ノルウェーのドキュメンタリー映画『ただ、愛を選ぶこと』が、2025年4月にシネスイッチ銀座ほか全国順次公開される。北欧の森で暮らす家族の喪失と再生を映す映画『ただ、愛を選ぶこと』は、北欧ノルウェーの美しい森で暮らすペイン一家の、ささやかながら勇気のある3年間の歩みを追うドキュメンタリー作品だ。製作の出発点となったのは、一家の母親であり、写真家のマリアがインターネットで発信していたシンプルかつ愛にあふれた暮らし。自給自足で生活を送り、子どもたちは学校へ通うかわりに両親から学びのびのびと成長している。マリアが家族との日々を撮影した写真や、マリアの綴る言葉に魅了された監督のシルエ・エヴェンスモ・ヤコブセンは、ドキュメンタリー番組を企画する。しかし、番組が実現するよりも前にマリアはこの世を去ってしまった。家族の中心的存在だった母が病死したことにより、家族の暮らしは一変。唯一父と血のつながりがない長女は家を去り、父は3人の実子との暮らしを守ろうとするが家計や教育の問題など、さまざまな現実の壁に直面するのだった。最愛の母の死に向き合い、前に進んでいく家族の姿監督のヤコブセンは、マリア亡き後も彼女のメッセージをより多くに人に伝えるため、ペイン一家の父ニックと、末っ子のウルヴ、長男ファルク、次女フレイア、長女ロンニャといった子ども4人の撮影を開始。彼らがマリアの死に向き合い、前に進んでいく姿を1人1人に寄り添いながら記録した。初めて通う学校、なじみのない土地での新生活、そして最愛の母の不在。遺された家族がそれぞれ何を思い、何を選択するのか。深い悲しみ、そして喪失から再生していく家族の姿を目にすることができる。見所となるのは、マリアが生前遺した、家族や自然への愛に満ちた詩的な文章と写真。第三者である監督の視点と母マリアの視点が交差し、現在と過去がゆるやかに行き来するユニークな構成でペイン一家の生き様を映す。第40回サンダンス映画祭でグランプリ受賞なお、映画『ただ、愛を選ぶこと』は2024年の第40回サンダンス国際映画祭にてワールドシネマ・ドキュメンタリー部門のグランプリ、審査員大賞を受賞。その他にも、国際的な映画賞を多数受賞しており、注目を集めている。【作品詳細】映画『ただ、愛を選ぶこと』公開時期:2025年4月監督:シルエ・エヴェンスモ・ヤコブセン出演:ニック・ペイン、ロンニャ、フレイア、ファルク、ウルヴ、マリア・グロース・ヴァトネ英題:A NEW KIND OF WILDERNESS原題:Ukjent landskap
2025年01月24日一般財団法人 女性労働協会(所在地:東京都港区、代表:岩田 三代)は、厚生労働省委託事業「母性健康管理等推進事業」において、「母性健康管理研修会」を令和6年10月から令和7年3月まで、オンデマンド動画配信形式で開催いたします。参加申込URL: 令和6年度 母性健康管理研修会男女雇用機会均等法では、妊娠中および出産後1年以内の女性労働者が健康診査等を受け、作業の制限、休業などの指導を医師等から受けた場合、その女性労働者が指導事項を守ることができるように母性健康管理措置を講じることを事業主に対して義務付けています。女性労働者が妊娠・出産期を迎えても安心して働き続けられるようにするためには、男女雇用機会均等法や労働基準法に基づく母性健康管理や母性保護が適切に実施されることが重要です。この研修会では、職場において、妊娠中・出産後の女性労働者へ適切に配慮し、必要な対応が取れるよう、妊娠中に起こりやすい症状および母性健康管理に関する法律、制度について専門家が解説や事例検討を行うほか、母性健康管理の取り組みを推進している企業による事例発表、意見交換によって実践的な対応方法が学べます。動画は申込者限定で配信します。期間中はいつでも視聴が可能なので、忙しい方も自分の都合に合わせて受講できます。母性健康管理に関する基本的な情報を学ぶ基礎コースと実践的な職場での対応方法を学ぶ実践コースの2つのコースがあり、どちらかのコースだけでも視聴が可能です。事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医などのほか、女性労働者を部下に持つ管理職の方々に役立つ内容となっています。数多くのお申込みをお待ちしております。※詳細は別添開催案内リーフレットをご参照ください。【参加申込はこちらから】「働く女性の心とからだの応援サイト」 女性労働協会では、こうした研修会などを通じて、事業主や人事労務担当者の方々に母性健康管理措置等についての理解を深めていただき、妊娠中・出産後の女性労働者が働きやすい職場環境づくりにつながるよう、今後も取り組みを進めていきます。■一般財団法人 女性労働協会一般財団法人 女性労働協会は、働く女性の地位向上及び女性労働者の福祉の増進を図ることを目的とし、女性の労働問題に関するさまざまな事業を展開しています。法人名: 一般財団法人 女性労働協会所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園8F代表 : 岩田 三代URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月10日彼の心をずっと掴んで離さない、そんな女性になりたいと思いませんか?男性が「ずっと一緒にいたい」と思う女性とは、母性愛にあふれ、同時に魅惑的な魔性を併せ持つ女性です。難易度が高いように感じるかもしれませんが、今回はその秘訣に迫ってみましょう。依存しない相手に依存し過ぎず、自分の趣味や仕事にも情熱を注ぐ女性は、彼から見て魅力的にうつります。彼だけを中心に生活を回してしまうと、彼にとって重荷になるのです。彼以外にも自分の世界があることは、この関係にプラスの影響を与えるでしょう。ありのままの自分でいる人間誰しも完璧でいられるわけではありません。強がりばかりではなく、ときには弱さを見せることも大切です。2人の関係は、完璧を目指すのではなく、互いを受け入れ、共に成長しようとする姿勢が重要。彼もまた、自分がありのままでいられる場所として、あなたを求めるでしょう。心の余裕を持つ男性が女性に対して保護欲を感じるのは、自分も心に余裕があるときです。大事なのは彼に余裕があるときに甘え、大変そうなときには自力で乗り越えること。そんな対応ができると、彼はあなたを手放すことができなくなるでしょう。心の余裕があるときはもちろん、そうでないときも、自分がどう振る舞うかが重要になります。永遠のパートナーになるには彼から見て、手放せない存在になるためには、優しさと魔性のバランスが重要。自分の趣味や仕事に情熱を注ぎ、自身の心にも余裕を持つことで、自然とその魅力は増します。彼だけでなく、あなた自身のためにも、そんな自立した女性を目指してみましょう。(CoordiSnap編集部)
2024年05月19日Amazon オーディブルでは、湊かなえによるミステリー小説「母性」が、俳優・戸田恵梨香の朗読で12月13日(水)より配信が開始した。2012年に刊行、2015年に文庫化されたベストセラー作品「母性」。圧倒的に新しい、母と娘を巡る物語(ミステリー)だ。昨年、映画化された際、母・ルミ子を演じた戸田さんが、今回オーディオブックの朗読を担当。戸田さんは「お芝居を意識して朗読してみました」と話し、「お芝居で演じる時は共感したり、否定することなくその人物を見てしまうので違和感を感じていなかったのですが、ルミ子から離れて客観的に見ると私には理解しきれない女性なんだと改めて感じました」と語る。そして「ルミ子の感情に支配されてしまう気がするので、夜よりも昼間に軽やかに聴いていただければと思います」とメッセージも寄せた。▼あらすじ女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。(シネマカフェ編集部)
2023年12月16日彼が永遠に自分の側にいたくなるような彼女のタイプは、優しい母性を持つ女性?それとも妖艶な魔性を持つ女性?答えは……実はこの「両方」を併せ持つ女性なのです。確かに、そのレベルまで到達するのは一筋縄ではいかないかもしれませんが、どうすればそれに近づけるのでしょう?今日は、彼が「手放したくない」と思うような彼女になる方法を詳しく説明いたします。愛され続けるための、母性と魔性を併せ持つ彼女にトライしてみましょう!「彼」に依存しすぎないこれは、男性との交際を拡大させ、彼を嫉妬させることを意味するものではありません。嫉妬は一時的にはある程度の効果があるかもしれませんが、永続的な愛情を育む上で主要な要素とは言えません。むしろ「彼以外にも熱中できるものがある」という事実が重要になります。彼だけに注ぎすぎると、彼にとって負担になり、他の女性に心が向く可能性も出てきます。このことからも、彼以外の趣味や自分自身に時間を使うことが大切なのです。「自然体」を大事にするいくら自信に満ちていても、まったく落ちない瞬間、決して悲しみに襲われない時などは絶対にないでしょう。そんな時に、ありのままを受け入れてくれる相手がいるのはまさに心強いものです。これは恋人同士の日常のやりとりであっても同じです。二人の間には、全てがうまくいかない瞬間も必ず訪れます。彼にだけ改善を求めたり、自分だけが変わろうとするのではなく、二人の最善の道を共に探すのです。たとえば、彼が時間にルーズであれば、デートの時間に遅れないように工夫しましょう。具体的には、待ち合わせ時間を曖昧に設定したり、時間に制約のあるプランを立てないようにするなど、互いを尊重し合うアプローチが重要です。心に余裕を持って接する男性が女性を守りたいと思うのは、自分自身に余裕がある時だけです。男性に余裕がある時は甘えて、辛い時は自分で対処する。そういう女性は、男性から見れば手放せない存在です。このフレキシブルな反応をするためには、心の余裕が不可欠となります。たとえば、言葉遣いが過度に厳しくなったり、普段なら許容できる事が許せなくなったりする時は、その余裕が失われている証拠です。余裕がない時は、無理をせずデートをキャンセルし、自分だけの時間を楽しむことも一つの方法です。その結果、次に会った時の喜びはさらに増すでしょう。彼にとっての手放せない存在になる♡永遠のパートナーとして彼に迷いなくされる女性になるためには、母性の優しさと、帰ってこないかもしれない不安を醸す魔性、両方ともを兼ね備えることが必要となります。全てが彼だけに向けられるのではなく、他のものにも熱中することで心の余裕を生むことができます。また自分自身、仕事や趣味すべてを大切にすることができる女性は、彼からも大切にされ続けることでしょう。(Grapps編集部)
2023年10月19日男性の中には、母性に対する憧れと強い惹かれる力が存在するものです。その女性を幸せにしたいと、温かな気持ちになりますよね。多くの女性が「母性」のイメージを女性らしさそのものだと捉えがちですが、それだけでは二次元に収まることが多いのです。今日は、男性が心から惹かれ、守りたいと感じる“母性あふれる女性”の特徴を見ていきましょう。簡単な料理でも、心を込めて作れる女性「豪華な洋食もいいけれど、毎回そういうものだと飽きる。すっと心に染み入るご飯と味噌汁が恋しい」(28歳/商社)多くの女性が「男の胃袋を掴まないと!」と、さまざまな料理を学ぶ料理教室に行くことがあります。しかし、男性が真心を感じるのは、特別な料理よりも、あたたかい日常の家庭料理なのです。味噌汁の慣れ親しんだ味、卵焼きの一貫した味付け…これらが、日々の変わらぬ安定感を提供し、男性が求める「母性」を感じさせるのでしょう。困難な状況でも受け入れてくれる女性「苦しんでいるのは理解できるけれど、感情的になりすぎてしまうと……私たちも同じように辛いことがあるのに」(25歳/飲食)人生において良好なことばかりが続くことはありません。時には悲しいこと、涙を流したくなることもあります。そんな時、感情的になりすぎる女性に男性は精神的に翻弄され、心に負担を感じてしまうことがあります。どんなに前途多難な状況でも、落ち着いて受け入れる女性に、男性は母性を感じるものです。だから、本当に辛いときには、相手に支えてもらいましょう。彼が忙しいときにサポートする女性「業務の〆切が差し迫り、満足に食事も取れない。そんな時に差し入れしてくれたり、調査を手伝ってくれたり、本当に助かります」(30歳/出版)女性たちは、自分達を見捨てず尽力してくれる男性に心を奪われがちです。しかし、男性にとって母性とは、自分のために無償の愛を注いでくれる女性に感じられるものです。なんとなく悲しそうな顔を浮かべている彼を見て、何かを感じ取り、行動する女性は男性から絶対的な信頼を得ます。男性が感じる母性を理解し、活かしていくマザコンと一口に言えど、男性は母性あふれる女性に惹かれ、守りたいと思います。男性が感じる「母性」を意識して、日々の行動に起用してみてはいかがでしょうか?自分らしさを大切にしながら、相手を思う思いやりを込めた行動が求められているのかもしれませんね。(Grapps編集部)
2023年10月18日優しい夫と息子との幸せな生活が始まったと思ったのに…。まさか義母の「母性神話への強いこだわり」に悩まされることになるとは…!高野美鈴さんは、夫の直人さんと8ヶ月の息子・侑吾くんとの3人家族。直人さんは育休もとり積極的に育児を行い産後の美鈴さんをフルサポート。そのおかげで夫婦仲も良好で美鈴さんは大きなストレスを抱えずに過ごしてきました。しかし…義母のエリさんは、そんな夫婦の様子に納得がいかないよう。育児は母親が関わってこそ!という「母性神話」への固定観念を夫婦に押し付けます。さらに直人さんの育児参加を制限するような言動が増え…。義母の「よかれと思って」はどんどんエスカレートしていき、仕事をやめることまでも勧めてきます。美鈴さんはどんどん侑吾くんと自分の関わり合いに自信が持てなくなっていき…。果たして義母と美鈴さんは分かりあうことができるのでしょうか?■前回のあらすじ義母とショッピングモールに行った美鈴・夫の直人・息子の侑吾、そして義母。抱っこもおむつ替えも、夫がやると何かと納得していない顔をする義母が気になる美鈴。きっと義母なりのこだわりがあり暴走してしまっているんだろうと思い、軽く流そうと思っていたが…。 仕事には復帰予定ですが、もちろん侑吾を小さいうちから保育園に預けることへの罪悪感はあります。でも、私は今の仕事が大好きだし、私1人で侑吾を見るよりも保育園でたくさんの刺激を受けながら楽しく過ごすのはいいことだと思っています。経済的な面だって、今後の侑吾の教育を考えると裕福とは言えないし、直人に何かあったときのためにも仕事は続けた方がいいと感じていました。自分の中で整理できていたはずなのに…「小さいうちは母親と一緒にいた方がいい」と義母に面と向かって言われると、自分の決意が揺らいでしまうのでした…。次回に続く(全13話) ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ニタヨメ
2023年09月25日一般財団法人 女性労働協会(所在地:東京都港区、代表:岩田 三代)は、厚生労働省委託事業「母性健康管理等推進支援事業」において、「母性健康管理研修会」を令和5年10月から12月までに全3回、オンライン形式で開催します。職場における母性健康管理について解説し、例年大好評をいただいている研修会です。令和5年度 母性健康管理研修会男女雇用機会均等法では、妊娠中および出産後1年以内の女性労働者が健康診査等を受け、作業の制限、休業などの指導を医師等から受けた場合、その女性労働者が指導事項を守ることができるように母性健康管理措置を講じることを事業主に対して義務付けています。女性労働者が妊娠・出産期を迎えても安心して働き続けられるようにするためには、男女雇用機会均等法や労働基準法に基づく母性健康管理や母性保護が適切に実施されることが重要です。この研修会では、会社が妊娠中・出産後の女性労働者へ適切に配慮し対応策を取れるように、母性健康管理に関する法律、制度や具体的事例をもとに専門家が解説します。事業主や人事労務担当者、産業医、産業保健スタッフ、産婦人科医などのほか、女性労働者を部下に持つ上司や管理職の方々に役立つ内容となっています。皆様のご参加をお待ちしております。女性労働協会では、こうした研修会などを通じて、事業主や人事労務担当者の方々に母性健康管理措置等についての理解を深めていただき、妊娠中・出産後の女性労働者が働きやすい職場環境づくりにつながるよう、今後も取り組みを進めていきます。※詳細は下記の開催概要や別添リーフレットをご参照ください。■「母性健康管理研修会」開催概要1.開催日時第1回 10月19日(木)第2回 11月22日(水)第3回 12月5日(火)※各回 14:00~16:00プログラムは全日程共通です。ご都合に合わせて参加日をお選びいただけます。2.開催内容第1部「法に基づく母性健康管理措置・母性保護について」講師:厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課第2部「妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理の留意点」講師:10月19日(木)中井 章人(日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本産婦人科医会副会長(日本医科大学多摩永山病院 院長))11月22日(水)長井 聡里(日本産業衛生学会専門医・指導医(株式会社JUMOKU 代表取締役))12月5日(火)小畑 泰子(日本産業衛生学会専門医・指導医(合同会社 ミーシャ代表社員))第3部「妊娠・出産期の女性が安心・安全に働くことができる職場環境作りのポイント-企業に求められる対応-」講師:全日程薗田 直子(特定社会保険労務士(株式会社リンクス人事コンサルティング))事例検討「妊娠中の女性労働者への対応」3.参加対象事業主、人事労務担当者、産業医、産業保健スタッフ、産婦人科医のほか、女性労働者の上司の方、管理職の方4.開催方法Zoomによるオンライン配信5.参加申込以下の専用サイトの申込フォームからお申込みください。またはEmail、FAXでも受け付けています。URL : Email: bosei-navi@jaaww.or.jp FAX : 03-3456-44206.参加費無料(ご参加にはインターネットに接続できるパソコン環境が必要です。通信費はご自身でご負担ください。)■一般財団法人 女性労働協会一般財団法人 女性労働協会は、働く女性の地位向上及び女性労働者の福祉の増進を図ることを目的とし、女性の労働問題に関するさまざまな事業を展開しています。法人名: 一般財団法人 女性労働協会所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園8F代表 : 岩田 三代URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月23日一般財団法人 女性労働協会(所在地:東京都港区、代表:岩田 三代)は、厚生労働省委託事業「母性健康管理等推進支援事業」において、「母性健康管理研修会」を令和5年10月から12月までに全3回、オンライン形式で開催します。職場における母性健康管理について解説し、例年大好評をいただいている研修会です。男女雇用機会均等法では、妊娠中および出産後1年以内の女性労働者が健康診査等を受け、作業の制限、休業などの指導を医師等から受けた場合、その女性労働者が指導事項を守ることができるように母性健康管理措置を講じることを事業主に対して義務付けています。女性労働者が妊娠・出産期を迎えても安心して働き続けられるようにするためには、男女雇用機会均等法や労働基準法に基づく母性健康管理や母性保護が適切に実施されることが重要です。この研修会では、女性労働者が妊娠・出産を迎えた際に適切な対応が取れるよう、妊娠中に起こりやすい症状および母性健康管理の法律、制度について専門家が解説するほか、企業がとるべき具体的な対応策について、現状に即した実践的な事例を用いて詳しく説明します。事業主や人事労務担当者、産業保健スタッフ、産婦人科医などのほか、女性労働者を部下に持つ管理職の方々に役立つ内容となっています。数多くのご参加をお待ちしております。■開催日時第1回 10月19日(木)・第2回 11月22日(水)・第3回 12月5日(火)※各回 14:00~16:00詳細情報は確定次第、専用サイト「働く女性の心とからだの応援サイト」にてお知らせいたします。URL: 母性健康管理研修会 イメージ画像女性労働協会では、こうした研修会などを通じて、事業主や人事労務担当者の方々に母性健康管理措置等についての理解を深めていただき、妊娠中・出産後の女性労働者が働きやすい職場環境づくりにつながるよう、今後も取り組みを進めていきます。■一般財団法人 女性労働協会一般財団法人 女性労働協会は、働く女性の地位向上及び女性労働者の福祉の増進を図ることを目的とし、女性の労働問題に関するさまざまな事業を展開しています。法人名: 一般財団法人 女性労働協会所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園8F代表 : 岩田 三代URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月14日ファイナンシャルプランナーの大野先生が、出産を控えているママや、子育て中の働くママに知っておいてほしい「母性健康管理措置」について教えてくれました。妊娠中や子育てをしていると、自身の体調不良や子どもの病気など予期せぬトラブルはつきもの。そんな時に役立つ、法律で定められている制度等がいくつかあります。ぜひチェックしてみてくださいね。妊娠・出産について多くの制度や助成がありますが、働くママが安心して働き続けることができるように職場における適正な母性健康管理は知っていますでしょうか?今回は「労働基準法」や「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(以下、育児・介護休業法)」等で定められている妊娠・育児に関しての労働の制限や緩和の内容について、主なものをお伝えして参ります。 1.妊娠中について①保健指導・健康診査を受けるための時間の確保ができます「事業主(勤務先)は、雇用する女性労働者が母子保健法の規定による保健指導または健康診査を受けるために必要な時間を確保することができるようにしなければならない」と男女雇用機会均等法第12条に定められています。事業主は、申し出があった場合には、勤務時間の中で妊婦健診等の時間を確保する必要があります。また、受診のために確保しなければならない回数は、以下の通りです。 ②妊娠中の通勤緩和医師等から通勤緩和の指導を受けた妊娠中の女性労働者から申出があった場合には、事業主は混雑を避けて通勤することができるように通勤緩和の措置を講じる必要があります(男女雇用機会均等法第13条)。例えば、時差通勤、交通手段の変更、通勤経路の変更、勤務時間の短縮等となります。 ③妊娠中の休憩医師等から休憩に関する措置について指導を受けた妊娠中の女性労働者から申出があった場合には、事業主は適宜補食や休養ができるように、休憩時間を長くする・回数を増やす等、休憩に関して対策を講じる必要があります(男女雇用機会均等法第13条)。例えば、休憩時間の延長、休憩回数の増加、休憩時間帯の変更などが考えられます。 ④妊娠中または出産後の作業の制限等妊娠中または出産後の女性労働者が、健診等の結果や医師等からその症状等について指導を受け、事業主に申し出た場合には、事業主は医師等の指導に基づき、指導事項を守ることができるようにするため、作業の制限、勤務時間の短縮、休業等の措置を講じなければなりません。また、危険有害業務への就業禁止、申し出がある場合には時間外労働・休日労働・深夜への就業が禁止されています。(労働基準法第64条~66条)。身体負担の大きい作業から軽作業・デスクワーク等への変更、勤務時間の短縮、作業環境の変更等が考えられます。 2.産前・産後について ①産前・産後休業女性労働者から請求がある場合には産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間)、産後は8週間女性を就業させることはできません(産後6週間を経過した女性労働者が申し出をし、医師が認めた業務に就かせることは可能)。と労働基準法第65条に定められています。なお、産後6週間は申出によっても就業ができない期間ですので、いかなる場合でも働くことができません。 ②解雇制限産前・産後休業の期間とその後30日間の解雇は禁止されています(労働基準法第19条)。但し、打ち切り補償を支払うか災害等で事業継続ができない場合にはその限りではありません。 3.育児について①育児時間1歳未満の子どもを育てる女性は、本人が請求した場合には、1日に2回少なくとも30分の育児時間を請求することができます(労働基準法第67条)。 ②育児のための短時間勤務3歳未満の子どもを育てる労働者が請求した場合、事業主は1日の所定労働時間を原則として6時間とする短時間勤務制度を設ける必要があります(育児・介護休業法23条)。 ③所定外労働の制限3歳未満の子どもを育てる労働者が請求した場合、所定外労働が制限されます。(育児・介護休業法第16条の8) ④時間外労働・深夜業の制限小学校就学前の子どもを育てる労働者が請求した場合、1か月につき24時間、1年につき150時間を超える時間外労働をさせてはならないことになっています。また、午後10時から午前5時までの就業をさせてはならないことになっています(育児・介護休業法第17条、第19条)。 ⑤子どもの看護休暇小学校就学前の子どもを育てる労働者が請求した場合、子どもが1人なら年5日、2人以上なら年10日まで、看護休暇を取得することができます(育児・介護休業法第16条の2、第16条の3)。 すでに多くの方が勤めている勤務先である場合には、妊娠・出産後の労働条件等について制度化され周知もされていることがほとんどですが、人数が少ない勤務先や創業間もない場合勤務先の場合には、今回お伝えした法律や制度を人事担当者が理解していないケースもあります。休業中でも給与が支給されるかどうか、細かいルールの設定は勤務先と労働者で調整することもありますが、法律で定められている制度は勤務先の都合で勝手に労働者が不利な方向への変更や廃止はできません。そのためにも、今回は妊娠・出産されたママが働く場合にはこのような制度が法律で決まっていることを知るきっかけにしていただければと思います。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
2023年06月30日男性が手放したくないと考える彼女は、母性のある優しいタイプ?それともほっとけない小悪魔タイプ?正解は……その「どちらも」兼ね備えた女性です。なかなかハードルが高そうですが、そんな女性になるためには、いったいどうすればいのでしょうか?今回は、彼に「手放したくない」と思われる彼女になる方法をご紹介します。母性も魔性も持ちあわせた、愛される彼女を目指しましょう!生活の中心を「彼」にしないこれは、ほかの男性と交友を広げたり、彼にやきもちを妬かせるという意味ではないです。嫉妬は一時的に有効な場合もありますが、長く愛されるにはあまり必要な要素ではありません。それよりも「彼以外にも夢中になっていることがある」という事実が大切になってくるでしょう。彼だけの生活になると彼への負担になるうえ、安心感からほかの女性に手を出す可能性もあります。さらに自分自身もつらくなってくるので、自分の時間を彼以外の趣味や気分転換に使うようにしましょうね。「ありのまま」を大切にするふだんどんなに自信がある人でも、まったくへこまず、落ち込まないという瞬間はきっとありません。そんなとき、「そのままでいいんだよ」と自分を受け入れてくれる相手がいるのはとても心強いことです。これは恋人同士のささいなやりとりでも同じです。2人でいると、うまくいかない瞬間も出てくると思います。彼にばかり変化を求めるわけでもなく、あなただけに変化を求めているわけでもありません。2人で歩み寄れる、最善の道を探すのです。たとえば彼がルーズな人なら、デートの時間に遅れさせないようにする、以外の方法を考えます。待ち合わせの時間をあいまいに設定したり、時間制限のあるプランは組まないようにしたりするなどの工夫をするんですね。お互いを受け入れ、歩み寄る姿勢が大切ですよ。常に余裕ある態度で接する「男性は女性を守ってあげたいと思うもの」と思われるかもしれませんが、これは男性に余裕がある場合の話です。彼に余裕がある特は甘え、大変そうなときは自分で対処する。そんな彼女は、男性が手放したくないはず。このような柔軟な対応をするためには、心の余裕が不可欠なんですね。口調がきつくなったり、いつも許せることが許せなくなったりしていると、余裕がなくなっている証拠。余裕のないときに無理して会うよりも、デートをキャンセルしてひとり時間を満喫するほうがいいこともあります。会えない時間を作ることで、次に会ったときの喜びはひとしおでしょう。手放せない存在になろう♡手放せない彼女になるには、優しさと余裕を醸す母性と、ふとどこかへ行ってしまいそうな魔性を持ち合わせることがカギ。すべてが彼だけになるのではなく、ほかにも夢中になるものがあると心に余裕が生まれます。仕事や趣味、そして自分自身を大切にできる女性は、彼にいつまでも大切にされるに違いありません。(矢島 みさえ/ライター)(愛カツ編集部)
2023年05月08日男性は基本的に、母性を感じる女性に弱いもの。そんな女性を幸せにしてあげたいと思うでしょう。女性は「母性=女性らしさ」だと思いがちですが、そうでもないようです。そこで今回は、男性が心を掴まれる「母性あふれる女性」の特徴をご紹介します。普通の料理をサッと作れる「凝った洋食を作ってくれるのはいいんだけれど、毎回そういうのでは飽きてしまうな。美味しいご飯と味噌汁が飲みたい」(28歳/商社)「男心をつかむにはまず胃袋から」と言うように、様々な料理を彼に作ってあげたくて料理教室に通う女性もいるでしょう。でも、男性が本当に望んでいるのは、特別な料理ではなく、普通の家庭料理だったりします。おみそ汁が安定していつも心に沁みわたるようなおいしさだったり、卵焼きがいつも同じ味付けだったり……。どんな忙しい日でも、平凡な日でも、いつも安定して同じ味が提供される。これが、多くの男性の望んでいる「母性」と言えるでしょう。相談事を受け止めてくれる「辛いのはわかるんだけれど、感情の起伏が激しいのはちょっと……こっちだって辛いことがあるのに」(25歳/飲食)人生にはいろんなことがありますよね。ときにはつらいことや泣きたくなることだってあるでしょう。そんなとき、必要以上に落ち込んだり、泣いてばかりいる女性には男性も精神的に振り回されてしまいます。どんな思いがけない出来事に遭遇しても、どっしりと構えて受け止めてくれる女性に母性を感じるようですよ。でも、本当につらいときは相手に支えてもらってくださいね。忙しいときにサポートしてくれる「仕事の締切が迫っていて、まともに食事もできなかったんだけれど、差し入れをしてくれたり、調べ物を手伝ってくれたり。本当に感謝してます」(30歳/出版)女性はついつい自分のために尽力してくれる男性に惚れてしまうもの。でも男性は、自分のために労力を惜しまないでいてくれる女性に母性を感じがち。母親は、自分の子どものためになることならば、労力を惜しまない存在ですよね。彼がわざわざ頼まなくても、彼のピンチを察して動いてくれる女性には、男性も絶対的な信頼を感じます。男性が求める母性を理解しよう男性の多くはマザコンと言われますが、お母さんのように、母性を感じる女性に惹かれますし、そういった女性は大事にされるでしょう。今日から男性が求める「母性」を意識してみましょう!(如月柊/ライター)(愛カツ編集部)
2023年05月06日2023年5月1日、俳優のともさかりえさんがInstagramを更新。長男が親元を離れ一人暮らしを始めたことを報告し、「これまでの人生で経験したことのない喪失感」と、親としての素直な心境をつづりました。これまでの人生で経験したことのない喪失感。数日かけて息子の新居をととのえた帰り道、運転しながら涙が出て止まらず。門出をめでたく思う喜びと、味わったことのない寂しさ、不安、全部ごちゃまぜになって号泣。いつでも会える距離だし、連絡も取り合っているけど、今までとは絶対的に何かが違う。共に過ごせる時間がスペシャルすぎてクラクラする。これまでだってそうだったのに、ずっと一緒にいたときは気付けていなかったなぁ。rie_tomosaka_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る rie_tomosaka_official(@rie_tomosaka_official)がシェアした投稿 我が子の門出を嬉しく思う一方、別れにさびしさを覚えるのは、多くの親が共感するところでしょう。「これまでの人生で経験したことのない喪失感」と、素直な思いをつづったともさかさんの投稿に、「すごく分かります」「今から想像して、涙が出た」と、子供を育てるファンからコメントが寄せられています。・私も、息子が一人暮らしを始めた時、ガランとした部屋に入って泣きました。・心中お察します。門出なのに、自分もさびしさしかなかったな。・同じ親として同感です。いつでも会えて、連絡を取るのも簡単なのに、少し離れるだけで涙…。子供の立場から、「一人暮らしをはじめてやっと親の存在のありがたさに気付いた」という話はよく聞きます。しかしそれは、親もまた同じこと。子供が親元を離れたことで、改めてその存在の大きさに気付きます。ともさかさんの投稿に、多くの親が共感し、また涙したことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月01日映画『母性』のBlu-ray&DVDが4月7日(金) に発売されることが決定した。『母性』は、ベストセラー小説家・湊かなえが作家を辞す覚悟で執筆し、累計発行部数120万部を突破した同名小説(新潮文庫刊)の実写作品。ドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』で先輩・後輩役として共演し息の合った掛け合いが話題となり“とだめい”の愛称でファンから親しまれる戸田恵梨香と永野芽郁が、初の母娘役に挑戦することで話題となった。また豪華版Blu-ray&DVDには、このパッケージのために編集されたメイキング映像やイベント映像のほか、戸田恵梨香×原作者・湊かなえのスペシャル対談の完全版などが収録される。<リリース情報>映画『母性』4月7日(金) リリース&DVDレンタル開始原作:湊かなえ『母性』(新潮文庫刊)監督:廣木隆一脚本:堀泉杏主題歌:JUJU「花」(ソニー・ミュージックレーベルズ)音楽:コトリンゴ出演:戸田恵梨香 永野芽郁 三浦誠己 中村ゆり 山下リオ 高畑淳子 大地真央●Blu-ray豪華版:7,480円(税込)Blu-ray(本編DISC)+DVD(特典DISC)●DVD豪華版:6,380円(税込)DVD2枚組(本編DISC+特典DISC)【本編DISC】本編115分(日本語字幕/音声ガイド)【特典DISC】■メイキング映像■戸田恵梨香×原作者・湊かなえ スペシャル対談完全版■イベント映像集・東京国際映画祭 レッドカーペット・東京国際映画祭 完成報告会・東京国際映画祭 ジャパンプレミア・公開直前 学校訪問イベント・初日舞台挨拶イベント■予告集・特報・本予告・ファイナルトレーラー初回仕様:スリーブケース、デジパック仕様初回封入特典:ブックレット※初回終了後は仕様が変更になります。●DVD通常版:4,180円(税込)DVD(本編DISC)【収録内容】本編115分(日本語字幕/音声ガイド)詳細はこちら:公式サイト:
2023年01月13日ギターレス・ピアノ・トリオバンド、Omoinotakeが、2nd EP『Dear DECADE,』より「雨と喪失」のMusic Videoを本日12月22日(木) 22時にプレミア公開することを発表した。「雨と喪失」は、Omoinotakeがインディーズ時代からライヴでは何度も披露しているファンから人気の高い楽曲で、失った大切な人のことを想い歌った1曲。MVは、雨男の主人公が、晴れ女の彼女と行ったドライブデートの楽しかった思い出を回想するストーリーになっており、雨が降っている現在の主人公の目線と、彼女といた時間とのコントラストを、雨をテーマに一人称視点で表現。大切な人を失ってしまった喪失感を追体験できるような切ない作品に仕上がっている。また、東阪ワンマンライヴ『Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”』を2023年3月から4月にかけて開催することが決定。大阪公演は3月21日(火) になんばHatch、東京公演はバンド結成日である4月28日(金) にZepp DiverCityで行われる。なお公演タイトルの“SUEHIROGARI”は、通常のライヴ編成にブラス隊を加えて8人の特別な編成で行われるという意味から名付けられた。チケットは12月25日(日) まで先行受付を実施中。Omoinotake「雨と喪失」MV※12月22日(木) 22:00 プレミア公開<リリース情報>Omoinotake 2nd EP『Dear DECADE,』Now On SaleOmoinotake『Dear DECADE,』ジャケット●初回生産限定盤(CD+BD):3,900円(税込)●通常盤(CD):2,500円(税込)【CD収録内容】1. 雨と喪失2. 彼方3. トロイメライ4. プリクエル5. この夜のロマンス6. カエデ【Blu-ray収録内容】※初回生産限定盤のみ■#NoBuskNoLife Member Selection1. 彼方2. Temptation3. 惑星4. So Far So Good5. Bitter Sweet6. mei7. 夏の幻8. Ride on9. 東京10. Friction11. Never Let You Go12. 心音【封入特典】・メンバー直筆サイン入りスペシャルインビテーションカード(特別ツアーフォトギャラリーアクセス権付)・会場予約特典A賞:Omoinotake ONE MAN TOUR 2022 “DECADE”オリジナルOmoinotakeロゴマスキングテープ(全員対象)B賞:終演後記念撮影+メンバー直筆メッセージ入セットリストプレゼント(抽選で3名様)初回生産限定盤 購入リンク:通常盤 購入リンク:配信リンク:<ライヴ情報>Omoinotake SPECIAL LIVE 2023 “SUEHIROGARI”2023年3月21日(火・祝) 大阪・なんばHatch開場17:00 / 開演18:00お問い合わせ:GREENS(06-6882-1224)2023年4月28日(金) 東京・Zepp DiverCity(TOKYO)開場18:00 / 開演19:00お問い合わせ:クリエイティブマン(03-3499-6669 / 月水金12:00~16:00)【チケット料金】全席指定(一般):5,800円(税込/ドリンク代別)全席指定(学割):4,800円(税込/ドリンク代別)※オフィシャル先行のみ取扱い※未就学児入場不可、小学生以上チケット必要※学割チケットをご購入の方は、入場時に学生証を確認いたします。(特に高校生、大学生、専門学生の方は、学生証を忘れた場合は、一般料金との差額をいただく場合がございます。)※お一人様1公演につき4枚まで申込み可■オフィシャル1次抽選先行受付期間:12月25日(日) 23:59まで当落発表・入金締切:12月28日(水) 12:00~12月30日(金) 23:59受付URL:<番組情報>Fm yokohama『ありったけ交差点』毎週水曜日25:30~26:00 放送番組ハッシュタグ:#あり点番組メールアドレス:omoinotake@fmyokohama.jp(mailto:omoinotake@fmyokohama.jp)関連リンクOfficial web site:::::
2022年12月22日現在公開中の映画『母性』の本編映像が公開された。本作は、『告白』など数々の傑作を生み出してきたベストセラー作家・湊かなえの同名小説を廣木隆一監督が映画化。ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる戸田恵梨香と永野芽郁に加え、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオらが名を連ねている。戸田が演じる主人公・ルミ子は、「母への想いが強く、母の世界の中で生きている女性」と戸田が表現するように、大地演じる母からのあまりにも大きく優しい愛情を受けて育ったことで、母への常識外れなまでの強い愛情を表現することが自身の生きがいとなり、母に喜んでもらうことこそ人生の最大の悦びと考えている女性だ。このたび公開された映像は、大切な誰かが目の前で危機に陥った時に「どちらを助けるか」という究極の選択にルミ子が直面する壮絶な火災現場のシーン。いつ家屋全体が崩れてもおかしくないような大きな炎に囲まれ、ドアの隙間から手を伸ばすのが精いっぱいの極限状態のなか、部屋の奥でタンスの下敷きになっている母は、未来ある大切な孫の命を助けるよう必死の説得をするも、大好きな母のことしか目に入らないルミ子は「いやよ。いや。私はお母さんを助けたいの!」と聞く耳を持たず……。業を煮やして握りしめた手を母が離した瞬間、ルミ子の「お母さん!!!」という悲痛な叫びが響き渡る、ルミ子の母に対する異常なまでの愛を象徴するシーンであり、家が崩れゆくなかで、物語全体を揺るがす重大な事実がひそんでいるという極めて重要な場面となっている。(C)2022映画「母性」製作委員会(C)2022映画「母性」製作委員会こうして母と娘が絶体絶命の状況に陥っていようとも、こじらせた愛情と“母性”に惑わされ続けるルミ子という役について、戸田は「ルミ子は母への想いが強く、母の世界の中で生きている女性です。彼女自身が自分に気づいていないところもあり、彼女を演じるため様々な試行錯誤を続けましたが、本当に難しい役でした。芝居には正解がないと言われていますが、未だに探している自分がいます」と明かす。対して、命を懸ける場面で熱演のぶつかり合いを見せた大地も「この母だから、この娘となり、その娘が母となり……こうして繋がっていくところが切なく、例え親子であっても、お互いの捉え方の違いですれ違ってしまう人間のもどかしさと同時に、愛おしさも感じながら、本当の優しさとは……と、ルミ子が育てた母の溺愛についても考えさせられました」と振り返っている。映画『母性』本編映像(衝撃の火事編)<作品情報>映画『母性』公開中原作:湊かなえ『母性』(新潮文庫刊)監督:廣木隆一脚本:堀泉杏主題歌:JUJU「花」(ソニー・ミュージックレーベルズ)音楽:コトリンゴ【出演】戸田恵梨香永野芽郁三浦誠己中村ゆり山下リオ高畑淳子大地真央公式サイト:
2022年12月09日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)が週末動員ランキング実写邦画No.1を獲得したことが28日、明らかになった。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母(戸田)と愛されたい娘(永野芽郁)の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。23日より全国340スクリーンで公開を迎え、公開5日間で観客動員数172,391人、興行収入226,281,210円を記録した。公開初週末にかけて、全国的に20~30代を中心に多くの女性が詰めかけたという同作。ドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』で先輩・後輩役として共演し息の合った掛け合いが話題となり“とだめい”の愛称でファンから親しまれる戸田恵梨香と永野芽郁が、初の母娘役に挑戦することで話題を集めていた。公開後もSNSでは「戸田恵梨香、演出や演じ分けの機微が絶妙でまさに「怪演」を見せつけられました。」「永野芽郁の演技がすごすぎて、中盤つられて泣いてしまった」「高畑淳子の怪演は映画賞総ナメレベル。舞いあがれ!のばんばとの違いよ。」「大地真央の半端ない存在」「どっちを向いても女優たちがおそろしく上手い演技、怪演バトルに身震いとまらなくなった…」「演者の方々が上手すぎて ひたすら感情が休まる暇が無い」など絶賛コメントが寄せられている。また母と娘のすれ違う証言の先に待ち受ける真実に衝撃を受けた観客も多いようで「深く入り込まされて、心臓の音が聞こえるくらい動揺した…すごいものを観た」、「油断してると抉られます」などのコメントが寄せられる一方、胸の張り裂ける思いで涙する観客の姿もあったようで「一緒に観た娘はマスクが濡れるほど泣いていました。母であり娘でもある私はしばらく考え込みました」「親子の関係性が少し普通と違ってて、本当に奥が深い。母性の形が変わっていく様に涙が止まらず...やはり安定の湊かなえの世界観、引き込まれるように見入ってしまう」「『愛能う限り』この言葉が頭から離れない」など、観る年代によって全く違った視点のコメントも寄せられている。初日舞台挨拶では主演の戸田が「面白いとか、楽しいでは言い表せない、普段気付かないことにハッと気づかされる作品。自分自身を振り返る作品です。皆さんにとって前へ向き直る作品になったらと思います!」と力を込めてアピールした。(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年11月28日女優の戸田恵梨香と永野芽郁が、まさかの母娘役となった映画『母性』(11月23日公開)が公開中だ。湊かなえ氏による同名小説を実写化した同作は、女子高生が命を絶った事件をきっかけに回想される、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)と母に愛されたい娘・清佳(永野)の物語。同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違っていき、母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。今回は、戸田と永野の2人にインタビュー。作中では複雑な関係だったが、撮影では互いに刺激を受けたという。一方で口をそろえて「難しかった」という今作について、改めて振り返ってもらった。○■「一緒にいるのが当たり前」の存在に――2021年7月に放送されたドラマ『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』(日本テレビ系)ではW主演を務められていましたが、今回の映画『母性』ではまったく関係性が違った形となりまして、いかがでしたか?永野:『ハコヅメ』より先に『母性』を撮っていたので、初めて戸田さんにお会いしたのがはこの作品でした。目の前でお芝居されている姿を見て、自分の勝手なイメージのしていた戸田さんと全然違っていて、いつも刺激を受けながら過ごしていました。戸田:最初に会ったのは、実は『ハコヅメ』の情報解禁用の写真撮影だったんですよ。永野:あ、そっか! そうでした。戸田:その時私はもう『母性』の撮影が始まっていたので、芽郁ちゃんが「現場はどうですか?」と聞いてくれた時のテンションや、一緒に写真を撮っている感じなどが気さくで何の気負いもなくできそうだなあという印象でした。――2作続けて共演して、互いに頼もしさや刺激を感じたのはどのような部分でしたか?戸田:『母性』はキャストの皆さんが悩みながら、試行錯誤して進んでいたので、ある種みんな柔らかな雰囲気でお互いをフォローし合いながら進んでいく感じだったんです。私自身、まだ母親ではないし、オファーを頂いた時に台本を読ませていただいて、年齢の設定的にも私ではないんじゃないですかと、プロデューサーに聞いてしまったぐらい(笑)。そんな中で迎えた撮影中に母の日があって、芽郁ちゃんがプレゼントをくれたので、ちゃんと私のことを“母”として見てくれているんだなという安心感が生まれて、あんまり考えすぎなくていいやと思わせてもらえました。苦楽を共にしたので、『ハコヅメ』の時は本当に気楽に撮影に入ることができて……。永野:(笑)戸田:楽しくやれて。芽郁ちゃんは関西人ですか? というギャグのセンスもお持ちなので。永野:そうですか!?戸田:年の差を全く感じさせない存在です。芸能界にも長くいるわけじゃないですか。だから、たくさんの苦労やしんどいことも知っているはずなのに、いつも笑顔でいるから、そこがまたすごいなと思っているところです。現場をいい雰囲気に保ってくれるので、頼りにしています。私は大変な時に真顔になってしまうタイプなので……(笑)永野:いらっしゃると絶対的に大丈夫と思える方で、頼もしさしか感じていないです。お芝居だけでなく、たたずまいも本当にパワフルですし、周りのこともすごく見ていて、さっと支えてくださる方なので、私はずっとくっついていました。戸田:半年間ずっと一緒にいたから、一緒にいるのが当たり前みたいな(笑)永野:すごく大変な役どころではあったと思うんですけど、戸田さんが一緒に乗り越えてくださったので、大先輩でありますけど、「ずっといて! 離れないで~!」と思っちゃいます。戸田:(笑)○■掴みきれないまま撮影が終わった――今回お二方ともかなり難しい役で、しかもそこまで歳が変わらないのに母娘としての出演になりましたが、オファーを受けた時の心境はいかがでしたか?戸田:脚本を読んで「私がルミ子なんですか!?」という驚きがありました。まだ大学時代や結婚して間もない頃は演じられるかもしれないけど、娘が高校生になってからは演じられないんじゃないかと思ったんです。けれどプロデューサーの谷口(達彦)さんに長い時間いろいろ語って頂いて。お世話になっている谷口さんに何かをお返ししたいということと、ここまで言ってくれるんだったら何かを見出せるのかもしれないということで、久しぶりに挑戦するべきだなと思って、自分を奮い立たせるために参加させてもらったというのが、正直なところです。――プロデューサーの言葉の中に、心を動かされたフレーズもあったということですか?戸田:基本的に私をずっと褒めてくれるんです。 「恵梨香の芝居だったら絶対できる、恵梨香以外できる人が見当つかない!」……私は、見当つくんですよ!(笑) 私が子を持つことに対しての葛藤や愛情を考えたような経験があれば、心理的に表現できることがあると思えたかもしれないけれど、今まで愛犬にしかそういった感情を抱いたことがないので……(笑)。それから見た目をどこまで持っていけるのかという不安もありましたし、決して感情移入することのできない役柄でもあったので、感情でお芝居するのではなくて、理屈で詰めていかないと成立しない作品だと思い、「自分の今の能力勝負だ」と懸けてみたという気持ちでした。――永野さんも難しさを感じたとのことでしたが、出演については悩まれましたか?永野:私は主演が戸田さん、原作が湊さんという2点で、出演を決めました。戸田:すごい!永野:出演を決めてから脚本を読んだので、後からこの役は「難しいなあ!」と思いました。でも、戸田さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、もうついていけばいいんだ! と思いました。――「能力勝負だ」と思われたとのことですが、「わからないまま演技を成立させる」のに必要なのはどんなことでしょうか?戸田:厳密に言えば自分に似ているかどうか、共感できるかどうかでその役を演じているわけではなく、作品全体として観た時に自分が心打たれるか、面白いと思うかでしかないかなと思うんです。その中で理解ができない人を演じることになっても、その人たちなりの理屈と筋があるので、それを理解してあげる作業が大事かなと思って、深めるように心がけています。永野:自分を基準に考えると「私だったらこういうこと言わないな」とか「こういうこと考えないな」というのは役によってありますけど、でも同時に「こういう人いるな」と思ったりもします。自分じゃない人の考えを持って生きているのは、役を通してしかできないことなので、純粋に面白いなと思って臨むことが多いです。――役に対しての「わからない」部分は、撮影に入ってから解消はされたのでしょうか?戸田:脚本にも携わっていた谷口プロデューサーに確認しながら進めていましたけど、1番難しかったのは「私が間違えていたのです」というセリフで。ルミ子は本当に自分の育て方や娘にかけてきた愛情が間違っていたとは思っていないはずなのに、なぜあの時彼女がそう言えたのか……。そこはやっぱり何十年も母親の正解を探して生きてきて、娘にも「おばあちゃまがどうしたら喜ぶのか考えて行動し発言するのよ」と教えてきた人だから、神父様と向き合ってきた時に「私が間違えていた」と言わないといけないと考えたんですよね。ある意味「神父様に言わされたセリフだ」という説明を受け、ようやく「やっぱり、ルミ子ってそういう人なんだよね」と改めて腑に落ちるところがありました。最初の方に撮ったシーンだったんですが、序盤でそこを理解するのが重要でした。永野:私も、掴みきれないまま撮影が終わってしまったんです。もちろん、清佳が母を守るために怒ったり泣いたりする気持ちは理解できるんですが、その2人を取り巻く環境が理解し難いところで、ずっと難しいなと思っていました。疑問に思うことを戸田さんに相談すると、母の視点も交えながら相談に乗ってくださり、すごく助けて頂きました。ルミ子さんとは全然違うから、なぜこの性格になったんだろう? と、最初は疑問に思っていたんです。廣木(隆一)監督からは、「育った環境が複雑だったから、一筋縄でいく女の子ではない」という説明を頂いて。ルミ子さんに育てられたけれど、ルミ子さんとはまた違うふうに成長していっているということで、理解ができました。――お二人ともそうやって解釈しながら進められていたんですね。最近はいろいろな作品の考察や解釈がSNSで議論されたりもしますが、そこに対しての意識などはありますか?戸田:どうなんだろう? そんなに詳細を見てくださってくれたら嬉しいですけど……。永野:今、SNSとかでめちゃくちゃ考察してくれたりしているんですよね。戸田:へえ~!永野:たとえば目線が動いたときに、「これは怪しい!」とか。戸田:そうか、なるほどね! 私としては、演じている時は反応のことはあんまり気にしていないです。永野:私も、どういう意見になるか気にしながら演じているということはないです。ただ、皆さんが考察して面白がりながら見てくれるなら嬉しいです。戸田:今回の作品はルミ子の目線も清佳の目線も描かれているけれど、それが事実かどうかは誰にもわからないという、いろいろな考察が出てくる作品だと思います。そういう反応も楽しみですね。■戸田恵梨香1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。16歳で上京後、様々なドラマ、映画、舞台等で活躍し、エランドール賞 新人賞(09年)、第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 主演女優賞(18年)、第29回日本映画批評家大賞 主演女優賞(19年)などの賞を受賞。近年の主な出演作に映画『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18年)、『あの日のオルガン』『最初の晩餐』(19年)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(18年)、連続テレビ小説『スカーレット』(19年)、『俺の家の話』(21年)など。■永野芽郁1999年9月24日生まれ、東京都出身。2009年に映画デビュー。2015年の『俺物語!!』でヒロインを務め脚光を浴びる。17年には『ひるなかの流星』で映画初主演。18年には、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢された。21年の映画『そしてバトンは渡された』で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、同作と『地獄の花園』で、第46回報知映画賞、第64回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。その他の主な映画出演映画に『帝一の國』(17年)、『君は月夜に光り輝く』(19年)、『仮面病棟』(20年)、『キネマの神様』(21年)、『マイ・ブロークン・マリコ』(22年)など。
2022年11月25日※編集部注:本記事はネタバレも一部含んでいます。知らない状態で映画をご覧になりたい方はご注意下さい。映画『母性』(11月23日公開)のTRIBEの舞台挨拶が23日に都内で行われ、戸田恵梨香、永野芽郁、廣木隆一監督、湊かなえ(原作)が登場した。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。原作者の湊は今作について「書いているときも映像が浮かんでいて、ルミ子(戸田)の最後の表情などが頭の中にあるんですけど、映画を見たら『あ、この台詞はこんな表情で言ってたんだ。清佳(永野)、こんな顔で聞いてたんだ』というのを2人に教えてもらったような感じがしました」と絶賛し、「全部上書きされました」という。戸田は「恐縮です」と言いつつ、「最後に『愛してる』と言いながら(清佳を)抱きしめているシーンがありましたけど、あそこの表情、間違えたなと気づいたんです」と明かし、会場を驚かせる。「湊さんがどういう意図であのシーンを書かれたのかわからないんですけど、あの時、大地真央さん演じる母を自分に投影すべきだったって気づいて。本当は笑顔で清佳を愛してるって抱きしめるべきだったんじゃないかなって思ったんです。いかがですか?」とその場で原作者に尋ねた。湊は「今それを聞いて『あ、そうか』と教えてもらってる感じなんですけど、いつもルミ子の中にある『これが正しいことなんだろうか』とか『今、最善の行動はどういうことなんだろう』というのは、全部自分の母親がいてのことで、『母だったらどうするだろう』『こうしたら母は喜んでくれるんじゃないか』というところから来ている。大地さんの笑顔をルミ子が思い浮かべて『愛してる』というのも、『あ、そうか』と思ったり」と戸田の見解を認める。さらに「でも、ルミ子はやっと『あそうだ。今はこれ愛してるなんだ』にたどり着いた感じが、映画の時の表情になったんだろうなって」と、湊が今回の戸田の表情についての見解を述べると、戸田は「そうなんですよ!」と頷く。湊が「でも私は、その『愛してる』の奥に大地さんが見えました」と太鼓判を押すと、戸田は「ありがとうございます」とほっとしていた。
2022年11月24日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、11月23日(水・祝)より公開となる。この度、緊迫のシーンが次々と映し出されるファイナルトレーラーが解禁された。『告白』など数々の傑作を生み出してきたベストセラー作家・湊かなえの同名小説を、『月の満ち欠け』の公開も控える廣木隆一監督が映画化。ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』の戸田恵梨香と永野芽郁が母と娘役で共演し、繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開く。第41回バンクーバー国際映画祭や第35回東京国際映画祭で大反響を巻き起こし、先日発表された報知映画賞で作品賞や女優賞など4部門5ノミネート、日刊スポーツ映画賞でも監督賞にノミネートを果たすなど、公開前から注目を集めている本作。この度、衝撃的なセリフの応酬や緊迫シーンの連続に目が離せなくなる、ファイナルトレーラーが解禁された。東京国際映画祭のレッドカーペットに登場したドレス姿の戸田と永野や、バンクーバー国際映画祭に登壇した湊かなえの様子から始まる映像では、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野)との歪な親子関係や、義母(高畑淳子)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境など、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。清佳を叩くルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫び……。映像の締めくくりには、清佳を抱きしめるルミ子と、ルミ子に首を絞められる清佳という、180度記憶が食い違った姿も。まばたきする間もなく挿し込まれる緊張感溢れるシーンから、謎が膨らみ、何が“真実”なのか、惑わされてしまうような映像となっている。『母性』湊かなえは「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押しているが、これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返る戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」とコメント。対して永野も、役への理解を深めていくにあたり戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ!じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせました」と明かしている。ふたりが互いに支え合いながら作り上げていったという母と娘。その想いのすれ違い、そして食い違いが引き起こす180度逆転する事件の真相とは?その結末は劇場で目撃していただきたい。映画『母性』ファイナルトレーラー『母性』11月23日(水・祝)公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年11月18日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)のファイナルトレーラーが18日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく。公開された映像では、のどかで美しい風景と対照的にミステリアスなメロディが響くなか、娘を愛せない母・ルミ子(戸田恵梨香)の「私が間違えていたのです」という独白を皮切りに、愛されたい娘・清佳(永野芽郁)との歪な親子関係、義母(高畑淳子)に理不尽なまでに虐げられる家庭環境…と、不穏な気配が次第に拍車をかけていく模様が映し出される。「なんで…!」とベッドの清佳を叩くルミ子の今にも壊れてしまいそうな表情や、清佳がルミ子へ投げかける「自殺したって本当なの?」という意味深な言葉、そして首に縄がかかったまま目を瞑り横たわる清佳を呼ぶルミ子の悲痛な叫びと、緊張感が溢れ出るな様々シーンから謎が膨らみ、映像の締めくくりには、清佳を愛情たっぷりに強く抱きしめるルミ子と、かたやルミ子に首を絞められる清佳という、同じ出来事のはずなのに180度記憶が食い違った姿が捉えられている。娘を愛せない母と、母に愛されたい娘、“母性”に惑わされる非常に複雑なこの母娘関係を見事に演じきった戸田と永野の2人には、原作者・湊かなえも「戸田さんの鬼気迫る演技に鳥肌が立ちました。永野さんの表情での演技も素晴らしかったです」と太鼓判を押しているが、役作りにはかつてない苦労を味わっていたという。これまでにないほど理解の難しい役柄だったと振り返っている戸田は「自分で自分のことが分からない、自分自身にも戸惑っている、知らないうちにそうなっていた、なぜそうなったのか分からない、というのが表現できればいいなと思って、その危うさと曖昧さを大事にしました」と語り、対して永野も役への理解を深めていくにあたり戸田の存在が不可欠だったそうで「(戸田さんが)一緒に考えてくださるので心強く、こうだよ! じゃなくて、こういう流れもあるよね、確かにそういう風にも思うよね、と寄り添いながらヒントを一緒に導き出してくれたので、自分自身でもすごく考えながら過ごせませした」と明かす。本作で初共演を果たした2人が互いに支えいながら見せつけた熱演によって、母と娘の想いのすれ違いがより鋭さを増して映し出されている。
2022年11月18日女優の戸田恵梨香が主演を務める、映画『母性』(11月23日公開)に対する現役女子高生たちのコメントが17日、公開された。同作は湊かなえによる同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、同じ時・同じ出来事を回想しているはずなのに、2人の話は次第に食い違う。母と娘がそれぞれ語るおそるべき「秘密」が明らかになっていく先日、映画をいち早く鑑賞した中村高等学校の現役女子高生たちのもとを戸田と永野が電撃訪問し盛り上がりを見せたが、今回はイベントでも紹介しきれなかった女子高生たちの感想が届いた。歪んだ愛の上に立つ複雑な母娘関係に焦点を当てた本作には、生徒たちも「自分のことのように話にのまれた」「街中で見かけるさまざまな親子を見るたびこの映画を思い出します。そのくらい衝撃的な映画でした」「ラストに鳥肌」と“母性”に惑わされる物語にダイレクトな衝撃を受けた様子。さらに「本で感じた苦しさより、もっとグサグサが増した苦しさを感じました」「映画を見て泣いてしまったのはこの映画が初めて」「戸田恵梨香さんと、永野芽郁さんの演技が上手で、見入ってしまいました。とても泣けました」と、実写映画としてインパクトアップする仕上がりが胸を強く打っていることが窺える。自身の家族関係に置き換えながら思いを巡らせた生徒も多かったようで「私も家では大人の顔色を伺いながら生活してしまう事が多いのでそこは(清佳に)共感できる」といった意見や、「見終わった瞬間、今すぐにでも母に会いたい! と思った。母の強さ、偉大さを感じられた」「女性の強さ、母の強さを感じ、女性として生まれてきたことがとても誇らしかった」と人生を好転させるような前向きな感情も多く見られた。いつも自分が主人公なヒロイン母・ルミ子、正義を振りかざし余計な一言を放ちがちの空気読めない娘・清佳と、母と娘もそれぞれに尖った特徴が前面に出てくる本作だが、その周囲にも、目に焼きついて忘れられない存在感たっぷりの怪演バトルや、強烈なセリフの応酬を繰り広げるクセ強キャラクターが多数登場する。特に粗暴な扱いでルミ子を追い詰め、清佳ともバチバチの関係になっていくことから女子高生から「乱暴な言葉使いや義娘へのイジメは許せません」との感想もあった高畑淳子演じる口悪義母には、バンクーバー国際映画祭、東京国際映画祭での上映後も多くの反響が寄せられている。しかし、女子高生たちの間でもっとも憎まれていた登場人物は、ルミ子の結婚相手であり清佳の父である無関心夫・田所哲史(三浦誠己)だった。「家族間のトラブルがあっても何も口出ししなかったので腹が立ちました」「クラスで一番ヤバイ! と話していたキャラクターです」との声が多く寄せられている。哲史は自分の世界に浸り続け、家族には関心を見せずすべてのことは妻任せ、あげく妻も娘も裏切る行動で、女子高生たちにとって許しがたい男として声を上げずにいられない様子。一方で、憎まれる性格とは裏腹に「彼が自分の抱える孤独や葛藤を表に出さなかったのは、妻と娘を思ってのことなのだと思います。自分の思いの内を隠し、哀愁を漂わせながら生きる田所にとても惹かれてしまいます」「田所さんの喋らないアクションによって、よりルミ子の心情や表情が際立ち魅力的でした」と惹かれている層も一定数あらわれていた。また女子高生たちは、親と意見が食い違ったときの解決法として「両親側の意見や考えを聞いた上で自分の意見を言うようにしています」「互いの思惑、解釈の違いを話し合う」「第三者からの意見も聞く」と大多数が大人な意見を寄せ、「大人しく寝ました」「一旦寝て、お互い落ち着いてから話し合う」「寝て忘れる」とクールダウンに寝るようにしている家庭も多いようだ。なかには「同じ事でも感じる事が同じではない事をお互い知ること」と、この作品をすでに自分に落とし込んだという生徒も。原作者・湊かなえの「自分の中にこんな感情があったのかと気づくように、心の奥底にある感情が素手でえぐりだされるような作品を、どうか体感してみてください。見ないと、損、損」という言葉の通り、女子高生たちの意見にはそれぞれの体感が詰まっている。
2022年11月17日戸田恵梨香、永野芽郁が母娘役で共演する映画『母性』が、第41回バンクーバー国際映画祭に正式招待作品され、廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地での舞台挨拶に登場した。本作は『あちらにいる鬼』『月の満ち欠け』の公開も控える人間ドラマの名手・廣木隆一監督が、『告白』など数々のベストセラーを生み出してきた湊かなえの同名小説を映画化したエンタテインメント作品。繊細かつ大胆な演技で新境地を切り開いた戸田、永野をはじめ、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオら実力派キャスト陣が集結し、ひと際キャラの濃い母娘たちを熱演している。先日、北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭にて、正式招待作品として華々しくワールドプレミアが行われ、湊かなえと共に、廣木隆一監督が現地での舞台挨拶に登場。2018年『ここは退屈迎えに来て』以来4年ぶりのバンクーバー登場とあって、新作を心待ちにしていた現地の観客から拍手喝采で出迎えられた。左から)廣木隆一監督、湊かなえ廣木監督といえば下積み時代、世界最大のインディペンデント映画祭として有名なサンダンス映画祭に見出されアメリカに留学後、2003年の『ヴァイブレータ』で国内外40以上の映画祭で大きな注目を浴びた。今ではヴェネチア、トロント、ロッテルダム、上海、釜山、香港など、世界各地の映画祭でその名を轟かせており、世界が新作を待ちわびる監督のひとりだ。今回バンクーバー国際映画祭では、観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的に今年から新設され、最優秀賞を争う対象となる「ショーケース」部門からの出品となった。映画祭のプログラミングチームは「今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です」と選出理由を語っている。さらに「監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました」と、女性の繊細な心情を描くことに定評のある廣木監督の手腕を絶賛した。「戸田恵梨香の狂気がすごかった」第41回バンクーバー国際映画祭の様子満員御礼となった上映会場では、ところどころで笑いが起きたかと思えば、終盤にはすすり泣きが響くなど、目の肥えた観客たちからもリアクションは上々だったようで、「とても深いストーリーで心が揺さぶられた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声や表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった」との声が寄せられた。『母性』の制作について廣木監督は「ナレーションで全てを説明するようなことはしたくなかったので、役者さんのリアルな芝居を引き出すことに注力しました。戸田さんも永野さんも、それぞれのキャラクターの感情とリアルな芝居というものを一生懸命に追求してくれて、脚本に書かれていることを基に、毎回素晴らしいものを組み立てて撮影に臨んでくれたので、それを見るのが楽しみでした」と振り返った。また観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と問われた際は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭に置いて作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と自身の信念を明かした。その言葉に頷くように、湊かなえも「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情も違うんだと見て分かる、廣木監督だから撮れた奇跡の映画だと思います」と太鼓判を押した。なお『母性』は、10月24日に開幕した第35回東京国際映画祭でも、特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。廣木監督の新たな代表作として、日本国内でも話題を集めそうだ。『母性』11月23日(水・祝)公開(C)2022映画「母性」製作委員会
2022年10月28日女優の永野芽郁が27日、都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた主演映画『母性』(11月23日公開)の完成報告会に、主演の戸田恵梨香、廣木隆一監督とともに登壇した。本作は、湊かなえ氏による同名小説の実写化作。女子高生が自ら命を絶った事件をきっかけに回想される、愛せない母と愛されたい娘の物語で、母・ルミ子を戸田、娘・清佳を永野が演じた。ショートパンツからすらりとした美脚がのぞくブラックコーデで登場した永野は、本作出演が決定したときの心境を「戸田恵梨香さんが主演だと聞いて、戸田さんだったらやりますっていうくらい、いつかご一緒したかったのでうれしかったです」と語り、「スイッチが入ったときの戸田さんは怪物みたいな。恐ろしいんですよ! 誰も声をかけられないくらい入っていくので、それを間近で見させていただけたのはすごく貴重な経験になりました」と振り返った。自身の親子関係を聞かれると、永野は「私、いい娘だと思うんですよ! お母さんが喜ぶことをしたいと常に思っているので、行きたい場所に連れていきますし。運転手するので。いい娘ですね~私」と満面の笑み。「月1くらいでお母さんとどこかお出かけしたりご飯食べに行ったりします。出演作は初日に絶対お母さん見に行ってくれるんです。仕事があっても。母もいい母ですね~」と続け、本作も「すごく楽しみにしています」と明かした。また、タイトルにちなみ、母性を感じる瞬間を聞かれると、永野は「実家で犬を飼っていて、実家に帰ると、私が歩き回るとくっついてずっと歩いてくるんです。胸がぎゅ~ってなって……それが母性ですか!?」と答えた。
2022年10月27日湊かなえ原作映画『母性』に出演する戸田恵梨香と永野芽郁、監督の廣木隆一が、10月27日(木)本日、「第35回東京国際映画祭」において完成報告会を実施した。先日開幕した「第35回東京国際映画祭」にて、特別招待上映作品(ガラ・セレクション部門)に出品されている本作。用意された座席数を大きく超える取材申請を受けていた『母性』完成報告会。ブラック基調のエレガントな装いで登場すると、大きな拍手に包まれた。本作が初共演となった戸田さんと永野さん。母と娘の視点が交錯して描かれ、一つのシーンでも180度違った演技を要するという難役を演じきった2人は、劇中ではそれぞれの愛情がゆがんでスレ違ってしまう関係性ながら、戸田さんが「親子ほどの歳が離れているのか調べたくらい、永野芽郁さんの母なんて演じられるのか?と最初は心配もありましたが、私が演じた母・ルミ子が“(理想の)母になれなかった”人であるものの、現場では芽郁ちゃんが私のことを母として見てくれていたので、私もなんとか成立させられたなと思っています」と感謝を伝え、「永野さんはとにかく涙がポロポロ流れてくるので、どうやって泣いているんですか?と初めて役者さんに訊ねました。すると永野さんからは、“悲しいと思ってお芝居しています”と返ってきました(笑)」と明かす。永野さんも「戸田恵梨香さんが主演だと最初に聞いていたので、脚本も開く前に、戸田さんだったらやります!と決めたくらい、いつかご一緒したかったので純粋に嬉しかったです。スイッチが入った時の戸田さんは、“怪物”というか(笑)、おそろしいぐらいに誰も言葉がかけられないような感じでグワっと(役に)入っていくので、間近でそれを見させて頂けたのはすごく貴重な経験になりました」とふり返った。娘を愛せない母と、母を愛せない娘。それぞれどのように役づくりをしていたのか問われると、戸田さんは「役についてや、そのシーンをどうやって成立させようか、という話はしていたと思います」と言い、永野さんも「“これはどうしたらいいんでしょうか?”わたしからたくさん相談ばっかりさせていただいてました」と続け、廣木監督は「2人がとても良い感じで、かなりハードなシーンも距離をしっかりとってそこにいてくれたので、僕はすごくやりやすかったです」と讃えた。また大変だった撮影について、戸田さんは「火事のシーンは大変でした。私の目線と、娘の目線、そしてそこにある事実の3つの視点があって、自分の中でしっかり理解しながらその時々のお芝居をしなくてはいけないし、火事の演出も加わる。スタッフの皆さんとももちろん、大地真央さんや(子ども時代の)娘役の役者さんとも意思疎通を取ることをすごく大事にしました。ここだけは視点が3つあるので作品全体を通してみても面白いと思います」と語る。一方、永野さんは「落ち葉の上に倒れるシーンが、本当に虫がすごくて…動いちゃいけないのに耳のあたりで音がすると勝手に体が動いてしまう…(笑)。動きたいけど動けない葛藤が大変でけっこうドキドキしました」と明かすと、戸田さんは「顔の近くをちらちら飛んでるのを払ってました(笑)」と和やかな裏話を披露した。9月に開催された「バンクーバー国際映画祭」でのワールドプレミアをふり返り、湊さんと共に現地参加した廣木監督は、「現地の観客の反応が結構面白かったんですよ。ここで笑うのか!とか。高畑さんは、出てくるだけで観客が笑う準備をしているし、(祖母、母、娘の)3人で歩くシーンでも意外な笑いが起きていた。やっぱり親子関係のあり方は少し違うのかなと感じました」と生で体感してきた観客の熱を伝えた。このあとに迎える日本での初上映・ジャパンプレミアのチケットは即完。戸田さんは「私が作品を観て感じたことと、皆さんが感じる世界のギャップがある作品だろうと思い、皆さんの感想を聞くのがとても楽しみです」と心境を語り、永野さんも「私自身も、(演じていて)これで合っているのかな、と色々感情を駆け巡らせて挑んだ作品なので、皆さんがどう見てくださるかとても楽しみです」と上映にむけて期待を寄せた。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月27日11月23日(水・祝)に公開となる映画『母性』が北米最大の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品として上映された。この上映には廣木隆一監督と原作者の湊かなえが現地で参加した。ハリウッド映画の撮影地としても知られ、ロサンゼルスの北に位置する事から通称“ハリウッド・ノース”と呼ばれているバンクーバーで開かれるバンクーバー国際映画祭は、1982年に始まり「映画芸術を通じて各国の相互理解を深め、映画産業の活性化を図る」をテーマに掲げ、毎年約300作品が上映され、これまでにもポン・ジュノ監督や三池崇史監督作品のプレミア上映を行うなど数多くのアジア人監督を輩出してきた歴史を持つ映画祭。この度、本作は、世界各国から集められた18本の長編映画によって構成され、バンクーバーの観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的として今年から新設され、観客賞の対象にもなっている「ショーケース」部門への出品。非常に大きな期待を集めながら、ワールドプレミアが開催された。現地には、過去に『ここは退屈迎えに来て』などでもバンクーバー国際映画祭へ度々招待されている名匠・廣木隆一監督と、原作の映像化作品が世界中で熱烈な支持を集める原作者・湊かなえが参加。コロナ禍の影響で昨年ようやく一部の映画館上映が復活していたものの、本格的にリアルなイベントを催せるのは実に3年ぶり。650人収容の歴史ある会場は満席で、観客の熱気に包まれる中、ふたりが少々緊張の面持ちで舞台挨拶に登場すると、映画祭の完全復活を待ちわびていた満員の観客からとびきり盛大な拍手が。廣木監督は久々のバンクーバーの観客からの温かい歓迎に「今日はありがとうございます。上映後もQ&Aセッションがあるのでたくさん質問してください。そして映画を楽しんでください」と喜びもひとしおの様子。そして今回が映画祭初参加となった湊は、「キャー!」という歓声もあがる中「今日はありがとうございます。話すとネタバレになってしまうので(笑)、とにかく映画を楽しんでください」と目を輝かせて挨拶した。そして、残念ながら現地での参加は叶わなかった主演の戸田恵梨香から、サプライズでこの日のためだけにメッセージ映像が届いていることが明かされた。「その場所でみなさん、そして原作者の湊さん、廣木監督にお会いしたかったのですが、伺うことができず本当に残念です。この映画は母性に運命を狂わされた、母と娘の物語を描きます。ルミ子は、母親を深く愛していながら、なぜか自分の娘には同じ気持ちを抱くことができない、稀有なキャラクターです。母性とは何か、そしてその資質はいつ得られるのでしょうか。バンクーバーの皆様、ご来場のみなさまがこの映画をどんなふうにご覧になって、どんな感想をお持ちになるのか、とても楽しみにしています。どうぞお楽しみください。」とメッセージが流れ上映開始となった。本編上映後にはQ&Aセッションも本編上映中も所々で笑いが起きたり、すすり泣きが聞こえるなど世界初上映となった本作に集中している観客たち。エンドロールが流れ始めると同時に拍手が起こり、エンドロール中も再び起こる拍手。そして終了後、監督と湊が客席から大喝采に包まれながらステージに登壇。興奮冷めやらぬ中行われたQ&Aセッションで、まずMCからの本作を監督することになった経緯を聞かれた廣木監督は「プロデューサーが僕が湊さんの作品を作ったらうまくいくのではとオファーしてくれた」とコメント。原作者としてキャスティングに参加したかとの質問に湊は「そこはいつも気になるところかもしれませんが、原作者はこの人にやって欲しいと頼むことはなくて、決まったら報告を受けるだけなんです。今回は母のルミ子が戸田恵梨香さんだと聞いて、え!戸田さん!もう母親役やるの!と驚いたのですが、完成した作品を観て感激して鳥肌がたちました。今本を読み返しても戸田さんの顔しか浮かばないほど、戸田さんにしかできないと思いました」と大絶賛。続いて今日ここで観れてとてもハッピーという観客から「海外のことを頭に入れて映画を作るのか?」と質問が。廣木監督は「海外の人たちというより、日本の人たちがどう考えて、どう行動するかを念頭において作っています。それを海外の方たちがどう思うかだと思います。それが映画の個性になると思います」と答え、湊が執筆活動において「本を書くときにどこの国に向けてとか、この国の人に受けたいとは考えていなくて、人間の心の奥底にあるものは共通なのだと思います。きちんと人間の内面を描いていれば、どこの人にも通じると思います」と話すと監督も思わず「Me, too!」と同調し笑いを誘う場面も。さらに男性から「女性は2種類あると本編に出てきたが、種類を見分ける方法はあるか」と質問が出ると会場から笑いが。湊は「男性は常にいいところだけを見て不都合なことから目をそらそうとします(笑)、辛いとき、大変なときに逃げずに目をそらさずに見ていたら、どちらか見分けがつくと思います」との答えに、女性が多く集まった会場からも納得といった空気が流れていた。そして「本作は日本でどう受け止められると思うか」の問いには「母娘の在り方はたくさんあり、正解はないもの。そこに疑問を持ってもらえると嬉しいです。自分だったら母と娘どちらを助ける?私ならどっち?と考えられる。日常の母娘の中で考えるのはいいことだと思います」と廣木監督。湊は「廣木監督はひとつの物語の中に複数の視点が存在する物語を撮るのがとてもお上手なんです。私の小説は同じ物事も視点が変わると違って見えることを書くことが多い。『母性』でも同じ出来事をルミ子・清佳の視点で見るとこんなに表情とか違うんだと見てわかるのが、廣木さんじゃないとできなかったと思います」とコメントした。初めて聞く湊の監督への気持ちに廣木監督は「良かった~!」と嬉しさを見せていた。人物の繊細な心の機微や、謎めいた物語の先に待つ衝撃的で大胆な展開など、日本だけにとどまらず海を越えてそのテーマ性や内容に熱視線が送られている本作。それを証明するように時間いっぱいまで多くの質問が集中し、“母性”が万国共通で人生の大きなテーマとなることが浮かび上がる濃厚なディスカッションが繰り広げられていた。ワールドプレミアで世界でもっとも早く本作を鑑賞した、目の肥えたバンクーバーの観客からは、上映終了後に「とても面白かった!ユーモアもあって魅了された」「自分にも母と娘がいて、自分はどの母なのかと思って観ていた」「視点の描き方が面白かった。視点の違いで声とか表情が違うのがすごかった」「主演女優さん(戸田恵梨香)の狂気がすごかった。今日見れて良かった」など、それぞれがそれぞれの立場で本作を楽しんだ様子が伝わってきた。Q&Aセッション後、ロビーにふたりが姿を現すと、そこには興奮冷めやらぬ観客の、長蛇の列が。ふたりは最後まで一人一人と言葉を交わし、写真を撮って観客に応えていた。バンクーバー国際映画祭観客賞は、日本時間10月10日(月・祝)の映画祭終了後に発表予定。日本に先駆け世界を惑わせたはじめた『母性』。日本でも10月24日から始まる第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。『母性』11月23日(水・祝)公開■イベント情報第35回「東京国際映画祭」10月24日(月)~11月2日(水)開催開催地:日本・東京日比谷・有楽町・銀座エリア公式サイト:
2022年10月07日戸田恵梨香と永野芽郁が、ある未解決事件の語り手となる母娘を演じる湊かなえ原作の映画『母性』。2021年7月から放送され人気を獲得したドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」では先輩・後輩役として息の合った掛け合いを見せた戸田さんと永野さんが、本作では母・娘役として残酷なほどに毒を含んだセリフを浴びせ、これまでのイメージを覆す役どころに注目が集まっている。実は本作は、「ハコヅメ」で“愛され最強コンビ”を演じる以前の共演だったという。先日、証言が180度異なりすれ違う、戸田さん演じる娘を愛せない母・ルミ子と永野さん演じる母に愛されたい娘・清佳の様子を収めた予告編が解禁となり、お互いに投げかける「気持ち悪いのよ」「頭おかしいんじゃない」といったセリフが衝撃を与えた本作。2人が、本作で娘を演じることが発表された際にもSNS上では「ハコヅメと役柄はガラッと変わりますが、演技がとっても上手なおふたりなので、すごくすごくワクワク」「戸田&永野ペアあんなガチ可愛かったのに母性ぜんぜん違う人みたい…スゴ…」「湊かなえ原作、戸田恵梨香×永野芽郁というハコヅメ以来大好きなWキャスト、この世でいちばん胸焼けしそうな二字熟語『母性』がタイトルってなトリプルパンチで興味のど真ん中ぶち抜かれた」という声が上がるほど。本作の撮影は「ハコヅメ」撮影開始前に終了しており、実は撮影時初共演だった2人。戸田さんは「永野さんの透き通る肌や目、心には『支えてあげたい』『守ってあげたい』と思わせる力があり、私個人の母性が邪魔をしてとても苦労しました(笑)」と当時をふり返り、「真っ直ぐな目からは、清佳を彷彿させる強さと説得力があり、私を勇気づけてくれました。本当に頼れるペアです」と永野さんを称賛。戸田さん自身、“理解し難く共感の難しい女性”とルミ子を表すほどの難役に挑む中で、永野さんの存在が心の支えとなったことを明かしている。一方、「戸田さんがルミ子を演じている時の雰囲気は、普段のお人柄とは全く違い、間近で見て圧倒されました」と語る永野さん。“戸田さんと共演できること”がオファーを受けた決め手とも明言しており、「私が疑問に思うことまでも一緒に解消してくれる心強すぎる方で、戸田さんが役に向き合う姿に私自身とても影響を受けました。共演させて頂けてとても嬉しかったです」と喜びのコメントを寄せている。お互いにそれぞれのキャラクターの感情が複雑に絡み合う役を追求していく中で、役柄とは正反対に支え合っていた信頼関係。最強のコンビネーションによる、新たな化学反応には期待が高まっている。本作は北米最大級の映画祭のひとつ、カナダ・第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定。戸田さん、永野さんの迫真の演技には早くも海外映画祭から絶賛の声が上がっている。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年10月04日合同会社Art&Arts(所在地:東京都板橋区、代表:山崎聡一郎)は、「大切な人の喪失にどう向き合えばいいのか」を考える舞台『雨夜の月』を2023年1月18日(水)~22日(日)、シアターグリーンBASE THEATERにて上演いたします。これに伴い、本公演で作・演出を務める菅沼啓紀が、本作のメッセージをより多くの人に届けるためクラウドファンディングサイト「READYFOR」にて、2022年10月31日(月)までプロジェクト支援募集を実施しております。『「大切な人の喪失にどう向き合えばいいのか」考える舞台を上演したい』クラウドファンディングサイト クラファン実施中■作品について本公演の作・演出を務めるのは慶應義塾大学総合政策学部卒の菅沼啓紀です。本作は作者が20代前半の若さで亡くなった高校時代の先輩の訃報をキッカケに「大切な人の喪失にどう向き合えばいいのか」についてさまざまな「喪失」にまつわる文献を参考に、2年以上の期間を経て生まれました。喪失への向き合い方を考える中で、フロイト、シモーヌ・ヴェイユら、賢人たちの言葉が作者自身にとっても救いとなりました。また、古今東西の文献に綴られた喪失を巡るメッセージは、本作中においても重要な役割を果たします。この作品は「喪失にどう向き合えばいいのか」というテーマについて一人ひとりが自らの考えを深める劇場体験を提案するものです。なぜならこのテーマについて考えを深める行為自体が、いつ訪れるかわからずとも必然として訪れる喪失体験にそなえることとなり、悲しみからの回復の一助になると考えるからです。本作にまつわる制作動機やテーマはクラウドファンディングサイトにて詳述しております。ぜひ菅沼本人の想いをご覧ください。■あらすじ舞台は都会から遠く離れた片田舎。メインキャラクターはマコト、彼の姉のトウコ、兄のタケル、そしてマコトの恋人のシヅカの4人。家を去った母が残した本を読み漁り、田舎の価値観に閉塞感を覚えるマコトは大学進学をキッカケに都会へ上京することとなる。彼が去った後の町には冷たい雨が降るのだった。相いれない価値観、理想と現実、時代を超えて重なる神話、そして大切な人の喪失。喪失にどう向き合えばいいのかを問う感傷的な抒情劇。■クラウドファンディング実施の背景新型コロナウイルス以降、舞台の製作費用が大きく上がっています。大規模劇場であれば一席あたり500円の値上げで賄える費用も、70席程度の小劇場では2,000円以上の値上げを余儀なくされる場合もあります。そこで、今回はクラウドファンディングで感染症対策等による増加支出をご支援いただき、従来と同程度の価格での上演を目指します。その代わり、クラウドファンディング定番のリターンに加え、ここでしか手に入らないグッズや、普段なら外部秘の脚本、関係者でなければ入ることができない舞台裏を見られる権利など、特別なリターンをご用意しています。なるべく多くの人に作品を届けるため、クラウドファンディングへのご理解とご賛同をお願いいたします。■リターンについて10,000円:出演者のサイン入りパンフレット15,000円:作・演出の菅沼を一日レンタルできる権20,000円:サイン入りパンフレット+オリジナルTシャツ+脚本データセット30,000円:GP見学+グッズプレゼントほか■公演概要新作舞台『雨夜の月』【出演】(五十音順)角張真悠、加藤瑞季、菊池結希乃、佐藤瑞樹、津久井舞、常葉功一郎、練子隼人、眞下みずほ、丸山真矢、山本こころ【本番日程】2022年11月26日(土),27日日(日)にトライアウト公演(朗読劇)を予定。2023年1月18日(水)~22日(日)、全9公演【会場】シアターグリーン BASE THEATER(約70席)〒171-0022 豊島区南池袋2-20-4企画・脚本・演出:菅沼啓紀主催・制作 :合同会社Art&Arts■会社概要社名 : 合同会社Art&Arts代表者: 代表社員 山崎聡一郎所在地: 〒174-0041 東京都板橋区舟渡1-15-17 エステル浮間公園1階設立 : 2019年4月URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】合同会社Art&Artsお問い合せ: info@artandarts.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月04日戸田恵梨香が娘を愛せない母親、永野芽郁が母に愛されたい娘を演じ、ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」コンビの新たな挑戦が話題の映画『母性』。この度、母が娘に衝撃のひと言を放ち、さらに大地真央、高畑淳子という母たちも登場する本予告が解禁。大人気声優の梶裕貴がナレーションを担当した。9月下旬からカナダで開催される北米最大級の映画祭の1つ、第41回バンクーバー国際映画祭正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに第35回東京国際映画祭特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している本作。本予告編は、戸田さん演じる娘を愛せない母:ルミ子の「私が間違えていたのです…」という懺悔ともとれる告白の後に、女子高生死亡事件の映像が映し出されるところから始まる。女子高生が自ら命を絶った。その真相は不明。果たして事故か、自殺か、殺人か?JUJUが書き下ろしたエモーショナルな主題歌「花」にのせ、すれ違う母と娘の180度違う証言が紡がれていく。やがてルミ子(戸田さん)の口からは「気持ち悪いのよ…」「私の努力をあんたが台無しにしてるのよ」と娘・清佳(永野さん)へ向けられるひと言が!さらに清佳からも「頭おかしいじゃないの?」との言葉が放たれる。予告の最後には、清佳を抱きしめるルミ子の姿が「私は娘を強く抱きしめて言ったのです」という戸田さんのモノローグに乗せて映し出されるが、一転して清佳の首を絞める姿に切り替わってもいる。果たして、どちらが真実なのか?また、大地さんが演じるルミ子の母親は、「まぁ!素敵ね!」が口癖で理想の世界に生きるママ。無償の愛を娘に注ぎ育て、ルミ子と異常なまでの強い絆で結ばれている、物語のカギを握るキャラクターだ。高畑さんが演じる口が悪すぎるルミ子の義母は「文句があるなら出ていけばいいだろ?」「それでも、お前は母親か!!」などルミ子へきつく当たる一方で、自分の娘には過剰な優しさで接する一面を持つ、クセの強さ満点のキャラクター。この2人の母親が物語をどうかき乱していくのかにも注目。【母】【娘】【ママ】【義母】それぞれの役どころを4人の実力派女優が熱演を見せる予告編。梶さんによるナレーションが、“母性”に狂わされ180度逆転する物語を一層盛り上げる。『母性』は11月23日(水・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:母性 2022年11月23日より全国にて公開©2022映画「母性」製作委員会
2022年09月15日映画『母性』が11月23日(水・祝)に公開となる。この度、北米最大の映画祭のひとつ、第41回「バンクーバー国際映画祭」正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、廣木隆一監督と湊かなえ(原作)が現地での上映に参加することが決定した。さらに、第35回「東京国際映画祭」において、特別招待上映(ガラ・セレクション部門)・ジャパンプレミアが行われることも発表されている。2010年に映画興行収入38.5億円を記録した『告白』から12年。数々の傑作を生み出し日本中を震撼させてきたベストセラー小説家・湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を突破した『母性』(新潮文庫刊)が映画化。ある未解決事件の語り手となる母娘を演じるのは、戸田恵梨香と永野芽郁。さらに物語に登場するひと際キャラの濃い母娘たちを大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオが熱演。監督を務めるのは人間ドラマの名手・廣木隆一。そしてJUJUが歌う「花」が主題歌として作品を彩る。物語は愛せない母と愛されたい娘、ふたりぞれぞれの視点で語られるひとつの事件を中心に展開。“母性”に惑わされるのは母か、娘か。2つの告白で180度逆転した先に明らかになる衝撃の真実とは。期待が高まる国際映画祭への上映決定で、本作は早くも2022年下半期の映画シーンで見逃せない映画となっている。「バンクーバー国際映画祭」では世界各国から集められた約18本の長編映画によって構成され、バンクーバーの観客の心に強く響くような優れた作品に焦点を当てることを目的とする、今年新設の「ショーケース」部門からの出品。湊かなえ原作の映像作品は海外の映画祭で熱烈な支持を集めており、中島哲也監督作『告白』が第63回「カンヌ国際映画祭」のスクリーニングで大喝采を浴び、黒沢清監督作『贖罪』が第69回「ヴェネチア国際映画祭」に正式招待されるなど、各地の観客を沸かせてきた。そして、昨年よりポスタービジュアルの監修をコシノジュンコが務め、会場が日比谷・有楽町・銀座エリアへと移し進化を続ける第35回「東京国際映画祭」では「ガラ・セレクション / Gala Selection」として特別招待上映が決定。続報に注目だ。<廣木隆一:監督・コメント>バンクーバー国際映画祭の皆さんに新設部門「ショーケース」の1本として、本作を選んでもらえて感謝です。世界でも通じるテーマだと思っているので、ここから発信できることも嬉しいです。<湊かなえ:原作・コメント>海外の方々に映画『母性』を観ていただけることを、心から光栄に思います。「母性」という世界に共通する普遍的なテーマの作品を、観客の皆さんがどのような表情で観て、どのようなリアクションをされるのか、とても楽しみであり、それを会場で体感できることに緊張と喜びを感じています。原作者としては『母性』上映中、スクリーンを見守りたいけれど、小説家としては客席の観察をしていたい。国際映画祭への参加も、バンクーバーの訪問も初めてです。熱気があふれているだろう会場で、エンターテインメントの魅力や力を、受け止め切れる限り吸収し、日本に持って帰りたいと思います。<「バンクーバー国際映画祭」プログラミングチーム・コメント>廣木隆一監督の新作を再びバンクーバーの観客に届けられることを嬉しく思います。1995年の『魔王街 サディスティック・シティ』から2018年の『ここは退屈迎えに来て』まで、監督の作品を多数上映してきました。今回の最新作は、これまでの廣木監督の多くの作品と同様に、女性の心理とその複雑な感情の網目を、思いやりと細やかな感性で探っています。湊かなえさんの小説を映画化した『母性』は、母を愛しながらも同じ感情を娘に抱くことができない女性の物語です。 ワイドスクリーンで撮影され、ドールハウスのような美しさを持つこの作品は、類まれなふたりの女性の心理を分析し、母性に対する規範的な前提を覆す意欲作です。監督はまた、私たちが登場人物の行動を理解するのに苦しみながらも、どこかで深い共感を呼び起こさせるような、俳優の素晴らしい演技を引き出しています。勇敢で美しく、魅力的なこの作品は、悲しい物語ではありますがその中に優しさと思いやりの余地を残していると感じました。『母性』11月23日(水・祝)公開■イベント情報第41回「バンクーバー国際映画祭」9月29日(木)~10月9日(日)開催※現地時間開催地:カナダ・バンクーバー公式サイト: 第35回「東京国際映画祭」10月24日(月)~11月2日(水)開催開催地:日本・東京日比谷・有楽町・銀座エリア公式サイト:
2022年09月08日