美空ひばりさんの長男・加藤和也氏、親友の石井ふく子が、2日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。美空ひばりさんが亡くなって35年。今でも亡くなる1年前に行われたいわゆる『不死鳥コンサート』は語り草になっている。今回はその『不死鳥コンサート』映像を観ながら、2人に当時の裏話を聞く。当日は病気のために点滴を打ちながらステージに立っていたひばりさんの様子とは?さらに石井ふく子さんが亡くなる数日前に受け取ったという、ひばりさんからの手紙の内容を明かす。
2024年05月02日俳優の北大路欣也(81)が、25日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。黒柳徹子とは50年以上の知り合いで、昨年には「文化功労者」に選ばれた北大路。長い俳優人生には、忘れられない名優たちとのエピソードも多い。今回はその中でも東野英治郎さん、三木のり平さん、森繁久彌さんとの思い出話を披露する。さらに父・市川右太衛門さんの懐かしい映像を紹介しつつ、親子2代で演じた父の代表作『旗本退屈男』の裏話を明かしている。
2024年04月25日King & Princeの永瀬廉(25)が、19日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に初出演する。極度の“きれい好き”として知られ、来客には必ず使い捨てスリッパを履かせると話す。福山雅治が家に来た時はどうしたか覚えてなく、失礼があったかどうか確認できないままでいるとも打ち明ける。そんな永瀬の父は、元ヘリコプター操縦士で昔は中居正広も乗せたことがあるそう。デビューのきっかけは母が無断で履歴書を事務所に送ったこと。最近、母と初めてお酒を飲みに行ったという永瀬は、“あること”で忘れられない思い出になったと明かす。
2024年04月19日俳優の沢村一樹(56)が、18日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に出演する。私生活では24年前に結婚し、息子3人を育て上げる父としても奮闘する沢村。長男はモデルに、2年前には次男が俳優デビューを果たし、同じ職業を歩む息子への思いを明かす。この春に中学2年生なった三男には芸術的才能が?現在の暮らしぶりについても聞く。19歳で俳優を目指し、鹿児島から単身で上京。今年、俳優生活28年を迎え、女手一つで育ててくれた故郷の母への感謝と家族での思い出を振り返る。また、自宅では“片付け”に特に厳しいというが、掃除は自らの「運」を引き寄せることにもなるという思いもあるそう。
2024年04月18日声優で俳優の津田健次郎(52)が、16日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に初出演した。『徹子の部屋』出演が長年の夢だったという津田は「すごい昔から見させていただいて、やっぱり徹子さんとお話させていただくのが、こう一人前と言いますかね。なんか証といいますか、そんな感じの印象がありまして。いつか『徹子の部屋』に出させていただいたらなと」と告白。憧れの黒柳徹子を前に登場から終始小声で緊張していた津田に対して、黒柳は「もうちょっと大きいお声でいいですか?(笑)」とイジると、津田は「あっ、ごめんなさい!すいません」と照れていた。津田が注目を集めたのは、2020年の朝ドラ『エール』で語りを担当した時で、語りだけでなくドラマにも登場したことで出演のオファーが殺到。異例と言われる52歳での写真集が発売されるなど、50代で大ブレイクした。中学の頃から映画が好きで、映画監督を目指し明治大学で演劇学を専攻したが、役者が勉強になるかもと在学中に舞台の養成所を受け、役者の世界にのめり込む。しかし役者で食べることは難しく、24歳の時に声優のオーディションを受け、経験なしでいきなり声優デビューし人生が激変した。そんな津田が子どもの頃から憧れていた人が原田芳雄さん。2011年に亡くなった原田さんとは一度も会ったことがないという津田に、秘蔵映像を披露。今日は下積み時代の貧乏エピソード、そして駆け出しの頃に出会った妻の支えなど、素顔が明らかになった。津田の代表作と言えば、アニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』海馬瀬人役、『テニスの王子様』乾貞治役など多数ある。自身の経歴を黒柳に説明する際、津田は「『遊戯王』という…当時、子どもがすごくたくさん…カードゲームのアニメーションなんですけど、というのに(オーディションが)受かったり、その次の年に『テニスの王子様』というテニスのアニメーションが。連続して割とヒット作に恵まれまして。ここはひとつ、声の仕事にしっかり向き合おうと思いました」と伝えた。
2024年04月16日声優で俳優の津田健次郎(52)が、16日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に初出演した。『徹子の部屋』出演が長年の夢だったという津田は「すごい昔から見させていただいて、やっぱり徹子さんとお話させていただくのが、こう一人前と言いますかね。なんか証といいますか、そんな感じの印象がありまして。いつか『徹子の部』に出させていただいたらなと」と告白。憧れの黒柳徹子を前に登場から終始小声で緊張していた津田に対して、黒柳は「もうちょっと大きいお声でいいですか?(笑)」とイジると、津田は「あっ、ごめんなさい!すいません」と照れていた。津田が注目を集めたのは、2020年の朝ドラ『エール』で語りを担当した時で、語りだけでなくドラマにも登場したことで出演のオファーが殺到。異例と言われる52歳での写真集が発売されるなど、50代で大ブレイクした。中学の頃から映画が好きで、映画監督を目指し明治大学で演劇学を専攻したが、役者が勉強になるかもと在学中に舞台の養成所を受け、役者の世界にのめり込む。しかし役者で食べることは難しく、24歳の時に声優のオーディションを受け、経験なしでいきなり声優デビューし人生が激変した。そんな津田が子どもの頃から憧れていた人が原田芳雄さん。2011年に亡くなった原田さんとは一度も会ったことがないという津田に、秘蔵映像を披露。今日は下積み時代の貧乏エピソード、そして駆け出しの頃に出会った妻の支えなど、素顔が明らかになった。番組ラスト、黒柳から「何か決めセリフありますか?」と求められると、津田は「えっ~と」と照れながら「そこそこで済むならそこそこで」と『呪術廻戦』の担当キャラ・七海建人の名セリフを披露。これに黒柳は「いいですね~。『そこそこで済むならそこそこで』。じゃ、『そこそこで』。どうも」とマネて番組を締めた。
2024年04月16日声優で俳優の津田健次郎(52)が、16日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金後1:00)に初出演した。『徹子の部屋』出演が長年の夢だったという津田は「すごい昔から見させていただいて、やっぱり徹子さんとお話させていただくのが、こう一人前と言いますかね。なんか証といいますか、そんな感じの印象がありまして。いつか『徹子の部』に出させていただいたらなと」と告白。憧れの黒柳徹子を前に登場から終始小声で緊張していた津田に対して、黒柳は「もうちょっと大きいお声でいいですか?(笑)」とイジると、津田は「あっ、ごめんなさい!すいません」と照れていた。津田が注目を集めたのは、2020年の朝ドラ『エール』で語りを担当した時で、語りだけでなくドラマにも登場したことで出演のオファーが殺到。異例と言われる52歳での写真集が発売されるなど、50代で大ブレイクした。中学の頃から映画が好きで、映画監督を目指し明治大学で演劇学を専攻したが、役者が勉強になるかもと在学中に舞台の養成所を受け、役者の世界にのめり込む。しかし役者で食べることは難しく、24歳の時に声優のオーディションを受け、経験なしでいきなり声優デビューし人生が激変した。そんな津田が子どもの頃から憧れていた人が原田芳雄さん。2011年に亡くなった原田さんとは一度も会ったことがないという津田に、秘蔵映像を披露。今日は下積み時代の貧乏エピソード、そして駆け出しの頃に出会った妻の支えなど、素顔が明らかになった。
2024年04月16日映画『男はつらいよ』公開55周年を記念した「Go! Go! 寅さん」プロジェクトが始動。併せて、山田洋次監督と黒柳徹子による対談番組の放送など、現時点で決定している企画の詳細が発表された。1969年8月27日に第1作が公開された『男はつらいよ』は、のちにギネスブックに認定されるなど、総観客動員数8,000万人を超える国民的映画シリーズ。2019年には50周年を迎え、それまでの全49作が4Kデジタル修復技術によって蘇ったほか、22年ぶりの新作となる第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が公開となった。「Go! Go! 寅さん」プロジェクトは、何かと窮屈な現代だからこそ寅さんの言葉の数々を伝えたい、まだ作品を観たことがないミレニアム世代・Z世代にも観てほしいという想いがコンセプトとなっている。公開されたキービジュアルは、プロジェクトのコンセプトに沿って、「明るく、前向きな寅さんの笑顔」を前面に押し出し、軽やかな跳躍で勢いを表現。また、「そうよ、人生は賭けよ。」というコピーは、『男はつらいよ 純情篇』(第6作/1971年)より、挑戦する人々の背中を押し、励ましてくれる寅さんのセリフを大きく打ち出したものとなっている。また、山田監督と黒柳の対談番組『渥美清にあいたい 山田洋次と黒柳徹子が語る』(仮)は、3月17日(日) にNHK-BSで放送される。番組では、『男はつらいよ』シリーズの主演を務めた渥美清とのエピソードが語られる。併せて同局では、映画『男はつらいよ』シリーズから厳選された4本『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』『男はつらいよ 噂の寅次郎』『男はつらいよ 柴又慕情』『男はつらいよ 奮闘篇』が放送される予定だ。『渥美清にあいたい 山田洋次と黒柳徹子が語る』(仮)よりさらに、第1作の4K UHD化や、「辰年の寅さん」グッズが「Amazon Merch on Demand」で発売されることが決定。また、シリーズ55周年に寄せて、山田監督からメッセージが到着した。■山田洋次監督 コメント第2作『続・男はつらいよ』(1969年)撮影風景『男はつらいよ』55周年に寄せて「寅さん」こと車寅次郎という人物の魅力とはなんだろうか。誕生から半世紀を超えてもなお、人々がいまでも彼のことを忘れないのは、なぜだろうか。寅さんは人一倍の深い「情」を持っていて、困っている人々をみると放っておけない。親との関係に悩む娘、恋心を抱きながらも行動に移せない者、大金を騙し取られた芸者、不治の病に侵された貴婦人、大切な家族を亡くした人 。 寅さんは彼ら彼女らに寄り添い、共に心を痛め、叱咤激励し、時に自らの空回りが思いがけず功を奏するなどして、周囲の人たちの心を癒し、背中を押して次の一歩を踏み出すきっかけを与える。しかし、寅さんが持っている価値基準は「情」だけであり、統一した基準を持たない。要するに無茶苦茶なのであり、そこが寅さんの魅力なのだが、私たちは誰もが「寅さんのようには生きていけない」ということを知っている。困っているときには頼りになり必要とされるが、問題が解決すると途端に厄介者になる人物だ。寅さんは困難な時代でこそ光り輝き、人々を救ってくれるスーパーヒーローだとすれば、暗く、重苦しい今の世の中にこそ逢いたい人物ではないだろうか。弱った人間を励ます時に、寅さんは的確にその人を慰める言葉を持っている。「おい青年!」「労働者諸君!」と呼びかける時、<日本の未来は君たちにかかっている>という期待を込めて励ましている。その言葉の根底には、<自分はだめな人間だ>という想いがある。「お前は俺と違うんだぞ、立派なんだぞ」と、低い位置から応援している。そんなだめな男の破天荒な言動に、周囲の人々は「馬鹿だねえ」と笑い、呆れながらも、寅さんを愛していく。「笑い」は人の内側で、心が自由になる感動だ。めちゃくちゃな価値観を許している自分にホッとして、そのひと時解放される。大人だけではない。寅さんに憧れる子供たちに何人も出会ってきた。きっと彼らも大人と同じように、生きる苦しさを味わっているのだろう。遠い他国を旅している寅さんよ、帰って来てくれ。そして魂が自由であることの喜びを、もう一度味わせてくれ。<番組情報>『渥美清にあいたい 山田洋次と黒柳徹子が語る』(仮)3月17日(日) 14:49~15:48 NHK-BSで放送※「辰年の寅さん」グッズの詳細はこちら:
2024年02月28日2024年2月9日、モデルで俳優の佐々木希さんがトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。子育てについてなどプライベートな一面を明かす中で、視聴者から「なんてお美しい…」「信じられない」といった声があふれました。同月現在、佐々木さんは36歳で2児の母親でもあります。しかし、いつまでも変わらぬ美貌に、多くの人が衝撃を受けたようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 番組に出演した佐々木さんは、番組MCを務めるタレントの黒柳徹子さんとのトークについて、Instagramでこのように語っていました。2度目の徹子の部屋なのですが、収録時も徹子さんは、本当にお優しくてチャーミングで魅力的な方でしたお願いして秋田弁もお話ししていただいちゃいました!nozomisasaki_officialーより引用また、収録の際には黒柳さんのグッズをプレゼントされたとのことで、「とてもかわいい」と喜んでいます。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 佐々木希(@nozomisasaki_official)がシェアした投稿 番組出演時には、佐々木さんの名前がSNSでトレンド入り。視聴者から、さまざまなコメントが寄せられていました。・テレビに映る佐々木さんが美しすぎて目が離せない。・お肌がつやつやでキラキラ…永遠に見ていられる…。・驚異の美しさでお茶の間の度肝を抜く佐々木さん。・子育てのエピソードを聞いていると、本当に愛情深い人なんだと感じる。上品であり、優しいオーラに包まれた佐々木さんの美しさに、多くの視聴者が目を奪われたようです![文・構成/grape編集部]
2024年02月10日「親としてはいかに疲れさせるかって」佐々木希さんはアンジャッシュ渡部建さんと結婚し、2018年9月に第一子となる男の子を出産、そして昨年4月に第二子の誕生を公表しました。登場するや否や黒柳徹子さんは「スタイル抜群!」と感嘆の声を上げ、「現在36歳?随分若く見えますね。20代だと思っちゃった」「二児の母。(毎日ドタバタしている、と言われて)全然そんなふうに見えませんね、シャキッとしてらして」と驚きっぱなし。黒柳さんが「子育てはどういうところが一番大変?」と尋ねると、佐々木さんは「本当に思い通りにならないことが大変」と明かし、子どもは何をするかわからず、予期しないハプニングがしばしば勃発すると話しました。長男はもう5歳で、スクールから帰ってきたら宿題をやらなければいけないものの、「やっぱり宿題をやりたがらないので、それをこう、宿題をさせるのと遊ぶのとメリハリをつけるのが大変。ゲームもするんですよね~」と、成長に伴う生活面での大変さも出てきたといいます。「ちゃんと宿題終わってからゲームしようね」と、毎日毎日、口を酸っぱくして何回も同じことを言い聞かせ、時間制限をつくってタイマーをかけ、「何分経ったら宿題をしようね」と促しているそう。すると最近では、息子が自らタイマーをかけて時間を意識することが習慣づいたといい、黒柳さんは「5歳でもうそんなことができるの!?すごいね」「5歳でそんな、自分の遊ぶ時間と勉強の時間のメリハリつけるって、すごいと思います」と、衝撃を受けた様子です。佐々木さんの長男はゲームも好きですが、一緒に手作りクッキーを焼いたり、ドハマりしているレゴブロックで何かを作ったりと、いろいろな遊びを日々楽しんでいるよう。特にレゴには夢中で、自分で説明書を見ながら一生懸命に作っているといいます。佐々木さんは「途中でやめないで最後までやりとげることが大事」と声かけし、「好きなものは伸ばしてあげたい」という気持ちから、何かしらのご褒美にいつもレゴをプレゼントしていると明かしました。元気な盛りで、とにかく体力が有り余って走り回っているともいい、「親としてはいかに疲れさせるかって」と苦笑する佐々木さん。以前はリビングに設置していたトランポリンでずっと飛び跳ねており、「すごい体力だなって。1回私も経験してみようと思って、トランポリンをやったんですけど、結構疲れるんですよね、ジャンプって。それを永遠にできる子どもの体力ってすごいなって」と、エネルギー溢れる我が子の成長に目を細めていました。
2024年02月10日歌手でタレントの研ナオコが16日に自身のアメブロを更新。女優・黒柳徹子にプレゼントされた品を公開した。この日、研は「とってもカワイイプレゼント戴きました」と切り出し「黒柳徹子さんから窓ぎわのトットちゃんグッズ」と黒柳からアニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』の公式グッズをプレゼントされたことを報告した。続けて「こちらは拡大鏡つきのミラーでした」と写真とともに説明。「沢山、ありがとうございました」と感謝をつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵」「可愛いグッズですね」「私も欲しいです」などのコメントが寄せられている。
2024年01月17日1981年発売の黒柳徹子著「窓ぎわのトットちゃん」が、「最も多く発行された単一著者による自叙伝」Most copies published for an autobiographical memoir by a single authorとしてギネス世界記録に認定された(記録対象部数は2511万3862部※2023年9月末の全世界累計)。「窓ぎわのトットちゃん」は、黒柳さんが自身の幼少期を描いた著書。発売当初、本の売れ行きがNHKのニュースになり、トラックに積まれた本が書店に運ばれていく様子が中継。現在まで108刷を重ねる(81年発行のオリジナル)単行本だけで585万部を売り上げ、戦後最大のベストセラーに。また、文庫版をはじめとするほかの形態を含めると、800万部以上を国内で売り上げ、全世界では2500万部超、20以上の言語で翻訳されている。さらに、42年ぶりの続編となる「続 窓ぎわのトットちゃん」は発売2か月で50万部を突破。初の映像化となるアニメーション映画も公開中となっている。なお、黒柳さんが司会を務める「徹子の部屋」も、9月12日に「同一司会者によるトーク番組の最多放送」Most TV talk show episodes hosted by the same presenter 1万2100回でギネス世界記録を更新した。黒柳徹子コメント「『窓ぎわのトットちゃん』は、トモエ学園の小林先生のことや、自分の子供の時のことを書いておきたいと、割と純粋な気持ちで書きはじめた本です。それが今回、自叙伝という形でギネス世界記録に認定いただいたこと心から嬉しく思います。前に、イギリスの方に『トットちゃんを読むと自由な気持ちになれる、それがすごくいいんだ』って仰っていただいて、そういうところが日本だけでなく海外の読者にも受け入れられたのかなと思うと嬉しいですね。これからも小さな子供や、若い方に読んでいただいて、優しい気持ちになってもらったり、小林先生のような自由なものの考え方をしてもいいんだと思ってくださったらと思います」また、トモエ学園時代のトットちゃんが誰かに「やったよ!」と伝えるとしたら、まず一番に誰に報告したいと思うでしょうかという質問には、「やっぱり泰明ちゃんかな。きっと泰明ちゃん喜んでくれると思います」、続けて「すごい物理学者になったタイちゃんも喜んでくれると思います」と答えた。『窓ぎわのトットちゃん』は全国東宝系にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年12月8日より全国東宝系にて公開© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年12月18日タレントの黒柳徹子、将棋の藤井聡太八冠らが「第5回野間出版文化賞」を受賞し15日、都内で行われた贈呈式に出席した。「野間出版文化賞」は、講談社が創業110周年を迎えるにあたり記念事業の一環として2019年に新設された賞で、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体などを顕彰することが目的。第5回となる今年は、芦田愛菜、黒柳徹子、藤井聡太が受賞、そして福澤克雄監督が特別賞を受賞した。黒柳は「今日は私が尊敬する藤井さんとか芦田愛菜ちゃんとか若い方と一緒に賞をいただけて本当にうれしく思います」と笑顔を見せ、「特に私は、藤井さんがどういう方か見てみたいなと思っていて、いったいどうしたらああいう風に、ああいう四角いところに座って、こういう風にやっていけるのかなというのがとても不思議でたまらないです」と藤井に興味津々。「『徹子の部屋』においでいただいたら、その時にいろいろ伺ってみようと思います」と番組への出演に期待した。さらに、黒柳は「私はいつも(将棋の)中継を見ていて、藤井さん特に見ています。藤井さんすごいなっていつも思っているんですけど、さっきちょっとお会いしたらすごく普通の方だった。とってもかわいい笑い方で」と魅力を熱弁し、藤井は笑顔をこぼしながら話を聞いていた。
2023年12月15日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の公開記念ティーチイン付き舞台挨拶が14日に都内で行われ、黒柳徹子、八鍬新之介監督が登壇した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■黒柳徹子、『窓ぎわのトットちゃん』舞台挨拶に登場イベントは観客からの質問に、黒柳と八鍬監督が直接答えるティーチイン形式で実施。さらに今回は指名された観客が壇上に置かれたソファに座りながら質問をする形で行われた。自身初のティーチイン形式だという黒柳は「私は70年も芸能界にいるんですけど、初めてです」と明かし、会場を驚かせる。最初に指名されたのは、母と娘2人で鑑賞していた親子。母親は涙をこらえられない様子でハンカチで目を拭っていた。作品についての質問が黒柳にぶつけられる中、子供から「お母さんから、徹子さんの頭に飴が入っているって聞いたんですけど、今も入っているんですか?」という質問が。黒柳はおもむろに頭に手を伸ばすと、飴を取り出し、子供に手渡した。その後、黒柳のグッズを身にまとった女性が指名され、横にいた男性とともに登壇し、涙ながらに熱い思いを黒柳にぶつける。2人が夫婦だと聞いた黒柳は、「若いのに結婚なさって上手くいっていてよかったですね。ずっとお幸せにね」とメッセージを送っていた。
2023年12月14日ファッションは自己表現の1つ。他人に迷惑をかけない限り、好みの服装や髪形をして楽しむのが理想といえます。しかし、自分の年齢が上がるにつれて、周囲の目を気にして「もうこの服を着てはいけないのかも」「歳相応とされるファッションに変えるべきか」と悩んでしまう人も少なくありません。女性の場合、歳を重ねると派手な色の服装や髪形を避ける傾向があるようです。黒柳徹子の『金髪ボブ姿』に絶賛の声2023年12月10日、タレントの黒柳徹子さんがInstagramを更新しました。冠番組である、トーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)をはじめ、さまざまな場でマルチに活躍している黒柳さんですが、同月現在なんと90歳です。そんな黒柳さんがこの日に公開したのは、ハワイを満喫する姿。いい意味で歳相応とはいえない黒柳さんの姿に、多くの人から「こうなりたい」という声が寄せられました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Tetsuko Kuroyanagi(@tetsukokuroyanagi)がシェアした投稿 黒柳さんといえば、黒髪の特徴的なヘアスタイル。しかしこの写真では、普段の印象とは打って変わり、金髪のような明るい髪色と、彩度の高い派手な服装をしているではありませんか!前述したように、日本では歳を重ねるにつれて「歳相応のファッションをしなくては」と思い、自らの好みと外れていても、地味な髪形や服装を選ぶ人が多く存在します。年齢にとらわれず、自分の似合うファッションを選んで自己表現をする黒柳さんの姿は、そういった風潮に嫌気がさした人たちを勇気付けたようです!・徹子さんの服装がかわいすぎる!私の憧れの存在です。・センスがいいし、何よりも似合っていて素敵!自分も将来はこうなりたい。・黒髪も素敵だけど、金髪もお似合い。このかわいいワンピース、どこで買ったんですか!?この日、マラサダという揚げパンを食べ、アウトレットモールで買い物をするなど、ハワイを満喫したという、黒柳さん。何歳になってもファッションによる自己表現をあきらめず、毎日を楽しむ黒柳さんこそ、人生を謳歌しているといえるのでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月10日2023年11月30日放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、ファッションデザイナーの鳥居ユキさんが出演。夫が亡くなった際、黒柳徹子さんから受け取った手紙の言葉に、心を支えられたことを語りました。黒柳徹子「悲しい知らせをいただきました」鳥居さんは、ファッションブランド『ユキ トリヰ(YUKI TORII)』のデザイナーとして活躍。舞台や映画、歌番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)に出演する歌手の衣装なども手掛け、80歳の現在もファッション業界をけん引しています。そんな鳥居さんの夫は、同ブランドを企画している株式会社トリヰの社長で、2021年に逝去したとのこと。鳥居さんは、その時期に黒柳さんから送られたという、お悔やみの手紙を持参しました。かわいらしい少女のイラストが描かれたカードの裏には、黒柳さんの直筆の文字が、何行もつづられています。改めて「ありがとうございます」とお礼を述べると、鳥居さんは手紙の内容に触れました。とてもこれが大事で。「悲しいでしょう、さびしいでしょう」ってみなさんおっしゃるんですけど、なんかなぜか吹っ切れたのは、徹子さんがね、これをくださってから…。こういうね、「ご主人と出会えた人生はね、とてもよかったんじゃないですか。お祝い申し上げます」ってね。書いてくださったの。でね、「お祝い申し上げます」っていう方はめったにいないんじゃないかと思って。徹子の部屋ーより引用実際に、映し出された手紙には、夫を病気で亡くしてさびしいだろう鳥居さんの気持ちに寄り添いながらも、次の言葉が力強く書かれていました。でも、そういう素晴しいかたにお会いになれたことを、お祝いいたします。なかなか一生で、そういう方にめぐりあえないものですもの。それだけでも、お祝いです。徹子の部屋ーより引用きっと、当時の黒柳さんは鳥居さんのことを想い、一生懸命に言葉をつむいだのでしょう。だからこそ、時間をおいて改めて読むと気恥ずかしいはずです。手紙のコピーを受け取っていた黒柳さんは、自分が書いた内容を振り返り、「こういうふうに書くかなぁ」と照れ笑いを浮かべました。鳥居さんはこの手紙を持ち続け、自分の支えにしていたとのこと。愛情のこもった言葉は、番組を視聴した多くの人の心を揺さぶりました。・優しさに泣きました。・確かに、過去を全部肯定して、前に進めそうな言葉です。・お悔やみで普通は書けない言葉ですよ、これは!黒柳さんだからこそ書けた、鳥居さんの心に届く温かな言葉。もしかしたら、悲しみに沈んだほかの人々の心の支えになることも、あるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年12月01日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日に都内で行われ、黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登場した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■滝沢カレン、映画『窓ぎわのトットちゃん』に出演トットちゃんの担任の大石先生を演じた滝沢は「自分がずっと家族で見ていた徹子さんだったので、その人生の中に飛び込ませていただくチャンスをもらえたのが嬉しかったことと、自分の声ひとつによって、徹子さんの流れてきた小学校時代を汚したくないし、自分のせいで何かあったらいやだと思ったので、本当に気をつけようと色々思いました」と、喜びとプレッシャーを振り返る。黒柳については「憧れですし、妖精のような方なので、どうやって自分みたいな人間がこの世界に入れるかなというのは、困ったところでした」と語った。一方黒柳は「滝沢さんは普段からお知り合いですけど、純粋で、それからとっても……何と言ったらいいのかしら、普通あんまりいない女の子のように思います」と表す。黒柳が「ちょっと形容し難いんですけど、こういう純粋でかわいい女の子は少ないと思います。そういう中の一人が滝沢さんです」と言葉を探しながら答えると、滝沢は「うれしいです。お返しします、すべて」と、黒柳自身にもあてはまる内容だと示していた。
2023年11月18日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日に都内で行われ、黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登場した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■映画『窓ぎわのトットちゃん』声で出演した大野りりあな主人公のトットちゃんの声を務めた大野は「5歳の時に女優さんとアナウンサーになりたいと思って、最初は『本当になれるかなあ?』と思ったんですけど、お母さんとお父さんと『窓ぎわのトットちゃん』の原作の本を読ませていただいて、トットちゃんも新しい環境の中で頑張って、それが今の徹子さんになっているんだなと思って勇気をもらいました」と同作について語る。「オーディションの時に、本当に自分がトットちゃんだと思いながらやって、皆さんたちがすっごく優しくいろんなことを教えくれて、おしゃべりも楽しかったので、今までで1番最高のオーディションになりました」と振り返ると、滝沢は「素敵な方で……」と拍手。黒柳も「とってもかわいかったです」と演技を絶賛した。大野は最後に「この『窓ぎわのトットちゃん』の映画は、友情の大切さ、そして争いがどれだけ寂しいのか、親子との関係、先生と子供たちの関係……そういったいろいろなメッセージが込められている映画になっているので、この映画を観てぜひ皆さんに感動してほしいです。そして、この映画を世界中の色々な人に観てもらえたらいいなって思います」と挨拶。黒柳も思わず「……すごい」の一言で、「すごいしっかりしてる。りりあなちゃん、すごいしっかりしてる。びっくりします」と驚いていた。
2023年11月18日映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)の完成披露舞台挨拶が18日に都内で行われ、黒柳徹子、大野りりあな、滝沢カレン、八鍬新之介監督が登場した。同作は黒柳の自伝的小説で、1981年に出版されると日本累計発行部数800万部を突破、20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破した世界的ベストセラーのアニメ映画化作。何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学1年生のトットちゃん(=黒柳)は、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校する。子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園でのトットちゃんの日々を描いていく。○■映画『窓ぎわのトットちゃん』完成披露舞台挨拶に黒柳徹子が登場原作者である黒柳は「これは私の本当の話で、自分で書いたものなんですけど、一応ベストセラーになりまして、たくさんの映画のご要望はございました。映画、テレビドラマ、舞台とかミュージカルとかいろんなものがあったんですが、考えてみて、読んでくださった皆さんの中に描かれた独特のトットちゃんが生きている方がいいと思ったんで全部お断りしました」と明かす。「それで42年経った今頃、もしかしたらこれが映画にしておいた方がいいんじゃないかと思いましたし、またちょっとキナくさくなっているところもあったりしたものですから、映画にできればと思っていたところに、監督からアニメのご要望がございまして。ちょっと見せていただきました。そしたら本当に丁寧に書かれていたものですから、お願いして」と経緯を説明した。企画書から完成まで7年かかったそうで、黒柳は「やっと出来上がったものを見せていただいて、本当に泣いたんです。いろんなことが思い出されただけでなしに、当時の世の中とか、当時のトットちゃんの学校とか、自分が行ってた時のことのように書かれていて、お友達も当時の友達のようでした」と言葉を詰まらせ、涙を拭う。「終わった時には涙が出たんですけど、『窓ぎわのトットちゃん』をお読みになった方も読まない方も、映画を見ていただけたら嬉しいなと思っております」と語りかけた。今作の主題歌「あのね」はあいみょんが手がけており、この日は黒柳が手紙を読み上げる一幕も。「徹子さんご本人から指名をいただけたこと、これからの私にとっての確かな自信になりますし、この経験が私を励まして私を救ってくれます。紅白の時に『2022年、よろしくお願いしますね』と声をかけてくださったこと、一生忘れません」という文面に、黒柳は「たまたま紅白にいたものですから、『よろしくお願いします』と言ったんですけど、あいみょんさんは何のことだかわからず困っちゃったらしいんですよ。後でわかった」と補足する。楽曲については「純粋なところとか、悲しいとことか、優しいところ、面白さのところ、とってもいい音楽だと思います」と表した黒柳。「子供がお話をしているような、私が誰かにお話をしているような、他の子供がお話をしているような、本当に子供らしい曲だと思って、覚えて歌ってみようと思ったんですけど、ちょっと難しかったです」と苦笑していた。
2023年11月18日2023年11月10日に放送された、バラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)。2時間スペシャルとなった同番組では、俳優でありタレントの黒柳徹子さんを特集しました。その中でピックアップされたのが、1978年から12年間にわたって放送された音楽番組『ザ・ベストテン』の生放送中に起きた、大事件。番組の名物司会者であった黒柳さんの『ある言葉』を振り返りました。黒柳徹子『27秒』魂のメッセージ1980年6月12日の放送回、後に『ラッツ&スター』に改名をし、当時は顔を黒く塗って活動していたコーラス・グループ『シャネルズ』が登場した際のこと。ある少年から「黒人のくせに」という、心ない言葉が含まれた質問が投げ掛けられ、黒柳さんは生放送を一時中断し、目を潤ませながらこのようなことを訴えました。「『シャネルズ』は黒人のくせに」という風に質問なさった坊やがいらしたんですけど、「なになにのくせに」という風に、顔の色とか国籍が違うということで区別したいい方をすると、私は涙が出るほどとっても悲しく思います。みなさん、国籍が違う、そういうことで一段高いところから人を見下ろすような風に…偶然だったと思うんですよ、あの方は。でもどうぞ「なになにのくせに」とかそういう風にいわないでください。お願いします。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用生放送を中断してでも伝えたかった、黒柳さんの『27秒』のメッセージ。当時、司会者として気持ちを抑えられず「ここでいっておこう」と思ったのだといいます。その想いの背景には、黒柳さんの人生に大きな影響を与えた恩師による「どんな人でも差別や区別をしない」という教えの影響が、少なからずあったとのこと。生放送の後、黒柳さんのもとには、さまざまな反響があったそうです。韓国の方などからお手紙いっぱい来ましたよ。「私たちはどれくらい『なんとかのくせに』っていわれてきたか分からない。歌番組であのようにおっしゃったのは、私たちに力を与えてくれます」っていうお手紙を、いっぱいいただきました。中居正広の金曜日のスマイルたちへーより引用時間が限られている生放送中に番組の進行を止めてでも、差別的な発言に対して、何かいわずにはいられなかった、黒柳さん。ネットでは、『ザ・ベストテン』を見ていた人をはじめ、当時の黒柳さんを知らない若者からも反響が上がりました。・黒柳徹子さんの『27秒の言葉』を初めて見た。あの時代に、自分の言葉でしっかりと返せるのがすごい。・当時を覚えています。衝撃的だったし、黒柳さんの想いがちゃんと伝わりました。・時代は関係なく「なんとかのくせに」といういい方は許されるものじゃないよね。黒柳さんが涙目になって伝えたメッセージ。本当にさすがです。多様性を尊重する社会を作るための意識を、多くの人が持つようになった、2023年現在。まだまだ課題はたくさん残っているものの、「差別をしない」という考えが広がりつつあるのは、黒柳さんやその恩師などが、想いを伝え続けてきたからといえます。想いを受け取った人々が、また別の場所で声を上げつなげていくことで、傷付く人の少ない社会に近付くのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月11日10月25日、黒柳徹子(90)が、『1周回って知らない話SP』(日本テレビ系)に出演。“共演NG”だった大物女優について明かした。番組の企画で「芸能界で起きたトンデモ事件」について明かしていった黒柳。その流れで、『ザ・ベストテン』(TBS系)の司会を務めていた際のある事件を告白した。『ザ・ベストテン』は、毎週邦楽のヒットランキングをトップ10まで発表。そこにランクインした歌手が生歌を披露するのがお決まりだが、ランクインしながら出演しない歌手もいたという。当時『守ってあげたい』で何週にもわたりランクインしていた、ユーミンこと松任谷由実(69)も出演しなかった歌手の一人だった。あるとき、ユーミンが出ないベストテンの生放送を見た夫の松任谷正隆氏(71)が「お前来週あたり出たら?」と声をかけたという。その話を聞いていた当時のマネージャーが即座にテレビ局に「来週出演させていただきます」と電話。すると生放送中に、“松任谷さんが来週お越しいただける”と告知されてしまった。そのような経緯で、ついに『ベストテン』に出演することになったユーミン。黒柳から番組への出演経緯を聞かれたユーミンは「うちの主人がね“来週あたり出たら”といいまして」と答えた。すると、黒柳は「あら、あなたがご主人がおっしゃると、そういう風にされる方なの?」と反応。スタジオの空気が凍り付いたという。その後、二人は10年以上にわたって共演なしに。今年2月、ユーミンはラジオでこのことを振り返り「怖っ!」「女の自立とかにうるさい人なのかな」と思ったと語っている。しかし、事件から10年後NHKの番組での共演をきっかけにわだかまりは解消され、仲を深めていくように。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の最終回には、ユーミンをゲストに呼ぶことを約束しているという。
2023年10月26日朗読劇『ハロルドとモード』の公開ゲネプロが27日に東京・EXシアター六本木で行われ、黒柳徹子、向井康二(Snow Man)、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子が登場した。同作は1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』の舞台化作。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった2人のラブストーリーと、生きることの楽しさをコメディータッチで描いている。黒柳は79歳のチャーミングな女性・モードを演じる。1977年の来日公演を観劇して出演を熱望し、2020年の公演以降、ライフワーク公演として今年で4度目の上演となる。今回はSnow Manの向井が、モードに恋する19歳の少年・ハロルド役に。2020年公演の生田斗真、2021年公演のジャニーズWEST・藤井流星、2022年公演のSexy Zone・佐藤勝利からバトンを受け継いだ。フォトセッションはキャスト6人が揃ったものと、黒柳&向井の2ショットバージョンと2回行われた。向井は手を振り続ける黒柳を気遣い、報道陣に「追加料金取るよ!」と言いながら庇う仕草も。しかし、黒柳の前に出した手を下げられ、たじたじとなっていた。東京公演はEXシアター六本木にて9月28日~10月12日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて10月14日~16日。○黒柳徹子 コメント原作も良く、映画にもなり、皆様の好きな作品だけあって、幕が閉じた時、きっと皆さまは良かったと感じていただけると思います。戸田さんは迫力があってステキ!向井君、プライベートの姿からもハロルドにピッタリ!渡辺さん、とっても力強くて、おもしろい!片桐さん、普段の言動からおもしろい!桜井さんは、表情豊かでかわいい!今回の出演者の『ハロルドとモード』をお楽しみください!○向井康二 コメント稽古を通してお芝居の楽しさを感じました。朗読劇は初めてなのでどういうものなのかワクワクもしていましたが、いざやってみるとやはり難しいことがいっぱいで、学ぶことがたくさんあります。さらに、共演者のみなさんの演技が本当に素晴らしくて刺激を毎日もらえました!!稽古場の雰囲気は温かくてとても楽しいです。戸田さんがよくフルーツを差し入れしてくださり、みんなで一緒に食べたりもしていました。徹子さんが稽古前よく食べているのですが、席が隣なので可愛いなと思いながらこっそり見てます。そんな徹子さんだからこそモードという素敵な女性を自然に演じられるのかなと思います。僕はこの作品が大好きなので、この舞台の一員として参加できることが幸せです。公演を楽しみにしている皆さん。観てもらった後に何か大切なものを皆さんなりに受け取ってもらえたら嬉しいので僕は1公演1公演大事にハロルドを演じたいと思います。劇場まで気をつけてご来場ください!○桜井日奈子 コメント黒柳徹子さんが演じていらっしゃるモードの、常に新しい経験を求める生き方が、私は大好きです。 生きていく中で様々なしがらみを抱え、平坦に生きてしまう、私を含めそんな方は少なくないと思います。 この作品は、人や物に執着しない、モードの型破りな生き方に心躍らされる作品です。 存外面白い芝居をするねと言われる事が今回の目標です。 大ベテランの皆様とご一緒できることを心から感謝して、精一杯頑張ります。○片桐仁 コメント"落語的な演出"とG2さんが仰っていた通り、見ている人の想像力をかき立てる朗読劇になっていると思います。僕は役柄ごとに着替えるので、普段の演劇に近い感覚でやれるのも面白いです。モードのセリフを黒柳さんが発すると、「普遍的ないいこと言ってるなー」といつも思います。素直な向井くんハロルドとの掛け合いが最高です。早く皆さんにも体感して欲しいです!『こうでなければならない』『こうあるべきた』みたいな、いつも僕たちの周りにある見えない圧力を、軽く吹っ飛ばしてくれる朗読劇だと思います。楽しんでいただけるといいなー○渡辺いっけい コメントちょっと普通ではない2人が出会い、心を通わせていく物語です。稽古を重ねるうちに「普通って一体なんだろう。幸せってなんだろう?」演者である僕自身が色々と考えさせらています。個性の全く違う6人の声がピアノの調べに乗って紡いでいく「朗読劇の名を借りたゲリラ芝居」です。ふっふっふっ。心してご覧ください!○戸田恵子 コメント稽古場では日々の徹子さんのモードの台詞に泣いてばかりでした。聴き入ってしまうと、自分の出番に影響ありと思い、みみを半分塞いでます。こんなゴージャスな朗読劇は無いです。至極の台詞があちこちに散りばめられていて、感動です。どうぞお楽しみに。
2023年09月28日黒柳徹子の自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』がアニメ映画化。2023年12月8日(金)に公開される。黒柳徹子の自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』アニメ映画化『窓ぎわのトットちゃん』は、1981年に発売され、世界累計発行部数2,500万部を突破した世界中で愛され続けている黒柳徹子の幼少期を綴ったベストセラー自伝的小説だ。これまでにハードカバー、文庫、新書、絵本が刊行され、表紙絵および挿絵には一貫していわさきちひろの作品を使用している。物語は、小学一年生のトットちゃんが、落ち着きがないことを理由に小学校を退学となり、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校することからスタート。大人の読者たちが驚くほど強烈なトットちゃんの個性と、思わず笑ってしまうおちゃめな日常生活をはじめ、まだ多様な個性が認められていない当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園のユニークな校風、そこで出会う恩師や友人など、「こんな学校に通ってみたかった!」と思うような数々のエピソードがふんだんに盛り込まれている。そんな『窓ぎわのトットちゃん』が、色彩豊かな世界観でアニメ映画化。第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、トットちゃんの愉快な日常を通して日々のささやかな幸せや、個性の豊かさ、恩師からの教え、家族・友人への深い愛情を伝える作品となっている。トットちゃん役に大野りりあなトットちゃんを演じるのは、同じく小学一年生の大野りりあな。オーディションを勝ち抜き抜擢された大野は、雑誌『ぷっちぐみ』(小学館)のぷっちモデル2023を務め、「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(TBS・2023年)やテレビCMなどにも出演している。主人公・トットちゃん…大野りりあな何事にも好奇心旺盛で、お話好きな小学1年生。学校に馴染むことができず「困った子」と言われ、落ち着きがないことを理由に小学校を退学になってしまう。子どもの自主性を重んじる教育方針の、東京・自由が丘にあるトモエ学園に転校することになる。役所広司・小栗旬・杏・滝沢カレンも声優キャストにまた、トットちゃんを取り巻く重要なキャラクターの声優キャストに、役所広司・小栗旬・杏・滝沢カレンといった面々が名を連ねている。小林先生(小林宗作)…役所広司トットちゃんが転校するトモエ学園の校長。トットちゃんに手を差し伸べ、トモエ学園の生徒として迎え入れる。学園内に電車の教室を設置したり、お弁当の中身に「海のものと山のもの」を入れるように指示したりと、当時では異色ともとれる自由な感性で生徒たちに接していた。パパ(黒柳守綱)…小栗旬家族を守る優しさと力強さにあふれる、トットちゃんのパパ。日本最高峰と評判のヴァイオリン奏者。トットちゃんが“徹子”という名前をうまく発音できず、“トット”と発音していたことから、パパは“トット助”と呼び愛情を注いでいた。ママ(黒柳朝)…杏トットちゃんの心優しき母。トットちゃんのお転婆な性格と行動力に心配が絶えないが、トットちゃんをのびのびとした人生へと導くために寄り添いながら成長を見守る。大石先生…滝沢カレントットちゃんの担任の先生。個性豊かな生徒たちと共に、自身も成長していく。監督は「劇場版ドラえもん」シリーズの八鍬 新之介監督は、「劇場版ドラえもん」シリーズで数々のヒット作を世に送り出してきた八鍬新之介。「生と死」「戦争と平和」「思いやりと差別」など、相反するテーマが雄弁に語られていた『窓ぎわのトットちゃん』を読み、映画化したいとの思いが強まったという。映画『窓ぎわのトットちゃん』あらすじ落ち着きがないことを理由に、小学校を退学になってしまったトットちゃん。トモエ学園に新しく通うことになったトットちゃんは、出会ったばかりの小林校長先生に優しく語りかけられる。「君は、ほんとうは、いい子なんだよ。」トットちゃんの元気いっぱい、すべてが初めてだらけの日々が始まる。【作品詳細】映画『窓ぎわのトットちゃん』公開日:2023年12月8日(金)監督:八鍬新之介脚本:八鍬新之介・鈴木洋介出演:大野りりあな、小栗旬、杏、滝沢カレン、役所広司キャラクターデザイン:金子志津枝アニメーション制作:シンエイ動画配給:東宝音楽:野見祐二原作:『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子 著 / 講談社 刊)
2023年07月14日アイドルグループ・Snow Manの向井康二が、黒柳徹子主演の朗読劇『ハロルドとモード』に出演することがわかった。同作は1971年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』の舞台化作。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった2人のラブストーリーと、生きることの楽しさをコメディータッチで描いている。79歳のチャーミングな女性・モードを演じるのは黒柳。1977年の来日公演を観劇して以来、出演を熱望していたという黒柳は2020年の公演以降、ライフワーク公演として上演を続けており、今年で4度目の上演となる。また、Snow Manの向井が、黒柳演じるモードに恋する19歳の少年・ハロルド役に決定。2020年公演の生田斗真、2021年公演のジャニーズWEST・藤井流星、2022年公演のSexy Zone・佐藤勝利からバトンを受け継ぎ、新たなハロルドを作り上げていく。さらに、共演には桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子といった豪華キャストが顔をそろえる。東京公演はEXシアター六本木にて9月28日~10月12日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて10月14日~16日に上演される。コメントは以下の通り。■黒柳徹子今年もご好評につき、朗読劇『ハロルドとモード』をやらせていただきます。今年のハロルドはジャニーズのSnow Manの向井康二さんです。今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。とても楽しみです。朗読劇は私にとって初めての経験でしたけど、皆さまの想像力をいっぱいにさせる、素晴らしいものだと知りました。装置がなくても、動きがなくても、皆さまの想像力が、それをはるかに上回ると、わかったのです。 私が『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、私もモードの役を演じてみられたらなと思っていました。ぜひ、ご覧ください。お待ちしています。■向井康二個人で舞台に出演するのは久しぶりです。『ハロルドとモード』は、以前、藤井流星が出演していた時に観劇したことがありますが、その時に皆さんのお芝居にとても感動した思い出があるので、そんな素敵な作品を今年も盛り上げられるようにがんばりたいと思いました!このお話が決まる前から黒柳さんのYouTubeを見ていて、とてもユーモアのある素敵な方だなと思っていたので、そんな素敵な方と今回、ラブストーリーを広げていけるのが楽しみです! ハロルドが求めている愛を僕なりに理解しながら、そして黒柳さん演じるモードとの出会いで人生が変わっていくハロルドを楽しく演じたいです! 初めての朗読劇ですので、共演者の皆様からたくさん色々なことを学びたいなと思います! そして、たまにですが声を褒めてもらえることもあり、そんな僕の声でお客様に楽しんでもらえるように精一杯がんばりますので最後まで応援よろしくお願いします!
2023年06月22日黒柳徹子のライフワーク公演「ハロルドとモード」の4度目の上演が決定。今年は、「Snow Man」の向井康二が恋人役を務める。自分らしく生きる、破天荒でキュートな79歳の女性・モードと、狂言自殺を繰り返す愛に飢えた19歳の少年・ハロルド。真逆の死生観を持つ2人は、共通の趣味である“赤の他人のお葬式への参列”で、何度か顔を合わせたことにより、仲が深まっていく。パワフルな生き方をするモードに、次第に惹かれていくハロルド。周囲の人々は2人の交際に大反対するが、当人は全く気にしない。そんなある日、生きることの楽しさをモードから学んだハロルドは、モードの80歳の誕生日パーティーを開くが…。1971年にアメリカで公開された映画を舞台化した本作は、ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった2人のラブストーリーと、生きることの楽しさをコメディータッチに描く。チャーミングな女性・モードを演じるのは、1977年の来日公演を観劇して以来、出演を熱望し、2020年の公演で夢を実現させた黒柳さん。これまで、生田斗真(2020年公演)、「ジャニーズWEST」の藤井流星(2021年公演)、「Sexy Zone」の佐藤勝利(2022年公演)が演じてきたモードに恋する少年ハロルド役は、先日放送が終了した「特捜9」で三ツ矢翔平役を務めた向井さんが、フレッシュに演じる。黒柳さんは「今年も魅力的な顔ぶれがご出演くださいます。とても楽しみです」と心境を明かし、「私が『ハロルドとモード』の舞台を最初に見たのは1977年。モードを演じたのは、フランスの名優、ジャン=ルイ・バローの奥さん、マドレーヌ・ルノーでした。その後、文学座の先輩でもあった長岡輝子さんの舞台も見ました。笑いと涙が交錯して、とても印象的で、その時から、私もモードの役を演じてみられたらなと思っていました。ぜひ、ご覧ください。お待ちしています」とコメント。向井さんは「個人で舞台に出演するのは久しぶりです。『ハロルドとモード』は、以前、藤井流星が出演していた時に観劇したことがありますが、その時に皆さんのお芝居にとても感動した思い出があるので、そんな素敵な作品を今年も盛り上げられるように頑張りたいと思いました!」と意気込み、「初めての朗読劇ですので、共演者の皆様からたくさん色々なことを学びたいなと思います!そして、たまにですが声を褒めてもらえることもあり、そんな僕の声でお客様に楽しんでもらえるように精一杯頑張りますので最後まで応援よろしくお願いします!」とメッセージを寄せた。そのほか、桜井日奈子、片桐仁、渡辺いっけい、戸田恵子が、2人の生き様と恋模様を支える。台本・演出はG2。2020年公演時に新たに朗読劇として脚本を書き下ろし、舞台セット、衣装、照明、ピアノの生演奏など意匠を凝らした作品を作り上げる。なお、チケット一般発売は東京公演が8月26日(土)10時、大阪公演は9月18日(月・祝)10時からスタートする。「ハロルドとモード」は9月28日(木)~10月12日(木)EXシアター六本木(東京公演)、10月14日(土)~10月16日(月)森ノ宮ピロティホール(大阪公演)にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年06月21日黒柳徹子の伝説的自伝「窓ぎわのトットちゃん」が、40年の時を経てこの冬、アニメーション映画化が決定した。これは、第二次世界大戦が終わる、ちょっと前のお話し。落ち着きがないという理由だけで、小学1年生で通っていた学校を退学になってしまったトットちゃん。ママが見つけてきてくれた学校「トモエ学園」に通うことになったトットちゃんは、自由でユニークな校風と、恩師となる小林先生に出会う。「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」。トットちゃんの元気いっぱいの毎日がここから始まる――。いまから約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、黒柳さんが自身の幼少期を自伝的に書いた「窓ぎわのトットちゃん」。1981年に出版され、日本累計発行部数は800万部を突破、英語、フランス語、ヘブライ語など20以上の言語で出版され、世界累計発行部数は2,500万部を突破している。大人の読者たちが驚くほど強烈なトットちゃんの個性と、思わず笑ってしまうおちゃめな日常生活。まだ多様な個性が認められていない当時としては珍しい、子どもの自主性を重んじる「トモエ学園」のユニークな校風と恩師・小林先生や友人たちとの出会いに、「こんな学校に通ってみたかった!」と思わずにはいられない。窓ぎわのトットちゃん新組版 (講談社文庫)画像:amazon.co.jpこれまで数々の映画化オファーが届くも、「読者の頭の中にあるイメージを壊したくない」という黒柳さんの考えもあり、映像化が実現することはなかったが、原作が出版された年に生まれた『劇場版ドラえもん』シリーズで数々の大ヒット作品を世に送り出してきたアニメーション監督・八鍬新之介が原作を惚れ込み、黒柳さんに直接オファー、イメージボードを手に何度も訪れ説得を重ねた熱意が届き、「アニメであれば原作を愛するファンの方々も喜んでくれるかもしれない」と快諾したという。製作は「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」シリーズ、『河童のクゥと夏休み』を手掛けたシンエイ動画。キャラクターデザインは、「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」シリーズでキャラクターデザインや原画を担当し、水彩画のような優しいタッチながらも、生き生きとした子どもたちを描くことでは右に出る者はいない、圧倒的な実力を持つ金子志津枝が担当する。●黒柳徹子1981年に「窓ぎわのトットちゃん」を書いたあと、ものすごくたくさんの映画監督から映画にしたいと依頼がありました。よく冗談で言っているのですが、あの黒澤明監督以外のほとんど全ての映画監督から、ありがたいことにお手紙をいただいたのを今でも覚えています。ただし、本を読んでくれた皆さんの頭の中にある映像の方が良いものなんじゃないか? と思って全てお断りしてきました。そうしたら今度はアニメーションでどうですか?という話で…笑。それであれば若い方々がご覧になっても楽しめるかもしれないと思いました。今でも本屋に行って置いてあると聞くと嬉しくなりますし、本を読んだ子どもたちの感想を聞くのが楽しみです。最近は世界情勢がいろいろ変わってきているので、この映画を観た若い世代の皆さんに「面白かった!」と思ってもらえるといいなと思います。●八鍬新之介監督映画化を企画したのは2016年。シリアでは化学兵器によって子どもたちの命が、国内では相模原の障がい者施設で多くの命が奪われました。そのような暗い出来事に触れる中で、アニメーションを通して社会に貢献できることはないだろうかと考えるようになりました。そんな時に出会ったのが『窓ぎわのトットちゃん』です。そこには「生と死」「戦争と平和」「思いやりと差別」など、相反するテーマが雄弁に語られていました。それも、世界中の誰もが理解することができる瑞々しい子どもの言葉で。この瑞々しさをそのまま映像化して世界中に届けることができたなら、今よりほんの少しだけ社会が明るい方向に進むかもしれません。どうぞお楽しみに。『窓ぎわのトットちゃん』は冬、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:窓ぎわのトットちゃん 2023年冬、全国東宝系にて公開予定© 黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会
2023年03月20日栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:門田 道也/以下、栗田工業)と株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、執行役社長兼CEO:小島 啓二/以下、日立)は、製造業を主軸に、循環型社会を見据えた両社のソリューションの社会実装とエコシステムの構築に向けて本格的な協創を開始することに合意し、このたび、基本協定書(MOU)を締結しました。両社は今後、ソリューション・技術の共有や、ビジョンに賛同する企業・団体のパートナー作りなどを通して、サプライチェーンにおける「環境負荷ゼロ」の実現に向けたソリューションの社会実装を加速していきます。栗田工業と日立の協創コンセプト【協創の内容】両社で製造業を主軸とした社会価値を定義し、栗田工業が保有する産業における多様な現場接点や水処理・廃棄物削減技術、およびデジタルソリューションと、日立が保有する環境データの見える化・分析・制御技術といったLumada*1ソリューションや環境負荷低減技術(水素によるエネルギー循環等)などの技術・ノウハウを融合して価値創出モデルを具現化し、お客さまにソリューションを提供していきます。一例として、食品工場などから製造副産物として排出される有機物を資源として捉え、両社の保有する資源アップサイクル/エネルギー回収技術、およびLumadaソリューションを活用した循環を証明する仕組みなどを組み合わせ、資源の持つ価値を最大限に引き出すサプライチェーンの構築をめざします。また今後、両社は、継続して協創テーマの検討・協議を進めるとともに、日立のLumadaアライアンスプログラム*2を活用し、実現すべき社会価値を共有する企業とのエコシステム構築にも積極的に取り組み、これに賛同する企業・団体を募ります。これらの活動を通し、水資源の保全・改善や持続可能なエネルギー利用などの課題解決に取り組み、循環型社会の実現に貢献していきます。*1 Lumada:お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション・サービス・テクノロジーの総称。 *2 Lumadaアライアンスプログラム:単独で解くのは難しい社会課題を解決し、価値を創出する社会イノベーションを加速していくため、多様なパートナーとのマッチングによるオープンイノベーションの場(コミュニティ)を通じ、エコシステムを構築するプログラム。 【背景】2015年に国際連合で採択されたSDGsや温室効果ガス排出削減等のための新たな国際枠組みであるパリ協定、日本政府が提唱するSociety 5.0など、持続可能な社会の実現と人々のQoL(Quality of Life)の向上をめざした世界的な取り組みが近年、加速しており、社会課題はより幅広く高度なものとなっています。また、デジタル化社会の進展に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大などをきっかけに、こうした変化はますます加速しています。【今回の協創に至る取り組み】栗田工業は、長年培ってきた「水に関する知」から生み出される多様なソリューションで水と環境の分野における事業活動を通して社会課題の解決に取り組んでいます。節水、CO2排出削減・廃棄物削減の効果が大きく、SDGsが示す目標とターゲットの達成に貢献する製品・技術・ビジネスモデルの展開に注力し、社会的価値を創出しています。日立は、自ら製造業として長年培ってきたプロダクト/OT*3とITを融合し、お客さまとの協創を通じてDXを加速するLumadaソリューションを提供することで、プラネタリーバウンダリーを超えない社会の維持と、一人ひとりのウェルビーイングの実現を両立させながら、複雑化した社会課題の解決に貢献する社会イノベーション事業を展開しています。こうした中、栗田工業と日立は、変化する社会背景を受けた循環型社会を見据え、両社の技術・ノウハウを組み合わせることでお客さまや社会の価値向上に貢献できると判断し、2021年3月以降、従来にない新しい価値や発想を生み出す日立独自のLumadaの協創アプローチ「NEXPERIENCE*4」を活用し、協創テーマの検討・協議を行ってきました。そしてこのたび、エコシステムの構築をめざし、両社のソリューション・技術の共有やパートナー作りを通してサプライチェーンにおける「環境負荷ゼロ」の実現に向けたソリューションの社会実装を加速していくことに合意し、MOUを締結しました。今後は、両社の取り組みに賛同する企業・団体と共に社会課題解決型事業の創出を図っていきます。なお、両社はすでに、原料ヤード管理のDXに関する協創に取り組んでおり*5、今回のMOU締結を機に、循環型社会の実現に向けて検討領域を拡大するとともに、協創を加速させていきます。*3 OT:Operational Technology (制御・運用技術)*4 NEXPERIENCE:「NEXPERIENCE」は株式会社日立製作所の日本における登録商標であり、デザイン思考で新サービスを創生するための日立の協創アプローチ。手法、ITツール、空間、人、それらを含む活動。 *5 2022年9月27日、栗田工業株式会社、株式会社日立製作所ニュースリリース「栗田工業と日立、製鉄所などの原料ヤード管理のDXに向け協創開始」 ■栗田工業について栗田工業は、「“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」という企業理念のもと、水と環境の分野における事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向け、お客さまへ価値を提供しています。CSRの取り組みを経営の中核に据え、「水資源の問題を解決する」「持続可能なエネルギー利用を実現する」「廃棄物を削減する」「産業の生産技術を進歩させる」という4つのテーマに取り組んでおり、節水、CO2排出量削減、廃棄物削減に大きく貢献する製品、技術、ビジネスモデルをお客さまへ提供し、社会との共通価値を創造していきます。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は2,882億円、2022年3月時点で連結子会社は70社、全世界で7,661人の従業員を擁しています。詳しくは、栗田工業のウェブサイト( )をご覧ください。■日立製作所について日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。金融・官公庁・自治体・通信向けITサービスやお客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、産業流通、水インフラ、ヘルスケア、家電・空調システム、計測分析システム、ビルシステムなどの幅広い領域でプロダクトをデジタルでつなぐ「コネクティブインダストリーズ」と、自動車・二輪車の分野で先進技術を提供する「オートモティブシステム」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。グリーン、デジタル、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2021年度(2022年3月期)の連結売上収益は10兆2,646億円、2022年3月末時点で連結子会社は853社、全世界で約37万人の従業員を擁しています。詳しくは、日立のウェブサイト( )をご覧ください。■本件に関するお問い合わせ先栗田工業株式会社 デジタル戦略本部 お問い合わせフォーム 株式会社日立製作所 水・環境ビジネスユニット お問い合わせフォーム 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月26日「全部この方にやっていただいて」そう感謝する黒柳徹子(89)の隣で、謙遜するように手を振りながら、笑顔を見せた羽生結弦(28)。大みそかの『第73回紅白歌合戦』に’15年以来7年ぶりにゲスト審査員として出演した羽生は、黒柳と芦田愛菜(18)に挟まれて審査員席に着席。マイクを持たずにしゃべり始めた黒柳にとっさにマイクを差し出すなど、随所に気遣う様子が見られ、視聴者からはSNS上で《さすが!》の声も上がっていた。「羽生くんはback numberは昔から好きだと公言していましたし、Adoやmiletの歌もよく聴いているようで、そんな好きなアーティストの曲を審査員席で楽しんでいる様子が伝わってきましたね」(羽生ファン)松任谷由実(68)が『卒業写真』を歌唱した際には口ずさむ様子も見せていた羽生だが、ユーミンとはこの8日前の23日に放送されたラジオで共演している。『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』にゲスト出演したのだ。羽生はエキシビションのプログラムでも『春よ、来い』を使っており、ユーミンとは縁がある。「そもそも羽生さんのお母さんが、若いころからユーミンのファンだそうです」(ラジオ局関係者)放送を聴いたファンによると、「スター同士ならでは、芸術家同士ならではの対談、という感じでしたね。ユーミンから羽生くんへのリスペクトも感じられました」このほかにも年末年始、羽生はいつになく多くのメディアに出演。「サンドウィッチマンが司会を務める番組でVTRでインタビューに答えていたり、元体操選手の内村航平さんと対談をしたりもしていました」(スポーツ紙記者)華やかな交流も見られたメディア出演ラッシュの背景について、あるスポーツライターはこう分析。「客席数が4万ほどになるといわれる東京ドーム単独公演が2月26日に控えています。例のない大規模公演ですから、その宣伝の意味合いはあるのではないでしょうか。また、年末年始の番組でも結婚について聞かれ、『スケートに対して、もっと熱が出るような、そういう結婚とか恋愛とかがいい』と話していましたが、彼は“フィギュア一筋”。ミュージシャンとはコラボレーションすることもできますし、今後のために人脈を広げていく狙いもあるかもしれません」一方で、12月中旬には対照的な“素朴”な場所にも羽生は現れた。アイスリンク仙台で行われたフィギュアスケートの大会に告知なしに登場し、演技を披露したのだ。「子供たちは大喜び。県の連盟の会長も知らなかったサプライズでした」(宮城県スケート連盟担当者)ちなみに東京ドーム公演は、「一部の先行発売が行われましたが申し込みが殺到しているようです。ドームを埋めるのは楽勝でしょう」(前出・スポーツ紙記者)華やかさと素朴さを行き来しながら、羽生は’23年も神出鬼没に私たちを驚かせてくれそうだ。
2023年01月07日●栗田「サマソニ経験し強くなった」 四谷はさんまから刺激アニメーション映画『カメの甲羅はあばら骨』(10月28日公開)で声優に初挑戦したボーイズグループ・OCTPATHの栗田航兵と四谷真佑にインタビュー。グループの目標としていた映画主題歌も本作で達成したが、今年2月のデビューから約8カ月、2人にこれまでの活動を振り返ってもらうとともに、今後の目標も聞いた。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』を映画化。高校を舞台にした動物人間たちの青春物語で、とある高校生たちとあばら骨の葛藤と成長を描く。栗田は声の大きさと勢いで人気者然とする・ワニ渕ワニ平を、四谷は自信家のナルシスト・ワシ崎ワシ也を演じた。また、OCTPATHの新曲「Like」が主題歌として本作を盛り上げる。――デビューから半年以上経ちましたが、ここまで振り返っていかがでしょうか。四谷:OCTPATHに入る前は想像もしてなかったくらいいろんな活動させてもらっているので、環境に恵まれているなと、毎日毎日感謝の気持ちでいっぱいです。もっと頑張っていかないといけないですし、もっといろんなことに挑戦したいという気持ちも出てきているので、もっともっと活動できたらなと思います。栗田:時間の流れが速いなと思います。気持ち的にはまだデビューして2カ月くらいの気分。毎日練習やお仕事があって本当に幸せなことなのですが、それに慣れないようにしたいなと。半年間はずっと新しい気持ちでやってきましたが、この気持ちのままずっと進んでいきたいと思っています。――「どんぐりころころ~」のおなじみの挨拶がありますが、常に新鮮な印象を受けます。栗田:本当ですか!? 今、「どんぐり」をずっとやるか、1年周期で変えるかすごい悩んでいて。もう1つなんとなく決まっているんですけど、変えるとファンの方は悲しむのかなとか、でも新しいものも見せていかないといけないから……と葛藤しています。――別のバージョンを披露される可能性もあるのですね。栗田:たまに違うのをやってみようかとか、考えているところです。――これまでの活動で特に印象に残っていることを教えてください。四谷:個人だと『踊る!さんま御殿!!』が印象に残っています。1人でテレビの収録に参加するのが初めてで、自分に沿ったテーマというのもあって、いろんな方と、それこそ(明石家)さんまさんともちゃんとお話しできたと感じたので。いつも番組に出演したあとは反省点が多く、『さんま御殿!!』も反省点がいっぱいありますが、自分の中では楽しくできたという気持ちがあったので、少し成長できたかなと。マネージャーさんからは「70点」と言われて、「あと30点足りんかったか」と思いました(笑)――あと30点、何が足りなかったのでしょう?四谷:「もっといける」と言われました。ゲームの話になったときにゲームのプレイ時間を言うとか、言いたかったことが言えなくて。――すごく考えて臨まれているんですね。さんまさんとの共演は鍛えられそうですが、いかがでしたか?四谷:終わったあとも楽しかったなという感じが強かったので、自分の中で経験値がアップしたような気がします。――事務所の先輩ですよね。四谷:大先輩です。僕もいつかMCをしたいという思いがあるので、お話しできたといううれしさもありつつ、「すごい! こういう話の振り方をするんだ」って、そっちの目線で見ていたときがありました。――栗田さんはいかがですか?栗田:どのお仕事も違う刺激をもらいますが、「SUMMER SONIC」にオープニングアクトとして出演させていただいたとき、自分がパフォーマンスする上での心構えとか、今まで感じたことのない衝撃があったので、あの日は忘れられないです。自分たちのパフォーマンスも体感的には一番よかったと思いますし、スタッフさんたちにも「すごくよかったよ」と言っていただけて、さらに海外のアーティストなどいろんな方のパフォーマンスを見て刺激を受け、忘れられない1日になりました。ずっと夢見心地で、あの日は無敵でした。あの日を経験したからこそできることも増えてくると思うので、強くなったなと。また来年、メインアクトとして戻ってきたいです。――どういうところで無敵だなと感じたのでしょうか。栗田:自分たちの気持ちの面や、歌・パフォーマンスの面もそうですし、お客さんの盛り上がりもフェスならではの盛り上がり方だったので、そこでも衝撃を受けて無敵になったなと感じました。ほかのアーティストさんを見ても、パフォーマンス以上に気持ちがすごくて、魂で生きている人ってかっこいいなと思いましたし、魂で生きていたら魂に響くんだなと思いました。――四谷さんも「SUMMER SONIC」がどんな経験になったかお聞かせください。四谷:僕は緊張しいなので舞台前にお腹が痛くなるのですが、「SUMMER SONIC」は過去一で緊張して、お腹痛いを通り越して痛くなくて、緊張しすぎて顔が青ざめていましたが、終わったあと過去一の達成感がありました。それは、来てくださった方の乗ってくれた表情や、大きな会場とか、いろんな要素があったと思いますが、あのやり切った感じ、楽しかった感じは、自分の中でも何か大きく変わった日だったなと感じています。――大きく変わったとのことですが、成長できたなという手応えがあったのでしょうか。四谷:歌やパフォーマンスに関して物怖じしなくなったかもしれないです。はじめは音を外さないとか振り付けをうまく見せたいという部分もありましたが、「SUMMER SONIC」の日は素直に音楽を楽しんでお客さんと一緒に盛り上がるということを意識したら、勝手に体も乗ってくれて楽しむことができました。●四谷「役者として朝ドラや大河に」 栗田「全部経験したい」――『カメの甲羅はあばら骨』では、声優に初挑戦され、映画主題歌という目標も叶いましたが、今後どうなっていきたいと思い描いていますか?四谷:個人としては、役者として朝ドラや大河ドラマに出演したいというのがありまして、ほかに僕はボーカロイドが好きだったり、ゲームをやり込んでいた時期があるので、何歳になるかわからないですけど、ゆくゆくは家で曲を作って、好きなときに歌って、好きなときにゲームして配信して……みたいな生活がしたいです。――俳優のお仕事に加えて、音楽やゲームも、ということですね。四谷:はい。まずはOCTPATHとして世界に行きたいという強い気持ちがあるので、それを達成したいです。今はグループのために自分は何をしたらいいのかというのを一番に考えていますし、ゲームやボカロという自分が好きな分野の界隈にもOCTPATHを広めたいと思っています。――栗田さんもグループとしては世界にという思いでしょうか?栗田:世界はもちろんですが、まずは“国民的”がつきたいですね。国民的人気ボーイズグループ・OCTPATH。老若男女、誰に聞いても名前を知っているという、そうなりたいです。――個人としては?栗田:難しいですね。でもやり残したことがないように、全部を経験したいと思っています。――俳優のお仕事も?栗田:そうですね。自分の実力的に今はあまり考えられていませんが、やりたいなと思います。その気持ちでいるときに声優という初めての経験をさせていただくことができたので、すごく大切な思い出ですし、成長する糧になったのではないかなと思います。――最後に、新しい髪色にイメチェンされた感想もお願いします!四谷:僕は黒だったのですが、真逆にしたくて。だから(色を)抜けるだけ抜きました(笑)栗田:ちなみにブリーチ何回?四谷:ブリーチ8回!(笑)栗田:僕はずっと暖色でやらせていただいていましたが、3rd(シングル)くらいで違う自分も見せていかないとなということでガラッと寒色に変えました。メンバーの小堀柊と色をチェンジというか、柊はずっと青とか寒色系でしたが、今回は柊が暖色で僕が寒色に。僕たちはサプライズが好きで、びっくりしてほしいなという思いがあるので、よっつ(四谷)も髪色を変えて。こういった変化も楽しんでいただきたいです!
2022年10月28日●四谷、“鼻につく声”に苦戦!?「根が優しいので(笑)」アニメーション映画『カメの甲羅はあばら骨』(10月28日公開)で声優に初挑戦したボーイズグループ・OCTPATHの栗田航兵と四谷真佑にインタビュー。声優初挑戦の感想や演じたキャラクターとの共通点、また、本作の主題歌に決定したOCTPATHの新曲「Like」の魅力について話を聞いた。動物たちの体のしくみが、人間の体を変形させることでよくわかる動物図鑑『カメの甲羅はあばら骨』を映画化。高校を舞台にした動物人間たちの青春物語で、とある高校生たちとあばら骨の葛藤と成長を描く。主人公・カメ田カメ郎役の清水尋也、クラスメイトのカエル川エル隆役の磯村勇斗らが声優を務め、栗田は声の大きさと勢いで人気者然とする・ワニ渕ワニ平を、四谷は自信家のナルシスト・ワシ崎ワシ也を演じた。――お二人とも声優初挑戦となりましたが、出演が決定したときの心境を教えてください。栗田:マネージャーさんから聞いたときに、僕は演技とは無縁だと思っていたので「うそや」「マジか」って(笑)。声が出ないくらいびっくりしましたが、モリ・マサ監督から僕が演じるワニ渕のキャラクターを説明していただいて、自分と合っている部分があったので、すんなりワニ渕のマインドになれました。四谷:僕はもともとお芝居を勉強していた時期があったのですが、声だけのお芝居は初めてでしたし、声優のお仕事をしている知り合いから話を聞いていて奥深さや難しさを知っていたので、楽しみ、うれしいという気持ちもありましたが、うまくできるかなという不安のほうが大きかったです。――実際に演じてみていかがでしたか?四谷:この仕事ができてよかったなと思っていますし、楽しさと、もっと経験があったらうまくできたのかなという悔しい部分もあったので、今後もまた声のお仕事をいただけたら積極的に挑戦していきたいです。栗田:初めてでわからないこともたくさんありましたが、ゼロからの挑戦だったからこそずっとワクワクしていました。モリ監督やスタッフさんが本当に優しくてすごくやりやすかったですし、プロの方からのアドバイスをしっかり聞いて自分の中で消化してキャラクターに声を当てることができたと思います。また機会があったらやってみたいです。――演じる際にどのようなことを意識しましたか?栗田:ワニ渕は声が大きくて傲慢な一面もあって、声のトーンを上げて威圧的な感じを意識しましたが、それを声だけで表現するのは難しかったです。四谷:普段の自分や学生時代の自分とはかけ離れた真逆の役だったので、自信家のナルシストという部分がどうしたら自然にいやみったらしくなく出るかなと準備したり、アフレコをしているときに「もうちょっと鼻につくような声でやってほしい」というリクエストがあったので、そこも同時に対応するのは難しかったです。四谷は根っこが優しいので、鼻につく声というのはなかなか……(笑)。ちょっと嫌な気持ちにさせてしまうので難しかったです。栗田:根が優しいとか、あんまり自分で言わないでほしいですよね(笑)――でも優しいというのは栗田さんも納得ですか?(笑)栗田:すごく優しいです(笑)四谷:もちろん優しいですよ(笑)●栗田、お調子者キャラ熱演! 四谷「一生懸命さがかわいい」――栗田さんは役と合っている部分があるとおっしゃっていましたが、それぞれ役との共通点を教えてください。栗田:声の大きさやお調子者、楽しいことが大好きみたいなところは似ているなと思いました。ワニ渕から乱暴さや傲慢さを減らしたら僕です!四谷:学生時代の顔はちょっとワシ崎に似ているかなと思いますが、自分からあまり前に出るようなタイプではなかったのでかけ離れているなと感じます。――ワシ崎は自信家のナルシストですが、四谷さんのナルシスト要素はいかがでしょう?四谷:0ですよ。栗田:100です! 自信あって自分のこといっぱい好きですから(笑)四谷:根本が自信ないので、自分のことが好きで自信があるようにしないとポキッといってしまうんです。なので、変な自信はあります(笑)――ワニ渕とワシ崎の掛け合いが面白いですが、アフレコは一緒にされたのでしょうか?四谷:一緒のブースでお互い見合って、身振りもしていました。栗田:劇中で僕たちYouTubeチャンネルをやっていて、2人のポーズがあるのですが、声だけだとテンション感に差が出てしまうと思ったので、僕たちも身振り手振りしながら「ワニワシチャンネル~!」って声を出してやりました。すごく楽しくて、僕のお気に入りのポイントです。――ほかにも印象に残っているアフレコ時のエピソードがありましたら教えてください。栗田:お調子者の僕(ワニ渕)と、冷静に見ているワシ也くん。ワニ渕が「ツッコめし」って言うんですけど、それを全力でやるから自分も面白くなっちゃうし、四谷も隣で肩を揺らしているし、しょうもない掛け合いがたくさんあって、そのしょうもなさが妙にリアルでいいなと。素で楽しみながら掛け合いできたのでよかったです。四谷:(栗田が)全力でやっているのを見て、一生懸命さがかわいいなと。同じブースにいるとつい笑ってしまう場面がありました。――笑いをこらえられず?四谷:笑ってしまって、もう1回録り直したり(笑)。すごく楽しかったです。――普段の関係性も生きた掛け合いに?栗田:本来は逆なことが多いですね。(四谷は)けっこうボケたがるので、それを僕が鼻で笑うという(笑)。難しいラインでボケてきます。四谷:劇中では面白くないボケを栗ちゃんが担当していましたが、現実ではいつも僕が担当させてもらっています(笑)――役ではワニとワシの動物人間を演じられましたが、ご自身を動物に例えると?栗田:僕がメンバーからプレーリードッグに似ているねと。目がくりんとしたビジュアルが似ていると言われたので、それを信じて、かわいいプレーリードッグだと思っています!四谷:僕は大きい子犬です。子供の犬なんですけど体は大きい。子供のようにうるさいときはうるさいですけど、静かなときは静かなんです。で、体的には小さくないので、大きい子犬と表現しています。●出演作品で映画主題歌の目標達成「すごくうれしい」――作品の魅力はどう感じましたか?四谷:いろんな見方ができると思っていて、原作を見ている方だったら、この骨は人間に置き換えるとこういう骨で大事だということだったり、学園青春ストーリーという部分では学生同士の心情の移り変わりが激しくて楽しいものになっていたり、いろんな見方ができて二度三度楽しめる作品だと思います。栗田:カメの甲羅を人間に置き換えるとあばら骨っていうのを全動物で描いているので、お勉強としても見られますし、なおかつ青春ストーリーで内容も面白いので、一石二鳥な満足感の高い映画だと思います。僕自身、1回目は図鑑として動物の生態について、2回目は内容を意識し、一緒の映画でも全く違う見方ができてすごく楽しかったです。――そしてOCTPATHの新曲「Like」が主題歌に。映画の主題歌を担当するのは初めてですが、最初から主題歌も担当すると知っていたのでしょうか。四谷:いえ、最初は知らなくて途中で教えてもらいました。栗田:モリ監督が「Like」を聴いたときに、この映画にぴったりだと言ってくださって、そこからお話が広がったと聞きました。だからめちゃめちゃうれしかったです。――自分が参加している作品の主題歌を担当するというのは、うれしいですよね。四谷:もともと役者の勉強をしていたときに歌手にもなりたくて、自分が出演した作品で自分で主題歌を歌いたいという一つの夢があったので、感慨深いです。栗田:グループの目標を立てていて、2年目くらいの目標として自分たちの曲が映画の主題歌になったらいいねという話をしていたので、1年目で自分たちが出ている映画の主題歌に選んでいただいてすごくうれしかったですし、メンバーも主題歌に決まったときに喜んでくれてうれしかったです。――「Like」は、「STEP UP」をテーマに書き下ろされたアップテンポでダンサブルな楽曲ですが、主題歌の魅力をアピールお願いします。栗田:題名の通り、自分の好きなものや進みたい道、思ったことを否定せずに全肯定して、自分の行きたい道や好きなものは間違えじゃないということをポジティブに伝える歌詞になっています。映画ともマッチしたリリックやサウンドで、予告編で流れたときに「ぴったりやん!」って(笑)。めちゃめちゃ合うなと思いました。四谷:特徴的なカッティングギターの音や、さわやかな曲調の中に大人びたシンセサイザーの音が入っていたり、すごく面白い楽曲になっているので、そういったところも注目して聴いていただけたらより楽しめるのかなと思います。
2022年10月27日