松本潤が徳川家康を演じる2023年放送予定の大河ドラマ「どうする家康」に出演する松本さん、杉野遥亮、板垣李光人が、久能山東照宮「誕辰祭」に登場した。「誕辰祭」は、家康公の誕生日を祝う式典。徳川家康公は1542年、壬寅(みずのえとら)12月26日、三河国岡崎城にて誕生し、1616年4月17日、駿河で生涯を終え、翌年、久能山東照宮が創建。明治時代以降、久能山東照宮は、新暦の12月26日を家康公生誕日の縁日として、国家安泰・平和を祈願し毎年、誕辰祭が行われている。2022年は、家康公生誕480年にあたり、40回目の寅年、8回目の還暦を迎える貴重な年回り。長年、東照宮関係者で粛々と続けられてきた祭典で、一般公開はされていないが、「どうする家康」で家康公が主人公となることから、今年は、家康公にゆかりの深い静岡市・浜松市・岡崎市の関係者も招かれ、三市の発展も祈願されたという。松本さんは「家康公の生誕480年を祝う記念すべき日を迎えられることに不思議な縁を感じますし、祭典に参加させていただき光栄です」と語り、「祭典の間は、世界中でさまざまなことが起きるなか、家康公が願った平和な世が一日でも早く訪れるようにと祈らせていただきました。静岡の皆さんの大好きな家康公を大事に演じますので、来年1月8日から始まる1年間の放送を、最後までご覧いただけたら幸いです」とコメント。徳川家臣団・榊原康政役の杉野さんは「初めて久能山東照宮に参拝したのですが、東照宮自体はもちろん、ロープウエーで向かうときから、土地の持つパワーに『うわっ』と圧倒されたんです。きょう、何かに“呼ばれて”ここに来たのかもしれない、という気持ちになりました」とこの地を訪れた感想を明かす。また、先日最終回を迎えた「silent」への出演も話題となり、今作では井伊直政を演じる板垣さんは、先日、撮影が始まったばかりだと明かしつつ、「現場では、松本さんが『好きにやっていいよ』と言って下さって、とてもリラックスして撮影に臨めています」と報告した。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月26日俳優の板垣李光人が、「LINE NEWS AWARDS 2022」のNEXT NEWS賞に選出され14日、都内で行われた表彰式に出席した。芸能・文化・スポーツ・音楽など、各分野でNEWSになった“話題の人”をLINE NEWSが独自に選出・表彰する同アワード。NEXT NEWS賞は、“来年NEWSになりそうな人”を表彰するもので、特別アドバイザーとして映画監督の三木孝浩氏と音楽プロデューサーの亀田誠治氏が参画し、板垣李光人とゆいにしおが選ばれた。板垣は和装姿で表彰式に登壇。「このような華やかな場所にお招きいただけただけで光栄ですし、名前を挙げてくださった三木監督に心からお礼を申し上げたいです。今年ももうすぐ終わるころに、今年1年のご褒美をいただけたような気分です。ありがとうございます」と喜びを語った。そして、来年の抱負を漢字一文字で「浮」と表現。「役者としても表現者としても、いい意味で地に足をつけすぎない、浮遊するように変化し続けていきたいし、今年来年何をするかあまり決めすぎたくないというところもあって、『浮』という字にさせていただきました。やりたいことも、そのときに感じたことをやっていきたいと思っています」と説明した。
2022年12月14日『仮面ライダージオウ』で、その眉目秀麗な美少年ぶりが注目された板垣李光人さん。以来、大河ドラマからラブコメまで話題作に次々と出演し、存在感を増し続けています。10歳から俳優活動を始め、今年で20歳。演技はもちろん、ファッションやアートの分野でもセンスを発揮する多才な人。豊かな語彙力で語ってくれた、穏やかな佇まいの奥に秘めた想いとは。――20歳という節目で発表するフォトブック『Interlude』は、19歳の冬、20歳の誕生日当日、20歳の夏の三部構成で、誕生日当日のバースデーシュートは、板垣さんによるディレクションだとか。ファッション愛を感じられるアーティスティックなパートですね。“20歳の肖像画”をテーマに、好きなバロック時代の肖像画からインスピレーションをもらいました。おそらく19歳の時に撮ったあざとかわいいパートのほうがナチュラルに見えると思うんですけど、僕にとっては、ディレクションさせてもらったコンセプチュアルなほうが、素なんです。――自分のコンセプトをフォトブックという形にしていく作業は大変だったのでは?写真のセレクトや載せる順番は、何度かこうしてほしいと修正をお願いしたので、うるさかったと思います(笑)。――10代と20代とで、どんな変化を感じますか?10代はすごく儚くて、刹那的な年代でしたね。18歳の時に作った写真集にも、そういう危うさが映っていました。仕事も人間関係も不安定だったので、精神的にも脆かったんですけど、いろいろな経験を経た今は、生きる術が身についたというか、足元が固まってきたように感じます。いい意味でも、悪い意味でも。――いい意味では、精神的に安定してきたということですよね。悪い意味というのは?10代は、享受するものすべてが薬にも毒にもなって吸収されていきましたけど、今は毒になりそうなものは予め拒否したり、感受したらすぐに捨てたりできるようになってきました。それが生きる術を身につけるってことだと思うんですけど、果たして、僕にとって全面的にいいことなのかどうかはわからないんです。なので、表現の手段においては地に足をつけず、フワフワといろんなことをやっていきたい。これは、10代の頃から変わらず思っていることです。――“いろんなこと”の中には、愛してやまないファッションも入っている?はい。実際にコレクションにも足を運んで、ファッションに関するインプットとアウトプットをしていきたいです。――SNSなどで披露しているイラストもすごく上手ですけど、学校の授業ではどんな作品を作っていたんですか?小学生の時に段ボールで椅子を作る授業があったんですけど、真っ赤と黒で塗って、背もたれが人の形になってて、心臓もあって…、みたいなものを作ってました(笑)。――なかなかグロテスクそうですけど、その椅子を見て、ご両親は心配しなかったんですか?まったく!心配するような親じゃなかったので、今の僕の仕上がりになってるんでしょうね(笑)。考えてみたら、その椅子、ずっと家に置いてありました。――オシャレなのもご両親譲り?話を聞くと、親も若い時はだいぶとばしてたみたいです(笑)。――2歳でモデルを始めて、小5でお芝居をやりたいと事務所に入ったのが俳優になった経緯ですが、なぜ、演技をしたいと思ったのでしょう?当時『リーガル・ハイ』とか、夕方の再放送で『ROOKIES』を見たのが、僕がドラマを見た一番古い記憶なんですけど…。おそらく楽しくモデルをやっていた中で、芝居という新しいジャンルをやってみたいと思ったんでしょうね。はっきりとした何かがあったわけではなくて、わりとぬるっと始めてるんです(笑)。――ターニングポイントになった作品を挙げると?いくつかあって…。まず『仮面ライダージオウ』は、あれだけの長期間、同じ役をやり続けられる経験は貴重でしたし、その後に繋がる出会いを増やしてくれた作品です。『ここは今から倫理です。』では、愛着障害を抱えている役で、演じるのが大変だったんですけど、すごく役が愛おしくなりました。彼と同じような境遇の方から「ドラマを見て救われた、生きようと思った」という感想をいただいて、役者は人の人生を変えることができるかもしれない、すごい立ち位置にいるんだって思ったんです。それ以降、画面の向こう側にいる、作品を見てくださる方の存在をより意識して演じるようになりました。『約束のネバーランド』は、17歳で平川(雄一朗)監督の演出を受けられたことが大きかったです。人間の感情は幾重にも重なって生まれると教わったことは、今でも活きています。いま出ているドラマ『silent』は、『約ネバ』のプロデューサーでもあった村瀬(健)さんからお話をいただきました。――主人公の弟・青羽光役で出演中ですね。ドラマは大好評ですが、反響は届いていますか。同業の方から感想が送られてくることはあまりないんですけど、『silent』に関してはいろんな人から「すごくよかった」「泣けた」って連絡をもらいます。――同業の方というと?なにわ男子のみなさんが好きで見てくれているみたいで、みっちー(道枝駿佑)や(高橋)恭平ちゃんからも連絡をもらいました。――美しいビジュアルですし、ご自身がアイドルになろうとは思わなかった?悠々自適な人なんで、アイドルには向いてないと思います。それに、単純に歌と踊りが無理!できないんです(笑)。――そうでしたか(笑)。ドラマの現場の雰囲気はいかがですか?川口(春奈)さんと鈴鹿(央士)さんとは3姉弟みたいな感じで、年齢的には鈴鹿さんが真ん中なんですけど、川口さんと僕とでいつもちょっかい出してます(笑)。――前半は、目黒蓮さんとの共演シーンはあまりないですよね。そうなんです。撮影がだいぶ進んでからやっと初めて一緒のシーンがあったくらいで、現場でも2~3回しかお会いしてないんですけど、カメラが回っていないところでも手話指導の方と手話でやり取りしてらっしゃって、すごくストイックな印象を受けました。劇中で使う手話以外も勉強して、日常的に使うようにしてらっしゃるんだ、すごいなって。――板垣さんが演じている役は、ファッション専門学校に通っていて、20歳で、名前が光。ご自身と共通点がとても多いですね。村瀬さんから、当て書きしてくださっているとお聞きしました。光の部屋に、僕が描いたデザイン画も置いていただいています。僕自身は服飾の学校に通ったことはないですけど、デザイン画は山ほど描いてるんです。今回、その一部を作品で使っていただけて嬉しいです。いたがき・りひと2002年1月28日生まれ。10歳で俳優デビュー。主な出演作にドラマ『仮面ライダージオウ』、映画『約束のネバーランド』など。’21年、『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』でドラマ初主演。来年の大河ドラマ『どうする家康』に井伊直政役で出演、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日公開。板垣李光人 20th Anniversary Photobook『Interlude』(撮影:田形千紘、MELON[TRON]、廣瀬順二/発行:SDP)は12月18日発売。辻村深月原作の映画『かがみの孤城』は、中学生7人が城に隠された鍵を見つけながら、心を通わせていく物語。板垣さんは、飄々とした雰囲気の中3・スバルを演じた。12月23日全国公開。アノラック¥70,400(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)パンツ¥83,600(ネオンサイン TEL:03・6447・0709)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年12月14日号より。写真・長田果純スタイリスト・伊藤省吾(sitor)ヘア&メイク・信沢Hitoshiインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年12月10日ルミックス・インターナショナル株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:菅沢 卓司)が運営する、Web上であみだくじを作成して公平な抽選を可能とするサービス「あみだくじドットコム」の延べ利用者が500万人に達しました。これを記念して、姉妹サイト「ちょー助」との連携機能を提供します。 利用料金:無料 利用料金:無料あみだくじドットコム サイトイメージ【サービスの概要】「あみだくじドットコム」は、2009年10月に開始し、好評を得てきたWebサイト上の抽選システムです。Web上に簡単に「あみだくじ」を作成でき、専用のURLが割り当てられます。抽選に参加する知人にこのURLを電子メール等で知らせ、参加者それぞれに、自分が「引く」くじの場所を決めてもらいます。くじは「あみだくじ」の形態を取っているため、単に「あたり」「はずれ」を決めるだけでなく、「あたり」が複数個あるような場合にも対応でき、組み合わせやグループ分けにも利用できます。開始以来14年以上にわたり、様々なシーンで利用されてきており、その痕跡はネット上で www.amidakuji.com を検索することで、見て取ることができます。この秋に、累計利用者数が500万人に達しました。「ちょー助」は2004年(前身の「スケジュール調整太郎」は2001年)に開始した、今では一般的になった日程調整支援Webサイトの草分けです。同種のサイトが、人名を模したネーミングになっているものが多いのは、パイオニアである「ちょー助」の影響と言えます。いずれも、利用料金無料で、ユーザー登録や個人情報の入力は不要です。ちょー助 サイトイメージ【連携機能の提供】共に、イベントなどに絡んだ利用が多いWebサイトであるため、「あみだくじドットコム」側に「ちょー助」のスケジュール表(○×表)のリンクを貼って、同一のイベントなどに対する利用の便宜を図ります。【想定ユーザー(あみだくじドットコム)】・飲み会やイベント等の幹事選定・スポーツイベント等のチーム割・景品、プレゼント交換など・イベント等の持ち物分担・団体旅行の部屋割・研修のグループワークでのグループ分け(以上はあくまで一例です)【ルミックス・インターナショナル株式会社について】ルミックス・インターナショナル株式会社は、ソフトウェア開発・販売を主たる事業として2000年2月に設立されました。エンドユーザーの視点に立った、軽快で操作性の良いソフトウェアを数多く提供しております。主力製品である工程表作成ソフト「Project Canvas」の開発・販売や、スケジュール管理用のWebサイト「りざぶ郎」の運営などを行っています。■当社ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月31日現在放送中の話題のドラマ「silent」に出演中の若手俳優・板垣李光人が、20歳を記念したアニバーサリーフォトブック「Interlude」を12月18日(日)に発売。表紙・収録カットのビジュアルが公開された。「仮面ライダージオウ」でタイムジャッカーの一員・ウールを演じ話題を呼んだ板垣さん。実写映画『約束のネバーランド』ではメインキャラクターのひとりに抜擢され、大河ドラマ「青天を衝け」、「シジュウカラ」、「インビジブル」など次々と作品へ出演。今月スタートしたばかりの話題のドラマ「silent」では川口春奈演じる主人公の弟役で出演。12月にはアニメーション映画『かがみの孤城』が公開、来年は大河ドラマ「どうする家康」や『なのに、千輝くんが甘すぎる。』が放送・公開を控えており、今後もさらなる活躍が期待されている。今回発売が決定したフォトブックのタイトル「Interlude」は、“幕間”という意味で板垣さん自らがつけた。1月に20歳を迎えたばかりの彼の10代残りわずかなあどけなさが残る、飾らない等身大のナチュラルな姿を撮り収めているほか、20歳となった誕生日当日に撮影された、板垣さんならではの個性が光るスペシャルシューティング、20代に突入した後に撮影された、クールな大人の魅力が満載の撮り下ろしカットが収録。また、本人手書きのコメントやイラスト、20歳を迎えるまでの1か月間、毎日自撮りで撮り下ろしした写真などが盛り込まれる予定だ。発売に先駆けて、セクシーな至近距離ショット、芸術性の高い衣装を纏う姿が目を引くショットといった、通常版・限定版の表紙ビジュアル。それぞれのテーマの中で魅せる新たな表情が収められた、収録カットのビジュアルが公開。さらに、撮影メイキングを収めたスペシャルPR映像も公開中。なお、発売記念イベントも実施予定。本日より予約受付もスタートした。板垣李光人 20thアニバーサリーフォトブック「Interlude」は12月18日(日)発売。(cinemacafe.net)
2022年10月26日「なにわ男子」高橋恭平初主演映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』に、板垣李光人が出演していることが分かった。「仮面ライダージオウ」や『約束のネバーランド』などに出演し、10月スタートの新ドラマ「silent」への出演も決定している板垣さんが演じるのは、ヒロイン・真綾(畑芽育)に密かに想いを寄せるクラスメートであり、千輝彗(高橋さん)のライバルでもある手塚颯馬。ライバルでありながらも、どこかで千輝を見守るような一面も。きゅんきゅん映画に出たかったという板垣さんは、撮影中は高橋さんと仲良く話すことも多く、チームワークの良さを見せていたという。板垣さんは「千輝とライバルでありつつ、千輝と真綾の恋の起爆剤になる人物でもあり友情も描かれているので、単純に対立するだけではない少し複雑な存在です」と役柄について説明し、「"きゅん"の部分など不安な点も多くあったのですが、恭平くんが持つ人を惹きつける力と包容力のおかげで同世代のキャストととにかく楽しみながら、青春しながら作品を描けたと思います」とふり返っている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2022年09月28日映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)に出演する板垣瑞生の場面写真が24日、公開された。同作はEXILE TRIBEによるエンタテインメントPJ『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(※高は、はしごだか)による不良漫画『クローズ』『WORST』のクロスオーバー映画の続編。『クローズ』『WORST』の舞台である戸亜留市と、『HiGH&LOW』鬼邪高校が交差した世界を構築する。今回公開されたのは、板垣演じる鈴蘭男子高校のビンゾーの場面写真。本作で初登場となる鈴蘭男子高校は、決められたカゴに囚われること無く「カラスの学校」と呼ばれるほどルール無用の不良たちが集まる高校で、そんな治安最悪の高校から岬麻理央(通称:ラオウ/三上ヘンリー大智)率いる最強軍団のラオウ一派が参戦している。主演ドラマ『ばかやろうのキス』や『オールドルーキー』など出演作が続いている板垣が演じるのは、ラオウ一派の中で戦闘狂とも言っていいほどケンカを楽しむ姿が印象的な新キャラである宮内幸三(通称:ビンゾー)だ。ビンゾーは鈴蘭一タフな男で、何度やられても、ゾンビのように立ち上がってくることからビンゾーというあだ名で呼ばれており、公開後話題となっている。鬼邪高校の頭をはる花岡楓士雄(川村壱馬)とのタイマンシーンでは、その名の通りどんなに打撃を食らっても起き上がるタフさを見せつけ、楓士雄のみならず観客をも驚かせた。またかなりの高さからのジャンプで登場したかと思えば、流れるように獲物(楓士雄)に向かい素早い打撃を食らわすケンカ能力の高さもあり、ケンカエリート集団・鈴蘭男子高校内でも一二を争う実力者であることを証明している。さらにはエキセントリックな動きの数々とケンカを楽しんでいるかのようなワクワクした表情に「全人類がヤバいヤツが現れたと思うこと間違いなし」だという。そのしぶとさ、キレっぷり、血気盛んなキャラ造形から、初登場時の鬼邪高校定時制の番長、村山良樹を思い出すファンも出てきており、板垣の身体能力の高さと常軌を逸した熱演っぷりに、日に日に注目度が増している。
2022年09月24日俳優の板垣李光人が出演する、男性アイドル育成リズムゲーム『あんさんぶるスターズ!! Music』(Happy Elements)の新CMが、13日から放送される。新CMには、同ゲームアプリのイメージキャラクターを務める板垣が登場。オーディション番組風のスタジオでゲームを実際にプレイしつつ、様々なパフォーマンスを披露する。また、TVCMとは違った楽曲をプレイしたWEBCMもあわせて公開された。コメントは以下の通り。■板垣李光人今回こうしてCMに出演させていただくことになり、いきなりテレビで自分が出てくることを考えると少し恥ずかしさもありますが嬉しい気持ちでいっぱいです。実は前作の「あんさんぶるスターズ!! Basic」は以前からプレイしていたので、作品は完全に履修済みでした。またリズムゲームも好きなので、自分の専門分野と言えるようなジャンルのCMに出演できたことがとても光栄です。普段はテンションがあがったり感情が表に出たりするタイプではないのですが、今回のCMでは高めのテンションの板垣をご覧いただけるかと思います。あんスタと共にCMの方もお楽しみいただけたら幸いです。
2022年09月13日俳優の板垣李光人が11日、福岡・PayPayドームで行われたプロ野球「ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ」戦の始球式に登場した。今季初の「タカガールデー」が開催されていた同日。スコアボードなどの球場装飾も含め球場内がピンク一色に包まれるなか、板垣も自身の誕生日である1月28日にちなんだ背番号128が書かれたタカガールユニフォームで登場。自身初となる始球式に挑戦した板垣の投球は、ストライクゾーンから逸れてしまったものの、客席からは大きな歓声が上がっていた。■板垣李光人インタビュー――始球式の感想は?役者人生の中でいちばん緊張しました。ボールは少し逸れてしまったけど、すごく楽しかったので95点です。――「タカガールデー」のスタンドはどうでした?客席が一色に染まっていて、マウンドから見ると壮観でした。――ホークスファンに一言。ホークスファンの皆さんと時間を共有できて楽しかったです。この機会をきっかけに、「ホークス推し」でいきたいと思います。
2022年06月13日俳優の板垣李光人が、9日(19:00~)から16日(~18:59)までNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス・OpenSeaで、自身のデジタルアート作品を販売する。自身のファンクラブサイトのアートディレクションを手掛けるほか、SNSやメディアでも度々イラストを披露してきた板垣。今回、板垣は「Eleganza Buddha Collection(エレガンザブッダコレクション)」と題した5作品を販売。NFTマーケットプレイス・OpenSeaで、9日からオークション形式でリリースする。作品や購入方法など詳細は特設サイトで公開中。また、今回の収益の一部は日本赤十字社に寄付される。デジタル作品のリリースに併せて、アーティスト写真も公開。ホワイトのフェイスペイントを大胆に施し、板垣の作り出すアートの世界観を表現している。コメントは以下の通り。■板垣李光人かねてより細々とイラストを描いて参りましたが、この度正式にNFTアートとして販売することになりました。匿名かつ不明瞭なデジタルの海の中で、確かに所在するという安寧は創作者にとっても皆さまにとっても心地のよいものであろうと思います。そして愛を込めたただ1つの作品をぜひあなたの手元へお収めいただき、その愛がまた誰かの元へ廻ることを願います。作品と致しましては「Eleganza Buddha Collection(エレガンザブッダコレクション)」と題し、古来より我々日本人とも蜜月な関係にあった仏という存在の持つ静寂さや轟轟と滾る魂にインスピレーションを頂戴し、モダンかつファッショナブルに再構築した5点を出品いたします。ぜひ荘厳美麗な「現代仏画」の世界をお楽しみください。
2022年06月02日俳優の板垣李光人と女優の平手友梨奈が出演する、アンリアレイジとオンワード樫山の協業ブランド「ANEVER」のコンセプトムービーが、26日に公開された。ブランド初のレインアイテムのローンチを記念して公開された同ムービーでは、ブランドのコンセプト「相反するふたつの対比や交錯」を“雨”と“人”で表現。雨が降りしきる中、板垣と平手が手を合わせると時が止まり、雨粒が空中に留まる。そして2人だけが動き出し、共鳴し合うように儚く美しい舞いを披露する。同ムービーの音楽を伊澤一葉氏、振り付けをSeishiro氏が担当した。
2022年05月26日数多くのアニメ / ゲームヒットソングを手がける作曲家・田中公平が、自ら演奏するピアノと歌が中心のピアノクインテットを5月29日(日) に銀座・王子ホールにて開催する。本対談では、田中公平と今回のゲストを務める園崎未恵が、それぞれの魅力とコンサートへの意気込みを語ってくれた。――今回のコンサート、園崎さんご出演のきっかけをお聞かせください。田中公平(田中)『サクラ大戦』紐育華撃団に出演されていた園崎さんは、紐育レビュウショウにも出演して歌ってもらいました。私はその人の技量に応じて歌を作ってしまうので、園崎さんにはいつも難しい難易度の曲を作っていましたね。それは認めているからこそで、いつか機会があればまたご一緒したいと思っていました。園崎未恵(園崎)ありがとうございます。田中前回(2021年の田中公平作家生活40+1周年記念コンサート)は早見沙織さんに来ていただいて、来年は誰がいいですか?とTwitterで呼びかけたところ、本人からオファーが来ました。園崎「公平先生!私、空いてますよ!!」田中そうそう。ファンの方からも園崎さんが良いっていうリクエストがいっぱいあって。それで、第一希望がOKになっちゃったという感じです。園崎もう準備運動はしていますから、いつでも呼んでください!みたいな。田中(園崎さんに決まった)後で手が挙がった人もいたけれど、それはもうしょうがない。「決まりました、ごめんなさい。」と言っておきました。園崎さんはミエカタンという物凄い面白いライブをやっていらっしゃるんですけど、その映像を観ていて、この人すごいなと、いつかやってみようと。それで、今回に至ったんです。園崎超絶技巧ギタリスト・日比谷カタンさんという方がいるのですが、その方とひたすらアニソン特撮ソングを歌いまくるというライブをやっていたんです。30曲、40曲を2人で歌いまくって、いつも3時間みたいなものをやってまして……。アニメの歌はいつも元気が出るし、何かの折に触れていたいなぁなんてことをずっと考えていました。(昨年)公平先生がご自身のコンサートを成功されて、その様子を端から観ていた時に、次は誰が?という流れの中で、では是非わたしに!という勢いだったんですよ。――すぐに出演が決まった時の心境は?園崎びっくりしました。でも嬉しかったです。田中生バンドで歌えることも中々ないからね。園崎やれることをやれるうちにみたいな気持ちがあって。でなければただ呑気に、公平先生は次、誰を呼ぶのかなぁなんて、傍目から眺めていたと思います。田中本当にそうだよ。この頃、色々な方がお亡くなりになるじゃないですか。だから会えるうちに会っとけと。やりたいうちにやっとけと。明日どうなるか分からないと。(読者の皆さんも)この記事を読んだら、2回目や来年があると思わないで(今回のライブに)来てください。ライブって昼と夜でも同じものを観たようで全然違うので、昼の部だけ観ようと思っている人も(夜も)来てくれると嬉しいなと思っています。――今回のコンサートで注目して欲しい曲があれば教えてください。田中園崎さんからのリクエストがたくさんありました。どうしても『新サクラ大戦』上海華撃団の「虹の彼方」が歌いたいと。ですので、この曲には期待しています。でも(この情報を)出しちゃうと……。園崎ネタバレになっちゃう。田中別にいいけどね。それで聴きたいって来てくれる人もいると思うし。「虹の彼方」と「地上の戦士」は本当に必聴です。園崎『新サクラ大戦』の舞台を拝見させていただいて、その時に上海華撃団の歌を聴いて、この曲かっこいいな!と思ったんです。プライベートでもサクラの楽曲はよく聴くので、そのラインナップにスッと入ってきました。それで、何を歌う?となった時に、「虹の彼方を歌っちゃだめですか?」って……。田中あぁ、いいよって。園崎と、快くOKを頂きました。田中あとは、「月光組曲」とか「LOVE is」とかね。割と難しい(曲)。園崎確かに、そうですね。田中弾きながら(生演奏で)歌う曲じゃないから、両方とも(笑)。園崎すみません……(笑)。田中それが彼女からのリクエストでした。園崎私と公平先生の組み合わせなら、サクラ大戦のショウのイメージがあると思うので、その中でみんなに楽しんでもらえる曲って何かなぁって……。田中「LOVE is」なんかは絶対に歌って欲しい曲だよな。「ここはパラダイス」とか。園崎どちらも星組の曲ですけど、実はスターファイブの曲ではないんです。でもショウのオープニングを飾るとても重要な曲ですし、公平先生とせっかく一緒にやらせていただけるなら、逆にむしろ、スターファイブの枠を超えて歌えたらいいなと、あえて選曲しました。『サクラ大戦』は新旧いろいろで『新サクラ大戦』が始まって、ステージが定期的に開かれていて、脈々と続いている。帝都さん、巴里さん、そして我々の紐育と受け継いできたみたいに。田中歌い継がれて欲しいと思っています。「生音の良さを聴きに来てほしい」園崎未恵――サクラ以外の曲も歌われますか?田中「君のいないValentine’s day」も披露します。この曲は園崎さんから曲を書いて欲しいと言われました。園崎ジャズアレンジのアルバムを作るにあたって、お願いしました。田中何かの企画で曲作りをすることが多いから、(役がない)普通の人に向けて曲を書くことはあまりないので、珍しいですね。園崎「何かあったら書いていただけますか?」って聞くと、「いいよ!いいよ!」とおっしゃっていただいたので、その時もちゃっかりと……。田中これもまた難しい曲なんです。まぁ、園崎さんなら歌えると思っていましたけど。この曲は珍しく曲先(メロディーを先に作り、歌詞を後でつけること)です。園崎バレンタインに発売のアルバムだったので、季節に合うものをお願いできますか?と。田中隠れた名曲です。ファン多いもんね。園崎のあの曲を聴くために来ようとしている人もいるよ。園崎本当ですか!?――お二人が揃うなら、尚更聴きたい方もいらっしゃいますよね。田中はい。これはやらなきゃいけないなと。園崎公平先生とライブでやるのは初めてですね。田中編曲も色々と新しくしていますので、YouTubeに上がっているものとはちょっと違います。園崎全然違うものになっているので、お楽しみいただけるのではないかと!!田中園崎ファン、田中ファン、サクラファンそれぞれあるとしても、音楽を聴きに来て欲しいです。生の音の良さをもう一回再認識するために来てくれたら嬉しいと思うね。園崎録音した物もいいですけど。やっぱり実際にその場に来て、耳だけじゃなくて体全体で体感する音って、録音物とはまた違うものだと思うんですよ。ライブ録音とかともまた違う、臨場感と言いますか。田中届けるこちら側としてもお客さんがいるといないで全然違う。園崎ライブを、実際に会場に行って聴くことを「やっぱりいいね」って再認識していただけたら嬉しいなぁ。田中本当に。このコンサートは今回2回目ですが、できることなら続けていきたいですね。園崎みんな楽しみにしていますよ、きっと!田中なかなか2人でやることがないので、(見逃すと)もったいないですよ。次いつやるの?と聞かれても分からない。こういう機会は一期一会ですからね、皆さんも大切にしてくれると嬉しいなと。あと(伝えたいこと)は頑張ります。園崎頑張ります。今回、こうやって呼んでいただけて、私が歌いたい曲を歌わせていただきます。せっかくの機会なので、ただ私が勝手に歌うのではなく、みんなで素敵な楽曲を大事に楽しんでいきたいです。田中曲を愛でて欲しいね。園崎そうですね!ライブ用にアレンジされているものだったり、その時の息遣いだったりとライブならではのこともあります。それこそ、気分上がっちゃってすごいスピード上がっちゃってるみたいなことも起きますし……。田中気持ち良くなって、めちゃくちゃ伸ばしちゃうなんてのもいいね。月光の最後、ものすごい伸ばしてみたら?園崎倒れちゃう!田中倒れたら面白いなぁ園崎待って、待って。途中ですからダメですよ!アンコールとかだったらいいけど。――お二方それぞれから見た、お互いの魅力を教えていただけますか?田中表現力ですね。(表現力が)すごくある方なので、今回、自分の歌と違うものをどのように表現してくるかが楽しみだなと。園崎色々な作品に音楽家として関わっていらっしゃる田中公平先生の作り出す楽曲は、本当にいつも魅力的です。超えられるか超えられないかのギリギリの難易度なのでレコーディングは試練のようですが、超えられるでしょ?と見越してそのレベルの曲を書いてくださっているのが分かっているので、嬉しくもあります。「公平先生、難しいです。この曲難しいです。」と言うと、「園崎さん、歌えるでしょ?」ってしれっとおっしゃるんですよ!我々演者は課題があればあるほど、きっとそれを越えて行きたがる生き物なので、その課題が楽しくもありますが……。田中自分の持っている理想系を歌ってくれるのはよくないね。園崎それを超えていく?田中超えていくと言うか、違っていたら逆に面白いじゃん。園崎なるほど。田中こう歌ったら正解よねって(思って)歌ったら、何回歌ってもその正解から逃れられない。レコーディングでは、100点はいらないから120点だけ頂戴って言うんです。園崎厳しい……。こんな様子なんですよ。でも、こちら側を信頼して言ってくださっているって本当に分かっていますから。今回のコンサートも襟を正す気持ちでと思いつつ、でも楽曲が楽しいのでついつい……。田中あ、園崎さんは10曲も歌いますよ。園崎ついつい懐かしく、体が動いてしまいます。田中すごいですよ!全部で20曲なのに10曲歌うんだから。園崎半分!!!田中まぁ2人で歌う曲もありますが。園崎公平先生のコンサートなのに、私が半分歌うって……。田中皆さん来て、楽しんで欲しいな。園崎みんなで楽しめたらいいなと。頑張りますが、気負うと言うよりもお客さんと一緒にみんなで楽しめたらいいなと思っています!公平先生もたくさん歌います!弾いて歌います!!!終始、和やかで楽しく進んだインタビュー。二人とも、会場での生演奏とその瞬間を楽しんでもらいたいと語った。コンサートは来週末5月29日(日) 東京銀座・王子ホールにて開催。17:30開演のチケットは好評販売中。(13:30開演の回は完売)<イベント情報>『田中公平コンサート2022 園崎未恵さんを呼んでしまいました!』公演日時:5月29日(日) 王子ホール13:00 開場 / 13:30 開演17:00 開場 / 17:30 開演■チケット料金全席指定:8,800円 (税込)※17:30開演の回チケット好評販売中(13:30開演の回は完売)■出演田中公平(ピアノ&ボーカル)園崎未恵(ゲストボーカル)川村竜(ウッドベース)/ 鈴木直人(アコーステックギター)/ 岩瀬立飛(ドラム)/ 竹村直哉(サックス)チケットリンク:問:キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00~18:00 / 土日祝 10:00~18:00)※未就学児入場不可※チケットはお一人様1枚必要※ひざ上での鑑賞不可※車椅子をご利用のお客様は、キョードー東京までお電話にてお問合せ下さい。※チケットを紛失された方、または当日チケットをお忘れになった方はチケットがなければどのような場合でもご入場できません。※公演当日は、収録や、メディアによる取材が行われる場合があります。田中公平 公式ツイッター
2022年05月20日俳優の板垣李光人が、6月11日に福岡・PayPayドームで開催される「タカガールデー2022」初日で、自身初の始球式に挑戦する。「タカガールデー2022」として行われる、6月11日・12日の「福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズ」戦。板垣が始球式に登場するほか、入場者全員へのオリジナルグッズ配布や、お宝アイテムが当たるプレゼント企画も実施予定だ。コメントは以下の通り。■板垣李光人こうしてこの様な場にお招きいただき大変光栄に思います。「野球」と申しますと小学生の頃ルールも分からずひた走り、盗塁しまくったのはいい思い出です。そんな自分ですが、それなりの球を投げられたらと思っております。どうぞ温かい目で見守ってくださいませ。
2022年05月16日映画『ツーアウトフルベース』(3月25日公開)の公開記念舞台挨拶が26日に都内で行われ、阿部顕嵐(7ORDER)、板垣瑞生、工藤遥、後藤剛範、新羅慎二、藤澤浩和監督が登場した。同作は内田英治の脚本に、気鋭の新人監督・藤澤浩和がメガホンを取ったオリジナル作。かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部)とハチ(板垣瑞生)だが、部内で起こった不祥事により転落人生が始まり、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。前日に初日を迎え、初主演となった阿部は「昨日、実はこの場所で観て。静かに皆さんにバレないようにこっそりと同じ空間で観ていました。それも映画の醍醐味かなと思って。こんなご時世だから、皆さんの反応はわからなかったんですけど、笑ってくれたりとか、心が動いているのは空気の振動で勝手に感じてて、すごく嬉しい空間でした」と明かす。「その辺の端っこの席で見ましたね」と下手側の後方席を指し、観客も驚いていた。今回バディを組んだ阿部と板垣について、工藤は「初めてお会いした時から2人の空気感が出来上がっていたので、私は1歩引いて見ているだけだなと思っていましたし、撮影中のカメラが回ってないところでもずっとそんな空気でいてくれるから、スッと同級生になれて、昔からの知り合いみたいな感覚がどこかにずっとあった」と振り返る。3人でよく写真も撮っていたというが、まだ世にはでていないということで、工藤は「意外と2人ともどこでも寝るんですよ。だから2人の寝顔の写真をいっぱい持ってて……」と明かし、2人は「それは知らない」と焦った様子に。工藤は「きっと喜ぶ人がいっぱいいるんだろうなと思うので、公式さんに送っておきますね。世に晒してもらう」と企み、阿部と板垣は「イヤだな」と恥ずかしがった。最後には板垣が「めちゃくちゃ笑える映画だと思うので、もうバカ笑いたい人大集合って感じなんで、ぜひ楽しみにしてください!」と観客の期待を煽る。阿部は「この映画は1日の話なんですけど、この1日は皆さんが足を運んで観てくれるからこそ完成すると思うので、映画を観て1日1日を大切に生きていきたいと、少しでも思っていただけたら嬉しいです」と語りかける。さらに作中のキャラである"イチ"と"ハチ"にかけて阿部が「1回じゃなくて8回見てください。最近のマイブームです!」とアピールすると、板垣も手を叩いて喜んでいた。
2022年03月26日映画『ツーアウトフルベース』(3月25日公開)の完成披露試写会が15日に都内で行われ、阿部顕嵐、板垣瑞生、新羅慎二、藤澤浩和監督が登場した。同作は内田英治の脚本に、気鋭の新人監督・藤澤浩和がメガホンを取ったオリジナル作。かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だったイチ(阿部)とハチ(板垣瑞生)だが、部内で起こった不祥事により転落人生が始まる。10年後、薬物に溺れ堕落した生活を送っていた2人は、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。絶体絶命な状況に追い込まれる2人は10年前の甲子園が決まったのマウンドを思い出していた。止まってしまっている人生の歯車をもう一度動かすことができるのか、人生最悪の1日を駆け巡る青春エンターテインメントとなる。阿部と板垣について、新羅は「2人組になるために家に泊まり合ったり、一緒にお風呂に入ったりして、あうんの呼吸みたいなのをしっかり高め合った状況だった」と明かす。板垣のオーディションで初対面だったという2人だが、板垣は阿部について「俺のこと知ってる感じだったじゃん。全然その時はピンと来てなくて……オーディションだって顕嵐がいるなんてことも言われてなかったし。最初に『久々〜』って感じで来てくれて、俺は全然知らないから」と戸惑ったという。新羅が「(阿部が)めちゃくちゃ『瑞生がいいです』と言ってて。『知り合いなんだよ』みたいな感じだったけど」と指摘すると、阿部は「やっぱり『知り合いなので』ぐらいのテンションでいかないと」と主張しつつ、「(板垣は)『ああ〜……』みたいな感じだったから、なんか間違えちゃった」と苦笑。「なんとなく違う人のつながりで話は聞いてたから」という阿部に、板垣は「それが良かったね、仲良くなりました」と結果としてはOKだったようで、監督も2人を見た時に「2人並んでみて感じがいいというか、撮った時に楽しいだろうなと感じました」と印象を表した。また、登場時には立ち位置を間違えた阿部に板垣が「間違えないで!」とつっこみ、阿部が「絶対間違えるって言ったもん!」と開き直るという一幕も。板垣が「ちゃんと確認してたのに、イチが間違えたんですよ」と訴えると、阿部は「イチが位置を間違えました、すいません」と役名にかけて会場を笑わせていた。
2022年03月15日映画『君が落とした青空』(2月18日公開)の公開記念舞台挨拶が19日に都内で行われ、福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)、板垣瑞生、横田真悠、莉子、Yuki Saito監督が登場した。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。この日は松田と板垣が、SNSで募集したという作中の人気胸キュンセリフを披露することに。松田はハンカチを取り出し汗を拭うと「台本にこれがあって、緊張してきました」と苦笑。一通り拭いたにもかかわらず汗が止まらないため、ハンカチで顔を2周することになっていた。「俺、おま……好きなんだよ、お前のことも」(板垣)、「大好きだよ」(松田)と続けてセリフを披露し、松田は「もっと汗出ちゃう、恥ずかしいよ」と照れる。板垣は「若干甘噛みしたから、泣きたいっすね。エコーがかかるとは思ってなかったので」と反省し、福本が「素晴らしかったですね。エコーがいい感じでした。まさかこんな演出聞いてなかったので、びっくりしました」と讃えると、松田は「緊張した! 見ないで!」と懇願していた。最後に松田は「今後、役者としてもジャニーズとしてもTravis Japanとしても、大きく羽ばたいていきたいという目標は持っているので、たくさんのファンのみんなの思い、監督の思い、家族の思いを背負って、日本を代表する俳優さんだったり、アイドルであり続けたり、目標を持ち続けて『君が落とした青空』と同じようにたくさんの方の心に夢や希望を届けたいなと強く思っております」と決意を表す。「個人的に『君が落とした青空』をどこかのタイミングで、1人で見に行こうかなと思っていますので、隣に座ったときはそっとしておいてくださったら嬉しく思います」とお願いした。福本は「十代最後の、私にとってもすごく大きいお仕事だったので、プレッシャーとかもたくさんありました。撮影も2週間で、精神的にも体力的にもすごく大変だったんですけど、キャストのみんな、本当にたくさんのスタッフの方の支えがあったから、こうして皆さんに見ていただけたんだなあって、改めて感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝。「友達とか家族とか、いろんな人にこの映画のことを広げて、いっぱいいっぱい何度でも楽しんでいただけたら嬉しいです」と語った。
2022年02月19日株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)と医療法人慈公会 公平病院(所在地:埼玉県戸田市、病院長:公平 誠、以下 公平病院)は、慢性疾患患者や移動制限のある高齢者に対する長期的かつ定期的な疾患管理のため、オンライン診療をサポートする新しいヘルスケアモビリティを共同で開発、2022年2月より運用を開始しました。今後は、実証を進めながら診療領域を検討・拡大させ、平時だけでなく有事にも対応できるように地域の医療ニーズに柔軟に対応していきます。在宅・オンライン診療と併用した定期的な疾患管理や災害時対応にも活用在宅・オンライン診療と併用した定期的な疾患管理や災害時対応にも活用■ヘルスケアモビリティ導入の背景公平病院は、地域のかかりつけ病院としてプライマリーケアから緩和ケアにいたる包括的な診療を提供しています。外来・入院だけでなく在宅診療にも取り組み、専門医によるがんや糖尿病などの疾患管理やヘルスケアプロフェッショナルによる生活習慣の改善にも力を入れています。しかし、長期的・定期的な疾患管理が不可欠であるにもかかわらず、仕事が忙しくて時間が取れない方、移動制限のある高齢者など、通院が困難な方は決して少なくありません。患者家族にとっても、一日がかりになってしまう通院の付き添いには大きな負担がかかるため、負担軽減の必要性が求められていました。また、そのような患者への一助となるオンライン診療ですが、インターネットやスマートフォンの利用が難しい高齢者も多くいるため普及には時間を必要としています。そこでフィリップスと共に、看護師がヘルスケアモビリティで患者宅を訪問し、オンラインで患者と病院にいる医師をつなぐことで診療が受けられるD to P with N(Doctor to Patient with Nurse)による仕組みづくりに至りました。開発途中には、新型コロナ(COVID-19)の拡大による受診控えが顕著になるなど、より一層の「通院」に対する問題解決が求められました。まずは定期的疾患管理が重要となり、新型コロナ重症化のハイリスク患者でもある慢性疾患患者や高齢者を中心に運用を開始し、今後は地域の医療ニーズに臨機応変に対応していきます。フィリップスと公平病院は、患者が自身の生活している場所で医療を受け続けていけるように、新たな医療提供の選択肢を増やしていくことで誰も取り残さない医療を実現し、地域医療課題や社会課題に取り組んでいきたいと考えています。■ヘルスケアモビリティ「公平病院モデル」概要フィリップスのヘルスケアモビリティ事業では、2019年に長野県伊那市、2020年に青森県青森市と協業し、医療MaaSを開発しました。3台目となる今回の「公平病院モデル」は、病院所有の車であること、都市部での運用であることが特長として挙げられます。・医療ニーズに臨機応変に対応できる病院所有モデル実際に診療を行っている医療従事者が直面している課題の把握がスムーズであること、またその課題解決にいたる決定スピードも速く、さらには得られたデータを病院側で活用でき、臨床的なエビデンスとして示すことも可能です。また、看護師が運転しやすいようにファミリーカーサイズの車両を導入することで、利便性も高まりました。遠隔聴診器、看護師の視線を医師が遠隔で確認できるウェアラブルカメラを導入し、より対面での診療に近づける工夫を施しました。また、平時だけでなく有事の車両利用が期待され、災害時には避難所などでの診療対応も可能にするため、フィリップスのAED「ハートスタートFRx」、生体情報モニタ「IntelliVue MX100(インテリビュー)」、携帯型超音波診断装置「Lumify(ルミファイ)」なども搭載、給電システムを備えたハイブリッド車にすることで、診療に必要な電源の確保も可能にしました。■今後の展開フィリップスと公平病院は、戸田市全域の健康寿命の延伸や健康まちづくりに向けた取り組みを推進してまいりましたが、このたび、戸田市をお迎えし、今後は三者でさらなる地域医療課題や社会課題に向けた施策を展開していく予定です。・都市部での運用で広がるMaaSを活用したソリューションの可能性戸田市は、物流の街として知られており、コミュニティバスも細かく張り巡らされています。ヘルスケアモビリティで患者宅を訪問するにもアクセスしやすく、また物流・交通網が発達している都市だからこそ、既にあるインフラ網を活用した新しいMaaSを活用したソリューション展開が期待されます。■埼玉県戸田市 戸田市長 菅原 文仁 氏 は以下のように述べています。「東京都に隣接する戸田市は現在も人口増加が進んでおり、埼玉県内で平均年齢が最も若いという地域特性があります。一方、今後急速に高齢化が進むことが予想されており、地域医療体制の充実・強化が必要不可欠であると考えています。戸田市は、この医療MaaSの取り組みが地域医療の可能性を広げると考えており、まずは公平病院で運用を開始するモビリティの実証に参画し、今後は3者間で協議を重ね、互いのリソースを最大限に活用しながら、地域医療体制の充実を推進していきます。」■公平病院 病院長 公平 誠 は以下のように述べています。「誰も取り残さない医療を実現するためには、医療アクセスへの多様な選択肢を患者に提供する必要があり、その一つがヘルスケアモビリティだと考えています。病院のある戸田市は今後10-20年で高齢化を迎え、今以上の医療課題に直面していきます。未来の地域医療を見据えて今から取り組み実証を重ねることで、来るべき医療課題に柔軟に対応してまいります。」■株式会社フィリップス・ジャパン 代表取締役社長 堤 浩幸 は以下のように述べています。「公平病院と開発した本車両は平時にも有事にも活用できる新たなモデルとなりました。開発には、車両本体、内外装架装、車両機器、ITシステムなどを各病院や自治体のニーズに合わせていかようにも組み合わせることができるため、ヘルスケアモビリティはとても汎用性の高いソリューションだと考えます。今後も引き続きモビリティを起点とした地域医療に貢献してまいります。」■車両画像車両画像車両画像■フィリップスのヘルスケアモビリティ事業についてフィリップスは、従来提供しているヘルスケア領域でのソリューションとモビリティを掛け合わせることで、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」におけるイノベーション実現を加速していきます。フィリップスのヘルスケアモビリティ事業では、モバイルとモビリティを掛け合わせることによって、画一化・固定化されたヘルスケアサービスから動的かつ最適配置が可能なヘルスケアサービスへ変革します。その結果、医療機関と自宅をつないだ一貫性のあるヘルスケアサービスを実現することにより、健康寿命の延伸や健康まちづくりに貢献していきます。■薬事承認事項販売名 :ハートスタート FRx医療機器承認番号:22000BZX00305000一般的名称 :半自動除細動器JMDNコード :37805000クラス分類 :III(高度管理医療機器)承認年月 :2008年4月製造販売業者 :株式会社フィリップス・ジャパン販売名 :生体情報モニタ IntelliVue X3/MX100 2nd医療機器承認番号:23100BZX00080000一般的名称 :重要パラメータ付き多項目モニタJMDNコード :33586003クラス分類 :III(高度管理医療機器)承認年月 :2019年3月製造販売業者 :株式会社フィリップス・ジャパン販売名 :超音波画像診断装置 Lumify医療機器認証番号:302AFBZX00043000一般的名称 :汎用超音波画像診断装置JMDNコード :40761000クラス分類 :II(管理医療機器)認証年月 :2020年4月製造販売業者 :株式会社フィリップス・ジャパン■医療法人慈公会 公平病院について地域密着型の小規模病院でがんと糖尿病領域に軸足を置きつつプライマリーケア全般を提供する病院です。民間かつ小規模の機動性を武器に新しい事業にスピード感を持って取り組み、地域医療をアップデートし続けています。2021年8月末より、コロナ禍での課題解決として民間としては最大規模のコロナ専門病院の運営をスタートし、新型コロナに対するトータルケアを提供する唯一の病院として地域のコロナ診療を牽引しています。地域医療が抱える課題に対し、価値ある医療をスピーディーに提供し、成長し続ける病院を目指しています。( )■フィリップス・ジャパンについてフィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。( )■ロイヤル フィリップスについてロイヤル フィリップス(NYSE:PHG,AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域にわたります。フィリップス ヘルステック事業の2020年の売上高は173億ユーロ、オランダを拠点に全世界に77,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。( ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月17日俳優の板垣李光人が30日、東京・よみうり大手町ホールで自身初のファンイベント「第一回PLM総会『すもももももももものうちか』」を開催した。同イベントは、28日に20歳を迎えたばかりの板垣にとって初となるファンイベント。第一部、第二部の2公演で合計800人のファンが駆け付け、トークや質問コーナー、プレゼント抽選会、お見送りなどが行われた。第一部で、オープニングBGMと共に黒の衣装で登場した板垣は、「海外のセレブがコーヒーを買いにいくときの様な、ラフな雰囲気をイメージしてスタイリングしてみました」とコメント。“20歳になった板垣”をテーマに進行したが、「20歳になった実感は、まだあまりないです」と本音を吐露し、「日付が変わった瞬間も家でずっとドラマを見ていました。お酒を飲んだりもしていないですし、そんなに実感がわいていません」と正直に話した。そこで人生初のお酒の試飲に挑戦する企画を実施。シャンパン、赤ワイン、日本酒を飲み、「(シャンパンは)あー(笑)という感じ。現段階では苦い・辛いという印象」と素直な感想を述べ、続いて赤ワインを飲むと「あまりお酒好きじゃないかもしれません(笑)。もう少しジュースっぽい方が最初はいいかもしれないですね(笑)」と苦笑い。しかし最後の日本酒は「一番好きかもしれない! 甘いですね! 日本酒がいいです!」と大絶賛し、お気に入りを見つけた様子だった。第ニ部は、大河ドラマデビューとなった『花燃ゆ』での吉田松陰の幼少期役から、自身の人気の火付け役となったとも言える『仮面ライダージオウ』のウール役、『約束のネバーランド』のノーマン役、そして役者として転機になった作品だったと語る『ここは今から倫理です。』など、過去作をファンとともに振り返った。会場で“どの役を演じていたときの板垣が好きだったか”というアンケートを取ると『仮面ライダージオウ』のウールと『約束のネバーランド』のノーマンに投票が集中。この結果を受けて板垣自身もノーマン役は特に印象深かったといい、「白髪のビジュアル、自分でも(演じている姿を見て)かっこいいって思ってました(笑)」と自画自賛で笑いを誘った。また、ラインナップに大河ドラマ『青天を衝け』で演じた徳川昭武役が含まれていないことに気づき、「不徳の致すところ……」と反省する姿を見せ、会場を和ませた。サプライズとして第一部は山田裕貴、第二部には浜辺美波から20歳のお祝いビデオコメントが流れ、さらに第二部では板垣の母親からの手紙も朗読されると「こちらこそありがとう、という気持ちです。こういうお仕事をさせてもらっているのも、自分の好きな格好でいることも、背中を押してもらってくれることにありがたい気持ちでいっぱいです」と涙ぐみながら、感謝の気持ちを語った。最後には「本日は、お集まりいただき本当にありがとうございました。初めてこの様なイベントを開催させていただくということで、僕自身もすごく楽しみでしたし、色々と準備にも関わらせて頂いて、セットも自分が好きなものに合わせていただいて、素敵に仕上がったのではと思っています。インスタなど見てる人はわかると思うのですが、“あの無言の間を作る人間が、一人で話すイベントをやる”ということに緊張があったのですが、楽しんで頂けていたらとても嬉しいです(笑)」とイベントへの思いを伝えた板垣。「この様な状況下なので、色々な選択をした方がいると思うのですが、今日は皆さんに楽しんで頂けたらということで、我々も力を尽くしましたので、楽しかったと思っていただけたら幸いです」とファンに寄り添い、「また“第二回の総会”に集まれる日を夢見て、今日はここまでとさせて頂ければと思います。配信でご参加いただいた方も、次は生でお会いしましょう」と挨拶し、イベントを締めくくった。
2022年01月31日主演に7ORDERの阿部顕嵐、共演に板垣瑞生らを迎えた映画『ツーアウトフルベース』が3月25日(金)に全国公開となる。この度、2種類のポスタービジュアルとチラシビジュアル、本予告映像が解禁とった。本作は内田英治によるオリジナル脚本に、デビュー作『レディ・トゥ・レディ』で注目を浴びた気鋭の藤澤浩和が監督を務める意欲作。物語の中心は、かつてプロ入りが期待されるほどの高校球児だった「イチ」と「ハチ」。甲子園出場が決まり、明るい未来が待っているはずだったが、部内で起こった不祥事により出場が取り消されてしまい、そこからふたりの転落人生がはじまった……。10年後、薬物に溺れ堕落した生活を送っていたふたりは、ひょんなことから町のヤクザに因縁をつけられ、ヤクザと不良グループによる血みどろの抗争に巻き込まれていく。まさに絶体絶命な状況に追い込まれるふたり。思い出すのは10年前の甲子園が決まったあの日のマウンド。二死満塁。ふたりはこの状況を打開できるのか、そして止まってしまっている人生の歯車をもう一度動かすことができるのか。解禁となるビジュアルはポスターとチラシで別のデザインとなる2種。いずれも黄色と黒のコントラストが目を引き、“危険”や“ピンチ”を感じさせるインパクトのあるビジュアルとなっている。阿部顕嵐演じる主人公・イチとその相棒のハチ役・板垣瑞生のほか、堕落した両者の日々をさらなる“人生サイアクの1日”に変えてしまうメインキャストの3名が揃った。誰かを睨みつけるような表情を見せるのはふたりの同級生で野球部の元マネージャー・早紀役の工藤遥、自慢の筋肉が特徴的な最恐の不良・ヒロポン役の後藤剛範、そして凛々しい表情の伝説のヤクザ・オニヘイ役の渋川清彦。そして本予告映像はイチ(阿部)とハチ(板垣)の“人生のピーク”となる高校時代の試合のシーンから始まる。元マネージャー・早紀(工藤)もふたりのように堕落した現在の姿と野球部のマネージャー時代の真面目な姿も映し出される。借りたアメ車で意気揚々と出かけた矢先、最悪なヤクザ・オニヘイ(渋川)の車にぶつけてしまったイチとハチ。慰謝料100万円を要求され、さらにはアメ車も担保に取られる始末。しかし、サイアクはまだ始まったばかり。警察には追われ、アメ車の持ち主であるヒロポンからは「車、返せ!」と今にも殴りかかってきそうな勢いで罵られ…最高の1日…のはずが「どっからどう考えてもサイアク」な絶体絶命のピンチに。追い込まれたイチとハチはお互いに罪を擦り付けあう険悪な状況。ハチはイチに「独りよがりのただのガキなんだよ」と強烈な一言も。不穏な空気が漂う中、「アディオス!」と謎の男性(新羅慎二)の一言と共に映像が一転。イチが最後の力を振り絞り「まだ終わりじゃねぇ。あきらめんな!」と一気に展開していく。さらに新羅慎二と大沢伸一が手掛けた7ORDERが歌う主題歌『レスポール』が、イチとハチの不器用さや信条と重なり、映像に深みを与える点にも注目だ。『ツーアウトフルベース』3月25日(金)公開
2022年01月21日福本莉子&松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)W主演映画『君が落とした青空』より、板垣瑞生が演じる映画オリジナルキャラクター、本山佑人の場面写真が到着した。佑人は、福本さん演じる主人公・実結に密かな恋心を寄せる、元気で明るい性格の人物。映画では、友達関係にある実結に自分の気持ちを打ち明けられず、彼氏・修弥(松田さん)との関係に悩む彼女を、持ち前のユーモアで笑わせる場面が登場する。その場面で板垣さんは、“ひょっとこのお面”を被って演技をしたそう。クランクイン最初のカットで、いきなり自前のひょっとこのお面をかぶって芝居をし始めた板垣さんに、監督はとても驚いたようで「面白い役者だよと以前から聞いていたけれど、本当にそうだと思いました」とふり返る。板垣さんが自宅で台本を読んでいた際、部屋を見渡し、ひょっとこのお面を見つけたことがきっかけだったそうで、「何かできないかなと思った時に、ひょっとこが目に入ったので試しに被って台本を読んでみたんですけど、面白いんじゃないかなと思い現場に持っていきました。NGなら仕方ない、くらいの気持ちでしたね」と状況を明かした。また「ひょっとこと同じような面は狂言にも使われていて<うそぶき>と呼ばれるようなんです。うそぶくのは佑人もそうですよね。優しいが故に、自分の実結に対する恋愛感情を内に秘めて、とぼけて知らないふりをする。そういった意味もありました」といった板垣さんなりの考えも。細かい拘りと自由な発想、プロ意識が凝縮された、佑人、そして板垣瑞生らしいシーンが完成した。『君が落とした青空』は2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君が落とした青空 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2022年01月18日俳優・板垣李光人は、まるで万華鏡のようだ。ドイツ語で「光」を意味する「Licht(リヒト)」という名を持ち、作品によって、色とりどりの光を放ちながら、私たちを魅了する。映画『約束のネバーランド』のノーマン役、主演ドラマ『カラフラブル 〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜』の相馬周役、大河ドラマ『青天を衝け』の徳川昭武役、土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』の木崎誠役など、印象深い役柄が続く。どの作品も「芝居は流動的なもの。土台作りだけしたら、いつもこの身ひとつで現場に入っています」と語る、19歳。10代最後の出演作であるドラマ24『シジュウカラ』(テレビ東京系)では、どんな姿を披露してくれるのだろうか。計算高さやあざとさを意識しながら演じている澄んだ瞳を輝かせながら、今作のためにショートカットにして、「ずっと長かったから切りたかったんです」と微笑む、板垣李光人。今回、山口紗弥加演じる40歳の売れない漫画家・綿貫忍の、22歳のアシスタント・橘千秋役を演じるが、どこか影を感じさせる役柄だ。「役を作り上げていくなかで、大九明子監督からアドバイス頂いたのは『忍が見ていないところでも千秋の行動や所作には抱えている怒りや憎しみが表れるし、忍に見えているところではホストのように振る舞う』ということ。僕はそこまで千秋がわかりやすくはないと思っていたのですが、わかりやすいほうがいいということで、計算高さやあざとさを意識しながら演じています」夫のいる忍を誘惑する、千秋。ふたりは18歳の年の差があるものの、不倫という恋に落ちてしまう。だが千秋は、恋心から忍に近づくのではなく、どうやら真意は別のところにあるようだ。「何かしらの秘め事があるのは、もはや全人類共通かもしれません(笑)。ふたりは歳の差もありますが、千秋はある種、母親の面影をずっと探している側面もはらんでいるので、忍に対して複雑な思いを抱えています。だから千秋の心の中では、何色の糸が、何色絡んでいるのかなって思うんですよね」人間の性(さが)に共鳴してもらえたらうれしい『シジュウカラ』では、板垣李光人が演じる橘千秋ら、登場人物たちの感情や隠された過去が織り成す、人間ドラマも見どころのひとつだ。「テーマとして、『不倫』や『年の差』を扱うドラマだというイメージを強く持つこともあるかもしれません。でも、登場人物の忍や千秋ら、全員が抱えている深い闇、ある種の諦めのような心情が、まずしっかりと描かれているところにも注目してほしいんです。そんな暗闇の中に、だんだんと光を見出していくから」千秋は、とくに抱えているものが大きい印象がある。忍たちと接するなかで、それぞれがどのような反応を示すようになるのだろうか。「千秋にもすごく暗い影が落ちていて、忍と関わっていくなかで、忍がひとつの光のようになっていきます。でも、光が強くなってくるぶん、影も濃くなってきて。そのなかで、千秋がどんな選択をして、自分なりの正解や幸せを見出していくか、見守っていてほしいですね」忍の夫・洋平役に宮崎吐夢、忍の元カレの漫画編集者・岡野克巳役に池内博之も出演する。演技派が揃う、今作の登場人物たちが選ぶ道。その先には、幸せが待っているのだろうか、それとも――。「それぞれの選ぶ道が、世間的にいいとされていることか悪いとされていることかはまた別として、やっぱり自分自身で幸せを見出すことが大事といいますか。人間の性というものがあると思うんです。その部分に対して、共鳴してもらえたら、うれしいですね」忍と千秋は18歳という年の差がありながらも恋に落ちるが、現実的に、そのぐらい年の離れた相手との恋愛については、どう思っているのだろうか。「想像ができないです(笑)。どういう感じなのかは、自分自身で考えてみても正直わからないので、ドラマでは千秋役として没頭していますね。ただ、男女問わず、そのぐらい年上の方に対しての憧れみたいなものはあります。僕はどちらかというと、早く30代、40代になりたいと思っているから」アウトプットをしていないと生きていけない今作において板垣李光人は、山口紗弥加演じる漫画家・忍のアシスタント・千秋役ということで、同じ現場になることも多々。ストーリー自体はシリアスな印象だが、現場ではそうではないようだ。「山口さんは、本当に明るくて快活な方。現場でも、入ったらすぐ『李光人くん、おはよう!』と言ってくださいます。ビジュアル撮影があったのですが、山口さんが先に撮影されていて、僕がその次だったので待っていると、すごく大きな声で『李光人くん、待たせてごめんね』と、声をかけてくださいました。すごくパワーを感じますし、元気がもらえる方です」初共演のふたりは、徐々に親交を深めている様子。劇中では漫画に意味を見出す千秋だが、実際にイラストを描くことが趣味の板垣李光人が影響を受けたカルチャーも気になるところ。「僕の美的な感覚やセンスは、ティム・バートンの存在が大きいと思います。なかでも、ミュージカル・アニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は、小さいときからずーっと観ていました。キャラクターのビジュアルや造形の仕方ももちろん好きですし、完全にいい人って、彼の作品には絶対出てこないから。ディズニー作品のアニメでも、主人公の嫌な面もちゃんと表していて、ただキレイなだけではないところが好きなんです」そうしてセンスを磨き、男性ながらたおやかさをまとう、凛々しくも麗しい板垣李光人から目が離せなくなるわけだ。今作の登場人物たちはそれぞれの幸せを見出していくが、彼自身の幸せを感じる瞬間は、どんなときなのだろう。「すごく真面目なことを言うと、僕は本当に、芝居やメイクやファッションというようなアウトプットをしていないと、生きていけない人間。だから、それらのことをしているときはすごく楽しくて、幸せです」20代も自分の気持ちに素直にやっていきたいアウトプットすることが、幸せな気持ちをもたらしてくれるのだ。そんな板垣李光人は、ドラマ放送中の1月28日に、20歳の誕生日を迎える。今作は、10代最後でもあり、20代最初の出演作となった。そこで、20代で成し遂げたいことをたずねたら、はにかみながらも、こう話してくれた。「20代は、この先自分がどんな経験をして、何をやりたがるのかは未知ですね。でもこれまで10代でも、ありがたいことに、やりたいと思ったことはやらせていただいていますし、自分でもやってきました。そう考えれば、20代も変わらずにまわりに迷惑をかけない程度にわがままを言って(笑)、そのときの自分の気持ちに素直にやっていきたいと思います」なんとも正直で頼もしい言葉。19歳ながら、ひとつひとつの質問について熟考し、しっかりと自分の言葉で話すことができる。20代になったらさらに、その聡明さも、増していくことだろう。色とりどりの光を放つ板垣李光人は、これからも変幻自在に進化していくに違いない。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント板垣李光人さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!撮影/古川義高、取材・文/かわむら あみり
2022年01月05日俳優の板垣瑞生が、2022年2月14日に『板垣瑞生カレンダー2022.4~2023.3』(SDP 2,750円/卓上ケース入 B6)を発売することが決定し、表紙のほか、収録カットと特典イメージが公開された。今年、フジテレビ系ドラマ『SUPER RICH』や日本テレビ系ドラマ『アンラッキーガール』などに出演し、2022年には映画『君が落とした青空』、映画『ツーアウトフルベース』の公開を控えている板垣。同カレンダーは、板垣が役を演じるように色を変える“板垣瑞生のハイライト”を収めたもの。優しく甘い表情から、少しいたずらなSっ気のある表情まで、まるでキャラクターになりきるようにカメラに熱い視線を向けるカットが多数収録されている。あわせて公開された収録カットでは、普段あまり見せることのない眼鏡姿も披露。また、特典イメージカットには前髪を下ろして普段とは少し違うアンニュイな雰囲気を漂わせたカットが採用された。STARDUST SHOPPERSもしくは楽天ブックス、HMV・Loppiで購入すると、スペシャルフォトが手に入る。コメントは以下の通り。■板垣瑞生前回のカレンダーは、自己プロデュースで自分のやりたいことを強めに作らせていただきましたが、今回のカレンダーはガラッと雰囲気を変えてみようという話になり、スタッフの方々の意見をベースに作らせてもらいました。ありがたいことに、前回にはないこんな一面も素敵ではないだろうかと思えるカレンダーになりました。前回の内省的な作りとは違う、人の意見だったり、撮り方にしても良い意味で反内省的なものになったので、去年の作品と二つで一つの意味が出てきて、すごく考え深いカレンダーです。今の自分の進んでいるテーマ的な部分を色んな方に感じてもらえたら嬉しいです! 1日1日色々ある鮮やかな日々を一緒に歩めたらいいなと思ってます!!
2021年12月25日俳優の板垣李光人が、2022年1月30日に東京・よみうり大手町ホールで自身初のファンイベント「第一回PLM総会『すもももももももものうちか』」を開催することが決定した。同イベントは、2022年1月28日に20歳を迎える板垣の初となるファンイベントで、同日に2公演行われる。第一部では20歳になったばかりの板垣をテーマに、第二部では板垣のプライベートをテーマにしたトークイベントを予定しており、質問コーナーやプレゼント抽選会、終演後のお見送りなど、ファンと盛り上がれる内容を企画中。第一部は2022年1月30日の午後1時30分開場、午後2時開演、午後3時15分頃に終演予定、第二部は午後5時開場、午後5時30分開演、午後6時45分頃に終演予定となっている。チケットは「板垣李光人 OFFICIAL SITE別邸『すもも庵』」会員を対象に販売され、抽選受付期間は12日(~23:59)まで。本人コメントは以下の通り。■板垣李光人皆さまお待たせしました。いよいよ総会を開催いたします。その名も「第一回PLM総会〜すもももももももものうちか〜」。すももを果たしてももと一緒くたに区別してよいのか、彼らも個としてみるべきではなかろうかという、我々人間にも通ずる深い議題に対し建設的な議論を交わす場であります。という大嘘はさておき、20歳になりたての板垣と皆さまがオフラインで相見える初めての機会、楽しんでいただけるよう色々と思案しておりますのでどうぞご期待ください。そして当総会にはドレスコードがございます。ドレスでもスーツでもお着物でもジャージでもお仕事着でも構いません。あなたが1番あなたらしくいられる姿でお越しください。それでは当日、皆さまのご来場心よりお待ちしております。
2021年12月06日山本舞香主演、板垣瑞生を共演に迎えたスペシャルドラマ「デキないふたり」の放送&TELASA配信が決定した。本作は、LINEマンガの同名作品のドラマ化。過去に最悪の別れ方をした広告会社勤務の同期の男女が、営業成績を競い合い、顔を合わせればディスりの応戦、ケンカばかりの毎日を送っていたが、あることをきっかけに関係が微妙に変化、心の内では態度とは真逆の“きゅん”が同時多発する、大人のオフィスラブコメディー。山本さんが演じるのは、会社の同期でかつて高校時代に付き合っていた黒瀬孝仁から、初体験のときにとんでもないひと言を放たれたことでトラウマとなり、以来、まともな恋愛ができずにいる白藤奈緒。山本さんは「これまでラブコメもこういった役もあまり経験がなかったうえに、さらに今作はその中でも特に“きゅんきゅん”する作品だったので、最初は『私にできるかな!?』『奈緒役は、私でいいんですか!?』という不安はありました」と話すも、脚本を読み「コメディーでありながら、一人ひとりの感情が丁寧に描かれている作品だなと思い、現場でどのように撮影するんだろうと楽しみでもありました」とコメント。また、今回の役柄は自分自身と被る部分がすごくあるそうで、「好きな人に対して正面からぶつかっていけないから強く出てしまったり、口が悪くなってしまったり、その反動で『あー、言っちゃった…』と後悔したり…私もそういう経験をしたことがあるので、共感できてある意味やりやすかったですね」と明かし、共演の板垣さんについては「よく笑って、いつもニコニコしていてとても人懐っこい人だなと思いました。初めましての人でも気軽に話しかけてくれて、現場を明るくしてくれるんです。それでいて本番になるとバチンってスイッチが入って、真顔になって黒瀬になりきる。すごいなって思いましたね」と印象を語った。そして板垣さんが、奈緒の同期で犬猿の仲である高校時代の元恋人・黒瀬孝仁を演じる。一見、嫌な人物に思える黒瀬だが、彼は彼で抱えるものがあり、奈緒同様、思いに素直になれないのだ。同じく、役柄と共通点を見出した様子の板垣さんは「黒瀬はクールでなかなか本音を出さないタイプで、僕はおちゃらけるのが好きですが根を隠す部分もあって共感できるなって思いました。恋愛でも前に踏み出せない黒瀬のように、自分にもそれに近い部分があって。僕は人とうまく接したり、性別関係なく『仲良くなろうぜ!』ってできるんですけど、いざ女性っていうものを意識した瞬間に『どうしよう!』ってなってしまうと思うんです(笑)。なので、黒瀬という役に対してギャップを感じることはそんなになく、むしろ『あ、ここは共通点だな』って感じることが多かったですね」と言い、「とにかく演じていて楽しいです」と話している。さらに今作は、テレビ朝日史上初の“地上波×動画配信プラットフォームTELASA”の完全連動ドラマ企画となっており、物語を別の側面から描く配信オリジナルバージョンが「TELASA」にて配信。地上波では、奈緒の視点で物語がスタートし、過去の回想や現在進行形の2人の関係、黒瀬への思いがつまびらかになっていく一方で、TELASAオリジナル版は、黒瀬の視点で幕を開ける。1つの物語が2軸で描かれることで、1つの視点では見えなかった思いや事実が、もう1つの視点の物語で明らかになる。また脚本は、「ナイト・ドクター」「ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~」の大北はるか、演出は「来世ではちゃんとします」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の湯浅弘章のタッグで制作する。▼「デキないふたり」あらすじWeb広告会社で働く白藤奈緒(山本舞香)は、同じ部署で働く同期入社の黒瀬孝仁(板垣瑞生)と顔を合わせれば罵詈雑言の応酬、ケンカの毎日。営業成績を競い合うライバルだが、犬猿の仲なのにはある理由があった。実は、奈緒と黒瀬は高校時代に付き合っていたのだが、初体験時に黒瀬から言われたあるひと言が原因で、最悪な別れ方をしていた。以来、奈緒はその言葉がトラウマとなって、まともな恋愛ができずにいた。そんな中、大型案件のコンペに不本意にも黒瀬と組んで参加することになった奈緒。相変わらず文句を言い合いながらも、一緒に過ごす時間が増え、黒瀬が時おり見せる笑顔や言葉に動揺、2人の関係に少しずつ微妙な変化が見え始める。ある晩、ひとり会社に残って作業をする奈緒の元に、黒瀬が現れたと思えば嫌味ばかり…と思った次の瞬間、突然目を塞がれ、キス…。このことをきっかけに、2人の関係に転機が訪れ、7年間時が止まっていた2人の時間が動き出す――。スペシャルドラマ「デキないふたり」地上波:ディスきゅん編は2022年1月3日(月)深夜0時15分~テレビ朝日にて放送。TELASA:ムズきゅん編は2022年1月1日(土)0時~配信(地上波:ディスきゅん編は1月3日放送終了後配信)。(cinemacafe.net)
2021年12月01日WOWOWが反町隆史を主演に迎え、吉谷公平の漫画『今どきの若いモン』を連続ドラマ化することが決定した。原作である『今どきの若いモンは』は、就活生やビジネスマンの間で絶大な共感を生み、第1話がTwitterで25万いいねを超える人気作。主人公となるのは、きっと誰もが絶対言われたくない、そして言いたくもない「今どきの若いモンは」という一言で若者の心を掴む“究極の上司”だ。舞台はとある商社、三ツ橋商事。WOWOWドラマ初主演となる反町が演じる主人公・石沢一は、商社マンの課長という一見お堅いイメージの立場でありながらも、ノーネクタイの独自スタイルで仕事をする、コワモテの近寄りがたいキャラクター。醸し出されるその威圧感から若手社員たちとすれ違っただけでなぜか「すみません!」と言われてしまうことも。だが、石沢が彼らに投げかける口癖、「……ったく、今どきの若いモンは」のその先の言葉には驚きが待っている。反町と言えばこれまでも、『GTO』や『ビーチボーイズ』、『ホットマン』など数々の大ヒットドラマの主演を務め、近年は『相棒』シリーズに出演し続け、スター俳優として不動の人気を誇っている唯一無二の存在。反町演じる主人公が発する「今どきの若いモンは」の真意に、新たな時代の上司像が投影される。それが最悪な上司なのか、理想の上司なのか、“究極の上司”の意味にぜひ注目して欲しい。本作は、その石沢の部下となる新入社員・麦田歩をはじめちょっとした癖と愛される魅力満載の様々な登場人物たちとの掛け合いが作品の魅力の一つ。麦田役を誰が演じるのか、今後の発表にも目が離せない。そして本作の最大の特長は、1話約8分×全22話の“大作ショートドラマ”という点だ。放送は各回30分で3本立てという新スタイルで「国民的長寿ドラマ」を目指して製作に挑む。脚本は監督、脚本家、俳優とマルチに活動するアベラヒデノブ。監督には劇団「山田ジャパン」を主宰し、『全裸監督』ど多数の話題作の脚本も手掛ける山田能龍。放送・配信は2022年春予定。今後のキャスト発表や新情報など、番組アカウントのツイッターでも発表予定なのでお見逃しなく。<反町隆史(石沢一役)コメント>■WOWOWオリジナルドラマ初出演&初主演が決まった時の印象や意気込み「ついに来たか!WOWOWのドラマに出られる!」とお話をいただいてとても嬉しかったです。WOWOWのドラマはとても面白いと気になっていました。周囲からも作品そのものはもちろん、作品作りの現場についての評判もよく耳にしていたりもしたので、いつかご縁があればと思っていました。■本作の原作や脚本を読まれて、そして実際に演じてみて原作の漫画は以前読んでいて、キャラクターたちに魅力を感じていました。漫画原作のドラマにはこれまでも挑戦してきましたが、漫画だからこその面白さや実写化の壁を感じることも正直あります。でも、逆に実写化することでその壁を超えた、また新しい面白さを生み出すこともできると思っています。一つ一つのシーンを丁寧に、どういう面白さが成立するか、現場でスタッフ、キャストの皆さんとアイデアを出しながら作り上げました。『究極の上司』とも言える僕が演じた石沢は、相手のことを思って、オブラートに包まずにストレートに自分の思いを伝えられる人。そういう石沢というキャラクターの魅力を大切に演じています。■視聴者へメッセージ放送は各回30分、1話8分で3本立てのショートドラマで、若い方にも気楽に前向きな気持ちでご覧いただけるのも、この作品の魅力です。ショートドラマだからこそ面白く、そしてそこに強いメッセージも込められているので、ぜひお楽しみください!!<吉谷光平(原作者)コメント>■WOWOWオリジナルドラマ化が決定したときの気持ち漫画家になること自体が夢で、映像化なんてまさに夢のまた夢と思っていました。なのでドラマ化決定の報告を聞いたときは信じられませんでした。正直今でも信じ切れていません。映像を見たら信じられると思うので放送が本当に楽しみです。■反町隆史さんが石沢一を演じることに対しての期待反町さんはキリっとかっこよくワイルドですが、どこか優しさのある笑顔が素敵です。そんなクールさの中に温かさのある反町さんは石沢課長にピッタリだと思います。きっと素晴らしい石沢課長を演じてくださるんだろうなと思います。めちゃくちゃ楽しみです!■視聴者へメッセージこんな上司がいたらいいな、という理想を詰め込んだ石沢課長。その石沢のもとで一生懸命頑張る新入社員の麦田。お仕事を頑張る人へ元気を!という思いを込めた作品です。みなさんどうぞよろしくお願いします!<山田能龍監督コメント>■本作の監督を務めることになったときのお気持ち、主演・反町さんについて光栄な気持ちと共に、思い切った人選だなという驚きもありました笑。でも原作を拝読していくうちに、どんどん「自分に合う作品かも!」と楽しみになりました。反町隆史さんは「若者代表」を担ってきたスターですよね。若者の葛藤、型破りな発想。それらを的確に演じて世に発信されてきた。そんな反町さんが遂に若者の反対サイド「上司」を演じる。絶対面白くなると思いました。■視聴者へメッセージこだわったのは、双方向からの共感です。「今どきの若いモンは」と一緒に「今どきのオヤジは」も入れたかった。特定の世代が好むドラマに留まらないよう、心掛けました。自分が身につけてきた「当たり前」が通用しない時、怖がらずに、互いの仕組みを知って1つ優しくなれる。そんなドラマになっていると思います。ぜひご期待下さい!『WOWOWオリジナルドラマ今どきの若いモンは』2022年春、放送開始
2021年11月09日10代にして、その幅広い演技で多くの人を魅了している板垣李光人さん。自己表現でも人気を集める注目の人だ。その根底にあるのは、目の前のことと誠実に向き合う姿勢だった。アンバランスの美に惹かれ、好きなものに嘘をつかない人。性別にとらわれないスタイルや生き方をするジェンダーレス男子、気品漂う徳川家の御曹司、他者とのコミュニケーションが困難になる高校生……。板垣李光人さんは、それぞれの時代や世の中の空気をまとったような役がよく似合う。どんなキャラクターにも染まれてしまうのに、役者を一歩離れるとファッションやメイクを自由に楽しんだり、得意のイラストをSNSで発表するなど、アーティスト肌なところを見せてくれる。その落差や多才さが魅力といえるが、板垣さん自身もアンバランスなものや人に美しさを感じるようだ。「ティム・バートン監督の映画が小さいときから好きだったんです。彼の映画に登場するキャラクターって、いわゆる“いい人”がいないんですよね。一見いい人だとしても、みんなちゃんとずるいところや、汚いところを持っている。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のような子ども向けといえる作品でさえ、その描き方は徹底しているんですよね」ファッションでも惹かれるのは、アンバランスさを持ち合わせた佇まい。伝説のデザイナー、マルタン・マルジェラが好きなことはかねて公言しているが、最近注目しているのがバレンシアガのデザイナー、デムナ・ヴァザリア。「メゾン・マルタン・マルジェラでデザイナーをしていた人なのですが、マルジェラの特徴といえる“破壊と構築”を彼の服にも感じるんです。たとえばすごくきれいなドレスにスポーティな要素が入っていたりして、アンバランスさを出すのが上手なんですよね」ファッションやメイクは、板垣さんにとって自己表現の手段として欠かせないものだが、こだわりの強さも重々自覚している。「好きなことだとアクセルを踏みすぎるところがあるので、これでも20%くらいに抑えているつもりなんです。100%出し切ったら、誰も理解の及ばないような領域に突入しちゃうと思うので(笑)。世の中とのつながりや共感が、ぎりぎり途切れないところを一応保っているつもりではあります」役へのアプローチでも、キャラクターのいびつな部分に自然と目が向く。最新作のNHKドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』は、新人女性騎手と廃業寸前の厩舎の人々の挑戦を描く物語。板垣さんは、人に心を閉ざした失声症の厩務員を演じている。「立て続けに心理的に重い場面から撮影が始まったので、テンションを持っていくのが大変で…。でもその分やりがいがありました。“役”の人間と自分が信頼できる関係になったうえで演じる時間は、日常では味わえない感覚なのでやっぱり一番楽しいですね」その楽しさを自己満足で終わらせず、欠点や偏ったところがあるからこそ、美しく輝く人物を演じる意味や影響についても考える。「SNSなどですぐに感想が届く時代なので特に思うのですが、僕が演じた役と同じような境遇だったり、感情を抱えている人から、ちょっと楽になったとか救われたと言っていただけると、つながれたなって思います。最近、いろいろ抱え込んでいる役を演じることが多いからかもしれないですけど、自分が人と作品をつなげる立場にいることを実感するんです」固定観念にとらわれず、自分らしさを貫く板垣さんの姿は、役を離れているときも、きっと多くの人を励ましているのだろう。「僕自身、ブレることもたくさんあるし、ブレないで生きていくなんてたぶん無理だと思うんです。だけど自分らしくいるためには、好きっていう気持ちに正直になることが大事だと思います。そこさえ守ることができていれば、人との出会いや経験によって考え方や価値観が変わることに引け目を感じる必要はないし、それをブレとは言わないと思うんです」現在19歳。「10代のうちにやれることはやり尽くしたので、早く20歳になりたい」と言う。「自分を偽らず、我慢せずに生きている人って、本当に少ないと思うんです。その状況を変えようなんて大それたことは思わないですけど、こうやって表に出る仕事をしているわけなので、僕を見てくれた人に少しでも変化があったら、それに越したことはないですね」いたがき・りひと2002年1月28日生まれ。土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』(NHK総合)は12月18日・25日21:00~22:13放送予定。コート¥341,000ポロニット¥118,800パンツ¥124,300シューズ¥143,000ベルト¥45,100ソックス¥16,500(以上Maison Margiela/Margiela Japan Client ServiceTEL:0800・000・0261)※『anan』2021年11月3日号より。写真・成田英敏スタイリスト・三田真一(KiKi inc.)ヘア&メイク・KATO(TRON)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年11月01日平手友梨奈が主演、作家・古内一絵の同名小説をドラマ化する土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」に板垣李光人が出演。板垣さんが演じる失声症の厩務員・木崎誠の劇中ビジュアルが公開された。本作は、連続テレビ小説「なつぞら」の大森寿美男が脚本を手掛け、平手さん演じる新人女性騎手・芦原瑞穂のひたむきな情熱が、人生を諦めていた人々の心に火をつけ、廃業寸前の厩舎が桜花賞に挑んでいく物語。板垣さんは馬には優しいが、人には心を閉ざした失声症を抱えた厩務員・木崎誠を演じる。板垣さんは「“声を使わない”ということは自分の中でも新しい表現方法で、撮影に入る前は若干の不安があったものの、いざ始まってみると監督や共演者の皆さんのおかげもあり、誠と共鳴し苦しくなるシーンもありましたがとても楽しい毎日です」とコメント。「特によく話しかけてくださる平手さんには癒されながらも、ジョッキーという危険と隣り合わせの撮影の中でひたすら役と向き合い作品を創り上げてゆく、瑞穂そのものの姿に、とても背中を押されています」と、平出さんとの共演が頼もしい様子だ。土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」は12月18日(土)、25日(土)21時~NHK総合にて前・後編で放送。(text:cinemacafe.net)
2021年10月26日与田祐希(乃木坂46)と板垣瑞生がW主演する、Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」がTBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」の初回放送終了後より独占配信されることになった。1973年刊行の小松左京による「日本沈没」を原作にした日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」は、大きくアレンジを加え、主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に今だからこそ描くべき物語。沈没という目に見えない危機が迫る中で“見出していく希望”をテーマに描いていく。そしてParaviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は、日本に迫る未曾有の危機の中で運命的に出会い、恋に落ちた1組の男女が、日本沈没までの限られた時間の中で起こるどんな困難にも立ち向かい、愛を貫くラブストーリー。1日1日を懸命に生きる市井の人たちにスポットライトをあてた。運命的な出会いを果たす山田愛と蒔田奇跡を演じるのは、与田祐希(乃木坂46)と板垣瑞生。今作でW主演を務める2人だが、与田さんはドラマ初主演、板垣さんはParaviオリジナル作品の初主演となる。与田さんはアイドルグループ「乃木坂46」の中心メンバーとして活躍するほか、美容誌や女性ファッション誌でレギュラーモデルを務めている。また、2018年に「モブサイコ100」でテレビドラマに初出演し、2019年放送の「ザンビ」、2020 年には映画『ぐらんぶる』などに出演し、活動の幅を広げている。そんな与田さんが今作で演じる山田愛は、居酒屋でバイトをしながら絵描きを目指す専門学生。北海道出身の天真爛漫な女性で、バイト先の居酒屋では持ち前の明るさとコミュニケーション能力を発揮。小学生の頃に両親を事故で亡くしており、6つ上の兄が親代わり。「絵で世界を変える」という夢があり、自力で学費を払いながら都内の美術専門学校に通う、芯の強いしっかり者。与田さんは「本編で登場する居酒屋での元気な姿だけでなく、愛ちゃんの過去や今を懸命に生きようとする姿が描かれています。人と人が思い合う事で幸せな気持ちになったり、すれ違って怒ったり、泣いたり、絶望したりと山田愛として沢山の感情と向き合い挑戦の日々でした」と振り返り、「ひたむきに生きていく人々の姿に心を動かされる作品になっています」とアピールする。一方、板垣さんは 2015年の映画『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』でその演技力が高く評価され、第25回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。以降もNHK連続テレビ小説「エール」や大河ドラマ「麒麟がくる」をはじめ、数多くのドラマや映画に出演。板垣瑞生本作で演じる蒔田奇跡は、伝統ある大病院の御曹司で研修医。心優しく押しに弱い性格で、これまで親に決められたレールを歩み、やりたい事や将来の夢がない自分の人生にコンプレックスを抱えてきた。夢を持って自分の足でそれに向かって進む愛に惹かれ、影響されていく。「今いろいろ人や国が大変で、自分にも何かできないかと思っていた時にお話をいただけて本当にうれしかった」と語る板垣さんは、「撮影中何度も与田さんの天真な姿や、人に対する誠実さに救われながら撮影を終えることができました」とコメント。「僕が演じた奇跡は敷かれたレールの上で生きてきた青年だったのですが、それも一つの生き方だと思いますし、幸せなこともたくさんあります。ただ、自分がやりたいと思った行動やなんとなくの行動が、もしかしたら誰かの心を動かすかもしれない。そんな奇跡を台本を読んで感じましたし、もしかしたら奇跡を起こすんじゃないか、そんな青年になってくれたらいいなと思って演じました」と明かしている。合わせて公開されたメインビジュアルは、色とりどりの絵の具で構成された背景の上で、向き合う愛と奇跡が描かれ、白い服を着た2人は無垢の存在で、何色にも染まれるということを表現したもの。愛の芯の強さと奇跡の優しさをそれぞれのまなざしで表現したビジュアルとなっている。Paraviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」は10月10日スターと日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」初回放送終了後に独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2021年10月03日ジェンダーを超えた存在で注目を集め、活躍の幅を広げる板垣李光人さんと、同学年の写真家・葵さんが共鳴する瞬間。2歳からモデル活動を始め、小学校高学年には俳優の道を歩み始めていた板垣李光人さん。「小中学生の頃は、自分の知らない役を演じるのが楽しいという感覚でした。意識が変わったのは、映画『約束のネバーランド』あたりからです。役作りで一番大事なことは、役と板垣李光人という人間が信頼し合えているかどうか。役としての感情がありながら、板垣李光人としては立ち位置や段取りを考えながら演じなければならないので、ちゃんと互いが寄りかかれる態勢を作るようにしています。今は、役が85%、板垣李光人が15%くらいの感覚でやっていますね。芝居は、体力、メンタルの強さ、瞬発力が必要で、スポーツみたいです」今年放送されたドラマ『ここは今から倫理です。』では、愛着障害を持つ難しい高校生を好演。感情表現の巧みさで鮮烈な印象を残した。「すごく大変な役でした。でも、芝居は難しくて大変だから楽しいと改めて感じました。今は、作品を見た方がSNSとかで気軽に感想を送れるじゃないですか。みなさんから届く声に触れると、作品と人とを仲介できる立場にいられることも面白いなって。僕を介して出合った作品によって、誰かの人生を豊かにできているのなら、こんなに嬉しいことはないですね」今年は、情報番組『ZIP!』の金曜パーソナリティを務め、大河ドラマ『青天を衝け』にも出演。急速に知名度が上がっている実感は?「まだまだ未熟ですが、知名度が縦軸として、そこがある程度までいったら、横軸の時間の長さを大事にしたい。できるだけ長く俳優を続けていきたいんです。いずれは、芝居での“圧”を上手くコントロールできる人になりたい」ファッションセンスも抜群で、美容への関心も高い。そんな板垣さんが思う“美”とは。「自己中心的であるべきもの。誰にでも当てはまる『これが“美”』というサンプルはひとつもないし、あってはいけないものだとも思います。個人による美醜の判断は、あくまで自分の中だけのもので、それを第三者に当てはめることはできないんじゃないかなって」ファッションだけでなく、イラストなど自己表現の幅が広いが、アイデアの源はどうインプットしているのだろう。「特にインプットしようと意識してやっていることはなくて、音楽、空の色、匂い…生きているうちに見て、感じるものすべてが、僕にとってはインプットに含まれているんだと思います。小説は江戸川乱歩や夢野久作の作品が好き。今じゃ使わない言葉が多いのが逆に新鮮で飽きないんです。何も考えず、ソファでゴロゴロしながらひたすら配信を見ることもありますよ。最近は『ル・ポールのドラァグ・レース』をよく見ています」高い美意識、自分を客観視できる冷静さ、深い思考力…。そのどれもが、とても19歳とは思えないレベルに達しているが、板垣さん自身は“若さ”についてどう捉えているのだろう。「10代は一番、危険。澄んだ、無垢の生々しさが危なっかしい年代で、まだ調理されていない美しい霜降り肉のようだなって」来年1月には、「危険な」10代から20代へ。20歳の記念に欲しいものを尋ねると、ファッションラバーらしい答えが返ってきた。「僕はGUCCIのクリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレが好きで、GUCCIとBALENCIAGAのコラボのコレクションが、誕生日の頃にショップに並ぶはず。そのアイテムにしようかな。20歳の誕生日とか関係なく、何かにかこつけて、すぐに買っちゃうかも(笑)」RIHITO ITAGAKI2002年1月28日生まれ。’13年、俳優デビュー。『仮面ライダージオウ』で注目される。24時間テレビドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』が8月21日放送予定。パンツ¥17,600(ワーダー)その他はスタイリスト私物AOI2001年10月1日生まれ、埼玉県出身。写真家。高1の時にフィルムカメラに興味を持ち、数千円の中古で撮り始める。’19年、三ツ矢サイダーのキャンペーンに抜擢。9月7日より、京都で個展「drop」を開催。※『anan』2021年8月4日号より。写真・葵スタイリスト・稲垣友斗(TRON)ヘア&メイク・KATO(TRON)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年08月03日俳優の板垣李光人が5日、千葉県松戸市の国指定重要文化財・名勝の「戸定邸・庭園」を訪問した。現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で徳川昭武を演じる板垣。今回、3日がその命日であることから、昭武が明治17年に建築し住まいとしていた戸定邸へと訪問する運びとなった。当日はまず、戸定邸に併設されている「戸定歴史館」で3日から開催中の特別展「幕府再興とパリ万博−1867・運命の転換点」を、『青天を衝け』の時代考証として参加している戸定歴史館の齊藤洋一名誉館長の説明を受けながら見学。続いて戸定邸内に移動し、同歴史館に展示されている、昭武が海外渡航時に着用した陣羽織の複製に袖を通した。着用後、板垣は「陣羽織は長い時間をかけて研究されて作られたもの。羽織ってみると物自体は軽いですが、歴史の面での重みを感じました」と感想を述べた。その後、東屋(庭園内の建屋)に移動した板垣は、松戸市の本郷谷健次市長、齊藤名誉館長と鼎談。大河ドラマの出演が決定したときの気持ちについて尋ねられると、「初めて出演した『花燃ゆ』(15)のときは、まだ大河ドラマに出演することの重さをわかっていなかった。19歳でまた大河ドラマに出演し、歴史を生きてきた人々、日本を作ってきた人々を自分が演じることの責任を感じています」と、2度目の大河ドラマ出演で抱いた思いを明かした。また、齊藤名誉館長から所作の美しさや気迫の込め方などを「人から聞いた情報だけでなく、自分がどう感じたかを通して演じているのがすごい」と絶賛された場面では、笑顔を浮かべていた。最後に行われた囲み取材で、板垣は「織田信長など有名な人物は、これまで多くの方々が演じられていますが、 徳川昭武はそうではありません。そういう意味で、昭武のイメージをつくる最初の俳優という責任を感じています」と、昭武を演じることの重みに言及。「昭武として大河ドラマを経験させてもらえたことは、今後の俳優人生の自信につながると思います」と充実感をにじませた。
2021年07月07日