江戸幕府創設からおよそ420年。大都市として発展した江戸・東京の人々は、動物たちとどのように関わってきたのか。大規模改修工事のために長期休館中の江戸東京博物館のコレクションから、このテーマのもとに選りすぐった作品を紹介する展覧会が、4月27日(土)から6月23日(日)まで、東京駅構内の東京ステーションギャラリーで開催される。同展は、2022年にパリ日本文化会館で好評を博した『いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし』展を拡充した凱旋帰国展。61万点に及ぶ収蔵品数を誇る江戸東京博物館のコレクションから、浮世絵、工芸品、染織など約240件の作品をテーマごとに展示し、江戸・東京の人々が動物をどのようにとらえ、表現していたのかを俯瞰する展覧会だ。興味深いのは、海外からの帰国展らしく、展覧会構成に「外国人が見た日本人とどうぶつ」という視点が組み込まれていること。1877(明治10)年に米国の動物学者モースが来日した際に驚いたのは、日本人が動物の名に「さん」づけをして親しみを込めて呼び、人力車の車夫たちも道に居座る犬やネコを避けて走っていたことだったとか。ジョルジュ・ビゴー『あさ』より《人力車に乗る日本の家族》1883(明治16)年、東京都江戸東京博物館 [5/28から展示]「ネコさん、トリさん、お馬さん…」と呼んで動物と親しむ人たちが住んでいた江戸の街では、ネコや犬が可愛がられ、ときにはゾウの見世物が話題となり、ウズラの声を競う会が催され、ウサギの飼育ブームが起きたこともあったそうだ。また人々は街から郊外に出かけ、野生の鳥の姿や虫の音に季節を感じたものだった。動物と人々のそうした関わりを、同展では「飼育されたどうぶつ」「野生のどうぶつ」「見られるどうぶつ」といったテーマを通じて見ることができる。同展ではまた、動物を「デザイン」の視点から見る試みも行われている。動物のイメージは、絵のモチーフとしてだけでなく、デザインの素材ともなり、温かみのある素朴な郷土玩具や、洗練されたデザインの精巧な工芸品にも用いられてきた。人々の生活を彩った多様な動物たちの姿が楽しめるのも興味深いところだ。今回は、東京会場だけの特別展示もある。テーマとなるのは、「東京馬車鉄道」。1882(明治15)年から約20年間、東京の大通りでは、レールの上を馬車が走っていたのだ。3枚続の豪華な錦絵や名所絵、玩具絵などの版画を通じ、往時の雰囲気を楽しみたい。歌川広重(三代)《鉄道馬車往復日本橋之真図》1882(明治15)年、鉄道博物館蔵[5/26まで展示]<開催概要>『どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより』会期:2024年4月27日(土)〜6月23日(日)※会期中展示替えあり会場:東京ステーションギャラリー時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日、6月17日は開館)、5月7日(火)料金:一般1,300円、大高1,100円公式サイト:
2024年04月24日ASATEC株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:朝日 恵太)は、屋形船東京都協同組合が開発した『イマーシブお江戸川遊び』の企画・制作を担当し、Appleストア、Googleストアにアプリケーションをリリースしました。2024年3月までは、6社の屋形船で実証運航中。4月以降は隅田川すべての屋形船で楽しめるよう展開していきます。イマーシブお江戸川遊び1イマーシブお江戸川遊びは、隅田川の屋形船に乗船しながら6つのイマーシブ体験を楽しめます。海外の方も体験できるように英語対応しており、観光客に隅田川の江戸時代の文化や歴史を体感いただけます。イマーシブお江戸川遊び2■イマーシブ体験詳細イマーシブ体験(1) 屋形船乗船江戸時代から引き継がれている隅田川の屋形船の乗船が1つ目のイマーシブな体験です。隅田川の屋形船は江戸時代に繁盛しました。当時も今と同じようにお酒や食事をしながら、花火やお花見を楽しんでいたそうです。江戸時代から変わらぬ体験をお楽しみください。イマーシブ体験(2) 江戸っ子 観光ガイド屋形船の移動中は江戸っ子による「観光ガイド」で江戸時代の話し方を楽しむことができ、観光地について知ることができます。案内する場所につくとGPSで乗船中の船の位置情報を取得し、自動的に音声ガイドがながれます。イマーシブ体験(3) 江戸変化江戸変化は、江戸時代に活躍した歴史上の人物や忍者、歌舞伎、侍にARで変身できる体験を楽しめます。歴史上の人物になりながら江戸時代の活躍した人物を学べます。イマーシブお江戸川遊び3イマーシブ体験(4) 江戸タイムスリップ江戸タイムスリップは、江戸時代の隅田川にタイムスリップするイマーシブ体験がまっています。3DCGで復元された約200隻の屋形船とともに当時も楽しまれていた花火やお花見を楽しめます。景色の中には「ハート」が3つ隠されています。全部見つけると恋が叶うかもしれません。イマーシブお江戸川遊び4イマーシブ体験(5) お江戸ショーお江戸ショーは、お台場の360度空一面を活用し、江戸時代の歴史や文化に触れるイマーシブ映像作品です。江戸時代に活躍した浮世絵師の浮世絵がお台場の空一面で動き出し、3DCGで復元された黒船や江戸城がお台場の空間に当時あった場所に出現するところが見どころです。大迫力の音と360度空間映像をお楽しみください。イマーシブお江戸川遊び5イマーシブ体験(6) AirMappingShow EDOAirMappingShow EDO(エアーマッピングショーEDO)は、夜のお台場の空間に、江戸時代を連想させる音と光で奏でる美しい空間演出作品上映します。空間を活用しているので2D映像をみるだけではなく、観覧者との距離感も感じとれる奥行きがある3D作品映像を楽しめます。イマーシブお江戸川遊び6イマーシブお江戸川遊び7 3月までは6社の屋形船で実証運航中です。ご予約はこちらにご連絡ください。イマーシブお江戸川遊びHP: 予約 : ■屋形船東京都協同組合について屋形船東京都協同組合は、平成3年に隅田川沿いの屋形船事業者が集まり結成され、屋形船事業者の組合として、唯一、国土交通省関東運輸局の認可を受けている団体です。その後、屋形船の増加に伴い、江戸川、荒川、深川、港、品川、羽田など多方面にわたり、事業者が拡大してゆきました。屋形船事業者として、東京湾内、河川での安全な航行、利用船客へのサービスの向上、事業者の技術の向上をめざしています。ホームページ: ■ASATEC株式会社についてASATECは、AR・VR・MR技術を活用した様々なソリューションを提供するテクノロジー会社です。管理画面から画像データをアップロードするだけで簡単にwebでARフォトフレームが作れる『webARフォトフレーム』の提供や、現実の世界の空間を活用したリアルメタバースのプラットフォームアプリ『MetaTown』の提供、VRで消火器の使い方が学べる『VR消火訓練PRO』など、AR・VR・MRを活用したあらゆる課題解決のためにプロジェクトの企画から開発・導入、プロモーションまでをワンストップで提供しています。商号 : ASATEC株式会社代表者: 代表取締役 朝日 恵太所在地: 東京都港区東新橋2-7-3 昭和アステック1号館URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日株式会社柿沼人形は、同社の節句人形「itowa(いとわ)」の新シリーズとしてフランス、イタリアメイドのテキスタイルや、ヨーロッパをイメージさせるテキスタイルを用いた「旅するitowa」を発表いたしました。2024年の「旅するitowa」では、雛人形3商品、五月人形(兜)2商品を新作として限定数にて販売いたします。「旅するitowa」スペシャルページ: オンラインショップ: Instagram : X(旧Twitter) : Facebook : YouTube : 親王飾 柚々(ゆゆ)と生地柿沼利光がパリの街で出逢ったドレス用生地を人形の衣裳に使用。ドレス生地はチューリップの花畑をイメージさせるデザインになっています。パリの店にディスプレイされていた生地■旅するitowaのコンセプト(思い)itowaのプロデューサーである伝統工芸士・柿沼利光が、フランス、イタリア、ドイツなど欧州を旅するなかで、ふと目にした空、街に咲く花、そして赤ちゃんをくるむ一枚の布。それは日本で見るものとは違う色や形ではありましたが、その土地の人々の心を癒す自然の色であり、小さな子どもへの深い愛情を感じる布の色でした。節句人形は日本の文化ですが、わが子の健やかな成長を願う心は、世界共通。欧州を旅した時に心を動かされた空や花の色、一枚の布の色に思いを馳せ、世界中の子どもたちの健やかな成長を願って、新たにitowaに加えたのが“旅するitowa”シリーズです。旅するitowa ロゴ■これまでのitowa商品との主な違い・これまでは日本の伝統的な生地を生産する京都・西陣の生地を主として使用。・「旅するitowa」シリーズではフランス、イタリアメイドの生地やヨーロッパをイメージさせる生地を使用。・これまでよりも、より可愛らしさを演出するため、人形の目の比率をひと回り大きく変更。■商品概要親王飾 湖々(ここ)商品名:湖々(ここ)価格 :101,200円(税込)型番 :ha0512h017生地 :レッドとブルーのバラがプリントされた、イタリア製ジャージ生地サイズ:30×20×19センチその他:屏風は変わり二曲屏風(大小の丸は赤銅色の箔押し)親王飾 瑠々(るる)商品名:瑠々(るる)価格 :102,300円(税込)型番 :ha0512h016生地 :美しい数種類の糸が交差するイタリア製ツイード生地サイズ:30×20×16.5センチその他:天然木で作られた衝立には桜模様で春の訪れを表現親王飾 柚々(ゆゆ)商品名:柚々(ゆゆ)価格 :115,500円(税込)型番 :ha0512s018生地 :プロデューサー・柿沼利光がパリの街で出逢った、フランス製のドレス用生地金糸でチューリップのシルエットが縁取りされた優雅なデザインサイズ:30×20×33.5センチその他:飾り台が収納箱を兼ねた「収納飾り」屏風は二曲屏風で藍色のベースに桜と唐草の金彩を施した兜飾り 陽光(ようこう)商品名:陽光(ようこう)色 :紫価格 :68,200円(税込)型番 :ga05k1h004生地 :西陣の生地をヨーロッパを感じさせる配色にサイズ:30×20×22センチ特長 :飾り台はマーブル柄の紀州塗、屏風は二曲の金屏風兜飾り 光騎(こうき)商品名:光騎(こうき)色 :青価格 :113,300円(税込)型番 :ga05k1h011生地 :紋章をイメージさせる柄の西陣織の生地サイズ:30×25×31センチ特長 :兜の鍬形は天然木製、兜の緒は伝統工芸品の東京組紐エンジ色の屏風は二曲屏風のオリエンタルな模様は手描き杢目を際立たせた矢立には、宝来鈴を添えた【木目込人形とは】木目込とは、衣裳のひだや布切れの境となる部分に細い溝を彫り込み、そこに布を「きめこむ」ことからそう呼ばれています。発祥は、約270年前の元文年間(1736~41)の京都。通説によると、当時の上加茂神社の雑掌の高橋忠重という人が、余技で、神社の祭礼用の道具を作った余りで木彫りの人形を作り、それに神社の衣裳の残り裂を木目込んだのがはじまりといわれています。この人形は当時、加茂人形・加茂川人形・柳人形と呼ばれ、のちに木目込人形と呼ばれるようになります。木目込人形は江戸の発展と共に、京都から江戸に移り住んだ人形師により、「江戸風」に発達していきました。現代では、「江戸木目込人形」として経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定され、おもに東京・埼玉でつくられています。【柿沼利光】itowaの雛人形・五月人形の作者は江戸木目込人形の伝統工芸士、柿沼利光。25歳より人形師・芹沢英子、2代目・柿沼東光に師事し、技と感性を磨いてきた柿沼利光が、現代的な可愛らしさと本物志向の品格を追い求めてプロデュースしたのが、itowa~いとわ~です。衣裳の柄や色合わせはもちろんのこと、お人形のふっくらとしたお顔のシルエットを「優しさ」「愛しみ」「見守り」「包容」といったコンセプトに合わせて決定。またお人形の「眼」も、それぞれのコンセプトに合った表現とするなど、こだわり抜いたプロデュースを行なっています。【会社概要】商号 : 株式会社柿沼人形事業内容: 節句人形や木目込製品の製造・販売 所在地 : 東京都荒川区西尾久2-13-2(本社) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月01日株式会社真多呂(東京都台東区上野5-15-13、代表取締役:金林 健史)は、「江戸木目込人形 ミニリュウ」の販売を2023年10月24日(火)より開始しました。真多呂人形会館及びインターネット( )にて、販売しています。江戸木目込人形 ミニリュウ1真多呂人形では「日常の中で伝統工芸を気軽に楽しんでもらいたい」という想いから、2019年は「ピカチュウ」、昨年は「ミミロル」の江戸木目込人形を制作し、大きな話題を集めました。今年は、ポケットモンスターの「ミニリュウ」を江戸木目込人形で表現することに挑戦しました。「江戸木目込人形 ミニリュウ」は、最高級の木目込み人形を制作する職人たちが、伝統的な技法を忠実に用いて作り上げました。木目込み人形固有の優しい雰囲気と、ミニリュウが見事に調和し、魅力的な「江戸木目込人形 ミニリュウ」が誕生しました。「江戸木目込人形 ミニリュウ」は「お正月飾りとして飾ってもらいたい。」「1年間を通じて飾ってもらいたい。」という思いが込められています。江戸時代の元文年間からおよそ280年受け継がれてきた伝統技法で制作した「江戸木目込人形 ミニリュウ」をきっかけとして、より多くの方に伝統工芸に触れていただきたく、プレスリリースを配信させていただきます。【江戸木目込人形 ミニリュウ】価格 : 17,600円(税込)サイズ : 飾った時 間口150mm×奥行120mm×高さ157mm本体約 幅90mm×奥行75mm×高さ120mmセット内容: ミニリュウ、台、屏風、作札真多呂人形会館 及び インターネットで販売中URL : 江戸木目込人形 ミニリュウ2江戸木目込人形 ミニリュウ 前江戸木目込人形 ミニリュウ 後ろ【真多呂人形】会社名 : 株式会社真多呂代表者 : 代表取締役 金林健史住所 : 〒110-8505 東京都台東区上野 5-15-13ネットショップURL: 真多呂人形真多呂人形は、大正8年(1919年)創立。280年受け継がれてきた伝統工芸品である木目込み雛人形・五月人形などを制作しております。木目込人形とは、今から約280年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重という人が、神具の柳筥をつくった余材で、木彫の人形を作り、表面に溝を彫って、神官の衣束の端裂を木目込んだのが、その始まりと言われています。桐塑でつくられた人形に、ひとつひとつ手作業で衣裳や模様の筋彫りを入れ、そこに目打ちなどで布地を入れ込んで(木目込み)着せ付けいく、大変手の込んだ人形です。真多呂は、上賀茂神社から木目込み人形の正統伝承者として唯一認定を受けています。真多呂人形(江戸木目込人形)は昭和53年に、伝統工芸品に認定されました。左:経済産業大臣指定 伝統的工芸品のマーク/右:上賀茂神社による木目込み人形 正統伝承者の認定証 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月24日4年ぶりの花火大会の開催が報じられ、話題となった隅田川。江戸時代には、輸送の大動脈であると同時に、名所として深く愛されてきたその隅田川と、当時の都市風景に焦点をあてた展覧会が、7月7日(金)から8月6日(日)まで、千代田区立日比谷図書文化館で開催される。同展は、大規模改修工事のために休館中の東京都江戸東京博物館が、長年にわたり交流を続けてきたソウル歴史博物館と共同で、2022年に開催して好評を博した国際交流展をコンパクトにまとめたもの。東京都江戸東京博物館の収蔵品を展示の中心とするが、会場となる千代田区の文化財である紀伊国屋三谷家コレクションから、歌川広重(2代)や歌川豊国(3代)の浮世絵の出品もあり、隅田川の魅力をより丁寧に紹介する企画展となっている。高い建物などがなかった江戸時代には、隅田川の橋の上や舟から見晴らすと、遠景には富士山と筑波山が望め、また近景には川岸の有名な社寺の建造物を眺めることができたとか。広々とした空間に隅田川を描いた絵画や図巻では、そうした風景の美しさとともに、生活により身近な名所も見ることができる。一方、隅田川周辺の名所を舞台に繰り広げられる季節の風物詩も人気の画題だった。四季の移り変わりに心を寄せた江戸の人々が楽しんだ春の花見、夏の涼み船や花火見物、秋の月見や紅葉狩り、冬の雪見といった行楽や、寺社の祭礼などの年中行事を描いた作品もまた、たくさん登場する。エピローグとして、江戸幕府が終焉を迎え、時代が明治に変わることで隅田川に訪れた大きな変化の紹介もある。1923(大正12)年の関東大震災とその後の復興計画によって、復興橋と呼ばれる橋が次々と架けられ、隅田川の景観そのものも大きく変わったが、そのモダンな姿は現在も東京の風景を彩っている。江戸時代から現代へと続くこの都市の象徴のひとつである隅田川の多彩な世界を堪能したい。<開催情報>江戸東京博物館 館外展示『隅田川-江戸時代の都市風景』会期:2023年7月7日(金)~8月6日(日)会場:千代田区立日比谷図書文化館 1階特別展示室時間:10:30~19:00、金曜は20:00、土曜は18:30、日曜は16:30まで(入室は閉室の30分前まで)休館日:7月17日(月・祝)公式サイト:
2023年07月06日ホテルニューオータニ大阪より、“究極のかき氷”「江戸かき氷」が登場。2023年5月17日(水)から9月下旬まで、地下1階「麺処NAKAJIMA」および「季処 一心」にて販売される。“究極のふわふわ食感”「江戸かき氷」「江戸かき氷」は、ホテルニューオータニ大阪で毎年多くの人気を獲得している“究極のかき氷”。南アルプス・八ヶ岳の天然氷を使用したかき氷は、口にした瞬間、綿菓子のようにとける“ふわふわ食感”が魅力だ。2023年の夏は、いちご・和三盆・マンゴーの全3種のフレーバーがラインナップ。ホテルのひんやりスイーツで、暑い夏に癒しのひとときを楽しめそうだ。「いちご」フレーバーは、ふわふわの氷に、“苺の王様”「博多あまおう」の果肉をたっぷり使用したあまおう100%ソースを合わせたかき氷。クリームなどを一切使用しないシンプルな味わいで、いちご本来の甘みや果肉の食感を心ゆくまで楽しめる。「和三盆」のかき氷にも注目。氷の中に白玉や羊羹ゼリー、黒蜜あんこなどを忍ばせたほか、隠し味に“藻塩”を加えることで、和三盆のやわらかな甘味を引き立てている。果肉入りのマンゴーゼリーと黒蜜ゼリーを入れ、仕上げにマンゴー葛ソースをたっぷりかけた「マンゴー」かき氷は、マンゴー好きにはたまらない一品。見た目も鮮やかなイエローカラーで、夏を感じつつ涼むことができる自慢のフレーバーとなっている。【詳細】ホテルニューオータニ大阪「江戸かき氷」販売期間:2023年5月17日(水)~9月下旬場所:ホテルニューオータニ大阪 地下1階「麺処NAKAJIMA」および「季処 一心」住所:大阪府大阪市中央区城見1-4-1時間:・「麺処NAKAJIMA」11:00~14:00(最終入店)・「季処 一心」17:00~21:00(L.O 20:30)メニュー:・和三盆 2,800円・マンゴー 2,800円・いちご 2,500円※サービス料別。【予約・問い合わせ先】レストラン総合案内直通TEL:06-6949-3229
2023年05月18日府中市美術館恒例の、江戸絵画をさまざまな切り口で紹介する「春の江戸絵画まつり」。20回目の今年は「春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室」と題して3月11日(土)〜5月7日(日)に開催される。これまでは美術史の視点から作品を鑑賞してきたが、画家はどう描いたかに着目することによって、江戸絵画の世界にもう一歩近づこうとするものだ。描くなんて難しそう、という心配はご無用。江戸絵画には、あえて下手に描いたり、一生懸命描いた結果下手であったりするもよしという自由さがあるのだから。例えば、動物、人物、花、山水という「四代テーマに挑戦」では、円山応挙の愛らしい子犬を輪郭線だけで描くなど、江戸絵画を見て現代の画材で実際に描いてみることができる。また、江戸時代の画家がどうやって絵を学んだのかを探ってみると、基本的に「正確なデッサン」を修得する必要のある西洋絵画とは異なり、素晴らしい絵を真似てきたということが言える。古来、中国から輸入された絵を模範とし、室町時代の画層である雪舟、はたまた円山応挙を手本とし、オランダから輸入された版画や書物の挿絵を見て西洋風の描き方を取り入れるようにもなる。現代では「真似」はよくないとされるが、真似て学ぶ=「まねぶ」でもいいのだとわかれば、肩肘張らずに楽しめるのではないだろうか。江戸時代の画家たちはどんな画材を使って、どんな技法で描いていたのか、基礎知識から描き方のコツまでが学べる。例えば、伊藤若冲が用いていた「筋目書き」という技法。吸水性の強い薄手の紙で、墨のにじみとにじみがぶつかると境目が白く残る性質を利用して、花びらや鱗などを描いた。ほか、少ない色でカラフルに描く秘訣も教えてくれる。知っているようで知らなかった江戸絵画の扉を開いてみてはいかがだろうか。<開催情報>『春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室』会期:3月11日(土)~5月7日(日)会場:府中市美術館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜料金:一般700円、大高350円、中小150円公式サイト:
2023年03月08日伝統にモダニズム~江戸切子にJewelのデザインセンスを融合!(有)川商では2023年の "江戸切子×Jewel Kiriko 限定品" として「桜の渦uzuの酒杯」の受注を2023年1月10日(火)よりスタート!今後、(有)川商ではガラス工芸を使った新しいジャンルを開拓するために広くお客様の要望を求める。■桜の渦uzuの酒杯!数量限定!~毎年恒例の桜の時期の限定アイテムです!2023 春「桜の渦uzuの酒杯」数量限定!宝石のような美しいプリズムに桜の花ビラが投影されます。若手の切子職人のお品になります。切子のカットをぐい呑みの側面に沿ってさながら桜が渦を巻くようにカットしています。その渦のような大胆なカットの間には魚子(ななこ)とよばれる細かいカットが入り一層、このグラスを際立たせています。価格 31,900円(税込)・共箱(桐箱)付き2023 春の限定品「桜の渦 酒杯」のページはコチラをクリック : ■ 切子&Jewel KirikoとはJewel Kiriko それはJewel とKirikoのコラボレーションproject江戸切子のカット技術から、日本中にある切子、カット技術の粋を集め新しい日本の新創工芸を生み出す。Jewel Kirikoは(有)川商が主催する、そんなプロジェクトです。(日本、中国、インドの商標取得済)画像はJewelデザインのKirikoグラスをはじめ、kirikoのカットピースとサファイやルビー、18金など宝石や貴金属とコラボしたJewelのKirikoの画像です。江戸切子&Jewel Kirikoの特集ページ!コチラをクリック! : ■ECサイト『Craft Style』とは?(有)川商(仙台)は日本の伝統工芸、文化をクリエータや新しい感性をもった職人たちによって現代にマッチさせた新しいJapan CraftのECサイトをオープンさせました。出品アイテムは、どれもこれが工芸品?と見違えるほど斬新でモダンなアイテムです。(有)川商はCraftの流通化、産業化を目指している。Craft Style のTOPページはコチラをクリック! : ▼クリエーター、デザイナー、CAD技術者、支援者を募集!弊社ではJewel Kirikoプロジェクトを困難な時局の中でも継続させるため、クリエーター、デザイナー、CAD技術者、スポンサーなど支援いただける方々を募集しています。日本のカット技術 "切る" は商品アイテムからインテリア建築アイテムまでの応用を含んだ大きな市場を将来に見据えています。お心に共感いただけましたらお声掛け下さいませ。ご協力いただけるクリエーターなどには "Jewel Kiriko" の商標権の使用(限定範囲)などを専門家と相談・検討をしています。詳しくはご連絡下さいませ。■国際宝飾展で商品を手に取って見れます!Jewel Kiriko~切子のグラスもJewelも!Jewel Kiriko 2023 新作会場マップ■お問合せ----------------------------------------------------------------------------[会社概要]名称:有限会社 川商 Jewel Kiriko事業部TEL 022-301-7225設立:2000年6月8日事業内容:日本の和装・工芸品のモダンライズの提案、企画、製造まで。運営サイトCraft Style : Craft Style : ---------------------------------------------------------------------------- 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月10日『エンターテイメントで 屋形船のすそ野を広げる』のビジョンのもと、世界に江戸・東京文化、次世代の屋形船エンターテイメントを展開する「江戸前汽船株式会社」が、「業界最大級のオーディション情報サイトnarrow」とタッグを組み、2023年のアンバサダーを懸けたオーディションを一般公募することが発表されました。アンバサダーに選出されると、多数のメディアへの出演や約20万円相当の豪華特典等の他、企画・広報関連会議への参加も可能で、コラボやプロデュースの面でも自身の能力を存分に発揮できます。応募者全員にお食事券プレゼントの大サービスもあり、この機会に是非江戸前汽船を体験してください。応募はオーディション情報サイトnarrow(所在地:東京都世田谷区、代表:渋谷 幸太郎)にて2022年12月20日~2023年1月31日まで受付しています。#江戸前汽船 アンバサダーオーディション2023江戸前汽船は東京の進化を象徴する「お台場」や「レインボーブリッジ」を巡る非日常な水上体験×「安全・清潔・リーズナブル(価格以上の価値)」をコンセプトとした「業界最安値」のもんじゃ屋形船として、幅広い世代が虜になっています。もんじゃ食べ放題プラン以外に、2022年12月、TBSのNスタでも紹介された塊肉のリッチなコース(動画: )、至極のパフォーマンスを堪能×ルーフトップから絶景を楽しむことができる、インバウンド集客にも非常にマッチした、エンターテイメント性の高いコースも登場しました。屋形船自体はもちろん、併設のミュージアム(超希少な、相撲関係の逸品、江戸文化にまつわる歴史的資料揃い)、SNS映えに本気でこだわり、待合所から乗船までの道のりに関しても「テーマパーク」レベルで楽しめます。食も絶景もエンターテイメントも堪能できる屋形船「江戸前汽船」、参加特典に6,600円無料お食事券プレゼントなど、豪華企画の幕開けです!日本唯一のアミューズメント屋形船 #江戸前汽船 アンバサダーオーディション2023(応募はこちらから) ■参加特典〈応募者全員〉江戸前汽船もんじゃ食べ放題コース6,600円無料お食事券プレゼント!※書類選考終了のタイミングで、郵送にて発送予定〈書類選考(1次選考)通過者〉43,800円相当の特典あり!![1][2]の2コースを、本人+同伴者1名様分を無料提供!![1]江戸前国産牛の塊肉BBQコース~お台場・レインボーブリッジ周遊2時間~乗船料+国産牛の塊肉メインのコース+飲み放題お一人様 9,900円(税込) [2]江戸前粋な屋形船コース~お台場・スカイツリー周遊2.5時間~乗船料+江戸前食の四天王(寿司・天ぷら・鰻・そば)+飲み放題+伝統芸能SHOWCASEお一人様 12,000円(税込) ■アンバサダー特典・任期1年中毎月食事の提供(5,500~12,000円相当のコースをペアで毎月1回)約20万円前後の豪華特典です!・公式WEB、SNS、販促POP、雑誌広告、動画等での起用、取材対応、イベント出演等・江戸前汽船の企画に携わっていただき、コラボメニューやキャンペーンの企画■求める人材江戸前汽船に来訪可能な方でしたら、出身・居住地、経験、職業、ジェンダー等一切不問です。・グルメレビュアー、屋形船、江戸文化、相撲に興味関心が高い方歓迎・こだわりのあるスタンス、ライフスタイルの方歓迎【オーディション事務局より】「応募者全員、もんじゃ食べ放題コースが無料というすっごい企画です!そして、1次通過者は超豪華43,800円分の特典・・・!直近TV取材も入っており、今後も国内市場、インバウンド両方でポテンシャルがめちゃくちゃ高い秀逸なブランドです!興味のある方はどしどしご応募お待ちしております!」~店舗情報~江戸前汽船■江戸前汽船の思い『エンターテイメントで 屋形船のすそ野を広げる』「江戸」をテーマに日本食文化×日本伝統芸能のイノベーティブの実現。進化系屋形船がお届けする江戸前エンターテイメント。大人がはしゃげる非日常的な屋形船。◯公式WEB ◯予約 ~オーディション事務局~本プロジェクト公式ページ 会員10.8万人突破!オーディション情報サイトnarrow narrow公式Instagram 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月22日株式会社真多呂人形は、「江戸木目込人形 ミミロル」の販売を2022年10月25日より開始しました。真多呂人形会館 及び インターネットにて、販売しています。見る人を笑顔にするようなミミロルの江戸木目込人形真多呂人形では「日常の中で伝統工芸を気軽に楽しんでもらいたい」と、様々な作品との商品化を積極的に行っています。2019年は「ピカチュウ」、昨年は「ライコウ」の江戸木目込人形を制作し、大きな話題を集めました。今年は、ポケットモンスターの「ミミロル」を江戸木目込人形で表現することに挑戦しました。「江戸木目込人形 ミミロル」の制作にあたっては、耳の先や腰回りのモコモコとした体毛のボリューム感の再現、眉や目、鼻など細かい部分の木目込みに苦労しましたが、熟練の職人の高い技術により、見る人を笑顔にしてくれるようなミミロルに仕上がりました。「江戸木目込人形 ミミロル」は「お正月飾りとして飾ってもらいたい。」「1年間を通じて飾ってもらいたい。」という思いが込められています。江戸時代の元文年間からおよそ280年受け継がれてきた伝統技法で制作した「江戸木目込人形 ミミロル」をきっかけとして、より多くの方に伝統工芸に触れていただきたく、プレスリリースを配信させていただきます。【江戸木目込人形 ミミロル】価格: 17,600(税込)サイズ: 飾った時間口150mm×奥行120mm×高さ157mm本体幅110mm×奥行80mm×高さ145mmセット内容: 江戸木目込人形ミミロル/台/屏風/作札予約注文受付開始: 2022年10月25日真多呂人形会館 及び インターネットで販売中URL : ・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年10月26日株式会社真多呂人形(東京都台東区上野5-15-13、代表取締役:金林 健史)は、「江戸木目込人形 ミミロル」の販売を2022年10月25日より開始しました。真多呂人形会館 及び インターネット( )にて、販売しています。ミミロルメイン画像真多呂人形では「日常の中で伝統工芸を気軽に楽しんでもらいたい」と、様々な作品との商品化を積極的に行っています。2019年は「ピカチュウ」、昨年は「ライコウ」の江戸木目込人形を制作し、大きな話題を集めました。今年は、ポケットモンスターの「ミミロル」を江戸木目込人形で表現することに挑戦しました。「江戸木目込人形 ミミロル」の制作にあたっては、耳の先や腰回りのモコモコとした体毛のボリューム感の再現、眉や目、鼻など細かい部分の木目込みに苦労しましたが、熟練の職人の高い技術により、見る人を笑顔にしてくれるようなミミロルに仕上がりました。「江戸木目込人形 ミミロル」は「お正月飾りとして飾ってもらいたい。」「1年間を通じて飾ってもらいたい。」という思いが込められています。江戸時代の元文年間からおよそ280年受け継がれてきた伝統技法で制作した「江戸木目込人形 ミミロル」をきっかけとして、より多くの方に伝統工芸に触れていただきたく、プレスリリースを配信させていただきます。【江戸木目込人形 ミミロル】価格 : 17,600(税込)サイズ : 飾った時 間口150mm×奥行120mm×高さ157mm本体 幅110mm×奥行80mm×高さ145mmセット内容 : 江戸木目込人形ミミロル/台/屏風/作札予約注文受付開始: 2022年10月25日真多呂人形会館 及び インターネットで販売中URL : (C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemonミミロル画像1ミミロル画像2ミミロル画像3ミミロル画像4【真多呂人形】会社名 : 株式会社真多呂人形代表者 : 代表取締役 金林 健史住 所 : 〒110-8505 東京都台東区上野5-15-13ネットショップURL: 真多呂人形画像真多呂人形は、大正8年(1919年)創立。280年受け継がれてきた伝統工芸品である木目込み雛人形・五月人形などを制作しております。木目込人形とは、今から約280年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重という人が、神具の柳筥をつくった余材で、木彫の人形を作り、表面に溝を彫って、神官の衣束の端裂を木目込んだのが、その始まりと言われています。桐塑でつくられた人形に、ひとつひとつ手作業で衣裳や模様の筋彫りを入れ、 そこに目打ちなどで布地を入れ込んで(木目込み)着せ付けていく、大変手の込んだ人形です。真多呂は、上賀茂神社から木目込み人形の正統伝承者として唯一認定を受けています。真多呂人形(江戸木目込人形)は昭和53年に、伝統工芸品に認定されました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月25日株式会社 真多呂人形(東京都台東区上野5-15-13 代表取締役:金林 健史)は、「江戸木目込人形 ミッフィー」の販売を8月17日より開始しました。真多呂人形会館 及び インターネット( )にて、販売しています。木目込人形ミッフィーメイン画像日本では、その年の干支の置物を厄除け・縁起物として飾る風習があります。真多呂人形では、来年の卯年に因み、「江戸木目込人形 ミッフィー」を干支飾りとして発売いたします。「江戸木目込人形 ミッフィー」は、伝統的工芸品の指定を受けた真多呂人形のこだわりがギュッと凝縮されています。原型づくりは、3DプリンターやCADなどに頼らず、すべて手作業です。ミッフィーは形がシンプルだからこそ造形が難しく、形を正確に表現することに苦労しました。布を木目込む土台には、伝統的工芸品にも用いられる素材の桐塑(とうそ)を使用しています。ミッフィーの洋服は、伝統的工芸品ならではの和人形衣裳の花柄の布を使用しました。多くの職人の試行錯誤の上、愛くるしい「江戸木目込人形 ミッフィー」が誕生したのです。江戸時代の元文年間からおよそ280年受け継がれてきた伝統技法で制作した「江戸木目込人形 ミッフィー」をきっかけとして、より多くの方に伝統的工芸品に触れていただきたく、プレスリリースを配信させていただきます。■縁起物として「うさぎ」は「穏やかなイメージから家内安全」「飛び跳ねる姿から飛躍」の象徴とされています。新型コロナウイルスが収束せず、生活への影響が長引いている今、家庭での健康・安全への願いや、閉塞感から脱却し飛躍をしたいという願いは、多くの方が抱いているのではないでしょうか。そんな思いも込めて、「江戸木目込人形 ミッフィー」を卯年の縁起物としておすすめします。■インテリアやアートとしてミッフィーは60年以上の歴史があり、大人にも人気のあるキャラクターです。大人のミッフィーファンには、インテリアやアートとして「江戸木目込人形 ミッフィー」を楽しんでいただきたいです。「江戸木目込人形 ミッフィー」が生活空間に彩りを添え、心を豊かにしてくれる・・・。そんな存在となれば幸いです。【江戸木目込人形 ミッフィー】商品名 :江戸木目込人形 ミッフィー価格 :¥15,400(税込)サイズ :150mm×120mm×154mm(幅×奥行×高さ)セット内容:江戸木目込人形 ミッフィー/屏風/木札/緋毛せん販売開始日:2022年8月17日真多呂人形会館 及び インターネットで販売URL: 江戸木目込人形 ミッフィー ブルー・イエロー【株式会社 真多呂人形 会社概要】会社名 : 株式会社 真多呂人形代表者 : 代表取締役 金林 健史所在地 : 〒110-8505 東京都台東区上野5-15-13ネットショップURL: 真多呂人形の木目込雛人形真多呂人形は、大正8年(1919年)創立。280年受け継がれてきた伝統工芸品である木目込み雛人形・五月人形などを制作しております。木目込人形とは、今から約280年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋 忠重という人が、神具の柳筥をつくった余材で、木彫の人形を作り、表面に溝を彫って、神官の衣束の端裂を木目込んだのが、その始まりと言われています。桐塑でつくられた人形に、ひとつひとつ手作業で衣裳や模様の筋彫りを入れ、そこに目打ちなどで布地を入れ込んで(木目込み)着せ付けいく、大変手の込んだ人形です。真多呂は、上賀茂神社から木目込み人形の正統伝承者として唯一認定を受けています。真多呂人形(江戸木目込人形)は昭和53年に、伝統的工芸品に認定されました。経済産業大臣指定伝統的工芸品のマーク/木目込み人形正統伝承者の認定証【ミッフィーについて】ミッフィーは小さなうさぎの女の子。オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナが描いた絵本の主人公です。1955年にオランダで初めての絵本が刊行され、日本では1964年に「ちいさなうさこちゃん」(福音館書店刊)が出版されました。以来、半世紀にわたり世代を超えて親しまれています。正直で純真で勇気があり、いつも新しいことに興味津々なミッフィーと、家族やおともだちが繰り広げるあたたかい物語は、世界中の人々に愛され続けています。ミッフィークレジット 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月17日大規模改修工事のため、2022年4月より2025年度中までの予定で長期休館に入った江戸東京博物館。同館が所蔵する江戸から東京に関する豊富な資料を、その分館である江戸東京たてもの園で紹介する展覧会『江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道』が2023年2月12日(日)まで開催されている。同展では、江戸東京博物館で展示されていた資料や模型に加え、江戸東京たてもの園の前身にあたる武蔵野郷土館が収集した資料も交え、旧石器時代から戦国時代、江戸時代、明治・大正・昭和、戦後から高度成長期と、4章で東京の長い歴史を紹介。大田区で出土した古墳時代の埴輪から江戸の町を描いた浮世絵、終戦直後の荒れ果てた東京を捉えた写真など、さまざまな資料が展示される。都内に現存した歴史的建造物を移築復元して公開している同園で展観することにより、より深く東京の歩みを知ることができそうだ。歌川広重《名所江戸百景大はしあたけの夕立》1857年(安政4)9月東京都江戸東京博物館蔵※展示期間:7月26日(火)~8月28日(日)ミニチュア台所道具明治時代東京都江戸東京博物館蔵G・フェ-レイス《畑をたがやす女性(新橋・有楽町付近)》1945年(昭和20)東京都江戸東京博物館蔵/PPS通信社【開催概要】江戸東京たてもの園特別展『江戸東京博物館コレクション――東京の歩んだ道』会期:2022年6月25日(土)~2023年2月12日(日)会場:江戸東京たてもの園時間:9月30日(金)までは9:30~17:30、10月1日(土)から16:30まで(入園は閉園30分前まで)休園日:月曜(祝日の場合翌日休)、2022年12月25日(日)~2023年1月1日(日)料金:一般400円、大学320円、高中(都外)・65歳以上200円公式サイト:
2022年07月05日特別名勝六義園(りくぎえん)にて、7/23(土)に江戸時代から続く伝統工芸「江戸うちわ」製作の体験講座を開催します。この夏は歴史と緑あふれる六義園で、風情ある「江戸うちわ」作りを通して、日本文化の魅力を再発見しませんか。六義園オリジナル模様のうちわ過去の開催時の様子冷抹茶と和菓子付き(イメージ)江戸うちわづくり詳細※定員に達したため現在キャンセル待ちのみの受付となっております。(7月7日現在)【キャンセル待ち申込方法】・メールの件名に「江戸うちわづくり申込(キャンセル待ち)」とご記入ください。・メールの本文に①江戸うちわづくり、②参加者全員の氏名、③代表者の電話番号をご記入の上、以下までお申し込みください。・メールアドレス: rikugien-event.sm@tokyo-park.or.jp ■日時令和4年7月23日(土)10時~12時(受付は9時30分から)■会場六義園心泉亭(しんせんてい)会場:心泉亭■内容伝統工芸の歴史や技術について学びながら、六義園オリジナル模様の江戸うちわづくりを行います。■講師伝統工芸士太田美津江(おおたみつえ)氏<講師プロフィール>うちわの太田屋4代目。「江戸うちわ」は江戸後期以前から江戸(谷中)で作られ、現在太田屋はうちわ材料の供給地、房州で「日本産」にこだわった製作を行っている。近年では、企業や東京手描友禅とのコラボレーション「絵うちわ」作品にも参加し、房州うちわの普及や継承にも力を注いでいる。■定員20名(事前申込制・先着順)■参加費2,000円(入園料別途)※冷抹茶セット付き■申込方法令和4年7月1日(金)から、メールにて申込を受け付けます。※1件につき4名までお申し込みいただけます。※定員になり次第、申込終了となります。【メール申込方法】メールの件名に「江戸うちわづくり申込」とご記入ください。メールの本文に①江戸うちわづくり、②参加者全員の氏名、③代表者の電話番号をご記入の上、以下までお申し込みください。メールアドレス: rikugien-event.sm@tokyo-park.or.jp ■庭園を利用する際のお願い・近くで会話をする場合や屋内施設では、マスクの着用をお願いします。・園内の混雑状況により、入園をお待ちいただく場合がございます。・こまめな手洗いや消毒をお願いします。・体調がすぐれない時は来園をお控えください。※個人情報の取扱いについてお申込みの際に頂いた個人情報につきましては、当イベントに関わるご案内のみに使用します。また、お預かりした個人情報は、その保護について万全を期すとともに、ご本人の同意なしに第三者に開示提供することはございません。但し、法令等により開示を求められた場合を除きます。六義園について【開園時間】9時~17時(最終入園は16時30分)【休園日】12月29日~1月1日【交通】JR山手線:駒込駅(南口)下車徒歩7分東京メトロ南北線:駒込駅(N14)下車徒歩7分都営地下鉄三田線:千石駅(I14)下車徒歩10分※駐車場はございません。【入園料】一般:300円65歳以上:150円※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料【問い合わせ先】六義園サービスセンター住所:東京都文京区本駒込6-16-3電話:03-3941-2222【ホームページ】公園へ行こう!六義園 【公式Twitter】六義園(@RikugienGarden) 地図 : 園内マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月30日日本最大&過去最大規模の江戸切子の祭典「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2022」が2022年3月25日(金)から27日(日)まで東京・東急プラザ銀座で開催される。日本最大の江戸切子の祭典「江戸切子桜祭り」「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2022」は、江戸切子の販売や体験ワークショップなどを行う日本最大級の江戸切子の祭典。2022年は“過去最大規模”にて実施し、「江戸切子のある豊かな暮らし」を提案する。花瓶やグラスなど“過去最多”の最新45作品会場には、過去最多となる江戸切子の最新45作品が登場。花瓶や大皿などの大物作品から、グラスやぐい飲みなど日常使いできるテーブルウェアまで個性豊かな江戸切子が揃う。入手困難なレア作品もまた、入手困難な但野硝子をはじめとする伝統工芸士たちのレア作品も用意。お手頃価格のグラスも揃うので、江戸切子初心者も気軽に購入できる。ワークショップ「江戸切子の制作体験」さらに、ワークショップ「江戸切子の制作体験」では、山田硝子加工所の現役の江戸切子職人たちにレクチャーしてもらいながら、江戸切子をカットすることが可能。自分で切り出した江戸切子はそのまま持ち帰ることができるので、会場を訪れた記念にもなりそうだ。【詳細】江戸切子の祭典「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2022」開催期間:2022年3月25日(金)~27日(日)時間:11:00~20:00※最終日は18:00まで場所:東急プラザ銀座住所:東京都中央区銀座5-2-1<会場構成>・メイン会場:3F 特設スペース・第2会場:B1F 藤巻百貨店 銀座店・オンライン会場:藤巻百貨店WEBサイト
2022年03月27日国の登録有形文化財である福寿会館本館に、江戸時代から現代までの雛人形を飾って、ひな祭りを盛大にお祝いします。お子様の健やかな成長を願い、また、昔日の桃の節句に思いを馳せつつ、福寿会館でひと時を過ごしてみませんか?また、開催期間中、ひな祭りにちなんだ様々な関連行事を企画します。関連行事の内容や申し込み方法等については、ホームページをご覧ください。第13回 「くつろぎのひな祭り ㏌ 福寿会館」 の開催について - 福山市ホームページ : 開催期間2022年(令和4年)2月22日(火曜日) ~ 3月6日(日曜日)10時~16時30分 (入館は16時まで)※休館日は、 月曜日(祝日の場合翌日)※感染状況によっては、開催期間や内容が変更となる場合があります。最新の情報は、ホームページをご確認ください。場所福寿会館 本館(広島県福山市丸之内一丁目8番9号JR福山駅より徒歩5分)入館料無料福山市について福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、今年築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。福山市ホームページ トップページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月18日東京都江戸東京博物館休館前イベント「またね!江戸博」が開催される。東京都江戸東京博物館は平成5年の開館から約30年が経過した。この間、設備をはじめ施設全体の経年劣化が進んできていることから、全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うため、令和4年4月1日から令和7年度中(予定)まで全館休館となる。これを受けた休館前イベントとして、各種イベントを開催。皮切りとなるのは、東京都江戸東京博物館分館「江戸東京たてもの園」との連携企画となる、ギタリストの村治佳織ミニコンサートだ。「江戸東京たてもの園の魅力や見どころ」について、学芸員の10分間の解説の後に、村治のクラシックギターの生演奏が堪能できる。その他にも家族で楽しめるファミリー寄席など見どころ満載。全館休館前の江戸博に、ぜひ足を運んでほしい。■東京都江戸東京博物館休館前イベント「またね!江戸博」「村治佳織ミニコンサート」<整理券配布制>2月5日(土)※1回公演 / 約50分(途中休憩なし)15時開演(14時15分開場)会場:京都江戸東京博物館1階大ホール出演者:村治佳織(ギタリスト)解説:小林愛恵(江戸東京たてもの園学芸員)司会:高橋英久(江戸東京たてもの園学芸員)日本舞踊公演<整理券配布制>3月12日(土)・13日(日)※1日2回公演 / 約40分1回目:14時開演(13時30分開場)2回目:16時開演(15時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール「ギボちゃんに会いに行こう」3月21日(月・祝)※1日2回 / 約30分1回目:11時~11時30分2回目:13時~13時30分会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 6階日本橋付近※当日の常設展観覧券でご参加いただけます。「ファミリー寄席 江戸芸かっぽれ」3月28日(月)※1日2回 / 約30分1回目:11時30分~12時00分2回目:13時30分~14時00分会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 5階中村座前※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。「落語と太神楽曲芸・和妻」<整理券配布制>3月28日(月)※1日2回公演 / 約60分1回目:14時開演(13時30分開場)2回目:16時開演(15時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。「殺陣公演と体験教室」【体験教室】<事前応募制>※小中学生対象3月29日(火)・30日(水)※1日1回 / 約50分11時00分~11時50分(10時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階会議室【殺陣公演】<整理券配布制>3月29日(火)・30日(水)※1日2回公演 / 約50分1回目:14時開演(13時30分開場)2回目:16時開演(15時30分開場)会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール「えどはく寄席」ファイナルコンサート・東京大衆歌謡楽団<整理券配布制>3月31日(木)※1日1回公演 / 約60分14時30分~15時30分会場:東京都江戸東京博物館1階大ホール出演:東京大衆歌謡楽団「またね江戸博クイズラリー」3月23日(水)~3月31日(木)会場:東京都江戸東京博物館1階・5階・6階・7階※当日の常設展観覧券で参加可能。※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。「江戸東京博物館の思い出ものがたり」3月23日(水)~3月31日(木)会場:東京都江戸東京博物館1階特別展示室※誰でも参加可能。※3月28日(月)は開館記念日のため、常設展入館料は無料。
2022年02月02日米ぬか由来成分配合のパウダー洗顔料ロゼット株式会社が2022年2月14日(月)から、新商品「江戸こすめ 米ぬか酵素洗顔パウダー」を発売する。『江戸こすめ』は20~30代女性を中心に幅広い年代のユーザーに好評な、米ぬか由来成分を用いた美容スキンケアブランド。新発売のパウダー洗顔料は、肌悩みの中でも特に悩んでいる人が多いといわれる毛穴にアプローチする商品だ。さらさらつるつるで毛穴レス新作のパウダー洗顔料は、小分けのパウチに入った微粒子タイプで、容量0.4gの20包入り、1,210円(税込み)。角質ケア成分である脱脂コメヌカに、パイナップル由来の酵素パパインと、肌のコンディションを整える成分プロテアーゼを加え、毛穴の奥の汚れをかき出し、炭が汚れを吸着・除去することで、さらさらつるつるの洗いあがりを実現した。うるおいを守って洗い上げるので、毎日でも使うことができ、肌のキメを整え、なめらかな肌に洗い上げる。全国のドラッグストア、バラエティショップ、Amazon、公式オンラインショップにて購入可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ロゼットオンラインショップ
2021年12月17日夢のなかの恋、悩ましき恋、破滅の恋など、浮世絵にも描かれていたさまざまな恋のかたち。そんな江戸の恋物語をテーマにした展覧会『江戸の恋』が、2022年1月5日(水)より太田記念美術館にて開催される。鈴木春信や喜多川歌麿ら一流絵師が描く、若い男女の初々しい恋、来世での縁を信じて死を選ぶ遊女。見る者をうっとりさせるような美男美女の恋。心中や不義密通、恋の末の殺人など、実際の衝撃的な事件を脚色した歌舞伎や浄瑠璃の愛憎劇も、浮世絵の格好の題材となっていた。同展では、恋という普遍的なテーマで制作された浮世絵を紹介。甘美な愛の語らいに心ときめかせ、危険な恋の行く末をハラハラと見守る。浮世絵に描かれた恋を通して、一途な思いや嫉妬など、現代人同様に、さまざまな感情を抱いて生きた江戸の人々のリアルな恋愛物語に触れることができる。喜多川歌麿≪風流愛興競 おさん 茂兵衛≫歌川国貞(三代豊国)≪明烏夢泡雪春日屋時次郎山名屋浦里≫月岡芳年≪新撰東錦絵佐野次朗左衛門の話≫鈴木春信≪つれびき≫【開催概要】『江戸の恋』会場:太田記念美術館会期:2022年1月5日(水)~1月30日(日)時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:1月11日(火)、17日(月)、24日(月)料金:一般800円、大高600円●公式サイト:
2021年12月13日節句人形販売を行う株式会社松屋(所在地:福岡県太宰府市、代表取締役:大松忍)は、全国でも大変珍しい、博多織と江戸木目込人形がコラボレーションしたこだわりの逸品「江戸木目込み羽子板 正絹博多織」を、2021年12月9日から発売します。羽子板全体(飾り台付)商品詳細: ■開発背景本商品は、主にひな人形、五月人形を製作する株式会社柿沼人形(埼玉県越谷市)の経済産業大臣認定の伝統工芸士である柿沼東光氏の卓越した技術により、従来にはない雰囲気の羽子板として企画・製作いたしました。■商品の特徴*博多織博多織の中でも、黒田藩が江戸幕府に献上した最も由緒正しい献上柄を使用しました。そこには、時代を超越し受け継がれる無病息災、子孫繁栄などの思いが込められています。*博多人形言わずと知れた福岡が誇る伝統工芸品である博多人形のお顔、手、扇子をあしらいました。従来の羽子板のお顔とは全然雰囲気が違い、大人の羽子板という感じに仕上がりました。*江戸木目込木目込とは、衣裳のひだや布切れの境となる部分に細い溝を彫り込み、そこに布を「きめこむ」ことからそう呼ばれております。発祥は、約270年前の元文年間(1736~41)に京都で生まれた木目込人形で、その人形づくりの技法が江戸に伝わり「江戸木目込人形」が誕生しました。現在は経済産業大臣指定の伝統的工芸品の「江戸木目込人形」として東京・埼玉でつくられるものが有名です。■商品概要商品名 : 江戸木目込み羽子板 正絹博多織発売日 : 2021年12月9日(木)価格 : 19,800円(税込)内容 : 本体1個、専用飾り台1個サイズ : 高さ約24cm販売場所: 人形の松屋 本店、福岡西店、唐津店、大分店URL : ■会社概要商号 : 株式会社松屋代表者 : 代表取締役 大松忍所在地 : 〒818-0137 福岡県太宰府市青葉台3-26-7設立 : 1987年11月事業内容: 節句人形販売資本金 : 1,000万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社松屋 本店フリーダイヤル:0120-930-393 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月09日銀座 蔦屋書店から、オリジナルインク「江戸色インク」の完売シリーズ6色が再登場。2021年11月12日(金)より発売される。銀座 蔦屋書店「江戸色インク」第一・二弾の人気色が復活江戸時代に花開いた様々な文化を繊細な色彩のインクで表現した「江戸色インク」シリーズ。江戸文化の中でも特筆すべき美しさを誇る「琳派」の世界や、金平糖や落雁といった和菓子などをインクに落とし込んだ、銀座 蔦屋書店で人気のオリジナルインクだ。今回は、初回分が完売以降入荷がない第一弾「江戸の暮らし」と第二弾「歌舞伎舞台」が、再びラインナップに加わる。江戸市民の生活に馴染んでいた色「江戸の暮らし」2017年に発売された第一弾「江戸の暮らし」は、当時の江戸市民に親しまれ、その生活の中に馴染んでいた色をテーマに製作されたシリーズ。江戸時代から広まったとされる“納戸色”をモチーフに、緑色を帯びた深みのある青色を表現した「江戸納戸の色」、当時よく目にされていた鳥の一種だったという朱鷺(とき)の羽をイメージした「朱鷺の羽色」、茶屋などで使用されていた暖簾をモチーフにした「江戸暖簾の色」の全3色が展開される。歌舞伎の舞台で使われた色がモチーフ「歌舞伎舞台」一方の「歌舞伎舞台」は、歌舞伎の舞台でよく使われた色をベースに、当時最もポピュラーだった色の一つである“鼠色”を加えることで、江戸の情趣を感じる深みのある色合いに仕上げたシリーズ。こちらは、青い花の色に淡い露草の灰色味を加えることで、紙に落としてからの時間経過で表情の変化が楽しめる「歌舞伎 役者の升花色」、歌舞伎衣装に用いられる“紫の童子格子”という紋様を連想させる「歌舞伎 童子格子の色」、歌舞伎の舞台背景に描かれている松をイメージした「歌舞伎 羽目板の松色」の3色だ。いずれのシリーズも、初販時と同様に創業110年の歴史を持つ文具ブランド「セーラー万年筆」とのコラボレーションで製作。色合いはそのままに、インク瓶とパッケージはよりスタイリッシュにリニューアルしての販売となる。商品情報銀座 蔦屋書店「江戸色インク」完売シリーズ6色 再販■オンライン先行予約販売事前予約期間:2021年10月28日(木)10:00〜11月7日(日)23:59出荷日:11月11日(木)以降順次出荷■店頭・オンライン通常販売発売日:11月12日(金)より開始。※11月12日(金)〜14日(日)に開催される東京インターナショナルペンショーにも出品。<販売商品>■銀座 蔦屋書店オリジナル「江戸色インク第一弾<江戸の暮らし>」価格:2,695円種類:全3種インク:染料インク容量:50ml■銀座 蔦屋書店オリジナル「江戸色インク第二弾<歌舞伎舞台>」価格:2,695円種類:全3種インク:染料インク容量:50ml
2021年10月31日特集展示「江戸のビスタ」が、千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館にて2021年12月21日(火)から2022年1月30日(日)まで開催される。浮世絵などから“江戸の都市景観”を考察“ビスタ(vista)”とは、家並みや並木のある通りを遠くまで見通した景色を指す言葉。「江戸のビスタ」では、国立歴史民俗博物館所蔵資料の中から、“江戸のビスタ”を描く名所絵をピックアップする。江戸の風景を描いた浮世絵版画や民衆絵画の泥絵を通して、都市風景画の母胎となった江戸の都市景観について考察する展覧会だ。江戸時代後期には人口100万を擁する巨大都市に成長した江戸には、市街地の発展に伴っていくつもの目抜き通りが形成された。江戸後期に浮世絵風景画が成立した背景には、透視図法(線遠近法)的視覚の流入という絵画技術面での変革に加え、都市としての江戸の街の成熟や、街の特質も少なからず要因となっていたと考えられる。富士山を見通す駿河町や大名屋敷など中でも正面に富士を見通す駿河町や日本橋を中心に南北に延びる通町は、浮世絵師らが繰り返し名所絵に描く人気の風景だった。例えば、現在の三越本店と三井本館の間にあたる駿河町の風景を描写した、歌川国貞の《初春の駿河町》画面中央付近には、富士山が象徴的に描かれている。また、江戸市街地で大きな面積を占める大名屋敷の長大な長屋塀も、歌川広重の名所絵などをはじめ好んで描かれた題材だ。《江戸及び諸国名所泥絵集・大名小路》には、大名屋敷がダイナミックな奥行きとともに表現されているのが見て取れる。【詳細】江戸のビスタ開催期間:2021年12月21日(火)~2022年1月30日(日)会場:国立歴史民俗博物館 第3展示室 特集展示室住所:千葉県佐倉市城内町117休館日:月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始(12月27日(火)~1月4日(金))開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)料金:一般 600円、大学生 250円、高校生以下無料※総合展示もあわせて観覧可能。※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介助者と共に入館無料。※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示。※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑に入場可能。また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になる。※内容は変更になる場合あり。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:050-5541-8600
2021年10月25日法政大学江戸東京研究センターは、市ケ谷キャンパスの「HOSEIミュージアム」において、9月7日(火)~10月3日(日)まで、江戸東京研究センター特別展を開催しています(一部の会場は9月30日(木)まで)。パンフレット画像【展示内容/各テーマ紹介】現代の東京を、江戸との連続性を意識して考えること。その意義とは、過去から現代につながるものを探り、この都市を今のこの東京であらしめているものを認識することであり、その住人にとっては自己確認をすることでしょう。法政大学江戸東京研究センターでは、文理の壁を越えてこの問題を追求してきました。江戸東京は、大火・水害・震災、そして戦災によって大きくその相貌を変容させ、さらに習慣化した建て替えのためにその変貌が続いています。そのなかでこの都市のアイデンティティを担保してきたのは、水流をはじめとする地形、地名、土地の物語や記憶、それをつなぐ人でした。大きな建造物ではない、小さなモノで構成される生活空間のありようも含め、“Intangible”な―無形の遺産によって支えられてきた江戸東京らしさを考える展示です。持続可能性を優先した定常型社会のありかた、それを支える価値観をここ江戸東京に探ろうと、私たちは考えています。<SiteA>「〈水都〉江戸東京」水辺は江戸東京の場所が持つ特性を語るうえで欠かせない対象です。江戸初期の湊に面した芝居町、江戸城内の水の能舞台、幕末の神田川沿いの仮設の舞台を建築模型とコンピュータグラフィックで復元します。<SiteB>「水辺の営み・都市の記憶と物語」浮世絵の発達によって江戸東京はもっともさかんに表象された都市の1つとなりました。そこで描かれた水辺の景観を紹介しつつ、都市の歴史や由緒が人々の営みとともに記録・記憶され、語られてきたことを紹介します。<SiteC>「現代の東京に息づく〈江戸東京〉」僅かながらも地域の片隅や私たちの日常に残る、江戸東京のintangibleな痕跡。様々な手法を用いた建物の記録やまちのフィールドワークなどの“今”の記録から探ります。<SiteD>「コモンズを再生する東京 2021」建築家の実践による東京のコモンズ(空間的資源)の現在を紹介し、学生の提案とともに未来について考えます。【会場】法政大学市ケ谷キャンパスSiteA ミュージアム・コア(九段北校舎1階)SiteB 博物館展示室(ボアソナード・タワー14階)SiteC ミュージアム・サテライト(ボアソナード・タワー26階)SiteD ミュージアム・サテライト(外濠校舎6階)※緊急事態宣言期間中は、SiteB・C・Dの入構口は【外濠校舎1階】です(SiteA【九段北校舎1階】からご覧いただくことをお勧めします)【会期】2021年9月7日(火)~2021年10月3日(日)※SiteBは9月30日(木)まで※月曜休館(9月20日[月祝]は開館)【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)※緊急事態宣言期間中は、10:00~16:00(入館は15:30まで)【入場費無料/事前申込不要】※5名を超える団体でのご来場はご遠慮ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月09日企画展「相撲の錦絵と江戸文化」が、江戸東京博物館で開催。会期は2021年7月17日(土)から9月5日(日)まで。鮮やかな“相撲錦絵”を主役にした企画展が江戸東京博物館で「相撲の錦絵と江戸文化」では、“相撲錦絵”を中心に江戸の相撲の多様な魅力を紹介。展示は3部構成にて展開される。第1章 黄金期の幕開け相撲観戦が庶民の娯楽となり、将軍のお墨付きを得ることで相撲の社会的地位が飛躍的に向上した江戸時代。中でも世間を沸かせたのが、 初の横綱となった2人の力士である谷風梶之助と小野川喜三郎だった。第1章ではそんな2人の個性を捉えた勝川春章とその一派による作品を中心に、相撲の黄金時代の幕開けと同時期に活躍した絵師の作品を展示。東洲斎写楽や喜多川歌麿といったスター絵師たちの錦絵を紹介する。第2章 力士と絵師の協奏2人の横綱によって作られた相撲黄金期と、勝川春章、東洲斎写楽の活躍期が重なり、相撲絵は役者絵や美人画と並んで、江戸市中を彩る存在へとなっていく。その後勝川派の絵師が相次いで没すると、役者絵と相撲絵の世界は歌川派の独壇場へ。中でも歌川国貞は千数百点に登る相撲絵を残したと言われている。第2章では、相撲と錦絵、力士と絵師といった互いに刺激し支え合いながら育まれた作品にフォーカス。勝川春英や歌川国安、歌川国貞といった絵師たちの作品を展示する。第3章 相撲と錦絵と都市・江戸寺門静軒が著した『江戸繁昌記』の序文で「江戸の繁華の代表は、 年二回の相撲、 三座の歌舞伎、 五町から成る吉原である。 」とあるように、相撲は江戸の興隆を象徴する競技へと昇華。興行以外でも、様々な形で人々の生活に根付いていった。第3章では、そのように人々の生活と深く関わり合った相撲の側面に注目。江戸の街と相撲にまつわる絵画をはじめ、『土俵軍配意匠煙草盆』など江戸の人々が使った相撲にまつわる道具なども展示する。【詳細】江戸東京博物館 企画展「相撲の錦絵と江戸文化」会期:2021年7月17日(土)~9月5日(日)時間:9:30~17:30(入館は閉館30分前まで)会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 5階 企画展示室住所:東京都墨田区横網1-401観覧料:一般 600円、大学・専門学校生 480円、高校生・中学生(都外)・65歳以上 300円、中学生(都内)・小学生 無料※企画展は常設展観覧料で観覧可能。
2021年07月11日リーボック(Reebok)のスニーカー「インスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)」から、日本のガラス細工・江戸切子に着想を得た限定モデル「TOKYO PACK」が登場。2021年7月9日(金)に発売される。“江戸切子”モチーフの「インスタポンプフューリー」限定モデル2021-22年秋冬シーズンの新作第1弾となる「TOKYO PACK」で今回フィーチャーするのは、日本を代表するガラス細工の一つとして知られる江戸切子。落ち着きのあるゴールドカラーに染めたブラッダー(空気が入る部分)に、江戸切子をモチーフにした六角形のパターンを幾何学的にあしらった、独創的な一足に仕上がっている。アパレルアイテムも同時発売また、スニーカーと同様に江戸切子をモチーフにしたグラフィックをあしらったアパレルも同時発売。「REEBOK 日本」や「JAPAN Reebok」のブランドロゴに江戸切子のモチーフを重ねた、Tシャツやショーツが展開される。商品情報リーボック インスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)「TOKYO PACK」発売日:2021年7月9日(金)価格:19,800円サイズ:23.0cm〜30.0cm販売店舗:・リーボックストア 渋谷・リーボック クラシックストア(原宿、HEP FIVE、あべの HOOP、立川立飛、横浜ビブレ、名古屋みなとアクルス)・リーボック フィットハブ(ららぽーと EXPOCITY、博多キャナルシティオーパ)・リーボック オンラインショップ・ABC MART GRAND STAGE 各店 ※フットウエアのみ展開・ZOZOTOWN・Rakuten・Rakuten Fashion・Yahoo!・Locondo・Magaseek・atmos オンラインショップ・KICKS LAB.オンラインショップ・mischief オンラインショップ・ROOP TOKYO オンラインショップ【問い合わせ先】リーボック アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(電話受付 平日 9:30〜18:00)
2021年07月08日ガラス食器を集めたイベント「暮らしを彩る江戸切子・ガラス工芸」が、2021年3月5日(金)から4月11日(日)まで、東京・銀座 蔦屋書店にて開催される。江戸切子&和のカットガラスが集結銀座 蔦屋書店「暮らしを彩る江戸切子・ガラス工芸」は、日本の伝統工芸士が作る江戸切子の器や、円熟した技術により生み出される和のカットガラスを集めたデーブルウェアのイベント。会場には、トレンドを取り入れた新しいデザインの江戸切子のグラスや、“中国絵巻物”をモチーフにした限定グラスなどを取り揃える。中でも注目は、スモーキーな色合いが特徴的な「Edokiriko」シリーズのグラスだ。現代のライフスタイルにあった江戸切子を提案するKIMOTO GLASS TOKYOの新作で、くすみニュアンスのブルーやピンクカラーが印象的だ。手掛けるのは、伝統工芸士・大場和十志。「Mermaid」「Dots」と名の付いたグラスは、いずれも繊細な職人技が光る。また、“縁起物”として親しまれてきた「菊」をモチーフにした、江戸切子彩鳳の「菊繋ぎ文様」グラスも登場。不老長寿の意味を持つ「菊」が連なっているように見える菊繋ぎ文様は、古くから大切にされてきたモチーフの一つ。会場には、レッド・ブルーのグラスが揃うので、カップルや家族でペア使いするのもおすすめだ。中国に蔦屋書店がオープンした際に発売された、KIMOTO GLASS TOKYOのガラス工芸品シリ―ズ「インナーレッド」も特別に発売。中国絵巻物や日本の屏風絵からヒントを得て、「鳳凰」のモチーフを刻んだグラスは、今にも飛び出して「鳳凰」が動き出しそうなほどダイナミックで、躍動感のある仕上がりだ。【詳細】暮らしを彩る江戸切子・ガラス工芸会期:2021年3月5日(金)~4月11日(日)※予定会場:・銀座 蔦屋書店 文具売場住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F・オンラインストア<アイテム例>■KIMOTO GLASS TOKYO・Edokiriko MermaidBlue/Violet 各11,000円(税込)・Edokiriko Dots Blue/Violet各8,800円(税込)■江戸切子彩鳳・菊繋ぎ文様オールド金赤46,200円(税込)・菊繋ぎ文様オールドルリ41,800円(税込)■KIMOTO GLASS TOKYO・中国 蔦屋書店限定モデル インナーレッド龍/虎/鳳凰各33,000円(税込)【問い合わせ先】銀座 蔦屋書店TEL:03-3575-7755
2021年02月25日すみだ北斎美術館で、11月25日(水)より『GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ』が2021年1月24日(日)まで開催されている(途中展示替えあり)。江戸時代の北斎や国芳などの浮世絵版画から、明治期以降に次々と生まれた漫画雑誌や漫画本とのつながりや発展、変遷に着目した展覧会だ。展示風景より世界共通言語「MANGA」としても扱われるようになった漫画。この表現のルーツをさかのぼれば、江戸時代の浮世絵の表現にたどりつく。この展覧会はこの「漫画のルーツ」を時代の枠組みを越え、総数約270点もの資料や作品をもとに紐解いていくものだ。展示は3つの章立てで構成されている。第1章は、「商品としての量産漫画の誕生」と題し、江戸中期からの戯画が大衆化された過程をたどる。葛飾北斎《北斎漫画》《北斎漫画》より印刷技術が発展した江戸時代、さまざまなジャンルの浮世絵が流通していくなかで、世相を諷刺する「戯画」が、民衆の人気を集めるようになっていく。ときにはユニークに、ときには辛辣に、幕府の改革や幕末の動乱、大事件などを伝える諷刺の精神はこの頃から生まれていたのだ。葛飾北斎の《北斎漫画》は、門人希望がひきもきらなかった北斎の絵手本帳。単なるポーズ集、図案集にとどまらず、ページの中にもユーモラスな諷刺精神が宿っている。歌川芳藤《心夢吉凶鏡》歌川広重《教訓人間一生貧富区両道中之図》興味深いことに、江戸時代にはすでに「吹き出し」や「コマわり」など、今日のマンガ表現の基礎的な表現が登場している。コマは仏教の教えを説く手段として古くから使われていた表現でもある。まんがの表現や伝え方の礎が江戸時代にすでにあったことを受け、第2章、「職業漫画家の誕生」、第3章「ストーリー漫画の台頭」で、近代の漫画の発展を検証していく。ヨーロッパの画家たちが浮世絵に大きな影響を受けたように、日本の絵師たちも幕末から明治期にかけて、海外の表現手法や伝え方に大きな影響を受けた。それまでの戯画は挿絵や漫画へと姿を変え、やがて漫画雑誌が刊行されるに至る。展示風景より北沢楽天が表紙を描いた雑誌『東京パック』現在でも使われる「ポンチ絵」という言葉の語源とも言われるチャールズ・ワーグマンの《THE JAPAN PUNCH》や、風刺漫画家として明治から大正、昭和に一世を風靡した北沢楽天など、貴重な資料も多数展示されている。漫画が、なぜここまで人々の心を掴むのかを知ることができる楽しい展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ』11月25日(水)~2021年1月24日(日)、すみだ北斎美術館にて開催
2020年12月08日日本の漫画=MANGAの起源や変遷を展覧できる『GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ』が、11月25日(水)から2021年1月24日(日)まで、墨田区・すみだ北斎美術館で開催される。会期は前期・中期・後期に分けられ、総展示作品数は約270点にのぼる。展覧会は3つの章立てとなっている。第1章では、江戸時代の滑稽かつ風刺的な「戯画」が並ぶ。印刷出版技術が発展し、浮世絵版画がさかんとなった江戸時代に、人々を楽しませた「遊び絵」、くすっと笑いを誘う『北斎漫画』のような、戯画本や戯画浮世絵を見ることができる。第2章で展示される作品は、明治時代になって、海外の影響を受け、時事的なテーマを扱った諷刺画や雑誌だ。教科書でも目にしたであろうワーグマンの『THE JAPAN PUNCH』、全ページがフルカラーの明治時代の漫画雑誌といった、数々の貴重品に驚くに違いない。第3章では、昭和初期から終戦までの、主にストーリーがある漫画を取り上げる。例えば、日本初の日刊連載の新聞4コマ漫画『お伽 正チャンの冒険』。キャラクター性のある絵柄とストーリー展開で、当時多くの読者に親しまれた。いま私たちが見ても、面白く感じる。漫画の起源には諸説あるものの、今や日本を代表する文化のひとつだ。時代によって、絵柄や内容、浮世絵版画から新聞、雑誌へ、等の変遷をしてきた。そのルーツを体系的に知ることができる、貴重な展覧会である。【開催情報】『GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ』11月25日(水)~2021年1月24日(日)、すみだ北斎美術館にて開催河鍋暁斎「狂斎百図」やぶからぼふ/七賢人(中期)京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム蔵歌川芳藤「心夢吉凶鏡」(前期)京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム蔵歌川国芳「浮世よしづ久志」(前期)京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム蔵チャールズ・ワーグマン『THE JAPAN PUNCH』1883年5月号(通期)京都精華大学国際マンガ研究センター /京都国際マンガミュージアム蔵小星・東風人『お伽 正チャンの冒険』二の巻(通期)京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム蔵
2020年10月27日「みなさんは江戸時代の儒学者・貝原益軒(1630〜1714)の『養生訓』をご存じでしょうか?私は新型コロナウイルスに打ち克つ多くのヒントが、ここに書かれていると思っています」そう話すのは、『「養生訓」病気にならない98の習慣』(日本経済新聞出版)の著者で、南越谷健身会クリニック院長の周東寛先生。どうして、現代の新型コロナウイルス対策に、江戸時代の健康法が効果的なのか?西洋医学と東洋医学の両方を学んできた周東先生は、こう解説する。「もともと益軒は子どものころから病弱でしたが、日ごろから、健康を意識した暮らしを送り、当時としては超長寿である83歳まで生きました。晩年、自分の健康法を書き残したのが『養生訓』。そこには日本の風土と生活習慣に合わせた病気の予防法がたくさん紹介され、それらは現代医学から見ても、非常に学ぶことが多いんです。十分にいまの新型コロナに通用する対策と言っていいでしょう」今回は、そんな『養生訓』のなかから、感染予防に最も重要な「免疫力を上げる心得」を周東先生が厳選。ウイルスに克つ生活習慣を教わっていこう。■細かい字を読み書きするべからず!「人の免疫力を低下させる大きな原因はストレスです。益軒は“細かい字を読みすぎることはよくない”と戒めていますが、これは江戸時代、明かりが暗かったこともあり、こうした作業が大きなストレスの原因であったからだろうと私は解釈しています。この現象はまさに現代も同じ。長時間、スマホやパソコンで細かい字に接するのは、目に悪いだけでなく、知らずに、大きなストレスとなり、免疫力を下げてしまいます」■長時間、座り続けるべからず!「先日、米国がん協会による“座っている時間が長い人ほど寿命が短くなる”という研究報告がありました。驚くべきことに、300年前に、すでに益軒は“終日じっと座っていると病気になりやすい”と指摘しています。そもそも人間は座ってばかりで動かないと全身の血流が悪くなり、免疫系の働きが鈍ります。ぜひ毎日、体を動かすことを心がけて」■旅行先ではまず豆腐を食べるべし!「Go To トラベルの実施もあり、旅行する人も増えていると思います。ただ人は慣れない土地に行くと、体調を崩してしまうことがあります。こんなときは“まず豆腐を食べよ”と、益軒は言っています。現代の栄養学から見ても、豆腐は良質な植物性タンパク質、ビタミン、ミネラルを含み、非常に消化吸収のよい万能栄養食で、体の免疫力を高めてくれます」■寝る前には髪をとかすべし!「寝る前に髪をくしやブラシでとかすことで、頭皮の血流がよくなり、ストレス低減作用があります。益軒の時代は、髪を洗う機会も少なかったので、頭皮の汚れを取るという衛生面での効果もあったと考えられます」最後に、周東先生はこう語る。「新型コロナ対策は、まず手洗いとマスクで、体内にウイルスを取り込まないことが第一。そのうえで、もし体内に入ってしまったときのために、ウイルスを退治する免疫力を高めておくことが大事。その一助として、益軒の心得は非常に有効だと思います」江戸時代の賢者の知恵である『養生訓』。上手に活用して、新型コロナに打ち克とう。「女性自身」2020年10月20日号 掲載
2020年10月14日東京ステーションギャラリーで現在開催中の展覧会、「もうひとつの江戸絵画 大津絵」(11月8日まで)。大津絵とは、江戸時代初期より、東海道の宿場である滋賀県・大津周辺で量産されたお土産用の絵のこと。わりやすく面白みのある絵柄を、合羽刷りという型抜き版画で描き、庶民の間で気軽なお守りとして人気を博して大量に販売されたが、江戸時代の終焉とともに徐々に衰退し、姿を消してしまったという。東京ステーションギャラリー( )
2020年09月24日