洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」で、19日(21:00~23:30)に放送される映画『アウトロー』で、主演トム・クルーズの吹き替えを担当した、声優の森川智之がこのほど、報道陣の取材に応じ、トムへの熱い思いを語った。2012年の米映画『アウトロー』は、トムが孤高のヒーローを演じ、自らカースタントや肉弾戦を熱演した作品。森川は、トムについて『ミッション:インポッシブル』のイメージが強いことから、「等身大のヒーローが現れたなという感じがして、ものすごくリアルに感じました」と、新境地と言われた同作の印象を語る。その上で、「展開が早い映画ではなく、間を見せながらどんどん進行していくような作品」と捉え、「間で芝居をする」という点を意識して吹き替えを行ったという。森川が初めてトムの吹き替えを担当したのは、スタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』。この収録には、キューブリックの右腕と言われた助監督のレオン・ヴィタリ氏も同席し、監督の演出やトムの役づくりなどを知ることができたため、森川は「『吹き替えの演技』に対する物の見方を開眼できるきっかけになりました」と振り返る。レオン氏の情熱はすさまじく、徹底的にリアルを追求。森川は、何十テイクの録り直しはもちろん、ベッドシーンの際にソファーベッドで寝ながら収録したり、実際にトムが使ったマイクを使用したといったエピソードを披露した。収録期間は1週間にもおよび、終了したのは深夜3時になっていたという。完成した作品は、レオン氏も太鼓判で「日本語吹き替え版が一番良かった」と、手紙で絶賛されたという。森川はこれ以降、トムの吹き替えを担当する際は「セリフや、見えを切ったり、格好良く言うとかではなくて、"呼吸"を見て役を作っています」と話す。『アウトロー』が公開された際、森川は東京でのレッドカーペットでトムと対面し、彼の作品に対する思い入れを強く感じたと振り返る。その上で、「これほど痛みというものや、トムの演技を肌で感じる作品っていうと、やっぱり『アウトロー』が抜群」と、作品の見どころを語っている。ザ・シネマでは、19日21時からの『アウトロー』を皮切りに、翌20日21時までの24時間にわたり、新旧アクション映画11タイトルを吹き替えで一挙放送。『アウトロー』は、18日(21:00~23:30)に字幕版も放送し、森川は、今回の『アウトロー』の放送を盛り上げるため、番宣などのナレーションも担当している。
2015年07月10日2016年2月公開の映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ報告記者会見が8日、都内で行われ、長瀬智也、神木隆之介、森川葵、清野菜名、宮藤官九郎監督が出席した。人気脚本家・宮藤官九郎がメガフォンを執った本作は、宮藤監督の完全オリジナル作品。地獄に落ちた高校生の大介(神木隆之介)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼のキラーK(長瀬智也)とともに地獄からの生還を目指す、というストーリーだ。クドカン映画は2005年の映画『真夜中の弥次さん喜多さん』以来、11年ぶりの出演となる長瀬は「今回はお芝居だけでなく、音楽やコメディーなどいろんな要素が含まれています。"宮藤官九郎"じゃなければ出来ないと撮影の時に感じましたし、『こんな地獄だったら悪くないかも』と思いましたね。キラーKにはいろんなロックスターが集まっています」とアピール。その長瀬扮するキラーKと地獄で出会う高校生の大介を演じた神木は「映画を見ていただけると分かると思いますが、イラつく要素満載の役。宮藤監督から『イライラしたよ』と仰ってもらえるのが目標でした。音楽というジャンルも初めてで、自分なりに成長できました」と充実感をにじませた。2人は2001年フジテレビ系で放送されたドラマ『ムコ殿』以来の共演だが、長瀬が「まだ小さかったんですよ。こんなにたくましくなっちゃって……。15年周期だと(次は)51歳か。15年単位で行こう! そうすると、共演はあと1、2回だ!」と笑わせるも「また共演できたらいいですね」と再び神木と共演を望んでいた。2013年公開の映画『中学生円山』以来、2年ぶりにメガフォンを執った宮藤監督は、本作が監督6作目。クドカン作品の常連でもある長瀬について「長瀬くんでジャック・ブラックの映画が出来たら日本では見られないコメディーになると思いました」と説明する一方で、長瀬の相棒となる神木のキャスティングを「神木くんにだけはどこかサディスティックになるところがあり、神木くんをイジメるとすごく楽しいのでみんなと共有したいと思いました(笑)。ちゃんと共有できましたね」と満足げだった。映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は、2016年2月より全国公開。
2015年07月09日TOKIOの長瀬智也が7月8日に、東映東京撮影所で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ会見に出席した。7年ぶりの映画出演で、地獄でロックバンドを率いる“赤鬼”を演じ、「演じられるのは僕しかいない」「もし他の誰かが演じたら、嫉妬します!」と豪語した。その他の画像会見には長瀬をはじめ、共演する神木隆之介、森川葵、清野菜名、 監督・脚本を手がける宮藤官九郎が出席。不慮の事故で地獄に落ちた平凡な高校生(神木)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いるキラーK(長瀬)と出会い、ロックバンドを結成。現世へのよみがえりにチャンスをかける。宮藤監督は「長瀬くんと、ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』みたいな映画を撮りたかった」と本作の着想を明かし、撮影所最大のスタジオに“完全オリジナル”な地獄を再現した撮影を「朝9時から夜11時まで、30日間地獄の日々だった」と振り返った。また、「地獄で拷問を受ける高校生と言えば、神木くんしかいない。実際、いじめられると、いい顔するんで(笑)」と神木の起用を説明した。長瀬と神木の共演は、実に15年ぶりで「こんなにたくましくなって…。今後も15年単位で共演していこう。次は51歳になっているけど」(長瀬)、「もっと早く、また共演したいです。初めて会ったのは、僕が小学3年生のときでしたから…」(神木)と再タッグに大喜び。会見では、尾野真千子、桐谷健太、古舘寛治、皆川猿時、古田新太の出演が発表された。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』2016年2月 全国ロードショー!!取材・文・写真:内田 涼
2015年07月08日女子中高生を中心に絶大な人気を博すスマホ小説「通学シリーズ」を千葉雄大、松井愛莉、中川大志、森川葵という、いまをときめく“最旬”若手俳優で映画化。千葉さん&松井さんを描く『通学シリーズ 通学電車』、中川さん&森川さんを描く『通学シリーズ 通学途中』が、それぞれ11月に連続公開されることになった。『通学電車』は、新感覚のハートフルファンタジー。電車通学のユウナ(松井愛莉)は、毎朝、車内で見かけるハル(千葉雄大)に片想い中。他校に通う彼のことはまだ何も知らないけれど、いまは見ているだけで幸せな毎日。そんなある日、大事件が!朝、ユウナが目を覚ますと、ハルが隣で寝ていたのだ!実はハルには、つらく悲しい過去があり…。また、『通学途中』も、心臓が壊れたみたいにドキドキ、でも相手と会うだけで笑顔になれる片想いの物語。内気で恋に不器用なユキ(森川葵)が恋したカレには、もう別の彼女がいた。現実を受け入れたいと思っても、想いは募るばかり。そんなユキをいつも見守っているのは、同じ美術部のコウ(中川大志)。果たして、ユキにとっての“真実の恋”の相手とは!?本作は、月間770万人が訪問し、作品総数220万作品以上を配信、また年間140冊以上が書籍化される小説投稿コミュニティ「E・エブリスタ」で大人気となった小説が原作。累計135万部を突破した「通学シリーズ」の中から、最も感動を呼ぶと女子中高生の間で話題の2作を、いま最も旬な若手俳優で映画化した。この2作品は、キャストが共通しているものの、それぞれが独立したストーリー。この4名のほか、阿部菜渚美、藤本泉、藤麻理亜、赤楚衛二、吉沢亮らが出演する。今回届いた、初出しとなる場面写真には、通学電車の中の千葉さんと松井さん、切ない三角関係を思わせる中川さんと森川さんの様子が切り取られている。劇中では千葉さんの天使のような寝顔シーンや、中川さんの王子様っぷりも披露されるとのこと。胸キュン女子が続出するに違いない。『通学シリーズ 通学電車』は11月7日(土)より、池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマほか全国にて順次公開。『通学シリーズ 通学途中』は11月21日(土)より、池袋HUMAXシネマズ、渋谷HUMAXシネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日「TOKIO」の長瀬智也が7月8日(水)、都内で行われた主演作『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』のクランクアップ会見に、本作で15年ぶりの共演を果たした神木隆之介とともに出席。「こんなにたくましくなって…」と感激しきりだった。一方、神木さんは「当時、僕は小学3年生でした。初めてお会いしたのが、長瀬さんが22歳のとき。そして、いま僕が同じ22歳になって、すごくうれしいなと思います」とこちらも感無量の表情。「じゃあ、今後も15年単位で共演しよう。ってことは、次は俺51歳だけど」(長瀬さん)、「そんなこと言わず、もっと早く共演したいです」(神木さん)と再共演に意欲を燃やした。会見には長瀬さん&神木さんに加えて、監督・脚本を手がける宮藤官九郎、共演する森川葵、清野菜名が出席。映画は不慮の事故で地獄に落ちた高校生・大助(神木さん)が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる“赤鬼”キラーK(長瀬さん)と出会い、バンドを結成するというオリジナルストーリーだ。7年ぶりの映画出演にして、宮藤監督とのタッグは実に11年ぶりとなる長瀬さん。強烈過ぎるインパクトを与えるキラーKという役どころに、「もしほかの俳優さんが演じたら、嫉妬します!」「キラーKを演じられるのは、僕しかいない。自画自賛で申し訳ないですけど」と並々ならぬ意欲と強い思いれを示した。「いつか長瀬くんと、ジャック・ブラックが主演した『スクール・オブ・ロック』みたいな音楽映画をやりたかった」と宮藤監督。また、神木さんを起用した理由を「なぜか、神木くんに対してはサディスティックになる自分がいて(笑)。地獄で拷問を受ける高校生…と言えば、神木くんしかいないと思った。実際、いじめられると、いい顔するんですよ」とニンマリしていた。会見では、本作に尾野真千子、桐谷健太、古舘寛治、皆川猿時、古田新太が出演していることも情報解禁された。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は2016年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年07月08日TBSの金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」の制作発表会見が7月7日(火)に開催され、主演の芳根京子をはじめ、志尊淳、吉本実憂、森川葵に神田沙也加、城田優らが出席。観客の前で合唱の腕前を披露した。合唱が大好きな転校生が、生徒はもちろん、教師までも巻き込んで廃部寸前の合唱部を立て直していくという奇跡を描いた青春ドラマ。1千人もの応募の中からオーディションで主役を勝ち取った芳根さんをはじめとする生徒たちの合唱はもちろん、教師役を務める城田さんと神田さんという、ミュージカルやディズニーアニメの声優で歌声に関しては折り紙付きの2人の歌唱シーンにも注目が集まる。主演の芳根さんは「まさか自分が選ばれると思ってなかったので、この場にいるのが不思議です」と初々しい表情で語る。志尊さんによると合唱の練習は「1日3~4時間で最初の2時間は全く声を出させてもらえず、筋トレやストレッチばかり。男女関係なく大変なメニューをやってます!」とのこと。それでも芳根さんは「本当の部活のようで楽しく、みんなで力を合わせて頑張っています!」と笑顔を見せた。音楽教師を演じる城田さんは「音楽の素晴らしさやすごさをみんなの成長と共にお伝えしたいし、その中で僕も成長していければ。暑い夏にしたい!」と意気込みを語る。毎回、ヒットソングから懐メロまで様々な楽曲が合唱用にアレンジされて歌われるが、指導する立場の城田さんも歌声を披露するとのこと。『アナと雪の女王』の神田さん、『シンデレラ』の城田さんの夢のデュエットが実現するのか…?注目が集まるが城田さんは早くも「ネタバレになっちゃいますが、歌います!平泉成さんも歌います(笑)!」と明かし、会場からは期待を込めた拍手がわき起こった。初の教師役への挑戦となる神田さんは「自分も一から部活を楽しんでいるようです」とニッコリ。様々なヒット曲が扱われるとのことだが『アナ雪』のあの名曲は?という司会者の質問に神田さんは「ノーコメントでお願いします(笑)」と否定はせずに含みを残した。この日は、主題歌を歌う「Little Glee Monster」も加わり、城田さんの指揮で、実際に劇中でも歌う「翼をください」を熱唱!会場は温かい拍手に包まれた。(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日7月17日(金)よりTBSにてスタートする金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」の撮影が、東京近郊にてスタートした。合唱が大好きな女子高生・香川真琴(芳根京子)が廃部寸前の合奏部を立て直し、歌の力でミラクルを起こすという青春ストーリーの本ドラマ。合唱部の生徒役には、1,000人のオーディションから選抜された「次世代のスターたち」をキャスティング。さらに合唱部顧問の音楽教師役には、ミュージカル「ファントム」出演や現在上演中の「エリザベート」トート役で活躍するほか、最近では大ヒットを記録している映画『シンデレラ』の日本語版声優としても話題となっている城田優が出演する。この日の撮影は、ドラマの主な舞台となる東京近郊の学校内で実施。一足先に香川県の小豆島でのクランクインした芳根さんに続き、この春まで人気雑誌「Seventeen」のモデルを務め、ドラマ、映画、CMと活躍の場を広げている森川葵、『神さまの言うとおり』で迫真の演技を見せた萩原みのり、ニューヨーク・フェスティバル2015スペシャルドラマ部門で、GOLD WORLD MEDAL金賞を受賞した「東京が戦場になった日」(NHK)に主演でその演技力を高く評価された泉澤祐希など、表参道高校合唱部の生徒役たちが続々とクランクイン。これからの日本のドラマ界を担うネクストジェネレーションたちが、初々しさ溢れるロケに挑んだ。また、6月11日(木)に22歳の誕生日を迎えた泉澤さんと、6月17日(水)に20歳の誕生日を迎える森川さんをキャスト・スタッフがサプライズで祝う一幕も。ケーキのろうそくの火を2人同時に吹き消し、抱負を求められた泉澤さんは「とにかく合唱を頑張ります!」と気合十分のコメント。20代初めてのドラマ主演となる森川も「20歳になるのでお酒も飲めます(笑)。ドラマの撮影も頑張ります!」と大きな声で挨拶し、撮影現場は和やかなムードに包まれた。一方、1,000人のオーディションから主役に抜擢された芳根さんは、制服を着ての撮影はこの日が始めてとあって、喜びを露わにした。「みんなでおそろいの制服を着るとすごく可愛くて、4か月間とても楽しく過ごせそうです!撮影が行われている学校もとても綺麗なので田舎から出てきた真琴としては圧倒されていますが、とにかくのびのびと生活したいです!」とコメントして周囲を笑わせ、早くもムードメーカーぶりを発揮していた。金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」7月17日(金)22時~よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日TBSテレビの7月期金曜ドラマに「表参道高校合唱部!」の放送が決定。この度、本作のキャストにネクストジェネレーションとなる若手俳優が集結していることが明らかになった。「表参道高校合唱部!」の主人公は、部活・勉強・恋愛に人間関係と、いつも何かが足りないような不安と隣り合わせで落ち着かない、青春真っただ中の高校生たち。そんな居心地の悪い思いで不協和音を奏でている高校生たちが「合唱大好き!」という破天荒なヒロインと出会い、「合唱」に巻き込まれていくうちに、本当に輝ける場所を見つけていく青春ストーリーを描いている。ヒロインを含めた高校生のメインキャストには、演技力・歌・カリスマ性を兼ね備えた次世代スターたちがオーディションで選抜された。主演の、舞台である表参道高校に転校してきて合唱部を立て直そうとする主人公・香川真琴役には、連続テレビ小説「花子とアン」や、フジテレビにて放送される「探偵の探偵」に出演が決まっている芳根京子が抜擢。デビュー3年目ながらその演技力とフレッシュさがプロデューサーを始めとした制作陣の目を引き、ドラマ初主演を射止めた。ほかにも、「烈車戦隊トッキュウジャー」で主演を務めた志尊淳や、「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞した吉本実憂、この春まで人気雑誌「Seventeen」のモデルを務め、さらにドラマ、映画、CMと活躍の場を広げている森川葵、連続テレビ小説「マッサン」での好演で一躍注目を集め、大河ドラマ「花燃ゆ」の出演で演技力に磨きがかかる堀井新太、「仮面ライダー鎧武」で二面性のある複雑な役柄を演じ、それ以降映画『渇き。』などに出演、ドラマ「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン」主演中の高杉真宙、映画『神様の言うとおり』で迫真の演技を見せた萩原みのり、ニューヨーク・フェスティバル2015スペシャルドラマ部門でGOLD WORLD MEDAL金賞を受賞した「東京が戦場になった日」(NHK)に主演し、その演技力を高く評価された泉澤祐希が出演。間違いなくこれからの日本のドラマ界を担うネクストジェネレーションたちのそのフレッシュな顔ぶれにも期待だ。さらに、表参道高校合唱部の顧問でありながらやる気がなく趣味はキャバクラ通いというダメ音楽教師・鈴木有明役に、高校教諭の役は初めてという城田優が抜擢。ドラマ・映画・そしてミュージカル「ファントム」主演、「エリザベート」トート役などミュージカルスターとしても活躍し、最近では大ヒット映画『シンデレラ』の日本語版声優としても話題となった城田さんが、ドラマでもその美声を使い、歌を披露する。今回の高校教師役での出演に対して、城田さんは「これまで小学校、中学校と教師役をやってきて、いよいよ高校の教師役ということ、しかも音楽という自分が一番好きな教科の教師で、非常に楽しみな半面、説得力のある役作りができるか不安もありますが、生徒の皆と仲良く、楽しく一致団結して関係性を築いていければと思います。このドラマをきっかけに、子供たちが音楽に興味を持ち、将来音楽に携わりたいと思ってくれるということが一番の夢で、また一人でも多くの方に音楽の魅力を知って頂くことが僕の目標です。」とコメントしている。毎話ごとに、隠れた名曲が合唱としてよみがえるのも本ドラマの見どころのひとつ。出演決定直後から合唱練習を開始し、それぞれ仕事の合間を縫って基礎から熱心に練習に励んでいるというキャストたちの努力の成果にも注目だ。金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」7月17日より22時~よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月05日さだまさしの自伝的青春小説を実写化したNHKドラマ「ちゃんぽん食べたか」の試写会が5月21日(木)に行われ、さださんに加え、主演の菅田将暉、共演の本郷奏多、間宮祥太朗、泉澤祐希、森川葵がそろって上映後の会見に出席した。70年代安保闘争で世間が騒乱に包まれている中、長崎の親元を離れて東京で下宿生活を送っていたバイオリンの“元”天才少年が挫折を経験しつつ、それでも音楽への思いを断ち切れずに、やがて仲間たちと共に「グレープ」を結成し歩み始めていくさまを描き出す。ちなみにタイトルは「食べたか?」という疑問形ではなく「食べたい」という意味の長崎ことば。さださんにとっては、父親の姿を通じて少年時代を描いた「かすていら」に続くNHKドラマとなり、本作は「かすていら」の続編的な意味合いを含んでいるという。ドラマを見て「うまいなと思ったのは、『かすていら』のシーンをそのまま使っている小狡さ(笑)」と笑いを誘いつつ「菅田くんの作品はこのドラマ以前から見ていて、優秀な俳優だと認識していました。素晴らしい次世代を背負う若い人たちが出ているのが嬉しい」と俳優陣に称賛を送る。菅田さんは「こんなに毎日発表会のような現場はない!バイオリンにギターの弾き語りに落語をやって方言もある」と苦労を明かしつつも「楽しいです」と笑顔を見せる。「うちのオヤジはさださんに憧れて耳コピして弾いてた世代で、オヤジがさださんの曲を弾き語りする姿を見てきた」と語り、その青春時代を演じることに感慨深げだった。共演の本郷さん、間宮さん、泉澤さんもギター演奏を含め、仲間とのシーンを楽しんだよう。さださんは「ジャニーズ的に売れるんじゃない?バンドやれば?」と菅田さんらを音楽の世界に勧誘していた。森川さんは「『弾いて』と言うと、みんながギターを弾いて歌ってくれて、青春!って感じでした」とニッコリ。70年代の空気について「教室のシーンではみんな7:3分けで眉毛が濃くて、ずっと見ているとみんな同じ顔に見えてきました(笑)」と述懐。さださんは「あの頃は、男は硬派じゃなきゃいけなくて、眉毛をいじったり、にきびを気にしたりなんてありえなかった。本当は軟派なんだけど(苦笑)」としみじみと当時を思い出していた。「ちゃんぽん食べたか」は5月30日(土)より放送開始(全9回/よる10時~)。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日LINE 代表取締役社長 CEOを3月末に退任した森川 亮氏。4月10日にファッションやヘアメイク、フード、トラベルなどの情報を動画で紹介する動画ファッション雑誌「C Channel」の代表取締役社長に就任したほか、13日にはマネーフォワードなどの社外取締役に就任するなど、活発な動きを見せている。「C Channel」は世界各国で拡大しつつある動画市場に向け、日本の強みであるファッションやフード、トラベル情報などを動画で制作し配信するもので、「テレビ業界とインターネット業界のメンバーが集まり、クオリティの高い縦長の動画を制作・配信する」としている。当初はWeb版からスタートし、今夏までにスマートフォンアプリの提供、年内に英語版の制作・配信を予定している。サービス立ち上げに伴い、グリーやGMO VenturePartners、楽天などを主な引受先とする総額約5億円の第三者割当増資を4月下旬に実施する予定だという。13日には、自動家計・資産管理サービスなどを提供するマネーフォワードが社外取締役への就任を発表。ほかにも、ネオキャリアやヴォラーレ、トークノートなどでも社外取締役を務めるとしている。
2015年04月13日研ぎ澄まされたテクニックと抒情性で、若くしてクラシック・ギター界の最高峰に上り詰めた朴葵姫(パク キュヒ)。日本でも人気が高く、パフォーマンスの質の高さでは若手随一の実力派だ。新作『SAUDADE-ブラジルギター作品集-』も高い評価を得ている彼女が、よみうり大手町ホールでリサイタルを行う。「朴葵姫東京ソロコンサート」の公演情報「イタリア、スペイン、ドイツなど世界中のコンサートホールを訪れましたが、日本のホールは音響が素晴らしく、700人規模でも生音で演奏できるのがすごいです。でも、ギターは音の小さな楽器で親密な表現を行うので、小さめのホールのほうがお客さんに届きやすい。よみうり大手町ホールは500人と聞いているので、とても楽しみなんです」バッハの「シャコンヌ」はピアノやヴァイオリンのソロとして有名な曲。超絶技巧のテクニックを求められる「演奏家泣かせ」の曲としても有名だ。「ギター編曲版も結構難しいんですよ。この曲を日本の皆さんに披露するのは初めてなので、最近は毎日練習しています。トレモロで表現する箇所もありますし、ドラマティックな内容の曲ですね」2012年アルハンブラ国際コンクールの優勝者である朴。ギタリストとして最高の栄誉だが、それは他でもない彼女のストイックな日々の努力の賜物だった。「全部で16くらいのコンクールを受けてきましたが、22、3歳の頃は特に頻繁に挑戦していたので、一日13時間練習していたんです。料理を作る時間もないので、食事はバナナとチョコだけで…(笑)。それでもすぐに結果が出たわけではなく、2、3年後に急にミスが少なくなった。そのときに鍛えた基礎が、時間をかけて身に着いたのだと思います」ふんわりとした可愛いルックスとは裏腹に、音楽に賭ける情熱は熾烈で妥協がない。プログラムにはバッハの他、ロドリーゴ、ソル、リョベート、ヴィラ=ロボス、バリオス、ヒナステラといったバロックから近現代の作曲家の名曲が並ぶ。「前半ではかっちりした古典的な曲を、後半では中南米の作曲家の寛いだ音楽を楽しんでいただきたいです。日本のお客さんはとても集中して聴いてくださって、反応はシャイですが深く音楽を受け止めておられるのが分かります。サイン会で感想を伝えてくださる方もいて、独特の熱心さがありますね」磨きこまれた究極のギターの音を、親密な空間で楽しみたい。取材・文:小田島 久恵◆クラシックギター界のニューヒロイン朴葵姫東京ソロコンサート2015年2月1日(日)13:30開演(13:00開場) よみうり大手町ホール
2015年01月30日新星女優・森川葵と若手実力派の菅田将暉が共演した青春ドラマ『チョコリエッタ』が1月17日(土)、東京・新宿武蔵野館で封切られ、2人が初日舞台挨拶に登壇。自由奔放な発言で、天然ぶりを発揮する森川さんに、菅田さんはすっかり振り回されていた。森川さんは『渇き。』『劇場版零ゼロ』などで女優としても活躍する人気モデル。かたや菅田さんは、『共喰い』『海月姫』など相次いで話題作に出演する売れっ子だ。映画は大島真寿美の同名小説を原作に、孤独な少女・知世子が映画好きな青年・正宗とのバイク旅行を通して再生していく姿を描く。舞台挨拶中に「この映画にキャッチフレーズをつけるなら?」と質問されると、菅田さんは「いま、森川さんの第一声聞きました?『キャッチフレーズって何ですか?』ですって…」とタジタジ。「知世子は、森川葵そのものですね」と話していた。一方、森川さんは「何も考えず、そこにいるだけで演技している、不思議な感覚の現場だった。私にとっては一番思い入れがある作品。知世子イコール森川葵と言っていい」と菅田さんの意見にうなずいていた。森川さんは役作りのため、潔く黒髪を刈り上げ、丸刈りになっただけに、公開初日に感激しきりの様子だ。劇中では正宗が知世子に翻弄される場面も多く、「でも、知世子本人は振り回しているつもりはなかった」(森川さん)、「そうですね。正宗が勝手に振り回されていた。思春期の男女ってそういうものだと思う」(菅田さん)とコメント。撮影中は2人でよくカレーを食べに行ったそうで「菅田先輩がおごってくれた」(森川さん)、「ホウレンソウ入りカレーと、チーズナンにハマり過ぎました」(菅田さん)と明かした。舞台挨拶には本作で10年ぶりのメガホンをとった風間志織監督、ヒロインの少女時代を演じた子役・梅垣日向子ちゃんが駆けつけた。『チョコリエッタ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年01月17日NHK朝ドラ「マッサン」での好演も記憶に新しい相武紗季が、その明るい笑顔を封印し、かつてない官能的な役柄に挑むWOWOWの連続ドラマW「硝子の葦」。このほど、奥田瑛二、小澤征悦ら主要キャストの発表とともに、“初めて尽くし”の撮影だったという本作のポスタービジュアルが解禁となった。ラブホテル「ホテルローヤル」のオーナーの妻・幸田節子(相武紗季)は、親子ほど年齢が離れた夫・喜一郎の勧めで、趣味の短歌を歌集「硝子の葦」にまとめた。ある朝も、お気に入りの歌を一首、口ずさむ節子。喜一郎は、彼女のその歌に、虚無感と退屈、そして心の奥底に流れる激情がすべて込められているように感じていた。その日の午後、不倫相手の顧問税理士・澤木昌弘とベッドをともにしていた節子のもとに、警察から喜一郎が事故に遭ったという知らせが届く。医師によると、脳の損傷がひどく意識が回復する見込みはないという。そこへ実母・藤島律子(多岐川裕美)がやってきた。律子は、実は喜一郎の元愛人。幼少期に虐待をうけて育った節子は、律子を激しく憎悪していた…。『ホテルローヤル』で直木賞を受賞した桜木柴乃が、2010年に発表した新感覚の官能派ミステリーを、『繕い裁つ人』『ぶどうのなみだ』の三島有紀子監督の演出によりドラマ化した本作。このほど、相武さん演じるヒロイン、節子の夫・幸田喜一郎役に奥田瑛二、不倫相手の弁護士・澤木昌弘役に小澤征悦、 夫の愛人だった母・律子役に多岐川裕美ほか、中村ゆり、森川葵と、注目の若手からベテランまで実力派キャストの出演が決定した。また、相武さんが恐らく一糸まとわぬ姿で臨んだであろう、ポスタービジュアルも解禁。その撮影について、相武さんは「すごく折り曲げましたよ、体。これでもかってくらいに(笑)」と明るくふり返り、「初めてあまり衣服というのを着ないで撮ったので、試行錯誤しながら撮ってました」と明かした。本作では、母親の愛人と結婚、さらに不倫、誘拐、そして焼身自殺(?)までするという衝撃的な役どころだけに、「笑顔のないポスターは初めてかもしれないです。表情をつくらないポスターというか。いままでは“意地悪”や“笑顔”とかそういうのだったんですけど。出来上がりの画を見たらすごく美しく撮ってくださっていて。作品のビジョンも明確に伝わるポスターになるんじゃないかなと思っています」と、その出来に自信を覗かせた。「初めてのことってやっぱり楽しいですよね。恥じらいはありましたけど、最小の人数でやらせていただいたので、恥ずかしいとかよりも、純粋に楽しんで『こういう風に伝わればいいな』と考えながら撮ってもらっていました」とも話す相武さん。その新たな挑戦さえも、楽しんでいた様子だ。「連続ドラマW硝子の葦~garasu no ashi~」は2月21日(土)22:00よりWOWOWにて放送スタート(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月17日女優の相武紗季が、主演ドラマ『硝子の葦 ~garasu no ashi~』のポスタービジュアルでセミヌードを披露していることが17日、明らかになった。同ドラマは直木賞作家・桜木紫乃の官能ミステリーが原作。北海道・釧路にあるラブホテルが舞台。主人公の幸田節子を演じる相武は母親の愛人と結婚、不倫、誘拐、焼身自殺といったこれまでのイメージを覆す大胆な演技にチャレンジする。ポスター写真で、セミヌードを披露している相武は「初めてあまり衣服というのを着ないで撮ったので、試行錯誤しながら撮ってました。すごく折り曲げましたよ、体。これでもかってくらいに(笑)」と撮影を振り返り、「今までは"意地悪"や"笑顔"とかそういうのが多かったですけど、笑顔の無い、表情を作らないポスターは初めてかもしれないです。でも、出来上がりを見たらすごく美しく撮ってくださっていて、作品のビジョンも明確に伝わるポスターになるんじゃないかなと思っています」と出来栄えには満足な様子。どこかを見つめながら一糸まとわぬ姿でシーツに横たわる彼女の表情がとても印象的なビジュアルとなっている。加えて相武以外のキャストも発表され、奥田瑛二(幸田喜一郎役)、小澤征悦(澤木昌弘役)、多岐川裕美(藤島律子役)、中村ゆり(佐野倫子役)、森川葵(幸田梢役)といった実力派が名を連ねている。連続ドラマ『硝子の葦 ~garasu no ashi~』はWOWOWプライムにて2月21日(毎週土曜22:00~ 全4話 第1話無料放送)スタート。
2015年01月17日活躍目覚しい若手女優の森川葵と菅田将暉が主演を務める映画『チョコリエッタ』の初日舞台あいさつが、1月17日(土)に新宿武蔵野館で行われる。その他の写真本作は、大島真寿美の青春小説を『冬の河童』『せかいのおわり』の風間監督が10年間構想を温めて映画化した青春ロードムービー。居場所が見つけられず「犬になりたい」と進路調査書に書いた16歳の女子高生と、彼女を主人公にした映画を撮ろうとする映画部の先輩が、あてもない撮影旅行に出るさまを描く。『劇場版 零~ゼロ~』やドラマ『ごめんね青春!』で瑞々しい存在感を放った森川と、『そこのみにて光り輝く』『共喰い』の菅田が、思春期特有の複雑な感情を持った主人公を演じる。新宿武蔵野館で行われる初日舞台あいさつには、森川と菅田、風間監督が登壇する。チケットは、1月10日(土)午前10時より一般発売が開始される。『チョコリエッタ』初日舞台あいさつ1月17日(土)会場:新宿武蔵野館9:00の回上映後/12:15の回上映前登壇者(予定):森川葵、菅田将暉、風間志織監督料金:2000円(税込) ※お一人様 2枚まで。チケット発売:1月10日(土)10:00AMより
2015年01月07日LINEは12月22日、同日に開催された取締役会で、代表取締役社長 CEOの森川 亮氏の退任とCOOである出澤 剛氏のCEO就任を内定したと発表した。2015年3月下旬に開催する定時株主総会と取締役会で正式に決定する。森川氏の退任は、2015年3月下旬の任期満了にともなうもの。森川氏は2007年にLINEの前身であるNHN Japan、ネイバージャパンの代表取締役社長に就任以来、無料通話・メッセージアプリ「LINE」のサービス開始など、大きく会社を成長させてきた。2012年6月には、NHN Japanとネイバージャパン、ライブドアの3社を経営統合し、2013年4月には代表サービスである「LINE」への商号変更も行った。後任の出澤 剛氏は森川氏と同じく、2007年にライブドア 代表取締役社長に就任し、2014年1月から取締役 最高執行責任者 COOとなった。4月より代表取締役となっており、森川氏とともに経営と事業統括の業務を分担することで「経営・事業展開のスピード化」を図っていた。退任にあたっては「森川が任期満了に伴う退任の意向」(LINE)があったとしているが、引き続き同社には関与するとのことで「顧問として新代表取締役社長をサポートする」としている。
2014年12月22日12月27日(土)公開の『海月姫』で、女子が凹みそうなほどの美しい女装男子ぶりを見せている若き実力派・菅田将暉が、『劇場版 零~ゼロ~』やドラマ「ごめんね青春!」などで瑞々しい魅力を発揮した人気モデルの森川葵とW主演する青春映画『チョコリエッタ』。そして、2015年に映画デビュー60周年を迎えるアメリカの名女優シャーリー・マクレーンと、『人生はビギナーズ』でオスカーを獲得したクリストファー・プラマーという2大ベテラン俳優で贈るラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』。一見、何のつながりもないように見える、対照的なこの2つの作品が、いずれも2015年1月、劇場公開される。実はこの2作には、偶然にも、「映画の魔術師」との異名を持つイタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニ監督にオマージュを捧げて作られているという意外な共通点があった。フェデリコ・フェリーニといえば、『道』『カビリアの夜』『8 1/2』『フェリーニのアマルコルド』で4度のアカデミー賞「外国語映画賞」に輝き、1992年にはアカデミー賞「名誉賞」を受賞した、20世紀が生んだ映画監督として十指に挙げられる巨匠。夢や幻が重層的に現実世界に広がる手法が特徴的で、映画製作関係者からは「魔術師」という異名で呼ばれている。そのフェリーニの代表作のひとつ『道』(’54)の製作60周年を記念して誕生したのが、『チョコリエッタ』だ。大島真寿美の同名小説を原作に、世界の映画祭でも高い評価を受けている風間志織監督が10年の構想を経て撮りあげた本作は、大切なものを失い、これからの未来に戸惑う少女(森川さん)と映画研究部の先輩(菅田さん)が、“ここではないどこかへ”旅に出るひと夏を映し出していく。「私がジェルソミーナで、先輩がザンパノ」と、ジュリエッタ・マシーナ&アンソニー・クインが演じた『道』の主人公たちのように、旅に出る若きふたり。体験する夢と現実がオーバーラップする映像世界は、ちょっぴり不思議で、フェリーニのエッセンスが至るところに散りばめられた新しいカタチの日本映画となっている。また、もう1本は、『イル・ポスティーノ』『ヴェニスの商人』の名匠マイケル・ラドフォード監督が手掛ける、チャーミングな大人のラブストーリー『トレヴィの泉で二度目の恋を』。主人公エルサ(シャーリー・マクレーン)の夢は、フェリーニの傑作映画『甘い生活』(’60)のヒロインのように、愛する人とローマのトレヴィの泉に行くこと。そんなエルサが人生の黄昏時に偶然出会ったのは、妻を失い心を閉ざしていたフレッド(クリストファー・プラマー)。出会いは最悪だったものの、いつしか心を通わせていくふたり。果たして、エルサの夢は叶うのか…。『愛と追憶の日々』(’83)でオスカーを受賞、現在は「glee/グリー」や「ダウントン・アビー」と人気ドラマにもゲスト出演する大ベテラン、シャーリー・マクレーン。そして『サウンド・オブ・ミュージック』(’65)でのトラップ大佐で知られ、数多くの受賞歴を持つ名優クリストファー・プラマーによる豪華競演。絶世のモテ男マルチェロ・マストロヤンニがグラマラスなハリウッド女優と戯れたトレヴィの泉を始め、『甘い生活』の名シーンも度々登場し、晩年に訪れた二度目の恋を盛り上げている。奇しくも、世界で長らく愛されている“魔術師”フェリーニの名作にオマージュを捧げた2作。あなたはどちらの旅に出る?『チョコリエッタ』は2015年1月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。『トレヴィの泉で二度目の恋を』は2015年お正月第2弾、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月22日「Seventeen」の人気モデルであり、女優としても活躍の場を広げる森川葵と、若手実力派俳優として頭角を現しつつある菅田将暉が主演を務め、映画史上に残るフェリーニ監督の名作『道』製作60周年を記念して製作された『チョコリエッタ』。このほど、本作の予告編が公開された。進路調査に「犬になりたい」と書いて担任から呼び出しをくらった16歳の知世子(森川葵)と、映画好きで変わり者の先輩、正宗(菅田将暉)。心の支えだった愛犬ジュリエッタを亡くし、からっぽの心に苛立ちをつのらせていた知世子は、正宗の強引な依頼により映画の主人公になることに。カメラを通じて話すうちに、ふたりは大人の世界から呪いをかけられたような共通の思いを抱えていることに気付く。映画を撮りながら“ここじゃないどこか”を目指す、旅の終わりに見つけたものとは…。主役を演じるのは『劇場版 零~ゼロ~』『共喰い』『そこのみにて光り輝く』で類まれな演技力を披露し『海月姫』では美貌の女装男子を演じるなど、注目作への出演が続く俳優、菅田将暉。今回解禁となった予告編は、大人になっていく未来に戸惑う少女・知世子と先輩・正宗の、危うくも愛らしい逃避行を映し出したもの。森川さんの歌うエンディングテーマ「JUMP!」に乗せたふたりの姿は、誰もが経験した甘酸っぱい青春の日々を思い出させている。本作は大島真寿美の小説「チョコリエッタ」を原作に、世界の映画祭でも高い評価を受ける風間志織監督が、10年の構想を経て撮りあげた作品。巨匠フェディリコ・フェリーニへのオマージュを捧げ、夢と現実がオーバーラップする映像世界を取り入れたという。思春期を過ごす繊細な少年少女の心情をいかにして描いているのか、期待が高まるところだ。『チョコリエッタ』は2015年1月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日TOHOシネマズとジャパンフリトレーが設立した業界初の映画館専用フレーバー・ポップコーンブランド“シネマイク”が、KADOKAWA配給の映画『劇場版 零~ゼロ~』とコラボし、期間限定で発売された“キャラメルコーヒー味”のポップコーンを体験できる試写会が行われ、参加者から絶賛の声が多く寄せられた。その他の写真今回、参加者が体験した“キャラメルコーヒー味”は、『劇場版 零~ゼロ~』の中条あやみ、森川葵がプロデュースしたもの。試写会には、「映画館に行ったらいつもポップコーンを食べる」という女性を中心に、幅広い年齢層が参加し、上映後に行われたアンケートでは、「“シネマイク”ポップコーンはおいしかったですか?」という質問に対し、「おいしかった」と答えた方が89%。「また“シネマイク”ポップコーンを食べたいと思いますか?」という質問には「はい」と答えた方が93%と、参加者のほとんどが大満足の結果となった。また、ポップコーンを試食した参加者たちからは、「キャラメルポップコーンが大好きなので、うれしい。ちょうどいい甘さで、大人でも楽しめる味だと思いました。パッケージのデザインがとってもキュート!」「また食べたくなるクセになる味。今度、映画館に来たときも食べたい!」「いままで映画館にはなかった味で、体験できて良かった」「パッケージがポップでかわいくて、持ち運びやすい」と絶賛コメントが多数集まり、笑顔に包まれたイベントとなった。“キャラメルコーヒー味”は、9月19日からTOHOシネマズ日本橋をはじめ、全国のTOHOシネマズにて限定発売されているほか、定番メニューとして「北海道バターしょうゆ味」「かねふく明太子マヨネーズ味」「バーベキュー味」「コンソメ味」もそろっているので、ぜひ映画のお供に食べてみてはどうだろうか。『劇場版 零~ゼロ~』公開中
2014年10月06日雑誌「Seventeen」専属モデルの中条あやみが主演を務める、現在公開中の映画『劇場版 零~ゼロ~』。累計130万本を売り上げる学園を舞台にした大ヒットゲーム「零」シリーズを映画化し、話題騒然となっている本作から、中条さんのソロパートも入った女子生徒たちによる合唱シーンの本編映像が、シネマカフェに到着した。舞台は山の中の女子学園。みんなの憧れのカリスマ女子生徒・アヤ(中条あやみ)にそっくりの女性が写った写真を目にした女子生徒たちが、次々と失踪する事件が発生する。“本物”のアヤは、自分そっくりの幻が起こした事件に驚きつつも事件の謎に立ち向かうが…。『リング』『らせん』『貞子3D』『アナザー Another』に続く、新たな“ジャパニーズホラー”に、ティーンに絶大な人気を誇る映画初主演の中条さん、そして同じく「Seventeen」モデルの森川葵ら新進若手女優たちが集結している本作。今回届いた映像は、舞台となっているミッション系女子学園の卒業式で恒例となっている “オフィーリアの歌”を合唱するシーン。一番の見せ場であるソロパートは、学園のカリスマ的存在の中条さん演じるアヤが担当しているが、“オフィーリアの歌”は本作オリジナルの楽曲。シェイクスピアの「ハムレット」に出てくる“オフィーリアの詩”が基になっており、森鴎外による訳詩の1番に、本作の原作者・大塚英志が2、3番を作詞。作曲は、高倉健主演の映画『あなたへ』などの音楽で知られる林祐介が手がけている。「かれは死にけりわが姫よ 渠(かれ)はよみじへ立ちにけり」と、中条さんが歌い上げるソロパートを始め、独特の歌詞とクラシカルなメロディは、美しくも残酷な恐怖を描く本作の世界観にマッチ。本編の中でも特に印象的なシーンとなっており、その歌声はまさしく天使そのもの。実は意外にも、中条さん自身は人前で歌うことが苦手なのだそう。「カラオケも人生であまり行ったことがないんです。でも、歌わないといけないので、頑張ってみたんですが、乗り越えてみても、やっぱりまだ人前で歌いたいとは思わないですね(笑)」とコメント。だが、なかなかの美声で、まさに癒やしの歌声となっている。また、アヤと共に歌う女子生徒のキャストたちも、撮影前に合唱の練習を何度も行ったそうで、中条さんは「先生がすごいスパルタで恐かったので、正直、必死でした…」と、撮影時を思い出して苦笑い。しかし、劇中ではその成果が実ったのか、揃って見事なコーラスを披露している。意味深な歌詞のソロパートを、なぜアヤが担当しているのか?その理由は、今回の動画を最後まで観れば一目瞭然。美少女たちの歌声に癒されながら、その恐怖と謎に酔いしれてみて。『劇場版 零~ゼロ~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 零~ゼロ~ 2014年9月26日より全国にて公開(C) 2014「劇場版 零~ゼロ~」製作委員会
2014年09月30日公開を迎えた『劇場版 零~ゼロ~』で映画初主演を果たした中条あやみが9月27日(土)に行われた舞台挨拶で、安里麻里監督からサプライズで“卒業証書”を贈られ、堪え切れずに号泣した。大人気ゲームを元に、舞台を山間の女学校にして『バイロケーション』などで知られる安里監督が独特の世界観で作り上げたホラー。学園の憧れ的であるアヤに似た少女が写った写真を見た女生徒たちの失踪に端を発する恐るべき事件の謎と顛末が描かれる…。この日は中条さん、安里監督に加え、森川葵、小島藤子、美山加恋、山谷花純、浅香航大、中越典子、美保純、主題歌を描き下ろしたJAMOSAが登壇した。今年3~4月にかけて行われた撮影に関する話題では、女学生役のキャスト陣一同、凄まじい寒さに関するエピソードを次々と告白!中条さんは「クランクインしたときは雪がまだ積もってて、その時は制服ではなく薄いパジャマで山の中、雨の中をさまよってすっごい寒かった!『大丈夫かな、この映画…?』という出だしでした」と述懐。森川さんも「(寒さで)舌が回らずに大変なこともあった」とうなずく。この寒さの中で川に入ったり、顔を水につけたりという、安里監督によるドSな演出が繰り広げられたようで、美山さんは「池にハマったり、川に流されたり…」と苦笑。『リアル鬼ごっこ3』に続く安里作品出演の山谷さんは「『リアル鬼ごっこ3』で死ぬんじゃないかってくらい寒かったけど、あっさりとその上を行く寒さでした」と明かす。中越さんは学園の卒業生の役だが、衣裳は「コスプレです。ゴスロリ?甘ロリ(笑)?」と少し恥ずかしそう。「自分の趣味とは全く違って、メンズの格好が好きで、これまでそういう世界を遠ざけているところもあったんです。衣裳合わせでは自信がなくて恥ずかしかったんですが、着てみたらスイッチが入って(笑)、『楽しい!』とルンルンでした」と満面の笑みを浮かべる。校長役の美保さんは「いままでで一番、位が高い役でした」と笑いつつ、「あれもいわゆるコスプレ!」と満足そう。撮影時の寒さについて語る美少女たちを前に「私は若い頃、パンツ一丁で道路を走らされたこともありましたよ!『(少女たちに)やりなさい』とは言わないけど(笑)」と明かし、これには中条さんらも驚きで言葉も出ないようだった。この後、サプライズで安里監督が中条さんの成長を称え、これまで背負ってきたプレッシャーや苦労をねぎらう手紙を読み上げ、卒業証書を授与。安里監督の言葉を聞きながら中条さんの瞳からは涙がポロポロとこぼれる。“校長”美保さんからは花束が手渡され、中条さんは「今日は笑顔で終わろうと思ったのに泣かされました…」と笑い泣き。「こんな素敵な方々が関わっている作品に、新人でペーペーの私なんかが主演していいのかなと思ってました。みんなが支えてくれて出来ました。ありがとうございます」と言葉を詰まらせながら思いの丈を口にし、再び号泣!会場は温かい拍手に包まれた。『劇場版 零~ゼロ~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 零~ゼロ~ 2014年9月26日より全国にて公開(C) 2014「劇場版 零~ゼロ~」製作委員会
2014年09月28日●2人で挑んだ初めてのキスシーン中条あやみと森川葵が共演した映画『劇場版 零 ~ゼロ~』が26日から公開をスタートした。人気ホラーゲーム『零』シリーズを原案に、『呪怨 黒い少女』(09年)、『リアル鬼ごっこ3~5』(12年)、『バイロケーション』(14年)などで知られる安里麻里監督がメガホンをとった。舞台は山間にたたずむ女子学園。学園のカリスマ的存在の少女・月守アヤが寄宿舎の自室にこもるようになってから、周囲の生徒が1人、また1人と姿を消していく。『渇き。』(14年)や『チョコリエッタ』(15年)など話題作が続く森川に対し、中条は本作が初映画で初主演。呪いの当事者と疑われる少女・アヤを中条が、呪いに翻弄される風戸ミチを森川が演じた。ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務める2人。武井咲や桐谷美玲、橋本愛といった今を時めく女優たちを輩出したことでも知られるこの"登竜門"で、2人の才能はどのように育まれているのか。今回の対談では、それぞれの魅力と共に仕事と向き合う姿勢も自然と見えて来る。――中条さんは、映画初出演で主演。森川さんは現場で、どのような印象を抱きましたか。森川葵(以下森川):私が言うのも何なんですが、すごく堂々としてて。常に全力というか。監督のいうことに対して応えようという気持ちをすごく感じました。中条あやみ(以下中条):いやぁ…ジタバタしてましたよ(笑)。心の中ではすごく焦ってました。地方ロケがあったりすることもあって、撮影は台本の順番と関係なくバラバラです。役的にも前半の閉じこもっている時はミステリアスですが、後半は自分の意志が見えてきます。そうやってキャラが違うので、演じ分けることが難しくて。ちゃんと場面に合った演技をするようにと監督から怒られることもありました。――いきなりの大役ですからね。監督の期待も多きかったはずです。中条:映画に出たかったので最初にお話をいただいた時はうれしかったんですけど、他の人より演技経験が少ない分、『がんばらないと』という思いがありました。その上、さらに怒られたりして…心では分かってても体が動かなかったりすることが悔しかったです。――森川さんも、最初の映画が初の主演でしたね。気持ちは分かりますか。森川:作品の規模が全然違いますので、プレッシャーも全然違うと思います。その映画は、ひたすら走っているだけだったので、何にも心配することがなかったんですよ(笑)。――お二方はセブンティーンのモデルを務められています。森川さんが先輩にあたるわけですが、初対面の印象は?中条:私が入ってすぐの2011年頃で…その時から小っちゃかったので(笑)。森川:うるさいよ(笑)!中条:かわいらしい先輩だなと思ってました。その時は小悪魔みたいな魅力があって、男子にモテそうな小動物キャラでした。森川:そっちこそ、静かなお人形さんみたいだったよ。全然、印象違います。すっごい面白いです(笑)。中条:あなたもです(笑)。――舞台あいさつなどで中条さんのことを「天然キャラ」とおっしゃっていましたが。中条:私は変わっていると自分自身では思ってないんですが…。森川:この顔で急に関西弁しゃべり出したりするんですよ。そこからなんか違うというか。――モデルなどの現場で接する機会はあるんですか。森川:セブンティーンの時は…。中条:たまにだよね。――普段の会話は敬語?中条:わりとゴチャゴチャだよね(笑)。森川:たまに(敬語を)使ってきます。――例えば同じセブンティーンモデルの西内まりやさんとかだと敬語になるんですか。中条:ゴチャゴチャです(笑)。森川:私は完全に敬語。たぶん、お互いの距離感によって変わるんだと思います。私は、まりやちゃんと会う機会が全然ないので敬語なんですけど。中条:私は結構会います。プライベートでも仲良くさせていただいているんですが、友だちというよりも頼れるお姉さんという感じです。――じゃあ、中条さんと森川さんの距離感は近いわけですね?中条:たぶん…近いと…。森川:なんで、"たぶん"なの(笑)。――そんな2人のキスシーンがありましたね。撮影はどのような雰囲気で行われたんですか。中条:生徒から石を投げられて部屋のガラスが割れるシーンの直前の撮影は張り詰めていたんですけど、その後は全然違いました(笑)。現場に入る前から『私たちキスシーンするんだよね』と話していたので、どんなシーンになるのかなと思ってましたけど、やってみたら割りとライトに。スッて終っちゃったよね(笑)?森川:うん(笑)。中条:こんなちょっとでいいの?みたいな感じでした。いろんな角度から撮っていたので、何回かはしたんですけど、でもカメラの位置を変えて本番になったら、ほぼ一発で撮り終えていました。――これまでキスシーンを経験したことは?中条:初めてでした。森川:私はシーン自体はありますけど、ギリギリのところで止めていたので初めてになります。中条:2人共、女の子が。森川:初めて(笑)。●森川「模索中」 中条「目標は大きく」――今回は全編フィルムでの撮影でした。フィルム撮影ならではの特徴は?中条:音が鳴る。カラカラカラって。森川:それが録音部さんには、やめて欲しい音みたいで。中条:だからカメラマンさんは何枚も毛布をかぶって。――そういう失敗が許されない状況だと、かなり現場がピリピリしていそうですが。中条:私は自分で精いっぱいで。でも、日によるよね?森川:うん。ピリピリしている時は結構ピリピリしてて。でも、そうじゃない日もありました。――中条さんは監督から怒られたとおっしゃっていましたが、森川さんは?森川:シーンによって、ミチの明るさがすごく違うんですよ。テンションが上がったり下がったり。『ここはもうちょっと明るく。そんなに暗くならなくていいから』みたいなアドバイスはしていただきました。順序がバラバラで撮っているので、全然分からなくなるんですよ。――どのような役作りをしましたか?中条:台本に"華奢(きゃしゃ)な体"と書いてあったので、ちょっとだけ体重を落としました。――おっ、すごいですね。何キロぐらい?中条:まぁ、2キロぐらい…。――本当に"ちょっと"ですね。中条:はい(笑)。運動して落としました。森川:私は特にありませんでしたけど…髪型を変えると気持ちを切り替えることができて、その役の気持ちになれる気がします。衣装合わせの時に監督と話し合って少しだけ切ったりしました。――先日、映画『人狼ゲーム』を観たんですが、森川さんはその時と別人ですね。森川:確かにそうですね(笑)。『零』ではラインを引いたりマスカラしたりしてるんですけど、『人狼ゲーム』は一切していなくて。そのせいだと思います。――観る作品ごとに印象が違うので、一体どれが本人なんだろうと。森川:全部、ウソでいいんです(笑)。――森川さんは以前、「芝居をする楽しさが分からない」とおっしゃっていたそうですが、今はいかがですか。森川:今は楽しさが分からないというより…すごく忙しい時とすごく暇な時があるので、朝から夕方までバイトして安定した生活を送っていた方が楽しいんじゃないかと想像したりします。そして、バイト先で出会った男性と結婚して、子ども産んで、家庭を作って。その方が、楽しいんじゃないかなって。最近、暇な時間が多くて考えちゃってます(笑)。中条:あはははっ! なんだろう…そういう奇抜な考え方だからさ(笑)。森川:普通じゃないの(笑)?中条:そんな感じだから、逆にその生活は向いてないかもよ。しかも、考えが結構変わるタイプじゃない?森川:変わる! すごい変わるんですよ。今はそっちの生活をしてみたいなって。中条:でも、その気持ちはすごく分かる。――芸能の世界で生きる人でも学業に専念したり、一時は離れる方もいますしね。森川:そうですね。でも、結局現場に行きたいなって思ってしまいます。きっと現場が好きなんです。だから、やめたくないという気持ちもあります。中条:私も、決められた時間で生活したらどうなるんだろう…想像しちゃいますね。――お二方はセブンティーンのモデルになったことで第2の人生がはじまりました。「セブンティーンモデル」という肩書についてはどう思いますか?森川:セブンティーンは"モデルの森川葵"。映像系は"動いている森川葵"。それぞれ別なので、演技のお仕事のときに"セブンティーンモデルの"と紹介して頂くことが多いですが、別の存在としてやらせていただいているので特に違和感はないです。中条:私も同じですね。ファンレターをいただいたり、「憧れています」と言われたらうれしいですし。そういう立場にいるからこそ、体重管理とかきちんとしなきゃいけないと思っています。――今後はどんな人生を歩んで生きたいですか。森川:模索中です。ただ身長が低いのでモデルを続けていくのは難しいだろうなと思います。中条:でも、森川さんぐらいの身長のモデルたくさんいるよね。森川:うん。でも、並んだらチンチクリンですもん(笑)。中条:私は目標は大きく。モデルとお芝居どちらでもいいので、海外でも活躍できる人になれればいいなと思います。とにかく、いろんなことをやっていきたいです。<プロフィール>■中条あやみ1997年2月4日生まれ。大阪府出身。2011年、女性ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ芸能界入り。翌年にはドラマ『黒の女教師』(12年TBS系)で女優デビューを飾った。2013年には、山下智久主演の月9ドラマ『SUMMER NUDE』(13年フジテレビ系)に出演。その他、日本最大級のファッションショー「東京ガールズコレクション」にも出演するなど、モデル、女優として活躍している。本作がスクリーンデビューとなる。■森川葵1995年6月17日生まれ。愛知県出身。2010年、女性ファッション雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」でグランプリに選ばれ、モデルとして芸能界入り。2012年『LOVE ToRAIN』でスクリーンデビューを果たし、同年のドラマ『スプラウト』(12年 日本テレビ系)ではヒロインを演じた。その他、『スクールガール・コンプレックス-放送部篇-』(13年 主演)、『渇き』(14年)などの映画に出演。公開を控える『チョコリエッタ』(15年 主演)では、役作りのために坊主にしたことが話題になった。(C)2014「劇場版 零~ゼロ~」製作委員会
2014年09月27日女優の土屋太鳳が主演を務め、殺人鬼役を熱演した映画『人狼ゲーム ビーストサイド』が、30日から公開をスタートした。このほど公開された約20分の特別映像では、撮影中の貴重なシーンのほか、現場で"座長"と呼ばれていた土屋の女優としての魅力にも触れることができる。本作は、強制的に「人狼ゲーム」に参加させられた10人の高校生が、4人の「村人」、2人の「人狼」、互いが村人と分かる2人の「共有者」、人狼から村人を守ることができる1人の「用心棒」、1ターンごとに1人の正体を知ることができる1人の「予言者」に振り分けられ、命がけのだまし合いを繰り広げる。NHK連続テレビ小説『まれ』のヒロインに抜てきされた土屋太鳳を主演に据え、森川葵、桜田通、佐久間由衣、國島直希、加藤諒、藤原季節といった注目の若手で脇を固めた。今月8日には予告映像第1弾が公開されたが、今回はその1分30秒を大きく上回る約20分の長尺映像。「本気度が伝われば興味をもってもらえるはず」(宣伝担当)という思いで、112分の作品のダイジェストにメイキング映像を加えて20分にまとめた。監督は、『パークアンド ラブホテル』でベルリン国際映画祭の最優秀新人作品賞を日本人で初めて受賞した熊坂出氏。映像は、監督からの指示に熱心に耳を傾けるキャストたちの姿も捉えている。キャストの個別インタビューでは、小曽根正則役の加藤諒が5歳年下の19歳・土屋を「頼れる座長です」と絶賛。撮影現場の空気が緩くなったときには、土屋が率先して出演者を集め、円陣を組んで気合を入れることもあったという。「みんな太鳳ちゃんのことを信頼していたから、思いっきりぶつかることもできたんだと思います」と語る加藤。時折じゃれ合う場面もあり、良好な関係が築き上げられていたことがうかがえる。撮影は物語の進行に合わせて進める"順撮り"。出演者が1人、また1人と命を落としていくにつれ、現場の空気も徐々に張り詰めていく。土屋は「みんな、すごく尊敬しています。1日中ずっと集中しているんですよ。ずっと泣いてて…」と共演者をたたえながら、特に平一也役の藤原季節に刺激を受けた様子。"環境による人間の変化"を演じてみせた藤原に「負けたくない」と思った瞬間、目から涙がこぼれたという。「ノートに『絶対負けない』と書いて勝負しました」という言葉は、先述の「思いっきりぶつかることができた」という加藤の言葉を思い起こさせる。そして、土屋が樺山由佳になりきって作詞をした楽曲「全裸は私の制服」を熱唱するシーンも貴重。「あちー! あちー! 全裸! 全裸! 全裸!」と叫ぶ部分だけでは意味不明だが、劇中では由佳の感情を表す重要な役割を担っている。土屋本人も「台本を最初に読んだ時に思ったことを衝動的に書きました」と語る通り、思い入れの強い楽曲に仕上がった。(C)2014「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会
2014年08月30日公開中の『渇き。』キャスト陣の中から小松菜奈、清水尋也、森川葵、高杉真宙の若手4名が7月15日(月)、都内劇場で行われた舞台挨拶に浴衣で登壇した。深町秋生の「果てしなき渇き」を原作に、突然失踪した娘を元刑事の父親が探す中で目の当たりにする、優等生と思われていた愛娘の知られざる素顔を赤裸々にセンセーショナルに描き出す。小松さんはヒロインの加奈子を、清水さんは彼女の元同級生でいじめられっこのボク、森川さんは同じく加奈子の高校の同級生の長野、そして高杉さんは加奈子を悪の道へと引きずり込んだ張本人と言われる少年・松永を演じている。これまで、一人もしくは監督や役所広司といった大人たちと舞台挨拶に登壇することはあったが、この日は同世代のキャストに囲まれ「新鮮で嬉しいです」と笑顔を見せる。浴衣は撮影などで着る機会は多いが、思い出を尋ねられると「中学の夏祭りで着たんですが、ルンルン気分でいたらドシャ降りになって、びしょ濡れのまま花火を見ました(笑)」と苦い思い出を明かしてくれた。清水さんは役柄の関係上、小松さんと過ごすことが多く、よく一緒に喋ったというが、内容については「全く覚えてない(苦笑)。よほどしょうもないことを喋ってたんだと思います。喋ってないといられなくて、他愛もないことを…」と語ったが、小松さんは「よく覚えていますよ」とニヤリ。「たまにうるさいと思うくらい(笑)、すごく喋ってました」と語り、会場は笑いに包まれた。森川さんは、劇中ではピンク色の坊主頭姿を披露している。この日は、自前のかんざしを挿して、映画の中とは全くタイプの異なる涼やかな浴衣姿で登場。加奈子に惹きつけられていく少女を演じたが、「私自身、小松菜奈に惹かれました。小松菜奈が持っている全部が『いいな』と思えるぐらいすごいんです。自分なのか、長野なのか分からないまま演じていました」と語る。高杉さんも、劇中の“ワル”な感じを微塵も感じさせない爽やかな浴衣姿で来場。「(劇中の姿が)普段と違い過ぎて、映画を観た友だちから『どこにいた?』と言われるので、ぜひ僕を探してください!」とアピールし、笑いを誘っていた。この日は、松永と同じく加奈子を悪の道へと誘いつつ、彼女に魅了されていく少女・遠藤を演じた二階堂ふみが、電話にて舞台挨拶に参加。自身の役に付いて「現場はハードだったんですが、(出演シーンが本編では)カットされていて、出ていなかったりする。(中島哲也)監督と話したい」と電話越しに不満を漏らし、会場は再び笑いに包まれた。『渇き。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月15日今年で創刊45周年を迎える集英社『Seventeen』の読者招待イベント『Seventeen夏の学園祭2013』が23日、神奈川県・パシフィコ横浜国立大ホールで開催。北川景子、木村カエラ、水原希子、橋本愛など数々の女優・モデルの出発点となった同誌の専属モデルオーデション『ミスセブンティーン2013』のグランプリ二名が初お披露目された。今回、6478名の応募者のなかから選ばれたのは、群馬県出身の中学2年生・大友花恋(13)と神奈川県出身の同じく中学2年生・田辺桃子(14)。イベント後には同誌の看板モデルとなった西内まりやとともに会見に応じた。【全身ショット】西内まりやもミスセブンティーンの2人を祝福イベント中にステージに立ち、ランウェイも歩いた大友は「待っている時、歩けるかが心配だったけど、みなさんが拍手で迎えてくれて落ちつきました」と安堵の表情。田辺は「本当に直前が一番緊張して、お辞儀した時も震えて転びそうだった」と照れ笑いを浮かべた。今後の目標について聞かれた大友は自身の出身であり、きのう22日甲子園で優勝をした群馬県前橋育英高等学校を引き合いに「私も群馬県のスターになれるよう頑張ります」と気合十分。一方、田辺は「今はまだ入ったばかりなので先輩をよく見て、たくさん勉強して、読者に認めてもらえるようなモデルさんになりたい」と語った。二人の先輩である西内は「私が中学2年の時でモデルを始めた時、こんなにしっかりコメントしていなかったので、これから楽しみです」と頼もしい後輩の誕生に満面の笑見せ「初めてと思えなくらいしっかりしてるので、自信をつけていろんな全国の女の子に元気とパワーとおしゃれを伝えていってほしい」とエールを送った。今回開催されたイベントではMCをピン芸人のキンタロー。が務めたほか、橋本愛、森川葵、新川優愛、大野いとら人気モデルが集合。山本裕典、三浦翔平、福士蒼汰ら若手俳優も参加しファッションショーやステージイベントなどを繰り広げ会場に訪れた3000人を熱狂させた。
2013年08月23日数々の国際コンクールを制覇している若手実力派ギタリストの朴葵姫(パクキュヒ)が、6月にスペイン・バレンシアで行われたアルハンブラ国際ギターコンクールで優勝の栄冠に輝いた。「朴葵姫」の公演情報1985年韓国・仁川に生まれ、3歳の時に横浜でギターを始めた朴葵姫は、2004年に東京音楽大学に入学、2006年9月よりオーストリア・ウィーン国立音楽大学に留学中。その才能は、師である日本ギター界の第一人者・福田進一も絶賛する。これまでに2005年韓国ギター音楽コンクール優勝、2007年ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位および聴衆賞受賞、2008年ドイツ・コブレンツ国際ギターコンクール第2位(1位該当者なし)、ベルギー“ギターの春2008”コンクール第1位(コンクール史上アジア人初および女性初の優勝)、リヒテンシュタイン国際ギター・コンクール第1位、2009年イタリア・アレッサンドリア国際ギターコンクール第2位および特別賞、スペイン・ルイス・ミラン国際ギターコンクール第1位など、世界の主要コンクールでの入賞が続いている。今年8月22日(水)に日本コロムビアから待望のメジャーデビューも控えるほか、10月にはカーネギーホール(ワイルホール)でのリサイタルでアメリカデビューも決定するなど、今後さらなる飛躍が期待される朴葵姫。日本への凱旋公演は、7月1日(日)の焼津公演を皮切りに、10月6日(土)の東京公演ほか全国各地を巡る予定。
2012年06月20日現在公開中の、ピラミッドにまつわる誰も知らない真実を明かしたドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』。本作でナレーションを務めた声優の森川智之が、2月25日(土)に行われた舞台挨拶に登壇し、自らの役柄について語った。その他の写真本作は、世界4大文明のひとつ古代エジプト文明の象徴で、紀元前2700~2500年代に建造されたとされるクフ王の墓、ギザのピラミッドにまつわる謎を捉えたドキュメンタリー。37年間にもわたる調査と研究、検証に6年間をかけて“新たな真実”を明らかにしたという。森川は、TVアニメ『BLEACH』の主人公の父親・黒崎一心や、洋画でもジュード・ロウやブラッド・ピット、トム・クルーズらハリウッドスターを多く担当。好青年から二枚目、お調子者など幅広い役柄を演じている。今回、多くの専門用語を用いるドキュメンタリーならではの淡々と語るだけのナレーションではなく、場面に応じて感情を移入させる“超ナレーション”に挑んだ彼は、「台本を開くと、めくれどめくれど僕のセリフしかなかった」「男性と女性の掛け合いがあって、とうとう女性の声もやるのか」と、難しい役柄に抜擢された時の心境を明かした。本作では、天体の動きや鉱物の結晶、人体の比率など、物質を構成するもっとも美しい数字“黄金数”など、一般的には分かりにくい単語が登場するだけに、「かなり練習しました。ピラミッドをずっと追いかけてきた人が作った映画なので、スラスラ言えなくては」と、プロとしての心構えを見せる発言も飛び出した。また、当日は映画のタイトルにちなんで“モリモリのホントとウソ”と題した特別企画を実施。会場に集まった観客に森川に関する質問をして、ウソかホントか正解だと思った方に拍手をするというもので、「(森川が)声の吹替えをしたハリウッドスターに、黄金数と関わりがある人はいる?」という問題に対して、「トム・クルーズの顔が黄金数です。数学的に見ると完璧な顔立ち。ちなみに僕の顔は黄金数ではないです(笑)」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた。『ピラミッド 5000年の嘘』公開中
2012年02月27日