映画『勝手にふるえてろ』が、2017年12月23日(土)より全国公開される。原作は、綿矢りさによる小説『勝手にふるえてろ』作家・綿矢りさは、2001年に『インストール』でデビューし、2003年の『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞、さらに『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を最年少で受賞した。これまでに高い評価を得る彼女の作品の魅力は、微妙な年頃の女性の行き場のない感情のリアルな描写だ。『勝手にふるえてろ』で主人公となるのは、恋愛経験ゼロ、おたく系女子の24歳OLヨシカ。彼女は、突然告白してきた暑苦しい同期の“ニ”と繰り広げるリアルな恋愛と、中学時代からの片思いの相手“イチ”との脳内恋愛を同時進行している。本作では、そんな遅咲きな主人公・ヨシカの、悩んでは傷つき暴走する恋の行方を、誰しもが最後まで応援したくなる痛快コメディとして描く。主役は映画初主演となる女優・松岡茉優主演を務めるのは、『ちはやふる上の句』、『ちはやふる下の句』に出演した女優・松岡茉優。本作が映画初主演となる。ヨシカは、絶滅した動物が好き過ぎて、アンモナイトの化石についてネットで調べていたら気づくと朝になっていたり、中学時代の初恋の相手との過去を思い出しては、胸をトキめかせる、ちょっと変わった恋愛ド素人OL。どこか憎めない不器用すぎる女子を、リアルに、時にイタく演じ切る。そして、リアルな彼氏“ニ”を演じるのはロックバンド 黒猫チェルシーでボーカルを務めながら、役者としても独特の存在感を放つ渡辺大知。一方、脳内恋愛の相手“イチ”には、『君の膵臓を食べたい』『恋と嘘』など話題作への出演を控える北村匠海が決定。ヨシカの中学時代からの片思いの相手をクールに演じ切る。そして監督は、『恋するマドリ』、『東京女子無印物語』などで、現代の女性のリアルをかつ優しい視線で描いてきた大九明子が務める。主題歌は黒猫チェルシーの「ベイビーユー」映画『勝手にふるえてろ』を彩る主題歌は、黒猫チェルシーの「ベイビーユー」に決定。北海道・岩見沢で開催されたJOIN ALIVEの舞台で、ヴォーカルの渡辺大知から発表された。「ベイビーユー」は、本作のために書き下ろした新曲となる。松岡茉優が歌う!ラブコメ予告解禁予告動画ではテクノ音楽にのせて始まり「えとうよしか、10月生まれ、B型、雪国育ち、一人っ子、彼氏なし、絶滅した動物が好き」という早口な独り語りが続く。次の瞬間には、乙女モード全開になりイチへの片思いを可愛く告白するヨシカの姿が映し出される。『勝手にふるえてろ』あらすじ“脳内片思い"の毎日に“リアル恋愛"が勃発!?2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ!24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中!そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが…【作品情報】『勝手にふるえてろ』公開日:2017年12月23日(土) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊監督・脚本:大九明子主演:松岡茉優、渡辺大知(黒猫チェルシー)、石橋杏奈、北村匠海(DISH//)、古舘寛治、片桐はいり※古舘寛治の「舘」:正式には 外字の舘(※舎官)。
2017年03月17日栗原はるみプロデュースの生活雑貨ブランド、「sharewithKuriharaharumi」から、“NEWLUNCHBOX”をテーマに春の新作おべんとう箱が発売されました。毎日のお弁当作りが楽しくなりそうです♪デザインも作りもしっかりしたお弁当箱なんです♪いろいろなタイプのおべんとう箱を持っていると、今日はどんなおべんとうレシピにしようかと考えるのも楽しみになりますよね。お気に入りのおべんとう箱を見つけて、毎日のランチタイムを楽しくしちゃいましょう。こちらは、4点止めでしっかりフタができ、汁漏れしにくいランチボックス。星柄がランチを楽しく演出してくれそう。4点ロックランチボックスお父さんや学生さんにおすすめのこのお弁当箱4点止めでしっかりとフタができ、汁漏れしにくいおべんとう箱。お父さんや学生さんにおすすめの大容量サイズです。4点ロック メンズランチボックスギンガムチェックが可愛い♡毎日のお昼が楽しくなるギンガムチェックのおべんとう箱。中蓋つきで便利です。布貼小判一段弁当箱点ロック式ランチボックス2点ロック式で、しっかりフタができるランチボックス。サンドイッチにも。同じデザインのミニケースは、デザート入れに便利です。ちょっとしたおかずやお菓子ケースとしても◎2点ロックランチボックススタンダードな二段タイプ定番のカトラリーをプリントしたスタンダードな二段べんとう箱です。食べ終わったらコンパクトに収納でき、持ち歩きに便利。アルミ蓋二段小判弁当箱 小どんぶりタイプどんぶり弁当が楽しめる、2つのカップ容器を重ねたランチボックス。下にはご飯、上におかずを詰めて。同シリーズ・別売りのスプーン・フォークセットと揃えても。※ブルー、マスタードのみ新商品カップランチ カトラリー ブルーおべんとうの小さな包みは、家族の絆。身近な材料と限られた時間、冷めてもおいしい味付けなど、アイデアが詰まっています。そして食べる家族のことを思いやる気持ちが大切。毎日のことだから、おべんとうならではの苦労や悩みは色々あると思いますが、ちょっとした工夫やレシピのレパートリーがあれば、おべんとう作りの楽しさも増していくのかもしれません。■販売期間2017年3月1日(水)~■販売店舗(2017年3月1日現在)・全国主要百貨店内ショップ「sharewithKuriharaharumi」59店舗・レストラン併設型ショップ「ゆとりの空間」5店舗・オンラインショップ4店舗ショップリスト
2017年03月03日ビジュードエム(Bijou de M)から、新作のバレンタインピアスが登場。登場するピアスは2種類。キューブチェーンピアスは片耳ずつ左右で色違い、サイズの違いでコーディネートを楽しめる。カラーはピンク、レッド、イエロー、グリーン、ブルーで展開。バレンタインにぴったりの矢のデザインのピアスは、ダイヤモンドをあしらっており、ゆらゆらと耳元でゴージャスに輝く。ホワイトゴールドとゴールドの2色で展開する。【詳細】ビジュードエム※現在店頭にて発売中。・矢のピアス(片耳) 107,600円+税素材:ダイヤモンド、14K ホワイトゴールドあるいはイエローゴールドカラー:ホワイトゴールド、イエローゴールド・キューブピアス(片耳)6mmチェーン 170,000円+税カラー:グリーン、レッド、イエロー、ブルー・キューブピアス(片耳)10mmチェーン 260,000円+税カラー:グリーン、レッド、イエロー、ブルー、ピンク【問い合わせ先】ビジュードエム青山TEL:03-6427-3624
2017年02月10日●なぜ最近のドラマに舞台役者が求められるのか?2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、堺雅人演じる主人公・真田幸村の叔父・真田信尹を演じ注目された俳優・栗原英雄。1984年に劇団四季に入団し、ミュージカル『ライオン・キング』など名だたる作品で活躍を続け、2009年に退団してからも様々な作品に出続けている。舞台・映画で幅広く活躍していたなかで、脚本家・三谷幸喜から指名を受けて大河ドラマに出演すると、視聴者から一躍注目を浴びた。2017年3月に、ふたたびの指名を受け、新作舞台『不信』で三谷舞台初参加となる。今回は大河ドラマに出ての変化、役者として指名を受ける魅力の源など、話を伺った。○『真田丸』と同じことが起こった――今回はまた三谷さんのご指名だということですが、どういった経緯があったんですか?三谷さん演出の『ショーガール』という舞台作品に女優のシルビア・グラブさんが出ていたので、観に行ったんです。久しぶりにお会いしたので、三谷さんにご挨拶をして「お久しぶりです。『真田丸』、評判いいじゃないですか」といった話をして、「気をつけて、またいつか」とお別れして3日くらいに「新作舞台に出ませんか」と連絡がありました(笑)。『真田丸』のときも、シルビアさんと夫婦役をしていた舞台『タイタニック』を三谷さんがご覧になって、シルビアさんつてに「栗原さん、TV興味ないかな」と聞かれて、正式にオファーが来たんですよね。本当に、丸1年後くらいに同じようなことがあったので「うわあ、すごいな」と思いました(笑)。――もともと映像で活躍されている役者さんも、大河ドラマ出演はかなり大きいと思うのですが、舞台を中心に活躍されていた栗原さんは、『真田丸』に出たことで何か環境が変わったことはありましたか?Twitterのフォロワーが急激に増えました(笑)。今まであまり表に出てこなかった真田信尹公がクローズアップされて、さらに「信尹を演じている栗原という人間がいるんだ。誰なんだろう?」と、視聴者の方が敏感に感じてくれるんだと思いました。ただ出演しているときは基本的に、メイクとかつらでしたので、街で気付かれたりしないのは少し寂しいところですね(笑)。――『真田丸』撮影の中で、苦労したこと、また楽しかったことを教えてください。苦労したこと、ないですよ! すべて楽しかったです(笑)。こんな機会なんてなかなかないですから、みんなができない経験をさせてもらいました。楽しかったのは、このスタッフ・キャストで1年間できたことですね。今でも会合をやってまして、みなさん口々に「こんなに仲の良い座組はない」と言われるくらい。真田家がそういう自由な家柄なんでしょうね。○芝居の”言語”が一緒の役者たち――『真田丸』には新納慎也さんと舞台、それもミュージカル方面で活躍される俳優さんが多く、最近では月9に山崎育三郎さんも出演されます。栗原さんご自身も四季出身ですが、そういった流れはどう感じられていますか?嬉しいことですよね。なにか、真新しい印象を持ってもらえているんじゃないでしょうか? あとは今、制作をされる側も重厚なドラマを作りたいというのはあるかもしれないですよね。例えば細かくカット割りするのではなくて、長回しに撮りたいという監督さんも増えているのかな。舞台役者はそれが苦手ではないかも。何しろ、ふだんから2時間ずっと長回しで芝居をしているんですから(笑)。メインではなくても、そういう人を入れてやりたいことをやる、というのはあるんでしょうね。役者にとってはチャンスですし、どんどん増えてほしいです。――堺雅人さん、大泉洋さんなど、舞台も積極的にされている方が『真田丸』には多かったのかなという印象もありましたが、何かやりやすい空気などはありましたか?舞台の方法が体に染みついている役者さんたちがそろっていると、良い意味で楽です。自分発信だけで作っていかない、相手役と呼吸を合わせる空気があるというか。現場に入って、いざお手合わせとなった時に、相手の芝居の中で自分も変わっていける、あ・うんの呼吸はあると思います。きっと、芝居に対する言語が一緒なんでしょうね。堺さんからは「叔父上、四季には独特の台詞訓練がありますよね?僕も母音で練習をやっているんですよ」と聞かれたことがあって、そのときはどうしたら自然にできるかとか、練習方法についての技術的な話をしましたね。堺さんとは自分自身の相談もしました。疲れていて”出かける”芝居をしてしまったかもしれないときに確認したりとか。これは、本当はやってはいけない”プッシュ芝居”というもので、自分の演技がお客さんにわからないと思って、動きなどの”説明”を多くしてしまうことなんです。そんなとき堺さんに「今、俺、出かけてなかったかな?」と聞いていたりしました。●三谷幸喜とのメールは思春期のカップルみたいなやりとり○固定観念は持たずに人と接する――今度の舞台『不信』では、キャストの中で唯一、舞台の三谷作品初登場ということですが、三谷さんとはいろいろお話はされたんですか?実はまだ全然ないんですよね(※取材は12月下旬)。『真田丸』のときも、三谷さんとはメール交換もしていないし、ドラマが始まってからも、お会いしたのは2~3回。舞台でごあいさつしたときも、お互いシャイなので「どう話を転がしていこうか」みたいなところはありました(笑)。三谷さんはよく役者さんへメールをされているらしいのですが、僕は『真田丸』のときに連絡先を交換していなかったんですよ。1回お会いした時に、「(信尹は)有能なビジネスマンでやってほしい」ということはお聞きしていたのですが。だから、今回の舞台をやるにあたって、初めて交換しました。でも、メールの内容が「今日はありがとうございました。よろしくお願いします」「こちらこそありがとうございます」と、それだけですからね。思春期のカップルみたいなやりとりをしました(笑)。――周りの方からのアドバイスや、「三谷さんってこんな人だよ」という情報はありましたか?シャイな方というのはお聞きしました。ただ、僕はあまり人の評判は聞かないようにしているんです。他人から聞いた話で固定観念を持って入ってしまうのが嫌で。「この人はこうなんだな」という先入観を持たずに行こうと思っています。なるべくフラットな状態で接したいというのは、ずっとそうですね。役者にとって、何が大切かというと、「聞く力」なんですよね。相手役のセリフもそうですし、スタッフの言葉も演出家の言葉も、いかに聞けるかというのが大切だと思います。○大切なのは自分自身を認めること――もともと大きな劇団に所属されていて、今は個人として活動されていますが、一番の違いはどこにありますか?全責任を自分で負うという点です。大海原を小舟で渡りながら、スキルを磨いて、小舟のパーツを良くしていくイメージです。一方、劇団は大きな船という感覚ですが、自分もすごく大事な部分を担っていて、ちょっとでも甘さがあったら船が沈んでしまう、というイメージです。いくら船にのっていても、そこは変わりませんね。――船を進めていくコツはどんなところにあるのでしょうか。そうですね、真面目に生きることでしょうか。覚悟を決めて、腹を据えて、やると決めたらどんなこと理不尽なことでも受け入れます。事務所がだめだとか、俺の方ができるのにとか言う人もいて、実際にそういったことはあるのかもしれませんが、そこにいることを認めないと、自分自身を否定していることになってしまいます。自分で自分を信じてあげないと、乗り越えられないでしょう。――それは役者を初められたときからそういった信念があったのでしょうか?少しずつですね。劇団時代はやっぱり自分を否定したこともありました。「自分はダメだ、ダメだからやるんだ」という感じで。日本人って、一歩下がって謙虚に生きるのが美徳とされるじゃないですか。でもどんなに不安だろうが幕はあくし、自分を自分が信じてあげなくて誰が信じられるのか。「俺はやってきたんだ」と、自分を信じてあげなくてどうするの、という気持ちです。信じられないのは逆に、自分の理想像を膨らませすぎている人が多いのかもしれないですね。「こんな自分じゃない」と、過大評価している。ありのままを認めると一番楽なんですけどね。「俺ってカッコよくないんだな、たいしたことないな」と見つめながら、たいしたことのない自分を認めて自信を持つということが大切だと思いますよ。――それでは、改めて今度の舞台への意気込みを教えてください。『真田丸』を経験した三谷さんが、新たなものを書き起こしたい、ブラックな人間の機微やサスペンスの中で、先が全然見えないものを表現したいという時に、お客さんと一緒にその時間を過ごせたらなと思うんですよね。緻密に稽古をして行って、演じる自分自身も「ええ、そんなことになるの!?」と驚けたらと思っています。■舞台『不信~彼女が嘘をつく理由』三谷幸喜書き下ろしの新作サスペンス。一つの嘘がさらなる嘘を引き起こす悲喜劇を描く。出演は段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子。公演は東京芸術劇場 シアターイーストで3月7日~4月30日(プレビュー公演は3月4日~6日)。
2017年02月02日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。第3回目の今回は、「離婚の条件」についてお話しましょう。「離婚したほうがいいでしょうか?」と聞いてくる女性について、私はよく、「次の中で、あなたがガマンできないことが3つ、程度がひどければ2つ重なっている場合は、別れたほうがいい」と答えている。そのリストは、言葉の暴力、実際の暴力、ギャンブル、アルコールや薬の依存症、借金、浮気ではなく別の相手への本気、性の不一致の7つだ。ここに浮気は含まれていないことにお気づきだろうか。浮気は浮気で、長く続くものはそう多くはないし、ましてや風俗などに1回行ったくらいでオタオタすることはない。「性」の不一致はあるけれど、「性格」の不一致はないことにも気づいているかな。性格や価値観が合わないのは、長い夫婦生活の間で合ったり合わなかったりする面もあるから、離婚の条件ではない。そして、カギになるのが「あなたがガマンできないこと」という部分だ。自分のガマンの限界を超えたら、別れるしかないんだ。その限界は人それぞれで、親兄弟から「そのくらいガマンしなさい」なんて言われても、本人の限界を超えているなら、一緒にはいられないと考えるのが道理。つまり、自分の基準しか、別れの決め手にならないということだ。たとえば、ギャンブルや借金は程度問題だし、依存症も妻が支えて断ち切る人生もある。言葉の暴力も、同じことを言われて深く傷つく人もいれば、平気だというケースもある。夫婦の限界は、夫婦だけの問題。けっして周囲の人間に判断してもらうものではないことも、覚えておいてください。稼ぎも問題なく、父親としての言動も申し分なく、ただ1点、とても困ったことがあるというような相談が、よく寄せられるが、その場合は、結論を早まらないように助言することが多いね。 問題がひとつならば、そのひとつの解決に向かって、できるだけの努力をしたいところだ。時間をかけて、夫にも自分にもどうしたらいいかを問い続け、安易に離婚に走らないようにすべきだろう。ただ、挙げた7つの状態は、2つ3つ重なることが多いものだ。借金があって稼ぎが追いつかず、アルコールに逃げ、暴力を振るうとか、別の相手に本気になって夫婦生活がまったくなくなって何年も経つというケース。このようにふたつ以上の「とてもつらいこと」があって、自分たち夫婦は、どうやっても平穏な状態に戻れないと思ったら、冷静に別れに向かって準備をするしかないだろうね。執着だけで、しあわせから遠ざかることはない。もちろん、自分の身や子どもの身に危険があるほどの暴力があるなら、いますぐ決めて、夫と離れよう。公的機関を頼ってもいい。また、子どもを授かりたいという希望があるのに、まったく夫婦生活がないというケースも考え直したほうがいい。さらに、妻である自分に収入の道や貯金がまったくないために家を出るにも出られないという場合は、数年かかっても、アルバイトややりくりなどでお金をためていくしかないだろう。いずれにしても、もし深刻な離婚の危機にあなたがいるなら、一時の感情でなく、冷静な判断をして、あなたが泣き寝入りすることのないようにがんばろう。 【不倫内情】あの人は本当に離婚してくれる? 二人は一緒になれる?
2016年12月30日女優の真矢ミキが27日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、年内で解散するSMAPについて言及した。番組では、26日にレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が最終回を迎えたSMAPについて特集。5人のラストステージとなった「世界に一つだけの花」を歌唱する感動のシーンを放送し、解散を惜しむ街の人たちの声も紹介した。宝塚で男役のトップスターとして活躍した真矢は、「彼らにとって本当に長い時間だったと思います。私は18年宝塚にいたんですけど相当長かったので、25年ってすごいだろうなと思う」と話した上で、「男役をやったときにすごく勉強させてもらいました」と告白。「世の中全員が好きっていう人たちはどんな魅力をもっているんだろうって片っ端から、いろんな側面から知りたくなって、そうしたらどんどん自分が好きになってきちゃって」と振り返った。さらに、「ファンの方も素晴らしい。すごいなと思います」とファンについても言及。「根強いし、半端なく人を思いやれる熱ってすばらしいなと、今回また強く感じました」としみじみと語った。
2016年12月27日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。第2回目の今回は、離婚の相談についてお話します。離婚の相談は、圧倒的に女性からが多い。世の中のデータにもあると思うけれど、10組の夫婦がいたとして、そのうちの3人か4人の妻は、「いつか別れよう」と思っているらしい。「思っている」ということだから、実際に別れるかどうかは別の話だ。それくらい、女性のほうは「ほかの人生」について、または「ひとりになること」について、つねに考えているということ。これは、女性が共働きでも、専業主婦でも、水商売の人でも、職業、年齢問わず、「別れたほうがいいでしょうか」という相談があることからも、私自身で実感している。それに対して男性は、10人にひとりも、離婚を考えていないんじゃないかな。そのわけは、前回も言ったけれど、男がとても鈍感で、妻の気持ちが何もわかっていないからだ。明日の暮らしに困っていなければ、女房に何か文句があるとは思ってもいない。ましてや「いまの夫をやめて、別の人と一緒になったら、どうなるか」などと想像しているなんて、想像さえしない男が多い。これは、ホント。女房の不安や不満、複雑な内面の変化に敏感に気づく男がいたら、珍しい貴重なタイプと思っていいほどだよ。だから、夫が自分勝手な決断をしたり、ちょっとよそ見をしたりしたとき、奥さんは悩みに悩んで、書き置きをして家を出たり、「別れたいの?」なんて涙ぐんだりするよね。奥さんにとっては、一生の分岐点という大きな決意のもとの行動だけれど、それは夫にとっては青天の霹靂(へきれき)。つまり、晴れ渡った空に突然起こる雷のように、思いがけない衝撃なのだ。「昨日まで炊事をしてくれていた妻が何を言い出すんだ」という具合。それまで、妻の気持ちを想像したことがないんだから、妻についていけないのが正直なところだろう。 そんなときに夫が的の外れたことを口にしたり、かえって墓穴を掘ったり、開き直ったような態度を見せるということがあれば、あまりの驚きに、うまく対処できないという状態だからだ。ここで、うまく立ち回って、自分に有利なようにスムーズに離婚に持っていこうとする男の場合は、よほどシミュレーションを重ねた計画的な犯行だから、元に戻るのは難しい。一方、女房に問い詰められて、何もできなかったり、逆にヘタなことをする夫は離婚など考えていないのだから、かえって安心していいかもしれない。つまり、妻のほうがカッとなるあまりに、出さなくてもいい結論を早めているというケースが多そうだ。倦怠期を迎え、夫にないがしろにされているように思えて、「別れたいのかしら」「別れたほうがいいのかしら」と悶々としている奥さん。たいていのケースは、夫がずぼらで、安心しきっているだけ。ひとりで悩むのは、損というものです。「夫は私の気持ちをわかってくれない」と嘆くのは、当たり前。最初から、ほとんどわかっちゃいなかったんだから。だから、考えすぎず、亭主にうまいものでも食べさせてあげて、夫婦円満でいてください。しなくていい離婚はしないほうがいいんです。次回は、「結婚に向いていない男」について話したいな。ぜひ、読んでください。 別れを告げたらどうなる?【不倫愛】あの人の腹底、待ちうける結末
2016年12月16日アイドルグループ・TOKIOの国分太一と女優の真矢ミキが16日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、LINEの新CMにナレーターとして出演することが決定したタレントのベッキーについてコメントした。今年1月にロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫が発覚し、芸能活動を休止、7月より活動を再開したベッキー。このたび、不倫発覚時に『週刊文春』に2人のLINEのやりとりが掲載され話題となった"因縁"のLINEで、復帰後初のCM出演を果たすことが決定した。番組では、15日にベッキーが出席したLINEの発表会の様子を伝え、国分は「LINEはうまいなというようにも感じます」とコメント。「ベッキーも強いなと思いますね。こういうところに出てくるということは」と話し、さらに、「LINEもすごいしベッキーもすごい」とベッキーを起用したLINEと受けたベッキーの両方を称賛した。真矢は、ベッキーがLINEを再インストールしたと明かしたことについて、「もう1回、普通LINE入らないですよ、私だったら…。えらいなあ」と関心。また、ベッキーのメディア復帰に対する街の人たちの賛否両論の声が紹介されると、「賛否…それはそうですよ。人を傷付けてしまったのだから」と話した上で、「でも、本気で反省して、本気でもう1回仕事をやらせてくれって這い上がっている人間を応援する社会ではありたいですよね」と語った。
2016年12月16日映画『ライチ☆光クラブ』など、映像でも活躍している池田純矢が、自ら企画・構成・脚本・演出する舞台公演エン*ゲキの第2弾がいよいよ始動。『スター☆ピープルズ!!』と題して、宇宙を舞台に笑い満載で描かれる群像劇に、池田を含む8名のキャストが揃った。期待高まる顔合わせ&本読みに潜入した。エン*ゲキ#02『スター☆ピープルズ!!』チケット情報この日の顔合わせ&本読みは、本稽古に先んじて行われたものだ。そこには「さらにブラッシュアップしてから稽古に入りたい」という池田の思いがある。音楽や照明、美術セットなどもすでに準備万全。あとは役者たち次第というわけである。物語は、ある危機に直面している惑星から地球を目指して7人の男が旅立つところから始まる。その道中、地球から来た小型宇宙船に遭遇。それぞれあまり役に立たない特殊能力を持った7人と、実は彼らに関する重大な秘密を握っている地球の女性科学者が出会ったことから、次々と奇跡が起こるという、何重にも仕掛けられた設定が数々の笑いと驚きをもたらす完成度の高いエンターテインメントだ。だからこそ、「その場のノリの笑いではなく、お芝居で見せていきたい」と池田は言う。それに応えるかのように、池田が信頼を持ってキャスティングした役者たちは、本読みから本気を見せた。スターという名前を持つごく普通の男を演じ、生真面目さを全面に出した鈴木勝吾に対しては、「枠の中でいかに爆発するかが楽しみ」と池田。科学者のユキを演じる透水さらさはこれが宝塚退団後初の舞台出演。池田が期待する「宝塚で輝いていた女優感」がすでに炸裂する。ちょっとくせ者なライトを演じるのは赤澤燈。「ライトのあざとさを彼ならナチュラルに見せられるのではないか」と池田が言う通り、無邪気に抜群の嫌味を発していた。骨太さが印象的だったビームを演じる井澤勇貴には「器用な役者が不器用にやるところが見たい」と池田。フラッシュという男役を演じる女優の吉田仁美はとにかくチャーミングで、キャラクターが広がりそうだ。ホープを演じるオラキオは、やはりいちばんの笑い担当。本番では日替わりで披露することになりそうなアドリブコーナーも、本読みから見事である。そして、監督的存在のグリッターを演じる酒井敏也。池田は「ベテランの方とご一緒するだけで刺激になるはず」と期待する。「ひとつずつのピースをしっかりはめていくように丁寧に作っていきたい」と稽古の展望を語る池田。そうして目指すのは、ただただ「面白かった」と言ってもらえる極上のエンタメだ。公演は1月5日(木)から11日(水)まで東京・紀伊國屋ホールにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2016年12月05日こんにちは。栗原達也(くりはらたつや)です。今回から3回に分けて、“結婚、離婚の相談” についてお話します。女性のみなさんは、男性が結婚や離婚を考えているときはどういうときなのか、興味があるでしょう。「達也先生は男性だし、男性から相談されることも多いから、男性の結婚、離婚に関する本音を教えてくれるだろう」と期待されていることは、わかっていますよ。では、その期待におこたえしましょう。実際に、私自身、結婚経験が1回じゃないしね。実は、男性からの相談は、圧倒的に「結婚」の相談のほうが多い。離婚については次回にお話するけれど、ハッキリ言って、男は鈍感なんだ。よほどのことがなければ、女房と別れたいと人に相談することはない。これは、次回のお楽しみということで…。さて、男性の結婚についての相談は、ほとんどが「自分は結婚できるでしょうか?」というものだ。別に外見的に問題があるとも思えない30代、40代の男が、そう言うんだ。ただ、相談にくるのは、とにかくおとなしい人が多い。人と話すのが苦手で、ましてや女性に自分から話しかけるなんてことができないというタイプ。だから、女性との交際経験もないに等しいし、どうやったら女性に好かれるのかも知らない。こんな自分は結婚できないと暗い顔をしているから、ますます縁遠くなってしまう。こういう男性には、まず、「あなたがマジメで、心身が健康で、妻子を養える仕事があるなら、必ず合う女性がいるから、元気を出しなさい」と励ます。中には、自分からは女性に近づけないのに理想が高い男もいるけれど、そんな人には、「ぜいたく言ってんじゃない。大金持ちだったり、相当な社会的な地位でもあれば、50代でも60代でも若くてきれいな女を手に入れられるかもしれないけれど、それほどでもないなら、夢ばかり追ってないで、現実的なしあわせを手に入れろ」と言ったりする。見合いだっていい、相手がバツイチだっていい、気のいい女性ならば…と。そんな男性たちには、「自分でなんとかしろ」と言ってもプレッシャーになるばかりだから、人に紹介してもらうしかない。 「周りのだれでもいいから、『合いそうな女性がいたら頼みます』と頭を下げておけ」とはっぱをかけると、明るい表情になって帰っていくことが多いね。自分の一生のことなんだから、そのうちなんとかなると思わず、ここで真剣にならなくてどうする、と言うこともある。これは、なかなか相手が見つからない女性にも、同じことが言えるんじゃないかな。また、気になる男性が近づいてきてくれなくてヤキモキしている女性にとっても、決心のしどころだと思う。つまり、「女性のあなたのほうから切り出してくれるのを、彼は待っているかもしれない」ということだ。当の男性が「自分から、どう言っていいのかわからない」と悩んでいるのかもしれないのだから、ただ待っているだけじゃ、いつまでたっても平行線だってこと、わかるでしょう? 「男性のほうから申し込んでくれなくてはイヤだ」とか「自分から近づいてこられないような情けない男はいらない」とこだわるのもいい。でも、それで、お互い思っていても気づかず、すれ違ってばかりじゃもったいないよね。相手を探している女性、気になる男性がいるけれど進展しない女性は、思い切って自分から一歩、踏み出してみよう。相手だって、待っている可能性が高いのだから。次回も「結婚、離婚の相談」について。ぜひ、読んでください。 ずっと報われないまま?<長期進展なし恋⇒終結>相手の本音、選ぶ人
2016年12月02日奥沢家の三姉妹の等身大の悩みを、京都の春夏秋冬を追いつつ描いた綿矢りささんの『手のひらの京(みやこ)』。物語の柱の一つは、恋愛だ。「ひとりの男性と出会う、複数の人と付き合う、恋愛しない。方向だけざっくり決めて、書き始めました」おっとりしている図書館司書の長女・綾香は、嫁き遅れることに焦りを感じている。新入社員として働き始めたばかりの次女・羽依は恋愛体質ゆえ、社内恋愛や社内の人間関係でなにかと身辺騒がしい。リケジョの大学院生で三女の凜は、恋愛にまるで興味がなく、思うのは、京都を出たいということばかり。「お相手に難ありの男性を登場させてしまうのは、やっぱりクセのある人が書いていて楽しいからですね。そういう人は、こちらが仕組まなくても事件を連れてきてくれるので」実は本書は、京都出身の綿矢さんが、初めて小説舞台に京都を選んだ作品でもある。「あまり頻繁に帰ったりできなくなって、京都が遠くなってみると、懐かしさの濃度が強くなったんですね。京都はこぢんまりした街なので、見過ごされているところがないというか、路地を曲がったら急に殺風景とかもないし、街自体がひとつの空気を作り出している。独特の力がある土地だなと思います」京都を全肯定する京都人を、テレビなどでは見かけるが、「どこに生まれても人によって郷土愛の深さが違うように、実際は京都でも、住んでいる人たちの京都への本音はいろいろかなあと」たとえば、文中で<京都の伝統芸能>とユーモラスに紹介されている<いけず>。「京都的ないけずができるかどうかは、家族にその使い手がいるかどうか次第。名人がいないと、なかなか見事な技は発揮できません(笑)」京都への思いの温度差も、同じ家庭に育ちながら、三姉妹で少しずつ違う。それぞれの京都を描くことで、京都らしさが立体的に見えてくる。◇わたや・りさ作家。1984年、京都府生まれ。2004年、19 歳のとき『蹴りたい背中』で史上最年少の芥川賞作家となる。『ウォーク・イン・クローゼット』(講談社)など、著書多数。◇四季折々に味わい深い、京都の自然や街の雰囲気、行事、風物など。繊細な描写を通して、京暮らしの一年を体感しているような気分になれる楽しさも。新潮社1400円※『anan』2016年11月9日号より。写真・土佐麻理子(綿矢さん)森山祐子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2016年11月02日女優の真矢ミキ(52)が、28日に放送されたTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:55)で、年の差婚について経験談を交えて語った。元女優で参院議員の三原じゅん子氏(52)が、24歳年下の秘書と再々婚することが番組内で取り上げられ、真矢は周囲の"姉さん女房"を思い返して「仕事をバリバリやっている女性が多い傾向」とコメント。8年前に8歳年下のバレエダンサーと結婚した真矢だが、「(年の差は)10歳弱なので若輩者ですけど。私たちは話は、ある程度合っちゃう」とした上で、24歳差について「生まれて24年間のことはしゃべってもたぶん分からない。今から28年をさかのぼるところでしか共感できなくなる」「違う時代の人として尊重し合う関係」と分析した。さらに、真矢は「刺される覚悟で」と前置きし、NEWS・加藤シゲアキ(29)の方を向きながら「私とシゲちゃんが結婚するようなもの」。ファンを気遣いながらの例えに、スタジオからは「そうか!」と納得の声が上がった。「こういうことなんですよ」という真矢に、TOKIO・国分太一(42)は2人を見ながら「全然気にならないですよ」と評価。真矢から「顔が引きつってる」と突っ込まれた加藤は、平然と「会話は全然困らないですよ。今、一緒に仕事してるし、いろいろな話が。これからの未来に」と返した。加藤からの思いもよらない言葉に、真矢は口元をおさえながら「純粋にうれしい……」と照れて周囲は爆笑。井上貴博アナウンサーに「どうぞ、次お願いします」と進行を促し、笑顔を見せつつ「うれしかった、はい」「すみません」と何度も頭を下げていた。
2016年10月28日大人気漫画の連続ドラマに続く劇場版となる『彼岸島 デラックス』が10月15日(土)に公開。主演の白石隼也をはじめ、鈴木亮平、桜井美南、栗原類、渡辺武監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。生きて戻ってきた者はいないとされる島を舞台に、封印から解き放たれた恐るべき吸血鬼や邪鬼(おに)たちと戦う篤と明の兄弟、その仲間たちの姿を描き出す。連載開始14年目を迎え、累計発行部数は700万部超の人気コミックを製作費6億円、2年の歳月を費やしてCGを駆使して映像化したが、そのムチャな挑戦にちなんで、この日の舞台挨拶では登壇陣に本作、そしてプライベートにおける“ムチャ”なエピソードを尋ねた。監督は、劇中に登場するキャラクター“師匠”について「設定では(身長)3メートルで、普通はCGで作るべきところですが、着ぐるみでやるというムチャをしました(笑)」と告白。白石さんはこの師匠が「たまに2メートルくらいのところもあります(笑)」とシーンによって伸び縮みしていると暴露し「丸太を投げて、それに乗るというシーンがありますが、(投げられた)丸太、時速何キロだよ?ダルビッシュくらい(笑)?ムチャしてると思います」と語る。鈴木さんは、白石さんとのアクションについて「刀は当てないように距離をとるんですけど、蹴りはアクション指導の方から『当ててくれ』と言われるんですね。どれくらいの強さで行けばいいのか?(白石さんは)後輩なので、ちょっとくらいいいかな(笑)? でもこういうときは、先輩が『これくらいはいいよ』とやるべきなのか…?ちょっとムチャなくらい強めに行きました」とふり返った。プライベートに関するムチャエピソードも続々!「散歩が好き」という桜井さんは「渋谷からお台場まで、友だちとヒールで歩きました。(Googleで)2時間掛かるってところを、途中でスキップとかしてたら1時間半で着きました」とケロリとした表情で明かす。また、栗原さんは普段から、電車移動の際、1分1秒を無駄にしないよう、乗り換えのとき、全速力で駅を走っていると告白。「毎回、500ミリリットルのペットボトルの水を買うことに…。これなら歩いたほうがいいかなとも思うんですが…(苦笑)」と日常生活でのムチャを語ったが、そもそも、栗原さんが全速力で駅を駆け抜けているという図がいまいち想像できず…会場は驚きに包まれていた。最後に鈴木さんは本作について「何も考えずに楽しめるエンターテイメント。アクション映画は数あれど、こんなにずっと戦ってる映画はなかなかない!」とアピール。白石さんは「僕の代表作と言える映画になったと思います」と力を込めた。『彼岸島 デラックス』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼岸島デラックス 2016年10月15日より全国にて公開(C) 2016「彼岸島」製作委員会
2016年10月15日発達障害であることを公表した栗原類さん、初の自叙伝の見どころを紹介!出典 : 今月10月6日に、モデルの栗原類さんの自叙伝である『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』が発売されました。最近はモデルとしてだけでなく俳優としても活躍する栗原類さんは、昨年5月に自身が発達障害(ADD)の診断を受けていることを公表しました。今回の自叙伝はそんな類さんが自分自身について振り返り、これからの夢を語る1冊となっています。ミステリアスな雰囲気を醸し出している類さんは、日々の生活で何を感じ、何を思い、何を考えているのでしょうか。著書に収められている、母親である栗原泉さんや主治医である高橋猛さんによる類さんの幼少期の振り返り、友人である又吉直樹さんとの対談からは、栗原類さんが「輝ける場所」を見つけるまで支え続けた人の存在がうかがえます。「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」 著: 栗原類「ネガティブすぎるモデル」でブレイクした栗原類さん。本当はどんな人?出典 : 筆者・栗原類さんは1994年生まれの21歳。日本人の母親である栗原泉さんと、イギリス人の父親との間に生まれ、ニューヨークと日本を行き来しながら育てられました。小さいころから忘れ物が多く、注意力が散漫であった筆者は、8歳のときにアメリカのニューヨーク市で発達障害の一つである注意欠陥障害(ADD)との診断を受けます。ADDとは、attention-deficit disorder の略で、注意力の低さや集中力の短さなどの症状を一つの障害としてみなしたものです。現在ではADHDとして診断されるこの障害ですが、他の人からは「障害がある」ことは一見すると分かりません。例えば、類さんの障害の特性には以下のようなものがあります。・ついさっき言われたことが数分後に思い出せなくなってしまう・人の表情などから相手の気持ちを読み取ることが苦手・うれしい気持ちや楽しい気持ちを表情にすることが苦手こういった特性のために、人とのコミュニケ―ションがうまくいかない場面もあり、少年時代はいじめに悩まされたり、不登校になったりと、「生きづらさ」を感じることもあったそうです。自分なりに努力を続け、発達障害と向き合ってきた類さん出典 : ご自身の障害に苦労することもあった類さんですが、著書の中では発達障害を「脳のクセ」と表現しています。自分の脳のクセに気づいて、環境を整え、改善する訓練をすることが、「生きづらさ」の解消につながると語ります。作品中では自分の障害に向き合うために、日々努力を続ける姿が印象的です。例えば、忘れっぽさや集中力の低さに対しては、事前に周りの人に自分のクセを伝えることで協力を依頼する。嬉しい・楽しいという気持ちを抱いたときは、表情で伝えられない分、人よりも丁寧な言葉や行動で気持ちを伝える。類さんは、「忘れっぽい」「感情が表情に出にくい」という「脳のクセ」を無理やり直そうとするのではなく、そのクセが相手を傷つけないように工夫をしたり、自分ができそうな行動に代替することで、自身の障害に対して向き合ったのです。同じ発達障害の診断を受けた母・泉さんが、子育ての中で忘れなかったこと出典 : 類さんがこのように自身の特性に気づき、障害に向き合っていくためには、周りの人からのサポートが欠かせませんでした。特に、母親である栗原泉さんは、今でも類さんにとって大きな支えとなる存在です。泉さんは、類さんと同じように発達障害の診断を受けています。しかし泉さんは、同じ診断があっても、類さんのことを「自分とは違う個性を持った人間」と考え、その個性を常に尊重・尊敬することを忘れないようにしていました。その一方で、類さんにとって必要なサポートをすることは惜しみませんでした。周りに過保護すぎると言われることもあるそうですが、泉さんは力強くこう語ります。「他のみんながこうしているからとか、普通ならこうだからという尺度ではなく、自分の頭で考えて、自分の子どもにとって、必要なものは何なのかを選択している。」泉さんの存在があったからこそ、類さんは自分の輝ける場所に辿りつき、今でも苦手なことに向き合う努力をし続けることができているのでしょう。類さん自身も、「注意してくれたりアシストしてくれる人がいることで、その人の環境は大幅に違うはずです。それは過去、現在、未来、全てに影響します。」と、サポートしてくれる人がいることの大切さを語っています。周りの人や環境との関わりによって障害のあり方は変わってくるのです。あきらめず、成長する努力を続ければ、誰でも「輝く場所」を見つけられる出典 : 発達障害の特性とうまく付き合いながら、類さんのように活躍できる人は、稀なのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかし、類さんはこう語ります。「人は、発達障害であろうとなかろうと、『その人が輝くための場所』さえ見つけることができれば、そしてあきらめず、その人なりの時間軸で成長すれば。誰もが必ず輝くことができるのだと思います。」決して諦めることなく、自分のペースで努力を続け、今の「輝くための場所」に辿り着いた類さんの言葉は、これからもたくさんの人を励まし続けるでしょう。
2016年10月13日「私が子どもの頃はそんなことなかった」あまりに違う息子のことが理解できず…出典 : 教室を立ち歩く(私はやらなかった)揶揄されてカッとなって手を出してしまう(私にはなかった)テストのときに集中力が途切れて解かずに終えてしまう(私は途切れる前に解き終えて問題になることはなかった)自分には経験のなかった彼の特性ゆえの言動に戸惑い、対処に困り、自分はそんなことしなかったのに…と過去を振り返る。比べてはいけないと頭ではわかっているのに、過去の自分と現在の彼を、心の中でつい比べてしまう。発達障害のある次男を育てていると、そんなことがよくあります。もちろん、言葉に出してしまえば彼を傷つけるのはわかってる。でも、私自身が精神的に辛いときなど、余裕がなくなるとつい、心の底の方で周りや自分と彼を比べて、「あれもできない、これもできない」という目で次男を見てしまいそうになる。そんな自分が母親でいいのかと、怖くなることもありました。栗原類さんの母、泉さんの経験に自分を重ねる出典 : 今回読んだ栗原類さんの新著『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』では、私が抱えていたまさにその、母が息子と自分を比べてしまう困難についての経験が書かれていました。栗原類さんの手記のあとに添えられていた、母の泉さんの手記。アメリカで類さんが診断を受けるときに、ご自身の発達障害についても示唆され、その特性の違いにより自分と比べてしまう困難が起こっているだろうことについても指摘を受け、接し方について教育委員会から助言を得たエピソードがありました。教育委員会での会議で「(略)あなたは自分が子どもの頃、何の苦労もなくできたことが、どうして息子さんにはできないんだろうと理解できないかもしれない。不思議でしょうがないでしょうね。だけどそう思ったときは、子どもの頃に自分ができなかったことをたくさん思い浮かべてください。そして、自分ができなかったことで息子さんができていることを、ひとつでも多く見つけてあげてください。そうすれば『なんでこんなこともできないの?』という気持ちがしずまり、子どもを褒めてあげられるようになります」と言われました。---発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA本文より引用「過去の自分なら出来たことと、子どもが出来ないことを比べない」ここまでは私も頭には入っていましたが、「子どもには出来ていて、過去の自分は出来なかったことと比べる」という視点に、目からウロコが落ちる思いがしました。「比べてはいけない」んじゃない、「彼の良い所と比べればいい」んだ!息子に出来ること、私に出来ないこと出典 : 振り返ってみると、私自身にも「出来ないこと」はたくさんありました。たとえば私は方向音痴で、初めて行く場所にはスマホのナビが欠かせません。2度目以降の場所でも入る道を1本間違えれば自分がどこにいるのかわからなくなったり、どっちの方角に向かえばよいか分からなくなることもあり、小さい頃からよく道に迷う子でした。対して次男は、1度行った場所は経路の風景から現地の様子までしっかり記憶する力があり、まず道には迷いません。以前来た時と逆方向から入った商店街で私が迷っているときに、「この先にこれとあれがあって、何個めの角で曲がれば着くよ」と案内してくれたこともありました。小さい頃の私は極度の人見知りで、小学生になっても近所のよく会う人にも挨拶ができず母の後ろに隠れていた記憶があります。今ではそんな片鱗は見せないのでこの話をすると周囲から意外だと言われますが、小学校低学年の頃までは顔を知っていても周りの大人と話すのを避けていました。そんな私の子供なのに、次男は小さい頃から人見知りをせず登下校のときにも元気に挨拶をします。畑仕事をするおばあちゃんたちに挨拶をして世間話をし、ほりたてのジャガイモを袋一杯抱えて帰って来たりすることも。屈託なく話す様子が可愛いと近所のおばあちゃんたちの人気者です。今までは、私が出来て彼が苦手なことばかり目についていました。けれど、改めてゆっくり考えてみたら、私が苦手だけど彼が得意なことだって、たくさんあるのです。出典 : このことに気づいたとき、障害のある子たちの保護者が集まる座談会で、司会者さんから言われたある一言を思い出しました。「お子さんの良いところを話してください」保護者の集まりは、ついつい子どもの問題行動やその対処法ばかりが中心になりがちです。だけどその日は、司会者の方の投げかけにつられて、一人、また一人と参加者が子どものいいところを話し始めたのです。「うちの子はとても優しくて、自分が疲れていると気にかけてくれるんです」「お友達がお休みしたときに心配して、お手紙を書いていたことがあったわ」「そういえば、いつも家の手伝いをよくしてくれます」お子さんの良いところを話す皆さんに続いて私も、次男のことを話しました。思いついたのは前述したような、自分が苦手だったけど次男がラクラクとこなすことばかりで。順番に我が子の良いところを話していき、最後に司会者さんがおっしゃいました。「その顔を、お子さんに見せてあげて」ハッとしました。自分の顔の筋肉が緩んでいるのを感じたからです。見回すと周りのお母さんたちの顔も本当に柔らかい、自然な笑顔でした。凸凹な親子が一緒に生きるためにも、親自身が自分を見つめること出典 : 栗原さんの手記の中で母の泉さんが繰り返し書かれていたのが、いかに親である自分自身が良い状態を保つかということ。発達障害児の育児は健常児の何倍も負担が大きい。泉さんご自身も、ご実家や担当医をはじめとした周囲の方の協力を得ながら自分自身のメンテナンスをこころがけ、類さんに対して良い状態で接することができるような自己管理をされている様子が紹介されていました。"子育てはロングラン。短距離走のように瞬間的に力を発揮しても、あとが続きません。"(本文より)力を入れ過ぎず抜き過ぎず、自分たちのペースで。私と次男それぞれのペースで。子どもが自分にちょうどいいタイミングで親から巣立って行くその日までを、一緒に走り抜くためにはどうしたらいいのか。栗原さん親子のこれまでが綴られたこの手記には、そのためのヒントが詰まっていたように思います。もちろん、私は私で、泉さんとは別の人間です。泉さんが類さんにしてきたことと同じことを次男に与えることは、多分できない。けれど、次男と他の3人の子たちそれぞれにとって、彼らの人生に並走するパートナーとしての親のあり方を改めて考えるきっかけを与えてもらえた、そんな1冊との出会いでした。発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA出典 :
2016年10月13日発達障害児童の親が何よりも知りたいのは、子どもの将来のこと出典 : 発達障害の息子は6歳。その成長は一進一退を繰り返す日々です。今回は、栗原類さんの書籍『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を読んで、発達障害児を育てる親として、感じたこと、気付いたことを綴ってみたいと思います。幼い頃に発達障害(ADD)と診断を受けた栗原類さん。類さんが今こうしてご自分の障害を告白し、その生きざまを本にして綴ったことには、大きな意味があると私は思います。まず、私たち発達障害児の親は、毎日毎日が子どもへの支援や配慮に手いっぱいの状態です。肝心の「この先に何があるのか」「この子がどう育っていくのか」ということに対する将来像が全く見えていません。これは、発達障害児を育てている親同士で話すと、よく出てくる話です。発達障害児を育てていると、誰もが思うのです。「ロールモデルが欲しい」と。しかし、一般的に取り上げられる「発達障害の大人」のロールモデルといえば、人より秀でた才能があったり、その才能ゆえに幼い頃から特別だったような、いわゆる「天才型」の人が多いのです。実は、これは親にとって、何の励ましにもなりません。そんな特別な子どもはごく一部で、大抵の親は、「誰にでもできることがなかなかできるようにならない」という発達障害児の育児に、毎日くじけそうになりながらも、自分を励ましている状態ではないでしょうか。等身大のロールモデル、それが栗原類さんだった出典 : そこで彗星のように現れたのが、栗原類さんという存在でした。彼は、感覚過敏や強いこだわりといった、発達障害児独特の特性があったのはもちろんのこと、記憶力の弱さや人の感情の読み取りが苦手といった困難さを持ち、学校の勉強にもとても苦手意識がありました。中学生時代にはいじめに遭って不登校になり、高校受験も失敗、決して順風満帆とは言えない人生を送ってきています。この言い方は語弊があるかもしれませんが、私たち親から見ると、栗原類さんは「とても身近な発達障害児」であり、等身大の発達障害当事者であると言えます。この本の表題には「僕が輝ける場所をみつけられた理由」という言葉が入っています。「輝く」という言葉に、芸能人として、モデルとして、華々しい生活をしている類さんのイメージが湧くかもしれません。しかし、この本を読んでいるうちに、類さんは決して「輝ける場所」という言葉を、才能を生かして大活躍する華々しい場所、という意味で使っているわけではないことが分かります。類さんにとっての「輝ける場所」とは、できないことや苦手なことが沢山あっても、それを補い受け入れながら、好きなことを好きと言える安心できる居場所、そんな場所である気がします。そしてそれこそが、多くの発達障害児にとっての「輝ける場所」なのかもしれません。類さんを支えてきた存在、栗原泉さん。その子育てスタンスとは?出典 : 発達障害児は、よくある曖昧なルールや、空気を読み取るのがとても苦手です。普通の子どもであれば、いちいち口に出して注意せずとも習得してくれる社会的ルールのようなものを、発達障害児には、繰り返し伝えなければなりません。しかも、伝えたとしてもすぐに忘れます。次第に、毎日毎日ガミガミと注意を繰り返す自分が、嫌になってきます。本の中に登場する、栗原類さんのお母さん、栗原泉さん。彼女の強力な支援のもと、類さんは目の前に立ちはだかる数々の困難に、1つひとつ対処していきます。面白いことに、栗原泉さんも、決して特別なお母さんではありません。類さんの教育環境を考え、海外に移住するようなフットワークの軽さはありますが、言われたことをどんどん忘れていってしまう類さんに、何度も何度も同じことを畳みかける一面も描かれています。泉さんは「過保護と言われてもいい。子どもの幸せを優先する」というスタンスで育児をしています。発達障害児の親は、これを読んだらきっと、肩の力が抜けることでしょう。なぜなら私たち親は、いつも自分が過保護になり過ぎていないか?自問自答している状態だからです。手助けをしなければ、当たり前のことがなかなかできるようにならない、しかし、「自分の手助けが、いつかこの子の自立を阻むことになるかもしれない」、と手助けするたび罪悪感を感じる毎日。泉さんの「子どもが今幸せであることを大切にする」という割り切った姿勢は、子育てに葛藤を抱いていた私にとって、涙が出るほど有り難いものでした。子どもの得意なこと、好きなことを無理して探していない?出典 : また、泉さんは、発達障害児の世界観を形作るのは「好きなこと」である、と述べ、いろいろなことを体験させることの大切さを説いているものの、泉さんが類さんに体験させてきたことは決して、「特別な何か」ではないことが分かります。博物館や美術館に連れて行くでもいい、インターネットやゲームをさせるでもいい、テレビで一緒にコメディを見るでもいい、泉さんが類さんに体験させたのは、日常的にできる小さな楽しみでした。この本を読んで、発達障害児にとっての「好きなこと」を探すのは、もっと気楽な気持ちで取り組めばいいのだと分かってきます。発達障害児の親をしていると、なぜか「この子の好きなものは何?」「才能のありそうなものは何?」という質問を、周りから嫌というほどされるのです。この質問は、数学や芸術などの天才的な能力があることを、暗に子どもに期待しているものだと思います。これは、一部の天才的な才能のある発達障害者ばかりが取り沙汰されてきたことに原因があるように思います。他のことが全部苦手でも、1つとんでもなく長けている部分があるはずで、そこを伸ばせば良いじゃないかと。この質問をされるたびに、子どもの天才的な才能を見つけることのできない自分のダメさ加減と、特に飛び抜けたものがないように思える息子への情けなさが募るのです。等身大の泉さんの姿で気付かされる、私たち親が背負ってきた無言のプレッシャー出典 : しかし、ほとんどの発達障害児は、平凡な子どもたちです。いや、平凡なことすらも、普通の人よりも何倍もの努力をしないとできるようにならない子どもたちです。ですから、「特別な才能」をわざわざ探すこと自体が、子ども自身の本来の姿を見ていないように感じるのです。そうではなく、泉さんは、類さんが楽しい経験をすること、ちょっとでも好きだと言ったことをとても大切にしています。そして、そんな毎日の小さな「好き」が、やがて大きくなってからの類さんにとって宝物となります。しかし、泉さん自身は、類さんに好きなことを作らせるために躍起になっているわけでもなく、それを極めさせようとするわけでもなく、類さんの楽しいという気持ちを自然に尊重しています。この本で泉さんという等身大の母親の姿を目にして、私たち発達障害児の親は、子どもに対する目も、自分に対する目も、少し優しくなるのを感じるのです。環境は違っても、泉さん親子が取り組んできたことは、「特別なこと」じゃなかった出典 : この本を読むと、類さんが育ったアメリカという国の教育の包容力や、日本の教育とのシステムの違いがとても印象に残ります。ややもすれば、「アメリカで育ったから類さんは恵まれていたんじゃないか?」というようなことを考える人も少なからず出てくるのではないかと思います。けれども私は、類さんが「輝く場所をみつけられた理由」は、アメリカという環境で育ったことが全てだったとは思いません。類さんと泉さんの凄さは、困難にぶつかるたびにそれを分析し、それにいかに対処するかを冷静に考え続けてきたことだと思います。また、高橋先生という専門家に相談し、自己判断のみに頼らなかったことも重要なことだったと思います。そして、対処法についても、誰もが雰囲気やコミュニケーションの中で察してしまうような些細なことでも、泉さんはしっかりルール化していました。泉さんと類さんが、発達障害である自分と向き合うために日々やってきたことは、決して「何かすごいこと」ではないのです。それは本当に、小さな取組みの積み重ねでした。なぜ私たちは、子どもの成長を待てないのだろうか?出典 : 発達障害の特性を劇的に軽減する魔法なんて、残念ながらありません。けれども私たちは、結果が出るか出ないか分からないような小さな取組みを日々積み重ねることに辛くなってしまって、どうしても劇的に変わる何かを求めてしまいます。そこをグッとこらえ、20年、30年の長いスパンで子育てを見つめながら、今ここでできる小さな行動を積み重ねていく、それが今の「輝ける場所」にいる類さんを作ったのだと思います。泉さんは、「コツコツやることの大切さ」を類さんに教えたい、と言っていましたが、お2人の20年の生きざまこそが、まさに「コツコツやることの大切さ」を表していると思います。そしてそれは、先の見えない毎日をもがきながら歩き続ける、発達障害児とその親を、どれだけ励ますものであるか、想像に難くありません。栗原さんの体験談に、発達障害児を育てる親としてもらったもの出典 : 類さんがアメリカにいた当時、まだ日本では「発達障害」という言葉がそれほど認知されておらず、教育現場でただの問題児として扱われて育った人たちが沢山いました。類さんが1番辛かったという中学校時代は、まだ日本では発達障害に関する認識が薄かった頃かもしれません。そういう意味では、先をいっていたアメリカという国で幼少期をおくり、適切な支援を受けることができた類さんはとても貴重な体験をされたのではないかと思います。しかし最近になって、日本の教育現場でも発達障害についての認知が広まり始め、いろいろな体制が急速に変化してきていることを私は肌で感じています。私の息子が入学する予定の学校では、発達障害児の聴覚過敏に配慮し、運動会のピストルを音が小さいものに変えました。刺激に弱い子どもは、特別支援級のついたての中でテストを受けることもできます。別の学校では、特別支援級の授業にiPadを導入するようになりました。類さんが10年以上前にアメリカで受けていた特別支援教育が、ようやく日本にも少しずつ入ってきています。今この時代は、10年、20年前に辛い思いをして育った発達障害の子どもたちが築いてきたのだと思います。私はこの急速に変化していく過渡期の社会を、発達障害児の親として、しっかり見守っていこうと楽しみにしています。類さんの本は、そんな社会を生きる私たちに、生きるヒントをくれる貴重なものであったと思います。発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA出典 :
2016年10月13日注意欠陥障害がある栗原類さん。モデルの仕事を掴むまでには親子での努力があったUpload By かなしろにゃんこ。栗原類さんの『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』を拝読しました。類さんのクールなイメージから、注意欠陥障害といってもそんなに困っていないのでは?と勝手に考えていましたが、家のルールである朝のゴミ出しを、玄関先まで持ってきたのに忘れてしまったり、とにかく物をなくしたり、遅刻が頻繁だったりと、発達障害がある人の特性そのものを持っていて、息子の姿とも重なって親近感を感じました。お母さんの泉さんが、耳にタコができるくらい何度も同じ注意を類さんにしているあたり、少年の成長物語がとてもリアルです。モデルのオーディションや撮影に出向く際には必ず迷子になってしまう類さん。お母様である泉さんが、遅刻が厳禁な業界に発達障害の我が子を1人送り出す心中を想像すると、子どもの行動を先回りして考えたり、もしものケースを何通りも考えておいたりと、ご苦労があったと思います。仕事をしながら類さんのサポートを続けたことはさぞ大変だっただろうと沁みてきました。類さんは容姿が良いから今のように活躍できているのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、我が家の上の子も子役をしていたことがあるので、仕事をする大変さが分かります。駆け出しのころは10オーデション受けて1つ受かるか?という世界ですから、容姿や運だけで生きていける世界ではありませんよね。類さんが今、お仕事をいただいて輝けているのは、泉さんがいろいろな方々に感謝をする心を持つよう類さんにしっかりと伝えていったことや、情緒を育てる土台作りを母子家庭でも手を抜かなかったことが大きな理由なのではないかと思ったのでした。母、泉さん流。考え方が偏らないよう一緒に話し合い、伝える療育Upload By かなしろにゃんこ。映画やゲームやアニメなど映像を観るのが好きな類さんに、母親の泉さんが「ネット映像を視聴するときの注意」を促すところは参考になります。泉さんは、類さんが好きになったものはどんなものでも禁止はしないけれど、見たままをうのみにしないよう、作り手の意図は本当はこうである!という視点を持つことを教えていました。発達障害がある子は素直ゆえに考え方が偏ってしまったり、独特の思想を持つようになる子も中にはいると、専門家に聞いたことがあります。栗原さん親子のように、物の見方について思春期の早いうちから頻繁に話し合う機会を持つことが必要だと感じました。もし泉さんがゲームやアニメを最初から禁止していたら、きっとそんな話し合いを親子で持てなかったかもしれませんよね。頭ごなしに禁止せずに、子どもが好きになったものに親が対応することが大切なのかもしれません。思春期、反抗期の息子との付き合い方のヒントにもなるな~と思ったのでした。思わずハッとさせられた言葉…子どもにこんな要求しているかも!?Upload By かなしろにゃんこ。類さんがアメリカで最初に発達障害の診断を受けた際に、「親ができたことを子どもに要求しないで」と泉さんはアドバイスされたそうです。この言葉、うっかりやっちゃっていた私にズズ――ン!と響いてきました。子どもに要求しないように、できないからって嫌味も言わないように今日から気をつけよう!発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)KADOKAWA出典 :
2016年10月11日ネガティブすぎるイケメンモデルとして注目された栗原類が著書「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」を発売した。記念に囲み取材が10月10日(月)、KADOKAWA富士見ビルにて行われ、栗原さんが応じた。本の帯をピースの又吉直樹が書いたいきさつについて、栗原さんは「もともと昔から僕がファンで仲良くなって、何かお願いしたいと思いした」と話し、又吉さんの著書より売れたいという思いは「全くありません」と、きっぱり言い切っていた。「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」は、昨年5月に情報番組で発達障害であることを告白した栗原さんが、生い立ちから障害に向き合ってきた現在までの過程を記した1冊。栗原さんの母親、主治医、又吉さんのインタビューも同時に収録し、人柄とともに紐解いている。改めて本に記すことになった栗原さんは、自分をふり返るいいきっかけになったとも話した。栗原さんは、「僕自身は人にさほど興味がない人間だったので、自分にも興味がなかったんです。自分のことが全く思い出せなかったので、当時のことを周囲に細かく聞いて、こういうタイプの人間だったんだなと思って」と語り、「発達障害の当事者の方はもちろん、当事者以外の方でも、自分の諦めかけていた夢などを目指すきっかけになってくれたらいいと思います。どのような人が読んでも得する本を書きました」と、熱い思いをたぎらせた。又吉さんとの出会いについて、栗原さんは「テレビの仕事を初めてしたときに、ピースと共演して、又吉さんに話しかけたいと思ったんですけど人見知りなので…。でも又吉さんが僕の気配に感づき、最初の挨拶が『肩もみましょうか?』で(笑)、そこから仲良くなりました」と懐かしそうにふり返った。いまでは、又吉さんと一緒に古着屋やごはんに行く仲だという。なお、8日に又吉さんの相方の綾部祐二が来年4月からアメリカのニューヨークに拠点を移すことを発表している。栗原さんは、「新しいことに挑戦するのは凄い良いことだと思います」と綾部さんの成功を願い、目を細めた。ニューヨークで幼少期を過ごしていた栗原さんだけに、「ニューヨークは割と物価が高いので、安くていい場所を探すことを祈っています」と独特のエールも送っていた。(cinamacafe.net)
2016年10月10日親子で発達障害と診断された、栗原類さんと母の泉さんUpload By モンズースー栗原類さんの著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を読ませていただきました。幼少期からの出来事をご本人、お母様、主治医の先生と、3人の視点から書かれていてとても面白かったです。ADHD当事者の私は、類さんご本人のエピソードに共感できることも多く、お母様の泉さんのお話は育児の参考になることがたくさんありました。中でも私が一番印象に残ったのはこのお話です。Upload By モンズースーUpload By モンズースー我が家も栗原さんのご家庭と同じく、親子で発達障害です。そのため、子ども達の特性で共感できる部分もありますが、違う部分もたくさんあります。私は就学前、文章や絵で何かを表現することができましたが、長男は現在絵も字も書けません。私も運動神経は良い方ではありませんでしたが、ジャンプは自然とできました、でも長男は教えてもらっても中々できませんでした。自分が苦労なくできたことを、他者ができないと「なんでこんなこともできないの?」という気持ちになってしまいます。これは定型発達の方でも、大人でも同じことが言えるのではないでしょうか。私も長男が成長するにつれ、できることとできないことの差が広がっていくと、よくこの気持ちになっていました。特に気になったのが偏食です。私はアレルギーのため、自分から食べたくない食べ物はありましたが、食べろと言われて食べられない物は基本的にありませんでした。なので、ほとんどの料理が食べられない長男の気持ちが、なかなかわかりません。でも、栗原さんのお母様のエピソードを読んで、少し気持ちが静まりました。私と子ども達は別々の個性を持った人間、あたりまえのことなのですが、私はつい忘れてしまっている気がいました。栗原さんのお母様が「一生忘れることのできない大切な言葉」と書かれていらっしゃいましたが、私も印象に残るお話でした。出典 : 発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著)
2016年10月07日栗原類さん、自身の発達障害について語る初の自叙伝発売!モデル・俳優として、テレビや舞台、ファッションショーなど様々な分野で活躍する栗原類さんが、10月6日に自身の生い立ちから現在までを綴った著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を発売されました。LITALICO発達ナビでは、書籍の出版を記念して栗原類さんに単独インタビューを実施。ご自身の発達障害(ADD: 注意欠陥障害)を公表し、書籍を出版するに至った背景、自身の特性を理解し俳優として「輝ける場所」をみつけられるまでの日々、お母様である泉さんと歩んできた21年間の日々について、たっぷりと語っていただきました。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)栗原 類さん: 1994年生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。8歳のときNYで発達障害と診断される。中学時代にメンズノンノなどのファッション誌でモデルデビュー。17歳の時バラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイク。19歳でパリコレのモデルデビュー。21歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍中。2015年に情報番組でADDと告白し話題となる。実は「カミングアウト」したつもりなんてなかった!?―出版おめでとうございます。出来上がった本を今日手にとってみて、ご感想はいかがですか。栗原類さん(以下、類さん): いやー、本当に思った以上に時間がかかってしまって、担当の方には、正直ご迷惑をかけっぱなしだったと思います…Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―初の長編エッセイですもんね。やはり大変でしたか。類さん: これまでも雑誌の連載などで文章を書いたことはあったのですが、今回のように自分の過去を深く掘り下げて書く本は初めてで。僕はあまり記憶力が良くないので、昔のことはほとんど覚えていなかったんですよ。母親や友人、主治医の高橋猛先生などに自分の過去を聞いて回って、そこから思い出して書くまでにものすごく時間がかかりました。それに、これまでのファッションやアートの分野での執筆ではなくて、発達障害をテーマにしたエッセイですから、どうやって興味を持って読んでもらえるかはかなり悩みました。担当編集の方に、全然進んでいない原稿を見せては、「この状態では出版も出来なくなりますよ」などと言われる始末で…。長い間辛抱強く待ってくださって、本当に感謝しています。―それはそれは…本当にお疲れ様でした。今回の出版は、類さんにとっても新しい挑戦だったと思うのですが、なぜ、ご自身がADD(注意欠陥障害)であることを公表し、書籍まで出版されようと思われたんでしょうか?類さん: そもそも僕は、自分がADDであることを隠していたことはないんですよ。―え、そうだったんですか。類さん: 最近まで、他人から「発達障害なんですか?」なんて聞かれたこともなかったし、聞かれていないなら答える必要もないかと思っていただけで、この仕事をする前から、ブログやツイッターでは自分の発達障害について書いていました。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―へえぇ、知らなかった…類さん: だから僕としては、「書いているんだから、みんなもう知っているだろう」ぐらいに思っていたし、テレビ番組で話した時も、「カミングアウトする」というような気持ちでは全くなかったんです。それが、いざテレビに流れるとすごい反響で…―昨年5月、NHKの「あさイチ」ですね。放送後、ネットで話題になっていたのをよく覚えています。類さん: 僕も放送直後に自分の名前でツイッター検索をかけたら、本当にたくさんの方がコメントされていて。自分で言うのもおこがましいんですけど、賞賛のコメントも多く、「公表するのは勇気があることだ」とか「私も勇気をもらった」とか…色んな声をいただけてすごくありがたかったです。―ポジティブな反応も多かったですよね。類さん: KADOKAWAさんから出版のお声がけをいただいたのは、それからしばらく経ってからのことでした。自分と母がこれまでやってきたことや、生まれ育ったアメリカの教育制度など、僕の人生を紐解くことで、もっと多くの人が発達障害に興味を持ってくれるかもしれない。いま発達障害に悩んでいる人たちにとっても何か励みやヒントになるものを提供できるかもしれない。そんな思いで、今回のお話をお受けしました。他人の気持ちが分からなかった少年が、「演じる」楽しさに目覚めるまでUpload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―ここからは本を拝見していくつか印象に残ったところを中心に、お話をお聞きできればと思います。ご自身の特性として、感情表現や人の気持ちを読むことが苦手だと書かれていましたが、俳優やモデルといった、むしろ、感情理解や表現をかなり求められる世界に飛び込んだというのが印象的でした。類さん: やっぱり傾向としては、発達障害のある人って、他人の気持ちを読み解くのが苦手な人が多いようで、僕もそのタイプでした。原因としては色々あると思うんですけど、僕の場合は、そもそも自分自身の内面にも興味がなかったというのが大きかったです。自分に興味がないから、他人にもそこまで興味を持てなかった。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―もともと自分にも他人にもあまり興味がなかった。そこからどうしてお芝居の世界に?類さん: ニューヨークにいた頃、小学1年の担任の先生の勧めで、コメディ映画を観始めたのがきっかけです。―コメディ映画を。類さん: 僕は昔から冗談が通じない子で、周りの冗談を真に受けてすぐにカチンと来てしまうなところがありました。先生は、このままでいると僕が人間関係で躓くことになると予見して、人の感情、特にユーモアを学ぶ必要があると言い、コメディ映画を観ることを勧めてくれたんです。特にハマったのはアニメの「サウスパーク」ですが、他にも色んなアメリカのコメディ映画やドラマを観ていました。僕が気になった部分があると一時停止して、「この人はこんなセリフを言っているけど、内心こういう感情で、本当はこういうことを伝えたいから、こんな表情をしているんだよ」っていう風に、母がひとつひとつ解説してくれたんです。おかげで、少しずつ登場人物の気持ちや意図が予想できるようになっていきました。―お母様が横で解説を入れてくれたんですか!セリフと表情のギャップを学ぶという点では、コメディはピッタリの教材かもしれませんね。類さん: そこからは僕も予想外だったのですが、ユーモアを理解するためにコメディ映画を観ていたのがきっかけで、お芝居自体に興味を持つようになったんです。自分ではない、色々な人になりきることの面白さを感じ、自分も俳優になりたい、と思うようになりました。―なるほど、そこから俳優を目指すように。類さん: モデルの仕事はもっと早くからやっていたのですが、本格的に芝居に取り組んだのは高校の演劇部に入ってからです。そこからバラエティ番組に出て、2012年にNHKのドラマで役をもらったのが、俳優として初のお仕事でしたが、最初は右も左も分からず、自分のセリフを覚えるだけでも精一杯で…Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―自分から興味を持って飛び込んだ世界とはいえ、集中を要したり、シーンに応じた振る舞いを求められたりと、大変な部分も多かったでしょうね…類さん: そうですね。実際、今でも苦労している部分はありますし、これからもたくさんあると思います。でも、先輩の役者さんにアドバイスをいただいたり、舞台を観に行ったりと、学ばせてもらう機会にはとても恵まれていて、いま少しずつ吸収、成長していく時期なのかなって思います。―コメディ映画に学んでいた頃のように、今後は周囲の先輩たちから学んで吸収されているのですね。類さん: すぐにはうまく出来なくても、ひとつひとつ訓練していけば、いつかは壁を突破して成功できる。そうやって、長い目で見る気持ちは忘れないようにしようと思っています。自分のことを「ネガティブ」だなんて思ったことはない?Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―お話を聞いていると、類さんは、身の回りの物事への注意集中が難しいという特性がある一方で、ものすごく楽観的だったり、長期的な視野を持っている印象を受けます。先ほどの話のように、「いつかは成功できる」と思って苦手なことも続けられたり、かと思えばバラエティ番組で人気沸騰だった時期にも、「この人気が続くわけがない」と、パリコレのオーディションに挑戦したり…類さん: バラエティは毎年旬が変わっていくものですし、そもそも自分に向いていないと思っていたので、ずっと続けていくつもりはありませんでした。それよりも、今までやったことがない新しい挑戦をしたいなと思ったんです。―とはいえ、まとまった期間で日本を離れると、連ドラなどの仕事は断らなければいけないし、オーディションに落ちてしまったら仕事が全部なくなってしまうかもしれない。なかなか勇気の要る挑戦だったと思いますけど。類さん: 確かに、僕にとっては大きな挑戦でしたね。でも、パリコレは21~24歳ぐらいの若いモデルが求められていて、僕のこの年齢で飛び込むのがむしろベストなのかなとは思っていました。結果的に、「Yohji Yamamoto」では4期連続、2年間を通して出演させていただきました。―周りからは当時、「ネガティブすぎるモデル」とか言われていましたけど、ネガティブというよりむしろ戦略的というか、かなりリスクを取って挑戦するタイプじゃないですか…類さん: というかそもそも、僕は自分のことを「ネガティブです」と言ったことは一度も無いんですよ!Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)類さん: 僕は普通に振る舞っていただけなのに、気づいたら周りからそのような煽りが付けられていて…僕はメディアの取材などでは毎回「言っていないです」って説明してたんですけど、必ず毎回カットされるんです。―メディア的にはあまり美味しくはないセリフなんでしょうね…(笑)類さん: まぁでも、周りからの評価も含めて客観的に受け止める性格なので、そういうことが2, 3回続いたあとは諦めて受け容れてましたね(笑)親子というより友人―母、泉さんのことUpload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―焦らず、長期的な視点を持つというのは、「人生はマラソン」だと語られた類さんのお母様、泉さんの影響も大きかったと思うのですが、類さんにとって泉さんはどんな存在ですか?類さん: 僕の一番の理解者ですし、すごく尊敬しています。本にも書きましたし、どんだけお母さん好きなんだって言われるかもしれないけど、やっぱりあの人の影響によって今の自分が成り立っているんだと思います。好きな音楽とか役者とか、映画のセンスも、あの人が見ていたものを一緒に見たりとか、こういうオススメがあるよって連れて行ってもらうなかで確立したものがあって。僕がどうして今この仕事をするようになって、これから何を目指したいのか、僕自身がちゃんと理解して歩んでいけるようになったのは、母の影響がすごく大きいです。―なるほど。類さん: それから、母は自分が出来ることだからといって、子どもの僕に決して同じようには要求しない人でした。母自身もADHD(注意欠陥・多動性障害)だと言われているんですけど、同じ発達障害といっても、お互いに真逆な性質なんです。母はものすごく記憶力が良いのに、僕は極端に忘れっぽい。母は他人に言われた嫌なことも全部覚えてストレスになっちゃうけれど、僕はどれだけ怒られても翌日にケロっと忘れたりすることがしょっちゅうありました。僕は忘れ物や同じミスを繰り返すので、そのつど耳にタコが出来るぐらい母に怒られていましたが、「長い目で見たらあなたの性質の方が気楽だし、メンタルも安定していて良いわよね」なんて言われたりもします。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―ほんとに真逆の凸凹なんですね。人生の先輩として厳しい言葉をかけつつも、長い目で類さんの成長の過程に伴走していこうという泉さんの思いが、本を読んでも伝わってきます。類さん: お互いの長所も弱点も理解しながら、20年以上ずっと二人暮らしてきているので、息子と母親というよりは、むしろ心を開ける友人という感じがしますね。普通の親子なら言わない冗談とか言葉遣いもけっこうあったりします。発達障害に悩める人たちへ―「背負い込まず、一人でも仲間をみつけて」Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)―最後に、自分やお子さんに発達障害があって悩んでいる人たちにメッセージがあれば、お願いします。類さん: 大人の当事者の場合でも、子どもに発達障害がある保護者の場合でもそうですけど、全部自分一人で背負い込んでしまわないことが大切だと思います。これまで親子の関係について多く話してきましたが、信頼できる第三者の相談相手がいると、すごく良いと思います。僕にとっては、主治医の高橋猛先生がそうでした。誰だって、どうしても親には話したくないことだってありますし、親子だけだと視点が偏って閉塞的になることもあります。そんな時、信頼できる第三者の意見を聞くことが出来れば、新しい発想やアプローチも出て来ると思います。大人の場合でも、仕事がうまくいかないからといって、自分のせいだと背負い込みすぎたら絶対身体も心も持たないです。全員に100%発達障害のことを理解してもらうなんて出来ませんが、上司や同僚、相談できる相手が一人いるだけでだいぶ違うと思います。一人でもいいので、信頼できる人を見つけること。それから、自分の特性や周囲の人たちと、長い目で見てじっくり付き合っていくことだと思います。―信頼できる人を見つけて、焦らずじっくりと。人生は「マラソン」、これからもずっと長い道のりが続きますものね。今日はありがとうございました。Upload By 鈴木悠平(発達ナビ編集長)聞き手・書き手: 鈴木悠平写真撮影: タナカトシノリ出典 : 発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 栗原 類 (著) , KADOKAWA
2016年10月06日女優の真矢ミキが4日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。活動休止を発表したロックバンド・ゲスの極み乙女。とindigo la Endのボーカル・川谷絵音のことを、「ウツボカズラみたい」と食虫植物に例えて表現した。川谷が当時未成年だった新恋人のタレント・ほのかりん(20)との飲酒が報じられたことを受け、両バンドはすでに発表している公演終了後、当面の間、活動を自粛することに。所属事務所と川谷が3日、両バンドの公式サイトを通じて発表した。真矢は「反省がたりなーい!」と替え歌風に話した上で、「なんだろう…ウツボカズラみたいじゃないですか」と食虫植物に例え、「周りの人を巻き込んで自分が成長していっちゃうというか…」と説明した。また、川谷の音楽をあらためて聞いてみたという真矢は、「トランス状態みたいな、バランスの悪い青年とか、人が成長する段階のときに聞きたくなるような…私が中学・高校だったら聞きたいなって思う音楽」とコメント。「発想のためにいつもバランスの悪い立ち位置にいるのかなって。だからこういうことも一つ一つ勉強して学ばないのかなと。いろんな人を巻き込んじゃったなと」と推測した。国分太一も「10代、20代に人気があるのは、もしかしたらそういうところがあるのかもしれないですね」と同調していた。
2016年10月04日発達障害があることを公表した栗原類さん昨年5月、モデルの栗原類さんは、NHKの番組内で「僕は発達障害のひとつADD(注意欠陥障害)です」とカミングアウトし、話題になりました。10月6日に、自身の生い立ちから現在までを綴った著書『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を発売することになりました。Upload By 発達ナビ編集部『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』栗原類(著)KADOKAWA (発行)2016年10月6日発売予定栗原類/著『発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』自伝的著書の内容とは栗原類さんは8歳のとき、当時在住していたニューヨークで「発達障害」と診断。小学1年生で留年、日本の中学時代の不登校、高校受験の失敗など紆余曲折、そしてようやくたどり着くことができた「人として愛される生き方」とはー。現在モデル・タレントとして活躍するまでの様々なエピソードが具体的に紹介されています。◇コメディ俳優になりたいという夢を、母が後押ししてくれた。◇中学時代の他者との葛藤が「心の体力」をつけてくれた。◇長く続けられる方法で学んだ「英語」が、自信になった。◇好きな音楽・映画や、旅の体験が、個性を作る核になった。◇長い目であきらめず努力し続けることが大切。など、ADDの特徴である「衝動性」をどう抑え、苦手なコミュニケーションはどのように克服してきたのか、これまでの歩みがすべて語られています。発達障害のある方や、そのご家族、周囲の方にとっても、実用性の高い書籍となるでしょう。また、同じ障害がありながらも、寄り添い導いてくれたお母様についてもエピソードが。栗原類さんが自身の言葉で綴った文章から、「誰もが輝くためのヒント」がみつかるかもしれません。トークイベントも開催発売に関連して、10月10日、都内で発売記念のトークショーを行う予定。栗原類さんご自身が「発達障害」について悩んでいる方、理解を深めたい方に向けて登壇する予定となっております。(場所は東京都千代田区KADOKAWA 富士見ビル2階ホール)。イベント詳細ページは以下です。栗原類トークイベント詳細ページ著者略歴著者は1994年生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持ち、中学生時代にメンズノンノなどのファッション誌でモデルデビューを果たし、17歳でバラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイク。21歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍しています。栗原類オフィシャルブログ
2016年09月07日女優の真矢ミキ(52)が2日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。1日に新ブログ「KOKORO.」を開設した乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)の前向きな姿勢に感動を示した。真矢は「海老蔵さんがメディアやブログを通して麻央さんのことをお話してくださったので知れることもうれしかったんですけど、直接麻央さんがブログをあげてくださると温かさが近く感じますよね」としみじみ。ブログの文章を見て、「すべて力強く、そして、なんていう視点の美しさ」と称賛した。また、「父がガンだったんですけどね」と打ち明けた上で、「部位的にガンなんですけど、全体的に自分は病人なんだって思ってしまう。私たち、風邪をひいただけでもそうなる」と意見。「でも、どんどん心がクリアになって、優しくなって、会話も本音が言えるようになって…麻央さんをこっちに倒していくっていうのは、いかに心が美しく、そして、母という立場って…」と感慨深げに語った。麻央は1日、「なりたい自分になる」というタイトルで最初の投稿を行い、「力強く人生を歩んだ女性でありたいから子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました」とブログを立ち上げた思いを告白。夜にも再び更新し、反響に驚きを示すとともに、感謝の気持ちを伝えた。
2016年09月02日堺雅人主演のNHK大河ドラマ「真田丸」にて徳川家康役を熱演するベテラン俳優・内野聖陽と、ネクストブレイク必至の若手俳優・栗原吾郎が、“刀剣男士”と呼ばれる戦士へと姿を変えた刀剣たちを育成するゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」「刀剣乱舞-ONLINE- Pocket」の新テレビCMに出演。時代劇ドラマを思わせる迫真の演技と迫力ある映像美が、ゲームユーザーならずとも話題を集めている。刀剣乱舞とは、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”たちを、ゲームプレイヤーが“審神者”となり率い、部隊を結成。様々な合戦場を攻略していく、刀剣育成シミュレーションゲームだ。物語の舞台は西暦2205年。歴史改変を目論んだ敵が過去へ攻撃を開始。歴史を守る使命を与えられた“審神者”は、付喪神“刀剣男士”と共に過去へ飛ぶことになったが――。今回、PCブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」&スマホアプリ「刀剣乱舞-ONLINE- Pocket」の新テレビCMキャラクターに、内野さんと栗原さんが起用。8月5日より新CMが放映されている。内野さんといえば、1993年にNHKドラマ「街角」でデビューして以来、映画・舞台・ドラマと精力的に活躍し、昨年は『罪の余白』『海難1890』と主演作が立て続けて公開。また、現在放送中のNHK大河ドラマ「真田丸」をはじめ、NHK大河ドラマ「風林火山」主演の山本勘助役、TBSドラマ「JIN-仁-」坂本龍馬役など、時代劇作品でもその存在感を遺憾なく発揮し、人気を博す。そんな内野さんが、本CMにて、超大作時代劇を髣髴とさせる迫真の殺陣と演技力を存分に披露。するとSNS上では「めっちゃかっこいいな!!!!!」「大河ドラマかと思った」「刀剣乱舞のCMかっこいいからにやける」「刀剣乱舞CMの内野聖陽さんどストライクだから実装して…」と、その仕上がりに驚き、絶賛するコメントが相次いでいる。また、もう一人の注目すべき出演者が、1996年1月12日生まれの若干20歳・新人俳優の栗原さん。NHKドラマ「金魚倶楽部」で俳優デビューを飾ると、その後はドラマ「花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス 2011」や、映画『桐島、部活やめるってよ』『リトル・フォレスト冬・春』などに出演。2014年にはアニメ「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-」井健役を担当し、舞台「AMNESIA」にて舞台初主演を務めるなど、今後の活躍に期待大の若手俳優だ。本CMでは、オリジナル刀剣男士の打刀“猫目石吾郎”を好演。可愛い子猫との2ショットに、雨に濡れた“水も滴るいい男”状態…とイケメン要素満載のシーンの連続に、「とうらぶのCMやってる人誰だろ?イケメンだあ~~」「刀剣乱舞のCMの人めっちゃカッコいい!誰?」と注目度急上昇!多くの人が“このイケメンは誰?”と調査をしたようだ。ファンからも「刀剣乱舞のCMやっぱり栗原吾郎くんだよ!!!あぁ、ほんとかっこいい」「刀剣乱舞のCMでてる栗原くんかっこよすぎだろ。めっちゃ美男子じゃん」と黄色い声が上がっている。10月からはテレビアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の放送が開始、さらに2017年にもアニメ「刀剣乱舞」(仮題)が放送予定と、原案のゲームだけでなく、アニメ、舞台と盛り上がりを見せる「刀剣乱舞」。今後の多彩な展開にも期待だ。(text:cinemacafe.net)
2016年08月17日女優の真矢ミキが15日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。SMAPの解散について言及した。TOKIOの国分太一とともにMCを務める真矢は、「先日、太一さんが『グループっていうカテゴリーは家族でも友達でもない。また違うカテゴリーなんだ』とおっしゃっていた」と国分の言葉を振り返りつつ、「年数が経てば経つほどみんな大人になっていくし、それぞれの社会ができてきたときに、グループ存続ってすごく努力のいることだと思うし、素晴らしいことだと思う」と語った。また、今年1月の解散・分裂騒動の際に、フジテレビ系バラエティ番組『SMAP×SMAP』で5人が謝罪した会見について、「いったん会見を開いたのは、ファンの方の心を1番にして、お言葉をみんなで発表されたんだと思う」と推測。「自分たちの気持ちを置いてきぼりにしたんだと思う」と加えた。そして、「今回のことってSMAPさんらしい」と言い、「いいことかどうかは、ファンの方たくさん悲しんでいる方が多いからわからないけれども、トップ・オブ・トップってこういうことなんだと思います」と意見。「彼らがやめるっていうだけで社会現象が起きちゃう。これは私たちの想像できない範疇」と語った。
2016年08月15日女優の真矢ミキが25日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。22日に日本での配信が開始となったスマートフォン向けゲームアプリ『ポケモンGO』についてコメントした。番組冒頭で、社会現象となっている『ポケモンGO』を大々的に特集。東京タワー前やスカイツリー前、浅草 雷門前など、都内の観光名所を取材し、ポケモンが出現するのか調査した。千葉県浦安市の舞浜駅前では、東京ディズニーランド帰りの人たちを取材し、パーク内の様子を質問。「けっこう出てきましたポケモン」「みんな歩いている人ずっとやっていました」と多く人が楽しんでいたようで、「危ないと思います。周り見えないのでぶつかったりするから」と心配する人もいた。真矢は「まだ数日ですけど、様子のおかしい動きの男性3人に会いました」と話し、「事故につながらないといいですけど」と歩きスマホを心配。そして、東京ディズニーランドでも『ポケモンGO』をやっている人が多くいる状況について、「ミッキーに専念しなさい」と思うと述べた。番組では、富士山も緊急取材。1日で『ポケモンGO』をやっている14人に会ったという。富士山のガイド担当者は、「手元に気を取られて足を踏み外す危険がある」「雷は怖い。金属類(に落ちる)」などと山でのプレイは危険だと警鐘を鳴らしている。
2016年07月25日中国風で絢爛豪華!ミンマン帝陵の崇恩殿 photo:ひさほゆうベトナム中部、ハノイからもホーチミンからも飛行機に乗って約1時間で行けちゃうアクセス良好な街フエ!ベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝が栄えたこの街には、バラエティに富んだ建造物が多数残されています。 きらびやかな王宮、フランス統治時代に作られた西欧風のカイディン帝陵 (お墓)、中国式の装飾が美しいミンマン帝陵などを見ていると、様々な国に支配されながらも独自の文化を作り上げてきたベトナムの歴史そのものを感じることができることでしょう。かつてユネスコの事務局長だったアマドゥ・マハタール・ムボウ氏はフエを「賞賛すべき建築上のポエムである」と語ったそうです。それでは、そんなフエで外せない観光スポットを5つご紹介致します! 1. 阮朝王宮王宮正門 photo:世界遺産イェーイ!フエ市内にある阮朝の王宮は、中国北京の故宮の4分の3の縮尺で作ったと言われています。約600m四方の城壁に囲まれた王宮内にフラッグタワー、大和殿などの遺跡があります。ベトナム戦争で破壊されたものが多いですが、王宮正門などは補修が施され現在もその姿を残しています!フラッグ・タワー photo:世界遺産イェーイ!王宮のシンボル的存在フラッグ・タワー!1,809年に建てられた高さ17.5mの見張り台です。フエの市内はフォーン川を挟んで旧市街と新市街に分かれ、王宮は旧市街に、街の中心やホテルは新市街にあります。旧市街と新市街は歩ける距離なので、王宮はぷらっと観光できますよ! フエの郊外にも阮朝の歴史を感じる観光スポットが点在しています! 2. トゥドゥック帝陵photo:世界遺産イェーイ!阮朝の皇帝の中で最も在位が長かった第4代皇帝トゥドゥックの帝陵。帝陵とは皇帝のお墓のことですが、実はトゥドゥック帝はこちらには埋葬されておらず、現在も埋葬場所が分かっていません。トゥドゥック帝陵は中国式に作られているので中庭があるのが特徴です。大きな蓮の池があり、皇帝は王宮から船に乗ってここまで来たともいわれています。 3. カイディン帝陵photo:世界遺産イェーイ!こちらは西欧風の建築様式のカイディン帝陵です。1,920年から20年かけて作られたヨーロッパ風の建築が特徴。外見も西洋風で斬新なのですが、内部も素敵!天上や壁が陶磁器やガラスの破片でステンドグラスのように飾られていて見事なのです。中国風の役人の石像 photo:世界遺産イェーイ!建物はヨーロッパ風ですが石像は中国風だったりと見ていて飽きません!こちらに埋葬されているカイディン帝は新しいもの好き、派手好きだったそうで、このような西洋、東洋の面白いものを取り入れたお墓を造ったそうです。 4. ミンマン帝陵photo:世界遺産イェーイ!トゥドゥック帝陵と同様中国風に作られているミンマン帝陵。中国式の中庭や池があります。ミンマン帝は役人の登用試験を採用するなど賢帝と言われていました。皇帝と皇后の位牌のある建物「崇恩殿」の内部は赤や金色でゴージャス!ぜひ中に入ってみましょう。 5. ティエンムー寺photo:ひさほゆう別名「天女の寺」と呼ばれているティエンムー寺。お寺のシンボル高さ21.24mの七層八角形のトゥニャン塔が、フォーン川に面してそびえ立っています。またベトナム戦争中に住職が政府に抗議して焼身自殺したことでも有名で、その住職がホーチミンまで乗った車が展示されています。こちらのページでご紹介した帝陵などは市内から少々遠くに点在しているので、効率よく回るにはツアーがオススメ!私たちが参加したツアーは朝8時~16時30分、英語ガイドとランチ込みでした。トゥドック帝陵↓カイディン帝陵↓ミンマン帝陵↓王宮↓ティエンムー寺この5つをバスでまわって最後にフォーン川をボートに乗って戻りました。ちょっと忙しいのでゆっくり時間をかけてみたい方にはタクシーチャーターなんかもオススメです! フエ名物ブン・ボー・フエphoto:世界遺産イェーイ!フエに来たら絶対に食べたいのが「ブン・ボー・フエ」。コクのあるスープに米でできた麺「ブン」が入っています。ハノイのフォーと比べると、ちょっとこってり目なのが美味しいんです。「ボー」は牛肉なので、ゴージャスに柔らかい牛肉がたっぷりなのも嬉しい! フォーン川のほとりで橋のライトアップを楽しもうphoto:世界遺産イェーイ!フォーン川にかかるチェンティエン橋は夜になるとこのようにライトアップされます!ライトの色がピンク、青、黄色と変化するのでしばらく見ていても楽しいです!フォーン川沿いには市場もあるので、夜涼しくなってからショッピングや食べ歩きもできますよ! フエからショートトリップ!世界遺産フォンニャ洞窟photo:ひさほゆうフエから北西に約200kmのところにあるフォンニャ洞窟。船に乗って洞窟内をみてまわることができる世界遺産です。フエからは早朝から夜までの1日ツアーで行くことになり少々ハードですが、フエとはまた趣が違った洞窟探検も楽しいです! 世界遺産豆知識!■フエの歴史的建造物群 (文化遺産)登録:1993年登録基準:「建築技術」1802年から1945年まで続いたベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝の都フエ。王宮や寺院などの歴史的建造物群が古都の風情を醸し出し、華やかな文化の面影を残しています。・フエへのアクセス日本からホーチミンまで直行便で約6時間。ホーチミンからフエまで飛行機で約1時間。 ※記事中の情報は、全て2016年6月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】 4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラム
2016年07月02日TOKIOの国分太一(41)と女優の真矢ミキ(52)が28日、MCを務めるTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者(51)について言及した。番組では、週刊誌『女性自身』が逮捕直前に高知容疑者に独占インタビューしたときのコメントを紹介。高知容疑者は、妻で女優の高島礼子(51)の父親の介護に専念するとして昨年6月に芸能界を引退したが、インタビューでは介護ヘルパーを雇っていることを明かし、義父を風呂に入れるたりすることは「僕がするわけない」と話していたという。国分は「『僕がお義父さんをお風呂に入れるわけない』と堂々と言っているところ…本当にショックですよね」と衝撃を受けた様子。「介護をするために芸能界を、俳優を引退すると言っていた…」と話した。真矢は「世間でね、介護についての認識の薄さに高知さんのことを腹立たしく思っている方多いと思います」と世間の思いを代弁。「命がけで頑張っているという方多いの」と続けた。国分はまた、「義理の父の介護で引退することに対して、みなさん頑張れと思ったと思うんですけどね」と無念の表情。真矢も「思いましたよね」と同調し、「みんなで応援したいような素晴らしい引退でしたよね」と振り返った。
2016年06月28日女優の真矢ミキが7日、TBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)に生出演。舛添要一都知事の調査結果会見を「茶番」と表現した。番組では、政治資金の公私混同疑惑の渦中にある舛添知事が6日に調査結果を公表した会見の内容を紹介。真矢は「えらい茶番を見せられた」とバッサリ斬り、「結末の決まった劇を、キャスティングを舛添さんがされて、それをただただ見せられる1カ月弱」と納得のいかない表情を浮かべた。TOKIOの国分太一も「都民のみなさんもこういう会見になるんだろうってわかっていたんじゃないかなとは思う」とコメント。「"不適切だが違法ではない"。僕たちが聞きたいことはこういうことではなかったと思う」と言い、「会見を見ていても、第3者の方が入っていろいろ説明はするんですけど、舛添都知事がなぜそうやって使っていたのかという説明はやっぱり聞けなかった」と語った。
2016年06月07日歌手の松田聖子が、7日放送のTBS系情報番組『白熱ライブ ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)で、MCを務める女優の真矢ミキと対談する。松田聖子は1980年、18歳の時に「裸足の季節」でデビューし、永遠のアイドルとして現在も精力的に活動。一方、真矢ミキは、宝塚歌劇団花組のトップスターとして活躍、男役として絶大な人気を誇り、退団後も女優として数々の作品に出演している。ともに今年で芸能生活36周年という2人は、今回が初対面。アイドル全盛時代、松田のヘアスタイルに憧れていたという真矢は、自身の貴重な聖子ちゃんカット写真を大公開する。また、「年齢を重ねる中での美の秘訣」や、「松田聖子が曲を作る時のとっておきエピソード」、真矢が明かす「宝塚時代から今も続く不思議な習慣、爆笑秘話」など、ここでしか聞けない話がめじろ押しの対談に。さらに、松田が出演した『ザ・ベストテン』の秘蔵映像も公開する。
2016年06月06日