■前回のあらすじやっと母が許可した会社から内定が出て、地獄の就活も終わると思った矢先。内定承諾の返事を返そうとすると、自分の履歴書が返送されていることに気付きました。母がいつの間にか内定辞退の連絡を入れていたのです。母の条件がさらに追加された知らない間に自転車で行ける範囲内に限定されていました。もうこの一言しか口から出てきません。母の条件は…・大手(または知名度が高め)・自転車で通える範囲・定時が18時以降はダメ・従業員がトイレ掃除しなくていいところ(母が潔癖症のためトイレ掃除をした娘が家に入るのが嫌だった模様)こんな条件の会社地元にある訳ないと思ってたら、知名度は大手ほどではありませんが奇跡的に条件に沿う企業が一つ…! ハローワーク限定で募集していたらしく、もう嬉しすぎて半泣きでハローワークの人にありがとうございますと言いました。もう何社受けたか、この時期の私はエントリーシートを書くのも面接もお手の物。目を瞑ってでも履歴書かけるわいというくらい就活のベテランと化していました。全ての母の条件を満たした、もうこんなところダメだとは言わせない…!!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月23日■前回のあらすじこれまでのことを伯母に話したしろみ。伯母は同情し姉として謝罪してくれたのですが、口を出すことはできないと言います。やっと内定が…!?どこを選んでもOKしてもらえないのなら、新卒採用してない母の選んだ企業に飛び込むしかない! と迷惑を承知で突撃しました。しかし、経験者を募集していたらしく人事部の方もお困りの様子。私ももうこの苦しい就活から逃れたくて必死でした。そして熱意が伝わったのかなんなのか、何とか選考に参加させてもらえることに!年上の方と混じって一緒に面接を受けました。そして…。手応えと希望しかない内定を手にいざ母の元へ…!これで私も就活地獄から解放される…!!母からの労りの言葉はなく…え!?なぜか母は楽しそうに笑っていました。この会社だけではなくその後受けた企業についても、内定が出たと思えば、どこで仕入れてくるのかその会社の嫌な情報ばかりを私に与えてきました。選考中は何も口出しをしないのに母は一体何をしたいのか…。『すぐみんなが退職するくらい酷い会社みたいだけど、まあ入りたければ入れば?』と言う母の意見を押し切ってまで即決できるほど私も強くありませんでした。でもここを逃したらもうどこも採用してもらえないかも。しかも新卒採用してないところに無理やりねじ込んでもらった恩もあるし、やっぱり今度内定承諾書を郵送しよう…!すると…。側からみたら大学四年生の私は意味のわからない行為を何度も繰り返してる変な人だったと思います。私の就活の頃は売り手市場(企業よりも学生が有利で学生が就活しやすい市場)だったため、周りもこの頃はほとんどの子が就活を終えていました。大学の就職課の方からも『内定は何個も出てるのに何も決まってないの?』と変な生物を見るかのような目で見られる始末。こんなに内定蹴りまくって、行く気のない選考に参加するなんて選考荒らしのブラックリストにでも入ってるんじゃないのか(そんなのあるかどうか知らないですが)、だとしたらどこ受けても「こいつブラックリストのやつじゃね?」と書類審査すら通らなくなったらどうしようと思い鬱々としていました。終わりの見えなさすぎる就活…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月22日■前回のあらすじ母の気まぐれに振り回され、就職が決まらないしろみ。ある時伯母と2人きりになるチャンスがあり、現在の苦境を打ち明けました。伯母にすべてを話した誰にも吐き出せなかったのですっごく嬉しかったのを覚えています。私の母はどこか伯母のことを見下している節があったので、伯母が何かを言っても母の意見が変わるとは思えませんでしたが、どこかで伯母に話すことで、何かこの状況を打開できるかも…と期待していたのかもしれません。どれでも好きに買っていいのよと伯母は言ってくれて、私はあまり服を選んだことがないので戸惑いつつも、ワンピースはコーディネートしなくていいし一枚で上下揃うのですごいお得だなぁと、3着もワンピースを買ってもらいました。公共の場でブチギレる母。母からしたら伯母はお小遣いをくれる人なので、文句は言いつつもなだめられるとわりとすぐに落ち着いていました。母は昔伯母にも心ないことを言って傷つけていたそうです。伯母はすぐに実家を出て結婚をしたそう。そして毎年お正月などに会うと母含め私たちにお年玉をくれていました。もちろん私の分は母が没収していましたが…。さぁ、就活が全くすすまない私。もう私だけじゃ無理だとある強引な手段に出ます…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじあらゆる会社に難癖をつけてしろみの就職を阻む母。このままでは就職できないとしろみは焦りに焦ります。母が持ってきた求人票さて、未だ内定を一つも持っていない私に母が新しい求人票を持ってきました。あんなに大手大手と大騒ぎして、『あんたは無名の企業を探し出すのが特技なのか』と煽ってきた母なのに、持ってくる求人票は、地元の私ですらどれも見たことも聞いたこともない会社ばかり。言っていることとやっていることの矛盾がすごすぎる…。そもそも新卒が受けられる求人ですらありませんでした。伯母は母の4つ上のお姉さんです。母とのこんなくだらないやりとり、誰にも相談なんてできませんでした。初めてこの時の苦しさを伯母に話すことができた私…。すると叔母は…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月20日■前回のあらすじ県外の企業に応募したことを知り激昂した母は、しろみの就職活動を管理するようになりました。しかし母から受けてもいいと言われて受けた会社から内定が出ても、母は就職を禁止し、就活は難航するのでした。最近の母はますます荒れている…みんながほとんど就活がおわり卒業旅行に行く人も多い中、私はと言うと母からの許可が降りず全く進んでいませんでした。卒論は3年のうちに終わっていたので就活に専念できるのが不幸中の幸い…。この会社はどうですか? と言うとこんな感じに煽られるのがお決まりのパターン。母は昔海外で働かことを夢見ていた時期もあったらしくこれなら喜んでもらえるかと思いましたが全然ダメでした。第一志望を勝手に受けたのをきっかけに全部把握させろと言われて就活の状況は母に筒抜けでした。どこなら許してもらえるんだろう、周りは内定決めてる子もいるのに…。私は本当に就職できるのだろうかという不安に押しつぶされていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月19日チーム内に存在するヒエラルキー。みんなレベル差はないのに、同じミスでも優しく言い返せない息子だけチームメイトに怒られる。コーチからも息子のせいにされた。サッカー経験者の父から見ると息子の方が周りよりセンスもあるし基礎技術も高いのに、日に日に自信をなくしている息子が不憫。他の親は、自分の子がターゲットにならないので何も言わない。6年生だけど無理やりでも辞めさせるべき?とのご相談。スポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見やご自身の体験をもとに、悩めるお父さんにアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<息子に意地悪する子に注意したらコーチに叱られた、わが子をいじめる子に親が問いただすのはダメなのか問題<サッカーパパからのご相談>小学6年生の息子は町のサッカークラブに所属しています。チームはそこまで強くないのですが、最後の大会になりチーム内のヒエラルキーが強くなり、真面目で優しく言い返せない息子はチームメイトにいつも怒られています。長年サッカーを経験してきた私からすると、みんな対してレベルの差はなく、基本技術はむしろ息子の方がうまかったりします。ですが、同じようなミスを犯しても息子ばかりチームメイトに怒られ、挙げ句の果てにコーチまでも息子のせいにます。「いつ辞めても良いよ」と伝えていますが、悔しいから続けると健気に言っています。しかし、練習や試合では日に日に自信をなくして、ゴルフでのイップスのように簡単なキックもミスしてしまい、状況は悪化してきているように思えます。無理にでも辞めさせたい気持ちと、コーチに話をすべきか、相手の親に話すべきか悩んでます。親から見ても息子は良いセンスを持っていてサッカーも好きなのに、かわいそうでなりません。私の経験のもとに息子が決してみんなより劣っていないことを伝えても信じてもらえず、「俺なんか下手だから」と、周りに言われるのは仕方がないと無理やり納得している様子です。他の親も、自分の子がターゲットにならないのでいじめられ役がいてラッキーぐらいにしか思っていないみたいです。無理やり辞めさせた方が良いのでしょうか? なまじ我慢強いため心配です。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。ご相談メールの説明だけなので、どこまで踏み込んでお話すればいいのか迷いますが、私の個人的な見解としてお聞きください。最後にお書きになった「無理やり辞めさせた方が良いのでしょうか?」が相談文で唯一の質問なので、まず最初にそれに対してお答えします。■小6なら自分で様々な判断がつく年齢、最終的には本人に決めさせよう結論から言えば、暴力指導や精神を病むような苛烈なパワーハラスメントがない限り、親が無理やり辞めさせてはいけません。最終的には本人に決めさせてください。ただし小学6年生といえば、自分でさまざまな判断がつく年齢です。身を置くサッカー環境が自分にとって良いものかどうか。そこに向き合う手助けをしてあげてください。例えば、以下のように話してはどうでしょうか。「サッカーをしていて楽しいかな?」と尋ねてあげてください。楽しく前向きにサッカーができる状況でなければ、上達もしません。息子さんに「いつ辞めてもいいよ」と声掛けしているのは良いことですが、彼の気持ちや考えをさらにじっくり聞いてあげましょう。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■息子さんの自己肯定感の低さは問題親子ともに価値観の転換が必要かもそのうえで、お父さんはどう思うのか意見を伝えてください。ご相談文を読むと、息子さんがチームメイトから怒られているけれど「息子のほうがうまかったりする」とあります。加えて「息子は良いセンスを持っていてサッカーも好きなのに、かわいそう」とも書かれています。しかし、うまくなかったり、センスがなければ仲間を怒っていいわけではありません。そう考えると「俺なんか下手だから」「周りに言われるのは仕方がない」と話す息子さんの自己肯定感の低さが、私はとても気になります。息子さんがそういったとき、お父さんは「そんなことはないよ。おまえは長年サッカーを経験してきたパパからすると、みんな大してレベルの差はなく、基本技術はむしろおまえのほうがうまいよ」と言って励ましているのではないでしょうか。もし間違っていたらごめんなさい。ただ、この分脈でいくと、そんなふうにお父さんが答えている姿が目に浮かぶのです。もしそうであれば、父子ともに、価値観の転換が必要と考えます。■このようなとき、親が絶対にやってはいけないこと「俺なんか下手だから」子どもにそう言われたら、以下のような要素の話をしたほうがいいと思います。「上手い下手は関係ないよ。ミスは誰だってするだろう。サッカーはミスするスポーツだよ。みんなで助け合ってプレーするのがサッカーだろう」と。ぜひ視点を変えてください。次に、絶対やってはいけないことを伝えます。それは、息子さんに文句を言うチームメイトの親にお父さんが話をすることです。相手の「親に話すべきか」とありますが、話すべきではありません。言ってみれば、子どものいさかいです。しかも、サッカーというスポーツの場に起きていることです。息子さんに自分の力で解決するにはどうすればいいかな?と尋ねて、考えさせてください。そこで彼が「我慢するしかない」と言えば、そこでお父さんの意見を言ってください。スポーツマンシップに欠けているのは仲間なのだとコーチに自分で訴えることもできるはずです。■中学、高校になっても子どもの困難に親が対応するのか(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)加えて、息子さんに「かわいそう」と同情するのは一瞬にしてください。親からすれば、大事なわが子がそんなふうに傷つけられているさまを見るのは辛いことでしょう。が「かわいそう」だけでは、息子さんの成長につながりません。今後、中学生、高校生になって、大人になる段階で大なり小なりさまざまな困難が待ち受けています。かわいそうだからと、親がその都度わが子を傷つけているかもしれないと、それを正すよう他者に申し入れをし続けますか?この連載でも何度か書いていますが、親は何かに悩んでいる子どもに「それは辛いね」「嫌だね」と共感してあげるべきです。ただ、共感しても、子どもに「同化」してはいけません。親が子どもと同じだけ傷つき、右往左往してしまうと、子どもはその苦難を糧に成長できません。■仲間に反論したい気持ちがあるなら親がリミッターを外してあげてご相談分の最後に「なまじ我慢強いため心配です」とあります。ここについても、ぜひ見方を変えてください。この分脈で言うと、息子さんの「我慢強さ」は理不尽なことに対する「耐性」ではないでしょうか。考えることをやめている。諦めているのではないか――そうとらえられないでしょうか。それは、息子さんのやさしい性格によるものなのかもしれません。それによって、自分の感情や主張を表に出せない、言語化できないのかもしれません。文句を言われたら言い返したい。でも、下手のくせにと言われるかもしれない。下手なやつは文句を言ってはいけない――そう考えているのかもしれません。そのあたりの話を聞いてあげてください。話を聞いた結果そうであれば、そのリミッターを外すよう働きかけましょう。それは、自信を持て、とか、おまえは下手じゃないとかではなく、前述したように「サッカーはミスするスポーツだよ。みんなで助け合ってプレーするのがサッカーだと思わないか?」と問いかけてください。それでも、状況が変わらなければ、息子さんに「コーチに一緒に話してみるか?」と聞いてみてください。夏休みを超えれば、あっという間に中学生。次のチームになります。そこまで今のチームで楽しくサッカーができるのかどうか。何よりも楽しくサッカーができる環境が一番ではないかということを、息子さんに考えてもらいましょう。サッカーが楽しい。ジュニア期はそれこそが、一番の価値だと私は思います。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『高学歴親という病』(講談社α新書)。
2023年07月19日■前回のあらすじ母があまりにしつこく聞くので電車の中でのことを話したしろみ。すると母はここぞとばかりに「隙を見せたのが悪い」などと言い、しろみがいやらしい服を着ていたから、誘うそぶりを見せたからなどと言ってきました。思わずしろみは反論してしまいます。小学生の頃から母には色々と報告していたのですが、これからは絶対に何も報告してやらないと思いました。私の反抗期がここでやっと遅れてきたのかもしれません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月16日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの危険な状態になってしまい、意識が戻りません。お父さんの手術の日、毒太に家を任せると、家事をしていないどころか子守すらできていませんでした。さらに、瓜田チャリさんのお母さんやお父さんについてありえない発言を繰り返す毒太に不満が溜まる瓜田チャリさん。翌日も仕事終わりにお見舞へ行った瓜田チャリさんは、保育園へ迎えに行って、スーパーに寄ってようやく帰宅すると……?「おかえりー。今日メシ何?」この日も帰りが早かった毒太は、漫画を読みながら瓜田チャリさんの帰宅を待っていました。勝手にメニュー予想をして、はずれるとがっかりする毒太。病院へ行っているから手の込んだ料理はできないと言う瓜田チャリさんに、「前の日に準備したら簡単やん」と平然と言う毒太。さらに……「ていうかお前、病院毎日行くん? 毎日行く意味ある? 意識ないのに」毒太に意識がない=お見舞いは意味がないと言われた瓜田チャリさんは、もう毒太と家族でありたくないと思い始めたのです……。 何度誘っても病院嫌いな毒夫はお見舞いに行かず… 翌朝、瓜田チャリさんはお弁当渡しながら、「今日も病院行くから。仕事早く終われたら、面会一緒に行かない?」と、毒太をお見舞いに誘ってみました。 すると……「えーいやぁ……今行ってもなぁ。意識戻ったら行くかも」と、やはり意識がないとお見舞いは意味がないという考えを変えない毒太。 瓜田チャリさんは、それ以上何も言いませんでした。 もうどうでもいいわ。こんな奴が来たってお父さんも喜ばないし。 瓜田チャリさんが気持ちを切り替え、仕事を頑張っていたところ、急に話しかけられました。 「あの、お母様からお電話です」「え!?」突然のことに驚きが隠せない瓜田チャリさん。 すぐに内線で繋いでもらい、電話に出ると……「お父さん……急に……心臓が止まっちゃった……すぐに来れる?」お母さんにそう言われた瓜田チャリさんは、「わかった……行くよ」涙を浮かべてそう答えるしかありませんでした……。 もともと病院嫌いでお見舞いに行かないと宣言していた毒太なので、意識がないうちはお見舞いに行っても意味がないと言うスタンスを最後まで崩しませんでした。しかし、お父さんが急変し、もう「お見舞いに行きたくない」なんて言える状況ではなくなりました。 やはり何があるかわからない危篤状態なら、会いに行くべきでしたね……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年07月15日■前回のあらすじなんとか無事に研究授業を済ませたしろみ。帰宅すると、母から昨晩泣いていた理由を聞かれました。母には泣いているところを見られたくなかったのですが…。母がしつこく聞くので仕方なく多分熱でしんどいだけだったのですが…。一通り話を聞いた母は…。そして…。ここぞとばかりに再び、追い打ちをかけるようなセリフを放ってくる母。と責め立てます。たとえ心の中でそう思っていても、どうしてこんなことを口に出して言えるんだろうか…。リクルートスーツがダメなら、私は何を着て就活や実習をすればいいの? 熱で頭が回らないことも相まって私もついに言い返しました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月15日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの危険な状態になってしまい、意識が戻りません。病院から深夜に帰宅した瓜田チャリさんは、溜まった家事を片付けて、ほんの少しの睡眠時間をとって毒太のお弁当のために早起きしました。しかし、家事はおろか子守すらできず、自分の準備もしない毒太からミスを指摘され、納得できずモヤモヤする瓜田チャリさん。そんななか、ママ友・たっくんママに「緊急で困ったときはさ、3人うちで預かるよ」とやさしい言葉をかけてもらったのです。さらに、毒太のことを普通じゃないと言われ、瓜田チャリさん自身も「やっぱり」と改めて納得。仕事を終えて危篤状態のお父さんが眠る病院行くと、病室にはすでにお母さんが来ていました。お父さんを励ましてお世話をするお母さんを見て、昨晩毒太に言われた、“お母さんの呪い”や“罰”という言葉を思い出し、瓜田チャリさんは「何も見てないくせに!」と内心怒りが沸くのでした。 父の見舞いに通う妻へ毒夫が文句を言い始め… ヒナコちゃんを保育園へお迎えに行く時間になり、「じゃあね、お父さん。また明日も来るからね」瓜田チャリさんはお父さんへ別れを告げ、病院を後にしました。保育園へ迎えに行って、スーパーに寄ってようやく帰宅すると……。 「おかえりー。今日メシ何?」今日も帰りが早い毒太は、漫画を読みながら瓜田チャリさんの帰宅を待っていました。 「えっ……ブリの照り焼きやけど」帰宅早々にごはんの話をされてイラっとする瓜田チャリさん。 「なんや……ハンバーグな気がしたのに」勝手に予想をしてがっかりする毒太。 「病院行ってんのにさ……ハンバーグ作る余裕ないわ」瓜田チャリさんがそう言うと、「えっ? 前の日に準備して、帰ったら焼くだけにしたら簡単やん」簡単なことなのにわからないの?という表情で平然と言う毒太。 さらに……「ていうかお前、病院毎日行くん? 毎日行く意味ある? 意識ないのに」毒太は悪気なく、意識がない=お見舞いは意味がないと言ってきました。 それを聞いた瓜田チャリさんは、もう毒太と家族でありたくないと思い始めたのです……。 危篤状態の親のお見舞いを拒否し、子どものお迎えもせず、家事を一切手伝わないどころか、文句まで言われたら……腹が立ってしまいますよね。さらに「前日に準備したら簡単」なんて平気で言っていますが、その“前日”は毒太の尻拭いをして睡眠時間が削られ、それどころではありませんでした。さらに、意識がなくても、大切な人なら時間の許す限りお見舞いへ行って顔を見たり、話しかけたり、お世話をしたいと思うのは当然ですよね。やはり、毒太には人の心がないのかもしれません……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年07月14日SNS上でのちょっとした交流のつもりが「友達割引とかある?」「あるんなら紹介して」と言ってくる友達はいませんか?主人公・きよかの大学の同級生・チコは度を越して人の物を欲しがったり、得をすることに執着をする「クレクレちゃん」。そんなクレクレちゃんのびっくりエピソードが詰まった漫画『欲しがるあの子を止められない』(KADOKAWA)をお届けします。本編と併せてお楽しみください!◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら<<前回のお話しはこちらチコちゃんのケチさの背景にはお母さんの影響があったとは……。お母さんの影響を大きく受けちゃってますね。次回のお話もお楽しみに!(漫画:『欲しがるあの子を止められない』ぱん田ぱん太著(KADOKAWA)より一部抜粋/マイナビウーマン編集部)◆Check!<<1話からまとめ読みはこちら『欲しがるあの子を止められない』ぱん田ぱん太(KADOKAWA)ネイリストを目指している義理の姪っ子ちゃんに、かわいく爪を塗ってもらった主人公のきよかはSNSにその写真を投稿。すると学生時代の同期・チコから「どこのネイルサロン?」とコメントが入るところから物語は始まります。SNS上でのちょっとした交流のつもりが「友達割引とかある?」「あるんなら紹介して~」「姪っ子ちゃんの練習台になってあげる!」と矢継ぎ早にメッセージが送られてきて、チコの恐ろしい暴走っぷりに振り回されていくきよか。そう、彼女は度を越して人の物を欲しがったり、得をすることに執着をする「クレクレちゃん」だったのです……。親が子どもに与える影響や家族との関りについて、深く人生を考えさせられる壮大な実話コミックエッセイです。Amazonでチェック楽天ブックスでチェック
2023年07月14日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、お父さんたっての希望で手術をすることに。瓜田チャリさんがお父さんの病院へ行っている間、子どもの面倒すらまともに見ていなかった毒太。そんな毒太は、「お父さんが危険な状態になったのは、お母さんの呪いだ」など、ありえない発言を連発。さらに自分はお見舞いには行かないと断言しつつ、危篤状態なら仕事や家より優先して病院へ会いに行って来い……と言うのですが?子どもとお留守番もろくにできなかった毒太を、瓜田チャリさんはもはや信用できません。翌朝、毒太にお弁当を渡すと、プフッと吹いた後、「お前さ! 俺の靴下、出し忘れてるやん! ミス多すぎ! どうやったら靴下だけ忘れるねん!」と毒太はバカにして笑いながらそう言いました。瓜田チャリさんは毒太へ言い返すことができず、ヒナコちゃんを保育園へ送っていると、たっくんママと遭遇。昨晩のことを打ち明ける瓜田チャリさんに、「緊急で困ったときはさ、3人うちで預かるよ」たっくんママはやさしい言葉をかけてくれたのです。 意識がない父のお見舞いへ駆けつけると…… 「でもさぁ、旦那さん、やっぱいろいろ変だよ。自分の奥さんのお父さんが危篤なのに」「やっぱ……おかしいよね」「うん……普通じゃないと思う」 たっくんママに励まされながら別れた瓜田チャリさん。瓜田チャリさんは仕事をしながら、たっくんママに言われた“夫は普通じゃない”という言葉に「やっぱりそうなのか……」と改めて毒太のことを考えていました。 仕事を終えて危篤状態のお父さんが眠る病院行くと、病室にはすでにお母さんが来ていました。「今日は職場落ち着いてたから早く病院行っておいでって言ってもらったのよ。お父さん……ひとりで寂しいやろなと思って」そう言ってお母さんは、まだ意識が戻らないお父さんの顔を拭き始めました。「しんどいやろうけど、がんばってなー」お父さんを励ましてお世話をするお母さんを見て、毒太……何も見てないくせに!昨晩の毒太の言葉を思い出し、瓜田チャリさんは怒りが湧きました。 自分が好きになって結婚したら、夫の悪い部分は目をつぶってしまいがち。ただ、信頼できるママ友から「旦那さん普通じゃない」と言われた瓜田チャリさんは、少し目が覚め始めているようです。ありえない発言を繰り返す毒太……。意識がなくても献身的に夫を支えようとするお母さんの姿を見せたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年07月13日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、お父さんたっての希望で手術をすることに。子どもたちが家事を手伝うなか漫画を読む毒太。それでも「子どもたちのことは俺に任せろ」という毒太の言葉を信じ、瓜田チャリさんが病院に戻ると、お父さんは危険な状態で手術室から出てきました。心残りはあるものの、深夜に病院から瓜田チャリさんが帰宅すると……ビールを飲んだ毒太はリビングで雑魚寝、次女ちゃんも制服を着たまま眠っていたのです。毒太に次女ちゃんがお風呂に入っているのか問うと、「知らん」と答え、結局子どもの面倒すらまともに見れなかった様子……。さらに毒太は、「お父さんが危険な状態になったのは、お母さんの呪いだ」とありえない発言をしたうえ、お見舞いにも行かないと言うのです……。 睡眠時間が少ないなかで妻が頑張っても毒夫は… 自分は行かないものの、お父さんが危険な状態なら、仕事や家より優先して病院へ会いに行って来い……と言う毒太。 子どもとお留守番もろくにできなかったくせに。 瓜田チャリさんはもはや毒太を信用できません。毒太は家事を一切していないため、食器を洗って、ヒナコちゃんをお風呂に入れて……さらに朝は毒太のお弁当作りもあります。 そして朝6時、毒太にお弁当を渡すと……何故か「プフッ!」と笑う毒太。 「お前さ! 俺の靴下、出し忘れてるやん!」 「あ、作業着とシャツと一緒に靴下も置いたつもりやった」瓜田チャリさんがそう言うと……「いや、ミス多すぎ! どうやったら靴下だけ忘れるねん!」毒太はバカにして笑いながらそう言いました。 それを聞いた瓜田チャリさんは、ぼんやり疑問が湧きました。 これも私のミス……?世の中の夫婦は、夫の靴下は妻が用意するの?子どもたちは自分で制服も荷物も用意してるけど……。 そう思っても、瓜田チャリさんは毒太へ言い返すことができません。 その後、ヒナコちゃんを保育園に送っていると、たっくんママと遭遇しました。そこで瓜田チャリさんはお父さんが危篤状態であることを告白。「数時間毒太に任せたら、もうさ……ははっ……」瓜田チャリさんが昨晩のことを話すと、たっくんママは、何も言わずとも喋る気力がなくなるレベルで酷い有様だったことを察してくれました。 そしてさらに、「ねぇ、緊急で困ったときはさ、3人うちで預かるよ。夕飯冷凍パスタとかになるだろうけどね~」とたっくんママは言ってくれたのです。 靴下を履かせてもらうことはしなくなったものの、服の準備をすべて妻に任せる毒太。瓜田チャリさんの言う通り、子どもが自分で準備をしているのに、なぜ大人の毒太が何の準備もしないのでしょうか……。家事はおろか子守すらできない毒太に笑われたり、バカにされる覚えはありませんよね。そしてそこに現れた救世主のたっくんママ! 実際に頼る、頼らないは別にして、こんな言葉をかけてくれるママ友がいると心強いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年07月12日■前回のあらすじ教育実習が始まると忙しく、気づくと20時になっていました。門限は17時。やっと一息ついてスマホを見ると、母から怒涛の着信が来ていました。結局終電に母からの着歴がえげつないことになっていたので、ひとまず電話をすることに。研究授業の打ち合わせでこの後も残って欲しいと担当教員に言われていたのでまだ帰れないと説明すると…びっくりするくらいブチギレる母、怒りの矛先は私から私を遅くまで引き止めている担当教員へ。結局私が1番初めに提出した授業案に決定。なんとも無駄な時間でした…。疲れ切ってるのに…。嫌なことって続く時はほんと続きますよね。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月10日親族や親しい間柄の人に子供が誕生した場合、お祝いの品を贈ることでしょう。双子を出産した秋(@___kasumiso)さんは、義理の母親から、ベビーベッドをプレゼントされました。贈られたベビーベッドは、なんと義母のお手製。しかも、手作りとは思えないクオリティだったのです…!白でまとめた、エレガントなベビーベッドを前に、「素敵…」とただただ見惚れてしまった、秋さん。義母もまた、孫の誕生を心待ちにしていたのかもしれません。手作りのベビーベッドは、多くの人の心を打ち、「素晴らしい」とコメントが寄せられています。・売られているベビーベッドかと思った!すごすぎます!・お、お手製!?かっこいい義母さんですね。・ここまでくると、もうプロの作品。秋さんの双子が成長し、ベビーベッドが必要なくなってしまっても、『作品』として飾っておきたくなるような、義母のプレゼント。いつか成長した双子にこのベビーベッドを見せたら、自分たちがどれほど愛されているかが伝わることでしょう。このベビーベッドを見ていると、プレゼントとは、『想いを伝えるもの』ということが、よく分かります。それほどまでに、ベビーベッドからは、義母が込めた気持ちが伝わってくるのですから。[文・構成/grape編集部]
2023年07月06日■前回のあらすじ三者面談で、なんとか県外のA大学に通えるよう母を説得したかったしろみ。しかし、結局先生もしろみも母の圧に負けてしまい、母の思惑通りになってしまい…。ひょんなことから他校に通う旦那に出会い、向こうからアプローチ。「何だこのチャラ男は」と思いつつも、こんな私のこと好きなんてどんな人なんだろうかと思い始めたのが、私たちのざっくりしたなれそめです。彼氏ができたことは喜ばしいのですが一つ問題が…。そして卒業旅行シーズン…。なんとか母を説得する方法はないのでしょうか…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月04日■前回のあらすじ高校3年になり県外のA大学に興味を持ったしろみ。しかし、母は家から通えるB大学の推薦の話を進めようとしていました。しろみはなんとかA大学に進みたいのですが…。そして三者面談当日…母に負けないぞと意気込みは十分!センターとは、当時あったセンター試験のことです。母の勢いに担任の先生も押され気味です。やはり母には敵わないのか…、自分の意思が弱すぎるのか…。こんな流されてる人間私以外にいるんでしょうか? 当時の私は自分の意思が表に出せなさすぎて、ふわっとした人間で、担任の先生からも『あんた大丈夫!? クラゲみたいよ! 骨入ってる? もっとピシ! としなさい!』なんて言われていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月03日■前回のあらすじ家に帰るなり、断末魔のような叫びを聞いたしろみ。見に行くと母が野良猫を餌でおびき寄せて捕まえていたのですが、懐きそうもないのでしろみに猫を逃がさせました。「この人は生き物の命をなんだと思ってるんだろうか」としろみは思います。気になる大学の広報課さんが優しくて優しくて…。知名度もそこそこでいかにも母が好みそうな大学…。進路を決める頃、必ず母は先手を打って自分が希望する学校を決めていました。私だってA大学に行きたい…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月02日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。前回の話に引き続き、非常識な友達のエピソードを紹介します。友達にジュースを一口分けた女性。ジュースを口にした友達は衝撃の行動に…。ブクブク言わせてる!?小さい子どもがやること…アリエナイ…結局ジュースとはさようなら他の友達に相談すると…暗黙のルール自覚して直してほしい…情報収集は大切まさか、学生になっても小さな子どものような癖があるなんて…。友達の行動に衝撃を受けたエピソードでした。作画:なぁ原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月02日■前回のあらすじ普段より遅く目覚めたしろみがゴン太のいる部屋に行くと、ゴン太は動かなくなっていました。そんなゴン太を見た母は「あらまあ」と言っただけでした。 無事ゴン太の火葬が済んだ矢先、家に帰ると断末魔のようなすごい声が聞こえました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月30日人は手に入れる喜びよりも、持っているものを失うことの方が敏感なのかもしれません。今回は、イラストが何に見えるかで「あなたが一番失いたくないもの」がわかる心理テストをご紹介します。Q.次のイラストが何に見えますか? 次のうち、最も近いものをひとつ選んでください。A:くしB:手C:エイリアンD:クラゲあなたはどれを選びましたか?さっそく結果を見てみましょう。この心理テストでわかるのは?「あなたが一番失いたくないもの」深層心理において“様々な見え方ができる抽象的なイラスト”は、人生において大切にしているものを暗示。そして、何に見えたかは、あなたが愛着を持つ対象を意味します。そのため、選んだ選択肢から「あなたが一番失いたくないもの」がわかるのです。A:「くし」を選んだあなた…憩いの時間あなたはマイペースで、プライベートを大切にするのんびり屋さんのようです。また、自由な時間や好きなことを満喫するためには、お金が大切だということも理解しているよう。普段は節約をしながらせっせと働きますが、プライベートな時間と空間を楽しむときには「ご褒美」とばかりに贅沢をするでしょう。そんな憩いの時間こそ、あなたが失いたくないものかもしれません。B:「手」を選んだあなた…自分の夢あなたは天真爛漫で、やりたいことはすぐにトライしてみるタイプのようです。しかし、今は不完全燃焼な部分もあるのでは。心に大きな夢を抱いているあなたなので、夢を実現させるまでは満足できないでしょう。あなたの原動力とも言える自分の夢だけは、誰にも譲れないはず。そこで、改めて初心に戻り、自分の中にある情熱を思い出せば、やる気が湧いてくるかもしれません。C:「エイリアン」を選んだあなた…確固たる自信あなたはとてもエネルギッシュで、積極的に社会で活躍したいタイプかもしれません。そのために、今まで一生懸命努力をして実力を身につけてきたはず。しかし、自分よりも優秀な人が現れたり、努力が認められないと心が不安定になってしまうかもしれません。そんなあなたにとって何よりも大切なのは、「自信」だと言えます。自分の得意分野や技術を磨くことで、確固たる自信を手に入れられるでしょう。きっとモチベーションも高まり、毎日が充実するはず。D:「くらげ」を選んだあなた…ときめく恋あなたはかなりのロマンチストで、恋に恋するタイプかも。恋愛がうまくいっているときは絶好調ですが、うまくいかなかったりマンネリ化するとトキメキを欲してしまうようです。あなたにとって、恋の刺激は必要不可欠なもの。例えば純愛映画や恋愛小説などを読むなど、ときめきで心を満たしてみて。きっとキュンとする感覚を思い出せるはずです。おわりに自分にとって大切なものを失うのは怖いこと。自分にとって失いたくないものに改めて気づけたら、ポジティブで豊かな毎日が送れるかもしれませんね。脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。©CSA Images/gettyimages文・脇田尚揮
2023年06月30日■前回のあらすじ通学中に触られることに悩んでいたしろみ。思い切って母に相談することに。いつものように薄い反応しか返ってこないだろうと思っていたのですが、意外にも母は「気持ち悪い」と言うのでした。「どうしたらいい?」と聞く間もなく…たくさんの乗客の中から選ばれてるんでしょ? だとしたら貴方にもいけない部分があるってことなのよ。そう話す母をただ呆然と見つめていました。しかし、嫌なことは立て続けに続きます。母に相談したことを猛烈に後悔しました。そして私って気持ち悪いんだ…ショックを受けました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月23日■前回のあらすじ高校を卒業したら家を出ていくと言う弟。しろみも初めて、自分も出て行った方がいいのかもと思うのでした。電車通学中に…私が乗ってた電車は20分間ノンストップ、しかも満員電車なので片足で立ち続けたり体が半分浮いた状態だったり身動きはほぼ取れない状態でした。最初は鞄が当たっているのかなと思ったのですが、明らかに人の手でお尻を触っていることがわかるほど堂々と揉まれました。残念ながら後ろ姿しかわかりませんでした。捕まったらやばいと思ったのか、すごいスピードで電車から降りて人混みに消えて行きました…。思い切って相談をしてみました。どうせいつもの調子でふーんあっそ、で終わるかなと思っていたのですが、母からは意外な反応が返ってきました…!それにしても、犯人はどんな教育を受けてきたのでしょう。こんなくだらないことで心を痛めていたなんて、馬鹿らしいったらありゃしないと改めて何だか腹が立ってきました!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月22日■前回のあらすじ熱を出していたせいで人生初の赤点をとってしまったしろみ。母に答案を見せる段階になり、パニックになり思わず逃げだしてしまいました。クローゼットに隠れた私に迫る母母は落ちてた社会科のテストを拾い上げました。大袈裟かもしれませんが当時、カッターを見た瞬間私ここで死ぬんだと思いました。中学は母はとの関わり、コミュニケーションが薄すぎてこんな思い出しか覚えていません。私は勉強を頑張ることで現状をキープ、いい点を取ればあわよくば母に何か声をかけてもらえるかも? と、とにかく必死でもがいていた気がします。そして、いよいよ高校に進学します。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月16日■前回のあらすじ高熱を出したまま保健室で試験を受けることになったしろみ。先生は病院に行った方がいいと言ったのですが、母に叱られるのを恐れたしろみは何とか頼んで試験を受けたのでした。社会で人生初の赤点パニックすぎて先生の励ましも耳に入ってきません。重い足取りで家に帰ると、案の定母が待ち構えていました。人生初の赤点をとってしまった私。同じ高熱の日に受けた英語はよかったのですが、暗記系の社会は頭が回らなさすぎてズタボロ…。そしてテストを持ってまさかの逃げるという今考えても頭の悪すぎる行動…。そんなのすぐに捕まるのに…。でもこの時は怖くて怖くて、とにかくこのテストを母に見せてはならぬという気持ちでいっぱいでした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月15日■前回のあらすじ胃腸炎で苦しみながらも風呂場の掃除などをさせられたしろみ。翌日は38度の熱がでていましたが、母によって学校に連れていかれ、試験を受けることになりました。顔を見て驚く先生こんなハードだった期末試験は後にも先にもありませんでした。それにしても今考えたら胃腸風邪と高熱で学校に来るなんて迷惑極まりないですよね。早く帰れや! という感じです。この時高熱でフラフラになりながら受けたテストが、後で母の怒りに火をつけることになるのです…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月14日■前回のあらすじ胃腸炎で苦しんだしろみは母に迎えに来てほしいと頼んだのですが、母は迎えに来てはくれず、帰ってきたしろみに吐いた後のトイレ掃除をさせたり、布団を別室に移動させたりしたのでした。また聞こえてきた母の怒鳴り声お姑さんみたいな指摘をする母。私の母は髪の毛は当然、まつ毛一本床に落としてはならない、落としたら即拾って捨てろ! というルールを設けるほど髪の毛が大嫌いなので、お風呂場の髪の毛は悲鳴ものだったのかもしれません…。さて、娘に絶対試験を受けてもらいたい母は、そんな大した熱ではないと言い張り保健室に特別に部屋を設けてそこで試験を受けさせろと交渉。学校もそれを受け入れたのか、私は車で学校まで送り届けられました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月13日夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、お父さんたっての希望で手術をすることに。手術中にトラブルが起き、予定時間に終わらなかったため、瓜田チャリさんは、病院へ再び戻る許しを毒太に請いました。すると毒太は子どもたちは自分が見るから行って来いと言うものの、夕飯の準備もお風呂の準備も何手伝ってくれません。すると、子どもたちが次々に声をかけてきました。長男くんがお風呂掃除を、長女ちゃんがご飯を炊くと言って、家事を手伝い始めました。それでも毒太は漫画を読むだけ……。再び病院に戻り、手術室から出てきたお父さんは、意識が戻らず、土のように茶色い顔色になり、顔が2倍に膨らんでいました。心残りはあるものの、深夜1時に瓜田チャリさんは帰宅。すると、テーブルにはからになったビールの缶が数本並び、毒太はリビングで雑魚寝、次女ちゃんも制服を着たままで眠っていました。驚く瓜田チャリさんが次女ちゃんはお風呂に入っていないのか問うと、毒太は「知らん」と答えたのです。 毒夫は家事も育児もせず、親まで侮辱した挙句… 「制服着てるから風呂入ってないんちゃう?」他人事のような発言に疑問を抱く瓜田チャリさん。 寝ている次女ちゃんをよく見ると、口元が汚れていることに気づきました。「ああ、俺が食ってたチョコわけてやった」 「えっ……なのに歯磨きしないで寝させたの!?」驚く瓜田チャリさんに毒太は……「寝させてはない。俺が寝てる間に勝手にヒナコが寝ただけ」それを聞いた瓜田チャリさんは、ここまで何も任せられないと思っていたため、呆れながら怒りを抑えていました。 あくびをしながらお父さんについて毒太に聞かれた瓜田チャリさんは、手術は終わったものの危険な状態であること、今は集中治療室にいて、このまま亡くなってしまう可能性があることを伝えました。 すると……「えーそんなやばいんや……ていうかお父さんがこうなるのを予見したからお母さんは手術反対したんやろ? それやのにお母さんの忠告無視したやん。だからさ、お父さんが手術失敗したのってもしかしてお母さんの呪いちゃう?」 毒太の発言に呆れて驚く瓜田チャリさん。 「お母さんの反対聞かんかった罪」得意げに言う毒太。 「お母さんがそれで何か得するわけ?」瓜田チャリさんがそう言うと、悪びれもせず「いや……俺は知らんやん。お母さんに聞けよ」と言う毒太。 本当に頭どうなってんの?私だけじゃなく親まで完全になめてんな。 呆れた瓜田チャリさんは、話題をお父さんの面会に変えました。毒太も面会させてもらえると伝えましたが……「いや、俺いかんで」と、速攻で断る毒太。理由を聞くと、「怖いやん! 俺、病院すら苦手やのに!」と言う毒太。 妻の父親が危篤なのに、こんなもんなの? 瓜田チャリさんがそう思っていると、「でもお父さんこのままって可能性あるなら、お前は仕事よりも家のことよりも、お父さん優先して会いに行って来いよ」毒太は再び親指を立てて堂々と言うのでした。 子どもの面倒すらまともに見れなかった毒太。さらに驚くのは、お父さんが危険な状態になったのは、お母さんの呪いだという人としてありえない発言まで飛び出したこと。それだけにとどまらず、病院が怖いから妻の父親なのにお見舞いにも行かないという幼稚な毒太。再び「仕事や家より優先してお父さんへ会いに行って来い」なんて言う毒太ですが、家事もろくにせず、子どもの面倒もまともに見られないような人には安心して任せることができません……。 著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
2023年06月12日■前回のあらすじ英語以外の科目の成績が悪かったからと学習塾に通うことになったしろみ。テスト期間の前日、胃腸炎がうつったらしく体調が悪くなりました。母に迎えに来てほしいと頼んだのですが、「車の中で吐かれたら嫌」という理由で迎えに来てはくれませんでした。なんとか家にたどり着くも…ちなみにゴン太(飼ってるハスキー犬)には申し訳ないのですが、家の庭先でおトイレを済ましてもらいました。お散歩に行きたいだろうに私の具合の悪さを察したのかすぐに済ましてくれました。本当に優秀な子だ…。翌朝は期末テストの初日。それまでに熱は下がっているのでしょうか…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月12日仲のよかった友達が、ある日転校することに…。悲しさやら、さびしさやら、なんともいえない心のモヤモヤのせいで、きちんとお別れできなかったという経験はありますか。漫画家の、羊の目。(hitsujinome)さんは、『友達の転校』をテーマにした作品を公開しました。『少年少女』小学生の新田くんは、ある日、窓の外をぼんやりと眺めていました。どこか元気がなさそうです。授業が終わり、友達のたかしくんが下校していると、土手で1人たそがれる新田くんを発見し…。たかしくんは、何かを察したように「清川さぁ、転校しちゃったね」と切り出しました。清川さんはハキハキとした女の子で、たかしくんによると「結構怖かった」といいます。新田くんは、幼稚園の頃から清川さんと散々いい合いをしてきたのだとか。しかし、清川さんが転校する日に何も声をかけられなかったことが、新田くんは心残りだったのです。たかしくんの言葉に「いちいち感動する!」「後悔することがあるって、悪いことじゃないと思う!」という、たかしくん。相手に対してすべてを話し、思い残すことがなくなったら、その時こそお別れになってしまうのではないかといいます。昔のことを後悔したり、考えたりしながら、清川さんのことを忘れずにいようと励ます、たかしくん。新田くんは、弱さを隠すようにして「たかしにいわれなくっても、俺はもともとそのつもりだよ」と、鼻水を拭うのでした。【ネットの声】・もう!いちいち感動する!後悔をしている新田くんも素敵だな。・子供の頃には分からないモヤモヤを、たかしくんは的確に指摘して表現できているから、すごいです。・小学生の頃の思い出に、今でも後悔することがあるけど、それでいいんだって教えてもらえて、感謝だよ。いつか清川さんと再会した時、新田くんやたかしくんは、一体何を話すのでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年06月12日