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女優の竹内夢が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】竹内夢が初日公演を観劇「舘プロ新年会でございました☀️✌︎」と綴り、最新ショットを公開。大好きなunitedtokyoの服で参加した新年会では、盛大に餅つきをしたことを明かし、「また一年、頑張るぞ」と意気込みを見せた。 この投稿をInstagramで見る 竹内夢/Takeuchi Yume(@yume_takeuchi_ta)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「今年も更なる活躍を期待しております」、「夢ちゃんめちゃ可愛い!」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年01月09日舘ひろし初の冠番組『舘ひろし シネマラウンジ』が、1月10日(金) に開局する全国無料BS放送局『BS10(ビーエステン)』にて放送されることが決定した。本番組は、BS10-2チャンネルへと移動する有料の映画専門チャンネル『BS10 スターチャンネル(読み:ビーエステンスターチャンネル)』と連携し、より多くの視聴者に映画の魅力を共有する番組。映画を愛する俳優・舘ひろしが、映画評論家・伊藤さとりと共に、世界中の名作映画の魅力を伝える。舘ひろしと伊藤さとり『舘ひろし シネマラウンジ』は、毎週土曜18時(初回1月18日は17時30分)から、『BS10』と『BS10 スターチャンネル』にて同時放送。記念すべき第1回放送で紹介する作品は、俳優アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの希少な共演作品としても知られる犯罪アクション映画『ヒート』だ。映画本編の前後には、注目ポイントや作品にまつわる豆知識などを舘が紹介。宣伝動画では「(拳銃を構えるときの『Look at Me』というセリフを)刑事ドラマをやっていたときにパクらせてもらいました」と語っている。なお、この日の放送は公式アプリ「つながるジャパネット」でも同時配信。アプリは、映画を観ながらコメントを入力できるので、視聴者同士で感想を語り合いながら映画を鑑賞することもできる。<新番組に向けて>■舘ひろし コメント俳優デビューする前から、『007』シリーズをはじめ、映画を観るのが大好きでした。映画は、ふだん見られない世界を映し出してくれる最高の娯楽だと考えています。世の中にはまだ知られていない名作で溢れています。この番組はそんな名作を紹介していきますので、私と一緒に名作映画を楽しみましょう。『舘ひろし シネマラウンジ』宣伝動画<番組情報>『舘ひろし シネマラウンジ』毎週土曜日18:00~放送 ※初回のみ1月18日(土) 17:30~放送形態:BS10(BS10ch)、BS10 スターチャンネル(BS10-2ch)出演:舘ひろし、伊藤さとり※放送日時は変更になる場合がございます。※公式アプリ「つながるジャパネット」での同時配信を行います。見逃し配信はございません。■第1回放送予定作品『ヒート』(吹替版)『ヒート』 (C)1995 Monarchy Enterprises S.a.r.l. in all other territories. All rights reserved.妥協のないアクション描写とスタイリッシュな映像で知られるマイケル・マン監督の代表作としても知られる犯罪アクション映画。実在の捜査官と犯罪のプロとの戦いをモデルに、全編ロサンゼルス市内でロケを敢行。ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノは、劇中ふたりが初めて顔を合わせる緊迫の場面をアドリブの真剣勝負で演じている。監督:マイケル・マン出演:アル・パチーノ(声:青野武)ロバート・デ・ニーロ(声:津嘉山正種)ヴァル・キルマー(声:大塚芳忠)ほか(C)1995 Monarchy Enterprises S.a.r.l. in all other territories. All rights reserved.
2025年01月09日2025年1月11日(土)・12日(日) に京都・南座で上演される『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』。このたび、狡噛慎也役の関智一、常守朱役の花澤香菜、宜野座伸元役の野島健児、須郷徹平役の東地宏樹の4名の配役と朗読劇のあらすじが発表された。本公演は、アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のキャラクターたちが、人間のあらゆる心理状態を数値化し管理する巨大監視ネットワーク〈シビュラシステム〉が人々の治安を維持している近未来の世界で、日本の伝統文化である「歌舞伎」に取り組むという内容の新しい朗読劇。現在より100年先の近未来という設定の『PSYCHO-PASS サイコパス』と、現代より400年前に成立した「歌舞伎」との接点。それは登場人物たちが「人生の選択」や「それに伴う苦悩の感情」を学んでいくこと。本作は、厚生省公安局の職務の一環としてシビュラシステムが下した決定で、常守朱たちが歌舞伎の上演に挑むというパラレルワールドの物語となっている。歌舞伎の演目は、上方歌舞伎の代表的な名作より、男女の恋模様を描く『廓文章』「吉田屋」(くるわぶんしょう よしだや)と、別離をテーマにした『平家女護島』「俊寛」(へいけにょごのしま しゅんかん)。難しいと思われがちな歌舞伎の物語だが、歌舞伎を鑑賞したことのない人でも歌舞伎の物語が楽しめるよう、現代語を交えた分かりやすい構成に。脚本・演出は、舞台『文豪ストレイドッグス』『黒子のバスケ』『ワールドトリガー』『推しの子』などを手がける中屋敷法仁が担当する。【ストーリー】厚生省公安局ではシビュラシステムの要請に基づき、職員のメンタルケアと文化理解を目的とし、定期的な歌舞伎の上演が推奨されている。シビュラシステムは、現代社会で失われつつある「人生の選択」や「苦悩」といった重要な感情を再評価し、人間の精神的豊かさを再び育む手段として歌舞伎に注目している。今回の上演は、刑事課が担当。演目や配役を管理する責任者となった常守朱は、宜野座伸元と須郷徹平へ、シビュラシステムによって決定された内容を伝える。挑戦的な配役に驚く宜野座。色気と気品のある役柄に挑む須郷。そんなふたりを横目に常守は今回の上演にあたって、狡噛慎也との稽古を回想する。その中で、狡噛に物語の力を信じることを教わり……。【配役】■狡噛慎也 全2役狡噛慎也(CV:関智一)「俊寛」より・俊寛僧都(しゅんかんそうず):平家打倒を図り、絶海の孤島へ島流しにされた僧侶。都に残した妻や、仲間への情も厚い人物。「吉田屋」より・吉田屋喜左衛門(よしだやきざえもん):吉田屋の主人。勘当された伊左衛門や、夕霧の身を心配する心優しい性格。■常守朱 全4役常守朱(CV:花澤香菜)「俊寛」より・海女千鳥(あまちどり):俊寛へ大きな影響を与える存在。孤島に暮らす海女だが、成経と恋仲になる。成経の赦免を知らされ、一緒に船に乗ろうとするが、瀬尾に拒まれる。・瀬尾太郎兼康(せのおのたろうかねやす):恩赦を伝えに来た上使。千鳥の乗船を拒み、俊寛に対しては妻が死んだことを突き付け絶望させる非情な役人。「吉田屋」より・若い者松吉(まつきち):吉田屋の使用人。・喜左衛門女房おきさ(きざえもんにょうぼうおきさ):吉田屋の女房。夫・喜左衛門と共に、伊左衛門と夕霧のことを心配している。■宜野座伸元 全2役宜野座伸元(CV:野島健児)「俊寛」より・丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね):孤島での暮らしの中で知り合った千鳥と夫婦となる。千鳥が赦免船への乗船を拒否されると、自分も一緒に島に残ろうとする。流人の身でありながら、貴公子の雰囲気を漂わせる。「吉田屋」より・扇屋夕霧(おうぎやゆうぎり):人気の最高位の遊女。和歌や諸芸もたしなみ才色兼備と名高い美女で、伊左衛門とは夫婦になることを約束している間柄だが、伊左衛門が勘当され行方不明になったと聞き思い詰めて病気になってしまう。厳しい環境の中でも、芯の強さを持ち続けた女性。■須郷徹平 全3役須郷徹平(CV:東地宏樹)「俊寛」より・平判官康頼(へいはんがんやすより):謀反の罪で、俊寛と丹波少将成経とともに島流しにされる。・丹左衛門尉基康(たんさえもんのじょうもとやす):俊寛の赦免を伝えに来た上使。情け深く、彼らにできる限りの配慮をする。「吉田屋」より・藤屋伊左衛門(ふじやいざえもん):遊郭に通い、遊女遊びに夢中になり、実家から勘当されてしまった大店(おおだな)のおぼっちゃま。夕霧とは相思相愛の仲。気品に満ちた色男。<公演情報>『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘×こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』2025年1月11日(土)・12日(日)会場:京都・南座【日程】■1月11日(土)16時の部:開場 15:15 / 開演 16:0019時30分の部 開場 18:45 / 開演 19:30■1月12日(日)12時の部:開場 11:15 / 開演 12:0015時30分の部:開場 14:45 / 開演 15:30※イベントの開場、開演時間は変更になる可能性がございます。脚本・演出:中屋敷法仁出演:狡噛慎也(CV:関智一)、常守朱(CV:花澤香菜)、宜野座伸元(CV:野島健児)、須郷徹平(CV:東地宏樹)演目:『平家女護島』「俊寛」、『廓文章』「吉田屋」【チケット】桟敷席:11,000円(税込)(全席指定)桟敷席(グッズ付き):13,000円(税込)1階 / 2階席:10,000円(税込)1階 / 2階席(グッズ付き):12,000円(税込)3階席 :8,000円(税込)3階席(グッズ付き):10,000円(税込)※ご購入時、座席を指定することはできません。チケット情報:()<イベント情報>『PSYCHO-PASS サイコパス 京都南座歌舞伎ノ舘』アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』と「歌舞伎」が融合したコラボ展示企画2025年1月18日(土)~2月2日(日) ※月・火・水は休館会場:京都・南座営業時間:木・金 12:00~18:00(最終入場 17:30)土・日 11:00~18:00(最終入場 17:30)【チケット】前売:2,500円(税込)当日:2,700円(税込)※入場時、チケット1枚につき「特典 A5イラストクリアカード(前期1月18日(土)~1月25日(土):全9種、後期1月26日(日)~2月2日(日):全8種 計17種)」をランダムで1枚お渡しいたします。絵柄は選べません。※会場内音声ガイドでは、必ずイヤホンまたはヘッドホンをご持参してご利用ください。会場でのお貸出しは出来かねます。イベント公式HP:
2024年12月23日8年ぶりのシリーズ新作となる『帰ってきた あぶない刑事』のBlu-ray&DVDが発売されることが決定。またBlu-ray&DVD発売発表に併せ、舘ひろしと柴田恭兵からのコメントも到着した。「あぶ刑事」の2人が“探偵”になって帰ってきた!として、公開時に大ヒットとなった本作。タカ&ユージはもちろん、舘ひろしと柴田恭兵が務め、さらに、カオルこと真山薫役の浅野温子、トオルこと町田透役の仲村トオル、お馴染みのメンバーが顔を揃える。ヒロインには、土屋太鳳。ほか、吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、杉本哲太が新しいゲストとして登場。そして、38年という歴史を継承しながら、令和の「あぶ刑事」を映し出すのは、「BABEL LABEL」所属の原廣利監督。原監督が率いる若いチームがレジェンドとともに挑んだ新しい『あぶない刑事』となった。この度発売が決定したBlu-ray&DVDは豪華3バージョン。「ABOOKLET(アブックレット)Ver.」は、300日以上に及ぶ映画のプロモーション記録をまとめたブックレット付きバージョン。製作発表から映画公開後まで、グッズ紹介も含め大ヒットへと至った軌跡を順に追った、全60Pに及ぶメモリアル集を封入したスタンダード版だ。「ABOOKLET(アブックレット)Ver.」2024年12月18日(水)発売■Blu-rayスペック/7,150円(税込)■DVDスペック/6,050円(税込)「ABUDISC(アブディスク)Ver.」(初回限定生産)では、本編を超える約3時間以上のボリュームのボーナスディスク+全8面特製ディスプレイケースバージョン。メイキングにイベントのほか、初公開映像も含む見ごたえたっぷりの映像集ディスクを、全8面をタカ&ユージのビジュアルやシーンカットで埋め尽くした、眺めずにはいられないケースに収納したスペシャルな限定版だ。「ABUDISC(アブディスク)Ver.」(初回限定生産)「ABUDISC(アブディスク)Ver.」(初回限定生産)2024年12月18日(水)発売Blu-rayスペック/8,800円(税込)DVDスペック/7,700円(税込)そして「ABUDELUXE(アブデラックス)Ver.」(初回限定生産)は、タカ&ユージ&トオルのアクリルスタンドと、ここでしか手に入らないトミカに、本編を超える約3時間以上のボリュームのボーナスディスク付きの、デラックスバージョン。背景付きの3人のアクリルスタンドと、このバージョン限定生産となるレパードのトミカをセットで飾ると、映画のクライマックスの1シーンをイメージした、ジオラマ風の「あぶ刑事」インテリアが完成する。特製三方背収納ケース付のまさに豪華な限定版となっている。「ABUDELUXE(アブデラックス)Ver.」(初回限定生産)「ABUDELUXE(アブデラックス)Ver.」(初回限定生産)2025年3月26日(水)発売Blu-rayスペック/14,850円(税込)DVDスペック/13,750円(税込)また、「T&Y AUDIO COLLECTION ABUDECASSETTE+ABUDISC CD PAC」となる、ダンディー&セクシーな珠玉のボイス音声を収録したカセット&CD付きセット商品が、東映ビデオオンラインショップにて限定販売。「T&Y AUDIO COLLECTION ABUDECASSETTE+ABUDISC CD PAC」上映中に順次公開されたT&Y探偵事務所の電話メッセージ全14種と、ついに初公開となる映画本編ラストシーンのタカ&ユージによるアドリブ音声を、カセットテープとCDにそれぞれ全トラック収録。タカ&ユージの珠玉の“迷“言を、昭和・平成・令和、3つの時代を超える「あぶ刑事」ならではのメディアに詰め込んだ、スペシャルアイテムだ。さらに、Blu-ray&DVD発売を記念して、「あぶ刑事」ゴルフグッズも登場。タカとユージのシルエットが目を引く“ダンディー&セクシー”ラウンドバッグなどが発売される(発売日は2025年3月26日、受注販売)。各商品の詳細は東映ビデオ株式会社公式サイトにて確認してほしい。舘ひろし コメント皆さん、お久しぶりです。ダンディ鷹山こと、舘ひろしです。今作では、皆さんのお陰で、前作『さらば』超えの興行収入を達成でき、心から感謝しています。本当にありがとう!そんな映画を応援してくれた皆さんに、僕たち出演者、スタッフから感謝の気持ちを込めて、Blu-ray&DVDにしました。「あぶ刑事」らしいデザインとネーミングになっていますので、きっとみなさんに喜んでもらえるのではないかと思っています。映画の上映が終わってもー またいつか会える日までー「あぶない刑事」を、よろしくお願いします。柴田恭兵 コメントセクシー大下こと、柴田恭兵です。何度も「帰ってきた」…と言って皆さんを驚かせてきましたが、今度は、「Blu-ray&DVDになって帰ってきた!」という、あぶ刑事ベイビーたちへ嬉しいお知らせです!きっと、あぶ刑事ベイビーたちは全力でこの映画を応援してきてくれたと思うので、是非このBlu-ray&DVDを観ながらちょっとリラックスしてもらえたら嬉しいです。僕たちはもちろん、スタッフたちが一丸となってこの作品に向けた情熱が伝わるメイキング映像や、100時間もずっーとタカと一緒にいたプロモーションの軌跡がたっぷり詰まっているので、ゆっくり観てもらえると思います。(もぅ舘さんとは、まるで夫婦のようでした!笑)本当に、全力でこの作品を応援してくれてありがとう!そしてお疲れ様。(シネマカフェ編集部)■関連作品:帰ってきた あぶない刑事 2024年5月24日より公開©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年09月28日俳優の舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の興行収入が前作の『さらば あぶない刑事』超えを達成したことが6日、明らかになった。5月24日に公開を迎えた同作。初日舞台挨拶を行った丸の内TOEIには初日をお祝いすべくファンが殺到し、沿道を埋め尽くしたファンからは登場したキャスト陣に大歓声が送られた。公開週は週末動員ランキング1位となり、公開2週目以降も週末動員ランキング上位に。2カ月が経った今でも、ロングラン上映を続けている。そして、公開から74日目となる8月5日の興行をもって、興行収入が16億2,700万円を記録。2016年に公開されたシリーズ前作『さらば あぶない刑事』興行収入(16億2,500万円)を超える数字だ。動員数は119万人を突破し、まもなく大台となる120万人に達成する見込みとなる。○舘ひろし コメント皆さん、ご無沙汰しております。ダンディ鷹山こと、舘ひろしです。この前作『さらば』超えという成績は、皆さんの温かい応援あっての素晴らしい結果です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。トオルが、「次はフル3DCGあぶない刑事ですかね」なんて、打ち上げで話していました。きっとまたどこかで会えることを楽しみにしています。今後とも『あぶ刑事』を、そしてタカ&ユージをよろしくお願いします。○柴田恭兵 コメントセクシー大下こと、柴田恭兵です。長い間、「あぶない刑事」を応援していただきありがとうございます。前作『さらば』超えと聞いてとても喜ばしい反面、東映やプロデューサーから「じゃあ次は…」と言われるんじゃないかと、内心とてもヒヤヒヤしています。この『帰ってきた あぶない刑事』は出演者、スタッフが全力で挑んだ作品です。なので、全国のあぶ刑事ベイビーたち、最後までこの映画を全力で応援してくれると嬉しいです。‥‥‥心から感謝しています。
2024年08月06日山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、玉木宏、舘ひろしらが再集結した連続ドラマW「ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」のポスタービジュアルが公開された。映画版の続編、ドラマシリーズ版第1弾となる本作では、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った、囚人狩りが本格化。強敵たちが次々に立ちはだかり、因縁渦巻く三つ巴の戦いも苛烈し、杉元(山崎)たちの波乱の旅が全9話で描かれる。今回公開されたポスターは、いよいよ金塊をめぐる争奪戦が始まり、その中でそれぞれの思惑が渦巻く本作への期待感が高まる1枚となっている。争奪戦を繰り広げていく中で、それぞれの過去や信念が明らかに。家永カノや奥山夏太郎ら、新たに加わる腹に一物抱えた個性的な人物たちの動向にも注目の本作。物語は、誰が味方で誰が敵なのか分からない、スリリングな展開となっていく。連続ドラマW「ゴールデンカムイ―北海道刺青囚人争奪編―」は10月6日より毎週日曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全9話)。(シネマカフェ編集部)
2024年08月01日100円ショップは、生活に必要な商品を幅広く取りそろえています。何かが欲しい時、とりあえず覗いてみると、ピッタリの商品が見つかるかもしれません。昨今では、大人だけでなく子供も、安価で手に入れたい物があれば、最初に100円ショップで探す場合が多いようです。2024年7月中旬、うもうふとん(@umpcb42)さんは100円ショップ『ダイソー』で目撃した出来事をXに投稿し、注目を集めました。『ダイソー』で小学生が探していた物中年の女性店員に「すみませーん」と声をかけた、小学生らしき子供。商品の場所を聞くだけでなく「俳優の舘ひろしさんが着けているネクタイって、どんなのですか?」と質問します。どうやら子供は、1986年から放送されて人気を博したドラマ『あぶない刑事』(日本テレビ系)シリーズが好きな様子。舘さんが演じる同作のキャラクター、タカこと鷹山敏樹と同じようなネクタイが欲しくて、買いに来ていたのでした。同年5月に映画『帰ってきた あぶない刑事』が公開され、盛り上がっていることもあり、新規のファンになったのかもしれません。※写真はイメージそれを聞いた女性店員は、ドラマが放映されていた世代で、すぐにタカの格好を思い浮かべることができたのでしょう。「そうなの〜。黒いネクタイが多いかな〜」と、すんなりと案内できていたとか。うもうふとんさんが「平和を感じた」というエピソードは好評で、6万件を超す『いいね』とともに、多数のコメントが寄せられています。・笑った。あのダンディさには小学生も魅了されるのか。・ドラマを見ていた、おばちゃん世代でないと対応できねぇ…。・うちの子も、サングラスを欲しがったのでダイソーに買いに行きました!・舘ひろしが演じるキャラに憧れるとは、いいセンス。将来有望ですね。・舘ひろしは私の初恋泥棒で、娘も彼のことが大好き。世代を越えて、同じキャラクターが愛されていることに、笑顔になった人もいる模様。作品の魅力は、年齢に関係なく伝わるものなのでしょう。黒いネクタイを締め、サングラスをかけた子供がもっと増えることも、あるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年07月15日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)のタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)に神奈川県警察から感謝状が贈呈されたことが2日、明らかになった。公開週末は観客動員数No.1という好発進を見せた本作。公開から約1カ月が経ち、興行収入約14億円、観客動員数は100万人に達し(6月25日現在)、大ヒット中だ。この度、38年間横浜を派手に暴れてきたタカ&ユージへ、神奈川県警察より感謝状が贈呈された。タカこと鷹山敏樹を演じた舘は「『あぶない刑事』が始まって以来、ずっと横浜で撮影をさせていただきました。本当にお世話になりました」とコメント。ユージこと大下勇次を演じた柴田は「くれぐれもハーレーに乗って、ショットガンを撃たないように」と冗談交じりに嬉しさを見せた。【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』として今回スクリーンで復活する。
2024年07月02日映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、杉咲花、萩原利久、豊原功補、安田顕、原廣利監督が登場した。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。○■杉咲花、『朽ちないサクラ』公開記念舞台挨拶に登場イベントでは、原監督が手掛けたという共通点から映画『帰ってきた あぶない刑事』より舘ひろしと柴田恭兵から監督・キャスト陣にサプライズで手紙が。舘は「ひとりの人間としての正義と警察組織としての大義。杉咲花さん演じる主人公・泉の正義、まっすぐな眼差しが素晴らしかった。混沌とした時代だからこそ、正義を貫くことの大切さを改めて感じることができました。原監督とご一緒した『帰ってきた あぶない刑事』とは同じ刑事モノでも真逆の世界観。共通するのは映画に登場する刑事たちの魅力を存分に引き出す素晴らしい演出力、手に汗握る映像展開に原監督の映画作りの力を感じました」とメッセージを送る。柴田も「『朽ちないサクラ』公開おめでとうございます。『あぶ刑事』の次に手掛けられた作品が、またも警察が舞台のしかもミステリーとのこと。『帰ってきた あぶない刑事』のようにアドリブ満載ではないでしょうね。間違ってもハーレーとショットガンで事件を解決しないようにと願います。原監督なら『帰ってきた~』のときと同じようにスタッフみんなと『いい作品撮るぞ』という空気をつくり上げて、これからも素敵な映画を生み出していくと思います。またどこかでお会いしましょう」と笑いを交えた手紙で会場を盛り上げた。MCの代読を聞いた原監督は「泣きそうですね…… うれしいです。まさかのサプライズでびっくりしました。とにかくうれしいです。作ったものが垣根を越えて観ていただけるのは大変光栄です」と感動しきりの様子。杉咲も「こんなことってあるんだなと思って……でもそれは監督のお人柄であったり、積み重ねてきたものが、こうやって作品と作品を超えたところで繋がったりすることがあるんだと思って感動しました」と感慨深げに語った。
2024年06月22日ニジゲンノモリの人気アトラクション「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」では、広大なアトラクションエリアを家族みんなで歩き回りながら楽しめるイベント『ひろしの家族愛スタンプラリー』を7月8日(月)~9月1日(日)の期間限定で開催いたします。本イベントでは、参加者全員に専用のスタンプカードをお渡しします。アトラクションエリア内5カ所に隠された“野原ひろしの名言”を探し出し、スタンプカードに集めることで、ニジゲンノモリ限定「野原ひろしのオリジナルシール」をプレゼント!スタンプを押す子供たちには、わからないかもしれない。そんな、大人の心を揺さぶる名言の数々を読みながら、家族の絆を強くするスタンプラリーにみんなで挑戦しよう!もしかしたら20年後・・・、集めたスタンプカードが新しい家族の絆になるかもしれません。▲オリジナルシールは全3種。どの名言が手に入るかは、あなた次第!■概要開催期間:7月8日(月)~9月1日(日)場所:「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」エリア周辺内容:「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」内に設置されたスタンプ台を探しながら、専用のスタンプカードにすべての“野原ひろしの名言”を押して回るスタンプラリー。すべての名言を押したスタンプカードをアスレチック前のスタッフに見せることで、ニジゲンノモリ限定「野原ひろしの名言オリジナルシール」をプレゼント。対象:「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」各チケット購入者料金:無料※別途、アトラクションチケットは必要となります営業時間:10:00~17:00(最終受付)16:00URL: ⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADKⓒ臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 1993-2024クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク 【公式】ニジゲンノモリ : ホーム : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月14日「僕は本当に俳優人生の中で、恭サマに出会えて、一緒に『あぶない刑事』を作ることができたことが、本当に奇跡だと思っています。本当に感謝しています」6月5日、舘ひろし(74)は映画『帰ってきた あぶない刑事』大ヒット御礼舞台挨拶に満面の笑みで登場。38年前に始まった『あぶ刑事』の最新作のプロモーション“最後”の登壇になるという。隣の柴田恭兵(72)は、「(舘の)優しさとわがままさに振り回されながら、ずっと付き合ってきましたが、(そんなところも含めて)大好きです」と軽妙なジョークを飛ばし、タカ&ユージの名コンビぶりを発揮。満員の会場を沸かせていた。実はこの後、都内のホテルにて盛大な打ち上げが行われていた。「舞台挨拶に多数の『あぶ刑事』ファンが訪れ、舘さんと柴田さんらが熱心にファンサービスしていたこともあり、打ち上げ会場入りが数分遅れました」(出席者)会場には出演者やスタッフ、映画関係者らおよそ100名が集まっていたという。「予想以上にヒットしていることもあり、映画会社のお偉方が一堂に集結。主要キャストでは、浅野温子さん以外は参加されていましたね。舘さんも柴田さんもすでに70代ですから、最初は“これが本当に『あぶ刑事』ラストになるかもしれない”という神妙な雰囲気もありました」(前出・出席者)先月11日、大阪で行われた先行舞台挨拶で柴田はサングラスを外して、涙ぐむ一幕があった。「70歳を過ぎてから、映画を撮ろうと約束した先輩たちが、映画が完成する前に亡くなってしまった方も何人かいます――」次回作については舘も「体力が持てば」と語っていたのだが……。この日の打ち上げでは出演者がそれぞれ熱の入った挨拶をしていた。出席者の証言をもとに再現してみよう。まずは今作のヒロイン役・土屋太鳳(29)から――。「この作品を見た同世代の友人と私の家族が、“あまりにもカッコいい”と衝撃を受けました。ここまで『あぶない刑事』が続いたのも今の時代を救うためなのかなとも思います。本物のヒーローだなと。舘さんは現場で緊張をほぐして、そして引き締めてもくれることがとても勉強になりました。次にお会いするときはハーレーに乗る資格をとって一緒に走りたいと思います(笑)。恭兵さんは現場で“一生懸命やってもいいんだ”ということを教えてくださいました。お食事に誘っていただいて、ワインを飲むペースが早すぎて、私はついていけなかったので次はついていけるように頑張ろうと思います(笑)」“次”について、繰り返し触れた土屋だが、柴田がひそかに温めている構想があるという。最近のインタビューでこう語っていた。《実は演じてみたいシナリオが僕にはあるんです。これ、初めて言うんですけど、タカとユージが対決することになる。でも、それはお互いを救うための対決です。今までやったことないからちょっと面白そうでしょう》(『週刊新潮』’24年6月6日号)■「こんな幸せな気持ちになれるとは」(舘)次回作をにおわせる土屋の挨拶で和んだ会場が大いに盛り上がったのは、タカ&ユージの“後輩”町田透役の仲村トオル(58)が放った、具体的な次回作の提案だったという。「次回作は、フルCGの『あぶない刑事』になると思います!めっちゃ楽ですよ。東映さんがちゃんとした契約書を作ってくれればですけど……」湾岸での乱闘シーン、柴田の疾走、舘がハーレーを運転しながら銃を撃つなど、『あぶ刑事』には激しいアクションが定番なだけに、“フルCG”化は70代の舘&柴田には“ありがたい”提案だろう。そのため、会場は爆笑の渦に包まれたそうだ。仲村は続けて舘と柴田に、「もうちょっとなんで、(次回作まで)頑張ってください!」と満面の笑みを見せたとか。制作関係者はこう語る。「お世話になった先輩たちを立てる仲村さんですが、今回の『あぶ刑事』では、“アシスト”した面もあります。今回の『あぶ刑事』は原廣利さんが初めて監督を務めていますが、彼の父・隆仁さんも『西部警察』で助監督を務め、『あぶ刑事』シリーズで監督デビューした『あぶ刑事』ファミリーなのです。仲村さんは’21年に放送された主演ドラマ『八月は夜のバッティングセンターで。』(テレビ東京系)で、廣利さんと一緒に仕事をして気に入り、プロデューサーに“次の『あぶ刑事』の監督にどうでしょう?”と薦めたと聞いています」親子2代で『あぶ刑事』監督に就任した背景には、仲村の“あぶ刑事愛”が影響していたようだ。そんな仲村の渾身の名スピーチで鳴りやまぬ拍手のなか、舘と柴田が登壇し、締めの挨拶を――。まずは舘が切り出した。「長い間、本当にお疲れさまでした。もう、あの……トオルの話に感動しました。最近聞いた話でこんなに幸せな気持ちになれるとは。“フルCG”ですよ!(笑)これでいい夢を見ることができます。ありがとうございました!!」最後に柴田が口を開く――。「お疲れさまでした。(『あぶ刑事』の過去の記録が綴られた)本を読んだんですよ。そこには今まで出会った方々、最初のプロデューサー、最初の監督、スタッフらの言葉が書いてありました。“俺が頑張ったから『あぶ刑事』ができたんだよ”とか、“俺が命をかけて車を止めたからアクションが成功したんだよ”とか……。僕もビックリするくらい、みんな本気なんです。本当にみんなで作ったんです。でも今回、一番頑張ったのは、タカとユージです!」大きな歓声が上がり、打ち上げは幕を閉じたという。まだまだ元気な舘&柴田なら80代でも『あぶ刑事』はCGいらず!?
2024年06月11日「夜8時ぐらいにはもう寝てます」5月24日に放送されたラジオ番組『舘ひろしと柴田恭兵のオールナイトニッポンGOLD~映画「帰ってきた あぶない刑事」SP~』(ニッポン放送)に生出演し、こう語ったのは柴田恭兵(72)。舘ひろし(74)と主演を務める映画『帰ってきた あぶない刑事』は先月末に封切られ、観客動員数59万人・興行収入8億円(3日時点)の好スタートを切った。「お二人が出演したラジオは夜10時から深夜0時まで2時間の生放送でした。冒頭に司会役の女性アナウンサーから、ふだんこの時間はどうしているかと聞かれた柴田さんは“僕は爆睡しています”と即答。いつもは夜8時に寝て朝4時半に起きる生活を送っていると明かしていました。ちなみに、舘さんの就寝時刻は夜11時から11時半ごろだそうです。番組中では舘さんから『寝ないでよ?恭さん』と冷やかされる場面もありました。後半は舘さんばかりが話していて、柴田さんはどこか口少なでしたね(笑)」(広告代理店関係者)ドラマ放送開始から38年続いてきたタカとユージの「あぶ刑事」コンビも、いまや二人合わせて146歳となった。加齢とともに早寝早起きになることはよく知られているものの、目覚ましアプリ「熟睡アラーム」が利用状況を基に統計して公開した2019年のデータでは、70歳以上男性の平均就寝時刻は夜11時16分で、夜8時台に寝る人は2%しかいなかった。柴田の8時就寝について、日本睡眠学会専門医で、睡眠医療に詳しい阪野クリニックの阪野勝久院長に聞いた。「睡眠時間は人それぞれです。柴田さんが、起床してから精神的にも肉体的にも問題ないのでしたら、夜8時に寝ても何ら問題はありません。柴田さんの場合、夜8時に寝る睡眠リズムになっており、体内時計もそのように調節されているのでしょう。早起きすることで、早くから日光を浴びるので、体内時計のリセットがうまくいっているのだと思います。ただし、冬季は日の出が遅いので、日光の代わりに、照明器具で光を浴びる必要があるかもしれません」ファン待望の新作完成の影には、柴田の健康づくりへの努力があったのかもしれない。
2024年06月07日5月24日の公開から3日間での観客動員数25万人超え、週末観客動員数ランキングで1位を記録した映画『帰ってきた あぶない刑事』の大ヒットを記念した舞台挨拶に舘ひろしと柴田恭兵が登壇。ともにプロモーションを展開してきた2人にとって“最後”の舞台挨拶となった。舘ひろしと柴田恭兵がダンディさとセクシーさで、いまだ色あせない“あぶ刑事”の世界観を見せつける本作。公開後もファンからは熱の高い口コミが広がり、応援してくれたファンに向けてタカ&ユージを演じた舘さん、柴田さんが感謝の言葉を伝えるべく今回の大ヒット御礼舞台挨拶が開催された。劇場公開から2週間を迎え、大ヒットを記録している本作だが、まずは周囲からの反響について問われると、舘さんは「偶然ゴルフ場に居合わせた方から“あぶない刑事観ました!”と声をかけていただいて…。いろんなところで観ましたと言われることが多くて、今までとちょっと(反響の大きさが)違うかなと感じました」と明かす。一方、柴田さんも本作の反響の大きさを感じていたそうで、「友人から“娘と観ました”という声をもらいました。“初めて娘と一緒に『あぶ刑事』を観ることができて感動した”と言ってもらえて嬉しかった」と明かし、頬を緩ませる。今回の舞台挨拶では、SNSに寄せられている観客の口コミや感想をもとにトークを展開。まず読み上げられたのは、本作でタカとユージが家で寛ぐ姿や私服姿も登場することに触れた「そんな姿を見るのがシリーズ38年目にして初めてなんだ!」という感想。舘さんは「最初、38年前に『あぶない刑事』を撮り始めた時に(TVシリーズの)長谷部(安春)監督と、(『あぶない刑事』の生みの親である)企画の黒澤満さんと、“タカとユージのプライベートは絶対に見せない”というコンセプトで動き出したんですね」と明かし、「(今までの過去作では)二人がどこに住んでいるのかなどそういう部分は一切見せてこなかったんですが、今回はそういう一面を見せていくのもいいのかなと」と笑顔。柴田さんも「僕のイメージとしては(タカとユージが一緒に住んだら)ユージは料理や洗濯、お買い物とタカの世話を焼くだろうと。一方でタカは小さなホコリも気になったり神経質なところがありそうだなとか、でも食器洗いは二人でするというような、そんな約束事も二人の中でありそうだなと。いろんな二人の顔が少しでも垣間見えたらいいなと思い演じていました」と想像を膨らませながら演じていたという。また、これまで『あぶない刑事』に触れてこなかった新しいファンからも熱い感想が寄せられているが、柴田さんは「初号で役者やスタッフ、関係者で初めて本作を観たんですが、観終えた時に舘さんと目があって、ニコッと笑って頷いてくれたんですよね」と話し、「他にもゲストの方や音楽も素晴らしくて、良い出来になったんじゃないか」と手応えを感じていた様子を回顧。「こうしてヒットしてくれてホッとしています」と心境を語る。そして舘さんは「『あぶない刑事』って、恭サマそのものだと思うんです。僕が土台で、恭サマがその上の建物のような…。38年前の1作目からやっていることは変わりません」と語る。その言葉に柴田さんも「この、舘さんの懐の広さと優しさに助けられています。(タカ役が)舘さんじゃなかったら、こうはならなかったと思います。素敵な出会いだったと思いますね」と感謝の言葉で返し、微笑んでいた。そしてトークの終盤では、それぞれに異なる魅力を放つタカとユージを演じた2人へ、お互いに対して“カッコイイ”と感じる部分は?という質問が。舘さんは「やっぱり『あぶない刑事』を作ったのは恭サマだと思います。軽快なアドリブや動き、これはもう本当に(柴田さんのような俳優は他に)誰もいないですね。本当に素晴らしいと思う」と改めて称賛。柴田さんも「舘さんは優しいんです。本作で舘さん(演じるタカと)太鳳ちゃん(演じる彩夏)が話すシーンで見せていた、タカの娘を見守るような温かい表情。あんな表情は今までの『あぶ刑事』では見せていなかったですし、あれは(演じる役者の)根っこに優しさがないと出せない表情だと思うんですよね」と魅力を力説し、相思相愛ぶりを垣間見せていた。そんなタカとユージの唯一無二の関係性が描かれることから、最後に飛び出したのは“お互いの愛しているポイントは?”という質問。舘さんは「僕は本当に俳優人生の中で、恭サマに出会えて、一緒に『あぶない刑事』を作ることができたことが、本当に奇跡だと思っています。本当に感謝しています」と愛の言葉を述べると、柴田さんも「(舘の)優しさとわがままさに振り回されながら(笑)ずっと付き合ってきましたが、(そんなところも含めて)大好きです」と愛を滲ませながら応えていた。フォトセッション後には舘さん、柴田さんから観客に向け、「38年間、本当にありがとうございました!『あぶない刑事』、映画作品としては興行成績の記録を更新しているところでございます。皆さん何度も観ていただいて、もっと成績を上げていきたいと思っています(笑)本当にありがとうございました!」(舘さん)、「『帰ってきた あぶない刑事』で“帰ってこさせてくれて”感謝しています。皆さんの応援のおかげで、これだけ長く『あぶ刑事』を続けることができました。心から感謝しています。ありがとうございました!」(柴田さん)と“最後”のメッセージが。このままイベントが締めくくられるかと思いきや、突然電話の着信音が鳴り響く会場。おもむろにテーブルの下に隠されていた電話を取り出し、受話器を握ると「はい。こちらT&Y探偵事務所です」と話し始める柴田さん。「薫がまた大暴れしているんだって」(柴田さん)、「あいつ、38年経っても変わんねぇなぁ」(舘さん)と劇中さながらの息ぴったりな掛け合いをサプライズで披露。さらに柴田さんから「関係ないね!」と“『あぶ刑事』名物”とも言える決めセリフも飛び出し、最後は「行くぜ、タカ」「OK、ユージ」と軽快なやりとりを見せながら舞台から降壇。再び客席を練り歩きながらファンサービスを行い、最後の最後までスペシャルな“ファンへのプレゼント”が詰まった舞台挨拶に、場内からは大きな拍手と歓声が沸き起こっていた。『帰ってきた あぶない刑事』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:帰ってきた あぶない刑事 2024年5月24日より公開©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年06月06日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵が登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』としてスクリーンで復活した。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』38年前の伝説を暴露今作でも披露されるバイクシーンに、舘は「セリフさえなければこっちのもの」と胸を張る。柴田は「毎回必ず見ています。最初の方はもう舘さんも元暴走族ですから……」と言うと、館は立ち上がって怒るポーズをし「暴走仲間ね」と訂正。柴田は「ですから、そんなに心配してなかったんですけど、3、4本目からやっぱり本当に気合いを入れて、事故らないようにと祈りながら今回も見てました。今回もかっこよかったです」と称賛した。また、38年間の変化について聞かれると、舘は「走るのがしんどいかな。1番最後にジャンプするんですけど、本当に跳べるのかなと思って。でもあんまり跳んでいないんですよ、昔と比べると。カメラもずっと下の方から撮ってるので。できないことの方が多いですね。できることはあんまりないような気がします」と語る。柴田は「自分のことはよくわからないんですけども、舘さんのできるようになったことは、台本を読んでくること」と答え、会場は大拍手。舘は「なんで拍手するのよ」とつっこみつつ、「確かに本当にそうですね」と自分でも認める。「38年前は、毎日撮影があるじゃないですか。遊ぶのが忙しくて台本読んでる暇なくて、自分の台詞だけ覚えて現場行くんですね。そうするといろいろ恭サマが『ここはこうだ』『こうしちゃいけない』とか教えてくれて」と苦笑。柴田は「犯人と見ればすぐ撃とうとするんですよ。『まだまだ、ここはダメですよ』と、何回かありました。日本一わがままな俳優さんなんですよ。(夜の)8時くらいになると『お先に』『えっ!?』『これ(小指)が待ってるんだ』本当に帰っちゃうんですよ。でも舘さんが悪いんじゃなくて、女性が舘さんをほっとかなかった。そういうことです」と暴露。舘はまた怒るポーズをしつつも「8時からデートだから6時に帰りたいと言ってるのに、(仲村)トオルが忙しいから押してるんですよ、6時過ぎても全然終わらなくて、『帰ろう』と思って帰っちゃったんです。間に合わないと思って。そしたら後で聞いたら、中条(静夫)さんが、『舘さんが帰ったんで、今日はここまでですね』と言ってくださったみたいです。すいません、ご迷惑かけて」と謝罪していた。
2024年06月05日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵が登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』としてスクリーンで復活した。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』大ヒット御礼舞台挨拶に舘ひろし、柴田恭兵が登場今作では2人のプライベートな姿も収められている。舘は「最初に『あぶない刑事』を撮り始めた時に、長谷部(安春)監督と黒澤満さん(プロデューサー)と『タカとユージのプライベートは絶対に見せない』というコンセプトで始まったんですね。ずっと僕たちがどこに住んでるかとか、そういうのは一切見せてこなかったんです。今回は『それもいいんじゃないかな』という、そんなことでこんなことになりました」と明かす。「私のイメージとしては、僕らが一緒に暮らしている部屋はもうちょっとガサツというか古いアパートというか。(今作では)綺麗すぎたかなというのはあるんですけども、あれはあれでいいかな」と感想を述べた。タカは劇中でえんじのニット姿にもなっており、舘は「あのシーンは初めて自分の娘と2人きりで話すシーンだったので、いつもと違う感じにしたいなと思って、スタイリストが色々持ってきてそれに決めました。今までの『あぶない刑事』の中であんまり着てない。ニット系も着てないですし、ちょっと離れたものにしようと思いました」と意図を説明した。柴田は、タカとユージの同居生活について「僕のイメージとしては、タカとユージが一緒に住んだら、ユージはとっても甲斐甲斐しく、料理、洗濯、お買い物も行って世話を焼くだろうと。タカは結構神経質なところがあって、隅の埃を拭いたりして綺麗好きで。『食器洗いは2人でしよう』と、そういう約束事は何個かあるだろうなというイメージ」と語っていた。また、互いの「愛しているポイントは?」という質問も。舘は「とにかく、どこってことはないんです。僕が俳優人生の中で恭サマに会えて、『あぶない刑事』という作品ができて奇跡だと思ってます。本当に感謝してます」と感謝。柴田は「優しさと、わがままさに振り回されて、ずっと付き合ってきました。大好きです」と告白し、拍手が起こっていた。この日は特別な『あぶない刑事』缶で乾杯した他、最後にはどこからか電話の音が。柴田が「はい、タカ&ユージ探偵事務所でございます」「関係ないね」と名台詞も披露し、「薫がまた大暴れしてるんだって!」(柴田)、「38年間、変わんないねあいつは。行こうぜユージ」(舘)、「OK、タカ!」(柴田)という掛け合いでイベントを締め括った。
2024年06月05日1986年から始まった『あぶ刑事』シリーズ。神奈川県警横浜港署に勤める刑事、タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と、ユージこと大下勇次(柴田恭兵)のバディが数々の事件を解決する。唯一無二のキャラクターが繰り出す名言にド派手なアクション、バブルを象徴する肩パッド入りの衣装など、昭和の香りたっぷりの演出が話題となり、時代を超えて愛される人気シリーズに。劇場版最新作公開を記念して、名シーンをプレイバック!■昭和編【1986年】テレビドラマ『あぶない刑事』【軽妙で洒脱な演出と作風で人気となったテレビドラマ第1作。当初2クールで終了予定だったがその人気ぶりから2クール追加され、1年にわたって放送された。伝説はここからスタート!【1987年】劇場版『あぶない刑事』劇場版第1作。犯人から手錠を掛けられ、タンゴを踊りながら港署に戻ってきたこのシーンは有名。毎度奇抜なファッションの真山薫(浅野温子)、負けずに派手な松村優子(木の実ナナ)らも話題に。【1988年】劇場版『またまたあぶない刑事』柴田恭兵演じるユージの「関係ないね!」が飛び出した劇場版第2作。当時「ユージ走り」をまねする人が続出。近藤課長(故・中条静夫さん)の「大バカ者!」はあぶ刑事の代名詞的セリフに。【1988年】テレビドラマ『もっとあぶない刑事』テレビシリーズ第2作は半年にわたって放送。エンディングは舘ひろしの『翼を拡げて~open your heart~』で当時、歌まねした人も多いだろう。走り続け、最後はジャンプで締める。【1989年】劇場版『もっともあぶない刑事』劇場版第3作は、バブル時代を感じさせる大迫力のカーチェイスにド派手な銃撃戦が見どころとなった。テレビシリーズからの宿敵、暴力団組織・銀星会との抗争に終止符が打たれた。■平成編【1996年】劇場版『あぶない刑事リターンズ』前作から7年ぶりの復活となった劇場版第4作。タカとユージは国際テロリストに立ち向かうことに。近藤課長の後任として、新任課長・深町役に小林稔侍が登場する。【1998年】テレビドラマ『あぶない刑事フォーエヴァー TVスペシャル’98』テレビの単発スペシャルドラマを前編、映画『あぶない刑事フォーエヴァー』を後編として展開。テレビドラマ放送から12年たち、タカ&ユージにさらに渋みと貫禄が増している。【1998年】劇場版『あぶない刑事フォーエヴァー THE MOVIE』国際テロ組織を相手に、タカがバイクに乗ってショットガンを撃ち、ユージが横浜の街を走りまわる!当時の横浜の景色も必見。レギュラーメンバーはもちろん豪華ゲスト陣にも注目。【2005年】劇場版『まだまだあぶない刑事』劇場版第6作で7年ぶりの公開。テレビドラマ放送から約20年がたち、新人だった仲村トオル演じる町田透は捜査課長、薫も少年課課長に出世。本作では核爆弾騒動に対峙する。【2016年】劇場版『さらば あぶない刑事』ドラマ放送開始から30年!定年退職目前の2人。「長くいすぎたね。この街に」(ユージ)、「いつか別れるときが来るさ」(タカ)。過去の名シーンがプレイバックされるエンディングもエモい!■令和編【2024年】劇場版『帰ってきた あぶない刑事』ドラマ放映開始から38年、劇場版前作から8年ーー。タカ&ユージが横浜にカムバック!8年前の劇場版は、定年退職し、刑事を引退した2人がニュージーランドで探偵事務所を開設したところで終わった。そして8年後、いろいろあって2人は横浜へ戻ってくることに。横浜での探偵事務所の依頼人第1号はタカとユージどちらかの娘かもしれない?という、土屋太鳳演じる彩夏という女性だった。彩夏の母捜しという依頼を引き受け、2人は刑事ではなく探偵として横浜の街を縦横無尽に駆けめぐる。テレビドラマ第1作では新人刑事だった仲村トオル演じる町田透は万年課長、いつも破壊的なファッションで登場する浅野温子演じる真山薫も期待を裏切らない騒々しさ。懐かしのあの人たちも登場。クールでスタイリッシュな刑事モノとして社会現象ともなったドラマ第1作から、昭和・平成・令和、3つの時代を超え、「ダンディー鷹山」と「セクシー大下」の最強バディが復活。誰よりも拳銃を撃ちまくり、誰よりも横浜を走りまわったタカ&ユージの活躍ぶりをご覧あれ。イッツショータイム!
2024年06月01日アイドルグループ・Snow Manの宮舘涼太が、ミツカンの万能だし「麺と鍋。」の新WEB-CMに出演。“舘様”こと宮舘が演じる“麺鍋貴族”に、ファンから絶賛の声が寄せられている。○お気に入りのセリフは「Let’s “Change-Time.”」新WEB-CM「クリーミーとんこつかけそうめん」編、「豚バラもやし炒め」編、「大好きだしチャーハン」編は、YouTubeチャンネル『ミツカン公式チャンネル』と公式Xアカウントで公開中。「麺と鍋。」を使いこなす“麺鍋貴族”に扮した宮舘が、慣れた手つきで料理をしながら、華麗なターンやポージングを披露する内容となっている。宮舘は、自身初の単独CMに、「ついに、宮舘にも一人でCMの話が来たか(笑)」とおどけながら、「とにかくありがたいという、一言に尽きます!」と喜びを。独特なセリフの中でもお気に入りは、「Let’s “Change-Time.”」だと言い、「長年、僕は“Let’s Party-Time!”と言い続けて、かれこれ15年ぐらい経ちましたが。ここで決め台詞もチェンジされたかと(笑)」と話し、「ライブとかコンサートで、衣装を着替えるタイミングで、“Change-Timeしてくれ!”とか言えそう」と語った。また、Snow Manメンバーに作ってあげたいレシピを聞かれると、「大人数で食べ盛りもいるので、キムチ鍋とかで鍋を囲んで、みんなで食べたいなと思います!」と回答。さらに、「今回作らせていただいた『クリーミーとんこつかけそうめん』を、そうめんが大好きな渡辺翔太に届けたい」と語り、「これから夏本番ということで、食が細くなる時期でもあるので、さらっと涼やかに食べてもらいたい」とメンバーにメッセージを送っていた。ネット上では、「麺鍋貴族やばすぎるwww」「貴族の装いで笑わせてくるトコ、舘様にしかできない」「宮舘さんらしさ全開で大好き」「舘様ワールド全開」「何これ面白すぎる!」「宮舘ワールドが濃縮されてる」「何度見てもクスッと笑っちゃう」「笑っちゃうけど本当にカッコいい」「やはり貴族がお似合い」「初単独CMおめでとう~!」など、称賛の声が相次いでいる。
2024年05月31日「5月24日に映画『帰ってきた あぶない』が公開され、タカ&ユージが8年ぶりにスクリーンに帰ってきました。いくつになっても変わらない2人にファンからは驚きの声が上がっています」(映画関係者)’86年にスタートした同シリーズで、主人公のタカこと鷹山敏樹を演じる舘ひろし(74)。今作でもバイクアクションをこなすなど、70歳を超えても“ダンディズム”は健在だ。「舘さんの体形は若いときから変わっていないそうです。『あぶない刑事』第1作で着用していたスーツを今でも着ることができるのだとか。食事制限や筋トレなどは行っておらず、趣味のゴルフが体形維持のだといいます」(映像制作関係者)誰もが知る名優の舘だが、俳優デビュー前の’70年代前半にはファッションデザイナーのドン小西(73)と共に、アパレル会社でデザイナーとして勤務していた。こういった経験もあってか、服装に対してポリシーがあるようだ。かつて週刊誌のインタビューでこう語っていた。《ぼくは自分で気にいったものしか着ない。衣装でも、気にいらなくて着ないことがあるし、着ててもすぐ脱いじゃうね》(『女性セブン』’90年7月5日発売号)“ダンディー鷹山”の着用するスーツにも信念がーー。「舘さんは、幼少期から英国好きの祖父に“品のある服を着ろ”などといった教えを受け、彼も町の仕立て屋さんでコートや洋服を作ってもらい着ていたそうです。そんな生い立ちから、舘さんは“服装に関して保守的”と自称し、シンプルな着こなしを好んでいます。スーツはさらにこだわって、40年以上前から懇意にしているデザイナーに、オーダーメイドで製作してもらっています。衣装も同じ人に頼んでいて、『あぶない刑事』第1作のスーツもこのデザイナーが製作したとか。元デザイナーである舘さんの頭の中には、スーツのイメージがあって、これをデッサンして渡し、作ってもらうこともあると聞いています」(芸能関係者)舘が「温かい、生きてるって感じね」と絶賛するスーツとは……。舘のスーツを製作しているメーカーの社長に取材した。「舘さんのこだわりのひとつは“時流に合ったデザインを”ということです。流行に合わせて、肩幅が広くなったり狭くなったり、ズボンの幅も狭くなったり広くなったり、そのときそのときで微妙に変わっていくのです。“そこを外さないように”ということをいつも言われます。もうひとつのこだわりは“シルエットがきれいに見えるように”ということです。スーツにやわらかくきれいな曲線が出るように気にかけていらっしゃいますね。たとえば、夏は綿を、冬はウール素材を使うのですが、舘さんのスーツにはそれぞれのいちばんやわらかい生地を使うように心掛けています」舘の衣装への情熱が伝わる逸話が。前出の芸能関係者が明かす。「ある作品で医師を演じた際、回廊を歩くシーンで着ていた白衣のひだが気に入らなかったそうです。そこで自分が思い描く“きれいなたるみ”を出すために、オーダースーツのデザイナーに白衣を仕立ててもらったことがあったといいます」■「代表作を持てて、すごく幸運だった」40年以上にわたり、舘のために製作されたスーツは膨大な数にのぼる。「舘さんが’21年にテレビ出演した際に、40年間でオーダーメイドしたスーツは約800着と紹介され、『そのくらいあるかもしれない』と答えていました。アクション映画の撮影では、擦り切れたり、破れたりする可能性があるので、予備の衣装も含めて2?3着作るようにしているそうです」(前出・芸能関係者)800着ものオーダースーツにどれくらいのお金がかかっているのだろうか。前出のスーツメーカーのホームページにはスリーピーススーツで一着35万円からと書かれていた。社長に尋ねると、「35万円などのホームページに出している価格はあくまでも一般の方がオーダーハンドメイドで注文された際のお値段です。舘さんの場合は当然、一般の方向けの価格とはまた違いますし、公表はしていません」と話すのみーー。「800着のスーツを一般販売価格で計算すると、総額3億円を超えます。全て自宅に保管してあるわけではなく、着なくなったものは人にあげたり処分したりすることもあるそうです。共演を機に櫻井翔さん(42)や綾野剛さん(42)は舘さんのスーツを譲り受けていました」(前出・芸能関係者)5月20日配信の「FASHION PRESS」のインタビューで、《僕は、俳優人生でこういう“代表作”と言える作品を持てたことが、すごく幸運だったと思う。一人の俳優として、とても強くしていただきましたね》と熱く語っていた舘。自他ともに認めるダンディーな傑作には、スーツ代3億円の重みがあった!
2024年05月31日タカこと鷹山敏樹(舘ひろし)と、ユージこと大下勇次(柴田恭兵)の活躍を描き、1986年よりテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われたが、映画『帰ってきた あぶない刑事』として8年ぶりの新作が上映、公開3日間で興収3.5億円突破するなどヒット中だ。今回は、舘と柴田にインタビュー。互いに「唯一無二のコンビ」だという2人に、改めて感じる魅力や、『あぶない刑事』放送開始時の思い出、70代になった2人が今作に込めた思いなどについて話を聞いた。○8年ぶりの新作映画『帰ってきた あぶない刑事』がヒット中の舘ひろし&柴田恭兵――長い年月を過ごされてきて、改めてお互いに「すごいな」と思うのはどんなところでしょうか?舘:とにかくこの『あぶない刑事』というのは恭サマ(柴田)の作品なんです。恭サマが全部デコレートしていくし、勢いもつけていくし、最初の時から変わらず「すごいな」と思います。あれだけ走るのもやっぱりすごい。僕自身は『あぶない刑事』の作品の土台だと思うんですよね。最初は非常に保守的な考え方で入っていったので、恭サマに出会ってびっくりしましたし、今の『あぶない刑事』らしいものを作ったのが“柴田恭兵”という俳優さんなんです。僕はただ恭サマにくっついていくだけ(笑)柴田:いやいや。僕は、日本の役者さんの中でちゃんとダンディでいられる役者さんって本当にいないと思うんです。今回8年ぶりに舘さんにお会いして、また磨きがかかって素敵だなと思いました。舘:いやいやいや。――どんな魅力が増したと思いますか?舘:芝居に厚みが出てきたというか、恭サマの深みを感じます。柴田:舘さんはまず、セリフを覚えるようになった。2人:(笑)舘:覚えるようになったよね、たしかに。柴田:やりやすいとかやりにくいとかそんなことも全然超越していて、舘さんはそのままタカで、僕はそのままユージ。他の役者さんでは無理なんですよ。舘さんもきっとそう思ってくださってると思うんですけど、役作りもあんまりいらないし、すごく楽しいですし、お互いに刺激し合ってるから、どんどん上に行けるといいますか。舘:そう、すごく楽しいの。僕が何回かNGを出してしまったセリフなんかも、恭サマが「僕、言いましょうか?」と言ってくれるので、「あ、すみません、お願いします」と(笑)――今回、ヒロインの彩夏(土屋太鳳)が、タカとユージの関係性を「愛を超えてる」と表してましたけど、そのままお二人にも当てはまるんでしょうか?舘:そうですね、俳優としても唯一無二のバディだと思います。まあ、迷惑をかけているのはずっと僕ですけど(笑)柴田:僕も唯一無二だと思いますし、それ以上に舘さんは『あぶ刑事』のチームリーダー、キャプテンですから。舘さんが「集合」と言えばみんな集合するし、何かあった時にちゃんと盾になってくれるし、困った時に舘さんが前にいてくれる。だから安心して色んなことができます。――お二人とも「こういうふうに年を重ねていきたい」と目標にしている像はありますか?舘:目標は、あんまりないですね。なんかある?柴田:孫に好かれたいですよ。2人:(笑)柴田:舘さんは、女性がいれば何の問題もないですよね。舘:そんな言い方(笑)。僕は恭サマが“ダンディ”と言ってたらそういうイメージになっちゃっただけで、ふつうの親父ですよ。――舘さんから柴田さんを表すとしたらどういう言葉ですか?舘:それはやっぱり“セクシー”でしょう。走り方とか、セクシーだもんね。柴田:僕は舘さんを初めて見た時のことをよく覚えているんです。まだ一緒に仕事する前、夜にプールバーで食事していたら、舘さんが金髪の美女を連れてふらっと入ってきたんですよ。舘:(笑)柴田:その時「ああ、彼が舘ひろしなんだ」と。すっごい、ダンディ。初めてダンディって言葉を使いました。舘:そうかなあ?柴田:本当にかっこよかったです。○ロケ現場に女子高生が侵入…その言葉をドラマに転用――今作は前売り券から売れていると聞いてまして。特典の「タカ&ユージアクリルスタンド」も人気だそうですが……。舘:なに、それ!?柴田:あの、人形みたいな……。舘:おまけ?柴田:おまけですよね。――いつでもタカ&ユージを持ち歩ける、みたいな。新しいファンの楽しみ方でもあると思います。放送開始当初からファンの反響などは感じられていましたか?舘:キャーキャーワーワーはあったような、なかったような。僕らはライブをしないから、ファンの方と直接触れ合えるのが、初日の舞台挨拶くらいのもので。僕が1番驚いたのは、最初の映画(映画『あぶない刑事』/87年)をやった時に、東映が昔の東急映画会館の5階か6階にあったんですけど、階段のずっと下まで人が並んでいたこと。その頃、そんなに当たる映画がなかったんですよね。でもその列を見た時、他人事みたいに「わあ、すごいな」と思いました。柴田:なんとなく人気が出てきたのを感じたのは、横浜でロケをしていたらギャラリーがどんどん増えて来た時かな。サングラスをかけて、僕と全く同じ衣装を着たファンの方が2、3人現れたりして(笑)。舘さんが「あそこにも鷹山がいる。こっちにもユージがいる」と。舘:楽しかったよね。高校生の女の子が入っちゃいけないところまで来ちゃって、「ここ、入っちゃいけないよ」と注意したら、「あら、どういうことかな」とか言って。それで、そのセリフをそのまま恭サマがドラマの中で使った(笑)。そういう意味じゃライブ感があったな。柴田:『あぶない刑事』を始めた時に、僕は35歳だったんです。その時、僕は同世代に向かって「柴田恭兵が今、これをやってます。みんな応援してね」という気持ちでした。年上でも年下でもなく、同世代の35歳に向けて。僕はもう73になりますけど、今も同世代の人に「俺たちは、元気でやってるよ。みんなも元気でやろうね」と伝えたいなと思って、ずっとやってきたんだと思います。その年代年代の映画を何本もやりましたけど、僕はどこかで同い年の世代の人に向かって「今、こんなだよ。みんなも頑張ってね」と思っていますし、きっと舘さんの中にもあると思います。――そうやって作られたものが、新しい世代にも受けるんじゃないかとも思いました。舘:受ければラッキーだと思います。モテればいいな(笑)。下心も満載、みたいな。柴田:「まだまだ、元気でしょう」って(笑)。だから、70過ぎて走るのが遅くてもいいんですよ。アクションで負けても全然いいんです。だって、もうスーパーマンじゃないんだから。CGもワイヤーアクションも一切なしで、頑張って動きます。もちろん昔ほどキレもないし、走ったら遅いけど「70代で頑張ってます」ということです。それで、僕は舘さんにアドリブで「老けたな」と言ってくださいとお願いしたんです。舘:言いましたよね。柴田:銃撃戦の途中で。――今回の映画を見たら、また新作が観たいという方も出て来そうです。舘:それは、体力と相談して……。柴田:舘さんが「集合」と言ったら集合せざるを得ないですから(笑)舘:だって最後のシーン、2人でジャンプするのも「そんなに昔ほど跳べないよ」と監督に文句を言ったんですよ。脚本に書かれてないですし。書かれてないことばっかりやる(笑)柴田:最後2人がカチャカチャって走ってくる時に、舘さんと僕が空に向かって、今はもういない、この作品に関わってくださった方たちの名前を叫んでるんです。黒澤満さん(プロデューサー)とか、カメラマンの仙元(誠三)さんとか、この映画に関わった大勢の方が亡くなっているので、「見守ってくれてありがとうございました!」と。舘:恭サマはロマンティストなんですよ。僕はもうハァハァ言っちゃって、名前を呼んでる暇はない(笑)。満さん、ベーさん(故・長谷部安春監督)、カシラ(故・高瀬将嗣さん/殺陣師)、それから仙元さん。本当にその4人が僕らを許容してくれて、新しいものを作ったんだろうね。『あぶない刑事』って、新しいアクションをしていましたし、全部がなんとなく新しかったんです。高瀬がすごく考えて、真剣白刃取りとかやって。柴田:みんな僕らを信じてくれたというか。自由にやらせていただきました。――最初から手応えは感じられていたんですか?柴田:いや最初はどうなるかわからなかった。ただただ「かっこいいものをやりたい」「かっこいい衣装を着るぞ」と。だから見たことのないカースタントをやって、高瀬さんの新しいコミカルな立ち回りやハードボイルドな立ち回りがあって、衣装もどんどんグレードアップして、スタッフの皆さんが「面白い、もっとやろう」という流れがどんどん出来上がって。舘:僕は保守的でコンサバティブな刑事ドラマのつもりでやっていたのに、どんどん恭サマに引っ張られたんです。恭サマに「これやって」と言われて「わかりました」と(笑)。そのうちに「こう言うと面白いんだな」とアドリブとかを思いつくようになるんですが、僕が言うよりも恭サマに言ってもらった方が面白い。だから逆に「言って」とお願いするようになりました。例えば『さらば』(『さらば あぶない刑事』/16年)の時に、「敵の数と残ってる弾の数が合いませんけど!」というセリフを考えたんですが、僕が「敵の数と残ってる弾の数が合わねえじゃねえか」と言うより、恭サマが言った方が面白い。バンバン撃たれている緊迫感の中であのセリフが言えるのが、すごいですよ。――新たに『あぶない刑事』が気になっている人に向けてのメッセージもいただけたら。舘:今まで『あぶ刑事』に関わって来ていない若い監督と若いカメラマンが撮っていて、全体にスタッフがすごく若返ってるので、画もすごく今っぽいし、新しいと思います。柴田:シネコンに行って、観たい映画が満席で「あ、『あぶない刑事』やってる」となったら、ぜひ観てください(笑)。若い方は、まずタカとユージを見て、2人を基準にしてボーイフレンドを探してください。――かなり基準が上がってしまいますね。2人:(笑)舘:いま、刑事ものってバンバン銃を撃ったり走ったり、車が転んだりするような映画って少ないと思うので、そういう意味でも単純に楽しんでいただけるかなと思っています。■舘ひろし1950年3月31日生まれ、愛知県出身。76年に映画『暴力教室』で俳優デビュー。その後、ドラマ『西部警察』(79年〜)をきっかけに石原プロに入社。36歳の時に主演した『あぶない刑事』(86年〜)で大ブレイク。近年は映画『終わった人』(18年)で第42回モントリオール世界映画祭 最優秀男優賞を受賞し、『アルキメデスの大戦』(19年)、『ヤクザと家族 The Family』(21年)、『ゴールデンカムイ』(24年)などに出演する。■柴田恭兵1951年8月18日生まれ、静岡県出身。1975年に劇団「東京キッドブラザーズ」に入団、キャリアをスタートさせる。86年『あぶない刑事』で大ブレイク。演技派としてドラマ『はみだし刑事情熱系』(96〜04年)、『ハゲタカ』(07年)など数々のドラマシリーズに出演。他主な出演に映画『集団左遷』(94年)、『半落ち』(04年)、『北のカナリアたち』(12年)など。24年はドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります』に出演。
2024年05月29日俳優の舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)が、週末興行収入3.5億円を突破し、週末動員ランキング1位となったことが27日、明らかになった。5月24日に公開を迎えた同作。初日舞台挨拶を行った丸の内TOEIには初日をお祝いすべくファンが殺到し、沿道を埋め尽くしたファンからは登場したキャスト陣に大歓声が送られた。SNSでは早速作品を観たファンからは「タカ&ユージ帰ってきてくれてありがとう」「あぶ刑事を愛するすべての人たちの結晶みたいな作品」「あぶ刑事を見て来たファンが見たいものが詰まった、でも常に新しい、サイコー中のサイコーな映画でした」など絶賛の声が続々と届き、24日〜26日の3日間で、動員数25万人、興行収入3.5億円を突破。週末動員ランキング1位、前作『さらば あぶない刑事』の16.3億超えとなる20億も射程圏内の大ヒットスタートを切っている。【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』として今回スクリーンで復活する。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年05月27日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の公開初日舞台挨拶が24日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原廣利監督が登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』としてスクリーンで復活する。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』に出演した土屋太鳳同作に初参加となった土屋は「もし願いが叶うとしたら私はもう1回『あぶ刑事』の世界に入りたいです。1シーンでも歩くだけでも存在しているだけでもいいので、『あぶ刑事』の撮影現場で呼吸したいです。叶わないのであれば、1人でも多くの若い俳優さん方に『あぶ刑事』の現場を体験してほしいなと思います。一生の宝物になると思います。本当に素晴らしい現場でした」と熱い思いを明かす。さらに、舘&柴田への印象について聞かれると、土屋は「女の子ってお父さんのこと大好きで『パパと結婚したい』と言うじゃないですか? それで、途中で『あれ、違うな』と思う。そうなる前の大好きな頃のお父さんへの憧れがある気持ちでした。大好きな頃の父への憧れを思い出しました」と表すも、柴田は「……微妙」と苦笑。舘は「父親に『もういいや』という感じじゃなかったのかなあ? 結婚したい?」と疑問を提示すると、土屋は「『結婚したい』って、小さい頃は思ってる。私はすごい思ってたんですけど、途中で『ちょっと違うな』って。そうなる前の憧れ、理想的な父親像です」と畳みかけ、なぜか土屋の父親に流れ弾が当たったような状況に。「そう、よかったね。でも全くタイプが違うもんね」と受け止める舘に、土屋は「現場でも全然タイプが違われるんですけど、愛情はたくさんいただいて。撮影が終わったらすぐご飯に連れてっていただいたり。(柴田から)『太鳳はいろんな役をやりなさい』と言われた次の日に、舘さんに『仕事を選べ。そんなたくさんやるな』と言われて、どっちだろうと思いながら……」と別々のアドバイスをもらっていたエピソードを語った。
2024年05月24日映画『帰ってきた あぶない刑事』(公開中)の公開初日舞台挨拶が24日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、ベンガル、長谷部香苗、原廣利監督が登場した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』としてスクリーンで復活する。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』公開初日舞台挨拶に登場した舘ひろし、柴田恭兵今作のキャンペーンで約100時間を共にしていたという2人。柴田は「もう夫婦でしたね。時々僕が妻で、時々舘さんが妻で、100時間以上ずっといました」と関係を表す。舘は「こういうキャンペーンで、メディアの方いらっしゃいますけど、質問が大体同じなんですね。毎回毎回気持ちをフレッシュにして答えなきゃいけないんですけど、恭サマと2人だとそれが平気だったような気がします」と新鮮な気持ちで楽しめていたという。そんな2人の様子を見ていた浅野は「昔より我慢するようになったなと思いました。前はすぐ飽きちゃって2人で勝手なことしてたんですけど、今回は真面目にやってるから『ああ、真面目になったな』と思いました」と褒める。仲村は「恭兵さんが『夫婦のようだった』とおっしゃってましたけど、3年くらい前から僕は『舘ひろしさんと柴田恭兵さんの愛の結晶だ』というようになったんです。でも『あれ、もしかしたら年の離れた弟か妹が表れたりするんじゃないか?』って感じでした」と、独特の表現で仲の良さを語った。舞台挨拶が終わりキャスト陣が退場したが、鳴り止まない拍手に再度登場した2人。柴田は「先日、横浜でパレードをしました。その時に『おかえりなさい』『帰ってきてくれてありがとう』(という声)。もう、泣きそうになりました。お礼を言うのは僕たちの方です。皆さんがずっと応援してくれて、おかげで僕たちは帰ってくることができました。本当に感謝しています。始まってから40年近く応援してくれてありがとうございました」と感謝する。舘は「どうもありがとうございました。僕ら、この2人が会えたのは奇跡だと思っています。本当にありがとう」と2人で熱いハグを交わし、会場も大盛り上がりだった。
2024年05月24日舘ひろしと柴田恭兵の最強バディ、タカ&ユージが帰ってくる!8年ぶりのシリーズ新作、その名も『帰ってきた あぶない刑事』が5月24日(金)、全国公開される。2016年の『さらば あぶない刑事』でふたりは定年退職し、ニュージーランドに移住したはずだったが……諸事情あって帰国。ホームグラウンド・横浜に舞い戻ってきた。そして再開される懐かしい顔ぶれがそろっての痛快アクション劇。いつまでも色あせないエンターテイナーふたりが今回も、魅せてくれます──。『帰ってきた あぶない刑事』TVシリーズが始まったのがいまから38年前の昭和61年。映画は翌年に第1作が作られ大ヒット、以降7本が製作された。タイトルがしゃれていて、『またまた あぶない刑事』『もっとも──』『──リターンズ』『──フォーエヴァー』『まだまだ──』『さらば──』と、たいていのフレーズを使っているから驚かないが、さすがに『さらば──』とくれば終わりだと思っていた。それが……。横浜ハンマーヘッドの埠頭。夜景を見ながら、たたずむ鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵) 。「結局、ここに戻ってきたな」「8年か、あっという間だったな」という、ふたりの述懐で、もう何事もなかったかのように、時間が引き戻される。たしか、前作の最後では、ニュージーランドに移住して、探偵事務所を開業。ゴルフ三昧の日々を送っていたはず。ところが、現地の警官と問題を起こして探偵の免許を剥奪されたという。それでも懲りない“タカ&ユージ”は、横浜で「T&Y探偵事務所」を再開する。その記念すべき、開業第一号の客は、彩夏(土屋太鳳)という若い女性。依頼内容は子どもの頃に別れた母の捜索。きけば、タカもユージも、彼女の母親・夏子とは古い知り合い、それどころか、ふたりとも彩夏はひょっとして自分の娘では、と思い当たる節がある、そんな仲だった。同じ頃、横浜では、カジノ誘致を巡る暗黒街の抗争がおきており、その黒幕が、タカとユージと縁浅からぬ、元銀星会組長の息子・海堂巧(早乙女太一)。ふたりはこの事件にも巻き込まれていく……。本作が楽しいのは、まだまだタカがダンディで、ユージがセクシーなことと、ふたりの会話が相も変わらず軽くて、チョーシいいこと。着ている服の趣味も、シルエットも変わらない。探偵事務所は横浜・山下町にあるビルの広い一室を借りているのだが、ふたりの住居をかねていて、バーカウンターもあるおしゃれな作り。乗っている車も、飲んでるお酒もこだわったもの。そんな浮世離れした暮らしぶりの、どこをとっても、男の子のやんちゃな夢のような世界が続くことである。現役の刑事の頃は、これに加えて、カーチェイスもガンファイトも正義のためにやりたい放題だった。私立探偵だとそうはいかないわけだが、それでは映画にならない。そこで、登場するのが愛すべき後輩、横浜港署・捜査課長の町田透(仲村トオル)君だ。あれやこれやあっての大団円。「イッツショータイム!」とユージが叫んで展開されるタカのアクションシーンがなんといってもこの映画のハイライトだ。ハーレーダビッドソンにまたがり、ショットガンを振り回す。舘ひろしはこれでなくては! ことし74歳ですって。柴田恭兵だって負けてはいない。板についたガンさばき。さらに、殴る、蹴る、走る、しかもがっつり! 柴田は72歳。さすがに多少息がきれて、「年を取るってこういうこと」「これがホントのオイル(老いる)ショック」「古い!」。そんなやりとりも健在だ。舘ひろし、柴田恭兵、仲村トオルとくればあとひとり、前作でタカ&ユージの後を追ってニュージーランドに行った薫役の浅野温子。その後行方不明となっていたのだけれど、ドラマ中盤、驚きのシーンで場をさらう。シリーズからの出演では、元刑事のナカさん役でベンガル、トオル君の秘書・瞳ちゃん役の長谷部香苗も顔をそろえる。今回のゲストは、リウ・フェイロン役の岸谷五朗、ステラ・リー役で吉瀬美智子、神奈川県警の刑事部長役は杉本哲太、トオル君の部下の女性刑事で西野七瀬も。プロデューサーの近藤正岳、脚本の大川俊道、岡芳郎はTVシリーズの経験者たち。現場は、監督の原廣利以下、過去作未経験のスタッフをそろえた。原監督は、『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督と同じ、映像製作集団「BABEL LABEL」所属。この作品に続いて杉咲花主演の『朽ちないサクラ』が6月公開を控えているという、ことし注目の監督である。監督自身は「ドラマを再放送で見ていた世代」という。“ど真ん中世代ではない”から作れた、新時代の「あぶ刑事(デカ)」オマージュといってもいい作品。もちろん、ど真ん中世代も十分楽しめる内容といえる。スクリーンサイズは、これまでとは異なる横長のシネマスコープ。この映像が、なかなかいい。港町ヨコハマの雰囲気にぴったり。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】中川右介さん(作家、編集者)「……もう刑事ではないふたりが、どうやって、「あぶない刑事」になるのか。そんな疑問にも、一応の理屈があるのが、楽しい。ふたりは、「あぶない私立探偵」ではなく、「あぶない刑事」なのだ……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年05月13日映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)に出演する、土屋太鳳のメイキング写真およびコメントが10日に公開された。○■映画『帰ってきた あぶない刑事』でシリーズに初出演する土屋太鳳映画『あぶ刑事』シリーズ8年ぶりとなる最新作に新たな風を吹かせるのが、タカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)の“娘”かもしれない存在として登場するヒロイン、永峰彩夏だ。彩夏は、タカとユージが営む「T&Y探偵事務所」にとって記念すべき初の依頼者。しかし、その依頼は“母・夏子を探してほしい”という予想外の内容だった。実はタカとユージにとって夏子は旧知の仲であり、大切な女性。彩夏と母親探しを共にする中、恐れ知らずで大胆不敵な行動をとる彩夏の姿はどことなく自分たちと似ていて、「もしかしたら娘かも!?」と探り合うタカとユージだが、父親のような優しい笑顔で彩夏を見つめる2人の新たな一面が垣間見えるのも、本作の見どころの一つとなっている。彩夏を演じたのは、『あぶ刑事』シリーズ初参加となる土屋太鳳。オファー時の心境について、「いつかご一緒したいと思っていた『あぶ刑事』のお二人と共演できると聞いて“やります! 絶対やります!”って、すごく嬉しかったです」とレジェンド作品に参加する興奮を隠しきれなかった様子を明かしている。あえてテレビシリーズは見ずに撮影に挑んだそうで、「彩夏は現役のタカとユージを知らない若い世代なので、過去の『あぶ刑事』シリーズをおさらいするというよりも、80年代の女優さんらしさ、野生的でクールな感じを出せるように臨みました」と役作りについて回顧する。クランクインから約1週間後、3人が初めて顔をあわせるファーストカットの日には、舘と柴田の阿吽の呼吸になんとも絶妙なタイミングで入っていき、本当に娘かもしれないと思わせる、抜群のコメディ力を発揮していたという。土屋は舘と柴田の魅力について「スタッフさんをもファンにさせていくという、少年のようでもあり、色気もあって素敵だなと思います」と力説し、そんな2人の姿から刺激を受けていたという。「ずっと一緒にいたいって思うくらい毎日が楽しくて、一瞬一瞬が本当にかけがえのない時間でした。シリアスな中に面白さを入れていくのはすごく難しいことだと思うんですが、お二人がアイデアを出し合ってどんどん面白くしていく姿に、それが『あぶない刑事』ならではの魅力なんだろうなって感じました」と語る。さらに土屋は、本作の見どころの一つとして「アドリブ満載のアクションシーン」を挙げ、「銃撃戦の中にどんなコミカルな部分が入っていくのかは見どころです」と太鼓判を押している。公開されたメイキング写真では、タカ&ユージと“親子水入らず”の3ショットでピースする土屋の姿や、レクチャーを受けながらハーレーにまたがる姿も捉えられている。(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会
2024年05月10日「あぶない刑事、横浜に帰ってきました!本当に温かい出迎えをしていただき、言葉がありません。僕らが撮影を始めた時はベイブリッジもなかった。どんどん活気のある街になっている」5月3日、舘ひろし(74)が名相棒・柴田恭兵(72)とともに、横浜市内の『ザよこはまパレード(国際仮装行列)』にオープンカーで参加。その後、浅野温子(63)、仲村トオル(58)が加わり、24日に公開される最新映画『帰ってきたあぶない刑事』のレッドカーペットイベントが行われた。「86年に始まった『あぶ刑事』の舞台は横浜です。2人が演じる横浜港署の名コンビ・タカ&ユージは刑事引退後にニュージーランドに移住しましたが、最新作では、再び横浜に戻り探偵事務所を開くという設定になっています」(映画関係者)5日には映画『帰ってきたあぶない刑事』の公式Xで、舘が浅野を“お姫様抱っこ”しているショットが投稿された。「イベント終了後、ハイヒールで足が痛くなってしまった様子の浅野さんを、しばらく舘さんと柴田さんが支えながら歩いていたのですが、最後は舘さんが裸足の浅野さんを抱きかかえてリムジンまでエスコートしていったのです。SNSでは《全くブレない舘さんの足腰と体幹ヤベエ》《あの歳でお姫様抱っこ出来る舘ひろしさんかっけー》などと、舘さんの立ち振る舞いが絶賛されていました」(前出・映画関係者)スタートから38年、いまなお多くのファンに愛される『あぶない刑事』を演じ続ける舘だが、実は刑事役で参考にしている“原点”があるという。「舘さんは76年に映画『暴力教室』でデビューし、82年に出演した『西部警察』がきっかけで翌83年に石原プロモーションに所属しました。以来、大先輩である石原裕次郎さんや渡哲也さんの背中を見て活動してきました。ただ、『あぶない刑事』を演じるにあたって見本としたのは、事務所の先輩俳優の方々ではなく、ショーン・コネリーだったそうです」(前出・映画関係者)ショーン・コネリーは『007』シリーズで初代ジェームズ・ボンド役を務めた名優だ。実際、舘は1月4日に配信された『NHK首都圏ナビWebリポート』のインタビューで、こう語っていた。《『007』の『ロシアより愛を込めて』は僕のなかの“バイブル”だったりするんですね。あのショーン・コネリーの動きだとか、『ゲッタウェイ』のマックィーンの動きとかを、結構コピーしています。いまの『ドクター・ノオ』(※「007」シリーズの一本)ね。昔は『殺しの番号』っていったんですけど。それを中学校のとき、おやじに連れられて見に行って、すごくかっこいいと思ったんです。僕は、たぶん映画ってあれだなと思ったの》舘にとって『007』は“映画の原点”でもあったのだ。ショーン・コネリーさんは2020年に90歳で亡くなった。「ショーン・コネリーは76歳まで役者業を務めていました。現在74歳の舘さんは、2年後はもちろんのこと、“生涯現役”を掲げています」(前出・映画関係者)『あぶ刑事』ファンなら、80代のタカ&ユージも見たいはずだ。
2024年05月07日女優の吉瀬美智子が、3日に神奈川で行われた映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の完成披露舞台挨拶に舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、西野七瀬、原廣利監督とともに登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■吉瀬美智子、舘ひろし&柴田恭兵との初対面は「記憶がほぼない」今作で『あぶない刑事』初参加となった吉瀬は、「若いときに観ていたので、最初に会ったときに何をしゃべったらいいのかわからず……最初にお会いしたときの記憶がほぼほぼない(笑)」と振り返る。さらに「見てもお分かりの通り、イケメンでイケオジで……(劇中で舘さんに)バッグハグをされちゃうんですよ! 本当にキュってなるんです!」と興奮気味に話し、「私もタカさんに好きになってもらうために一生懸命香水をつけて、色気を振りまいてます(笑) お2人とも素敵で恋に落ちる」とアピール。舘も同シーンを振り返り「あの芝居に全てを懸けました」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。
2024年05月03日映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の完成披露舞台挨拶が2日に神奈川で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督が登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■柴田恭兵、新しく始めたいことは「舘さんと書道」今回の舞台挨拶では、舘と柴田は客席中央の扉から登場。黄色い歓声が上がるなか、握手をするなどファンサービスで会場を盛り上げていた。8年ぶりの復活となった『あぶない刑事』について聞かれると、舘は「8年間空いていたという気が全くしないです。つい3年くらい前に『さらば~』を撮っていたような感じがしています」と話す。復活のオファーの話を聞いたときについても「すごく嬉しくて! 『やりたい!』と思いました」と振り返った。MCから「『さらば~』で本当にさらばなのかと思っていた方も多いと思います」と話を振られると、「僕もそう思っていました(笑)」と茶目っ気たっぷりに返していた。続いて柴田が話し始めるもマイクトラブルが。すかさず舘がマイクフォローをし、さすがの名コンビぶりで会場に集まったファンからは歓声が上がっていた。また、「新しくスタートさせたいことは?」という質問が寄せられると、舘は「この歳で!? 全くないです! あとは静かに人生を終わらせたい!(笑)」と回答し、笑いを誘う。一方、柴田は「舘さんと一緒に書道を……」と話し、「何もないというから2人で書道教室に行って、一から人生を見つめ直して。(舘に向かって)頑張ろうね!」と仲睦まじい姿を見せた。
2024年05月03日映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)のレッドカーペットイベントが横浜・像の鼻防波堤で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登壇した。1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。○■舘ひろし&柴田恭兵ら『あぶ刑事』キャストが横浜に凱旋同作の舞台でもある横浜で行われた今回のイベント。舘・柴田らがリムジンに乗って登場すると、集まった観客からは大きな歓声が上がっていた。その後、舘・柴田、仲村・浅野がそれぞれ約200人のファンが待つレッドカーペットを闊歩。ファンとの交流を楽しんだ。舘が「『あぶない刑事』、横浜に帰ってきました!」と話すと、ファンから「おかえり~!」と声が上がる。これには舘も「本当に温かい出迎えをしていただき、言葉になりません」と感無量の様子で語った。柴田も「『あぶ刑事』の舞台が横浜でよかったと、今日しみじみ思いました。朝早くから暑いなかずっと待っていてくださって。おばあちゃん、お母さん、その子供、孫……みんなが応援してくれたことを本当に嬉しかったです。感謝しています。横浜、大好きです!」と愛を伝えていた。また、ドラマ撮影当時を振り返った舘は「僕らが横浜で撮影し始めたときは、ベイブリッジもありませんでしたし、(今は)打って変わって本当にどんどん活気のある街になってきましたね」と笑顔。柴田も「日本の役者の中で僕がいちばん横浜の街を走り回った役者だと思います(笑)」と愛着を口にし、「このベイエリアだけでなく、東神奈川、中華街、港の見える丘公園、本牧と色んなところを走り回りました。そのとき、街の人たちがとても撮影に協力してくれて、温かく見守ってくれていたのをよく覚えています」と感謝を語っていた。
2024年05月03日舘ひろしと柴田恭兵が主演を務める、映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)と劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(公開中)のスペシャルコラボ映像とビジュアルが1日、公開された。○■『あぶ刑事』×劇場版『コナン』コラボ映像&ビジュアル公開今回、劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』と『帰ってきた あぶない刑事』のコラボレーションが実現。コラボ映像では、「この春、探偵たちが大暴れ!」というナレーションとともに、劇場版『名探偵コナン』と『帰ってきた あぶない刑事』の映像が切り替わりながら映し出される。さらに、タカ(舘)&ユージ(柴田)のナレーションも加わり、ガンアクション、バイクアクションなど両作品に共通するド派手でインパクト抜群のシーンがたっぷりと詰め込まれた、疾走感あふれる仕上がりとなっている。また、映像のラストにはタカ&ユージによる「真実はいつもひとつ!」と江戸川コナン(声:高山みなみ)による「イッツショータイム!」の決め台詞による掛け合いも披露している。あわせて公開されたビジュアルでは、「あぶ刑事」のトレードマークといえるサングラスをかけたタカ&ユージとコナンの3人が、コナンでお馴染みの「真実はいつもひとつ!」のポーズを披露。奇跡のコラボレーションを果たしたスペシャルなビジュアルになっている。コメントは以下の通り。○■『名探偵コナン 100 万ドルの五稜星』江戸川コナン役・高山みなみタカさん、ユージさん、「真実はいつもひとつ」を決めてくださってありがとうございます。まさかのコラボに驚き、そして、ずっと観ていた“伝説の刑事さん”に呼びかけられ大喜びで収録しました。大人の魅力あふれるお2人と、若さ爆発のコナンチーム。日本に探偵旋風を巻き起こしたいですね! 劇場版、楽しみにしております。○■『帰ってきた あぶない刑事』鷹山敏樹役・舘ひろし&大下勇次役・柴田恭兵コナンくん、映画⼤ヒットおめでとう。サングラス姿がダンディー&セクシーに決まってるぜ。「イッツショータイム」もなかなかイケてるんじゃないの。ヨコハマで事件があったときは探偵の大先輩として相談に乗ってくれないかな? 代わりに、ドンパチが必要な時は助けに行くからさ。(C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会(C)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会【編集部MEMO】1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、映画『帰ってきたあぶない刑事』(5月24日公開)として7年の時を経てスクリーンで復活する。
2024年05月01日刑事ドラマの常識を軽やかにスタイリッシュに覆し、日本ドラマ史上のレジェンド的存在となった『あぶない刑事』が8年ぶりに復活。38年間演じ続けてきた舘ひろしさんと柴田恭兵さんのバディのカッコよさは“あぶ刑事”世代じゃない人も惚れるはず!――8年ぶりに新作の映画を撮る、と聞いたときは、率直にどう思われましたか?舘ひろし(以下、舘):僕は正直、前回(2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』)で終わったと思ってたんですが、また柴田恭兵という人と『あぶない刑事』ができるということだけで、もう断る理由はありませんでした。とにかく恭サマと、もう一回演やれる。それが本当に嬉しかったんですよ。柴田恭兵(以下、柴田):右に同じです(笑)。僕的には、舘さんが「全員集合」と言ったら、もう何はさておき馳せ参じますよ(笑)。舘:何をおっしゃる(笑)。柴田:いや、実は正直なことを言うと、最初は「映画?もういいでしょ…?」という部分はなきにしもあらずでしたが、「二人のどちらかの娘が登場する話を考えている」と聞いて、これはちょっとおもしろくなりそうだな、と。長い間やってきましたけれど、これまでタカとユージのプライベートが垣間見えるということは、ほぼなかったので。――久しぶりの『あぶ刑事(デカ)』の現場だったと思いますが、すぐに雰囲気は掴めましたか?舘:ええ。会った途端に空白の時間はまったくなかったような感じでした。柴田:そう。ブランクなんてなかったみたいに。舘さんがダンディーにそこに立っているだけで、みんなが「よし、やるぞ」という気になるんです。舘:恭サマと僕、オンコ(浅野温子/あつこ)、(仲村)トオルが揃えば怖いものなし。僕は本当に、この4人は最強だと思ってるから。柴田:安心感も大きいですからね。たぶんそういう雰囲気、映像にも溢れているんじゃないのかな。――おっしゃるとおりで、みなさんが楽しく撮影していらっしゃる感じが溢れていました。舘:そう、めちゃくちゃ楽しかったもん(笑)。――舘さんが演じる鷹山敏樹、柴田さんが演じる大下勇次。それぞれの魅力を教えてください。柴田:タカはとにかくダンディー。世界を代表するダンディー。びっくりするぐらいダンディー。舘:(笑)。あの、鷹山っていうのはこの作品にとってファンダメンタルな存在で、土台みたいなものだと思ってます。物語の基礎に鷹山という男がいて、その上にユージという建物が立つ。タカの上でユージが走ったり、キラキラ輝いている。僕は土台だからそんなに目立つ男じゃないんです。柴田:それで言ったら、ユージはセクシーで軽くてただのお調子者。舘:いやいやいや、そんなことはない(笑)。タカとユージも、舘ひろしと柴田恭兵も同じなんですが、それぞれが長方形の対角線上にいるような、遠い存在なんですよ。でも、そういう二人がバディを組むことでケミストリーが起こり、おもしろいものが出来上がる。それがタカとユージ、そして『あぶない刑事』の魅力なんじゃないのかな。――今回の監督・原廣利さんは現在30代半ばで、ご自身でも「再放送で見ていた世代」とおっしゃっていました。若い監督と一緒の現場はいかがでしたか?柴田:舘さんの初日にハーレーに乗るシーンがあって、それを見た瞬間にみんなが「わぁ、ダンディー鷹山だ!」って大興奮だったんです。そこでまず世界観が出来上がった。芝居に関しては僕たちが、「こんな感じでやりますよ、こんな芝居ですよ」というのをいろいろ提案し、それを監督はじめ若いスタッフがいろいろと拾って、“もっと素敵に、もっとダンディーに、もっとセクシーに!”と頑張って撮ってくれたんです。舘:原監督のお父さんは原隆仁監督といって、かつて『あぶ刑事』のテレビドラマの監督だった方なんです。原隆仁監督は、ハードボイルドな作品を撮るのが本当に上手かった。柴田:ハードボイルドのなんたるかがわかっていて、さらに作品がとてもおしゃれだった。舘:その息子さんである原廣利監督も、そのDNAを受け継いでいるんじゃないのかな。柴田:本当にそのとおり。その上で、このわがままな二人のやりたい放題を受け止めてくれて(笑)。――久しぶりの『あぶ刑事』ということで、現場に入る前に特別な準備などはされましたか?舘:まったくないです(笑)。柴田:女性を抱きしめるシーンの準備とかはしてると思いますよ?まあ準備なんてしなくても、お手の物ですけど。舘:それは確かに練習が必要ね。柴田:僕が現場で台本を読んでいると、舘さんが横に座ってる。「恭サマ、何考えてるの?」って聞くから、「このセリフのことを、ちょっとね」。で、僕が「舘さんは?」と尋ねると、「女のこと」って(笑)。舘:(苦笑)。いや、それは、恭サマがセリフも物語もすべて把握しているから、わからないことがあったら恭サマに聞けばいいわけで。すごいんですよ、恭サマは。僕はね、彼の横でふにゃふにゃしてるだけなんです。――本当に、タカとユージのようにいいコンビネーション…。柴田:僕と浅野さんとトオルで、舘さんのわがままを支えているんです(笑)。――ちなみにお話ししていただける範囲で、舘さんのわがままエピソードを教えてもらえますか?舘:「8時からデートだから、6時に撮影を終わらせてほしい」って言ってた日があったんですよ。でもどんどん押しちゃって、全然終わらない。で、我慢できなくなっちゃって、「デートがあるから帰ります」って、帰っちゃった。――柴田さんはなんと?柴田:「しょうがないなぁ」(笑)舘:優しいでしょ?恭サマ(笑)。――ご自身の俳優ヒストリーの中で、『あぶない刑事』はどんな意味を持つ作品ですか?舘:僕にとってはまず、「代表作が持てた」という意味で、この作品に出合えたことは本当に幸運だったと思います。俳優の名前を見て「この作品!」というものを持てることって、実はなかなかないんですよ。柴田:若いときは、この作品がヒットしたからこそ、「もっと違う自分を見せたい」とか「また別の素敵な作品に出合えるだろう」と思っていたんですが、時間が経ってから、『あぶない刑事』は自分が思っていたよりも大きな意味を持つ作品だったことに気がついたというか…。作品はもちろん、出演者、スタッフ、誰一人欠けても生まれなかった作品だと思うんですよ。いろんな意味で、僕にとって素敵な出合いだったと言える作品です。今作のエンディングでユージが振り返って何かを口走るんですが、実は、もう亡くなってしまったスタッフや共演者の名前と“ありがとう”と言ってまして…。毎回本当にいろんな人に支えてもらって、出来上がった作品なんですよね。――全編にわたってカッコいいタカとユージ、そして『あぶない刑事』の世界観を満喫できる2時間ですが、あえてお二人から、「特にここを観て!」というところを教えていただけますか?柴田:年を取った元刑事の二人の、無理して頑張っているカッコよさを観てほしいです。タカとユージってアニメのキャラクターみたいなものだと思っていて、年を取ってもキャラにブレはないんです。舘:そうそう。頑張ることこそが年を取った男のカッコよさですよ。最近わりとシリアスな映画が多いような気がするんですが、そんな時代に、こういう楽しくてちょっとバカバカしい映画もいいかな、と思います。柴田:そう。映画って楽しいんですよって言いたいよね。『帰ってきた あぶない刑事』定年退職後ニュージーランドで探偵業を営んでいた鷹山と大下が、8年ぶりに横浜に戻り、探偵事務所を開設。最初の依頼人は、タカ&ユージのどちらかの娘?!彼女の依頼は「母親の捜索」。二人は捜索に乗り出すが、殺人事件が多発、さらにはテロの危機が。母親は見つかるのか、そして街は救われるのか?!共演に浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳、早乙女太一、ベンガル、吉瀬美智子、岸谷五朗ほか。監督/原廣利脚本/大川俊道、岡芳郎5月24日より全国公開。©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会たち・ひろし(写真・左)1950年生まれ、愛知県出身。’76年に映画『暴力教室』で俳優デビュー。映画『終わった人』で第42回モントリオール世界映画祭最優秀男優賞を受賞。しばた・きょうへい(写真・右)1951年生まれ、静岡県出身。’75年に劇団「東京キッドブラザーズ」に入団し、キャリアをスタート。代表作にドラマ『ハゲタカ』、映画『半落ち』など。※『anan』2024年5月1日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・中村抽里(舘さん)古舘謙介(柴田さん)ヘア&メイク・岩淵賀世(舘さん)澤田久美子(柴田さん)(by anan編集部)
2024年04月29日