寝ている間にハリとツヤのあるうるおいたっぷりの肌に森下仁丹は、パックシート「Ravisシリーズ」から、寝ている間目もと、口もとに貼っておくだけで、ハリとツヤのあるうるおいたっぷりの肌に整える「Ravis目もとパックシート」と「Ravis口もとパックシート」を、4月22日より、全国のドラッグストアにて発売する。*画像はニュースリリースよりヒアルロン酸を新たに加えた4つの保湿成分を配合「Ravis目もとパックシート」は、「Ravisシリーズ」の「目もとうるおい浸透シート」に配合している3つの保湿オイル成分、「コエンザイムQ10」、「ビタミンA」、「ビタミンE」に加え、保水力に優れる「ヒアルロン酸」を新たに配合してリニューアルした新商品で、口もと用の「Ravis口もとパックシート」も同時発売。肌にやさしい低刺激のやわらかい粘着剤を使用しており、皮膚の凸凹にしっかりと密着し、就寝時をはじめ、家事をしながらやお風呂上がりのストレッチ時などにも使用でき、保湿成分がじっくり浸透し、気になる目もと、口もとを集中ケアするという。元の記事を読む
2013年04月22日森下仁丹は4月1日に、セルフメディケーションブランドの「メディケア(R)シリーズ」から、歯痛、歯槽膿漏(しそうのうろう)の患部に直接塗って痛みを早く抑える軟膏(なんこう)「デンタルクリーム」を発売した。同商品は第2類医薬品。配合したジブカイン塩酸塩とアミノ安息香酸エチルの局所麻酔成分が、痛みのある歯痛、歯槽膿漏を抑える。更に塩化セチルピリジニウムなどの殺菌成分が患部を殺菌して化膿(かのう)を防ぐ。軟膏タイプなので、歯と歯ぐきにとどまりやすい。また塗付できるため、歯痛・歯槽膿漏に直接働きかけることができる。価格は819円。全国のドラッグストアにて発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月02日“ヨーグルトにかけて食べる”という新習慣を提案森下仁丹は、16年連続乳酸菌健康食品シェアの「ビフィーナ」シリーズの20周年記念商品第1弾として、「便秘」などのおなかのトラブルによる「おなかのポッコリ」や「肌荒れ」などの美容トラブルに悩む、20~40代の女性に向け、“ヨーグルトにかけて食べる”という新習慣を提案する、新感覚ビフィズス菌サプリメント「ビフィーナビギン(レモン風味/ラズベリー風味)」を、2月21日より全国薬店、ドラッグストアにて発売。*画像はニュースリリースより20~40代の若い女性が店頭で手に取りやすい商品設計「ビフィーナビギン」は、“ヨーグルトにかけて美味しく、ビフィズス菌を生きたまま腸まで届ける”若い女性に向けたカジュアルなコンセプトで、購入しやすい価格設定など、20~40代の若い女性が店頭で手に取りやすい商品設計のビフィズス菌サプリメント。携帯に便利なスティック包装で、いつでもどこでも水なしでそのままでも飲める顆粒タイプ。森下仁丹独自の「耐酸性ダブルプロテクトカプセル」を採用し、胃酸に弱いビフィズス菌を生きたまま腸まで届ける。さわやかな酸味のある<レモン風味>と、甘酸っぱさのある<ラズベリー風味>の2種類。元の記事を読む
2013年02月20日森下仁丹は5日、7月20日に発売した育毛剤「ペレウス」(第1類医薬品)が、11月末現在で出荷数量2万1,000個を突破したと発表した。女性の眉毛のトレンドは、バブル期の濃く力強い太眉や、”アムラー”世代に流行した細眉など、時代を映し変化してきたとのこと。最近では、女優やモデルのメイクは、素の眉毛の状態を生かした太眉のトレンドが復活しており、その結果「眉毛が細い」「抜き過ぎて生えてこない」などで悩む30~40代女性を中心に、「ナチュラルな眉毛」を生やしたいというニーズが高まっているという。同商品は、眉毛・体毛の発毛を促進し、ナチュラルな眉毛の育成を促す育毛剤。眉毛が細い、抜き過ぎて生えてこない、薄いなどで悩む人のニーズに応える、これまでのOTC(一般用)医薬品市場になかったコンセプトの商品となっている。一本一本の毛根に有効成分「メチルテストステロン」が作用し発毛を促進。形状”ノック式極細ペンタイプ”で、手を汚さずに簡単にケアすることができる。また、化粧ポーチに入れられるサイズで持ち運びにも便利になっている。価格は2,625円。1日2回使用で約4カ月分。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日10月に公開される北野武監督の新作『アウトレイジ ビヨンド』に出演した三浦友和と中尾彬のインタビュー動画がこのほど公開された。『アウトレイジビヨンド』インタビュー動画本作は、血と暴力の世界に生きる男たちの生き様と抗争を描いたエンターテインメント作『アウトレイジ』の続編にして新たな物語。前作で死んだはずの大友(ビートたけし)が東西組織の勢力争いに巻き込まれ、さらにそこへ警察が介入。登場人物全員が“悪人”の抗争劇を描き出す。三浦が演じるのは、関東で勢力を拡大する山王会の会長、加藤。インタビュー動画で三浦は、劇中の加藤からは想像もできないほど穏やかな表情で、自身が演じた役について解説。さらに本作に登場する“大人の男”たちがなぜ、観客から支持されるのか? さらに三浦にとって“大人の男”とは何なのかについて丁寧に語っている。一方、中尾が演じるのは山王会古参幹部、富田。これまで数々の作品に出演してきた中尾だがインタビューでは「映画らしい映画に出していただけたのはうれしいこと」と笑みを見せ、自身が演じた役や、北野監督が率いる撮影現場の雰囲気、様々な素性をもった登場人物たちが揃うことの魅力について、わかりやすくも鋭い分析を披露している。三浦も中尾も数々の名演を見せてきた“大人の俳優”だ。本作には、ふたりのほかにも西田敏行や名高達郎、神山繁らキャリアを積んできた“大人の男”たちも多く出演しており、極悪非道な男たちの激しい争いを描いた本作に“重み”と“深さ”を与えている。『アウトレイジ ビヨンド』10月6日(土)より全国ロードショー
2012年08月10日セイコーインスツルは17日、日本を代表するカーデザイナー和田智氏がデザインを手がけたウオッチ「W(ダブリュ)」を発表した。各界で活躍するデザイナーとのコラボにより独創的なウオッチを展開しているISSEY MIYAKEウオッチ・プロジェクトの新作。6月に発売する。和田氏は「Audi A5」をはじめ、アウディを代表する車のデザインを手がけてきたことで知られる。同氏が「W」に込めたコンセプトは「伝統的な日本の美意識をベースにしたミニマルな精神」。白や黒を基調としたダイアルの色使いや、ムダがなくすっきりとした文字盤デザインなど、最小限の機能性に美を追求する日本の精神を表現した。一方で、計器類を連想させる文字盤や針、自動車のアルミホイールからインスパイアされたという硬質感を感じさせるケースなど、カーデザインの要素も取り入れられている。視認性を考慮したという直径43mmの大振りな文字盤もユニークだ。ケースはステンレススチール、バンドはステンレススチールまたは皮革。ダイアルの色は、ブラック、ホワイト、シルバーの3色。大きさは直径43mm、厚さ12.8mm。価格は3万9,900円から4万7,250円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月18日3月14日にアルバム『愛の夢』をリリースし、クラシック日本人ピアニストとして史上最年少CDデビューを果たした牛田智大。12歳の天才少年として話題のピアニストの本格的デビュー公演が、7月に開催されることが決定した。「牛田智大 デビュー ピアノ・リサイタル」の公演情報両親の仕事の関係で上海にわたった3歳の頃より、ピアノを弾きはじめたという牛田智大。弱冠5歳にして上海市で行われたコンクールで1700人の中から1位に輝く。さらに若きピアニストの登竜門「ショパン国際ピアノ・コンクール IN ASIA」年齢別出場部門において、8歳から12歳までの5年連続で1位を獲得。また今年2月に行われた第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールでは、19歳のイタリアの女流ピアニストと1位を分かち合い、同アカデミー音楽監督の中村紘子や世界的ピアニストのラン・ランからもその才能を絶賛されている。昨年10月に放送されたテレビ朝日『題名のない音楽会』出演を機に、注目度も急上昇の牛田智大。本格的デビュー公演となるピアノ・リサイタルは、7月17日(火)に東京オペラシティ コンサートホールにて開催。チケットの一般発売は3月31日(土)10時より。また一般発売に先駆け、チケットぴあではインターネット先行先着プリセールを3月27日(火)10時より受付開始。■牛田智大 デビュー ピアノ・リサイタル【日時】7月17日(火) 19:00開演【会場】東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル (東京都)※本公演は20:00終演予定(休憩無し)
2012年03月26日光インターネット接続サービス「UCOM 光」キャンペーン記者発表会が2月15日、都内にて行われ、同サービス初代キャンペーンキャラクターに決まった山口智充が登場した。“ギガぐっさん”の必殺技写真山口は、CMで演じるネット世界のスーパーヒーロー“ギガぐっさん”として、光り輝く衣装を身にまとい登場。「こういうのを着ると、いつまでも男心をくすぐりますね。ステージにあがる前もこうやって…」と、効果音を交えながらポージングを披露した。CGを駆使したCMについては「自分がこういう世界のなかで生き生きと動く姿を見ると、ほんとに嬉しく思います。撮影も非常に楽しかったですね! ヒーローになった気分」と満面の笑みをみせた。最後に“ギガぐっさん”の必殺技「ギガぐっサンダーフラッシュ」「ギガぐっさん アップクライム ボンバー」を披露し、「みなさまのネットライフを安全に快適にパワフルに、光ぶっとくサポートさせていただきます!」と力強く宣言した。世界で初めて光インターネットサービスを提供した「UCOM 光」は、“光ぶっとい”をキーワードに、インターネットの利用用途に応じて、100Mbpsと1Gbpsを選択することができる「UCOM 光 マンション全戸一括タイプ 100 メガ/1 ギガ セレクトプラン(仮称)」サービスを首都圏ほか一部の地域で3月1日(木)より販売開始する。サービスエリアは順次拡大予定。山口が出演する新CM「ネットのヒーロー ギガぐっさん登場」篇は、2月20日(月)よりJR東日本、東京メトロ、東急電鉄、JR西日本の車内ビジョンにて順次放送される。
2012年02月15日森下悠里、好みの男性はイケメンよりエッチの上手い人?12月22日、東京の銀座シネパトスで、『映画版 ふたりエッチ セカンド・キッス』の舞台挨拶があり、主演を務めた森下悠里が撮影秘話などを語った。『ふたりエッチ セカンド・キッス』は、克・亜樹原作の人気コミックで、今年の6月に映画として第1作を公開、今回の作品は続編にあたる。森下、映画の難しさを語る森下は、映画について「グラビアをやるより断然難しかった。グラビアならセクシーであればあるほど褒めてもらえるけど、映画ではそれだけではダメだった」「演じた優良は、前作では処女という設定、盛り上がってセクシーにやり過ぎて監督に止められたぐらい」と失敗談も語った。(シネマトゥディより)共演の岡田光との入浴シーンでは撮影の際、用意されたベージュの水着を着用せず、リアリティーを出すために全裸で撮影に挑んだことも明かした。結婚についても語るシネマトゥディによると、舞台あいさつ後、森下は結婚についての記者からの質問に「三十ぐらいになったら焦るかな。でもやりたいことがたくさんあり過ぎて結婚どころじゃない」「男前は好きじゃない。男前かエッチの上手い男性だったら後者を選びます!」と森下らしい大胆な発言を言ってのけた。『映画版 ふたりエッチ セカンド・キッス』は銀座シネパトスにて2週間限定でレイトショー公開中だ。元の記事を読む
2011年12月24日現在の化粧品販売事業の強化・拡大を図る森下仁丹株式会社は11月16日、化粧品を販売するビューティケアの新会社、株式会社エムジェイラボ(資本金:20百万円)を100%出資で2011年11月に設立することを発表した。現在の化粧品販売事業を強化するもので、ヘアケア製品等の商材も追加、販売手法の見直しにより業容拡大を図る。独自研究から生まれた高機能スキンケア製品森下仁丹では、これまで、同社独自の研究で発見した、持続するうるおい成分「BPS(ビフィズス菌産生多糖体)」に、季節の変化に対応する12種類の「和漢植物エキス」を配合した「BIFINAベーススキンケアシリーズ」などを、化粧品販売事業として展開しているが、ビューティケア事業の新会社を設立し、ヘアケア製品等の商材も追加、化粧品事業領域を強化するもの。新会社を通じて、既存の通信販売に加え、Web販売などの新手法を活用した新規顧客獲得に向けた販売促進活動を行い、3年後をめどに従前の化粧品売上のピークである700百万円(2005 年度)を目指し、新たな事業の柱として育成するとしている。元の記事を読む
2011年11月17日江國香織の人気小説を映画化した『スイートリトルライズ』。3月13日(土)の公開を前に、2月22日(月)に本作の試写会が開催され、上映前に俳優の中尾彬と池波志乃夫妻を招いてのトークショーが催された。通常は、11月22日が語呂合わせで“いい夫婦の日”とされるが、平成22年とあわせて2が5つ並ぶこの日を、映画の内容に因んで“スイートな2人の夫婦の日”と命名し、中尾さんと池波さんに結婚生活の秘訣などについて語ってもらった。劇中、中谷美紀と大森南朋が演じる夫婦は結婚3年目だが、中尾さん夫妻は33年目。中尾さんはしみじみと「33年の間、ほかの人と恋に落ちることもなく…おい、ないだろう?」と池波さんに呼びかけると池波さんも「ないですね」と返答。さすが“おしどり夫婦”…と思いきや、中尾さんはニヤリと笑って「これがやさしい嘘というものなんですね」と映画のテーマと絡めて語り、会場の笑いを誘った。では、30年前…つまり2人が結婚3年目のときはどのような様子だったかと尋ねると池波さんは「ものすごく仕事をしていましたね。がむしゃらに仕事をしていた記憶しかないです。その間に実は、もっと大きなことを知らないままに乗り越えてきたのかもしれないですね。それを実感しないままに過ごしていたことはある意味、哀しいことなのかもしれない。(劇中で、中谷さん扮する妻が感じるような)孤独感を味わえることは、私にとっては贅沢なことと言えるのかも」とふり返りつつ心情を明かした。中尾さんも「借金もあったので一生懸命働いて…夢中だったね。祝言の日のことは記憶にあるけど、その後のことは覚えていない(苦笑)」と懐かしそうな表情を見せた。そして、劇中の夫婦を見ての中尾さんが感じたことはというと「とにかく、一生懸命会話をした方がいい!私はそうしてます。その日あった出来事全てを話すんです」。池波さんもこれにうなずき、「私たちは、わざわざ家の外で待ち合わせして、2人で飲みながらずっと話をしてたりするんです(笑)」と結婚生活の秘訣を披露。ただし、池波さんからは「大事なのは、他人が言う“秘訣”に惑わされないこと。実行してみたらきっとうまくいかないものですよ!」と忠告も。では中尾さん、33年間でほかの女性に気持ちが動いたことは本当に一度もない?との質問には「そりゃありますよ!なかったら嘘です(笑)。でも、結局(池波さんと)別れられないんだな」とニンマリ。この後も2人は、開催中のバンクーバー五輪の話題で盛り上がったりと、まさに“おしどり夫婦”といった様子をしっかりと見せつけてくれた。『スイートリトルライズ』は3月13日(土)よりシネマライズほか全国にて公開。■関連作品:スイートリトルライズ 2010年3月13日よりシネマライズほか全国にて公開© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:『ニューヨーク,アイラブユー』公開記念恋愛力アップグッズを合計8名様プレゼント狗飼恭子×大森美香トークショー付き『スイートリトルライズ』女性限定試写会に30組60名様ご招待『スイートリトルライズ』ポスター解禁2人の姿から感じるのは寂しさ?それとも…小栗旬初監督作引っさげ北海道に!ゆうばり国際映画祭ラインナップに注目中谷美紀×大森南朋×江國香織『スイートリトルライズ』予告編解禁!
2010年02月23日舞台から映画、TVドラマ、バラエティ番組まで、その流暢な語り草とスパイスの効いたキャラクターで、独特の存在感を示す八嶋智人。昨年公開された『秋深き』で映画初主演を飾った彼が今回、ノスタルジーあふれる篠原哲雄監督の最新作『つむじ風食堂の夜』で二度目の主演を果たした。名前のない、「私」という役を通して見えてくる、役者・八嶋智人のこだわりとは――。大人だけれど少年の心を抱えたままの、どこかファンタジーの主人公を彷彿とさせる「私」。原作者の吉田篤弘によれば、この「私」はまさに八嶋さんをイメージして書かれたそうだ。自身をイメージして作り出された役を演じるというのは、どんな心境だったのだろうか?「お話が『私』という、誰でもない役だったので、いろんな人が『私』という人物とダブればいいという部分はありましたね。どういう風に生きて、これからどこへ向かっていくのか、自分探しみたいなものを、頭で分かってても生理的に受け入れられるような瞬間に、ようやく地に足がついて一歩踏み出せる。そんな瞬間が最後に訪れる映画なので、僕自身は、感じるということ、刺激を受けることに対して嘘がないようにやるのが一番重要なんだろうなと思ってやってました。その分、周りの方々は個性の強いキャラクターなので大変だったと思いますよ。(帽子屋役の)下條(アトム)さんは、ありもしないものを『ある』って言ったり…、でもそれが『声のマジック』みたいなものかもしれませんが、リアリティをもってくるんですよ。すごく助けていただきました!」八嶋さん曰く、「普遍的なものが凝縮された“旅”のような映画」という本作。撮影は和洋折衷の雰囲気漂う函館で行われたが、独特の空気に誘われるように、「私」は個性あふれる人々と出会っていく。中でも月船さらら扮する女性・奈々津との、微妙な距離感のあるやり取りの間に見せる、八嶋さんの少年のような表情が印象的だが、2人の関係はどうやって築いていったのか?「月船さんも演技のバランスを迷っていて、8日間しか時間がなかったのでお話した方がいいかなと思って、『僕の好みとしては、がーっと泣いたり感情的なところを、劇的だけどもうちょっと抑えてる方が好きです』と最初に言って。無責任に言ったんですけど(笑)、すごく考えていただいて、リハーサルからすごく変わりましたね。『この女優さん、すごい対応力だな』と思いました。物語の中でも、彼女は『芝居をやりたくても出来ない』という役なのですが、宝塚のトップをやられていた月船さんもちょうどその頃に、『もっとちゃんと自分たちで考えた芝居をしたい』って作家に直談判して、小さな劇場で舞台をやるって話していて。映画のまんまじゃん!って(笑)。僕以外にもたくさんの縁がある作品だなと思いました」。現実から目を背けるではないが、どこか夢見がちなところを秘めた「私」は、この一期一会を通して、先ほども出てきたように「地に足つけて」一歩を踏み出していく。この人生の“ターニングポイント”について八嶋さんは語る。「全部が繋がっているから今ここにいる、ということが僕は大きいような気がして、この映画をやって余計にそう思いました。ここにいてもどこにでも行ける、“タネも仕掛けもございません”というようなイメージを自分の中に持つこと。それが行き過ぎると夢見がちになってしまうのですが、そのどっちにおいても己の分が分かるという、地に足が着いた瞬間がターニングポイントだと思うんです。それは僕にとっては、作品に向かう自分のあり方、家族が出来た瞬間や子供が出来た瞬間というのがターニングポイントになってますね」。これまで数々の作品で、バイプレーヤーとして唯一無二の存在感を示してきた八嶋さん。だが『秋深き』、そして本作と主演作が続き、また新たな演技の“ルート”が見つかったという。「『エドモンド』(’05)という人生初の主演の舞台のときに、それまでは“受け身でいる”ということが全くなくて“攻撃が最大の防御”というところがあって(笑)。仕掛けていくという演技体を突き進んでいたんですけど、あらゆることを封じられたんですね。主演か主演じゃないかって『いる』感覚が違うんですよね。山の頂点に行くのは同じなんだけどその登り方、ルートが違うような。昨年の『秋深き』のときも初めて主演をやらせていただいて、やっぱり物語を背負わなきゃいけないし、ぶれちゃいけないんだと思いましたが、今回も完全に“受け身”でいることが重要だったから、それは自分の中で新しい展開でした」。それでは、この先どんな作品や役に出会いたいか?との質問には「お呼びがかかる待ちです」と一見、意外にも思える“受け身”な姿勢を見せる八嶋さん。だが、そんなフラットな姿勢こそが、彼の変幻自在な魅力を生み出しているのかもしれない。「ずっと役者を続けていれば、いろんな使い方をしてくれる人と出会う。すごい消極的なことを積極的に話してますけど(笑)、出会い待ちというのが俳優の仕事だと思うので。基本的には何でもやりたいです。主演が続くのも楽しいし、逆に(主人公に)刺激を与える奇抜な役も遊べて楽しいし、待ちたいですね。そのためにずっと俳優でいたいというのはあります」。衣裳・レザーブルゾン/カットソー/パンツ/ベルト:BURNER 代官山問い合わせ先:BURNER 代官山(03-5784-2030)Hair&Make:陽(akira)/Stylist:どら(CaNN)■関連作品:つむじ風食堂の夜 2009年11月21日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©2009「つむじ風食堂の夜」製作委員会
2009年11月20日