コンバース(CONVERSE)から、板谷由夏がディレクターを務めるブランド〈SINME〉とのコラボレーションスニーカーが登場。2022年11月18日(金)より順次発売される。板谷由夏によるブランドとのコラボモデルが登場コンバースから、板谷由夏が立ち上げたブランド〈SINME〉とのコラボレーションスニーカーが登場。ヴィンテージテイストを追求した「U.S. ORIGINATOR」スペックを搭載したオールスターをベースに、アッパーからトウキャップにかけて毛足の長いスエードを採用し、シューレースにはワックスコーティングを施すことで、趣ある雰囲気に。カラーは落ち着きあるモノカラーで仕上げた、ブラックの1色展開となっている。トークイベントもまた、発売を記念して、ホワイトアトリエ バイ コンバース 福岡店では2022年11月23日(水)に板谷由夏が登場するシューズ引き渡し会&トークイベントを開催する。詳細■ALL STAR US Z HI / SI発売日:2022年11月18日(金)取扱店舗:ホワイト アトリエ バイ コンバース、コンバース公式オンライン、SIMNEオンライン※コンバース トウキョウ店舗、ほか全国のSINME取り扱いセレクトショップでは11月25日(金)~カラー:ブラックSIZE:22.0~28.0、29.0、30.0cm価格:24,200円<トークイベント&シューズ引き渡し会>開催日時:2022年11月23日(水)14:00~(受付時間:13:00~)参加条件:ホワイト アトリエ バイ コンバース 公式オンライン内特設ページにて、事前抽選販売の当選者申込期間:11月9日(水)12:00~11月16日(水) 23:59当選案内:11月17日(木) 夕方ごろ場所:ホワイト アトリエ バイ コンバース 福岡店住所:福岡県福岡市中央区警固1-15-38 CAITAC SQUARE GARDEN WEST SIDE 1F【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217(月~金/9:00~18:00)
2022年11月05日港区・六本木にある泉屋博古館東京では、2022年11月3日(木・祝)より『特別展生誕150年記念板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯』展が開催される。板谷波山(いたやはざん・1872―1963)は日本を代表する近代陶芸の巨匠。明治5年、茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた波山は、明治22年に東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学し、岡倉天心や高村光雲に師事。卒業後は東京・田端で、陶芸家として数々の革新的な名作を数々生み出し、昭和28年には陶芸家初の文化勲章を受章した。波山といえば、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さず、端正で格調高い作品を数多く手掛けたことで知られるが、彼の転換点となったのは、石川県立工業学校窯業科教諭の職を辞し、現在の北区田端に移り住んだ時である。30代に入ったばかりの彼は、それまでの陶工の常識を破って個人で本格的な窯を持ち、素地作りや、釉薬や顔料の調合まで行った。こうして波山は、当時西欧で流行していたアール・ヌーヴォースタイルの研究を経て、試行錯誤の末に艶消しの葆光釉により薄絹を透かしたような淡い光を放つ「葆光彩」の技法を獲得。この波山独自の技法による代表作のひとつが、大正6年(1917年)、彼の芸術を愛した住友春翠によって購入された重要文化財《葆光彩磁珍果文花瓶》である。同展では、この作品を中心に、「陶聖」と称された板谷波山の選りすぐりの名作を展示。また試行錯誤の末に彼が破却した陶片や資料を通して、波山の様々な姿を紹介する。会期中は特別対談や講演会(要事前申込)、学芸員によるスライドトーク(予約不要、当日整理券配付)など各種イベントがあるので、参加希望の方は同館ポームページで確認を。《彩磁更紗花鳥文花瓶》1919(大正8)年頃 泉屋博古館東京蔵《彩磁菊花図額皿》1911(明治44)年 しもだて美術館蔵《葆光彩磁葵模様鉢》大正前期 個人蔵《彩磁草花文花瓶》大正後期 廣澤美術館蔵【開催概要】『特別展生誕150年記念板谷波山の陶芸 ― 近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯』会期:2022年11月3日(木・祝)〜12月18日(日)会場:泉屋博古館東京時間:11:00~18:00、金曜は19:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜料金:一般1,200円、大高800円公式サイト:
2022年10月31日坂本龍一のピアノ・ソロ・コンサートが、12月11日(日) に全世界に配信されることが決定した。2020年の12月12日のコロナ禍真っ只中に、東京のスタジオで無観客のピアノ・ソロ・コンサートを行った坂本。しかし、ライヴストリーミングされたコンサート映像はアーカイヴ化されることはなかったので、12月11日の配信では2年ぶりに演奏する姿を披露する。今回のコンサートでは、前もって1日に数曲ずつていねいに収録された演奏と十分な時間をかけて編集した映像が配信される。スタジオに選んだのは、坂本が「日本でいちばんいいスタジオ」と言う東京・渋谷のNHK放送センターの509スタジオ。そして、のちに別に編集する予定の「コンサート映画」のためにニューヨークから招集した映画制作チームが丹念に撮影をしている。坂本は今回の配信について「ライヴでコンサートをやりきる体力がない――。この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」と語っている。また、配信と同日に109シネマズのプレミアムサウンドシアター「SAION」にて、ライブビューイングが開催されることが決定した。時間は12時と18時からの全2回で、各回限定214席となる。なお、ライブビューイングチケットを購入した人には、配信コンサートを2,000円(税込)で購入することができるお得なクーポンが発行される。ライブビューイングチケットは、本日18時より発売される。<配信情報>『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』2022年12月11日(日) 12:00(日本時間)※初回配信配信プラットフォーム:MUSIC/SLASH【配信時間】1. 12月11日(日) 12:00(日本時間)2. 12月11日(日) 18:00(日本時間)3. 12月11日(日) 24:00(日本時間)4. 12月12日(月) 6:00(日本時間)※全4回、同内容。1枚の配信チケットで、1~4の各配信時間ご視聴いただけます(最大4回)。【チケット料金】日本国内:4,000円(税込)海外:30USD■チケット販売期間2022年10月25日(火) ~12月12日(月) 5:59【配信先】日本 / ドイツ / フランス / イタリア / スペイン / ポーランド / イギリス / 台湾 / 韓国 / 香港 / マカオ / シンガポール / タイ / インドネシア / マレーシア / フィリピン / オーストラリア / ニュージーランド / アメリカ / ブラジル / カナダ / 中国本土(現在中国の配信プラットフォームと最終調整中です。近日中にチケット販売のご案内をさせていただきます)特設サイト:【ライブビューイング】■開催日1. 12月11日(日) 12:00~(14:00頃終了予定)2. 12月11日(日) 18:00~(20:00頃終了予定)会場:109シネマズグランベリーパーク プレミアムサウンドシアター「SAION」■チケット料金通常席:4,500円(税込 / 全席指定)エグゼクティブシート:5,200円(税込 / 全席指定)※配信チケットは1回が上映時間と被る為、最大で3回分の配信をご視聴いただけます。※ライブビューイングは日本国内限定の企画です※会員登録・申込時には、SMS認証対応可能な日本国内の携帯電話が必要です。※クレジットカードは、日本国内発行のもののみご利用可能です。※ライブビューイングチケットは、お近くのセブンイレブン、ファミリーマートで事前に発券の上ご来場ください。■販売期間2022年10月25日(火) 18:00〜チケットはこちら:関連リンクcommmons WEB Twitter Instagram Facebook Pinterest
2022年10月25日「クランクインの日の直前が、事件で亡くなったホームレス女性のご命日で、幡ヶ谷のバス停に、花を供えて手を合わせました」そう語るのは、女優の板谷由夏さん(47)。コロナ禍の’20年11月、東京都渋谷区幡ヶ谷のバス停で寝泊まりするホームレスの女性が襲われて命を落とした事件を元にした、オリジナルストーリーの映画『夜明けまでバス停で』(10月8日公開)で、主演を務めている。「幡ヶ谷という場所は私にとって遠いところではなかったし、事件を知ったときは衝撃でした」非正規雇用、女性の貧困、コロナ禍など、今の時代の生きづらさが浮き彫りとなるテーマを突き詰めて、社会派の高橋伴明監督が映画化した作品だ。板谷さんが演じる三知子は、真面目で責任感の強いしっかり者だ。焼き鳥屋の住み込みアルバイトだった彼女は、コロナ禍で仕事と住まいを失い、バス停で寝泊まりせざるをえなくなる。板谷さんは役の理解を深めるため、事件の資料を読み、居酒屋でのバイトも経験し撮影に臨んだ。「映画は10日間で撮ったのですが、その間の記憶がほとんどない(苦笑)。ただ撮影中、ずっと孤独感が身にまとわりついているかのようでした。三知子は田舎の母とうまくいっておらず、頼れる人がいなかった。さらに、しっかり者だからこそ、バイト仲間や友人に『助けて』と言えないんです。春にホームレスになって以降、大きなキャリーケースを引いて街をさまよう生活が続きます。コインランドリーで夏服を着て洗濯する場面を撮ったのに、ラストシーンではコートを着たので、ホームレスになり春から冬にうつったと実感してゾッとしました。三知子が孤立してから長い時間がたってしまったことを体感したんです」人が孤立するきっかけは、いつ誰に起こるかもわからない。犠牲になったホームレス女性も、決して違う世界の話ではないのだ。■人に頼ることを“恥ずかしい”と思い込んでいる女性は多い「私たち昭和世代は、『弱音を吐くな』『人に迷惑をかけちゃいけない』と教育を受けてきたし、世の中にもそういった風潮がありましたよね。コロナ禍で人のつながりも希薄になり、『助けて』と、言うタイミングもわからないのではないかと思うんです」だからこそ板谷さんは「私は、自分の身近な人には手を伸ばし続けたい」という。そこには『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で11年間キャスターを務め、貧困、虐待、子育てなどをレポートした経験も大きい。「キャスターとしてシングルマザーやネグレクト(育児放棄)、虐待など、さまざまな女性の問題を取材したんですが、人に頼ることを“恥ずかしい”と思い込んでいる人が多いと感じました。しかしその結果、乳飲み子を抱えてたった一人で子育てに悩み、心が追い詰められて、虐待してしまった人もいる。『助けて』と言えないことに全部つながっている気がします」板谷さんも、かつては「自分のことは自分で解決しなきゃいけない」と思っていたが、母になったときに友人から手を差し伸べられて、考えが変化した。結婚したのは31歳のとき。現在、14歳の長男と10歳の次男の母だ。「1人目の子どもを産んですぐのことです。授乳中で、なかなか外に出られない時期に、私は独りぼっちだと感じました。こんなかわいい子がいるのにもかかわらず、社会とつながってないという孤立感を覚えていました。そのとき、育児経験のある友人が気にかけてくれたんですよね。差し入れを持ってきてくれたり電話をくれたりして、『まいってない?』とか『ちゃんとご飯食べないとだめよ』と声をかけてくれて、すごく救われたんです。初めての子育てで、心が沈んでしまいやすいといったことなども、もっと産婦人科で教えればいいのにとも思いました」■子どもの教育だけでも格差がない社会を仕事に復帰してからも、家庭との両立は《思っていた以上に大変》だったと語っている。《特に下の子が生まれた後の数年間はどうやって育てていたか記憶もないくらい無我夢中でした》(『週刊現代』’18年9月1日号より)《子供が赤ん坊の頃は、現場に搾乳機を持っていっていました。ワンシーン撮り終えると、胸がパーンと張るので、搾乳して冷凍庫に入れて》(『婦人公論』’16年10月号より)多忙を極める母親生活が始まって以降、板谷さんも出産した友達には連絡をするようになった。「時々LINEしたり、おいしい食べ物を送ったり……。ママ友に本当に助けてもらったので、私も、身近な人には踏み込んでいきたいです。また、自分ができる範囲で、身近な人のことを、優しい気持ちで見ていたいと思うんです。『助けて』と言われなくても、何かSOSの信号が出ていないかとか。うるさいと言われても、人様のことにも少しは首をつっこんでもいいかなって思ってます」そうした少しの関わりが、板谷さんのときのように、孤独を感じている誰かを救うかもしれない。映画は、現実の事件とは、違うラストを迎えることになるが……。「本当に苦しんでいる人は、映画館に来る余裕はないはずです。だから映画を見た人が、少しでも周りの人に気を配ってみてほしい。私たちは、理不尽なことに怒っていいし、助けを求めていい。そして、つらいときは遠慮せずに、自分の思いを誰かに打ち明けていいと思うんです。また、映画でもあったように、非正規雇用をはじめとした格差は大きいと思いますが、一人の母としてはせめて子どもたちの教育の格差だけでもなくなってほしいと心から思います」力のあるまなざしでそう語った。【PROFILE】板谷由夏’75年生まれ。福岡県出身。女優やモデルとして活躍(ヘアメイク:結城春香/スタイリスト:古田ひろひこ/衣装:SINME)配給:渋谷プロダクション制作会社:G・カンパニー(C)2022「夜が明けるまでバス停で」製作委員会10月8日(土)より新宿K’s Cinema、池袋シネマ・ロサ他全国順次公開
2022年09月17日日本を代表する染色家、柚木沙弥郎(ゆのき さみろう/1922-)。2022年9月17(土)より、『柚木沙弥郎の100年―創造の軌跡―』展が開催される。場所は、かつて柚木が教鞭をとり、学長もつとめた、女子美術大学相模原キャンパス内にある女子美アートミュージアム。100歳を迎えた現在もなお、日々制作に取り組む柚木の、創造の軌跡と教育者としての顔を紹介する展覧会だ。東京帝国大学(現・東京大学)入学後に学徒動員され、戦後は倉敷の大原美術館に就職した柚木。彼はこの時期に民藝運動の提唱者、柳宗悦の紹介で、染色家・芹沢銈介に師事し、染色の道を志した。同展ではまず、柚木の最も代表的な技法「型染」を紹介。なかでも1950年代中期、柚木が女子美工芸の学生とともに試行し考案した広幅布による「注染」や、「柚木レッド」と呼ばれる深い赤が魅力的な「型紙防染」など、柚木が得意とした技法に焦点を当てる。モダンなモチーフが大胆な構図のなかににじむ、柚木ならではの手仕事の世界が堪能できる。また、実際の教育現場で開催される展覧会らしく、柚木自身がその創設に尽力し、教師として愛情を注いだ、女子美術大学の工芸科での姿にも迫る。「生活の美」をモットーに、常に学生自身が考えることを促した彼自身の教育の精神を、「色とパターン」「技法」といったキーワードをもとに紹介する。そのほか、書籍の装丁やポスターなどのグラフィック作品や、女子美退職後に挑戦した空間表現の展示、また彼が日々作品を生み出したアトリエのイメージも再現。柚木沙弥郎の世界を多角的に知ることができる。《たすき文》1969年 岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵《三月》2001年岩立フォークテキスタイルミュージアム蔵書籍の装丁作家蔵《女子美術大学杉並校舎・工芸科染工房での柚木沙弥郎と学生型染の授業⦆1967年頃女子美術大学蔵【開催概要】『柚木沙弥郎の 100 年-創造の軌跡-』会期:2022年9月17日(土)~10月17日(月)※会期中無休会場:女子美アートミュージアム時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:500円公式サイト:
2022年09月09日板谷由夏主演映画『夜明けまでバス停で』の予告編が公開された。もしかしたら明日、誰しもが置かれるかもしれない、コロナ禍の中の社会的孤立を描く本作。公開された予告編では、突然、仕事と家を同時に失った主人公・三知子(板谷さん)が、ホームレス生活を送る様子が描かれ、ホームレス・バクダン(柄本明)と出会い、「爆弾作れますか?」と不穏な言葉を掛けるシーンや、焼き鳥屋の店長・千晴(大西礼芳)が、マネージャー(三浦貴大)からパワハラ・セクハラを受けている様子も確認することができる。また、キャスト陣からコメントも到着。ホームレスに転落してしまう三知子の働く居酒屋の店長役の大西さんは「多くを語る方ではありませんが、映画づくりにおいてとても大切なことを教えて下さり、その教えは現在に至るまで、私にとって最も重要な心構えとして多大なる影響を与えて下さいました」と恩師で本作の監督である高橋伴明について語る。ユーチューバー役の柄本佑は「1日参加。しかも衣装合わせ含めて撮影時間30分足らず。うん、短い時間ながら伴明監督の『よーいスタート!』には魔法の力があると改めて確信しました」と撮影をふり返っている。そして、居酒屋の同僚役のルビーモレノ、片岡礼子、土居志央梨は「この作品を通じて綺麗事じゃなく、生きるという事、生きる為に大切な事、人との繋がりを改めて考えさせてもらいました」(ルビーモレノ)、「この時期でなかったらその色になって居なかったような景色を見届けることができた思いです」(片岡さん)、「相変わらずスピーディーな現場が刺激的でした」(土居さん)とそれぞれ本作についてコメント。古参ホームレス役の下元史朗、根岸季衣、柄本明は、「板谷由夏さんと初共演でたのしく演じられました」(下元さん)、「やり切れない現実をリアルに、でもポジティブな光明が見える素敵な作品に登場出来て幸せです」(根岸さん)、「短い時間にもかかわらず撮影の流れは実にゆったり。いい時間でした」(柄本さん)と思いを述べた。ほかにも、三浦さんは「全体の出来上がりが楽しみ」と期待し、松浦祐也は「高橋伴明監督の最新作、ご期待ください!」と呼びかけ、筒井真理子は「もっと社会に対して声をあげて良いのかも、つまりは“もっと社会に期待しても良いのかも”と完成したこの映画を観てそう思いました」と鑑賞した感想を明かしている。『夜明けまでバス停で』は10月8日(土)より新宿K’s Cinema、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:夜明けまでバス停で 2022年10月8日より新宿 K’s cinema、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開(C)2022「夜が明けるまでバス停で」製作委員会
2022年09月02日東京・世田谷に居を構え、デザイナーとデザインコンサルタントとして活躍した宮城壮太郎(1951-2011)の回顧展『宮城壮太郎展――使えるもの、美しいもの』が、9月17日(土)から11月13日(日)まで世田谷美術館で開催される。宮城壮太郎の名を知らない人も、使い勝手のいい文房具や調理器具、照明器具など、宮城のデザインとは知らずに愛用している人は多いのではなかろうか。病により60歳の若さで亡くなった宮城の初の回顧展となる同展は、多くの来館者にとって、「これも宮城の作品だったのか」という発見に満ちた展覧会になりそうだ。高校在学中にデザイナーを志した宮城は、千葉大学工学部でプロダクトデザインを学んだ後、従来にない考え方の商業施設や製品を提案して注目を浴びていた浜野商品研究所に入社する。ここでプロダクト製品、インテリアやサインの仕事を手掛けた後、1988年に独立。宮城デザイン事務所を設立して、活動領域を広げていった。同展では、チェリーテラスのキッチン用品や、アッシュコンセプトの石鹸置き、プラスのファイルやホッチキスなど、馴染みのある美しくも機能的なプロダクトの数々が並ぶ一方、山洋電気のモーターやファンなど、「こんなところまでデザインしているのか」と驚くような工業用電気製品まで登場する。また、創業時から関わったという事務用品の通販会社アスクルのように、ロゴマークからオリジナル商品まで一貫してデザインを手がけたプロジェクトや、東急ホテルのサイン計画や二子玉川の再開発計画といった空間のプランニングなど、幅広い仕事ぶりが次々に紹介されていく。さらに、仕事を通じて親交のあった人々へのインタビュー映像も交えた同展は、亡くなって10年が過ぎた今も人々に愛され続けるデザインを残した宮城の多彩な仕事を検証する貴重な機会となるだろう。「デザインに何ができるか」を常に問い続けた宮城の仕事を振り返ることはまた、現代生活におけるデザインの可能性を探ることにもつながるに違いない。宮城壮太郎+高橋美礼 +d Tsun Tsun 2004年 [アッシュコンセプト]ダブルクリップ ストックバー2004年[アスクル]フラットかるヒット2006年 [プラス]宮城壮太郎+山洋電気株式会社サーボシステム事業部設計第一部 SANMOTION R 2006年 [山洋電気]宮城壮太郎ポートレート【開催概要】『宮城壮太郎展――使えるもの、美しいもの』会期:2022年9月17日(土)〜11月13日(日)会場:世田谷美術館 1階展示室時間: 10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)料金:一般1200円、65歳以上1000円、大高800円、中小500円美術館公式サイト:
2022年09月01日現在、LAを拠点に活動する與真司郎(AAA)さん。10代でデビューした当時、多忙を極めたことで、美容の大切さに気づいたそう。一生付き合っていく顔とカラダだから、ちゃんとケアしてあげたい。「20代前半までは、テレビでもわかるくらい肌が荒れて、人から見られたくないと思っちゃって…。それじゃあダメだと、母親に薦められた青汁を飲むインナービューティから始めて、スキンケアに目覚めました。今は、拭き取り化粧水かシミケアの美容液ブースター化粧水乳液クリームがルーティン。週1~2回は夜、化粧水と乳液の間にパックを挟みます。1ステップごとしっかり浸透させて、肌が乾いてから次のステップへ。20分くらいかかりますけど、好きな音楽を聴きながらやっているので、全然苦にならないんですよ」自分らしく生きたい。そう考える與さんにとって、美容やヘルス&メンタルケアは、より良い好きな自分でいるための一種の投資でもある。「うす~くシミが出てきてるんですけど(笑)、だからといって、日焼けしないように、好きなスポーツを諦めてまで、美白を目指したいわけではないんです。年齢を重ねればシミはできます。それは避けられないけど、楽しんでやれる対策はしたいんですよね。持って生まれたこの顔とカラダとは一生付き合っていくのだから、美容や健康に対してはお金も時間も惜しみません!」Shinjiro’s Beauty Rules1、美容はメンタルケアもセットで実践!「美容と健康は、メンタルの状態と深くつながっているというのが僕の考え。LAではだいぶ前から呼吸法が注目されていて、オランダ人のWim Hofという方のメソッドが特に有名です。ストレスや不安って誰にでもあると思うんですけど、呼吸に意識を向けるだけで、気持ちが落ち着きます」2、飲み物は常温、湯船に浸かりカラダを冷やさない。「最近、バスタブに浸かる時は、血流を良くしてくれて、デトックス効果があるといわれているエプソムソルトをケチらず(笑)、たっぷりと入れています。風呂釜を傷めない点もおすすめです。飲み物はコールドプレスジュース以外は、基本的に常温のものを。白湯も飲んでいます」3、野菜&サプリ&運動の3方向からしっかり腸活。「色の濃い野菜の中でもケールとビーツのパワーがすごくて、お通じが良くなりました。プロバイオティクスのサプリも毎日飲んでいます。運動は、ヨガ、ホットヨガ、パドルテニス…いろいろ楽しみながらやっています。筋トレも週4~5でやってますけど、これはメンタルと仕事のためですね(笑)」Shinjiro’s Favorite Items「10代の頃から、青汁でインナーケアをしています。ケールを中心に、21種類の野菜をミックスしたものをプロデュースしました」。Green Pressed Juice 3g×30包¥3,740「ヒト幹細胞培養液入り化粧水と、さらっとした使い心地のもの2種類を使っています。この化粧水は1年以上リピートしてて、使い始めてから調子がいいです」。StemBeauteLotion 180ml¥12,000(ステムボーテ TEL:0120・275・554)「肌が赤くなったり、にきびが出た時は、このパックで集中ケア。トロッとしていて好きですね」。ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 22ml×4枚¥1,320*編集部調べ(第一三共ヘルスケア TEL:0120・337・336)あたえ・しんじろう1988年11月26日生まれ、京都府出身。2005年、AAAメンバーとしてデビュー。’16年、『Reunited』でソロデビュー。ポジティブ思考をテーマに美容についても綴った『すべての生き方は正解で不正解』(講談社)が8月23日に発売される。パンツ¥22,000(FACTOTUM/Sian PR TEL:03・6662・5525)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・村井素良ヘア&メイク・佐藤真希取材、文・小泉咲子
2022年08月14日企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」が、横須賀美術館にて、2022年9月17日(土)から11月6日(日)まで開催される。猪熊弦一郎の仕事を展観猪熊弦一郎は、1902年に香川で生まれた、20世紀日本を代表する画家だ。戦前にはパリ、戦後は東京、ニューヨーク、ハワイと拠点を変えつつ活動するなかで、猪熊の画風は具象画から抽象画へと変化し、晩年には具象と抽象の枠を超えた作品を制作。また、戦後には三越の包装紙デザイン、慶応義塾大学学生ホールや上野駅中央コンコースの壁画を手がけるなど、社会との関わりも強めていった。香川に生まれた猪熊は、上京後、東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科で藤島武二に師事。1926年に《婦人像》で帝展に初入選を果たし、1934年まで主に帝展で活躍した。1936 年には、小磯良平、佐藤敬、中西利雄、脇田和らと新制作派協会(現・新制作協会)を結成し、同展を中心に作品を発表するようになる。1938年には渡仏し、最先端の芸術都市であったパリでアンリ・マティスやパブロ・ピカソと交流。しかし、第二次世界大戦が勃発すると帰国し、フィリピンやビルマに派遣されて作戦記録画を手がけている。戦後、1953年に父を看取ると、自身の画業の見直しと画家としての再出発を志してパリに向かうことを決意。しかし、その経由地点として滞在したニューヨークでソール・スタインバーグやマーク・ ロスコらとの交流が生まれ、同地に居を定めることになる。晩年は、冬に温暖なハワイで、それ以外の季節に日本で制作。ハワイの環境は作風にも変化をもたらし、コントラストの鮮やかな色彩が生まれたと猪熊自ら語っている。1988年には、長年連れ添った妻を亡くすも、その後始まる「顔シリーズ」によって新たな展開を示すことに。1993年にこの世を去るまで、精力的に活動を続けた。一方、猪熊はデザインの仕事にも携わり、その代表例が、三越の包装紙「華ひらく」だ。そのほか、テキスタイルデザインや本の装幀、雑誌の連載小説の挿絵なども数多く手がけた。当時、タブロー絵画よりも低く見られていた商業美術にも積極的に関わり、社会のなかで芸術家が果たすべき役割を自ら担おうとしたのだった。企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」は、猪熊の仕事の全貌に迫る展覧会。猪熊本人から寄贈を受けた約2万点の作品を所蔵する香川・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の協力のもと、滞仏最後の作品となる《マドモアゼルM》や晩年の《顔80》など、絵画の代表作を筆頭に、パブリックアートやデザインの仕事、身近な素材で作られたオブジェなどを展示する。展覧会概要企画展「生誕120年猪熊弦一郎展」会期:2022年9月17日(土)〜11月6日(日)会場:横須賀美術館住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1開館時間:10:00〜18:00休館日:10月3日(月)観覧料:一般 1,300円(1,040円)、高校生・大学生・65歳以上 1,100円(880円)、中学生以下 無料※無料観覧日:11月3日(木・祝)※( )内は20名以上の団体料金※高校生(市内在住または在学に限る)は無料※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料【問い合わせ先】横須賀美術館TEL:046-845-1211 (代表)
2022年07月31日板谷由夏主演、高橋伴明監督作『夜明けまでバス停で』より、60秒特報と場面写真が解禁された。またジャーナリストの田原総一朗からのコメントも到着した。北林三知子(板谷由夏)は昼間はアトリエで自作のアクセサリーを売りながら、夜は焼き鳥屋で住み込みのパートとして働いていたが、突然のコロナ禍により仕事と家を同時に失ってしまう。新しい仕事もなく、ファミレスや漫画喫茶も閉まっている。途方に暮れる三知子の目の前には、街灯が照らす暗闇の中、そこだけ少し明るくポツリと佇むバス停があった…。一方、三知子が働いていた焼き鳥屋の店長である寺島千晴(大西礼芳)は、コロナ禍で現実と従業員の板挟みになり、恋人でもあるマネージャー・大河原聡(三浦貴大)のパワハラ・セクハラにも頭を悩まされていた。誰にも弱みを見せられず、ホームレスに転落した三知子は、公園で古参のホームレス・バクダン(柄本明)と出会う…。2020年冬。幡ヶ谷のバス停で寝泊まりする、あるひとりのホームレスの女性が、突然襲われてしまう悲劇があった。非正規雇用や自身の就労年齢により、いつ自分に仕事がなくなるか分からない中、コロナ禍によって更に不安定な就労状況。そして自らが置かれている危機的状況にもかかわらず、人間の「自尊心」がゆえに生じてしまう、助けを求められない人々…。本作では、実際の殺人事件をモチーフに、誰しもが置かれるかもしれない「社会的孤立」を描いていく。『痛くない死に方』の名匠・高橋伴明監督の、「今、これを世の中に発信しなければ」という想いに、日本映画が誇るスタッフとキャストが集結。バス停で寝泊まりするホームレスに転落してしまう主人公・三知子役に『欲望』(2005)以来の映画主演となる板谷由夏、三知子の働く居酒屋の店長に大西礼芳、マネージャーに三浦貴大。石を振り上げる男・工藤武彦役に松浦祐也、居酒屋の同僚役にルビーモレノ、片岡礼子、土居志央梨。ユーチューバー役に柄本佑、三知子のアトリエのオーナーに筒井真理子、介護職員にあめくみちこ、古参のホームレスに下元史朗、根岸季衣、柄本明と、実力派俳優が勢ぞろいした。主題歌には、全世界配信のNetflixアニメ「BASTARD!!-暗黒の破壊神-」のエンディングテーマにも起用され話題のTielleの新曲「CRY」が決定。この度解禁された特報では「社会的孤立」に陥っていく三知子の過酷な状況が映し出されており、最後には男が女性に何かを振り下ろそうとする衝撃的なシーンが収められている。併せて解禁となった場面写真では、板谷さん演じる主人公が飲食店のゴミを漁って食べるシーンや、三浦さん演じるマネージャーが大西さん演じる店長にパワハラをするシーンなど、コロナ禍という極限の状態での人間模様が垣間見えるものとなっている。さらにジャーナリストの田原総一朗のコメントが届いた。<田原総一朗(ジャーナリスト)コメント>私は、ホームレスとは生きる意欲を失った人がなっていくものと思っていたが、 この主人公の場合は全くそうではなかった。不幸なコロナ禍もあったがしかし自分の「誇り」ゆえにホームレスとなったのだ。「自己責任」でなく「相互扶助」が大切だと改めて感じた。『夜明けまでバス停で』は10月8日(土)より新宿 K’s cinema、池袋シネマ・ロサほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月30日グラニフから、漫画家・藤田和日郎とのコラボレーションアイテムが登場。2022年7月26日(火)より、全国の店舗にて発売される。グラニフ×漫画家・藤田和日郎のコラボレーションアイテム1988年のデビュー以来、『うしおととら』や『からくりサーカス』をはじめとする多くの人気作品を世に送り出してきた、漫画家・藤田和日郎。今回のコラボレーションでは、同二作に加えて、『月光条例』や『双亡亭壊すべし』といった藤田の代表作を落とし込んだアイテムが展開される。『うしおととら』描き下ろしアートワークTシャツ中でも特に注目したいのは、1996年の『うしおととら』連載終了から時を経て、今回のコラボレーションのために描き下ろされたアートワークをプリントしたTシャツ。風合いが良く伸縮性のある天竺を使用したベーシック型のTシャツのフロントとバックに、「とら」と「うしお」のアートワークが大胆にプリントされている。『からくりサーカス』ギイ&オリンピアの名シーンTシャツ漫画『からくりサーカス』からは、最終決戦を前に描かれた「ギイ」とマリオネット「オリンピア」の名シーンをバックにプリントしたTシャツがラインナップ。ルーズシルエットに仕上げたTシャツの胸ポケットの中には、物語のキーアイテムである「生命の水(アクア・ウイタエ)」を作り出す「柔らかい石」の刺繍があしらわれている。「衾」の開襟シャツや「あるるかん」パーカーもこのほか、『うしおととら』の作中で主人公たちを襲った妖怪「衾(ふすま)」を総柄でプリントした開襟シャツ、『からくりサーカス』のマリオネット「あるるかん」をバックにプリントしたパーカー、『双亡亭壊すべし』第1巻の表紙をプリントしたTシャツなど、様々なアイテムが用意されている。商品情報グラニフ×藤田和日郎 コラボレーションアイテム発売日:2022年7月26日(火)取り扱い店舗: グラニフ国内店舗、グラニフ公式オンラインストア(C)藤田和日郎/小学館
2022年07月15日アイドルグループ・乃木坂46の山下美月が7日、都内で行われた「チョコラBBブランド70周年新TVCM発表会」に、板谷由夏、濱津隆之、細田佳央太とともに出席した。チョコラBBブランド70周年を記念し、ブランド初となる“家族”が登場する新テレビCMが4月7日より放送される。同CMには、母親役の板谷、娘役の山下、父親役の濱津、息子役の細田が出演。“チョコラ家”の4人がお互いをさりげなく気遣う、温かい家族愛が描かれている。発表会では、4人がCM衣装で登場。板谷は「撮影から1カ月くらいなんですけど、1カ月会ってない感じがしないですね。集合したらスッと家族になれる気がしました。久しぶりな感じがしないです」と再会した感想を述べ、山下も「久々の感じがしない。すごくアットホームな感じで、お母さんはもちろん、弟とお父さんが優しくて、1カ月ぶりに集まれてすごくうれしい気持ちです」と笑顔を見せた。また、実生活では2人の息子の母親である板谷が「娘ができたのがうれしいです。初めて会った気がしない。テレビで見ていても(山下のことを)つい見ちゃう」と明かすと、山下は「ありがとうございます」と喜んだ。そして山下は「最初は緊張していて、人見知りなので初日から家族として雰囲気が作れるのか不安があったんですけど、皆さんすごく優しくて温かい雰囲気で撮影を進められてすごくうれしかったです。一人暮らしなので、この時期、家族で集まるのが難しかったりするので、第二の家族ができたみたいな感じがしてすごく温かい気持ちになりました」と撮影を振り返った。
2022年04月07日3月27日に東京オペラシティ コンサートホールで開催される作曲家・湯山昭のトリビュートコンサート『湯山昭の音楽』に向け、坂本龍一、岩井俊二(映画監督)、沼尻竜典(指揮者)からレコメンド・コメントが到着した。湯山昭は「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」、「お菓子の世界(153重版を誇るピアノ曲集)」といった童謡から器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、「ゆうやけの歌(伝説の男声合唱曲)」「葡萄の歌」などの合唱曲などで知られる、日本のクラシック音楽史上、最も大衆に愛されたと言える作曲家。コンサートには湯山昭ファンを公言してはばからない新垣隆(ピアノ)、林正子(ソプラノ)、上野耕平(サクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)、福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)、THE LEGEND(男声オペラユニット)ら総勢7組の鬼才、俊才プレイヤーたちが結集。湯山昭が書いてきた作品群をトリビュートを込めて演奏する。コンサートの選曲・プロデュースは、“世界中でいちばん湯山昭の音楽を聴いている!”という娘の湯山玲子が担う。チケットは3月17日23時59分まで発売中。■坂本龍一 コメント湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。■岩井俊二(映画監督) コメント昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。■沼尻竜典(指揮者) コメント小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。<公演情報>爆クラpresents 湯山昭の音楽 What The World Needs Akira Yuyama3月27日(日) 東京・東京オペラシティ コンサートホール開場 14:15 / 開演 15:00出演:新垣隆(ピアノ) / 林正子(ソプラノ) / 上野耕平(アルトサクソフォーン) / 池上英樹(マリンバ) / 福田廉之介(ヴァイオリン) / ロー磨秀(ピアノ) / THE LEGEND(男声オペラユニット)ナビゲーター:湯山玲子【演奏予定曲 / 演奏者】ピアノ曲集『お菓子の世界』より「序曲・お菓子のベルトコンベアー」他 / 新垣隆歌曲集『子供のために』より「鳴子を弾いても」他歌曲集『カレンダー』より「七月/夏のレセプション」他 / 林正子「愛の主題による三章」「電話」 / THE LEGENDメンバー「マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント」 / 上野耕平、池上英樹「ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲」 / 福田廉之介、ロー磨秀男声合唱曲「ゆうやけの歌」(男声8声編曲版) / THE LEGEND※曲目、演奏者は変更になる可能性があります。【チケット情報】S席:8,800円(税込)A席:7,700円(税込)※全席指定※3歳未満のお子様は入場をお断りさせていただきます。チケット購入リンク:『湯山昭の音楽』ティザー映像『湯山昭の音楽』湯山玲子&新垣隆 コメント映像イベント公式サイト:
2022年02月24日現在「Netflix」にて配信中の新感覚婚活リアリティショー「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」より、ナビゲーターを務める藤井隆と板谷由夏が、カップルにインタビューをした本編映像が到着した。同番組は、姿や顔を見ることなく、“声”だけで心が通う結婚相手を見つけられるのか?米国で大ヒットした新たな婚活メソッドを提案する新感覚の婚活リアリティショー。今回10日間、別々の空間で過ごし、ポッドの中で声だけのお見合いを重ねた24人の男女。そこから、心が通った8組のカップルが誕生したが、波乱のバカンスを経て、6組が3週間の同棲へ進む。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。東京に戻り、同棲を迎えるカップルを温かく迎えた藤井さんと板谷さん。カップルに板谷さんは「喧嘩をちょっとしてみて」とアドバイスを送り、藤井さんは「言いたいこと言えている?」、「ご飯とか家事とかどうやっていくの?」、「(2人の関係は)一言で言うと相思相愛ですね」と切り込んでいき、参加者も思わず笑顔に。また、「唯一本音を話せる存在になりたい」とアヤノを見つめて話すシュンタロウの真剣さには、板谷さんが涙ぐんでしまう場面も。一方で「不安なことはない?」という質問に、「ハンガーあるんかな」と返答があると、思わず椅子から転げ落ちる藤井さん。軽快なトークで弾みをつけたカップルは、2人から鍵を受け取り、それぞれの愛の巣へ向かう。婚約カップルいらっしゃいそして、3週間の同棲生活をスタートさせるカップルたちは、リアルな日常を共有するために、得意料理を作ったり、行きつけのレストランや普段生活している家、職場を紹介したり。その中で、“自分とは違う”ことを実感してしまう。ワタルのギャップに未だに戸惑うミドリは、母親とワタルを会わせることに。母親にも後押しされたミドリは、改めてワタルの存在を見つめ直す。一方で、ミズキの将来像やビジネスを詳しく聞く中で新事実が発覚し、不安が生まれるプリア。モリとミナミも同棲生活を経て互いのコミュニケーションや愛情表現などについて連日話し合う。2人の考え方の違いが見えてくる中、話し合うことを求める人もいれば、話し合うことで詰められていると感じる人もいた。そんな中、話し合うことで見えた違いを埋められず、別れを決めるカップルも…。結婚式まで8日。試着を行う参加者たちは、結婚式をリアルに感じ、「このドレスを着ていまの相手と結婚をすること」を考える女性陣と、対照的にテンションが上がる男性陣の違いにも注目。そしてついに、結婚式当日。お互いに最後の誓いを立てることができるのか。気になるフィナーレはもうすぐ配信開始となる。Netflixシリーズ「ラブ・イズ・ブラインド JAPAN」は全世界独占配信中(全11話)。※第10-11話は2月22日(火)配信開始(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年02月21日IDÉE とのコラボなど現在も注目を集める99歳の染色家・アーティスト、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さん(1922~)。彼の展覧会『柚木沙弥郎life・LIFE』が、立川のPLAY! MUSEUMで開かれています。染色作品や絵本原画が並ぶ展示空間は、ワクワク感であふれています!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 234『柚木沙弥郎life・LIFE』では、創作活動70年超のアーティスト、柚木沙弥郎さんの作品約150点を展示。温かみのある布作品や、ほっこりする絵本原画、ユーモラスな人形など、彩り豊かな世界が広がっています。柚木さんは、作品制作だけでなく商業意匠も手がけています。最近ではインテリアショップ、IDÉEとのコラボが注目されましたが、ほかにも数多くのデザインを担当。日本各地でロゴやパッケージなどを制作しています。調べてみたところ、筆者の自宅近くにある民藝品店の看板や、よくお取り寄せする和菓子店の包装紙も柚木さん作と判明。きっと、みなさんの身近なところにも柚木さんデザインがあるはずです。本展では、誰もが親しみを感じられる柚木さんの作品群が一堂に集結。優しくて温かい「柚木ワールド」にたっぷりと浸れます。学徒動員、染色家転身、パリで成功…柚木さんは1922年、大正時代に東京・田端で誕生。父親は洋画家で、幼いころから絵を描くのが大好きだった少年は、東京帝国大学(現・東京大学)文学部美学美術史科に入学します。1943年、学徒動員で兵隊となり、終戦後は岡山の大原美術館に就職。そこで柳宗悦の民藝運動に出会い、美術館をやめて工芸・染色の道に進みます。1950年、女子美術大学の専任講師に就任。学生を指導するかたわら、染色家としてさまざまな作品を制作し個展も開きます。1987年には、同大学の学長に就任。1991年に退職した後は絵本原画も手がけ、染色、デザイン、造形など幅広いジャンルで活躍しています。また、柚木さんは国内だけでなく海外でも精力的に個展を開き、2014年にはフランス・パリのギメ東洋美術館で大規模な展覧会を開催し、大きな成功を収めます。99歳になる現在も、毎日絵を描くなど創作活動を続けています。ワクワクする作品がいっぱい!では、本展の見どころからいくつかピックアップしてご紹介。まずは、絵本の原画やスケッチなどを展示した「絵のみち」。柚木さんは72歳のとき、はじめての絵本を刊行。その後、ジャズピアニストの山下洋輔さんや、詩人の谷川俊太郎さんと一緒に本を出したり、宮沢賢治の絵本原画を担当したり、絵だけでなくお話も自ら手がけたりと数多くの本を出版しています。会場には、約80点の原画を展示。シカやネコなどの動物たちが楽しそうに飛び跳ねていたり、生き生きとした人物が描かれていたりして、見ているだけでワクワクします。学生時代に戦争を経験された柚木さんには「戦火に散った友人たちの分も、自分は何かしなくてはいけない」という想いが常にあるそうです。どの作品からも、柚木さんの“丁寧に生きる”というメッセージが伝わってくるようです。作家本人が感動…!「布の森」もうひとつの見どころは、約50点の染色作品が天井からつるされた「布の森」。柚木さんの作品は、初期のころは人物や動物などの模様が多く、近年では抽象画風のデザインに変化。会場には、幅広い年代の作品が集まっています。この空間に入ると、色とりどりの布に囲まれ、まさに森の中にいるような感じ。ダイナミックな展示に圧倒されます。床に敷かれている白い砂利も、作品をより美しく幻想的に引き立たせていて、展示室を歩いていると美術館にいることを忘れてしまいそうです。「布の森」の展示空間については、美術館が実施したインタビューで、作家本人が「涙が出るほど感動する」と述べています(※)。まさに圧巻の展示で、どの世代の人が見ても感激すること間違いなしです!キュートなオリジナルグッズも!最後に、ミュージアムショップにもお立ち寄りください。PLAY! MUSEUMのオリジナルグッズや、IDÉEのグッズも購入できます。特にタイルのデザインは、とってもキュート。全種類揃えたくなります。『柚木沙弥郎life・LIFE』は1月30日まで開催。Information会期:~1月30日(日)会場:PLAY! MUSEUM開館時間:平日:10:00-17:00(入場は16:30まで)休日:10:00-18:00(入場は17:30まで)観覧料:一般¥1,500、大学生¥1,000、高校生¥800、中・小学生¥500※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2022年01月10日俳優のオダギリジョーと村上虹郎が出演する、日本マクドナルド・スパイシーチキンマックナゲット 黒胡椒ガーリックの新CM「真夜中のふたり」編が、11日より放送される。新CMでは、「デコトラ」を愛する一匹狼のドライバー・ジョウ(オダギリ)と弟子の若者・ニジヒコ(村上)が街道沿いに停車し、ジョウが「この時間のシェイクやばいわ~」と話しかける。すると、ニジヒコは「甘くないっすね。好きなことで飯食うって」とつぶやき、それを遮るようにジョウがナゲットを「一個食う?」と差し出す。ジョウは「甘かったらつまんなくない?」と語り、2人はナゲットを頬張る。そしてジョウが「目、覚めた?」と聞くとニジヒコは「ガツンと!」と答え、デコトラは再び走り出す。撮影では、デコトラのドライバーを演じたオダギリがリーゼントヘアで登場すると、現場からは「似合いすぎる!」との声が漏れた。そしてオダギリはデコトラに興味津々の様子で、運転席に乗り込んで車内を隅々まで見渡し、飾られた革ジャンや厚めのカバーをかけたハンドル、超大型シフトノブの触り心地を楽しんでいた。村上は、撮影の合間にはオダギリと談笑したり、スタッフとも気さくに話すなど終始和やかムード。ナゲットを食べるシーンでは、ナゲットを受け取るタイミングや、セリフのニュアンスなど納得のいく演技ができるまで多くのテイクを重ねたが、監督からカットがかかった後も「おいしい~」と食べ続け、“ナゲット好き”ぶりを披露していた。
2022年01月05日音楽家の坂本龍一とアーティストの高谷史郎、山口情報芸術センター[YCAM]による展覧会『ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021』が、10月8日より山口情報芸術センター[YCAM]にて開催される。山口市をはじめとする山口県央連携都市圏域で開催する「山口ゆめ回廊博覧会」の一環として開催される同展。2013年にYCAMの開館10周年記念イベントの一環として開催した坂本龍一の展覧会『ART–ENVIRONMENT–LIFE』の展示作品3作品を一部改訂して再度展示で、いずれもアーティストの高谷史郎と共同で制作。自然と人間社会の境界で長い時間をかけて発展してきた「庭」という文化の形式に、多くのインスピレーションを受けて制作されたインスタレーション作品だ。水滴と波紋、樹々の生命活動の痕跡がもたらす揺らぎ、霧と移ろう映像、そしてそれらを包み込むサウンド。不定形で、刻々と変化する作品たちは、画一的な意味に収まることなく、鑑賞者を社会や日常生活の外にある、自然や環境のリズムや諧調へとシンクロさせていく。会場はYCAMだけに留まらずに、駅通りにオープンしたYCAMの分館に当たるサテライトA、そして雪舟庭で知られる常栄寺の3カ所。景観とともに、作品を鑑賞することで、大きな時間の流れをより深く感じることができるだろう。坂本龍一+高谷史郎《LIFE ―fluid, invisible, inaudible... 》撮影:丸尾隆一(YCAM)提供:山口情報芸術センター[YCAM]坂本龍一+YCAM InterLab 撮影:山中慎太郎(Qsyum!)提供:山口情報芸術センター[YCAM]【開催概要】坂本龍一+高谷史郎+YCAM『ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021』会期:2021年10月8日(金)〜2022年1月30日(日)時間:10:00〜18:00※常栄寺は16:30まで休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)料金:無料(常栄寺雪舟庭入場料は別途必要)会場1 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA会場2 山口情報芸術センター[YCAM]サテライトA会場3 常栄寺(山口県山口市宮野下2001)※会期中の土日祝日は各会場をつなぐシャトルバスを運行※ギャラリーツアーあり(定員制、要事前申込)※2021年10月23日(土)、 24日(日)はYCAMスタジオBにて小泉明郎『縛られたプロメテウス』を上演(要チケット購入)
2021年09月21日ジョニー・デップが写真家ユージン・スミス氏を演じる『MINAMATA―ミナマタ―』。この度、音楽を手掛けた坂本龍一から「決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とのコメントと、新場面写真が到着した。本作の音楽を手掛けたのは、これまでに『戦場のメリークリスマス』(83)や『ラストエンペラー』(87)など、映画史に残る名作の音楽を多数担当してきた坂本龍一。「本作の作曲家にと、私たち製作陣が夢見ていた人だ。元々私の理想の作曲家だが、特に本作においては完璧だ。彼は産業公害に強い関心を持っているし、音楽で世界を癒している」と語るアンドリュー・レヴィタス監督の熱烈なオファーのもと今回、坂本さんの参加が実現した。「この物語の人々と、すべての人間に秘められた美しさを音楽に反映したかった」という監督の想いを引き受け、演奏に使用する楽器の年代にまでこだわり完成させたという音楽は、映画に優しく寄り添い、物語を鮮やかに彩っている。「ミナマタに悲劇をもたらしたことと同じことが、その後も世界中で起きていると思います。その意味でミナマタは決して過去のことではないという気持ちで音楽を担当しました」とその想いを語る坂本さん。音楽にはさらに「LIFE」の副編集長ミリーを演じた世界的メゾプラノ歌手、キャサリン・ジェンキンスも参加。彼女の声と坂本さんの伴奏は公害で苦しむ地球に“声”を与えている。併せて解禁された新場面写真は、ジョニー扮する写真家のユージン・スミスと美波演じる妻のアイリーンが大量の煙を吐き出す工場を背景に、視線を交わすシーンや、2人が水俣病患者の元を訪れ、話を聞く姿、群衆の中で険しい表情を浮かべながらたたずむ真田広之演じるヤマザキ・ミツオ。「LIFE」紙に掲載されたユージンの写真を静かに見つめる國村隼演じるノジマ・ジュンイチの姿、そしてビル・ナイ演じる「LIFE」編集長に真剣な視線を向ける副編集長のキャサリン・ジェンキンスといった、物語の鍵となるシーンが次々に写し出されている。『MINAMATA―ミナマタ―』は9月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MINAMATA‐ミナマタ‐ 2021年9月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 MINAMATA FILM, LLC
2021年09月08日東京五輪の開催が目前に迫った7月下旬の夜。都内の繁華街にある焼肉店で熱心に肉を焼いているのは村上虹郎(24)。そして、向かいの席にはそんな村上の様子を楽しげに見つめる寛一郎(24)の姿が。店に居合わせた客は言う。「村上さんと寛一郎さんは2人だけで食事をしていました。2人ともお酒は飲んでいなかったようですが、かなり盛り上がった様子で、とても仲が良さそうでした」2人だけの世界を楽しむ村上と寛一郎。それもそのはず、2人には“共通点”が。父に村上淳(48)、母に歌手のUA(49)を持つ村上。いっぽうの寛一郎も父に佐藤浩市(60)、祖父は故・三國連太郎さん(享年90)を持つ俳優一族と、2人とも芸能界を代表する二世俳優なのだ。19年は木村拓哉(48)主演の『グランメゾン東京』(TBS系)に出演し、昨年も4本の映画に出演した寛一郎。村上も8月から開幕する宮藤官九郎(51)作・演出の舞台『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』に出演、秋放送の朝ドラ『カムカムエブリバディ』(NHK)にも出演予定など、“七光り”とは無縁の活躍を見せる2人。そんな彼らは“二世の苦しみ”も分かち合っているようだ。2人をよく知る映画関係者は言う。「2人とも家族愛は強いですが、いっぽうでデビュー当初は“二世”と呼ばれることにかなり抵抗があったといいます。寛一郎さんはかつてインタビューで『祖父や父の話を聞かれると“嫌”と感じる』と語っていました。それ故、2人とも“二世だから……”と言われないように、仕事には真摯に取り組み、俳優としての評価を着実に高めてきました。寛一郎さんと虹郎さんは17年の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の現場で親交を深めて以来、よくご飯に行っているそうですよ。似た境遇を持つ者同士ということもあって、一緒にいて気が楽なのでしょうね」強固な絆で結ばれた村上と寛一郎。しかし、今回の焼肉店での“二世の集い”にはある問題が……。実は2人が焼肉店で食事を始めたのは深夜0時過ぎ。東京に4度目となる緊急事態宣言が発令されている最中で、都内全域の飲食店には午後8時までの時短要請が出されており、ほとんどの店が泣く泣く自粛している。そんな状況下であるにも関わらず、“自粛無視”の飲み会を楽しむ2人が店を出たのは深夜3時前。さすがに帰宅するかと思いきや、2人で談笑しながら近くのコンビニへと向かう。そして飲み物などを買い込むと、同じマンションへと入っていった。自宅で二次会を行うのだろうか。この日の2人の行動について、それぞれの所属事務所に問い合わせたがコメントはなかった。“二世の集い”もマナーを守ってほどほどに!
2021年08月12日宮藤官九郎が作演出を務めるロックオペラシリーズ「大パルコ人」。のん、村上虹郎らフレッシュな面々を迎え、ついにその第4弾が今夏上演される。そこで宮藤に、本作にかける想い、現段階の構想などを訊いた。シリーズ全作の作演出はもちろん、作詞と演奏、出演も兼ねてきた宮藤。本作が自身にとってどういった存在なのかを問うと、意外な答えが返ってきた。「演劇という形態を借りて、公然とバンド活動が出来る場ですね。ただ台本を書くのは、実はどの作品よりも辛くて。4作目にしてその理由がやっとわかったんですけど、それぞれの出番を考えつつ、物語に必然性があるように、流れに沿って、まぁまぁ面白い歌詞を書かなきゃいけない。だからいつもの倍以上時間がかかっちゃって。でも最終的に、舞台上でバンド演奏が出来る。そのご褒美に向かって、ひたすら辛い作業を重ねていく感じです(笑)」舞台は、戦争によって人口が100分の1にまで減った2055年の渋谷。そして“超能力もの”、普遍的な“ボーイ・ミーツ・ガールもの”になると言う。「予知能力があるんだけど、その時にどうしても屁が出ちゃう男の子と、テレパシーが送れるんだけど、その時にすごく顔がブサイクになっておじさんの声になっちゃう女の子の話です。なんか今、世の中が不穏ですからね。明るい話にしたいなと思って。あと今回は、お話がうまく収束しなくてもいいかなと。なんか気持ちいいところ、みんなでワーっと盛り上がって、最後の曲が良ければ、それでいいんじゃないかなと思っているんです」のんとは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』以来となる念願の顔合わせ。「いつか一緒にやりたいとずっと思っていたんです。すごく特別な女優さん、その理由を言葉にするのは難しいですけど、強いて言うなら、テクニックでなんとなく成立させようとしないところが僕は好きです。みんなが出来るようなことを彼女には要求しないし、やらなくいいと思いますし、彼女の面白い部分だけで見せることが出来たらいいなと思います」最後に宮藤は、少し照れたように笑いつつこんなことを語った。「セリフにもあるので恥ずかしいんですけど、“生きてることはもう特別”っていうのが今回のテーマです。生きてるって、もうそれだけで素晴らしいじゃないかと。とにかくお客さんをいっぱい笑かしたいですし、最終的に生きててよかったってことを実感してくれたら嬉しいなと思います」公演は8月9日(月・祝)から8月31日(火)まで東京・PARCO劇場にて上演。その後、9月4日(土)~12日(日)に大阪・COOLJAPANPARKOSAKAWWホール、9月15日(水)~17日(金)に宮城・電力ホールと各地を巡る。大阪公演は7/22まで抽選先行のエントリー受付中。取材・文:野上瑠美子
2021年07月21日「実は“教授”こと坂本龍一さんが昨年末から音楽界で史上初の試みを始めていて、業界内で話題になっているんです」(音楽関係者)『ラストエンペラー』で’88年、日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞した坂本龍一(69)。絶えず時代の先端を走り続ける坂本だが、今年1月、公式HPで、昨年直腸がんが見つかり手術を受けたことを発表した。《大いに落胆しましたが、すばらしい先生方との出会いもあり、無事手術を終えて現在は治療に励んでいます。長距離の移動がともなう仕事は困難になりますが、治療を受けながら出来る範囲で仕事を続けていくつもりです》《これからは「がんと生きる」ことになります。もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸です》「坂本さんは’14年にも中咽頭がんを患い、寛解しています。今回の手術は都内で行われました。当面は治療を優先して仕事を調整していくとのことです」(前出・音楽関係者)そんな坂本が現在取り組んでいる音楽界史上初の試みとは――。坂本は昨年12月12日、生演奏とCGをリアルタイムで合成したピアノコンサートをオンラインで配信している。「全14作品の演奏曲は、’80年代から’20年までの教授のキャリアを網羅した、いわば“ベスト盤”というようなものでした。YMO時代の楽曲もありました。実はこのコンサートを含め、坂本さんの演奏を立体的にモーション・キャプチャして後世に残すプロジェクトが進んでいるのです。もともとは以前からオファーされていた計画なのですが、コロナ禍で何度か延期になっていて、ようやく昨年12月に3日間、坂本さんのデータ収集が行われたのです」(前出・音楽関係者)■フィギュア羽生も卒論で使った“モーション・キャプチャ”モーション・キャプチャとは、指先まで体中に数十本のセンサーをつけ、動きを3Dで記録して分析する技術のこと。手の指から足の動きまですべてをデータ化するため、全方位から撮影したという。「羽生結弦選手の大学の卒業論文が『フィギュアスケートにおけるモーション・キャプチャ技術の活用と将来展望』でした。彼は“今後のフィギュア界の公正な採点に生かしてほしい”と、自らを実験台に、その技術を使ったのです」(スポーツライター)実は坂本の今回の新プロジェクトの目玉は、モーション・キャプチャ技術だけではなかった。「VR(ヴァーチャル・リアリティ)からさらに一歩進んだMR(複合現実)技術を使っているというのです。MRは一言でいえば、現実世界の中に3DCGを実寸大で表示できる最先端の技術です」(前出・音楽関係者)『GQ』のサイト「教授動静第28回」(’20年12月2日付)で、坂本は今回のプロジェクトの意義について、こう語っている。《MRのコンテンツというのはまだほとんどないに等しいんだけど、(略)この技術のいいところは、いまモーション・キャプチャーでぼくの演奏を収録しておけば、ぼくが死んだ後でも現実のMIDIピアノを演奏させる、仮想的なコンサートが開けること。実際のコンサート会場のステージにMIDIピアノを置いて、ヴァーチャルなぼくがそれを弾くということができる。100年後でもみんながゴーグルの中で演奏するぼくが立体的に見える》■教授が70前にしてMRライブに挑戦した理由坂本の意図を、音楽制作情報ウェブサイト「DTMステーション」を運営する藤本健氏がわかりやすく解説してくれた。「MIDIピアノは、ホテルのラウンジなどにある、弾き手がいないのに鍵盤が勝手に動いているピアノのことです。これは外部から演奏させることができるだけでなく、弾いた演奏データを記録できるんです。つまり教授がそれを演奏すれば、後で弾いたとおりの演奏が生演奏として再現できるのです」坂本は’90年代からMIDIピアノをライブで使っているという。「今回は、そこにモーション・キャプチャを合わせ技で使ったということです。羽生選手が使ったように、スケートのジャンプも記録できますし、ピアノの演奏であれば、指の動きも記録できます。MIDIピアノと合体すれば、演奏だけでなく記録された指の動きや体の動きと合わせて映像で立体的に再現できます。MIDIピアノに3D映像を重ねれば、教授が実際にピアノを演奏しているような状態になります。コンサート会場で観客がゴーグルをしてステージを見れば、音はその会場での生演奏と同じで、教授がそこで演奏している本物のライブと同じように見えるのです。MRでは、本当のライブそのものを再現できるのです」(藤本氏)MRに取り組んでいるほかのミュージシャンはいるのだろうか。「教授以外には今のところ海外でも聞いたことがないです。後世に残す、後々の財産になると考えたのかもしれませんね」(藤本氏)坂本は以前から、自らの演奏データを後世に残したいと考えていたようだ。’86年、彼は82歳で来日した名ピアニスト、ホロヴィッツのコンサートに足を運んでいる。「世界的な名ピアニストとはいえ、相当ミスタッチがあったようで、“記録を残すなら元気なうちに”と強く思ったそうです。だから、昨年末に決行したのだと思います」(前出・音楽関係者)好奇心旺盛な坂本は闘病中ながら、常に前向きだという。「コロナ禍ですが、有観客ライブ以外の仕事のオファーは絶えません。体調と相談しながら、吟味しているといいます。坂本さんには世界中のファンだけでなく、愛する奥さまとお子さんたちがいらっしゃいます。まだ、完成までかなり時間はかかるようですが、今回の計画で“永遠の命”が実現するとしたらファンにとってもご家族にとってもうれしいことでしょう」(前出・音楽関係者)坂本の挑戦は70代も続く――。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月20日坂本龍一が音楽を担当した『約束の宇宙』のオリジナルサウンドトラックが4月14日(水)に配信リリースされることが決定した。映画『約束の宇宙』は、かつてない斬新な視点で女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描いたヒューマンドラマ。主演は、『007/カジノ・ロワイヤル』で注目を浴び、実写映画『ダンボ』で、子供から大人まで世界中の観客を魅了したエヴァ・グリーン。監督は、村の因習に苦しめられるトルコの5人姉妹の青春を描いた『裸足の季節』の脚本が絶賛されたアリス・ウィンクールが務めている。ウィンクール監督は、坂本龍一が音楽を担当することについて、「ドキュメンタリー作品『Ryuichi Sakamoto: CODA』の音楽が印象に強く残っていました。自然の音を捉えた繊細なトーンが本作のイメージと重なり、シナリオを送りました。……サカモトから引き受ける、という返事をもらった時は本当にうれしかった!」と振り返っている。宇宙へいくという長年の夢と、子供にとっては唯一無二な存在の母親であることの狭間で揺れ動きながら、ともに成長してゆくふたりの姿に寄り添ったやさしく美しい旋律が、母と娘の物語を包み込んでいる。同作に坂本龍一が寄せたコメントは以下の通り。ーーーアメリカのエージェントからこのような映画があるが、興味があるかと聞かれ、なかなか面白そうだと思った。監督が女性であること、主演も女性であり、内容は母と娘の話なので、主要な部分は全て女性だ。#metoo運動以降多く取り上げられるようになったとはいえ、まだまだ女性による映画は少ないので、サポートしたいと思った。エヴァ・グリーン演ずる女性宇宙飛行士についての映画だが、内容はSF的なものではなく、母親と小さな娘の関係が中心だ。働く母親と子の複雑な関係は世界的な問題で、悩みを抱えた母親は多いので多くの女性たちの共感を得られるだろう。そのような内容なので、音楽は僕のなかでは特に女性的な優しさを強調したもので、珍しく実際の人による合唱も使った。ーーーまた、サウンドトラックにも収録されている楽曲「Embarkment」を使用した特別映像も公開されている。映画『約束の宇宙』特報 │ 音楽:坂本龍一『約束の宇宙』4月16日(金)公開『約束の宇宙』(原題:Proxima)オリジナルサウンドトラック2021年4月14日(水)配信リリース配信リンク: ※4月14日0時以降有効・ Launch・ Stella・ Exhibition Room・ Travel・ Gravitation Test・ VR・ Rescue in the Water・ Training・ Reunion・ Looking for Stella・ Iceskating・ Unconscious・ Escape・ Rocket・ Embarkment
2021年04月12日坂本龍一の2020年に発表した楽曲をアナログレコードにまとめたコンプリートアートボックス『2020S』が本日3月30日に発売日を迎え、坂本と今作でアートディレクターを務める緒方慎一郎との対談記事が特設サイトで公開された。対談の中では、約1年の制作期間を振り返ると共に、忘れられない1年になった2020年という年について語られている。新型コロナウイルスのパンデミックにより人々の活動が制限されたことに関して、坂本は「ぼくたちはそんな小さいやつらに、こんなにも影響されてしまう。でもそれが自然なのです。そのことを忘れて、近代以降は制御的なやり方を取っては自然と敵対してきてしまった。コロナは“そのままではいられない“という疑問をつきつけてくれているのだと思います」と話した。『2020S』には、2020年に発表した楽曲と限定曲「fragments, time」が収録されたアナログレコード、「fragments, time」の制作のため陶芸家の岡晋吾が製作した陶器の皿に坂本が絵付けをして割った破片である「陶片のオブジェ」、生物学者・福岡伸一との対話や、坂本の2020年の日記と行動記録を元に構成された日誌がまとめられたブックレットが、坂本が代表を務めるmore treesの森がある宮崎県諸塚村産の木材を使った木箱に収まっている。本作品を手に取る購入者に向けて、ふたりは「ただ楽しんでほしい」とコメント。「音楽も同じで、誰かに聞いてもらわないと完成しないと思っています。一人ひとり受け取り方が違うにきまっていて、聴いた人の数だけ違うものが生まれる。どう受け取るかは手に取ってくれた人にお任せします。ぼくたちも楽しんで作ったので、そういうエネルギーが伝われば嬉しいですね」と話を結んだ。対談の全文は下記特設サイトにて掲載中。なお、『2020S』は限定300点での販売となっているので早めの購入を検討してほしい。■BEHIND THE SCENE VOL.7 坂本龍一×緒方慎一郎 対談【リリース情報】Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020『2020S』発売日:2021年3月30日(火)
2021年03月30日2009年、トヨタ自動車のCMで『こども店長』として出演し、子役として人気を博した俳優の加藤清史郎さん。当時の加藤さんの人気はすさまじく、『こども店長』はその年の『新語・流行語大賞』のトップ10にノミネートされたほどです。あれから約12年…加藤さんも、2021年で19歳になり、月日の流れの早さに驚かされるばかり。しかし、もっと驚かされるのは、19歳になった加藤さんのイケメンぶりでしょう!加藤清史郎、テレビドラマ『ドラゴン桜』に出演決定2005年に放送され、大ヒットを記録したテレビドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の15年後を描いた続編が、2021年4月からスタートします。続々と出演者が発表される中、3月15日には、加藤さんの出演がSNS上で動画と写真とともに告知されました。 この投稿をInstagramで見る 【公式】日曜劇場『ドラゴン桜』@TBS(@dragonzakuratbs)がシェアした投稿 日曜劇場『 #ドラゴン桜 』"東大専科"生徒 SP動画公開‼️5人目 ✨天野晃一郎 ( #加藤清史郎 ) ✨ #ドラゴン桜予想 #最速映像 ✨ pic.twitter.com/ln9yhdCrte — 【公式】日曜劇場『ドラゴン桜』@TBS (@dragonzakuraTBS) March 15, 2021 『こども店長』時代の、あどけないしゃべり方はどこへやら…意志の強いまなざしをカメラに向ける加藤さんの成長ぶりに、多くの人が驚きの声をあげました。・本当に、あの『こども店長』なの!?・塩顔イケメンに成長した加藤清史郎、最高にかっこいい。・あの『こども店長』が19歳か…時の流れははやいな。加藤さんは『ドラゴン桜2』で、優秀な弟と比較され続けたがために劣等感を抱く、天野晃一郎役として出演します。人気テレビドラマの続編というだけでなく、成長した加藤さんの演技にも注目です![文・構成/grape編集部]
2021年03月15日アートやデザインが盛り上がる南青山の秋、INTERSECT BY LEXUS - TOKYO(以下INTERSECT)は、2020年10月23日より、アーティスト・Ryu Itadani(板谷龍一郎)氏が手掛ける『A Room in The Room』展を開催いたします。『A Room in The Room』は、Ryu Itadani氏が毎日会場に足を運び、1日ずつ立体物に絵を描いていくことで徐々に空間が完成していく作品です。部屋の中にはいくつかの真っ白な箱がおかれ、その立体物をキャンバスに描画していきます。3Dの立体物への描画と制作の様子をライブ公開することはRyu Itadani氏初の試みです。Ryu Itadani氏の特徴であるフリーハンドで描くラインが生み出される瞬間や絵の具を落とす息づかいを間近でご覧いただくことができるのはライブだからこそ。また、制作期間にINTERSECTを訪れたお客様はRyu Itandani氏と交流することができ、そこで生まれた会話や出来事がアーティストのインスピレーションに影響をあたえ、完成の形を変えていきます。交流も楽しみながらあえてノープランで挑みたいというRyu Itadani氏の『A Room in The Room』。どのような作品が完成するかご期待ください。完成は11月3日を予定しており、完成した後もドローイングを施した空間でのカフェ利用をお楽しみいただけます。イベント/展示作品概要今回、Ryu Itadani氏が描き出す空間には、クルマのガジェットや女性のコートや子供の遊び道具、有名インテリアをモチーフにしたスタンドランプやウォールポケットなど、主人の像が垣間見える細かな表現がほどこされています。訪れた人が部屋の主のライフスタイルを想像し、それぞれの想像の中で定義づけられていく部屋という意味で「A Room in The Room」と名付けられました。モノづくりに通じる手の技を感じるタッチで、何気ない日常に心地よさ・やさしさを見出すRyu Itadani氏ならではの作品にご期待ください。名称: A Room in the Room会期: 2020 年10月23日(金)~11月16日(月)※作品完成は11月3日(火)会場: INTERSECT BY LEXUS ‒ TOKYO 1F GARAGEURL : Itadani/板谷龍一郎1974年 大阪生まれ。大阪からトロント、東京、ロンドンでの生活を経て、現在は風景とモノを主題に制作。立体物の落とす陰影から対象をとらえるのではなく、フリーハンドのラインで輪郭を切り取り、再構成しながら作品を描きだす。モチーフは自分の住む、あるいは訪れた街。通りすがりに目にする植物や食卓の花、愛用する文房具や生活用品など。国内外での個展やグループ展、アートフェアにて作品を発表しながら、新聞、雑誌、広告などのコミッションワークも多く手掛ける。・オフィシャルサイト: 【Ryu Itadani氏 コメント】この「部屋」には、主の姿はありません。そこにはたくさんのモノがあります。古いモノ新しいモノ、東のモノ西のモノ、高いモノ安いモノ、呼吸するモノしないモノ。異なる要素が賑やかに交差するこの部屋の多くのモノから、主の姿を浮かび上がらせることができたらと思っています。Ryu ItandaniとLEXUSLEXUSはモノづくりに通じる手の技を感じるタッチと、何気ない日常に心地よさ・やさしさを見出す視点を特徴に、日本発のアーティストとして世界を舞台に活躍するRyu Itandani氏の姿勢に共鳴しこれまで様々なコラボレーションを実施してきました。INTERSECT BY LEXUS‐TOKYOで発行しているBRANDBOOKやアートワーク「LEXUS CITY」など、節目ごとに活動を共にしています。INTERSECT BY LEXUS – TOKYO「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」は、“都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる”というテーマのもと、LEXUSが考えるライフスタイルを体験できるグローバル規模のブランド活動発信拠点。幅広い分野で、LEXUSが考えるライフスタイルを発信しています。・場所 :東京都港区南青山4-21-26・営業時間:1F CAFÉ SHOP & GARAGE:9:00-23:002F BISTRO LOUNGE:11:00-23:00(不定休)・オフィシャルサイト:www.intersect-by-lexus.com/tokyo企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月25日坂本龍一が12月12日(土)にオンラインコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」を、Rhizomatiksのライブ演出のもと、配信サービス「MUSIC/SLASH」で開催することを発表した。坂本は、日本で緊急事態宣言が発令される前の4月2日、新型コロナウイルス感染拡大により外出自粛の傾向が強まる事態の中「音楽で少しでも緊張から解放されたら……」との思いから、いち早くライブ配信を行った。そんな坂本が「2020年」という誰もが忘れることのできなくなったこの年の締めくくりに、通常のソロピアノ公演とは違い、都内スタジオからのピアノコンサートを生配信で届ける。年末に開催される日本でのライブは2013年以来、7年ぶり。ライブの演出はアナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アートやエンタテインメントの領域で活動するアーティスト・真鍋大度が率いるRhizomatiks。撮影監督はニューヨークを拠点として活躍する新進気鋭のアーティスト・Zakkubalanが担当する。また、この配信は世界8つの国と地域に同時配信される。配信プラットフォームとして選ばれたのは、サービスのこけら落としとして山下達郎が「キャリア45年で初」というライブ映像の配信を行った、業界史上最高レベルの音質を実現する動画配信サービス「MUSIC/SLASH」。本配信はMUSIC/SLASHによる世界独占配信となる(一部地域を除く)。また、本配信のために更なる高音質を追求した最大96kHz/24bitのハイレゾ音質でストリーミングできる「MUSIC/SLASH Premium(iOS、Androidアプリケーション)」が日本国内向けにローンチされる予定だ。<坂本龍一:コメント>少し前から考えられない高音質でストリーム配信できるようになったそう。その新しいテクノロジーを使った、僕の初めてのソロライブです。どこまで繊細な音が皆さんの耳に届くのか、今からワクワクしています。「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」12月12日(土)19:30(JST)開始予定配信先:日本、アメリカ、台湾、タイ、韓国、シンガポール、カナダ、オーストラリアチケット販売期間:10月23日(金)0:00~12月7日(月)23:59(JST)チケット価格:MUSIC/SLASH5,000円(税別)※世界配信(一部地域を除く)MUSIC/SLASH Premium9,500円(税別)※日本国内向けのみ配信会社:MUSIC/SLASHチケット販売:イープラス特設サイト: HP: Twitter: Instagram: Facebook: Pinterest:
2020年10月23日ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)のデザイナー坂部三樹郎監修のフットウェアブランド・グラウンズ(grounds)とティー エイチ(th)のコラボレーションによるスニーカーが登場。2020年9月21日(月)から27日(日)までの期間、原宿・ギャラリー202(GALLERY202)で開催する期間限定ストアにて予約を受け付ける。7月には最上もがとコラボレーションを実施し話題になったグラウンズ。今回は、タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)のデザイナー・堀内太郎が手掛けるブランド、ティー エイチとタッグを組む。なお、グラウンズのシューズにおいて、素材にレザーを採用するのは今回が初。カラーはオールブラックにすることでシックなムードに仕上げた。また、本コラボレーションシューズの予約を受け付ける期間限定ストアでは、グラウンズの新作シューズの予約も可能。サンプルセールも同時に開催予定なので、気になる人は是非会場に足を運んでみて。【詳細】グラウンズ×ティー エイチ コラボレーションスニーカー価格:39,000円+税<期間限定ストア>期間:2020年9月21日(月)~27日(日)時間:11:00~20:00(初日のみ16:00オープン)会場:ギャラリー202住所:東京都渋谷区神宮前5-17-24 キャットストリートビルディング2階■グラウンズ新作シューズ価格例:35,000円+税~37,000円+税
2020年09月20日豊原功補と小泉今日子が映画初プロデュースを務めていることでも話題の映画『ソワレ』が8月28日に公開された。偶然出会い、ある事件をきっかけに始まった、青年と若い女性の逃避行を綴る本作の主演は村上虹郎(芋生悠とのW主演)。2014年の映画『2つ目の窓』での主演デビュー以降、他にない存在感で走り続ける村上が、本作でも観客の目をくぎ付けにする。役者になる夢を持ちながらも鳴かず飛ばずの毎日を送っていた翔太を演じた村上が、かつては身を任せていた感情的なシーンも、“新しいステージ”に入った今は、「自覚的でなければならない」とコントロールのもとで演技していること、最初はそれほど興味を持っていなかった役者業への思いの変化などを語った。○■無自覚な人物を自覚的に演じる『ソワレ』はとても重厚感のある映画です。決して明るい作品ではないけれど、ただ暗いわけではなく、光はある。こういう世界があるんだと気づかせてくれます。僕が演じた翔太はとても愚直で、いろいろなことに対して無自覚。そこを、演じる側としては自覚的にやらないといけないと思いました。今回、そこを特に意識しましたが、この“自覚的に”というスタンスは、どの役を演じているときもそうでないといけないと思っています。芝居をしていて「あの時の記憶がない」みたいな、いわゆるゾーンに入るといったこともないことはないし、それはそれでかっこいいけれど、でも僕は、それってダメでもあると思うんです。計算してその上にいかないといけないのに、飛んじゃっているのだと。○■“やってやったぜ感”から新しいステージへ翔太の感情が爆発するシーンも、コントロールしています。当然難しいです。役に生きることに集中して飛び込むことのほうが楽だし、タガを外せば“やった気”にはなるんです。「おれ、イケたっしょ」みたいな(笑)。でもそれが結果的にいい芝居になっているかは別なんです。もしかしたら自分の中でも、“やってやったぜ感”ではなく、自覚的であることの、新しいステージに入っているのかもしれない。それは舞台の経験も大きいのかなと思います。僕らの仕事は数値化できない。タガが外れていようがいまいが、限界突破していようが冷静だろうが、数字として分析できるわけではない。自分がOKだと思っていなくても監督がOKを出すこともあるし、でもそれをお客さんが違うと思うこともある。だからこそ、自覚的に、コントロールする必要があると思います。○■現場に飛び込んで、映画という文化に惹かれた翔太は売れない俳優で、世に出たいと思っています。一方、僕は河瀨直美監督の映画『2つ目の窓』で主演デビューしましたが、俳優という仕事を目指していたわけでも、すごく好きだったわけでもありませんでした。通っていた学校(シュタイナー学園)の教育スタンス上、メディアが禁止だったので、そもそも映画もさほど観ていませんでしたし。父(村上淳)の繋がりから、今回、アソシエイト・プロデューサーを務めている小泉今日子さんだったり、竹中直人さんや廣木(隆一)組の方々などには、子どもの頃から面識はありました。それこそ河瀨監督も。でも顔は知っていても、その人たちがどんな思いで、何をどう作っているのかは、何も知らなかったんです。そこから飛び込んで、映画を、現場を知った。僕は、俳優業に惹かれたというより、映画という文化に惹かれたんです。○■俳優業にハマったのは、悔しかったからそれが、役者そのものにハマっていった。理由は悔しかったからです。出来上がった映画で自分を見て、「なんだこいつ、下手くそだな、サイテーだな」と思ったんですよ。それで「次やったら、もうちょっとよくなるはずだ」と。一番ダメなやつです。ギャンブルと一緒。「次はイケるでしょ」みたいな(笑)。今もまだまだですが、10代から20代に入って、俳優として少しは作品を重ねてきました。でも、その気持ちは変わらないです。毎回自分を見て「サイテーだな」と思いますね。勉強のためと取材のために、自分の作品を観るようにしていますが、本当は見たくないです。悔しくなるだけなので(笑)。○■「誰々と共演だ!」と単純にミーハー心がうずく「次こそは」という気持ちもそうですが、俳優という仕事にハマっていったのは、魅力的な人たちとの出会いも大きいです。僕は本当に現場に恵まれているので。そうした方々との出会いから、「この世界って面白いな」と自然に思うようになっていきました。あとはミーハー魂も大きい。僕は芸能一家出身のように言われますが、僕の半分くらいは生まれ育った“田舎”で構成されているので、ミーハー心もしっかり植え付けられているんです。だから今でも「うわ、誰々と共演だ! 会える!」と単純に思ったりしています。まあ、そういう感じは隠しますけど(笑)。○■高校時代の留学は、自分にとって逃避行だった今は海外にも興味があります。翔太とタカラ(芋生)は逃避行することになりますが、僕も逃避行と言えるような経験があるんです。高校時代に留学して。あれは、いわば逃避行ですね。親のすねをかじった超贅沢な逃避行。日本という国から、自分の社会から逃げたんです。大義も夢も目標もなかった。英語もギリギリそこで暮らせればいいレベル。だいたい話せるわけないんです。日本語でも話せないのに。国語力がないのに自分の意見を言えるわけがない。今になって国語や文学を学んでいます。次に海外に行ったら、価値観も宗教も含めて、違いについて語り合いたい。だから今度は、もっと自分のレベルを上げてから行きたいと思っています。言ってしまえば役者業だって、すべて国語、文学、人間学に繋がっていると思いますね。(C) 2020ソワレフィルムパートナーズ■プロフィール村上虹郎1997年3月17日、東京都生まれ。2014年、河瀨直美監督の『2つ目の窓』でデビューし、映画初主演を果たす。これまで、『ディストラクション・ベイビーズ』『武曲 MUKOKU』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『ハナレイ・ベイ』『銃』ほか多数の作品に出演。公開待機作に『燃えよ剣』『佐々木、イン、マイマイン』などがある。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2020年08月29日豊原功補さんと小泉今日子さんの初プロデュース映画『ソワレ』に出演する村上虹郎さんと芋生悠さんに、制作の裏側を聞きました。映画の力に、魂が震える。出逢ったばかりの男女の逃避行。役者を夢見ながらもオレオレ詐欺の片棒を担いでいる岩松翔太と、父親から虐待を受けてきた山下タカラ。苦しみを抱えてもがいていた二人が出逢い、ある事件をきっかけに衝動的な逃避行をはじめたことから、それぞれに「生きる理由」があることを見出していく。豊原功補さんと小泉今日子さんの初プロデュース映画は、ふたりがその才能に惚れ込んだ外山文治監督の繊細な映像表現が、“映画”を観る幸福も味わわせてくれる感動作。芋生悠さんが演じるタカラ役のオーディションは、翔太役の村上虹郎さんも立ち会った。村上:選ぶ側で参加するのは初めてだったので、正直、楽しかったです。タカラは自発的なものがないように見えて、パワーを内包していなきゃいけない難しい役。一緒に演じていて、芋生さんからはそのパワーが強く伝わってきた。芋生:そのときが初対面だったんですけど、純粋に楽しくて。その日、私が最後だった?帰りに村上さんがひと言、「また」って。また会えるかもしれないって嬉しかった。村上:俺が?覚えてない…。全員に言ってたかも(笑)。話、作ってないですか?芋生:作ってないです(笑)。タカラという役は結構大変なシーンもある。そこに引っ張られて壊れてしまうのが怖かったので、撮影では役に入り込むというよりは、タカラに寄り添って一緒に歩けたらいいなと思ってました。村上:翔太は翔太で厳しい状況にあるけど、見ていても辛いシーンはタカラのほうが多いから。芋生:もし自分のせいで撮影が止まったらと、最初は怖かった。でも、監督さんはじめ、みんなが見守ってくれているという信頼関係があったので、私たちは本能のまま、和歌山の土地を走り続ければよかった。村上:俺はクランクインの日に体調壊して、迷惑をかけてしまったけど。どの地方に行っても1~2日はちょっと調子悪いから、今回は2日前に入ってたのに、クランクインがいちばん調子悪いっていう。主演のくせに何してるんだ、俺は。芋生:村上さんがうなだれてる写真が監督さんから送られてきた(笑)。村上:舞台で小泉さんと豊原さんとご一緒したときも、千秋楽に倒れたんですよ。外山監督とは以前短編でご一緒させていただいたことがあって。これは主人公が逃げる作品ですけど、外山監督は何からも逃げずに、丁寧に向き合ってる。ストーリー自体は仕掛けはあるけれども、どんでん返しがあるサスペンスではない。じゃあ、何を観るかっていうと、作家性やキャラクターや、そこに映ってるもの全部。そこに観てくれる人たちの想像力をちょっとお借りしないといけない。僕もそういう映画が大好きですけど、集中力は必要ですよね。芋生:撮影はドキュメンタリータッチと言われていたんですけど、わりと映画的だなって途中で感じてた。村上:二人の感情を影で見せたりとか、ギミックを使うシーンも印象的で、外山さんの新たな一面を知った感じ。“ザ・ソワレ”という幻想的なシーンでは、美術さんをはじめみんなの気合がひときわすごかった。芋生:ソワレはフランス語で「夜会」とか「夜明け前まで」の意味ですよね。でも、このタイトルには、景色も変わらないような暗い道をずっと歩いてきた子たちが、誰かがそばにいることや自分の足でちゃんと歩けるようになることで、景色が変わるというか、違う明日を迎えることができるという意味があるのかなって。今、大変な時代だからこそ、光を見つけられた子たちに勇気づけられる映画になった気がする。村上:確かに俺自身も面白い映画に出合うと、観ながら、俺だったらどうだろうって考える。結果、大事な台詞を聞き逃したりするんだけど。芋生:めちゃわかる。ほんと自分を見つめ直す感じになるよね。村上:ただ、俺はあまり「ソワレ」の意味は意識せずに演じてた。最初はまったく違う仮題が付いていたので、タイトルに託された意味も豊原さんのインタビューで知ったくらい。芋生さんはちゃんと説明されたんだね、プロデューサーのおふた方とよく飲んでるから。芋生:お酒が好きなので(笑)。村上さんはあまり飲まないですよね。村上:だから、俺のほうが付き合い長いのに誘われない。作品には呼んでいただいてるけど(笑)。『ソワレ』故郷の高齢者施設で演劇を教えることになった翔太と、そこで働くタカラ。出逢ったばかりの二人は、ある事件を機に衝動的に逃避行に出る。監督・脚本/外山文治出演/村上虹郎、芋生悠ほか8月28日よりテアトル新宿ほか全国公開。©2020ソワレフィルムパートナーズむらかみ・にじろう1997年3月17日生まれ。主演を務めた河瀬直美監督の『2つ目の窓』(‘14年)で映画デビュー。外山文治監督とは短編『春なれや』(‘17年)で顔を合わせている。映画『佐々木、イン、マイマイン』は11月27日公開。『燃えよ剣』が公開待機中。シャツ 参考価格¥49,000パンツ 参考価格¥67,000(共にMAGLIANO/Diptrics TEL:03・5464・8736)いもう・はるか1997年12月18日生まれ。『バレンタインナイトメア』(‘16年)で映画デビュー。ヒロイン役を務めた映画『#ハンド全力』が公開中。映画『HOKUSAI』が公開待機中。豊原功補演出の『後家安とその妹』(‘19年)では舞台女優としての力量も発揮。イヤリング¥1,880バングル¥2,280リング¥2,680(以上ROOM)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年9月2日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・望月 唯(村上さん)末吉久美子(芋生さん)ヘア&メイク・Yoshikazu Miyamoto(村上さん)YOUCA(芋生さん)取材、文・杉谷伸子(by anan編集部)
2020年08月28日坂本龍一をはじめとするアーティストたちがエイベックスグループと設立したプロジェクト“commmons”は、外出自粛期間の長期化を受け、3月27日(金)から4週連続で公開していた坂本龍一の過去のライブ映像に加えて、新たに坂本龍一のオーケストラ公演やYMOの貴重なライブ映像を追加で公開する。公開期間はいずれも公開から4週間、YouTubeの「commmonsチャンネル」からプレミア公開。坂本龍一は「外出自粛が長期になりそうですよね。緊張をほぐして音楽でも聴いてください。STAY HOME STAY SAFE!」とコメントしている。公開されるライブ映像『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.配信期間 : 4月24日 (金) 21時~5月22日 (金)配信URL()坂本龍一とオーケストラとの共演。教授の指揮とピアノ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により数々の名曲が蘇る。2013年、日本国内で16年ぶりにフルオーケストラとの共演で話題を呼んだ「Playing the Orchestra」。その音楽性豊かな企画が2014年も実現。2014年4月に行われた東京公演を待望の作品化。自身の代表曲、YMOの楽曲、映画音楽、多彩な楽曲が演奏されるプレミアムな公演。世界を魅了した坂本サウンドがフルオーケスレーションで蘇る。『POSTYMO ~Yellow Magic Orchestra Live in London 2008 +~』配信期間 : 5月1日 (金) 21時~5月29日 (金)配信URL()坂本龍一+高橋幸宏+細野晴臣による“Yellow Magic Orchestra”名義にて2008年6月15日に行われたMassive Attackキュレーターによる「MELTDOWN FESTIVAL」に出演した際の、ロンドン・ロイヤルフェスティバルホールでのライヴ盤DVD。実に28年振りのロンドン公演。Yellow Magic Orchestra時代の名曲やHASYMOとしての新曲を満載。高田漣、権藤知彦、坂本龍一との共作『cendre』でも知られるChristian Fenneszという3名によるサポートを得て6人編成で行われた、生バンドとしての強烈なグルーヴ感を体感できる作品。commmonsについて坂本龍一をはじめとするアーティストたちが音楽の新たな可能性を模索すべく、エイベックスグループとともに設立したプロジェクト。「think global, act local」を合い言葉に、エコロジカルな視点を持ち、社会・文化貢献を目指す新しい音楽コミュニティーとして、アーティスト/クリエイター、音楽産業、ユーザー/リスナーのよりよい関係を作るための「共有地<commons>」となることを目的としています。共有地<commons>の中心に音楽<music>が存在し続けることを願って、3つの「m」の「commmons」と名付けられた。YouTube「commmons チャンネル」()commmonsオフィシャルサイト()commmons公式Twitter()commmons公式Facebook()commmons公式Instagram()
2020年04月17日