演技経験ほぼゼロの超新人を主演に迎えた石井裕也監督映画『町田くんの世界』から、豪華俳優陣が共演する本作でも特に注目の3人、高畑充希、前田敦子、池松壮亮のキャラクター場面写真が到着した。3人といえば、2010年放送のドラマ「Q10」で共演し、柄本時生を加えた4人による「ブス会」メンバーとしても知られる。本作で高畑さんが演じるのは、町田くん(細田佳央太)の後輩・高嶋さくら。町田くんの前ではぶりっ子全開だが、女子の前では毒舌を披露。あざと可愛い演技に注目だ。また前田さんが演じるのは、町田くんの同級生・栄りら。予測不能な町田くんと振り回される猪原(関水渚)を見守りながら、めまぐるしいスピードで過ぎていく日々に「ヤベェな青春って」と思わずつぶやく、コミカルな役どころだ。そして、本作が石井組6度目の出演となる池松さんが物語のキーパーソンとして登場。町田くんに出会うことで、自身の考え方が大きく揺らぎ始める週刊誌記者の吉高洋平を演じる。ドラマでの共演から9年。様々なジャンルで活躍中の3人が出演とあって、早くも「マジでメンバーがQ10(ドラマ)すぎて見たい」「Q10を彷彿とさせる、、、すき」と話題となっており、本作の公開に熱い期待が寄せられている。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年04月20日4月15日(月)深夜の「映画天国」では東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、松坂桃李ら豪華キャストが共演した『デスノート Light up the NEW world』の特別版をオンエア。お馴染み「さらば青春の光」のコントは『キングダム』をテーマに披露される。2003年から連載され2006年には日本のメディア芸術100選マンガ部門に選ばれた大人気コミックを原作に、2006年に藤原竜也、松山ケンイチらの共演で実写映画化された『デスノート』。その後スピンオフなども作られ、世界で根強い人気を保ってきた本シリーズが復活。前作から10年後を舞台に完全オリジナルストーリーが展開する本作。今回は劇場公開時の本編を再編集した特別版をオンエア。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という死神のノート“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発する。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創(東出さん)、「L」の後継者・竜崎(池松さん)が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。そのノートの持ち主・死神ベポ(声:松坂桃李)が口にしたのは「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――。昨年は『寝ても覚めても』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演、月9ドラマの映画版となる『コンフィデンスマンJP』の公開も控える東出さん。昨年はカンヌ国際映画祭最高賞受賞作の『万引き家族』に出演、今年も『町田くんの世界』や『宮本から君へ』などの公開が控える池松さん。先日まで放送されていた「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も話題沸騰、この夏には『アルキメデスの大戦』の公開が控える菅田さん。この3人を主軸に、死神ベポの声に春ドラマ「パーフェクトワールド」で主演を務める松坂さん、大河ドラマ「いだてん」など各所に引っ張りだこの川栄李奈、さらに藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、中村獅童らが前作から続投する。映画天国『デスノート Light up the NEW world 特別版』は4月15日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2019年04月15日海外の映画祭でも話題となった映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』から、主人公の少年少女が劇中で歌う主題歌「WE ARE LITTLE ZOMBIES」のMVがフル尺で初解禁された。感情を無くした少年少女が、“ごみ置き場”で拾った楽器をもとにバンド“LITTLE ZOMBIES(リトルゾンビーズ)”を結成し、成長していく姿が描かれる本作。公開されたMVで歌われている楽曲、物語の中で大きな意味を持つ「WE ARE LITTLE ZOMBIES」は、耳に残る不思議な中毒性があり、海外映画祭の上映時は、この曲の虜になりリピーターとなる観客が多数見られたほど。楽曲はのちに“LITTLE ZOMBIES”のマネージャーとなる望月(池松壮亮)が、ゴミ捨て場で同バンドを見つけた際に、iPhoneで撮影したシーンとして本編中で使用。今回のMVでも、本編中の設定と同様に全編iPhoneで撮影され、最後には望月が”LITTLE ZOMBIES”の才能に魅せられ興奮する声も収録されている。また音楽は、長久允監督がファンだというブルックリンを拠点に活躍するバンド「LOVE SPREAD」が担当。直接Twitterのダイレクトメールで依頼したことがきっかけで、楽曲提供が実現。MV中の煌びやかな美術セットは、「ゆず」「サカナクション」などのMVに作品を提供しているアーティストユニット「magma」が担当した。さらに歌唱については、主人公のひとりを演じた二宮慶多が実際に歌っており、「歌を歌いなれていない子供が歌ったようにしたい」と、あえてあどけなさを残すように演出したそうだ。『ウィーアーリトルゾンビーズ』は6月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウィーアーリトルゾンビーズ 2019年6月14日より全国にて公開予定©2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS
2019年04月15日2016年『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した深田晃司監督が、再び実力派女優・筒井真理子とタッグを組んだ新作『よこがお』が完成。併せて、筒井さん演じるヒロインの横顔が印象的なポスタービジュアルが公開された。本作は、運命を受け入れ、ふたたび歩み続けるまでの絶望と希望を描くヒューマンサスペンス。ある事件をきっかけに、“無実の加害者”へと転落した女。身に覚えのないことで不利な状況に陥り、気がつくと日常が崩壊し始めていた。誰にでも起こりうるかもしれない人生の不条理に、人はどう立ち向かえるのか…。世界が注目した『淵に立つ』監督×主演女優がタッグ『淵に立つ』でカンヌ映画祭をはじめ、世界から注目を集めた若き鬼才・深田晃司監督が自身オリジナル脚本で挑む問題作。ヒロインには、“演技者としての天才的なセンスを持つ”と監督が絶賛する女優・筒井真理子を再び起用、筒井さんは市子/リサという異なる横顔をもつヒロインを演じる。さらに、彼女の運命を握る怖ろしくも愛おしい“闖入者”(ちんにゅうしゃ)、基子と和道を市川実日子と池松壮亮が演じる。今回解禁となったポスタービジュアルには、映画を彩る3人の登場人物の“よこがお”ポートレイトがレイアウト。ところどころに施された、絵の具の染みのような跡が不穏さを感じさせる。タイトルの“よこがお”とは、その半身は見えていても反対側の姿は見えない状態であること。「一度には見ることのできない人間の複雑な多様性を描きたかった」という深田監督の思いから付けられている。また、ひと際大きく使われているのは、筒井さんが演じるヒロイン、市子/リサという異なる2つのよこがおを持つ1人の女性の横顔。この写真について、深田監督は「『よこがお』の全てを雄弁に物語っている」と絶賛。どこか無防備で危うげな表情に対し「ある女のささやかな復讐。」というコピーがかかり、どんなドラマが彼女を待ち受けているのか期待させる。そして市川さんが演じる基子、池松さんが演じる和道との2ショットは、ヒロインの過去と現在のとあるシーンを切り取ったもの。復讐を心に誓った彼女の過去とは何なのか?彼女の復讐の計画はどうなるのか?引き続き注目していて。『よこがお』は7月26日(金)より角川シネマ有楽町、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:よこがお 2019年夏、全国にて公開予定© 2019「よこがお」製作委員会
2019年04月03日4月3日発売の『anan特別編集えいがのおそ松さんOFFICIAL BOOK』。完成までの道のりを語ります!anan編集部いくつもの奇跡が実現(涙)。6つ子愛が凝縮した一冊に!1月のとある日。『anan特別編集 えいがのおそ松さん OFFICIAL BOOK』の表紙&グラビア打ち合わせのために、お忙しいキャラクターデザインの浅野直之さんが恐れ多くも、編集部にいらしてくださいました。ananとしては初めて“映画公式”ムックに取り組ませていただくことになり、anan編集部「おそ松さん」チーム(私、担当デスク、担当編集)は感激の一言。とはいえ、その重責は計り知れず、きっちりその責任を果たさねば…と、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、今まで様々なタイミングでご一緒させていただいてきた中での「おそ松さん」への愛をしっかり込めて、6つ子の素晴らしさ、面白さをしっかり皆さまに良き形でお届けできるように…と、身を引き締めました。浅野さんとの打ち合わせは、「描く」ための打ち合わせ…というよりも、ananが表紙&グラビア撮影時にカメラマンさんと「撮る」ためにする打ち合わせとほぼ同じ形を踏襲しています。浅野さん曰く、「何か降りてくる」のを絞り出す(出させる?)までの、「圧がすごい」らしいのですが(汗)。そして今回も! 懲りることなく、私(たち)には野望がありました。それは、「おそ松さん」の魅力である、6つ子たちが群れている世界をリアルな風景としてとらえて、その時間の流れを表現できないか、ということ。映画が高校時代…ということもあり、子ども時代の6つ子、18歳の頃の6つ子、テレビシリーズ開始当時の6つ子、そして映画公開直前ぐらいの“今”の6つ子。その時どきで6つ子たちは、それぞれメンタルが違うんではないか、と。その微妙な変化を楽しむ…、そう! 松野家のアルバムを見ているような世界を描いていただけないかと考えてしまったのです。かつ、それぞれのソロカットも今の姿に加え、高校時代のアルバム写真の中から編集部がお借りしてきた感じで掲載できないか、と。身ぶり手ぶり、相変わらず前のめりで、でもおそるおそる、とはいっても、もの凄い枚数になるご相談。浅野さんも、もはや我らの変さはご承知なのか…?「あ、面白そうですね。いいですよ」(あっさり、浅野さん)「ええええええ、マジですか!!!!!」(厚かましく言っておきながら驚愕の編集部)「え、ええええ? いいんですか? 浅野さん、凄い枚数ですよ!」(焦るぴえろ担当者さん)「ええええええ、ありがとうございます!」(いただいた言葉は絶対拾うことを忘れない編集部)と、いうことで、表紙含め驚異の18枚描き下ろしが決まったのでした。パチパチパチパチ(半分、脅しのようですが…)。ご快諾(?)いただいてから、また奇跡の連続。浅野さんの描く子ども時代、高校時代の記念写真風6つ子は、ありえない可愛さ。ラフをいただくたびに、編集部一同、悶絶。狂喜乱舞。もう、思い残すことはありません(涙)。いや、違う!! 何より必見なのは、ソロの高校時代の写真。その風景は、まさに見たかった6つ子の学校生活。もう、ああ、6つ子たち、こうだったのね…と、当時の空気感を彷彿させる神カットの数々で、映画の中から飛び出してきたよう。涙なしでは見られません! ぜひ誌面でお楽しみください。浅野さんには、これまで4度にわたってananに描き下ろしをご提供いただいてきましたが、我らの圧と汗と熱をどのように受け止めていらっしゃったのか、内心ビクビクしつつ心境を伺いました。インタビューの最後には、今後のことについて意外な発言も飛び出しました!そして、もうひとりの神、お忙しい脚本家の松原秀さんも、編集部に来てくださり、打ち合わせさせていただきました。今回なんと、誌上初!? 6つ子のリアル座談会(って何?)が実現。松原さんは、ご本人の中にすべての6つ子がいらっしゃるのか、ご相談すると、「こういう感じでしょうか?」とすぐ、その状況の中で、彼はこう、彼はこう…と、それぞれのセリフが飛び出してきます。「ああ、この方の中に6つ子がいるんだな」と、改めて感動…。そんな松原さん監修による、ソロインタビュー&座談会も必読です。そして、そして、今回のもうひとつの目玉!(いくつあるんだ…汗)櫻井孝宏さん、中村悠一さん、神谷浩史さん、福山潤さん、小野大輔さん、入野自由さん、6人の撮り下ろしグラビア&ロングインタビュー!!!!!! ananの名にかけて(?)、超素敵なグラビアを目指しました。大人の男たちのかっこよさをご堪能ください。インタビューでは、プロフェッショナルとしての貴重なお話を伺うことができました。そして、皆さまそれぞれの「おそ松さん」への思い、なにより、おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松に対する愛の話は、涙なくしては読めません。もちろん、藤田陽一監督、松原秀さんには『えいがのおそ松さん』についてたっぷりお話を伺い、さらに、音響監督・菊田浩巳さん、色彩設計・垣田由紀子さん、美術監督・田村せいきさん、プロデューサー・富永禎彦さんという、「おそ松さん」を支えている方々にも貴重なインタビューをさせていただきました。どなたにも共通しているのは、「おそ松さん」への愛とファンの方への感謝の言葉。anan編集部「おそ松さん」チーム一同、編集作業中、何度もその愛の深さにしみじみ涙にくれました。構想&制作期間約6か月。そんなこんなで、これほどの贅沢があるだろうか…いや、ない! と断言できるほど、たくさんの愛が詰まった一冊に仕上がりました。「おそ松さん」を愛する人々すべてに手に取っていただけたら幸いです。(編集長K)information書籍詳細『anan特別編集 えいがのおそ松さん OFFICIAL BOOK』 定価1500円(税込)赤塚不二夫・えいがのおそ松さん製作委員会 2019
2019年04月02日主演に新人を起用し、岩田剛典、高畑充希、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市ら超豪華キャストが集結した映画『町田くんの世界』。この度、本作の主題歌が平井堅の書き下ろし楽曲に決定し、併せて本予告&本ポスタービジュアルも到着した。地味で、メガネで、運動も勉強も出来ない、とにかく取り得がないが、全人類が自分と家族と思えるほど“人を愛する才能”だけ突出しているという、これまでのどんな主人公とも異なる“町田くん”(細田佳央太)。到着した映像では、前田敦子演じる栄りらに「人が好き?」と問うも、冷たくあしらわれたり、岩田剛典演じる氷室雄になぜか胸倉をつかまれたり…豪華キャストたちも登場。しかし、“人が大好きな”町田くんだが、“人が大嫌いな”クラスメイトの猪原さん(関水渚)に出会い、生まれて初めての<わからない感情>と向き合うことに。ジャーナリスト吉高(池松壮亮)に「好きな人って何ですか!?」とぶつけ、まわりの全ての人を巻き込んでいく様子も映し出されている。さらに、なぜか風船で急上昇するカットも盛り込まれている。また映像では、今回発表された本作の主題歌である平井堅完全書き下ろし楽曲「いてもたっても」も初披露。脚本の段階からその素晴らしさにオファーを快諾、本作の世界観にあわせて楽曲を制作したそうで、平井さんは「人はなぜ恋をするのか?太古から我々が抱えてきたこのテーマを、こんなに瑞々しい視点で描けるなんて!」と作品を絶賛し、「町田くんが見ている世界に音をつけれたら。そんなサントラ的感覚で書きました。純粋とエゴイズム。それでもぼくらは恋が好き」とコメントを寄せている。さらに、今回「この世界は悪意に満ちている。でも――町田くんがいる。」というキャッチコピーが書かれ、町田くんと猪原さんの姿を特殊な構図で捉えた本ポスタービジュアルも到着した。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年03月21日2019年3月14日(木)より、「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」にて、ヒーリングプラネタリウム作品『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』が上映されます。俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当することが決定しました。「コニカミノルタプラネタリウム“満天”」とは?東京・池袋「サンシャインシティ」にある「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」は、全天ドームスクリーンで最新鋭の投影機「Infinium Σ」から映し出される、臨場感あふれるプラネタリウム体験ができる施設です。「雲シート」「芝シート」でゆったり鑑賞できるひじ掛けつきのリクライニングシートのほか、雲のように白くてふわふわの5組限定シート「雲シート」や寝転んだまま星空鑑賞ができる3組限定の「芝シート」も完備。カップルやお友達と一緒に、ゆったりと鑑賞したい方におすすめです。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』2019年3月20日(水)に施設開業15周年を迎える「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』は、15周年を記念して上映されるヒーリングプラネタリウム作品です。奇跡の夜を再現!天の川と満月の物語満月に近い夜は月明りが暗い星々の輝きを妨げてしまうため、「天の川と月は一度に見られない」といわれていますが、「月食」では満月の夜でも天の川を見ることができます。本作では、特に深い食分(欠けた部分の全体に対する割合)だったといわれる、2000年の夏の夜に起きた月食を再現。美しい天の川と月の共演をプラネタリウムで体験できます。ASMRを取り入れた極上のプラネタリウム体験本作は、音や視覚全般から得られる“心地よさ”を感じられる「ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)」の発想を取り入れて制作されています。「波の音」「雨の音」など、人間が心地よいと感じる環境音とやさしいナレーションから、星の瞬きや香りまで、極上の癒やし空間を創出します。俳優・池松壮亮さんがナレーションを担当本作のナレーションは、ハリウッド映画『ラストサムライ』への出演以降、多くの映画・ドラマに出演し活躍する、実力派俳優・池松壮亮さんが担当します。予告編で一足先に池松さんのナレーションを体感してみて!公式HPで公開中の予告編は、人間の頭部や耳の構造を模した「ダミーヘッドマイク」を用いて収録されています。公開に先駆けて池松さんのナレーションを体感できるので、ぜひヘッドフォンやイヤフォンの良音で聴いてみてくださいね。英語副音声ナレーションはシンガーソングライター・LUCAさんが担当英語副音声ナレーションは、坂本龍一さんのアルバムにヴォーカリストとしての参加経験を持つ、シンガーソングライター・LUCAさんが担当。確かな表現力で、海外のお客さまにも本作の感動を伝えていきます。「haruka nakamura」の完全オリジナル楽曲作中では、独自の世界観で高い支持を集める音楽家・haruka nakamuraさんが、全編にわたって書き下ろした完全オリジナル楽曲を使用。さらに、唯一無二の歌声と称されるAimer(エメ)さんの代表曲をリミックスした楽曲も使用されます。“満天”が誇る圧倒的にリアルな星空のなかで響き渡る、淡く美しいピアノの旋律とAimerさんの歌声は、感動必至です。「NEAL'S YARD REMEDIES」のアロマの香りでリラックス上映中は、英国発祥のスキンケアブランド「NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード レメディーズ)」のアロマの香りに包まれる、香りの演出も楽しめます。レモンの果皮から丁寧に抽出したフレッシュな香りの「レモン オーガニック」と、ブレンドエッセンシャルオイルのなかでも一番人気の「ウーマンズ バランス」の2種のアロマを使用。天然のやさしいアロマが心地よく香り、リラックスできますよ。『Milky Way & The Moon -忘れられない、天の川へ-』作品概要上映期間2019年3月14日(木)~上映時間約45分鑑賞料金一般シート 1,700円/芝シート 3,900円/雲シート 4,200円※芝シート・雲シートは上記金額に大人2名分の料金を含んでいます。製作音楽:haruka nakamura/Aimerナレーション:池松壮亮英語副音声:LUCAアロマ提供:NEAL’S YARD REMEDIES※上映時間・休館日・追加上映回などはシーズンによって異なります。最新情報はウェブサイトでご確認ください。スポット情報スポット名:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティワールドインポートマートビル屋上電話番号:03-3989-3546
2019年03月07日タレントの武井壮(45)が3月5日の夜、自身のTwitterを更新。フォロワーから教えてもらった方法で花粉症を撃退したことを報告。しかし、その方法を一向に明かす気配はなく、「ずっと教えないの草」と反響を呼んでいる。武井は3日に「誰か花粉の倒し方教えてください。。いや、タイマンなら勝てるんだけど、あいつら億とか兆レベルで集団でくるからいちいち倒してるとキリないし、うん。。まとめて倒す方法知ってる人いたら教えてください。。相当お金かけてでもなんとかしたいわあ。。」とツイート。フォロワーに花粉症対策を求めていた。翌日の4日には「花粉に関する皆さんの情報をもとにいくつか試してみたら効果高いものがあったよ!!」とさっそく実践していることを報告。つづけて「昨日まで麻酔打たれてるくらい身体も頭もボーッとしてたんだけど、今日は痒みも鼻詰まりもおさまってる!!」と症状が軽減された喜びをつづった。この時点でフォロワーからは「何やったか教えてください」「どれが効果的だったの?」という質問が殺到。しかし、具体的な方法のツイートはないまま武井は「いやしかしまじで花粉症から脱出したなこれ、目の痒みほぼゼロ!鼻は詰まるけど顔の赤みもなくなって身体の倦怠感も無くなった!!!3日連続だから間違いない!!」と投稿。「花粉の対抗策見つかったのはまじでデカい!!!もう春が嫌じゃないぜ!!ふおおー!!」と歓喜した。フォロワーからは「ずっと教えないの草」「全然教えてくれなくてわろた」「もったいぶる武井壮www」と肝心な対策内容を明かさない姿勢が反響を呼んでいる。
2019年03月06日岩田剛典、高畑充希、池松壮亮、戸田恵梨香ら主役級の俳優たちが出演する映画『町田くんの世界』。この度、本作で主演とヒロインに大抜擢された“演技経験ゼロ”の新人2人のオーディション映像が到着した。『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞 最優秀作品賞を含む計6部門を受賞し、“史上最年少”での最優秀監督賞受賞となった石井裕也監督が、前代未聞の豪華キャスト×現役高校生の超新人を主演に迎えた本作は、第20回手塚治虫文化賞 新生賞受賞作家の同名漫画の実写化作品。本作では、演技経験ほぼゼロの超新人を主演に起用しており、今回そんな1000人超えのオーディションから大抜擢された町田一役・細田佳央太と猪原奈々役・関水渚が自己紹介する場面、合格後に石井監督と北島直明プロデューサーから共演者を告げられるシーンが収められている。本作に登場する豪華キャストたちの名前が役名と共に発表されると、驚きを隠せず思わず素のリアクションが出る細田さん。一方、関水さんは硬直状態からあまりのプレッシャーで泣きだしてしまう様子がとらえられている。「異彩を放っていて、この人と組めば間違いないと思わせられた」と監督を言わしめた細田さんは、「噛み付いていくしかないぐらいの勢いでやろうと思います」と意気込み。最後には、本編一部が初公開され、2人が演技するシーンを見ることができる。『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:町田くんの世界 2019年6月7日より全国にて公開Ⓒ安藤ゆき/集英社Ⓒ2019 映画「町田くんの世界」製作委員会
2019年03月01日お笑い芸人のカンニング竹山が12日、自身のツイッターを更新。白血病を告白した競泳女子の池江璃花子選手についてコメントした。相方・中島忠幸さんを2006年に白血病で亡くしている竹山。ツイッターでは「池江さん、絶対に治る!絶対に治ります!」と祈りを込めた。池江選手は同日、ツイッターで白血病であることを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と心境を打ち明け、「今は少し休養と取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います」とつづった。
2019年02月12日タレントの武井壮が12日、自身のツイッターを更新。白血病を告白した競泳女子の池江璃花子選手についてコメントした。武井は「ものすごくやるせない気分。。」と悲痛な思いと吐露。「神様たのむよ。。全力で祈る。。」と池江選手のために祈った。池江選手は同日、ツイッターで白血病であることを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」と心境を打ち明け、「今は少し休養と取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います」とつづった。
2019年02月12日俳優の渡辺謙が12日、自身のツイッターで、白血病を公表した競泳女子・池江璃花子選手にエールを送った。池江選手はツイッターで白血病と診断されたことを公表。「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」「今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」とコメントした。渡辺は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とエールを送った。渡辺は1989年、急性骨髄性白血病を発症したが復帰。その後、1994年に再発したが、1995年に復帰を果たした。
2019年02月12日行定勲監督や西川美和監督、細田守監督、池松壮亮、吉田羊、松尾スズキなど各界から激賞されているイ・チャンドン監督の『バーニング 劇場版』。この度、その大ヒットを記念して監督の代表作である『ペパーミント・キャンディー』と『オアシス』のリマスターヴァージョンが日本初公開されることになった。村上春樹原作、そしてイ・チャンドン監督8年ぶりの新作ということで話題を呼んでいる本作。原作ファン、映画ファンを中心に動員しており、鑑賞後のSNSでの感想も「イ・チャンドンの待ちにまった最高傑作」 「イ・チャンドン監督の深いテーマにやられた」など待ちに待った監督作として絶賛されている。 この大ヒットを記念して、イ・チャンドン監督の代表作2作品を一挙公開する。■『ペパーミント・キャンディー』“韓国のアカデミー賞”5部門制覇アッバス・キアロスタミ監督が「本当に素晴らしい映画を観た!」と絶賛し、韓国のアカデミー賞である大鐘賞5部門を独占した監督2作目となる伝説の傑作『ペパーミント・キャンディー』(99)。1999年、春。旧友たちとのピクニックに場違いな恰好で現れたキム・ヨンホ(ソル・ギョング)。 そこは、20年前に初恋の人スニム(ムン・ソリ)と訪れた場所だった。仕事も家族もすべてを失い、絶望の淵に立たされたヨンホは、線路の上で向かってくる列車に向かって「帰りたい!」と叫ぶ。すると、彼の人生が巻き戻されていく。自ら崩壊させ てしまった妻ホンジャ(キム・ヨジン)との生活、互いに惹かれ合いながらも結ばれなかったスニムへの愛、兵士として遭遇した「光州事件」。そして、記憶の旅は人生のもっとも美しく純粋だった 20年前にたどり着く――。■『オアシス』ヴェネツィア映画祭最優秀監督賞に輝く第59回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀監督賞、新人俳優賞(ムン・ソリ)、国際批評家連盟賞を受賞した、極限の純愛を描いた傑作『オアシス』(02)。上記に続いて、ソル・ギョングとムン・ソリが出演した。ひき逃げ事故で兄を助け、刑務所から出たばかりの青年ジョンドゥは、家族のもとへ戻るものの、皆から煙たがられていた。ある日、被害者家族のアパートを訪れた彼は、寂しげな部屋でひとり取り残された女性コンジュと出会う。脳性麻痺を持つコンジュは、部屋の中で空想の世界に生きていた。ふたりは互いに心惹かれ合い、純粋な愛を育んでいくが、周囲の人間は誰ひとりとして彼らを理解しようとはしなかった…。なお、2019年は『ペパー ミント・キャンディー』が製作20周年、『オアシス』が日本公開15周年と記念すべき年となる。新たに蘇ったこの2本も合わせて、イ・チャンドンの世界を堪能してみてほしい。『ペパーミント・キャンディー』4Kレストア・デジタルリマスター版、『オアシス』HDデジタルリマスター版は3月15日(金)よりアップリック渋谷、アップリンク吉祥寺ほか順次公開。『バーニング 劇場版』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バーニング 劇場版 2019年2月1日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開©2018 PinehouseFilm Co., Ltd. All Rights Reserved
2019年02月09日佐々木蔵之介、永瀬正敏、菊地凛子、池松壮亮らが出演する長久允監督長編映画デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』が、「第35回サンダンス映画祭」コンペティション部門に正式招待、この度見事、日本人初の快挙となる“審査員特別賞”を受賞した。2017年、第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、日本映画初のグランプリを獲得した長久監督の作品とあって、映画祭期間中、全5回行われた一般上映会では、開場30分前から長蛇の列ができ、上映後には長久監督のもとに多くの観客が押し寄せ、その注目度の高さがうかがえた。現地時間2月2日19時に行われた授賞式では、本作のタイトルが呼ばれると、会場のボルテージは一気に最高潮に。受賞の瞬間、会場は割れんばかりの拍手と歓声の嵐に包まれていた。今回、コンペティション部門での審査員特別賞は、日本人史上初。受賞に関して長久監督は「この作品は僕のすべてをかけて作った作品です。それが皆さんに受け入れてもらってすごくうれしいです。すべての若い人たちに、絶望と戦う力を与えられたら良いなと思います」と喜びを語っていた。また選出について、審査員のチャールズ・ギルバードは「最後の最後まで驚きに満ち、想像を掻き立てる無限かつ素晴らしい独創性に対し、ワールドシネマドラマティックの審査員特別賞・オリジナリティ賞を贈ります」とコメント。ほかにも、「映像は全てのショットが美しかった。さらに物語も実に共感ができる」(サンダンス映画祭ディレクター:ジョン・クーパー)、「とってもクレイジーで、とても革新的で、すごく新しい!」(審査員:ジェーン・カンピオン)、「長久允は天才だ」(プログラムディレクター:キム・ユタニ)と絶賛している。「サンダンス映画祭」は、毎年冬のユタ州で開催される国際映画祭。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『セックスと嘘とビデオテープ』『ソウ』などのインディペンデント映画を世界的大ヒット作として世に送りだすきっかけとなる映画祭としても有名で、これらは「サンダンスドリーム」と呼ばれ、この映画祭での上映がきっかけで巨額の配給契約を締結し、ワールドヒットを収めた作品やブロックバスター映画に抜擢された監督などが後を絶たない。35回目となる今年は、1月24日から2月3日まで行われていた(現地時間)。『ウィーアーリトルゾンビーズ』6月より全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ウィーアーリトルゾンビーズ 2019年6月、全国にて公開予定©2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS
2019年02月04日第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞を受賞した『淵に立つ』の深田晃司監督と筒井真理子が再びタッグを組んだ映画『よこがお』が、今夏公開されることが決定した。訪問看護士・市子は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女でニートだった基子に献身的に手を差し伸べている。基子も唯一気が許せる相手として市子を密かに慕っている。ある日、基子の妹サキが失踪。無事保護されるが、逮捕された誘拐犯は意外な人物…。この事件をきっかけに、幸せだった日常は一転、市子は理不尽な状況に追い込まれていく――。『淵に立つ』でカンヌデビュー、そしていきなり受賞と世界中から注目を集めた深田監督が、自身のオリジナル脚本で描く本作は、終末期医療の現場で看護師として正しく生きてきたごく普通の女性・市子の物語だ。理不尽な事態に巻き込まれ、築き上げた全てが崩壊した市子は、“リサ”として善良に生きてきた自分を裏切った人生に復讐を仕掛けていく。『淵に立つ』では、毎日映画コンクール女優主演賞のほか、数々の映画賞受賞に輝いた筒井さん。今回2年ぶりに深田監督と再タッグを組んだ本作では、末期がん患者・大石塔子の訪問看護を担当する主人公の市子/リサ役を演じる。台本を読んだとき、役の重さに一瞬たじろいたと話す筒井さん。しかし、「同時に『市子を生きてみたい』とも思いました」と言う。また「市子の人生に思わぬ厄災が重なり、平穏な日常が巨きな波に巻き込まれていきます。それは恐怖と緊張の連続でありながら、心揺さぶられる体験でもあります。観客の皆さんにも市子と一緒になって彼女の人生を体験してほしいと思います」と呼びかけ、「『生きていく』それだけに意味を見出す主人公の人生を堪能してほしいです」とコメントしている。そして、深田監督作品初参加となる市川実日子と池松壮亮の出演も決定。現在放送中の「イノセンス 冤罪弁護士」に出演する市川さんが演じるのは、市子が看護に通う大石家の長女・基子。ニートだった自分を励まし導いてくれた市子に、憧れ以上の感情を抱いてしまう難しい役どころに挑戦。また、『万引き家族』『散り椿』『斬、』など話題作への出演が続く池松さんは、市子(リサ)と基子、2人の女性の間で揺れ動く美容師・米田和道役に。基子の彼氏だが、客としてリサに出会い、魅かれていく…。市川さんは「基子を思い浮かべると、お腹のあたりがずしんと重たくなります」と演じる役について語り、「衣装合わせから撮影中、監督の基子像はいろんな色を持っているのを感じていました。その一つ一つがいつも予想外過ぎて混乱したこともありましたが、撮影中は監督の『OKです』の言葉を信じて、あまり頭で考えずに、とにかくお腹のずしんだけは手放さないようにと思っていました」と撮影をふり返る。「こういった映画は最近作られなくなったように感じるのでどう出来上がるのか気になります」と完成が楽しみだと語る池松さんは、「個人的にはラストシーンが好きでそこだけでオファーを受けました」と明かしており、ラストシーンは本作の大きな見どころになりそうだ。自身が演じる和道については「好きでも嫌いでもなく、物語の中にたまたま存在する、でも血が通った肉体がそこにある、過去もあり未来もある、というようなキャラクターにしたいと思いました」と言い、「人間的な営みが薄くなってゆく今、誰かの横顔に想いを馳せる、そんなきっかけになる映画になればなと思っています」と思いを語っている。そのほか、市子の甥・辰男役に須藤蓮、基子の妹・サキ役に小川未祐、市子を支える婚約者・戸塚役に吹越満が決定した。『よこがお』は2019年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年01月24日漫画家・新井英樹による漫画『宮本から君へ』が映画化。2019年9月27日(金)に、全国の劇場で公開される。漫画『宮本から君へ』が実写映画化1990年にモーニングで連載がスタートした原作『宮本から君へ』は、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の奮闘を描いた漫画作品。社会に蔓延する様々なテーマを容赦ない描写で描いた、“極限の人間賛歌”とも言えるその世界観で、各界の熱烈なファンに支持されている。究極の“人間賛歌”2018年4月にはテレビ東京で実写ドラマが放送されると、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞。ドラマ版では、主人公の宮本浩が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いたサラリーマン篇が描かれたが、今回の映画版では、宮本浩とヒロインの中野靖子を中心に繰り広げられる“人間賛歌”にフォーカス。本作が“伝説の漫画”として語り継がれる理由の一つでもある決闘シーンなどがどのように映像化されるのか、本作の見どころとなりそうだ。主演・池松壮亮×ヒロイン・蒼井優主人公の宮本浩を演じるのは、ドラマ版に引き続き池松壮亮。「宮本浩という人は、僕にとってどの歴史上の人物よりも星であり、ヒーローでした」と語るほどの原作ファンである池松が、再び熱血営業マン・宮本役に体当たりで挑む。ヒロインの中野靖子役も、ドラマ版から蒼井優が続投。2018年の『斬、』から続けての共演に加え、出身地や大学など多くの共通点を持ち、互いに役者として認め合う存在の2人が、感情をむき出しにして激しくぶつかり合う宮本と靖子を絶妙なコンビネーションで演じる。松山ケンイチ、柄本時生らドラマ版キャストも続投宮本を囲む登場人物たちには、ドラマ版のキャストが再集結。松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治といった懐かしの面々が揃う。また映画版から加わる新キャストも発表。どうしようもない遊び人だが、靖子(蒼井優)の心に住み着く元恋人役に井浦新、宮本が立ち向かう巨漢の“怪物”・真淵拓馬役に一ノ瀬ワタルが抜擢。そのほかピエール瀧や佐藤二朗らが出演する。宮本浩次×横山健のコラボ主題歌主題歌は、ロックバンド、エレファントカシマシのヴォーカル&ギターの宮本浩次の書き下ろしによる「Do you remember?」に決定。ドラマ版ではエレファントカシマシとして主題歌を担当していただが、今回は宮本ソロとしての参加。ギターには、宮本のオファーにより横山健を迎えている。<あらすじ>文具メーカーで働く営業マン宮本浩(池松壮亮)は、笑顔がうまくつくれない、気の利いたお世辞も言えない。なのに人一倍正義感が強い超不器用な人間。会社の先輩・神保(松山ケンイチ)の仕事仲間である自立した女・中野靖子(蒼井優)と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅での食事に呼ばれるが、そこに靖子の元彼・裕二(井浦新)が現れる。裕二を拒むため、宮本と寝たことを伝える靖子。怒りで靖子に手を出した裕二に対して、宮本は「この女は俺が守る」と言い放つ。この事件をきっかけに、心から結ばれた宮本と靖子に、ひとときの幸福の時間が訪れる。ある日、営業先で気に入られた真淵部長(ピエール瀧)と大野部長(佐藤二朗)に誘われ、靖子を連れて飲み会に参加した宮本は、気合いを入れて日本酒の一升瓶を飲み干し、泥酔してしまう。見かねた大野が、真淵の息子・拓馬(一ノ瀬ワタル)の車で送らせようと拓馬を呼びつけた。そこに現れたのは、ラグビーで鍛えあげられた巨漢の怪物だった……!泥酔する宮本と、宴会を楽しむ靖子、二人の間に、人生最大の試練が立ちはだかる—。究極の愛の試練に立ち向かうべく、愛する人のため宮本浩が"絶対に勝たなきゃいけないケンカ"に挑む!作品情報『宮本から君へ』公開時期:2019年9月27日(金)原作:新井英樹『宮本から君へ』監督:真利子哲也脚本:真利子哲也、港岳彦出演:池松壮亮、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、柄本時生、星田英利、古舘寛治、ピエール瀧、佐藤二朗、松山ケンイチ
2019年01月13日昨年、ドラマ化もされた新井英樹の漫画「宮本から君へ」が、映画化されることが決定。ドラマに引き続き主演に池松壮亮を、ヒロインには蒼井優を迎える。原作漫画は、社会に蔓延する様々なテーマを、容赦ない人間描写と圧倒的な世界観で描き続けてきた漫画家・新井英樹が、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の記録を描いた作品。1990年に「モーニング」(講談社)で連載スタートし、第38回小学館漫画賞 青年一般部門を受賞した。ドラマでは、宮本が営業マンとして奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、今回の映画では宮本とヒロイン中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテインメント作品になっている。ドラマ版に続き、宮本浩を演じる池松さんは「ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです」と並みならぬ思いを語り、「蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました」と蒼井さんとの共演をふり返った。また、ヒロイン・中野靖子を演じる蒼井さんは「全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです」と大変な撮影だったと明かし、「体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います」とコメントしている。塚本晋也監督作『斬、』に続けての共演となる池松さんと蒼井さんのほか、松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らドラマ版のキャストが再集結。さらに今後も、映画版の新たな豪華キャストが発表されるという。なお、本作でもドラマ同様、『ディストラクション・ベイビーズ』「ディアスポリス 異邦警察」の真利子哲也監督がメガホンをとる。『宮本から君へ』は今秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年01月10日俳優・池松壮亮が主演を務める映画『宮本から君へ』(今秋公開)が公開されることが10日、明らかになった。同作は1990 年から1994年まで講談社「モーニング」にて連載され、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹のコミックを実写化。文具メーカー「マルキタ」の新人社員、恋にも仕事にも不器用な宮本浩(池松)の物語を描く。2018年4月にテレビ東京で連続ドラマとして放送され、第56回ギャラクシー賞テレビ部門「奨励賞」を受賞するなど大きな反響を呼んだ。監督・脚本は、ドラマ版に続き映画『ディストラクション・ベイビーズ』で注目を集める真利子哲也監督が務め、『あゝ、荒野』(17)、『愛しのアイリーン』(18)のスターサンズが制作。ドラマ版に続き主演する宮本役の池松、ヒロイン・中野靖子役の蒼井優、さらに松山ケンイチ、柄本時生、星田英利、古舘寛治らが再集結した。ドラマでは、主人公の宮本浩が営業として奮闘する姿に焦点を置いた“サラリーマン篇”が描かれたが、劇場公開される映画では、宮本浩と中野靖子を中心に繰り広げられる“極限の人間賛歌”が描かれるエンターテイメント作品になっている。新キャストも加わった映画版は昨年9月29日にクランクインし、10月30日にクランクアップした。「この物語を完結させるまでは、死ぬに死ねない」と語る真利子哲也監督を筆頭に全キャスト・スタッフが全身全霊をかけて挑んだ。○池松壮亮 コメントこの原作が手元に来てから、随分と時間が経ってしまったような気がします。ボロボロになるまで読み漁ったこの偉大な原作の力をお借りして、時代の変わり目に強烈な人間賛歌を残すべく、身も心も捧げたつもりです。蒼井さんとは『斬、』から立て続けの共演となりますが、今度は宮本と靖子として、物語の中の人生の試練を共にする事が出来たと思っています。その存在にいつも救われました。そのほかキャストそれぞれの、抜群のアクトも楽しみにしていただければと思います。まだ仕上げ真っ最中でどうでるか分かりませんが、生きてゆく覚悟、信じる覚悟、そして人生を感じるような映画になるんではないかと期待しています。傲慢な男ですが、今秋、宮本からあなたへ、よろしくお願いします。○蒼井優 コメント全身で感情をぶつけ合うシーンの連続だった為、撮影3日目には既にヘトヘトでした。こんなに早く疲弊した現場は初めてです。体力、集中力、瞬発力、そして声量が基本的にどのカットにも必要だったのですが、共演者の皆様と労り合い、励まし合い、スタッフの皆様に助けていただき、なんとかクランクアップすることが出来ました。こんなに高カロリーな作品はなかなか無いと思います。公開を楽しみにしていただければと思います。○真利子哲也 コメントはじめて『宮本から君へ』の映画化に声かけられたのは2012年の夏。十代の頃から読み耽っていた新井英樹さんの原作に、二つ返事で引き受けました。ただ覚悟を決めたところでなかなか実現に及ばず、気づけば6年が経ちました。これだけ時間がかかったのは生半可な気持ちで映画化するような原作ではないからで、集まるべくして集まったキャストとスタッフの面々。特に池松くんと蒼井さんのこの映画に対する意気込みたるや並大抵ではなくて、その芝居はさることながら、それぞれ歩んできた役者としての人生が重なる奇跡をみたと思える現場でした。平成最後の夏の終わりに池松壮亮と蒼井優を中心に据えて『宮本から君へ』を撮影できたことが、この原作にとって最高の瞬間だったと断言できる映画になりました。○新井英樹コメント映画版『宮本から君へ』の最初の陣中見舞いロケ現場となった王子・飛鳥山公園で池松くんとふたり、隠れタバコを喫いに歩いていたときの会話ボク「『宮本から君へ』の映画では、オレ、ブン殴られたいんだよ」池松「俺もですよ」ドラマの「世界」を構築・牽引した宮本浩こと池松壮亮本人がそう言うか……と。ドラマ版で観た蒼井優さん扮する中野靖子の輝きは驚きでした。全話通してもゲスト出演には思えない、違和感すら覚えるあの存在の力。写真家・佐内正史さんがドラマ版の打ち上げトークショーで放った名言「真利子には愛はあるけど情はない」(笑) 言い得て妙!! いや、真芯だ!! これ表現者として最強なんですよ!!この三人が原作の、ある意味本番パートで「自分こそが一番」と生命力バトルを繰り広げるってだけで胸が高鳴り「原作クソ喰らえ!!」と殴り倒されたがってるボクの夢を叶えてくれそうです!!
2019年01月10日TOKYO MXでは1月1日(火)に菅田将暉、池松壮亮、中条あやみらが出演し人気コミックを実写化した『セトウツミ』をオンエアする。原作は此元和津也による同名コミック。関西のとある河原で、男子高校生の瀬戸と内海が放課後にまったりゆったりとしゃべる様子を描いた作品で、ウィットに富んだ台詞と絶妙なユーモアと“間”のセンスがクスッと笑えて、なんだかしんみり胸を打つ。そんなシニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了、人気を博した同作を『まほろ駅前』シリーズで瑛太、松田龍平の“ほっこりバディ”を描き、『光』や『日日是好日』などで知られる大森立嗣が監督を務め実写化。塾通いのインテリ眼鏡・内海役には『ラストサムライ』で鮮烈なデビューを飾り『劇場版 MOZU』や『ディストラクション・ベイビーズ』『デスノート Light up the NEW world』、『万引き家族』や『散り椿』「宮本から君へ」など数々の作品で知られる池松さん。元サッカー部のお調子者・瀬戸役には『ディストラクション・ベイビーズ』『デスノート Light up the NEW world』では池松さんと共演しているほか、『溺れるナイフ』『銀魂』『火花』『となりの怪物くん』など主演、メインキャスト級の作品を続々とヒットさせている菅田さん。ヒロインの女子高生・樫村役にはモデル出身、本作出演後には『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』や『覆面系ノイズ』などで女優としてブレイク、先日公開された『ニセコイ』もヒット中の中条さんと、若手の実力派が集結。また『帝一の國』で菅田さんとも共演、『氷菓』『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』などで知られる岡山天音や『焼肉ドラゴン』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』などで注目のバイプレーヤー・宇野祥平らも共演する。『セトウツミ』は1月1日(火)14時30分~TOKYO MXでオンエア。(笠緒)
2018年12月31日大人になってもクズでニートだけど、どこか憎めない6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」の完全新作となる劇場版『えいがのおそ松さん』。この度、本作のアフレコレポートが到着した。現在、鋭意制作中だという本作。アニメーション制作と並行して、11月某日には豪華声優陣によるアフレコが行なわれた。コの字に設置されている長椅子のセンターに座っていたのは、6つ子の長男・おそ松役の櫻井孝宏。動物が登場するシーンの合間には、“動物に嫌われる櫻井さん”のエピソードトークで盛り上がり、また本番前に居ないキャストを呼びにいったり、6人で合わせるセリフは「最後の一音まで言いましょうか」など率先して音響監督に聞くなど、現場でも長男らしい一面が。そしてカラ松役の中村悠一は、上田燿司(デカパン役)が兼ね役をニヒルに演じたときや、トト子の可愛さを説く遠藤綾(トト子役)に「なんなんだよ、このキャラ(笑)」とツッコんでみたり、歌うシーンには「本当に苦手なんだよ…」と苦笑いしてみたり。一方のチョロ松役・神谷浩史は歌のシーンに全力投球!本番直前にはブース内で突然高らかに歌い上げ、場の空気を温める場面もあった。またムードメーカーぶりを大いに発揮していたのは、一松役・福山潤。「よろしくお願いしまぁす!」と本番毎に言い、場の空気を高め、後輩声優にも優しく声をかける姿も。十四松役の小野大輔は、マイク前で声を発した瞬間十四松になり、キラーワードを繰り出してはほかのキャストを爆笑させ、末っ子・トド松役の入野自由は、いきなり沸点に到達するトド松の見事なキレ芸を披露していた。丁寧且つ順調に進行していった今回アフレコ。完全新作エピソードだけに、長時間にわたる収録となったが、無事オールプアップ。そんなアフレコを終え、櫻井さんは「『日本よ、これがおそ松だ』と言っていいほどの圧倒的なストーリーでした。2023年の公開をお楽しみに!え!来年なの!?」とお茶目なコメントを寄せている。なお、映画化を記念して発売される「おそ松さん第1期 DVD&Blu-ray BOX」のスペシャル企画として、“おそ松さん総選挙”がスタート。第1期ふり返り特設サイト「松まとめ」もオープンした。劇場版『えいがのおそ松さん』は2019年3月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:えいがのおそ松さん 2019年3月15日より全国にて公開© 赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019
2018年12月06日2017年、第33回サンダンス映画祭(ショートフィルム部門)にて、日本映画初のグランプリを獲得した監督・長久允。この度、佐々木蔵之介、永瀬正敏、菊地凛子、池松壮亮、村上淳など日本を代表する豪華俳優陣に、『そして父になる』の二宮慶多、モデルで女優の中島セナらを迎えた同監督の長編映画デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』(英表記『WE ARE LITTLE ZOMBIES』)の公開が2019年6月に決定した。埼玉県・狭山市で実際にあった事件を題材としたサンダンス映画祭グランプリ受賞作『そうして私たちはプールに金魚を、』ではサンダンス映画祭審査委員から「これまで誰も見たことがない!何にも似ていない!」とその圧倒的なオリジナリティと表現力が絶賛され、“ネオジャパニーズ”と称された長久允監督。本作は、過去にジム・ジャームッシュ(『ミステリー・トレイン』)やクエンティン・タランティーノ(『キル・ビル』)、デイミアン・チャゼル(『セッション』『ラ・ラ・ランド』)といったフィルムメーカーを生んだサンダンスの地で、新時代を代表するかのように圧倒的な存在感を放ち喝采を浴びた長久監督の期待の長編デビュー作となる。■“音楽を通じて成長する子どもたち”に新しい才能が集結キャストには、『そして父になる』にて福山雅治の“息子”役を演じたほか『旅猫リポート』にも出演した二宮慶多。モデル活動のほか、テレビCMや『クソ野郎と美しき世界』での好演も記憶に新しい中島セナ。ドラマ「嘘の戦争」や映画『泣き虫しょったんの奇跡』など多くの作品に出演する水野哲志。天才似顔絵師“モンドくん”として話題、今作が映画初出演の奥村門土という4人の新しい才能が揃い、瑞々しくもかつてない少年少女像を描き出す。また、彼らを取り巻く大人たちに佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏など日本を代表する豪華名優たちも、監督の才能に共感して大集結。“音楽を通じて成長する子どもたち”といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれる台詞回しなど、その独創的スタイルが観るものの想像力を映像を紡ぐ。■ドット画のポスター&特報映像が目を引く!さらに特報映像とポスター画像が解禁。意味深なキーワードがおり込まれた映像に、キャストたちがドット画で表現された色彩溢れるポスターからは、まさに比類なき日本映画の誕生を予感させる。本作は、来年1月末に開催される第35回サンダンス映画祭「World Cinema Dramatic Competition部門」への正式招待が決定。サンダンス映画祭へ向けたスクリーニング後、異例の早さで招待が決定したという。映画祭からの期待が高い表れであり、映画祭での上映がワールドプレミアの場となり、公式上映・授賞式には長久監督も現地入り、短編部門に続いてのグランプリ受賞への期待も高まっている。数々の新時代の才能を発掘してきた映画祭だけに、サンダンス映画祭での上映後、長久監督が初長編映画にして世界から注目を集めることも期待される。■監督&キャストからコメント到着!池松壮亮「出会えて良かった」長久允監督僕の大好きな役者さんやミュージシャン、アーティストの方々で作り上げた「フェスみたいな映画」です。騒がしくもありますが、暗い部屋にうずくまってる誰かひとりの心に届いてほしいです。実際、試写で僕は何回も泣いてしまいました。はやく皆様に観ていただきたいです。そしてなんと、サンダンス映画祭長編コンペ部門正式招待(涙)!映画を志していたものの道を逸れてしまい、この十数年、広告業界での仕事に追われて、少し遠回りしてしまいましたが…来年、憧れのサンダンスという地で、念願の長編作品を上映できること、コンペで勝負できること、大変嬉しく思います。二宮慶多(劇中バンド「LITTLE ZOMBIES」ボーカル・ヒカリ役)最初から最後まで、興奮しました。テンポよくどんどん場面が変わって、息つくひまもなく、一つ一つの映像にメッセージを感じました。こんな、楽しい映画に出演させていただき、ありがとうございました。水野哲志(劇中バンド「LITTLE ZOMBIES」ドラム・イシ役)すごい!何これ!こんな風になったの?とびっくり!!スクリーンに僕だけが写っていることに驚いて感動しました!奥村門土(劇中バンド「LITTLE ZOMBIES」ベース・竹村役)初めて演技をしている自分の姿や声をスクリーンで観るのはとても不思議な気持ちでした。でも撮影のいろんな思い出が蘇ってきて楽しくあっという間に感じました。特にライブのシーンはすごく迫力があって好きです。中島セナ(劇中バンド「LITTLE ZOMBIES」キーボード・イクコ役)この時ああだったなぁ。と思い出が蘇ったり、カメラアングルや編集の仕方など、撮った時には想像できなかったけれど、ゲームのように編集されていて面白かったです!工藤夕貴(ヒカリの伯母・リエ役)ちょっと変わった子どもたちの目線で切り取られた世界。長久監督ならではの映像と音楽は、映画の新しい形と言えるかもしれません。世界に向けて発信されるこの作品を、みなさん楽しみにしていてください。池松壮亮(劇中バンド「LITTLE ZOMBIES」マネージャー・望月役諦めと無関心を気取りつつも生きている、生きようしている。言葉、間合い、リズム、浮かび上がるモーション、とても好みの脚本でした。暴れまくっていました。長久監督は、前作から感じた通り抜群のセンスを持った方で、日本映画に現れてくれた事を感謝したいくらいです。出会えて良かったと思います。そしてサンダンスがこの映画にどう反応してくれるか、とても楽しみにしています。zombiesの始まったばかりの人生が、世界の誰かの人生に寄り添うことが出来るとマネージャーとして確信しています。そうでなくとも僕だけは信じています。菊地凜子(イクコの母・ユウコ役)とてもロックでポップな音楽映画だけど、凄くチクチクヒリヒリする、とてもリッチな脚本に浸らせてもらいました。長久監督は映画少年のようなダイヤの瞳と強い熱意を持っていて、そのパワーに皆がいつの間にか引き込まれていく、とても素敵な監督でした。まずはサンダンスのコンペおめでとうございます!サンダンスのカラーとこの作品のカラーが重なった時に、絶対に世界の映画ファンへと響くこと間違いなしです。本当に心から楽しみにしています。そして公開されこのムーブメントが皆様に届く日を楽しみにしております。『ウィーアーリトルゾンビーズ』(WE ARE LITTLE ZOMBIES)は2019年6月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月29日ジャンルにとらわれずに多方面で活躍する3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合うトークドキュメンタリー「ボクらの時代」の11月25日(日)放送回は、池松壮亮、蒼井優、太賀の3人が登場。注目の俳優たちが語り合う。2003年、ハリウッド映画「ラストサムライ」で映画初出演、世界に鮮烈な印象を与えると、映画『鉄人28号』では1万人を超えるなかから主人公・金田正太郎役に抜擢され映画初主演。2014年には『海を感じる時』『紙の月』『ぼくたちの家族』で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、キネマ旬報ベスト・テンなどの各賞を総なめに。最近も『万引き家族』『散り椿』などでその実力を高く評価される池松さん。岩井俊二監督作『リリイ・シュシュのすべて』で映画初出演、映画『フラガール』の演技で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞などを受賞し実力が認められると、映画『おとうと』で山田洋次監督作に初出演、その後も『東京家族』『家族はつらいよ』など山田監督作に多数出演するほか、放送中の「このマンガがすごい!」でのナビゲーターぶりも話題を呼んでいる蒼井さん。『ほとりの朔子』『男子高校生の日常』などへの出演でTAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞、2016年放送の「仰げば尊し」で演じた村上虹郎、北村匠海らとともに演じた不良少年役で注目を集めると、「レンタルの恋」や先日公開された『母さんがどんなに僕を嫌いでも』などに出演。また放送中の「今日から俺は!!」でみせる大らかでおバカな番長ぶりも評判を呼んでいる太賀さん。池松さんは2002年に子役としてデビュー。NHK福岡放送局が制作したその作品で共演したのが当時17歳の蒼井さんだったという。そんな池松さん、蒼井さんとこれまで映画やドラマで多数共演してきた太賀さんという、普段テレビではあまり見ることのできない3人の共演とスペシャルトークをお見逃しなく。池松さんと蒼井さんは24日より公開された映画『斬、』で共演。250年にわたり平和が続いてきたが開国するか否かで大きく揺れ動く江戸時代末期の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る同作。池松さんが文武両道で才気あふれる浪人を演じ、蒼井さんはその浪人の隣人である農家の娘を演じる。また塚本晋也監督が脚本、撮影、編集、製作そして出演までこなし時代劇に初挑戦することも話題となっている。また太賀さんは出演作『来る』が12月7日(金)より全国東宝系にて公開。岡田准一が主演を務め黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡らと共演する。「ボクらの時代」は11月25日(日)午前7時~フジテレビで放送。(笠緒)
2018年11月24日映画とはそれぞれの時代を反映するものですが、そんななかで生まれた注目作のひとつといえば、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、世界的にも高い評価を受けている塚本晋也の最新作『斬、』。そこで、主演を務めたこちらの方にお話を伺ってきました。それは……。写真・黒川ひろみ(池松壮亮)話題作への出演が続いている池松壮亮さん!【映画、ときどき私】 vol. 202本作で池松さんが演じているのは、武士でありながら刀を抜くことに悩む若き侍の杢之進(もくのしん)。観るものを虜にする熱演が話題となっていますが、今回は20代のいま感じている思いや映画作りへの向き合い方について語っていただきました。―まずは、今回出演しようと心を動かされたのはどんなところですか?池松さん僕にとって塚本晋也監督は特別な人であり、どうしても出会いたかった人だったというのがまず1つ目の理由。そして、2つ目はできあがってきたプロットがあまりにも素晴らしかったので、断る理由がなかったということです。―なかでも、プロットのどのあたりに惹かれたのでしょうか?池松さんどのシーンがという具体的なことではなく、総合的な素晴らしさがありましたが、時代の変わり目に絶対に残さなければいけない作品だとも感じたからです。あとは、自分の役柄に関していうと、「自分はこの役にふさわしい」と思えたので、「やります」と伝えました。塚本監督との出会いは特別だった―撮影から1年ほどが経ちますが、初めて参加された塚本監督の現場を改めて振り返ってみていかがですか?池松さんいろいろ感じるところはありましたが、塚本監督は商業と一番かけ離れたところで戦っていらっしゃる監督。おそらく監督のやり方は誰も真似できないんじゃないですかね。それに、何よりも映画を作ることへの優先順位がつねに明確にあったので、あんなにも映画を作る喜びを感じられる場所はそうそうないと思いました。―これまでにいろんな現場を経験されていますが、塚本監督がほかとは違うと感じたのはどんなところでしょうか?池松さんこんなことを言うべきではないのかもしれないですが、明確に違うのは、映画を作るために誰かからお金が出ているわけではなく、塚本監督の人生からお金が出ているということ。あとは、すごく少数で作っているので、コミュニケーションも直接的なところも違いました。塚本監督は脚本から完成までをひとりでやっていますが、これだけ映画の能力が優れた人というのはいまの日本にはいないと思います。20代で塚本監督と出会えたことはものすごく大きなことでしたし、特別なことでした。―今回演じた杢之進というキャラクターは、どういう人物だととらえていますか?池松さん過去も未来も縦軸も横軸も、ものすごく広く想像できる人でありながら、結局自分の無力さに負けた人という印象ですね。―監督によると、「現代の若者が江戸の末期に舞い降りたら、こういう人物もいたかもしれない」というコンセプトだったそうですが、杢之進にいまの若者と通じる部分は感じましたか?池松さん塚本監督は願いも込めて言っているんだと思いますが、不安を感じていたり、信じているものを見失ったり、という意味では現代的なんじゃないかなと思います。―役作りで意識したことはありますか?池松さん漠然としているかもしれないですけど、自分のなかの平静心みたいなものと祈りのようなものを込めたつもりです。この作品をやるために俳優を続けてきたと感じた―杢之進という役に、ご自身との共通点を感じられたところはありましたか?池松さん自分が20代に入ってから抱えてきたものと杢之進の“祈り”みたいな部分が、すごくリンクするところがあったので、大げさに聞こえるかもしれませんが、「自分はこの作品をやるためにいままで俳優を続けてきたんじゃないか」と思わせてもらえるような感じはありました。これまでもそういう出会いがいくつかあったので、俳優を続けてきたというところはありますね。―作品ご覧になったとき、全体の印象はいかがでしたか?池松さんとにかく強度のある作品になったし、すごく自信はあります。「ぜひ観てください」と言えるところまでいけたなと思いますし、海外でもみなさんにとても真摯に受け取ってもらえたので、手ごたえは感じています。―今回は、江戸時代の末期でしたが、いまとは違う時代背景のなかでどのような意識を持たれていたのでしょうか?池松さんあくまでも想像するしかないんですが、たとえばこういう時代ですから、「明日から戦争行ってください」と言われるかもしれないですよね。そういうことへの危機感は多少なりともあるので、そうなったときにどうなるか、みたいなことだと思います。「明日は我が身」というか、そうじゃないとこういう映画は作られないと思いますし、そういうところまで来てしまっているということなんですよね。そうあって欲しくないという気持ちは、みんな同じですから。―現代にあえて時代劇を作る意味というのは、どういうところにあると思いますか?池松さんこれが現代劇だと映画の効果がなくなりますし、戦争モノにすると直接的すぎて見るのがキツイと感じてしまうんですが、時代劇というだけでエンターテインメント性を出すことができるんです。この作品は、普遍的なものと、“痛み”についての映画だとも思っているので、役を演じるうえで過去や未来にあるかもしれない痛みを想像できていないと成立しないと思いました。ただ、僕がそれを想像できるということは、それだけいまの世の中はよくないところまで来てしまっているということなのかもしれませんね。想像以上に30歳を意識している―この役にはご自身が20代で取り組んできたことや模索し続けてきたことが集約されていると思われたそうですが、20代になってからどのようなことを感じているのでしょうか?池松さん「こんなはずじゃなかった」というか、挑むほどに自分の無力さを感じていましたし、いまでも感じています。―では、30歳に向けていまどのような心境ですか?池松さんいま28歳なので、あと1年半くらいはありますが、想像以上に30歳というのを意識していますね。それは自分の気持ちの問題だけではなくて、時代の転換期が来ていると感じているからだと思います。期待も不安もありますが、これから世の中はどんどん良からぬ方向に向かってしまう可能性もあると思うので、考えるべきはそのなかで自分が何をできるかということ。それにプラスして、20代でやるべきだったことを次の年代には持ち込みたくないので、30代では時代と手を組みながらやるべき役や作品をやっていかないといけないとは思っています。―具体的に挑戦したいこともありますか?池松さん何か具体的に決められたらいいんですが、コロコロ変わったりもするので、まずは一生懸命生きていこうかなという感じです。―10代で映画と出会い、いまにいたっていますが、どうして好きなものを早く見つけられたと思いますか?池松さん本当は僕は小さい頃から野球選手になりたかったんですけど、自分の能力を信じられなくなって、そのときやっていた俳優をやることにしました。それは、目の前にあった可能性を信じただけであって、その可能性が見いだせなくなったらやめるかもしれないですね。というか、なりたいものになれてるのなんてイチローさんくらいじゃないですか(笑)?僕は「俳優になりたい」と思ったことはありませんでしたが、そのなかで続けてこられたのは、俳優としてやれることの可能性を信じているからだと思います。つまり、「この顔とこの思考で生まれた自分を一回信じてみる」みたいなことです。タイミングが合えば映画監督もやってみたい―そういう意味では、いまでも憧れているのは野球選手ですか?池松さんそうですね、尊敬しています。あとはミュージシャンですね。やっぱり、男は野球選手かミュージシャンじゃないですか(笑)?―では、俳優としての理想像はありますか?池松さん俳優を始めた頃から、「○○さんみたいになりたい」と思ったら負けな気がしていたので、特に目標にしている人はいませんが、これまでは自分がそのときそのとき追い求めるいい俳優を目指してきたので、これからも同じようにしていくんだと思います。―大学時代には映画監督のコースを専攻されていましたが、塚本監督のように監督業と俳優業を両立させてみたいお気持ちはありますか?池松さん年々興味は湧いていますし、気持ちも高まっていますが、そういうことはおのずとタイミングが訪れるはず。俳優もタイミングが来て選んだ道ですし、自分が撮るべき作品と出会ったらそのときはやるとは思います。―「思っていることを映画で伝えたい」ということもあり、2年ほど前にSNSをすべてやめられましたが、実際にやめてから変化はありましたか?池松さんそんなに大切なことってたくさんないので、携帯を閉じたほうが大事なことがより入ってくるようになったとは思いますね。目をつぶったほうが大切なものが見えるみたいに、シンプルになって雑味がなくなったのかもしれないです。とはいえ、いまの人たちがSNSを遮断することはなかなか大変なことだと思いますが、僕の場合はどちらでも選べる状況にあったからというのは大きかったと思います。「俳優はSNSをやらなくてはいけない」という決まりもないですからね(笑)。―では、そうすることで表現することに対してよりまっすぐに向き合えるようになりましたか?池松さんSNSをしていたときよりはそうなったかなとは思います。伝えたいことや怒っていることなど、発したい言葉は増えるいっぽうですが、いまはこれでいいのかなと。僕は仕事とプライベートの境目はあまりなくて、ずっと映画のことを考えているし、ずっと自分の人生のことを考えている感じですね。インタビューを終えてみて……。どんな質問にもひとつひとつ言葉を選びながら、真摯に答えてくださる姿が印象的な池松さん。ここ数年でグッと大人の雰囲気が強くなってきていますが、本作でも漂うような色気と映画に対する熱い思いはひしひしと伝わってくるはずです。ぜひ、その一瞬一瞬をスクリーンで存分に堪能してください。圧倒的な世界観に誘われる!普段、あまり時代劇になじみがないという人でも、いまに通じる思いや生きることの意味などに誰もが心を揺さぶられる本作。最高のキャストとスタッフが贈る渾身の1本は、まさにいまだからこそ観るべき作品です。ストーリー250年も戦がなく平和が続いていたが、江戸時代末期を迎え、開国するか否かで国内は大きく揺れ始めることに。そんななか、農村で手伝いをしていた浪人の杢之進は、時代の変革を感じつつ、隣人たちと穏やかに暮らしていた。ところがある日、剣の達人である澤村が現れ、杢之進に京都の動乱へ参加しようと誘いをかける。そして、旅立ちの日が近づいたとき、無頼の浪人集団が村に流れつき、あることをきっかけに事態は思わぬ方向へと進んでしまうのだった……。胸に切り込んでくる予告編はこちら!作品情報『斬、』11月24日(土)よりユーロスペースほか全国公開!配給:新日本映画社©SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2018年11月23日主演・池松壮亮×ヒロイン・蒼井優と、日本映画界を牽引する実力派が共演する映画『斬、』。塚本晋也監督が初めて時代劇に挑戦した本作から、この度特別映像がシネマカフェに到着。映像では、池松さんが本格的な殺陣に挑戦している。今回到着した映像は、池松さんが演じる浪人・杢之進が、密かに彼を慕っている農家の娘ゆう(蒼井さん)の弟に剣術の指導をしている場面。目立ったセリフこそないが、迫力の殺陣、そしてキャスト陣の表情がとても印象的だ。本格的な殺陣は今回が初挑戦となる池松さんは、この殺陣のシーンに撮影前1か月間、スタントコーディネーターの辻井啓伺に師事し稽古に及んだそう。「身体能力が飛びぬけている」と監督が語るように、画面からは池松さんの軽やかでいてスピード感ある身のこなしが覗ける。剣術の達人を探していた塚本監督演じる澤村が、杢之進の剣の腕に見惚れるのも納得だ。『斬、』は11月24日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:斬、 2018年11月24日よりユーロスペースほか全国にて公開(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2018年11月23日長い泰平の後、開国するか否かで揺れ始めた江戸時代末期の江戸近郊の農村を舞台に、時代の波に翻弄されるひとりの浪人と人々の姿を、池松壮亮、蒼井優らの共演で描いた『斬、』(11月24日より渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開)。本作の監督、脚本、撮影、編集、製作を手掛けているのは、世界各国に熱狂的なファンを持つ塚本晋也だ。自身初の時代劇となった本作において、池松演じる杢之進を江戸、京都の動乱へと誘う浪人・澤村次郎左衛門も演じる塚本監督に、映画制作への思いをきいた。――『斬、』は長年温めていた企画だそうですね。あっという間だったので、自分としてはあまり長い期間温めていたという意識がないのですが、いざ数えてみると構想20年以上にはなりますね。――「いつか時代劇を撮りたい」と思われたのは、黒澤明監督の影響ですか?確かに、黒澤監督の『七人の侍』や『用心棒』は、高校生の頃に観て憧れましたね。『椿三十郎』のラストにすごい殺陣のシーンがあるんですけれど、それを友だちと一緒に真似したりして。あとは、大学時代にテレビで観た勝新太郎さんの『新・座頭市』に対する想いが強いです。でも、一番原初的なものとしては、中学生の時に観た市川崑監督の『股旅』かもしれない。いわゆるカッコいいチャンバラシーンは全然出てこなくて、萩原健一さん、尾藤イサオさん、小倉一郎さん扮する刀もロクに使えない3人が、しょうもない渡世人となって旅をする青春映画がすごく好きだったんです。――試写会で『斬、』を見た方から、「『鉄男』以降、塚本監督はずっと鉄に対する愛を持ち続けている」と指摘されていましたね。確かにその通りで、「鉄と人との関わりには変わりがない」ということに自分でも気づきました。とはいえ、普段僕が映画を作るときは、あまり理屈では考えていなくて、ほとんど感覚的に作っています。「こういうことを言うために、こういう筋にしよう」というものではなく、自分にとって一手一手が嘘にならないように、筋を書いていくという感じなんです。『斬、』に関しては「一本の刀をグーッと食い入るように見つめてしまう若い浪人の映画にしよう」という、一つの考えだけが最初に浮かびました。そこから「どうして彼は刀をそんなに過剰に見つめるのか?」という風に、段々と自分で紐解いていく。つまり「全て紐解き終わった時」こそが、映画が完成する瞬間なんです。――なるほど、とても興味深いです。ちょうど『野火』が終わった頃に「刀を過剰に見つめる浪人の姿」と「時代への不安感」がピュッと一緒くたになって、ボロっと作品に結実したものが『斬、』なんです。ストーリーも自然と頭に浮かんできて、言いたいことが中にスポッと入ったので、それ以上あまり膨らまさないようにして、原石のまま表に出したという感じですね。――これまでの作品と『斬、』の作り方に、何か違いはありますか?基本的には、僕の場合は一作一作、作品ごとに異なりますね。プロの脚本家の方のように決まった順序が無いので、漠然としたものを切り崩していくような作業になるんです。――『斬、』というタイトルがスクリーンに出てくる様子が、刀のようでゾクゾクしました。まさにあれは刀をイメージしているのですが、実は最初『一』というタイトルにしようかとも思っていたくらいなんですよ。でもいくら刀に見えるといっても、『一』だけじゃ意味がよくわからないし、物事の始まりみたいな前向き感が出てしまうかなという懸念もあって。どちらかというと陰惨な感じにしたかったんですよね。「ざん」なら、音からもなんとなく「残酷」な雰囲気も伝わりますし、刀で「斬る」という意味にもなるし。シンプルかつ響きの良いタイトル、ということで『斬、』になりました。――だからこそ、一画目が重要だったわけですね。そうですね。「一」への想いです。――ちなみに「、」の示す意味とは?「。」だと終わってしまうので、あえて「、」にしたんです。――句点ではなく、読点ということですね。僕としては「斬った後どうなるのか」みたいなことを表しているつもりだったんですが、「斬って出てくる血にも見えるし、涙にも見える」というようなことをスタッフが言っていて、「でしょ!」って(笑)。――ははは(笑)。それにしても、塚本作品にはこれまでも印象的なタイトルが多いですね。最初からタイトルが決まっている場合は良いんですが、いつまでも決まらない場合は見苦しいタイトルになりますね。――例えば……?『東京フィスト』なんて、「そりゃないだろう」っていまでも時々思うくらい(笑)。実を言うと『鉄男』もなかなか決まらなかった。――えぇ!? そうなんですね。『鉄男』に決まった理由とは?「皆に愛されるために名前で読んでもらえるようにしよう!」って。――いまや、世界中で愛される名前になったと考えると感慨深いですね。逆にすぐに決まったタイトルは?『六月の蛇』なんかはタイトルありきという感じで、自分としても納得がいくタイトルであると言えますね。あとは『BULLET BALLET バレット・バレエ』も気に入っています。「弾丸がバレエをする」という意味なんですが、UとAだけが違っていて、ちょっとフランス語風の響きでね。第2候補は「弾丸ダンス」だったんですが(笑)。――なるほど(笑)。そのタイトルからは、また違った作品が生まれそうですね。塚本作品といえば石川忠さんによる音楽も欠かせませんが、『斬、』の音楽は石川さんが亡くなられた後に、監督が自ら石川さんの過去の素材のなかから選んで編集されたそうですね。そうですね。石川さんが亡くなられたのがあまりに突然だったので、正直気持ちの収拾がつかないところもあったのですが、『斬、』の仕上げの期間、石川さんと長い対話が出来たような気がしています。これまで僕の映画に使用した石川さんの曲はもちろん、未発表の音源も石川さんの奥様からいただいて全部聴かせてもらったので、鎮魂的な意味あいの時間にもなりました。――本作では池松壮亮さんが主演を務められていますが、キャスティングのきっかけは?僕の中ではまさに池松さんありきで考えていたのですが、ビックリするようなタイミングで池松さんの事務所からお声がけいただいて、「これは何かの思し召しだ」と思って「今やるべきでしょ!」と走りだしたんです。――まさに相思相愛だったわけですね。確かに相思相愛というのも珍しいですが、タイミングが合うというのが奇跡的なことだったと思います。――ちなみに監督が「出て欲しい」と思う俳優さんとは?演技の型が決まっている俳優さんだと、ちょっと難しいかもしれないですね。いかようにも変化できるというか、透明感がある感じの俳優さんだったり、あるいは演技が上手いとか上手くないとか以前に、存在感がぷ~んと匂い立ってくるような俳優さんだったりすることが多いです。――なるほど。そういった意味では、本作にも出演されている中村達也さんは、まさに存在感の塊といえますね。中村さんには『バレット・バレエ』の時に初めて出ていただいたんですが、もちろん演技は見たことがなかったので、まさに「存在感のみ」ですね。打ち合わせにも現場にも必ずオートバイでいらっしゃるので、最初はちょっと怖かったですね(笑)。二人ともシャイな面があるので『バレット・バレエ』の撮影時はほとんど日常会話を交わすことはなかったのですが、いまではお互い年を重ねてアホみたいな会話もするようになりました。――『野火』では、中村さん自ら死体役も務められたとか……。人手が足りないシーンでは、自らすすんで入ってくださって。決して頼んだわけではないのですが、撮っていたら「あれ? 中村さんまで入ってる」という感じでしたね(笑)。――『斬、』の中でも「なんで村人たちは俺らを見て逃げるんだ」というようなセリフがあって、思わず「いや、そりゃ逃げるでしょ!」と突っ込まずにはいられませんでした。そう。ずいぶん大味なギャグなんですけどね(笑)。――『野火』の時は監督ご自身が「演じたくて演じたわけではない」という発言もされていましたが、『斬、』の澤村役は最初からご自分で演じようと思われていたんですか?『斬、』のプロットは大分前から作っていたので、「この役は自分かな」と思っていたんです。僕の映画においては、『鉄男』の頃から主人公のことを執拗に追いかけ回すストーカーみたいな役は、僕がずっとやってきたものですから(笑)。『野火』とはまた違う後味を残す映画にしたいと思いました。『野火』はひたすらに戦場の恐ろしさをお客さんに差し出して、ひたすらにいやだなあ、と思ってもらおうと思ったんですね。「斬、」では澤村のヒロイックな行動に胸にすくような思いをする面もある。その「いけいけ」と思っているお客さんの鼻先にいつの間にか刃が迫ってきているような映画にしたかったんです。――まさか、撮影時に「ぎっくり腰」を患っていたとは思えぬほどの、見事な殺陣さばきでした。殺陣の練習の最中、軽い竹光でよいシーンなのに、重い木刀を振り回していたら、「ピキッ」てなってしまったんですね。とはいえ、最悪の状態までには至らなかったので、おそるおそるやっていたという感じです。――『斬、』では、蒼井優さんの魅力も最大限に引き出されていると感じました。もともと1作品ごとに異なる面を見せて下さる女優さんではありますが、今回は1本の映画の中に「蒼井優のすべて」がつまっているような気がしたんです。きっと蒼井さんが台本を読まれたときに、「一人の人間としての整合性を求められてるわけではないんだな」と解釈されて、ご自身のなかで「いろんな女性を体現しよう」という演技プランがあったんだと思うんです。――塚本監督が演出されたというわけではないんですね。まぁ、そういった気持ちを込めて脚本を書いたというのはありますが、特に具体的な演出はしていないですね。とはいえ、3分の2くらいまで撮り終えたあとに「え!? そういうつもりだったの?」ということになるとお互い大変なので、さすがに一回だけ通し稽古はするんですが(笑)。大体の意思疎通をはかったら、あとは現場のお楽しみに取っておく、という感じですね。――過去のインタビューを拝見していて驚いたのが、塚本監督の記憶力の良さなんです。小学校時代のエピソードが克明に記されていて。あ、あれはね、小学生の時に日記を書いていたからなんです。日記を書くこと自体が記憶に残りやすくなりますし、時々見返すとその当時の感覚に戻れるんですよね。本当に小学校の時の気分はもちろん、香りまで匂い立ってくるんです。「俺は、スプライトが好きだ」みたいなことが書いてあるんですが(笑)。誰かに見せるためではなく、自分の心の叫びなんです。――その日記帳は、いまだに門外不出なんですか? どこかで企画展示したりする予定もなく……?断捨離をしているので、あるときに、ごく簡単な文にワード化して本体は処分してしまいました。ワードの文は自分が見れば記憶の引き出しを開けるようになっていますが、他の人が見てもチンプンカンプンなもので。――でもご自身で日記を辿ると、思春期の衝動がよみがえるわけですね。中学生の時の混沌とした想いとか、急に自分が悪役みたいになってクラスのみんなに波紋を投げかけていたときの不安定な精神状態なんかが、書いてあるので、タイムワープする感じですね(笑)。――新たに脚本を書くときに日記を読み返したりすることも?自分にとっての映画作りは「整理すること」だと思っているんです。身の回りにあるぐちゃぐちゃになっているものを整理しているうちに、いまどうしても自分が作るべきものが「プリッ」と1本出てくる感じなんです。新たに映画を作り始める時は、いろんなものが整理されていて。だから何かを作り始める前には、いらない本を処分して必要なものを浮き彫りにして、その時の気持ちに合うように並べて、創作ノート全部にひととおり目を通してやり忘れていることがないかを確かめてから始めます。――昨今の日本の映画界においては、「原作モノ」がほとんど占めているという状況に成りつつありますが、塚本監督はオリジナルに対して強いこだわりをお持ちですよね。自分の中にあるわけのわからないものを、ものすごくわけのわかる形にするのが自主映画の醍醐味でもあるんです。オリジナルというのは、自分が抱えるモヤモヤしたものが、自分の問題だけではないんじゃないかと考えて、時代的なものと連関するのかどうかを探ったり、手繰り寄せたりしながら、徐々に形にしていく作業でもありますね。『野火』の場合は「素晴らしい原作に近づきたい」という気持ちで映画を作っていたので、他の作品とはかなりアプローチの方法が違うんですが、「自分の得意技を出す」という部分だけは共通していましたね。――塚本監督は常々「映画はお金を出している人のもの」とコメントされていますね。高校生くらいの時から「最終的にはお金を出している人が全て決められるものだ」と自然と感じていましたから。自分の作りたい映画を撮るためには、自分でお金を集めてくるのが一番手っ取り早いんです。プレゼンテーションが上手い人なら違うんでしょうけど。そういう人は相手の喜ぶポイントをしっかり押さえたりして。僕は自分の思いのたけを全部喋っちゃうからダメなんだな、といま気づきました。どっきりカメラみたいなことは、自分には絶対できないんです。「本当はこんな映画なのに……」と「嘘の時間」をずっとやり続けることは、僕にはとうてい無理ですね。最初から「こういう魂胆で作ってます!」って正直に言っちゃうから、「うわぁ、それは困る!」ということになってしまって、なかなか企画が成立しないんです……。――塚本監督は、嘘が付けないタイプなんですね。どちらかというと「後でガッカリされるくらいなら、最初から全部見せておいた方がいい」という感じですかね(笑)。(C)SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
2018年11月17日平成最後を飾る劇場版『平成仮面ライダー20作記念仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』。この度、現在放送中の「仮面ライダージオウ」奥野壮、ドラマ「獣になれない私たち」でも話題の「仮面ライダービルド」犬飼貴丈らが登場する本予告映像が解禁された。■カメレオン俳優・滝藤賢一もオリジナルキャラクターで声の出演2016年から「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」とタイトルを改め、その人気を不動のものとした本シリーズの最新作にして、平成最後の仮面ライダー劇場版となる本作。2000年に放送を開始した「仮面ライダークウガ」(オダギリジョー主演)から始まった“平成仮面ライダーシリーズ”も現在放送中の「仮面ライダージオウ」までに20作品が誕生しており、その時代を映し出してきた。その集大成ともいえる本作では、映画オリジナルキャラクターである新イマジン・フータロスとしてカメレオン俳優といわれる実力派・滝藤賢一の声の出演が決まったばかりだ。■平成仮面ライダーの歴史が、消される!?衝撃の予告編映像そしてこの度、解禁された映像では、冒頭から燃え上がる炎をバックに佇む20人の平成仮面ライダーが…。彼らが築き上げてきた歴史とそれを背負っていく覚悟を表す象徴的なオープニングだ。しかし、「仮面ライダージオウ」に登場する預言者ウォズ(渡邊圭祐)の「仮面ライダーはテレビの中の絵空事…」という唐突なセリフから、一気に平成仮面ライダーたちが虚構の産物であることを突き付けられる。「仮面ライダージオウ」のポスターを見つめる常磐ソウゴ(奥野壮)と、仮面ライダーグッズが所狭しと並ぶ部屋で仮面ライダービルドの人形をその手で握りしめる桐生戦兎(犬飼貴丈)。さらに消えゆく仮面ライダージオウ、仮面ライダービルドを横目にスーパータイムジャッカー・ティード(大東駿介)が「平成仮面ライダーの歴史が終わりを告げる」と宣言する衝撃的な展開に…。ティードが従えるアナザーW・アナザー電王が人々に襲い掛かる中、「君の心から仮面ライダーは消えてしまうのか…」と見ている者に問いかける。人々の仮面ライダーを呼ぶ声が響き渡る中、ティードによって平成仮面ライダーの歴史は消されてしまうのか。平成最後の冬、この時代を生きた仮面ライダーたちの最大のクライマックスが訪れる!■そのストーリーとは…!?常磐ソウゴと桐生戦兎の世界に、異変が生じていた。まるで別人と入れ替わるように、仲間たちが次々と記憶を失っていくのだ。さらに、2人の前に現れたスーパータイムジャッカー・ティード。彼はアナザー電王とアナザーWという強力な手先を差し向け、1人の少年・シンゴを追っていた。シンゴを守る戦いの中で、ソウゴは仮面ライダー好きの青年アタルに出会う。一方、ティードに単身戦いを挑んだ戦兎は、洗脳され操られてしまい…。強大な敵を前にシンゴを救おうとするソウゴたちだったが、そんな中、アタルがある告白をする。「仮面ライダーは、現実の存在じゃない」彼は謎のイマジン・フータロスと密かに契約を結んでいた。その言葉の真意とは一体…?なぜ、いつから、仮面ライダーは虚構(フィクション)の存在となってしまったのか?謎が深まって行く中、ソウゴと戦兎が追うティードの姿は、初代平成仮面ライダー誕生の地・九郎ヶ岳遺跡にあった――。『平成仮面ライダー20作記念仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』は12月22日(土)より全国に公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER 2018年12月22日より全国にて公開「ジオウ&ビルド」製作委員会©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2018年11月13日劇場版『えいがのおそ松さん』が、2019年3月15日(金)に公開される。「おそ松さん」完全新作となる劇場版アニメーション本作は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、大人になってもクズでニート、でもどこか憎めない6つ子を描いたTVアニメ「おそ松さん」の完全新作となる劇場版アニメーション。あらすじ二十歳を過ぎてもクズでニートの松野家6兄弟にある日訪れた、高校の同窓会。再開した同級生たちは、社会人として生活する、ちゃんとした大人になっていた。ごまかしきれず、冴えない自分たちの現状を曝されてしまった6つ子たちは、そっと家路に着く。すっかりやさぐれて酒をあおり、眠ってしまったおそ松たち。翌朝、目覚めた彼らが目にした光景とは?中村悠一、神谷浩史、櫻井孝宏ら豪華声優陣が再集結声優陣にはもちろん、おそ松役の櫻井孝宏、カラ松役の中村悠一、チョロ松役の神谷浩史、一松役の福山潤、十四松役の小野大輔、トド松役の入野自由ら、TVアニメ版のキャストが再集結する。主題歌はDream Ami「Good Goodbye」主題歌は、Dream Amiの書き下ろした新曲「Good Goodbye」。Ami自らが作詞を担当した。学生時代を象徴するかのような、少しの切なさと、背中を押してくれる力強さを感じさせるミディアム・バラードに仕上がっている。「Good Goodbye」は、2019年1月30日(水)から先行配信される予定だ。作品情報劇場版『えいがのおそ松さん』公開日:2019年3月15日(金)原作:『おそ松くん』赤塚不二夫監督:藤田陽一脚本:松原 秀キャラクターデザイン:浅野直之キャスト:おそ松役:櫻井孝宏、カラ松役:中村悠一、チョロ松役:神谷浩史、一松役:福山潤、十四松役:小野大輔、トド松役:入野自由ほか■前売券(ムビチケカード)第3弾発売日:2019年1月11日(金)販売場所:全国の上映予定劇場 ※なくなり次第終了。※舞台挨拶など、特別興行には利用できない場合あり。価格:一般 1,500円(税込)、小人 900円(税込)※一般券は全6種から絵柄を選択可。小人券は1種のみ。
2018年11月04日テレビアニメ『おそ松さん』が2019年3月15日(金)に劇場版「えいがのおそ松さん」となって登場。完全新作となる今回の映画は、高校の同窓会に参加した6つ子による物語が展開されるそう。話題の作品の情報をお届けします。劇場版「えいがのおそ松さん」公開日が決定劇場版「えいがのおそ松さん」の公開日が2019年3月15日(金)に決定しました。漫画家・赤塚不二夫先生の『おそ松くん』を原作に、大人になってニート生活を送る松野家の6つ子(おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松)たちの姿を描いたテレビアニメの新作劇場版です。完全新作の劇場版アニメーション本作は、テレビアニメ「おそ松さん」の完全新作となる劇場版アニメーション映画。高校の同窓会に参加した松野家の6つ子が織りなす物語が展開されるそうです。豪華な声優陣が大集結テレビアニメ版の豪華声優陣が本作でも大集結。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんなど、人気の声優陣がスクリーンを盛り上げます。特典付きの前売券を発売映画公開を控えて、2018年11月25日(日)より全国で前売券(ムビチケカード)第2弾の発売が開始します。キャラクターデザインを担当した、浅野直之さん描き下ろしの「6つ子缶バッジ」が前売券の特典に。缶バッジは全6種類展開され、1枚購入につき1つがランダムにプレゼントされます。劇場版「えいがのおそ松さん」作品詳細公開日2019年3月15日(金)スタッフ監督:藤田陽一原作:赤塚不二夫脚本:松原秀キャラクターデザイン:浅野直之アニメーション制作:studioぴえろキャスト(声の出演)おそ松:櫻井孝宏カラ松:中村悠一チョロ松:神谷浩史一松:福山潤十四松:小野大輔トド松:入野自由など問い合わせ先劇場版「えいがのおそ松さん」を観に行こうテレビアニメや舞台など、幅広い世代に広く愛されるおそ松さん。ぜひこの機会に劇場版「えいがのおそ松さん」を観に、映画館へ足を運んでみませんか。
2018年11月02日講談師の神田松之丞について、1冊まるごと特集したムック本 『完全保存版 1冊まるごと、 神田松之丞』(CCCメディアハウス)が25日に発売された。独演会のチケットは即完売するなど、演芸界をけん引している松之丞。人気の秘密はどこにあるのか、全貌に迫る1冊となっている。現在の状況と未来の展望を語る8ページにわたるロングインタビューが収録されている他、松之丞が学生時代からラジオパーソナリティとして憧れの存在だった伊集院光との対談も。伊集院との対談では、「ラジオと演芸と、そしてこれからの話」と題して、本音トークを繰り広げている。さらに春風亭昇太や笑福亭鶴瓶、高田文夫といった各界の著名人が、松之丞を語る特別インタビューも掲載されている。
2018年10月26日映画『散り椿』(9月28日公開)の公開初日舞台挨拶が28日に都内で行われ、岡田准一(V6)、西島秀俊、黒木華、池松壮亮、木村大作監督が登場した。同作は葉室麟による同名小説を映画化。カメラマンとして数々のキャリアを持ち、映画監督としても『劔岳 点の記』(2009)で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞している木村大作がメガホンを取る。藩の不正を訴え出たために追放された男・瓜生新兵衛(岡田)が、死を迎える妻・篠(麻生久美子)に頼まれ、かつての親友・榊原采女(西島)と対峙する登場した木村監督は、「ワー!」と叫び、「来年80になる男が、皆さんを見て、感動しています。ありがとうございます」と頭を下げる。その姿を見ていた岡田は下を向き、目を拭っていたが、撮影の話を向けられると「本当に、大作さんの……」と言いながら声を詰まらせてしまう。岡田は「大作さんの思いみたいなものが……すいません、大丈夫です」と言いつつ、涙が止まらない様子。隣の西島がハンカチを渡し、肩をたたいて励ますと、岡田は「本当に大作さんとやれてよかったです。すいません、代わりに喋ってください」と苦笑。さらに「大作さんの人生をかけてここに立っているというのを、現場でも感じていたし、さっき感極まってたのを見ていたので、もらい泣きしました。映画ってこうなんだな、1本1本思いをかけて撮っていくという背中を見せていただきました」と語った。西島は「最後のカットを撮る時に、倒れられて。変な話、そのまま……お堂みたいなところで寝ててね、もう複雑でしたね」と苦笑。仕事の時はご飯を食べず、コーヒーだけを飲んでいる、という木村監督は「気分が悪くなって、吐いたんです。吐いたものが茶色だったので、最初、血だと思ったんですよ。『俺もこれでいよいよ終わりだ』と。ただ『このラストカットで死んだら、確実に新聞に大きく出るので、ヒット間違いなしだろう、それもかっこいいな』と思って寝転んじゃったんですよ」と振り返る。「そのあとユンケルの高いやつを2本持ってきてくれたんですよ。それ飲んだら、けろっと治っちゃった。お恥ずかしいお話を」と事情を説明した。この流れに、池松は「遺作みたいな流れになってますけど、大丈夫ですかね」と心配。「僕はまだ撮って欲しいんですけど、お気に召さなかった方も、最悪、なんかいい感じに宣伝してもらわないと、本当に遺作になってしまうかもしれないので、よろしくお願いします」と観客に頼んでいた。小栗旬からの推薦コメントも話題となった同作に、岡田は「素晴らしいコメントありがとう」って連絡しました」と明かす。さらに木村監督については「ずっとセンチメンタルになっていて。強い方なんですけど、この1週間、様子がおかしくて『准ちゃん、寝れないんだ』って。映画に対する思いや、初日に対する思いをずっとそばで見てたから、さっきはちょっとやばかったです」と心境を吐露。「ずっともう、入る前から『やばいな、やばいな』と思ってたんですけど。ね、大作さん? もう大丈夫ですよね? 僕がもらい泣きしちゃって、すいません」と謝った。○木村大作監督へ、役者陣からの感謝最後に、役者陣それぞれから木村監督への感謝を表し、握手することに。池松は「人生を見せてもらったことを光栄に思ってますし、何より毎日ご飯を食べさせてもらったことを感謝しています」、黒木は「今まで出てきた時代劇とは違う芝居をやらせていただけたことと、『俺が誰よりも黒木華を美しく撮るから』と言ってくださって、映画の中には里美という女性がすごく美しく映っていたので、嬉しかったです」とコメントする。撮影所に憧れていたという西島は、「大作さん見るだけで感動してて、遅れてきた後輩たちに、本当の活動屋の息吹を毎日感じさせてくださって、感謝してます」と語る。また岡田は「生き様とか人生とか全てをぶつけて映画に取り組んでいる姿を、ずっと身近で見させていただきましたし、不思議な関係を感じていて。すごく歳も離れてますし、大作さんの孤独を知った時に、大作さんの……」と再度言葉を詰まらせた。しかし岡田はまた口を開き、「1番の理解者でいたいと思ったし、大先輩におかしいよと言われるかもしれないけど、友のように思いながら、ずっと一緒に撮影させてもらって。ずっと大作さんは『今、人生の終焉を歩いている』とおっしゃってて。その時に僕とやりたいと言ってくださってるという重さみたいなものもすごく感じながら、もちろん光栄に思いながら、います」と語り始める。さらに岡田は「2人の関係なので、皆さんにわかるかどうかはわからないんですけど、大作さんがこれを終わりだと思わず、もう1本でも2本でも、生きてきた証を撮られることを望んでいますし、そのための力になりたいと思って、この作品に僕も参加させていただいていた。大作さんの魅力にスタッフ含め、みんな『祭りだ』と言いながら、現場でわーっと撮影をしてました」と改撮影の様子を説明。「『これが映画なんだな』ということを教えてもらった気がしますし、大作さんが伝えてくださったことをいつもすごく感じています。人前で恥ずかしいですけど、ありがとうございます」と頭を下げ、木村監督と熱い抱擁を交わした。これらの言葉に、「泣けっつの?」と返して、会場を笑わせた木村監督だが、「これは嘘も隠しもなく、俳優さんの中で、僕のことを一番詳しい」と岡田について語る。「現場でもスーッときて「こういうのはどうでしょうか』と言ってくれる」「主役が岡田さんだから、岡田さんの話に絞ってやってますけど、素晴らしいを超えてます。すごい人たち」と改めて役者陣を称賛した。
2018年09月28日