶセンセにサヨナラ』(『浪花少年探偵団<2>』より改題)1994年『怪しい人びと』『むかし僕が死んだ家』『虹を操る少年』1995年『パラレルワールド・ラブストーリー』『あの頃ぼくらはアホでした』『怪笑小説』『天空の蜂』1996年『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』『毒笑小説』『悪意』『名探偵の呪縛』1998年『探偵ガリレオ』『秘密』(第52回日本推理作家協会賞〈長編部門〉受賞作)1999年『私が彼を殺した』『白夜行』2000年『嘘をもうひとつだけ』『予知夢』2001年『片思い』『超・殺人事件』(『超・殺人事件―推理作家の苦悩』より改題)『サンタのおばさん』※2002年『レイクサイド』『時生』(『トキオ』より改題)『ゲームの名は誘拐』2003年『手紙』『おれは非情勤』『殺人の門』2004年『幻夜』『ちゃれんじ?』『さまよう刃』2005年『黒笑小説』『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞、第6回本格ミステリ大賞〈小説部門〉受賞、エドガー賞長編賞候補作)『さいえんす?』2006年『夢はトリノをかけめぐる』『赤い指』『使命と魂のリミット』2007年『たぶん最後の御挨拶』『夜明けの街で』『ダイイング・アイ』2008年『流星の絆』(第43回新風賞受賞作)『聖女の救済』『ガリレオの苦悩』2009年『パラドックス13』『新参者』(CWAインターナショナル・ダガー賞最終候補)2010年『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』『白銀ジャック』2011年『あの頃の誰か』『麒麟の翼』『真夏の方程式』『マスカレード・ホテル』2012年『歪笑小説』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(第7回中央公論文芸賞受賞作)『虚像の道化師』『禁断の魔術』2013年『夢幻花』(第26回柴田錬三郎賞受賞作)『祈りの幕が下りる時』(第48回吉川英治文学賞受賞作)『疾風ロンド』2014年『虚ろな十字架』『マスカレード・イブ』2015年『ラプラスの魔女』『禁断の魔術』『人魚の眠る家』2016年『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』2017年『素敵な日本人』『マスカレード・ナイト』2018年『魔力の胎動』『沈黙のパレード』2019年『希望の糸』2020年『クスノキの番人』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2021年『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』2022年『マスカレード・ゲーム』2023年『魔女と過ごした七日間』※著作一覧には記載しましたが、共著である『サンタのおばさん』は著作100冊には入れておりません。◆このリリースは東野圭吾氏の著作を刊行している出版各社の協力で配信しました◆講談社/光文社/祥伝社/新潮社/実業之日本社/集英社/文藝春秋/KADOKAWA/毎日新聞出版/幻冬舎/PHP研究所(書籍刊行順) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月03日平均部数100万部! 1985年のデビューから38年。国民的作家、東野圭吾が到達した1億部という偉業!「日本一スノーボードがうまいのは誰だ?」を決める東野圭吾氏主催、賞金総額日本一のスノーボード大会『SNOWBOARDMASTERS』( )が4月1日、2日の二日間、野沢温泉スキー場で開催されました。第4回の今年も東野氏がゲレンデにかけつけ、大盛況のうちに無事終了いたしました。大会直前の3月に記念すべき100冊目となる新作を刊行した東野氏が、本日、さらなる記録を打ち立てたことをお知らせします。それは……全著作の国内累計発行部数、1億7万7380部突破!(4月3日時点)。これは電子書籍を含まない、国内で発行された「紙の書籍」のみの部数で、1冊平均100万部発行されている計算です。さらに東野作品は海外でも幅広く翻訳されており、現在37の国と地域で出版中。その推定累計発行部数は、約6800万部。国内と国外を合わせると全作品の推定累計発行部数は1億6800万部を超えます。東アジア地域では、10年以上前から注目され数多くの熱心なファンに支持される人気作家であり、映像・舞台化などのメディアミックスもコロナ禍を経てなお、積極的に行われております。さらに近年では東南アジアでの部数も伸長中。そして日本人作家として初めて米国エドガー賞、英国ダガー賞、両賞にノミネートされた作家として欧米圏での評価も高まっています。本日の発表にあたり、公式TwitterとInstagramでは記念動画と日本のトップスノーボーダーたちによるお祝い動画をアップ。今後は、各版元の担当編集者による作品紹介や読者からの感想ツイート募集、そして書店店頭での出版社の垣根を越えた「ありがとう!東野圭吾1億部」フェアも実施予定。1億部達成を記念した楽しい企画を続々公開予定です。詳細は、公式Twitter(東野圭吾公式/@higashinokeigo_)公式Instagram(higashinokeigo_official)で順次発表します。東野圭吾氏の益々の活躍にご注目ください!東野圭吾氏コメント日本推理作家協会の理事長をしていた頃、内田康夫さんの1億部突破記念パーティに出席させていただきました。あの時には夢の数字だと思っていましたが、まさかの到達に私自身が一番驚いています。多くの方々の支えがあってこその数字で、この場を借りて感謝したいです。もちろん最大の功労者は、私の物語世界に付き合ってくださる読者の皆様です。ありがとうございます。これからもがんばります。「チーム東野」各出版社より一言コメント第26回柴田錬三郎賞を受賞した『夢幻花』は、東野さん自身が「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」とおっしゃった傑作です。物語の舞台は現代ですが、江戸時代には存在していたのに今はなくなってしまった「黄色いアサガオ」を素材にしていることから、月刊誌「歴史街道」で連載していただいた作品です。連載がスタートしたのは2002年。本になったのが2013年。10年以上の歳月をかけて熟成された結果、発刊から10年経った今でも変わらず、心に響く作品となりました。おかげさまで、単行本と文庫累計で、110万部を突破。これまで東野作品を読んだことがない人にもぜひ読んでほしい一冊です。(PHP研究所)東野圭吾氏プロフィール1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年、第1回野間出版文化賞を受賞。東野圭吾著作一覧1985年『放課後』第31回江戸川乱歩賞受賞、デビュー。1986年『卒業』『白馬山荘殺人事件』1987年『学生街の殺人』『11文字の殺人』1988年『魔球』『ウインクで乾杯』(『香子の夢—コンパニオン殺人事件』より改題)『浪花少年探偵団』1989年『十字屋敷のピエロ』『眠りの森』『鳥人計画』『殺人現場は雲の上』『ブルータスの心臓』1990年『探偵倶楽部』(『依頼人の娘』より改題)『宿命』『犯人のいない殺人の夜』『仮面山荘殺人事件』1991年『変身』『回廊亭殺人事件』(『回廊亭の殺人』より改題)『天使の耳』(『交通警察の夜』より改題)1992年『ある閉ざされた雪の山荘で』『美しき凶器』1993年『同級生』『分身』『しのぶセンセにサヨナラ』(『浪花少年探偵団〈2〉』より改題)1994年『怪しい人びと』『むかし僕が死んだ家』『虹を操る少年』1995年『パラレルワールド・ラブストーリー』『あの頃ぼくらはアホでした』『怪笑小説』『天空の蜂』1996年『名探偵の掟』『どちらかが彼女を殺した』『毒笑小説』『悪意』『名探偵の呪縛』1998年『探偵ガリレオ』『秘密』(第52回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞作)1999年『私が彼を殺した』『白夜行』2000年『嘘をもうひとつだけ』『予知夢』2001年『片思い』『超・殺人事件—推理作家の苦悩』『サンタのおばさん』※2002年『レイクサイド』『時生』(『トキオ』より改題)『ゲームの名は誘拐』2003年『手紙』『おれは非情勤』『殺人の門』2004年『幻夜』『ちゃれんじ?』『さまよう刃』2005年『黒笑小説』『容疑者Xの献身』(第134回直木三十五賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞、エドガー賞長編賞候補作)『さいえんす?』2006年『夢はトリノをかけめぐる』『赤い指』『使命と魂のリミット』2007年『たぶん最後の御挨拶』『夜明けの街で』『ダイイング・アイ』2008年『流星の絆』(第43回新風賞受賞)『聖女の救済』『ガリレオの苦悩』2009年『パラドックス13』『新参者』(‘19年CWAインターナショナルダガー賞最終候補作)2010年『カッコウの卵は誰のもの』『プラチナデータ』『白銀ジャック』2011年『あの頃の誰か』『麒麟の翼』『真夏の方程式』『マスカレード・ホテル』2012年『歪笑小説』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(第7回中央公論文芸賞受賞作)『虚像の道化師』2013年『夢幻花』(第26回柴田錬三郎賞受賞作)『祈りの幕が下りる時』(第48回吉川英治文学賞受賞作)『疾風ロンド』2014年『虚ろな十字架』『マスカレード・イブ』2015年『ラプラスの魔女』『禁断の魔術』『人魚の眠る家』2016年『危険なビーナス』『恋のゴンドラ』『雪煙チェイス』2017年『素敵な日本人』『マスカレード・ナイト』2018年『魔力の胎動』『沈黙のパレード』2019年『希望の糸』2020年『クスノキの番人』『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』2021年『白鳥とコウモリ』『透明な螺旋』2022年『マスカレード・ゲーム』2023年『魔女と過ごした七日間』※著作一覧には記載しましたが、共著である『サンタのおばさん』は著作100冊には換算しておりません。◆このリリースは東野圭吾氏の著作を刊行している出版各社の協力で配信しました◆講談社/光文社/祥伝社/新潮社/実業之日本社/集英社/文藝春秋/KADOKAWA/毎日新聞出版/幻冬舎/PHP研究所(書籍刊行順)PHP研究所刊行物について第26回柴田錬三郎賞受賞『夢幻花』(PHP文芸文庫版)書名:夢幻花(むげんばな)著者: 東野圭吾発行:株式会社PHP研究所■四六判税込価格:1,760円発売日:2013年4月15日■文庫判税込価格:968円発売日:2016年4月7日 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月03日福田雄一監督作『ブラックナイトパレード』に佐藤二朗と若月佑美が出演することが決定した。本作は、“良い子のところには、欲しいプレゼントを持った赤いサンタが、悪い子のところには欲しくもないプレゼントを渡しに黒いサンタがやってくる”というサンタクロースにまつわる実在の伝承を基に描かれる、中村光の『ブラックナイトパレード』を実写化したコメディ作。中村光と、コメディ映画の鬼才・福田雄一が、実写ドラマ『聖☆おにいさん』以来のタッグを組み、何をやってもダメな情けない男が迷い込んだ世にも奇妙なサンタの仕事を描く。受験失敗・就活失敗・彼女無し、コンビニで3年間アルバイト生活をしていたところをスカウトされ、ブラックサンタとしてクリスマスの世界で大活躍を見せる日野三春を、本作が大河後初主演映画、更には福田監督作品初主演となる吉沢亮。三春の同僚で個性的なキャラクターたちを、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐が演じる。出演が決定した佐藤二朗と若月佑美が演じるのは、ポーソン練間北口店の“最凶”店長&店員コンビ。佐藤二朗が演じるのは、可愛い子には堂々とえこひいきをするブラック店長・吉川輝。可愛い子以外、従業員の言う事を全く聞き入れない傍若無人ぶりを、“佐藤節”全開で演じる。若月佑美が演じるのは、ポーソン練間北口店の元店員で、可愛いけど超自己中なトラブルメーカー・赤井稲穂。同じく練間北口店で働いていたカイザー(中川大志)の元同僚で、佐藤演じる吉川店長に可愛いからと溺愛されて、仕事もせずにやりたい放題。ある迷惑行為でカイザーをピンチに陥れる。今回の出演に佐藤は「久しぶりの福田組で慣れ親しんだ顔ぶれですが、ブランクもあったのでちょっと不安があったんですけど……、嘘です(笑)別に不安はありませんでした。」と、福田組参戦の想いを語り、若月は「普通のクリスマスでは物足りない皆様、是非、今年はブラックナイトパレードで新しいクリスマスをお過ごしください!」と、公開への期待を語たった。●佐藤二朗久しぶりの福田組で慣れ親しんだ顔ぶれですが、ブランクもあったのでちょっと不安があったんですけど…、嘘です(笑)別に不安はありませんでした。僕が若い時にもそうですけど、クリスマスに恋人がいない人はどうしたらいいんだと。私も悶々としたクリスマスをいくつか過ごしましたけども、今年はこの映画があります。ちょっと生きづらさを抱えている人への応援歌みたいな側面もありますので、今年は恋人がいる人もいない人も、是非この映画を映画館でご覧ください。真面目(笑)●若月佑美チャラ男のカイザー君をも翻弄する超自己中なトラブルメーカーの稲ちゃん!!そんな原作でも大切なキャラクターである赤井稲穂ちゃんを演じることが出来てとっても嬉しかったです。また福田組の温かさと和やかな撮影現場にお久しぶりに参加させて頂けたことも嬉しかったです!普通のクリスマスでは物足りない皆様、是非、今年はブラックナイトパレードで新しいクリスマスをお過ごしください!『ブラックナイトパレード』12月23日(金)公開(c)2022「ブラックナイトパレード」製作委員会(c)中村光/集英社
2022年10月20日女優の若月佑美が、「第106回 二科展(デザイン部)」で特選賞を初受賞したことが7日、わかった。日本の美術家団体のひとつである公益社団法人二科会が、毎年開催している同展。若月は、2012年の第97回二科展で初出品し、初入選。以降、2019年の第104回まで8年連続入選を果たし、今回3年ぶりに出品し、特選賞を初受賞した。受賞作品は、A部門(自由テーマによるポスター表現)に出品されたB1サイズの作品で、タイトルは「愛と美、人生を魅了したい(Love and Beauty、Iwant to captivate life)」。黒の背景に大輪の深紅のバラが描かれており、新聞のデザインからインスピレーションを受け、花びらや葉の中に文字をたくさん並べて1つのデザインになっている。上の花びらには「欲」「自我」などの強い言葉、下の葉には「夢」「慈愛」といったポジティブな文字が散りばめられている。制作期間は約2週間で、今年6月に仕事の合間を縫って仕上げたという。また、若月のこれまでの実績と今回の特選賞入賞により、デザイン部としては著名人初の会友となる「会友推挙」も決定した。コメントは以下の通り。■若月佑美今回は花言葉にこだわり、テーマに薔薇を選びました。赤色の薔薇の花言葉は愛情や美貌、美といった意味合いがあるそうです。人生と薔薇を照らし合わせたときに、ちゃんと自分の心の中にその花言葉を持っていれば、人と接する時も愛情を大切にするし、美しくいるというのも容姿だけでなく、人生そのものを美しくしようと、人としても素敵になれるのかなと思いました。そんな、薔薇から学んだ思いを今回、描かせていただきました。特選という賞をいただけたことは、率直にすごく嬉しかったです。これまでは入選をいただいており、それも嬉しかったのですが、今回はまた一つ上の段階で選んでいただけたことがとても嬉しかったです。今回の作品は自分の中で原点回帰というか……。いろいろなことを経験していく中で絵を描き、どういう作品が人に求められているか、どういう作品が評価されるのかというようなことを考え始め、絵を描くことを難しいと感じてしまう自分がいたので、今回は自分の描きたいものをただ描いてみようという作品にしました。その作品が特選という賞をいただけたことは、自分の中でもこれからの人生の誇りにできるなと思いましたし、もっと頑張りたいという励みにもなりました。私の作品で誰かの力になれるならなりたいですし、今後は自分の中の自分の思いだけでなく、いろいろな方の思いも絵にできるようにしていければと思っています。
2022年09月07日東野圭吾のベストセラー小説を原作とする「ガリレオ」シリーズの劇場版第3作『沈黙のパレード』のジャパンプレミアイベントが8月31日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主演の福山雅治をはじめ、共演する柴咲コウと北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、前2作から続投の西谷弘監督が駆けつけた。同シリーズの劇場版公開は『真夏の方程式』以来およそ9年ぶり。久しぶりに難事件を鮮やかに解決する天才物理学者・湯川学を演じ、ファンと対面した福山は「帰ってまいりました!」と帰還を報告。2018年に原作小説が発表された際には、「映画化のお話が届く以前から、恥ずかしながら『これは僕のことだよね』という(笑)、そういう読み方をしていた」そうで、いざ撮影が始まると、「実に感動的でしたね。エモさの螺旋階段」と一丸となって熱気を放つ現場の雰囲気に圧倒されたと明かした。福山をはじめとする関係者に向けた試写会には、東野氏も出席したといい「僕は先生の真後ろで、緊張していました。映画が終わると誰よりも最初に拍手をしてくださった。その後、おもむろに振り向くと、グータッチ。これは自信をもってお届けできるなとホッとしました」と安どの表情。「こんなに長く続くとは思っていなかった」とシリーズ開始当初を振り返り、「先生が描く世界に生きられることは、うれしいこと。一つの作品が長く続くのは、愛情の積み重ね、連鎖によってしかできない」としみじみ語った。柴咲が相棒の内海薫役として劇場版に出演するのは、2008年の『容疑者Xの献身』以来。「やっぱり緊張しました」と本音を明かし、「でも、目の前に完全なる湯川先生が現れたので『これは、やらねばと』と思った」と語った。この発言に対し、福山も「久しぶりに会えて、うれしかったですね。やはり、内海とのかけ合いで、湯川が作られているので」と再タッグに手応えを示していた。黙秘を貫き、証拠不十分で釈放された女子学生殺害事件の容疑者が、夏祭りのパレード当日、何者かによって殺害される。被害者の家族、仲間、恋人らには強い動機とともに、完全なアリバイもあり、何よりも皆が“沈黙”を貫いていた。沈黙の先にある真実に、湯川はたどり着けのか?北村は湯川の親友で内海の先輩刑事・草薙俊平を演じ、「この映画、最高です!自画自賛した出来になっている」と自信のアピール。過去の事件と再び向き合う難役で「苦悩する部分は、ちょっとやつれたり、そういう努力はしました」と役作りを振り返っていた。取材・文・写真=内田涼『沈黙のパレード』9月16日(金)より公開
2022年08月31日アイドルグループ・モーニング娘。’22の石田亜佑美と加賀楓、アンジュルムの佐々木莉佳子、Juice=Juiceの段原瑠々、つばきファクトリーの秋山眞緒、BEYOOOOONDSの平井美葉が出演する、リップスと「ハロー! プロジェクト ダンスチーム」のコラボミュージックビデオ「Sunset Summer Fever」が18日、公開された。リップスと「ハロー! プロジェクト ダンスチーム」のコラボ企画第2弾となる今回は、石田、加賀、佐々木、秋山、平井に加え、段原が新メンバーとして登場。スペシャルユニット・L!PP (from Hello! Project Dance Team)として、NONA REEVESの西寺郷太が書き下ろしたオリジナル楽曲「Sunset Summer Fever」に乗せてキレのあるダンスと優しい歌声を披露している。MVは、佐々木が車内で髪をセットするシーンに始まり、他の5人が待つカフェに入ると曲がスタート。白やアースカラーの衣装を身にまとい、青い海やネオンが輝くカフェをバックにしたダンスシーンと、カラフルで夏らしい服を着て、車内やカフェで音楽と会話を楽しむシーンが交互に展開される。カフェのシーンでは撮影用のパフェが用意され、スタッフから「また撮影で使うので食べないでください」と声がかかると、「いただきまーす」と食べるふりをして現場を和ませたメンバー。佐々木が合流するシーンでは、「久しぶり~」と近づく佐々木に、加賀が「何年ぶり?」と質問すると「んー、10年ぶり?」というミニコントを披露し、音楽が開始した後も爆笑してしまう場面も見られた。■L!PP (from Hello! Project Dance Team)インタビュー――第二弾が決まったときの感想を教えてください。石田:純粋に嬉しかったし、今回、レコーディングもするよっていわれて、ダンスチームから始まったのに、そのダンスだけじゃない私たちも見せられるんだっていう喜びも感じました。今回は、広告としてそのダンス映像をとっていただくだけじゃなくて、1個のミュージックビデオぐらい本格的で、第一段以上のものを作れるっていうのを聞いてすごく気合いが入りました。――段原さんは今回からの参加となりましたが、初めての「LIPPS✕HELLO!PROJECT DANCE TEAM」の撮影はいかがでしたか?段原:とても緊張しました。大丈夫かなっていう不安も正直あったんですけど、でもみなさんが周りにいてくださったので、ちょっとした休憩時間もすごく楽しかったですし、普段、皆さん(「L!PP (from Hello! Project Dance Team)」のメンバー)と一緒に活動させていただく機会ってそんなにないんですけど、みんなの撮影の風景をみながらすごく勉強にもなりましたし、とにかくとても楽しかったです!――今回は「LIPPS」と「H!P」にちなんで「L!PP」というグループとして楽曲の配信もありますが、このメンバーで歌うということについていかがですか?平井:第1弾の撮影のときはハロプロダンス学園という番組に出演している6人のメンバーでの撮影で、いつもの仲間! みたいな感じで撮っていたんですけれども、今回は段原さんも加わって、レコーディングもするって聞いたときに、本当に一つのユニットみたいですごく新鮮でしたし、ダンスも歌もやって、これぞハロプロだなっていう感じがすごく感じたので、それを皆さんにお見せできるんだなって思うと、すごくうれしかったです。――見どころのシーン、ダンスの中でお気に入りの振りを教えてください。秋山:最初の入り方も好きで、「私たち、始まります!! 魅せます!!」みたいな勢いがすごくカッコイイと思ってお気に入りです!加賀:個人的に好きな振りつけは、甘いシュガーっていっているところで口に手を添える振り付けがあるんですよ。この振り付け、シュガーっていう言葉から「リップスクラブ」みたいな印象なのかなとか思ったりとかして、最初振り入れしてもらったときも、すごいおしゃれな振り付けだなって思いました。これは多分みんなも真似できると思うので、ぜひ真似して遊んでほしいなって思います。――LIPPSのヘアミルクの香りや着け心地はいかがですか?佐々木:朝一の車での撮影シーンで「LIPPS」の2プッシュして髪につけたんですけれども、アップルグリーン&ホワイトの香りで、めちゃくちゃ好きな香りでした! 前回もそうだったんですけど(テクスチャーが)サラサラで、男女ともに付けやすいなって印象を受けたし、手ぐしだけでふんわり仕上がってくれるので、夏って汗かいたりするじゃないですか! 重めのオイルとかつけると、「付けすぎた……」とか、首についたりとかもすると思うんですけど、これはあまりないなって、印象を受けました。あと髪がすごく潤って、最近、髪を染めたりして傷んでいるんですけど、傷みが気になる人にもいいなって思います!――LIPPSのヘアミルクとスタイリングオイルを実際にお試しください!・リップスヘアー ベーススタイリングミルク(うるおい)秋山:いい匂い。平井:でもなんか伸ばしただけでもめっちゃ(テクスチャー)軽いのがわかる。石田:あと使い終わった後の手まで潤ってサラサラ。佐々木:パッケージかわいい、めっちゃかわいいなっておもった。秋山:男女ともに好きな匂いって感じ。佐々木:重たくないし全然。・リップスベーススタイリングオイル(キンモクセイの香り)石田:キンモクセイの香りが限定発売ででるってことで、めっちゃキンモクセイの香り好きなんですよ!佐々木:みんな好きだよね!石田:ほんのり甘くって女の子とか香水とかでもキンモクセイの香り好きな子って多いと思うので今回ヘアオイルからでるから、ナチュラルにキンモクセイが香る感じを楽しめる、そういうヘアオイルだなと思ってすごい嬉しいです。――LIPPSの、限定ヘアオイル(キンモクセイの香り)をどんなシーンで使いたいですか?石田:夏って髪にも結構、紫外線のダメージを受けると思うので、そういったときに、オイルでしっかりと保湿してあげると、髪のダメージが減るんじゃないかなって思うので、そういうときに使ってみてほしいですね!
2022年08月18日女優でモデルの若月佑美が、15日(19:00~)から自身のオンラインサロン「未開発区域」で、ファッションブランド「MAISON SPECIAL」とコラボしたTシャツを先行販売する。コラボ第2弾となる今回は、自身がデザインを書き下ろしたTシャツをプロデュース。花束とフィルムが描かれており、「今となってはほぼデータとという形でしか写真や動画は撮りませんが、私の頭の中や心の中はこのフィルムの形やデザインのように一連になっていてどれが欠けてもダメだし、プライベートも仕事も隣同士で良い作用をし合って、今の私が居るということを表しました」とデザインに込めた思いを明かした。また、デザインとともに4カ所に散りばめられた「N、E、E、D」という文字についても、「人に必要とされることは自分にとってとても意味のあることで、求められた時にちゃんと役に立てたという証を英字に込めました」と話した。カラーはホワイトとブラックの2色、サイズは0~2までの3サイズで展開。22日から一般販売を開始し、MAISON SPECIAL店頭でも購入可能になる。コメントは以下の通り。■若月佑美まず、MAISON SPECIALさんとのコラボ第2弾をやらせていただける事をとても嬉しく思います! アパレルのデザインは普段の絵画とはまた違った面白さや難しさがあり、今回は特に頭も心もフルに使って皆様に素敵だと思っていただけるような私らしいデザインを頑張って描きました。店頭販売もあるということで、たくさんの方に着てもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。
2022年07月14日女優・モデルの若月佑美が、ヨウジヤマモト社のファッションブランド「Ground Y」の「2022-23 Autumn/Winter Collection」のイメージモデルに起用され、15日にキービジュアルが公開された。「Ground Y」はジェンダーレスやエイジレスなスタイルでファッションの新たな可能性を提案するヨウジヤマモト社のブランド。7月22日より2022年秋冬シーズンの新作コレクションの展開がスタートする。今期のコンセプトは、書道家・武田双雲が書き下ろす“道-タオ-”から生まれ、東洋の造形芸術である“書道”とファッション“装道”の融合、その人の持つコア「光と闇、真実と偽り、相反する感情、二面性」がさらけ出され、人間の本質に訴えかける自己表現のフィロソフィー、「服を着る」「装う」ことの本質を問う……というもの。若月とはじめしゃちょーがイメージモデルに起用されたキービジュアルは、重要文化財建造物10棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟を有する、実業家「原三溪」氏よって1906年(明治39年)5月1日に公開された庭園 三溪園を舞台に撮り下ろされた。このたびイメージムービーもYouTubeで公開された。また『No magazine』teamのphotographer 山城昌俊、stylist 水口貴司のディレクションにより撮影された「2022-23 Autumn / Winter Collection Book」が、7月22日より「Ground Y」直営店舗、及び「THE SHOP YOHJI YAMAMOTO」にて、「Ground Y」の商品購入者に先着でプレゼントされる。
2022年06月15日●“医療”テーマで新たな挑戦映画『劇場版ラジエーションハウス』(4月29日公開)に出演する女優・若月佑美。同作は『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の同名漫画の実写化作品で、2019年と2021年にドラマ化された人気シリーズだ。放射線科・通称ラジエーションハウスを舞台に、五十嵐唯織(窪田正孝)ら放射線技師と、甘春杏(本田翼)ら放射線科医の活躍を描いている。妊娠中に交通事故に遭ってしまう高橋夏希役の若月を取材し、撮影秘話や女優業との向き合い方、そして自身の今後について聞いた。○■浅野和之が引き入れてくれたラジハチーム――ドラマから映画化された今作。すでに関係性が出来上がっているキャスト・スタッフのチームに参加されたと思いますが、現場はいかがでしたか?最初は緊張していました。続編ということもですが、医療ドラマなので現場も緊張感あるのかなと思っていて。でも皆さんが優しくて温かかったです。完成披露でもすごく仲の良さが伝わったと思うんですけど、本当に仲良し(笑)。しかも私を含め、ゲストもどんどんその輪に入れてくれるんです。クランクインは旦那さん役の山崎育三郎さんと2人のシーンだったんですが、病院のシーンでは皆さんとご一緒させていただいて、たくさんお話させていただきましたし、楽しかったです。――本田翼さんの生配信でも仲の良さが話題でしたね。撮影中、特に印象的だったエピソードはありますか?撮影の時期がちょうど私の誕生日に近くて、しかも私と本田翼さんが同じ誕生日で、遠藤憲一さんが1日違いなんです。本田さんは離島にいる役で私との共演シーンはなかったんですけど、遠藤さんは「誕生日近いねぇ!」と声かけてくださったり、現場でも皆さんにお祝いしていただきました。浅野和之さんとは以前舞台『恋のヴェネチア狂騒曲』でご一緒させていただいたことがありました。そのときにすごくよくして頂いて、今回また共演させていただけるということですごく楽しみにしていました! 浅野さんが覚えて下さっているか少し不安でしたが、現場入りしたら一番に声をかけてくださって、チームの皆さんの輪に引き入れていただいて本当に嬉しかったですね……。○■医療テーマで新たな経験「すごく貴重でした」――浅野さんが橋渡し役をしてくださったおかげで、チームにも馴染めたんですね。若月さんが演じた夏希は、妊娠中に交通事故に遭ってしまい、病院に搬送されてしまう役。横になっているシーンが多く、普段の演技と違った点もあったと思いますが、苦労はありましたか?ありましたね~(笑)。身体的に、ずっと横になっているって大変なことなんだなって思いました。ある撮影日では1日中ずっとベッドの上で、横になっているシーンの撮影だったんです。そのときは共演者の皆さんから「今、膝曲げときな!」とか「床ずれになってない? 大丈夫?」とか励ましてもらって(笑)。それこそ浅野さんからも「これ、そのうち寝ちゃうよ(笑)、寝ないようにね!」と声かけてもらいました。あとは、手術台に乗ったり、ストレッチャーやMRIなど普段経験しないことばかりだったので、そこでの自然な姿勢は難しかったです。ただ、医療監修のお医者さんが隣で指導してくださったので、アドバイスをもらいながらなんとかやり切ることができました。重症患者の夏希は自分で呼吸ができず人工呼吸器を使っているので、「普通の人とは呼吸の仕方が違う。無理やり空気が入ってきているとこういう呼吸になるんです」と教えていただいたり。自分の経験とか引き出しではどうにもできない領域だったので、すごく貴重でしたし、勉強になりました。――医療ドラマならではの演じ方が求められるんですね。また、夏希は結婚していて妊婦さんという、今まで若月さんが演じてきた役とは異なるライフステージの印象を受けますが、演じるにあたって意識したことはありますか?年齢的に私の同年代の友人もお子さんが生まれてお母さんになっている子もいて、妊婦さんになると顔つきがお母さんになるなぁという印象を持っていたので、そこは意識して演じました。旦那さんがいて恋をしている顔というよりは、子供を温かく尊く思う表情に見えるように意識して。山崎さん演じる夫・圭介との過去のシーンがあるんですが、そことの違いを感じてもらえたら嬉しいです。○■夫役・山崎育三郎と初共演「深いお話ができました」――そこも注目して観ていただきたいですね。先ほどからお話にも出ました夏希の夫・圭介役の山崎育三郎さんとは初共演ですが、どんな方でしたか?とっても優しい気遣いをしてくださる方ですね。撮影が夏だったんですが、山崎さんが「一緒に食べよう!」とアイスを買ってきてくださって。私自身、自分から積極的に話しかけに行けるタイプではないのですごく嬉しかったですし、そこをきっかけに役の話はもちろんですけど、俳優業についてなど深いお話ができました。山崎さんはもともとミュージカルや舞台から映像でも大活躍されている方なので、映像のお芝居の世界に踏み込む難しさとか、不安みたいなことを相談して経験談を聞かせてもらいました。●作品への向き合い方の変化○■今年28歳、ぶち当たった年齢の“壁”――今作では、キーワードとして“壁”という言葉が出てきます。若月さんが女優として活動している中で“壁”を感じたことはありますか?え~、いっぱいあります(笑)。すぐにぶち当たるタイプなので壁だらけですよ(笑)。特に私は直感派ではないというか、すごく頭の中で考えて答えを出したがるタイプ。頭で考えるより、行動したほうがいいこともあったりするので、特にお芝居では、フィーリングや相手からもらったことに自分で返すとか、その場の対応能力がないとだめだと思うんです。私は私生活でも計画を立てて行動したいタイプなので、そういう部分が仕事にも出てしまっていて、自分のなかで事前に組み立てていた演技プランが、現場に行ってみたら全然違う演出だったりすると、なかなかすぐに切り替えられなかったりするところで悩んだりします。――そこは経験値もあるでしょうし、なかなか難しいところですよね……。本当にそうです。今回の現場でも、遠藤さんもそうですし、丸山(智己)さん、八嶋(智人)さん、浅野さんもやっぱり皆さんアドリブに強いんですよね。今作は医療がテーマなのでそこまでアドリブがあるわけじゃないんですけど、コミカルなシーンで台本にないセリフを役として出せるというか、「この人はこの場面だったらそれ言いそう!」というセリフをちゃんと役の背景込みで考えて入れ込めるのが、本当にすごい。私だったら、「このタイミングで返事をするとしたら、私ならこうだけど、役だったらどうだ?」と考えてから口に出すので、間が一拍空いちゃうんですよ。皆さんそのフィルターがないというか、あってもそれを感じさせないスピードで返されるのでかっこいいですね。見習いたいです。あとは、最近だと年齢の壁にもぶち当たっていて。今年28歳になるんですが、今回の夏希もそうですが、30歳くらいの少し上の年齢の役が多くなって、もう学生とかではなくなってくるんですよ。それはすごく嬉しいことなんですが、自分の中での時が止まりがちというか、今までどうしても若く見られる努力をしてきた部分があったので、そこのギャップに悩んでいます。――年相応の振る舞いや大人の雰囲気のようなものを含めて役として説得力が出せているのかという不安があると。そうですね。役としての厚みが足りているのかなぁとか、そう見えているのかなぁと感じることが増えてきました。例えば会社員の役でも、一般社会での会社員経験がないので、この年齢の人がどのくらいの役職にいて、どういうポジションで会社の中で働いているんだろうとかがリアルに見えないので、そういうところは改めて勉強しなきゃいけないなと思っています。○■3年で得た“積極性”「作品にも私にも誰のためにもならない遠慮」――なるほど。女優として活動を開始してから約3年が経って、ご自身の中で成長を感じた部分はありますか?わからないところや疑問に思うことを聞きに行くことができるようになりました。今までは、考えられてできた台本に自分が納得することで終わっていたんです。でも、自分で消化していないセリフをそのままなぞるのはよくないし、自分が役として作りたい像があったら、そこに合わないセリフや「ここは役だったらこう言うかもなぁ」と思ったら積極的に監督に聞きに行くようにしています。そこでセッションして、新しいものになることもありますし、逆に監督の説明を聞いて自分の中になかった考えで「そういうことか!」って腑に落ちることもあります。今までは「言っていいのかなぁ」と思いながらも言えずにいましたが、それは作品にも私にも誰のためにもならない遠慮だなと感じるので最近は言えるようになりました。――なかなか言いづらいでしょうし、勇気がいりますね。自分の経験も少ないので、私なんぞが言っていいのかなという気持ちもありますが、そこはより良い作品作りのために振り絞って(笑)。――作品に臨む姿勢にも変化ができたんですね。この3年を振り返って、今までの女優としての転機となった作品はありますか?うわぁ~なんだろう……。女優として認知していただいたなと感じるのは『今日から俺は!!』(日本テレビ系・18)ですね。少し前の作品になってしまうんですけど、いまだに『今日俺』観てましたって言ってくださる方も多いですし、今作の出演が決まったときにも明美ちゃんやってた人だっていう声も多かったです。自分の女優人生の中でもいろんな人に知ってもらえた作品だったなと思いますね。○■女優としての経験から制作に意欲「いつか実現できたら」――では最後に、今後の目標をお聞かせください。いろんな経験をさせていただいて、いつか作品を作る側、制作に携わってみたいと思っています。これからもっといろんな作品に出演して、「こういう作品を作りたい」と提示できるような人間になったら挑戦してみたいです。――昨夏のインタビューでも演出助手をやってみたいとおっしゃっていましたよね。そうですね、言いました(笑)。プロデューサーさんや現場のスタッフさんとお話しさせていただく機会も増えて、作る側も本当に大変なんだと感じます。すごく気力も体力も使って作品に向き合ってくださっていて、作品にかける思いも本当に強い。そこがすごくかっこいいなと感じます。自分もいろんな作品に触れて、こういう作品をやってみたい、観てみたいというイメージが徐々に出てきたので、いつか実現できたら嬉しいですね。■若月佑美1994年6月27日生まれ、静岡県出身。2011年に乃木坂46の1期生としてデビュー、2018年11月にグループを卒業。その後は女優としてドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ)、映画『ヲタクに恋は難しい』、Netflix『桜のような僕の恋人』などに出演。ファッション誌『Oggi』で美容専属モデルを務め、モデルとしても活躍している。
2022年05月03日●役を突き詰めると、その人間として生きようとする自分が出る3月24日にNetflixで全世界独占配信開始を迎えた映画『桜のような僕の恋人』で、主人公の晴人が働くカメラスタジオの先輩・市川真琴を演じた、女優の若月佑美。『桜のような僕の恋人』は、自身初のNetflix出演作でありながら、「俳優人生を歩んでいく中でとても大きなターニングポイントになった」と力を込める。全世界配信を前に若月にインタビューを行い、役作りや作品への思い、そして主演の中島健人との共演について聞いた。原作は、宇山佳佑氏作の同名小説。美容師の有明美咲に恋した朝倉晴人が、美咲に相応しい人間になるべくカメラマンの道を再び志し、奮起する。しかし、美咲が「人の何十倍も早く老いていく」難病を患ってしまう……というストーリー。晴人を中島健人、美咲を松本穂香が演じた。若月が演じた市川真琴は、晴人が勤めるカメラスタジオの先輩で、「自分の夢を叶える」という確固たる意思を持つ女性。仕事上では晴人に厳しいものの、プライベートでは面倒見のいい一面を見せている。――演じた真琴に対してどんな印象を抱きましたか?似ているところもあるし、共感できる部分もたくさんありました。真琴は芯がある強い女性ですが、きっと周囲から「君は強い女性だよね」と思われることを自分でわかっている。そのイメージを持たれていることによって、より強い自分でいようとする自分がいるんじゃないかな。そういうところは、すごくよくわかるし、似ていると思います。真琴に似ているからこそ、演じていて苦しい部分もありました。――役作りはどのように取り組んだのでしょうか?真琴は、深川栄洋監督とたくさん話をしてできあがった人物です。あるシーンを撮影するにしても、そのシーンに至るまでの真琴の心情を深川監督が丁寧に教えてくれました。もちろん私もざっくり決めていた真琴像がありますが、深川監督のお話でよりリアルさを与えることができました。深川監督は演出がとても丁寧な方。真琴と晴人が2人で山登りするシーンがあるのですが、深川監督からは「真琴はこの山を登り慣れている。初めて登る山ではない」と言われ、さらに「慣れているから呼吸は口からではなく、鼻から。苦しくない呼吸法をわかっている」と。そこまで細かいレベルの演出でした。撮影も一発OKは絶対になく、「次はこうしよう」と別のパターンを求められることが多かったです。深川監督は細かい仕草、指先の動き、息遣い…そんなところまで指示をくれました。見ている人に伝わらないものも多かったです。だからこそ、演じていて新鮮でとても楽しかったです。――初めてのNetflix作品、初めての深川監督の演出。女優として吸収できることは多かったのではないでしょうか。この作品では「嘘と本当の境目の芝居」を教えていただきました。女優は、実際に存在しない人物、実際に経験していないことを表現する作業。でも、そこに自分の感情がお芝居に乗っかる瞬間がある。それを経験できたのが、『桜のような僕の恋人』の現場でした。――その感覚は「役と密接に重なる」あるいは「その人になりきる」ということでしょうか?そうですね、それに近いです。真琴が晴人に対し、とあるセリフを言うシーンの撮影で、私は一度泣いてしまったんです。泣いてほしいという指示を受けていないし、私自身も泣こうと思っていなかったのですが、その時に私は真琴になり過ぎていて「このセリフを晴人に言いたくない」と感じ、涙してしまいました。これまで感じたことのない不思議な感覚でした。役を突き詰めると、その人間として生きようとする自分が出るんだと、勉強になりました。それと同時に、もっともっと知りたい世界だと思ったし、お芝居が面白いと再認識できました。――大きな収穫ですね。私は今年、「俳優として芝居の仕方を考え直したい」と思っているんです。表現が固まっているというか、自分が知れる世界が狭まっていると感じていて。それは、コロナ禍で動けないのもありますが、やはり動かないと感性と感情はなくなってしまう。そういう意味では、撮影で得たあのときの感覚はこれから俳優人生を歩んでいく中でとても大きなターニングポイントになりました。これからもあの感覚を思い出す自分でいたいし、何度でもどこでも出せる俳優になりたいです。●中島健人の振る舞いを称賛「私もこういう俳優でいたい」――主演を務めた中島健人さんとはシーンも多く、たくさんの時間をともに過ごしたと思います。共演してみて、いかがでしたか?中島さんは以前、同じドラマに出演したことはあったのですが共演シーンはなかったので、この作品が初共演になります。中島さんはとっても真摯です。スタッフさんへの関わり方が丁寧ですし、座長としての在り方も頼もしくて、きっちりと現場を引っ張っていらっしゃいました。私もこういう俳優でいたい。そう思わせていただきました。――役について意見交換を行ったり、アドバイスを送りあったりはしましたか?役のことはお話させていただきました。真琴を真琴にしてくれたのは中島さんが演じた晴人がいたから。お芝居の面で助けていただき、ありがたかったです。中島さんは撮影中、別のお仕事もあったようで、体力大丈夫かなと心配でしたが、いつも笑顔。ただ、現場に入るとちょっと情けない感じの“後輩・晴人”がそこにいて、すごいなぁって思いました。――個人的には真琴と晴人が山に登る場面がとても印象的でした。1日がかりの撮影と聞きましたが、苦労したことはありましたか?実は、山での撮影で2人とも沢に落ちています(笑)。地面が滑りやすくなっていて、私がじゃぼって川に足を入れてしまい、その後に中島さんも。2人でビチョビチョになってしまいました。――同じカメラスタジオで働く柳俊太郎さん、有名カメラマン役の及川光博さんとも共演。現場ではどんな雰囲気でしたか?撮影のシーンで雨が多く、「この雨は誰のせいだ?」って押し付け合っていました(笑)。そんな他愛もない話のおかげでチームワークもグッとできたかなって思っています。――Netflix映画に初出演ということで、全世界配信も初体験。国外の方も作品を目にする機会が多くなりますね。自分が韓国のドラマや映画を視聴するように、この作品も見られるということですよね。それは不思議な感覚で、正直現実味がないです。でも、「『桜のような僕の恋人」』は言語の壁を越えて見てほしい作品。真琴の登場シーンはそんなに多くはないですが、重要な役を担っていると思っています。どんな反響が寄せられるのか、今からとても楽しみです!■若月佑美1994年6月27日生まれ、静岡県出身。2011年から乃木坂46で1期生として活動し、2018年11月にグループを卒業。その後は女優・モデルとして活動し、ドラマでは、『今日から俺は!!』(日本テレビ)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS)、『共演NG』(テレビ東京)などに出演。『結婚できないにはワケがある。』(朝日放送)ではヒロインを務めた。映画は、『シグナル 100』、『ヲタクに恋は難しい』、『今日から俺は!!劇場版』などに出演。2022年公開映画『劇場版ラジエーションハウス』へも出演予定。また、2020年より女性ファッション誌『Oggi』で美容専属モデルを務め、オンラインサロン「未開発区域」、YouTubeチャンネルも開設。2021年9月には2冊目の写真集『若月佑美写真集 アンド チョコレート』を発売。二科展では8年連続入選するなど、アートの才能も発揮している。ヘアメイク:AYA衣装:蔵之下由衣ブラウス・パンツ/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店)シューズ/MANA(コンゴルディア)左手リング/carat a(ISETAN SALONE ROPPONGI)右手リング/スタイリスト私物
2022年03月24日東野圭吾の大ベストセラー小説を原作にした『ミュージカル「手紙」2022』が3月12日(土)に東京建物 Brillia HALLにて開幕する。2016年に初演、翌年には早くも再演され、2018年には中国・上海にも上陸した日本発のオリジナル・ミュージカルの傑作。主人公の兄弟を新たに演じるのは、村井良大とspiの若手実力派俳優ふたりだ。脚本は高橋知伽江、音楽は深沢桂子、演出は藤田俊太郎。初日前日に行われた公開ゲネプロの模様をレポートする。剛志と直貴の兄弟は両親亡き後、つつましくも仲良く暮らしていたが、ある日剛志は弟の進学費用のために強盗殺人を犯してしまう。高校卒業を目前に突如、犯罪加害者の家族になってしまった直貴。周囲の自分に向ける目が一変し、家も追い出され、進学も諦め、身を隠すように過ごす直貴。しかしバイト先で由実子という女性と知り合ったことをきっかけに、ふたたび大学進学を目指し、見事入学を果たす。だがやはり“強盗殺人犯の弟”という肩書は、バンド活動、就職と、常に影を落としていく。夢を抱いては砕かれる直貴の元には、獄中の剛志から手紙が届き続ける。そして由実子と結婚した直貴にある事件が起き、直貴はひとつの決断をする……。描かれるのは犯罪自体の断罪などではなく、“犯罪者家族差別”とどう向き合うか、といったものだ。もし、自分が“犯罪者の家族”になってしまったら――。家族は当人とは別の個人だと、責任はないというのは、もちろん正しくはあるのだが綺麗ごとだ。当事者になったら否応なしに世間の冷たさに晒される。受け入れてくれない人もいる。それはおそらく“現代社会の冷たさ”など簡単にひと言ですませられるものではない。そこからどうするか。家族とは、社会とは、人との繋がりとは。原作の重いテーマを高橋知伽江が真正面から捉え、切実なものとして舞台上に乗せ、それを藤田俊太郎のリアルな演出が私たちの眼前に突き付ける。キャストも非常に説得力のある役作りだ。直貴役の村井良大は、悩み、自分ではどうにもならない壁にぶつかり、時に憤りを抱えながらも現実と向き合っていく姿を、現代に生きる等身大の青年として描き出す。spiが演じる剛志は不器用で、だが心根の優しい青年だというのが表情から伝わってくるし、迫力のある外見と反するような甘い声も役柄にピッタリ。そして直貴を支え続ける由実子を演じるのは三浦透子。話題作『ドライブ・マイ・カー』に出演、今年度の日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞したばかりの三浦が、ミュージカルの世界でも素晴らしい演技を見せている。三浦は本作が初ミュージカルだが、少し切ない響きのある透き通った歌声も美しく、今後のミュージカル界での活躍も期待したいところ。直貴の友人・祐輔を演じる中村嶺亜の力強い明るさも作品に爽やかな風を吹かせているし、中村、佐々木大光、今野大輝が直貴のバンドメンバーとして実際に舞台上で生演奏をするのも見どころだ。さらに川口竜也、青野紗穂ら実力派たちがしっかり物語を支えたことで、骨太なミュージカルになっている。割り切れる美しい解決策は提示されないし、そんなものは現実に存在しないのだろう。直貴の人生にはこの先にも困難が待っているのかもしれない。ジョン・レノンが「イマジン」で歌う理想郷はまだまだ遠い。だがそれでも、前を向いて一歩踏み出す直貴と剛志の姿に一筋の光を感じる。華美ではないシンプルなラストシーンが何よりも美しく目に映り、胸に残った。公演は3月27日(日)まで、同劇場にて。取材・文:平野祥恵撮影:田中亜紀
2022年03月14日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太が28日、都内で著書『敗北からの芸人論』(新潮社)の刊行記念トークイベントを開催。スペシャルゲストに東野幸治を迎え、2人で同書について熱いトークを繰り広げた。芸人やバラエティ番組を的確に「考察」することでも話題の徳井。『敗北からの芸人論』では、「負けを味わった奴だけが売れる」をテーマに、千鳥、オードリー、かまいたちなど、どん底から這い上がった21組の生き様をつづっている。東野は「徳井さんの目線で面白い」と称賛。「僕が知っている芸人さん……極楽とんぼも書いているんですけど、僕が思う加藤(浩次)の印象と、徳井くんの印象が違うのが面白い。こんな一面あるんだなって」と話した。同書で徳井は、相方・吉村崇とのコンビの関係の変化にも言及。結成15年目まで「いつ殺してやろうか」と思っていたが、今は「兄弟」のような関係になっているという。東野は「昔からノブシコブシってコンビ仲が悪いっていうのも知っていた。今はいい関係になっているからすげーよかったなって。いい兄弟だなと思って読ませていただきました」と感慨深げに語った。ただ、吉村本人は徳井の文章を読んで「コイツまだ俺のこと殺そうとしている」と思ったという。徳井は「『吉村ありがとう』っていうのを見て、あいつはナイフを持って『ありがとう』と言っていると思ったみたいです。『ごめんな』って言われて、『もう(殺意)ないよ』って」と吉村とのやりとりを明かした。
2022年02月28日窪田正孝が天才放射線技師を演じる『劇場版ラジエーションハウス』に、山崎育三郎、若月佑美、高橋克実、原日出子、キムラ緑子が出演することが分かった。窪田さんをはじめ、本田翼、広瀬アリス、山口紗弥加、遠藤憲一らTVドラマシリーズのお馴染みの面々が集結した本作。そんなラジハメンバーを取り巻く重要人物として、今回も個性豊かな新キャストが登場。お腹の子の健診で甘春総合病院へ向かう夫婦、高橋圭介と夏希を山崎さんと若月さん。放射線技術会会長で、遠藤さん演じる小野寺俊夫の同期・及川貴史を高橋さん。杏の母・弘美を原さん。杏が離島で出会う島民・野山房子をキムラさんが演じる。また、本作の主題歌を担当するのは、連続ドラマから引き続き「MAN WITH A MISSION」に決定。今作のために書き下ろされた疾走感溢れる楽曲「More Than Words」が、劇場版をさらに盛り上げる。Kamikaze Boyは「ドラマシリーズニ引キ続キ、『劇場版ラジエーションハウス』ノ主題歌ヲ作ラセテ頂キマシテ、本当ニ嬉シカッタデス!彼ラノ言葉ヲ交ワサナクトモ通ジ合エル、“想いと想い”トイウツナガリヲコノ「More Than Words」トイウ楽曲ニ込メマシタ。是非、映画ト一緒ニ楽シンデ頂ケタラ嬉シイデス!(「゜Д゜)「ガウガウ」とコメントを寄せている。新たに到着した予告編では、新キャストの姿や主題歌も挿入されている。感染症が蔓延する離島とその島で、孤軍奮闘する杏の姿、甘春病院では高橋夫婦がある決断を迫られ、緊迫感あふれつつも、涙腺を刺激する映像となっている。『劇場版ラジエーションハウス』予告映像さらに、朝焼け空が印象的な、ラジハメンバーが集結の最新ポスタービジュアルも到着した。『劇場版ラジエーションハウス』は4月29日(金・祝)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ラジエーションハウス 2022年4月29日より全国東宝系にて公開©2022 横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会
2022年01月12日お笑い芸人の東野幸治とフットボールアワー・後藤輝基が出演するオリジナル動画『東野&後藤の令和バラエティの教科書』が、6日からauスマートパスプレミアムで独占配信を開始した。同番組は、バラエティ番組の罰ゲームの中で人気の「巨大風船」「熱湯風呂」「パイ投げ」を、子供たちにも見てもらえてかつ面白くなるよう、令和バラエティの新たな可能性を模索する。東野が実際に見た「夢」から生まれたという本企画。東野、後藤に加え、フットボールアワー・岩尾望、平成ノブシコブシ・吉村崇、おいでやす小田、ネルソンズ・和田まんじゅうが出演し、全員が体を張って挑戦する。見どころを聞かれた後藤が、「普通のバラエティはそういうふうな見方はできないわけですから、ぜひとも好きなところを観てほしいです。大変な熱湯風呂を観るのもいいですけど、そのときにゲラゲラ笑っている東野さんを中心に観てもいいと思います。和田まんじゅうがドロドロになっているときの東野さんとか(笑)」と解説する一方、東野は「笑いのツボって人それぞれやなと思って。気づいたら笑ってるの俺だけ(笑)」とマルチアングルならではの楽しみ方にも気づいた様子。「(からくり装置を用いたパイ投げについて)2カ月前から準備されていたそうで本当にありがたい。子供たちにも観てもらえるコンテンツになった感じがしました。全員が共存共栄した瞬間でした」と手応えを語った東野に対し、後藤は「いろいろなことを検証する番組ですから、すべてがうまくいくというわけではないんですよ。番組全体を通して失敗も楽しんでいただけたら。ここまでボロボロになることもなかなかないです(笑)。体を張らせてもらいました」とアピールしていた。
2021年10月06日女優・モデルの若月佑美が11日、都内で行われた『若月佑美写真集 アンド チョコレート』(小学館)発売記念記者会見に出席。先月、乃木坂46の1期生オーディションに合格してから10年を迎えたが、「とても幸せな10年」などと語った。9月8日に発売された同写真集は、持ち前のクールなかっこよさから、ふとした瞬間の素の表情や無邪気な笑顔、セクシーな一面まで、若月の美力をいろいろな角度から切り取った内容。プールや神秘的な雰囲気が漂う森の中、海辺でのロケなど様々なシチュエーションで撮影され、美腹筋や美尻など美ボディも披露している。若月は「今回は2冊目の写真集ということで、私にできるすべてを尽くした写真集となっています。アイデアもたくさん出させていただいて、衣装から打ち合わせに入らせていただき、一緒に作った一冊に。ファッションチックで、男装もしているので、普通じゃない写真集かもしれないですけど、自分らしい一冊ができたかなと思っています」と手ごたえを語った。2011年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格してから10年を迎えた若月。「10周年はすごくあっという間でした。大人で感じる10年は早いなと。でも、自分がなりたかった自分にちょっとずつ近づけているかなと思います。(この10年は)めちゃめちゃ満足です。とても幸せな10年。学びがある10年でもあり、みんなと仲良くいられた10年でもあり、すごく濃い、素敵な、誇れる10年だな思います」と胸を張り、「この職業は、何年というきりがない職業ですので、あと10年、20年と頑張っていけたらいいなと思っています」と語った。写真集カット撮影/嶌村吉祥丸
2021年09月11日