2月3日(水)にメジャー1stフル・アルバム『Billow』をリリースする須田景凪が、音楽番組『MUSIC STATION』(テレビ朝日系)の公式YouTubeにて新しくスタートするミライのライブ「Spotlight」の第1弾アーティストとして出演することが決定。須田の楽曲の中で人気の高い「veil」を音楽番組で初披露した映像を公開した。「Spotlight」は、テレビ朝日による「未来をここからプロジェクト」の一貫で、「未来を音楽から」というミュージックステーション内の新企画。次世代を担うアーティストにスポットライトを当て、その歌唱映像がアップされる。なお、この企画は本日1月15日より番組YouTube公式チャンネルで公開されている。須田が番組注目アーティストとして記念すべき第1回目に登場し、披露した楽曲「veil」は、人気アニメ『炎炎ノ消防隊』のED主題歌にも抜擢された楽曲。YouTubeでの再生回数が2000万を超える須田の代表曲ともいえる作品だ。今回はバンドメンバーを背負ってのパフォーマンスとなり、数々の作品でタッグを組んでいる、イラストレーター兼映像作家のアボガド6が手がけたMVを投影。レーザーやスモークの演出も合わせ、須田の世界観が存分に表現された映像となっている。須田景凪 紹介VTR須田景凪「veil」パフォーマンス映像■ミュージックステーション・利根川広毅プロデューサー コメント音楽の聴き方や発信の仕方が日々変化している中、Mステも常に未来のアーティストに目を向けています。須田景凪さんの音楽のクオリティとこれまでの活動、活躍を拝見し、新時代の中心を担う逸材であることは疑いなく、「Spotlight」の第一弾をお願いするのに相応しい存在だと確信しました。立ち上げたばかりの企画に賛同してくださった須田景凪さん、そしてマネジメント、レーベルの方々に感謝の想いを込めて演出を作り上げ撮影しました。「veil」の世界観と楽曲の素晴らしさを映像と音で感じて頂き、多くの方に彼の音楽を手に取ってほしいと思います。リリース情報須田景凪 Major 1st Full Album『Billow』2021年2月3日(水) 発売須田景凪 Major 1st Full Album『Billow』通常盤ジャケット●初回生産限定盤(CD+DVD+80Pアートブック)三方背BOX・デジパック仕様価格:4,800円(税抜)●通常盤(CD Only)価格:3,000円(税抜)●WMD盤(CD+DVD+アートリリックパズル+カラビナキーホルダー)※受注生産限定豪華BOX仕様価格:6,900円(税抜)受注期間終了<CD収録内容>1. Vanilla2. 飛花3. 刹那の渦4. Alba ※映画『水曜日が消えた』主題歌5. veil ※TVアニメ『炎炎ノ消防隊』エンディング主題歌6. Carol ※2020年6~7月期 NHKみんなのうた7. メメント8. MUG9. 迷鳥10. 風の姿11. MOIL ※映画『二ノ国』主題歌12. はるどなり ※フジテレビ系ドラマ『アライブがん専門医のカルテ』主題歌13. welp14. 色に出ず15. ゆるる ※映画『名も無き世界のエンドロール』主題歌<DVD収録内容(初回生産限定盤&WMD盤)>Live Video「須田景凪 ONLINE LIVE 2020 “催花”」1. couch2. メーベル3. パレイドリア4. MUG5. Carol6. MOIL7. シャルル8. veil9. Alba10. 飛花Exclusive Live Video1. はるどなり2. 青嵐3. ゆるるMusic Video1. パレイドリア2. veil3. MOIL4. はるどなり5. MUG6. Alba7. Carol8. 飛花<先着購入者特典情報>■TOWER RECORDS(オンライン含む、一部店舗除く):「飛花 -Rearranged ver.-」CD■ヴィレッジヴァンガード:「Alba -Rearranged ver.-」CD■楽天ブックス:「はるどなり -Rearranged ver.-」CD■amazon.co.jp:メガジャケ■HMV(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く): A4アートクリアファイル(HMV ver.)■アニメイト(オンライン含む):A4アートクリアファイル(アニメイト ver.)■TSUTAYA RECORDS(オンラインは予約分のみ):A4アートクリアファイル(TSUTAYA RECORDS ver.)■サポート店:A4アートクリアファイル(サポート店 ver.)サポート店 店舗一覧:※特典は無くなり次第終了となります。※特典のご用意が無い店舗もございます、特典の有無は各店舗にお問い合わせ下さい。須田景凪 Major 1st Full Album「Billow」購入リンク:須田景凪 Major 1st Full Album「Billow」Special Website:ツアー情報「須田景凪 HALL TOUR 2021 “Billow”」●2021年2月11日(木・祝)福岡:福岡国際会議場 メインホールOPEN 17:00 / START 18:00INFO:BEA 092-712-4221●2021年2月25日(木)愛知:愛知県芸術劇場 大ホールOPEN 18:00 / START 19:00INFO:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100●2021年3月7日(日)大阪:フェスティバルホールOPEN 17:00 / START 18:00INFO:キョードーインフォメーション 0570-200-888●2021年3月12日(金)東京:LINE CUBE SHIBUYAOPEN 17:30 / START 18:30INFO:SOGO TOKYO 03-3405-9999チケット代:4,800円(税別・ドリンク代別・指定席)関連リンク須田景凪 オフィシャルサイト:須田景凪 / バルーン Twitter:須田景凪 / バルーン スタッフTwitter:須田景凪 LINE公式アカウント:須田景凪 YouTube公式チャンネル:須田景凪 TikTok公式アカウント:
2021年01月15日“カジサック”ことキングコングの梶原雄太が、お笑いコンビ・北陽の公式YouTubeチャンネルで8日に公開された動画に出演。フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』出演時から、“カジサック”に至るまでの心境の変化を語った。「【北陽×カジサック】虻ちゃん泣いちゃいました。。」と題して公開された動画で、梶原は『はねトび』時代を振り返って「スタジオに入るとグンって人が変わってた。嘘をついてた。背伸びしてた。“芸人ってこうあるべき”“優しさなんていらん”って」と明かした。自身が変わったきっかけは“カジサック”だったという梶原。「人の話を聞くとかほんまはめっちゃ好き。せやねんけど、カメラ前では西野(亮廣)の仕事。俺はボケさえ考えられたらええねんって思ってたんだけど、それも背伸びだった。自分の好きなことができていなかった」と述べ、「でも、カジサックをやることによって全部できてんの。それが皆さんにすごく受け入れられたときに、やっぱり1番素の自分が良いと思ったよね」と話した。虻川美穂子から「怖くなかったの? 今までの自分を全部捨てちゃうわけじゃん」と聞かれると、「『はねトび』が終わった後の数年間の失敗が考えを改めさせてくれたんだろうね。そこで『はねトび』終わった後も変にうまくいってたら、俺変われてなかったと思う」と説いていた。
2020年12月11日“カジサック”ことキングコングの梶原雄太が、お笑いコンビ・北陽の公式YouTubeチャンネルで8日に公開された動画に出演。フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』で共演した芸人の才能に衝撃を受けた過去を明かした。「【北陽×カジサック】虻ちゃん泣いちゃいました。。」と題して公開された動画で、梶原が「(『はねるのトびら』の)早い段階で心が折れたのよ。特に秋山竜次のコント。目の当たりにしたときに『アカン』って思った」と言うと、虻川美穂子も「お手上げだね。秋山くんはね」と共感した。続けて梶原は「大きな音が鳴ったの。バキンって。でも折れきってなかった」と述べ、「ドランクドラゴン塚地(武雅)さんのボケ、インパルス板倉(俊之)さんのボケ、虻ちゃんのボケっていうのをそこまで最初知らなかったのね。それでその3人のコントを見たときに、バキバキバキって俺はなっちゃった。それでどんどん伏し目がちになってしまった」と振り返った。一方の虻川は、ユニットコントでボケがやりたかったものの、『はねトび』では最初、フリ要員として扱われることが多かったと言い、「みんなのことを見て、爪がなくなるまで噛んでた」と述懐した。さらに虻川が「悔しいのがみんなぶつかり合いだったのかもね」と語ると、梶原は「いや、秋山さんとかは悔しさじゃなかったと思うよ。『やっときた。自分を見せれる場所が』と。天才じゃないですか」と絶賛していた。
2020年12月11日“カジサック”ことキングコング・梶原雄太が、8日に公開した公式YouTubeチャンネルで、フジテレビ系バラエティ番組『はねるのトびら』時代の思い出を振り返った。「【涙のはねトびトーク】北陽さんと9年ぶりに語った結果、3人で泣いてしまいました」と題して公開された動画には、『はねるのトびら』で共演していたお笑いコンビ・北陽の虻川美穂子と伊藤さおりがゲスト出演。2人に対して、梶原は「『はねトび』がゴールデンにあがるちょっと前ぐらいの10何年前、お互い2人でご飯食べたのって覚えてますか?」と問いかけた。梶原は、その食事の席で「同じことを各々から言われた」としたうえで、虻川、伊藤から「梶は絶対、今のこの梶がいいと思う。普段、『はねトび』でやってる梶よりも、この素の優しい梶が良いと思うよ」とアドバイスされたと明かした。梶原が「覚えてる?」と聞くと、虻川は「思ってたことは覚えてる」、伊藤も「私も一緒。言ったかどうか覚えてないけど、そう思ってた。思ってたっていう感情は覚えてる」と説明した。当時の梶原は2人の助言が受け入れられず、「めちゃくちゃ全否定した」とのこと。しかし、「色々振り返ると、今のカジサックってあの時に2人でしゃべったときの梶原なんですよ。北陽の2人が言ってくれたことが正しかったと思う」と梶原が告げると、虻川は「うれしいこというじゃ~ん!」と喜んでいた。
2020年12月10日須田景凪が初の全国ホールツアー「須田景凪 HALL TOUR 2021 “Billow”」の開催を発表した。さらに来年2月にリリースされるメジャー1stフルアルバム『Billow』先着購入者限定の店舗特典詳細も公開となった。『Billow』の収録曲『飛花』の先行配信、オンラインライブ「須田景凪 ONLINE LIVE 2020 “催花”」の開催など活発な動きを見せる須田景凪。今回発表された全国4都市を巡るホールツアーは、今年2月の「須田景凪 TOUR 2020 はるどなり」が中止になった影響で、有観客によるライブ開催は約1年ぶり。来年2月11日(木・祝)の福岡国際会議場を皮切りに、2月25日(木)愛知県芸術劇場、3月7日(日)、大阪・フェスティバルホールと続き、3月12日(金)の東京・LINE CUBE SHIBUYAでファイナルを迎える。チケットの最速先行はTwitter抽選先行にて11月17日18時より11月22日(日)23時59分まで。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしてほしい。また『Billow』の先着購入者特典も発表となった。リアレンジ音源が収録されたクリアディスクのCDには、映像作家/イラストレーターのアボガド6が楽曲ごとに書き下ろしたイラストが、アートクリアファイルにはジャケット写真のほか、須田本人の写真があしらわれている。店舗ごとに異なるデザインに注目だ。■公演情報「須田景凪 HALL TOUR 2021 “Billow”」2021年2月11日(木・祝)福岡:福岡国際会議場 メインホールOPEN 17:00 / START 18:002021年2月25日(木)愛知:愛知県芸術劇場 大ホールOPEN 18:00 / START 19:002021年3月7日(日)大阪:フェスティバルホールOPEN 17:00 / START 18:002021年3月12日(金)東京:LINE CUBE SHIBUYAOPEN 17:30 / START 18:30プレイガイド一般発売:1月9日(土)チケット代:4,800円(税別・ドリンク代別・指定席)<チケットTwitter抽選先行受付>受付期間:11/17(火)18:00~11/22(日)23:59新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえ、文化庁より発表されている「文化施設における感染拡大予防ガイドライン」に基づき、下記のガイドラインを定めさせていただきます。ご来場いただくお客様へ、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。また、下記ガイドラインへのご協力をいただける方のみ、チケットのお申し込みを受け付けさせていただきます。<感染症対策について>○消毒と三密回避アルコール消毒が設置されている箇所での消毒、整列時などのソーシャルディスタンスの確保など、感染対策へのご協力をお願い致します。○会場内でのマスクの着用会場内は常にマスクの着用をお願い致します。また、会場敷地内でのマスクの着用は必須とさせていただきます。○入場時の検温実施ご入場時、全ての方に検温・手指の消毒を実施させていただきます。検温の際、飲酒をされている場合は正しく計測できない可能性がございますので、飲酒はせずにご来場ください。※当日下記に該当される方はご入場をお断りさせていただきます。・37.5℃以上の発熱がある・検温を拒否された方・喉の痛み、頭痛、倦怠感、息苦しさ、咳、味覚障害などの症状がある・新型コロナウイルスに感染された方と濃厚接触した可能性がある・同居のご家族や身近な知人に感染の疑いがある・公演日より14日前まで政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への渡航のある方、ならび該当者との濃厚接触がある・上記に該当される方は、チケットの払い戻し不可となります。○来場の際の注意・接触確認アプリ「COCOA」のインストールの上、ご来場ください。・会場におけるアーティストの出待ち・入り待ち行為はお断り致します。・アーティストへのプレゼント・差し入れ等はご遠慮いただくようお願いいたします。※プレゼントボックスの設置も行ないません。○鑑賞について・チケットに記載されているお座席以外での観覧は固くお断り致します。・ソーシャルディスタンスを確保した配席とさせていただきます。・公演中は声援や指笛等を禁止させていただきます。・拍手や手拍子、手をあげるなどは問題ございません。・鑑賞中、体調が悪化したり、気分がすぐれない方は無理をせずにお近くのスタッフまでお声がけください。・愛知県芸術劇場大ホールに関しましては、着席鑑賞とさせていただきます。その他、感染防止のための措置や指示に従えない方、感染対策にご協力いただけない方、安全確保の妨げになると判断した場合はご入場をお断りさせていただきます。また、公演途中にこのような行為が発覚した場合は途中退場いただきます。■リリース情報須田景凪『Billow』2021年2月3日(水)発売特設サイト: <収録曲>CD:1.Vanilla2.飛花3.刹那の渦4.Alba ※映画「水曜日が消えた」主題歌5.veil ※TVアニメ「炎炎ノ消防隊」エンディング主題歌6.Carol ※2020年6~7月期 NHKみんなのうた7.メメント8.MUG9.迷鳥10.風の姿11.MOIL ※映画「二ノ国」主題歌12.はるどなり ※フジテレビ系ドラマ「アライブがん専門医のカルテ」主題歌13.welp14.色に出ず15.ゆるる ※映画「名も無き世界のエンドロール」主題歌DVD(初回生産限定盤&WMD盤):・Live映像集・Music Video集収録予定<先着購入者特典情報>TOWER RECORDS(オンライン含む、一部店舗除く):「飛花 -Rearranged ver.-」CDヴィレッジヴァンガード:「Alba -Rearranged ver.-」CD楽天ブックス:「はるどなり -Rearranged ver.-」CDamazon.co.jp:メガジャケHMV(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く): A4アートクリアファイル(HMV ver.)アニメイト(オンライン含む):A4アートクリアファイル(アニメイト ver.)TSUTAYA RECORDS(オンラインは予約分のみ):A4アートクリアファイル(TSUTAYA RECORDS ver.)サポート店:A4アートクリアファイル(サポート店 ver.)※サポート店対象店舗は後日告知いたします。※特典は無くなり次第終了となります。※特典のご用意が無い店舗もございます、特典の有無は各店舗にお問い合わせ下さい。
2020年11月17日ボカロP“バルーン”としてキャリアをスタートし、ドラマや映画、アニメ、さらにはNHKみんなのうたなどのタイアップを担当し注目を集めている須田景凪が、2021年2月3日にリリースするメジャー1stフル・アルバム『Billow』から新曲「飛花」の先行配信を11月13日からスタート。併せて、須田と初タッグとなる瀬里義治氏が監督を務めるミュージックビデオも公開となった。今作は「失った感情、時間の欠落」をコンセプトに、スローシャッターやタイムラプス撮影、ハイスピードカメラで撮影したスローモーション映像を使用し、落ち葉や人混みの中にいる須田景凪の存在が、周囲とは違う時間の流れの中にいるかのような映像となっている。雨に濡れながら歌い上げるシーンでは何度も撮影のテイクを重ね、楽曲のテーマである喪失感を映像内で表現。演出面ではカメラワークによって跳ねるビート、アップテンポのリズム、疾走感のあるメロディを表現しているとのこと。また、「飛花」の楽曲配信と同時に各配信サイトにてアルバム『Billow』のバンドル予約もスタートした。併せて、11月20日(金)まで予約受付中の『Billow』WMD盤・豪華BOXに付属するアートリリックパズルやカラビナキーホルダーの詳細が公開され、パッケージデザインから盤面などの写真も解禁された。さらなる詳細は特設サイトでチェックを。須田景凪 「飛花」配信リンク須田景凪「飛花」MV須田景凪『Billow』バンドル予約リンクリリース情報須田景凪Major 1st Full Album『Billow』2021年2月3日(水)リリース■初回生産限定盤CD+DVD+80Pアートブック※三方背BOX・デジパック仕様価格:税抜4,800円■通常盤『Billow』通常盤ジャケットCD Only価格:税抜3,000円■WMD盤 ※受注生産限定『Billow』WMD盤パッケージ画像CD+DVD+アートリリックパズル+カラビナキーホルダー※豪華BOX仕様価格:税抜6,900円受注期間:10/23(金)21:00~11/20(金)23:59受付URL: 【CD】1. Vanilla2. 飛花3. 刹那の渦4. Alba ※映画「水曜日が消えた」主題歌5. veil ※TVアニメ「炎炎ノ消防隊」エンディング主題歌6. Carol ※2020年6~7月期 NHKみんなのうた7. メメント8. MUG9. 迷鳥10. 風の姿11. MOIL ※映画「二ノ国」主題歌12. はるどなり ※フジテレビ系ドラマ「アライブがん専門医のカルテ」主題歌13. welp14. 色に出ず15. ゆるる ※映画「名も無き世界のエンドロール」主題歌【DVD(初回生産限定盤&WMD盤)】・Live映像集・Music Video集収録予定<先着購入者特典情報>・TOWER RECORDS(オンライン含む、一部店舗除く):「飛花 -Rearranged ver.-」CD・ヴィレッジヴァンガード:「Alba -Rearranged ver.-」CD・楽天ブックス:「はるどなり -Rearranged ver.-」CD・amazon.co.jp:メガジャケ・HMV(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く): A4アートクリアファイル(HMV ver.)・アニメイト(オンライン含む):A4アートクリアファイル(アニメイト ver.)・TSUTAYA RECORDS(オンラインは予約分のみ):A4アートクリアファイル(TSUTAYA RECORDS ver.)・サポート店:A4アートクリアファイル(サポート店 ver.)※各絵柄は後日公開いたします。※サポート店対象店舗は後日告知いたします。※特典は無くなり次第終了となります。※特典のご用意が無い店舗もございます、特典の有無は各店舗にお問い合わせ下さい。須田景凪|Major 1st Full Album「Billow」Special Website関連リンクオフィシャルサイト須田景凪 / バルーン Twitter須田景凪/バルーン スタッフTwitter須田景凪 LINE公式アカウントチャンネル
2020年11月13日須田景凪が、自身初のオンラインライブ「須田景凪 ONLINE LIVE 2020“催花”」を10月23日(金)に開催することが決定した。新型コロナウイルスの影響により、今年2月から予定していた「須田景凪 TOUR 2020 はるどなり」を中止した須田。そのため、今回のライブは1月に行われたuP!!!主催の無料招待型ライブ・イベント 「uP!!!NEXT 須田景凪〜晩翠〜」以来、約9カ月ぶりに無観客で開催される。本ライブはPIA LIVE STREAMにて10月23日(金)20:00より配信。PIA LIVE STREAMとuP!!!では、この配信ライブのチケットを本日10月8日(木)18:00より販売開始し、10月25日(日)22:00まで販売。アーカイブは同日23:59まで視聴できる。無観客ならではの様々な演出や仕掛けを使って、貴重なオンラインライブになる予定とのこと。須田の歌声を堪能しよう。【ライブ情報】「須田景凪 ONLINE LIVE 2020“催花”」配信日時:10月23日(金)20:00〜/開場:19:00※アーカイブ配信:本番終了後〜10月25日(火)23:59配信プラットフォーム:PIA LIVE STREAM( )チケット料金:3800円(税込)<チケット販売>・チケットぴあ: ・uP!!!: チケット販売期間:10月8日(木)18:00〜10月25日(火)22:00
2020年10月08日女優の井頭愛海、瀧川元気監督、元THE BLUE HEARTSのドラマー梶原徹也が3日、大阪市中央公会堂で行われた映画『鬼ガール!!』(9日大阪先行公開/16日全国順次公開)特別試写会に出席した。同作の舞台、大阪・河内長野市にある奥河内地域は、主演を務めた井頭の出身地。井頭はこの縁に「本当に嬉しくて、マネージャーさんとハイタッチをして喜びました!」と振り返る。一方の瀧川監督が、「板垣瑞生くんや上村海成くん、桜田ひよりさんなどが演じるキャラクター全員が個性的で、普通の人は一人もいないんです(笑)。そこも是非楽しんでいただきたいです」と見どころを伝え、教師役を演じた宇都宮まきの話題になると、井頭は「さすが吉本新喜劇の方だな、と(笑)。全然台本にはない『どこからそのセリフ出てきたん?』と思うようなセリフを言ったり」と演技を絶賛した。サプライズゲストには、本作の音楽プロデューサーでもある元THE BLUE HEARTS・梶原が登場。梶原は映画『ブルーハーツが聴こえる』で短編映画を監督した下山天(しもやまてん)から瀧川監督を紹介された際、お互い実家が河内長野市ということですぐに意気投合。協力することを決意したと作品参加の経緯を明かした。本作では、深尾あむ演じる主人公の妹らによるガールズバンド“鬼ロック”の「TRAIN-TRAIN」演奏シーンも。今年で結成35周年を迎える「THE BLUE HEARTS」だが、「当時リアルタイムで僕たちの曲を聴いていた世代とは違う世代の子たちですが、すごく一生懸命に練習してくれている姿を見て、僕も全力で作品でのパフォーマンスシーンに取り組みました」と感慨深く語った。最後に、これから映画を鑑賞する観客に向けて、「青春鬼ロックムービー! 音楽も合わせてお楽しみください」(梶原)、「大阪ならではのクスッと笑えるシーンもあって、私もコメディに初めて挑戦したので、そこも合わせて楽しんでいただければ嬉しいです!」(井頭)、「魂を込めてつくりました! 特に映画のラスト20分に出てくる“連鎖劇”のシーンはキャスト・スタッフ一丸となって作り上げたシーンなので、是非注目してください」(瀧川監督)と呼び掛けた。上映後は、映画の中でも披露している“護摩法要“を舞台上で披露するスペシャルイベントも。梶原徹也や和太鼓奏者・陽介(ようすけ)、そして奥河内3ヶ寺住職らが演奏に参加した。ステージには井頭と滝川監督が再登壇。主人公の幼なじみで一緒に映画作りに励む蒼月蓮を演じた板垣瑞生について、「蓮はまじめでクールな役でしたが、(板垣自身は)現場を盛り上げてくれるムードメーカーでした」と井頭。監督は「オーディションを受けてもらったときから、強い目力と(映画に関する知識の)引き出しの多さに『この子しかいない!』と思いましたね」と起用秘話も披露した。イケメンの王子様的存在の神宮寺岬役を演じた上村海成については「一番年上だったけれど、現場ではいじられキャラでしたね(笑)」と井頭が打ち明けると、監督は「ただ、最後の連鎖劇のシーンは、先頭に立って全員を引っ張っていて、その姿がとても頼もしくて、カッコ良かったです」としみじみ。梶原徹也や和太鼓奏者、奥河内3ヶ寺住職らによる、護摩法要のパフォーマンスでは、前半は、住職らが中央に立ち般若心境を唱え、それに合わせて梶原のドラム演奏と、和太鼓奏者・陽介(ようすけ)による和太鼓の演奏がミックス。後半は、梶原のドラムと和太鼓のセッションが披露された。演奏する梶原の姿は、ほとばしる汗が見えるほどに臨場感たっぷりで、会場もその力強いパフォーマンスに一気に飲み込まれた。締めくくりに和太鼓奏者の陽介が「生きるとは、生きたいように生きること!」と叫んだ言葉。映画のテーマにも通じる言葉の迫力と熱いメッセージに、会場からは鳴り止まないほどの拍手が沸き起こった。井頭は「感動しすぎて涙が出ました! 撮影のときも護摩法要のシーンは近くで見ていたのですが、改めてこうやって舞台で拝見すると、本当に迫力があって、ご利益がありますね!」と大興奮。演奏を終えた梶原は「この映画を観れば、運気が上がる、パワーが出る、という風に伝わっていってくれたら嬉しい」と映画をアピールした。(C)2020映画「鬼ガール!!」製作委員会
2020年10月05日「現場での草なぎさんは、凪沙という人物、そのものでした。まるで憑依しているかのようで、生き様まで背負っている感じがしました」そう語るのは、草なぎ剛(46)がトランスジェンダー役を演じ、絶賛されている映画『ミッドナイトスワン』(全国公開中)に、バレエ講師・片平実花役で出演している真飛聖(43)。本作は、草なぎ演じる凪沙が、育児放棄されて孤独に生きていた一果という少女と出会い、母性が目覚めていく物語。実花は凪沙と一果の夢を後押しする、という重要な役どころだ。「一果がバレリーナになる、という夢に向かっていくということを通して、凪沙と一果の距離がどんどん縮まっていくのが映画の見どころでもありますが、実花としてもとてもうれしかったです」(真飛・以下同)一果役の服部樹咲(14)はこの作品が女優デビュー。その初々しさが演技をよりリアルにした、という。「樹咲ちゃんはバレエが大好きで、お芝居をやりたい!という情熱を持っている女の子。そこが夢を追いかけている一果の姿とピッタリ重なりました」作品を見て、何度も泣いてしまったという真飛。自身の母性や生き方なども考えさせられたようだ。「愛情を傾けられる存在がいることが大切ですよね、今後、結婚したり、家族が持てたらうれしいですが、今の私には愛犬のおもちが命をかけてでも守りたい存在。コロナ禍にあって、今までのようにお仕事をするのは難しいけれど、やらせていただけることの幸せを感じたり、演じることが好きなことを再認識しました。これからはプライベートも仕事も諦めないで生きよう、と心に決めました」「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年10月05日映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)でトランスジェンダー役に挑戦した俳優の草なぎ剛が、『週刊文春』の巻頭グラビア「原色美女図鑑」に主人公・凪沙役で登場する。『全裸監督』『獣道』『下衆の愛』で知られる内田英治監督のオリジナル脚本による本作は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿を舞台に生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー。『週刊文春』の巻頭グラビア「原色美女図鑑」に、草なぎは“凪沙”として登場。映画で描かれなかった“凪沙”の姿を、写真家・渞忠之氏が撮影した。そこから写し出させる“凪沙”は、時には女優らしく、時には小悪魔のように、時には柔らかな光に包まれ穏やかな表情を見せるなどドキっとする美しさを見せている。巻末のグラビア「男の肖像」では、タレント・草なぎ剛としてのオンからオフまで様々なシーンに密着。番組収録を楽しむ一面のほか、合間に見せる真剣なまなざし、そして愛犬・クルミちゃんとのショットなど、いくつもの表情が存分に収められている。さらに、インタビューはノンフィクションライターの金子達仁氏が務め、本作への役作りや共演者のエピソードはもちろん、草なぎの表現者として、役者としての素顔を直撃した。今まで『週刊文春』では、男性キャストが登場するときは「原色美男図鑑」として掲載。しかし、今回は、映画の主人公であり、新人女優“凪沙”として登場するため、「原色美女図鑑」として掲載。1989年6月から「原色美女図鑑」の連載を開始し、今年で32年目の歴史の中で、同誌としては初めての大胆な展開となっている。9月24日発売の『週刊文春』で詳報する。草なぎは「皆さんのお力添えによって、1カット1カット撮るごとに、僕の中の“凪沙”が出てきた感じがありました。僕より、周りのスタッフが凪沙というキャラクターを愛してくれてるので、その気持ちに応えられるように頑張りたいな、と。きっと、いいものになってるんじゃないかなと思います」とコメントしている。また、9月25日には『ミッドナイトスワン SPECIAL CINEMA BOOK』が発売される。草なぎの限定インタビューや、キャラクター相関図、映画評、小説版『ミッドナイトスワン』冒頭部分の他、「週刊文春」の「原色美女図鑑」とは別の表情を見せる凪沙の撮りおろし写真も収録。映画の世界観をより深く理解できるとともに、鑑賞の思い出になる1冊となっている。なお、小説版『ミッドナイトスワン』は現在発売中。『ミッドナイトスワン SPECIAL CINEMA BOOK』(C)文藝春秋小説版『ミッドナイトスワン』文春文庫刊(C)2020 Midnight Swan Film Partner
2020年09月14日才能って何だろう?持てる力を発揮できるフィールドが、きっとすべての人にある。作家の凪良ゆうさんに、ご自身の経験をもとに“才能論”を語っていただきました。しんどいことをしんどいと思わない。楽しんでやれるということが才能。小説を書く前はマンガ家志望。投稿など続けていた時代もあったんですが、うまくいかずにいったん離れました。10年ほど空いて、ある作品にハマったことをきっかけに、その二次創作をしてみようと思ったんですが、もうマンガは描けなかった。それで小説に挑戦してみたんです。いざ始めてみたら、書くこと自体がもう楽しくて、それ以外のことは何もやりたくなくなりました。それまで好きだった家事も全然やらなくなり、ひたすら書きました。すると、家族の不満が爆発。「そんなに毎日書くなら投稿でもしてみたら?本にでもなればいいよね」と半ばイヤミで言われたんですね。普通なら、少し反省して家のことをやったりするのかもしれないけれど、私はもう書くことに夢中なので、「プロを目指すなら書いてもいいんだ!」と免罪符みたいに思ってしまったんです(笑)。自分には小説の才能があるとかないとか考える前に、とにかく楽しくて、私の中にあるのはそれだけでした。引きこもりに近くて、友人にも「もっと外に出て遊んだり、息抜きしたら?」と勧められるのですが、私自身は小説を書くことこそが遊びで息抜きみたいな感覚でいるので、むしろ外に出かける意味がわからない。もちろん書くことはしんどい部分もあるんですが、それも含めて最高に楽しい。自分が苦もなくやれること、人から見たらしんどそうでも、自分はしんどいとも思わずにやれることが、才能というものの別の形ではないかと私は思うんです。才能と聞くと、誰かに見出されて花開くというイメージもありますが、偶然見つけてもらえて、育ててもらえる人は本当にラッキーな人。多くは、さっき言ったように、自分にとってこれをしていれば心地いいと思うことをひたすら続けていくしかないと思うんです。その道で食べていけるかどうか以前に、何かを見つけられるかどうかが大事。見つけられれば、たとえプロになれなくても自分を幸せにすることはできるんですから。早く見つかればステキだけど、若いうちじゃなくてもいい。私自身も、書き始めたのは35歳を過ぎてからで、自分が本当に書きたいものを書けるようになるまでには多少の回り道もありました。それどころか、書き始める前の10年くらいは、自分でもどうかと思うくらい、ぷらぷらとその日暮らしで生きていました。けれど小説家になったいま振り返ってみると、その何もしていなかった時期が宝物の山なんです。感じたことや考えたこと、経験したこと、人との出会いなどが引き出しに詰まっていて、物語を書いていると、その引き出しが開くんです。それは本当に貴重です。もちろん何かを成し遂げるために寝食を忘れて打ち込む時間も必要なんですが、あの“世間から見たらアカン10年”も同じくらい必要だったかなと思います。私は好きになると猪突猛進型で、他は何も目に入らなくなる。小説家になる前もなったいまも変わらず、朝起きてから寝るまでずっと書いています。その分、バランスをとって優先順位も決めてうまくやれない。一つのことにすべて注ぎ込んでしまい、私には小説しかないというのが少し寂しくもあります。一方で、好きなことに全力を注いでいるのだから、他のものはなくてもしょうがないと納得している自分もいる。実際、「他のことがすべてダメになってもこれができればいい」と思うくらい満たされた瞬間があったから、いま私は書いているんですよね。その気持ちが湧く何かに、才能の糸口があるように思います。なぎら・ゆう2006年に『恋するエゴイスト』でデビュー。BL作品を多く手がけてきた。近年は一般小説でも活躍。‘20 年、『流浪の月』が本屋大賞に輝いた。近著に『わたしの美しい庭』(ポプラ社)などが。※『anan』2020年8月5日号より。取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年08月05日『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画『アクタージュ act-age』の舞台化プロジェクトが始動。ヒロイン・夜凪景役をリモートオーディションで選ぶことが発表され、6月1日より募集が開始されている。『アクタージュ act-age』は、主人公・夜凪景が役者として見いだされ、芝居に奮闘する様を描く役者漫画。累計発行部数は300万部を超え、映画・演劇界からの評価も高い。今回の舞台プロジェクトは、『アクタージュ act-age』の中でも人気の高い「『銀河鉄道の夜』編」を舞台化。宮沢賢治作の「銀河鉄道の夜」を舞台上演する演出家と劇団員たち、そして主演を務める夜凪景との人間模様が描れていく。舞台『アクタージュ act-age~銀河鉄道の夜~』は『、デスノート THE MUSICAL』や『ミュージカル「生きる」』など手がけるホリプロの公演事業部が制作を担当。2010年『自慢の息子』で第55 回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・演出家・俳優の松井周が脚本と演出を務める。そして、舞台のヒロイン「夜凪景」を演じる女優を、全国規模にて公募し、次世代を担う女優を発掘する。グランプリは株式会社ホリプロインターナショナルと専属契約し、ヒロイン 夜凪景役で舞台デビューとなる。また、オーディションは新型コロナウイルス感染拡大による状況を鑑みて、予選は在宅環境からも参加出来る、”リモートオーディション”が導入される。●マツキタツヤ(原作者)コメントアクタージュという作品への拘りから応募されると、却ってその方自身や舞台そのものの色んな可能性を狭めてしまいそうですので、俳優として末長く活躍したいと考えてる方の一つの入り口のような作品になることを願ってます。●松井周(演出)コメント舞台版の脚本・演出を担当する松井です。「アクタージュ act-age」は俳優という「仕事」の話です。俳優はときに奇跡を起こします。でもそれは魔法によって起きるわけではありません。「アクタージュ act-age」では「演劇ってこんなふうに魔法っぽく作られているのだろうな」というなんとなくのイメージではなく、俳優がどこからヒントをもらって、何を考えてそれを表現に落とし込むのか、といった点が丁寧に描かれています。登場人物たちが俳優という「仕事」を通して、自分の居場所を求める姿を面白く描けたらと思っています。演劇は集団創作です。人が集まることで創作は始まり、人と会うことから不思議と力が湧きます。作るということはどこまでも自由です。そこで大事なことは、誇張することも卑下することもない「自分」です。そんな「自分」が集団の中でどんなふうに変化していくか、そしてまた、他の誰かが変化していくことを楽しんでもらいたいです。今まで知らなかった「自分」の居場所が思ってもみないところに見つかるという事が、演劇ではよくあります。応募者の方には、このオーディションを通してそういう居場所を見つけてほしいし、自分そのままの魅力を発揮してもらいたいです。僕は俳優もするのですが、舞台や人前でどう振る舞うかより、ふっと力が抜けた時の「隙」にこそ、その人の姿が見えてくるし、そこが面白いと思っています。自分に才能があるかはわからないけど、演じるのって面白いなと感じている方は、ぜひ挑戦してみて欲しいです。●梶山裕三(プロデューサー)コメント以前に週刊少年ジャンプ掲載の人気漫画「DEATH NOTE」をミュージカル化させていただきました。舞台化を発表したとき、原作ファンの皆様からたくさんのコメントを頂き、そのほとんどがネガティブなものでした。当時、漫画を原作にした舞台は今ほど多くなかったので、その反応も想定はしていましたが、想像以上の反応に身が引き締まったのを覚えています。我々は原作をリスペクトしながらも、「原作を舞台で再現する」のではなく、「観に来てくださったすべてのお客様を楽しませる舞台」を追求しました。その結果、ミュージカル版デスノートには原作を知らない演劇ファンの皆様にも、普段劇場に足を運ぶことがない原作ファンの皆様にもご支持いただき、5年間で3度の上演を重ね、海外でも上演される作品に成長しています。今回は、現在連載中の人気漫画の舞台化なので、前回以上にプレッシャーを感じていますが、原作者のマツキ先生と、作・演出の松井周さんの舞台化に対するビジョンが一致しているので、素晴らしい舞台になると期待しています。「夜凪景」という役は、ダイヤモンドの原石のような役です。これから女優を目指したいという方にはこれ以上ない最高のデビューになるのではないでしょうか。松井周さんは、俳優の些細な表情や心情の変化を見逃さない眼力の持ち主です。オーディション応募者の隠れた魅力を見抜き、ダイヤモンドに磨き上げてくれることでしょう。「アクタージュ act-age」を読んで演技に興味が沸いている方全員にチャンスがあるオーディションですので、皆様のご応募お待ちしています。●矢田部行庸(ホリプロインターナショナル 取締役)コメントまずはこの度のコロナウィルスの中、日々戦っておられる医療従事者の皆様に心より感謝の意を申し上げますと共に、コロナウィルスの終息を心より願っております。今回のオーディション開催にあたり、現在世界中が直面しております状況を鑑みまして、開催自体を非常に悩みました。しかしながら、自宅にて日々自粛をして閉塞感をもち生活をする中で、少しでも未来に希望を感じて頂きたい、そして我々エンターテインメント業界においてはここで文化や新たな才能を根絶やしにせず、その状況に応じて出来うる方策での開催をと思った次第です。本オーディションは、オーディション参加者及びご家族の皆様が安心できるリモート環境のもとでの取り組みになります。沢山のスターを夢みる皆さんのご応募をお待ちしております。我々ホリプロインターナショナルは「世界に通用するスペシャリストの創出」を企業理念に、ホリプログループの国際事業の窓口として2018 年6 月に設立され、海外進出を視野に入れた様々な分野のタレントが在籍しています。今回、舞台『アクタージュ act-age~銀河鉄道の夜~』ヒロイン「夜凪景」役 オーディションで全国に広く募集をする事にいたしました。日本国内そして世界に舞台・ミュージカル女優として本格的に挑戦出来うる女優の卵の発掘です。舞台『アクタージュ act-age~銀河鉄道の夜~』は『デスノート THE MUSICAL』や『ミュージカル「生きる」』など話題作を多く手がけるホリプロの公演事業部が制作を手掛け、2010 年『自慢の息子』で第55 回岸田國士戯曲賞を受賞し、現代社会のあり様をありのままに受け止める作風で人気注目を集める作家・演出家・俳優の松井周氏が脚本と演出を務める本格的な舞台作品となります。必ずグランプリ受賞者にとっての代表作となる事を確信しております。世界で大成功をおさめた日本人女優はまだいません。勿論そんな事務所もありません。我々と共に本気で国内外のトップを目指す逸材を探しています。一緒に“アクターストーリー”を進みたいあなたのアクション、お待ちしております!■舞台「アクタージュ act-age ~銀河鉄道の夜~」ヒロイン「夜凪景」役オーディション・応募期間2020年6月1日(月)00:00~2020年7月10日(金)23:59・グランプリ特典1.舞台『アクタージュ act-age~銀河鉄道の夜~』のヒロイン「夜凪景」役にてデビュー2.ホリプロインターナショナル専属契約となり国内のみならず世界を目指す女優として活動・応募資格2020年7月10日時点で満12歳~満17歳までの芸能活動に興味がある女性で国籍問わず日本語での日常会話が可能(ネイティブレベル)の人物。※英語or中国語での会話可能な者は歓迎。・オーディションスケジュール1次審査:WEBプロフィール書類審査2次審査:ビデオ審査3次審査からは2020年12月以降を予定。※上記審査スケジュールは変更の場合あり。
2020年06月11日“おうち時間”を充実させるべく各局が名作ドラマの数々をオンエアしているが、TBS系で昨夏放送され好評を博した「凪のお暇」が“イッキ見SP”として一挙放送中。5月23日(土)は8話~10話をまとめてお届けする。本作は「マンガ大賞」2年連続ノミネート、「宝島社このマンガがすごい!2019オンナ編」3位選出などで話題を集めたコナリミサトによる同名漫画をドラマ化。サラサラストレートヘア(だが実は超くせ毛!)の28歳、家電メーカーで働いていたが元カレのある言葉がきっかけで人生を“リセット”した大島凪役に黒木華。凪の“元カレ”で彼女に酷い態度ばかり取ってしまう我聞慎二役に高橋一生。凪が引っ越し先で出会うイベントオーガナイザー・安良城ゴン役に中村倫也。ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子、凪の引っ越し先アパートに暮らす老女・吉永緑役に三田佳子、シングルマザーの白石みすず役に吉田羊、その娘・うらら役に白鳥玉季。慎二が行きつけのスナック「バブル」のママ・中禅寺森蔵に武田真治といったキャストが出演した。今回お届けするのは、慎二が兄の問題と仕事のトラブルなどが重なり過呼吸で倒れ、ゴンからの誘いで初めて会社をサボり、さらに有休を取り“お暇”のためゴンの部屋に転がり込む。一方凪は実家が台風で被災したという母からの電話で北海道に帰省。母から実家のリフォーム費用を間接的に“せびられ”夢を諦めてしまう…という第8話「凪、北国へ行く」。続いて凪の母・夕(片平なぎさ)が突然上京、その場を取り繕うため慎二は「凪の婚約者で結婚資金を貯めている」とうそをつくのだが、それがきっかけで大島家と我聞家が顔合わせをすることになってしまう…という第9話「慎二、家族をリセットする」。緑の送別会でアパートが今月末で取り壊されることを知った凪だが、“お暇”の終わりが近づくなか、凪はコインランドリーの会社に就職することを決め、ゴンとも慎二とも決別。自分で生きる道を歩み出す…第10話「凪、お暇終了!」の3話。「凪のお暇 #お家でイッキ見SP」は5月23日(土)14時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年05月23日唐田えりか(22)が5月16日に再放送されたドラマ「凪のお暇」(TBS系)に登場した。東出昌大(32)との不倫騒動から4カ月。いまだ姿を表さない彼女に、ネットの反応は様々だ。唐田は同作で、黒木華(30)扮する大島凪の元彼に好意を寄せる女性・市川円を演じる。仕事の成績は抜群だが、同性からは「空気クラッシャー」として嫌われがちというキャラクターだ。Twitterでは唐田の登場に対して、《唐田えりかめっちゃかわいい》《これからもドラマや映画でたくさん観たい》と期待する声が。いっぽうで《唐田えりかに拒否反応が》《カットしてほしい》と批判的な声も再燃している。「唐田さんは騒動の後、Instagramを削除。ドラマ『100文字アイデアをドラマにした!』(テレビ東京系)での主演回もお蔵入りとなりました。公式サイトも更新されず、開店休業状態です。一部では『韓国で復活するのでは』と言われていましたが、韓国は日本以上に不倫が御法度。テレビ局や企業も受け入れ拒否となっているそうです。映画『寝ても覚めても』はカンヌ国際映画祭にも出品されて唐田さんの演技にも注目が集まりましたが、いまだ日韓共に復帰の目処は立たず。女優として危機的な状況が続いています」(テレビ局関係者)本誌は1月、唐田の祖父に取材。しかし“女優・唐田えりか”を心から応援していた祖父は憔悴しきっていた。再び活躍し、祖父を喜ばせる日は来るだろうか。
2020年05月17日女優・安達祐実が芸歴36年目にして最初で最後の“自身役”で主演を務める「捨ててよ、安達さん。」の5話が5月15日深夜放送。今回は梶原ひかりが本人役でゲスト出演。子役時代から活躍し続ける女優2人の“本人対決”にSNSが沸いている。安達さんが演じる“安達さん”が女性誌の連載企画の依頼を受けたことをきっかけに、夢の中に擬人化して現れる様々な“捨てられないモノ”と向き合っていくなかで自分の過去や心の内を明かしていく本作。安達さんのほか、夢の中に出てくる少女役で川上凛子。西村マネージャー役で西村晋弥。また“モノ”役でこれまで臼田あさ美、片桐はいり、加藤諒、貫地谷しほりらが出演。今後も豪華なゲストが登場するという。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ドラマ撮影の合間に共演中の女優・梶原ひかり(本人)から、自分の演技についてどう思うか聞かれた安達さんだが、その“熱さ”に圧倒され当たり障りのない返答をしてしまう。その後、西村マネージャーから「ひかりに好かれようとしなくていい」「自分を優先していい」と言われ、それが気になってしまう。帰宅し「誰からも好かれたがる気持ち」を捨てたいとリスト化する安達さんが眠りにつくと、夢の中に現れたのは梶原ひかりだったというのが今回のストーリー。その場の空気を優先する安達さんを尊敬できないというひかりに、自分も以前はそう思ってたことがあるという安達さん。夢の中でもひかりに責められる安達さんは思わずビールをラッパ飲み。さらに「あふれ出てくる役者魂みたいなものないんですか?」と熱く語るひかりに、ついに安達さんの堪忍袋の緒が切れ、「まわりの人に気遣って何がいけないの? 私は考えて演ってる、技術で演ってる、役者魂なんてあいまいなものに頼ってない!」と心の叫びをぶちまける…。その姿に「役者魂という曖昧な言葉を真っ向から否定する、演技力という技術の高さでやってきた安達祐実かっこよすぎる」「安達さん、かっこいいです」「捨ててよ、安達さん刺さる」といった声が続々。また今回のゲストの梶原さんも、安達さんと同様に子役出身の女優。名子役同士の“本人対決”に「楽しみにしていた梶原ひかりさん回」「梶原ひかりっていう人選が素晴らしい」という反応も寄せられている。(笠緒)
2020年05月16日煮干ラーメン専門店「ラーメン凪」のオンラインショップでは、自宅でも美味しいラーメンが楽しめる「ご褒美お家ラーメン!」セットを、4月15日より販売中。今回発売の自社工場直送・ラーメン凪「ご褒美お家ラーメン! 」は、店舗で提供されている「すごい! 煮干ラーメン」が、自宅やオフィスで楽しめる冷凍ラーメン。凪の伝家の宝刀ともいえる超濃厚の“煮干”スープはもちろん、中太麺と手作りの具材に加え、ピリ辛の鰮唐華タレまでの全てが堪能できる。商品は出来たてのラーメンを急速冷凍しているので、温めるだけでOK! 誰でも手軽に美味しい本格ラーメンを再現することが可能だ。「すごい! 煮干ラーメン凪の ご褒美お家ラーメン セット」※丼は含まれない(2人前:2,980円 / 4人前:4,980円 / 6人前:6,980円 / 10人前:11,000円 ※全て税込・送料込、なお北海道・九州・沖縄は別途400円)また、ラーメン凪オンラインショップでは、他にも「すごい煮干油そば」や「おつまみメンマチャーシューセット」などのラインナップを拡充し、さらには他の有名ラーメン店の商品も今後のラインナップに登場するプロジェクトも予定している。「すごい煮干油そば」「おつまみメンマチャーシューセット」商品の詳細・購入は、ラーメン凪オンラインショップ()から。また、直営店舗ではUber Eats()にて、店舗での商品をお届けするサービスも強化中。こちらも合わせてチェックしてみて。
2020年04月15日uP!!!NEXT第18弾、「uP!!!NEXT 須田景凪~晩翠~ powered by au 5G」が開催されることが決定。第5世代移動通信システム「5G」を利用した、これまでにない新たなライブエンタテイメントが実施される。uP!!!NEXTは、KDDIとぴあが提供するエンタメサービスuP!!!でこれからの音楽シーンを先駆けるアーティストと、時代に敏感なユーザーを繋ぐ、無料招待型ライブイベント。これまで米津玄師、WANIMA、岡崎体育など、さまざまなアーティストが参加してきた。第18弾となる今回は、現在放送中のドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)の主題歌『はるどなり』を手がけている須田景凪。2013年より“バルーン”名義でニコニコ動画にてボカロPとしての活動を開始。代表曲『シャルル』は自身によるセルフカバーバージョンと合わせ、YouTubeでの再生数は現在までに約7,000万回超を記録しており、JOYSOUNDの2017年発売曲年間カラオケ総合ランキングは1位、2017〜2019年の年代別カラオケランキング・10代部門では3年連続1位を獲得し、現代の若者にとっての時代を象徴するヒットソングとなっている。本イベントでは、ライブ会場とKDDI直営店「au SHIBUYA MODI」をau 5Gでつなぎ、会場のライブステージの演出に観客自身が参加する。また、ライブ会場内におけるスマートフォンを用いたインタラクティブな体験型ライブの演出に加えて、渋谷の街中で須田景凪の新曲『はるどなり』やスペシャルARコンテンツが視聴できるなど、渋谷の街でライブと連動した新たな音楽拡張体験ができる。●Audio Scape by au × 須田景凪渋谷の対象エリアを訪れ「Audio Scape by au」を起動すると、配信リリースされた須田『はるどなり』が流れ出す。実施期間:1月24日〜1月31日実施場所:渋谷MODI付近、渋谷PARCO(公園通り)付近、 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)付近●INVISIBLE ART IN PUBLIC by au vol.3 須田景凪ARアートを体験できるアプリ「STYLY」を起動し、専用マーカーをスキャンすると、目の前に須田景凪のスペシャルARコンテンツが出現。ライブに向かう途中、帰宅途中もアーティストの世界観が街の中に存在する体験ができる。実施期間:1月24日〜1月31日●「uP!!!NEXT 須田景凪~晩翠~ powered by au 5G」「はるどなり」ダウンロードキャンペーン配信シングル『はるどなり』をダウンロード者に先着で『はるどなり』CDジャケットサイズステッカーをプレゼント。会場ロビーならびに引換えブースにて実施中。詳しくはこちら:
2020年01月24日俳優・古谷一行(75)の孫・降谷凪(ふるや なぎ・10)が、20年1月公開の映画『ラストレター』で俳優デビューする。岩井俊二(56)を監督とする同作は、松たか子(42)が主演。さらに福山雅治(50)や広瀬すず(21)、神木隆之介(26)などが出演する。降谷は松が演じる岸辺野裕里の息子・瑛斗を演じる。同役の抜てきにあたって、岩井監督のイメージに合う役者が見つからなかったという。何度かオーディションを行い、約200名の中から降谷が選出された。降谷は出演にあたり、こうコメントを寄せている。《映画の撮影現場に行くのは初めてだったから緊張したけど、スタッフの皆さんに優しくしてもらったので楽しかったです》とし、《休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら「わー!」ととても大きな声で驚いていました。『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたいです》そんな降谷は人気バンド・Dragon Ashのヴォーカル降谷建志(40)と女優のMEGUMI(38)を両親に持ち、さらに祖父は『金田一耕助シリーズ』(TBS系)で金田一耕助を好演した古谷だ。「テレビ番組でも凪さんを古谷一行さん似だと語っていたMEGUMIさんは、初めから凪さんを俳優として育てようとしていなかったようです。子供には進路の選択肢を多く持てるようにしてあげたいと語っていました。凪さんは様々なことを体験した上で、俳優にチャレンジしたようです」(芸能関係者)“サラブレッド”とも言える降谷に、ネットでは期待の声が上がっている。《古谷一行の孫がデビューということはリアル金田一少年ってことですね!!すっげぇ!!!》《降谷建志とMEGUMIの長男・降谷凪くんが俳優デビューするらしいけど、祖父の古谷一行が金田一耕助なんだから金田一少年の事件簿の続編があるなら絶対に金田一役やってほしい》《MEGUMIさんの長男が漂うイケメン感…子供ながらにイケメンって凄!!》
2019年12月09日Dragon Ashの降谷建志と女優のMEGUMIの長男・降谷凪が、映画『ラストレター』(2020年1月17日公開)で俳優デビューを果たすことが9日、明らかになった。同作は岩井俊二監督によるオリジナルのラブストーリーで、夫・子供2人と暮らす岸辺野裕里(松)が、姉・未咲の死をきっかけに初恋の人・鏡史郎(福山雅治/神木隆之介)と再会し、そこから始まった手紙の行き違いが姪・鮎美(広瀬すず)を巻き込んでいく。20年以上のキャリアで熱狂的なファンを生み出してきた岩井監督が、自身の原体験を詰め込んだ集大成として、初めて出身地である宮城でのロケーションで挑む。凪が演じるのは、松演じる裕里と庵野秀明演じる宗次郎の息子・岸辺野瑛斗。撮影前、瑛斗役のオーディションを行いましたが、なかなか岩井監督のイメージに合う「瑛斗」が見つからず、何度かオーディションを行い、約200名の中から凪が抜擢された。○降谷凪 コメント映画の撮影現場に行くのは初めてだったから緊張したけど、スタッフの皆さんに優しくしてもらったので楽しかったです。休み時間には、岩井監督にオモチャでいたずらをしたりしました。触ったら変形するオモチャで、監督に渡したら「わー!」ととても大きな声で驚いていました。『ラストレター』で経験したことや気持ちを大切に、面白い表現が出来る役者になりたいです。
2019年12月09日YouTuber“カジサック”として活動中のお笑いコンビ・キングコングの梶原雄太が、11月9日深夜に放送されるニッポン放送『カジサックのオールナイトニッポン0(ZERO)』(27:00~28:30)のパーソナリティを担当することが決定した。現在YouTube登録者数は140万人を超えるカジサック。「テレビとYouTube」をテーマに、「カジサックの部屋」同様にゲストを迎えてのトークを繰り広げる予定だ。ゲストとして、「中田敦彦のYouTube大学」が登録者数100万人を超えたお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦、同じく人気YouTuberのラファエルとヒカルが生出演する。カジサックは「すごくすごく興奮しています! ゲストにオリエンタルラジオ中田敦彦さん、YouTube界からヒカルさん、ラファエルさんをお呼びして今までにないカジサックならではのYouTubeとラジオが融合した放送にしたいです!」と意気込んでいる。
2019年10月30日9月に最終回を迎えた『凪のお暇』は、人気コミックが原作のドラマであったが、原作とドラマの違いとは何だったのだろうか。現在6巻まで出ている原作を読んでみて思ったのは、原作はまだ旅の途中であるが、ドラマは夏に放送されたこともあり、「夏休み」を「お暇」に重ねて描き、それがいつかは「終わる」ということにポイントがあると感じた。「夏休み」は終わるものである。だいたいのドラマもワンクールで終わるものだからドラマではよく「夏休み」をモラトリアムやいつかは終わるものの象徴として描いたり、終わったときに登場人物が成長しているものになっているということはよくある。ドラマの『凪のお暇』も、「夏休み」=「お暇」が終わるときに、凪(黒木華)をはじめ、登場人物は、何かを見つけて前を向いてあるいていく性格がより濃くなっていたのではないだろうか。原作漫画はまだ終わってはいないのだが、ドラマは終わるからこそ、凪だけでなく、凪以外の人たちにも同じように「夏休み」の終わりには、何かの変化が訪れることが一話から明確に描かれていたと思う。変化を描くためには、その人の弱点もあからさまに描かれたほうが、視聴者に伝わりやすい。凪の場合は空気を読みすぎて、同僚に対しても、あわせすぎて関係性がぎくしゃくしていることが描かれていた。彼氏である慎二(高橋一生)にも、思ったことを言えず、自分を偽って接していたが、それだけが自分の切り札だと思っていた。いっぽうの慎二は、「空気は作るもの」とうそぶき、なんでも卒なくこなし、同僚の男性の間でもマウントをとるようなふりをしていたが、心の中には澱が溜まっているということが描かれていた。だからこそ、慎二は原作よりもとにかくよく泣いていた。また、凪が引っ越した先で出会うゴン(中村倫也)は、イベントオーガナイザーで、女性関係が激しく、「メンヘラ製造機」と呼ばれていた。誰とでも仲良くなれるオープンマインドだが、人を本気で好きになったことがないという性質でもあった。原作では、主人公の凪の変化が中心に描かれているし、まだ終わっておらず続いていくものなので慎二もゴンもはっきりとした進路は描かれないが、ドラマでは凪だけでなく、慎二やゴンもどう変化していくかに、きっちり落とし前をつけていた。そのことで最終回を見て、いろんな意味でスッキリした気分になれた。最終回、凪は取り壊しによってアパートを離れ新たな道を歩んでいく。ゴンは凪に出会ったことで自分にも誰かを本気で向き合う気持ちがあると気づけたし、お隣の緑さんもまた家族との長い確執を乗り越え故郷に向かい、またドラマの中では凪に空気を読ませることを強要する嫌な同僚として描かれた足達さんや、仕事ができるが常に周囲にあざといと思われている恋敵として描かれた市川円が、オフィスのはみだしもの同士として友情が芽生えるかも?というシーンまで用意してくれていて、個人的にはありがたかった。なぜなら、悪役、敵役の駒としてだけ存在しているキャラクターには胸が痛むからだ。そうやって、誰もが「長いお暇」を終え新たな道を歩んでいく。仲でも特筆すべきは慎二である。ドラマを第1話から見ていると、凪よりもいろいろなものをこじらせて路頭に迷っているのは慎二のほうではないかと思えていたが、慎二もまた「お暇」の期間を過ごしたことで、凪と同じように空気にとらわれている人間であり、壊れる寸前だったことに気付くのである。だからあんなに泣きじゃくっていたのだ。しかし、泣けるということは、自分の感情を無視せず向き合っているという証拠でもある。泣いて泣いて自分の気持ちに向き合って、慎二も前を向いて歩んでいく結末となったし、最後には凪と慎二は“空気とかそんなの関係なく”純粋に一緒に楽しく過ごすためにデートをすることになる。ここで慎二は心の中を素直にさらけ出して笑いあうこともできたし、最後に凪とハグをするかしないかで小さな言い争いもできるようになっていた。この言い争いのシーンを見て、凪と慎二の間に、よくあるハッピーなラブコメのような、「ケンカしてるけど一番よくわかりあっている」ふたりの空気を感じた。ふたりは完全に別れ、別々の道を歩む結末にたどり着いたが、ふたりが心の中の膿を出し切って、素で会話できるようになったのであれば、もし偶然に再会しても、恋愛感情のあるなしにこだわらず良い関係が築けるのではないかという気さえした。良い「お暇」の終わりであった。【PROFILE】西森路代(にしもり みちよ)ライター。1972年愛媛県生まれ。大学卒業後、テレビ局でのOL時代を経て上京。編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。俳優や監督へのインタビューやテレビ、映画についてのコラムを主に執筆。現在、朝日新聞、TVBros.などで連載を持つ。
2019年10月29日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の最終話が、9月20日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSもすべて捨てる人生リセットドラマだ。両家顔合わせは大混乱のなか幕を閉じるも、空気を読まなくなったことでぐっと付き合っていた時より距離が縮まった凪(黒木華)と慎二(高橋一生)。しかし顔合わせの帰り道、ついに決意したゴン(中村倫也)が凪に告白。さらに住んでいたアパートの取り壊しが決まってしまう。お暇の果てに凪が出す結論とは……というのが最終話のあらすじ。アパートを引っ越したゴンから再び「ここで一緒に暮らそう。おばあちゃんになった凪ちゃんの横で昼寝したい」とプロポーズされるも、「私、ゴンさんから色々もらうんじゃなくて、美味しい空気を大好きな人たちにあげられる人になりたい」と断る凪。これまでその場の空気に流されてきた凪だが、食い下がるゴンに対しても「ごめんなさい」ときちんと自分の意思を貫く。次の職場と家を決め、迎えたお暇最終日。慎二の誘いで久しぶりのデートを楽しむ2人は、再び水族館ではぐれたイワシを見つける。群れになじめない2人の象徴だったイワシの前で、“車を運転する”“美味しいものをみんなで食べる”といったウィッシュリストを慎二に見せる凪。そして「今ね、ちょっとだけ未来が楽しみなんだ。でも……」と語る凪をさえぎって、全てを察した慎二はこうエールを贈る。「その未来に俺はいない。だろ?もういいよ、わかった。認めてやるよ。お前はもう一人でしっかり泳いでいるよ。だからお暇卒業すんだろ?だから俺もお前を卒業してやる。俺が話したかったのは、お前は絶対に大丈夫。ってこと」自分の意思で見事にお暇の出口を見つけ、ゴンと慎二からも“卒業”した凪。お暇中に出逢った人たちと共にもがきながら、自分自身を見つめなおし、自分と向き合う時間を持ち、新たな人生を歩む力を育んだ。人との絆を紡ぐことで人は成長すると、体現してみせたのだった。そして、ゴンと慎二という2人に頼らずそんな凪から勇気をもらう視聴者の声で溢れていた。《人と距離を置いて『自分探し』をする。でも、やっぱり自分を成長させてくれるのは『人』。そんな大事なことを教えてくれたのは、アパートの住人や坂本さん、バブルのママ、ゴンさん、慎二君。色んな感想が湧いてくる》《凪ちゃん、短い間にすごい成長したな…すてきな人とたくさん出会えたこととそこから学んで考えて行動にうつすことだな…というのがわたしの得た教訓である。わたしも周りのひとを大事にしよう》《凪ちゃんほんとよく頑張ったなぁ。殼を破ると決めた人の行動力ってすごいんだなと教えてもらえた。シンジもゴンもお母さんも、どえらいトラップだったけど、強い意思で乗り越えた。結果、トラップの皆さんもろともレベル1upした。人って一人で成長するもんじゃないんだね》SNSでは早くも“凪ロス”を叫ぶ声も。成長した凪の姿をいつかまた見られる日が来ることを祈ろう――。
2019年09月25日黒木華主演、高橋一生、中村倫也らが共演した「凪のお暇」が9月20日のオンエアで最終回を迎えた。凪は慎二とゴンのどちらを選ぶのか?凪のひと夏の“お暇”の終わりに多くの視聴者が注目、様々なコメントがSNSに投稿されている。空気を読んで周りに合わせてしまう性格のため周囲からマウンティングされ続けてきた大島凪に黒木さん。凪をマウンティングしまくるが実は自らも空気を読んで生きてきた我聞慎二に高橋さん。凪が引っ越し先のアパートで出会う超パリピで誰にでも優しい安良城ゴンに中村さん。3人を取り巻く人として凪と同じアパートで暮らす老女・吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊、娘・うららに白鳥玉季、ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子、凪が去った後慎二と付き合った市川円に唐田えりか、慎二行きつけのスナック「バブル」のママ・中禅寺森蔵に武田真治、凪の母・夕に片平なぎさといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ゴンから“マジ告白”された凪は、緑が松山に戻ることを聞き「バブル」で送別会を企画する。カラオケで盛り上がるがそこでアパートが今月末で取り壊されることを知る。みすずもゴンも新居が決まっていた。“お暇”の終わりが近づくなか、凪はコインランドリーの会社に就職することを決め、ゴンの告白も断り、慎二とも決別。自分で生きる道を歩み出す…というラストだった。バブルで開催された緑の送別会で登場人物たちが次々と歌を披露するのだが、そこで凪が選んだのは「ジュリアに傷心」。80年代のチェッカーズのヒット曲だが「あなたの番です」で使用されたこともあり「え?あな番?」「ジュリアに傷心って今ドラマ界でブームなのかな」などの声が上がったほか、ゴンの歌声にも「ゴンちゃん美声」「慎二の歌フルで聴きたい!」「フルコーラスでもよかったとおもうの」などの声が集まる。結局凪は慎二もゴンも選ばず1人で生きていくことになったが「あー不器用な慎二 応援してたのになぁ」「慎二報われて欲しかったな」「個人的には慎二とくっついて欲しかった」、「ゴンさんめっちゃいい男やんと思ってたのに」「ゴン、初めてのガチ恋だったのに、切ないすな」「ゴンさんに空気をあげられる人になったら凪はゴンさんに行くのかも」など、慎二派、ゴン派の両方から様々な反応が多数。「この先ゴーヤを育て始めたら、もれなくお暇ロス」「金曜日の楽しみが終わってしまい、完全にロス」などロスを悲しむ視聴者も大量発生中だ。(笠緒)
2019年09月20日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第9話が、9月13日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSもすべて捨てる人生リセットドラマだ。突然上京してきた凪の母・夕(片平なぎさ)の前で、とっさに凪の婚約者と名乗ってしまった慎二(高橋一生)。瞬く間に結婚まで話が膨らみ、両家顔合わせをするハメに。互いに贈り物を交換するなど親交を深める両家だが、顔合わせ当日に待っていたのは想像を絶する修羅場だった……というのが第9話のあらすじ。顔合わせの件はつぶしておくと凪に約束したものの、嬉しそうにはしゃぐ母親(西田尚美)を見て嘘だとは言い出せない慎二。凪もまた「こっち(地元)のみんなも凪の結婚喜んでた」と言う母の圧力に屈し、あえなく撃沈。結局“空気に負けた”2人を、スナック「バブル」のママ(武田真治)は「似た者同士ね」と言うが凪は認めようとはしない。そして、迎えた顔合わせ当日。ゴンの「人って変われるって思う。本当に変わりたいって思ったら」という言葉に勇気づけられた凪は、母から非難を浴びる覚悟でもじゃもじゃ頭で登場。少しづつ変わろうと努力する凪だったが、密かに調査していた慎二の母に隠していた嘘を大勢の前ですべて暴かれてしまう。さらに突如現れた慎二の兄・慎一(長谷川忍)は、我聞家が隠していた秘密をぶちまけてしまう。激しく狼狽しながらもその場を必死におさめようとする姿を見て、初めて凪は慎二も自分と同じ側の人間だったと気づく。しかし、夕は「さすが、あなたが選んだ人ね。凪。昔からそうだもんね。あなた、何やらせてあげたって、何一つ身にならない。お母さんの期待に応えたこともない。一度だって。その挙句のこれね。みっともないご家族」と吐き捨てる。すると、意を決した凪は母親にこう告げるのだ。「嫌い。嫌い。お母さんがずっと。罪悪感あおっていうこと聞かせようとするとことか。外ではいいひとぶるところとか。自分のできないようなこと私に期待するようなとことか。嫌い……。だけど、お母さん、かわいそう。独りぼっちだから。前の私みたいに。周りに誰も居ないんだよね。本当の気持ちこぼせる人。だから私が必要なんだよね……。ごめん。私、お母さんのためには生きられない。自分で何とかして。私も自分で何とかするから。期待に応えられなくてごめん……。もう期待に応えない自分のほうが、みっともない自分のほうが、私、生きてて楽しいんだ」慎二に「もうやめよう。空気読むの。行こう。慎二」と言い、会場から姿を消す凪。外ではいつものように「お母さんにひどいこと言った」「ばあちゃんにおめでとうって言うの忘れた」と泣きじゃくる2人だが、視聴者からは凪の毒親への“自立宣言”に称賛と感動の声が相次いでいた。《子供が親から自立するってことは親を一人の人間として見れるようになるってことだよね。凪は一歩前に進んだね》《私は私でなんとか生きるからお母さんもそうしてって言えて、やっと凪は共依存から抜け出せて精神的に自立出来たんだよね。凪ちゃん頑張った!よく言った!》《凪は知ったのね、自分だけじゃ無かった。慎二も必死に「みっともない」家族を守ろうとしていた。空気を読んで、作って、自分は息をするのを忘れて。 凪の「行こう、慎二」が、今回一番泣けた。子供の人生は親の物ではない。それぞれが自分で作っていくもの》ついに壁を壊した凪だが、いよいよ次回は最終回。凪が選ぶのは慎二かゴンか、それとも。最後の決断を見守りたい――。
2019年09月19日黒木華主演の「凪のお暇」第9話が9月13日放送。凪が恐れていた母が上京、慎二が結婚する予定だと話してしまったことから両家が顔合わせする事態に。最大の敵“母”との戦いに多くの視聴者から暖かい声援の声が寄せられている。サラサラストレートヘアが特徴的な28歳の家電メーカーで働く28歳の大島凪だが、人生をまっさらにリセットするため、郊外のボロアパートで“お暇”生活を始める。アパートの隣人・安良城ゴンと恋に落ちる凪だが、ゴンは付き合った女性を“壊していく”男だった。堕落した自分に気付きゴンとも距離を置いて、改めて“お暇”するなかで自分を見つけていく凪だが、そこに自分を支配し続けてきた最大の敵である母親が現れる…というのがこれまでの展開。凪を黒木さんが演じ主演するほか、慎二に高橋一生、ゴンに中村倫也。凪の後に転属してくる慎二の同僚で新たな彼女、市川円に唐田えりか。ハローワークで凪と出会う坂本龍子に市川実日子。凪やゴンと同じアパートに暮らす吉永緑に三田佳子。シングルマザーの白石みすずに吉田羊。その娘・うららに白鳥玉季。慎二行きつけのスナック「バブル」のママに武田真治といった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。そして今回の第9話、凪の母・夕(片平なぎさ)が突然上京、クセ毛のままの凪の姿に驚く夕に、慎二はその場を取り繕うため「凪の婚約者で結婚資金を貯めている」とうそをつくのだが、それがきっかけで大島家と我聞家が顔合わせをすることになってしまう。そして両家顔合わせの日、凪は母の言いつけを無視してクセ毛のまま顔合わせの場に。そこで慎二の母から過去を暴露され恥をかかされ怒り狂う夕だが、さらに慎二の兄が現れ、慎二の良心の恥部を暴露する…というのが今回のストーリー。「凪の母親…リアル母親と同じタイプで腹立つ」「凪、モラハラ母にまけるな。いや、もう逃げていい」などの声が上がるなか、凪がついに「お母さんがずっと嫌い」と母に本心を伝え「空気を読むのやめよう」と慎二と共にその場を立ち去る。ついに母から自立する一歩を踏み出した凪に「凪の戦いはこれで終わりじゃなくて始まり」「凪ちゃんには幸せになってほしい」「凪ちゃんが、やっと、自立できそうで良かった」など、視聴者から暖かい声援が寄せられている。(笠緒)
2019年09月14日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第8話が、9月6日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSもすべて捨てる人生リセットドラマだ。仕事のイベント中に倒れた慎二(高橋一生)は凪へ想いを告げたことで、お互いギクシャク。そんななかで凪の母・夕 (片平なぎさ) から北海道が台風に見舞われたため、急きょ様子を見に帰ってきてほしいと電話がかかってきて……というのが第8話のあらすじ。早朝からゴン(中村倫也)の呼び出しでモーニングを一緒に食べることになった慎二。半ば強引にアパートに連れて行かれ、予想外に1週間の有給消化をすることになる。否応なしに触れる凪の日常。それは付き合っていたころ知りえなかった姿だった。ある日、「実はちょっと苦手で。とうもろこし」と母に叱られた子供のころのエピソードをゴンと慎二に語り始める凪。ゴンが皮をむいたとうもろこしをわざと見せると、凪は明らかな拒否反応を示す。「そうとう嫌いなんだね」のゴンの一言に凪は母のことだと思い、「そんなことないですよ。大人になった今ではわかりますし。父が蒸発してから女手一つで娘を育てる気苦労とか。だから母のこと嫌いとか点……」と否定するものの、ぽつりと「きらい」と本音をこぼす。そんな姿に、慎二は驚くばかりだった。だがアパートの住人や友人に囲まれて以前より自然体で過ごしている凪に戸惑いながらも、少しずつ距離を縮めていこうと努力する慎二。ベランダでビールを片手に「子どもって嫌でも学んじゃうよな。親が笑ってくれるためになんて言ったらいいか。で、空気読んで。相手にとって都合のいい酸素になって。いつのまにか自分が消える」と凪に語るなど、素顔を一度見せることで2人の距離はぐっと近づいているようだった。北海道に帰る前夜、ゴンと龍子 (市川実日子)に「今の凪ちゃんなら大丈夫」と励まされて「何を言われてもはねつけてきます」と意気込む凪。だが翌日、出かける凪を待ち構えていた慎二は“案の定”な姿に「そんなんで勝てるの。タイトルマッチ。その恰好してる時点で負けてね?また空気読むんだ」とズバリ核心をつく。「慎二にはわからないでしょ。うちのことなんて」と拒否する凪に、きっぱり「わかる」と一言。そして傷つくであろう凪に向かって「行くな」と止めるのだった。予想通り、北海道では母にしっかりと傷つけられた凪。心配で駆け付けた慎二に「言った通りだったね。私、変われない」と打ちひしがれる。すると慎二は「俺が好きだったのはさらさらなストレートと貧乏くさいけどしみる飯と俺の顔色ばっかり窺っている控えめな性格。でも今はもじゃもじゃのほうがいい」と頭をぽんと手をのせる。凪が変わろうとしている姿を間近で見て、慎二もまた変わろうとしていた。そんな慎二の対応に視聴者からは感動の声が相次いだ。また凪のように親の言動に苦しむ声も多数上がっていた。《親で特別苦労した事ないゴンと坂本さんが「ありのままの凪でいけばいい」と言う中、同じく毒親被害に遭ってる慎二だけは口を噤んでるのがリアルだなぁ。ありのままでは到底やっていけないことを慎二もわかってるから軽々しく言えないんだ…》《我が母があのパターンの毒親なので凪ちゃんの気持ちはよくわかる。あれは回避すんの無理。振り込んじゃう。ああいう母親は絶対会ったらもうダメだもんね。慎二の「行くな」が正しかったんだよ》次回は、突然上京してきた凪の母を前にしてとっさに嘘をついてしまう慎二と凪。本当に2人は結婚することになるのか――。
2019年09月12日黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の第7話が8月30日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。もうすぐ閉店するいきつけのコインランドリーの店主から「店を継いでくれないか」と持ち掛けられ、坂本(市川実日子)らと試行錯誤の日々を送る凪。いっぽう、凪がゴン(中村倫也)と別れたと聞いてから仕事や和(唐田えりか)との恋もうまくいかない慎二(高橋一生)。そんなとき、ママ(武田真治)は復縁させようと凪の気持ちを聞き出そうとするが……というのが第7話のあらすじ。凪の前では素直になれない慎二を助けようと、「昔読んだ本を読み返したら全然違う感想をもったりするじゃない」と凪に復縁を持ちかけるママ。しかし、凪は「今は新しい本を読みたい」と拒否。さらに「そもそも慎二といたころにいい想い出なんて1つも……、ないです、慎二とヨリを戻すなんて300パーセント」とぴしゃり。隠れて会話を聞いていた慎二は「お前と復縁!?ハッ!800パーセントないんですけど。俺、彼女ができちゃいました」と、いつものように罵詈雑言を吐いてより関係を悪化させてしまう。凪とのことだけでなく、仕事や家族のトラブルにも巻き込まれ心身ともに限界の慎二。そして、取引先との大事なイベントの最中に倒れてしまう。会社や家族の間でも空気を読んでうまく立ちまわっていた慎二だったが、彼もまた凪と同じようにずっと“空気を読んで自分をごまかして”生きていたのだ。倒れてようやく気が付いた凪の痛み。一家秘伝のぬか床を探しにたまたま自宅にきた凪の前で「ごめんな。あの時はごめん。お前が倒れたの、俺のせいだ。わかってやれてなかった。追い詰めて……好きだった。幸せにしてやりたかった。できなかった。ごめんな。ごめん」と、初めて泣き顔を見せたのだった。ようやく素顔を見せることができた慎二に、視聴者からは凪との復縁を望むエールが。《慎二!!!それを!!もっと早く!!なぜ!!言えなかったのか!!ふざけんじゃねえぞ!!テメェ!!今からでも遅くない!!800パーセント幸せにしてあげろ!!!!!》《復縁も!なくはない!がんばれ慎二ーーーー!!》そのいっぽうで、これまで数々のモラハラをしてきた慎二を糾弾する厳しい意見も多数見られた。《ドラマでの高橋一生による「…ごめん」はとても胸キュンドキドキMAXですが、現実世界での「…ごめん」には騙されるなよ。感情移入して全部無かったことにして許して信じて受け入れる都合のいい女は結婚してから苦労します。ソースは私含めツイッターに沢山…》《旦那氏「ドラマだから慎二を応援したくなるけど、ああいうヤツは、また付き合うことになっても、同じことをくり返すと思うんですよ」》《慎二は可愛くて好きだけど、運転して渋滞はまると不機嫌になったりモラハラやらかすとこは嫌いだよ。きっと治らない》次回からはついに、慎二とゴンの全面対決がスタート。はたして凪はどちらかを選ぶのか――。
2019年09月04日音楽をこよなく愛する、ライター・エディター・コラムニストのかわむらあみりです。【音楽通信】第4回目に登場するのは、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』や『凪のお暇』などのドラマでも活躍している女優・歌手の水谷果穂さん!写真・大内香織葛藤を乗り越えた歌手活動【音楽通信】vol.4現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で夢見る女の子・三橋佐知子役、そして『凪のお暇』でクラブ通いをするパフォーマー・エリィ役を演じている水谷果穂さん。女優としてだけでなく、8月28日に1stアルバム『深呼吸』をリリースし、歌手としてもフレッシュな風を吹かせてくれています。歌手活動から趣味の“紙集め”のことまで、お話をうかがいました。ーー『ananweb』初登場なので、デビューの頃から振り返らせてください。水谷さんは2013年にテレビCMでデビューされていますが、女優を目指しているなかで、歌うことも好きだったのでしょうか。もともと歌うことは好きでした。小さい時はアニメやアイドルが好きだったので、まねっこして歌っていました。ーーアイドルというと?幼稚園ぐらいのときはミニモニ。が流行っていて、教室でミニモニ。の曲を歌ったり踊ったり、楽しかったです。ーーではいま、好きな女優や歌手のかたはいますか。女優さんだと、綾瀬はるかさんがすごく好きです。どんな役柄でも演技がすばらしくて、あこがれています。ーー透明感のある雰囲気は、綾瀬さんも水谷さんも同じ感じがします。いえいえ。昨年、綾瀬さんとドラマで共演することができて(TBS系『義母と娘のブルース』)、またすごく好きになりました。ーーそうなのですね。歌手でいいなと思う人はいますか。歌を始めたときに、ZARDさんの歌がわたしの声にも合うんじゃないかというアドバイスがあって、練習曲として歌っていました。ZARDの坂井泉水さんが好きですね。ーー現在21歳ということで、20歳を過ぎて心境の変化はありましたか。以前と比べると、少しずつ余裕が出てきました。歌を始めたころは、まず声が出るのか、ステージに立つときは人前でちゃんと歌えるのかという、自分との葛藤があって。そこを乗り越えての歌手活動だったので、いまよりもうワンステップ多かったんです。やっていくうちに、だんだんと葛藤がなくなってきて、いまはダイレクトに歌いたいものにチャレンジできるようになりました。歌いながら歌詞が入ってくる感覚がわかるようになったのが、変わったところかなと思います。ーー歌いながら歌詞が自然と体に入ってくるというのは、うまく葛藤を乗り越えたのですね。不安が少しずつなくなってきているので、それがこれからもっとなくなってくると、よりいっそう人前で歌うのも楽しくなってくる感じがしています。1stアルバムはもっと聴きたい大好きな1枚ーー今回、1stアルバム『深呼吸』をリリースされますが、歌ってみての手応えはいかがでしたか。本当にとても納得のいく感じで、自分自身でももっと聴きたいなと思うくらい、大好きな1枚です。ーー自信作ということですね。はい。——きれいな声で、表現力豊かに歌われていますが、ご自身のなかで歌いやすかった曲や難しかった曲はありましたか。歌いやすくて、曲調や歌詞も好きで、レコーディングも楽しかったのは「あしあと」「明日への扉」ですね。すごく好きな曲です。その逆に、難しかった曲は「気まぐれ王子様」。アルバムの収録曲のなかでは、雰囲気の異なる曲でした。ーー「気まぐれ王子様」は少し変わったメロディラインの面白い曲ですよね。そうですね。ずんちゃかちゃん という感じで(笑)。これまでもライブでは披露していて、楽に歌っていた曲なんですけど、いざレコーディングになると「どうやって歌おう」「この歌い方だと幼くなりすぎるかな」と考えて、いろいろ試しながら歌いました。ーーそれぞれの曲でストーリーが違いますが、歌詞の世界に入り込んで歌うのでしょうか。はい。そのまま等身大で歌うときもあるし、過去の思い出や記憶を頼りに歌うときもあるし、ほんとにもう、それぞれですね。ーーリードトラックの「朝が来るまで」が主題歌となっているドラマ(テレビ東京系 ドラマBiz『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』)も拝見しましたが、こうしたタイアップの曲は、ドラマを意識して歌うのでしょうか。そうですね。主題歌になるということで、どこか迫力というか、優しさと力強い部分をうまく出せたらいいなと。ドラマの温かさや強く生きていく感じと合うようにイメージして歌いました。ーーさらにこの「朝が来るまで」は、ピアニストの清塚信也さんが弾くピアノバージョンも収録されていますね。ピアノバージョンのほうは、清塚さんのピアノの横で、同時にわたしが歌うというレコーディング方法でした。「自由に歌って大丈夫」と言ってくださったので、アイコンタクトで歌い始めました。1発録りだったので、より気持ちがのってきてのびのびと歌わせていただき、すごく楽しかったです。ーーちょっとライブ感があったんでしょうか。はい。ライブ感もスタジオの空気感もそのまま収録されています。ーー同じ曲ですが、どちらも全然違うアレンジで楽しめますね。ピアノバージョンは曲の世界に浸ることができるので、すごく好きです。「紙」を集めるのが趣味ーー歌手としてもご活躍中ですが、女優としても現在NHK連続テレビ小説『なつぞら』と『凪のお暇』の2本のドラマにご出演中ですね。両方ともまったく違うタイプの女性を演じていらっしゃいます。けっこうそのふたつの役が対照的で、『なつぞら』は監督から「(役作りをしすぎずに)なるべくそのままのほうがいい」とアドバイスをもらいました。その逆に『凪のお暇』のほうは、普段しゃべっているスピードとは違うスパッとした強さを求められるので、どちらも違いを出しながらがんばっています。ーー女優としての声の出し方と、歌手としての声の出し方では、違うところがありますか。実は、歌うときもお芝居のときも、発生練習は同じなので、共通してやっています。声出しするのとしないのとでは、全然違いますね。ドラマの前は家で発声練習をやっていたり、歌のときも事前にやっていたりします。お休みの日にずっとひとりでいるとしゃべらなくなるので、発声練習をしておいて、声をならすようにしています。ーー休みの日はしゃべらないということですが、どのように過ごしていますか。家にいることが多いですね。もともとそんなに遊びに行ったりしないので、どちらかというと、インドアなタイプです。ーーでは自宅にいるときにする趣味があったら教えてください。趣味としては、紙をずっと集めてるんです。この間は、「紙博」というたくさんの紙が集まるイベントに行きました。定期的に行く雑貨屋さんがあって、紙を見に行くことも。ーーなぜ紙を好きになったのですか。うすっぺらいものをとっておくのが昔から好きなんです。小さいときは便箋の最後の1枚をずっと取って置いていて、そいういうことの延長線上ですね。封筒なども好きで、とくに銀行の封筒が好きです。それを公言していたら、地方に行かれたファンの方が珍しい封筒を送ってくれることもあります。ーーファンの方の間ではメジャーな話なんですね。(笑)はい(笑)。「紙博」に行くと、同じように紙好きな方がすごくいっぱいいます。私が知らないような専門用語というのかな……紙の名前を言いながら、「これいいよね」「廃番になってるよ」とか話しているのを見ていて、楽しい!ーー紙が好きというのはいいですね。では紙以外のことで、普段されている美容法などはありますか。毎日、お風呂上がりにスキンケアをしています。化粧水系のパックをしてから、ボディクリームをぬって、パックをはずしてからもう一度化粧水をぬっています。効率もよくて気に入ってやっていますね。共感してもらえる曲を歌っていきたいーーでは今後、アルバムを出されてからは、ライブの予定は?11月3日に東京のライブハウス「月見ル君想フ」でワンマン・ライブがあるんです。アルバム・リリースのイベントはちょくちょくあるんですけど、11月のライブはしっかりとワンマンで歌うものになります。ーー直接ファンの方と触れ合う機会は、なかなかないですよね。そうですよね。歌をやっていないときは、写真集のイベントがファンの方にお会いできる貴重な機会でしたが、いまは歌のイベントなど、会える場が増えました。ーー歌手としての今後の目標があれば教えてください。今回、ドラマの主題歌も歌わせてもらえて光栄でした。今後もそういうチャンスがあればどんどんやっていきたいですし、これからもいろいろな新しい曲にチャレンジしていって、共感してもらえる曲を歌っていきたいです。取材後記きらきらとした瞳を輝かせながら、まっすぐにこちらを見つめながらインタビューに応えてくれた水谷果穂さん。女優としての表現力が、歌手としても豊かな歌声として発揮されている1stアルバムには、21歳の水谷さんの魅力がぎっしりと詰まっています。まずは1stアルバムをチェックしてみてくださいね。「朝が来るまで」Music Video水谷果穂 PROFILE1997年11月3日、静岡県生まれ。2013年4月にTVCMで芸能界デビューし、7月にテレビドラマ『リアル脱出ゲーム 密室美少女』(テレビ東京系)でドラマデビュー。2017年7月に主演短編映画『明日、アリゼの浜辺で』の主題歌である1stシングル「青い涙」で歌手デビューし、新人としては異例のチャート初登場6位を記録する。女優としては『ブラックペアン』(TBS系)ほか数々の作品に出演。2018年3月から1年間、『Going! Sports&News』(日本テレビ系)でお天気キャスターにも挑戦。2019年現在、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合 月〜土午前8:00)、『凪のお暇』(TBS系 金曜午後10時)に出演中。「1stアルバム『深呼吸』発売記念イベント」を8月28日・31日、9月 1日に東京と大阪で実施。22歳の誕生日となる11月3日(日)には、東京のライブハウス「月見ル君想フ」でワンマン・ライブを開催する。InformationNew Release『深呼吸』1.朝が来るまで2.君のステージへ3.あしあと4.恋のレシピ5.いつだって6.ナナイロ7.青い涙8.スプラウト9.気まぐれ王子様10.タカラモノ11.空想トレイン12.明日への扉13.朝が来るまで(Piano Session version)(通常盤)8月28日発売WPCL-13081¥3,000(税別)
2019年08月30日話題のドラマ『凪のお暇』(TBS系)。見どころの多い作品ですが、中でも注目を集めているのが、高橋一生さん演じる元カレ・慎二によるモラハラ寸前の“凪いじめ”。執拗ないじわるは愛情の裏返しなんだろうけど、ちょっとやりすぎな気が…。とはいえ、リアルの世界でも好きな子をいじめる小学生並みの男性は少なくない様子。そこで今回は、好意を寄せる女性に嫌がらせをする男性の心理をひもといてみたいと思います。■好きな子をいじめる心理って?まずは一番知りたいこと。なぜ好意を持っている女性にいじわるしてしまうのか…男性にその真意を聞いてみました。多かったのはこの理由です。「好きバレしたくないから、つい裏腹な態度をとってしまう」(28歳/会社員)本心を知られたくない防御本能がなせる行為、ということでしょうか。それにしても極端すぎやしませんか?続いてこんな意見も。「反応がかわいくて、いじめちゃう」(27歳/SE)なんともドSな。よもや、やられているほうも喜んでいる、とか思っていたりしないでしょうね…。他にはこんな回答もありました。「そんなつもりはないんだけど、なぜかそうなってるというか…」(23歳/公務員)無意識のうちに嫌なことをしている?それは問題ありですよね。しかし、往々にして男性は好きな女性のことをからかったりするもの。逆に嫌いなら徹底無視…というパターンが多いようです。もし、特定の男性がムカつく言動を繰り返すとしても「嫌われてるのかな」なんて悩む必要はなさそう。「あの人、私のこと気になってるのね」くらいの気持ちでいましょう。■いじめたくなるのはどんな女性?好きな女性なら誰でもいじめる、というわけではなさそう。そこでどんなタイプだと、ついかまってしまうのかをリサーチしました。「リアクションがかわいい子」(25歳/メーカー勤務)「小柄な子は、なんか小動物っぽくてからかいたくなる」(26歳/MR)「あんまり怒ったりしない優しい人」(22歳/大学院生)どうやらいわゆる「守ってあげたい系」女子にちょっかいを出してしまうようですね。もし、あなたが特定の男性からのいじめに悩んでいるのなら、ちょっぴりクールな雰囲気を演出してみるといいかも。■男性のいじわる、許せる?許せない?最後に、実際に男性からいじめを受けた女性に「許せる・許せない」の境界線を聞いてみました。◎これなら許せる「小柄な私のことを『おちびちゃん』と呼んで『座ってるの?立ってるの?』とか身長ネタでからんでくる同僚がいて。でも高い場所のものは『届くわけねーだろ』と言いながら先回りして取ってくれるから、憎めません」(25歳/営業アシスタント)「髪型やメイクを変えたときに、先輩が『なに色気づいてるんだよ』とからかってきます。でも、絶対『似合わない』とは言わないし、ささいな変化も気づいて突っ込んでくるから、内心うれしい」(24歳/商社勤務)相手の言動の中に「もしかして」と好意を匂わせるような雰囲気や優しさが漂っていたら「大目に見よう」と思えるんですね。◎ここまでは許せない!「私のことだけ無視する後輩がいたのですが、あれは傷つきます。後で告白されたけど断りました」(25歳/住宅関係)「元カレが私の好きなものに何かとケチをつける人でした。好きなアーティストやお気に入りの食器など、ことあるごとにバカにされたので耐えきれず『価値観が違うから』とサヨナラ」(27歳/専門職)逆に、どこかバカにされているな…と感じるならアウト。許せないいじめをする男性は「これくらいしても大丈夫だろう」という甘えがあるのかもしれません。■悩む必要なんてなし!嫌な態度をとられたり、悪口を言われたりすると、どうしても「私、何か気に障ることをした?」と考え込んでしまいます。でも悪いのはあなたではなく、そんな言動しかできない子どもな彼。「バカなことして」と放っておくのが一番です。あまりにひどいなら、勇気を出して「どうしてそんなことをするんですか?」と問いただしてみて。きっとしどろもどろで答えられなくなるはずです。だって、理由はひとつ「好きだから」なんですもの。
2019年08月29日大島凪、28歳。無職。人生をまっさらにリセットするため、お暇(いとま)をいただいている。そんなアラサー女性のドラマ「凪のお暇」に、「グサッときた」「回を重ねるごとにジワジワくる」「わたしもリセットしたい」などなど、視聴者からの声が止まらない。そもそも人生とは、リセットできるものなのか?様々な理由から“ありのまま”に生きられず、何かしらの生きにくさを抱える現代女性の究極ともいえる命題に、黒木華演じる主人公・凪が挑んでいく姿がいま、共感を集めている。トレンド入り続々!話題沸騰中の「凪のお暇」月刊誌「Eleganceイブ」(秋田書店)にて連載中、現在5巻まで発刊され累計200万部を突破しているコナリミサトによる同名漫画が原作。都心のある家電メーカーで働く大島凪(黒木華)は、同僚から“お嫁にしたい女子アナNo.1”といわれ、サラサラストレートヘアでおとなしく従順な性格で知られるOLだった。だが、日々を平穏無事に過ごすために常に場の空気を必死に読み、同僚たちに「わかるー」と相づちを打ちながらどんどんと疲弊していく凪。ある日、空気を読むことに長けた交際相手の我聞慎二(高橋一生)から、男同士の“その場のノリ”で発せられた「アッチがいいから付き合ってる」という言葉を真に受け、過呼吸発作を起こして倒れてしまう。これがきっかけとなり人生のリセットを決意した凪は会社を辞め、中目黒のマンションを引き払い、慎二の写真を全消去、SNSを退会し、スマホも解約する。布団一式と自転車、そして拾い物を自ら塗り直した扇風機しかない立川の六畳一間の安アパートに引っ越し、隣人・ゴン(中村倫也)らとの新たな出会いで自分を見つめ直していく。放送開始から「凪のお暇」「高橋一生」「中村倫也」、毎回の号泣演技も話題となる「#慎二やべぇ」や、色気がハンパない「#ゴンもやべぇ」などが続々トレンド入りするなど女性層を中心に話題の的となっている。“正反対”元カレ・慎二と隣人・ゴンの対比が浮き彫りにするものとりわけ注目を集めているのが、高橋さん演じる、素直じゃないこじらせ系エリートの凪の元カレ・慎二と、中村さん演じるイベントオーガナイザーという肩書きに似合わず、どこまでも優しい“メンヘラ製造機”ゴンの対比ぶり。慎二は“空気とは自分で作るもの、読む側に回ったら負け”という思考の持ち主。どんなクライアント相手でもすっと懐に入り込み、場の空気を支配してしまう営業部のエースで、人気者。凪の突然のリセット宣言に困惑し、引っ越し先まで押しかけた挙げ句、いま全米でも話題の片付けコンサルタント・近藤麻理恵を引き合いに出し、「あれか、“こんまり”?」や「魂のデトックス」「シンプルライフ」などと、凪がようやく見つけた聖域にズカズカと入り込み、土足で踏み荒らしていく。実は慎二は、凪の健気にくせ毛を直す姿や節約上手で料理上手なところが愛しくてたまらないくせに、すっかりこじらせてしまった面倒くさい男。好きな女の子につい意地悪してしまう小学生みたいと、スナック「バブル」のママ(武田真治)や杏(中田クルミ)にも言われてしまう始末。凪はそんな慎二をなぜ好きだったのか、改めて思い悩むことになる。くせ毛直しだけではない、慎二に嫌われたくないからと彼以上に空気を読み、お酒が弱いふりをし、思いの裏返しとはつゆ知らず数々の暴言にも耐え、申し分ない肩書きや年収に乗っかってきた偽りの自分に気づいていく。だが、幼いころから空気を読んできた者同士ゆえなのか、「お前は絶対変われない」と容赦なく言い放つ慎二の言葉は凪の胸に付き刺さる。慎二は凪に変わってほしくはないのだ。一方、「もう空気読みたくない」「そういう自分ごと全部いらない」、そう慎二にキッパリと言い切った凪が、やがて惹かれてしまうのがゴン。ほんわかとした雰囲気をまとい、一緒にいて居心地がよく空気が“おいしくなる”ゴンは、慎二に痛いところを突かれ、再び息が止まりそうになる凪に勇気を与えてくれた存在だ。「もっと力を抜いていいと思うんだ。せっかくのお暇なんだし」というゴンに、あれよあれよと惹かれていく凪だが、天性の人たらしのゴンに自分たちはどういう関係なのか、付き合っているのか、尋ねることさえできない。それで“空気が悪くなったら困る”と悶々とする凪は、また空気を読むことを考えている自分にハッとする。「好きです」といえば「俺も大好き」と応じてくれるものの、その好きは私だけのものじゃないと気づいている凪。ゴンと過ごすために昼夜逆転し、食生活も自堕落になり、育てていた豆苗も伸びっぱなし…。そんな凪を見かねた慎二は、「ゆる男に食われて闇落ちしてんじゃねえか」とまたも容赦ない。確かに、“ありのまま気取り”と凪を評する慎二の言うことは全て正論だ。ありのままに生きるって、そうそう簡単ではない。ありのままに生きている(ように見える)ゴンに、凪や多くの女性たちが惹かれる気持ちは痛いくらいによく分かる。そんな“メンヘラ製造機”ゴンのことを考え、もやもやして眠れない凪と慎二はやっぱり似た者同士でもある。凪への思いに気づき、“初恋”を知ったゴン、会社の同僚の市川円(唐田えりか)と交際をスタートさせた慎二との間で、凪はどんな決断を下すのか、しっかりと見届けたい。仕事も恋もSNSもリセット!その先には何が待ち受ける…?「物捨てて、引っ越ししたくらいで人生リセットできてたまるか」。第1話で慎二が言ったように、凪のようにSNSのアカウントを全消ししたり、スパッと仕事をやめたり、いまあるものを全て手放してリセットすることができたら、いまの自分がどれだけ楽になれるだろうか。そんな凪が正直羨ましい、自分にはできないからこそ凪を応援したくなる、という声もある。SNSを常にチェックして、“私1人だけハブられている?”と気が気じゃない、友人や同僚の投稿に一喜一憂してしまう日々の息苦しさや侘しさなどは、日常的にSNSと付き合っている人ならば多かれ少なかれ感じていることだろう。SNSから完全に離れたはずの凪の人間関係が、お暇中のいま、リアルな世界で活発になっていく点は本作の見どころでもある。アパートにはゴンをはじめ、生活の知恵に溢れた独居の高齢者・吉永緑(三田佳子)に、シングルマザー・白石みすず(吉田羊)とうらら(白鳥玉季)ら、これまで出会ったことのないタイプの人たちばかり。“おひとり様のなれの果て”と見た目だけを見て判断していた緑は、実は映画好きで『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『十戒』など、凪や慎二、ゴンまでも緑チョイスの映画から何かしらのヒントをもらっており、さながら手作りポッキーの映画セラピーと化している。ハローワークでは思い切って話しかけた坂本龍子(市川実和子)と、当初は怪しい石を売りつけられそうになりながらも勇気を出して突っぱねたことで、すぐに友達になれた。東大卒の龍子は空気を読めない人で、妥協したくないと意識だけは高く、ようやく就職が決まっても詐欺企業…。しかし、そもそも龍子に「どうしてそんなクソみたいな男と付き合ってたんですか?」と指摘されたからこそ、凪は慎二との関係を見直すことができたのだ。第3話では、嫌がっている凪を婚活パーティへと連れ出した龍子。しかも、そこには職場で面倒な雑用やミスまでも凪に押しつけ、マウンティングしていた元・同僚の足立心(瀧内公美)の姿が。「自分の年収や肩書きを見直してから来いっての」と、いつものように毒を吐く足立に、ゴンに背中を押されていた凪はピシャリと言い返し、見事にノックアウト。慎二に対する自らのあさましさにも気づいていく。さらに第5話では、ママ友たちにサンドバッグタイムに遭っていたみすずに何も言えなかった凪だが、娘のうららが尊敬する母の姿を彼女たちに見せつけた。そんな2人のあり方を目にした凪は、ゴンへの想いを振り切るため自転車で海を目指すことを決めるが、途中迷った末にたどり着いたスナック「バブル」2号店で、凪はママと杏に打ち明ける。SNSにアップされる幾多の“旅行、行きました”投稿に、「いいね」を押しながら「で?」と思っていたという凪。遠くに行ってもあなたは何も変わらない、と心の中で密かにマウンティングしていたという。自分自身を省みれば、「自分の意志でどこかに行きたいと思ったことがなかった」のに。今回、無事にその思いを達成したことは、1話のころと比べたら大きな進歩で、空気を読むことなく腹を割った対話から生まれた凪の小さな、でも確かな進化を示している。そんな凪もついに「バブル」2号店でボーイとして働くことになるが、今度はお客と会話のキャッチボールが続かない…と、ここでも壁にぶち当たる。それは“自分に興味持ってくれる人しか好きじゃないから”と、慎二からのまたしても的を得た言葉に愕然とする凪。そして「バブル」のママからも、相手が投げたボールを受け取り、返すことしか考えていないこと、自分からはボールを投げる気がさらさらないことを指摘されてしまう。目の前にいる人そのものではなく、空気しか眼中になかったわけだ。凪は、“ちゃんとした”生き方以外は認めない母・夕(片平なぎさ)とのタイトルマッチを前に、自分の根本的な弱点を目の当たりにした。こうして少しずつだが、自分の“ありのまま”の核心に近づくトレーニングを重ねる凪は、“ありのまま”の天然パーマを「みっともない」と言い放ち、“空気を読む”性格の原因となった母との闘いにこれから挑むことになる。少しだけ距離をとってみることの大切さ親はもちろん、恋人、職場などの人間関係をリセットすることは大変に勇気がいること。片付けコンサルタントが言う“トキメキ”の有無だけではとても決められない。それでも、このままじゃいられないと思ったら、時には自分かわいさにそこを断ち切ってもいい、と凪は教えてくれる。いや、凪のように全てではなくても、物質的にも、精神的にも少しだけ距離をとってもいい。まさに、お暇だ。一旦手放して、いままでとは違う距離感、別の視点からその人を見てみることで、それまで見えなかった部分に気づけるかもしれない。人は多面的で、複雑で重層的な生き物であり、たとえ親であっても、そのほんの外殻だけを見ていただけかもしれないのだ。何か嫌われてるのかも…と思っていた隣のうららが、実は凪のふわふわ天パを触ってみたかっただけのように、勇気を出してぶつかってみたら、思いがけない理由が隠れていることもあるのだから。気になる第7話(8月30日)のあらすじは…凪(黒木華)から、ゴン(中村倫也)と別れたことを聞いた慎二(高橋一生)は、オフィスラブを満喫中の円(唐田えりか)とのランチ中にも関わらず、凪が気になり上の空。そのとき、突然同僚の足立(瀧内公美)たちがやってきて慎二と円と鉢合わせてしまう。秘めた関係がバレているのではないかと、よくない空気が漂う中、慎二は思いがけない人物と接触する…。一方、いつものコインランドリーで洗濯をしていた龍子(市川実日子)と凪は、コインランドリーが閉店することを知り、店主から冗談半分で「このコインランドリーを継いで欲しい」と言われる。その日の夜、アパートの共有スペースで凪、龍子、ゴン、緑(三田佳子)、みすず(吉田羊)、うらら(白鳥玉季)に、「継いで欲しい」 と言われた話をしていると「そんな夢もありかも」 という展開に。そこで、凪は引っ越してきた時に書き出したウィッシュリストを再び思い出し、みんなで書くことに。思い思いに自分がやりたいことを書く中、やはり、凪はなかなか書けずにいた。そんな様子の凪を見ていたみすずは…。また、ゴンは凪のことを好きだと自覚してから、自分が凪のために何をしてあげられるのかと思い悩んでいたが、ついに行動を起こす。「凪のお暇」は毎週金曜日22時~TBSにて放送中。(text:Reiko Uehara)
2019年08月29日